女性のひそかな悩み、出産時にもよくなるという「痔」。便秘でもないのでずっと人ごとだった私に、その病はひっそりと近づいてきました。体験談を読んでみては「大変なんだなあ、でも病院行くの嫌だな」と思っていた私でしたが、実際になってみると本当に大変でした。私の痔の体験談を紹介します。まさか私が痔になるなんて!まさか自分が痔になるなんて考えてもいませんでした。トイレを我慢しなくてもいい環境に身を置き、野菜大好き、食物繊維大好き、水分はしっかり補給する生活のため、便秘とは無縁だった私。なので私にとっては「痔」はまさに「対岸の火事」の病でした。なのになのに! その日は突然やってきました。朝起きたときにおしりに違和感。「??」と思いながらトイレへ。すると、痛い! うんちをするとおしりが痛い! いつもなら強めにするウォシュレットを最弱にして洗った後、そー-っと触ってみると……あれ? 何かある!おしりにポコポコッと何かが出てきている! そこでやっと「痔?」と気付きました。もう違和感しかなく、痛いし気になるしで、泣きそうになりながら出勤しました。トイレに行きたくなることを考えると食欲も出ませんでした。帰宅後お風呂に入って、暖かいお湯できれいにして触ってみるとやっぱりあるんです、ポコポコッとしたものが肛門の辺りに感じられました。恥ずかしくて受診できず「痔」を調べる日々とにかくどうにかしなければなりません。だって痛くてトイレに行くのも面倒になります。そうすると排便のリズムが狂ってスムーズに出ず、ますますつらくなり痛い思いをする悪循環に陥りました。効きそうな薬、民間療法、体操などを調べれば調べるほど何をしていいのかわからなくなり混乱する日々。手っ取り早く病院に行けばいいのでしょうが、やっぱり恥ずかしい。出産やがん検診などで下半身を見られた経験がないわけではないですが、肛門を見られるのはやっぱり抵抗がありました。しかも、看護師に知り合いが多く、思いつく肛門科には知り合いや友人が働いています、そこにいって肛門をさらす? いや無理! 家族にも絶対に言えない……。でも、痛いし気付けばポコポコッと肛門から出てくる何かがあります。ネットや本で調べたところ、私の痔はおそらく「いぼ痔」で、その中でも「内痔核」のようでした。今まで自覚症状はありませんでしたが、思い起こせばお風呂に入ったとき、力を緩めると肛門周りがポコッとすることがありました。そこで、もしかして「痔」だったのかも? と気付いたのです。調べたところ内痔核は初期の状態であれば「排便後は自然に戻る」とあったので、気付かないうちに痔になり、処置をしないうちにひどくなってしまったのかなと思いました。市販薬とお風呂で温める作戦をしてみたら…ネットで調べると「とにかく清潔に」「お風呂に入って温める」とあったため、毎朝の排便後きれいにすることと、入浴時、暖かいお湯できれいに洗った後湯船に必ずつかり血行を良くすることを心がけました。ウォシュレットが強すぎるのも良くないと出ていたので、自分自身痛さを感じていたこともあり弱めにして使用しました。病院に行くのは最終手段と考え、まずはドラッグストアで薬を探すことに。小心者で見栄っ張りな私はいつものドラッグストアには行きにくく、少し離れた店で薬をチョイスしました。私が選んだ薬は患部に塗ることと、中に注入することの両方できるタイプです。痛いのは外に出ているものですが、中にも入れないと治らないかなと思い選びました。その薬を1日3回使用しました。朝は時間に余裕をもって食事をして、その後トイレで排便し、ウォシュレットでおしりをきれいにして薬を塗りました。昼は水分だけをとり、おしりをきれいにして薬を塗るだけ。夜は入浴後または寝る前に家族にばれないようにそーっと薬を塗るように。痛みが治まるまで辛い物や刺激物を避けて便秘にもならないようにと、より一層心がけました。2週間真面目に1日3回薬を塗り注入し、おしりを清潔にしたところ痛みが治まり1カ月後にはポコポコッとしたものも気にならなくなりました。今は触っても何もない状態です。まとめお風呂で力を抜いた状態になると、たまに何か出ているのを感じるときもあるので、完治はしていないのだと思います。私の場合は気付いてすぐ薬を使用したり温めたりと自分なりの処置をした結果、悪化することはありませんでした。私は長時間の車移動で座ったまま、家で動かないでゴロゴロしてばかりなど活動量が少ないと朝排便がないことも。すると排便リズムが狂い便秘ぎみになるので、また痔につながるのが目に見えています。あの痛みと生活の不便さを思い出して、悪化させない生活を心がけていきたいと思っています。そして、決心が付いたら病院に一度かからないとなあと悩み中です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/へそ著者/まさみ(45歳)中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
2024年04月13日「痔になった」または「なりそうで心配だった」人は女性の4人に1人(26.0%)大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原茂]は、20~69歳の男女400人を対象に、『腸活と痔に関する意識調査』を実施しました。痔とは、肛門とその周辺の病気の総称。「痔(じ)核(かく)(いぼ痔)」と「裂(れっ)肛(こう)(切れ痔)」「痔(じ)瘻(ろう)(あな痔)」を痔の3大疾患といい、タイプによって、症状や対策は異なります。男性に多いと思われがちな痔ですが、実は男女問わず、誰でもかかる可能性のある身近な病気なのです。今回の調査の結果、「痔になった」または「なりそうで心配だった」と回答した人は、男性の約3割(31.0%)、女性の4人に1人(26.0%)にのぼりました。また多くの人が、痔の原因が排便トラブルにあると考えているにもかかわらず、腸内環境を整えると痔の対策につながることを知っている人は1割以下(8.0%)であることがわかりました。痔の原因や予防法をはじめ、お尻の悩みの解決につながる生活習慣、腸内環境の改善に関して、江田クリニック院長・江田 証先生にうかがいました。<調査結果の概要>◆男性の約3割(31.0%)、女性の4人に1人(26.0%)が「痔になった」または「なりそうで心配だった」と回答◆痔になった人、心配だった人が考える痔の原因は、1位「長いトイレで肛門に負担」(43.9%)、2位「慢性的な便秘」(36.8%)、3位「デスクワークなど、長時間座ったままの姿勢」(28.1%)◆腸内環境を整えることへの意識は高く、4人に1人以上は「水分を十分に摂取」(31.0%)、「野菜(食物繊維)の摂取」(28.3%)、「乳酸菌食品の摂取」(26.3%)と腸活志向◆しかし腸内環境の改善が痔の改善にもつながることを知っている人は1割以下(8.0%)。約半数(45.5%)が「知らない」という結果に◆男性の約3割(31.0%)、女性の4人に1人(26.0%)が「痔になった」または「なりそうで心配だった」と回答「痔になったこと、または痔になりそうで心配だったことはありますか」という質問に対しては、男性の約3割(31.0%)、女性の4人に1人(26.0%)が「ある」と回答。「ある」と答えた人で、男性は60代(55.0%)の半数以上を占め、突出しています。一方女性は20代から60代まで大きな差はなく、年齢にかかわらず痔で悩んでいる人が一定数いることがうかがえます。◆痔になった人、心配だった人が考える痔の原因は、1位「長いトイレで肛門に負担」(43.9%)、2位「慢性的な便秘」(36.8%)、3位「デスクワークなど、長時間座ったままの姿勢」(28.1%)「痔になった」または「なりそうで心配だった」と回答した人に、痔の原因を聞いたところ、「長いトイレで肛門に負担」(43.9%)が最も多く、続いて「慢性的な便秘」(36.8%)、「デスクワークなど、長時間座ったままの姿勢」(28.1%)の順になりました。多くの人が、排便でのトラブルで肛門に負荷がかかることで痔になると認識していることがわかりました。◆腸内環境を整えることへの意識は高く、4人に1人以上は「水分を十分に摂取」(31.0%)、「野菜(食物繊維)の摂取」(28.3%)、「乳酸菌食品の摂取」(26.3%)と腸活志向腸内環境を整えるためにしていることを聞いたところ、「水分を十分に摂取」(31.0%)、「野菜(食物繊維)を摂取する」(28.3%)、「乳酸菌食品を摂取する」(26.3%)が上位に上がりました。4人に1人以上が、身体によい食事を意識することで腸内環境を整えており、腸活志向であることがうかがえます。◆しかし腸内環境の改善が痔の改善にもつながることを知っている人は1割以下(8.0%)。約半数(45.5%)が「知らない」という結果に多くの人が、慢性的な便秘や長いトイレで肛門に負担をかけるといった排便習慣が痔に関係していると考えているものの、よい腸内環境を維持することが痔の対策につながることを「知っている」と答えた人は1割以下(8.0%)、「知らない」と答えた人は約半数(45.5%)という結果になりました。腸内環境を整えることで排便トラブルは改善しますが、それが痔の改善にもつながると認識している人は少ないことがうかがえます。排便トラブルや生活習慣の見直しで、痔は予防・改善できる!江田クリニック院長江田 証(えだあかし)先生自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会認定専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医、日本抗加齢医学会専門医、米国消化器病学会国際会員。『新しい腸の教科書』(池田書店)他著書多数。江田証(えだあかし)先生<痔を引き起こす要因とは>排便時のいきみや血行不良により肛門周辺の毛細血管がうっ血すると、「いぼ」のように膨らむ「痔(じ)核(かく)(いぼ痔)」、刺激により肛門の皮膚が傷つく「裂(れっ)肛(こう)(切れ痔)」、膿がたまる「痔(じ)瘻(ろう)(あな痔)」が起こります。主に次のような排便トラブルや生活習慣が肛門周辺に負担をかけ、痔を招いてしまいます。◆痔の原因①:排便トラブル(便秘・下痢)便秘はいきむ時間が長くなり、下痢は肛門の括約筋(かつやくきん)がいつも緊張状態となることで、肛門周辺の毛細血管がうっ血しやすくなり、痔が起こります。硬い便や下痢の刺激が肛門周囲の皮膚を傷つけることもあります。また、便意がないのに長時間いきむことも肛門に負担をかけることになります。◆痔の原因②:同じ姿勢を長く続ける立ちっぱなし、座りっぱなしといった同じ姿勢を長く続けていると、肛門周辺がうっ血し、痔を招きます。これは肛門が心臓より下にあるためで、2本足で立つ人間の宿命ともいえます。◆痔の原因③:食生活食生活が不規則で朝食を食べなかったり、暴飲暴食を繰り返したりすると、腸に負担をかけ便秘や下痢を引き起こす原因になります。また、アルコールや刺激物は肛門付近の静脈の血流を滞らせるため、うっ血しやすくなります。◆痔の原因④:ストレスや体の冷え腸はストレスの影響を受けやすいため、ストレス過多になると便秘や下痢が起こりやすくなります。また、冷えると肛門周辺の血流が悪くなり、うっ血の原因になります。◆痔の原因⑤:女性ならではの理由排卵から生理開始前にかけて盛んに分泌される女性ホルモン「プロゲステロン」の影響やダイエット、排便の我慢などにより、女性は便秘に悩むことが多く、痔になりやすい傾向にあるといえます。痔は中高年の男性に多い病気と思われがちですが、男女差はほとんどなく、実は若い女性が多くの痔の原因を抱えているのです。また、妊娠すると血液が子宮に集中したり、胎児の成長により子宮が重くなったりするため肛門がうっ血しやすく、さらに出産時のいきみによる刺激も痔を助長します。授乳時には母乳に水分を奪われることでも便秘がちになり、痔を招きやすくなります。排便時に出血を伴う「痔核」や「裂肛」と似た疾患に、「大腸がん」があり、排便時の出血を痔と思い込んで、がんが進行してしまうケースも少なくありません。痔であれば出血が見られない日もありますが、出血が日々増える場合は痔以外の病気である可能性が高いので、自己判断をせずに、速やかに肛門科を受診しましょう。痔核と裂肛の場合、症状が軽いうちは生活習慣の改善を行ったうえで、市販薬を使用することも有効です。なお、痔瘻は治療せずに放置していると、炎症を繰り返したり複雑化したりすることがあり、医療機関での治療が必要です。また、長年にわたって刺激が与えられることにより、まれに痔瘻がんになることがあります。痛みが増してきたり、ゼリー状の分泌物が出てきたら要注意です。痔瘻の疑いがある場合は病院を受診し、早めに完治させましょう。<痔の予防で最も大切なのは、よい排便を促す食習慣>◆痔の予防法①:1日1.5~2ℓの水を飲む予防で最も大切なのは、便秘・下痢の改善のためのよい排便を促す食習慣です。その目安となる便のチェックを毎日の習慣にしましょう。理想の便は、むいたバナナくらいの軟らかさ。そのために水分は不可欠なので、水をしっかり飲むことが大切です。◆痔の予防法②:食物繊維やねばねばした食品を摂るよい排便のために欠かせない食物繊維。食物繊維が豊富な食品は、野菜やいも・豆類、海藻やきのこなど。特におくら、めかぶ、山いもなどは保水性があり、便を軟らかくする働きをもつのでおすすめです。◆痔の予防法③:植物性の油を適度に摂る油分は便をスムーズに出しやすくするので、よい排便のためには油の摂取も必要です。特に、オリーブオイルに含まれるオレイン酸はリラックスを促し、腸を動きやすくする効果も期待できます。◆痔の予防法④:バランスよく食べる3食、栄養バランスよく食べ、便秘・下痢を解消することが重要。そのためには、腸の動きをよくする食物繊維や整腸作用のある乳酸菌やオリゴ糖を含むヨーグルトなどを積極的に摂り、肛門を刺激するアルコールや香辛料は控えるとよいでしょう。<痔の予防・肛門に負担をかけるライフスタイルを知り、見直しを>◆痔の予防法⑤:トイレにスマホなどを持ち込まないいきむ習慣や長時間にわたり同じ姿勢を続けないことも大切です。トイレにスマホなどを持ち込み長時間いきむことは、肛門に負担がかかるだけでなく、排便にも集中しづらいため控えましょう。◆痔の予防法⑥:こまめに体を動かす重い荷物を持つ仕事、おなかに力が入るスポーツなどで肛門付近をうっ血させると、痔核の原因になります。長時間に及ぶドライブの座りっぱなしや仕事などでの立ちっぱなしの姿勢も、うっ血の原因となり、よくありません。こまめに体を動かすことを意識しましょう。◆痔の予防法⑦:シャワーだけでなく湯船に浸かる入浴はストレス解消、血行促進、お尻を清潔に保つという効果が期待でき、痔の予防・改善に有効です。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる習慣をつけるとよいでしょう。<冬は痔になりやすい季節⁉>体が冷えると肛門付近の血流が悪くなり、うっ血して痔核を招きやすくなります。体を冷やさないよう、寒い場所に長時間居続けることは避けましょう。 また、飲酒も痔核を悪化させる原因となります。アルコールは動脈の血流を促しますが、静脈の血流を滞らせる性質があるため、痔核の原因となるうっ血を招きます。冬はアルコールを飲む場面が増えますが、飲み過ぎに気をつけましょう。腸活ナビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月16日妊娠や出産は女性の心身に大きな影響があります。もし出産前に、痔が悪化してしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』をお届けします!出産間近の浣腸で……病院で受けた浣腸が原因で、痔から大出血してしまったはちこさん。出産予定日の数日後に破水しその病院へ向かうが……。その後もさまざまなトラブルに見舞われますがそれらを乗り越え、ついにわが子を出産し……?看護師の言葉とは?看護師さんからは「お股縫いますね」と言われ……無事に健康な赤ちゃんを出産し、ようやく痛みから開放されると思った矢先、看護師さんから早速お股の処置を宣告されたはちこさん。その後彼女は一連の経験から『2人目を出産するときは無痛分娩にする!』と心に誓うのでした……!読者の感想……『私も初めて出産した時思いました!え?産んだあとまだなんかするの?って(笑)ハイになってて産まれる過程とか産まれた後の話とかは母親学級で教えていただいたはずなのに忘れてました(笑)』『出産は命がけと言いますが、まさにその通りだと思います。ホッとしたのも束の間、まだまだ気は抜けないし、主人公頑張れと声をかけたいです。』『股を縫うというのは初めて聞きました。産婦さんは産むまでだけでなく、産んだ後も大変なんだなと思いました。』など経験者の方からの声や同情や応援の声がたくさん寄せられました。痛みが続く……やっと陣痛や出産の痛みから開放されると思った瞬間に、新たなる痛みが待っていることを伝えられたら、イラッときてしまう気持ちも分かりますよね……。その後のお話ではちこさんは、2人目を出産するときは無痛分娩にすると強く決心します。次から次へとくる痛みとの戦い……あなただったら、どう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月08日私は無類のお酒好きです。普段の晩酌はもちろん、嫌なことがあったときのストレス解消の際にも飲んでしまいます。飲み過ぎることも多く、おなかを下すことも度々あります。そんなのんべえの私が25~40歳までほぼ休肝日ゼロの生活を送り、頻繁におなかを下した末に、ある日なんと痔に! 今回は長年の酒好きのせいで下痢を繰り返して肛門の皮膚を傷つけ続けた結果、ついに痔になった40代の私が痔の手術を受けた体験談についてお伝えします。★関連記事:「地獄の痛み」更年期に痔が悪化するってホント!? 痔の改善策はある?【医師監修】バーで突然おしりに激痛が!40歳のある日、私は今まで経験したことがないレベルのおしりの痛みを経験しました。超が付くほどお酒が好きな私は、その日もボーイフレンドと豪華なイタリアンでワインの赤と白を1本ずつ開けたあと、高級ホテルのバーでいちごのカクテルを楽しんでいました。すると突然おしりがズキンと痛んだのです!実は毎日のようにお酒を飲むせいでおなかを下しやすく、肛門付近に傷ができて痛むことがありました。市販の軟膏を塗れば数日で治まっていたのであまり気にしていませんでしたが、このときの痛みはもん絶レベル。もう座っているのさえ耐えられなくて、おしりを軽く浮かさずにはいられない状態でした。向かいの席に座っているボーイフレンドは、私の苦しそうな表情と椅子から腰を浮かせている妙な姿勢を見て、「どうしたの?」と聞いてきました。私は「とにかく今日は帰るから」と不自然に席を立ってタクシーで帰宅。もちろんちゃんとシートに座ることはできず、左右のおしりを交互に浮かせながら……。診断結果は切れ痔といぼ痔まずは同性である母に「実はおしりから出血していて痛みもある」と報告すると、「あら、それは痔ね。ちょうどお父さんもよ。一緒に病院に行ったらどう?」と言われて大ショック。父とは26歳も年が離れているのに、この年で痔とは……。妹が「良いクリニック、知っているよ」と言うので、父と付き添いの母・私の3人でクリニックへ。診断を受けた結果、切れ痔といぼ痔と判明。また診断結果も父とまったく同じ。しかも軟膏だけでは治らないタイプで、手術が必要とのこと。痔になった原因は、下痢を繰り返して肛門の皮膚を頻繁に傷つけたからでした。最初は小さな引っかき傷程度だったのがだんだん段々大きくなって現在の状態になったとのこと。下痢を繰り返したのはお酒を飲み過ぎたときがほとんどで、医師から「お酒は控えるように」と言われました。よく効く軟膏をもらって帰りましたが、便を排出するときの痛みが耐え難いレベル。クリニックに「肛門の痛みイコール拷問」と書かれた貼り紙がありましたが、まさにそれ。拷問でも受けているかのような強烈な痛みなのです。今まで生理痛が一番痛いと思っていた私でしたが、あっさり痔の痛みに首位を譲ってしまいました。食べたらいずれは出さないといけないのかと思うと……自然と食欲はなくなります。今までノーマークでしたが、痔はダイエットに効果的なのかもしれません。手術で麻酔が効かない?私は痔の手術に向けて、クリニックの医師から大学病院を紹介されました。大学病院の医師はほがらかな癒やし系。私はやさしい先生に手術してもらえることになってほんっと~によかった……と安心しました。痔の手術の当日、大雑把な性格で物事を深く考えない私はまったく緊張していませんでした。それどころか、この手術が終わったらまたお酒をたっぷり飲める~と意気込んでさえいたのです。ただ、このときは知らなかったのですが、術後もしばらくお酒はNGでした。そして手術がスタート。まず手術着を着て、おしりを出して横向きに台に寝転がります。なかなかかっこ悪いのですが、仕方ありません。次に麻酔が背中やおしりに複数回打たれました。これで準備万端です。ところが、先生がメスを入れた瞬間、私は痛みにもん絶。「ええー! 麻酔したのになんで痛いの?」私は恐怖から大パニックになり台を降りようとしてしまい、看護師さんたちに止められました。手術再開はもはや無理だと思われた状況でしたが、そこに手術着を着た母がナイチンゲールのような雰囲気で入室。「Mちゃん、あと少し。頑張ろう」と、母はまるで小さい子に話しかけるように私を説得し、手術が再開。あれ、痛くない?母が声をかけてくれて安心したのか急に麻酔が効いてきて、手術は無事成功しました。40歳を過ぎて、母に助けてもらうとは情けない。母の偉大さを思い知らされた一件となりました。手術が成功してほっと安心手術が終わった私は、椅子に座ってボーイフレンドと電話でおしゃべり。会話の内容は早くまた一緒にお酒が飲みたいというもの。通りかかった先生は「おお、もう普通に座れるのか。すごいなあ」と感心して(あきれて?)去っていきました。たしかに私は先ほど手術してもらったばかりなのに、なんとか椅子に座れています。かといってまったく痛くなかったわけではなく、ジンジンと響くような痛みはありました。それでもテンションが上がっていたのは、手術が終わって心底ほっとしたからでした。まとめ痔の手術から8年経過しましたが、一度も再発せずにお酒もたっぷり飲めています。本当にあのとき母が来てくれなかったら、どうなっていたのかな? と今でも思います。40歳過ぎても母親がいないとダメなのか~と情けなさ半分・ありがたさ半分の気持ちです。もし今後母が手術することがあれば、私が力になりたいと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/おんたま著者/neko(49歳)夫と両親の4人暮らし。バツイチ。コロナ禍で趣味の外食ができなくてストレスをためている。増加する一方の白髪と体重に悩み中。アトピー性皮膚炎。健康体の80歳を目指している。
2023年08月24日ある日、トイレに向かうと突然の「血便」。大変な病気なのではと心配になりますが、一方で痔と思い込む人も多いそうです。痔の場合と、そうでない場合はどこに違いがあるのでしょうか。消化器内科・内視鏡内科医師の里村仁志先生に聞きました。答えてくれたのは…里村クリニック院長里村仁志先生消化器疾患が専門。2003年獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:女性は40代から急増!「死亡原因第1位」なのに早期発見で完治率が高い「がん」とは?【医師監修】そもそも血便とは? どうして出るの?そもそも血便はどうして出るのでしょうか。「血便は臓器からの出血が便と混じって出てくるものです。血便とひと口に言っても、出血している部分によって様子が違ってきます。大きくは3種類あります。鮮血便(鮮やかな赤色の血)→肛門や直腸などおしりの出口から近い場所での出血暗赤色便→どす黒い赤色。大腸の感染症やがんなどによる炎症の出血タール便(黒色便)→胃や十二指腸からの出血血便が出たら、色や様子をチェックしておき、医師に伝えてください」(里村先生)。血便から考えられる病気とは血便が出たら、どんな病気が考えられるのでしょうか。「多くは痔かポリープなのですが、主に以下のような病気が考えられます。痔→鮮血便。肛門から少量~多量に出血。直腸ポリープ、直腸がん→鮮血便。肛門から少量出血。結腸がん、感染性大腸炎、虚血性腸炎→暗赤色便。大腸から少量~多量に出血注意すべきなのは、痔の出血と直腸からの出血が同じ鮮血便で、間違えやすいということです」(里村先生)痔と大腸がんの見分け方は?「痔は肛門の周囲に痛みがあるのが特徴です。また、いぼ痔の場合は排便時に飛び出してきます。大腸がんは、ステージⅠの早期までは自覚症状がほとんどありません。痛みがないのに血便が出るときは、大腸がんとは特定できませんが何らかの腸疾患の可能性があります」(里村先生)。血便が出たらどうする?肛門科か消化器内科を必ず受診を血便が出たらどうすれば良いのでしょうか。「肛門に痛みがある場合は痔の可能性が高いですが、自己判断せず、肛門科または消化器科のある内科を受診しましょう。万が一、大腸がんと診断されたとしても、大腸がんは早期に治療すれば『治りやすいがん』の一つです。がんが粘膜下層の浅い部分にとどまっている早期がんなら、治療後の5年生存率は9割以上で、ほぼ完治が見込めます。ですから、大腸がんは早期発見が何より重要です。早期発見には『便潜血検査』が最も有効です。大腸がんは40代から罹患率が増え、女性がかかるがんのうち、死亡原因が1位となっています。年に1回の簡単な検査ですから、必ず受けるようにしてほしいと思います」(里村先生)。まとめ血便=痔という思い込みが、大きな病気を見逃すことになるかもしれません。血便が出たら即受診、そして年に1回の「便潜血検査」を受けて自分の体をしっかり守っていきましょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/里村 仁志 先生里村クリニック院長(埼玉県さいたま市南区大谷口5320-1)。消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
2023年08月17日出産の痛みは陣痛以外にも……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの『痔獄の出産レポート』からワンシーンをお届けします。出産と同時に痔の痛みが……出産予定日が過ぎたある日、突如“破水”し、急遽出産に臨むことに。出産に備え“浣腸”をした結果、痔の爆発でお尻に激痛が……。再び絶望の淵へ……もう頑張れない……でも頑張るしかない……その甲斐あって……この漫画に読者は『出産は命懸けというのがよく分かる内容だと感じました。耐える以外の選択肢は無いんですもんね……。』『出産は経験がありませんが酷い生理痛は経験がありますが、やっぱりこの漫画を読むと本当にかなりしんどくて痛くて辛い物であるということが分かります。この方の場合はお尻の痛みも組み合わさって本当の地獄を更に味わっているでしょう。』『まったく同じ経験をしていて、当時の事を思い出してしまいました。初めての出産のときに看護師さんから「イキんで」と言われて、加減も知らずにイキんだところ切痔になってしまいました。できればイキむ加減を先に教えてくれていたらいいのにと思ったものです。』など、出産の辛さを身に染みて実感するような声が多く集まりました。出産だけでも辛いのに……ようやく“イキみ”が許可されたはちこさん!これで地獄の苦しみからついに解放される……?出産時の痔と陣痛の痛み……あなたならどうしますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月01日妊娠や出産は、女性の心身に大きな影響を与えますよね。もし出産直前に、お尻を負傷し陣痛と痔の両方に苦しんでしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』をご紹介します!出産前に浣腸を……出産予定日の数日後に破水し、病院へ向かったはちこさん。そこで出産準備として浣腸を受けた結果、お尻から大出血してしまい……?お尻が痛くない体勢は……?横向きになる……その後、はちこさんは陣痛がなかなか来ず、病院で一夜を明かします。そして翌日はちこさんは、陣痛促進剤を投与され、陣痛の痛みと痔の痛みの両方に苦しむこととなるのでした……。この漫画に読者からは『お尻が痛いって、普段の事でも結構大事だよね。それが出産時になるなんて!』『自分も痔持ちだからわかるけど、出産+痔だと相当大変でしょうね。頑張れと応援したくなりました。』『陣痛で、ただでさえお腹が痛いのに、お尻も痛いなんてもう可哀想としか言いようがありません。読んでいるだけで自分も痛い気持ちになります。』など、はちこさんに同情するコメントが多く寄せられました。陣痛と痔の両方に苦しむ……出産直前のタイミングで、大出血するほど痔が悪化したら、嫌でもパニックになってしまいますよね……。その後のお話で、“痔”獄の出産を経験することになるはちこさん。陣痛と痔の痛みが一緒に来たはちこさん……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月26日トイレのたびに憂うつになる、あのつらい痛み。痔とは長い付き合いという人も多いといいますが、更年期になると痛みが悪化するという話も。産婦人科医の駒形依子先生に、更年期と痔の悪化との関係について聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1女性で一番多いのが「切れ痔」なのはなぜ?痔には、いぼ痔や切れ痔などがありますが、女性には切れ痔が多いと駒形先生は言います。「女性で切れ痔が多いのは、便秘が多いからです。若いころから長らく便秘体質で、硬い便を息んで無理やり出すのが当たり前になっている人が多いですね。排便時に肛門の出口に近い部分の皮膚が切れ、鋭い痛みが生じるのが特徴です。傷は自然に治るので、切れた原因が解消されれば一過性で終わりますが、実際は繰り返す女性が多いですね」(駒形先生)。現代は、赤ちゃんのころから便秘体質だったという女性も多いそうです。更年期は痔が悪化しやすい?更年期に入ってから痔が悪化した、という声を聞きます。「更年期だから痔になるというのではなく、もともとあった痔が、更年期になると悪化するということは良くあることです。女性ホルモンは組織の潤いを保つ役割を果たしますが、更年期に入るとその分泌は急激に減ります。それにより組織は硬くなっていきます。組織が硬くなったところで、硬い便を無理やり出そうとすれば、破れるのは当然。さらに、冷え症であればなおさら組織が硬いので、痔は悪化していきます」(駒形先生)。少しでも改善するためには?駒形先生によれば、痔は一度なると繰り返して、治りにくいと言います。治らないとしても、改善する方法はないのでしょうか。「便秘の人に、よく理想の便として“バナナのような便を出そう”と指導しているのを見ますが、痔が悪化している場合は肛門周りの組織が硬いためバナナ様の便でも息んでしまい、さらに悪化する場合があります。痔が悪化していると感じたら、息まずに出せる“ゆる便”を目指すほうが良いと思います」(駒形先生)。便通を良くする生活を心掛けて「便秘の人がゆるめの便を出すのは、最初のころは難しいかもしれません。まずは整腸剤を使って便をゆるくするのでも良いと思います。慣れてきたら、便通を良くする食品を取り入れてみても。例えばプルーンは便通を良くする食品として知られています。更年期の女性にとってほしい鉄分も含まれているので、味が苦手でなければ試してみても良いでしょう」(駒形先生)。まとめエストロゲンは加齢とともに減り続け、痔が悪化するリスクは年々高まっていきます。まずするべきなのは、便秘を解消すること! 更年期こそ、本気で便秘を解消するタイミングといえるのではないでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年07月24日夫と結婚して8年目。ある日夫から言われた言葉に私は驚きました。「どうもおしりが痛い、すごく恥ずかしくて言いにくいんだけど……おしりを見てくれない?」と言われ恐る恐る夫のおしりをのぞき込むと、そこにはクレーターのようなできものが……。これは、恥ずかしさから病院へ行くのを渋った、夫のおしりトラブルにまつわることをお話しします。★関連記事:危うく事故寸前!? 高速道路でめまいに襲われた夫。病院に行くとまさかの診断が!「おしりを見てくれ」ある日、私が朝起きてリビングへ向かうと、ソファに座っている夫が「痛い……」と言いながら歯を食いしばっていました。いつもは落ち着いた雰囲気の夫の普通ではない姿に私も異変を感じ、「どうしたの?」と声をかけました。夫は「どうもおしりが痛い。すごく恥ずかしくて言いにくいんだけど……おしりを見てくれない?」と、うめくような声で私におしりを見て欲しいとお願いしてきたのです。驚きながらも了承すると、夫は四つんばいになり痛い場所を指さししてきます。恐る恐る夫のおしりをのぞき込んだ私は、肛門付近に1円玉サイズで盛り上がったクレーターのようなできものを見つけました。できものは膿を持っているようで、とても痛そうな代物です。「これって痔なのかな?」と言う私に、夫は「俺には見えないし、とにかく痛いことしかわからないよ」と答えます。私や夫はこれまで痔になったことがなく、症状や治療についての知識もありませんでした。塗り薬で治療しようとするも「多分痔だと思うけど……」と、私は夫に伝えました。夫は「なんだ、痔ならよくCMで流れている塗り薬を塗ればいいんじゃないかな」と、少し声が明るくなりました。しかし、私が想像していた痔よりも大きなできものだったこともあり、夫には病院で診てもらうことを勧めました。「痔かもしれないけど、見るからに膿を持っているし、なんだか大きくて怖いよ。早く病院へ行ったほうがいいんじゃない?」と夫に伝えました。しかし、夫は「肛門科の病院は家から遠いし、待たされるらしいと聞いたことがあるんだよね」とあまり乗り気ではない様子。夫は「やっぱり塗り薬を買ってきて塗ってみる」と言い、なかなか病院へ向かおうとしません。しかし痛みがひどいのか、立ち上がるのもひと苦労です。「痛たた……」と言いながらゆっくり歩いており、とても自力で買い出しには行けなさそうでした。私は「痔の塗り薬は歩けないほどの人が使うものじゃないと思うよ。タクシーを呼んであげるから、とりあえず近所の病院へ行こう」と夫を諭し、一緒に病院へ向かうことに。タクシーに乗り、ひとまず近所にある肛門も見てくれる総合病院へ向かいました。専門の病院を紹介されて…私たちが向かった近所の総合病院のホームページには、「肛門の日帰り手術にも対応しています」と書かれています。夫は「手術は痛くて嫌だけれど、日帰りならまだ耐えられるかも……」と、祈るような気持ちで診察を受けたそうです。しかし、その病院の医師から「あなたは痔ろう(あな痔)であり、手術をしたほうが良い状態です。うちでは対応できないので紹介状を書きますね」と専門病院での入院手術を勧められました。痔ろうは皮膚の表面だけが痔になっているのではなく、肛門の内部にも影響がある病気なのだそう。私は痔といえばいぼ痔や切れ痔しか知らなかったため、そのような痔もあるのかと驚きました。症状について丁寧に説明してもらったおかげで、夫は手術の必要性を理解し、仕事の予定を調整して手術を受けることに決めました。結局、自宅から2時間離れた病院で2週間入院して手術を受けた夫は、術後2年たった今では痛みのない生活を送っています。手術直後は傷の痛みがつらかったそうですが、できものに悩まされる日々から解放されてよかったと言います。実は夫はできものに気付いてから私に見せるまで、2カ月もの間違和感を持ちながらも放置していたようです。医師からはおなかの調子を崩していたことと、排便時に力を入れ過ぎていたことが痔ろうになった原因だろうと言われました。夫は入院中、ストレスに気を付けることとなるべく規則正しい生活を送ること、バランスの良い食事を取ることなどの指導も受けたと教えてくれました。また、医師から「痔ろうを放置したままにして悪化させてしまうと、がんになることもあるので恥ずかしがらず、できものがあればひどくなる前に早めに見せに来てくださいね」と念を押され、異変があればすぐに受診すると約束したそうです。まとめおしりの病気は恥ずかしいものです。夫もかなりの勇気を出して私におしりを見せたのだと思います。自分が夫の立場だったら、見てもらうことも病院に行くことも恥ずかしくてできなかったかもしれません。痔と聞くと塗り薬で簡単に治るようなイメージもあったことから、私は夫の症状に2週間もの入院が必要だと知ったときは驚きました。また、痔にも種類があり、放置すると治りにくくなるものもあること。これも初めて知った事実です。手遅れになってからでは遅いので、体に何か異変があったときは早めに病院を受診することが大切なんだなと痛感した出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。取材・文/田川ゆうこイラスト/エェコ著者/田川 ゆうこ(36歳)体形の悩みは出産がきっかけなのか自分がきっかけなのか……悩む三姉妹の母ライター。今年こそダイエットを卒業したいです。
2023年07月09日妊娠・出産は体力面でも精神面でも辛い時期。そんなとき、痔になったら……。今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』から、衝撃シーンをお届けします!監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。痔と陣痛が同時に……出産予定日の数日後に破水し病院へ向かうも、そこで受けた浣腸が原因で、痔から大出血してしまったはちこさん。そして彼女は陣痛促進剤を打たれ、痔と陣痛の両方の痛みに苦しむこととなり……?医師の言葉とは……?イキむことは許されず……はちこさんは陣痛にうめき声を上げるも、さらに促進剤を追加されます……。その後、陣痛と痔の痛みに苦しみながら、出産を迎えることになるのでした。この漫画を見て読者からは『想像を絶するシチュエーション……、その痛みを想像するだけでも震えてしまい涙目になりかけました。』『陣痛は終わりが分からない絶望感といつ痛みの波が来るか分からない恐怖の連続なのに更に痔という痛みがプラスされたなんてほんと痔獄。』『自分も陣痛のとき何になってもいいから早く終わりたかったのを思い出した。』と自身の体験と重ねて様々な声が集まりました。称賛の声が読者の方からは、「陣痛だけで辛いのに……。」と重ねて痔に悩まされていたはちこさんを称える声が多く見受けられました。陣痛と痔のダブルパンチを経験したはちこさん……あなただったこんなとき、どう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月06日4回目の出産後、おしりの痛みに悩み続け、いよいよ病院へ行くことを決心した私。数ある外科胃腸科の中からネットで調べ、日帰り手術ができる病院を探し早く痛みを取ってもらおうと口コミのよかった病院へ行きました。そこからまさかの入院して手術をすることになるとは思ってもいなかった体験談を紹介します。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1便器が真っ赤になるほどの出血おしりのトラブルは恥ずかしくてなかなか人には言えず、ネットで検索する日々。私は1回目の妊娠中から痔に悩まされ、市販薬や漢方などを薬局で買って試してみたものの痛みは取れず……。4回目の出産後とうとう便器が真っ赤になるほどの出血があり、病院へ行く決心をしました。ネットで近くの病院を探し、口コミの良い、日帰り手術もできるという外科胃腸科に行ってみることにしました。診察も恥ずかしいのかと思っていましたが、ベッドに横になり膝を曲げて、おしりの部分だけが見える状態だったのでひと安心。看護師さんが話しかけてくれ、安心して受診することができました。気になる診察結果は…痔にはレベルがあって、軽度なら薬で治るものもあれば、注射で治療することができるものもあるそうです。私は直腸の中にできる内痔核、直腸の外にできる外痔核ともにあり、医師からは手術しないと完治はしないと言われました。痛みさえなくなれば手術しなくてもいいかもと思っていたので、ひとまず薬を出してもらうことにしました。3週間分薬をもらいましたが、痛みはなくならず……。次の診察で、痔の手術を専門としている病院を紹介してもらうことになりました。専門で手術している病院は私が住んでいる県内では少ないらしく、家から近いほうの病院へ紹介状を書いてもらいました。手術を受けに肛門科へ紹介してもらった病院で診察してもらったところ、日帰り手術は難しく、1週間ほど入院して手術することになりました。ただ、子どもたちや仕事の都合があるので、いったん家族と相談。夫や家族の都合のいい日に手術することに決めました。手術前日から食事制限をし、当日の朝に入院、検査をして午後から手術。手術中はうつ伏せで、半身麻酔なのでまったく痛みもなく、看護師さんと枕元で話をしている間に終わりました。病室に運ばれ、2日目からはトイレに自分で歩いていきました。ただ、術後のトイレは傷口の痛みとの闘い。1週間から10日間は痛み止めを飲みながらでしたが、退院後いつの間にか痛みはなくなりました。まとめ術後の痛みがなくなるまでは、いつまで痛みが続くのか不安でしたが、傷口がふさがると痛みもなくなりました。何より、トイレに行くことに対するストレスがなくなり、おなかの調子もよくなり、体重も落ちました。恥ずかしさと忙しさで長年我慢してきましたが、思い切って病院へ行って本当によかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/松田 みさと(42歳)長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年05月14日4回の出産を経験した私ですが、妊娠のたびにおしりのトラブルに悩まされました。恥ずかしさと、忙しさとで病院にも行けず、市販薬でごまかしていましたが、とうとう痛みに耐えられなくなり……。もっと早く対処しておけばよかったおしりトラブルの体験談です。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1トラブルの初めは妊娠から私のおしりトラブルは長男を妊娠したときから始まりました。妊婦検診でおしりに違和感があることを先生に伝えると、「妊婦さんは痔になりやすいから、お薬出しておきますね」と塗り薬をもらいました。そのときは症状も軽く、いつの間にか痛みも治まったのですが、やはり2人目の妊娠中も痛くなりまた薬をもらうことに……。育児の忙しさに自分の時間もなく、痛みもいつの間にか忘れていました。2人目から9年たって久しぶりに3人目を妊娠すると、またもやおしりに違和感を感じました。まさかの4人目に3人目は逆子で緊急帝王切開だったため、力むこともなく、おしりもあまり痛くなることもなくよかったと思っていました。それから4年後、40歳間近で4人目を妊娠。妊娠中は少し違和感があったものの、薬を塗っておけば普通に生活できるくらいでした。しかし、あらかじめ帝王切開の日時が決まっていたのに急に陣痛が来てしまい、緊急手術に。私の地獄は術後から始まりました。おしりの違和感は帝王切開後、痛みへと変化してしまったのです。麻酔が切れて、帝王切開後のおなかの痛みとおしりの痛みがダブルパンチ。痛み止めを飲みましたが、横になっても座っても痛くて眠れませんでした。思い切って病院へ退院してからもおしりの痛みは続き、まともに座れず、出世届を出しに車に乗ったら振動で冷や汗をかいたことを覚えています。それからはまた育児の忙しさに自分の時間も取れず、市販薬でなんとか乗り切ろうと日々を過ごしていました。ところがある日、とうとう便器が真っ赤に……。びっくりして、もう限界を感じ外科胃腸科の病院へ行きました。そこで手術ができる肛門外科を紹介され、その病院へかかることに。手術しないといけないレベルということで、夫に相談。すると、まさかの夫も痔持ちだったらしく、「痛みはわかるから手術すれば?」と言ってくれたのです。まとめ4人の子育てで忙しい毎日ですが、おしりの痛みには耐えられませんでした。入院中、夫や母の助けもあり、無事手術も終わりました。今ではあの痛みがうそのようです。手術をしたことでおなかの調子もよくなり、体重も落ちました。恥ずかしさもありましたが、それよりも痛みから解放されて本当によかったと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。イラスト/村澤綾香著者/松田 みさと(42歳)長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月12日結婚が遅かった私の願いは子どもを授かることでした。その願いは予想以上に早くかない、生理予定日から遅れること2日。今まで一度も生理周期が乱れることのなかった私は、すぐに病院を受診しました。産婦人科の先生も驚くほどの早さで妊娠を察知したのです! 幸せの絶頂でしたが、ある日の夜、大量出血してしまい慌てて病院へ向かいます。そこで先生から伝えられた診断は……。初めての妊娠を夫婦で喜んでいた矢先に起きた、衝撃の出来事についてお話しします。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1下着が真っ赤になるほどの出血が!タクシー運転手のあまりの対応にぼうぜん私が結婚したのは、30代も半ばに差し掛かったころ。周りの友人に比べると少し遅めの結婚ではありましたが、年も近く気の合う夫との生活は幸せそのものでした。年齢を考え、すぐにでも子どもが欲しいと望んでいた私たち。早速妊活に励み、ありがたいことにその結果はすぐに良い知らせとなって表れました。今まで生理周期が乱れることはなかったのに、生理予定日を2日過ぎても生理が来ないのです。これはもしや……と思い、急いで産婦人科を受診しました。診察の結果、めでたく妊娠。かなり早期での判明だったらしく、産婦人科の先生も驚いていたのを覚えています。妊娠が判明してすぐの1月中旬ごろ。その日は大雨が降っていて寒い日でした。朝、まだぺったんこのおなかをさすり、ニコニコしながら最寄駅から職場まで歩いていると、ザッパーン! とコントのような大量の水が降ってきました。一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、われに返ると頭から足先まで全身びしょ濡れ。近くを走っていたタクシーが大きな水たまりを踏んで、跳ね上がった水を頭から被ってしまったのです。フツフツと怒りが湧いてきた私は、信号待ちで先に停まっていたタクシーめがけて全力で走り、文句を言うことに。タクシーのおじさんは「すみません」とひと言だけ謝り、青信号になると逃げるように車を発進させました。タクシーの後ろを走っていた車のお姉さんが「タクシーの番号を控えて警察に連絡して!」と教えてくれましたが、会社に遅刻すると思った私は、何もせずそのまま職場へ向かいました。風邪を引いたのかなと思いきや…全身びしょ濡れで着替えも持っていなかった私は、1日中濡れたままで仕事をすることに。オフィスの暖房の温度を上げてもらい、夕方に洋服は乾きましたが、寒気がしてきて何となく調子が悪くなってきました。帰宅後、夕飯を食べながら夫にタクシーの話を聞いてもらい、少しだけ気持ちがスッキリしたところでお風呂へ入ろうと洗面所へ向かいました。そこで下着を脱いだ瞬間びっくり! 下着が大量の血のような赤色に染まっていたのです。「妊娠しているのになんで生理が来たんだろう?」と思いましたが、「これは出血? まさか流産? あのとき全速力で走ったから?」と一気にパニックに。翌朝夫に産婦人科へ連れて行ってもらい、泣きながら先生へ「流産したんでしょうか? もうだめなのでしょうか?」と矢継ぎ早に質問責めする私。私の必死過ぎる姿に、側にいた看護師さんや夫までもが泣きだしてしまいました。そして先生も、冷静に「診察しないと何とも言えないから、診てみようね」とやさしく声をかけてくれました。先生に聞かれたことは内診はほんの数分でしたが、私にとってはとても長く感じた時間でした。エコーを見ながらうなる先生。その様子に「もうだめなんだ。なぜ全力で走ってしまったんだろう……」と涙が止まらない私に、「診察室に戻ろうか」と先生は促してくれました。診察室には心配する夫と看護師さんが待っていました。「残念だね」と言われると思っていた私に、先生は「昨日排便しましたか?」と予想もしていなかった質問をしてきたのです。「しましたけどそれが何か? それよりも先生、私の赤ちゃんは?」と泣きながら答えを求める私に、先生はさらに「排便したとき、踏ん張った?」とまた排便について質問をしてくるのです。私はパニックになり、泣いて怒りながら「踏ん張りましたよ!! 私が便秘なのは先生も知っているでしょ!?」と返すと、先生は穏やかに「昨日の大量出血は、排便時に力み過ぎたことで切れ痔のような症状になって出血したんだよ。力んではだめだよと毎回言っているよね? 赤ちゃんは元気!」とやさしく話してくれました。診断名はなんと便秘による「切れ痔」だったのです……。看護師さんや夫はホッとしてくれましたが、何とも言えない空気の診察室の中で、私はただひとり恥ずかしさに顔を上げられませんでした。診察後は便秘薬を1カ月分を処方してもらい、病院を後にしました。まとめ初めての妊娠で不安も多かったとはいえ、産婦人科の先生や看護師さん、夫には大騒ぎをしてとても迷惑をかけた出来事だったなと今でも思います。元々は検診の際に先生に忠告されていたことをすっかり忘れていた自分の行動が原因だったので、自分の思い込みの激しさを心から反省。今後は先生のお話をしっかりと肝に銘じ、残りの妊娠生活を過ごしていこうと心に留めました。その後もむくみや食べ過ぎなどいろいろな症状に悩まされましたが、出産予定日2日前に娘を無事出産。一緒に泣いてくれた看護師さんに「無事に生まれてうれしい」と言ってもらい、忘れられない思い出となりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/あさり著者/木村ゆき(46歳)アラフォーで授かった娘と夫の3人暮らし。娘の寝顔を見ながら幸せを噛みしめながら寝るのが楽しみなのに、今では私が先に寝落ちする日々…今1番欲しいものは体力!
2023年03月17日20代のころから小さな痔があった私。一度肛門科を受診したことがあったものの、処置をするほどの状態ではないと言われ、そのままにしていました。39歳のとき、寒さとストレスで痔が悪化。元々、便秘気味だったことも災いしたのかもしれません。以前に比べ、痔そのものの状態も悪化しており、とうとう手術することに……。そんな私の治療体験談をお話しします。★関連記事:「元に戻らない…」痔を放置していたら悪化!新婚旅行前に日帰り手術を決行【体験談】20代のころからいぼ痔持ちだった私20代のころ、便秘に悩まされていた私は排便時にいきむことがしばしば。便も固く、肛門周辺が傷だらけになっていることが、自分にとっては当たり前でした。ところが、ある日のこと肛門の外側に、これまで感じたことのない違和感が……。自分ではよくわかりませんが、どうも小さいおできのようなものができている様子でした。これまでとは違う肛門の様子に「何か悪い病気なのでは……」と急いで肛門科を受診することにしました。不安げな私に、医師は「小さないぼ痔がある」とひと言。安心感とともに、何か人には言えない秘密を抱えてしまったような、どこか不思議な気持ちになりました。幸いにもすぐに処置が必要な状態ではなく、便秘予防にこまめな水分補給をおこなうことと冷えに気をつけることを指導され、初めての肛門科デビューは幕を閉じることに。その後、再び肛門科にお世話になるとは、当時の私は知る由もありませんでした。冷えと便秘で痔が急速に進行!初めての肛門科受診から十数年。39歳になった私は、すっかりいぼ痔との付き合い方を心得ており、特にトラブルなどもなく過ごしていました。仕事にプライベートに、充実した日々を送っていた私。そんなある日、事件は起きたのです。これまでは、プライベートとも両立できていた仕事が急激に忙しくなり、毎日昼食の時間も取れないほどになりました。いぼ痔にとって大切な水分補給のタイミングさえも失っていたことに、当時の私は気付きませんでした。ストレスや便秘、冷えも重なり、気付いたときにはいぼ痔の痛みが再発。その時点でなんとなく、嫌な予感はしていました。不安になった私は、仕事の合間を見つけて急いで肛門科を受診。まさかと思っていましたが、医師からは「手術が必要です」と告げられてしまいました……。うまく付き合ってきたはずのいぼ痔が、度重なる悪条件により以前よりもさらに大きく成長していたのです。上司にイボ痔だと言えず…会社勤めをしていた私は、自由に長期休暇を取れない状況にありました。そこで思いついたのが、年末年始休暇を利用するということ。会社には早めに休暇に入る、ということにして手術のスケジュールを確保しました。男性の上司に「いぼ痔の手術を受ける」と言うのは恥ずかしく……婦人科系の手術と偽って報告しました。うそを伝えて申し訳ないという気持ちもありましたが、本当のことを言う勇気はありませんでした。手術が差し迫ってきた私をさらに悩ませたのが、生理の問題。ちょうど、手術予定日と生理が重なりそうだったのです。「手術が延期になるのでは……」と恐る恐る主治医に伝えたところ「まったく問題ない」と軽く笑われ、ほっとしたような気恥ずかしいような、複雑な気持ちを味わいました。入院した初日は、同じ病棟で手術をする予定だという女性の姿を多く見かけました。いぼ痔が自分だけではないことを知り、安心したのもつかの間。同じ病室の女性はすべて経産婦さんということを知りました。「周りのみんなは出産の副産物として治療をしているのに、私だけただ痔を悪化させてしまった……」と思うと、恥ずかしいやらショックやらで早くいぼ痔から解放されたいという気持ちがより一層強まりました。そしていよいよ手術当日。下半身麻酔ののち、手術は問題なく終えることができたのですが、問題は術後でした。麻酔が切れた後の痛みはまさに地獄そのものだったのです。特に排便時は気が狂いそうなほどの痛みに襲われました。座る行為すら満足にできず、すっかりドーナツ型のクッションが愛用品に。産後でもないのにドーナツ型のクッションが手放せない自分に情けない気持ちにもなりましたが、痛みには勝てません。術後しばらくは、ドーナツ型のクッションが私の相棒となりました。手術から数年が経過した今でも、術後の痛みははっきりと思い出せます。上司にうそをついてスケジュール調整したことや手術のしんどさ、二度と同じ過ちは繰り返したくないという思いから、手術以降は水分補給を欠かすことのないよう水を持ち歩くようになりました。そのおかげか、最近では便秘にもなりにくくなり、便通が改善されたように感じています。便秘が改善されたおかげか、あれから現在に至るまでいぼ痔は再発していません。まとめ20代のころの私は、まさかいぼ痔で手術することになるとは夢にも思っていませんでした。初めて肛門科を受診したときに受けた先生からの指導を守っていれば、上司にうそをつくことも、病室で情けない気持ちになることもなかったのに、と今なお悔やむこともしばしば……。今は二度といぼ痔を再発させないよう、こまめな水分補給と冷え対策、ストレスをため過ぎない生活を心がけています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/いけがきみく不妊治療を経て結婚7年目に待望の第1子を出産。産婦人科で務めていた経験あり。女性の気になるお悩みやリアルな体験談を執筆しています。
2023年01月20日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。年末に再発したイボ痔に苦しみながらも、なんとか正月の義実家訪問を乗り切った加藤かとさん。その後、ようやく病院が開き……。★前の話こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。イボ痔が再発してから早4日。この日は両親がわが家へ来てくれたので、娘の面倒を任せて私は1日休んでいました。というのも、この前日に私は義実家へ訪問させられて痔の痛みで苦しい中、義母に振り回されてしまいました。精神的にも疲れてしまっていたので、この日はダウンしていました……。翌々日、やっと病院が診療再開したので朝1番に肛門科へ駆け込む!診察結果はやはりイボ痔で、「これは痛かったね」と医師に言われました。おしりを丸出し状態な私は「医師が若いイケメンで好みの見た目をしていたら恥ずかし過ぎるよな……」と謎な現実逃避をしていました(笑)。イボ痔から出血があったのですが、その状態はイボ痔を切開したのと同じ状態になっているとのことでもう治りかけだったのだそう。妊婦で麻酔が使えないので、逆によかったのかもしれません。治療したことで健康なおしりを取り戻した私は、痔を笑い私を苦しめた夫と義母に恨みの念を飛ばしました! すると、夫はぎっくり腰に。しかし、夫の看病とワンオペ育児のおかげで私もボロボロになってしまったのでした……。ー--------------加藤かとさんは夫への報復はしっかりと果たしたそう。家族が病気になったら笑うのではなく、助け合うことが大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年12月12日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。加藤かとさんは義母の提案でオープンしたばかりのショッピングモールへと行くことになりました。しかし、年末から痔の痛みに苦しんでいる加藤かとさんにとっては地獄のような時間で……!?★前の話こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。私は年末に3つもイボ痔ができてしまい、出血までしていました。病院へ行こうにも年末年始で休業しており、すぐに治療してもらうことはできませんでした。そんな中、毎年恒例の義実家へのあいさつをしなければならず……私は心身ともに疲れきっていました。義母たちが初詣に行っている間、私は義兄夫婦の子どもたちと娘の相手をしていました。夫もいたのですが、スマホとタバコばかりでまるで役に立ちませんでした!その後、義母がショッピングモールに行きたいと言いだし……義父と2人きりが耐えられない私も一緒に行くことにしました。もちろん正月なので大混雑! 駐車するまでにもとても時間がかかりました。正月だし混んでいるのはわかりきっていたこと。それなのに行こうと言いだした義母は「なんでこんなに混んでるの?」「混んでるし早く帰りたいわー」と文句ばかり。私は早く帰りたくて仕方がなかったのですが、いろいろな所に付き合わされて帰宅したのは21時を過ぎていました。そこから娘をお風呂に入れて寝かしつけたのだと思うのですが、痛みでまったく記憶がありません……。ー--------------帰りたくても義母の機嫌を損ねると大変だからという理由で帰れなかった加藤かとさん。義母と性格が合わないと大変ですよね。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1★関連記事:「病院行きだな」痛風が再発した夫。1カ月たっても違和感は残ったまま #夫とともに四半世紀 11★関連記事:「毎日お参りしてたんだよ」病気になって感じた母の愛。それ以外にも… #乳がん絵日記 30著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年12月11日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。年末で病院が休みだったため、再発したイボ痔を治療できないまま新年を迎えた加藤かとさん。義実家に行くと義母から痔を笑われ、義兄夫婦の子どもの子守りまですることになってしまい……。★前の話こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。毎年、1月1日は義実家を訪問することがわが家の恒例でした。この年も例年と同じではあったものの、私はイボ痔になってしまっており義実家へは行きたくないと思っていました。しかし、義実家へあいさつに行かなければ義母が憤慨してしまうので、どれだけ痔の痛みがひどくても義実家へ行かなければなりませんでした。正月ということもあり、義母は初詣に行きたいと言いだし、義兄夫婦を連れて神社へと行ってしまいました。夫も初詣に行こうとしていたのですが、痔でつらい思いをしている私に娘や義兄夫婦の子どもたちの子守りをさせるの!? と引き止めました。しかし、夫はスマホとタバコに夢中で子守りを手伝ってはくれず……義母たちが帰ってくるまでの3時間、私が子どもたちの相手をしていました。初詣から帰ってきたばかりなのに、今度はショッピングモールに行こうと義母が言いだしました。これには子どもたちも連いて行くとのこと。そうなると、私と義父は2人きりになることに。義父は寡黙で孫にあまり興味がない人なので、2人きりは気まずい……。息が詰まりそうな数時間か新年のショッピングモール……ひとりで帰るという選択肢は選べず、私はショッピングモールに行くことにしました。ー--------------義母の提案に振り回される加藤かとさん。義両親との付き合い方って難しいですよね。著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年12月06日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。年末にイボ痔を再発し、病院に行けないまま新年を迎えた加藤かとさん。正月の挨拶に行かないと義母が不機嫌になるため、渋々義実家を訪問するも……。★前の話こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。長男を妊娠していた年の年末、私のおしりにイボ痔ができてしまいました。この1カ月前にもイボ痔になって、それがようやく治ったと思った矢先のことでした……。病院は年末年始の休暇に入っており、手持ちの薬も底をついてしまっていました。痛みは日に日に強くなっており、歩くことはおろか座ることすらつらい状態。それにもかかわらず、正月に義実家へ行くことは避けられませんでした。義実家に着くと、痔であるということで義母と義兄に笑われる始末。義姉は「わかる! つらいよね」と共感してくれ、やさしく接してくれました。その後も円座クッションに座ろうとすると、義母、義兄、夫の3人は大爆笑! 人がつらそうにしているのがそんなにおもしろいのか? お前たちもイボ痔になれ! と思いました(笑)。暇になったのか、義母が急に初詣に行きたいと言いだし、私も行くか聞かれました。臨月ということもあり、人混みは避けたいし痔で動くこともつらいので行かないことにしました。しかし、行かない選択をしたことによって義兄の子どもと娘の子守りをするハメに……。私を置いて行こうとした夫を捕まえることには成功したものの、子守りには一切協力してくれませんでした。ー--------------加藤かとさんの調子が悪い中、初詣に行こうとしたり子守りに協力しなかったという夫。妻の調子が優れないときこそ夫には協力してほしいものですよね。著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年12月05日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。イボ痔でおしりの痛みがひどい中、義実家に正月の挨拶をしに行くことになった加藤かとさん。夫から痔であることを聞いた義母は大笑いし始めて……!?★前の話:「いいから早く準備して」めでたくない正月、夫の対応は冷たく… #年末年始痔になった話 7こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。長男を妊娠していたとき、私は2回イボ痔になりました。1回目は病院に行き治療できたのですが、2回目は年末ということもありすぐに病院へ行くことができませんでした。日に日に痛みが強くなり、動くことすらつらいのに夫から正月の挨拶に行くように言われ……義実家に着いたときから帰りたいという気持ちを前面に押し出していました(笑)。義姉はとてもやさしく、痔であると聞いたときも「わかる! つらいよね」と慰めてくれました。他にも座布団に座ろうとする私に「おなか大きくて正座つらいでしょ? 椅子使わせてもらいなよ!」と声をかけてくれたりしてくれました。お言葉に甘え、私は椅子に座ろうとしました。円座クッションが無ければ座ることができないので、椅子の上にクッションを置こうとしました。すると、夫と義兄、義母の3人が「円座ー!」と言いながら大爆笑。人の不幸がそんなに面白いのか? と思ってしまうほどに怒りを覚えました。神様、どうかこの親子のおしりにも特大のイボを付けてください!!ー--------------加藤かとさんは義実家で痔であることを笑われてしまったそう。痔になりたくてなっている訳ではないのに……笑うなんて信じられないですよね。★1話から読む:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1★前の話:「いいから早く準備して」めでたくない正月、夫の対応は冷たく… #年末年始痔になった話 7★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月21日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。イボ痔が再発してしまい、痛みに苦しんでいた加藤かとさん。しかしつらい気持ちは夫に理解してもらえず、義実家訪問のために支度をするよう言われてしまい……。★前の話:「行きたくない!」避けられない義実家訪問。妻の悲痛な叫びに夫は… #年末年始痔になった話 6こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。元旦には義実家に挨拶へ行くことが恒例になっていました。しかし、このとき私はイボ痔の痛みで動くのもやっとという状態でした。夫に行きたくないと言ったものの、夫からの気づかいはなく義実家への訪問は避けられないものとなってしまいました。イボ痔のせいでめでたくない正月を迎え、トイレに行くと下着に血の痕が……! 私は長男を妊娠しており臨月間近だったのですが、下着が汚れていたのはおしりのほうだったので赤ちゃんに何か異変があった訳ではないと思いました。おしりから出血してるから今日は私抜きで義実家に行ってもらうよう夫に話をしたものの、私の気持ちは「いいから早く準備して」とばっさり切り捨てられてしまいました。しかも、娘の出かける準備も私にやれという始末。せめて娘のことは夫がやってくれればいいのに……。他にも車の中でもおしりを守るために円座クッションに座る私をあざ笑ったりと、夫にはイラッとさせられました。ー--------------夫に対してストレスを感じていた加藤かとさん。つらいときにパートナーに寄り添ってもらえないと悲しいですよね。★1話から読む:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1★前の話:「行きたくない!」避けられない義実家訪問。妻の悲痛な叫びに夫は… #年末年始痔になった話 6★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!★関連記事:「離婚したっていいんだぞ」生活費について夫に相談したらまさかの離婚!? #デブス女の修羅場 57★関連記事:「小さい筋腫が集合!?」先生からのまさかの言葉にパニック #人間ドックで指摘された子宮筋腫 9★関連記事:「早くして!」自分のイライラを子どもたちにぶつけてしまい… #体調不良から脱却したい 5著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月21日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。加藤かとさんのイボ痔が再発して3日目。おしりの痛みは増すばかりな中、元旦には義実家へ行かなくてはならなくて……。★前の話:「もう風呂で一生を過ごしたい!」入浴で痔の痛みが緩和するものの… #年末年始痔になった話 5こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。私のおしりには3つもイボができてしまい、日に日に痛みは強くなっていきました。年末年始ということで肛門科のある病院は休業中で、痛みに耐えるしかありませんでした。毎年元旦は夫の実家へ行き、翌日は私の実家へ行くことが恒例になっていました。しかしあまりにもおしりが痛く、義実家へ行くことはできないと判断しました。ですが、行かなかったら行かなかったで義母に「縁を切ります!」と激怒されるに違いない……。夫にも行かなきゃダメか聞いてみたところ、「もちろん!」と鬼のひと言。義実家では料理をしたり片付けをしたりする必要はなく、泊まることもないのでよくある「お嫁さんって大変ね」というようなことはありません。ただ義母を怒らせなければいいので気楽なものなのですが、この年だけは本当に行きたくありませんでした。それでも今後のことも考え、行く決心を固めましたが夫にはあえて「行きたくない!」と叫びました……。ー--------------体調が悪いのに気づかってもらえず悲しいと思った加藤かとさん。家族だからこそ気づかってほしいと思う瞬間ってありますよね。★1話から読む:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1★前の話:「もう風呂で一生を過ごしたい!」入浴で痔の痛みが緩和するものの… #年末年始痔になった話 5★年末年始痔になった話の連載一覧★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月17日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。加藤かとさんはイボ痔が再発してしまい、その痛みで寝転ぶことしかできなくなってしまいました。昨晩お風呂に入ったときだけは、痔の痛みがマシになったことを思い出して……!?★関連記事:「そうだ…!」痔の痛みで寝ることしかできない中、思いついたこととは #年末年始痔になった話 4こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。長男を妊娠していた年末のことでした。1カ月前に治ったはずのイボ痔が再発してしまい、3つもイボができてしまいました。肛門科のある病院へ行こうにも年末の休業に入ってしまっており、家にあったポステリザンという軟膏も底を尽きていました。もう痛みを紛らわすためには横になるしかなく……。どうしようかと思っていたとき、昨晩のことを思い出しました。昨晩お風呂で湯船に浸かっていたとき、おしりの痛みが和らいでいたのです!そこで夫に娘の面倒を頼み、お風呂に入りました。湯船に浸かると……やっぱりおしりの痛みがマシになる!しかしお風呂から出てしまうとまたおしりが痛むので、お風呂から出るタイミングをつかめず……。「もう風呂で一生を過ごしたい!!」と叫んでしまいました(笑)。結局この日は5回もお風呂に入ったのですが、夫には笑われてしまいました。ー--------------病院に行けず、お風呂に入ることで痛みをごまかした加藤かとさん。年末年始で病院が空いていないと大変ですよね。著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月14日男女ともに、痔の症状の中で最も多いのはいぼ痔なのだそう。特に肛門の内側にできる内痔核は痛みがなく気付きにくいので、出血などの自覚症状があっても恥ずかしさからすぐに病院を受診しない方も多いそうです。しかし、悪化すれば痛みを伴い、手術が必要になることも……。今回は、新婚旅行前に起きた私の夫の体験談をお話しします。★関連記事:「おしりに何かある!」40代でまさかの「痔持ち」に! 解決策を模索した日々【体験談】新婚旅行は2週間後なのに…いぼ痔が元に戻らない!?夫といぼ痔の付き合いは20代のころからになります。仕事はデスクワークがメインで、食生活も不規則でした。それに加えてストレスも重なって便秘がちになっていたそう。そのせいか、気付いたときにはすでにいぼ痔になっていたようです。排便時にたまに出血するくらいで痛みもなく、いぼが肛門の外に出たときには自分の指で戻せたため、病院に行くことありませんでした。ところがある日のこと、排便時に激痛とともにいぼ痔が外に飛び出てしまったと大騒ぎ! いつものように元に戻そうとするも、痛みで自分では戻せなくなったらしいのです。椅子に座るのもままならず、その日は仕事を早退して肛門科のある病院へ。診察の結果、「嵌頓痔核(かんとんじかく)」という状態になっており、「すぐに手術したほうが良い」 と日帰り手術を勧められました。手術は午前中に下剤で腸を空っぽにし、お昼ごろから手術を開始するというもの。止血の経過を見るので、術後は2時間ほど病院で過ごしてから帰宅し、翌日も安静にして過ごす必要がありました。しかし、夫が丸1日休める日は週末だけ! その日は痛み止めをもらって手術日までしのぐことになりました。術後の夜中に激しい痛みが…実は、手術の2週間後に新婚旅行でヨーロッパへ行くことが決まっていた私たち。「フライトは14時間もあるし、大丈夫なのだろうか?」と不安な私は、先生に旅行のことを相談しました。先生からは「術後の止血などで経過が良ければ大丈夫」との回答がもらえ少し安心。入院ではなく日帰り手術で済むのは、不幸中の幸いだったと言えます。一方、初めての日帰り手術にただただおびえる夫。残念なことに、新婚旅行へのワクワク感よりも手術への不安のほうが強かったらしく、あれだけ楽しみにしていた新婚旅行への期待感は薄れていました。手術当日は下剤を自分のペースで少しずつ飲みながらおなかを空っぽに。これに2時間ほどかかりました。手術は局部麻酔でおこなうのですが、夫はとても不安がっていたので、睡眠導入剤で少し眠らせてもらうことになりました。その後、いぼ痔と近くにあった小さめのポリープを摘出し問題なく終了!手術自体は30~40分で終わりましたが、夫は薬の効果で眠り続けていました。手術終了から3時間ほど経過した、夕方16時ごろにようやく目を覚まして帰宅。術後は止血のために、アルコールや刺激物の摂取を控え、激しい運動をしないよう指導がありました。夫も多少動く程度なら大丈夫だとはわかっていましたが、不安のほうが大きかったらしく、その日は帰宅後もずっと横になって過ごしていました。ところが、手術が終わって安心したのもつかの間。その日の夜中2時過ぎごろ「痛い、痛い!」という夫の大きな声で目が覚めました。「どうしたの?」 と聞いても「痛い」 しか言えず、痛みにもだえている夫。慌てて先生の緊急連絡先に連絡すると、「痛み止めの座薬は使いましたか? 座薬を使ってください」との指示が出ました。座薬を入れしばらくすると、痛みが落ち着いてきたようで夫は再び眠りに。どうやら痛み止めが切れただけのようでした。旅行先でも不安いっぱいの夫…数日後、再度病院を受診して経過に問題がないことがわかり、予定通り新婚旅行へ出発。私は旅行中に少しでもラクになればと、夫へドーナツ型の座布団を用意して飛行機に乗りました。排便時に少し出血があるのはまだ仕方がないとのことでしたが、旅行中も夫は不安ばかり。軟便剤ももらっていましたが、力むのが怖かったようで「もしかして倒れていない?」と心配になるくらいトイレの時間がとても長かったのを覚えています。しかし、大量出血などの大きなトラブルもなく、夫も念願だった観光地に行くことができ、沈んでいた気分も持ち直したよう。しっかり新婚旅行を楽しめました。一方で、手術をきっかけに思わぬ変化もありました。病院からの指導で手術前後はアルコールとたばこを控えたのですが、夫は体に悪いことはしたくないと考えたのか、この機に禁煙することに! たばこをやめて欲しかった私としてはとてもうれしかったです。また、強くいきまないと排便できなかったり、長い時間トイレに座ったりすることで痔を招く可能性があるため、毎日排便できるよう食生活も改善。まずはいも類やきのこ類、野菜を増やしました。朝食はこれまで食パンだけだったのですが、少しでもいろんな食材がとれるようグラノーラと牛乳、青汁なども加えました。さらに、朝ごはんを食べてから意識的にトイレに座ることを続けると、自然と必ず朝に排便するように!無理にいきんだり、座り続けたりすることは避けましたが、座ってみる、という行動が夫にとっては効果的だったようです。おかげさまで、その後はいぼ痔が再発することはありませんでした。まとめすぐの治療は必要ないと思い込んでいた夫のいぼ痔。自分で直接確認できない部分だけに、夫自身も悪化に気付いていませんでした。今回は日帰り手術で済んだので、不幸中の幸いだったと感じています。しかし、もっと早くに受診しておけば、痛くてたまらない状態は避けられたかもしれません。一度改善しても痔が再発する可能性はゼロではないので、食事や排便のことなど、これからも夫婦で生活習慣に気を付けていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★生活のお悩み記事を読むならこちら!★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/たなか ゆきこ(36歳)おうち時間が好きな、3人子育て中のママライター。まだまだおんぶやだっこを求められるので、体力の重要性を感じる日々。最近はお気に入りのサロンでリフレッシュしています!
2022年11月11日私は10代からこっそりひっそりと痔と付き合っているアラフォー女子です。過度なダイエットの影響で10代から便秘がちとなり、切れ痔を発症。その後、おしりに負担のかかる生活習慣がたたってか、いぼ痔も経験しています。最近はぱったりとりを息を潜めていて「もしかして治ったかも?!」と思っていたのですが……。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1若いころからのお付き合い私は人生の半分以上の期間、痔と付き合っています。少々言いづらいですが、私の思春期・青年期は痔とともにありました。私は10代前半から、猛烈にダイエットをしていました。というのも、テレビに映るスラリとした体形の同世代アイドルに憧れていたのです。ただ、ダイエット方法は完全に独自のもので、自分なりの食事制限を続けていった結果、便秘がちになりました。でも痩せるためには排便したい。トイレで粘ることが日課となっていたある日、生理じゃないのにトイレットペーパーに血が付いていました。「腸の病気かも」 と慌てて母親に相談して内科を受診すると、肛門が切れているとのこと。これが初めて切れ痔に遭遇した瞬間でした。中学生のころから大学を卒業するまで、私は部活のテニスにのめり込みました。このころから年々、切れ痔だけでなく、おしりからポコッと何かが出ているかのような違和感に悩まされ始めました。恐る恐る鏡で確認しましたが、いぼ痔(痔核)のようでした。インターネットで調べてみると、テニスはストロークやスマッシュ時におしりに負担がかかりやすいのだとか。このままではマズいと思いつつも、恥ずかしくてなかなか病院を受診できませんでした。大学卒業後から20代後半にかけては、痔がさらに悪化したように思います。私は営業職としてメーカーに就職しましたが、ハイヒールで立ちっぱなし 、重い商品を持ち運ぶ、体が冷える、といったことが続くと、おしりに痛みがありました。接待で大量にお酒を飲んだ次の日も痛みを感じることが多々……。生理じゃないのに下着に血がつくことがあり、なんとなくナプキンを着けていると安心でした。そこでようやく勇気を出して肛門科を初受診すると、やはりいぼ痔とのこと。注入薬を処方してもらい治療を開始しました。出産で症状が悪化したが10代から痔と付き合っている私ですが、30代で妊娠、出産を経験したことで痔の症状はさらに悪化の一途をたどります。妊娠中は便秘がちで、赤ちゃんの重みも加わりおしりにとても負担がかかっていました。「こんな状態で踏ん張って大丈夫なの!?」と痔を抱えての出産が不安になるほど。産婦人科の先生に事前に痔を伝えていたので出産直後はコッソリ対処してくれましたが、日に日におしりの違和感は増す一方……。このままの状態でひとりではどうしようもできないと思い、産後健診で早々に医師へ相談して注入薬での対症療法を再開しました。私は出産をきっかけに営業職を辞めて、毎日ハイヒールを履く生活を卒業しました。スニーカーやローヒールの靴を愛用するようになり、足に負担なく履けることにびっくりしたことを覚えています。また、授乳のためにお酒も断ち、子どもといっしょに毎日湯船につかり、体を温める習慣もつきました。こうした生活を送ること数年、生活習慣の変化のおかげか痔がまさかの急激な回復を見せます。産後は猛烈に痛く、出血や腫れが気になっていたおしりですが、子育てをするうちにいつしか気にならなくなっていたのです!「あんなに長い付き合いだった痔と、ようやく決別できたんじゃないか」 とさえ思いました。痔は甘くなかった!子どもが5歳になり子育てにも慣れてきたころには、身の回りのお世話や寝かしつけなどに費やす時間が減り、晩酌を楽しむ日や夜更かしをする日も増えてきました。自分時間があるとはいえ運動をすることなく、買い物以外は基本的に家で過ごし、好きな時間におやつを食べるダラけた生活なので、運動不足や便秘も気になり始めました。そこで軽い気持ちで始めたのがオンラインヨガでした。オンラインなら初心者でも手軽に始められそうだったので、健康のために体を動かす機会を作ろうと参加しました。しかし、ここで事件が起こります。久しぶりの運動で、無意識に張り切り過ぎてしまったのでしょうか。ちょっと無理なポーズを取った瞬間、おしりにぴょこっと違和感が!「まさか、痔!?」と、とても嫌な予感しかありませんでした……。まだはっきりと痔の再発を確認していませんが、この違和感には経験上思い当たる節があります。現在、一旦はそのまま経過観察を続けていますが、もっと悪化する前に治療を再開する必要があるかなと検討しているところです。まとめ痔とは長い付き合いですが、ここ最近は症状に悩まされる日が減っていたため完全に油断していました。まさかヨガのポーズで出てくることになろうとは……。こうなる前に日ごろから自分をいたわる生活をしないといけなかったと、食生活やお酒との付き合い方、便秘予防のための適度な運動の大切さを痛感中です。できればこれ以上、痔を悪化させたくありません。痔はよく一生の付き合いと言われますが、できるだけ主張してきてこないでほしいと願う日々です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★生活のお悩み記事を読むならこちら!★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/あおやまかな(37歳)定期健康診断には引っかからないけれど、マイナートラブルに悩まされる日々を送るママライター。お酒とイケメン俳優が日々の癒しです。最近、更年期に備えてサプリメントを飲み始めました!
2022年11月11日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。イボ痔が再発してしまったものの、年末ということで病院へ行くことができない加藤かとさん。あまりの痛みに寝ることしかできなかったが、痛みを和らげるためにとあることを思いついて……!?★関連記事:「死亡が決定…」年末で病院が閉まっている! 痔の治療の行方は #年末年始痔になった話 3こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。長男を妊娠しており、臨月が近付いた年末のことでした。おしりに違和感を感じ、確認したところまさかのイボが2つもできてしまっていました!この1カ月前にも痔になって治療したのに……と落胆する間もなくイボ痔の痛みに悩まされるようになりました。年末ということもあり、肛門科のある病院は休業中で病院に行くこともできず、寝転がって痛みを紛らわせることしかできませんでした。しかも3つ目のイボもできてしまい、その姿はまるで兄弟のようでした……。どうにかして痛みを紛らわせたいと思った私はお湯に浸かることにしました!実は前の日、お風呂に入った際に湯船に浸かっているときはおしりの痛みが薄れていたのです。年末で休みだった夫に娘の面倒を見てくれるよう頼み、私はお風呂へと向かいました。ー--------------痔によるおしりの痛みを和らげるためにお風呂に入ったという加藤かとさん。痔の経験がある皆さんはどんなふうに痛みを抑えましたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★1話から読む:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月10日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。長男の妊娠中に痔が再発してしまった加藤かとさん。年末ということもあり、病院が閉まっておりすぐには治療が受けられず……。★関連記事:「また?(笑)」夫に痔になったと言ったらまさかの半笑いで… #年末年始痔になった話 2こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。私は1カ月前にも痔になってしまったのですが、そのときは産婦人科で処方してもらったポステリザンという軟膏を塗って痔を治しました。しかしまた痔が再発してしまい……今度は以前のものより強力でした。産婦人科で処方してもらったポステリザンがまだ残っていたので、それを使ったのですがおしりにできたイボはびくともしませんでした。しかも2つもイボができてしまっていたのです!ポステリザンも残りが少なく、翌日まで使えるものではありませんでした。早く病院に行きたい! と思ったのですが、この日は12月29日で肛門科のある病院は年末休暇に入っていました。代わりに内科へ行こうかと思ったのですが、臨月近い妊婦が混んでる場所へ行くのはどうかと思い断念。とりあえずは病院が開くのを待つしかないという状態でした……。ー--------------加藤かとさんは年末ということですぐに病院にも行けず困っていたそう。急病になった際、どのように対応するか考えておかなければいけませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月07日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。第2子である長男を妊娠していた加藤かとさん。臨月になろうとしていたある日、イボ痔になってしまい、そのことを夫に報告すると……!?★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1こんにちは! アラフォー主婦の加藤かとです。今回私のおしりにイボができるほんの1カ月前、私は痔になっていました。そのときは市販薬で症状を抑えることができず、産婦人科で相談したところポステリザンという炎症を抑える軟膏を処方してもらいました。そのポステリザンのおかげで痔は治ったのですが、まさかの再発。しかも臨月が近く、1カ月前よりも動くのが大変な時期でした。夫に痔になったと報告すると、「ふーん、また?(笑)」と半笑いに……。笑ってる場合じゃないしもっと妻のことを心配して! と夫に訴えました。痔が再発しただけでもつらいのに、今回の痔は以前よりも成長したのか手強く、私は頭を悩ませることしかできませんでした。ー--------------夫に痔について報告したところ、笑われてしまったという加藤かとさん。パートナーからの理解を得られないのは悲しいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。【里村先生からのアドバイス】妊婦さんは子宮大きくなることで、足のほうから心臓へと戻る血液が通る静脈を圧迫し、肛門周囲にある静脈に血がたまり痔が生じやすくなります。出産後に血流の改善を認めるとある程度は痔も小さくなることが多いです。★関連記事:「そこまで俺もたないよ」夫の体にじんましんが! その理由は… #夫とともに四半世紀 1★関連記事:「体が弱っているせい?」血尿が出て病院へ、人の温かさが身に染みる #43歳で腎がんになった話 2★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年11月03日猫が大好きな2児のママである加藤かとさん(@kato_usausako)による、痔の体験を描いたマンガを紹介します。長男であるゆーたんくんを妊娠していた加藤かとさん。そのころはちょうど年末だったので、お正月に義実家を訪問することを考えていると……?★関連記事:「なんか臭い!」夫の背中から異臭が!? その正体は… #アラフィフ主婦ちゃんねる 1初めまして! アラフォー主婦の加藤かとです。第2子であるゆーたんを妊娠していたときのことでした。このころはもう臨月が近く、私のおなかは大きくなっていました。私たちは毎年元旦に夫の実家へ挨拶しに行くことが恒例となっており、この年ももちろんその予定になっていました。でも、もうおなかも大きいし義実家に行っても上げ膳据え膳で何もしなくていいだろうな〜とのんきに考えていました。すると、そののんきな考えを打ち砕くようにおしりに違和感を感じました確認してみると、おしりの間にどでかいイボの姿が……!!おしりにできるイボ……そう、私はイボ痔になってしまったのです。ー--------------妊娠後期だった加藤かとさんを襲ったイボ痔。年末は病院が閉まっていることもあるので、不安になってしまいますよね。著者/加藤 かと猫を愛するブロガーでマンガ家。著書に幼児自慰をテーマにした『やめられない娘と見守れない私』がある。ブログでは不倫シタ側の女性2人を主人公にしたマンガの他、日常マンガや怖い話などを連載中!
2022年10月31日女性のひそかな悩み、出産時にもよくなるという「痔」。便秘でもないのでずっとひとごとだった私に、その病はひっそりと近づいてきました。体験談を読んでみては「へー、大変なんだなあ、でも病院行くの嫌だなあ」と思っていた私でしたが、実際になってみると本当に大変でした。私の痔の体験談を紹介します。★関連記事:「地獄の痛み」痔が悪化したのは更年期のせい?改善策はある?【医師監修】便秘とは無縁だった私が痔になるなんて!朝、おしりに違和感!「何かある!」まさか自分が痔になるなんて考えてもいませんでした。トイレを我慢しなくてもいい環境に身を置き、野菜大好き、食物繊維大好き、水分はしっかり補給する生活のため、便秘とは無縁だった私。なので私にとっては「痔」はまさに「対岸の火事」の病でした。なのになのに! その日は突然やってきました。朝起きたときにおしりに違和感。「??」と思いながらトイレへ。すると、痛い! うんちをするとおしりが痛い! いつもなら強めにするウォシュレットを最弱にして洗った後、そー-っと触ってみると……あれ? 何かある!おしりにポコポコッと何かが出てきている! そこでやっと「痔?」と気付きました。もう違和感しかなく、痛いし気になるしで、泣きそうになりながら出勤しました。トイレに行きたくなることを考えると食欲も出ませんでした。帰宅後お風呂に入って、暖かいお湯できれいにして触ってみるとやっぱりあるんです、ポコポコッとしたものが肛門の辺りに感じられました。恥ずかしくて受診できず「痔」を調べる日々とにかくどうにかしなければなりません。だって痛くてトイレに行くのも面倒になります。そうすると排便のリズムが狂ってスムーズに出ず、ますますつらくなり痛い思いをする悪循環に陥りました。効きそうな薬、民間療法、体操などを調べれば調べるほど何をしていいのかわからなくなり混乱する日々。手っ取り早く病院に行けばいいのでしょうが、やっぱり恥ずかしい。出産やがん検診などで下半身を見られた経験がないわけではないですが、肛門を見られるのはやっぱり抵抗がありました。しかも、看護師に知り合いが多く、思いつく肛門科には知り合いや友人が働いています、そこにいって肛門をさらす? いや無理! 家族にも絶対に言えない……。でも、痛いし気付けばポコポコッと肛門から出てくる何かがあります。ネットや本で調べたところ、私の痔はおそらく「いぼ痔」で、その中でも「内痔核」のようでした。今まで自覚症状はありませんでしたが、思い起こせばお風呂に入ったとき、力を緩めると肛門周りがポコッとすることがありました。そこで、もしかして「痔」だったのかも? と気付いたのです。調べたところ内痔核は初期の状態であれば「排便後は自然に戻る」とあったので、気付かないうちに痔になり、処置をしないうちにひどくなってしまったのかなと思いました。市販薬とお風呂で温める作戦をしてみたら…ネットで調べると「とにかく清潔に」「お風呂に入って温める」とあったため、毎朝の排便後きれいにすることと、入浴時、暖かいお湯できれいに洗った後湯船に必ずつかり血行を良くすることを心がけました。ウォシュレットが強すぎるのも良くないと出ていたので、自分自身痛さを感じていたこともあり弱めにして使用しました。病院に行くのは最終手段と考え、まずはドラッグストアで薬を探すことに。小心者で見栄っ張りな私はいつものドラッグストアには行きにくく、少し離れた店で薬をチョイスしました。私が選んだ薬は患部に塗ることと、中に注入することの両方できるタイプです。痛いのは外に出ているものですが、中にも入れないと治らないかなと思い選びました。その薬を1日3回使用しました。朝は時間に余裕をもって食事をして、その後トイレで排便し、ウォシュレットでおしりをきれいにして薬を塗りました。昼は水分だけをとり、おしりをきれいにして薬を塗るだけ。夜は入浴後または寝る前に家族にばれないようにそーっと薬を塗るように。痛みが治まるまで辛い物や刺激物を避けて便秘にもならないようにと、より一層心がけました。2週間真面目に1日3回薬を塗り注入し、おしりを清潔にしたところ痛みが治まり1カ月後にはポコポコッとしたものも気にならなくなりました。今は触っても何もない状態です。まとめお風呂で力を抜いた状態になると、たまに何か出ているのを感じるときもあるので、完治はしていないのだと思います。私の場合は気付いてすぐ薬を使用したり温めたりと自分なりの処置をした結果、悪化することはありませんでした。私は長時間の車移動で座ったまま、家で動かないでゴロゴロしてばかりなど活動量が少ないと朝排便がないことも。すると排便リズムが狂い便秘ぎみになるので、また痔につながるのが目に見えています。あの痛みと生活の不便さを思い出して、悪化させない生活を心がけていきたいと思っています。そして、決心が付いたら病院に一度かからないとなあと悩み中です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。マンガ/へそ著者/まさみ(45歳)中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
2022年10月15日■前回のあらすじ促進剤を投与し、ついに強い陣痛がスタート。陣痛の間に何か出たような感触がしたのでトイレへ行くと、産褥パットに鮮血があり気が動転。助産師さんに報告すると、お尻ではなく股からの出血と聞き、安心するのでした。■果てしない痛みに心が折れる…!■いよいよ分娩台へ!?痔の痛みと陣痛のダブルパンチで心身ともに限界のところ、ついに分娩台へ!?今考えると子宮口8cmって結構進んでるなと思うけれど、このときはもうすぐにでも痛みから解放されたくて相当テンパってました。次回に続く「“痔”獄の出産レポート」(全7話)は12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年09月26日