ドキュメンタリー映画『僕が跳びはねる理由』が2021年4月2日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。自閉症者が見て・感じている世界を疑似体験会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹が13歳の時に執筆した書籍『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)。今まで理解されにくかった自閉症者の内面の感情や思考、記憶を分かりやすい言葉で伝えた内容が大きな感動を呼び、34か国以上で出版された。『僕が跳びはねる理由』は、そんな世界的ベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』を元に映画化したドキュメンタリー映画。本作では、自閉症と呼ばれる彼らの世界が“普通”と言われる人たちとどのように異なって映っているのかを、世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して明らかにする。さらに、斬新な映像表現や音響効果を駆使することで、自閉症者が見て・感じている世界をあたかも疑似体験しているかのように体感できる作品に仕上げた。世界各国から高い注目を獲得また同作品は、世界最大のインディペンデント映画祭としても有名な第36回サンダンス映画祭のワールド・シネマ・ドキュメンタリーコンペティション部門で観客賞を受賞、2020年に開催されたバンクーバー国際映画祭では、長編インターナショナルドキュメンタリー部門観客賞&インパクト大賞をW受賞するなど、世界各国から高い注目を獲得した。作品詳細『僕が跳びはねる理由』公開日:2021年4月2日(金)~角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で順次公開原作:東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)翻訳原作:『The Reason I Jump』(翻訳:デイヴィッド・ミッチェル、ケイコ・ヨシダ)監督:ジェリー・ロスウェルプロデューサー:ジェレミー・ディア、スティーヴィー・リー、アル・モロー原題:The Reason I Jump/2020年/イギリス/82分/シネスコ/5.1ch字幕翻訳:高内朝子字幕監修:山登敬之配給:KADOKAWA
2021年03月29日Upload By 発達ナビ編集部自閉症者の独特な世界観を表現した作品編集部(以下、――) 映画の原作となったエッセイ『自閉症の僕が跳びはねる理由』は、自閉症者の内面の感情や思考を分かりやすい言葉で伝えたことで注目され、34か国以上で出版され、117万部を超える世界的ベストセラーになりました。書著を書こうと思われたきっかけを教えてください。話せなかった僕が気持ちを伝えられるようになってから、母は僕の行動について「なぜ、そんなことをするの?」と、ことあるごとに聞くようになり、僕の説明を聞いては驚いていました。僕の行動の理由が分かるようになり、僕に接する母の態度に余裕が出てきたと思います。僕は母に尋ねられなければ、自分の行動を言葉にすることはなかったのではないでしょうか。なぜなら、それが僕にとっての日常だったからです。僕の世界が母の世界と違うと知ってから、僕が見たり感じたりしている世界を母に伝え、母からは“普通”と呼ばれている人たちが見たり感じたりしている世界について教えてもらうようになりました。当時の母は僕の行動の理由を知り、親子関係がよりよくなったと感じていたようです。自閉症者である僕の気持ちを知ってもらうことで、自閉症者に関わる人たちの気持ちが少しでも楽になればと思い、この本を出版しました。――映画は「自閉症と呼ばれる彼らの世界が“普通”と言われる人たちと、どのように異なって映っているのか?」を世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して追い、明らかにしていく内容でした。著書がこのような形で映画化されたことについて、どのように思っているか教えてください。すばらしい映画にしてくださり、制作者のみなさまに感謝しています。僕は、自閉症者の生きづらさや独特な世界観について文章で表現しましたが、ジェリー・ロスウェル監督は映像で表現してくださいました。多くの方にこの映画をご覧いただき、自閉症とは何かということについて考えていただければうれしいです。――本作では、自閉症のある人が世界をどのように感じているのか、視覚や聴覚で伝えている描写がありました。東田さんが完成した映画の映像を見て、感じたことを教えてください。とても芸術的な映像だと思いました。自閉症者が見ている風景のように描かれている場面がありましたが、僕が日常のすべてにおいてこのような風景を目にしているわけではありません。僕は著書の中で世界の見え方について「最初に部分が目にとびこんできます。その後、徐々に全体が分かるのです。」と書いていますが、僕の視界にそう映っているというよりは、意識の向け方がそういう感じだということです。意識というのは本人にしか分からないものだと思っていました。意識下で起きていることを映像で表現し、それを見ている人に自分の視界で起きているかのような錯覚を起こさせる映画の技術に感動しました。Upload By 発達ナビ編集部「繰り返し行動」「動きを制御できない不安」、言葉にするなら――「不安に感じるとき、繰り返し行動を行うと安心する。不確かさから自分を守ってくれる」という言葉がありました。映画のなかでも、ある女の子がキラキラしたひもをいつも持っていて、集中している時は平穏、目を離すとさまざまな刺激が飛び込んでくる描写があります。東田さんも、繰り返し行動をしていないとさまざまな刺激が飛び込んでくるのでしょうか。また、どのようなことをすると気持ちが落ち着きますか?繰り返し行動をしていないとさまざまな刺激が飛び込んでくるのではなく、さまざまな刺激が飛び込んでくるために繰り返し行動をしてしまうのです。どちらが先でも同じではないかと思われるかもしれませんが、繰り返し行動は、したくてしているのではないという意味では、自分を守るために繰り返し行動をしてしまうという表現の方が、自閉症の人の心境をよく表しているのではないでしょうか。僕も刺激には弱いです。気になる音や風景が目に入ると、自分を落ち着かせるために、いつも見ている絵本や昔の写真を見たり、手で耳をふさいだりしていました。今は、周りの刺激にもだいぶ慣れました。――発達ナビを読んでいる人たちのなかには、お子さんが突然家を飛び出してしまったりすることにどうしたらいいか悩んでいる人もいます。東田さんもよく家を出て外にいらっしゃったと言います。外に飛び出すことで得たかったものはなんですか?外に出ることで自分が何かを得たかったわけではなく、脳が僕にそう指令を出すのです。外に出てしまったら、あとは歩き続けるだけです。赤い靴を履いた女の子のように、僕はただ目的地に向かって足を動かします。目的地といってもどこを目指しているのか、自分でもよく分からないのです。自分がどうなるのかなんて考えませんでした。自分の行動を自分でうまくコントロールできないというのは、なぜこんなことをしているのか、自分でも説明できない状況なのだと思います。僕の場合は、警察に保護されたり、車にひかれそうになったりしたことで、勝手に外に出て行かなくなりました。――東田さんは、記憶は線でつながっておらず点としてばらばらに存在し、突然思い出されるといいます。そのような時間の感覚を持っていることで大変だと思う点、逆に良いと思っている点等があれば教えてください。大変だと思っているのは「前にやったでしょ」「もう忘れたの?」などと注意されることです。普通の人たちは、これくらい覚えているのは当たり前という前提のもと、僕たちが記憶していないことに対して、叱ったり怒ったりします。けれど記憶というのは本来、意思の力だけでどうにかできるものではなく、脳の機能も関係しているものではないのでしょうか。僕がこんな文章を書けることを不思議に思われる方もいますが、僕が言う「点のような記憶」というのは、記憶が線のようにつながらないだけで、場面ごとの記憶はあるということです。場面としての記憶があれば、言葉や知識そのものは増えていきます。僕の記憶で良かったと思っているのは、過去から現在、どの地点においても、自分という人間の存在感が変わらないことではないでしょうか。小さい頃の自分も今の自分もそれほど変わらないのです。過去に思いをはせ遠い昔を振り返るというよりは、自分がたくさんいるようなイメージです。自分という人間がこの世に無数にいるような感覚は、時間を超越しているとも言えるでしょう。フラッシュバックに怯えることもありますが、もしかしたらこれは、四次元を体感している状態なのかもしれません。――自分の体や行動を制御できない不安はありますか?そのような不安から守るためにしていることがあれば教えてください。僕は、体の機能に問題がないにもかかわらずみんなのように動けない自分のことを、「壊れたロボットのようだ」と表現してきました。大人になった今も、あまり違いはありません。指示に従うことも、集団行動も上手くできないのです。じっとしていることさえ苦痛です。そんな自分を不安に思う気持ちはずっと続いています。特別な対策はしていませんが、失敗してもそれほど落ち込まなくなりました。なんとかなると、自分で自分を励ませるようになったからだと思います。――「人間にどれだけ否定されても、自然は僕を抱きしめてくれる」という表現がありました。東田さんはどのように自然とふれあい、感じてきたのでしょうか。光を浴びれば僕の体は分解し、分子となって周りに飛び散るような感覚になります。風が吹けば風よりも速く走りたくなり、水中に潜れば自分に手足がついているのを忘れてしまいます。僕は自分が人であることが、いまだに信じられません。人の中にいる自分より、自然の中にいる自分の方が安心できるからです。嫌なことがあったら空を眺めます。流れる雲やまたたく星を見ているだけで、気持ちが癒されるのです。自閉症者として、人として、自分に向き合うUpload By 発達ナビ編集部――思ったことを会話で伝えられないことで、人とのコミュニケーションに苦労されてきたと思います。そんななか、人との関わりで癒されたり救われたりした経験はありますか?僕が心から信頼しているのは家族です。僕がここまで元気に生きてこられたのも、家族の支えがあったから。自分が信じた道を歩くことの大切さを身をもって教えてくれた母には、感謝しています。父からは、世の中にはさまざまな価値観が存在するということを教わりました。学校の先生も、僕に優しかったです。僕が友達に笑われることはあっても、いじめられることはありませんでした。先生は僕をいつも気にかけてくれていました。僕が人を嫌いにならなかったのはこのような経験も影響していると思います。僕はコミュニケーションでずっと苦労していますが、人との関わりを拒絶しているわけではありません。むしろ、人にとても興味を抱いています。――人の、どのようなところに興味があるのですか?人はいつも正反対の性質を持って生きています。「善と悪」「やさしさと厳しさ」「期待する気持ちと失望する気持ち」…どんな人もさまざまな一面を持っています。誰でも自分の気持ちに正直に生きたいと願う気持ちと、人として正しくありたいという気持ちの間で揺れ動いているし、それは僕も同じです。だから、そんな思いは自分だけではないと知ることで、僕は未来に希望を感じるのです。僕の悩みも自閉症だからではなく、人として生まれたからだと思えるからです。――映画に出てきたある自閉症の方は、文字盤で意思を伝えられるようになる前の学校教育について、苦い思いを語っていました。東田さんは、受けてきた教育についてどのように感じていますか?僕は小学校時代、5年生まで地域の学校(通常学級)で学びました。ただし、授業中も母がずっと付き添ってくれていました。小学校6年生から中学3年生までは特別支援学校に通い、高校は障害のある生徒も受け入れてくれる通信制の学校に在籍しました。普通の学校も特別支援学校も、一長一短があったと思います。子どもには教育を受ける権利があります。どんな人生を歩みたいのか、学校の選択も含め本人が決められれば理想だと思っています。――東田さんは、どのようにご自身の学校を選択してきたのでしょうか。学校は、基本的に自分で選択してきました。小学校では、とにかくみんなと一緒に勉強したかったです。けれどもだんだん周りが見えるようになり、他の人との違いに気づき始めたのです。自分はいったい何者なんだろうと、思春期の入り口で深く考えるようになりました。みんなとの違いは努力だけではうめられないことも知りました。当時は、みんなのことがまぶしかったです。そこで小学6年生から特別支援学校に転校することを決めました。小学校の卒業まであと1年、せっかくだから頑張ったら?と言われたこともありましたが、将来のためにも、自分で自閉症という障害を受け止めるべきだと思いました。特別支援学校では、自閉症である自分と向き合うことができたと思います。世界中の自閉症者が、自分らしく生きられるように――発達ナビの読者は、主に保護者や支援者です。自閉症など、特性がある人の保護者、支援者に対して伝えたいことがあれば教えてください。当事者にとっては、自分のことを心配し、気にかけてくださる方々の存在が生きる希望につながっています。人が生きるうえで最も大切なものは、希望ではないでしょうか。どうすればできるようになるのかを考えることは大切ですが、そのためにも次も頑張ろうと思えるよう応援をしてあげてください。――映画に出てくる自閉症の人たちを見て、何を感じましたか?僕が気になったのは、やはり自閉症であるために差別されている人たちがいるということです。人は生れながらに平等で誰もが幸せに生きる権利を持っているはずです。そして、幸せかどうかを決めるのは、周りの人ではなく本人だと思います。世界中の自閉症者が自分らしく生きられることを祈っています。そして、これからもどうして差別が起きてしまうのか考えていきたいです。――自閉症のある人とまわりの人たちには、どの様な対話が必要だと思っていますか。また、どの様な人に対話へ加わってほしいですか。特別な対話はいらないと思います。ただ普通の人たちとは少し違う人たちも、社会の中にいることを知ってほしいのです。「どの様な人に対話に加わってほしいですか」というご質問には、「どなたでも」と僕は答えます。――今日はありがとうございました!インタビューを終え、東田さんの繊細かつ独特な感受性と、人に対する温かいまなざしの伝わってくる言葉の数々が印象に残っています。著書では自閉症者の見ている世界観が言葉で的確に表現されていますが、映画では映像と音声で、その世界観を体感することができます。ぜひ鑑賞してみてください。※インタビューは、東田さんにお送りした質問事項に文章で回答していただく形と、オンライン対面で質問してその場で文字盤を使いながら回答していただく形の2つをとりました。この記事は、その両方の回答をあわせて執筆しています。Upload By 発達ナビ編集部東田直樹さんの著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が原作となった映画、『僕が跳びはねる理由』 が、4月2日(金)より、角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、アップリンク吉祥寺 ほか全国順次公開。東田さんが文字でつづった自閉症のある人の感じている世界を、東田さんの言葉と美しい映像とともに描いた作品。アメリカをはじめ、さまざまな国で暮らす自閉症当事者の暮らしや夢、友情などを丁寧に取材している。原作:東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)翻訳原作:『The Reason I Jump』(翻訳:デイヴィッド・ミッチェル、ケイコ・ヨシダ)監督:ジェリー・ロスウェルプロデューサー:ジェレミー・ディア、スティーヴィー・リー、アル・モロー撮影: ルーベン・ウッディン・デカンプス/編集: デイヴィッド・シャラップ/音楽: ナニータ・デサイー原題:The Reason I Jump2020年/イギリス/82分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:高内朝子/字幕監修:山登敬之/配給:KADOKAWA
2021年03月26日子育てをしていると、予想外な子供の反応に、驚かされることがあります。4歳の娘さんを育てる母親の、えま(@em5884)さん。登園を拒否する娘さんのことを、心配していました。そこで、娘さんの手の甲に簡単なイラストを描いて、こう伝えたといいます。「お守りね」すると…娘さんは、登園するようになったのです。登園拒否の娘、手の甲に「お守りね」と、ちょっとしたイラストを描いてあげることでアッサリ行けるようになった。何が心の支えになるかはわからないし、ホントにこれのおかげとも思えないけどとりあえず嬉しい。毎日、石とか拾ってくるのもおさまってくれて助かった… pic.twitter.com/qorNajW7Fv — えま (@em5884) March 3, 2021 さらに娘さんは、「お母さんにも見せたいから」という理由で、石などを拾ってくるクセもおさまったといいます。えまさんは「何が心の支えになるかは分からないし、本当にこれのおかげかは分からないけれど、とりあえず嬉しい」とつづりました。一連の出来事に対し、ネット上では「なんて素敵なお守り!」「優しい気持ちになった」という声が上がっています。中には、「うちの子も、同じ方法で登園するようになったことがある」といったコメントも。どうやら、似たような経験を持つ親は多いようです。登園中は親元を離れて、1人で新しい世界に飛び込むようなもの。心細い時に、親が描いてくれたイラストが手の甲にあると、子供は安心できるでしょう。我が子を想う母親の愛情と、機転を利かせたアイディアは、多くの人の心を温めました。[文・構成/grape編集部]
2021年03月06日仲良しのお友だちが突然、幼稚園を転園。ショックを受けたお子さんはだんだんと登園を渋るように……。そのときママが親としてどのようにサポートしたのか、その後のお子さんの変化についてお話ししています。 現在6歳の男の子を育てています。息子が年中のとき、一番仲良しだったお友だちが引っ越しして幼稚園を転園してしまいました。大親友の転園。息子はその後、幼稚園に行き渋るように……。当時の体験談をご紹介します。 仲良しのお友だちもともと引っ込み思案だった息子。年少のときはほとんどお友だちができませんでした。しかし、同じクラスの電車好きの男の子と仲良くなり、楽しく通っていました。幸いにも年少、年中と同じクラスになり、お休みの日にも遊ぶことも多く、幼稚園でもいつも一緒に遊ぶように。 私も楽しく通う息子の様子に安心していました。しかし、そんななか、お友だちのお父さんの転勤が決まり、引っ越しと共に幼稚園も転園することになったのです。 お友だちの転園家族ぐるみでお付き合いしていたので、私も別れはとても寂しかったです。息子もかなりショックを受けたようでした。お友だちが幼稚園からいなくなり、はじめは普段通りに通っていましたが、段々と幼稚園に行きたがらなくなってしまったのです。 引っ越しをしたお友だちはかなり積極的な性格でした。息子はいつもお友だちに引っ張られる形でほかの子とも遊んでいたようです。そのため、ひとりではほかのお友だちの輪になかなか入れなかったようです。 息子の様子にやきもき不安げな息子の様子を見るのはとても心配でした。もともと気が弱く受け身のタイプだったので、余計にやきもきしてしまったのです。担任の先生とも小まめに連絡を取り合い、家でもなるべく息子の話を聞いたり「一緒に遊びたかったら『入れて』って言ってみたら?」など、アドバイスするなどサポートに努めることに。 でも「幼稚園はどうだった?」「今日は誰かと遊んだ?」などプレッシャーがかかるようなことは、聞かないようにしました。 他のお友だちとも遊ぶようにその後、少しずつ「今日は○○君と砂場で遊んだ!」とクラスのお友だちの名前を聞けるようになりました。年長に上がるころにはすっかり行き渋りもなくなり、ホッとひと安心。息子自身も前よりも積極的な性格になったと感じます。 今でも引っ越しをしたお友だちとは連絡を取り合っていて、たまに遊ぶことも。離れたことでより一層、2人の友情も深まったようにも感じられました。 まだ幼稚園児にとっては、トラブルも多く、難しいお友だち関係。息子にとっては一番のお友だちが引っ越しするのは、とてもつらい時期だったのかも知れません。しかし息子自身が成長するきっかけになったと感じる出来事でもありました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年02月13日ある平日の朝、二太郎が大泣きしていました。その理由は…■激しい登園しぶり…どうすればいい?登園しぶり!ときどき「幼稚園行かない」ということはあったのですが、なんだかんだ幼稚園の門まで行ったら、切り替えて教室に行ってたんですよね。ただこの日は3連休明けだったからなのか、家にいる時点でいつもより激しい登園しぶり…。ところがどっこい、ラッキーなことに、この日は登園後すぐに1時間ほど参観ができる日! 今年度初めての参観と、最大の登園しぶりが重なる奇跡…!ということで、「お母さんも今日は幼稚園行く日やから、一緒に行こ!」と声をかけ、とりあえず登園することに。登園しちゃえば楽しい気持ちになって、いつもどおり遊ぶだろう〜と思っていたのですが…。どんどん激化。全然無理。でも「おうちに帰りたい」って言われて認めたらそのまま休み癖がついてしまいそうだし、私には仕事もあるから幼稚園に行ってもらわないと困る…。なんだかんだ毎回幼稚園行ったら楽しんでるやんか~!そこで取った作戦は…?ひたすら抱っこ作戦を開始!抱っこされながら「おうちでおかあしゃんといたい!」と言う二太郎。それに私は「そうか〜 お母さんとおうちにいたかったのねー」とひたすらオウム返し。効果あるんかわからないけど、もうこれしか言うことがない…!そのまま10分経ち、20分経ち、30分経ち、40分経ち…。参観の残り時間は10分ほど。そのタイミングで、「あっちいく」と平均台を指差した二太郎。も、もしや…ここに来てやっと遊び始めました! やったー!その後はノリノリで遊び、参観終わるときにはハイタッチでバイバイできました。最後10分の追い上げがすごい。そんなこんなで何とか乗り切った登園しぶりでした…。幼稚園に行きたくない理由は「おうちでおかあさんといたい」だったので、この日から家では密着度高めに過ごしております。効果あるんかわからないけど!幼稚園行ったら毎回楽しむのだから、しぶらず行ってくれますように〜!
2020年12月28日8月18日、歌手・槇原敬之被告(51)の有罪判決が確定した。今年2月、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原被告。7月21日の初公判では起訴内容を認め、8月3日に東京地裁から懲役2年、執行猶予3年が言い渡された。控訴期限である17日までに検察側と弁護側が控訴しなかったため、判決が確定した。「槇原被告は、18年と今年に違法薬物を所持していたことを認めました。ですが、使用は否認。それを裏付けるように、尿検査も陰性でした。槇原被告が99年にも有罪判決を受け、それ以降も入手したことから検察側は常習性を指摘。ですが弁護側が『悪質性は低い』と主張し、執行猶予が付されたようです」(全国紙記者)各メディアによると、初公判で裁判官から「今後10年、20年使用しない自信があるか」と問われた槇原被告。すると「ファンや大事な人たちにこんな思いをもうさせたくないという気持ちが強いです」と答えたという。刑が言い渡された直後、槇原被告は公式サイトで活動休止を宣言。「常に罪を償う思いを持ち、今後、皆様のご信頼を一日でも早く取り戻せるよう、日々懸命に努力をする所存でございます」と反省の弁をつづった。デビュー30周年ツアーも台無しとなり、ファンからの信頼を失ってしまった槇原被告。そんな息子を思いやるのが父・博之さんだ。地元・大阪で電器店を営んでいた博之さんは、息子の才能を伸ばすためには労力を惜しまなかったという。「槇原くんは幼少の頃からピアノに通っていました。自宅には高価なオーディオやピアノもあり、中学生の頃から作曲をしていましたよ。ご両親は槇原くんが音楽に夢中になっていくことを、喜んでいるようでした」(地元住民)槇原被告が逮捕された当時、博之さんは憔悴した様子で本誌にこう語っていた。「あの子のやったことは、許されないことだと思います。でも、それでも一人息子やからね……。あとのことは、やっぱり親がしてあげないと。あの子には、身内は私たちしかおらんのです」その4日後、留置場で父と面会を果たした槇原被告。その際に「僕はやっていない」と語り、博之さんを安心させたという。博之さんのためにも、3度目がないことを願うばかりだ――。
2020年08月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。幼稚園がやっと再開されたと思ったら、あっという間に夏休みに入ってしまいますね。今回は、息子の登園拒否、登園しぶりについて書いていこうと思います。息子は4歳、年中さんです。年少さんのころは、激しい登園拒否、登園しぶりがありました。年少さんが泣いている姿を見ると「あぁ…息子もこんな風に泣いていたな…」と思い出すのです。もともと人見知り、場所見知りが激しい息子だったので、スムーズに幼稚園へ行くとは思っていませんでした。そこで私も考えて…■息子が心配だったので、プレ幼稚園に一緒に通っていた息子が2歳のときに、プレ幼稚園へ一緒に通うことにしたのです。最初は親子で通い、息子が慣れてきたところで1、2時間息子だけが通うことに。幼稚園に慣れることで、年少さんになってもスムーズに通えるだろうと考えていました。しかし現実は…プレ幼稚園へ通っていたにもかかわらず、離れるときは泣くのです。しばらく通うと慣れてくるのか、泣かない日もあるのですが… ■いつになったら泣かなくなるのだろうと、不安になっていたが…!?着がえすら拒否する日も増えました。3学期もこの調子だったので、この子は一体いつになったら泣かなくなるのだろう…一体いつになったら楽しく幼稚園に通えるのだろう…そんなことを考えて、不安になることもありました。しかも、今年はとてもとても長い春休みになってしまいました。相変わらず息子は「ようちえん、いきたくない」と言い、休みを楽しんでいる…。6月、久しぶりに幼稚園が始まることになり、息子はまた幼稚園へ行くのを嫌がるのだろうな…と思っていました。ところが…年中さんになった息子は、泣かないで登園するだけでなく、徐々に自分で着がえるようになりました。つい半年前までは考えられなかったことです。まさか幼稚園へ行くために、息子が自分で制服に着がえる日がくるなんて思えなかったのです。年中さんになったことで、息子の気持ちに何か変化があったのかもしれません。いまも、笑顔ですんなり幼稚園へ行く日はほとんどないんです。それでも、泣くのを我慢している顔を見ると、すごくがんばっていることが伝わってきます。必ず笑顔で「たのしかった!」と帰ってきてくれるので、きっと大丈夫! と思えるのです。そんな息子をこれからもずっと見守っていきたいと思います。
2020年07月27日家族写真を撮影し、Twitterに投稿している石川祐樹(@yuki_ishikawa75)さんが、娘さんのある瞬間をとらえた1枚を公開。多くの人々の胸を打ちました。心臓の病気が原因で、年長組からの1年間しか幼稚園に通えなかったという娘さん。初登園の朝は、きっと幼いながらに万感の思いだったのでしょう。母親と手をつなぎ幼稚園に向かっている娘さんの姿を撮影した、こちらの写真をご覧ください!大好きな一枚。フィルムで一発。娘は病気だったから幼稚園は一年間だけ通った。その初登園の朝。息子は普通に3歳から幼稚園行ってる。息子の初登園も同じ場所でデジタルで連写しまくったけど良いのはゼロだった。切実さが写真に乗らない。結局僕の写真は結局は娘を記録したかっただけ。 pic.twitter.com/YPFuPfhXSG — 石川祐樹 (@yuki_ishikawa75) June 13, 2020 この躍動感…全身から喜びがあふれています!隣を歩く母親の笑顔からも、どれほど待ち焦がれた登園だったのかが伝わってきますね。・最高のショット。・この写真、ものすごく好きです!・幸せな気持ちが痛いほど伝わってくる。素敵な写真だ。奇跡的なタイミングで撮れた1枚。家族の温かさや、命の輝きに心震えますね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月04日4歳と2歳の息子、0歳の娘を持つパパです。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言。わが家のママは育児休暇中のため、登園の自粛要請が幼稚園からきてしまいました。外出もできない生活で、今後いつまで続くかもわからない状況。何か行動しなければ上の息子はだらけた生活をしてしまうと思い、規則正しい生活のために実践しようと決めた3つについて紹介します。 時間を決める1つ目は、起床時間と就寝時間、食事の時間を決めました。幼稚園では時間割があり息子は規則正しく生活していますが、自宅ではテレビばかり観ることになってしまうため、規則正しく生活することができるように努めました。 また、最近幼稚園で少しずつ勉強する時間を作ってくれていたので、1日20分間、5ページひらがなの練習をすることに。お風呂から上がり就寝するまでの時間で、息子が勉強する機会を設けるようにしました。 当番として任命する2つ目は、お手伝いの当番として息子を任命しました。幼稚園ではさまざまなことを当番として子どもたちに実践させてくれています。しかし家では、あまりお手伝いをしてこなかった息子。 難しいことを任命するのではなく、「食器を運び片付けること、ゴミ出しをすること、拭き掃除すること」に限定し、一緒に実践することに決めました。簡単なことで、一緒に実践するので息子も張り切ってくれ、ご褒美シールを追加するとよりやる気を持ってくれました。 一緒に作成する3つ目は、何でも息子と一緒に作成するようにしました。起床時間や就寝時間を決めたり、当番を任命しても、外出できなければどうしても時間が余ってしまいます。そのため、一緒に工作をするだけではなく、ホットケーキやお好み焼きを作るなど、簡単な料理を息子とチャレンジ。 ダンボール箱や牛乳パックを使う工作は普段からしていたことですが、一緒に料理をする機会はなかったので、息子も新鮮な体験だったようで反応がよかったです。 新型コロナウイルスの影響により登園自粛となってしまった息子。幼稚園に通っていたときと同じように生活できるよう時間を決めたり、当番を任命したりして、わが家でも規則正しく生活することができるように努めています。今後、登園自粛が延長されることも有り得ると考えられるため、息子と一緒に考えながら実践していけたらと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する4歳と2歳の息子、0歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2020年06月13日理屈くさい男子大学生に、恋人ができて振られ、事実を受け入れがたいまま妄想が暴走する、森見登美彦さんのデビュー作『太陽の塔』(新潮文庫刊)。森見文学の出発点として今なお根強い人気を誇る一冊だが、そのコミカライズを手がけたのが、本作が連載デビューとなるかしのこおりさん。担当編集者も原作の大ファンで「かしのさんはかわいい女の子を描くのが得意なのですが、男性の多い『モーニング』編集部員を紹介するマンガを描いてもらったところ、デフォルメが上手でこれならいけると思いました」とのこと。たしかに「才能と知性の無駄遣いっぷりは余人の追随を許さない」という主人公の盟友・飾磨(しかま)や、生きている女性に告白されて動揺しまくる山男のような高藪など、中身も見た目もアクの強い男が勢ぞろい。「森見さんの作品に登場するキャラクターはみんな個性的で、とても愛嬌がありますよね。だけど主人公と飾磨の外見は、小説のなかであまり触れられていなかったので、悩みながらも読んで受けた印象を、そのまま素直に絵にしてみました」意外に難しかったというのが、かしのさんが得意なはずの希少な女性キャラ、元恋人の水尾さん。「小説で水尾さんは、主人公の思い出や妄想として出てくるのですが、何を考えているのか見えてこなくて。あるシーンで悩みすぎて森見さんにお聞きしたら、主人公目線でわからないことはわからないままでいい、と言われて納得しました」独特の文体が大きな魅力といえるので、原作に愛着がある人ほどマンガ化を無謀だと思うかもしれない。しかし失恋中の貧乏学生の目に映る京都の景色や、夢と現(うつつ)を行き来する脳内など、文字で記されていることだけでなく、行間からも空気やにおいをすくい取るように、マンガならではの表現にこだわっている。「最初に読んで好きだと思った気持ちのまま、最後まで突っ走った感じです。いい言葉がたくさんありすぎて、泣く泣くカットしたのですが、そのぶん絵でうまく置き換えられたらいいなと思いながら描きました」原作ファンの期待を裏切らず、マンガから入った人も置いてけぼりを食らわない。森見&かしのワールドにどっぷりハマれる、幸せな出会いが生んだコミカライズといえる。『太陽の塔』3終わらない失恋の行方はいかに。クライマックスの「クリスマスええじゃないか騒動」は必見。森見さんのあとがきも収録。原作は新潮文庫(490円)より発売。講談社650円©森見登美彦/新潮社 2003©かしのこおり/講談社かしのこおりマンガ家。「夏の種」(Webコミック「モアイ」で公開中)にて月例賞「モーニングゼロ」2016年8月期佳作受賞。『太陽の塔』が連載デビュー作となる。※『anan』2020年3月18日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月13日歌手の槇原敬之容疑者(50)が2月13日、覚醒剤を所持していたなどとして警視庁に逮捕された。近年、ピエール瀧(52)や沢尻エリカ(33)が逮捕され、“芸能人と薬物”が社会的に波紋を呼んできた。しかし、槇原容疑者の逮捕には意外な反応が上がっている。各メディアによると槇原容疑者は18年4月、東京都のマンションで覚醒剤を含む粉末0.083グラムを所持していた。その前月には、いわゆる危険ドラッグを所持していた疑いも。当初警視庁はマンションの捜索で覚醒剤などを発見し、同居する知人男性を逮捕し起訴。しかしその後の捜査で槇原容疑者も所持していた疑いが強まったため、逮捕したという。槇原容疑者は99年にも覚醒剤を隠し持っていたとして、知人男性とともに逮捕・起訴された。ネットでは《マッキー悲しいなあ……。あんなに美しい曲を作る人なのに》《マッキー世代だしほんとショック》と悲しむ声が上がっている。いっぽうで槇原容疑者は2年前の容疑で逮捕された上、本人が容疑を認めたかどうかも報じられていない。そのため、逮捕をいぶかしむこんな声が上がっている。《逮捕されても2年も前の案件で使用してたか、所持してたかどうかなんてわからんと思うんだが》《なぜ2年前に逮捕しなかった案件で今さら動いたのか、不可解すぎる》テレビの報道にも疑問の声が上がっている。「とくダネ!」(フジテレビ系)は14日、槇原容疑者のSNSを特集した。槇原容疑者が楽器を楽しんだりスイーツを食べて喜んだり、踊ったりするシーンをシリアスな音楽とともに放送。「ハイテンション」と形容し、さらには耳のついた帽子をかぶり猫とともに挨拶するシーンも報じた。そうした行動をまるで薬物と因果関係があるように報じたことに対し、厳しい声が上がっている。《槇原敬之さんが「異常なハイテンション」になっているとされる動画を何度も見せられてうんざりしているんですが、あの様子が違法薬物のせいなのかは判らないし、だいたい自身で公式アカウントにヤバい状態の姿を投稿しますかね…?》《ただテンション上がってるだけで「薬物、やってるんだろな!」と彷彿させられるような動画を使いまわされてるのまじ可哀想だな》また槇原容疑者は「じゅん散歩」(テレビ朝日系)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のテーマ曲を手掛けている。14日、それぞれの楽曲は差し替えられたがワイドショーでは槇原容疑者の楽曲が次々と流れている。そのため《ヒルナンデスとかは槇原敬之の曲使わないのに、ワイドショーではバンバン曲を使う矛盾》と指摘する声や、《流れる曲たちは やっぱり いい曲ばかり》《マッキー逮捕のニュースでTVで曲たくさん流れてるけどほんといい曲いっぱいだなあ》との声も上がっている。
2020年02月14日歌手の槇原敬之容疑者が13日に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、所属事務所が槇原容疑者の30周年特設サイトにて謝罪コメントを掲載した。「槇原敬之の逮捕の報道について」と題し、「本日、当社所属の槇原敬之が逮捕されたという報道がございました。この様な事態が生じましたことは、たいへん遺憾なことでございます。関係各所の皆様、ファンの皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。続けて、「現在、詳細な事実確認を行っておりますが、警察において取り調べ中のため、その状況の進捗を待っているところでございます」と状況を説明し、「この事態を真摯に受け止め、多大なるご迷惑をおかけしております関係各位の皆様へ対応させていただく所存でございます。改めて関係者の皆様、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と記した。
2020年02月14日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。槇原容疑者の逮捕は、1999年の覚せい剤取締法違反の現行犯逮捕に続いて2度目。芸能界では、昨年から薬物関係での逮捕が相次いでいる。2019年3月12日には、電気グルーヴのピエール瀧(52)がコカイン使用による麻薬取締法違反の疑いで逮捕。そして同年11月6日には元タレントの田代まさし被告(63)が覚せい剤所持の現行犯で逮捕された。田代被告は2001年に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された後、違法薬物の所持で2004年と2010年にも逮捕されている。田代被告は逮捕後にメディアで依存の恐怖や更生の厳しさを語っていたにもかかわらず、2019年に再び逮捕された。4度目だった。また同年11月16日には、女優の沢尻エリカ(33)が合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕された。各メディアによると、取り調べでは「10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していた」と供述していたという。相次ぐ薬物事件での芸能人の逮捕。薬物依存からの更生や、その後の活動の難しさにネットではさまざまな反応が上がっている。《最近クスリで捕まる芸能人多すぎ!》《沢尻エリカの次は槇原敬之か…。立ち直れるのかなー》《田代もマッキーも抜け出せなかったんだな》広がる薬物汚染に、心配の声は絶えない。
2020年02月13日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。99年以降、2度目の逮捕だ。これに対し、槇原容疑者の楽曲配信が停止になるのではと心配する声が上がっている。アーティストの不祥事により、作品の配信や出荷が停止となる例は多い。記憶に新しいのは、音楽ユニット・電気グルーヴのピエール瀧(52)の事件だ。瀧は2019年の3月12日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。これを受け、電気グルーヴが当時所属していたレコード会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」は13日に対応を発表。CDの出荷停止と回収、デジタル配信の停止という措置が取られた。実はこうした自粛の形が定着したのは、1999年に起きた槇原容疑者の逮捕からだと言われている。当時、レコード会社は槇原容疑者の逮捕を理由にCDの出荷停止と回収を決定。「社会的活動を行っている当社が、反社会的不法行為を起こした槇原容疑者の商品を出荷するわけにはいかない」とコメントしていた。ネットでは、不祥事を起こしたアーティストの楽曲配信自粛について不安の声が上がっている。《マッキーの歌配信停止になっちゃうかな》《大好きな曲たくさんあるから配信停止になると困る…》《作品自体に罪はないでしょ》《確かに薬物は良くないけど、その人の作品まで自粛っていうのは分からない》《なんでもかんでも自粛すればいいってもんじゃない》多くのヒット曲を生み出してきた槇原容疑者の、2度目の逮捕。今後の対応に注目が集まる。
2020年02月13日ジャーナリスト・伊藤詩織氏(30)が元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)に起こした民事訴訟。その判決が12月18日に下され、東京地裁は山口氏に330万円を支払うように命じた。のちに山口氏は会見を開いたが、その発言が物議を醸している。テレ東NEWSの公式YouTubeアカウントには、会見の様子がアップされている。「判決内容にはまったく納得できません」と話した山口氏。伊藤氏と性行為に及んだ道義的な観点には言葉を濁しながらも「意思に反した性行為は一切していない」と強調している。そんなやりとりのなか、「MeTooなどの社会的な流れをどう思いますか」との質問に山口氏は「性被害を受けた方が訴えるのは当然の権利」と語った。しかし「伊藤さんは性犯罪被害者ではありません」「私の所にも性犯罪を受けたといってご連絡をくださる方が複数。お目にかかった方もおります」と話し、こう続けている。「本当に性被害に遭った方は『伊藤さんが本当のことを言ってない。こういう記者会見の場で笑ったり上を見たり、テレビに出演して、あのような表情をすることは絶対ない』と証言して下さったんです」さらに伊藤氏が世界的に露出を続けることによって「性被害に遭った方が『嘘つきだと言われる』といって出られなくなっているのだとすれば、非常に残念なことだと思います」と結んだ。性暴力の被害者は「絶対に会見の場で笑ったりはしない」という証言があったと明かした山口氏。しかしその客観性の乏しい証言に対し、非難の声が上がっている。《被害に遭っても頑張って前向きに生きていこうとしている女性に対して、なんて愚かなことを言っているんだと、ただただ腹が立つ》《性被害にあったら、暗く俯いて隅っこで暮らしとけ、とでも言いたいのか?すごいな》《じゃあ山口氏は、妻子がいるアラフィフ男性なのに20代女性と性的な関係を持った人らしく、申し訳なさそうな顔していてくださいよ。妻子側から見たら、合意があろうがなかろうが、あなたのやったことは不貞行為で妻子に対する裏切りであることに間違いないでしょ》《心の根底にある深い深い差別意識に触れた気がして呆然とした》
2019年12月19日登園をイヤがったことはある?ゴールデンウイークが明けて、久しぶりの登園。行ってきまーす!とニコニコ出かけてくれればいいけれど、中には、「行きたくない!」と涙した子どもたちもいたのでは?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「子どもが登園をイヤがったことはありますか?」と聞いたところ、8割以上が「ある」と回答。どんなときに登園をイヤがったのかと、そのときの対応を聞きました。母も泣きたい、その気持ちは見せずにとにかく笑顔で!■入園から数か月、教室の前で別れるたびにホロホロと泣いていた娘。いつも先生におんぶされて部屋へ。私も涙しそうになるのをこらえて、とにかく笑顔で元気に送り出すように心がけていました。夏休み前に担任の先生が家庭訪問で自宅に来てくれてから先生を近く感じるようになったのか、泣かなくなりました。(りんりん/33歳)■ 毎朝バスに乗るのを拒み続けて1年半。泣いたり、バスのドアにしがみついたり、私の服を離さなかったり毎朝格闘でヘトヘト。でも幼稚園に着くと楽しく過ごしていると先生から聞いていたので不安なく笑顔で送り出しました。息子に理由を聞くとママと別れるのがツライからと。ある朝突然バイバイして行くようになりました。1年半は長かった。(まめこさん/44歳)■ 次女が生まれてから、「行きたくない、ママと赤ちゃんと家にいる」と泣くようになりました。そこで、朝は玄関で、「〇〇ちゃんだけ特別に元気がでる魔法のキラキラをあげるね、赤ちゃんにはナイショよ」と小さな金平糖をあげるように。そして、出かける前と帰ってきたときはとにかく笑顔で。赤ちゃんのお世話はせずに、数分だけでも長女とベッタリすることを心がけました。2〜3か月で笑顔で登園できるようになりました。(きょん/33歳)■ 年少さんの時は、毎日のように泣いていて、私もストレスを感じていました。でも、大人でも会社に行きたくないときもあります。子どもにとっては、幼稚園は会社に行くのと同じなのかなぁって。友達との人間関係やお遊戯など頑張ってやらないといけないことがあって。そう考えたら、少しは娘の気持ちもわかるような気がして、泣いても怒らないで送りだせるようになりました。(さっちゃんさん/44歳)■ 下の子が生まれてから、毎朝言うように。保育園なんて大キライ!とも言っていました。どうして?と聞くと、ママがいないから、だそう。ほかのお友達はママ来てる?と言うと、来てないことがわかったのか、仕方なく行っていました(笑)。また「保育園に行って帰って来たらいっぱいギューしてあげるから、行きなさい」と言ったら行ってくれました。(このんべぇさん/36歳)大丈夫!行ったら楽しいからと送り出す■ 行ったら楽しいから行かせちゃいます。ぐずつく息子に、バスの先生が、「じゃぁ◯◯先生(担任)に、今日はぼく幼稚園休みます!って言いに行こう!」と。その言葉にふきだしちゃって笑顔でバスに手を振れました!先生に脱帽でした。バスが出発し、園に着いたら、泣いていたことがウソのようになることを分かっている先生の余裕の発言でした!(じゅんちゃんさん)■ 娘が年少の時、幼稚園に着くまでは泣いたりも嫌がったりもしないのに、お部屋の前に行ったらスイッチが入り「行きたくない」と泣く日々が続いた。結局泣きながら先生に引き離され、後ろ髪引かれながら帰っていた。でも、本人は行ってしまえば気持ちを切り替えて人一倍楽しんで来ていた様子。その節は本当に先生にお世話になりました。(aokoさん/36歳)子どもなりの理由を受けとめる■ 課外で入っているスポーツクラブがイヤ!と登園を嫌がっていた長女。期間は1か月位で週1回なので回数としては4回くらい。できるつもりのイメージと実際のできない自分とのギャップに折り合いがついたのか、自然と嫌がらなくなりました。(たまみさん/38歳)■ 1日だけ。 その日は2回目に体操の先生が来る日。 体操の先生が怖かった息子は園直前で行かないと号泣… 下の子を抱っこしてたため、長男をおんぶして園へ。 その日、たくさん体操の先生と遊んでもらい、その日以来大好きになりました!(みさん/33歳)行きたくないなら、休ませるのもあり■ なんだか幼稚園に行きたがらない。 そんな時、まずは子どもの話を聞きます。それでも言わない、ただぐずる時は、休ませちゃいます。まだうまく気持ちを伝えられない、自分の考えてることが整理できない年齢の子どもです。ズル休みなんて思いません。そういう時があってもよいと思っています。(芝えびさん/39歳)■ 行きたくないと泣いたら、「行ったら楽しいよ」「今日のお弁当は大好きな〇〇だよ」と笑顔で声かけします。それでも行きたがらないときは、「よーし!今日は特別にお休みしちゃおっか」と休ませます。大人だってそんな日があると思うから。親子でゆっくり過ごすと翌日は笑顔で登園しています。(たこ/30歳)<あんふぁんWeb編集部>
2019年05月07日緊張してはじまった新学年、そしてその緊張がとけたであろうゴールデンウイーク。長い休みのあとに、登園・登校をしぶる子どもは多いのでは。そんな子どもの不安をとりのぞくために、食事でサポートできることはないか、国際食学協会の準食学士でナチュラルフードコーディネーターの早瀬可依子さんに話を聞きました。不安定な心やイライラの原因は食事にもあった?「世の中便利になり、いつでもどこでも何でも手軽に食べられるようになりましたが、簡単に食べられる加工食品には添加物がたくさん。添加物は摂りすぎると必要な栄養素を排出してしまうのですよ」と、話し始めた早瀬さん。「え、必要な栄養素を排出!?」と、スタートから食いついてしまった筆者。たとえばハムやソーセージ、練り物などに含まれる“リン酸塩”は、カルシウムを排出させ、トリプトファンというアミノ酸を減少させるそう。このトリプトファンは、私たちの神経伝達にとても重要なセロトニンという神経伝達物質を作るのに必要なもの。このセロトニンが不足すると精神的に不安定になったり、イライラしたり、睡眠障害を起こし朝起きれないという負のループに陥ることも。子どもだけでなく、大人のイライラや睡眠障害にも当てはまりそうです。トリプトファンを含む食物は?体内では作られず食物から摂取するしかないトリプトファン、一体どんな食物に含まれているのでしょうか?「トリプトファンはたんぱく質の多い食物に含まれます。肉やマグロやかつおなどの赤身の魚もですが、大豆製品、魚貝類。卵はアレルギーの心配がないのなら、とてもポイントが高いです」中でも早瀬さんオススメなのが、ひじきと高野豆腐。ひじきはトリプトファン以外にもマグネシウムとビタミンB6が豊富。高野豆腐は大豆製品の中でもトリプトファンの含有量が多いそう。どちらも乾物として売られているので、いつでも手に入り便利です。「でも高野豆腐は煮物以外の食べ方を知らないし。そもそも高野豆腐の煮物が苦手で…」という場合は、水で戻した高野豆腐をフードプロセッサーで崩し、ミンチの代わりに肉そぼろにしたり、ミートソースに入れるとよいようです(お店によっては粉状のものも売られています)。甘いもの=“砂糖”の摂り過ぎにも注意が必要加工品以外にも、注意すべきなのが“砂糖の摂り過ぎ”。砂糖を多く摂取すると太ってしまう…と心配されがちですが、実はそれ以外に注意すべきポイントが、“甘いもの中毒”なのです!砂糖など甘いものを食べると脳内に快楽物質ドーパミンが放出されます。それが常習になると、常に甘いものがほしい状態になり、またさらに甘いものを欲することに。人間は甘いものを食べると血糖値が上昇しますが、ジュースなどの液糖は吸収も早く、上昇も急激。このアップダウンの激しさで精神的にも不安定になるのだそう。「アメやラムネをなめさせていればおとなしいから」、「ジュースを与えれば落ち着くから…」と、その場しのぎで子どもに与えてきたおやつ、話を聞きながらすぐに見直すべき点だと思いました。早瀬さん曰く、甘いおやつの代わりにはアーモンドやクルミ、ブルーベリーがオススメ。おやつ用の小魚などを持ち歩くのもよいかもしれません。バランスよく、野菜も何でも摂り過ぎ、偏りはNG。バランスのよい食事が基本です。これらのほかに、オススメの野菜についても聞いてみました。かぶの葉は、イライラを押さえ安眠効果も得られるカルシウムが豊富。にんにくには脳内の活性化に関わるビタミンB1の吸収を高める働きがあり、また梅のクエン酸は血液をきれいにし、カルシウムの吸収を高めるそう。梅は小魚や海草と一緒に食べることでイライラ防止にもつながるようです。一番大切なのは、親子のコミュニケーションチャイルドケアの資格を持ち、ベビーマッサージの講師でもある早瀬さん、「食事以外にもできることはあります。お子さんにマッサージをしてあげると、心が落ち着きますよ」と、食事以外のケアについてもアドバイスをくれました。肌に触れるということは、新陳代謝を促進するだけでなく、自律神経を整え、精神を安定させるといいます。もちろん親子のコミュニケーションなので、話しかけ、語りかけ、笑顔も大切。これらが子どもの心を安定させます。子どもが少しイライラしているかな?不安定かな?と思うときには、話をしながら手や足をマッサージしてあげるとお互いの心が落ち着くかもしれません。最後に、「食事は誰が作ったかということもだけれど、誰と一緒に、どのように食べるのかも大切ですよね」と早瀬さん。1日1食だけでも“おいしく、楽しく”コミュニケーションをとりながら食事をしてほしいとのことでした。子どもたちが安定した園生活、学校生活を送れるよう、また家族が気持ちよく生活できるよう、日々の食事を見直していきたいと思います。取材協力:<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年05月06日子どもの学校生活では、登下校時の交通安全が心配だという家庭もあるでしょう。また、すでに学校に通っているという子どもたちについても、ニュースなどの事故や事件を見ると、登下校時の交通安全対策が不安になったりします。子どもたちが安心して通学するために、どのような安全対策が必要なのか、親たちの声から考えてみたいと思います。■8割近くが地域の交通安全対策が「ある」と回答アンケートでは、登下校時の交通安全について、地域の取り組みがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が約8割で、多くの地域では交通安全の取り組みが行われているようです。ただ、「ない」や「わからない・どちらとも言えない」と答えた人も2割近くいて、地域間で取り組みの有無は異なるようです。Q.登下校時の交通安全、あなたの地域の取り組みは?ある 79.6%ない 7.6%わからない・どちらとも言えない 12.8%■ボランティアによる見守り活動とは「ある」と答えた人の声を見ると、登下校時に子どもたちを見守るボランティアが多く存在するようです。どのような活動をしているのでしょうか。「下校時に、高齢者のボランティアさんで構成される“地域の見守り隊”が、交通量が多くて見通しの悪い場所に立って注意してくれています。よく言い聞かせてくれているようで、この間息子に“自転車乗っている時は並列しちゃダメ”と私が注意されました」(千葉県 40代女性)「町内会の人や、学校の生活の委員会、先生たちが月に1~2回交差点に立ってくれています。あとは毎日みどりのおばさん、おじさんも立ってくれています。雨の日、雪の日、風の日も毎日感謝です」(北海道 40代女性)「毎朝、学校がある日は車の通りが多い場所に、ボランティアのおじさんが毎日立ってくれています。奥さんも亡くなって、それが生きがいなんだとお聞きしたことがあります」(福島県 40代女性)「私の住んでいる町は、小学校1〜2年生の下校時には、必ず見守り隊という大人の方が、家まで送って下さいます」(島根県 40代女性)ほかにも、「ボランティアが生徒の名前を覚えていてくれて安心できた」という意見など、その存在に心から感謝する親の声は多く寄せられていました。一方で、ボランティアが高齢者で構成されていることも多いため、その体力を心配する声も。活動があくまでボランティアである以上、継続可能な取り組みかどうか、懸念する人もいるようです。たしかに、地域の子どもたちのために、無償で通学ルートの見守り活動を行うというのは、なかなか簡単にできることではありませんよね。多くの地域では、そういった人たちの善意によって、安全な登下校が可能になっていて、パパやママたちは感謝の声を寄せていました。■保護者による見守り活動、負担に感じる声も…また、保護者自身による取り組みがあると答えた人も多くいました。「保護者の“パトロール当番”がある。登校時は、危ないところなどで旗を持って立ちます」(茨城県 30代女性)「小学校のお母さんの役が毎年選出されて、朝と下校時に立ってくれています」(神奈川県 40代女性)「登校班で親が当番で引率しています」(神奈川県 40代男性)旗を持って危ない道に立つ、登校時に引率するなど、保護者による当番制で子どもの登下校時の安全を守る取り組みをしている地域も多いようです。同じエリアに住む子どもたちをまとめて、代表の親が見守ることで、協力体制が取れているようで、「子どもとの触れ合いを楽しみながらやっている」という前向きな意見も寄せられていました。ただ、一方でその当番を負担に感じる人も少なからずいるようです。「朝は保護者が順番で旗振り、帰りは週三日、保護者が順番で学校の門から子どもたちのあとについて指導しながらついていきます。自分はシングルで頼れる家族もなく、仕事は休みをもらわなければならない。月に1回だけど、年間にすると10万以上収入が減る。だれが決めたか知らないが、保護者が過保護になり過ぎていないか?」(茨城県 40代男性)「保護者、教員、地域の見守り隊が、登校する道の各所に点々と立って、生徒の登校を見守る。必要なのはわかるが、寒いなか、乳児を抱えてまるで雪だるまのようになって、1時間近く立つのは正直つらかった。ほかの小学校は、ほとんどがボランティアと教員。同じ市内にあって、この差は何だ?と思ってしまう」(愛知県 40代女性)「PTAで毎週見守りをしていて、家から微妙な場所に立たなくてはならない。仕事にも行かないといけないので、毎週は負担が大きすぎます」(広島県 40代女性)どれも切実な声で、保護者が自分の仕事や育児など、多くのタスクに追われている様子がわかります。同じ市内でも、保護者の当番の有る無しが異なるという意見も多く、「なぜうちの子どもの学校だけ?」と思ってしまう気持ちも理解できますよね。「自分たちの子どもは自分たちで守らなければ」と思う気持ちはあるものの、現実ではなかなか難しいということがわかります。■「登下校が心配」という切実な声「取り組みがない」と答えた人たちをはじめとして、登下校に関するさまざまな心配の声も多く寄せられました。「一応見守り隊の人がいますが、車で通るだけで危ないところに立ってくれないので意味があるとは思えない。同じ町の違う地域ではちゃんと横断歩道や下校時についてくれているのに、残念です」(島根県 30代女性)「登下校を見守るボランティアを募集しているが、うちの地区は協力をしてくれる人がいない。隣の地区は協力をしてくれる人がたくさんいて、地域の温もりを感じる」(静岡県 30代女性)「団地に囲まれていて高齢者が多く人通りが少ないので、不審者などの連絡は頻繁にあります。ただ、個々の家庭で“1人で出歩かない”などと子どもたちに言うしかないのが現状です」(千葉県 40代女性)「小学校の立地周辺にスクールゾーンがない学校です。大きなトラックが子どもスレスレに通っています。登校時間の20分だけでも通行止めにしてほしい。事故が起きないと改善されない現実がもどかしいです」(埼玉県 40代女性)ほかにも、「人の少ない地域に引っ越したら、見守り活動をしていなかったので驚いた」という意見も。登下校の安全対策が、どうしても地域の高齢者や保護者によるボランティアに頼りがちとなっているため、地域ごとの取り組みの格差が出てしまうようです。■小学校への親の送り迎えは過保護なのか?子どもの通学は毎日のことなので、保護者の心配は募ります。なかには、みずから送り迎えをしているという人もいるようです。「3km近い山道を一人で帰ってくるので、お迎えにいっています」(島根県 30代女性)「歩道がないところがあり、道幅も狭く危険な場所が多いので、毎朝見守りのために途中まで一緒に登校します。『過保護かな?』と思うときもありますが、同じ班の子どもたちもみんなかわいいし、大人の目線で危険を察知して未然に防いであげることが大事かなと思います」(神奈川県 40代女性)「最近圏央道が学校の近くを通ってますが、歩道橋ができただけで、とくにガードレールもない道を30分かけて登下校しています。朝も帰りも集団登下校なので 娘が一人になる所まで迎えに行っています」(茨城県 30代女性)ほかにも「ひとりで下校してくる時もあるので、GPSを付けて途中まで迎えに行っている」という声もありました。筆者も4月から小学1年生になる長男が通う小学校では、人ひとりが通れるかどうかという狭い通学路を使うため気になっています。子どものギリギリ横を大きなトラックが通ることもあり、大人でもヒヤヒヤする場所なので、しばらくは筆者も送迎する予定。ただ仕事との両立もあるので、いつまで続けるかは悩みのタネです。■子どもの安全を守るために親にできることは?地域の取り組みがある人もない人も、それぞれ子どもたちの登下校について悩み、考えていることがわかりました。そんな私たち保護者に、できることとは一体なんなのでしょうか。▼子どもに普段からしっかり交通ルールを教えるとくに多かったのは、子どもにしっかりと交通ルールを教えることの重要性を訴える声でした。「うちの娘には、『横断歩道の信号機が青になってもすぐ渡らないで、まず車が来ないか、来たにしてもちゃんと停まってから渡るように』と言って聞かせています」(北海道 40代女性)「大切なのは親がきちんとしつけているかどうか。広がって歩いたりとか道に走って飛び出たりとかは、普段から親が注意して諭さないとダメだと思います」(愛媛県 30代女性)「子ども本人の意識が大事だと思います。学校だけでなく普段から家庭での教育が欠かせないと感じています」(徳島県 50代女性)ほかにも、「登下校ルートの危険な場所を口をすっぱくして教えるしかない」という意見もあり、親の方も努力が必要だということがわかります。子どもが1人で登下校するとき、危険なルートを通りそうになったときに、「はっ」と親の声を思い出せるよう、根気強く注意喚起することが必要そうです。▼親自身がしっかりと行動して教えるさらに、親自身が行動で示すことも大切だという声も。「子どもの安全は親の仕事だと言いますが、横断歩道のない所を子どもの手を引いて渡っている親はどうなんでしょう。歩道を歩いていても、事故に巻き込まれるこのご時世です、少しでも減らせていけたらと思います」(愛媛県 40代男性)「朝の旗降りなど面倒だとは思いますが、やっぱり子どもの安全を思うと仕方ないことだと思います。子どもたちにも『道で広がらない、ふざけない、何かあったら助けを求める』ように言い聞かせています」(神奈川県 30代女性)親自身が交通ルールをきちんと守ったり、交通安全活動に参加したりして、子どもたちに対して行動で示すことが大切だという意見もありました。筆者自身、急いでいるときに信号が点滅してから慌てて走って、子どもに「信号が赤になるよ」と諭されて恥ずかしい思いをしたことがあります。言葉では「右左を見てから道を渡ろうね」などと簡単に言えますが、もしかして子どもの心に一番響くのは、親の立ち居振る舞いなのかも。普段からみずからが行動で示して、子どものお手本となるのが大切なのかもしれませんね。ここまで、登下校時の地域の取り組みと、親にできることについて考えてきました。交通の状況や、地域の人口や世代など、それぞれに特徴があるため、なかなか一概に答えを出すことは難しいテーマだと思います。地域ボランティアの減少や共働きが多くなり親の登下校見守りが難しくなるなか、最近では不審者情報がメールやSNSを使って情報が入ったりします。今後はもしかしたらスクールバスなども日本でも導入されるかもしれません。国でも「登下校防犯プラン」として対策をまとめ出しています。国、警察、学校などの取り組みも期待したいところです。ただどんな状況であれ、交通安全について親が子に伝え、さらに行動で示すことが、まずは基本の第一歩となるだろうと思います。口で交通ルールを守るように言ったとしても、自身が信号を無視したり、スマホ片手に歩いていては、子どもにも伝わらないでしょう。ほかにも一緒に通学路を歩いて危険場所を確認する、車移動の激しい場所をチェックする、不審者への対応方法などを教えるなども必要となってきます。多くの子どもが持っている防犯ブザーもいざというときに使えるように練習するなど、親にできることは多くあるだろうと思います。筆者を含め、不安な気持ちを抱えながら登下校させているパパやママもいるでしょう。それでも自分自身にできることを小さなことから積み重ねて、子どもの登下校を見守っていきたいですね。<参考>内閣府: 登下校防犯ポータルサイト 警察庁: 登下校防犯プラン Q.登下校時の交通安全、あなたの地域の取り組みは?アンケート回答数: 8469件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月17日関西人主婦で二児の母のモチコです。娘の幼稚園の送り迎え、普段は自転車なのですが、冬は寒い……! ということで、冬は徒歩で登園しています。幼稚園への送り迎え、幼稚園に向かう道は意気揚々と歩いて走る二太郎。幼稚園から家へ戻る道は、上り坂だからかずーっと抱っこまたはおんぶです。つ、辛い!でも徒歩登園、良いことがたくさんあるんです!体力がつく幼稚園まで片道15分ほど。そんなに長い距離ではないですが、アップダウンもあるし、毎日の積み重ねとなると、体力作りに一役買ってるのでは……と思います。大人でもなかなか良い距離ですし。ちなみに子どもの足で片道15分、そこから家までまた10分かけて帰るとなると、大人にもなかなか良い散歩です。痩せないかな〜!季節の移ろいを感じられる幼稚園までの道中、今の時期は白い息や枯れ木で冬を感じます。空気もものすごーく冷たい!これが春になると桜やたんぽぽが咲いたり、緑が生い茂ったり、虫がいたり…季節の移ろいをいろんな場面で感じられます。ちなみに夏は暑すぎて、自転車一択! 季節を感じる余裕はありません……。いや本当暑過ぎる。会話やふれあいも楽しめる子どもと一緒に歩くと会話も楽しめます!幼稚園で習った歌、娘考案の謎のゲーム(落ち葉を踏んだら負け)、放課後のお楽しみ(主におやつ)など……。他愛ないことを話しながら歩いています。手をつないで歩けるのも嬉しいです。そのうちつないでくれなくなると聞くので、今のうちにいっぱいつなぎたい! 登園は良いチャンスやなぁと思います。お友達と合流して、子ども同士のやりとりを聞くのも面白いですよ!ただ時間はかかる……ただまあ……時間はめちゃくちゃかかります。なぜか踊りながら歩く4歳児、普通に歩くのも遅いのになぜか柵に登り出す1歳児。ほかにもいきなり立ち止まってみたり、ダッシュしてみたり、葉っぱ拾ってみたり、葉っぱ踏んでみたり、石を拾ってみたり、コンクリートに埋め込まれている石を取ろうとがんばったり…。どんだけ〜!それでも、運動になって体力がつけば……疲れて夜早く寝てくれれば……と、いろいろ期待して今日も母は子ども達と歩きます!●ライター/モチコ
2019年02月27日女優の松岡茉優が、15日に公開される「ROPE PICNIC(ロペピクニック)」のWEB動画「どんなときも。 song by 松岡茉優」で、槇原敬之の名曲「どんなときも。」と熱唱している。この動画では、「ロペピクニック」のアイテムを着用した松岡が、槇原の名曲「どんなときも。」を歌唱。歌詞にのせながら、彼との別れを経験した女性が少しずつ自分と向き合い、前に進んでいく姿を演じる。塞ぎ込んだり、迷ったり、前向きな気持ちになったりと、松岡の繊細な演技が見所となっている。また、同日には、撮影現場での様子を捉えたメイキング動画と、撮影の裏話や松岡のプライベートなどについて聞いてインタビュー動画も公開される。松岡は、今回の撮影を振り返り、「PV調で撮るということでいろいろな場所で撮っていって、いろいろな場所に合わせてお洋服をたくさん変えていったことが印象的です」とコメント。歌については「周りもそうだし自分も歌ったことのある、誰もが知っている日本の名曲だと思うので、歌わせてもらって『すみません、ありがとうございます』という気持ち」と心境を明かし、「もし槇原さんが聞く機会があったら、まあまあ良かったよくらいに思ってもらえるように、歌の上手さは歌手さんではないから出来ないんですけど、俳優として“歌の心”みたいなところを理解したいなと努めました」と語った。また、「最初はいろいろあって落ち込んでいる女の子が、だんだんと元気になっていく時間になっておりますので、落ち込んだことがあったりとか、仕事の休憩時間とか、リフレッシュに(MVをみる)時間を使ってもらえたらうれしいなと思います。そして、たくさんの暖かくて着心地の良いロペピクニックのお洋服がたくさん出てきますので、カタログとしても楽しんでもらいたいなと思います。それでは、MVをよろしくお願いいたします」と魅力をアピールしている。
2018年11月15日入園してやっと幼稚園に慣れたものの、長い夏休みを経て、久しぶりの幼稚園に登園渋りをする子も少なくないですよね。我が家の次男も今年入園し、登園渋りが続いています。前日の夜から「幼稚園に行きたくない」と言い出し、朝は制服に着替えがるのを嫌がり、幼稚園に到着すれば大泣き。一旦上靴を脱いで靴箱に入れるものの、やっぱり嫌になってギャーギャー泣きながら裸足のまま逃走…なんてことも少なくありません。長男のときにも登園渋りを経験しているので、怒っても仕方ないことはわかっていました。抱っこしたり頭を撫でながら「頑張れ」と次男に声をかけたのですが、その様子を見た先輩ママが、ある言葉を次男にかけてくれました。焦っていた自分に気付かされたその先輩ママは次男に、「泣いてもいいんだよ、もう十分頑張ってるもんね。頑張らなくていいよ、ママと離れるのって寂しいよね」と声をかけてくれました。そこで筆者は、自分が焦っていることに気付かされました。頭の中では、「大人だって入学や入社に緊張するのだから、人生初めての社会進出はとてつもない緊張に違いない。どんなに泣いても、抱っこして安心させてあげて送り出そう」と思っていたはずです。しかし実際は、「頑張れ」と声をかける時点で、次男に「早く幼稚園に慣れて、泣かないで登園してほしい」と焦りを感じていたことに気付かされました。子どもが泣くのをやめると決める日まで付き合おう登園渋りをしている子どもは、既に十分頑張っています。頑張っているけれどやっぱりママと離れたくなくて、「行きたくない」と気持ちを言葉にしてみたり、着替えないなどの行動をとったりするのです。その表現方法はその子によって異なりますが、赤ちゃんの頃に比べたら、随分と自分の意志をアピールする術を身につけましたよね。これが年長まで登園渋りするのかというと、そんなことはありません。「ママと離れて幼稚園で遊ぼう」と子どもが自分で心に決め、登園渋りを止める日がいつか必ずくるのです。その時期を決めるのは、子ども自身。親が焦って怒るという形で介入してしまうと、逆に子どもの重荷になってしまいます。子どもが泣くのをやめると決める日までは、泣きたい気持ちに共感して付き合ってあげましょう。ママとしては朝から心が痛いですし、大変な思いもしますよね。自分へのご褒美や労わりも忘れずに、2学期も無理をしないでいきましょうね。PHOTO/Fotolia
2018年09月03日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「登園で泣く子どもへの対応は〇〇に尽きる!」 で、登園しぶりについてのアンケートを実施。どんなふうに登園を渋るのかというエピソードから、現在登園しぶり真っ最中のママの心境を語る声や、登園しぶりを卒業して懐かしむコメントも集まりました。ママにとっては、早く終わって欲しい登園しぶり。でも、「ママと離れたくない!」と泣きじゃくる子どもの姿は、終わってしまえば見られなくなる“愛おしい姿”でもあります。■60%以上のママが登園しぶりで悩んでいる!みなさんのお子さんは登園しぶりの経験、ありますか? アンケート結果では登園しぶりが「よくある」「たまにある」と答えた人は66%いました。まただれもが一度は通る道…と思っていましたが、意外にも「ほとんどない」「全くない」が33%もいることがわかりました。「どれくらい続きましたか」の問いには、そのうち約半数が1ヶ月以内でおさまるものの、「1年以上続いた」が13%と、子どもによって個人差があることがわかります。Q1.子どもが、保育園、幼稚園に「行きたくない」と言うことはありますか? よくある 39%たまにある 27%ほとんどない 16%全くない 17%その他 1%Q2.登園渋りはどのぐらい続きましたか? 数日~1週間 25%1ヶ月 20%3ヶ月 9%半年 5%1年 4%1年以上 13%その他 24%■登園しぶりエピソード! ウチの子はこんなことしていました一言に“登園しぶり”と言っても、子どもたちはどんな様子なのでしょうか。毎日「幼稚園イヤ!」と叫ばれながら通園したという方もいらっしゃいました。甘えん坊で繊細だった長男は、幼稚園で初めて母子分離を経験し入園2、3日目から「幼稚園行かないー!」と大騒ぎするようになりました。登園時はもちろん、帰宅してからもずっとグズグズ…。食べるのが大好きのぽっちゃりさんでしたが、食欲もなくなり泣きすぎて嘔吐することもあり、見ていてとてもつらかったです。でも1ヶ月もすると落ちついていき、心配していた夏休み明けからはなぜか幼稚園大好きになりました。好きな絵本があった…お友達ができた…幼稚園が楽しくなるたくさんのきっかけがあったようです。次女が入園当初、それはそれは悲惨でした…。主人とふたりがかり、いや長女の手も借り3人がかりで朝の身支度。靴は片方を履かせてもう片方を履かせてる間に片方を脱ぎ、遠くに投げる…で私が拾いに行く、を繰り返し。結局、パパが抱き抱え、私が荷物を持ち、バス停まで送ってました。パパが朝いないときは、年長さんだった長女が荷物を持ってくれたり、かなり助けてもらいました。バス担当の先生にも活きのいい鮮魚のように抱えられバスに乗って行ってました。それが1ヶ月は続いたので心折れそうでした。思わずママとお子さんに、「お疲れさま!」と声を掛けたくなるエピソードばかりです。しかし、今回のアンケートで集まったエピソードからわかったのは、「登園しぶりをする」子どもの多くが、ママと別れて数分泣いたあとは泣き止んでいるらしいということ。そして、お迎えに行くと笑顔で帰ってくること。つまり、「ママと別れる」瞬間がイヤなのであって、幼稚園や保育園自体が嫌いなわけではないと言えそうです。■ママがイライラ、うんざり…。他の子は大丈夫なのに「すぐ泣き止んでいる」と先生から聞いたとしても、見送りのときに泣かれるのはつらいことですよね。これが1日だけでなく、数日、または1ヶ月、数ヶ月、1年と続いたら…、と考えると心が重くなります。保育園に0歳から預けているのに結局卒園する6歳まで毎日泣き喚き続けました。もはやかわいそうと思うよりウンザリ。毎日イライラし、小学校がどうなるか苦痛でしたが、不思議なもので小学校になったらパタリとグズらず行けるようになりました! いまでは娘の鉄板ネタの笑い話です。幼稚園の駐車場で、屁理屈こねて車から降りようとしない息子に本気で私が泣いてしまった。怒りたくないけど怒りそうになってしまい、どうしたらいいのか分からず感情があふれてしまった感じ。いまでは笑い話です。「今日はお休みする。 明日からは行ける。今日はお休みの電話して」と毎朝のように言われます。夜も「明日幼稚園お休みする、お母さんいないと寂しい…」と、寝る前に押し殺したような感じで嗚咽しながら泣くわが子を見ると、あと1年くらい先でも良かったんじゃないか…、幼稚園が合ってないのかな…と不安になってしまいます。が、毎朝あの手この手でなんとか先生に説得され幼稚園に行くと、帰って来たときには楽しそうなので、一旦ほっとしますが、また夜に行かないコール再開です。登園をイヤがって泣いているのに、教室に入れなければならない…。「ママの方が泣きたい…」なんて思ってしまうのは当然ですよね。そして響き渡る泣き声に、周りの視線も気になってしまいます。ちゅいママさんの記事にもあるように、「ここまでして預ける必要があるのか」と悩んでしまうママも多くいるようです。「息子を泣かせてまでしないといけない仕事なのか」と、毎日悩み続けたママが、初めて泣かずに笑ってバイバイしてくれたときに泣いてしまったというエピソードは、ママの罪悪感と安心した気持ちが一気にあふれ出てしまった瞬間なのでしょう。通わせることが“エゴ”なのではないかと自分を責めてしまったり、「このまま登園しぶりが続いたらどうしよう…」「小学校の不登校につながるんじゃないか」など、登園しぶりによって、ママは先のことまで考えてしまって自分を追い込んでしまうこともあるようです。■小さくてもがんばって登園する子どもたち一方で、登園しぶりをしている子どもたちは、どんな想いを抱えているのでしょうか。毎日3年間寝る前になると、「明日幼稚園に行きたくないな…。ママがいないのが嫌」と言い続けたという女の子のエピソードには、そんなことを言う娘ちゃんにも、それを聞き続けたママにも涙が出そうになります。幼稚園が近づくと「バイバイしないで、置いていかないで」と言って着くと号泣して先生に押し付けて帰る状態でした。「今日も幼稚園行きたくないな」と言った日の朝、「お母さんも離れるの寂しいな」と言ってみたら、「大丈夫だよ! ●●ちゃん幼稚園行けるよ!」と突然前向きになり、その日から笑顔でバイバイタッチできるようになりました。預けられる不安と離れる寂しさを共感してもらえて気持ちに整理がついたようでした。最初の頃は、教室のドア近くに自分でイスを持って行って座り、「ママが来るか、ここで見とく」と、給食までずっとドア近くにいたらしいです。このことを思い出すと今でも涙が出ます。「子どもってなんて純粋でけなげなんだろう!」と思えるエピソードが多数寄せられました。彼らは心細いながらも園でがんばって過ごしているんですよね。そして、それをママに知って欲しい、と思っているのではないでしょうか。家を出るとき、帰ってきたときは、まずはたくさん褒めて話を聞き、たっぷりスキンシップしてあげて欲しいと思います。■登園しぶりがないとママがさみしい?今回のアンケートで33%の方からは「登園しぶりがない」という回答がありました。“渋られているママ”から見ればうらやましい限りですが、当の“渋られないママたち”は、逆にさびしい気持ちをお持ちのようです。わが家の年中&年少男子コンビは、初登園からいままで、幼稚園行きたくないとぐずったことは一度もありません。逆に、長期休みなどに入ると「幼稚園行きたい~! あと何回寝たら幼稚園行けるの?」と泣いてしまうぐらい…。まわりのお母さんからは、たくましくてうらやましい!と言われ、私もその場では「楽でいいよ!」と言っています。が、心の底では少しぐらい泣いてほしい…。入園前にママと2人で過ごした毎日、そんなに退屈だった?と悲しくなります(笑)。泣かれてもつらいが、少しぐらい別れを惜しんで泣いてほしいと思ってしまう勝手な母親です。たしかにママと別れるのに寂しがってくれないと、ママとしては少し悲しくなりますね。でも、それだけ園生活が楽しく、スムーズに慣れることができたという証拠。子どもにとって大きな成長ですから喜びたいところ。しかし、登園しぶりはしないものの、ママの知らないところで寂しがっているケースもあるようです。登園しぶりはなく園にも行きたがるタイプだったのですが…。じつはお友だちのお母さんがたに教えていただいて知りました。私の前では泣かずとも、私が帰ったあと教室でシクシクと静かに涙を流していたそうです。私の前では泣いたり、「行かない!」ってこともまったくなく、むしろ「行ってきまーす! ママ早く行って~」と帰らされることもあったくらいだったので、とてもびっくりしました。そうやって泣いていたのも数日だったらしいのですが、私の前では強がっていたのかな? と思うとかわいく思えました。ママの前では泣かない! とガマンしていたのかも。まだ幼いのに、そんな気遣いもできてしまうお子さんがいるなんて…感心してしまいます。■こんな理由で登園しぶりが解消?登園しぶりは困るものではありますが、永遠に続くものではありません。どんな対策やキッカケで終わるものなのでしょうか? ◎パパに送ってもらう「夫が連れて行ったときの方が断然スムーズです」と保育園の先生から聞いて、夫に朝の送りは極力お願いしています(現在進行形)。夫は子どもに対して塩対応過ぎるのではないかと日ごろは不安になりますが、そこが登園しぶりを早々卒業できた理由のような気もします。園の生活に慣れて楽しく過ごす時間が少しでも多くなるよう、時と場合によっては塩対応もありなのかなぁなんて思います。◎先生とタッグを組む先生にお芝居をお願いしました。私(お母さん)が子どもに「『今日はママが一緒に保育所行ける日ですか?(参観日)』って先生に聞いてみるよ!」など言いながら連れて行き、先生には「今日は難しいんですよー。太郎くんごめんよ! 今日は無理なんだけど、また一緒に来られる日作っておくからね!」と言ってもらったり。子どもも、先生の言うことなら聞くことができたり、自分の要望を頭ごなしに否定されているわけでもないので。私自身も(先生に)話に付き合ってもらえてうれしかった。◎言い聞かせで娘が決心!娘が年中さんで突然登園しぶり。ベテランの担任の先生に毎日抱っこされて引き離してもらってました。年長になってからも続いたので、いつまでも先生に頼っていられない状況に。ある日の夜お風呂に入りながら、「来年から小学生だね。もう泣いて登園はおしまいにしようね」と話し、娘と相談。いままで一緒に寝ていたのを、その日の内から娘はひとりで寝起きし、登園しぶりはなくなりました。◎自分の意思で登園しぶりを卒業!長男が幼稚園に行き始めたとき、「これが毎日続くんだ!」と本人が悟った1週間後から毎日のように泣き始めました。ほかの子がどんどん泣かなくなっていっても、毎日毎日泣き続ける…結局半年以上泣きながらの登園でした。「いつまで泣くの?」と本人に聞いたら「4歳になったらもう泣かない」と宣言。誕生日月の10月に入った途端に、自分の意思でぴたりと泣き止みました(笑)。十分泣いたので、それ以降は幼稚園イヤということもなく卒園まで笑顔で通えました。今となっては良い思い出。子どもの計り知れないパワーを感じるエピソードです。夫や先生に協力してもらいながら、その子に合った時期と方法で“笑顔で登園できる日”が来るといいですよね。■ママ大好きだから登園しぶりが起こる?子育てで「やってはいけない」と思いながらついやってしまうのが、“ほかの子との比較”。「みんなが楽しそうに通園しているのに、なぜうちの子だけできないんだろう…」と、失望してしまうママも。でも、登園しぶりは多くのママが経験していることで、けっして自分の子どもだけができないというわけではありません。まだまだ小さくて甘えたい盛り。登園しぶりは「ママと離れたくない」=「ママ大好き!」という気持ちの表れと言っていいと思います。もちろん登園しぶりをしていない子も、ママのことが大好き。でも、気持ちの表し方が違うのだろうと思います。「しぶりがない子」でも園生活で苦手なことはあるだろうし、いつも笑顔で登園できているわけではないでしょう。新生活に慣れるのが早い子、遅い子といるでしょうし、園で“自分の好きなもの”や“モチベーションが上がるもの”に早く出会えれば、すんなりしぶりがなくなる可能性もあります。つまり、登園しぶりも子どもの性格や個性によるところが大きいということ。ちゅいママさんが言うように、「朝いつまで泣き続けるかも、その子それぞれ。誰かと比べて落ち込んだり、責めたりしなくて大丈夫」。親のことが恋しくて大泣きするなんて、きっといまだけ。そう思ったら、少し気持ちが軽くなるのではないでしょうか。つらい時期だと思いますが、その泣き顔もしっかり目に焼き付けておこう! ぐらいの余裕を持てるといいですね。Q1.子どもが、保育園、幼稚園に「行きたくない」と言うことはありますか? 回答数:614Q2.登園渋りはどのぐらい続きましたか?回答数:537Q3.登園渋りに関するエピソードがあれば教えてください 回答数:174(アンケート集計期間:2018/5/24~2018/5/28)
2018年06月07日4月は、入園・入学・進級といった新生活でバタバタとあわただしく過ぎていき、ホッと一息つけるのがGW。子どもと一緒にゆっくり過ごし、「さあ、“日常”の再開だ!」と気合いを入れた時に大きな壁として立ちはだかるのが、GW明けの登園しぶりです…。「やっと泣かずに通えるようになったと思ったのに、また振り出し?!」とがっくりきてしまうママパパも多いでしょう。この時期の登園しぶりの乗り越え方をご紹介します。■GW明けの登園しぶり、その原因は?GW明けは登園しぶりが起こりやすい時期です。その原因は、せっかく新しい環境に慣れてきたところに、また長いお休みが入り、子どもの気持ちがリセットされてしまうから。特に、4月入園のお子さんはまだ園生活が1カ月足らずなので、リセットされやすいといえるでしょう。4月から毎日通って、なんとなく「幼稚園保育園って楽しいかも?」「ママパパは必ずお迎えにきてくれるから大丈夫かも」と、子どもが半信半疑ながらも思い始めてきたところで訪れるGW。この長期休暇で、「やっぱりママパパと一緒が1番!」と、子どもは入園前の気持ちに戻ってしまい、「園で頑張ろう」と思っていたやる気がなくなってしまうのです。ママやパパからすれば、「泣かずに通えるようになっていたのにどうして?」と困惑してしまうところですよね。でも、子どもはGWがどういったものなのかわかりませんから、「またママパパとずっと一緒にいられると思ったのに、やっぱり園に行かないといけないの?」と、生活の変化についていけず悲しい気持ちになるのでしょう。そのため、4月当初よりも大きな声で泣くようになったり、以前は大丈夫だったのにGW明けから突然泣くようになったりと、登園しぶりがひどくなる場合もあるようです。送り出す身もつらい登園しぶり。でも、ご安心ください。GW明けの登園しぶりは、入園時よりも短い期間で終わるケースが多いようです。「ママやパパと一緒にいたい!」と泣いても、実はもう、子ども自身は幼稚園や保育園が楽しいところだとわかっているからです。数日〜1週間程度で落ち着くことが多いので、寄り添いながら見守ってあげましょう。 ■おうちでできる「登園しぶり予防」のコツおうちでできることは、4月当初の登園しぶりの時と同様に「ママやパパは必ずお迎えに行くから、園で楽しく遊んできてね」と伝えることです。GW明けには、「これまでも毎日ちゃんとお迎えに行ったでしょ?」と4月のことを思い出させてあげるのもいいでしょう。園での楽しかった出来事を思い出しながら一緒に話すのも効果がありますよ。また、これからの園行事などを「楽しみだね」と話すのもおすすめ。ママパパが「また泣かない? 大丈夫?」と心配そうな顔で話すと子どもも不安になってしまいます。いつもニコニコしながら、ママパパ自身も園が始まることを楽しみにしている様子を見せながら、おうちで過ごすように心がけてくださいね。■泣こうがわめこうが、なるべく早く立ち去る!幼稚園や保育園まで行ってからできる対処法はひとつ。先生を信じて預け、とにかく早く立ち去ることです。ついついわが子が泣いていると、後ろ髪をひかれ泣きやまそうとしてしまいますよね。その場で抱っこしたりあやしたりしたくなりますが、それはNG。ママがやさしくかまってあげればあげるほど、子どもは離れたくなくて、さらに大きな声で泣いてしまいます。ギャン泣きしてしまう子ほど、先生にサッと預けてパパッと立ち去るほうが、子どもも気持ちを早く切り替えられるのでおすすめです。先生たちはプロです。GW明けの登園しぶりのこともよーく知っています。子どもにどう接したら気がまぎれていくのか、園生活を楽しめるようになるのか、先生たちはわかっているので、全面的にお任せしてしまいましょう。せっかく慣れてきたと思って安心していたところで起こるGW明けの登園しぶり。GW前は泣かなくなっていたのなら、今回の登園しぶりもすぐに終わりを迎えるはずです。「離れるのを嫌がって泣いてくれるのも今だけ」「大きくなったら一緒にいてくれなくなるんだし…」と自分を奮い立たせながら、GW明けの登園しぶり、乗り越えていきましょう!
2018年05月05日精神科は行きにくい場所?出典 : 自分や家族が精神的なつらさを感じている、悩みや困りごとをずっと抱えているという方に精神科の受診をすすめると、「病院に行くほどではないから」と断られることがしばしばあります。精神科はもっと深刻な悩みや症状を抱えた人が行く場所ととらえている方や、子供が行く場所ではないのでは…と考えている方も多いのかもしれません。しかし、もしも何らかの病気や障害だった場合、早めに治療を始めれば症状が軽くなったり、対処法を知ることで生きやすくなったりします。自分や家族だけで悩んでいるだけだと、対応策が見つけられないことも多いものです。専門家の診察があってはじめて、状況を理解して良い方向へ進むことができるようになった人もたくさんいます。そこで今回は、どんな病気の人が精神科にかかっているのか、診察はどのように行うのかなどが理解できる本をご紹介します。これらの本を通して、精神科がどんなところかイメージできるようになると、受診しやすくなるかもしれません。「精神科ではどんな病気をみるの?」が分かる本出典 : 冊目にご紹介するのは、精神科医である斎藤環先生・山登敬之先生の共著である『世界一やさしい精神科の本』。「14歳の世渡り術」シリーズとして出版された単行本の文庫版になります。この本は、発達障害やひきこもり、摂食障害、うつ病、統合失調症といった精神科で診療を行うメジャーな病気や障害、症状について解説されたものです。もともと14歳の子どもたちを対象に書かれた本なので、難しい言葉が使われておらず、とても分かりやすい内容になっています。「発達障害って、そもそもどんな特性があるの?」「ADHDやアスペルガー症候群などと言われるけれど、どう違うの?」といった疑問の解決にも役立つ1冊となりそうです。「精神科医は何を考えながら診察をしているのか」が分かる本出典 : 精神科が対象としている病気や障害について理解ができたら、次に読んでみたいのが『精神科医はどのように話を聴くのか』という本です。精神科医である藤本修先生の著書で、「精神科医はどのようなことを考えながら診察をしているのか」について書かれています。精神科医というと、ただ話を聴いて薬を処方する、というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、その行為の裏にはさまざまな思慮が隠されています。同じ病気であっても、詳しく話を聴かないほうがいい場合もあれば、適切な治療をするためにしっかりと聞いたほうがいい場合もあります。また、病気によっては話を聴き過ぎると逆効果になってしまうこともあり、精神科医は場面ごとに見極めながら対応をしているのです。診察中の医師の考えがわかると、受診したときに何を話せばいいのか、医師がなぜそのような対応をするのかなどが理解しやすくなると思います。そうすると、精神科を受診することへのハードルが低くなるかもしれません。巻末には、藤本先生が提案する「聴き上手になるための10箇条」も掲載されています。子供が悩んでいるときにどう接したら良いのかなど、家族と会話をする上での参考書にもなる1冊です。「精神科って行きにくい…」と感じる人に読んで欲しい本出典 : 最後にご紹介するのは、『ラブという薬』。タレントや作家として活躍するいとうせいこうさんと、精神科医でありながらミュージシャンとしても活動している星野概念さんの対談を本にまとめたものです。帯に書かれている、「つらいことを無理に我慢するのではなく、つらいときはもっと気軽に精神科に行こうよ」というメッセージ。精神科ってすごく困っている状況じゃないと受診してはいけないのでは…と思われがちですが、そんなことはありません。実際にいとうさんは、仕事ができなくなるほど深刻な状態ではなかったけれど、診察を受けるようになって楽になったと本書の中で話しています。風邪をひいたら内科へ行くように、怪我をしたら外科へ行くように、心がつらいときは精神科を頼っていい。そのことが腑に落ちると、我慢しすぎていた「きつい現実」が、誰かを頼ってもいいんだという「少しゆるい現実」に変わっていきます。読み物としても非常に面白いので、精神科の本と難しく捉えずに、ぜひ気軽に読んでいただきたい1冊です。まとめ出典 : 「なんだかつらいけれど、これくらいのことで受診していいの?」「病院に行っても、大したことないって言われたらどうしよう…」そんなふうに悩んでいる方もおられるかもしれません。ですが、悩んでいるうちに問題がより深刻になってしまうことも少なくありません。精神科は、こわいところではありません。もし、受診しようかどうか悩んでいるのであれば、今回ご紹介したような本を少し読んでみてください。精神科を受診するためのハードルが、少し低く感じられるのではないかと思います。
2018年04月14日シンガーソングライターの槇原敬之が、8月まで続く全国コンサートツアー「Makihara Noriyuki Concert Tour 2018 “Time Traveling Tour” 1st Season」を3月2日によこすか芸術劇場にて開幕した。【チケット情報はこちら】同公演は、槇原のデビューから27年間の音楽活動の歴史を辿っていく、名曲&ヒット曲がふんだんに散りばめられたセットリストで贈るコンサートツアー。これまでCDのリリースライブを中心にコンサートをおこなってきた槇原にとっては、初めての試みとなる。「27年間いろんな曲を作ってきましたが、リリースライブが終わると歌わなくなる曲がたくさんあって。だから今回こういうライブをやってみようと思いました」と経緯を語ると、「タイムトラベルしていきましょう!」とコンサートをスタートさせた。1曲目から総立ちとなった会場は、たちまち笑顔でいっぱいに。誰もが知っているヒット曲はもちろんのこと、「ほとんど演奏したことがない」という曲や、「これまでのコンサートでは一度もやったことがなかった」と言う稀少なナンバーも披露。槇原の優しく包み込む歌声に観客は瞬く間に魅了されていった。客席の至るところで、イントロが流れるたびに、「ワーッ!」と歓声があがる。「聴きたかった曲はありましたか?」と問いかける槇原に、「ありました!」と観客が興奮気味に答えたように、聴きたかった曲に出会える充実した内容。大迫力のバンド演奏では手拍子、合唱、コール&レスポンスで盛り上がり、ピアノの伴奏でしっとりと聴かせる曲では歌詞にしっかりと耳を傾ける。槇原の名曲の数々によって時間を戻された観客は、演奏で盛り上がりながら、タイムトラベルも楽しんでいるようだった。ライブ後半、槇原は「重大発表があります!」と切り出すと、東京・大阪の追加公演を発表。7月12日(木)・13日(金)東京国際フォーラム ホールA、8月11日(土・祝)・12日(日)大阪・フェスティバルホールの4公演が加わり、全60公演という自身最大規模のツアーとなった。「体力持つかな」と苦笑いしながらも、「いやいや頑張りますよ!」と気持ちを切り替え、全国に歌を届けることを約束した。チケットぴあでは、追加公演の一般発売に先がけて、先行を実施。受付は4月5日(木)午前11時より。取材・文:門 宏
2018年03月07日大人もダラダラと過ごしがちな正月休み。年末年始の慌ただしいような、ゆったりしているような空気に浸りすぎると、お休み明けの仕事がつらいですよね。その思いは子どもも同じです。それまでニコニコ通っていたのに、長い休み明けには、子どもが突然泣きじゃくって登園をしぶるようになるケースが見られます。登園しぶりは親にとってもつらいもの。そんな時にどうすればいいのか、解説しましょう。■第1関門:泣いてもごねても、何とか園までたどり着こう!保育園でも幼稚園でも、預けはじめの頃は大泣きする子も多くいます。また、4月入所・入園の子の場合、5月のゴールデンウィークにママとパパがお休みで一緒に長時間過ごしてしまうと、また一からのスタートになってしまうことも。そんな時期を過ぎ、ニコニコしながら子どもが通えるようになって、親が油断している頃に迎えるお正月明け。登園しぶり再び! です。「行きたくない」と玄関で駄々をこねて靴をはかなかったり、保育園や幼稚園の門でジタバタして入ろうとしなかったり。大泣きのわが子を見ると、かわいそうやら早く預けてしまいたいやら、親心も複雑です。正月明けの登園しぶりであっても、基本は預けはじめの頃と同じです。泣いても心を鬼にして残して行きましょう。ママやパパから離れない子は先生にはがしてもらい、「バイバイ」をします。保育園や幼稚園まで連れて行けば、先生という強い味方がいるので、そこを目指してなんとか家を出て向かってくださいね。登園しぶりが心配な時には、できればいつもより余裕をもって早めに行動しておくと、イライラせずに対応できるのでおすすめです。■第2関門:心を鬼にして、さっさと立ち去り振り返らない!泣きじゃくるわが子を置いて去るのはとてもつらいものです。でも、後ろ髪をどんなに引かれても、登園をしぶっている時には振り返らないようにしましょう。ほとんどの子が保育園や幼稚園に着いてママやパパから離れたら、もう諦めなければならないことはわかっています。「ママ〜!」と泣いていても、心は半分以上、園へ向いているものです。そんな時に、ママが振り返って顔を見せてしまうと、また「やっぱりママがいい〜」と気持ちがぶり返してしまいます。預けた途端、子どもが泣きやむこともあります。泣き声が聞こえなくなって「あれ?」と振り返ってしまいたくなる気持ちもよくわかります! でも、泣きやんでも子どもはこちらをジッと見ていることも。ママが振り返った途端、また泣き始める可能性もあるので、「泣きやんだのは、子どもが気持ちを切り替えられた証拠」と思って、振り返らずに外へ出てしまいましょう。 ■第3関門:誰も悪くない! 先生にどんとお任せしよう子どもを預ける時に泣かれると、「こんなに泣かせてまで仕事をする意味はあるんだろうか?」「ここまで泣くなら、お休みさせたほうがいいんじゃないか?」と考えてしまいますよね。何日も続けて泣かれてしまうと、預ける自分が悪いんじゃないかと責めてしまう方も多いのではないでしょうか。預けることは悪いことでもなんでもありません。保育園でも幼稚園でも、ママやパパから離れて過ごすことで、多くのことを子どもは吸収しています。また、案外子どもは、ママやパパから離れればケロッとして楽しく遊んでいることがほとんどです。先生はプロなので、そのままお任せしましょう。登園をしぶっても、心を鬼にして振り返らずに去ることは悪いことではありません。もし、登園時に少し時間があれば、離れる前にギュッと抱きしめてあげてください。「5つ数えてギュっとしたらバイバイね」と秒数を決めて抱きしめてあげると、すんなりお部屋に入ってくれることも。たとえ、それで離れなかったとしても、ママやパパがギュッとしてくれたことを子どもは覚えているので、安心感をもって保育園や幼稚園で過ごせるようになりますよ。ママやパパもつらい登園しぶり。お正月明けの登園しぶりは数日でおさまることが多いので、少しの辛抱と思ってパッと離れるように乗り切っていきましょう!
2018年01月08日槇原敬之が2018年3月2日(金)神奈川・よこすか芸術劇場より全国ツアー「Makihara Noriyuki Concert 2018 "TIME TRAVELING TOUR" 1st. Season」を開催する事が決定した。同ツアーは新作のリリースに伴うツアーではなく、これまでリリースしてきた楽曲たちをフラットに並べ、そこから選曲するという内容。ツアーについて槇原は「僕はこれまでに21枚のオリジナルアルバムをリリースしていますが、前に出したアルバムで後々みなさんが好きになってくださった曲があっても、新しいアルバムを携えてのツアーになると、どうしても曲数が限られてしまい歌えなかった曲がありました。そこで今回は、そういった曲も、みなさんが聴いたことがあるような曲も含めてご披露できるコンサートを行おうと思います。今までの僕のツアー人生の中でやったことのないツアーなので、とても楽しみです!」とコメントを寄せている。ツアーは8月4日(土)新潟・長岡市立劇場まで。★★以下のリンクより「槇原敬之」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2017年11月01日突然出てきた多動行動と登園拒否我が家の長男・キョウタにはADHDの診断があります。幼稚園に入園したての年少時代は、落ち着きがなく園の先生に色々注意される日々…。でも年中にあがると少しずつ行動に落ち着きが見られ、年長ではほとんど問題なく過ごすことができていました。ところが、順調に過ごしているものだと思われていた年長の10月半ばのことです。Upload By ラム*カナ「キョウちゃん(長男)、最近ちょっと落ち着きのない日が増えてきて…。話を聞く時間も体ごと違う方向いちゃったり、ぼーっとすることが結構あるんです。声掛けすれば直るんですけどね…。」と言われました。落ち着いたと思っていた時期に、こういう注意を受けたことはショックでした。今までも、色んな課題に直面しながらも、ゆっくりとはいえ良い方向に向かっていたので、急に多動っぽさが増えてきたことにドキリとしたのです。もしかして、これを機にガクッと不安定な方向に突き進んでしまうのでは…Upload By ラム*カナそんな不安にかられました。しかも、同じ時期に急に登園拒否反応も出てきたのです。Upload By ラム*カナそれまでだって、楽しい気持ちで幼稚園に行っていたことなどなかったのですが、それでもスケジュールとして割り切って、がんばって行けていました。なのに、ここにきて、急に登園拒否…。この、10月半ばという時期は、運動会(←長男苦手なイベント)が終わってホッとしたところに、おゆうぎ会(←長男がもっと苦手なイベント)の練習が始まるときでもあり、小学校入学に向け、幼稚園も少しピリピリし始めて長男が感じるプレッシャーの種類も重さも増えた時期だったのかもしれません。なので、長男にとってのストレスが増え、行きたくない気持ちが増えたのかな?と思いました。行きたがらなくなった最初のうちは、朝「行きたくないなー」と少しぼやく程度だったのですが、日が経つにつれ、前の晩から「行きたくない…」と言うようになり、幼稚園に着いても車から降りたがらなくなり、クラス部屋まで歩くのにも泣くようになってしまいました。私がそのときやっていた対処法は、・「そうだよね、行きたくないんだよね。つらいよね。」と受容しながら登園を促す・「今日のお弁当にはキョウちゃんの好きなからあげ入れたよ!」「今日のお迎えはばぁばだよ!」などの、ちょっとした楽しみを用意する・月に1~2度幼稚園を休ませ、スペシャルデーを過ごさせる。(休ませる前に、「今日は特別だよ?明日は幼稚園だからね?」と説明してから。)というものでした。うまく気分が乗ることもありましたが、登園拒否は止まらず、私も頭を抱えてしまいました。ADHD長男の頭のなか私が長男を見ていていつも思うことは、Upload By ラム*カナ常に色々な考えや興味や好奇心がひしめきあってて、かつどんどん壮大に広がっていって、いつもフル回転なんだと思います。普段家にいるときも、独自で様々なゲームを考え作成し工夫をして楽しく遊び、次々に溢れるアイデアをどんどん発揮したいのが伺えるのです。そして、もともと持っている凄まじい体力もさらに向上し、いつまででも体を動かしていたい気持ちも感じられました。6歳というこの時期にとめどなく伸びる創造力や体力。広がる「たくさんのやりたいこと」。でも、幼稚園では決まったスケジュールがあり、自分のやりたいことができない…。もちろんそれは社会の一員として必要な過ごし方で、長男自身もわかっていること。だからこそ「やりたいこと」と「しなきゃいけないこと」の差が広がっていくツラさが、登園拒否というカタチで現れたのではと思ったりしました。臨床心理士さんに相談してみることにどんどん悪化する登園拒否反応に悩んだ末、地元の臨床心理士の先生に相談することにしました。この先生は、長男が3歳のとき落ち着きのなさが心配で最初に相談した先生であり、通っていた発達支援センターでも普段からお世話になっている先生でもありました。小さいときの長男のことも、私のことも知ってくださっているこの先生とどうしてもお話しがしたくなったのです。Upload By ラム*カナ今までの経緯を一通りお話しすると先生は、「そうかぁ、お母さんが思っている理由で合っていそうだね。でも、本人は何が嫌なのかきちんとわかっていないからツラいんだろうね…。だからと言って、毎日休ませることが最善なわけではないものね。やっぱりここは、気持ちを受容してあげてね。“そうだよね、行きたくないよね”って。長男くんは今までだって特に幼稚園に行きたくなかったけど、何かキッカケで、急にここにきて行きたくない気持ちを出してきたわけじゃない?しかもお母さんと離れたくないっていうかわいい理由でさ。だから“行きたくない気持ちを言ってくれてありがとう”って伝えてあげてね。」とおっしゃいました。え…っUpload By ラム*カナまさか、その部分にありがとうとは…!あまりの盲点箇所だったので驚きました。でも確かに、行きたくない気持ちを正直に表してくれることは、我慢して溜めてしまうことより何倍もありがたいことです。そしてそのあとも先生とお話しし、結論としては“気持ちを受容しながら登園を促す”が一番いいということになりました。(あくまで我が家の長男に対しては)気持ちを受容しただけですべてが解決するわけではないけれど、それでも一番近くにいる私が気持ちを理解してあげているだけでも不安の軽減にはつながるはず。もしかしたら、ちょっとした何気ないキッカケで気持ちが前向きに変わることがあるかもしれない…。ごほうびを用意してみた嫌がりながらも、登園やおゆうぎ会の練習をがんばっていた長男に、ひとつごほうびを用意してみました。それは、“おゆうぎ会が終わったら遊園地に行こう!”という約束です。そしてこんなものを作りました。Upload By ラム*カナ毎朝登園前にシールを貼ることにしたのです。Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナこんな日を続け(大荒れの日もありましたが…)、どうにか登園とおゆうぎ会をがんばり、2学期を終えることができました。向き合って感じたこと大人だって、行きたくない仕事や、やりたくない家事…色々あります。子どもだって同じこと。ましてや平均の枠におさまりきれないADHDの子にしたら、毎日を周りのみんなと同じように過ごすだけでもかなりの気力を要しているはずです。そう思うと、しっかり登園拒否を示してくれたことは、本当にありがたかったなぁと思いました。そして、冬休みが明け3学期が始まったあと、思いのほか気持ちが安定し「ちぇ、幼稚園かー」くらいの嫌がりレベルで、どうにか卒園まで過ごせました。もしかしたら、ごほうびのディズニーランドや、間にあった冬休みで充電みたいなものができ、心の欠けていた何かが埋まったのかもしれません。本当のところはわかりませんが、前向きなキッカケになる何かが長男に降り注いだのは確かです。今後ももし課題に直面することがあっても、このときのやりとりを思い出し、家族で支えていければいいなぁと思っています。
2017年02月18日地震がおきたとき、どうするか。震災は身近なものであり、どうすべきかを子どもに伝えているご家庭も多いことでしょう。家庭での話し合いに加え、学校指導もあり心強くはありますが、「登下校中」についてはどうでしょうか。子どもが1人で登下校している最中に地震がきてしまったら…、対策は万全! とは言い切れないかもしれません。そこで今回は「登下校時」にポイントを絞り「何に注意して、どう動けばいいのか」という地震対策についてご紹介します。■地震発生! そのとき1番意識するべきことは?登下校中に地震が起きた! そんなとき、まずは自分の頭を守ることを意識しましょう。登下校中はランドセルを背負っているので、背中からおろして頭の上へ。ランドセルがない場合はリュックやバッグ、持ち物で構いません。とにかく「頭を守る意識」を持つことが大事なことを子どもに伝えてあげましょう。■ガラスやブロック塀… 上や横からの被害に注意する揺れによって上から落ちてくるものや、自分の方向に向かって倒れてくるものがないか、あたりを見回して注意します。具体的に落ちてくると予想されるのは電線、家の屋根瓦、割れたガラスなどです。自分の背丈より高い位置にあるブロック塀や家の外壁にも注意が必要です。また「倒れるわけがない」と子どもが思いこんでいる可能性の高いのが自動販売機や電柱です。車も大きな揺れで移動してくる場合があります。倒れてくる、移動してくる危険性があることを伝え、そばを離れるよう徹底しましょう。■日頃から安全な場所を、親子でチェックしておく自分の頭を守り、落下・倒れてくるものがないか注意しながら安全な場所に移動を始めます。安全な場所とは「ものが倒れてこない、落ちてこない場所」です。一般的には「広い空間」や「耐震性の高い場所」、津波の恐れがある場合は「高い建物」などですが、子どもは具体的なイメージができません。そこで、登下校ルートを一緒に歩いて確認してみるといいでしょう。たとえば歩いている最中に「今地震がきたらどこに逃げる?」などと子どもに語りかけ、避難場所を一緒に確認します。家と学校間の距離がそう離れていない場合は「ここまできたときに地震が起きたら家(学校)に避難してね」など、避難場所の区切りを教えてあげるのも分かりやすいかと思います。登下校中、どの場所にいても1人で判断できるように訓練しておくと、子ども自身も安心できるはずです。今回ご紹介した地震対策は登下校時だけでなく、子どもが放課後や休日に屋外で遊んでいる際にも役立ちます。知っておけば地震がきても冷静に、安心して行動できることを子どもたちに伝えてあげるといいですね。参考-/ 地震等災害発生時防災マニュアル
2017年02月04日シンガーソングライターの槇原敬之が、24日に放送されたNHKの音楽番組『第1回明石家紅白!』(19:30~20:43)にゲスト出演。自身が作詞・作曲を手掛けたSMAPの大ヒット曲「世界に一つだけの花」への思いを語った。槇原は、「世界に一つだけの花」について、「SMAPがいてこそできた曲」と発言。自身が作詞・作曲を手掛けた楽曲だが、「歌っていても借り物…SMAPの歌を僕が歌っている感じ」と話した。また槇原は、「歌う人の声にあった曲を作っている人がいい」と言い、いきものがかりについて、「この子(吉岡聖恵)が歌うとバッチリみたいな曲を作っている感じがする」と称賛。さんまが「『世界に一つ~』もそういう感じなんだ?」と聞くと、槇原は「SMAPとかは、彼らが歌わないとダメという感じで作る」と打ち明けた。番組では、槇原が「世界に一つだけの花」を披露。「歌ってほしい」と熱望していたさんまも一緒に口ずさんで楽しみ、歌唱後には「いやーありがとうございます。いいなー。いいですねー」と感激していた。
2016年11月24日