草彅剛主演、古典落語をベースにした本格時代劇映画『碁盤斬り』の製作が決定。白石和彌監督が時代劇を初めて手掛ける。草彅さんが演じるのは、浪人・柳田格之進。“格之進”は謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。あるきっかけで隠されていた真実が明かされたことにより、娘のために命を賭けた仇討ちを誓う。疑心と陰謀渦巻く中、愛する者を守り誇り高く生きる武士の尊厳と、親子の情愛を描く軌跡の物語だ。脚本を手掛けるのは加藤正人。草彅さん出演の『日本沈没』、白石監督作『凪待ち』も手掛けており、それぞれ再タッグとなる。<コメント>・草彅剛未だ嘗て感じた事のない世界観で胸がとても熱くなりました。古き良き物に宿る色褪せることない魂を演じてみたいです。白石監督は、慎吾ちゃんと仲良しなので、僕も、仲良くできそうです。白石監督は僕自身ファンでもあるので、ご一緒できて幸せです。目一杯楽しみます。また新しい世界を見に、フルスロットルで行きたいと思います!・白石和彌監督私にとって初めての時代劇を草彅剛さんと共に作れることに興奮しています。ずっと時代劇を作りたかった。その想いがようやく叶います。加藤さんが書いてくれた実直な浪人柳田格之進が選択する未来に、少しだけ今の時代に必要なものが見えた気がしました。純度の高い映画の血が流れ続ける京都で、魂を静かに震わせながら作品に向き合います。・加藤正人(脚本)『碁盤斬り』は、囲碁を巡る人情話として根強い人気のある『柳田格之進』という落語を元にした物語だ。白石和彌監督とは、『凪待ち』(2019)に続いて2度目のコンビとなる。この脚本は、監督とプロデューサーと話し合い、3年半にわたって改訂を重ねて練り上げた。白石監督は『凪待ち』ではギャンブル依存症という難役の香取慎吾さんを見事に演出しきって素晴らしい作品に仕上げてくれた。今回は草彅剛さんに出演してもらえることになった。草彅さんとは『日本沈没』(2006)以来2度目の仕事となる。初めて会ったのは東宝撮影所だった。草彅さんは、薄暗いセットの片隅で、ひとり熱心に台本を読み込んでいた。役に打ち込むストイックなたたずまいが神々しかった。今日まで、俳優として大きな賞を受賞し、めざましい活躍を続けているのも当然だ。その草彅さんが柳田格之進を演じるということで、期待に胸が膨らんでいる。この脚本は私の代表作だ。必ずやいい作品になると信じている。『碁盤斬り』は2024年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:碁盤斬り 2024年公開予定
2023年03月01日白石和彌監督が、主演に草彅剛を迎えて初の本格時代劇映画『碁盤斬り』(ごばんぎり)を製作することを発表した。本作は、古典落語『柳田格之進』をベースにした作品で、脚本は『日本沈没』(06) で草彅と、香取慎吾主演の『凪待ち』(19) では白石とそれぞれタッグを組んだ加藤正人。愛する者を守り誇り高く生きる武士の尊厳と親子の情愛を描く。草彅が演じるのは、浪人・柳田格之進。“格之進”は謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、嗜む囲碁でも正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。あるきっかけで隠されていた真実が明かされたことにより、娘のために命を賭けた仇討ちを誓う。格之進を演じることになった草彅は「また新しい世界を見に、フルスロットルで行きたいと思います」と意気込みを見せると同時に「未だ嘗て感じた事のない世界観で胸がとても熱くなりました。古き良き物に宿る色褪せることない魂を演じてみたいです」とこの作品にかける思いを力強く語った。白石和彌監督も「私にとって初めての時代劇を草彅剛さんと共に作れることに興奮しています」と草彅の快諾を喜んだ。今回の作品は「本格時代劇」であると同時に普遍的な人間ドラマであると語り、「加藤さんが書いてくれた実直な浪人・柳田格之進が選択する未来に、少しだけ今の時代に必要なものが見えた気がしました」と話している。併せて、主演の草彅と白石監督、脚本の加藤からコメントが到着した。■柳田格之進役:草彅剛 コメント未だ嘗て感じた事のない世界観で胸がとても熱くなりました。古き良き物に宿る色褪せることない魂を演じてみたいです。白石監督は、慎吾ちゃんと仲良しなので、僕も、仲良くできそうです。白石監督は僕自身ファンでもあるので、ご一緒できて幸せです。目一杯楽しみます。また新しい世界を見に、フルスロットルで行きたいと思います!■白石和彌監督 コメント私にとって初めての時代劇を草彅剛さんと共に作れることに興奮しています。ずっと時代劇を作りたかった。その想いがようやく叶います。加藤さんが書いてくれた実直な浪人柳田格之進が選択する未来に、少しだけ今の時代に必要なものが見えた気がしました。純度の高い映画の血が流れ続ける京都で、魂を静かに震わせながら作品に向き合います。■脚本 加藤正人 コメント『碁盤斬り』は、囲碁を巡る人情話として根強い人気のある『柳田格之進』という落語を元にした物語だ。白石和彌監督とは、『凪待ち』(2019) に続いて2度目のコンビとなる。この脚本は、監督とプロデューサーと話し合い、3年半にわたって改訂を重ねて練り上げた。白石監督は『凪待ち』ではギャンブル依存症という難役の香取慎吾さんを見事に演出しきって素晴らしい作品に仕上げてくれた。今回は草彅剛さんに出演してもらえることになった。草彅さんとは『日本沈没』(2006) 以来2度目の仕事となる。初めて会ったのは東宝撮影所だった。草彅さんは、薄暗いセットの片隅で、ひとり熱心に台本を読み込んでいた。役に打ち込むストイックなたたずまいが神々しかった。今日まで、俳優として大きな賞を受賞し、めざましい活躍を続けているのも当然だ。その草彅さんが柳田格之進を演じるということで、期待に胸が膨らんでいる。この脚本は私の代表作だ。必ずやいい作品になると信じている。<作品情報>『碁盤斬り』2024年 全国ロードショー監督:白石和彌脚本:加藤正人主演:草彅剛
2023年03月01日女優の白石麻衣と歌手の絢香が出演する、アサヒビール・アサヒスーパードライスペシャルパッケージの新WEB CM「「心躍る、春になれ。 白石麻衣×絢香」編が、31日から公開された。新WEB CMは、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』とコラボを実施。白石が、初共演の絢香とともに人気楽曲「にじいろ」を歌唱する。2人は『THE FIRST TAKE』初出演となる。また、同商品の缶体裏面に記載されているQRコードを読み込むと白石と絢香が出演するオリジナルコラボ動画が視聴可能だ。
2023年01月31日“若手映像クリエイターの登竜門”として映画界の未来を切り拓いていく新たな才能の発掘と育成を目指すSKIPシティ国際Dシネマ映画祭が今年、記念すべき20年目を迎え、2023年7月15日(土)~7月23日(日)の9日間の日程で開催されることが決定。明日1月25日(水)からコンペティション部門の作品公募がスタートする。本映画祭は世界各国の新鋭監督の作品を対象とした国際コンペティション映画祭として、2004年より埼玉県川口市でスタート。これまで、カンヌ映画祭で3作連続受賞を果たしたトルコの巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督(『うつろいの季節(とき)』)、『シンプル・シモン』のアンドレアス・エーマン監督、『彼の見つめる先に』のダニエル・ヒベイロ監督、『家へ帰ろう』(映画祭上映タイトル『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』)のパブロ・ソラルス監督、『ミッドナイト・トラベラー』のハッサン・ファジリ監督、『ルッツ 海に生きる』のアレックス・カミレーリ監督など、世界各国の新鋭をいち早くジャパン・プレミアで紹介してきた。また、国内作品では『死刑にいたる病』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『決戦は日曜日』の坂下雄一郎監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『さがす』の片山慎三監督、『泣く子はいねぇが』の佐藤快磨監督、『彼女はひとり』の中川奈月監督、『夜を越える旅』の萱野孝幸監督らが本映画祭での受賞・ノミネートを契機に劇場公開や商業映画デビューを果たしている。今年は、1月25日(水)から3月1日(水)までの期間、コンペティション部門(国際コンペティション、国内コンペティション)の作品を募る。国際コンペティションは広く世界中から、国内コンペティション(長編部門・短編部門)は国内作品を対象に、エンターテインメント性と新たな表現の可能性を感じる作品を募集する。厳正な選考によってノミネートされた作品は映画祭期間中に上映され、著名な映画人等で構成される審査委員会による最終審査を経て、最優秀作品賞(グランプリ)をはじめ各賞が決定。また両コンペティションで上映されたすべての国内作品を対象に、今後の長編映画制作に可能性を感じる監督に対し「SKIPシティアワード」が贈られる。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023(第20回)開催概要(予定)公式サイト()■会期:2023年7月15日(土)~7月23日(日) (9日間)■会場:SKIP シティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール(埼玉県川口市)ほか■内容:国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)ほか■主催:埼玉県、川口市、SKIP シティ国際映画祭実行委員会<コンペティション部門 公募概要>公式サイト()【公募期間】2023 年1月25 日(水)~3 月1日(水)必着【公募部門】国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)【応募方法】映画祭公式サイト内のオンラインフォームから応募【公募対象作品・応募条件】■国際コンペティション(作品長が60 分以上の作品/国内作品・海外作品対象)・デジタルで撮影・編集され、かつデジタルでの上映が可能な作品であること。・長編映画制作数が3 本以下の監督の作品であること(応募作品が長編映画制作4 本目以上にあたる場合は対象外。公開の有無に関わらず60 分以上の作品、60 分以上のアニメーション作品、ドキュメンタリー作品も制作数に含む)。・ジャパン・プレミアであること、つまりSKIP シティ国際D シネマ映画祭での上映が国内で初の上映であること(但し、大学などの教育機関における上映会や自主上映会などはこれに該当しない)。・2022 年1 月1 日以降に完成した作品であること。・過去に本映画祭に未応募の作品であること。・映画祭の目的をよく理解した応募であること。■国内コンペティション(長編部門は作品長が60 分以上、短編部門は15 分以上60 分未満の作品/国内作品のみ対象)・日本作品であること。・デジタルで撮影・編集され、かつデジタルでの上映が可能な作品であること。・長編作品は、長編映画制作数が3 本以下の監督の作品であること(応募作品が長編映画制作4 本目以上にあたる場合は対象外。公開の有無に関わらず60 分以上の作品、60 分以上のアニメーション作品、ドキュメンタリー作品も制作数に含む)。・短編作品は、商業公開された長編映画(60 分以上の作品)を制作したことがない監督の作品であること。ジャパン・プレミアであること、つまりSKIP シティ国際D シネマ映画祭での上映が国内で初の上映であること(但し、大学などの教育機関における上映会や自主上映会などはこれに該当しない)。・2022 年1 月1 日以降に完成した作品であること。・過去に本映画祭に未応募の作品であること。・本映画祭の目的をよく理解した応募であること。※各部門ともに、実写作品(ドラマ・ドキュメンタリー)、アニメーション作品のいずれも応募可能です。※ノミネート結果、賞構成、審査員は、後日記者発表および公式サイトにて発表予定です。(参考:2022 年賞金総額230 万円)※応募規約、エントリーフォームおよび応募方法の詳細は1 月25 日(水)より映画祭公式サイトで公開します。
2023年01月24日ananが選ぶ“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD 2022」授賞式に、松下洸平、上白石萌音、上白石萌歌、かまいたち、Awich、小島秀夫、黒柳徹子が登壇することが1日、発表された。ライフスタイル女性誌『anan』は11月12日に「anan FES 2022」を開催(詳細時間は後日発表)。公式LINEアカウント「anan live」にて無料配信する同フェスの目玉として、ananが選ぶ“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD」の授賞式を実施する。同アワードに、上白石萌音、上白石萌歌、かまいたち、Awich、小島秀夫、 そしてトークステージにも出演する松下洸平の登場が決定した。各受賞名・内容は当日発表される。また、オープニングには、3年連続出演となる黒柳徹子が登場し、MCは同じく3年連続となる中井美穂が務める。
2022年11月01日京都で紅葉狩りをしませんか。「洛缶 和ティラミス」は、マスカルポーネのクリームをより引き立たせる和素材でコラボさせています。「洛甘 和ティラミス」 648円マスカルポーネにカスタードと黒糖を合わせた絶品クリームチーズをお楽しみください。クリームチーズがより一層引き立つように、丹波の黒豆、粒あん、抹茶のスポンジを忍ばせています。和とのコラボの妙を是非味わってください。11月2日より、本店、ジェイアール京都伊勢丹B1店にて数量限定で同時発売いたします。「バナナマロンパイ」594円こんなにおいしいクリームがあったのかと驚かされます。食感の良いパイ生地の上に、バナナカスタードを敷いてマロンクリームを乗せ、ラム酒を効かせた生クリームのムースで包み込みました。11月9日より、本店、ジェイアール京都伊勢丹B1店にて数量限定で同時発売いたします。「和魂洋才」をコンセプトに、醤油やきなこ、お餅などの「和」の素材を用い、「洋」の技巧を凝らし昇華させた菓子の数々は、若きパティシエ達がこだわり抜いた逸品ばかり・・・。大切な方への贈り物に最適な、ひと味違う「和魂洋才」のお菓子です。洗練された店内に並ぶ至高のスイーツをぜひご賞味ください。【会社概要】本店 : 京都市中京区三文字町227-1藤六ビル1F(東洞院通六角西北角) TEL 075-708-3213イートイン有/店長:小久保叶望URL: ジェイアール京都伊勢丹店 : 京都市下京区東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹地下1F洋菓子売場【お客様からのお問い合わせ先】パティスリー洛甘舎店長小久保叶望TEL:075-708-3213e-mail: info@rakkansha.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月24日西島秀俊さんと中村倫也さんが『仮面ライダーBLACK SUN』に主演。白石和彌監督のもと、ライダーに挑戦、思いを語ってくれた。――子供のころ、仮面ライダーシリーズは、何に親しんでいましたか?西島秀俊:僕は『仮面ライダーアマゾン』か『~ストロンガー』をオンエアで見ていました。1号~V3も再放送で見てたと思います。中村倫也:僕は『仮面ライダーBLACK』と『~BLACK RX』を見ていた記憶があります。母が仮面ライダー1号のドンピシャ世代で、ビデオ屋で1号からV3まで、『ウルトラマン』も1号からセブンまでをレンタルして兄と家族みんなで見てましたね。西島:それは英才教育だね(笑)。中村:はい。平成ライダーが始まって、若手の登竜門みたいになったころ、僕も役者の仕事をしていたんですが、仮面ライダーのオーディションに行けと事務所に一度も言われたことがない。「こいつは違う」と思われていたんでしょうね(笑)。――それがいまようやく、初ライダーに。西島さんは出演を以前から希望されていたそうですね。西島:近年のライダーを見て、面白いなと思っていました。正義と悪だけではない、世相を盛り込んだ物語になっている。仮面ライダーシリーズが好きなんですというお話を何かのタイミングでしていたら、今回お声をかけていただき驚きました。――仮面ライダーシリーズは50年の歴史があります。伝統あるシリーズのリブート作品への参加は、どんなスタンスで臨んだのですか?西島:みんなが見て育ってきたシリーズですよね。50年の歴史のなかでも金字塔といわれる『~BLACK』をリブートするわけですから、当然リスペクトを持って、良いところはきちんと踏襲する思いでいました。今作は18+にはなりましたけど、のちの子供たちに何かを伝えられたらという思いはありました。中村:僕は以前、『アラジン』の実写映画の日本語吹き替えをやらせていただいたとき、自分も小さいころディズニーのアニメに夢中になったキラキラした記憶があったことを思い出したんです。そんな思いを今の子供たちにも届けようと使命感を持ってやりました。白石監督だし、中身は大人向けだけれど、今回もあのときと似たような感覚でした。ただ、撮影現場では、ほかの作品同様、フラットな気持ちで臨みましたね。――白石監督の演出はいかがでしたか?西島:僕はご一緒するのは初めてでしたが、すごくきちんとした方でした。作品のインパクトが強烈だから、ギャップも(笑)。また、とても正統派な演出をされると思いました。ただ、今回は特撮監督の田口さんもいらっしゃいましたし、普段の撮影とはかなり違うよね?中村:そうですね。僕は『孤狼の血』に参加させていただきましたけど、いつもきっちりと、スタッフ全体の動きを把握した上で判断も速いし、秩序立った現場なんですが、初めての特撮で監督の戸惑うレアな姿が(笑)。でも、すぐに元の風通しのいい白石組に戻っていましたね。――本作は分断や差別など、実社会に通じるテーマが盛り込まれています。脚本を読まれてどんな感想を?西島:世の中の問題を作品内で描くというのは、特撮が歴史的に持っている特徴で素晴らしいところだと思います。今作には厳しい描写もあったので、特撮でこれはどうなのだろう?とご相談したこともありました。そのとき監督は「映画というものはこういう側面も描くべき」と強い信念と覚悟を持っていらっしゃったので、最終的には納得しました。中村:特撮ものやライダーの歴史にリスペクトを置いた上で、ジャンルでいうと圧倒的に「人間ドラマ」。「仮面ライダーがいる世界観」ではなく、’70年代の社会運動もうまく組み込んでいたり、僕たちのいるあくまで「現実世界」を主軸に、「そこに怪人がいる」という世界線なんだなと思いました。西島:その通りだね。中村:でもその世界を成立させるには、怪人の造型やCG、僕らの芝居も説得力がないと根本から崩れるので、気が抜けませんでした。――お二人は、2年前の『サイレント・トーキョー』以来の共演ですね。西島:その間もスタジオが隣で会ったりしていたよね?中村:はい。ちょいちょい(笑)。僕はもう、(西島さんとの共演は)嬉しさしかなかったです。「圧倒的嬉しい俳優」として現場にいました。西島:あははは。中村:ただ、役柄的にはそんなことを微塵も感じさせてはいけない間柄。物語にエッジと波乱を起こす役にしっかり臨みつつ、あとは嬉しいなあって(目尻を下げふにゃふにゃに)。西島:倫也くんとは昔から共演していて、キャリアをどんどん積んで、人としても俳優としても厚みを増しているのを肌で感じていました。僕も共演は嬉しかった。倫也くんは役についてすごく考えていて、毎回何かしら、驚きを提供してくれるんです。信彦(中村さんの役)は純粋さが真ん中にある人物で、それを大切にしたいとは話していたけれど、倫也くん自身の持っている純粋さが表れているんだろうなと思います。シャイだからそういう面を見せないようにするけれど。中村:センパイ、バラさないでください!そういう俳優を目指していたので嬉しいですね。もう辞めてもいいです。西島さんのお言葉を聞いて、いま引退の決意を……(笑)。――それは困ります!信彦は純粋さを軸に。それに対して、西島さんは光太郎役についてどんな思いを?西島:この物語では皆がそれぞれ大義を持って戦います。でも大義によって手段を選ばなくなる瞬間がある。光太郎はそれに嫌気が差して、戦わない決意をした。もっと自分の大切な人など、個人的なもののために戦いを始める。僕もそういう人間でありたいと思うので、シンパシーを覚えました。――視聴者は光太郎のそういう姿勢に寄り添えるのかもしれませんね。西島:でも、どのキャラクターも間違っていないし、どのキャラクターも間違っているんですよ。人間も怪人も誰にも感情移入できる。中村:そうですね。西島:台本を読んで、この物語はこのキャラクターに寄り添っているんだろうなと一見見えるキャラクターも、見終わると、その道もどこか間違っているところがあると感じる。正解がひとつじゃないふうに描かれているところが、白石監督のすごいところだなと思いました。にしじま・ひでとし(写真左)1971年3月29日生まれ、東京都出身。出演作に『きのう何食べた?』シリーズなど。『ドライブ・マイ・カー』で全米批評家協会賞主演男優賞受賞。なかむら・ともや(写真右)1986年12月24日生まれ、東京都出身。最近の出演作に映画『ハケンアニメ!』(’22)など。10月29日よりMUSICAL『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』に主演。シャツ¥48,400(ラキネス)ニット¥57,200(ボーディ) 共にアルファ PR TEL:03・5413・3546パンツ¥19,800(スティル バイ ハンド/スタイルデパートメント TEL:03・5784・5430)シューズ¥66,000(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)『仮面ライダーBLACK SUN』人気シリーズ『仮面ライダーBLACK』を、白石和彌監督が新たな視点でリブート。コンセプトビジュアルは『シン・ゴジラ』の樋口真嗣、『ウルトラマン』シリーズの田口清隆が特撮監督。西島秀俊はブラックサンを、中村倫也はシャドームーンを演じる。2022年、怪人が登場して約50年。日本では人間と怪人の対立が激しくなっていた。南光太郎(西島)はそんな世相を無視していたが、あるとき、調和の世界を訴える少女と出会う。10月28日Prime Videoにて世界独占配信。©石森プロ・東映©「仮面ライダーBLACK SUN」PROJECT※『anan』2022年10月26日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・カワサキ タカフミ(西島さん)小林 新(UM/中村さん)ヘア&メイク・亀田 雅(西島さん)Emiy(中村さん)インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年10月22日平野紫耀(King & Prince)主演の金曜ドラマ「クロサギ」に、人たらしでクセ者の“シロサギ”白石陽一役に山本耕史、平野さん演じる黒崎の最大の敵役に坂東彌十郎の出演が決定した。「世の中には三種の詐欺師がいる。人を騙し、金銭を奪うシロサギ。色恋を餌にするアカサギ。そしてこの世で一羽だけ、シロサギとアカサギだけを餌とし喰らう最凶の詐欺師がいる。詐欺師を騙す詐欺師――その名は、クロサギ」本作は2022年の現代を舞台に、詐欺によって家族を失った主人公が“詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ”となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。山本耕史演じる人たらしの詐欺師・白石陽一は、大企業のみを標的とする“シロサギ”。人当たりが良く、詐欺師に最も必要な“人から信頼される”スキルがずば抜けている。しかし実際は何を考えているか分からない、まさに“クセ者”。“シロサギ”を標的とする黒崎にとって白石は敵となる人物だが、2人にはある共通点があり、意外な関わり方をしていくことになる。本来であれば相反する“クロサギ”黒崎と“シロサギ”白石。2人の関係性が、どのような化学反応を生むのかにも注目だ。詐欺師・白石陽一役山本耕史そして、黒崎の最大の敵である大物詐欺師・御木本を演じるのが坂東彌十郎。御木本は、黒崎が父親の仇としてずっと追い続けている大物詐欺師。黒崎の父に詐欺を仕掛けた張本人で、警察関係者にもその名が知れ渡っている。黒崎が“シロサギ”の情報を買っている桂木敏夫(三浦友和)とも懇意にしているようだが、その正体は謎に包まれている。果たして、黒崎はどのように御木本へ近づいていくのか――。黒崎VS最大の敵・御木本の最終決着は本作の大きな見どころになる。御木本役坂東彌十郎白石役の山本さんといえば、近年では「恋はつづくよどこまでも」(2020年1月期)や「この恋あたためますか」(2020年10月期)での“理想の上司”役の好演が記憶に新しい。そんな山本さんが、クセ者の“シロサギ”としてどのような怪演を見せるのか。初共演となる平野さんと繰り広げる“詐欺師同士”の狡猾な騙し合いにも注目。山本さんは「一癖も二癖もある役を演じた2022年。何だか巷では『胡散臭い俳優・山本耕史』と言われている模様…。そこにTBSからのドラマオファー! どんな役だ?! また胡散臭いのか?! いやそんなハズはない! もう胡散臭い役なんてそうそう無い! 今年の締め括りとして、最後に正直者の役なのか?! そんな意気込みで今回のドラマに参加!」を決めたら、なんと「クロサギ」。「先にドラマのタイトルを聞いとくべきだった…」と語る。一方、御木本役の坂東彌十郎は、歌舞伎俳優として約50年のキャリアを持つ“歌舞伎界の名バイプレーヤー”。近年は俳優としても活躍の場を広げており、現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でのおちゃめな役柄が大いに話題となっている。TBSドラマへの出演は、ゲストとして登場した「MIU404』(2020年)以来となり、TBS連続ドラマのレギュラー出演は今回が初。「主人公のクロサギが復讐をする為にずっと追い続けている、物語の中で重要な役どころ。現場の皆さんのお力を借りながら、とことん憎まれ続けていけるようにしっかりと勤め上げたいと思っています。クロサギと御木本の騙し合いを是非お楽しみください」とコメントを寄せた。そんな坂東彌十郎演じる御木本が、黒崎の最大の仇としてどのように君臨するのか。緊迫感あふれる黒崎との最終決着にも期待が高まる。金曜ドラマ「クロサギ」は毎週金曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月16日女優の上白石萌音が出演する、第一三共ヘルスケア「ミノン アミノモイスト」の新CM「また来た、敏感モード」編が、17日より放送される。布製品を扱う専門商社に勤める入社7年目の女性を描いた「ミノン アミノモイスト」のTVCM第3弾となる今作。社会人7年目となり、任せられることも増え、仕事が充実するとともに時々やってくる「敏感モード」 に、「ミノン アミノモイスト」が寄り添い、心も肌も前向きに生きる女性を上白石が熱演している。○■上白石萌音インタビュー――今回3年目となる「ミノン アミノモイスト」のTVCM撮影はいかがでしたか?引き続き「ミノン アミノモイスト」のCMに出演させていただけて、とても光栄に思っております。 今回は設定がお休みの日ということだったんですけど、膝抱えてポツンと座ってる感じとか、普段の私と一緒だなと思いながら撮影していました。1年目と2年目はオフィスでのシーンだったんですけど、またさらにちょっと年齢を重ねて、少し仕事の内容とか責任とかも変わってきた年頃なのかなと思っています。――ご自身が「敏感モード」だと思う時があれば、どんな時か教えていただけますか?やっぱりお仕事の時が多くて不安やプレッシャーとかを感じると、敏感モードになっちゃいます。お仕事だけじゃなく、人間関係の中でちょっと後悔するようなことがあったり、もっとこうすればよかったなみたいなことで、心がちょっとぐらぐらってなってしまうと、それがからだに出て、肌に出て。っていうので、不調のサインみたいな感じがします。そういう時はやっぱり肌もちょっとカサカサしちゃって、心が乾いてると肌も乾いちゃうみたいなことをよく感じます。――「敏感モード」になってしまった時に、前向きになれるコツや、心がけていることは何かありますか?「ああ、もう敏感モードだな」と思うと本を読みます。一番手っ取り早い旅行だと思っています。全然違う世界に行けて何か知らないことを知ることができ、世界が広がって感性も柔らかくなるような感じがします。 敏感モードの時の心が何か足りてないみたいなものが、ちょっとずつ埋まっていく感じがするので、本を読んでいる時間は敏感モードの時にとても大事です。――普段のヘルスケアで気を付けていることがあれば教えてください。やっぱり保湿ですね。マスクをしてることは結構肌に影響してきちゃうので、1日、頑張った分をしっかり保湿で補って、お疲れっていう瞬間は大切です。あとやっぱりメイク前の保湿ケアもすごく大切で、その点「ミノン アミノモイスト」の乳液はなじみがよくて、メイク前にもうってつけという感じがします。
2022年09月15日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)は、「茨城県産 和梨“恵水”のタルト」を2022年9月16日(金)より期間限定で全店にて発売する。大玉の和梨「恵水」約1.5玉使用の限定タルト「茨城県産 和梨“恵水”のタルト」は、香り高くみずみずしい大玉の和梨「恵水(けいすい)」を1ホールあたり約1.5玉使用したタルトだ。「恵水」は茨城県オリジナル品種の梨で、糖度が高く酸味が少ないため、深い甘みを感じられるのが魅力。タルトにはジューシーな梨と、なめらかなバニラババロア、じっくり香ばしく焼き上げたアーモンドクリームを重ね、芳醇な味わいを楽しめる1品に仕上げた。“今が旬”1週間程度の限定販売シャリシャリッとした食感と口いっぱいに広がる和梨の爽やかな風味を堪能できる、“今が旬”のタルト。1週間程度の期間限定メニューにつき、気になる人は早めに要チェックだ。【詳細】キル フェ ボン「茨城県産 和梨“恵水”のタルト」発売日:2022年9月16日(金) ※1週間程度の販売予定販売店舗:キル フェ ボン全店(グランメゾン銀座/東京スカイツリータウン・ソラマチ店/青山/横浜/静岡/浜松/グランフロント大阪/京都/福岡/仙台)価格:ピース 842円 / ホール(25cm) 8,424円
2022年09月12日『死刑にいたる病』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督ら、これまで数多くの若手映画作家を見出し、「若手映像クリエイターの登竜門」と称される、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022が16日(土)にいよいよ開幕を迎える。ここ2年、新型コロナウイルスの影響によってオンライン上映のみでの開催を余儀なくされたが、19回目を迎える今年は3年ぶりにスクリーンでの上映が復活!オンライン配信を併用したハイブリッド方式で開催される。デジタルシネマにいち早くフォーカスし、次世代を担う若きクリエイターを発掘してきた本映画祭のメイン・プログラムは、世界の新たな才能が集結する国際コンペティションと、国内作品に焦点を絞った国内コンペティション(長編部門、短編部門)の3部門。厳選なる審査の結果、国際コンペティションは10作品、国内コンペティションの長編部門は6作品、同短編部門は8作品がノミネートされた。世界各国からバラエティ豊かな作品が集まった国際コンペティション国際コンペティション10作品©Ola Kjelbye©ルネシネマ©TaleBox 2021©Domino Films©Anthony Thompson©Avenue_B©AlmaFilms©Rasmus Weng Karlsenその中でまず注目をしたいのは、世界の映画が集まった国際コンペティション部門だ。本映画祭の同部門の特色としてあげられるのが、とにかくあらゆる意味で多様な作品が集まっていること。社会派ドラマからコメディ、アニメーションからドキュメンタリーまでとジャンルも多様ならば、いわゆるフランスやアメリカといった映画大国からあまり知られていない国で制作された作品までが一堂に会する。今年のラインナップを見渡しても、実にバラエティ豊か。アメリカのエリート黒人女性が直面する「あるある」が満載のコメディ『クイーン・オブ・グローリー』、コメディアンを目指す13歳の少女の奮闘が温かい涙を届けてくれるヒューマン・ドラマ『コメディ・クイーン』、ヨルダン出身のダリン・J・サラム監督が、実話をもとにパレスチナの現実を描く戦争映画『ファルハ』、ガラスに描かれた油絵で構成されたフローランス・ミアイユ監督のアニメーション『ザ・クロッシング』など、多彩な作品が並ぶ。また国を見ると、アレハンドロ・ロアイサ・グリシ監督の『UTAMA~私たちの家~』はあまりお目にかかったことのない南米ボリビア映画になる。『UTAMA~私たちの家~』©AlmaFilmsこれら海外作品が揃う中で、国際コンペティションに日本から唯一ノミネートをされたのが大橋隆行監督の『とおいらいめい』。すでに劇場公開も決定している本作は、彗星の衝突で人類の滅亡が迫る中、はじめて一緒に暮らすことになった三姉妹の関係の変化が描かれる。全150分。静謐な映像美はぜひスクリーンで体験したいといっていい1作だ。『とおいらいめい』©ルネシネマ今回のノミネートについて大橋監督は「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭では、2014年に『押し入れ女の幸福』が短編部門グランプリを受賞させていただいています。そのとき、『次は長編で戻ってきたい』と宣言して、今回戻ってくることができました。海外の作品と自分の作品が並んで、どういう評価を受けるのかというのは、冷静に考えるとちょっと怖いのですが(笑)、思い入れの強い映画祭で再び自分の作品が上映できることを楽しみにしています」と映画祭に期待を寄せる。『とおいらいめい』の大橋隆行監督なお、本コンペティションの審査は女優の寺島しのぶ氏、映画監督の松永大司氏、釜山国際映画祭プログラム・ディレクターのナム・ドンチュル氏が務める。栄冠はどの監督が手にするのか注目したい。個性的な経歴を持つクリエイターからのコメントも!国内コンペティション長編国内コンペティションの長編部門6作品©堀内友貴©daikikoboayashi2022©霧生笙吾©FLYING IMAGE©2022 K-zone.LLC.一方、国内コンペティションの長編部門は6作品がノミネート。今年の特徴としては個性的な経歴をたどってきたクリエイターによるユニークな作品が多く並んだ印象だ。夏の終わりを前にした若者たちの人間模様を描く『明ける夜に』を手掛けた堀内友貴監督は映像制作を手掛ける一方で「劇団セビロデクンフーズ」主宰としても活躍中。ヒーローにはなれない超能力者の苦悩を描いた『ブルーカラーエスパーズ』の小林大輝監督は、日本大学芸術学部映画学科出身で現在助監督としてさまざまな映画に携わる。『2001年宇宙の旅』などを想起させる哲学的なSFストーリーが展開する『Journey』の霧生笙吾監督は武蔵野美術大学造形学部映像学科出身の新鋭。レンタル夫との疑似夫婦の関係から自らの生き方を見出す女性の心模様を描いた『ダブル・ライフ』の余園園監督は、日本語を学ぶために来日して、そこから万田邦敏監督に師事して日本で映画を作り始めた中国出身の監督になる。全編マダガスカルで撮影された異色作『ヴァタ ~箱あるいは体~』の亀井岳監督は、造形から映像制作に転進し、これまでモンゴル、マダガスカルで映画を作った唯一無二のキャリアの持ち主。社会の底辺からもがきながら生を模索する兄弟の姿を鮮烈に描いた『命の満ち欠け』は、これまで俳優として活躍してきた小関翔太と『海辺の彼女たち』『Noise ノイズ』などの撮影カメラマンとして知られる岸建太朗の共同監督作品になる。このように多様な経歴の若き才能の顔が揃う。6作品7名の監督たちは以下のように映画祭への期待のコメントを寄せる。『明ける夜に』堀内友貴監督©堀内友貴「よく言われるように、映画は観客の方に見ていただいて完成する。自主映画はなかなか見ていただく機会がえられないので、こういう映画祭の場をいただけたことがうれしいです。ひとりでも多くの方にみていただいて、この作品の存在が少しでも広く知られたらと思っています」(『明ける夜に』堀内友貴監督)『ブルーカラーエスパーズ』小林大輝監督©daikikoboayashi2022「この映画の主人公たちは超能力者ですが選ばれし者でもヒーローでもない。決して褒められた存在でもない特殊能力者たちの物語ですが、誰かの心に響いてくれたらと思っています。この映画に登場する超能力者たちをどうとらえてくれるのか楽しみで多くの方から感想をいただければうれしいです」(『ブルーカラーエスパーズ』小林大輝監督)『Journey』霧生笙吾監督©霧生笙吾「SF映画が大好きで、大学の卒業制作では『SF映画を絶対に作る』と心に決めていました。そういう強い思いをもって生まれた作品なので、入選はすごくうれしいです。この作品が足掛かりになってチャンスが生まれてくれたらと思っています」(『Journey』霧生笙吾監督)『ダブル・ライフ』余園園監督「この作品は自分の分身といっていい作品で、心を込めて命を懸けて作りました。自分の分身といっていい作品なので、どう評価されるのかというのはちょっと怖いです。でも、映画祭ではひとりでも多くの方にみていただけたらうれしいです」(『ダブル・ライフ』余園園監督)『ヴァタ ~箱あるいは体~』亀井岳監督©FLYING IMAGE「僕の中で、SKIPシティは、若手映画監督のための日本を代表する長編劇映画の映画祭。にもかかわらず、僕のちょっと変わった映画をよく選んでくれたと思います。なじみのない国かもしれないですけどぜひマダガスカルを体感してもらえたらと思います」(『ヴァタ ~箱あるいは体~』亀井岳監督)『命の満ち欠け』小関翔太監督(左)、岸建太朗監督(右) ©2022 K-zone.LLC.「この映画の脚本は、若くして自ら命を絶った大切な友人のために書きました。もうこれを作れれば死んでもいいというぐらいの気持ちで、自分のすべてを注ぎ込んだ作品です」(『命の満ち欠け』小関翔太監督)「僕は2010年に監督作『未来の記録』がSKIPシティに入選していて、なんと12年ぶりの参加です。このご縁に感謝しています。小関くんとともに作り上げたこの作品を多くの人に届けられればと思っています」(『命の満ち欠け』岸建太朗監督)国内コンペティションの短編部門8作品©吹田祐一©NOTHING PRODUCTION©映像制作実習2021©2022 Moe Wakabayashi©SWALLOW Film Partners. ©MANTRIX PICTURESまた短編部門は8作品がノミネート。初監督作品『HANA』が世界30以上の映画祭で入選・受賞を果たした中西舞監督が台湾で作り上げた『喰之女』や武蔵野美術大学で学んだ中国出身の盧明慧監督が中国で作り上げた『清風徐来』、学生時代からMVやCDジャケットデザインを手掛け、アニメーション作家・イラストレーターとして活躍する若林萌監督の『サカナ島胃袋三腸目』など、こちらも注視したい若い才能が揃う。国内コンペティションの長編部門及び短編部門は、黒沢清監督や沖田修一監督などの作品で知られる日本を代表する芦澤明子氏、映画監督の鶴田法男氏、映画ライターの月永理絵氏が審査を担当する。本映画祭がこれまでに見出してきた白石和彌監督、中野量太監督、上田慎一郎監督、片山慎三監督らに続く才能の出現に期待したい。公開前の新作映画やウクライナ支援のためのチャリティ上映も!オープニングを飾る磯部鉄平監督の『世界の始まりはいつも君と』©Carminaなお、先で触れたようにスクリーンでの上映が復活!ということで、オンラインではなかなかできない特集企画を3年ぶりに実施。特集上映「What’s New~飛翔する監督たち~」では、磯部鉄平監督をはじめ本映画祭に所縁の深い、まだ公開前の新作映画3本をいち早く上映する。また、世界のさまざまな作品を上映してきたからこそ実現した、ウクライナ支援のためのチャリティ上映「ウクライナに寄せて」も実施。過去の国際コンペティションに選出されたウクライナ作品『この雨は止まない』と『ラブ・ミー』の2本をリバイバル上映する。(※本企画で得た収入は、ウクライナ人道支援にあてられる)『この雨は止まない』©Square Eyes Film2年にわたり続いた新型コロナウイルスのパンデミック下でのオンライン開催を経て、久々の有観客でのスクリーン上映+オンライン配信のハイブリッド形式となり新たな一歩を踏み出した本映画祭にぜひ足を運んでほしい。取材・文・撮影:水上賢治『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022』《SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022》公式サイト: 【スクリーン上映】開催期間:7月16日(土)~7月24日(日)SKIPシティにて開催【オンライン配信】配信期間:7月21日(木) 10:00 ~7月27日(水) 23:00特設サイト にて配信(会員登録が必要)■作品情報SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022
2022年07月15日浅草のお濃茶スイーツ専門店「雷一茶」が手掛ける和カフェ「濃茶茶寮 一茶」から新作かき氷「和紅茶かき氷」が、2022年7月15日(金)より発売される。濃厚抹茶スイーツを楽しめる「濃茶茶寮 一茶」「ホテルのラウンジのような空間」で濃厚抹茶スイーツを楽しめる「濃茶茶寮 一茶」。毎日手作りで仕込む、濃厚抹茶香るお濃茶蜜をたっぷりかけた人気スイーツ「自家製宇治金時」をはじめとするバラエティ豊かなかき氷は、夏限定となるこだわりの1品だ。夏限定かき氷に豊かな風味の和紅茶フレーバー今回の新作「和紅茶かき氷」は、静岡県産の和紅茶をたっぷりとかけたかき氷。不純物の少ない純氷を使用したふわふわ氷から香る、紅茶の豊かな風味が絶妙だ。また、やわらかな優しい甘みとコクが特徴の定番「自家製宇治金時」はもちろん、愛媛県産甘夏果汁を贅沢に使用した「甘夏かき氷」や、いちご、マンゴーといったフルーツの果肉と果汁たっぷりのフレーバーなども用意する。詳細「和紅茶かき氷」1,408円発売日:2022年7月15日(金)販売店舗:濃茶茶寮 一茶住所:東京都台東区浅草2-7-3 お抹茶体験店2FTEL:03-5811-1948他メニュー価格例:・自家製宇治金時 1,738円・練乳宇治金時 1,859円・純氷いちご 1,518円・純氷マンゴー 1,408円・純氷甘夏 1,408円・純氷和紅茶 1,408円
2022年07月15日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の大ヒットイベントが23日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。興行収入10億円を超えるヒットに「実写映画で10億円超えをしたのは、数えるほどしかないらしい。まだ上半期ですけど、すごく光栄です。ありがとうございます」と喜ぶ。白石監督は「ホラー映画を見に行く感覚で来てくださってるっていうのは、宣伝の方が分析していた」と明かし、「『貞子観に行こうぜ』みたいな感じで、『阿部サダヲ観に行こうぜ』みたいな」と表した。阿部は「そうでしたね。あんまり連続殺人犯みたいな役やったことないという話をしてて、ちょっと難しいかなと思ってたんですけど、名前が『阿部定』(殺人犯の名前)じゃないかって、爆笑問題の太田光さんが言ってましたけどね」と苦笑していた。また、自身の怖いものについて聞かれると、岡田は「最近定期的に見る夢なんですけど、過去にやった作品のロケだったりセットだったりのシーンを、その日いきなりもう1回撮りますと言われ、セリフが全く入ってない状態でスタッフさんたちは準備を進めていて『うわーっ! やばいやばいやばい』と思いながら起きるという……」とエピソードを披露する。阿部はその話に「僕もすごいあります」と同意しつつ、「噂話とかも怖いですし、阿部サダヲという人が怖いと思われるのもすごい怖いです」と他の怖いことも。「この間ちょっと違う現場でも、『意外と普通の人なんですね』と言われて、サイコパスじゃないじゃないですか、僕。そういう風に思われる場合もあるのが怖いなと思って」というが、「それくらい影響力がある映画に出られたとすごく嬉しいですけどね」とも語った。
2022年06月23日女優の白石麻衣が出演する、MIKIMOTOのスペシャルサイト「My Pearls, My Style」内コンテンツ「STORY 02 白石麻衣 ― A Day with Mikimoto」が16日に公開された。2月にスタートした企画「人生の節目に、ミキモトのパールがある。」では、各界で活躍するスターたちが登場してきた。今回は“美しい感性とともに今を生きる女性”として白石をフィーチャーし、ある1日に密着した動画とビジュアルを公開。あわせて白石が、人生の転機や印象に残っている仕事のエピソード、憧れの女性像、好きなファッションやジュエリーの話など20の質問に回答した。インタビューは以下の通り。――モーニングルーティンは?お仕事がある日は、朝起きて、目が覚めないときはシャワーを浴びて保湿して、すぐに髪を乾かして出る。意外とコンパクトになっています。お休みの日は、目覚ましをかけずに寝られるだけ寝て。でも基本的には午前中に起きて、お昼食べて。午後から予定を入れているときはそれに向かって。外出して、という感じですね。――紅茶派?コーヒー派?私は紅茶が好きです。――白石さんにとってジュエリーとは?ジュエリーはその日一日の気分を上げてくれる、なくてはならないアイテムかなって思いますね。私はピアスをよくつけるんですけれど、洋服がシンプルな日も、耳もとがキラッとなっていたら洋服も華やかに見えますし、首もとが空いている服のときはシンプルなネックレスをつけたりして。ちょっと女子力と言いますか、その日一日、頑張ろうという気分を上げるためにつけています。――パールは初めて?はい。私はまだパールのジュエリーを持っていなくて。今年30になる年なので、そろそろパールのジュエリーを手に入れて……やはり、ひとつ持っていたら生涯ずっと使えるので。このネックレスだったり、パールのピアスだったり。何かひとつ手に入れようかなと思っています。――バッグの中に必ず入っているものは?最近はお財布、携帯はもちろん、ハンドクリームが常に入っていますね。――無人島に一つだけコスメを持っていくとしたら?無人島ですもんね。日焼け対策で日焼け止めかな? 日焼け止めか、リップバームとか。自分を守るために持っていきたいです。――今日はこれから何のお仕事ですか?今日はこれから雑誌のお仕事です。撮影ですね。――白石さんにとって、「仕事」とは?私はお仕事が好きなので、お仕事は楽しいですし、新しい自分に出会える場所かなって思います。――これまでで一番心に残っている仕事は?結構たくさんあるんですけれど、やはりアイドル時代のライブは、たくさんのファンの方とも会えますし、自分も唯一輝けるステージの場所でもあったので、ライブかなと思います。――何歳までこの仕事を続ける?全然わからないですけれど……タイミングかなって思います。――仕事での転機は、何歳のときでしたか?19歳でこの世界に入ったことがまずは私の転機かなって思うんですけれど……そこは一番の人生の転機になっているかな。――仕事のオンオフのスイッチは?一番は衣装を着た瞬間とか……出番の前かな。やっぱり身だしなみをきちんと整えた瞬間はスイッチ入りますね。――仕事現場で一番大切にしていることとは?一番大事にしていることは、楽しむ姿勢と笑顔! ですかね。――この中で、欲しいものはどれ?どれも素敵ですけれど、やはりパール、綺麗ですね。パールのピアス。素敵だなって思いました。今。――イニシャルアイテムって好きですか?イニシャルアイテム、気になりますね。あまり持っていないんですけれど、やはり自分のイニシャルがあると特別感が出るので。(ピアスを手に取って)これもイニシャルジュエリー? M! イニシャルには見えないくらいのデザインで、すごい綺麗。かわいいですね。――パールが似合う女性ってどんな女性だと思う?綺麗な人は似合うと思いますし、自立をしてる大人の女性は、パールもすっと肌になじむのかなと思いますね。――白石さんの夢ってなんですか?夢はずっと「特にない」って言ってきたんですけれど、誰かに寄り添えるような人にはなりたいなって思います。いつでも、どこでも。――くじけそうになったとき、白石さんを支えてくれるものは?友だちは大事かなって思いますね。何かあったら相談して話を聞いてもらうとか、一緒に美味しいものを食べて嫌なこともぱっと忘れられますし。仲のいい友達、親友は大事ですね。――憧れの女性像とは?自立していて、かっこいい、でも美しい女性は憧れます。――今日、ミキモトのパールと過ごしてみていかがでしたか?すごく気分も華やかになりましたし、初めてパールを身につけたんですけれど、パールが体の一部としてなじむ感じがして。こんなにもパールって優しくて温かいんだなと感じたんです。パールと一緒に、素敵な時間を過ごすことができました。――またこの後お仕事なんですよね。はい、お仕事に行ってきます。――今日はおつかれさまでした。ありがとうございました。楽しかったです。おつかれさまでした。またね~!(カメラに手を振る)
2022年06月16日はじめてでも楽しめるビジュアルブック古くから日本で使用されてきた「和ハーブ」を活かす知恵や工夫を紹介している新刊『和ハーブのある暮らし』が発売された。著者は一般社団法人「和ハーブ協会」副理事長の平川美鶴氏で、B5判、128ページ。出版社はエクスナレッジで価格は1,600円(税別)である。先人の知恵を現代の生活に取り入れる「herb(ハーブ)」という言葉の語源はラテン語の「herba(ヘルバ)」だとされ、元々は「草」を意味する言葉だった。やがて香りや薬効が期待できる茎・葉を指す言葉となり、現在では「有用植物」全般を指すこともある。ハーブといえば、海外からやって来た植物を思い浮かべるが、それらが渡来する以前から、日本では食や医薬、入浴などにハーブが広く使用されていた。現在では雑草のような扱いを受けている「和ハーブ」もあり、普段道端で見かける植物や、スーパーで見かける植物にも「和ハーブ」は存在する。新刊では食や健康、美容、日用品など、先人たちから受け継がれてきた「和ハーブ」の知恵や工夫、活用法を解説。現代のライフスタイルに取り入れるための知識が得られるようになっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※X-Knowledge - 和ハーブのある暮らし
2022年06月08日「第3回 和酒フェス」が、大阪ベイタワー・アトリウムで2022年7月9日(土)、10日(日)の2日間開催される。100種以上の和酒“利き酒祭り”「和酒フェス」旬の和酒を楽しめるグルメイベント「和酒フェス」が、大阪で開催決定。期間中は、全国から20酒蔵が集い、約100種類以上の日本酒が集結する。第3回目となる今回は「夏酒、スパークリング、生酒、プレミアム酒を楽しもう!」がテーマ。和酒フェス初出展となる越の鷹、三重の寒梅、長龍、五橋など人気銘柄を筆頭に、米鶴、山猿、白川郷、鉾杉、花雪など、人気の日本酒が揃う予定だ。うれしいのは、各ブースで利き酒を楽しめること。味比べして楽しんだ後は、一部製品は即売可能なので、自宅でゆっくりと楽しむことも。また、日本酒のお供にぴったりな地方の特産品やグルメを集めたフードゾーンも用意する。さらに、体験型コンテンツとして、和太鼓エンターテインメントの生演奏や、2022 Miss SAKEのステージなども実施。来場者を対象に和酒フェスの人気和酒を決める投票イベントも行われるので、足を運んだ際にはぜひ参加してみて。【詳細】第3回 和酒フェス@ 大阪ベイタワー開催日時:2022年7月9日(土)、10日(日)第1部(試飲会)12:30~14:45、第2部(試飲会) 15:30~17:45会場:大阪ベイタワー・アトリウム 2F住所:大阪府大阪市港区弁天1丁目2-4料金:前売り制 3,300円※当日券は未定チケット販売場所:和酒フェス公式サイト、PassMarket、Peatix<参加店一覧(例)>米鶴酒造・山形県、六歌仙・山形県、君の井酒造・新潟県、新潟第一酒造・新潟県、伊藤酒造・福井県、三輪酒造・岐阜県、福井酒造・愛知県、丸彦酒造・三重県、竹内酒造・滋賀県、長龍酒造・奈良県、酒井酒造・山口県 ほか
2022年05月20日名古屋プリンスホテル スカイタワーは、「和スイーツブッフェ」と「和フタヌーンティー」を2022年5月16日(月)から7月7日(木)まで開催する。“和”がテーマのスイーツブッフェとアフタヌーンティー名古屋プリンスホテル スカイタワーは“和”をテーマにした、スイーツブッフェとアフタヌーンティーを初開催。700年以上もの歴史がある西尾抹茶をキー素材に、こだわりの和スイーツを種類豊富に展開する。「和スイーツブッフェ」「和スイーツブッフェ」は、開放的な31階 スカイダイニング(Sky Dining) 天空にて実施。抹茶生どら焼きや抹茶シフォン、抹茶ロールなど、バリエーション豊富な和スイーツが楽しめる。中でもイチオシは、注文を受けてからパティシエが仕上げてくれる「西尾抹茶のナゴプリ・モンブラン」。西尾抹茶の上品な香りと穏やかな旨み・コクを堪能できる季節限定の一品だ。「和フタヌーンティー」一方、「和フタヌーンティー」では、あんバターサンドやマカロン 抹茶など、和テイストにアレンジしたこだわり菓子を展開。アフタヌーンティー定番のスコーンは、ほうじ茶&抹茶の2種類のフレーバーが用意され、クロテッドクリーム・はちみつ・ゆずを添えてくれるので、自分好みに“味変”しても楽しめる。和スイーツブッフェの目玉であった「西尾抹茶のナゴプリ・モンブラン」は、アフタヌーンティーでも楽しむことが可能。ブレンドコーヒー、カフェラテ、紅茶などのドリンクが飲み放題なので、リッチなティータイムを過ごすことができそうだ。【詳細】名古屋プリンスホテル スカイタワー「和スイーツフェア」開催期間:2022年5月16日(月)~7月7日(木)■和スイーツブッフェ時間:11:30~13:00/ 13:30~15:00※2部制(90分)場所:名古屋プリンスホテル スカイタワー 31F Sky Dining 天空料金:おとな 4,500円 / 小学生(7~12才) 2,700円 / 幼児(4~6才) 1,800円※※Webサイト限定で早割料金を用意。問合せ・予約 TEL:052-756-3102(受付時間9:00~18:00)<メニュー例>西尾抹茶のナゴプリ・モンブラン、抹茶生どら焼き、わらびもち、おにぎりロール、みたらし団子、抹茶シフォン、白玉あんみつ、抹茶ロール、5種のジェラート、抹茶のパスタ、鶏肉と長葱の和風ピッツァ、カレーパン、ココットオムライスほか■和フタヌーンティー時間:15:30~17:00(L.O. 16:30)※席は17:00まで場所:名古屋プリンスホテル スカイタワー 31F Sky Dining 天空料金:1名 4,500円※消費税・サービス料込※前日までの予約制、予約は2名~。<メニュー例>ウェルカムドリンク・西尾抹茶ラテ、西尾抹茶のナゴプリ・モンブラン、ミニパフェ、水まんじゅう 黒蜜きなこ添え、和菓子、あんバターサンド、カヌレ 抹茶、みたらし団子、マカロン 抹茶、スコーン2種 ほうじ茶&抹茶 クロテッドクリーム・はちみつ・ゆず、じゃがいもとポロ葱の一口スープ、シーフードのセビーチェ風、スモークサーモンマリネ、ブランダード バゲット添え<ドリンク(おかわり自由)ブレンドコーヒー、エスプレッソ、カフェ・ オ ・ レ、カフェラテ、紅茶・ハーブティー(ロンネフェルト、マイティリーフ)※仕入れの状況により、食材・メニューに変更がある場合あり。※画像はイメージ。
2022年05月16日「茶寮FUKUCHA(さりょう ふくちゃ)」から、京都産の和紅茶を使った新作メニューが登場。2022年6月1日(水)より、「茶寮FUKUCHA」京都駅店・四条店にて提供がスタートする。京都「茶寮FUKUCHA」から和紅茶を使った新作メニュー寛政二年(1790年)創業の老舗茶舗「福寿園」が手がける「茶寮FUKUCHA」は、伝統ある宇治茶の新たな可能性を体験できるブランドカフェだ。今回は、そのすっきりとした味わいで注目を集め始めている国産紅茶=和紅茶に着目。「福寿園」の茶師が厳選した京都府産茶葉の和紅茶を使った、様々な新作スイーツとドリンクがメニューに加わる。「和紅茶ハーバルパフェ」たとえば「和紅茶ハーバルパフェ」は、和紅茶のイメージを具現化したパフェグラスに、濃厚なミルクプリンや寒天、白桃、白玉、赤エンドウ豆を重ね、特製の和紅茶アイスクリームを添えた和パフェ。仕上げに淡い香りと上品な渋みの和紅茶蜜をかけていただく、香り豊かな一品となっている。「和紅茶フロート」また、京都駅店限定での提供となる「和紅茶フロート」も要注目の一品。冷たいミルクで抽出することで渋みを抑えた和紅茶ラテをベースに、逆に渋味を強調した和紅茶ソフトクリーム、手毬柄の生麩、粒餡をトッピングした、風情ある和風のフロートだ。かき氷やソフトクリームもこのほか、マスカルポーネクリームや和紅茶アイスクリーム、白桃のコンフィチュールを忍ばせたかき氷に和紅茶蜜をかけて完成する「和紅茶ティラミスかき氷」、和紅茶ならではの香りと渋味をしっかりと味わえる「和紅茶ソフトクリーム」など、様々なメニューが楽しめる。商品情報京都「茶寮FUKUCHA」新作和紅茶スイーツ&ドリンク提供開始日:2022年6月1日(水)提供店舗:「茶寮FUKUCHA」京都駅店・四条店【店舗情報】■「茶寮FUKUCHA」京都駅店住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都駅ビル 中央口2階営業時間:8:30~20:00(L.O19:30)定休日:不定休TEL:075-744-0552■「茶寮FUKUCHA」四条店住所:京都府京都市下京区四条通富小路角 福寿園京都本店2階営業時間:11:00~19:00(L.O18:30)定休日:毎週水曜日(福寿園京都本店に準ずる)TEL:050-3152-2902
2022年05月14日日本で有数の和デザイン浴槽浴室メーカーである株式会社アステック(本社:東京都港区白金、代表取締役:内山 繁)は「和モダン石貼り浴槽」が標準の「和 WABURO」UBシリーズで、建築文化への貢献を理念にタイルと水まわりで豊かな暮らしを創出する株式会社平田タイル(本社:大阪府大阪市西区、代表取締役社長:徳田 祥恭)と第2弾となるコラボモデルを開発しました。SP VALS Key Visual「石貼り浴槽」内装に紺碧AZUR(アジュール)の十和田石、浴槽框には森林浴成分フィトンチッドを放つ「檜」の天然素材、壁面と床面に採用の最上質セラミックタイル Hi-Ceramics、風合いと色調で人気の「VALS Stone」で「癒し・寛ぎ・安らぎ」の「湯浴み美空間」を創造します。両社共通のこだわりと言える最上質デザインと癒しの美空間の追求は、この「和 WABURO」Superior VALSに結実しました。選べる6サイズ、規格型UBで業界初*のTWIN Bath 広々浴槽付仕様も発売します。■「和 WABURO」上質な風合いと色調を誇る「VALS」仕様とは?「和 WABURO」は『心も癒すひと時「湯浴み」の美空間へ』をVisionにシリーズ化、2021年 3社コラボで発売し大好評の「Premier SH collection」(400万円から)に続き、平田タイルと第2弾のコラボ商品「SP-Line Superior VALS」(300万円から)が開発されました。アステック「和モダン石貼り浴槽」は 平田タイルのスイスアルプスの希少高級石の風合いと色調をもつHi-Ceramicsタイル「VALS Stone」との出会いにより誕生しました。VALSにはValues & Lifestyleという意味合いもあり、「至高の価値」と「非日常の空間と時間」を提供します。SP VALSとは■プレミア住宅仕様「Superior VALS」特徴1. VALUES「石」:アステック「和モダン石貼り浴槽」長年、旅館・ホテルの業務用浴槽で培った匠技術を結集、浴槽内部に耐久性と防水性、耐震性に優れたFRP製防水層使用、そこに職人が匠の技で希少石「紺碧AZUR(アジュール)」の十和田石を貼って仕上げた圧倒的質感・ラグジュアリー感のWABURO ERN デザイン浴槽(2015年 Cool Japan Award受賞)を標準仕様としています。また、温泉地域にも対応、アステック独自の温泉泉質による劣化を軽減する「温泉ACR工法」を採用。今、ご自宅・別荘に「和モダン石貼り浴槽」を実現、最上級の湯浴み空間をご提供できるようになりました。SPV 石貼り浴槽2. LIFESTYLE「VALS」:浴室全体を纏うVALSの風合いと色調のタイルスイス・アルプスの希少高級石バルスストーンの風合いを再現したタイルを壁面・床面の全面に採用。色褪せない高級感が浴室を落ち着きある寛ぎの空間へ昇華させます。お好みに応じ、QUARTZタイル3種もお選びいただきけます。SPV VALSタイル3. 業界初* 石貼り浴槽 広々・ゆったり「TWIN Bath」選択可多くのお客様よりの「2人用浴槽」のご要望にお応えし、業界初、規格型「石貼り浴槽」WABURO ERN浴槽に横幅1100mmモデルを開発し、WABURO UBとしても初の導入モデルとしました。TWINはUB1624/1822の2サイズに対応、SOLO比較 約120-140%の広々浴槽となります。お二人で、お子様と、ご家族で、湯浴み時間をお楽しみいただけます。* 規格型浴槽・浴室で(当社調べ)Twin Bath■商品概要名称 : WABURO SP-Line Superior VALS発売日 : 2022年6月13日(月)商品種類: 全6サイズ 8モデル(1616・1618・1620・1624・1820・1822)本体価格: 税抜 300-440万円(税込 330-484万円)★ 商品例 WABURO SP-LINE SPV1616サイズ : W1600×D1600×H2200mm本体価格: 税抜 300万円(税込 330万円)★ 商品例 WABURO SP-LINE SPV1822TW(★Twin Bath)サイズ : W1800×D2200×H2200mm本体価格: 税抜 440万円(税込 484万円)SP VALS 拡がる空間■平田タイル 会社概要株式会社平田タイルは、創業100年を超え、建築文化への貢献を企業理念に、タイルと水まわりの総合プロデュース企業として時代の変化に豊かな暮らしを創出しています。創設30年を超える「Hi-Ceramics(ハイセラミクス)」や「BISCUIT(ビスケット)」「sunclay(サンクレイ)」など3つのタイルブランドと、水まわりの「AQUAPiA(アクアピア)」を展開、インテリアの本場イタリアをはじめ、世界各国からデザインと品質に優れたタイルを厳選、ファブレスメーカーとして日本国内でも自社企画商品も製造し、新しいタイル文化を紹介。また「タイルの特性を活かしながら時代を先駆ける提案」をブランドスピリッツにしています。商号 : 株式会社平田タイル代表者 : 代表取締役社長 徳田 祥恭所在地 : 〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1-1-10設立 : 1919年4月事業内容: 住宅設備機器事業、タイル・エクステリア建材事業、住宅建材事業、タイル開発事業資本金 : 271,500,000円URL : ■アステック 会社概要株式会社アステックは、和モダン「石貼り浴槽」に特化し、客室風呂、露天風呂、大浴場におけるオーダー浴槽をはじめ、新開発WABURO ラグジュアリーユニットバスなど、独自の開発に基づくオリジナルな設計思想をもとに、旅館・ホテルなどのビジネスユースから個人のお客様まで「和 WABURO」ブランド商品で「湯浴みの世界」をトータルにサポートする浴槽・浴室メーカーです。現在、年約1,000槽の浴槽・浴室の生産製造能力を保有しており、日本の旅館のみならず、インターナショナルホテル・リゾートクラブホテル、個人邸宅など多く採用されております。主な実績としては、The Okura Tokyo、ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ、富士マリオットホテル山中湖、アマン東京、エクシブ湯河原離宮、東急ハーヴェストクラブ熱海、フォーシーズンズホテル京都などがあります。2020年、創立30周年を迎えました。30周年記念の集大成として、建築家 隈研吾氏とのコラボで、隈氏のお名前をいただいた新概念「拡張する」最上級ユニットバス『WABURO KUMA』を発売しました。アステック東京ショールームにて展示中。商号 : 株式会社アステック代表者 : 代表取締役 内山 繁所在地 : 〒108-0072 東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル5F創立 : 1990年4月事業内容: 和デザイン高級浴槽浴室製造販売 及びUSA CAMBRIAクォーツストーン総販売代理資本金 : 12,000,000円URL : 特別展示発表会WEEK★特別展示発表会WEEK開催会場:アステック東京南麻布ショールーム東京都港区南麻布2-11-10 Tel:03-6435-4726東京メトロ南北線「白金高輪駅」4番出口より徒歩6分期間:2022 6.13 Mon → 6.25 Sat10:00-18:00 日・祝定休新型コロナ感染症対策のため完全予約制→お気軽に簡単予約、HP又はお電話でお問い合わせください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月12日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の公開記念舞台挨拶が7日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。殺人鬼役となった阿部だが、役作りについて聞かれると「普通の人ですからね。あの本当に普通に演じました。普通の人に見えるように。普通ってなんですか?」と自問自答。「この人は殺してないだろうなと思われるような。『晴れ、ときどき殺人』みたいな、そんな感じでした」と表し、岡田は「名言ですね」と讃える。また作品タイトルにちなみ自身のハマっているものを「〇〇にいたる病」と表現するコーナーでは、「爪が顔にいたる病」と掲げた阿部。作中で演じた榛村が爪に執着していたことから「撮影が終わってからも爪を見るようになって、爪を見てると、爪が顔に見えてくる。左手の薬指の爪を見てると、天海祐希さんに見えてくる」と珍発言で会場はざわつく。「本当に?」と訝しがる岡田に、阿部が爪を見せるも「いやあ……」と戸惑いの空気に。阿部は自分の爪に「ねえ、天海さん?」と話しかけていた。
2022年05月07日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の公開記念舞台挨拶が7日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。謎の男・金山(岩田剛典)を演じた岩田は、作中では顔の半分が隠れるほどの長髪姿で登場しており「エンドロールを見てみて『岩田、いたっけな』と言われてるそうなんです」と苦笑する。「こういった役柄も新しいチャレンジでしたし、白石監督は僕のことをどういう風に思われてたのかなと感じて」と言いつつ、自分の姿については「母親に似てるなと。僕母親似なんですよ。長髪にすると面影あるな」と表していた。白石監督は、岩田について「普段はもちろんスーパースターと認識しておりまして、とてもかっこいい方だとは思っていますが、岩田さんのお芝居をしている姿とかを見て、当然どんな役でもできるだろうなというのはありました。本当に微妙なラインの上を歩かなければいけない役で、俳優としての力も必要ですし、難しい役どころなので、思い切ってお願いしてみた」と、今回の役のオファーをした理由について明かす。さらに「役の上では存在感を消してくれてるんですけど、どんな姿になっても、岩田さんの持ってる色気とか立ち姿のかっこよさというのは出てきて、素敵な方だなと思いました」と絶賛し、岩田は「恐縮です。ありがとうございます」と頭を下げていた。
2022年05月07日MONGOL800とWANIMAが、スプリットEP『愛彌々』(読み:あいやいや)を6月22日にリリースすることを発表した。今回のコラボレーションは、昨年ラジオ番組で行われたキヨサクとKENTAの対談内での「いつかコラボレーションしよう」という言葉をキッカケに実現。お互いのライブやイベント、メディアやフェスなどでの競演を通じて親交を深めていた2組だが、タッグを組むのは今回が初となる。EPには2組がともに制作した表題曲「愛彌々」をはじめ、MONGOL800がWANIMAに提供した楽曲「LAST PARADISE」、WANIMAがMONGOL800に提供した「てぃんがーら」、そして両バンドの楽曲「rainbow」「1106」のカバーを収録。併せて公開されたティザー映像では、両バンドによるレコーディングの模様が収められている。また、大阪、東京、名古屋、沖縄でスプリットツアー『MONGOL800×WANIMA -愛彌々- TOUR 2022』を行うことが決定した。チケットは、スプリットEPのCD購入者を対象とした先行受付が6月22日正午より実施される。MONGOL800×WANIMA『愛彌々』ティザー映像■『愛彌々』特設サイト:<リリース情報>MONGOL800×WANIMA スプレットEP『愛彌々』2022年6月22日(水) リリース価格:1,980円(税込)MONGOL800×WANIMA『愛彌々』ジャケット【収録曲】M1. 愛彌々 / MONGOL800×WANIMAM2. LAST PARADISE / WANIMA(MONGOL800提供曲)M3. てぃんがーら / MONGOL800(WANIMA提供曲)M4. rainbow / WANIMA(カバー)M5. 1106 / MONGOL800(カバー)【特典情報】■早期予約特典:『愛彌々』オリジナルティッシュBOXカバーMONGOL800×WANIMA『愛彌々』早期予約特典:『愛彌々』オリジナルティッシュBOXカバー受付期間:5月6日(金) 19:00〜5月29日(日) 23:59まで※店頭の場合は各店の閉店時間まで※一部早期予約特典対象外の店舗もございます。また、一部ECショップでは特典ナシのカートもございます。詳しくは各店・ECショップにお問い合わせください。※Amazonは5月7日0時より予約開始予定※特典画像はイメージです。■封入特典:『MONGOL800×WANIMA -愛彌々- TOUR 2022』CD封入先行受付期間:6月22日(水) 12:00~6月28日(火) 23:59■チェーン別特典:『愛彌々』オリジナルステッカー【対象店舗】・TOWER RECORDS全店(オンライン含む / 一部店舗除く)・TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く) / TSUTAYAオンラインショッピング(予約のみ)・HMV(一部店舗除く) / HMVオンラインショッピング(予約のみ)・WonderGOO/新星堂(一部店舖除く)および新星堂WonderGOOオンライン・楽天ブックス・セブンネットショッピング・サポート店※チェーン別特典の絵柄はチェーン毎で異なります。絵柄は後日発表となります。※チェーン別特典はなくなり次第終了となります。※サポート店詳細は後日発表となります。予約リンク:※Amazon.co.jpは5月7日0時より予約開始予定<ツアー情報>MONGOL800×WANIMA -愛彌々- TOUR 20228月15日(月) 大阪・オリックス劇場8月17日(水) 東京・LINE CUBE SHIBUYA8月18日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYA8月23日(火) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール9月11日(日) 沖縄・コンベンションセンター 劇場棟前売チケット:全席指定6,900円(税込)MONGOL800 -etc.works- TOUR 2022※終了分は割愛5月7日(日) 静岡・三島市文化会館5月14日(土) 大阪・フェスティバルホール5月15日(日) 福岡・福岡市民会館5月21日(土) 三重・シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢5月27日(金) 広島・JMSアステールプラザ5月29日(日) 岡山・岡山市立市民文化ホール6月3日(金) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール6月5日(日) 鹿児島・川商ホール6月18日(土) 島根・安来市総合文化ホール アテピア6月19日(日) 兵庫・あましんアルカイックホール6月24日(金) 愛知・名古屋市公会堂6月25日(土) 長野・ホクト文化ホール7月2日(土) 沖縄・沖縄市民会館詳細はこちら:<イベント情報>WANIMA主催フェス『1CHANCE FESTIVAL 2022』9月3日(土)・4日(日) 熊本県農業公園カントリーパーク(野外公演・雨天決行)開場 9:00 / 開演 11:30出演者:WANIMA ほか『1CHANCE FESTIVAL 2022』告知画像【チケット情報】・1日券立ち位置指定:10,000円(税込) / 小人:7,900円(税込)・2日券立ち位置指定:19,000円(税込) / 小人:14,800円(税込)※入園料込み、電子チケットのみ / お一人様4枚まで / 小学生以上 要チケット※未就学児童は保護者1人につき1名まで膝上での観覧無料※出演アーティストごとにステージ前方立ち位置指定エリアをご用意致します。※ステージ前方エリアはアーティストごとの入れ替えとなり、抽選となります。別途公演日2週間程前にご案内致します。『1CHANCE FESTIVAL 2022』告知映像イベントオフィシャルサイト:関連リンクMONGOL800 オフィシャルサイト: オフィシャルサイト:
2022年05月06日いま日本映画界で最も注目される白石和彌監督が、阿部サダヲ、岡田健史を迎えて注目の作家・櫛木理宇の最高傑作を映画化した『死刑にいたる病』。この度、次々と謎が浮かび上がる岩田剛典演じる謎の男・金山と中山美穂演じる雅也の母・衿子の人物像に迫る2種類の特別映像が解禁された。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、大学生・雅也(岡田健史)が事件を独自に調べ始めるが、次第に榛村と事件に翻弄されていく本作。やがて、事件を調べる雅也の前に現れた謎の男・金山、事件とは何も接点がないと思われた雅也・母の2人の“謎”が浮かび上がる。金山編の映像には、怪しい言動、様々な証言が交錯する中、最後の事件の被害者・根津の殺害現場となった森を訪れた雅也、そしてその前に突如姿を現す金山が映っている。もう一方の雅也の母・衿子編は、彼女が内気な性格であることが伺え、「あなた決めてよ、お母さん決められないから…」との口癖が印象的な映像。そして映像の最後には、雅也がある人物と衿子が一緒に写っている写真を見つける様子が収められている。どちらも衝撃的な場面で幕を閉じ、緊迫感あるものに仕上がった。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年05月05日ミステリー作家・櫛木理宇の最高傑作とも言われている『死刑にいたる病』が、ついに実写映画化。『孤狼の血』や『凶悪』で知られる白石和彌監督が手掛けたこともあり、原作ファンのみならず、映画ファンからも注目を集めている1本となっています。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。阿部サダヲさん【映画、ときどき私】 vol. 480劇中では、世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村(はいむら)を演じた阿部さん。岡田健史さんや岩田剛典さん、中山美穂さんといった豪華俳優陣との共演はもちろん、阿部さんの見事な怪演ぶりがすでに話題となっています。今回は、役作りの裏側や現場での忘れられないエピソード、そして日常生活におけるこだわりなどについて、お話いただきました。―『彼女がその名を知らない鳥たち』に引き続き、すごい役で白石監督からオファーがきましたが、どのようなお気持ちでしたか?阿部さん白石監督とはまたご一緒したいと思っていたので、声をかけていただいたときはうれしかったです。ただ、まさか24人も殺している殺人犯の役になるとは考えもしませんでしたが……。でも、役者である限り、この榛村という人物は一生に一度あるかないかくらいの役ではありましたし、先輩たちからも「凶悪な役とか合うんじゃない?」と言われたこともあったので、挑戦したいと思いました。―これまでも幅広い役どころを演じられているので、シリアルキラーの役が初めてというのは少し意外な感じがしました。阿部さんファンの方が教えてくださったんですが、歴代の作品のなかで刑務所に入っていることは多いみたいです(笑)。でも、ここまでひどい殺人犯ではなく、どれも軽犯罪ですが。とはいえ、捕まっている場面や面会のシーンがけっこうあったので、演じたことがありそうというイメージがあるのかもしれません。―では、実際に演じてみて、いかがでしたか?阿部さん人をいたぶる場面では、経験したことのないようなことばかりでしたし、けっこうハードな描写も多かったので、気持ち的にはきついところもありました。でも、撮影自体は楽しかったです。実は、血が流れるものやゾンビが得意ではない―ちなみに、原作は読まれてから現場に入られたのでしょうか。阿部さん偶然、妻が読んでいたので、家に原作がありましたが、身近にあったことに驚きました。このような話を思いつくことに驚きましたが、すごくおもしろかったです。―ということは、こういったタイプのサスペンスやミステリーなどはお好きですか?阿部さんいや、苦手です(笑)。というより、怖いです。実は、血が流れるものが苦手で、ゾンビとかもあまり得意ではなくて……。なので、この作品では、本当にひどいことをしているなと自分でも思ったほどです。―苦手な方がされているとは思えないほどの狂気で、特に目の迫力がすごかったですが、そこは意識されていましたか?阿部さん僕自身はあまり気にしていませんでしたが、監督は『彼女がその名を知らない鳥たち』で僕が見せた目の怖さが印象に残っていたので今回の配役をしたとおっしゃっていました。男性を突き飛ばすシーンのときに、「5分前に人を殺したような顔をしてほしい」と言われて作った表情でしたが、監督はそういうところを伝えたかったのかもしれないですね。岡田くんに引き出されるようなところはあった―なかでも、引き込まれたのは、岡田健史さんとの面会のシーン。綿密なリハを行っていたのか、それとも本番でぶつかり合う感じだったのか、現場の様子を教えてください。阿部さん岡田くんとは撮影に入るずいぶん前に1回だけ本読みで顔を合わせたくらいで、全然会っていなかったので、どういう芝居をしてくるかもまったくわからない状態でした。なので、面会シーンは僕もすごく楽しみだったんです。岡田くんが外で何をしていて、どんな芝居をしているかを僕は見られないので刺激的でしたね。それに、彼は純粋な方なので、外から帰ってくるたびに顔が変わっていくんですけど、それがおもしろくて。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、彼が僕のことを“ある人物”と勘違いしているシーンでは、不思議な表情を浮かべていて、そういうふうにアプローチしてくるのかと驚かされました。それを受けて僕も違うパターンで行きましたが、そんな感じで僕も引き出されるような感じはあったのかなと。本当に予測不能でおもしろい方ですよ、岡田くんは。―ぜひ、おふたりの表情には注目していただきたいですね。そのほかにも豪華な共演者が揃っていましたが、印象に残っている方といえば?阿部さん中山美穂さんは、会えるだけでうれしかったですね(笑)。だって、中山美穂さんですよ!僕が芝居を始める前から見ていて、すごい時代を生きてきた方ですからね。―共演者というよりは、ファン目線に近い感じだったと。阿部さんそうですね。でも、度胸がなくて話しかけられませんでした……。ずっと見てたんだから、話しかければいいのにと思うんですが。―ということは、一度も声をかけられずに終わってしまったのですか?阿部さん川辺で撮影していたときに、確か僕が蚊に刺されて、「ここは蚊がいますよ」くらいは言った気がします(笑)。でも、その1回きりなので、もう少し話しかければよかったなとは思いました。人を操るよりも、操られるほうが楽に感じる―それは次回の共演に持ち越しですね。完成した作品をご覧になったとき、気になるシーンなどはありましたか?阿部さん岡田くんが外で動いている様子を見るのは初めてだったので、まずはそれが楽しみでした。自分のシーンでいうと冒頭のほうにレコードを聞きながら紅茶を飲んでいるところがありますが、撮影のときは「クラシックっぽい曲が流れます」とだけ言われていたんです。でも、監督が榛村のテーマソングを作ってくださっていたので、曲が流れた瞬間にしびれたというか、ゾクっとしました。『Mr. ビーン』のオープニングくらいでしか、聞いたことのないような曲でしたから(笑)。すごくうれしかったのもありますし、かっこいい曲だったので、監督にお願いしてすぐに曲のデータをいただいたほどです。―今回は、人を巧みに操る話術や表情というのは、事前に研究されたりしたのでしょうか。阿部さん榛村としては自然にしていることなので、どうすれば操れるかというのを意図的に考えていたわけではありません。なので、芝居している感じにも見えないような意識はしていました。「あの人がこんなことをするなんて……」と近所の人が言うような雰囲気が出ればいいかなと。「連続殺人犯ってこうでしょ」ではなく、榛村が日常を過ごすなかで、結果的に人を操っていたという感覚です。―ちなみに、ご自身は人を操るのは得意ですか?それとも操られがちですか?阿部さんどっちもある気がしますが、あまり人を操れてはいないかもしれないですね。「飲み会やってよ」と人に言っても、誰もやってくれませんから。―(笑)。ということは、できれば飲み会の幹事を操りたいと。阿部さんそうですね。でも、人との付き合いや距離感が一番難しいですよね。何でも言うこと聞いてくれる人がいたら逆に怖いですし。そういう意味では、人を操るほど責任を持てないので、操られるほうが楽かもしれないです(笑)。ルーティンを決めずに生きている―また、榛村といえば、典型的な秩序型殺人犯ということで、自分のなかで絶対的なルールがいくつかありましたが、阿部さんにもこれだけは譲れないルーティンのようなものはありますか?阿部さん僕はそういうのを決めて生きていないんですよね。とはいえ、お休みがないとおかしくなってしまいそうなので、お休みだけはきちんといただいています。あと、コロナ禍になってから、僕も家族も家にいる時間が長くなりましたが、そこで気がついたのは、ひとりの時間も必要だということでした。おそらく、向こうも思っていると思いますが(笑)。―では、お気に入りのひとり時間の過ごし方といえば?阿部さん知らない道を行って、迷っているときが一番好きです。変な道に入って行くと、ワクワクしますから。そういうところがあるので、ルーティンがないのかもしれないですし、なので芝居でも作っているときが一番楽しいんでしょうね。―なるほど。迷うからこそ見えるものもあるんですね。阿部さんちなみに、最近はスマホのマップで近道を教えてくれますが、それを巡って妻とケンカになることも。なぜなら、僕の知っている行き方のほうが早いと僕が思っているからです。妻は僕が早歩きするつもりだとか言うんですけど、そんなことしなくても絶対僕のほうが早い。だって、僕は50年以上も生きているわけで、そんな最近できたばかりのマップに負けるはずがないんですよ!―(笑)。確かに、スマホに操られている感じが嫌だなと思うことはありますし、迷う楽しみがなくなった気はします。阿部さんそうですよね。そんなふうに決めないから迷うし、毎日がすごく変わっていく感じはあります。ご飯を食べに行っても、毎回同じものを頼むこともしないほうかもしれないです。変化するかどうかは、自分が決めること―ほかにも、仕事のあとの楽しみといえば何ですか?阿部さんあまりないですが、お買い物とかは好きです。いまは自転車がほしいなと思っています。―自転車で行きたい場所はありますか?阿部さん瀬戸内のほうにあるしまなみ海道は、自転車で走ってみたいですね。でも、いざ行くとなったら面倒になってしまいそうではありますが……。―行けないと思うと行きたくなりますし、行っていいよと言われると面倒になるお気持ちわかります。阿部さんそうなんですよ、難しいですね。―では、ananweb読者へ向けて、阿部さんから元気になるようなメッセージをいただけますか?阿部さん明日は必ず来るものなので、僕は毎日生まれ変わっていいと思っています。変化を嫌う方もいますが、女性はどんどん変わっていいんじゃないかなと。ただ、「変化するかどうかは、君が決めることだよ」ということは覚えておいてほしいなと思います。―素敵なお言葉をありがとうございます。それでは最後に、本作の見どころについても教えてください。阿部さんもしかしたら、女性のみなさんは普段あまり観ないタイプの作品かもしれませんが、人を信じていいのか、いけないのかという部分も描かれていますし、注意喚起にもなる作品だと思っています。僕自身もこういう役は初めてなので、そのあたりもぜひ注目していただきたいです。インタビューを終えてみて……。劇中では、血も涙もない冷酷な表情に背筋がゾッとしましたが、取材では次々と繰り出されるおもしろいお話で終始笑わせてくださった阿部さん。まさに新境地とも言える役で見せる細かな表情の動きや仕草、そして観客までも操るような声のトーンなどにぜひ注目してみてください。ギリギリの心理戦から目が離せない!二転三転する真実の先にたどりつく、驚愕のラストに戦慄が走る究極のサイコ・サスペンス。かつてないほどの残虐さを見せながら、得も言われぬ魅力で人々を惹きつける連続殺人犯・榛村に、あなたも翻弄され、いつの間にか虜になってしまうはず。写真・北尾渉(阿部サダヲ)取材、文・志村昌美ストーリー鬱屈した日々を送っていた大学生・雅也のもとに、一通の手紙が届く。それは、稀代の連続殺人鬼として世間を震撼させた榛村からだった。犯行当時、榛村は雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていたのだ。すでに、死刑判決を受けていた榛村だったが、「最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」と雅也に依頼する。事件を独自に調べ始めた雅也だったが、そこには想像をはるかに超える残酷な事件の真相があった……。謎が深まる予告編はこちら!作品情報『死刑にいたる病』5月6日(金)全国ロードショー配給:クロックワークス©2022 映画「死刑にいたる病」製作委員会写真・北尾渉(阿部サダヲ)
2022年05月03日『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などで知られる白石和彌監督による映画『死刑にいたる病』。この度、阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村の沼にハマっていく大学生・雅也を演じる岡田健史の場面写真&メイキング写真が解禁となった。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに事件を独自に調べ始める雅也が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。阿部さん演じる榛村の“裏の顔”と“表の顔”のギャップが話題となっているが、一方で榛村と対峙する岡田さん演じる雅也も、前半と後半では全く異なる表情をみせる。阿部さんは「岡田さんの演技で引き出されたところがあって、最初に思っていたものと違うアプローチをした部分がありました。まっすぐな雅也を壊したいと思いましたが、全然ブレなかったです」と、共演シーンとなる面会室では岡田さんとの掛け合いで化学反応が起こったと明かす。クライマックスは、同じ面会室のシーンでも、初めて雅也が榛村を訪ねる場面から演出も大きく異なり、緊迫感のある2人の演技によってより一層見応えのあるものとなっている。白石監督も岡田さんの前のめりの姿勢に驚きをみせ、「お芝居ひとつひとつを考えて演技しているので、こちらも確認しながら進めていき、積み重ねていった印象があります。“全体の映画の中でここを起点にしたい”、“ここを先々考えてやっていきたい”と計算高く考えて、逐一相談してくれた」と撮影時をふり返る。そして、岡田さんの演技について「すごくナチュラルで素直な芝居をしてくれて、静かなトーンでいきたいというのが感じられました。阿部さんとのクライマックスでは自分のキャラクターがどういう見え方になるのかをよく見ていて、強い芝居をしてくると思っていたので意外でしたが、いざ作品が出来上がってみると彼のアプローチが正解でした」と、阿部さんが明かしていたように岡田さんの演技を受けて生まれた演出もあったよう。連続殺人鬼・榛村の沼へと徐々にハマっていく雅也の繊細な表情の変化は必見となっている。『死刑にいたる病』に5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月22日阿部サダヲ×岡田健史がW主演、注目の作家・櫛木理宇の原作を白石和彌監督が映画化した『死刑にいたる病』。この度、連続殺人鬼・榛村を演じる阿部さんの“虚無の目”がよく分かる場面写真が解禁。白石監督からのコメントも到着した。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、事件を独自に調べ始めた大学生・雅也(岡田健史)が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。本予告やポスタービジュアルが解禁された際、SNS上では「この空っぽな目、ゾクゾクする」「阿部サダヲすごい…なんだこの目を逸らせなくなる」と、阿部さん演じる榛村の“虚無の目”に魅了されている人が続出した。榛村は、表向きは街の人々が絶えず足を運ぶパン屋の店主で、優しい笑顔の裏に恐るべき殺人鬼の顔を隠している。阿部さんは“殺人鬼”の役作りについて「辛かったけど、撮影セットなどに助けられました」とふり返り、実は血が苦手という意外な事実を明かしている。白石監督は阿部さんの目について「阿部さんが最初に面会室に足を踏み入れた瞬間から、それこそ目の色が違いました」と明かし、「ニーチェの有名な言葉『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』を地でいく、見ているこっちが重い重力の中に吸い込まれるような感覚のある目をしていました」と、阿部さんの目の魅力を語った。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月18日櫛木理宇の同名小説を実写映画化したサイコサスペンス『死刑にいたる病』の完成披露試写会が4月12日、都内で行われ、ダブル主演の阿部サダヲと岡田健史、共演する岩田剛典、中山美穂、白石和彌監督(『凶悪』『孤狼の血』)が出席した。連続殺人で世間を震撼させ、死刑判決を受けた榛村(阿部)から、「最後の事件だけは冤罪。真犯人がいると証明してほしい」と手紙で依頼された大学生の雅也(岡田)が、真相を解明するために奔走する姿を描く。イメージを覆す役どころに挑んだ阿部は「岡田くん演じる雅也と自分を重ね合わせて、ご覧になる皆さんも真犯人を想像してもられば。家に帰ったら、僕から手紙が届いているかもしれません」と駆け付けたファンに“挑戦状”。「白石監督の映像的なアイデアが詰まった作品」だと手応えを示した。そんな阿部演じる殺人犯に翻ろうされる役どころの岡田は、「いろんな取材でもお話しているですが、阿部さんの家に行きたいなと思っていて。どんな生活をして、何を食べて、どんな役作りをしているのか」と阿部の“生態”に興味津々だった。岩田は拘置所の待合室で雅也が見かける顔に痣のある長髪の男・金山という役どころ。白石監督とは初タッグが実現し、「くせの強い役どころをいただき、とても光栄」と回想。ただ、撮影時にはツアーやドラマ出演もこなす多忙ぶりで「(ヘアメイクなどで)顔もほとんど見えていない状態でしたし、怖い数日だった」と告白した。また、狂気迫る阿部の演技に対し、「目に光がまったく宿っていなくて、本当に殺されるなと思った」と振り返り、「今日は白の衣装が似合ってらっしゃる」と笑みを浮かべた。雅也の母・衿子を演じた中山も、「普段はさわやかなコマーシャルに出ているのに、見ている皆さんが困ったりしないかな」と阿部の変ぼうぶりを絶賛した。コロナ禍でのミニシアターの支援にも関わった白石監督は、「応援してくださる皆さんがジャンル映画を待っていることを知り、そういう要素も入れ込んだ映画になった」と明かし、「サスペンススリラーとして楽しんでいただけると思いますし、『おや?』と思うような会話が、大きな仕掛けになっているので、ぜひセリフも噛みしめてもらえれば」とアピールしていた。完成披露試写会には宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真が顔をそろえた。取材・文・写真=内田涼『死刑にいたる病』5月6日(金)全国公開
2022年04月12日6年ぶり9回目となる「東宝シンデレラ」オーディションの開催が決定。上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波が、オーディション告知ポスター&映像で11年ぶりの共演を果たした。1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった同オーディション。初代シンデレラの沢口靖子をはじめ、長澤まさみ(5代目)、上白石萌歌(7代目)、福本莉子(8代目)を輩出。また、審査員特別賞に上白石萌音、ニュージェネレーション賞に浜辺美波など、第一線で活躍する女優を数多く生みだしてきた。そんなオーディションが今年、東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶりに開催される。さらに、かつて1946年から60年代後半にかけて、俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らを輩出した「東宝ニューフェイス」の歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記も改め「TOHO NEW FACE」オーディションが始動することも決定。オーディションの応募は本日からスタートし、満10歳から満22歳まで(2022年7月18日時点)で募集。7月の1次審査を経て、8月から全国6都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で2次審査、9月に東京と大阪で3次審査実施後、10月に「シンデレラ」と「NEW FACE」の2グループに分かれ、都内で4次審査となる合宿審査、最終審査は11月6日(日)。都内にてグランプリ&受賞者発表会の開催が決定している。開催に際し制作された告知ポスター&映像には、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波を起用。3人がデビューするきっかけとなった2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来となる、11年ぶりの共演が実現した。上白石萌歌さんは「今思えば私の人生の大きな分岐点でありスタート地点」と同オーディションについて語り、「あれから11年が経ち、沢山の宝物のような出会いと経験をさせていただきました。間違いなくあの時の決断が私を大きく変えてくれました。勇気を振り絞って踏み出した一歩が、人生を変える大きな一歩になるはずです。ご応募お待ちしております!」と呼びかける。上白石萌音さんは「『シンデレラ』という言葉が自分と結びつかなくて、そもそも自信が全くなくて、応募するまでとても悩みましたが、背中を押してくださった先生と勇気を出した自分に、今ではとても感謝しています」と当時をふり返り、「このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください。自信がないなら、『好き』という気持ちを信じてみるのもいいと思います」と話した。そして、浜辺さんは「私は俳優になりたいと思ったことは全くありませんでした。だからといって将来何の職業に就きたいという意思もありませんでした。引っ込み思案だった私の気まぐれの1歩が今ここに繋がっています。『東宝シンデレラ』オーディションを受けて、選んでいただいて、私は夢をみつけることができ、そして夢をみさせていただいています」とコメントを寄せている。(cinemacafe.net)
2022年04月07日恋愛ミステリー『彼女がその名を知らない鳥たち』や警察とやくざの攻防を描いた『孤狼の血』などを手掛けた白石和彌監督が、阿部サダヲと岡田健史をW主演に迎えて贈る『死刑にいたる病』。今回は阿部さんや岡田さん、岩田剛典、中山美穂、音尾琢真の主要キャストをとらえた場面写真が解禁された。阿部さん演じる榛村大和は、24件の殺人容疑で逮捕され、そのうち9件で立件・起訴、第一審で死刑判決を受けている世間を震撼させた稀代の連続殺人犯。犯行当時、営んでいたパン屋「ロシェル」には街の人々が絶えず足を運び、“魅力的な人物”で社会に溶け込んでいた。場面写真には、殺害現場である燻製小屋で犯行に及ぶ一方で、笑顔で接客する衝撃の“表の顔”が収められている。そして、その榛村から“冤罪証明”を求める1通の手紙を受け取るのは、かつてパン屋に通っていた客の1人の筧井雅也(岡田健史)。理想とは違う大学に通い、鬱屈とした日々を送っていたが、榛村の手紙をきっかけに事件の真相を求めて、榛村の過去を知る滝内(音尾琢真)たちへ聞き込みを始める。人生で初めて自分で考え行動し、世間を震撼させた事件の“まだ誰も知り得ない真相”に近づいてく雅也の姿が写っている。そのほか、拘置所の待合室で雅也が見かける顔に痣のある長髪の男・金山(岩田剛典)や、雅也の母・衿子(中山美穂)の姿も。拘置所にいる相手に会おうか迷っていると面会せずに出てきた変わった長髪の男は、信号待ちの雅也に声をかけ、ある質問を投げかける。また、母・衿子は支配的な祖母と父に遠慮するように身を縮めながら生活しており、雅也にとっては実母でありながらも距離のある存在。徐々にそれぞれの人物像が紐解かれていき、ますます謎が深まっていく、驚愕のサイコサスペンス映画を予感させている。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年03月24日「『ちょっぴり大人。白石まるみ、59歳です!』って、デビュー当時のキャッチコピーを、今でも年齢だけ変えて使ってるんです」笑顔で語るタレントの白石まるみさん(59)は、’82年に『オリオン座のむこう』で歌手デビュー。「当時19歳で、同期の(堀)ちえみちゃん、(松本)伊代ちゃんたちより年上だったから、楽屋での女子高みたいなノリについていけなくて(笑)。ちえみちゃんと仲よくなったのはドラマ『スチュワーデス物語』の共演がきっかけでした」プライベートでは、28歳で結婚するも、娘が2歳半のときに離婚。「撮影現場に娘を連れていったりしました。父が白血病、母がC型肝炎、娘がぜんそくで入院したときは、3つの病院を駆け回ったことも。仕事と介護と子育てで精神的にも限界でしたが、娘に『ママに元気でいてほしくて、私たちが代わりに病気になっているんだよ』って言われて、もう大号泣」年齢を重ねるにつれて、先の見えない将来に、不安を覚えた。「芸能の仕事は呼ばれなくなったら終わり。娘を育てるためにも、何か資格が欲しいと考えるように」ようやく実行できたのは、45歳で再婚した夫の勧めだったそう。「48歳でネイル教室に通い、ママ友相手に、家でネイルを始めたんです。評判がよくて『次はマッサージを習ってきて』と要望があって、『チャンピサージ』というインド式ヘッドマッサージの資格も取得しました」これが「芸能人初」だったということに快感を覚えた。「やはり『初』はうれしいもの。それで50歳を超えたころに、グラビアアイドルの娘と芸能人初の“親子グラビア”を披露しました」その娘・守永真彩(30)さんとは、’16年、『キングオブコント』にも出場。予選突破はかなわなかったが、銀色の全身タイツに赤いTバックという斬新な姿は、お笑い界にも衝撃を与えた。さらに現在は、やはり資格取得芸能人1号となった、「個性心理學」の資格を取得。「今は『動物占い』をやっていて、全国に約300人の弟子もいるんです。単なる占いではなく、その人自身の潜在意識を掘り起こして、前向きになれるようなカウンセリングを行っています」還暦を迎える11月には、お世話になった人を集めて断髪式を行い、ショートヘアにする計画だ。「元気な年の取り方をして、ノーテンキに、楽しそうにしている大人がいるねって思われたいですね」
2022年03月04日