飼い主は、動物と直接言葉を交わすことができないため、さまざまな変化から気持ちを汲み取ろうとします。表情のささいな変化や目線、行動、鳴き声の声色などを観察することで、ペットが伝えたいことを感じ取り、コミュニケーションをとっているのです。言動から気持ちを汲み取ることができるのは、飼い主が日々ペットと向き合っているからこそ。しかし、時には誰が見ても気持ちが分かるような、『分かりやすすぎる行動』もとるようです…!ハムスターに目薬をさした結果…?飼い主がペットの健康状態に気を配っていても、時にはどうしても不調が表れてしまうもの。ある日@okayuperoperoさんは、2歳になるハムスターのむぎくんの様子がおかしいことに気付きました。どうやら、むぎくんの大きな目には、目やにが溜まってしまった模様。むぎくんの目が開かなくなってしまったため、飼い主さんはハムスター用の目薬をさすことにしました。その後、むぎくんがどうなったかというと…気持ちがひしひしと伝わってくる、1枚の写真をご覧ください。目薬をさしたのは、飼い主さんの「大切なペットを守りたい」という想いからの行動。…しかし、目薬という概念が理解できないむぎくんには、それが伝わらなかったのでしょうか。小さな体を丸めて、ソファの隅で拗ね始めたのです…!その背中からは、「もう顔を合わせてあげないもん」といった声が聞こえてきそう。普段とのギャップに、飼い主さんは苦笑せざるを得ないのでした…。むぎくんの愛らしい『拗ね姿』は拡散され、ネットでは「ごめん笑った」「なんという最高の1枚」といった声が寄せられています。中には「ソファにおにぎりが落ちているのかと思って、二度見した」という声も。むぎくんの愛らしい姿は、確かにおにぎりに見えないこともありませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年08月03日もうすぐ保育園や幼稚園、小学校でプールが始まります。水遊びや水泳の授業が始まるこれからの時期、特に気をつけたい感染症の一つが、「流行性角結膜炎」です。「はやり目」と呼ばれることも多いこの感染症、赤ちゃんでもかかることがあり、白目が真っ赤に充血したり、目やにや涙が出たりします。今回は、流行性角結膜炎の症状や治療法など、具体的に見ていきましょう。■流行性角結膜炎「2018年は夏も冬も大流行!」そもそも、流行性角結膜炎とはどんな感染症なのでしょうか?結膜炎は、ウイルス性結膜炎と細菌性結膜炎に分かれます。そのうち、ウイルス性結膜炎には原因となるウイルスが4つあり、流行性角結膜炎、咽頭結膜炎(通称:プール熱)、急性出血性結膜炎、ヘルペス性結膜炎となります。その中で、流行性角結膜炎はアデノウイルスによって引き起こされる感染症で、一年を通してかかることがあります。角膜はいわゆる「黒目」をおおう透明な膜のことで、結膜は上下まぶたの裏側と白目の表面をおおう半透明の膜のこと。この両方がウイルスに感染し、伝染性の角膜炎と結膜炎が合併するのが、流行性角結膜炎です。現在の流行状況を見てみましょう。国立感染症研究所によると、2019年4月29日から5月5日までの全国3000の医療機関1定点あたりの報告数が、流行性角結膜炎では0.23人と低い数字になっています。ただし、昨年5月には感染者数が急増。過去10年間と比較してもっとも多かったときもあり、その後も断続的に冬ごろまで流行が続きました。これからプールや水遊びも始まり、夏に向けて再びはやりやすくなるため、注意が必要といえそうです。■流行性角結膜炎「症状、潜伏期間、感染経路」流行性角結膜炎の症状はどういうものなのでしょうか?【症状】結膜が充血し、目やにや涙が大量に出ます。目の痛みをともなうことがあります。まぶたがはれたり、異物感があることもあります。症状が強い場合、結膜の表面に白い炎症性の膜(偽膜)ができることも。特に乳幼児は症状が出やすいようです。また、最初は片目だけに症状が出ていても、数日中にもう片方の目に症状が現れることがあります。症状のピークは、発症してから約1週間で、徐々に回復していきます。炎症が強い場合は、角膜(黒目)の表面に小さな濁りが残るケースも。濁りが消えるまで数カ月かかることもあります。【潜伏期間】潜伏期間は2日から14日です。【感染経路】プールの水、手指、タオルなどを介した接触感染、くしゃみやせきなどのしぶきによる飛まつ感染となります。■流行性角結膜炎「予防方法、対処法、プール・水遊びは?」流行性角結膜炎を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか? また、実際に流行性角結膜炎にかかった場合の対応はどうすればいいのでしょうか?予防法や対処法、プール・水遊び、保育園や学校の登園(登校)基準も見ていきましょう。【予防方法】手洗いや、プール前後のシャワーがすすめられています。家族内感染、学校や保育園などでの集団感染を防ぐためにもタオルの共用は避けましょう。プール以外でも接触感染によって広がる可能性があるので、日頃から意識しておきましょう。【対処法】特効薬はないため、通常は炎症を抑え、細菌による二次感染を防ぐための目薬が処方されることが多いようです。また、目やにはハンカチではなく、使い捨てできるティッシュでふくのがいいでしょう。感染している子どもだけでなく、家族全員がこまめに手洗いをするのも大切です。【プール・水遊び】症状が完全になくなるまで控えましょう。【登校(登園)基準】医師が周囲への感染の恐れがないと判断するまで登校(登園)できません。感染力が強く、一度かかると手ごわい流行性角結膜炎。日ごろから手洗いはもちろん、家族であってもタオルは一人ずつ分けて使うように習慣づけておきたいですね。参考サイト: ・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」 ・日本眼科学会「ウイルス性結膜炎」 ・国立感染症研究所「感染症動向調査 週報」
2019年05月23日前回は、我が家の風邪対策について描きましたが、今回はいよいよ本題。実際に子どもたちが体験した“ある”感染症のエピソードについてご紹介します。■目が開かないと訴える娘…一体何が!?最近娘の目やにが多いなと思ってはいましたが、特に気にかけることなく過ごしているとある朝…大量の目やにが上下のまつげにからまっていたので、ぬるま湯で浸したタオルで目やにを優しくこすり取り、なんとか目が開くようになった娘。目やにがなくなればいつもと変わらぬ娘だったのですが、幼稚園に通園してもいいのかがわからず、ネットで検索してみました。眼科のサイトと症状を照らし合わせると、どうやら「結膜炎」のようなのですが、素人目では判断できず、その日は念のため休園し、眼科が開院すると同時に駆け込みました。先生に診てもらうと、娘の症状は「細菌性結膜炎」とのことでした。先生いわく、「結膜炎」には「ウイルス性結膜炎」「細菌性結膜炎」「アレルギー性結膜炎」といった種類に分かれ、感染力の高い「ウイルス性結膜炎」は登園不可ですが、それ以外は登園可能とのこと。ただ、園によって方針が異なるので、「一度園に確認してください」と告げられました。「細菌性結膜炎」の治療として、2種類の点眼薬を1日3回点眼。さらに、感染力は弱いものの感染する恐れがあるため、家族内でのタオルの共有や、過度な接触は避けるほうがよいと指導を受けました。そして、診察内容を園に報告し、その日は午後から通園しました。■やっぱり息子も…デジャブな光景姉弟の接触も最小限にし、これで治っていくかと思っていると…潜伏期間が2、3日あると先生がおっしゃっていたので、すでに息子にも感染していたようでした。いくら感染力が弱い細菌性結膜炎とはいえ、密に生活している家族内では感染してしまうんだなぁと思いました。また、抵抗力のない乳幼児は感染りやすいそうなので、ご注意くださいませ~!再度眼科を受診すると、息子も「細菌性結膜炎」とのことで、娘と同じ点眼薬を新たに2ついただき、目薬にはそれぞれの名前を書いてどちらのものかわかるようにしました。(点眼薬の共有は厳禁なため)そこから1週間ほど続く、目薬地獄が始まりました。■苦戦する子どもへの点眼…コツは!?大人になった私からすると、目薬は慣れたものですが、これまでほとんど目薬をさしたことのない子どもたちからすると、目に異物を入れる目薬はなかなかハードルの高いもののようでした。大人のように目を開いたまま点眼するのはどうしても怖くてできないということだったので、先輩ママさんがお医者さんに教わったというやり方「目を閉じた状態で目頭あたりに点眼し、その後、薄目をあけて目に入れる」を私もためしてみました。目薬の経験が2度目の娘はすぐ慣れたのですが、まったく初めての息子は毎回大暴れしていました。しみる目薬にもだえつつも、大きな目と口をあいて頑張る息子を見ているのはちょっとつらかったです。でも、数日続けると、いつの間にか目やにはすっかりなくなりました。1週間がすぎるころ、眼科に行くと、なんと治っているとの診断を受けました。抵抗力がまだまだ弱い子どもたちは日々いろんな病気にかかります。はじめての病気にはびくびくしてしまいますが、ひとつひとつ乗り越えていくと、なんだか親子ともに強くなったように感じます。1度なると勝手がわかる分、焦らなくなりますからね。これからもいろんな病気にかかるのでしょうが、一歩一歩クリアしていこうと思います。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年12月07日生後すぐから目やにに悩まされていた息子。目薬をさしても良くならず、悪化してしまったため、大きな病院で見てもらうことに…。なきりエーコさんのコミックエッセイ、目やにの治療について完結編です前回のエピソードはこちらから。■ドキドキしていた待ち時間大病院にまわされてドキドキでしたが、先生は「よくあることなので心配しないで」と言ってくれました。「ハリガネみたいな器具ってなに!? それを目に通すの??」って、すっごい不安を覚えつつ…。でも先生を信じるしかなく、親は外で待ってるようにと退出させられました。■拘束され泣き叫ぶわが子にショック…!ちらっと見えたわが子は暴れないように拘束されて、今まで聞いたことのないような泣き声。外にいても充分すぎるほど聞こえてきます。私も苦しかったです。処置が終わって出てきた息子は顔が真っ赤で汗だく…。これで終わりだと思ってたら「しばらく通院してください」と言われてショックでした。コレのショックか、今でも息子は目薬をさされるのが大きらいです…。ツライ治療でしたが、治療後はあれだけ出ていた目やにがピタッと止まりました。息子、頑張りました! 私もひと安心しました。=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年12月07日■生後すぐの息子に目やにが…産院を退院してすぐに出始めた息子の目やに。1ヶ月健診で産院の先生は「ゴミかなんかが入ったのでは」と目薬を処方してくれました。それ以降は小児科の先生に同じ目薬を出してもらって使っていたんですが一向に改善されず…。 ■なにかがおかしい! 急いで眼科へそしてある日、ついに目が開かないほどの目やにが! 「これは小児科ではダメだ!」って眼科で検査してもらったところ、大きい病院に回される事態に! 先生は「わりとよくある事なので大丈夫」と言ってくれたのですが…。生後6ヶ月で紹介状をもらうとか、想像もしてなかったのでプチパニックです。「どうなっちゃうの?と」不安を抱えつつ、大きい病院にむかいました。25話へ続きます。=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年11月30日