ミュージカル俳優・井上芳雄が10日、都内で行われた舞台『エリザベート』博多座公演の取材会に出席した。同作はオーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベートの生涯を描いた、ウィーン・ミュージカル。日本では1996年より宝塚歌劇団によって上演、また2000年から東宝版として上演され続けている人気演目で、井上と城田は"死"の概念である黄泉の帝王・トートを演じる。井上は、9日に女優・知念里奈との結婚報道が出たばかり。公私順調な中、トートという役への向き合い方を問われると、「公私が出てしまっているので、自分が頑張らなきゃいけないなと思うのは、あまり自分たちの日常を透けて見えないようにすること」と苦笑しつつ答えた。井上は「トートという役は非日常で神秘的な役だから。もう僕なんか普段も隠しきれてないですが、劇場に入ってからはお客さんに夢を見ていただきたいし、その世界にひたっていただきたいので、切り替えですかね」と現在の気持ちを表現した。さらに井上は「私生活、実人生はあるんだけど、そこを舞台上では感じさせない。それはもう、じぶんの腕次第だと思うんですけど、あとは周りのみなさんに協力してもらって、その世界に入って、しっかり役割を果たしたい」と、意気込みを語った。舞台『エリザベート』は28日より東京・帝国劇場で初日をむかえ、8月6日より福岡・博多座、9月11日より大阪・梅田芸術劇場、10月8日より愛知・中日劇場と四都市での公演を予定している。
2016年06月10日ミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』が現在、東京・シアタークリエにて上演中だ。80年代に世界中にブームを起こし、今もなおポップカルチャーのアイコンであり続けるキースの31年の人生を綴った舞台。主演は柿澤勇人、演出は岸谷五朗。ミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』チケット情報絵を描くことを愛した若者がNYという都会に飛び込み、アーティストとしての才能を開花させ、そしてNYでの生活に翻弄され、葛藤しながらも自らのアートをひたすら生み出していく……。自分のアートを信じ、自分の居場所を追い求め駆け抜けていく若者の姿は、美しくも、痛々しい。キース役の柿澤は、初日前の会見で「精神的にも肉体的にも、今までやった役の中で一番辛い」と語ったが、キース本人はきっとこうだったに違いない、と思わせるセンシティブさで、天才アーティストを熱演する。柿澤の魂からの演技が、作品を牽引しているのは間違いない。作品としては、ノリのいいクラブミュージックや、インパクトのあるヒップホップなど、現代的なサウンドが印象的で、それを歌唱力抜群のキャスト陣が伸びやかに歌い上げるのが見どころのひとつ。ミュージカルとして質の高い舞台になっている。だが岸谷は、音楽・ダンス・演技というミュージカルを構成する3要素にとどまらず、映像や照明、キースが描いたアートを効果的に多用することで、舞台をひとつのアート作品として昇華させた。登場人物の感情や物語をきちんと描きつつ、どの瞬間を切り取っても視覚的に楽しい。もしかしたら本作は、アーティスト・岸谷五朗にとって、キース・ヘリングというアーティストへの挑戦なのかもしれない。岸谷が生み出したポップな景色の中で、スピード感のある音楽と激しいダンスによって、同性愛や性的快楽などもあけっぴろげに表現していく80年代の自由主義的な空気が描かれる。そこに、焦燥感に満ちたキースの人生が熱に浮かされたように重なっていく。キースのアートのように色鮮やかで賑やかな世界。だが、最後に舞台から伝わってくる感情は、穏やかだ。まだやりたりないことはあったに違いない、だが燃え尽くすように生きたキースの人生は、幸せだったに違いない。そう思えるのは、舞台上に愛情が溢れていたからだ。キースとアートで繋がり、ソウルメイトといったような絆をしっかりと見せた平間壮一、キースに振り回されながらも包み込むような愛情を持って彼を支えるアシスタント役の知念里奈、愛し合いながらも分かり合えない切なさを抱くキースの恋人・松下洸平らも、みなピタリと役と嵌り、作品に深い感動を与えていた。公演は6月22日(水)まで同劇場にて。その後6月25日(土)・26日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演される。
2016年06月09日7月9日公開の映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のアフレコイベントが9日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、日本語版吹替えを担当した藤原竜也が出席した。1996年に公開されて世界中でメガヒットを記録したローランド・エメリッヒ監督のSF超パニックムービー『インデペンデンス・デイ』。公開から20年が経った今年、再びエメリッヒ監督の手によって続編が製作され、キャスト陣も前作の主演であるウィル・スミス以外、ほとんどが登場。全世界を破壊し尽くすエイリアンにモリソンらが立ち向かう、というストーリーとなっている。この日登場した藤原竜也が、リアム・ヘムズワース扮する主人公のジェイク・モリソンの日本語版吹替えをを担当した。前作『インペンデンス・デイ』公開時は中学生だったという藤原。「全世界に愛されている作品に声として関わることができてうれしく思っています」と笑顔を見せ、「DVDで見させていただきましたが、20年経って映画製作の技術が進化してました。エイリアンとの戦闘シーンや迫力のある映像を使っていて、世代を問わず多くの方に支持されると思いますよ」とアピール。その藤原は、個人的に地球外生命体や宇宙などに興味があると明かして「昔から人より多く空を見て過ごしてました。空を見ながらUFOが見れないかと今も過ごしているんですが、実際には一度も見たことがありません。先日も川崎のコストコで恐ろしく銀色に光っている物体が上空に停止していたのを見たんですが…」と明かした宇宙のことには熱く語っていた藤原だったが、現実化している宇宙旅行の質問が飛ぶと「宇宙には魅力を感じていますが、自分は現実的な人間なので状況がしっかり整えば行ってみたいとは思います。これだけ話して申し訳ないのですが、行かないですね(笑)」と回答して笑いを誘った。また、共演したこともある井上芳雄が知念里奈と結婚することについて問われ、「全く知らないです。僕は電話番号も知らないので。結婚するんだ? おめでたいことなのでよろしくお伝え下さい。誰と結婚したの?」と報道陣に逆質問するなど、初耳の様子だった。
2016年06月09日ミュージカル俳優・柿澤勇人が5日、シアタークリエで行われた主演舞台『ラディアント・ベイビー ~キース・ヘリングの生涯~』公開ゲネプロに登場し、共演の平間壮一、知念里奈、松下洸平、演出の岸谷五朗とともに取材に応じた。同作はアメリカの伝説的アーティストであるキース・ヘリングが、NYで悩みながらも自分のアートを見つけ、31年という短い生涯を駆け抜ける姿を描く。オフ・ブロードウェイで2003年に初演を迎え、アメリカ以外の公演は今回が初。ロック&ポップミュージック、ヒップホップなど様々な音楽に乗せて歌やダンスが繰り広げられ、劇中にはキースのアートワークも多数登場する。運動量の多いパワフルな舞台に、演出を担当した岸谷は「僕がカッキー(柿澤)の役だったら、マチソワ(昼・夜)は本当にお断りする」と、本音を吐露した。柿澤も「演劇人生が始まって以来、分量や歌の量が一番多いですし、体力も精神的にも辛い役だと思う」と語り、「1回1回妥協せずに、ちゃんと生きて死にたいなと思う。本当にくたばるくらいの勢いでやらないとキースにも申し訳ないですし、やるしかない」と決意を新たにした。キースの恋人・カルロス役を演じる松下は「勇人とは付き合ってましたし」と、舞台『スリル・ミー』での設定を持ち出し、「友人としても俳優としても、尊敬している時間が長いので、何の心配もないです」と信頼を寄せる。平間も「キースの顔写真を見たときに、目の奥がカッキーに見えて鳥肌が立った」、知念も「孤独にキースと向き合ってる感じが稽古場から見えて、キース・ヘリングってこんな顔してたのかもと思えた瞬間が何度もあった」と絶賛。松下が「なんか納得いかないな! 褒められすぎだろ」と茶化すと、柿澤は「本当に周りの一緒にやってるキャストのみんなに救われた」と恐縮しながら、「一つのベクトルに向かっていくエネルギーを見ていただきたい」と作品に対する自信を見せた。
2016年06月06日内村光良が知念侑李(Hey! Say! JUMP)とW主演を務め、脚本・監督まで手がける映画<a href="">『金メダル男』</a>。このほど、構想5年におよぶその原作となる小説を読売新聞夕刊にて連載を開始、6月には全60回分をまとめた文庫本が発売されることになった。1964年、長野県塩尻市生まれの秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得、中学に入るころには「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。水泳から剣道、陸上、絵画、俳句から“火起こし大会”までを網羅する彼は、“一番を目指し続ける”という波瀾に満ちた人生を送ることに――。本作は、内村さんが2011年7月に行った一人舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとにしたエンターテインメント作品。何度失敗しても決してめげず立ち上がり、さまざまな一等賞にとことん全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。その一途な生き方が、高度経済成長からバブル崩壊を経て、平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描かれていく。この度の新聞にて連載される小説は、内村さん自らが脚本・監督・主演を務める映画の原作として、新たに全編書き下ろしたもの。芥川賞にも選ばれた又吉直樹を筆頭に、異分野からの文芸作品が社会的な注目を集める中、内村さんは昨年「小説を書いてほしい芸人1位」にも選出(2015年7月「R25」にて掲載)。1964年生まれの内村さん自身が歩んできた道のりの集大成とも言えそうな、ある男の切なくも面白可笑しい半生を、内村さんの筆がどう描きだすのか要注目。なお、新聞連載の挿絵は人気のイラストレーター・五月女ケイ子が担当しており、小説の世界をレトロチック、かつ鮮やかに彩る。<内村さんコメント>この小説執筆のお話をいただいたとき、とても驚きました。日々多くの方々の手に届く新聞に、自分の文章が毎日載るなんて、夢にも思いませんでした。原稿の執筆は2015年夏から半年以上かけ、試行錯誤を繰り返しながらいまなお進めています。執筆時間の確保が一番大変で、セミの声を聞きながら時間が足りなくて気が狂うかと思ったこともありました。本作は、映画の脚本作りや撮影、編集と同時並行して書き進めていくという、通常にはない新しい試みにもなりました。映画のワンシーンをヒントに小説では、少し違った世界を描いたり、その逆もあったりで、相乗効果があったように思います。主人公と同世代の人には懐かしく、若い世代の人には新しいエンタメストーリーとして楽しんでもらえたら嬉しいです。長編小説「金メダル男」は4月4日(月)付の読売新聞夕刊にて連載開始、文庫本は6月25日(土)に中央公論新社より発売。映画『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良がメガホンを取り、Hey! Say! JUMP・知念侑李と2人1役で主演も務める映画『金メダル男』の公開日が10月22日に決定し23日、第1弾となるキービジュアルが公開された。本作は、2011年7月に東京・サンシャイン劇場で上演されて好評を得た、内村の1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、内村が原作、監督、脚本、主演を一手に引き受けるエンターテイメント映画。何度失敗しても立ち上がり、"一等賞"に挑み続ける懲りない主人公・秋田泉一(内村と知念)の切なくもおかしい人生を描く。キービジュアルでは、金メダルに向かって力強いジャンプを披露している泉一の姿が大写しに。躍動感あふれる仕上がりになっている。撮影は2015年末のおよそ2カ月で終了しており、現在は編集中。内村は、「『映画を撮りたい』という思いでこの作品の原型を考えて5年。もう少しで映画が完成します」と意気揚々に報告している。また、本作のビジュアルを見た時に「俺、知念と2人、(アメリカ映画の)『ベスト・キッド』みたい」と思ったという。さらに25日より全国の上映劇場窓口にて、特典付きムビチケの発売も決定。金色のつなぎに身を包み、表彰台に上る泉一に扮した内村と知念の2人が映されたクリアファイルが特典としてプレゼントされる。(C)「金メダル男」製作委員会
2016年03月23日内村光良が知念侑李(Hey! Say! JUMP)とW主演を果たし、初の原作・脚本・監督・主演に挑む映画『金メダル男』の公開日が、ついに10月22日(土)に決定。併せて、本作の第1弾キービジュアルが解禁となった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す、“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――。2011年7月にサンシャイン劇場で上演され、大好評を得た内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を基に自身で映画化。世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける懲りない主人公・秋田泉一を、知念さんと内村さんがW主演で演じ、ヒロインを木村多江が務めるほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らといった豪華キャストを起用。さらに、彼の人生に関わっていく人物として、大泉洋、上白石萌歌、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリアら総勢19名の金メダル級のキャストも発表されており、話題騒然となっている。撮影は、昨年10月~12月までおよそ2か月行われ、現在は絶賛編集中。“内村ワールド”の完成に期待の声が高まる中、監督は「『映画を撮りたい』という思いでこの作品の原型を考えて5年。もう少しで映画が完成します。たくさんの人にこの作品を共有してもらうために、そして映画館で一人でも多くの人に笑ってもらうために、日夜努力しております」とコメント。さらに、「ビジュアル見たとき、思いました。俺、知念と2人、『ベスト・キッド』みたいだなって。でも師弟ではなく2人で一役に扮してます!」と知念さんとのタッグに言及。その第1弾キービジュアルでは「すべての一等賞をとる。それがボクの夢なのですっ!!」と、力強いジャンプで金メダルに手をかけようとする泉一の姿が、キラッキラの躍動感たっぷりに映し出されている。なお、 3月25日(金)からは上映劇場窓口にて特典付きムビチケの発売が決定。“金メダル男”の名にちなみ、金色のつなぎに身を包み、表彰台に上る秋田泉一に扮した内村さんと知念さんの2人が映し出されたクリアファイルが特典となるという。リオ・オリンピックを控える2016年、『金メダル男』もまた日本中に爆笑と感動を巻き起こすのか!?楽しみに待っていて。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日人気アイドルグループ・乃木坂46の生駒里奈が19日、国内最大級のファッションイベント『第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER』(東京・代々木第一体育館)に初登場。ブラック×ボルドーのシックなファッションに身を包み、少々緊張の面持ちでウォーキングを披露した。<写真>初々しい?生駒のランウェイポージング生駒は米NY初の人気ブランドANNA SUIの2016年春夏のアジア圏ビジュアルモデルに抜擢されており、今回のTGCも同ブランドのステージで登場。ボルドーの口紅&ブラックベースのアイメイクでいつもとは違ったモードな表情を見せ、会場を魅了した。2005年よりスタートした同イベントは今回で22回目。 “PARTY”をテーマにした今回は「ピュアフェミニン」「トライバルマインド」「ニューストリート」「タキジョ」をトレンドキーワードに据え、ファッションやエンタテインメントなどジャパニーズ・ガールズ・カルチャー世界に向けて発信。乃木坂46からはほかにも白石麻衣や橋本奈々未、松村沙友理、西野七瀬、齋藤飛鳥が参加している。
2016年03月19日からだの悩み多きアラフォー世代。なかでも “めぐり” に関する悩みが多いと言います。骨や筋肉の動きなどを通じてからだの「めぐり」とそのメカニズムを知り尽くす「john masters organics TOKYO」(ジョン・マスター・オーガニック トーキョー)のセラピスト 林里奈さんに、実際に施術をしていただき、「めぐり」を促すためのポイントを伺ってきました。めぐりキーワード1:「呼吸」―― クレンズの施術が始まる前に、お部屋に撒くルームスプレーの香りを選びますよね。同時に「呼吸の深さとリズム」も確認されて。「香りと呼吸の関係」も気になります。「呼吸」に意識を向けることで「めぐり」はよくなるのでしょうか?呼吸がどんなリズムかを確認することで、普段より少し呼吸を意識していただくという意図もあります。深い呼吸をすると、からだのめぐりはよくなります。みなさん無意識な状態では“呼吸がかなり浅い”方が多いようなので、呼吸を少しでも深く誘導するためにルームスプレーで好きな香りでお部屋を満たすことをおすすめしています。セラピストは、呼吸を合わせることでお客様の精神的なバランスを感じることができます。エネルギーや動作のバランスがお客様と一体化するので、深いリラックス効果が得られるようになるんですね。筋肉の細かなこわばりや緊張もセラピストは感じやすくなるので、「呼吸」はセラピストたちにおいても重要なキーワードになっています。めぐりキーワード2:「温め」―― 「めぐり」に欠かせないキーワードのひとつに「温め」があります。林さんも「体を温める際に首の後ろを温める方が多いけれど、実際は “顎から首にかけてのゾーン” をよくマッサージするほうが効果的」と言われてましたが…。顎の下から首のラインを温めることで、腰の筋肉を緩めて腸をリラックスさせる効果が期待できます。ワーキングママである松浦さんは、重い荷物を持つ習慣があることで肩と背中の筋肉が発達しています。同時にお子さんを抱っこすることで腕に大きな負荷がかかっていて、それを支えるために腰に圧がかかり腰が弱くなっています。真面目でストイックな性分なのかもしれないと感じました。だからこそ、腸をリラックスさせて副交感神経を優位にしてあげる、ホッとひと息つく時間になればいいな、との思いで顎下から首を温めるアドバイスをさせていただきました。 めぐりキーワード3:「見えない部分」―― 施術中「背骨(特に腰の近く)が湾曲しているので、左足を右足より少し前に出すイメージで歩くと良い」とアドバイスを受けました。自分では「見えない部分」でしたが意識するようになり、少しずつ体調が変化してきました。いま抱えているからだの問題の根本はどこから来ているのか、ご自身が感じている不調の箇所と実際起きている不調の箇所が異なることが多いですね。いくら鏡の前で念入りにチェックしても自分自身では気づきにくい部分、それゆえにいつの間にかめぐりが停滞してしまっている部分、特に40代前後になると積み重なった負荷をそのまま(気づかないまま)に過ごされているかたも少なくないのです。サロンではお客様の中に眠っているホメオスタシス(自分で健康を保とうとする力)を可能な限り呼び起こす施術を目指しています。みなさん、生活において気づかぬうちに生まれたクセはいくつか持ってらっしゃるので、できるだけご自身では「見えない部分」「気づきにくいこと」に、より注力するように心がけています。めぐりキーワード4:「インナーケア」―― 施術後にご用意くださるコールドプレスジュース。サロンの施術と組み合わせることで得られる「からだのメリット」とはなんでしょうか?コールドプレスジュースは繊維が取り除かれているため、本来消化に使われてしまうエネルギーが疲労回復や良質な睡眠にも充てられるので、施術後は特におすすめの組み合わせです。クレンズサロンでマッサージを受けて身体の流れやめぐりを整えたら、今度はインナーケアできるコールドプレスジュースで、内臓機能も整えて休ませてあげたいですね。 めぐりキーワード5:「力を抜こう」―― 「実はこうするだけで “めぐり” がよくなる!」といった、ワンポイントアドバイスをいただけますか?まず、力を抜きましょう。眉間の力を緩めて、歯の食いしばりもほどきます。足の指も、グーパーグーパー(できるだけ自力で開いたり閉じたり)つま先まで意識を届かせて。そして、指を頭の上で組んだらグーっと大きく伸びてみましょう。毎日、就寝する前に、疲れたと感じた時に数分間。たったこれだけなので、覚えておくと少しずつ効果を感じられると思います。何事にも一生懸命で、忙しくタフなのがアラフォー世代だと思います。品のある美しさが備わり、物の選び方もより丁寧に。その一方で、上手に力を抜けない人が多いのもこの世代。ガチガチに構えていてはめぐるものも “めぐり” ません。マッサージだって効果半減。力を抜いて、要らない感情ごと解放してください。精神の安定と “めぐり” にも大きな関係があるのです。あとは、時にはサロンに足を運ぶ贅沢も取り入れていただけるとベストです。取材協力 / お問い合わせ:john masters organics TOKYO東京都渋谷区神宮前5-1-6イルパラッツィーノ表参道1F03-6433-529811時~21時(日・祝は20時まで)不定休
2016年02月09日小悪魔agehaで活躍中の華沢友里奈ちゃん♪今回は、いつもと違った上品なお姉さんな雰囲気が出せるメイクを紹介してくれました!甘顔は卒業して、ちょっとキツめな大人なお姉さんフェイス手に入れたい!そんな方必見です。メイクのコツ・ポイント最後にアイホール全体をブラシでぼかしていくことでアイシャドウが綺麗に馴染む。目尻のラインは跳ね上げて大人っぽく。目尻部分が長めで、濃いめのつけまで目元を印象付ける。付け終わった後に、形を整える。赤リップの上からグロスを重ねてツヤ感をプラスする。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年10月11日全国公開中の映画『コープスパーティー』のヒット御礼舞台あいさつが6日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、キャストの乃木坂46・生駒里奈、前田希美、BEE SHUFFLE・JUN、喜多陽子、松浦愛弓、小坂温子と山田雅史監督、原作者の祁答院慎が出席した。同名ゲームシリーズを実写化した本作は、生駒が映画初主演を務めたホラー作品。クラスメイトと呪いの儀式をした直美(生駒)は、異空間にあるに呪われた校舎に閉じ込められる――というストーリーで、通常版でカットした残虐シーンを含む完全版を19日から公開すされる。劇中で披露している制服姿で登場した生駒は、「まさかヒット御礼でみなさんの前に立てると思ってなかった。劇場に足を運んでくれてありがとうございます」と観客に感謝し、「グロテスクな部分はもちろん、人間の感情の動きも見どころ。ゾゾッと寒くなって帰ってくれたら」と自信を持ってアピール。続けて前田は、公開から約1ヵ月が経ち、「原作ファンの方たちが『世界観に入り込めた』と言ってくれてうれしかった」と手応えを語った。また、初の映画主演を務め、「まだ経験を積んでいかなきゃいけない。これを糧に自分のレベルを上げていきたい」と女優業に意気込んだ生駒。撮影では、プライベートでの収穫もあったようで、「人見知りなので、乃木坂46のメンバー以外に友だちがいなかった。乃木坂46に入って4年目にして、やっと友だちができた」とうれしそうに話すと、喜多も、「プライベートで一緒に出掛けるくらい仲良くなった。友だちになれてうれしい」と笑顔を見せていた。
2015年09月07日「乃木坂46」のメンバーたちを追った『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の完成披露上映会が6月28日(日)に開催。メンバーの生駒里奈、橋本奈々未、白石麻衣、西野七瀬らが舞台挨拶に登壇した。これまで乃木坂のミュージックビデオなどを手掛けてきた丸山健志監督がメガホンを取った本作。活動の裏側に加え、メンバーそれぞれが地元に帰った時の様子や家族が語るメンバーの素顔などが映し出される。この日は西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、橋本奈々未、生駒里奈、若月佑美、秋元真夏、桜井玲香、深川麻衣の計9名と丸山監督が登壇。「ドレッシーにしてみました」と生駒さんが語るように、いつもの制服ではなく大人っぽいワンピース姿でファンの歓声を浴びた。キャプテンの桜井さんは完成した作品について「作ると発表された時から『怖い!』って言ってたんです。裏側を見せるということは、キレイじゃない部分も見せるということなので。でも(見てみると)想像していたのと違って、ひとりひとりを掘り下げてくださり、これまで出したくても出せなかった部分、知ってほしくてもうまく伝えられなかったところを撮ってくださり、みなさんとの距離も縮まったと思います」と笑顔で語った。白石さんも「デビューから4年の全てがつまってました。つらいこともたくさんあったけど、それを乗り越えて、いまの乃木坂があるんだと思ったし、改めてもっと乃木坂を大事に頑張ろうと思いました」と語る。映画の中ではかなり大胆に本音を漏らしてもいるが「いまさら隠すのもイヤなので。全てを話して、ファンのみんなに知ってほしかった」と晴れ晴れとした表情を見せた。橋本さんはファンからの「愛してる!」という声援に「愛してる?私もみなさんのことを割と愛してる方だと思います(笑)」とマイペースに語り笑いを誘う。これに秋元さんは「私は『割と』ではなくみなさんを全力で愛してます!」と力強く宣言し、会場は再び笑いに包まれた。乃木坂加入前についてもドキュメンタリーでは迫っているが、若月さんはファンを前に「私はキレイな人間じゃないし、普通の女子高生として過ごしてきた。勉強も得意じゃなかったし、いろんなことを諦めたり、ダメな人間と思って生きてきました。乃木坂に入ってゼロからのスタートで、なりたくない自分を思い浮かべて『こうはなりたくない』と思ってやってきました。私にとっては乃木坂に入ったこと自体で変われたと思います」と語った。また生駒さんは、母親の漏らした言葉が強く言葉に残ったよう。本編には収録されなかったそうだが、生駒さんが秋田から上京したことで「お母さんが、朝ごはんを作る時に私の食器を出せなくなったと言ってるのを聞いて申し訳なかった。私ももっとお母さんと暮らしたかった。お母さんもずっと戦ってたんだなと知ることができました」と涙ながらに語り、会場には温かい拍手がわき起こった。『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』は7月10日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月28日フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーの小説が原作。1985年のロンドン初演を皮切りに各地で上演され続け、全世界での観客総数は6500万人突破。世界の演劇史を代表する作品のひとつとなった『レ・ミゼラブル』。一昨年に大好評を博した“新演出版”が、新たなキャストも加わり更に進化。東京・帝国劇場公演を経て、現在は名古屋で上演中。以降も福岡、大阪、静岡公演が決定。その合間を縫って、福井晶一、知念里奈、森公美子、上原理生が福岡で会見とトークショーを開催した。『レ・ミゼラブル』チケット情報「人生には選択を迫られる時がある。ジャン・バルジャンは最初こそ過ちを犯してしまいましたが、悔い改めてからは神の御心に沿い正しく生きようと選択してきた。彼の生き様を通して、生きる力や愛する力を汲み取っていただけたら」と語ってくれたのは福井晶一。2015年バージョンでは丸坊主頭になり、さらに迷いがなくなったと晴れやかな笑顔。そして、これまで三役(コゼット、エポニーヌ、ファンテーヌ)を演じてきた知念里奈は「レミゼ歴10年。この作品と共に、私自身の人生もありましたし、どんな時もレミゼのキャラクターたちが『明日が来れば』と言ってくれていたような気がします。愛する娘をバルジャンに託し、病に倒れたファンテーヌ。彼女は『人生はやり直せる』『明日は必ず来る』という大きなメッセージを伝える大事なピースのひとつ。今回もきちんと伝えたいですね」と力強いメッセージを。知念を上回る「レミゼ歴18年」の森公美子は「マダム・テナルディエは、貧困の中でも生きる強さを持った女性。『人のものは私のもの』というような酷いところもありますが(笑)、そうでないと生きていけなかった時代背景も。大切な事はお金のあるなしではなく、生きる事。その強さを感じてほしいですね」と語りつつ「実は他の場面でも、ちょこちょこ出てます。探せば解るかもしれませんが、探さないで」と笑わせた。革命を志す青年・アンジョルラスを演じる上原理生は「観る時々で、感情移入する役柄や共感できる部分が変わって、いろいろな見方ができる事も人気の理由なのかな。オリジナルの演出家が『日本のレ・ミゼラブルは世界レベルだ』と言ってくれたんです。どんどん演出も変わったりしてるので、世界最新の『レ・ミゼラブル』を観ていただけると思います」とアピール。世界が認める注目ミュージカルを、ぜひこの機会に体感したい。公演は6月30日(火)まで愛知・中日劇場、7月8日(水)~8月1日(土)福岡・博多座、8月8日(土)~29日(土)大阪・梅田芸術劇場メインホール、9月17日(木)~24日(木)静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)大ホールにて。チケットは発売中。なお、博多座公演は『レ・ミゼラブル』観劇券に、中洲地区を中心としたBarで使えるクーポンがついたお得なチケットも発売中。
2015年06月17日「セブン-イレブン」にて7月に「乃木坂46」とのコラボによる「セブン-イレブン フェア 乃木坂46」が開催されることになり6月13日(土)、生駒里奈、西野七瀬、白石麻衣、橋本奈々未、生田絵梨花らが実際に「セブン-イレブン」のバイトを体験するイベントが開催された。この日、来場したのは生駒里奈、白石麻衣、橋本奈々未、西野七瀬、生田絵梨花、桜井玲香、秋元真夏、高山一実、深川麻衣、若月佑美の10名。セブン-イレブンの緑色のポロシャツにスカートという制服姿で登場し、招待されたお客さんを相手にレジ打ちなどを行った。“バイト”を終えて報道陣の前に姿を現したメンバーたちは充実の表情。生駒さんは「これまでバイトをせずに乃木坂に“就職”したので(笑)、初バイト体験でしたが、レジ打ちを楽しみました!もし乃木坂を卒業したらセブンでバイトしたいと思ったくらい充実してたので、ぜひ雇ってください!」とアピールし笑いを誘う。白石さんは、高山さんとのコンビでレジに入ったが「100円のボックスに1円が入ってた(笑)」と高山さんのレジのガサツさを告発!メンバーは普段、セブン-イレブンを利用することも多く、レジの店員から応援や気遣いの言葉を掛けられることも多いそうだが、この日、実際にレジを体験し多くのメンバーが「テンパった!」と告白。改めて、店員の対応について「神対応だと思います!」(秋元さん)と感嘆していた。今回のフェアでは、乃木坂のメンバーの写真やロゴがプリントされた、「かっぱえびせん」「サッポロポテト」とのコラボ商品「乃木坂っぱえびせん」「乃木坂ッポロポテト」も発売!生田さんは「小さい頃からなじみのある商品なので、なんで自分たちがここに!?と不思議な気持ちです。自分で買ったら大切に保管して、将来、子供に自慢したい!」と喜びを口にする橋本さんはセブン-イレブン限定の「乃木坂46 nanacoカード」を手に「財布に忍ばせて、常に私たちを一緒に歩いて、肌身離さず持っていてほしい!」と呼びかける。さらに「奈々未」という自身の名前について「(コラボが)分かっていたら、親にナナコとつけてもらったのに…ちょっと悔しい!」と語り、会場は笑いに包まれた。「私は自分の顔が好きなタイプなんですが(笑)」と語る秋元さんはこのフェアのために撮影された特製ブロマイドについて「これまでの写真の中でも一番かわいいのでイチオシです!」と力強く語り「(変装せずに)顔を出して買いに行くことを決めています!」と宣言していた。また先日、短期間ながらも約1年間の“交換留学生”として「乃木坂46」にて活動した経験もある「SKE48」の松井玲奈がグループ卒業を発表したが、生駒さんは「私たちにしたら大先輩ですし、短い期間だったとはいえ玲奈さんは乃木坂の一員。正直、寂しいですが一緒に過ごす経験ができてよかったです。どこかで乃木坂のライヴに来てくださったら嬉しいですし、卒業してもまた共演できるように私たちも頑張りたい」と胸の内を明かした。「セブン-イレブン フェア 乃木坂46」は7月4日(土)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年06月13日2003年に初舞台を踏んで以来、多くのミュージカルに出演し、その存在をミュージカル界に刻んできた知念里奈。世界43か国で上演されている人気ミュージカル『レ・ミゼラブル』(以下、『レ・ミゼ』)では、コゼットを振り出しに、エポニーヌ、そして現在はファンテーヌ役で出演している。作品に対する思いを聞いた。ミュージカル「レ・ミゼラブル」チケット情報2005年にコゼットとして初めて『レ・ミゼ』に出演し、物語を体験してきた。「もともとの舞台は罪を犯したジャン・バルジャンが司教に救われ、新たな人生を歩む、宗教的な要素が強い話でしたが、日本に舞台で持ってきたときに、宗教になじみのない日本の観客のために、セリフや演出で宗教的なニュアンスが分かりやすくなるように工夫され、変わっていきましたね。特に最近は同名映画の影響もあり、登場人物が天国に行くシーンがより理解しやすくなりました」と話す。日本でも上演回数約3000回を誇る『レ・ミゼ』の歴史の中で、3人のキャストを演じてきた女優は珍しいだろう。「哀れな孤児だったコゼットはジャン・バルジャンに救われ、愛する人と結婚して幸せになる。一見、コゼットとは対極の生き方をする、エポニーヌも希望をマリウスに預ける。今、演じているファンテーヌもコゼットに望みを託し、彼女のためだけを思って死んでいく、ある意味で幸せな人」。それぞれの役を通すと、コゼットという希望で繋がり、違う視点で物語が見えるという。「お客さまもそうだと思うんです。少女のときはコゼット、失恋したらエポニーヌ、子どもを持ったらファンテーヌと状況に合わせて共感する役が違う。それが舞台が長い間愛される秘訣なんですね」。自身も9歳の男の子を育てる母親だ。「ファンテーヌを演じるのは今回で3回目ですが、愛する者のために懸命に運命に立ち向かう姿には共感できますし、その強さを尊敬しています」。ファンテーヌが歌う、名曲『夢やぶれて』は見せ場のひとつ。「今や誰もが知っている曲なので大事な役目だと実感しています。夢はかえらないという歌詞を、夢を諦めないという気持ちを込めて大切に寂しくなりすぎないように歌いたい」。息子も舞台を見に来たそうだが、「娼婦のシーンは目をつぶっていたと(笑)。それに、家で息子に子守唄で『レ・ミゼ』の曲を歌ったら、暗すぎると却下されました(笑)」と幸せそうに明かしてくれた。今後も末長く『レ・ミゼ』の舞台に出演したいという。「次は悪役のマダム・テナルディエしかないねといわれます(笑)。年を重ねて、彼女が演じられるぐらいの容量のある人間になりたい」。今しばらくは、知念の器そのもののファンテーヌを堪能したい。公演は6月1日(月)まで東京・帝国劇場にて上演中。その後、名古屋、福岡、大阪、富山、静岡でも上演される。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年05月27日「お出かけフレーム」を手がけた、モデル『田中里奈』さん!株式会社インターメスティックから6月初旬に発売される「お出かけフレーム」(3型計12種)をプロデュースしたのは、人気のあるモデルの『田中里奈』さん!田中さんはモデル活動のほかにも、ブランドや企業とのコラボで企画を行い、ヒットアイテムを誕生させトレンドメーカーとして才能を発揮している。田中さんが手がけたフレームの特色は?お出かけフレームは、だてメガネにも利用でき、メタル使いと今年風のシェイプが特色のコンビネーション シリーズで、レトロ風の3タイプが用意されている。肌になじみやすいグラデーションや、人気のあるべっ甲模様およびブラック系など、ヘアメイクに適応しやすい気楽に利用できるカラーで仕上げられているという。また軽めの素材使用でデザインを細くすることでフレームを軽くし、さらに布地やアイテム両端の飾りなどにもこだわりが感じられる。そのうえメガネ跡を軽減させるなど、女性が気持ちよく身につけられるように工夫されている。キュートで利用しやすい商品には、“日頃メガネを身につけて外出しない人にも、メガネの楽しさを経験してほしい”という田中さんの願いが込められているという。田中里奈さんについて大学生と時からファッション誌の読者モデルとして活動する。さらに秀でたセンスにより、ブランドや企業との協同アイテムを数多く手がけ、そのうえ書籍の出版など幅広い才能を生かして活躍中。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社インターメスティック プレスリリース (PR TIMES)・メガネ通販のZoff オンラインストア・田中里奈オフィシャルブログ
2015年05月13日ヴィクトル・ユゴーの大河小説をもとに、崇高なテーマ性と壮大な音楽で綴るミュージカル『レ・ミゼラブル』。日本初演から28年たってもなお観る者の心を掴んで離さないミュージカルの金字塔が、今年もまたやってきた。プレビュー公演を経て4月17日に東京・帝国劇場で開幕、初日に先駆け同日、主人公ジャン・バルジャンをトリプルキャストで演じる福井晶一、吉原光夫、ヤン・ジュンモらが取材に応じた。ミュージカル『レ・ミゼラブル』チケット情報日本での上演回数は2800回を超え、今回の上演中に3000回を迎える見通し。「歴史のある作品で、偉大な先輩方が築き上げてきたもの。(3000回は)通過点に過ぎないとは思いますが、その責任をひしひしと感じ、1回1回を大切に、誠心誠意やりたい」と福井。バルジャンと、相対するジャベールのふた役を演じる吉原は「去年に引き続きふた役をやらせていただくので、自分なりに重大に受け止め、いい効果が出るように稽古してきた。(大千秋楽の)9月まで、気を引き締めて真剣に実直に作品と役に向き合えていけたら」と話した。また言葉の壁を越え、韓国からこのカンパニーに初参加するヤン・ジュンモは「この日本での『レ・ミゼラブル』に対する情熱や熱狂を、ひしひしと感じています。歴史のある作品で、この場にいられることが光栄。稽古も、NYやイギリスでやっているような感覚の、クオリティの高いものでした。プライドと緊張感を持って、観客の皆さんに感動をお届けできるよう頑張りたい」と意気込んだ。会見にはほかにジャベール役の川口竜也、エポニーヌ役の笹本玲奈、ファンテーヌ役の知念里奈、マダム・テナルディエ役の森公美子が登壇。「前回は(新演出版に)変わったこということでお客さまに観ていただけましたし、映画の影響もありました。今回はある意味真価が問われる。カンパニー一丸となって真摯に作っていきたい」(川口)、「キャスト、演出含め、毎回新しく変わっている。今回も新作だと思い、気を引き締めて最後までやりたい」(笹本)、「何度もこの作品に出させていただいていますが、毎回、観ていても演じていても、新たな発見があって感動しています」(知念)、「今まで色々な方がこの作品に携わってきた。28年の歴史とともにこの舞台を観ていただくと、また未来の『レ・ミゼラブル』も発見していただけると思う」(森)とそれぞれ話していた。またこの日は、先月開催された「『レ・ミゼラブル』のどじまん・思い出じまん大会」に出場した8歳と4歳の姉妹がサプライズで登場、3人のバルジャンに花束を渡した。その愛らしさにキャストも目尻をさげ、和やかな空気での会見となった。東京公演は6月1日(月)まで。チケットは発売中。その後、愛知、福岡、大阪、富山、静岡でも上演される。
2015年04月20日アイドルグループの乃木坂46兼AKB48の生駒里奈が、『コープスパーティー』(夏公開予定)で映画初主演を務めることが26日、発表された。撮影は、3月15日から開始予定。本作は、ゲームシリーズ計10万本以上を売り上げ、コミック100万部以上、そのほかノベライズ、オリジナルアニメ、ドラマCDなど幅広く展開するホラーゲームシリーズ「コープスパーティー」を実写映画化したもの。原作は祁答院慎(けどういんまこと)氏。主演の生駒は、乃木坂46では1stシングルから5thシングルまでセンターを務め、現在は同グループとAKB48の選抜メンバーを兼任する。今回の出演について生駒は、「私の人生で初めての、映画主演になります。うれしいという気持ちよりも、私は演技が未経験なので、不安と焦り、私で大丈夫なのかという気持ちでいっぱいです」と率直な気持ちを述べながらも、「でも、もう二度とない機会かもしれません。一生懸命自分の今まで引き出せなかった魅力を出して作品を良いものにしていきたいと思います。自分らしく頑張ります」と意気込む。ほかにも、映画『1/11 じゅういちぶんのいち』(2014年)で初主演を果たした若手俳優・池岡亮介や、映画『リアル鬼ごっこ4』(2012年)、NHK連続ドラマ『紙の月』(2014年)などドラマ、映画以外にも雑誌popteenのモデルとしても活躍する前田希美らが脇を固める。監督は、『ほんとうにあった怖い話』シリーズや、『ひとりかくれんぼ劇場版』(2009年)『トイレの花子さん新劇場版』(2013年)などホラー作品を中心に活動する山田雅史監督。主題歌を、声優の今井麻美が担当する。また、撮影開始日である3月15日からは、ニコニコ生放送で現場からの生中継を行う「こちら『コープスパーティー』の現場です!(仮)」の配信を予定しているほか、夏には3DS版・ゲーム『コープスパーティー』のリリースを控える。(c)2015 Team GrisGris / MAGES. / 5pb. /映画「コープスパーティー」製作委員会
2015年02月26日2015年4月17日(金)より東京・帝国劇場で上演されるミュージカル『レ・ミゼラブル』の制作発表が、11月17日に都内で行なわれ、キャスト73名が出席した。1985年にロンドンで初演の幕が開いた、ミュージカル『レ・ミゼラブル』。同作の日本版は、1987年の初演以降、これまで2817回の上演を記録。2013年には20年以上引き継がれていた演出を一新。舞台装置、照明、音響、衣装、登場人物のキャラクターの描き方などを変えて上演し、大きな話題となった。今回の公演は、その再演となる。会見で、作品に対しての意気込みを聞かれると、ジャン・バルジャン役を務める福井晶一は「前回はジャベールとの2役だったのですが、今回はこの役のみなので、ジャン・バルジャンの生き方をより掘り下げて、良いお芝居ができればと思います」と話した。ジャン・バルジャン役とジャベールの2役を演じる吉原光夫は「出演する喜びはもちろん、同じくらい体力的にも精神的にも苦しみが大きい作品です。日々精進して、作品に対して誠実に、役に対して実直に向き合いたい」と決意を述べた。同作は一部のキャストをオーディションで選定。そこから選ばれ、今回初めてジャン・バルジャンを務める韓国ミュージカル界のトップスター、ヤン・ジュンモは「日本では新人俳優のヤン・ジュンモです」と日本語で笑いを交えて自己紹介。続けて「日本語はまだまだ足りない部分があると思いますが、横にいらっしゃるジャン・バルジャン役の先輩である福井さん、吉原さんに沢山学んで、一生懸命頑張りたいと思います」と語った。また、この制作発表の場で出演が明らかになった、アンジョルラス役の上山竜治は「8年前にロンドンでレ・ミゼラブルを見た時に凄く感動したんですが、それと同時に、ミュージカルの世界は凄く敷居が高いものだと感じていたので、アンジョルラス役をいただけて本当に感激です。うちの母がレ・ミゼラブルにハマっていたので、電話で報告すると喜んでいました」とコメント。また、1997年よりマダム・テナルディエ役を務めている森公美子が、「一番の心配事はこの後にある採寸。少々太りましたので(笑)。ちなみに、フォンテーヌ役を狙っています。いつでも歌える準備はできています」と語ると、それを受けてフォンテーヌ役を演じる知念里奈が「森公美子さんに役を取られちゃわないように頑張ります」と返し、会見場は笑いに包まれた。ミュージカル『レ・ミゼラブル』は東京・帝国劇場で2015年4月17日(金)から6月1日(月)まで上演され、その後、名古屋、福岡、大阪、富山、静岡を周る。
2014年11月18日A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が10月24日、出演する「音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」の製作発表会見を都内で行った。原作は不世出の音楽家ベートーヴェンの生涯を描いた、故手塚治虫の未完の同名コミック。今作が外部舞台初出演となる橋本が主役のベートーヴェンを、河合はベートーヴェンが敬愛する友人、天才音楽家モーツァルトを演じる。ふたりは劇中、ピアノの生演奏があり、1か月前から猛特訓中という。橋本は「最初は“ド”の位置がどこなのかさえわからなくて」と笑いながら、それでも「まだぎこちないですけど、まるまる1曲弾けるようになった。本番ではうまく弾けるように頑張りたい」と話す。河合は「僕は『女の子を落とすにはこの曲だよ』なんてしゃべりながらピアノを弾くシーンがあるんです。ピアノをやっているジュニアの後輩に『1か月の練習で、それは無理』と言われたが、絶対やってやろうと猛練習しています」と意気込んだ。会見には他に、ベートーヴェンが思いを寄せるヒロイン役の知念里奈、父母役の里見浩太朗、浅野温子、舞台音楽を手がける千住明が出席した。公演は11月27日(木)から12月6(土)まで東京国際フォーラム ホールC、12月11日(木)から14日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットは、東京公演、大阪公演ともにチケットぴあで10月28日(火)昼12:00から特別電話番号(東京公演は0570-02-9593、大阪公演は0570-02-9512)にて先着先行販売。
2014年10月27日手塚治虫原作の音楽劇『ルードウィヒ・B ~ベートーヴェン 歓喜のうた~』が11月27日(木)より東京国際フォーラム ホールCにて上演決定。橋本良亮(A.B.C-Z)が主演を務めるほか、河合郁人(A.B.C-Z)、知念里奈、姜暢雄、浅野温子、里見浩太郎/他が出演する。本作は、クラシック音楽をこよなく愛した漫画家・手塚治虫が、音楽家ルードウィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを主人公に、その生涯を作者の観点を加え描いた漫画『ルードウィヒ・B』が原作。同作は手塚の逝去により絶筆となっている部分に、新たに“第九“の「歓喜の歌」の制作エピソードを付けくわえ、ベートーヴェンの音楽家を志す若き日から晩年までを描く。劇中音楽はクラシック界の鬼才音楽家、千住明が担当。舞台上では、「のだめカンタービレ」にて演奏指導も行うピアニスト川田健太郎がピアノを演奏する。また、橋本や河合も歌以外に舞台上でピアノを生演奏するとのこと。同公演の上演に際し、ベートーヴェン役の橋本良亮は「ルードウィヒ・Bの舞台に立てる事を今からものすごく楽しみにしております。主役でものすごく不安がありますがこの緊張感をうまくステージ上で表現出来たらと思っております。ベートーヴェンのファンの方々にも失礼のないよう、精一杯頑張っていきたいと思いますので応援宜しくお願いします」とコメント。またモーツァルト役を務める河合郁人は「素晴らしい作品に出会えて演じる事を誇りに思います!この作品で新たな河合郁人が生まれるように楽しんで頑張りたいと思います!」と意気込みを語っている。「手塚治虫原作 音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」は11月27日(木)から12月6日(土)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、12月11日(木)から14日(日)まで大阪・シアターBRAVA!で上演。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、先行電話抽選を受付中。受付は10月16日(木)午後11時59分まで。■手塚治虫原作音楽劇ルードウィヒ・B~ベートーヴェン 歓喜のうた~11月27日(木)~12月6日(土)東京国際フォーラム ホールC(東京都)12月11日(木)~14日(日)シアターBRAVA!(大阪府)特別電話番号:東京公演0570-02-9922大阪公演0570-02-9930
2014年10月13日ベトナム戦争を背景に“究極の愛”を描くミュージカル『ミス・サイゴン』。日本でも1992年以来上演を重ねる人気作だ。作中では様々な愛が登場するが、アメリカ兵クリスへの純愛を貫き、その間に生まれた息子へ無償の愛を注ぐのがヒロイン・キム。今年、そのキムを演じる笹本玲奈、知念里奈、昆夏美の3人に話を訊いた。『ミス・サイゴン』チケット情報はこちらキム役はミュージカル女優が憧れる役のひとつ。この役を、笹本と知念は2004年から演じている。「本当に大変な役。ひとつのシーンを終えて舞台袖に帰ったときの脱力感は、他の舞台にはないものがあります。しかもキーがすごく高い。でも音楽がその気にさせてくれるし、その気になればその音が出る。感情と音楽がピタっとはまるんですよ」と笹本が言えば、「これ以上大変な役はあるのかと思うくらい。毎回これが最後と思って演じるのですが、終わるとやり残したことがある気がして、もう一度挑戦したいと思ってしまうんです」と知念も話す。だがともに「自分にとって大事な役」とはっきり口にする。ふたりが演じるキムを客席で見ていたのが、今回初出演する昆だ。「最初に観たのは高1の時。1幕が終わって立てなくなるという経験を初めてしました。キムのキャラクターにも圧倒されたし、演じている女優さん…つまりおふたりなんですが、その歌唱力、表現力、すべてに圧倒された。そんな経験をした舞台に自分が立つのはまだちょっと信じられませんが、だからこそ頑張りたいです」。2012年には演出が一新され、サイゴンの町の匂いまで伝わりそうなリアルな舞台は大評判を呼んだ。今年は5月の本場・ロンドンでの新演出版開幕を受けさらにブラッシュアップされる。「新演出版は本当にいい評価をいただきました。でも描かれている普遍的なテーマは演出が変わっても同じ。それぞれの立場の愛や正義があり、悪い人なんてひとりもいない。戦争が起こしてしまった悲劇を伝える使命が私たちにはあると思います」と、作品の芯の部分を知念が語れば、笹本も「新演出になってベトナム戦争というものに一から向き合い、大きなテーマをすごく感じるようになりました。母の愛や戦争の無意味さというものは…いつの時代も変わらないと思います」と頷く。最後に3人が思い描く“キム像”を聞いた。「演出家に言われているのは、タフであること、自分を哀れまないこと。まずはそこをしっかりやりたい」(昆)、「私は同じ母親として彼女を尊敬します。子どもを守っていくというのは現代に生きる母親も同じ。そこを大切にしたい」(知念)、「キムはたぶん都会に出るまでは、緑がたくさんあって、親戚家族が一緒に住んでいて、愛情いっぱいに育った子だと思うんです。私も家族の仲が良い環境で育ってきたので、そういうところが自分の考えているキムに繋がっていけたら」(笹本)。「3人、全く違いますよ」と知念が話すように、同じ方向を向きながらもそれぞれのキムがしっかりと地に足をつけ、息づいている。三者三様のキムが花開く7月の開幕をお楽しみに。公演は帝国劇場にて、7月21日(月・祝)にプレビュー開幕。東京公演は8月26日(火)まで。
2014年07月10日※画像は、丸山桂里奈 オフィシャルブログ 「マルカリトーレ」 よりサッカーに興味がなくても丸山さんは知っている?サッカー選手の丸山 桂里奈さんが、オフィシャルブログで『流行り。』というタイトルで、ハロウィン仕様のネイルを披露している。オレンジ・黒を基調として、かぼちゃのデザインなど、本人曰く『ちょーハロウィン』の仕様だ。丸山桂里奈さんは、大阪府高槻市をホームタウンとするスペランツァFC大阪高槻に所属をする女子サッカー選手。FIFA女子ワールドカップで活躍をした事から、女子サッカーをあまり知らない人でも名前を知っている選手となった。季節限定のハロウィンを楽しんでしまおう丸山さんは、気にはなるけれど、流行りに乗りたくないタイプだと自分で分析している。しかし、限定と言われるものには弱く、季節限定や本日限定、と言われるものには目がないと言う。そこで、合宿後の初ネイルは、この時期限定のイベント、ハロウィンの仕様になった、と言う訳だ。そもそもハロウィンは日本にはあまり由来のないイベント。10月31日に死者の霊が家族を訪ねてくると信じられており、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いたことから始まった。現在は、アメリカでも非宗教的な大衆イベントとなっている。日本でも、仮装をしたりかぼちゃを食べたりと、楽しい部分だけがイベントとなって根付き始めた。せっかくなので、季節限定のイベントをファッションの中に取り入れて楽しむのもいいだろう。【参考リンク】▼丸山桂里奈 オフィシャルブログ 「マルカリトーレ」
2013年10月14日日本でも1987年の初演以来上演を繰り返しているミュージカル『レ・ミゼラブル』。ミュージカルの金字塔とも呼ばれ、大作ミュージカルの代名詞ともなっているこの作品が、来年の上演から装いも新たに“新演出版”として登場する。10月15日、山口祐一郎らその新『レ・ミゼラブル』に出演するキャスト68名が一堂に会し、製作発表を行った。ヴィクトル・ユゴーの原作を元にした本作は、19年の刑に服したのち脱獄、次第に善に目覚めて行く主人公ジャン・バルジャン、彼を追い続ける刑事ジャベール、さらにその日生きるのもやっとの民衆たちや、革命に燃える学生たちの姿を流麗な音楽で紡いでいく群像劇。1985年のロンドン初演から全世界で上演され、世界での観客総数は6000万人に迫るという、まさに演劇史を代表する名作だ。この作品が舞台装置、照明、音響、衣裳からキャラクターの描き方まで一新、新演出として生まれ変わる。新演出にともない、全キャストがオーディションで決定。この日は応募総数15000人という激戦の中、役を勝ち取った出演者が披露された。ジャン・バルジャン役は、同役を1997年から務めている山口祐一郎と、劇団四季で多くの主要キャラクターを演じた後、母国韓国のミュージカル界で華々しく活躍しているキム・ジュンヒョンのダブルキャスト。山口は「まったく新しい演出家の方で、どうすればオーディションを突破できるのか、当日は(役に合わせて)髭はあった方がいいのか剃った方がいいのか、にこやかにしていた方がいいのか真面目な顔をしていた方がいいのかと迷うくらいに、ドキドキして受けました」とその厳しさを振り返り、キムは「日本の『レ・ミゼラブル』に参加できて本当に嬉しい。難しい役だと思いますが、みんなで力をあわせてお客さんに感動を与えられる作品を作るために頑張ります」と喜びを語った。また革命運動に身を投じる学生マリウスに恋をする少女エポニーヌ役で本作に初参加する平野綾が「この場に立てる喜びと緊張で、泣いてしまいそう。ミュージカル出演は2作目で圧倒的に経験値が足りないので、まわりのみなさんに食らいついていきたい」と語るなど、感無量のコメントを口にする出演者も多数。出演者全員の『レ・ミゼラブル』という作品への思いがひしひしと伝わってくる製作発表だった。このメンバーで贈る新生『レ・ミゼラブル』の誕生を楽しみに待ちたい。出演はほかに吉原光夫、川口竜也、知念里奈、笹本玲奈、山崎育三郎、森公美子ら。すべての役がダブルキャスト、トリプルキャストになっている。公演は5月3日(金・祝)から7月10日(水)まで東京・帝国劇場(4月23日(火)よりプレビュー公演あり)、8月3日(土)から31日(土)まで福岡・博多座、9月7日(土)から23日(月・祝)まで大阪・フェスティバルホール、10月1日(火)から20日(日)まで愛知・中日劇場にて行われる。東京公演のチケットは4・5月分が2月9日(土)、6・7月分が3月16日(土)に一般発売を開始する。
2012年10月16日ミュージカル『ミス・サイゴン』のプレビュー公演が7月1日に東京・めぐろパーシモンホールにて開幕、2日には同会場で出演者5人よる記者会見が行われた。『ミス・サイゴン』公演情報1989年にロンドン、1991年にNYで幕を開け、1992年の日本初演時には1年半にわたるロングランを記録した。すでに定評のある作品だが、今回日本で初めて披露される新演出バージョンは、キャストにとっても新鮮に感じられたよう。20年前から“エンジニア”役を演じ続け、「700回くらいやって体にしみついているので、音楽が鳴っただけで役になれる」という市村正親は、「ステージの傾斜がなくなったり、リモコンで動いていた舞台装置を人が動かすようになったり。左右だけでなく、上下も活かした演出になっている。よりリアルで、よりドラマ性が強い。新鮮な気持ちで演じることができます」とその印象を話す。また、前日のプレビュー公演初日ついては「日本初演と同じような興奮がお客様にあって、カーテンコールがなかなか収まらなかった」と振り返った。日替りでキム役を演じる笹本玲奈と知念里奈は、「お芝居の要素が強くなった」(笹本)、「どのシーンも感情があふれる生々しいものになっていると思う」(知念)とコメント。クリス役の山崎育三郎と原田優一も、「稽古中は“もっともっと、キスキスキスキス!”と演出家に言われました。映画だと思えと。キムとふたりでいるところをカメラにのぞかれているような意識で演じろと。歌も、ふたり向き合ったままで、お客さんのほうに歌いかけたりしないんです」(山崎)、「昨日の公演では、お客さんが息を呑むのまで感じられた。僕らにとっても刺激的な初日になりました」(原田)と、口を揃えて新演出のリアリティに言及した。ベトナム戦争を背景にしているが、戦争がテーマではない。伝えたいのは、“究極の愛”だ。あらためて見どころについて問われた市村は、「曲がいい。ドラマがいい。舞台転換がいい。俳優がいい。オケがいい。照明もいい。皆いいんです。『ミス・サイゴン』全体を楽しんでほしい」と作品の総合力をアピールした。舞台装置のスケールが大きいことから、これまで日本国内では、東京・帝国劇場、福岡・博多座の2か所でしか上演がかなわなかったが、新演出バージョンは劇場の大きさや設備の制約を受けないため、全国各地に出向くことが可能になった。それにより今回は、東京のほか、広島、名古屋、甲府、厚木、仙台、北九州、浜松、大阪、熊本、松本、盛岡の11都市での上演が実現する。足かけ7か月にわたる長丁場になるが、市村は「それぞれの地元の方の“待ってたぞ”という声に応えたい。喜んでいただける顔を間近に見られるのはうれしいです」と初の全国縦断公演への期待を語った。
2012年07月02日1989年英ロンドンでの初演以来、米ブロードウェイなどで上演されているメガヒット・ミュージカル『ミス・サイゴン』。『レ・ミゼラブル』を世に送り出したアラン・ブーブリル(作詞・脚本)とクロード=ミッシェル・シェーンベルク(音楽)のコンビによる名曲の数々。そしてベトナム戦争に翻弄される恋人と親子の運命がリアルに描かれるという点で、本作は唯一無二のミュージカルともいわれている。そんな“伝説の作品”が、このたび演出を大幅に一新して今夏全国で上演される。1992年の日本初演以来、本作に700回以上の出演を続ける市村正親と演出補のダレン・ヤップによる取材会と公開稽古が6月13日、都内の稽古場で行われた。『ミス・サイゴン』チケット情報取材会では、本作のリニューアルされる点に質問が集中。ダレンは、これまでは原寸大のヘリコプターやコンピューター制御による舞台装置を用いることで、日本国内では帝国劇場と博多座でしか上演できなかったことに触れ、「セットは竹を中心としたオーガニックな素材を使い、より繊細なものへと変わります。また世界最大級となる9メートル幅のスクリーンを設置して、ヘリコプターの離着陸などを表現。舞台転換も人力、それもスタッフとキャストが一緒に行うので、よりひとつのコミュニティという感覚になっていくはず」と新演出の魅力を話した。市村も「舞台セットが変わると演じ方も変わってくる」と話し、「エンジニア(市村の役名)としての芯は同じだけれど、繊細なセットやリアルな映像と共に舞台に立つには、より密度の濃い芝居が必要になる。今回の新演出をいい機会に、いったん気持ちをクリアにして稽古に挑みたい」と率直な気持ちを語った。公開稽古では、濃い茶色の竹素材で精巧に組み立てられたセットを背景に、劇中の3曲が披露された。サイゴンで出会ったベトナム人のキム(笹本玲奈/トリプルキャスト)と米兵のクリス(山崎育三郎/ダブルキャスト)が『サン・アンド・ムーン』を熱唱。続いてクリス(原田優一/同)がキム(知念里奈/同)と共に本国に帰ることを決意する『世界が終わる夜のように』をデュエット。波乱の時代をしたたかに生き抜くエンジニア(市村)の姿とアンサンブルのダンスが印象的な『モーニング・オブ・ドラゴン』。アジアを舞台に展開する、壮大な人間ドラマを描く本作。新演出は、その醍醐味をたっぷりと味わえるものになりそうだ。公演は7月1日(日)東京・めぐろパーシモンホール 大ホールを皮切りに、8月22日(水)から9月9日(日)の東京・青山劇場ほか、広島、愛知、山梨、神奈川、宮城、福岡、静岡、大阪、熊本、長野、岩手の各地で行われる。チケットは一部を除き発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年06月14日恋のから騒ぎ卒業生の内藤里奈の毒舌コラム。誰にでも物怖じしない思考と、語彙力のなさから生まれた毒舌とも言えるストレートな発言で恋のから騒ぎMVPを受賞している彼女。現在は、グラビア・モデルを中心に活動している。面白い着眼点がユーザーからの指示も厚い。同年代の女性達の心をつかむ記事をピックアップした。【内藤里奈の毒舌コラム シングル編】 ■彼を夢中にさせるための時間差トリックとは?! 「好きな人に振り向いてほしい!」「好きな人に少しでも近づきたい!」そんなあなた。焦りは禁物。すぐに誘いにのっていませんか?すぐにメールを返す、すぐに電話に出る。もし相手に少しでも気にしてほしいならそれは絶対に禁物! ■男が引く何気ない一言 私たちが普段何気なく会話で口にしている一言。しかし私たちにとってはごく普通の会話でも男性にとってはビックリ、一瞬で冷める一言が。ランキングにしてみたら以下の通り。 ■男がドキッとする、ステキな褒め方とは? なさんは自分の気になる異性を知りあった時、どのようにしてアプローチしますか?「メールでお食事に誘う」、「遊びに誘う」、「趣味や特技の話を聞く」、「世間話をして相手を知る」といろいろ方法があると思います。 ■定期接触は相手の関心を引く とある友人と男の定期接触について話していた。その友人と男友達の関係。とても共感した。先日、久しぶりに男友達から電話がかかってきた。もう4年くらいの付き合いになる彼。「元気?」となんてことない話題だった。【内藤里奈の毒舌コラム 彼がいる編】 ■20代半ばの微妙な結婚観の違い 25歳にもなると周囲でも結婚する人、子供を産む人が少しずつ現れ人生の分かれ道に差し掛かります。仕事も慣れ、遊びもどんどんと楽しくなります。 ■彼との音信不通を嘆くなら、自分も愛情を半分にすればいい 先日友達(A子)から相談を受けた。『彼氏からの連絡がいきなり切れる』という。そこで音信不通ならともかく、しばらくすると何もなかったかのように連絡が来て、会うそうだ。お互い冷めたわけでもなく、ラブラブだった。しかしA子はこう言う。 ■彼氏がいてもいなくても「いない。」と答える人の心理 「ねぇねえ。」「何?」「彼氏いる?」「彼女いる?」こんな会話、男女構わず初めて会った人同士の間でよく繰り広げられますよね。でも実際、返答は人それぞれ。 ■男の「将来脈なし」は「親に会わない」 学生時代の恋愛を思い出し、現在と重ねる時代はもう終わり。これからの恋愛、20代中盤ともなれば「将来ずっと一緒にいられるかどうか」に観点が定まってきます。ずっと同じ付き合いをしていくわけにはいきません。 ■「バツイチ」、「子持ち」との付き合い、将来はアリ? みなさんは過去に「バツイチ」、「子持ち」といわれる、離婚暦のある男性とお付き合いをしたことがありますか?恋愛トークのスペシャリストのコラムは毒舌だが、どこか親近感がある。あなたが「なるほど」となった記事はあっただろうか。
2012年05月06日元宝塚トップスター、水夏希が主演する舞台『SHOW-ism IV「TATTOO 14」』の公開稽古が4月25日、都内にて行われた。SHOW-ism Ⅳ「TATTOO 14」チケット情報はこちら作・演出を手がける小林香が、新しいショウの形を目指し作るシリーズ「SHOW-ism」。これまで3度上演された人気シリーズの第4弾には、水をはじめ、シルビア・グラブ、高良結香、Jennifer、Miz、今枝珠美、保坂知寿という個性豊かでカッコいい7人の女優が結集する。7人が紡ぎだすのは、孤児として育った血の繋がらない7人の姉妹の物語。アメリカを舞台に、ショー・コンテストの本選出場権を獲得しながら、次女・ビーが起こした事件のために自然消滅した姉妹のショー・カンパニー「TATTOO 14」。様々な思いを抱えつつ、彼女らはナッシュビルからサンフランシスコまでをオンボロ車で移動し、ふたたびコンテストを目指す……。この日の稽古では、それぞれが自己紹介をしていく冒頭早々のシーンと、後半に組み込まれた1シーンを披露。ともに椅子やステッキを使ったクールなダンスシーンで、出演者たちは動きやポージングを入念に確認。決めポーズの連続のようなダンスは、どこを切り取ってもカッコいい。姉妹たちの愛情や、それぞれが抱える孤独などをセンシティブに描きながらも、今までのシリーズ同様、ショー的要素が存分に組み込まれた飽きさせない内容であることを伺わせた。次女・ビーを演じる水は「宝塚を退団してから、こんなに歌と踊りがたくさんある作品に出るのは初めて。トップの時もこんなにたくさん歌ったり踊ったりしたことはないです」と苦笑。また「退団してから、(男役からの)性転換の一貫として(笑)、女性の研究をしていますが、今回のカンパニーは女性率が高く、何をもって女性というかなどを考えています。新しい女性像を模索していきたい」と意気込みを語った。シルビア・グラブも「かっこいいナンバーを、めちゃめちゃ歌ったり踊ったりします!」と力強くアピール。またブロードウェイのカンパニーで『コーラスライン』や『RENT』に出演、映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』でも大きく取り上げられていた高良結香は「マイカントリーでこんな風にパフォーマンスするのは初めてなので、とってもとっても楽しみ」と笑顔でコメント。さらに作・演出の小林が「死ぬほど歌い踊り、芝居もあり、ものすごく大変な舞台になっていますが、プロフェッショナルな方ばかりで素晴らしい作品が出来つつあります。女子のみで稽古していますので、女子校のノリで稽古場もエンジョイしつつ、本番もその勢いでパワフルに踊ってもらいます」と自信を覗かせた。カッコいい女性たちがパワフルに作り上げる舞台に期待したい。公演は5月17日(木)・18日(金)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、5月21日(月)から25日(金)まで、東京・SHIBUYA-AXにて。チケットは発売中。なお、公演には日替わりでこれまでの『SHOW-ism』シリーズに出演した大貫勇輔、彩吹真央、井上芳雄、中川晃教、知念里奈がゲスト出演する。
2012年04月26日今年、初演から20周年を迎えるミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が4月9日、東京・めぐろパーシモンホールにて行われた。出席者は市村正親、笹本玲奈、知念里奈、新妻聖子ほか。『ミス・サイゴン』チケット情報はこちら陥落直前のサイゴンで出会ったアメリカ兵クリスとベトナム人少女キム。恋に落ちたふたりだが、サイゴン陥落の混乱の中離れ離れになってしまう。時は流れ、アメリカの地で戦争のPTSD(後遺症)に苦しむクリスは彼を支えるエレンと結婚をするが、遠く離れたバンコクの地でキムは、クリスとの子・タムを育て、彼がいつか迎えにきてくれると信じていた……。ベトナム戦争を背景に究極の愛を描いたこの作品は、『レ・ミゼラブル』のアラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルクによる名曲が彩る壮大なミュージカルだ。作品のスケールに比例するように舞台機構も壮大で、1992年の帝国劇場での初演の際は3か月に及ぶ劇場改修を行い、帝国劇場以外では設計当初からこの作品の上演を想定した福岡・博多座でのみしか上演が実現しなかった。その大作が映像を駆使し全国ツアーも可能になった“新演出版”として蘇る。混乱の時代を利用して“アメリカン・ドリーム”を手にしようと立ち回るエンジニア役を初演から務め、日本版『ミス・サイゴン』の顔とも言える市村正親は「演劇は(劇場に)観に来ていただかないといけないのですが、遠いところにはこちらから行く。今まで帝劇と博多座でしかできなかったのが、日本全国を回れるようになった新演出の『ミス・サイゴン』、地方の皆さんが待ってくれていると思うとやる方もドキドキしています」とコメント。またこの役については「(初演時)劇団をやめて掴んだ役がエンジニア。それが1年半のロングランをして、その後の僕の演劇人生の大きな道しるべとなりました。エンジニアの“アメリカン・ドリーム”は自分ともダブります」と感慨深げに語っていた。ヒロイン・キムは笹本玲奈、知念里奈、新妻聖子が演じる。それぞれ「今まで積み上げたものも大切にしながら、またゼロから生きられたら」(笹本)、「新演出を観ましたが、また違う角度から『ミス・サイゴン』という作品を素敵に表現されていたので、その中で自分がどんな風に表現できるか楽しみ」(知念)、「新演出ということで新作に挑むような気持ちでいます」(新妻)とコメント。またクリスの同僚・ジョン役の岡幸二郎は「私はベトナムに行って、実際ジョンのような活動(アメリカ兵がベトナムに残してきた子供〈ブイ・ドイ〉への支援活動)をする方にお会いしたことがあります。まだ現実に続いている作品なので、重く受け止めながらメッセージを伝えたい」と話していた。この日はキム役の3人や新メンバーの山崎育三郎、上原理生らが劇中歌も披露。それぞれ力強い歌唱を響かせ、新しく蘇る名作への期待を存分に煽っていた。公演は7月1日(日)東京・めぐろパーシモンホール 大ホールを皮切りに、8月22日(水)から9月9日(日)の東京・青山劇場ほか、広島、愛知、山梨、神奈川、宮城、福岡、静岡、大阪、熊本、長野、岩手の各地で行われる。
2012年04月10日山口祐一郎が主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が11月27日東京・帝国劇場にて開幕した。前日の26日には、山口のほか知念里奈、高橋愛、浦井健治、山崎育三郎、石川禅ら出演者たちが初日を目前にした心境を語った。『ダンス オブ ヴァンパイア』チケット情報はこちら作品はロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』を原作にしたウィーン生まれのミュージカル。日本でも2006年、2009年と公演を重ね、今回が三演目となる人気作だ。内容は、山口祐一郎が演じるヴァンパイアのクロロック伯爵と、石川禅扮するヴァンパイア研究をするアブロンシウス教授の対決を軸に、個性豊かな登場人物が騒動を起こしていくコメディタッチの物語。爆笑シーンの連続に激しいダンス、ジム・スタインマンによるロックなサウンドと客席の熱気もヒートアップする作品なだけに、出演者たちの意気込みも相当なもので、山口は開口一番「全員で舞台で爆発しようと思っています!」と挨拶。またこの作品の魅力を改めて問われると「演じていて楽しいというのは怒られちゃうんですけど、自分がやっていて楽しい。それに出演者が毎回、自分の持っている持ち味やエネルギーを作品にぶつけてくる。だからこそ皆さんに愛されているのかな」と答えていた。クロロック伯爵が狙う乙女・サラ役に、前回に引き続き出演する知念里奈に加え、高橋愛が初参加するのも話題。お風呂のシーンもあるが「モーニング娘。だったら出来ないことなので……。卒業して“モーニング・コード”がなくなったとたんにコレかあ!って感じです(苦笑)。稽古中は緊張しなかったんですが、いざ舞台に立つと、どうしようって緊張感もあります」と話す。ポロリを期待していいかという報道陣の質問に対しては「ないです絶対!」と即答。すると先輩の知念が「ポロリがないように、一生懸命わたしはああした方がいい、こうした方がいい、と言ってるんですが……(アドバイスを)やめておいた方がいいですかね?」と言い、笑いを誘っていた。公演12月24日(土)まで同所にて。1月7日(土)から12日(木)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールでも上演される。チケットはともに発売中。
2011年11月28日