ファッション・テキスタイルブランドのミナ ペルホネン(minä perhonen)と、デザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、11月16日から2020年2月16日まで、東京・清澄白河の東京都現代美術館にて開催。デザイナーの皆川明が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張。展覧会の会期中である2020年には25周年を迎える。今回の展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」では、作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを基本とする皆川とミナ ペルホネンの思想や活動を紐解きながら紹介していく。“pur”2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものだが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもある。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、会場では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示される。建築家・中村好文と皆川による新たな「宿」のプロトタイプも展示される他、現代美術家・藤井光がミナ ペルホネンの世界を撮り下ろした映像作品が誕生。展示構成は田根剛、グラフィック・デザインは葛西薫が担当する。会期中には、各界で活躍するクリエイターやアーティストと皆川によるクロストークを多数開催。詳しい情報は展覧会特設サイト()にてチェック。“one day”原画 2018-19→AW photo: sono (bean)前売券は、10月1日より販売中。皆川が朝日新聞のコラム「日曜に想う」のために描いたイラストのポストカード(非売品)3枚がセットになった「ポストカードセット前売券」も数量限定で販売されている。私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらしてくれる「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく会期:11月16日~2020年2月16日会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F住所:東京都江東区三好 4-1-1時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)料金:一般1500円(1300円)、大学生・専門学校生・65歳以上1000円(800円)、中高生600円、小学生以下無料 ※( )内は前売券料金。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料。20名以上の団体購入は当日券料金から2割引(東京都現代美術館で購入の場合のみ)休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日~2020年1月1日、1月14日
2019年10月07日神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席ソロ・コンサートマスターを務める、石田泰尚氏がプロデュースした男性奏者のみの硬派弦楽アンサンブル「石田組」。その単独公演が10月14日(月・祝)、東京・赤坂にあるサントリーホール大ホールで行われる。今回の公演の見どころや石田組について、石田泰尚氏に話を伺った。【チケット情報はこちら】石田組の公演はクラシックのみならず、幅広いジャンルを楽しめることが特徴。今回の公演でも、E.バーンスタイン(近藤和明編曲)「荒野の七人」といった映画音楽や、クイーン(松岡あさひ編曲)「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」のようなロックの名曲を演奏予定だ。特に聴いてほしい曲は、松岡あさひ氏が編曲したプログラム後半の4曲で、それらはすべて初披露となるもの。石田氏が太鼓判を押すだけあって、その仕上がりに期待したい。「チラシを見ただけではどんな集団なのか分からないと思う。実際に見に来ていただいてギャップをお伝えしたい」と、耳だけでなく目で見て楽しめることも、石田組の見どころのひとつだ。総勢13名の弦楽合奏団である石田組。そのコンセプトを尋ねると、「メンバーが思い切り演奏を楽しめる場にしたい」と語る石田氏。オーケストラ奏者が100人近いオーケストラで演奏する際は、時には周りに気を遣って気疲れすることもあるという。「自分たちが演奏を楽しむことで、お客さんにも楽しんでいただきたい」というのが石田氏の想いだ。石田組としての今後の目標は、長く活動を続け、まだ訪れていない地域を含め日本全国で公演を行うこと。そのためにはメンバーが離れないように、自分自身も練習を積み成長することを大事しているという。最後に観客へ向けてのメッセージを聞くと、「石田組はひとりひとりが主役。素晴らしいメンバーが揃っているので、全員のことを見てほしい」と語った。現在、前売り券がチケットぴあにて発売中。取材・文:松崎 優美子
2019年09月12日女優の石田ひかり(47)が9月11日にインスタグラムを更新。台風15号で被害が出ている千葉県安房郡鋸南町へ自ら支援物資を届けたことを報告した。石田は《個人の力では限界がありますが 居ても立っても居られないので 電気は止まっているし 食料も全く足りていないそうです 信号も機能していないようですが 都内から2時間あれば着けると思います》と出発前に投稿。石田はその後、避難所として開設されている鋸南小学校へ無事に物資を届けたことを報告した。大型台風15号は8日深夜から9日未明にかけて首都圏を通過し、各地で甚大な被害をもたらした。なかでも大きな被害を受けたのが千葉県。3日経った現在も、千葉県の一部地域では停電や断水が続いている。さらに、日中最高気温は30度を超える猛暑日も続いている。被災者たちはエアコンが使えず、熱中症の危険にもさらされている。そんななか、復旧への思いを募らせる著名人たちもSNSで呼びかけている。千葉県出身で「氣志團」の綾小路翔(43)は、10日に家族が被災したことをTwitterで明かした。被害状況について情報が少ないことに言及し、《木更津以南の皆様、非力ながらも自分に何か出来る事があれば使って下さい。そしてどうかお気張り下さい!》と呼びかけた。その後も綾小路は、避難所の案内や非常食の配布、携帯電話の充電場所といった支援情報を発信し続けている。それに呼応するように「DA PUMP」のISSA(40)も《周りの方々も含めまだまだ大変だと思うから皆んなで情報共有して出来る最善を尽くしましょう!何か出来る事があれば伝えてね!》と情報共有を促した。ほかにも、同県出身で(株)ZOZOの前澤友作社長(43)も11日にTwitterを更新。《ZOZOも僕も千葉生まれ。何かお役に立ちたい。同じく千葉の皆さんでも協力して千葉を助けましょう!》と支援を申し出ている。
2019年09月12日「“あのイ・ムジチ”という存在ですよね。光栄ですし楽しみです」キャリア十分のヴェテランがそう言って目を輝かせるのは素敵なことだ。天羽明惠は日本の声楽界を牽引するトップランナーのひとり。この秋、イタリアの老舗アンサンブル、イ・ムジチ合奏団と共演する(10月2日(水)・サントリーホール)。「イ・ムジチ合奏団 with 天羽明惠」の公演・チケット情報イ・ムジチといえば《四季》。誰もが知る有名曲だが、実は、音楽史で忘れられていたこの作品が再発見されたのはなんと20世紀半ばのこと。そしてそれが世界的な人気を獲得するのに大きな役割を果たしたのが、1952年結成のイ・ムジチなのだ。繰り返し録音した彼らの《四季》は、この曲の定番中の定番。《四季》といえばイ・ムジチ。両者はもはやほとんど同義語といっても過言ではない。「もちろんメンバーが変わっているとはいえ、60年以上もずっと弾き続けている作品なのに、まるでたったいま生まれてきた音楽であるかのように、いつも新鮮に演奏するのは素晴らしいことですよね」指揮者なしのアンサンブルとの共演。大事なのは息づかいだという。「彼らは絶対に私の息を聴いているはず。だから細かいテンポのニュアンスも、息でちょっと仕掛ければわかってくれるし、彼らの音で私の声も変わります。身体中にアンテナを張り巡らせてそのやり取りをするのは刺激的です」天羽が歌うのは、ヘンデルのオペラ《ジュリオ・チェーザレ》のクレオパトラのアリア〈この胸に息のある限り〉や、モーツァルトの《エクスルターテ・ユビラーテ》など3曲。「《ジュリオ・チェーザレ》のアリアは内面的で深い歌。それをイタリア語の音楽劇として、まずはイタリア人の彼らに伝えられるかどうか。丁寧に歌っていこうと思います。そしてモーツァルトは、彼らとの化学反応で、どんなきれいなレガートが生まれて、それをコロラトゥーラでどのように歌えるのか、とても楽しみにしています」ヘンデルやモーツァルトは、歌手にとって、声楽的にも必要不可欠なレパートリーなのだと教えてくれた。「たとえばヴェルディのオペラを歌ったあとでも、すぐに楽屋でモーツァルトを歌って、身体や筋肉がやわらかく使えているか、確認することが大事です。常にどちらも歌える状態、ニュートラルな状態に戻すということを考えながら歌手を続けています」来日を目前にコンサートマスターのアントニオ・アンセルミが急死したため、代役としてマッシモ・スパダーノが出演。公演後半の《四季》のソロも彼が弾く。「驚きました。残念ですが、彼らにとっても毎回が新しい演奏になるわけですから、そこは楽しみですね。私は東京と福井で歌うのですが、その間にもどんな変化が起こるか。彼らに負けずにフレッシュな演奏ができるように、私もしっかりと準備しなければ。なにより、彼らの音は絶対的に明るいでしょうから、その明るさと天羽明惠の明るさで、おおらかでのびやかに羽ばたきたいと思っています!」文・宮本明
2019年09月10日神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト石田泰尚の近年の活躍がめざましい。その特異なルックスは、クラシックのヴァイオリニストのイメージとは一線を画し、コンサート会場で目にする動作も極めて独特。まさに、自らの世界観を作った男の存在感を、人は「カリスマ」と呼んでいる。その石田泰尚のソロ・コンサートが開催されるとなればこれは気になる。プログラムには、フランクの「ヴァイオリン・ソナタ」を中心としたクラシックの王道からピアソラのタンゴまで、現在の石田の実力を知る“試金石”とでも言えそうな名曲がずらりと並ぶ(9月2日:横浜みなとみらいホール&9月14日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。現代のカリスマとはいかなるものか。それを確かめるチャンス到来だ!◆公演概要「石田泰尚ヴァイオリン・リサイタル」9月2日(月)横浜みなとみらいホール大ホール9月14日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール●石田泰尚(ヴァイオリン)Yasunao Isida,Violin(C)井村重人神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲の演奏やリサイタルを行いソリストとしての顔も持つ。2014年 自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”を結成。録音も多く2016年発売の“石田泰尚/LIVE”、2017年発売の“ALL BRAHMS LIVE”は共にレコード芸術誌上で準特選、さらに石田組デビューアルバム“THE石田組”は特選盤の評価を得た。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼んだ。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、1726 年製 M.Goffriller。●中島剛(ピアノ)Go Nakajima,Piano東邦音楽大学ピアノ科首席卒業。ハンガリーリスト音楽院留学。ウィーンでのリサイタルなどを経て、CHANEL Pygmalion Days(2005年)、坂本龍一プロデュース「ロハスクラシック・コンサート2006」参加。国内に活動拠点を移し、ジョン・健・ヌッツオ氏、森山良子氏、東儀秀樹氏らなどと次々と共演。現在、東邦音楽大学講師。
2019年08月28日土田英生が自身の劇団MONOで2004年に上演し、2010年にはG2の演出により再び上演。いずれも高い評価を得たヒューマンコメディ『相対的浮世絵』が、新たに青木豪の演出で蘇る。そこで達朗役の山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)と、智朗役の伊礼彼方、さらに青木を含めた3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】40代手前にして、それぞれやっかいな問題を抱えることになった智朗とその同級生の関。そんな彼らの前に、20年前に死んだと思われていた智朗の弟・達朗と同級生の遠山が姿を現したところから物語は始まる。作品の魅力について青木は、まず「劇団に書かれたものだということが大きい」と切り出した上で、「劇団の役者さんや劇団の空気、そういったものを土田さんがすごく愛して書かれているもの。その点をしっかり受け止めつつ、この5人でどんなものがつくれるのかってことを考えていきたいと思います」と続ける。山本は「ずっとコメディがやりたかったんです!」とひと言。「だからすごく嬉しいですし、それと同時に期待に応えないといけない、スベれないなって想いもあって…」と不安な想いも明かす。すると伊礼から「自分でプレッシャー与えてない?(笑)」とすかさずツッコミが。「与えてますね」と笑う山本に、「大丈夫。俺なんかシリアスな芝居がしたいって言ってたのに、これが決まったから」とさらなる笑いを誘い、場を和ませた。キャストは5人のみ。山本、伊礼のほか、石田明(NON STYLE)、玉置玲央、山西惇と、年齢も出自も異なる個性的な面々がそろった。この5人の素材をいかように調理したいか青木に聞くと、「やっぱり本がしっかりしたものですからね。それぞれのキャラクターうんぬんというよりかは、この5人の関係性さえしっかりつくれれば、あとは自然に出来上がっていくんじゃないかと思います」と現段階での構想を語った。また近年外部公演への参加も多い山本にとって、本作は2度目の単独主演舞台。“芝居”にかける想いを、「ここ2年でだいぶ変わって、普通に好きになったと思います。そしていろんな人と共演出来ることが、今すごく楽しくて!今回は公演数も多いですし、それだけ皆さんと長く過ごせることがとても楽しみです」と語る。そんな山本に対し「ジャニーズの方って皆さん好青年だし、やっぱりエンターテインメント性が高いですよね」と伊礼。さらに青木も「あと人を明るくさせるよね」と続く。そんなふたりの期待に、「さらにいろいろなプレッシャーが…」と苦笑しつつ、その目は本作への強い意気込みで輝いていた。公演は10月25日(金)から11月17日(日)まで下北沢・本多劇場にて。チケットぴあにて8月26日11時までWEB2次抽選先行のエントリーを受付中。取材・文:野上瑠美子
2019年08月22日2012年の『RENT』ぶりの舞台出演となる、石田ニコル。挑戦するのは、9月25日(水)より東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演される新作ロックミュージカルA New Musical『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』だ。【チケット情報はこちら】7年ぶりの舞台を前に緊張を隠せないが「緊張は無駄だとも思うんですよ」と腹をくくった様子も見せる。「『RENT』の時は、ボイトレも演技もしたことがなかった。なにも色も味もついていない状態が新鮮だったと言ってくださって、人生で1番大きい経験となりました。でも終わったら「もっとできたんじゃないか」という考えが止まらなくて。もっと色んな経験を積んでから、もう1度チャレンジしたいと思いました」。舞台を観るのは好きだ。去年末、ある観劇中に「自分だったらどう演じるだろう」「私も歌ってみたい」と考えている自分に気づいた。「たぶん私、ミュージカルに出たいんだ、と自覚した頃、出演の話をいただきました。良いタイミングが重なった」。しかも共演者は、憧れの柚希礼音、『RENT』で共演したソニン、友人の清水くるみなど、願ってもないメンバーだ。「舞台に立っている回数が圧倒的に少ないので、すごい方達の中で私にしかできない役をどうするか……まずは喉を大事にして舞台に臨みたいです」物語は、19世紀半ばのアメリカ・ローウェルで自由のためにペンを手に戦うファクトリーガールズ(女性労働者)達を描く。「女性の差別問題は今の時代にも残っているけれど、この時代の女性はもっと辛い思いをしている。それをロックな音楽や物語でどう表現していくのか。観に来てくださる女性の勇気になればいいなと思いますし、男性の方にも響いてくれたらいいな。いろんな人に、女性や、人間の強さが伝わると嬉しいです」。石田が演じるマーシャは華やかな世界を夢見ている女の子。自分磨きに熱心で、ファッションが好きな部分は「モデルの自分に近いかも」と想像する。しかし恋愛に積極的なところは本人と違うようで、「着飾っている裏にはどんな思いがあるのかを見つけたい」と意欲的だ。近年はドラマや映画の出演も増えてきた石田。演じることについて、「1作にすごく時間をかける。モデルとはまた違う楽しさ」と言う。「ひとつのことについて考えるのはすごく好きです。しかも舞台はナマモノなので、毎公演同じではないことが面白い。楽しみです」上演は9月25日(水)から10月9日(水)東京・TBS赤坂ACTシアター、10月25日(金)から27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。取材・文:河野桃子
2019年08月14日パスザバトン(PASS THE BATON)丸の内店と表参道店では、8月3日より、「石田製帽(ISHIDASEIBOU)」が手掛ける、夏にぴったりな麦わら帽子の販売会「VINTAGE STRAW HAT by ISHIDASEIBOU」が開催される。創業およそ120年、岡山県笠岡市にて帽子づくりを手掛けるメーカー「石田製帽」。そのものづくりは、瀬戸内海に面した温暖な土地での作業用の麦わら帽子の製造から始まった。一貫してシンプルかつ美しいフォルムを追求し、そのプレーンなデザインと確かな品質は業界の内外から支持を得ている。今回は、昔ながらのクラッシックな素材感とデザインが魅力のヴィンテージ素材を使用して作られた麦わら帽子を販売。現代においても色褪せることなく、装いをシックに彩り、今夏の猛暑の日除けにも重宝する逸品がそろい踏みだ。ストローハットの価格は、8,000円から。ぜひ、お気に入りの麦わら帽子を見つけに、パスザバトンへ足を運んでみて。【イベント情報】「VINTAGE STRAW HAT by ISHIDASEIBOU」会期:8月3日〜(販売状況によるため終了日は未定)会場:① PASS THE BATON OMOTESANDO LITTLE PAVILION 住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内 時間:11:00〜21:00(日曜・祝日 〜20:00) 電話:03-6447-0707 ② PASS THE BATON MARUNOUCHI 住所:東京都千代田区丸の内2-6-1 Marunouchi BRICK SQUARE内 時間:11:00〜21:00(日曜・祝日 〜20:00) 電話:03-6269-9555URL:石田製帽(イシダセイボウ)明治30年の創業より一貫して麦わら帽子関連製品を製造販売。現存する数少ない国産の帽子製造工場て。製造卸を経て、現在は製造と小売りを一貫して自社で行っており、国内最高品質のストローハットメーカーとして定評がある。URL:
2019年07月30日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日親であれば子どもの可能性を広げるため、できることは早めにやってあげたいですよね。 「アンパンマン くみたてDIYシリーズ」 のアンバサダーに就任したNON STYLE・石田明さんも、そう願う一人。今年2歳になる双子の女の子の育児に奮闘中のパパです。今回の就任をきっかけに、知育玩具についてより詳しく知りたいと感じた石田さん。専門家の元へお話を聞きに向かうことに! その様子を取材させてもらいました。■「知育玩具」について、NON STYLE石田さんが直撃! 向かったのは、脳研究者であり、教育に関する書籍も多く出されている池谷裕二先生の研究室。ご自身も3歳と6歳の娘さんを持つ先輩パパでもあります。早速、“後輩パパ”石田さんが真剣な眼差しで質問をスタート!■子どもの知能は6歳までにほぼ決まってしまう!?石田さん「本日はよろしくお願いします! まず、6歳以下の子どもの脳というのは、どういった特徴があるんでしょうか?」池谷先生「“シナプスを刈り込んでいる時期”でしょうね」石田さん「シナプス……? いきなり難しい話ですね!」池谷先生「人間の神経細胞って、生まれた時が一番多いんです。そこからなんと、3歳までに約7割減少してしまうと言われています」石田さん「ええ! じゃあ今1歳10カ月のうちの娘なんか、すごい勢いで減らしているところなんですね」池谷先生「そうです。毎日いらないものを削っているんです。そして3歳以降は、神経細胞から突起のようなものを伸ばしていき、どんどん回路をつくっていきます。これがシナプスの刈り込みです。一通り落ち着いて、知能の基礎ができるのがだいたい小学校に入るまでの年齢ですね」石田さん「つまり……6歳までで子どもの幅は、ほぼ決まってしまうということでしょうか!?」池谷先生「決まってしまうという言い方が適切かはわかりませんが……。成長において重要な時期であることは間違いないですね」■知育玩具を選ぶポイント石田さん「いま、知育玩具っていろんなものが出ていますよね。どんなポイントで選べばいいんでしょう?」 ▼立体で遊べるもの池谷先生「まずは、“立体”であるものだと思います。メンタルローテーションってご存じですか?絵や図形を頭の中で回転させる能力なんですが、これが大人への大きな第一歩なんです。立場や視点を変えて物事を捉える力へ応用され、大人になった時の問題解決力や、人の心の機微を読む力にも繋がっていくんですね」▼手触りや指を駆使できるもの池谷先生「加えて、“手触り”や、“指を駆使するもの”というのも大事でしょうね。乳児の頃はただ“つかむ”ことしかできませんが、成長すると“つまむ”ということができるようになります。1本1本の指をこれだけ自由に動かすことは他の動物にはできませんから、人間特有の能力といえます。子どもの頃は、とにかく五感で体験することが大切ですよ」 石田さん「うちの子も、最近ピースができるようになったんです。僕が街でファンの方に声を掛けられた時にいつもやるので、それをマネしているみたいですね」池谷先生「おお! やっぱり見ているんですね~。子どもは親の行動をよーく観察して、学習していきますから」石田さん「最初はちゃんとできなくて、何なのかわからなかったんですけどね。徐々にできるようになって、『あ、これピースか!』 と。かわいいですよ~(笑)」▼応用性があるもの池谷先生「3つ目として、ひとつのおもちゃで“応用性がある”というのも大事ですね。特に5~6歳からは抽象的な思考がだいぶ発達しはじめて、“あーしたらこうなる”という連鎖を考えられるようになっていきます。完成形や使い方がひとつに限定されていない、いろんな遊び方ができるものだといいのではないでしょうか」▼達成感が得られるもの池谷先生「そしてもうひとつ、“達成感”があるものですね。遊びの中にちょっと困難があって、やった感がある。これは他のおもちゃにはない、知育玩具ならではのメリットです」 石田さん「ああー、わかります! うちの娘も“見て見て!”とドヤ顔してきます。で、親としては知育玩具ということでなんだか子どもにいい気がするじゃないですか。そこで親もダブルでドヤ顔、みたいな(笑)」■知育玩具は、親子の大切なコミュニケーションツール石田さん「僕、知育玩具って好きなんですよね~。大人も楽しいものが多いじゃないですか。子どもの頃にあまりおもちゃを買ってもらえなかった反動か、自分がすごく欲しくなってしまって (笑)。一緒に夢中になって遊びますね」池谷先生「いいですね。“大人が楽しむ”、これはすごく大事なこと。僕は知育玩具の良さをいろんなところで発信していますが、正直なところ、“知育玩具だから子どもの可能性が広がる”というわけではなく、あくまでコミュニケーションツールのひとつだと思っています。子どもは遊びを通して親の愛情を受け取りますからね。自分も子どもになったつもりで遊ぶのがいいですよ」 石田さん「その点、僕は常に全力で遊んでます! 子どもと同じくらい汗だくで踊りますから。ただ見てほしいだけですけどね(笑)。でも、バカになって一緒に遊んだ方が楽しいですよね!」“イクメン”と呼ばれることの多いお二人ですが、「そんな言葉があること自体が不自然だと思う」といった意見も。「子どもといると毎日がネタの宝庫! 父親だって育児に参加しないと、もったいない!」と盛り上がり、終始お二人の子育てライフの充実っぷりがダダもれの時間となりました。池谷 裕二(いけがや ゆうじ)脳研究者。東京大学薬学部教授。薬学博士。著書に、『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『脳には妙なクセがある』『パパは脳研究者』『メンタルローテーション』など。■2~6歳までの創造力を育む「アンパンマンくみたてDIYシリーズ」今回の池谷先生のお話では、知育玩具の選び方で下記の4つのポイントがあがりました。【1】立体で遊べるもの【2】手触りや指を駆使できるもの【3】応用性があるもの【4】達成感を得られるもの石田さんがアンバサダーを務める 「アンパンマンくみたてDIYシリーズ」 も、その特徴をしっかり兼ね備えています。オリジナルのアンパンマンごうを、電動ドライバーとねじを使ってDIYできる、新しい体験型知育玩具です。組み立て遊びを楽しみながら、創造力や集中力、問題解決力を育むことができます。2歳~3歳の幼児期でも、4~6歳の知能発達が進んだ年齢にも十分に対応しており、長く使えるおもちゃです。石田さんも自宅で娘さんと使われているそうですが、本格的なDIY感に親子で夢中になっているとのこと。池谷先生が話されていたように、知育玩具だけでなく、コミュニケーションツールとして活躍しているようですね。■親も子も嬉しい知育玩具で、愛情も育てよう小学校に通うまでの期間は、創造力や集中力の土台が作られると同時に、人格形成においても大切な時期。様々な知育玩具が登場していますが、“親子で一緒に遊べる”というのは重要なポイントになりそうです。おもちゃをひとつのきっかけに、ぜひお子さんの中にある知能と愛情の種を育んであげてくださいね。 アンパンマン くみたてDIYシリーズ (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV■提供セガトイズ
2019年07月16日7月6日、女優の武田梨奈(28)がTwitterを更新。回し蹴りでペットボトルのキャップを開栓するという「ボトルキャップチャレンジ」の動画を投稿した。華麗な回し蹴りでキャップを開ける武田の姿に、絶賛の声が続々とあがった。《すげー!かっこいい》《素晴らしい。その一言に尽きる》《一生付いて行きます》さらに、ノンスタイル・石田明(39)や品川庄司・品川祐(47)、千秋(47)も称賛のコメントを送った。投稿は2万以上リツーイトされ、8万件以上の「いいね」がついた。空手家でもある武田は、過去にもドレス姿で華麗な蹴りを披露して注目された。そんな武田は別投稿で、《父にペットボトルを持ってもらっていたのですが、本当はそのまま置いてやらなきゃいけないんですね……まだまだ修行が足りんです》と難易度の高さをつづった。この武田が披露した「ボトルキャップチャレンジ」は、国内外問わず挑戦者が急増している。3日には“宇宙最強”の俳優であるドニー・イェン(55)も、目隠しで挑んだ動画をインスタに投稿した。動画の再生回数は280万以上を超えている。さらに7日には、ジャッキー・チェン(65)のものまね芸人のジャッキーちゃん(44)もTwitterでチャレンジ動画を公開した。90年代にジャッキーが出演していたお茶のCMを彷彿させるアレンジで、外れたキャップの音までリアルに再現した。ファンからは《飛んだキャップが転がる音が、超リアル!》《CMオファー来るわコレぇ~っ!》《色んなヴァージョンやって欲しいです》など歓喜の声があがった。今後も「ボトルキャップチャレンジ」の挑戦者が急増しそうだ。
2019年07月07日春のつかこうへい復活祭VOL.2『銀幕の果てに』が4月24日に東京・紀伊國屋ホールにて開幕、それに先がけ囲み取材と公開ゲネプロが行われ、主演の矢島舞美、味方良介、木崎ゆりあ、石田明、佐久本宝、松本利夫が出席した。【チケット情報はこちら】『銀幕の果てに』は、1994年に発表されたつかこうへいの長編小説で、秩父山中にあるという設定の大東映画撮影所を舞台に、映画界の裏側を描きながら繰り広げられる告発サスペンス。今回、岡村俊一の演出で初めて舞台化される。囲み取材ではそれぞれの役どころを紹介。矢島は「私は大女優の野火止玲子という役をやらせていただきます。圧倒的な強さと、みんなを包み込むようなやさしさを持っている人。17歳から60歳までを演じますが、気持ちはずっと若い人なのであまり気にしないようにしています」、味方は「僕は村雨官房長官という、物語とは一線を置いたところにいる役です」、木崎は「凉子という大部屋女優の役です。玲子にいじめられる役ですが、リアルでは仲良しです」、石田は「復讐に燃えて大東映画撮影所に戻ってきた謎の脚本家という役を演じます。とても執念深い役です(笑)」、佐久本は「僕は照明家で、間違ったことは『間違ってる!』とビシッと言う役です」、松本は「牛沢という映画監督の役です。ぶっちゃけこのストーリーの中だと自分が何なのかわからなくなってくるのですが、そういう部分も楽しんでいただければ」とそれぞれ話した。この日は、つかこうへいの誕生日。矢島は「たくさんの方がつかさんに影響されてきたと思います。その責任や覚悟を持っていかないとという気持ちは強いです」と話す。また、「春のつかこうへい復活祭VOL.1」として同じ紀伊國屋ホールで4月21日まで上演されていた『熱海殺人事件』から続けて本作に出演する味方と石田は「覚醒状態」(石田)、「どこまでも行ける気がしています(笑)」(味方)とコメント。共演者たちを笑わせた。伝説の女優・玲子のまわりで起きた奇っ怪なエピソードや、撮影所に隣接する原子力発電所の意味、燃料棒の中に浮かび上がるハサミの謎、荒唐無稽な設定と、どこからどこまでが撮影している映画なのか現実なのかが錯綜する本作を、キャスト達が全身全霊で演じ切る。そこにあるものはなんなのか、ぜひ劇場で確かめてみてほしい。東京公演は4月29日(月・祝)まで東京・紀伊國屋ホールにて、その後大阪公演が5月8日(水)9日(木)にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。取材・文・撮影:中川實穗
2019年04月25日映画の話になると、会話が止まらなくなる役者家族。家族の危機を救うのも映画だった。柄本明さん(70)がロケで家を空けることが多かった時期、長男の佑さん(32)が中学2年生で反抗期になり、妻の故・角替和枝さん(享年64)が手を焼いた。しかし、オーディションに受かって初主演した佑はロケの厳しさで“更生”して帰ってきたのだ。その後、次男の時生(29)も後を追って俳優に。年間500本の映画を見る長女は映画製作スタッフに。「子どもには興味ない」といいながら、父は映画の力を信じて子どもを育ててきた――。ドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』(4月20日、東京・渋谷ユーロスペースにて公開)。カメラは’17年1月、下北沢・ザ・スズナリで上演された舞台『ゴドーを待ちながら』の稽古初日から上演直前までを淡々と追う。演じるのは柄本明さんの長男・佑さんと次男・時生さんの兄弟で組むユニットET×2。明さんが演出を務める。『ゴドーを待ちながら』は、アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットによる有名な戯曲だ。2人の老人(佑さん演じるウラジミール、時生さん演じるエストラゴン)が、ゴドーという人物をひたすら待ちながら、とりとめのない会話を繰り返す。「退屈」「難解だ」などといわれる一方で、不条理演劇の傑作として演劇史にその名を残すこの作品は、多くの劇作家、俳優たちに強い影響を与えてきた。初演は’53年、パリ。日本では’60年に文学座で初上演され、明さんも’00年、石橋蓮司さんと組んで、エストラゴンを演じている。その舞台を当時13歳の佑さんが見ていた。ET×2でこの作品を初めて演じたのは、兄弟そろって人気俳優に成長した’14年のことだ。父に演出を依頼した理由を、佑さんは映画のなかで、こう話していた。「初めて2人で演じたとき、一生、時生と2人で付き合っていける戯曲と出合ったなという手応えを感じていて。だからこそ、早いうちに親父の演出でやってみたいなっていうのがあった」明さんは、家族のことを話すのが照れくさい。《世間的にみっともないよね。僕の演出で彼らが演じるってことだけでも》(映画『柄本家のゴドー』より)そんな明さんに代わって、『柄本家のゴドー』を監督・撮影した山崎裕さんが補足する。「映画の撮影中も、よく、下北沢の喫茶店で、家族でお茶を飲んでいました。もちろん角替さんも一緒です。そんなときは仲のいい親子です。ところが、いざ芝居となると、柄本さんは一線を引く。“芝居の鬼”になるんです」“芝居の鬼”の厳しさは、東京乾電池の女優でもあった角替さんにも向けられた。昨年2月、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」でのインタビューで、佑さんは、こんなエピソードを披露している。「(乾電池の公演後)親父の顔が、目が、怖くなっているんです。母ちゃんは『怒られるぅ』って、顔が青くなっているし。それで、俺は、(自宅に)親父と2人だけの密室を作らないように、母ちゃんから人質に取られたんです。『一緒にいて』って(笑)」時生さんの思い出話も面白い。「幼いころは、学校から僕が悪いことをしたという内容の文章を受け取ると、親父が読み上げるんです。そして、それを急に渡されたと思ったら、2~3時間、声に出して読まされた。陰湿なんです」叱るというより、まるでセリフの練習ではないか。日常生活のなかで、兄弟は知らず知らずのうちに芝居の稽古をしていたようだ。明さんとて無意識だったことだろう。とはいえ、明さんは放任ではなく、むしろ繊細に、息子たちの成長を見守っている。「佑も時生も学芸会に積極的に出るタイプではないね。でも、下のガキは、一度、ジャンケンか何かで演出になっちゃって。学芸会に行って、見ましたね。パソコンのトラブルか何かで、たしか原稿がおかしくなった。それで手伝わなきゃいけなくなった」原稿直しだけで終わらず、舞台を見に行くところが、明さんだ。息子2人が俳優になったことについてはこう語る。「長男が中学のときに、事務所マネージャーがオーディションに出したいということで、出したら通っちゃった。下のガキもそんなことです。『お父さん、俳優になりたいんだけど……』なんてあらたまった話はなかったです、うちはね。ダラダラ、ダラダラと」それでも、子育てをするなかで、映画の仕事をしていてよかったという思いもある。佑さんがオーディションに通ったときのことだった。「佑は中2で、反抗期だったんです。俺も長期ロケで、家を空けることが多く、カミさんが手を焼いていた時期でした。で、夏休みの2カ月間、『美しい夏キリシマ』(’03年)の主役の少年役で、映画の現場に放り込んだんです。映画の世界は縦社会。周りは大人ばっかりでしょ。寂しくて、ひとりの部屋で泣いて電話をかけてきたりした」明さんは心配になって、撮影現場まで様子を見に行っている。「みっともない親でね。監督に迷惑かけましたけどね。(故・原田)芳雄さん、石橋蓮司さん、僕が尊敬する先輩がいるなかで『佑、佑』と呼ばれて、もまれてね。すっかりいい子になって戻ってきました」他人のなかに入る。社会人の枠のなかで生きていく。映画の現場での経験が、佑さんを大きく成長させ、“家族の危機”を救った。「その流れで、時生にもオーディションを受けさせて。うちは皆、姉ちゃんもそうだけど、映画というもの、映画館、撮影現場、それら映画に関する何かに触れて、学んでいって、反抗期を免れたって感じかなぁ。なんですかね、その『映画の力』というものは」
2019年04月22日女優の内田理央が20日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」(18日~21日)で行われた映画『クソみたいな映画』の舞台挨拶に、稲葉友、村田秀亮(とろサーモン)、芝聡監督とともに登壇した。吉本興業とABCテレビの共同制作による同作は、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が脚本を担当。スクリーンに上映されている映画がコメディからシリアスに、さらには観客が事件の当事者になっていく映画館内パニックムービーだ。内田は、肩と背中を上品に出した黒のロングワンピースで登場し、レース素材のスカート部分から美脚もチラ見せ。「沖縄に来られてとってもうれしいです。まだ沖縄料理を食べられていないので、このあとたくさん食べたいと思います」とあいさつし、村田が「もうソーキそばを6杯ほどいただきました」と明かすと、「そんなに!?」と驚いた。本作では復讐を誓った主人公の女性を演じた内田は、「難しいですね、許しっていうものは」としみじみ。「でも、自分の近くに優しい人がいると許せるなっていう気持ちでやりました」と語り、村田らから「深い」という声が上がっていた。
2019年04月20日舞台『春です!!つかです!!熱海です!!つかこうへい復活祭 2019 VOL.1 熱海殺人事件 LAST GENERATION 46』の公開ゲネプロが4日、同所で行われ、味方良介、今泉佑唯、佐藤友祐、石田明が報道陣の取材に応じた。同舞台はつかこうへい氏の代表作でもある『熱海殺人事件』の再演。46回目の再演となる今回は"LAST GENERATION 46"と銘打ち、木村伝兵衛部長刑事は味方良介、捨て身の潜入捜査を行う水野朋子婦人警官は元欅坂46の今泉佑唯が演じる。すでに大阪公演が終わり、翌日に東京公演の初日を迎えるこの日は、報道陣向けの公開稽古を実施。主演の味方は「大阪で5公演やってきました。稽古で得ることができない熱や緊張感を大阪公演でたくさん吸収してきて、一回りも二回りも大きくなってきました。平成最後にこの作品をやる意味を皆さんにお伝えして、最後まで突っ走っていきたいと思います」と気合十分。欅坂46卒業後、同舞台が本格的な女優デビューとなる今泉は「大阪公演を終えて本当に色んなことを吸収させていただきました。東京公演は17公演ありますが、もっともっと皆さんと力を合わせて上を目指していきたいです」と意欲を見せた。その今泉について石田は「情緒不安定ですね(笑)。急に元気になって『何だお前は?』という感じ(笑)。でも面白いですよ。変化があってすごい面白くて普通に笑っちゃいます。可愛いやつですよ」と好印象の様子。佐藤も「最初の稽古をふたりでやったんですが、不安がって『私外される』とか言って本当に良くわからないです」と今泉の天然ぶりを暴露しつつ、「本番が始まった時に誰よりも楽しんでいます。スターだなと改めて思いました。今は頼り切っています」と期待を寄せた。今泉は「稽古の段階や今もそうかもしれませんが、何も出来てなかったので、これは外されるとずっと思いながら(大阪公演初日の)前日までヒヤヒヤしていました」と偽らざる本音も。その不安は大阪公演で払拭できたようで「無事こうやって皆さんと迎えられてホッとしています」と放していた。同舞台は、4月5~21日(9・15・19日は休演)に東京・新宿の紀伊国屋ホールで公演される。
2019年04月05日石田ひかり(46)が4月3日、自身の出演した「あさイチ」(NHK総合)の内容について「わたしにとって気持ちのいいものではありませんでした」とInstagramで言及。1人の母として、子供たちへメッセージを送った。番組では中高生の財布事情を特集し、スマホでアンケートに答えることでお小遣いを稼げるサイトなどを利用しているといった現状が紹介された。しかし放送中、石田は訝しい表情を見せていた。放送を終えた後、石田はInstagramで「中3と高1の娘を持つ親として今日の内容は衝撃的&『わたしにとって』気持ちのいいものではありませんでした」とコメント。「顔が見えない大人が作ったアンケートに『気軽に』個人情報を打ち込むことがどれだけリスクが高いものかしっかり理解して欲しいと思います」と語り、アルバイトについて「本格的に社会に出る前の、社会勉強だと思うのです」と持論を展開した。さらに「やっぱり指先を動かすのではなく頭も身体も心も動かして『シフトを考え、働き、汗をかき、それに見合った報酬を受け取る』とゆーことを体感してほしいんだ!人と接してほしいんだ!人と接することでのストレス、感じてほしいんだ!他者への想像力、身につけてほしいんだ!」と訴えた。石田の投稿には1日足らずで9,700回以上の“いいね!”が。《勤労が美徳とは言わないが、根っこのない草は必ず枯れる》《無記名でできるアンケートだからとか、ビッグデータだからという小さな問題ではなく有限の、大事な十代の時間を金に支配されて、スマホなんてものに支配されてもったいないんですよね》といった賛同の声が上がった。肯定的な声のいっぽうネットでは《楽にお金稼げるならアリだと思うけど。。1時間800円では、やる気しないよ。学生時代は、どうやってお金を稼ぐかを考える時期です》《そういうのは学校や会社でも嫌というほどできるんじゃないかな》《世代間ギャップを埋めようとしない無理解から来る偏見》といった声も。その教育論は大きな反響を呼んでいる。
2019年04月04日およそ280年の歴史を持つイタリアの老舗磁器ブランド、リチャード ジノリ(Richard Ginori)は、皆川 明デザインによる新コレクション「フロレンティア(FLORENTIA)」を5月15日より発売する。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara「フロレンティア」は、2017年に発表した「スぺランツァ(SPERANZA)」、2018年の「ガイア(GAIA)」に続く、皆川 明デザインによるグローバルコレクション。フィレンツェの語源にもなった“花の女神の都”の意味を持ち、リチャード ジノリを代表するベッキオシェイプに、新しいジノリブルーで皆川が描いた枝と小花の可憐なデザインが施されている。中心から外側に向かい開いていく空間は、料理が盛られた時の景色を想定して描かれ、筆先から生まれた濃淡の繊細さが温もりを感じさせてくれる。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara皆川氏は、「今回のテーマ『Florentia』ではまさにリチャード ジノリのある街フィレンツェをイメージして、花がお皿の中に泉となって湧き出るような世界を創りました。お皿ごとに料理を盛り付ける位置を想像しながら、食の空間をやわらかな躍動感や爽やかな風を感じさせるように絵柄を配置していきました」とコメント。主なアイテムの価格は、マグカップ 350cc(税込8,100円)、フタ付きコーヒーカップ&ソーサ―(税込1万2,960円)、ティーカップ&ソーサ―(税込1万800円)、ティーポット 600cc(税込2万4,840円)、シュガーポット 120cc(税込1万9,440円)、クリーマー 110cc(税込1万4,040円)、プレート 22cm(税込6,480円)、フルーツソーサー 15cm(税込4,320円)、サラダボール ラウンド(税込1万6,200円)。エレガンスの中に爽やかな風を感じさせる新たなコレクションで、食卓を彩ってみては。
2019年03月21日「最近、石田さんの髪を褒めたら『ハーブで髪がツヤツヤになったの!』と嬉しそうに話していました」そう語るのは、石田ゆり子(49)の知人女性。“奇跡の49歳”と呼ばれ、同世代の女性の憧れとなっている彼女はいま、ハーブ栽培に夢中なのだという。「なかでも特に気に入っているのがローズマリーだそうです。『パスタやサラダに入れてみたら、すごく爽やかになっておいしかったの!』と私もオススメされちゃいました」ハーブセラピストの川内美登子さんによると、「ローズマリーは“若返りのハーブ”とも呼ばれています。血行を促進するので、ストレス緩和や美肌、育毛にもつながります。体内の余分な毒素や有害な化学物質を分解してくれるので、ダイエットにも効果があるんです」ハーブで髪もツヤツヤになり、恋愛にもときめいているのかと思いきや、前出の知人はこう話す。「恋愛の話題をふっても『若いころには仕事と同じくらい恋愛への熱量もあったけど、もう裏切られたくないから……』と、あまり多くは語りたくないみたいでした。今までお付き合いをしてきた男性に何度も浮気されたり、嘘をつかれたりしたことが原因で、男性不信になってしまったようです。毎日ハーブに話しかけることが癒しになっているそうで『今はハーブのほうが気楽かな!』と、おちゃめに言っていましたよ」50歳を目前にして、いまだに独身の石田。その選択の陰には、過去の男性たちの“裏切り”があったという。芸能関係者はこう語る。「石田さんが初めて熱愛を報じられたのは24歳のとき。お相手は俳優の石黒賢さん(53)でした。お互いの両親の応援もあって当初は順調な交際だったようですが、3年ほどで破局。石黒さんの浮気が原因だったと言われています」そのあと交際したのは和太鼓奏者の内藤哲郎(52)。ストイックに和太鼓に打ち込む姿に惚れ込んだというが……。「内藤さんは私生活では石田さんに甘えていたようで、遊びに使うお金をねだったりすることもあったそうです」(音楽関係者)過去の男性たちに“トラウマ”を植え付けられてしまった石田。昨年刊行したエッセイで《だんだん“好き”という気持ちがどんなことなのか分からなくなってきて》とつづるほど、恋愛には疎遠となってしまったようだ。しかし、前出の知人によると、結婚を諦めたわけではないのだという。「石田さんの友人の1人が最近、結婚することになったそうで、彼女は『私もやっぱり、一生に一度は結婚してみたいな~』とポロリと漏らしたんです」長年の“恋愛恐怖症”は、はたして払拭できるのだろうか――。
2019年03月20日2017年に解散したアイドルグループ・℃-uteでリーダーを務め、現在は歌手や女優として活躍している矢島舞美。矢島が、4月に上演されるつかこうへい原作の舞台『銀幕の果てに』で主演することになった。矢島と、演出を担当する岡村俊一に舞台への意気込みなどを語ってもらった。【チケット情報はこちら】原作は1994年に発表されたつかこうへいによる長編小説。山中にある映画撮影所を舞台に、映画界の裏側を描く告発サスペンスだ。どこからどこまでが撮影している映画なのか、どれが現実でどれが物語なのかが錯綜する展開。1989年に発表された戯曲『今日子』をベースに着想されたが、より設定が複雑化している。矢島が演じるのは、伝説の女優「玲子」で、17歳から60歳までを演じる。役について、矢島は「コンプレックスを持ちながら、女優としての一線を歩んでいる人。堂々としているけれど、裏では自分に自信がない部分がある人だと思っているので、そういう部分をしっかりと演じられたら」と話す。つか作品の出演に関しては「つかさんの作品は初めて。女性が格好良く、力強く描かれるイメージがあるので、私も頑張らなくては」演出の岡村とは『LADY OUT LAW!』(2018年)以来2度目のタッグ。矢島は「前回は自分の中で葛藤があった。芝居に正解はないと思うが、やればやるほど分からなくなってしまった部分があり、正直、悔しさが残った。今回は葛藤を繰り返しながら、でも自分なりに納得していけるように、悩み抜いた先に何か見つけられるようにやりたい」と話す。そんな矢島について、演出の岡村は「迫力があって豪快だなと感じる部分がありながら、些細なところにこだわるという繊細さも兼ね備えている。日常感がない人なので、今回の作品のように、“女優”を戯画化した役はぴったりだと思っている」とコメントしている。アイドルを卒業して早くも1年半がすぎた。矢島は「アイドルはアイドルとして精一杯活動をしてきて、もう悔いはないと思ったから解散を決めた。これからは本当に甘えなしでやっていきたい」と覚悟を決めている様子。これからの意気込みを尋ねると、矢島は「大人な芝居を磨いていきたい。そして、いろんな年齢層の方に芝居をみてほしい」と語った。東京公演は4月24日(水)から29日(月・祝)まで紀伊國屋ホールにて。大阪公演は5月8日(水)、9日(木)、COOL JAPAN PARK TTホールにて。出演は矢島のほか、味方良介、木崎ゆりあ、石田明、佐久本宝、久保田創/岡田帆乃佳(劇団4ドル50セント)、黒川恭佑、磨世/松本利夫。取材・文:五月女菜穂
2019年03月04日モデルの石田ニコルが3日、神戸・ワールド記念ホールで開催されたファッションイベント「神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER -ガールズフェスティバル-」に出演し、ウエディングドレス姿を披露した。石田は、ドレスサロン「MW by MAGNOLIA WHITE」のスペシャルステージに純白のウエディングドレス姿で登場。美背中全開のセクシーなデザインで美ボディを披露し、ランウェイを優雅に歩いて観客を魅了した。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。今や国内で数多く開催されている「ガールズファッションショー」の先駆けで、毎シーズン、豪華ゲスト、アーティスト、モデルがランウェイに登場し、毎回約1万3,000人もの来場者を魅了し続けている。
2019年03月03日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が、6日深夜に放送されたニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)にゲスト出演。2日に放送された『M-1グランプリ2018』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で審査員を務めた上沼恵美子に対して暴言を吐き、騒動になっているとろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智、さらにそれぞれの相方と連絡をとったことを明かした。2組と同期である石田は、久保田と武智と連絡をとったことを明かし、「『猛省中です。本当に反省して、また笑ってもらえるよう漫才を作っていきます』と話していた」と説明。久保田の相方・村田秀亮と武智の相方・田中一彦にも「耐え忍ぶこと、石田の如しやぞ」とメッセージを送ったという。石田は、相方・井上裕介が交通事故で謹慎処分を受けるという経験をしており、岡村は「いろんなことを経験しているからな、相方の不祥事的な…」とコメント。石田は「許してくださる方がいたからということで、それないとできないこと。まずはそこ」と話した。そして、岡村が「2人は反省しているので、なんとかこの私たちの思いも関西の方に届いたらいいなと思いますよね。まさか聞いてくれていないとは思いますけど、すいませんでした」「ほんまお許しを、よろしくお願いします」と上沼に謝罪すると、石田も「お許しを、お願いします」と岡村に続いて謝罪した。
2018年12月07日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が、13日にツイッターを更新し、歌手・浜崎あゆみからサプライズプレゼントをもらったことを明かした。石田は10月2日更新のツイッターにて、「嫁さんが浜崎あゆみさんのファンで、浜崎あゆみさんの誕生日10月2日に籍をいれたのでした」としていた。そして13日に更新されたツイッターでは、「『嫁さんが大好きな浜崎あゆみさんの誕生日に入籍』というのを知ってくださったみたいで浜崎あゆみさんから結婚記念日にサプライズプレゼントが届きました」とつぶやき。「NON STYLE 石田 明様」と書かれたカードとクリスマスリースの写真も公開した。「嫁さん泣いて喜んでました。キングオブ神対応」と明かし、「すぐDVD見ながらお礼の手紙を書き始めた嫁さん。感情爆発。本当にありがとうございました」と浜崎に感謝の気持ちを述べた。また、シンガーソングライターの近藤夏子が「すごすぎます!!!!おめでとうございます!!!!」と石田にコメントを寄せると、石田は「この世界に入ってることで嫌な思いもいっぱいさせてきたけど、こればっかりはこの世界に入ってよかったと思えたー」と返答した。ファンからも「あゆ最高」「神対応素晴らしいです」など、浜崎の神対応を絶賛する声が相次いだ。
2018年11月14日俳優の中尾明慶が、「イクメン オブ ザイヤー2018」の俳優部門を受賞し18日、都内で行われた授賞式に登場。「こういった賞をいただいてしまうと、今日から、明日からより頑張らなきゃいけなくなりましたね、今まで以上に。プレッシャーの方がありますよ」と語った。2013年4月に女優の仲里依紗と結婚し、同年10月4日に第1子となる長男が誕生した中尾。今月4日に長男が5歳の誕生日を迎え、夫婦そろってインスタグラムで親子3ショットを公開したことが話題となっていた。中尾は、つい先日、保育園に通っている息子が友達とケンカして手が出てしまう出来事があったことを明かし、「5歳になると息子自身の気持ちや本人のちょっとしたトラブルの機会もあって、父親としてどう接するのがこの先の彼にとって一番いいのか考えたときに非常に難しかったけど、そのときは男2人で話をして…」と息子と2人で話し合ったという。そして、「男の子だから負けたくない、ママにはわからないかもしれないこともあるのかなと思っていて、僕が男で似たようなこともしてきたので」と続け、「この先もいろんなことがあると思いますが、そういうときにお互いに腹を割って話せる関係でいたいなと。僕が間違えたと思ったら息子でも素直に謝ろうと思っていて、そういう関係性でいたい。とことん真正面から向き合っていこうと思います」と語った。また、息子と公園でサッカーをしている写真を公開し、「ワールドカップを見ていた頃にサッカー選手になりたいと言っていて、小学校に入ったらやろうかって(話している)」と説明。5歳になってから将来の夢を改めて聞いたら今度は「保育士」と答えたそうで、「僕の中ではうれしい出来事というか、それだけ保育園の先生が真摯に息子と向き合ってくれた結果」と喜んだ。そして、「今は夢が変わる時期ですが、そういうのも一つ一つ応援していけたら」と中尾。さらに、「今はドラマの撮影で大阪に行ったりしているんですが、1週間会わないだけで言葉を覚えていたり、ひらがなを覚えていたり、日々成長しているなと感じます」と息子の成長をしみじみと語った。2011年より実施している「イクメン オブ ザイヤー」は、毎年10月19日を“10(トウサン)19(イクジ)の日=イクメンの日”として、一番育児を楽しみ頑張ったパパ=イクメンを表彰するもの。8回目となる今年は、芸能部門はりゅうちぇる、芸人部門は古坂大魔王、俳優部門は中尾明慶、キャラクター部門はMr.インクレディブル、そして新たに新設された一般選出部門は杉浦太陽が受賞した。
2018年10月18日お笑いコンビ・NONSTYLEの石田明(38)が、Twitterを更新。10月2日に6回目の結婚記念日を迎えたと報告した。また入籍日の秘話について語り、反響を呼んでいる。石田はTwitterに「6回目の結婚記念日」というコメントと共に、妻とみられる女性と乾杯している手元の写真を投稿。さらに新しい投稿で石田は「ちなみに嫁さんが浜崎あゆみさんのファンで、浜崎あゆみさんの誕生日10月2日に籍をいれたのでした」と、入籍日のエピソードを明かした。続いて「なので結婚記念日を祝いながら浜崎あゆみさんを祝うというのが恒例になっています」と結婚記念日についてつづった石田。ツイートには、2つ合わせて14万いいねが付き、6千を超えるリツイートがされ大反響を呼んでいる。コメントには「もともとすきでしたが、更に株が上がりました!!!!!私もそんな素敵な男性と結婚したいです!!!」「めっちゃいい旦那」「素敵すぎます!!!」「お嫁様の好きを、大切になさってあげるの…いいね」など、妻想いの石田に対する賞賛が続出。また浜崎ファンからも「あゆのファンとして最高に嬉しいお話きけました!」など、喜びのコメントも相次いでいる。
2018年10月03日石田ゆり子(49)が8月29日、自身のインスタグラムを更新。「ここ最近、SNSというものの良さも悪さもひしひしと感じます。(中略)だけど最近やはり疲れてきたのは事実です。インスタ、しばらく休んでみようかとも思っています。それもまた、1つの道ですよね」とつづり、休止検討中であることを示唆した。石田に限らず、ここ最近でSNSを休止する芸能人は急増している。この1年でも剛力彩芽(26)、華原朋美(44)、宮沢りえ(45)、満島ひかり(32)らがアカウントを休止、または過去の投稿を全て削除している。「日常生活を気軽に発信できるSNSは、ファンとの距離を近づける新しい交流の場として便利です。ただ距離が近すぎる反面、心ない人からのコメントに悩まされことも多い。問題発言をして炎上するならともかく、日常の何気ない投稿でも文句を言ってくる人がいます。最近ではダレノガレ明美さん(28)が『一眼レフを買った!』とツイッターでつぶやいただけで、『使い方がわからない人が買うものではない』などと揚げ足取り的な批判が多数寄せられてしまいました」(IT関係者)こうした動きは、海外でも広がりを見せているという。「大人気映画シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガンさん(52)が、10年前につぶやいたツイッターでの不適切な発言をアンチファンに掘り起こされ騒動に。その結果、次回作の監督を解雇されるに至っています。この騒動を受け、SNSのアカウントを削除するセレブが続出。彼らにとって、SNSの便利さよりもマイナス面のほうが際立ってきているのではないでしょうか」(前出・IT関係者)広がる“SNS疲れ”。これ以上この動きが拡散しないことを祈りたいところだが――。
2018年08月31日女優の石田ゆり子(49)が8月29日、自身のインスタグラムを更新。しばらく休止する意向であることを明かした。愛犬と愛猫との日常をつづり、人気を呼んでいた石田のインスタ。だが「ここ最近、SNSというものの良さも悪さもひしひしと感じます」と切り出し、「だけど最近やはり疲れてきたのは事実です」と告白。「インスタ、しばらく休んでみようかとも思っています。それもまた、1つの道ですよね」と更新休止の意向を明かしたのだ。「“奇跡のアラフィフ”と呼ばれる石田さんは、同年代の女性から絶大な支持を得ています。フォロワーは160万人を突破しており、大半は好意的で温かいコメント。ところが一部のネットユーザーが、なぜか心無いコメントを書き込んでいるんです」(芸能記者)石田が心労を募らせたのは、ここ最近の出来事ではなかったようだ。「5月のGW明けのことです。インスタで訪れたアパレル店の店員に苦言を呈したところ、批判が殺到し大炎上。その書き込みを削除しました。以降は愛犬と愛猫の話題が中心となっていましたが、今月25日に避暑地の訓練士に預けているという愛犬との写真を公開。すると『なぜ長期間預けてるのか』と批判が殺到したのです。これでは、石田さんが心労を募らせたのも納得です」(前出・芸能記者)更新を楽しみにしているファンのためにも続けてほしいものだが……。
2018年08月30日お笑いコンビNON STYLEの石田明(38)が自身のTwitterで紹介した商品について、大きな注目が集まっている。脚光を浴びているのは「高知」という県名そのままのブランド。8月11日に石田がTwitterで「COACHや思ったら高知やった」とつぶやき、財布一面に「高知」の文字があしらわれた財布を紹介。すると、一気にツイートが拡散。各スポーツ紙によるとブランドへ注文が殺到し、前出の財布は瞬く間に完売。企業は追加生産の対応に追われるなど嬉しい悲鳴をあげているという。いったいなぜ、石田のツイートはバズるのか。そこには理由があるという。「石田さんのアカウントはフォロワー数が97万人。たしかにすごいですが、同様のフォロワーを抱える芸人はほかにもいます。しかし、驚くべきはその反響。RTといいねの数が、他の芸人と比較しても圧倒的に多いのです。つまり見せかけや休眠状態のアカウントではなく、アクティブにTwitterを利用している層がフォロワーになっているということ。非常に強力なインフルエンサーといえるでしょう」(IT企業関係者)実は石田、昨年1年間のうちにフォロワーを激増させていた。昨年初めに「目指せフォロワー100万人」と一念発起し、投稿を強化。結果、17万から74万までフォロワーが激増。さらに勢いはとどまることを知らず、今年に入ってからも伸び続けていた。そうした“最近フォローした人”が多いからこそ、RTやいいねの数も増える傾向にあるようだ。「石田さんの投稿内容は、普段から“ほのぼの系”が多いことで知られています。相方の井上さんへの愛のあるいじりや双子の娘さんとの育児風景など、見ていて暖かい気持ちになれる内容がほとんど。最近のSNSは殺伐とした投稿も多いため、石田さんのツイートは一種の“清涼剤”になっているのでしょうね」(芸能関係者)石田が“芸人一のインフルエンサー”になる日も近いかも!?
2018年08月17日俳優・アーティストの福山雅治と女優の石田ゆり子が、映画『マチネの終わりに』(2019年秋公開)に出演することが17日、わかった。同作は平野啓一郎による同名小説を映画化。クラシック・ギタリストの蒔野聡史(福山)と、海外の通信社に勤務する小峰洋子(石田)はともに40代で出会い、強く惹かれ合うが、洋子には婚約者がいた。日本・パリ・ニューヨークを舞台に、切なくも美しい大人の愛が紡がれていく。福山と石田はCMやバラエティ番組での共演はあるものの、俳優としては初共演。6年の歳月を通し、大人だからこそ簡単には決められず進められない現実や社会問題にも向き合い、“たった3度しか会わなかった人が、人生で誰よりも愛した存在”になるまでを演じ上げる。『ガリレオ』シリーズや『昼顔』(17)等で知られる西谷弘監督がメガホンを取り、9月中旬~2018年11月末に撮影を行う予定。西谷監督は「初共演の二人がどんなハーモニーを奏でるのか。まるで指揮者のような想いで今から心躍らせています」と意気込んだ。○福山雅治コメント「それでも、人は人を愛さずには生きていけない」。長く余韻が残る読後感でした。恋愛する、恋愛しないに関わらず、どんな生き方も許容する現代において、「愛」とはどのような意味を持つのか? 人が人を必要とするその時に名付けられる「愛」という感情。目には見えない無形の感情を、今作は可視化出来るのではないかと感じています。信頼する西谷監督の元で、深く原作に引き寄せられ、まさに洋子そのものが身体に宿っておられるであろう石田さんと、蒔野聡史として向き合えるよう頑張ります。○石田ゆり子コメントこんなふうに人を愛せたら……そんな気持ちで一気に読み終えた『マチネの終わりに』の映画化に参加できることに心震える想いです。初めてご一緒する西谷監督のもと、そして初共演の福山雅治さんと共に、この素晴らしい物語の中に生きることはこの上ない喜びです。私の演じる小峰洋子という女性は、人としても女性としてもこのようでありたいと憧れるような存在で、この役を演じることに背筋が伸びる想いです。かつてこんなラブストーリーがあっただろうかと思うほどこの物語は多面体で、知的で社会的でもあります。人を愛するということの素晴らしさと切なさがほとばしっている物語。緊張もしますがクランクインが楽しみでなりません。○平野啓一郎コメント僕の小説は映画化が難しく、これまで実現したことがなかったので、とても楽しみにしています。この分断と対立の時代に、様々な愛が交錯する美しい物語を通じて、見る人が精神的な高揚感を得られるような映画になることを期待しています。福山雅治さん、石田ゆり子さんが、原作を気に入って下さっていることを耳にし、喜んでいましたが、まさか、お二人が蒔野聡史と小峰洋子を演じて下さるとは! 映画の完成を首を長くして待っています。(C)2019「マチネの終わりに」製作委員会
2018年07月17日女優の石田ゆり子(48)がinstagramに店員の接客について自身の考えをつづった投稿で炎上騒ぎになり、投稿を削除。5月9日にあらためて自身の思いを説明した。 石田は7日、店員の接客について投稿。相性もあるとした上で、「手に取るものすべてを、それは~ですそれ、わたしも持ってますそれは素材が~~…とそれはやはりちょっと疲れてしまうんですね」と接客について自身の考えをつづった。これに対し石田の考えに共感するコメントとともに、反論や批判の声が多く寄せられた。 石田はそうした声を受け、「さまざまなご意見ありがとうございました…いろんな意見があるものだなと思いました…」と新たに投稿。 8日にも投稿し「きのうの投稿、削除いたしました」と報告。「いろいろ考えましたが…。しかしわたしは接客すべてを全否定など全くしておりません。そういうことじゃなく日々のおもったことを書いただけなのですが」と自身の考えを説明した。 また、9日にも再び投稿。「きのう削除したわたしのポストにはたくさんの考えさせられる、素晴らしいコメントを寄せてくださった方々がたくさんいらっしゃいました」と明かし、「真剣に、中立に、冷静に語って下さり本当にありがたかったです」と感謝。 「結果的にそのコメントごと削除することになってしまい申し訳ない気持ちも正直ありました」と削除したコメントについて謝罪しつつも、「しかし…わたしの、あくまで一個人の思いがその業務全体への批判にすり替わってしまい論点がすでにずれていてとてもよくない雰囲気になりつつあったので思い切って削除しました」と削除の理由を説明した。 「インスタグラムはわたしにとっては日々の記録。自分の日記のようなものです」と自身のインスタグラムに対する思いを打ち明けた石田。自身の女優という立場や影響力について認めつつも「それでもやはり自分の言葉で思ったことを正直に綴る場でありたいです」と伝えた。 最後に「批判でもなく勝ち負けでもなく ただこういうことがあったよ、と友達に話すようなそんな気持ちで読んでいただけたらと切に思います」と呼びかけた。
2018年05月09日沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で22 日、映画『耳を腐らせるほどの愛』が上映され、舞台挨拶にお笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介、森川葵、とろサーモンの村田秀亮、豊島圭介監督が登壇した。NON STYLEの石田が脚本を手掛け、相方の井上が映画初主演を務めた同作は、緻密に計算し尽くされた漫才のネタ作りを担う石田が得意とする会話劇の妙やクセのある登場人物たちが複雑に絡み合い、次々と波乱が巻き起こるラブコメ映画。石田は「自称天才です」と自信満々にあいさつするも、「今回、本当にくだらないものを作ったので気を抜いて見て下さい。みなさんの人生にとって最も無駄な1時間半になる」と予告し、会場から笑いが。主演の井上が「終始死んでいます。死んでいる演技を見ていただけたらと思います」と話すと、石田は「死に上手」と褒めた。そして石田は「映画を作ってくれというオファーがあって、書いている途中に井上を主演にと言われて断った。めちゃくちゃ脇役にしたんですが、もっと出演を増やしてくれということになったので、出る時間は長くしましたけどずっと死んでいるということにしました」と説明。「本当に死に上手。こんなに死ぬ演技がうまいんやって」と再び褒めた。森川は「現場がものすごく楽しい便がだった。映画にも楽しい雰囲気が出ていると思うので、楽しみながら笑いながら見ていただけると思います」と笑顔でアピール。村田は「まだ見ていなくて、何を撮っているのかなと思うシーンがあったので今から見るのが楽しみ」と話した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月22日