Huluオリジナル「THE HEAD」Season2が2023年6月17日よりHuluで独占配信される。南極の科学研究基地を舞台にしたSeason1は2020年に世界公開され、放送・配信国が公開当初の3倍の世界90カ国と地域に拡大するなど好評を博した国際連続ドラマシリーズの最新作だ。Season2は、太平洋に浮かぶ全長150mの巨大貨物船を装った秘密研究基地・アレクサンドリア号を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写。ある日、首のない死体が見つかったことをきっかけに、極限状態に追い詰められる人たちが真相に迫っていくサバイバルスリラーだ。今回、メインキャストのひとりとしてエンジニアのユウト・ナカムラ役を演じるのは、唯一の日本人キャストとなる、福士蒼汰。5月30日に30歳を迎えた福士は「20代のうちに海外作品に挑戦したいという夢があったので、29歳でその夢が叶い、すごくうれしかった」と、20代最後に撮影した今作への出演と公開を喜ぶ。初の海外作品について話を聞いた。とてもやりがいがあり安心して参加できたドラマや映画や舞台と、引っ張りだこの福士蒼汰。どの作品でもひときわ輝く存在なのは、端正な顔立ちと凛とした佇まいだけではなく、多忙を極めるなかでも自己鍛錬を怠らない努力家だからこそ培われた人間力を発揮するからだろう。そんな福士は「THE HEAD」Season2への出演経緯をこう振り返る。「今回はオファーをいただいたのち、ホルヘ・ドラド監督やプロデューサーの方々とまずオンラインでお話をさせていただいて、とても緊張しました。僕は今まで独学で英語の勉強をしてきたので、どこまで通用するのか不安にも感じていましたが、ユウト役を僕に託してくれたことが嬉しかったです」晴れて出演が決まった福士は、Season1に出演し1と2ともにエンディングテーマを担当している山下智久からも助言をもらったそうだ。「Season1で海外作品に初挑戦された山下さんは日本人ひとりですごいな、いいなと観ていました。ストーリーもスリリングでとてもおもしろかった。まさか2年後に、自分自身が出演することになるとは思っていませんでした。当時恐ろしい展開にハラハラしながら見ていたのですが、自分もあの物語の続きが起こる船に乗らなくてはいけない運命に(笑)。とてもやりがいがあるなと感じましたし、山下さんからも『いい監督とプロデューサーさんだから、安心してやっていいよ』とお話を聞いていたので、安心して参加できました」海外はリアリティ重視、嘘がないように演じる難しさ福士蒼汰が演じているのは、優秀なコンピューター・エンジニアのユウト・ナカムラ。Season1から続投する、天才生物学者アーサー・ワイルド(ジョン・リンチ)の依頼を秘密裏に手伝う役柄だ。「ユウトはコンピューターに精通している青年で、白黒問わず、さまざまな仕事を受けながら大金を稼いで休む、というようなキャラクターです。明るい性格で、普段はビデオゲームをしている設定もある彼が、リアルにデスゲームのような環境に追い込まれたらどうなるか、ということを監督やアクティングコーチらと話しながら役を作っていきました。ユウトはロジカルな思考の持ち主なので、誰かが殺されたら犯人はこういう面があるのかもしれない、こんな理由で可能性があるのはこのメンバーだ、と論理的に考える人だと、演じていて思いました。ずっと恐怖に怯えていたり、暴力的になったりする登場人物がいる中、ユウトはいつも冷静でいる印象です」太平洋を航海中の巨大貨物船で首のない死体が発見され、隔絶された場所で逃げ場もなく動揺する研究員や乗組員たちを前に、その様子を観察するユウト。海外作品で芝居をするなかで、ユウト役を演じるにあたって、苦労したこともあったようだ。「今回の作品を通して日本と違うかなと感じたことは、そのキャラクターにリアリティを求めるか、求めないか。日本はリアリティより、どちらかというと少し誇張したわかりやすいお芝居を要求されることもあるのですが、海外ではとにかくリアリティ重視なので、役作りをするうえで嘘がないように演じないといけない難しさがありました。アクティングコーチとセッションして、いろいろなアプローチの仕方を教えてもらいました。たとえば、部屋の鍵を見つけてください、警備員役が見回りに来るので絶対にバレないように探してください、というお題のレッスンを受けました。リアル脱出ゲームのように恐怖を感じるアクティングレッスンをさせていただき、あまり日本にはないアプローチだと思いましたし、演じるうえでもその体験に助けられました」役への新鮮なアプローチを重ねて、ユウトが形作られ、福士なりにプラスしたニュアンスもあったと言う。「日本人のアイデンティティとして、僕にしかできない表現を自由に入れてほしい、と言われていました。1話でパソコンに向かってひとりごとを言うシーンでは、あえてユウトが日本語でつぶやいていますし、監督からの感情的になっているシーンだから日本語のほうがいいのではという提案を受けて、日本語で話している場面もあります」お互いを知るコミュニケーションが楽しかった海外作品ゆえに、現場では英語が主体となる。10カ国以上から参加した共演者たちとは、どのようにコミュニケーションを取っていたのだろうか。「みなさん、いろいろな国から来ていました。スペイン人も、フランス人も、スウェーデン人も、イギリス人も、それぞれ何人かいて。でも、ひとりで来たのは、日本人の僕だけでした。みんな母国語で話す相手がいて、もちろん英語で話せる人もいますが、日本語が話せる人がいなくて、とくに最初の1カ月は孤独に感じることもありました。ただ、2カ月目に入りマドリードで撮影するようになった頃から、状況は変化していって。だんだんお互いの人柄がわかってくるので、よく会う人もいれば、たまにみんなでも会うといった感じで、少しずつチームができていきました」孤独を耐えた先に待っていたのは、言葉の壁を超えた心の触れ合いだった。日本語が話せない共演者とは、工夫をしながら、心の距離を縮めていったようだ。「英語がネイティブの方もいれば、そうではない方もいて、僕は後者のキャストと仲良くなることが多かったように思います。たとえば、ルノー船長役のティリエ・ゴダールさんはフランス人で、英語が得意ではないと言っていて、お互いに翻訳アプリを使いがら会話したり。この方は、渡部篤郎さんとフランスの舞台で共演したことがあるそうで、日本にも奥様と来たことあると聞いて。僕もパリ行ったことあるという話をするなど、たどたどしいながらもお互いを知ろうとするコミュニケーションを取ること自体が楽しかったです」まるでくじらの中にいるような大型貨物船Season2では、実際に本物の貨物船のほか、1200平米に及ぶ船内のセットなどでも撮影が行われた。大型作品だからこその印象的なところはあったのだろうか。「アレクサンドリア号の屋外シーンは、スペインのテネリフェ島で、実際にある貨物船で撮影しましたが、驚くほど大きい船なんです。その貨物船に車が入る入口があるのですが、閉開する際ものすごく大きな音がして。まるでくじらが口を閉じたり開けたりするような、くじらの中にいる感覚になるほどでした。その貨物船を2カ月ほど借りて撮影していたのは、日本で僕は経験がなくて、スケールの大きさが印象的。しかも、実際の船を使っているので、オイルがたれているところがあって『触っちゃダメだよ』と言いながらも、みんなうっかりオイルが手についたことも(笑)」日本とは異なる撮り方やスケール感を実感したという福士。撮影現場では、とくに経験したことのない手法もあったようだ。「スタッフが完全にAチーム・Bチームと分かれていました。Aチームは1話から6話のすべてを撮るのですが、短いシーンや細かいシーンなどはBチームが撮っていて。メイクさん、衣装さん、照明さん、音声さんなどの撮影に関わるスタッフの方がまったく別になっていて、お互いの撮影スケジュールも知らないんです。Bチームには『本編で使われるかはわからないけど、こういうものをやってほしい』と依頼されて、エキストラカットを撮影することも。それが実際に使われていたり、使われていなかったり。日本にはあまりない習慣だと思いました」夢を叶えるために確実なのは準備をすること海外での長期間に及んだ撮影だったが、オフの日もそれなりにあったと言う。作品はサバイバルスリラーだが、撮影以外の場所では、和やかに過ごしていたようだ。「オフの日には、台本を読んで過ごしていました。とはいえ、いろいろな国の方がいるということで、みんなでご飯を食べに行くことも多かったです。ただ、最初の頃は、プライベートではどこにいていいかわからなくなることも。キャストは同じホテルに泊まっていたので、ホテルの中にあるプールやジムに行くと誰かしらがいて「Sota、come here!」などと誘ってくれるんです。でも、打ち解けるまでの間は少し困ってしまうことも(笑)。2カ月目はようやく慣れて来て、自然に楽しめるようになりました」そうして手に入れたかけがえのない経験は、未来への思いをより強くしたようだ。福士にとって海外作品への参加とは、より俯瞰で役者という仕事を鑑みた結果、目指すもののひとつとなっていった。「今まで独学で覚えてきた英語や体作りなど継続することを第一にしながら、この作品のみで留まることなく、海外作品にもっと参加していきたいです。僕が20代で海外作品に参加したいと思っていた理由のひとつには、日本人の20代でも海外に挑戦できるんだと、後輩の役者たちに思ってもらえたら、より海外に目が向く人も増えるのではないかと考えて。それは日本の役者にとっていいことだと思うので、僕がそのパイオニアのひとりになれたらいいなという夢もありました」常に志を高く持ち続けるその姿勢は、すでに多くの後輩たちの目標となっているに違いない。では、次はどのようなジャンルの海外作品に参加したいのだろうか。「一番興味があるのはアクション作品です。僕がずっと取り組んできた英語と体づくりの両方を表現できるかなと。『忍者です』と登場するのも面白そう、セリフが少なそうなので英語を話せないかもしれませんが(笑)」と、ユーモアも忘れない。そもそも独学で英語を覚えてきたのも、いつか海外の作品に出る夢があったのかとたずねてみた。「最初、英語に興味を持ったのは、中学校の英語の先生に発音を褒められたことがきっかけでした。そこからずっと勉強を続けてきました。10代で役者の仕事を始めてからは、仕事を通して英語が役に立つかもしれないと考えて。それからはずっと海外作品に挑戦することが夢でした」夢を叶える力がある人は、ほんのひと握り。誰もが何かに憧れ、成功する場合もあれば、方向転換することもあるだろう。どうすれば、夢を叶えられるのだろうか?「夢を叶えるために、確実に言えるのは、準備をするということ。準備していなかったら、絶対に夢は叶わないし、絶対に運もつかめない。通常は、準備していても、夢が掴めないこともある。ですが、準備していなかったら、もう絶対に夢は掴めないので、日ごろからすべきだと僕は思っています。運というものは、きっといろいろな人のまわりをグルグルとまわっていると思うんです。その運が偶然、目の前に来たときに、見逃してしまう人もいれば、見つけても手が届かない人もいて。運がめぐって来たそのときに、ちゃんと手を伸ばしてその運をキャッチできる人間であるかどうかは、普段から準備しているかどうかだと思います」取材・文:かわむら あみり撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント福士さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>Huluオリジナル「THE HEAD」Season26月17日(土) Huluにて独占配信スタート(全6話)公式サイト:
2023年06月16日福士蒼汰が弁護士を演じる「弁護士ソドム」第6話が6月9日オンエア。本物の“牧師”は誰?…SNSでは「竹中直人さんはミスリード」「光石研しか牧師はおらん」など、様々な考察が投稿されている。詐欺師を専門に弁護する弁護士、通称“ソドム”と呼ばれる彼の真の目的は、自分の母を奪った詐欺師“牧師”を探し出すこと。しかし、ついにたどり着いたはずの牧師は死んでいた…という衝撃展開で視聴者を騒然とさせている本作。母を死に追いやった“牧師”を探すため詐欺師専門の弁護士となった小田切渉を福士さんが演じるほか、詐欺の被害者を守る側の弁護士だったが渉とコンビを組むようになり、彼の真の目的を知る若松まどかには玄理。渉に力を貸す天才ハッカーの八雲カイに加藤清史郎。様々な変装で渉のサポートをする元結婚詐欺師・三木天音に山下美月(乃木坂46)。特殊詐欺に加担したことをきっかけに協力者になる久保寺治に佐藤龍我。まどかの元カレで大手新聞社記者をしている青柳孝介に古川雄輝。渉とまどかが所属するSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。翔子のUSBのデータから牧師の名前が津田山賢だと判明するが、彼の自宅を訪れると津田山は死亡していた。津田山が死んでいたことからこれ以上、自分の母の事件を追うことができなくなった渉は人生の目的を失い、意欲を失ってしまう。そんな渉を曽我はこれからは詐欺師の弁護以外も手がければいい、と励ます。一方、曽我の紹介で五条紀明(竹中直人)の顧問弁護士となったまどかは、彼が経営する老人ホームの入居者が、ネームロンダリングという詐欺の被害に遭っていることを知り、弁護を引き受ける…というのが今回のストーリー。ネームロンダリング詐欺について調べる過程で、死亡した津田山が“偽物”で、本物の“牧師”が別にいるのでは?と疑念が生まれる。そんななか、まどかは幼い頃傍聴した裁判で見た詐欺師にあった傷と同じ傷が五条にもあるのを発見。五条が“牧師”では?と感じ、渉に電話するが、その最中、五条によって気絶させられてしまう…。五条が“牧師”なのか?…視聴者からは「竹中直人さんはミスリードで、本当の黒幕は他にいるよねぇ」といった反応をはじめ、曽我が以前から五条と知り合いであることから「竹中直人なのか?牧師は…ってことは光石研、知ってる?」「古くからの付き合いだと怪しい…」といった声も上がる。「竹中直人と光石研グル?」と“共犯説”を唱える視聴者や、「光石研しか牧師はおらんと思うねん」など、光石さん演じる曽我こそ“牧師”だとする投稿など、様々な考察もSNSにアップされている。【最終回あらすじ】まどかは五条に拉致され人質に。まどかから連絡を受けた渉は慌てて五条の会社へ向かうが、 救出できないまま追い返されてしまう。そんな折、宏から記憶が蘇ったとの連絡が。14年前に一体何があったのか?宏が渉に告げた驚愕の真実とは!?「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年06月10日いよいよ来週、最終回を迎えるドラマ「弁護士ソドム」が、撮影終了し、福士蒼汰と玄理がクランクアップした。本作は、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする“詐欺師”の味方をし、裁判で勝たせていく“悪徳弁護士”だ。しかし、そんな仕事を選ぶのには、ある目的が…。およそ2か月にわたったドラマの撮影が終了すると、福士さんは「密度の濃い日々を過ごせたと思っています。もっと皆さんとお話ししたかったです。仕事の話はもちろん、プライベートの雑談もしたかったなと思うくらい、現場の絆が深まっていたのではないかと感じています」とコメント。そして「渉は皆んなで作り上げたキャラクターだと確信できたので、僕も最後まで演じ切ることができました。またいつかご一緒できる日まで、僕自身がんばっていきます!皆さん、ありがとうございました!」と挨拶。また玄理さんも「本当に濃密な日々でした」とふり返り、「すごく素敵な時間を皆さんのおかげで過ごせたと思います。ありがとうございました」と語った。そして最終回は、配信オリジナルバージョンを用意。放送だけでも楽しめるが、あのとき実は、裏でこんなことが行われていた、この人が動いていた…など、放送では見られないシーンを詰め込んだディレクターズカット版が、「TVer」や「ネットもテレ東」など配信限定で楽しめる。さらに、1~3話、4~6話の見どころを詰め込んだダイジェストが「TVer」で配信される。▼最終話あらすじ津田山=牧師は五条紀明(竹中直人)だった。全てに気づいた若松まどか(玄理)は、五条に拉致され人質に。まどかからSOSの連絡を受けた小田切渉(福士蒼汰)は慌てて五条の会社へ向かうが、救出できないまま追い返されてしまう。そんな折、宏(勝村政信)から記憶が蘇ったとの連絡が。14年前に一体何があったのか?宏が渉に告げた驚愕の真実とは!?己の正義のため、まどかを救うため、渉は五条を地獄の炎で焼き尽くす。「弁護士ソドム」は毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送中。(cinemacafe.net)
2023年06月09日福士蒼汰主演「弁護士ソドム」第5話が6月2日オンエア。ついに判明した“牧師”の本名…その先に待ち受けていた驚きのラストに視聴者からは「ラスボスは竹中直人かな?」「所長が真の牧師だったり」など、牧師の正体を巡って様々な考察の声が上がっている。騙された弱者ではなく騙した側である詐欺加害者を専門に弁護することで、法曹界では悪徳弁護士「ソドム」と呼ばれている小田切渉。だが、そこには自分の母を死に追いやった“牧師”という存在にたどり着くという目的があった…という展開の本作。表向きは金にならない仕事は引き受けない主義で、刑事弁護を“儲からない仕事”とけなす“悪徳弁護士”小田切渉を福士さんが演じ、詐欺の被害者を守ろうとする正義感の強い人権派マチ弁だったが、事務所を移籍したことで渉と組むことになった若松まどかには玄理。渉の幼なじみで天才ハッカーの八雲カイに加藤清史郎。変装が得意な元結婚詐欺師の三木天音に山下美月(乃木坂46)。渉たちの協力者になる久保寺治に佐藤龍我。渉を敵視するまどかの元カレで大手新聞社記者の青柳孝介に古川雄輝。親代わりとなって渉を見守ってきたSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。14年前、渉の父・宏(勝村政信)は母・翔子(高岡早紀)のUSBを持ち出していたことがわかる。そんななか渉のもとに美作あかり(真飛聖)から依頼が。弁護を断る渉に対しあかりは、宏と親しい関係で14年前に彼から大切なものを渡されたと明かし、裁判で勝てば宏から預かったものを渡すと条件を出す。あかりの裁判に勝訴する渉だが、あかりは宏から預かったものがあるというのは嘘だ、と告げる。「弁護士ソドムが詐欺に遭うなんてね」と捨て台詞を吐くあかりに悔しさをにじませる渉だが、その帰り道、何者かに襲われる。するとまどかが助けに入って逆に気を失ってしまう…というのが今回のストーリー。監視カメラから渉を襲った相手を見つけ出すカイ。天音と久保寺は渉を襲った男のもとに向かう。「あんたの身元はバレバレなんだよ!」と強い口調で詰め寄り、胸倉をつかんで、これ以上渉につきまとうなら素性をネットにさらすと男に迫る天音の姿に「渉を守る天音ちゃん本当にかっこよくて何回も見てます」「ブチギレ天音ちゃん息呑んだ格好良かった…」「今日の天音ちゃん怖すぎやろwww」といった声が殺到。その後、あかりから翔子のUSBを渡された渉は、その中のデータから牧師の名前が津田山賢だと知るが、彼の自宅を訪れると津田山は息絶えていた…。同時に竹中直人演じる五条紀明がSOGA法律事務所に現れ、曽我はまどかに彼の経営する企業の顧問弁護士をやらないかと告げる。この展開に「新登場の竹中直人がいかにも怪しい」「ラスボスは竹中直人かな?」といった声が上がるとともに「黒幕竹中直人さんはミスリードで所長が真の牧師だったり」「竹中直人さんはミスリードな気がするなあ...個人的には弁護士事務所の所長が怪しい」など、“曽我黒幕説”も飛び出すなど、牧師の正体を巡って様々な考察の声もSNSに投稿されている。【第6話あらすじ】詐欺師の味方、渉が被害者を弁護!?まどかの案件を手伝うことになった渉。被害者は老人ホームの入居者で養子縁組を利用した詐欺被害に遭ったという。身に覚えのない借金や見ず知らずの養子たち…戸籍売買トリックで姿を変える詐欺師を追うことに…。「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年06月03日Huluオリジナル「THE HEAD」Season2の配信を前に、福士蒼汰が「THE HEAD」の魅力を紹介する特別番組の放送が決定した。2020年6月から世界公開された「THE HEAD」は、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”を展開。前作に引き続き、Season2でもエミー賞を受賞した「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサー、ラン・テレム製作総指揮のもと、世界各国から俳優陣が結集。メインキャストの一人として日本からは、福士さんが出演する。今回放送が決定した特別番組は、「THE HEAD」の魅力に表と裏の両面から迫る。優秀なエンジニア、ユウト・ナカムラを演じた福士さんと共にSeason1をふり返り、Season1配信当時、すぐに視聴したという福士さんが感じていた気持ちや、Season2でオファーを受けて感じたこと、単独で挑んだスペインでの撮影をふり返り、英語での演技についてや海外ならではの撮影秘話などをたっぷりと語っていく。「福士蒼汰と楽しもう!シーズン2配信記念 海外ドラマ『THE HEAD』の魅力」は6月10日(土)16時~日本テレビにて放送、地上波放送終了後から1か月TVerにて配信予定。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日(土)より独占配信開始。(cinemacafe.net)
2023年05月28日志田未来が主演する「勝利の法廷式」の第7話が5月24日放送。高橋優斗演じる蒼に急浮上した“疑惑”に「物語冒頭のキラキラ輝く流川蒼くんどこ?」「いつからそんな子になっちゃったんだ…」などネットには動揺の声が溢れる事態になっている。夫を殺害したとされる親友を救えなかった子役出身の弁護士と、彼女の前に現れた婚約者を殺された天才脚本家が織りなすオリジナルストーリーが展開する本作。黒澤が連続女性殺人犯・蓮を殺したのではと推理する神楽蘭を志田さんが演じ、それに対し自分は殺してないと否定した黒澤仁に風間さん。父親からの情報で黒澤に疑惑の目を向ける流川蒼に高橋優斗。夫の蓮を殺したとして服役中の早乙女花に北乃きい。黒澤の婚約者で連続殺人事件の被害者となった黛十和に入来茉里。花の夫で連続殺人犯とされる早乙女蓮にカトウシンスケ。蘭の元同僚弁護士・藤堂亜蘭に遊井亮子。蘭を敵視する蒼の父親・流川大治郎に升毅といった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蘭は新しい依頼を引き受ける。依頼人はとある市役所に勤めていた亜紀(穂志もえか)で、市役所の窓口担当だった亜紀は、たびたび訪れるクレーマーの田代(浜中文一)に嫌がらせを受けていた。ある日、亜紀の上司・津田(和田聰宏)は田代をなだめるため亜紀に土下座を強要。田代に土下座までさせられたことで、亜紀は心身に不調をきたして市役所を退職。クレーマーから守ってくれなかった津田をはじめとする市の対応に納得ができない亜紀は、市を相手取って訴訟を起こしたいという。蘭が津田に話を聞くと彼は土下座を強要したわけではなく、亜紀が自主的にやったことだと主張。蘭は市側のやり方に問題があるのは間違いないと確信するが、亜紀が精神疾患を発症した原因が市側にあると立証するのは難しく。津田が亜紀に土下座を強要した証拠を懸命に探すが…というのが7話の展開。「そもそも蓮は連続女性殺人犯じゃない」…黒澤によれば蓮は記者として事件を追っていて、十和を亡くして生きる目的を失っていた黒澤の前に現れたという。黒澤は蓮とともに犯人を見つけ出そうとしたが、被害者が増えるのをただ見てるだけだったという。そして蓮は黒澤に「事件のことで直接会って話したい事がある」と電話をよこしたあと、亡くなったという。さらに黒澤は衝撃的な事実を明かす。それは蒼が4人目の連続殺人について警察の事情聴取を受けていた、ということだった…。その後、蒼がすぐに捜査対象から外されていたことが判明。黒澤は大治郎が警察に手を回し、蒼が事件に関与していることをもみ消したのでは?と推測。大治郎のもとに赴く。そこには黒澤を影で見つめる蒼の姿が…。「予想外の展開すぎる、物語冒頭のキラキラ輝く流川蒼くんどこ??!!!」「え…さすがに流川蒼くんは犯人じゃないよね?!違うと信じてるよ」「いつも癒しだった蒼くんは今週は一番の危険人物 はぁ…いつからそんな子になっちゃったんだ……」など、驚愕展開にSNSもどよめくなか、「こんなにあからさまに疑惑向けられてると逆に怪しく思えなくなるな???」といった声も。ラストでは黒澤の協力者・椿(市川知宏)の妻が殺されるという急展開に。「展開が怖すぎで心臓バクバクなんですけど、どーなるのー?」「真犯人まだ登場してない可能性もある?」など様々な声がネットに投稿される状況になっている。【第8話あらすじ】椿の妻・沙良が殺され、黒澤は自責の念に駆られる。彼は蒼が事件に関わっているのではと疑いを強め、大治郎に蒼の居場所を教えろと迫るが、大治郎は「知らない」と言って黒澤をあしらう。まもなく沙良殺害の容疑者として椿が逮捕され、蘭は椿の弁護を担当することに…。「勝利の法廷式」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2023年05月26日福士蒼汰が出演するドラマシリーズ「THE HEAD」Season2よりキャラクタービジュアルが解禁された。本作は、世界が震撼した極限の心理サバイバル・スリラー。南極を舞台に惨劇が繰り広げられたSeason1の配信開始から3年、待望の続編が日本でも間もなく配信が開始される。Season2では太平洋に浮かぶ巨大貨物船を装った秘密研究基地を舞台に、再び連続殺人が発生し極限の心理サバイバルが幕を開ける。この度公開となったのは、「”あなたは誰を信じますか?”」というキャッチコピーとともに、隔絶された船の窓からこちらを見つめる緊迫の表情が印象的なキャラクタービジュアル。南極での惨劇からの生存者で、研究の成功のためには手段を選ばない天才生物学者・アーサーと、科学研究基地・ポラリス6の医師でアーサーとある因縁を持つマギー。そしてアーサーの娘で、研究一筋で家族をないがしろにしてきた父に複雑な感情を抱いている海洋生物学者・レイチェル(オリヴィア・モリス)、そのレイチェルと恋仲にあり、科学探査船の保安責任者・アレック(モー・ダンフォード)。さらに、アーサーからマギー探しの依頼を受ける優秀なエンジニア・ユウトや、アーサーを尊敬しつつも何やら過去がある様子の生物学者・エイミー(ジョゼフィン・ネルデン)といった研究チームのメンバーに加え、船を取り仕切る船長のルノー(ティエリ・ゴダール)、船の整備を任されている機関長のオスカル(エンリケ・アルセ)と、その弟であり機関士のチャーリー(ホヴィク・ケウチケリアン)ら船員たち。海のど真ん中でどこにも逃げ場はなく、助けも来ない状況の中で、極限状態に追い詰められていく研究員や乗組員たちの恐怖や不安が入り混じる表情を映し出している。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日より毎週土曜Huluにて独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月20日福士蒼汰主演「弁護士ソドム」の第4話が5月19日放送。古川雄輝演じる青柳が渉に対し取った“ある行動”に「嫉妬に狂っておかしなことやってる」「それは正義? それとも嫉妬?」などといった反応がSNS上に溢れている。テレ東金曜8時のドラマ枠が若い世代もターゲットとしたチャレンジ精神あふれるものにリニューアル。その第1弾として“悪徳弁護士”の復讐劇を描くのが本作。詐欺加害者専門の弁護士で、金にならない仕事は引き受けない主義。騙された弱者ではなく騙した側に味方し、強引な手法・拝金主義から法曹界で悪徳弁護士“ソドム”と呼ばれる小田切渉役で福士さんが主演。小さな事務所の人権派弁護士だったが、事務所が閉じることに伴い、渉の事務所に移籍。渉が悪徳弁護士をやっているのには理由があると思い始める若松まどかに玄理。渉とまどかが所属するSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研。渉の幼馴染でそのハッカースキルで彼に協力する八雲カイに加藤清史郎。親の借金で詐欺から抜け出せなかったところを渉に助けられた三木天音に山下美月。渉の母で人権派弁護士だったが14年前に亡くなった小田切翔子に高岡早紀。渉の父で横領に手を染め、翔子を自死に追いやったとされる小田切宏に勝村政信。まどかの元カレで新聞記者、渉の父の事件を調べる青柳孝介に古川雄輝といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は裏教育コンサルタント・井手口法子(石野真子)が弁護を依頼してくる。裏口入学と引き換えに金をだまし取ったとして訴えられたのだ。渉は企業専門で詐欺をしている横山英之(安井順平)に接触を計り、彼の息子を裏口入学で合格させると言って、牧師の情報を手に入れようとする…というのが今回の物語。案件解決後の渉の前に青柳が現れ、記者のルートを使い14年前、宏が翔子の事務所からUSBを持ち出した目撃情報があることを伝える。青柳は宏に関する資料と引き換えに、これ以上まどかを巻き込まないで欲しいと頼んでくる。まどかは正しいことができる人間だと話す青柳に、渉は「彼女がこの先どう生きるかは彼女自身が決めること。私やあなたが口をはさむことじゃない」ときっぱり告げる。渉との“対決”に敗北を喫した青柳は、週刊誌の渉のことをリーク。渉の行動がネットニュースとなる…という展開に。青柳の行動に「柳さんがダークにそれは最早正義ではなくなってしまう」「青柳くんは嫉妬に狂っておかしなことやってるし!」「ダメダメ青柳くん それは正義? それとも嫉妬?」「青柳くんの方が変な方向に行っちゃうよォ~」などの声が相次ぐ。一方、ラストでは宏が落としたものと同じタイプのUSBメモリを持って、TVを見つめ不敵な笑いを浮かべる女性の姿が…「渉が探しているUSBを持つ女…誰だろ」「え!USB持ってる!!!!この女の人誰!?!?!」など、謎の女性の存在にも多くの注目が集まっている。【第5話あらすじ】青柳の取材で、14年前に渉の父・宏 が母・翔子の事務所からUSBを持ち出したことが判明。さらに青柳は渉の暴露記事を週刊誌に掲載させる。そんな中“美のカリスマ”美作あかり (真飛聖)から弁護依頼が。出資金詐欺で訴えられているが悪びれる様子もないあかりの姿に渉は珍しく依頼を断るが、あかりの思わぬ一言で状況は一変する…。「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年05月20日「詐欺師の味方をして裁判で勝たせる悪徳弁護士です。ダークな面を持ちながら人間味もあるので、それを同時に表現しなければならない。演じるうえで難しさもありますが、彼の魅力的なところなのでとても大事にしています」そう話すのは、放送中のドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京系・金曜20時~)で自身初の弁護士役に挑戦している福士蒼汰(29)。ソドムとは、旧約聖書に登場する街の名前で、“退廃”や“悪徳”の象徴。正統派のイメージを覆すようなダークヒーローを演じている。「作品を見てくださる方がどう受け取るか考えると、ドキドキしちゃいますね(笑)。極端なキャラクターのときほど反応が気になって。『大奥』(NHK)で有功のような善人を演じたときもドキドキでした」ドラマでは詐欺師さえも手玉に取る男を演じているが、自身は騙すほう? それとも騙されるほう?「あまり騙されないと思います。すべてを疑ってかかるタイプなので(笑)。真実を知りたいという気持ちが強くて、本当のように思えることでも疑うようにしているし、当然噓っぽいことも疑うので、結果、全部を疑うことに(笑)」まもなく30歳の誕生日を迎える福士。「いま、仕事がものすごく楽しい」と目を輝かせる。「台本を読み込むことも、演出にすり合わせていく作業も、昔よりもシンプルに、能動的になりました。もちろん、楽しいと感じることができなかった時期もありましたが、人生と同じように役者の人生にも波があります。落ちているときでも、“生きていれば絶対また上がる”と信じて生きる。その心の持ちようが大事なんだと思います」プライベートでは英語や格闘技にいそしむが、その努力が実り、6月には全編英語のセリフに挑戦した初の海外作品が世界配信される。「世界各国を代表する俳優陣のなか、日本人キャストは僕1人でしたが、精いっぱい取り組むことができたと思います。厳しい世界ですが、挑戦していかなければならないと自分を奮い立たせています」
2023年05月20日映画『湖の女たち』が2024年5月17日(金)より全国公開される。福士蒼汰と松本まりかがW主演、原作は吉田修一、監督・脚本は大森立嗣。吉田修一原作のミステリー映画『湖の女たち』の原作は、吉田修一による同名小説。琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件をめぐる極限のミステリーだ。福士蒼汰&松本まりかW主演主演を務めるのは、福士蒼汰と松本まりか。映画やドラマなどで活躍し続ける2人が初共演となる映画『湖の女たち』で、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑む。主人公・濱中圭介…福士蒼汰介護施設で起きた事件を追う西湖署の若手刑事。取り調べで出会った佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。主人公・豊田佳代…松本まりか100歳の老人が殺された事件が起きた湖畔の施設の介護士。容疑者として嫌疑をかけられる。伊佐美佑…浅野忠信ベテラン刑事で圭介の上司。真実を追求する正義感あふれる刑事であったが、過去に起きた事件の闇に囚われ、圧迫捜査も厭わず事件の容疑者を激しく追い詰める。池田由季…福地桃子週刊誌の若手記者。事件の真相を追いかけるうちに、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていく。松本郁子…財前直見佳代と同じ介護施設で働く介護士。伊佐美の強引な取り調べにより心身共に追い詰められていく。市島松江…三田佳子事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻。池田が事件について調査していくうちにたどり着く。大森立嗣が監督・脚本監督・脚本は『星の子』『日日是好日』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞など、数々の賞に輝いた映画『さよなら渓谷』の原作者・吉田修一と再びタッグを組む。映画『湖の女たち』あらすじ事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とは?【作品詳細】映画『湖の女たち』公開日:2024年5月17日(金)監督:大森立嗣脚本:大森立嗣出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉、土屋希乃、北香那、大後寿々花、川面千晶、呉城久美、穂志もえか、奥野瑛太、吉岡睦雄、信太昌之、鈴木晋介、長尾卓磨、伊藤佳範、岡本智礼、泉拓磨、荒巻全紀、財前直見、三田佳子、浅野忠信■原作『湖の女たち』 文庫本情報発売日:2023年7月28日(金)著者:吉田修一出版社:新潮社定価:825円ISBN:978-4-10-128759-1
2023年05月13日福士蒼汰主演のリーガルサスペンス「弁護士ソドム」第3話が5月12日放送。玄理演じるまどかに対し、渉との出会いを明かす天音に「表情が変わる瞬間好きすぎ」「演技改めて凄いなぁ~と思った」など、演じる山下美月の演技力を評価するコメントが送られている。本作で福士さんが演じる小田切渉は詐欺加害者専門の弁護士。金にならない仕事は引き受けない主義で、詐欺加害者を弁護するということは、騙された弱者ではなく騙した側に味方するということであり、その人道にもとるやり方や強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士“ソドム”と呼ばれていた。しかし彼が詐欺師を弁護するのにはある目的が…というストーリーが繰り広げられる本作。人権派マチ弁だったが所属事務所が閉じることになり、渉の事務所に移った若松まどかには玄理。渉に救われた過去を持つ幼なじみで、天才ハッカーとして情報収集などで協力する八雲カイには加藤清史郎。元結婚詐欺師で様々な変装で標的に近づく三木天音には山下さん(乃木坂46)。まどかの頼みで渉の母親の死について調べる元カレ・青柳孝介に古川雄輝。母を失った渉を見守り続けてきたSOGA法律事務所代表の曽我一馬を光石研が演じている。渉のもとにガン治療専門の医師・栗原浩二(片桐仁)から弁護依頼が来る。栗原は断食とアマゾンで見つけた秘薬を調合したというサプリでガンを治すと騙っているが、もちろん詐欺。患者の娘・江梨花(内藤理沙)から訴えられたという。穏便に済ませたい栗原は和解を望むが、社会的制裁を望む江梨花に拒否され交渉は決裂していた…というのが今回のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。渉は患者本人である江梨花の父親から直接話を聞くことにする。そしてまどかと八雲、天音を引き合わせ、まどかにもカツラを被せ変装させると、患者本人から話を聞くよう指示する…。初対面のまどかに対し「渉があなたのパートナーだなんて私は認めない」と対抗意識をむき出しにする天音だが、まどかに対し、自分たち詐欺師を飼っている男がいて、自分は兄のように思っていたがその男にとって自分はコマで、親の借金のため詐欺から抜け出せなかったところを渉に救われたという過去を告白する…。このシーンでの天音を演じる山下さんの演技に「美月ちゃんの表情が変わる瞬間好きすぎて何回も見ちゃってる」「演技の緩急の差激しすぎて、美月の演技改めて凄いなぁ~と思った」といった反応多数。また前回のエピソードから登場した久保寺治(佐藤龍我)が、渉の手伝いとして動くように。こちらにも「仲間入りした治くんこれからが楽しみです!」といった声が送られている。【第4話あらすじ】14年前の母の死と父の失踪…再会した父は架空の慈善団体に匿われていて!?そんな時、弁護依頼に訪れた裏口入学詐欺師…。渉が仕掛けた罠にかかるのは誰だ!?「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年05月13日吉田修一の原作小説「湖の女たち」が、福士蒼汰と松本まりかのW主演で映画化が決定。本編撮影の中盤で撮られた、禁忌と無垢の間で揺れ動き、抗い合う2人を収めたファーストビジュアルも公開された。琵琶湖近くの介護施設で、百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく――。主演を務める2人は、今回が初共演。福士さんが事件を追う刑事・濱中圭介、松本さんが事件が起きた施設の介護士・豊田佳代。事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役に挑む。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説。監督・脚本は大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが再び実現した。撮影は、昨年10月から今年2月にかけて、琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施、そして4月に完成。福士さんは「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」とコメント。続けて「原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした」とふり返る。松本さんは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ熱のこもったコメントを寄せた。『湖の女たち』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2023年05月10日俳優の福士蒼汰と松本まりかがW主演を務める、映画『湖の女たち』(2023年11月公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。監督・脚本に『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣を迎え、第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』から満を持しての吉田修一原作とのタッグとなる。撮影は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施され、4月に完成した。事件を追う刑事・濱中圭介役の福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役の松本まりかが主演を務め、映画やドラマなど一線で活躍し続ける2人が初共演。事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑んだ。本編撮影の中盤で撮られたファースト・ビジュアルは、禁忌と無垢の間で揺れ動き、そして抗い合う2人を収めた。○福士蒼汰 コメント圭介は今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています。原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした。大森監督が僕を原点に引き戻して下さったのだと感じています。"わかりやすさ"や"意味"を求められることが多い昨今ですが、この作品では、人間の奥底で疼く何かを感じていただきたいです。言葉だけでは説明がつかない人間という生き物を、湖の絶景と共に受け止めていただけたらと思います。○松本まりか コメント大森立嗣という人はただひたすらに私を見つめ続けました。何も語らず肯定し続けました。私は認められ解き放たれ自由であることに戸惑いました。芝居は俳優はこうあるべきとか、誰かが決めてくれた常識を鵜呑みして従い縛られ生きることに安心感を覚えていること…なんならその不自由さを求めてすらいることに気がつきました。自分は何者なのか、何がしたいのか、何がしたくてここまできたのか、自分の中に何があるのか、何もない、持たない、結局何者でもないことを突き付けられ、焦り、限界を知り、静かに壊れてゆきました。そこに至って私はようやく、自分を守る、偽るガードが崩れ、その隙から本当に美しいもの、その本質に一瞬、出会うことが出来たのです。それは私であり佳代であり、自分と役を隔てるものはなかったように思います。ラストシーン。彩りを帯びてゆく空と湖、逆光の大森組が三位一体になった夜明け。あんなにも美しい景色を見たのは初めてでした。どうしようもなく此処で生きたいと思ってしまった。「誰かを信じ切る」という監督の揺るぎない覚悟と共に、あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう。○監督・脚本:大森立嗣コメント吉田修一さんの『湖の女たち』と言う小説を読みました。この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説でした。沸々とした気持ちを抑えられず、大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました。福士蒼汰と松本まりかが主演です。二人は本当に素晴らしい演技をしています。今は心に響く映画になったのではないかと思っていますが、どのように伝わるか緊張の中にいます。どうか皆さまに届きますように。○原作・吉田修一コメント海は眺めるものだが、湖はこちらを見つめてくる。本作を観終わって尚、ざわざわと落ち着かぬ心にそんな言葉が浮かんでくる。映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚だった。劇中、不毛でアブノーマルな性愛に溺れていく男女を演じる福士蒼汰さんと松本まりかさんからも、その何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる。二人が重ね合わせるのは体ではなく、互いの弱さである。互いが日常生活で抱えている服従心である。では人はどのようなときに服従を選択するか。自由を奪われたときである。では自由とは何か。それは恐怖心がないということだ。とすれば、服従心というのは、恐怖心への対抗策であり、自由を希求する心であるとも言える。暗い湖に落ちていくような二人の姿に、そんな根源的なことまで考えさせられた。本作で描かれるのはグロテスクな事件であり、目を背けたくなるような人間の弱さである。しかしその人間の弱さこそが、物語を生み、歴史となっていくことを大森立嗣監督は伝えてくる。そしてそれでも尚、ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる。(C)2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年05月10日福士蒼汰と松本まりかがダブル主演する映画『湖の女たち』の製作および劇場公開が決定し、ファースト・ビジュアルが解禁。併せて福士と松本、原作者の吉田修一、監督・脚本の大森立嗣の4名からコメントが到着した。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべきミステリー小説『湖の女たち』。監督・脚本に『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが実現した。琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か――。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく……。主演は、事件を追う刑事・濱中圭介役に福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役に松本まりか。映画やドラマなど一線で活躍し続けるふたりが初共演となる本作で挑むのは、事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役。吉田修一氏はふたりに対し「何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる」「ふたりの姿に根源的なことまで考えさせられた」と語る。一方、福士蒼汰は撮影を振り返り、「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」、松本まりかは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ、非常に熱のこもったコメントを寄せた。なお、撮影は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施され、4月に完成。大森監督は「この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説」、「大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました」と語る。完成した映画について吉田修一氏は「映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚」、「ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる」と称賛のコメントを寄せた。■福士蒼汰コメント圭介は今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています。原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした。大森監督が僕を原点に引き戻して下さったのだと感じています。"わかりやすさ"や"意味"を求められることが多い昨今ですが、この作品では、人間の奥底で疼く何かを感じていただきたいです。言葉だけでは説明がつかない人間という生き物を、湖の絶景と共に受け止めていただけたらと思います。■松本まりかコメント大森立嗣という人はただひたすらに私を見つめ続けました。何も語らず肯定し続けました。私は認められ解き放たれ自由であることに戸惑いました。芝居は俳優はこうあるべきとか、誰かが決めてくれた常識を鵜呑みして従い縛られ生きることに安心感を覚えていること……なんならその不自由さを求めてすらいることに気がつきました。自分は何者なのか、何がしたいのか、何がしたくてここまできたのか、自分の中に何があるのか、何もない、持たない、結局何者でもないことを突き付けられ、焦り、限界を知り、静かに壊れてゆきました。そこに至って私はようやく、自分を守る、偽るガードが崩れ、その隙から本当に美しいもの、その本質に一瞬、出会うことが出来たのです。それは私であり佳代であり、自分と役を隔てるものはなかったように思います。ラストシーン。彩りを帯びてゆく空と湖、逆光の大森組が三位一体になった夜明け。あんなにも美しい景色を見たのは初めてでした。どうしようもなく此処で生きたいと思ってしまった。「誰かを信じ切る」という監督の揺るぎない覚悟と共に、あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう。■監督・脚本:大森立嗣コメント吉田修一さんの『湖の女たち』という小説を読みました。この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説でした。沸々とした気持ちを抑えられず、大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました。福士蒼汰と松本まりかが主演です。ふたりは本当に素晴らしい演技をしています。今は心に響く映画になったのではないかと思っていますが、どのように伝わるか緊張の中にいます。どうか皆さまに届きますように。■原作・吉田修一コメント海は眺めるものだが、湖はこちらを見つめてくる。本作を観終わって尚、ざわざわと落ち着かぬ心にそんな言葉が浮かんでくる。映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚だった。劇中、不毛でアブノーマルな性愛に溺れていく男女を演じる福士蒼汰さんと松本まりかさんからも、その何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる。ふたりが重ね合わせるのは体ではなく、互いの弱さである。互いが日常生活で抱えている服従心である。では人はどのようなときに服従を選択するか。自由を奪われたときである。では自由とは何か。それは恐怖心がないということだ。とすれば、服従心というのは、恐怖心への対抗策であり、自由を希求する心であるとも言える。暗い湖に落ちていくようなふたりの姿に、そんな根源的なことまで考えさせられた。本作で描かれるのはグロテスクな事件であり、目を背けたくなるような人間の弱さである。しかしその人間の弱さこそが、物語を生み、歴史となっていくことを大森立嗣監督は伝えてくる。そしてそれでも尚、ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる。『湖の女たち』()11月公開(C)️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年05月10日福士蒼汰主演のリーガルサスペンス「弁護士ソドム」。その第2話が5月5日放送。詐欺に加担した大学生を演じた佐藤龍我に「闇を抱えた役、絶対に似合うと思ってた」などの声とともに「この後仲間になるのかな」と、今後の動向を気にする投稿も寄せられている。騙された弱者ではなく騙した側である詐欺加害者を専門に弁護する主人公。しかしそこには自分の母を死に追いやった詐欺集団の黒幕にたどり着くという目的があった…という本作。金にならない仕事は引き受けない主義で、刑事弁護を“儲からない仕事”とけなし、詐欺加害者を専門の弁護することから法曹界では悪徳弁護士「ソドム」と呼ばれている小田切渉役で福士さんが主演。詐欺の被害者を守ろうとする正義感の強い人権派マチ弁・若松まどかに玄理、渉の幼なじみで天才ハッカーとして、情報収集などに力を貸す八雲カイに加藤清史郎、様々な変装が前回も話題となった元結婚詐欺師の三木天音に山下美月(乃木坂46)、母を失った渉を親代わりとなって見守り続けてきたSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研と豪華俳優陣が集結。まどかの元カレで、今は大手新聞社社会部で記者をしている青柳孝介に古川雄輝。まどかが勤めていた弁護士事務所代表の篠崎誠にでんでんといった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。騙され家族の情報を握られ、妹を守るために詐欺に加担することになった久保寺を演じた佐藤さんに「お兄ちゃんしてる龍我ちゃんも闇バイトに染まる龍我ちゃんもいいですね……」「龍我くんって闇を抱えた役、絶対に似合うと思ってたから目力も言葉に迫力もあっていい演技してる」といった感想とともに「久保寺この後仲間になるのかな」「仲間になるの?楽しみ」と、今後の久保寺の動向が気になる視聴者も。前回放送時も大きな話題となった天音の“変装”だが、今回は特殊詐欺の組織に潜入するためギャル姿の大学生に変身…こちらにも「ほんとどんな役もハマっててすごすぎる」「山下美月ちゃん良いキャラしてるな~」「変幻自在なキャラで来週も楽しみ」といった声が寄せられている。【第3話あらすじ】渉にガン治療専門の医師・栗原浩二(片桐仁)から弁護依頼が。患者の娘・江梨花(内藤理沙)に訴えられたという。栗原のクリニックは詐欺クリニックで、穏便に済ませたい栗原は和解を望むが社会的制裁を望む江梨花に拒否され交渉は決裂していた。渉は次の手を考えるが、この依頼には渉の失踪した父(勝村政信)に繋がる大きな手掛かりが…。「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年05月05日●肉体美が引き寄せたトレーナー役「役が役者に近づいてくることも」NHKドラマ10『大奥』での好演が記憶に新しい俳優の福士蒼汰。4月28日より主演ドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京 毎週金曜20:00~)が始まったが、5月6日からは動画配信サービス・U-NEXTでも主演ドラマ『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が配信スタートとなる。米ニューヨークを舞台にした『Fukuトレ』は、鍛え上げた肉体と得意の英語を活かした作品に。今年は初の海外作品も控えている。5月30日に30歳を迎える福士。2011年に俳優デビューしてから12年経った今、「役者人生の中で一番楽しい」と充実の日々を過ごしている。『Fukuトレ』は、福士蒼汰演じるトレーナー・FUKUのニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合した新感覚のトレーニング・ドラマ。撮影はニューヨークで行われた。ドラマは、トレーニング動画配信者として生きていく決意をした29歳のFUKUが、「どうせなら、好きな場所で暮らして働こう!」と日本を飛び出し、ニューヨークへ向かうところから始まる。劇中で展開されるトレーニング、通称「FUKUトレ」は、運動は苦手な人でも始められるプログラムで、FUKUの優しさあふれる褒め上手な声かけもポイントとなっている。トレーニング・ドラマという今までにない作品に、福士はオファーを受けたとき「まったく想像がつかなかった」と思ったものの、すぐに挑戦したいと思ったという。「U-NEXTさん初のオリジナル企画作品だと聞いて、それもありがたいなと思いましたし、ニューヨークでドラマを撮るというところにもワクワクしました。モキュメンタリーとはどういう感じなんだろうと思いながら、トレーニングも好きだし、英語も好きだし、ぜひやりたいなと。自分が好きな内容だったのでとてもやりがいを感じました」普段からトレーニングに励み、その肉体美にも注目が集まっている福士。筋トレを始めたきっかけは、米ロサンゼルスでのトレーナーとの出会いだった。「3年ぐらい前にLAに行ったときに、ジムのトレーナーさんと出会って。その方が東京でトレーナーをやっていると言っていたので、せっかくのご縁なので行くようになりました」武術や格闘技はそれ以前から続けており、最初はジークンドーから始めたという。「『仮面ライダーフォーゼ』のときに吉沢亮くん演じる2号ライダーがジークンドー使いで、こんな面白い武術があるのだと知りました。その後、『図書館戦争』で岡田准一さんと共演したときに岡田さんが偶然にもジークンドーをやられていると聞き、さらに興味を持って。どこでやっているのかなど教えていただいて僕も始めました」ジークンドーを4年くらい続けた後は、また違った武術や格闘技をやっているそうで、「興味が湧いたものをいろいろやっています。そのほうが楽しいので」と話した。○■目指している体は「脳でイメージしたまま動ける体」そして、「普通のウエイトを使った筋トレと、コンディショニングと、格闘技などをやって、実際に動けるための筋肉と見た目をきれいにするための筋肉の両方をつけています」と日々のトレーニングについて説明。目指している体は「脳でイメージしたまま動ける体」で、理想の体を100%とすると今は「まだ2%ぐらい」だという。「イメージ通りに動けるなんて究極。そこまではまだまだなれないという意味で2%です。それでも理想の体に近づけるように、脳のイメージと体をつなげていくために神経を促したり、筋力をつけたり、体をほぐしたりしています」理想の体を目指しているのは俳優業のためというのが大きく、「役者として自然に表現するためには、自分の体をコントロールできないといけない」とその必要性を感じている。まだ完成度は2%とのことだが、肉体改造が「役に生きていると感じています」と手応え。「アクションや殺陣などで、体のコントロールが脳みそと連動というところはできてきているなと。徐々にですが理想に近づけているなとは思います」と語る。また、肉体改造のおかげで作品や役と巡り合えているという実感も。「役者が求められる役に近づけることもありますが、役が役者に近づいてくることもあるなと。今回の『FUKUトレ』も、僕が体を鍛えているのを監督が知ってくださっていて。そういう意味では役も広がっていると思います」●「いまだかつてないくらいテンション高く」トレーナー役を熱演ドラマパートとトレーニングパートそれぞれに魅力がある『FUKUトレ』。ドラマパートではニューヨークの街並みも楽しめる。「五番街やタイムズスクエアなどみんなが行く観光名所だけでなく、ローカルなカフェや洋服屋さんなどにも行っています。そしてモキュメンタリーなので、台本がありながらドキュメンタリーライクに進んでいきます。FUKUなのか僕自身なのか、その狭間を楽しんでいただけるとうれしいです」トレーニングパートでは、明るく元気なFUKUが視聴者に寄り添いながらトレーニングを進めていく。「女性をターゲットにしているトレーニングで、呼吸など簡単なところから始まって、徐々に有酸素運動も入ってきます。僕がいまだかつてないくらいテンション高く、明るく元気なFUKUを演じているところもポイントです。皆さん見て驚くんじゃないかなと(笑)」絶対見てほしいシーンは? との問いには「いっぱいあります(笑)」と少し迷いつつ、ニューヨークでリアルにトレーナーをしている人にパーソナルトレーニングを受けるシーンを挙げた。「『ドラマとして撮影もするけど、本気でトレーニングしてほしい』と伝えたら、本当に全力でサーキット系のトレーニングを教えてくださりました。すごく楽しかったですし、ドラマの転換期になるシーンでもあるので注目してほしいです」本作でのトレーニングは、パーソナルトレーナー界のレジェンド・横手貞一朗氏が監修。福士自身も撮影前に横手氏のメソッドを習い、新たな学びもあったという。「女性向けというのもあって、呼吸やストレッチ要素が大きいです。新しいこともありながら、コンディショニングで習ったことと似ているところもありました。横手さんからは主に腹膜についても勉強させていただき、疲れているときに横手さんに教わったように筋膜ほぐしを実践しています」○■念願の海外作品出演も叶い「英語を勉強してきてよかった」英語を使うシーンもあるが、海外作品初出演となるHuluオリジナルドラマ『THE HEAD』Season2(2023年初夏配信)で全編英語のセリフに挑戦し、昨年スペイン・マドリードで行われた取材会で、通訳なしで堂々と英語で受け答えするほど英語スキルの高い福士は、『Fukuトレ』の撮影も難なくこなした。海外への興味は、小学生のときに地球儀を見て芽生えたのだという。「地球儀で日本を発見して、その小ささに驚いたんです。中学生になって学校で英語科目の勉強が始まって、この言語が話せたら世界中の人と話せるのだと思ったんです。そして、高校生のときにこの仕事を始め、英語を使った仕事もしたいとずっと思っていたので、英語の勉強は毎日のようにずっと続けてきました」英語の勉強は「ほぼ独学」とのことで、ここまで受け答えできるようになったことに「勉強してきてよかったなと思います」としみじみ。「僕は留学の経験もありませんが、コツコツ勉強してきた成果が出てきたのかなと思っています。僕はいろんな勉強法を試したタイプで、勉強法を勉強するところから始めたくらいです。最初はただかっこよく英語を話したいというのが大きかったので、発音の勉強から入りました。僕の場合は役者なので、文章を作る力よりも、台本のセリフを正しく発音できる力のほうが優先度が高いかなと」『THE HEAD』で海外作品初出演を果たし、『Fukuトレ』でも英語を活用。「20代までに海外作品に出演するのが夢だったんです。ありがたいことに叶えることができました」と笑顔を見せる。海外作品に初挑戦し、さらに海外への思いが増したそうで「喜びと同時に大変さも感じましたが、もっともっとやりたいなという気持ちのほうが強いです」と明かす。●『大奥』好演も話題“役として生きる楽しさ”に目覚めて飛躍5月30日に30歳を迎える福士。今後の抱負を尋ねると「特別なことは考えていないんです。30代になってもやることは変わらないかなと。その中でまた海外の作品にも出られたらうれしいです」と答えた。今年は、万里小路有功役を務めたNHKドラマ10『大奥』での好演が大きな注目を集め、主演ドラマに初の海外作品と、充実した年になりそうだ。2011年に俳優デビューしてから12年。「役者人生の中で今が一番楽しい」と語る。なぜ心から楽しめるようになったのか。それは、役として生きる楽しさを感じられるようになってきたからだという。「ある監督に出会ったことが大きいです。役者としてその瞬間を生きる楽しさに気づくことができ、そのあとに撮影した『大奥』も演じていて楽しかった。皆さんからの反響も励みとなって、やりがいをすごく感じることができました」そして、以前は「役者としての正解がわからなかった」と告白。「20代前半は役者としての知識や経験が不足していて、ずっと手探りでお芝居をしていたような気がします。デビューから10年以上が経って、ようやく自分の中で掴めたものがあると感じています」20代後半になって演じる楽しさに目覚め、磨きのかかった演技で多くの人の心をつかんでいる福士。鍛え上げた肉体や英語も武器に、ここからさらなる活躍を見せてくれそうだ。■福士蒼汰1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年にドラマ『美咲ナンバーワン!!』で俳優デビュー。同年、『仮面ライダーフォーゼ』で主演に抜てきされ、同シリーズの劇場版5作品にも出演する。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)で注目度が急上昇し、映画『好きっていいなよ。』(14年)など3作品での演技が評価され、2015年に第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ラブストーリーやアクション作品など幅広い作品に出演し、4月28日より主演ドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京)がスタート。主演を務めるトレーニング・ドラマ『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が5月6日よりU-NEXTで独占配信。自身初の海外作品であるHuluオリジナルドラマ『THE HEAD』Season2が6月17日より配信。
2023年05月01日福士蒼汰主演、テレビ東京ドラマ8「弁護士ソドム」が4月28日からスタート。福士さん演じる主人公・渉の“真意”に「黒幕を炙り出そうとしてるのか」などの声とともに、「復讐劇、楽しみ」など今後の展開に期待を寄せる声も多数寄せられている。テレ東金曜8時のドラマ枠が、若い世代もターゲットとしたチャレンジ精神あふれるものにリニューアル。その幕開けとなる本作は“悪徳弁護士”として知られる主人公の復讐劇を描いていく。旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされるソドムと呼ばれる型破りな“詐欺加害者専門弁護士”の小田切渉役で福士さんが主演。共演には小さな事務所の人権派弁護士で、渉と法廷で対決することになる若松まどかに玄理。渉の恩人で親代わりとして渉を見守り続けているSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研。渉の幼馴染で仲間の天才ハッカー・八雲カイに加藤清史郎。渉の仲間で変装が得意な元結婚詐欺師の三木天音に山下美月。渉の母で人権派弁護士だった小田切翔子に高岡早紀。渉の父で大学時代は法律の勉強をしていたが、法律の道には進まなかった小田切宏に勝村政信。まどかの元カレで大手新聞社の社会部の新聞記者の青柳孝介に古川雄輝。まどかが勤める弁護士事務所の代表・篠崎誠にでんでんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。まどかのもとに友人・沙耶(秋元才加)が結婚詐欺に遭ったと駆け込んでくる。沙耶の弁護を引き受けるまどかだが、相手側の弁護士は“法曹界のソドム”と呼ばれる渉で、彼の酷い言葉に沙耶は深く傷つき、訴えを取り下げてしまう。ところが今度は沙耶の祖父がリフォーム詐欺に遭う。実は沙耶が被害に遭った結婚詐欺とリフォーム詐欺は裏で繋がっていて…というのが1話の物語。渉が“詐欺師の弁護だけ引き受ける”のには理由があった。渉の母・翔子は詐欺被害者のために闘う弁護士だったが、渉が高校時代に自死。その原因は父の宏が会社の金を横領したからだとされたが、渉は翔子が遺した手帳から彼女が詐欺の“黒幕”を追っていたことを知り、「牧師」と呼ばれる黒幕にたどり着くため、あえて詐欺師の弁護をしていた…。視聴者からは「お父さんの横領も、本当はハメられたのかな」「ソドムは仮の姿で、本当は母親の復讐のために詐欺師の黒幕を炙り出そうとしてるのか」「ソドムは母親の死の真相を探って復讐する気なのか」などの反応とともに、「過去と現在が絡み合う復讐劇、楽しみ」「小田切渉がどうやって復讐して行くのか気になります!」といった声も。また、渉を演じる福士さんに「渉の過去、悪徳弁護士、裏のアジトでの顔 福士蒼汰さんの演じ分けが素敵」「ツンツン弁護士の福士くんもカッコよかったし仲間と打ち解ける福士くんの砕けた感じもカッコよかった」といった感想も寄せられている。【第2話あらすじ】誠が事務所を閉じることになり、まどかは渉がいる事務所へとやってくる。さらに弁護士を目指すきっかけになった女性が、渉の母・翔子だと判明。そんな2人が思いがけずコンビを組むことになる。その矢先、渉のもとに特殊詐欺に関わった大学生・久保寺治(佐藤龍我)の弁護依頼が舞い込む…。「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年04月29日福士蒼汰が型破りな“詐欺師専門弁護士”を演じる「弁護士ソドム」が、テレビ東京金曜20時の新ドラマ枠・ドラマ8にて4月28日(金)よりスタートする。話題を呼んだNHKドラマ10「大奥」での好演も記憶に新しい中、今度は完全オリジナルのリーガルサスペンスでダークヒーローを演じるという。さらに6月からは、自身初の海外ドラマ「THE HEAD」Season2も配信スタート!福士さんはいま、かつてないキャリアの充実期に立っている。男女逆転「大奥」万里小路有功役で改めて注目集めるNHKドラマ10「大奥」3代・徳川家光×万里小路有功編よしながふみ原作の大人気漫画をドラマ化したドラマ10「大奥」では「3代・徳川家光×万里小路有功 編」に出演。若い男子にのみ感染し、数日で死に至る「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が日本中に広がった江戸時代初めを舞台に、3代将軍家光の死を偽装するため身代わりとなった千恵(堀田真由)との愛を経て、やがて大奥総取締として男性の大奥世界を構築する万里小路有功、という重要な役どころを担った。麗しく、穏やかで慈愛に満ちた有功は、ひとりの女性としての人生と尊厳を奪われ傷ついた千恵を癒し、有功自身も四面楚歌の中で千恵との愛に癒されたはず。嫉妬や、幻滅、苦々しい思いは表に出さず、自分なりの愛と正義を貫こうとする有功の姿は多くの視聴者の胸を打った。福士さんは、2011年「仮面ライダーフォーゼ」の如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ役に抜擢され、2013年に国民的ブームを巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイク。以後、綾瀬はるか共演の「きょうは会社休みます。」や月9ドラマ「恋仲」、少女漫画の実写化映画『ストロボ・エッジ』といった作品で人気を確立、『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『イン・ザ・ヒーロー』と、ジャンルの異なるこの映画3作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。有村架純と共演『ストロボ・エッジ』(2015)数多く出演してきたラブストーリーの中でも異色といえるのが、時間が鍵を握る『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)で、いまK-POPアイドルの間でも人気となっているという。さらに、主演舞台「劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月」や映画『曇天に笑う』『BLEACH』、『ラプラスの魔女』など、近年は役柄の幅を広げてきた。『BLEACH』(2018)韓国ドラマのリメイクとなるAmazon Originalドラマ「星から来たあなた」では、400年も地球に暮らす“宇宙人”としてのクールな一面、有功にも通じるような落ち着きや達観と、自由奔放な人気女優・笹原椿(山本美月)とのユニークな掛け合いも見どころ。「スターマン・この星の恋」以来、2度目の宇宙人役をこなした。“ターニングポイント”になった作品は?『ちょっと今から仕事やめてくる』初日舞台挨拶より「ターニングポイントになった作品」と自ら語ったのが、『銀河鉄道の父』『八日目の蝉』の成島出監督のもと、「星から来たあなた」でも共演した工藤阿須加と出演した『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017)。仕事に行き詰まった隆(工藤さん)が出会う、“陽”の雰囲気を放つ関西弁の謎多き青年・ヤマモトは新境地となり、初日舞台挨拶で「今の気持ち、今の役者としての心というものはたぶん一生、忘れない」と語っていたほど。『ちょっと今から仕事やめてくる』また、さらなる転機となったのは『ザ・ファブル』(2019)での岡田准一との再会だろう。『図書館戦争』シリーズで共演した2人だが、「(以前は)岡田さんが教官で自分が部下、仲間だったんです。いずれ戦いたいなと思って、今回ついに戦うと。“うわ、ついに俺の夢が叶ったぞ!”と思い即決しました」と舞台挨拶でコメント。ストイックな格闘技習得やアクションへの追求で知られる岡田さんは「師匠で尊敬している俳優さんのひとり」とも語っていた。『ザ・ファブル』同作や『カイジ ファイナルゲーム』以降、ダークな雰囲気を纏う役柄も増えてきた。「DIVER-特殊潜入班-」(2020)で演じた黒沢兵悟は冷酷非道な、最凶の潜入捜査官。高いIQと身体能力を兼ねそなえ、自身の正義で悪を駆逐する役どころ。さらに綾野剛主演、藤井道人がチーフ監督を務めた「アバランチ」(2021)では、捜査一課から左遷され、アバランチに参加する西城英輔として存在感を発揮。“自分の正義”を模索する若きエリート刑事を演じた。詐欺師専門の悪徳弁護士に「弁護士ソドム」完全オリジナルドラマとなる今作でも、ダークな世界へ。演じるのは、周囲から「ソドム」と呼ばれる“詐欺加害者専門弁護士”・小田切渉。弱者を食い物にする詐欺師側につき裁判で勝たせていく、という悪徳弁護士だ。もちろんそれにはある目的があり、「単なるダークヒーローにも見えてしまう彼が、実は心の奥で抱えている人間的な部分を最優先にして描いていければ」と、そのキャラクターの奥深さをアピールする。■第1話あらすじ小田切渉(福士蒼汰)は、詐欺加害者専門の弁護士。刑事弁護を儲からない仕事とけなし、民事弁護を中心に活動している。詐欺加害者を弁護するということは、騙された弱者ではなく騙した側に味方するということ。その人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士、別名「ソドム」という忌まわしい名前で呼ばれている。渉が詐欺加害者専門の弁護士になったのはなぜか?彼の真の目的とは?ドラマ8「弁護士ソドム」は4月28日は2時間スペシャル、以降、毎週金曜20時~テレビ東京系にて放送。「NoMAD Workout-FUKUトレin NY-」福士蒼汰のトレーニングライフが覗ける!?福士さん演じるトレーニング動画配信者・FUKUによるニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合。劇中で展開されるトレーニング「FUKUトレ」は、パーソナルトレーナーの監修が入り、「僕が今まで積み上げてきた経験と、今回新しく学んだことをミックスして撮影することができました」という本格的なもの。英語を学び続け、岡田さんらを“師匠”にトレーニングを続けてきた福士さんの進化や新たな魅力に出会えそうだ。「NoMAD Workout -FUKUトレin NY-」は5月6日(土)よりU-NEXTにて独占配信。夢が実現した国際派ドラマ「THE HEAD」S2シーズン1に山下智久が出演した国際派キャスト集結の海外ドラマ「THE HEAD」のシーズン2に、優秀なエンジニアのユウト役で出演。カンヌで開催された世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」にも製作総指揮ラン・テレム(「HOMELAND/ホームランド」)やキャスト陣らと参加していた。「海外の人と一緒に仕事をしたいというのが僕の夢の1つでしたので、海外作品に出演する夢が実現し、本当に嬉しかった」と明かす福士さん。作品は、すでに約30の国と地域をカバーする「HBO Max」をはじめ、ベルギー、フランス、ラトビア、ギリシャ、カナダ、エストニア、オーストリアで放送&配信が始まっており、世界に“見つかる”ことになるかもしれない。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日より毎週土曜Huluにて独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月28日太平洋に浮かぶ秘密研究基地を舞台に展開する極限心理サバイバルスリラー、Huluオリジナル「THE HEAD」。日本から福士蒼汰が海外ドラマ初出演する本作のSeason2配信日が6月17日(土)に決定、緊迫の日本版予告も解禁となった。2020年6月から世界公開され、Huluでも全話独占配信中のSeason1では、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“震撼の極限心理サバイバルスリラー”を展開。視聴者や批評家からも称賛され、放送・配信国が公開当初の3倍となる世界90の国と地域に拡大するなど大成功を収めた。Season2は前作に引き続き、エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム製作総指揮のもと、世界各国を代表する俳優陣が結集、日本からもメインキャストの1人として福士さんが参加した。福士蒼汰・MIPCOM CANNES 2022にてSeason1では、南極科学研究基地の生存者である天才生物学者・アーサー(ジョン・リンチ)と医師・マギー(キャサリン・オドネリー)を中心に、それぞれの食い違う証言や明らかになっていく事実から、隔絶されていた6か月の間に研究者たちの身に一体何があったのか、真実が解き明かされていった。しかし、そんなSeason1の最後に明らかになった真犯人と“衝撃の真実”、アーサーとマギーの因縁の物語にはまだ続きがあった…。Season2での舞台は、陸から2,700km離れた太平洋のど真ん中に浮かぶ全長150mの巨大貨物船を装った秘密研究基地・アレクサンドリア号。気候変動から全人類を救い、世界を変えるという崇高な目的のもとに集った天才生物学者のアーサーたちだったが…。今回登場するのは、アーサーに加え、船の保安責任者であるアレック(モー・ダンフォード)、優秀なエンジニアのユウト(福士蒼汰)、アーサーの娘であり海洋生物学者のレイチェル(オリヴィア・モリス)、船を取り仕切る船長ルノー(ティエリ・ゴダール)、生物学者のエイミー(ジョゼフィン・ネルデン)、船の整備を任された機関長オスカル(エンリケ・アルセ)とその弟であり機関士のチャーリー(ホヴィク・ケウチケリアン)などの研究員や乗組員たち。さらに立て続く予想外の事件やアクシデントに、次第にアーサーは南極科学研究基地での凄惨な事件と共に、そのもう1人の生存者であり、アーサーの因縁の相手である医師・マギーを思い出す。しかし、マギーがこの船に乗っているはずがない、とアーサーはユウトの力を借りながら、マギーの協力者を探し始めるが…。誰もが疑心暗鬼になっていく中で、徐々に浮かび上がるそれぞれの欲望や野心、そして因縁。巨大な貨物船の中で起こる緊迫の心理戦、誰もが怪しく、犯人でありうる極限の状況の中で誰を信じればいいのか。海外では、約30の国と地域をカバーするHBO Maxをはじめ、ベルギー、フランス、ラトビア、ギリシャ、カナダ、エストニア、オーストリアで放送&配信をスタートさせている。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日より毎週土曜Huluにて独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月20日福士蒼汰主演のスリリングなリーガルサスペンス「弁護士ソドム」のメインビジュアルが完成した。本作は、周りからソドムと呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする詐欺師の味方をし裁判で勝たせていく、まさに“悪徳弁護士”。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的が…。そして、鋭い視線で見つめる主人公・小田切渉は、果たして“正義か、悪か”――。そんな彼にソドムをイメージした崩れていく街をオーバーラップさせたメインビジュアルが公開。“悪徳弁護士”として活躍する一方で、ある目的を持ち、信念を貫こうとする渉。物語が進むにつれてどのような姿を見せるのか、期待を感じさせる。また、第1話のゲストも発表。マッチングアプリで婚活する中で、詐欺の被害にあってしまう水元沙耶役を秋元才加。沙耶の祖父役に前田吟。謎の詐欺師役を大高洋夫。リフォーム会社社長であり、詐欺師の上野原豊役を池田成志。沙耶を騙したマッチングアプリ詐欺師をおばたのお兄さんが演じる。「福士さんは笑顔がとても素敵で爽やかだし、玄理さんも今回役柄との関係もありますが、とても頼もしくて現場が楽しいです」と明かす秋元さんは、「1話の終わり方が気になりすぎますね!監督、スタッフ、俳優陣の愛と熱意がこもった作品になっています。私も携われて光栄です。是非、沢山の方に観て頂けたら幸いです!」と呼びかける。前田さんは「初めての無口な老人役なので…前田吟の別の一面を出したつもりです。日本の社会の今をドラマで見てほしい!!」と熱いコメントを寄せる。大高さんは「オラの登場シーン、ファーストカット見てください!痛快な展開が待っています!」とアピールし、池田さんは「福士くんに少し聞いたんですが、この先、復讐だけではない展開が待ち受けてるそうなので、引き続きご視聴くださいませ!」と呼びかける。おばたのお兄さんさんは「胡散臭い爽やかさが出せていたら、それはもう僕としては大成功なので、そこが見どころです」と語っている。▼第1話あらすじ人情に厚い篠崎誠(でんでん)の法律事務所に所属する若手弁護士・若松まどか(玄理)のもとに、友人の水元沙耶(秋元才加)が結婚詐欺にあったと駆け込んでくる。マッチングアプリで知り合った男性に300万円を騙し取られたという。結婚資金として貯めたお金だと涙ぐむ沙耶を救うため、まどかは弁護を引き受けることに。ところが相手側の弁護士は、SOGA法律事務所所属、周囲からは“法曹界のソドム”と呼ばれ恐れられている小田切渉(福士蒼汰)だった。「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。その名の通り、詐欺師専門の悪徳弁護士として名を馳せている彼に、篠崎は気をつけるよう忠告するが…。「弁護士ソドム」は4月28日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送(初回2時間スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年04月11日女優の新木優子と俳優の福士蒼汰が出演する、東京シティ競馬(TCK)の新CM「TCK2023 光よ、駆けろ。東京スプリント」編が、12日より放送される。新CMでは、2023年度のTCKイメージキャラクターに起用された新木と福士が、遠距離恋愛中の恋人役で登場。東京で暮らす彼女・新木と、1,000㎞離れた地方都市で暮らす彼氏・福士の“距離を超えた待ち合わせ”を描いている。CM楽曲には、4人組バンド・緑黄色社会が同CMのために書き下ろした新曲「Starry Drama」が採用された。■新木優子&福士蒼汰インタビュー――東京シティ競馬のイメージキャラクターに就任されましたが、オファーを受けた時の感想を教えてください。福士:個人的にとても動物が好きで、お馬さんも大好きなので、嬉しかったです。(東京シティ競馬のCMは)きれいなCMが多いなという印象もあったので、僕もその一員になれて、とても嬉しいな、という気持ちです。新木:私もすごく動物が好きで、特に馬も大好きなので、すごく嬉しく思っています。もしかしたら(競走馬に)会えたりするのかな、なんて思いながら楽しみにしていたんですが、まだ会えていないですね。福士:これからですね!――お2人は同い年(1993年生まれ)で初めての共演だと思いますが、お互いどういった印象をお持ちでしたか?福士:1993年生まれということで、今年30歳になります。新木:そうですね。福士:新木さんの印象は、友人から話を聞いていて……。新木:え? 誰!? 気になる……。福士:いい人だと友人は言っていたので、あ、いい人なんだろうなって思っていて。実際に会ってみたら、本当に気さくな方で、撮影中も楽しくお話しながら、撮影できました。今は、雰囲気がすごく柔らかい方だなっていう印象です。新木:ありがとうございます(笑)。私は、全く事前情報がなかったので、私自身が見てきた作品の印象を持っていました。特に、背が高そうだなっていうのと、それに合わせてすごく気さくな方なのかな、という印象があったんですけど、お会いしてみると、本当に壁がなく、「あれ? (以前に)会ったことがあったっけな?」という風に感じてしまうくらい、同い年ということもあったからなのか、すぐ打ち解けられました。今回設定が、恋人同士だったので、この距離感で最初から福士さんと撮影できたからこそ、すごく良いCMになっているのではないかな、と思っています。――新CMのイメージソングは緑黄色社会さんの書き下ろし曲ですが、曲を聴いた時の印象を教えてください。新木:今回イルミネーションだったり、CMの中でも「光」が印象的な演出になっていると思うんですけど、キラキラした光だったりとか、馬が駆けているような、躍動感のある感じがすごく曲で表現されていて、とても素晴らしい曲でした。福士:緑黄色社会さんはとても明るいイメージがあるので、TCKのCMのイメージにぴったりだな、と思いますし、歌詞の中に、コピーにも入っている「光」という言葉も入っていたりと、そういったところもすごく素敵だなと思いました。――福士さんは以前、挑戦したいこととして「馬に乗りたい」と仰っていましたが、乗馬はされましたか? 乗馬のエピソードなどあれば教えてください。福士:結構(乗馬を)練習していて、休みの日とかも山の中に入って練習したりしています。楽しいですね。自分が馬に乗って指示を出すのですが、すぐに言うことを聞いてくれる馬もいれば、なかなか聞いてくれない馬もいて。心と心、生き物と生き物なので、心が通じ合ったときに動いてくれたりして、そういうのって車とかとはやっぱり違うんだなと実感しましたし、もっと馬だったり生き物との距離を縮めたいなと思いました。――新木さんは、YouTubeで乗馬されている姿を公開していますが、競走馬のイメージはいかがですか?新木:競走馬を現役でもやっている馬に乗る機会もないし、なかなか近くで見ることもできないんですけど、私が乗ったことのある馬よりも背が高くて、スラっとしていて、本当にサラブレッド、筋肉の質も違うな、と思います。(競走馬を)引退した馬には乗ったことがあるんですけど、引退していても、筋肉の付き方がすごくきれいで、背も高いし、頭も小さいし、すごくスポーツマンっぽい個性をもっているなと思いました。競走馬は更に、筋肉が隆々としていて、もりもりでカッコいい。走り方というか、地面を蹴る力がすごく強い、かっこいいイメージがありますね。――4月といえば新生活や新年度に当たりますが、今年駆け抜けたいことはありますか?福士:今年、色々な作品に出演させていただく機会がありますので、お仕事を精一杯駆け抜けたいなと思っています。新木:私はですね、年始(撮影時期は2月下旬)から始まっていた作品を既に1個駆け抜けまして、それが海外との合同作品ということで、色々自分の中でも挑戦だったんですけど、たまたまこの後も今年は、海外と繋がりのある作品に出させていただいたり、海外に行かせていただく機会が多そうなので、日本と違うところも楽しみながら、駆け抜けていきたいな、と思っています。
2023年04月07日福士蒼汰主演の春の新ドラマ「弁護士ソドム」に、高岡早紀、勝村政信、古川雄輝、でんでんが出演することが分かった。また、第1話の場面写真も公開された。本作は、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする“詐欺師”の味方をし裁判で勝たせていく、まさに“悪徳弁護士”。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的が…。ただの法廷モノではない、スリリングなリーガルサスペンスだ。今回発表されたのは、福士さん演じる“悪徳弁護士・ソドム”がなぜ誕生したのか、その鍵を握るキャスト陣。高岡さんが、主人公の弁護士・小田切渉の母であり、人権派弁護士・小田切翔子。勝村さんが、謎の失踪を遂げた渉の父・小田切宏。古川さんが、渉の秘密に迫る新聞記者・青柳孝介。でんでんさんが、まどか(玄理)の勤める弁護士事務所代表・篠崎誠を演じる。さらに、本作の主題歌が「BLUE ENCOUNT」の書き下ろし新曲「有罪布告」に決定。脚本を読み込み、その世界観に寄り添い書き下ろされた楽曲は、力強いビートの中に、優しさと強さを感じるメロディー、そしてドラマで問う「何が表で何が裏か?」とリンクする歌詞に注目。「BLUE ENCOUNT」の田邊駿一は「正義が多様化するこの時代に戦い続けるあなたへの主題歌です」とコメントしている。なお楽曲は、4月28日の放送で初披露となる。以下、キャストコメント・高岡早紀今作の企画書に「何が徳で何が罪なのか。」とありましたが、“愛する者の死”は、時にその様なことが頭の中に混在して、人を狂わすこともあるだろうと考えさせられました。物語の中では、母親を演じさせていただきますが、主人公の人生に多大な影響を与えた人物なので、役の上でもオフの時も、福士さんと良いコミュニケーションを取ることが出来ればと思います。そして、視聴者の皆様にも物語の根底にある愛が伝われば大変嬉しいです。・勝村政信謎を抱えた渉がとても魅力的で、悪なのか、善なのか、どこまでが本当なのか、どうなっていくのか、とてもおもしろい本でした。福士蒼汰くんと高岡早紀さんとは、何度も共演させていただいているので、とても楽しみで、安心感もあります。今後の展開も楽しみです。なぜ失踪したのか…まだ最後まで台本ができていないのですが、そこがポイントになるでしょう。一度観たら、最後まで観たくなる脚本です。渉がなぜこういう弁護士になって、この後どう変化していくのか、目が離せなくなるでしょう。・古川雄輝主人公である小田切渉の過去を調べる記者役で出演させて頂きます。玄理さんとは初共演となります。彼女に想いを寄せる役柄でもあるので、スリリングな本編とは別に二人の恋模様にも注目して頂きたいです。また、福士くんとは5年ぶりの再共演となります。彼が演ずる小田切渉とは対照的な役柄になるので、対抗できるような記者を演じたいと思います。善と悪、正義とは何か、考えさせられる作品です。是非楽しんでご覧下さい。・でんでん(台本を読んで)スッキリした!クズ人間はあの手この手で法を潜り抜け真面目人間を騙している。小田切渉は、そんな奴らに天誅を下す。現代の必殺しごと人だ。これからが楽しみだ。若手は福士蒼汰さん筆頭に皆さん魅力的で、ベテランはこれまた渋めで、一緒にお芝居できるのは嬉しい事です。温かい人柄が身体から滲み出てるような、下町人情弁護士をやりたいです。まず初回を見てください。ぜったい面白いですから!「弁護士ソドム」は4月28日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送(初回2時間スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年04月03日福士蒼汰主演の新感覚トレーニング・ドラマ『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が、5月6日より動画配信サービス「U-NEXT」で独占配信されることが21日、発表された。本作は、福士蒼汰演じるトレーナー FUKUのニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合した新感覚のトレーニング・ドラマ。ドラマは、トレーニング動画配信者として生きていく決意をした29歳のFUKUが、「どうせなら、好きな場所で暮らして働こう!」と日本を飛び出し、NYへ向かうところから始まる。劇中で展開されるトレーニング、通称「FUKUトレ」は、運動は苦手という人でも自然とすんなり入っていけるプログラムで、予約が取れないことで有名なパーソナルトレーナー界のレジェンド、横手貞一朗氏が監修に入った本格派。最終回まで完走すると、身体の使えていなかった筋肉がひと通り動かせるようになる設計となっている。一方で、FUKUが配信者として紹介するリアルなニューヨークライフも見どころになっており、タイムズスクエアや五番街など観光で訪れたい王道スポットから、ダンボ・グリーンポイントなどの再開発地区まで、いまのNYの暮らしぶりをFUKUの目線で切り取っていく。福士が披露する鍛え上げた肉体、本人の日常なのかもしれないと視聴者をギリギリまで惑わせるモキュメンタリードラマとしての熱演、トレーナー FUKUの優しさにあふれた褒め上手な声かけにも注目だ。福士は「今回、U-NEXT初となるオリジナル企画作品にお声がけいただき、とても光栄に思いました。体づくりや英語という、自分が今まで取り組んできたことがテーマになっていたこともあり、ぜひ一緒に作品を作りたいと感じました」とコメント。「ニューヨークでの撮影は、最先端のシティライフも、開発が進むローカルな街での生活も、どちらも体感することができました。それぞれの魅力を感じながら撮影できたのは、“モキュメンタリー”ならではだったと思います。皆様にも、現地でのライフスタイルを楽しんでいただける内容になりました」と魅力を伝え、「トレーニングに関しては、僕が今まで積み上げてきた経験と、今回新しく学んだことをミックスして撮影することができました。普段体を動かしていなくても、楽しく続けられるメニューになっています。僕が引っ張っていきますので、ぜひトライしてみましょう!」と呼びかけている。U-NEXTプロデューサーの吉野英美氏は、番組タイトルについて「“ノマド”はもともと遊牧民という意味で、最近は“ノマドワーク”“ノマドライフ”のように自由でしなやかな生き方の象徴として使われています。スマホ一つで、いつでもどこでもトレーニングができる、また型にはまらないで、ドラマを見る気分で気づいたら運動をしていたというフレームを作れたらと思って、ノマド ワークアウトと命名しました」と明かした。(C)2023 U-NEXT Co., Ltd. All Rights Reserved.
2023年03月21日福士蒼汰が主演する新感覚トレーニングドラマ「NoMAD Workout -FUKUトレin NY-」が、「U-NEXT」にて5月6日(土)より独占配信する。企業戦士として7年間勤めた会社を辞め、トレーニング動画配信者として身を立てていく決意をしたFUKU、29歳。「どうせなら、好きな場所で暮らして働こう!」と日本を飛び出し、NYへ向かう。好きなことだけをやって生きていく。自由というかけがえのないものを手に入れ、FUKUが見つけた答えとは…。本作は、福士さん演じるトレーナー FUKUのニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合。劇中で展開されるトレーニング「FUKUトレ」は、運動が苦手でもすんなり入っていけるプログラムで、予約が取れないことで有名なパーソナルトレーナー界のレジェンド、横手貞一朗が監修に入った本格派。最終回まで完走すると、身体の使えていなかった筋肉がひと通り動かせるようになる設計になっている。また、FUKUが配信者として紹介するリアルニューヨークライフも見どころ。タイムズスクエアや五番街といった観光で訪れたい王道スポットから、ダンボ・グリーンポイントの再開発地区まで、暮らしぶりをFUKUの目線で切り取っていく。福士さんは「ニューヨークでの撮影は、最先端のシティライフも、開発が進むローカルな街での生活も、どちらも体感することができました。それぞれの魅力を感じながら撮影できたのは、“モキュメンタリー”ならではだったと思います。皆様にも、現地でのライフスタイルを楽しんでいただける内容になりました。トレーニングに関しては、僕が今まで積み上げてきた経験と、今回新しく学んだことをミックスして撮影することができました」と撮影をふり返り、「普段体を動かしていなくても、楽しく続けられるメニューになっています。僕が引っ張っていきますので、ぜひトライしてみましょう!」と呼びかけている。「NoMAD Workout -FUKUトレin NY-」は5月6日(土)よりU-NEXTにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年03月21日福士蒼汰主演のリーガルサスペンスドラマ「弁護士ソドム」に出演するレギュラーキャストとして、玄理、加藤清史郎、山下美月(乃木坂46)、光石研が決定した。小田切渉(福士さん)は、詐欺加害者専門の弁護士。金にならない仕事は引き受けない主義のため、刑事弁護を“儲からない仕事”とけなし、民事弁護を中心に活動している。詐欺加害者を弁護するということは、騙された弱者ではなく騙した側に味方するということ。その人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士「ソドム」と呼ばれていた。しかし、彼にはある目的が…。今回発表された4人が演じるのは、福士さん演じる弁護士・渉を取り囲む人物。弁護士仲間として、正義感の強い人権派のマチ弁・若松まどかを、アメリカや韓国の作品にも出演し、グローバルに活動する玄理さん。渉を親代わりとして見守り続ける恩人・曽我一馬を、先日最終回を迎えた「星降る夜に」にて院長役を好演した光石さんが演じる。「この作品は弁護士という職業へのラブレター」と語る玄理さんは、「福士蒼汰さんは、とてもストイックで努力なさる方だと聞いていました。きっと私の想像を越える渉が現場にいるんだろうと思うと心強く、これからの3ヶ月が楽しみでなりません」と期待。光石さんは「各エピソードの裏で、微かに聞こえるノイズ(からくり)がドラマを盛り上げます。とにかく毎回、眼が離せない展開になっております!どうぞ、お見逃しなく!」と呼びかける。一方、裏の仲間としては、渉の幼なじみで天才ハッカーの八雲カイを、「ドラゴン桜」「競争の番人」に出演した加藤さん。変装が得意な元結婚詐欺師・三木天音を、「CanCam」専属モデルであり、連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する山下さんが演じることに。加藤さんは「どんなストーリーなのだろうと台本を開くと、読み進めれば読み進めるほど、『なるほど!そういうことだったのか!』とものごとがクリアになって行く、とても読み心地がよい作品です。完全オリジナルドラマということで、結末がどうなるのか、それは僕にもまだ分かっていませんが、ドラマ 8という新たな枠で、一見少し風変わりなこの作品を楽しんでいただけるのではないかと、ワクワクしております」と心境を明かし、山下さんは「私は福士蒼汰さん演じる小田切渉の"裏の仲間"として参加させていただきますが、こちら側の世界にも沢山の"表"の部分があるなと脚本を読んでいて感じました。今回演じさせていただく三木天音は元結婚詐欺師で変装が大の得意という、中々癖の強い刺激的な役柄です。可愛く愛らしいキャラクターにしたいと意気込んでおりますので、今作のスパイスとなるよう全力で演じたいと思います!」とコメントしている。「弁護士ソドム」は 4月28日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送(初回2時間スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年03月16日2023年1月10日から放送が開始された、よしながふみさんの漫画『大奥』を原作としたテレビドラマ『大奥』(NHK)。若い男性のみに感染し、死に至る病『赤面疱瘡(あかづらほうそう)』がまん延した、男女が逆転した世界で生きる人々の苦悩を描いています。『3代 徳川家光 × 万里小路有功 編』では、将軍職が女性に引き継がれた最初の徳川家光役を、俳優の堀田真由さんが務めました。数々のオフショットをマネージャーがTikTokで公開しており、視聴者の注目を集めています。徳川家光役・堀田真由の笑顔無理やり将軍職に据えられた家光は、心に闇を抱えており、シリアスな場面が数多くありました。そんな家光の恰好のまま、オフショットでは堀田さんがほほ笑ましい姿を見せています!若紫との対面劇中には、俳優の福士蒼汰さんが演じる万里小路有功に、家光が猫の若紫を贈るシーンがありました。猫と仲よくなるため、撮影前に一緒に遊ぶ堀田さんの姿がこちら。@hottamgmg NHKドラマ10「大奥」の第2回がいよいよ明日17日22:00〜放送されます!ぜひご覧ください✨#堀田真由 #大奥 #若紫 ♬ オリジナル楽曲 - 堀田真由マネージャー猫を前に、堀田さんは笑顔が抑えきれない様子。猫じゃらしで遊んで、すぐに仲よくなれたようですね。福士蒼汰と遊ぶ堀田真由撮影の合間、猫用のおもちゃで遊ぶ、堀田さんと福士さんの姿も見られました。@hottamgmg NHKドラマ10「#大奥」本日22:00〜第3回が放送されます!ぜひぜひご覧ください✨ スタンバイ中に若紫のおもちゃで遊び出した#有功 と#家光 をただ見守る動画です☺️#福士蒼汰 さん#堀田真由 ♬ オリジナル楽曲 - 堀田真由マネージャー自分たちでツボにはまってしまったようで、笑い声をあげる堀田さんと福士さん。和やかな動画2本に、ファンも笑顔になったようです。・猫とたわむれる姿が、シンプルにかわいすぎる。・ダメだって。かわいさが渋滞しているって。・福士さんと遊んでいる時の、堀田さんの笑い方が好き。・なんて平和な空間。ありがとうマネージャーさん!本番以外で、出演者同士が交流している姿もSNSで公開されることが多くなった昨今。ドラマの放送中、楽しみが増えて嬉しいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月04日NHKドラマ「大奥」が話題となった福士蒼汰が、テレビ東京のドラマ8「弁護士ソドム」にて主演を務めることが決定。同・金曜8時のドラマ枠が4月28日(金)より、若い世代もターゲットとしたチャレンジ精神あふれるドラマ枠にリニューアルされる。ドラマ8の幕開けとなる本作は、いわゆる法廷モノとはひと味違うスリリングなリーガルサスペンス。「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。本作では、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺加害者専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的があったからで…。主人公の弁護士・小田切渉を演じるのは、ドラマ10「大奥」(NHK)での演技が話題となった福士蒼汰。映画『旅猫リポート』やドラマ「アバランチ」(フジテレビ)など、ふり幅のある演技で評価の高い福士さんが、周りから「金のために詐欺加害者に手を貸す」と悪評の悪徳弁護士を演じる。【コメント】福士蒼汰(小田切渉 役)今回、金曜8時の新しい枠で、完全オリジナルドラマに出演させていただきます。プロデューサーの方々と打ち合わせを重ねながら、細かい部分までこだわって一緒に作り上げています。“ソドム”と呼ばれる弁護士・渉。彼の執着心はどこから来るのか。追い求める希望とはなにか。単なるダークヒーローにも見えてしまう彼が、実は心の奥で抱えている人間的な部分を最優先にして描いていければと思っています。楽しみにしていてください!「弁護士ソドム」は4月28日より毎週金曜20時~テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年02月26日門脇麦&田中圭共演「リバーサルオーケストラ」第6話が2月15日オンエア。坂東龍汰演じる蒼の“いきなりハグ&告白”に「青春やべえー!最高!」などSNSが盛り上がる一方、その後の2人のぎこちないやり取りには「可愛い」の声が続出している。本作は市役所勤務の元・天才ヴァイオリン少女が、強引すぎる変人マエストロによってコンサートマスターに。地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことになるが、世界で活躍するエリートの幼馴染や、楽団をつぶそうと企む議員らが現れて…という一発逆転音楽エンターテインメント。幼い頃からバイオリン奏者として輝かしい活躍をしてきたが、長く表舞台を去り、朝陽によってオーケストラのコンサートマスターになる谷岡初音を門脇さんが演じるほか、西さいたま市長の息子で幼いころからピアノやヴァイオリンを習い、ドイツを中心に活躍していたが父親に半ば騙される形で玉響のマエストロになった常葉朝陽には田中さん。父は世界的な指揮者、母は有名ヴァイオリニストという音楽界の超エリートで日本屈指の人気ヴァイオリニストだが、幼なじみの初音のことが気になる様子の三島彰一郎には永山絢斗。初音の妹で児玉交響楽団をSNSで支援する谷岡奏奈に恒松祐里。初音の家に下宿している玉響フルート首席・庄司蒼に坂東さん。朝陽にフラれて公演に出ないと言い出す玉響チェロ首席・佐々木玲緒には瀧内公美。朝陽の父で現職西さいたま市長の常葉修介には生瀬勝久。修介のライバルで玉響を潰そうとする本宮雄一には津田健次郎。日本屈指のスーパーゼネコン・高階組の会長で、日本一の高階フィルオーナーでもある高階藍子に原日出子といった俳優陣が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。バレンタインガラを次週に控えるなか、玲緒が公演に出ないと言ったまま練習にも現れなくなる。団員たちの間では朝陽にフラれたからだとウワサが立ち始める。心配した初音は朝陽たちと一緒に玲緒のマンションを訪ねるが、玲緒は「これから合コンに行く」と答える。玲緒は朝陽が初音のことを好きだからモチベーションがなくなったと話す。その言葉をきっかけに朝陽を意識し出す初音。そんな初音に複雑な心境を抱く蒼…というのが今回のストーリー。本宮の裏工作でコンサートの開演に間に合わないという事態に陥る玉響だが、朝陽の機転で無事演奏できる。帰りのバスが出発する直前、蒼は初音をいきなりハグ。団員たちが見ている前で「好きです」と告白する…。「まさかあそこで告白するなんて!青春やべえー!最高!」「あおいくんがまさか初音に告白するなんて!」など突然の告白に驚きの声が上がるとともに「あおいくん、渾身のハグ 。と告白きたー」「こんな、どストレートな告白あるん!?みんな見てる前で…最高」など喜びのコメントも。帰宅した初音と蒼はお互い正座、「あの先ほどの件でございますが…」と切り出す初音に「時間かけてもらっていいんで…」と、少しづつ男性として意識して欲しいと頼み込む蒼。固くなった2人のぎこちないやり取りには「ヒロインに告白した人とされたヒロインが正座で向かい合わせで話し合うシーンがかつてあったろうか」「蒼くんと初音さんの承知しました正座可愛い」「帰って家で正座でぺこぺこしてる二人かわいすぎるやろ」などの反応もSNSに投稿されている。【第7話あらすじ】突然のテレビ出演のオファーに三島の悪意を感じ返事に迷う初音だが、修介の勢いに負け出演することに。小野田からは市役所を辞めて正式に玉響の団員になってほしいと誘われ、プロの演奏家になる覚悟も問われる。しかし三島の会見を発端にネット上で初音の過去が暴かれ、心配した両親が谷岡家に帰ってくる。しかし同居中の蒼を見て仰天することに…。「リバーサルオーケストラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月16日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年1月スタートのテレビドラマ『大奥』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。名を奪われた女(家光)と、望む未来を捨ててその女に寄り添った男(有功)。互いに小さな焚火のような尊厳を守りあい、愛し合った男女に死別のときが訪れた。ともに太平の世を守るために苦悶の人生を耐えて生きたけれども、世代がぐるりと回った時、そうして守りたかったものの記憶は自身の子孫でも、社会でも薄れていく。史実から考えると、およそ30年強。価値観が変わっていくのにその時間は長いか短いか。でも思えば、私たちも親や祖父母の語る苦労でさえ、どこかふわふわと実感を伴わないものだ。江戸、太平の華やかな時代に、漂うように退廃をまとわせて現れた将軍・綱吉(仲里依紗)の姿にそんなことを思う。ドラマ『大奥』のオリジナルのシーンも男子だけが罹る伝染病で、人口の男女比が不均衡になった架空の江戸時代。三代将軍家光を伝染病で失った春日局(斉藤由貴)は、その唯一の落胤(らくいん)である少女(堀田真由)を拉致してきて家光の身代わりとし、正統な血筋の世継ぎを産ませようと画策する。頑なに子供を産むことを拒む少女に春日局が引き合わせたのは、公家出身の僧侶・万里小路有功(福士蒼汰)だった。望まぬ還俗を強いられ、未来を奪われてもなお慈悲深さを失わない有功との日々で家光は愛情と安らぎを得るが、二人の間に子は出来ず、やむなく家光は他の男との間で子を産む。だが、出産の為に他のどの男と関係を持とうが心は有功にある家光と、愛する女が他の男に抱かれる苦しみから逃れられない有功との間には、細くても埋まることのない悲しい溝が出来てしまっていた。※写真はイメージ死の間際、家光が有功に頼んで身体を寄せ合う場面、そして本当の名前を呼んでほしいと家光がせがむセリフは原作にない、ドラマのオリジナルである。名は人が生きていく尊厳の最後の砦であり、悲しい運命の女将軍はそれを有功の存在で守り通したのだと分かる、素晴らしいシーンだった。「千恵様」と万感の想いを込めた福士蒼汰の表情と声にこみ上げるものがあり、更にそれに「…うん」と小さく頷く堀田真由が、出会った頃のように性別を越えた無垢な笑顔で頷くのを見ていて、思わず声と涙をこらえきれなくなった。※写真はイメージ悲しい人生だが確かな幸せもあったのだと伝わってくる。春日局が有功に還俗を強い『仏をさらった』、その時に望んだ『上様こそこの世で最も救われねばならないひと』という願いを、有功は果たしたのである。ドラマの有功はより人間らしさが溢れていたし、春日局の深みのある烈女ぶりも見事だった。そして、玉栄を演じた奥智哉の愛嬌とバイタリティもまた印象深い。この玉栄の可愛らしさが私たちの記憶に残れば残るほどに、綱吉編は業の深い、やるせないものになるだろう。かくして、家光の死から物語は一気に五代将軍綱吉の時代にとぶ。戦乱の世は遠のき、大奥は絢爛豪華になり、そして江戸の町では庶民が芸能や食事を楽しんでおり、これぞ我々がイメージする『大奥』の世界という高揚感に満ちている。御鈴廊下、しずしずと女将軍に付き従う極彩色の衣装に身を包んだ御台所や御中﨟たち。その中で、権力、美貌、跡継ぎの娘、腹心の部下、世に人が望む全てを持っているかのように見える女将軍・綱吉は倦怠にうんざりしている。大奥での房事に飽き飽きしている綱吉は、かつての愛人で、今は重臣・牧野の夫になっている男を目の前で奪いとり、更に息子まで大奥に召し出して奪ってしまう。奔放な女将軍の欲望で牧野の一家は崩壊し、綱吉の元から去ってしまうが、綱吉には罪悪感の欠片もない。興味深いのは、原作ではここで「成貞は優しうてお母上のようで私は大好きであったに」と綱吉は心底悲しそうに呟くのである。不可解な価値観にも見えるが、もしも貞淑であることが美徳であると教え込まれるのと同じくらいに、性に奔放で貪欲であることが彼女にとってある種の勤めであり、美徳であると教えられて生きれば、そういうことになるのかもしれないとも思うのだった。エピソードを通して、エロスはふんだんにあるがロマンスは見えにくい、怜悧(れいり)だが同じくらい強引な女将軍綱吉は、演じるにあたってもリスクの高い難役だろうと思う。その高い山に挑むのに、怪女優・仲里依紗ほど適任の俳優はいないだろう。早くも京都からやってきた御中﨟(おちゅうろう)の右衛門佐を値踏みするねっとりした視線にはゾクゾクさせられる。その視線を受けるのは『信用ならない男』を演じたら当代随一の山本耕史で、NHK大河や時代劇の常連でもあり、所作の自然な美しさはさすがである。綱吉編は、大奥らしさ全開の政争や情念の駆け引きも楽しく、同時に史実や、赤穂浪士といった歴史上有名なエピソードと物語の縫い合わせ具合が絶妙で、それもまた楽しみな見所といえるだろう。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年02月10日ドラマ10「大奥」第4話が1月31日オンエア。有功を演じる福士蒼汰に「良い作品に出会うと演者さんも光る」「あらためて凄い役者」などの声が続出。斉藤由貴演じる春日局とともに「本物の春日と有功だった」といった絶賛する声もSNSに多数上がっている。江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、“若い男子にのみ”感染し“数日で死に至る”恐ろしい病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が日本中に広がり、男子の人口が女子の1/4まで激減。男子が希少な存在となったことで、女子が男子の代わりとして労働の担い手となり、江戸城でも将軍職が女子へと引き継がれ、大奥も男の世界へと変貌を遂げる…という世界観のもと、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみによるコミック「大奥」。本作はその原作コミックを豪華キャスト陣で映像化。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまでを描いていく。2話から展開されてきた【三代将軍家光・万里小路有功編】は、赤面疱瘡で3代将軍家光が死亡、家光が死んだことで戦国の世の再来を危惧した春日局は家光の死を隠し、家光の隠し子を秘密裏に拉致。その娘を将軍の身代わりとして子を産ませ、徳川幕府を維持しようと考える。春日局の策略で公家出身の僧・万里小路有功が大奥入りさせられる。当初は有功を嫌い、子作りも拒否していた家光(千恵) だが、徐々に有功に心を開くようになる…という物語が展開してきた。キャストは有功に福士蒼汰。家光(千恵) に堀田真由。春日局に斉藤由貴。春日局の子で家光の側近・稲葉正勝に眞島秀和。有功の部屋子となる玉栄に奥智哉。8代将軍・徳川吉宗に冨永愛といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は有功と家光の間に子が生まれないことで、春日局は新しい家光の相手候補・捨蔵を大奥に呼び寄せる。有功から報告を受けた家光は激しく取り乱すも、それを受け入れ捨蔵との子・千代姫を出産。しばらくすると捨蔵はケガで寝たきりになってしまい、春日局は再び有功と家光が親密になることを許す。しかしやはり有功との間に子は恵まれず、春日局はまたも新たな相手を連れてくる。そんななか大奥内で赤面疱瘡が発生、そして春日局も病に倒れることに。春日局亡き後、家光は自らの姿を人前に晒し、“女将軍”として世をおさめることを宣言するのだった…というストーリー。SNSでは有功を演じた福士さんに「頭の良さと優しさを兼ね備えた有功に福士蒼汰さんが本当に似合う」「美しく高潔で仏様みたいな有功に説得力を持たせてるのは福士蒼汰が演じてるから」「福士くん、声や表情からその心が伝わってくるお芝居がとてもよかった。良い作品に出会うと演者さんも光る」「福士蒼汰くん。本当に良かった。表情も何もかも。あらためて凄い役者」など、その演技に絶賛の声が集中。2話でも話題となった斉藤さん演じる春日局とともに「斉藤由貴さん福士蒼汰くんの究極の演技を見た。本物の春日と有功だった」といった評価も投稿されている。【第5話あらすじ】嫉妬に苦しむ有功の気持ちを知った家光は、有功にとある役目を授ける。そして時は流れ5代・徳川綱吉(仲里依紗)の時代。綱吉は奔放な将軍で大奥だけに留まらず城の外でも男を漁るほど。そんななか綱吉との間に子を持てずにいた御台が大奥に呼び込んだのは、大奥中が噂をするほどの美青年・右衛門佐(山本耕史)だった…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年02月01日