暖かさを感じるようになってくる頃、眠気やだるさなど、カラダの不調を感じていませんか?冬から春へと季節が変わる頃に起きる不調は、もしかしたら「春バテ」かもしれません。今回は春バテの原因や対処法について、あすけん栄養士が解説します。春バテとは?春バテとは、季節の変わり目である春に感じる不調を指す言葉として使われます。不調の内容には、眠気、だるさ、肩こりなどのカラダの不調から、イライラ、憂鬱感、気分の落ち込みなどの精神的な不調までさまざまなようです。春バテは寒暖差による自律神経の乱れが原因として考えられています。春は暖かい日と寒い日が交互に続いたり、朝晩の気温の差があったりと寒暖差が大きく、自律神経のバランスを崩してしまいやすいもの。また春は新生活や転勤、異動などの生活変化によるストレスや、花粉症の時期とも重なり、人によってはさらにストレスがかかってしまうこともあります。体調を崩してしまう前に、なんとか対策しておきましょう。春バテ対策のポイント3つ春バテの原因とされる自律神経が乱れないようにするには、睡眠や食事などの生活習慣の見直しが大切です。春バテ対策のポイントを3つに分けてご紹介します。1.毎日3食規則正しくとる自律神経を整えるには、規則正しい食生活を心がけることが大切です。とくに朝ご飯を抜きがちな方は、生活リズムが乱れやすくなるものです。朝ご飯はカラダを目覚めさせてくれる大事な役割があるため、食べる習慣を身に付けましょう。2.睡眠で休養をとる忙しい日が続くと睡眠がおろそかになってしまうかもしれませんが、睡眠不足はストレスの元。忙しいときこそしっかりと睡眠を取り休養しましょう。ホットパックなどで目元を温めるとリラックス効果があるといわれています。疲れ目対策にも良いとされているため、目を使う作業が多い方は寝る前に取り入れてみるのも良いですね。また湯船にゆっくり浸かるとリラックスでき、眠りを助けてくれますよ。いつもシャワーで済ませている方は、ぜひ試してみてください。3.軽い運動でリフレッシュ軽い運動やストレッチはストレス解消に役立ち、自律神経も整えてくれます。暖かい日は外で身体を動かすのも良いですね。運動する習慣があまりない方は、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から、無理なく始めてみてください。春は年度末の忙しさや、生活や環境の変化などもあり、知らないうちにストレスを感じることも多いでしょう。生活習慣をしっかり整え、春バテに負けないカラダ作りをしておきましょう。 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2024年02月18日近頃はインフルエンザや風邪が流行していることもあって、免疫力低下は避けたいところ。でも知らないうちに免疫システムがバテてしまっている可能性も。数々のメディアやYouTubeなどで活躍するドクターハッシーこと内科医の橋本将吉さんが「免疫バテ」につながりやすいNG行動と対処法を解説します。免疫バテとは?NGな生活習慣もチェック!「免疫バテ」は橋本さんによる造語で、昨今の新型コロナウイルスの流行によって起きやすくなった食生活の乱れや運動不足、睡眠不足、腸内環境の悪化などを原因として起きる免疫力の低下や体調不良のこと。橋本さん免疫バテで免疫システム全体の調節が乱れた結果、全身倦怠感や疲労感を感じやすくなり、さまざまな健康リスクが増えてきます。例えば下痢・便秘がち、頭痛が頻繁に起こる、手足が冷える、小さなことでイライラする、食欲がないなどの状態があるなら免疫バテの恐れがあります。ーーさらに、次の5つの行動に2つ以上あてはまったら、免疫バテにつながる可能性があるといいます。免疫バテにつながりやすいNGな生活習慣5つ1.1日に1回もサラダを食べないことが多い2.1週間に運動をする頻度が1回以下3.朝、起きたときに熟睡感がないことが多い4.1日に10回以上笑っていない5.入浴は週に5日未満で、シャワーで済ますことが多い橋本さん心当たりがある人は、バランスの取れた食事から適切な睡眠、適度な運動、ストレス管理、日光浴、社交活動まで、生活習慣全体を見直しましょう。食事からの免疫バテ対策ーー数ある免疫バテ対策のうち、今回は食事での対策を教えていただきました。橋本さん腸は免疫システムとして重要な役割を果たしているため、腸内環境を整えることが対策の一助となります。腸には100兆個の菌が棲んでおり、悪い菌か良い菌かによって本人の免疫を左右します。良い菌が多くいれば悪い菌がいてもやっつけてくれるので、食物繊維や乳酸菌を摂取して良い菌を増やすことが重要です。大事なのはプロバイオティクスとプレバイオティクスを摂取することです。・プロバイオティクス:菌そのもの。乳酸菌やビフィズス菌などの良い菌・プレバイオティクス:プロバイオティクスのエサになる、食物繊維やオリゴ糖など橋本さん乳酸菌はヨーグルトやキムチなどの発酵食品、食物繊維は野菜のほか海藻類がおすすめです。キノコ類も合わせて摂取するとよりよいですね。おやつには、ナッツなどの木の実がおすすめ。植物性の食物繊維やたんぱく質、脂質がバランスよく含まれているからです。ーーこれらを食事に取り入れつつ、生活習慣も正して免疫バテを対策しましょう。手軽に飲める健康のためのドリンク3選ーーとは言っても、食事に手間ひまかけるのが億劫なら、市販のドリンクを試してみるのもよいかもしれません。ライターが見つけた3つの商品をチェックしてみてください。1.医師が企画した乳酸菌粉末ドリンクハシモトマサヨシ「乳酸菌 V28」180g(6g×30包)¥6,960円(税込)橋本さんが医師として監修ではなく、直接企画している『ハシモトマサヨシ』ブランドの乳酸菌入り粉末ドリンク。乳酸菌、食物繊維、野菜や果物、ビタミン・ミネラルなど全部で28種類の成分を配合。りんご酢風味で美味しく飲めます。水やお湯、ソーダ水などに溶かして飲みますが、橋本さんによれば、ヨーグルトなどに入れて食べてもOKとのこと。手軽に毎日、腸のために続けられそうですね。<商品情報>ハシモトマサヨシ「乳酸菌 V28」180g(6g×30包)¥6,960(税込)2.スッキリ飲めるドリンクタイプのヨーグルト明治「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプThe GOLD」112g 希望小売価格¥257(税込)今年10月に発売された新しい商品。明治が保有する数千種類の乳酸菌ライブラリーの中から選び抜いた1073R-1乳酸菌がつくりだす多糖体「R-1乳酸菌EPS」を通常品の2倍(6.6mg)配合したドリンクタイプのヨーグルトです。EPS(Exopolysaccharides)とは、乳酸菌などが菌体外につくりだす多糖体。多糖体は、一般的にキノコや海藻、野菜などの食品に含まれている微生物がつくる成分で、新しい可能性を秘めているとか。ドリンクヨーグルトとはいえ甘さは控えめのタイプで、スッキリとして飲みやすそうです。<商品情報>明治「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプThe GOLD」112g希望小売価格¥257(税込)3.手軽に免疫と睡眠のダブルケアができるドリンクキリンビバレッジ「キリン おいしい免疫ケア 睡眠」100ml ペットボトル ¥172(税込)※編集部調べ免疫ケアと睡眠の質向上をダブルでサポートする機能性表示食品。健康な人の免疫機能の維持に役立つプラズマ乳酸菌を1,000億個配合しているのに加え、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つGABAは100mg配合。優しい甘さで、続けやすいヨーグルト味です。キリンの調査では「夜の体調管理」や「睡眠の質向上」を目的に、「お風呂上がりから寝る前」に多く飲用されているそう。夜のリラックスタイムに合いそうです。<商品情報>キリンビバレッジ「キリン おいしい免疫ケア 睡眠」100ml ペットボトル¥172(税込)※編集部調べ腸が喜ぶ食品や手軽なドリンクを取り入れて、免疫バテを賢く対策しましょう。Information<教えてくれた人>橋本 将吉(はしもと・まさよし)さん株式会社Gift Circle(リーフェグループ)の代表取締役医師。東京むさしのクリニック院長として診療に携わる傍ら、個別指導塾「医学生道場」の運営やYouTubeチャンネル「ドクターハッシー/内科医 橋本将吉」を通じて一般の方に医学教育を提供中。<筆者情報>椎原茜ライター。記事を通して、読者の方々に役立つ情報を知ってもらい、ハッピーかつ快適な生活を送っていただきたいという思いで執筆中。(C) nenetus/AdobeStock文・椎原茜
2023年12月25日12月になると、日中と夜間の寒暖差が大きくなり、それが体調不良を引き起こす原因の1つとなることも。そこで今回は、こういった寒暖差による「冬バテ」に焦点を当てて、女医の筆者が解説していきます。皆さんが快適な冬を過ごせるように、おすすめの対策方法をご紹介しましょう。冬バテの原因寒さによる身体への影響冬になると、屋外と屋内での気温差が激しくなるため、自律神経の働きに負担がかかります。日中と夜間の気温差が大きくなるとともに、室内で暖房器具を使っていると、より一層気温差が生じてしまいます。寒暖差によって自律神経が乱れてしまうことが、体調不良、つまりは“冬バテ”の原因になると考えられます。具体的には、身体が寒さにさらされると、アドレナリンやノルアドレナリン(※1)といった交感神経を活性化させるホルモンが分泌され代謝が活性化。心臓がドキドキする一方で、手足の血管は締まって血流が低下しやすくなり、「手足の冷え」として自覚されやすくなるとされます。さらにストレスホルモンの分泌が増え、食欲が増大したり、太りやすくなったり、免疫力の低下を招く可能性も。また、冬の屋内では暖房を使用することが多いですが、そうすると空気が乾燥するので、さらに風邪をひくなど感染症のリスクも高まるでしょう。日照時間の減少による影響12月は日照時間が短くなるため、紫外線が皮膚にあたることで合成されるビタミンDの不足や、日光に当たる時間が少ないことで季節性感情障害(SAD)のリスクが高まります(※2)。ビタミンDが不足すると骨密度が低下しやすくなるほか、免疫力が低下しやすくなるため、ビタミンDが不足していると感染症の重症化につながる場合もあるのです。季節性感情障害は秋から冬に増悪し、春~夏に改善するうつ病の一種。日光にあたる時間が短くなることでセロトニンの合成が不足することが一因と考えられます。健康な人でも、冬はセロトニンの分泌が少なくなり、気分が落ち込みやすくなる可能性があります。冬バテの対策適切な衣服重ね着や防寒具を活用し、体温の急激な変化に対応できるようにしましょう。屋外では、血流の多い首周りをマフラー等で覆ったり、手足が冷えないように手袋や厚手の靴下を履くなどの冷え対策がおすすめ。暖房の効いた屋内でも暑くなりすぎないように、調整しやすい衣服にすると良いですね。暖房器具の使用適切な室温を保ち、冷えによる体調不良を防ぐようにしましょう。暖房器具を使用すると空気が乾燥しやすくなるため、加湿器を活用するのも有効です。ただし、加湿器を使用する場合は定期的に内部を清掃し、カビの発生を防いでくださいね。バランスの良い食事栄養素をバランス良く摂取し、免疫力を維持するようにしましょう。特に不足しやすいビタミンDは、サケやサバ、イクラなどに多く含まれますので意識的に摂ると良いでしょう。メンタルの不調が気になる方は、体内でセロトニンの原料となるトリプトファンや、セロトニン合成に大切なビタミンB6、B12、葉酸といった栄養素も積極的に摂取したいですね。これらの栄養素を食事から補うのが難しいという人は、サプリメントを併用するのも良いでしょう。適度な運動冬は寒くて動くのが億劫になる人も多いはず。ストレッチやウォーキングなど、取り入れやすい軽い運動で血行を促進できると良いですね。メンタルの不調を改善するのにも、運動は大変有効だと思います。日光を浴びる日照時間が短くなる冬ですが、日光をできるだけ浴びられるような工夫をしてみてください。朝から日光を浴びるようにすることは、自律神経の乱れを調整し、気分を高めることにも役立つでしょう。リラクゼーション日々のストレスを自分でコントロールするために、趣味の時間をしっかり確保するなど、無理をしすぎないようにしましょう。忙しい中でも、瞑想や読書など心を落ち着ける時間をもつことで、副交感神経を優位にしてリラックスすることが大切です。まとめ冬バテは、寒暖差や日照時間の減少などが要因とされますが、適切な対策をとることで防げるはずです。衣服の工夫、栄養と運動のバランス、そして心の健康を保つことが大切。これらのポイントを意識して、快適な冬を過ごしていきましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット ノルアドレナリン / ノルエピネフリン※2 季節性うつ病:用語解説|こころの耳©yamasan/Adobe Stock ©K-Angle/Adobe Stock ©Trickster*/Adobe Stock著者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年12月08日夏の疲れが残る中、厳しい残暑が過ぎたと思えば、今度は秋雨が続き、そのうえ台風までくる秋の天気。ジェットコースターのように気温や気圧が安定しないため、心も体もお疲れ気味になる「秋バテ」に要注意。『天気に負けないカラダ大全』を上梓した気象予報士の小越久美さんが、秋の天気の特徴と天気ごとに起こりやすい低気圧不調の症状について解説する。■秋はどんな低気圧不調が出やすい?秋は地面の温度が冷えてくるため大気の状態が安定し、「行楽の秋」「スポーツの秋」の季節でもありますし、気温が下がると交感神経の働きが高くなるため集中力もアップして「読書の秋」にもうってつけです。秋晴れという言葉もある通り、秋の気候は比較的安定していますが、低気圧不調を抱える人にとっては症状を引き起こしやすい天気が続くため、つらい季節と感じる人も多いのではないでしょうか。夏から秋へ、季節の変わり目には短い雨期を挟みます。秋雨前線が降らせる雨を「秋の長雨」「秋霖」などと呼びます。梅雨と比べれば、秋霖はそれほど激しい雨を降らせるものではありません。しかし、秋は台風シーズン。台風に秋雨前線が刺激されると、大雨となることがよくあります。東京の年間降水量を見ると、梅雨時の6月よりも、秋雨+台風の9月や10月の降水量のほうが多いのです。台風は気圧の変化が大きく、頭痛や肩こりなど“痛み系”のウィークポイントを持つ人には、少々つらい時期。また、このころから気分がうつうつとして、何もする気が起こらない、外出が億劫になる、食欲が増す、寝ても寝てもまだ眠いなど、何かとやる気を失う低気圧不調を抱える人が増加傾向に。この症状を「季節性感情障害」や「秋バテ」などといい、秋から冬に襲ってくるうつに似た症状です。その原因ははっきりとは特定されていませんが、男性よりも女性に圧倒的に多く、その割合は1対4ともいわれています。■「秋バテ」を引き起こす秋の天気の特徴とは夏の間、日本列島を覆っていた太平洋高気圧が弱まると、北へと押し上げられていた梅雨前線が南へ下がってきます。これが、秋雨前線です。梅雨前線も秋雨前線も天気図上では同じ「停滞前線」の記号で描かれ、一見すると違いがありません。暑中見舞いのはがきが立秋を過ぎると残暑見舞いに変わるように、梅雨前線も立秋を過ぎると秋雨前線と呼び名が変わります。同じ停滞前線でも呼び方によって季節を感じられるようになりますし、秋雨前線が降らせる雨を「秋の長雨」「秋霖」などと呼ぶと、日本らしい風情が出ますね。しかし、一見同じと言っても梅雨前線と秋雨前線には違いがあります。梅雨はアジア全体の雨季の一部なのに対し、秋雨は日本特有の現象です。秋雨前線は、北から南下することが多いため北日本や東日本などの日本海側に多く雨を降らせるのが特徴です。梅雨の間、どうにも体調がすぐれないという人は、秋も要注意。眠気、やる気減退、便秘などの不定愁訴が再来しやすく、梅雨はどうにか乗り切ったという人でも、秋になると落ち込んだ気分を盛り返すのが難しくなり、秋バテに陥る方も少なくありません。この秋バテは、冬までズルズルと引きずってしまいがちです。対策としては、とにかく秋が近づいてきたら朝から活動的になること。早起きをしたり、朝時間にストレッチをしたり、いつもより早歩きで歩いたりと、動き回ることで交感神経を上げてあげることが重要です。また、食中毒が増えるのは夏より秋に多いといわれているので、衛生面にも注意を向けましょう。■秋台風による気圧変化で自律神経が疲弊夏の終わりから秋は台風シーズンで、大型の台風が多いのが特徴。台風といえば渦を巻き、グルグルとすごい勢いで進んでくるイメージがありますが、実は、台風はほとんど自分で進むことができません。では、どうやって移動するかというと、偏西風にあおられるようにして進みます。この性質が、台風の進路に影響しています。夏台風の場合、偏西風の影響を受けにくく、勢力はそれほど強くないけれど、のんびり進むため台風の影響が長引く場合があります。対する秋台風の場合は勢力が強く、偏西風の影響をもろに受け、自動車並みの速度でグングン進みます。台風は進路が定まりやすい一方、予想より早く、あっという間に通過してしまうこともしばしば。勢力が衰えないまま通過するので、広範囲に暴風をもたらすのが特徴です。このときに秋雨前線を刺激すると、大雨を降らせます。春や秋に偏西風に乗ってやってくる低気圧の場合、気圧は2~3日かけて徐々に下がり、上がっていきます。ところが、台風の気圧変化は急激です。半日から1日の間に、気圧が20~30ヘクトパスカルも下がり上昇に転じる、ということが普通に起こります。30ヘクトパスカルの気圧降下で、海面が30センチほども上昇します。海の水が30センチも上がるのですから、体への負担がどれだけのものか、想像できますよね。実際に、9月、10月は九州から関東にかけて湿布薬の売り上げが年間でピークになるようです。急激な気圧変化から片頭痛の症状も出やすくなります。■秋は晴れた日こそ、羽織りものを持ち歩くさらに秋晴れの日は、朝晩の冷え込みに注意です。雲ひとつない秋晴れは気持ちのいいものですが、上空に雲がないため、日中、太陽によって暖められた地表の熱が、夜になると宇宙空間へと逃げていってしまいます。これが、「放射冷却現象」の仕組みです。浴槽にふたをすればお湯が冷めにくいのと一緒で、上空に雲があれば地表の熱も逃げにくい、ということなんです。では、上空に雲のかかりにくい夏は、放射冷却が起こらないのかと疑問に感じる人もいるでしょう。もちろん、夏でも放射冷却は起きています。でも、夏は空気中の水分が多く、熱が逃げにくいことに加え、地表の空気もたっぷり暖められているので、宇宙空間に熱が逃げていったとしても、涼しく感じるまでにはいたらないのです。秋の放射冷却による寒暖差は、体にとってはかなりの負担になります。前日の日中に20℃を超える暖かさになったかと思えば、翌朝は5℃ぐらいまで冷え込むというケースも。その差15℃以上。こういった日が何日も繰り返されれば、不調にもなるというものです。秋晴れの日は、日中の気温がどれだけ高かったとしても、帰宅が遅くなるとわかっているときは、カーディガンやストールをバッグに入れて出かけましょう。また、昔から喘息発作は秋の晴れた日に起こりやすいといわれていますし、統計でもそれが証明されています。放射冷却により、冷たい空気が沈殿するときに溜まる汚染物質がアレルギー源となって喘息の引き金になっているとも考えられていますので、喘息やアレルギー体質の方はご注意ください。【PROFILE】小越 久美(おこし くみ/Kumi Okoshi)気象予報士、健康気象アドバイザー1978年、岐阜県下呂市生まれ。筑波大学第一学群自然学類地球科学専攻(気候学・気象学分野)卒業。2004年から2013年まで日本テレビ「日テレNEWS24」にて気象キャスターを務める。その傍ら、民間の気象予報会社(株)ライフビジネスウェザーに所属し、健康気象アドバイザー・データ解析士の資格を取得。スーパーマーケットの売上予測の開発にも携わる。現在は(一財)日本気象協会に所属し、気象データとAIを活用した商品の需要予測事業に携わり、アパレルや飲料メーカーなどへのコンサルティングを行う。著書『かき氷前線予報します~お天気お姉さんのマーケティング~』(経済法令研究会)。
2023年10月22日漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開している株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では、漢方薬やツボ・食材を用いた秋バテ対策をご案内しています。季節の不調である秋バテは、夏の暑さや秋の乾燥といった気候変化の負担が体質に影響して起こる不調です。当社は秋バテにお悩みの方や不調を感じている方が、早期に回復するためのサポートを行っており、この度2023年9月30日より当社ホームページにて、漢方薬、ツボ押し、食材についての紹介を開始しました。詳細URL: 秋バテ【秋バテとは?】暑い日が続くと、秋らしい美しい紅葉や涼しい気温が待ち遠しいものですが、気候の変化が私たちの健康に影響を与えることがあります。特に、残暑が終わり涼しくなってくる頃に起こる不調を秋バテといいます。夏バテと比べるとあまり馴染みのない秋バテですが、実は悩まれる方が年々増加傾向にあるといわれています。秋バテの代表的な症状として、◎疲れやすい◎食欲がない◎食べるとすぐに眠くなる、があります。夏バテの原因は、暑さや湿気といった気候による体への負担、冷たいものの取りすぎによる胃腸の負担などです。一方の秋バテの原因は、朝晩が涼しくなってきて激しい寒暖差に自律神経がついていけない、夏バテから回復しきれない、乾燥によってダメージを受ける、ということが挙げられます。秋バテは特に医学的な定義がないため、どうして不調が起こっているのか分からず、多くの診療科をまたがり、回復に時間がかかるケースもあるようです。そのため、秋バテによる不調について漢方の考えによる情報提供をおこない、健康に過ごすための知識と対策をサポートすることが必要だと考えています。イメージ画像【漢方で考える秋バテ】漢方では、すべての万物を“陰陽(いんよう)”に分けて考えます。昼間や太陽の光は“陽”に分類され、夜や涼しい気候は“陰”に分類されます。秋は日が暮れるのが早くなり、それと比例して夜の時間が長くなるため、「陽消陰長(ようしょういんちょう)」と言われ、陽が減っていく季節と考えます。陽はエネルギー・新陳代謝・体を温める力・体を動かす力でもあるため、体が弱っていると季節の変化についていけず、気候の影響を受けやすくなるのです。どのように体が弱っているのかによって、秋バテは大きく3タイプに分かれます。(1)夏のダメージで胃腸が弱っているタイプ、(2)気温差に体がついていけないタイプ、(3)乾燥の負担を受けたタイプです。それぞれ、起こりやすい症状が異なりますので、自分に当てはまるタイプを見極めて、対策をとることが大切です。中には、複数のタイプが混ざって不調が現れる方もいますので、自己判断が難しい際には専門家にご相談ください。【当社ホームページの主な特徴】・専門家による記事:秋バテについての見解、漢方薬、ツボ、食事について実用的なアドバイスをするために健康とウェルネスの専門家、鍼灸師、登録販売者、薬剤師のチームによって記事が監修されています。・動画の掲載:家庭での養生を実践的にサポートするために鍼灸師によるツボ押しの動画を作成し、掲載しています。・定期的な更新:ウェブサイトは最新情報を提供するために定期的に更新します。秋バテまではないけれど、何となくいつもと体調が違う、秋バテを防ぎたい、という方にはツボ押しや食事といった家庭でできる養生法がお勧めです。特に、ツボ押しについてはツボの場所や押し方などを動画(YouTube)でも紹介しています。まずはご自身でできる養生法に取り組んでいただきたいと思います。ただし、毎年のように不調を感じられている方や日常生活に影響するような不調を感じられている方は、専門家に相談いただき、漢方薬や鍼灸治療の対策をお勧めいたします。【今後の展開】季節の変わり目の不調は気候変動によって予測のつかない場合が多く、病気ではないため対策法が明確に定まっていません。当社は地域の薬局・鍼灸院として、未病(病気になる前の不調)の対策を提示し、自ら養生できるようにサポートしていきたいと考えています。少子高齢化が進み医療費の高騰が課題となる中で、ご自身でできる養生法の発信は非常に重要です。引き続き、地域にお住いの皆様の健康管理を担うとともに、社会のウェルビーイングに取り組み、生活向上に努力し続けていきます。【会社概要】会社名 : 株式会社誠心堂薬局本社所在地: 千葉県市川市南行徳3-18-23代表者 : 代表取締役 西野 裕一設立 : 1987年3月URL : 事業内容 : 薬局の経営、医薬品及び医薬部外品の販売、鍼灸治療院及び接骨院の経営、化粧品の輸入及び販売、前各号に附帯する一切の業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月03日夏の暑さも和らぎ、涼しくなってくる今の時期は、過ごしやすい気温ではありますが夏の疲れを引きずっているとだるさを感じることも。体調を整えるためには、食事でしっかり栄養を摂るための工夫も大切です。そこで今回は、秋の体調不良を予防するためにおすすめの食材やレシピをご紹介します。秋の不調におすすめの食事とは夏の暑さによる疲れが体調にあらわれやすい秋の初めは、体調を崩さないよう食事にも気をつけたいものです。基本的にはさまざまな食材をバランスよく摂ることがおすすめですが、なかでも積極的に摂っていただきたい食材や栄養素についてお伝えします。たんぱく質たんぱく質は肌や髪、筋肉など私たちの体をつくる材料となる栄養素です。特に運動後の疲れには、たんぱく質が不足しないように食事で補給しましょう。たんぱく質は肉・魚・玉子・大豆製品などに多く含まれています。ビタミンB群ビタミンB群は体内で糖質・脂質・たんぱく質を分解し、エネルギーを生み出す重要な働きをしています。なかでも注目したいのはビタミンB1。糖質の代謝を助ける働きをし、ビタミンB1が不足すると疲労感やだるさなどにつながるといわれています。ビタミンB1は肉・魚・玉子などに多く、とくに豚肉はよい供給源です。抗酸化ビタミン抗酸化ビタミンとは、免疫力低下の要因にもなる「活性酸素」の働きを抑えるビタミンのことです。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが抗酸化作用の強いビタミンといわれています。これらは野菜や果物に多く含まれているため、積極的に摂るとよいでしょう(※1)。秋の体調を整えるためのレシピ3つここからは、秋の体調不良を回復させるためにおすすめしたいレシピを3つご紹介します。旬の食材も取り入れてみたので、ぜひ参考にしてみてください。鶏むね肉とパプリカのオイスターソース炒め鶏むね肉は良質なたんぱく質が多く含まれ、パプリカにはビタミンCが豊富に含まれています。また、辛みのついた味付けは食欲増進効果が期待できます。【材料(2人分)】・鶏むね肉:1枚・赤パプリカ:1/2個・黄パプリカ:1/2個・しめじ:1パック・料理酒:小さじ1・しょうゆ:小さじ1・片栗粉:小さじ1・ごま油:大さじ1(A)・オイスターソース:大さじ1・みりん:大さじ1・しょうゆ:小さじ1・豆板醬:小さじ1・おろしにんにく:小さじ1/2【作り方】1.鶏むね肉はそぎ切りにし、縦にカットして棒状にする。料理酒としょうゆを揉みこみ、10分ほど置いておく。その後、片栗粉を揉みこむ。2.赤パプリカ・黄パプリカは種とわたを取り除いて細切りに、しめじは根元を切り落としてほぐしておく。3.フライパンにごま油を入れて熱し、1の鶏むね肉を入れて中火で炒める。鶏むね肉の色が変わったらパプリカとしめじを加え、火が通るまで炒める。4.3に(A)を混ぜ合わせた調味料を加え、炒め合わせたら器に盛って完成。【ポイント】豆板醬の量はお好みで調整してください。冷めてもおいしく召し上がれるため、お弁当のおかずにもおすすめです。さつまいもと玉ねぎの豚汁豚肉には糖質の代謝を助けるビタミンB1が多く含まれ、疲労回復に役立つと考えられます。また、秋の味覚であるさつまいもには、加熱しても壊れにくく抗酸化作用のあるビタミンCが含まれています。【材料(2人分)】・豚こま切れ肉:100g・さつまいも:1/2本・玉ねぎ:1/2個・生姜:1かけ・小ねぎ:適量・ごま油:大さじ1・水:400ml・和風顆粒だし:小さじ1・みそ:大さじ2【作り方】1.さつまいもは1mmほどの半月切りにして水にさらす。玉ねぎは薄切りに、小ねぎは小口切りにする。生姜はすりおろす。2.鍋にごま油を入れて中火で熱し、豚肉を入れて炒める。3.豚肉の色が変わったら水と和風顆粒だし・さつまいも・玉ねぎを加えて、具材がやわらかくなるまで5分ほど煮る。4.3を弱火にして味噌を溶かし入れ、火を止めて器に盛り、生姜と小ねぎを散らして完成。【ポイント】豚肉はバラ肉などほかの部位に代えてもおいしく作れます。ごぼうやにんじんなどほかの根菜を加えても栄養たっぷりの1品となりますよ。鮭のレモンマリネ鮭には良質なたんぱく質のほか、ビタミンB群や抗酸化作用のあるアスタキサンチンが豊富に含まれています(※2)。ビタミン豊富な野菜と合わせて酸味を効かせたマリネにすると、食欲がないときもさっぱりと食べられますよ。【材料(2人分)】・生鮭:2切れ・塩・こしょう:少々・小麦粉:小さじ2・オリーブ油:小さじ1・玉ねぎ:1/4個・にんじん:1/3本・ピーマン:1/2個・塩:ひとつまみ・レモン:1/2個(A)・酢:大さじ2・オリーブ油:大さじ2・塩:小さじ1/2・砂糖:小さじ1・レモン汁:小さじ1【作り方】1.鮭は一口大にカットして塩・こしょうで下味をつける。2.玉ねぎは薄切り、にんじんとピーマンは細切りにし、電子レンジ600Wで1分加熱する。レモンは薄い輪切りにする。3.(A)を混ぜ合わせてマリネ液をつくる。4.1の鮭は5分ほど置いたら水気をふき取り、小麦粉をまぶす。5.フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、鮭を焼く。片面に焼き目がついたら裏返し、中まで火を通す。6.鮭と野菜、3のマリネ液、レモンを合わせて、粗熱がとれたら冷蔵庫で30分ほど冷やして完成。【ポイント】鮭が熱いうちにマリネ液につけると味が染みこみやすくなります。レモンやお酢の酸味を効かせることで、塩分が控えめでもおいしく食べられます。旬の食材を取り入れて元気に秋を過ごしましょう体調を整えるためには、今回ご紹介した食材のほかに、旬の食材を取り入れることも大切です。旬の食材は栄養価も高く、季節を感じられる食事になりますよ。食生活においていちばん大切なのは栄養バランスのとれた食事ですが、疲れを感じたら疲労回復が期待できる食品も意識して摂り入れていきましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット抗酸化ビタミン※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 抗酸化物質©puhimec/Adobe Stock筆者情報寺内麻美管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。文/管理栄養士・寺内麻美
2023年09月22日100歳でも元気に歩ける体づくりをサポートする日本体芯力協会会長 鈴木 亮司の著書『「脱力」はなぜ体にいいのか』が青春新書プレイブックスから2023年8月18日に発売されました。著書【今年は残暑で秋バテに警戒】異例の残暑が続いています。気象庁は2023年8月末の3ヶ月予報で、9月から11月まで東日本と西日本、沖縄奄美では平年よりも気温が高くなる見通しと発表しました。記録的猛暑の疲れやエアコンと外気の温度差による冷房冷え、昼夜の寒暖差などの影響で秋バテになる人が多くなることが予想されます。秋バテは自律神経の乱れに起因し、疲労感、食欲不振、不眠などの症状が生じますが、適度な運動をすることで、自律神経のバランスを整えることができると言われています。【秋バテ対策は脱力して三半規管と自律神経を整えること】2023年8月18日に当協会会長 鈴木 亮司の著書『「脱力」はなぜ体にいいのか』が発売されました。本書では、体の無駄な緊張を解き、自律神経を整えることができる「脱力スワイショウ体操」と「ボディマップ体操」を紹介しています。著者の体操の理論と実践法を学ぶ医療関係者の周りで体が疲れにくくなったという声が上がり、口コミで話題となっています。自律神経が乱れ、交感神経が優位の状態が続くと筋肉はずっと緊張している状態です。不自然な緊張が続けば、体は力み、体調不良が生じます。不自然な緊張をとるには、三半規管を整えることが重要です。三半規管が整い、水平・垂直感覚が調節されてくると姿勢と自律神経も整います。脱力スワイショウ体操では、体も目も適度に動かしながら脱力し、三半規管を鍛えながら、体の自然な揺らぎを取り戻して自律神経も整えることができます。<上下の脱力スワイショウ体操(一例)>腰幅に立ち、両腕を肩の高さに上げる。腕の重みが感じられるぐらい完全に力を抜いて、両腕を振り下ろす。下ろした腕を反動を利用して肩の高さまで振り上げる。もう一度両腕を振り下ろし、同じように振り上げる。これをしばらく繰り返す。さらに体の緊張をとるのに有効なのが脳内のボディマップを鮮明にすることです。ボディマップとは、ひとりひとりが脳の中に持っている身体地図のこと。私たちは脳内のボディマップの情報をもとに、一瞬後の予測を立てて体を動かしています。そのため、ボディマップが不鮮明な部分があると体は緊張します。<ボディマップ体操>顔、頭、首、肩、腕、脇、手、肋骨、お腹、脇腹、背中、腰、太もも(前側)、すね、ふくらはぎ、太もも(裏側)、太もも(内側)、足の甲、足の裏を順番にさすることで脳にボディマップを形成することができ、緊張を解くことができます。【脱力体操の原点は元格闘家の度重なる故障】代表の鈴木は2003年からプロ総合格闘技に参戦、並行してトレーナーの専門学校でも学びました。練習やトレーニングで数えきれないほどの故障を抱え、とうとう重度の眼窩底骨折を患いドクターストップに。それから身体に負担のかからない方法を武道や東洋医学を学び模索しました。その後、体育学の権威東大名誉教授 小林 寛道先生と出会い、理論的裏付けを得て力まずに鍛える「体芯力」体操を考案。格闘の世界を引退後は、高齢者を中心にパーソナルトレーナーとして指導、セミナー講師やトレーナーの育成事業も行っています。また、医療関係者などを対象に無意識な力みをとる方法、脳神経から身体を活性化させる体芯力の理論と実践法を指導しています。<代表・鈴木 亮司のコメント>「誰でも簡単にできるラクな体操です。自律神経を整えて疲れをリセットできるので、秋バテ対策に最適なセルフケアとなっています。毎日の隙間時間に取り入れて欲しいです。」【最新書籍『「脱力」はなぜ体にいいのか』概要】本書では、私たちが力(りき)んでしまう理由と、脱力することで体と心にどんな良い効果があるのかを解説した上で、自然と緊張がとれていく体操を2種類紹介しています。販売日 : 2023年8月18日(金)著者 : 鈴木 亮司出版社 : 青春新書プレイブックスページ数: 184pISBN-10 : 4413212037【鈴木 亮司プロフィール】1977年、千葉県館山市生まれ。認知動作型トレーニング指導者。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定トレーナー。アメリカプロバスケット選手、有名格闘技道場、プロ格闘家、プロボクサーから80歳以上の高齢者まで、ほぼ同じ内容のトレーニングを実施。20年間でのべ4万人以上のパーソナルトレーナーを務める。著書には、「死ぬまで歩ける体をつくる!10秒 『寝ころび筋肉ひねり』」(PHP研究所)、「インナーマッスルに効く『体芯力』全身体操」「体のたるみを引きしめる!『体芯力』体操」「腰・ひざ 痛みとり『体芯力』体操」「100歳まで歩ける!『体芯力』体操」(以上、青春出版社)がある。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月20日こんにちは、かたくりこです。わが家の姉妹・長女こむぎ(7歳)と次女きなこ(4歳)の日常をお届けする「こむぎときなこ」の、第58回です。夏休み期間中は生活ペースが普段と違い、イベントも多く、子どもたちも家にいることが多いので、母のやることはいつもの倍以上。そんなある日の夕方、バテてしまって何もできなくなったことがありました。そのときふと思い立ち、子どもたちに助けを求めてみたら…子どもたちが猛烈な勢いで、洗濯たたみや、部屋の片付けや、お風呂の準備などを手伝ってくれました!次女には「おかーしゃん、子どもを2人産んどいてよかったな!」と、意気揚々と言われましたが(笑)、たしかに子ども2人が参戦すると、ものすごく進みが早かったです。多少ぐちゃぐちゃにたたまれていた洗濯物もありましたが、クオリティは二の次で全然構いません。とにかく作業を終わらせてくれたことが、ありがたかったです。これまでは、しんどいときも私だけで作業を抱えがちでしたが、これから困った時には、子どもたちにも積極的に助けてもらおうと思った母でした!
2023年09月12日夏の厳しい暑さがやわらぎ、秋の気配を感じる季節が近づいてきました。夏の疲れを引きずったまま涼しい季節になると、夏バテと同じように体のだるさや食欲不振などの「秋バテ」を感じる人もいるようです。今回は管理栄養士の筆者が、秋バテをまねく食生活や、秋バテ予防におすすめの食材についてお伝えします。“秋バテ”とは?夏の暑い日々が過ぎ、少し涼しさを感じる季節になると、なんとなくだるさや体調不良を感じることはありませんか?冷房や冷たいもので「冷え」が起こりやすい夏のあと、気温が下がってくることで自律神経が乱れやすくなり、秋まで不調が続きやすくなる状態がいわゆる「秋バテ」といわれています(※1)。秋バテを予防するためには、生活習慣を見直すことが大切です。そこで、秋バテにならないために食生活で気を付けていただきたいポイントをお伝えします。秋バテをまねくNG食材秋バテを加速させてしまう食材とは、基本的に夏バテをまねく食材と同様に、栄養バランスの偏りが起こりやすかったり体を冷やしてしまったりするものが挙げられます。以下で具体的なNG食材と、摂る際の注意点をお伝えします。冷たいジュース夏は暑い日が続き、冷たいジュースを飲むことが習慣になっていたという人もいるでしょう。ジュースやアイスなど冷たいものばかりを摂っていると内臓が冷えてしまい、自律神経のバランスが乱れて不調が起こりやすいのです。また、甘い飲み物を飲みすぎると血糖値が上昇してのどが渇き、さらにジュースを飲んでしまうという悪循環に陥りやすくなります(※2)。水分を摂る際は水やお茶など糖分が入っていない飲み物を選びましょう。冷たいそばやそうめん夏は冷たいそばやそうめんなど、冷たい麺類を食べる機会が多かったのではないでしょうか。しかし秋になっても冷たいメニューばかり摂っていると、体の中から冷えてしまい、体の不調を招きます。涼しくなってきたら温かい麺類も取り入れてみてください。また、麺類は炭水化物に偏りやすく、栄養バランスが崩れやすいメニューでもあります。栄養バランスが偏った食事を続けると体調不良の原因となるため、ビタミンやたんぱく質を補えるように組み合わせを工夫しましょう。たとえば、そばを頼むなら山菜やきのこ、玉子などが一緒に摂れるといいですね。さつまいもや栗のスイーツ秋になるとさつまいもや栗を使ったお菓子やスイーツが並びはじめ、つい手が伸びてしまう人も多いでしょう。筆者もさつまいもや栗は大好きで、秋は誘惑が多い季節です。さつまいもや栗は、食物繊維やビタミン・カリウムなどが豊富で栄養価が高く、おやつにおすすめしたい食品です。しかし、糖質も多いため、砂糖やバターなどをたくさん使うケーキやお菓子などを選ぶと高カロリーになってしまいます。スイーツを摂りすぎると栄養バランスが乱れてしまい、不調の要因にもなるため、ほどほどに抑えましょう。1日の間食で摂るカロリーは200kcal程度が理想的です(※3)。最近は甘栗や焼き芋など、素材そのものの形で販売されている商品も増えているため、なるべく加工度が低い商品を選びましょう。秋バテ予防におすすめの食材ここからは、秋バテ予防のためにおすすめしたい食材をご紹介します。秋に旬を迎える食材を選んだので、ぜひ参考にしてみてください。鮭秋に旬を迎える鮭は、DHAやEPA、良質なタンパク質やビタミンDなど、健康のために必要な栄養素が豊富に含まれているとされます。また、鮭の赤い色素のもとであるアスタキサンチンには抗酸化作用があり、免疫力の低下防止が期待できます(※4)。季節の変わり目に体調を崩しやすい人は、ぜひ摂ってみてください。山芋山芋はカリウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミンB群、ビタミンCなどをバランス良く含みます。また、山芋に含まれているネバネバ成分には胃粘膜を保護する働きがあり、ジアスターゼという消化酵素には胃腸の働きを促す効果が期待できます。夏に疲れた胃腸をいたわるために、とろろなどを取り入れるとよいでしょう。きのこ秋の味覚であるきのこ類も秋バテ予防におすすめの食材です。きのこには、食物繊維やビタミンD、ビタミンB群も含まれており、栄養価が高いうえに低カロリー。食物繊維を意識して摂ることで腸内環境が整い、免疫力アップが期待できます(※5)。また、ビタミンB群は疲労回復効果が期待できる栄養素です。これからの季節は味噌汁やスープなど温かいメニューに入れてもよいでしょう。食事を工夫して秋バテを予防しましょう涼しくなってきた秋の初めにだるさや食欲不振などを感じたら、今回お伝えしたポイントを参考に食生活を見直してみましょう。秋バテを予防するためには適度な運動や睡眠をしっかり取ること、ゆっくり入浴して体を温めることなども大切です。毎日の生活習慣を整えて秋バテを予防し、心地よい秋を過ごしましょう。【参考】※1 全国健康保険協会.秋バテしていませんか?※2 厚生労働省.e-ヘルスネット嗜好飲料(アルコール飲料を除く)※3 厚生労働省.e-ヘルスネット間食のエネルギー(カロリー)※4 厚生労働省.e-ヘルスネット抗酸化物質※5 厚生労働省.e-ヘルスネット腸内細菌と健康©Halfpoint/Adobe Stock ©yaroshenko/Adobe Stock©taa22/Adobe Stock ©New Africa/Adobe Stock筆者情報寺内麻美管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。文/管理栄養士・寺内麻美
2023年09月10日冬が近づくこの季節、乾燥や寒さで体調がすぐれないという方は、「冬バテ」なのかもしれません。「これって冬バテかな?!」と感じる方に、この時期に摂りたい食材5選をご紹介します。冬バテとは?一般的に、寒暖差から来るカラダの不調を「冬バテ」といいます。最近では、年末年始の忙しさでストレスが溜まる、会食が増えるため胃腸の調子が悪くなるなど、寒暖差以外でも多忙や食生活の乱れが「冬バテ」の原因であると考えられています。「冬バテ」撃退におすすめの5つの旬食材お肌の乾燥に「牡蠣」牡蠣には、タンパク質や亜鉛、鉄やビタミンB12が豊富に含まれます。亜鉛はカラダの中でタンパク質の働きを助け、皮膚を正常に保つのに役立ちます。また、鉄分とビタミンB12は貧血予防によいとされています。お肌の乾燥対策や貧血から来るだるさ予防にとり入れたい食材です。だるさを感じる前に「ぶり」ぶりは養殖も盛んなので通年で楽しむことができますが、特に冬に旬を迎えるのが寒ぶりです。生でも調理してもおいしくいただけるぶりには、良質なタンパク質をはじめ、神経を正常に保つ働きがあるとされるビタミンB1やうつ病予防に役立つとされるEPA(※)が含まれます。ストレス予防に「白菜」お鍋、浅漬け、炒め物に使える白菜には、ビタミンCや葉酸が豊富に含まれます。ビタミンCは、風邪予防はもちろんのこと、ストレスを溜めやすい方は特に摂りたい栄養素の一つです。また、葉酸は、貧血予防や病気に対する抵抗力を高めるのに役立つとされています。風邪予防に「春菊」「春」とつくので春野菜と思われがちな春菊は、ビタミンA・C・Eが含まれる冬野菜です。ビタミンAは粘膜を正常に保ち、ビタミンCとビタミンEは抗酸化作用があるとされ、風邪予防に役立つとされています。お浸しやお鍋、炒め物としておいしくいただけます。胃腸を整える「りんご」冬が旬のりんごには、胃酸の働きを整えるとされるリンゴ酸、便秘や下痢を抑える働きのあるとされる食物繊維が含まれます。冬はアイスクリームなどの甘い物が食べたくなりますが、カラダの冷えも気になります。なるべく自然な甘みでカラダを中から整えましょう。 その他にも、タラ・マグロ・エビ、大根・れんこん・ネギ、みかんは、冬の食材です。旬の食材は栄養価が高くなると言われるので、少量でも毎日の食卓に1つは並ぶように意識して摂りたいですね。カラダの不調を感じる前に、旬の食材をしっかり食べ、「冬バテ」を撃退しましょう。 【参考・参照】(※)国立研究開発法人 国立研究がんセンター魚介類・n-3不飽和脂肪酸摂取とうつ病との関連について〈〉(最終閲覧日:2022/12/6)食品成分データベース〈〉(最終閲覧日:2022/12/6) 【執筆者】保延弘美/栄養士仕事に没頭しすぎたことで体調を崩したことをきっかけに、健康的なカラダが仕事の質を良くするという思いを胸に約6年勤めた会社を退社し、栄養士の資格を取得。その後、JICA青年海外協力隊として2年間、中米グアテマラで現地の栄養教育を経験。現在は、病院で食事・栄養管理に関わる仕事と子育てをしながら、あすけん栄養士としてコラムの執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。
2023年01月01日恵比寿【食彩かどた】六本木【旬の味いち】東銀座【寛幸】麻布十番【あん梅】神楽坂【新潟地酒魚沼釜飯と新潟郷土料理 つみき 神楽坂】恵比寿【食彩かどた】天然魚の旨みを存分に引き出す炭火焼きの技外の喧騒が遠のく、くつろぎの空間【食彩かどた】は、恵比寿駅前交差点からすぐの好立地にありつつ、知らないと通り過ぎてしまうような穴場的な隠れ家感も大きな魅力。店内に入ると外の喧騒が遠のき、カウンター席とテーブル席を設えた店内はアットホームな雰囲気。初めてでも自然体でくつろげる居心地のよさを醸し出しています。どれも魚好きがうなるおいしさ同店は和食の原点の一つと言える焼き魚にこだわり、絶妙な炭火焼きの技で、サバ・銀ザケ・銀ダラの塩焼きや銀カレイの味噌漬け焼きなどを提供。昼は種類豊富な『天然魚の炭火焼定食』、夜は『おまかせコース』と料理が揃い、普段使いにも特別な日にも柔軟な利用が可能です。食彩かどた【エリア】恵比寿【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩2分六本木【旬の味いち】全国から産地直送で取り寄せる魚介を活かした、旬のおまかせ料理旬にこだわり、おいしさを伝える六本木の路地裏にある、木の温もりに包まれた日本料理店【旬の味いち】。「味や栄養が最ものっている、旬の味を楽しんでほしい」との思いから、店主の実家の長野から直接届けられる、広い畑でのびのびと育てた野菜、また産地直送で仕入れる全国の魚介を活かした献立が味わえます。オススメの献立を「おまかせ」で提供料理構成が縛られるコースにはせず、「おまかせ料理」で提供するのが同店流。海の幸、山の幸、旬の素材の魅力を、職人の技で最大限に引き出した味わいに思わず心が弾んでしまうことうけあいです。旬の味いち【エリア】六本木【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円【アクセス】六本木駅東銀座【寛幸】家庭料理に、店主独自の感性をちりばめた上質な日本料理カウンター席6席、2名がけのテーブル席が1つのアットホームな空間東銀座駅すぐのビル6階に店を構える【寛幸】。コンセプトは「贅沢な家庭料理」。親密な空間でもてなされるのは、誰もが知る家庭料理に、店主独自の感性をちりばめた美しく上質な創作日本料理です。馴染み深い家庭料理に職人の技と感性を添えて焼き魚や肉じゃがといった家庭料理に、一筋縄ではいかない和食の職人ならではの仕事が施されています。ひと味もふた味も異なるワンランク上の一皿を店主の地元・愛知県の地酒と共にご堪能ください。寛幸【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】東銀座駅 徒歩1分麻布十番【あん梅】噛み締めるほどに滋味深い。天日干しにこだわった干物割烹昼は定食屋、夜は割烹に麻布十番駅出口のすぐ近くにある【あん梅】。40年のキャリアを誇る職人が、網で獲った魚ではなく一尾一尾釣り上げた最高級の「釣りもの」に限定して目利き。さらに、干物づくりも現在主流の機械干しではなく昔ながらの天日干しを行い、食品添加物を一切加えず塩だけで味付けし、炭火で焼いています。口に入れた瞬間、ふわりと旨みが広がる一つ一つを丁寧に仕上げた干物は味も香りも絶品。ランチタイムは『干物定食』で、ディナータイムはコースで、自家製の干物と旬の食材をふんだんに使った逸品を楽しむことができます。あん梅 ぎん香【エリア】麻布十番【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円【アクセス】麻布十番駅神楽坂【新潟地酒魚沼釜飯と新潟郷土料理 つみき 神楽坂】こだわりの食材でつくる『鮭とイクラのはらこ窯飯』と新潟の銘酒を堪能しっとりと落ち着いた空間東京・神楽坂の弁財天近く、ビルの3階にある、新潟の美味が堪能できる郷土料理の店【新潟地酒魚沼釜飯と新潟郷土料理 つみき 神楽坂】。白と茶を基調とした店内の壁には、新潟産の地酒や魚沼産コシヒカリの米袋などが飾られていて、ホッとくつろげるひと時を演出しています。サケの塩加減や旨みを活かした逸品新潟郷土料理の中でも、カツオと昆布のだしに調味料を加え、サケのほぐし身を少し加えて炊き上げた土鍋飯の上に、香ばしく焼き上げた塩引きサケと醤油漬けのイクラをのせた『鮭といくらのはらこ窯飯』は絶品。新潟産の地酒とともに新潟の美味を味わい尽くしてみてはいかが。新潟地酒魚沼釜飯と新潟郷土料理 つみき 神楽坂【エリア】神楽坂【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】飯田橋駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年11月05日夏が過ぎ、朝晩の涼しさを感じるようになるころ、食欲不振や疲れやすさなどの不調を感じていませんか?過ごしやすくなる季節ではありますが、もしかするとその不調は「秋バテ」かもしれません。秋バテは食事や生活習慣の工夫で対策ができます。秋を元気に乗り越え、寒い冬を迎える前に体調を整えておきましょう。秋バテとは秋バテとは、季節の変わり目である秋にさまざまな不調を引き起こすことを指します。思い当たる原因がないのに、なんとなくカラダの調子が整わない…という方は「秋バテ」しているかもしれません。秋バテの症状の例は以下が知られています。・食欲不振・疲れやすい・カラダがだるい・寝つきが悪い・朝起きられない・めまい、立ちくらみ・胃腸の不調・肩こり・頭痛これらの症状は、寒暖差により自律神経が乱れることが原因と考えられています。また夏の疲れが残っていることや、台風による気圧の変化なども理由といわれています。秋バテ対策のポイント5つ秋バテの対策には、自律神経を整え、不調を起こしにくい食事や生活習慣が大切です。ポイントを5つ紹介しますので、季節の変わり目は意識してみましょう。冷たい飲み物は避けて常温~温かい飲み物をとる冷たい飲み物のとりすぎは胃腸を冷やし、不調を招く原因になりかねません。食欲が低下すると必要な栄養素が不足し、悪循環におちいることも考えられます。朝晩は涼しくても、日中に暑さを感じることもあるため、つい冷たい飲み物をとってしまうかもしれません。ですが冷たすぎる飲み物はなるべく避け、常温、または温かい飲み物を心がけましょう。1日3食バランスよく食べる1日3食バランスよくとることで、カラダの回復に必要な栄養素を補給できます。エネルギー不足の状態では、疲労感や集中力の低下がみられることもあり、不調を感じやすくなる原因にもなります。とくに朝食は1日の活動のエネルギー源となるため、欠かさずとりましょう。また不足すると倦怠感や疲労感の原因となる、鉄やビタミンB1を含む食べ物を意識して取り入れるのもおすすめです。【鉄を含む食べ物】レバー・卵・牛もも肉・いわし・カツオ・あさり・納豆・豆腐・小松菜・ほうれん草・干しいちじく・ドライレーズン…など【ビタミンB1を含む食べ物】豚肉、うなぎ、玄米、納豆、豆腐、蕎麦…など湯船に浸かってリラックスする忙しいとシャワーで済ませる方も多いかもしれませんが、疲労感や倦怠感が気になるときは、温かい湯船にゆっくり浸かりリラックスしましょう。ぬるま湯はリラックスに関わる副交感神経を優位にし、カラダの緊張をほぐしてくれるといわれています。40℃以下のぬるめの温度で、ゆっくり浸かってみましょう。寝つきへの効果も期待されているため、安眠したい方にもおすすめです。早寝早起きを心がける自律神経のバランスを整えるためには、早寝早起きを心がけて体内時計を整えることが大切です。体内時計が乱れることで、眠気や倦怠感などの不調を引き起こすことが知られているため、秋バテ対策ではとくに気をつける必要があります。体内時計を整えるためには、とくに起床時に日光を浴びることが大切といわれています。遅寝の習慣がついてしまっている方は、早寝早起きできるように毎日のルーティーンを見直してみて、できるところから改善しましょう。適度な運動を行う適度な運動により、快眠への効果やストレス解消効果が期待されています。涼しくなりカラダを動かしやすくなる時期でもあるため、軽い運動からはじめてみませんか?早足のウォーキングや軽いランニング、また通勤や買い物の際に遠回りして10分程余分に歩く、などの方法でよいでしょう。不調を感じているときは無理しすぎず、できる範囲からはじめてみてくださいね。 秋バテにならないためには、早い内から気をつけて対策することが大切です。規則正しい生活を心がけて、寒い冬に備えて体調を整えておきましょう。 【参考・参照】文部科学省日本食品標準成分表2020年版(八訂)一般社団法人 奈良県医師会「秋バテ」ってどんな病気?対策は?<>(最終閲覧日:2022/8/30) 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2022年10月02日夏の疲れが出る初秋。疲れが取れない、眠りが浅い…といった症状を感じているなら、自律神経が乱れているのかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が“秋バテ”解消に繋がる「簡単習慣」をご紹介します。夏の疲れを残さず軽やかに過ごすために気温の差が激しくなる初秋は、体の疲れが取れにくかったり、寝つきが悪くて眠りが浅くなったりと、“なんとなくすっきりしない”と感じる体調不良が出始める方も多いのではないでしょうか。体が気温の変化に追いつかず、体調の変化が現れやすいこの時期は、自律神経が乱れやすくなる傾向が。内臓や血液循環のコントローラーともいえる自律神経が整えば、体を健やかに維持してくれるでしょう。夏の疲れを引きずる秋にならないために、体を気持ち良く動かしてみて。だるい体を軽くする背骨ウェーブストレッチ1.床に膝をつき、かかとの上にお尻を乗せて座ります。2.頭からみぞおちを上に引き上げるようにして背中を引き上げましょう。このとき自然と起き上がる骨盤を立てるようにして、腰をそらさないようにします。3.両腕は体側に楽に下ろしておきましょう。4.呼吸を整えます。5.息を吐きながら両腕を前方へ伸ばし、手の甲同士を向かい合わせます。6.息を吸いながら両腕の付け根から外側へ回すようにして胸を広げ、自然と肩胛骨が寄るのを意識しましょう。7.息を吐きながら背中をしっかりと丸め、骨盤を後ろへ倒しながらお腹を縮めます。8.同時に手のひらを向かい合わせにしながら両腕を前方へ引っ張るようにして伸ばします。9.肩甲骨から腕まで前方から引っ張られているようなイメージで背中をストレッチしていきます。10.このとき頭は両腕の間へ下ろし、首の後ろの力を抜きましょう。11.再び息を吸いながら胸を開く動きに戻ります。これを1セットとして、流れるような滑らかな動きで30~60秒繰り返しましょう。腰を反らし過ぎたらNGこの動きで、詰まり気味の背中や肋骨周りをほぐしていきます。胸を開く際は、腰を反らしてしまわないように注意。腰を反ることによって、胸の伸びが悪くなり、肩甲骨周りもほぐれません。みぞおちから上を引き上げながら胸を伸ばしていきましょう。頭を無理に後ろにそらしたり、腰のカーブを強くしたりせず、自然な動きで胸周りを伸ばしていきましょう。凝り固まっている部分に気がついたら、自然に伸ばせるようキープしてもOKです。自由に気持ちがいい部分を探しながら動いてみましょう。終えた後は、呼吸がしやすく背中が緩んでいるはずです。寝る前や朝起きたときなどに行ってみてくださいね!©Tara Moore/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月19日季節の変わり目、特に夏から秋にかけて何となく調子が悪いと感じる人も多いのではないでしょうか。秋バテの大きな要因は“胃のダメージからくるもの”と言われており、厳しい暑さが続いた夏に冷えた部屋で冷たいものを繰り返し飲食したことで胃腸が弱まり、自律神経が乱れ、そこから様々な体調不良が引き起こされます。そこで今回、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生に腸内環境を整え、疲労回復が期待できる「秋バテ」対策を伺いました。その中で、MCTオイルをプラスするメリットについてもご紹介します。石原新菜先生石原新菜 先生 / イシハラクリニック副院長1980年長崎県生まれ。小学2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實氏のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。■胃と自律神経は密接な関係!夏の胃腸疲れからくる段階別の“秋バテ症状”秋バテ症状秋は、寒暖差が大きく夏の疲れを引きずるなどして、倦怠感や胃の不調に悩む人は少なくありません。さらに、コロナ禍による運動不足でリンパが滞り、血行不良からくる身体の冷えの他、夏の冷たい食事によって胃にダメージが蓄積された結果、自律神経が乱れ様々な不調を引き起こしてしまいます。秋バテの兆候として現れるのが、胃の不快感、食欲不振、胸やけ、膨満感などが挙げられます。それが深刻化すると胃痛や腹痛、吐き気を催すことも。■あなたは大丈夫?身体に現れるサインで秋バテチェック私たちの身体は、血行不良や自律神経が乱れ胃腸が弱まると、「鼻先が赤くなる」「目の下に青クマが出る」「舌苔が白く分厚い」など様々なサインが現れます。また、秋バテ診断リストで2つ以上チェックがついた人は、知らず知らずのうちに身体が冷え、自律神経が乱れている可能性が高いです。秋バテを悪化させないためには、(1)『身体を冷やさないこと』(2)『胃腸を休ませること』を意識した食事を習慣化させましょう。血行不良・胃腸の弱まりが現れる部位秋バテ診断リスト■夏の胃疲れ緩和!週1回の『ゆる断食』ゆる断食何となく不調を感じ、食欲がない時でも体力をつけようと無理やり食事をとろうとする人もいますが秋バテ対策には逆効果。この時期は少し胃腸を休ませる意味でも『ゆる断食』がおすすめです。“断食”と聞くと過酷なイメージがありますが、『ゆる断食』は週1回の朝食を野菜ジュースやお味噌汁に置き換えるだけなので、無理なく誰でも簡単に始められます。■オンオイルで味も健康作用もグレードアップ!『ゆる断食』のポイントは身体を温め、消化が良いものを選ぶこと。なかでも、にんじんりんごジュースやお味噌汁がおすすめで、どちらの食事も脂質と相性抜群です。にんじんりんごジュース●にんじんりんごジュースにんじんとりんごの組み合わせは、1日に必要なビタミンを30種類、ミネラルを100種類も摂ることができます。また、アレルギーを抑えたり、身体を温める効果もあり、免疫力UPにつながります。使用するにんじんは2本、リンゴは1個が目安です。お味噌汁●お味噌汁お味噌汁は、大豆など消化に良いタンパク質を含み腸内環境を整える作用があり、代謝を高めて身体を温める働きがある他、具材のバリエーションも広く続けやすいのでおすすめです。■“オンオイル習慣”MCTをオンするメリットMCTオイルみそ汁『ゆる断食』にプラスしたいのが“MCTオイル”です。MCTオイルは一般的な食用油と比べて消化吸収力が高く、素早くエネルギー源となり、満腹感も持続するため、少ない朝食でも1日のパフォーマンスUPに寄与します。さらに、油を加えることで旨味やコクがUPする他、保温性も高まるので、お味噌汁やスープとの相性も抜群です。小さじ1杯程度で十分なので、続けやすさも嬉しいポイントです。■脂肪燃焼することで疲労回復にも貢献するMCTオイルMCTオイルMCTとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、母乳や牛乳、さらにはココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な食用油に含まれる長鎖脂肪酸(Long Chain Triglyceride)などと比べて、素早く消化・吸収される特長があります。エネルギー源となるケトン体を効率的に生成し、無理なく脂肪燃焼体質に。医療やスポーツ、生活習慣病予防など、様々な場面で世界的に利用されています。■「MCTプラス・コンソーシアム」について「MCTプラス・コンソーシアム」は、近年市場拡大を続けているMCT(中鎖脂肪酸)の健康価値や日常生活での取り入れ方を、カラダづくりの専門家による最新研究・調査などを交えながら広く発信しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月16日温活で免疫力アップ株式会社主婦の友社では2022年9月2日より発売している「健康」の最新号で「忙しい人のズボラ温活事典」を特集している。秋バテ、更年期の不調にも負けない体づくりが詳細に説明されている。特集では、季節の変わり目で少しずつ涼しくなると悩みとなる「冷え」に着目している。体温が1度でも上がれば、免疫力は5~6倍になるとされていることから、冷えとりスペシャリストの石原新菜医師が温活を提案している。免疫力アップの方法として医師が提唱する「1日1しょうが」では、ラクに実践できる意外なしょうがの活用方法10選や、医師の温活ライフなどを紹介する。また読者からよせられた温活愛用グッズや、大豆ミート、ハーブなどを使った温活方法についても詳しく解説している。忙しい人でも無理なくできるもの、生活の中で取り入れられるものばかりだ。冷えやすい秋に備えて寒暖差のある秋は冷えやすく、心身の不調も感じやすい時期である。運動、食事、お風呂などちょっとした工夫で温活を心がけることで、疲れやだるさ、食欲不振なども解消できるとしている。ほかにも同雑誌では、「寝たまま1分! 股関節ほぐしでペタ腹に!」「つらい『五十肩』の痛みを解消する」「レンチンで完成!秋野菜で糖質オフごはん」など、今注目の情報も満載だ。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※雑誌「健康」公式サイト
2022年09月07日6月に観測史上初の40度超えなど記録的な猛暑に襲われ、すでに“夏バテ”という人も多いだろう。「現代人の夏バテは、実はエアコンなどによる“冷えバテ”です」そう話すのはテレビなどでも大活躍の医師、石原新菜先生だ。「昔はエアコンもなく暑いための夏バテでしたが、今は〈1〉室内は涼しいのに、〈2〉薄着で、〈3〉冷たいものを多く取る。3つの影響で内臓が冷え、体調不良を起こしているのです」(石原先生・以下同)特に女性は冷え性が多く、低体温の人も多い。「冷房病」「クーラー病」を自覚する人もいる。さらに今年は、急に暑くなったことも体調悪化を加速させている。「通常5〜6月に2週間ほどかけて、体が徐々に暑さに慣れていく『暑熱順化』をするのですが、今年は急激に気温が上昇し、体が暑さに順応できない人がたくさん。そういう人は汗をかきづらく、冷えバテを悪化させてしまいます」多く取った水分を汗などで排出できないと、体の中に水分が滞留し、むくみやすくなる。ほかにも頭痛や耳鳴り、慢性鼻炎の原因にもなるし、血管中の水分量が増えれば、血管にかかる圧が高まり、すなわち高血圧が悪化する。「体を暑さに慣らし、汗をかける体を作らねばなりません」そのためには運動をしたり、シャワーではなく湯船につかって、汗をかく練習が必要だ。「あわせて、しょうがのパワーを活用しましょう。『蒸ししょうがパウダー』がおすすめです」生のしょうがには、ジンゲロールとショウガオールという2つの薬効成分が含まれる。ジンゲロールには頭痛や吐き気を抑えたり、免疫力アップの効果も期待できる。これだけでも相当な薬効だが、もういっぽうのショウガオールは、体内の脂肪や糖質を燃焼させることで、体温を上げ、汗をかきやすくする。さらに、血液をサラサラにして血管を拡張し血行をよくする効果も。抗酸化作用や抗菌、解毒作用とパワーアップした薬効のオンパレード。これを活用しない手はないだろう。「ただ、生のしょうがにはジンゲロールがほとんどで、ショウガオールは少ししか含まれません。でも、蒸ししょうがにすれば、成分が変わってショウガオールが10倍に増えるのです」■しょうがはまるで副作用のない薬10倍とは驚きだが、蒸すのはめんどうでは?「本来は蒸し器で時間をかけて蒸し、天日で乾燥させるのですが、オーブンを使う方法なら蒸すのと乾燥が一度にできて、簡単です」作り方は次のとおり。【蒸ししょうがパウダーの作り方】(1)皮付きのまましょうがを1ミリ幅にスライスする。包丁のほか、スライサーを使ってもいい。(2)80度に設定したオーブンで1時間焼く。蒸し器を使った後に乾かす方法よりも時短になり、効果も○。80度に設定できない場合は、100度前後であればOK。(3)カリカリに乾燥したしょうがを、フードプロセッサーを使って粉状にすれば完成。フードプロセッサーがない場合は、包丁だと硬くて切れないので、すり鉢などで粉状にしよう。「オーブンの時間が過ぎてもカラカラに乾燥しない場合は、加熱時間を10分ずつ延ばしてようすを見たり、ざるなどに並べて自然乾燥してもよいでしょう」蒸ししょうがパウダーにすれば、3カ月保存が可能だ。生のしょうがは傷みやすいが、蒸ししょうがパウダーにすることで食品ロスが減り、節約もできるだろう。「小さな容器に入れて持ち歩けば、外食の際もササッと振りかけて活用できますよ」紅茶などの飲み物や、冷や奴、サラダにもパパッと振りかけて。暑い日には、蒸ししょうがパウダーに黒糖を加え炭酸水で割ったジンジャーエールもおいしい。冷凍チャーハンにひと振りで超簡単健康ランチになるし、豚のしょうが焼きなども生しょうがの代わりに蒸ししょうがパウダーを使えば、すりおろす手間もない。「蒸ししょうがパウダーは加熱時間が長いとせっかくの薬効が減少するので、できあがる直前に振りかけてください」かけるだけ、混ぜるだけの蒸ししょうがパウダー生活。先生のもとにはさまざまな声が届いているそう。50歳の女性は「2週間で血糖値が100以上下がった」といい、56歳の男性は「薬を飲んでも治らなかった高血圧が正常値になった」という。ほかに、「手足のむくみが取れて、冷えが解消した」など、多方面からの反響が絶大だ。「しょうがは古くから“食べる薬”として世界中で重用されてきました。しょうがはたいていの薬と違い、副作用がほとんどありません。いくら食べても大丈夫でしょう」夏はこれからが本番だ。蒸ししょうがパウダーをかけるだけの簡単健康法で、冷えバテを退治して、元気に夏を楽しもう!
2022年08月10日秋バテ、ご注意!!星野リゾートは、季節の変わり目で体調を崩しやすくなるこの時期に体調を整える「秋のリセット滞在」プログラムを提供します。疲れたなと感じる、毎日の疲れが取れない、日々の疲れをリセットしたいなど、思っている人は、ぜひ、星野リゾートの宿泊プランを利用してはいかがでしょうか。頑張る自分へ、ご褒美の旅ここ最近は、夏の暑さが少し和らぎ、爽やかな風が吹き始め、夏から秋へと移り往く寒暖差を肌で感じるようになってきました。朝や夕方の気温差もあり、体調も崩れやすくなる時期です。竹富島・富士・那須・八ヶ岳などで行う「秋のリセット滞在」は、それぞれの宿の特長を活かした身も心も癒やしてくれるプログラムが提供されます。プログラムは、島に伝わる五穀「五穀でとぅとぅぬーん滞在」、適度な運動を楽しむ「秋の森グランピングリトリート」、不足しがちな野菜を美味しく食べる「ベジロス女子の救菜プラン」、発酵に触れて免疫力アップ「発酵ステイ」などがあります。どの施設も自然たっぷりの空間で、心も身体も癒してくれます。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2020年09月16日年々、過酷さを増している夏の猛暑。体にじわりとしみる養生スープで、夏に溜まった疲れをデトックス。薬膳のエキスパートが伝授してくれました。身近な食材を使うスープで、熱や水分、ストレスを排出。涼しくなってきて体もラクに…と思いきや、なかなか疲れが抜けないという声が多いこの時期。国際中医師の資格を持つ料理研究家の石澤清美さんに、夏の終わりの疲労、いわゆる秋バテの原因と、ケアのための食養生を教わります。「まず、体に残った夏の暑さによって、活動の原動力である“気”が損なわれているのが大きな原因。緩和には、体に潤いを与えて熱を鎮める、とろみのある食べ物が効果的です。また、冷たいものの摂りすぎで気を作り出す役割のある消化機能、“脾(ひ)”が弱ってしまうことも原因のひとつ。水分代謝機能も低下するため、むくみなど重だるい疲れを感じるのが特徴です。この場合は豆など粒状の食材で、水分代謝を良くします」そして長引く猛暑に加え、自宅にこもりがちな生活によって生じたストレスも、疲労の一因に。「気の巡りが妨げられ、活動する気力が低下してしまいます。解消にはハーブなど香りの良い食材が有効。熱、水分、ストレス対策のいずれの食材も、秋口のこの時期は温かい料理、とりわけ消化の良いスープで摂るのが理想的です」「とろみ」で、熱を抑える。顔や手足がほてり、何だか落ち着かない…。そうした状態のときは、熱疲れの可能性大。体の中で水を生み出して熱を打ち消してくれる、オクラやモロヘイヤ、チーズなどのとろみのある食材を使ったスープで養生を。体を冷やしすぎないよう、必ず温かくして。オクラ、山芋、納豆の豆乳スープ熱を冷ましながら体を潤すオクラと山芋に、消化吸収を助けて気の補強にもなる納豆をプラス。少し温めた豆乳スープを加えてよく混ぜ、全体をとろりとさせてどうぞ。材料(2人分)オクラ…1パック(80g)長芋…150gひきわり納豆…50g鶏むねひき肉…100gA・水…100ml・酒(あれば)…大さじ1・おろししょうが…小さじ1・薄口しょうゆ…大さじ1/2豆乳…250ml作り方オクラは熱湯にさっとくぐらせ、へたを取って粗いみじん切りにする。長芋はスライサーなどで細切りにし、オクラ、納豆とともに器に盛る。鍋に鶏ひき肉を入れてAを注いでほぐし、中火にかける。煮立ったら弱火にしてあくを除き、2分煮る。豆乳を加えて煮立てない程度に温め、1にかける。よく混ぜてとろみをつけていただく。丸ごとトマトのモロヘイヤスープ暑熱を取り去る“解暑”効果が高いトマトは、やや火を入れてその効果をマイルドに。補気作用のある豚肉、水分を蓄えるねばり野菜と合わせてバランスよくいただきます。材料(2人分)トマト(小)…2個(200g)豚こま切れ肉…100g玉ねぎ…1/2個(75g)モロヘイヤ…1袋(80g)オリーブ油 または 好みの植物油…小さじ1A・水…400ml・白ワイン(あれば)…大さじ1・塩…小さじ1/3作り方トマトはへたをくりぬき、反対側に十字の切り目を浅く入れる。豚肉は1cm幅に刻み、玉ねぎはみじん切りにする。モロヘイヤは軸を除き、葉の部分を細切りにする。鍋に油を熱して豚肉と玉ねぎを炒め、肉の色が変わったらAを注ぐ。煮立ったら弱めの中火にし、あくを除く。トマトを加え、皮がはぜるまで、1分ほど煮る。モロヘイヤを加え、しんなりしたら器に盛る。トマトを崩しながら混ぜていただく。鮭と三つ葉のチーズスープ血行を良くして熱の偏りを防いでくれる鮭を、水分を補うチーズとエリンギ、玉ねぎ、気持ちを落ち着かせる三つ葉と一緒に。チーズはモッツァレラチーズを使っても。材料(2人分)生鮭…1切れ(150g)玉ねぎ…1/3個(50g)エリンギ…1パック(100g)三つ葉… 1袋(50g)オリーブ油 または 好みの植物油…小さじ2A・水…400ml・白ワイン(あれば)…大さじ1・コンソメ顆粒…小さじ1/3・塩…小さじ1/3シュレッドチーズ…20g作り方鮭はひと口大に切って塩(分量外)を軽くふる。玉ねぎは薄切り、エリンギは3cm長さに切ってから薄切りにする。三つ葉はざく切りにする。鍋に油の半量を熱して鮭の表面を焼きつけ、いったん取り出す。残りの油を熱して玉ねぎとエリンギをさっと炒め、Aを注ぐ。煮立ったら鮭を戻し、3分煮る。三つ葉を加えてひと煮し、器に盛る。チーズを散らし、余熱で溶かしていただく。石澤清美さん料理研究家、国際中医師、国際中医薬膳師。『ちょっと不調を感じたときのスープとドリンク』(誠文堂新光社)など、著書多数。※『anan』2020年9月9日号より。写真・中島慶子取材、文・熊坂麻美(by anan編集部)
2020年09月03日艶髪ダークロング艶髪ダークロング艶髪効果のあるナチュラルダークカラーです!ゆるくミックスに巻くことで大人っぽい印象に★ゆるく巻いてオイルを付けたら完成です♪抜け感ミディアム抜け感ミディアムシースルーバングにすることで重くなりすぎずにミディアムを楽しめます♪オイルを前髪から全体につけます!アレンジポニーテールアレンジポニーテールシースルーバングにゆるい三つ編みでポニーテールを作りました!アレンジの前にオイルやバームをつけると崩れにくくなります!うざバングボブうざバングボブ毛先を外ハネにして前髪を少なめにすると抜け感がでて今時風に仕上がります!少し多めにオイルをつけてオイリー感を♪センターバングミディセンターバングミディブラウン系のカラーで大人っぽくゆるく巻くことでふんわりキュートに♪オイルやバームをつけて完成!ナチュラルロングナチュラルロングロングバングなのでクールになりがちですが、ミックス巻きすることで大人っぽい女性らしい仕上がりになります♪
2020年08月27日憂鬱な時期を、体質別養生で快適に。中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「秋バテ」です。冷温へ、体もそろそろシフトチェンジを。アイスクリームやアイスラテ、そばにそうめん。蒸し暑い日が続くと、冷たくて喉越しのよいものが欲しくなりますよね。一日の終わりの冷えたビールが格別、という人も多いことでしょう。これらも時々ならいいのですが、毎日となるとちょっと心配です。冷たいものは一時的に爽快感を与えてくれますが、実はそれ以上に体にダメージを及ぼすものでもあります。消化を司って、体を働かせるエネルギー、「気」を生み出す大事な場所である「脾(ひ)」は、冷えることが大嫌い。冷たいものの摂りすぎは、てきめんに脾を弱らせます。ただでさえ夏は、暑さに抵抗しようと体がエネルギーを消耗し、気が不足しやすい時期。一方で冷房によって外側から冷やされる時間も長く、それが脾をさらに失調させてしまいます。こうした生活が続くと体は徐々に元気を失い、気づくとだるさや疲れがいつまでも抜けない状態に。秋口に体調を崩すいわゆる「秋バテ」は、知らない間に積み重なった夏のダメージが大きな原因です。今のうちに汗をかいておくことも大事。秋のだるさや疲れを防ぐには、夏の間に気を回復させておくことがカギ。まずは気を作る工場、脾を弱らせる冷たいものを控えることが先決です。朝一番の冷たい水を白湯に替える、もりそばを頼みたいところを具入りの温かいそばにする、アイスラテは今日は我慢…。そんなちょっとした心がけで、脾は調子を取り戻していきます。そして毎日の食卓に、気を補う食べ物を増やしましょう。米や芋、大豆のほか、えびやかつお、まぐろなどの魚介類、きのこもいいですね。この時期においしいものは全般的に補気の作用が強く、おすすめ。よく噛んで食べることも、脾を休めるために大切です。また、冷たいものを好む人は、汗をかくことを嫌う傾向にあります。適度に発汗できていないと体には熱がこもり、その熱が陰(いん/潤い)を浪費するため、かえって乾燥しがちに。喉や肺が乾燥すると、秋に風邪をひきやすくなります。今のうちに、入浴で汗をかく習慣をつけておきましょう。8月もそろそろ終わりです。まだ暑いのでつい夏の感覚で過ごしがちですが、自然界では秋への準備が始まっています。体もそれに合わせて徐々に「秋支度」を。冷やさない生活を、早めに始めてくださいね。さくらい・だいすけ漢方専門家、国際中医専門員。完全予約制の漢方相談処「成城漢方たまり」で相談を行う。『体をおいしくととのえる! 食べる漢方』(小社刊)ほか、監修書、著書多数。※『anan』2020年9月2日号より。イラスト・原田桃子文・新田草子(by anan編集部)
2020年08月26日ネオマーケティングによる、20歳以上の男女を対象とした『疲労対策に関する調査』(N=1,000/調査時期2019年1月15~16日)によるアンケートによると、普段「疲れ」を感じる日常のシーンはなんと「朝起きたとき」が43.2%とTOP!「仕事から帰宅するとき」が38.7%、「夜寝る前」が38.1%と続きます。睡眠をとった時間にも関わらず、“朝”に最も疲労を感じている方が多いようです。 医師の池谷敏郎先生「朝バテ」の原因を聞いてみました。池谷先生「睡眠時間や質が不十分だと、朝起きたときに疲れを感じてしまっている“朝バテ”になっている可能性があります。“朝バテ”にならないようにしっかり睡眠をとることが必要でしょう。」 眠りやすい環境作り池谷先生「眠りやすい環境を整えるために大切なことが3つあります。1つ目は、エアコンをうまく利用して質の良い眠りを確保すること。寒い冬場は、エアコンをうまく利用して質の良い眠りを確保することが大切。タイマー設定を活用してもいいし、温かい空気を部屋全体に行きわたらせるため、サーキュレーターの活用もよいでしょう。2つ目は、ゆったりした衣服を着用すること。衣服をうまく活用して体から出る熱と汗を上手に逃がしてやることが重要です。吸汗・速乾に優れた素材や、ゆったりして通気性がよい衣類を着用して寝るようにしましょう。3つ目は、寝る前にコップ1杯の水を飲むこと。睡眠中の脱水状態を防ぐため、就寝前に水をコップ1杯分飲むようにしましょう。ただ、水分補給としてビールを飲むのは危険です。アルコールは脱水を促し、利尿作用もあるため体から水分を奪ってしまいます。就寝時間が迫ってきたら、アルコールは控えるようにしましょう」 注目の成分「GABA」でリラックス&安眠効果池谷先生「睡眠の質を上げるためにGABAを摂取することもオススメ。GABAは、穀物や野菜、果実などに含まれるアミノ酸。GABAは、消化管から体内に吸収され、交換神経末端からでる血管収縮作用伝達物質のノルアドレナリンの分泌を抑制します。ノルアドレナリンは細動脈を収縮させる作用があるので、この分泌を抑制することによって、交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にしてくれます。これによって、安眠効果が期待できます。またストレスを和らげる効果もあり、心と体のリラックスを促す作用も期待できます」 オススメは“夜もやし”池谷先生「私のイチオシは“夜もやし”。もやしといっても普通のもやしではなく、豆がついている“大豆もやし”。『もやしっ子』という言葉から連想されるように、もやしには栄養が無さそうなイメージがあるかもしれません。しかし、大豆を発芽させた大豆もやしはGABAをはじめとして、大豆イソフラボンや食物繊維、ミネラルなど様々な栄養素が含まれていてお手軽に食べられるスーパーフードなんです。大豆もやしは一般的なもやしである緑豆もやしの2~3倍もの豊富な栄養素が含まれています。寝る30分前にGABAを摂取して睡眠の質が高まったという研究もあるので、夕飯に大豆もやしを1パック(200g)程度食べると、GABAの効果が働き、睡眠の質が高まることが期待できます。また、カロリーも少ない食材なのは嬉しいですね」 大豆もやしを美味しく食べる作り置き『もやしレモン』池谷先生「自宅で簡単にできるもやしメニューとして『もやしレモン』がおすすめ。『もやしレモン』とは、もやしの中でも、疲労回復効果のあるアスパラギン酸と、リラックス効果のあるGABAを多く含む大豆もやしと、レモン果汁を合わせた副菜です。これを作り置きしておき、漬物や梅干しの代わりに食事にプラスしてください。また、レモンの酸味によって塩分量も抑えられ、レモンの爽やかな味わいともやしの歯ごたえで、美味しく召し上がれます。塩分や血圧を気にしている方にもおすすめの“朝バテ”対策のレシピとなっています。」 もやしのアスパラギン酸、レモンのクエン酸で疲労回復も期待池谷先生「大豆もやしに含まれるアスパラギン酸とレモンに含まれるクエン酸により疲労回復効果が期待できます。アスパラギン酸とクエン酸は、クエン酸回路を活性化させ、疲労の素となる乳酸の分解を促進します。乳酸は筋肉疲労の原因となり、大量に蓄積されると体の冷えや頭痛を引き起こすと言われています。『もやしレモン』を食べることで疲れにくい体作りも期待できるのではないでしょうか。」 池谷流「もやしレモン」の作り方<材料(作りやすい分量)>「大豆イソフラボン 子大豆もやし」 ······················1パックレモン汁 ·················································30~50ccごま油 ···················································大さじ1杯白ごま ···················································適量 <作り方>①大豆もやしを12分茹でる。※時間の無い方はレンジでチンをしても構いません②ごま油と白ゴマであえてレモン汁をかけて完成<ポイント>茹でたときに残ったお湯はお好みで塩とレモン汁をかけてスープにしましょう。溶け出したミネラルと食物繊維を摂取することができます。おつまみとしても良い作り置きレシピです。池谷 敏郎先生医学博士・池谷医院院長。東京医科大学医学部卒。東京医科大学循環器内科客員講師、日本循環器学会循環器専門医。血管に関する第一人者として、テレビや雑誌、ラジオなど、メディア出演多数。 今、最もメディア出演オファーが多い医師。ベストセラー『人は血管から老化する』『老けない血管になる腸内フローラの育て方』(青春出版社)最新刊『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』(東洋経済新報社)、『血管を強くする1分正座』(小学館集英社プロダクション)など著書多数。
2019年12月11日少し肌寒くなってくる秋は、恋人とラブラブデートを楽しみたい方も多いでしょう。そこでこの記事では、カップルにぴったりのおすすめ秋デートスポットをご紹介します。美しく色づくロマンチックな景色を眺めよう「紅葉スポット」秋の定番デートスポットと言えば、紅葉の名所です。全国各地には数多くの紅葉スポットがあります。山、渓流、湖など、それぞれのスポットで異なる美しい景色を見ることができます。燃えるような赤や鮮やかな黄色に色付いた木々が描く、秋ならではの景色はとてもロマンチックです。2人で一緒に眺めて美しさや感動を共有し合うことで、より2人の仲は深まるに違いありません。花火は夏だけじゃない「花火大会」花火大会は夏に行われるというイメージがあるかもしれませんが、実は秋にも全国各地で多数開催されるのです。夏は暑さ対策なども必要ですが、秋ならより涼しい環境で楽しむことができます。また、秋の花火は夏とはまた趣が異なり、少し儚げな雰囲気があるものです。花火大会はデートのテッパン、盛り上がらないわけがありません。ぜひ、2人でゆっくり鑑賞することをおすすめします。秋の期間限定イベントを一緒に楽しもう「テーマパーク」テーマパークはデートスポットとして珍しい場所ではありませんが、秋のビッグイベント・ハロウィンに合わせて、期間限定仕様になっている場所も多いため、ぜひ押さえておきましょう。かぼちゃやおばけなど、ハロウィンのモチーフでアレンジされたテーマパーク内は、いつもの雰囲気とはまた異なり、気分をワクワクさせてくれるでしょう。イベントに合わせて2人で仮装をして楽しむのもおすすめです。ハロウィンならではの非日常感やお祭り感を2人で思いっきり楽しみましょう。美味しいグルメで心もお腹も大満足「グルメフェス」秋には、各地で多数のグルメフェスが開催されます。食べることが好きなカップルは、フェスで美味しいもの堪能するグルメデートがおすすめです。お肉をたっぷり食べられるイベントや、野菜・果物に特化したイベント、お酒を満喫できるイベントなど、グルメフェスによってテーマもさまざまです。デートに食事を取り入れると、気軽な雰囲気になりより仲が深められます。ぜひグルメフェスデートで、ラブラブ度を高めましょう!
2019年11月01日ゴワつきやカサつき、毛穴の目立ちやむくみなど。夏の間のダメージを溜め込んだ肌は、コンディションが下り坂。まずは溜まった不調要因をデトックスするお手入れで、バテ肌から脱却。乾燥が進む秋に向けて、肌を立て直しておこう!バテ肌回復のカギはデトックスにあり!厳しい夏を過ごしてきた今の時期の肌は、いろいろなダメージを溜め込みがち、と美容ジャーナリストの小田ユイコさん。「紫外線はもちろん、暑さによる寝不足や水分・栄養の不足など、夏は体と肌への負担が大。ダメージを溜め込んでしまうのは当たり前です。そのまま放置して乾燥の厳しい秋冬を迎えると、肌は一気に老けてしまう可能性があります。今のうちにしっかりとケアして回復を図りましょう」(小田さん)皮膚科医の高瀬聡子先生によると、夏のバテ肌を回復するには、デトックスを意識したスキンケアが有効とのこと。「夏の体や肌は、どちらかというと排出する働きが活発になります。でも出し慣れていないと、うまく排出できなくなってしまいます。紫外線で厚くなった角質や夏に増える皮脂、日焼けが引き起こす炎症や、寝不足や栄養不足が原因で代謝が衰えて溜まった老廃物など。溜めてしまったダメージをこまめにデトックスして、肌が本来持っている排出機能をサポートしてあげましょう」(高瀬先生)紫外線などの影響で溜まった角質や、毛穴目立ちの原因になる皮脂には、取り去るケアを。「古い角質や皮脂をオフするなら、酵素洗顔やスクラブを活用して。最近は刺激を恐れて取り去るケアを必要以上に怖がる人もいるけど、古い角質を放置するとさらなる乾燥や肌荒れの原因になるし、酸化した皮脂はニキビや炎症を起こす可能性も。今どきのコスメは進化しているので、使用頻度を守り、ゴシゴシこすらない限り肌への負担はほとんどかからないはず。取り除けば、明るくスベスベな肌を取り戻せますよ」(小田さん)洗う順番を工夫すればもっとスベスベな肌に。スクラブ洗顔や酵素洗顔は、Tゾーンやあご、フェイスラインなど、特にゴワつきや毛穴の気になる部分からのせればより効果的。決して肌をこすらず、ジェルや泡を肌の上ですべらせるように優しく洗い上げて。ジェル洗顔もっちり吸いつくジェルで肌の汚れを一掃する洗顔やパックが、ブーム継続中。肌への負担が少ないので、毎日使える点も人気の秘密。洗い上がりの明るい肌に、大満足!オルビスユー ジュレパック洗い流すタイプのスクラブ入りジェルパック。肌内部の水の通り道にアプローチして潤いをブースト。毎日の洗顔としても使える。120g¥1,800(オルビス TEL:0120・010・010)スクラブ洗顔硬くなった角質や毛穴に詰まった汚れを物理的に取り除くアイテム。最近のアイテムはスクラブが細かくて肌あたりが柔らかいため、肌への負担が少ないのが特徴的。ITRIM エレメンタリー フェイシャルゴマージュアロエベラやコンニャクなど5つの植物から生まれた、ソフトな天然スクラブを配合。極上ジュレの感触で、お手入れが至福の時に。100g¥12,000(ITRIM TEL:0120・151・106)酵素洗顔タンパク質の分解を促す酵素の入った洗顔は、古い角質同士の結びつきをゆるめて、肌のザラつきを改善。毛穴に詰まった汚れもオフするので、毛穴目立ち解消にも。ファンケル ディープクリア 洗顔パウダー酵素が汚れを分解し、竹炭が汚れを吸着。ヒアルロン酸やアミノ酸などの保湿成分が、肌に必要な潤いをきちんとキープする。30個¥1,800(ファンケル TEL:0120・35・2222)小田ユイコさん美容ジャーナリスト。美容誌や女性誌で活躍。数々の取材を通じてスキンケアの知識を蓄積。自身の敏感肌を克服した経験をもとに、肌トラブルの内外ケアに役立つアドバイスを発信する。高瀬聡子先生皮膚科医。「ウォブクリニック中目黒」総院長。レーザーや光など先端の美容医療と正しいスキンケア指導で、美肌作りをサポート。ドクターズコスメ『アンプルール』の開発も手がける。キャミソール¥8,800ヘアバンド¥2,800(共にスキンアウェア/スキンアウェア東京日比谷ミッドタウン店 TEL:03・6206・1871)※『anan』2019年8月28日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・中根美和子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・松木育未取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
2019年08月25日冬から春にかけて気候や環境が変化しやすい時期は、体も負担を感じやすくなっています。慢性的な疲れやだるさ、眠気や苛立ちなど、不調のサインが出ている人は「春バテ」かもしれません!今回は、そんな「春バテ」を体の内側から解消する方法についてご紹介していきます。春バテ対策にできること:食事系出典:byBirth冬から春にかけて気圧が変化することで、自律神経が乱れやすくなると考えられています。自立神経の乱れは腸の活動を乱すほか、副交感神経が活発に働くことでお腹が緩くなってしまい、下痢がちになると考えられているので注意が必要です。腸内環境と整えてくれる食べ物乱れやすい春先の腸内環境を整えてくれる食べ物は、食物繊維に着目して選ぶことをおすすめします。特に春先は、食物繊維が豊富な野菜が旬の時期なので、美味しく取り入れられるはず。たけのこ、フキノトウ、菜の花がおすすめです。たけのこご飯にしたり、好みの調理法で旬の食材を美味しく楽しんでみてくださいね。イラ立ち対策をしてくれる食べ物春バテの症状のひとつに、イラ立ちも挙げられます。イラ立ちをおさえてくれる食べ物は、トリプトファンという栄養素に注目してみましょう。トリプトファンは「幸せのホルモン」として話題のセロトニンの材料となるといわれています。お肉、お魚、豆腐などの大豆製品に豊富に含まれているので、ぜひ意識して食べてみてください。また、精神安定作用に期待ができると注目されているギャバも効果的。発芽玄米やアスパラなどはギャバが豊富に含まれているので、ぜひ毎日の食事で意識してみてはいかがでしょうか。短期間のファスティングもおすすめ腸内環境が安定せずに便秘と下痢を繰り返してしまうときは、1~2日程度の短期間のファスティングもおすすめです。ファスティングは腸を休めてくれるので、体内の修復をサポートしてくれると考えられています。便秘や下痢は、ストレスなどの心理的な理由で起こることも少なくないので、ストレスケアを意識してみてください。カフェインをとるならホットの紅茶を春先は身体が疲れやすく、眠気が出る場合もあります。仕事中など昼間の眠気を解消したいときには、温かい紅茶でカフェインをとるようにしてみてください。コーヒーは身体が冷えてしまうので、同じカフェインをとる飲み物でも紅茶の方がおすすめです。身体が冷えてしまうと、その他の不調ももたらしてしまうので、注意しましょう。好みの香りのハーブティーを選べば、リラックス効果を得ながら身体も温めることができますよ。春バテ対策にできること:インナーケア系出典:byBirth身体を動かす!不安定な気候の影響で、自立神経も乱れやすいのが春バテの特徴のひとつです。そんなときの気分転換におすすめの方法は、適度に身体を動かすことです。いつもエレベーターに乗っている人は階段を使ってみたり、いつもより大股で歩くスピードを速めるようにしてみたり、日常の動きの中で負荷をかけられる部分を見つけてみましょう。適度な運動や負荷は、自律神経のバランスを整えるといわれています。運動に慣れていない方でも無理にならないように、日々の動きに取り入れてみることがおすすめです!ゆっくり呼吸してみるストレス軽減には深呼吸や、深い呼吸が良いといわれています。お仕事中でも取り入れやすい簡単な呼吸法として、息を吐く時間を長く意識する呼吸法がおすすめです。まず最初に4秒かけて鼻からゆっくり空気を吸い込みましょう。そのあとに倍の8秒かけてゆっくりと鼻から息を吐きだします。ストレスがたまっているときや、焦っているときは無意識に呼吸が浅くなっていることがあり、脳に酸素がしっかりと行き届いていないことがあります。ゆっくりと意識しながら呼吸することで、気持ちが自然と落ち着き、リラックス効果を得られるはずです。入浴や足の筋トレを取り入れる前述でご紹介したような自律神経の乱れの影響で、春は身体がむくみやすくなります。むくみ対策には、しっかりお風呂に浸かって血行を良くしたり、簡単な足の筋トレや歩く時間を増やすなどして、血行促進を意識することをおすすめします。暖かくなるとついシャワーだけで済ましてしまう方もいると思いますが、気軽にできる生活習慣から見直してみましょう。春バテを改善して元気に春を楽しもう!出典:byBirthお花見やゴールデンウィークの長期休暇など、温かくなる春は外へお出かけする予定も立てやすいシーズン。身体がバテていると予定を立てるのも億劫になってしまったり、楽しいはずの予定も気分が乗らないなんてこともありますよね。今回ご紹介した春バテ対策は、どれも日常生活に簡単に取り入れられる方法ばかり。身体が疲れてきたと感じる方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
2019年03月15日「Lala Aasha」秋の新ヨガレッスン溶岩ホットヨガスタジオ「Lala Aasha(ララ アーシャ)」では、秋バテを解消するための”腸活ヨガ”をはじめ、新たに14種類のレッスンがスタートしました。溶岩ホットヨガとは?溶岩ホットヨガとは、溶岩を敷き詰めたスタジオで、温めた溶岩から遠赤外線を発生させた中で行うヨガのこと。鹿児島・桜島の溶岩はミネラルやマイナスイオンを多く含み、遠赤外線効果で身体を内側から温めます。湿度36度&湿度60%という空間でたっぷり汗をかくことで、デトックス効果が抜群。基礎代謝、新陳代謝がアップし、ダイエット効果も期待できます。秋の不調を今のうちに改善冷たい食べ物や冷房で冷えた内臓は、免疫力の低下につながります。「だるさ」「頭痛」「食欲不振」などの症状は、夏の疲れが一気に現れた”秋バテ”である可能性も。「Lala Aasha」ではそんな”秋バテ”を解消するための新レッスンを提供。呼吸法で芯から身体を温める「腰回り温めヨガ」や、腸のはたらきを活性化させる「快腸ヨガ」、内臓を刺激して代謝力を高める「内臓活性ヨガ」など、”温め”と”腸活”をテーマにしたレッスンを用意しています。本格的な冬の到来の前に、溶岩ホットヨガで秋の身体の不調をしっかり改善しておきましょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※TREES株式会社のプレスリリース
2018年11月21日今回いただくのは、『服部中村養鼈場(はっとりなかむらようべつじょう)』さんの『SUPPON すっぽんスープカレー』です。はい、ということで正解は「鼈(すっぽん・べつ)」でした。「養鼈場(ようべつじょう)って何だ?」と思って調べてみると、「鼈」は「すっぽん」の漢字とのこと。養豚場や養鶏場と同じく、「養鼈場」と表現しているわけですね。日本や中国では古くから食されてきたと言われている、すっぽん。お鍋などの高級食材になったり、滋養強壮への期待を込めて生き血(!)が飲まれたり、健康食品の成分としても摂りいれられたりしていますね。果たして、カレーにしても美味しいのでしょうか? ■紅色のパッケージに燦然と輝く「SUPPON」の金文字紅色のパッケージに、金色に輝く文字で「SUPPON」と書かれています。なんだか神々しいですね。すっぽんの生き血をイメージして、活力を表しているんでしょうか?このカレーをつくっておられる「服部中村養鼈場(ようべつじょう)」さんですが、明治33年に服部倉治郎氏が東京深川でうなぎと共に養殖したことに端を発しているそう。100年以上の歴史を持つ、由緒正しい“すっぽん養殖企業”だそうです!すっぽんスープ・チキンスープ・鰹昆布スープの“トリプルスープ仕立て”らしく、「さぞ複雑な味わいなんだろうな」と期待が膨らみます。パッケージ裏には「今までにない味わいを醸し出すスパイシーな大人のカレーです」との煽り文句も。心していただきたいと思います! ■「SUPPON CURRY」、そのお味は?スープカレーなので、ルーはさらさらしています。すっぽんということで、「ちょっとクセがあるのか?」と身構えて食してみたものの、トリプルスープのためなのか、あまりすっぽん独特の風味は感じませんでした。どちらかというと、ケチャップの酸味が後味に残るようなお味です。食べ終わってから、「実は“すっぽん”が入っていたんですよ!」と言われると、「言われてみれば、すっぽんの風味がしたかも!」と反応するようなレベルでした。すっぽんの独特の味を考えると、これくらいの味付けの方が良いのかもしれません。正直、高級食材ということで期待値を過剰に引き上げすぎてしまったところは否めません(笑)。これからトライされる皆さんは、「すっぽん、すっぽん」と意識し過ぎずにお召し上がりになるのが良いと思いますよ!(筆者が勝手に期待しすぎただけですので、決して服部中村養鼈場さんの努力が足りないせいではありませんよ!)では、今回のお味を総合評価させていただきたいと思います! ■総評辛さ:★★★☆☆旨さ:★★★☆☆スッポンっぽさ:★☆☆☆「すっぽんっぽさ」については、筆者の過剰な期待ゆえに、ちょっと低評価になってしまっているかもしれません。ですが、百聞は一見に如かずです。気になった方は、ぜひとも一度ご自身でお試しくださいませ! 【参考】※ 服部中村養鼈場【筆者略歴】Tadashi☆Gaki
2018年10月21日こんな症状が気になるなら秋バテかも?「胃の調子が悪い」「頭がすっきりしない」「朝起きてすぐ肩が凝ったりだるさを感じる」こんな症状で悩んでいませんか?風邪でもないのにこんな症状があったら、もしかしたらそれは「秋バテ」かもしれません。今回は、秋バテの症状を軽くして体調を整える方法をお伝えします。秋バテを軽くするコツ・1飲み物と食事編体の水分が不足してくると、血液の流れが悪くなって疲れやすくなるのはご存じですか?夏の暑い時期は水分を多く摂りますが、秋になるとあまり汗をかかないからなのか意識しないとあまり飲まなくなるもの。喉が渇いていなくても体は水分を欲しているので、意識して水分を摂りましょう。ただし、体が冷えると自律神経が乱れるので、温かい飲み物を選んでください。また、秋が旬の「ごぼう」や、大根や人参などの根菜類は体を温める食材なので、積極的に摂るといいですね。さらに体温を上げるたんぱく質の食品をとることで、免疫力がアップして風邪をひきにくくなります。秋バテを軽くするコツ2・生活習慣編ストレスが多い方は、睡眠時に働く副交感神経がうまく働かないのでリラックスできません。リラックスするためには、深呼吸をして自律神経を整えましょう。お風呂はシャワーでなく、ゆったりと湯船につかると体がほぐれて疲れがとれます。ウォーキングのような有酸素運動をすることで、自律神経が安定して体温を調整する機能がうまく働くようになります。水分不足解消と体を温める食事、生活習慣の改善で秋バテを予防今回は、秋バテの症状と、症状を軽くするコツをお話しましたが、いかがでしたでしょうか?気温が低くても水分不足に注意して、体を温める食事を積極的に摂りましょう。有酸素運動や、お風呂につかることでリラックスできて体が楽になります。
2018年10月17日季節も秋に変わり涼しくなりましたね。ネイルのデザインも、夏から秋へとチェンジされる方も増えてきました。さて、秋の定番といえば、べっ甲ネイル!!今回は、秋向けのファッションとの組み合わせの例をご紹介いたします。定番のデザインから、大人の魅力を感じさせるデザインまで、自分にぴったりのネイルを見つけてみてください♪べっ甲ネイルに挑戦してみたい方に〜初級編〜黄色味がかったカラーが、べっ甲ネイルの定番の色です。ネイル初心者の方にも取り入れやすいデザインですね。秋の定番カラー「カーキ」と組み合わせることで、爪先から一気に秋モードに。黒ならクールに、ピンクなら可愛らしく。べっ甲ネイルはどの色でも相性バッチリ!ネイルパーツは小物に合わせてゴールドで統一。落ち着いたブラウンは秋にぴったりです。いつもと雰囲気を変えたい方に〜中級編〜ボルドー系のべっ甲ネイル。シンプルで大人可愛いデザインとパールが女性らしく、とても上品です。深みのある赤べっ甲は、魅力的な雰囲気で人気のデザインです。ビジューもつけると一気に華やかさが増します。秋はボルドーで色気もグッとアップ!いつものべっ甲に飽きた方に〜上級編〜個性あふれる白べっ甲ネイル。さりげないシェルが光って綺麗です!周りと少し差をつけたい方におすすめ。グレージュと合わせれば、シンプルでオシャレ度もアップ!落ち着いた色味は秋冬にかけても、おすすめのデザインです。べっ甲ネイルも少しのアレンジで雰囲気はガラリと変わります。指先から秋を取り入れ、お好みのネイルで秋を満喫してください♪
2018年09月25日朝日新聞出版は、ゆるくて自由すぎる動物たちの写真集『きょうもバテてます』を2018年7月20日(金)より発売。連日の猛暑が体に応える今日この頃。それは人間だけでなく、動物たちも同じ。『きょうもバテてます』は、暑さにバテバテの動物たちを報道カメラマンが本気で撮った、身も心もゆる~くなれる写真集だ。登場するのは、上野動物園の人気者シャンシャンをはじめ、遊具の上でぐったりするレッサーパンダ、 ぐったりモードのホッキョクグマ、 まったりと日向ぼっこするミーアキャットなど。眺めているだけでこちらの力も抜けていきそうな、脱力系どうぶつを揃えた。また、巻末には、切り取って使える「あかちゃんパンダ やる気あるふりアイマスク」が付属する。居眠りしたい時に着ければ“やる気のあるふり”ができる優れものだ。【詳細】『きょうもバテてます』“やる気あるふり”アイマスク付き 1,080円(税込)ISBN:9784022587015発売日:2018年7月20日(金)
2018年07月23日