秦基博が5月4日みどりの日に合わせ不定期で開催している、アコースティックライブシリーズ “GREENMIND”。2008年、神奈川県民ホールでの初演からスタジオライブ形式で行われた昨年の「GREEN MIND at The Room」まで、歴代の“GREEN MIND”の中から厳選されたライブ映像が、この度YouTubeにて期間限定で公開。そして、5月20日に発売となる「MTV Unplugged:HataMotohiro」ダイジェスト映像もあわせて公開された。特別編集された「GREEN MIND 2008-2019」は、YouTubeの秦基博チャンネルにて、5月20日までの期間限定公開となっている。ギター弾き語りを中心とした多彩なアコースティックセッションだけでなく、野外劇場、世界遺産、日本武道館、横浜スタジアムなど、全国各地の個性豊かな会場やロケーションも見どころだ。またYouTubeで同時公開されたのは、世界中のトップアーティストがアコースティック演奏を披露してきたライブ番組に秦が出演した、「MTV Unplugged:HataMotohiro」のダイジェスト映像。その映像に合わせ、ライブの見所や出演時の思いなどを秦自身が語っている。秦基博LIVE『GREEN MIND 2008-2019』YouTubeにて期間限定で公開(5月20日まで)
2020年05月15日秦基博が音楽スタイルの原点とも言える“弾き語り”にフォーカスし、2014年にリリースされた弾き語りベストアルバム『evergreen』に続く、新たな弾き語りアルバム『evergreen2』の制作開始を発表。本日19時より、『在る(evergreen ver.)』のMVがYouTubeでプレミア公開される。『evergreen2』の制作発表は、5月4日のみどりの日に合わせてのもの。収録楽曲については、『evergreen』以降に発売した作品からセレクトされた楽曲の“弾き語りver.”を収録するDISC1に加え、DISC2に収録する楽曲は、ファンからのリクエストによって決まる。この楽曲投票は、本日から8月31日(月)までとなっており、特設サイトから誰でもリクエストできる。秦に弾き語って欲しい楽曲を是非リクエストしてもらいたい。なお投票可能な楽曲は、前作『evergreen』収録曲、『evergreen2』DISC1に収録予定曲以外の楽曲及び、他アーティストへの提供楽曲の一部から選択できる。■『evergreen2』リクエスト期間5月4日〜8月31日(月)18:00まで【関連リンク】 『evergreen2』リクエスト投票フォーム( )【関連リンク】 『evergreen2』投票サイト( )さらに、本日19時よりYouTubeにてプレミア公開される『在る』は、昨年12月に発売された最新アルバム『コペルニクス』に収録されている楽曲の弾き語りver.となる『在る(evergreen ver.)』だ。このMVは、レコーディングスタジオにてワンカットで撮影された映像となっている。【関連リンク】 『在る(evergreen ver.)』YouTubeページ()※公開は本日17:00から、プレミア公開は19:00から
2020年05月04日山田孝之を主演に迎え、大切なものを失った人たちの“10年間”の軌跡を描いた感動作『ステップ』。この度、劇中のロケ地で秦基博が歌う主題歌『在る』のミュージックビデオが公開された。名実ともに日本が世界に誇る個性派俳優・山田。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している中、久々に実年齢とも重なる等身大の父・健一を彼は演じている。しかも初のシングルファザー役で、娘の美紀を育てながら、自身も成長していく様を体現している。健一や美紀を温かく見守る登場人物に、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集し物語を彩っている。原作は、『とんび 』『流星ワゴン』など、家族の再生物語を描き続けてきた作家・重松清によるもの。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけてきた飯塚健だ。人気シンガーソングライターの秦が手がけた本作の主題歌『在る』は、製作陣からの熱烈オファーを受けた彼が、本作を観て書き下ろした渾身の一曲。聴く者を優しく温かく包み込む、大切な人たちへの想いが込められた歌詞とメロディが、早くも評判となっている。公開されたミュージックビデオには、秦自らが出演し、演奏と歌唱を披露。また、映画で山田演じる健一の娘・美紀の6歳から8歳の時代を演じた人気子役の白鳥玉季も、美紀役として出演している。健一と美紀の父娘を中心に展開される映画本編のシーンと、今回新たに撮影された秦、白鳥のシーン、そして『在る』の歌詞とメロディがリンクし合い、観る者の心を揺さぶる珠玉のものとなっている。撮影は、実際に映画に登場するロケ地で実施。健一が幼い娘の美紀をベビーカーに乗せて歩く坂道や、陸橋、三差路など、登場するのはいずれも父娘が人生の重要な一歩を踏み出すシーンで度々映し出される、象徴的なスポットだ。そこに秦が降り立ち、ギターを弾きながら『在る』を繊細に歌い上げている。秦が陸橋で歌唱するシーンでは、ちょうどサビの部分で陸橋の下を電車が走る様子を収めることに成功。メガホンを取った飯塚監督は、「とてもいいタイミングで電車が通るところを撮れたので、効果的な絵になっていると思います」と自信をのぞかせている。また飯塚監督は、「どんな場所で秦さんに歌ってもらおうかと考えた時に、妻を亡くした健一と美紀が再出発する場所じゃないと、何も撮れないと思った」と語り、「映画で美紀の成長に合わせて俯瞰で撮っていたあの場所以外で撮ることは、思いつかなかったですね。その場所で、見る人の背中を押すようなものが撮れればいいなと思っていました」と“場所”にこだわって撮影したことを告白。出来上がりについても、「この場所で主題歌と映画がうまくリンクしたんじゃないかな」と手ごたえを感じていることを明かしている。秦も、映画のキーとなる場所での撮影に「そこで自分が歌っているというのは、不思議な気持ちでしたが、とても嬉しかった」と素直な気持ちを語りつつ、あらためて主題歌『在る』の曲作りについても言及。「映画を見させていただいた後、エンドロールにどんな曲が流れたら良いのかなというのをイメージしていて、それであのギターのフレーズだったり、歌詞のいくつかが出てきたという感じでした。そこから完成に至るまで、映画からいただいたインスピレーションをもとに楽曲が生まれていきました」と語る。また、今回曲作りにおいて重きを置いたのは、映画の主人公・健一が妻を亡くしたことに代表される“喪失感”だったという。「誰かがいなくなってしまうこと、だけどそこに存在するということ、それは映画からすごく感じたことでした」と、主題歌との向き合い方を語った。天国から見守ってくれている妻を近くに感じながら、“うまくいかないことだらけ”の毎日を娘とふたりで過ごしていく健一。映画『ステップ』はそんな健一を中心とした物語だが、秦はその上で「いろんな人にとって、それぞれの存在がどんな風にして“そこに在るのか”ということをすごく考えさせられる作品」だと本作を絶賛。「僕も『在る』という曲を書きましたが、自分でも考えることがたくさんあって、たくさんの人たちとの繋がりの中で今があるし、その先があるということを強く感じる映画だなと思いました」と語っている。ちなみに、本作で秦が好きなシーンは「健一が夜に家事とかやることを全部終えて、お酒を飲みながら妻の遺影に話しかける場面」なのだと言う。『ステップ』主題歌秦基博『在る』MV『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月19日小木“Poggy”基史の手掛けるポップアップ「POGGY’S BOX at ISETAN SHINJUKU」が、3月11日から伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内プロモーションスペースにて開催される。ポップアップでは、小木“Poggy”基史のプロジェクト、ポギーザマン(POGGYTHEMAN)のアイテムと、自身の注目するブランドやアーティストとコラボレーションした特別なアイテムを展開。中でも目玉は、ニードルズ(NEEDLES)、メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)、タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)との伊勢丹新宿点限定アイテム。トラックジャケット(4万2,900円)、トラックパンツ(3万6,300円)/ニードルズシューズ(4万150円)/メゾンミハラヤスヒロジャケット(32万4,500円)/タカヒロミヤシタザソロイスト.今回のポップアップのメインアートワークは、シュプリーム(Supreme)のヘッドグラフィックデザイナーも勤めるピーターパッキン(Peter Paquin)とのコラボレーションによるもので、小木“Poggy”基史が30年以上聴き続けているという日本の名曲に登場するネズミがモチーフになっているという。そのグラフィックを落とし込んだテキスタイルを使った伊勢丹新宿店限定アイテムも登場する。その他にも、ミヤギヒデタカ(MIYAGIHIDETAKA)、ファン ダメンタル(FDMTL)、ザエイチダブリュドックアンドコー(THE.H.W.DOG&CO)などの日本のデザイナーや、インテリアブランドのロウヤ(LOWYA)との別注、仏ファクトリーブランドのアノニム(Anonyme)とコラボしたレザーグッズなど、見どころ満載だ。このポップアップでしか手に入らない特別なアイテムを手に入れよう。※止むを得ない理由で商品の入荷が遅れる場合あり。※本記事の価格はすべて税込み。【イベント情報】POGGY’S BOX at ISETAN SHINJUKU会期:3月11日〜24日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内プロモーションスペース住所:東京都新宿区新宿3-14-1※営業時間は変更になる場合あり。詳しくはホームページまたは店頭で確認。URL: /shinjuku.html
2020年03月05日「さつまいも博2020」が、2020年2月21日(金)から24日(月・休)までさいたまスーパーアリーナ・けやきひろばで開催される。「さつまいも博2020」は、焼き芋・サツマイモファンにはうれしい“さつまいもづくし”のフードイベントだ。目玉イベントとなるのは、全国で最も美味しいやきいもが決まる「全国やきいもグランプリ」。全国から18店舗が集まり、焼き芋はもちろん、さつまいもスイーツなどを取り揃える。茨城県のらぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジや、東京都・あめんどろ、広島県・おいもやなど、全国の人気店ばかりが集結する。会場では、各ショップのさつまいもを食べ比べできるようセットメニューを用意。3店舗のメニューを食べ比べしながら、自分好みの焼き芋を見つけてみて。同時に、会場内に設けられた特設ステージでは、体験型イベントも実施。人気の“おしりたんてい”が握手してくれたり、アイドルステージ、さつまいも実験ワークショップなどが行われる予定だ。【詳細】「さつまいも博2020」開催日時:2020年2月21日(金)〜2月24日(月・休) 11:00〜18:00場所:さいたまスーパーアリーナ けやきひろば住所:埼玉県さいたま市中央区新都心10参加費:入場無料<全国やきいもグランプリ参加店舗>oimo cafe(埼玉県入間郡三芳町)/芋屋 HUG(兵庫県神戸市)/いも家Kaneki(栃木県佐野市)/らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ(茨城県行方市)/おいもや(広島県広島市)/あめんどろや(東京都文京区)/芋姫(秋田県秋田市)/Minimal Veggie(東京都大田区)/超密やきいもpukupuku(東京都品川区)/やきいも茶房C&M’s 銀座いもっ娘(群馬県太田市)/cafe netaimo(千葉県香取市)/SAZANKA(宮崎県宮崎市)/ヒゲ商店(福井県福井市)/やきいも処 DoCo? 弐番館(山形県鶴岡市)/阿佐美や(埼玉県戸田市)/倉田屋 お芋Sweets(東京都北区)/やきいもコロ(愛知県知多郡)/よっしーのお芋屋さん(神奈川県藤沢市)
2020年02月15日アンドリュー・ロイド=ウェバーの名作ミュージカル『サンセット大通り』。今春、日本で3度目の上演が決定し、その開幕を前にキャストの安蘭けい、平方元基をゲストに招いた、スペシャルトークショーが実施された。【チケット情報はこちら】約200名のファンが集う中、ジョー・ギリス役の平方が『Sunset Boulevard』を歌いながら登場。その切なく力強い歌声に、客席からは思わずため息が漏れる。そして今度はノーマ・デズモンド役の安蘭が、往年の大女優らしい、煌びやかな衣裳を身にまとって登場。「お待たせしました。私がノーマです。とうこ(※安蘭の愛称)じゃありません」と、愛嬌たっぷりにファンへと声をかける。司会者からまず「作品に臨む心境」を聞かれた安蘭は、「前回は元基とペアだったんですけど、今回は松下優也くんが相手になるので、また違うものになりそうです」と答えると、すかさず平方が「最初それを聞いた時、ノーマの気持ちになって嫉妬に狂いそうだった!」と告白。「このふたりの並びも今日で最後かも…」との司会者の言葉に、安蘭も「ね、最後ですよね」と追い打ちをかける。すると平方が「えっ、今日は僕を傷つける会なの?」と返し、会場はドッと笑いに包まれた。「お互いから見たノーマ、ジョーの魅力は?」というファンからの質問には、「とうこさんの無理をしていない姿というか、女優として楽しんでいる姿がすごくノーマと重なって。かわいらしいラストとかもすごく好きでした」と平方。一方の安蘭は、「前回私は2度目、元基は初めてでしたけど、“僕はこう思うんだ”っていうものを新たにたくさん持ち込んでくれて。稽古がすごく楽しかったですし、そうやって役をつくっていく元基のスタンスが、本当に素敵だと思いました」と絶賛する。そんな安蘭の言葉に平方は、「ちゃんと覚えておかないと!2度と褒めてもらえないかもしれないから」と照れ笑いを浮かべた。その後、「これであなたもサンセット大通り博士!?超マニアッククイズ」や、ふたりのサイン入りグッズなどが当たる抽選会も実施。なかなかないファンとの交流に、ふたりとも終始笑顔だった。さらに今度は安蘭が『As If We Never Said Good Bye』で、美しくドラマチックな歌声を披露。本番への期待が大いに高まる中、「全身全霊で丁寧に頑張っていきたいと思います」と平方が、「気持ちを新たに、素敵な『サンセット大通り』をつくり上げたいです」と安蘭が抱負を述べ、約1時間に及ぶイベントは幕を閉じた。公演は3月14日(土)から29日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCにて。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2020年01月29日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、本作の場面写真が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩みながらも、忙しい現代社会の中で、自分自身の大切なものを見失わないように、ゆっくりと成長していく。近年はエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している山田だが、今回は実年齢と重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役だ。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。そして主題歌は、秦基博が本作のために書き下ろした新曲『在る』だ。この度公開された場面写真では、健一と美紀の姿を中心に、彼らを取り巻く人々との日常のワンシーンが写し出されている。健一と美紀との2ショットでは、2歳半の美紀をベビーカーに乗せて保育園を訪れる姿や、小学校低学年の美紀と笑顔で寄り添う姿、そして小学校高学年の美紀とキッチンでハンバーグをこねる姿など、父娘の10年間を切り取った、微笑ましいシーンが。一方で、同僚の奈々恵(広末)と残業に勤しむ場面や、保育士の“ケロ先生”(伊藤)の元にベビーカーで娘を送る場面など、シングルファザーとして仕事と育児の両立に奮闘する健一の姿も確認できる。そのほか、亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員(川栄)や、浴衣姿の美紀をいとおしそうに見つめる健一の義父(國村)と義母(余)のカットも見られる。原作者の重松は完成した映画を観て、「エンドロールの後も、出てきた人たちが生きていると感じられて、その先をまた書きたいと思った」と語っている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月09日「デビューから10年かけて制作スタイルが構築されたので、それを一度壊してもいいなと思ったんです」2016年のデビュー10周年を経て、約4年ぶりとなるAL『コペルニクス』をリリースする秦 基博さん。だからこそ、これまでのイメージを覆すような新鮮な曲も生まれた。直接的な表現より女性の仕草にドキッとするんです。「ギターのリフをループさせ、そこに四つ打ちのキックをぶつけるというアイデアで生まれたのが『Raspberry Lover』。久しぶりに作品を作るにあたって、自分が聴いててカッコいいなと思うリズムやメロディの置き方だったり、その基準が変化していたんです」世界的なトレンドも意識して斬新さを投入しながらも、アコースティックギター+歌という基本軸をぶらさずに彼らしさのある音楽を生み出す。「Raspberry Lover」は男女の無言の駆け引きがスリリングな歌詞も聴きどころ。「この曲って〈僕〉は、何もアクションを起こしていないんですよ。ポーカーフェイスで平然を装っているけれど、心の内側では悶々と苦しんでる。客観的に見れば普通に喋っているふたりの胸の内を歌っています。直接的な表現よりも女性の仕草とかにやっぱりドキッとするし、言葉以上にいろんな情報を得てる気がするんですよね」そんな繊細な感性で綴られた楽曲も多く収録された今作のタイトルは『コペルニクス』。かつて太陽中心説を唱えた天文学者の名だ。「毎日を過ごしている中で見える景色って、いつもそんなに変わらない。だからこそ同じ景色の中に違うものを見つけられる曲を作りたい、と今作を作っていたんです。そこで思い浮かんだのがこのタイトルでした」ユニークなビート感とシニカルな歌詞がスパイスを利かせる「アース・コレクション」や喪失感さえも温かいものに変えるバラード「在る」など、これまで当たり前だと思ってきたことに別の視点や思考を加える楽曲が、まさに「コペルニクス」的。「やっぱり今を生きる一人の人間として社会性や時代性も感じながら曲を書いています。39歳になって、これからはいろんなものを次に受け渡していかなきゃいけない世代でもあると思うし。でも、曲を作る時はシンプルな思いでいて、まずは自分がいいと思うものを作る、そして、それを聴いてくれる人が楽しんでくれたらいいなという思いではあります」40歳を前にしてなんだか肩の力が抜けてきた印象を受けた。「そうですね。前作までは自分を追い込んでたところもあるんですけど、最近は“今日はできなそうだな”と思ったら違うことをしたり(笑)。曲作りってやっぱり楽しいものだよなって、存分に感じていたいんです」はた・もとひろ宮崎県生まれ、横浜育ち。2006年にシングル『シンクロ』でデビュー。’14年、『ひまわりの約束』が大ヒット。今作をひっさげ来年3月より全国ツアーがスタートする。トップス¥11,000(ONE by OURET/Sian PR TEL:03・6662・5525 )ジャケット¥50,000パンツ¥30,000(共にSOLIDO/タトラスインターナショナルTEL:03・5708・5188)その他はスタイリスト私物初の卒業ソング「仰げば青空」や花の命をテーマに描いた「花」など、CMソングを含む全13曲。6th Album『コペルニクス』【初回限定盤CD+DVD】¥4,500【通常盤CD】¥3,000(オーガスタレコード)※『anan』2019年12月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中村 剛ヘア&メイク・原田武比古(ArtsyLife)取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年12月12日“さつまいも”づくしのイベント「芋博」が、2019年12月4日(水)から9日(月)まで、そごう横浜店にて開催される。初開催となる「芋博」。専門店とっておきの焼き芋はもちろん、さつまいもを使ったスイーツなど約33ブランドがラインナップする。会場では、やきいも処 DoCo?弐番館の「やきいもモンブランクレープ」や、3種のさつまいもを使ったスイーツをどんぶりで提供するOIMO cafeの「いも丼」など、さつまいもの味わいを楽しめるメニューを展開。また、鳴門金時クリームをサブレでサンドしたフレンチモンスター「月へ鳴門へ」 、安納芋をベルギーチョコでコーティングしたスイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」など、人気の芋スイーツも多数取り揃える。さらに、とっておきの焼き芋も用意。焼き芋専門店「よっしーのお芋屋さん」では、甘みや香りの強い「ホワイトスイート」や、蜜感のある「さつまミライ」など、希少なさつまいも6種類を楽しむことができる。【詳細】芋博開催期間:2019年12月4日(水)~9日(月)時間:10:00~20:00(最終日は17:00閉場) ※イートインラストオーダーは閉場の1時間前まで会場:そごう横浜店 8階催会場住所:神奈川県横浜市西区高島2丁目18-1展開メニュー例:・OIMO café「芋博限定いも丼」 1,100円・やきいも処 DoCo? 弐番館「やきいもモンブランクレープ」 918円・蜜香屋「おいもとアイス」 721円・フレンチモンスター「月へ鳴門へ」 1,620円・スイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」 1,251円・よっしーのお芋屋さん「焼き芋」 432円〜※価格はいずれも税込※画像はいずれもイメージ
2019年12月07日グラビアアイドルの秦瑞穂が、最新イメージDVD『29の約束』(4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2005年にグラビアアイドルとしてデビューして以来、透明感溢れるビジュアルに84㎝のDカップバストと極上のスレンダーボディーで大人気を博している秦瑞穂。昨今はテレビ朝日系の温泉番組『秘湯ロマン』でボディーを披露した。そんな彼女が昨年1月に発表したDVD『Memoire』以来となるDVDをリリース。20代最後の姿を収録した記念作品で、一段と大人っぽくなった姿を披露している。"メモリアル"をテーマにした最新作は、CAやウェディングドレス、ボンテージなど様々な衣装を着用。特に赤のボンテージ姿は、29歳の大人の魅力が詰まっており、セクシーな秦が堪能できる。グラビアDVDのリリースは、1年9カ月ぶり。かなりのブランクも、スレンダーボディーは圧巻の一言で、さらに研ぎ澄まされた印象だ。なお、同DVDの発売を記念したイベントが11月16日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館6F(18:00~)で開催される。
2019年11月12日女子博だけど、男子も大歓迎!エイベックス・エンタテインメント株式会社が、2019年9月12日付けのプレスリリースで「ラーメン女子博 in 大阪 2019」の詳細を公開しました。2019年10月3日から2019年10月14日までの11日間にわたり開催される「ラーメン女子博 in 大阪 2019」は、とことん女性に特化した女性のためのイベント。日本全国から選ばれたラーメン店が「ラーメン女子に捧げるラーメン」をコンセプトに集結。この会場でしか味わえない限定ラーメンも多数登場します。女性専用席も設置されるので、人目が気になるアナタも安心です。会場は大阪メトロ御堂筋線「長居駅」下車すぐの長居公園。入場は無料で性別を問わず誰でも大歓迎です。開場時間は平日が11時から22時。土日・祝日は10時から22時です(21時30分ラストオーダー)。お酒に合う料理からスイーツまで充実今回はラーメンだけじゃもの足りない人たちのために新企画「グルメ女子博」も同時開催。「肉食女子エリア」では神戸牛、牛タン、唐揚げなどが登場。「餃子女子エリア」では定番の焼き餃子や揚げ餃子のほか、最近流行りの激辛餃子も楽しめます。大ブームのタピオカドリンクやプリンにジェラート、かき氷などのスイーツメニューも充実し、食欲の秋を盛り上げます。(画像はプレスリリースより)【参考】※エイベックス・エンタテインメント株式会社のプレスリリース/PR TIMES※ラーメン女子博 in大阪 2019
2019年09月13日小松菜奈と門脇麦がW主演し、共演に成田凌を迎えた青春音楽エンタテインメント映画『さよならくちびる』より、主演2人が扮する“ハルレオ”のオフショット未公開写真がシネマカフェに到着した。マネージャーの支えもあり、インディーズ界で人気を博すようになった「ハルレオ」だが、それぞれの恋心が原因で3人の仲はこじれ、解散ツアーが始まってしまう。居場所を求める3人の若者たちの青春と恋愛のリアルを描いた音楽が紡ぐロードムービー『さよならくちびる』。劇中に登場する「ハルレオ」は、主演の小松さんと門脇さんが劇中で組むギターデュオ。実際に「ハルレオ」として、秦基博が作詞・作曲・プロデュースした主題歌「さよならくちびる」、あいみょん作詞・作曲の挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」でメジャーデビューも果たした。今回シネマカフェが入手した「ハルレオ」とローディ兼マネージャーのシマが写る写真は、主題歌「さよならくちびる」のMVの監督・山田智和による撮り下し!この「ハルレオ」のアーティスト写真を未公開写真も含め、全4枚が公式サイトにて一挙公開。アーティストとしての特別な表情が切り取られている。さらに、秋には本作のBlu-ray&DVDの発売も決定。 映像特典には、主演2人のオーディオ・コメンタリーや、撮影の裏側を捉えた貴重なメイキングや未公開シーンが収録されている。『さよならくちびる』Blu-ray&DVDは10月25日(金)リリース、TSUTAYAレンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年07月15日山崎まさよし「One more time, One more chance」(1997)をはじめ、音楽プロダクション・オフィスオーガスタに所属するアーティストの4曲が、ショートフィルムとして映像化されることが26日、明らかになった。今回の企画は、山崎まさよし「One more time, One more chance」(1997)、スキマスイッチ「奏(かなで)」(2004)、秦基博「鱗(うろこ)」(2007)、松室政哉「海月」(2018)という時代を彩る4曲をモチーフとした連作ショート・フィルムを制作するというもの。人生の様々な局面における「君と僕」の交錯が描かれ、それぞれの思いはやがて1つの物語となって繋がっていく。監督は『コンフィデンスマンJP』や『グッド・ドクター』など数々のヒットドラマを演出した金井紘氏(フジテレビ)、脚本は『深夜食堂』などを手掛ける小嶋健作氏が担当。現在、撮影に向けて準備が進められており、キャスト等は順次発表される。また、ストリーミングサービスのSHOWROOMにて、同作品への出演者オーディションの応募を受付中。製作されたフィルムは、9月15日に富士急ハイランド・コニファーフォレストにて開催される「Augusta Camp 2019」での特別予告編上映や単館系映画館でのイベント上映を予定している。
2019年06月26日●脚本を読んで「自分との共通点」を探す理由2006年のデビュー以来、「鱗(うろこ)」「アイ」など数々の名曲を世に送り出してきたシンガーソングライター・秦基博。2014年にはアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』(14)の主題歌として書き下ろした「ひまわりの約束」が大ヒットを記録し、その後も『あん』(15)、『天空の蜂』(15)、『聖の青春』(16)など多数の映画主題歌を担当。また、アーティストへの楽曲提供のほか、近年では作詞・作曲・アレンジまですべてをプロデュースした作品も増えている。そんな秦が、新境地に挑んだ。小松菜奈と門脇麦のダブル主演映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で、2人の劇中デュオ・ハルレオが歌う主題歌「さよならくちびる」を作詞・作曲・プロデュースした。「『ハルレオが作った作品として歌われる楽曲』の提供」は、どのような流れで進められたのか。そして、プロデュースという作業は、秦の音楽活動においてどのような意味を持つのか。○■アーティストへの楽曲提供との違い――完成披露試写会に出席されていかがでしたか?普段なかなかない立ち位置での参加で、不思議な感覚でした(笑)。自分が主題歌を担当した作品の完成披露試写会に登壇したことはありましたが、今回は提供曲で、しかもそこにサプライズゲストとして登場するという……。みなさん、喜んでくださっていたらいいのですが(笑)。――完成した映画を観ても、そのような“不思議”な気持ちに?普段の提供曲であれば「秦基博が作る曲」でいいのですが、今回は「ハルレオが作る曲」「ハルレオが歌う曲」。自分から出てくる言葉というよりは、劇中で曲を書く役割のハルから出てくる言葉やメロディーを意識する必要がありました。もちろん、自分の「音楽的な感覚」も入ってしまうのですが、聴いてくださる方が「ハルから生まれた」と感じられるような曲作りができたらいいなと思いました。――主題歌の制作やアーティストへの楽曲提供と比較して、今回のようなプロデュースにはどのような違いがあるのでしょうか。「“ハルレオが作った曲”を作る」という出発点がまず違いますね。僕がプロデュースさせていただいたのは、エンドロールに流れる「さよならくちびる」。様々なことを経た上で流れる曲でもあるので、映画の最後に流れる時にはどういうアレンジがいいのか、どういう歌が相応しいのか、そんなことをイメージしながら臨みました。――なるほど。主題歌を担当する場合は、やっぱり脚本を読むことから始めるんですか?そうですね。それで映画が伝えようとしているメッセージと、自分との共通点を探します。自分だったら、それをどういう風に表現するのかなとか。そうすると、個人的な感覚が入っていることもあって、同じテーマでも映画が伝えようとしていることと少し違うものになるんですよね。でも、それが「広がり」になると思うんです。自分が歌う曲の時はそうやって「自分」というフィルターを通しますが、今回は映画の中のハルとレオが世の中をどのように見ていて、そこから何を切り取って歌にするのかという「想像」が必要でした。――しかも、普段から歌っている方々ではないので、「想像」も難しそうですね。歌声のイメージは、サンプルとなる歌唱映像を早い段階でいただいていたので、それをもとに構築していきました。あとはハルレオのキャラクターを想像しながら歌詞を書きましたね。曲の方は、お二人が映画に向けてギターを始められるということだったので、なるべく難しくない、シンプルなコードになるようにということも意識しながら作りました。――YouTubeでMVが公開されましたが、コメント欄はご覧になりましたか?いえ、まだです。――歌声を褒める声以外にも、「秦さんありがとう」という感謝のメッセージも書き込まれていました。ははは(笑)。――レコーディングを終えた2人の歌声は、先程の「想像」を超えたり、「広がり」に繋がったりはしましたか?もちろん、イメージ以上の歌だったと思いますし、初めて実際に2人が歌った「さよならくちびる」を聴いた時に、「これでやっと曲が完成したな」と思いました。●ソロの原動力は「自分のやりたいこと」――レコーディングは別々だったそうですね。そうですね。門脇さんは以前から歌われていたということもあると思いますが、ご自身のペースで歌われていて、特別何かを導く必要がなかったので、自然とのびのび歌ってもらえればいいかなと。あとは、歌い方の細かいニュアンスを伝えたぐらいで、すごく自然体なレコーディングだった印象です。小松さんはすごく緊張されていました。初めて出演作で歌うということで、そのレコーディングに楽曲を作った人間がいるのも嫌だろうなと思いましたが(笑)。でも、すごく真摯にというか、歌に対して真っ直ぐに向き合っていらっしゃったので、レオとしての良い表現と声が録れればいいなと思って、できるだけリラックスして歌ってもらえるように努めました。やっぱり、歌はメンタルがすごく表れてしまうので。落ち込んでいると、落ち込んだ歌になってしまう。だからこそ、小松さんには豊かな情感の中で歌ってほしいなと思っていました。――秦さんご自身の経験則ですか?そうですね。「さよならくちびる」は、切ない曲ですが、歌うことに対して前向きであるかどうかは大切な気がしたので。それでも緊張はされてましたが、こちらの要求に対して素直に反応して返してくれていましたし、とにかく一生懸命、何度も歌ってくださいました。――初プロデュースは、2017年に上白石萌音さんがリリースした「告白」。他のアーティストの楽曲プロデュースも数々手掛けられていますが、そこからの経験が今回にも活かされていますか?どうですかね。それ以前からもずっと自分をプロデュースしていたんだと思うんですよね。「自分がどういう歌を歌いたいか」「何を作りたいか」というところから始まって、「どういう歌を歌うべきか」「どのように聴いてほしいか」「どういうふうに表現するのか」、詞と曲を作ったら、それを「どう歌うのか」。そういうことを自分自身でやってきたことがプロデュースにつながっているんだと思います。――対象が自分でも、第三者でも根本は同じだと。そうですね。自分が作った詞と曲に対して歌い手からどういう反応が起こるのか。自分が歌う時はそれを自分の中でやるわけですが、他の方が歌う時は、作り手である自分の中にあるイメージと歌い手の方が持っているイメージを擦り合わせながら着地点を探していくイメージです。――2006年にメジャーデビューされて、それはどのあたりで確立されたんですか?デビューして5年ぐらいですかね。アルバムを3枚作ったあたりで、自分のセルフプロデュース観がしっくりくるようになりました。それまでは、自分のスタイルとやりたいことをどうやって音に落とし込んでいくのか、トライアンドエラーを繰り返して。それから、たくさんのサウンドプロデューサーの方とお仕事させていただいたんですよね。ありがたいことにすごい方たちとばかりやらせてもらったので、知らず知らずのうちに一流の方々のプロデュースのやり方をすぐ近くで学ばせていただいていたんだと思います。○■バンドやユニットで「自分はどうなるんだろう」――アーティストブック『新しい歌』(09・USEN)には、デビューして間もなく、ソロの大変さを痛感したことが書かれていました。自由ではあるものの、楽曲には様々な立場の方が関わっているため、コミュニケーションで左右される不自由さがある。ハルレオが解散をゴールとしてライブツアーを組んだように、2人以上で音楽活動をすると引退の前に「解散」という1つの選択肢がありますが、例えば誰かと組もうと思ったことはないんですか?時々ふと思うことはありますよ(笑)。バンドを組んだらどうなるんだろうとか、ユニットだったら自分はどうなるんだろうとか。想像してみるんですけど、どう考えても無理だろうなと。やっぱり、自分のしたいようにしかできないんじゃないかなと思います。バンドをやっている人たちへの憧れはあるんです。一人でやっている限り、自分の中での正解がそのまま正解なんですよね。やりたいと思ったことをやればいい。それがメンバーの数だけある状態で形にしていくとなると、やっぱりそれは難しいだろうなと思っちゃうんですよね。でも、それができる状態にあるメンバーと巡り会えていることはすごく羨ましいなと思います。まぁ、ないものねだりかもしれませんが。――「自分のやりたいこと」がソロアーティストとしての原動力になっているとなると、「やりたいこと」は常にあるわけですか? 秦さんの曲を聴いている人の中には、やりたいことが見つからなかったり、迷いがあったりする方もいると思います。いつもあるわけではないと思います。曲を書くこと・作ることとライブ、その両輪で回っているような気がするんですよね。曲を作ればライブをしたくなるし、ライブをすればまた曲が作りたくなる。そうやって新たなやりたいことができてきて、それを繰り返している感じです。●「結局自分の音楽に還元される」――2017年にデビュー10周年を記念してベストアルバムをリリースし、自身初となる全国アリーナツアーを開催されました。節目を迎えてから2年半ほど経過しましたが、今はどのようなモチベーション、状態なんですか?自分が今何を歌いたいのか、どんな音楽を作りたいのかということを掘り下げていくのは結局変わらないんですけど、「仕事」になってから10年以上経って、でももともとはただ「楽しくて」始めたことでしかない。今もそれは変わらないんですけど、音楽の楽しさはたくさんあると思うので、自分の表現欲求と、音楽の楽しさをとことん楽しみたいと思いながらやっています。――ハルレオの楽曲プロデュースも、そうした楽しみの一環ですか?そうですね。例えばハルとレオという女の子がいて、「彼女たちが歌うとしたらどのような世界なんだろう」とか想像するのは、一人の世界でやっている普段の自分とは違う瞬間で。以前にもストレイテナーのみなさんとのコラボでホリエアツシさんと一緒に曲を作ったんですが(2017年ストレイテナー×秦基博「灯り」)、そういうこともその一環で、自分のやり方とは違うものから刺激を受けることが結局自分の音楽に還元されるような気がします。――アーティストの音楽性は、周囲の環境や出会いによって刺激を受け、変化していく。もちろんそれはあると思います。それは音楽だけではない気がしていて、単純に誰かと話すこととか、映画や小説とか。そういう身の回りで起きたことや感じたことによって変化した自分が作る音楽もおのずと変わっていくと思うので。――アナログレコード専門の自主レーベルとして2018年に立ち上げた「HOBBYLESS RECORDS」は、公式サイトによると「趣味らしい趣味を持たない秦が、“無趣味だけど、唯一、音楽だけは自分がのめり込めるもの”という意味」を込めて命名されたそうですね。音楽がもともと好きで趣味みたいなものだったんですが、仕事になっちゃったので、「趣味は音楽です」と言いづらくなっているだけで(笑)。基本的には、音楽が趣味なんですよ。好きなものだし、楽しいもの。――取材で「趣味は何ですか?」と聞かれると困ってしまうそうですが、さすがに最近は聞かれなくなりましたよね?(笑)。いや、めちゃくちゃ聞かれますよ(笑)。――引き続き困っているわけですね。そうですね。それで、質問した方をもっと困らせています(笑)。――(笑)。ちなみに、「音楽への還元」という話がありましたが、何か意識的にやっていることはありますか?うーん……先程の刺激を受けるものとも共通しますが、ごく自然に誰かと話したことだったり、音楽や映画、本に出会ったり。マンガも好きなので、マンガだったり。「音楽の種はどこにあるのか?」と自ら探すことはあまりないような気がします。いろんな曲を聴いたりもしますが、単純に音楽を聴いて楽しむという方が強いですかね。――アーティストブック『新しい歌』(09)には小学校、中学校時代のことも書いてありましたね。その頃から変わってない?その頃と比べると、より音楽の魅力を知ることができたと思います。デビューしてからなおさら、いろいろな音楽を聴きたいなとか、もちろん自分の好きな傾向はありますが、やっぱり歌が好きなんですよね。歌声が好きだなと思う音楽に惹かれます。――では、ハルレオの声はいかがでしたか?ハルレオの声はとても好きな声です。■プロフィール秦基博1980年10月11日に宮城県に生まれ、横浜で育つ。2006年、1stシングル「シンクロ」でデビューし、「鋼と硝子でできた声」と称される歌声で注目を集める。「鱗(うろこ)」「アイ」などのロングヒットを飛ばす一方、全国各地の様々な会場で多彩なライブ活動を展開。数々の映画主題歌のほか、TV番組のテーマ、CMソング等も多数手掛ける。2017年には初のオールタイム・ベストアルバム「All Time Best ハタモトヒロ」とデビュー10周年を記念して開催した横浜スタジアムでのライブ映像「LIVE AT YOKOHAMA STADIUM -10th Anniversary -」が共に自身初のウィークリーチャート1位を獲得。2019年10月20日には故郷・宮崎県日南市で野外ライブイベント「日南市合併10周年記念 “HATA EXPO” in 飫肥城下町」の開催が決定している。
2019年06月09日女優の小松菜奈、門脇麦、俳優の成田凌、塩田明彦監督が31日、東京・TOHOシネマズ新宿で映画『さよならくちびる』の初日舞台あいさつを行った。『さよならくちびる』は、『害虫』(02)や『どろろ』(07)などで知られる塩田監督が脚本・原案を務め、小松演じるレオと、門脇演じるハルのインディーズデュオ・ハルレオが、ローディーとして2人を支える元ホスト・シマ(成田凌)と共に解散ツアーを巡る日々を描く。小松は、「北海道の最後のライブシーンで空き時間があって3人でなんとなくギター演奏して歌を歌って。気持ちもリラックスした中でやっていたので、3人がそろって何でもない空間で曲を弾いた時にすごく感動したというか。最初の頃は何もできなかったのに。うれしいというか感動して、頑張ってよかったと純粋に思いました」と楽器を懸命に練習して臨んだことも達成感につながったようだ。一方の塩田監督は、「ハルさん、レオさん、シマさんはそれぞれ歌いながら心を通わせて、歌いながら反発し合ったり、共感し合ったり」「歌のシーンであると同時に芝居のシーンだと思って、この人たちの歌詞をセリフをしゃべっているように撮ればいいと思って撮っていました」と説明し、「小松さんがインタビューで……」と取材時の小松の言葉を思い返した。小松がインタビュー時に語ったのは、「セリフを言うように歌えばいいんだと思ったら歌いやすくなった」。この言葉に塩田監督は、「思いは同じだった」と救われたという。ところが、このエピソードを終えた塩田監督から「何か一言」とコメントを求められた小松は、「怒られるのかと思いました!」と驚いた様子。塩田監督の“小松さんがインタビューで……”に身構えたようで、会場が笑いで包まれる中、司会も「お褒めの言葉でございました」とフォローしていた。イベントの締めくくりには、「この映画は秦基博さんとあいみょんさんのお二人が台本を読んでいただいて、一から書いていただいた曲。本当にすばらしい曲で、聴いた時は最初の感動が本当に忘れられなくて、その曲があってこの作品ができました」と2人の存在もしっかりとアピールした小松。「いろいろな年齢で感じ方も違うと思うので、淡々としている話の中にリアルな感情だったりとか、3人の愛おしい姿だったり、前向きになれる映画だと思うので、気に入っていただけたらうれしいです。何回も見てください」と観客に呼びかけていた。
2019年05月31日女優の小松菜奈と門脇麦が映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で演じたギターデュオ・ハルレオの楽曲「さよならくちびる」が、音楽ストリーミングサービス・Spotifyの国内ウィークリーバイラルチャート(5月16日付)で2位になった。ハルレオは、門脇演じるハルと小松演じるレオで結成されたギターデュオ。孤独だった2人が出会い、路上から始めた活動はライブハウスを埋めるまで人気を獲得するが、やがて2人は解散を決断。映画では、解散ツアーで全国を巡る日々と葛藤を描いている。「さよならくちびる」は同作の主題歌で、シンガーソングライター・秦基博がプロデュースした楽曲。MVは、米津玄師「Lemon」やあいみょん「マリーゴールド」も手掛けた山田智和監督が担当し、ハルとレオ、マネージャー・シマ(成田凌)の3人で過ごす「最後の時間」をテーマに撮影した。バイラルチャートはSpotifyが独自の調査に基づき、SNSで話題の曲をランキング化したもの。同曲は「そうだ、映画行こう」「Buzz on TV」「演者、歌う」などのプレイリストにピックアップされ、再生数を伸ばしている。
2019年05月29日小松菜奈と門脇麦。初共演となった映画『さよならくちびる』では人気デュオ“ハルレオ”に扮し、初挑戦とは思えないほど流暢にギターをかき鳴らし、繊細なハーモニーを響かせた。フレッシュな魅力あふれる若手女優ながら、どこか肝が据わったような、凛とした佇まいのふたりだからこそ、「自分たちで演奏して歌い、演じる」という離れ業さえ、やり切れたのだろう。若手トップ女優の共演が実現「絶対にやりたい」『さよならくちびる』は『害虫』や『黄泉がえり』などで知られる塩田明彦監督によるオリジナル映画。アルバイト先のクリーニング工場で、ハル(門脇さん)に声をかけられ音楽を始めることになったレオ(小松さん)が、“ハルレオ”というデュオを結成する。やがて、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)の支えもあり、インディーズ界で人気を博すようになったふたり。しかし、それぞれが一方通行に芽生えた恋心が火種となり、3人の仲はこじれ、とうとう解散ツアーが始まってしまう。出演の経緯を尋ねると、「塩田監督×オリジナル」、さらにはお互いの存在に強く惹かれたと、ふたりは声をそろえた。「オリジナルで音楽ものを、麦ちゃんと一緒にできる作品があると聞いたときに、私はもう、絶対にやりたいと思いました。関係性や設定もすごく素敵でしたし、とにかく惹かれましたね」と小松さんが告げると、門脇さんも「そうだよね、そうだよね」と相槌を打ちながら、「菜奈ちゃんと何か作品をやりましょう、というところから企画が始まっていたので、私も台本が来る前から楽しみで」と、打ち明けた。互いにトップ女優として多くの作品に出演してきた。共演前から「こうなる」予感のようなものはあったのかもしれない。「麦ちゃんとは、いつかはガッツリと共演できたらいいな、と思っていたんです。麦ちゃんは、いつもドンと構えている方で、すごく落ち着いているし、頼りがいがあるので、安心感がすごくて。作品を観ていると、自分にはないものを持っていて魅力的だな、と思うんです。そこは…だから役と一緒なんですよね。レオも自分にないものを持っていると、ハルについて思っているし。そういう部分で、すごく共感できました」とは、小松さんの弁。悩みを分かち合い、本物の“ハルレオ”が生まれた小松さんのラブコールに、さらに愛情を込める形で打ち返したのが、門脇さん。「私も、菜奈ちゃんとずっと仕事がしてみたくて。そもそもお客さんとして作品を観ていて、すごい好きな女優さんだったんです。実際、撮影の初日は、ふたりで部屋でギターをポロンって鳴らすところから始まったんですけど、その瞬間に“今日が初日じゃない感じ”だったというか…“初めましてな感じ”じゃなかったというか。菜奈ちゃんとは、すべてにおいて何の無理もない人だったので、すごく居心地がよかったんです。菜奈ちゃんは私を『落ち着いている』と言ってくれましたけど、菜奈ちゃんは私にはないエネルギーがある。本当に伸びやかで軽やかなので、私にはもっていけない何かがあったから、何度も何度もすごく助けられました」。特に、劇中で披露することになる、ふたりが初めて挑戦するギターに関しては、お互いの支えなしにはできなかった、とふり返る。門脇さんが「最初はまさか、正直、音楽物になるとは思ってもいなかったんです。だから、すごく予想外な形ではありました」と苦笑すれば、小松さんも「ギターに歌…初めてのことだらけで、すごい最初は戸惑いましたけど、いまとなってはすごくいい思い出で、巡り会えた作品だったと思います」とした。在りし日には、自主練を重ねた末、どちらからともなくマイクスタンドのあるカラオケを探して、ギターを背負い、渋谷の街を彷徨ったそう。その姿こそ、まさに “ハルレオ”といえそうだ。「そこで、いろいろ打ち解けたんです。『いまここで悩んでいて、突っかかっていて、うまくいかないんだよね』みたいなことを、麦ちゃんに自然に言えました。人によっては、ライバルというか…、負けたくないから(言わない)とかも、もちろんあると思うけど、素直に気持ちを伝えられることが、私には大事でした。すごくいい時間でした」(小松さん)。「家でギター練習をしても、なかなか思うようにうまくならないときもあって、本当に孤独な闘いなんです。そんな中で、初めてふたりで合わせたとき、お互いに『不安だよね』『つらいよね、練習』とか言うだけで、ひとりで闘っているわけじゃないんだな、共に闘っているんだなと思えて。私はますます頑張ろうと思えたので、あの時間は大きかったです。何かがいい方向に変わるターニングポイントだった気がします」(門脇さん)。劇中披露の楽曲「この素敵な曲をどう真摯に伝えられるか」ふたりが劇中で歌う楽曲に関して、シンガーソングライター・秦基博が主題歌「さよならくちびる」を、あいみょんが挿入歌「誰にだって訳がある」、「たちまち嵐」を提供している。豪華なラインナップには、歌う側のプレッシャーという受け止め方よりも、いかに“ハルレオ”として届けるかに、彼女たちは心を砕いた。「それぞれご本人の声でデモテープに吹き込まれていたので、それがある意味、完成形なんですよね。私が“素敵だな”と思った魅力をいかに減らさずというか、伝えられるかということなんだと思いました。音楽家ではない私たちだから、申し訳ないけど、どうやったってうまくはないので、この素敵な曲をどう真摯に伝えられるかを大事にしました。ライブ会場での歌唱も、エキストラの方とはいえ聴いてくださっているから、自然と楽しんでもらいたいなとか、少しでもいい時間だったな、と思って帰ってもらいたいなという気持ちが生まれてくるものでした」(門脇さん)。「私は、歌が苦手なので、いままで歌に関わるのが“恥ずかしい”みたいなコンプレックスがあったんです。でも…今回は役だし、ふたりのデュオだったからこそ楽しんでやろうと吹っ切れた感じになりました。お客さんが受けてくれるので、撮影の間だけはアーティストさんになった気分でいましたね(笑)。曲も本当に素敵でしたし、“これは自分たちだけの歌なんだ”って特別感みたいなものがあって、歌っていてもすごく気持ちよかったです」(小松さん)。心地のよい空気、やわらかにシンクロするような雰囲気があたりを包み、ふたりの呼吸が交わる。小松さんと門脇さんが“ハルレオ”として生きた時間は、スクリーンに誠実に刻み込まれている。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年05月27日映画『さよならくちびる』でW主演を務める女優の小松菜奈と門脇麦が、5月26日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」にゲスト出演。2人の素顔、オフの過ごし方や家族が語る幼少期の姿など、知られざる一面が明かされていく。本番組は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫っていくトークバラエティー。今回のゲスト、小松さんはモデルとして活動しながら2014年公開の映画『渇き。』で女優として注目され、その後『近キョリ恋愛』『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの胸キュンムービーから『溺れるナイフ』や『恋は雨上がりのように』、ハリウッド映画『沈黙 -サイレンス-』まで幅広い作品に出演。一方の門脇さんも『愛の渦』での体当たり演技や連続テレビ小説「まれ」への出演で注目されると、「お迎えデス。」『オオカミ少女と黒王子』などで実績を積み上げ「トドメの接吻」ではヒロイン役を務めたほか、『止められるか、俺たちを』『チワワちゃん』など数々の作品に出演している。5月31日(金)から公開される映画『さよならくちびる』で共演している2人が今夜スタジオに登場。映画で共演して仲良しになったという2人。今回は“どうしてもやりたかったコト”として、門脇さん憧れの野食家と一緒に潮干狩りロケに行き、獲った貝を自分たちで料理。また意外な素顔をお互いに紹介しあったり、幼少時の秘蔵写真公開に、家族がイメージとかけ離れた驚きの姿を明かす。ふたりの結婚観にも注目だ。小松さんと門脇さんがW主演する映画『さよならくちびる』は、小松さん演じるレオと門脇さん演じるハル、女性ギター・デュオ「ハルレオ」は音楽にまっすぐな思いで活動してきたが、そこに成田凌演じる付き人・シマが加わることで徐々に関係をこじらせていく。全国ツアーの道中、少しずつ明らかになるハル・レオの秘密と、隠していた感情。すれ違う思いをぶつけ合って生まれた曲「さよならくちびる」は、3人の世界をつき動かしていく――というストーリー。主題歌「さよならくちびる」は秦基博がプロデュース、挿入歌「たちまち嵐」はあいみょんが作詞・作曲を担当しており、小松さんと門脇さんは劇中で組む人気デュオ「ハルレオ」としてメジャーデビューも果たす。『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。日本テレビ系「おしゃれイズム」は5月26日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年05月26日劇団「地点」の演出家・三浦基が、来年、ロシア・サンクトペテルブルクの国立劇場「ボリショイ・ドラマ劇場」の依頼を受け、ドストエフスキー作『罪と罰』を演出することが発表された。先駆けて今月5月より、ロシアの劇作家チェーホフの紀行文と短編小説をコラージュした『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』と、チェーホフの人気戯曲『三人姉妹』の2本をKAAT 神奈川芸術劇場で上演、その会見が行われた。【チケット情報はこちら】5月27日(月)に初日を控える『シベリアへ!~』は、KAATが2011年の開館当初より地点と共同制作を続けてきた最新作にあたる。1890年にチェーホフが旅した、流刑地だったサハリン島までの道のり。未開の地だったシベリアを横断し、命の危険が伴うなか9か月にも及ぶ長旅を断行した。家族や友人達も驚いたチェーホフの意欲的な旅路について、三浦は「他者と出会うバイタリティが現代の閉塞感を打ち破るエネルギーになれば」と語った。三浦はこれまでチェーホフ戯曲を継続的に上演。本作の舞台化にあたっては、複数名のロシア文学専門家が創作に携わっている。三浦は「やっぱりチェーホフは良い」と改めて言葉にした。会見にはKAAT神奈川芸術劇場の館長・眞野純も登壇、「『罪と罰』の成功のために『シベリアへ!~』が良い布石となることを願っております。ロシアとの交流がうまれる環境をつくっていきたい」と述べた。上演は5月27日(月)から6月2日(日)・7月13日(土)から16日(火)まで。また、7月4日(木)に初日をむかえる『三人姉妹』は、2015年に上演し好評を博した公演の再演となる。そして、新たに発表された『罪と罰』の制作。ロシアの国立劇場が日本人演出家によるレパートリー作品を創作・プログラムするのは、2004年以来だ。キャスティングは今年6月に現地へ行き、オーディションワークショップを実施する。「日本ではなかなか起用できない人数」とのことで、大規模な作品となりそうだ。「(ロシアの俳優は)日本人の身体感覚と全然違う。基本はストレートプレイのリアリズム。それをぶちこわさないと」。上演は2020年6月に同劇場で行うが、先駆けて2~3月に原型となる地点版の公演を、横浜・京都で上演する。これまでロシア作家の作品上演に力を注いできた三浦。「チェーホフとドフトエフスキーの関係において、ドフトエフスキーを読むこと、眺めることはライフワークとしてきた」と述べ、今回の両作家作品に挑む意欲を見せた。「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」「三人姉妹」、両公演ともにチケット発売中。取材・文・撮影:河野桃子
2019年05月24日5月31日公開の映画『さよならくちびる』の公開記念イベントが21日、東京・渋谷のタワーレコード渋谷店で行われ、ダブル主演の小松菜奈と門脇麦、成田凌が出席した。本作は人気ギターデュオ"ハルレオ"のハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)が、付き人兼ローディーのシマ(成田凌)と巡った解散ツアーを描いた青春音楽ロードムービー。ダブル主演を務めた小松と門脇が劇中でギターと歌を初披露しており、主題歌のプロデュースには秦基博が、挿入歌の作詞作曲をあいみょんが担当している。イベント前日には、本作でギター・デュオ"ハルレオ"として登場する2人(小松菜奈と門脇麦)がCD「さよならくちびる」をリリースし、実際にメジャーデビューを果たした。CD発売は初めての経験となる小松と門脇。異口同音に「うれしいですね」と喜び、主題歌「さよならくちびる」をプロデュースした秦基博や挿入歌を担当したあいみょんとは、撮影中はもちろん、作品が完成した後のプロモーション時にも会ったという。門脇は「終わってから色々とお話を聞かせていただき、そういう気持ちで作ったんだということが知れてまた好きになりました」と振り返れば、レコーディングに秦の指導を受けたという小松は「レコーディングの時はすごく優しかったですよ」と秦に感謝しきりだった。イベントの最後には観客とキャスト陣が「さよならくちびる」を歌うコーナーも実施。門脇が「すごい感動しました! うれしいですよ。皆さんに届いているんだなと実感したし、皆さんの歌声が想像以上に優しくて感動しました」と思わず目を潤ませる場面も。小松も目頭が熱くなったようで、「こうやっていい機会を作っていただき、私たちも撮影の時間を思い出しました。グッと来て、本当にいい歌だと思いまし皆さんで歌った一体感が素敵でしたね」と感動した様子。続けて「みんなで作り上げてこういう作品ができ、素晴らしい曲も提供していただいて、本当に幸せだなと思います。沢山の方に見ていただきたいですね」とアピールしていた。映画『さよならくちびる』は、5月31日より全国公開。
2019年05月22日小松菜奈と門脇麦がW主演で女性ギター・デュオを演じる『さよならくちびる』。その完成披露イベントが4月24日(水)に行われ、小松さん、門脇さんに成田凌、塩田明彦監督、さらにサプライズで主題歌をプロデュースした秦基博が登壇した。成田凌、開口一番「付き人」に恨み節いま最も旬なキャストによる注目作をいち早く観る機会とあって、会場は満員。座席チケットは販売開始2分で即完売という超プレミアイベントとなった。場内の期待感が高まるなか、劇中で人気ギター・デュオ“ハルレオ”を演じたレオ役・小松さんとハル役・門脇さん、付き人兼ローディのシマ役・成田さん、そして塩田監督が大歓声に包まれて登壇。挨拶では成田さんが「予告編を観たら、菜奈ちゃんや麦ちゃんの役は『カリスマ』とか『音楽の天才』とか紹介されてるのに、僕は『付き人』って言われて(笑)。確かにそうなんだけど…」と開口一番恨み節を披露し、さっそく会場を沸かせていた。小松菜奈「一緒の練習なら楽しい」小松さんと門脇さんに、成田さんも全員ギターにほぼ初挑戦ということで、毎日何時間もの猛特訓を積んだという。中でも、歌も初挑戦となった小松さんは「スタッフさんは私のことが一番不安だったと思います。演奏して歌うのが3曲と聞いて、それを『出来るのかな』という心配や、みんなの前で披露したものが公開されるという怖さもありました」と、当初の心境を素直に吐露。その一方、「淡々と練習する日々でしたが、麦ちゃんっていう信頼できる人がいたので。なかなか出来なくてイライラするときもあったけど、一緒の練習なら楽しいし、難しいところとかを素直に共有出来て、だんだん楽しくなりました」と、笑顔で明かした。また、音楽の天才・ハルを演じた門脇さんは、撮影開始の1か月半ほど前から練習を始めたといい、「最初は個人個人で先生についてもらって練習していたので、孤独な戦いでした」とふり返りつつ、「プライベートで渋谷の街を(小松菜奈と)二人でギターを背負って歩いて、一緒にカラオケに行って練習しました。お互い一人で孤独感を感じながら練習しているというのを聞いて、『共に戦っているんだ!』という気持ちになって、良いターニングポイントになりました」と告白。「しかも二人で演奏すると楽しいので、そもそも『音楽は楽しい』と言うところから始めたんだ、という大事な忘れかけていたことを思い出すタイミングになりました」と、練習時のエピソードを語った。「二人が楽しく練習しているのを今知ってショックです」ハルレオを支えるローディで、元バンドマンという役柄の成田さんは、「僕はギターもやりましたが、主にタンバリン担当なので(笑)」と再び観客を笑わせつつ、「僕は一人でストレスを溜めながら練習していたので、二人が楽しく練習しているのを今知ってショックです。シマは元バンドマンでギターがかなり上手いという設定だったので、大変でした。でも最後は『僕の手元を撮ってくれ』と監督に伝えました」と語った。そんな3人の演奏について、本作をオリジナル作品として完成させた塩田監督は「完璧でした!」と絶賛。「撮影に入る前にスタッフの前で衣装を着て、小松さんと門脇さんに歌と演奏を披露してもらいました。もう感動!『目の前にハルレオがいる!』と思ったし、感極まって泣いているスタッフも居たくらい。でもその頃成田くんは、控室で孤独に練習していました(笑)」と、成田さんをオチにしたエピソードを語ると、会場には大きな笑いが起こった。門脇麦「キノコネタで遊んでいました(笑)」今回、小松さんと門脇さんは初共演。お互いの印象について、「麦ちゃんはとにかく落ち着いていて、でもふざけるときは一緒にふざけてくれます」と小松さんが語ると、門脇さんは「劇中で二人ともマッシュヘアだったんです。でも菜奈ちゃんに、シメジって言われて、私はエノキって言い返しました。撮影中の写っていない時間の半分はキノコネタで遊んでいました(笑)」と微笑ましいエピソードを語り、その仲良しぶりに会場は温かい笑いに包まれた。そんな両人に塩田監督は絶賛を贈っており、小松さんには「インスピレーションの人。現場で感じたことをそのままふっと演じるから、あんまり細かい指示をするより、基本野放しにして面白い。動きの一つ一つが映画的でかっこいいので見とれちゃいました」とコメント。門脇さんについては、「ものすごく周到に準備してくるし、脚本も読み込んでくる。そのくせ現場に入ると、即座にフィットするんですよ。実際撮影に入ってみないと、演技の距離感とかは分からないんですが、どういう撮影でもアジャストする」と、それぞれ直球でベタ褒めした。秦基博「褒めた」のに「どうせお世辞」と言われ…本作では、劇中でハルレオたちが演奏する主題歌「さよならくちびる」を秦さんが、挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」をあいみょんが提供していることも大きな話題となっている。本楽曲について小松さんは「最初に秦さんが歌っているデモテープをもらったんですが、それを聴いた時点で『もう完成している!』と思って…本当にこのまま秦さんが歌って出せちゃうという位、感動するものだったんです。それで台無しに出来ないというプレッシャーがありました」と吐露、「女性二人の心情が繊細で感動的で、大好きな曲です」と明かした。一方、門脇さんは「劇中ではハルがこの曲を作っているという設定でした。ハルがずっと仏頂面だったので、表現しきれない部分があるのではないかと不安でした。でもハルは台詞で自分の心情を説明するキャラクターではなく、この歌に全てが込められているので、この曲に何度も助けられました」と、演技への好影響を語った。また、サプライズ登場した秦さんは、レコーディングの際のエピソードについて「ボーカルブースって一人だし緊張感があるんですよ。ですから、今回“ハルレオ”の良いところはなるべく褒めて、伝えるようにしました。良い歌を収録できたと思ってたんですが、後日小松さんが『どうせお世辞だよ』て言っていたというのを聞いたので、『頑張って褒めたの返して』って思いました(笑)」と冗談交じりにコメント。「緊張していたし、最初は怖い人かと思って、怒られるんじゃないかと心配で…(笑)。優しいですけど実際は」と、小松さんが当時の気持ちを打ち明けると、会場は爆笑に包まれた。そして、塩田監督は「聴いたらブワーって鳥肌が立ちました。シナリオでもあり演技でもあり、全体のテーマでもある。つまり、一番大事なところを人に任せているんですよね。この1年毎日聞いているんですが、それでも聴き飽きない凄い曲です。本当に感謝です」と熱く語っていた。『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年04月25日メンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズ(Kim Jones)よる、ディオール(DIOR)のプレフォール 2019 コレクションから、空山基とのコラボレーション限定アイテムが発売される。東京のテレコムセンタービル内で行われたショーでお披露目となった、空山基とのコラボ。会場の中央ステージには、空山基の巨大なメタリックの女性型ロボットフィギュアが出現し、レーザービームが放たれるスペクタクルショーは、新たな伝説として刻まれた。キム・ジョーンズは、空山基にディオール ロゴの再解釈を依頼。Tシャツやスエットシャツ、ニットにデザインされている。ムッシュ ディオールと日本への愛にオマージュを捧げた桜の花びらは、様々なアイテムに散りばめられた。一方で空山のシグネチャーアイコンでもあるダイナソーロボットは、カードホルダーやポシェット、バンダナ、「B23」スニーカー、真鍮製のネックレスとしてプレフォール 2019 コレクションのキーアイテムとして存在感を放つ。
2019年04月25日5月31日公開の映画『さよならくちびる』の完成披露試写会が24日、都内で行われ、ダブル主演の小松菜奈と門脇麦をはじめ、成田凌、秦基博、塩田明彦監督が出席した。本作は人気ギターデュオ"ハルレオ"のハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)が、付き人兼ローディーのシマ(成田凌)と巡った解散ツアーを描いた青春音楽ロードムービー。ダブル主演を務めた小松と門脇が劇中でギターと歌を初披露しており、主題歌のプロデュースには秦基博が、挿入歌の作詞作曲をあいみょんが担当している。小松は「ついに完成披露試写会ということで、皆さんに見てもらう時が来たなと思ってこの日を楽しみにしていました。各地をみんなで旅してきて、私たちにとっても初めてのギターや歌で、長いストーリーの中で色んな日々があった濃い時間でもあり、いい思い出がたくさんあります」と回顧。門脇も「本当に爽やかな優しい温かい音楽ロードムービーになっていると思います。本当に大切に思いを込めて1シーン1シーン撮りましたので、優しい温かいものが届けばいいなと思っています」とアピールした。2人は劇中でギター演奏と歌を初披露。小松も門脇もギターには苦戦したようだが、小松は「孤独の時間で上手くいかずにイライラもしましたが、麦ちゃんと一緒に練習した時間がすごく楽しくて、そこから形になっていきましたね」と相乗効果があったようで、門脇も「2人で渋谷の街をギターを担いで歩いて、カラオケ屋さんに行きました。私たちの演奏は下手だけど音楽は楽しむものなんだと思いましたね。そこから突破口が見えました」とエピソードを披露した。本作が初共演となる小松と門脇。お互いの印象について、小松は「麦ちゃんはとにかく落ち着いているんですけど、ふざけると一緒にふざけてくれるんです。最初はスルーされると思ったら、一緒に楽しんでくれて意外な面が見られましたね」と好印象。門脇は「撮影中、ふたりとも髪型がマッシュで、最初私のことを"しめじ"って言ってたんですけど、人のこと言えないから(笑)。私は菜奈ちゃんのことを"えのき"と言っていて、撮影してない時の会話はきのこネタでした(笑)」と笑いを誘っていた。映画『さよならくちびる』は、5月31日より全国公開。
2019年04月25日青春音楽映画『さよならくちびる』に登場する、小松菜奈と門脇麦が演じる劇中ギターデュオ「ハルレオ」が、この度メジャーデビューすることが決定。主題歌MVも到着した。小松さん演じるレオと門脇さん演じるハルで構成される人気ギター・デュオ「ハルレオ」。劇中、2人が披露する主題歌のプロデュースを秦基博が、挿入歌の作詞・作曲をあいみょんが担当することでも話題に。今回メジャーデビューということで、5月22日(水)にEP「さよならくちびる」をリリース。秦さんがプロデュースを担当した映画の主題歌「さよならくちびる」、あいみょんさんが作詞作曲を手掛けた挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」が収録される。「ハルレオ」デビューにあたり、秦さんは「映画とともに、この『さよならくちびる』という歌も多くの方に楽しんで頂けたら嬉しいです」と言い、あいみょんさんも「この楽曲たちを歌ってくれてありがとうございます。デビュー、万歳」と祝福している。さらに、米津玄師の代表作「Lemon」のMVも手掛けた山田智和が監督した、「ハルレオ」が歌う主題歌「さよならくちびる」のMVも到着。秦さんが書き下ろした主題歌「さよならくちびる」は、別れとその先にある未来への希望を綴ったミディアムバラードとなっているが、MVでは“3人で過ごす最後の時間”をテーマに、本楽曲の詩世界が見事に描かれた映像作品に仕上がっている。MV撮影を終え、小松さんは「久しぶりに3人で会えて嬉しかったです。撮影中はとてもリラックスして、他愛もない話ばかりしていました(笑)」とふり返り、門脇さんも「映画を撮り終えて以来、久しぶりに3人で集まっての撮影でしたが、映画の中では過ごせなかった3人の穏やかな時間の流れが、心地良く愛おしく幸せな時間でした」と言い、映画と併せて楽しんでほしいとコメント。成田凌は「映画とは違った空気感もありながら、少しその匂いは残っている、絶妙な距離感のMVになっていると思います」と話し、「映画本編の撮影時、カレーを食べるシーンで少し食べ過ぎたので、今回は気をつけよう、とみんなで誓いあったのがいい思い出です(笑)」と裏話を明かしている。EP「さよならくちびる」は5月22日(水)リリース。※iTunesプリオーダー受付中『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年04月18日女優の小松菜奈と門脇麦が、ダブル主演映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で演じたギターデュオ・ハルレオとして、5月22日にEP「さよならくちびる」をリリースし、メジャーデビューすることが18日、発表された。『さよならくちびる』は、『害虫』(02)や『どろろ』(07)などで知られる塩田明彦監督が脚本・原案を務め、小松演じるレオと、門脇演じるハルのインディーズデュオ・ハルレオが、解散ツアーを巡る日々を描く。同EPに収録されるのは、秦基博がプロデュースを担当した主題歌「さよならくちびる」、あいみょんが作詞作曲を手掛けた挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」。ミュージックビデオは、米津玄師「Lemon」やあいみょん「マリーゴールド」も手掛けた山田智和監督が担当し、ハルとレオ、マネージャー・シマ(成田凌)の3人で過ごす「最後の時間」をテーマに撮影した。MV撮影を終えた小松は「久しぶりに3人で会えて嬉しかったです。撮影中はとてもリラックスして、他愛もない話ばかりしていました(笑)」「ぜひ映画とあわせて楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。一方の門脇も、「撮影中、何度も何度も私達を支えてくれた『さよならくちびる』を、このような形でお届け出来る事が嬉しいです。映画とMV、それぞれの世界観を楽しんでいただけたらと思います」とアピールしている。■秦基博コメント最初に頂いた脚本に書かれていた『さよならくちびる』という言葉。その言葉を、ハルとレオならどんな風に歌うのだろうかとイメージしながら詞と曲を書きました。「さよならくちびる」は、小松菜奈さん、門脇麦さんのお二人が演じるハルレオの歌です。ハルレオの声によってだけ、この世界へと放たれる歌なのだと思います。CDデビューということで、映画とともに、この「さよならくちびる」という歌も多くの方に楽しんで頂けたら嬉しいです。■あいみょんコメント「たちまち嵐」「誰にだって訳がある」は、いつまでもハルとレオ2人を繋ぐ楽曲たちだと思っています。根拠はないけど、2人はきっと大丈夫だし、全部分かってる訳じゃないけど、そういうことだと思いました。この楽曲たちを歌ってくれてありがとうございます。デビュー、万歳。■小松菜奈コメント映画のタイトルでもある、ハルレオ2人で大切に歌った「さよならくちびる」。MV撮影では、久しぶりに3人で会えて嬉しかったです。撮影中はとてもリラックスして、他愛もない話ばかりしていました(笑) ぜひ映画とあわせて楽しんでもらえたら嬉しいです。■門脇麦コメント映画を撮り終えて以来、久しぶりに3人で集まっての撮影でしたが、映画の中では過ごせなかった3人の穏やかな時間の流れが、心地良く愛おしく幸せな時間でした。撮影中、何度も何度も私達を支えてくれた「さよならくちびる」を、このような形でお届け出来る事が嬉しいです。映画とMV、それぞれの世界観を楽しんでいただけたらと思います。■成田凌コメント映画とは違った空気感もありながら、少しその匂いは残っている、絶妙な距離感のMVになっていると思います。映画本編の撮影時、カレーを食べるシーンで少し食べ過ぎたので、今回は気をつけよう、とみんなで誓いあったのがいい思い出です(笑)。
2019年04月18日春は意外と雨が多い季節。彼と外出しよう!と思っても外はあいにくの雨……。そんな時はお家で映画鑑賞はいかがですか?今回は、恋人同士で見ればきっとふたりの絆が深まる……そんな映画を映画好きの皆さんに教えてもらいました。■ ゴースト~ニューヨークの幻~「ちょっと古い映画だけど、断然これ!何気ないセリフが伏線となっている演出とか、たまらない。ショートカットのデミ・ムーアも最高にかわいい」(27歳/男性/書店員)「まず、主題歌が最高にロマンティック。本当の愛情とは何かを教えてもらえる気がする」(25歳/女性/会社員)突然命を奪われた男性が、幽霊になっても恋人を守り抜こうとするラブファンタジー。笑いあり、ミステリーあり、だけど最後は号泣必至。有名なろくろを回すシーンはとても官能的でロマンティックな気分になれるはず。「愛の形」について考えさせられます。■ 娚の一生「大人の恋、って言う感じの映画でふたりでマッタリ見るのにおすすめ」(30歳/男性/マスコミ関係)「激しいラブストーリーではなく、淡々と流れていく……って感じの映画なんだけど、それがまた、恋人同士で見るのにはぴったりなんじゃないかな」(29歳/女性/会社員)豊川悦司と栄倉奈々主演の大人のラブストーリー。仕事も何もかもを捨てて、田舎で暮らす祖母の家でひっそりと暮らし始めたつぐみ。祖母の死をきっかけに独身の大学教授、海江田と出会う。つぐみに好意を抱く海江田と、とまどうつぐみ。しかし、ふたりの距離はだんだん縮まり……。優しさにあふれた美しい映像とストーリーに、ほっこりとした気分になれます。■ 言の葉の庭「雨の日に恋人と見たい映画。出てくる人たちがみんな心が美しいので、自分が浄化される気がする」(28歳/男性/マスコミ関係)「とにかくロマンティック!世界観がほんとに素晴らしい。映像、音楽、ストーリー。すべてがキレイ」(30歳/女性/会社員)45分なのでサクッと見られる短編映画。靴職人を目指す男子高校生タカオと謎めいた年上女性ユキノ。ふたりは次第に心を通わせていくが……。新海誠監督の名作アニメ。映像の美しさはいっけんの価値あり!また秦基博の歌う主題歌「Rain」にもキュンキュンさせられます。■ ふたりで非現実の世界へたまにはお家でふたりでまったり映画を見るのも、ふたりの距離が縮まるのでおすすめ。とくにラブストーリーは、映画鑑賞後もふたりをロマンティックな世界へと誘ってくれます。彼との絆をもっと深めたい、もっと彼に愛されたいなら、映画の力を借りてみてはいかがでしょうか?(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年04月05日小松菜奈と門脇麦がW主演を務め、ギター・デュオ“ハルレオ”として劇中で歌唱を披露することでも話題の青春音楽ロードムービー『さよならくちびる』。この度、本作の本予告編と新カットが到着した。今回到着した予告編では、小松さん演じるレオ、門脇さん演じるハル、そして成田凌演じる付き人のシマ、互いに互いが大切でありながら想いはすれ違う…。焦れったい三角関係に、がむしゃらにもがく不器用な3人のやりとりがリアルに描かれる。映像中盤からは、優しく慰めてくれたシマにキスを迫るレオ、ハルに強引にキスするレオ、そしてステージの楽屋裏でハルに迫るシマ…と、衝撃的なキスシーンが続く。また、ハルとレオが組むギター・デュオ“ハルレオ”のライブシーンも映し出されており、秦基博が手掛けた主題歌楽曲「さよならくちびる」とあいみょんが作詞作曲した「たちまち嵐」を歌うその“ハルレオ”の歌声が、優しく胸に響く。すでに公開されている映像には、「いい曲すぎる」「キレイな声してる」「何回聞いても鳥肌立つ」「さよならくちびる~って声きいただけでやばってなった」といった声が寄せられている本作。今回の予告編公開で劇場の大スクリーンで観るのがますます楽しみになりそう。『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年03月15日小松菜奈と門脇麦がW主演を務める映画『さよならくちびる』(5月31日公開)の本予告映像が21日、公開された。同作では、数々の大ヒット作を生み出してきた塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦。インディーズの音楽シーンで一時期話題になった2人組女性バンド“ハルレオ”。解散を決めたレオ(小松)とハル(門脇)は、バンドのサポートをする“ローディ”の志摩(成田凌)とともに、解散ツアーとして、全国を巡る。しかし、レオは志摩に恋を、志摩はハルに思いを寄せ、ハルもレオに友情を越えた感情を抱いていた。公開された本予告では、秦基博が手がけた主題歌楽曲「さよならくちびる」と、あいみょんが作詞作曲した「たちまち嵐」が、“ハルレオ”の歌声で披露される。突然解散を決めたレオとハルに、「2人とも本当に決心は変わらないんだな?」と問いかける付き人のシマや、全国ツアーの道中衝突を繰り返すレオ、ハル、シマの3人の姿が描かれる。途中のシーンでは、優しく慰めてくれたシマにキスを迫るレオの姿や、ステージの楽屋裏でハルに迫るシマの姿、そして、自販機にもたれかかるハルのくちびるを強引に奪うレオの姿といった、“衝撃的なキスシーン”の数々も。“ハルレオ”のキスの瞬間を捉えた印象的なカットも公開となった。劇中、小松と門脇の2人は、 “ハルレオ”の楽曲を実際に自らの歌声と演奏で披露。キャリア初の歌唱演技となる小松は、門脇と共に数ヶ月のトレーニングを経て、息の合ったコーラスはもちろん、ギター演奏も完璧にこなせるまでに上達し、エモーショナルなライブシーンの撮影を成功させた。
2019年03月15日俳優の田中圭と清原果耶が出演するソフトバンクの新TVCM「卒業」篇と「恩師」篇が、3月8日(金)より放送開始。秦基博が書き下ろしたオリジナル楽曲「仰げば青空」が流れる、この時期ピッタリのCMが完成した。秦基博が“卒業”を歌う現代を生きる人々の生活に欠かせない“音楽”を主役に展開する「SoftBank music project」の第5弾として制作された今回の新CM。「いきものがかり」「クリープハイプ」など様々なアーティストとコラボレーションしてきたが、第5弾の「卒業」篇では、シンガーソングライターの秦さんとコラボ。このCMのために書き下ろしたオリジナル楽曲「仰げば青空」がテーマソングになっている。田中圭&清原果耶の言葉が涙誘う…高校生役として清原さん、教師役として田中さんが登場する新TVCMでは、卒業式に臨む清原さんと田中さんの1日、学生生活の思い出をふり返る映像がドキュメントタッチで描かれる。清原さんの卒業生代表の答辞に涙を流す生徒たちや、式を終えて迎えた最後のホームルームで、担任の田中先生が「人生に迷うことがあったらいつでも先生のところに戻ってきてください」とはなむけの言葉を贈るシーンなど、感動的な場面が映し出される。最後には、桜の木の下で笑顔で集合写真を撮る…というストーリー。新CM「卒業」篇新CM「恩師」篇――撮影エピソード卒業式の撮影は、数百人の卒業生と保護者、先生役のエキストラが参加し、清原さんの読む答辞には出演者はみな胸を打たれていたという。また、CMには卒業式のシーンだけでなく、高校生活をふり返るシーンもあり、修学旅行で清原さんたちが枕を抱えて思い思いのポーズを決めているシーンは、実はこのカットの前に監督から「今日一番のテンションで枕投げをしてください!」というリクエストがあり、真剣モードになるという下りも。廊下で文化祭のダンスを練習するシーンでは、友だち役の女性が「すみません、間違えました」と自らNGを告白すると、清原さんは「私が引っかかったからです。ごめんなさい」と優しくフォローする場面もあったという。さらに、最後のホームルームで田中先生が生徒たちにメッセージを贈るシーンは、3台のカメラを使用し長回しで撮影。30秒のCMで流れる映像はごく一部だが、実際の撮影では台本にして565文字のセリフを、5分以上も時間をかけて熱く語りかけており、その迫真の演技には、生徒はもちろん、保護者役の人たちも感極まって涙する人が続出したとか。清原果耶、卒業までに「家族みんなでどこか旅行に行きたい」答辞を読むシーンは本番前からずっと緊張していたと話す清原さんは「無事に終えることができて、良かったです」とホッとした様子。また、現在高校2年生の清原さん。今回少し早いリハーサルとなってしまったが、「今は大阪の実家から通っている形なんですけど、高校を卒業したら上京する予定です。それまでに、家族みんなでどこか旅行に行きたいです。家族みんなで出かけることがなかなかできなくなると思うので」と卒業までにしたいことを明かした。今回の新CMは、卒業シーズンにオンエアということで、「ご卒業おめでとうございます。高校3年間で皆さんが友達や周りの人と育んできた思い出をしっかりと胸にとどめて、これからそれぞれの人生を歩んで行っていただけたらと思います。高校3年間、お疲れ様でした!」と間もなく卒業を迎える全国の高校生へ、メッセージを贈った。田中圭、全国の卒業生へ「目一杯生きて」今回先生役に挑戦した田中さんは、実際に先生になれるとしたら「憧れっていう意味では、自分が全然しゃべれないので、英語の先生をやってみたいですね」とコメント。秦さんの「仰げば青空」については、「秦さんの歌がすごく好きで、少しだけ交流というか面識があって、しょっちゅう聴いている方なんですけど、卒業ソングが初めてというのがちょっと意外でした。この曲もきっとこれから定番の卒業ソングになっていくんだろうなと思いました」と聴いた感想を語る。また、卒業を迎える全国の高校生へ「ご卒業おめでとうございます。今回のテレビCMで僕が演じた先生役に、『これからの人生、学校以上にしばられることがたくさんある』というようなセリフがあるんですけど、その通りだと思います。ですが、大人になって社会に出て、しばられることとしっかり向き合いながら、ちゃんと戦ったり、しばってくるものをブチ壊したりとか、新しい風を吹かすチャンスは皆さんにいくらでもあると思います。『しばられるな』ということで、自由に、伸び伸びと、楽しく、目一杯生きてください。頑張ってね」と温かい言葉をかけた。秦基博、作詞作曲のエピソード明かす今回自身初の卒業ソングとなった「仰げば青空」は、秦さんが歌、作詞・作曲、編曲も手掛けている。どのような視点で作詞・作曲したのか聞いてみると、「卒業式の当日の『今までの日々の暮らしから離れて、別れがあって、新しい旅立ちが待っている』というその瞬間のちょうどはざまを描けたらいいなと思って。その日の空気とか光の具合とか周りの景色とかを、自分の中で思い起こしながら書きました」と明かす。また「卒業のシーズンって、すごくきれいな春の青空が広がっているような気がしていて、タイトルにもなっている『仰げば青空』というフレーズは、自分でもちょっと気に入っていますね」と語っている。なお、TVCMでは収まらなかった「仰げば青空」の楽曲がたっぷり味わえるウェブムービーも制作。「秦 基博|SoftBank WEB MOVIE『卒業』篇」と題しショートver.がYouTubeソフトバンク公式チャンネルにて近日公開予定となっているほか、楽曲フル尺ver.も制作されるという(公開日未定)。ソフトバンク新TVCM「卒業」篇(30秒 60秒)・「恩師」篇(30秒)は3月8日(金)より放送開始。(cinemacafe.net)
2019年03月07日