俳優の本田翼と宮本茉由がこのほど、都内で行われた『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(13日スタート、毎週土曜後11:30※初回1時間SP)の制作発表記者会見に出席した。今作は、2023年に放送された土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編。地方都市で代々続く煙火店(=花火店)が舞台となり、四代目の父・望月航(橋爪功)と、息子・星太郎(高橋一生)をめぐる物語を描くホームコメディーファンタジー。続編の舞台となるのは、1年後。航から5代目を継いだはずの星太郎は自堕落に過ごして自室に引きこもってしまい、望月煙火店は開店休業状態になっていた。星太郎をよそに、ひかり(本田)は他店を手伝い、花火職人としての技術をより磨いていたが、そんな最中、2人の前に久しぶりに航が現れる。星太郎と航は口げんかがきっかけとなって、望月煙火店は廃業の危機に。ピンチに直面する望月煙火店に、突然、謎の女性・野口ふみか(宮本)が訪れる。ふみかは星太郎に弟子入り志願をするばかりか、唐突にプロポーズ。やがて、独身花火師×美女2人、そして再び現れた父の幽霊がひとつ屋根の下で暮らすことになる。今シーズンから参加する宮本は「お三方(高橋、橋爪、本田)の雰囲気にどういう絶妙なバランスで入っていったら、面白くなるかなっていうのをすごい考えながら演じさせていただいて、すごい勉強になりました」と心境を告白。「休憩中も皆さんすごく優しくてお話してくださって、すごく楽しい撮影期間です」と感謝した。本田は「ひかりちゃん的には、面白いこと大好きな子なので、どんどん入ってきてくださいっていう感じだった」と、宮本の参加を歓迎。「茉由ちゃんは、オアシスのような子なので穏やかな、風が流れてくるようなとても柔らかい現場になりました」と語った。さらに、作品にちなみ“同居”したい人を問われた本田は宮本の名前を挙げ「地元のグルメのお話を聞いたんです。ソウルフードだと。それを『ぜひ食べてほしい』って。作り方まで教えてくれたのですが、ちょっとまだ作れてなくて。それを一緒に住んで食べてみたいです」と熱望した。一方、宮本は「簡単に(地元のグルメが)作れるタレをお渡ししているんです。『皆さんぜひ作ってみてください』って言っているんですけど、誰から感想がまだ」としょんぼり。本田は「忙しかったので」と慌てていた。会見には、高橋と橋爪も出席した。
2024年04月13日櫻井翔主演の新ドラマ「新空港占拠」の放送が本日スタート。前作に引き続き主題歌を「Snow Man」が担当し、宮本茉由の続投も明らかになった。昨年1月期に放送した「大病院占拠」の続編となる本作は、あれから1年後、今度は「かながわ新空港」を舞台に、再び訪れる武蔵(櫻井さん)の“最悪の1日”が描かれる。今回空港を占拠するのは、動物(獣)の面をかぶった武装集団。第1話のラストの武装集団のメンバーがお面を外すシーンでは、「大病院占拠」で情報分析官として武蔵らと事件に立ち向かったかつての仲間、駿河紗季(蛇)が姿を見せた。寿退社をしたはずの駿河だが…。再登場にあたり、駿河役の宮本茉由は「衝撃のラストから一年…私自身も続きが気になっていたので、駿河を演じられる日々がとても幸せです。撮影では、警察側からとは違う視点で物語が進行していくのでまだまだ不思議な気持ちですが、その感覚を大切にしながら演じていきたいなと思います。次々と明らかになる獣たちの目的や暴かれていく罪、そしてなぜ駿河が獣になったのかにも注目していただけたら嬉しいです」とコメントしている。初回放送ではさらに、主題歌情報も解禁。「新空港占拠」の主題歌は「Snow Man」の「W」。前作に引き続きの起用に、「僭越ながら…“嘘だろ!”です!もちろん、大喜びの」と笑顔でコメント。「『大病院占拠』に引き続き、『W』が今作の主題歌に決定し、再びドラマを盛り上げられれば、とても嬉しく思います。僕らもドラマがどんな展開になるのか、獣たちが誰なのか、そしてどんなタイミングで『W』が流れるのか、毎週楽しみにしています!」とメッセージも寄せた。第2話あらすじあの病院占拠から1年、神奈川県警捜査一課の武蔵に再び“最悪の1日”が訪れた!「かながわ新空港」を、突如、動物(獣)の面をかぶった武装集団が占拠!またもや事件に巻き込まれた武蔵は、さくらら県警の精鋭たちと共に人質救出に動き出す。そんな中、さくらたちは獣の仲間と思われる2人組を確保寸前まで追い詰めるが、2人は殺害されてしまう。更に、蛇の正体は、1年前、共に事件を解決した情報分析官の駿河だった…。再び始まる、命懸けの交渉!武蔵は、ある人質の嘘を暴き、獣の一人の面を剥ぐ!「新空港占拠」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月13日女優の宮本茉由が昨年12月7日、オスカープロモーション所属のタレントが東京・明治記念館に集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。2023年に出演し、話題を呼んだ日本テレビ系ドラマ『大病院占拠』の裏話を聞いたほか、20代ラストの一年となる2024年の目標を教えてくれた。○20代最後の一年は「30代に向けて……」――1年前の晴れ着撮影会で、2023年の目標を「アクションを習い始めたのでアクション作品に出たい」と話されていましたが、アクションは続けていますか?ちょこちょこ続けています。今年は活かせる機会がありそうなので、アクションをやってきてよかったなと思いますし、お仕事に繋がってきているなと実感しています。――2023年はドラマ『大病院占拠』への出演が印象的でした。最終回も大きな話題になりました。監督と相談しながら演じたのですが、印象に残っていたら嬉しいです。最後どうやって終わるんだろうな~と、思っていたら「えっ! どういうこと!?」となって。次の日に現場に行ったら、キャストの皆さんも「どういうこと?」って(笑)。どんな終わり方になるかは誰も知らなくて、7・8話くらいから監督・プロデューサーに「どういう終わり方なんですか?」とみんなで聞いて盛り上がっていました。――SNSでも青鬼の正体についての考察で盛り上がっていましたが、現場でも考察していたんですね。現場の雰囲気はいかがでしたか?撮影中は緊張感のあるシーンばかりだったので、緊迫していることが多かったんですが、休憩中とかは和気あいあいとしていて。ラーメンが好きなグループと、健康に気を付けたいグループがいて、みんなでおいしいラーメン屋さんの情報を共有したり、デーツなど健康食品について話したり。櫻井(翔)さんが中心となって、キャストを盛り上げてくださいました。――2024年は20代最後の一年になります。20代が終わるという実感がまだ全然なくて。これからどんどん実感していくんだろうなと思います。ですが普通に毎日を過ごしてしまいそうなので、自分で意識的に行動したいなと思います。私自身、とてもインドアで休みの日は寝られるだけ寝てテレビを観て、ゲームをしたりするのが好きなんですけど、20代最後の年、30代に向けて体力をつけたいので、2024年はキャンプや山登りに挑戦したいです。■宮本茉由1995年5月9日生まれ。秋田県出身。2018年にドラマ『リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)で女優デビュー。2022年には映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』で映画初出演にして初主演を務めた。2023年はドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)、『ギフテッド Season2』(WOWOW)、配信ドラマ『夢で見たあの子のために』(Lemino)に出演。
2024年01月03日女優でモデルの宮本茉由が7日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション 2024年新春 晴れ着撮影会」に出席した。晴れ着撮影会は、毎年12月上旬に行われているマスコミ向けイベント。オスカープロモーションがその年と翌年に向けてフレッシュなイチオシのタレントを10人前後選び、晴れ着姿を披露している。この日は宮本のほか、小芝風花、本田望結、ギュナイ滝美、大角ゆき、井本彩花、高橋ひかる、井頭愛海、玉田志織、近藤結良、尾碕真花が参加した。「かすみ草のお花が大好き」だという宮本。自身の着物について「今日はすごく素敵な色のかすみ草が入ったお着物を着させていただきました」とうれしそうに紹介した。また、2023年を振り返り、「自分の役者人生の中で初挑戦となる役をたくさん任せていただいた年になりました」と充実した表情。一方、プライベートでは「“動”か“静”でいうと”静”。静かに一人でいろいろ考えた年だった」といい、「来年はお仕事だけでなく、プライベートでも“動”の年にしたい。いろんなところに行ったり、運転してどこかを訪れたり、アクティブに動く年にしたいなと思います」と意気込んだ。さらに「元々すごくインドアで普段は家から出ないのですが、キャンプをしたり、山登りをしたりしてみたいです」と話しつつ、「まずは高尾山に行ったほうがいい、と山登りの達人みたいな人たちから教えていただいて。おいしいお蕎麦屋さんもあるそうで、『そこでお蕎麦を食べなさい』と言われました(笑)」と茶目っ気たっぷりに明かしていた。
2023年12月08日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の完成披露上映会が10日に都内で行われ、深川麻衣、井浦新、穐山茉由監督が登場した。同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子(深川)はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポン(井浦新)との同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。○■井浦新、ピアノ演奏シーンに苦労「俳優としては詰みまくり」深川演じる元アイドルの主人公・安希子と同居する“おっさん”ササポンを演じた井浦。自身の役どころを「ササポンは実在する人物なんですが、(脚本を)読めば読むほど妖精のような、天使のような存在」と表現する。「(脚本に書かれたササポンを)どうやって人間にしていこうか(考えて)、そこから僕がササポン役を演じるということは大きなやりがいだなという風に感じました」と語った。また、SNS上で井浦が“おっさん”を演じることが話題を集めたことを紹介されると、「僕は十分おっさんですよ(笑)」とコメントし、笑いを誘う。“おっさん感”を出すためにササポンのステテコを特注で作ったことが明かされると、井浦は「初日には(ステテコを)だいぶ使い古されたように加工までしてきて、細部までこだわりがありました」と感心した様子で撮影の裏側を明かした。イベント中盤には「詰んだと思った瞬間のエピソード」についてキャスト・監督がトーク。トップバッターの穐山監督が「結婚しようとしたが自分から婚約破棄をした」という“ヘビーすぎる”エピソードを披露すると、会場からはどよめきが。すかさず井浦が「これは笑っていいやつですか?(笑) 大丈夫ですか?(笑)」とフォローしていた。一方で井浦は同作の撮影中に「詰んだ」出来事があったそうで、「ササポンはピアノを弾くんですが、それが本っ当に大変で……」と切り出す。「監督も『絶対にご本人にやってもらいたい。絶対覚えてください』と言い張って、自分も悔しいから当日までに弾けるようにしますと言ったんですが、家での練習で1回も成功しないまま現場に行って、本番まではもう本当に具合悪くて……俳優としては詰みまくりですよね」と苦笑いを浮かべていた。
2023年10月10日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の完成披露上映会が10日に都内で行われ、深川麻衣、井浦新、穐山茉由監督が登場した。同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子(深川)はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポン(井浦新)との同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。○■深川麻衣、元アイドルの主人公に共感「焦りとか不安は私も…」元アイドルの主人公・亜希子を演じ、元乃木坂46で自身もアイドル経験のある深川は「アイドルグループを卒業してからのセカンドキャリアという面では安希子と同じで、うまくいかなかったらどうしようとか、評価が得られなかったらどうしようという焦りや不安は私もすごく抱えていました」と共感を示す。家族でも恋人でもないササポンを演じた井浦について聞かれると、「新さん、普段こんなにかっこいいけど、劇中ではちゃんとおじさんなんですよね」と語る。「映画の中で新さんがちゃんとササポンでいてくれた。会話のペースや空気感のかみ合ってなさについても、事前にどうしていこうといった話はしていなかったので、やってみてそこから生まれてくるぎこちない間とか、そういうものがすごく楽しかったです」と撮影を振り返った。また、タイトルにちなみ「詰んだと思った瞬間のエピソード」について話が広がると、深川は「青海と青梅を間違えてしまった」エピソードを披露。「青海に集合だったんですけど、青梅に間違えて行ってしまって……集合場所に誰もいなくて確認してそこで気付いて、慌てて(青海に)向かったんですけど、結構遠くて2時間くらいかかるんですよ。その2時間が地獄でした。人生で二度と繰り返さないと決めました」と説明した。これを聞いた井浦は「本当ですかそれ!? 東京の海に集合するはずが、東京の山サイドに行っちゃった。すごいですね……」と、驚きの表情を浮かべる。さらに、深川が会場に集まった観客に向けて「やっちゃった人いません?」と問いかける場面も。「絶対に1人は……」と話す深川の読み通り、全く同じ状況になった観客が1人おり、「ほらっ! 私と同じ!」とコミュニケーションを楽しんでいた。
2023年10月10日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』が、2023年11月3日(金)に公開される。主演は深川麻衣、監督は穐山茉由。元SDN48の作家・大木亜希子の実録私小説が映画化映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』は、14歳で芸能界に入り、俳優としてドラマへの出演、そして20歳でAKB48グループのメンバーとしてNHK紅白歌合戦への出場も果たした、元SDN48の大木亜希子による同名小説を原作とする映画作品。大木亜希子の実録私小説である原作は、衝撃的なタイトルとは裏腹に「仕事や人間関係に悩む人への指南書」など、共感の声を集めた。2021年には、コミカライズ『つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~』も発売されている。仕事なし・彼氏なし・元アイドルのアラサー女子がおっさんと住むことに映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の主人公は、仕事なし、 彼氏なし、残高10万円の元アイドルのアラサー女子・安希子。ひょんなことから赤の他人のおっさんと暮らすことになり、仕事もメンタルも恋もうまくいかず、やさぐれ感満載の安希子が日々を取り戻していく様子を描く。主演は深川麻衣、“おっさん”役に井浦新主人公・安希子…深川麻衣メンタル、仕事、恋愛、金とすべてにおいて崖っぷち状態のアラサー女子。転身して始めたライター業もうまくいかず、一記事1,000円の依頼がたまにくるだけ。貯金残高は10万円で汚部屋に住んでいたが、恋人でも家族でもない、赤の他人のおっさんと暮らすことに。安希子を演じるのは、元乃木坂 46 の深川麻衣。『パンとバスと2度目のハツコイ』にて初主演を務めたのち、『愛がなんだ』、『水曜日が消えた』、『おもいで写眞』、「サワコ~それは、果てなき復讐」など話題作への出演が続いている。ササポン…井浦新都内の一戸建てに住むサラリーマンで、56歳のおっさん。、家ではステテコ姿でウロウロ、毎週刑事ドラマを楽しみにしている。家庭菜園とピアノが趣味。通称ササポン。景子…柳ゆり菜安希子のアラサー仲間。景子が結婚することになり、安希子は置いて行かれてしまった感覚に更に焦りを隠せずモヤモヤする。ヒカリ…松浦りょう安希子のアラサー仲間で女社⻑。浩介…猪塚健太安希子を惑わすクズ男。安希子と飲み会で知り合うメンズ…三宅亮輔就活で知り合う雑誌の編集長…河井青葉安希子が通う精神科の先生…柳憂怜監督は穐山茉由、脚本は坪田文監督は、ブランドのPRとして働きながら、映画監督としても活動する穐山茉由。30歳の時に映画学校の夜間に入学し、2018年に⻑編デビュー作『月極オトコトモダチ』を発表し国内外で高い評価を得た。その後、『シノノメ色の週末』でも監督を務めたほか、映画『左様なら今晩は』では脚本を手掛けた。脚本は、映画『ずっと独身でいるつもり?』、「美しい彼」シリーズなどを手掛けてきた坪田文が担当する。主題歌はねぐせ。「サンデイモーニング」主題歌は、4人組バンド・ねぐせ。による楽曲「サンデイモーニング」。ねぐせ。初の映画主題歌であり、書き下ろしの楽曲だ。映画『人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした』あらすじ主人公の安希子はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。 メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまい……。そんな時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、 通称ササポンと”まさか”の同居。貯金も底がついていた安希子はおっさんとの奇妙な同居生活をスタート。しかし、不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、崖っぷちアラサー女子・安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。【作品詳細】映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』公開日:2023年11月3日(金)出演:深川麻衣、井浦新、松浦りょう、柳ゆり菜、猪塚健太、三宅亮輔、森高愛、河井青葉、柳憂怜原作:大木亜希子『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社刊)監督:穐山茉由脚本:坪田文音楽:Babi
2023年05月20日鬼の仮面をつけた武装集団と警察&病院関係者のバトルが話題のドラマ『大病院占拠』。宮本茉由さんは、情報分析官・駿河紗季を演じている。「一聞かれたら、一瞬にして千の情報を調べる。そんな速さでリサーチできる駿河さんは、冷静沈着で仕事のデキるキャラクター。なので、指令本部で情報を伝える時は、台詞に抑揚をつけず、なるべく感情を出さないように気をつけています。それと、姿勢はとても意識していますね。『よーい!』と声が掛かったら、一回肩を回して、胸をできるだけ開くようにしているんです。そうしたビジュアルからも、キャラクターが伝わったら嬉しいです。駿河さんには、仕事オタクな一面もあって、『事件キターーーッ!!』じゃないですが、メガネの奥の瞳がキラッと光るみたいなところを出せたら面白いかなと。彼女なりの楽しさや面白さを感じているからこそ、仕事に燃えられるはず。その上で、ハッカーではなく警察の分析官という仕事を選んだということは、きちんと正義感も持ち合わせていると思います」捜査や交渉の要である刑事・武蔵三郎を演じるのは、櫻井翔さん。「武蔵さんは難しい台詞が多いですし、鬼との掛け合いが10ページくらい続くシーンもあるんです。でも、休憩中の櫻井さんは輪の中心にいて自ら話題を振り、気さくに話してくださいます。一体いつ、あの膨大な台詞を覚えていらっしゃるのか…。1テイクでOKを出す、完璧な櫻井さんのお芝居を台無しにできないという団結力と、この作品のストーリーそのもののような、いい緊張感が現場に生まれていますね」指令室のメンバーとは、食の話題で盛り上がっているそう。「管理官役のソニンさんは、体によいごはんやお菓子がお好きで、現場によく持ってきてくださいます。みんなで、おいしいラーメン屋さんのお店情報も交換しました。私が“二郎系”や“家系”が好きと話したら、ものすごく驚かれましたね(笑)」次々と鬼の正体が明らかとなり、ストーリーも中盤に差し掛かった。今後の展開が気になる!「すごくネタバレしたいです~(笑)。ひとつ言えることは、鬼の仮面が外れてから、一人ひとりの壮絶な人生がフォーカスされ、物語の深みが増していきます。ずっと指令本部の中でパソコンを叩き続けた私たちとしては、外に出たいとお願いしているので、外で銃を構えることがあるかも!?…と期待を込めてお伝えしておきます(笑)」『大病院占拠』日本が誇る大病院が鬼の仮面をつけた謎の武装集団に占拠される。ネットの生配信で日本中が注目する中、敏腕捜査官たちが立ち向かう。日本テレビ系にて毎週土曜22時より放送中。TVerで最新話、Huluで過去全話配信中。みやもと・まゆ1995年5月9日生まれ、秋田県出身。2016年、第1回「ミス美しい20代コンテスト」で審査員特別賞受賞。『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』で映画初出演にして初主演。出演作に『ボイスII 110緊急指令室』など。ワンピース¥33,000パンツ¥31,900(共にkotohayokozawa/STUDIOUS カスタマーサポート TEL:03・6712・5980)イヤリング¥39,600ピアスチャーム¥28,600(共にアガット/エーアンドエスカスタマーサポート TEL:0800・500・5000)※『anan』2023年3月1日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・後藤仁子ヘア&メイク・石川美幸(B.I.G.S)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年02月26日女優でモデルの宮本茉由が、昨年12月5日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。映画初出演にして初主演作となった『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』の公開、『CanCam』(小学館)専属モデル卒業など、“変化の年”だった2022年を振り返った。――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えましたね。同じ事務所ですが、普段なかなか会えない方ともお会いできて、すごく嬉しいですし、今年も素敵なお着物を着ることができて、すごく気分が上がっています。――2022年はどんな一年でしたか?念願だった映画初出演、そして初主演も務めさせていただけて、すごく嬉しかったですし、その役で18センチ髪を切ったり、6年間務めさせていただいた『CanCam』専属モデルを2023年1月号で卒業することになったり、自分のなかで変化の年だったなと思います。『CanCam』を卒業するのは寂しい気持ちと(やり遂げられた)ホッとした気持ちもあって、人生で感じたことのないような、すごく不思議な気持ちでした。――2022年は、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)にも出演されました。撮影はいかがでしたか?主演の岡田将生さんと中井貴一さんがすごく現場を盛り上げてくださって、とても楽しい現場でした。撮影日が少し空いただけで、みんなが「寂しかったよ〜!」となるくらい(笑)。中井貴一さんのアドリブは笑いを堪えるのが大変だったのですが、すごく勉強にもなりましたし、本当に楽しい撮影期間でした。――中井貴一さんのアドリブに対して、宮本さんもアドリブで返したりもされたんですか?いやあ〜、難しいですね(笑)。「中井貴一さんのこの演技を邪魔できない」と思ってしまったので、自分はまだまだだなと思います。――では最後に、2023年の抱負を教えてください。2023年は目の前にあるお仕事を一生懸命頑張りながら、最近アクションを習い始めたので、アクション映画やドラマに出られるように頑張りたいなと思います。――2023年は櫻井翔さん主演のドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)にも出演されますが、捜査支援分析センターの情報分析官という役柄的に、アクションはなさそうですよね(笑)。そうですね、頭脳派の役なのでアクションはなさそうなのですが……まだ私が読んでいない話数でもしかすると戦うかもしれないので、(続きの台本を読むのを)楽しみにしておきます(笑)。■プロフィール宮本茉由1995年5月9日生まれ。秋田県出身。2022年11月公開の、自身初出演にして主演に抜擢された映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』で注目を集める。2023年1月号を以て『CanCam』専属モデルを卒業。最近ではドラマ『監察医 朝顔2022スペシャル』(フジテレビ系)出演、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。チョーヤ梅酒「The CHOYA」のイメージキャラクターとしてCM出演。2023年1月期、日本テレビ系連続ドラマ『大病院占拠』へのレギュラー出演を控える。
2023年01月03日“斜陽族”という流行語を生み出し、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」執筆75周年を記念する映画『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』。この度、宮本茉由、水野真紀、萬田久子が演じた没落貴族の娘と母、居酒屋の女将と、戦後を生き抜く女性たちの生きざまをとらえた場面写真が一挙解禁となった。いまもなお多くの読者に読み継がれている「斜陽」は、戦後の日本を舞台に没落貴族の娘・かず子と彼女が想いを寄せる売れっ子作家との“恋と革命の物語”。古い道徳とどこまでも争い、“太陽のように生きる”道ならぬ恋につき進んでいく主人公かず子を演じるのは映画デビューにして初主演の宮本さん。最後の貴婦人の誇りを持ちながらも病床に伏してしまう母親には、時代劇から現代劇まで幅広く活躍する水野さん。かず子が叶わぬ想いを寄せる作家・上原(安藤政信)が毎夜のように訪れる居酒屋「千鳥」の女将を、映画、ドラマ、舞台、CMなど、幅広いジャンルで活躍する萬田さん。今回解禁となった場面写真では、父を失ったかず子と母・都貴子が、東京西片町の実家を売って西伊豆へと電車で向かう場面が。困窮していく生活のために地方へと向かう2人の曇った表情が印象的。また、引越した先で、隣の農夫から畑仕事を教えてもらったかず子が農作業衣を着ている姿、病床に伏しながらも気品あるブラウス姿の都貴子がとらえられている。そして、萬田さんが演じる「千鳥」の女将が笑顔で客にお酌する場面。太宰が描いた終戦後の日本、混沌とした社会を真っ直ぐに生きようとするかず子、病に冒されながらも気品を保ち続ける都貴子、苦楽を内に秘めて女将を続ける3人の女性たち。それぞれの演技にも注目だ。『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ甲府先行、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩のごとく蛇のごとく斜陽 2022年11月4日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開※甲府先行あり©2022『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』製作委員会
2022年10月24日太宰治原作「斜陽」を主演・宮本茉由、安藤政信で映画化した『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』の公開が決定。併せて、宮本さんと安藤さんの2ショットをとらえたメインビジュアルが解禁された。敗戦後の昭和20年、没落貴族となった上、父を失ったかず子とその母・都貴子は生活のために本郷西片町の実家を売って西伊豆で暮らすことに。そんな折、戦地で行方不明となっていた弟の直治が帰還するとの知らせが入ると、母は「歳の離れた資産家に嫁いだらどうか」とかず子に話す。激怒したかず子は「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧かれ」というイエスの言葉とともに6年前の出来事を想いだす。まだ学生だった直治が師匠と仰ぐ中年作家、上原二郎との出会い、それは一夜の恋心の目覚めだった――。今回公開日決定と併せて、かず子を演じる映画デビューにして初主演の宮本さんと、太宰自身を投影した無頼な生活を続ける売れっ子作家・上原を演じる安藤さんをとらえたメインビジュアルが解禁。元貴族の品の良さが伺える真っ青な着物を纏ったかず子が、上原に身を寄せているもので、上原の手前にはウイスキーグラスが確認でき、酒に溺れた生活を続けていることが想像できる。太宰治「斜陽」執筆75周年記念作品となる本作は、近藤明男監督が世界的な大監督である故・増村保造監督(甲府市出身)の助監督を務め、増村監督と脚本家の白坂依志夫が遺した「斜陽」草稿脚本を基に本作の脚本を仕上げた。『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』は10月28日(金)TOHOシネマズ甲府先行、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩のごとく蛇のごとく斜陽 2022年全国にて公開予定©2021「鳩のごとく蛇のごとく」製作委員会
2022年08月30日2016年に「第1回ミス美しい20代コンテスト」にて審査員特別賞を受賞しデビューを果たした宮本茉由。ファッション誌『CanCam』(小学館)専属モデルとして活躍しながら、2021年は『監察医 朝顔 第2シーズン』(フジテレビ系)、『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)、『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第7シリーズ』(テレビ朝日系)と注目作への出演も続いた。この3作品で務め上げた役との出会いは、彼女にとって確かな自信になったという。そして2022年、その経験を糧に、映画初出演にして初主演作となる『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(2022年6月公開予定)に挑む。昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」終了後、米倉涼子ら先輩女優から学んだ“大切なこと”を教えてもらった。――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。驚くことに、今回でもう4回目の参加になりました。実は1回目に参加させていただいた時も青のお着物で、今日は初心に戻った気持ちで参加させていただいたんですけど、4回目なのに変に緊張してしまって……。トップバッターで登場した時はガチガチで、笑顔がひきつっていたと思います(笑)。でも、(事務所の)皆さんがいらっしゃったので、安心して話せました。――4回目にもなると、晴れ着撮影会の日が来たら、もうそろそろ1年も終わりという感覚になりそうですね。そうですね。このお着物を着たら、あっという間に次の年が来るような気がします。晴れ着撮影会が1年の区切りと言いますか、もう今年も終わるんだなと思うようになってきました。――2021年はどんな年になりましたか?『朝顔』『ボイスII』『ドクターX』と3作品に出演させていただいたのですが、どの作品でも深く追求させていただけるような役を頂けたので、演技に対する自信に少し繋がりました。2022年は主演映画の公開も控えておりますので、その作品に向けて自信を持って頑張ろうという気持ちになりました。――主演作の撮影を控え、3作品に出演されている先輩女優の方々から学んだことも多そうですね。上野樹里さん、真木よう子さん、米倉涼子さん、皆さんとても温かい方々で、女優としてはもちろん、人として勉強させていただきました。現場での立ち振る舞い、雰囲気づくりも、良い作品を作るために大切なことの一つなんだなと学ばせていただいて。『斜陽』でもスタッフさん、キャストの皆さんが気持ちよく演技をできるような環境づくりを私も頑張ろうと思いました。――お三方の雰囲気づくりで印象に残っていることはありますか?米倉涼子さんは(『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』共演以来)3年ぶりにお会いしたので、私のことは覚えておられないだろうな……、どんな風にご挨拶させていただこうかな……と考えていたのですが、米倉さんのほうから「久しぶりー!」って声をかけてくださって。それだけですごく嬉しいですし、そういう心遣いが大切なんだと学ばせていただきました。――『斜陽』では宮本さんが座長になりますが、米倉さんのようにフランクに声をかけられるタイプですか?『CanCam』のモデル仲間にはできるんですけど、お芝居の現場ではまだ緊張しますね……。セリフもたくさん覚えないといけないし、頑張らないと。――では最後に、2022年の抱負を教えてください。2022年は行動力を持って進んでいきたいです。それこそ、お芝居の現場でも自分から声をかけられるようになって、現場の雰囲気づくりができるようになりたいなと思います。■プロフィール宮本茉由(みやもと・まゆ)1995年5月9日生まれ。2016年9月、第1回ミス美しい20代コンテストにて審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。同年12月から『CanCam』専属モデルに抜てきされ、2018年10月期のテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』でドラマデビュー。2021年は『監察医 朝顔 第2シーズン』(フジテレビ系)、『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)、『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第7シリーズ』(テレビ朝日系)に出演した。2022年6月、映画初出演にして初主演作となる『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』の公開を控える。
2022年01月02日映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(2021年全国公開)製作発表記者会見が19日、都内で行われ、主演の宮本茉由らが登壇した。太宰治の代表作の一つ『斜陽』の執筆75周年記念作品である同作。故・増村保造監督と、当時助監督を務めていた近藤明男監督が、40年以上前に二人で書いた脚本で、今回ついに映画化することになった。宮本が主人公・島崎かずこ役を、かずこの年の離れた恋人の作家・上原二郎役を安藤政信が演じる。念願だった作品の映画化について、近藤監督は「幻の企画と言われていた作品を手がけられることがうれしく、10月のクランクインに向け、素晴らしい才能の発見となった宮本茉由さんと、彼が太宰を演じたら数年は誰も太宰を演じる俳優がいなくなるのではと思う安藤さんを起用できた」と主要キャラクターである二人の起用に自信をのぞかせた。今作が映画初出演かつ初主演となる宮本は「初主演なので純白にしました」と清純を思わせる白いワンピース姿で登壇。「まだクランクイン前なので、実感がないですが、撮影が楽しみです」と初めての映画現場への期待を語った。また、共演の安藤については「バラエティで見る印象と作品で見る印象が違うなと思っていましたが、今日お会いして素敵な方だなと思いました」とコメント。一方の安藤は「恵比寿駅にある、宮本さんのチョーヤ梅酒の看板を見ていて、素敵な人だなと思っていました。今回共演するというのは不思議な縁ですね」と話した。同作は、10月17日より五所川原にてクランクインし、来年6月中旬の公開を目指す。(C)「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」製作委員会配給:彩プロ
2021年06月21日2016年「第1回ミス美しい20代コンテスト」にて審査員特別賞を受賞し、同年12月『CanCam』専属モデルに抜擢された宮本茉由(25)。その後、2018年にテレビ朝日系『リーガル V~元弁護士・小鳥遊翔子~』で女優デビューし、2020年は日本テレビ系『トップナイフー天才脳外科医の条件』、フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』、テレビ朝日系『妖怪シェアハウス』、そしてフジテレビ系『監察医 朝顔』(第2シーズン)へのレギュラー出演など、立て続けにドラマ出演を果たす。女優として急成長を遂げている宮本が、昨年12月2日の「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」で2020年を振り返り、2021年の展望を語った。2020年は宮本にとって充実した一年となった一方、「今までのことを振り返る時間」にもなった。「とても幸せな毎日を過ごせていたんだなと感じました。そして当たり前のように人に会えたり、お仕事させていただけていた日常に、改めて感謝の想いでいっぱい」と日々の掛け替えのなさも噛み締めた。なかでも一番嬉しかったことは、「たくさんの素敵なドラマに出演させていただいたこと」。「ファンの方々から『ドラマ見たよ! 面白かったよ~!』とSNSなどからメッセージをいただいたのがとても嬉しかったです」とファンの存在の大きさも身にしみて感じ、「改めて『想いを伝える』という大切なお仕事であることを実感し、さらに努力していきたいと思いました」と決意を新たにした。自分の負けず嫌いな一面とも向き合った。「習い事や学業などでは、努力してる人には敵わないなと思う自分がいました。でも、ふと今、女優というお仕事を振り返った時に、できない自分、届かない自分ではいたくない。あきらめない。という気持ちが強く、自分に負けたくない。と感じていることに気付かされました」とさらなる高みに向けて意欲を燃やす。2021年については「サメやゾンビの倒し方(妄想)に詳しいので、2021年はサスペンスやホラーアクション作品に出演したい」と仕事上での抱負を語りつつ、プライベートでも「毎年言っていてまだ叶っていませんが、スカイダイビングができたら」と目標を掲げた。
2021年01月04日関西の映画ファンの恒例行事「大阪アジアン映画祭」が今年も開幕する。第15回目もアジアの最新作、傑作が集結。すでに前売りチケットが完売になる上映も出るなど、観客の期待は高まっている。本映画祭は“大阪発。日本全国、そしてアジアへ!”をテーマに、優れたアジア映画をいち早く上映。映画人との交流やイベントも楽しめる日本最大級のアジア映画の催しのひとつだ。今年も暉峻創三氏がプログラミング・ディレクターを務めており、アジアの最新作だけでなく新進作家が手がけるインディ作品も多数上映。“アジア”といっても国や地域によって映画製作環境は多様で、それぞれの作品ごとの個性も良い意味でバラバラ。会期中に何回か足を運び、“お気に入りの1作”を見つけようとする熱心な観客も多い。映画祭は本日が初日。梅田ブルク7ではセレモニーが行われ、リー・シンジエ、阿部寛、シルヴィア・チャンが出演するマレーシア映画『夕霧花園(原題)』をオープニング作品として上映。本作は日本でもファンの多い『九月に降る風』『百日告別』のトム・リン監督の作品で、13日(金)にも上映が予定されている。コンペティション部門では2018年以降に製作された映画の中から厳選された作品を上映。今後のアジア映画の新しい波を発見できる“特別注視部門”や、気鋭の監督の作品が集まる“インディ・フォーラム部門”、大阪を拠点に大学院での映像研究への助成事業を続ける芳泉文化財団の成果を上映する企画など、多彩なプログラムが用意されている。そして、クロージング作品に上映されるのは、日本の若手監督、中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文が連作した『蒲田前奏曲』。蒲田で暮らす売れない女優マチ子を主軸にしながら、彼女の周囲の人々や“女優”の在り方、社会と女優の関係などを描き出していく。全上映回、前売り券の完売していないものは当日券を販売。当日券の販売情報は映画祭公式サイトに掲載される。第15回大阪アジアン映画祭3月6日(金)から15日(日)まで梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、国立国際美術館ほか
2020年03月06日2018年の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)でドラマデビューを果たした宮本茉由(24)。2019年は、7月期の月9ドラマ『監察医 朝顔』で女性鑑識官・渡辺英子役でさらなる経験を積んだ。主演の上野樹里と共演し、彼女の中には何が残るのか。昨年末のイベント「晴れ着撮影会」終了後、2020年1月11日スタートの日本テレビ系ドラマ『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』(毎週土曜22:00~)への意気込みも聞いた。○■セットに入るとすぐに朝顔の顔に晴れ着撮影会には2018年に初めて参加させて頂いて、当時は「きっと仮のスケジュール」と思ってしまうぐらい信じられなかった(笑)。2019年は、『東京独身男子』と『監察医 朝顔』と2クールのドラマに出演させて頂いて、自分とは異なる人を演じることの難しさと、役を作り上げていくことの楽しさを学んだ一年でした。『監察医 朝顔』では解剖シーンを一日中撮っていることもあって、みなさんと一緒にいる時間がすごく長くて、これまでのドラマでは最も現場にいた時間が長かった作品でした。ドラマを作り上げていく過程を学べたり、控室で共演者の方々との距離が縮まっていっていくことを感じたり、みなさんの演技を間近で見れたり。私にとってはすごく濃い撮影期間でした。それから、監督が少ないセリフの私にセリフを足してくれたり、上野樹里さんの後ろに立たせてくださってカメラに映り込むようにしてくれたり、すごく優しいスタッフの方々と温かい現場で撮影させていただいて、私にとってはすごく恵まれた環境でした。周囲の方々のおかげで、役と向き合うことができました。本当に感謝しています。上野樹里さんと現場でご一緒させていただいて感じたのは、オンとオフの切り替え。控室では普段の上野樹里さん、でもセットに入るとすぐに朝顔の顔に。すごく優しい方で、私が一度貧血で体調を崩した時は「大丈夫?」とすぐに来て、介抱してくださいました。私以外にも、「私もスタッフだから」と荷物を運んだりする姿を見て、主役としての立ち振る舞いの大切さを知りました。2020年1月からは、天海祐希さん主演のドラマ『トップナイフ』で、東都総合病院の脳神経外科部長秘書・玉井静香を演じさせて頂きます。これからいよいよ撮影です(取材は2019年12月)。いつも新たな現場を目前に控える時は、「100メートル走のスタート前」のような気持ち。「きちんと走れるかな?」という不安があっても、走り出したら走り抜くしかない。緊張と不安を感じつつ、入り抜けられるように頑張ります。■プロフィール宮本茉由(みやもと・まゆ)1995年5月9日生まれ。2016年9月、第1回ミス美しい20代コンテストにて審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。同年12月から『CanCam』専属モデルに抜てきされ、2018年10月期のテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』でドラマデビュー。2019年は『東京独身男子』(テレビ朝日系)、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演したほか、2020年1月11日スタートの日本テレビ系ドラマ『トップナイフ』(毎週土曜22:00~)に出演する。
2020年01月02日映画『月極オトコトモダチ』初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、徳永えり、野崎智子、山田佳奈、穐山茉由監督が登場した。同作は、「男女の友情ってレンタルできるの?」をテーマに、夢と現実の間で悩む男女が織りなす不思議な「関係性」を描いた物語。初の映画単独主演となる徳永えりが、男の“レンタル友達”を利用するWEBマガジン編集者の望月那沙を演じている。作品にちなみ、「男女の友情は存在すると思うか」と聞かれると、徳永は「私は思います」ときっぱり。山田も「あると思います」と同意し、その場の女性全員が「男女の友情」アリ派だったために、穐山監督は「けっこう女性は、存在すると思う人は多いですよね」と納得する。監督は「私はあるよりで、ちょっと『ないかな』と思うことももちろんあるんですけど、グレーなところがすごく好きで、ボーダーラインを行き来する感じは、ずっとテーマとして持っている」と明かした。徳永は「男女とか、友情愛情という境界線は、本人たちが決めればいいと思うんです。自分がどう生きていきたいかというのも選択肢のひとつ」と同意。「本人たちの中で友情があって、しっかり絆があると思ってる以上は、他人がとやかくいうことではないと思うので、穐山さんの描かれた世界観は共感できますし、新しい提示な気がします」と作品への共感を表した。また、この日は「レンタル男友達」役の橋本淳が舞台中で欠席だったものの、「レンタル男友達を利用したいか」が話題に。徳永が「レンタルしてまで友達が欲しい派ですか?」と尋ねると、野崎は「1回やってみたいなと思いました」と答える。徳永は作品ポスターを見ながら、「ずるいですよね。これが来るんですよ? あっちゃんが来るならねえ」と納得していた。
2019年06月08日2016年9月開催の「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中から審査員特別賞を受賞した宮本茉由(23)。同年から女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルを務め、2018年はテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の秘書役で女優デビューを果たした。オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月4日、東京・明治記念館で行われ、宮本はその年の活躍を象徴するように初めて参加。イベント終了後、『リーガルV』で共演した小日向文世との共演エピソードを明かした。○ワインを胸に入れられるシーンで「まさか」――初めての晴れ着撮影会、おめでとうございます。ありがとうございます。オスカープロモーションに所属すると、晴れ着撮影会に出るのが夢だったりするんですよ。限られた方しか出られないので。私も入ってからずっと「出たい」と思っていたので、すごくうれしいです。スケジュールに入ってて、最初は仮なのかなと思ったくらいです(笑)。――仮のはずがありません(笑)。2018年はどのような年でしたか?勉強になる年でした。ドラマの現場はモデルと違った緊張感があって、それを実感できたのは貴重な経験でした。『リーガルV』では、小日向文世さんとご一緒する機会が一番多かったです。小日向さんはお父さんみたいな存在というか。そういう優しさと温もりがあって、現場を温かくしてくれる方。ワインをかけるシーンまではすごく優しいんです(笑)。――小日向さん演じる弁護士で元検事・天馬壮一郎の秘書役でしたね。天馬からワインを掛けられるシーンがネットでも話題になっていました。小日向さんは、そのシーンに入るとめちゃくちゃ怖くて。そのギャップの迫力で、自然と恐怖の演技ができたんだと思います。本当に小日向さんのおかげです。白衣装の時は、1回しか撮れなくて。6話ではボトルワインで胸の中にかけられたんですけど、まさかの水を弾く衣装で(笑)。何回か撮り直しました。○大切に保管するメモ――どちらも衝撃的なシーンですね(笑)。事務所の先輩で、主演の米倉涼子さんとお話する機会は?クランクアップの時には、米倉涼子さんとお話する機会がありました。小日向さんにワインを掛け返すシーンがあってどうやって掛けるべきか悩んでいました。それを米倉さんにおたずねしたところ、「同じように頭から掛けちゃえば?」と(笑)。どうしてもお申し訳ないという気持ちがあったのですが、掛けるの失敗して何回も掛けるほうが申し訳ないと思って、思いっきり掛けたらビシャっと掛かって。すごくいいシーンになりました。――『CanCam』のプロフィールページで、「愛LOVE◯◯」のテーマで「家族!本当に家族が大好きだからです!」と答えていましたね。すごく印象的でした。どんなことがあっても嫌いになれない存在。弟とケンカすることもあるんですけど、帰りが遅いと心配になります。普通のことなんですけど、ふっと思い出すのが家族の顔。「何が一番大切ですか」と言われれば、迷わず「家族」と答えます。弟は私の前では全然仕事の話はしません。でも、優しいんです。親に演技の練習相手になってもらうこともあるんですが、弟がルーズリーフに「こういう風にやった方がいい」みたいに1つずつ書き出してあって、それぞれ「でも茉由っぽくないかもしれない」のような感じでメリットとデメリットまで。ちょっとウルッと来てしまって(笑)。今でも大切に保管しています。ワインをかけるシーンでもすごく悩んでいた頃なので、すごく励みになりました。■プロフィール宮本茉由1995年5月9日生まれ。2016年9月、第1回ミス美しい20代コンテストにて審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。同年12月から『CanCam』専属モデルに抜てきされ、2018年10月期のテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』でドラマデビューを果たした。
2019年01月04日女優の徳永えりが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。「日本映画スプラッシュ」部門に選出された『月極オトコトモダチ』で主演を務めた徳永は、穐山茉由監督、芦那すみれらとレッドカーペットに登場。ジョルジオ アルマーニのブラックロングドレスで大人の色気を放った。同作は、「男女の友情ってレンタルできるの?」をテーマに、夢と現実の間で悩む男女が織りなす不思議な「関係性」を描いた物語。初の映画単独主演となる徳永えりが、男の“レンタル友達”を利用するWEBマガジン編集者の望月那沙を演じている。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。撮影:蔦野裕
2018年10月26日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデルで女優の宮本茉由さんです。女優活動を本格化!新たな才能が輝くクール美女。「以前は目立つことが苦手でした」という宮本さん。「大学生でモデルの仕事を始めたときは、注目されるのに慣れなくて、学校ではあえてダサイ服装に丸メガネをかけていたんです(笑)」。今後は女優業も本格的にスタート。10月から始まるドラマがデビュー作に。「好きなことは究める性格で、演技に夢中!出番直前に緊張してしまうタイプなので、きちんと準備をして臨みます」。今後の目標は「バラエティに出ることも増えてきたので、トーク力も身につけたい。プライベートでは趣味を何か見つけたいな」。ウーバーイーツでも頼んじゃいます。『UMAMI BURGER』のマンリーバーガーが絶品で、リピート中です!冷麺を食べるために焼肉に行くほど大好き!透明より茶色の麺、キムチたっぷりが好み。お酢もいっぱいかけます!時間ができたらふらっと映画館へ♪観るのは洋画が中心。ポップコーンを片手に、友達とよく観に行きます。みやもと・まゆ1995年生まれ。新ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子』(テレビ朝日系)で女優デビュー。オフの姿がわかるInstagram(@mayu_miyamoto_official)も必見!※『anan』2018年10月3日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2018年09月28日「オスカープロモーション2018女優宣言お披露目発表会」が12日、都内で行われ、タレントの岡田結実、「第1回ミス美しい20代コンテスト」審査員特別賞の宮本茉由、「第15回国民的美少女コンテスト」審査員特別賞の玉田志織が、特別ゲストで女優の菊川怜、河北麻友子、田中道子とともに出席した。オスカープロモーションは、スター作りの一環として2000年〜2006年と2016年に同発表会を開催。米倉涼子、菊川、上戸彩、紫吹淳、笛木優子、田中らが女優宣言を行い女優デビューしている。今回、女優宣言を行うと聞いたときの心境を聞かれると、岡田は「率直に『私ですか?』って思ったんですけど、オスカーに入って初めて見た大きなイベントが(2016年の)女優宣言で、"絶対いつかこの舞台に立ってやる"って思っていたので、ここに立っていることはありがたいことで、まだ夢のような、雲の上にいるような感じです」と目を輝かせ、「やったるぞ! って思っています」と笑顔を見せた。同じ質問に宮本は「最初にこみ上げてきたのは、嬉しいという気持ちと、緊張と不安という感情が一気にきて、頑張らなきゃという気持ちになったんですけど、だんだんと実感が湧いてきて、今は一生懸命いろんなことにぶつかってみようという気持ちでいっぱいです」と力を込め、玉田は「幼稚園の頃からテレビを見ていて、ドラマや映画が大好きで、ずっと女優になりたいと思ってきました。こんなに素晴らしいステージの上で、皆さまに宣言していることが信じられないんですけど、これからたくさん努力して素敵な女優さんになれればなと思っています」と期待に胸を膨らませた。さらに、目標の女優を聞かれた岡田は、ドラマ経験があるという草笛光子の名前を挙げ「現場でのチャーミングな立ち居振る舞い、でも女性の強さ、凛とした姿など人としてもそうですし、その場で見た演技と、画面を通して見た演技に違いがあって、演技と人との部分の尊敬が大きすぎて、今、目標にしている女優さんです」と語り、自身はどんな女優になりたいか聞かれると「私は男装することが好きなんですけど、性別を問わずに男性の役もやってみたいですし、アクションを1年前からやり始めたので、アクション系もやりたいので、お話を募集しています(笑)」とアピール。「もちろん、主役をはれる女優さんにもなりたいんですけど、(脇役でも)主役の人を食べちゃうような女優さんにもなりたいです。周りの人に感謝を忘れない、人としても女優としても輝ける女優さんになっていきたいなと思います」と意気込みを語っていた。
2018年09月12日