3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?小学校からヒカリちゃんの体調が悪いという連絡があり、急いで向かったサチさん。かかりつけの病院を受診すると、てんかんの疑いがありヒカリちゃんの入院が急きょ決定。 夫は出張中で、頼れるのは絶縁宣言してしまったお母さんだけです。恐る恐るお母さんに、長女・ユメちゃんのお世話をお願いすると、快く引き受けてくれ、すぐに駆けつけてくれました。 サチさんとお母さんは、仲の良い親子に戻ることができるのでしょうか……? お母さんごめんなさい…子育てはひとりじゃできない! サチさんは絶縁状態だったのにもかかわらず、すぐに飛んできてくれたお母さんに謝罪と感謝の気持ちを伝えます。 すると、お母さんも「口を出し過ぎていたところがある……ごめん」と謝り、無事和解することができました。 一方のヒカリちゃんは、かかりつけの病院に入院した結果、てんかんが判明。「なんでヒカリばっかり……」と落ち込むサチさんに、お母さんは「神様は乗り越えられる試練しか与えないんだって。サチなら大丈夫よ!」と励ましてくれました。さらに「これからもサポートするからね」と心強い言葉をかけてくれ、サチさんはひとりで抱え込まずこれからも頑張っていこうと思えたのでした。 ◇ ◇ ◇ いつもサチさん親子を支えてくれるお母さんと和解ができてよかったです。今後、つらいことや大変なことが起こった際は、お母さんのやさしい言葉を思い出して向き合っていってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママ
2023年05月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……? サチさん親子をサポートしてくれていたお母さんと、ヒカリちゃんの進学先で対立してしまい「二度と来ないで!」と絶縁宣言してしまったサチさん。 サチさんはお母さんと仲直りをしたいと思いつつも、素直になることができませんでした。 そんな中、無事ヒカリちゃんは小学校へ入学。落ち着いて過ごしてたころに、小学校から電話がかかってきて……。 小学校で事件発生!娘の様子が… 小学校からヒカリちゃんの体調が悪いという連絡があり、急いで向かったサチさん。唇が青く、体調が悪そうなので病院へ直行しました。 かかりつけの病院を受診すると、てんかんの疑いがありヒカリちゃんの入院が急きょ決定。夫は出張中で頼れません。 ヒカリちゃんの付き添いに加え、長女・ユメちゃんのお世話などいろいろと困ってしまったサチさんは、絶縁宣言してしまったお母さんに連絡することに。 久しぶりのお母さんは気まずかったものの、「すぐ行く!」と言って、前と変わらずサチさんの元に駆けつけてくれました。ユメちゃんのお世話もしてくれるといい、昔の仲の良い親子関係に戻りたいと思ったサチさんでした。 ※チアノーゼ血液中の酸素の不足が原因で、皮膚が青っぽく変色すること ◇ ◇ ◇ 不仲の原因はヒカリちゃんを思う気持ちが少しずれていただけのこと。困ったときに助けてくれるお母さんの存在は、やはりありがたいものです。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月05日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんの入学先が「支援学級」であることがお母さんに伝わり、真っ向から対立してしまったサチさんとお母さん。 聞き耳を持たないお母さんにサチさんは「二度と来ないで……」と言ってしまいました。 いつもサチさん親子を全力でサポートしてくれていたお母さんとの関係は、この先どうなってしまうのでしょうか……。 「二度と来ないで…」史上最悪の母との関係 「二度と来ないで!」と絶縁宣言をしてしまったものの、後悔の念が押し寄せてきたサチさん。ヒカリちゃんが救急車で運ばれたときや、日々の子育てをサポートしてくれたのはお母さんなのです。 ヒカリちゃんたちも「ばあばが来ないね」と気がついている様子。サチさんはお母さんに謝りたい、仲直りをしたいと思いつつも素直になることができませんでした。 そんな中、無事ヒカリちゃんは小学校へ入学。落ち着いて過ごしてたころに、小学校から電話がかかってくるのです……。 ◇ ◇ ◇ 母目線と祖母目線で、最善の方法が違ってしまうことはしょうがないのかもしれません。日頃からサチさん親子をサポートしてくれた、娘と孫思いのお母さんと仲直りしてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月04日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんの小学校入学を前に、就学前相談に参加したサチさん。相談員の「支援級のほうが目が行き届きやすい」という回答から、「支援級」への進学を希望しました。 しかし、お母さんは「支援学級」への進学を反対しており、つい「普通の学級で希望を出した」とウソをついてしまいました。 数カ月後、市から通知がきてヒカリちゃんはサチさんが希望する「支援学級」への入学が決定。しかし、その事実を知ったお母さんが猛反対してきて……。 進学先は子どものために決めるものでしょ? ついにヒカリちゃんの入学先が「支援学級」であると、お母さんにバレてしまいました。目が行き届く環境がヒカリちゃんに合っていると、きちんと説明しても、わかってくれません。 怒りを隠せないお母さんは、ついに「教育委員会に掛け合う!」とまで言っています。意見が真っ向から対立し、聞き耳を持たないお母さんにサチさんは「二度と来ないで……」と厳しいひと言を放ってしまいました。 いつもサチさん親子を見守ってくれるお母さんに、絶交宣言してしまったのです。 ◇ ◇ ◇ ヒカリちゃんを思うがあまりの母と祖母の対立。ヒカリちゃんの過ごしやすい環境を作ってあげたいという気持ちは一緒なのに、すれ違ってしまう2人。入学までには、誤解を解いて元の仲に戻ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月03日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?「支援学校」や「支援学級」にあまりいいイメージがない、サチさんのお母さんはヒカリちゃんに普通(通常)学級へ進学してほしい様子です。 ヒカリちゃんの進学先に悩んだサチさんは、市が主催する就学前相談会に参加することに。そこでは、親子面談やヒカリちゃんの行動の確認、質疑応答などがありました。 その際、頭の片隅にあった普通(通常)学級の進学について、質問してみると……。 「支援学級が最適?」わが子にぴったりの進学先はどこ? 参加した市主催の就学前相談会で、悩みや不安なことやを親身になって聞いてもらえたサチさん。学習レベルに応じた勉強の進め方など、教えてもらい心配事は消えていきました。 しかし、ふと頭によぎったのはお母さんの「特殊な学校へ行く必要はない。普通のクラスへ通うのよ!」の言葉でした。そこで、意を決したサチさんはヒカリちゃんが普通(通常)学級へ進学できるのか聞きました。相談員から返ってきたのは、「難しいわけではないけど、支援級のほうが目が行き届きやすい」という回答。この言葉を聞いた、サチさんは「支援級」への進学を希望しました。 そこで問題になってくるのが、「支援学校」や「支援学級」への進学を反対するお母さんの存在。数日後、お母さん家に訪れた際に「普通の学級で希望を出した」とウソをついてしまったのです。 ◇ ◇ ◇ ヒカリちゃんのことを考えたうえでの選択であれば、支援学級でも普通(通常)学級でも問題ないはずです。2人のヒカリちゃんを愛する気持ちが、結果的に溝を作ってしまったのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月02日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?保育園の面談で支援学校の存在を知ったサチさん。見学があるというので早速行ってみることに。 学校長から「支援学校」と「支援学級」の違いを聞き、ヒカリちゃんには「支援学校」のほうが合っていそうと考えていました。市の就学前相談会が近づいていたある日、サチさんのお母さんが家にやってきました。そのときに「支援学校」と「支援学級」について話してみると、予想外の反応が……。 実母の予想外の反応に困惑 ヒカリちゃんの小学校入学を前に、「支援学校」の見学会に参加したサチさん。オールバリアフリーの廊下や整った環境に魅力を感じていました。「支援学校」と「支援学級」の2つの説明会を終え、ヒカリちゃんにはどちらの学校が合っているのか決めかねるため、市の就学前相談会へ参加することにしました。そのことを家に遊びにきたお母さんに話すと、「特殊な学校へ行く必要はない。普通のクラスへ通うのよ!」とまさかの大反対。勉強の遅れを心配し、「支援学校」や「支援学級」に偏見を持つお母さんを説得するのは難しく、そそくさと帰宅してしまいました。夫に相談しても「あんまり気にしなくてもいいんじゃない?」とひと言。もやもやした気持ちは晴れないまま、就学前相談会の日がやってきて……。◇ ◇ ◇孫のことを心配する気持ちはわかりますが、一番子どもの近くで接し、長い時間一緒にいるのは両親です。その子にあった成長をサポートすることが大切という両親の気持ちにも頷けます。ヒカリちゃんにとってはもちろん、家族みんなが納得いく小学校へ入学できるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ある日の定期健診で主治医の先生に「早めにリハビリを始めてみないか」と言われ、ヒカリちゃんはリハビリを始めることになりました。すると、少しずつ日常生活の基本動作が自分でできるようになってきたのです!園の友だちにも恵まれ、みんなと同じカリキュラムで生活を送ることができたヒカリちゃん。月日は流れ、年長さんになりました。あるとき、きいちゃんママから「ヒカリちゃんの小学校からの進路。どう考えている?」と聞かれたサチさん。 まだ何も考えていなかったサチさんは、きいちゃんママの話を聞いて支援学級のことを考え始めるようになったのです。 校内を移動していると… 保育園の先生との面談時、サチさんはヒカリちゃんの小学校のことについて相談してみました。すると、支援学校の見学があるというので早速行ってみることに。 同じ保育園のきいちゃんママは、支援学校を視野に入れていなかったので、サチさんは1人で行きました。学校長の説明を聞きに行くため、校内を歩いているとあることに気がついたサチさん。この学校は、オールバリアフリーで廊下にはほぼ手すりがついていたのです。 そして、学校長は「支援学校」と「支援学級」の違いを説明してくれました。話を聞いて、ヒカリちゃんには「支援学校」が合っているかなと思ったのですが、車で片道40分かかるのが懸念点でした。次の週には「支援学級」の見学会にも参加したサチさん。「支援学校」と「支援学級」2つの説明会を終えて、両者はまったくの別物だと感じました。 ヒカリちゃんにはどちらが合っているのか、プロの意見を聞かないとわからないと思いサチさんは市との相談会に参加するのですが、その前に大きな壁に当たってしまうのです……。 ◇ ◇ ◇ 「支援学校」と「支援学級」名前は似ているけれど、内容はまったく違うものでしたね。「支援学級」だと、保育園の友だちと同じ学校に通えるようですが、サチさんは迷っているようです。ヒカリちゃんにとって一番良い選択ができるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年03月03日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?保育園にいるときにけいれんを起こし、救急車で搬送されたヒカリちゃん。そして、サチさんが病院へ行くと、保育園の先生たちが保育園での様子を話してくれました。ヒカリちゃんはお昼寝中だったため、どのくらいけいれんしていたか全容が把握できなくて救急車を呼んだというのです。そして、サチさんは看護師さんに呼ばれてヒカリちゃんの元へ。診察はすでに終わっていて、もう帰宅できるとのことでした。保育園の先生、病院の先生方、職場の人たち、そして両親。「みんなの支えがあって、今のわたしたちがいる」このときサチさんはそう強く思ったのです。それと同時に、肩の力が抜けていきました。 支援級か通級か…※ 誤)検診→正)健診 そして、ある日の定期健診で主治医の先生に「早めにリハビリを始めてみないか」と言われ、ヒカリちゃんはリハビリを始めることになりました。すると、少しずつ日常生活の基本動作が自分でできるようになってきたのです!園の友だちにも恵まれ、みんなと同じカリキュラムでの生活を送ることができたヒカリちゃん。月日は流れ、年長さんになりました。あるとき、きいちゃんママから「ヒカリちゃんの小学校からの進路。どう考えている?」と聞かれたサチさん。 まだ何も考えていなかったサチさんは、きいちゃんママの話を聞いて支援学級のことを考え始めるようになったのです。 ◇ ◇ ◇ 年長さんになったヒカリちゃん。もうすぐ小学校入学の年に近づいてきました。みんなと同じ学級に進むか、それとも支援学級に進むか考えなければいけません。サチさんはどちらにするか悩んでしまうかもしれませんが、近くに同じ境遇の相談できるママ友がいてよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年03月02日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?けいれんの後遺症として左半身に「まひ」が残ると言われてから1年後。ヒカリちゃんはひさしぶりに保育園に行くことに。 サチさんも仕事に復帰したのですが、ヒカリちゃんの体調が悪くなるたびにお休みをもらっていたので、以前のように勤務をすることができませんでした。 時短勤務で、有給休暇もなくなるほどお休みをもらっていたサチさん。このままでは、ヒカリちゃんのことも仕事もどちらも中途半端になってしまう……と悩んでいました。そんなとき、保育園から電話が。ヒカリちゃんがけいれんを起こして救急搬送されたというのです。 同僚のサポートもあり、サチさんは仕事を早退してヒカリちゃんが運ばれた病院へ行きました。 夫と2人で娘を支えていかなければと思っていたけれど… 搬送された病院へ行くと、保育園の先生たちが保育園でのヒカリちゃんの様子を話してくれました。ヒカリちゃんはお昼寝中だったため、どのくらいけいれんしていたか全容が把握できなくて救急車を呼んだというのです。そして、サチさんは看護師さんに呼ばれてヒカリちゃんの元へ。診察はすでに終わっていて、もう帰宅できるとのことでした。保育園の先生、病院の先生方、職場の人たち、そして両親。「みんなの支えがあって、今のわたしたちがいる」このときサチさんはそう強く思ったのです。それと同時に、肩の力が抜けていきました。 ◇ ◇ ◇ 「いろいろな人たちの支えがあって、ここまで乗り越えてこれた」サチさんはそう思ったと言います。「自分ひとりでは大変そうだな」と思うことでも、みんなの力があればできることってたくさんありますよね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年03月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんが左手を握った状態だと、先生に話したサチさん。すると、ヒカリちゃんは左半身にまひが残ると思います」と先生は言いました。覚悟はしていたものの、その事実に改めて身が引き締まる思いをしたサチさん夫婦。 それからヒカリちゃんは、何度もけいれんを起こしました。相変わらず左手も握ったまま。以前はできていた、つたい歩きもまだできていません。 そして、ヒカリちゃんから言葉が出始めたとき、サチさんは違和感を感じました。ヒカリちゃんは、とても話しにくそうにしゃべっていたのです。 後日、先生に相談しに行くと……。軽度の言語障害があるとのこと。近いうちにリハビリを始めることになりました。 急ぎの発注が終わっていなくて… それから1年後。ヒカリちゃんはひさしぶりに保育園に行くことに。サチさんも仕事に復帰したのですが、ヒカリちゃんの体調が悪くなるたびにお休みをもらっていたので、以前のように勤務をすることができませんでした。 時短勤務で、有給休暇もなくなるほどお休みをもらっていたサチさん。このままでは、ヒカリちゃんのことも仕事もどちらも中途半端になってしまう……と悩んでいました。そんなとき、保育園から電話が。ヒカリちゃんがけいれんを起こして救急搬送されたというのです。 同僚のサポートもあり、サチさんは仕事を早退してヒカリちゃんが運ばれた病院へ行きました。 ◇◇◇ 仕事に復帰したサチさん。前のように働けなくて、職場の人に迷惑をかけていることに悩みを抱えていました。そんな矢先に、ヒカリちゃんの救急搬送で仕事を早退することに。同僚の助けもあって、無事病院へ行くことができました。サチさんの同僚がかけてくれた「困ったときはお互い様」という言葉に、サチさんはとても救われたのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月27日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんは一般病棟に移り、その後無事退院することができました。しかし退院して数日後、ヒカリちゃんが家でけいれんを起こしたのです。 そのときけいれんは数分でおさまりましたが、夫と一緒にヒカリちゃんを病院へ連れて行きました。 先生に診てもらうと、「熱もないし落ち着いているので帰って大丈夫」と言われたのですが、サチさんには気になることがあったのです。それは、ヒカリちゃんがすっと左手を固く握っていることでした。 先生にそのことを聞くと、「左半身にまひが残ると思います」と言われてしまい……? 話すのが大変そうな娘を見て… ※ 誤)つたえ歩き→正)つたい歩き まひについては、後遺症が残るという先生からのお話を聞いていたので、覚悟はしていたのですが、改めて身が引き締まる思いをしたサチさん夫婦。 それからのヒカリちゃんは先生の言った通り、何度もけいれんを起こしました。相変わらず左手も握ったまま。以前はできていた、つたい歩きもまだできていません。 そして、ヒカリちゃんから言葉が出始めたとき、サチさんは違和感を感じました。ヒカリちゃんは、とても話しにくそうにしゃべっていたのです。 後日、先生に相談しに行くと……。軽度の言語障害があるとのこと。近いうちにリハビリを始めることになりました。◇◇◇ 左半身のまひだけでなく、言語障害も残ると言われてしまったサチさん。もう泣かないと決めたのに涙が溢れてしまいます。泣きたくなくても、涙が出てきてしまうことってありますよね。ヒカリちゃんの症状が一刻も早く良くなることを祈るばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月26日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?主治医の先生からヒカリちゃんの病名を聞き、サチさんは夫に連絡をしました。すると、夫は会社を早退してきてくれたのです。 そして、泣きながら謝ってくるサチさんに「確かに後遺症が残る可能性は高いみたいだけれど、ヒカリは生きている。それだけで十分だと思わん?」「障害が残っても、ヒカリはヒカリだろ? だから、大丈夫だよ」と、夫は言いました。 その言葉を聞いて、少し安心した表情を見せたサチさん。 それから数日経って、ヒカリちゃんは一般病棟に移ることができました。 今までできていたことができなくなってしまい… 一般病棟に移ったことにより、サチさんはヒカリちゃんと過ごすことができるようになりました。そして、しばらくするとヒカリちゃんが目を覚ましたのです!その後、順調に回復したヒカリちゃんは退院できることに。サチさんは職場に休職届けを出して、しばらくはヒカリちゃんの看病に専念することを決めていました。 しかし、サチさんが1番恐れていたことが、退院後すぐに起こってしまったのです。◇◇◇ 一般病棟に移り、無事退院することができたヒカリちゃん。しかし、退院してからも大変でヒカリちゃんから目を離すことができなくなったとサチさんは言います。大変なことをひとりで抱えこまないで、旦那さんと一緒に乗り越えていければ良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月24日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ICU(集中治療室)から一般病棟に移ったことにより、サチさんはヒカリちゃんと過ごすことができるようになりました。そして、しばらくするとヒカリちゃんが目を覚ましたのです!その後、順調に回復したヒカリちゃんは退院できることに。サチさんは職場に休職届けを出して、しばらくはヒカリちゃんの看病に専念することを決めていました。 しかし、サチさんが1番恐れていたことが、退院後すぐに起こってしまったのです……。 ずっと左手を握りしめている娘の姿に違和感 退院して数日後、家でヒカリちゃんがけいれんを起こしたのです。そのとき、けいれんは数分でおさまりましたが夫と一緒にヒカリちゃんを病院へ連れて行きました。 先生に診てもらうと、「熱もないし落ち着いているので帰って大丈夫」と言われたのですが、サチさんには気になることがあったのです。それは、ヒカリちゃんがずっと左手を固く握っていることでした。 先生にそのことを聞くと……。 「左半身にまひが残ると思います」と言われたのです。 ◇◇◇ 医師によると、左半身のまひは右の脳の後遺症が考えられるとのこと。MRI検査をすると原因がわかることがあるのだとか。半身まひは、リハビリを行うと歩けるようになることが多いそうです。 ヒカリちゃんは、左半身にまひが残ると言われたサチさん。今後、リハビリをして徐々に回復していけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月24日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんがICUに入って3日目。15分の面会が終わって帰ろうとしたとき、サチさんは「主治医からの話があるから来てください」と看護師さんに言われたのです。主治医の丸野先生は、ヒカリちゃんの病名を教えてくれました。ヒカリちゃんは「急性脳症」という病気になっていたのです。そして、その病気は「まひ」が残るかもしれないとのこと。 すぐに夫に連絡をしたサチさん。すると、夫は会社を早退してきてくれました。そして、サチさんは「ごめんパパ! 私がもっと早く病院へ連れて行っていたらこんなことにならなかったのに!」と夫に言いました。 しかし、いくら後悔をしても時間が戻ることはない……サチさんはその現実に涙が止まらなくなってしまったのです。 障害が残ったとしても、子どもは子ども 泣きながら謝ってくるサチさんに、「確かに後遺症が残る可能性は高いみたいだけれど、ヒカリは生きている。それだけで十分だと思わん?」「障害が残っても、ヒカリはヒカリだろ? だから、大丈夫だよ」と夫は言いました。 その言葉を聞いて、少し安心した表情を見せたサチさん。 それから数日経って、ヒカリちゃんは一般病棟に移ることができました。◇◇◇ヒカリちゃんが急性脳症になったのは、自分のせいだと自分自身を責めるサチさん。しかし、旦那さんがかけてくれた言葉で少しは気持ちが晴れたよう。みなさんは旦那さんや友人などに言われた言葉がきっかけで、気持ちがラクになったり、考え方が変わったりしたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月23日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんが緊急処置をした次の日の朝、サチさんはヒカリちゃんに会いに病院へ行きました。そしてICU(集中治療室)に入ると、ヒカリちゃんはたくさんの機器につながれていたのです。それを見て涙が止まらなくなってしまったサチさん。初日の面会では、ヒカリちゃんの名前を呼ぶだけで15分が過ぎてしまいました。 そして、ヒカリちゃんの状況が何も変わらないまま3日が過ぎたのです……。 後遺症は重度ではないけれど、軽度でもないようで… ICUに入って3日目。15分の面会が終わって帰ろうとしたとき、サチさんは看護師さんに呼び止められたのです。どうやら主治医からの話があるよう。主治医の丸野先生はヒカリちゃんの病名を教えてくれました。ヒカリちゃんは「急性脳症」という病気になっていたのです。そして、その病気は「まひ」が残るかもしれないとのこと。 すぐに夫に連絡をしたサチさん。すると、夫は会社を早退してきてくれました。そして、サチさんは「ごめんパパ! 私がもっと早く病院へ連れて行っていたらこんなことにならなかったのに!」と夫に言いました。 しかし、いくら後悔をしても時間が戻ることはない……サチさんはその現実に涙が止まらなくなってしまったのです。◇◇◇医師によると「脳症」とは、「脳機能の全般的な機能の低下」のこと。そして、脳機能が急激に低下した状態のことを「急性脳症」と言います。「脳症」は意識の低下、運動機能の低下、けいれん、異常行動などの症状を起こすことがあるようです。発熱など感染をきっかけに症状がでることが多いですが、原因を調べることも大切なので、検査が必要なのだとか。 ついにヒカリちゃんの病名が「急性脳症」だとわかり、まひが残るかもしれないことを主治医に言われたサチさん。病名を言われて、急にまひが残ると言われたら驚いてすぐには受け入れることができないですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月22日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ICU(集中治療室)に運ばれていったヒカリちゃん。サチさんたちは付き添うことができないため、そのまま家に帰ることになりました。 家に帰って、長女のユメちゃんから「ヒカちゃんは?」と聞かれ、思わず泣いてしまうサチさん。子どもの前で泣いてはいけないと思いつつも、涙が止まりませんでした。 すると、ユメちゃんが「ユメとヒカちゃんは、ママが元気なら絶対大丈夫なんだよ。だから泣かないで」と言ってくれたのです。その言葉を聞き、サチさんはすごく救われました。そして「病院からの連絡は俺に任せて」と、夫に言われサチさんは布団に入ったのですが、一睡もできなかったのです……。 たった数時間会えていなかっただけなのに… 次の日の朝、サチさんはヒカリちゃんに会いに病院へ行きました。そしてICUに入ると、ヒカリちゃんはたくさんの機器につながれていたのです。それを見て涙が止まらなくなってしまったサチさん。初日の面会では、ヒカリちゃんの名前を呼ぶだけで15分が過ぎてしまいました。 そして、ヒカリちゃんの状況が何も変わらないまま3日が過ぎたのです。 ◇◇◇ サチさんはヒカリちゃんの病名もわからず、1日15分のみの面会で不安な3日間を過ごしたよう。主治医の先生から説明を聞いて、早くヒカリちゃんの今の状況を知りたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月21日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんの処置が終わったようで、処置室の扉が開きました。そして、サチさん夫婦は先生に呼ばれたのです。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので、挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移るようで、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることに。 サチさんが「帰る前に、ヒカリに会えますか?」と聞くと、ICUに運ぶ前に少しだけ会えるというのです。そして、明日も15分間以内で面会可能とのこと。そしてようやく会えたヒカリちゃんは、たくさんの管につながれて眠っていました。その姿に夫は言葉を失ってしまい、サチさんもヒカリちゃんの名前を呼ぶことしかできなかったのです……。 まだ長女も小さいのに… ヒカリちゃんは集中治療室に運ばれていきました。サチさんたちは付き添うことができないため、そのまま家に帰ることに。 家に帰って、長女のユメちゃんから「ヒカちゃんは?」と聞かれ、思わず泣いてしまうサチさん。子どもの前で泣いてはいけないと思いつつも、涙が止まりませんでした。 すると、ユメちゃんが「ユメとヒカちゃんは、ママが元気なら絶対大丈夫なんだよ。だから泣かないで」と言ってくれたのです。その言葉を聞き、サチさんはすごく救われました。そして「病院からの連絡は俺に任せて」と、夫に言われサチさんは布団に入ったのですが、一睡もできなかったのです。◇◇◇ 病院から帰ってきて、ユメちゃんに励まされたサチさん。心が弱っているとき、やさしい言葉をかけてくれる家族の存在に救われたことでしょう。みなさんはつらいとき、お子さんに言われて救われたなと思った言葉はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月20日こんにちは。9歳の双子と5歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■おなかに赤いぷつぷつが!わが家の次女が4歳のときの話なのです。ある日、結膜炎になった次女を眼科に連れて行った後、40度の高熱をだしたことがありました。しかし、病院で検査してもアデノウイルスも溶連菌も陰性で、風邪と診断されました。解熱剤を処方してもらったものの、40度の熱は3日続き、嘔吐もし、食欲もなくゼリーのみを食べる毎日でした。3日後、熱は引いたのですが、頬とおなかにたくさんの赤いぷつぷつが!一瞬怯みましたが、ハッと思い出しました。もう娘は4歳でしたが、どう見ても症状が、赤ちゃんのときになるという「突発性発疹」そのものだったのです。小児科でも改めて診てもらい、お医者さんには「この湿疹の出方は突発だね」と無事お墨つきをもらいました。 ■4歳児らしい解熱後の不機嫌発疹は3日ほどで、顔からおなか、おなかから下半身へと移動し、消えていきましたが、一週間くらいグッタリとしていました。いつもはお昼寝をしないのに、午前中と午後にお昼寝しないと体がもたなかったみたいです。40度の熱が3日でていたから体力を消耗してしまっていたんですかね。そして、噂に聞いていた解熱後の不機嫌も4歳児らしい細やかさがありました。言葉が通じるだけに、指示が細かい!!というわけで、4歳になっても突発性発疹になる可能性がある、というお話でした。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2023年02月20日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?サチさんとサチさんのお母さんよりも遅れて病院に到着した夫。サチさんは夫に「私がもっと早く病院に連れて行ってあげていたらこんなことに……」と涙を流しながら言いました。 すると、「落ち着いて。サチのせいではないから」「それより冷静に救急車を読んでくれてありがとう」と、夫。 そして夫が着いて少ししたころ、ようやく処置室の扉が開き、先生に呼ばれたサチさん夫婦。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので、挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移るようで、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることになったのです。管につながれた娘を見て言葉を失ってしまい… 「ご家族の方はいったん帰っていただくことになります」 先生のその言葉に、サチさんの夫は「妻だけでも付き添いは難しいでしょうか?」と聞きました。 すると、「規則なのでそれはできません。急変があれば連絡をしますので今日のところはお帰りください」と、先生。 サチさんが「ヒカリには会えますか?」と聞くと、ICUに運ぶ前に少しだけ会えるというのです。そして、明日も15分間以内で面会可能とのことでした。そしてようやく会えたヒカリちゃんは、たくさんの管につながれて眠っていたのです。その姿に夫は言葉を失ってしまい、サチさんもヒカリちゃんの名前を呼ぶことしかできませんでした。◇◇◇ ICUに運ばれる前に、少しだけヒカリちゃんの姿を見ることができたサチさん夫婦。想像していたよりもつらそうなヒカリちゃんの姿を見て、驚いていましたね。付き添いができない今は、ただただヒカリちゃんが早く良くなることを祈ることしかできなくて、もどかしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年01月31日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?救急車で運ばれたヒカリちゃん。病院に到着すると、すぐに処置室に運ばれました。サチさんとお母さんは待合でヒカリちゃんの処置が終わるのを待つことに。 そしてしばらくすると、看護師さんが待合室に来て「あの、こちらお渡ししておきます」と言って、ビニール袋を手渡してきました。 その中身は、ハサミで切られた状態のヒカリちゃんの洋服だったのです。その洋服を見て、サチさんはヒカリちゃんが重症なのではないかと不安になってしまいました。 それからサチさんとお母さんは、処置室の前でヒカリちゃんの無事を祈りながら待っていると、ようやく夫が病院に着いたのです。ご家族の方はいったん… 病院に到着した夫に、サチさんは「私がもっと早く病院に連れて行ってあげていたらこんなことに……」と涙を流しながら言いました。 すると、「落ち着いて。サチのせいではないから」「それより冷静に救急車を読んでくれてありがとう」と、夫。 そして夫が着いて少ししたころ、ようやく処置室の扉が開き、先生に呼ばれたサチさん夫婦。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移り、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることになったのです。 ◇◇◇ 「家族の方は一旦帰っていただくことになります」と先生に言われて、驚いてしまったサチさん。処置室の扉があいて、ようやくヒカリちゃんの顔が見られると思っていたのに、付き添いができないなんて余計に心配になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年01月30日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんがけいれんを起こし、救急車を呼んだサチさん。しばらくして、「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「救急車、もう来たのかな? サイレン鳴ってないのに……」と思って確認すると、インターフォン越しにいたのは、サチさんのお母さんでした。 すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。 救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。 救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」とサチさんは願うばかりでした。子どもが重症なのかと思ったら、涙が止まらなくて… 病院に到着すると、ヒカリちゃんはすぐに処置室に運ばれました。サチさんとお母さんは待合でヒカリちゃんの処置が終わるのを待つことに。 そしてしばらくすると、看護師さんが待合室に来て「あの、こちらお渡ししておきます」と言って、ビニール袋を手渡してきました。 その中身は、ハサミで切られた状態のヒカリちゃんの洋服だったのです。その洋服を見て、サチさんはヒカリちゃんが重症なのではないかと不安になってしまいました。 それからサチさんとお母さんは、処置室の前でヒカリちゃんの無事を祈りながら待っていると、ようやく夫が病院に着いたのです。 ◇◇◇ 医師曰く、緊急時点滴を手に確保すると服が脱がせなくなるため、服を切る必要があるそう。 処置のためにハサミで切られたヒカリちゃんの服を見て、涙が出てしまったサチさん。普通に服を脱がせる余裕もないぐらいの状態だと思ったら、心配でたまらなくなってしまいますね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月29日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。 しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思っていて確認してみると……?家に誰か来る予定はないのに… インターフォン越しにいたのは、なんとサチさんのお母さんでした。 すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。 救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。 救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」サチさんはそう願うばかりでした。 ◇◇◇ 無事に救急車が到着して、病院へ運ばれることになったヒカリちゃん。けいれんしている子どもと2人きりで不安だったとき、お母さんが来てくれてサチさんは心強かったのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月28日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?けいれんを起こしたヒカリちゃん。その様子を見てサチさんは、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。 ですが、「落ち着け、落ち着け」と自分に言いきかせて、夫が言っていたけいれんを起こしたときにしておくべきことを、確認しました。 サチさんは、ヒカリちゃんがけいれんし始めた時刻をメモして、けいれんの様子を細かく観察。すると、けいれんが左右対称ではないことに気がつきました。そしてすぐに救急車を呼んだのです。横向きに寝かせていますか? ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。 しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。 「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思ったのです。 ◇◇◇ 医師曰く、子どもがけいれんを起こした際に嘔吐したら、嘔吐物が喉につまらないよう拭き取り、横向きにしてあげるのが良いとのこと。お母さんもけいれんも子どもがけいれんを起こしたら、パニックになってしまうかもしれません。しかし慌てずに状況観察をして、子どもを見守ってあげられるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月27日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?熱が下がらないヒカリちゃんは、病院へ行くことになりました。しかしパパが帰ってくる夕方まで、サチさんはワンオペ状態です。 しばらくすると、ヒカリちゃんが泣き始めました。今までは抱っこをすると泣き止んでいたのに、抱っこをしていても泣き続けるようになってしまったのです……。 泣き止まないヒカリちゃんの姿を見て心配になったサチさんは、今から病院へ連れて行くか迷いました。しかし、熱も下がっているし夕方にパパと一緒に病院に言ったほうが安心だと思い、午前中はなんとか抱っこで過ごしました。 そして、午後1時過ぎになると突然ヒカリちゃんが顔を真っ赤にして大声で泣き始めたのです。 「何かがおかしい、やっぱり病院へ連れて行こう……!」 そう思ったサチさんは、病院へ行く準備をするためにヒカリちゃんを布団へ寝かせました。 するとヒカリちゃん。ピタッと泣き止みガクガクと震え始めたのです……。落ち着け…夫が言っていたことを思いだせ… ※右の手足の痙けいれんの場合、眼球も右に向くことが多いです。※強直発作(ギューと力が入った状態)から間代発作(カクンカクンとなる発作)に変化して、けいれんが止まることもあります。 けいれんを起こしたヒカリちゃんを見てサチさんは、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。 ですが、「落ち着け、落ち着け」と自分に言いきかせて、夫が言っていたけいれんを起こしたときにしておくべきことを、確認しました。 サチさんは、ヒカリちゃんがけいれんし始めた時刻をメモして、けいれんの様子を細かく観察。すると、いれんが左右対称ではないことに気がつきました。そしてすぐに救急車を呼んだのです。 ◇◇◇ 左右非対称のけいれんのときはすぐに救急車を呼ぶということを思い出し、すぐに電話をかけたサチさん。いざというとき、母は強いですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月26日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?週末、ずっと熱が下がらなかったヒカリちゃん。ずっと看病していたサチさんの疲労もピークに達してしまいました。月曜日になっても熱が下がらなかったら、夕方に病院に行くことに。 そして、月曜日。熱が下がらなかったのでヒカリちゃんは病院へ行くことになりました。しかしパパが帰ってくる夕方まで、サチさんはワンオペ状態です。 しばらくすると、ヒカリちゃんが泣き始めました。今までは抱っこをすると泣き止んでいたのに、抱っこをしていても泣き続けるようになってしまったのです……。病院へ行く準備をするために、娘を布団に寝かせたら… ※生後6カ月を過ぎると、ママからもらった抗体の免疫力が下がってくるので、感染症にかかりやすくなります。発熱のみで活気があれば様子を見て、自宅で安静にして過ごさせて外出は控えましょう。3日を経過しても熱が下がらない場合は無条件で受診してください。 泣き止まないヒカリちゃんの姿を見て心配になったサチさんは、今から病院へ連れて行くか迷いました。しかし、熱も下がっているし夕方にパパと一緒に病院に行ったほうが安心だと思い、午前中はなんとか抱っこで過ごしました。 そして、午後1時過ぎになると突然ヒカリちゃんが顔を真っ赤にして大声で泣き始めたのです。 「何かがおかしい、やっぱり病院へ連れて行こう……!」 そう思ったサチさんは、病院へ行く準備をするためにヒカリちゃんを布団へ寝かせました。 するとヒカリちゃん。ピタッと泣き止みガクガクと震え始めたのです。 ◇◇◇ サチさんが恐れていた「けいれん」が、ついにヒカリちゃんの身にも起こってしまいましたね。旦那さんがいないときにけいれんが起きてしまい、サチさんも不安で仕方なかったのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月25日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんが寝ているうちに、お風呂に入って休もうと思っていたサチさん。すると、ヒカリちゃんの泣き声と「ママー」と言う夫の声が聞こえてきました。 なんとヒカリちゃん、熱が上がってまた起きてしまったというのです。体温を測ってみると39℃。抱っこを止めると泣いてしまうので、この日は夫と抱っこをしてソファで眠りました。 その夜の間、サチさんは気がかりなことがありました。それは、先生から言われた「けいれん」についてです。サチさん夫婦は、事前にけいれんについて調べていました。 このときの夫が調べていた情報が、今後の手助けになるのです。もし明日も熱が下がらなかったら… 週末、ずっと熱が下がらなかったヒカリちゃん。ずっと看病していたサチさんの疲労もピークに達してしまいました。サチさんは夫と話し合い、月曜日になっても熱が下がらなかったら夕方に病院に行くことに。 そして、月曜日。熱が下がらなかったのでヒカリちゃんは病院へ行くことになりました。しかしパパが帰ってくる夕方まで、サチさんはワンオペ状態です。 しばらくすると、ヒカリちゃんが泣き始めました。今までは抱っこをすると泣き止んでいたのに、抱っこをしていても泣き続けるようになってしまったのです。 ◇◇◇ 抱っこをしていても、泣くようになってしまったヒカリちゃん。今までとは違う様子にサチさんも戸惑ってしまったのではないでしょうか。 ※生後3カ月未満で38℃以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく夜間・休日にかかわらず必ず受診してください。生後4カ月以降で、発熱以外に症状が現れておらず、哺乳力にも問題がない場合は診療時間内の受診でよいでしょう。 ※生後6カ月を過ぎると、ママからもらった抗体の免疫力が下がってくるので、感染症にかかりやすくなります。発熱のみで活気があれば様子を見て、自宅で安静にして過ごさせて外出は控えましょう。3日を経過しても熱が下がらない場合は無条件で受診してください。 ※夜間や週末で病院が休診のときには、自治体ごとに決められている小児救急の当番病院で対応できます。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月24日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?保育園で熱を出してしまったヒカリちゃん。サチさんはヒカリちゃんを迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。診断結果は、突発性発疹でした。 家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。 そしてその夜、ヒカリちゃんの熱を測ってみるとなんと40℃まで上がっていたのです。サチさんは夫と相談し、解熱剤を使用することに。 解熱剤を使いしばらくすると、熱は下がりヒカリちゃんはようやく布団で眠ることができました。 ヒカリちゃんが眠れたことに安心したサチさんは、夫の「少し寝たら? 俺がヒカリのこと見ておくよ」という言葉に甘えて少し休むことにしたのですが……?解熱剤の効果が出たと思ったけれど… ヒカリちゃんが寝ているうちに、お風呂に入って休もうと思っていたサチさん。すると、ヒカリちゃんの泣き声と「ママー」と言う夫の声が聞こえてきました。 ヒカリちゃんの熱が上がって、また起きてしまったというのです。体温を測ってみると39℃。抱っこを止めると泣いてしまうので、この日は夫と交代しながら抱っこをしてソファで眠りました。 その夜の間、サチさんは気がかりなことがありました。それは、先生から言われた「けいれん」についてです。サチさん夫婦は、事前にけいれんについて調べていました。 このときの夫が調べていた情報が、今後の手助けになるのです。 ◇◇◇ 医師曰く、けいれんをし始めたら、その様子を動画に撮っておくことが今後の診断に大事なよう。もしそのときがきたら、サチさん夫婦も焦らず対応できるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月23日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ある日サチさんは、調子が悪そうなヒカリちゃんの様子を見て心配になり、念のためかかりつけの小児科医で診察してもらうことに。すると、風邪だったようで薬をもらって家に帰りました。 次の日も熱はなかったので、薬を飲ませて保育園に登園したヒカリちゃん。そしてその次の日も、いつも通り保育園に行ったのですが、お昼前に保育園から電話がかかって来たのです。 内容は、ヒカリちゃんが熱を出してしまったので、迎えに来てほしいというものでした。サチさんは、ヒカリちゃんを保育園に迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。 先生に突発性発疹だと診断され、「けいれんなどが起こった場合はすぐに救急に行ってください」と言われました。 家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。そして、ここから長く不安な週末が始まってしまうのです……。とても苦しそうな娘の顔を見て… 長女のユメちゃんをお迎えに行ってくれた、夫が帰宅。 夫はサチさんと、ヒカリちゃんの抱っこを変わろうと思ったのですが、ヒカリちゃんはサチさんから離れようとしません。 そしてその夜、ヒカリちゃんの熱を測ってみるとなんと40℃まで上がっていたのです。サチさんは夫と相談し、解熱剤を使用することにしました。 解熱剤を使いしばらくすると、熱は下がりヒカリちゃんはようやく布団で眠ることができました。 ヒカリちゃんが眠れたことに安心したサチさんは、夫の「少し寝たら? 俺がヒカリのこと見ておくよ」という言葉に甘えて少し休むことにしたのです。◇◇◇ 医師曰く、生後3カ月未満で38℃以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく夜間・休日にかかわらず必ず受診したほうが良いとのこと。生後4カ月以降で、発熱以外に症状が現れておらず、哺乳力にも問題がない場合は診療時間内の受診で良いそうです。 熱が40℃まで上がってしまったヒカリちゃん。救急外来に行こうか迷ったようでしたが、解熱剤を使用すると熱が下がりました。熱が下がり、ヒカリちゃんも布団でゆっくり眠れているところをみると、サチさん夫婦も少しは安心できたのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月22日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?4月から保育園に通っているヒカリちゃん。慣らし保育の期間も無事に終わり、今日から通常保育に! ヒカリちゃんはまだ1歳前なので、体調を崩して保育園からお迎えの電話があるかなと思っていましたが、元気に登園できていました。 しかし安心したのも束の間、その3日後に保育園から連絡が来てしまったのです……。初めての発熱だったら… ある日サチさんは、調子が悪そうなヒカリちゃんの様子を見て心配になり、念のためかかりつけの小児科医で診察してもらうことに。すると、風邪だったようで薬をもらって家に帰りました。 次の日も熱はなかったので、薬を飲ませて保育園に登園したヒカリちゃん。そしてその次の日も、いつも通りに保育園に行ったのですが、お昼前に保育園から電話がかかって来たのです。 内容は、ヒカリちゃんが熱を出してしまったので迎えに来てほしいというものでした。サチさんは、ヒカリちゃんを保育園に迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。 すると先生に突発性発疹だと診断され、「けいれんなどが起こった場合はすぐに救急に行ってください」と言われました。 家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。そして、ここから長く不安な週末が始まってしまうのです。 ◇◇◇ 医師曰く突発性発疹とは、38度以上の熱が3〜4日続いたあとで、解熱する前後に体、特におなかや胸などに発疹が出てきます。経過中に軽い下痢をすることが多く、診察では普通の風邪との区別は非常に難しいとのこと。 これまでは、元気に保育園に通っていたヒカリちゃんでしたが熱が出てしまい、今回が初めてのお迎え要請だったそう。病院から処方された薬を飲んで、早く元気になるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月21日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?サチさんは夫と2人の娘と4人暮らし。 次女のヒカリちゃんは、11カ月でお姉ちゃんと同じ保育園に入園が決まっていました。長女の経験から、ある程度の保育園の洗礼は覚悟していましたが、次女の入園後1カ月はサチさんの想像をはるかに超えるものだったのです……。 4月になり、ヒカリちゃんは保育園に入園。慣らし保育からのスタートです。 保育園に預けてから2時間が経ち、サチさんはヒカリちゃんのお迎えへ行きました。すると、ヒカリちゃんは朝のように泣いておらず、保育園のおもちゃで楽しく遊べたよう。 しかし、ヒカリちゃんは鼻水を出していました。その姿を見たサチさんは、熱が出るのかなと思ったのですが……?通常保育でも元気に登園! ヒカリちゃんの慣らし保育も無事に終わり、今日から通常保育。ヒカリちゃんはまだ1歳前なので、体調を崩して保育園からお迎えの電話があるかなと思っていましたが、元気に登園できていました。 しかし安心したのも束の間、その3日後に保育園から連絡が来てしまったのです……。 ◇◇◇ 長女のユメちゃんのときは、サチさん夫婦の有給が尽きてしまうくらい保育園をお休みをしていたよう。次女のヒカリちゃんは、今のところ皆勤賞なんだとか。みなさんのお子さんは、保育園や幼稚園に通い始めてすぐのとき、お迎えコールなどありましたか? 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月20日