浦和の中心街、埼玉県庁の少し先の閑静な住宅地の一角に「別所沼公園」があります。静かな木立に囲まれた美しい沼は、癒しの場所として有名です。そんな別所沼公園には意外にも、一歩中に入ると、親子でわくわくできるような遊び場や冒険の場がたくさんあることをご存知でしょうか。子どもには冒険を、大人には癒しを与えてくれるさいたま市街のオアシス、別所沼公園をご紹介します。遊具もトイレも充実!別所沼公園奥にある大きな児童広場噴水がある沼沿いを散歩して公園の一番奥に進むと、かなり大きな児童広場が……。ブランコやジャングルジムといったものから、チューブ滑り台やターザンロープ、かなり大きめな砂場まであり、あちらこちらの遊具の間を、子どもたちが楽しそうに駆け回っています。また、トイレがきれいでしっかりしているので、小さなお子さん連れには助かります。この写真の奥に見える、自販機横のちょっとおしゃれなレンガ造りの建物が児童広場のトイレ。ほかにも、公園の主要なところには大きめのトイレが設置されています。沼沿いの中ほどには、「南側広場」「北側広場」というかなり大きな芝生広場があります。天気の良い休日には、サッカーや追いかけっこをする子どもたちのにぎやかな声であふれます(※こちらにも、鉄棒などの遊具がいくつかあり)。親子連れでキャッチボールやバトミントンをしたり、水辺で網を持って探索したりと、思い思いの過ごし方で楽しむことができます(※沼で釣りをしている人も多い)。ベビーカーにもやさしい、市民ランナーの聖地になっているランニングコース沼を1周する、メタセコイアの林を抜けるすがすがしいランニングコースは、市民ランナーの聖地です。平らに整備された道は、赤ちゃん連れのベビーカーにもやさしく、とても移動しやすくなっています。ちなみに、園内は自転車やバイクが禁止なので、よちよち歩きの子どもも安心して歩くことができます。木のブランコや巨大ハンモック……。子どもたちの冒険島別所沼公園には、「芝山」と呼ばれるエリアがあります。普段は小川が流れるだけの静かなところなのですが、毎週木曜と第2、第4土曜日には「子どもたちの冒険島」に変身します。「遊びの森(別所沼プレイパーク)」は、子どもたちが自由に好きなこと、したいことを自分で見つけて、遊びを生み出す場。泥んこ遊びや木登り、工作や料理、虫取りなど、何でもできて、ちょっとシャイなうちの子も目を輝かせて伸び伸びと遊んでいました。びっくりするほど高い木からぶらさがったロープでブランコをしたり、木の間につるした巨大ハンモックに乗ってみんなでさわいだり。お父さんやお母さんも、まるでトムソーヤの世界に迷い込んだような気持ちになるはず。事前に予約する必要はなく、通りがかりにそのまま飛び入り参加してもよいそうです。別所沼公園の知る人ぞ知る名物に、ぜひお子さんといっしょに参加してみてはいかがでしょうか?園内は、泥んこ遊びをした後や急な雨でも安心泥んこ遊びといっても「その泥だらけの手と足をどうするの!?」と思われた皆さん、ご安心を……。芝山には小川が流れ、かなり立派な水場やトイレが併設されています。また、その横には大きなドーム型の屋根があり、急な雨にも対応できる嬉しいつくりになっています。別所沼公園内には、さいたま市のパワースポット「弁天島」も別所沼の中ほどには、「弁天島」という島があります。橋を渡ると、弁財天様を祀る(まつる)お社(やしろ)に出会えます。天高く直立する木々に囲まれ、そこだけ空気の違う、ちょっとしたパワースポットです。ちなみに、橋の入口にはアンパンマンの故やなせたかし先生が作られたご当地キャラの像が……。ぜひ、探してみてください。さいたま市トリビア!別所沼公園は「風の公園」?別所沼公園には、風にまつわる「隠れスポット」があります。ひとつは、湖のほとりに建つ、小さなログハウス風のかわいい建物の「ヒアシンスハウス」です。詩人、立原道造さんの夢を後世の人々が形にしたものだそうで、漢字で書くと「風信子荘」。土日・祝日は15時までなら見学ができるので、立ち寄ってみましょう。そしてもうひとつは、なぜかメキシコの遺跡で発掘された「風の神様の像」です。河童に似ているので、日本人が見ると水の神様っぽいのですが……。神様は目立たぬところに「ひっそり」といらっしゃるので、探してみても楽しいかもしれません。芝生でお弁当を食べても、レストランで食事をしてもOK!公園内には飲料やアイスの自販機はあるものの、それ以外の売店などはないので、1日遊ぶなら、お弁当を持っていくことをおすすめします。テーブルやベンチもあるし、芝生にレジャーシートを敷けば、気持ちがよくお弁当を食べることができます。もしお弁当の用意ができなくても、中浦和駅近くに行けばコンビニなどがあるのでご安心を。また、児童広場の横にある「別所沼会館」にはレストランがあります。ホテルの1Fにあたる少ししゃれた場所でも、お値段は良心的なので、ママ友とランチ会などもできそうですね。別所沼公園の駐車場は狭いので、自転車か中浦和駅から徒歩がおすすめこれだけ人気のある公園のわりには、駐車場が狭くて込み合うのでご注意ください(※駐車場の入口は、大通りの歩道橋のたもと)。近くに住んでいる人なら、自転車で行くほうがよいかもしれません。ちなみに、私は中浦和駅から歩いてみました。ベビーカーを押しながらでも、6~7分で公園の入り口まで着くことができました。のどかな雰囲気の沼がある別所沼公園は、さいたま市街のオアシス別所沼公園は静かな木立に囲まれた、のどかな雰囲気の沼がある癒しの場所です。一歩中に入ると、児童公園や芝生、あそびの森(別所沼プレイパーク)など、親子でわくわくできるような場所や仕掛けがたくさんあります。子どもには冒険を、大人には癒しを与えてくれる市街のオアシス、別所沼公園にぜひ親子で訪れてみてはいかがでしょうか。<さいたま市営別所沼公園>埼玉県さいたま市南区別所4丁目12−10
2018年03月16日「五月のそよ風をゼリーにして…」というフレーズが詩人・立原道造の詩にあります。すっきりと爽やかな青空が広がるこの季節、この詩のことをよく思い出します。5月のそよ風って、いったいどんな味なんでしょう! わたしだったら…… と思い浮かべたのが、このグレープフルーツ果汁100%でつくるフレッシュなゼリー。砂糖や甘味を加えないので、まさに果実まるごと! とってもヘルシー。ふるふるの柔らかめや、プルルンと弾力しっかりタイプなど、お好みでゼラチンの量を調整してみましょう。のんびりできる週末に用意して、ベランダやお庭のテーブルで食べたら、気持ちいいこと間違いなし! Wグレープフルーツゼリー調理時間 1時間 1人分 77Kcalレシピ制作:料理家 Tomozou<材料 2人分>グレープフルーツ(ルビー) 1個グレープフルーツ(ホワイト) 1個粉ゼラチン 5g白ワイン 50mlグレープフルーツジュース(果汁100%) 適量ミントの葉 適量<作り方>1、グレープフルーツは搾る。果汁が250mlに足りなければグレープフルーツジュースを加える。2、耐熱容器に白ワインを入れ、粉ゼラチンを振り入れてふやかし、ラップをしないで電子レンジで20~30秒加熱し、完全に溶かす。電子レンジは600Wを使用しています。3、2)のゼラチンを(1)に加えてよく混ぜ、器に2等分に分け入れる。粗熱が取れたら冷蔵庫で固まるまで冷やす。固まったらミントの葉をのせる。グレープフルーツは、皮をむいた身の部分を加えると、さらにリッチな味わいを楽しめます!
2017年05月20日matohu表参道本店5周年を記念して同店では7月23日から31日まで、ゲストアーティストイベント「立原位貫 ―木版画で日本の美に触れる」展が開催される。立原位貫は、浮世絵版画の技法を独学で習得し、江戸時代に使われた紙や絵具や道具についての研究を重ね、本当の復刻、復元を行ってきた唯一の作家。夢枕獏や江國香織などの著作ともコラボレートしており、その挿画も手掛けてきた。14年にはmatohuのデザイナーである堀畑裕之と関口真希子と出会い、深い魂の交流を続けてきたが、昨年matohuでの展覧会の直前に急な病に倒れ急逝した。同展では、立原位貫の生前の意志を継ぎ、その画業の一端を紹介。日本の美意識に満ちた本物の木版画の世界をじっくり体験できる機会となっている。【イベント情報】「立原位貫 ―木版画で日本の美に触れる」展会場:matohu表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25会期:7月23日~31日時間:11:00~20:00
2016年07月19日まとふ(matohu)表参道本店5周年を記念して、ゲストアーティストイベント「立原位貫(たちはらいぬき) ―木版画で日本の美に触れる」展が2016年7月23日(土)から31日(日)まで開催される。立原位貫は、浮世絵版画の技法を独学で習得し、江戸時代に使われた紙や絵具や道具についての研究を重ね、本当の復刻・復元を行ってきた作家だ。またオリジナルの創作版画では、詩情あふれる世界を作り上げ、夢枕獏や江國香織などの著作挿画も手掛けたことでも知られている。まとふのデザイナー、堀畑裕之と関口真希子とは2014年に出会い、交流を続けて来た。今回の展覧会は、彼の生前の意志を継ぎ、その画業の一端を紹介するものだ。花々をモチーフにした作品などが展示され、日本の美意識に満ちた本物の木版画の世界を体験できる。【詳細】matohu表参道本店5周年記念「立原位貫 ―木版画で日本の美に触れる」開催期間:2016年7月23日(土)〜31日(日)時間:11:00〜20:00場所:matohu表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25TEL:03-6805-1597
2016年06月25日