松山油脂は、「ムダにしない」を形にしたデイリープロダクト「REES:PRODUCTS(リーズプロダクツ)」から、放置竹林の竹を活用したボディソープ、シャンプー、コンディショナーを2024年4月15日(月)に新発売します。身体や髪・頭皮の汚れをすっきりと落とし、やさしく洗い上げるインバスアイテムです。身体や髪・頭皮の汚れをすっきりと落とし、やさしく洗い上げるボディソープとシャンプーには、過剰な皮脂を吸着する竹炭のパウダーを、コンディショナーには髪をすこやかに整える竹酢液を配合しています。ボディソープは泡立ちが豊か、泡切れがすっきりしていて肌がぬるつきません。シャンプーはきめ細かい泡が洗髪時の摩擦を軽減し、やさしく洗い上げます。コンディショナーはカラーリングや紫外線による髪のダメージを補修し、しっとりまとまる髪へ導きます。レモンとユーカリ、2種類の天然精油を配合し、すがすがしく爽やかな香りにしました。竹炭も竹酢液も原料の竹は、徳島県阿南市の放置竹林から伐り出したものです。いま、全国で放置竹林が問題になっています。担い手不足で手入れが行き届かなくなった竹林が著しいスピードで繁茂し、森林や里山を侵食して生態系に影響を及ぼすことが懸念されています。また、竹は浅根性であるため強風で倒れやすく、防災上のリスクもあります。反面、適切に管理されれば、景観も含めて有用性を発揮します。そこで製品化したのが、リーズプロダクツのボディソープ、シャンプー、コンディショナーです。お客様にもこの問題に目を向けていただくことを目指しています。多くの人が「肌に合うか」「刺激はないか」ということだけでなく、「自然環境と共生しているか」「社会的課題の解決に貢献しているか」ということにまで視野を広げて製品を選ぶ時代。リーズプロダクツは未開封・未使用の製品や、キズ・変形などのために販売できない半製品のアップサイクルから始まったブランドです。また、今回の竹炭や竹酢液のように、未利用の素材を探索して活用法を研究し、製品を開発しています。「ムダにしない」を形にしたリーズプロダクツ。毎日暮らしていくなかで、少し先の世代のことを考える。そのきっかけになれることを願っています。【製品概要】ブランド名:REES:PRODUCTS(リーズプロダクツ)アイテム:ボディソープ520m/1,683円、詰替用1,200mL/3,102円シャンプー520mL/2,189円、詰替用1,200mL/4,015円コンディショナー520mL/2,189円、詰替用1,200mL/4,015円※価格はすべて税込表示です。成分:パラベン・合成香料・着色料・鉱物油・シリコーン不使用発売日:2024年4月15日(月)メーカー出荷(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年04月03日J-WAVEは25日、4月からの番組改編について発表。クリス智子がナビゲーターを務める『GOOD NEIGHBORS』(月~木後1:00~4:00)は28日をもって終了し、4月からは、クリス智子が担当する『TALK TO NEIGHBORS』(月~木後1:00~1:30)、長井優希乃が担当する『PEOPLE’S ROASTERY』(月~木後1:30~4:00)となる。J-WAVEで長年ナビゲーターを務め、平日昼のワイドプログラム『GOOD NEIGHBORS』では2000人以上のゲストを迎え、心地よいトークを届けてきたクリス智子。雰囲気を大切に、その瞬間にしか聴けないゲストの言葉を引き出すプロフェッショナルとしてリスナーに愛されてきたが、新たに始まる『TALK TO NEIGHBORS』で、より時間をかけて一人のゲストと濃密なトークを繰り広げる。幅広い年代、ジャンルのゲストに日々の活動や出来事、心惹かれるもの、自分の栄養になっているものなどを聞きながら、より豊かで鮮やかなライフスタイルのヒントを届けていく。放送後には、放送された内容に加え、Podcastでしか聞けない話も交えて配信される。世界32ヶ国をめぐり、多様な世界を体験した経験を持つ長井。世界中のミュージックシーンからのグッドミュージックと、東京と世界をつなぎ、さまざまなジャンルのゲストとの会話を通じてリスナーの感性を刺激する話題を届ける。イチオシPodcast紹介や、街のカフェやショップがセレクトする20分間のミュージックゾーン、さらにイベントやグッズなど番組発のコンテンツ展開も予定。ラジオを聴く「あなた」が「あなた」らしく、そして心が豊かになる時間を生み出していく。
2024年03月25日新人俳優・三宅朱莉と水川あさみが共演した、若手クリエイター・村瀬大智監督の長編商業映画デビュー作『霧の淵』がブルガリア最大規模の映画祭、第28回ソフィア国際映画祭のメイン部門であるインターナショナルコンペティションにて上映され、first or second filmsシネマトグラフィ特別賞を受賞した。ソフィア国際映画祭は、27年の歴史を持つブルガリア最大規模かつ中央・東ヨーロッパ圏を代表する映画祭。今回本作が選ばれた部門は、世界の新進気鋭監督のデビュー作及び2作目の長編が13作品ノミネートされた部門。日本からは、招待作品として参加した『怪物』『PERFECT DAYS』と本作のみの3作品が上映。日本の映画に触れられる機会にブルガリア現地の観客からは強い関心と嬉しさの声が寄せられていた。さらに会場・Odeon Cinemaでの上映には老若男女問わず幅広い観客が来場し、上映後は拍手喝采、涙を見せる観客の姿も。本作が撮影された奈良県・川上村と同様に、遠く離れたブルガリアの地方都市でも若年層の流出が止められない現実があり、本作で描かれていることに共感し、多くの観客に深く響いている様子が見られた。そして、現地時間3月23日(土)21時(日本時間3月24日(日)午前2時)に開催された授賞式にて、本作がfirst or second filmsシネマトグラフィ特別賞を受賞。現地での上映、授賞式に立ち会った村瀬監督は「ブルガリアという一見、川上村とは繋がりがない土地でこの映画が流れ、映画が僕達の手から離れて観客へ届き、染み込んでいく時間。これ以上素敵な時間はないと思います」と語り、「言葉が通じなくても言葉の代わりになる映画の素晴らしさを実感した日々でもありました」と喜びをコメント。シネマトグラフィ特別賞を受賞した撮影監督・百々武からは「40歳で移住した川上村で出会い、支えてくださる村の皆様に、良いお知らせを届けることができて、大変嬉しく思っております。『霧の淵』が、これからたくさんの人々に届くことを願っております」と感謝の思いと、来月の日本公開に向けたコメントが到着。百々さんは本作の舞台である奈良県川上村で撮影した写真集をきっかけに村瀬監督と出会い、本作で初めて映画作品で撮影監督を務めた。また、受賞のニュースを受けた主演の三宅さんからは「初めての映画出演 初めての主演 思い入れの深い作品で、このような素晴らしい賞を頂けて、本当に喜びを感じています」と喜びの声が到着。水川さんからは「『霧の淵』の神秘的で美しい映像と静かなテーマ性が国を越えて伝わっていると思うと喜びで胸が熱くなります」とのコメントが届いている。さらに今回、海外映画祭で絶賛された三宅さんが演じる娘・イヒカと、水川さんが演じる母・咲の新しい場面写真が解禁。娘・イヒカが母・咲を見守り、母はこの先の人生に想いを巡らす、母と娘の複雑な想いが垣間見れるシーンを切り取った。本作が招待を受けた釜山国際映画祭では「2人は主に沈黙、視線などを通して自分の感情を表現している」と2人の演技にも注目が集まっていた。本作は公開前に次々と海外映画祭にて上映され、第72回サン・セバスチャン国際映画祭の新人監督部門に最年少で選出、「奥深い日本の暮らしを描いている」と賛され、アジア最大規模の映画祭、第28回釜山国際映画祭でもA Window on Asian Cinema部門招待作品としてアジアプレミアを果たしている。『霧の淵』は4月6日(土)よりユーロスペースにて先行上映、4月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:霧の淵 2024年4月6日よりユーロスペース先行上映、2024年4月19日より TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva
2024年03月25日「千代田のさくらまつり」が、2024年3月22日(金)から4月2日(火)までの期間、東京・千鳥ヶ淵や靖国神社周辺で開催される。春の風物詩「千代田のさくらまつり」昭和29年から続く「千代田のさくらまつり」は、国内外から100万人以上の花見客が訪れる春の恒例行事。実に4年ぶりの開催となった2023年には国内外から多くの観光客が来訪し、その美しい春景色を堪能した。夜桜ライトアップやリアル謎解きゲームも2024年も、約700mにわたる「千鳥ヶ淵緑道」の夜桜ライトアップや、水上から桜を鑑賞するボート場の夜間営業、千鳥ヶ淵の近隣地域8スポットを巡る「リアル謎解きゲーム」など、様々なコンテンツや演出とともにお花見が楽しめる。開催概要「千代田のさくらまつり」開催期間:2024年3月22日(金)〜4月2日(火)開催場所:千鳥ヶ淵緑道、靖国神社周辺
2024年03月08日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================久保田智子さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・特別養子縁組で迎えた娘「はなちゃん」(仮名)という三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係性を再構築する対話を捉え、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。「原爆が落ちた日」のことばかり聞いていた自分職業柄、「人の話を聞く」のは得意な方だと思っていたという久保田さん。オーラル・ヒストリーを学び、重要なことに気づいたといいますーー映画『私の家族』には、久保田さんが結婚して築いた「家族」との会話はもちろん、ご実家のご家族との会話もたくさん出てきます。久保田智子さん(以下、久保田)じつは私の実家では、家族の会話があまりにも少なかったんです。長くそれを問題とも思っていませんでした。でも振り返ると、私自身、父母や妹、そのほかの人たちの話をきちんと聞いてきたつもりでしたが、相手の気持ちをわかっていなかったなと思うこともあり、人の話を聞く難しさを感じていました。「インタビュー」は自分にとって仕事でもあったので、夫の海外赴任に伴うニューヨーク滞在時に「オーラル・ヒストリーを学んでみよう」と思ったんです。オーラル・ヒストリーというのは簡単に説明すると、様々な出来事の体験者に聞き取りし、研究する学問です。==========【オーラル・ヒストリー】文字史料では明らかになりにくい対象や領域について、当事者やその関係者にインタビュー形式などの調査を行い、既存の口述史料の分析を行うことでアプローチする研究方法。==========ーー実際に学ばれてみて、「話を聞くこと」の意識が変わりましたか?久保田話を聞くこと自体の難しさはあるとしても、それでも私は職業的に得意なほうだろうと思ってたんですね。だけど本当はそうじゃないのかも……ということに気づかされました。私は戦争体験者に戦争の記憶を聞くインタビューを長く続けてきたのですが、語り手によって見ている景色が全然違ってくることがわかったんです。たとえば広島への原爆投下について私が持っていたイメージは、教科書的な知識から得たものにすぎないのに、それでわかった気がしていました。でも、それぞれの方の生活にどんな影響を与えたのかを丁寧に聞くと、その人ごとに違うストーリーがある。もっと言うと、原爆が落ちた当日のことだけでなく、それ以降にも大変な思いがあって、それを含めて「被爆した大変さ」です。それなのに自分はどうして原爆が投下された日のことばかりを聞いていたのか。それはメディアで表現しやすく、自分にとって印象的な日だからです。私は間違っていたと思いました。ーー大切なのは、思い込みやバイアスをなくして相手の話をそのまま聞く、ということでしょうか。久保田そうだったんです。ライフストーリーアプローチというのですが、1人の人間として誕生から現在までの人生を振り返ってもらうと、その人にとって「原爆が投下された日」は一つのコマでしかない。その日以外のところに、たくさんの思いが散らばっています。人の話って、こうやってじっくり、自分の思い込みを抑えながら聞くことで、やっと理解が深まるんだということを知りました。「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていく<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーそのことに気づいてから、ご両親との会話は変わりましたか。久保田先にお話しした通り、私は家族と本音での会話がなかったと思っているんですが、オーラル・ヒストリーを学んで、本音の会話は対等な関係じゃないと難しいことに気づきました。上下関係があると下の人が上の人に気を遣ってしまうので、対等な会話はすごく難しいんですね。親が子どもに寄り添えば対等に話せるのですが……。ーー確かに子どもは力関係で大人に敵いません。そのままでは対等な関係になれませんよね。久保田そう、絶対になれません。だから大人がきちんと意識して、子どもが委縮せず対等に話せるようにする必要があります。そうして生まれるのが、会話……というか対話「ダイアローグ」です。そうでない会話はじつは独白「モノローグ」で、一方的なものになりかねません。世代的なものもあるかもしれません。昔は特に年功序列の社会で、学校教育でも先生が生徒に向けて一方的に話(モノローグ)を聞かせるのが普通でした。今では子どもの声に耳を傾けること、子どもの主体性を促すことが推奨されるようになってきていますが、私の親世代では一般的ではありませんでした。ーー「対話」というのは、具体的にはどのようにしたらできるのでしょうか?久保田オーラル・ヒストリーでは、「何を問いかけるか」を重視します。そして、まだ言語化されていない部分を共同作業で言葉にしていきます。具体的には「なぜそう思うんですか?」という質問を重ねます。たとえば「沖縄戦」というテーマについて、話すとしましょう。年号や結果どうなったかなど教科書的な知識で答えられる問いをするのではなく、「なぜ沖縄戦が起きたと思いますか?」と、シンプルな正解のない問いかけをします。すると、その人の答えから「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていくことができます。そういう対話の深め方をしていくんです。これは親子関係でも同じです。子どもの動機や気持ちが知りたい場合には「どうしてそう思ったの?」と聞く。同じように、自分が子どもに何かを禁じたり、すすめたりする場合には、子どもの「なぜ」を解消するために理由をしっかり説明することが必要です。ーーなるほど。でも我が子に対して、毎回きちんと丁寧に対話できるかというと……多くの保護者が心配になるのではないでしょうか。久保田「なぜ?」に答えるのは、すごく大変だし、面倒くさいことですからね。「これはなんですか?」に「水です」と答えるのは簡単だけれど、「これをなぜ水だと思うんですか?」と問いかけられたら、面倒くさいじゃないですか(笑)。そんなやり取りをするのが面倒だから、お互いに勝手に判断することが出てくる。特に家族という親密な間柄だと、それまでの積み重ねもあって「この子はいつもこうだから」「またワガママ言ってるんだね」って済ませてしまうことがあります。こうした決めつけをしないようにすることが大切です。親子関係の悪循環をほどくかつては親子の会話が極端に少なかった、と久保田さん==========「父は子どもの頃、怖くて対話ができない人だと思っていた」「母は私にとってネガティブ思考が強い人。『そんなの無理じゃない?』とよく言われていた」という久保田さん。映画『私の家族』では、そんなご両親との“対話”も映し出しています。==========ーー久保田さんはなぜ、ご実家の家族と対話をやり直そうと思われたのでしょう?久保田うーん。いろいろあるんですけど、やっぱり私は親や家族が好きなんだと思います。そして、「わからない」と思う相手こそ、その背景に面白さがあると思うんです。予想通りのことを言う人より、思いもよらないことを言った人の背景を聞くほうが面白いんですよね。つまり、水を「これは水じゃないよ」と言う人。そこには「その人の事実」があるんです。「その事実がどうして生まれたのか」という部分に面白さがあります。私はうちの両親に対して「どうしてこんなにダメダメ、無理無理って言うんだろうな〜」と思っていて、そういう理解できない部分に好奇心が湧いたのかもしれません。ーー実際にご両親の話を聞くにあたって、どんなことを意識しましたか。久保田先ほど親子は上下関係があると言いましたが、子どもが成人して自立し親が年をとると、今度は親より子どものほうが力関係で上になることがあります。うちの場合も私が就職してから、「うちの子はテレビに出てるし偉いのかな」と親が思ったらしく、ずいぶん前から私のポジションが上になっているように感じていました。対等な会話をするためには、今度は大人になった子どもが親に寄り添う必要が出てくる。そうしないと親の本当の気持ちはわかりません。だから、こちらから寄り添うことを心がけました。ーーお母様が久保田さんに「あなたのほうがずっとしっかりしてる」とおっしゃる場面が印象的でした。このときはどう思われましたか?久保田「お母さんがしっかりしてないから、私がしっかりしなきゃって思ってたんだよ!」と思いました(笑)。実家で暮らしていた頃の私は、なんでも自分でしなきゃって気持ちが強かったんですね。進学する高校や大学を選ぶときも全く親に相談しなかったし、就職活動をしてアナウンサーになるのも内定が出るまで言いませんでした。親に頼れないことだというだけでなく、言ってもきっと応援してもらえないと思っていたからです。ーー希望を伝えても、「ダメダメ」「無理無理」と否定されるかもしれないと思われていたのでしょうか。久保田そう、それが怖かったんだと思います。頑張っている時にネガティブなことを言われたらつらいなあって。だから親に相談しないで1人で決めてきました。だけど、もしも親がきちんと話を聞いてくれて頼りになっていたら、私はこんなにしっかりしていなかったかもしれない。裏を返せば、私がなんでも自分でしっかりやろうとしてきたから、母は私と関わりづらいというか、必要とされていないと思ったのかもしれない、とも思いました。そうして親子で会話ができなくなって、すれ違いの溝が深まり、誤解されたまま関係性が崩れていく……という悪循環だったんでしょうね。初めて知った、母の本音プライベートな部分に深く踏み込んだ作品作りをするにあたって、「当事者」であり「取材者」である観点から悩んだことも……ーー映画の中でお母様は、自身が子ども時代に厳しくされてきた、褒められてこなかったから……と本音をおっしゃっていましたね。久保田それを聞いて、母から私へのネガティブな発言は、母にとっては「娘を守るための手段」だったんだと思いました。その方法を、良かったとは思いません。でも、母は別に私のことを本当にダメだと思っていたり、期待していなかったりしたわけじゃない。ここに気づけたのは大きかったです。「失敗した時につらいから、その前にやめといたほうがいい、心構えをしたほうがいい」というのは母が自分の育つ過程で得た「自分の守り方」で、同じことを私にもしていたわけです。こうして母を理解できたことで、今も似たようなことを言われますが、「ああ、なるほどね。そんなふうに思うんだ」と穏やかに受け止められるし、「でも、私はそう思わないよ」と素直に意見を言えます。ーーお父様は車の中で、そんなお母様への尊敬の気持ちも表していましたね。ご家族との関係性は大きく変わりましたか?久保田もちろん!今はすごくいい関係になりました。じゃないと、こんな映画出せません(笑)。よくOKしたなって思いましたもん、うちの親も。だけど不思議なもので、インタビューすると驚くほど話してくれるんです。昔は父も母も仕事や家事や子育てに追われていてそれどころじゃなかったけれど、今は語りたいことがあるんだなあって。もしかしたら話を聞かれてこなかった寂しさっていうのもあったのかもしれません。今、それをきちんと聞いてあげるのも、お互いにとって大切だなと思います。ーーそうした場面も含めて非常にプライベートな部分に踏み込んだ作品ですが、制作していて悩まされたところはどこでしょうか?久保田当事者でありながら取材者であるというのが、難しい部分だと思いました。当事者としては「これを出していいの?」と迷う部分も、取材者としては「あれもこれも出したい!」と思いますし、線引きが大変で……。その辺りは編集時に、信頼できるプロデューサーや手伝ってくださった方々に相談しながら、取捨選択しました。また、自分が当事者で取材者だと、なんとなく良い感じのことを言えるし、視聴者側から求められるだろう映像を撮ることも可能です。でも、そんなことをしたらノンフィクションではなくフィクションになって何も残りません。できるだけそうならないよう、映画のためでなく、普段から撮りためていたプライベートな映像を使うようにしました。ーーこのような形で映画化することに対するご家族の反応はどうだったんでしょうか?久保田夫も娘も応援してくれていて、父や母、妹の子どもである姪たちも賛成してくれました。家族の合意があったから公開することができました。ただ、娘が将来なんて言うかな?というのは、一つの懸念点です。成長に合わせて気持ちは変わりますから……。完成した映画はまだ見せていないのですが、家族みんなで一緒に見たいと思っています。ーーそれは素敵ですね。直接言ったことはないというお父様からお母様への思いも、とうとう伝わっちゃいますね。久保田映画の中で父が母への気持ちを話していることを伝えたら、うちの母は「あら、ばからし!」って言っていました(笑)。でも今、私たちの家族には、はなちゃんや姪たちもいて、みんな仲良くてとても幸せです。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月08日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================20代のときに自身が不妊症で子どもを持つことが難しいとわかったという久保田智子さん。2019年に生後まもない女の子・はなちゃん(仮名)を特別養子縁組で迎え、家族になりました。久保田さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・はなちゃんという三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係も含め、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。プロポーズされて「特別養子縁組を考えてる」と話したらドキュメンタリー番組がきっかけで、一気に「特別養子縁組」への理解が深まったという久保田さんーー久保田さんが初めて「特別養子縁組」を意識されたのはいつ頃ですか?久保田智子(以下、久保田)20代後半に、テレビで特別養子縁組のドキュメンタリーを見たことがきっかけだったように思います。もともと制度自体は知っていましたが、養子を迎えて幸せそうに暮らしているご家族の姿を見て「こういう選択肢が本当にあるんだ!」と。「制度」としてしか知らなかったものが、実際の映像を見ることによって解像度が上がって自分ごとになったんですね。ーーパートナーの「のりさん」とは結婚を決めた段階で「特別養子縁組」についても話し合っていたのですか。久保田夫にプロポーズされたとき、子どもができないことは伝えていました。同時に、私としては特別養子縁組を選択肢に入れたいと思っていることも話したんですけど、明るく「ああ、そうだね!いいと思う!一緒に考えていこう!」と(笑)。夫は何に関してもフラットで肯定的。「これもいいよね!」「あれもいいよね!」「その選択肢もありだね!」というタイプです。私は考えすぎて重苦しいタイプだから、夫婦ですごくバランスが取れていると思います(笑)。ただ、夫の仕事の都合でニューヨークへ行くことが決まっていたので、すぐなんらかのアクションを起こしたわけではありませんでした。ーーニューヨークから帰国して、すぐ行動に移されたのでしょうか。久保田はい。2018年12月に帰国し、「とりあえず話を聞きに行ってみよう」と、養親になるための説明会に夫婦2人で行きました。私は随分前から特別養子縁組制度を人生の選択肢に入れていたし、調べ物が得意なので、ある程度の知識を持っていましたが、夫はまだそこまででもなかったので、とりあえず説明を聞いたのがよかったです。ーーその時点では、久保田さんとのりさんとで知識量にかなり差があったんでしょうか?久保田そうです。私としては「ご縁があったら、すぐにでも迎えようよ!」という気持ちだったんですが、夫は「ちょっとだけ待って!きちんと調べて考えをまとめるから」と。彼は何事も軽やかに肯定的に受けとめるのですが、いざとなれば真剣に調べて考えます。今思えば、真摯な態度だったなと思います。2歳から伝えてきた「生みの母」の存在<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーその後、ご夫婦で意見が一致して、養親の登録まで進まれたのですね。久保田はい。養親の登録をするにあたって、特別養子縁組や子育ての研修を受けたのですが、これがとても良い内容でした。実は夫婦だけで話していると、「お互いがどこまで理解できているのか」がわかりづらいんです。でも、相談員さんが私たちにいろいろな質問をしてくれることで、夫婦双方の理解度や、気持ちがよくわかりました。ーーどのような質問をされるのでしょう?久保田たとえば「どうして子どもを育てたいのですか?」だったり、子育てについても赤ちゃんの育て方だけでなく「もしも反抗期に荒れたらどうしますか?」など先まで見据えたことを聞かれたりします。そういうひとつひとつが本当にためになることばかりで充実した研修なので、特別養子縁組を希望する人だけでなく、子育てする人みんなが受けられたらいいのにって思いました(笑)。ーー単に知識が得られるだけでなく、夫婦の相互理解も深まりそうですね!久保田そうなんです。夫婦2人だと話しづらいようなことも正直に話し合えたし、研修終了後にも2人でさらに深く掘り下げることができました。特別養子縁組をしたいけれど迷っているという方には、ぜひ一度説明会などに行ってみることをおすすめしますし、そのうえで率直に話をしてみてほしいと思います。==========養親登録を経て、2019年にご夫婦で赤ちゃんを迎えました。初めて産院へ会いに行ったとき、はなちゃんは生後5日め。病院で泊り研修の後、自宅で一緒に生活を始めました。==========ーーはなちゃんが2歳になった頃から久保田さんは、「生みの母」がいることを子どもに伝える「真実告知」をされています。久保田養子縁組についていつ伝えるかは家庭によるのですが、今は「子どもが自然に受け入れられるように」という考えから、多くの養親が幼いころから真実告知をしています。私が特に気をつけているのは、その伝え方です。特別なことではなく当たり前のこととして伝えたいので、生活の中でたとえば寝る前などに自然な流れでお話しています。産んでくれた人をどう表現するかについてはよく考えました。「ママが2人いるんだよ」と言うと、娘が戸惑うかも知れないと思ったんです。私は自分自身のことを母とは呼ばないので、産んでくれた人と言う意味を込めて「生みの母」という呼び方をすることにしました。伝え方や呼び方については夫とも共有し、混乱がないように気をつけています。ーー何年にもわたって、はなちゃんをはじめご自身の家族を撮影した映画『私の家族』の企画は、いつ頃スタートされたのでしょうか?久保田昨年のTBSドキュメンタリー映画祭への出品も考えていたのですが、なかなか内容がまとまらなくて構想に一年がかかりました。ーーどのシーンでも、はなちゃんの笑顔がとても自然でかわいらしいことが印象的でした。久保田じつは、この作品の映像の多くは、映画のために撮ったものではなく、私が日々ライフワークとしてスマホなどで撮ってきたプライベートなものなんです。血のつながりはありませんが、私たち家族は日々を積み重ねて絆を積み重ねる。毎日必ず動画や写真を撮り、アーカイブしてきました。基本はホームビデオだから、全員の表情や発言が自然だし、とてもリアルなのだと思います。「自分勝手」という表現は事実と異なる特別養子縁組は「可哀想なこと」ではなく「幸せなこと」だと知ってもらいたいーー『私の家族』では、はなちゃんとは直接関係のない方ですが、特別養子縁組で子どもを託した「生みの母」の女性が出演されていますよね。久保田これは『news23』の取材で撮った映像を使わせてもらいました。彼女は私が特別養子縁組で子どもを育てていると公表した後に、メールをくださった方なんです。彼女は養親について知りたいという気持ちがあり、私も「生みの母」についてもっと知りたいと思っていたので、3〜4年間メールのやりとりを重ね、番組の企画でやっとお会いすることができました。ーー「生みの母」という立場の女性、そして「養親」という立場の久保田さん。メールのやり取りと取材での対話を通して、どのようなことを考えられましたか?久保田もっとも考えさせられたのは、「生みの母」の声が可視化されていないことでした。それぞれの「生みの母」には、病気や経済的な問題など様々な事情があるにもかかわらず、「私は子どもを特別養子縁組に出しました」ということはなかなか言えません。だから「生みの母」の思いや状況は知られていません。なぜ言えないのかというと、周囲から責められかねないからです。すると、どういうことが起こるかというと、子どもを産んだのに育てないのは「自分勝手なんだ」「甘えがある」などとさらに誤解されてしまう。「自分勝手」と表現するなら相手の男性はどうなのかと思いますし、「甘え」などではなく本当に困難な状況があるのに……。そうして、さらに声があげられなくなるという悪循環です。ーー確かに「養親」以上に「生みの母」の話を聞く機会は非常に少ないと思います。久保田本来なら特別養子縁組を選択肢に入れることができたはずの人が、制度を知らないため、また周囲から責められるなどの理由で、困難な状況下で出産・子育てし、追い詰められているケースもあるのではないか……と思います。ですから、特別養子縁組をするしないに関係なく、多くのみなさんに当事者の声を聞いてほしいのです。ーーそれは本当に大切なことですね。子どもたちを守るためにも広く知られてほしいことです。久保田さんの映画制作の動機は、そうしたところにあったのでしょうか。久保田そうですね。特別養子縁組に関わる人たちの声を知ってもらいたい、という思いがすごくあります。そして、特別養子縁組という選択肢の側面も知ってもらえたら。子どもの幸せが第一ですが、産んだ人も新たな一歩を踏み出すきっかけになり、養親も子どもとの生活へと歩き出すことができる。特別養子縁組は、この三者を前向きに支えてくれる制度です。この制度の理解が広まることで、どうにもならない状況に追いやられている人に新しい選択肢が生まれるのではないかと思います。なにより、制度へのネガティブな誤解が訂正されることで、養育を委託された子どもが「自分は望まれて生まれ、望まれて新たな家族のところに来た」と思えます。「きちんとしたママ」って、何だったのかな?<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーー最後に、久保田さんにとって「母」とはどういうものでしょうか。映画の中で「ママごっこをしてるような虚構感」と口にする場面がありましたが、じつは出産を経験した私も、子育てが始まった当初は同じように感じていたことがあって、共感しました。新生児期からはなちゃんを育てている久保田さんを見て、「全然変わらない、同じだ」とも思います。久保田ええ!そうなんですね?そうなんだ……。当時の私は、自分がはなちゃんを産んでいないことに、劣等感があったと思うんです。妊娠期間がなかったので、急に母になった戸惑いもあったのかもしれません。「きちんとしたママにならなきゃ!」「私は本当にママなのかな?」という気負いがありました。でも、その「ママ」って、何だったのかなと、今では思います。「母乳じゃなくて育児用ミルクでいいのかな」と悩んだこともあったけれど、そんなのどっちでもよかった。やさしく穏やかな「理想のママ像」があったけれど、人は必ずしもそういうふうではいられませんし、私もイライラしたり、ついつい叱りすぎてしまうこともあります。でも、試行錯誤しながらも、日々を積み重ねていく中で徐々に、自分たちらしい関係性でいいんだ、と思えるようになりました。ママはママですから。ーー「ママはママ」、間違いなくそうですよね。久保田今、娘は夫のことを「ダダ」でも「パパ」でもなく、名前で「のり」って呼んでいるんですけど、そのうち私のことも「ママ」ではなく「智子」って呼ぶのかもしれません(笑)。それはそれで私たちの家族像ですから、いいのかもしれないなって。お互いが生きていく上で大切にしあえて、ほどよく依存しあえて、手助けし合える……そういう関係性が家族だと私は思います。あえて言えば私は「ママ」という役割なんですが、役割分担もあるようなないようなもので、私の実家でもその役割は流動的に変わってきました。そう考えると、最近は「ママ」という像からも解放されつつあるのかもしれません。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月07日映画初主演で期待の新人俳優・三宅朱莉と実力派俳優・水川あさみが共演した、若手クリエイター・村瀬大智監督の長編商業映画デビュー作『霧の淵』が4月6日(土)にユーロスペースにて先行上映、4月19日(金)より順次公開が決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。村瀬監督が第72回サン・セバスチャン国際映画祭の新人監督部門に最年少で選出、「奥深い日本の暮らしを描いている」と賞賛され、アジア最大規模の映画祭、第28回釜山国際映画祭のA Window on Asian Cinema部門招待作品としてアジアプレミアを遂げた本作。メガホンをとった村瀬監督は、舞台である奈良県川上村に自ら単独で長期滞在し、現地の人々と交流することから生まれた。川上村に実際にある老舗旅館を舞台にいま、この時代だからこそ残したい“時間”が静かに美しく映し出されている。解禁された予告編は、秒針の音が響く中、家族の生活の営み、そして彼女たちに訪れる変化の瞬間が映し出され、故郷への郷愁が感じられる仕上がり。また予告編の最後には、本作をひと足先に鑑賞した俳優・永瀬正敏からのコメントが寄せられ、「1000の言葉より100の表情より ただの背中が もっとも雄弁に 心模様を語るのだと 改めて確信させてもらった作品 素晴らしかった」と絶賛を送っている。また、今回解禁されたポスタービジュアルは、三宅さん演じる主人公・イヒカの視線の差異がとても印象的なもの。変わっていく家族、そしていつかなくなってしまう故郷を見つめ、少しずつ大人への階段を上っていく儚さが感じとれる。この写真は本作の撮影監督を担当した写真家・百々武がシーンを切りとったもの。河瀬直美監督『殯の森』などを手掛けた百々さんは、今作では初めて撮影として制作に携わり、スチールカメラマンならではの、一瞬一瞬を切り取った美しいシーンが本編にも散りばめられている。『霧の淵』は4月6日(土)よりユーロスペース先行上映、4月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:霧の淵 2024年4月公開予定©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva
2024年02月16日府中駅前があたたかな竹あかりに包まれます竹あかりで府中のお正月古くから府中では、くらやみ祭のお祓いや正月の門松などに「竹」が使用されています。府中の伝統や習慣と深く関わりがある「竹」を使った竹あかりを、今年も府中スカイナードと けやき並木通り周辺に設置し、 お正月のおもてなしライトアップを行います。ぜひご覧ください!府中駅前けやき並木通りの様子点灯について点灯期間:令和5年12月28日(木)~令和6年2月4日(日)点灯時間:16時30分~24時00分※12月28日~1月3日の間は、16時30分~翌朝6時まで点灯します。(例:1月3日16時30分~1月4日6時まで)※点灯時間は予告なく変更する場合があります。点灯場所:府中スカイナード、けやき並木通り(京王線府中駅すぐ)昨年の様子はこちら 府中と竹の不思議な関係府中では昔から、くらやみ祭のおはらいや正月の飾りに「竹」を使用してきました。これは、大國魂神社に伝わる「七不思議」の一つ「境内に松の木なし」に由来しています。境内には松の木が一本もなく、また植樹してもすぐに枯れてしまうといわれています。これは神様がまだ現世の神として散歩しているときの話です。大国様と八幡様が、「どうだい、大国さん、2人で武蔵野の野原に行こう」ということで出かけたものの暗くなっても宿が見当たりません。そのうち八幡様は「ここで待っていろ、俺が宿を捜してくる」と言って出かけましたが帰ってみえません。待ちぼうけをうけた大国様は、「まつはういものつらいもの」「まつは大嫌いだ、まつのはいやだ」と言われたそうです。ここから、大國魂神社では「待つ」を「松」にたとえて、植物の松を嫌うようになったのだと言い、今でも境内には松の木は一本もなく、植えてもすぐに枯れてしまうと言われています。また、府中では正月の門松にも松を使わない習慣が残っています。[引用:大國魂神社の七不思議について]{ }問い合わせ問い合わせ先:まちづくり府中 TEL 042-370-1960 (平日9:00~17:30)主催:府中市、まちづくり府中後援:むさし府中商工会議所、府中観光協会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月22日映画初出演・主演の三宅朱莉と水川あさみが共演する『霧の淵』が2024年4月公開に決定。ティザービジュアルが解禁された。また、キャスト、監督らのコメントも到着した。奈良県南東部の山々に囲まれたある静かな集落。かつては商店や旅館が軒を並べ、登山客などで賑わったこの集落で、代々旅館を営む家に生まれた12歳のイヒカ。数年前から父は別居をしているが、母の咲は、父との結婚を機に嫁いだこの旅館を義理の父・シゲと切り盛りしている。そんなある日、シゲが姿を消してしまう。旅館存続の危機が迫る中、イヒカの家族に変化の時がやってくる…。第72回サン・セバスチャン国際映画祭の新人監督部門に最年少で選出、「奥深い日本の暮らしを描いている」と賛され、アジア最大規模の映画祭、第28回釜山国際映画祭のA Window on Asian Cinema部門招待作品としてアジアプレミアを遂げた本作。監督を務めたのは、若手クリエーターの台頭・村瀬大智。本作が長編商業デビュー作品となる。村瀬監督は、京都芸術大(旧:京都造形芸術大)在学中に『忘れてくけど』、『彷徨う煙のように』、『赤い惑星』を制作し、短編映画『忘れてくけど』ではカンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナーに出品され、注目を集めた。そして卒業制作『ROLL』は、なら国際映画祭の学生作品部門NARA-waveで観客賞を受賞。本作は、同映画祭のプロジェクト「NARAtive(ナラティブ)」にて制作され、監督自ら単独で川上村に長期滞在し、現地の人々と交流することから生まれた。監督は来年4月の公開を受けて、「『霧の淵』は川上村で川上村の皆さんと作った大事な映画です。2020年から川上村で長い時間を過ごさせてもらい、撮影も沢山の村民の方々にご協力やご出演いただきました。過去、現在、未来と、フレームの外へ伸びてゆく川上村での時間を体感していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。主演を務めるのは、オーディションで抜擢された奈良県出身の新人俳優・三宅朱莉。またイヒカの母・咲を演じるのは、『喜劇 愛妻物語』、『滑走路』などの実力派俳優・水川あさみ。別居中の旦那の実家の旅館を切り盛りするという複雑な状況の中、娘の成長を見守る母親を真っすぐに演じる。そして、イヒカの父・良治役を演じるのは、『母性』(22)、『ケイコ 目を澄ませて』(22)などの話題作に多数出演する三浦誠己。さらに、イヒカの祖父・シゲ役を演じるのは、人気ドラマシリーズをはじめ、数々のVシネマの名作に出演する名優・堀田眞三が出演。この度、解禁となったティザーチラシビジュアルは、娘と母の二度と戻らない、その一瞬の時間が切り取られている。また裏面では、どこか懐かしく、親しみのある目線で撮影されたシーンを掲載。誰しもが持つ「家族の物語」が感じられるデザインに仕上がった。実際にある老舗旅館を舞台に、いま、この時代だからこそ残したい“時間”が静かに美しく映し出されていく本作に注目したい。<イヒカ役:三宅朱莉>この「霧の淵」という作品の出演が決まった時、喜び以上に驚きや不安がありました。それまで映画に出演した経験もなく、不安な気持ちもありました。ですが、いざ現場入りしてみると、監督さんやスタッフさん、共演者の方々が私のことをイヒカとして接してくれて、イヒカとして生活する事で、とても自然体で撮影に臨むことができました。奈良の川上村で過ごす、日常を切り取った様な暖かい作品です。ぜひ劇場でご覧下さい。<イヒカの母・咲役:水川あさみ>奈良の川上村で住むようにして撮影した日々を思い出します。山で椎茸や山菜をとったり、薪で火を焚べたり、沸騰するお湯の湯気すら愛おしい時間でした。わたし演じる咲のモデルとなった朝日館の女将から、色んな話を伺う事で役が生きてきて映画に反映される。東京で暮らすわたしには全てが贅沢で素晴らしい経験でした。それぞれ登場人物の想いや葛藤はもちろんですが、雰囲気や匂い、そんなものまで感じてもらえたら嬉しいです。<イヒカの父・良治役:三浦誠己>大好きな出演作が、またひとつ増えました。撮影現場で何度も映画が「育つ」瞬間を体験でき、また演技の中で導かれるように動く自分に鳥肌が立ちました。この映画は村瀬監督のもと、素晴らしいチームの力と奈良県川上村の方々の協力によって「育てられた」映画だと思っています。素晴らしい脚本が、撮影現場の様々なアンサンブルによって超越していく瞬間がありました。是非、映画館で「風の音」「森の匂い」を感じて下さい。<イヒカの祖父・シゲ役:堀田眞三>令和4年3月23日、古来より神秘の力が宿り、悠久の歴史を誇る奈良県の奥吉野川上村、朝日館さんにてクランクインしました。峰にはまだ雪があちこちにあり、以来山全体吉野桜満開の絶景に至る大自然の元3週間撮影しました。安全成功祈願祭、さざれ石、てんから釣り、見事な苔・石垣、源流館、ジビエのロールキャベツ、鹿の焼き肉弁当春増さんのお話、撮影では百々カメラマンの笑顔に助けられ、尽きぬ想い出ばかりです。そして何よりの喜びは皆々さんに凄ーく良くして頂け心豊かな毎日を過ごさせていただいた事です。『霧の淵』に関わる皆様、本当にありがとうございました。<村瀬大智監督>『霧の淵』は、川上村で川上村の皆さんと作った大事な映画です。2020年から川上村で長い時間を過ごさせてもらい、撮影も沢山の村民の方々にご協力やご出演いただきました。そして『霧の淵』は、過疎化が進む村で老舗旅館を営む家族の映画です。この映画の舞台となった奈良県の川上村は、2018年には人口減少率では全国でワーストになってしまった村です。僕はこの村出身でもないし、縁もゆかりもありませんでした。言ってしまえば他所者です。他所者には分からないこともあれば、他所者だからこそ感じるものもあります。村内の人が住まなくなってしまった集落、ダムの底へと続く旧道。かつての人々の生活の痕跡。何かを永遠に保存していたい気持ちと衰退の過程の瞬間にある無常を美しいと思ってしまう矛盾した気持ちを抱きながら、この映画は出来上がりました。過去、現在、未来と、フレームの外へ伸びてゆく川上村での時間を体感していただけたら嬉しいです。『霧の淵』は2024年4月、公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日間伐した竹で竹炭を作って多井畑の里山の土壌改良にチャレンジしようオーエス株式会社(本社:大阪市北区 取締役社長:髙橋秀一郎)は、2023年12月3日(日)に、神戸市須磨区の多井畑西地区にて、小学生以上を対象とした「カーボンニュートラルを楽しく学ぶ里山遠足」を実施します。本プログラムでは、同地区の課題となっている放置竹林を題材に、竹の間伐から竹炭作り、農地への炭素固定までの一連の流れを体験しながら、里山整備とカーボンニュートラルの取り組みを自然のなかで楽しく学びます。焼き芋試食会も予定していますので、要項をご参照のうえ、是非お申し込みください(参加費無料、先着30名まで)。なお、本プログラムは神戸市が実施する「KOBE ゼロカーボン支援補助金制度」の対象事業として実施します。▲竹林での活動イメージ■多井畑西地区での当社の取り組みについて当社は本年3月に神戸市と協定を締結し、同地区における里山の保全・活用に取り組んでいます。具体的には、従前からの課題となっている放置竹林対策を推進するとともに、有機野菜栽培の実証実験フィールドとして活用しています。その活動のなかで地域の方とともに里山の課題を学び、ともに解決に取り組むイベントを開催しており、これまでには神戸市と協力し、荒れた竹林を除伐し整理する里山再生体験会や、地区内の畑で栽培したジャガイモを地域の子ども食堂に寄付してイベントに活用いただくこと等を行ってきました。これからも当社グループのサステナビリティ重点課題のひとつである「地域に根差したまちづくり活動・環境への配慮」として、当社創業の地である神戸市の地域課題解決と活性化に繋がるようパートナーの皆様と協働して取り組んでいきます。■お申込みフォームURL お申込みフォームQRコードご応募はこちら : 里山遠足チラシ(表)里山遠足チラシ(裏)オーエス株式会社会社概要本社:大阪市北区小松原町3番3号 OSビル12階設立:1946年12月代表者:取締役社長髙橋 秀一郎拠点:大阪(本社)・兵庫・東京事業内容:エンタメ・サービス事業/不動産事業URL: 本件に関するお問い合わせ先オーエス株式会社事業開発部担当:佐々木佳男TEL:06-6361-3562MAIL: oscustomer@osgroup.jp HP: 20231107_【神戸市須磨区】竹ってすごい!カーボンニュートラルを楽しく学ぶ里山遠足.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月07日東京・竹芝のホテル インターコンチネンタル 東京ベイは、クリスマスに向けてハーマン・テディとコラボレーション。「フェスティブジョイ アフタヌーンティー」を、2023年12月1日(金)から2024年1月4日(木)まで、1階のニューヨークラウンジにて開催する。ハーマン・テディとコラボ、クリスマスアフタヌーンティーハーマン・テディとコラボレーションした「フェスティブジョイ アフタヌーンティー」では、クリスマスカラーの“赤”をアクセントに、いちご、ルビーチョコレート、ピスタチオをアレンジしたスイーツや、ローストビーフなどの華やかなセイボリーを提供。クリスマスから大晦日、新年と続く心躍る季節を盛り上げるようなアフタヌーンティーセットを用意する。スイーツは、フレッシュな苺を飾った苺プリンのグラススイーツや、クリスマスのオーナメントをモチーフにした真っ赤なルビーチョコレートムースなど特別感あふれるラインナップ。ほんのりローズクリームの香るカヌレや、濃厚なピスタチオのモンブラン、ベリーのクリームをあしらったシュークリームなども登場。こだわりのスポンジ生地とクリームで仕上げたスペシャルディッシュの苺ショートケーキも、クリスマスシーズンの祝福ムードを後押ししてくれる1品だ。ピスタチオとショコラオランジュ風味の2種スコーンにはクロテッドクリームとジャムを添えて提供。また、サラダ仕立てのローストビーフや鶏のパテアンクルート、キッシュロレーヌなど、本格フレンチのセイボリーも味わうことができる。テディベアやクリスマスリースの特典付きプランクリスマスシーズンならではの嬉しい特典付きプランも要チェック。12月23日(土)から25日(月)までの3日間限定で、ハーマン・テディのテディベアが付いたアフタヌーンティーセットを用意する。また、12月1日(金)から22日(金)までは、ホテルオリジナルクリスマスリース付きのプランを提供。いずれも、ウェブからの予約が必要だ。ランチ・ディナーコースと合わせて楽しむアフタヌーンティーも尚、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイのイタリアンダイニング ジリオンとファインダイニング ラ・プロヴァンスでは、アフタヌーンティースタイルのデザートが付いたランチ・ディナーコースを提供。洗練された空間の中で、ゆったりと贅沢な食事の時間を楽しむことができる。【詳細】ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ「フェスティブジョイ アフタヌーンティー」開催期間:2023年12月1日(金)~2024年1月4日(木)場所:ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル 東京ベイ(1F)住所:東京都港区海岸1-16-2価格:平日 6,380円/土日祝 7,480円※ウェブ予約限定でリース付き 12月1日(金)~22日(金) 8,800円~/テディベア付き 12月23日(土)~25日(月) 11,000円のプランも発売。内容:乾杯酒(ロゼスパークリングワイン)、プティガトー 6種、スコーン 2種、セイボリー 5種ドリンク:クラシックティー、ハーブティー、フレーバーティー、コーヒー、アイスコーヒー、アイスカフェオレ、アイスティーなど計26種※この他、ハドソンラウンジ(1F)、レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン(6F)、インルームダイニングでも「フェスティブジョイ アフタヌーンティー」を提供。■フェスティブジョイ アフタヌーンティー付きランチ&ディナーコース場所:ファインダイニング ラ・プロヴァンス(1F)/イタリアンダイニング ジリオン(1F)価格:〈ファインダイニング ラ・プロヴァンス〉・平日限定 ランチコース ※乾杯酒(ロゼスパークリングワイン)付き 5,940円内容:前菜2品、メインディッシュ、アフタヌーンティースタイルデザート(プティガトー 4種、プティフール各種)・全日 ランチコース 6,380円~内容:前菜3品、メインディッシュ、アフタヌーンティースタイルデザート(同上)・全日 ディナーコース ※乾杯酒(シャンパン)付き 9,460円内容:前菜3品、メインディッシュ、アフタヌーンティースタイルデザート(同上)〈イタリアンダイニング ジリオン〉・ランチコース ※乾杯酒(ロゼスパークリングワイン)付き 5,940円~内容:ハイティースタイルオードブル、スープ、選べるパスタ、アフタヌーンティースタイルデザート(プティガトー4種、プティフール各種)・ディナーコース ※乾杯酒(シャンパン)付き 8,580円内容:ハイティースタイルオードブル、スープ、選べるパスタ、選べるメインディッシュ、アフタヌーンティースタイルデザート(同上)【予約・問い合わせ先】TEL:0570-000222(ナビダイヤル)
2023年10月28日竹材や竹製品の卸販売、小売を行う株式会社竹市場(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:岩本 俊幸)では、日本の伝統行事の地鎮祭に特化した天然笹竹の売上が好調です。2019年の発売開始から累計売上本数は約3,000本となりました。調達の場を探し求めて困っていた企業や個人が手軽にネット購入できることから、4年間で14倍の売上本数と激増しています。手に入りにくくなった地鎮祭用笹竹【日本の伝統行事に欠かせない竹がピンチ】地鎮祭や七夕、結婚式の水合わせの儀など日本の伝統行事で欠かせない竹。国内の竹業界が衰退していることでこの竹が手に入らない事態が勃発しています。竹は昔から日本人の暮らしや文化を支え、神様を招く神聖な植物として深く関わってきました。ところが最近では竹を使う機会が少なくなり需要が激減しています。地鎮祭で四方に立てた笹竹背景として1960年代以降、竹製品がプラスチック製へ代わったことが挙げられます。また、かつて大量に使われていた住宅用土壁の下地建材としての消費量が激減したことも一因です。さらには、竹は増え続けて余っているのに竹を切る切子の高齢化や後継者不足で伐採が追いつかない現状があります。その結果、国産竹の供給が減り、海外からの輸入に頼らざるを得ない矛盾が生じています。こうして日本の竹が使われなくなり竹を扱う専門店は一気に姿を消し、身近なところで購入できなくなりました。【今が収穫の時期、地鎮祭の笹竹も鮮度が命!】そんな中、竹材の専門商社でオンライン販売を行う当社では、竹の調達に困った人たちからの購入が急増しています。特に地鎮祭用の笹竹は入手が困難です。笹竹は多くの場合、工務店が準備しますが購入場所がないため若い社員達が竹林に出向いて調達するケースもあります。所有者に許可を取り、いざ切ろうとしても鬱蒼とした竹藪に入って切るのは大変な作業です。工務店としては調達にかかる時間と手間とコストを削減することが課題でした。また、ところによっては施主個人で笹竹を準備しなければならないこともあります。一生に一度の神聖な行事に使う笹竹はプラスチック製ではない良質な本物を求める声も多く上がっていました。青々と茂った新鮮な笹竹このようなさまよえる声が当社に数多く寄せられたため、2019年から地鎮祭専用の天然笹竹をネット販売することにしました。すると全国各地から注文が入り、今では発売当初と比べ14倍の売上本数となりました。実は竹は含まれる水分が少なくなる秋から冬にかけてが切り旬です。まさに新築工事の着工が増えるこの時期、鮮度の良い笹竹で神事が執り行われるよう使用日の直前に到着する段取りで切って届けています。【竹と人を繋げて脱竹離れ】地鎮祭の笹竹を購入した方からは「生き生きとした立派な笹竹が届き大変満足しました。ホームセンターでも売っていないので困っていましたが、ネットで購入でき助かりました」、結婚式の水合わせの儀用の青竹を購入したご夫婦からは「神聖な儀式で使うので本物の青竹を探していました。式の日に合わせて青々とした竹が届き、きれいな色で写真も映えました」という声をいただいています。結婚式で流行りの「水合わせの儀」代表の声「竹離れが進み竹業界は衰退していますが、一方で竹を欲しがっている人や企業が多いのも事実です。日本人として大切にしたい伝統行事に必要な竹も、必要な方に必要な時に買いやすい形にして届けています。そのために1本からでも提供する唯一無二の場であり、竹と人を繋いでいきたい。皆さんに竹をどんどん使ってもらい、再び竹業界を盛り上げていきたいです」竹材専科 公式オンラインショップ 【地鎮祭用の天然笹竹(四方竹)わら縄付き 商品概要】規格:国産笹竹1本 直径2~2.5cm×長さ250~270cmわら縄1把 直径4~4.5mm×長さ50m弱価格:《笹竹4本組 わら縄付き》10,230円(税込)《笹竹5本組 わら縄付き》11,880円(税込)※他にも販売パターンあり、送料別納期:注文後約2週間【水合わせの儀の竹(2本1組) 商品概要】規格:直径6cm(6~7cm)×高さ35cm(一番高い部分)、装飾なし価格:2本1組 3,300円(税込)、送料別納期:注文後約1週間【会社概要】会社名 : 株式会社竹市場(たけいちば)代表 : 代表取締役 岩本 俊幸本社事業所: 〒452-0807 愛知県名古屋市西区歌里町227番地事業内容 : 竹材、竹製品の卸販売、小売公式HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月25日竹材や竹製品の卸販売、小売を行う株式会社竹市場は、放置竹林の竹を有効活用して竹の紙で作った「たけのかみ貼り竹うちわ」を2023年8月1日に発売しました。環境に配慮したエシカル消費を好む訪日外国人に人気となっています。竹は有効活用すれば持続可能な資源全国的に竹の放置竹林化が進んでいます。放置竹林とは、間伐などの手入れをせず放置され荒れた竹やぶのことです。放置竹林が拡大している原因は、竹の消費量の減少、所有者が高齢になり管理が困難なことなどが挙げられます。竹の成長力は驚異的であっという間に成長し、管理しなければ浅く根を張りながら横へ広がり増殖します。拡大した放置竹林は里山の森林を侵食し、土砂災害の危険をはらむため間伐する必要があります。間引いた結果、多くの行き先を失った竹が発生します。そこで廃棄されるはずの竹を紙に加工することで森林を保護しつつ、災害のリスクを減らし持続可能な資源として活用する動きが出ています。【たけのかみ貼り竹うちわ商品概要】シリーズ名: 和柄シリーズ価格: 1,100円(税別)/本素材: 竹、たけのかみ絵柄: 全8種生産地: 日本サイズ: 365×230mm販売場所: ハンズ名古屋店、名古屋市大須商店街ほか(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月28日映画『春に散る』(8月25日公開)の公開初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、哀川翔、小澤征悦、瀬々敬久監督が登場した。同作は沢木耕太郎による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。今作を通してボクシングのプロテストにも合格した横浜は、迫力のボクシングシーンについて聞かれると、「リングに立つとその人の人生が出るんですよ」と明かす。「だから翔吾に関して言えば今この瞬間を大事に悔いなく生きられたらと思ってたし、仲間がいるので、仁さんや仲間の思いを拳に乗せて、一つ一つ大事に闘志に火を燃やしてリングに立っていたので、そういう彼らのファイトを見て、心から皆さんを熱狂させられたらいいなと思っています」と語った。そのシーンを観ていたという小澤も「結構時間をかけて撮ってて、ぶっちゃけて言うと4日かかってるんですよ、最後の試合を撮るのに。流星も窪田もストイックにボクシングをされてて、現場で見てると感動するんですよね。ストイックさがそのまま映画のスクリーンに反映されてる」と絶賛。山口も「物語ではあるけれど、リアルなドキュメンタリー映画でもあると思います。本物だから。本当の輝きだから」とプッシュしていた。また“胸熱”になる瞬間について聞かれると、横浜は「映画」と回答。「胸を熱くするのもそうだし、心を豊かにするのは他にないかなと。胸を熱くさせられましたし、熱くさせる自信があります」と胸を張った。
2023年08月25日竹材や竹製品の卸販売、小売を行う株式会社竹市場(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:岩本 俊幸)は、放置竹林の竹を有効活用して竹の紙で作った「たけのかみ貼り竹うちわ」を2023年8月1日に発売しました。環境に配慮したエシカル消費を好む訪日外国人に人気となっています。JAPAN(じゃぱん)【竹は有効活用すれば持続可能な資源】全国的に竹の放置竹林化が進んでいます。放置竹林とは、間伐などの手入れをせず放置され荒れた竹やぶのことです。放置竹林が拡大している原因は、竹の消費量の減少、所有者が高齢になり管理が困難なことなどが挙げられます。竹の成長力は驚異的であっという間に成長し、管理しなければ浅く根を張りながら横へ広がり増殖します。拡大した放置竹林は里山の森林を侵食し、土砂災害の危険をはらむため間伐する必要があります。間引いた結果、多くの行き先を失った竹が発生します。そこで廃棄されるはずの竹を紙に加工することで森林を保護しつつ、災害のリスクを減らし持続可能な資源として活用する動きが出ています。放置された竹林【訪日外国人も注目する竹の紙うちわ】本来竹は硬いので紙に加工するのは難しく、コストもかかるためなかなか流通しませんでした。そんな中、竹専門の商社である当社は、竹の消費に繋がる竹の紙をもっと知ってもらいたい想いから、製紙会社の協力のもと手に取りやすいうちわにして商品化しました。2023年8月1日、日本初、全て竹で作ったうちわ「たけのかみ貼り竹うちわ」の誕生です。たけのかみ貼り竹うちわは、持ち手と土台の骨に竹を使用しているのはもちろんのこと、紙部分も強くてしなやかさが特徴の竹の紙を貼っています。100%国産の竹からできた紙は温かみのある薄い生成り色。持ち手の竹と相まって粋な風情があります。うちわは、電気を使うことなく仰ぐだけで涼をとることができる日本が誇る究極のエコグッズです。環境に配慮した製品を選ぶエシカル消費が世界中で広まる中、全て竹素材からなるうちわは外国人観光客に好評です。目を引く和柄も日本的なお土産を選ぶ際の決め手となっています。【竹からプラスチックへ、そして原点の竹へ戻った今】古来より竹は日本人の暮らしに欠かせない植物として共生してきました。台所用品や玩具、耳かきなど身近な物から、海苔の養殖網の支柱など大掛かりな物にいたるまで多様に使われていました。ところが生活様式の変化とともに竹は使われなくなり、プラスチックに取って変わります。海苔の養殖網の支柱もFRP(繊維強化プラスチック)に切り替わりました。そして近年、脱プラが叫ばれプラスチックの代替素材として再び竹の活用が見直され始め、竹の紙ができました。うちわの骨組みも元々は竹。高度経済成長期から安価で使い捨て感覚のプラスチック製の骨組みが主流でしたが、今では全て竹でできたうちわに関心が寄せられるようになったのです。代表の声「放置竹林の竹を有効活用したうちわを消費につなげることで、様々な放置竹林問題を解決する一助になればと思います」「竹の紙で作られたうちわをきっかけに、訪日外国人が注目する竹の良さを日本人も見直してもらえれば嬉しいです」たけのかみ貼り竹うちわ卸用販売ページ 【たけのかみ貼り竹うちわ 商品概要】シリーズ名: 和柄シリーズ価格 : 1,100円(税別)/本素材 : 竹、たけのかみ絵柄 : 全8種生産地 : 日本サイズ : 365×230mm販売場所 : ハンズ名古屋店、名古屋市大須商店街ほか【会社概要】会社名 : 株式会社竹市場(たけいちば)代表 : 代表取締役 岩本 俊幸本社事業所 : 〒452-0807 愛知県名古屋市西区歌里町227番地事業内容 : 竹材、竹製品の卸販売、小売公式ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月24日女優の山口智子(58)が7月31日、都内で行われた映画『春に散る』のイベントに登場。27年ぶりの実写映画出演となった山口は、この日が50代以上の観客による「大人試写会」だったこともあり、“エイジング”に関する話題で会場を盛り上げた。会場で注目を集めたのは山口の金髪ヘアスタイル。黒髪ストレートのイメージが強い山口だけに、その“激変”ぶりはネット上でも様々な意見が投稿された。《ドラマ『ロングバケーション』のイメージから時が止まってたので、ちょっとビックリ》《58歳なんだから、シワなどあるのは普通。それでも綺麗です》《この髪型似合ってない!!せっかくのストレートが》また、「大人の悩み相談」コーナーでスタイルを維持するためのエクササイズについて聞かれた山口は、「エクササイズというものが大っ嫌いなんですよね。ジムも大嫌い」と回答。さらに、「私にとって一番効果があるのは脳みそを使うことで、ものすごいエネルギー消費量があると実感している」「おすすめはむっちゃ頭を使うことと、むっちゃ感動すること」「夢中になれることでむちゃくちゃドキドキすると、すごくカロリーを消費すると思う」などと熱弁した。そんな人気女優でありながら飾らない姿や話しぶりに対しては、歳をとっても変わらない“山口らしさ”が感じられた。ネット上でも好感の声が数多く上がっている。《あの山口智子さんがもう2年すると60歳か…。ずっと、良い年のとり方をしたいなーと思うときには思い浮かべる人の中の1人です。これからも色々な演技を見たいな。おばあちゃん役とかもいずれ見てみたいかも。》《顔が変わるくらいの過剰なエイジングケアはしてないだけ。歳を重ねただけのシワなどがあって、その時に合う役柄を演じる。ステキな女優さんの生き方だと思います。》
2023年08月03日映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、瀬々敬久監督が登場した。同作は沢木耕太郎氏による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。27年ぶりの映画出演となった山口は、「信じられないです。時は早いですね」と自分でも驚いている様子。今回出演を決めた理由は「それはもちろん、浩市さんラブですから」と答え、佐藤を照れさせる。山口は「本当に俳優さんとしてすごい尊敬して大好きなんですよ。で、この(自分が演じた)令子という役も、原作を読ませていただいた時に、青春時代に仁一にほのかに恋心を持っていて、同じ青春時代、キラキラの時に、もうラブ! っていう気持ちでハートで見ていた」と設定を明かした。しかし、この会話の前に佐藤が「今回、いろんな人物の設定とか、背景とか、あえて映画で固まってないんですよ。なんとなく観ているお客さんが感じる、わかるという感覚で、僕と山口さんの役も何があったとか一切説明しないんですよ」と話していたため、「そこまで言ってないじゃん! にごしたいんですけども」とツッコミを入れる一幕も。山口は謝りつつ「ちょっと今、自分の感情と重なりながら。浩市さんとは絶対ご一緒したかったので、すごい幸せでした」と振り返った。
2023年07月20日竹野内豊、山田孝之ダブル主演の『唄う六人の女』より特報と場面写真が解禁された。本作は、竹野内豊と山田孝之が森の奥で謎の女たちに監禁される男を演じる、謎めいたサスペンススリラー。また映画の公開に先駆けて気鋭の新人作家・ヤマサキリョウ氏が手掛けるコミカライズ版「劇画 唄う六人の女」も連載中という異例の展開にも注目が集まっている。解禁されたのは、謎めいた“六人の女”に監禁される竹野内さんと山田さんの姿が映し出され、ますます謎が深まる特報映像。父親が亡くなったという報せを受け故郷に戻った萱島(竹野内豊)と、萱島の父親が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島(山田孝之)。人里離れた山道を運転している最中に事故で気を失い、目が覚めると身体は縛り付けられ、森の奥深くに監禁されていると判明する。2人を囲むのは、草の上で空を仰ぐ女や、水の中で妖艶に舞う女など、美しく奇妙な6人の女たち。戸惑う2人とは対象的に、次々と特徴のある女たちのカットが畳み掛けられるが、彼女たちが何者なのかは分からない。また女たちに気を引かれる一方で顔に血を付けて嘲笑するような狂気的な宇和島の表情も印象的だ。2人の男と6人の女たちの間に一体何が巻き起こるのか?女たちは何者なのか。また、2人を監禁する目的とは…。併せて場面写真も解禁。怪訝そうな表情の萱島と宇和島が切り取られているが、2人の視線の先にあるものとは一体…?傷だらけの顔や薄汚れた服装にも何か理由がありそうだ。なお、今回の特報で登場する“六人の女”は映像中では顔が隠されたまま。今後のキャスト発表も気になるところだ。『唄う六人の女』は10月、TOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:唄う六人の女 2023年10月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023「唄う六人の女」製作委員会
2023年07月13日牧野富太郎博士の生誕160年を記念して株式会社山岸竹材店は、運営する虎斑竹専門店 竹虎にて、土佐虎斑竹(とさとらふだけ)を使用したクッキー『博士の虎竹炭クッキー』の数量限定販売を開始した。土佐虎斑竹は、竹表皮の虎のような“まだら”模様が特徴であり、高知県須崎市安和で育った場合のみ、美しい斑模様が浮かぶ。土佐虎斑竹は、牧野富太郎博士によって命名された竹である。今年は、牧野博士生誕160年の年であり、その記念に同クッキーが誕生した。生地には希少な虎斑竹の竹炭パウダー入り『博士の虎竹炭クッキー』は、竹輪切りの丸い形で、土佐虎斑竹の竹炭を使用して焼き上げられた。デザインは、虎斑竹をイメージしており、断面を表現している。竹の身部分を黄色に、竹の表皮を緑色でデザインした。中央部分には、竹虎のロゴマークがあしらわれている。クッキー生地には、通常竹炭パウダー(竹炭微粉末)にすることのない虎斑竹を特別に使用して練りこんでいる。竹炭パウダーは、竹炭を細かく粉砕して食品添加用に加工した食用竹炭粉。無味無臭なので、クッキー本来の風味を楽しめる。竹炭パウダーは、人間の体内では作り出すことができないミネラルが豊富である。竹炭には吸着効果があり、腸にたまった老廃物を吸収し、そのまま体外へ排出する働きがある。クッキーの缶には、博士の眼鏡のモチーフが描かれている。販売価格は、12個入りで、1,620円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社山岸竹材店※虎斑竹専門店 竹虎
2023年06月24日Netflixシリーズ『THE DAYS』に出演している役所広司、竹野内豊、小日向文世、小林薫による特別インタビュー映像が公開された。本作は、入念なリサーチによって、福島第一原発事故を克明に描いた事実に基づく物語。製作陣は徹底的にリアリティを追求し、安易な英雄譚や美談に仕立てることを避け、3つの視点による重層的なドラマによって真実をあぶり出していく。未曾有の事故が起こった福島第一原子力発電所で陣頭指揮を執る吉田所長を演じた役所は「プロデューサーの増本さんからこの企画のコンセプトを聞いた時に、“あの日、あの時、何が起きていたのかを丁寧に描いて、世界中の人に伝えるべきではないか”という話を聞いて、それに加えてプロデューサーの思いというのが……この事故はあの7日間だけでなく、これからどんどん廃炉に向けて日本だけではなくて世界中が注目するだろうと。それを何とか描き続けてみたいと想いを聞いて、素晴らしいと思い、これは是非参加したいと思いました」と、製作陣の並々ならぬ覚悟や想いに感銘を受けて出演を決めたと明かしている。内閣総理大臣という難しい役どころに挑んだ小日向は、出演を決める時に「ためらいはなかったですね」と断言。「やはり3.11の首相官邸の混乱、あの渦の中にいた首相を演じるということは経験できないことだと思いましたし、そのような役を頂くのも最初で最後だと思ったし……その時の首相はどのような葛藤があったのか、それを演じる楽しみがありましたね」と、役者人生の中で希有な機会が訪れたと確信し、葛藤が滲む役柄を演じた。福島第一原発の現場、1,2号機のベテラン運転員を演じた小林は、実在の人物を演じるにあたって「やはり自分の会社を愛しているとか、それだけに留まらない。自分の仕事に誇りを持っている人たちが、こんなにいるんだなと思いました。本当に命がけの作業に手を挙げて“行く”と言うんですもんね」と当時の命がけで働いていた人たちに敬意を示し、「現場で働いている職員の人たちはやはりすごいなと思いましたね」と現場を振り返っている。さらに、事故発生現場に最も近い中央制御室の当直長を体現した竹野内は、「世界中の人たちにこの事実を知っていただきたい」と強い想いを口にする。「一人でも多くの方が何かこの映像の中から感じていただくことに大きな意味があるのではないかなと思っています」と語り、『THE DAYS』によって、世界中の人々の意識に変化が生まれ、この作品が誕生した意味が生まれるのではないかと結んでいる。Netflixシリーズ『THE DAYS』キャストインタビュー映像<配信情報>Netflixシリーズ『THE DAYS』Netflixで独占配信中Netflixシリーズ『THE DAYS』ビジュアル作品ページ:
2023年06月15日スタジオジブリ作品をモチーフにした、「おでかけポシェット」と、手紙として送れる「竹うちわ」が登場。2023年6月16日(金)より順次発売される。“トトロ”や“カルシファー”型のポシェット映画『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』をモチーフとした「おでかけポシェット」がラインナップ。大トトロ、中トトロ、小トトロ、カオナシ、カルシファーの5種類のキャラクターたちの形を模したキュートなアイテムだ。トトロのお腹や、カルシファーとカオナシの口が透明窓になっているのもポイント。カラビナにより取り外し可能なショルダーベルト付きのため、ショルダーバッグとしてもポーチとしても使うことができる。手紙としても送れる「竹うちわ」ミニうちわとしてだけではなく、手紙としても送れる「竹うちわ豆だより」も登場。トトロがスイカを掲げている様子や、カオナシと共に障子や花、ジジとレモンを描いた夏らしく爽やかなイラストを配した。封筒が付いているため、うちわの裏面にメッセージを書き、定形外郵便で発送することが可能だ。暑中見舞いとしてもおすすめのアイテムとなっている。【詳細】スタジオジブリグッズ発売日:■2023年6月16日(金)販売場所:全国の郵便局(500局)、郵便局のネットショップ取扱商品:おでかけポシェット(3柄)大トトロ、小トトロ、カオナシ■7月中旬販売場所:全国の雑貨店、エンスカイショップなど取扱商品:おでかけポシェット(5柄)大トトロ、中トトロ、小トトロ、カオナシ、カルシファー■2023年6月現在発売中販売場所:全国の雑貨店、エンスカイショップなど取扱商品:竹うちわ豆だより(3柄)となりのトトロ、千と千尋の神隠し、魔女の宅急便価格:・おでかけポシェット 大トトロ 3,740円、中トトロ 3,630円、小トトロ 3,520円・おでかけポシェット カオナシ 3,520円・おでかけポシェット カルシファー 3,520円・となりのトトロ 竹うちわ豆だより 西瓜 660円・千と千尋の神隠し 竹うちわ豆だより カオナシと障子 660円・魔女の宅急便 竹うちわ豆だより 檸檬 660円※商品デザイン及び写真はイメージ、実際の商品と異なる場合あり。※各販売場所で発売時期が異なる。© Studio Ghibli© 1989 Eiko Kadono - Studio Ghibli - N
2023年06月12日このお話はいくつかの話を基にした創作ストーリーです。 ■前回のあらすじ井戸をふさぐだけでは根本的な解決にはならなそう…。森に何か手がかりがあるかもしれないということで、入ってみることにした夫婦でしたが…。■森は思ったよりも深くて…■森で夫婦が目にしたのは…旧墓…!?あまりにも不気味な雰囲気に、夫婦は思わず硬直してしまいます…!次回に続く「潰された井戸」(全30話)は21時更新!
2023年05月07日お得な定期購入で継続摂取がオススメ竹材専業メーカーの株式会社山岸竹材店は、虎斑竹専門店 竹虎本店において『虎竹の里 竹炭サプリメント』の定期購入を開始したことを発表した。同社では、無農薬の虎斑竹(とらふだけ)を使用した竹細工・竹製品・竹炭・竹酢液などの製造・卸・販売事業を展開している。天然ミネラルを手軽に補給できる『竹炭サプリメント』は、15ミクロンと非常に粒子が小さい竹炭パウダーを飲みやすくするため、カプセルタイプにした製品。四国産孟宗竹を高温土窯で焼き上げた竹炭パウダーに竹微粉末を加えてパワーアップさせた。竹炭には、カルシウム・カリウム・ナトリウム・鉄分などの天然ミネラルが、バランス良く、水に溶けやすい状態で含まれている。竹炭には、目に見えない細かい孔(あな)がある。吸着効果があるので、老廃物を吸収して体外へ排出する。腸内環境を整えて、便秘改善やデトックス効果が期待できる。竹微粉末は、竹粉製造装置で切削した竹粉であり、約60ミクロンの細かさでなめらかな舌触り。90パーセント以上が難消化性の食物繊維で構成されている。常温加工なので、熱に弱いビタミンやアミノ酸が壊れることなく含まれており、竹由来の乳酸菌も生きている。定期購入では、1袋(60粒入り 30日分)通常価格 2,484円(税込み)のところ、5%オフとなる定期購入特別価格 2,359円(税込み)で販売する。ネコポスの送料は無料である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社山岸竹材店※虎竹の里 竹炭サプリメント
2023年01月27日佐藤浩市×横浜流星W主演映画『春に散る』のヒロインを山口智子と橋本環奈が務めることが分かった。山口さんが演じるのは、元ボクサー・仁一(佐藤さん)がかつて所属していた真拳ジムの現会長で、仁一に恋心を抱いていた真田令子。実写映画は『スワロウテイル』(’96)以来27年ぶりの出演。橋本さんは、翔吾(横浜さん)の恋人で仁一の姪・広岡佳菜子を演じる。人生に輝きを取り戻そうとボクシングにかける男たちを見守るWヒロインにも要注目だ。さらに、新旧ボクサー役も発表。仁一の昔のボクシング仲間で世界チャンピオンを共に目指した、刑務所から出所したばかりの藤原次郎役で哀川翔。同じく昔の仲間で、仁一と翔吾の挑戦を支える佐瀬健三役で、ボクシング経験が豊富な片岡鶴太郎。東洋太平洋チャンピオンとして、翔吾の対戦相手となる大塚俊役で、「未来への10カウント」でもボクシングに挑戦した坂東龍汰が出演する。<キャストコメント>・山口智子ボクシングについて全く無知であった私は、まず沢木耕太郎さんの小説を開きました。一気に引き込まれて、あっという間に読み切りました。「ボクシングは荒々しい男の世界」というそれまでの思い込みは、清々しい力に満ちた一陣の風にすっかり吹き飛ばされ、「どう生き切るか」という、命ある者全てへの問いかけに、自分も挑み直してみたいという思いが湧き上がってきました。「今」というこの瞬間に、熱く、濃く、己の心に偽りなく、力を注げるか。私たちの一生は、自分と向き合う孤独な戦いであると同時に、人と人が出会って結ぶ豊かな実りに満ちている。命を輝かせるリングと人生を重ねながら、今まで知らなかった世界に学んでいきたいと思っています。日々猛練習を積み、心身ともにボクサーへと生まれ変わりつつある佐藤浩市さんと横浜流星さんの気迫に圧倒されています。まるでドキュメンタリーのような、リアルで純な輝きを放つ彼らの記録映画とも言える本作に関われる喜びと共に、本気で我が命を生きる覚悟で臨みます。・橋本環奈『春に散る』は登場人物の葛藤が織りなす苦悩や挫折を、ボクシングという熾烈な戦いのスポーツに夢や情熱をかける事によってそれぞれが新たなる道へと歩む。それは花を散らし新たなる再生へと誘う、春の風のように爽やかで潔い人生の縮図のようです。私が演じる佳菜子は佐藤浩市さん演じる仁一の縁遠かった姪で、横浜流星さん演じる翔吾の恋人となる存在です。叔父の仁一と再会するまでは父の介護で貧しく漫然と過ごしていましたが、ボクシングという共通の夢や過去を持った人々と出会い大きく人生が変化してゆきます。そんな佳菜子を敬愛してやまない先輩俳優の皆さんと共に演じられる事を心から幸せに思います。私が今まで演じてきた役とはタイプの異なる役なので、自身で殻を破るつもりで新境地に挑みたいと思います。・哀川翔ボクシングしか無い男達の葛藤、不器用な男達が必死に生きる物語、春に散る!久しぶりの佐藤浩市さんとの共演、楽しみにしてます。スチール撮影での穏やかな表情が印象的でした!・片岡鶴太郎原作が沢木耕太郎さんで「一瞬の夏」など沢木さん自身もボクシングが好きな作家さんでボクシングを通して描く視点や人物像の背景などが原作の中にきっちりと織り込まれているので脚本を読む前から期待をしておりました。ボクシングものだと、ストーリー的に平坦な作品になりがちですが今回の作品はこれからチャンピオンを目指す選手と一時代を終えた中年の男、仁一。その仁一を中心としたサセケン(佐瀬健三)や次郎という三人の仲間が入り組んでストーリーを面白くしていると思います。私が演じるのはボクシングに青春をかけた男でリタイアしたあと、ボクシング以上に魂を燃やすことができずどこか、人生に投げやりになっていたところ翔吾に出会い、仁一に再会しボクシングという自分の青春にまたもう一度魂を燃え滾るという男の役です。私自身もプロライセンスを取りボクシングにのめり込みました。サセケン(佐瀬健三)の気持ちも分かりますし自分自身の年齢とも重なるところがあり、この良きタイミングでこの役に出会えてよかったです。しばらくボクシングトレーニングをしていませんでしたが、この機会にジムに通いトレーニングをしボクサーとしての身体をつくり撮影に臨みたいと思います。・坂東龍汰脚本を読ませて頂き、心が震えました。怒り、苦しみ、悲しみ、後悔。人は皆何かしらの負の感情を抱えながら生きていてそれらを孤独としたら、その孤独は何かと出会い大きな力に変わる瞬間がある。ボクシングという美しいスポーツの中に見える、男同士の火花を儚く散る花びらのように繊細かつ大胆に表現できたらと思います。一つ役者人生の中で大切な1ページになり、世に残り続ける作品が出来ると確信しています。大尊敬する方々とお芝居ができること、その中に立たせて頂けることに感謝を忘れず頑張ります。『春に散る』は2023年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:春に散る 2023年公開予定©2023映画『春に散る』製作委員会
2022年11月29日株式会社T.S.PROJECT INTERNATIONAL(東京都目黒区、代表:柴田智子)主催、柴田智子のコンサートが2022年12月17日 (土)に自由が丘オペラハウス(東京都目黒区自由が丘1-3-28)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ ■柴田智子コメント皆様コロナ禍で回数を制限しておりました柴田智子のホームグラウンド「自由が丘オペラハウス」でのクリスマスの公演が決まりました!自由が丘駅から徒歩4分ほどの日差しもあたたかな2階に位置するアットホームなサロンです。当日は特別なクリスマスの飾りつけの中でコンサートは柴田智子と追川礼章氏が奏でる息のあった音楽が至近距離で心いくまで聴いて頂ける午後となります!二人が推薦するおいしいお菓子とお飲み物もお楽しみ頂きながらゆっくりコンサートをお楽しみください!NYに長年すんでいた柴田のアパートのリビングルームの様な場所でNYスタンウェイコンサート―グランドピアノが皆様をお待ちしております。 ピアニスト追川礼章さんとソプラノ柴田智子が奏でるクリスマスソングやクラシカルやジャズの名曲で心にあたたかな風を感じでお帰り頂けましたら嬉しいです。※通常のお座席を縮小して開催させて頂きますのでご安心下さいませ。演奏曲:ホワイトクリスマス・アベマリア・アレルヤ・ジングルベル・星に願いを・ムーンリバー等全13曲ほどを予定しております。柴田智子●YOUTUBEクリスマスコンサート2020年豊洲シビックセンターホール プロフィール柴田 智子ソプラノクラシックというジャンルを超え「今を生きる喜び」を歌で世界に発信する。近年ではジャンルを問わず心に響く日本の歌をコンサートで歌い共感を呼ぶ。NYジュリアード音楽院等で音楽を学ぶ。クラシカルのベルカント唱法をベースにジャズ・ミュージカルを融合して独自の音楽を切り開く。その活動をNYTIMES誌も繰り返し絶賛している。2022年7月デヴィ夫人主催のイブラ・グランド・アワードでマチュア―賞を受賞NYでバーンスタイン氏と彼の音楽との出会いで人生が変わり彼の音楽を歌い続ける為にもイタリアへ渡りベルカントを学ぶ。リンカーンセンター、カーネギーホール、オーチャードホール、サントリーホール等で新日本フィル、読売交響楽団、東京交響楽団、東京シティー管弦楽団、ウエストチェスターシンフォニー、アカデミー管弦楽団等とも共演。元スマップ、浅倉大介、ラッセル・ワトソンとも共演しクロスオーバーの先駆者として元東芝EMIと専属契約を結びリリースしたアメリカ作品のCD(バーンスタイン、オペラやミュージカルを集めた)「マンハッタンドリーム」、ビートルズの名曲をオペラアリアにした「Let it Be」は世界的な反響を呼ぶ。このCDは2021年にユニバーサルミュージックより再リリースされた。【公式サイト】 追川礼章ピアノ1994年生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業後、東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院ソルフェージュ科を修了。2歳からヤマハ音楽教室で学び、6歳から作曲を始める。現在は歌手の伴奏をメインに全国各地で演奏活動を行う。室内楽ではこれまでにミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ローレンツ・ナストゥリカ氏、ベルリンフィル元主席ヴィオラ奏者ヴィルフリート・シュトレーレ氏、NHK交響楽団のメンバーらと共演を重ねる。テレビ朝日《題名のない音楽会》、BS-TBS《日本名曲アルバム》、BS朝日《日本の名曲世界の名曲 人生、歌がある》、NHKラジオ第一《新日曜名作座》にピアニストとして出演。これまで編曲&ピアノで参加したCDはエイベックスより発売中の《琴線歌 〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、《琴線歌 其のニ〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、日本コロムビアより発売中の《SiriuS MY FAVORITE THINGS》他。また、2020年7月29日リリース林部智史2ndアルバムに収録の《夢》の楽曲提供も行っている。尚この楽曲はTBSテレビ《ひるおび!》の7月エンディングテーマとして使用される。2020年4月末から本格始動したYouTubeチャンネルが、1ヶ月でチャンネル登者数3000人を集める。【追川礼章Ayatoshi Oikawa YouTubeチャンネル】 公演概要『TOMOKO&AYATOSHI CHRISTMAS FOR EVERYONE 2022』公演期間:2022年12月17日(土) 13:30開場/14:00開演会場:自由が丘オペラハウス(東京都目黒区自由が丘1-3-28)■出演者柴田智子(ソプラノ)追川礼章(ピアノ)■チケット料金一般:7,500円子供・学生:4,500円(全席自由・整理番号付き・税込)※クリスマススイーツ&ドリンクスペシャルプレゼント付き【主催&チケット】(株)TSPI03-3723-1723 info@tspi.co.jp 【カンフェティチケット】0120-240-540受付時間平日10時~18時 【配信・ライブチケット】サロンダール03-6843-2064配信3,000円(一般)2,000円(学生)※コンサートチケットも販売しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月04日2022年6月30日、第1子の妊娠を報告していた、声優の竹達彩奈さん。夫で同じく声優の梶裕貴さんと、そろってTwitterでその喜びをつづっていました。声優・竹達彩奈さんが第1子妊娠を報告夫は同じく声優の梶裕貴同年11月3日、竹達さんは、無事に第1子を出産したことを報告。皆様へ先日、無事に出産致しました。おかげさまで母子共に健康です!出産に至るまで、ご協力してくださった関係者の皆様。安心して出産できるようサポートしてくださった医療従事者の皆様。そしてずっと温かく応援してくださった皆様。本当にありがとうございます。 pic.twitter.com/IMfHS03Xp7 — 竹達彩奈 (@Ayana_take) November 3, 2022 生まれたばかりの我が子の手をつなぐ写真が印象的ですね。同日、梶さんもTwitterを通じてコメントしています。ご報告。先日、無事に子どもが生まれました。母子ともに元気です!“尊い”という言葉の持つ本当の意味が少しわかったような気がしますお心遣いくださった皆様に感謝を。そして…全国の子育て中の先輩方、お疲れ様です!こりゃ大変ですね…!でも幸せですね!オレ達の戦いはこれからだ! pic.twitter.com/YwD4SHDLNR — 梶裕貴 Yuki Kaji (@KAJI__OFFICIAL) November 3, 2022 子供が生まれ、「幸せ」「戦いはこれからだ」とつづった梶さん。かわいい我が子の成長を見られるのは喜ばしい一方、大変なこともあります。竹達さんと梶さんは両方の気持ちを感じながらも、ともに協力し合い、子育てに励むことでしょう!ファンからは、祝福のコメントが上がっています。・Twitterを見ていたら、竹達さんと梶さんの投稿が同時に出てきて、最高の流れだと思いました…!・新しい家族を迎えることになり、幸せいっぱいでしょう…!・おめでとうございます!素敵な報告ありがとうございます!無事に第1子が生まれた、竹達さんと梶さん。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年11月03日「うーん、ここは縦にしたほうがいいかなあ。あ、やっぱり2枚横に並べたほうがいいかも」8月中旬の昼過ぎ、女優の山口智子(57)が東京・代官山の書店で腕を組んで考え込んでいる様子を、本誌は目撃していた。この書店では、9月に山口の自著『LISTEN.』(生きのびるブックス)の刊行記念イベントが開催される。その打ち合わせのようだが、山口はパネルとおぼしき大きな掲示物を現場へ自ら運び込む熱の入れようだった。「山口さんが10年以上取り組んでいるライフワークをまとめた書籍です。世界の音楽文化を伝えるため、現地リサーチや音楽家との交渉、映像編集まで山口さん自身がディレクションしています。スポンサーがついており、辺境を含む世界中をめぐるため、膨大な時間が費やされています」(出版関係者)税込み4千400円で630ページを超える書籍はまるで辞書のようなボリューム。“世界の音遺産”を伝える大量の写真も掲載されているが、彼女自身の写真はほとんどなく、女優・山口智子のファンに向けたものではないように見える。ではなぜこのプロジェクトを始めたのか。同書にはそのきっかけとして、山口が長年働いてきたテレビ業界に対する大きな疑問があったと赤裸々につづられている。《貴重な映像を撮影させていただいても、一度オンエアしてしまうと惜しげも無く捨てられてしまう。再利用したいと思い立っても、テレビ界という大組織の中では至難の技だという現実に直面しました。担当者が別の部署に移動になっていたり、進行のための書類にハンコがいっぱい必要だったり(笑)》《無駄な消費にかまける愛しのテレビに、愛が深すぎて悶々としてしまうのです。「あなたはそんな人ではないはずだ!」と(笑)》「グチグチ文句を言うよりも、自分の責任で、自分で動いてみよう」と活動を始めた山口だが、本業とは違う活動でこれほどがんばれる女優がどれだけいるだろうか。山口といえば、複雑な生い立ちと独特の人生観を持つことでも知られている。「山口さんは6歳のころに両親が離婚。育ての親となった祖母は旅館を経営していて多忙で、夕食はいつも旅館から届く定食だったそうです。“ふつうの食卓”にあこがれる一方、宿命に縛られるのではなく、後悔しない人生を選び取りたいと強く願うようになりました」(芸能記者)旅館を継ぐことに反発し、女優の道を選んだ山口。その後の活躍は説明するまでもないが、’95年に唐沢寿明(59)と結婚すると、’96年の大ヒットドラマ『ロングバケーション』放送後は主婦業に専念するように。しかし、2人が子供をもうけることはなかった。「山口さんはファッション誌のインタビューで、子供を産まない選択に一片の悔いもないと告白して大きな話題となりました。血の結びつきを全く信用していないが、人生のパートナーとして、唐沢さんとの生活はとても楽しいと語っています」(前出・芸能記者)そんな山口が心血を注いできたプロジェクト「LISTEN.」。世界中の土着的な音楽文化に触れ、その担い手たちと山口が交流してゆくのだが、同書の中で繰り返されるのは《千年後の未来に託すタイムカプセルがあるなら、あなたは何を入れたい?》という質問だ。“子供なき老後”を選んだ山口は、人生に対する解答を探し求めているのだろうか。女優業の傍ら26カ国をめぐった彼女のライフスタイルが実現したのは、なにより夫である唐沢の協力が大きいだろう。前出の芸能記者が語る。「おしどり夫婦として有名です。趣味嗜好は真逆ながら、唐沢さんは常に山口さんのことをのびのび自由にさせており、彼女もとても感謝しているといいます」2人は死生観についても考え方がずいぶんと異なるようだ。唐沢は’19年放送の番組で、妻との“終活”についてこう語っている。「俺は2人で一緒のお墓に入ったらいいかなあ、と思ってたの。でも彼女からは(私が死んだら)散骨してくれって言われて。そのへんの海かなんかに……」どこまでもマイペースな山口を尊重しながらも寄り添う唐沢。この夫婦だからこそできあがった『LISTEN.』は、2人の子供のような存在なのかもしれない。
2022年09月01日神山羊の新曲「Summer Time feat.池田智子」が、2022年8月24日(水)に配信リリース。神山羊の新曲「Summer Time」ひと夏の恋を描いた1曲神山羊は、2018年11月に初投稿した楽曲「YELLOW」が1億再生を突破し、瞬く間に人気となったサウンドクリエイター。神山羊のミュージックビデオ制作には、King Gnu(キングヌー)常田大希率いるクリエイティブレーベル・PERIMETRON(ペリメトロン)が参加したこともあり、楽曲が持つ世界観にも注目が集まっている。そんな神山羊の新曲「Summer Time feat.池田智子」は、ひと夏の男女の恋愛を描いた、切なくも爽快な1曲。レイドバックしたギターや、涼やかなシンセが心地良いサウンドが夏にぴったりなドライブソングとなっている。初のゲストボーカルに池田智子今回の楽曲でコラボレーションを果たした池田智子は、TENDRE(テンダー)と歌ったサントリーほろよいCM「水星 × 今夜はブギー・バック nice vocal」が話題を呼んでいるシンガー。これまでDAOKO(ダオコ)やずっと真夜中でいいのに。など、様々なアーティストへの楽曲提供を行ってきた神山羊だが、自身のリリースでゲストミュージシャンを迎えるのは今回が初となる。ジャケットはイラストレーター・朝野ペコが担当新曲「Summer Time feat.池田智子」のジャケットアートワークは、イラストレーターの朝野ペコが担当。楽曲の歌詞を元に描かれた男女のイラストは、AORやシティポップリバイバルをリスペクトしつつも2022年のムードを表現したものだ。【詳細】神山羊 新曲「Summer Time feat.池田智子」配信日:2022年8月24日(水)
2022年08月06日こんにちはモンズースーです。みなさんは竹に花が咲くことを知っていますか? 私と長男は先日テレビを見て知りました。■竹に花が咲くということは、実もできる!?息子に「竹に花が咲くまら実もなるの?」と言われ考えてみたのですが、今まで生きてきて竹に実がなっているのを見たことも聞いたこともありません。そこで調べてみることにしました。 ■竹の実は竹の花よりも珍しいものだった!調べてみたら、竹の実は竹の花より珍しく、めったに実らないことがわかりました。しかも開花するときは一斉に開花し、花や実をつけたら一斉に枯れるのだとか。かつては全国で一斉に竹が開花し枯れたため、竹を使った産業が打撃を受けたということもあったようです。ということは、いつかまた竹が大量に枯れる日が来るということ…?竹は調べれば調べるほど不思議な生態で、謎の多い植物でした。ちなみに竹の実は食べることもできるそうです。120年に一度咲いてもなかなか実らない貴重な実…。なんだかすごい栄養がありそうですね。
2022年08月06日俳優の竹野内豊と女優の長澤まさみが出演する、アサヒビール「アサヒ ザ・リッチ」の新CM「竹野内さん キンキンゴクゴクが、好きです。」編、「長澤さん 泡マシマシが、好きすぎる。」編が、25日より放送される。新CMは、“私の好きなザ・リッチの飲み方”をテーマに制作。竹野内と長澤が、ベランダで夜風に当たりながらおすすめの飲み方を紹介する。「竹野内さん キンキンゴクゴクが、好きです。」編では、竹野内が「僕のリッチの飲み方は、よーく冷やしたキンキンゴクゴクスタイル。これが……」と同商品を口にし、カメラに向かって「好き……」「です!」と力強く言い放つ。「長澤さん 泡マシマシが、好きすぎる。」編も、長澤が「私のリッチの飲み方は、ゆーっくり注いで、いい泡マシマシ。これが……」と一口飲み、「好きすぎる」と決め顔で締める。また、新CM放送に合わせてWEBCMも公開。竹野内と長澤それぞれ「夏」編、「秋」編、「冬」編2種の計4パターンで季節に合わせた飲み方を披露する。■竹野内豊&長澤まさみインタビュー――CM撮影の感想をお願いいたします。長澤:今回、それぞれの飲み方をテーマにしたCMなんですが、私は、「泡マシマシ」ということで、きめ細やかな泡ができたアサヒザ・リッチを飲んで、とっても気分が上がって楽しい撮影でした。そして自分の飲み方を楽しみたいなと思って撮影しました。――今回のCMセットのような「夜風の吹くベランダ」でリッチを飲むことはいかがでしょうか?竹野内:これまでのザ・リッチのCMは青のバーの世界の中でザ・リッチを飲むというイメージでしたが、夜風に当たりながら仕事終わりにリラックスできる場所でキンキンに冷えたザ・リッチを飲むのも最高だなと思いました。――今回のCMは、「私の好きな飲み方」をテーマにしています。「これをするとリッチになれる」という、自分流のおすすめしたい方法はありますか?長澤:お家でお酒を飲むときは、必ず自分のお気に入りのグラスや、陶器のコップであったり、ぬるくならないコップなどにいれて飲むようにしています。そういうのにこだわって飲むとリッチ感が味わえるので実践しています。竹野内:朝はやく起きて、天気のいい日に外の風にあたったときにはリッチな気分になりますし、ビールもおいしくなります。長澤:休日を有意義に過ごすのはいいですね。早起きは三文の得ですから、早く起きた方が生活のリズムも崩れなくていいですね。――CMの中で「いい泡マシマシ」や「キンキンゴクゴク」とザ・リッチのオススメの飲み方を披露するシーンがありますが、誰かに教えたいオススメのマイブーム(ハマっていること)はありますか?長澤:最近ぬか漬けをはじめました。発酵ぬか床というセットがあって、自分でぬか床を作らなくていいので、簡単にできるのです。自分でぬか漬けを作ることにハマって楽しんでいます。竹野内:料理って言えないですが、ちょっとしたものを自分でたまに作るようになったのですが、生姜を何に入れてもおいしいことに気づいて味噌汁にもいれたりして楽しんでます。長澤:アサヒザ・リッチにもいれたりしました?竹野内:それはやったことはないけど、たしかにおいしいかもね。やってみようかな。あと、ぬか床にもチャレンジしてみようかな。長澤:簡単なんでおすすめです。
2022年07月22日