東京糸井重里事務所は5月18日に、カメラの三脚を使う「ほぼ日のティーテーブル」を数量限定で発売する。○のんびりお茶を飲んだり、スケッチしたり…同商品は、「小鳥たちがエサをついばみにやってくるバードテーブルのような……みんなで集えるティーテーブル」がコンセプト。直径40cmの円盤状の天板を、脚の部分となるカメラの三脚にとりつけて使う。三脚はねじの規格が統一されているため、どんな製品にものせることができる。裏面には、ひもを通す穴が空けられており、壁に掛けることも可能。ラインナップは、以下の4種類となる。「My favorite spot」は、オリジナルブランド「OTTAIPNU(オッタイピイヌ)」を展開する鈴木マサルがデザイン。あざやかで、大きな柄が特徴的。素材はアクリル樹脂で、価格は1万1,880円(税込)となる。「Patchwork」は、デザイナー・平 武朗のブランド、「desertic」独特のデザインをUV印刷、透明のアクリルではさんだ。ヴィンテージニットのはぎれを組み合わせ、パッチワークした作品を基にした。アクリルは、樹脂会社の「益基樹脂」による。価格は1万1,880円(同)となる。「ウォールナット(クルミ)」は、山形の家具メーカー「天童木工」と共に製作した成型合板となる。表面の焼き印にある言葉は「貞観政要」にある太宗の言葉。糸井重里氏が以前、邱 永漢氏からもらった書「林深ければ鳥棲み、水広ければ魚遊ぶ」を英訳した。価格は2万2,680円(同)となる。「シダーウッド(スギ)」も「天童木工」が製作。スギの軟質である性質を活かして、圧密加工し成型合板にした。焼き印の言葉は「ウォールナット(クルミ)」と同様。価格は1万7,280円(同)となる。WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて、18日午前11時から数量限定で販売される。
2015年05月15日三菱重工業は三菱航空機が開発を進めている「MRJ」(三菱リージョナルジェット)に関して4月9日、報道されている初飛行延期が三菱重工業および三菱航空機によって発表されたものでないことをコメントした。あわせて、「3月に何らかのトラブルで一定期間、試験を中断したとみられる」という一部報道については、試験用治具の調整等に時間を要しているものの、トラブルにより試験を中断したものではないとしている。MRJのスケジュールについては、初飛行の具体的日程も含め、製造・試験状況を踏まえて検討を進めており、本日の4月10日に三菱重工業および三菱航空機から発表される。
2015年04月10日初登場のモデルのジュリアちゃん。アイメイクはインラインのみにして、シャドウの色は薄くすることでパッチリな二重が特徴的な目元と、ベージュ系のリップでナチュラルなメイクに仕上がったよ♪目を大きく見せたいけどいつも濃くなりすぎちゃう子は必見です!メイクのコツ・ポイントアイシャドウベースを指で全体にのせて下地を作るよ。アイホールの外側にシャドウをのせてはっきり二重に。涙袋の真ん中にチークを少し足して赤みをプラス。インラインのみにしてナチュラルな目元にするよ。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年03月29日糸井重里氏が主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」はこのほど、自宅で簡単に、福島のコシヒカリを育てられる「ちいさな田んぼキット」を発売する。○種と土は放射性物質検査をクリアし安心同商品は、福島県・郡山の農家・藤田浩志氏をはじめとする「農のプロ」の協力を得て開発。プロが使う種もみ、肥料の入った用土、栽培用ケース、栽培マニュアルがセットされる。同商品の売上による利益は、福島の食関連のプロジェクトに寄付する予定とのこと。福島県産の檜に防腐性の塗料を塗り、木工メーカーが作ったカバー付きセットも用意。稲の栽培後には、鉢植えカバーとして利用が出来る。栽培は、太陽の光と水があればどこでもできる。種と土は放射性物質検査をクリア。また、昨年(2014年)には、同WEBサイトの「お米チーム」が東京都・青山のビル屋上で実際に栽培し収穫。その際に得たノウハウもマニュアルに盛り込まれている。○収穫期にはプロが作った新米3kgも届く栽培する米は、福島県産コシヒカリ。同商品を購入すると、稲刈りの時期に、福島の農家がつくったコシヒカリの新米3kgも届けられる。同WEBサイトを通じて、数量限定で販売。「あおむしくらぶ+ほぼ日 ちいさな田んぼキット スタンダード コース」は、7,560円(税込・配送手数料別)。限定100セットの「同 檜(ひのき)のいいカバー コース」は、1万2,960円(同)となる。
2015年03月27日糸井重里氏が主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」は25日、自宅で簡単に福島県産「コシヒカリ」を育てられる「ちいさな田んぼキット」を発売した。○うれしくて、たのしくて、おいしい同商品は、郡山の農家・藤田浩志氏をはじめとする福島の「農のプロ」の協力を得て開発。プロが使う種もみ、肥料の入った専用の土、わかりやすい栽培マニュアルがセットされる。また、福島の木工メーカーが作った檜カバーを付属するセットも用意した。同商品の売り上げによる利益は、福島の食関連のプロジェクトに寄付する予定だという。○放射性物質検査クリアの安心な種と土栽培は、太陽の光と水があれば作ることができる。種も土も放射性物質検査をクリアしており安心とのこと。また、昨年(2014年)1年間、同WEBサイトの「お米チーム」が東京都・青山のビル屋上で実践し、無事収穫。マニュアルには、その際に得たノウハウも盛り込まれている。栽培する米は、福島県産の品種。同商品を購入すると、稲刈りの時期に、福島の農家がつくった新米3kgも届けられる。販売は、同WEBサイトを通じて、25日11時に数量限定で開始。「あおむしくらぶ+ほぼ日 ちいさな田んぼキット スタンダード コース」は、7,560円(税込・配送手数料別)。限定100セットの「同 檜(ひのき)のいいカバー コース」は、1万2,960円(同)となる。
2015年03月25日ラインが描かれているアイテープがあるって知ってた!?二重幅を広げながら、よりパッチリ目に見せる事が出来ちゃうんです!くっきり二重にしたい!でも、瞼が重すぎてなかなか二重にならない...そんな悩みを抱えている方にはこの動画がオススメ!メイクのコツ・ポイントツリ目を和らげるために、つけまつ毛は左右逆のものを使う。ラインが描かれているアイテープを付けて二重幅を広げる。隙間を埋めて、よりハッキリしたラインに。目尻くの字に締め色のシャドウをのせてくっきり目に。黒目下だけにラインを引いて瞳を大きく見せる。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年03月13日パッチリで、幅広い二重の女の子は誰もが憧れますよね。アイメイクの見栄えをよくするために、アイプチやアイテープを使って二重幅を広くする子も多いと思います。でもできることなら道具に頼らず、くっきりとした二重幅を手にいれた~い!って、きっと誰もが思っているのではないでしょうか?そこで今回は!二重幅の脂肪をなくして、自力で二重幅を広げる方法をご紹介。・ホットタオルで目の周りをあたため、血行を良くする目周りの筋肉が固いと、二重幅の跡がつきにくくなります。ホットタオルを5分ほどのせて皮膚をやわらかくし、目の疲れをとってあげましょう。・目周りをマッサージ!眉の形に沿ってマッサージしていきます。眉頭→中央→眉尻の順番でプッシュしてほぐしていきましょう。カッサを使うのもオススメ!出典:@cosmeカッサは、肌にフィットしやすい形になっているので、曲線に沿ってマッサージすることができますよ。ただ、力の入れすぎには注意!気持ちいいな、と感じるくらいがベストです。滑りを良くするために、あらかじめクリームを塗っておくのも良いでしょう。さらに、目を囲うように、目周りをぐるっと一周させるイメージでマッサージして、全体のむくみを取ります。・エクササイズで目の運動!目を大きく開ける→上目遣いで瞬きを30回する目を大きく開けるときは、二重ラインをイメージすることがポイント!この動きで、瞬きをたくさんして目の運動をしましょう!朝、起きた時や寝る前などの空いた時間で行うといいですね。これなら簡単なので続けられそう♪続ける事が大事なので、瞬きすることを日頃から意識しておきましょうね。・綿棒やアメリカピンで二重ラインの癖付けをする目を思い切り開いて、二重線の跡を付けます。この時、欲張って幅を広くしようとすると跡が付きにくくなってしまうので、カーブに沿ってなぞるようにして、しっかりと跡がつく場所を見つけましょう。瞼の重みが強くてなかなかラインが付かない人は、アイプチを薄く塗って二重を作り、ラインをキープ。この流れを続けて、定着すれば、アイプチを付けなくても自然な二重ラインが!ラインが定着するまでは時間がかかりますが、二重ラインをGETするためには継続することが大事!瞼の脂肪をとって、マッサージを続ける。この方法で、あなたの理想の二重ラインを手に入れる事ができるかもしれません♪
2015年02月22日南米、北米、アラスカ、モンゴル、極東シベリア、ヒマラヤ…数々の僻地を旅してきた「グレートジャーニー」シリーズで知られる探検家・関野吉晴が新たに企画した途方もない旅を追った、ドキュメンタリー映画『縄文号とパクール号の航海』が3月末より公開される。この大冒険を一足早く体験した、北野武や糸井重里らが本作にコメントを寄せている。“途方もない旅”という表現に嘘や偽りはないーーその内容とは「自然から素材を集めて鉄を作り、その鉄で舟を作り、エンジンを使わずに島影と星だけを頼りにインドネシアから日本まで来る」というもの。完成した舟の名は、丸木舟の「縄文号」と「パクール号」だ。しかし、作りあげた舟は逆風で進む事ができないという致命的な欠陥を抱え、進まない時は歩くよりも遅い…時には2日で20kmしか進まないのだ。劇中、苦笑まじりにクルーのひとりが漏らす「いや~、想定してなかったですね…」という言葉は、まごうことなく心から出た言葉だろう。そんな停滞に停滞を重ねる舟とともに、価値観も宗教も年齢もバラバラの10人のクルーたちが圧倒的な自然の力に翻弄され、喜び・怒り・哀しみを分かち合いながら進んでいく様を追っている。同乗した関野さんの教え子・前田次郎が「日本に帰って仕事に就けるわけでもないし…しんどかったですね」と心情を吐露するシーンは大いに頷ける。しかしこの旅は、奇しくも3.11の東日本大震災の大災害を経て、新たな意味を持ち始める。果たして、この旅の意味は何だったのか?北野監督は、本作について「今回は若者とインドネシア人漁師と手作りカヌーで大海原に挑戦。星を頼りに航海する、グレートジャーニー関野吉晴さんたちの姿に手に汗握り、最後は拍手を送り、脱帽した」と賛辞を送っている。その他にも、様々な著名人が本作に胸打たれたよう。■糸井重里(コピーライター)「関野さんは、読書しているような目で冒険をやってくれる。今度の旅は、海と人間に聴診器をあてているような顔だった」■田口ランディ(作家)「とっても不思議な映画です。3.11の震災をはさんで、冒険の記録ではなく、命のつながりの深淵へと入っていきます。人間の意識は大自然と響きあっているのかなあ。関野吉晴さんが始めた航海の意味が…3年を経てやっと明らかにされました。ぜひ、若い人たちに観てほしいです」■林家たい平(落語家)「我々は地球という太古の昔から変わらない舟に乗り合わせていて、そこからすべてを授かり、生かされている。喜怒哀楽の波に揺られながら。縄文号とパクール号はまさに小さな地球。そこで暮らす意味を我々に問いかけてくれる」■高野秀行(ノンフィクション作家)「関野さんは遊びの天才だ。手造りの丸木舟で、インドネシアの漁民の人たちと、はるばる日本まで航海するなんて少年の夢そのもの。俺もこんなことをしてみたい!…と、羨ましすぎて、平常心で観ていられなかった」■服部文祥(サバイバル登山家)「二艇が石垣島を前にしたとき、私はぞわぞわと感動し、泣きたくなった。作業効率も、航海の効率もめちゃくちゃ悪い。しかし、この旅に『効率』は意味をなさない。『馬鹿げたことを通して見えてくるものがある』という関野吉晴が見たものとは?ズルのないドでかい旅を見てほしい」■会田誠(美術家)「もともと古代人の航海についての興味で見たけれど、見終わったら関野氏が実践する超理想的な全人教育を、僕も一生徒として疑似体験させてもらったような…そんな映画でした」舟に乗った男たちがどんな旅に出たのか、その目で見届けほしい。<ドキュメンタリー映画『縄文号とパクール号の航海』公開日時>上映館:ポレポレ東中野3月28日(土)~4月10日(金) 12:30~/15:30~4月11日(土)~上映時間未定※3月28日(土)12:30~の回は、探検家・関野吉晴および、関係者舞台挨拶(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日2月10日が「二重(ふたえ)の日」に記念日認定されたって知ってた?う、なるほど確かに”ニジュウ”って読むよね。誰が考えたんだろ?思いつきそうで盲点でした(笑)GODMake.も2月9日に渋谷109SBY本店にて開催された記念日登録証授与式が開催されるということで、カメラ持って取材に行ってきました!会場はSBY店舗の中に特設ステージが設けられて、20名くらいのブロガーさんたちと、取材陣が詰めかけて、熱気ムンムン。その目当ては何と言っても、ざ・わ・ち・ん!2013年、2014年のメイク業界はざわちんで話題は持ちきりでしたが、2015年もまだまだそのパワーはとどまるところを知りません。当日は人気の「広瀬すずさん風メイク」をして登場してくれました。トークショーではざわちん公認の二重アイテム、ダイヤモンドシリーズのDiamond Eyelidを使ったワンポイントアイメイクのHOW TOが披露されるなどファンにはたまらない内容。折角なので、トークショーで出てきた、ざわちん的メイクテクニックをご紹介。・二重を作る際に気を付けているポイントとして、メイクをしてから二重づくりをすることの多いざわちんは、ファイバーやテープを使う前にリキッドを塗ってから使用して、よりはがれにくくなるよう工夫をしています。・二重づくりアイテムの使い分け方法としては、作りたい二重の形に合わせます。平行二重に仕上げたいときはファイバータイプ。広瀬すずさんのように、目頭から始まるくの字のような二重の場合は、両面アイテープ。リキッドはその下地として使っているそうです。・横幅を大きく見せるメイクは、まず平行二重にします。ただその場合、くっきりする二重の線は自分の目の幅より小さくなるため、アイブロウリキッドライナーを使って、二重の線をダブルラインのような感じで延長線を書いてから、目頭切開ラインを入れます。横に全体的にわっと広がるので横幅が広がって見えます。・彫りを深く見せるには、上下にブラウンシャドーを使います。涙袋を際立たせるためにホワイト系シャドウを使う人がいますが、ざわちんテクは違います。・鼻を高くするには、海外の方は彫りが瞳の上から来ているのでノーズシャドーは瞳の上から入れます。あまりノーズシャドーを頑張りすぎると、宝塚っぽくなってしまうので、ノーズシャドーよりハイライトに力を入れます。本当に話を聞いているだけで、イメージができそうですが、GODMake.的には是非また動画で撮りたい!!なんて悶々とするイベント報告でした。ちなみに、ざわちんのメイク本第2弾「ざわちんMake Magic2」(宝島社)が1/24に発売されて、15万部の前作を超えるレパートリーを披露しているそうです。こちらもファン必見です!
2015年02月10日iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBooksでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しもう!!お手軽価格&無料で利用できるので、レンタルや電子書籍未体験の方もこの機会に試してみては。関連作品やコンテンツ利用時に便利な機能・使い方のコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。○100円で! 今週の映画iTunes Storeのムービーには、テレビやシネアドであまり宣伝されないミニシアター系の作品も数多くラインナップされています。大事件も派手なアクションもないけれど、ハリウッド大作にはない魅力がたくさん詰まっているのが魅力。今週の映画は、そんなミニシアター系からの1本です。主人公は「Guy(男)」と「Girl(女)」という、名前が設定されていない二人。ストリートミュージシャンのGuyと、楽器店でピアノを弾くことが楽しみのGirlが、音楽を接点に出会います。Guyを演じるグレン・ハンサードは、1990年から活動を続けているバンド The Framesのフロントマン、Girlを演じるマルケタ・イグロヴァはチェコ出身のシンガーソングライター。歌や演奏のシーン、作詞作曲も本人たちがこなしています。音楽を媒介に、ちょっとワケありな二人にどんな交流が生まれるのか。かつてミニシアター通いをしていたみなさん、今週はその気分を思い出して楽しんでみては?(作品紹介)<< ONCE、たった一度の出会い。ある日、ある時、ダブリンの街角で…。男(グレン)と女(マルケタ)は、恋か友情か、心の通じる相手を見つけた。男は穴の空いたギターを抱え、街角に立つバスカー(ストリート・ミュージシャン)。女は楽器店でピアノを弾くのを楽しみにするチェコからの移民。そんな一見、なんの接点もない二人を、音楽が結びつける。一緒に演奏する喜びを見つけた二人のメロディは重なり、心地よいハーモニーを奏でる。そんなどこの街角でも起こりえる出会いが、静かに動き始める……。つながり作品「映画の半分は音楽」と言った映画監督がいましたが、この作品はその言葉通り音楽が本当に魅力的です。主演の二人は撮影が終わってからもミュージシャンとして共演を続け、オリジナルのアルバムもリリースしました。このアルバムには映画のタイトル曲『Falling Slowly』も含まれているので、映画を見て彼らの音楽をもっと聞きたいと思ったら、ぜひこちらも聞いてみてください。○無料で! 今週のブックマンガの面白さは、友情・努力・勝利、出会いや別れといった出来事に登場人物たちが触れてストーリーが描かれていきますが、一般的に私たちの人生はそう劇的ではありません。けれど、人生の文脈とは全く関係ないところで、猫の寝相や偶然知った豆知識や仕事中の会話など、何でもないことを面白いと思う瞬間があるものです。それは、いわゆるマンガ的な文脈で読む面白さとはちょっと違う性質の面白さと言えるでしょう。今週のブック『ニワミヤさん』は、それをマンガにしたような作品です。ニワミヤさん(教師)と動物の生徒たち、そして彼らの周辺および全く関係ない所に生きるキャラクターたちが、それぞれに人生("人"生?)を送っています。人生という文脈を遠くに置くことで、熱血や冒険とは異なる面白さがじわじわと積み上げられていくのは、誰かの日常を時々垣間見るTwitterに近いのかも。キャラクターたちがこの4コマの出来事をどんなふうにツィートするのか、想像してみるのも楽しいかもしれません。(作品紹介)<< たかしまてつをの頭からカオスが噴き出した!糸井重里氏が「かわいいマンガ」と絶賛した「ほぼ日マンガ大賞」受賞作『ブタフィーヌさん』をはじめ、様々なジャンルで活躍するたかしまてつを氏の本作は、かわいいだけじゃなく、ちょっとブラック。WEB連載時より、ファンの間では「これぞたかしまてつをの真骨頂」と呼び声の高い、シュールな4コマストーリー『ニワミヤさん』。電子書籍化に伴い、特別書き下ろし特典も収録。ほんわかした中に、ピリリと効いたシニカルな笑いが癖になります。つながり作品たかしまてつをさんは、雑誌の編集者を経てイラストレーターとして活動を始め、2005年に『ほぼ日マンガ大賞』受賞をきっかけに『ほぼ日刊イトイ新聞』で『ブタフィーヌさん』の連載が開始されました。たかしまさんの描く4コママンガは、マンガ的な文脈で読むとひたすら「ゆるふわ」な印象ですが、読み続けているとゆるいのにどこかシュールで、時々ちょっぴり刺さるものが感じられます。『ブタフィーヌさん』は時々ふと切なさもあって、生きることを抽象的に悩んでいる人にとっては気付きの多い作品かもしれません。
2015年02月04日東京糸井重里事務所はこのほど、4月はじまりの「ほぼ日手帳 2015 Spring(スプリング)」を発売した。Spring限定の新カバーには、フランスの伝統的な「オクトゴナル」(フランス語で八角形の意味)のお皿をモチーフにしたカバーが、オリジナルとカズンに登場する。主に19世紀のフランスの貴族が好んで使っていたという皿の形だが、現在は市場に出回ることもほとんどなくとても貴重なものだという。今回は、オクトゴナルのお皿模様を、淡いブルーグレーを背景に配置した。コットン生地に水彩絵の具で描いたような淡くかすれた風合いが特長となっている。デザインは、佐藤卓デザイン事務所の日下部昌子さんが手がけた。オリジナルのカバー&本体セットは、5,940円、カズンのカバー&本体セットは9,180円。また、その発売を記念して、フランスの雑貨を集めた「マルシェ(市場)」を、「ほぼ日」サイト上で開催する。「ほぼ日」で「パリこれ!」を連載しているフランス在住のとのまりこさん協力のもと、カフェオレボウル、フランスの蚤の市で見つけた古道具などのフランス雑貨を紹介している。WEEKS(週間タイプ)のタイ&チーフシリーズからは、「レジメンタルストライプ」に、Spring限定カラーが登場する。アーガイル&サザーランド・ハイランダーズというイギリス陸軍の連隊旗をモチーフにしたオーセンティックなデザインで、グリーンとネイビーの配色をベースに、アクセントとして赤と黄色のラインを入れている。価格は2,160円。※価格はすべて税込
2015年02月02日日本記念日協会が認定2015年1月29日、SBYは2月10日を「二重の日」とすることが日本記念日協会より、認定を受け決定したことを発表した。「二重の日」を祝し、記念表彰式が2月9日(月)にSHIBUYA109で開催される。記念表彰式の概要日時は2015年2月9日(月)12:00~13:00。会場はSBYSHIBUYA109。二重の日制定記念表彰式、ざわちんによるモノマネメイク・ワンポイントメイク講座、フォトセッションが行われる予定。SBYSBYはビジネス・アライアンス(プロデュース事業、ディレクション事業、プロモーション事業、マーケティング事業)、コンテンツ・ブランド事業、コンセプトマーケティングショップ運営を行っている会社。直営店としてはSBY SHIBUYA109店やSBY SHIBUYA109 ABENO店など東京、大阪、鹿児島に6店舗を有している。日本記念日協会日本記念日協会は一般社団法人で、企業、団体、個人などによってすでに制定されている記念日、 新しく制定をした記念日についての認定と登録を行っている。記念日イベントの企画、PR活動、記念日の市場調査、記念日を活用したビジネス講座、社会を楽しくする講演などのコンサルティングも事業に含んでいる。日本記念日協会は2月10日を二重の日として認定した以外に、フルーツアートの日など13種類の記念日として認定してきた。日本記念日協会が認定した2月10日の記念日の中には「キタノ記念日」がある。ツービートの語呂合わせであるが、芸能人個人の記念日登録は、史上初となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・SBYプレスリリース(Value Press)
2015年01月31日生まれつき目が大きいパッチリ二重と違って、「顔がキツく見える」「目が小さく見える」という悩みも多い一重&奥二重まぶた。アイプチやアイテープもメジャーにはなっているけれど、「いかにも」な仕上がりになるのは避けたいところです。簡単メイクテクで、ナチュラルに目をパッチリ見せましょう。■アイライン&マスカラで目の縦幅を長く見せる一重や奥二重の目は、パッチリした二重に比べて目の縦幅が短め。メイクで長さをプラスすれば、目全体を大きく見せることができます。縦幅を強調するには、アイラインとマスカラの使い方がポイントです。上まぶたのアイラインは黒目の上を0.5~1mmほど太めに。同じようにマスカラも黒目の上部分は濃い目に塗りましょう。黒目を大きく見せて目ヂカラもアップさせることができます。■アイラインはブラックよりブラウンブラックのアイラインは、もともとシャープに見える一重や奥二重のまぶたを、余計にきつく見せてしまいます。アイライナーはナチュラルでやわらかいイメージが出せるブラウンを選ぶとよいでしょう。また、絶対にやってはいけないのが囲み目メイク。目元を強調しようと目をぐるっと囲むことで、逆に目が小さく見えてしまうので要注意です。■まぶたを腫れぼったく見せないアイメイクのコツまぶたが重く見えがちな一重さんは、アイシャドウのグラデーションを上手に使いましょう。おすすめは、優しく仕上がるブラウン系のカラーです。アイホールには明るめのベージュかゴールド。眉の下に沿ってハイライトを入れ、まつ毛の際に濃いブラウンを入れます。ペンシルのアイライナーを使って、アイラインとシャドウの境をぼかすようにすると自然なグラデーションを作ることができます。さらに丸い目元を演出するために、下まぶたにはゴールド系のシャドウを。涙袋に立体感が生まれ、パッチリとかわいらしい目元を作ることができます。奥二重さんの場合は、アイシャドウやアイラインで二重の幅をつぶしてしまわないように注意。しっかりメイクをしすぎてせっかくの二重を消してしまわないように、少し細めのグラデーションを意識するようにしてくださいね。
2015年01月29日12月12日、神奈川県藤沢市に「湘南T-SITE」がオープンした。同施設ではオープン記念フェアにて、2015年2月28日まで「本と物の店」を営業している。「湘南T-SITE」は、「スローフード、スローライフの提案」「趣味とデジタルライフの楽しみ方の提案」「親と子のコミュニケーションの提案」をテーマにした文化複合施設。テーマに即した専門店や、書店、カフェなどが施設内に入居しており、全ての店に本があるのが特徴。コンシェルジュによるライフスタイルの提案や、年間1,000本のイベント、また、ワークショップなどの開催を目標としているという。今回オープンする期間限定店舗「本と物の店」では、ギャラリーやライフスタイルショップの店主・生活工芸作家・建築家・デザイナー・雑誌編集長・バイヤーなどが、それぞれが影響や刺激を受けた「本」とオススメの「物」を展示・販売する。なお、現在行っている第1部の会期は1月12日までで、第2部は1月14日から。第1部では糸井重里氏や中原慎一郎氏などが出店している。営業時間は10:00~21:00で、年中無休。1月13日のみメンテナンスのため休業となる。
2014年12月23日「ワンダーアイリッドテープ片面タイプ」なら、目をつぶってもバレないぱっちり二重が、今すぐ手に入っちゃいますよ♪ 今までの二重コスメでは、いまいち仕上がりに納得がいっていなかった方はもちろん、リアル絆創膏を使用して、まぶたトラブルに悩んでいた方にとっては「こんなの待ってた!!」という神コスメなのでは!? 目を閉じても自然な二重で差を付けよう!!GODMake編集部メイク前メイク後このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2014年12月22日12月12日オープンの「湘南T-SITE」は、“スローフード&スローライフ”がテーマの2号館に女性が喜ぶショップを充実させている。1階の生活雑貨「本と物の店」は、奈良の人気カフェ「くるみの木」オーナーの石村由起子が企画したコンセプトショップで、本物にこだわった仕事をしている人や、本物の技が生み出したアイテムを提案する。蔦屋書店に足を運ぶ人々が関心を寄せる“本”にまつわる“物”を紹介する意味と、“本物”とは何かというメッセージをかけた店名は、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」デザイナー・皆川明の手書き文字を採用。12月12日から1月12日までは、ミナ ペルホネンの皆川明、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里、d design travelのナガオカケンメイ他3名が“自分が影響を受けた本”と、それにまつわるアイテムをセレクト。ミナ ペルホネンは、過去のテキスタイルを継ぎ合わせたぬいぐるみやブローチも展開する。店舗の床材には同ブランドオリジナルテキスタイルのタイルを使用し、石巻工房で設えた木製棚に商品をディスプレイする。同じく1階には、新潟魚沼の豊かな食と文化を紹介する、米・麹・発酵の専門店「千年こうじや」が出店。同店は清酒「八海山」の蔵元が立ち上げたブランドで、八海山の全ラインアップを始めとした酒類、麹や酒粕などの発酵食材を使った食品やスイーツが並ぶ。看板商品である、砂糖不使用・ノンアルコールの「麹だけでつくったあまさけ」を使ったソフトドリンクやアイスクリームなど、イートイン・テイクアウトメニューも充実させた。また八海山を使用したスキンケア用品「cotte」は、シャンプー、トリートメント、ボディソープ、フェイスジェルを取りそろえる。2階には、国内外選りすぐりのアイテムをピックアップする「イセタンミラー」が登場。スローライフのコンセプトに合わせ、ラグジュアリーブランドの他、アロマ、ランドリー、ヘアケア、ボディケア、スキンケア、ワールドソープバーの、七つのゾーンで商品を展開する。晴れの日のメーキャップだけでなく、日々使うアイテムをそろえ、ゆったりと買い物を楽しめるようにした。ヘアケアゾーンのシャンプーバーやソープバーなど、同店初の試みも導入している。また、食料品を扱う「フレスカ(FRESCA)」が初めての常設店舗として併設でオープン。世界中から集めた食材を、直接見て、触れて、味わうことのできるショップで、ギフトや手土産にぴったりの商品を提供する。イートインでは、ニューヨークやロサンゼルスで人気のサードウェーブコーヒーのブランド「インテリジェンシアコーヒー」や、コールドプレスジュース、スムージー等、日替わりメニューを味わうことができる。
2014年12月11日●新製品「SSACK」は「ほぼ日手帳」の"新しい顔"スマートフォンがかなりの割合で普及してきた昨今でも、やはり手帳の買い換え時期になると、文房具店や書店などの手帳売り場はにわかに活気づく。山と積まれた手帳の中でも、定番ブランドとしての地位を確立している感がある「ほぼ日手帳」も2015年版の新商品を多く売り出しているが、その中でも異彩を放っているのがシリコン製の手帳カバー「SSACK」だ。「SSACK」は、著名クリエイターとのコラボレーションの「ひながた」、あるいは「キャンバス」とも言える基本の手帳カバーとは素材が異なり、かたちもいちからデザインされている。すでに定番の位置を占めている手帳カバーのラインナップに、あえて異なる設計の新製品を投入したのは、いったいどのような理由があったのだろうか。今回は、「ほぼ日手帳」全体のアートディレクションを担い、新製品「SSACK」のデザインも手がけたデザイナー・佐藤卓氏と、開発に携わった「ほぼ日刊イトイ新聞」のスタッフに、「SSACK」の開発エピソードやシリコンという素材を選んだ理由、そして「アナログとデジタルの行く先」についてお話を伺った。――まず、SSACKを制作されることになったきっかけをお教えください。佐藤:まず最初に糸井さんから打診をいただきまして、それが直接のきっかけですね。糸井さんが求めていらした"「ほぼ日手帳」の新しい顔"という大きなテーマに対して、シリコンはその答えに近いと思い、採用したというところです。手帳のカバーとしては新鮮に感じられるシリコンですが、素材としてはかなり生活に浸透してきていますよね。手帳に近い形であればブックカバーですとか、そのほかにも財布や小物入れなど、本当にいろいろな物に使われている。そして、シリコンについて市場調査をしてみると、意外と加工もしやすいし、色もきれいに出るし、とても面白いものだと分かったんです。――では、初期段階からシリコンに絞って開発を進められたのでしょうか?佐藤:いえ、革や紙など、手帳によく使われてきた素材も試してみたのですが、どうしても保守的な感じになっていってしまいます。というのも、既存の手帳カバーはいろいろな試行錯誤の末に今の形になっているので、そのデザインの完成度はとても高くて、新規にデザインしても、手帳としての使い勝手を考えていくと、既存の形に近づいていってしまうんですね。だから、シリコンのような、いわば「ちょっと手ごわい素材」にチャレンジしてみてはどうかというご提案をしたのですが、何せシリコンはテロテロとして、形がしっかり決まらない素材なので、提案しつつも「本当に製品化できるのかな」という危惧はありましたね。しかし、「手帳のカバーには丈夫な素材を使う」という、常識のようなものを超えないと、結局新しい顔なんてできるわけがないと思ったんです。だから、逆にそういう意味では、素材の難点と思える部分を乗り越えていく方が、もしかすると、新しい可能性が見えてくるんじゃないかということで、開発に着手することになりました。ほぼ日:先ほど佐藤さんがおっしゃったように、「今あるもの」で作ろうとすると、考えれば考えるほどに、結局今の形状が一番便利なんじゃないかという結論に行き着くような状況でした。素材や作り方から変えたいという共通認識を持つことができたことから、今回の「SSACK」の原型になる物を含め、さまざまなアイデアをご提案いただきました。――どういったプロセスでデザインの方向を固めていかれたのでしょうか?佐藤:糸井さんを含め、ほぼ日の皆さんと話しているうちに、これまでの手帳カバーは、ある程度固さのある素材で、中身の手帳を守るという意識で作られていることを再確認しました。もちろん、それは手帳カバーの使命のひとつでもあるわけです。「固い物で守る」という既存の手帳カバーのイメージをもとに、分厚いシリコンを使って、ある程度しっかりと四角い形が出る物も作ってみました。ですが、ほぼ日手帳は使う人によって自由に貼ったり挟んだりできますし、さらにSSACKと同じタイミングで、1年分の手帳が2冊に分かれている「アベック」というのが発売されたので、「厚くなる」方向だけでなく、従来よりかなり薄くなる可能性も出てきました。そのため、場合によってはうまく留まらず、カバーの形が崩れてしまいました。柔らかなシリコンを使っていながら、無理やり決まった形に収めるということがフィットしていないように感じましたね。シリコンという素材は柔らかいので、そのまま巻き付けると、手帳本体の表面に、被膜のようにはりつくような状態になります。既存の手帳の方法論ではなく、シリコンに合った形の方向性を見つけて、考え方を変えようと意識しました。――SSACKは、従来のほぼ日手帳と形は異なるものの、カードポケットからしおりまで、1枚のシリコンで機能を網羅しています。どういった設計の工夫で機能の面を解決されたのですか?佐藤:完成品を見るといかにも計算づくというように見えますが、最初から全てが計画通りに行ったわけではないんです。素材らしさを引き出すというのは、デザインにおいてとても重要なわけですよね。逆に言えば、素材らしさを活かさないのであれば、シリコンを使う意味がありません。例えば、しおりについて、そもそもシリコンで機能を満たせるかどうかという根本的な点から検討しましたし、シリコンが曲がるなりの曲線を活かすほうが自然だから、カバー範囲の真上の方向から切り出すことにしたり……というのは、実際に手を動かしながら気付いていったんです。●新素材への挑戦と試行錯誤――従来のほぼ日手帳はペンホルダーとペンで閉じるバタフライストッパーを採用していますが、SSACKはそれとはまったく異なり、マグネットで止める形式ですね。ほぼ日:カバーの留め方に関しては、かなり悩みました。佐藤:最初は、シリコンの素材同士を密着させることで張り付かないかだとか、でこぼこをつけておいて、押すだけでくっつくような構造を模索したりと、さまざまな方法を考えました。あとは、バンドで留めてしまおう、という案もありました。先ほどお話しした通り、人によって手帳の厚さ、すなわち手帳を留める位置が変化しやすいのがほぼ日手帳の特性ですから、そこをどのようにクリアするかという部分が、とても難しかったですね。試行錯誤の末、磁石で留めることに決まりました。そうすると、巻き付ける終点のところが、洋封筒のような形になるわけです。斜めにカットしないと、余った端の部分がベロベロとめくれてしまうでしょう。でも、磁石を1点で留めて引っ張る形にすれば、こうベロベロするところが少なくなります。この形も、見た目を追い求めたのではなくて、機能から必然的にそうなったものなんです。こうした創意工夫を乗り越えてみると、変化する手帳の厚みに沿わせていくということに対して柔軟に対応できるシリコンは、この手帳に適した素材なんだと感じられるようになりました。――従来のほぼ日手帳ではペンホルダーがストッパーでもありましたが、SSACKでは別途ペンクリップを挟むためのパーツを作られていますね。留め具の話の続きにもなりますが、既存のほぼ日手帳から離れる、という意味だけではなくて、シリコンでバタフライストッパーを作ると強度が足りないんです。ペンの抜き差しにも耐えられないでしょうし、手帳の外側にあると、かばんの中の持ち物と引っかかって力がかかってしまう。だから、いっそ手帳の中に入れてしまった方がいいだろうなと考えて、そこからペンを引っかけて入れるような形が生まれました。――SSACKのカラーバリエーションはかなり鮮やかでありつつ、ややパステル調の色味ですが、この色選びに至った理由を教えてください。佐藤:シリコンという素材の発色はかなり自由になるので、皆さんと一緒に話し合いながら検討していきました。ほぼ日:どうしても他のラインナップとの兼ね合いもあるので、バリエーションをたくさん出して、他との調和を見ながら決めていきました。ただ、やっぱりシリコンらしい発色のよさとかわいらしさが合わさった雰囲気は、生地では出せない部分なので、そこを活かすことは考えました。佐藤:シリコンという素材は本当にバリエーション豊かなので、その発見と共に、またカラーバリエーションが増えてくる可能性もありますよね。ほぼ日:色を決定してから工場に行ったところ、それまでに見たことのないすごくはっきりとした蛍光色のシリコン素材を見かけたました。蛍光色に関しては、毎日使う物としては強すぎるかと思って見送りましたけれど、今後色が増えることもあるかもしれません。表面も、今回のような平らな物だけでなく、シボを付けたり、エンボス加工をしたり、模様を付けたりもできるので、まだまだ発展しそうな面白い素材を見つけた、という段階です。佐藤:そうそう、だから、可能性の扉が開いた感じがしますよね。――なるほど。話は変わりますが、以前糸井重里さんに今季のほぼ日手帳についてインタビューさせていただいた際、「SSACK」はこの手帳のスチューデント・モデルにあたるというようなご説明をいただいたんです。佐藤さんがデザインを手がけるに当たって、若い方が手に取ることを念頭に置かれていたんでしょうか。佐藤:シリコンのような素材に違和感なく触れる人たちというのは、比較的若い人だろうなという意識はありました。だけど、最初の入り口を若い人だとしても、大人の方々に好きになっていただけたのであれば、ぜひ使っていただきたいです。第一の対象としては若い人になるかもしれないけども、その奥にはいろんな人たちがいるので、デザインにおいて、やはり普遍性というのは、常に考えておかないといけないと感じています。だから、僕がデザインするときはいつも、例えば「若い人」向けに完全に絞ったデザインはまずしてないんですよ。入り口のその先を見る視点というか、それはいつもね、考えてはいるんですよね。――SSACKは100%シリコンで作られたカバーですが、今後、他の素材と組み合わせるなど、他の展開はあるのでしょうか?佐藤:そうですね、可能性としてはあると思います。繰り返しになりますが、シリコンはこう、テロテロとした形の決まらない素材なんです。だから、何かと貼り合わせることによって、質感や触感、使い勝手といった感覚的な部分で、新しいと感じられる素材が生まれるんじゃないかと思いまして、そのような作りのプロトタイプも提案させていただいたんです。だけども、新しい素材から開発を行うみたいな方向になると、それはそれは時間がかかるんですよ。そうやって複雑なことを突き詰めていく一方で、ものすごくシンプルに作ることも考えて、後者のほうがコストは抑えられると気づきました。まず手にとってくださる若い人たちのことを考えた時に、やっぱり高価な物は買えないじゃないですか。そういった流れで、今回は違ったかたちになりましたが、この(シリコンと異素材と組み合わせる)方向をこれからも探っていくことは、僕はいいのではないかと思っています。――今後、SSACKの第2弾、第3弾もありうるということですか?佐藤:「ほぼ日手帳」全般にいえることなのですが、糸井さんやみなさん、そして僕たちという"「ほぼ日手帳」チーム"は、決して満足しないんですよ。次の年には「何か」できる、もっとよくできるぞという姿勢で取り組んでいます。もちろん、その時点では一番いいと思えるものを世に出しているのですが、それでも、出来上がったものを常に疑ってかかるわけです。SSACKに関して言えば、初々しい新人で、「まだまだこれから精進しなさい」と言いたくなるようなところがありますね。●デジタルメディアの「朽ち方」――最後にお聞きします。SSACKのデザインを拝見したとき、昨今スマートフォンなどでスケジュール管理をしている人たちにも受け入れられやすそうな雰囲気を感じました。デジタルがアナログにとってかわる、というような論議はさまざまなところで起こっていますが、佐藤さんのデザインのお仕事の上で、デジタルとアナログはどのような違いがあり、どちらを好んで使っていらっしゃいますか?"デジタル"と"紙"はよく比較されますが、これからもずっと共存していくものだと思います。僕個人としては、大人になるまでずっと紙に親しんでいて、そもそもデジタルメディアがなかったですからね。だからこそ感じる安心感と、鉛筆と紙の摩擦によって、スケッチが見えてくるというその触感、そして自分がアウトプットすることによって、目からその結果がインプットされるという相互作用が非常に重要だと感じています。もちろん、インターネットで調べものをしたり、メールをしたり、連絡のために文章を書いたりだとか、そういった用途には当たり前のように使いますし、スマホも使っています。けれど、デザインに関しては、デジタルな道具で線を引くことは1本たりともないです。――現在のデジタルツールは、まだ佐藤さんのデザインの仕事における相互作用を成り立たせるまでには至ってないということでしょうか。佐藤:そういう意味では、まだまだ発展途上なんでしょう。だって、デジタルな入力デバイスでは、質感みたいなものまでは自分に戻ってこないじゃないですか。まだ「平らなものを、とがったものでこする」というような触感しかなくて、紙と鉛筆が持っている「豊かさ」はそこにはないわけです。デジタルなツールのほうが情報はどんどん手に入るけれども、自分の身体の感覚を常に活かしながらクリエイションするという意味では、まだまだといった印象です。今のところは、紙のほうが面白くてしょうがないですね。だから僕にとっては、比べようとも思わないというか。――まだ比べる段階にない、ということですか?佐藤:ええ、全くないですね。たぶん、そのまま僕は逃げ切っちゃうのかもしれない(笑) でも、デジタルなものを否定しているわけではまったくなくて。なぜなら、これからの若い人にとってはね、当たり前のことだからなんです。もうそういう世代はすでに生まれているのだから。僕らの時代だって、シャープペンシルが出た時には、「普通は鉛筆をナイフで削るもんだ!」って、怒られたわけでしょう。ロットリングが出た時には、「本来はカラス口で引くものだ」って言われてたわけだし、常に道具っていうのは進化して、その都度「昔はこうだった」ってお叱りを受ける運命にあるものなんです。誰が文句を言っても、新しい道具の可能性がどんどん切り開かれていくのは事実で、僕にとっては、紙と鉛筆と消しゴムっていうのが感覚的に一番信頼できる、というだけの話です。ただ、いまのデジタルメディアに対して思うのは、「朽ちていく」という要素を入れるといいと思うんですよ。紙は時と共に朽ちていくので、時間を経た自分のスケッチを見ると、黄ばんで時間を経た状態が、過去の情報を自分に戻してくれます。また、例えば人間の細胞も、細胞そのものに死ぬプログラムが組み込まれているからうまく働くのであって、もし細胞が死ななかったら、どんどん増長して大変なことになってしまう。デジタルデータには、この例えに近いものを感じます。だから、いつまでもきれいなままではなくて、デジタルならではの「朽ち方」みたいなものがあったりしたら、すてきなのではないかと思います。――ありがとうございました。
2014年12月05日東京糸井重里事務所は21日より、『学生 島耕作』とのコラボレーションアイテム、「『学生 島耕作』1巻 限定版(ほぼ日手帳 WEEKS 2015)付き」を販売する。○人気マンガとのコラボレーションが実現「島耕作」シリーズは、1983年より連載が続く人気マンガ。『学生 島耕作』は講談社青年漫画誌『イブニング』で連載中のシリーズ最新作となる。この度のコラボレーションは、第1巻の発売を記念したもので、限定版に「ほぼ日手帳WEEKS2015島耕作バージョン」がついてくるというもの。『学生 島耕作』バージョンでは、物語の舞台である1960年代当時に流行したアイビー・ルックをイメージした紺色を表紙に採用。島耕作が通う早稲田大学のエンジ色と、青春まっただ中を表した青いラインが入っている。また、特典として、『学生 島耕作』に登場するキャラクターの描きおろしイラストが入った下敷きもセットでついてくる。『学生 島耕作』作者 弘兼憲史氏は「ちゃんと早稲田大学のエンジ色が入っていていいですね。ポケットにはいるサイズというのもうれしいですし、全体的な印象はいい感じです!」とコメント。糸井重里氏は「スケジュール表だと思いすぎない方がいいですよっていうのが、僕からの助言ですね。日付を平気で無視してじゃんじゃん書いた方がいいです」と述べている。「『学生 島耕作』1巻 限定版"ほぼ日手帳 WEEKS 2015"付き」の販売価格は2,500円(税別)。全国の書店やロフトで販売予定。
2014年11月19日『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など日本が誇る名優・高倉健(享年83)が11月10日(月)、亡くなっていたことが明らかになり、吉永小百合、大竹しのぶ、広末涼子らこれまで共演した女優たちから追悼コメントが発表された。1956年に銀幕デビューを果たし、『網走番外地』『日本侠客伝』を始め邦画史上に残るヒット作に出演してきた高倉さん。CMで話題となった「自分、不器用ですから」という台詞で寡黙なイメージがあるが、多くの俳優陣から「健さん」という愛称で親しまれていた。遺作となったのは、高倉さんにとって6年ぶりの主演映画『あなたへ』だった。1980年に『動乱』で共演した吉永さんは、「お知らせに信じられない思いでおります。1986年に中国への旅を御一緒して以来、一度もお目に掛かっていませんでした。映画の世界に生きることの素晴らしさを教えていただいた方です。本当にありがとうございました。感謝の思いでいっぱいです」。また、『鉄道員』で共演した大竹さんは「『鉄道員』での、たった一度だけの共演でしたが、十本も二十本も映画を撮ったような、豊かで素晴らしいことを沢山教えて頂きました。映画人「高倉健」の魅力は、そのまま、人間『高倉健さん』の魅力です。美しく、気高く、そして何よりも優しい健さんを一生忘れません。神様みたいな人が、本当の神様になってしまったようです。淋しいです」。同作で共演した広末さんは「今もまだ信じられません。ただただ、悲しくて、淋しいです。健さんに撮影現場で聞かせてもらった音楽、入れてもらった珈琲、かけていただい優しい言葉たち、背筋の伸びた大きな体で、力強く抱きしめてもらった思い出…全て全部、忘れません」。さらにSNSでも各著名人がコメントを残している。<俳優・浅野忠信>高倉健さんのご冥福をお祈りします本当に悲しいですありがとうございました。<俳優・糸井重里>「気仙沼ニッティング」の、第一号のセーターを予約してくれて買ってくださったのが高倉健さんでした。あの時、ほんとうに勇気になりました。合掌。<俳優・八嶋智人>京都の東映太秦撮影所に初めて行った時、高倉健という楽屋を見付け、十数分その前で立ち尽くしていた。いらっしゃらないのに。高倉健という字面にはそういう力があります。これからそんな人は現れるんだろうか。大きな喪失感。凄いなぁ。合掌。すでに葬儀は、親族のみの密葬で行われているとのこと。ご冥福をお祈りいたします――。(text:cinemacafe.net)
2014年11月18日欧米の人からしてみるとアジアンビューティと言われる一重ですが、やっぱりモデルさんのようなパッチリ二重に憧れる女の子は多いですよね?ところで日本人女性の一重率、ご存知ですか?大体50%~60%だそうです(諸説あるようですが)。思っていたよりも多い?少ない?GODMake.に撮影に来る女の子は90%以上、二重か奥二重なのですが、実際には、そうだよねぇ、、というパーセント。最近では、いじっちゃう子も増えたけど、やっぱり勇気もいるしお金もかかる・・・。かといって毎日ファイバーやテープを使って二重作るのも大変!できることなら安全に本物の二重をGETしたいよね・・・そんな一重、奥二重女子に朗報!もしかすると整形なしで本物の二重が手に入れられるかも!?もちろん「絶対」ではないけれど、手に入るかどうかチェックする方法があるんです!実際にGODMake.に撮影に来てくれるモデルの中でも、これで二重をGETできたという話を聞くので試してみる価値はあるかも。その“自然な二重”がゲットできそうなまぶたかどうか、わかるチェック方法とは?【5秒でできる、自然な二重チェック方法!】まずは一重、奥二重の目尻に人差し指を当て、少し横に引っ張ってみて。ここで自然にできた二重線が、ゲットできるかもしれない二重線なのです。あくまで「自然な二重」なので、当たり前だけど欲張りすぎた幅では本物の二重はゲットできません。けど、このDラインこそ、自分の顔とバランスもイイみたい♪では実際にどうやって二重線をゲットするのかというと・・・この「ミセルDラインジェル」を使います。ミセルDラインの詳細はこちらまず夜寝る前にジェルを塗ります。軽くまぶたをマッサージします。次の日の朝、メイク時にまたこのジェルを塗ります。二重が出来るまでは付属ののりを使って、二重を作ってクセを付けます。これをくり返して早い子で2-3週間もするとのりを使わなくても自然な二重が出来てくるらしい!あきらめている子もやってみる価値はあるかも♪実はこの動画に出ているモデルの斎藤ひろみちゃんも、本当にミセルDラインを使って二重線が少しづつできているという体験者なのです。是非一度動画も見てね。
2014年11月12日「好きなひとが、できました」。糸井重里さんのこのキャッチコピーにやられた人も多いはず。そして、「いつか私の前にも聖司君が……」などと夢を抱いていた女子も少なくないだろう。スタジオジブリが1995年に世に出した「耳をすませば」である。そして、その風景は聖蹟桜ヶ丘(東京都多摩市)をモチーフにしていることも有名な話だ。だが、筆者は思った。聖司が雫に言った「お前を乗せて坂道登るって決めたんだ」という坂も、本当にあるのだろうか。そして、本当に人を乗せて登りきれる坂なのか。実際に検証してみることにした。○「青春のポスト」があなたの青春を見守る京王電鉄聖蹟桜ヶ丘駅までは新宿から30分程度。駅の電車接近メロディーは映画の主題歌「カントリー・ロード」だ。駅のそばにはショッピングセンター「せいせき」などがあり、東京のベッドタウンとしてにぎやかな町並みが広がっている。映画「耳をすませば」の舞台は、図書館と聖司のおじいちゃんが営む「地球屋」などがある「杉の宮駅」と、雫の団地がある「向原駅」がメインだが、その主要ポイントは聖蹟桜ヶ丘周辺の風景から想起することができる。実際に聖蹟桜ヶ丘駅の西口広場には、「耳をすませば モデル地案内マップ」の看板と映画ファンと地元の有志が設置した「青春のポスト」がある。さらに、その上の階にあたる京王ストア2階の前にはスタンプラリーができる案内マップがあり、誰でも自由に持ち帰ることができる。この「青春のポスト」は2010年に設置されたもので、デザインは地球屋が元になっており、屋根の猫や壁に寄り添った自転車などにもファンの想いが詰まっている。ただし、ポストに投函したものは、実際には郵送されない。自分の夢や目標を記して投函し、その夢が叶ったらその報告をつづってまた投函しに訪れてほしいというもので、聖司と雫同様、"あなたの青春を見守る"というもののようだ。○坂やロータリーは実在する!映画では北口から図書館に続くが、実際は西口からスタート。映画公開当時と今とでは街の風景が違うが、雫が猫のムーンを追いかけた交差点や橋、坂道は今も変わらない。この橋は霞ヶ関橋といい、その下には大栗川が流れている。なお、駅から始まるスタンプラリーの2カ所目は、霞ヶ関橋に続く通りに面するファミリーマート。ひょっとしたら、映画で雫が友達の夕子との待ち合わせに使っていたのもファミリーマートだったのと関係があるのかもしれない。そして、図書館に続く坂道はいろは坂という。実際のいろは坂も映画と同様、くねくねと続いており、その間には階段が設けられている。脇の松の木も含めて、雫が地球屋に向かう時に通った階段と一致している。ただし、この場所に図書館はない。ここにあるのはいろは坂桜公園だが、図書館の風景同様、街を一望できる視界の開けた空間が広がっている。ムーンを追いかけていた雫がたどり着くロータリーも、いろは坂を登りきったところにちゃんとある。実際はこのロータリーに地球屋はないが、代わってあるのが洋菓子 自家製造「ノア」で、3カ所目(最後)のスタンプラリーのポイントになっている。お店の扉を開けると流れてくるのは「カントリー・ロード」。店頭で出迎えてくれるのは地球屋のバロン。その横にはバロンの連れのルイーゼもいる。ノアには「耳をすませば」ゆかりのクッキー「ロータリークッキー」(税込720円)のほか、「耳すま思い出ノート」がある。「耳すま思い出ノート」はもともと、映画の最後で聖司と雫が訪れた"秘密の場所"のモデルとされている丘(通称、耳丘)にあったようだが、ノアに場所を移し、現在では37冊目になっている。ノートには映画への想いをつづったメッセージがぎっしり書かれており、何度も来訪する人のほか、遠方から訪れた人も少なくないことがうかがえた。なお、公園とロータリーの間には、同級生の杉村が雫に告白した神社のモデルとなった金比羅神社もある。映画ではここで杉村は振られてしまうのだが、金比羅神社には「恋おみくじ機」が設置されている。大吉から凶までを記した普通のおみくじとはちょっと違う言葉が書かれているようなので、気になる人はぜひ、自分の恋の行方を占ってみよう。○配水塔に夕子が泣いた公園もロータリーはこの周辺で一番高いところにあり、周辺を見下ろすことができるのだが、ロータリーから南西を見ると白い配水塔が見えてくる。映画の冒頭辺りの雫が住む団地のシーンには、この白い配水塔も登場する。実際、白い配水塔の周辺は愛宕団地が広がっており、杉村のことで悩む夕子が雫を呼び出した公園も、団地の周りに点在している。そして、先にも触れたように、この聖蹟桜ヶ丘には最後のシーンである"秘密の場所"に似た丘がある。ただ、この辺りは特に住宅が密集しているため、映画と同じ風景を望むのは難しいようだ。今までのスポットもそうだが、スポットめぐりに熱を出しすぎて周辺住人に迷惑をかけることがないよう、特に気をつけていただきたい。○青春の坂は目には見えない!?さて、冒頭で提議した、「お前を乗せて坂道登るって決めたんだ」という坂は本当にあるのか? である。筆者が自転車に取り付けたサイクルコンピューターで計測したところ、駅から公園(映画では図書館)に続くいろは坂は最大で11%程度の傾斜であった。確かにこの坂を雫を乗せて登るのは厳しいだろう。実際、いろは坂ではロードバイク乗りの姿をよく見かけたが、坂の長さや傾斜的にもトレーニングにいいのかもしれない。とは言え、映画のシーンを見返してみるとどうもいろは坂とは景色が違う。愛宕団地や丘周辺は比較的短い坂がいくつもあるが、計測したところあっても8%程度だった。映画のシーンを見る限り、あの坂は軽く10%を越える傾斜だろうが、なかなかそれらしい坂が見つからない。もっと探せば実際はあるのかもしれないが、「2人で困難にも立ち向かいたい」という想いがあの坂の傾斜を高く見せていた、というところで締めくくってもいいのかもと思った。ちなみに、ロータリーには地球屋はないが、そのモデルとされる場所はある。「邪宗門」という喫茶店なのだが、残念ながら2012年に閉店している。モデルとなったのは外観というよりも内観のようで、店内のインテリアやアンティークな雰囲気などに地球屋を想起することができたとか。「耳をすませば」は2015年で放映から20周年を迎えるが、今でもモデル地巡りをする人は絶えない。筆者は自転車で巡ったが、徒歩でも行ける場所である。むしろ、坂が多いので徒歩の方が楽しく巡れるかもしれない。これから行ってみようという人は、その前に再度、「耳をすませば」であの頃のときめきを思い出してから向かっていただきたい。※記事中の情報・価格は2014年10月取材時のもの
2014年10月28日東京糸井重里事務所は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の多目的スペース「HOBONICHIのTOBICHI」にて、新創刊のライフスタイル雑誌「つるとはな」1誌のみを扱う期間限定ショップ「ひとつの雑誌だけを売る本屋さん」をオープンする。開店日時は10月22日~26日 11:00~20:00。本レポートでは、オープンに先がけて行われた創刊記者発表会で語られた内容をお届けする。「つるとはな」は、マガジンハウスのライフスタイル雑誌「ku:nel」創刊を手がけた岡戸絹枝氏が編集長を務め、新潮社で「考える人」と「芸術新潮」の編集長を兼任していた松家仁之氏が編集制作を務めるライフスタイル雑誌。両名が出版社を退職し、フリーランスになったこと、そしてジャンルは違えど"人に話を聞いて作る雑誌"を手がけていたことなどからタッグを組み、そこに元日本コカ・コーラヴァイスプレジデントの佐藤真氏が加わって、雑誌と同名の会社を立ち上げて創刊に至った。誌名は、岡戸氏と共に「ku:nel」の創刊を手がけた編集者・ 鈴木るみこ氏の祖母、そして岡戸氏の祖母の名前から取ったのだという。アートディレクターは、「ku:nel」を手がけた有山達也氏が担当している。創刊号に関しては、雑誌広告は三越伊勢丹1社のみで、「この雑誌でしか読めない広告」を実現するため、宣伝部と協業して作り込んだコンテンツが掲載されるとのこと。出版取次は介さず、同社が直接やりとりした書店やAmazonなどのWeb流通、そして「ほぼ日刊イトイ新聞」での販売を実施する。誌名の由来、そして「人生の先輩に聞く」というサブコピーから分かるように、創刊メンバーから見て"先輩"と呼べるような年代の人々にインタビューを行い、その生き方を描く記事を掲載する。創刊号にインタビューが掲載されている料理家のホルトハウス房子氏は80歳、パートナーのレイモンド氏は95歳だ。このほか、イタリア文学者・須賀敦子氏の生前友人に宛てた手紙を発見後初めて公開するなど、文学研究者やファンにとって大きなトピックも用意されている。立ち位置としてはいわゆる「シニア層」ターゲットの雑誌であるように思われるが、マーケティング的な観点から"シニア層の関心事"と設定されているような、老後の預金や健康などを扱うものではないという。「つるとはな」という雑誌について、松家氏は「編集長・岡戸絹枝自身が抱く、"これからどうやって年を取っていけばいいのだろう"という関心から生まれたもの」なのだと解説した。この出版不況にあって新たに雑誌を創刊することに対して、松家氏は「紙のメディアにはまだ役割があります。少なくとも今後20~30年はあると思いますし、紙のメディアの方が頑張れば、50年にも及ぶかと思います。電源がなくても読めますし、紙が持つ質感やビジュアル、ぱらぱらと「めくる」マテリアルとしての魅力は失われていません」と断言。「出版界の人間が(紙のメディアを)過小評価し、自信を失いすぎている」とも付け加えた上で、「もっと面白いコンテンツを作ることで、読者を動かすことはできるという確信のようなものはあります」と語った。紙の可能性を語る一方、Webの力にも期待しているということで、同社のサイトには書店からの問い合わせ窓口を設置。販路を広げながら、ゆくゆくは書籍を発行する予定もあるとコメントした。なお、期間限定ショップでは、10月24日に岡戸氏と松家氏、そして「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏の3名によるトークイベントを開催。一般入場はすでに締め切られているが、「ほぼ日刊イトイ新聞」上にてテキスト中継が行われるという。ショップに関する詳細は「TOBICHI」のWebページにて確認してほしい。
2014年10月22日東京糸井重里事務所は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の「店舗」であり「ギャラリー」であり「イベント会場」として2014年8月にオープンした「HOBONICHIのTOBICHI」にて、"手製本"に定評がある「美篶堂(みすずどう)」が2日間限定の店舗をオープンすると発表した。開催日時は11月2日・3日 10:00~20:00。入場無料。この特別店舗では、書き終わった思い出のほぼ日手帳を自分の手で製本する「美篶堂×ほぼ日手帳 製本ワークショップ」を行うほか、持ち込まれた手帳を預かり、依頼主の好みの布でオーダーメイドの本に仕上げるオーダー製本サービスの予約受付、美篶堂オリジナル文具や、美篶堂で製本した谷川俊太郎氏の詩集などの展示・販売が行われる。また、「美篶堂×ほぼ日手帳 製本ワークショップ」では、書き終わったほぼ日手帳(オリジナル)を、製本キットを使って本にするワークショップを実施。開催スケジュールは、11月2日 10:00~13:00/15:00~18:00、11月3日 10:00~13:00/15:00~18:00(各回定員10名)。参加費は3,240円(当日会場支払い)。「ほぼ日手帳 製本キット(オリジナル用)」が必要となるが、「ほぼ日手帳WEB SHOP」での事前購入だけでなく、当日会場での購入も可能とのこと。なお、会期のうち11月3日は、美篶堂の会長であり、いまも現役の一流製本職人である上島松男氏が、会場にて製本についての質問や相談を受け付けるということだ。
2014年10月16日●デザイナ-・佐藤卓と作り上げた新カバー「SSACK」紙に手で書く「アナログ」な手法から、iPhoneなどのデジタル端末を使う「デジタル」なやり方に、さまざまなものが移り変わっている昨今。そんな中、多くの支持を得ている"アナログ"な文房具の代表格ともいえるのが「ほぼ日手帳」だろう。同商品は数多くのクリエイターとコラボレーションし、毎年異なるデザインのカバーを生み出している。今年は基本のカバーのかたちや素材とはまったく異なるシリーズ「SSACK(ザック)」を、デザイナー・佐藤卓との協業によって作り出したのが目新しい。すでに手帳カテゴリの定番商品の位置を獲得していながら、毎年新たな試みを行っているのも特徴のひとつだ。今回は、そんな「ほぼ日手帳2015」のラインナップや、デジタル時代における"アナログ"な文房具の「進むべき先」について、同製品を生んだWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏に話をうかがった。――さっそくですが、今回新登場した手帳カバー「SSACK(ザック)」は、ほぼ日手帳のカバーの基本形から外れていて、素材もシリコンというほぼ日"らしく"ない素材を使っており、新しい挑戦だと感じました。このシリーズが生まれたいきさつをお教えください。「ほぼ日手帳」は、全体的にほかの手帳より高いと言われますが、高いぶんだけ僕らもちょっと自信があると言いますか、価格を上回る商品づくりをしているつもりです。ですが今回、若い人への(ほぼ日手帳の)入り口を広げようと思って作ったのが「SSACK」です。パソコンなどで、スチューデントモデルが出るのと同じような感覚かもしれません。名前は活動的なリュックサックのイメージから来ていて、素材も丈夫で、機能性みたいなものをつめこんだ、"大事にしない人を大事にしたい"というような製品です。この真逆にあるのが、革のカバーと言えますね。――そんな経緯で生まれたものだったんですね。確かに定番の型のカバーよりはやや安価(1,296円)ですが、デザイナーの佐藤卓さんが開発に携わったということもあり、デザイン性に敏感な人に向けたものだと思っていました。位置づけとしてはあくまで廉価版ということなんでしょうか。そうなんです。でも、廉価版を出すときに、ちゃんとした良いデザインにしないとかっこ悪いし、「こんなんでいいだろ?」という雰囲気になってしまったら嫌ですから。このカバーを見た人からは「8,000円くらいしますか?」と聞かれたりもしますけれど、実は一番安いというのが、この製品の面白いところですね。卓さんが「できないかも」って言ったくらい、なかなかの難産だったんです。これまでのものとは形が違うし、乱暴に使えるものにしたいし、シールを貼ったりして個性を出す人にも受け入れられるようなものにしたいなど、満たしてほしい要件がいくつもありました。ほかの(布や革などでできた)カバーは縫製で作るものですが、このカバーは押して型で作るので、たとえるならiPhoneのようなプロダクトを作る感覚に近かったかもしれません。(ほぼ日手帳のカバーとして)"あとから出てきたプロトタイプ"、という気がします。マグネットで開け閉めする仕組みや、色のバリエーションも、卓さんと一緒に決めました。――基本のかたちとかなり構造は異なりますが、並べてみると「ほぼ日手帳」らしい雰囲気なのもまた印象的です。たいした仕事ですよ。卓さんもそうだし、"英語版ほぼ日手帳"「Hobonichi Planner」の企画製作に携わってくださっているソニア パークさんや、ハンドメイドで革カバーを手がけてくださっているアンリ・ベグランさんにもいえることですが、こちらがためらうような省略をすっと行って、良いものを作ってくださるんです。そんな仕事ぶりに、僕らは「"これだけは譲れないもの"は何なんだろう?」といつも問われている気がしますね。●、"アナログ"な文房具が進むべき方向は?――2015年版も写真家・石川直樹さんの写真がカバーになったのをはじめ、多くのクリエイターとのコラボレーションカバーを発表されています。「ほぼ日手帳」のカバーがクリエイターのショーケースのようになってきているような印象があるのですが、今後もさらにクリエイターとの協業は広げていくのでしょうか。もちろんです。さまざまなクリエイターの方とご一緒して、幸運なことにその多くがカバーというかたちで成就していますが、もちろん全部が実現するわけではありません。残念ながらかたちにならなかったものも、そのプロセスそのものが良い刺激になっています。ほぼ日手帳のカバーに写真をあしらったのは、石川直樹さんが初めてです。「ほぼ日」のコンテンツや書籍「はたらきたい。」のときにご一緒して、作品のみならず、彼の活動を含めてコラボレーションしたいと思った方ですね。ほかにも、松本大洋さんに描いていただいた文庫本「ボールのようなことば。」の表紙イラストが、週間手帳「WEEKS」のいちデザインとして登場しています。「TOBICHI」での展示では、石川さんと松本さんの手帳は、写真集や文庫本と並べて展示しています。――手帳カバーのデザインを、元になった作品と見比べられるのは面白い試みですね。「TOBICHI」での展示は、まるで美術館のような雰囲気も感じられます。今回は確かにそうですね。でも、この間は1日限定の喫茶店でした。8月にできたばかりの場所ですが、催しを変えるたびに全然違う装いになっています。小さい場所ですけれど、「エキスだけ見てもらえればいい」というものも結構ありますからね。まとめて手帳を見せるだけの催しはここで行って、LOFTさんでは大勢の人が来ても大丈夫な展示をやります。――ところで、昨年の手帳発売の時のインタビューでは、パソコンの普及期に「シャープペンシルを封印する儀式」をされたものの、その後再び筆記具を使うようになったとうかがいました。昨今、クリエイターがiPhoneなどを用いてメモやスケッチを行ったり、絵を描かれる方は筆記具をペンタブレットに持ち替えたりする流れがありますが、糸井さんがアナログに戻ったきっかけは?やっぱり、様式関係なく物を書けることですね。デジタルなものでは、脳の中をとりあえず置いていくというようなことができないんです。――フリーハンドとテキスト入力の両方に対応しているiPadなどのメモアプリなどと比べても、やはりアナログの筆記具のほうが使いやすいということでしょうか?iPadのスイッチを入れたり、アプリを起こしたりするというのが、僕にとってはちょっと違うんですよね。"すぐに"書けないと、さっき言ったようなことはできないと感じています。――しかしながら、スマートフォンなどデジタル端末が普及したことで文房具が売れなくなってきているという声もあり、モバイルアプリと連携した文房具が出てきたりもしています。「ほぼ日手帳」はそんな情勢の中でも根強い支持を受けていますが、"アナログ"な文房具が進むべき方向はどこにあるのでしょうか。そんな行き先があれば教えてほしいくらいです(笑)。あえて言うならば、「買いに行けばある」ということに負けているんだと思います。たとえば、包丁。すでに切ってあるサラダなんかがそこかしこで売っていて、必要になった時に出来合いを買ってくればいいという人が増えている。だから、包丁が売れなくなってきている……"かも"しれません。だけど、包丁自体は今もなくなっていないじゃないですか。しかも、昔に比べて(100円均一など安価な雑貨店やWebストアなど)「包丁を買う機会」は増えている。その一方で、デパートではお客さんが列をなして、包丁を研いだり、あるいは銘を入れてもらったりしている。中には「ゾーリンゲンのあの包丁がほしい」なんていう、こだわりのある人もいる。文房具もそうだと思います。だからと言って、包丁が売れない原因を「出来合いのサラダ」だと仮定して、「みんな、野菜は自分で切ったほうがいいぞ!」と言っても仕方ないじゃないですか(笑) 世の中全体を「それ以前」に戻そうと思っても無理ですし、売れすぎた時に比べたら(売れなくなっている)ということじゃないかなあ。誰も彼もがウハウハ言うような時代って、そんなにはないですよ。――なるほど。ほぼ日手帳について言えば、2014年版を買ってくれている人が50万人いて、買ってくれた人たちが喜んで使ってくれている声が届いています。もしかしたら、いずれ買ってくれる人が100万人にまで増えるかもしれませんが、急にはそうならないでしょう。販路を広げれば、そうなる可能性は上がるかもしれません。ただ、それを達成したところで、果たして嬉しいのかな?と考えてしまいます。(物の需要は)あるところまで下がったらそれ以上は下がらないし、あるところまで増えたらそれ以上にはならない。みんなに"ちょうどいい場所"があるわけだから、「ちょうど良い場所で、一番いいものになりましょう」というのが、一番いいですよね。何かの「全体」を考えると、やはり答えは出ないです。――ありがとうございました。
2014年08月28日佐々木希さんや堀北真希さんみたいなパッチリ二重の瞳って華やかで憧れますよね。でも、黒木メイサさん、モデルのすみれさんのような涼しげな目元も魅力的!一重・奥二重ならではの魅力もたくさんあるなーと感じています。それぞれの特徴を活かし、ポイントを押さえたメイクでもっと素敵に見せましょう!<意外に多い!一重&奥二重アイドル>筆者が現在、暮らしている韓国はアイドル大国。この国の人気アイドルの中にも一重&奥二重の子がたくさんいます。代表的なのがBrown Eyed Girlsのガイン。以前テレビで「整形しなくてもアイラインがあれば第二の人生を生きられる」と発言し、話題になりました。実際に彼女のアイメイクは、切れ長の一重をいっそうクールでセクシーに見せています。また、小動物のような愛らしいキャラクターで人気のKARAのスンヨンは、アーモンド型の大きな奥二重の瞳がとてもキュート。彼女もアイラインやつけまつげを使ったアイメイクで、いろいろな表情を見せています。<一重メイク成功のポイント>はれぼったい印象になりがちな一重さん。悩みを解消するメイクの成功ポイントをご紹介します!◆アイラインで引き締め&デカ目効果目尻まで太めにアイラインを引いちゃいましょう!思い切って引いても、正面から見たときにはちょうどいい目力アップの効果が。目尻にかけて太めに描いていくことで目元が締まって見えます。目尻はラインを少し跳ね上げるように描くと、はつらつとした印象に。◆なりたい女性像を叶えるアイシャドウアイシャドウで目元にグラデーションをつくりましょう。メリハリが出てはれぼったさが抑えられ、ニュアンスが出ます。まずはベースとなる色をまぶた全体に広げたら、続いてアイホールにだけ少し濃い色を。眉毛のすぐ下にアクセントとなる色を細く引き、仕上げに目のキワにもっとも濃い色を引いて締めます。少しクールに見せるならグレーやパープル、ソフトな印象にしたいならピンクやブラウンというように、この方法を守れば選択肢も増えますよ!ふと目を伏せたときの印象のギャップも一重さんの強み!相手をドキッとさせる効果絶大です!<奥二重メイク成功のポイント>一重じゃない。でも、二重と同じメイクではなんだか決まらない……。奥二重さん共通の悩みではないでしょうか。奥二重さんの成功ポイントはこちらです!◆目尻のアイラインで印象は自由自在奥二重さんの中には、目尻だけは二重に見えるという人が多いのでは?というわけでメイクポイントは目尻!上まぶたのアイラインはまつげのすき間を埋めるようなつもりで細く引き、目尻の引き方で印象を調節しましょう。例えばラインを跳ね上げれば小悪魔風に、ゆるやかなカーブで目からはみ出るように引けば、大人っぽくなります。また、下まぶたの目尻の部分に濃いラインを入れてぼかすと、タレ目効果で女性らしさがアップします。◆まつげは上げすぎないこと!ビューラーを使うときにも気をつけてほしいポイントが。それはまつげを上げすぎないこと。根元からぐっと上げても、マスカラがまぶたについてしまったり、まつげの印象が強すぎてしまったりと、あまりおすすめできません。横から見たときに自然にカーブする程度に留めましょう。マスカラを根元から塗れば、カーブが長持ちしますよ。<ヘアスタイルにもこだわってみて!>前髪を下ろす、斜めに流すなど、目を強調させるとデカ目効果が!ショートカットもいいかも。一重さん&奥二重さんならクールな雰囲気でかっこよく決まるはず!いかがでしたか?最近は一重さん&二重さん用に開発されたメイクアイテムも増えてきています。自分の個性を最大限に活かすメイクで、美女度をアップしちゃいましょう!(文=mayu110)【プロフィール】人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。天麗美人占いあなたの美人タイプ 【無料占い】
2014年08月19日コピーライターの糸井重里が主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が、東京・南青山に初のリアル店舗「TOBICHI(トビチ)」(東京都港区南青山4-25-14)をオープンした。店舗、ギャラリー、そしてイベント会場としての機能を持つTOBICHIでは同サイトとコラボレーションし、ギャラリーやイベントなどさまざまな催しを開催する。催しの内容はサイト上で紹介され、リアルとネットを行き来する中で、コンテンツをより広く伝えていくのが店の狙いだ。建設デザインのコンセプトは“30歳くらいの特にお金もコネもない人が、一所懸命になにかやりたくてつくった場所”。什器や家具は天然素材を得意とする「三角屋」の姉妹店でもある「六角屋」が担当した。ゆくゆくは同店の製品をその場で発注できるようになるという。なお、10日までの期間、オープニング企画として「福森雅武のあそび部屋」が開催される。福森は伊賀にある「土楽」の七代目当主で、陶芸の傍らで花や絵、書などを趣味にしている。会場では氏が趣味に戯れる様子が見られる他、器や花器、陶仏などの作品を購入することも出来る。8月下旬には「いちにちだけの大坊珈琲店(仮)」や「ほぼ日手帳2015(仮)」などのイベントも開催される予定だ。
2014年08月05日プレナスが展開する持ち帰り弁当のブランド「Hotto Motto(ほっともっと)」は、7月4日に「和風おろしとり天重」を、7月10日に「和風おろし焼肉重」を新発売する。「和風おろしとり天重」は、柔らかな鶏もも肉と、なす、ピーマン、かぼちゃといった夏野菜の天ぷらを、だしのきいたたれと大根おろしで食べる天重。添えてあるレモンをしぼると、さらにすっきりと天ぷらを味わえる。たれは大根おろしと合わせてもおいしく食べられるよう、濃い目の味付けになっている。価格は500円(税込)。「和風おろし焼肉重」は、和風だれで炒めた牛焼き肉を、大根おろしとともに味わえる一品。だしの味を生かして焼き上げた和風の牛焼き肉は、大根おろしとの相性もよく、最後まで後味さっぱりと楽しめる。おろしとり天重同様、レモンが付いているので、しぼって食べるとさらにすっきりとした味わいとなる。価格は540円(税込)。
2014年07月01日作・谷川俊太郎氏、絵・松本大洋氏、企画監修・糸井重里氏による絵本『かないくん』(東京糸井重里事務所/1,600円+税)。1月24日に出版され、今も品薄状態の書店が存在するという。そんな同書を元に、5月16日から6月2日にかけて、渋谷のパルコミュージアムにて原画やラフスケッチ、「死」に関する詩の展示などを行う「かないくん展」が行われる予定だ。ある意味、究極のキャリアである「死」。文章を担当した詩人・谷川俊太郎さんはどのようにとらえているのだろうか。同展に先駆けて、話を伺った。○死んでしまったら、今までの仕事が何も残らなくても構わない--早速ですが、死について、どんなイメージを持たれていますか?基本的には日本人だから、一種のアニミズムというのか…木にも草にも神様が宿る、といった考え方と同じで、自分も死んだら「土に還る」という考え方はありますね。でも「死ぬというのは肉体を置いて身体を脱ぐことになる」と考えると、だんだん「じゃあ残るのはなんだ」と思うようになりませんか? それは自分というものよりも、もっと広い…魂みたいな言い方が一番近いのかな。自由になった魂が残る、という感覚なのかなと思います。どこまで自分の記憶が残るのかはよくわからないんだけど、何かは残る、何かを感じるだろうなって思いますけどね。だから、今は死も一種の楽しみになっています。「どうなるのかな」という好奇心があるから。--例えば自分がいなくなったあとに、「これが残ってほしい」と思うお仕事ってありますか?ないんです、僕はもう。何も残らなくてもかまわない。だって自分がいないんだから、残っても楽しめないじゃない。いや「おれがえらくなってるんだ」と思えればいいけど(笑)。銅像が立ってら、なんて(死んでからも)わかってたら面白いですけどね。アインシュタインは、「死とはどういうことですか」と聞かれたときに「モーツァルトが聞けないことだ」って答えたそうで、すごく印象に残っていますね。ただ僕も、若い頃はそう思ってたんだけど、今は「死んだ方がもっとよくモーツァルトを聴けるんじゃないか」と思います(笑)。耳があるかどうかはわからないんだけど、生きてるときとは違う感覚で聴けるんじゃないかなと。五感じゃない感じ方ができたら面白い。--それはやっぱり死なないとわからないですねそう、だから楽しみなんですよね。○様々な死についての、感覚の違い--今回の「かないくん」の中には、突然の死と、だんだんいなくなる死が出てくると思います。感覚の違いはありますかそれはもちろん。亡くなる方にもよりますが、全然違いますね。うちの母は認知症になってから4年7カ月病院にいて亡くなったのですが、それと…例えば先日亡くなった広告批評の天野(祐吉)さんの死に対する感覚は少し違ってきます。その近くまで一緒に仕事で会ったりしていたので、急に亡くなることのショックというのは大きいですね。信じられないんです。だからすぐに悲しくなるというよりも、ふっと思い出して悲しくなったりします。--作中で、おじいさんが後からかないくんのことを思い出す感覚にも近いですかそうですね、きっと。自分と何か関係のある死は記憶に残るんですね。それは有名人とかじゃなくて、身近な人。僕は、第二次大戦中の東京大空襲の焼け跡の死というのも印象に残っていますね。子供だから「自分も死ぬかもしれない」という意識は全然なかったのですが。○なるべく元気に死にたいから、身体には気をつける--今までのお仕事の中で、気に入っているものはありますか?詩の中でいえば、『芝生』という詩は自分で「これはいい」と思っています。生まれ方が特別だったものだから。それから、『おならうた』みたいな言葉遊びのものも気に入っていますね。--ちなみに、お仕事にはパソコンを使われるんですね。なんだか意外でした詩人はコンピューター導入早かったですよ。絶対手書きじゃなきゃやだという人もけっこういるんですが、仕事道具としてはパソコンという人もけっこう多いです。それで、ネットを駆使して(笑)。僕は買い物とか、調べ物とか、そんなところでもよく使いますね。--今後も、死についての詩は書かれますか?自然に書いちゃうでしょうね。先日吉野弘さんという詩人が亡くなったんですが、それについて書いてくれと言われたときも、自然と詩の形になりましたね。--ふだん意識してるわけでないけど書きたい題材ではあるのでしょうか…?書きたい題材ではなく、自然に。親しみ深いテーマではあるかな。特にやっぱり、同世代の身近な方がずいぶん亡くなったから、どうしても考えてしまいます。そういう方について書く時は、どうしても意識しちゃうから。--詩人には定年がないと思うのですが、死ぬまで書き続ける予定ですか?自然にまかせて…認知症になったら書けないだろうし、例えば転んで歩けなくなってしまうこともあるだろうし、自分で予想できないので、なるようになるしかないって感じですね。でもなるべく元気に死にたいから、身体には気をつけてます。元気に死ぬっていうのが理想なんですよ。かないくん展 「ほぼ日の」死と生の展覧会5月16日~6月2日。10時~21時(入場は閉場の30分前まで。最終日は18時退場)。渋谷パルコミュージアム(渋谷パルコパート1・3F)にて開催。谷川俊太郎さんの死の詩と解説、ビデオインタビュー、『かないくん』原価28点展示、かないくんといっしょに写真を撮れるフォトコーナー、スペシャルグッズ販売などを予定。詳細は特設ページ参照。※5月25日(日)は会場内でイベントを開催するため、12:00ごろ~15:00ごろまで会場内原画展示の一部に閲覧制限がかかる。また、混雑状況によっては展覧会場への入場制限の可能性あり。
2014年05月16日(画像は里田まいオフィシャルブログ「里田まいの里田米」より)里田まい、ニューヨークで奮闘中今世界で最も活躍している日本人の1人が、田中将大投手でしょう。現在MLBニューヨークヤンキースで大活躍中の彼は、アイドル好きなことでも有名で、2012年にアイドル「カントリー娘。」の里田まいさんと結婚したことが話題になりました。田中投手を虜にした里田まいさんは、可愛らしい外見と天然キャラで、日本のお茶の間を楽しませてくれていましたが、現在は夫の田中投手についてニューヨークで生活しています。彼女のオフィシャルブログ「里田まいの里田米」では、慣れない生活に奮闘する彼女の様子がつづられています。洗練されたニューヨーク・ファッション引っ越し当初は言葉の壁もあり、なかなか外出もままならなかった彼女ですが、4月19日のブログでは、1人でタイムズスクエアにある牛角へ行ってきたと報告しています。アップされている写真では、スリーブレスの白のトップスに、ちらりと胸元に除くネックレスで、ラフな中にも洗練を感じさせるニューヨーク・ファッションを公開しています。同ブログを見ると、彼女がニューヨーク生活で頼りにしているのは、ブログ読者からのニューヨーク情報。様々な人が、彼女のためにコメントを寄せています。華やかな暮らしをアピールするのではなく、外国生活に四苦八苦しながら、等身大の生活をブログにアップする彼女。彼女の気取らないピュアな魅力は、ニューヨークでも健在のようです。【参考リンク】▼里田まいオフィシャルブログ「里田まいの里田米」
2014年04月24日(画像はプレスリリースより)アイシャドウ風二重形成コスメ『レイナチュ マルチアイリッド』でキレイな二重を長時間キープ化粧品を企画・製造し涙袋コスメブームの火付け役でもある株式会社レイナチュラルは新規のレイナチュ事業部より、マルチタイプの二重形成コスメ「レイナチュ マルチアイリッド」を2014年4月上旬に発売。全国の有名バラエティショップ・ドラッグストア・GMS他、PC・スマートフォン・モバイルに対応したレイナチュラル公式ECサイトから購入できる。アイシャドウ風のパールベージュ色で白浮きせず、まぶたの際から広く塗ってアイテープのように「自然な二重」に。まぶたとまぶたをしっかり接着させて、流行りの丸目や、元から二重の人もより大きな「ぱっちり二重」を形成するマルチタイプのグルーを採用。二重メイクが「バレないか不安」という女性の悩みを解決汗や涙に強いウォータープルーフタイプなのに、お湯で濡らしたコットンをあてれば、こすることなくメイクオフできる。美容成分であるヒアルロン酸とリピジュアを配合し、毎日のメイクでまぶたのケアもする。肌になじむアイシャドウ風の自然な整形メイクで「バレない」を可能とし、肌へのやさしさにもこだわったラテックスフリー。速乾性なので忙しい朝でもかんたんで安心の自然な二重整形メイクが完成する。【参考リンク】▼株式会社レイナチュラルプレスリリース/PR TIMES▼株式会社レイナチュラル▼株式会社レイナチュラル公式ECサイト
2014年04月12日