“【お便り募集】文筆家ひとみしょうさんにあなたのお悩み解決してもらいませんか?”にお悩みを送ってくれた方の中から、ピックアップしてひとみしょうさんが解決していきます。〜「つよがりアラサーさん 29歳」のお悩み〜はじめまして。 わたしは6年彼氏がいません。 23~28歳の間、自分の時間を自由に使って過ごしてきました。 (仕事で勉強することも多く、20代は仕事の能力を上げることとそのストレス発散に買い物や食事、友達との旅行に時間とお金を使ってきました。)27歳くらいから周りが結婚・出産ラッシュで、結婚式にお呼ばれしたり、赤ちゃんを見たりするうちに、「羨ましいな~」という感情を持つようになりました。 しかし、「結婚というのは、良いことばかりではない、大変なこと我慢しなければならないことの方が多い」というのも知っていますし、そちらの方ばかりを考えてしまいます。6年間自由に生きてきた私にそんなことが出来るのか自信がないですし、「結婚してみたけど、やっぱり合いませんでした」となるのが怖いです。 自分の生活リズムや譲れないところもあったりするので、なかなか人を好きになれません。 結婚に不向きなんでしょうか?出会いがないわけではないのに、6年も彼氏がいないと、自分に原因があるのだと思います。 無理して好きではない人と付き合うなら、1人で好きなことをしていたいと思い始めてます。 でも、将来1人は寂しいですし、一緒に歳をとっていく相手もほしいです。 私は何を優先するべきなんでしょうか?〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜感覚を優先させることを意識してみるといいのではないかと思います。最初に余談的な話をすると、恋愛とか結婚って、たとえば淋しいという感情に敏感であればあるほど、積極的な行動に出やすいものなのだろうと、僕は思っています。だって、「彼氏がいないと淋しい」と言っている女子って、たいてい彼氏がいるし、彼氏を切らせたことがなかったりするでしょ?淋しいから結婚するという言い方はあまり聞いたことがないものの、淋しさに端を発した恋愛の延長で結婚する人はいますよね。あるいは、あなたが書いてあるように、歳をとった時、ひとりじゃ淋しいから結婚する50代60代の人は、わりと見聞きします。淋しいという感覚淋しいから誰かと一緒にいたいとか、淋しいからエッチしたいなど、淋しさを動機とした行動を、人はわりと低俗なものだと切って捨てがちでしょ?だから、おおっぴらに「わたしは淋しいから彼氏をつくりました」と言う人は少ないでしょ?ここのところ、不思議なくらい市民権を得て大手を振っている出会い系アプリだって、むかしは淋しんぼの巣窟だったのです。人は、他人に淋しんぼと指さされるのが恥ずかしいから、人に隠れてこそこそと出会い系の「もしもし電話」に電話を掛けていたわけです。20年以上前の話です。と、のっけから話がそれましたが、恋愛体質の女子とか、さっと結婚しちゃう女子の中には、淋しいという気持ちに敏感な人も大勢いるというお話でした。さて、あなたの場合さて、あなたの場合、相談メールを読む限り、とくに淋しさに足をとられているわけでもなさそうですよね。<仕事で勉強することも多く、20代は仕事の能力を上げることと、そのストレス発散に買い物や食事、友達との旅行に時間とお金を使ってきました>って、もう、僕からすれば超理想的な人生ですよ。淋しい、淋しいと言うことなく、目標をもって、自分の人生を理性的にコントロールできているお利口さんの女子――こんな印象を持ちました。同時に、あなたのような優秀な人が苦手としていることも、瞬時に思い浮かびました。感覚と意識今の時代、賢い人って、意識中心の生活をしています。意識、つまり言語化できることを中心として生活しています。だからあなたは、結婚のメリットとデメリットをさっと思いつき、それを端的にまとめて相談メールに書きました。すごく優秀な女性だなあと僕は思います。でも本来、人って意識だけで暮らせないじゃないですか。感覚と意識とがワンセットになって生活していますよね。感覚とは言語化できないものです。たとえば、あなたがお腹が痛いと言ったとき、あなたが感じる痛みとまったく同じ感覚を他者に知ってもらうなんて、不可能でしょ?意識は要点をまとめてなんでも言語化してしまうけど、感覚はその人だけのものです。そして、意識優位に暮らして、その人だけの感覚をないがしろにしてしまうと、「頭で考えた恋愛・結婚」になります。頭で考えない恋愛頭で考えない恋愛、つまり感覚優位の恋愛とは、「明日は何が起こるかわからない」という気持ちに支配されている恋愛のことです。だって、ホントに明日なにが起こるかなんて、誰にもわからないですよね。感覚は常に「明日は何が起こるかわからない」と思っています。対して意識は……あなたの手帳やスマホのスケジュールアプリにあるように、明日の予定を「知っています」。8年前の来月(つまり2011年の3月)、誰もが予測していなかった震災が起き、その後、結婚する人が増えました。結婚する人が増えた理由を、絆だなんて冴えない言葉で説明する人もいるけれど、明日は何が起こるかわからないという、人が本来もっている感覚が研ぎ澄まされた時期だったから結婚する人が増えたのではないかと、僕は考えます。今の時代、優秀な人ほど、感覚をおろそかにして、意識中心の生活をしています。つまり言語化できない感覚的インフォメーションを脳内から削除して、意識だけで暮らしています。恋愛や結婚とは、意識化されえないもの(つまり感覚的情報)の集積だから、優秀な人ほど恋愛や結婚から遠ざかります。遠ざかりすぎるのも、意識がNOと言うので、婚活会社に登録して、「合理的」に婚活して、「条件」という意識の産物を互いに見せ合って、合意に達したら結婚します。思いつきの生活をしてみてくださいべつにそれでもかまわないと僕は思うけど、でも、あなたのように、ふと立ち止まったとき、将来じぶんが抱くことになる淋しさに思いを馳せるなど、意識と感覚のアンバランスさに気づいた賢者には、ぜひとも感覚を優先させることを意識してみてほしいなと思います。奇しくも、相談メールは「私は何を優先するべきなんでしょうか?」と、「べき」という言葉を使って締めくくられています。「べき論」って、意識中心の生活における必須アイテムです。そうじゃなくて、「今日は天気が良いから、近所の公園にでも行こうかなあ」みたいに、思いつきの生活をしてみてください。そしたらきっと、何かが変わるから。(ひとみしょう/作家)
2019年02月16日「他人と暮らすストレス」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳。「何かあったとき怖いという理由で一人では暮らせない」ため同棲をしていますが、「他人と暮らすことにものすごくストレスを感じてしまう」ことに悩んでいます。これまでの交際を振り返っても、「ひとりじゃなきゃ駄目な時間があることを理解してくれる人」は中々いないとのこと。「結婚して幸せな家庭を築けている人が羨ましい」「どうやって相手を受け入れたらいいのか」と問いかけています。人と暮らすことにストレスを感じてしまう人の傾向「ものすごくワガママ」で「色んなことに過敏」と自己分析されているトピ主さん。他人と暮らすことに多大なストレスを感じてしまうのは、「自分の好きなように過ごしたい思い」が強い一方で「”我がまま”に振る舞いきれない人」に多いように思います。本当に“我がまま”になれる人は、他人と一緒に暮らしていても比較的自由に振る舞いますし、自分の時間が欲しくなればふらりといなくなるなどマイペースを貫くので、耐えられないほどのストレスにはなりにくいです。他人との摩擦に敏感で、「誰かと一緒に暮らしていると自分のしたいことができない!」と感じる人ほどストレスは大きくなりやすい、と言えるでしょう。期待に応えられない“負い目”もストレスに!?トピ主さんは、「他人と一緒に眠ること」が一番のストレスだそうですね。一緒に寝ると相手のいびきなどで寝不足になり、体調を崩して仕事に影響が出てしまうことも。「スキンシップも極力避けたい」「ひとりで眠りたい」ものの、それを理解してくれる男性はなかなかいない。現在の同棲相手からも、「同じ布団で寝たい」と何度も言われているそうです。おそらくトピ主さんは「スキンシップ=愛情」だと感じる度合が低く、またパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる空間)もそれなりに広いのでしょう。「人間としての何かが欠落しているのか」とのことですが、異性とのスキンシップがあまり好きではない人も一定数いますので、自分だけが変だと思う必要はありません。もしかしたら「恋人の期待に応えられない」という負い目もまた、ストレスにつながっているのかもしれませんね。だからといって無理して一緒に寝て、仕事に支障が出るようなことが続けば、ストレスは今以上に溜まり、彼との未来にもどんどん後ろ向きになってしまうでしょう。そう考えれば、「トピ主さんがひとりで眠ることは、ふたりの良好な関係維持のために必要なこと」だとも言えます。「別々に寝ることが、いかにトピ主さんの気持ちや恋愛関係をいい状態に保ってくれるか」について、彼にプレゼンをしてみるのもひとつです。もっと現実的に折り合う形を探したい!ということならば、「最初は彼のベッドに一緒に入り、いびきをかき始めたら、そっと別の部屋へ移動して自分のベッドで眠る」といった折衷案もあります。でもそれも毎日では疲れてしまいますよね。「週末だけはそういう時間を持つ」などメリハリをつけて、お互いの要求のバランスを取ってみるのも一案です。「ひとりの時間が欲しい」という人は少なくない「ひとりになりたい時間があるのは、何らおかしいことではない!」と真に理解することも、ストレスを減らす助けになると思います。未婚・既婚問わず、「ひとりの時間が欲しい」と口にする人はたくさんいますし、どんなに仲の良い家族だって、一緒にいるのがわずらわしいな、と思ってしまう瞬間はあるもの。たまには少し距離を取ったほうがいい状態が保てる、という関係性も少なくありません。また、“ひとりの精神状態”になれる場所を確保しておくのもおすすめです。互いの自室を持つのがベストだと思いますが、トイレやベランダでそうした時間を確保している人もいます。家の中が難しければ、お気に入りのカフェなど外で探してみるのもひとつ。ちなみに、「飛行機や新幹線のグリーン席に乗っているときが一番、”ひとりになりたい欲”を叶えられる時間」だと教えてくれた既婚の友人もいました。そうして時々は上手に息抜きもしながら、共同生活の楽しさやいいところを享受している人も少なくない、ということです。彼が寂しがるならば「常に一緒にいたり、スキンシップをしたりすること」ではない形で、トピ主さんなりの愛情表現をしていきましょう。それを受容するかは彼次第ですが、少なくとも「私はこう感じる、こういう関係だと嬉しい」ということは根気強く伝えていくといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月28日この原稿を書いている11月22日、いい夫婦の日にTwitterのDMに一通の相談がきました。「川口さんに聞きたいことがあります。わたしには付き合って3年になる彼氏がいます。わたしは今、28歳になり結婚も意識する年齢になりました。でも彼と『結婚したい』とはなかなか思えません。彼のことは間違いなく大好きだし、周りからはお似合いだよって言われるのですが、なんだか腑に落ちません。こんな風に考えるのはおかしいのでしょうか。自分の気持ちがよくわからなくなってしまいました。」ハウコレ読者の皆さんは、もし友達からこんな相談を受けたら、なんて言ってあげますか?■恋愛と結婚は野球とサッカーくらい違うスポーツハウコレ内でも何度も書いてきたことですが、僕は恋愛と結婚は野球とサッカーくらい全くルールの異なるものだ、という認識を持った方がいいと考えています。そもそもルールが違うので、野球のルールでうまくやれていたとしても、サッカーのルールでうまくやれるわけではありません。相談者さんは彼と野球を上手にやれる自信があるのでしょう。でもサッカーをやれると思えない。それは、“おかしい”ことでも何でもなく、むしろ普通だという感覚です。■恋人と結婚相手の違いは、ある!これは僕が「恋人と結婚相手の違い」を説明するときによく使うものです。一緒にいる時、ドキドキする相手と恋をしよう一緒にいる時、ドキドキしない相手と結婚をしよう一緒にいない時、相手のことで頭がいっぱいになる相手と恋をしよう一緒にいない時、自分のことに安心して集中できる相手と結婚をしよう刺激と癒しを同時に与えてくれる相手と恋をしよう信頼と尊敬を同時に与えてくれる相手と結婚をしよう恋は瞬間のファンタジーであり、結婚は永遠の日常である。きっと相談者さんにとって、今の彼氏さんは恋人としてドキドキできて、彼のことしか考えられなくて、刺激と癒しをくれる相手なのでしょう。それでも相談者さんが彼との結婚をイメージできないのは「結婚の先に永遠の日常が待っているから」なのでしょう。■結婚相手は「恋愛しなくてもいい」相手を選びましょう僕が妻と出会った時のことを思い返すと、僕にとっての当時の妻は、最初こそ「恋人」であったものの、お互いの親友と親に会わせたりしていくうちに、徐々に「結婚相手」として見るようになったと思います。それからは妻を、「この先死ぬまでずっと続く共同生活を共にする相手」として捉えるようになりました。恋人の存在は確かに刺激があって、日常に彩りを与えてくれるものです。しかしだからといって「彼氏として大好きな人」は「夫としてずっとそばにいてほしい人」と必ずしもイコールにはなりません。だってそんなドキドキが毎日続いたら疲れちゃうでしょ?自分のテンションも、無理させないといけなくなるでしょ?だから、結婚相手はむしろ「恋愛しなくてもいい」相手を選んだ方がうまくいくんじゃないかと思うのです。■結婚は、したくなってから考えればいいここまでの説明を聞いた相談者さんは、「そうなると・・・今の彼氏とは結婚しないほうがいいってことですよね?大好きなのに別れるのもおかしいのかなと思うのですが」と聞いてきました。そこで僕がこう答えました。「その逆ですよ。その彼氏と一緒にいるってことは、〇〇さんはまだ結婚をしたい人じゃないんです。年齢的に『結婚を考えなきゃ』とぼんやり考え始めたから、彼とのミスマッチ感が起きただけです。お互いが本当に結婚相手を望むようになったら、お互いが「恋人」から「結婚相手」に変わっていくかもしれないし、別れて別々の人と結ばれるかもしれません。いずれにせよ、今そうなってないってことは、お互い恋愛をしていたいってことだと思います。今は恋愛に思う存分集中したらいいんじゃないですか?」結婚は「したい」と心の底から思ったときに考えればいいこと。周囲は急かすかもしれないですが、急かされてする結婚にいい結婚はありません。いい夫婦は、男女が「夫婦になるにふさわしいと思えたタイミングで決意した」結果生まれるものなんじゃないですかね。(川口美樹/ライター)※個別の相談はTwitterのDMへどうぞ。(ハウコレ編集部)
2018年12月16日“【お便り募集】文筆家ひとみしょうさんにあなたのお悩み解決してもらいませんか?”にお悩みを送ってくれた方の中から、ピックアップしてひとみしょうさんが解決していきます。〜「さくさん 23歳」のお悩み〜1年ほど付き合っている2歳下の彼氏がいます。以前は考え方(いわゆる価値観というんでしょうか)の違いでしょっちゅう喧嘩していました。最近は落ち着いてきましたが、納得したのではなく争うのが嫌で諦めているだけです。たとえば、彼は精神的な意味では人生を鍛錬の場として捉えているようです。客観的に見て間違っていると思われる性格は改善すると。でも私は近しい人にはありのままを受け入れてほしいと言い、何度か口論になりました。また仕事において彼はなるべく働きたくないらしく、ベーシックインカムを導入してほしい、すべてAIにやらせればいいなどと怠惰なことを言います。私は自分が生きているうちにそんな世の中になるとは思えない、なったとしてもそれは人間らしさが失われた世の中になるにちがいないと反論しました。他にも倫理的にどうなの?と思うような発言もありました。 彼は本当に優しく、今まで出会ったどの人よりも大事にしてくれます。お互い結婚するならこの人と思えるほど大好きですが、いつか破綻しそうで怖いです。〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜今のあなたの恋愛は、あなたが彼のことが大好きだという情熱によって維持されています。あなたが「彼とは倫理的にまったく合わないからもうイヤだ、別れたい」と思えば、その時この恋は終わります。つまり、彼のことが大好きだけど、いろんな価値観が合わないという若い恋って、彼女の我慢の限界が別れになるという、よくあるパターンです。恋愛はそれがどのような恋であっても個別性の高いものなので、「よくある」とは書きたくないし、そう書いたらさくさんに失礼かなと思うけれど、でもまあ、若い恋にありがちなことです。この相談のポイントこの相談のポイントは、あなたが彼のやさしさや、彼が大事にしてくれていることに対して「恋するお姫様」になってしまっている点にあるように思います。これはなにもあなたに限ったことではなくて「こんなにわたしに優しくしてくれる男子って、はじめて!」とか、「こんなにわたしのことを大事にしてくれる男子って、はじめて!」というような自分の心の動きに、自分で感動していて、それこそが恋なんだと思っている、というのは、若い女子にありがちなことです。そしてそれは、主に、とても素直でそれなりによく勉強してきたいわば育ちのいい女子によく見られる恋の傾向だと僕は見ています。<近しい人にはありのままを受け入れてほしい>さくさんのこの言葉が、さくさんの人格をよく表しているように思います。倫理ってどう決まるか知っていますか?そういう「できた彼女」に対し、彼は働きたくないといったり、ベーシックインカムの導入を期待したり……わりと社会というものを知らない(苦労をしていない)男子なのかと思えば、<彼は精神的な意味では人生を鍛錬の場として捉えているようで>……さらに、<客観的に見て間違っていると思われる性格は改善すると>言っているようで、なんか哲学者みたいな感じですよね。魂の鍛錬こそがより良く生きることだ!と言っている哲学者って、歴史上何人かいて、でもそういう言説は哲学史には残っていても流行っていないところを見れば、どこか間違っているんだろうなあと僕は思います。ちなみに、倫理という言葉が相談文に出ていましたが、倫理ってどう決まるか知っていますか?たとえば人のモノを盗んではいけないというのは倫理ですよね。なぜ盗んではいけないのか?ふたりの恋の行方が微妙になるとき多くの人が盗まないほうがいいと思っているから。あるいは、盗まないほうが社会がうまく回るから。たとえばこういう解釈があります。つまり究極の倫理観って、多くの人にとって「そのほうが都合がいい」ということです。良い(善い)とか悪いということがとかくついてまわる倫理だけど、「それがなぜよいのか(なぜ悪いのか)」を突き詰めると、最後に残るのは、多くの人にとってそっちの方が都合がいいということしか(哲学的には)言えない――こういうことを言っている哲学者がいます。もっともあなたの彼氏が言っているAIとかの話は、まだ社会の成り立ちを知らない、若い男子にありがちな独りよがりな話でしょうから、真に受けることもないと思います。きっと社会人になれば彼の価値観や倫理観は変わってくるはずです。イヤでも社会を知って、イヤでも社会に独りよがりな考え方を矯正されるから。明るい結論を出せなくて申し訳ないのですが・・・きっとその時が、おふたりの恋の行方が微妙になるときでしょうね。彼もあなたも社会に出るとどうなるかといえば、あなたは、彼よりしっかりした価値観や倫理観をもった男性がこの世にいて、そういう人の何人かがあなたに好意を寄せていることに気づくでしょう。気づいたあなたが、AIだのベーシックインカムだのと言っている彼を幼いと思った時、ふたりの恋の行方に暗雲が垂れ込めます。たいていは「好きだけど別れたい」と、彼女が(つまりさくさんが)彼に切り出して、彼は彼女を繋ぎ留めておく術がなく、泣く泣く別れ、彼女は新しい恋愛に満面の笑みで駆け寄り、彼はひとり寂しく悶々とした日々を送るのです。これもありがちな話です。というか、男子はそういう「悶々」を経ないと、真の男になれないのです。明るい結論を出せなくて申し訳ないのですが、僕の経験上、僕はそう思います。(ひとみしょう/作家)
2018年12月11日“【お便り募集】文筆家ひとみしょうさんにあなたのお悩み解決してもらいませんか?”にお悩みを送ってくれた方の中から、ピックアップしてひとみしょうさんが解決していきます。〜「ぽんさん 27歳」のお悩み〜私は、人間のこと好きなのかな?と周りに思われてしまうほど、ひとに興味がない~といった雰囲気をいつも醸し出しているそうです。 彼氏は年単位でいません。声をかけてくれる男性は、彼女持ちや既婚者で、女好きで遊んでいる男性ばかりです。 人間に興味がなさそうに見える私がいけないんでしょうけど、結婚できるのか焦りが出てきました。〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜人に興味がなさそうに見える人だって「わたし、結婚してます」とか、「ぼく結婚してます」と言うから、だから結婚って不思議なんですよね。結婚が不思議というか、人って不思議というか、人って見かけによらないというか、人の自己評価ほどアテにならないものはないというか。彼女持ちや既婚者で、女好きで遊んでいる男性ばかりが寄ってくる理由ぼんさんに寄ってくる男性が<彼女持ちや既婚者で、女好きで遊んでいる男性ばかり>というのは、そういう男性じゃないと「攻略しづらい」雰囲気をあなたが持っているからです。男って「口説くとっかかり」がわかりづらいと、なかなか口説けないんですよね。 たとえばいつも笑顔で誰に対しても親切で、飲みに行くとボディタッチしてくる女性は、かなりの頻度で&かなり多種多様な男性から口説かれます。男からすれば「入口が明確」に見えるからです。反対に、あなたのように、人に興味がなさそうに見える女性というのは、男が口説く入り口を探しても見つからないんですよね。簡単にいえば、物事を始めるフックがない――だから、わりと「高度なテクor鉄の心臓を持っている男」しか寄ってこないんです。既婚者って、精神的に余裕ぶっこいているから、口説くのを失敗しても痛くもかゆくもなかったりします。だから当たって砕けろの精神で口説き放題です。遊び慣れている男もおなじです。「女性にこうすれば、女性はこう出てくる」とか「女性がこう出てくれば、自分がこう振る舞うと女性がパンツを脱いでくれる」とか、そういうことがわかっているから、女性と遊べるのです。それがわかっていないと、消防士がレーヨンの服で火の中に飛び込むのと同じで、とても危険なのです。愛の本質は「愛されること」にあるのではなく「愛すること」にあるから人に興味があるとかないとかというのって、じつはあまり結婚に関係ありません。「3Pに興味がないとセックスするのに支障をきたす」という言い方ってすごくおかしいでしょ?それと同じニュアンスで、人に興味がある・ないというのと、結婚って、あまり関係ないです。問題は、あなたが主体的に生きているかどうか、という生き方にかかっています。「あまり気が進まないけど、毎日会社に行かなくてはならないからとりあえず会社に行く」みたいなことをやっていたら、どうしても人の主体性は死んでしまうので、主体的に生きようと思っても無理かもしれないけど、でも、生活の中の些細なことでもいいから、主体的にやる習慣を持つと、かならずそういうあなたを目に止めてくれ、認めてくれる人が現れます。これはホントに不思議なことだけど、主体的に生き始めたら、その姿は誰かの目にかならず止まって、おいしいことが起こります。おそらく愛の本質は「愛されること」にあるのではなく「愛すること」にあるからだろうと思います。先入観をもって判断しないこともしあなたが主体的に生きられないというのであれば、あなたに寄ってくる女好きで遊んでいる男性と交際するといいです。遊んでいる男だって、やがて誰かと結婚したくなる時がやってきます。そして実際に結婚したら、これまで遊び人だったのが嘘に思えるくらい家族を大切にする男に変わったなんて事例は掃いて捨てるほどあるのだから、あまり他人を先入観をもって判断しないことです。そしてこれは、あなた自身の自己評価にも言えることです。わたしは人に興味がないからと思っていても、明日なにかが起これば、いきなり人好きに生まれ変わったりするんですよ、人って。今のあなたに必要なことは、先入観をもって判断しないことです。「わたしは人好きじゃない」じゃなくて「わたしってどういう人間なんだろう」と思うことです。「彼は遊び人だ」と思うのではなくて「彼はなぜそんなに女性のことが好きなのだろう。もしかして人間好きなの?」と思うことです。先入観を排除して暮らしていれば、かならずおいしいことが起こります。これも人生の(人という生き物の)不思議だと僕は思います。(ひとみしょう/作家)
2018年11月14日恋のお悩みは、真剣なものほど誰かに相談したい……けれど、友達にも言いにくい悩みを抱えていることも珍しくありません。 そんな女性たちの間で今、話題なのがLINEの『トークCARE』というサービス。今回、恋に悩むアラサー女性が、『トークCARE』で専門家に恋愛相談している様子を覗かせていただきました。はたして結果は……。文・並木まき「彼が結婚してくれません…」「4年くらいお付き合いをしている彼がいるのですが、なかなか結婚に踏み切ってくれず悩んでいます。私はもうすぐ30歳になるので、なんとかして彼にプロポーズしてもらいたいのですが、彼はまだ20代半ば。まだまだ結婚についてのビジョンが見えていないようです。事あるごとにさりげなく結婚の話をしても、生返事ばかりで、すぐに話題を逸らされてしまいます。このままでは私も婚期を逃してしまいそうです。なんとかして、彼からプロポーズさせる方法はないでしょうか……?」(アヤ/29歳/事務職)恋愛のプロの回答は?アヤさんは、心理カウンセラーの蜜月ジュリナ先生に相談してみることにしました。どんな回答が得られるのでしょうか……!?まずは彼がプロポーズしてこない理由を、冷静に分析してくれたジュリナ先生。さっそく、具体的なアドバイスもしてくれています。彼が結婚を考えてくれるようになるために、何をすべきなのかを簡潔に伝えてくれたジュリナ先生。恋に迷える女子にとって、とても心強いアドバイスです。自分の気持ちを押し通すだけでなく、相手の立場に立つことに気づかせてもらったアヤさん。清々しい気持ちで相談を終えたようです。アヤさんの感想「彼との結婚の悩みは、これまで友達にも相談できず、自分の中だけでモヤモヤと考えていました。でも、今回『トークCARE』でジュリナ先生に相談して、自分の気持ちだけでなく、彼の気持ちを考えてあげることも必要なんだなと気付かされました。ジュリナ先生はスパッと簡潔なアドバイスをしてくれるだけでなく、昔から知っているお姉さんのような温かさで接してくれて安心できました。先生のおかげで、今までのモヤモヤした気持ちがスッキリ晴れやかになりました! 彼との関係をさらに深められるように、頑張っていきたいと思います!」『トークCARE』は、恋愛・美容・ダイエットなど様々なジャンルの専門家とLINEのトーク上で直接相談することができるサービスです。専門家の検索から相談までLINE上で完結することができ、事前予約や専門家の元に行く必要もないため、時間や場所を問わずに相談することができますよ。同じ相談を複数の先生にすることも可能なので、いろんな意見を聞きたい方にもオススメです。アヤさんのように恋愛でお悩みの方はもちろん、ダイエット、メイク、ファッションなどで悩みのある方は、ぜひ『トークCARE』を使ってみて!(C) fizkes / shutterstock(C) Odrida / shutterstock
2018年10月18日気になる彼や、今付き合っている彼がいるという皆さま。彼とは恋愛で終わってしまうのか、結婚まで考えるべきか……悩みどころですよね。今回はこの悩みに対してヒントをお伝えしましょう。彼が「恋愛向き」の男性なのか、「結婚向き」の男性なのか……見極める4つのポイントをお伝えします。さて、彼はどっちでしょうか?■ その1:お洒落な食事を好む男性は……お洒落なレストランに連れて行ってくれて、会計をいつもしてくれる、そんな紳士的な男性は「恋愛向き」です。ひとたび結婚したら、毎日レストランに行くわけにはいきませんから、その男性の新しい面が現れてきます。いつも気ままに外食、好きなレストランに行ける生活を送っていた男性は、制約されるのを嫌いがちです。結婚した家庭での食事も新鮮味が薄れてきた頃、外食が恋しくなってしまい家になかなか帰ってこないことも……。デートが毎回ゴージャスな男性は、結婚には向かない可能性があると考えましょう。■ その2:自分が忙しくなると連絡が滞る男性は……恋愛は双方が調子が良い時はうまくいきます。そして、どちらかが都合が悪くなったり、好きという感情が弱まると別れることができます。そういう意味で自由です。一方、結婚は一度してしまうとそうたやすくはいきません。自分が仕事などで忙しくなると連絡が滞る男性というのは、自由な「恋愛向き」です。あなた自身も、彼の状態に合わせてペース配分を変えて行けば良いからです。一方、結婚して一緒に生活すると、毎回毎回彼のペースに合わせて柔軟に対応することが難しくなります。忙しくなって連絡が滞るというのは、自分のことを優先する傾向が非常に強いことの現れです。結婚生活には向かない可能性があると考えましょう。■ その3:共通の趣味が少ない男性は……あなたと共通の趣味が少ない男は、「恋愛向き」です。恋愛においてはお互いある程度時間を作っていくことがデートの大前提になりますので、異なる趣味もお互いに楽しむことができます。一方で、結婚生活は、お互いが毎日一緒にいるため、片方の趣味でただデートするだけでは、もう一方がリフレッシュできないことが多くなってきます。また、子育てなど含めて恋愛のように自由に使える時間自体が少ないため、相手の趣味に合わせるよりも自分の趣味で息抜きしたいという思いが自然と強くなっていきます。共通の趣味を通じてリフレッシュできない、そんな男性は結婚には不向きの可能性があると考えましょう。■ その4:夢や挑戦したいことがある男性は……いろいろ夢や挑戦したいことがある、そんな男性は恋愛と結婚どちらに向くでしょう?恋愛だと考えられやすいですが、実は違います。チャレンジ精神にあふれた男性は、意外にも「結婚向き」です。さまざまな困難や、ひとりの生活とは異なることが多い結婚生活において、一緒に家族と乗り越えていく、そんなエネルギーの源泉が、夢や挑戦したいことです。それが無いと、疲弊してどんどん結婚のストレスが溜まっていくことになるでしょう。一方、恋愛においては、どちらかというと「あなた自身に全力投球」してくれる彼が向いていますので、ある程度夢も実現して余裕がある方が向いています。■ 本当に彼でいい?今回のヒントいかがでしたか?恋愛から結婚に移行しようとしている方、結婚を前提にお付き合いを検討している方は、今回のヒントを参考に、本当に彼で良いのかを念のためチェックしてみましょう。(お坊さん 恋愛コーチ さとちゃん/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年09月13日結婚したいという気持ちはあるのに、「プライドが邪魔をする」「自分に自信が持てない」とアンビバレントな思いに悩む女子の声も多い。心のハードルを取り除き、結婚にポジティブに向き合うための、気持ちと考え方の切り替え法をケース別に伝授します。今回、未婚女性への調査で多かったのが「結婚はしたいが、気になることがあって踏み切れない」の声。そこで、彼女たちが抱える心の枷をメンタルトレーナーの久瑠あさ美さんに分析してもらった。「見栄や世間体、コンプレックス…自分では原因がわかっているつもりでも、意外とそれが“思い込み”である可能性は高いもの。まずは自分の中にある心の矛盾に気づいて、“結婚したい”感情にブレーキをかけているものが何か、あぶり出すことが大切です」収入や容姿などスペックの低い人とは結婚できない友達に「結婚相手が見つからない」とこぼすと、「理想が高いからなー」とよく言われます。自分では「普通の人でいい」と思っているのですが…。1年ほど前から積極的に婚活イベントに参加していて、「これだけ頑張っているんだもの!」と収入や容姿のいい人を求める気持ちがどこかにある気も。(32歳・恋人なし)【自分にない価値を相手に求めているだけかも】「婚活において、相手のスペックはわかりやすい判断材料。“普通の人でいい”と言いつつも、無意識に相手を数値化しているのではないでしょうか。自尊心の裏返しで、自分にない価値を相手に求めているだけなのかもしれません。しかし、条件で選んだ結婚では、条件つきの幸せしか得られないと気づいて」彼の年齢が不安今の彼と結婚したいと思っているのですが、14歳も年上なのが引っかかっています。彼のことは大好きなのに、正直、親に紹介しにくいなと思ってしまったり…。子供ができたときとか、老後のことを考えると、結婚して大丈夫なのか不安な気持ちがあります。(28歳・恋人あり)【結婚の形はそれぞれ。世間とのズレを恐れてはダメ】「14歳年上、いいと思います。老後のことや子供については、お互いが健康管理してさえいればクリアできるはず。気になっているのは、むしろ“世間体”では。一般的な概念からは外れますが、逆に年齢差を自慢にしてしまうなど、自分の結婚に対しオリジナルな指標を作ることで解決できるはず」親や周りに自慢できる人がいい友人の結婚した相手を見ると、「羨ましい」「どこでそんないい人を見つけたんだろう」と若干ひがみを感じてしまいます。「あんな人と結婚したら親も喜んでくれそう」「私もそんな彼を見つけたい!」という目線で男の人を見てしまっている自分がいて、なかなか相手が見つかりません。(28歳・恋人なし)【他人は関係ない!自分の選択に自信を持って】「相手を選ぶ観点が他者目線になってしまっています。自信がないので、“いい人見つけたね”と他人に言われて満足したいだけ。自分が選んだ人を信じられる心の強さを磨いていきましょう。完璧さを求めるのではなく、自分が彼の自慢できるポイントを作ってあげるくらいの気持ちで臨むといいと思います」自分が妻としてうまくやれるか自信がない自分は自由人な性格で、彼の妻が務まるのか心配です。面倒くさがりなので、毎日家事ができるのか、家計の管理ができるのか。そして、相手の家族に嫁として認めてもらえるのか心配が尽きません。(29歳・恋人あり)【彼のために努力する気がなく、“自由人”を認めてほしいだけ】「厳しいことを言うようですが、“自由人”という言葉を使って、面倒なことから逃げているだけに思えます。性格のせいではなく、実は努力する気がないのかも。結婚したら、家事も家計の管理もやるんです!結婚を考える前に、まずはその姿勢を改め、生活をきちんと立て直すことが先ではないでしょうか」久瑠あさ美さんメンタルトレーナー。「ff Mental Room」代表。5万人のクライアント実績あり。最新刊は実践トレーニング本『未来を動かす手帳術』(扶桑社)。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・Murgraph取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年09月04日結婚相手との出会いから、結婚を決めた理由、そして結婚後の悩みまで、全国の25~44歳の既婚女性525人に、“結婚のリアル”について聞きました!未婚女性には、経験していないことだからこその期待や不安があったけど、既婚者は、実際結婚までどうやって辿りついたのだろう。「結婚相手との出会いの多くは、友達の紹介や学校の同級生、それに職場といった身近なコミュニティ。SNSが登場した今も、出会いの場の王道は、団塊世代から変わらないようですね」(少子化ジャーナリスト・白河桃子さん)一方、結婚のきっかけは、時代による移り変わりがある模様。「30年くらい前までは年齢で結婚を決めていましたが、少し前はきっかけがないから、妊娠先行で結婚するという傾向がありました。でも今は、『付き合いが長くなったから』など、自然な流れ。片方が強引に引っ張っていくということではないので、結婚後もうまくいきやすい」(家族社会学者・永田夏来さん)ただ、実際に結婚すると、こまごまとした不満や悩みも生じる。「多くは“許し”の問題だと思います。不満が溜まるのは、こうでなければいけないという“自分憲法”が厳しいから。仕方ないと相手を許せることが、結婚生活をよりよく続けるカギに」(漫画家・山田玲司さん)詳しい調査結果はこちら!身近な場で出会い、自然な流れで結婚を決めている。Q. 結婚相手とはどのように出会いましたか?(一部抜粋)A. 友達の紹介…23.2%、合コンや飲み会…14.5%、学校の同級生…10.1%、旅行先などの偶然の出会い…4.8%、婚活…2.9%、幼なじみ…1.1%「身近なコミュニティには、結婚に至りやすい出会いの条件が多数。直接、会う約束をしなくても、仲間で集まる機会があるし、それが仕事なら、目的や時間、場所の共有ができる。自然と深く打ち解けられるんです」(白河さん)Q. 結婚を具体的に考え始めるきっかけになった出来事は何ですか?A. 付き合いが長くなり、一緒にいるのを自然に感じた。子供が欲しかったから。周りの友達がどんどん結婚した。30歳が近づいてきて、そろそろかなと。仕事を辞めたタイミングで。「“子供ができたから結婚”ではなく、結婚の理由に“子供が欲しい”と言えるようになったのは、新しい状況。相手と人生設計が共有できているということで、その後、生活を共にするにあたって、とても大切」(永田さん)結婚は良し悪しあり。一番の悩み事は、夫の家族との関係性。Q. 結婚してから変わったことはなんですか?A. 自分にお金をかけられなくなった。自由に使えるお金が減った。悩みを一人で抱え込まないようになった。忍耐強くなった。あきらめを知った。帰宅時間を気にするようになった。相手の好みに合わせた料理を作っていたら、好きな食べ物が増えた。自然体でいるようになった。「自由にお金が使えなくなった」など、未婚女性の不安が的中している部分もあるけれど…。「これもやはり楽しめるかどうか。『悩みを一人で抱え込まなくなった』という意見もありますし、捉えようで結婚生活はよりラクになるはず」(山田さん)Q. 交際段階では感じていなかった、結婚してから新たに生じた悩みは何ですか?(複数回答)A. 夫の両親、きょうだい、親戚との関係…33.1%、家事の分担への不満…32.0%、夫との金銭感覚のズレ…28.0%、夫を男として見られなくなった…27.4%、夫の生活のだらしなさ…27.0%、知らなかった夫の性格が見えてきた…24.8%、休日の過ごし方に関する意見の不一致…21.7%「義父母との関係の問題は、昔から変わらず。その間に夫がどううまく入ってくれるかが不満解消の分かれ目に」(永田さん)。「家事については、時給換算すると、夫の年収が600万円でも分担する必要があるとのデータも。きちんと話し合うことが必要です」(白河さん)白河桃子さん少子化ジャーナリスト。相模女子大学客員教授。近著は共著『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版)。「婚活」ブームの火付け役としても知られる。山田玲司さん漫画家。『Bバージン』(小学館)など恋愛漫画とともに、女性向けサイト「AM」での恋愛相談コラムが人気に。『CICADA』(小学館)4巻が発売中。永田夏来さん家族社会学者。現代の日本における結婚観や家族観を調査研究している。新しい結婚や家族の形を綴った『生涯未婚時代』(イースト新書)が好評。今回一緒に調査を行ったのは…LINEリサーチコミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が展開する、スマートフォンリサーチサービス。リアルな声の収集に定評あり。※全国の25歳~44歳の未婚女性、既婚女性、未婚男性 各525人に、2018年7月14日~16日に調査。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・深川 優取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年09月02日“【お便り募集】文筆家ひとみしょうさんにあなたのお悩み解決してもらいませんか?”にお悩みを送ってくれた方の中から、ピックアップしてひとみしょうさんが解決していきます。〜「みぃさん27歳」のお悩み〜結婚しているけどずっと忘れられない人がいます。旦那と仲良いですが生理的に無理になってしまい...。ふと、忘れられない人が頭に浮かび もし、その人と付き合えたらと思ってしまう時もあります。でも、その人には今彼女がいます。 だからそうゆう事を思っちゃいけない。 その人が幸せならそれでいい。 これ以上その人の事を想っちゃいけないと。 旦那がいるんだからと理性をきかせています。 別れてほしいとかは思いませんが 彼女と一緒にいたりデートしてたりするのかなと想像すると嫉妬してしまう自分がいます。 どうしたらいいんでしょうか?〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜生理的に無理って・・・少しだけ雑談させてください。女子って、「生理的に無理」と、さらっと言えるところがすごいなあといつも思います。生理的に無理なんて彼が聞けば、彼はすごく落ち込むと思うんですよ。だって「生理的に」「無理」なんですよ。女子からそう言われないように、男たちはつねに細心の注意を払いつつ生きているわけだけれど、でもしかし、あなたが生理的に無理と思うのも、わからなくはないなあと思います。ちなみに、男子は女子に対して「生理的に無理」とは、あまり、というかほとんど言わないんだよね。そう思いませんか?男子が女子に「君は生理的に無理」と言っているの、聞いたことないでしょ?男子は「そこまで言うと女子が傷つく。女子を傷つけてはいけない」と思っているから言わないんです。それにしても女子の発言って自由でいいよね。「生理的に無理」のほかには、彼女と結婚して子どもをもうけたいと思っている彼に対して「わたし、子どもって欲しくないんだけど」と言ったり。あるいは、好意を寄せてくれている男子の前で、「わたし、彼氏はいらないけど子どもは欲しい」と言ったり、なかなか自由でいいなあ。嫌味じゃなくてホントにそう思います。あまり使えない答えと、使える答えさて、お悩みの件ですが、これ、みんな同じことを悩んでいます。と書いても、なんの慰めにもならないかもですが、でもあなたの友達の中にだって同じことで悩んでいる人がいるだろうし、昔の人でいえば、百人一首にある歌にも、同じようなことを思い煩っている歌があります。いわゆる「古典」にある恋の歌って、なんかほとんどそういう感じです。「古典=むずかしい」じゃなくて、「古典=昔の天皇は仕事そっちのけで恋してたの?」みたいなものです。ま、仕事はしていたと思うけど。ということはつまり、あなたは今、恋愛映画とか、小説とか、古典とかを味わい理解するいい機会を得ているということ。だから恋愛映画や古典などをとおして造詣を深めてみては?と思いますが、ま、これはきっとあなたが欲しい答えではないよね。え~とですね、その男性とご飯かお茶しに行くといいです。これが僕の、あなたの質問に対する答えです。あなたが勘違いしているのは「思っちゃいけない」というところです。思うのは自由です。なにを思おうと自由。思いのなかで、彼を裸にしてあなたがその裸になにをしようと自由。でも現実はちがうよね。おそらくあなたが思っているように「一線を越えてしまうと」アウト、という基準線があるのが現実だよね。超えるか超えないかは、人それぞれ自由に決めるといいことなんだけれど、でも今のあなたは超えてはいけないと思っているよね。「だから」、彼とお茶するくらいはOKでしょ?お茶したら、流れでヤルことになってしまうとかと心配しなくてもいいです。お茶して友達の関係に収まるのか、お茶してヤルことになってエッチありの不倫に走るのか?それは彼に会うと、彼か時の流れが決めてくれることだから悩む必要はないです。まずはお茶を。歯車を回そう!この世でもっともつらい恋愛のカタチは、「もう会えない」というものです。次いで、片思い。片思いって、心の中の相手に恋している状態のことです。つまり、心の中の相手とは実物の相手ではないから、心がつむぎだした幻に恋しているってことです。幻に恋しても「落ち」がないでしょ?だからひとりで誰かを思う恋はすごくつらい。だから幻じゃなく、実物に恋すればいいんです。実物に恋するというのは、つまり実際に彼に会うということです。会ってお互いに裸になるのはNGと思っているのなら、彼とお茶しながら「かっこいいなあ」「抱かれたいなあ」とあこがれの視線で彼の顔を眺めるといいです。あとのことは彼か時の流れが決めてくれます。想像の世界でひとりで決めようとしないこと。ひとりでしっかりと自由にいろんなことを想像したら(妄想したら)、実際に彼に「お茶しない?」とLINEを送ろう。「妄想」と「実際」の2つの歯車はかっちりと噛み合っているので、どちらか1つが動いていないと、2つとも途端に止まってしまいます。嫉妬は歯車が止まっている時に生まれます。歯車を回そう!(ひとみしょう/文筆家)
2018年08月25日"【お便り募集】文筆家ひとみしょうさんにあなたのお悩み解決してもらいませんか?"にお悩みを送ってくれた方の中から、ピックアップしてひとみしょうさんが解決していきます。〜お悩み〜最近、子どもが欲しいという想いが沸々と湧き上がっています。その上で結婚する過程、結婚後も旦那さんと仲睦まじく過ごしていきたいなぁとも思っています。今までは、やはり結婚まで結び着きづらい相手ばかりでしたので、今度は結婚前提でお付き合いしたいと条件を諸々絞っている最中なのですが、条件だけで付き合う相手に恋愛感情が生まれるでしょうか?セックスレスが一番心配です。〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜ぼく、いつも思うんですが、条件を…と言っている女性って、条件と愛をなぜか別々に考えているんですよね。その理由は、条件のつけかたが甘いということじゃないかな。女性が言う条件ってもう決まっていて、年収が1000万円で、それなりに安定した会社に勤務していて、優しくて、ルックスは並か中の上で、週1以上でセックスできて、みたいなことですよね。ペットショップで飼う犬を選ぶんじゃないんだから、そんな漠然とした条件を掲げてどうするんですか。条件というのは、もっと具体的にしないと。たとえば年収1000万円じゃなくて、三井物産勤務とかと、具体的にするんです。三井物産勤務で、都内の山手線内に住んでいて、なんからのスポーツをやっていて、でも音楽にも興味があって、読書もして、週末には料理もする男性とか、最低でもこれくらい具体的に条件をつけよう!そんなに具体的な条件をいくつも掲げると、それに合致する男性なんて出てくるはずがないと思っているから、みんな具体的な条件付けをしないと思うんですよね。まあたしかにこれらの条件すべてに見合う男性なんて、ごくごく一握りorほぼいないですよ。でも、条件を具体的にたくさんつければつけるほど、あなたの婚活の行動が具体的になってきます。だって、年収1000万円の男性という条件だと、年収1000万円の男性が集まっている街コンとか、お見合いパーティーに行くでしょ?で、そこでの成婚率が低いからみんな悩んでいるわけでしょ?三井物産勤務という条件だと、漠然とした商社の合コンとかもあるけれど、友達に三井物産勤務の男性を紹介してもらうところから始めるでしょ?そういう友達がいなくても、「三井物産がいい」とみんなに公言すると、ふとしたときに紹介してくれる人が出てきます。三井じゃなくて三菱だけど、会ってみない?とか。で、紹介してもらった男性が料理しないのなら、料理が好きな同期を紹介してよ、ですよね。あるいは料理という条件をなかったことにして、その人と話を進めるとか。婚活に限らずなんでもそうです。こういうネット媒体も、スマホのサービスも、セブンイレブンのお惣菜も全部おなじで、今の時代はターゲットをリアルに絞り込むんですね。ペルソナという言葉を聞いたことがあると思いますが、今の世の中にあるサービスはすべてペルソナを超超具体的に設定しています。目黒区本町に住んでいて、南青山5丁目にあるIT企業に勤務している29歳の女子で、大学生のときからひとり暮らしで、洋服はこのブランドが好きで、スマホの通信料金は毎月2万円でとか、具体的にペルソナを設定しているんです。だから相手の心に「刺さる」わけです。つまり「具体的なペルソナ=生きている」「漠然と年収1000万の男と想定する=死んでいる」ということです。頭に描く人物が死んでいるから、1000万の街コンに行くと、表層的な会話しかしない人ばっかりじゃないですか。想像(妄想)の段階から生きないと!ちなみに、条件優先で結婚相手を選んで交際して、3ヵ月で別れたという人って、結局のところ、漠然とした条件しか頭になかったんですよね。年収1000万の結婚前提の彼氏をGETした!ラッキー!とだけしか思っていなかったというか。それはつまり、結婚「というもの」を焦っていただけであって、具体的にこういう人とこういう結婚をしたい、というのがそもそもなかった、つまり別に結婚したくなかったということですよ。あ、それから条件とは別に、大義名分ってあったほうがいいです。夫婦で社会貢献できるような高収入&安定のある家庭にしますとか、子供を立派に育てて世界平和に貢献する子にしたいですとか、そういう大義名分って、あったほうがいいです。これがないと、条件の些末なことにばっかり目がいって、一喜一憂するばかりで疲れるから。ぼくのような物書きも同じで、「ライターになりたいです」というだけの子ってほとんど、数年で消えていくんですよね。「樋口一葉さんみたいな文学を書いて、世界の芸術に貢献したいです」とか、ライターから入っても大それた大義名分を掲げていると、何十年かしたら、やっぱりそういう立派な作家になってますからね。条件も大義名分も、愛です。(ひとみしょう/文筆家)
2018年06月14日アラサー世代は嫌でも結婚のことを考えちゃいますよね。「私はそろそろと思ってるのに、彼がプロポーズをしてくれない……」なんてお悩みのコ必見!占い研究家の水森太陽先生に、結婚に進めない理由を教えてもらいました。監修・水森太陽 文・三谷真美結婚に進展しないのはなぜ?早速、彼や自分の利き手の、手のひらをチェック。小指の下にある“結婚線”や小指の下から中指の下まで横に伸びている“感情線”を見てましょう。相手の手相を確認A.結婚線が薄い、または出ていないB.感情線が短いC.頭脳線に島の模様があるA. まだ結婚に興味がない小指の下にある結婚線が薄い、または出ていない場合は、結婚に対して今はまだ関心が薄く、彼女に結婚を迫られてもなかなか踏ん切りがつけられないでしょう。B. 恥ずかしがり屋で奥手なのかも小指の下から横に伸びている感情線は、中指と人差し指の間まで伸びている人が多いもの。もしこの感情線が中指までしか伸びていない場合、自分の気持ちを表現するのが下手な恥ずかしがり屋タイプ。奥手なので、少しずつ結婚の話を出していったり、思い切って逆プロポーズしたりするのもあり。C. 今は仕事しか考えられない親指から小指側へ横に伸びる頭脳線に島のような模様がある場合、仕事のストレスが尋常でなく結婚どころではない。ノイローゼ気味になっている可能性もあるので、今結婚を迫ったら別れに繋がってしまう……なんてことも。自分の手相で恋愛運を確認A.結婚線が下向き、二股、島の模様B.結婚線が支線、複数C.結婚線が小指側に近いA. ケンカが多くなってない?結婚線が下向きだったり、二股に分かれていたり、島のような模様がある場合、恋愛運が低下している証拠。不満やストレスをためがちで、ケンカしやすくなっていませんか? あなたのマインドを変える必要がありそうです。B. 浮気してない?結婚線に支線があったり、複数あるってことは、他にもキープしている異性がいませんか? 遊んでいるんじゃないかと疑われている可能性があります。ちなみに、彼の結婚線が格子状の場合は、あなたの他にキープしている女のコがいるのかも。C. 晩婚になる手相結婚線の位置が小指側に近い場合、晩婚になりやすく、そもそもまだ婚期がきていないようです。催婚法を試してみて彼との関係を進めるために、催婚法(さいこうほう)を試してみましょう。あなたの生まれ年の干支から紅欒方位(こうらんほうい)を確認し、その方角に赤い花を飾りましょう。枯らすのはNGなので、こまめに水を変えて。生花が良いですが、どうしても難しい場合は、造花でも大丈夫です。子.東丑.東北東寅.北北東卯.北辰.北北西巳.西北西午.西未.西南西申.南南西酉.南戌.南南東亥.東南東この催婚法で結婚運をあげて、幸せな花嫁になってください!(C) tashka2000 / Getty Images(C) Satoshi-K / Getty Images
2017年08月30日結婚は人生において重要なイベント。それだけに、結婚について悩みを持っているという人は多いのではないでしょうか。特に女性は、子どものことなどを考えて早めに結婚したいと考えることも。結婚相手を探すために婚活をしているという人も増えています。最近では、Facebookなどを活用した婚活アプリも人気で、婚活は決して珍しいものではなくなってきました。しかし、手軽になった反面、恋人がいながら同時並行で結婚相手を探そうとする人も……。今回は、恋人がいながら婚活をする人の心理について見ていきましょう。●(1)彼氏に結婚する気がない『付き合って2年になる恋人がいます。私も今年30になるのでそろそろ結婚を意識するのですが、彼はまだその気になっていないようで……。それとなく聞いてみたことがあるものの、「まだ早くない?」と言われてしまいました。年下の彼はまだ27歳。たしかに男性であればまだ気にするような時期ではないと思いますが……。彼のことは好きですが、結婚が考えられないのであれば別の人に目を向けるのもいいのかなと思ってこっそり婚活を始めました。もちろん、このまま彼と付き合いを続けて数年後に結婚するということもあると思いますが、もし別れるようなことになれば、女性としては厳しい年齢になると思いますし、やはり危機感はありますね』(29歳女性/アパレル)結婚はもちろん、出産を考える女性はできるだけ早く結婚したいと考えるでしょう。そのため恋人と結婚観について考えに違いがあれば、結婚を目的とした婚活を視野に入れようとする女性は少なくありません。もちろん、現在の恋人と結婚する道がなくなったわけではありませんから、わざわざ別れてまで婚活に打ち込むということはないのです。また婚活市場では、多くの男性が女性を「見た目」と「若さ」で選ぶ と言われており、年を重ねるほど厳しい戦いを強いられることになります。焦りから、恋人を確保しつつ婚活を進める女性がいても仕方ないのかもしれませんね。●(2)恋愛と結婚は別『一緒だと考える人もいるけど、私は結婚と恋愛って別物だと思うんですよ。恋愛は「好き」という気持ちだけでも構わないし、嫌なことがあれば別れればいい。でも、結婚は今後の人生を左右する重要なこと。だから婚活はとにかく男性の条件重視で探しています。かといって、結婚相手が見つかるまでのあいだ男性と楽しむことをやめる必要はないですよね。今の彼との将来が明るいものだと思えたら、彼氏と結婚するかもしれないですけど』(28歳女性/事務)結婚となれば、相手の収入や子どものことなど、考えなければならないことがたくさんでてきます。好きな相手とそのまま結婚することができれば、それに越したことはありませんが、やはり将来が見えないということもあるはず。恋愛と結婚は別だと割り切って 、ごく当然のように婚活をしている女性もいるのです。しかし、しっかりと自分を律するような気持ちを持っていないと、どちらも中途半端になり相手を傷つけてしまうだけということにもなりかねません。これができるのは、周囲の視線や声を良い意味で無視することのできる女性でなければならないと言えるでしょう。●(3)相手には婚活の事実を隠す『彼氏が同じことをしていたら、一気に冷めると思います。だから、私が婚活をしていることは絶対に言わないし、それで自分に罪悪感が生まれるのは仕方のないことなのかなと。ただ、どっちつかずの態度をだらだらと続けるようなことは避けたいと思っています。ルール違反であることは認識しているので、短期間でメリハリのある婚活をしたいですね』(31歳女性/編集)恋人がいるにもかかわらず婚活をすることに対して、嫌悪感を持つ人も当然います。周囲に公言すれば、二股ととらえられても仕方ありません。もちろん、恋人本人に伝えるようなことは絶対にやめるようにしましょう。中には「きちんと伝えた方が誠実」と考えて、結婚願望があることや婚活をしようと思っていることなどを言ってしまう人もいますが、それは誠意ある行動とは言えません。婚活のメリットとして、彼氏にしか目が向いていなかった人も、婚活をすることでさまざまな男性を見ることができ結婚についてより真剣に考えられるようになるというものがあります。もちろん、今の恋人の魅力を再認識し仲が深まる ということもあるでしょう。恋人に対する気持ちを確認するための婚活というのもあるかもしれませんね。----------いかがでしたか?結婚したいという気持ちは、女性なら誰しも持つもの。それをより確実に実行するために、恋人がいても婚活すると決断することは、決して非難されることではないでしょう。まずは自分の幸せを一番に考えて行動してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年08月14日「35歳にして貯金がほぼないことを、結婚予定の彼に言えない」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは結婚相談所で知り合った2歳上の男性と交際中。順調交際で結婚も視野に入ってきたそうですが、自身の貯金額が70万ほどしかないことに悩んでいます。「この体たらくを知ったら嫌われてしまうんじゃないか」と思い、言い出せないでいるとか。どうするべきかアドバイスを求めています。話し合ってみないと、彼の考えは分からないけれど……結婚において「お金」を重んじる程度は、人によってかなり違います。極端な話、相手の貯金が0円でも結婚を決める人もいれば、数百万ほどあっても、「年齢にしては少なすぎる」「無駄遣いしそうな相手は嫌だ」と判断し、結婚を取りやめる人もいるでしょう。交際中の彼は、大手企業に勤続20年でずっと寮住まい、車を持っていて趣味はなく、しっかりした性格とのこと。「おそらく彼はそれなりの貯金をしているだろう」と考えられるために、トピ主さんは自身の貯金額が少ないことに負い目を感じているようです。でもそれは、一方的な推測ですよね。奨学金を返している、親や親戚に経済的な援助をしている、内緒の趣味があるなどの理由で、「彼も実は貯金が少ない」なんて可能性もゼロではありません。推測の域であれこれ考えたところで、相手の金銭事情や価値観は知りようがない――。つまり「気になるならば、話し合ってみるしかない」ということです。こちらの事情を正直に言えば、「僕がそれなりにあるから大丈夫だよ」とあっけらかんと解決するかもしれないし、「じゃあ、結婚生活は質素に始めよう」「僕が家計を管理するよ」となるかもしれない。あるいはトピ主さんが危惧しているように「お金を貯められない女性は嫌だ」と言われ、破断になるかもしれません。仮にそうなったとしても、貯金額は変えようのない事実ですし、今すぐ増やすこともできないですよね。伝え方や話し合いでの工夫はできますが、貯金額が理由で結婚を拒まれるなら、「今のこの自分」を彼が受け入れなかったのだから仕方ない、と開き直る気持ちも持っておくほかないように思います。「一緒に人生を歩みたい理由」が、お金以外にもあるはず「新卒で就職に失敗して、派遣やバイトを転々として現在3社目」「ボーナス・保険・残業代なし(年収350万)」「一人暮らしで2度引っ越しもしているためカツカツの生活」というトピ主さん。ひとり暮らしで援助も受けず、自分で自分の生活を支えてこられたようですね。その時々で自分なりに頑張ってきた自負があるならば、そう恐縮せず、自分の過去や人生に胸を張っていきませんか。結婚相手に求めるものは、本当に千差万別です。お金の価値観を気にする方は少なくないですが、「きちんと普通の生活ができる」「自炊や家事をする」「極端な浪費をしない」といった部分を相手に望む人もいますし、「上手にお金を使って人生を楽しんでいること」や「前向きな気持ちで働いていること」のほうを評価する人もいます。貯金はあればあったで助かるでしょうが、彼がトピ主さんを選んだ理由は他にもあるはず。謙虚さはトピ主さんの美点だと思いますが、必要以上に卑屈にならず、しっかり自尊心は持っておきましょう。これまでより、「これからどうするか」のほうが大事かも?お金の事情は、信頼できる相手にしか開示しづらいもの。付き合いの浅いカップルの場合、慎重になったほうがいい場面もあるとは思いますが、トピ主さんたちの場合は相談所で知り合い、具体的な結婚話も進行中のようですし、話してみても問題はないように思います。その際には、「貯められなかった理由」や「これからの意思」も併せて伝えてみるといいかもしれませんね。「私はこういうことにはお金を使うけど、こういうのには使わない」「貯金はないけど、今後も働き続けるつもり」「一人暮らしではなくなる分、今後はこういうやりくりの工夫をしたい」などなど。美容や外食、趣味分野など、何かに無駄遣いをしている自覚があるならば、これを機に止めるのもひとつです。結婚にかかる費用の大きさを考えると途方もなくて涙が出る…とのことですが、折半するならば、旅行や指輪、新居のランクを下げるなどの工夫をするのみです。なんにせよ、ない袖は振れないのですから、「悩んでも仕方ない。これから精一杯やりくりしていこう!」と前向きな心持ちに変えていきましょう。それに、今時点の貯金額よりも、「働き続ける意思があるかどうか」のほうが、トータルで見れば家庭の経済力に影響します。仮に彼がお金をうるさいタイプだとしても、貯金額より、働く意思があることのほうを歓迎するかもしれません。過去は仕方なくとも、「これからのこと」ならば変えようがある、という点は覚えておきましょう。いずれにしても、「結婚後の生活とお金」は夫婦にとって非常に重要なトピック。「この話題を避けていたら、結婚生活はうまくいかない!」と腹を据え、トピ主さんが気になっているならば、落ち着いて、まずは彼と話し合ってみてはいかがでしょうか。(外山ゆひら)
2017年08月14日「結婚より良い恋愛(お互いに思いあい、わくわくする)がしたい」という投稿が、30歳女性から掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「考え方を変えなきゃ生涯独身かも」などとは思うものの、気持ちが動かない男性との結婚は決めることができず、ご両親からもそうした姿勢を批判されているのだとか。今回は「結婚よりも恋愛がしたい」という気持ちについて考えてみましょう。■常識や体裁より、自分の思い描く人生を叶えてみよう30歳だけど、結婚より恋愛がしたい。とっても素直で、気持ちのいい投稿だなと感じました。そう自覚しているならば、大いに恋愛をすればいいと思いますが、日本の社会は「大の大人が恋愛を楽しむこと」になんとなく不寛容な空気もありますよね。「大人になったら結婚して落ち着くべき」といった風潮は、いまだ根強くあるようにも思います。しかしながら、100人中の100人がその風潮を気にして生きているわけではありません。30歳、40歳を過ぎても、あるいは50歳、60歳でも恋愛をしている男女はいます。そもそも人を好きになるのは自然な感情。マナーをわきまえ、自分なりに生活を成り立たせているならば、“恋愛をする大人”を批判する正当な理由は誰も持っていないはず。時代の空気も、少しずつですが多様な価値観を許容する方向に進んでいます。ただ、トピ主さん自身が世間体や体裁を気にするのであれば、30歳の今、周囲の言うとおり、結婚を目指して動いたほうが精神的には楽になるかもしれません。「自分の願望を叶えたい気持ち」や「自由に生きたい気持ち」がどのくらい強いのか、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。■親の意見はどう受け止めるべき? 「心配」を軽減させるためには悩みを相談すると、ご両親は「馬鹿なことは言うな。結婚とは甘いものじゃない!」などと言うそうですね。多くのご両親は「心配」の気持ちから、子どもの人生に意見をします。それをどの程度取り入れるかは、人それぞれ。「自分の生き方を、親に賛成してほしい」と思うのは当然ですが、それに縛られすぎると、思うように生きられず、長く苦しい思いをする人もいます。親の言うとおりにしたところで不満の多い人生を送ることになれば、結局は“幸せではない姿”を親に見せることになってしまい、本末転倒でもあります。「心配はありがたいしうれしいけれど、私は私の人生をちゃんとやっていくから大丈夫だよ」なんて言えるといいですよね。ご両親には「自分の幸せや将来のことは考えているよ」ということを繰り返し伝えつつ、自分の今の気持ちや生き方も、しっかり大切にしていくのが最善ではないでしょうか。精神的にも経済的にも自立し、楽しそうに日々を送っているトピ主さんの姿を見れば、ご両親の“心配”の気持ちは多少なりとも軽減させられると思います。■いい恋愛の先には結婚もあるかも どんどん「行動」を始めていこうもしかしたら、結婚と恋愛を完全に“別物”として考えているために、悩みが膨らんでしまうのかもしれません。「いい恋愛関係が築ければ、自然とその先に結婚も見えてくる」と考え、「時間がかかっても、私は恋愛結婚がしたい」と心に決めてみるのも一つです。そうとなれば、叶えるための“行動”にエネルギーを注いでいきましょう。「独身の良い人はなかなかもう出会えないのかな」とのことですが、仕事や友人のつながり以外でも、異性と出会える場所はたくさんあります。ワクワクする恋愛がしたいとのこと、ご自身もワクワクするような日々を過ごすことが出会いへの近道だと思います。今ある生活圏から1歩でも2歩でもいいので外に出て、新しい居場所や人との交流を求めていきましょう。恋愛や結婚は相手のあることですし、ただ考えているだけではなかなか現実化しない側面もあります。候補となる存在が出てきたほうが、具体的な方策や未来像も考えやすいです。「出会いがない、でも特に何もしない、もういい歳だし、結婚はしたくないけど親も納得させたいし……」といった悩みのループにはまり込んで時間を無為に過ごすよりは、自分の望む未来に向けて、少しずつでいいので“行動”に移していきましょう。「考えてから行動する」ではなく、「行動しながら考える」習慣をつけてみるのもおすすめです。いい恋愛ができるといいですね。応援しています!(外山ゆひら)
2017年06月05日周りも結婚してきたし、親も年を取ってきたし……。自分の思いと、周りの変化に揺さぶられ悩みに悩むのが「結婚のタイミング」です。今回ANGIEでは、恋愛、結婚、出産、仕事……幾通りにも枝分かれする30代女性の生き方について「お悩み相談室」を開設。今回のお悩み「結婚かキャリアか?」に答えてくれるのは、オールハンド施術で骨格や筋肉を整え、心理の面からも女性の美しい心と体を追求してきたプロボディデザイナーの益本香織さん。アラサー女子の切実な悩みに答えてもらいました。今回のお悩み:結婚orキャリア私も31歳。周りの友人たちは続々と結婚しはじめ、親には「そろそろあなたも……」と心配されて、私も結婚しなきゃと若干焦っています。でも30代からがキャリア本番だし、アパレルショップ店員から、ずっと憧れていたジュエリーブランドのプロモーション会社に転職したばかり。これからもっと力をつけてキャリアアップしたいんです!一応、結婚を考えられる彼氏はいますが、やっぱり結婚したら、家事やら夫婦関係やらで仕事に集中できなそうだし、やりたいことも自由にできないのではないかと結婚を決意できずにいます。グダグダ迷っている優柔不断な私にアドバイスをください。益本さんの回答ご相談内容を聞くかぎり、この方が“今やりたいこと”は「仕事でもっとキャリアアップしたい」という点ですね。結婚についてはしてもいいかな?とは思いながらも、「しないといけない」「決意できない」など、自分がしたいというよりは「周りも結婚しはじめたし、親のプレッシャーもあるし、そろそろしなくちゃ」という外的要因がまだまだ多そう。じゃあ、まだ、結婚しなくていいんじゃないでしょうか。そんなこと言うと、回答がここで終わってしまうんですけどね(笑)。結婚や妊娠は「したいけどできない」という苦しみを抱えていらっしゃる方がたくさんいますね。ですが、心と体はちゃんと連動していて「現状はその人がなりたいようにしかなっていない」と、私は考えています。複雑な場合もありますが、今回のこのご相談者様は、結婚相手にものすごく困っているわけでもないけれど結婚しない、というケースのように思うんです。うすうす気づいているかとは思いますが、実は、本人が「まだ結婚したくない」と思っているのでは?時間もお金の使い道も自由だし、仕事ではパフォーマンスが良ければきちんと評価してもらえる。それって、素晴らしいこと。30代で仕事の楽しみを覚えてきたご相談者様が、それを手放したくないと思うのは当然だと思います。結婚すると今までのような自由は利かなくなるし、家事のパフォーマンスがいかに高かろうと「素晴らしい仕事だった!」などとは誰も褒めてくれませんものね。子どもを授かればなおさらです。同棲と結婚を比較して考えるとよくわかると思います。日常のやるべきことは、結婚しても夫婦によってはあまり変わらないかもしれません。しかし決定的に違うのは、結婚して他人と夫婦(家族)・相手の家族の一員になること。そうすると、両家に起こる幸せな出来事は結婚前より倍になって楽しめますが、万一、夫やその家族が病気やケガや介護など好ましくない状況になった場合は自分の問題にもなります。逆に、自分や自分の家族の出来事も、夫やその家族にとっての問題です。自由な時間も今より少なくなりますよね。つまり、結婚は相互にとって“責任”をともなうものなんです。「結婚を決意できない」のは「まだ責任を負いたくない」という“本音”のあらわれではないでしょうか。「周りもしているし」「30代だし」といった自分の気持ちではない理由はいったん置いておいて、自分が望む未来の姿と“本音”にきちんと向き合ってみましょう。“本音”と“社会的建前”がごっちゃになっていて苦しいのは、年を重ねるごとに外的プレッシャーが増す30代女性の特徴でもあります。「したいこと・したくないこと」と「すべきこと・すべきじゃないこと」を分けて考えれば、現時点での優先順位が見えてくるかもしれませんよ。例えば、相談者様の事例をとってみると、「結婚は将来的にしたいけど、今は仕事に専念したい」「結婚はしたいけど、結婚にともなう責任を今は取りたくない」「転職したばかりだし、今はまず自分の仕事に集中すべき時で、結婚したいからと彼に依存するべき時ではない」など、冷静になって今の自分の本音を探ってみましょう。迷う時ってまだ本音が自分でわかっていないことも多いものです。そういう時の特徴として、無意識に「〜のせいで」といった他責軸になっていることが多々あります。建前や親の声といったものもそれにあたるかもしれませんね。自分の本音に素直に、自分の責任で人生を生きる気持ちを忘れないで。そして、今の自分の望みを知った上で、将来的にパートナーとどんな風に過ごしていきたいか、仕事の優先順位をどうしていきたいかなど、仕事やプライベートの5か年計画を立ててみるといいかもしれません。まず書き出してみることで、なんとなくでも今やりたいこと・すべきこと、未来の道筋が見えてきます。計画といっても、設計はいつでも変更することが可能です。自分の成長に応じ、見る景色は変わるものですし、まずは考え込むよりも気軽な感じで立ててみてはどうでしょうか。そして最後にひとつアドバイスです。会社で役職をもらうと、裁量も増え仕事も楽しくなるけれど、責任も増えますよね。ですが、キャリアアップを望まれているご相談者様は、この「責任」のとらえ方が、嫌なものではなく楽しめるようになってきたのではないかなと思います。まずはご自身の“本音”にウソをつかず、自分のことをやりきっていく。すると自分自身の能力が上がっていき、もっと仕事でも責任のとれる自分になっていきます。結婚も仕事とおんなじで、「妻」という役職をもらうんです。とっても楽しいけれど、同じく責任も増える。でも「妻」という立場になってみないと、結局はその楽しみってわからないですよね。取り越し苦労で、実際は想像以上に楽しすぎる!ってこともあるわけで。ですので、まずは目の前のことにエネルギーを注いで結果を出していってください。すると自ずと新しい景色が見えてくると思いますよ。そうやってご自身のステージが変わると、今は相反するように見える、“仕事”と“プライベート”もうまく波にのっていくのかなと思っています。結局、それは自分の処理できる器が広がっているということですから。【益本 香織(ますもと かおり)】プロボディデザイナー・アフェクティブバストセラピスト。パートナーに選ばれ続ける、愛されボディづくりの専門家。 女性らしい曲線美とやわらかな質感をオールハンドでうみだし、愛される大人の女性のボディづくりを応援している。
2016年06月01日恋愛に悩む女性に、スピリチュアリスト・江原啓之さんからアドバイス!幸せと不幸の分かれ道とは?今、自分を変えるために必要なものとは?恋愛のさまざまな悩みから、幸せをつかむヒントをレクチャーします。■昔の恋が忘れられない、失恋の痛手から立ち直れない→自分を振り返り怠け体質を抜け出すチャンス昔の恋をいつまでも引きずっているのは、“ラクだから”です。それが失恋という結果の恋だとしても、しょせん過去の出来事なので、さらに傷つくことはありません。ネタバレのドラマを何度も見ているようなもの。バッドエンドとわかっていても、ある意味、安心して見ていられるのです。過去の恋に囚われる人は、ハッキリ言って恋愛に対して怠け体質。そんな自分をまず認めましょう。過去の恋から学び、自分が変わらなければ、過去を乗り越えられません。■ダメ男ばかり好きになる→本当は優位に立てる自分が好きなだけと気づいて「あの人は私がいないとダメ」ダメ男とつきあっている自分が、ついこんなセリフを言ってしまうようなら、ダメ男に振りまわされているようでいて、実は自分が優位に立っている証拠です。もし相手が優位なら、いつ別れを切り出されるかヒヤヒヤもの。しかし自分が優位ならば、恋愛の主導権も自分のもの。そう、ダメ男を選んでいるのは、いつも自分なのです。相手を好きという以上に、優位に立てる自分が好きだという本心にまず気づきましょう。■今の相手が、本当に好きかどうかわからない→幸せで満たされていると、「好き」という感情を忘れがちになぜこのような気持ちになるかといえば、幸せな状況だからと言えます。恋愛というのはそもそも面倒くさいものです。ひとりのほうがずっとラクだと思うこともあるでしょう。では人はなぜ面倒な恋愛をするのか?寂しいからです。だから、本当に好きかどうかわからない理由は、幸せで寂しさを感じていないからでしょう。「お腹がいっぱいで食べたいかどうかわからない」と言っているようなもの。自分が今、そんな状態で幸せなのだと自覚しましょう。■結婚までたどり着かない→結婚したいなら現実的な方法を探ってこのような悩みを持つ人は、結婚を言い出さない相手を、あえて選んでいることがあります。本当に結婚したければ、お見合いなど現実的な出会いを求めるはず。なのに出会い方や理想像にこだわるのは、誰かと結婚したいのではなく、結婚という妄想を求めているだけなのです。恋愛はいいけど結婚までは…と思っていませんか?こんな人がいいと理想を掲げるのは、結婚したくない言い訳では?自分が本当に結婚したいのか、己の本心を探ることが必要。◇えはら・ひろゆきスピリチュアリスト。新刊『たましいの地図あなたの運命をひらく』『たましいの履歴書あなたの宿命がわかる』(共に中央公論新社)が2冊同時発売されたばかり。www.ehara-hiroyuki.com/※『anan』2016年4月6日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W‘s)文・やしま みき
2016年03月31日愛だ恋だと騒げるのは、若いうちだけかもしれません。今回は、結婚後に旦那がひそかに抱えてしまった悩みについてご紹介します。だれにとっても避けてとおることができない、ほほえましい?お悩み…さっそくご紹介します。■住宅ローンを組んだら75歳まで働かざるをえなくなった「結婚して住宅ローンを組みました。銀行の審査は通ったのですが、75歳に完済になるようで、『75歳まで何をして働けばいいんだっけ?』と、今から頭を抱えています」(40歳・金融)新築のピカピカの一軒家やマンションを購入したい人は、30歳くらいでローンを組んだほうがいいのかもしれません。ある識者は、「マンションを購入するなら築5~10年の中古物件がベター」とも言います。新築マンションって、お隣さんがどんな人かわからないという点もあります。それに新築の場合、モデルルームだけを見て購入を決断する必要があります。建築現場に行って、空を指差しながら「あのへんが5階だから、買った部屋はあのへん!」など言ったところで、なかなかイメージがわきません。夫婦でうまい「折衷案」を考えてみてはいかがでしょうか。■無口になっていく自分をどうすることもできない「妻のことは愛しているのですが、結婚後私はどんどん無口になっていきます。それがなぜなのか、自分でわからないことが、一番の悩みです。」(35歳・IT)結婚前のような甘い会話など、結婚したらもうする必要がないということでしょうか。■お小遣いが少なすぎて部下に馬鹿にされている「結婚後のお小遣いは月2万円です。少なすぎて、いつも部下に馬鹿にされています。悩ましい問題です。」(32歳・広告制作)サラリーマンの場合、比較的経費がたくさん使えるということで、管理職を目指す人が多いと聞きます。飲み屋のママの中には、どこの会社の上役が毎月いくらの経費を「自由に」使えるか知っている人もいるんだとか。きっと男性は何歳になっても、「自由に使えるお金」を求めてさまよい歩くのでしょう。■いつ実家に帰って親と同居しようか…「妻の実家のご両親もさることながら、自分の実家の両親のことも心配になります。いつ実家に帰って親と同居しようかなと考えています。しかし妻の両親のこともあり、なかなか妻に言い出せない悩ましい問題です」(35歳・商社)最近では、Iターン、Uターンで地元に戻った人を、よくテレビで紹介しています。Iターン、Uターンする人がもっと増えたら、夫婦でハッピーということになったりするのかもしれません。いかがでしたか?リアルな悩みすぎて、読んでいてちっとも気が休まらなかった人もいるもしれません。しかし、こういうリアルな悩みを抱えつつも1日1日を過ごすところに、夫婦で一緒に暮らす大いなる意味があるように思います。あなたのパートナーも、人には言えない悩みを抱えているかもしれませんよ。
2016年02月18日「この人と結婚したい気持ちもあるけど・・・・・・でも、ほかにもっとイイ人がいるかも・・・・・・?」生涯の大きな選択、「結婚」は考えるだけでも悩みがつきもの。このたびハウコレが行ったアンケート「Q.結婚するまでに何人と付き合いたい?」では、さまざまな女子の本音が集まりました。女子たちのホンネを探ってみましょう。■1.2~3人・・・・・・36%・「一人としか付き合わないのは、ドラマチックかもしれないけど実際は怖いことだと思う。『皆こういう感じなのかな?』って、恋人との間に疑問を感じてもスルーしてしまいそうだから。多くの恋愛をするよりは、良い恋愛を2~3回したいかな」 (21才 / 女性 / 大学生)・「付き合った経験人数が多い人って、失敗した数が多い人なんだよね。だからあんまり多すぎても嫌。でも1人だと本当にその人しかいなかったの?って不安になりそうだから、数人とお付き合いは経験しておくべき・・・・・・かな? 」(15才 / 女性 / 高校生)・・・・・・女子が「結婚するまでにいちばんイイ!」と考えるのがこの答えでした。「本当は一人とかでもいいんだけど、他と比較ができないし・・・・・・、かと言ってそう失敗を繰り返したくもない」という実に冷静な意見が目立ちました。■2.4~6人・・・・・・32%・「統計まではいかなくとも、このくらいの男性を見ると一般論、自分の振る舞い方、自分の気持ちのコントロールの仕方がわかってきて男性に無理なく合わせられるようになると思う。自分が精神的に大人な女性になるまでにはだいたいこのくらいの人数付き合っているかなぁという感じ」 (26才 / 女性 / 商社)・・・・・・二番目に多かったのがこの声。「結婚するまでに多くの経験を積んでおきたい」というタイプの女性が選ぶのがこの人数でした。大体5人くらいと付き合えば自分がどんな人間か見極められる、また女性として成長できると考える人が多いようです。■3.1人・・・・・・14%・「初めて付き合った人とそのまま結婚するのが夢だから。その方がロマンチックだし、初恋は叶わないからなんて事も言いたくない」 (20才 / 女性 / 食品)・「交際経験は多さよりも質が大事だから。運命の人なら初めて付き合った人でも結婚する。むしろ遠回りせず最短で結婚相手に出会えた方が幸せ」 (21才 / 女性 / 大学生)・・・・・・1・2と比較すると数字はかなり落ちますが、「初カレと結婚したい!」という意見が3位にランクイン。「実際はムリだろうけれどホントはこれが夢・・・・・・!」と、現実というより“理想”として挙げる人が目立ちました。経験重視の1.2の回答とは逆に、「一生同じ人と過ごすなら、比較対象が多くない方が不満を持たずにいられそう」という意見もまたしかり、です。■4.10人以上・・・・・・11%・「浮気とかは絶対できないから結婚までに遊んでおきたい!(笑)」 (20才 / 女性 / 大学生)・・・・・・4番目に多かったこちらの声は、「結婚したらもう遊べないから、独身のうちに見極めたい!」という実に率直な意見が目立ちました。ある意味結婚生活をとても特別なものとして捉えているからこそ、そうでない独身のうちはこのくらいの人数を・・・・・・となるのかも知れませんね。■最後に神崎桃子から愛のメッセージ結婚相手とめぐり合うタイミングは人それぞれです。付き合って一人目で出会える人はもしかしたら幸運な女性なのかも知れません。ただ結婚というものはあなたの進む道や環境、また相手の仕事や経済状況などにも大きく影響されます。一番大切なのは“結婚前”の付き合った人数でなく“結婚後”のことです。「結婚するまで実際に付き合った人数が6人。もっといてもよかったなとも思う。好きじゃなくなっても情でズルズル何年も付き合った人がいましたが、今思えば時間のムダでした。結婚したいと思える相手に出会うまでは、何人でも付き合ったらいいと思う」・・・・・・と、37歳の既婚女性が語ってくれた通り、「結婚を決めるまでの人数」に正解などありません。「私って遊び過ぎ・・・・・・!?」だとか、「私って経験、少なすぎ・・・・・・!?」などと周りと比較する必要はないのです。「私、この人と結婚したい!」と思えたその瞬間に決意すべきなのです。その強い思いこそが、あなたに「後悔しない結婚生活」を与えるのです。(神崎桃子/ハウコレ)
2015年03月09日国際結婚をするとなると、色々な問題が出てくるものです。今回はこんなお悩み相談です。■家族みんなが幸せになれる方法はないでしょうか? (Mさん・31歳)私は今海外で暮らしており、同じ国の中で遠距離恋愛をしています。彼は外国人ですが、日本語や日本の文化が大好きで、同じ日本人だと思えるくらいに一緒にいると居心地がいいし、お互いに将来は結婚したいと考えています。私の悩みは自分の家族のことです。彼を家族にも紹介したいのですが、2ヵ月ぐらい前に、母にメールで報告すると、「好きな人ができたと聞いて嬉しいけど、相手がそちらの人と聞いて、ちょっと心に余裕がないのでもう少し待ってください」との返事でした。私はひとりっ子です。彼と結婚したらこのまま海外で暮らしていくと思います。彼と結婚したいけど、ひとり娘の私しかいないのに、育ててもらった親を置いて海外へ行ってもいいのか…など考えます。家族みんなが幸せになれるような方法はないか、毎日考えています。何かアドバイス頂けましたら嬉しいです。■Mさんへの回答Mさんは優しい方ですね。確かにすぐに駆けつけられないところにいないとなると、ご両親のことが心配になる気持ちはよく分かります。ただ、そこまで好きな人がいるのであれば、きちんとその幸せを掴んで、自分なりの家庭を築いた方がいいと思います。ご両親だって、なんだかんだ言っても、Mさんが幸せになることが一番の願いだったりするものですよ? ■距離より大切なのは、思いまた、すぐに駆けつけられるから親孝行できるというわけでもないんですよね。介護でも、自分ですべてやろうとしてしまって、精神的にいっぱいいっぱいなって、親と良い関係が築けなくなるくらいであれば、プロに任せられるところはお願いして、自分は親の精神的なケアをする方がお互いにHAPPYなこともあります。いつも会えない距離にいるからこそ、会える時はお互いに気づかい、労わり合える関係になることだってあります。それに、今はIT技術も発達しているのでテレビ電話も可能ですし、いつでも何かあった時には日本に駆けつけられるだけの準備をしておけば、意外と距離は感じないかもしれません。Mさん自身、今も遠距離恋愛をされているから分かると思いますが、距離よりも大切なのは“思い”なんですよね。いつでもお互いの心に相手がいるのか。逆にいくら近距離にいても、心が離れてしまっている家族だっていますしね。誰もがみんな大人になれば、自分の人生は自分で歩まなくてはいけないから、ずっとパートナーや家族が傍にいればいいというものでもないもの。それこそ誰かが傍にいなくてはいけないと思うときは、単にそこにあるのは依存心だったりすることも。ちなみに、今いらっしゃる国がどこか書かれていなかったので、それによってお母さんが心配されているという可能性はないですか? 先進国ではなく、発展途上国だったり、治安がよくない国だったりすると、親心として別の意味で心配だったりすることもあるでしょう。それでも親は、自分の理想とは違っても、それが子どもの幸せであるならば、見守ることが大事なんですよね。Mさんはご両親の愛情をしっかり受け止めながら、どうか自分の幸せを掴んでくださいね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年02月04日男友達だった人を恋人として見られるのか? お相手によっては、結構、悩む問題ですよね。今回はこんなお悩み相談です。■恋愛対象としては受け入れられません(MOさん・31歳・会社員)ずっと結婚願望が強く、6年くらい婚活しています。心からいいなと思う人とはなかなか出会えず、運良く出会えて付き合えても、浪費家だったり束縛する人だったりで、結局、別れてしまいます。高校の男友達がいて、お互いの悩み相談などをし合っていました。彼には結婚願望が強いことなど、何でも話せます。つい最近、その彼からいきなり「結婚しよう」と告白されました。でも私は友達としか見られず、恋愛対象としてはどうしても心が受け入れられません。ただ、お互い何でも言い合える仲なので、付き合うべきなのかなと悩んでいます。■MOさんへの回答確かに“男友達”と言っても、付き合ってもいいと思えるような相手もいれば、本当に単なる友達でいたい相手もいるものですよね。MOさんにとってその彼は、後者なんでしょうね。単なるお友達だからこそ、自分の恋愛観などもぶっちゃけて言えるというのもありますよね。では、今後どうするか? おそらくこれは「生理的な問題」だと思うんです。人として好きだけど、男として見られるかどうか。リトマス試験紙になるのは、彼とキスができるかどうかです。できるのであれば、可能性はあるかもしれません。「キスはしたくないなぁ」と思う程度の相手だとしたら、やはり友達のままでいた方がいいかもしれません。生理的に受け付けないのは、努力ではどうすることもできないので。■友達になれる異性は貴重! ただ個人的な意見を言うと、結婚という長い人生を共に歩く相手は、やはり“友達になれるほど気が合う相手”の方が楽しいと思います。恋のトキメキやドキドキは楽しいものですが、それは脳内麻薬が出ている一時的なもの。たとえば、会話が合わないけど、ただただ異性として惹かれてしまう場合もあります。そういう人と結婚をしてしまったら、脳内麻薬が切れた後は、毎日の生活がつまらないかもしれません。定年退職後に旅行を楽しむ夫婦もいれば、友達と行く方が楽しいという奥さんもいるもの。熟年離婚が増えている現在、周りを見ているとやはり、会話を楽しめ、一緒にいて心地よい相手と結婚した方が、長い目でみて幸せそうです。大人になって、異性と言いたいことを言い合える友達関係が築けるのは、意外と難しいもの。そういう相手は、意外と結婚相手にはいいかもしれませんよ? 彼のことを生理的に受け付けないのでなければ、試しに一歩先に進んでみては? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年01月28日自分は結婚したいのに、好きなった相手に結婚願望がないとき、あなたならどうしますか? 今回はこういったお悩み相談です。■「年齢的にもどうしてもあきらめられません」(Eさん・35歳)バツイチ子持ちの56歳の男性に恋をしました。彼の子供は成人し、1人で生活しています。彼も私の事を想ってくれています。でも今後また結婚や子供をもつということに関しては考えられないようで、私は年齢的にもどうしてもあきらめられません。今はそこに折り合いがつけられず、距離を置いています。仕事で顔を合わせるので、会うと気持ちが高まって切なくなります。彼よりも好きになれる人との出会いを求めた方がいいと頭では考えているし、前向きに行動もしています。でも、好きな気持ちって嘘がつけないものです。ひかりさんが同じ立場なら、どんな風に考えますか? ■Eさんへの回答なるほど。結局、付き合う前の関係が築けてない段階で、お互いに自分の理想を押し通そうとしているから、彼は「Eさんとの結婚願望はない」し、Eさんは「彼と結婚したい」わけです。でもそれは実際に付き合ってみたら、変わる可能性はあるのではないでしょうか? 彼がEさんを失うくらいであれば、結婚したいと思うかもしれないし、付き合っているときに子供ができる可能性だってあります。Eさんだって、結婚という形ではなくても彼と添い遂げたいと思うほどにまでホレ込むこともあるでしょうし、逆に「こんな人とは結婚したくない」と思うことだってあるわけです。頭でっかちに色々と考えたところで、実際に体験してみないと分からないことなんて世の中たくさんありますよ? 30代以上の男女が付き合うときには、「結婚を前提に付き合いたい」と思うのは、ごく自然なことです。もちろん遊び半分で付き合う必要はないし、結婚前提だと思えるほど、真剣に相手との関係を考えられることは素敵なことです。ただ、付き合ってもいないのに、本当に結婚したらふさわしい相手かどうかなんて、現実的には分からないものです。付き合ってみて、「あれ? 違った!」ってことだってあるのではないでしょうか? 付き合う前はお互いに“よそ行きの顔”で良い女、良い男を演じていたとしても、付き合うにつれてボロが出てくることはよくあること。そこで喧嘩をしたり、許し合ったりして、関係を深めていくことで、ようやく結婚というのがリアルに考えられるようになるものだとも思うのです。もちろん、勇気があってチャレンジャーな人であれば、その関係を築く作業を結婚してからにしてもいいですが、その場合、もし「違った」場合は、恋人同士以上に別れることのリスクは高まりますよ? ■付き合ってみないと分からない! もちろん35歳で結婚する気のない男性と付き合うのは、ハードルが高いです。ただ、彼以外にも付き合う可能性がある人が他にいるならまだしも、今いないのであれば、彼と付き合ってみてもいいと思いますよ? 彼と付き合いながら、他に結婚が考えられる相手と出会ったときには、自分がどうしたいのかを考えればいいでしょうしね。それに対して誠実ではない、と思うかもしれませんが、彼が結婚しないという人生を貫くのであれば、それは「彼女が他の男性と結婚する可能性があることも受け入れなくてはいけない」ということでもあるのです。なにはともあれ、そんなに好きな相手がいるのであれば、まずは付き合ってみて、頭ではなく、その経験を元に感じる自分の思いを大切にしてみてはどうでしょうか? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年12月17日「結婚したいと思える相手に出会えない」と悩んでいる人は少なくありません。今回は、こんなお悩み相談です。■「慎重になりすぎて前に進めません」(Kさん・32歳)現在婚活中ですが、なかなか「この人!」と思える人に出会えません。今年に入り、友人からの紹介でこれまで数人と会いましたが、結婚したいと思うような人とは巡り合っていません。私の場合、第一印象のフィーリングや1、2回お会いして決断してしまう傾向があります。そのため、運良く好かれたとしても自分が前向きになれないとすぐ引いてしまいます。周囲には、「もっと話してみないとわからない」とか「時間をかけたほうがいいのでは?」とアドバイスされます。また結婚すると、「恋愛感情がなくなる」「好きだとか言っていられなくなる」などを周囲から聞きますが、私はトキメキや尊敬、惹かれる魅力を求めてしまいます。結婚に対して甘い考えでしょうか。やはり理想を求めすぎなのでしょうか? もちろん生活していく上で信頼関係や経済力も必要ですし、自分が相手に対して何ができるか、相手にも必要とされるように努力しないと結婚に至らないのも承知しているつもりです。でも、結婚に焦っているようでいざ、出会うと慎重になりすぎて前に進めません。どうしたらいいでしょうか? ■Kさんへの回答結婚するために必要なものは何かというと、「決意」と「覚悟」なんですよね。それは、この人と結婚しようという「決意」と、何が起きてもこの人と一緒に乗り越えていこうと思える「覚悟」。だから、恋愛から結婚へと進むパターンを望む人というのは、「愛情」があれば、その「決意」と「覚悟」が持てるというわけであり、さらに「愛情だけではダメ」だと思う人は、さらに「条件」まで加わらないと、結婚の「決意」と「覚悟」が持てない人とも言えます。だからといって、それがいけないと言っているわけではありません。その人はそうなのだから、仕方がない。でも、その分、結婚のハードルが高くなるのは事実です。人ってどんどん考え方も変わるものなので、初めはそんな風に理想を高く持っていても、そのまま結婚したい相手に出会えなくて、歳を重ねてしまったときは、「このままでは生涯ひとり。それでは寂しすぎる!」という気持ちになり、自分のそばにいてくれる人のありがたさを感じて、もっとハードルが下がることもあるでしょうし、逆に「ひとりでいた方が楽だ」と思うようになれば、結婚願望すらなくなることもあるでしょうね。ただ単に結婚すれば幸せになるわけではないので、今、自分が望んでいることが自分にとって“納得のいく結婚”なのであれば、人によっては理想が高くなってしまっても、ある意味、仕方がありません。ただ、Kさんは今、人生の選択として、「何が何でも結婚する」と「一生独身かもしれないけど、納得のいく結婚を目指す」では、後者を選んでいることを理解しましょう。つまり、すぐに出会えないのは当たり前なのです。■まずは恋愛相手を探してみては? ただ、もしハードルを少し下げてでも、結婚できる可能性を上げたいのであれば、初めのジャッジをもう少し和らげる必要があります。おそらくKさんのご相談を読む限り、「結婚よりも前に恋愛がしたい」という印象を受けます。だから、まずは相手の条件うんぬんは置いといて、“恋愛したい相手”を探すのはどうでしょうか? 結婚となると、恋愛とは違って現実であり、生活なので、“頭”で相手を探しがち。でも、恋愛は“心(ハート)”でするもの。つまり、“結婚を考慮した恋愛相手を探す”ことをしていると、例え自分が素敵だと思った相手に対しても、条件が合わなければ心を開けなくなってしまうので、うまくいきにくくなってしまうんです。だから、まずは、結婚は置いといて、「恋愛したい」と思える相手を探してみては?(といっても、不倫やDV体質、借金持ち、浮気癖持ちの相手との未来の見えない恋愛はNGですが)Kさんだったら、交際した結果、その相手への愛情で、結婚の決意と覚悟が持てるようになるかもしれないですしね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年11月19日結婚に向いてない人と結婚しようとすると、痛い目にあうこともあるものです。今回は、こういった男性からのお悩み相談です。■「婚約破棄…忘れて前に進みたい」(Sさん・26歳 ※男性)私は先月婚約破棄をし、現状全く前に進めていない状態です。相手の女性Aは高校時代に好きだった女性で、再会してからはトントン拍子で結婚の話が進んでいきました。私はそれまでは自分勝手でひどい恋愛ばかり繰り返していましたが、この人を本当に幸せにしたいと思い、精一杯向き合いました。結婚を前提に同棲を始めたのですが、Aは将来カフェをオープンさせることが夢だったので、お酒の勉強をする為にバーで朝まで働き始めました。女性が朝まで働くことに凄く抵抗はありましたが、それ以前に「お酒の勉強の為」とかこつけて男友達と朝まで飲みに行くこともあった為、そちらが収まるのであればと考え、親友が働いているバーを紹介しました。あるとき翌日の昼に帰ってくることがあり、問い詰めると飲み友達の男の家に泊まって来たとのこと。ただ「浮気はしていない」という言葉を信じて許しました。その後、Aが男友達と飲みに行く時は、私に言ってから出て行くようにはなったのですが、毎週1回は朝まで飲みに行くようになりました。我慢の限界になった私から別れを切り出すと、簡単にAは別れを受け入れました。情けないことに私は気が動転してしまい、「我慢をするので1からやり直したい」と泣きながら話すと、彼女は「セフレになろう」と笑いながら言いました。私は悔しくて、Aに言葉でトラウマをつけてやろうと思いかなり酷い言葉をまくしたて、家を出ました。どうすればAの事ことを忘れ、自分の人生を充実させる為に行動できるでしょうか? ■Sさんへの回答これは災難でしたね。高校時代の彼女の印象のまま付き合ったのかもしれませんが、要は“そういう女性”だった、ってことでしょうね。彼女が浮気をしていたかどうかは分かりませんが、家に泊まったことを正直に言うくらいなので、何もなかったかもしれません。ただ、奔放な人であることだけは確かですし、一般的な常識を持った結婚生活は難しいタイプの女性と言えるでしょう。だから逆を言えば、彼女にとってその同棲生活は、窮屈なものだったのかもしれません。結婚を前提に付き合っている男性から別れを切り出されても、すんなり了承するくらいですしね。■立ち直る秘訣は、「その失恋を通して、自分が成長すること」ただ、失恋を相手のせいにしているだけでは、自分の中で終わらせることはできません。また新たな恋で誤魔化そうとしても難しいでしょう。立ち直る秘訣は、「その失恋を通して、自分が成長すること」に尽きます。そうしたら、その過去の恋愛相手とは同じ土俵に乗らなくなり、気にならなくなるものですよ。今回、Sさんが学んだ方がいいことは、「彼女の本質をきちんと見ていなかったこと」「自分の理想の枠に彼女を入れようとしたこと」の2つです。もともと男友達と朝まで飲み歩くのが好きなタイプだったのは前から分かっていたはずです。その通りの行動を、同棲後も彼女はしていただけのこととも言えます。もちろん男友達の家に泊まるような行為を許せとまでは言いませんが、自分が必要以上に彼女を束縛していなかったかを、もう一度、考えてみてもいいかもしれません。むしろ、Sさんと一緒に暮らすことのストレス発散として、彼女もお酒を飲んで解放される場を求めた可能性もありますしね。■自分のやった行いは、自分に返ってくるさらに、Aさんと出会う前までは、Sさんも自分勝手な恋愛ばかりをしていたということですが、今回、自分勝手な人と付き合ったことで、相手の痛みも分かるようになったのでは? 世の中、不思議なもので、「自分のやった行いは、自分に返ってくる」ようになっています。それは罰というよりも、神様がその人に大切なことを気付かせるために起こるものなんですよね。人の痛みが分かるようになる分だけ、人は優しくて魅力的な人なります。今度からは、もっと思いやりのある相手との素敵な関係を育んでくださいね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年09月10日恋愛も結婚も縁とタイミングが大事なんですよね。今回は、こういったお悩み相談です。■「私は単なる女友達?」(Mさん・27歳)会社の同期で、ずっと心の中で気になる男性がいます。出会って4年目になります。最初から直感的にいいかもと思い、仲良くなったのですが、当時私には彼氏がいたので、恋愛関係には発展しませんでした。今も、半年に1回は2人でご飯に食べに行ったり遠出したりしますが、何もないままです。その後、彼氏と別れ、同期とご飯に食べに行く機会があったのですが、そのとき彼に「Mは彼氏と別れたら、俺に連絡してくるよね」と言われてしまいました。確かにご飯に行くタイミングは、大体私が別れた後か、むこうが別れた後なんです。こういう発言をするということは、やはりもう私のことを何とも思っておらず、「都合のいい男扱いだろう?」という意味でしょうか? ■Mさんへの回答恋愛も結婚も縁とタイミングが大事なもの。気になる相手ではあるけど、相手がフリーのときは自分には恋人がいて、自分がフリーのときは相手には恋人がいて、なんてことはよくあるものです。ただ、このMさんたちの場合は、この4年間の間にタイミングは違ったとしてもお互いに恋人と別れたときにも、結局は相手を思い続けることなく(相手がフリーになるのをそっと待たないで)、また違う異性との恋愛に進んでしまっているからタイミングが合わないとも言えます。ある意味、「自分にはこの人じゃないとダメ」というくらいの強い思いがあるわけでもなさそうですね。■男女の友情は、ある意味、プラトニックラブ男女の友情は、ある意味、プラトニックラブだったりします。それくらいの気持ちがなければ、関係は続かないでしょうしね。ただ誤解のないように言うと、実は同性との友情も、ある意味、プラトニックラブ。つまり、血縁関係がなく、肉体関係を持たない間柄で相手を「好き」だと思う関係は、どれもプラトニックラブと言えるんですよ。だから、この彼がMさんのことを好きではないかと言えば、好きだと思いますよ?ただ、“Mさんが思うのと同じ程度に好き”と言ってもいいかもしれません。つまり、それは「相手よりも自分の方が思われていたい」と思う程度の愛情ということです。■恋の駆け引きは、時間のムダ「Mは彼氏と別れたら、俺に連絡してくるよね」と言われたとしても、本当に相手のことが好きだったら、「彼と別れたから会うわけではなく、私は(彼の名前)君に素直に会いたいと思ったから、連絡したんだよ」って言えばいいだけのことです。さらに、「恋人がいるときも、いつもどこかで(彼の名前)君が自分の心にいるんだよね」と言えば、相手はMさんの気持ちに気付くし、あとは彼自身がその気持ちに気付かないふりをするのか、関係を発展させようとするのかの様子を見ればいいだけのことです。「相手は自分をどう思っているのか?」ばかり気になって、自分の気持ちを隠していたら、またタイミングを逃すものです。結局、自分の思いを伝えずに恋の駆け引きをする人って、そこまで相手のことをまだ好きではないんですよね。お互いに気持ちの探り合いをするような恋の駆け引きをすればするほど、事態は複雑になるばかり。それは、「相手の愛をどっちが多く奪うかのゲーム」みたいなものです。本当に良い恋愛をしている人たちって、意外と恋の駆け引きには時間を費やさないものですよ。たまには彼の前で素直になってみては? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年09月03日婚活女性の中には、好きではない人との結婚のチャンスができて、迷う人もいます。今回は、こんなお悩み相談です。画像:(c)taniho - Fotolia.com■「好きではない人と結婚できる?」(Rさん・34歳)46歳の男性・Aさんとお見合いをしました。条件がよく、見た目も爽やかです。今、1週間に1回のペースでお食事に行っています。ただ、Aさんには何も感じませんし、まだ交際のお返事をしていない状態です。実は元彼Bとは、彼の結婚願望のないことが原因で、私から別れを切り出しましたが、今も関係が続いています。Bは収入が不安定にも関わらず、ブランド物をポンポンかってしまうような人ですが、私はソウルメイトのような絆を感じています。BにAさんのことを話すと、「Rが幸せならそれでいい」と言います。Bとはすぐの結婚は無理でしょうし、子供も産めなくなる可能性もあります。Aさんだったら、子供を産みたいという、私の理想的な生活を与えてくれるような気がします。Aさんと愛はなくても、結婚すべきでしょうか? ■Rさんへの回答なるほど。まずはAさんとBさんをそれぞれ別に考えてみたいと思います。まずは元彼Bさんについて言うと、ハッキリ言ってしまえば、結婚できる可能性はほぼないでしょうね。Rさんが他の男性と結婚しても構わないと言っている時点で、そこまで愛されていないと言えるのでは? 別に2人の間において、結婚に大きな障害があるわけではないですしね。気を付けないといけないのが、意外とこういうタイプは、結婚願望がないと言っておきながら、ビビビッとくる女性に出会ってしまうと、さっさと結婚してしまうこともあるということです。それでもAさんとの結婚を止めてBさんと一緒にいたいと思うのであれば、それはそれでRさんの人生なので、リスクを覚悟の上で貫き通す道もあるでしょう。もちろん推奨はしませんが。■人生観によって、結論は変わる次にAさんに関して言うと、Rさんにとって「人生で大事にしているものはなにか?」によって変わってきます。つまり、「何が何でも自分の子供が欲しいのか」「許容範囲内の相手であれば、愛情がなくても結婚したいのか」、それとも「愛していない人と結婚をするくらいなら独身でいたいのか」。前者2つだとしても、結婚したところで子供ができないこともありますし、今は条件が良くても、会社が倒産したり、大病で働けなくなったり、親の介護問題でモメることもあるかもしれません。それでもAさんと結婚生活を営んでいこうという覚悟を持てますか? もしそんな覚悟がないまま結婚したら、幸せにはなれないかもしれません。■結婚の決断に必要な3つのこと好きではない人と結婚したら幸せになれるのか? というと、それは人それぞれです。はじめは好きではなくても、共に生活をするにつれて夫に愛情を持ち、幸せになる人もいます。結局、結婚の決断に必要なのは、「その結婚に自分が納得できるか」「幸せになれると信じられるか」「どんなことがあってもやっていこうという覚悟を持てるか」「相手を生涯愛する決心を持てるか」です。どうか、自分が納得できる選択をしてくださいね! ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年08月06日「恋愛と結婚は別」だと言う人がいますが、実際はどうなのでしょうか? 今回は、こんなお悩み相談です。■「恋愛と結婚は別ものですか?」(さちこさん・28歳)恋人ができても、いつも長続きをしません。2~3年ほど経つと、彼のことが面倒くさくなったり、どうでもよくなったりします。よく「結婚と恋愛は別」と言いますが、具体的にはどう違うのでしょうか? 一生を添い遂げたいと思うような恋愛を、自分でもできるのでしょうか? ■さちこさんへの回答なるほど。まずは、さちこさんがどうして恋愛が長続きしないのか? についてですが、おそらく「相手のことを愛せていないから」です。恋と愛は違います。恋は「この人は素敵だから、もっと知りたい、自分のものにしたい」という感覚です。でも愛は、その後、「相手をよく理解し、リスペクトし、深く受け入れたい」と思うところから始まります。そのときは、相手の長所だけではなく、欠点も含め、きちんと受け止めたくなります。今まで付き合った人が、さちこさんにとってそこまで愛せるほどの魅力がなかったのか、それともさちこさん自身が人を愛せるまでに至らないのかは分かりませんが、前者が理由であれば、自分の「見る目のなさ」を直していくことが大切ですし、後者が理由であれば、それだけの“心の器”も必要です。もしかしたらさちこさんは、人を愛すること以前に、自分のことも愛せていないのかもしれません。■人を心から愛してみては? 人は、自分のことをきちんと愛していないと、人を愛する余裕はありません。また、自分を大切に思えていない人は、人のことも大切に思えません。恋人は自分のためだけに存在しているわけではありません。「自分の気分をよくするために恋愛をする」くらいの感覚だとうまくいかなくなるでしょう。人と関わるというのは、そんなライトなことばかりではありません。深く関わっていくからこそ、面白いのです。■「恋愛と結婚が別」と言われる背景「恋愛と結婚が別」だと思っている人は、そこまで本気で人を愛したことがない、とも言えます。現代は、一昔前のように身分の違いによって結婚できないなんてことはめったにないので、基本は、本気で人を愛してしまったら、やはりその人と人生を共にしたいと思うものです。だから、恋愛=結婚になります。ただし、自分も相手も生活力がなければ、結婚しても共倒れをしてしまいます。その場合は、どんなに好きな相手だとしても、冷静に判断をしなくてはいけなくなることもあります。「恋愛と結婚が別」というときの、「結婚」は「=生活」を指しています。だから、自分にきちんとした生活力があり、余程問題のある相手でなければ、恋愛と結婚を別にする必要はありません。つまり、人にとって、「恋愛と結婚が別」が当てはまる人もいれば、当てはならない人もいる、というわけです。ちなみに男性が「恋愛と結婚が別」という場合は、「“恋人(Hしたい相手)”と“一緒に暮らしたい妻”は違う」というパターンが多く、この場合で言う恋人というのは、愛する相手というよりも、単に“性欲を満たすための相手”だったりします。ただ、それでも本当に相手に愛してしまったら、結婚に踏み切る人は多いでしょう。■一般論は、やはり一般論に過ぎないつまり、「恋愛と結婚が別」なんてものは、自分の生活力によって当てはまらなくなるものです。そんな一般論に振り回されていないで、まずはきちんと自分を愛し、人を愛し、生活力を持つことを目指しましょうね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年07月23日結婚は恋愛とは違って、現実を見ることが大切です。今回は、こういったお悩み相談です。■「親が反対する結婚をすべき?」(まき・28歳)4歳年下の契約社員の彼と同棲しています。私は結婚したいのですが、親に反対されています。理由は、彼の将来性が不安だから。彼のほうも、「結婚したい」と言ってくれてはいますが、私の親が反対していることを知っていて、それをはねのけてまで結婚しようとは言ってくれません。そんな彼の煮え切らない態度に、最近不安を感じはじめています。親の言うように、やめた方がいいのでしょうか。■まきさんへの回答なるほど。彼は、ご両親の反対をはねのけてまで結婚しようとは思ってないようですが、まきさんはどうなのでしょうか? 彼ではなく、まずはまきさんです。まきさんはいくら両親が止めても、「私には彼しかいない。彼と結婚したい」と本気で思えているのでしょうか? まきさんがそこまでの意思がなければ、今回のパターンは、ちょっと厳しいかもしれませんね。■“将来性の不安”以上の問題あたりまえですが、人生が安泰な人は、そうそういません。大企業に勤めるエリート社員だって、時勢が変われば、会社が倒産したり、リストラになることだってあるでしょう。それ以外にも、大きな病気になって働けなくなることもあれば、親の介護の問題、子供の教育など、人生には乗り越えなくてはいけない壁は色々と出てくるものです。そんなときに、現段階で親が反対しているのを理由に結婚を躊躇するくらいの意思であれば、その後、仮に結婚してもやっていけるのかどうか、ちょっと疑問です。■結婚生活に重要なものって? 派遣社員でも、立派に家庭を持っている人もいます。契約が切れたとしても、どんな仕事をしてでも、自分が家族を守るぞ! と思える男性もいます。逆に、「夫の稼ぎが不安定でも、自分も働いて支えていくんだ」と思える奥さんもいます。まきさんの彼にそんな男気があるのか。さらにそんな彼を自分も支えていくんだと思えるくらい、まきさんが彼に対して愛情があるのか。結婚してもうまくいくかどうかは、そこにかかっているでしょうね。■結婚の本質を見ることが大切単に経済的に安泰だから、結婚生活がうまくいくとは限りません。結局、夫婦も含め、人間関係が壊れる理由は、そのときのトラブルよりも、その人が持つ「人としての未熟さ」だったりします。たとえば、「仕事がうまくいかなくなったから、夫婦関係が壊れた」と思える状況でも、実際は、仕事がうまくいかないことで精神的に腐ってしまって、周りの人に八つ当たりをするから、関係がおかしくなっていたり。本質を見ないと、表面的な部分で条件さえ合えば、幸せになれると勘違いしてしまいます。結局、今回のご相談で見えるのは、将来性うんぬんではなく、2人の本質的な部分で、現段階では結婚してもうまくいきにくいということです。もし本気で彼と結婚したいのであれば、自分の思いから変えてみては? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年05月21日結婚では、“お金の価値観”が合うかどうかは、意外と大切なことだったりします。今回は、こういったお悩み相談です。■「私はお金をかける価値がない女?」(きょうこさん・30歳)つきあって2年になる、結婚を考えている彼がいるのですが、お金にとても厳しいんです。おごってくれたり、プレゼントをくれたりすることはほとんどありません。デートの食事はいつも安めのチェーン店ばかりで割り勘。たまにはときめくような体験をしたいのですが、彼にそれを求めるのは間違っているのでしょうか? ときどき、お金をかける価値がない女だと思われているのか? と不満に思うこともあります。しかし、金がかかる女だと思われ、今さら別れられるのも辛いです。■きょうこさんへの回答彼の収入などが分からないので何とも言えませんが、チェーン店の料理と雰囲気が大好きだったり、お金に余裕がないわけではない、さらに自分の趣味などにもお金を使わないのに、そういう状態の場合は「お金を使うことがあまり好きではない人」ということなんでしょうね。付き合っている分には、自分が贅沢な思いをしたいときは、彼がいないところで楽しむこともできますが、いざ結婚となると、その価値観に合わせなくてはいけないことも出てきます。「今日は思いっきりゴージャスに過ごしたい!」というときも、彼の「もったいないよ」という一言で却下されるなんてことも、無きにしも非ず。それでもきょうこさんが耐えられるかどうか、ですよね。■結婚=日常の生活逆に、世の中には、気前が良くて、お金持ちではないのに、どんどん人に奢ってしまって貯金がない人もいます。それはそれで、結婚したときには、2人のお金が湯水のように流れ出てしまうので、問題は出てきます。もし今後、結婚を考慮するなら、自分だったらどれくらいであれば許容範囲なのか、また「夫婦で財布を別管理する」など、どういう方法をとれば折り合いをつけられるのかをきちんと考えた方がいいでしょうね。結婚は恋愛とは違って“日常の生活”なので、その部分の問題をきちんとクリアできないと、関係は壊れていきます。■出さなくてはいけないときに、出せる人かどうかお金の問題は、すごくデリケートで難しいものなのですが、出さなくてはいけない場面のときにも気前よく出せない場合は、お金の問題というよりも“気が利かない人”とも言えます。たとえば、相手に何かをしてもらったときや相手のお祝いのときにも出せないとなると、それは、お金の問題とは違います。相手がお金を出さない背景に、なにがあるのかをきちんと見ておいた方がいいでしょう。■今さら別れられるのも辛い? ただ、最後の一文が気になりました。「今さら別れられるのも辛い」なんて、そんなつもりで付き合っているのであれば、結婚してもうまくいくのでしょうか? もしかしたら、そんな思いが彼に伝わっているから「大切にしなくても逃げられないだろう」と思われてしまっている可能性もあります。きょうこさんが「今後も一緒にいたいと思える人と、自分は結婚したい」という意識になったとき、彼の方も少しは変わってくることもあるかもしれませんよ? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年05月14日結婚は勢い、そういう人も多いけど、結婚が決まっているのに忘れられない彼がいたら? 一生に1回の結婚と考えてはいるものの、そんな悩みを抱えている女子も多いのでは? そんな女子は最大級のQ&Aサイト 「オウケイウェイヴ」 で他の女子の悩みをチェック。■質問29歳の女性です。半年後に結婚する予定なのにもかかわらず、数年前に大失恋した彼氏のことを偶然ネットで見かけて以来、何気ない瞬間に彼のことを思い出してしまいます。私にとって完璧な人でした。何もかもが大好きでした「もし彼とあのまま続いていたら…」なんて無駄なことを考えてしまいます。結婚するけど、忘れられない人がいる、こんな経験ある方いらっしゃいませんか? どうしたら忘れられるのでしょうか。昔の彼氏のことが忘れられない人は案外多いかもしれません。さて、どんな回答が寄せられたでしょうか。■回答1私は恋愛経験が乏しく、21から29歳まで付き合って、同棲をした人がいました。その彼と別れ、30歳で新しい彼(今の主人)と出会いましたが、8年間付き合った彼のことが忘れられず、主人と付き合っているときも、たびたびケンカの種になったり、思い出したりすることもありました。けれど1年後に私が妊娠、そして結婚。今の主人とは結婚9年目ですがいまではただの思い出です。式が近づき、忙しくなってくれば、それどころじゃなくなるんじゃないでしょうか。■回答254歳の男です。結婚15年たちますが、20代の頃付き合った女性に今でも会いたいと真剣に考えることがありますし、他に、同棲した女性にも会いたい、失恋した女性にも会いたいと切りがありません。これは死ぬまで続くでしょう。みんなそんなもんだと思います。■回答3あなたに結婚相手がいる今になって、その彼氏のことを知ってよかったのだと思います。元彼と別れた「その後」と、今の愛する人との出会いがあるから、前に進んでいけるはずです。確かに元彼はあなたから見て完璧だったかもしれませんが、彼から見てあなたは彼女として完璧では無かったんです。苦しいけれど、自分「が」彼を特別だと思うだけじゃダメで、お互いに心地良く思い合えることが、その二人にしかない適温であり、適量こそ特別なんです。結婚を控えた彼とは、もっと地に足の着いたお互いに抱えやすいサイズの気持ちを共有できていますよね。だからこそ、未来だって描けるし、前に進もうと思えるはず。元彼が自分の場所で幸せに過ごしているように、あなたもあなたの場所で幸せになってください。他にも、結婚前に付き合っていた女性のことは死ぬまで忘れられないという男性の回答や、ただのマリッジブルーで、元カレへの気持ちは「気の迷い」という同じような経験があるという女性の回答、思い出は良いものしか残らないから妄想しているだけといった男性の回答などがありました。過去に付き合った人を忘れられないという人もいれば、思い出になるという人もいますが、すっかり忘れてしまうという人は少ないのかもしれません。でも、折り合いをつけながら、誰しもが生きていることがわかるような回答でしたね。元カレのことが忘れられないという人は、ぜひ参考にしてみては?提供:オウケイウェイヴ 公式サイト ・元記事を読む
2014年02月26日