ペットのことを、『天使』と例える飼い主は少なくありません。飼い主にとって、ペットは我が子同然…いえ、この世のものとは思えないほどに愛おしい存在。その尊さは、空から降ってきた天使同然なのです。愛猫の姿が完全に『女神』と話題に愛猫のニャーちゃんとの日常をX(Twitter)で発信している、にゃんころもち(@sakura_nyancolo)さん。ある日、ふと愛猫の姿を目にして、『天使』どころか『女神』だと思ったといいます。前述したように、飼い主にとってペットは目に入れても痛くない存在。しかし、『女神』とまで思えるとは、一体どういうことなのでしょうか。その理由は、飼い主さんが目にしたニャーちゃんの姿を見れば、分かることでしょう…!貝殻をモチーフにした、おしゃれな椅子の上でくつろぐ、ニャーちゃん。その姿を見て、あなたもきっと連想したはずです。世界的に有名な絵画『ヴィーナスの誕生』を…!ルネッサンス期にサンドロ・ボッティチェッリが描いた作品であり、大きな貝殻の上にたたずむ女神のヴィーナスを描いた、同作品。日本でも、美術の教科書などで誰もが一度は目にする名画です。椅子の上に座っているだけなのに、ニャーちゃんから品位を感じるのは気のせいでしょうか。ちょこんとしたポージングや、横にそらした目線も、絵になっていますね!ルネッサンスならぬ『ルニャッサンス』な1枚に、ネットからは「完全に一致!」「なんてかわいい女神なんだ」といった声が上がりました。日本で爆誕した小さな女神は、たくさんの人に笑顔と幸せを与えてくれたようです![文・構成/grape編集部]
2024年04月13日東京、新宿のSOMPO美術館では、2024年3月23日(土)より『北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画』を開催。日本人には馴染みの薄い北欧の絵画を、ノルウェー国立美術館、スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館のコレクションより、厳選された約70点で紹介する。今回対象となる3つの国は、ヨーロッパと地続きにありながらも北方の気候風土のもとで独得の文化を育んだ国。芸術動向においては長らくイタリア、ドイツ、フランスに追従していたが、19世紀、ナショナリズムの高まりを背景に、古くから語りつがれてきた北欧神話や民話が独自の絵画モチーフとして発見された。同様に雄大な山岳、森、湖などの風景や、夏季の白夜、冬の極夜、オーロラといった北欧ならではの自然現象も題材となっていく。フィンランドの画家ヴァイノ・ブロムステットの《冬の日》のように、北欧ならではの透明感あふれる光の描写などにも注目だ。北欧の画家といえば、不安定な人間の心理状態を描いたノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクが日本では有名。同展でも《ベランダにて》など彼の作品を見ることができるが、同じノルウェーの画家では、テオドール・キッテルセンにも注目したい。彼は、森に住む動物や怪物が登場する、おとぎ話の世界を数多く描いた。また夜の闇の中、向こう岸に小さく輝く《街》を描いた、スウェーデンのアウグスト・ストリンドバリも興味深い人物。彼は19世紀の北欧で最も重要な作家のひとりだが、ごく短い間画家としても活躍した。新宿の超高層ビルの建ち並ぶSOMPO美術館で見る、北欧の自然や街並み、ファンタジーに富んだ絵画作品。それらは、北欧の魅力がおしゃれな家具やデザインだけではないことを教えてくれるに違いない。<開催概要>『北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画』会期:2024年3月23日(土)~6月9日(日)会場:SOMPO美術館休館日:月曜(4月29日、5月6日除く)時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)料金:事前購入一般1,500円、大学1,000円/当日一般1,600円、大学1,100円チケット情報:()公式サイト:
2024年03月13日「継続は力なり」という言葉がある通り、何事も地道に続けていくと、そのぶんだけ技術や能力が身に付くものです。1年をかけてある技術を磨いたという、なな(@NANA_kome2017)さん。X(Twitter)で、その成果を披露したところ「衝撃」の声が相次ぎました。1年間、指を描き続けた結果に「え?」ななさんが1年間続けたのは、『指の絵』を描き続けること。「めっちゃうまく描けるようになったので、どうぞ見ていってください」こんなひと言とともに公開した、こちらの画像をご覧ください!ななさんが公開したのは、指を描く過程を追った画像。完成した絵がリアルすぎて、パッと見では本物の指にしか見えません…!ななさんの絵を見た多くの人が「え、絵…!?」と驚いたことでしょう。皮ふのキメ細かさや質感、ツメの色合いなどが見事に再現されていますね。投稿には、11万件以上の『いいね』が付くほど、大きな反響を呼びました。【ネットの声】・待ってくれ。これが絵なのか…!?・絶句した。拡大しても写真にしか見えないんだけど。・「うますぎて怖い」ってことがあるんですね。・制作過程の途中から、急に写真になったのかと思った。すごすぎて意味が分からん。ななさんは、もともと手のデッサンをするのがすごく好きなのだとか。『好き』を突き詰めた、ななさんの成果には、多くの人が驚かされました![文・構成/grape編集部]
2024年03月12日個性豊かな画家たちの作品が人気を集めている江戸絵画。その江戸絵画を様々な切り口で紐解く展覧会を定期的に開催する東京の府中市美術館で、3月9日(土)から5月6日(月・祝)まで、当時の画家たちの制作の根底にあった「仏教」をキーワードとした企画展が開催される。『ほとけの国の美術』という展覧会名を聞くと、仏教伝来時から歴史を重ねてきた仏像や仏画などの「仏教美術」を思い浮かべるかもしれないが、同展に登場する作品の多くはそうした仏教美術とはちょっと違うのだという。当時の画家や鑑賞者の多くが仏教と密接な暮らしをしていたという観点から、制作の根底に「仏教」があったことから生まれた多彩な表現を紹介することに焦点があてられているのだ。たとえば、死んだらどこへ行くのかを、経典に書かれた文字だけではなく「目で確かめたい」という人々の気持ちから生み出されたファンタスティックな浄土の絵や、恐ろしくも迫真的な地獄図。「常識を超えよ」と説く禅の精神を伝えるために、どこか変な絵やかわいい絵になってしまった「禅画」。寒山拾得(かんざんじっとく)や布袋(ほてい)さまなど、本来は真面目な信仰対象なのに、なんだかおかしなキャラクターになってしまった人物や仏さまなど、楽しい絵画が並ぶのが同展の魅力だ。興味深いのは、若冲(じゃくちゅう)が描いたユニークな白象の絵や、応挙や蘆雪(ろせつ)の無邪気な子犬の絵も、仏教がなければ生まれなかったらしいこと。お釈迦様の死を動物たちもともに嘆く涅槃図(ねはんず)にも見られるように、「動物にも人と同じ心がある」という、古くから人々の心を包みこんできた仏の教えが、動物の命を思いやり、絵の中の動物を愛おしむ文化を生み出したと考えられるのだそうだ。今回は、その蘆雪が珍しく大きな屏風にたくさんの子犬を描いた新発見の作品が初公開されるのも話題となるだろう。なお、同展では、江戸時代の作品に加え、昨年修理を終えたばかりの室町時代の仏画の大作、京都市・二尊院の《二十五菩薩来迎図》全17幅のほか、近世以前の仏教美術の優品も展示される。来迎図から若冲、そして応挙や蘆雪の子犬の絵まで、「ほとけの国」で生まれた、美しく、愛らしく、アイディアに溢れた多彩な作品を楽しみたい。<開催概要>『春の江戸絵画まつりほとけの国の美術』会期:2024年3月9日(土)〜5月6日(月・振)※会期中展示替えあり会場:府中市美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)料金:一般700円、大高350円、中小150円公式サイト:
2024年03月01日すごくかわいく描けたので、見てください!そんなひと言とともに、日本画の作品をX(Twitter)に投稿したのは、大森亜矢子(@_aya_1011_)さん。ある食べ物を描いたところ、そのクオリティに感動や驚きの反応が寄せられました!日本画というと、墨で描かれた水墨画や教科書に載っているような、美人画、風景画などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。これまでの日本画のイメージを覆す、大森さんの素敵な作品をご覧ください!『いちごサンドひとつ』なんておいしそうな、いちごのサンドウィッチ!雲肌麻紙に岩絵の具を用いて描かれた『いちごサンド』は、食パンの質感や、いちごの瑞々しさが見事に表現されていて、思わず手をのばして食べたくなるほどのリアリティがあります。いちごの果汁が、ホイップクリームにちょっぴり染み出ている感じなど、細かなところまで描き込まれていて、見ていてワクワクするような作品ですね。大森さんは、「写真以上の感動、そのものの手触りみたいなものを表現したくて頑張りました」とつづっていました。投稿には「すごい!パンのもっちり感やフルーツのフレッシュな感じがおいしそう~!」「かわいい。日本画にはこんな表現もあるんですね」「本物みたい。これが絵なんてすごすぎる」などの声があがっています。ほかにも、おにぎりや大福といった、食べ物をモチーフにした日本画の作品を多く制作している、大森さん。気になる人は、ぜひXの投稿などをチェックしてみてください![文・構成/grape編集部]
2024年02月14日「夫のリュックにお絵描きをしました」こんなひと言を添えて、1枚の写真を公開したのは、晴夏(@_harenatsu)さん。夫が使っている黒い無地のリュックに絵を描き、完成したものをX(Twitter)に投稿しました。すると、投稿には10万件以上の『いいね』が!大きな反響を呼んだ、こちらの写真をご覧ください。晴夏さんが夫のリュックに描いたのは、とってもかわいらしい猫の絵!ふわふわとした毛並みや、キラキラとした瞳など、細部までリアルに描かれており、まるで本物の猫がリュックのポケットに入っているかのようです。実は晴夏さんは、画家として活動をしています。こんな素敵な発想で、夫が持っている無地のリュックを、人を魅了する作品に変えることができるとは、感動しますね。もし街でこのリュックを背負っている人とすれ違ったら、きっと二度見してしまうことでしょう。投稿には、晴夏さんの作品に心を射抜かれた人たちから、さまざまなコメントが寄せられました。・これはかわいすぎる。すれ違った人全員が二度見しそう。・えっ、本物かと思った!すごすぎる。・私のリュックにも描いてほしい…!うらやましいです。・天才の所業か?リュックを背負って出かけるのが楽しくなりそう。なお、こちらのリュックは、晴夏さんが手作業で描いた『一点もの』であるため、販売の予定はないとか。ですが、新たにオーダーを受けて布製品に絵を描くことは可能だそうです。晴夏さんにしか描けない、リュックのポケットに入った猫。素敵な作品は、たくさんの人の心をときめかせました![文・構成/grape編集部]
2024年01月31日・素晴らしい再現度です…。・やべぇ!スゴすぎんか!?・色合いから実家すぎる。あいうえ夫(@ueotto)さんが、X(Twitter)に投稿した1枚の画像に、そんな驚きと称賛の声が相次いでいます。投稿されたのは、布団が敷かれた、古めかしい和室の様子。なんの変哲もない家の写真のように見えるのですが…。見る人を驚かせた1枚がこちらです!「おばあちゃんち、描きました」あいうえ夫さんが投稿したのは、自ら描いた祖母の家の絵でした!色褪せたカーテンや、ブラウン管のテレビ、扇風機などからは、どこか懐かしい雰囲気を感じますね。また、布団のシワや蛍光灯の灯りなど細部までリアルに再現されており、写真と見間違えるほどのクオリティです。ちなみにあいうえ夫さんは、制作過程の動画も公開しています。過程 pic.twitter.com/KJ4FNSADJx — あいうえ夫 (@ueotto) January 29, 2024 素朴な絵から、だんだんとリアルに変化していく様子には思わず見入ってしまいますね。完成度が高すぎる『おばあちゃんち』は見る人を驚かせ、「うわっ絵だ、やばっ」「蛍光灯の眩しさが本物と同じ!」などのコメントが相次ぎました。多くの反響を受け「ライトの眩しさを再現するのに苦労したので、めちゃ嬉しいです」などと、喜びの声をつづった、あいうえ夫さん。ちなみにこの絵はまだ未完成で、これから人物を描き足していく予定なのだとか。このままでも十分クオリティが高い絵が、一体どのように仕上がるのでしょうか…。完成が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月31日名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」の新作が、2024年1月25日(木)より全国のブルーブルーエ(Bleu Bleuet)店舗ほかにて発売される。“アート鑑賞気分が楽しめる”「絵画ウォッチ」「オリジナル絵画ウォッチ」は、その名の通り、名画をモチーフにしたアート好きにはたまらない腕時計だ。額縁のようなゴールドのスクエアフレームを採用しているので、文字盤はまるで絵画のよう。時間を確認するたびに“絵画鑑賞気分”を楽しめると人気を集めている。《眠そうな子猫》など「猫の名画」着想の3デザインそんな「オリジナル絵画ウォッチ」に、猫の絵で知られるオランダ生まれの女流画家ヘンリエッタ・ロナー=クニップの作品が新登場。猫がじっとこちらを見つめる《獲物を観察する》、とろんとした顔が愛らしい《眠そうな子猫》、白い猫が周りをキョロキョロ見渡す《好奇心》の3種の柄を取りそろえる。いずれも、猫のキュートな表情やしぐさに癒されること間違いなし。それぞれの絵画にぴったりのベルトカラーを合わせ、アンティーク調のデザインに仕上げている。自分用にはもちろん、猫好きの人へのプレゼントにもおすすめだ。【詳細】猫の絵画ウォッチ(獲物を観察する/眠そうな子猫/好奇心) 各3,300円発売日:2024年1月25日(木)取扱店舗:全国のブルーブルーエ店舗、オンラインストアサイズ(cm):ケース 2.5×2、手首周り 13~18、ベルト幅 1.3※店舗によって取扱アイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2024年01月14日ミルフィー(MilleFée)の人気コスメシリーズ「絵画アイシャドウパレット」からフィンセント・ファン・ゴッホの作品をモチーフにした新作が登場。2023年11月14日(火)より、各種バラエティストアほかにて販売される。ミルフィー「絵画アイシャドウパレット」に“ゴッホ”の新作ミルフィーの「絵画アイシャドウパレット」は、細やかな粉質による高発色と、思わず集めたくなるパッケージで話題を集める、有名絵画からインスピレーションを得たコスメシリーズだ。インフルエンサーの本田ユニ監修のもと、共同企画を行っている。今回新たに登場するのは、ポスト印象派の代表者でもあるフィンセント・ファン・ゴッホが手がけた《星月夜》《花咲くアーモンドの木の枝》《バラのある花瓶》《ひまわり》の4作品から着想を得ている新作。ファン・ゴッホが描いた絵画の色合いや雰囲気を表現できるよう試行錯誤を重ねて完成したアイシャドウだ。カラー展開08 星月夜ピンクベージュやブラウンなどの使いやすいカラー、そしてワインレッドなど夜空を彷彿とさせる深みのあるカラーをセット。絵画をそのまま閉じ込めたような、幻想的なマーブルカラーもポイントに。09 花咲くアーモンドの木の枝繊細なアーモンドの枝や花のタッチをベージュやホワイト、ピンクなど淡い色合いで表現。柔らかい発色で、誰もが羨む儚げな目元に。10 バラのある花瓶肌馴染みの良いベージュカラーを基調とする中に、大胆なグリーンとホワイトのマーブルカラーが存在感を放つ。バラの花のように、華やかで印象的な目元に。11 ひまわりこっくりとしたオレンジブラウンで絵画の様々なひまわりをイメージしたカラー。こだわりのマーブルは目元にとびきりの華を持たせる。【詳細】ミルフィー 絵画アイシャドウパレット 6g 全11種 各2,420円発売日:2023年11月14日(火)より順次※10月14日(土)~ロフトにて発売
2023年10月26日有限会社エルステュディオインターナショナル(代表:さかより のりこ)がメディアプロデュースする現代アート画家 尾形純氏の絵画展『尾形純 絵画展「月冴ゆる庭」』が、韮崎大村美術館にて2023年12月2日(土)より開催いたします。現代アートの難しさを吹き飛ばす「色の立体感」。抽象画というジャンルに、日本の伝統的な色彩・景色を籠める画風の尾形純氏。尾形氏の絵は、≪枯れては巡る、季節の美しさ≫を表すように、年を経ていくことで風合いを変えていく。そんな、まるで日本庭園のように有機的なアート作品。その源流は、意外にも「西洋的な裏打ちされた技術」にあるという。先月韓国光州のアートフェアでの展示を終え、既に2024年も多くの海外展・国内博物館への参加が決定するなど画家として活躍する尾形氏。修復家としての顔も持つ彼の、その独特な「庭」を思わせる作風のルーツに迫る。画家 尾形純氏 浜離宮にて (C)Benjamin Lee〇古色を作る、西洋画的なルーツとは?尾形純と言えば、「古色」と呼ばれる日本独自の色彩・和の色が特徴だが、意外なことにそのルーツは伝統的な西洋画にあるという。元々が油画志望だったこともあるが、東京藝術大学の大学院の坂本一道教授の研究室での影響も大きい。15~17世紀の西洋の古典技法を研究する中で、「手板」と言って、ファンアイクやルーベンス、レンブラントなどの地塗りや描画のサンプルを作って学んだ。「当時の巨匠は真っ白いキャンバスではなく、先に【有色の地塗り】を施していました。最初に塗った色彩に対して、色の吸収や反射を見て、色を活かし、作品を作りあげていく……元の色にどうやったって影響される。塗り重ねると更に表情が変わります」例えば、銀色の地塗りに赤を入れることで現れるピンクと、元から塗るために作ったピンクでは、全くニュアンスは違う。色に対する考え方や手法で、一番影響が濃いのはこの【地塗り】だと、尾形氏は言う。塗った色のポテンシャル、色彩力が発揮されていくその原理を意識して形成していった結果、今のスタイルが出来た。もう一つ、尾形作品のルーツには【修復家としての技術と感性】がある。尾形氏は学生時代の恩師の紹介で修復の工房に入門し、その後、文化庁の在外研修でニューヨークに渡るという稀な経歴を持つ。これらの経歴の中で磨いた技術も、【地塗り】の話と地続きである。そして、修復家に必要とされるのは、「必要な色」「欲しい色」を的確に作ることだ。「新しいものに古来の良さが必ずあります。歴史的・古典的な美術スキルを勉強しないと得られない『深さ』を実感しました」地塗りを知り、修復家として活動したことで「美術史に残る名画の見方」はがらりと変わった。同時に、画家としての【キャンバスの捉え方】にも大いに影響したという。「こうしたい」「こうじゃない」と悩みながら描く中で、尾形氏は、確かな手ごたえを感じるようになった。脳裏に浮かべた情景に見合う色にたどり着くことができるようになったのだ。これは、「自分の考えに、技術がマッチしたから」であり、その根底に、「修復で培った感性」があるという。修復家としての自分がアーティストとしての自分を更に育て、相乗効果を生んでいる。〇尾形作品のガイド、「和の庭の見立て」~絵を理解するための【はしご】とは~「伝統の世界には詰将棋みたいな厳しさ、描写への追求があり、それに取り憑かれた時期もあります。ただ私は描き途中に現れる、不明瞭なゆらゆらした画面に惹きつけられました」やがて抽象画・現代アートへと舵を切ったのは、予測できる世界のリアリティを追求する絵ではないものが描きたくなったから。巨匠の後追いではなく、自分だけの絵があるのではないかと迷う中で確立した「色」。その色が「和」に結びつき、「和の庭の見立て」にたどり着くまでには、ある画商との出会いがあった。画商は、英語のタイトルを付けていた尾形氏の絵に「どうみても和の色だから」と別の提案をした。「こぼれ剥ぎ」や「花筏(はないかだ)」などの和菓子のような名前だ。のちに、この理由が、「画商が実は茶人であったため」だったことを、尾形氏は知る。更に、画商は「花影(かえい)」という言葉を持ち出し、「桜の花の影は見る人の心によって、いろいろなものに見える。その様子が尾形さんの絵にぴったりだ」と告げた。これこそが、実は、作品群『花影』シリーズの由来になるエピソードなのである。彼岸の花影また『禅之庭』(会場:インターコンチネンタルホテル)というイベントを行ったことも、尾形作品と「和」「庭」の親和性を深める切っ掛けになった。「海外からの来客が多いイベントで『貴方の絵は日本庭園だね』と言われました。そこで、改めて庭園を訪れて散歩したり、また古典作品を手に取ったり、僧侶と出会ったりするうちに『確かに』と思う節が出てきました」尾形氏自身、作品を庭に見立ててみれば、しっくりときた。また画家として最初こそ「言葉にすること」に違和感があったが、直に説明することの重要性に気づいた。「例えば『この絵は雪の景色だ』と伝えると、(鑑賞していたお客さんが)『あー、私も雪の日のお寺でこの雪景色、見たことある』と自分の体験と重ねることがあります。色面だけの画面でも色のソースを伝えることで、見る人は自分自身の経験を絵に投影して解釈することが出来る……そうなれば、見ている方は僕の世界に、はしごを渡るみたいに入ってきてくれます。庭に見立てることは、自分の作品を理解してもらうための【はしご】だと気づきました」「庭の見立て」で深い理解を得られるようになれば、例え表現が抽象的であっても、そのまま「色」を受け取ることができるようになる。そのときに成立する【作る者と鑑賞する者との相互理解】を尾形氏は大事にしている。■韮崎大村美術館企画展 尾形純 絵画展「月冴ゆる庭」 概要会場 : 韮崎大村美術館 内容 : 上記サイトの展覧会よりご覧ください。会期 : 2023年12月2日(土)~ 2024年2月25日(日) 10:00~17:00休館日: 水曜日、1月1日庭に見立てて作品を描くことの多い尾形氏だが、実在の庭を念頭に置くというより、心象風景や空気感をそのままに作品に籠めている。そんな尾形氏の次の挑戦が、実際の庭とのコラボレーションだ。舞台になる韮崎市韮崎大村美術館は韮崎大村記念公園内に建てられ、園内には「創新苑」という庭園が造成されている。この実際の庭園と、そこからインスピレーションを得て創作する「心象風景としての庭園(絵画)」を双方楽しむことが出来る仕掛けだ。尾形氏の作品は、時に凹凸のある立体的なシリーズも含めて、昼夜、また時の流れ、時節柄の光の差によって、絵の表情や見栄えが変化し、その状況に馴染んでいくことを善しとして「日々目にさらされ、一緒に過ごす」前提で創作される。環境による表情の変化も含め、その場を彩る尾形氏の現代アートは、存在自体が「中庭」のような魅力を持っている。そうして時に住民の、時にお客様のコミュニケーションのツールともなる作品だからこそ、パブリックアートとして迎えられることも多い。今回は絵画展でもあり、訪れる場所ありきのパブリックアートイベントとしても楽しめる稀有な催しもの。場合によっては、インスタレーションのような見方もできる。実際の冬の庭とともに、尾形純の世界の「庭」、その不思議な色・風合いを楽しむまたとない機会。是非現地を訪れ、季節を体感してほしい。同時に、年明けには【大村智館長と尾形純氏の対談】も決定。創新苑の傍らに静かに佇む館長の生家を改築した蛍雪寮にての、またとない機会に注目が集まる。その他、節分にはアーティストトーク・作品解説あり。【プロフィール】尾形純 現代アート画家(C)Benjamin Lee東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。恩師の紹介で修復の工房に入門し、文化庁の在外研修でニューヨークへ留学。Rustin Levenson Art Conservation Associates Ltd.にてインターンを経験。以降、数々の名画修復に携わる修復家としても活躍。画家としては、日本の伝統色を思わせる落ち着いた色彩を基調にし、庭や自然風景を見立てた作風で脚光を浴びる。国内の個展に加え、ニューヨーク、ロンドンなどのセレクト展、その後、シンガポール・東南アジアへと活躍の場を広げ、今に至る。2019年ベトナム政府主催「The Exhibition of Finest Art Works From Representative Asian Artist in Hanoi - Vietnam 2019 」では、アジア圏各国の作家を一堂に会する中、唯一の日本人作家として招聘された。また近年は、ホテルやレジデンス、レストランなどの【パブリックスペースのアート制作】にも注力している(代表:銀座ミシュラン一つ星レストラン REIKASAI GINZA、グランフロント大阪オーナーズタワー、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ、ホテルメトロポリタン鎌倉など)。作品集 「十の庭 庭に宿る抽象」(2021年)、作品集 GOKUSUI 「曲水」(尾形仮山名義・2022年)を出版。REIKASAI GINZA(十の庭 庭に宿る抽象 尾形純作品集より)【尾形純の作品に関するお問い合わせ先】メール: office.junogata@gmail.com HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月26日イラストや絵画などの創作物は、完成した作品はもちろん、時にはその制作過程を見て、楽しむこともできるでしょう。鉛筆でリアルな絵を描いている、大森浩平(@kohei6620)さんが、ある作品の途中経過の写真を、X(Twitter)に投稿しました。未完成にも関わらず、多くの注目が集まった作品を、ご覧ください。大森さんが描いているのは、カシオ計算機株式会社から販売されている、腕時計『G-SHOCK』。光沢のあるメタル素材の質感や重厚感が、鉛筆の濃淡だけで、見事に再現されています!下のほうは線だけが描かれ、イラストというのが分かりますが、上の部分を見ると写真かと疑ってしまうようなリアルさで、なんとも不思議ですね。作品としては、まだ完成前ですが、すでに魅了されている人がネット上で続出しています。・て…天才や。これが鉛筆だけで描かれたものだなんて、すごすぎる。・脳がバグりそう。本当に写真にしか見えない。・美しすぎる!部屋に飾りたい!今まで数多くの鉛筆画を描いてきた大森さんですが、2022年9月頃に病気が悪化し、鉛筆画の作成をいったんやめていたそうです。そのため、今回の作品を描くにあたって、1年半ぶりに鉛筆を握ったのだとか。長い期間が空いても、技術の衰えを見せない大森さん。1年半ぶりに手掛けた作品が、どんな仕上がりになるのか、今から楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2023年10月18日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2023年10月7日(土)から11月12日(日)まで、「特別展 いぬねこ彩彩―東アジアの犬と猫の絵画―」を開催いたします。人間の親愛なる友として、今も昔も愛されてきた犬と猫は、東アジアでは古くから絵画のモチーフとしても人気を博しました。それらは、心和む愛らしい姿だけを求められて生まれたのではなく、日々の幸福への祈りや異国への憧れ、権威の象徴、社会風刺など、人間の様々な思いを託されることで、しばしば描かれてきたのです。本展観では、中国、朝鮮半島、日本における、12~20世紀に制作された犬図・猫図を一堂に展示します。重要文化財5件、重要美術品1件を含む、計63件を通して、東アジアで花開いた豊かな動物画の展開をお楽しみください。詳細は別紙の通りです。【図1】老圃秋容図 沈南蘋筆中国・清時代静嘉堂文庫美術館蔵(画像提供:〔公財〕静嘉堂/DNPartcom)【図2】花下遊狗図 李巌筆朝鮮・朝鮮王朝時代日本民藝館蔵【図3】時雨狗子図 円山応挙筆日本・江戸時代府中市美術館蔵別紙<1> 展覧会詳細について1.名称 特別展 いぬねこ彩彩―東アジアの犬と猫の絵画―2.会期 2023年10月7日(土)~11月12日(日)※会期中、展示替えあり。前期:10月7日(土)~10月22日(日)後期:10月24日(火)~11月12日(日)3.休館日 毎週月曜日(ただし10月9日〈月・祝〉は開館し、翌10日〈火〉が休館)4.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)5.入館料 一般 950円 高校・大学生 730円 小学・中学生 無料6.共催 毎日新聞社7.出陳品数 63件*主な展示作品◎=重要文化財 ○=重要美術品【中国の犬と猫の絵画】◎蜀葵遊猫図・萱草遊狗図 伝毛益筆 南宋時代(12世紀) 大和文華館蔵・犬図 李迪筆 南宋時代(13世紀) 個人蔵【前期展示】○春苑遊狗図 紀鎮筆 明時代(15~16世紀) 黒川古文化研究所蔵◎猫児図(「安晩帖」第9図) 八大山人筆 清・康熙33年(1694) 泉屋博古館蔵・老圃秋容図 沈南蘋筆 清・雍正9年(1731) 静嘉堂文庫美術館蔵【朝鮮半島の犬と猫の絵画】・花下遊狗図 李巌筆 朝鮮・朝鮮王朝時代(16世紀半ば) 日本民藝館蔵・猫図 朝鮮・朝鮮王朝時代(18世紀) 高麗美術館蔵【日本の犬と猫の絵画】・「李迪犬図」模本 狩野探幽模 日本・江戸時代(17世紀) 個人蔵【後期展示】・倣李迪狗子図(「和漢流書手鑑」より)狩野常信筆 江戸・宝永元年~6年(1704~09)頃 個人蔵・百流之絵鑑 狩野昌運筆 日本・江戸時代(17~18世紀) 福岡市美術館蔵・松下麝香猫図屏風 伝狩野之信筆 日本・室町時代(16世紀) サントリー美術館蔵・犬図 俵屋宗達筆 日本・江戸時代(17世紀) 西新井大師總持寺蔵・狗子図 与謝蕪村筆 日本・江戸時代(18世紀) 個人蔵・時雨狗子図 円山応挙筆 江戸・明和4年(1767) 府中市美術館蔵・親子犬図 張月樵・長沢蘆雪筆 日本・江戸時代(18世紀後半) 個人蔵・厖児戯箒図 伊藤若冲筆 日本・江戸時代(18世紀) 鹿苑寺蔵<2> 会期中のイベントについて1.講演会「かわいいだけじゃない―いぬねこの本流 日本の犬猫表現の展開における狩野派の役割」(1)日時・場所 11月5日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 神戸大学大学院 人文学研究科 専任講師 野田 麻美氏2.日曜美術講座「中国と朝鮮半島の犬図・猫図について」(1)日時・場所 10月15日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館 学芸員 都甲さやか3.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日 午後2時から展示場にて(2)解説 大和文華館 学芸部4.無料招待デー 10月31日(火)大和文華館開館記念日※何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。※講堂の定員は100名です。(当日先着順。予約不要)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月04日名画を鑑賞する時、「どんな場面を描いたのか」「描かれている人物の気持ちは…」とまっさらな心で想像してみると、より楽しめるかもしれません。夏休みの自由研究で、名画を考察フラダンス講師、Ayaka Tohori(ayaka.tohori)さんの小学生の息子さんは、夏休みの自由研究で、世界的に有名な名画の考察に挑戦しました。母親から、息子さんにある4つの作品にまつわる質問を投げかけると、大人では出てこないような答えが返ってきたといいます。Instagramに投稿された、センスが光る『絵画解説』をご覧ください!エドヴァルド・ムンクの『叫び』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』『最後の晩餐』、サンドロ・ボッティチェッリの『春(プリマヴェーラ)』など、いずれも教科書に出てくる名画を考察した、息子さん。1枚目の『叫び』では、「なぜこんな顔をしているの?」と質問されると、「せっかくここまで来たのに忘れ物に気付いたから」と子供らしい素直な一文を記載。確かに、忘れ物をして「しまった!」と焦った時の顔にも見えてきて、クスッとさせられます。4枚目の『最後の晩餐』では、息子さんならではの視点で、イエスキリストを裏切った人物を推測。描かれた登場人物の表情やしぐさを一生懸命観察して答えを考えた様子がうかがえます。投稿者さんが調べた正式な解釈も記載されているので、研究結果を読むと、より深く作品を理解できますね。投稿には「素晴らしい!」「忘れ物をしたら『叫び』を思い出しちゃいそう」とのコメントが寄せられていました。柔軟な発想が生きる自由研究を通して、名画の新たな魅力を味わえますね!Ayaka Tohoriさんは、ほかにも日常のさまざまな投稿をしています。興味のある人は覗いてみてください。ayaka.tohori[文・構成/grape編集部]
2023年08月25日大和グラビヤ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:河合 昭司)は、パッケージ印刷の技術を活かしグラビア印刷で絵画を複製する社内プロジェクト「MOSHA-PRO」で、瀬戸市出身のアーティスト・杉山大介さんの作品を「模写」する試みに挑戦した。制作した作品は、2023年11月23日~28日までの6日間、名古屋市中区の妙香園画廊にて開催される杉山大介さんの個展にて展示される。グラビア印刷された『Dance after the rain』MOSHA-PRO×杉山大介大和グラビヤ株式会社が展開する、絵画をグラビア印刷で模写するプロジェクト「MOSHA-PRO」で、瀬戸市出身のアーティスト杉山大介さんとのコラボレーションが実現しました。「MOSHA-PRO」は、食品包装などのパッケージ印刷で培ってきた印刷技術を活かし、絵画をグラビア印刷で模写するプロジェクトで、これまで印象派絵画や浮世絵などの複製画を制作してきましたが、現代アート作品を手掛けるのは初の試みとなります。今回は、杉山大介さんが制作したデジタルアート作品『Dance after the rain』を、当社の得意とする特色(プロセスカラーでは再現できない色を出すために調合された単色インキのこと)の技術を以て光の表現に徹底的にこだわり「模写」しました。杉山大介さんには印刷現場に立ち会っていただき、実際に色合わせの際に意見交換をしながら共に完成度を追及しました。特色である紫色の赤みの調整を繰り返すなど細部のニュアンスまでこだわり、『Dance after the rain』の「模写」が完成しました。今回制作した作品は、2023年11月23日~28日までの6日間、名古屋市中区の妙香園画廊にて開催される杉山大介さんの個展にて展示予定です。印刷立ち合いの様子(左:杉山大介さん)グラビア印刷機を用いた印刷の様子妙香園画廊 : MOSHA-PRO・MOSHA-COLLEについて主に化粧品や食品のパッケージを印刷加工する当社が、印刷技術を活かして絵画の精巧な「模写」にチャレンジするプロジェクト。アートを通してグラビア印刷の価値と可能性を広げることをプロジェクトの目的としています。これまで当社は、お客様が本当に求めるパッケージを形にするため、色の再現性にこだわったパッケージを製造してきました。特に化粧品包装の分野でその技術を発揮してきましたが、「色」という強みをパッケージに限らず他の分野でも活かしたいという想いから、2022年よりグラビア印刷で高クオリティの複製画を制作するプロジェクト「MOSHA-PRO」が始まり、これまでに雪舟『山水長巻図』やクロード・モネ『散歩、日傘をさす女』などのグラビア印刷に挑戦しました。そして、MOSHA-PROで制作した作品をアートとして楽しんでいただくために誕生したのが「MOSHA-COLLE」です。プラスチックフィルムならではの風合いや性質を活かしつつ、日々の暮らしの中に気軽に取り入れられるような彩りあるコレクションをラインナップしています。今回印刷した『Dance after the rain』も、「MOSHA-COLLE」にて販売予定です。光の表現が特徴的な『Dance after the rain』を、プラスチックフィルムならではの透け感でお楽しみいただけるよう、展開いたします。MOSHA-COLLE powered by BASE : 杉山大介クイアのアイデンティティを持つ画家。ファッション産業で働いていた父親の影響で、高校時代からラグジュアリーファッションとストリートカルチャーに惹かれ、特に、ジャンポール・ゴルチエが日本の着物や伝統柄を使ってデザインしたコレクションに強い興味を持つ。一方、9歳の時に緑内障に罹り、更に19歳の時に別の難病も発症。失明と死への強烈な恐怖と常に闘う。京都大学法学部中退後、広告会社で9年間デザイナーとして働くが、36歳で重病を患い、何年もの間、生と死の境界を彷徨うこととなる。その間「一体生きているとは何か。死ぬとは何か?どちらとも実感できないこの〈生命〉とは何か?」を問い続ける中、それを作品として表現することを決意し、独学で美術家に転向。緑内障(現在は完治)の経験により光そのものに強い興味を持っていたことから、自身の油彩画を印刷した布を日光が透過した色にヒントを得て、Z軸の高さ情報を付加したドローイングデータを作成して工業用インクジェットプリンターで生地の上に出力するという技法を考案。また、透明なアクリル板に2Dのドローイングをプリントして着物の生地の上にアクリル板を浮かせて貼るという技法にも挑戦している。【個展】2022 「死と平和」ギャラリーMenio、名古屋【グループ展】2021年FACE展2021、SOMPO美術館、東京2020全日本アートサロン絵画大賞展、国立新美術館、東京【受賞歴】2020年FACE2021入選2019年全日本アートサロン絵画大賞展入選【コレクション】大和グラビヤ株式会社株式会社新東通信index : 会社概要社名: 大和グラビヤ株式会社本社所在地: 名古屋市中区金山1-14-16 トキワビル5階代表: 河合 昭司事業内容: 化粧品、食品等のパッケージ印刷・加工・開発設立: 1957年3月URL : ECサイト: 本件に関するお客様からのお問い合わせ先大和グラビヤ株式会社Tel:052-265-6763Mail: info@daiwagr.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月22日スロヴェニア国際映画祭で作品賞を含む11部門を独占した、新鋭グレゴル・ボジッチ監督の大人のための寓話が邦題『栗の森のものがたり』として日本公開決定。絵画のような映像美を堪能できる5本の特報が一挙に解禁された。イタリアとユーゴスラビアとの国境に位置する広大な森を舞台に、ケチな棺桶職人と、夢見る栗売りの孤独な2人の人生を幻想的に描き出した本作。時は1950年代。かつては安息の地と呼ばれ、息を呑むような美しさを誇った栗の森に囲まれた小さな村。第二次世界大戦終結後、長引く政情不安から人々の多くは村を離れ、または戻ってくるはずもない家族や隣人をただ待ち続ける。大工のマリオは、家を出たまま戻らないひとり息子からの連絡を待ち続け、投函することのない息子宛の手紙に思いを綴っては引き出しにしまう。栗売りのマルタは、戦争から戻ってこない夫からの手紙と数枚の写真を唯一の手掛かりに、彼が現在住んでいるであろうオーストラリアに旅立つ決意だ。そんなある日、マルタとマリオは出逢い、互いの身の上を語りながら、その境遇を思いやる。そしてマリオはマルタにある提案を持ち掛けるのだが…。監督・脚本・編集を手掛けたのは、本作が長編デビューとなるスロヴェニア出身の新鋭グレゴル・ボジッチ。本作は2019年のトロント国際映画祭でプレミア上映されるや大喝采を浴び、スロヴェニア国際映画祭では最優秀作品賞、監督賞、男優賞、撮影賞、観客賞など11部門を受賞。2020年に開催された日本・なら国際映画祭では、コンペ作品の中で「最も美しい」と評され審査員特別賞に輝いた。フェルメールやレンブラントといったオランダの印象派の画家に影響を受けたというボジッチは、35mmとスーパー16mmフィルムを駆使し絵画のような風景を切り取る。使い古しの洗面器にピッチャーや果物、箒や靴、洗濯カゴや紙くずまでが、優しい光に照らされ、ゆっくりと時が流れる森の日常を、陰影深く描き出した独特の映像美がうかがえる。賭け事が大好きで、病弱な妻にも辛らつな言葉を浴びせる大工マリオ役に、イタリアの名優マッシモ・デ・フランコヴィッチ。70以上の作品に出演し、多数の賞を獲得。現代映画界を代表するメソッド・アクターとしてその名を馳せている。お金を貯めて「栗の森」を離れようと気を揉む最後の栗拾いマルタ役には、クロアチアで活躍する人気俳優イヴァナ・ロシュチッチ。人生を重ね深みある顔に神々しささえ感じられるマリオの妻ドーラ役には、イタリアの名女優として200以上の演劇や映画に出演するジウジ・メルリが扮した。音楽は、アイスランドのヘクラ・マグヌスドッティル。幽玄なテルミンの音色で彼らの喜びや悲しみ、喪失感の無常さを詩的に表現。また、馬車に乗る若い女性2人がシルヴィー・バルタンの名曲「アイドルを探せ」を唄い、踊るシーンはあまりに愛おしく印象的なシーンとなる。ロシアの文豪アントン・チェーホフの短編小説にインスピレーションを受け、人生の機微を甘くほろ苦く描いた本作。生と死の境界線は曖昧で、森の中で遭遇するものは現実なのか妄想なのか…。全てのカットに美が宿る映像美、メランコリックな大人の寓話が深い余韻を約束する。『栗の森のものがたり』は10月7日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月28日20世紀の絵画表現を牽引した抽象絵画の展開をたどる企画展が、東京・京橋のアーティゾン美術館で、6月3日(土)から8月20日(日)まで開催される。同館の所蔵品と、国内外の美術館や個人コレクションからの出品作を合わせ、約250点を展観する大型展だ。19世紀後半の印象派の誕生以来、絵画の革新が進められるなかで、20世紀初頭に展開されたフォーヴィスムやキュビスムといった前衛的な美術運動。抽象絵画は、そうした革新的な表現の到達点のひとつとして登場し、ふたつの大戦を経てさらに展開され、20世紀の絵画表現を牽引していくことになった。同展は、その抽象絵画の歴史を、発生時からおよそ1960年代までの作品によってたどるとともに、フランスを中心としたヨーロッパから、アメリカ、さらに日本にも波及した広がりにも焦点をあて、各地の動向を紹介していく。充実した内容で、同館のすべての展示室を使った大規模な展示になるという。見どころのひとつは、アーティゾン美術館の前身であるブリヂストン美術館が2015年に休館して以来、収集に力を注いできた抽象絵画の新収蔵作品95点が一挙に公開されること。抽象絵画を創始したカンディンスキー、クレー、ドローネー、クプカなどの初期作や、抽象絵画が生まれるきっかけとなったフォーヴィスムの作品など、同館のコレクションの拡充ぶりを目の当たりにできることだろう。同展ではまた、国内の他館と個人コレクションから重要作が約 70 点出品されるほか、ポンピドゥー・センターなど海外の美術館や個人コレクションから、計 30 点余りが来日をはたす。日本初公開作品がある点でも、貴重な機会となる。展覧会内にふたつの特集展示があるのも楽しみなところだ。ひとつは、第二次大戦直後のフランス抽象絵画の興隆を担ったアルトゥング、スーラージュ、ザオ・ウーキーの3巨匠の晩年に焦点をあてたセクション。もうひとつは、20世紀の抽象絵画の伝統を受け継ぎながら、新たな表現を展開している現代美術家7人の新作を中心とするセクションだ。誕生から展開、そして現在の展望まで、抽象絵画の歴史をたどるとともに、その多彩な魅力を満喫できる展覧会となるに違いない。<開催情報>『ABSTRACTION抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』会期:2023年6月3日(土)〜8月20日(日)会場:アーティゾン美術館時間:10:00~18:00、金曜(8月11日を除く)は20:00 まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日 (火)料金:ウェブ予約チケット1,800円、当日チケット(窓口販売)2,000円※学生無料(要ウェブ予約)、中学生以下の方はウェブ予約不要※ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口で当日チケットの販売あり美術館公式サイト:
2023年05月26日春と冬が交差するような、気温の変化が激しかった2023年4月。しかし、この時期だからこそ見ることができる貴重な風景もあります。写真家のイナガキヤスト(@inagakiyasuto)さんが、同月19日にTwitterに投稿した写真が「まるで絵画のようだ」と話題になっています。『絵のような風景でした』『絵のような風景でした』というコメントとともに投稿されたのは、長野県北安曇郡(きたあづみぐん)白馬村にある『大出の吊橋』を撮影した1枚。満開の桜と、中心を流れる美しい川、背後には雄大な残雪の北アルプスがそびえ立っています。真っ青な空と残雪の白さ、桜の淡いピンク色など、自然の色彩が鮮やかに折り重なった1枚は、まるで風景画のような華やかさがありますね。思わず見入ってしまうような美しい写真に、多くの反響のコメントが寄せられました!・絵じゃないんですか!・色彩豊かで美しい。自然ってすごいですね!・今の時期だからこそ見られる風景、大切にしたいですね。イナガキさんの撮影技術と、自然の色彩が生み出した美しい1枚は、多くの人々の心に感動を与えたようです。この豊かな自然がいつまでも見られるよう、大切に守っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月25日マリンアートの巨匠・クリスチャン・リース・ラッセン画伯の日本正規独占販売代理店であるART OF LIFE株式会社は、クリスチャン・リース・ラッセン画伯のアート作品を、月間3,000円から10,000円(税別)で、自宅に飾ることができるサブスクリプションサービス(サブスク)の予約受付を本日2023年4月17日(月)からスタートしました。正式スタートは、6月1日を予定しています。サブスクサービスの概要(1) 3 sizes使用する場面や空間の広さによって3つのサイズ(S.M.L)から選択(2) 3 courses送料込、税込価格1カ月3,300円、5,500円、11,000円の3コースを用意(3) Rental period1ヶ月だけや毎月交換も可能。自動更新で長期レンタルも可能。■サブスクサービス対象アート作品(1)10作品:当初は、日本で最も人気のある10作品を厳選(2)以後、お客様のご要望を応じ、対象商品を追加する予定■注文・申込公式サイトから、スマホ・パソコンで、注文、交換申請が可能■本件に関するお客様からのお問い合わせ先ART OF LIFE株式会社お客様相談窓口TEL : 03-6274-6173(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年04月18日大人にはない感性で描かれた子供の絵に、思わず胸を打たれてしまった…という経験はありますか。ライターとして活動している、ジュン(@fkjk)さんの娘さんが描いた絵が、Twitterで話題になっています。「タケノコの気持ちになりたかった」という娘さんの作品は、とても9歳の子供が描いたとは思えない、味わい深さがあります。こちらをご覧ください。9歳児が描いたタケノコ、「タケノコの気持ちになりたかった」とのこと pic.twitter.com/0jQmy8CuVx — ジュン (@fkjk) April 5, 2023 茶色の濃淡や塗り分けで、重なり合うタケノコの皮の質感を表現していることに、お気付きでしょうか。しかも、この作品は未完成なのだそう。制作途中にもかかわらず、クオリティが高いですね…!絵はがきになりそうな、娘さんの絵には、多くのコメントが寄せられました。・えっ、うまい。色の使い方とか好きやなぁ。・絵も、文字も、文章も、センスがある!・ものすごく、かわいいです!我が家の和室に飾りたい。・美術系の高校に通っていましたが、ここまで表現できる人は、あまりいませんでしたよ!ジュンさんは、娘さんに習い事をさせようとしたところ、絵画教室だけは楽しく通うようになったそう。「タケノコの筋などを、もっと細かく描きたい」という娘さんのこだわりようは、将来有望かもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年04月07日ダイアナ(DIANA)の「絵画シリーズ」から2023年春夏の新作シューズが登場。「絵画シリーズ」新作サンダル&ミュール“名画”をモチーフにした「絵画シリーズ」から、2023年春夏の新作シューズがお目見え。約9cmのヒールを組み合わせたバックベルトサンダルと、カラーストーンが煌めくミュールを展開する。ゴッホ《夜のカフェテラス》やミュシャ《花に囲まれた女》など今回フォーカスしたのは、ファン・ゴッホの《夜のカフェテラス》、ルノワールの《春の花束》、モネの《散歩 日傘をさす女》、ミュシャの《花に囲まれた女》の4作品。いずれも繊細な刺繍を施したシアー素材にプリントをのせることで、奥行きのあるデザインに仕上げた。ミュシャ《花を持つ女》を落とし込んだクリアヒールサンダルまた、インソールとクリアヒールの中に、ミュシャの《花を持つ女》を落とし込んだストリングサンダルも数量限定で発売。ヒール高は、スタイルアップを叶えてくれる6cm台と、フラットシューズ感覚で履けそうな2cm台からセレクトできる。【詳細】ダイアナ「絵画シリーズ」新作発売日:2023年3月23日(木)取扱店舗:ダイアナ店舗、公式WEBSHOPアイテム:・ミュール 16,500円・バックストラップサンダル 16,500円・ストリングサンダル(2cm台) 17,600円・ストリングサンダル(6cm台) 21,450円【問い合わせ先】ダイアナ 銀座本店TEL:03-3573-4005(営業時間 11:00~20:00)
2023年03月26日梅田スカイビルタワーウエスト27階にある「絹谷幸二 天空美術館」が小中学生を対象に募集した「第2回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」の受賞作品が決定し、『優秀作品展』として3月18日(土)より同美術館にて一般公開されている。「絹谷幸二 天空美術館」チケット情報「私の夢、大好きな時」というテーマで募集された今回のコンクールには、全国から1796点の応募があり、その中から厳正な審査を経て、絹谷幸二キッズ賞 グランプリ1点、部門(小学校低学年・小学校高学年・中学校)優秀賞3点、館長賞1点、佳作賞43点、入選67点、団体賞11団体が選ばれた。3月19日(日)に行われた表彰式には受賞者の中から28人が出席。関係者や家族が見守る中、グランプリ作品に選ばれた浅井 峻世さん(小学校6年生)をはじめ、部門優秀賞、佳作賞受賞の一人ひとりが壇上で審査委員長 絹谷幸二氏より各賞の表彰状と賞品が、また館長賞に選ばれた多田 紫都歌さん(中学校2年生)には「絹谷幸二 天空美術館」館長 兼 積水ハウス代表取締役副会長執行役員の堀内容介氏より表彰状と賞品が授与された。審査委員長 兼 「絹谷幸二 天空美術館」名誉館長の絹谷幸二氏は受賞者へ向けて「外で暮らす動物は、身を守るために動いているものに反応します。ところが人間は動いているものでも絵に描いて止めることができる。その止まっているものをじっと見ることができる。単に目で見ているのではなく、実は目のうしろ側にあるやわらかい脳みそがそれを見ているのです。だから脳が発達する。絵画というのは科学の始まりなのです。物をじっと見るということは、ものごとに対する知的好奇心を育むことにもなります。みなさん、これからも楽しみながら絵をいっぱい描いてください」とメッセージ、表彰式を締めくくった。「絹谷幸二 天空美術館」内の特別会場では『優秀作品展』として今回受賞の115点が展示されている(入選作品は天空カフェ内ワークショップスペースにて)。子どもたちの無限の想像力と発想の柔軟さを、原画ならではの迫力で間近に感じることができ、そのレベルの高さに圧倒されるはず。次世代を担う子どもたちの新しい感性や世界にふれてみては。5月31日(水)まで開催。また『優秀作品展』開催中には、世界を舞台に活躍する文化勲章受章画家で同館名誉会長・絹谷幸二氏のメッセージを発信する特別展『不ニ法門』も同時開催中。時代やものごとを双眼的にとらえた新作をはじめ、今回のテーマに沿ったエネルギッシュな絵画や立体作品などを通して、不二法門のメッセージを感じることができる。この機会に絹谷ワールドを心ゆくまで堪能してみてはいかが。特別展『不二法門』は7月2日(日)まで開催。取材・文:滝野利喜雄
2023年03月24日府中市美術館恒例の、江戸絵画をさまざまな切り口で紹介する「春の江戸絵画まつり」。20回目の今年は「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」と題して3月11日(土)〜5月7日(日)に開催される。これまでは美術史の視点から作品を鑑賞してきたが、画家はどう描いたかに着目することによって、江戸絵画の世界にもう一歩近づこうとするものだ。描くなんて難しそう、という心配はご無用。江戸絵画には、あえて下手に描いたり、一生懸命描いた結果下手であったりするもよしという自由さがあるのだから。例えば、動物、人物、花、山水という「四代テーマに挑戦」では、円山応挙の愛らしい子犬を輪郭線だけで描くなど、江戸絵画を見て現代の画材で実際に描いてみることができる。また、江戸時代の画家がどうやって絵を学んだのかを探ってみると、基本的に「正確なデッサン」を修得する必要のある西洋絵画とは異なり、素晴らしい絵を真似てきたということが言える。古来、中国から輸入された絵を模範とし、室町時代の画層である雪舟、はたまた円山応挙を手本とし、オランダから輸入された版画や書物の挿絵を見て西洋風の描き方を取り入れるようにもなる。現代では「真似」はよくないとされるが、真似て学ぶ=「まねぶ」でもいいのだとわかれば、肩肘張らずに楽しめるのではないだろうか。江戸時代の画家たちはどんな画材を使って、どんな技法で描いていたのか、基礎知識から描き方のコツまでが学べる。例えば、伊藤若冲が用いていた「筋目書き」という技法。吸水性の強い薄手の紙で、墨のにじみとにじみがぶつかると境目が白く残る性質を利用して、花びらや鱗などを描いた。ほか、少ない色でカラフルに描く秘訣も教えてくれる。知っているようで知らなかった江戸絵画の扉を開いてみてはいかがだろうか。<開催情報>『春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室』会期:3月11日(土)~5月7日(日)会場:府中市美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜料金:一般700円、大高350円、中小150円公式サイト:
2023年03月08日『MilleFée(ミルフィー)』絵画アイシャドウパレットより「モネシリーズ」が登場撮影:byBirth昨年9月より展開を開始した、「海外トレンド×日本企画」をテーマとしたブランド『MilleFée(ミルフィー)』。ブランドを代表するアイテムは、絵画からインスピレーションを得たカラーが詰まった、アイシャドウパレットです。なかでもクロード・モネ氏の「日傘の女」のパレットは高い人気を誇っていることから、2023年春、モネの代表作のひとつでもある「睡蓮」、そして「画家の庭」、「ラ・ジャポネーズ」からインスパイアされた、3つのアイシャドウパレットの追加発売が決定。前回に引き続き、インフルエンサーの本田ユニさん監修、共同企画で登場します。さらに販売を記念して、MilleFée公式HPで2023年2月13日(月)より、先着500箱限定の「モネ コンプリートボックス」も予約販売開始(*2)。既存品の「日傘の女」も含めた4種が素敵なアイボリーのボックスに入っています。*2:2月下旬より順次発送絵画アイシャドウパレット有名アートの光・色彩・やわらかさを目元で感じるコレクション。それぞれの絵画からイメージした6色のカラーを詰め込んだアイシャドウパレットは、単色でも、数色重ねても、全色を使用しても、いずれも美しく発色。軽いつけ心地、柔らかいタッチで、肌に溶け込むようになじみます。絵画アイシャドウパレット 05 画家の庭撮影:byBirthナチュラルなベージュ系パレット絵画アイシャドウパレット 06 睡蓮撮影:byBirthモーブピンク系のパレット絵画アイシャドウパレット 07 ラ・ジャポネーズ撮影:byBirthシックなブラウンをメインとしたパレット『MilleFée(ミルフィー)』新製品概要2023年2月13日(月)20時よりMilleFée公式HP:年3月4日(土)全国のロフト・ロフトネットストアにて先行発売Amazon.co.jp、Qoo10(「COSME DELi(コスメデリ)」内)、楽天市場店(「COSME DELi(コスメデリ)」内)4月上旬各バラエティストアに順次展開※一部店舗を除く※店頭での販売は、地域、配送状況により順次発売を予定しておりますMFアイシャドウパレット6新3種(全4種)2,420円(税込)2023年2月13日(月)20時よりMilleFée公式HPにて500箱限定で予約販売(※2月下旬より順次発送)モネ コンプリートボックス9,680円本田ユニさんについて韓国や中国ブランドの全色レビューが人気のインフルエンサー。SNSで「#本田ユニ推しコスメ」としておすすめコスメを紹介。そのメイクアップに関する知識量と、キラキラした世界観が女性から大きな支持を集め、SNSのフォロワーはTwitterやLIPS、Instagram合わせて26万人を超える。MilleFée(ミルフィー)について様々な要素を織り交ぜた「千の妖精」MilleFée(ミルフィー)。このブランドは、フランス発祥のお菓子Millefeuille(ミルフィーユ)から着想を得て、生まれました。Millefeuille(ミルフィーユ)はパイ生地とクリームを何層にも重ねて作りますが、MilleFéeもトレンド・安全性・ワクワク感といった様々な要素を織り交ぜたブランドを目指しています。また、MilleFéeには「千の妖精」という意味もあります。MilleFéeのコスメを手に取ってくださるお客様が、新しい自分に、新しい日々に出逢ってほしい、という思いが込められています。
2023年02月26日ダイアナ(DIANA)の「絵画シリーズ」から、レインブーツと折り畳み傘が登場。2023年2月9日(木)よりダイアナの店舗ほかにて発売される。ミュシャ《百合》&ゴッホ《星月夜》など3作品をモチーフに“名画”をモチーフにしたシューズやバッグを展開する「絵画シリーズ」に、新たにレインブーツと折り畳み傘が仲間入り。今回は、ミュシャの《百合》、ゴッホの《星月夜》、ブリューゲルの《アイリスのある花束》の3作品をモチーフにデザインした。ショートorロングから選べるレインブーツストレッチ素材に撥水加工を施したレインブーツは、タンクソールでスタイルアップも期待できる仕上がり。ショート丈とロング丈の2型からセレクトできる。ミニトート付き折り畳み傘一方折り畳み傘は、雨傘としてはもちろん、日除け用傘としても使用できる2WAY仕様。傘を収納できるボタン付きミニトートバッグとセットで展開される。【詳細】ダイアナ「絵画シリーズ」新作アイテム発売日:2023年2月9日(木)取扱店舗:ダイアナ店舗、公式オンラインショップ価格:・ショート丈 レインブーツ(S~XL) 17,600円・ロング丈 レインブーツ(S~XL) 19,800円・折り畳み傘 3,300円
2023年02月12日練馬区立美術館では、2023年2月26日(日)より『本と絵画の800年吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション』を開催する。建材メーカーとして知られる吉野石膏株式会社が長年収集してきた絵画コレクションと、吉野石膏美術振興財団のアートライブラリーが有する貴重書のコレクションより、絵画と本の結びつきに注目して選んだ約200点を紹介する展覧会だ。近代フランス絵画と日本画・洋画を有する吉野石膏の絵画コレクションは名高く、今までも展覧会で展示される機会はあったものの、貴重書のコレクションと同時公開されるのは今回が初めて。後者は、「ヨーロッパの美しい本の歴史をたどる」を大きなテーマに集められたコレクションで、その種類は、人間の手によって写された12世紀以降の美しい「装飾写本」から、15世紀半ばより印刷機によって印刷された挿絵入りの本、近代以降、ウイリアム・モリスが設立したケルムスコット・プレスやリュシアン・ピサロのエラニー・プレス、そして20世紀に入って、ピカソやカンディンスキーが挿絵を描いた豪華本や、日本人画家が関わった出版物など、多岐にわたる。なかでも国内随一の質量を誇るのが、印象派の画家カミーユ・ピサロの息子、リュシアン・ピサロが設立し、イギリス人の妻とともに営んだエラニー・プレスのコレクションだ。同展では、シャルル・ペロー作《眠れる森の美女・赤ずきん:ふたつの寓話》など、同プレスの魅力的な作品を、印象派やファン・ゴッホらリュシアン・ピサロゆかりの画家の作品や、同時代の美しい本とともに紹介する。また、日本の画家と本との関係では、日本画や洋画の画家たちが描いた挿絵本はもちろん、戦後復興期に当時を代表する画家たちによってつくられた「ぬりえ」など、ユニークな出版物の公開も。<開催情報>『本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション』会期:2023年2月26日(日)〜4月16日(日)会場:練馬区立美術館休館日:月曜日開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:30まで)料金:一般1,000円、大高・65歳~74歳800円 ※要証明書公式サイト:
2023年02月10日寝寝(@kelumaru_123)さんは、Twitterに自閉症の友人に描いてもらったという『似顔絵』を投稿しました。公開された作品には、18万件以上もの『いいね』が付き、こんな声が上がっています。「こういう人を、天才っていうんだよね」見る人を驚かせた、寝寝さんの『似顔絵』を、ご覧ください。自閉症の友人に似顔絵描いてもらったらこうなった。 pic.twitter.com/5G38g6v24J — 寝寝 (@kelumaru_123) January 24, 2023 異次元に迷い込んだかのよう…!一見すると、模様のようにも見えますが、クローズアップしていくと、たくさんの小さな顔が緻密に描き込まれています。一般的な『似顔絵』とは異なりますが、いろいろな表情や感情を描いた結果、この絵になったのかもしれませんね。作品を見た人たちからは、さまざまな感想が寄せられていました。・似顔絵の認識が違いはするが、細かくて面白い。見ていて飽きません。・ただただ、すごい!一つひとつの顔がそれぞれに空虚ながらも、どこか表情があるように見える。・鳥肌が立ちました。間違いなく天才ですね。感じられたことすべてを描いて表現できるって素敵。・全体をみると怖い雰囲気なのに、近付くと一つひとつの顔がかわいく見える。不思議な絵だな~。独特な世界観の『似顔絵』に、多くの人が圧倒されました![文・構成/grape編集部]
2023年01月30日兄2人はお絵かきに全然興味がなかったのですが、長女ももはお絵かきがとにかく大好き。時間があれば、ひとりでずっと絵を描いていました。何を描いてるのかと思ったら……。爆弾描いてました! いろいろな色を使ってきれいに……。この日はたまたま怖いものを描いてましたが、普段はお姫様や女の子を描くことが多かったです。幼稚園で使う兄たちのお絵かき帳は真っ白のままでしたが、もものお絵かき帳は絵でいっぱいでした。現在12歳になりましたが、今でも絵を描くことが大好きです!
2023年01月12日ダイアナ(DIANA)の「絵画シリーズ」から、新作シューズ&バッグが登場。2023年1月10日(火)より発売される。ダイアナ「絵画シリーズ」に新作クリムト、ゴッホ、ミュシャなどの“名画”をモチーフにした人気シリーズ「絵画シリーズ」に新作が仲間入り。今回は、ミュシャの「花を持つ女性」「花に囲まれた女」、ルノワールの「春の花束」、モネの「散歩 日傘をさす女」、ゴッホの「ケシの花」の5つの絵画をボディ全体にプリントしたパンプス・スニーカー・バッグがラインナップする。ミュシャの「花を持つ女性」モチーフのクリアヒールパンプス中でも注目は、ミュシャの「花を持つ女性」をモチーフにしたクリアヒールパンプス。作品に描かれる花々や草を、透け感のある素材を使用したボディとクリアヒールにあしらった。数量限定のため、気になる人は要チェックだ。ヒールタイプ&フラットタイプまたパンプスは、ヒールタイプとフラットタイプの2種類を用意。それぞれ異なる雰囲気を楽しむことができる。ミニボストンバッグ&ミニバッグもさらに、バッグはチェーンストラップ付きミニボストンバッグと、フラップに配したチェーンが特徴のミニバッグを取り揃える。【詳細】ダイアナ「絵画シリーズ」新作シューズ&バッグ発売日:2023年1月10日(火)販売店舗:ダイアナ店舗、公式ウェブショップアイテム例:・クリアヒールパンプス 23,100円<数量限定>■第1弾先行販売期間:2022年12月15日(木)11:00~12月18日(日) 公式ウェブショップにてアイテム:・クリアヒールパンプス 23,100円<数量限定>・ヒールパンプス 17,600円・フラットパンプス 17,600円・ミニボストンバッグ 15,950円■第2弾先行販売期間:12月22日(木)10:00~12月25日(日)アイテム:・スニーカー・ミニバッグ
2022年12月16日「絵画ウォッチ」の新作腕時計が、2022年12月11日(日)より全国のブルーブルーエの店舗などで発売される。“名画鑑賞”を楽しむ「絵画ウォッチ」初のラウンド型「絵画ウォッチ」は、誰もが一度は目にしたことがある有名絵画作品をモチーフにした、ブルーブルーエオリジナルの腕時計シリーズ。額縁のようなスクエア型のケースに、モネやミュシャなどの人気作品を閉じ込めた腕時計を展開してきた。そんな「絵画ウォッチ」から、シリーズ初となる“ラウンド型”の腕時計がお目見え。文字盤のサイズはスクエア型よりも大きい直径30mmなので、これまで以上に絵画鑑賞気分を楽しめる。ゴッホ《ひまわり》《星月夜》をモチーフにラインナップは、フィンセント・ファン・ゴッホの名作《ひまわり》と《星月夜》の2種類。いずれも針の先端に絵画作品に合わせたモチーフがデザインされており、毎秒異なる表情を楽しめる。【詳細】「絵画ウォッチ」新作発売日:2022年12月11日(日)取扱店舗:全国のブルーブルーエ、公式オンラインストア価格:moving アートウォッチ 各3,520円サイズ詳細(cm):約ケース 直径3.3、手首周り 13.5~18、ベルト幅 1.2※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合がある。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性がある。※都合により入荷しない場合がある。※アイテムがなくなり次第終了する場合がある。
2022年12月11日猫が爪研ぎをする姿を、見たことがある人は多いのではないでしょうか。猫の爪研ぎには、狩りに対する本能や、マーキングなど、さまざまな理由や目的があるといわれています。躍動感あふれる猫の爪研ぎ『あるもの』を使って爪研ぎをする猫を描いた絵が、話題になっています。作者は、オーストラリアで活躍している、画家のVanessa Stockard(@vanessastockard)さん。描いた油絵をInstagramに掲載したり、アートギャラリーで展示したりしています。まずは、こちらの作品をご覧ください! この投稿をInstagramで見る Vanessa Stockard(@vanessastockard)がシェアした投稿 なんと猫は、バロック調で高級な雰囲気のイスを使って、爪を研いでいるのです!作品の中で爪研ぎをしているのは、黒猫のサタンくん。かなりの剣幕で、イスに掴みかかっているように見えます。サタンくんの残像や、ボロボロになったイスの破片から、すごい勢いであることが想像できますよね。次の作品でも、サタンくんはやりたい放題で、画面上から躍動感が伝わってきます。 この投稿をInstagramで見る Vanessa Stockard(@vanessastockard)がシェアした投稿 あまりの勢いに、背もたれの部分が飛び散っています。イスは無残な姿になってしまっていますが、それを気にとめる様子のないサタンくんの表情にも目が奪われますよね。爪研ぎだけではとどまらず、イスを突き抜けている作品も…! この投稿をInstagramで見る Vanessa Stockard(@vanessastockard)がシェアした投稿 【ネットの声】・猫の自由さが体現されている。・最高に楽しい作品、すばらしい!・高級爪研ぎですね。・猫への愛と観察力の高さが伝わってくる!・絵について詳しくないけど、これはすごくいいな…。爪研ぎの様子を描いた作品には、細かなフリルで首の周囲を覆う『襞襟(ひだえり)』を付けた、小さい黒猫のケビンくんが、頻繁に登場します。サタンくんの活気あふれる姿に、爪研ぎの道具と化すイス、ケビンくん探しと、楽しめるポイントが詰まったVanessa Stockardさんの作品。次回作にも、期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2022年11月30日