この記事を書いた編集部員あえて言おう「お好み焼きはおかずであると!」突然ですが、みなさんお好み焼きとご飯は一緒に食べますか?わたしは幼き頃からお好み焼きをおかずに白飯を食べる家庭で育ちました(ちなみに九州出身です)。カリカリに焼いた豚肉、甘辛のソースにかつお節、そしてマヨネーズ、どう考えてもご飯に合うとしか思えない、そして実際に圧倒的におかずとして成立しているあの味。多数の異論があることも承知の上であえて言おう、お好み焼きはおかずであると!「炭水化物と炭水化物じゃん」という声もよく聞きますが、私は言いたい「ラーメンと炒飯一緒に食べるでしょ?」と。まぁ、ここで言い争うつもりはないので、最近流行りの多様性の尊重ということで大目に見てもらえると幸いです。いきなり自分勝手な主張をしてしまいましたが、単純にお好み焼きをおかずにご飯を食べたくなった。と、いうことで【お好み焼 きじ 品川店】に行ってまいりました。えび、たこ、イカ、豚、ちくわ、こんにゃくが入った『ミックス焼』1,485円(税込)残念ながら東京のお好み焼き屋さんで『ご飯』がメニュー化されているお店は多くありません。今回選択した【お好み焼 きじ 品川店】は、大阪でも屈指の人気店の支店。こちらならと思い訪問したわけですが、ばっちりありました『ごはん・味噌汁』。意気揚々と注文しようとしたところ、ランチ時間にしか提供していないことが判明......。ショックを隠し切れない私に店員さんから『焼おにぎり』ならありますよ、と優しい一言が。なんならごはんよりグレードアップしているし、おにぎりとお好み焼きという新しいハーモニーに出会えるかもしれない。もちろん注文です。香ばしさ満点の『焼おにぎり』385円(税込)甘辛のソース、ふんわりとした生地に包まれたイカ・たこ・えび、カリカリの豚肉。ミックス焼の醍醐味は様々な具材が入り乱れる幸福感に違いないと思うのです。そして登場する香ばしく焼けたおにぎり、ソースとマヨネーズをたっぷり絡めたお好み焼きをおにぎりにライドオン。「うまい!」某400億円の男を彷彿とさせる叫びが出そうになりましたが、ここは大人のおじさんなので自重。ただ、この炭水化物on炭水化物、これだよ食べたかったのは。高揚感と圧倒的満足感が過ぎて、写真を撮り忘れるという致命的なミスを犯しましたが、そのビジュアルはみなさんが実際に行って試してみてください。じっくり煮込まれた牛スジにポン酢をぶっかけた、名物『スジポン』(660円)も追加注文地元への帰省がままならないお盆を過ごした方も多いと思います。そんな時は今回行った【お好み焼 きじ】のような郷土の味を食べに行ってみてはいかがでしょうか。旅に行けないストレスを少しは解消してくれるかもしれませんよ。そして最後にもう一度だけ、あえて言おう、お好み焼きはおかずであると!それでは次回も気になるお店でお会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら。お好み焼きじ品川店【エリア】品川【ジャンル】お好み焼き・もんじゃ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2000円【アクセス】品川駅 徒歩7分
2021年08月24日この記事を書いた編集部員渋谷駅から徒歩5分、シックな外観の【RODEO&Cafe】。中目黒にある人気店【RODEO】の姉妹店で、本店のメニューも一部こちらでいただくことができます。大通りから一本外れた路地へ。隠れ家的雰囲気が漂います早速本日のお目当て『RODEO名物ミートスパゲティ』を注文。出来上がりに20分ほどかかるそうで、お通しの『サラダ』の『自家製ポテチトリュフ味』でしばしステイ。「袋につめて売ってほしい!」と思うほどクセになるおいしさポテチをぽりぽりしていると、本日の主役がご登場!『RODEO名物ミートスパゲティ』3,000円(税込)さすがのオーラと貫禄。ここからお店のスタッフさんが説明をしながら、目の前で仕上げてくれます。動画を見ているだけで、もう一度食べたくなってきました……。こちらの『RODEO名物ミートスパゲティ』は、表面を炭で焼いた山形牛100%のハンバーグに、牛ホホ肉と香味野菜、赤ワインを三日間煮込んでつくったソースを上からとろりと。麺の下には、鶏のだしとバターをあわせた濃厚なソースがひかれており、贅沢なソースのダブル使い。麺は、茹で時間だけで20分もかかる2.2ミリの麺を使っていて、もっちもちの太麺です。ハンバーグをほぐして麺と混ぜ合わせたあと、追いソース。さらに、16ヶ月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノを麺が隠れるほどたっぷりとオン。最後はブラックペッパーをかけて完成。言葉だけでもおいしさが伝わってきますね。それでは、いただきます!見た目はちゃんぽん麺、食感はうどんに近いスパゲッティーニ旨味がぎゅっとつまった濃厚ソースはもちろんのこと、もちっもちの麺にゴロゴロとしたお肉が絡みあい、んまい!最後にかけた粗挽きのブラックペッパーのパンチが効いてて、何度口に運んでもあきない味わい。お肉の質感はしっとりめで、元々ハンバーグなだけあり存在感と肉質感は他のミートスパゲティと一線を画すおいしさです。途中で七味で味変するのもオススメ!『RODEOの濃厚プリン』500円(税込)名物のスパゲティに満足しつつも、別腹のスイーツも。『RODEOの濃厚プリン』は、ビターなカラメルで大人の味わい。テクスチャーはしっとりと滑らかで、卵の素材がいきたどこか懐かしさを感じるプリンです。男女問わずランチでも楽しめるため、近くに行かれた際はぜひ足を運んでみてください!RODEO & Cafe【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円
2021年08月17日この記事を書いた編集部員みなさまこんにちは。月曜担当の宿坊です。今日はどこで飲もうかな~と今宵のひとときを思うとき、特定のお店ではなく、歩きたくなるエリアが思い浮かぶこと、ありませんか?私の場合、それは「西荻窪」なのです。なんだか好きで、なんだか今日も行きたい気がする。「ワイン飲め0<」……そうだ、【CICLO】に行こうそうして足取り軽くバスに乗りこみ、向かった西荻窪。現れた「ワイン飲め0<」は、気になっていた【CICLO】さんです。ガラス張りの外観にもズキュンときてしまう。こういう出合いが、西荻窪には多いような気がします。扉を開けると、ガラスケースに並んだ魅惑のスイーツたちがお出迎え。10:00~16:00はコーヒーとドルチェが楽しめるお店のようです席から臨むのは数え切れないほどのワインが並ぶ絶景。これは必ずおいしいワインと出合えるはず数種類の素敵な「こんばんは」に迎えられながら、L字型カウンター席の一番奥に通してもらいました。「いらっしゃいませ」ではない挨拶をしてもらえるだけで、お店との距離が近づいた気がしてズキュン。店内は外から見るよりも奥行きがあり、周りのお客さんとの間隔を保てて安心感がありました。本日のメニュー。どう考えてもここからいくつかだけを選ぶのは至難の業であるなんとも魅力的な品々。眉間にしわをよせながらうなっている私を見かねて「おひとりさまには特別に前菜盛り合わせもできますよ」とお店の方が声をかけてくれました。ズキュン。お言葉に甘えるとともに、合わせてスパークリングをお願いしました。イタリアのスパークリングワイン『Costadilà Bianco』。通称『ぐるぐる』『冷たい前菜の盛り合わせ』スパークリングは2種類から選ばせてもらえました。選んだのは通称『ぐるぐる』だというこちら、ラベルからもうズキュンでした。柑橘が香るすっきりとした飲み心地で、マスカットのような印象。フレッシュな果実をそのまま味わっているかのような豊かさを感じます。前菜の『ナスのカポナータ』は、旬ならではのトマトの甘みが幸せで、とろっとしたナスとナッツの香ばしさとの相性もよく、罪深いほどにお酒が進みます。『ブッラータチーズ』は上にトリュフが添えられていて、チーズの酸味に続いてふくよかに香ります。こちらもイタリアの白ワイン『Note di Bianc 2020 Alessandro Viola』続いて白ワインをお願いすると、今度は3種類から選ばせてくれました。ソムリエの方が「シチリアの人々は、こういうワインを飲んでいるんだなって感じますよ」とおっしゃっていたのが印象に残ったこちら。なるほどレモンをものすごく感じます。酸味が白ワインというよりレモンのそれで、こんな暑い日にキンっと冷やして飲めることは、なんと贅沢で幸福なのでしょう。『温かい前菜の盛り合わせ』外カリカリ、中ジュワ~な幸せ前菜左側は『ズッキーニのフリット』。ナイフを入れると、まるで肉汁のようにズッキーニの水分がじわあと衣を濡らします。なんてみずみずしいのだ……!旬野菜のありがたみを思わずにいられません。右は牛タン。シンプルな調理だからこそ引き出せるおいしさ、そしてバルサミコの酸味がお肉の旨みを引き立てています。『ジロール茸とアサリの軽いクリームソースパッケリ』やっぱりパスタも外せないなとオーダーしたこちら。パ……パッケリ?どんなものだろうと想像を膨らませていると驚きます。パスタにナイフとフォークを使うのは初めての経験でした。もっちもちのパッケリに軽めのクリームソースが絡んで、キノコとアサリの旨みが、みるみる白ワインを減らしていきます。ナッツやレーズンの入ったアイスクリームはシェフの心遣いで本当は『鶏バター』も既に注文していて、シェフに「ガラスケースのデザート食べられるんですか?」と聞いたり、もっともっと食べる気満々だったのですが、ゆっくりパッケリを味わっていたらお腹はパンパンに。見かねたソムリエさんが気を遣ってくれて、まだつくっていなかった『鶏バター』は次回に、としてくれました。そんなやさしさにもズキュン。せめてデザート食べたかったなぁ悔しい……という表情になっていたのでしょうか。シェフが一口サイズのアイスを出してくれました。ズ……ズキュン……!後にも先にも、ひとり飲みでこんなに嬉しくなってしまうことはありません。私の胸をときめかすポイントは、内装のあちらこちらにも料理やワインがおいしいのはもちろんでしたが、こんなにもゲストの心を打つサービスが行き届いているお店に出合えたことが、何よりも嬉しかったです。西荻窪はやっぱり最高。外まで見送ってくれたシェフが、「お仕事がんばってくださいね」と一言。ズキュン。ちょっと泣いちゃいそうになりながら、夏の夜風が火照った顔に心地よい帰り道でした。CICLO【エリア】荻窪【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5500円【アクセス】西荻窪駅 徒歩5分
2021年08月16日この記事を書いた編集部員東小路飲食店街ってどんなところ?どこにあるの?東京2020オリンピック開催時の「東小路飲食店街入り口」※1964年ではありません。東急大井町駅側の改札を出てすぐのところにあるノスタルジックな横丁。道行く人とすれ違うのがやっとという細い路地には数十軒の飲食店がところ狭しと密集しており、その空気感はもはや昭和というより戦後のどさくさに近い雰囲気。東京を代表するディープな横丁、それが「東小路飲食店街」なのであります。老舗洋食店の底力、お食事は大井一うまい・やすい【ブルドック】路地裏にどんと構える看板、そう、この店は「大井一うまい・やすい」のです顔ほどの大きさがある『メンチカツ』や、3段重ねがミニマムの『ハンバーグ』などが名物の、ボリューミーな洋食が楽しめるお店。看板にかかげられる「大井一」は「多い一」という意味もあるのではないかと思っています。もちろんデカ盛りだけじゃありません、味も大井一。お気に入りの『オムライス』は、ケチャップたっぷりのチキンライスがパンパンに詰め込まれた玉子に店主の気分次第で色んな文字を入れてくれます。この日の格言は「Love」。愛にあふれていますねブルドック【エリア】大井町【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】大井町駅1貫30円~!?立ち食い寿司の名店【いさ美寿司】衝撃の30円寿司『ゲソ』続いてご紹介するのは衝撃のコストパフォーマンスをほこるお寿司屋さん【いさ美寿司】。お店は6人も入れば超満席になるような立ち食いスタイルの小さなお店です。最安値の『ゲソ』(30円)にはじまり『厚焼玉子』(40円)、『赤身』(140円)、『中トロ』(200円)、など信じられない価格でお寿司がたらふく楽しめます。立ち食い寿司のレベルを凌駕している『中とろ』200円(税込)価格に目を奪われがちですが、もちろんネタの鮮度も申し分ないのでご安心を。ビールが缶ビールで提供されるのはご愛敬ですが、『おまかせ』(1,200円)でじっくり楽しむもよし、0次会代わりにサクッと立ち寄ってパパッと3、4貫つまんで、次の店に流れるもよし。いつも満員ですが、回転も速いので臆せずトライしてみてください。(注:お寿司の注文は2貫~なので2人以上で行くと、より色々なネタを楽しめます)いさ美寿司【エリア】大井町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2,001円~2,500円【アクセス】大井町駅居酒屋なのにお酒が飲めない筆者の行きつけ【まんぷく食堂】東小路飲食店街の中では新しめの外観。女性のおひとりさまが多いのもうなずけます最後にご紹介するのは、東小路飲食店街の中では比較的新しい部類に入るであろう、カウンター居酒屋【まんぷく食堂】。バリバリの居酒屋さんであるものの「食堂」の冠に偽りなしの、夜でもおいしい定食が食べられるお店なのです。『マグロ漬丼』1,100円(税込)。見えにくいですがこの日は「しめサバ、中トロ、カツオ、カンパチ、タイ」が追加でライドオンお客さんの半分くらいは定食目当てで来店されるおひとりさま。『豚肩ロース生姜焼き定食』や『お刺身定食』、『日替わりの焼魚定食』など1,000円前後の価格でおいしいご飯が食べられます。その中でも私のお気に入りは『マグロ漬丼』。実際に注文してみると分かるのですが、明らかにマグロ以外のネタも大量にのっています。日替わりで黒板に書かれているお刺身メニューの数々が、毎回ほぼ全種類マグロ漬丼の上にライドオン。お腹も心もまんぷくになる、そんなお店なのです。まんぷく食堂【エリア】大井町【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】501円~1,000円【アクセス】大井町駅以上、今回は大井町在住歴10年の筆者が足しげく通う、21世紀の東京とは思えないレトロな横丁「大井町・東小路飲食店街」でまずは押さえて欲しいお店3連発をお届けしました。その他にも【肉のまえかわ】【永楽】【丸八とんかつ店】【華林】など、まだまだ紹介しきれない名店揃いです。食べて良し、飲んで楽しい東小路飲食店街、お近くにお越しの際はぜひ行ってみてください。それでは次回も気になるお店でお会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら。
2021年08月10日こんにちは、編集部の福島です。「rがつく月は牡蠣がおいしい」こんな迷信を学生時代に聞いて、今もなお心のどこかで信じ続けていました。でも、よくよく考えると1年のうち「r」が付かない月は、5月から8月までのたった4ヶ月間(笑)夏だって絶対に牡蠣はおいしいに違いない!と思い、ちゃんとおいしかったことを実証してきました。それでは、どうぞ。この記事を書いた編集部員目黒駅から徒歩1分、大通り沿いのビル4階にある【F.PARADE Life】。牡蠣と黒毛和牛熟成肉が人気のお店です。早速お通しから心を掴まれた、牡蠣の一品。お通しの蒸し牡蠣白ワインで蒸した牡蠣に、熟成肉でつくっただしのジュレと本わさびのムースをあわせていて、パクッと一口で食べると、口の中はおいしさでいっぱいに。やっぱり、夏も牡蠣はおいしい。つづいて、牡蠣の盛り合わせが登場。左から時計周りに「焼き牡蠣」、「蒸し牡蠣」、「グラタン」、「ガーリックバター」、「ブルギニオン」、「カキフライ」。どれから食べよう、というワクワク感と味変で楽しめる牡蠣料理に大満足!『調理牡蠣のお得な盛り合わせ6種』3,099円牡蠣が絶品ならば他の料理もおいしいはずと思い、お店こだわりの熟成肉『自家製シャルキュトリーの5種盛り合わせ』を注文しました。『自家製シャルキュトリーの5種盛り合わせ』2人前2,198円左から数種類の豚肉と鷄白レバーをあわせた『パテ・ド・カンパーニュ』、低温熟成した『さつま福永牛のローストビーフ』、約1ヶ月熟成した『鴨胸肉の生ハム』と牛肉の生ハム『ブレザオラ』、鷄ハムのような味わいの『若鶏のガランティーヌ』。どれもワインにあう料理で、お酒好きにはたまらない豪華なラインナップです。『完熟トマトのまるごとマリネ』699円ほかにも、トマトをまるごと使ったマリネや牛レバーのカルパッチョなどもいただきました。牛レバーでは、前段のシャルキュトリーにもあった「さつま福永牛」をつかっており、なんと品評会で日本一に選ばれたこともある牛とのこと。10時間以上かけてつくられた特別な餌を食べ、ストレスのない環境で育ったことから、肉質がとっても柔らかく、濃厚で風味豊かな味になるそうです。『さつま福永牛レバーのカルパッチョ』1,299円ついつい牡蠣がおいしくて、お肉や一品料理までも堪能してしまいましたが、夏の牡蠣は絶品でした!【F.PARADELife】は、ワインの種類も豊富なため、お酒が好きな方にもオススメなお店です。それでは、夏バテをしないようしっかりとご飯を食べましょ!また来週~F.PARADELife【エリア】目黒【ジャンル】オイスターバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】目黒駅 徒歩1分
2021年08月04日こんにちは、水曜担当の宿坊です。海外旅行が遠のいてしまって久しいですが、やはり恋しい。馴染みのない街の雑踏や、耳慣れない言語、聞いたこともない料理を現地の空気のなか味わう。そんな非日常を感じられるお店を見つけてしまいました。さあ、フランス料理を食べに行こう。この記事を書いた編集部員東京は銀座。強い日差しとアスファルトが放射する熱で上からも下からも暑いですが、地下への階段を一段一段下りていくと少しずつそれが遠いものに感じるあの感覚は、それこそ旅に近いのかもしれません。【サラマンジェ】は駅から少し歩いたビルの地下1階にあります。フランスの雰囲気を感じるのに必要なクラシカルな内装が好みですフランスへ行きたい。この情勢になる前に「2020年はフランスへ行くぞ!」と豪語していましたが、実現するのは少し先になりそうです。そんななかで旅の心地を感じられるレストランを求めて、フレンチというよりは"フランス料理店"を探していました。そして見つけた【サラマンジェ】さんは、フランスのリヨン地方の郷土料理を楽しめるお店です。額に入ったアート、白いテーブルクロス、赤と白のクラシカルな床、背もたれの高い椅子、カトラリーがぶつかる音が響く静かな店内。そこはフランスよりフランスを感じられる空間でした。ピスタチオ入りのリヨン風ソーセージ『ソシソン・リヨネ』今回は『リヨン料理コース』3,700円をお願いしました。一品目のこちらは、ぷりぷりっとした食感がたまらない、お肉の甘みがギュッとつまったソーセージです。とろっとしたたまねぎとスープの酸味がよく合い、マスタードで香りのアクセントをつけていただきます。一緒にいただいた硬めのパンとの相性も抜群。フランス産の鶏をワインヴィネガーで煮込んだ『プレオヴィネグル』メインは鶏肉をチョイス。しっとり、もちっと、ギュッとした食感の鶏肉を、酸味がありながらもこっくりとした旨みを感じるマッシュルームが入ったソースでいただきます。こういった料理はどうしても家では再現できないもので、リヨンで研鑽を積んだシェフのレストランだからこそ、こうしていただくことができます。アーモンドミルクのババロア『ブランマンジェ』お水のボトルやグラスにさえときめくプランマンジェはとってもなめらかで、ぷるんとした食感が幸せ。アーモンドの香りと一緒にいただいたカモミールティーの香りで、パリジェンヌになったような上品な気持ちにさせられます。日本でない国の料理を食べられるレストランはたくさんありますが、ディティールまでこだわった内観や、現地で経験を積んだシェフだけがつくれる料理に出合うと、こんなにも心が満たされることを知りました。そんなお店に出合えたこの夏、日本でもできる「いい旅の思い出」がつくれそうです。サラマンジェ【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2300円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分
2021年08月02日ヒトサラ編集部オススメの「お取り寄せ餃子」厳選5軒下町生まれ 嶋が推す【按田餃子】の『按田餃子おすすめセットB』がっつり男メシ担当 関口が推す【世田谷 羽根木餃子】の『元祖ゴロゴロ肉羽根木餃子』お洒落なお店好き女子 宿坊が推す【和の中】の『皮から手作り宇都宮餃子』酒好き艶っぽ系女子 福島が推す【鉄なべ 中洲本店】の『焼き餃子』編集部きっての飲み師 郡司が推す【Restaurant MOTOI】の『モトイシェフのパパ餃子』1.下町生まれ 嶋が推す【按田餃子】の『按田餃子おすすめセットB』ビブルグマンに選ばれた「水餃子」を自宅で楽しみたい!今回注文したのは、4種の冷凍餃子各10個と定番調味料3種がセットになった『按田餃子おすすめセットB』5,076円+配送料私がオススメするのは、ヘルシー志向の方々に支持される水餃子専門店【按田餃子】のお取り寄せセット。水餃子の味は、生姜が効いたあっさりとした味わいの『鶏 白菜と生姜』、香菜と胡瓜の個性的な味がクセになる『鶏 香菜と胡瓜』、肉餃子なのにさっぱりとした『豚 大根と搾菜』、スパイスの味が際立つ『豚 カレー風味と人参』の4種類。ちょっと個性的でありながらも滋味深い。有機ハトムギ入りの茶色い皮と、丸いフォルムが印象的。お湯で6分ほど茹でます調味料は「按田餃子のタレ」「按田餃子・味の要」「豆Iミックス」の3種また、【按田餃子】の特徴でもあるほんのり茶色い皮は美肌効果があるといわれるハトムギ入り。厚手の皮はモチモチで、食べ応えも十分です。どの餃子もそのまま食べてもおいしいですが、按田餃子の特製調味料をつければおいしさ倍増!ぜひ、調味料がセットになった『按田餃子おすすめセットB』を注文して、お店の味を自宅で再現してみてください。按田餃子【エリア】代々木上原【ジャンル】餃子【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】代々木上原駅2.がっつり男メシ担当 関口が推す【世田谷 羽根木餃子】の『元祖ゴロゴロ肉羽根木餃子』大きな肉の塊が詰まった、とびきり餃子!同封の紙に、餃子を羽根つきで焼く方法が書いてあります。普段料理をしない僕でも、羽根つきで焼くことができました!僕が紹介するのは、世田谷の東松原駅近くにある【羽根木餃子】のお取り寄せ。ここの餃子には大きな肉がゴロゴロと入っていて、食べ応え充分! おまけに噛むと肉汁がじゅわーっと広がり、幸せな気分に包まれます……。餃子は約10種類から選べるのですが、それぞれ5個入りで小分けのジップロックに詰めてくれるので、たくさん買ってもどれを何個ずつ焼くか調整できるのがとてもいい。そして1種600~700円とリーズナブルなんです!見てください、このゴロゴロ肉! 歯ごたえもあって肉汁が広がって……ああ餃子っていいなぁ種類ごとに小分けにしてくれるので、例えば5種類買って、それぞれ1個ずつ焼くなどの調整もできる!どの餃子もおいしいのですが、おすすめのものをいくつかご紹介。まずは『元祖ゴロゴロ肉羽根木餃子』。いわずもがな、大きな肉がたっぷり入った、肉々しい餃子です! そして『にんにく餃子』はガツンと強烈なニンニクの香りがする、「いまウマい餃子食べてるぜ!」という背徳感ある抜群なお味。少し変化球な『とまと餃子』は、トマトのジューシーな旨味も感じられて、さっぱりとおいしい! 合間に食べるのにおすすめなのが、クリーミーな『濃厚チーズ餃子』と、スパイシーな『チーズカレー餃子』。どれもおいしいので、色々取り寄せて試してみてください!羽根木餃子【エリア】明大前【ジャンル】餃子【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】2000円 ~ 2999円3.おしゃれなお店好き女子 宿坊が推す【和の中】の『皮から手作り宇都宮餃子』香辛料のきいた餡ともっちり皮の「薬膳餃子」は必食30個入りの餃子は1,350円+送料私が紹介するのは、宇都宮餃子の【和の中】さん。花椒(ホアジャオ)などの香辛料を練りこんだ餡と、自然発酵させた手作りの皮が魅力の「薬膳餃子」を味わうことができます。宇都宮にある町中華のお店なので、通販は少量の受注生産。届け日目安をメールで問い合わせましたが、とても心あたたまる対応をしていただき、通販なのに作り手の想いが伝わってくる素敵なお店だなと、注文の時点から感じました。箱の中には餃子がてんこ盛り!断面まで幸福なぎっしり詰まった餡まず一口で手づくり皮のもっちりとした食感に衝撃を受けます。餡に入った野菜のシャキシャキとした歯ごたえは、通販であることを忘れさせるほどで、ショウガの風味や香辛料が味に深みを加えています。タレをつけなくても絶品なのですが、自家製の「ニンニク醤油」も唯一無二のおいしさ。香り高く、この餃子の完成度を一気に高めてくれます。県内外からお客さんが集まるのも納得で、これを家庭で食べられることの幸せを噛みしめ、大切にいただきました……!和の中【エリア】宇都宮【ジャンル】餃子【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】~ 999円4.酒好き艶っぽ系女子 福島が推す【鉄なべ 中洲本店】/『焼き餃子』鉄鍋付きセット、お家で本場の味を再現!お店の雰囲気をご家庭で。餃子(20個×2セット)・鉄鍋・柚子胡椒セット6,480円(税込)博多中州名物「鉄なべ餃子」をご存知でしょうか?熱々の鉄鍋でじっくり焼かれた見た目が特徴の一口餃子。今から60年も前の1963年に博多駅前にて屋台でスタートしたのが始まりだそうです!今回注文したのは、鉄鍋もセットでついてくるギフト用のお取り寄せ。自分でつくれる楽しさと本場の味を家でも再現できることにワクワク!つくり方の説明書きも同封されているので、安心してできました。また、鉄鍋なしバージョンは餃子20個1,296円(税込)から購入ができます。冷えたビールに合う、一口サイズの『焼き餃子』時間がたっても冷めずにおいしくいただけるのが、鉄なべ餃子の魅力。夏の時季は、クーラーがきいた部屋で、キンキンに冷えたビールと一緒にいただくのがオススメ!お店オリジナルの薬味「赤こしょう」をといたタレも痺れる辛さでグッド。途中で柚子胡椒をつけて、味変も楽しんでみてください。博多中洲餃子の店鉄なべ中州本店【エリア】西中洲/春吉【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】福岡天神南駅 徒歩10分5.編集部きっての飲み師 郡司が推す【Restaurant MOTOI】の『モトイシェフのパパ餃子』ミシュランシェフがつくるやさしい味わいの餃子でビールを、ワインを。1セット24個入り2,300円+送料。説明書に焼き方が書いてあり、ふだん料理しない自分も安心して焼けた繊細な味わいの名店ひしめく京都市内で、ひときわ異彩を放ち9年連続でミシュラン一つ星を獲得し続けるフレンチ【Restaurant MOTOI】。私がすすめたいのは、この店の前田元(もとい)シェフがつくる『モトイシェフのパパ餃子』です。前田シェフはフランス料理に転向する前、中国料理を10年にわたり実践的に学び、その料理の基礎を築きました。自分の店を開き、瞬く間に人気が出ると、朝は早くから仕入れに出かけ、夜は深夜まで働く毎日。大好きな愛娘と一緒にいられる時間はわずか。娘の笑顔をもっとみたい……。そんな思いから生まれたのがこの餃子なのです。翌日娘に食べてもらうために、夜中に包んで冷凍したのがきっかけで生まれたそう幸せがあふれる断面。ニンニク不使用で、やさしい味わいがじんわり広がるこんがりと焼いた皮をサクッとかじると、野菜の甘みと豚肉の旨みが広がり、逆にこちらを包みこむようなやさしい味わい。奥底にパクチーがほんのり香り、エスニックのニュアンスがあってこれは白ワインに抜群にいい。説明書には「酢と醤油を1対1で合わせ、豆板醤を少々、これでビールが止まらなくなります」とも。「焼き餃子」以外にも、「水餃子」「スープ餃子」の調理法も書いてあるので、楽しみ方もいろいろ。ミシュランシェフがつくる繊細な餃子の味わいを、ご自宅で楽しんでみてください。あ、ビールとワインも、ぜひ十分なご用意を。Restaurant MOTOI【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩10分
2021年07月31日さて、今回も「シェフがオススメするお店」サイトからピックアップした、お店と料理をご紹介!ご紹介するのは、恵比寿にある焼鳥店【鶏敏】さん。テレビや雑誌にもたびたび登場する、東京中国料理界の雄、【MASA’S KITCHEN】の鯰江 真仁シェフが、通っているという焼鳥店なのです。【鶏敏】をオススメする料理人……ということで今回も、鯰江さん推しの【鶏敏】さんの焼鳥を味わうべく、いい店が立ち並ぶ、恵比寿のビール坂へうかがってきました。前情報では、どうやら〆の『そぼろ丼』も絶品とのことで、〆の腹も残しつつ焼鳥をつまんで飲もうかな、と楽しみが膨らみます。お通し700円。一般の焼鳥店に比べるとやや高いかと思いきや『香の物』『小鉢』『鶏スープ』の3つがセット鯰江さんのオススメは、『レバー』と『だんご』(つくね)ということだったので、ファーストオーダーで、この2本を注文します!『レバー』250円レ…レバーうま00000!!!表面はしっかり火が通りながらも、薄い一層を奥はなまめかしい真紅のルビー色。大粒の塩が、いい感じにガツンとしていて滑らかにレバーが胃袋に吸い込まれていきます。もう一つの『だんご』も……『だんご』250円むはっ……おいし。。ふわふわ食感と肉肉しさが同居している、あまり出会ったことのないタイプ。火の入れ具合が絶妙で、これ以上でも以下でも、こんな仕上がりにならないだろう、と思えます。続いては趣向を変えて、大将に「人気がある串はなんですか?」と、聞いてみることに。「ハツモトがわりと早めになくなりますね」それがこちら。『ハツモト』300円何これ000!擬音でいえば「ぷりゅんぷりゅん」……ほどよい弾力が、歯をやさしく押し返してきます。ジュッと勢いで歯が通ると、中から肉汁がじゅば0っ。まるで、“新鮮”を噛んでるような気持ちです。『ささみ』250円。中は透明感のあるレアな仕上がり『手羽先』350円。炭火の香りとパンチのある肉感で、食べ応えは十二分ほかにも『手羽先』『ねぎ巻』などをいただき、気づけば知多ハイボールが4杯目。腹具合を見つつ、いよいよ〆の『粗挽きそぼろ丼』を注文することに!『粗挽きそぼろ丼』(茶碗)500円粗くひかれた鶏肉が白いご飯を埋めつくし、真ん中にはうずらの卵が上品に鎮座。もう、これを見ているだけでご飯が一膳食べられそうだ……。ぱくり。お……おいしい000!!タレではなく塩系の味付けになっていることで、肉肉しさが増して感じる。「でも焼鳥をさんざん食べたあとだから、肉肉しさなんて求めてナイヨ!」という方は、もう少しだけ先をお読みください。塩で粗挽きで肉肉しいはずのに、意外なほど“あっさり”なんです。感覚的にいえば、「重い」ではなく「軽い」そぼろ丼。じつは、茶碗サイズと丼ぶりサイズと両方注文できるのですが、茶碗一杯くらいならばきっとペロリと食べられてしまうと思います。お通しに含まれている『鶏スープ』。しょうががほんのり香り、最後に胃袋をやさしく温めるあぁ……ごちそうさまでした🙏焼鳥って、タレにしても塩にしても本来、白いごはんにはすごく合う食べ物だと思うんです。でも、串を食べながらご飯は食べづらい。これが、最後の〆に『そぼろ丼』が思うと、焼鳥を食べているあいだぢゅう、奥に幸せが待ち構えている気分になれるんですよね。さてこの【鶏敏】さんの『そぼろ丼』ですが、じつはテイクアウトもできてしまいます。お店で〆をいただいたにもかかわらず、おみやげとして『そぼろ弁当』を一つテイクアウトしてしまったのは秘密です。チーン焼鳥もそぼろ丼もいただいたあとに持ち帰った、背徳の『そぼろ弁当』。(黄身は、自宅のもの)鶏敏【エリア】恵比寿【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,001円~4,500円【アクセス】恵比寿駅
2021年07月29日この記事を書いた編集部員今日の朝ごはんは【旬菜いまり】で『京の朝ごはん』にしよう「そうだ 京都、行こう」と思い立って訪れた久しぶりの京都、今回の目的は食べ歩き。ただし、計画性をもって訪れた訳ではないので、事前に予約していたのは、2日目のイタリアン【cenci】だけ、という行き当たりばったりの旅です。※2020年度アジアのベストレストランにもランクインした【cenci】のお話は当編集部の編集長が以前記事にしておりますので、そちらをご覧ください。のっけから行き当たりばったりのわたくし、旅先の宿泊ではあえて朝食付きのプランにはせず、朝の空気を楽しみながらその土地のおいしいものを食べに行くのが大好きなので、御多分にもれず今回も同様のプランニングでいくことにしました。とは言うものの、かつては住んでいたこともある京都。大好きな【志津屋】さんの『カルネ』にしようか【イノダコーヒ】のモーニング『京の朝食』をキメるか迷いつつ検索していると、宿泊したホテルのすぐ近くに行きたかった朝ごはんのお店があることに気付きました。さっそく早朝7時に予約の電話を入れたところギリギリ1席だけキープ、そのお店こそが今回ご紹介する【旬菜いまり】なのです。一日30食限定『京の朝ごはん』1,500円(税込)一日30食限定という『京の朝ごはん』は予約時間に合わせて炊きあげる「土鍋ごはん」を中心に「西京焼きの焼き魚」「だし巻き玉子」「おばんざい2種」「つくだ煮」「サラダ」「味噌汁」「ぬか漬け」という、これぞ日本の伝統的な朝ごはんというラインナップ。京丹波産の炊き立てごはんは神々しいまでの輝きで、お米がたっているという表現がピッタリ。西京焼きやおばんざいといった本来定食において主役となるべきおかずの数々を脇役に押しやるのだから、ごはんがおいしいって偉大と言わざるを得ません。土鍋ごはんのパワーに押されて脇役に追いやられるおかずのみなさん『京の朝ごはん』を知らせる看板は路地裏にひっそり佇んでいました炊き立てならではの「お米がたつ」という表現がピッタリお膳にして約2杯半、大満足の朝ごはんを平らげた次第ですが、食べている間もひっきりなしに訪れるお客さんや、予約の電話を見ていると7:30~の朝ごはん営業は常に満席の様相。今回はたまたま直前の予約で入ることができましたが、予約は必須と思われます。京都の旅をステキなものにしてくれる、ステキな一日のはじまりを過ごしたい方は、ぜひ事前に予約をして、炊き立ての土鍋ごはんを楽しんでください。ちなみに、帰りの新幹線でしっかり【志津屋】の『カルネ』と【551】の『焼売』を食べたこともこの場をかりてご報告しておきます。思い立ったら食べに行く、そんな週末食べ歩きの旅からその一部をお届けしました。それでは次回も気になるお店でお会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら。旬菜いまり【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩10分
2021年07月27日この記事を書いた編集部員人生ではじめて降り立った「国領駅」。ひらけたロータリーから見える広い空の下、しとしと降る雨が運ぶ湿気すらひんやりと心地よく感じます。お目当て【ドンブラボー】は通り沿いを5分ほど歩くと到着です。コンクリートの門から覗く、あたたかい木の扉にときめく金曜日の18:00を過ぎたころで、店内は満席。お店の方と親しげに会話をしているお客さんもちらほらといて、この地に根付いた愛されているお店だということがよくわかります。木材をたくさん使用した店内は、初めて来たのに居心地がよく、少し張っていた心がほぐれていきます。本日のメニュー。食材名か料理名というシンプルな内容に想像がふくらみますまず白ワインをお願いすると好みを聞かれ、それを聞いてさらに3種類から選ばせてくれました。柑橘系の香りのするそれが、最初に出てきた根セロリの冷製スープとよく合います。『ブルスケッタ』『フォアグラ』つづいてフィンガーフードが2皿。鮮やかな赤色の『ブルスケッタ』は中にサバが入っていて、口に入れた途端に香りが押し寄せます。幸せ……。フルーツトマトはとてもフレッシュで、その甘やかな余韻を色濃く残していきます。コーヒーの芳醇な香りをたずさえて運ばれてきた『フォアグラ』は、表面がパリっと香ばしく、中のフォアグラの濃厚でクリーミーな味わいと、それに負けず劣らずイチジクとカカオニブの存在感もしっかりと堪能できます。『鮎』その泡の存在感に驚かされた『鮎』はオイルで煮込まれたコンフィとなって登場しました。アユは骨まで食べられて、香ばしさとやさしい味わいにワインもすすみます。ヨーグルトとハーブのオイルソースは酸味と塩味のバランスが最高で、シャキシャキのおかひじき、シャインマスカット、枝豆も格段においしく感じました。泡の正体は青リンゴ味で、上からケールの粉をかけて仕上げています。それはふわりと香り、この料理を一段と華やかにしています。『ミエ イケノピノ・ノワール 2019』『トリッパ』白ワインを飲み干して、次の肉料理に合わせて「特別軽い赤ワインを」とお願いしました。素敵なラベルのこちらのワインは、八ヶ岳の農園でつくられた日本ワインで、おだやかな酸味と驚くほど軽いすっきりとした口当たり、そしてハーブのような香りがとても印象に残りました。『トリッパ』は、牛の胃袋をクラシックなトマト煮込みで仕上げていて、ちょっぴり辛味があるアラビアータのような味わいです。ゴーヤのソースとバジルのオイルでほんのり苦みが絡んで、いつまでも食べていたい最高の組み合わせでした。『蛤(ハマグリ)』『蛤』は、千葉県のハマグリをたくさんかけたパスタで、パクチーがたっぷり乗っています。ハマグリの身は入っていないのに、とんでもなくハマグリを感じるのがすごくて、その旨みと絶妙な塩加減が細めのパスタによく絡んで至高。旨みたっぷりのスープを、最後の一滴まで飲み干してしまいました。『ピザ』お店に入った途端目に入る大きなピザ窯が印象的な【ドンブラボー】さん。リストランテで本格的なピザが食べられるなんて……!席からピザができあがっていく様子を眺めるのも一興です。国産小麦の全粒粉とヨーグルトを使ったという生地は軽やかで、ここまでたくさん料理をいただいてきたのにさらっと食べられるのが不思議。マルゲリータとクアトロフォルマッジのハーフアンドハーフという、ピザ界の重鎮たちをコースの最後に味わえる幸せを噛みしめます。冷たい料理には冷えたカトラリーを。細やかなサービスがとても嬉しいです食べ終わって思うことは「近くに住んでいる人がうらやましい」ということ。料理はしっかり裏付けされたおいしさで、「リストランテ」であることは間違いないのですが、この「通いたい」と思う気持ちは、あたたかいサービスや、居心地のよい店内の雰囲気があってこそなんだと感じました。外まで見送ってくれたシェフやスタッフの方々のあたたかさに後ろ髪を引かれながらも、その名をしっかり胸に刻んだ国領駅へと帰路につきました。ドンブラボー(Don Bravo)【エリア】調布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】国領駅 徒歩3分
2021年07月21日この記事を書いた編集部員神楽坂駅から徒歩5分のおしゃれな住宅街にある【蕎楽亭 もがみ】。入口の横には苔玉が販売されており、ほっこりとした優しい雰囲気が漂うお店です。大通りから一本路地に入った、静かな場所にあります食欲をそそるメニューがずらりと。迷いながらも『すだちそば』に決定。さらに詳しくメニュー表をみてみると「おかずプレート、ひとくちそば茶アイス」つきます、というメッセージが!今の時季限定の『トマト蕎麦』も人気らしいです……気になりながら待っていると……、ぬぬぬ!お昼から一杯はじめたくなってしまうラインナップではないですか!店内を見渡すと、たしかにとっくりの数が尋常じゃないほどある。これはもしや、夜もいい感じのお店なのではないかと、怪しい笑みがこぼれそうになりましたが、時を戻し今に集中。左からもろきゅう、おひたし、ポテトサラダ。これだけで楽しくなってしまいます本日の主役である『すだちそば』がご登場。見た目からも涼しさを感じる、爽やかな一品。さっぱりとツルツルっと!ちょうどいい固さとつゆの濃さ、暑い夏でも次の一口がすすむおいしさです。『すだちそば』1,500円(税込)すだちの酸味がほどよく、シメは蕎麦湯と共に最後は、セットでついてくる『そばちゃアイス』。蕎麦の実のカリカリ、サクサクとした食感が楽しめ、香ばしい味わいが。さっぱりとしていて、お口直しにぴったりなアイスでした。いかがでしたでしょうか。見た目も涼しげなお蕎麦に、きっと暑い夏でも食欲がわいたはず。夏バテをしないよう、みなさんもしっかりとご飯を食べましょ!それでは、また来週~蕎楽亭もがみ【エリア】神楽坂【ジャンル】そば【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】神楽坂駅 徒歩4分
2021年07月19日この記事を書いた編集部員ヒトサラ編集部 遠藤こんにちは、金曜日担当の遠藤です。7月中旬を迎えましたが不安定な気候が続きますね。家の猫3匹は雨粒を眺めながらふて寝しています。雨ばかりだと気持ちも少しよどんでしまいますよね。こんな時こそおいしい料理を食べて気持ちをパッと明るくさせましょう!内観はとてもおしゃれで思わず写真を撮ってしまいたくなります今回はリーガロイヤルホテル東京の中に入っている名店【皇家龍鳳】。30年以上もの経験を積んだ料理長が伝統的な調理法を守りながらも食材の組み合わせによる新しい味わいを追及する本格中国料理屋です。内装も美麗で特別な日に訪れるのもよさそうです。実施されている『特別ランチコース』8,000円(税込み)を注文しました。『車海老の熟成20年老酒漬け』最初に出てきたのは『車海老の熟成20年老酒漬け』。私が幼稚園の年長の頃から熟成させている老酒をこれまた私が大好きな車海老に漬けたこの逸品。過去20年間の思いにふけりながらいただきます。車海老の身はプリっとしていて歯ごたえもあります。上品な海老の旨味のなかに老酒の甘酸っぱいアダルトな香りがふわっと鼻に抜けます。大葉の香りも加わりさっぱりとした海老の風味がたまりません。『渡り蟹とふかひれのスープ』お次は『渡り蟹とふかひれのスープ』。濃厚な渡り蟹の風味にに加え、ふかひれのまろやかなコクがマッチします。渡り蟹の身もたくさん入っているので上品な上に食べ応えもあります。『蝦夷鹿と男爵いものトリュフの香り炒め』『蝦夷鹿と男爵いものトリュフの香り炒め』は、コースメニューの中でも一番気になっていた料理です。蝦夷鹿を食べたこともない上に、男爵イモと炒めてあるなんて楽しみでしかありません。いただきます。蝦夷鹿は一切クセがありません。噛むたびに口の中にタンパクな肉の旨味が広がります。また、ホクホクとしたあまみの強い男爵イモにトリュフの香りがベストマッチです。『山形牛のサーロインのアメーラトマト包み、フォアグラソース』山形牛の脂はほんのりとあまく上品な味わいです。あまみの強いアメーラトマトとの相性はバツグンです。これにフォアグラのコクのあるソースが絡むのでそりゃもうおいしいわけです。『3種点心のせいろ蒸し』『塩漬け魚と鶏肉入り炒飯』最後は『3種点心のせいろ蒸し』と『塩漬け魚と鶏肉入り炒飯』。二つの料理で思いっきり中華料理を堪能させていただきました。せいろ蒸しの3種類は、ぷりぷりのえびが入っている翡翠のえび蒸しと、贅沢にもフカヒレをふんだんに使ったフカヒレ入り蒸し、そして肉汁たっぷり小籠包の3種です。どれも絶品なので私はせいろ蒸し3種の神器と呼ばせていただきます。『塩漬け魚と鶏肉入り炒飯』は、パラパラの炒飯に塩気が効いた魚と鶏肉がよく合います。シンプルイズザベスト。中華料理のお手本のような炒飯をいただくことができて幸せです。『フルーツ入り杏仁豆腐』デザートの『フルーツ入り杏仁豆腐』と紅茶でまったりしながら本日のコース料理を振り返ります。食べたことのない料理から、中華料理といえばこれ!というものまで幅広く堪能することができたので大満足です。また、内装も綺麗なので記念日や特別な日にもおすすめです。今回注文した特別コース以外にも5,000円~のランチコースなどもあるので是非 食べに行ってみてはいかがでしょうか。皆さんの1日を特別なものにしてくれること間違いなしです。中国料理 皇家龍鳳【エリア】早稲田【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】早稲田駅 徒歩7分
2021年07月16日第1回「ウーマンエキサイトコミック大賞」の募集を終え、ついに結果発表! 編集部による厳正なる審査の結果選ばれた、コミック部門・ストーリー部門の受賞作品を紹介します。コミック部門・金賞(賞金10万円)「慣らし保育が教えてくれたこと」/転勤族ママぽんさん ウーマンエキサイト編集部コメント:人見知りだった娘さんの慣らし保育が、スムーズに進んだ理由…。そこには、過去の慣らし保育で苦しい経験をした3歳の息子さんの存在が。つい目の前のことに精一杯になりすぎて見落としがちな「大切なこと」に、主人公のママが気づく展開に編集部一同、涙、涙…。 まさに今回のコミック大賞がテーマに掲げていた「人生が愛おしくなるコミック」作品でした。作品に込められた想いが、日々の小さな幸せに気づく機会を与えてくれます。表情豊かなお子さんたちの、ほっこりかわいらしいイラストにも癒されること間違いなしです! 作品を読む! ・銀賞(賞金5万円)「"育児の疲れを増幅させているモノ"の正体に気がついた。」/冷え田やっこさん ウーマンエキサイト編集部コメント:作品に込められた「すべてのお母さん方、自分にやさしくあれ!」の一言は、まさにウーマンエキサイトが読者の皆さんに発信していきたいメッセージのひとつ。自分と対話する描写もコミックだからこそなせる技を巧みに使われていてお見事! おもわず「あるある、そういうとき!」と頷いてしまう、納得感のある展開でした。冷え田やっこさんのように「ママなんだからこうしなくちゃ」と自分で自分を追い詰めてしまう読者のみなさんに、この作品を読んでいただきたいと思いました。 作品を読む! ・銅賞(賞金3万円)「ダンナおとぎ話」/わじおさん ウーマンエキサイト編集部コメント:すぐに寝てしまうパートナーを「眠りヒゲ」と皮肉りつつ、実はご自身も朝が弱い「朝起きレンジャー」であると自虐し、最後は幸せな結末へと締めくくる展開に脱帽! 夫婦関係をおとぎ話の登場人物に例えるギャグセンスの高さにおもわずクスッと笑ってしまいます。ママに余裕がないとついパパへの不満も多くなってしまいがち。しかし、完璧なパートナーなんてなかなかいないはず。一緒に過ごしてくれていることに感謝し、いいところも見つけあえる関係性でいられたら…そんなことを気づかせてくれる作品です。 作品を読む! ストーリー部門ストーリー部門は当初「金賞」のみ発表予定でしたが、素敵な作品が数多く集まったため「特別賞」を2枠設け、全部で3作品の発表となりました!受賞した3作品は、後日ウーマンエキサイトにてコミック化されますので、お楽しみに!・金賞(賞金5万円)「育休明けの家事分担はお早めに」/せりママさん<あらすじ>2人の未就学児を持つ主人公。働きながらワンオペ育児をうまくこなそうと努力した結果、ストレスで倒れてしまう。結果的に夫が苦労することになり…。ウーマンエキサイト編集部コメント:主人公がワンオペ育児に奮闘する姿は身につまされるものがあり、働くママの苦悩が具体的に描かれていて、ついコミック化したくなるストーリーでした。3話では夫との家事分担のコツなども盛り込まれていて、日常の参考にもなる作品です。 作品を読む!(PDFファイルが開きます) ・特別賞(賞金3万円)「ロジハラ夫」/ツキノ マコトさん<あらすじ>何かと理屈っぽく、正論を振りかざす「ロジハラ夫」に辟易していた妻。しかしあるとき、娘からの一言で夫はタジタジに…。ウーマンエキサイト編集部コメント:夫をギャフンと言わせた娘の一言にあっぱれ! 起承転結の流れとテンポも良く、具体的なセリフや主人公の感情も描かれていて物語が想起しやすいこともポイントとなりました。夫への愚痴だけで終わらせるのではなく、夫がきちんと成敗されつつ反省した描写まで描かれていて、読後にスカッとする作品でした。 作品を読む!(PDFファイルが開きます) ・特別賞(賞金3万円)「娘が転校先で馴染めなくて」/ゴウルドさん<あらすじ>夫の転勤で転校した小2の娘が、友だち作りに失敗。心配症ですぐに感情的になってしまう主人公と、フォローが上手な夫が試行錯誤をする。ウーマンエキサイト編集部コメント:すぐに怒って行動してしまうママと冷静なパパの対比が面白い! つい主人公の主観で進んでしまいそうなテーマであるにもかかわらず、夫と話し合い、自分の悪いところはすぐに反省する主人公ママに好感が持てます。子どものトラブルを夫婦で見守る姿勢も素敵で、対処の仕方についても勉強になります。 作品を読む!(PDFファイルが開きます) 受賞作品の発表は以上となります。6名のみなさま、この度はおめでとうございます。そして、作品を応募してくださったみなさま、誠にありがとうございました!今後、第2回「コミック大賞」も開催予定です。ぜひウーマンエキサイトのサイトを随時チェックしてくださいね。
2021年07月09日この記事を書いた編集部員名店【赤坂璃宮】で料理長を務めた高橋シェフのお店。ディナーは完全予約制でコース料理を提供していながらも、ランチではリーズナブルな『塩そば』を中心とした麺たちがいただけます。個人的な話ですが、「ラーメン」より「中華そば」の響きが好きなタイプです。シンプルで魅力的なラインナップ。赤坂といえばの『担々麺』もこぢんまりとしていながらも、オープンキッチンが開放的な店内でメニューとにらめっこ。やはり『塩そば』が気になるけれども『担々麺』もおいしそう。冷やしもある。でも熱いスープをすすりたい気持ちも……。と悩みましたが、『塩そば』の上に鶏もも肉がのった『鶏そば』をオーダーしました。『鶏そば』900円美しい緑の器で運ばれてきました。ああ……。キラキラと輝く透き通ったスープ、見るからに元気がありそうな水菜、上質な脂が乗ったお肉。これをオーダーしてよかったです。想像の何倍もの幸福感に包まれます。ぷりんぷりんのお肉は見た目からジューシーさが伝わりますつぶつぶが見える麺は「超多加水全粒粉麺」を使用まずはお肉をいただきます。見た目どおりぷりっぷりで、口の中でふわりとほどける肉質。そして上品な脂が甘くとろけます。麺はストレートに近く、少し平たい印象。ツルツルでコシがあり、穀類の香りがしてなんだかヘルシーな気分になってきます。黄金のスープを罪悪感なく飲み干しますドキドキしながら味わったスープは、至高としか言いようがありませんでした。3種の塩と4種のかつお節、昆布、シイタケを使った天然和だしに、鯛の旨みを加えたというスープは、旨みが奥深く、しかしあっさりとしていて、疲れた五臓六腑にしみわたります。スープ単品として出てきてもだれも疑問を持たないであろうクオリティです。ふだんはラーメンのスープを飲み干すのに抵抗感しかないのですが、一片の迷いもなく飲み干した私をだれも責めはしないでしょう。赤坂RedSix【エリア】赤坂【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1050円【アクセス】赤坂駅 徒歩4分
2021年07月07日この記事を書いた編集部員創業50年を超える老舗ラーメン店【永楽】の卵たっぷり『チャーハン』戦後のヤミ市の雰囲気、そんな昭和の香りがプンプン漂う東小路飲食店街の中心的存在【永楽】。焦がしネギたっぷりの『中華そば』が有名な東京を代表する老舗中華そば屋さんです。こちらのチャーハンは卵をたっぷり使った、はみ出るドーム型のビジュアルが特徴的。パラパラ感はそこまで強くないしっとり系です。なお味付けが濃いめなので炒飯をおかずにしてライスを注文してもいいでしょう。(筆者はたまにチャーハン定食と称してライス、チャーハン、餃子をセットにして注文します。)『チャーハン』900円(税込)、グリンピースが苦手な人は注文時に申告すれば抜いてもらえます、筆者はデフォルトで抜きにしてもらっています永楽【エリア】大井町【ジャンル】ラーメン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】大井町駅夜は超高級中華レストラン、昼は気軽な町中華【萬来園】の『エビチャーハン』続きまして紹介するのは見た目ふつうの町中華ながら、夜になると都内や全国から食通が集う高級中華になるというちょっと変わった形態の【萬来園】。ご家族で経営されており、夜の部は大将が鍋をふるい、昼の部は息子さんが担当するというスタイルです。大将は言わずもがな、息子さんもかつて某鉄人が料理する番組に出演されたこともある超実力派。そんな高級中華がランチタイムなら1,000円ほどで気軽に食べられるのです。そんな実力店のチャーハンですから、味はもちろんのこと初めて食べるときにビックリするのがそのパラパラ具合。ここまでパラパラに仕上がるチャーハンはなかなかお目にかかれません。さらに楽しみはカウンター席から見る鬼神のごとく鍋をふる息子さんと、その鍋の中で踊るパラパラのお米、この迫力は一見の価値ありです。そうしてできあがる『エビチャーハン』は味、固さ、具材とのハーモニー、すべてが整ったパーフェクトチャーハンなのです。これを食べずに大井町のチャーハンは語れません。『エビチャーハン』1,000円(税込)。ランチタイムは12:00~12:30という超短時間営業。行列は必至なので要注意萬来園【エリア】大井町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2,001円~2,500円【アクセス】大井町駅コーンがかくし味!?正統派町中華【丸吉飯店】の『五目炒飯』最後にご紹介するのは、赤いカウンターに丸イス、みんながイメージする町中華という表現がピッタリの正統派【丸吉飯店】の『五目炒飯』。目を引かれるウズラの卵、そしてエビ、カニ、メンマがライドオン。華やかな五目ですが、もう一つの具材であるコーンがこのお店のチャーハンを唯一無二の逸品にするかくし味。コーンの甘みとメンマの食感がクセになってしまい、筆者はこのお店のチャーハンを月イチで食べないと発作が出てしまう身体になってしまいました。『五目炒飯』900円(税込)。現在は昼からの通し営業ですが、通常は夜のみ営業なのでうかがう際はお店に要確認です以上、大井町在住歴10年の筆者が足しげく通う名店のチャーハン3連発を今週はお届けました。どのお店もアットホームな雰囲気あふれるとても入りやすいお店ばかりです。お近くにお越しの際はぜひ行ってみてください。それでは来週も気になるお店でお会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら。丸吉飯店【エリア】大井町【ジャンル】ラーメン【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】1000円 ~ 1999円
2021年07月06日愛カツの恋愛相談でよくいただくお悩みがこちらです。「男性からいつもLINEが短文で返ってくるのですが、これって脈なしですか?」好きな人には、ついつい長いメッセージを書きたくなってしまうもの。男性はどう思っているのでしょうか?今回は短文LINEの裏側にある男性の心理について、実際の相談に回答しながらお伝えしたいと思います。■ ケース1.「遊び人ですか?」20代女性からの相談です。「遊び人の男性なんだろうなと思いつつも、LINEを送ってみると、短文だとしてもちゃんと返してくれます。とくに気がないからちゃんと返してくれるだけなのでしょうか?短文なのは悲しいですが、嫌われてはいないのかな……」短文でも返信をしてくれる時点で、少なくとも「気はある」と思います。ただ、それが単純に都合の良い女扱いなのか、恋人候補として考えているのかは、冷静に見極める必要があるでしょう。自分が一生懸命長文で書いたLINEに対して、一言二言で返すような男性であれば、まず遊び目的。遊び目的の男性の考え方は、「最低の労力で最高の成果を挙げる」こと。真剣に考えてくれる男性なら、相手の気持ちに寄り添ってしっかりと返事をしてくれるはずですから。結論として、「短文だから」という理由だけであなたに興味があるかないかはわかりません。見極めたいなら、一度真剣な内容のLINEを送ってみて、相手の反応を探りましょう。■ ケース2.「会話をやめたいの?」少し気になっている人とLINEをしている20代女性の相談です。「少し気になっている人とLINEをしていて、ちゃんとマメに結構早く返してくれるので楽しんでいました。結構短文で返ってくるので『やめたいのかな?』とか思いつつも送るとちゃんと返ってきます。『そろそろ終わらせよう!』と思って『相談乗ってくれてありがとう!』と送ったら、『全然!俺に手伝えることがあれば!』と返ってきました。これはただ頼られたかっただけですか?私に気があるわけではないですよね……」これは微妙なケースですね。一般的に男性は長いメールを書くことが好きではありませんが、短文だからといって会話をやめたいわけではありません。この場合、文章の中身よりもレスポンスの速さに着目したほうがいいかもしれませんね。気のない相手に対しては、「反応することすら面倒くさい」と感じる男性は多いです。真面目に相談に乗ってくれているのであれば、脈はあるのではないでしょうか。■ 彼の真意を読みとって!本当に嫌いな相手であれば、短文でも返信をしたくないもの。もしかしたら「短文」なのが彼のLINEスタイルなのかもしれません。彼の負担にならないように、無理をしない範囲でLINEを楽しみましょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月06日この記事を書いた編集部員「うまい寿司がたべたい!でもリーズナブルに」今回は、こんなわがままを叶えてくれる素敵なお店をご紹介します。西武池袋線・椎名町駅から徒歩6分ほどの場所にある【松野寿司】。ミシュランのビブグルマンに4年連続で選ばれている、実力あるお寿司屋さんです。創業1969年、貫禄と渋さを感じる外観平日の木曜日に開店と同時にうかがいましたが、満席の人気さ。今回は『おまかせ握り』を注文しました。握り10貫+巻物・玉子で4,000円~4,700円という安さ今回の選抜メンバーはこちらになります。それでは一挙にどーぞ。『すみいか』『平目の昆布締め』『とり貝』『巻海老』『鯛』『赤貝』『漬けまぐろ』『鯵』『煮はまぐりの甘辛タレ』『かんぴょう巻き』……からの、ミニうに丼!!!きっと3スクロールほどしないと見られないボリューム感。写真でも伝わる、ネタの厚みやサイズの大きさ、そしてシャリのぎっしりさ!これに瓶ビール、日本酒をあわせても一人5,000円ほどと、かなりのお得感と満足度です。都内でいいお寿司を食べようとすると福沢諭吉さんが4人、いや5人もいないと難しい場合もしばしば。町に愛されるつづける、大将が握ってくれるお寿司に心もほっこり。急にやってくる寿司への欲求。ぜひ訪れた際は、【松野寿司】へ行ってみてください。松野寿し【エリア】目白【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】椎名町駅
2021年07月05日さて、今回も「シェフがオススメするお店」サイトからピックアップした、お店と料理をご紹介!ご紹介するのは、西麻布【リストランテ アルポルト】。このお店をオススメしてくれたのは、同じくハイクラスなイタリア料理店として名高い【リストランテ・ホンダ】オーナーの本多哲也シェフです。【リストランテ アルポルト】をオススメする料理人イタメシブームその火付け役としてあまりにも有名なお店ながら、その90年代前後の真っ只中で生まれた自分にとっては、その伝説的な名前を耳にすることはあれど、なかなかうかがう機会に恵まれずにいました。……ということで、善は急げ!西麻布交差点界隈にひしめく名店には目もくれず、アルポルトのランチに伺ってきました!表通りから一本入るだけで閑静な街の佇まい。地下へと続く階段の奥にあります白を基調としたクラシカルな雰囲気で、純白のクロスにシルバーがよく映えます。これはハレの日に来たら、素敵な思い出になりそうな予感です。ランチコースは3種類あり、『PRANZO A』3,410円、『PRANZO B』5,280円、『PRANZO SPECIALE』8,690円。今回は『PRANZO A』を注文。まず驚いたのがなんの気なしに頼んだトマトジュースです。『北緯43° 余市のトマトジュース』 880円こんなに甘いトマトジュース、飲んだことないぞ……!?調べたところ、こちらのトマトジュースはアルポルトの特製だそうです。ざらりとした果肉の食感が残る飲み口で、まるでトマトをそのまま飲んでいるかのよう。フルーツジュースのような甘みなのに、料理にも合わせやすいのが一口でわかります。そしてこの一杯から、トマトへの感動が始まりました。『前菜5種の盛り合わせ』。生ハムやカプレーゼ、カルパッチョなどイタリアンの食べたい前菜が一口ずつ味わえるのが嬉しい前菜5種の中には、カプレーゼがありました。このスライスのフルーツトマトの、その新鮮さ。冷たい前菜らしいみずみずしい食感と甘みが広がって、このうえなく爽やかでした。スタッフの方に聞いてみると、じつはトマトジュースと同じく余市のフルーツトマトが使われているのだそうです。つづいてやってきたのは、対照的に温かい煮込み料理。バケットが付いた『国産 黒毛和牛 トリッパのトマト煮込み』あくまで味の主役は、トリッパの柔らかい食感、噛むたびにじゅんわりと広がるやさしいコクと旨み。トマトジュース、カプレーゼ、とトマトが主役でしたが、ここではトマトは、あくまでトリッパを引き立てる脇役のような存在感。熱することで増幅されたトマトの香りが、ひじょうにいい仕事をしています。パスタ、メインへと続く直前、トリッパを食べながらさらに食欲をかきたてられているような感覚です。さて次はお待ちかねの、パスタ!なお、『PRANZO A』ではパスタは5種類から選べます。『トマトソースのフェデリーニ バジルペーストとリコッタチーズ』。フォークで、頂上のリコッタチーズを全体にからませて……ぱくっんぁぁ………!おいしい……!細麺のフェデリーニの軽快さと、しっかりとからむトマトソース。そこにリコッタチーズが、重くならない軽やかな油脂感で、全体にコクをプラス。でも、味の深みの決め手はやはりトマトで、一口でじわ0っとトマトのほどよい酸味と強い甘み、旨みが押し寄せてきます。もう一つ、すごく嬉しかったのがパスタの温度。器がしっかり温められているので、食べていると胸の辺りが温まっていくのがわかります。ほんの数度の違いだと思いますが、これが常温のお皿で出てくるだけで、味の印象はまたぜんぜん違うものになると思います。スタッフの方に聞いてみると、アルポルトでは料理によって、また時期によってもトマトの種類を使い分けているそう。今回、パスタとカプレーゼに使用していたトマトは、最初に飲んだトマトジュースと同じ北海道余市のフルーツトマト。甘みが強いのが特徴で、この時期メインに扱うのがこの余市のトマトとのことです。『仔牛とフォアグラのソテーマルサラソース』(+1,210円)。クラシックな重厚感かと思いきや、マルサラ酒の酸味なのかどこか軽やかにも感じるこの日のデザートは『アメリカンチェリーのタルト、アプリコットとラズベリーのソルベ』。エスプレッソとともに贅沢な食事を締めくくる料理ごとの出したい味わいによって、トマトの種類を使い分ける。そのプロのこだわりに驚くのはもちろんですが、そのトマトの活かし方の多彩さ。前菜のカプレーゼでは、生の新鮮な甘みが、食事の始まりを爽やかにする。トリッパのトマト煮込みでは、あくまで主役のトリッパの味と旨みを引き立てる名脇役として登場。パスタソースになれば、トマト自体の味わいを何倍にも奥深く、増幅させて味の決め手になる。あぁ、なんてトマトって偉大なんだ!えらい!好き!そして、トマトの魅力をこんなにも引き出すイタリア料理は素晴らしい!おいしかった……!ごちそうさまでした!こうしてぼくは、リスペクトにも似た感情をトマトに抱くようになったのです。リストランテアルポルト【エリア】西麻布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩12分
2021年07月01日この記事を書いた編集部員広尾駅から徒歩数分のところにかまえる、「KE」の文字がシックにきらめくドアが目印の【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】さん。ワイン好きでなくとも知らない人がいないであろう「ケンゾーエステイト」のワインと創作フレンチが楽しめるお店です。『あさつゆ2019』梅雨の湿り気を飛ばしてくれるような、さっぱりとしたソーヴィニヨン・ブランを最初に、とおすすめしてくれたのがこちらの『あさつゆ2019』。一口で気持ちが一段パッと明るくなるような清涼感と、奥ゆきのある果実味がジューシーな味わいで初夏のすがすがしさを感じさせます。『エクレアキウイ抹茶』『三重産アオリイカ炙り真鍋農園グリーンアスパラガスのサラダ仕立て』白ワインに合わせていただいたのがこちらの夏らしいお料理たち。アミューズのエクレアは中にフォアグラのムースとマスカルポーネが入っていて、味に奥ゆきを出しています。爽やかなキウイとこっくり甘い抹茶のバランスもよく、これから出てくる料理への期待に胸が膨らみます。アオリイカの炙りは、アオリイカ本来の味を華やかなハーブのソースがキリっと引き立ててくれ、ねっとり濃厚な甘みが堪能できます。アスパラはしゃくしゃくとした食感が心地よく、主役にもなれそうなしっかりとした旨みを感じます。『結2020』『和歌山産鮎春巻』「春巻きに合わせて」といただいたロゼワイン『結』は、その美しい薄紅の見た目から甘やかな心地にさせてくれます。香りはフローラルを思わせる華やかさがありますが、後味は控えめでまさに春巻きにぴったりです。春巻きの、このエアリーな感触はやっぱり最高です。中にはアユの小骨をローストしたものやキノコが入っていて香ばしく、アユをそのまま食べているかのような贅沢な味わいと、ふわりと香るディルが爽やかさもプラスしてくれます。『明日香2018』明日に香るという名のこちらのカベルネ・フラン。「初めて飲んだとき、その香りに感銘を受けました」とソムリエの橘内さんのお墨付きです。スパイス香が最初にふわっときて、そこにベリーのような果実香や華やかさが複雑かつ甘美にからみ合います。飲む前からこんなにも豊かな気持ちになってしまうワインには、たしかになかなか出会えないように思います。『本マグロレアグリル長谷川農園ブラウンマッシュルーム黒オリーブビーツ』『黒毛和牛ロールキャベツ』赤ワインに合わせていただいたのがこちらの2品。本マグロのレアグリルは、マグロの芳醇さが口の中でやさしくほどけて、ビーツのソースの酸味に気持ちよく交わり、幸せな余韻が続きます。ロールキャベツは食卓のそれをイメージしていたので、運ばれてきたときには思わず歓声をあげてしまいました。柔らかくまろやかなくちどけの黒毛和牛を、赤ワインソースがしっかりと染みた、滋味豊かなキャベツと一緒に味わうのはペアリングそのもののようです。Napaのワイナリーと同じディスプレイは圧巻です季節を料理で味わうのはどちらかというと和食に多いように感じられますが、夏野菜をたっぷり使った創作フレンチと、このジメジメを吹き飛ばすようなワインから始まる食事で、この日本の季節の移ろいを堪能することができるんだなと感じました。毎年夏が来るまえに飲みたくなるような、そんなワインに出会えたことに感謝して、今宵も乾杯です。ケンゾーエステイトワイナリー広尾店【エリア】広尾【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】広尾駅 徒歩6分
2021年06月30日ヒトサラ編集部がオススメするどれを食べても「ハズさないビストロ」お洒落なお店好き女子 宿坊が推す【BISTRO INOCCHI】/中目黒大人デートのお店ならおまかせ 嶋が推す【Niru】/渋谷艶っぽ系女子 福島が推す【ビストロ カルネジーオ】/恵比寿がっつり男メシ担当 関口が推す【ペタンク】/浅草編集部きっての飲み師 郡司が推す【bistro margo】/祐天寺1.おしゃれなお店好き女子 宿坊が推す【BISTRO INOCCHI】/中目黒一度見たら忘れられないテリーヌに会いたくて真っ白な壁を暖かな電球が照らす外観から、素敵な料理との出会いの予感がします私が紹介するのは、中目黒駅から少し歩いた路地裏に佇むお店【BISTRO INOCCHI】さんです。お店の方が温かく迎え入れてくれ、新鮮な野菜にこだわったフランス料理とワインが楽しめます。コンクリート打ちっぱなしの店内は、スタイリッシュでありながらも居心地のよい空間。コースは2種類あり、今回は『ディナーコース(5,280円)』と料理に合わせたワインを少しずつオーダーしました。お目当ての『50種の季節野菜と穀物のテリーヌ』は黄色ビーツのソースでレアに仕上げた『サーモンのミキュイ』はナイフを入れてそのなめらかさに驚く50種類の食材を使用したこちらのテリーヌは、その美しい見た目から心がときめいてしまいます。パリパリ、シャキシャキ、カリッ、コリッ。なめらかさ、みずみずしさ、ほろほろな食感。切り取る場所によって全然違う味わいが楽しく、五感を総動員して堪能します。オーナーシェフの猪口さんにちなんで「お猪口(おちょこ)」で出てくる定番の『一口前菜』に始まり、『ブリのカルパッチョ』からメインの『サーモンミキュイ』まで、挙げればきりがないほどどの料理にも魅力があります。BISTRO INOCCHI【エリア】中目黒【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】2000円 ~ 2999円【ディナー平均予算】5000円 ~ 5999円2.大人デートのお店ならおまかせ 嶋が推す【Niru】/渋谷週替わりの煮込み料理と自然派ワインのお店『ウフマヨ トリュフ風味』390円(税込)。生胡椒の目玉がとってもかわいい!泡・白・赤・ロゼ・オレンジのワインがグラスで880~1,300円でオーダー可能私がオススメするのは、恵比寿と渋谷のちょうど中間に位置するビストロ【Niru】。店名の“ニル”とは“煮る”のことで、 煮込み料理と日本ワインを中心とした各国の自然派ワインが楽しめます。お店を訪れたらぜひ頼んでほしいのが、定番人気の『ウフマヨ トリュフ風味』や、果実の酸味や甘みと野菜の持つ苦みが見事にマッチした季節の果実のサラダ、それにオムレツや〆の『魯肉飯』もハズせない。もちろん煮込み料理も!『3種の魚介 イカ墨煮込み』1,220円(税込)。希望であれば〆のリゾットも楽しめます煮込み料理は、定番の『鶏モモ肉の塩レモン煮込み(ターメリック風味)』をはじめとした4~5種から選べます。この日は『トリッパとドライトマトの白ワイン煮込み』やちょっと風変わりな『ワニ肉と夏野菜のミネストローネ』などがあり、魚介好きの私は『3種の魚介 イカ墨煮込み』をオーダー。じっくり煮込まれた牡蠣とムール貝、イイダコの出汁がたっぷりと染み出ていてとっても美味!食べ終わったあとはリゾットにして二度楽しめました。フードメニューは毎週変わるので、こまめに通っても新しい味に必ず出合えます。煮込み料理はもちろん、趣向を凝らした前菜やオムレツ、〆の魯肉飯など、自然派ワインに合う料理をぜひ!Niru【エリア】恵比寿【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅3.艶っぽ系女子 福島が推す【ビストロ カルネジーオ】/恵比寿お肉と赤ワインで乾杯! 隠れ家ビストロで過ごす大人の時間ウチモモ2,100円、トモサンカク2,300円、ランプ2,500円(すべて100gずつ)私が紹介するのは、恵比寿駅から徒歩1分の場所にある【ビストロ カルネジーオ】。おいしいお肉料理とリーズナブルなお酒に、いつも多くのお客さんで賑わっている人気のお店です。ぜひ食べていただきたいのは、国産A5ランクのお肉!部位ごとに100gずつ注文ができ、今回は「ウチモモ」、「トモサンカク」、「ランプ」の3種類を『野菜のグリル』とセットで注文しました。それぞれ柔らかさや甘み、味わいの違いがあり、どれを食べても納得のおいしさ。ボトルワインが3,000円前後でいただけるため、赤ワインと一緒に楽しむのもオススメです。『生ハム クラテッロ ブラッティーナチーズ添え』2,970円ワインがすすむこと間違いなしの『生ハム クラテッロ ブラッティーナチーズ添え』もぜひ!しっとりとしたテクスチャーにほどよい塩味、そこに新鮮なチーズがあわさり、いくら食べても飽きない味わい。お酒にあう料理のほか、シメのパスタなど、最初から最後まで楽しめる一軒です。BISTRO CarneSio【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩1分4.がっつり男メシ担当 関口が推す【ペタンク】/浅草ホンモノの味をリーズナブルに楽しめる!『ウフマヨ』330円(税込)は、玉子を割ると、黄味がトローっと溶け出します!僕がオススメするビストロは、浅草にある【ペタンク】。シェフの山田さんはワインバーやグランメゾン、パリのレストランでの修行経験もあり、お店はカジュアルな雰囲気なのに、料理やワインはホンモノです。ここの名物はアンチョビとマスタードのマヨネーズに包まれた『ウフマヨ』。なんと一皿330円と、とってもリーズナブル!昔懐かしい手羽先の『チューリップカラアゲ』880円(税込)店内はカジュアルかつ、センスのいい空間店内には遊び心のある雑貨が所せましと並び、和と洋がバランス良く配され、フレンチでありながら“浅草”を感じられるオシャレ空間です。料理はほかにも、ビールやスパークリング、白ワインにも合う『チューリップカラアゲ』など800円ほどのおつまみ系から、メイン料理は1,800円前後、グラスワインは990円均一なので、結構食べても一人5,000円程度で済んでしまいます!ホッピー通りも大好きだけど、たまにはオシャレな浅草ビストロもいかが?ペタンク【エリア】浅草【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5,001円~6,000円【アクセス】浅草駅5.編集部きっての飲み師・郡司が推す【bistro margo】/祐天寺日常の暮らしにすっとなじむビストロ料理が出てくるまで、微発泡のワインでのどを潤す。日暮れ直前のまだ明るい光が心地いいどことなくミニチュアなサイズ感の祐天寺駅周辺の街並。この街に溶け込むようにして佇むのが、【bistro margo】。「さあ行くぞ」と意気込んで行くのではなく、花屋や雑貨屋に入るような軽い気持ちで、ふらっと足が迷い込む。そんなシチュエーションがぴったりな、3テーブルばかりの小さなビストロです。白壁、木製の机と椅子、ガラスの花瓶に生けられた葉物で構成されたミニマルな空間。そして、そこに流れるレコードのアナログな音が、その空間をさらに素敵に、温かく包みます。……というと、どうも身構えてしまいそうですが、実際に店で過ごす時間は、肩の力がしぜんに抜けるような居心地のよさ。ワインを飲み始めながら黒板のメニューで料理を選んで、一品目が到着するころにはすっかりその空間は自分の居場所になっている心地なのです。夏らしい爽やかな味わい。『地ダコ & キーウィ & キュウリ マリネ』1,450円『カボチャ & アンチョビグラタン』1,150円。ワインが止まらないこの【bistro margo】で楽しめるのは、クリアな味わいで体になじむナチュラルワインと、じんわりとおいしさがこみあげる家庭料理。派手じゃないけど食材のおいしさと素朴さを感じる、毎日でも食べたくなる料理の数々。『自家製パテ・ド・カンパーニュ』や『カボチャとアンチョビのグラタン』などワインが手放せなくなる料理はもちろん、酸味がきいた『自家製サワードブレッド』のパンがまたおいしくて……。パテをのせたり、余ったソースに浸したり、パンだけでワインを飲んだり、気持ちのうえではやりたい放題。ゆるりと肩の力を抜いて料理とワインを楽しむ。暮らしの中にすっとなじむような、そんなおいしい時間がきっと気持ちの贅沢を感じさせることと思います。マーゴ【エリア】祐天寺【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】~【ディナー平均予算】8000円 ~ 9999円
2021年06月30日この記事を書いた編集部員立地も外装もめちゃくちゃおしゃれです今回訪れたお店は恵比寿駅から徒歩5分の場所にある【The Latria Table Hearth】。西洋風の外装で落ち着いた印象です。店内はおしゃれなソファ席、地下には個室もあるので女子会にはとてもおすすめです!『グレープフルーツジュース』最初のドリンクは『グレープフルーツジュース』です。外が暑かったこともあり冷たい酸味の効いたジュースで失われた体力を回復しました。周りでは複数の女子会が開催されていました。みなさん話に花を咲かせ楽しそうです。見渡すと、私以外に男性がおらず女性専用車両に間違えて乗ってしまったときのことを思い出しました。(もちろん男性も入れるお店です。)それでも私はおしゃれなランチを食べたいのです。落ち着いた店内のガラス越しに恵比寿の町を眺めながら料理を待ちます。『黒トリュフと濃厚きのこクリームのガレット』最初の料理は「黒トリュフと濃厚きのこクリームのガレット』。ガレットはそば粉と水と塩で作ります。シンプルな味の中に素材の味を感じられる逸品です。さっそく食べると黒トリュフの深みのある香りががふわっと口の中で広がります。コクのあるきのこのクリームソースと少し固めの生地がベストマッチです。『本日のパスタ‐たっぷりつくば鶏ときのこのパスタ‐』2品目は「本日のパスタ」です。無類のきのこ好きな私はまたしてもきのこが入った料理を注文しました。柔らかいつくば鶏とマイルドなクリームソースがからみ合い最高です。きのこがたくさん入っているので、香が強くきのこ好きにはかかせない逸品です。鶏肉はたんぱく質が豊富なので肌のツヤや枝毛などが気になる方は積極的に食べてみてください!『沖縄県産黒砂糖を使ったクレマカタラーナ』最後のデザート『沖縄県産黒糖のクレマカタラーナ』沖縄県産の黒糖は品のある甘さで下に入っているクリームととてもよく合います。バニラアイスも乗っているので甘党な私はとても満足です。デザートの種類が豊富なのも魅力です!出てくる料理がすべておしゃれで、もちろん味も最高です。また、サラダや低脂質な鶏肉を使ったメニューも豊富にあるので健康を気にする人たちにもおすすめです。店内もとてもおしゃれなので女子会や会社のメンバーとゆったりとした時間を過ごせます。みなさんぜひ行ってみてください!
2021年06月28日この記事を書いた編集部員新生【ハブモアカレー】はちょうど渋谷駅と代官山駅の間あたりに立地し、どちらの駅からも歩いて10分ほどの路面店。個人的に駅から少し歩くお店が好みです(個性的でおいしいお店が多い気がして)。表参道のときは地下1階でしたが、今回は青い窓枠が印象的な路面店です。さまざまな青が使われた店内は異国情緒がありますレモンシロップなどのグッとくるビンたちモロッコのシャウエンを思わせるような青が素敵な店内は、入り口を境にカウンター席とキッチンがある中2階、テーブル席がメインの半地下に分かれていて、空席があれば好きなほうに座ることができます。左上から『野菜カレー』、『インド風ポタージュ』、『マスタードディライト』、『豆カレー』表参道でのメニューは、決まったカレープレートに付け合わせを2種類選ぶかたちでしたが、代官山ではまず『野菜カレーと豆カレーセット』と『チキンカレーと豆カレーセット』からカレーを選び、付け合わせはオプションとして5種類から好きなだけ選べるようになりました。『野菜カレー』『インド風ポタージュ』さまざまな野菜を使用した【ハブモアカレー】の真骨頂ともいえる『野菜カレー』。鼻から抜けるクミンの香りと、トマトのしっかりとした酸味とスパイシーな辛さがやみつきです。『インド風ポタージュ』は白菜ベースになっており、白菜の甘みと旨み、そして柔らかく爽やかな香りがずっと続くホクホクの幸せを感じます。豊富になったドリンクとデザートも新しい楽しみ『フルーツタルト(キウイ)』新生ハブモアでは、なんとデザートも楽しめます。今回はキウイのフルーツタルトをお願いしてみました。しっとり生地の上にたくさんのったキウイ、そこにシロップがたっぷりかかっていてフレッシュ!夏らしい味わいが楽しめます。メインメニューの変化に加え、新しいドリンクやスイーツ。さらに今後はアラカルトメニューもできるそうです。また来たくなる理由があまりにも多い、新生ハブモアのその魅力、恐るべし……!ハブモアカレー【エリア】代官山【ジャンル】インド料理【ランチ平均予算】1280円【ディナー平均予算】1280円【アクセス】渋谷駅 徒歩10分
2021年06月23日この記事を書いた編集部員蔵造りの街並が楽しめる場所、川越。駅前から浴衣を着た人の姿がちらほらと目に入ります。そんな本川越駅から徒歩5分ほどの近さにあるフレンチレストランが、今回ご紹介する【Sentiamo】です。オーナーシェフの似顔絵が【Sentiamo】のトレードマークエレベーターを降りてすぐ目に入るこちらのアートは、オーナーシェフの似顔絵だそうです。シックな雰囲気の店内でいちだんと存在感を放ち、なんとも印象に残りますね。今回は『季節の食材を使った4皿のランチコース』4,000円と『ノンアルコールペアリング』2,000円をお願いしました。『旬の野菜』色鮮やかな前菜は、目でも楽しめるアートのよう『ゴールデンキウイジュース』食前酒のように感じられる微炭酸が幸せ前菜は「シラス・ズッキーニ・ジャガイモの春巻き」や「オクラの素揚げ」、「ヤングコーンのソテー」など、季節の野菜が勢ぞろい。パッと目につくピンク色のソースはビーツとギリシャのチーズを合わせたもので、さわやかな酸味とチーズのこっくりとした味わいが野菜の旨みを引き立ててくれます。『ゴールデンキウイジュース』はコブミカンの葉とレモングラスが入っていて、キウイの至極フルーティな味わいのなかでエキゾチックな香りが楽しめます。『ハイビスカスティー』『ボンゴレロッソ』鮮やかな赤が美しい『ハイビスカスティー』は、ハイビスカスの華やかな香りと、エルダーフラワーの繊細な甘み。牛乳とレモンを合わせてろ過したものも合わせているので、味わいに奥ゆきが加わります。『ボンゴレロッソ』は、リングイネのパスタにムール貝とアサリがベースで、上には赤キャベツをフランボワーズでマリネしたものが添えられ、ソースはトマトだけでなくパプリカも合わせたクリームソースで仕上げています。これまで食べてきたどのボンゴレロッソとも違う一皿で、マリネの酸味やパプリカの甘みが複雑に、かつ上品に絡み合った味わいが堪能できます。千日紅(センニチコウ)の氷漬けがコロンと浮かぶシルエットも美しく、思わず見とれてしまいますそしてこの『ハイビスカスティー』と『ボンゴレロッソ』のよく合うことといったら……。それぞれの全然違ったテイストの酸味が楽しく、香りはふくよかで、余韻がしっかりと残ります。『子羊/アロマチョコレート』牛からとるだし「フォン・ド・ヴォー」とダークチョコレートを合わせたソースでいただくそして本日のメイン『子羊』。ラム独特の香りを感じやすい背脂の部位には、砕いたナッツとコーヒー豆を付けて焼き上げることで、ラムの香りを抑えながらも香ばしく仕上がるような工夫がされています。アロマチョコレート!?とメニューを見たときから気になっていたソースは、甘みではなく濃厚なコクがチョコレートそのもので深みのある味わいです。『マンゴーのカプチーノ仕立て』表面のふわふわエスプーマに、カモミールのスプレーをかけて仕上げてくれますペアリングはこちら。一口飲んで思わず首をかしげます。クリーミーかつフルーティーなマンゴーの甘みとコーヒーの苦味が織りなす風味が不思議で、でもそれが不自然でなく自然にマッチしておいしい。ラムとマンゴーの相性のよさにも驚き、ペアリングの妙とはこれか……と思わされてしまいます。『ライチジェラートの最中』見覚えのあるイラストですが「遠慮なく顔からかじってください」とのお言葉に甘えます『玄米茶』玄米茶をベースに、生のトウモロコシのだしとショウガを合わせていますそして度肝を抜かれたのがこの『玄米茶』。ト……トウモロコシが入っています……!香りは玄米茶の香ばしさと、ショウガのスパイシーさが感じられるのですが、飲んだときにはトウモロコシの驚くほどの甘みが口いっぱいに広がります。日本料理のような、素材を存分に生かしたこの繊細な手仕事は圧巻でした。「デザートはテラスで食べますか?」と素敵な提案をしているお店の方の姿に思わず笑顔になってしまいます初めてのノンアルペアリングにして、最高の体験をしてしまったように思います。お昼のショートコースでさえこれだけのバリエーションに魅せられ、毎回なにかに驚かされてしまうのです。それをこれ以上の品数で、毎月違う内容を考え、試行錯誤の末に完成したものだけをいただけているのです。そのありがたさと目に見えない苦労を思わずにはいられませんでした。そんな職人技を体験できるお店がここ、川越にあるのだ!ということをただ知ってほしいと思いを込めて。sentiamo【エリア】川越【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】川越駅 徒歩10分
2021年06月16日この記事を書いた編集部員鉄板が目の前にあるカウンター席で食事をいただきました今回訪れた場所は吉祥寺駅から徒歩3分の場所にある【鉄板 ニシムラ本店】。店内はシックな雰囲気で包まれています。カウンター席の前には大きな鉄板があり、料理人が鉄板を使って豪快に料理するところを生で見られます。「ずわい蟹の蟹味噌ソースサラダ」ランチでは「ライトコース」「蝦夷鮑コース」「国産伊勢海老1/2コース」3種類のコース料理のなかから選ぶことができます。どのコース料理も魅力的ですが伊勢エビを食べたいという意思がぶれることはなかったので、国産伊勢エビコースをチョイスしました。最初に出てきた料理は『ずわい蟹の蟹味噌ソースサラダ』です。ズワイガニの味噌をふんだんに使ったソースとほぐしたカニの身がサラダに入っています。エグみのないカニ味噌の旨さが最高です。『北海道雲丹のババロア』つづいては本日の前菜『北海道雲丹のババロア』。ミルキーで滑らかな舌触りのババロアの中にほんのりとウニの旨みを感じることができます。ババロアの上にのっている北海道ウニは甘みが強くクセはありません。ウニ好きな私は感動しました、、、、『本日の伊勢海老』「A5黒毛和牛ヒレ50g」ババロアに舌つづみをうっていると、目当てだった伊勢エビとA5の黒毛和牛を店主が持ってきてくれました。黒毛和牛の脂のサシが照明の光でキラキラと輝いていました。伊勢エビも立派で味噌がたっぷりと詰まっています。『チーズオムレツ』チーズオムレツを割ると中からとろっと半熟な卵が溢れ出てきます。もちろんチーズもinしています。最後にオムレツの上からスライスチーズをふんだんに振りかけるのでチーズ好きにはかかせない逸品です。『国産伊勢海老の鉄板焼き』本日お目当ての伊勢エビです。伊勢エビの味噌ソースと塩コショウで味付けされています。伊勢エビのコクのある味噌と鉄板で焼くことによりエビの旨みが凝縮した身がベストマッチです。勝浦の海で見かけた岩陰に隠れる伊勢エビを思い出し、母なる大地に感謝をしながらいただきます。『A5黒毛和牛ヒレ50g』伊勢エビのおいしさに酔いしれていると続けて『A5ランク黒毛和牛のヒレ』が登場。「伊豆の生わさび」「ヒマラヤの岩塩」「九州のむらさき醤油」「大根おろしポン酢」この4種類を好きなように付けていただきます。肉の脂は品のあるおいしさで、まったくしつこくありません。口の中ですぐに消えてしまうので一切れ、一切れ大切に味わいます。『黒毛和牛そぼろトリュフ』シメのごはんは『黒毛和牛そぼろトリュフ』です。トリュフと黒毛和牛のそぼろを惜しげも使っていてこんなに贅沢なごはんがあっていいのか、というのが最初に受けた印象です。一口食べると最初にトリュフの深みのある香りがスーッと口の中に広がります。その後すぐに黒毛和牛の旨みが卵黄のなめらかなコクと混ざり合って絶品です。『ティラミス』最後のデザートは『ティラミス』です。ビジュアルもとてもおしゃれで、最後のデザートにふさわしい逸品です。生クリームは甘さ控えめな上品な味です。一番下の生地はビターなチョコレートクッキー生地を使用していて、ちょっぴり大人なティラミスです。『ずわい蟹の蟹味噌ソースサラダ』から始まり『ティラミス』を食べ終えるまで終始、口の中が幸せでいっぱいでした。どの料理もふだんは食べられない食材をふんだんに使った、贅沢な料理ばかりです。料理に関しての質問をするとお店の方々は親切にわかりやすく教えてくれました。改めて雰囲気のいいお店だな、と感じた瞬間でした。一人で、おいしい料理が食べたい方。大切な人とカウンター席で料理人が鉄板で腕を振るう料理を見ながら楽しい時間を過ごすのもよし。とても幸せな1時間30分でした。鉄板ニシムラ本店【エリア】吉祥寺【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩3分
2021年06月14日この記事を書いた編集部員代官山駅から約8分ほど歩いたところにある【ビストロ白樺】さん。ものすごい雨と風だったのですが(いつも取材の日は雨な気がする)、店内にはお客さんがちらほら。いちばん奥のカウンター席に通してくれ、お願いしていた『おまかせコース5,170円』を楽しみに待ちます。『シーフードのコロッケ』『コチのカルパッチョ』コースの始まりは、魚介の旨みがふんわり広がりホクホクの幸せを感じる『シーフードのコロッケ』から。3日前に活〆にしたという『コチのカルパッチョ』は見た目から繊細で美しく、身が分厚くてぷりっぷりの食感をゆっくりと味わいます。ウニを使用したドレッシングはクリーミーで、コチとの相性も抜群。下に隠れている大根とナガイモの食感も楽しく、サッパリとした味わいはずっと食べ続けたくなってしまいます。『ホタテ、アスパラソバージュ、新タマネギのソテー』今回私が【ビストロ白樺】さんを取材することを知った後輩が、「そこじつは私のお客さんなんです!店主の月舘さんによろしくお伝えください」と教えてくれました。その話を月舘さんにすると、当時の話を聞かせてくれたりと会話が弾みます。こちらのホタテは月舘さんの地元で実家の飲食店を営む弟さんの友人である漁師から直接仕入れているそう。見た瞬間「……大きい!」と驚いてしまいます。「漁師から直接仕入れているからいいものが届くんだ」とのこと。「アスパラソバージュ」はフランスから取り寄せた野生の食材で、フレンチのエッセンスも感じられます。大きなホタテを口に運ぶとバターの芳醇な香りが鼻を通り、そのフワフワの食感にも驚かされます。甘味がしっかり感じられる新鮮なシャキシャキ食感の野菜とのコントラストが幸せ。『マダイ』メインは3kgの『マダイ』。目の前でジューと音を立てて仕上げられていくさまを眺められるのは鉄板焼フレンチの醍醐味です。器は青森のねぶたがデザインされた一点ものだそうで、月舘さんが嬉しそうに話をしてくれました。地元から離れて約30年で戻る気もないとおっしゃっていましたが、青森への想いの深さを感じます。「これだけ肉厚なマダイは焼くだけでもおいしい」との言葉どおり、皮はパリっと仕上げられて、身はものすごくジューシーでみずみずしく、絶品。オマール海老のクリームソースは、その贅沢な香りと濃厚な味わいが至高で、五感をフル活用して堪能します。アンティーク調の店内は、初めて来てもゆったりとした気持ちにさせてくれます料理がおいしいことはもちろん大切です。ただ、つくり手のバックボーンや、どこからどうやって仕入れた食材なのかが分かると、同じ味でもよりおいしく感じられたりするものだなと感じました。また、遠すぎず近すぎない絶妙な距離感で接してくれる、そんな店主さんがいるお店はやっぱり心地がよくて、少しの間、日常を忘れて料理に夢中にさせてくれます。横に座っていた夫婦の常連さん。悪天候にも関わらず足を運ぶ理由が私にも分かった気がしました。ビストロ白樺【エリア】代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】代官山駅 徒歩8分
2021年06月09日この記事を書いた編集部員今回ご紹介するのは、中央線荻窪駅にあるビストロ【organ】。ワインの種類の豊富さとおいしい料理に、ディナーはいつも賑わっている人気店です。いまのコロナ禍だけランチをやっていると聞き、平日の昼時におじゃましてきました。オープンは12時。ランチは予約ができないため、10分前に着くも何組かの行列がすでにできている人気っぷり。検温と消毒をして、いざ入店!大きな扉はつねに開いており、換気もばっちりウッドテイストの店内は、レコードから流れる音楽や読み込まれた本、外国のワインボトルなど、おしゃれがギュッとつまった空間になっていて、まるでシェフの頭の中におじゃましているような気持ちに。テーブル席のほか、キッチンに面したカウンター席もあります本やレコード好きにはたまらない空間ランチは、4つのカテゴリーから選べるアラカルト形式。「朝食のような軽食」や「野菜の小皿料理」、「魚介の小皿料理」、「お肉小皿料理」と選ぶのが楽しいメニューがずらり。ある日のランチメニューまずはじめに、「朝食のような軽食」から『自家製ヨーグルトとズッキーニのマリネ、チェリー、パッションフルーツ』『自家製ヨーグルトとズッキーニのマリネ、チェリー、パッションフルーツ』1,100円(税込)自家製のヨーグルトの自然な甘さに、ブルーベリーの酸味、はちみつの甘み、ミントの爽やかさなど、素材のおいしさが感じられる、一日の始まりにぴったりな一品。つづいて「野菜の小皿料理」から『黄色ビーツとアンディーヴ、シェーブルチーズのサラダ、蕎麦の実』『黄色ビーツとアンディーヴ、シェーブルチーズのサラダ、蕎麦の実』1,210円(税込)まるで果実のようなみずみずしいビーツにびっくり。味わいはシンプルですが、シェーブルチーズ(=山羊のチーズ)と蕎麦の実の風味、アンディーヴのほのかな苦みなど、体にすっとなじむやさしい味わい。ふと、海外旅行の思い出がよみがえり、食べながら昔の写真を見返して、一人楽しい時間を過ごしてみたり。最後に「魚介の小皿料理」から『帆立、じゃが芋のクレープ、ソース・ヴァンブラン』『帆立、じゃが芋のクレープ、ソース・ヴァンブラン』1,430円(税込)見た目はパンケーキのようですが、ふわっふわっのオムレツ生地のなかには、たくさんのホタテが! チーズの濃厚さと卵の相性もよくて、ぺろりと完食。こちらは動画でもおいしさをお届けします~お店のBGMや料理の器、なにげなく置いてあるワイン、窓から流れる風など、久しぶりにレストランに訪れると見えてくる景色がありました。レストランは、お腹がいっぱいになるだけの場所ではなく、空間や雰囲気も含めて、心も満たされる場所だなと。今日もごちそうさまでした!テイクアウトも楽しめるので、お近くにお住まいの方はぜひ。organ(オルガン)【エリア】荻窪【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】西荻窪駅 徒歩5分
2021年06月07日この記事を書いた編集部員店内に入ると目の前に景色のいいカウンター席。デートなどの記念日にはぴったり今回訪れた場所は港区赤坂の東京ミッドタウン。大人な雰囲気ただよう館内をおそるおそる、歩きながら【てんぷら 山の上 Roppongi】へ向かいます。お店に到着してテーブル席に座りました。パチパチと天ぷらを揚げる音を聞きながら待ちます。注文した『季節のてんぷら定食(一)』は旬の食材をつかった天ぷらを9種類も味わえる、ランチメニューです。どんな天ぷらとめぐり合えるのか、わくわくしながら待ちます。「車海老のあし」最初の天ぷら『車海老のあし』は、口の中に入れた瞬間のサクッとした食感が最高。噛みしめるたびにとてもこうばしい香りが広がります。大好きなエビの天ぷらを最初から、このような形で楽しめるなんて思ってもいませんでした。野球で例えると1打席目から4番の助っ人外国人を迎えるほどの衝撃でした。『車海老の身』つづいては『車海老の身』。先ほど口にした「脚」の持ち主でしょうか。店員さんからは塩で食べることをおすすめされたので塩でいただきます。サクサクとした衣の中にひそむぷりぷりのエビの身。塩がエビの甘みを引き立たせ、エビの旨さが鼻を通ります。エビ好きの私は2品目ですでに大満足です。『熊本の赤茄子』『熊本の赤茄子』の旬は3~5月。スーパーなどで売られているふつうのナスと比べて少し旬の時期が早いのが特徴です。口にすると熱々のナスからはぎゅっと閉じ込められた旨みが口の中であふれでてきます。二口目はみぞれと一緒にいただきました。みぞれのピリッとした辛味とナスの甘みがベストマッチです。『そら豆のてんぷら』『きすのてんぷら』『そら豆のてんぷら』は塩でいただきました。ほくほくのそら豆が口いっぱいに広がり、そら豆独特の大人な甘さが最高です。青くささは一切ありません!新しい生活スタイルが続く中、お酒を我慢することが多くなった分たまらなくビールが飲みたくなるような逸品です!『キスのてんぷら』は初夏のキスを使った贅沢な天ぷらと出会いました。サクサクな衣に包まれたキスの身はふわふわに仕上がっています。サイズも大きいので、塩と天つゆの2種類で楽しめました。『白魚と大葉のてんぷら』『蓮根のてんぷら』『白魚と大葉のてんぷら』は大葉の中に白魚がぎっしりと入っています。ふわふわな白魚が大葉のさっぱりとした風味とマッチして絶品です。『蓮根のてんぷら』の瑞々しさは忘れられません。シャキシャキとしたレンコンの触感をしっかりと口の中で感じられます。みぞれとの相性は抜群でペロっと食べ終えてしまいました!『アスパラガスのてんぷら』天ぷらの最後を飾るのが『アスパラのてんぷら』です。澄んだ緑色をしたアスパラガスは。口に入れるとジューシーな舌ざわりとともに甘みがぐーーっと口の中で広がります。『アナゴ天丼』『赤味噌のシジミ汁』『お新香』天ぷらを堪能したあとは『アナゴ天丼』と『赤味噌のしじみ汁』。穴子は濃い口の天つゆと薄口の天つゆを選べるようになっています。今回は濃い口の天つゆで、がっつりと穴子天丼をいただくことにしました。穴子の身はふわっふわで濃い口の天つゆとベストマッチです。たんぱくな味の中から穴子の脂の旨みが伝わって、どんどん白米を口にかき込んでしまいます。赤味噌のしじみ汁は赤味噌の深いコクとしじみのだしが組み合わさり絶品です。ふわふわな穴子の天ぷら最後のデザートは『マンゴーシャーベット』です。今日食べた、天ぷらを思い返しながら、上品な甘さのマンゴーシャーベットをいただきました。『マンゴーシャーベット』落ち着いた空間で天ぷらの揚がる音を聞きながら一人でゆっくり過ごすのもよし。大切な人とカウンター席で夜景を見ながら至福の時を過ごすのもよし。旬の食材をふんだんに使った天ぷらは絶品です。おいしい天ぷらを食べたいとおもったら、ぜひ一度訪れてみてください。とてもいい一日になること間違いありません。てんぷら山の上Roppongi【エリア】六本木【ジャンル】和食【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】六本木駅 徒歩1分
2021年05月31日この記事を書いた編集部員【EMME】は、ソムリエとパティシエールのご夫婦が営むお店で、料理はお酒のアテからメイン、シメまで幅広く揃っています。大通りから一本路地に入り、かつビルの階段を4~5段登った2階にあるので、通りからも中が見えない隠れ家レストランです。明るい店内は、テーブル席のほかカウンターもあるので、女性一人でも気がねなく食事ができますまずはビールを片手に『帆立と海老のタルタル』。濃厚なアボカドとプリプリのホタテとエビ、それをビールがさっぱりと流していく幸福感に浸ります。見た目も素敵な『帆立と海老のタルタル』つづいて、SNSで気になっていた『自家製カニクリームコロッケ』。サクッサクッの上品な衣に包まれた濃厚なクリームソース。酸味のあるトマトソースとも相性がよく、揚げものとは思えない軽さです。ナイフで切ると、その柔らかさにクリームがにゅっと溢れでちゃう姿に愛おしさを感じつつもペロリと。『自家製カニクリームコロッケ』1,320円(税込)メインは『ズワイガニのトマトクリームパスタ』を注文。通常メニューのほかに、食べたい味をお伝えすると、その日の食材に合わせてオリジナルのパスタをつくっていただけます。食べてみると、麺のもっちりとした食感にびっくり!日本人が好きな食感を研究してつくった生パスタだそうで、うどんの雰囲気も感じられるもちもちさ。これを食べに来るお客さんも多いらしく、納得のおいしさでした。もちもち食感がたまらない『ズワイガニのトマトクリームパスタ』料理にあわせてお酒も。ワインは、フランスものを中心に常時200種類、シャンパーニュだけでも50種類あるそうです。グラスシャンパンは、1,500円からあるため、料理にあわせてソムリエに選んでいただくのもオススメです。料理に合わせてお酒も楽しめますそしておめあての〆パフェは、『さくらんぼとウスイエンドウのパフェ』。食べてしまうのがもったいないほどのきれいさ。エンドウというとスイーツのイメージはないですが、やさしい素材の旨みがさくらんぼの酸味とともに活きて、とってもおいしいです!スプーンで下をすくっていくと、サクサク、ふわっ、ぷるん、といろんな食感が楽しめて、あっという間の完食でした。『さくらんぼとウスイエンドウのパフェ』2,420円(税込)上からのアングルもどうぞ~ワインの種類の多さから2軒目で利用する方も多いとのこと。デザートも料理も魅力的な【エンメ(EMME)】でした。それでは、またおいしいお店でお会いしましょう!EMME【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】渋谷駅 徒歩7分
2021年05月24日ヒトサラ編集部がオススメする東京の「ハンバーグ店」艶っぽ系女子 福島が推す【ハンバーグ ウィル】/新宿御苑アラサー男子 関口が推す【煉瓦亭】/銀座下町生まれ 嶋が推す【らいむらいと】/市ケ谷お洒落なお店好き女子 宿坊が推す【大人のハンバーグ】/池袋1.艶っぽ系女子 福島が推す【ハンバーグ ウィル】/新宿御苑「岩手県産 岩中豚」100%使用の上質ハンバーグ『モッツァレラチーズハンバーグ クリームマスタードソース』170g/1,580円私がご紹介するのは、新宿御苑前駅にある【ハンバーグウィル】の『モッツァレラチーズハンバーグ』。ソースは3種類から選べるのですが、いつも頼むのは酸味が効いた「クリームマスタードソース」。見た目は俵型で、ナイフでわると中からとろ~りとしたチーズがでてきます。まずはそのまま一口。柔らかく軽めの肉感に、チーズの甘味とマスターズソースの酸味が相まっておいしい!挽き方や部位にこだわったタネを鉄板で両面焼き、そしてオーブンでローストをして肉の旨味を閉じ込めているらしく、納得の味です。チーズが中からとろりと溢れだします『カスタードプリン~大人のキャラメルソース~』380円食後のデザートもぜひ!プリンというと深い器に入っているイメージですが、ここはケーキのようなフォルム。味は濃厚で、ちょっとビターなソースとあいます。『カスタードプリン』は、数量限定なので、早めの訪問がオススメです。ハンバーグ ウィル【エリア】新宿御苑周辺【ジャンル】ハンバーグ【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】3000円 ~ 3999円2.アラサー男子 関口が推す【煉瓦亭】/銀座上品さが漂う老舗の“純洋食ハンバーグ”『ハンバーグステーキ』1,800円、『ライス』や『パン』は別皿でそれぞれ300円僕が紹介するのは銀座駅から徒歩2分ほどのところにある【煉瓦亭】。1895年の創業で、まだ洋食がホテルや宮中でしか味わえない高級料理だった頃、気軽に一皿ずつ注文できるメニューを次々と開発した老舗。ここが元祖ともいわれるオムライスや、ポークカツレツ、エビフライなどが有名ですが、見てください! ハンバーグもこんなに素敵でおいしいんですよ。見た目も上品な、ザ・純洋食屋のハンバーグこれがやりたかったんでしょ!といわんばかりにとろ~り流れ出る黄身上に乗っているのはポーチドエッグ。割るとトロッととろけるように黄身が流れ出ます。口へ運べばほんのり甘くコクがありながらもビターな後口で、まさに昔ながらの“純洋食ハンバーグ”の味。後から焦がしたソースがふわりと香ります。『メロンクリームソーダ』と一緒に、是非。煉瓦亭 (レンガテイ)【エリア】銀座【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座駅3.下町生まれ 嶋が推す【らいむらいと】/市ケ谷オリジナルソースが絶品のとろ~りチーズハンバーグ『らいむらいと風 チーズハンバーグステーキ』200g 1,980円、250g 2,420円、300g 2,860円。写真は250g。チーズ無しもあります私がオススメするのは、東京・市ヶ谷にある【らいむらいと】の名物ハンバーグです。チーズハンバーグというと、人によっては“コテコテ”なイメージがあるかもしれませんが、それとは一線を画す、上品な味わい。【らいむらいと】ではハンバーグをお箸で食べるのですが、箸がすっと入るふんわり柔らかな肉感。カットすると肉汁があふれ出るというよりは、じんわり肉汁が湧き出て、オリジナルのガーリックバターソースと程よく絡み合います。メレンゲ状のオリジナルソースは、ライスやパンをつけてすべて平らげたくなるほど美味!もう一つの名物『特製レア焼き丼 USサーロイン』もぜひ。100g/2,090円、150g/2,640円このソースが抜群に旨い!! 見た目は濃厚に見えますが、ふわふわのメレンゲ状に仕立てられているから、味わいも食感もとっても軽い。ガーリックもバターも強すぎず、お肉自体の味付けも控えめなので、女性や大人もすんなり食べられる、スタイリッシュなチーズハンバーグなのです!お店の雰囲気も良くてデートにも使えるので、大人カップルにぜひ足を運んでほしい一軒です。らいむらいと【エリア】飯田橋【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,001円~4,500円【アクセス】市ケ谷駅4.おしゃれなお店好き女子 宿坊が推す【大人のハンバーグ】/池袋ずっと焼き立ての状態が味わえるジューシーなハンバーグに夢中『大人のハンバーグ Mサイズ(チェダーチーズ&蘭王たまごの目玉焼き付)』1,960円池袋駅からほど近い路地裏に立つ【大人のハンバーグ】。今回はその店名を冠する、国産黒毛和牛を100%使用した『大人のハンバーグ』をご紹介します。オレンジ色が美しいブランド卵「蘭王たまご」が乗ったハンバーグに箸を入れるとたちまち溢れ出る肉汁。その旨味と、コクが強いレッドチェダーチーズの風味、そこに濃厚な卵が絡まりあって口の中で広がります。バランスが取れながらも、どの個性も際立つ味わいが最高なのです。ふっくら仕上がったハンバーグと高さのある新鮮な卵に食欲がそそられる肉のうまみをダイレクトに味わう『黒毛和牛の炙り』1,080円じっくり焼かれたハンバーグはフワフワで、溶岩石プレートが常に焼き立ての状態を保ってくれるので、レアな状態から少しずつ火が入っていく過程も楽しめます。ハンバーグ以外にも黒毛和牛を使用した料理が楽しめます。人気No.1だという『黒毛和牛の炙り』は、ハンバーグにも使われている同じブランド卵を使用。つまめるほどの新鮮な卵黄にぷつりと箸を入れ、繊細なサシが入った黒毛和牛と贅沢に絡めていただきます。肉本来の甘美な味わいと、とろっと柔らかい食感が病みつき!池袋 大人のハンバーグ【エリア】池袋東口/東池袋【ジャンル】ハンバーグ【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】2000円 ~ 2999円
2021年05月18日日々トレンドファッションやライフスタイルのチェックを欠かせないHugMug編集部。そんな編集部がこの春夏、実際に買ってよかったものをご紹介! ファッション、コスメ、キッズアイテムなど、ジャンルもさまざまなので早速チェックして♪ハグマグ編集部 01編集長 Yprofile:東京と京都を行き来する2拠点生活を送る。子連れで京都に行くなら、京セラ美術館や動物園のある岡崎エリアがおすすめ!『BEMBIEN(ベンビエン)』のレザーメッシュバッグ「ニューヨーク発、バリ島で手作業でつくられるバッグブランド『BEMBIEN』のミニトート。『THE MOTT HOUSE TOKYO』で購入しました。編みバッグでもレザーなのでナチュラルすぎず、春夏だけでなく秋まで使えそう。財布、スマホ以外に書籍1冊が入るサイズ感で重宝しています」『AVEDA(アヴェダ)』のチャクラ バランシング ミスト「人には7つのチャクラがあり、そのバランスを整えることで心がリラックスできるそうです。『AVEDA』のアロマミストは、“安定・人間関係・愛と調和”など7種類の言葉と香りから、自分がぐっときたものを直感で選びます。選んだ香りが、現在不安定になっているチャクラを癒してくれるそう。私は3本持っていて、その日の気持ちに合ったアロマを体や部屋にスプレーしています」ハグマグ編集部 02WEBディレクター Kprofile:5歳の息子が運動系の習い事を始めてから、スポーツやアウトドアブランドの子ども服が気になる。 『魔進戦隊キラメイジャー』が終わってキラメイブルーロスな今日この頃。しぐたん……『ganni(ガニー)』のハット「子どもとの公園遊びからアウトドア、お出かけまでなんでも行けちゃうおしゃれ帽子が欲しい! と思い探していたところ出会ったハット。たたんでバッグにつめ込んでも形崩れしないので、旅行にもgood! テキスタイルの可愛さはもちろん、ツバが大きめのバケットハットは今っぽくて今期活躍しそう」『THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)』のウインドブレーカーとホライズンハット「デザイン性と機能性を兼ね備えた『ザ・ノース・フェイス』のウインドブレーカーは活発な5歳男児にぴったり! 軽くて丈夫で、撥水加工も施されているのでちょっとした雨もOK。さらに、フードも取り外せるので保育園に着ていけるのも嬉しい。夏の外遊びに必須の帽子も『ザ・ノース・フェイス』のもの。帽子の内側のおでこに触れる部分がいつも蒸れるのですが、このハットはその部分がメッシュになってるのでムレないので快適。サイズ調整ができるので少し大きめサイズのものを買うと長く使えるのでおすすめです」ハグマグ編集部 03編集 Mprofile:3歳の息子と『仮面ライダー』にハマり中。呪文のようなワンダーライドブックを暗記するのとイケメンチェックに大忙し。『BOBO CHOSES (ボボショーズ)』のトップス&ショートパンツ「毎回ワクワクするデザインが豊富の『ボボショーズ』。子どもたちが考える楽しい世界観をキュートなプリントに落とし込んだ今期のアイテムは、いつも以上に可愛いものがいっぱいです。中でも注目したいのが、パプリカがプリントされたヴィンテージ感のあるTシャツとショートパンツ。セットで着たり、単体で着る場合もあえて色柄ものをあわせてハッピーな着こなしにしたり……。これからたくさん活躍させたい! “PLAY”とプリントされたトップスもどこをとっても可愛くて、自分用にもほしい!」『Sciuscià (シューシャ)』のシューズ「デザイナーの大谷有紀さんが履いていて気になっていた、イタリア発のハンドメイドシューズ。こちらは迷いに迷って2足買い。レオパードはシンプルなコーデのときに、ブラックはフォーマルなときにも使えるので、かなり活用しています。シアータイプや柄もののソックスを合わせて遊びを効かせるのもおすすめ。いろいろな表情の変化が楽しめます。子ども用もあるので親子でお揃いにしても可愛い!」ハグマグ編集部 04PR担当 Sprofile:6歳の息子がこの春小学1年生に! 子どもと一緒に、バニラアイスにちょい足しアレンジを研究中。今のところ冷凍ミックスベリーがNO.1。『foundrymews』のキャンバスシューズ「ヘアサロン・uneの英香さんのマネっこをして買ったバレエシューズ。キャンバスとスエードでスポーティすぎず、何とも言えないジャンルレスな雰囲気が気に入ってます。足にぴったりとフィットするスプリットソールのデザインで履きやすくて疲れません」『FUMIE=TANAKA(フミエ タナカ)』のリボン付きハット「FUMIE=TANAKA(フミエ タナカ)×La Maison de Lyllis(ラ メゾン ド リリス)のハットが夏本番を前に早くも活躍してます。日除けバッチリなつば広ハットで、リボン付きで顎下でひと結びしたりヘアアレンジにリボンを使ったりかぶり方も色々楽しめます。自転車に乗っても帽子が飛ばないという…日常使いの機能面でもお気に入りです。折りたためるのも優秀!」『Hender Scheme(エンダースキーマ)』の紐付きコインケース「息子が小学校へ上がったので、PASMOケース兼お財布として入学のお祝いに購入しました。コインとお札少し、とカードが入るミニマムなデザインです。ずっと長く使えるアイテムだし、肩掛けができるので子どもでもぴったりだと思ってます。」ハグマグ編集部 05編集 Mprofile:喫茶店で出合った「ポテサラ酒場」という書籍の情報を頼りに、ごはん屋さん巡りをすることにハマっています。おすすめのお店は老舗洋食店『ザ・ホフブロウ』。『NIKE(ナイキ)』のスニーカー「『ナイキ』のアウトドアカテゴリの“A.C.G.(オールコンディションズギア)”から登場した新作。もっと細かく言うと、1989年に“A.C.G.”から誕生したアウトドアシューズ、“AIR LAHAR ESCAPE(エア ラハール エスケープ)”のトレッキングやハイキングに適した頑丈なスタイルを受け継いで、90年代に誕生した“AIR LAHAR LOW(エア ラハー ロー)”の初復刻版です。ソールは頑丈で厚みもあり、身長が盛れます。アッパーはスウェード素材なので、クラシカルで都会的。カジュアルすぎないため、ワンピースなど可愛い雰囲気のスタイリングにも合わせやすいです。かなり重宝しています!」『ganni(ガニー)』のバッグ「レリューム表参道店のセレクト商品です。色味が強いので、使いづらいかな……? と思っていたのですが、デニムにも合うし、写真3つ目の緑のスカートにも合うし、割とどんなコーデにもハマりました。ブランドはデンマーク発の『ガニー』。バッグ以外にも、シルエットがきれいなワンピや凝ったデザインのアイテムが多く、気に入っています」『Rouge vif la cle(ルージュ・ヴィフ ラクレ)』のブラウスとスカート「2点ともルミネ新宿でショッピングをしていたときにひと目惚れして購入しました。シャツは、ボリュームのある袖が可愛い♡ 辛めのワンピに重ね着して、ドクターマーチンと合わせて、モードに落とし込むのが好きです。スカートは流行りだからか、グリーンに惹かれました。あと、ギンガムチェック柄はスタイリングが一気に春めく! 写真のトップスと合わせて着るときは、スニーカーと合わせてカジュアルダウンさせます」ハグマグ編集部 06編集アシスタント Yprofile:ポケモンとカーズが好きな3歳の女の子ママ。引っ越しを控えており、おしゃれなインテリアリサーチに励む日々。昨年からK-POPに大ハマりし、今は「ENHYPEN」の虜。『bokku(ボック)』のシャツとハット、『DHOLIC(ディーホリック)』のトップス「最近は派手可愛いアニマル柄が気になっていて、この春は『ボック』のシャツとハット、『ディーホリック』のトップスを購入しました。いずれのブランドもプチプラでポップなアイテムが豊富にそろっているので、おすすめ! 特に気に入ってるのが、パンダがぎっしりプリントされた『ボック』のシャツ。保育園にはあまり派手な服は着せられないので、休日ファッションが楽しみです」『Humus』と『Muu』のビーズネックレス「昨年から流行っているハンドメイドのビーズアクセですが、まだまだつけたい気分! この春も3つ買い足しました。どれも娘と一緒にシェアして使っています。セレクトショップ『Humus』ディレクターで2人のお子さんのママでもある野中路子さんがハンドメイドされたものと、インスタで見つけた『Muu』というブランドのものを購入」『uneven(アニヴェン)』のグリーンマスカラ「おしゃれな人がこぞって使っている『アニヴェン』のマスカラ。ベージュは持っているのですが、春にぴったりのこちらのグリーンマスカラもゲット! マスク必須な時代なので、目元のカラーメイクを楽しみたい! がっつり塗るよりは、目尻もしくは下まつ毛だけに塗ってさりげなくアクセントをつけるようにしています」ハグマグ編集部 07編集アシスタント Hprofile:8歳からはじめて今も続けるHIPHOP、趣味で描いているアクリル画、スケボー、ZINEづくり…など毎日やりたいことだらけ。『Courreges(クレージュ)』のアイテム「今ハマっているパリ発のファッションブランド『クレージュ』のアイテムを集めています。白基調の明るい色使いやシンプルなフォルムが魅力です。収集癖があるので、暇さえあればネットで新作からヴィンテージまでサーチしています」『fucking awsome』のスケートボード「自粛ムードで電車に乗ることに抵抗があったので、ちょっとした交通手段にと思い購入しました。いい運動になります。デッキのデザインは、有名スケーターSAGEがキッズの頃の写真」
2021年05月04日