株式会社 龍村美術織物(本社:京都府京都市右京区、代表取締役:龍村 育)は、この度創業130周年を記念して公式オンラインショップにてスペシャルキャンペーンを開催いたします。2024年は、1894(明治27)年に初代龍村 平藏が織物業を創業して以来、創業130周年を迎える年となります。初代龍村 平藏より受け継いできた高度な復元技術と独創的なデザインをもって作り続けてきた数々の美術織物は、多くの方々に長くご愛用頂いて参りました。これまでのご愛顧に対する感謝の気持ちを込めて、3月15日(金)より3週間、特別企画をお届けします。特別な年を記念する企画◆創業130周年スペシャルキャンペーンキャンペーン開催期間:3月15日(金)~4月4日(木)●週替わりで限定商品が特別価格に■〈WEEK1:3月15日 - 3月21日〉財布・小銭入れが20%OFF・春財布選びにも最適なラインナップ金運アップを呼び込むお財布の新調はぜひこのチャンスに。お気に入りの財布が必ず見つかる、定番の長財布は勿論、多彩なラインナップをご用意いたしております。多彩なラインナップ色柄も豊富にご用意■〈WEEK2:3月22日 - 3月28日〉ポーチ・バッグ・ネクタイが20%OFF・年度末、年度初めの行事にもオススメ様々な行事が重なる春のこの時期。どんなシーンにも合わせやすいバッグやポーチは重宝します。一つ持っておくと安心のアイテムをどうぞお揃え下さい。使い勝手の良いバッグ収納力抜群のポーチ■〈WEEK3:3月29日 - 4月4日〉茶道具各種・茶籠セットが20%OFF・人気、定番のお茶道具を一式揃えるチャンスバリエーション豊富な色柄から選べる各種お茶道具。加えて発売以来好評頂いている「旅持ち茶籠シリーズ」もキャンペーン対象です。人気の数寄屋袋茶会を楽しめる茶籠セット●キャンペーン期間中お買物して頂いた方には更にチャンス・期間中のお買い上げ総額(税込、送料込)が3万円以上の方から抽選で100名様に話題のオリジナルチョコレート「GALA Chocolat」(ガラ ショコラ)をプレゼント抽選でプレゼント※ご当選者の発表は厳正なる抽選の上、商品の発送をもって代えさせて頂きます。電話やメールでの当選結果のご質問にはお答えできませんので、予めご了承下さい。●憧れの「たつむら製」本袋帯が数量限定の均一価格で・多くの着物ファン、和装ファンからも高い評価を頂いているオリジナルブランド「たつむら製」の本袋帯の中から、ショップ担当者が厳選した3柄を数量限定にて、上記期間中、20万円(税込22万円)均一でご案内(※公式オンラインショップ限定企画)逸品を数量限定にてご用意たつむら製を手にする好機【株式会社 龍村美術織物について】龍村美術織物は、1894(明治27)年の創業以来、“独創と復元”というテーマを根底に、織物づくりに真摯に向き合ってきました。創業者である初代龍村 平藏は、織物における芸術的完成を求め、古代裂(こだいぎれ)の復元研究に没頭し、様々な織物の知識、技法を学び蓄積することで得た「織の総合力」をもって、正倉院裂(しょうそういんぎれ)をはじめとする国宝や、名物裂(めいぶつぎれ)の復元を果たします。また、緻密さと大胆さを兼ね備えた新しい独創的な織物を、その知識と技術をベースに数多く創作していきます。この織物づくりにおける“独創と復元”という考え方は今日に至るまで連綿と受け継がれ、艶やかな色合い、立体的な表現、美的エッセンスが凝縮された独特な紋様など、龍村美術織物らしい唯一無二の独創性をもった織物を、日々世に生み出し続けています。代表取締役 : 龍村 育本社所在地 : 〒615-0022京都市右京区西院平町25 ライフプラザ西大路四条2階Tel : 075-325-5580従業員数 : 62名創業 : 明治27年(1894年)会社設立 : 昭和53年(1978年)2月23日資本金 : 24,000,000円事業内容 : 美術織物の製造および販売、各種緞帳・懸装品の企画・デザイン、製造および販売、和装雑貨などのインターネット販売公式サイト : 公式オンラインショップ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」(株式会社HUIS、代表取締役:松下昌樹、所在地:浜松市中央区神ヶ谷町)は、2024年3月4日に、初の書籍となる『HUIS.の服づくり -遠州発の産地発ブランドがアパレルの常識を変える-』(主婦と生活社)を全国の書店で発売いたします。書籍表紙「HUIS(ハウス)」ブランド公式サイト: 浜松市職員出身の創業者・松下昌樹のもつ行政的な視点、繊維産業を俯瞰的に捉えたブランド展開は、「産地発ブランド」として他に例を見ず、アパレル業界における常識を打ち破る取り組みとして注目を集めてきました。近年アパレル業界は、新型コロナウイルスによる売上低迷、円安による諸物価高騰、繊維産地における伝統ある機織り企業の廃業など、さまざまな厳しい状況に置かれるなかで、遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」は、コロナ禍においても毎年大きく売上を伸ばしてきました。創業10年の節目を迎える中、こうしたHUISの活動をまとめた一冊が全国書店で発売となります。遠州織物の歴史と品質を全国に向けてよりいっそうPRしていきたいと考えています。【書籍概要】『HUIS.の服づくり -遠州発の産地発ブランドがアパレルの常識を変える-』著 :HUIS 代表 松下昌樹価格 :税込1,760円発売日:2024年3月4日(金)発行 :主婦と生活社【内容】静岡県西部地方・遠州地方で、丁寧に織られている伝統生地「遠州織物」。熟練の技術で、細番手の糸でゆっくりと織りあげられ、洗うほどにやわらかくなり、丈夫で長持ちする上質な布です。この「遠州織物」に惚れ込み、この布を用いた日常着を提案するブランド「HUIS-ハウス-」を立ち上げた松下昌樹さんの初の著書。ブランド立ち上げのきっかけやその経緯、遠州織物のこと、HUISの定番商品紹介、シンプルだからこそこだわっているデザインのこと、HUISを愛用している方々によるコーディネート提案、など「HUIS」の服の楽しみ方をたっぷりと掲載。後半は、HUISのビジネス哲学や具体的な方法を紐解く「ビジネス本」としての要素も。素晴らしい生地が日本にはたくさんあること、日本の繊維業を支えてきた繊維産地のこと、アパレル業界の問題、HUISの服が低価格な理由、売り場でのコミュニケーション法など。「HUIS 服づくり」を通して、服づくりを様々角度から深く知ることができ、おしゃれがもっと楽しくなる1冊。【HUIS渋谷ショールームでの先行販売】日程:2024年3月1日(金)~3日(日)の3日間場所:渋谷スクランブルスクエア9Fに3月1日OPENするHUISショールーム<限定ノベルティの配布>書籍を購入いただいた方に限定ノベルティを配布渋谷スクランブルスクエアHUIS渋谷ショールームイメージパース【トークライブ(Instagram配信)】ゲスト:画家・山口一郎、主婦と生活社編集者・木村愛渋谷ショールームOPENにあわせてコラボ企画した画家・山口一郎さん、書籍の編集に携わってくれた主婦と生活社・木村愛さんとのトークライブを開催いたします。トークライブの様子はInstagramで配信。HUIS×山口一郎コラボレコードバッグ画家・山口一郎主婦と生活社・木村愛■遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」浜松市を拠点とし全ての商品を遠州織物で製作するアパレルブランド。全国約60店の取扱店で展開。旧式のシャトル織機が現存する遠州産地の利点を活かし、シャトル織機が生み出す特別な風合いと機能性を持った生地に絞った製品製作を行い、全国にファンが広がっている。一般のアパレルブランドとは異なり、産地・産業を訴求する製品製作と情報発信を行う。 HUIS・松下昌樹HUIS本社_1HUIS本社_2<設立経緯>2014年10月 松下昌樹・あゆみ夫妻によりブランドスタート元・浜松市職員の松下昌樹が代表取締役を務める(本社:浜松市中央区神ヶ谷町1182-2)・地域認証静岡県認定ブランド(ふじのくにシャツ)三遠南信地域認定ブランド(SENA)浜松商工会議所認定ブランド(やらまいかブランド)・イベント展開全国百貨店等を中心に年間100箇所以上でのイベント開催・SNSフォロワー数Instagramフォロワー約34,000人、Facebookフォロワー約15,000人(2024年2月現在)「HUIS 遠州織物」で検索!■既存のHUISショールーム丸の内SHOWROOM 東京都千代田区丸の内2丁目4-1 丸の内ビルティング4F garage TOKYO内横浜SHOWROOM 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター3F noni内立川SHOWROOM 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS E2-208 Rust内名古屋SHOWROOM 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 3F garage NAGOYA内豊橋SHOWROOM 愛知県豊橋市曙町南松原17 garage内福岡SHOWROOM 福岡県福岡市西区姪浜3-11-5 COMBLE内■HUIS商品例HUISイメージHUIS商品例_1HUIS商品例_2HUIS商品例_3■旧式のシャトル織機旧式のシャトル織機_1旧式のシャトル織機_2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月13日遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」(株式会社HUIS、代表取締役:松下 昌樹、浜松市中央区神ヶ谷町)は、3月1日(金)東京・渋谷スクランブルスクエア9Fに、全国で7店目となる新ショールーム「HUIS渋谷ショールーム」をOPENいたします。近年アパレル業界は、新型コロナウイルスによる売上低迷、円安による諸物価高騰、繊維産地における伝統ある機織り企業の廃業など、さまざまな厳しい状況に置かれてきました。こうした中、今年創業10周年を迎える遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」は、全国のフォロワーに向けSNS等を活用した情報発信とオンラインストア販売や、全国百貨店等におけるイベント開催などを通して、コロナ禍においても毎年大きく売上を伸ばしてきました。節目となる今年、新たな拠点を設け、遠州産地や遠州織物の歴史や品質を全国に向けてよりいっそうPRしていきたいと考えています。garage SHIBUYA&HUIS渋谷ショールームイメージ■HUIS渋谷ショールームの開設渋谷駅直結「渋谷スクランブルスクエア」での新ショールームは、関東圏のお客さまのほか、近年急増する訪日外国人のお客さまにとってもアクセスしやすいHUIS初のスタッフ常駐の旗艦ショールームとなります(グリーンショップ「garage渋谷」店内に開設)。■全国の産地発信拠点イベントスペースの併設さらに、HUISショールーム初の試みとなる「産地発信拠点イベントスペース」を併設し、年間を通して全国の繊維産地(尾州・桐生・丹後・播州・久留米・伊勢等々)からさまざまな産地発ブランドが2週間おきに出店予定です。新たな拠点をもとに、遠州産地はもちろん、全国の繊維産地についても国内外に向けて発信し、日本の繊維産業が盛り上がることを期待しています。【HUIS渋谷ショールームオープニングイベント】日程:令和6年3月1日(金)~3日(日)の3日間場所:渋谷スクランブルスクエア9FにOPENするグリーンショップ「garage TOKYO」内〒150-0002 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア9F(渋谷駅 直結・真上)(限定ノベルティの配布)・商品を購入いただいた方に限定ノベルティを配布渋谷スクランブルスクエア渋谷ショールームイメージパース 1渋谷ショールームイメージパース 2【トークライブ(インスタグラム配信)】ゲスト:画家・山口一郎、主婦と生活社編集者・木村愛渋谷ショールームOPENにあわせてコラボ企画した画家・山口一郎さん、書籍の編集に携わってくれた主婦と生活社・木村愛さんとのトークライブを開催いたします。トークライブの様子はインスタグラムで配信。山口一郎コラボバッグ 1■遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」浜松市を拠点とし全ての商品を遠州織物で製作するアパレルブランド。全国約60店の取扱店で展開。旧式のシャトル織機が現存する遠州産地の利点を活かし、シャトル織機が生み出す特別な風合いと機能性を持った生地に絞った製品製作を行い、全国にファンが広がっている。一般のアパレルブランドとは異なり、産地・産業を訴求する製品製作と情報発信を行う。・設立経緯2014年10月 松下昌樹・あゆみ夫妻によりブランドスタート元・浜松市職員の松下昌樹が代表取締役を務める(本社:浜松市中央区神ヶ谷町1182-2)・地域認証静岡県認定ブランド(ふじのくにシャツ)三遠南信地域認定ブランド(SENA)浜松商工会議所認定ブランド(やらまいかブランド)・イベント展開全国百貨店等を中心に年間100箇所以上でのイベント開催・SNSフォロワー数Instagramフォロワー約34,000人、Facebookフォロワー約15,000人(R6.2月現在)■既存のHUISショールーム丸の内SHOWROOM 東京都千代田区丸の内2丁目4-1丸の内ビルティング4F garage TOKYO内横浜SHOWROOM 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10横浜ベイクォーター3F noni内立川SHOWROOM 東京都立川市緑町3-1GREEN SPRINGS E2-208 Rust内名古屋SHOWROOM 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 3F garage NAGOYA内豊橋SHOWROOM 愛知県豊橋市曙町南松原17 garage内福岡SHOWROOM 福岡県福岡市西区姪浜3-11-5 COMBLE内■HUIS商品例HUISイメージ 2HUIS製品例 1HUIS製品例 2HUIS製品例 3■旧式のシャトル織機 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月13日株式会社 龍村美術織物(本社:京都府京都市右京区、代表取締役:龍村 育)は、同社の人気柄をデザインしたオリジナルチョコレート「GALA Chocolat」(ガラ ショコラ)を2024年1月16日(火)に発売しました。龍村美術織物がこれまで制作してきた、様々な物語(ストーリー)が込められた柄がチョコレート上に表現される、極上のアートスイーツ。京都の地から美しさに満ちた全く新しいショコラをお届けいたします。GALA Chocolat(チョコレート8種アソート)【「柄」と「GALA(ガラ=祝祭の意)」を掛け合わせた吉祥ショコラ】“吉祥の柄”を描いたオリジナルチョコレート今回発売の「GALA Chocolat」(ガラ ショコラ)は、龍村美術織物の命ともいえる自社オリジナルの「柄(がら)」と「GALA(ガラ=祝祭の意)」を掛け合わせた遊び心満載の吉祥ショコラです。艶やかなデザインと共に、様々なフレーバー(味)を使用した上品な味わいが口の中に広がります。独創と復元を根底に、枠にとらわれない美的感覚の下で生まれてきた数多くの柄がチョコレートと組み合わさることで、これまでにない唯一無二の華やかさ、そして縁起の良さが秘められた一品となっています。【8種のフレーバーをセットで】異なる8種類の味が楽しめるアソート《ダーク》獅子狩:地上の支配者法隆寺に伝わる宝物裂の勇ましい柄には、濃厚で程よい苦みが心地よい余韻を残す、コクのあるダークを。《ブルーベリーミント》稜華文:発展・繁栄美しい唐花のデザインが特徴の正倉院柄には、甘さと酸味、爽やかさがミックスしたブルーベリーミントで。《フランボワーズ》鴛鴦唐草(右向き):永遠の愛華麗な正倉院宝物に描かれる鴛鴦柄は、甘酸っぱさと芳醇な香りが見事に調和したフランボワーズ。《ジャンドゥーヤ》鴛鴦唐草(左向き):永遠の愛向き合うもう一羽の鴛鴦柄は、ナッツの香りと濃厚でまろやかな口どけのジャンドゥーヤ。《ミルク》葡萄唐草:豊穣・繁栄正倉院宝物を代表する優美な葡萄唐草の柄には、上品で滑らかな味わいのミルクを。《カフェオレ》カカオの宴:神々の祝福バレンタインの雰囲気にもベストマッチの柄には、甘さやまろやかさが感じられるやさしい味わいのカフェオレで。《ピスタチオ》フランス猫(青):幸運・良縁起ジュエリーに描かれる気ままな猫の姿の柄には、濃厚かつマイルドで香ばしい風味が楽しめるピスタチオ。《オレンジピール》フランス猫(黄):幸運・良縁起愛らしいもう一匹の猫の姿の柄は、香り高く爽やかな味わいのオレンジピールを組み合わせ。【「GALA Chocolat」(ガラ ショコラ)商品情報】ギフトにもおすすめのパッケージング商品名 : 「GALA Chocolat」価格 : 8個入り 8,250円(税込/送料別)発売日 : 2024年1月16日(火)販売店舗: 龍村美術織物公式オンラインショップのみ(※クール宅急便による配送)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月25日丹後織物工業組合(所在地:京都府京丹後市)は、『TANGO TEXTILE EXHIBITION/第74回丹後織物求評会』を2023年10月18日(水)から10月21日(土)まで丹後織物工業組合特設会場にて開催いたします。URL: 第74回丹後織物求評会チラシ0110月18日(水)~21日(土)に亘り、『TANGO TEXTILE EXHIBITION/第74回丹後織物求評会』開催いたします。本年は「-深遠なる創造性-」をテーマとし、伝統ある丹後産地で織り継がれた匠の技の粋を集め、斬新かつ創造性に富む作品の数々を提案いたします。1,300年にわたる絹織物の創造力の絶えぬ流れ、未来へ向けた挑戦、進化の軌跡、和装を超えた丹後のテキスタイルの創造性をお楽しみください。今回は、精練工場のオープンファクトリーの実施、BtoB向け工房見学、イベント会場へキッチンカー来場や丹後ちりめんの素材を使用したワークショップなど、様々な催しが行われます。詳細は特設ページをご覧ください。皆様のご来場お待ちしております。URL: 【丹後織物求評会開催概要】名称:TANGO TEXTILE EXHIBITION/第74回丹後織物求評会日時:2023年10月18日(水)~10月21日(土)4日間・オープニングセレモニー10月18日(水)午前9時45分~テープカット・新スキンケアブランド「Dear COCOON」発売発表・第74回丹後織物求評会 審査会・展示商談会10月18日(水)・10月19日(木)(業者様向け)午前10時~午後5時取引先業者様などのご来場者による投票により審査を行います。ご来場時は名刺をご持参ください。・展示一般公開・賞の発表 どなたでも来場可能です。10月20日(金)~10月21日(土)午前10時~午後4時展示期間を通した来場者によるリアル投票及び10月31日(火)までのオンラインでの投票を行います。場所:丹後織物工業組合 特設会場・加工場(京都府京丹後市大宮町河辺3188)主催:丹後織物工業組合後援:経済産業省・農林水産省・京都府・宮津市・京丹後市・伊根町・与謝野町・海の京都DMO・一般社団法人日本絹人繊織物工業会・京都織物卸商業組合・丹後原糸織物卸商業協同組合(順不同)協力:丹後ふるさと活性委員会【精練工場のオープンファクトリー - 工場見学】※事前予約必要丹後ちりめんの精練加工技術を分かり易く、どなたでもご覧いただけるよう加工場の見学ルートの再整備を行いました。丹後ちりめんを中心とした丹後織物ファンの獲得を通じ、繊維産業の発展のみならず丹後地方の繊維産業観光の一翼を担うべく、本イベントを開催いたします。1,300年の歴史を持つ絹織物産地「丹後」の最高峰の精練加工技術を改めて間近で見学できる機会となりますので是非とも足をお運びください。開催日:10月18日(水)~20日(金)※展示・その他の企画は21日(土)まで開催場所 :丹後織物工業組合 加工場(京都府京丹後市大宮町河辺3188、受付:加工場内出荷口)※展示会場に隣接時間 :各日 11:00~、13:30~、15:00~ の3部構成料金 :大人500円/小中高・大学生300円/幼児無料くるみボタンワークショップ付き予約受付フォーム:お申込はこちらから! 精練工場のオープンファクトリー(事前予約必要)【ポスター・チラシ等】第74回丹後織物求評会ポスター 第74回丹後織物求評会チラシ表面 第74回丹後織物求評会チラシ中面 ○各工房にて事業者向けオープンファクトリーの実施! 事前予約必要・各工房にて受入可能日・期日が異なります。○ワークショップ:手機でオリジナルコースター作り・シルクミサンガ作り・ちりめんつまみ細工体験・ミニきものキーホルダー作り・くるみボタン作りなどの日替わりワークショップ!(有料・事前予約必要なし)○毎日日替わりでキッチンカー来場!ランチ・コーヒーブレイク・お土産にどうぞ!おむサンド、ハンバーガー、ポテト、黄金鯛焼き、ピッツァ、クレープ、コーヒー、たこ焼き、お好み焼き、ドリンク 他○ご来場特典:先着20名様/日 きぬもよふお試しセットプレゼント!きぬもよふリンク: ○お買い物特典・きもの着用者特典:「きものでおでかけキャンペーン」参加中!リンク: 会期中のお買い物に応じて特典を準備!さらに、きものでご来場いただいた方にプレゼントをご用意!11月30日まで実施中の他のお店もご確認ください。手機でオリジナルコースター作りワークショップ【関連イベント】・Kaico参加型アートプロジェクト「町を縫う」出張ワークショップ (無料・申込不要・短時間参加OK)主催 : 京都:Re-Search実行委員会リンク: 【300年以上続く丹後ちりめん職人の手から誕生!「Dear COCOON オールインワンジェル」10月18日発売天然の保湿成分「絹セリシン配合」で“男性”も笑顔力向上!】この度、多忙な日々を送る若い世代の方々や、男性にも使っていただきたいという想いから、化粧水、美容液、乳液、クリームが1つになったお手軽なシンプルスキンケア商品「Dear COCOON オールインワンジェル」を10月18日に発売します。お肌になじみの良いサラッとしたジェルです。Dear COCOONは、「あなたの笑顔が、誰かの笑顔に繋がる循環」を応援します。無香料・無着色・無鉱物油、合成界面活性剤不使用のオールインワンジェルは、絹セリシンの保湿力で大切なお肌を守りながら、日々の生活に「ゆとり」を生み出します。絹のようになめらかな「心地よさ」で優しく包み込む「ぬくもり」を感じ、自然と笑顔溢れる明日をお届けします。商品名 : 『Dear COCOON オールインワンジェル』特徴 : 天然の保湿成分「絹セリシン」をたっぷりと配合し、化粧水、乳液、美容液、クリームを1つにしたオールインワンジェルです。洗顔後のお肌を1本で整え、忙しい毎日を送る方々、シルクの心地よさを未経験の方々への美肌づくりをサポートします。発売日 : 2023年10月18日(水)販売先 : ネット、地元小売店、地元宿泊施設など販売価格 : 3,960円(税込)内容量 : 200mlURL : Instagram: 「Dear COCOON オールインワンジェル」10月18日新発売【絹セリシンとは】絹セリシンは絹糸の元となる繭(まゆ)に含まれる成分の一つです。繭の中の蚕を外からの刺激や外敵から守る働きをしています。そして同じように人のお肌を外部刺激などから守ることができます。健康で正常なお肌を作るために重要な3大保湿因子の1つであるNMF(天然保湿因子)には、お肌のうるおい要素であるアミノ酸が多く含まれており、セリシンとNMFのアミノ酸量は約30%でほぼ同じです。保湿性に優れるだけでなくお肌に刺激がないゆえんでもあります。組合では、皆様に安心してご利用いただけるよう、選び抜かれた丹後ちりめんの生地のみを使用し、専用の精練槽(せいれんそう)で薬品を一切使用しない特別な方法にて上質の絹セリシンを抽出しています。(※丹後織物工業組合では丹後ちりめんから抽出したセリシンを“絹セリシン”と名付けています。)セリシンと人の肌の構成アミノ酸の比較【TANGO TEXTILE EXHIBITION/第74回丹後織物求評会 特設ページ】URL : instagram: 【本件に関するお問い合わせ先】丹後織物工業組合 TOC事業課担当 : 西村 友美TEL : 0772-68-5302FAX : 0772-68-5300Mail : info@tanko.or.jp URL : 総合リンク: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日京都の美術織物ブランド「龍村美術織物」がミッフィーとコラボレーション。第1弾として茶道具やタンブラーを、2023年6月21日(水)より京都のショールームなどで販売する。龍村美術織物×ミッフィー龍村美術織物がタッグを組むのは、ディック・ブルーナが手掛けた人気キャラクター・ミッフィー。コラボレーションアイテムには、ミッフィーのデザインと伝統的な吉祥文様を組み合わせたオリジナル文様を使用した。ミッフィーと吉祥文様をデザインパステルカラーの優しい色合いが目を引く「ミッフィーのたからもの」は、「立湧(たてわく)」と言う吉祥文様がベース。2本の曲線の間に古来の宝物に加え、ミッフィーやミッフィーの友だち、お気に入りのものをデザインして再構成した。「向こうむき兎」をアレンジ一方「むこうむきミッフィー」では、「向こうむき兎」という柄にフォーカス。兎のシルエットの一部をミッフィーの後ろ姿にしてアレンジしつつ、背景に「花兎」を合わせた。ふくさ&数寄屋袋などそんな2種類のオリジナル文様を使用した第1弾のコラボレーションアイテムは、全5種を用意。茶道で茶器を取り扱うときに用いられる「古帛紗(こぶくさ)」と「出帛紗(だしふくさ)」、茶事におけるエチケットアイテム・懐紙などを入れるケース「懐紙入(かいしいれ)」、化粧ポーチやバックインバックなどとしても使える「数寄屋袋(すきやぶくろ)」、容量420mlの「タンブラー」を展開する。【詳細】龍村美術織物×ミッフィー第1弾発売日:2023年6月21日(水)販売場所:ショールーム(京都府京都市右京区西院平町25 ライフプラザ西大路四条2階)、各種取扱店、龍村美術織物公式オンラインショップアイテム:・「古帛紗」4,950円・「出帛紗」9,900円・「数寄屋袋」14,300円・「懐紙入」7,700円・「タンブラー」11,000円llustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2023 www.miffy.com
2023年06月24日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、4月7日(金)から5月14日(日)まで、「染織品と松浦屏風―織物・染物・刺繍色とりどり―」展を開催いたします。糸を紡ぎ、布を織り、染め、縫う。こうしてできた染織品は、古くより人々の生活を豊かに彩ってきました。日本では、飛鳥・奈良時代に中国の隋・唐時代頃の染織品の影響を受けて技術が発展し、中世から近世にかけては、中国の元・明時代頃の高級織物やインドの更紗などが盛んに輸入されて茶の湯の世界で珍重されるなど、世界の様々な地域と関わりながら、染織の技術や染織への美意識が磨かれてきました。また、桃山から江戸時代には、経済の発展にともない染めや刺繍などの技術が発展し、様々な模様で飾られた衣装が生み出されました。この時期の風俗画には、流行の華やかな衣装が描かれており、その描写が見所の一つとなっています。本展には、飛鳥・奈良時代の貴重な上代裂、祈りが込められた繍仏、茶の湯の世界で尊ばれた名物裂、エキゾチックな趣きのインド・中東の布(久しぶりや初めての展示)、美しい衣装の描かれた日本の近世の風俗画などが並びます。詳細は別紙のとおりです。上代裂帖 大和文華館蔵国宝 婦女遊楽図屏風(松浦屏風)部分 大和文華館蔵4月20日発売(日本郵政株式会社)の特殊切手「切手趣味週間」のデザインに選ばれた屏風です別紙<1> 展覧会について1.名 称 「染織品と松浦屏風―織物・染物・刺繍色とりどり―」2.会 期 2023年4月7日(金)~5月14日(日)月曜日休館3.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)4.入館料 一般 630円 高校・大学生420 円 小学・中学生 無料5.主 催 大和文華館6.出陳品数 43件●=国宝 ◎=重要文化財 ○=重要美術品【古代の技術】・赤地格子連珠花文経錦(蜀江錦) 中国・隋~唐時代または日本・飛鳥時代・上代裂帖 中国・唐時代、日本・飛鳥~奈良時代【祈りが込められた糸】◎刺繍五髻文殊菩薩像 日本・鎌倉時代・刺繍如来像 中国・明時代【憧れの裂】・名物裂手鑑 中国・日本その他・清水裂 中国・明時代●雪中帰牧図 李迪筆 中国・南宋時代【エキゾチックな布】・更紗敷物 インド・19~20世紀・花鳥文刺繍布 中東・18~19世紀【華やかな衣装】・辻が花裂 日本・桃山時代○阿国歌舞伎草紙 日本・桃山時代●婦女遊楽図屏風(松浦屏風) 日本・江戸時代前期○美人図 宮川長春筆 日本・江戸時代中期 など<2> 展覧会会期中のイベントについて1.講演会「描かれた染織―〈松浦屏風〉から浮世絵まで」(1)日時・場所 4月30日(日)午後2時から講堂にて(2)講 師 東京国立博物館 工芸室長 小山弓弦葉氏2.日曜美術講座「こんなのあったの?大和文華館所蔵の染織作品」(1)日時・場所 5月14日(日)午後2時から講堂にて(2)講 師 大和文華館 学芸部課長 宮崎もも3.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日午後2時から(2)解 説 大和文華館 学芸部4.無料招待デー 5月9日(火)何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、状況によっては人数制限や変更になる場合があります。最新情報については、大和文華館ホームページに掲載いたします。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日ITプラン株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役:太田 記生)は、織物製造業の株式会社ショーワ(本社:岡山県倉敷市、代表取締役社長:片山 真一朗)と共同企画した「百年企業セミナー&事業承継ワークショップ」の販売を開始いたしました。本サービスは、セミナー、ワークショップ、藍染体験、工場見学で構成されています。セミナーでは、織物製造業の株式会社ショーワが、110年企業となるまでに起こった幾多の危機をどのようにして乗り越え、永く継続してきたのかを学びます。フランス・パリで開催されたプルミエール・ヴィジョンで受賞歴のある、織物業界において著名な企業から直接学ぶことができます。ワークショップでは、中小企業診断士がファシリテーターを務め、セミナーに参加される企業自身の経営の現状課題を振り返り、将来のあるべき姿を共に考えます。セミナー、ワークショップの時間を通じて、株式会社ショーワの代表者へ直接質疑応答していただくことができます。藍染体験では、オーガニックTシャツを用いて、世界に一つだけのオリジナルTシャツを持ち帰ることができます(Tシャツのサイズには限りがあります)。工場見学では、一般には公開していない場所も見学していただきます。昼食には、地元岡山の旬の素材を使用したお弁当をご用意しております。百年企業セミナー&事業承継ワークショップ【サービスの概要】タイトル :百年企業セミナー&事業承継ワークショップ主催 :株式会社ショーワ、ITプラン株式会社場所 :株式会社ショーワ本社旅行契約形態:受注型企画旅行<タイムテーブル> ※状況により変更となる場合がございます。10:00 セミナー開始11:00 藍染体験12:30 昼食13:30 工場見学14:30 ワークショップ開始16:30 終了<お問い合わせ・お申込方法>ITプラン・ツーリズム・センターホームページよりお問い合わせください。 <参加費>1グループ(20名様まで) 440,000円(税込)20名様を超える場合は、参加者お1人につき5,500円(税込)※同業他社さまにはご参加をご遠慮いただいております。【会社概要】商号 : ITプラン株式会社代表者 : 代表取締役 太田 記生所在地 : 岡山県岡山市北区広瀬町11-17設立 : 2008年事業内容: ITコンサルティング・経営コンサルティング・地域限定旅行業資本金 : 300万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月24日フィンランドの伝統的織物リュイユの色彩表現に迫る展覧会「リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション」をご紹介します。リュイユとはフィンランドの毛脚の長い織物のこと。その歴史は古く、1000年以上前にはバイキングたちが船で使用していたという歴史もあるほど。湾岸地域で使われていたリュイユは、内陸の裕福な農民たちへと伝わり、その後、教会や一般家庭でも使われるようになった。世界の織物の中でもとりわけリュイユは、敷物やラグ、ソファのカバー、タペストリーなどデザインや用途を時代に合わせて変化させながら、長年にわたって受け継がれてきたことが特徴。けれど伝統工芸としてのリュイユは、18世紀末~19世紀中頃に最盛期を迎えたのち、産業革命以後その勢いは失われていった。そんなリュイユの転機となったのが1900年のパリ万博。フィンランドがまだロシア帝国の支配下にあった当時、画家アクセリ・ガッレン=カッレラがデザインを手がけたリュイユ《炎》がフィンランド館を彩り、ロシアからの独立を視野に入れた民族の芸術運動の一翼を担うことに。その動きは世界から注目された。以後リュイユは現代の生活にもマッチした新しいデザインを生み出し、’50年代にはミラノ・トリエンナーレで数多くの賞を受賞するなど、ガラスや陶芸と同様にフィンランドを代表するデザインのひとつとして評価を高めていった。現在では、デザイナーと織り手の協業に加え、作家自らが手がけた作品も多く、造形や素材もますます多様化が進んでいる。本展には、リュイユの個人所蔵家として著名なトゥオマス・ソパネン・コレクションが日本に初上陸。主に1950年代以降に手がけられた重要な作品約40点を展示する。なかにはエヴァ・ブルンメルや、ウフラ=ベアタ・シンベリ=アールストロム、リトヴァ・プオティラなど、リュイユが国際的な評価を得た時期に活躍したデザイナーの代表作も。作品はすべて手織りのもの。特に色彩の美にこだわって集約されているため、一本一本の色糸が点描のように組み合わさった美しいテキスタイルは、まるで北欧の風景を描いた絵画のよう。細部を見て初めてわかる精密な仕事にも圧倒されるはずだ。アイノ・カヤニエミ《おとぎの国》 2015年 トゥオマス・ソパネン・コレクション緻密な線の作品で知られる作家カヤニエミの鳥の羽をモチーフにした作品。エヴァ・ブルンメル《聖霊降臨祭のたきび》 1956年 トゥオマス・ソパネン・コレクション砂時計をアレンジしたデザイン。砂時計は限られた時間を真面目に生きるという意味で婚礼時などによく用いられた。ウフラ=ベアタ・シンベリ=アールストロム《採れたての作物》 1972年 トゥオマス・ソパネン・コレクション糸を使い分けて微妙な色の変化を表現したリュイユの魅力を凝縮したような作品。アクセリ・ガッレン=カッレラ《炎》 1899年(デザイン)/1983年(再制作) トゥオマス・ソパネン・コレクション曲線的で左右非対称のモチーフを配した革新的なデザインは、ベンチ用のラグとして作られた。メリッサ・サンマルヴァーラ《紅葉》 2020年 トゥオマス・ソパネン・コレクション質感の異なる素材を組み合わせた、不定形なフォルムが印象的な現代の作品。イルマ・クッカスヤルヴィ《ファサード》 1986年 トゥオマス・ソパネン・コレクション新しいテキスタイル・アートに取り組む作家クッカスヤルヴィの立体感のある作品。リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション京都国立近代美術館京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26‐11月28日(土)~4月16日(日)10時~18時(2/3、2/10、4/14を除く金曜は~20時、入館は閉館の30分前まで)月曜休一般430円ほかTEL:075・761・4111※『anan』2023年2月1日号より。文・山田貴美子Photo:Katja Hagelstam(by anan編集部)
2023年01月30日「リュイユ」とは、フィンランドの伝統ある織物の名称で、寝具や壁掛け、敷物などとして生活を彩ってきたテキスタイルのこと。そのリュイユの歴史を概観する日本初の展覧会が、京都国立近代美術館で、2023年1月28日(土)から4月 16日(日)まで開催される。今回紹介されるトゥオマス・ソパネン・コレクションは、フィンランド国立博物館と並び称される著名なリュイユ・コレクション。同展は、その所蔵品の中から、18世紀から現代までの作品約40点を厳選し、リュイユの歴史をたどる試みとなる。16世紀から寝具として身近にあったリュイユの歴史の転換期となったのは、1900年のパリ万博だったという。ロシア支配下のフィンランドが初めて独立したパビリオンを設けたこの万博で、画家アクセリ・ガッレン=カッレラがデザインした斬新な作品《炎》が、ナショナル・ロマンティシズムの一端を担い、リュイユが国家のアイデンティティを表す織物と見なされるようになったのだ。1917年にロシアから独立したフィンランドは、1950年代頃から、シンプルで美しく、機能的なデザインのプロダクトで国際的な評価を高めていく。ガラスや陶芸と並び、リュイユもその「フィンランド・デザイン」の一翼として、数々の国際展で受賞を重ねた。同展では、特に1950年代以降に国際的に活躍したデザイナーたちの代表作が多数並ぶのも見どころとなっている。色彩の豊かさや織り手の手技を間近で感じられるのも、大きな魅力だ。色の異なる1本1本の糸を織り合わせることで、まるで点描画のように多彩な階調の柔らかな色面が生まれるのが、リュイユの特色のひとつ。また、すべて手織りで制作された出品作からは、1879年の設立以来、伝統的な技術や装飾模様を守りつつ、新たなデザインの織物化にも取り組んできた「フィンランド手工芸友の会」の職人の真摯な仕事ぶりも見てとれる。写真では伝わらない微妙な色の階調と手技を、ぜひ会場で実見したい。ウフラ = ベアタ ・ シンベリ = アールストロム 《採れたての作物》 1972 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクション Photo: Katja Hagelstamイルマ ・ クッカスヤルヴィ 《ファサード》 1986 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamリトヴァ ・ プオティラ 《赤い塔》 1960 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamアイノ ・ カヤニエミ 《おとぎの国》 2015 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamメリッサ ・ サンマルヴァーラ 《紅葉》 2020 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstam<開催情報>『リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション』会期:2023年1月28日(土)~4月16日(日)会場:京都国立近代美術館4F コレクション・ギャラリー時間:10:00~18:00、金曜(2月3日・10日、4月14日除く)は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般430円、大学130円※金曜は夜間開館割引あり公式サイト:
2023年01月10日丹後織物工業組合(京都府京丹後市)では、2022年12月13日(火)から23日(金)の11日間に、オープンファクトリー「精練の世界(せいれんのせかい)」及び、展示商談会・販売会を、当組合敷地内にて開催いたします。精練_1この度、丹後ちりめんの精練加工技術を分かり易く、どなたでもご覧いただけるよう加工場の見学ルートの再整備・音声ガイダンスの設置を行いました。丹後ちりめんを中心とした丹後織物ファンの獲得を通じ、繊維産業の発展のみならず丹後地方の繊維産業観光の一翼を担うべく、来年度以降の稼働にむけ産業観光分野進出へのテストマーケティングとして本イベントを開催する運びとなりました。1300年の歴史を持つ絹織物産地「丹後」の最高峰の精練加工技術を改めて間近で見学できる機会となります。また、併催イベントとして、丹後の最高の織り技術を活かした優れたテキスタイル・プロダクト群が並ぶ展示商談会・販売会を実施いたします。会場は旧工場をリノベーションしたイベントホールとなっており、製品を美しく展示できる専用什器や商談スペースを新たに設置し、他では見られないような催事となっております。反物【会期情報】会期: 2022年12月13日(火)~23日(金)時間: 10:00~16:00(オープンファクトリーは10:00~、13:30~、15:00~の3部にて実施)場所: 丹後織物工業組合敷地内(加工場及び特設会場)〒629-2502 京都府京丹後市大宮町河辺3188 ※駐車場有りURL : オープンファクトリー見学料:大人500円/小中高・大学生300円/幼児無料展示商談会・販売会 :入場無料予約ページ :ご予約いただくとスムーズに見学いただけます→ オープンファクトリーでは音声ガイダンスをご利用いただけます。お手持ちのスマートフォンに対応したイヤフォンをご持参ください。展示会場_1販売会(イメージ)丹後織物工業組合ホームページ: TANGO OPENホームページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月06日遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」(運営:株式会社HUIS、代表取締役:松下 昌樹、所在地:浜松市西区神ヶ谷町)は、2022年12月14日(水)、東京・丸の内ビルディング4Fに、全国で5店目となる新ショールーム「HUIS東京ショールーム」をOPENいたします。詳細URL: 丸の内ビルディングパース新型コロナウイルスの感染が広がる中、大きな影響を受けてきたアパレル業界では、国内外で大手企業の倒産・廃業が続いてきました。また、アパレル業界を長年支えてきた国内有数の生地産地である「遠州」も現在、伝統ある機織り企業の廃業が続くなど、多大な影響を受けています。こうした中、遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」は、全国のフォロワーに向けSNS等を活用した情報発信とオンラインストア販売、全国百貨店等におけるイベント開催などを通して、コロナ禍においても大きく売上を伸ばしてきました。(2021年売上前年比2.6倍、2022年売上前年比2.4倍)すべての生地を地元・遠州で生産するHUISの事業活動が広がることは、遠州産地や遠州織物を全国に向けて大きくPRすることにもつながっていると考えています。東京駅前に立地する「東京/丸の内ビルディング」での新ショールームは、関東圏のお客さまのほか、東京駅を利用する全国のお客様にとってアクセスの良いHUISの旗艦ショールームとなります(グリーンショップ「garageTOKYO」店内に開設)。新たな拠点をもとに、遠州織物の歴史と品質を全国にいっそうPRしていきたいと考えています。イベント出展の様子1イベント出展の様子2既存ショールームの様子■HUIS東京ショールームOPENイベント日程日程:令和4年12月14日(金)~18日(日)の5日間場所:丸の内ビルディング4FにOPENするグリーンショップ「garageTOKYO」内〒100-6390 東京都千代田区丸の内2丁目4-1 丸の内ビルディング4F(JR東京駅 丸の内側から直結)(限定商品の販売)東京ショールーム開設を記念して「HUIS×garageコラボアイテム3点」を販売・製品染ユニセックスロングシャツ・製品染ユニセックスバンドカラーシャツ・製品染レディスワイドブラウス(限定ノベルティの配布)・商品を購入いただいた方に限定ノベルティとして「HUIS缶バッジ」を配布■遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」浜松市を拠点とし全ての商品を遠州織物で製作するアパレルブランド。全国約60店の取扱店で展開。旧式のシャトル織機が現存する遠州産地の利点を活かし、シャトル織機が生み出す特別な風合いと機能性を持った生地に絞った製品製作を行い、全国にファンが広がっている。一般のアパレルブランドとは異なり、産地・産業を訴求する製品製作と情報発信を行う。HUIS ブランドイメージ本社社屋本社ショールーム・設立経緯2014年10月 松下 昌樹・あゆみ夫妻によりブランドスタート元浜松市職員の松下 昌樹が代表取締役を務める(本社:浜松市西区神ヶ谷町1182-2)・地域認証静岡県認定ブランド(ふじのくにシャツ)三遠南信地域認定ブランド(SENA)浜松商工会議所認定ブランド(やらまいかブランド)・イベント展開全国百貨店等を中心に年間100箇所以上でのイベント開催・SNSフォロワー数Instagramフォロワー約26,000人、Facebookフォロワー約15,000人(R4.11月時点)「HUIS 遠州織物」で検索!■HUISショールーム横浜SHOWROOM 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター3F noni内立川SHOWROOM 東京都立川市緑町3-1GREEN SPRINGS E2-208 Rust内豊橋SHOWROOM 愛知県豊橋市曙町南松原17 garage内福岡SHOWROOM 福岡県福岡市西区姪浜3-11-5 COMBLE内■遠州織物とは?静岡県西部地域にあたる遠州は、泉州(大阪)、三河(愛知)と並ぶ日本三大綿織物産地の一つとして知られており、その歴史は江戸時代までさかのぼります。遠州地方は、天竜川の豊かな水と温暖な気候によって、古くから綿花の産地として栄えてきました。江戸時代に入ると、綿花を栽培する農家が自給自足で始めた手機による綿織物が市場に出回るようになり、これが「遠州木綿」として高い評価を得ていきます。その後、明治19年にはこの地に洋式紡績工場が設立され、明治29年に遠州の豊田 佐吉氏(トヨタグループ創業者)によって小幅力織機が発明されたことで、綿織物の生産量は飛躍的に増加しました。こうして、全国有数の産地として遠州の繊維業が確立しました。遠州産地は現在、アパレル業界における高級シャツ生地の産地として知られています。中でも、HUISが用いる「旧式のシャトル織機」でゆっくりと時間をかけて生まれる生地は、使い込むほどに風合いが増す“育つ生地”と呼ばれ、着る人の五感に幸せを運びます。■HUIS商品例商品例1商品例2商品例3商品例4■旧式のシャトル織機シャトル織機1シャトル織機2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日株式会社川島織物セルコンは、着物スタイリスト/DJとして活躍するマドモアゼル・ユリアとのコラボレーション Yulia To Kawashima(ユリア ト カワシマ)より帯の新作を発売、11月25日よりオンラインショップで販売を開始します。Photo Satomi Yamauchiファッションをこよなく愛し、抜群のセンスで和装も洋装もモードもアンティークも自由自在に着こなすマドモアゼル・ユリア。当社の膨大なアーカイブ資料の中から、マドモアゼル・ユリアの抜群のセンスで明治時代に川島織物が描いた図案をチョイス、マドモアゼル・ユリア独自のアイディアを提供し、川島織物セルコンのデザイナーとリデザインして完成させました。新作は、明治期の和洋折衷の絶妙なバランスが魅力的な、花々が地紋の上で飛び交うやさしく優美な「紹美唐花文」と、格子に華文をあしらったクールな印象で、現在の洋服の感覚から見てもカッコいい、「彩華格子文」の2種。上品な正統派でありながらファッション性も兼ね備えた、印象の大きく異なる2種のなごや帯が完成しました。マドモアゼル・ユリアと川島織物セルコンのコラボレーションをお楽しみください。■商品について左より 紹美唐花文(淡ピンク)、紹美唐花文(水)、彩華格子文(銀ネズ×墨格子)、彩華格子文(淡白茶×濃緑格子)□商品概要発売日:2022年11月25日(金)発売商品:なごや帯 2柄、各2色価格:紹美唐花文 13万円(税込)彩華格子文 9万8,000円(税込)※共に仕立て代・送料込販売方法: ネット販売販売サイト:※11月25日オープン予定その他 :受注生産品のため、商品のお引渡しはご入金確認から2か月後となります。(諸般の事情により商品のお届けが遅れる場合は、メールで連絡)□帯の特長今回製作したのは、川島織物セルコンのデザインアーカイブを、 “アンティークの再現” をめざしリデザインしたなごや帯です。季節を問わず様々な着物とコーディネートいただける色柄にしました。通常、なごや帯は普段着の装いとされますが、この帯は上質で光沢の美しいシルクを用いていますので、合せていただく着物によっては、ちょっとしたパーティーなどにもお召しいただけます。□デザインについて紹美唐花文 / しょうびからはなもん「唐花唐草」と、“縁を結ぶ” “物と物を結ぶ” “人と人を結ぶ” などの意味を持つ「組み紐」が複雑に絡み合う様子を構成しています。唐花(※)唐草が更紗文様風に配された明治時代の帯地見本裂「冨貴紋」を元に、西洋の装飾裂にみられるモダンさを加えました。帯の地(生地)にも文様を配し、複雑な表情を見せる地紋に繊細な上柄を織り上げました。季節や年齢を問わず、また様々な着物に合わせていただける、お使いいただきやすいなごや帯です。※唐花とは、特定の花を示すものではなく中国から伝わった花形の文様を意味する。見本裂「冨貴紋」は、牡丹より創作した唐花がモチーフとなっている。Photo Satomi Yamauchi彩華格子文 / さいかこうしもん太い格子の間に細い格子を入れた翁格子の上に花丸文や鳳凰菱文を配した、スタイリッシュななごや帯です。明治時代の帯地見本裂「翁格子飛龍」から着想を得て、カジュアルになりがちな翁格子を、ちょっと気取ったお出かけ仕様にしました。ふっくらと織り上げた上柄が翁格子の上に浮き出して見える、唐織のような表情をみせるように製作しています。翁格子は太い線が翁、細い線が孫、を意味するとされ、翁が大勢の孫を持つことから、子孫繁栄の意味を表すおめでたい柄と言われており、ちょっとしたおめでたい席から普段着まで幅広くお使いいただける帯です。Photo Satomi Yamauchi■MADEMOISELLE YULIA(マドモアゼル・ユリア)DJ/着物スタイリスト 世界中のイベントにDJとして招かれる。また、ファッションアイコンとして各国のファッションウィークにも参加。2020年には京都芸術大学の和の伝統文化科を卒業。大学や着付師である母や祖母から学んだ知識、これまでファッションや音楽の世界で培ってきた経験や感覚をもとに着物のスタイリングを開始し、イギリスのヴィクトリア&アルバート美術館での展覧会「Kimono Kyoto to Catwalk」のキービジュアルのスタイリングを担当した。趣味は歌舞伎の観劇。公式Webサイト:インスタグラム:■川島織物セルコン天保14(1843)年創業の京都の織物メーカー。呉服悉皆業からスタートし、明治期に室内装飾織物(インテリア業)にも進出。時代を経て通常は分業で行われるようになった織物工程のすべてを社内に有し、現在は帯・緞帳・祭礼幕などの伝統的な織物から、カーテン・カーペット・インテリア小物までをトータルに手掛ける。伝統技術と先端技術を併せ持ち、織物技術の「継承と進化」を通して日本の織物文化を創造し続けている。公式Webサイト
2022年11月14日丹後織物工業組合(所在地:京都府京丹後市)は、『TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会』を2022年10月18日(火)から10月23日(日)まで丹後織物工業組合特設会場にて開催いたします。URL: TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会チラシ1TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会チラシ21300年続く絹織物産地に革命を起こした「丹後ちりめん」は1720年に誕生し、2020年に300年を迎えました。この度、丹後ちりめんの産地である京丹後市において来る10月18日(火)から10月23日(日)に亘り、『TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会』を開催します。本年は「世界のテキスタイル産地を目指して -和装との融合- 」をテーマとし、伝統ある丹後産地で織り継がれた匠の技の粋を集め、斬新かつ創造性に富む作品の数々を提案致したく存じております。また「TANGO OPEN CENTER」のトライアル事業として、常設展示及び商談機能の運用を視野に入れ、求評会会期後も一定期間展示し、商談や一般公開を行います。次代へ挑戦し続ける丹後の織物職人の技術、進化を続ける丹後産地のテキスタイルをぜひご覧ください。今年はBtoB向け工房見学の実施、求評会会場へキッチンカー来場や丹後ちりめんを使用したワークショップなど、様々な催しが行われます。皆様のご来場お待ちしております。URL: 【第73回丹後織物求評会開催概要】名称:TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会日時:令和4年10月18日(火)~10月23日(日) 6日間・第73回丹後織物求評会 審査会・展示商談会10月18日(火)・10月19日(水)午前10時~午後5時取引先業者様などのご来場者による投票により審査を行います。ご来場時は名刺をご持参ください。・オープニングセレモニー10月18日(火)午前9時45分~産業振興プラン発表・第10期丹後きものクイーンお披露目・展示一般公開・賞の発表 どなたでも来場可能です。10月20日(木)~10月23日(日)午前10時~午後4時展示期間を通した来場者によるリアル及びオンラインでの投票を行います。場所:丹後織物工業組合 特設会場(京丹後市大宮町河辺3188)【開催要領・ポスター・チラシ・DM等】丹後織物求評会B3ポスター(PDF) : 丹後織物求評会DM(PDF) : 丹後織物求評会A4チラシ(PDF) : 丹後織物求評会・開催要領(PDF形式) : 丹後織物求評会・73回コンセプトカラー: 出展者一覧 : イベント詳細は下記をご覧ください。TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会 特設ページURL: 【開催期間中“BtoB向け工房見学”受け入れ実施中!(事前予約が必要です)】詳細はこちら: 【会場での商談受け入れ実施中!】会場での商談を希望される場合は事前予約がスムーズです。会場での商談予約はこちらから: info@tanko.or.jp 件名 : 〇〇株式会社(希望事業者名)希望本文 : 申込者名(社名・ブランド名)参加希望者名希望日時当日対応可能な連絡先【特別企画】・染織祭衣装 復元制作プロジェクト昭和初期に挙行され日中戦争により短命に終わった、かつて京都四大祭りと謳われた「染織祭」において、女性時代衣装行列のために制作された室町時代の復元時代衣装を、衣装の保全と技術継承を目的に、現代の職人により再制作を行いました。生地となる練緯は現代では継承が途絶えた絹織物ですが、丹後の織物技術を発揮し、織元 金重(京丹後市)で復元しました。本求評会では旧衣装(昭和6~8年制作)と新衣装(令和4年3月完成)をあわせて展示します。時代を超えて脈々と継承される染織技術の粋をご覧ください。詳細はこちら: ・丹後ちりめん光のデジタルアート特別展示・開催期間中“キッチンカー”来場!(18日・19日・22日・23日のみ)・つまみ細工体験などワークショップ開催!(22日・23日のみ、お子様も可能な丹後ちりめんを使用したワークショップも準備)・ご来場特典 :先着20名様/日 きぬもよふお試しセットプレゼント!会場でのアンケートにご回答ください。・きもの着用特典:「和装で地域を元気に!きものでおでかけキャンペーン」参加中!きもの姿でご来場・お買い上げ特典あり!詳細はチラシ・HPを確認ください。和装で地域を元気に!きものでおでかけキャンペーンチラシ: 和装で地域を元気に!きものでおでかけキャンペーンHP: キッチンカー来場!(18日・19日・22日・23日のみ)つまみ細工体験などワークショップ開催!(22日・23日のみ)TANGO TEXTILE EXHIBITION/第73回丹後織物求評会 特設ページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月12日宮崎県都城市で伝統工芸品「薩摩絣」をはじめ、大島紬、夏大島を製造・販売を行う株式会社 東郷織物(所在地:宮崎県都城市、代表:谷口邦彦)は、事業継続のためのボイラー購入を支援してもらうためにクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて2022年9月4日(日)までプロジェクトを実施しています。▼クラウドファンディングサイト「READYFOR」 薩摩絣の緯糸■株式会社 東郷織物について宮崎県都城市で伝統工芸品「薩摩絣」を製造を行う工房です。通常、絣(かすり)の工程は、大きく分けて「デザイン」「染色」「絣締め」「織布」を4つの部門を分業制にして製造しますが、当社では全ての工程を自社内での作業体制にこだわり製造しています。受注も原則避け独自のデザインを重要視しています。その理由は、各部門の信頼が厚く連携がスムーズで生産ロットも少数で済むうえに、工程途中での急な変更にも対応でき、工期の限定も無く納得できるまで丹念な仕事ができるからです。また全体の進捗状況が常時把握出来るなど、「独創的なモノづくり」には欠かせない生産体制を敷いています。■伝統工芸品「薩摩絣」とはかつては、東京・上野公園の西郷隆盛の銅像に見られる井桁文様の薩摩絣に代表されるように、琉球絣の流れをくむ素朴なものでしたが、現在はその面影をまったく残しておらず、むしろ大島紬の気分を木綿で味わえるというお洒落着として作られています。そのため、大島紬や結城紬の着物を着尽くした人が最後に求めるものといわれるほどの贅沢さと品格を持ち、最高の綿織物として精緻をこらしています。当社が製造する薩摩絣は、締機の工法を完成させた永江伊栄温の三代目にあたる東郷治秋氏が、復活させ始めたものです。東郷氏は紬の研究を熱心に続け、大島紬などを手がけた後、昔の薩摩絣以上のものをと考え、大島紬の精巧な技法を駆使して、いまの薩摩絣を作り上げました。その後、四代目として娘婿の永江明夫氏が継ぎ、高度成長時代、科学万能時代にも一環した姿勢を崩さず忠実に技法を守ってきました。■プロジェクトを立ち上げたきっかけ昔に購入したボイラーを使用していますが、耐用年数を過ぎているため燃費が悪く近隣との騒音問題にも繋がっております。古いボイラーを、蒸気音の軽減と燃費の良さを備えた新しいボイラーへ買い替えを行い、より質の高い商品をお客様へと届けるために本プロジェクトを立ち上げました。機織りボイラーの加湿で染色■リターンについて・3,000円 :綿と絹の東郷オリジナルボディタオル・20,000円 :大島紬のショール・50,000円 :東郷織物オリジナル長襦袢・80,000円 :東郷織物オリジナルの綿薩摩・150,000円:手織りのポツ絣※システム利用料が別途発生いたします。■プロジェクト概要プロジェクト名: 事業継続のためにボイラーを買い替えたいです期間 : 2022年7月11日(月)~9月4日(日)URL : ■会社概要商号 : 株式会社 東郷織物代表者: 谷口邦彦所在地: 〒885-0031 宮崎県都城市天神町3-6設立 : 1950年URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月26日株式会社オファーは、自然豊かな国ラオスやミャンマーで綿を育てるところから布を織り上げるまで全て手作業で作られた希少な織物「Shokuの布」を次世代に残す事業に取り組んでいます。そして布を通してラオスの風土や生活、手仕事の良さを多くの人に知ってもらいたいとの思いから、寝具メーカーと共同開発し、オリジナルプロダクト「枕・枕用コットンカバー」を応援購入サービス Makuakeにて2022年5月17日(火)に発売いたします。枕・枕用コットンカバー■アジアの手紡ぎ、自然染色、手織り布を日常に「Shokuの布」「Shokuの布」は、「自然豊かな国ラオスとミャンマー」で棉を手で紡いで糸にし、植物で染め、手織りした、すべて手作りの布です。手紡ぎの木綿の糸は空気をよく含み、とても肌触りがよく、夏は涼しく冬は温かく機能的。また植物で染めた布には深みのある魅力的な自然の色合いがあり、繊細で素朴な手織りの風合いは使う人に良くなじんで体を優しく包んでくれます。十八世紀に紡績機が発明されるまで、衣服や寝具に使う布はすべて手作りの布でした。今ではこのような手作りの布を日常的に生産し、使用しているところは大変少なくなっています。私たちはラオスを中心に東南アジア地域でこうした布を作ってもらっています。この地域には、まだ暮らしの中に手作業で布を作る文化が残っているのです。これらの地域の村々に安定した仕事を発注することによって、若者が将来に希望を持ち、伝統を守り、さらに地域産業として引き継いでくれることを期待しています。私たちはこのような伝統的で贅沢な素材を使い、新しいデザインを取り入れて、現在の指向に合う商品の開発を常に心がけています。色とりどりの染織糸■何も持ち込まない 慣れ親しんだ織物作りに専念大量生産のための発展途上国に大きな工場を設営し、他国から機械や物資を投入、採算が合わなくなると撤退する企業の話を数多く見聞きしてきました。あとに残された人たちは職を失い大変辛い生活を強いられます。私たちは、染織を通じて現地の伝統的な文化や生活を崩さぬように、外国から素材はもちろん農薬や化学染料、機械や道具にいたるまで一切持ち込みません。村人たちが慣れ親しんだ布を作ってもらうことが、この織物を後世に残すためにも大切なことだと考えます。■大切にしている株式会社オファーの社内方針・作り手が将来希望の持てる生産量にする。・使い手の気持ちを作り手に届け、品質の向上に努める。・作り手に必要以上の無理を押し付けない。・作る人、使う人、関わるすべての人たちが喜べる事業に。■織物のため、村人のため、私たちのため伝統的な織物を産業として続けるためには、織物にたずさわる村々と対等な立場に立ち、負担を強いることなく、事業を継続するための利益を得る必要があります。そしてこの布がどのように作られているかを伝えるだけでなく、作り手にも、この布がどのような製品になり、どんな人たちが手に取っているのかを感謝の気持ちとともに伝えることが双方の思いを知る私たちの役割だと考えます。これから自然環境や市場経済の変化で伝統文化のあり方が変わっていったとしても、このような産業が多くの村人たちや私たち、そしてこの布を愛してくださるお客様とともに絶えることなく発展できることを願っています。村長さんや織手さんたちと■今、そしてこれから私たちはこの布のファンを増やすために、それまで布を販売するだけだった事業の幅を広げ、2016年からはファッション事業を起こして服や雑貨のデザイン・縫製までを手掛けることにしました。今では全国の百貨店のイベントスペースやギャラリーで販売会を実施しています。そしてさらに、ラオスの風土や生活、そして手仕事の良さを知ってもらい、布と触れ合ってもらえる場が必要だと考え、直営店を開設しました。そこは縫製工房も兼ねていて、より使い手に着心地の良さを感じてもらえるセミオーダーも受けています。百貨店のイベントスペースでの販売会も行っています。Shokuの布を作った様々な新商品を開発して大阪府池田市にある直営店「Shokuの店」でも販売を行っています。■寝具メーカーと共同で枕・枕用コットンカバーを開発・応援購入の受付「Shokuの布」をこれまで以上にもっとよく知ってもらうためには、どうすれば良いのか?この布の良さを知るためには、肌触りを実感すること、使用する頻度がとても高いことが重要だと考え、さまざまな選択肢の中から私たちは「枕用コットンカバー」という答えにたどり着きました。枕は、ほぼ全員がほぼ毎日使うものです。また、頭、顔、肩などが接触することで肌触りを実感することができます。「Shokuの布」の素朴な温かみが、寝る前のリラックスタイムにあなたを心地よい気分にいざなってくれる存在となることを願っています。■Makuakeにて先行販売・応援購入を受け付けます プロジェクト名:さようなら、枕探しの旅「卒業するまくら」実施期間 :2022年5月17日(火)~6月29日(水)先着20名様に用意している限定セット割(40%OFF)や超早割30%OFFなど、限定数量でお得な応援購入を受け付けます。先着順・限定数量でのご用意のため、プロジェクト開始のお知らせ登録をして、いち早く割引価格で応援購入をして手に入れてください。・Instagram(@tsunagustyle)フォローはこちら: ・LINE登録(LINE公式アカウント)登録はこちら: ・Twitter(@omoiwotsunagu)フォローはこちら: ・メール登録( info@offer1999.co.jp )■プレゼントキャンペーンプロジェクトをSNSでシェアしていただいた方から抽選で3名様に「卒業するまくら」をプレゼントいたします。応募条件は、Twitterアカウントのフォロー&プロジェクトページのツイートです。■会社概要商号 : 株式会社オファー代表者 : 松井 岩根所在地 : 大阪府箕面市船場東2丁目1番20号設立 : 1999年4月8日事業内容: ファッション雑貨、インテリア雑貨、生活雑貨の小売り、布織物と婦人服の卸と小売りURL : 【事業所】<本部>EC事業部 大阪府箕面市船場西2-2-1 ニューエリモビル7F A1URL: <物流>業務事業部 大阪府箕面市船場東2-1-20 ABCビル6F A号 B号<支店>Shoku事業部 大阪府池田市栄町8-22 クリスタルビル4FURL: <直営店>Shokuの店 大阪府池田市菅原町10-7URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長:宮本好雄)は、就活生をはじめモノづくりに興味がある方々へ向けて、普段なかなか目にする機会がないテキスタイル(織物)メーカーの技術を凝縮したリクルートCMを4月15日(金)より順次オンエアいたします。「カクシン・センイ・カンパニー」丸井織物は、モノづくり×ITを掲げ、従来の繊維の枠にとらわれない事業を展開するテキスタイル(織物)メーカーです。開発した織物は世界的に有名なブランドから世界大会で活躍するアスリートが着用するユニフォームにまで使用されている他、炭素繊維やカーシート、「第三のマスク」等の産業資材分野においても革新的なテキスタイルを発信し続けています。近年のIT事業の展開に伴うメディアへの露出増のおかげで就活生からの認知が高まり、訪れる就活生の出身地や出身大学は、北は北海道から南は沖縄まで広がりました。しかし、工場を見学した学生から揃って聞かれるのが「織物工場にこんな技術があるなんて今日ここに来るまで知らなかった」「つるの恩返しみたいに手作業が多いのかと思っていたら、そうではなかった」という声。就活サイトにとどまらず、ここにこんな会社があるということをもっとたくさんの方に知ってもらえれば、就活生とのマッチングのみならず繊維業界の活性化にも繋がるのでは?という想いが今回のTVCM製作のきっかけでした。■TVCM概要CMカット/マイクロスコープCMカット/3Dプリンタ・放映開始:2022年4月15日(金)~・放映地域:石川県・出演 :桜木那智、一ノ瀬陽鞠(ともにレプロエンタテインメント)、丸井織物技術系社員・製作 :株式会社フィックス(石川県金沢市)<15秒編> <30秒特別編> 高速で糸を織りあげる織機(しょっき)、ナノの世界で織物を立体的に拡大観察するマイクロスコープ、機械に独自の改造を施すための治具をつくる3Dプリンタ、IT事業を牽引する「Up-T(アップティー)」の最新プリンタ…。世界レベルの製品のために結集された丸井織物のテクノロジーを選りすぐって15秒に収めました。(※特別編は30秒)そうして織りあがったテキスタイル(織物)は様々な製品へと姿を変えて世の中に出ていくのですが、今回のCMではモデルの桜木那智さん・一ノ瀬陽鞠さんが着用する洋服に仕上がったという設定。インダストリアルなモノづくりとファッショナブルな洋服のコントラストを表現したCMです。■メイキング撮影は石川県にある丸井織物本社にて行われました。リアリティを出すためにモノづくり部分は丸井織物の社員が出演。広い工場を撮影スタッフの方々が駆け回り、機械や人の動きの格好良さを追求しました。メイキング1メイキング2モデルのおふたりが歩くシーンは夕方からの撮影でした。丸井織物から車で20分程の場所にある七尾マリンパークをランウェイに見立て、かつ日が照っていない雰囲気を敢えて狙っての時間帯。ラストの「カクシン・センイ・カンパニー」でのジャンプを細かい動きにこだわって何度も撮影。寒空の中、撮り終わる頃には周りが真っ暗になるほど。お疲れ様でした。メイキング3(このような撮影がめずらしかったのか、お散歩中の方々に何度も声をかけて頂きました。)■丸井織物 採用情報丸井織物ホームページ丸井織物では、新しいチャレンジを続けるための仲間を募集しております。石川県能登地方にある中小企業が、なんだかおもしろいことをしている。興味を持って頂けたらぜひホームページをご覧ください。【会社概要】会社名 : 丸井織物株式会社所在地 : 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15代表者 : 代表取締役社長 宮本好雄設立 : 1956年4月事業内容: 各種織物の製造・販売、ウェブサービスを利用した販売・企画制作URL : CMカット/織機CMカット/最終製品 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月18日山梨県で織物製品の製造販売を行う山崎織物株式会社は、愛犬家に向けた製品開発プロジェクト「ワンちゃん柄の布を織る 愛犬いろいろ“iruyo”」のクラウドファンディングを公開しました。▼「CAMPFIRE」プロジェクトページ プロジェクト画像■開発背景ワンちゃん柄のグッズを探している御客様からの『うーん残念、うちの子がいれば買ったのに』『やっぱり〇〇〇はいない...』『展開してる毛の色はこれだけですか?』という声に応じるために開始した当プロジェクトでは、多くの工程を必要とする先染ジャカード織の技法を使用し、毛並みの雰囲気など立体的な陰影を持った贅沢な生地規格で、何十種類にもなる犬種の姿をデザインした布を次々と開発しています。犬種と色の展開■商品について今回の第一弾では、柴犬・ヨーキー・トイプードル・パグ・シーズーの5犬種、14種の生地を開発し、手芸用生地、がま口、ポーチ、ティッシュボックスカバーの4種製品で注文を受付しています。現在すでに第二弾へ向けたダックスフント・コーギーの試作開発も進行中。製品の小売取扱店さまや、これらの生地を活用したコラボ商品開発の案件も募集中です。生地■リターン一例【送料無料】がま口1点 1,320円(税込)【送料無料】ポーチ1点 1,650円(税込)【送料無料】ティッシュボックスカバー1点 1,980円(税込)【送料無料】73cm幅の生地1m 2,970円(税込)【送料無料&約11%OFF!】がま口、ポーチ、ティッシュボックスカバー3点セット 4,400円(税込)【送料無料&消費税相当額割引】ネクタイ1点 5,000円(税込)生地と製品ポーチとがま口▼ワンちゃん柄の布を織る 愛犬いろいろ“iruyo” ■会社概要山崎織物株式会社1916年に創業、山梨県の地場産業である“郡内織物”の製造を営んでいます。ファッションブランドOEMを長年にわたって手掛け、ネクタイやストールの生地を多く提供して来ました。2011年に自社オリジナル製品ブランド「富士桜工房」を立ち上げ、2017年には河口湖畔に直営店をオープンしました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日創業150年の老舗織物工場・槙田商店による初の主催展覧会「花、ひらく」が、山梨・富士吉田のギャラリー・FUJIHIMUROで2021年7月2日(金)から8月2日(月)まで開催される。槙田商店による初の主催展覧会「花、ひらく」槙田商店は、イッセイ ミヤケやカンペールをはじめ、国内外のファッションブランドの生地を手掛ける老舗織物工場。服地で培った多様な織技術やノウハウ、傘製品を自社製造できるという強みを活かし、“織”に着目したオリジナル傘も展開している。そんな槙田商店による初の主催展覧会「花、ひらく」では、“まるで絵画”のように季節の花々を織り描いた傘「絵おり」シリーズをメインに空間展示を実施。会場を4部屋に分け、各部屋のテーマに基づいた展示を行う。傘で“ひまわり畑”を表現メインとなる「ひまわりの部屋」では、「絵おり」シリーズの代表格である「向日葵」の傘を紹介。高低差を付けて設置することで、ひわまりがエネルギッシュに咲き誇る“ひまわり畑”を表現した。「紫陽花」の傘展示やアイテム販売もまた、淡いブルーが印象的な「紫陽花」の傘をふんだんに使った空間も登場するほか、槙田商店の傘やバッグを販売する物販スペースなども用意する。【詳細】展覧会「花、ひらく」開催期間:2021年7月2日(金)~8月2日(月)時間:11:00~17:00定休日:火・水・木会場:FUJIHIMURO住所:山梨県富士吉田市富士見1丁目1-5
2021年07月04日株式会社龍村美術織物(本社:京都府京都市右京区、代表取締役:龍村育)は、2021年1月より、内装・装飾品として「アートパネル」を開発致しました。商品の詳細はこちら龍村美術織物では、これまで様々な織物の研究と復元を行い、それを基盤とした「美術織物」という新しい分野を確立して、世に多くの織物を発信して参りました。蓄積されたデザイン性と、それを表現する伝統的な技術に裏打ちされた多くの製品は、さまざまなシーンでご利用いただいております。この度、龍村美術織物の織物製品が生み出す上質な空間を味わって頂く為の製品の一つとして、「アートパネル」を発表致しました。ホテルのロビーや客室、オフィスの応接間、個人邸宅のリビングなど、場所、シーンに応じて、サイズや色柄をカスタマイズできますので、快適な空間づくりに役立つアイテムとなっています。龍村の織物をより多くの方に楽しんで頂けるよう、新しい織物装飾をご提案致します。龍村美術織物が発信する新たな織物の“かたち”をぜひご覧下さい。■〈龍村美術織物〉生地使用装飾「アートパネル」概要パネル表面使用生地:龍村美術織物製絹生地等サイズ:応相談製作ロット:1作品から応相談■【会社概要】社名:株式会社龍村美術織物所在地:京都市右京区西院平町25ライフプラザ西大路四条2階設立年月日:昭和53年(1978年)2月23日代表取締役:龍村育業務内容:美術織物の製造および販売各種緞帳・懸装品の企画・デザイン、製造および販売和装雑貨などのインターネット販売株式会社 龍村美術織物 HPへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年01月31日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『織物以前 タパとフェルト』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『織物以前 タパとフェルト』現在では私たちの生活に欠かせないものとなっている織物。さまざまな素材を用いて、用途にあわせた多種多様な織り方を見ることができる。織物の登場は旧石器時代にさかのぼるが、それ以前より世界の一部の地域で根付いていた「原初の布」の存在を知る機会は少ない。本書では、南太平洋(ミクロネシア・メラネシア・ポリネシアなど)に伝わる「タパ(樹皮布)」と、中国・トルコ・イランの遊牧民に伝わる「フェルト」の二つの「原初の布」の調査記録が、実際の布の画像や現地の人の生活の様子とともに記されている。特にタパは南太平洋の部族間で意匠や染織方法も異なり、原始的な要素の中に違いが存在することが興味深い。タパをはじめとする原初の布は、染織という表徴を通して信仰や文化を発信すると同時に、異なる部族間を繋ぐ重要な役割を果たしてきた。布をめぐる人間の営みや、衣を纏うことの意味について考えるきっかけを与えてくれる一冊である。【書籍情報】『織物以前 タパとフェルト』版元:LIXIL出版言語:日本語ソフトカバー/76ページ/320×214mm発売:2017年9月価格:1,800円
2017年09月28日まとふ(matohu)が企画・デザインする、織物・銘仙の企画展「STYLE MEISEN」が、2017年1月25日(水)から2月21日(火)まで松屋銀座7階・デザインギャラリー1953にて開催される。「銘仙」とは大正から昭和時代にかけて一世を風靡した平織りの絹織物。横糸は1色のみだが、縦糸にさまざまな絵柄をプリントしさらに故意にずらすことで、独特なかすれが生まれる。この独特な味わいが当時の女性たちを虜に。価格もクズ繭から紡ぐ糸を用いているため安価で爆発的な人気品となった。着物人口が縮小した現在、この「銘仙」も忘れ去られようとしている。そこで本展では、まとふの堀畑裕之・関口真希子が現代への復活を試みる。和装から洋装へと発展した「銘仙」の新しい美しさを堪能してみて。【イベント詳細】第731回デザインギャラリー1953企画展「STYLE MEISEN」開催期間:2017年1月25日(水)〜2月21日(火)時間:10:00〜20:00 ※最終日20:30分閉場入場料:無料会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953住所:東京都中央区銀座3丁目6-1企画・デザイン:matohu(堀畑裕之、関口真希子)■第55回デザインサロントーク日時:1月25日(水) 17:00~18:00会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953出演:matohu(堀畑裕之、関口真希子)、秩父銘仙事業者、足利銘仙事業者参加費:無料申し込み:不要定員:着席可能20名程度※人数の多い場合は立見。※開催時間10分前より会場へ案内。
2017年01月20日東邦テナックスは12月24日、熱可塑性樹脂を使用した難燃かつ高強度・高剛性の織物プリプレグを開発し、2016年1月より少量サンプルの有償販売を開始すると発表した。現在、炭素繊維強化プラスチックには、強度の面からエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂が用いられており、一般的な工法であるオートクレーブ成形は、炭素繊維シートに熱硬化性樹脂を含浸させたシート(プリプレグ)を金型上に積層させ、バッグで覆った後に真空吸引と加熱により成形している。こうした熱硬化性プリプレグを使用する場合、耐衝撃性に乏しく、成形時間を要するため、量産には不向きとされている。また、熱硬化性プリプレグは、一般に冷蔵保管が必要となる。一方、熱可塑性樹脂を用いるプリプレグも開発されているが、一般に熱可塑性樹脂は粘度が高く、樹脂の含浸が難しい。また、炭素繊維同士の交点が熱可塑性樹脂の含浸を妨げるため、ロール状の織物プリプレグを開発するのは困難とされてきた。今回開発された熱可塑性の織物プリプレグは、樹脂の含浸性が高いため、体積当たりの炭素繊維量を55%以上にまで高めることができる。また、織物プリプレグでありながら、幅1m、長さ100mのロール状での供給が可能となっている。また、熱可塑性のスーパーエンプラを使用することにより、常温での長期間保管が可能。加工メーカーの協力により、プレス成形機を用いた量産成形技術も確立しており、最短4分程度のタクトタイムで成形できるため、月産数千個の炭素繊維強化プラスチック製造が可能となる。同社はすでに、IT家電、医療機器、スポーツ用品など向けてこの織物プリプレグを使用した炭素繊維強化プラスチックの開発を進めているが、今回、サンプルの有償販売を開始することにより、産業機器や航空機部材用途など、さらに幅広い用途へと展開していきたいとしている。
2015年12月24日世界の伝統織物でつくるネクタイブランド「TUNDRA(ツンドラ)」は7月より、フィンランド、ラオスなど、全4カ国の織物工房との提携を結び、全20種類の商品展開で販売開始した。○世界各国の伝統が生んだ独特の存在感をネクタイに「TUNDRA」は、"大量生産が当たり前の現代ファッションとは一線を画す、本当に価値のある商品づくり"を目指し誕生したネクタイブランド。世界各国の伝統織物工房と提携してオリジナルで生地のデザインと生産をし、ネクタイを作っている。各国の伝統織物には、それぞれの土地で何百年も受け継がれてきた素材・織り方・デザインにその土地の文化と歴史、芸術性が凝縮されている。厳寒な冬と白夜の夏を迎えるフィンランドで生まれたシンプルで機能性の高いデザインから、30を超える民族が独自の文化を継承するラオスのシルク織物まで、同ブランドは各地で受け継がれてきた伝統を、1本のネクタイに込めたという。提携する各国の織物工房は、同ブランド代表の堀内氏が現地を訪れ、職人たちと密なコミュニケーションを取った後に、高いクオリティの生地が依頼できると判断した工房のみを厳選。生地は既存の生産ラインに乗った既製品や、工房に保管された古布ではなく、すべて同ブランドのためにオリジナルでオーダーしたものとなる。オーダーに際しては、各国の伝統織物の特性(素材、織り方、デザインなど)を活かしつつ、いかにネクタイに落としこむかを重要視。長年受け継がれてきた織り方、伝統模様のデザインを尊重し、ネクタイとして利用できる生地に仕上げてもらっている。ただし、提携している織物工房のほとんどがテキスタイル専門で、ネクタイに仕上げる過程を経験していないため「生地は海外」「縫製は日本」という体制で商品づくりを行っている、としている。今回の発売では、フィンランド、ハンガリー、ラトビア、ラオスの伝統織物を採用し、販売価格は1万1,900円~1万9,400円(税別)までのラインアップを取りそろえた。商品一例としては、生地原産国:ハンガリーの「グンデル・パラチンタ」(1万3,900円・税別)、ラオス「チェオ・マック・レン」(1万9,400円・税別)、フィンランド「ピーラッカ YELLOW GREEN」(1万2,900円・税別)、ラトビア「チーメニュ・スィエルス」(1万2,900円・税別)など。そのほか、20種類の商品ラインアップを用意している。商品は今後もデザインや生産体制が整い次第、追加していく予定だという。取扱店舗は、大阪府大阪市「odd numbers(オッド・ナンバーズ)」。
2015年08月03日京都の老舗織物メーカー、龍村美術織物の創業120周年を記念して、「龍村平蔵『時』を織る。」展が5月6日まで日本橋高島屋にて開催されている。本展では、各時代の帯や打掛、陣羽織などの代表作を交えた約300点を展示。普段は非公開の門外不出の織物も一挙公開される。会場では、現在に至るまでの帯の一大アーカイブから、大正末期に帝室博物館より正倉院御物の研究と復元を委託されて生み出した織技の解説とその作品、シルクロードや北欧、和蘭・南蛮などを取り入れた多様な文様、蒔絵や切り子など一見和装と相容れないと思われるモチーフを帯柄にした異種配合作品などを紹介する。また、創業者である初代龍村平蔵が1936年の創会当時から同人として出品を続けてきた「上品会(じょうぼんかい)」のカタログである写影帖のアーカイブも展示。初代の業績を集中的に紹介した大回顧展は以前にも開催されたが、4代目である当代に至るまでの名品をまとまった形で紹介する展覧会は初めての試みだ。また、日本橋に引き続き、来月24日より横浜高島屋での開催が予定されている。龍村美術織物の創業者である龍村平蔵は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で構成される織物を、独自の陰影を湛えた立体の造形としてとらえ、新技法を次々に生み出し数々の特許を取得。以来、4代平蔵に至るまで、正倉院や法隆寺に伝わる古代裂(こだいぎれ)の復元、祇園祭など各地の祭りの山鉾(やまぼこ)に掛ける懸装品などを手掛けてきた。【イベント情報】創業百二十周年記念龍村平蔵「時」を織る。場所:日本橋高島屋8階ホール住所:東京都中央区日本橋2-6会期:2013年5月6日まで時間:10:00から20:00(最終日は18:00まで、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
2013年04月27日川島織物セルコンは、2011年8月にLIXILグループ入りしたファブリックスメーカーで、約170年にわたり帯、緞帳・祭礼幕から、カーテン、カーペット、インテリア小物まで様々なジャンルの織物を手がけてきた。これらの歴史を後世に伝えるため、発祥の地である京都に「織物文化館」を開設し、国内外の染織品や古書の他、今まで手掛けてきたプロジェクトや商品の下絵、試織など約16万点を所蔵している。このほど、川島織物セルコンのグループ入り1年を機に、LIXILが運営するギャラリーにて企画展を開催。川島織物セルコンの収蔵品を通じて、テキスタイルの技術と表現がいかに室内空間の近代化とデザインの多様性に貢献してきたかを紹介する内容となっている。展示されるのは、パリ万博(1900年)に出品した「群犬」試織、国内初の企業博物館「織物参考館」のほぼ実物大のレプリカと模型など。さらに展示に併せて、「LIXIL BOOKLET」も発売する。定価1,890円(税込み)。「建築を彩るテキスタイル展川島織物の美と技」は、LIXIL ギャラリー大阪会場で6月18日~8月23日まで開催。時間は10時から17時まで。休館日は水曜日、夏期休暇(8月10日~16日)。LIXIL ギャラリー東京会場では9月6日~11月24日まで開催。時間は10時から18時まで。休館日は日曜と祝日。入場料は両会場とも無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日