選手層の厚さでは、世界屈指といわれる日本のフィギュアスケート界。その中で実力、そしてキャラクターの愛らしさでもトップを極めた選手の一人が、織田信成さん。最近は、テレビでも活躍する織田さんの人懐っこい笑顔に癒される女子、結構多いはずです。そんな織田さんの素顔に迫りました。――現役を引退してそろそろ2年半ですが、引退したらタレントになろうと思ってました?織田:いえいえ!僕自身はコーチになって、オリンピックを夢見る子どもたちにスケートを教えてあげたいなという気持ちが強かったんです。僕が引退したのは‘13年の全日本選手権。さいたまスーパーアリーナで開催されていて、電車で会場に通っていたんですが、その電車の中で、引退を決めました。――電車で?!オリンピックに出場したことがあり、全日本ではメダルを争う選手が電車?!大騒ぎにならないんですか?織田:ならなかったですねぇ(笑)。そもそも車とかだと、長時間緊張して座りっぱなしになるので、心も体も固まっちゃうんですよ。僕としては、移動中に体を動かすこともアップのひとつだと思うので、電車のほうがいいかな、と。――なるほど…。織田:それで、フリーの演技の後、全力は出せたので後悔はなかったんですが、思っていた結果ではなかったので、あ、これはもう引退だな、と。とはいえ、ホントにノープランだったんです、その後のことは。そんな中、テレビに出ませんかといくつかお話をいただいたので、出させていただけるのであれば、引退の記念に、的な気持ちで出たら、あれよあれよと…。――でも、現役時代からスケートの番組や、スポーツニュースにはよくお出になってましたよね?織田:あ、あの、バラエティに出たかったんです…(苦笑)。僕、とにかくバラエティが好きなんです。関西出身なので吉本新喜劇を見て育っていることもあり、“笑いこそすべて”だと思っているんです。もう、小学校の頃からその価値観はずっと変わらないというか…。――もしかして、足が速い子より、笑いが取れる子のほうが、モテたりする小学校でしたか?織田:足が速くてもサッカーが上手くても、おもしろくなかったら、絶対女子の中では上位には来ないですね。イケメンじゃなくても、おもしろくてなんかイイやつっていう位置づけの男子がモテてました。――関西では、モテるためには笑いの技術は重要なのですね…。織田:それは絶対!!僕はめっちゃ磨いてましたよ。フリ、ボケ、ツッコミって、誰でも知ってる&やってると思ってましたからね。でも、それが全国共通の認識じゃないことを知ったときの衝撃は、すごかったですよ…。東にはこの文化はないんですよね?残念ですね。非常に残念です…。――現役時代、海外で練習をしたり、試合に行くことも多かったと思うんですが、食事より、お笑いが見られないことがつらかった?織田:つらかったですねぇ。だからお笑いのDVDを必ず持っていってましたよ。それこそバンクーバーオリンピックの時は、『アメトーーク!』の“徹子の部屋芸人”を持っていって、それを見て爆笑して、「よし、ショートプログラム滑りに行くぞ!」って(笑)。あの、笑うことで、緊張がほぐれたり前向きになることってありません?例えばすごく落ち込んでたりしても、友達が目の前で滑って転んじゃったら、悩んでたこととかどうでもよくなったりしますし。そんな僕がバラエティに出させていただけるのであれば、見ている人にちょっとでも僕を見て笑ってほしい、少しでもリラックスしてもらえたら嬉しいです。◇おだ・のぶなり1987年生まれ、大阪府出身。7歳からフィギュアスケートを始め、'08-'09年の全日本選手権で優勝。'10年のバンクーバーオリンピックに出場し、‘13年に現役を引退。スピンの速度と美しさ、また着地の滑らかさには定評が。織田信長から数えて17代目の末裔でもある。※『anan』2016年7月13日号より。写真・小笠原真紀
2016年07月11日俳優・織田裕二にとって4年ぶりの映画主演作となる『ボクの妻と結婚してください。』(11月5日公開)のポスタービジュアルと特報が、このほど公開された。原作は、放送作家・樋口卓治氏による同名小説。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家・三村修治(織田)が余命宣告を受け、残された時間を使って、家族の未来のために自身の妻・彩子(吉田羊)の"最高の結婚相手"を探しだす物語だ。『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)などの三宅喜重監督がメガホンを取る。公開されたポスターには、イチョウの木々を前に、少し肌寒くなった秋空の下で寄り添いながら、同じ未来を見つめているかのような夫婦の姿が。下部には「余命6カ月、最愛の人に贈る"やさしい嘘"とは?」のコピー。"希望"をテーマとした本作の作風を象徴するビジュアルに仕上がっている。一方の特報は、「職業・放送作家。仕事ばかりで家族は呆れ気味」のナレーションにはじまり、修治のメモ「三村修治のラストプラン~余命日記」を映す。そこには「妻の夫を探す」に加えて、「誠実」「妻を愛してくれる」「経済力」などの条件。ラストでは妻・彩子が「一緒に生きてよ!」と叫び、三村が涙する姿を捉えている。(C)2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2016年06月29日『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来、4年振りに帰ってきた織田裕二待望の主演作『ボクの妻と結婚してください。』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。テレビ業界で働く敏腕放送作家、三村修治が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために、妻・彩子の「最高の結婚相手」を探しだすという物語。本作は、樋口卓治による同名小説を実写映画化するもので、原作は斬新な設定と心温まる物語が支持され、世代を問わず究極の恋愛バイブルとなった。監督には、『阪急電車 片道15分の奇跡』『レインツリーの国』などを手掛け、繊細な人間ドラマの描写が高く評価されている三宅喜重。キャストには、主人公・三村修治役の織田さんをはじめ、修治の妻・三村彩子役には、初主演となる映画、連続ドラマが続々と決定し、いま最も輝く女優・吉田羊。さらに、修冶の見初めた「結婚相手」伊東正蔵役を原田泰造が、結婚相談所を経営する修治の良き理解者、知多かおり役を高島礼子が演じるなど、まさに実力派俳優陣が勢揃いしている。このほど公開されたのは、イチョウの木々が美しく印象的なポスタービジュアル。少し肌寒くなったこの秋の風景の中で寄り添いながら、視線を交わすのではなく、同じ未来を見つめるかのような織田さんと吉田さん演じる修治と彩子2人の姿が描かれており、本編を観た後に心地よさが残る、“希望”をテーマにした本作にピッタリの1枚に仕上がっている。『ボクの妻と結婚してください。』は11月5日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月29日プロフィギュアスケーターの織田信成が23日、自身のブログを更新し、練習を再開をしたソチ五輪金メダリストの羽生結弦選手からのメッセージを伝えた。織田は、長野県で行われる「ファンタジーオンアイス」に向けて出発したと報告。「今年のファンタジーはゆづが出る事が出来ず寂しいですが今日のあさチャンでもふれた練習復帰の嬉しいニュース!!」と、左足リスフラン関節靱帯(じんたい)損傷で療養していた羽生選手の復帰を喜び、「彼の才能と努力をもってすれば氷の感覚もジャンプもすぐに戻ってくると思うので不安や焦る気持ちもあると思いますがゆっくり無理しないように1日1日を過ごしてほしいなぁと思います」とエールを送った。また、昨年の静岡での同公演で羽生選手と撮った2ショット写真を掲載し、「この写真載せても良い?ってさっき連絡したら良いですよ~!って言葉と後面白いやり取りを二人でしてて元気そうで僕も嬉しくなりました!」と羽生選手とのやりとりを明かした織田。「本人から『病んでないですよ。笑 というのを伝えといて下さい。』という事なのでここに書いときます笑」と羽生選手からのメッセージも伝え、「また元気な姿が氷の上で見られますように」という言葉で締めくくった。
2016年06月24日羽生結弦が“お殿様”役で出演していることでも話題の時代劇『殿、利息でござる!』の公開を前に5月4日(水・祝)、羽生さんの先輩で、織田信長の末裔として“氷上のお殿様”を自任するプロフィギュアスケーターの織田信成が「ひと言モノ申す!」とトークショーに出席した。『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などのヒット作で知られる中村義洋監督最新作で『武士の家計簿』も映画化された作家・磯田道史氏の著書を映画化。重税で夜逃げが相次ぎ破産寸前の宿場町で、藩に大金を貸し付け、その利息で宿場を救うための千両(3億円)を巻き上げようとする人々の奮闘をコミカルに描き出す。織田さんは“殿”らしく着物姿で登場し「自分で言うのもなんですが、似合ってると思います」とご満悦。映画についても「感動しました!みんなで考えて、節約に励んだり、苦労や努力があって困難を乗り越えていく。親子愛や人間ドラマもあります」と本作の魅力を語る。だが、ソチ五輪金メダリストで、織田さんにとってはフィギュア界の後輩である羽生選手が仙台藩主・伊達重村役で出演していることに関しては「モノ申したい!」と鼻息荒く語る。織田さんは、織田信長の末裔として知られ、自身のブログも「氷上のお殿様」としているだけに「フィギュア界ではお殿様は僕じゃないのか?なんで僕にオファーが来なかったのか…?殿と呼ばれて愛されてきた自負があるのに悔しい!」とやるせない思いを吐露する。ニュースで羽生さんのお殿様役での出演を知ったそうで「なぜひと言、言ってくれなかったのか?なんで黙ってとのやったの!?」と傷ついた様子。「羽生くんは“白馬の王子様”プリンスならいいけど、殿はダメでしょ!キャラの住み分けしようよ!」と訴え、会場は大きな笑いに包まれた。だが、作品を見て羽生選手のお殿様ぶりに衝撃を受けたようで「メチャクチャかっこよかった!」と絶賛。羽生選手にすぐに連絡を取ったことも明かしたが「そこで『先輩の殿も笑顔が素敵ですよ』と言われ、後輩に気を遣わせてしまい、自信を失くしました。このまま自分は殿をやってていいのかと…」と苦笑い。それでも「続編があれば次は!」と銀幕での“殿”デビューをあきらめていないようだった。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月04日2013年12月24日に惜しまれつつも現役引退したプロスケーター・織田信成が、「さんまのまんま」に初登場。愛されキャラとしておなじみの織田さんは、トークが白熱して“大阪のオバちゃん”化、「お前、吉本に入れ!」と明石家さんまからスカウトを受けたという。現在はプロフィギュアスケーターや解説者、タレントとして多方面で大活躍するかたわら、2児のパパとしても奮闘中の織田さん。「結婚して子どももできたから、離婚したら?」と、“悪魔の声”(?)でささやくさんまさん。織田さんが「男としては早く離婚しておいたほうが良いですか?」と冗談で返すと、「いまはアカン!!」と、反対の説得をして織田さんを戸惑わせることに。また、息子2人にフィギュアスケートをさせているという織田さん。選手時代に苦労した経験から「子どもたちにスケートをさせるか迷った」と告白。さんまさんが「我が子は(選手として)どうや?」と聞くと、「華も才能も兼ね備えていると思う。将来は金メダルを取って欲しい」と親バカぶりを発揮。しかし、息子に憧れの選手を聞いたところ、「ショックな答えが返ってきた」と言い出して…。現在のフィギュアスケート界は日本選手が大活躍しているが、織田さんは「いまの子たちは、僕たちの時代と比べると格段にうまい。(自分が)同じ場所にいなくて良かった」と、スケート界の進化に称賛を送る。やがてスケートトークが白熱するうちに、織田さんがなぜか“大阪のオバちゃん”のような話し方になってしまい、さんまさんが大爆笑!「フュギュアスケートの世界にだけおいておくのはもったいない!」と吉本興業入りを勧めだす。今シーズンのフュギュアスケートといえば、浅田真央が本格復帰を果たしたことも大きな話題となった。そんな浅田さんに対して、さんまさんが「日本を背負い過ぎやわ」と気遣うと、「真央ちゃんの変わりにトリプルアクセル飛んであげたい」と織田さんも賛同。期待を一身に背負うプレッシャーの重さについて、選手の目線から明かすひと幕もあった。ちなみに今回のお土産は、スイーツ男子の織田さんが悶絶するほど好きだという“マカロン”。そのマカロンを食べながら、奥さんとのなれ初めの話題に。「出会ってからずっと(妻に)恋している」と目を輝かせて語る織田さんに、さんまさんが与えた、ある称号とは?最後のまんまコーナーでは、まんまが織田さんのレクチャーにより、フィギュアのポージングに挑戦するというから、お楽しみに。「さんまのまんま」(ゲスト:織田信成)は4月23日(土)13:56~関西テレビにて、放送日未定フジテレビにて13:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月23日プロスケーターの織田信成が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に初出演し、わが子への親バカぶりを披露する。関西テレビは23日(13:56~14:25)に放送。フジテレビは未定。2児のパパである織田。2人の息子にもフィギュアスケートをさせているが、選手時代に苦労した経験から「子供たちにスケートをさせるか迷った」という。さんまが「わが子は(選手として)どうや?」と聞かれると、織田は「華も才能も兼ね備えていると思う。将来は金メダルを取ってほしい」と親バカぶりを発揮。しかし、息子に憧れの選手を聞いたところ、ショックな答えが返ってきたことを明かす。また、現在の日本フィギュアスケート界について、織田は「今の子たちは、僕たちの時代と比べると格段にうまい。(自分が)同じ場所にいなくて良かった」と、その進化を絶賛。トークが白熱しすぎて、なぜか大阪のオバちゃんのような話し方になってしまい、さんまを爆笑させる。エンディングのまんまコーナーでは、織田がまんまにフィギュアポーズをレクチャーする。
2016年04月22日【相談者:20代女性】6年付き合っている彼に「距離を置きたい」と言われました。あまりに突然のことで頭が真っ白になりました。「待っていてもいい?」と聞いたら彼は何も答えませんでした。どうしたらいいか分かりません。でも、待ちたいです。 アドバイスをいただけませんか?●A. 「距離を置きたい」と告げた彼を待つならば、“期間”を決めて“待ち方”も大切。ご相談、読ませていただきました。仲人士の忽那里美です。いきなり厳しい回答になりますが、「距離を置きたい」という言葉は「別れたい」という気持ちを穏便に伝える常套句 のように思います。それでも「彼が好きで待っていたい」と仰るのであれば、“期間を決めて”“待ち方も大切”というお話をさせていただきます。●離れていった彼を待つのは“半年”という理由6年お付き合いをされているということですが、コミュニケーションはきちんと取れていらっしゃいましたか?相談者さまは彼の言葉が「あまりに突然だった」と書かれていますが、彼はこれまでに何度かシグナルを出していたのではないでしょうか?いきなり「距離を置きたい」という言葉を告げるのは不自然な気がします。デートのとき浮かない様子だったり、生返事だったり、視線を合わせなかったり……そんなことはありませんでしたか?もちろん、恋愛はお互いの努力が必要ですから、もう少し早い段階で不満や気になるところを相談し合える深いコミュニケーションが欲しかったですね。長いお付き合いの中で、安心しきって手抜きになっていた部分があったのかもしれません。彼の言葉の「距離を置きたい」ですが、心の距離が離れてしまった恋人との復縁はかなり難しい ことだと思います。それでも待ちたいというお気持ちは理解できます。そうであれば、“期間を決めて”みませんか?いつまでもダラダラと彼を待っているのでは、あなたの未来が心配です。ここでご提案です。待つ期間は“半年”にしてみませんか?これには理由があります。“男性の感情の記憶は半年で消えてしまう”ということです。**********『別れた当初、貴女に対しての彼の感情の記憶は「会うとちょっとイヤな気分がする女性」だったが、時間が経てば男性の「感情」の記憶は薄れていく。「半年」という時間は、彼が貴女に関するイヤな記憶を忘れるために最低限必要な時間』(織田隼人さんの著書『やっぱり彼と復縁したい貴女へ』から要約)**********一度、彼を2人の関係から開放してあげましょう。半年、連絡をひかえ待ってみるのです。●ただ“待つ”のではなく、あなたに心がけていただきたいこと3点次に、待っているあいだにぜひあなたに心がけていただきたいことを3点にまとめました。●(1)「自分の考えで待っている」と自覚する彼が「待っていてほしい」と言ったわけではありません。ここを曖昧にしていると、つい彼に恨み言も言いたくなります。●(2)変わる必要がある彼は「今のあなたと距離を置きたい」と言ったのですから、改める必要があります。何もせずじっと待っているだけの“今と少しも変わらないあなた”のもとへ、再び好意を持って戻ってきてくれるでしょうか?成長する努力を惜しまないでください。●(3)待つ期間が終わり快い返事がなかったら、潔く諦めるこれは、あなたの未来のために。じっと立ち止まってはいられません。人生には諦めることも必要です。それは後退ではなく、次への前進です。----------「距離を置きたい」と言った彼を待つと決めたあなたに、“半年という期間を決めて”“待つときの注意点”をアドバイスさせていただきました。一度きりの人生です。後悔のないよう、やるならばトコトン!!決断はキッパリ!!応援しています。【参考文献】・『やっぱり彼と復縁したい貴女へ』織田隼人・著●ライター/忽那里美(仲人士)
2016年04月11日フィギュアスケーターの織田信成が11日、都内で行われたテレビ東京系バラエティ番組『世界! ニッポン行きたい人応援団』(4月14日スタート 毎週木曜19:58~)の初回収録に参加し、お笑い芸人・サバンナの高橋茂雄、タレントの眞鍋かをりとともに取材に応じた。同番組はニッポンに行きたいと心から願う外国人を探して招待し、夢を叶える瞬間を紹介していくバラエティ。過去3回の特番を経て、このほどレギュラー番組となった。番組で外国人の“応援団長”を務める織田は「こんなに日本のことに興味を持ってくださる方がいるなんて」と番組収録の感想を述べた。自身が改めて日本の文化について知りたいことを聞かれると、織田は「織田信長の子孫と言われるんですが、正直全然詳しくないんですよ。本能寺で死んだってことは知ってるんですけど……」と驚きの事実を明かした。高橋から「憎めよ! 明智の子孫を!」と攻められながら、織田は「海外には戦国武将ファンがたくさんいらっしゃるみたいなんですよね。信長ファンも絶対いると思うので、一緒に勉強したい」と今後の抱負を語った。また、自分の身近で応援したい人について、織田は「浅田真央ちゃん。現役選手の中でもう年上の方なんですよ。頑張って欲しいなと思いますね」とエールを送る。高橋は「とにかく明るい安村。元気を失っていたので。今は”とにかく反省している安村”になっています」と後輩芸人を応援。出産を経て復帰した眞鍋は「久しぶりにテレビに出ると、誰!? っていう人が出てくる。入れ替わりがすごい早いなと思って。髪を振り乱して頑張ってるので、自分を応援したい」と自分自身を挙げていた。
2016年04月11日こんにちは。女優&ライターのmamiです。よく言われることですが、理想の男性って最初から“完成形”で登場するワケじゃありません。最初っから完璧な“いいオトコ”のわけないですもん。“いいオトコ”は探すものじゃなく、育てるもの なんです。「だれが?」彼女に決まってるじゃないですか!あなたが、ですよ!!「でも、どうやって?」そこで今回は、彼氏を“いいオトコ”に育てるために彼女は何をすればいいかをお話したいと思います。●(1)将来の夢を描かせ“自己実現”のできるいいオトコに“いいオトコ”は自分の将来についてしっかりとしたビジョンを持っている ものです。ですから、彼氏を育てるなら、その“夢”や“希望”を大切に、明確にして、具体的に将来につなげていける“自己実現”のできるオトコになってもらう必要があります。大抵の男性は今の仕事を頑張っていても、将来についてどうすればいいかは頭の中ではっきりとまとまっていないもの。そこで、彼女であるあなたは、“夢”について“希望”についてたくさん話を聞いてあげるようにしましょう。大きなことでもすぐに手の届くことでもいいので、日頃からそういう話に興味を持ち、目を輝かせて聞いてあげるんです。人に話すことで頭の中は整理されていきますし、話せば話すほど具体的になり実現したい欲求も強くなります。欲求が強くなり、応援してくれる人(彼女)が身近にいるという思いがあれば頑張りたくなるんです。注意点はできる限り“細かく”、道筋の一つひとつを聞いていくこと。「そのためには何をすればいいの?そうなんだ……じゃ、がんばんなきゃだね」なるべく否定せず優しく聞いてあげてください。彼の将来は自分の将来にもつながっている と考えましょう。●(2)コミュニケーション能力を伸ばし“人間関係”に悩まないいいオトコに2つ目に重要なのは、コミュニケーション能力の優れた男性に育てること。“いいオトコ”は“人間関係”を大切にし、仕事でも私生活でも破綻させない術を心得ている ものです。仕事に熱中すればするほど家族や恋人をおろそかにしてしまったり、仕事上で衝突が避けられなくて自分自身を破滅に追い込んでしまったりする男性が多く見られます。一般に女性の方がコミュニケーション能力は長けていますから、そこを教えてあげるんです。男性にいろいろと奉仕してもらったり、プレゼントを選んでもらったり、女性が望む会話ってどんなものなのかを教えてあげたり。恋って、実は人間関係の作り方を学ばせ成長させてくれるもの なんだと思います。「自分の話ばかりじゃなくて私の話も聞いて。女子って聞いてもらえるだけでうれしいんだよ」「こういうときは、あとから一言だけでもフォローのメールをくれたらずいぶん気分が違ったのに」「自分だけで納得していても、口に出して言ってくれないとわからないよ」ただすねたり怒ったりするのではなく、具体的に伝えていくことが大切。注意点は、感情的に伝えないこと。どちらかというと落ち着いていて2人の仲がいいときに、やわらかく伝えてあげましょう。スマートな男性で人付き合いがうまい人は、恋人や女友達、女兄弟などから学んでいることが多いんです。もちろん、うわべだけの会話に長けた軽いオトコになられては元も子もないので、その辺も注意して“誠意ある”人間関係の築き方を教えてあげましょう。----------いかがですか?“自己実現”と“人間関係”は生きていく中でとても重要なことかと思います。彼がしっかりと“いいオトコ”に育つあいだに、あなた自身も“いいオンナ”に成長できるんじゃないでしょうか。【参考文献】・『追いかけられる女になる―男がハマる、「愛され上手」のテクニック』織田隼人・著●ライター/mami(女優&ライター)
2016年04月09日俳優の市原隼人が16日、都内で行われた主演ドラマ『双葉荘の友人』(3月19日 21:00~)の記者会見に出席した。同ドラマは、昨年発表された「第8回WOWOWシナリオ大賞」で大賞を受賞した川崎クニハルの脚本をドラマ化した作品。2000年の横浜にある高台のテラスハウス「双葉荘」に妻の美江(臼田あさ美。)と引っ越してきた川村正治(市原隼人)は、かつてここに住んでいた倉田誠司(中村倫也)の幻と心が通じ合う、というストーリーになっている。主演の市原は「本当に初めて読んだ時は、面白い話だと思ったのと同時に、この類の物語を見たことがないと思いました。実際に川崎さんとお会いした時に、実体験を元にしたと聞いて鳥肌が立ちましたね」と話し、「新鮮だしファンタジーを感じられると思います」とアピール。平松恵美子監督については「人間臭くて素直な方で、アットホームな環境で撮影が進んだので、それが自然に絵として出ていると思います。本当に心地が良かったです」と振り返り、共演者の臼田あさ美と陽月華について「臼田さんは本当に斜に構えず、壁を作らない方。臼田さんが相手役でよかったです。陽月華さんは妖艶で品があり、役でもそうでしたが、私生活が見えない姿が印象的でした。宝塚出身ということでキレイでしたし絵に描いた女性だと思いましたね」と好印象の様子だった。かつて住んでいた住人の幻と心が通じ合うという同ドラマ。それにちなんで、「不思議な体験をしたことは?」という質問に市原は「海外に行く機会が多かった時に金縛りが止まりませんでした。家に帰っても5分後に金縛りになったりしましたね。連れて来ちゃったのかな?と思いましたよ」と告白。続けて「ある日突然なくなりました。夢かと思いましたが、夢でもないし何度も起きたんです。不思議な経験でしたね…」と語っていた。
2016年03月17日第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」のPR会見が3月16日(水)、東京・赤坂のWOWOW本社で行われ、主演の市原隼人と演出を手がけた平松恵美子氏が出席した。舞台監督の正治が、夫婦で引っ越したテラスハウス「双葉荘」で26年前、同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”と出会い、親交を深めるファンタジックな一作で、「いままで読んだことのないタイプの、とても面白いシナリオ。見えないはずの人物を相手に筆談するシーンが印象的だった」と市原さん。平松監督とは初タッグで、「人間くさくて素直な方。アットホームな空気を提供してくれた。こんなにテストを重ねる現場は、初めてでしたけど…」とふり返った。「そんなにテストを重ねたかなあ?」とおどける平松監督は、「一体どうすれば映像化できるのかと、最初はびっくりしました」と人間と幻影の交流をいかに描くか、戸惑いもあったのだとか。撮影は東京を大寒波が襲った1月某日、都内のスタジオで始まり「夏のシーンだから、市原くんは薄着のままで。本番まで何か着たらと言ったんですが、『いや、自分は大丈夫です』って。さすがアツイ男は違うなと思った」と脱帽。この発言に、市原さんは「いや、実はめちゃくちゃ寒かったです」と告白していた。同日、第9回WOWOWシナリオ大賞の受賞式が行われ、応募総数424編の中から、大賞1編、優秀賞3編が選出された。<大賞>(2016年度内ドラマ化予定)「稲垣家の喪主」小山ゴロ氏<優秀賞>「50才で、カフェ始めました。」さいこりえ氏、山口智氏「刑務所の土」牧圭一氏「mind dive」藪野ゆうき氏ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日俳優の市原隼人が、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」に主演し、妻とともに移り住んだテラスハウス・双葉荘で、見えるはずのない画家の“幻影”と出会う主人公・川村正治を好演。ふがいない男 という役どころで新境地を切り開く。市原さん演じる舞台監督の正治は、横浜港を望む双葉荘に引っ越すが、ほどなくして退職。雑誌編集者の妻・美江の計らいで、自宅でのライター業を始める。そんなある日、誰もいないはずの部屋で出会ったのが、26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”。やがて、倉田の過去に隠された驚きの真実が明らかになる…。妻役に臼田あさ美、『星ガ丘ワンダーランド』での共演も記憶に新しい中村倫也が倉田を演じる。「一言で表せば、独特な空気感を持ったファンタジー。それに倉田の過去が暴かれるミステリーの要素もある。見終わった後は、僕も含めてご覧になった皆さんにとって、人生と向き合うチャンスになると思います」と作品の魅力を語る市原さん。自身が演じた正治については、「どうしようもない男…と言ってしまうと元も子もないですが、人間誰しも、行き詰る瞬間ってあると思うんですよ。そういう意味では、共感してもらえる存在です」と語る。演出を手がけるのは、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田洋次作品で脚本を担当し、『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを飾った平松恵美子。今回、初タッグを組み「とにかく暖かく、優しい風がずっと流れる現場。自分自身、感情の自然な流れに乗れたので、最後のシーンは、台本では『涙ぐむ』はずが、号泣してしまって…。きっと壁にぶち当たりながらも、前を向こうとする主人公に心が揺り動かされたんだと思います」(市原さん)。映画デビューにして、主演を務めた『リリイ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督)から早15年。最近では俳優業に加えて、ショートフィルムの監督に挑むなど、表現者としての幅を広げている。「何事もご縁ですからね。皆さんが与えてくださる現場に感謝しながら、自分は全力を尽くす。それしか、ありません。常に思うのは『いまが、常に通過点』ということ。器用なタイプではないので、これからも人間くさく仕事が続けられるといいと思っています」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年03月15日群像映画『ホテルコパン』の公開初日舞台挨拶が13日(土)都内で行われ、主演の市原隼人、共演の近藤芳正、前田公輝、栗原英雄、玄理、大谷幸広、李麗仙そして脚本家の一雫ライオン、門馬直人監督が登壇。市原さんは、舞台挨拶直前の“奇行”を暴露され共演者に詰め寄る一幕があった。同作は、暗い過去を持つ元教師のホテルマン・海人祐介(市原さん)をはじめとする10人の男女が、長野五輪から18年後の白馬村にある寂れたホテル「ホテルコパン」で人生の転機を迎える姿を描く。本作が撮影されたのは、2013年の11月。月日が経過していた事もあり、登壇した俳優陣の記憶が薄れる中で、玄理さんは「楽屋で市原さんが緊張していたのか、機械をパンチし始めて…。そうしたら皆で“こんな感じだったよね、市原さん”ってなった」と市原さんの天然行動で記憶が鮮やかによみがえった事を告白。“奇行”を暴露された形の市原さんは恥ずかしそうに玄理さんに詰め寄るも、間に立った前田さんが「殴りそうになった、ね」と正しく訂正し、その場は収まった。そんな前田さんは、市原さんとの共演について「本当に嬉しかった。ずっと作品を観てきたので、“隼人君”と言えることが嬉しい」と喜びながら「現場ではストイックに役作りをしていた上で、皆さんと飲みに行ったときには隼人君が引っ張ってくれて、コミュニケーションをとってくれた。背中が大きかったですね」と絶賛した。一方の市原さんは、2月6日に29歳になった事をサプライズケーキと共に祝われると「誕生日、ありがとうございます。祝うのは好きだけれど、祝われるのは苦手で」とはにかみながら「日々通過点で死ぬまでやっていきたい」と更なる飛躍を誓っていた。『ホテルコパン』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、今夏公開の『秘密THE TOP SECRET』のヒロインに200人の候補者の中から選ばれた織田梨沙さん。モデル経験はあるものの、本格的な演技は初挑戦。「演じたのはミステリアスな少女役。物語の鍵となる役だったのでプレッシャーが大きく、撮影がとても長く感じられました(笑)」。壁を乗り越えたからこそ達成感は大きく、演技の楽しさに目覚めた様子。「どんな役もものにできる女優を目指したい。自然が好きなので、将来は田舎に住んで、仕事の時だけ上京…そんな生活をするのが夢です!」◇おだ・りさ1995年生まれ。2012年にモデルデビューし、2015年に本格的に女優デビュー。ヒロインに大抜擢された初出演映画『秘密』の詳細はでチェック。◇健康のために、毎日チアシード。「栄養たっぷりでお腹も膨れて一石二鳥。ヨーグルトに混ぜて食べます」◇親戚や友人の影響で釣りが好きになりました。「この前はアジを30匹くらい釣りました。みんなで食べるのも楽しい!」◇馬に乗って自然の中を走るのが好き!「高校時代から乗馬を習 っています。この子は北 海道で出会った相棒」※『anan』2016年1月20日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年01月19日第8回WOWOWシナリオ大賞を受賞した川崎クニハルの『双葉荘の友人』が市原隼人主演でドラマ化されることが17日、明らかになった。この作品は、港を望む高台にあるテラスハウス「双葉荘」を舞台に、見えないはずのものが見える主人公(市原)を中心に繰り広げられるロマンティック・ミステリー。市原は「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験と共に独特な感情面を包み込む中で、夫として、人として芽生えてゆく温もりを伝えていきます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。2年ぶりとなるテレビドラマ主演に静かに意欲を燃やしている。出演はほかに臼田あさ美、中村倫也、陽月華、中島朋子、中原丈雄、吉行和子。『双葉荘の友人』はWOWOWプライムにて3月19日(土曜 21:00~)放送。
2016年01月18日市原隼人を主演に迎え、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化する「ドラマW 双葉荘の友人」が3月19日(土)、WOWOWプライムにて放送されることが決定。共演に臼田あさ美、中村倫也、陽月華らを迎え、見えないはずの“幻影”が見える男を演じる。2000年3月。舞台監督の川村正治(市原隼人)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、横浜港を望む高台のテラスハウス・双葉荘に移り住む。この家の大家・寺田幸吉(中原丈雄)とその妻・直子(吉行和子)の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む主婦・八井沙季(陽月華)との相性は良く、正治も美江も新生活になじんでいった。そんな中、正治は舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることに。ある朝、美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じる。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の“幻影”だった。驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになるが、ある日、正治は幻影の中で信じがたい光景を見てしまう。それは幻か、実際に過去に起きたことなのか?驚くべき真相がやがて明らかになる――。プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。今回、2014年の第8回で応募総数482編の中から大賞を受賞した、川崎クニハルの「双葉荘」をドラマ化したのが本作だ。主人公の“幻影”と出会う男・川村を演じるのは、『ホテルコパン』『星ガ丘ワンダーランド』と出演映画も控える市原さん。市原さんは「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験とともに独特な感情面を包み込む中で、夫として人として芽生えてゆく温もりを伝えて行きます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。さらに、共演に臼田さん、中村さん、陽月さん、中嶋朋子、中原丈雄、吉行和子と若手からベテランまで多彩なキャストがそろう。監督は、長年、山田洋次監督のもとで助監督を務め、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田作品で脚本を担当、『ひまわりと子犬の7日間』では監督と脚本の務めた平松恵美子。定評ある丁寧な人物描写が、本作でも発揮されることになりそうだ。川崎さんが若いころに体験した実話をベースに執筆したという“ロマンティック・ミステリー”が、豪華キャスト&スタッフでどのように映像化されるのか、期待していて。ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日新人女優の織田梨沙(20)が、俳優・生田斗真が主演を務め、『るろうに剣心』の大友啓史監督がメガホンを取る映画『秘密 THE TOP SECRET』(2016年8月公開)に出演することが8日、発表された。織田が演技を披露するのは、本作が初となる。原作は、2008年にアニメ化もされ、清水玲子氏が漫画誌『MELODY』(白泉社)で連載していた同名コミック。最先端の科学技術を駆使し、死んだ人間の脳から"過去の記憶を映像化"できるMRIスキャナーを捜査に導入した科学警察研究所法医第九研究室(通称「第九」)のメンバーたちが、迷宮入りとなった猟奇事件の捜査を進めていく。天才的頭脳の持ち主だが、トラウマを持つ第九の室長・薪剛役を生田が務めるほか、岡田将生、栗山千明、大森南朋、椎名桔平も出演している。織田は1995年生まれの20歳。ナウファッションエージェンシーに所属しており、最近では集英社文庫の企画「ナツイチ 2015」のWEBムービーに出演したほか、TVCMなどでも活躍している。演じるのは、家族を惨殺した罪で死刑執行される男・露口浩一(椎名)の娘で、キーパーソンとなるミステリアスな少女・露口絹子役。怪しげながらも美しく、薪や捜査官たちを翻弄(ほんろう)していく。幾度ものオーディションを経て、大友監督により抜てきされた織田は、「初めてのことだらけだったし、個性たっぷりな絹子ちゃんを演じるのはとても難しくて、思い通りにできない自分にイライラしたり、不安ばかりでした」と吐露。一方で「自分なりに絹子目線で考え、感情を読み取れるように努力したのと、いろいろな方々にサポートしていただきながら頑張ったので多くの人に見てもらえたら」とアピールもしている。大友監督の演出については、「驚くことしかなくてずっと興奮して観察いっぱいしてました」と明かしているように大きな刺激を受けたようだ。そんな大友監督は、オーディションの際の織田を「心を震わせながら全ての感情をあからさまにし、目が離せない、忘れがたい魅力を発していた」と絶賛。「彼女ならではの凛とした凶暴なたたずまいと抜群の鮮度を武器に、現代社会に潜伏し、きっと存在しているであろう露口絹子という役の個性を手繰り寄せられるかもしれない」という思いから、起用に至った。そして、その予感は撮影中に確信に変わった。織田の役者としての特徴を「一瞬にして崩れ落ちそうなもろさと、その底にどっしりとある決して折れない強さと生命力」と表現し、「美しくスリリングな彼女の存在感は、多くの人に楽しんでいただける新鮮な魅力をこの作品に与えてくれている」と太鼓判を押している。(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
2015年12月08日市原隼人が主演を務め、1998年の長野冬季オリンピックから18年たった長野県・白馬村を舞台にした“グランドホテル形式”の群像劇『ホテルコパン』。このほど、その公開日が2月13日(土)に決定し、市原さん演じる元中学教師を始め、ワケありのキャラクターたちが勢ぞろいした予告編映像が解禁となった。舞台は、長野オリンピックであの感動のジャンプ競技が行われた白馬村にあるホテルコパン。東京で中学教師をしていた海人祐介(市原隼人)は2年前から、ここで働いていた。オリンピックで賑わった白馬村も、いまでは、かつての賑わいが嘘のように閑散としている。オーナーの桜木(近藤芳正)は、あのころのような活気を取り戻そうと躍起になるが、そう簡単に客は集まらない。もう一人の従業員のユリ(玄理)は、そんな桜木を尻目に無愛想に淡々と働いていた。あるとき、偶然にも数組の宿泊客が到着する。なんと、その中の女性・千里は教師時代に担任した生徒・守の母親。守はいじめを受けており、海人はいじめから救おうと努力したのだが、努力も虚しく守は自殺をしてしまったのだった…。本作は、ホテルコパンを舞台に、ワケあり10人のそれぞれの壮絶な人生の山場がぶつかり合っていく“グランドホテル形式”の群像劇。かつてない複雑な感情を抱える主人公を演じ切った市原さんを主演に迎えた本作は、これまで短編映画で数々の賞を受賞してきた門馬直人監督による渾身の長編デビュー作となる。今回届いた予告編映像でも、市原さん始め、壮絶な人生の山場を迎えるキャラクター10人が登場する。東京からやってくる元教え子の母親(清水美沙)に、一見ラブラブに見えるカップルの美紀(大沢ひかる)と班目(前田公輝)、多額の負債を抱えている宗教団体の教祖・段来示(栗原英雄)と資産家令嬢・ひかる(水田芙美子)、昔は脚光を浴びていた老女優・舟木(李麗仙)とマネージャーの澤井(大谷幸広)。 ホテルオーナーの桜木もまた、離婚した妻・美智代(遠山景織子)と娘・歩(山田望叶)と偶然再会してしまうのだ。オリジナリティあふれる多様なキャラクター、全員が“絶望”へと向かっていくストーリー。2020年の東京オリンピックも控える中、閑散としたホテル繰り広げられるノンストップの群像劇には、どんな結末が待っているのか。映像に映し出される「この世に“希望”があることをあなたが証明してください」という言葉に、思わず絶句しそうになる予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『ホテルコパン』は2016年2月13日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日俳優の織田裕二が、4年ぶりの映画となる『ボクの妻と結婚してください。』(2016年秋公開)で主演を務めることが18日、発表された。本作の原作は、放送作家・樋口卓治氏による同名小説。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、家族の未来のために残された時間を使って、自身の妻の"最高の結婚相手"を探しだす物語だ。映画には、織田のほか、吉田羊、ネプチューン・原田泰造、高島礼子も出演。『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)や21日に公開を控える『レインツリーの国』の三宅喜重監督がメガホンを取る。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12年)以来、4年ぶりの映画主演で、主人公・三村修治役を務める織田は、「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことができた」と感激。さらに、「(オファーを)いただいた時に、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません」とも話し「今、僕はこの作品に出会えてとてもうれしいです」と喜びをかみしめている。修治の妻・彩子役の吉田も「タイトルからしてもう見たい」と織田同様に題を知らされた時点でひかれていた様子。続けて、「台本を読ませていただいたらこれまたさらに見たい。映画が完成した時、この『見たい』をきちんと『満足』にかえられるよう、精いっぱい『妻』の務めを果たしたい」と意気込む。織田については「ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させていただけるなんてこの上ない喜び」と感情をあらわにした。修治が見初めた"結婚相手"の伊東正蔵を演じる原田は、役柄を「真面目で誠実な男」と分析。台本を読んだ際を思い出し、「織田さん演じる修治の家族を思うまっすぐな気持ちに胸が熱くなりました。そして、結婚っていいなあと改めて思いました」と話す。一方の高島は、結婚相談所を経営する修治の良き理解者・知多かおり役。「死が人ごとと思えなくなった最近、この物語は勇気を持たせてくれる。家族、友人たちの存在に感謝したくなる」「切ないのに、楽しいと思える心温まるストーリーです」と本作の魅力を語っている。(C)2016「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2015年11月18日岐阜県岐阜市中心市街地一帯で10月3日・4日、岐阜市のまちづくりに貢献した織田信長公を称える第59回「ぎふ信長まつり」が開催される。まつりでは、織田信長公や斉藤道三公をはじめとする戦国武将や火縄銃鉄砲隊などで編成する「信長公騎馬武者行列」、自由なおどり文化を発信する「市民勝手カーニバル」や「音楽隊」がパレードを実施。他にも「歩行者天国」や「楽市楽座」などイベント盛りだくさんとなっている。10月3日の主なイベントとして、10月3日は10時より信長公追悼式(場所: 崇福寺)、12時50分~14時には音楽隊パレード(場所: 岐阜市中警察署前~金華橋通り南進~文化センター前)、13時30分~15時40分には市民勝手カーニバル(場所: 岐阜中警察署前~金華橋通り南進~文化センター前)など。10月4日の主なイベントとして、11時30分~11時40分には信長公騎馬武者行列出発式(場所: JR岐阜駅前信長ゆめ広場)、12時30分~14時20分には信長公騎馬武者行列(場所: JR岐阜駅南~加納上本町~加納桜通~長良橋通り北進~若宮町交差点~岐阜市役所までと岐阜公園)など。若宮町歩行者天国やわく☆わくフリーマーケット、楽市楽座は両日の10時~16時に開催される。第59回「ぎふ信長まつり」の会場は、若宮町・金公園・柳ケ瀬・神田町・玉宮町・信長ゆめ広場ほか岐阜市中心市街地一帯となる。
2015年09月13日【相談者:10代女性】前から彼氏が他の女子としょっちゅうLINEしていることや女友達と遊びに行っていることにイライラしていて、喧嘩になってしまいました。不満がたまっていたのでそれが一気に爆発してしまって……。今、LINEも既読無視されているし、 学校でも避けられています。いつ、「別れよう」と言われるのか心配です。今回はもう無理かなと諦めているので、次の人とは同じ間違いをしなくて済むように喧嘩のときに言ってはいけない言葉を教えて欲しいです。よろしくお願いします。●A. 話し合いと喧嘩の違いを知っておきましょう。こんにちは。恋愛カウンセラーの桜井です。状況を教えてくださりありがとうございます。分かりました。もう既に次の恋愛を考えている前向きな姿勢は素晴らしいですね。喧嘩にも良い喧嘩と悪い喧嘩があります。良い喧嘩というのはそれまで蓄積していた不満や本音をお互い言い合えるというもので、これは“話し合い”とも呼ばれます。対して、悪い喧嘩というのは感情的になって相手を傷つける言葉を言ってしまったことがキッカケで2人のあいだに亀裂が生じます。●男性に致命傷を与える禁句をご紹介します割れたコップは元に戻らないように、一度壊れてしまった関係を修復することはとても難しいです。言葉はもろ刃の剣です。相手に致命傷を負わせないようにしましょう。男性に言ってはいけない言葉には、たとえば以下のようなものがあります。・「たいした稼ぎもないくせに」・「大学出ていないくせに」・「親がいないくせに」・「チビ」つまり・収入や職業・学歴、社会的地位・家族・身体的特徴相手にこれらの非難をしたら、もうその恋は一瞬で冷めます。ついカッとなって口走ってしまったとしても、男性はとても傷つくし、そしてあなたのことを好きではなくなってしまいます。攻撃してきたあなたから身を守るために、無視をしたり言い返したりしてくるでしょう。相手が無視をすれば疎遠になり、反撃をすれば大喧嘩になります。どの道、行き着く先は破局です。----------恋愛の始まりは、「好き」「もっと仲良くなりたい」「相手を理解したい」というプラスの感情から始まります。だけど、終わるときには、「もう顔も見たくない」「大嫌い」「縁を切りたい」となってしまうのは悲しいことです。恋愛中は感情的になって、嫉妬をしたり不安になったりしてしまうこともあるでしょう。喧嘩もするでしょう。だけど、どんなに感情的になっても相手に致命傷を負わせる禁句だけは言わないようにしましょうね。あなたが本当に言いたかったことは、「他の女の子と遊ばないで」「私一筋でいて欲しい」というようなことだったと思います。それが言い争っているあいだにヒートアップして爆発してしまったのでしょう。これから新しい恋愛をするときは、喧嘩ではなく話し合いができるようになると良いですね。そして、喧嘩にならない相手を彼氏に選べるとなお良いと思いました。なぜなら、相性の良いカップルは喧嘩しないからです。【参考文献】・『離れかけた彼の気持ちを取り戻す方法』織田隼人・著●ライター/桜井(恋愛カウンセラー)
2015年09月08日エクシングは8月12日、プロフィギュアスケーターの織田信成さんをキャラクターに起用した業務用通信カラオケ「JOYSOUND MAX」のTV-CMの第2弾「海辺にて」篇の放映を開始した。8月1日に放送を開始した第1弾「土手にて」篇では、織田信長の17代目の末えいである織田信成さんが、お殿様のような(マイク)ちょんまげ姿を披露したことでも話題となった。第2弾の舞台となるのは、荒波が打ち寄せる海辺。織田さんは第1弾と同様、スーツにマイク型のちょんまげという姿で登場する。小さなポニーにまたがり、大きな口を開けて笑い続ける織田さんの前に現れたのは、黒髪の少女。悲しげな表情で波打ち際を見つめる少女に、織田さんは「乗ってかない? 」と元気に声を掛ける。その姿に、少しとまどいながらも笑顔をのぞかせ、織田さんとともにポニーに乗る少女。織田さんのちょんまげマイクに向かい、嫌なことを忘れるかのように大声で歌う少女と笑う織田さん。「大声だそうぜ」のメッセージでCMは締めくくられている。織田さんは歌は決して上手ではないというが、休日には家族と一緒にカラオケで好きな歌を思いっきり歌っているという。CMでは、周囲まで明るくする笑顔を持ち、ちょんまげ姿が似合う織田さんを全面に打ち出した。歌の上手・下手は気にせず、歌いたい歌を歌いたいように歌おうという「JOYSOUND MAX」のコンセプトをコミカルに表現している。なお、特設ページでは、初めてちょんまげをつける織田さんの姿などを収めたメイキング映像も公開している。
2015年08月12日コロプラはこのほど、フィギュアスケーターの織田信成さんを起用したスマートフォン向けオンラインアプリ『東京カジノプロジェクト』のテレビCM第2弾の放映を開始した。同アプリは、華やかなリゾート地を舞台にしたカジノリゾートシミュレーションゲーム。テレビCM第1弾では、特殊メークでテレビアニメ「逆境無頼カイジ」の主人公・カイジ(伊藤開司)に変身したプロフィギュアスケーターの織田信成さんが登場した。第1弾ではルーレットにチップをすべて賭けるという大勝負に出て見事勝利した"織田カイジ"。第2弾でも同様に、ルーレットに全部を賭けるが、第1弾とは違った展開が待ち受けていた。全額賭けたゲームの結果や、ある人物の登場に一喜一憂する"織田カイジ"の表情の変化が見どころだという。放映地域は北海道、関東、中京、関西、福岡地域。同社の公式サイトのCM/PVギャラリーでは、第2弾のCMのほか、メイキングやインタビュー映像も公開している。また、7月中旬からゲーム内にアニメの人気キャラクターをモチーフにしたアバターが登場する。一部のゲームのデザインも、「逆境無頼カイジ」をイメージしたものに変わる。
2015年07月10日コロプラは7月1日、プロフィギュアスケーターの織田信成さんを起用したスマートフォン向けオンラインアプリ『東京カジノプロジェクト』のテレビCMの放映を開始する。同アプリは、華やかなリゾート地を舞台にしたカジノリゾートシミュレーションゲーム。テレビCMには、特殊メークでテレビアニメ「逆境無頼カイジ」の主人公・カイジ(伊藤開司)に扮(ふん)した織田さんが登場する。織田さんとカイジに"泣き顔が印象的"という共通点があったことから実現した企画だという。CMは、"織田カイジ"がカジノゲームの1つ「ルーレット」にチップを全て賭けるというストーリー。織田さんがカイジになりきり、涙を浮かべながら「僥倖(ぎょうこう)―!」と叫ぶ体当たりの演技に注目とのこと。収録は、大阪にあるカジノバーで行われた。現場に入った織田さんは、1時間の特殊メークを経て"織田カイジ"へと変身。この様子を収録したメイキング映像と、撮影を終えた織田さんのインタビュー映像は、YouTubeでも公開する。CM放映開始日は7月1日。放映地域は北海道、関東、中京、関西、福岡地域。ゲーム内でも7月中旬に「逆境無頼カイジ」とのコラボ企画を実施する。ゲーム内にアニメの人気キャラクターをモチーフにしたアバターが登場。また、一部のゲームのデザインも、「逆境無頼カイジ」をイメージしたものに変化する。
2015年07月01日マイナス15キロのダイエットに成功昨年俳優の市原隼人と結婚し、今や一児の母となった向山志穂。MAXの体重からマイナス15キロにのダイエットに成功し、あっという間にモデルに復帰したことで、彼女のオフィシャルブログ「Happy Smile」の閲覧ランキングが急上昇している。同ブログ6月23日付け記事では、ダイエット成功のお披露目記者会見の様子をアップ。会場で出産直後の等身大パネルが登場したシーンを載せて、「認めたくないけどもちろん私です」と苦笑い混じりの文章を綴った。「天使の美活」と「カラダファクトリー」また、同記事では、今回のダイエット成功は「天使の美活セット」とストレッチを教えてくれたという「カラダファクトリー」のおかげだと明かした。ダイエットに利用した「天使のパウダー」は、乳酸菌が豊富に含まれた粉末だそうで、マンゴー風味が「飲みやすくていつもガブ飲みしてました」とコメント。さらに、短期間のダイエット成功のヒミツは、「天使のキレイを使ったプチファスティング」だと告白。同商品はマルチビタミンやミネラル、鉄分をたっぷり含んでおり、産後や授乳中でも安心して使える置き換えドリンクだと絶賛している。【参考】・向山志穂オフィシャルブログ「Happy Smile」
2015年06月27日映画『極道大戦争』の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が出席した。全国公開中の本作は、"ヤクザ・ヴァンパイア"によってヤクザ化した人々の抗争を描くエンターテイメント作品。神浦玄洋(リリー)を組長とする神浦組の舎弟・影山亜喜良(市原)。襲われて瀕死状態の神浦に首筋を噛まれ、超人的能力を身に付けた影山は、その敵討ちに挑む――というストーリーで、監督を三池崇史が務めている。主演の市原は、「オリジナルでやるのが難しい中で、ここまで笑って喜んで頂いて本当にすごい。これからはみなさんの作品になるので、心の中で可愛がってくれたら」と胸を張ってアピール。また、「クレイジーでぶっ飛んでて、本当にやるのかなと(笑)。でも、すべての部署のバイタリティがすごくて、三池組ならではの現場でした」と振り返ると、ヒロイン役の成海も、「台本を読んで何が何だか混乱したけど、この祭りに参加したいと思いました」と笑顔を見せた。一方のリリーも、「まさか公開されるとは思ってなかった。今は色んな規制があるのに、どんどん足しちゃって"R28"くらいまで上がってた。三池監督しかできない作品」とその過激な内容に驚いた様子。リリー演じる“ヤクザ・ヴァンパイア”を描く本作だが、「噛まれたら何になりたい?」の問いに、「大阪のおばちゃん。分かりやすい世の中になりそう」と答えた市原は、坂口から、「格好良い市原さんみたいになりたい」と言われて照れ笑いを浮かべていた。また、劇中キャラクター・KAERUくんによる瓦割りやアクション演舞で、会場を盛り上げたこの日の舞台あいさつ。カンヌ国際映画祭招待作品に選出されたことに続き、北米公開&世界21ヵ国での公開も発表され、市原は、「本当にすごいですね。他の国でも多くの人に楽しんで頂くことを願ってます」と喜びを語っていた。
2015年06月21日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』の初日舞台挨拶が6月20日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が登壇した。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーを映画化。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメントで、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」での公式上映でも大旋風を巻き起こした。この日は新作の撮影を理由に、三池監督は残念ながら欠席。その穴を埋めようと(!?)、市原さんらキャスト陣は、本作の“ハチャメチャ”な世界観について言いたい放題だった。「クレイジーでぶっ飛んだ作品。すべてがオリジナルというのも本当にすごい」と市原さん。ヒロインを演じる成海さんは「台本を読んでも、何が何やらで、すごく混乱しました。でも、この祭りには参加したいなと思った」と笑顔を見せた。「よく分からない…でも面白い!ぜひ感性で楽しんで」(高島さん)、「深く考えるのはやめようと思った」(青柳さん)、「台本を読んで、これ準備稿だと思った(笑)。よくこんな企画が通ったな」(でんでんさん)、「まるで刺激的な絵本みたい」(坂口さん)と、やはり唯一無比な三池ワールドに圧倒されたようだ。いちばん“舌”好調だったのがリリーさんで、「イカれている」「この映画が公開されるなんて思っていなかった」「現場では“R-28”くらいの描写も。これ、誰が観られるの?と思った」とリリーさん流の賛辞を贈っていた。『極道大戦争』は全国で公開中。北米を始め、世界21か国での公開が決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月20日「おぉっ、マジか?」。市原隼人が出演のオファーを快諾したと聞いて、三池崇史監督は驚愕した。オファー出した本人が驚くっておかしいだろっ!とツッコミたいところだが、なぜか納得してしまう。そして市原さんは、自らが主演を務め、完成したこの映画をこんな言葉で評する。「これまでの映画、これから先に公開される映画、その全てが“過去”になってしまうような新たなジャンルの映画だと思います」。ここまでで『極道大戦争』がどれくらいブッ飛んだ映画なのか十分に想像がつくと思う。一応、どんな映画なのかを説明するとタイトルの通り、やくざ映画である。だが、出てくるのはただのやくざではない。“ヤクザヴァンパイア”である。彼らに噛まれると、カタギの人間もやくざになってしまう。そして街には(文字通り)血に飢えたヤクザヴァンパイアがあふれる…。もちろん、原作小説などない。こんな、とんでもない話を思いつき、実際に映画にしてしまうのは三池監督だけだ。そこに市原さんは一寸の迷いもなく飛び乗った。そして撮影を、現場を心の底から楽しんだ。セオリーも常識も超えた戦場に身を投じる、やんちゃな男たちに話を聞いた。人気漫画やベストセラー小説の映画化が主体の邦画界にあって、本作の始まりは、三池監督によると「飲み屋での無駄話」だという。そんな奇跡のような本作が成立したという事実について監督は感慨と意義を口にする。「いま、ヒットしそうだから映画を作るとかそういう流れ、見る側というより、われわれ作る側のモヤモヤっとしたところ――そんな闇に向かってデカい石を思いっきり、筋肉が切れてもいいやって感じで、全力で投げた快感があった。そういう快感が意外とエンターテイメントの観客に必要なんじゃないかと思うんです。なかなかいま、闇に向かって石投げるのは歓迎されないけど(笑)」。ちなみに出てくるのはヤクザヴァンパイアだけではない。最強のKAERUくん、カッパなどワケのわからないものだらけなのだが…。市原さんはそんな奇想天外なストーリー展開に驚きつつ「演じていて繊細な感情と大胆な部分と凄い振り幅を持ってるんです。お客さんにとってもいろんな見方ができる作品だと思う」とその魅力を語る。特に、演じる上で印象深かったのは『ザ・レイド』でその名をとどろかせたインドネシアが誇るアクション俳優ヤヤン・ルヒアンとの1対1のアクション。「楽しかったですね。(ヤヤンさんは)もう、目が獲物を狩るような感じで(笑)。アクショントレーニングに始まって、息遣いやモーションを確認し合っていくんですけど、三池組って“生もの”だから、どんどん変わっていくんです。そうした中でのアクションはすごく刺激的でした。撮影中も次にどうなって、何が来るのかわからない楽しみがあって、子供の頃に『あそこには行っちゃダメ』と言われている場所に毎日、通っているような気分でした」。三池監督と市原さんのタッグは『神様のパズル』以来、実に7年ぶり。だが、三池監督が前作の頃から抱いてきた市原さんの印象は、7年を経ても何ら変わることはなかった。「とんがっているところは相変わらずで、その鋭さは変わらないままにより太くなったと思う。何かの覚悟を決めたんだな、この人は…という印象がある。役者というのは仕事が来れば役者だし、逆に自分が乗り気じゃなくてもやらなければいけなかったり、いろんな要素があるワイルドな生き方だと思いますそこで、どっちかを選んだり、何かを選ばないといけない時があるけど、それを全くあきらめずに『おれはこうなんだ』という強いものを持ってる。でもね、それは7年前からあったよね。役作りについて何を言われても『役作り?自分はしないんで』って言えちゃってた(笑)。そこはカッコいいと思うし、この先も変わらないんだろうなって思う」。さらに三池監督は、市原さんの“素顔”について、ハリウッドのあの名優を引き合いにこんな言葉も漏らす。「意外とね、市原隼人って役としての人間は知ってても、彼自身はどこか別の国のやんちゃな王子様って感じで実態がつかめないの。タイプは違うけど、同じ匂いを感じるのがデ・ニーロ。よくこの世界でああいう生き方していけるなと思いますよ」。そんな三池監督の言葉に「いやいやいや」とかぶりを振りつつ、市原さんは「職人でいたいんです」と自身の俳優という仕事へのスタンスを口にする。「芝居で会話したいし、現場で遊びたい。現場が終わってからじゃなくて。やらされるのは嫌だし、そういう人を見るのも好きじゃないんです」。決して多くを言葉で語ろうとはしないが、そのひと言ひと言に信念が見える。「物の捉え方が多少変わってくるし、それは必ず芝居の中にも出てくると思います。知識も増えていろんなことが見えてくると、裏ではこんな風に物事が動いているのか、こう進んでいるのか、というのが分かってくる。その中で、変に芝居をしなくていいのかな?気持ちだけそこにあればいいのかな?と思えてくるようになりましたね。基本的なことは変わらないし、がむしゃらでいたい。誰がおっしゃっていたか忘れてしまいましたが『努力はしてないけど、ポイントを押さえてきただけだ』と。それがなかなかできないんですが、そうなれたらいいなと思いつつ、年食っている最中です」。三池監督は「この映画がこんな風になったのはおれのせいじゃないよ。市原隼人がスタッフ全員を、映画を加速させたから(笑)」とおどけつつ「ひとつだけ絶対に真実として言えるのは、現場に何十人といる中で、彼が一番集中してるということ。一瞬がもったいない、真剣に生きないと…という迫力がある」と市原さんを称え、そしてこんな思いをも口にする。「いま、みんながイメージしてる“自由”というものがずいぶん小さい気がするんです。自分が自由でいられる場で自由でいようとしているような感じがして、自分が作り手となったことで、下に若い人たちが来るけど、迫力や熱を感じないんです。実際、30代の面白そうな監督がゴロゴロ出てこないといけないのに『極道大戦争』を撮ってもまだ次のオファーが来るからね(笑)。個人的に嬉しいことだけど、大丈夫かよ?とも思っちゃう。ガツガツ来る下からの熱があるからこそもっとやれるのになぁ…とも感じます」。それは若い世代に向けての叱咤激励であると同時に54歳の己を鼓舞するための刃でもある。「周りからとやかく言われなくなったら終わりが近いのかなって思います。そういう意味でカズ(=三浦知良)に学ぶことって多いです。あの張本(勲/野球評論家)さんとのやり取り(※張本氏の『もうおやめなさい』という引退勧告にカズは『“もっと活躍しろ”って言われているんだなと思う。光栄です』と返した)は本音だと思うんです。非難されることで悔しさも出てくる。あのTVでのひと言が意図せずしてカズにゴールを量産させる――そんな結果が起きてほしい。映画監督って守りに入りがちで、作品のイメージで“そういう監督”と見られがちで、それは単なる虚像なんだけど、でもいつのまにかそれが理想の生き方みたいになっちゃってる。そうやって“ポジション”“ブランド”を築いた瞬間に終わりは始まってるんです。だから、黒澤明が晩年に『ゴジラ』を撮ったらよかったんだけど(笑)、それはなかなかできないんですよ。その存在を知らしめるような代表作を超える作品を撮れる監督ってなかなかいない。イーストウッドくらいが唯一、異様な気配を持って常識を崩してる。そういうことをなんとなく考えてしまう年齢ですね。いまだに企画会議で三池崇史が土俵に上がる。ありがたいと思いつつ、ヤバい感触を持っています」。50代半ばの鬼才の原点回帰、それに呼応し見事なまでに踊り狂う若き才能の咆哮をとくと味わってほしい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月19日プロフィギュアスケーターの織田信成が、この秋、日本に初上陸するミュージカル『TOP HAT』の大阪公演オフィシャルサポーターに決定。6月10日に就任会見が行われた。ミュージカル「TOP HAT」<来日公演>チケット情報黒燕尾服にトップハット(シルクハット)、手にはステッキという“アステア・スタイル”で現れた織田。初めて着たという燕尾服を「すごく格好良くて素敵な衣裳ですね」と気に入った様子で、ステッキの持ち方を変えるなどしてポーズも鮮やかに決めた。「フィギュアスケートの演技にも生かせるので、ダンスやミュージカルを観るのは昔から好きです。アメリカのニュージャージー州に合宿で滞在していた時は、よくブロードウェイにも行きました。このような素晴らしい作品のオフィシャルサポーターを務めることができて、とても嬉しく思います。ぜひ作品の魅力を皆さんにお伝えできるよう頑張りたいです!」と意気込んだ。ミュージカル『TOP HAT』はフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの共演で大ヒットしたハリウッド映画が原作。80年の歳月を経て初舞台化され、英国内のツアーを経て、2012年ロンドン・ウエストエンドで開幕するや大評判となり、ローレンス・オリヴィエ賞で最優秀新作ミュージカル賞など3冠を達成。今春上演された宝塚宙組公演『TOP HAT』も大いに盛り上がった注目作だ。映画を観た織田は、「衣裳や小道具の使い方、振付などすべてがオシャレ!特にデュエットダンスがすごくロマンティックですよね。僕は滑る時はいつもひとりなんですけど(笑)、こういう雰囲気の演目をぜひアイスショーでやってみたいなと思いました」。燕尾服姿のダンサーがズラッと並んで踊る圧巻の群舞には、「格好良くて一緒に踊り出したくなりました。映画はモノクロですが、舞台はカラフルでナマの迫力がすごいと思います。今から来日公演を観るのが楽しみです」。2013年に現役を退いた後も、華麗なフィギュアスケートの世界を見事なショー演技や的確な解説で支える織田。軽やかなステップ、美しく柔らかなジャンプの着氷、コミカルな持ち味など、どこか映画のフレッド・アステアに通じるところもある。「僕自身コミカルな演技が好きで、以前にはチャーリー・チャップリンをモチーフにしたプログラムも滑りました。ポップでコミカルな要素が満載のミュージカルなので、サポーターに選んで頂けたのかなと思います(笑)。映画ではアステアさんの笑顔と、常に楽しく踊ってらっしゃるのが印象的。それにあのタップダンス、足技には驚きました。“泣けるほど”感動しました!」と、記者陣を笑わせる。個性的なキャラクターたちが脇を固めるロマンティック・コメディだけに、織田お馴染みの“号泣”とはいかなかったようだが、劇場では現代に鮮やかに甦るダンスや生演奏の音楽に酔いしれ、きっと感動の涙を流すのでは。公演は9月30日(水)から10月12日(月・祝)まで東京・東急シアターオーブ、10月16日(金)から25日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。チケット発売中。取材・文:小野寺亜紀
2015年06月18日