舞台『NOISES OFF』のフォトコールが16日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて行われ、藤井流星、羽野晶紀、平祐奈、伊礼彼方、小南満佑子、福本伸一、葛山信吾、紅ゆずる、山路和弘が取材に応じた。同作はイギリスの劇作家マイケル・フレインによって書かれ、1982年にマイケル・ブレイクモアの演出により、ロンドンで初演。1992年にはピーター・ボグダノヴィッチ監督により映画化され、その後もウエストエンド、ブロードウェイはもちろん、世界各地で繰り返し上演されてきたシチュエーションコメディだ。○■舞台『NOISES OFF』のフォトコールに登場した藤井流星すでに大阪公演を終えており、観客も「予想以上にリアクションしてくださった」という藤井。伊礼が「流星のここしだい」と腕を叩くと、藤井は「あんまりハードルをあげないでほしい」と苦笑する。羽野が「流星がものすごい汗かいて、どんだけ痩せるんやって感じで」と明かすと、藤井は「リアルに、WEST.のライブの2〜3倍汗かいてます」と認め、羽野は「休憩の間に、衣装からぼたぼた汗が出てるの乾かしてもらってるくらい」と説明した。藤井はさらに「サーキットトレーニングくらいの感じ。痩せましたね」としみじみ。「めちゃくちゃ痩せて、稽古中に4kgくらい落ちたんですよ。そこからやばいと思って、ごはんを食べまくって、大盛りを頼んだりとか」と振り返り、伊礼は「プロテインを飲むようになったよね。階段の上り下りがスクワットやってるようなもん」と語る。一方、伊礼は「(演出上)ずっと客席にいるので、お客様の反応を感じながらやれる幸せがあります。もう大阪すごいですよ、流星のファン。瞬きひとつ全部とらえようとするから、ちょっとでもにこっとすると『はあ〜』、変顔すると『わっはっはっは!』」と表し、藤井も「反応が、舞台というよりライブくらいある。ありがたいことにすごく反応してくださる」と感謝。羽野が「でも、わかんないよ東京のお客様は」とつっこんでいた。大阪ではロッキングチェアが折れたり、紅が伊礼のウィッグをもぎ取ってしまったりとハプニングも多かったそう。自身と同じ名前の俳優や演出家を演じるという構成に「自分と重なる部分は?」という質問も。藤井は「恋愛系ですか?」と尋ね返すも、「恋愛はないです。安心してください!」と語る。また、今回演出を務める森新太郎氏が、WEST.のメンバーである小瀧望主演の舞台『エレファント・マン』も手がけていたため、小瀧からのアドバイスがあったかという質問も。藤井は「すごく勉強になるよという話は言ってましたね。お会いしたことはなかったので、写真を見て絶対怖いと構えていったんですけど、笑顔が見れてよかったです」と安心した様子。初対面の時も顔がこわばってしまったという藤井について、伊礼が「実際、どうなんですか!?」と、客席の森氏に語りかけると、生声で「期待通り!」という言葉が返ってくる。最後には藤井が「ハードルあげたくないですけど爆笑を取るつもりで、一丸となってドタバタ劇を走り切りたいなと思います」と意気込んだ。すでに大阪公演を終え、東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて11月16日〜29日、福岡公演はキャナルシティ劇場にて12月4日〜10日。
2023年11月16日映画『1秒先の彼』(7月7日公開)の公開記念舞台挨拶が8日に都内で行われ、岡田将生、清原果耶、荒川良々、羽野晶紀、山下敦弘監督、宮藤官九郎(脚本)、柊木陽太、加藤柚凪が登場した。同作は監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、台湾のヒット映画『1秒先の彼女』をリメイクした。京都を舞台に、何をするにも人より1秒速いハジメ(岡田将生)と、1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く。七夕の後ということで、キャスト陣は涼しげで大人な浴衣姿で登場。この日はハジメとレイカを演じた2人の子役もサプライズ登場し、会場を沸かせた。加藤は手紙の中で「蚊を捕まえられないところは、レイカちゃんと似ています。家に小さい虫がいると捕まえようとするけど、映画の中の子供のレイカちゃんみたいになっちゃいます。大人のレイカちゃんはどうですか? 蚊は捕まえられますか?」と質問。清原は意外な問いかけに驚きつつ「捕まえられるようになりました」と答え、改めて「手紙を書いてくれるなんて思ってなくて。本当に顔を合わせる程度しか会えてなかったので、すごく嬉しいです」と喜んでいた。カンヌで脚本賞を獲った『怪物』でも話題の柊木は、岡田に「今は変顔は得意ですか? 僕は、この撮影で変顔するのにとても苦労しました。どうやったら面白く演じられるんだろうとしばらく悩みました。岡田さんみたいに、クセのある役でも憎めない愛されキャラを演じられるように頑張りたいです」と手紙を読み上げる。岡田は「手紙って素敵だなと思いました。本当にどの方からいただいても、手紙というものはなんかすごく心に沁みるなと思いました」としみじみとしつつ、変顔については「後で、裏でね。ここではやらない」と苦笑していた。
2023年07月08日「キャー!八神ママ怖かったぁ~て、私やん」1月31日、自身のツイッターを更新し、自らの演技に“ツッコミ”を入れたのは女優・羽野晶紀(54)。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』での羽野の演技が話題を集めた。「彼女が演じたのは、医師・八神蓮太郎(中川大輔)の母・圭子でした。息子の婚約者・久留美(山下美月)との顔合わせの場に単身で現れ、『単刀直入に申し上げますわね。蓮太郎とあなたの婚約はなかったことにしていただきます』『今後一切、息子とは関わらんといてくださいませね』などと宣告したのです。“イヤミな姑”の演技に視聴者たちは衝撃を受けるいっぽうで喝采を送りました。『(羽野の姑の)セッチーをほうふつとさせる演技だった』という声も多かったようです」(テレビ局関係者)羽野が’02年1月に狂言師で“和泉流二十世宗家”の和泉元彌(48)と結婚してから、すでに21年がたつ。「長女・和泉采明(20)も長男・和泉元聖(18)もすでに狂言師として活躍しています。羽野自身の女優としての活動も順調です。今春にはドラマ『なにわの晩さん! 美味しい美味しい走り飯』(ABCテレビ)が放送される予定で、夏公開予定の映画『1秒先の彼』にも出演します」(前出・テレビ局関係者)かつて羽野とセッチーこと和泉節子さん(80)の“嫁姑の確執”が注目されていた時期があった。「’15年にバラエティ番組で、彼女自身が節子さんとの関係を明かしたことがあります。結婚当初に“嫁の心得七カ条”を突き付けられたという報道に関しては否定しましたが、芸能界の仕事を辞めるように言われたことは認めたのです。『芸能人のお嫁さんをもらうつもりはないのでと言われました』と、語っています」(前出・テレビ局関係者)節子さんにとって“嫁の活動より、和泉流宗家の活動のほうが断然上”という思いは強固のようだ。昨年の週刊誌のインタビューには次のように語っていた。《悪いけど、元彌と羽野晶紀の仕事は違いますから。関西では“羽野晶紀”という名前を聞くことがあるかもしれませんが、関東で羽野晶紀なんて聞いても“フ~ン”みたいなもんでしょう。それに比べて“和泉元彌”は一応、全国区ですからねッ!》(『週刊女性』’22年7月5日号)■和泉節子さんに嫁・羽野晶紀の演技について聞くと――もっとも元彌と羽野は、いまでは収入が逆転しているのではないかと見る向きもある。伝統芸能にも詳しい芸能ジャーナリストはこう語る。「羽野は女優業や清涼飲料水の広告のイメージキャラクターのほかにも、情報番組『ごきげんライフスタイル よ~いドン!』(関西テレビ)に週1回レギュラー出演をしています。関西のローカル番組ですが、ギャラは1回15万円以上といわれています。元彌はかつて大河ドラマの主演まで務めましたが、’02年にはダブルブッキング騒動などでイメージがダウンしてしまい、いまは民放のドラマ出演から遠ざかっています。“本業”である狂言の舞台も、コロナ禍のために開催回数が激減しています。姉や子供たちなど一家そろって出演する舞台でも、座席数は200席ほどです。いまや収入的には和泉元彌一家の大黒柱は羽野になっていると思われます」元彌の実家である和泉流宗家の近年の台所事情はけっして楽ではないようだ。和泉流宗家の事務所兼節子さんの自宅とされる建物は東京都内にあるが、不動産登記簿謄本によれば、’06年から’18年の間で複数回にわたって、都税事務所や国税局から差し押さえ通知を出されていたのだ。羽野が嫁入りして22年目の今、はたからは逆転したようにも見える嫁姑の力関係。嫁の立場からすれば快哉を叫びたくなる状況だろうが、節子さん自身はどう考えているのか?本誌は電話で節子さんの思いを聞いた。――朝ドラに出演した羽野さんの演技が話題になりました。ご覧になりましたか?「私は忙しいので見ていませんが、親しい知人が詳細に教えてくれました。その話を聞く限り、あまり上品な演技ではなかったようですね」――以前、ご自宅が何度か差し押さえの通知を受けていたようですが?「私の主人が他界したのは’95年。それから28年になりますが、男社会の伝統芸能の世界で、女の私が和泉流を守ってくるのは並み大抵の苦労ではありませんでした。主人の妹が借金を作ってしまい、その返済も必要だったなどの事情もありますし、コロナ禍のためにまったく公演のできない時期もありました。はっきり言えるのは(通知を受けた後に)きちんと対処をし、(差し押さえの)実行にはいたらなかったということです」登記簿によれば、最後の差し押さえ通知は’20年に解除されている。「4人の孫たちも立派に育ち、いまや和泉流宗家も花盛り。これからも伝統を守っていきます」力強い節子さんの言葉からは“まだまだ嫁には負けられない”という気概も伝わってきた。
2023年02月08日2021年1月、大阪で1日だけの上演となったリーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』が新キャストで再演される。原作は明石在住で画家・絵本作家のたなかしんの小説で、第53回日本児童文学者協会新人賞受賞作。関西弁でつづる家族の物語で、“ぼく”は初演から続投の小柴陸(AmBitious/関西ジャニーズJr.)、“おとん”に橋本さとし、“おかん”には羽野晶紀という3人で演じる。俳優3人と原作者のたなかが顔をそろえ、取材会が行われた。「めちゃめちゃ嬉しい。めっちゃ頑張ります!」(小柴)「僕、初演では緊張しすぎて、最初に出る時につまずいてこけそうになったぐらい。本番中のことあんまり覚えていなくて」と初々しい小柴だが、初演はコロナで1日限りだった。「とても悔しい思いをしたけど、もう一回“ぼく”をやらせていただけると聞いて、めちゃめちゃ嬉しかったです。めっちゃ精一杯頑張ります」と力強く語る。そんな彼をフォローしつつ、両脇で見守る今作初挑戦の羽野と橋本。羽野は、オファーを受けて「脚本を全部声に出して読んだんです。すっごい勢いで笑ったり泣いたりしながら読み終わって、とっても感動しました。“おとん”役はさとしさんそのままでいい、ぴったりやなぁと思ってぜひやらせていただきたいと」。ふたりは大学の先輩後輩で、元劇団☆新感線のメンバーでもあり、会見時もNODA・MAPの大阪公演で共演中だった。朗読劇は初体験で不安に思う橋本も、原作を読んで羽野と同様に感動。「活字の中からイメージが広がって、絵本のように絵が浮かんでくる。そして河原(雅彦)さんの演出に、瓜生(明希葉)さんの音楽が乗って映像もある。僕自身も感動しながらこの仕事できるんじゃないかなと思って、勇気を持ってお受けしました。僕が感じた以上の感動がお客様にも伝わればと思います」。原作者のたなかは、初演の舞台を観て「素晴らしい舞台やったんです。自分で書いたのに全然別の物語を見せてもらってるようで、どうやって嗚咽をこらえようかと。これを、どうにかもう一度みんなに観てもらいたいという思いがすごくありました。今回、また違った“おとん”と“おかん”になって、“僕”も1年経ってどうなってるのか、すごく楽しみです」。左から)橋本さとし、たなかしん初演の生瀬勝久と沢口靖子から、今回新たな両親役のふたりを得た小柴は「もう“ザ・おとん”“ザ・おかん”みたいな感じです。本当のひとつの家族のように楽しく過ごせたら」と話す。そんな彼を見つめながら「ピュアな感じ」と笑顔の羽野は「前回のおふたりとは真逆やと思いますよ。靖子さんは緻密にしっかり役作りをして臨みはったと思いますけど、私、ほんま出たとこ勝負やから」。橋本も「出たとこ勝負なのは僕も一緒。確かに、前回とは真逆やな」と、漫才のようなふたりの話は旧知の仲の生瀬の話題で盛り上がりながら、会見は関西弁一色で進んだ。関西弁リーディングアクトで描くおもろい大阪の家族リーディングアクトと呼ぶ舞台は、通常の朗読劇とは違う。朗読劇は出演者が椅子に座って脚本を読み、観客はそれを聴くというイメージ。だが、今作の舞台上にはコタツのある居間や寝室などシンプルな舞台セットが配置される。3人は本を朗読し、また移動してセリフを言いながら演じ、語り手になったり他の登場人物も演じ分ける。そして、背景にはたなかが描いた富士山などの絵が大きく映し出され、ピアノの情感ある音楽と共に作品の世界観を広げる。聴くというより観る印象が強く、朗読と演劇が交差するおもしろい作りの舞台だ。左から)羽野晶紀、小柴陸(AmBitious /関西ジャニーズJr.)小柴は初演で「“ぼく”は性格が自分と逆やったから難しかった。河原さんにセリフ全部にたくさんご指導いただきました。だから読みすぎて本はほぼ覚えていました」と言う。朗読のシーンはあれど、リ-ディングアクトでは通常の芝居と同じくセリフはすべて覚えて臨む必要があるようだ。また、たなかは「この舞台のためだけに50枚ぐらい絵を書きました」と語る。アニメーションのように動く茄子牛や鬼や龍などのキャラクター、切なくて印象的な桜のシーンの絵などを今回のために書き下ろした。物語のイメージが広がる温かく優しい絵だ。「原作者として絵の部分も関わらせてもらえてすごく楽しかったです」。物語は元旦、オーブントースターで餅を焼く“ぼく”から始まる。餅はいくら焼いても焼きあがらない。「餅が焦げへんようにしてください」。“おとん”が初夢の中で富士山に頼んだしょうもない願いが叶った!?そして富士山はもうひとつ願いを叶えてくれるという……。「一富士茄子牛焦げルギー」(BL出版)表紙 (c)SHIN TANAKA「今、生きているといろいろ辛いことがあるけれど、それを乗り越えて、どうにか前を向いて生きてほしい、人に幸せになってほしいという純粋な思いからこれを書きました。たくさんの方に観ていただけたらと思います」。物語に込めた思いを語るたなかに続き、出演者3人からお客様へのメッセージを。「温かい笑いと温かい涙、1時間20分ほどの時間の中で心が動く感動を皆様に届けたいという一心です」(橋本)。「このナチュラルな関西人の3人が思い切り関西弁でやり取りできる、のびのびした舞台ができると思います。きっと客席いっぱいに感動を経験できるひと時を過ごせる気がするので、この大阪の家族の面白さと素敵さを、東京の皆様にもぜひ味わっていただきたいです」(羽野)。「これぞ大阪の家族、というのがわかってもらえると思います。前回観に来てくれたジャニーズ事務所の同期が『わかりやすくて、今まで観た舞台の中で一番おもしろかった』と言ってくれました。どんな方に観ていただいても心に響くと思います」(小柴)。劇場へはハンカチをお忘れなく。取材・文:高橋晴代リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』チケット情報はこちら
2022年11月19日ギルティフリーな食べ歩き旅をプランニングする羽野晶紀さんの連載後編も株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に久間田琳加さんを迎え、一般社団法人 下田市観光協会と提携し、同市の観光PRなどを目的とした特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年5月号を本日公開しました。また、羽野晶紀さんがおすすめの旅を紹介する連載の後編では、仲間と楽しむ大阪食べ歩き旅をプランニングします。「月刊 旅色」2022年5月号久間田琳加さんがナビゲートする「いいとこどりの下田ホッピング」 電子雑誌「月刊 旅色」5月号では、一般社団法人 下田市観光協会と提携し、同市の観光PRを目的としたタイアップ特集を掲載。“りんくま”の愛称で親しまれ、女優やモデルとして活躍中の久間田琳加さんが下田市を1泊2日で巡ります。また、電子雑誌を紙冊子にしたパンフレットを制作し、市内観光案内所や宿泊施設、道の駅やイベント、首都圏でのキャンペーンなどで配布いたします。縁結びとして有名な「白浜神社」で恋みくじを引いたり、下田の名物・キンメダイに舌鼓を打ちながら海外リゾートのような下田を満喫。なかでも、神秘的なフォトスポットでもある「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」は印象に残っているそうで、「撮影の時はお天気が悪かったので晴れた日にもう一度行きたいな」と思いを馳せました。また、ファッション感度の高いりんくまさんは、服のコーディネートやメイクも旅の楽しみ。撮影場所に合わせて選んだというファッションにも注目です。旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、女優の羽野晶紀さんがおすすめの旅をプランニングする後編。大阪での、罪悪感のない食べ歩き旅を教えてくれました。「月刊 旅色」2022年5月号表紙:久間田琳加さん■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 久間田琳加さん 旅好きという久間田さんの旅の目的は「ショッピングとおいしいもの」。雑誌やSNSで情報収集し、現地でもSNSを見てどこを巡るか決めるそう。旅先でのファッションにもこだわり、「その日のプランに合わせて、靴や小物まで一式コーディネートして持っていきます」と言います。そのため荷物はかなりの量になるそうで、さらにお土産もたくさん買うそう。今回の旅で選んだお土産を、少しだけ教えてくれました。「月刊 旅色」2022年5月号インタビュー:久間田琳加さん「月刊 旅色」2022年5月号インタビュー:久間田琳加さん■ 1泊2日のRefresh Trip / 下田市(静岡県)「海と自然にパワーをもらういいとこどりの下田ホッピング」 久間田琳加さんと訪れたのは、伊豆半島の南側にある下田市。江戸時代にペリーが来航し日本で最初の開港の地となった歴史ある港町です。白浜のビーチが続く美しい海岸や伊豆半島ジオパークなどの自然スポットを楽しみ、キンメダイなどの下田ならではのグルメを満喫しました。「月刊 旅色」2022年5月号1泊2日のRefresh Trip:久間田琳加さん「月刊 旅色」2022年5月号1泊2日のRefresh Trip:久間田琳加さん久間田琳加さんの旅ムービー: ■ あの人の旅プラン / 羽野晶紀さん(後編) 旅好きの著名人におすすめの旅を聞く連載。夫である狂言師・和泉元彌さんを支えて日本のみならず世界各国の公演に同行していたという女優の羽野晶紀さんの後編。これまでの旅を振り返り「“罪悪感のない”大阪食べ歩きの旅」をプランニングしてくれました。「月刊 旅色」2022年5月号あの人の旅プラン:羽野晶紀さん(後編)■「あれ食べに行こう」からはじまる旅タベサキ 老舗の果実問屋が語る本当においしいメロンの話 「月刊 旅色」2022年5月号タベサキこれから旬を迎えるメロン。そのままはもちろん、フルーツサンドやジュースで食せる初夏の人気者です。そんなメロンのおいしい情報を、1935年創業の青果物の卸問屋『果物問屋 にしかわ』の三代目に伺います。■ プレゼントキャンペーン 3種のだしがセットになった「王道のだしセット」を抽選で5名様に 次号、2022年6月号(5月25日公開)の表紙は、大野いとさんです。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月25日竹中直人さんや食通のあの人がご贔屓の食堂を大公開!さらに、羽野晶紀さんの連載前編も株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に西野七瀬さんを迎え、分散型ホテルを特集した電子雑誌「月刊 旅色」2022年4月号を本日公開しました。竹中直人さんをはじめ5人の食通にとっておきの食堂を教えてもらう特集や、羽野晶紀さんがプライベート写真を交えておすすめの旅を紹介する連載も掲載しています。「月刊 旅色」2022年4月号西野七瀬さんと一緒に楽しむ「まちに、泊まる」 電子雑誌「月刊 旅色」4月号では、宿だけでなく周囲のまちを楽しむ“分散型的発想”の旅スタイルを特集。ホテル評論家の瀧澤信秋さんの解説で、さまざまな宿を紹介しています。日本ならではの「分散型ホテル」ともいえる熊本県の黒川温泉に、乃木坂46の元メンバーで女優として活躍中の西野七瀬さんが、1泊2日で訪れました。散策したり足湯に浸かったり、旅を楽しみながら黒川温泉の印象やプライベート旅の話などをインタビューしています。また、まちを楽しむポイントのひとつがグルメ。そこで竹中直人さんをはじめ5人の食通に、とっておきの食堂を教えてもらう特集も。旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、女優の羽野晶紀さんの前編。印象深い旅を振り返ります。「月刊 旅色」2022年4月号表紙:西野七瀬さん■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 西野七瀬さん 西野さんは黒川温泉で訪れた宿が好みだったようで、「置いてあった家具も全部可愛くて、将来ここに住みたいと思ったくらい。レトロな雰囲気が非日常的で、普段あまり触れられないものはやっぱりいいな」と満喫。さらに、印象的なものを聞いてみると、大好物を楽しみにしていたようで……。この続きは本誌でお楽しみください。西野さんが旅を楽しむ動画も公開中です。「月刊 旅色」2022年4月号インタビュー:西野七瀬さん「月刊 旅色」2022年4月号インタビュー:西野七瀬さん西野七瀬さんの旅ムービー: ■ ホテル評論家・瀧澤信秋さんに聞く 「まちに泊まり、まちを楽しむ−分散型ホテルの可能性− 旅の目的が多様化するなか、今、注目を集めているのが宿だけでなく、その周辺をも楽しむスタイルです。まち全体をホテルに見立てて、宿を拠点に周辺を回遊することで旅が何倍も楽しくなる、新しいトレンドです。「分散型ホテル」ともいわれますが、その新たな旅のスタイルについて、ホテル評論家の瀧澤信秋さんに教えていただきました。そのなかのひとつ、温泉街をひとつの宿として掲げて一丸となっての取り組みを続ける黒川温泉に、西野さんが訪れる特集も。足湯に入ったり、名物を食べたり、ぶらぶらとまち歩きを楽しんでいる様子をぜひご覧ください。「月刊 旅色」2022年4月号西野七瀬さんと一緒に楽しむ「まちに、泊まる」「月刊 旅色」2022年4月号西野七瀬さんと一緒に楽しむ「まちに、泊まる」■ あの人の旅プラン / 羽野晶紀さん(前編) 旅好きの著名人におすすめの旅を聞く連載。今回登場するのは、ご主人・和泉元彌さんやお子さんの狂言公演に同行して日本はもちろん世界各国を周っていた女優の羽野晶紀さんが登場する前編。忙しい日々のなか、観光だけの旅に行くのは難しいそうですが、印象的な旅もあるそう。ご両親、妹家族との3家族旅行を貴重なプライベート写真を交えて振り返ります。「月刊 旅色」2022年4月号羽野晶紀さん連載前編「月刊 旅色」2022年4月号羽野晶紀さん連載前編■「あれ食べに行こう」からはじまる旅タベサキ グルメ通にこっそり聞いたとっておきの食堂 味もさることながら、おもてなしやサービスが心地よいまちの食堂。なじみの味を求めて通ったり、旅先でふと飛び込んで地元の味に出会うことも。そんな食堂を、竹中直人さんらグルメ通の5人に教えてもらいました。「月刊 旅色」2022年4月号グルメ通にこっそり聞いたとっておきの食堂「月刊 旅色」2022年4月号グルメ通にこっそり聞いたとっておきの食堂:竹中直人さん■ プレゼントキャンペーン静岡県のお茶を使った人気商品「富士の極み優茶」セットを抽選で20名様に 次号、2022年5月号(4月25日公開)の表紙は、久間田琳加さんです。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日童話に新しい解釈を与え、大人向けファンタジーとして創り上げたミュージカル『INTO THE WOODS』が2022年1月に日生劇場、2月に梅田芸術劇場メインホールで開幕する。1986年に発表され、翌年ブロードウェイで初演されたミュージカルで、これまでに世界各国で上演されてきた本作。日本でも複数の演出家によって舞台化されてきたほか、2014年にはロブ・マーシャルが監督を務め、ディズニーにより実写映画化(日本公開は15年)されている。今回、本作で赤ずきん役を務めるのは、羽野晶紀。劇団☆新感線やNODA・MAPなど数々の舞台経験を積んできた羽野は、2児の子育てに専念するため、10年ほど「タイムカプセルに入っていた」時期があった。仕事復帰後も、精力的な活動を続けているが「まだまだ素人みたいな者なので」と謙虚な姿勢を崩さない。赤ずきん役をオファーされた際、羽野は「心が踊った。純粋に楽しそうだな、ワクワクするなと思った」というが、実際に脚本を手にしてみると「掛け合いが多くて、文字も小さくて、読むのが大変。ミュージカルをやっている人は本当にすごい」と笑う。ただ、できないことを負担に感じている様子はなく「この年になっても初めてのことができるのは、ありがたいこと」と前向きだ。今回がミュージカル初演出となる熊林弘高について、羽野は「まだ数回しかお会いしていないけど、すごく濃い。ちょっとクラクラするぐらい」と印象を語る。理由は「言葉にしろ、内容にしろ、お話しされることが、私の知らないことばかり」だからだそう。「初めてあった時に、『この曲はハ長調です』と言われて。そんなこと、全く考えたことなかったから(笑)」と話していた。本作では、赤ずきんをはじめ、『シンデレラ』や『塔の上のラプンツェル』など数々のおとぎ話が出てくる。そのことにちなんで、お気に入りのおとぎ話はあるか尋ねた。羽野は『オオカミと七匹の子ヤギ』を挙げた。「お母さんになりすましたオオカミが家にやってくるお話。子どもがそれをすごく怖がって、私が家に帰ると、ハグの後に、私の匂いを嗅いで『本物のお母さんだ』と言う。それがかわいいなと思って」とほっこりするエピソードを明かす。2022年最初の舞台。コロナ禍の影響で配信される演劇作品も増えたが、羽野は「あんまり映像として残されたくない派」という。「劇場という同じ空間にいられる時間はとても儚い。その関係性が私は好き」とした上で、「ぜひ劇場でお会いしたい」と話した。取材・文:五月女菜穂
2021年11月12日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に影響を与えられた映画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、「’80年代」を振り返ってみましょうーー。「私にとって“忘れられない’80年代”といえば、高校時代に映画館で見た『フラッシュダンス』(’83年)。あの作品に出合わなかったら芸能界に飛び込む勇気は持てなかったし、いまの自分はなかったって思うんです」そう話すのは、女優の羽野晶紀さん(52)。映画館で見た『フラッシュダンス』は大きな一歩を踏み出すきっかけとなったという。物語はダンサーを夢見る18歳の女性が主役。養成所のオーディションにチャレンジしたいが、バレエ経験がないために臆してしまう。だが、さまざまな人との出会いと別れのなかで成長し、オーディションに臨むというもの。「当時、住んでいた宇治から河原町まで、京阪電車で30分くらいかけて映画を見に行っていました。その途中の駅にジャズダンス教室の看板があるのは、いつも電車の窓から見ていたのですが、あるとき、『フラッシュダンス』の影響もあって、“私も習ってみたいな”って思ったんです。でも何だか恥ずかしくて、親にも友達にも内緒でバレエ用品を売っている『チャコット』に行って、ダンスシューズと、映画の主人公そっくりの黒のレオタードを買いました。そして体験教室にーー。おっかなびっくりでしたが、実際にチャレンジしてみると、すごく楽しくて『来週から来ます』ってレッスンに通うことにしました。月謝は6,000円くらいだったかな」さすがに親に黙っているわけにはいかないので、「絶対にお父さんには言わないで」と母親にだけ告白。「洋楽のヒット曲に先生が振りをつけてくれて踊るのですが、それがすごく楽しくて、MTVがはやっていたこともあって、洋楽もダンスも大好きになりました」学校でも、渡り廊下の窓ガラスに自分の姿を映し、ダンスの振りを練習した。「バンドを組んでボーカルもやりました。SHOW-YAやレベッカ、男子のメンバーとアルフィーを歌ったり」ダンスと歌に明け暮れた高校時代。卒業後、大阪芸術大学のミュージカルコースに進学したことで、さらなる転機と巡り合う。「劇団に所属していた先輩から学食で『公演でダンサーが必要だから参加しないか』と毎日のように誘われたんです。でも、劇団のお芝居は見たことがなくて。アングラっぽいイメージがあるじゃないですか。あまり興味がなくて断っていたんだけど、さすがに毎日ずっと断り続けるのも無理ってなって、1回だけのつもりで見学に行ったんです」それが、古田新太らが所属する「劇団☆新感線」との出合いとなった。「大音量でヘビメタやハードロックを流し、お芝居をしながら踊りを取り入れるのが特徴。“アレ?想像していた演劇じゃなくて、ハードロックで踊るの?”と。だから初舞台はダンサーだったんです。そのうちセリフがもらえて、MTV世代だから、ロックで踊るのがめちゃくちゃ楽しくて、“ああ、自分のやりたいことって、ここにあったんだ”って、のめり込みました」間もなく、劇団の公演を見に来たテレビ局の関係者から、バラエティ番組のオファーが舞い込み、仕事が次々と決まっていった。忙しくなり、大学にはほとんど行けず、2回生のときに中退。そのまま芸能界に進むことに。「テレビの仕事、劇団☆新感線、ダンスや歌との出合い、ジャズダンス教室への入会……遡っていくと、芸能界に続く道の原点に『フラッシュダンス』があるんです」「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月24日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に影響を与えられた映画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、「’80年代」を振り返ってみましょうーー。「私にとって“忘れられない’80年代”といえば、高校時代に映画館で見た『フラッシュダンス』(’83年)。あの作品に出合わなかったら芸能界に飛び込む勇気は持てなかったし、いまの自分はなかったって思うんです」こう語るのは、女優の羽野晶紀さん(52)。小学校のころはいわゆる“カギっ子”で、青果店を切り盛りする共働きの両親が帰宅するまで、テレビをつけっぱなしにして待っていたという。「学校から帰ると毎日、お風呂洗い、夕飯の下ごしらえなど、親に言われたことを済ませながら、両親が帰ってくる夜の7時半ぐらいまで、ドラマの再放送を中心に見ていました」両親が帰宅すると、チャンネル権を握る父親は刑事ドラマ、羽野さんは歌番組、と意見が分かれることもあったが、一家が共通して楽しみにしていたのは、土曜の夜8時からの『8時だョ!全員集合』(’69〜’85年・TBS系)と、続く9時からの『Gメン’75』(’75〜’82年・TBS系)だった。「世界観がすごくカッコよかった『Gメン』は、芸能界への憧れを抱くきっかけにもなりました」中学時代には松田聖子や中森明菜、小泉今日子といったアイドルが続々とデビューし、その思いはますます強くなっていく。「それで中3のときに、父に『私も芸能界に入りたい』って言ってみたんです。当然『何を言っているんだ!?』という反応で、芸能界のことをよくわかっていないものだから、『宝塚歌劇団に入らなければ、芸能人にはなれない』と。父にしてみれば、小柳ルミ子さんのように、スターは宝塚で学んで、なる職業だと思っていたみたいです。今のようにスマホで簡単に情報を得られる時代ではなかったから、私も父の言葉を信じ、高校受験時の面談で、先生に『宝塚音楽学校を受けたい』と話してみたんです。そうしたら『もうとっくに願書を締め切っている。そういうことは早く言いなさい』と。すごくがっかりしたのを覚えています」芸能界をあきらめかけたそのころ、映画館で見たのが『フラッシュダンス』だった。物語はダンサーを夢見る18歳の女性が主役。養成所のオーディションにチャレンジしたいが、バレエ経験がないために臆してしまう。だが、さまざまな人との出会いと別れのなかで成長し、オーディションに臨むというもの。「倉庫みたいなところで、大きな犬と一緒に生活するっていう主人公の暮らしぶりも、10代の私にはカッコよく映りました。今では“そんなことはないだろう”って思えますが(笑)」そしてなにより、映画の主人公と自分自身を重ね合わせることができたという。「芸能界への唯一の登竜門と思い込んだ宝塚音楽学校へは願書すら出せず、バレエも音楽の経験もなくて、“私には何もないな”って思っていたけれど、チャレンジする主人公の姿を見て、すごく勇気がもらえたんです」「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月24日関西の劇団が集まって芝居を繰り広げ、演劇人の新たな才能の発掘の場となる「関西演劇祭2020~お前ら、芝居たろか!」が開催される。フェスティバル・ディレクターで芸人、役者、映画監督の板尾創路、スペシャルサポーターで演出家の西田シャトナー、映画監督の行定勲、実行委員長で女優の羽野晶紀らが大阪市内で会見し、思いを語った。「関西演劇祭 2020 ~お前ら、芝居たろか!~」チケット情報昨年初めて開かれた関西演劇祭2019は大好評のうちに終了。板尾は「今年は新型コロナウイルスの影響があり、開催が危ぶまれましたが、みなさんのお力や気持ちがあってできることになりました。ホッとしたのとうれしさと、いろんな思いが混じっています。万全の予防対策を取り、ぜひ、成功させたい」と力を込める。西田は「この祭は未来に向けて作られている。劇団や観客も心ブレずに未来を見続けてほしいです」。行定も「立ち止まっている時に文化に触れることは、これからの人生にとって意義があることだと思います」と、それぞれ熱く話す。また今年の実行委員長には、かつて関西に演劇ブームが起きた1980~90年代に、劇団☆新感線の看板女優として活躍した羽野を抜擢。「37年前に小劇場でお芝居を一生懸命やっていて、それをきっかけに今は芸能界で幅広くお仕事をさせていただいています。本当にやっていて良かったと思いますし、あれ以上にしんどいことはなかったから、大人でおばさんになったけど(笑)、今の私があります。関西の劇場は原点であり土台。その証人として応援したい」とエールを送る。同祭の特色は、各公演後に審査員や観客が、演者に質問や感想を話せる時間を設けるティーチイン形式をとる。板尾は「さっきまで芝居をしていた役者に、あれはどういう気持ちでどんな意味?なんて聞けますか。そういうことが聞けちゃう機会はなかなかない」。羽野は「劇場は夢を与える場なので、そんなタネ明かししてもいいの?とびっくりした。でも、演者とお近づきになれるのは今の時代ならでは。私も芝居のどのシーンを一番稽古したのか聞いてみたい」と期待する。今年は関西の劇団を中心に、東京を含めて10劇団が参加。行定は「関西の演劇は濃いというイメージがありますが、それに対してほかの劇団がどうアピールしてくるか楽しみ」だという。東京在住のため、関西の劇団をよく知らないという羽野は、ユニークだと思う劇団名を問われ、「みんな、思い入れを込めてる名前ですねぇ」と言いながら、高知の幡多弁を使った、ばぶれるりぐるを挙げた。また、劇団 右脳爆発については、「荒くれものな感じですやん。爆発してへんかったらほんまに怒るで(笑)」と会場を笑わせた。1公演に2劇団が参加し、配信も予定されている。コロナ禍を吹き飛ばすような各劇団の爆発を期待したい。「関西演劇祭2020~お前ら、芝居たろか!」は、11月21日(土)~29日(日)、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて開催。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2020年10月23日ヴィレッヂプロデュース2020 Series Another Style『浦島さん』『カチカチ山』のYouTubeライブ会見~浦カチについて語ってみた~が9日にライブ配信され、福士蒼汰、宮野真守、粟根まこと(司会)、羽野晶紀(映像)、井上小百合(映像)が登場した。同作は、太宰治の小説『お伽草紙』を原案にした『浦島さん』『カチカチ山』の少人数芝居。演出は劇団☆新感線のいのうえひでのりが手掛け、福士主演『浦島さん』は倉持裕、宮野主演『カチカチ山』は青木豪が脚色。2022年に公演延期となったいのうえ歌舞伎『神州無頼街』でタッグを組む福士と宮野がこの企画に改めて共鳴し、主演することとなった。『浦島さん』の共演には、福士が『髑髏城の七人』Season月でも座組をともにした劇団☆新感線の羽野晶紀、粟根まことが決定。『カチカチ山』は、宮野と井上小百合の二人芝居となる。同作は全公演「PIA LIVE STREAM」にてライブ配信も行う予定だ。もともと福士主演、宮野がバディとなり、いのうえ歌舞伎『神州無頼街』を上演する予定だったが、新型コロナウイルスの影響により2022年に延期となった。福士は「最初は宮野さんと一緒にやるということだったのですが、いろんな状況がありまして、一度は無くなったんですが、粋な計らいで。『今、できることがあるだろう』ということで、より強固なタッグで(2022年に)宮野さんと共演したいなと思っています」と意気込む。宮野は「ありがとう! 久しぶり! やっと会えたね! 稽古場も入れ替わりで会えないので、嬉しいです」と福士との再会を喜んだ。『浦島さん』について福士は「今の社会へのメッセージ性がある。日頃感じてるネガティブな部分だったりポジティブな部分だったりが描かれている」とアピールし、『カチカチ山』宮野は狸役について「ちゃんと汚いし下品だし臭い」と普段のイメージと全く違った役となりそうな様子。福士が「聞いたところによると歌ったり踊ったりしてるんですか?」と振ると、宮野が「あ〜福士くん!」と反応し、福士が「これ言えって言われた!」と告白するお茶目な一幕も。宮野は「僕もびっくりしました。ソロの曲もありますし、踊ったりもしますし、エンタテインメント色の強い舞台になると思います。コミカルなテイストがベースになってますので、テンションの上がり下がりが激しいですね」と表した。また井上小百合が映像メッセージで「私は見た目は穏やかだけど実は猛毒を持っているスローロリスだと思ってるんですが、自分を動物に喩えると?」と質問すると、宮野は「怖!」と驚きつつ、「犬っぽいと思います。すぐ尻尾ふる」と笑顔を見せる。福士が「僕も犬。自分のことを小型犬と思ってる大型犬」と表すと、宮野は「福士くんと長い付き合いになってきたけど、プライベートで会うと犬っぽいです。ボケたがりなんだよ」と納得。「いい、いい! その話はいいい!」と苦笑する福士の様子に、粟根は「仲良さそうで何よりだよ、おじさんは」としみじみしつつ、「おじさんは、ヘリクツアゴメガネっていう新種の動物」とその場の笑いを誘った。(c)2020『浦島さん』『カチカチ山』
2020年09月09日「元彌さんは休日、羽野さんがどこに出かけるときもついていくそうです。彼女が『ほかに行くところないの?』と聞いても、『君と一緒にいるのがいちばん楽しいんだもん』と、笑って答えるとか」こう語るのは、芸能レポーターの城下尊之さん。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)で戸田恵梨香(31)演じる喜美子の下宿先の女主人・さだを演じている羽野晶紀(51)。女性下着デザイナーとしても活躍する“進歩的な働く女性”を演じるその裏で、羽野は夫・和泉元彌(45)への悩みを抱えていた。「今年に入ってから羽野さんは元彌さんの“異常な嫉妬癖”をテレビでたびたび披露しています。8月に出演したバラエティ番組では、『携帯電話のパスワードを変えると怒る』『羽野さんが握ったおにぎりを、元彌さん以外の男性は食べてはいけない』『ほかの男性をほめてはいけない』『男性の美容師や医師を指名してはいけない』といった元彌さんから課せられた数々の禁止事項について語っていました」(テレビ局関係者)羽野の知人もこう証言する。「羽野さんは『元彌さんがGPSで彼女の居場所を常に監視して、仕事場にまで現れることがある……』と怯えていました」羽野を苦しめる夫の“恐ろしい束縛指令”。その一因は羽野の本格的な“職場復帰”にあるという。「2児の子育ても一段落した羽野さんは、最近では野田秀樹さん(63)が作・演出を務める広瀬すずさん(21)主演の舞台にも出演するなど、女優業に引っぱりだこ。さらに、今回の朝ドラは大阪で撮影するために自宅を空けがち。最愛の妻と一緒にいられる時間が減ったことで、元彌さんは不安で仕方ないそうです」(前出・知人)かつては元彌の母・節子さん(77)との“嫁姑問題”が原因で別居するなど一時は離婚寸前だった羽野。熟年離婚の心配はないのだろうか……。和泉家の関係者はこう語る。「最近は息子さんが出演する和泉流の舞台を節子さんと一緒に見に行くなど、嫁姑関係は悪くないそうです。また今は節子さんと一緒に住んでいませんが、晶紀さんが手料理を持って行くこともあるそうです」前出の城下さんもこう語る。「羽野さんはこれまで家庭でどんな目にあっても、絶対に離婚はしませんでした。テレビでは悪口を言いながらも、羽野さんは元彌さんに対する深~い愛情があるのだと思います」波瀾万丈な夫婦生活も“そろりそろり”と続いていきそう!?
2019年11月06日ものまねタレントのりんごちゃん、女優でタレントの羽野晶紀が10日、都内で行われた「天使のララ」リニューアル記念製品発表会に出席した。鳥取県米子市に拠点を置き、美容健康食品の製造販売を行うエミネットは、高純度液体フィッシュコラーゲン「天使のララ」をこの日よりリニューアル発売。その発表会に同商品のイメージキャラクターを務める羽野晶紀と平井伸治鳥取県知事、そしてスペシャルゲストとしてりんごちゃんが登場した。同商品のイメージキャラクターを12年間務めている羽野は「機能性表示食品に受理されて本当に私も嬉しいです。おめでとうございます」と祝福し、12年前から愛用しているという同商品について「自分で言うのもなんですが、お肌や髪の毛に張りが出ました。飲み始めてから冬の乾燥のトラブルも本当になくなりました」と効果を実感している様子。1週間前から同商品を飲んでいるというりんごちゃんも「飲み始めてから1週間でもお肌が元気なんです!」と効果を感じているという。その後、2人は顔肌の水分量を測る対決を実施。51歳の羽野は「20歳も違うんですよ。私の方が20歳年上なんだからハンデが欲しいです!」とぼやくも、44%対42%の僅差で羽野が勝利。羽野のリクエストでりんごちゃんが得意の武田鉄矢や大友康平のモノマネを披露して羽野を喜ばせた。りんごちゃんといえば、現在大ブレイク中でバラエティー番組などに引っ張りだこ。「一番変わったのは街を歩いているとお声を掛けてもらいます。『写真撮ってください!』とかそういうのが変わったと思いますね。今年1月にレギュラー番組が決まって、始まる前は誰も私のことを知りませんでしたが、今は声を掛けられることが楽しいです」と環境の変化を明かしつつ、「迷惑がかかる場所ではマスクとメガネをしようと思っていますが、歩いているとこの形でバレちゃうみたい。今は逆にマスクもしないし堂々と生きています(笑)」と胸を張った。収入については「正直に言いますとお金に関しては何も変わらないですね。りんごちゃんにお金の話を聞かないでください!」としつつ、「大人買いできるようになりました。前は値段を気にしながら買ってましたが、今は『この袋全部買っちゃおう!』という感じになりましたね」と明かしていた。
2019年09月11日女優の羽野晶紀が、20年ぶりにNODA・MAP公演に出演する。第23回公演『Q』:ANightAtThe Kabukiは、作・演出の野田秀樹がイギリスのロックバンドQUEENの名盤『オペラ座の夜』からインスピレーションを得て演劇化するもの。全編QUEENの楽曲で彩りつつ、舞台は侍が闊歩する12世紀末の日本。そこで“2組のロミオとジュリエット”が登場する名作の後日談を書き下ろした。宇宙的思考を持つ野田ワールド全開の奇想天外な禁断の恋物語になりそうだ。共演に松たか子、上川隆也、志尊淳ら野田作品の常連から初登場まで魅力的な顔ぶれが出揃う中、本作で広瀬すずが初舞台を飾ることでも注目を集める。NODA・MAP第23回公演 『Q』 : A Night At The Kabukiチケット情報羽野は出産、子育てを経て、一昨年、17年ぶりに古巣の劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人〈Season月〉』で本格的に舞台復帰を果たした。スタッフ陣や舞台機構の進歩に驚嘆しつつも、現場には違和感なく溶け込めたという。「やっぱり昔の仲間たちだなと。20代で演じた役を50代で再び演じられることがありがたかった。当時気づけなかったことに気づけたり、周りにまで目が届くようになっていて。俳優にとって年齢を重ねることは、めちゃくちゃ面白くなるってことなんだと実感しました。20年ぶりにNODA・MAPに戻ってこられるのも夢のよう。今の自分がどんなことを感じるのか、ワクワクしています」。20代でジュリエットを演じた経験のある羽野だが、取材の時点では配役は未定。「多分、ジュリエットがすずちゃんで、その後のジュリエットがたかちゃん(松たか子)かな。後の人たちは何をさせられるのか全然分からないです(笑)」。そういえば、と過去3回の出演時も野田からは、「すごく良い話でピッタリな役があるんだよ」と軽い感じのオファーだったことを思い出した。「それで嫌な思いをしたこともないですし、毎回やって良かったなと思うので、今回も信頼しきってます」。学生時代に夢中で聴いたQUEENの楽曲が使われることも、出演を後押しした。「同世代の方はみんな好きですし、いま中高生になる私の子供たちもQUEENが大好き。なので、若い方にも観てほしい。大阪は劇団活動をしていた故郷でもあり、やっぱり特別感があります。久しぶりに大阪の舞台に立つので、当時のお客様の顔も拝見できればいいなと思います」。公演は10月8日(火)から10月15日(火)、11月9日(土)から12月11日(水)まで東京芸術劇場プレイハウス、10月19日(土)から27日(日)まで大阪・新歌舞伎座、10月31日(木)から11月4日(月・休)まで福岡・北九州芸術劇場大ホールにて上演。チケットは9月7日(土)全国一斉発売。取材・文:石橋法子
2019年08月26日