お互いの仲を深めるには定期的な旅行が必要ですが、付き合っている期間によって旅行に選ぶ場所も変えたいですよね。交際期間別でオススメしたい場所を紹介します。3ヶ月以上のカップルは鎌倉で楽しくデート旅行付き合って3ヶ月以上のカップルにオススメの旅行先は鎌倉です。食べ歩きやランチが楽しめる商店街やパワースポットが沢山あり、初々しいカップルにピッタリです。お寺が多いのでゆっくり観光を楽しみながら時間を過ごせますし、女子が好きなスイーツ店も多いので満足度も高いです。アクティブなカップルはサイクリングデートを楽しむのもいいでしょう。夏場は花火大会もあり、気分を盛り上げるイベントも多いです。交際を始めて数ヶ月のカップルが一通りのイベントを満遍なく楽しめるバランスの良い場所、それが鎌倉です。1年以上のカップルは京都で特別な日を付き合って1年以上のカップルは、記念日に意味を持たせた旅行がしたいですよね。それなら印象に残りやすい場所、京都です。京都は道が分かりやすく綺麗な町並みなので迷わず観光を楽しめる上に、京都ならではの伝統的なお祭りを堪能できます。美しい自然が四季によって変化し、花見や紅葉が見れるので、季節を変えて訪れたくなるのもポイントです。何より歴史的文化遺産が多く、普段は味わえない感動体験をすることができます。特別感のある京都は記念日や、思い出の日を作る旅行の場所に適しています。二人の仲がより近くなることでしょう。3年以上のカップルは未来を見据えて横浜付き合って3年以上のカップルは、お互いに関係も落ち着いて将来をどうするか考えるはず、そんな二人にオススメなのは横浜です。その理由は、居住区の生活観とデートスポットが混在しているからです。近い将来一緒になったらどんな生活をするのか予想するのもいいでしょう。告白をするのに適しているムードのある場所も多いので、特別な場所として思い出にもなります。生活拠点として優れているので気に入ったら二人で新生活を始めるというのも良いですよね。横浜は家族も多いし、子育て支援もしている場所ですから将来を見据えて旅行に来てもいいかもしれません。勿論、本格的な中華やパンケーキなど、単純にグルメを楽しむ場所としてもオススメです。
2020年01月25日自然と人が集まるアイランドカウンター築年数不明のトタン貼りの建物が残る再建築不可の旗竿地。ここに住むためにはこの古家を生かさなければならない。それでも購入に踏み切ったのは、小学2年生のお嬢さんの学区を変えることなく、中目黒という便利な街に住み続けられることが理由だったそう。「『フィールドガレージ』の原 直樹さんに建物を見てもらったところ、大丈夫というお墨付きをいただいたので思い切ることができました。基礎から作り直さなければならないほど建物が傷んでいたので、実際の工事は想像以上に大変だったそうです」元々の家がとても暗かったので、リノベーションはなにより明るい家にするのが目標だったそう。開口部を大きく確保し、吹き抜けを作り、光を1階まで届けた。2階のリビングの中心は大きなアイランドカウンター。「料理好きな夫の身長が高いこともあり、アイランドカウンターを思い切った高さまで上げました。天板に肘をつきながら立ち話をするのにちょうどいい高さです。来客はなぜかソファに座らず、カウンターの周りに集まって話をします(笑)」キッチンは2階に。三角屋根がかわいい。アイランドカウンターの腰板の面材はヴィンテージオーク。古い柱を残しながら、新しい梁を入れて耐震補強している。山本貴緒さんは、ここでイギリス人の夫イアン・ギビンスさんと、小学2年生のあおちゃん、ダックスフントのマカロンと、シーズーのココと暮らす。キッチンの戸袋には古い家の建具をリメイクして使っている。調理道具や食器は、料理上手なイアンさんがセレクトしたものが多いそう。「不思議と植物がよく育ちます。前に住んでた家から持ってきた植物がすぐにボーボーになりました(笑)」右はあおちゃんが描いたアクリル画。「元気が出る色合いの花に、ミツバチがとまっています。とても気に入ってます」。左側はお母さまにもらったフジコ・ヘミングの作品。吹き抜けから明るい光が注ぐ1階玄関旗竿地の細い通路を通って玄関ドアの引き戸を開けると、広々とした土間が現れる。細い通路と広がりのある玄関。そのメリハリのある対比が、山本・ギビンス邸をより魅力的に見せている。以前の家はとても暗かったという一階の玄関は、吹き抜けから光が降り注ぐ、明るく広いスペースへと変わった。住まいのあちこちで使われている古い建具や板や箱などは、もとの家で使われていたものを救出し、新しくデザインし直して生き返らせたもの。年月を経たものならでの深みが、綺麗にリノベーションした住まいに温もりを与えている。広々とした玄関の土間。吹き抜けから明るい光が射し込む。左側の棚は、以前の家にあった木箱を積み上げて壁に固定して制作。L字の廊下の先に寝室がある。古い建具を生かし、温かさの感じられる明るい廊下。リノベーションする前はこの辺りが特に暗かったのだそう。2階のリビングと書斎の間の室内窓には、対で古いガラスを入れた。書斎の窓は、吹き抜けをはさんで眺めの良い通路側に面している。断熱材をしっかり入れて快適な住まいに古い戸建て住宅にありがちな悩みが、寒さ。その問題を解決すべく、断熱工事やペアガラスなどを積極的に採用し、とても暖かで快適な住まいに仕上がった。平屋の家を増改築した建物は構造的にも不安定だったが、しっかりと耐震補強も施した。「元のオーナーはここでクリーニング店を営んでいたようです。作業場があった形跡が残る土間をリノベーションして、1階奥の寝室にしました。きちんと床を張り、床下にはしっかり断熱材を入れていただいたので、気持ちよく過ごせます。再建築不可でなければ取り壊していただろう建物を、考えていた以上に快適で素敵な住まいにリノベーションしていただき、『フィールドガレージ』さんには感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです」寝室の奥はウォーキングクローゼットに。引き戸には古いガラス戸を。天井の古い梁がとてもよい雰囲気。高窓から洗面所に明るい光が射し込む。ブルーのタイルをアクセントに。タオルもブルーでコーディネイト。旗竿地の築年数不明な建物をリノベーション。玄関は引き戸に。曇りガラスから光が室内に取り込まれる。通路脇に植えた植物がぐんぐん成長中。山本・ギビンス邸原 直樹(フィールドガレージ)所在地東京都目黒区構造木造規模地上2階延床面積111.37㎡
2019年06月26日今、あなたが住んでいる大事な住まいの「本当の寿命」を知っていますか?今回は、知っているようで意外と知らない、住宅の「本当の寿命」について解説したいと思います。■ 法定耐用年数ってなに?sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)国税庁では法定耐用年数を、木造の住宅なら22年、鉄筋コンクリート等の住宅なら47年と定めています。実は、これはあくまで税法上の「減価償却資産の耐用年数」であり、建物が実際に「使用に耐えうる期間」ではありません。ABC / PIXTA(ピクスタ)言葉の定義として「耐用年数」といえばその建物を「使用できる年数」と考えるのが自然ですし、さらにそこへ「法定」が付くのですから、法定耐用年数とは「法で定められている、建物を使用できる年数」と考えてしまうのも当然です。このように、本来、税法上で利用されている建物耐用年数が、一般的には建物を使用できる年数(寿命)と誤認されてしまっているのです。■ 本当の耐用年数とは?Rise / PIXTA(ピクスタ)そもそも税法上で定められた「耐用年数」が経済的な建物評価に用いられ、それが「慣行」になってしまったことが、本当の耐用年数(実際に使用できる期間)が正当に評価されなくなった理由です。では、本当の耐用年数とはどのように評価・算定すればいいのでしょうか。実は、本当の耐用年数ともいうべき「住宅の使用価値を反映した耐用年数」を、実際の建物評価に用いようという取り組みが少しずつ始まっています。まちゃー / PIXTA(ピクスタ)国土交通省は「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」というレポートのなかで、建物の耐用年数を「経済的耐用年数」、「期待耐用年数」、「物理的耐用年数」の3つに分類し、建物の評価方法には「期待耐用年数」を採用したらどうかという提言をしています。このレポートのなかでは、期待耐用年数の定義を「建物が通常想定される自然条件で標準的な維持管理がなされた場合に通常必要とされる使用価値を維持し得る期間」としています。なにやら難しい定義ですが、簡単に言えば「建物を通常の使い方で、通常の手入れをしてきた場合に、その建物が通常どおりの性能を発揮していられる期間」だと思ってください。■ 期待耐用年数で建物を評価すると何が変わるの?freeangle / PIXTA(ピクスタ)宅建業者(不動産会社)や銀行などの金融機関が建物を評価する場合、一般的には原価法(いま新築したと仮定した建物価格から老朽化した分を差し引く方法)が用いられます。これまでこの原価法では商慣行として法定耐用年数を採用していたため、木造住宅の場合、築後20年超でほぼ価値ゼロと評価されてきた建物価格ですが、先述の期待耐用年数を用いることで「質の高い建物」については20年を超えても建物に価値(価格)が付くことになるのです。TATSU / PIXTA(ピクスタ)2014年に国土交通省が公表した「中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」では、木造であっても一定の劣化対策(構造躯体等)を講じた住宅では50~60年程度の耐用年数、さらに長期優良住宅の認定を受けたものであれば、なんと「100年」程度の耐用年数(基礎、躯体)を想定しています。上記の指針を受け、すでに公益財団法人 不動産流通近代化センターが提供する「戸建住宅価格査定マニュアル」では、2015年に内容を改定し、質の高い住宅、良好な維持管理やリフォーム等が適切に行われている住宅などはその性能に応じた耐用年数を設定して査定価格に反映しています。■ ただし、売買する場合には注意が必要HAKU / PIXTA(ピクスタ)建物の評価方法が変わり、これまで価値がゼロと評価されていた建物に「値段」が付くことになっても、実際に「売買」する場合には注意が必要です。せっかく値段がついても、その「価格どおりで売れるかどうか」はまた別の問題なのです。古くなっても大事に手入れをして愛着をもって暮らしてきた大切な「我が家」に価値が付くことは嬉しいことですが、それが「値段に反映されない」としたら「何のための評価?」と思うかもしれません。しかし、建物の「本当の寿命」を知るためには、この評価方法の変化がとても役に立つのです。【参考】※国土交通省主な減価償却資産の耐用年数(建物・建物附属設備)※国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」※公益財団法人 不動産流通近代化センター国の建物評価指針を本格的に導入する「戸建住宅価格査定マニュアル」の改訂について※国土交通省「中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」
2018年11月14日外壁塗装は家の寿命を左右する大切なもの。しっかりとメンテナンスを行わなければ外壁がひび割れ、家はどんどん劣化してしまいます。実は外壁塗装には耐用年数が決められており、選ぶ塗料や外壁の材質によって塗装するタイミングが異なります。そこで今回は、外壁塗装の耐用年数や塗料による違い、塗替えするタイミングなどについてご紹介します。外壁塗装の耐用年数とは?耐用年数とは、「建物や機器などが使用に耐える年数」のこと。法律ではさまざまな建物や機器に法定耐用年数が設定されていますが、塗料の場合は設定されていません。外壁塗装の耐用年数は、各メーカーが発表している塗料の耐用年数を目安にすることになります。外壁塗装の耐用年数は短くて3年~4年、長くて10年~20年とされています。耐用年数を把握していなければ適切な塗替えを行えず、外壁はどんどんダメージを受けてしまいます。ダメージが深刻化してしまうと当然リフォーム代金も高額になってしまうため、耐用年数はしっかりと把握しておく必要があるのです。外壁塗装の耐用年数は塗料によって大まかに決まっているため、まずは各塗料の耐用年数を知ることで目安にできます。塗料による耐用年数の違い外壁塗装において主に使用されている塗料は、「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」の4種類。また、最近では「ラジカル」や「光触媒」、「遮熱塗料」なども使用されています。塗料の種類ごとの耐用年数と特徴は、以下の通りです。・アクリル系塗料耐用年数は4年~7年と比較的に短め。透明で変色しにくく軽量ですが、他の塗料に比べると汚れやすく、耐久性が高いとはいえません。しかし、コストパフォーマンスに優れているため、家の模様替えなどで頻繁に外壁塗装をしたいという方にはおすすめです。・ウレタン系塗料耐用年数は6年~10年と中間的。安定した耐久性と優れたコストパフォーマンスが特徴です。汚れや色あせに強いだけでなく施工性にも優れており、バランス力は◎!・シリコン系塗料耐用年数は8年~15年と比較的長め。耐久性があり、住宅の屋根や外壁の塗替えで最も多く使用されています。汚れや色落ちに強く、防カビ性・防藻性に優れているのが特徴です。・フッ素系塗料耐用年数は15年~20年と長め。耐久性はトップクラスで、主に商業施設や高層ビルなどで使用されています。変色や変形が起こりにくい他、光沢感があり汚れにくいため外観をきれいなまま保てるのが特徴です。しかし、コストパフォーマンスが低いことから住宅の外壁塗装ではあまり使用されていません。・ピュアアクリル塗料耐用年数は12年~15年と長め。防水性に優れており、耐久性は抜群です。一方で値段が高価なため、塗装面積によってはコストがかかることも。また冬場は乾燥しにくいことから、工期が長期化する可能性があります。・ラジカル系塗料耐用年数は8年~15年と比較的長め。2015年に発売された新しい塗料であり、優れた耐久性が特徴です。・光触媒塗料耐用年数は10年~15年と長め。耐久性に定評があり、雨や太陽光といった自然の力できれいに保つ効果があります。工事のコストがかかる一方、外壁のメンテナンス力に優れているため注目されています。・遮熱系塗料耐用年数は15~20年と長め。トップクラスの耐久性を誇り、熱を反射する効果があることから室内環境を快適に保ちます。省エネやエコなど環境問題にも配慮された、次世代の塗料です。なお、自治体によっては補助が受けられることもあります。これらの塗料の耐用年数は、メーカーによっても異なります。各メーカーが発表している塗料の耐用年数は新築時の塗装を想定して決められているため、10年~20年後の外壁塗装工事での耐用年数とズレが生じると理解しておくことが大切です。これらの耐用年数はあくまでも目安として覚えておきましょう。外壁塗装の費用を無料で比較塗替えをするタイミングはいつがいい?雨風にさらされた外壁は、毎日劣化を繰り返しています。そのため、目に見えてわからなくても数年から十数年経過すればダメージが表面化し、耐久性や美観を損ねてしまうかもしれません。こうした問題を未然に防ぐためにも、定期的に塗替えを行う必要があります。新築の家は10年が塗替えの目安だとされていますが、それより早めに塗替えの検討をするのがおすすめです。実は、家は建てたばかりだと温度や湿度、気圧などのさまざまな影響により少しずつ変形してしまいます。これにより、外壁にひび割れが起こる可能性が高いのです。建築時には耐用年数が短くて安い塗料を使うケースが多いのですが、これは早期のひび割れの可能性を考慮しているため。家の変形が安定してから次に良質な塗料で外壁塗装を行う、という流れが一般的なのです。塗替えを行ったことがある家なら、10年ごとに行うのが一般的です。しかし、前に使用した塗料の耐用年数や業者の技術、天候にも左右されるため、外壁の色が褪せてきたなどのサインを目安にしましょう。なお、近年では耐久性の長さをアピールする悪徳業者もいるとのこと。仮に、「私たちの塗料なら30年は保てます」などとセールスする業者がいたら注意しましょう。耐久性に優れた塗料が多数開発されてはいますが、法的に最も長いとされている耐用年数は20年。これもしっかりと覚えておくことをおすすめします。まとめ外壁を長持ちさせるには、塗装の耐用年数を知って適切なタイミングで塗替えを行うことが大切です。また、どの種類の塗料を使うのか、そもそも塗料が住宅の建材にあっているのかなどさまざまな点から比較することも外壁の長期間保護につながります。外壁塗装をお考えの方はもちろん、これから住宅を建てるという方もぜひ参考にしてみてください。外壁塗装を成功させて、長く快適に住める我が家にしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日塗料の種類や手法によって耐用年数は異なりますが、外壁の劣化は経年によって必ずやってくるものです。外壁の塗り替えを検討して業者に見積をとってみると「ケレン」という単語を初めて目にし「何のこと?」と思う方もいらっしゃると思います。しかし、外壁塗装においてはこの「ケレン」がとても大事な工程なのです。この作業をきちんと行うか否かで、塗装の仕上がりがだんぜん違ってくるからです。ここでは「ケレン」の作業の特徴や、かかる費用のおおまかな目安についてご紹介していきます。ケレン作業の内容と、その目的は?ケレン作業とは外壁・屋根など、住居の木や金属部分の汚れ・サビを落とす作業のことです。外壁塗装を行うにあたり、ケレン作業を省略するということはあり得ません。以下、ケレン作業を行うことによる住宅への良い影響をご紹介します。【1.外壁塗装の密着を強める】塗装の最も外側の層は「塗膜」と呼ばれ、塗装の表面を保護する機能を持っています。ケレン作業をすることにより、あらかじめ古い塗膜の汚れを綺麗に落としておかなければ、新しい塗料の塗膜がうまく定着しません。その上から無理に塗ったとしても、剥がれやすくなってしまいます。ケレンで汚れを除去しておけば、新しい塗料がしっかり定着して剥がれにくくなり、塗装の寿命を長くしてくれるのです。【2.外壁塗装の仕上がりを美しくしてくれる】外壁は長年、雨、風、紫外線などにさらされて、傷んだり汚れたりしてしまいます。ある程度の劣化や汚れは仕方ないことですが、新たに塗り直すとなれば汚れやサビをしっかり落としておく必要があります。特に木造住宅の場合は、剥がれや毛羽立ちが発生していることが多くなります。それらをそのままにして、上から新しい塗料を塗り重ねることは禁物です。新しい塗膜が元の塗装の毛羽立ちなどを引っ張ってしまい、結局剥がれる原因になってしまいます。新しく塗装を塗り直す前には必ずケレンで表面の凸凹を平らにならすことで、外壁塗装の出来栄えがより美しく丈夫になります。ケレン作業の種類と、かかる平均費用ここでは、ケレン作業のいくつかの方法と、それらにかかる大体の平均費用をご紹介します。【1種ケレン作業】「ブラスト工法」とも呼ばれ、白けい砂、銅粒、銅砕粒などの研削材を空気による圧力などを利用して吹き付けることで、サビを落として表面を綺麗にする作業です。あるいは「化学処理工法」により、化学薬品でサビや異物等を除去する方法もあります。しかし、1種ケレン作業には化学物質を用いることや粉塵や騒音の発生が避けられないという欠点もあります。また、この作業は主として塗装する表面の腐食や劣化が激しい場合に行われます。文化財や古民家などを除く一般の住宅では、この作業が必要な状況にまでなれば部材そのものを交換するケースが多くなります。・平均費用…部材そのものを交換するので、作業内容によって費用は異なる【2種ケレン作業】塗装する箇所にサビや腐食が比較的大きく発生している際に行われる作業です。(主に発サビ面積が全体の30パーセント以上である場合)1種と同じ作業のように感じられますが、2種では化学物質を使用しない点が1種と異なります。ワイヤーホイル、ディスクサンダー、パワーブラシ、ニューマチックハンマーなどの電動工具や、ハンマー、スクレーパーなどの手工具を用いて、入念に表面のサビと古い塗膜を取り除きます。主に、鉄骨構造の建物を対象とした作業となります。・平均費用…1㎡あたり約1,400~2,500円【3種ケレン作業】私たちが暮らす、一般的な住宅の外壁に使われる最もポピュラーな作業が3種ケレンです。1種や2種とは異なり、電動工具などを用いた大掛かりな作業は行いません。部分的なサビや剥がれ、劣化した古い塗膜部分などを、ワイヤーブラシ、スクレーパー、やすりなどの手工具を用いて落としていきます。劣化していない元の塗膜は剥がさず、あえて残しておくケースが一般的です。・平均費用…1㎡あたり約500~1,500円【4種ケレン作業】元の塗装面にサビや汚れがほとんどない場合に行われます。ワイヤーブラシ、ほうき、サンドペーパーなどで表面を磨いて綺麗に整えます。もしサビなどがほとんどなければ、表面を洗浄するだけで完了する場合もあります。・平均費用…1㎡あたり約200~500円外壁塗装の費用を無料で比較ケレン作業をするタイミングの目安は?明らかに外壁が大きく傷んでもう手が付けられない場合は、1種ケレン作業が必要になります。外壁そのものを交換するとなれば、費用もかなり高額になることが予想できます。費用だけで判断するなら4種ケレンが安上がりに思えますが、劣化していない塗装をわざわざ塗り直そうと考えることはあまりないでしょう。劣化の有無にかかわらず、どうしても外壁を塗り替える事情があればその限りではないでしょうが、通常はある程度塗装に傷みが感じられた時点で塗り替えを検討するはずです。古い塗装の状態を見て、3種ケレン作業が必要と思われる段階までには塗り直しを検討することがおすすめです。目で見てそろそろ劣化が分かってきたという程度の状態になったら、新しい塗装に塗り替えることを考えると良いでしょう。壁塗装の劣化を判断する目安としては、以下の状態が挙げられます。【チョーキング】外壁に白いチョーク状の粉がついているように見える状態です。防水性が損なわれるぐらい塗装が劣化していて、指で触れば粉が付着しますから簡単にわかります。【クラック】ひび割れた状態を指し、チョーキングと同様に防水性が損なわれるほど塗装が劣化しています。小さなひび割れ1つでも雨漏りなどの原因になりますから、放置すると建物自体の深刻なダメージにつながってしまいます。【カビ・コケ・藻】壁面のカビやコケなどは、湿度が高く風通しや日当たりの良くない場所に発生しやすくなります。発生すると外壁塗装は劣化して変色が見られるようになり、防水性も低下してしまいます。【剥がれ】外壁が劣化すると壁面のモルタルなどに雨水が染み込み、内部の鉄筋が膨張することによって外壁の剥がれが生じます。放っておけば建物自体の強度を低下させてしまいますから、注意が必要です。外壁塗装の傷みによって住宅そのものの寿命を縮めないためにも、劣化が進まないうちに塗装の塗り直しを検討するなど早めの処置が肝心です。日頃から外壁の状態に気を配り、経年や劣化の度合いで最適な塗り替えのタイミングを判断しましょう。まとめ今回は、外壁塗装の塗り替えに欠かせない「ケレン」と呼ばれる作業と、それにかかる費用などについてご紹介しました。一般の方には耳なじみの薄い言葉ですが、ケレンの作業内容や作業の目的をある程度理解しておけば、塗装作業を業者さんに依頼するときも事前の打ち合わせがスムーズになるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月27日ヴォーカーズは9月29日、「幸せな終身雇用型企業ランキング」を発表した。今回の調査では、上場企業の有価証券報告書の「平均勤続年数」と同社が運営するクチコミサイト「Vorkers」に投稿された社員による会社評価スコアから、平均勤続年数が20年を超える企業の社員満足度を調査したものとなる。集計期間は2007年7月~2015年9月。調査の結果、「幸せな終身雇用型企業ランキング」の1位は大阪ガスで、2位に出光興産、3位に日本電気硝子が続く。今回1位にランクインした大阪ガスを筆頭に、出光興産、東邦ガス、北海道電力、関西電力、コスモ石油と、エネルギー系企業がトップ20に多くランクイン。これらの企業のクチコミでは、「安定」「福利厚生の良さ」といった言葉が多く上がっており、「福利厚生の良さ」も入社理由として多く上がっていることから、「安心して長く働ける」という視点で会社選びをしている社員が多いことがうかがえる結果となった。これまでは新規参入が難しく、市場競争があまりなかったことが、安定的に長期雇用が守られてきた背景ではないかと、ヴォーカーズは分析している。1位の大阪ガスの評価点を細かく見ると、待遇面の満足度が5点満点中4.2点と高評価で、給与に関するクチコミでも、勤続年数が長いほど給与が高くなる、安定した年功序列型であることがわかった。また、平均勤続年数は女性社員の方が男性よりも長く(女性23.0年、男性21.4年)、出産後子育てをしながらでも働き続けやすい環境が整備されていると考えられる。トップ20の内、最も平均勤続年数が長かったのは、11位にランクインしたパナソニックの22.9年。クチコミでは、「社員を大事にする」という創業者松下幸之助の経営理念が脈々と受け継がれている様子がうかがえた。また自動車メーカーからは、日産自動車(20.6年)が18位にランクイン。なお、同調査はVorkersへのレポート回答者数が5人以上ある上場企業1,270社を対象とし、有価証券報告書に記載されている平均勤続年数(2013年度)とレポート回答34,232件(クチコミ回答数246,387件)が対象データとなっている。
2015年09月30日2015年4月から放送が開始されたオリジナルテレビアニメ『プラスティック・メモリーズ』。耐用年数9年という限られた時間しか活動できないアンドロイド「ギフティア」とそれを取り巻く人間たちとのせつないストーリーが話題の本作から、3種類のユニークなアイテムがリリースされる。「斜め上ゆく!」をキャッチフレーズに一風変わったアニメ関連商品を企画・販売するグルーヴガレージから登場する3アイテムの1つ目は、ギフティアのアイラが常に首からかけているSAI社(SION ARTIFICIAL INTELLIGENCE)IDカードケース。アニメの設定に忠実にアイラのIDカードが再現され、ケース背面にはSAI社のロゴが型押しされている。パスケースは、アイラのIDカードを入れたままICカード、社員証などを入れても使用可能。一見、アニメグッズには見えないところが面白い。ネックストラップも付いて価格は1,500円(税別)。2015年8月の発売予定となっている。2つ目は、SAI社で使用しているツールボックスをイメージしてデザインされたコレクターズ・ツールボックス。今回はOD色の筐体が使用されており、第1ターミナルサービスが使用する社用車のトランクにあっても違和感のないグッズとなっている。価格は1,500円(税別)で、2015年7月の発売予定。3つ目は、グルーヴガレージにしては珍しい直球系ともいえる、アイラがもらった遊園地のキャラクターデザインのマスコット。こちらはラバーストラップとしてリリースされる。価格は800円(税別)で、2015年8月の発売予定。3商品とも2015年5月28日(木)より予約販売がスタートしているので、興味のある人はチェックしてみよう。(C)MAGES./Project PM
2015年05月28日