明石家さんまが命名した新劇場「IMM THEATER」が、2024年1月10日(水) のこけら落とし公演『斑鳩の王子(いかるがのみこ) ー戯史 聖徳太子伝ー』をもって開業した。東京ドームシティ内に新しくオープンした「IMM THEATER」は、さんまが自身の座右の銘「(I)生きてるだけで(M)丸(M)もうけ」の意味を込めつつ、「皆さんの想像で自由に考えてほしい」というコンセプトで命名。GM(ゼネラルマネージャー)ならぬDM(Don’t Manager/ドントマネージャー)に就任し、マネージャーではないが、マネージャーのような動きをして劇場を盛り上げていく。また、さんまDMが本劇場に込めた思いを表現し、IMMを「愛」「笑」「夢」の3種の漢字でビジュアル化した新たなロゴが、劇場正面入口にモニュメントとして掲示された。この「愛笑夢笑夢(あいえむえむ)」は今後、「IMM THEATER FANCLUB」名としても使用されることが決まっており、IMM THEATERのロゴと同様に、奈良・薬師寺の安田暎胤(やすだ・えいいん)長老が手がけた書に、ジミー大西の絵を融合させた。さらに開業を記念し、こけら落とし公演期間中に明石家さんまDMの期間限定フォトスポットが東京ドームシティ内に設置されている。<公演情報>『斑鳩の王子 -戯史 聖徳太子伝-』脚本:輿水泰弘演出:水田伸生出演:明石家さんま、中尾明慶、音月桂、温水洋一、八十田勇一瀬戸カトリーヌ、黒須洋嗣、一色洋平、田中真琴、山西惇、松尾貴史公演日程:2024年1月10日(水) ~1月31日(水) 東京・IMM THEATERチケット情報:()公式サイト:
2024年01月11日2024年1月10日(水) より東京・IMM THEATERにて、IMM THEATER こけら落とし公演『斑鳩の王子 ー戯史 聖徳太子伝ー』が上演されることが決定した。主演はIMM THEATERの名付け親で、2020年以来4年ぶりの演劇作品出演となる明石家さんま。脚本は『相棒』シリーズやドラマ『菊次郎とさき』などの脚本も手掛ける輿水泰弘。演出は、ドラマ『Mother』『Woman』やドラマ版に引き続き、映画版『ゆとりですがなにか インターナショナル』などの演出を手掛ける水田伸生。共演は、俳優だけにとどまらず情報バラエティの司会など多岐にわたり活躍中の中尾明慶、元宝塚歌劇団雪組トップスターで退団後もミュージカルをはじめ多くの舞台で魅力を放つ音月桂が名を連ねる。そのほか、山西惇、温水洋一、八十田勇一、瀬戸カトリーヌ、松尾貴史といった実力派俳優陣に加え、振付師、演出家、俳優として活動し、多数のアーティストの振付も担当する黒須洋嗣。一色洋平、田中真琴らフレッシュな顔ぶれも集結する。本作はIMM THEATER公演後、2月11日(日)より 大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。<公演情報>IMM THEATER こけら落とし公演『斑鳩の王子 ー戯史 聖徳太子伝ー』脚本:輿水泰弘演出:水田伸生出演:明石家さんま、中尾明慶、音月桂、温水洋一、八十田勇一、瀬戸カトリーヌ、黒須洋嗣、一色洋平、田中真琴、山西惇、松尾貴史【東京公演】2024年1月10日(水)~1月31日(水)会場:IMM THEATERチケット料金(全席指定・税込):11,500円一般発売:11月18日(土)【大阪公演】2024年2月11日(日)~2月18日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティチケット料金(全席指定・税込):11,500円一般発売:11月18日(土)公式HP:
2023年10月23日こんにちは。渋谷です。渋谷家のみんなはとにかくおしゃべりです。長女・みったんを筆頭に、弟のゆっくんもとにかくしゃべる。ついでにおっとぅんも割とおしゃべりです。そんな「おしゃべり三銃士」とともにお出かけをするとき。車内の様子は…めちゃくちゃうるさい!!3人がそれぞれに話すので何を言ってるのかもわからない。誰が聖徳太子やねん。にぎやかだと言えば聞こえはいいですが、もう少し静かに過ごしたい。でもこれからゆっくんが大きくなったら語彙(ごい)も増えてもっとうるさく…いや、にぎやかになるんだろうな…誰か私に安住の地をください。
2023年08月29日リアルインサイトの鳥内 浩一が主宰する「興心舘」の経営指導で評判の興心舘王道學教授「徳山暉純」氏の書籍「聖徳太子が遺してくれた成功の自然法則」が1年以上の制作期間を経て出版いたしました。本書で明かされる聖徳太子が遺した成功法則の起源は、古来から何千年もの間、指導者=リーダーと言われる人々が学び続け、脈々と受け継がれてきた學問にさかのぼります。神道をはじめとする日本の精神、仏教をはじめとするインド哲學、孔孟思想・老荘思想をはじめとする中国哲學の集大成、それを経営へと応用させた『景氣學』、さらにはギリシャ哲學まで含めた學問の王道が一つに凝縮された、富・健康・人間関係・・・全てに通ずる成功と繁栄の法則、政治・経済・経営・科学技術・医療・教育・・・あらゆる學問の原点を、本書ではとても分かりやすく、面白く、深く、「徳山暉純」氏が解説いたしました。お一人様一冊に限り、定価2,750円の本書を送料(550円)のみで提供いたします。 【徳山 暉純氏プロフィール】日産グローバル株式会社 代表取締役日本産業 鮎川義塾 主宰有限会社 朱鷲 取締役株式会社O.D.O 監査役日本の精神、インド哲學、中国哲學など東洋思想を継承する家系に生まれ、日本の文化振興活動に尽力。大阪四天王寺大講堂壁画の作成、上野の森美術館展覧会、各種文化教室等を開催する。また、日産グローバル株式会社取締役・鮎川義塾 塾長として、渋沢栄一氏や鮎川義介氏らの現物資料から思想を紐解き、経営學に応用させた『景氣學』を教えるとともに、自ら40年以前に起業した事業を運営する一方、 百数十社の経営指導にもあたる。著書著者は35年ベストセラーの「梵字手帖」はじめ「手帖版 梵字の書き方」「手帖版 梵字般若心経」「梵字 四十九院・五大・心経」「文字仏の世界」30冊以上。【主催者プロフィール】株式会社リアルインサイト代表取締役:鳥内 浩一(とりうち ひろかず)株式会社リアルインサイト 代表取締役東京大学ならびに同大大学院卒業後、複数のコンサルティング会社を経て、2005年より教育ベンチャーのラーニングエッジ株式会社に経営陣として参画。世界トップレベルの研修コンテンツを日本で普及させる活動を行う。2011年4月、利益の追求を至上命題とする西洋資本主義の限界からの脱却を目指し、株式会社リアルインサイト設立、代表取締役に就任。人類の持続可能な発展、最大幸福・最小不幸の「十方よし世界」実現に向けて、1. 真のメディア 2. 真の教育機関 3. 真のコミュニティ構築を軸に経営・政治・経済・歴史・健康(医食住)関連の分野で様々な事業を展開。【会社概要】会社名 :株式会社リアルインサイト所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号ヒューリック銀座ウォールビル7階代表取締役:鳥内 浩一設立 :2011年4月資本金 :300万円事業内容 :インターネットメディア・教育研修 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月10日国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)の11月主催公演が下記の通り上演されます。11月定例公演 悪太郎・羽衣 / 2022年11月9日(水)午後1時開演11月普及公演 附子・大江山 / 2022年11月12日(土)午後1時開演11月定例公演 樋の酒・天鼓 / 2022年11月18日(金)午後5時30分開演11月企画公演 聖徳太子絵伝絵解き・夢殿 / 2022年11月24日(木)午後5時30分開演11月企画公演 太子手鉾・弱法師 / 2022年11月30日(水)午後1時開演チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて10月10日(月・祝)10:00より発売開始です。カンフェティで10月10日(月・祝)10:00よりチケット発売開始 11月定例公演 悪太郎・羽衣 11月普及公演 附子・大江山 11月定例公演 樋の酒・天鼓 11月企画公演 聖徳太子絵伝絵解き・夢殿 11月企画公演 太子手鉾・弱法師 11月定例公演 悪太郎・羽衣公演日時:2022年11月9日(水)午後1時開演※開場時間は、開演の1時間前の予定です。狂言『悪太郎』(あくたろう) 山本 則重(大蔵流)大酒飲みの悪太郎を改心させようと、伯父は寝ている悪太郎を出家姿に仕立て、耳元で南無阿弥陀仏と呟くと…。能『羽衣』(はごろも) 盤渉(ばんしき) 豊嶋彌左衞門(金剛流)漁師・白龍は三保の松原で天女の羽衣を見つけます。舞を見せれば羽衣を返すという白龍の言葉に、天女は清らかな舞を舞います。*字幕あり(日本語・英語)■チケット料金正 面=5,000円脇正面=3,300円(学生2,300円)中正面=3,000円(学生2,100円)(全席指定・税込)【公式ホームページ】 11月普及公演 附子・大江山公演日時:2022年11月12日(土)午後1時開演※開場時間は、開演の1時間前の予定です。解説・能楽あんない「二つのおおえ山と酒呑童子の首」小松 和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)狂言『附子』(ぶす) 茂山忠三郎(大蔵流)主人に猛毒と言われた附子を預かり留守番をする太郎冠者たちは、附子の正体が気になって…。能『大江山』 (おおえやま) 上田 公威(観世流)酒呑童子退治のため、山伏姿に変装した源頼光たちは、大江山の童子の館に入り込み、襲撃の機会を窺います。鬼神でありながら人間味を感じさせる童子の描写が特徴的です。*字幕あり(日本語・英語)■チケット料金正 面=5,000円脇正面=3,300円(学生2,300円)中正面=3,000円(学生2,100円)(全席指定・税込)【公式ホームページ】 11月定例公演樋の酒・天鼓公演日時:2022年11月18日(金)午後5時30分開演※開場時間は、開演の1時間前の予定です。◎演出の様々な形二ヶ月にわたり同一作品を違った演出でお楽しみいただくシリーズです。狂言『樋の酒』 (ひのさけ)高野 和憲(和泉流)米蔵と酒蔵の番を命じられた家来二人は、樋を巧みに使い酒盛りを始めます。流儀・家による樋の形や用い方の違いにも注目です。能『天鼓』(てんこ)呼出(よびだし)・楽器(がっき)朝倉 俊樹(宝生流)・野村萬斎(和泉流)少年天鼓は、帝の命に背き川へと沈められます。管絃講で弔われた天鼓の霊は鼓を奏で、楽を舞うのでした。今月は宝生流に伝わる「呼出」、間狂言が常と替わる「楽器」の小書で上演します。*字幕あり(日本語・英語)■チケット料金正面=5,000円脇正面=3,300円(学生2,300円)中正面=3,000円(学生2,100円)(全席指定・税込)【公式ホームページ】 演出の様々な形(11月18日定例公演・12月16日定例公演)は、セット券をカンフェティで独占先行販売中です。(詳細は以下URL) 11月企画公演聖徳太子絵伝絵解き・夢殿公演日時:2022年11月24日(木)午後5時30分開演※開場時間は、開演の1時間前の予定です。◎聖徳太子1400年遠忌によせて多くの足跡を残し、今なお篤い信仰を集める聖徳太子(574-622)。没後1400年の今年、ゆかりのある能・狂言と絵解きを特集上演します。絵解き『聖徳太子絵伝絵解き』真宗大谷派 井波別院瑞泉寺(富山県南砺市)竹部 俊惠(妙蓮寺住職)北陸の古刹、井波別院瑞泉寺には聖徳太子の生涯を描いた御絵伝が伝わり、毎年七月「太子伝会」として絵解き説法が行われます。今回は能楽堂での出張絵解きです。能『夢殿』 (ゆめどの) 友枝 昭世(喜多流・人間国宝)法隆寺参詣の僧が出会った老翁は、聖徳太子について語ると俄かに夢殿に姿を消します。その夜読誦する僧の夢に聖徳太子が現れ、富士山から遠く北越の空を駆け巡るさまを見せます。歌人・土岐善麿によるスケールの大きな新作能です。*字幕あり(日本語・英語)■チケット料金正 面=6,400円脇正面=4,900円(学生3,400円)中正面=4,000円(学生2,800円)(全席指定・税込)【公式ホームページ】 11月企画公演 太子手鉾・弱法師公演日時:2022年11月30日(水)午後1時開演※開場時間は、開演の1時間前の予定です。◎聖徳太子1400年遠忌によせて多くの足跡を残し、今なお篤い信仰を集める聖徳太子(574-622)。没後1400年の今年、ゆかりのある能・狂言と絵解きを特集上演します。狂言『太子手鉾』 (たいしのてぼこ) 野村又三郎(和泉流)主人は太郎冠者が持つ、聖徳太子が物部守屋退治に使ったといわれる「太子手鉾」を見たがりますが…。太郎冠者が鉾を手繰りながら謡うなど、洒落た味わいのある作品です。復曲能世阿弥自筆本による 『弱法師』 (よろぼし) 大槻 文藏(人間国宝)・野村萬斎悲嘆のあまり盲目となった俊徳丸(弱法師)は、春の彼岸会で賑わう四天王寺で父との再会を果たします。聖徳太子建立の寺院を舞台とした名作を世阿弥自筆本による演出で上演します。*字幕あり(日本語・英語)■チケット料金正 面=6,400円脇正面=4,900円(学生3,400円)中正面=4,000円(学生2,800円)(全席指定・税込)【公式ホームページ】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月11日奈良県の魅力を東京で発信する「奈良まほろば館」(東京都港区 運営:奈良県観光局)では毎月多彩なイベント・講座・展示会等を開催しています。9月は奈良県の南西に位置する五條市の紹介や、金峯山寺仁王門の金剛力士立像にまつわる講座、吉野ヒノキと手漉き和紙を使用したキャンドルホルダー作り、奈良の隠れた名産品・新製品をご紹介する「まほろばチャレンジリーグ」など、東京に居ながらにして奈良の魅力に触れられる催しを多数提供しています。※各講演・体験イベントの詳細・ご予約はホームページをご参照ください奈良まほろば館「奈良まほろば館」公式HP: ■奈良の魅力を東京で発信する「奈良まほろば館」奈良まほろば館は、奈良県の魅力の発信と認知拡大のために2009年に東京・日本橋で開館、2021年8月に新橋に移転し、リニューアルオープンいたしました。1階は奈良の名産品を取り揃えたショップと気軽に奈良を味わえるカフェ&バーや旬の情報を届ける観光案内所、2階にはイベントルームと、季節の素材や奈良の風土と歴史を感じてもらえるよう構成された料理を楽しめるレストラン&バル「TOKi」があります。「TOKi」では奈良の生産者と連携し、季節の素材や奈良の風土と歴史を感じる料理を奈良の地酒、季節の果物のドリンクとともにお楽しみいただけます。■「五條ってどんなとこ? ~五條市の歴史に触れてみよう~」五條市は奈良県の南西部に位置し、奈良盆地とは異なる歴史と風土を持つ地域です。3万年以上前の後期旧石器時代から人が住みはじめ、古墳時代には新しい技術をもたらした渡来人が活躍したと言われています。奈良朝における藤原南家文化の発達や御霊信仰のはじまりのまち、南北朝時代には南朝方の天皇が訪れ、近世には政治・経済の中心地として栄え、天誅組の変においては明治維新発祥の地となりました。今回の展示では、「五條の歴史ゆかりの地」を紹介いたします。五條市にある榮山寺「国宝八角堂」<展示>期間:9月22日(木)~10月2日(日)11時から19時会場:奈良まほろば館 2階イベントルームA<物販>期間:9月30日(金)~10月2日(日)11時から20時会場:1階Shop ※最終日は17時まで■「幻の二十世紀梨」~100年以上続く樹上完熟梨大阿太高原の樹上完熟梨“樹上完熟”とは糖度の高い、わずか数日の収穫のタイミングを見極めて丁寧に収穫した梨のことです。吉野の玄関口、大淀町で100年以上前から栽培されているこの梨は、品質の高さが認められ、令和2年、「奈良県プレミアムセレクト」に認定されました。手間のかかるその収穫方法からほとんど市場に出回らない幻の梨を数量限定でお届けします。<物販>期間:9月17日(土)~9月20日(火)11時から20時会場:1階Shop■「吉野ヒノキを使ったキャンドルホルダー作り」~奈良のあかりを手のひらに~柔らかな光の吉野ヒノキと手漉き和紙のキャンドルホルダー吉野ヒノキと吉野手漉き和紙を合わせたシートに、お好みの模様を型抜きして作成、柔らかなあかりがこぼれ、模様が優しく揺らぎます。※作ったキャンドルは、そのままお持ち帰りいただけます。※サイズ7cm×7cm、LEDキャンドル付/通常のキャンドルにも使用可能※各部の実施内容は同じです。受付は10分前より日時 :令和4年9月18日(日)第1部 13:30~14:30第2部 15:00~16:00第3部 16:30~17:30会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :あかり工房吉野 坂本 尚世 氏参加費:1,650円 (できるだけ、おつりのないようにご協力ください。)対象 :4歳以上定員 :各部16名(先着順)■聖徳太子とはいかなる存在だったのか存命中は厩戸皇子と呼ばれていた聖徳太子。なぜ、百年の歳月を経て聖徳太子と呼ばれるようになったのか?近年「聖徳太子は存在しなかった」と論じられることも多い、謎多き人物の秘密に迫ります。謎の多い聖徳太子日時 :9月10日(土)15時から17時会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :奈良女子大学名誉教授・元副学長 小路田泰直 氏参加費:無料定員 :50名(先着順)■長谷寺への誘い/参ろう室生長谷寺(桜井市)室生寺(宇陀市)の僧侶をお招きし、お寺の魅力や伝説を映像とともにご紹介します。長谷寺(左)と室生寺日時 :9月24日(土)15時から16時30分会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :総本山長谷寺 東京出張所 執事 小林 観秀 師大本山室生寺 執事 山岡 淳雄 師参加費:無料定員 :50名(先着順)■総本山金峯山寺講座~南朝と重文木造金剛力士立像の造立国宝金峯山寺仁王門の解体修理(2019年~2028年予定)に伴い、金剛力士立像は現在奈良国立博物館に遷座・展示されています。1336年、後醍醐天皇が吉野に朝廷を開いた後に造立がはじめられた巨像で、この御像の銘文に大旦那として名を伝える多田兵庫頭入道宗貞は、後に南朝の有力武将として各地で活躍することになる人物です。この講座では、多田兵庫頭入道が金剛力士像の造立に関わった背景と、金剛力士像の造立時期が持つ意義を考えていきます。重要文化財 金剛力士立像日時 :9月25日(日)14時から15時30分会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :総本山金峯山寺 寺史研究室長 池田 淳(いけだ きよし)氏参加費:無料定員 :50名(先着順)■奈良・奥大和ナイト「奥大和」と言われる吉野・宇陀の魅力を伝える講座やイベントです。【“棍棒の里 宇陀”を目指して】宇陀市を中心に爆発的な盛り上がりを見せている棍棒を紹介しながら、地域活性化の起爆剤としての棍棒の力と可能性を検討します。日本棍棒協会のみなさん日時 :9月30日(金)17時から18時会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :全日本棍棒協会 会長 東 樫 氏参加費:1,000円定員 :50名(先着順)【お山になりたい山伏のお話】半信半俗の修行者として、お山の上で宿を営みながら修行を積む生き方を選んで5年。雄大な自然と生身で向き合いながら、多くの人の言葉に耳を傾けることで見えてきたものとは。心の赴くままに生きる一人の行者のお話です。ゲストハウス KAMI INN 女将 片山 文恵 氏日時 :9月30日(金)18時15分から19時15分会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :ゲストハウス KAMI INN 女将 片山 文恵 氏参加費:無料定員 :20名(先着順)【風鈴作り・木琴作り】吉野産木材を使った、木工職人によるワークショップ。風鈴と木琴を製作します。吉野産の木材を使用日時 :9月30日(金)19時30分から20時30分会場 :奈良まほろば館2階 イベントルームA講師 :東吉野村 地域おこし協力隊 金光 藍 氏参加費:1,000円定員 :10名(先着順)■物販イベント「まほろばチャレンジリーグ」奈良の隠れた逸品・作り手の想いがつまった新商品を「まほろばチャレンジリーグ」コーナーで約3週間販売。売れ行き好調な商品を3か月間当館の定番商品として販売いたします。物販イベント「まほろばチャレンジリーグ」日時:第一回/2022年8月29日(月)~9月20日(火)第二回/2022年9月21日(水)~10月13日(木)会場:1階Shop■「奈良まほろば館」施設概要名称 :奈良まほろば館所在地:東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル1F・2F最寄り:東京メトロ銀座線・新橋駅1番出口徒歩3分/JR新橋駅銀座口徒歩3分<店舗概要>・1階Shop・Cafe&Bar:月~日曜日/11:00~20:00営業・2階レストラン :火~土曜日/12:00~15:30・18:00~22:00日曜日/12:00~15:30・2階Bar :火~土曜日/12:00~15:00・17:30~22:30日曜日/12:00~18:00・観光案内 :月~金曜日/12:00~17:30・土日祝12:00~18:00※詳細や定休日はお店にお問い合わせくださいURL : Instagram: Facebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月05日明日香村内の文化施設や寺院、国営公園等の団体が地域活性化のために組織している、明日香村観光交流活性化事業実行委員会(所在地:奈良県高市郡明日香村、実行委員長:上山 好庸)が主催する「飛鳥光の回廊2022」が2022年9月23日(金・祝)~9月24日(土)の2日間にわたって開催されます。明日香村が彼岸花に包まれる頃に開催される夜のライトアップイベントです。聖徳太子生誕1450年となる今年、太子が生まれた地で、世界に向けて「和」のひかりをともします。メイン会場は、石舞台古墳周辺、飛鳥寺、岡寺、川原寺、橘寺などで、2025年に世界遺産登録を目指すエリアを幻想的に灯します。飛鳥光の回廊 石舞台古墳イベント詳細: https:// asukamura.com/hikari/■「飛鳥光の回廊2022」開催 ~今年のみどころ~国営飛鳥歴史公園石舞台地区では、地域のこどもたちがメッセージを描いた「光のメッセージ」が並ぶ中、気球が夜空に浮かび上がり、川原寺史跡地では、関西大学の学生が「キャンドルの輪と和でつながる光」をテーマに演出を手がけます。また、和傘の演出で人気の岡寺や、妖怪書家 逢香さんの大作「聖徳太子 祝1450歳」が特別展示される橘寺、劇団時空のパフォーマンスが行われる飛鳥寺など、みどころ満載です。《メイン会場》・石舞台古墳・国営飛鳥歴史公園石舞台地区・県立万葉文化館・亀形石造物・飛鳥寺・岡寺・川原寺・橘寺※イベント実施前に、試験点灯を予定しています(取材対応可)。飛鳥光の回廊 ろうそく飛鳥光の回廊 岡寺■『飲食店特別メニュー』について(初開催)地域の飲食店12店舗が、光の回廊にあわあせて開店。数量限定の特別メニュー(全14メニュー)を提供します。幻想的な夜を巡りながら、飛鳥の「おいしい」もお楽しみください。※事前予約制■『明日香周遊デジタルパスポート』について(初開催)明日香村では、観光で来村される皆様が便利で快適に、ちょっとお得で明日香村の遺跡保存の支援にもなる仕組みを開発中です。今年は光の回廊にあわせた2日間で社会実験をします。《基本チケット》大人:1,340円/小中高生:450円《販売開始日》2022年8月22日(月)9:00~《基本チケット内容》・シャトルバス乗り放題・4つの文化施設フリー入場石舞台古墳・亀形石造物(日中・夜間)/高松塚壁画館・飛鳥資料館(日中のみ)・1つの文化施設入場割引県立万葉文化館、橿原考古学研究所附属博物館、橿原神宮宝物館(日中のみ)・遺跡保存への支援購入金額の5%を「文化財保存協力金」として明日香村に寄付し、世界遺産登録を目指す古代遺跡をはじめとした、村内の文化財保存に役立てます。※基本チケットと公式駐車場をセットにしたお得なセット券もございます。■開催概要イベント名 : 飛鳥光の回廊2022 ~明日香をともす「和」のひかり~開催日時 : 2022年9月23日(金・祝)~9月24日(土) 18:00点灯~21:00(消灯)会場 : 石舞台古墳など明日香村内各地の8会場(石舞台古墳: 奈良県高市郡明日香村島庄254)アクセス : 近鉄吉野線「飛鳥」駅バス乗り場からシャトルバス運行車での来場は公式駐車場を事前予約し、公式駐車場からシャトルバス入場料 : 各会場により異なります主催 : 明日香村観光交流活性化事業実行委員会申込方法 : 明日香周遊デジタルパス、飲食店特別メニューは公式サイトから事前予約公式サイト : ■団体概要名称 :明日香村観光交流活性化事業実行委員会構成団体:明日香村、明日香村総代会、明日香村商工会公益財団法人古都飛鳥保存財団国土交通省近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 飛鳥資料館飛鳥寺、岡寺、橘寺、川原寺県立万葉文化館、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社一般財団法人大和飛鳥ニューツーリズム一般財団法人公園財団 飛鳥管理センター一般財団法人明日香村地域振興公社、一般社団法人飛鳥観光協会代表者 :実行委員長 上山 好庸所在地 :〒634-0138 奈良県高市郡明日香村越6-3【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】明日香村観光交流活性化事業実行委員会事務局:一般社団法人飛鳥観光協会TEL :0744-54-3240 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月26日SHOW-COMPANYミュージカルファンタジー「聖徳太子」が2022年10月19日(日) に、なら100年会館 大ホール(奈良県奈良市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ あの聖徳太子が、遂にミュージカルに!「愛と勇気と夢」をテーマにオリジナルミュージカルを創り続けてきたSHOW-COMPANYが、聖德太子の生涯を、心あたたまる和製ミュージカルにしてお届けします。世界が疫病や戦争の渦の中にいる今こそ、平和を愛する心と思いやり、未来を信じることの大切さを、聖徳太子の人生を通じて描きます。●聖徳太子古代日本の皇太子である聖徳太子(厩戸皇子)は、一生を推古天皇の摂政として生きたが、日本書紀の中でも聖德太子ほど称賛された人物はなく、1400年を経た現代も多くの人々に慕われ続けている。聖徳太子は、この国の平和を願い、海外に劣らぬ我が国の文化発展に力を注ぎ、異国の文化・芸術を積極的に取り入れた。冠位十二階・十七条憲法を制定し、仏教によって国をまとめようと自ら三経義疏を著し、仏教興隆に努めた。当時最新の技術を用いて四天王寺、法隆寺などを建立。社会福祉の礎を築いた。●あらすじ用明天皇の第二皇子として生まれた、聖徳太子(厩戸皇子/うまやとのみこ)は、父の死後、蘇我氏と物部氏の戦い(丁未の乱)に巻き込まれていく。内乱と暗殺。若くして権力争いの悲惨さを知った皇子は、孤独と苦悩の中で、この国の平和と未来のために生きる道を選ぶ。冠位十二階・十七条憲法に込められたメッセージとは? 皇子の傷ついた心をいやした最愛の人との運命は?数々の伝説に彩られた聖德太子が今ミュージカルになり甦る。●作品制作にあたって考古学者の前園実知雄先生、歴史学者の東野治之先生、法隆寺古谷正覚管長様、王寺町学芸員の岡島永昌様などを訪ねてお話を伺いました。聖徳太子の伝説で史実と分かっていることはわずかで、ほとんどが伝承。それを理解しつつ、想像の翼を広げて物語を展開させていきます。2021年、2022年にかけて行われている聖德太子1400年忌では、仏教各宗派の最高位の僧侶が、法隆寺・四天王寺・叡福寺(聖德太子墓所)などで次々と法要を行いました。プロデュース・演出・脚本の阪上、作詞・作曲・音楽監督のA-panは、これらの法要や四天王寺聖霊会に何度も参加したのち、法隆寺の夏安居にも参加。聖徳太子が解説したお経の深さに触れ、本当に頭の良い優れた方であったことを実感しました。1400年の時を経て、出会えた聖徳太子の魅力を存分にお伝えしたいと思います。●出演者についてミュージカルの登場人物として、聖徳太子、推古天皇、蘇我馬子、物部守屋、秦河勝・萬里親子など、誰もが知っている歴史的な人物が歌い踊る。プロデュース、脚本、演出、主演の阪上めいこが聖徳太子。上方人情噺の第一人者で、天満天神繁昌亭・繁昌亭大賞を受賞した実力派の落語家 笑福亭生喬が蘇我馬子。「NHK新人落語大賞」2位、話題の落語家 笑福亭生寿が物部守屋。SHOW-COMPANY でのミュージカル歴は13年にも及びます。そのほか、東西の実力ある俳優・ダンサーが出演し、文化庁芸術祭参加(申請中)にふさわしい舞台作品を創ろうと意気込んでおります。公演概要SHOW-COMPANYミュージカルファンタジー「聖徳太子」公演日:2022年10月9日(日)14時00分開演/17時30分開演会場:なら100年会館 大ホール(奈良県奈良市三条宮前町7-1)■出演者阪上めいこ(聖徳太子)/ 笑福亭生喬(蘇我馬子) / 笑福亭生寿(物部守屋) / 宮市舞(穴穂部間人皇女) / 歩(膳部菩岐々美郎女) / 石川由希野(刀自古郎女)/ 鈴木稚子(推古天皇) / 山崎真実(聖德太子 少年期) / 阪野登(調子麿) /上原伸之(秦河勝) / 家入由佳(萬里) /kizuku(幽玄) / A-pan(楽人)/ 鹿熊有華(笛鼓)■スタッフプロデュース 演出 脚本: 阪上めいこ / 作詞 作曲 音楽監督: A-pan Yamamoto / 振付: 上原伸之・家入由佳・kizuku・山崎真実 / 舞台監督: 三浪郁二 / 舞台美術: 竹内志朗 / イラスト原画: いちのせまり / 衣装: 土井加澄 / 照明: 石原直盛 / 音響: 中西利也 / コーラス指導: 荒井敦子・ピアニスト 大山りほ / 制作統括: 山崎真実■後援奈良県・奈良市・奈良県教育委員会・奈良市教育委員会産経新聞社・読売新聞奈良支局(申請中) ほか■参加文化庁芸術祭(申請中)・奈良県みんなの大芸術祭■タイムテーブル2022年10月9日(日)14時00分開演/17時30分開演※開場は、開演の30分前■チケット料金S席前売:7,500円当日:8,000円A席前売:5,500円当日:6,000円B席前売:3,500円当日:4,000円(全席指定・税込)※未就学児の入場不可■団体概要SHOW-COMPANY1989年よりプロのミュージカル劇団として、「愛と勇気と夢」をテーマにオリジナルミュージカルを企画・制作して参りました。これまで東京・大阪を中心に公演、文化庁芸術祭にも参加、多くの観客を魅了して参りましたが、この二年間は、長期にわたるコロナ禍の影響により大規模な公演を自粛せざるを得ない状況でした。昨年から今年にかけては聖徳太子1400年忌にあたり、各地で聖徳太子関連の展覧会が催されました。SHOW-COMPANYは大いに刺激を受け、日本の文化、芸術、歴史的な見地からも有意義な取り組みとして、聖徳太子を題材に、JR奈良駅直結の大きなホール『なら100年会館』で、新作ミュージカルを公演することにいたしました。日本人ならではのミュージカルを創り上げ、奈良から日本国内へ海外へと愛と平和をメッセージする作品をお届けします。※なお、七月下旬に残りの主要キャスト、アンサンブル、ダンサー、コーラスのオーディションを行います。詳しくはホームページにてお知らせします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日四天王寺では、2022年に聖徳太子千四百年御聖忌を迎えるにあたり、寺宝の学術的な調査を実施されました。その過程で、2020年より東京文化財研究所の協力を得て国宝「扇面法華経冊子」の光学調査が行われ、その際に2億画素の超高精細デジタル撮影も行われました。このたび、この「扇面法華経冊子」のデジタル撮影データを総本山四天王寺よりご提供いただき、四天王寺大学(大阪府羽曳野市、学長:岩尾洋、以下 本学)で学芸員課程を履修している学生の学修の一環として調査分析を行ってきました。その成果を発表する学内展示実習を兼ねて、本学内にて展示をしています。扇面法華経冊子のレプリカを軸装した作品そこで、貴重な写真資料を地域の皆様にもご覧いただけるように、展示期間のうち2日間に限定して学外の方への公開を実施いたします。この特別公開期間中は、学芸員課程を履修している学生がご案内をいたします。※高精細デジタル撮影:撮影が長期間に及ぶと、文化財にダメージを与える可能性があるので、撮影対象を数十枚から数千枚に分割して撮影、それらを合成して一枚の超高解像度写真に仕上げる撮影【展示内容の概要】今回の展示では最新技術で撮影された精巧な扇面法華経冊子の写真、形状や、平安貴族が信仰した法華経信仰と装飾経との関係性、藤原忠実・頼長・鳥羽院など扇面法華経冊子に関係する人物、なぜ四天王寺に奉納されることになったのか、下絵に描かれる平安時代の女性の暮らし等をわかりやすく解説しています。また学生が展示作業の過程で着目した点についてもクイズ形式で説明しています。【本件のポイント】●四天王寺では、2022年に聖徳太子千四百年御聖忌を迎えるにあたり、寺宝の学術的な調査を実施●東京文化財研究所の協力を得て国宝「扇面法華経冊子」の光学調査が行われ、その際に2億画素の超高精細デジタル撮影も行われ、撮影された「扇面法華経冊子」のデジタル撮影データを公開●特別公開期間中は、学芸員課程を履修している学生がご案内【学外公開について】●日時2022年2月3日(木)、2月5日(土) 午後1時~午後3時●場所四天王寺大学 本キャンパス 3号館 図書館前学習ラウンジおよび図書館(観覧無料・事前申込不要、本学正門 門衛所にて「観覧希望」をお伝え下さい)●テーマ四天王寺所蔵 国宝「扇面法華経冊子」の世界下絵に描かれる平安時代の暮らしを「かいま見る」●交通案内本キャンパスへは、近鉄南大阪線「藤井寺」駅または「古市」駅で下車。いずれの駅からも、近鉄バス四天王寺大学行きにご乗車ください。大学キャンパスへは、自動車・単車でもお越しいただけます。▼学内無料駐車場(自動車700台・単車600台収容) ※新型コロナウイルス感染防止対策として、観覧希望者の方には、マスク着用と手指消毒へのご協力をお願いしております。また感染防止のため同時入場者の人数を制限します。希望者が多数の場合はお待ちいただく場合がありますのでご了承ください。なお、新型コロナウイルス感染拡大の状況により、急遽、中止とさせていただく場合があります。中止の際は、本学ホームページでご連絡させていただきます。【関連リンク】四天王寺所蔵 国宝「扇面法華経冊子」の世界 ~2日間限定で学外公開のお知らせ~ チラシ:学外者の方は2月3日(木)、5日(土)の限定公開 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月20日毎年、社会における諸問題を取り上げる公開シンポジウムを共催している羽曳野市と四天王寺大学・同短期大学部(大阪府羽曳野市、学長:岩尾 洋)は、「和のこころを未来へー聖徳太子から学ぶ、和のこころー」シンポジウムを2022年2月19日(土)にオンラインにて開催します。フライヤー表面令和3年(2021年)は、聖徳太子がご薨去されてから1,400回忌という節目にあたり、各方面でさまざまな御聖忌事業が展開されています。そして、100年前の「聖徳太子千三百年御聖忌」記念事業として創立された四天王寺学園にとって、令和4年(2022年)はちょうど100周年を迎えます。将来の全く予測できない変化の激しい時代を生き抜くための普遍的叡智として、本学の建学の精神でもある聖徳太子の「和のこころ」を取り上げ、その内容をあらためて見つめ直したいと思います。【シンポジウム概要】●日時2022年2月19日(土)13:00~15:30●テーマ学校法人四天王寺学園創立100周年記念「和のこころを未来へー聖徳太子から学ぶ、和のこころー」●開催形式オンラインにて実施(参加者のご自宅等からパソコン、スマートフォン、タブレットでYouTube視聴となります。)●参加費無料 ※通信費は参加者負担となります。●定員1,000名(事前申込必要 ※先着順)※限定公開●主催羽曳野市・羽曳野市教育委員会、四天王寺大学・四天王寺大学短期大学部●申込み 【内容】●第1部 基調講演「以和為貴」を第一条とする『十七条憲法』成立の背景石井 公成 氏(駒澤大学名誉教授)●第2部 話題提供(1)時代を写す鏡ー聖徳太子南谷 恵敬 氏(和宗総本山四天王寺 執事・勧学部長、四天王寺大学 客員教授)(2)日本社会における「和」の意義について藤谷 厚生 氏( 四天王寺大学 人文社会学部社会学科教授)●第3部ディスカッション聖徳太子から学ぶ、和のこころシンポジスト:南谷 恵敬 氏・藤谷 厚生 氏総合司会:須原 祥二 氏(四天王寺大学 副学長・人文社会学部社会学科教授) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月17日あべのハルカスでは、2022年1月11日(火)から4月22日(金)まで、「見る・聴く」「遊ぶ」をテーマに、聖徳太子の歴史やゆかりの地を伝える「ハルカス300(展望台)×四天王寺聖徳太子1400年御聖忌特別企画」を実施いたします。本イベントでは、聖徳太子により建立されたと言われる日本最古の官寺「四天王寺」と、日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」などを舞台に、聖徳太子の歴史やゆかりの地の魅力を体感いただけます。「ハルカス300(展望台)」では、聖徳太子にゆかりのある各自治体とともに制作したパネルを展示し、浅井企画所属のお笑い芸人でお寺・仏像研究家の「みほとけ」による「音声ガイド」をお楽しみいただけるほか、2月24日(木)・25日(金)には、四天王寺僧侶による「リアルガイド」も実施いたします。現代の景色を地上約300mから望みつつ、聖徳太子が生きた時代を想像しながら、1400年の永い歴史を感じていただければと考えています。また、地域周遊型のリアル謎解きゲーム「タイムトラベラー謎解き遣隋使[未来王都ハルカス→古代寺院四天王寺]」を開催いたします。過去から現在に渡って、あべの・天王寺エリアの2つのシンボル「あべのハルカス」と「四天王寺」を舞台に、より多くの方々に聖徳太子の歴史と同エリアの魅力に触れていただきながら、遊んで学べる謎解きとなっています。さらに、協力自治体による「あべのハルカス」館内での物産展のほか、近鉄グループであるクラブツーリズム株式会社による当企画連動ツアーも実施いたします。趣味・テーマ性の高い旅行を提供する同社が、四天王寺、大阪歴史博物館と協力し「歴史・聖徳太子」をテーマにした歴史深さを感じられるツアーをご案内いたします。本イベントを通して、近鉄グループ、四天王寺や地域を支える自治体等が連携し、見て、聴いて、遊んで、学べる聖徳太子の歴史と地域資源を活用した魅力を、より多くの方々に発信できるよう運営してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月07日2021年は聖徳太子の1400年遠忌(聖忌)に当たる年。これを記念して、大阪・四天王寺を中心に太子ゆかりの寺院の品々を紹介する展覧会『聖徳太子 日出づる処の天子』が、11月17日(木)よりサントリー美術館で開催されている。2022年1月10日までの開催される本展では、国宝9件、重文33件が展示される。推古天皇の摂政として冠位十二階の制定、十七条憲法の発布、遣隋使を派遣、仏教排斥派の物部氏との戦いに勝利するなど、あらゆる面でその能力を発揮した聖徳太子(574~622年)。太子はその類まれなる才能、実績、人徳から、人物でありながら日本仏教の祖として篤く信仰されるようになり、明治以降は多数のお札に肖像画として登場、1400年にわたって大きな存在で有り続けている。本展では、太子が建立した四天王寺の寺宝を中心に、各地に点在する太子にゆかりのある品々を紹介。太子の足跡や、現在まで受け継がれている信仰の歩みをたどっていく。また、先に開催された大阪市立美術館の展示構成をアレンジし、太子信仰の関東地方の広まりについてより深く掘り下げた内容となっている。展覧会エントランス重要文化財《聖徳太子絵伝》遠近法橋 鎌倉時代 元亨3年(1323) 大阪・四天王寺第1章「聖徳太子の生涯―太子の面影を追って」では、各地の太子絵伝や、太子所用の伝承を持つ国宝《七星刀》など、太子ゆかりの品々を紹介していく。太子により創建された大阪の四天王寺では、奈良時代(8世紀)に太子の生涯を絵画化した「聖徳太子絵伝」が制作された。全6幅からなる絵伝では、太子の生涯とその偉業が細やかに描かれており、当時の人々が太子に強い信仰心を持っていたことをうかがうことができる。(手前)《聖徳太子二歳像》鎌倉時代13〜14世紀 京都・白毫寺(奥)《聖徳太子二歳像》鎌倉時代13世紀愛知・満性寺信仰の対象となった太子は、ときには幼児、ときには青年、ときには観音の化身として、さまざまな様式で表現されるようになる。第2章「聖徳太子信仰の広がり― 宗派を超えて崇敬される太子」では、幼い太子の二歳像や童子像、摂政像などさまざまな姿の聖徳太子を紹介する。(左)《聖徳太子童形像・六臣像》桃山時代16正規大阪・四天王寺(右)重要文化財《聖徳太子童形立像(考養像)》鎌倉時代14世紀茨城・善重寺(左)重要文化財《聖徳太子勝鬘経講讃図》鎌倉時代 13世紀 兵庫・斑鳩寺(右)《聖徳太子勝鬘経講讃図》鎌倉時代13世紀三重・西来寺聖徳太子信仰の拠点となったのは、太子自身が建立した日本最古の官寺、四天王寺だ。太子は仏教排斥派の物部守屋との戦いにおいて、勝利の際には四天王のために寺を建立すると誓いを立て、見事に物部氏を撃破。推古天皇元年(593)に大阪の地に同寺を作り、今日に至っている。第3章「大阪・四天王寺の1400年 ― 太子が建立した大寺のあゆみ」では、戦禍や災害で何度も伽藍が失われたものの、人々の太子への厚い信仰により都度再興を果たしてきた四天王寺の1400年の歴史を、その名宝とともに紹介していく。国宝《扇面法華経冊子》巻第一 平安時代12世紀大阪・四天王寺国宝《四天王寺演技(根本本)》平安時代 11世紀大阪・四天王寺《四天王寺演技(根本本)》は、寛弘4年(1007)に、四天王寺内で発見された太子の真筆とされるもの。うっすらと手の形の朱印が押されており、聖徳太子の手であると伝えられている。そして、第4章「近代以降の聖徳太子のイメージ…そして未来へ ― つながる祈り」では、近代から現代までの聖徳太子のイメージの変遷を紹介する。明治以降、聖徳太子は政治家としての側面がクローズアップされ、7種もの紙幣に肖像画が描かれた。笏を執り、ひげを蓄えている男性という聖徳太子のイメージ像が定着したのはこの頃だ。堂本印象《旧最高裁判所大法廷壁画》昭和26年(1951)京都府立堂本印象美術館そして、昭和に入ると太子を主人公とした山岸凉子のマンガ『日出処の天子』も大ヒットとなり、明治以降に定着しかけた聖徳太子のイメージはまた新しく上書きされるようになり、現在に至っている。山岸凉子『日出処の天子』昭和55〜59年(1980〜84)1400年という時間のなかで、さまざまな形で表現されてきた聖徳太子。この記念すべき年に、その偉業と、現在もなお人々に親しまれている信仰の世界を覗いてみよう。【開催情報】千四百年御聖忌記念特別展『聖徳太子 日出づる処の天子』11月17日(水)~2022年1月10日(月・祝)、サントリー美術館にて開催※会期中展示替えあり
2021年11月19日2021年11月17日(水)からサントリー美術館にて、開館60周年記念展・千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子日出づる処の天子」が開催される。用明天皇の皇子として生まれ、推古天皇の摂政を務めた聖徳太子(574~622)。十七条憲法の制定や遣隋使の派遣など、国の礎を築き、没後まもなく「日本仏教の祖」として信仰の対象となり、諸宗派の名だたる高僧や貴族から庶民に至るまで、人々の尊崇を集めてきた。同展では、聖徳太子が没して1400年を迎えることを記念し、太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺の寺宝を中心に、信仰の高まりとともに各地で造られたさまざまな太子像やゆかりの品々を紹介。全国各地から集まる国宝9件(予定)、重要文化財33件(予定)を含む総件数約140件を展示し、太子の生涯をたどりながら、今なお人々に親しまれる太子信仰の世界を紐解いていく。重要文化財≪聖徳太子絵伝≫第2幅、遠江法橋筆、鎌倉時代元亨3年(1323)、大阪・四天王寺 画像提供:奈良国立博物館≪聖徳太子二歳像(南無仏太子像)≫鎌倉時代13~14世紀、京都・白毫寺画像提供:神奈川県立金沢文庫、撮影:野久保昌良国宝≪四天王寺縁起(後醍醐天皇宸翰本)≫南北朝時代建武2年(1335)、大阪・四天王寺≪日出処の天子≫〈完全版〉第2巻 PP.192-193 (c)山岸凉子/KADOKAWA【開催概要】サントリー美術館 開館60周年記念展・千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子日出づる処の天子」会期:2021年11月17日(水)~2022年1月10日(月・祝)会場:サントリー美術館時間:10:00~18:00、金土および11月22日(月)、1月9日(日)は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(11月23日、1月4日は18:00まで開館)、12月28日(火)~1月1日(土・祝)料金:当日一般1,500円、大学・高校生1,000円/前売一般1,300円、大学・高校生800円展覧会特設サイト: ※会期中展示替えあり※最新情報はサントリー美術館ウェブサイト( )でご確認ください
2021年09月09日一般社団法人全国寺社観光協会(本部:大阪府大阪市)は、WEBメディア「寺社Nowオンライン」( )にて、大阪市立美術館「千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」の公開にあたり、特別レポートを配信しましたのでお知らせします。▼寺社Nowオンライン:ついに!1400年の聖徳太子信仰を伝える名宝大集結!千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」(大阪市立美術館)特別レポート 〈リード〉1400年の時を超えて輝き続け、そして今また注目を集めている歴史的人物がいる。聖徳太子!(中略)なるほどたしかに、聖徳太子の名は広く知られている。だがしかし私たちは、聖徳太子についてどれほど知っているだろうか。1400年ものあいだ、なぜこれほどまでに篤く尊ばれてきたのか。本展覧会では、飛鳥時代から中世、そして現代まで太子の生涯をたどり、没後の信仰の広がりを紹介するなかで、この「聖徳太子とは何か」という問いが紐解かれていく。ついに!1400年の聖徳太子信仰を伝える名宝大集結!千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」(大阪市立美術館)特別レポート : ■寺社Nowオンライン一般社団法人全国寺社観光協会では、当協会発行の寺社向け専門誌『寺社Now』を2021年5月よりWEBメディアとして展開を始めています。お寺と神社、そして地域の未来につながる「今」をご紹介していきます。なお、全国寺社観光協会は「宿坊創生プロジェクト」「参道活性化プロジェクト」の推進、宿坊ポータルサイト「テラハク」の監修や、観光庁「城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業」推進協力など、リアルとオンラインを併用したハイブリッドな取り組みを展開しています。寺社Nowオンライン| : (社)全国寺社観光協会 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月09日東京・上野の東京国立博物館で特別展『聖徳太子と法隆寺』が開かれています。日本の紙幣にもっとも多く使われ、生前から現在にいたるまで1400年以上も尊敬され続けてきた偉人、聖徳太子。奈良・法隆寺からおでましになった太子の珍しいお像や貴重な国宝をご紹介します。どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 217聖徳太子1400年遠忌記念 特別展『聖徳太子と法隆寺』では、法隆寺に伝わる太子の肖像や遺品とされる宝物、奈良からめったに出ることのない国宝の仏像など、貴重な文化財を展示。厳かな空間で聖徳太子1400年の歴史を感じることができます。聖徳太子とは、どんなお方だったのでしょう?謎の部分も多いようですが、一般的な説によると太子は574年に用明天皇の子として生まれ、仏教を深く学び、推古天皇の時代に政治を補佐。冠位十二階や憲法十七条を制定して日本の仕組みを整え、遣隋使の派遣、法隆寺の創建などにより仏教を広めるなど、文化的な基盤も築いた偉人といわれています。生前から人々に敬われていた太子は、622年に薨去されたあと崇拝の対象となっていきます。平安時代に入ると、太子は観音菩薩の生まれ変わりとされ、そのお姿が絵画や彫刻で表されます。その後も「太子信仰」はさまざまな形で現代まで受け継がれています。奈良にいても見られない…必見の秘宝会場では、聖徳太子のお姿を表した作品がたくさん展示されています。例えば《聖徳太子立像(二歳像)》は、太子がかぞえで二歳のとき、お釈迦さまのご命日に東方を向いて合掌され「南無仏」と唱えた…という伝説にちなんでつくられたお像です。太子のお像のなかでも代表作といわれるのが、聖徳太子の500年遠忌につくられた国宝《聖徳太子および侍者像》。ふだん奈良にいてもなかなか拝観することのできない秘仏で、法隆寺以外で公開されるのは27年ぶりという貴重な作品です。聖徳太子は威厳に満ちたお姿で表されていますが、左右に配されている侍者たちの顔はちょっとユーモラスでほのぼのとした雰囲気。この機会に、近くでじっくりと拝みたい作品です。神秘的なお姿が美しい…!もう一点、見逃せないのが飛鳥時代を代表する仏像で、国宝にも指定されている《薬師如来坐像》。こちらは単体で展示されているので、正面だけでなく後ろ姿も含めて全面を見ることができます。目を見開き、口元には微笑みを浮かべ、お顔立ちはとても神秘的。裳懸座 ( もかけざ ) という台座にかかる着衣の文様が鮮やかで、飛鳥時代の様式美を感じられるお像です。日本を見つめ直す奈良に行ってお寺巡りをしていても、特別公開日などでない限り、秘宝とされる仏像にはなかなかお目にかかることができません。今回の展覧会のように、寺外公開として博物館などにおでましになったときが拝観する絶好のチャンスです。1400年以上も人々に敬われ、心のよりどころとなっていた聖徳太子。その美の世界に触れることで、日本の文化やこの国のあり方について、改めて見つめ直すきっかけとなるかもしれません。特別展『聖徳太子と法隆寺』は9月5日まで開催。取材・文:田代わこInformation会期: ~9月5日(日)会期中展示替えあり前期:2021年7月13日(火)~8月9日(月・休)後期:2021年8月11日(水)~9月5日(日)※休館日:月曜日ただし、8月9日(月・休)は開館し、8月10日(火)は本展のみ休館会場:東京国立博物館平成館(上野公園)開館時間: 9:30~17:00※いずれも入館は閉館の30分前まで観覧料:日時指定予約による事前予約制【前売日時指定券】一般 ¥2,100、大学生¥ 1,300、高校生¥ 900【当日券】一般¥ 2,200、大学生¥1,400、高校生¥ 1,000※中学生以下無料※最新情報は、美術館のウェブサイトをご確認ください。
2021年08月08日今年は聖徳太子の薨去(こうきょ/皇族、または三位以上の貴人の死去)から1400年に当たり、4月10日(土)から5月11日(火)まで、大阪府南河内郡太子町にある磯長山 叡福寺(しながさん えいふくじ)で「聖徳太子1400年御遠忌大法会」が行われる。叡福寺は、四天王寺、法隆寺と並び太子信仰の中核となった寺院で、七堂伽藍と寺宝を多数有する。聖徳太子が622年(推古30年)に薨去後、母・穴穂部間人(あなほべのはしひと)と妃・膳部大郎女(かしわべのおおいらつめ)と共に埋葬された霊廟を現在まで守り続け、日本の仏教の聖地とも言われている。期間中は、さまざまな宗派による大法要をはじめ、雅楽演奏、献茶式、献華式などの奉納行事が行われる大法会。前回は1921年(大正10年)4月、「聖徳太子1300年御遠忌大法会」。まさに100年に1度の大事業である。「聖徳太子1400年御遠忌大法会 叡福寺 特別拝観」チケット情報叡福寺では奉納行事の一環として、4月10日(土)に東儀秀樹による雅楽奉納、5月9日(日)には野村萬斎らの狂言『太子手鉾』と、人間国宝のシテ方観世流・大槻文藏らによる新作能『聖徳太子』が奉納される。新作能は、作家・竹田真砂子が医師を志す青年と聖徳太子と母・妃との対話を軸に描き、大槻文藏の監修・演出・節附で2年がかりで制作。作品は、日本書紀を基本に太子の功績を盛り込みながら、コロナ禍を生きる現代人にも通じる物語となっている。これらは寄進者招待で締め切られ、一般の参加はできない。が、観劇を希望する声も多く、後日に動画配信などでの観劇に期待を。ほかの奉納行事は、期間中誰でも拝観することができる。また一般向けに、貴重な建造物と宝物の特別拝観を実施。金堂(府指定文化財)、聖霊殿(重要文化財)、宝蔵、絵伝の4か所を拝観できる特典付きだ。太子堂とも呼ばれる聖霊殿は、桃山時代末期の建築様式を持ち、聖徳太子16歳植髪等身像と南無仏太子2歳像が祀られている。金堂に祀られているのは、如意輪観音座像に弘法大師作と伝わる不動明王と愛染明王など。聖霊殿も金堂も通常は入ることができないが、今回は特別に拝観可能。さらに、南北朝から室町時代に製作された秘蔵の「聖徳太子絵伝」全8幅も公開される。太子生涯の伝記が大画面で色鮮やかに描かれた名品で、1か月間もの長期展示は貴重だ。1054年(天喜2年)に出現した太子の予言書「聖徳太子御記文瑪瑙(めのう)石」など、所蔵の寺宝が展示される宝蔵は通常も有料で拝観できるが、この機会にぜひ。特別拝観券の引換券は発売中。取材・文:高橋晴代
2021年03月22日この春、聖徳太子の予言の書を巡る青春時代活劇『未来記の番人』が全国4か所で上演される。築山桂の人気小説を初舞台化。主演は来年デビュー10周年を迎えるA.B.C-Zの戸塚祥太。大阪市内で開かれた会見で戸塚は、殺陣の稽古に入ったことを報告。これまで使ったことのない筋肉に反応が出て四苦八苦中だが「さらに練習を重ねれば対処法が分かるので、長期間の公演に耐えうる肉体が作れる」と頼もしい。「未来記の番人」チケット情報時は寛永19年、徳川三代将軍家光の時代。将軍に仕える時の権力者・天海大僧正(笠原章)の命により、聖徳太子の予言書「太子未来記」を手に入れるため、大坂四天王寺へ向かう千里丸(戸塚祥太)と上忍・早瀬士郎左(松田悟志)。千里丸は千里を見通す異能者だが、大坂で異能の僧侶・道啓(勝野洋)や豪商・泉屋理兵衛(曽我廼家寛太郎)、銅吹き職人の巽(冨岡健翔)らと出会う。そんな中、千里丸の運命を左右する異能少女・紅羽(惣田紗莉渚)が現れる。様々な出会いを経て成長する千里丸役の戸塚は、とりわけ紅羽との場面が重要と話す。「天海様に仕えることが彼の生きるすべてだった千里丸にとって、紅羽との出会いはショッキングだった。彼女が千里丸に新しい命を吹き込んだとも言えるので、ふたりの関係はしっかり表現したい」笠原章ら手練れな舞台人らに殺陣や所作などを学びつつ、見せ場のダンスカンタービレでは培ったアクロバティックなダンススキルも存分に披露する。「先輩たちは一太刀の説得力が違うので、貴重な機会にひとつでも体得したい。ダンスカンタービレではみんなが個々の心情を表現できるよう、今は稽古で体が動くようにスタンバイしています。またジャニーズJr.冨岡健翔との場面では、面白いコンビネーションで見せられれば」と硬軟織り交ぜた役作りに期待が高まる。異能者たちが繰り広げるファンタジックな時代活劇は、現代にも通じる作品とアピールする。「実際に予言書があって、本当に未来が書かれていたとしても、今日を生きるのも明日の生き方を選ぶのも自分自身、その人一人ひとりの考えによるものだと思うので。今はコロナの影響もあり、個人が試される場面も多い。千里丸のように一体自分は何者で、どこから来てどこへ辿り着くのか。そういうことを一層考えていく時代になっているのかなと思います」。公演は3月12日(金)から21日(日)まで東京・新橋演舞場、3月27日(土)に愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、3月30日(火)に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、4月3日(土)から11日(日)まで大阪・大阪松竹座にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年02月22日2021年、ハッピーに過ごせる人はどんな顔?「顔相占い」で運気がアップする顔の特徴を読み解きましょう。鑑定暦30年以上の占い師、波木星龍先生が1年の運勢、恋愛運、結婚運、出会い運までズバリ解説! さらに、運気アップのメイク術もお教えします。■波木星龍先生とは?今回、解説をしてくれるのは、著書多数の実力派占い師、波木星龍先生。YouTubeや自身のサイトで「人相学」講座を公開する先生が、2021年に運気が上がる顔相や開運のヒントを教えてくれます。■顔相とは?「顔相」や「顔占い」などと呼ばれ親しまれている「人相術」。容姿の特徴を見て、その人の現在の出来事や運勢を読み取る占いです。もともとは「顔」だけでなく、「手」や「からだの骨組み」なども含め、総合的に判断する「観相術」が“元祖”と言われています。観相術は今から2000年以上も前の古代中国で生まれ、「健康診断の方法」も兼ねていたため東洋で大いに発展しました。日本には「聖徳太子の時代」に初めて輸入されています。その後、日本独自の判断方法が加えられるようになり、江戸時代末期から大正時代にかけて、優れた観相家をたくさん輩出しました。水野南北、菅沼梅翁、目黒玄龍子、中村文聰といった方々です。昭和に入ってからは「西洋手相術」の人気に押されやや衰退しつつも、根強い人気に支えられています。■2021年、運気が上昇する「顔」パーツは?2021年に運気がアップする“最強顔”の特徴はこちら…①眉:「へ」の字を描く眉形2021年は“特殊技能”に注目が集まりやすいとき。この眉形を持つ人は何らかの才能や技術を習得していることが多いのです。への字に眉を描いて整えるだけでも、毎日続ければ未知の素質が開花するでしょう。②目:目尻のラインが下がる、目は水平なのに目尻の切れ込みが下がる2021年は人との関係性を「目」に求めることが多くなります。こういった目尻を持つ人は、どの相手にも優しく穏やかに接します。それが目元に表れるので、人気運が上がりそう。③アゴ:顎の下の肉付きが良く、ラインくっきりの二重アゴ2021年は神経過敏になる人が増えるでしょう。そんななか、二重アゴを持つ人は、小さなことにこだわらず、笑って受け流す大らかさがあります。気配りも忘れず公私とも幸運に恵まれるはず。■2021年、運気が上昇する「ボディ」パーツは?◎ふくらはぎから足首にかけてのラインがきれい2021年は「水瓶座」に土星と木星が集結します。星座の観点から人体を見る場合、「水瓶座」が支配する部位は、ふくらはぎから足首にかけてです。2021年、魅力の象徴として引き締まった足首に注目が集まるでしょう。■2021年、恋愛・結婚運がアップする顔相次は、2021年に運気がアップする女性の顔相、容姿の特徴を、恋愛シチュエーション別に詳しくご紹介します。2021年「出会い運」がアップする顔相の特徴①髪型:流れるような長い髪つややかな長い髪に加え、やや小柄で手足が長く、さわやかな笑顔が印象的なタイプの女性は出会い運に恵まれるでしょう。仲のいい兄弟、または親友といつも一緒に行動することが多いはず。こういった特徴を持つ方は、語学教室や卓球などから“縁”が生じる可能性があります。②目:くぼみがちな大きな目大きな目が印象的で、かつ、小柄でやせ型、黒っぽい洋服を好んで着たがるタイプ。口数はどちらかといえば少ないほうで、声質がやや低いのも特徴です。このような容姿の方にとって、2021年は仕事上のサポートから、恋愛に発展する“縁”が生じるでしょう。2021年「恋愛運」がアップする顔相の特徴①鼻の下:人中(鼻下の溝)が幅広い比較的バランスの取れた容貌で、礼儀正しく控えめなタイプ。丁寧な言葉遣いと、相手に合わせる協調性に富んだ性質を持つ人です。2021年は仲間の結婚披露宴に出向くと“縁”が進展しそう。②唇:厚ぼったい上唇わりと肉付きのいい体型で、全体的に穏やかな動きをするタイプ。明るく順応性に富んだ性質と、芸術や芸能に関する趣味を持っている人です。2021年はケーキ作りに励んでみましょう。手作りのお菓子が男性の心を溶かすカギになるかもしれません。2021年「結婚運」がアップする顔相の特徴①目:目尻のシワが長い一見して目立つ華やかな顔立ちで、勝気そうな目も印象的なタイプ。個性的なファッションを好み、好き嫌いをハッキリ表情に出しがちな人です。2021年は、共通の趣味を持つ相手と一気に“縁”が深まりそうな予感。結婚の意志をそれとなく伝えてみましょう。②唇:唇の輪郭線がクッキリ背が高くて肩幅や骨盤がやや狭く、ひょろ長い印象のタイプ。派手なオシャレを嫌い、目立たないファッションを好む人です。2021年は、あなたと同じような体質の相手と縁が深まる可能性も。そんな相手とお付き合いしているなら結婚を意識してみると吉。■2021年、愛情運を引き寄せる「メイク」のポイントここまで読んで、2021年、運気の上がるパーツがひとつもない…というあなた、落ち込まなくても大丈夫! メイクを工夫するだけで強運顔になれる方法をお教えしましょう。◎眉間の幅:いつもより眉間を広く見せるのが吉!2021年は「眉間」に注目が集まりやすいでしょう。眉の間を広くすることで、“開放的な精神”と“大らかな気持ち”が高まり、他者を受け入れやすくなります。出会いの場などで“未知の男性”と会うときは、余分な毛を抜いて眉間を広くとったメイクを意識するとあなたを魅力的に見せてくれるはずです。■2021年、恋愛・結婚運が上昇する「ホクロ」の位置最後に、人相術のなかでも注目度の高い、ホクロに注目してみましょう。ホクロの位置で2021年の恋愛・結婚運を読み解いていきます。①「眉尻」と「目尻」の中間付近のホクロ顔相学上は「奸門(かんもん)」と呼ばれる部位で、眉尻の少し下付近です。ここにホクロがある人は、セクシーさが増し、無意識に異性を引き寄せてしまいそう。②「首」の中央ではなく、襟元付近にあるホクロこれは顔相学的に、情愛豊かで衣服に恵まれるホクロと言われます。この位置にホクロがある人は、オシャレが上手で、黙っていても愛する人から“美しいプレゼント”が授けられるでしょう。③「額」のコメカミより上部、額角付近にあるホクロ顔相学上、田舎に家族や親戚などを持つことが多い相です。ここにホクロがある人は、リモートで繋がっている“恋人”が出現しやすく、遠距離恋愛が成就するでしょう。****2021年に運気が上がるのこんな顔です。ぜひ参考にしてみてくださいね。メイクを工夫したり、ホクロを描いたりして、運気のいい顔を目指してみるのもありかもしれませんよ!
2021年01月01日株式会社ネイキッドは、11月28日から12月27日の期間中、京都駅前のホテル「THE THOUSAND KYOTO」の大階段にて、コラボレーションした季節のアート企画『THE THOUSAND KYOTO×NAKED, INC.「風花雪月」』の演出・制作を手がけます。更に、本企画にて華道家元池坊(以下、池坊)を迎えて、いけばな作品「風花」を共作いたします。ネイキッドはこれまで、「伝統と革新」をテーマに様々な施設や伝統文化とコラボレーションを行ってきました。日本の古都・京都の中心地から文化発信を行っているTHE THOUSAND KYOTOと共に「風花雪月」をテーマに日本の自然の美しい風景を感じるインスタレーションアートを発表します。展示場所は、THE THOUSAND KYOTOの象徴でもあり、京都駅近くの新スポットとなった大階段。雪が風に舞うさまを表現した『風花(かざはな)』を池坊と共に制作しました。本作は、約10mにもおよぶ大作で、枝垂れ桑やカスミソウなどを冬の花や草木を使用した池坊によるいけばなに、ネイキッドによる光や映像の演出が融合した圧巻のインスタレーション作品です。360°どこからでも、どなたでも楽しむことができます。また、池坊によるいけばな体験を開催。12月6日・13日、「クリスマスにいけばなを生ける」という特別ないけばな体験を実施いたします。更に、期間中にTHE THOUSAND KYOTOに宿泊すると、「風花雪月」オリジナル「FLOWERS BY NAKED GIFT」をプレゼント。「FLOWERS BY NAKED GIFT」は、スマートフォンをかざすと特別な体験が現れるメッセージカードです。アロマの香りが付いたカードと共に「風花雪月」の幻想的な体験を自宅に持ち帰り、自宅で何度でも体験することができます。※期間中のイベントに関してはTHE THOUSAND KYOTOのホームページにて随時情報公開予定です。詳しくはTHE THOUSAND KYOTO公式ホームページ( )をご確認ください。THE THOUSAND KYOTO×NAEKD, INC.「風花雪月」 開催概要イベント名:THE THOUSAND KYOTO×NAEKD, INC.「風花雪月」期間:2020年11月28日(土)~12月27日(日)場所:THE THOUSAND KYOTO (京都市下京区東塩小路町570)作品「風花」展示:2020年11月21日(土)~12月27日(日)プロジェクションマッピング:2020年11月28日(土)~12月27日(日) 17:30~22:00※期間中、ホテルロビーを17:30~20:00の間、消灯します。(日によって変動あり)料金:無料主催:THE THOUSAND KYOTO企画・演出・制作:NAKED, INC.ABOUT 華道家元池坊587年に聖徳太子が創建した六角堂を起源とし、その住職は代々の家元が務める。「枯れた花にも華がある」「引き算の美学」「余白の美」など、いけばなの精神性から導かれる日本人の美意識を今に伝える。時代の変化とともに形を変えながら生活文化として人々に寄り添ってきた。池坊のいけばなは、国内のみならず世界各国に大きな広がりをみせている。近年はさまざまな分野とのコラボレーションを行うなど、華道振興だけにとどまらない新たな試みを続けている。NAKED, INC.とは2018年から京都・二条城で『FLOWERS BY NAKED』を展開している。華道家元池坊 次期家元 池坊専好いけばなの精神性・理論を紐解き、より豊かに生きる方法やビジネス分野にも通じる視点で、これからのいけばなを発信。音楽やテクノロジーなど、他分野とのコラボレーションにも積極的に取り組む。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会文化・教育委員会委員。2025年日本国際博覧会協会 理事・シニアアドバイザー。ABOUT 株式会社ネイキッド1997年、村松亮太郎がディレクターやデザイナー、ライターとともに設立したクリエイティブカンパニー。“Core Creative” “Total Creation” “Borderless Creativity”を理念に、映画やTV、MV、広告、空間演出、地方創生、教育プログラムなどジャンルを超えた活動を手がける。近年では3Dプロジェクションマッピングを用いたショーや「FLOWERS BY NAKED」「TOKYO ART CITY BY NAKED」に代表されるテクノロジーとリアルを融合したイマーシブ(没入型)イベ手がけ数多く展開。2017年には食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」を東京にオープン。アート、エンターテインメント、カルチャー、伝統、教育、音楽、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆるSCENE(シーン)において、新たな体験や価値を生み出している。2019年の代表作は上海で開催した「OCEAN BY NAKED」や、大阪「泉の広場」の新モニュメント『Water Tree」、東京タワーやマクセル アクアパーク品川での季節演出など。2020年初春には、今年5周年を迎えた花の体感型アート展『FLOWERS BY NAKED 2020 −桜−』を発表。■NAKED, INC. :■Official Instagram :@naked_inc■Official Facebook :@NAKEDINC.official■Official Twitter :@naked_staff■Official YouTube :企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月27日東京国立博物館にある法隆寺宝物館で、9月29日(火)から10月25日(日)までの約1ヶ月間、『5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」 ARでたどる聖徳太子の生涯』が開催される。同展は、第5世代移動通信システム「5G」やAR(拡張現実)などの先端技術を活用して、文化財の新たな鑑賞体験を提案する、東京国立博物館、文化財活用センター、KDDIの共同研究プロジェクトの第1弾となるものだ。1069年に絵師・秦致貞によって描かれた国宝『聖徳太子絵伝』は、聖徳太子の生涯を描く絵伝のうちもっとも古いもので、かつては奈良・法隆寺絵殿の内壁にはめこまれていた。現在は東京国立博物館が所蔵しているが、長い年月を経て画面がいたんでいることから、展示ケース越しでは細かい描写を鑑賞することが難しいうえ、作品保存の観点から、年に1ヶ月ほどの限られた期間しか展示されていない。そんな貴重な文化財を、誰もが本来の魅力を体験できるようにと制作されたのが、1面あたり18億画素の高精細画像とARを用いたアニメーションのコンテンツ。それらが、5Gの高速低遅延な通信を活用することにより、ストレスなく鑑賞することが可能になった。会場内は、かつて『聖徳太子絵伝』がはめこまれていた法隆寺絵殿の、コの字形となった内壁と同じ配置で、全10面からなる原寸大の複製画パネルが設置されている。そこで鑑賞者が使用するのは、「魔法のグラス」と「魔法のルーペ」。5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」 ARでたどる聖徳太子の生涯()国宝「聖徳太子絵伝」(太子1歳、部分)平安時代・延久元年(1069)全10面のうち第1面東京国立博物館蔵太子誕生(1歳、研究員が監修し作画したイラスト)5Gで文化財国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより国宝「聖徳太子絵伝」(太子37歳、部分)平安時代・延久元年(1069)全10面のうち第10面東京国立博物館蔵太子の魂、青龍車で中国・衡山へ(37歳、研究員が監修し作画したイラスト)5Gで文化財国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより
2020年09月17日●きっかけは実家に来たお坊さん「小さい時に、お坊さんの声がかっこよかったっていうのが一番のきっかけかもわからないです(笑)」。軽快な漫才口調とは正反対の穏やかなトーンで、仏教に興味を持ったきっかけを明かすのは、お笑いコンビ・笑い飯の哲夫だ。クリスマス生まれ・ミッション系大学出身でありながら、お笑い界屈指の仏教通である凄腕漫才師が持つ仏教観とは? 著書『ザ煩悩』(KADOKAWA)では、煩悩(煩わしい悩み)に対する仏教的解決策を紹介している哲夫。煩悩との向き合い方について、そして、新型コロナウイルス感染拡大が続く今だからこそ心に響く仏教の教えも語ってもらった(※取材は緊急事態宣言の発令以前に行ったもの)。――哲夫さんが仏教通であることをまだ知らない人もいるかと思います。改めて、仏教通になった経緯を教えてください。小さいときから、うちの家には月に1回、月命日と言ってご先祖さんの命日にお坊さんがお経をあげに来ていまして。そのお坊さんの声がすごくかっこよくて、お経を子供心に「かっこええなあ」と思っていました。あるとき「あれ何を言うてるのやろ?」と思って、大学くらいになってからお経の意味とか、仏教のことをいろいろ調べるようになったら、「なるほど、そういうこと言ってたんか」と。仏教って、調べれば調べるほど、「なるほどな」という面白い話がいっぱいあるんです。お笑いを始めたときは、仏教って堅いイメージがあるから隠していたんです。けど、ネタ帳とかにちょいちょい写経したりしていて。あるとき番組で、先輩が勝手に後輩のネタ帳とかを探るっていうのがあって、それで僕のネタ帳を見られたときに、お経がボロボロ出て「気持ちわる~」って(笑)。そして、ヨシモトブックスという出版の部署が吉本にできて、「般若心経の本を書かへんか?」という依頼が来て、「ヤバイ、仕事にさせられる」みたいな。ある意味、諦めたといいますか、隠さんでもええかということで書かせてもらって。そのおかげで、講演依頼であるとか、番組で仏教のことをやってくれとか、出版も次から次へとお話をいただけるようになりました。――そんな哲夫さんは、12月25日のクリスマス生まれで、大学もミッション系だったんですよね。そこが矛盾してるんですよ。むちゃむちゃ西洋で(笑)。――仏教には興味深い教えがたくさんありますが、哲夫さんが特に好きな教えやフレーズはなんですか?かっこええの、いっぱいあるんですけど…「吾唯足知」という言葉の書き方がかっこええのが京都の龍安寺にあるんです。全部、口が入ってて。それが書いてある蹲踞(つくばい)と言って水がたまるところがあるのが、龍安寺っていうところなんです。四角を使ってこんなうまいことしてるんやって、「吾唯足知」はめっちゃズキューンと来ました。お釈迦さんが亡くなるときの言葉「自分の悟りをよりどころにしなさい」も好きですかね。いろいろ教えたけど、悟りの域に行けたっていう方法があるんやったら、それはそれで正しいから、伝えていっていいんだよ、みたいな。ほんまに、すごく優しい哲学なんですよね。――今回の書籍は、仏教の教えを交えて悩み相談に乗るラジオ番組『仏教伝道協会 presents 笑い飯 哲夫のサタデー・ナイト仏教』と連動したものです。相談内容で、特に印象深いものは?「事業所の、ボーイッシュな女性に、壁ドンをしてもらいたい」。そういう煩悩があると。そもそも、事業所って何(笑)? そこの説明が全く書かれてなかったので、インパクト強かったですね。「何を言っているんだこの人は?」って(笑)。皆、共有できるようなお悩みをお持ちなんやなという風には思いました。すごく勇気をもってお悩みを描いてくれたなっていうのが、W不倫をしている女性の方が、ご主人に離婚をしてくれとお願いしているけれども、主人は別れてくれないと。こんな女の人いるんやなって。これこそ煩悩やなあと思わせてもらいました(笑)。●仏教通でも「煩悩の塊」――4月からは、相愛大学の人文学部に客員教授として就任されましたが、講義の内容はどのようなものになるのでしょうか。客員教授にならせてもらった経緯は、これ(『ザ煩悩』)の一個前に、釈徹宗(しゃくてっしゅう)先生という浄土真宗のお坊さんでありながら教授をしてはる方がいらっしゃって、その釈先生との共著で『みんな、忙しすぎませんかね?~しんどい時は仏教で考える。』という本を書かせてもらったんです。その釈先生が相愛大学の教授をされているので、そこからご紹介いただいて。仏教講座言うて、いろいろなところで講演会をやらせてもらってて、その講演会みたいな内容を、学生たちにできたらなあというような感じですね。――ラジオや公演などを通じて、若い世代に浸透していっているという実感はありますか?お寺とか行かせてもらうと、若い大学生くらいの子も来ていて、「御朱印ガール」なんていう言葉もあったりするくらいなので、みんないい感じのテーマパークみたいになってきているんじゃないかなって思いますね。――哲夫さんご自身は、普通の人と同じように、煩悩がありますか?もちろんそうです。煩悩の塊だと思いますよ。煩悩だらけです。――煩悩とは、どんな付き合い方をしているんでしょう?「この煩悩で、誰かを傷つけてなかったら、まあ、ええんちゃうん?」っていうような。人が嫌な思いをしてなかったらいいんかなあという感じですかね。――周りの芸人さんで、煩悩を抑えきれていないなと感じる方はいますか?「この人はめちゃめちゃ煩悩あるなあ…」と思う人は、多々いますね。そうやなあ…ギャロップの林ですかね。「『こいつ、絶対髪の毛生やしたいやろなあ』っていう煩悩あるやろなあ」と思いますよね。それでええのに(笑)。フサフサでありたいっていう煩悩が。――相方の西田さんの煩悩はいかがでしょう?どうかなあ…。めっちゃ口臭い時があって。彼が歯を磨いているところを最近は1回も見たことがないんですけど、その臭さっていうのが、お墓の花を立てるところの水を、1年間代えてなかった時の匂いがするんですよ。だから「ああ、ちょっと仏教の匂いしてるなあ」と(笑)。臭い言うても、仏教的に臭い奴やからなあ、奈良の人やなあと思います。●災厄に対する考え方――仏教には夫婦以外の人間と肉体関係を持つことを戒める「不邪淫戒」の教えがありますね。たびたび芸能人の不倫が報じられますが、仏教の観点から不倫に対してどんな考えをお持ちですか?芸人目線で言うと、男の芸人が結婚していても、少々女性と飲みに行くくらいは許してくださいと思っています(笑)。なぜなら、相手の女性もすごく楽しめるであろうから。Win-Winというやつです(笑)。――芸能界だと、そういうお付き合いも必要なのかな…と思ったりします。最近はね、「女遊びは芸の肥やし」と言えなくなってきているけれども、そこは一つ、今後もそちらでお願いしたい(笑)。Win-Winなので。――今は新型コロナウイルスに対して不安を抱く人々が多いです。仏教では、こういった災厄に関して、どんな教えがあるのでしょう?四苦(しく)というのがあって、生老病死。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことというのが、四つの大きな苦しみで、そこにノミネートされているのが病ですから、そこはもう受け入れないと仕方ない。でも今、皆が予防しているから、いつも冬場は毎回、インフルエンザになったっていう人を聞いていたんですが、今年は周りでインフルエンザになった人を聞いていないんですよね。だから、やっぱり予防ってすごいなと思いました。――買い占めなどで、思いやりを忘れた人の利己主義が露見することもありますよね。仏教はとりあえず、みんな一緒だと。特に大乗仏教はそういう考え方なんですよね。人の苦しみは自分の苦しみであって、人の喜びも自分の喜びになる。みんな一緒だっていうような感覚で言ったら、自分だけがモノをためておこうという感覚にはならないですよね。皆がある程度、同じだけ、モノを食べることができてとか、皆が同じだけマスクを使うことができてとか、そういう感覚になるので、買い占めっていうのは、仏教的にはなかなか考えにくいですね。――「みんな一緒」という意識は大事ですね。考え方の一つの指針ですからね。聖徳太子がなぜ仏教を政治に取り入れたかったかと言ったら、十七条の憲法の一番最初に「和を以て貴しとなす」と言っているんですけど、仏教観で和って言うのは和やか。そういうものを、日本人一人一人、持っとかなあかん、それを尊いものとせな。ほんま、優しい教えやなと思います。■哲夫(笑い飯)1974年12月25日生まれ。奈良県出身。吉本興業所属。2000年7月に相方の西田幸治と笑い飯を結成。Wボケ漫才で繰り出す個性的なネタを武器に『M-1グランプリ』決勝に9度進出し、ラストチャンスとなった2010年に悲願の初優勝を果たし、全国区の知名度を獲得。これまでに仏教関連の本では『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』『ブッダも笑う仏教のはなし』などを出版
2020年05月01日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響から安倍首相は7都府県に非常事態宣言を出しました。百貨店などでは、食料品売り場以外の店を閉めるなど、自粛をする店や企業が増えています。産経新聞によると、非常事態宣言の対象地域となっている大阪府では、天王寺区にある四天王寺や住吉大社も閉鎖するといいます。四天王寺は、593年に聖徳太子によって建設された寺で、日本では最も古い建築様式が見られるなど貴重な寺です。しかし同月10日から、約30ある堂塔や宝物館などすべて閉鎖するとのこと。聖徳太子が創建して以来、初のことだといいます。【ネットの声】・1400年以上の歴史の中で初って想像がつかない。・どれだけ今が非常事態なのかがよく分かる。・聖徳太子が聞いたら驚くだろうな。緊急事態宣言により、一刻も早く感染の拡大が収まることを願っています。[文・構成/grape編集部]
2020年04月09日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「今まで登場した、全ての妄想主役たち、と根本宗子」です。行きつけの中華料理屋の看板店員おばちゃんから、会話が気になりすぎるカップル、テーマパークで見つけた謎おじさん、などなど、日常の中でふと出会った人々の言動から、時に鋭く、時に優しく、時に斜めの方向に妄想を広げる根本宗子さんの連載「妄想スイッチ」。今回は、過去の連載を振り返るインタビューをお届けします。まずは、根本さんにとって“妄想が広がってしまう可愛い人”とは?「私が可愛いと思ってしまうのは、どこか抜けている人。昔から、食べている途中で食べ物がお箸やスプーンからこぼれてしまう人を見るのが好きなんです。“かわいそう”と“可愛い”が入り交じった感情を抱くというか。あと、ケーキを知り合いと食べに行って切り分けた時、お皿の上のケーキが倒れちゃってる人、好きですね!わりと私も倒れがちで、自分だと悲しいんですが…。不幸までいかない、ちょっとしたアクシデントに遭遇しがちな人は、つい見てしまいます」“妄想主役”で特に印象に残っているのは?「すぐ思い浮かぶのは、マキ・コニクソンさんですね(第30回に登場した高橋みなみさんと朝井リョウさんのラジオで知ったハワイ在住のコーディネーターさん)。掲載直後に朝井さんから“イジりすぎ!”と注意を受けました(笑)。(過去の連載ファイルを見ながら)あ、この行きつけのマッサージ店ののざきさん、やめちゃったんですよね…。このベローチェのピンクのおじさん4人組は、映画が撮れそうなくらいのインパクトがありました。広いベローチェって、ソファ席があって大体年配の方で埋まっているのですが、そこに逸材がいるんですよ。でも、ロンドン滞在時期が、一番この連載向けのネタがあったかもしれない。言葉がわからないから妄想せざるを得なくて」そんな根本さんの妄想主役を見つける力は、生まれながらに持つ、ある能力が関係しているとか。「子供の頃から、人が喋ってる内容がすごく耳に入ってきちゃうんですよ。ファミレスにいる時も、どの席の人が何を話していたか、けっこう覚えています。小学生の時のあだ名は『聖徳太子』。授業中友達とベラベラ話していても、先生に今何を言っていたか質問されると全部答えられるという。先生からするとイヤな子ですよね(笑)」連載を始めた当初は、ちょっと斜めから人を見て、“こういうイヤなところがあるんじゃないか”という視点で妄想を広げていたと話す根本さん。でも、ある時から書き方が変わったという。「いろんな雑誌などを読んでいて、他人のことをバカにして笑いをとる人が多いなと感じて。それを自分でやるのはイヤだなと。そこから、書き方が変わったかもしれないですね」最後に、可愛らしく生きていきたいと思っているanan読者にメッセージを送るなら?「『“行きたい!”とか、“いいなー!”を素直に言えたほうがいいと思います』ということでしょうか。私は言えないんです…。きっとそういう人のほうが友達も多くて、楽しく毎日を過ごせるんじゃないかな(妄想)。私は、ほんとに“いい!”とか“面白い!”とか思っている時ほど、相手に“こいつ、ほんとは思っていないのに言ってるんじゃないか?”と思われているんじゃないかと妄想しちゃって、結局何も言えない…。楽屋挨拶でも、感想をボソボソ喋ってコソコソして見えるのか、『楽屋泥棒』ってあだ名をつけられました(笑)。友達の持ち物を可愛いと思って同じものを買っても、“真似したな”と思われるのがイヤで一度も使えなかったり。でも、その性格が、この連載に役立っているのかもしれないですね。50周年以降も、どうぞよろしくお願いいたします!」ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。2009年に劇団、月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても活躍。※『anan』2020年3月11日号より。写真・中島慶子スタイリスト・東 佳苗ヘア&メイク・Masayo衣装協力・rurumu:(by anan編集部)
2020年03月05日国民的議題である皇位継承問題。愛子さまも昨年12月に18歳になられ、女性天皇の是非などについて国会での早急な議論が求められている。しかし、昨年11月の世論調査では、半数以上が女性天皇と女系天皇の違いを「理解していない」と回答(産経・FNN合同世論調査)。なかなか基本的な知識が広まっていない。そこで、皇室に関する近現代史を専門とする歴史学者・小田部雄次さん(静岡福祉大学名誉教授)に解説してもらった。【Q】女性天皇はこれまで歴史上にいたのでしょうか?女性天皇は歴史上8人存在しました。これは大正15年制定の「皇統譜」に記されており、宮内庁の公式な見解です。とくに功績に優れていたのは、飛鳥時代の推古天皇と持統天皇でしょう。聖徳太子は推古天皇の皇太子として活躍しましたが、十七条憲法、遣隋使派遣、法隆寺建立といった太子の実績の背景には、推古天皇の存在と支援があったのです。持統天皇は、藤原京への遷都を実行。父の天智天皇、夫の天武天皇とともに、律令国家を形成するにあたり、キーパーソンとなりました。また、2度も皇位についた女性天皇として、皇極天皇(のちに斉明天皇)と孝謙天皇(のちに称徳天皇)がいます。当時の政治状況において重要な存在であったともいえます。最後の女性天皇は、江戸時代の後桜町天皇で、1762~71年に在位していました。それから約250年、女性天皇は誕生していません。【Q】女性天皇と女系天皇の違いは何でしょうか?父親が天皇の血を引いている女性の天皇を「女性天皇」と称します。前述のように、女性天皇は歴史上も存在したので、これを認めることは、まったく伝統に反しません。母親は天皇の血を引いているが、父親は天皇の血を引いていない天皇を、男女を問わず「女系天皇」と称します。女系天皇は、これまでに前例がないとされています。ただ、第43代の元明天皇と第44代の元正天皇はいずれも女性で、母娘です。元正天皇の父も、その父が天皇だったので、元正天皇は一応男系ではありますが、母から娘へという女系による継承でもあったのです。なお、現在の皇室典範(皇室に関する法律)では、女性皇族は結婚により皇室を離れることになっています。このため女性皇族が結婚後も皇室にとどまれるようにする「女性宮家」の創設も検討されています。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年02月06日天皇陛下の御即位を記念し、正倉院宝物を中心とした飛鳥・奈良時代の国際色豊かな造形文化に焦点を当てた特別展『正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美ー』 が、10月14日(月・祝)より開幕。11月24日(日)まで開催される。同展は、皇室が守り伝えた正倉院宝物と法隆寺献納宝物の代表作を中心とした作品約110件を紹介するもの。正倉院宝物は、奈良県奈良市の東大寺敷地内に建てられた正倉、西宝庫・東宝庫に収められた品々で、8世紀に東大寺を創建した聖武天皇の遺品をはじめ、美術工芸品や文書類など約9千点の宝物を1260年以上にわたり守り伝えてきた。明治8(1875)年にはその所管が東大寺から内務省、その後、宮内庁に移行して現在に至っている。また、法隆寺献納宝物は、奈良県斑鳩市にある法隆寺に伝来する、聖徳太子ゆかりの品々や小金銅仏群をはじめ染織品や伎楽面など、約300件におよぶ文化財。明治11(1878)年に皇室に献納され、昭和22(1947)年に国へ移管、現在は東京国立博物館が所管している。今回の特別展では、日本の7世紀美術を代表する法隆寺献納宝物と、8世紀美術を代表する正倉院宝物が、同時に公開される貴重な機会となる。会場は、「聖武天皇と光明皇后ゆかりの宝物」「華麗なる染織美術」「名香の世界」「正倉院の琵琶」「工芸美の共演」「宝物を守る」の全6章で構成。聖徳太子の命日に光明皇后が奉納した国宝の鏡や、鮮やかな草花と水鳥が染織された敷物、仏教儀礼で用いられ、足利義政や織田信長らが一部を切り取ったことでも知られる香木、聖武天皇が愛用し、美しい装飾が施された五弦琵琶など、さまざまな至宝が並ぶ。水瓶(すいびょう)と呼ばれる水差しや、仮面舞踏劇で用いられた伎楽面などは、正倉院伝来の品と法隆寺伝来の品を並べて展示。飛鳥・奈良と時代の異なる造形美の特色を比較することができる。また、最終章では、明治以降に本格化した正倉院宝物の調査と修復作業に焦点を当て、今なお行われる保存・修理・模造の取り組みを紹介する。会場内には正倉院の宝庫を一部原寸大で再現したスペースも登場。その雄大なスケールを体感しながら、千年以上にわたり受け継がれてきた古代の日本の国際色豊かな文化を堪能してほしい。【開催情報】『御即位記念特別展「正倉院の世界 ー皇室がまもり伝えた美ー」』10月14日(月・祝)〜11月24日(日)まで東京国立博物館 平成館にて開催(会期中展示替えあり)【関連リンク】 東京国立博物館()《紺夾纈絁几褥》 奈良時代・8世紀 正倉院宝物【後期展示11月6日~24日】《平螺鈿背八角鏡》 唐時代・8世紀 正倉院宝物【後期展示11月6日〜24日】国宝 《海磯鏡》 唐または奈良時代・8世紀 東京国立博物館(法隆寺献納宝物)【通期展示】《漆胡瓶》 唐または奈良時代・8世紀 正倉院宝物【後期展示11月6日〜24日】国宝 《竜首水瓶》 飛鳥時代・7世紀 東京国立博物館(法隆寺献納宝物)【後期展示11月6日〜24日】《紫檀木画槽琵琶》 唐または奈良時代・8世紀 正倉院宝物【後期展示11月6日〜24日】《黄熟香(蘭奢待)》東南アジア 正倉院宝物 【通期展示】《国家珍宝帳(部分) 》 奈良時代・天平勝宝8年(756) 正倉院宝物 【前期展示10 月14日〜11月4日】
2019年10月15日大阪3番目の駅で、大阪の文化・歴史がごった返す魅惑たっぷりの下町「天王寺」ってどんな街なのでしょう。天王寺の街とお部屋を紹介します。 天王寺ってどんな街?大阪の3番目に大きな駅はおそらく天王寺駅でしょう。JR・大阪メトロ・近鉄・阪堺電車の4社の線が走っています。そんな便利な天王寺の魅力をご紹介していきましょう。まずは日本一高いビルである「あべのハルカス」から。横浜のランドマークタワーを越えて日本一の高さになりました。そこの展望台からの景色が大阪を一望することができますね。周辺に高い建物がかなり少ないので本当によく見えます。またその隣には、あべのキューズモールという商業施設もあるんです。天王寺駅の隣には天王寺動物園があります。日本の中でもここまで街中にある動物園は少ないのではないでしょうか。そのさらに隣には、通天閣で有名な“新世界”も。天王寺から徒歩圏内で行くことができるんです。また天王寺は、文教地区であり歴史のある街でもあります。多くの学校があり下校時刻になると中高生が多くいますね。四天王寺という寺も近くにあり、推古天皇の時代に聖徳太子が建立したとされる、とっても歴史がある街なんです。ガード下や路地を入っていけばおいしそうなにおいが。食い倒れの街の影響はもちろんこの街でもあるんですよね。朝まで飲んでも財布のお金はまだ残っている!なんてことも多い、安くて早くてうまい店がたくさんあるんです。天王寺駅周辺のおすすめお部屋まとめ白と黒のコントラストがうつくしい(ワンルーム/19.2㎡/7.1万円)玄関を入ると、白と黒が基調のお部屋とロフトへ続くハシゴがお出迎えしてくれます。床と壁は真っ白なので、とても明るく、お部屋も広く感じますね。ところどころ黒の部分があり、引き締め効果でおしゃれ度も上がります。 また、ハシゴを登ると少しゆったりとしたロフトがあります。リビングエリアにソファをがつっと置いてリラックススペースにしたいなら、ベッドはロフトにしてしまってもいいでしょう。 キッチンは二口コンロで、シンクもなんと二つもついていて、とても便利です。二つ使わない時は、蓋などしてキッチンを広々使えるので料理もはかどりますね! そして、お部屋の照明は温かみのある暖色系の照明で。モノトーンのお部屋にぴったりです。 この部屋の詳細を見るフルリノベで使いやすく、生まれ変わりました(1LDK/50㎡/9万円)フルリノベーションされた1LDKのお部屋。渋めの外観とは打って変わって、お部屋は白×ダークブラウンの落ち着いた雰囲気の空間です。 15帖のダイニングキッチンはスーッと奥行きがあり、テーブルやソファ以外にもペットのお部屋だってしっかり作ってあげれますよ。 水回りは綺麗なものが新設され、トイレはウォシュレット付きに。機能的で暮らしやすい環境に生まれ変わりました。 お隣の洋室には大きな収納スペースはもともと押入れだったもの。この広さなら、二人分の荷物も安心して収納できそうです。 この部屋の詳細を見る最上階で癒しの部屋づくり(1LDK/42.84㎡/10.753万円)お部屋は最上階。LDKは12帖と広々していて開放感があります。 システムキッチンは3口コンロでお洒落なホワイトカラー。毎日の自炊が楽しくなっちゃいますね。 玄関からリビングに行くまでに、手前の洋室を抜けていくので、ベッドルームにはしづらいかも?と思われがちですが、ロールスクリーンのカーテンをおろせば、仕切ることができるようになっています。見られたくない場合はうまく工夫して使ってみてください。 浴室にはなんとテレビ付き!これはうれしいですね。自分へのご褒美にぜひゆっくりと毎日の疲れをここで癒してください。 バルコニーも広々としていて、眺望もいい。小さなテーブルと椅子を置いて、休日はのんびり。本を読んだり、ティータイムにしたりボーっとたそがれたりするのもまたいいですね。 この部屋の詳細を見るあべのハルカスを一望できる贅沢…(1LDK/82㎡/13万円)こちらも全面リノベーションされたお部屋。玄関を開けるとまず目の前に階段があり、おそるおそる上がってみると……! 広いリビングが迎えてくれます!南向きのバルコニーなので、お部屋の明るさにびっくり。バルコニーからは、あのあべのハルカスが見えるんです。夜景もきっときれいでしょうね。 黄緑色の壁紙もいいですね。 広いシステムキッチンも魅力的。3口ガスコンロもついています。 洋室も中々の広さに加え、ウォークインクローゼットがついています。ウォークインといっても広さってその物件によって様々なスペースだと思うのですが、想像を超えた広さで驚きますよ。 最後に、このお部屋の変わっているのがお部屋に負けないくらい広いバスルーム。足つきのバスタブがホテルライクな感じをかもし出していて、ついつい長風呂になってしまいそうです。 この部屋の詳細を見る※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。 天王寺駅の賃貸をもっと見る 大阪のお部屋まとめをもっと見る 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年08月19日「新しい令和の時代を国および国民統合の象徴となられる殿下とともに歩みを進めていきたい」新元号「令和」が発表された4月1日、安倍晋三首相は記者会見の中でこう述べた。菅義偉官房長官が「令和」の額を掲げたのは午前11時41分。皇太子さまは直前の11時半過ぎに、東宮御所に控えていた宮内庁の西村泰彦次長から報告を受けられた。「令和」と書かれたメモをご覧になり、出典が『万葉集』と聞くと「わかりました」とにこやかな表情を見せられたという。元号に詳しい京都産業大学名誉教授の所功さんはこう話す。「非常によい元号だと思います。『令』には美しい、『和』には仲良くという意味があります。皇太子殿下は国内外の水問題や環境問題に関心が高く、融和と協調を大切にされています。常に抱かれている“国民と共に”というお考えにも沿うものだと思います」皇太子さまの長年のご友人の一人はこんな話を聞かせてくれた。「中学生のときに、皇太子殿下が聖徳太子の話をされていました。殿下がお生まれになった宮内庁病院は江戸城の厩の跡あたりに建てられているそうで、厩の前で生まれて厩戸皇子と名付けられた聖徳太子と同じだとおっしゃっていたのです。聖徳太子が制定したとされる十七条憲法には《和をもって貴しとなす》という一節があります。『令和』という元号は、皇太子さまも気に入られたはずです」「令和」の“和”は、新天皇「出生のキーワード」でもあったようだ。
2019年04月12日「ここ10年で葬儀の仕方にも大きな変化が表れてきましたね。身内だけで葬儀をするなど、簡略化が進み、かつ多様化してきています。これは、正社員が減って、企業が参列に参加しなくなり、香典の額が下がり、費用的に厳しくなったことも一因です」 そう話すのは、日本における地域の葬儀の違いを考察した『葬式格差』(幻冬舎新書)の著者・島田裕巳さん。葬儀に関するサービスを行っている「鎌倉新書」の’17年の調査によると、葬儀費用は全国平均で約178万2,000円だったという。葬儀に200万円近くかかってしまうというわけだ。とはいえ、同調査では、’15年は約183万9,000円、’13年は約202万9,000円だった。葬儀にかかる費用は低くなっているようだ。 葬儀の後は、火葬すると法律で決まっているが、問題はその後の遺骨についてだ。金銭面や後継者問題などでお墓を持てない人が増えている。格安で済ませる方法はないだろうか。 そんな場合には「本寿院」(東京都大田区)で行われている「送骨・お骨仏」という方法がある。申し込みをすると、「送骨セット」が代引きで送られてくるので、それにお骨を詰めて郵送し、仏様にしてもらうもの。送骨セットの郵送代や送骨代は地域などにより多少前後するが、全部で約3万3,000円で済むというものだ。 「本来、お骨はご持参されるものですが、ご高齢により、骨が大きくて運べない、車がないなどの声が多くなり、’10年に送骨を始めました。送られてきた骨は、現在は本堂の仏様の胎内に納骨します。毎日9〜18時の間でしたら、いつでも予約なくお参りしていただけます」(住職・三浦尊明さん) お寺に毎日読経もしてもらえるため、遠方などでなかなかお墓参りに行けない人も安心だ。こちらでは、ネットのフォームに生前の人柄などを書き込んで送れば「戒名証」が遺族に送付されるサービスも。戒名といえば高いイメージがあるが、なんと。一律3万円というから驚きだ。 また、聖徳太子が建立した由緒正しきお寺である「四天王寺」(大阪府大阪市)では、宗派を問わずに、合同墓を行っている。遺骨は納骨堂で仮安置し、年に3回「納骨総祭法要」で供養をし、供養塔の下へ納骨される。その納骨のための、回向料として1万円以上。個別に回向の場合は3万円以上。ただし……。 「基本的にはお墓に納骨をしていただきたいんです。墓じまいをされる方などの、受け皿が四天王寺であればと思っています」(同寺・瀧藤康教さん) 新しい供養のかたちが、「かねみつ石匠」(岡山県笠岡市)の「自宅墓」。骨壺を石棺に入れて自宅で保管するというものだ。霊園にお墓を構えると、墓地の永代使用料や管理費など費用がかさむ。自宅墓があれば、いつでも供養でき、使用料や管理費を払う必要はないという。骨壺の大きさによって値段も変わってくるが、4寸の骨壺が入るいちばん小さいSだと10万5,000円(税込み)だ。 「霊園にお墓を建てるよりもぐっと安く上がるのはもちろんですが、『いつでも故人に話しかけられる』と話題になり、年々反響が大きくなっています。お墓の掃除をしなくていい、遠くに行く必要がない、亡くなった人との絆が強く感じられるなど、うれしい声も寄せられています」(同社・岡増正治さん) 工夫をしたのは重さとか。 「素材は重い石材なので、軽くなるように心がけました。Mサイズ(21万円)で35キロぐらいです」(岡増さん) 4つに分割でき、いちばん重い部分でも15キロぐらいで済む。そのため70代の女性でも、持ち運びが可能だという。忙しい現代人にとっては、わざわざ外出する必要がなく、便利な供養の形かもしれない。
2018年06月01日*画像はイメージです:昨今、偽の旧一万円札(聖徳太子像)を海外で製造し日本に密輸され、使用されるケースが増えているといわれています。旧一万円札は現行のものと比較すると偽造しやすいだけに、一部犯罪集団がつけこんでいるようです。このような偽札製造はどのような罪に問われるのでしょうか。また、旧札と現行の札では、偽造に罪の違いか出るか否かも気になります。星野・長塚・木川法律事務所の星野宏明弁護士にお話を伺いました。 ■どんな罪になる?「刑法上148条の通貨偽造罪、偽造通貨行使罪となります。通貨偽造罪の目的は、通貨に対する社会の信用を保護することにあります。そのため、通貨偽造罪の対象は、“通用する貨幣”とされており、現在でも使用できるとされている旧紙幣の偽造であっても、処罰対象となります」(星野弁護士) ■旧一万円札と現行一万円札と比較すると罪に違いは出る?「刑法上適用される条文は同じですから、罪名としては同じであり、したがって、法定刑も同じです。また実際に下される判決についても、旧紙幣であっても現在も通用する以上、現紙幣の偽造の場合と比較して、それだけで有利な情状とはいえないでしょう。通貨として同じような通用力がある以上は、旧一万円札か現行一万円札かは、情状面で有利にも不利にも(罪が重くなるか軽くなるか)影響はないと思われます。むしろ、個別事案において、偽造の量や行使の有無、目的といった点が情状面で重要となるでしょう」(星野弁護士) 旧一万円札だからといって罪の重さが変わるわけではないようです。いずれにしても、紙幣偽造はやめるようにしてください。また、偽札を見かけた場合は、直ちに警察に届けましょう。 *取材協力弁護士:星野宏明(星野・長塚・木川法律事務所(旧星野法律事務所)。不貞による慰謝料請求、外国人の離婚事件、国際案件、中国法務、中小企業の法律相談、ペット訴訟等が専門。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*freeangle / PIXTA(ピクスタ)
2017年09月21日「法観寺」周辺には人気の観光名所が集まります京都駅から「法観寺(ほうかんじ)」や「二年坂(にねんざか)」へ行く際は、公共交通機関を使う方法とレンタルサイクルや徒歩で行く方法など色々あります。乗り換えなしで近くまで行くならバスがおすすめ。市バスでは京都駅からおよそ20分で到着します。法観寺・二年坂の周りにも寺院が集中しており、有名な清水寺や三年坂をめぐることも可能です。時間に余裕があれば京都の町を歩きながら法観寺を目指しても、30~40分あれば着くことができます。京都・祇園のシンボル的存在「法観寺」の五重塔京都の東山にある「法観寺」は、通称「八坂の塔」とも呼ばれているお寺です。見どころは敷地内にある五重塔。聖徳太子が建てたというのが有力な説とされる五重塔は、坂の上に建っていることもあり、京都の町からも眺めることができるシンボル的な存在です。参道から「法観寺」に向かう途中で見える景色は、まさに京都のイメージ。五重塔は内部を公開していて拝観することができます。拝観希望の場合は事前の問い合わせがおすすめです。石畳の坂道がどこから見ても絵になる「二年坂」清水寺の参道である三年坂と並んで有名な「二年坂」。「二寧坂」とも書く場合もあります。ここの魅力は風情ある石畳。三年坂に比べて、傾斜が緩やかな二年坂の両端には、京都市の伝統的な建造物を保存する地区に選ばれている、大正時代からの建物が並びます。石畳と古い町並みの組み合わせは、どこから見ても絵になります。二年坂のもう一つの魅力は、坂沿いに軒を連ねる土産物屋です。京都名物や可愛らしい雑貨をそろえるお店は観光客に人気。ゆっくりと坂を歩きながらお土産を選ぶのもおすすめです。法観寺と二年坂は、観光パンフレットやテレビでも取り上げられている名所です。五重塔から見える石畳の二年坂、そして二年坂から見上げる五重塔はどちらも京都らしい風景。法観寺を参拝した後は二年坂でお土産物を見たり、甘味処でひと息ついたりしてみるのも良いでしょう。スポット情報スポット名:法観寺住所:京都市東山区清水八坂上町388電話番号:075-551-2417
2017年07月29日