テレビ東京にて毎週金曜深夜0時52分から放送中「捨ててよ、安達さん。」がファッションブランド【TANGTANG】とのコラボウエアを限定発売いたします。監修は、本作の主演を務める安達祐実が担当。4月23日朝10時よりテレ東本舗。WEBにて発売開始!ドラマ本編の中で、主人公“安達さん”が着用した部屋着をイメージしており、番組タイトル“ SUTETEYO” を人気ファッションブランド【TANGTANG】特有の丸文字フォントでデザイン。部屋着としてはもちろん、パンツやスカートなどと合わせて、外出着としても楽しめます。また、男性にもゆったりめに着ていただけるよう、身幅を広くしています。【商品詳細】・SUTETEYO パーカー <BLACK> ※2XLのみ(着丈76cm×身幅71cm×裄丈94cm)・SUTETEYO スウェット <BEIGE >※2XLのみ(着丈76cm×身幅71cm×裄丈94cm)・SUTETEYO Tシャツ <WHITE>※Lのみ(着丈76cm×身幅56cm×裄丈 49cm)●価格:パーカー・スウェット 8,500円/ Tシャツ 3,500円●発売:4月23日午前10時よりテレ東本舗。WEBにて発売開始。【Tシャツ】【スウェット】【パーカー】番組公式Instagram ⇒ 公式Instagram ⇒ 【第2話あらすじ:4月24日深夜0時52分~放送 ゲスト:臼田あさ美・戸塚純貴】女性向けのライフスタイル雑誌の編集者から“毎号私物を一つ整理してほしい”という企画の依頼を受けた安達さん(安達祐実)。再び夢の中に現れた少女(川上凛子)を見て、安達さんは幼少期時代のある出来事を思い出す。そんな中、輪ゴム(臼田あさ美)とレジ袋(戸塚純貴)を名乗る男女2人が安達さんの元を訪れる。何やら自身の使い方について不満がたまっているらしく…。さらに、話していくうちに輪ゴムとレジ袋が喧嘩を始めてしまい…。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年04月22日バカリズム主演映画『架空OL日記』より、日々の不平不満がグチとなって次々と登場する第2弾の予告編が到着した。バカリズムさんが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLの“フリ”をしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」。2017年にはバカリズムさんが脚本・主演を務め連続ドラマ化された。今回の映画化では、バカリズムさんのほかにも夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子らドラマ版キャストに加え、シム・ウンギョン、坂井真紀が出演している。到着した映像では、“女の朝は忙しい”から始まり、“冬の月曜は休日にするべき”、“トイレの便座問題”など、日常の不平不満が通勤時や更衣室でのシーンと共に挙げられていく。さらには、食堂に集まって男性社員の陰口を言うシーンも映し出されている。『架空OL日記』は2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:架空OL日記 2020年2月28日より全国にて公開©2020『架空OL日記』製作委員会
2020年02月04日俳優・向井理が、12月25日(水)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演、2本のコントに挑戦することが分かった。12月26日(木)放送の「LIFE!」チームが贈る忍者アクションコメディードラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」への出演がすでに決定している向井さん。それに先立ち、番組初出演となる今回は、「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。ラーメン店の店主役に扮するコント「ラッキーチャンス」では、「久しぶりに緊張した」という向井さんだが、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを披露。収録では、アドリブ連発でスタジオは笑いに包まれたという。そして、コント「幸せの約束」は、臼田あさ美の婚約者役で出演。彼女の父親役を演じる内村光良との息の合った二人芝居に注目だ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)22時~NHK総合にて放送。「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」は12月26日(木)22時~NHK総合、12月31日(火)15時~BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月19日誰でもすぐに「美尻・美脚・美腹チャレンジ」6月2日、誰でもすぐに始められるトレーニングにより、美しいヒップや脚、ウエストを手に入れようという新刊「美尻・美脚・美腹チャレンジ」が発売された。著者はパーソナルトレーナー、フィットネスモデル、栄養士、食育インストラクターの角田聖奈氏である。発売は扶桑社からで、価格は1,100円(税別)である。「初耳学」などで話題の大食いトレーナー1994年、香港に生まれた角田聖奈氏は2016年のミス・ワールドジャパンのファイナリストとなっている。テレビ番組ではTBS系列「初耳学」や、フジテレビ系列「出川哲朗とバリバリウーマン!」などにも出演。角田氏は大食いトレーナーとして知られており、焼き肉は2人前が当たり前だという。また、元々運動は苦手だったとも語り、新刊「美尻・美脚・美腹チャレンジ」では、そんな著者が理想の体型を目指す上でたどり着いた方法がまとめられており、食事では「タンパク質&野菜の手作りレシピ集」も掲載されている。自分のレベルに合わせ毎日ではなくても同書では食べても太らない体を作るべく、まず12のエクササイズを紹介。特に下半身には大きな筋肉があり、ここを鍛えることでスリムな脚になるだけでなく、基礎代謝量がアップし、痩せやすい体に変えていく。また、腹部やウエストのための6つのエクササイズを掲載。さらに、いつもはあまり使われない脚の裏の筋肉を鍛えることで、美しいバックラインを手に入れることができる。同書では、トレーニングは自分のレベルに合わせることができ、毎日行わなくてもいいから続けやすいはずだとしている。(画像はAmazonより)【参考】※美尻・美脚・美腹チャレンジ(扶桑社)
2018年06月14日ザ・ノース・フェイス スタンダード(THE NORTH FACE STANDARD)二子玉川では、写真家・鈴木親の撮影による、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の新コンテンツ「somewhere」の写真展を4月20日から5月6日まで開催する。この春、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、アウトドアシーンで培った機能合理性と、都市生活における利便性を追求する「URBAN EXPLORATION」ラインを軸に、新たなコンテンツ「somewhere」を展開している。「somewhere」=”どこかへ”をタイトルに掲げ、女優として活躍する臼田あさ美は、古き良き日本を感じることの出来る古都へ、インディからメジャーまで数々の話題作に出演する俳優・奥野瑛太は、出身地である苫小牧とリンクする香港に。男女それぞれのパーソナルな動機を出発点とするショートトリップドキュメントを写真家・鈴木親が撮影した。本写真展では、鈴木が香港、京都、奈良の3都市にて撮影した、奥野と臼田それぞれの旅の過程を感じることが出来る写真を展示する。開催初日となる4月20日の19時からは、奥野と鈴木、そしてスタイリングを担当したスタイリスト・服部昌孝の3名によるトークショーも行われる。座席数は限られているため、来場はお早目に。なお、「somewhere」スペシャルサイト()も公開中。【イベント情報】「somewhere」Photo Exhibition by Chikashi Suzuki会期:4月20日〜5月6日会場:THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川 3F住所:東京都世田谷区玉川1-17-9時間:11:00〜20:00
2018年04月16日女優の臼田あさ美(33)が3月26日、第1子を妊娠中であることを発表。所属事務所を通じ、直筆サイン入りのファックスをマスコミ各社に送付した。 ’17年1月にロックバンドOKAMOTO’Sのドラマー・オカモトレイジ(27)と結婚。ファックスでは「私事ではございますが、この度新しい命を授かりました。現在8カ月になり夫婦ともども、喜びを噛みしめながら日々過ごしております」と報告。 今後については「体調をみながら、精一杯務めさせていただきたいと思っております」と仕事を続けていく意向を明かし、「引き続きどうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。 本人のSNSはまだ更新されていないが、発表を知ったファンたちは2日前に更新されたインスタグラムにコメントを投稿。「おめでとうございます」「体、大切にしてください」「元気な赤ちゃんを産んでください」といった声が寄せられている。
2018年03月26日漫画アプリ「Vコミ」で長期間ランキング1位(累計1000万PV突破)を獲得し続けているとあるアラ子の話題のコミックスを、黒川芽以主演で実写化する『美人が婚活してみたら』。この度、新キャストとして臼田あさ美、中村倫也、田中圭の出演が明らかになった。■ストーリー「死にたい…」付き合う男性とは不倫ばかりの30代美女のwebデザイナー・タカコは、ある休日、ふと、死にたい衝動に駆られる。親友のケイコに「なんかやりたいことないの?」と聞かれ、ふと思いついたのは「結婚」!両親も、ケイコも結婚してる!私にできないはずがない!勢いで婚活サイトに登録したタカコ。しかし、メッセージがくる男性は50代ばかり。「婚活舐めてた…」婚活で出会った2人の男性の間で揺れるタカコ。しかし、「結婚」しさえすれば幸せになれると結婚が目的化し、何かを見失っていたタカコに、ケイコは次第に怒りを抑えられなくなる。結婚はそんなに甘いもんじゃない。2人はついに大喧嘩。これで親友関係も破局か?そしてタカコは最後に何を選ぶのか――。■新キャスト発表!臼田あさ美、黒川芽以の親友役に黒川さん演じるタカコの親友・ケイコを演じるのは、主演映画『南瓜とマヨネーズ』で、恋人と過去の男の間で惑う女性を演じた臼田さん。ケイコは二世帯住宅で夫と姑夫婦と暮らす34歳の専業主婦という役どころだ。臼田さんは、原作者や実在する主人公のタカコと同世代ということで、「何とも身に染みるお話だなと思いました」と話し、「この作品は女性監督が撮る意味があるような気がして、その中でも大九監督はユーモアたっぷりに作ってくれるだろうなという楽しみでいっぱいになりました」と期待を語っている。中村倫也、今度は優しい男性を好演?「ホリデイラブ」での怪演が話題となり、これから放送&公開される連続テレビ小説「半分、青い。」や『孤狼の血』と注目作へも出演している中村さんが演じるのは、タカコと婚活サイトで出会い、タカコに一目惚れした園木役。商社勤務で誠実で優しいが、服装が残念…。中村さんは、「10代の頃から友人の黒川さん主演で、大好きな大九監督演出のもと、園木という変人?いやチャーミングな男を演じることができ、嬉しく思います」と出演決定への喜びを語り、「ぜひ笑いながら、チクリ刺さる胸の痛みを感じながら、映画を楽しんでいただければと思います」とコメント。田中圭、歯科医のモテ男に配信中のFODドラマ「不倫食堂」で主演を務め、4月スタートの「おっさんずラブ」でも主演する田中さんが演じるのは、タカコがシングルズバーで出会う職業・歯医者のモテ男、矢田部役。女慣れしている節がある役柄だ。「大九監督とご一緒してみたかったという思いのところお声をかけて頂き、大変嬉しく、女性監督ならではの感覚に刺激を頂きました。大九監督と黒川芽以さん2人のやりとりもガールズトークを聞いてるような不思議な、そして新鮮な気持ちで現場にいました」とふり返り、「男とは女性の気持ちが分かりようがない生き物だと思っている僕ですが(笑)この作品には女性が共感できるところがふんだんにあるだろうと、男が女性を知れる映画だと思っています。僕もこの映画で勉強しました。この作品によっていくつかの愛が始まることを願っております」と本作をアピールしている。なお、監督は『恋するマドリ』『勝手にふるえてろ』の大九明子、脚本は「シソンヌ」じろうが手掛ける。『美人が婚活してみたら』は2019年公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月15日臼田あさ美、太賀、オダギリジョーで魚喃キリコの代表コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』。11月11日(土)、初日舞台挨拶が行われ、臼田さん、太賀さん、オダギリさん、そしてメガホンをとった『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』などの冨永昌敬監督が登壇、サプライズで太賀さんが劇中歌をギター弾き語りで披露した。公開前より映画評論家や映画ライターから、「ほかの恋愛映画とは一線を画した映画」「冨永監督の最高傑作」「臼田あさ美の堂々した演技は必見」「これまで見たことのない太賀が見れる!」など、反響と呼んでいた本作。都内メイン館・新宿武蔵野館の初回の会場は観客で満席に。映画の上映後、熱気に包まれたままの会場に多くの拍手で迎えられたのは、まず主演の臼田さん。「初日を迎えるまで長い時間がかかった作品です。こうして初日を迎えられて、まるで嘘のようと感じると同時に、『今日が初日なんだ』としっかりと受け止めています」と挨拶した。■太賀とオダギリジョー、どちらを選ぶ?観客の反応は!?臼田さんが演じたのは、太賀さん演じる“せいいち”と、オダギリさん演じる“ハギオ”という対照的な2人の男性の間で揺れ動く主人公“ツチダ”。MCが「どちらが好きか」と映画を観終えたばかりの観客に問うと、多数派の“せいいち”と、少数派の“ハギオ”に分かれる結果に!これを受けた臼田さんは、「私はどっちもイヤですけどね」と会場の笑いを誘い、「私が演じた“ツチダ”は実は、そんな大した女性ではなくて、2人の男性も実はしょうもないけど、男と女はしょうもなくても惹かれ合うものだと思ってます」と、“しょうもない”登場人物について独自の見解をコメント。その後、太賀さん、オダギリさん、冨永監督がステージに登壇し、大きな拍手で迎えられた。太賀さんは「今日はこの映画を観に来てくださって本当にありがとうございます。今日を迎えられて、ホントにホントに嬉しく思っております」と挨拶。続いて、オダギリさんは「劇場の方に、『お客さんは95%が女性』だと聞いたんですけど、結構おじさんもいるじゃないですか」と話して会場の笑いを取ると、「女性ばかりだと緊張するので、安心しました」と挨拶。冨永監督は「今日はご来場ありがとうございます。初日にこんなにたくさんのお客さんに来ていただき、ホントに嬉しいです。ありがとうございます」と満席に感無量といった様子。■原作者・魚喃キリコは「好きにやってくれ」!?本作はもともと、冨永監督と原作者の魚喃氏との旧知の関係性から企画。完成した映画を観た魚喃氏の感想を聞かれた冨永監督は、「すごく喜んでくれました。彼女は僕の少し先輩で、僕からしたら師匠のような存在です。そんな師匠の漫画を映画化することへの緊張があったんですけど、魚喃さんからは『好きにやってくれ』と言われていて、そうして作った作品を彼女がすごく面白がってくれたので、今日初日を迎えられて、こんなに多くの方にご来場いただけて、彼女も喜んでくれると思います」と万感の思いを語った。続いて、数少ない共演シーンについて聞かれた太賀さんとオダギリさん。太賀さんは「オダギリさんと共演するのが楽しみで仕方なかったです。『オダギリさんと絡める』『オダギリさんと一緒にフレームに映れる』という喜びがありました。すごく楽しいシーンでした」と嬉しそうにふり返ってコメント。一方、オダギリさんは「撮影する日に、太賀君が部屋の隅っこでギターを弾きながら待っていて、『おお~すげーな』って思ったことを憶えてます。ギター弾いて待つって、すごくないですか!?もちろん、太賀君が演じていたのはミュージシャンの役なので、誠実な行為だとは思うのですが、あの日はとにかく驚きました」と述懐した。また、印象的なシーンについて聞かれた臼田さんは「光石(研)さんのあの変態っぷりは忘れられません。共演シーンはわずかながら、私の脳裏にこびりついてます」と、本作で“せいいち”を支えるために愛人契約を結んでしまう“ツチダ”の愛人役を演じた光石さんとの強烈なシーンについて言及。その後、「そしてあのラストシーンは、もう…」と最も感動を呼ぶラストシーンについて話が及ぶと、MCから太賀さんがそのラストシーンで披露した歌を唄うことが発表され、会場からは大歓声が起こった。■「なんだが親のような気持ち」の臼田さんを前に、太賀が弾き語り熱唱観客の前で歌を披露するのは今回が初めてという太賀さん。「一生懸命頑張りますので、温かく見守っていただければと思います。ちょっとの間、失礼します」と恐縮気味でスタンバイ。そして、自前のアコースティックギターをつま弾きながら、太賀さんの静ひつでいて、少しビターな歌声が会場を包む。楽曲は、やくしまるえつこが本作のために書き下ろしたオリジナル挿入歌の「ヒゲちゃん」。歌を聞き終えた臼田さんは「なんだが親のような気持ちで見守ってしまいました。太賀君の歌はピュアでまっすぐで、歌にその良さがいつもあるなと思って聞いていました」とその感想を話すと、オダギリさんも「やらせる方もやらせる方ですが、それをやりきってしまう太賀君は、やっぱりすごいですよね。ギターもうまいですし、あんな綺麗な声は普通出せないし、役者にしとくのがもったいないぐらいですよ」と、太賀さんのギターの腕前とその美声に感動した様子だった。最後の挨拶でオダギリさんは、「この作品で、冨永監督とは(『パビリオン山椒魚』以来)約12年ぶりの仕事ができましたし、太賀君や臼田さんからは素晴らしい才能を見せていただいて、とてもいい作品に関わることが出来たと思っております。僕自身の中にもある色んなポイントをくすぐられる良い青春映画だと思ってます」と改めてアピール。続いて「最後の歌のシーンは、それまでの“せいいち”を総括するシーンだと思う」と語る太賀さんは「歌う本番直前に“ツチダ”を目の前にしたときに、『あ、俺はこの人のために歌うんだ』と素直に思うことが出来て、そのことを素直に思わせてくれた“ツチダ”を演じた臼田さんという存在が僕とにとってはすごく大きなものでした」と話し、「すごく濃密な時間を過ごせた」と感謝の意をコメント。そして主演を務めた臼田さんは、「(映画の中で描かれている)日常で生きる3人は、すごく一生懸命だけど、それぞれがしょうもないし、彼らそれぞれが良かれと思ってやったことが、実は、誰のためにもならなくなったりしてって、それらは私たちの日常にもあるなって思っています。でも、それでもふり返るとそんな時間は実は尊くて、すごくキラキラしていてって。私にとって、この映画を撮影していた時間は、まさにそのことを実感していた日々でした」と、当時の充実感を蘇らせたようにコメント。「冨永監督を始め、全てのスタッフ、全てのキャストの皆さんに感謝してます。そして、この場をお借りして、この映画の原作者である魚喃キリコさんにも心から感謝したいと思います。いつかお会いできることがありましたら、抱きしめ合いたいです!」と締めくくり、大きな拍手に包まれながらイベントは終了した。『南瓜とマヨネーズ』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月12日アイドルグループ・V6の森田剛が10日、東京芸術劇場プレイハウスで行われた主演舞台『すべての四月のために』の公開ゲネプロに登場した。同作には他、臼田あさ美、西田尚美、村川絵梨、伊藤沙莉、小柳友、稲葉友、近藤公園、中村靖日、山本亨、麻実れい等が出演する。同作は舞台『焼肉ドラゴン』作・演出を務め演劇賞を総舐めにし、映画『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』で数々の賞に輝いた、鄭義信が新たに書き下ろす。第二次世界大戦時の朝鮮半島近くに浮かぶ日本植民地の島で、理髪店を営む朝鮮人一家と、家族を取り巻く朝鮮人、日本人軍人たちを描く。麻美は「鄭さんとご一緒するのは久しぶりでしたが、やはりお稽古はとても『しつこかった』です」と振り返る。主演の森田については「普段寡黙ですが、今回は交わす台詞も多い役どころなので、実はすごくあたたかくて、やさしくて、そして可愛いところに触れられました。何より、舞台に向かう姿勢が真摯で素敵ですね」と称賛。「観終わった後、清々しくあたたかな幸福感に満たされる作品だと思います」と語った。脚本・演出の鄭は「森田さんとご一緒するのは初めてですが、これまでの作品にない森田さんの魅力を引き出せたのではないかと思っています」と自信を見せる。「まっすぐな演技をなさる方なので、とても見ていて気持ちがよく、ご一緒したいと思っていました。とても素敵な方です」と印象を語った。さらに鄭は「稽古場では明るく、明るくという注文も、嫌がることなく実にのびのびと(笑)やっていただけました。割とご本人、ギャグっぽいのも好きなんじゃないかな(笑)」と稽古中の様子を明かす。「テーマ自体は重いものを扱っていますが、笑って、泣けて、幸福な時間を共有できる舞台になると思います」とアピールした。東京公演は11日~29日、東京芸術劇場 プレイハウスにて行われる。京都公演はロームシアター京都 サウスホールにて12月8日~13日。北九州公演は北九州芸術劇場 大ホールにて12月22日~24日。○森田剛コメント長かったような短かったような稽古期間、毎日、多くのダメ出しをいただきました。素敵な言葉がたくさんあるので、お客様にしっかりと届けたいと思います。大変な時代を生きぬく人たちの話ですが、観ている人に勇気を与えられる作品です。あたたかい家族なので、いい家族だな、と思ってもらえると思います。その一員として観ていただけるように、稽古中の鄭さんの演出が自分の中に入っていればいいのですが、繰り返しダメ出しが出たシーンでは鄭さんの顔が浮かんできそうな気がします(笑)。本番が始まったら、役は役者のものでもあるので、のびのび演じられればと思います。きっとこの作品を観た方は、自分の家族のことを思い出すのではないかと思います。同時に、自分の未来や過去、生きている意味を考えるかもしれません。さらには祖父や祖母、父や母がいて、自分がいるんだという当たり前のことが、とても幸せなことだと感じていただける舞台になっていると思います。
2017年11月10日臼田あさ美は、主演映画『南瓜とマヨネーズ』において、恋人のせいいち(太賀)と過去の男・ハギオ(オダギリジョー)の間で惑うツチダに扮した。劇中のいびつな三角関係を、こう表現する。「飲料に例えたら、ハギオは初めて飲んだコカ・コーラみたいな感じかな?たぶん一生忘れないし、『あれってすごかったあ』って、また飲みたくなるというか…そういう存在です。せいちゃんは、う~ん…出汁ですね!疲労を感じたときに思い出すというか、味わいたくなる、ホッとする存在なんじゃないかなと思います」。実に、言い得て妙だ。90年代、ストリート系、当時で言えば裏原系女子のバイブル的雑誌「CUTiE」から派生した「CUTiE Comic」にて、1998年に掲載されていた魚喃キリコの代表作「南瓜とマヨネーズ」。主人公・ツチダが同棲中のミュージシャンを目指す優しい恋人せいいちと、昔の想いを断ち切れず逢瀬を重ねてしまう過去の恋人ハギオとの間で、自分の気持ちがわからないまま揺れ続ける、脆い姿が反響を呼んだ。あれから19年が経ち、2017年の時代背景に落とし込んだ映画版として生々しく蘇った。そもそも、冨永昌敬監督から強いオファーのもと臼田さんが声をかけられたのが4年前。原作の存在も知っていて、企画の内容を聞いた臼田さんは、「絶対やりたいし、やるべきだと思いました」と強く興味を惹かれたという。製作までにはかなりの時間を要したが、月日を待ってまで、作品の何に惹かれたのかと聞けば、「正直、わからない部分もあるんです」と、臼田さんは切り出した。「ツチダに共感したとか、そういう経験をしたとかではないんです。原作を読んだとき、脚本を読んだとき、撮影中、いまと、ずっと変わらない気持ちなのは、せいちゃんに対して何とかしてあげたいという思いでした。原作を映画化して、せいちゃんを何とか送り出したい…成仏させたいと言うと大袈裟ですけれど(笑)。せいちゃんの歌が皆に届けば、報われるんじゃないかなという感覚になっているんです」。ツチダは、働かないで曲を作ろうとする(実態はくすぶっている)せいいちのために、ライブハウスでアルバイトをし、それだけでは生活が苦しくキャバクラにも勤め始める。せいいちに内緒でする夜の仕事は、やがて愛人契約という成れの果てに。ほどなく、せいいちにもバレてしまい、それをきっかけに恋人たちの仲は悪化の一途をたどる。よく言えば尽くし、悪く言えばとにかく流されやすい女がツチダ像だ。ツチダになるため、臼田さんはあえて「準備しすぎないようにした」そう。「原作も脚本も読む時間がたっぷりあったんですけれど、特別なことは何もしませんでした。普段やっているほかの作品より、役についてあまり考えないようにしていたというか。『南瓜とマヨネーズ』は、いたって日常の話だから、特別なことをやって特別な表現をしようというよりも、その瞬間に思ったことを見せる、そのときに感じた顔をすればいいと思っていたんです。(太賀さんと)ふたりで作り上げた空気で伝えなきゃいけない作品なので、人物をクセづけるよりは、何もしない中で、いかに生活しているふうに見せるか、ということのほうが大事でした」。だからか、せいいちと過ごしたツチダの狭いアパートが、作品のリアル感を盛り上げる。「そうなんです。撮影に入る何日か前に、監督が『1回、家を見に来ない?』と普通にラフな感じで、メールをくれたんです。私と太賀くんで『じゃあ見に行こうか』と行ったことが、すごく良かったんだと思います。初めて家に行ってお芝居をするんじゃなくて、事前に行って、ただごろーんとしてみたり、キッチンに行ってみたりして。『ここに住んでいるふたりなんだな』とイメージできた上で、現場に入れたので。せいちゃんがいて、あの家があったことが、常に私をツチダにしてくれる環境でした」。ツチダを彩る人物として、現恋人役の太賀さん、元恋人役のオダギリさんという心強い実力派もそろった。「太賀くんとは、いろいろなところですり合わせるというか、感覚的に何かを共有して作っていきました。オダギリさんとは久しぶりに(共演作品以来にで)お会いして、『あれっ』という感覚のまま、気づいたら終わっていた、みたいな不思議な感じでした」と、それぞれの印象について語る臼田さんは、とても生き生きとしている。せっかくなので、共演した感想をさらに詳しく聞いてみた。「太賀くんは、もともと友達だったんです。恋人としての距離感とはまた全然違うと思うんですけれど、私は年上だし遠慮もないので(笑)、楽な関係なんです。お芝居に関しては、事前にそうして信頼関係が築けていたことが、とても大きかったかな。客観的に見ていたら違和感のないシーンだとしても、ふたりの感覚的には違和感があることも出てきたりしたので、わりとふたりだけで共有していました。例えば、台本にある台詞では感情が追いつかなかったときは、『いま、思う感覚を優先しよう』という感じで、本番でふたりでやってみて『OKです!』となることもありましたね」。台本は完璧に頭に入った上で、その場で起きることや、新鮮な気持ちを優先して演じるということは、俳優なら誰しもできることではない。柔軟性があることは、女優としての武器にもつながる。「私は全然自信がないから、自分が準備してきたものが正しいと思わないんです。自分が想像できることなんてしれているし、そこに監督や共演者、それぞれの想像があったら何倍にも物語は膨らむと思っています。いつも新しい意見が欲しいし、新しい意見に対応できる人でいたいと思うので、現場で変化していくこととかは恐れないというより、むしろ(変化が)ないことのほうが恐ろしい」と、謙虚な姿勢を見せつつも、きっぱりと言い切った。太賀さんと同じく、臼田さんと空気感が合う印象のオダギリさんとの共演もまた、心地よかったのだろうか。「オダギリさんは、すごく気さくな方です。ここ最近のオダギリさんの作品を立て続けに拝見していて、やっぱりすごく余裕があるなと思っていました。どんな役をやっても、見ていて苦しくないし、その人のさらに奥行きの部分が気になるというか。だから、オダギリさん自身の人間力が、きっとその役に深みを持たせているんでしょうね」。すべからく、ハギオもオダギリマジックにかかった。「ハギオに会う前、ツチダは『ハギオに会ってもお金を渡さないし、今日で別れを告げて、あんたなんか最低だから会わないって言ってやろう』という気持ちで家を飛び出したと思うんです。けれど、彼の前に行くとコントロール機能が全部故障になる。ハギオの圧力で言いたいことが言えないのではなく、いつの間にか向こうのペースに飲まれていて『あーもう、じゃあいいよ、しょうがないなあ~』となっていくという…(笑)。お芝居をしていても、不思議な感覚でした。私自身、すごくリアルに感じました」。ツチダは七転び八起きどころか、七回転びっぱなしでいるような女だ。しかし、恋愛において正解がないことは明白だし、もしかすると恋愛で100%成功をしていると胸を張れる人は、世の中にそうはいないのかもしれない。臼田さんは、「未練という意味では、女の人は断ち切るのは早い気がします。でも、ものすごく強烈だった恋愛は、いつだって鮮明に思い出せるというか。その感覚は、あるんじゃないかなと思います」と、女性的立場での恋愛観を明かした。不器用ながらも恋愛に必死で向き合ってきた人たちがどの時代にもいるからこそ、『南瓜とマヨネーズ』が描く世界観は旧びず、永遠にあり続けるのだろう。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)
2017年11月07日魚喃キリコの恋愛コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』の完成披露上映会が10月10日(火)、都内で行われ、主演を務める臼田あさ美、共演する太賀とオダギリジョー、冨永昌敬監督が出席した。ライブハウスで働く主人公のツチダ(臼田さん)が、ミュージシャンを目指す同棲中のヒモ男・せいいち(太賀さん)と突然、目の前に現れた忘れられない元カレのハギオ(オダギリさん)の間で揺れ動く。切なく繊細な恋模様の行方は?本作の映画化について、臼田さんは「お話をいただいたのは3年前。やっと去年に撮影し、ここまでたどりついた」と感無量の面持ち。一方、冨永監督は「実は(話を)通さないといけないところを通さず、臼田さんにフライング気味で伝わってしまって…。もちろん、主演は臼田さんじゃなければ、という思いがあった」と明かしていた。話題が男性2人の間で揺れるツチダの思いに及ぶと、臼田さんは「私として、(太賀さん演じる)せいちゃんとの関係を築き上げていたので、ご本人には言いにくいんですが、オダギリさん、私の気持ちを崩せるかなって(笑)。でも、お会いした瞬間『せいちゃん、負けたな』って」とオダギリさんの魅力をベタ褒め!恋敵であるはずの太賀さんも「すっかり、オダギリさんの人間的な魅力のトリコになってしまった。臼田さんとオダギリさんの撮影があると知って『頼むから、行かないで』と思ったほど」と白旗をあげた。そんな2人のコメントに、オダギリさんは「今度、お食事でも…」と恐縮しきり。主演作『エルネスト』での過酷なキューバロケを終えた直後に、本作の撮影に参加し「キューバがあまりに大変だったので、この作品でストレス発散させていただいた」と大人の余裕を見せ、「やっぱり最高ですね。今回もすごくいいっすよ」と『パビリオン山椒魚』以来11年ぶりとなる冨永監督との再タッグを喜んでいた。『南瓜とマヨネーズ』は11月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月10日不朽の恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃キリコの同名代表作を原作に、『パビリオン山椒魚』の鬼才・冨永昌敬監督が実写映画化した『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作の予告編と本ビジュアルが公開された。今回到着したのは、9月2日(土)より新宿武蔵野館を始め、全国公開劇場にて展開される本予告編。臼田あさ美演じる主人公・ツチダが自らを犠牲にしてまで守りたかった現在の恋人・せいいち(太賀)との関係が描かれていくが、一転、ある出来事をきっかけに本音をぶちまけた言い争いへと発展。そして、そんな中ツチダは忘れられなかった過去の恋人・ハギオ(オダギリジョー)との再会を果たし、やがてせいいちとハギオとの2つの恋に揺れていく…。また、本映像では臼田さんが自身初となるタイトルコール、ナレーションを務めている。さらに、音楽監修・劇中歌制作は、世界最大の国際科学芸術賞でグランプリを受賞するなど唯一無二の活躍を続ける音楽家・やくしまるえつこが担当。予告編で流れる楽曲は、やくしまるさんが手掛けた劇中歌「ヒゲちゃん」。予告編のためだけに書き下ろしたオリジナルインスト楽曲、そして、やくしまるさんによる「ヒゲちゃん」のセルフカバーも聴くことができる。なお、この予告で使用されている「ヒゲちゃん」のセルフカバーは、各音楽配信サイトにて配信されている。やくしまるさんは「映画における音楽Aと、日常における音楽Aは、相異なる二つの項である。二次元と三次元のように、目配せはしても、混じり合うことのないもの。だけどその二つのあいだに、限りなく0に近い接点があるとしたら、そこにはこの映画が存在しているニャア」とコメントしている。あわせて公開された本ビジュアルは、写真家・川島小鳥による撮り下ろし写真を使用。「女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。」のコピーと共に、現在の恋人・せいいちと寄り添いながらこちらを見つめるツチダ、タバコを吸っているハギオの3人が切り取られている。『南瓜とマヨネーズ』は11月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月01日女性漫画家・魚喃キリコの同名漫画を、臼田あさ美、太賀、オダギリジョー共演で映画化する『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作のティザービジュアルと特報映像が公開。また本作の写真は、写真集「明星」で第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した人気写真家の川島小鳥が担当している。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。このほど到着したティザービジュアルは、主人公・ツチダ演じる臼田さんが、同棲中の恋人・せいいちと仲睦まじく幸せそうな表情を浮かべる写真が多く占める中、かつての恋人・ハギオとも親しげに接する意味深な写真も差し込まれている。なお、この写真は人気写真家の川島さんが担当しており、川島さんにとって撮影現場におけるすべての写真を撮り下ろしたのは初の試み。また、公開劇場にて6月3日(土)より配布されるチラシには、今回公開されたビジュアルのパターンに加え、異なるコピーと写真で構成された全部で6つのパターンで展開。せいいちのギターや歌詞ノートなど、物語のモチーフなどが散りばめられているという。併せて公開された映像初解禁となる特報は、ドラムやギターなど音楽を匂わせるカットに続き、ツチダにモノローグと水着のようなものを踏みつけシャワーを浴びるシーンから始まる。続いて「先の見えない“現在の恋人”」と「忘れられない“過去の恋人”」が映し出され、2つの恋の狭間で揺れるツチダは、「自分が何をしているのかわからない」と葛藤し、目から大粒の涙がこぼれる。そしてラストカットでは、誰かに別れを告げたかのように立ち去っていくツチダが。彼女の視線の先には、せいいちとハギオのどちらがいたのだろうか…?『南瓜とマヨネーズ』は11月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月02日魚喃キリコ・原作の漫画を、臼田あさ美主演、共演に太賀、オダギリジョーを迎え11月に映画化される『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作の場面写真が初公開された。ツチダは同棲中の恋人・せいいちのミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオと偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃氏の同名コミックを映画化する本作。『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』の鬼才・冨永昌敬監督が手掛け、もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現させている。主人公ツチダ役を臼田さんが演じるほか、ツチダに生活を支えられながら夢を追うミュージシャン志望の恋人・せいいち役に太賀さん、そしてツチダが再会を果たす忘れられない昔の恋人・ハギオ役にオダギリさんが扮している。キャストが発表された際には、「ぴったりはまるって表現が合いそうな納得の人選」「わかるわ~~って感情がドンピシャついてくるキャスティングが素晴らしい!!」と原作ファンからも賞賛する声が上がっている。そしてこのほど公開されたのは、ツチダと物語の中心となる2人の男性との関係が垣間見える場面写真。せいいちとは、同棲中の部屋で親しげに寄り添うカットが。一方、ハギオと写る密会シーン写真では、どこか後ろめたい表情を見せるツチダが写し出され、対照的な2人の関係性が伺える。さらに、ツチダがタバコを片手に思い悩む姿は、「ツチダは臼田さん以外にはありえません」と冨永監督が自信を覗かせるように、原作のツチダを彷彿とさせる。なお、この場面写真は、重版の決定した原作の帯に別カットとともに使用されており、書店にて順次展開されていくようだ。『南瓜とマヨネーズ』は11月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月14日この時期からの気になることと言えば「美白」ですよね。そこで、「洗うもの」「落とすもの」も美白効果のあるものに変えることで、美白ケアをしながらもしっかり洗う、落とすことで徹底できます!オススメの美白洗顔とクレンジングをご紹介します。徹底美白!オススメの美白洗顔料①カウブランド無添加フェイスケアシリーズ/カウブランド 無添加うるおい洗顔594円(税込)出典:@cosmeよりクッション泡で肌を守りながら洗うことができます。また、植物性せっけんと肌への刺激の少ない植物性アミノ酸系洗浄成分配合。濃密なクッション泡で、肌に負担をかけずに皮脂や汚れをすっきり落としてくれます。セラミド(保湿成分)配合。乾燥でデリケートになりがちな肌のうるおいを守ります。デリケート肌を考えた無添加・低刺激フェイスケアで、透明感のある肌へと導いてくれることでしょう。徹底美白!オススメの美白洗顔料②ヴァーナル/アンクソープ3,240円(税込)出典:@cosmeより洗浄力と保湿を両立した理想のクレンジング石けんです。肌に不要なものをしっかり落とす、洗浄力に優れたクレンジング石けんです。保湿成分をたっぷり含んだクリーミーで弾力のある泡が、必要なうるおいはキープしながら、メイクや老廃物をオフ。肌に負担をかけることなく、肌本来のまっさらな状態へとリセットします。キメ細やかで吸着力の高い泡が、肌に密着。メイクや古い角質を除去し、毛穴の中の皮脂やタンパク汚れもしっかり落とします。徹底美白!オススメの美白洗顔料③エクサージュ/ブライトクリーミィ ウォッシュ2,700円(税込)出典:@cosmeよりキメ細かく弾力のある泡によって、肌を優しく心地よく包み込み、汚れを吸着してくれます。ツルンとなめらかな肌へ洗い上げる、ホワイトクレイ配合の洗顔料です。優れたブライトニング効果と洗浄効果により、毛穴の奥の皮脂や古い角質をスムーズにオフ。すっきりとした洗い上がり&透明感あふれるクリアな肌に導いてくれます。徹底美白!オススメの美白洗顔料④プレディア/プレディア スパ・エ・メール タラソ ウォッシュ3,780円(税込)出典:@cosmeよりミネラル豊かな海塩がしみこんだソフトスクラブ配合の洗顔料です。弾力のあるキメ細かい泡で、古い角質や毛穴の黒ずみ・ざらつきもすっきり落とします。肌あたりのやさしいスクラブが、キメひとつひとつまでなめらかに磨き上げます。洗い上がりは、まるでスパを受けた後の肌のように、毛穴までつるんと透明感のあるみずみずしい肌に導いてくれます。徹底美白!オススメの美白クレンジング①雪肌精/クレンジング クリーム3,240円(税込)出典:@cosmeよりやさしい感触のテクスチャーによって、透明肌を取り戻してくれるクレンジングクリームです。和漢オイルインカプセル処方を採用しています。また、肌なじみのよいクレンジング成分の中に、うるおい豊かな4種の和漢植物オイル「エモリエント」を内包。メイクをしっかり落としながら、素肌のやわらかさを守ります。徹底美白!オススメの美白クレンジング②エステダム/ホワイト クレンジング ムース N9,180円(税込)出典:@cosmeよりフレッシュで空気のように軽く、キメ細かいピュアな泡です。柔らかく心地よい使用感によって、肌に気持ちのよい柔らかさを与えてくれることでしょう。また、イポピグマンタリンヌ テクノロジーによって、シミの生成を抑えてくれます。メイクアップと汚れを優しく除去し、肌のデリケートなバランスを保ちます。フレッシュでクリーミー、エアリーな使用感。全てのスキンタイプの方にオススメです。徹底美白!オススメの美白クレンジング③ソフティモ/ホワイト クレンジングクリーム626円(税込)出典:@cosmeより肌にやさしくきちんと落とす「植物生まれのクレンジング成分」を新配合しています。そんななめらかな感触のクリームが、毛穴の奥や肌のキメに入り込んだ落ちにくいメイクも素早く浮き上がらせて落とします。うるおいベール成分を配合。メイク・皮脂汚れと一緒に、肌のうるおい成分も落とさないよう、肌をまもる機能があります。洗顔後の素肌のうるおいをキープします。指すべりがよく、マッサージ料としてもお使いいただけます。徹底美白!オススメの美白クレンジング④アンプルール/ラグジュアリーホワイト クレンジングミルクN4,104円(税込)出典:@cosmeよりメイクや肌の奥の汚れを濃厚なミルクが絡め取ってすっきりとオフするクレンジングミルク。PCAオクチルドデシル、プラセンタエキス、浸透型コラーゲン、スクワランなどの美容成分をリッチに配合し、肌のバリア機能を強化し、キメの整った健やかな肌を育み、透明感のある肌に導いてくれるでしょう。
2017年04月24日バカリズムが原作×脚本×主演を務める連続ドラマ「架空OL日記」の撮影現場にて取材会か行われ、バカリズムをはじめ、その“同僚”役を演じる夏帆、臼田あさ美、山田真歩、佐藤玲が現場の様子や作品の魅力について語った。バカリズムが2006年から3年にわたり、銀行に勤めるOLのふりをして、ネット上に綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」(小学館文庫)を原作に、銀行で働く女性行員たちの、ロッカールームや仕事の後の飲みの場での女性ならではの会話が展開し、女性なら思わず「わかる!」とうなずいてしまうようなエピソードが散りばめられている。バカリズムはここまでの撮影をふり返り「楽しいです!本当に会社に出勤してるような気持ちで、更衣室も居心地がいい」とニッコリ。夏帆さんも「OLを疑似体験しているよう」とうなずき、臼田さんも「OLといい職業だけでなく、その生活そのものを体験してるようで、ほかの作品でOLの役を演じるのとはまた違う」とうなずく。佐藤さんは「楽しい」と笑いつつも「役の中ではいじられることが多いんですが、升野さん(バカリズム)のあたりが強くていじめられてます(苦笑)」と訴え、山田さんは「雑談で成り立ってます。たわいもない話ばかりなのに絶妙に面白い。不思議なバランスです」とこの作品ならではの空気感を明かす。バカリズムは、主人公で、ちょっぴりズボラな社会人5年目のOL・升野を演じており、山田さんからは「たまにすね毛が見える(笑)」という指摘も。このすね毛について「邪魔にならない程度に剃った」というバカリズムだが、そこには“女装”で笑いをとろうとしているわけではないという、確固たる哲学が!そもそも、女優に演じさせるのではなく、自身が主人公を演じるという決断について「普通の女優が演じたら、ただのOLのドラマになる。面白がるところはそこじゃない。ブログで綴った変な世界観を映像化する上で、僕が演じないともともとの狙いが表現できないと思った」と説明。だからこそ「極力女の人を演じない。意識すると気持ち悪くなる」と語り、すね毛を剃ったり、スカートの中が見えないようにしたりするのも、物語そのものに集中してもらうために「変な不快感を与えたくないから」と語った。昨年、「黒い十人の女」でも脚本を務め、「女性ならでは気持ちがよくわかっている」「男性なのに女性あるあるを理解している」と言われるが、当人は「去年くらいからそう言われ始めたけど、女性に言いたい!みなさん、そこまで女性の気持ちをうまく隠せてないですから(笑)。別に女性だけが秘密にしてきたことを掘り起こして書いているわけじゃなく、男女においてはありがちなことを書いているだけ」と苦笑交じりに語っていた。「架空OL日記」は4月13日(木)深夜1時29分~(初回は深夜1時34分~)読売テレビにて、15日(土)深夜1時55分~(初回は深夜3時20分~)日本テレビにて放送開始。※読売テレビ放送終了後より、Huluにて先行独占配信開始(初回は第1話、第2話同時配信)。(text:cinemacafe.net)
2017年04月01日バカリズムが“原作×脚本×主演”を務めることで、ネット上で「バカリズムがOLってどういうこと…!?」「ドラマ化が楽しみ」など早くも期待の声が寄せられているドラマ「架空OL日記」。このほどバカリズムさん扮するOL・升野英知を取り巻く同僚たちとして、夏帆、臼田あさ美、山田真歩、佐藤玲ら個性派女優陣が参加することが分かった。アフターファイブは化粧品売り場をチェック、「しめラーメン」に後悔してジムに行くけど、お腹はぽっこりのまま…そんなちょっとズボラなOL・升野英知(バカリズム)。そして升野を取り巻く4人のOL仲間は大の仲良し。ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同僚・マキちゃん(夏帆)、男前な先輩・小峰様(臼田あさ美)、細かすぎる酒木法子先輩(山田真歩)に天然すぎる後輩・サエちゃん(佐藤玲)。更衣室&休憩室で繰り広げられる上司の愚痴、美容・恋愛などの爆笑トークやOLにありがちなプチ事件をたっぷり描く。本作は、お笑い界に留まらず「素敵な選TAXI」「かも知れない女優たち」「黒い十人の女」などドラマの脚本も手掛ける最注目クリエイター・バカリズムさんの最新作。バカリズムさんが2006年から3年の年月をかけ、ネット上にこっそり銀行勤めのOLのフリをして綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」を原作に、本人主演で連続ドラマ化。「仕事して、飲んで、恋して、悪口言って…」。世の中のOLたちが思わず「分かる~!」と唸ってしまうOLたちの日常生活が繰り広げられる。バカリズムさんが演じるのは、入社5年目の銀行一般職OL・升野英知(24)。恋愛はやや遠ざかり気味、週末はややインドア派で、何かとややズボラ気味…。彼氏なしの実家住まい、ゲームと食べることが好き。そして今回、升野を取り巻くOLたちが決定!同じく入社5年目、升野の同期・親友で彼氏あり実家住まいのマキちゃんこと藤川真紀役(24)に夏帆さん。ある日升野と一緒にジムに行き、筋トレにハマり、気がつけば腹筋が6つに割れんばかりの勢いでジムに通っている。また、升野の先輩にあたる入社7年目OL、彼氏ありで実家住まいの通称「小峰様」、小峰智子役(27)には臼田さん。彼氏募集中で実家住まいの酒木法子役(29)役に山田さん。升野の後輩で彼氏なしの実家住まい、入社2年目の漫画好きで天然妹キャラ五十嵐紗英役(22)に佐藤さんが扮する。とにかく気張らず、ゆるーい気持ちで現場にいるよう心がけているという夏帆さんは、「読んでいても、お芝居していても楽しいです。こんな職場いいな、と思いながら毎日撮影しています」と現場での様子を明かし、OLの中でも男っぽいキャラクターだと自身の役柄を説明する臼田さんは、「作品の延長のような空気で、みんなマイペースですが、和気藹々とやっています。バカリズムさんが男だということを忘れがちです。OL姿の升野さんは、なんだか微笑ましくマキちゃんとのやりとりを見ていると和みます」と現場の雰囲気も和やかなようだ。そして佐藤さんは、「脚本が面白すぎて夢中になってしまい、台詞を覚えるつもりが何度も読みきってしまうなんて初めての経験です」と話し、山田さんも「まるで女子会に潜入したかのような詳細な会話の描写。脚本を読んだときは、『この人は私より女子のことを知っている!』と驚きました。OLの日常生活が淡々と描かれている、それだけなのになんだか可笑しい」とバカリズムさんの脚本を絶賛。そんな4人の女優陣に交じってOLを演じたバカリズムさんは、「みなさんが普通に女の子として接してくれるので、うまく溶け込めました。僕も、男性が女性を演じるときにやるいかにも女性っぽく誇張した仕草や言い回しを一切やらずに普通に演じているのでかなりリアルな空気感になっていると思います」と自信を見せている。「架空OL日記」は4月13日(木)深夜1時29分~読売テレビにて、15日(土)深夜より日本テレビにて放送開始。※読売テレビ放送終了後より、Huluにて先行独占配信開始(初回は第1話、第2話同時配信)。(cinemacafe.net)
2017年03月09日恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃キリコ原作の「南瓜とマヨネーズ」が実写映画化されることが決定。『愚行録』の臼田あさ美が主演を務め、太賀、オダギリジョーらと競演する。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョ-)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。映画化もされた「blue」「strawberry shortcakes」などの魚喃キリコの代表作を、『乱暴と待機』『パビリオン山椒魚』などで知られ、2015 年に『ローリング』で「第89 回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画第10 位を受賞した鬼才・冨永昌敬監督が実写化。もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現。近年の青春恋愛映画を象徴するような、“壁ドン”“顎クイ”などは一切なし!20代半ばに誰もが経験するような、甘く切ない恋のほろ苦さ、そして人には言えない葛藤を描く等身大の恋愛映画を誕生させた。主人公ツチダを演じたのは、映画『愚行録』やTVドラマ「金と銀」に出演中の臼田さん。“今彼”「せいいち」と“元彼”「ハギオ」の間で揺れるツチダの繊細な心理を見事に表現した。映像化の実現と昨秋10月の撮影をふり返り、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです」と感慨ひとしお。「1999 年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017 年のいまも相変わらず元気でやってます」と語り、原作を初めて読んだときから出演を熱望していた、思い入れタップリの本作で5年ぶりの主演に挑む。映像化に着手するにあたり、4年も前から臼田さんにオファーしていたという冨永監督は、「魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです」と、キャスティングに絶対的な自信を覗かせる。臼田さん演じるツチダに生活を支えられながら夢を追う、ミュージシャン志望の恋人・せいいち役には、現在ドラマ「レンタルの恋」に出演中、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『淵に立つ』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』など数々の作品に出演し、若手実力派の筆頭としてネクストブレイクの呼び声が高い太賀さん。「冨永組として『南瓜とマヨネーズ』を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えたいまでも、心地の良い余韻がまだ残っています」と撮影をふり返り、本作の仕上がりについて「原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得していただける作品になっていると思います。どうか楽しみにしていてください」とコメントした。そして、ツチダが再会を果たす忘れられない昔の恋人・ハギオ役に、『オーバー・フェンス』の好演も記憶に新しい日本映画界を牽引するオダギリさん。自由奔放で女にだらしのない役柄ながら、どこか憎めないキャラクター像を作り上げた。冨永監督とは商業長編デビュー作『パビリオン山椒魚』以来、約11 年ぶりのタッグとなる。そのほか、キャバクラでのツチダの同僚役に清水くるみ。ツチダがせいいちとの生活費を稼ぐために愛人関係となるサラリーマン・安原役に光石研。優しく厳しい眼差しで見守るせいいちのバンド仲間に浅香航大、若葉竜也、大友律、岡田サリオらが名を連ねる。また、「音楽」「バンド」が重要な要素となる本作では、冨永監督が数々のMV を手がけるなど親交も深く、唯一無二の活躍を続ける音楽家・やくしまるえつこが音楽監修・劇中歌制作を担当。早くも映像化された本作を観た原作の魚喃さんは、「みごとにのまれた、感謝!」と絶賛のコメントを寄せている。夢を追うミュージシャン志望の恋人か、自由奔放で女好きな昔の恋人か。その狭間で揺れる、普遍的ともいえる繊細な女心に注目していて。『南瓜とマヨネーズ』は11月より新宿武蔵野館ほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月04日公開初日を迎えた映画『愚行録』の舞台あいさつが18日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が出席した。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎による直木賞候補作の同名小説を映画化にした本作は、ロマン・ポランスキーなどを輩出した名門・ポーランド国立映画大学で演出を学んだ石川慶監督の長編映画監督デビュー作。主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木聡、田中の妹・光子役を満島ひかりが務め、人間関係における羨望、嫉妬、見栄、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の愚行が複雑に絡み合い、人間性が極限まで試される戦慄の群像劇を描き出す。妻夫木は「このお話は見終わった後に『面白い!』というような感じではないかもしれませんが、皆さんの心に確実に何かを残せる作品だと思っているので、最後までスクリーンの絵の中に引き込まれていただければと思います」とアピール。妹役の満島ひかりについて「ひかりちゃんだったら話し合いを抜きにして、通じ合っている部分があると思っているので、安心したというのが正直な感想です。女優さんとして尊敬できるし、人間としてもお付き合いが長いので、話し合って構築するよりも感覚的に一緒に入れられるという思いが最初からあり、心強かったですね」と話し、満島も「右に同じく(笑)。私も妻夫木さんがお兄さんじゃなければできなかったと思います」と信頼を寄せていた。劇中で満島扮する光子がある秘密を抱えているが、それにちなみ「自身の秘密は?」という共通質問に、妻夫木は「秘密って言った時点で秘密じゃないですよね」と疑問を呈すも「今日は勝負パンツを穿いています。上手に何でもできるように『ジョーズ』のパンツを穿いています。あまりにも穿きすぎて穴が開いていたので、先日自分で縫いました(笑)」と告白。そんな妻夫木の回答に満島は「妻夫木さんが『ジョーズ』のパンツを穿いているのをみんなが想像している! 面白い(笑)」と茶化すなど観客の笑いを誘っていた。
2017年02月18日テレビ東京にて1月7日(土)より放送スタートする池松壮亮主演ドラマ「銀と金」。この度、本ドラマの原作者・福本伸行が本作に出演することが決定した。原作は、ギャンブル漫画の第一人者福本氏による「銀と金」。本作は、何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた森田鉄雄(池松壮亮)が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサー・平井銀二(リリー・フランキー)に出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを、経済的にも精神的にも粉砕し、多額の金を奪い取る、「悪」vs「悪」の「究極のマネーゲーム」を描いた魑魅魍魎のブラックエンターテインメントドラマだ。キャストには、連続ドラマ初主演となる池松さんが森田鉄雄役を演じるほか、物語のもう一人の重要人物・平井銀二役をリリー・フランキー、そのほかマキタスポーツ、臼田あさ美、村上淳らが出演する。そして今回、「カイジ」「アカギ」の代表作を筆頭に、緻密な心理描写でカリスマ的人気を誇る福本氏が本作に出演することが決定。以前のコメントで「熱が籠められた作品」と語ったように、本作への熱量が感じられるお芝居は必見。一体福本氏が何話に登場するのか、楽しみにしていて。さらに、本作で「株の仕手戦編」、「セザンヌ編」、「ポーカー編」、「麻雀編」を放送することが発表されているが、加えて原作でも人気の「連続殺人鬼・有賀編」をAmazonプライム・ビデオ限定で制作、配信されることも決定。配信のタイミングは、公式Twitterにて発表される予定だ。「銀と金」は1月7日より毎週土曜日深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。※Amazonプライム・ビデオにて独占先行配信中(cinemacafe.net)
2017年01月06日俳優・池松壮亮が27日、主演を務めるテレビ東京系土曜ドラマ24『銀と金』(2017年1月7日スタート 毎週土曜24:20~)のクランクアップを報告した。同作は『カイジ』『アカギ』などのギャンブル漫画でカリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の同名コミックを実写化。福本ファンの間では最高傑作と謳われており、一文無しの主人公・森田鉄雄(池松)が大物フィクサー・平井銀二(リリー・フランキー)に出会い、「銀を超える金と呼ばれる人間になりたい」と裏社会に足を踏み入れていく。池松は「今作では心の収穫というか、いろいろなものをいろんな人たちにもらって、とても濃厚な1ヶ月半でした」と撮影期間を振り返った。「最初はこれを映像化できるのかと思っていましたが、なんとか撮り終えることができた」と感慨深げに語り、「あとは楽しみにするしかないです」と自身の気持ちを表した。また、リリーも「本当にオンエアーを楽しみにしています」と、作品視聴に積極的な様子。撮影時は朝5時起きと健康的な生活だったが、「ちょっと珍しかったものですからすっかり体調悪くなりました」とぼやく。賭け事がテーマとなる今作に、リリーは「麻雀だったり、ポーカーだったり、そのもののルールがわからなくても、なにか根本的な人間のお金に対する感情とか、人に対する感情とかっていうものは、そういうもの(ルール)を度外視にしても伝わるものになっている」と自信を見せ、「ひとりの森田っていう男の成長物語としてもすごく楽しめる作品になっていると思います」とアピールした。安田役のマキタスポーツは「従来のファンの方々の持っているイメージとかもある」と最初の懸念点を振り返りながらも「それぞれ役者の人たちも自分なりに一生懸命努力した結果が出ていると思います」と太鼓判。巽役の臼田あさ美は「他じゃ味わえない時間だったな、と強く感じます。なのでその寂しさはあります」とレギュラー陣との別れへの切なさを見せた。船田役の村上も「またもうひと踏ん張り、もう二踏ん張りしてみようと思える、思わせてくれるキャストに出会うことができたなと思っています」とレギュラー陣とカンパニーを絶賛し、撮影現場の雰囲気の良さを見せた。(C)テレビ東京
2016年12月27日映画『愚行録』が、2017年2月18日(土)より全国で公開される。本作は、貫井徳郎による第135回直木賞候補作「愚行録」の映画化。日本からの唯一の長編実写作品として、第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション」部門で正式上映され、世界的に注目を集めている話題作だ。ストーリーは、ある幸せな家庭を襲った一家惨殺事件をきっかけに展開。その事件の関係者たちの「語り」を通して、残酷なまでにリアルで繊細な描写で、人間の内面が描き出される。それぞれの人物の心に潜んだエゴや、欲望、嫉妬、見栄、駆け引き…。極限まで人間性を試すような迫真迫る展開に、観る者自身の生き方が問われるような戦慄の群像ミステリーだ。事件を追う週刊誌記者を演じるのは、『怒り』の体当たり演技でも話題を呼んだ妻夫木聡。さらに、満島ひかりや、小出恵介、臼田あさ美など、日本の映画界に名を連ねる実力派俳優が勢ぞろいする。■ストーリーエリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして、証言者たち自らの思いもよらない姿であった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ―。【詳細】『愚行録』公開日:2017年2月18日(土) 全国ロードショー出演:妻夫木 聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜監督:石川 慶原作:『愚行録』貫井徳郎脚本:向井康介音楽:大間々 昂(C)2017「愚行録」製作委員会
2016年12月10日女優・広末涼子が、沢村一樹主演のテレビ東京系スペシャルドラマ『ダメ父ちゃん、ヒーローになる!崖っぷち!人情広告マン奮闘記』(12月29日21:00~)に出演することが14日、わかった。同作は小説家・荻原浩の人気シリーズ「ユニバーサル広告社シリーズ」の中から『なかよし小鳩組』を映像化。沢村演じる倒産寸前の下町の広告会社で働くダメダメ広告マン・杉山が、ヤクザの”小鳩組”イメージアップを考えていく。脚本は2017年度前期連続テレビ小説『ひよっこ』等を手がける岡田惠和。広末は杉山と離婚した元妻役を演じ、また2人の娘を子役・鈴木梨央が演じる。広末は「沢村さんと十数年振りにご一緒させて頂き、まさかの元妻役ということで大変光栄でした」とコメント。「撮影の際に、沢村さんからも『感慨深い』とお言葉をいただきました」と明かした。また広末は「娘役の鈴木梨央ちゃんがとにかく可愛いかった!」と感嘆の声を寄せ、「こんなにしっかりした小6がいるんだなと驚きました。彼女の演技も見どころです!」とアピールした。鈴木は「お父さん役の沢村一樹さんは、撮影の待ち時間の間にいっぱいお話ししてくださったので、コミュニケーションはばっちりでした」と撮影を振り返る。「今回のドラマでは、沢村さんと杉本哲太さんと一緒のシーンが多く、とても楽しかったです。テンポを大切に、お芝居しました」と、さすがの役作りを見せた。また、杉山が勤務する弱小広告会社「ユニバーサル広告社」社長に小堺一機、女性社員役に臼田あさ美、自称ミュージシャンのやる気ゼロ社員役に柄本時生が決定。さらに、小鳩組・組長を伊武雅刀、組員を杉本哲太、上杉柊平が演じる。(C)テレビ東京
2016年11月14日「美脚になりたい!」この思いを持って、毎日美脚ローラーを使用しているという方も多いのではないでしょうか?確かにその気持ちは大切に持っておきたいものの、美脚ローラーの“正しい使い方”を理解していないと、効果は半減してしまうものです。今回は、美脚ローラーの正しい使い方をご紹介します。美脚ローラーの使い方(基本編)美脚ローラーの基礎的な部分ということで、基本の使い方をご紹介しています。今まで美脚ローラーを使用したことのないという方。そして、今まで使用したことはあるけれども使い方に自信がないという方にもおすすめの使い方をご紹介します。①ふくらはぎの横を、膝の方向にやさしく10回転がしていきます。内側、外側両方行いましょう!②ふくらはぎの裏を、①と同様、膝の方向に優しく20回転がしていきます。③すねの部分を膝の方向に優しく20回転がします。④太ももの内側、外側を太ももの付け根に向かって優しく10回転がします。⑤太ももの下を太ももの付け根に向かって20回転がします。⑥太ももの上を太ももの付け根に優しく20回転がします。⑦太ももの付け根に向かってゆっくり1回ずつ転がしていきます。⑧最後に手にオイルを塗り、足からふくらはぎ、そして太ももまでマッサージします。これをすることで、さらに血流を良くしてくれます。これらが美脚ローラーの「基本」の使い方。さらにご紹介していくのは、美脚ローラーの使い方応用編です。美脚ローラーの使い方(応用編)①①足の裏の真ん中あたりにある「湧泉(ゆうせん)」というツボをプッシュします。このツボは、体全体の老廃物を排出してくれる効果があるので、プッシュしておきましょう。②ふくらはぎの骨のキワをプッシュしていきます。足首から膝下までプッシュしましょう。ここには毒素が詰まっており、特に詰まりすぎている方は痛いと感じるはずです。③基本編の美脚ローラーの使い方を実践します。これでOKです。美脚ローラーの使い方(応用編)②出典:weheartitより①基本編の美脚ローラーの使い方を行います。②美脚ローラーを使用した後、運動を取り入れましょう。こうすることで、足についたセルライトが分解されやすいと言われています。出典:weheartitよりいかがでしたか?美脚ローラーを使うのなら、正しい使い方をマスターしたいですよね。ぜひ、今回の使い方を試してみてくださいね。
2016年11月10日場末のスナック『アムール』を、ママとして一人切り盛りする、主人公の映子。ある夜、彼女の店に、疎遠になっていた昔の親友・滋子が現れる。傍らに連れているのは、5歳になる一人息子の大滋(たいじ)。気づけば滋子は置き手紙を残して姿を消していて、映子と大滋の、ママゴトのような共同生活が始まる。松田洋子による同名漫画のドラマ化『ママゴト』で映子役を務めるのは、安藤サクラさん。「原作の映子さんには、近づこうとしても、自分では追い切れない魅力があるなと感じていて。でも、ならばドラマ版での新たな魅力が見つけられたらいいなと思いました。大滋役の小山春朋くんや、滋子役の臼田あさ美さん、共演者の方々と新鮮な気持ちでお芝居をし、コミュニケーションをとりながら、役を深めていきました。物語もまた、そうして人と触れ合いながら進んでいくので」映子は、大滋と関わることを避けようとする。それは映子がかつて我が子を自身の不注意で亡くしてしまったという過去のため。大滋の存在は映子のトラウマを呼び起こし、その一方で、隠し続けてきた傷に、少しずつ癒しをもたらしていく…。そんな大滋を可笑しく、切なく、全身で表現する小山くんの演技も、見どころのひとつ。「春朋くん自身が持っている、いい意味での“人間くささ”。それが、このドラマをいっそう魅力的にしてくれているんじゃないかなって思います。私にとって彼は、一緒に作品を作っていく仲間。7歳の彼が、こうしてすばらしい作品、現場に出合ってどんな大人になっていくのか、それこそ私も映子さんのような気持ちで、これからもこっそり見守っていきたいです」全8話の撮影は、すでに終了。作 品を通して、安藤さん自身の中にも、強く残った思いがあるそう。「撮影が終わったのが、ちょうどお盆だったんです。それもあって、家族を含めて周りにいる人や、もういないけれど、自分の心に残っている人…。そうした人たちと関わったり、心の中で思うことで、自分は多くを 学んでいる、学ばせてもらってきたのだということを、強く感じました。もういない誰かに手を合わせ、その人を思うこと。目の前にいる人に対しては、思うだけでなく、気持ちを言葉にしていくこと。そうしたことを、大切にしていきたい。この作品を経て、改めて、そう思いました」◇あんどう・さくら女優。映画『0.5ミリ』『百円の恋』などで受賞多数。待機作には『島々清しゃ』『追憶』『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(すべて2017年公開予定)が。◇ブラウス¥21,000(トリコ・コム デ ギャルソン/コム デ ギャルソンTEL:03・3486・7611)イヤークリップ¥18,000(プティローブノアーTEL:03・6662・5436)シューズ 参考商品(クリスチャンルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパンTEL:03・6804・2855)その他はスタイリスト私物◇スナックを営む主人公・映子と、その親友の滋子の息子・大滋との、共同生活を描く。主題歌はTHE BLUE HEARTSの「ナビゲーター」。毎週火曜23:15~、NHK BSプレミアム。次回第4話は9月20日放送(全8回)。※『anan』2016年9月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・須貝朗子ヘア&メイク・津田雅世
2016年09月14日女優の安藤サクラが22日、都内で行われた主演ドラマ『ママゴト』(NHK BSプレミアム 毎週火曜 23:15~23:44 全8回)の試写会に共演の臼田あさ美、小山春朋と演出の中田秀夫とともに出席した。松田洋子原作の同名漫画を、ホラー映画の旗手・中田秀夫監督が演出を手掛けた同ドラマ。とある中国地方の街でスナックを営む映子(安藤サクラ)のもとに、旧友の滋子(臼田あさ美)が子どものタイジ(小山春朋)を預けて行方をくらます。残された映子とタイジは、擬似親子のような共同生活を始めるのだった。主演の安藤は「撮影はもう終わっているんですが、こうやって小山くんや中田監督と出会うと温かい気持ちになります。このドラマを撮影して、改めて人が人と出会う温かさ、別れる切なさ、そして誰かを思う大切さを考えました。笑いながらもそういう温かい気持ちが視聴者の皆さんに伝わればと思います」とアピール。演じた映子というキャラクターについては「原作の映子さんを自分では表現できない部分があると思いましたが、中田監督がイメージする映子に近づくように覚悟を持って付いていこうと必死でした」と振り返った。中田監督は「初日に安藤さんとお会いして、目というか集中の度合いを見て、僕が言うことはほぼないと思いました。『用意スタート』の『ス』の時に集中してないともう1回撮るんですが、そういう不安がありませんでしたね。100%映子になりきっていたし、どう演じるべきか冷静に考えていました」と明かした。その中田監督から、臼田が演じる滋子との重要なシーンのリハーサルの後、自主トレと称して居酒屋に行ったことを暴露された安藤は「セリフの方言がとにかく難しくて。これは間に合わないということになり、方言指導の方を呼んで何時間も練習したんです。一通りやってから『すみません緑茶!』とお願いしたんですよ! お酒じゃないんです」と言い、臼田も「居酒屋を選んだ理由もシーンとしているところよりやりやすかったので選んだだけです!」と強調した。また、同ドラマで親子関係を疑似体験したことで母親願望が出てきたのかと問われた安藤は「多分これで母性が芽生え始めたと思います」と回答していた。
2016年08月23日臼田あさ美の写真集「みつあみ」の発売を記念した写真展「みつあみ」展が8月11日から28日まで、東京・南青山のCABABE de ZUCCa南青山で開催される。女優・臼田あさ美の写真集「みつあみ」は背景も経歴もまったく異なる奥山由之、川島小鳥、藤田一浩の3人の写真家が、ある者は数年かけて、ある者は異国の地で、それぞれの視点で記録したもの。もともと公開する予定もなく撮り始めたがゆえ、ほぼ初公開のカットで、“撮られる”意識のない“瞬間”の姿が写し出されている。今回の写真集発売を記念した同写真展では、収録作品を始めとする完全未発表作品までもが一堂に展示される。会場では、チェキWIDEで撮り下ろした写真を表紙にあしらった「世界で1冊の『みつあみ』特装版」(5,000円※1人1冊限定、オーダーは先着順。完成品は9月中旬~下旬頃順次発送予定)がオーダーできるスペシャル企画が先着順100部限定で行われる。また、会場でかすかに流れるBGMは臼田あさ美自身がセレクトしたそう。【展覧会情報】「みつあみ展」会期:8月11日~28日会場:CABANE de ZUCCa南青山住所:東京都港区南青山3-13-14時間:11時~20時
2016年08月10日俳優の市原隼人が16日、都内で行われた主演ドラマ『双葉荘の友人』(3月19日 21:00~)の記者会見に出席した。同ドラマは、昨年発表された「第8回WOWOWシナリオ大賞」で大賞を受賞した川崎クニハルの脚本をドラマ化した作品。2000年の横浜にある高台のテラスハウス「双葉荘」に妻の美江(臼田あさ美。)と引っ越してきた川村正治(市原隼人)は、かつてここに住んでいた倉田誠司(中村倫也)の幻と心が通じ合う、というストーリーになっている。主演の市原は「本当に初めて読んだ時は、面白い話だと思ったのと同時に、この類の物語を見たことがないと思いました。実際に川崎さんとお会いした時に、実体験を元にしたと聞いて鳥肌が立ちましたね」と話し、「新鮮だしファンタジーを感じられると思います」とアピール。平松恵美子監督については「人間臭くて素直な方で、アットホームな環境で撮影が進んだので、それが自然に絵として出ていると思います。本当に心地が良かったです」と振り返り、共演者の臼田あさ美と陽月華について「臼田さんは本当に斜に構えず、壁を作らない方。臼田さんが相手役でよかったです。陽月華さんは妖艶で品があり、役でもそうでしたが、私生活が見えない姿が印象的でした。宝塚出身ということでキレイでしたし絵に描いた女性だと思いましたね」と好印象の様子だった。かつて住んでいた住人の幻と心が通じ合うという同ドラマ。それにちなんで、「不思議な体験をしたことは?」という質問に市原は「海外に行く機会が多かった時に金縛りが止まりませんでした。家に帰っても5分後に金縛りになったりしましたね。連れて来ちゃったのかな?と思いましたよ」と告白。続けて「ある日突然なくなりました。夢かと思いましたが、夢でもないし何度も起きたんです。不思議な経験でしたね…」と語っていた。
2016年03月17日俳優の市原隼人が、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」に主演し、妻とともに移り住んだテラスハウス・双葉荘で、見えるはずのない画家の“幻影”と出会う主人公・川村正治を好演。ふがいない男 という役どころで新境地を切り開く。市原さん演じる舞台監督の正治は、横浜港を望む双葉荘に引っ越すが、ほどなくして退職。雑誌編集者の妻・美江の計らいで、自宅でのライター業を始める。そんなある日、誰もいないはずの部屋で出会ったのが、26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”。やがて、倉田の過去に隠された驚きの真実が明らかになる…。妻役に臼田あさ美、『星ガ丘ワンダーランド』での共演も記憶に新しい中村倫也が倉田を演じる。「一言で表せば、独特な空気感を持ったファンタジー。それに倉田の過去が暴かれるミステリーの要素もある。見終わった後は、僕も含めてご覧になった皆さんにとって、人生と向き合うチャンスになると思います」と作品の魅力を語る市原さん。自身が演じた正治については、「どうしようもない男…と言ってしまうと元も子もないですが、人間誰しも、行き詰る瞬間ってあると思うんですよ。そういう意味では、共感してもらえる存在です」と語る。演出を手がけるのは、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田洋次作品で脚本を担当し、『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを飾った平松恵美子。今回、初タッグを組み「とにかく暖かく、優しい風がずっと流れる現場。自分自身、感情の自然な流れに乗れたので、最後のシーンは、台本では『涙ぐむ』はずが、号泣してしまって…。きっと壁にぶち当たりながらも、前を向こうとする主人公に心が揺り動かされたんだと思います」(市原さん)。映画デビューにして、主演を務めた『リリイ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督)から早15年。最近では俳優業に加えて、ショートフィルムの監督に挑むなど、表現者としての幅を広げている。「何事もご縁ですからね。皆さんが与えてくださる現場に感謝しながら、自分は全力を尽くす。それしか、ありません。常に思うのは『いまが、常に通過点』ということ。器用なタイプではないので、これからも人間くさく仕事が続けられるといいと思っています」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年03月15日第8回WOWOWシナリオ大賞を受賞した川崎クニハルの『双葉荘の友人』が市原隼人主演でドラマ化されることが17日、明らかになった。この作品は、港を望む高台にあるテラスハウス「双葉荘」を舞台に、見えないはずのものが見える主人公(市原)を中心に繰り広げられるロマンティック・ミステリー。市原は「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験と共に独特な感情面を包み込む中で、夫として、人として芽生えてゆく温もりを伝えていきます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。2年ぶりとなるテレビドラマ主演に静かに意欲を燃やしている。出演はほかに臼田あさ美、中村倫也、陽月華、中島朋子、中原丈雄、吉行和子。『双葉荘の友人』はWOWOWプライムにて3月19日(土曜 21:00~)放送。
2016年01月18日