2023年10月29日、国民的アニメの『サザエさん』(フジテレビ系)で花沢花子(通称:花沢さん)役が、声優の山本圭子さんから、声優の渡辺久美子さんに交代することが分かりました。花沢さんといえば、磯野サザエの弟である、磯野カツオに好意を寄せ、「磯野く~ん!」と元気いっぱいに追いかける姿が印象的なキャラクターです。同日、最後の出演回を迎えた、山本さん。最後は花沢さんがサザエと一緒に笑い合う場面で締めくくられました。ラスト出演となった「穴子さんの丹前」では、通学路を歩くカツオに「磯野君」と気さくに呼び掛けるおなじみの場面も。山本は、サザエさんと一緒に「アハハハ」と笑うせりふで半世紀を越えて演じてきた花沢さん役を締めくくった。サンケイスポーツーより引用渡辺さんが演じる、新しい花沢さんは、同年11月5日の放送回から登場するそうです。また、磯野家の隣人で、磯野波平の囲碁仲間である、伊佐坂難物(以下、伊佐坂先生)の声優の交代も決定しています。サンケイスポーツによると、伊佐坂先生役は、声優の中村浩太郎さんから、声優の牛山茂さんへとバトンタッチするとのこと。牛山さんによる新しい伊佐坂先生は、同月12日放送回から登場するといいます。ネット上では、花沢さん、伊佐坂先生役の声優交代のニュースに、多くのコメントが寄せられました。・花沢さんのラストボイス。感慨深かったです。本当にお疲れさまでした。・最後のシーン、花沢さんが磯野家の一員のように登場していて、尊かったです。・『サザエさん』がどんどん変わってきている。新しい伊佐坂先生と花沢さんも楽しみです。長年お茶の間を楽しませ、和ませてきた、花沢さんと伊佐坂先生。新しい声優を迎えた後も、その想いは引き継がれ、これからも愛され続けていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月30日毎週日曜日放送中のTVアニメ「サザエさん」の声優交代が発表された。1969年10月5日にスタートし、来年10月には55周年を迎える本作。今回交代が発表されたのは、花沢花子と伊佐坂難物の声優、山本圭子と中村浩太郎。「磯野く~ん!」と大好きなカツオを追いかけるシーンが印象的なパワフルな人気キャラクター、花沢さんを長年務めてきた山本さんが、「犬夜叉」七宝役、「あたしンち」母役などを担当している渡辺久美子にバトンタッチする。花沢花子山本さんが演じる花沢さんが見られるのは、本日放送の「穴子さんの丹前」というエピソードが最後となり、渡辺さんによる新しい花沢さんは、11月5日(日)放送の「主婦のいない日曜日」で見られる。そして、磯野家の隣の住人で、波平の囲碁仲間でもある伊佐坂先生は、2009年から15年間務めた中村さんから、数々の吹き替えやキャラクターを演じてきた牛山茂に交代。牛山さんによる新しい伊佐坂先生は、11月12日(日)放送の「夫婦ゲンカ延長戦」からとなる。伊佐坂難物「サザエさん」は毎週日曜日18時30分~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月29日テレビアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)に登場する、『タラちゃん』ことフグ田タラオを演じていた、声優の貴家堂子(さすが・たかこ)さん。2023年2月5日に亡くなっていたことが同月10日に報道され、ネット上では悲しみの声が広がっています。『タラちゃん』など演じる、声優の貴家堂子さんが逝去「素敵なお声だった」「ありがとう」の声『サザエさん』スタッフが貴家堂子さんを追悼同日、フジテレビのウェブサイトがコメントを発表。1969年の放送開始から『サザエさん』でタラちゃんを演じてきた貴家さんを、同作品のスタッフが次のように追悼しました。1969年の『サザエさん』放送開始から、フグ田タラオ役を演じ続けられてきた貴家堂子さんが2月5日(日)にご逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。放送開始から53年もの間、貴家さんが演じ続けてこられたタラちゃんは、いつでも3歳の子供が初めての世界に触れた時のような新鮮な喜びに溢れていて、タラちゃんの目線で見るサザエさん一家には、いつも優しくみんなが見守ってくれている安心感がありました。タラちゃんと一緒に笑ったり泣いたりしながら大人になっていく私たちのとなりで、次の世代の子供たちとずっと“はじめの一歩”を歩み続けてくださった貴家さん。貴家さんが見せてくれたタラちゃんの目線を私たちが大事に受け継いで、これからも大切に描き続けていきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました。『サザエさん』スタッフ一同サザエさんーより引用「貴家さんが演じ続けてきたタラちゃんは、いつでも3歳の子供が初めての世界に触れた時のような新鮮な喜びにあふれていた」とつづる、スタッフ。「貴家さんが見せてくれたタラちゃんの目線を私たちが大事に受け継ぎ、これからも大切に描き続けていきたい」と、感謝のメッセージを送りました。放送開始から53年もの間、貴家さんとスタッフはともに作品を愛し、固い絆で結ばれた関係であることが伝わってきます。スタッフのメッセージに、ネット上では「コメントが素晴らしくて泣いてしまう」「心にしみる」「涙が堪えきれなかった」といった声が上がりました。貴家さんはこれからも、作品の中で生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日1969年の放送開始から半世紀以上にわたって愛され続けている国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。現在は日曜日の18時30分から放送されており、毎週リアルタイムで楽しんでいる人もいるだろう。そんななか、Twitterでは“ある新発見”が話題を呼んでいる。本編放送中にデジタルテレビのリモコンにある「dボタン」を押すと、データ放送で原作漫画を読むことができるというのだ。ニュースや天気予報などのお役立ち情報や、番組の関連情報が見られるデータ放送。『サザエさん』ではエンディングでお馴染みのじゃんけん勝負や、スタンプを集めてプレゼント応募もできる。併せて、その日に放送された原作漫画を紹介しているのが「きょうのおはなし原作」だ。アニメのストーリー1話に対して複数の原作漫画から成り立っていることもあり、ファンにとっては嬉しい発見のようだ。Twitterでは「知らなかった」と感激の声が広がっている。《そんな裏技が!?》《これは大発見!毎週見てるから今度押してみよ》《完全にアニメだけのオリジナル仕様かと思ったら今でも原作のエッセンスを大事にしてるのちょっと感動》紙面の変更や休載などを挟みながら1946年から1974年まで連載された、長谷川町子さん(享年72)原作の4コマ漫画『サザエさん』。現在ではテレビアニメに慣れ親しむも、原作をほとんど読んだことがないという世代もいるだろう。■原作紹介の背景にあったサザエさんとの“じゃんけん勝負”いったいなぜ、データ放送で原作漫画が紹介されているのだろうか?そこで本誌がフジテレビに取材を申し込むと、2月4日に文書にて回答があった。――データ放送で原作漫画が見られるようになったのはいつからですか?「2018年10月7日(日)から連動データ放送を始めました。そのときから『きょうのおはなし原作』も見られるようになっています」――原作漫画を公開した経緯や、思いを教えてください。「もともとは2013年に開始した『めざましじゃんけん』というデータ放送連動企画の成功がきっかけで、“じゃんけんの元祖・サザエさんと視聴者の皆さまがじゃんけんをできるようにしたい”という思いから、レギュラー放送での『サザエさんとじゃんけん』を実現させたいと考えていました。2016年の『27時間テレビ』では、“サザエさんとじゃんけん”企画が実現できたのですが、技術的な理由から、レギュラー放送での企画実施は困難となっていました。その後、それが解決し、2018年10月7日(日)からレギュラー放送での連動データ放送で“サザエさんとじゃんけん”ができるようになり、他にも視聴者の皆さまに楽しんでいただけるコンテンツを、という考えから『きょうのおはなし原作』も掲載することになりました」「アニメ『サザエさん』で放送される一つのお話に対して、原作は必ずしも一つとは限らないというところも楽しんでいただければと考えています。アニメ『サザエさん』を制作している株式会社エイケンさんのご協力もあり、毎話の原作漫画をデータ放送でご紹介できていますので、感謝しております」――このサービスは、どの放送エリアからも見ることができますか?「全国FNS系列28局で、放送中にリモコンのdボタンを押すと見ることができます。また、テレビの機種によっては、データ放送の録画が可能とのことです」――視聴者やTwitterでの反響をどのように受け止めていますか?「これまでもデータ放送上での“サザエさんとじゃんけん”企画へは反響があったのですが、今回、『きょうのおはなし原作』に対して大きな反響をいただけたのには驚いています。視聴者の皆さまに喜んでいただけたことがうれしく、継続してきて良かったと感じています」制作陣の“視聴者ファースト”な創意工夫が、国民的アニメとして愛され続ける秘訣なのだろう。
2023年02月05日2022年10月5日、アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)でマスオさんなどの声優を務めた近石真介さんが老衰のため逝去したと、所属事務所『MOUVEMENT』が発表しました。91歳でした。弊社所属俳優近石 真介儀令和4年10月5日、享年91歳老衰により眠るように旅立ちました。尚、葬儀、告別式につきましては、親族・近親にて滞りなく相済ませましたことをご報告します。ここに生前のご厚誼に心より感謝し謹んでごお知らせ申し上げます。MOUVEMENTーより引用マスオさんの声優を1969年から10年間担当したほか、バラエティ番組『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)のナレーションも務めていた近石さん。『サザエさん』『はじめてのおつかい』などで、近石さんの声を耳にしていた人が多いだけに、訃報に多くの人が悲しんでいます。・私にとってのマスオさんは、近石さんでした。今までありがとうございました。・『はじめてのおつかい』を楽しく見られたのも、近石さんのおかげだと思っています。・月曜日の仕事を迎える前の日曜日、『サザエさん』で近石さんの声を聞いてパワーをもらっていました。近石さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年10月09日3月20日(日)の「サザエさん」は、年に一度の1時間スペシャルを放送。一城みゆ希、櫻井孝宏、桑島法子、諸星すみれと豪華声優陣が参加することが分かった。今回のスペシャル放送では、“春の東北・岩手ワクワク旅スペシャル”と題し、磯野家が東北・岩手に旅行するエピソードを含む4つのストーリーで構成。その中の1本、岩手県遠野市を訪れる「磯野家の遠野物語~妖怪とグルメの東北旅~」では、一家が地元グルメや地酒を堪能し、地域の人たちとの触れ合いを描く。今回発表された声優陣が演じるのは、そんな地域の魅力あるキャラクターたち。サザエさんたちが宿泊する旅館の女の子・ぼっこちゃんを、「約束のネバーランド」のエマ役や「アイカツ!」の星宮いちご役の諸星さん。女将さんを、「犬夜叉」の珊瑚役、「薄桜鬼」の雪村千鶴役の桑島さん。祖母(ばあ)さん役を、『スタートレック』「NCIS:LA ~極秘潜入捜査班」ほか多くの海外作品の吹き替えを担当し、「名探偵コナン」ジョディ役でもお馴染みの一城さん。旅館の主人役を、「コードギアス 反逆のルルーシュ」枢木スザク役、「ダイヤのA」御幸一也役、「おそ松さん」松野おそ松役の櫻井さんが担当する。「サザエさん」初出演となる諸星さん、桑島さん、櫻井さんは「自分が『サザエさん』に出演できる日が来るなんて想像もしていませんでしたし、信じられませんでした」(諸星さん)、「出身である岩手県のお話ということでお声をかけていただき、『サザエさん』に出演できるなんて人生何があるかわからないなと、うれしく思います。そして“遠野“は大好きなんです。実際にお薦めしたい場所や美味しい食べ物、文化があり、それらが今回のお話の中にもたくさん登場するのでとても感動しました!」(桑島さん)、「出演できて光栄です。サザエさんらしいほっこりエピソードです。お楽しみに」(櫻井さん)と喜ぶ。さらに、今回が4回目の出演となる一城さんは「今回のぼっこちゃん(諸星すみれさん)のおばあちゃん役で、昔話の語り部役。『サザエさん』は、子供の頃貸本屋さんへ行き、漫画本を借りて読んでいた頃からの大ファンで素晴らしい作品です。今回の“磯野家の遠野物語~妖怪とグルメの東北旅”で、また磯野家の皆様とお会いできて本当に幸せ~!皆さま~、是非お楽しみにご覧下さいませネ」と呼びかけている。ほかにも、サザエさん一家の日常を描く「ボクの子孫へ」、「ワカメのスタイリスト」、「商売人の知恵」も放送される。「サザエさん春の東北・岩手ワクワク旅スペシャル」は3月20日(日)18時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月13日女優・藤原紀香が誰もが知る人気キャラクター「サザエさん」を演じる、舞台「サザエさん」が、東京・明治座にて1月29日(土)に開幕。上演に先駆けて、会見、ゲネプロが行われた。本作は「サザエさん」の舞台化第2弾。2019年の上演に続き、サザエ役には藤原紀香、マスオ役に葛山信吾、フネ役に高橋惠子、波平役に松平健、タラ役に大平峻也、そしてタマ役には酒井敏也と豪華キャストが続投。さらにカツオ役に和田琢磨(東京公演)、近藤頌利(大阪・福岡公演)、ワカメ役にNGT48本間日陽と新キャストを迎え、よく知る「サザエさん」の時代から10年後、のさらに数年後となる磯野家のオリジナルストーリーを描く。ゲネプロでは一幕「ワカメの帰国」を公開。デザイナーを目指してパリに留学していたワカメの帰国が決まり、磯野家一同心待ちにしているある日。定年退職した波平、出世し最近は毎晩帰りが遅いマスオ、高校生になったタラオ、そして大学卒業後に就職せずレストランでバイトするカツオと、それぞれの様子がコミカルに描かかれる。波平の提案で「母の日本食」でワカメを迎えようと、サザエ、フネが食事の準備をして帰りを待つが、ワカメはなかなか帰って来ない。さらにタイコから「イクラが家出した」と連絡が入るが、イクラは磯野家におり……と、おなじみの磯野家に様々な問題が出てくるが、決して暗くならずに「サザエさん」ならではの明るさで、3幕構成の物語は進んでいく。会見には、藤原、葛山、高橋、松平の4名が登壇。3年ぶりの新作での再演となることに対し、葛山は「初演が楽しかったので、お話を伺ったときはとても嬉しかった」とコメント。高橋、松平も同じように「初演では本当の家族のような、お父さんとは何十年も暮らしたような気持ちで演じさせていただきましたので、再演が決まったときは嬉しかったです(高橋)」、「初演も楽しい温かい作品だったので、こうして公演できるのは楽しみに思っていました(松平)」と話した。コロナ禍での上演となった今作だが、藤原は本作について「脚本をもらって読んでいたらすごくほっこりして、癒しがあって、とても元気で明るい気持ちになれた」と話す。「いまの世の中色々ある中で、幸せで明るい気持ち、元気になれる作品を上演できるのは意味があるなと思いました」と意気込んだ。公演は2月13日(日)まで、東京・明治座にて。チケットぴあでは各公演前日17時まで購入ができる当日引換券を発売中。また2月22日(火)からは大阪・新歌舞伎座、3月3日(木)からは福岡・博多座を巡演する。いずれもチケット発売中。
2022年02月04日国民的人気作の『サザエさん』が2022年1月、再び舞台化される。19年の初演では、藤原紀香がサザエさん役を演じ、磯野家の10年後を描いた作品として話題を呼んだ。今回は一部のキャストを変更して、舞台版第2弾として上演する。今回が初参加となる磯野カツオ役(東京公演)の和田琢磨、初演に引き続きフグ田タラオ役を演じる大平峻也のふたりに、舞台『サザエさん』の魅力や意気込み、互いの印象などを語ってもらった。自分ひとりよりも、磯野家のメンバー全員で役を作っていくイメージーー出演が決まったときの感想をお願いします!和田知らない人がいないぐらいの知名度がある『サザエさん』の作品に携わることができて、しかもカツオ君の役ということで、とても光栄でしたし、嬉しさも感じました。と同時に、皆さんが想像しやすい作品ですので、どうしたらそのイメージを壊さずに、舞台ならではの楽しさをお見せできるのか。どうやったら受け入れてもらえるか。そういう方向に頭が行きましたね。プレッシャーがあります。大平僕は前回からの続投です。自分が出るということよりも、(カツオ役だった)荒牧(慶彦)さんがいないやん!(笑)和田俺だっていいじゃない(笑)大平前回、藤原紀香さんや松平健さんなど、今まで関わらせていただいたことがなかった方々の中に、2.5次元俳優としてふたりが入ったので、一蓮托生だと思って、「一緒に挨拶回りとかしようね」という話をしていたんですよ。本当に兄弟のように過ごさせていただいたので......。裏切ったなと(笑)今度はカツオ兄ちゃんがたっくん(※和田の愛称)。僕が初めて舞台に立たせていただいた作品が、ミュージカル『テニスの王子様』だったんですけど、(和田は)その時の部長だったので、それこそお兄ちゃんみたいな存在。たっくんがカツオ兄ちゃんを演じるということは腑に落ちましたね。和田......どっちがいいの?(笑)大平それはこれから次第ですよ(笑)!ーーカツオとタラちゃんという国民的キャラクターの10年後を描きますが、役をどう捉えていますか?大平前回、演出の田村(孝裕)さんが「タラちゃんが一番成長の幅が大きい」と仰ったんです。確かに3歳だった子が中学生になるって、成長の幅が大きいじゃないですか。だから前回、脚本をいただくまでは「タラちゃんがぐれちゃってるんじゃないか」とか想像していたんですけど(笑)、脚本を読むと、すごく真面目でいい子に育っていました。愛のある家庭ですから、愛を受け継いだまま育った子なんだなと思いましたね。多分今回もぐれることなく、しっかり真面目に育っていると思います。和田前回の作品を映像で拝見しまして、登場人物一人ひとりが一人で成り立っているというより、磯野家全体でその一人のキャラクターを作っている感じがすごく伝わってきました。一番印象的だったのが、「タラちゃんには敵わないよ」というセリフ。峻也くん演じるタラちゃんが中心のような瞬間も見えるし、さっぱりサザエさんが中心のような瞬間も見えるし、カツオくんが中心のような瞬間も見える。そうやって支え合っているのが磯野家だと思うので、自分でどう役をつくるかというよりかは、周りの方との一緒に作っていくようなイメージではありますね。それに自分もうまく混ざれたらいいなと思っています。明治座は「舞台に立つ試練を与えてくれる劇場」(和田)「客層もバラバラで不思議な感覚」(大平)_ーー初演の稽古場はどんな雰囲気だったのですか?大平すごく雰囲気はよかったですね。藤原紀香さんに初めてお会いするときはすごく緊張していました。でも、最初にご挨拶させていただいたときに「サザエでございます!タラちゃん、よろしくお願いします」と言ってくださって。稽古自体も空気をよく保ってくださったんです。居心地がよかったですね。和田僕はまだどなたともお会いしていないんですけど、一度作品ができたから途中参加することって、なかなか勇気がいるんです。だから、そこは峻也くんにおんぶに抱っこで、ずっと後ろについていこうと思います。ーー何か稽古場で楽しみにしていることありますか?和田普段先輩とご一緒できることがないので、それがすごく楽しみですね。あわよくば松平健さんと殺陣を一緒に......(笑)大平そういうシーンはないけどね(笑)。できたら幸せですよね。和田レジェンドだからね。ーー会場となる明治座にどんな印象がありますか?和田サザエさんで3回目になるんですけど、1回目は花道を走るシーンで、あと3メートルぐらいでハケ切れるというときに、転んだんですよ。2回目は座長として立たせていただいて、本番中に盆(※舞台機構のひとつで回転する装置のこと)が途中で動かなくなっちゃって。芝居はそのまま続けたんですけどね。いつも明治座さんは、私にとって舞台に立つ試練を与えてくれる劇場でございまして、3度目の正直じゃないですけど、今回は無事に務めることができましたら......。大平ねぇ、怖いんだけど!(笑)和田何が起きても、僕は大丈夫です(笑)大平なるべくシーンがかぶらないようにしてほしい(笑)僕は『サザエさん』の公演でしか明治座の舞台に立ったことはないんですけど、休憩中にご飯をお客さんが食べれられるんですよね。客層もバラバラで、アイドルファンの男の人だったり、2.5次元ファンの女の子だったりして、不思議な感覚でした。今度は、明治座のお弁当をお客さんとして食べみたいです(笑)『テニスの王子様』共演を経て築いた家族のような関係ーー『サザエさん』は誰もが知っている作品ですが、改めてどういうところが魅力だと思いますか?和田その瞬間ごとで誰かを中心に回っている。必ずしも波平さんがずっと主軸でかき乱しているわけでもないし、時にカツオ君がかき乱したり、タラちゃんがうまくいかないことがあって、それをみんなで励ましたり。一人ひとりが目立つ瞬間がすごくリアルなので、自分の日常生活で重ねられる瞬間が多いんじゃないですかね。大平大きな事件が起きないところがすごく魅力的だなと思っています。アニメの『サザエさん』で印象に残っているエピソードがありますかというと、多分そんなに思い浮かぶ人はいないと思うんですよ。でも『サザエさん』って温かい家族の物語だよねって思われる。さっきたっくんも言いましたけど、タラちゃんに何かあった時に家族一丸となって考えるみたいな温かさを感じます。自分たちの家族と重なるところがあって、そういうところでも共感性が高くて、長きにわたって愛されるんじゃないかなと思います。ーーお互いの印象を伺いたいです。和田年1回は『テニスの王子様』の青学のチームで集まるようにしていて。「サンキュー会」と言って、3月9日近辺に日頃の感謝を......というと真面目な軍団に思われるんですけど(笑)、集まる理由づけをして集まっているんです。かれこれ10年ぐらい経ちますけど、その場に行ってみんなと会うと、不思議と当時の雰囲気に戻りますね。それこそ『サザエさん』の家族じゃないですけど、一人ひとり役割があって。よくみんなで喋っているのは、別に俳優をやめても、例えばタクシーの運転手になっていようが、沖縄でサトウキビを作っていようが、こうやって集まれる関係性でいるのが理想だねと話しているぐらい。別に仕事がどうとか、気にしていないです(笑)。......でも、(大平さんは)活躍しているよね。大平僕は追いつかなきゃと思っています。たっくんは何しているかなとか、他のテニミュのメンバーが何しているかなと、仕事に関しては意識をしていました。それは今も。たっくんと言えば、僕が『テニスの王子様』に出演させていただいた時、彼らはレギュラー陣で、僕はレギュラーではなく、一年生でみんなを応援する立場の役だったんですね。同じ学校だけど楽屋が別々になってしまって、疎外感を感じたことがあったんです。それを相談したら、たっくんが真っ先に制作さんに意見を言ってくれて。「彼らも青学という学校の同じメンバーだから、一緒の楽屋でやらせてほしい」みたいな。それが僕にはすごく刺さった。部長がたっくんだったからこそ、今になってもお互い会いたいなと思える家族みたいな関係になれたんじゃないかなと思っています。ーーいい話......!和田自分もずっと目立つ役ばかりじゃなかったから、悔しさももちろん知っているし、主役の人が一番偉いかと言ったらそうじゃないと思っていた。(『テニスの王子様』は)学生の群像物だから、部活みたいに仲良くなれたらいいなと思っていたんですよ。彼らは当時現役の中高生だったけど、僕はその青春期は終えていたので、こういう部活動だったらいいな、そういう雰囲気だったらいいなというので提案させてもらっただけです。ーー最後に一言、お願いします!大平前回とは一部キャスト変更しましたが、だからといって家族が崩れることなく、また少し形が変わったサザエさん一家として、楽しんでもらえると思います。(藤原)紀香さんを筆頭に、そういう座組みになっていくと思います。老若男女、色々な方が見てくださると思いますが、この作品を観た後は、「家族に会いたいな」とか「実家に久々帰ってみようかな」とか感じてもらえるはず。心温まる作品になると思うので、楽しみにしていただきたいです。ぜひお越しください!和田『サザエさん』の世界観の素晴らしさはみなさん知っていらっしゃると思うので、それプラス舞台ならではの、その場その場で生まれるエネルギーみたいなものを感じとっていただきたいです。僕自身は素晴らしい先輩方とご一緒できるので、胸を借りるつもりで稽古から頑張っていきたいと思います。カツオという役は磯野家の中でもムードメーカーで、その場を動かす役割だと思っているので、磯野家を引っ張れるように頑張っていきたいと思います!ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント和田琢磨さん、大平峻也さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文:五月女菜穂撮影:杉映貴子舞台『サザエさん』■日程・会場:・東京公演2022年1月29日(土)~2月13日(日)明治座・大阪公演2022年2月22日(火)~2月27日(日)新歌舞伎上・福岡公演2022年3月3日(木)~3月6日(日)博多座■チケット情報
2022年01月14日国民的アニメといえる、テレビアニメ『サザエさん』(フジテレビ)。番組の冒頭に流れる「お魚くわえたドラ猫」という歌詞から始まるオープニングは、多くの人が一度は見たことがある映像でしょう。「『サザエさん』で見たな」2匹の猫を飼う、しぴこめ(@chipie0826)さんは、そんなひと言とともに、1枚の写真をTwitterに投稿しました。画像を見た人が「確かに、見たことがある!」と思ってしまう、猫の姿がこちらです。サザエさんでみたな pic.twitter.com/JwrCDwD6uo — しぴこめの記録ᓚᘏᗢ (@chipie0826) December 29, 2021 遊んでいたのか、立ち上がって両手と腰を振って踊っているかのようなポージング。『サザエさん』のオープニングと見比べてみると、映像の終盤で、腰を振るタマにそっくりです!陽気に踊っているかのような猫の姿に、さまざまな声が寄せられました。・笑っちゃった。楽しそう。・『サザエさん』の実写版かな…?・ポージングが完璧!腰つきが最高ですね。躍動感のある猫の姿を見て、『サザエさん』の楽曲が頭を駆け巡った人は多いようです![文・構成/grape編集部]
2021年12月29日2022年1月29日より上演される舞台『サザエさん』の新キャストが26日、発表された。磯野カツオ役は和田琢磨(東京公演)と近藤頌利(大阪・福岡公演)、フグ田タラオ役は2019年公演同様、大平峻也が務める。『サザエさん』は長谷川町子氏の4コマ漫画『サザエさん』を原作に、1969年からアニメ放送がスタート。以降、昭和、平成、令和と三つの時代を駆け抜け、長く愛され続けてきた国民的人気作品だ。2019年にはアニメ放送50周年を迎え、東京・明治座と福岡・博多座での舞台化が実現。10年後の磯野家を舞台に、少しずつ変化のあった一家の日常を描き大好評を博した。あれから約2年、再び『サザエさん』を舞台化。サザエ役の藤原紀香、マスオ役の葛山信吾、フネ役の高橋惠子、波平役の松平健の続投がすでに発表されているが、このたび、カツオ役とタラオ役のキャストが発表された。また、博多座での公演も決定した。10数年の時を経て、少しずつ変化のあった磯野家。それでも変わらぬ温かな日常を、脚本・演出の田村孝裕氏が鋭い観察力によって細やかに鮮やかに描く。10数年後のサザエさん一家を取り巻く環境はどうなっているのか。成長したカツオ、ワカメ、タラオの現在とは――。舞台『サザエさん』の東京公演は2022年1月29日~2月13日に明治座にて、大阪公演は2月22日~2月27日に新歌舞伎座にて、福岡公演は3月3日~3月6日に博多座にて上演。
2021年10月26日2022年1〜3月に上演される舞台『サザエさん』の新たなキャスト3名が発表された。TVアニメ『サザエさん』は長谷川町子の同名4コマ漫画を原作に、1969年から放送がスタート。以降、昭和・平成・令和と3つの時代を駆け抜け、長く愛され続けてきた国民的人気作品だ。2019年にはアニメ放送50周年を迎え、東京・明治座と福岡・博多座での舞台化が実現。10年後の磯野家を舞台に、少しずつ変化のあった一家の日常を描き大好評を博した。あれから約2年。2022年1・2月にふたたび東京・明治座と大阪・新歌舞伎座での舞台『サザエさん』上演がすでに発表されているが、この度、同年3月福岡・博多座での公演が決定した。さらに今回、本公演の新たなキャスト3名がついに解禁。磯野カツオ役には和田琢磨<東京公演>・近藤頌利<大阪・福岡公演>、フグ田タラオ役には2019年公演同様に大平峻也と若手キャストが舞台を一層盛り立てる。10数年の時を経て、少しずつ変化のあった磯野家。それでも変わらぬ温かな日常を、脚本・演出の田村孝裕が鋭い観察力によって細やかに鮮やかに描く。公演の最新情報は、公式サイトならび公式Twitterにて随時更新。はたして10数年後のサザエさん一家を取り巻く環境はどうなっているのか。成長したカツオ、ワカメ、タラオの現在は?サザエさんと街の人々が織りなす、愉快で心温まる舞台『サザエさん』に期待してほしい。【公演概要】舞台『サザエさん』原作:長谷川町子 / 脚本・演出:田村孝裕<東京公演>会場:明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)日程:2022年1月29日(土)~2月13日(日)料金(税込):S席 12,500円(1・2階席)/ A席 6,000円(3階席)出演:藤原紀香葛山信吾和田琢磨大平峻也高橋惠子松平健ほか主催:フジテレビジョン・明治座<大阪公演>会場:新歌舞伎座(大阪府大阪市天王寺区上本町6丁目5番13号)日程:2022年2月22日(火)~2月27日(日)料金(税込):S席 12,500円(1・2階席)/ A席 6,500円(3階席) / 特別席 13,500円(2階最前列)出演:藤原紀香葛山信吾近藤頌利(劇団Patch) 大平峻也高橋惠子松平健ほか主催:新歌舞伎座<福岡公演>会場:博多座(福岡県福岡市博多区下川端町2−1)日程:2022年3月3日(木)~3月6日(日)料金(税込):A席 13,500円 / B席 9,500円 / C席 6,500円出演:藤原紀香葛山信吾近藤頌利(劇団Patch) 大平峻也高橋惠子松平健ほか主催:博多座・テレビ西日本公式サイト: : 企画:フジテレビジョン製作:フジテレビジョン・明治座(C)長谷川町子美術館※葛山信吾の「葛」は旧規格の字形が正式表記
2021年10月26日2020年10月12日、作曲家の筒美京平さんが亡くなりました。80歳でした。サンケイスポーツによると、誤嚥(ごえん)性肺炎のためとのことです。「また逢う日まで」「17才」「サザエさん」など、世代を超えて親しまれる名曲の数々を生み、昭和の歌謡曲黄金期を支えた作曲家の筒美京平(つつみ・きょうへい、本名渡辺栄吉=わたなべ・えいきち)さんが7日午後3時ごろ、誤嚥性肺炎のため東京都内の自宅で死去したことが12日分かった。80歳。サンケイスポーツーより引用筒美さんは、昭和の歌謡曲を数々作曲。近藤真彦さんの『スニーカーぶる~す』や、ジュディオングさんの『魅せられて』、太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』などの名曲を生み出してきました。いしだあゆみさんの『ブルー・ライト・ヨコハマ』では、日本レコード大賞作曲賞を受賞。また、アニメ『サザエさん』のオープニング曲の作曲者でもありました。人気曲を多数手がけた作曲者の訃報に、悲しみの声が上がっています。・筒美さんが作曲した曲はどれも好きでした。・歌謡曲のレジェンドが…。悲しいです。・筒美京平さんの曲で育ったものです。数々の記録を残している方。突然の訃報は、多くの音楽関係者にも衝撃を与えたようです。筒美さんの残した名曲は、いつまでも私たちの心に残ることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日「アニメ50周年特別企画 サザエさん展 THE REAL」が、2021年7月31日(土)から2021年8月15日(日)まで、ナディアパーク内、ロフト名古屋 B1F 特設会場にて開催される。展覧会「サザエさん展 THE REAL」「サザエさん展 THE REAL」は、1969年10月5日(日)に放送をスタートし、2019年で50周年を迎えた国民的アニメ「サザエさん」の世界をリアルに共感できる展覧会。「サザエさん」が見せる、平和で楽しい雰囲気を体感できる。2019年には大阪で、2020年には京都でも開催された。等身大“リアルサザエさん”注目は、顔の形、目、耳、鼻、口に至るまで、サザエさん一家をアニメのサイズ等身大に特殊メイクで再現した「リアルサザエさん」。「世界の注目アーティスト10人」にも選出された特殊メイクアーティスト・Amazing JIRO率いる“自由廊”軍団が手がけた「リアルサザエさん」は、1本1本の髪の毛や毛穴、シワのエイジングまで精巧な仕上がりだ。また、サザエさん一家になりきってアフレコを楽しめる「アフレコ体験コーナー」や、「縁側ボーリング」「サザエさんドキドキ棒」といったオリジナルゲームや縁日ゲームなども登場。子どもから大人まで楽しめるコンテンツが目白押しとなっている。サザエさんカチューシャやランチボックスなどグッズもさらに、物販コーナー「あさひが丘スーパー」も充実。会場限定商品やアニメ放送50周年記念商品など多彩なラインナップを揃える。サザエさんの髪型を模したカチューシャや、サザエさん一家のシルエットを描いた“家”型のランチボックス、醤油を入れるとサザエさんのシルエットが浮かび上がる醤油皿など、ユニークなグッズが展開される。【詳細】アニメ50周年特別企画 サザエさん展 THE REAL会期:2021年7月31日(土)~8月15日(日) 10:30~17:00※入場は各日閉場時間の30分前まで ※会期中無休会場:ロフト名古屋 B1F 特設会場住所:愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク内入場料:一般・大学生 900円(700円)、小中高生 500円(400円)※( )内前売り ※未就学児 無料※小学生以下のみでの入場不可。チケット発売日:6月18日(金) 10:00~※会期中、平日に来場した各日先着500名に「オリジナルしおり(1枚、日替わり全7種)をプレゼント。1人1日1枚限り、なくなり次第終了。種類は選択不可。※前売限定特典として会場でオリジナルステッカーをプレゼント。絵柄は選択不可。■グッズ例・カチューシャ 1,100円・50周年記念マグカップ 各2,200円・ランチボックス 3,300円・九谷焼豆皿 1,100円・醤油皿(サザエ) 1,540円
2020年08月07日長年愛されているアニメ番組『サザエさん』(フジテレビ系)。エンディングは、毎回サザエさんとじゃんけんをして番組を締めくくります。そんな、サザエさんのじゃんけんを研究しているΗΚΝ(@jq1hkn)さんは、2020年6月7日の放送でサザエさん史上初の出来事が起きたとTwitterに投稿。大きな話題となりました。サザエさん史上初の出来事に「これは事件」の声ΗΚΝさんの統計によると、これまで3週連続で同じ手が出されたのは12回だったといいます。3週連続で同じ手を出すだけでも貴重ですが、今回の放送では…。史上初の5連続同じ手が出るとは・・・— ΗΚΝ⋈サザエさんじゃんけん研究所 (@jq1hkn) June 7, 2020 サザエさん史上初の5週連続同じ手が出た!これまで1993年と2004年に出された4週連続が最高記録だったものの、5週連続という記録を更新したというのです。さらに、ΗΚΝさんは研究をし、連続で『パー』がでる割合を計算。これだけバズってしまうと「何連続パーでも次にパーが出る確率は1/3だろ」という反応が少なからずありますが、過去29年間にパーの次に出た手の割合はグーが35%、チョキが44%、パーが21%でした。更に、2連続パーの次に出た手の割合はグーが36%、チョキが58%、パーが6%でした。— ΗΚΝ⋈サザエさんじゃんけん研究所 (@jq1hkn) June 8, 2020 2週連続パーを出すだけでも低い確率だったため、5週連続となりネット上は騒然。さまざまなコメントが寄せられていました。・次の放送のじゃんけんが気になる。・これは事件ですね…。じゃんけんはまた負けました。・歴史が動いていたなんて知らなかった。・サザエさんに何があったのだろう…。「どのように変わっていくのかを解明するのが課題」とコメントしたHNKさん。どうやらサザエさんのじゃんけんは、奥が深いようです…。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日2020年1月に発生して以来、世界中を騒がせている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。集団感染は3つの条件『三密(密閉、密集、密接)』によって起こるため、外出を控えるよう政府は呼びかけています。しかし、仕事の都合でどうしても『三密』の状況を避けることができない人もいるでしょう。コロナウイルスの影響で『サザエさん』が無期限収録中止同年4月4日、ラジオ『中央競馬実況中継』(日経ラジオ)に、声優の加藤みどりさんがゲスト出演。いつもはスタジオで収録をしている加藤さんですが、この日はコロナウイルス感染拡大を受け電話越しにトークを繰り広げました。長寿アニメ『サザエさん』で、主人公のフグ田サザエ役を演じる加藤さん。番組では『サザエさん』の現状についてこのように明かしました。私は大丈夫なんですけどね、やっぱり責任がありますからね。実は『サザエさん』もね、無期限の録音中止になっちゃったんです。中央競馬実況中継ーより引用収録をする際、密閉された録音ブースに声優が集まってセリフを録音しています。ブースでは飛沫(ひまつ)感染が起こる可能性もあるため、『サザエさん』は無期限の録音中止になったのだそうです。加藤さんは録音ブースの環境について、このように思いを述べました。やっぱり人が集まってくっついて話すということなんで、そう意味ではね、すごいあれですね、不安ですね。中央競馬実況中継ーより引用2020年4月現在、主演の加藤さんは80歳。タラちゃん役の貴家堂子さんも79歳と高齢であり、ほかのキャストは60歳前後です。長寿アニメである『サザエさん』はレギュラー声優の平均年齢が高いため、スタッフは声優の健康を第一に配慮したのでしょう。声優の仕事環境については、『北斗の拳』のケンシロウや『シティーハンター』の冴羽獠を演じる神谷明さんがTwitterで問題提起をしていました。『サザエさん』以外でも、感染拡大の対策をとっている現場があるようです。先ほど、アニメ「富豪刑事」の収録を無事終了しました。10時、まず制作からコロナの現状にそった収録方法の説明を受け、数人ずつで収録開始。それを数組繰り返した後、55歳以の方たち5人が、個別に収録を行いました。総収録時間は3時間弱。改めて制作スタッフのご配慮に、心より感謝いたします。— 神谷明 (@kamiyaakira29) April 2, 2020 「サザエさん」無期限録音中止。加藤みどりさん談。「サザエさん」のなかで誰か1人でも感染者が出たとなったら、番組無くなっちゃうんですよ。スタッフがいて、作る人がいて、録音する人がいて、録音技術がいて、本を書く人がいて、声優がいて。結局ものすごい人たちの迷惑を作っちゃうわけですよね。— 神谷明 (@kamiyaakira29) April 6, 2020 【ネットの声】・今の状況を考えると最善の決断。声優さんたちの命を守ることが大切です。・さびしいですが、やむなしですよね。これを機に、過去の名作を再放送してほしい!・ベテラン声優さんが亡くなったら悲しいので、中止のほうが安心できます!神谷さんによると、アニメ『アンパンマン』も無期限で収録中止になったのだとか。今後、アニメに限らずいろいろなテレビ番組の放送スケジュールに影響が出るかもしれません。ですが、番組よりも大切なのは人の命でしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月06日国民的アニメ「サザエさん」のフグ田マスオの声でお馴染み、声優・俳優の増岡弘さんが、3月21日(土)午前2時53分、直腸がんのため亡くなっていたことが発表された。享年83歳。増岡さんは、「サイボーグ009」のジェロニモ・ジュニア/005役や、「サザエさん」のフグ田マスオ役、「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさん役など人気キャラクターの声を担当。「百獣戦隊ガオレンジャー」をはじめ特撮作品や、海外作品の吹き替え、また俳優としても「太陽にほえろ!」などに出演。昨年8月にはマスオ、ジャムおじさんの卒業が報じられ、それぞれ田中秀幸、山寺宏一が交代していた。1978年6月より2019年8月18日まで、40年以上の長きに渡りマスオ役を務めた増岡さん。後任の田中さんは「増岡さんとは昔からたくさんの番組でご一緒させて頂きました。優しい笑顔、楽しいお話し、穏やかなお人柄。全部ずっと覚えています。どうぞ安らかにお眠り下さい」とコメント。「サザエさん」スタッフも「カッコいい自慢の夫であり、家族思いの父親であり、気遣い上手な娘婿であり、頼れる義兄でもあるマスオさん。いつも穏やかで優しく、ユーモアにあふれた増岡さんの人柄そのものでした。これからも『サザエさん』スタッフ一同、マスオさんというかけがえのない家族の一員を、大切に描きつづけていきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました」と寄せている。なお、すでに家族葬が執り行われたそうで、お別れ会に関しては、故人の意思により執り行わないという。また、SNSでは「それいけ!アンパンマン」の共演者らから追悼のコメントが上がっている。(cinemacafe.net)
2020年03月26日展覧会「アニメ サザエさんとともに50年 -エイケン制作アニメーションの世界-」が、2021年8月4日(水)から8月23日(月)まで横浜高島屋ギャラリーで、2022年1月29日(土)から3月27日(日)まで広島・ふくやま美術館にて開催される。サザエさんやコボちゃん、鉄人28号など“エイケン”関連作品が集結エイケンは、「サザエさん」をはじめ、「鉄人28号」「クッキングパパ」「コボちゃん」「ぼのぼの」など数多くのアニメーションを50年にわたり手掛けてきたアニメスタジオ。展覧会「アニメ サザエさんとともに50年 -エイケン制作アニメーションの世界-」では、「サザエさん」を中心にエイケンアニメ作品の原画・セル画など、貴重な資料約400点を3つの章に分けて紹介する。第1章「エイケンクラシカル」では、テレビアニメ黎明期における金字塔的アニメ「鉄人28号」や「エイトマン」をはじめ、昔懐かしい11作品が登場。美内すずえの少女漫画『ガラスの仮面』をアニメ化した同名作品など27作品のセル画や原画は、第2章の「50年の歴史とともに歩むアニメ作品」で展示する。第3章「アニメ サザエさんの50年」では、1969年から50年以上続く名作アニメ「サザエさん」のセル画から背景画まで、約170点の貴重な資料を鑑賞できる。「鉄人28号」のフォトスポットも登場さらに今回は、「鉄人28号」のフォトスポットを設置。展覧会を訪れた記念に、高さ約210センチメートルの巨大なロボットと一緒に写真撮影することができる。会場限定オリジナルグッズまた、会場では、展覧会限定のオリジナルグッズも豊富なラインナップで展開。「サザエさん」や「ぼのぼの」といったエイケンアニメ作品の人気キャラクターをプリントしたファイルや、サザエさんのトートバッグなどが揃う。「キャプテン×けろけろけろっぴ」「ぼのぼの×ポチャッコ」のグッズもさらに、横浜髙島屋ギャラリーではサンリオの人気キャラクターとコラボレーションした特別なグッズを先行発売。「キャプテン」と「 けろけろけろっぴ」や、「ぼのぼの」と「ポチャッコ」のコラボレーショングッズが登場し、いずれもクリアケースやキーホルダー、トートバッグなどが展開される。【詳細】展覧会「アニメ サザエさんとともに50年 -エイケン制作アニメーションの世界-」■横浜高島屋ギャラリー会期:2021年8月4日(水)~8月23日(月)会場:横浜高島屋ギャラリー(8階)住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31入場時間:10:00~18:30(19:00閉場)※最終日は16:30(17:00閉場)入場料:一般1,000円(800円)、大学・高校生800円(600円)、中学生以下無料※( )内は前売り及び団体10名以上の割引料金問い合わせ先:横浜高島屋TEL:045-311-5111(代表)展覧会限定記念グッズ例:・A4クリアファイル 440円・ルートート トール サザエさん IVORY 3,520円・原画A4クリファイル 385円先行販売新商品例:・クリアケース(A5 サイズ) 880円・缶バッジ(トレーディング) 528円■広島・ふくやま美術館会期:2022年1月29日(土)~3月27日(日)休館日:月曜(3月21日[月・祝]は開館、3月22日[火]は休館)時間:9:30~17:00会場:ふくやま美術館住所:広島県福山市西町2-4-3TEL:084-932-2345入場料:一般 1,000円(800円)、高校生以下無料※( )内は前売り、または有料20名以上の団体料金※チケット情報は随時告知。©小島 功・エイケン©光プロダクション・エイケン©平井和正・桑田二郎/TBS©TBS©エイケン©白土三平©エイケン©長谷川町子美術館 ©横山隆一・エイケン©田河水泡/講談社・エイケン©佐藤さとる・村上勉/講談社・エイケン©1976 雁屋哲・エイケン©フジテレビ・エイケン©ちばあきお・エイケン©畑 正憲・エイケン©美内すずえ/エイケン©サトウサンペイ・フジテレビ・エイケン©村上もとか/小学館・エイケン©みつはしちかこ・エイケン©アーネストTシートン・エイケン©植田まさし/植田プロダクション・エイケン©うえやまとち/講談社・エイケン©布浦 翼/講談社・TBS・エイケン©松竹・TBS・エイケン©BSフジ・エイケン©TBS・エイケン©久里洋二・TBS・エイケン©2005 ちばあきお/エイケン・プレイボール製作委員会©いがらしみきお/竹書房・フジテレビ・エイケン©MIKIO IGARASHI/TAKESHOBO,FUJI TELEVISION,EIKEN© 2021 SANRIO CO., LTD.TOKYO, JAPAN Ⓛ©Akio Chiba,EK© 2021 SANRIO CO., LTD.TOKYO, JAPAN Ⓛ
2020年03月02日西武池袋本店にて開催予定だった「アニメ 50 周年特別企画 サザエさん展 THE REAL」が、開催を中止。当初は2020年3月12日(木)から22日(日)まで開催を予定していた。まるで本物!?等身大のサザエさん一家が登場アニメ放送開始から50周年を迎えた国民的アニメ「サザエさん」。記念すべきアニバーサリーイヤーに開催される本展は、平和で暖かいサザエさん一家と、楽しい出来事が溢れるサザエさんの世界を“リアル”に体感できる展覧会だ。展示の目玉となるのは、顔の形や目、鼻などアニメサイズのまま、それぞれ等身大で再現したサザエさん一家。顔は、特殊メイクでシワのエイジングまで再現し、まるで本物のように仕上げた。1本ずつ植えこんだ髪の毛や毛穴など、見れば見るほど完成度の高さに驚くこと間違いなしだ。アフレコ体験コーナーやゲームコーナーなどアニメに声を吹き込める「アフレコ」体験コーナーも登場。実際に放送された映像に、自分の声を入れ、声優気分を味わうことができる。さらに、「縁側ボーリング」や「サザエさんドキドキ棒」など、子供から大人まで楽しめるゲームコーナーも用意する。【詳細】〈開催中止〉アニメ 50 周年特別企画 サザエさん展 THE REAL※当初、2020年3月12日(木)~22日(日)の会期にて開催を予定していたが開催を中止。会場:西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリー住所:東京都豊島区南池袋1丁目28-1
2020年02月09日サザエさんゆかりの街で発見! 素敵なサザエさんカフェ国民的アニメ「サザエさん」の原作者である長谷川町子さんが晩年を過ごしたとして、サザエさんゆかりの地として知られるようになった世田谷区の桜新町。「サザエさん通り」と名付けられた商店街沿いに、サザエさんの世界観を満喫できるカフェ「Lien de SAZAESAN」があります。木の風合いを基調にした明るい店内は、アニメのイメージ通りアットホームでナチュラルな雰囲気が漂います。壁に飾られているアニメの一コマは、長谷川町子美術館から借りてきたもの。その空間にいるだけで、サザエさんの世界に浸れます。可愛くて美味しいサザエさんフード&ドリンクおすすめのメニューは、「サザエさん焼き もんじゃ」。自社養蜂園で丁寧に収穫したこだわりのハチミツを練り込んだ生地は、フワフワで優しい甘さが口いっぱいに広がります。ほんのり甘みのある生地と、塩気のあるもんじゃとの相性も抜群です。ドリンクメニューのラテアートの中にもサザエさんを発見! 季節やイベントに合わせて、タラちゃん、ワカメちゃん、カツオなどのスペシャル版も登場し、母の日はフネが登場したようです。遊び心も忘れない! 楽しく癒されるおもてなしウッド調の内装に、BGMはサザエさんのテーマ曲のジャズバージョンが流れる店内。キャラクターのカフェですが、大人だけで行っても十分楽しめます。床に描かれたタマの足跡をたどっていくと、隠れサザエさんに出会える仕掛けもあり、遊び心も忘れないにくい演出も。カフェからほど近い距離には長谷川町子美術館もあり、そこのチケットの半券を提示するとドリンクが50円引きになるので、一日を通してサザエさんの世界をお得に楽しめます。カフェでは、マグカップやハンドタオルなどオリジナルグッズの販売も行われています。サザエさんファンなら是非とも手に入れたいアイテムです。サザエさんの世界に浸りながら、カフェでゆっくりとくつろげるLien de SAZAESAN。日曜の夕方以外にサザエさんに会いたくなったら、こちらに訪れてみてください。スポット情報スポット名:Lien de SAZAESAN住所:東京都世田谷区桜新町1-8-9Sakura House101電話番号:03-5799-6781※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
2020年02月04日TVアニメ放送50周年を記念して、天海祐希がサザエさんを演じアニメの20年後を描く「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」が11月24日放送。感動的なストーリーに放送開始直後から“号泣”の声が続出。タラちゃん役の成田凌の演技にも賞賛の声が集まっている。本作はサザエさん一家の20年後をオリジナルの脚本で描くもので、44歳になったサザエさんに天海さん、海山商事で働くマスオに西島秀俊、色々な仕事に挑むも長続きせず今は商店街で洋食店を営むカツオに濱田岳、アパレル関係のデザイナーをしているワカメに松岡茉優、就活中の大学生・タラオに成田さん、フネに市毛良枝、波平に伊武雅刀。学生起業家をしているイクラに稲葉友。原作に一度だけ登場したサザエとマスオの長女で現在はタラオの妹で高校生のヒトデに桜田ひより。サザエさんのいとこのノリスケに八嶋智人。マスオの同僚のアナゴに小手伸也。カツオの同級生だった花沢花子に森矢カンナ。かおりに黒川智花。早川に松井玲奈。中島に岡崎体育。伊佐坂先生に浅野和之といった超豪華キャストが集結。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アニメから20年後、カツオは洋食店の経営が上手く行かず、何度目かの挫折の危機に直面。ワカメもアパレル関係のデザイナーをやっているが自分の才能に限界を感じるなかでプロポーズを受ける。就職活動中のタラオも面接で不採用が続き焦燥する日々を送る。マスオは中間管理職として板挟みの会社員生活を過ごしていた。一方、波平は定年退職を迎え、フネは波平と磯野家の人々の姿をあたたかく見守っていた。そんななか、商店街で盆踊り大会が開催されることになり、サザエは家族に集合するよう呼びかける。呼びかけに応じて家を出ていたカツオたちも戻るが、ワカメの結婚報告をきっかけに家族が揉めてしまう。台風一過の翌朝、カツオ、ワカメ、タラオは笑顔を取り戻し、改めて自分の道を歩み出す――というストーリー。放送直後から「もうすでに泣きが入ってる」「磯野家のみなさんがさまざまな問題に直面してて、なんだか涙でる」など“泣きのツイート”が続々。ワカメやタラオの悩む姿に「生々しい就活や労働若者現役世代の苦しみを見てて刺さった」「カツオとワカメが自分と重なる」といった声も。やぐらが倒壊し盆踊りは中止――かと思われるなかで、サザエが「花火だけでも上げよう」と周囲を説得。一家で並んで花火を鑑賞するラストには「波平さんの思い…サザエさんの思い…心に響きました」「我々は大切なものを忘れているのを、思い出させてくれました」「想像をはるか超える良質なドラマでめちゃくちゃ満足度ある」といった感想が寄せられる。また「タラちゃん(成田凌)がしみる~」「成田凌くんのタラちゃん、シックリ来て凄く良かった」などタラちゃん役の成田さんの演技に感動したという声も多数。「イクラちゃんカッコよかった」「イクラちゃんもっと見たかったなぁ」と稲葉さんのイケメンぶりに注目する声とともにタイムラインをにぎわせている。(笠緒)
2019年11月24日天海祐希、西島秀俊、濱田岳、成田凌、松岡茉優ら豪華キャストが出演する「サザエさん」実写SPドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」。TVアニメお馴染みキャラクターを演じるキャストが続々と発表されている本作に、新たに佐戸井けん太の出演が決定。“ドラマオリジナルキャラクター”を演じることが分かった。アニメで描かれる世界から20年後を舞台に描かれる本作。それぞれ悩みを抱えた磯野家の人々だが、もやもやとした曇り空模様の磯野家に明るい太陽のような笑顔を取り戻そうとサザエ(天海さん)は奮起。盆踊り大会に家族みんなで集合と呼びかけるが、天気予報によると急に発生した嵐が近づいてきており…というのがドラマのあらすじ。「踊る大捜査線」シリーズや数々のミステリードラマに出演する佐戸井さんが演じるのは、花火師のヒラマサ。あさひが丘に「ヒラマサ花火工房」を構え、サザエたちとも顔見知りのヒラマサは、50年以上に渡りあさひが丘の夜空を花火で彩ってきた。しかし、今回のあさひが丘商店街祭りで花火師の引退を決意。サザエは引き留めるが、ヒラマサは「男に二言はねぇよ」と笑うもどこかさみしげな表情。さらに、嵐が迫っていた…。祭りの前日、カツオとタラオはヒラマサに遭遇。そして花火師の仕事をキラキラした目で語るヒラマサに、自分たちが進むべき道に迷いを抱く2人はなにか感じるものあり――。本作でヒラマサが、磯野家の人々の心に火を付ける物語のキーマンとなるようだ。天海さんとは「マグロ』以来12年ぶりの共演となる佐戸井さんは「相変わらずおきれいです!天海さんとの初共演は『凍える牙』というドラマでした。天海さんはあの音道貴子。私はゲイバーのママ。天海さん演じる音道刑事が聞き込みに来るシーンでした。その時の天海さんはまだ初々しさが残る新人で(勿論、映像ではの話です。宝塚では既に一時代を築いていらっしゃいました)、私は彼女の立ち居振る舞いの艶(あで)やかさに、将来の活躍を確信したもんです。その後のご活躍は誰もが知るところです。今回天海さんにそのときの話をしたら、彼女もそのときの事を覚えてくれていてけっこう盛り上がりました。もはや日本を代表する女優さんです」と天海さんとの共演をふり返る。また「皆それぞれ年齢を重ねて、子供だったカツオ君やタラちゃんたちが、大人になっています。大人になるって大変なことですね。大人たちは、老境に差し掛かっています。老いるって大変なことですね。そんなほろ苦さもまた人生なんだ、って事を味わって頂けたらうれしいです」と視聴者へメッセージを寄せている。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月09日天海祐希がサザエさんを演じる実写版「サザエさん」SPドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に、松井玲奈が20年後の早川(31歳)役で出演することが分かった。今年10月にTVアニメ放送50周年を迎え、いつの時代も日曜の日本を笑顔にし続けてきた磯野家。本ドラマでは、豪華俳優陣を迎え、アニメの世界から“20年後”を舞台にオリジナルストーリーで描かれる。このほど出演が決定した松井さんが演じるのは、かもめ第三小学校でカツオのクラスメートであり、花子とかおりと仲良しの早川。20年後もあの頃の絆は変わらず。いまなお早川は、洋食店でシェフをしているカツオ(濱田岳)や、おしとやかで献身的な女性となった花子(森矢カンナ)、読者モデルをしながら夢を追いかけるかおり(黒川智花)と仲が良く、たまにカツオの洋食店に集まっては親交を深めている。また、彼女はみんなより一足早く結婚し、いまは幸せいっぱいの専業主婦に。花子やかおりがカツオの料理をつまみに酒を飲んで盛り上がる中、相変わらず優しい早川は、ソフトドリンクを飲みながら周りの悩みに耳を傾け、そして遅くなる前に夫に夕飯を作るべく、しとやかに帰って行く――。そんな松井さんについて、企画・プロデュース担当者は「多彩な文化的素養をお持ちの松井さんに重なる部分が多くあると感じました」「どことなく面長な顔立ちに、早川さんの面影を感じました」とオファー理由を回答。一方、演じる松井さんも「“20年後?”と驚きが大きかったですが、面長の顔立ちはどこか似ているところがあるのかなとも思いました」とコメント。撮影については「かおりちゃんに翻弄(ほんろう)されながらの撮影でした。3人の意外な一面が見られるシーンができ上がっているのでは、と思います」と見どころを語っている。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月05日女優・黒川智花が、天海祐希主演スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に出演することが決定。20年後、31歳になったかおりちゃんを演じる。サザエさん一家のこれまで一度も描かれたことのない“20年後”を、オリジナルストーリーで描く本作。44歳になったサザエを天海さん、中間管理職として板挟みの会社員生活を過ごすマスオを西島秀俊、商店街の洋食店でシェフをするカツオを濱田岳が演じるほか、松岡茉優、成田凌、桜田ひより、伊武雅刀、市毛良枝ら豪華メンバーがサザエさん家族に扮する。サザエさん一家以外にも、お馴染みキャラクターを演じるキャストが続々と決定している中、今回新たに、かもめ第三小学校のカツオのクラスメート、早川・花子と仲が良いかおりちゃん役に、「3年B組金八先生」(第7シリーズ)、「ブラッディ・マンデイ」の黒川さんが決定。成績優秀のお金持ちのお嬢さまで、クラスのマドンナ的存在のかおりちゃん。カツオも思いを寄せるひとり。20年が経ち、カツオとは相変わらず“同級生”として付き合いを続けており、たまにカツオの洋食店で花子たちと集まっては近況報告をしている。華やかな世界に憧れ、読者モデルをやりながらオーディションを受け続けているが、厳しい現実にぶつかる日々を送っているかおりちゃん。大学を卒業してからも夢を追いかけ続け、気がつけば30代に突入。人生の過渡期を迎えている友人たちと自分を比べては不安に駆られ…。気心許す同級生たちの前ではついワインを飲み過ぎてしまい、弱音を吐いては夢のためにチャレンジを続けている。今回の出演に関して黒川さんは「かおりちゃんといえばミニスカートに、大きなリボンを付けるのかな?!と驚きましたが、20年後のお話と聞いてより一層楽しみになりました」と心境を明かす。また演じてみて「『金八先生』でクラスメートだった濱田岳くんと再会出来て、懐かしさと嬉しさでいっぱいでした!15年ぶりなので照れくささも(笑)カツオくんとかおりちゃんのように、お互いすっかり大人になったねぇ、と2人で当時を振り返りました」とカツオ役の濱田さんと再会を喜びあったという。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月01日若手俳優の稲葉友が、「サザエさん」を実写化したスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に20年後の波野イクラ(21)役で出演することが分かった。本ドラマは、天海祐希主演で“日本一有名な家族”であるサザエさん一家の、これまで一度も描かれたことのない20年後をオリジナルストーリーで実写ドラマ化。サザエ役の天海さんのほか、濱田岳、松岡茉優、成田凌、西島秀俊ら豪華俳優陣が顔を揃えている。続々とキャストたちが発表されていく中、今回また新たに「ひぐらしのなく頃に」『春待つ僕ら』『HiGH&LOW』シリーズなどに出演する稲葉さんの参加が決定。波平の甥で、サザエ、カツオ、ワカメとはいとこ同士の波野ノリスケの一人息子であり、2歳違いのタラオとは“はとこ”同士のイクラ。アニメではまだ1歳半、「チャーン」「ハーイ」「バブー」の3つの言葉を使い分けているイクラだったが、それから20年後、彼は21歳に。タラオとイクラは大学の先輩・後輩という間柄となり、変わらず仲は良いが、やりたいことが見つからずいまだ内定ゼロのタラオとは対照的に、イクラは「波は自分で作らなきゃいけない」と、ドローンによる新しいITサービスを開発し学生起業。未来へ迷いなく進むイクラを隣に、タラオは果てしない焦燥感にかられ――。「『イクラちゃん!?』とシンプルに驚きました」と今回のオファーの感想を語った稲葉さんは、「ジワジワと国民的に愛されているキャラクターを演じるプレッシャーと、自分が演じさせてもらえるんだという光栄さを感じました」と言い、「タラちゃんと二人のシーンでは、二人とも大人になったんだなあと演じている側なのに感慨深さがありました。磯野家が揃っているのを見た時はなんとも言えない感動があったので、是非とも皆様にも楽しみにしていて欲しいです」と撮影をふり返る。また、放送を楽しみに待つ視聴者へ向けて「それぞれのキャラクターたちの成長や、磯野家から感じられる普遍的な家族の暖かさを是非とも見ていただきたいです。そしてスマートな成長を遂げたイクラちゃんもお楽しみに!」と見どころをアピールしている。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月18日天海祐希がサザエさんに扮するほか、豪華キャストたちが“20年後のサザエさん一家”を演じるスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」より、また新たなキャストが明らかに。森矢カンナが花沢花子(31歳)を演じることが分かった。天海さんをはじめ、西島秀俊(マスオ役)、濱田岳(カツオ役)、松岡茉優(ワカメ役)、成田凌(タラオ役)のほか、新たに登場するサザエとマスオの娘であるヒトデを桜田ひよりが演じるなど、続々とキャストが明らかになっている本作。今回新たに発表された花沢さんは、カツオの小学校の同級生で席は隣同士、将来の夢は「磯野くんのお嫁さん」と公言をしていた女の子。そんな花沢さんの20年後は、豪快で男勝りな部分はナリを潜め、女子力の高さに磨きがかかり、おしとやかで献身的な女性になっていた――。しかし、カツオのお嫁さんにはまだなれず、友達以上の恋人未満な、微妙な距離感で付き合っている。そんな花沢さんを演じるのは、「ショムニ2013」「いつかティファニーで朝食を」「会社は学校じゃねぇんだよ」などに出演する森矢さん。今回の出演に関して「実写!?しかも20年後!?そして私が花沢さん!?と3段階でびっくりしました(笑)。磯野家の将来を描くなんて、なんてワクワクする企画なんだ!と、楽しみで仕方なかったです」と語り、「誰も知らない中学、高校、20代。この20年間をどう埋めていこうかと悩んだのですが、その花沢さんを研究していく中で、やっぱりあの2つ結びは再現したい!と思い、髪を20センチほどザクッと切って、あのコロンとした2つ結びを再現しました」と演じる上でのこだわりを明かす。そして「磯野家の人々は親の気持ち、子の気持ちなど、それぞれ登場人物の心情が丁寧に温かく描かれていて、見る人の立場によって、色んな共感の仕方ができると思います。秋の夜、くすっとほっこりした時間を過ごしてください」と放送を楽しみに待つ視聴者へメッセージを送っている。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月11日天海祐希がサザエ、西島秀俊がマスオと豪華俳優陣がサザエさん一家の20年後を演じるスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」。この度、新たに小手伸也が20年後の穴子(47歳)を演じることが分かった。ドラマで描かれるマスオと同期入社の穴子の20年後はというと、変わらず海山商事で営業に勤しんでいる。TVアニメでは、27歳とは思えない老け顔が印象的だが、20年経って逆に年齢よりも少し若く見られるように。マスオと共に出世をするも、部下である新入社員たちがいわゆる“ゆとり世代”でコンプライアンスにうるさい時代にもなり、強いことも言えず、逆に新入社員に気を遣う日々を送っている…。そんな穴子の気晴らしは、20年前と変わらずマスオとの「帰りに一杯」。仕事の愚痴などを言い合いながら、一杯ですむわけもなく、夜は更けていくのだ。「コンフィデンスマンJP」や連続テレビ小説「なつぞら」などに出演し、いまドラマや映画、舞台に引っ張りだこの小手さん。今回穴子役に挑戦する小手さんは「正直、“僕が穴子さんをやっていいんですか!?”と驚きを禁じ得ませんでした」とオファー時の心境を明かし、「原作・アニメに対するリスペクトはどうしても反映したく、僕にとっての穴子さんの声はやはり、若本規夫さんだったりするので、“声はそんなに歳をとらない”というイメージのもと、若干“寄せて”ます。モノマネやコスプレにならないようにしようというのが鈴木監督の演出方針だったので、“今のは寄せ過ぎ(笑)”なんてダメ出しもいただきましたが、そうした確固たるイメージがある役を、リアリティとともに作り出す作業はとても刺激的でした!」と役作りを明かしている。また、穴子と公私共に仲の良いマスオ役は、西島さんが演じているが、西島さんとの共演について「マスオさん役の西島さんとは今回初めましてだったんですが、“マスオさんと穴子さんという国民的キャラクターをお互いが目の前で背負っている”というおかしみも相まって、とても楽しい撮影になりました」と言い、「西島さんも“小手くんがそんな風にやるんだったら僕も<えぇ~!>のバリエーションもっと考えないと!(笑)”と、正しいかどうかは一旦置いておいて(笑)、何かしら刺激を受けてくださったようで、そんな二人の既視感あふれるやりとりを、皆様も一緒に楽しんでいただけたら幸いです!」と放送に期待高まるコメントを寄せている。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月04日天海祐希がサザエさんに扮するほか、豪華俳優陣が出演するスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」。この度、磯野家の家族写真が初公開!さらに、幻の8人目の磯野家“フグ田ヒトデ”が登場し、桜田ひよりが演じることが分かった。本作は、サザエさん一家の20年後を描くスペシャルドラマ。サザエ役の天海さんが演じるほか、マスオ役に西島秀俊、カツオ役に濱田岳、ワカメ役に松岡茉優、タラオ役に成田凌、フネ役に市毛良枝、波平役に伊武雅刀が決定している。そんな中、ここに“幻の8人目の家族”の登場が明らかに。ヒトデは、1954年に発刊された雑誌「漫画読本」の創刊号に掲載された一コマ漫画<サザエさん一家の未来予想図>に、たった一度だけ登場したキャラクターで、サザエとマスオの長女、そしてタラオの妹だ。この漫画の中では、当時から10年後のサザエさん一家が描かれているが、今作では20年後のサザエさん一家を描くという設定であるため、成長して高校生となったヒトデが、家族の一員として登場することに。思春期まっただ中の17歳のヒトデは、とある理由からサザエに対しつい距離をとってしまい、家族の一家だんらんに対しても照れくささを隠せない。サザエやマスオは、娘との距離を縮められるのか…。このヒトデを演じるのは、『脳内ポイズンベリー』『東京喰種トーキョーグール』などに出演し、新キャストとして参加する『男はつらいよお帰り 寅さん』の公開も控えるいま注目の若手女優桜田さん。今回のオファーに「本当にびっくりしました。幻の8人目の家族と言うことで、調べてみると原作では1回しか登場していないとてもレアなキャラクターで、すごく演じがいがあるなと感じました」と語った桜田さんは、「他のキャラクターと違ってキャラクター像がなかったので、お母さん(サザエさん)やお父さん(マスオさん)、お兄ちゃん(タラちゃん)を研究して、それぞれの似ている部分も表現していきたいです」と意気込んでいる。今回初公開された家族写真には、ヒトデを含めた20年後の磯野家の姿が。細部まで忠実に再現された磯野家のオープンセットの前で撮影されたものだ。また、ビジュアルには20年後のリアリティーを追求したそうで、サザエのヘアスタイル、マスオのグレースーツ、カツオの野球帽、ワカメのおかっぱ頭、タラオの前髪、波平の一本毛、フネの和装姿…お馴染みの原作のキャラクターを彷彿とさせる特徴を踏襲しつつも、20年の歳月を感じさせる。サザエのトレードマークである髪型について天海さんは「ヘアメイク、監督、スタッフの方とすごく考えました」と話し、「微妙にサザエさんに見える髪型、なじみの深い髪型ですからあれをどうするか、でもイメージを変えずにちょっと変化があったほうがいいんじゃないかとそこから話し合いを繰り返しました」とこだわりを明かしている。<「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」あらすじ>20年後の磯野家の人々は…カツオ(31歳)は野球選手、漫画家など、夢見ては挫折するのを繰り返し、今は商店街の洋食店でシェフをしているが、経営がうまくいかず幾度目かの挫折の危機に直面している。ワカメ(29歳)はアパレル関係のデザイナーをやっているが、なかなか自分のデザインが採用されず悩んでいる。タラオ(23歳)は就職活動中だが、やりたいことが見つからず面接で玉砕の日々を送っている。また、波平(74歳)は定年退職を迎えて時間的余裕ができ、カツオたちへの将来をいままで以上に案ずる一方、距離感の取り方がわからず歯がゆい思いを抱えている。そんな夫・波平と磯野家の人々の姿をあたたかな愛情で見守るフネ(70代)。マスオ(48歳)は出世したものの、中間管理職として板挟みの会社員生活を過ごしている。ヒトデ(17歳)は年頃の恥ずかしさでサザエと距離をとってしまう。もやもやとした曇り空模様の磯野家に明るい太陽のような笑顔を取り戻そうとサザエ(44歳)は奮起する。盆踊り大会に家族みんなで集合!と呼びかけるが、天気予報によると急に発生した嵐が近づいてきており…。サザエは磯野家に明るい太陽を照らすことができるだろうか。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年09月30日アニメから10年後の磯野家を描く 明治座9月公演 舞台『サザエさん』が9月3日に開幕した。その初日に囲み取材が行われ、主演でサザエ役の藤原紀香、マスオ役の葛山信吾、フネ役の高橋惠子、波平役の松平健、カツオ役の荒牧慶彦、ワカメ役の秋元真夏(乃木坂46)(Wキャストで齊藤京子/日向坂46)、タラオ役の大平峻也、タマ役の酒井敏也が登壇した。【チケット情報はこちら】会見で藤原が「脚本・演出の田村孝裕先生と共に、かなり細かく稽古を重ねてきました」と語ったように、芝居はもちろんセットや小道具、効果音に至るまで、隅から隅まで『サザエさん』らしさが詰まった舞台。キャラクターはそれぞれ10年前…つまりアニメの面影をしっかりと漂わせ、特に大学生になったカツオや、服飾学校に通うワカメ、中学生のタラオは思わず「大きくなった!」と親戚のような気持ちにさせられる役作り。逆にサザエや波平、フネ、マスオという大人の面々は、懐かしさすら感じられる魅力を放っている。特にオープニングは、誰もが「あの『サザエさん』だ!」という演出の目白押しで、ぜひ注目してほしいポイント。とはいえ舞台となるのはアニメの10年後の世界。「磯野家にもこういう問題がやってくるんだなということを、稽古場でも考えました」と藤原が語るように、波平は定年退職し、カツオは就職活動を控え、ワカメは課題に追われ、マスオは残業続き、タラオは勉強に忙しく、家族そろって食卓を囲む機会はほとんどなくなっていて、それぞれがリアルな悩みも抱えている。けれど、その問題をどうするかは、やっぱりサザエさん!と思う展開。高橋が「いろんなことを言い合えたり、喧嘩したり、ぶつかり合えたり。それが家族の良さ。“些細なことでもいいから何でも話して”っていうサザエさんの台詞は、時代が変わってもそうだなと思います」と語るストーリーはぜひ劇場で確認してほしい。また、ある意味で最も“舞台ならでは”な存在・タマについて、演じる酒井は「葛山さんの飼い猫の動画を見せていただいて、勉強しました」とサラリと話したが、実際はかなりのインパクト。客席に笑いを生む存在となっていた。三河屋さんや中島、穴子さん、花沢さんなどお馴染みのキャラクターも登場する舞台『サザエさん』は9月17日(火)まで東京・明治座にて、9月28日(土)から10月13日(日)まで福岡・博多座にて上演。取材・文:中川實穗
2019年09月04日出演者がチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」の9月2日(月)今夜放送回に、女優の藤原紀香をはじめとする舞台「サザエさん」のキャストがチームで参戦。シンクロナイズドスイミングやサッカーの日本代表経験者たちによるアスリートチームと対戦する。90年代、当時の「J-PHONE」(ソフトバンクモバイル)のCMで注目され、『CAT’S EYE』『SPY N』などの映画や「金曜日の恋人たちへ」「スタアの恋」といったドラマなどで活躍。自身のアパレルブランドを立ち上げたり、最近では人道支援にも注力し、世界を駆け巡り活躍する藤原さん。70年代『朝やけの詩』や「太陽にほえろ!」などで大きな話題を呼び、近年では映画、ドラマはもちろん「マイ・フェア・レディ」などの舞台でも活躍する高橋恵子。「刀剣乱舞」シリーズの舞台と映画に出演、「初恋モンスター」や「あんさんぶるスターズ!」など2.5次元舞台を中心に活躍する荒牧慶彦。「日向坂46」のメンバーとして今年CDデビュー、同グループが「けやき坂46」時代からドラマ「Re:Mind」や舞台「ザンビ」などに出演してきた齊藤京子。この4人に原田泰造を加えた舞台「サザエさん」チームが今夜本番組に参戦。対する「日本代表アスリートチーム」には元シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)選手の青木愛、サッカー界からは武田修宏が参加、そこに本番組初登場となる中山秀征、堀内健、林修が加わり、今回も2つの空欄を2人1組で解答していく「ネプゴーラウンド」や「日本語ツアーズバギー」「パーセントバルーン」など人気のクイズで対戦していく。舞台「サザエさん」は今年で放送50周年を迎える国民的アニメ「サザエさん」のアニメから“10年後”を描く作品。サザエさんを藤原さんが演じ主演するほか、マスオには葛山信吾、フネを高橋さん、波平を松平健、カツオを荒牧さん、ワカメを齊藤さんと「乃木坂46」秋元真夏がWキャストで演じる。舞台「サザエさん」は9月3日(火)~17日(火)まで東京・明治座で、9月28日(土)~10月13日(日)まで福岡・博多座でそれぞれ上演。藤原さんのクイズ番組初挑戦となる「ネプリーグ」は9月2日(月)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月02日今年10月に放送開始50周年を迎える国民的アニメ「サザエさん」。その20年後を描いた実写版スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」が11月24日に放送されると、各メディアが報じた。記事によると44歳のサザエさんを演じるのは天海祐希(52)。48歳のマスオ役を西島秀俊(48)、31歳のカツオ役を濱田岳(31)、29歳のワカメ役を女優の松岡茉優(24)、23歳のタラオ役を成田凌(25)、70代のフネ役を市毛良枝(68)、74歳の波平役を伊武雅刀(70)が演じるという。「これまで実写ドラマ版では、浅野温子さん(58)や観月ありささん(42)ら5人の女優がサザエさんを演じてきました。今回の天海さんはアニメ原作ドラマ初出演ですが、『緊急取調室』シリーズもヒットさせた視聴率女優です。新境地を開拓してくれるはずと期待されています」(テレビ局関係者)また20年後の磯野家という設定も、これまでとは大きく違っている点。だがネット上でも《期待値高め》《絶対見る》《タラちゃんイケメンすぎ》など、評判は上々のようだ。「こうしたアニメの未来を実写化するのは、CMなどでも使われる手法。キャスティングに意外性を持たせることで、バズりやすいのです。08年には江崎グリコが”25年後の磯野家”を放送。小栗旬さんや宮沢りえさん、浅野忠信さんや瑛太さんなどを起用して話題となっていました。ストーリーが原作に縛られないというメリットもあるため、ドラマでの展開も向いています。高視聴率が期待できるのではないでしょうか」(広告代理店関係者)実力派俳優に拡散しやすいストーリー設定。令和の実写版「サザエさん」は、一味違った展開を見せてくれそうだ。
2019年08月31日