累計発行部数50万部超のヒットを記録した絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日、全国308館で封切り。東京・TOHOシネマズ六本木で初日舞台挨拶が行われ、声優を務めた窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、原作者の西野亮廣、廣田裕介監督が登壇した。高い崖に囲まれ、厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチが、ゴミ山から生まれたゴミ人間のプペルと出会い、誰もその存在を信じようとしない“星”を見つける大冒険を繰り広げる。『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』で知られるアニメーション制作集団「STUDIO 4℃」がアニメーション制作を担当した。物語のカギを握るプペルを演じた窪田は「人間だけど、ゴミだし…、難しかったです」と振り返り、「プペルの人格は、ルビッチの影響を受けて形成されていくので、(役柄同様に)愛菜ちゃんに導いてもらった」と共演した芦田に対し、感謝の意を示した。さらに「本当に愛菜ちゃん(の演技)が本当にすばらし過ぎて、頭があがりません!」と尊敬しきり。コロナ禍に見舞われた2020年については「予期せぬ事態で、世界中が煙に覆われたように、思考がネガティブになり、距離もできた」と胸中を明かし、「でも、信じることで、願いは絶対いつか実る。背中を押してくれる、2020年の集大成にふさわしい作品」を誇らしげに語った。一方、窪田からべた褒めされたルビッチ役の芦田は、「一緒に演じさせていただいたこと、窪田さんがルビッチの気持ちにさせてくれた」と返礼。「できないと決めつけるのも、挑戦して一歩踏み出すのも自分。私自身、映画からたくさん勇気をもらいましたし、どんな世代の皆さんにも届くものがある」と信じる心の大切さを描くメッセージ性をアピールしていた。映画化に際し、製作総指揮・脚本も手がけた西野は「コロナ禍と重ね合わせて、皆さんの頑張りに照らし合わせてもらえれば」。2021年の目標は「ニシサックとして、YouTube一本で頑張ります。流行ってるみたいなんで」と笑いを誘っていた。取材・文・写真=内田涼『映画 えんとつ町のプペル』全国公開中
2020年12月25日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。声優に初挑戦となった大平は「めちゃくちゃ難しかったんですけど、西野さんが助けてくださったりして、終わった後は達成感だったりほっとした気持ちになりました」と振り返る。「映画を見終わって、めちゃくちゃ泣きました。めちゃくちゃ泣きました」と泣いたことを2回も強調していた。西野が大平について「すごい練習してきてくださったんですよ。その跡が見えたので、チームが締まったし、途中止めてブースに入ってけっこうラリーもしました」と明かすと、大平も「けっこう、ご指示を受けました」と語る。廣田監督も「ガンガン応えようとしてくれて、すごく根性のある方。作ってきていただいていた芝居の感じがイケメンすぎたので、『口数が少ないけど、興味のあるところには前のめりになっちゃうようなキャラクターでお願いします』と方向修正させていただいて、そこにガッチリと応えていただいた」と称賛し、西野は「へそを曲げないというか、こっちがどんなリクエストしても、全部誠実に向き合っていただいて、最高でした」と感謝した。イベントでは「来年チャレンジしたいこと」をそれぞれ発表したが、大平は「ワサビを食べられるようになる」と宣言。「お寿司が大好きなんですけど、唯一ワサビが食べられなくて。もう20歳になったので、そろそろ大人の味を味わえるようになりたい。もうちょっと大人になりたいなと思って、ワサビです」と説明すると、西野も「かわいいなあ!」と笑顔になっていた。
2020年12月25日ゴミから生まれたゴミ人間・プペルを窪田正孝、星を信じる少年ルビッチを芦田愛菜が演じる『映画 えんとつ町のプペル』。本作で、ルビッチの“元友達”と呼ばれる少年アントニオの声をつとめた伊藤沙莉がキャラクターと本作への思いを語った。友達がいないというルビッチが、ハロウィンの夜にプペルと出会い友情を育んでいく物語だが、ルビッチにはずっと友達がいなかったわけではなかった。その“元友達”がアントニオ。絵本にも登場するキャラクターで、デニス(声:大平祥生)、レベッカ(声:諸星すみれ)といつも一緒にいる、えんとつ町に住む少年だ。アントニオはプペルがえんとつ町にやってきた時から、強く嫌悪感を示し、プペルの口から“ルビッチがまだ星を信じていること”を聞くと激怒し、プペルをいじめてしまう。アントニオは何に怒っているのか、デニスとレベッカも分からなかったが、物語が進むにつれそのアントニオの心情が明らかとなっていく。そんな、夢を信じるルビッチとは対極的に描かれるアントニオの声を演じた伊藤さん。「いじめっ子のような強い印象のある男の子ですが、本当は純粋で意外と臆病な子なんだと思いました。西野(亮廣)さんや廣田(裕介)監督に演出を受けて、この作品、キャラクターをとても愛しているし伝えたいことが明確にあるからこそ、アントニオに感情を抑えずにぶつけることを望んでいたのかなと思いました」とアフレコ時の様子をふり返り、「星の話を聞く前、思っていたより元気で優しい印象に近い演出を受けたので、きっとそこが大前提なんだと思いました」とアントニオというキャラクターに思いを馳せる。アントニオは、本当は心優しい少年だったが、誰にも言えない秘密を持ってから夢を持つ者を嫌い憎むようになる。だが、嘘つき呼ばわりされても夢を諦めないルビッチの姿を見ることで、一度離れてしまった友情も再び結びついていく。伊藤さんは、そんなアントニオとルビッチの関係性について「アントニオは自分が生きている世界や信じなくてはいけないことに逆らうことができないからこそ、それができるルビッチが羨ましくもあるんだと思います」と語り、「シンプルに羨ましいと思いました。見たいものや信じたいことが一緒だからこそぶつかるし助け合える。分かり合えた時、最終的には親友になれる気がしました」と2人の関係性についてコメント。クライマックスに向かう中、アントニオがルビッチの夢を応援する姿では強固な絆を感じることができるシーンとなっている。そして伊藤さんは予告映像でも使用されている台詞を引用しながら、「『あの煙の向こう側を誰か見たのかよ。誰も見てないだろ?だったらまだわかんないじゃないか』。この言葉にどれほどの人達が何かに気づかされ、心を動かされるのかとても楽しみです。少なくとも私は心底刺さりました。ハッとさせられたし、ありがとうと思った」と本作のメッセージに強く心を打たれたと語り、「見たことないもの、知らないことに対してどう向き合うのか、どう受け止めるのか、重くなりすぎずスルッと心に届くといいなと思っています」と期待を込めながら語っている。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月17日2020年12月現在、累計発行部数60万部のベストセラーとなっているお笑いコンビ「キングコング」西野亮廣の原作絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』から、芦田愛菜が声を務める少年ルビッチのナレーションで始まる、圧倒的な冒頭シーンがノーカットで公開された。約3分間の冒頭映像は、まるで絵本の読み聞かせのように優しい言葉遣いで話す、芦田さん演じるルビッチの声で始まる。どこか懐かしさも感じる映像の中で、ルビッチの父・ブルーノが紙芝居で披露するのは、物語の中心となる「黒い煙のその先にある光輝く世界の話」。「これは、夜の街の《最後の夜の物語》」と語る言葉の通り、これから始まる壮大な冒険物語を予感させる冒頭シーンに壮大な音楽が重なっていく。また、この冒頭映像には窪田正孝が声を務めるゴミ人間・プペルの誕生シーンも!煙に覆われた空に突然光る物体が現れ、えんとつ町に物凄い勢いで落ちてくる。ゴミ山に衝突したその光る物体は、ゴミの竜巻を巻き起こす。そこから生まれてきたのが「ゴミ人間」。この後、ルビッチとどのように出会い、そしてえんとつ町にどのような影響を与えるのか。映像のクオリティの高さもうかがえ、ますます期待が高まる映像となっている。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月16日2016年に発売され、累計発行部数60万部(2020年12月現在)を達成する絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』。その完成披露試写会に芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、廣田裕介監督、製作総指揮・脚本・原作の西野亮廣が登壇。ロザリーナがエンディング主題歌を生歌唱で披露した。本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る、もう一歩踏み出したい全ての人に贈る、感動の冒険物語。本編終了の余韻が冷めやまぬ中、ステージ上の幕が降りるとルビッチ役を演じた芦田さん、おしゃべり鉱山泥棒・スコップ役の藤森さん、ルビッチの元友達・アントニオ役の伊藤さん、影の独裁者・トシアキ役の宮根さん、本作が初監督作品となる廣田監督、そして西野さんが登場、今回イベントに出席できなかったゴミ人間・プペル役を演じた窪田正孝からのコメント映像が映し出される一幕もあった。絵本を描き始めてから8年、映画の製作がスタートしてからは4年の年月を経て、遂に完成した本作。映画を観た感想を芦田さんは「星空やえんとつ町の景色とか映画館で見たら綺麗だろうなって思いましたね。好きなシーンはプペルとの仲直りするシーンで『友達ですから』っていうプペルの台詞が好き。プペルって元々“友達”というものを知らないのに、ルビッチと出会ってから知っていく。そうした関係が素敵だなって思い、私自身がうるうるしてしまいました」と打ち明ける。西野さんは「今年は世界中が夢や希望を見ることが出来なくなってしまって、そんな中でこの映画を観る方たちはご自身の活動と照らし合わせながら観るだろうなと思ったので、ルビッチの言葉に嘘があってはいけないと思いました。なので、ルビッチには見た目が可愛くて、芯が通っている方にと思いましたね。芦田さんのアフレコも本当に最高でした!」とふり返りながら絶賛を贈る。そのルビッチとは“元友達”という役柄だった伊藤さんは「アントニオは凄く強いと思われるかもしれないんですけど、本当は臆病で素直になれないところがある。ルビッチのことが羨ましいと思っていたりしていて、そんなのあり得ないって思うこと程、自分の中ではあり得て欲しいと思っているし、そうした素直じゃないところが、最後に信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにした時にやっと自分に素直になれたのだと思います」と述懐、「アントニオを演じていて本当に楽しかったです」とコメント。また、西野さんとの関係性について「私が10歳の時、西野さんにお会いした時『あっ西野だ!』って話しかけてしまって…(笑) それから本当に優しく接してくれて」と伊藤さん。「その時からいつか、お仕事でご一緒したいと思っていて、それが今回やっと叶いました」と本作で念願が叶ったことを明かした。“信じぬけ。”という言葉がキャッチコピーとなり、夢を信じて挑戦し続けることが印象的に描かれている本作。信じ続けることについて、芦田さんは「ルビッチは凄く不器用で、気弱だと思うんですけど、お父さんが大好きという気持ちは変わらなくて。そのお父さんが言う言葉は信じたい、疑いたくないという気持ちがあることが一つの信じられる理由だと思いますし、後押ししてくれたのはプペルという友達の存在が大きいですね」と友達の存在の大切さに改めて言及した。イベントも後半となり、エンディング主題歌「えんとつ町のプペル」を担当したシンガーソングライターのロザリーナが登場。彼女を本作の主題歌に抜擢した理由を、西野さんは「最初に声を聴いた時から感じていたんですよね、ここまでファンタジーを背負っている方はあまりいないなって思いました。本当に素晴らしいアーティストです」とべた褒め。そんな本作の世界観を浸透させるほどの“忘れられない声”を持つロザリーナがアコースティックVerの「えんとつ町のプペル」を圧巻の生パフォーマンスで披露すると、会場と舞台上は感動に包まれ、伊藤さんも「幸せな時間でした…本当に感動しました」としみじみ。イベントも終盤に差し掛かると、芦田さんは「ルビッチの『星があるかどうか分からないけど、でも無いことも分からない』っていう台詞がすごく好き」と語り、「出来るって思うのも自分だけど、出来ないからって諦めてしまうのも自分だから、とにかく一回チャレンジしてみようという意味だと感じていて、それって凄く大事だと思いますし心に響きました。私も一歩踏み出して、ルビッチみたいに頑張ってみようかなという気持ちになった」と明かす。そのほかにも「沢山の素敵な台詞が詰まっていて、どんな世代の方にも楽しんでいただける作品だと思いますので、劇場でご覧頂けたら嬉しいです」と本作へ込めた想いを語る芦田さん。そして最後に西野さんは「『えんとつ町のプペル』っていうのは自分の自叙伝。色々自分も言われてきて、その時の気持ちを正直に書いたら同じ境遇の人に刺さるんじゃないかなと思って。この公開を迎える年のタイミングで新型コロナウイルスで大変なことになって、この作品が持つ意味が変わってきた」と語る。「えんとつ町の住人みんなが白旗を揚げるようなシーンのアフレコの時に芦田さんが『だれか見たのかよ、誰も見ていないだろ。だったらまだ分かんないじゃないか』って叫んだ時に泣きました。これは世界中が求めているメッセージだと思います。この声が映画が一人でも多くの方に届くと嬉しいです」と力強く挨拶しイベントは幕を閉じた。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月14日累計発行部数50万部超のヒットを記録した絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』の完成披露試写会が12月13日、都内で行われ、声優を務めた芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、エンディング主題歌を歌うロザリーナ、原作者の西野亮廣、廣田裕介監督が登壇した。高い崖に囲まれ、厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチ(芦田)が、ゴミ山から生まれたゴミ人間のプペルと出会い、誰もその存在を信じようとしない“星”を見つける大冒険を繰り広げる。物語のカギを握るプペルを演じるのは、俳優の窪田正孝。『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』で知られるアニメーション制作集団「STUDIO 4℃」がアニメーション制作を担当した。挨拶に立った芦田は「映像が本当にすてきなアニメーション。改めて映画館の大きなスクリーンで見たい」と映像美にほれぼれ。劇中で一番好きなのは、プペルとの仲直りのシーンだといい「ルビッチは不器用で人付き合いも苦手。でも、夢を追い続け、一歩を踏み出せたのは、プペルの存在が大きかった。そんな友だちを私も大切にしたいし、(友だちにとって)そんな自分でいられたらいいと思う」と映画が描く友情に感動した様子だった。そんな芦田の完ぺきなコメントに対し、西野は「もう、しゃべることなくなる!」と苦笑い。芦田の声優ぶりを「最高でした」と絶賛し、「夢や希望が見つけられない2020年に公開されるので、ルビッチの台詞に嘘くささがあってはダメだと思った。芦田さんは見た目もかわいらしく、芯がしっかりしている」とキャスティングの理由を説明していた。今回の映画化に際し、製作総指揮・脚本も手がけた西野は「これは自叙伝」だと語り、「何か挑戦すると、あれやこれや結構叩かれてきたので、当時の正直な気落ちを書いた。同じように、叩かれたり、笑われている人の心に刺さるんじゃないかなと。多くの人に届いてほしい」と作品にこめたメッセージを熱弁。廣田監督は「原作の絵本がすばらしかったので、ハードルが高かった」と振り返り、「ようやく見ていただけると思うと感無量。笑いあり、涙あり、興奮ありの誰もが楽しめるエンターテインメントに仕上がった」と誇らしげにアピールしていた。『映画 えんとつ町のプペル』12月25日(金)公開
2020年12月13日『映画 えんとつ町のプペル』完成披露試写会が13日に都内で行われ、芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、ロザリーナ(エンディング主題歌)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。同作について、芦田は「アニメーションがすごく素敵で、映画館で見たい」と絶賛。役としても「プペルとルビッチがけんかをして仲直りするシーンでは、プペルが『友達ですから』というセリフがすごく好きで。窪田さんと一緒に収録させていただいたんですけど、私自身うるうるしてしまいました。友達とは何かさえ知らなかったプペルが、ルビッチと出会って友達を知って、何か言われても『友達ですから』と言える。2人の関係性が、すごく素敵だなと思って、本当の友達ってなんだろうなって考えさせられました」と語る。この芦田の感想に、西野は「芦田さんがしゃべったあと、本当にしゃべることなくなるんですよ。全部言ってくださるので」と苦笑しつつ、「芦田さんは本当に最高でした。見た目がルビッチのようにかわいらしくて芯が通ってる人って、芦田さんしかいない。むっちゃ最高でしたね。本当に最高でした」とこちらも絶賛。しかし「会見で『本当に』って言ったらダメみたいですね。『本当に、本当に』と言うと嘘くさくなるって、渡部(建)さんの会見に教えられました。でも本当に最高でした。嘘じゃないです」と反省しながらも真実だとアピールした。声優としても評価の高い藤森は、自分で「準備もしましたし、アフレコも完璧だったと思います」と観客を笑わせる。西野が「藤森だし、そもそも」とつっこむと、藤森は「僕が口が軽くてノリが軽いから、(キャラクターに)ぴったりだということで。前の段階からお話もくださっていたんですが、実際はアフレコ大変でした」と明かす。「何度かアフレコのお仕事させてもらったんですけど、今回は一息で全部OKが出ないと頭から撮り直しだったので、今までの経験で1番苦労しました」と、長台詞を振り返った。最後に芦田は、「私はルビッチの『星があるかどうかわからないけど、ないこともわからない』という台詞がすごく好きで。その台詞って、『できるって思うのも自分だけど、できないからと諦めてしまうのも自分なんだから、一歩踏み出してみよう、チャレンジしてみよう』という意味だと思って、心に響きました」と語る。「『私も一歩踏み出してみようかな、ルビッチみたいに頑張ってみようかな』という気持ちにさせられたので、この映画を見ていただいた皆さんにもそう思っていただけたら嬉しいなと思います」とメッセージを送った。
2020年12月13日『映画 えんとつ町のプペル』完成披露試写会が13日に都内で行われ、芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、ロザリーナ(エンディング主題歌)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。ルビッチを取り巻く少年・アントニオを演じた伊藤は、キャラクターについて「強いような立ち位置だと思われがちなんですけど、本当はすごく臆病で素直になれないところがあるので、ルビッチのことをうらやましく思ってるんです」と表す。「本当は信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにした時に、やっと自分に素直になれるのかなと思いましたし、ターニングポイントがちょくちょくあったので、演じていて楽しかったです」と振り返った。さらに伊藤は、「10歳の時に西野さんがテレビのレギュラー番組の収録をスタジオでされてて、それを見ていて『西野だ〜』と言ってすごいしゃべりかけちゃったんですよ。怖いもの知らずだったんで」とエピソードを披露。伊藤が「そうしたら、本当に優しく対応してくださって、毎回その後『おっ子供!』って話しかけてくださって。自己紹介してなかったので『子供!』と言われてたんですけど、そうやって遊んでくださってたんですよ、廊下で」と明かすと、西野自身は記憶がなかったのか「え〜!? むちゃくちゃいいやつじゃないですか!」と驚く。伊藤は「何かしらでご一緒させていただきたいというのが、ずっとあったんです。そうしたらこのお話が来てやっと叶ったので、どこかで言いたいなという気持ちがありました」と語った。
2020年12月13日絵本を原作としたアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』の声のキャストとして、窪田正孝、芦田愛菜、伊藤沙莉、飯尾和樹(ずん)、國村隼らが参加することが明らかに。本予告と本ポスタービジュアルも到着した。本作は厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る冒険物語。絵本では描かれなかった、えんとつ町の“本当の物語”が描かれる。現在、連続テレビ小説「エール」の主演を務める窪田正孝が演じるのは、ゴミから生まれたゴミ人間プペル。主演映画『星の子』が公開中の芦田愛菜は、父の教えを守り、いつも空を見上げ、星を信じ続ける少年ルビッチを演じる。窪田さんは「プペルは生まれたてのような、何者にも染まってないピュアなキャラクターです。ルビッチと一緒にいることで様々な感情や言葉を知り、お互いを信じ合い一緒に成長していきます」と演じるキャラクターについて語り、「大人の方にこそ観て欲しい映画だと思うので、是非劇場でご覧下さい」とメッセージ。芦田さんは「ルビッチは、本当は不器用で人付き合いが苦手で、ちょっと気弱な男の子ですが、どれだけ批判を受けても夢を忘れず、大好きなお父さんが言っていたことを信じ続けられたのは、友達であるプペルの存在が大きかったと感じるので、私もそういう友達を大切にしたいなと思いますし、自分も友達にとってそういう存在であれたらいいなと思いました。ルビッチのように、夢に向かって一歩踏み出してみようとか頑張ってみようと思える作品だと思いますのでたくさんの人に観ていただきたいです」とコメントしている。ほかにも、ルビッチに信じる勇気を教えた父・ブルーノを、西野亮廣が実際にモデルにしたと語る落語家・立川志の輔。ルビッチを信じる母・ローラを小池栄子。おしゃべり鉱山泥棒のスコップを藤森慎吾。えんとつ町を統べるレター15世を野間口徹。アントニオを伊藤沙莉。影の独裁者のトシアキを宮根誠司。アントニオの友達デニスを大平祥生(JO1)。えんとつ掃除屋のスーさんを飯尾和樹。頼れる煙突掃除屋・アイパッチを山内圭哉。そして、えんとつ掃除屋のボスであるダンを國村隼が担当する。また、「HALLOWEEN PARTY-プペル Ver.-」が流れる予告編では、ハロウィンの夜に現れたプペルに、星の存在を語るルビッチのシーンからスタート。しかし、えんとつ町の住人は星の存在を信じず、プペルは嘘つき呼ばわりされている。それでも、父から教わった「光を信じて上を見続けていたら、一緒に上を見てくれる友達が現れる」という言葉を信じて、星を見る大冒険へと旅立つ。2人の友情の始まりのシーンである、プぺルの無垢な心が伝わる「トモダチって何ですか?」というセリフにも注目だ。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月、全国にて公開予定©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年10月20日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の本編映像が19日、公開された。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。今回公開されたのは、一目惚れし、授業中も似顔絵を描き続けていた南先生(岡田将生)との間に事件が起き、ちひろが涙を流すシーン。親友のなべちゃん(新音)は「あいつ性格悪いね」とハンカチを差し出し、なべちゃんの彼氏の新村(田村飛呂人)は「どうしたんだよ?」と尋ね、ちひろは「公園で見た怪しい人、うちの親なんだ」と打ち明ける。ちひろは、両親が水をかけたタオルを頭にのせると風邪をひかないと信じていることを説明し、なべちゃんと新村がそれぞれの反応を見せるという内容になっている。芦田は、ちひろを演じるにあたり、「ちひろは宗教や両親のことで悩むときもありますが、学校に行けば心許せる友だちがいてつらい思いを打ち明けられたり、ちひろの多面的な部分を表現したいと思いました」と語る。芦田は学校シーンの撮影について、「なべちゃんや新村くんと一緒にいるときは、本当に学校にいるような感じで、毎日、笑いが絶えない楽しい現場でした」 と振り返り、永瀬正敏も田村のシーンが「居がちな感じで(笑)、良かった」と気に入ったようだった。
2020年10月19日10月10日、11日の全国映画動員ランキングは、公開4週目の『TENET テネット』(全国362館)が先週2位から再び首位に立った。公開2週目の『浅田家!』(全国343館)は先週1位から2位に。公開4週目の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(全国153館)は先週3位のまま変わらず好調。『検察側の罪人』の雫井脩介によるサスペンス小説を、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶らで映画化した『望み』(全国350館)は初登場4位に入った。公開5週目の『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(全国364館)は先週4位から5位になった。また公開10週目の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(全国347館)は先週7位から順位をあげて6位に。公開3週目の『ミッドナイトスワン』(全国150館)は先週8位から変わらず。そのほか新作では、今村夏子による、野間文芸新人賞を受賞した同名小説を、芦田愛菜主演で大森立嗣監督が映画化した『星の子』(全国192館)が初登場10位に。韓国で130万部突破のベストセラーとなり、日本でも翻訳され話題を呼んだ小説をチュン・ユミとコン・ユの共演で映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』(全国132館)は初登場11位につけている。次週は『薬の神じゃない!』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『スパイの妻』『みをつくし料理帖』『夜明けを信じて。』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『TENET テネット』2位『浅田家!』3位『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』4位『望み』5位『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』6位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』7位『事故物件 恐い間取り』8位『ミッドナイトスワン』9位『トロールズ ミュージック★パワー』10位『星の子』
2020年10月12日芦田愛菜の6年ぶりとなる実写主演映画『星の子』から、芦田さんや、岡田将生、高良健吾、黒木華、永瀬正敏、原田知世の豪華キャスト陣が大森立嗣監督の撮影現場と魅力を語るメイキング映像とメイキング画像が到着した。本作で芦田さんが演じるのは、“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで多難な青春に翻弄される中学3年生のちひろ。物語の舞台はちひろが住む街や家と、学校、そして宗教施設の3つ。それぞれに実力派共演陣が待ち受けており、それはさながら主人公ちひろが各ボスキャラと向かい合いながらゴールを目指すロールプレイングゲームのよう。優れた俳優たちの競演によって生まれるシーンの一つ一つは本作の大きな魅力となっている。今回、そんなキーパーソンを演じたキャストへの大森監督の演出シーンを交え、キャストたちが大森監督の魅力について語るメイキング映像が公開。主人公ちひろを演じた芦田さんは、「監督の『よーい、スタート』というかけ声がすごく好きです。シーンによって変わるんですね」と語る。確かに、ちひろが街を駆け抜けるシーン、自宅でのシーンなどを観ると、それぞれで「よーい、スタート」というかけ声の声色や勢いが違うことが分かる。「そのかけ声によってシーンの雰囲気が作られ、お芝居をしなきゃ、という気にならずに、とてもスムーズにそこから始まっていくような気がします。すごく好きです」と芦田さん。家で緑のジャージを着てちひろを待つやさしい父親役の永瀬さんも、大森監督と言えば「『オッケー!』という声ですね」と言う。「そのジャッジが早い!ということはそのシーンが的確に見えてらっしゃるということなので、余計なものを撮らないというのが気持ちよかったですね。映画監督で『スタート』と『カット』の声が良い人っていうのは演者としても気持ちいいですよね」と加えた。宗教施設でちひろを待ち受ける宗教団体幹部を演じる高良さんが印象的なのは、「『スタート!』の言い方、あの入り方がすごく気持ちいいですし、『会話をしましょう』というのは、芝居の基本だと思っています」と言う。本作で4本目となる大森監督への信頼をうかがわせる。また、“催眠術が使えて、人が持つオーラの色を見ることができる”というもう一人の幹部を演じたのが黒木さん。『日日是好日』で主演を務め、今回が2回目の大森監督作品出演となるが、「『日日是好日』のときと一緒ですが、その場の雰囲気に合わせて、どちらかというと役者のような感じでスタートとカットをかけてくださる。あと、しゃべっているときにふと見ると、一緒にセリフを言ってくれているときもあります。そういう独特な役者っぽい感覚を持っていらっしゃる方なんだなとあらためて思いました」と明かした。役者が気持ちよく、心地よい現場を作り出す大森マジックの一端が明らかになるメイキング映像。本映像も多くのエキストラが集まった宗教施設のシーンでの「カット!」「オッケー!」の声で終わる。その日の撮影の最後のシーンで、誰もが気持ちよく終わることのできた雰囲気が伝わるものとなっている。『星の子』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月9日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「星の子」製作委員会
2020年10月08日大森立嗣監督が、今村夏子の小説を芦田愛菜主演で映画化する『星の子』。この度、芦田さん演じる主人公ちひろの繊細な揺らぎを写し出した場面写真と、各界著名人から絶賛のコメントが到着した。「Mother」「マルモのおきて」などに出演し子役として活躍。本作ではさらに進化し、才能と輝きあふれる映画女優としての姿を見せ、その表現力が話題の芦田さん。演じているときは「自分がその役になるというより、その役が自分に近づいてくる感覚になる」と言う芦田さん。本作でも一日中ずっと、ちひろのことを考えていたそうで「撮影が進むほど、私の部分がどんどん少なくなって、ちひろの部分が多くなりました」と話し、「家族から『ちひろの話し方が抜けてないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた気がします」と撮影をふり返っている。今回大森監督が映画化にあたって挑戦したのは、少女の心の繊細な揺らぎを撮ること。さらに、「セリフのないときのちひろをどう捉えるかです。喋っていないちひろにこそ、この映画の核があると思います。繊細なものが隠れていて、それは映画だから描けることの一つです」とコメント。芦田さんについては「セリフのない一人でいるシーンが印象に残っています。芦田さんは的確な読解力と、引き出しの多さ、表現力、コミュニケーション能力、どれをとっても素晴らしかったです」と語り、「恐ろしい程のバランス感覚を持っています。15歳にして、自分のことを肯定しながら、解放していくことができるのは凄い。自分のどうしようもない部分を自分で認めないと演技のスタート位置に立てないのですが、芦田さんはそれができているので、もう子役という認識はなかったです」と絶賛した。今回到着した場面写真では、一人佇むシーンや涙目の横顔など、そんな女優・芦田愛菜の一端が垣間見える。また、各界著名人は本作について「原作に描かれた、淡い覚醒を前にゆれうごくヒロインのまなざしが、スクリーンにみごとに再現されていて感動しました」(鴻巣友季子/翻訳家・エッセイスト)、「芦田愛菜ちゃんとは一緒に番組をやらせて頂いていますが、この映画には女優、芦田愛菜『さん』がいました」(サンドウィッチマン富澤たけし/お笑い芸人)、「愛菜ちゃんとは、バラエティで共演させて頂いてますが、それとはまた違う…彼女の生業『女優・芦田愛菜』の真髄を見ました」(サンドウィッチマン伊達みきお/お笑い芸人)。「芦田愛菜さんの小さな頃から変わらぬ素晴らしさに感慨深いものがありました」(鈴木福/俳優)、「笑える理由はこの世なのか、この世に生きる自分なのか。素晴らしく完成度の高い物語と登場する人々。全ての行動と言動の動機が理解できるから笑ってしまう。しかしずっと笑ってもいられない。芦田愛菜さんのお芝居がそうさせる。この映画、全部凄い」(山田孝之/俳優)などとコメントを寄せている。『星の子』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月9日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「星の子」製作委員会
2020年10月06日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)に著名人がコメントを寄せた。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。ドラマデビュー作『Mother』から10年、映画女優としての姿を見せている芦田。演じているときは、「自分がその役になるというより、その役が自分に近づいてくる感覚になる」と表す。本作でも一日中ずっと、ちひろのことを考えていたため、「撮影が進むほど、私の部分がどんどん少なくなって、ちひろの部分が多くなりました」と明かし、「家族から『ちひろの話し方が抜けてないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた気がします」 と撮影時を振り返った。大森立嗣監督は、映画化するにあたって挑戦したのは「少女の心の繊細な揺らぎを撮ること」「セリフのないときのちひろをどう捉えるかです。喋っていないちひろにこそ、この映画の核があると思います。繊細なものが隠れていて、それは映画だから描けることの一つです」と語る。芦田については「セリフのない一人でいるシーンが印象に残っています。芦田さんは的確な読解力と、引き出しの多さ、表現力、コミュニケーション能力、どれをとっても素晴らしかったです」「それに恐ろしい程のバランス感覚を持っています。15歳にして、自分のことを肯定しながら、解放していくことができるのは凄い。自分のどうしようもない部分を自分で認めないと演技のスタート位置に立てないのですが、芦田さんはそれができているので、もう子役という認識はなかったです」と評した。また、宇野維正、恩田泰子、川島小鳥、鴻巣友季子、佐々木敦、サンドウィッチマン、SYO、鈴木福、はるな檸檬、平松洋子、光浦靖子、南沢奈央、山田孝之が同作を見てコメントを寄せる。そして女優・芦田愛菜の一端が垣間見られる場面写真として、一人佇むシーンや涙を目にいっぱいためた横顔など、繊細な揺らぎが映し出されたシーンが公開された。○富澤たけし(サンドウィッチマン) コメント芦田愛菜ちゃんとは一緒に番組をやらせて頂いていますが、この映画には女優、芦田愛菜『さん』がいました。人間にはいくつもの感情があり、そのベクトルの中を時に傾きつつ、引っ張りあうバランスの中で『自分』を形成し、保っている生き物だと思います。引っ張られる先にあるのは自分の置かれている状況や、家族、友達、先生といった人間関係、信じている物。バランスが欠けると片方にふっ飛んでいってしまう。宇宙における星同士のように。何かを『諦めること』で人は大人になる。何かを『諦めないこと』で人は成長する。ちょっと何言ってんのかわからなくなりました…。○伊達みきお(サンドウィッチマン) コメント愛菜ちゃんとは、バラエティで共演させて頂いてますが、それとはまた違う…彼女の生業『女優・芦田愛菜』の真髄を見ました。娘をもつ親としての目線だったり、大友康平さん演じる伯父さん目線…更に、懐かしい中学時代の友達関係や教室の雰囲気等、様々な感情で深く映画を観る事が出来ました。個人的には、授業中…イケメン教師の似顔絵を書いていて叱られるシーンで、ちひろの友達が『似顔絵は先生じゃない……』○鈴木福 コメントちーちゃんの信じる強さ、まーちゃんの自分を信じる強さ、2人の揺らぐ姿に人の深い部分を感じました。何かを信じること、素直に信じることの難しさを考えさせられる作品です。芦田愛菜さんの小さな頃から変わらぬ素晴らしさに感慨深いものがありました。○光浦靖子 コメント正しいから信じるんじゃなくて、信じてるから正しい、になるかもしれないから、人は信じることを躊躇し、怖がるんだと思います。「海路さんが焼きそば作ってるぅ」「きゃー」と女の子たちが群がる短いシーンが、印象的でした。彼女らのいろんな感情や状況が想像されて、見ちゃいかんもんを見ているようで、胸がぎゅうとなりました。○南沢奈央 コメント美しいはずの星空が、こんなにも不気味に見えてくるとは……。すごい余韻。物凄いものを渡されて終わる。自分の見ているものが、他のみんなにも見えてるものなのか。この映画を観終えた今、わたしはそこに立ち返って、立ち尽くしてます。○山田孝之 コメント笑える理由はこの世なのか、この世に生きる自分なのか。素晴らしく完成度の高い物語と登場する人々。全ての行動と言動の動機が理解できるから笑ってしまう。しかしずっと笑ってもいられない。
2020年10月06日女優の芦田愛菜さんが、久しぶりにスクリーンに戻ってきました!6年ぶりの主演映画は、『星の子』。未熟児として生まれた主人公・ちひろ(芦田)。あらゆる手を尽くそうとした両親は、ある日“金星のめぐみ”という水に巡り合い、それをきっかけに新興宗教に心酔。嫌気が差した姉は家出、両親は宗教にのめり込むあまり家はますます貧しくなる。中学3年になったちひろの、家族や友人など信じているものへの思いが徐々にゆらぐ様子を描く物語。「両親に守られて育ったからか、ちひろは純粋、疑うことを知らない。自分の考えや意見はしっかり持っているのですが、一方それを表現するのは苦手なタイプ。彼女を理解するには、どう育てられてきたか、また友だちとどんな時間を過ごしているのか、そういうところが大きなヒントになりました。永瀬正敏さんと原田知世さんが演じる両親から、ちひろは本当に大切に扱われていて、こういうふうに育てられたからこそ、あの純粋な心が生まれたんだなと、強く実感しました」さまざまな役を演じてきた芦田さんですが、ちひろのような等身大の役は、演じやすくもあり、難しい部分もあるのだそうで…。「年が近い分、心の動きや感情には共感できるところがたくさんあります。特に、親に話せない悩みを友だちに話すようなシーンは、リアルだなあと思いながら演じました(笑)。でも一方で、SFなどの非日常を舞台にした作品とは違い、ストーリーやキャラクターに特別な“濃さ”があるわけではないので、つい“素の芦田愛菜”が出てしまいそうになる。自分と似ている部分があるとしても、素に戻る瞬間はあってはいけないと思うんですよ。特に、どう演じたらいいんだろうとか、セリフなんだっけとか、迷いがあるとき、“自分”が顔を出しそうになるので…。自分的には、役の気持ちを理解すれば、自然に行動やセリフがついてくると思っていて、脚本を頭に入れるというよりは、役の気持ちの動きを掴むことを大切にしました…といっても、なかなか難しいんですけどね(笑)」学校の先生への淡い恋心、他者から奇異の目で見られる両親への思い、そしてあたりまえのようにそこにある宗教…。映画の大きなテーマである“信じること”の意味を、芦田さんに聞いてみました。「信じるとは、“期待すること”だと思います。人でも物でも、“こうあってほしい”と期待するものですが、その期待とは異なるものが見えたとしても、その対象を信じ続けることができるかどうか…。不安だからこそ、人は“信じる”という言葉を口にし、その言葉にすがりたくなるのかも、と思ったりします」『星の子』宗教にのめり込む両親から愛情を持って育てられたちひろが、中学3年になり世界を疑い始め…。原作は芥川賞作家・今村夏子の小説。監督&脚本を手掛けたのは、『日日是好日』などの大森立嗣。10/9(金)より公開。©2020「星の子」製作委員会あしだ・まな女優。2004年生まれ、兵庫県出身。’10年、ドラマ『Mother』で注目を浴びる。『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)にレギュラー出演中。実写映画の主演は6年ぶり。ワンピース(ズッカ/エイ・ネット TEL:03・5624・2626)※『anan』2020年10月7日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・浜松あゆみヘア&メイク・久慈拓路(KIBI)インタビュー、文・河野友紀(by anan編集部)
2020年10月04日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の見上 愛さんです。デビュー直後から映画出演が続く。目標は、演出もできる女優!映画『星の子』に出演し、来年公開の映画が2本。女優として活躍しながら、演出の勉強もしているそう。「プライベートで作品撮りをしていて、モデルさんと表情や動きを合わせて写真を撮る作業が楽しいです。今後は女優としてどんな役にも挑戦したいですし、いつか演出もやってみたいです」。外出を控えている今、友達と交換ノートを開始。「私から提案したら、みんな乗り気で!ノート上でしりとりもしています(笑)。大人になってからやると懐かしい楽しさがあって、さらに仲が深まりました」趣味の作品撮りに使うカメラたち。モデルは友達。テーマを決め、私がメイク、衣装、撮影の全てをやります。観た数は200本以上。劇場に通っています。演技にハマったきっかけも観劇。家族も好きで、一緒に観に行きます。楽譜は読めないけど感覚で弾いています。父と兄の影響でギターを始め、友達と組んだバンドではキーボードを担当。みかみ・あい2000年生まれ。’19年に女優デビューし、10/9公開の映画『星の子』では主人公の友人・さなえを演じる。W主演映画『衝動』、『プリテンダーズ』が来年公開予定。※『anan』2020年10月7日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2020年10月02日映画『星の子』(10月9日公開)の公開直前大ヒット祈願イベントが29日に都内で行われ、 芦田愛菜が登場した。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。イベントでは、原作者である今村からのメッセージや、ちひろが一目惚れする南先生を演じた岡田将生からのビデオメッセージも。ちひろはノートに南先生の似顔絵を描き続ける日々を送るが、南先生に泣かされてしまうシーンがある。岡田は「自分も心がものすごく痛くて、だけど南先生という役を全うして演じさせていただいた」「申し訳ない気持ちはありましたが、泣かせるつもりでお芝居させてもらったので… …すみませんでした」と謝罪。「観ていて複雑でしたが、芦田さんの演技に本当に魅了されました」と続け、「信じることは何なのかを考えるきっかけになる映画なので多くの方に観てもらいたい」とアピールした。最後まで謝罪モードだった岡田に、芦田は「役ですから。岡田さんも私も全力で演じたので全然そのようには思っていないです」と笑顔を見せる。「ちひろはそれまで人の悪意を知らずに生きてきた。好きな人に初めてひどい言葉を投げかけられ衝撃的で心に刺さったと思います。教室で怒鳴られるシーンはみんなの前で存在を否定された気持ちになり、一番演じていてつらかったです」と岡田とのシーンを語った。休憩中は「岡田さんは数学の先生だったので『どうやって解くんだっけ?』って聞いてくださったり、すごくフランクにフレンドリーに接してくれました」と振り返り、「次は仲がいい先生と生徒役で共演したさせていただきたいです」と岡田にメッセージを送った。また、会場にたくさんの「星」を輝かせる点灯式も行われ、芦田は「“信じるとはなにか”について結論は人それぞれ違うと思います。映画を観てくださったみなさんが、“信じる”ってなんなんだろう、と考えたり、信じたいと思えるような大切な方のことを思うきっかけになってもらえたら嬉しいです」 と、語った。○原作者・今村夏子コメント一人で考え続け、歩き続ける小柄なちひろの姿が、映画を見終わった今も、目に焼き付いて離れません。執筆中はあまり意識することのなかった、ちひろの危うさのようなものが芦田愛菜さんの演技を通じて痛いほどに伝わってきました。その一方で、彼女が時折り見せる力強いまなざしに、この子はきっと大丈夫だ、とこちらに思わせてくれるような、一筋の希望を見ることができました。鑑賞中は原作者であることを忘れ、この悲しくてあたたかい物語にずっと浸っていました。
2020年09月29日芦田愛菜が6年ぶりに主演する実写映画『星の子』。この度、芦田さん演じる主人公のちひろがひと目ぼれ、その後もちひろを大きく揺さぶる新任の数学教師登場シーンの映像が解禁。岡田将生が演じている。今回解禁となるのは、中学3年生となったちひろが、始業式で新任の数学教師・南隼人にひと目惚れするシーン。爽やかなスーツ姿で登場し、女子生徒たちが歓声をあげる中、ちひろも声には出さないが、瞬きを忘れたかのように南先生をじっと見つめている。戸惑いと胸の高鳴りが入り交じったような表情が印象的だ。さらには「テニス部に入りたいんですけど!」と、中学3年生にして南先生が顧問を務める女子テニス部に入部申し込み…。「ちひろで3人目だよ。あのね、3年生の応募は受け付けてないの」と諭され、「えっ…」と固まる姿が切り取られている。テニス部入部はかなわなかったものの、授業中も南先生の似顔絵を描き続け、仲のよい友達からは“南先生のストーカー”とからかわれるほど南先生に夢中になり、心ときめかせながら学校生活を送るように。しかし、予告編では、ちひろに「迷惑なんだよ!」「その変な水もしまえ!」と怒鳴る南先生が映し出されている。緑のジャージを着て夜の公園で奇妙な儀式をする、ちひろの両親を南先生が見てしまったことから、事態は一変していく――。南先生を演じる岡田さんは、映画では『告白』(2010)以来の先生役。岡田さんは「若さゆえの勢いもあって、善と悪が分からなくなる、空気が読めなくなる先生」と説明するが、ちひろに怒りをぶつけるシーンは「難しかった」と打ち明ける。大森立嗣監督から「もう少し感情的になってもいい」「子供っぽくなってもいい」とアドバイスを受けて演じきり、「こういう役は新鮮で、そういう意味では楽しい役でした」とふり返る岡田さん。芦田さん演じるちひろを大きく揺さぶり、物語を動かすキーパーソンとなる南先生、それに対峙するちひろの動向も見逃せない。『星の子』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月9日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「星の子」製作委員会
2020年09月24日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の本編映像が24日、公開された。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。今回解禁となるのは、中学3年生となったちひろが、始業式で新任の数学教師・南隼人(岡田将生)に一目惚れするシーン。スーツ姿のイケメン先生に女子生徒たちが歓声をあげる中、ちひろも声には出さないが、瞬きを忘れたかのように南先生をじっと見つめている。その後、ちひろは南が顧問を務めるテニス部に入りたいと、中学3年にしての入部申し込み。「ちひろで3人目だよ。あのね、3年生の応募は受け付けてないの」と諭され、「えっ……」と固まる姿が切り取られている。テニス部入部はかなわなかったが、授業中も南先生の似顔絵を描き続け、仲のよい友だちからは、ストーカーとからかわれるほど南先生に夢中になり、心ときめかせながら学校生活を送る。だが緑のジャージを着て夜の公園で奇妙な儀式をするちひろの両親を南先生が見てしまったことから、事態は動き出し、予告編ではちひろに「迷惑なんだよ!」「その変な水もしまえ!」と怒鳴る南が映し出される。岡田は演じた南について「若さゆえの勢いもあって、善と悪が分からなくなる、空気が読めなくなる先生」と説明するが、ちひろに怒りをぶつけるシーンは「難しかった」と語る。大森立嗣監督から「もう少し感情的になってもいい」「子供っぽくなってもいい」とアドバイスを受け演じきり、「こういう役は新鮮で、そういう意味では楽しい役でした」と振り返った。
2020年09月24日「裏切られたというけれど、その人が裏切ったというわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたとき『それもその人なんだ』と受け止めることができる、揺るがない自分がいることが信じることと思いました」示唆に富んだ持論をこう語ったのは芦田愛菜(16)。これは芦田が主演する10月公開映画『星の子』の完成イベントで同作のテーマでもある「信じること」について質問された際に彼女が答えたもの。大人顔負けの名回答は各メディアでも取り上げられ「16歳とは思えない!」「もはや哲学者の域」といった称賛が相次いだ。今年4月に都内の超名門私立・A大学の付属中学校から系列の女子高に進学し勉学に励むかたわら、女優業もこなす多忙な日々を送る芦田。彼女が司会を務める『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』を放送するテレビ朝日の関係者は勤勉ぶりをこう明かす。「『博士ちゃん』は単発番組の視聴率が好調だったことからレギュラー化が決まりましたが、その際に芦田さんサイドは“学業を優先させること”を条件にしたそうです。そのため制作スケジュールはかなりタイトですが、芦田さんは打ち合わせでものみ込みが早く、現場のスタッフも助けられています」学友たちからも絶大な信頼を獲得しているという。「中学時代はマンドリン部に所属し、3年生時には部長を務め、部員たちをまとめあげました。高校進学後も、成績はトップクラスで、学内でも常に一目置かれている存在です」(芦田が通う女子高の保護者)多忙ながら“文芸両道”を完璧にこなす芦田だが、その胸には壮大な夢を秘めていた。「芦田さんは女優業をこの先も続けていくそうですが、将来的には医者にもなりたいそうです。A大学の医学部に内部進学する形で医師への道を目指していくのだと思います」(芸能関係者)10歳時のインタビューで「薬剤師になって新薬を開発したい」と答えるなど、かねてから医療分野への興味を示してきた芦田。中学に進学したての’17年4月放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系)で将来の夢を聞かれた際も「医学系の道に進んで、病理医になりたい」と明言していた。「’16年放送の長瀬智也さん(41)主演ドラマ『フラジャイル』(フジテレビ系)に感銘を受けた芦田さんは、原作や医学書を読み込み、人の細胞や組織を観察して病気の診断をする病理医を目指すことにしたそうです」(前出・芸能関係者)女優兼女医。実現すれば、芸能界でも類を見ない快挙となるわけだが、その道のりは決して平たんではない。「バイトや芸能活動も許容されるなど自由な校風ですが、学業にはシビアで、成績不良や出席日数が足りない場合は留年することもざらにあります。漢詩の暗記や原稿用紙100枚近い小説の創作といったハードな課題をクリアできないと、内申点にも影響します。また成績上位者の多くを占めるのが高校からの外部受験組だといいます」(前出・芦田が通う女子高の保護者)そのなかでも医学部への内部進学は、毎年わずか数人にだけ許される最難関の道だ。「A大学の医学部は一般受験すれば偏差値70超えと、全国屈指の難関校だけに、内部進学のハードルも高い。10段階の成績評価でも高校1年生時からオール10を獲得し続けるのは当たり前。学級委員長や学校行事といった課外活動への参加も評価対象となるそうです。医者の娘も多くライバルも当然、多い。諦めて他大の医学部を受験する生徒もいます。“一般受験で入るより難しい”という生徒さえもいるほどです」(前出・芦田が通う女子高の保護者)いかに芦田が才気煥発でも、女優業との二足のわらじを履いた彼女には少々分が悪いようにも思えるが……。しかし、芦田は“オール10の壁”にも果敢に立ち向かっていく。「知識が豊富な芦田さんですが、小学生時には年間100冊以上読むなど、そのほとんどを読書から吸収しています。打ち合わせでわからなかったことがあるとネットでは調べず、移動の合間やちょっとした休憩時間を使って読書し、必ず調べてくるそうです。常にインプットし続けている芦田さんなら医学部進学も夢では終わらないでしょう」(前出・芸能関係者)史上最年少での紅白歌合戦出場や、昨年11月には天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典で祝賀メッセージを朗読するなど、日本の芸能史を次々と更新してきた芦田。新たな1ページを刻む日はそう遠くないことだろう――。「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月17日2020 年6 月にデビューした芦田多恵デザインのMASK by jun ashida から、秋冬の新作、抗ウイルスタイプが新登場。機能性も兼ね備えたスタイリッシュな洗えるマスクはプレタポルテで使用する高品質な生地に抗ウイルスフィルターを内蔵。メゾンの技術を駆使して一点ずつ心をこめて制作しています。人気のレースシリーズは、新色のネイビー、チャコールグレーが登場。他にもラインストーンをあしらったエレガントでスタイリッシュなタイプから、ボーダーや、無地にスタッズをアクセントにしたユニセックスなタイプまで幅広く取りそろえております。また形は立体的なドームタイプ、ギャザータイプ、プリーツタイプを展開。9 月15 日正午よりjun ashida TAE ASHIDA 直営店、およびECサイトにて販売開始。なお売上の10%は新型コロナウイルス感染症の医療関係機関に寄付いたします。jun ashida TAE ASHIDA 直営店サイト企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月16日2020年9月3日、映画『星の子』の完成報告イベントに主演の芦田愛菜さんが出席。その際に語った言葉が「大人だ」と反響が上がっています。芦田愛菜の思う『信じる』映画『星の子』は、芥川賞作家・今村夏子さんの同名小説を実写化。映画のテーマを受け、芦田さんは『信じること』について持論を展開しました。あやしい宗教を信仰する両親に育てられた中学3年の少女・ちひろの葛藤と成長を描く物語。テーマである「信じる」について芦田は「『その人を信じる』というのは、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とする人物像に期待してまっていることなのかな」と考えたと明かし、「だからこそ人は、裏切られたとか言うけれど、それはその人の見えなかった部分が見えただけであって、そのときに『それもその人なんだ』って受け止められる揺るがない自分がいることが信じられることなのかなと思った」と持論を展開した。サンケイスポーツーより引用(原文ママ)「裏切られたのではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ」という言葉は印象的です。芦田さんは、人々があえて「信じる」と口に出すことについて、次のようにも語りました。続けて「だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ成功した自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかなって思いました」と締めくくると、父親役の永瀬は「しっかりしてるでしょ?」と“まな娘”を絶賛した。サンケイスポーツーより引用芦田さんのいうように、人は寄りかかる先を求めて「信じる」といってしまいがちなのかもしれません。まだ16歳とは思えない深い言葉に、多くの人が感銘を受けています。・見習いたい考え方。・芦田さんは読書家だから、達観するのも納得!・『自分の都合のいいようにしか考えられない大人』な自分が恥ずかしくなった。・『信じる』ということをもう一度見つめ直すきっかけになりました。寄りかかるための『信じる』なのか、それとも相手を受け入れる準備ができた『信じる』なのか…。発言する前に、ひと呼吸おいて考えたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月04日映画『星の子』(10月9日公開)の完成報告イベントが3日に都内で行われ、 芦田愛菜、永瀬正敏、原田知世、大森立嗣監督が登場した。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。6年ぶりの主演作となった芦田だが、大森監督は「さすがでした」と感嘆。「1番すごかったのは、目に涙が溜まっているシーンで、『今の涙、映ってました?』と言われたところ。確かに溜まってた。本を読む力もすごくあるし、的確な演技力もある」と絶賛する。監督からは「現場の会話で生まれるものを大切にしてほしい」というオーダーがあったようで、芦田も「楽しかったです。すごく。2人ともフレンドリーに接してくださって、待ち時間とかは本当の家族みたいに他愛もない話をさせていただきました」と両親役の永瀬と原田に感謝した。イベントでは、作品のテーマに合わせ「信じるとは?」という質問も。芦田は「『その人のことを信じようと思います』という言葉をけっこう使うと思うんですけど、どういう意味なんだろうと考えた時に、"その人自身"を信じてるのではなくて、自分が理想とする"その人の像"に期待してしまうことかなと感じて」と語る。「『裏切られた』『期待してたのに』と言うことがあるけど、それはその人が裏切ったわけではなくて、見えなかった部分が見えただけであって、『それもその人なんだ』と受け止められる、揺るがない自分がいることが、信じられることなのかなと思ったんです」と持論を展開した。さらに芦田は「でも、揺るがない自分の軸を持つのは、難しいじゃないですか。不安な自分がいるからこそ、人は『信じる』と口に出して、成功した自分だったり、理想の人物像にすがりたいんじゃないかなって思いました」と締めくくる。16歳の芦田の理知的、かつ深い話に会場は一瞬静まり、大森監督が「難しいよ~!」と驚くと改めてざわつく。永瀬も「しっかりしてるでしょ、これ以上の答えはないんじゃないか」とぼやくなど、大人たちもたじたじとなっていた。一方、「流れ星にお願いしたいこと」というテーマでは「猫と話したい」とかわいらしいお願いも。「最近飼い始めて、私のことをどう思ってるのか聞いてみたいですし、『ふだん困ってることない?』『楽しく生活できてる?』『ごはん、何にしてほしいの?』とか、色々聞きたいことがあるので、1日だけでいいから話してみたい」と希望した。
2020年09月03日大森立嗣監督が手掛ける映画『星の子』の第3弾キャストとして、岡田将生、高良健吾、黒木華らの出演が決定。予告編と場面写真も到着した。岡田さんが演じるのは、芦田愛菜扮する主人公・ちひろが一目惚れする、学校で一番人気の先生「南先生」。のちにちひろの運命を大きく左右する南先生を演じる岡田さんは、芦田さんとの共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと」と久々の共演をふり返っている。また、高良さんと黒木さんが演じるのは、宗教団体の謎めいた幹部コンビ、海路さんと昇子さん。その迫力と、思わず吸い込まれそうになる魅力をカリスマティックに表現する。ほかにも、ちひろの両親の目を覚ますためにある事件を企てる雄三おじさんを大友康平。ちひろの姉・まーちゃんを蒔田彩珠。ちひろの親友・なべちゃんを『まく子』でヒロインに抜擢された新音が演じる。主人公・ちひろの両親(永瀬正敏&原田知世)は、幼少期に病弱だったちひろを救ったことから、奇跡の水を信じ続けている。合わせて到着した予告編では、そんな水について大親友のなべちゃんから「偽物なんじゃない?」と指摘されたり、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうところ、タオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまったり…。さらに、ちひろを諭そうとする宗教団体のコンビの姿や、両親の洗脳を解こうとする雄三おじさん、この家族の現状はちひろのせいだと言う姉と、今回発表されたキャストたちの姿も映し出されていく。『星の子』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月、全国にて公開予定©2020「星の子」製作委員会
2020年08月18日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の新キャスト及び予告映像が18日、明らかになった。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子による同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きな父(永瀬正敏)と母(原田知世)から愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。ちひろが一目惚れする“南先生”役には、岡田将生が決定。学校で一番人気のイケメン先生だが、後にちひろの運命を大きく左右する。岡田は芦田との共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと。同世代の共演者の方と話をしている感覚で色々お話させて頂きました」と表した。ちひろの両親の目を覚ませる為に、ある事件を企てる“雄三おじさん”役で大友康平が出演し、高良健吾と黒木華が宗教団体の謎めいた幹部コンビである“海路さん”と“昇子さん”を演じる。ちひろの姉の“まーちゃん”役に是枝裕和監督に見出された蒔田彩珠(まきたあじゅ)、美人でかっこいいちひろの親友“なべちゃん”役に映画『まく子』(19)でヒロインに抜擢された新音(にのん)と、今後の活躍が気になるキャストも。公開された予告編では、幼少期に病弱だったちひろを救った“金星のめぐみ”と呼ばれる奇跡の水を信じ、水を浸したタオルを頭に載せて暮らす父と母の姿が映し出される。学校では大親友のなべちゃんから「偽物なんじゃない?」と水の真偽を指摘されるが、ちひろが夢中なのは新任でやってきたイケメンの南先生。ある日、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうが、自宅前の公園で、全身緑のジャージで頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまう。「気づく時がくる」「空も飛ぶようになる」とちひろを諭そうとする宗教団体の幹部、両親の洗脳を解こうと作戦を企てる雄三おじさん、この家族の現状はちひろのせいだと言い切る姉のまーちゃんの姿が続き、少しずつ揺らぎ始める自分とちひろは闘い始める。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年08月18日RADWIMPS・野田洋次郎(35)が7月16日にツイートした内容について、波紋が巻き起こっている。高校生棋士・藤井聡太棋聖(18)が「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」において、史上最年少でタイトルを獲得した日だった。《藤井聡太棋聖、すごい。 想像もできない世界だなぁ。 おめでとうございます》と、Twitterで祝福した野田。注目が集まったのは、その直後のツイートだ。《前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。 お父さんはそう思ってる》野田は「#個人の見解です」としつつも、続くツイートで《めちゃめちゃ真面目に返信してくださる人いますが冗談で言っています、あしからず》と弁解。だが発言内容が「人間は生まれながらに優劣があり、劣悪な遺伝的素質は排除されるべき」という“優生思想”を疑うものとして、批判が殺到している。《うむ。これは怖い。 と言うか優生思想じゃないかな?野田洋次郎がこんな発言したのにちょっと驚いている。。。》《大谷選手や藤井棋士や芦田さんの活躍を「遺伝子」と表現している時点で、彼らの「努力」を軽視した非常に失礼なツイート》《何らかの炎上した言説を“冗談”で言い逃れしようとするのは「ダサいなぁ」で済むけど、今回の野田洋次郎の件、彼自身が本当に優生思想を冗談の対象としちゃってるとしたらもっとヤバいよ》野田のツイートが炎上したのは、23日に報じられた事件が背景にあるようだ。京都新聞によると、京都市の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者が、SNSで知り合った医師2人によって薬物投与され死亡した。京都府警は同日、医師2人を嘱託殺人の疑いで逮捕。いっぽう患者は生前、“安楽死を望むツイート“を繰り返していたという。「投薬などによって患者の死期を早める『積極的安楽死』は、国内では認められていません。また逮捕された医師の1人は『高齢者は見るからにゾンビ』『高齢者への医療は社会資源の無駄』などとネットに書き込んでいたそうです。このことは“優生思想”として、Twitterでも瞬く間に議論の対象に。世界でも遺伝子を巡る事件として、18年11月に受精卵の遺伝子を操作した中国人研究者に実刑が下されました。野田さんの発言は、悪気がなかったとしても“命の選別”を想起させてしまったのでしょう」(全国紙記者)これまでも《漢文の授業ってまだあるの?》といったツイートで、しばしば持論が注目を集めていた野田。トップアーティストとして音楽界を牽引し、NHK連続テレビ小説『エール』に出演するなど俳優としても活躍している。それだけに、彼の影響力を心配する声が広がっている。《言論の自由があるけど、影響力のある人が迂闊にSNSでしていい話ではないと思うので、気をつけた方がいいと思います》《「個人の見解です」「冗談」とつけたら何言ってもいいわけじゃないし、野田洋次郎くらい影響力のある人が公の発言として出しちゃいけないものだと思うんだけど》《なにより実名だして影響力ある人が全世界に発信していることがいけないのでは??私たちが数人で話すのとは訳が違う……》
2020年07月26日永瀬正敏と原田知世が、大森立嗣監督作『星の子』に出演することが決定。主演・芦田愛菜の両親役を演じる永瀬さん、原田さんの2人も登場する特報映像と場面写真も到着した。永瀬さんと原田さんは、同じ1983年にスクリーンデビュー。夫婦役では『紙屋悦子の青春』以来、実に14年ぶり、2度目の共演。本作では、芦田さん演じる中学3年生の少女ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方、かつて病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまう両親役を演じる。そのせいで家が日に日に貧乏になり、またフリーマーケットで買ったお揃いの緑ジャージしか着なくなる…。永瀬さんは「信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか?大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした」と今作への参加をふり返り、原田さんとの共演については「“信じるものがばっちり一致している夫婦”の役でしたが、知世さんの演技を見て、感情がパッと浮かび上がるような感覚があり、だいぶリードしてもらった気がします」と抜群のコンビネーションを発揮した様子。原田さんは「今まで演じたことのない新しい役でした。ほかの人から見るとちょっと奇妙に見えたりする部分もあるのですが、子供を深く愛していて、夫婦が同じ方向を見て共に手を取って歩んでいる」と自身の役柄について語り、「成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました。この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います」とコメントしている。一方、芦田さんは「お二人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と2人との共演について語っている。到着した映像では、思春期を思い悩み、ひとり遠くを見つめたり、何かから逃げるように街を駆け抜けたりするちひろの様子や、ジャージを着て頭にタオルを乗せ、水を掛け合う両親の姿が切り取られている。さらに、「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語るちひろのセリフからは、あやしい宗教を深く信じている両親に対する複雑な感情が垣間見える。『星の子』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月、全国にて公開予定©2020「星の子」製作委員会
2020年07月21日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月公開)の第2弾キャストが21日、明らかになった。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。この度、第2弾キャストとしてちひろの父役を永瀬正敏、母役を原田知世が演じることが解禁された。永瀬と原田は同じ1983年にスクリーンデビューし、夫婦役では『紙屋悦子の青春』(06年)以来、実に14年ぶり2度目の共演となる。本作では、ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方で、幼少期、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまうことから、家が日に日に貧乏になり、挙句の果てにはフリーマーケットで買ったお揃いの緑ジャージしか着なくなる両親を演じる。芦田は大先輩の2人との共演を「永瀬正敏さんと原田知世さんの演じる両親の姿から、ちひろが大事に育てられてきたことを感じました。お二人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と親子役として絆を深めたことを明かした。また、特報映像も公開。主人公ちひろが自らの思春期を思い悩み、ひとり遠くを見つめる姿から始まり、「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語るちひろのセリフからは、病弱だったちひろ自身を救った“あやしい宗教”を深く信じている父と母に対する、複雑な感情が垣間見られる。何かから逃げるように街を駆け抜けるちひろや、頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親などの姿が描かれている。○永瀬正敏 コメント信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか?大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした。そこに存在しているだけで愛しさが湧いてくる芦田さん、物語の中の同じ時を過ごして来たその想いを、自然に醸し出してリードして頂いた原田さん、そして再び大森監督の現場に立たせていただいた事、、、この作品に関わった全ての皆さんに感謝しています。“何かを心から信じる”事への“あるひとつの家族”の愛と葛藤の物語を、是非劇場でご覧いただければと思います。○原田知世 コメント「未熟児だって、、、ただただ健康に」映画の冒頭で、日記に書き綴られた母の祈り。そんな母の切実な思いを胸に演じました。赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました。この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年07月21日『日日是好日』の大森立嗣監督&スタッフが手掛ける、芦田愛菜6年ぶりの実写映画主演作『星の子』から、ティザービジュアルが到着した。本作は、芥川賞作家・今村夏子による同名小説の映画化。今村氏にとって、本作が初の映像化となる。主演の芦田さんが演じるのは、あやしい宗教を深く信じている両親のもとで、過酷な青春に翻弄される中学3年生の少女・ちひろ。今回到着したティザービジュアルでは、そんなちひろが赤く揺らぐ背景の前で真っ直ぐに遠くを見つめる姿が写し出されている。側には、「信じる。愛する。大人になる。」というコピーが添えられ、前を向いて生きようとする彼女の決意が感じられるようだ。ちひろを演じるにあたり、長い髪を30cm以上カットして撮影に臨んだ芦田さんは「少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と役柄について語っている。『星の子』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年06月26日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月公開)のティザービジュアルが26日、公開された。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。今回解禁されたティザービジュアルでは、赤く揺らぐ背景の前に力強く立ち、まっすぐに遠くを見つめる主人公のちひろに「信じる。愛する。大人になる。」というコピーが添えられる。多難な思春期から逃げ出さず、前を向いて生きようとする彼女の決意が表された。本作のため、トレードマークであった長い髪を30cm以上カットして臨んだ芦田愛菜は、そんなちひろについて「少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と語っている。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年06月26日