《デビュー以来約30年在籍した茂田オフィスが茂田遙子社長の勇退と共に閉鎖することになりました。不遇だった時代から今に至るまで茂田オフィスには大変お世話になりました》ホームページに阿部寛(59)の感謝のコメントが掲載されたのは11月上旬のこと。ある演劇関係者によれば、「大学在学中にモデルとしてブレークした阿部さんは、’87年に映画で『はいからさんが通る』で俳優デビューします。その当時、彼が所属した芸能事務所で茂田遙子さんは働いていたのです。のちに組織変更で『茂田オフィス』となり、茂田さんと阿部さんは、30年も二人三脚で芸能界を歩んできました」華々しいデビューを果たした阿部だったが、億ションを購入した直後にバブルがはじけたり、女優とのスキャンダルが報じられたりと、不遇な時期を過ごす。俳優としても伸び悩み、彼は自著『アベちゃんの悲劇』で、当時の苦悩をつづっている。《演技力もない、ほんとの仕事の面白さも知らない》そんな阿部の才能を信じ、奔走したのが茂田さんだった。彼女は新聞のインタビューで、自らの使命について、《役者自身で何かをつかめるようなキッカケとなる場を作ってあげたい》と語っている。彼女は知り合いのドラマプロデューサーたちのもとへ日参し、売り込みを続けた。「阿部に合った役はありませんでしょうか」そして彼に与えたキッカケが、高倉健さんとの出会いだった。「’92年、高倉さんの主演ドラマ『チロルの挽歌』(NHK)に阿部さんも出演していますが、役は“工事人A”で、出番はわずか5秒。それでも茂田さんは阿部さんにとって大切な学びの場になると考えたのです」(前出・演劇関係者)その出会いは、阿部にとって一筋の光明に見えたという。《エキストラだと思った俺にもきちんと挨拶して下さった高倉さんの人となり、現場での振るまい。もちろん演技も含めて、すごい人だと思った。(中略)役者としてやらなければならないこと、役者の苦悩、こだわり、楽しさ、そして何よりもスターとしてのオーラ、そういうものがまるで厚い雲の間に一筋の光が射すかのように、ハッキリと見えはじめた。その時から何かが吹っ切れた》(『アベちゃんの悲劇』より)もう一つのキッカケが、つかこうへいさんとの出会いだった。「つかさんと茂田さんは旧知の仲でした。つかさんが茂田オフィスに電話をしてきたときに、たまたま阿部さんが電話に出たことがあったそうです。つかさんは『お前んところは役者に電話番をさせているのか?』と面白がり、阿部さんに興味を持ったのです。その後、阿部さんは、つかさん作の舞台『熱海殺人事件』に出演し、俳優として開眼しました」(前出・演劇関係者)《マネージャーのS・Hさん(※茂田さん)はこれ(※『熱海殺人事件』)に命を賭けるとばかり宣伝に力をそそいでくれ、テレビの取材や新聞、雑誌のインタビューの申し込みをとってくれた》(『アベちゃんの悲劇』より)人気がうなぎ上りになった阿部だったが、茂田さんには“俳優は家族同然”という信念があった。茂田さんを知る芸能プロダクション関係者はこう語る。「茂田さんに『阿部さん、最近はすごい活躍ですね』と、話しかけたことがありました。すると茂田さんは『でも、無理をした仕事は入れないようにしているんです。きちんと計算して、先行きうまくいくように考えてやっています。だから大変ですよ、3年先のことを考えなくてはいけないんですから』と、笑って話してくれたのです」冒頭のHPの阿部のコメントはこう続いている。《今後の私の仕事は新しく設立致しましたオフィスAで引き継ぐことになります》実は11月1日に設立された「オフィスA」の代表取締役には阿部本人が就任している。それは“芸能界の母”の意志を継ぐという決意表明にほかならなかった。
2023年11月13日大人世代のための美容本が登場2022年8月2日、宝島社から、新刊『42歳になったらやめる美容、はじめる美容』が発売される。著者は、コスメブランド『OSAJI(オサジ)』の代表を務める茂田正和氏。同書では、化粧品ディレクターとしても活躍する茂田氏が、「スキンケアの誤解」について分かりやすく解説。42歳になったらやめるべき美容とはじめるべき美容、肌と五感が喜ぶ献立術などを紹介する。ヘアメイクアップアーティスト草場妙子氏とスタイリスト伊藤まさこ氏との大人女性の肌談義にも注目だ。販売価格は1,650円。宝島CHANNELやAmazon.co.jpなどで予約を受け付けている。皮膚科学を重視している茂田正和氏茂田正和氏は1978年11月生まれ。自然志向の強かった母が、交通事故による精神的ストレスから愛用していた植物由来の化粧品が使えなくなったことをきっかけに、本当に安全な化粧品を目指して、化粧品開発をスタートさせる。現在は、日本皮膚科学会所属、 日本皮膚免疫アレルギー学会、 日本化粧品技術者会所属、 日本香粧品学会所属に所属し、化粧品ディレクターとして活躍。『OSAJI』の代表を務める他、 こどもを紫外線から守る会とバランスケアアソシエーションを主宰している。(画像はOSAJIオフィシャルサイトより)【参考】※宝島CHANNEL※Amazon.co.jp※OSAJIオフィシャルサイト
2022年06月28日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、桂正和画業40周年を記念して「高精細版画作品 電影少女ーあいー」を、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。電影少女“あい”の繊細かつ美麗な原画を、「ピエゾグラフ」でみずみずしく再現『ウイングマン』 『電影少女』 『I”s』 など数多くの名作を生み出してきた漫画家・桂正和先生の画業40周年を記念して、『電影少女』のヒロイン・天野あいの高精細版画作品が登場しました。原画は小説版のカバーにも使われた、“和”テイストを意識した“あい”の姿。鮮やかな配色のコスチュームをまとった無邪気なヒロインを、高精細な複製技法「ピエゾグラフ」を用いて、原画のタッチやこだわりの色彩まで忠実に再現しました。限定400部。透明感あふれる世界観をいっそう際立てるシャンパンシルバーの額装入り。桂正和先生の正式な監修を受けた作品であることを示す作品保証書が付属します。2022年4月1日(金)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: 桂正和画業40周年記念 高精細版画作品 電影少女ーあいー桂正和先生の原画の繊細なタッチや鮮やかな色彩も、ピエゾグラフと呼ばれる高度な複製技法によりキャンバスへ忠実に再現。透明感あふれる世界観が際立つシャンパンシルバーの額縁で、感動が鮮やかによみがえります。桂正和先生の正式な監修を受けた作品であることを示す作品保証書(奥付)が額裏に貼付されます。保証書には限定400部のエディションナンバーが記載されます。絵画の大きさは、縦57.5×横48.5 cm(額装込み)。やわらかな微笑みをたたえ、まっすぐにこちらを見つめる“あい”のいきいきとした姿を、日々心ゆくまでご鑑賞いただけます。■商品情報商品名:桂正和画業40周年記念 高精細版画作品 電影少女ーあいー価格 :89,800円(税込98,780円)限定数:400発売日:2022年4月1日(金)発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : (c)桂正和/集英社■商品仕様材質:本紙=ポリエステルキャンバスにピエゾグラフ 額=合成木製MDF、シルバーフィルム仕上げサイズ(約):画寸=縦43×横34cm 額寸=縦57.5×横48.5×厚さ4cm重さ(約):2.8kg生産国:日本■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月01日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、桂正和画業40周年を記念して「ウイングマン オフィシャルウォッチ」を、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。ドリムノートを開けば、憧れのヒーロー『ウイングマン』が躍動する――『ウイングマン』 『電影少女』 『I”s』 など数多くの名作を生み出してきた漫画家・桂正和先生の画業40周年を記念して、『ウイングマン』の世界観を表現したオフィシャルウォッチが誕生しました。異次元空間を想起させる深いブルーの文字盤に広がるのは、少年時代に憧れた愛と正義の世界。ウイングマンのマスクや翼の立体意匠、クロムレイバーの時分針など、あの頃の感動が蘇るアイテムを盤上に散りばめながら、クロノグラフとしての造形美にもこだわり抜いた、まさに夢の逸品。桂正和先生のデザイン監修により、『ウイングマン』の世界観がスタイリッシュに再現された限定版です。限定1000点、裏蓋にエディションナンバーを刻印。「ドリムノート」型の特製ボックスに収めてお届けします。2022年2月21日(月)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: 桂正和画業40周年記念 ウイングマン オフィシャルウォッチストップウォッチ機能を搭載し、盤上にストップウォッチ分計・24時間表示・ストップウォッチ秒計の3つのインダイヤルを装備。3時・9時の位置に並ぶインダイヤルは、ウイングマンが「デスボール」を発射する時に開くソーラーガーダーの胸元部分がモチーフ。異次元空間を想起させるワイヤーフレームが描かれた盤上に、ウイングマンのマスクと翼、ロゴを立体加工。ソーラーガーダーのランプに着想を得た青・黄・赤の配色でエネルギッシュなイメージに仕上がっています。時針・分針は長剣「クロムレイバー」をデザイン。裏蓋にはウイングマンの姿と限定の証であるエディションナンバーが刻印されます。物語のきっかけにして夢のノート「ドリムノート」型の特製ボックスに収めてお届けします。ボックスを開くと、蓋裏に桂正和先生のサインの箔押しが施されています。■商品情報商品名:桂正和画業40周年記念 ウイングマン オフィシャルウォッチ価格 :39,800円(税込43,780円)限定数:1000発売日:2022年2月21日(月)お届け:2022年4月下旬 発送予定発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : (c) Masakazu Katsura /SHUEISHA■商品仕様材質 :ケース・裏蓋・バンド=ステンレススチール 文字盤=真鍮 風防=ミネラルガラスケースサイズ(約):縦47.5×横45.5×厚さ9.6mm手首回り(約):S=16cm、M=18cm、L=20cmムーブメント:MIYOTA製クオーツ(日本製)精度 :月差±20秒以内防水性能 :5気圧防水保証 :1年間品質保証生産国:中国■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月21日志茂田 景樹著『9割は無駄。』Audible株式会社あさ出版(代表取締役:佐藤和夫、所在地:東京都豊島区)は、世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazon Audible(以下オーディブル)にて、志茂田景樹著『9割は無駄。』のオーディオブックの配信を2022年2月17日に開始いたしました。今だからこそ伝えたいメッセージを音声でもお届けTwitterでの人生相談や名言が若者の間でも話題となりフォロワー数41万人を超えた直木賞作家の志茂田景樹先生。最近では、EXIT兼近さんが、尊敬する人は志茂田景樹さんと名前を挙げています。本書では、Twitterで反響の大きかったつぶやきとともに、著者がエッセイを書き下ろしました。2022年2月9日発売の書籍版に引き続きAudibleでも配信が開始されました。81歳を迎えた今だからこそ伝えたいメッセージを音声でもお届けします。書籍紹介タイトル:9割は無駄。 Audible版 – 完全版再生時間:6 時間 2 分著者:志茂田 景樹ナレーション:けんぞう価格:2,500円(10%税込)配信開始:2022年2月17日ASIN:B09S316R6WAudible: 『9割は無駄。』【目次】第1章 1割の幸せを見つけろ第2章 希望がないときがあってもいい第3章 人はお互い様で生きている第4章 心配するなよ、大丈夫だよ、それでいいんだよ【著者プロフィール】志茂田景樹(しもだ・かげき)著者志茂田景樹氏1940年、静岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、さまざまな職を経て作家を志す。1976年、『やっとこ探偵』(講談社)で第27回小説現代新人賞を受賞。40歳のとき、『黄色い牙』(講談社)で第83回直木賞を受賞。ミステリー、歴史、エッセイなど多彩な作品を発表し続けている。活字離れに危機感を持ち、「よい子に読み聞かせ隊」を結成、自ら隊長となり幼稚園や保育園をはじめ、さまざまな箇所を訪問。絵本『キリンがくる日』(木島誠悟・絵、ポプラ社)で第19回日本絵本賞読者賞【山田養蜂場賞】受賞。2010年4月から「@kagekineko」のアカウントでtwitterを開始。読む者の心に響く名言や、質問者に的確なアドバイスを送る人生相談が話題を呼び、フォロワー数は41万人を突破している。【報道関係各位】『9割は無駄。』AmazonAudible配信開始.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月17日81歳の志茂田景樹さんがいま、若い世代に伝えたいこと「やりたいことがない」「毎日を無駄に過ごしている気がする」「周りの人はすごいのに自分は……」将来への不安から、こんなふうに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。直木賞作家である志茂田景樹さんのTwitter(@kagekineko)には日々、志茂田さんへの悩み相談が後を絶ちません。つらいとき、悲しいとき、へこんでいるときなど、元気がないときにそっと背中を押してくれる志茂田先生の言葉は、これまで多くの人を勇気づけてきました。そんなTwitterのつぶやきの中から、特に反響が大きかったものをピックアップし、それぞれにエッセイを書き下ろした『9割は無駄。』(あさ出版)が2022年2月に刊行されました。『9割は無駄。』のタイトルに込められた意味『9割は無駄。』というタイトルには、次のような意味が込められています。「無駄をやっているんじゃないか、無為に年月を浪費しているんじゃないか。それならばそれでいい。人生の9割は無駄なのだ、と割り切ればいいだろう。あとの1割の中で結果が出る、と開き直れ。無駄だと思っていることはけして無駄じゃない。人生の醍醐味はそこにあるということをしっかり胸に刻み込んでほしい。」本書の中から、メッセージをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。ゴボウ抜きで抜いていく人生も、ゴボウ抜きで抜かれていく人生も、同じ人生「ゴボウ抜きで抜いていく人生も、ゴボウ抜きで抜かれていく人生も、同じ人生なんだよ。それもただの途中経過だ。途中経過なんだから気にすんな。各人各様でいいじゃないか」早咲きの桜もあれば、遅咲きの桜もある。運動能力ばかりは、早咲きの世界かなあ。20歳で100メートルを9秒台で走るのは何人かいても、50歳で五輪陸上100メートルを制したのは、まだいないんじゃないか。それ以外の世界は、年齢にはそれほどこだわんなくてもいいと思う。35歳で生涯を終えたモーツアルトは、5歳で「アンダンテ ハ長調K.1a」を作曲し、神童ぶりを見せつけたという。長命を得ていれば、もっと数々の名曲を残したかもしれないぜ。チャイコフスキーは遅咲きと言われたけれど、14歳前後で「アナスターシャ・ワルツ」を作曲しているのよ。53歳で亡くなるまでに世界で愛される数々の名曲を作っている。53歳という寿命は、チャイコフスキーが生きた時代のロシアでは、けして短くはなかったよ。だから、作曲家生命は長かった。確かに、短命のモーツアルトと比べれば、遅咲きだったんだろう。きみが何の世界にいるのか、どんな世界を目指しているのかは知らない。もしも、きみの知る誰かがきみも含めて周りのみんなをゴボウ抜き状態で駆け上がっていったとしても、少しも焦ることはないぞ。その日とその人の人生で、不意に輝きを発する時期はそれぞれに異なるし、その期間の長さも違ってくる。そういう時期に、ゴボウ抜きで抜いていった人を、あっという間に追い越すかもしれないのよ。いずれにしたって、人の人生だ。途中経過の違いなんだよ。ゲームセットは見えないんだぞ。自分なりの努力、継続で自分の才能、特質、才覚を磨いていけばいいのよ。心配するなよ。大丈夫だよ。それでいいんだよ。「心配するなよ。大丈夫だよ。それでいいんだよ。自分の心がブルーに染まりかけたとき、この3つの言葉を1セットに繰り返し語りかけてごらん。これは効くよ」人は心配の種が尽きない動物だろ。僕なんかも朝起きりゃ、何かしら心配しているぜ。明後日は5枚のエッセイの締切か。明日書くとして、今日はテーマぐらい考えておかなきゃな、と心配したもの。こういう根拠がある心配はいいのよ。子どもの頃はよく杞憂に過ぎない心配をしたもの。明日、太陽が爆発したらどうしよう、とか。燃え尽きるまで何十億年とかかかる、と教わったけれど、何かの条件が変わって中途爆発することだってあるだろうと案じ、一晩ぐらい眠れなかった。ただ、その爆発の確率は極めてゼロに近いし、仮に爆発するとしても人間はどうすることもできない。子ども心にもそんな風に考えられるようになっていたから、一晩の杞憂ですんだのよ。杞憂は1円にもならん。でも、根拠のある心配はジャンジャン生まれてもいいってことよ。明後日締め切りで、明日書くことにしている原稿のテーマさえ決まっていない。心配だ。じゃ、今日はテーマだけでも決めておこう。これなら充分に根拠がある。ところで、杞憂って気がつかないでいるだけで、みんな、いろんな杞憂をしているぜ。今日は大事な初デート。絶対、約束の場所に約束の時間の20分前に入ろう、と心に決めて家を出てきた。ここまではいいよな。電車に乗ってから、どこかの駅で人身事故が起きて30分、この電車が止まったらどうしようと不安になる。これが杞憂なのよ。実際に事故が起きたら、ケータイで相手と連絡を取り合えばいいことだろ。大学入試の合格発表まで、落ちたらどうしようと心配するのも杞憂。落ちたと決まったらどうしようかを考えろ。前向きすぎる杞憂もある。僕がノーベル文学賞を受賞して、その挨拶を日本語で行って、それをレディー・ガガさんが同時通訳して、メディアに絶賛されたらどうしよう、と。この2行の杞憂は恥ずかしいから、ゲラ校正のときに削除するか。とにかく、不要の杞憂をなるべくなくすことで、人生かなり豊かになるぜ。杞憂がちらついたり、自分の心がブルーに染まりかけたら、次の3つの言葉を1セットにして繰り返しつぶやいてみな。心配するなよ。大丈夫だよ。それでいいんだよ。言霊入りの鎮静3言だからてきめんに効く。著者プロフィール志茂田 景樹(しもだ・かげき)著者:志茂田 景樹1940年、静岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、さまざまな職を経て作家を志す。1976年、『やっとこ探偵』(講談社)で第27回小説現代新人賞を受賞。40歳のとき、『黄色い牙』(講談社)で第83回直木賞を受賞。ミステリー、歴史、エッセイなど多彩な作品を発表し続けている。活字離れに危機感を持ち、「よい子に読み聞かせ隊」を結成、自ら隊長となり幼稚園や保育園をはじめ、さまざまな箇所を訪問。絵本『キリンがくる日』(木島誠悟・絵、ポプラ社)で第19回日本絵本賞読者賞【山田養蜂場賞】受賞。2010年4月から「@kagekineko」のアカウントでtwitterを開始。読む者の心に響く名言や、質問者に的確なアドバイスを送る人生相談が話題を呼び、フォロワー数は40万人を突破している。書籍情報表紙タイトル:9割は無駄。著者:志茂田 景樹ページ数:176ページ価格:1,430円(10%税込)発行日:2022年2月9日ISBN:978-4-86667-307-3 amazon: 楽天: 目次第1章 1割の幸せを見つけろ第2章 希望がないときがあってもいい第3章 人はお互い様で生きている第4章 心配するなよ、大丈夫だよ、それでいいんだよTwitter投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月09日老若男女問わず愛された田村正和さん(享年77)が鬼籍に入ってから約2カ月。田村さんのキャリアを代表する作品の一つが『古畑任三郎』(フジテレビ系)だ。「第2、第3シーズンの平均視聴率は25%超を記録するなど国民的ドラマに。’06年の『ファイナル』でひとまず完結となりましたが、実は第4シーズンを制作する計画がありました。田村さんもさらなる続編制作に前向きだったそうですが、体力的な理由もあって実現にはいたりませんでした。昨年には、キャストを一新した『2代目古畑』の制作をフジが計画しているという報道もあり、主演候補の一人としてオダギリジョーさん(45)の名前が挙がっていました」(テレビ局関係者)今も続編を望む声が絶えない『古畑』。フジテレビに『2代目古畑』計画について尋ねると、「そのような事実はございません」との回答が。しかし、あるフジテレビ関係者はこう語る。「田村さんの訃報から3日後に追悼番組として『古畑』が放送され、13%超えの高視聴率を記録。再放送としては異例の数字です。この結果を受けて、上層部でも『2代目古畑』の制作が水面下で本格的に検討され始めたと聞いています」『古畑』の脚本を手掛ける三谷幸喜(59)もかねて続編を熱望していた一人だ。昨年、三谷は田村さんにこう“ラブコール”を送っている。《条件が揃えば、僕はいつでも映像版「古畑」の新作を書く準備は出来ていますよ、田村さん》(’20年5月28日『朝日新聞』夕刊)田村さん主演での続編はかなわぬ夢となったが、「2代目古畑」として白羽の矢が立った俳優がいるという。阿部寛(56)だ。「阿部さんは’11年の映画『ステキな金縛り』で三谷作品に初参加。三谷さんならではの脚本と演出にほれ込み、“いつかまた参加したい”と考えていたそうです。三谷さんも法廷でタップダンスを踊る型破りな弁護士を完璧に演じきった阿部さんを『日本を代表するコメディアン』と絶賛。アドリブ力にもたけた阿部さん主演の作品を描きたいとずっと考えていたといいます。そんな関係性からフジ社内でも、“もし『2代目古畑』が実現するとしたら阿部さんを”と推す声が強いそうです」(前出・フジテレビ関係者)正統派の二枚目から三枚目まで演じてスターとなった田村さん。阿部にも通ずるだけに、古畑ファンとしては期待したいところだが。
2021年06月02日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が先月28日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』で、動画「田村正和さんに感謝の気持ちをお伝えさせてください」を公開。4月3日に心不全で亡くなった俳優・田村正和さんの知られざる人柄について語った。1999年に放送されたドラマ『美しい人』(TBS系)で、田村さんと共演した宮迫。台本の読み合わせで、共演者の柳沢慎吾が、セリフにあった「最中」という漢字を“もなか”ではなく、“さいちゅう”と読み間違えたそうだが、「芸人魂で、一瞬ツッコもうかと思ったんですけど、そんな空気じゃないんですよ。初めての本読みだから、ものすごい緊張感なんです」というエピソードを披露。その後、主演の田村さんのセリフにも、「最中」が登場したため、「被せてわざと“さいちゅう”って言ってくれるんじゃないかって、ものすごい期待して。なんとなくみんなも期待してた」というが、田村さんは、柳沢に被せることなく、“もなか”と発言。「大スターの役者さんが、被せなんかせーへんかって。周りの人も一瞬、そりゃあ言わないよねっていう空気になった」そうだが、「その瞬間、ちょっと間を置いて『……“さいちゅう”って言った方が良かった?』って。うわー! おしゃれー! って。おしゃれな笑いの取り方で。素敵やろ?」と、懐かしそうに振り返った。チャーミングな一面をのぞかせた田村さんだったが、ドラマ撮影中も、「僕のことを、現場に行くたびにイジってくれた」と言い、「最高に素敵な方やったんですよ。本来なら、俺みたいな若手の芸人が声をかけられるような人じゃないのに、すごくそこを開けてくれるんですよ」「おしゃれで素敵な人で、どんだけ憧れても、あんな人にはなられへん」と、分け隔てなく接してくれた田村さんに感謝。打ち上げの飲み会でも親交を深めたことを明かしつつ、最後は、「本当に残念なのは、どんな形でもいいから、お仕事を一緒にしたかった」と神妙に語っていた。
2021年06月02日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が先月28日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』に出演。4月3日に心不全で亡くなった俳優・田村正和さんとのエピソードを明かした。この日公開された動画「田村正和さんに感謝の気持ちをお伝えさせてください」で、田村さんとの思い出を振り返った宮迫。1999年に放送されたドラマ『美しい人』(TBS系)で、田村さんと共演した宮迫は、「連ドラが初めてで、すごく緊張してて。若手のお笑い芸人が連ドラに出ることが、ほぼほぼなかった時代なので、周りに知り合いも友達もいなかった」と話し、「初めての顔合わせのときに、そうそうたる出演者のみなさんがいる中で、誰とも口をきかない状態で端っこの方にいたんです」と、当時の撮影現場を回顧。慣れない環境で人見知りをしていた宮迫が、リハーサル室に置いてあった椅子に座ると、「なんか周りがヒソヒソ不穏な空気が流れてた」と言い、「当時はまだ尖ってた時代でもあったので、『芸人が場違いな場所にいる』みたいなことを言われてんやろうなと思って」と、誰とも目を合わせずうつむいていたそう。しばらくして、人の気配を感じて顔を上げると、主演の田村さんが目の前に立っており、「おはようございますも言えないくらいビックリして。だって、子供の頃から観てたスーパースターが立ってるわけですよ」と、突然のことに大焦り。すると、田村さんが「それ、僕の椅子」と笑顔で話しかけてきたそうで、「僕、現場のルールを知らなかったんですけど、“田村チェア”っていう田村さんの特別な椅子がどの現場にも置かれてたんです」「『すみません! 僕、全然知らなくて……』って言ったら、『構わない。ただ、僕の椅子に座ってた人は初めてだよ』って。初対面がそれやったんです」と述懐。何も知らずに、“田村チェア”に座ってしまった宮迫だったが、「優しいフォローをしていただいて。その場も盛り上がって、ちょっと俺も打ち解けた感じになって」と、田村さんの優しさに大感激したことを打ち明けていた。
2021年06月01日5月18日に逝去が公表された田村正和さん(享年77)。いまも多くの友人・知人たちが、名優の死を悼み、生前のエピソードを語り続けている。スターは私生活を見せるべきではないという美学を貫いたことから、“人前で食べる姿を見せることは決してなかった”という伝説まで残した田村さん。だが、30年ほど前から交流してきた仕事関係者はこう語る。「実は『正和会』という親睦会を年に数回開催していたのです。正和さんがドラマで仕事をした監督やカメラマンなど、気心の知れた関係者を招いて食事をする会合でした。その会場としてよく指定していたのが『南国酒家』でした」南国酒家は、原宿に本店がある老舗中華料理店。田村さんの一人娘であるAさんは、’01年に南国酒家グループ社長(当時)の子息と結婚し、現在は社長夫人となっている。田村さんは、かつて週刊誌の対談で娘・Aさんとの関係について次のように語っていた。《子供とはあまりつき合わないですね。子供が嫌いだから。とにかくぼくはうるさいのが一番いやだから。(中略)子供って奥さんが面倒みるものでしょ?じかに接するのは母親で、父親っていうのは遠い所から見守るものだと思う》(『ヤングレディ』‘76年4月12・19日合併号)前出の仕事関係者が続ける。「取材などでは“家族には関心がない”というスタイルを見せていましたが、本当はお嬢さんのことを溺愛していました。私にも娘がいたもので、『いくつになっても可愛いから甘やかしてしまう』といった話をすると、田村さんもしみじみと『本当は誰のところにも嫁がせたくなかったんだけど、いまでは良かったと思っているよ』と語ってくれました。娘婿さんのことも可愛がっていて、だから彼がいる南国酒家の原宿店に仕事関係者たちを招いていたのだと思います。田村さんは『ここのものはなんでも美味しいんだよ』と言っていて、本当に美味しそうにラーメンをすすっていた姿が忘れられません」南国酒家のHPによれば、『水菜、チャーシュー入りネギつゆそば』『野菜入りあんかけつゆそば』といった麺類は1400円(税・サ別)からあった。スターであることを忘れ、“愛娘の嫁ぎ先”でラーメンを味わうひとときは、田村さんにとって至福の時間だったことだろう。
2021年05月30日最後まで、スターの姿勢を崩さなかったーー。4月3日、急性心不全のため亡くなった田村正和さん(享年77)。その訃報は、葬儀をすべて終えてから公表され、田村さんの旅立ちは静かなものだった。日本映画界創成期の名優・阪東妻三郎の三男として生まれ、兄弟とともに俳優として活躍した。ダンディーを絵に描いたような人なのに、ドラマ『古畑任三郎』シリーズではちゃめっ気たっぷりな警部補を演じ、10年以上続く大ヒット作に。年を重ねるほどに魅力も増していったが、プライベートは一切公表せず、鉄壁のガードを貫いた。本誌では、田村さんの当たり役だったドラマ『眠狂四郎』の撮影現場に、’72年、’89年と2度にわたり密着。黒のロングコートにスカーフを合わせたおしゃれな私服姿で撮影所に入ってきたり、撮影の合間も物憂げな表情で椅子に座っていたりと、大人の男の色気を感じさせる人だった。【’72年】ドラマ『眠狂四郎』京都ロケ初めて眠狂四郎を演じたのは29歳のとき。当時その美しさが話題に。【’89年】ドラマ『眠狂四郎』撮影密着45歳で2度目の『眠狂四郎』を演じる現場に密着。撮影所へ笑顔で入っていく田村さん。現場にケーキを差し入れるなどの心配りも。【’93年】ドラマ『ローマの休日』イタリアロケあの名作のリメークドラマ撮影のためローマへ。安田成美(54)演じるヒロインとバイクに乗って。田村さんと共演した女優は、こう思い出を振り返る。「一緒に焼き肉屋さんに行っても、私の分ばかり焼いて食べさせてくれて、自分の分は後回し。レディファーストで優しくて、ふだんでも『田村正和』していてカッコよかったです」また、ドラマ関係者は次のように語る。「地方ロケだと、田村さんから『ホテルのカーペットやバスタブを赤にしてほしい』、と要望があったりして、作品はもちろん、現場への気持ちの持っていき方にまでこだわる完璧な人でしたね」俳優の美学を体現したスター・田村正和さんの姿は、私たちの中に輝き続けている。
2021年05月30日4月3日に亡くなった俳優・田村正和さんを偲んで、田村さんの代表作「古畑任三郎」シリーズの第3弾が、5月24日(月)よりカンテレにて放送されることが決定した。「古畑任三郎ファイナル~ラスト・ダンス~」の放送に続き、今回急遽放送が決定したのは、1999年4月13日から放送された田村さんが古畑任三郎を演じる「古畑任三郎」シリーズ第3弾。古畑任三郎が犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていく大人気ドラマシリーズは、毎話登場する犯人=豪華ゲストたちの対決が見どころとなっており、この第3弾では、真田広之、大地真央、津川雅彦、市村正親、福山雅治、江口洋介らが出演している。「古畑任三郎」(シリーズ第3弾)は5月24日(月)~6月7日(月)、15時45分~カンテレにて(関西ローカル)放送。(cinemacafe.net)
2021年05月21日俳優の田村正和さんが亡くなっていたと5月18日に発表された。77歳だった。数々の作品で名演を残してきた田村さん。その中でも’94年から放送され、10年以上続いた主演ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ)は代表作の一つと言えるだろう。「同作は、田村さん演じる警部補・古畑任三郎が巧みに犯行を解明していくというストーリー。田村さんの存在感はもちろんのこと、犯人を追い詰めていく展開やユーモラスなやりとりも人気の秘訣でした。また犯人役に中森明菜さん(55)や明石家さんまさん(65)、さらにSMAPといった豪華キャストが登場したことも話題に。第3シリーズまで放送され、視聴率20%以上は当たり前。最高で34.4%を記録しました」(テレビ局関係者)そんな同作の脚本を務めたのが三谷幸喜(59)だ。昨年に三谷が『朝日新聞』で寄稿した小説『一瞬の過ち』に、古畑任三郎が刑事役で登場。大きな反響を呼び、いまだ根強いファンがいることを証明した。「三谷さんの書いた脚本を見て、田村さんは古畑任三郎のイメージを膨らましていったそうです。そのため三谷さんは『古畑任三郎は僕と田村さんの共作だ』と話していました。名キャラクターを一緒に編み出してくれて、感謝しきりともいいます」(前出・テレビ局関係者)いっぽう、田村さんは三谷をリスペクトしていたという。「田村さんのマネージャーは当初、刑事ものに難色を示していました。ところが脚本を読んだ田村さんは、『これは面白い!ぜひやりたい』と即答したんです。撮影中も『よくこんな面白い本が書けるな』と感心しきりでした。また『三谷くんが僕の新しい魅力を引き出してくれた』と喜んでいましたね」(前出・テレビ局関係者)名作を作り上げた“同志”である2人。その絆は永遠だ。
2021年05月20日2021年4月3日に心不全のため亡くなった、俳優の田村正和さん。往年のスター俳優の訃報に多くの人が悲しみました。田村さんといえば、数々の名作ドラマに出演。中でも、刑事ドラマシリーズ『警部補・古畑任三郎』(フジテレビ系)は幅広い世代に大人気です。急きょ『古畑任三郎』再放送フジテレビは、追悼特別番組として『新春ドラマスペシャル古畑任三郎ファイナル』を2日間にわたって急きょ放送することを決定。『フェアな殺人者』前編を2021年5月20日、『フェアな殺人者』後編を同月21日、『ラスト・ダンス』を同日20時から放送します。『フェアな殺人者』は、元プロ野球選手のイチローさんが出演しており、『ラスト・ダンス』は俳優の松嶋菜々子さんが出演。『フェアな殺人者』は、瞬間最高視聴率29.6%、『ラスト・ダンス』は32.8%を出すほど注目が集まった作品です。田村さん演じる、古畑任三郎を目に焼き付けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月20日俳優の田村亮が18日、公式サイトを更新。同日に訃報が報じられた兄で俳優の田村正和さんについてコメントを発表した。「兄 田村正和が天国に旅立ちました」と報告した亮は、「4月3日、正和兄貴の奥さんからの突然の知らせで一瞬何の事か理解できず茫然としました。私の妻が3カ月ほど前に兄の奥さんと話をした時も兄は元気で散歩していると聞いていたのに……」と、当時の心情を吐露。続けて「兄は幸せな人生を送ったと思います。仕事でもプライベートでも何事も自分のライフスタイルを崩さず全うしたと思います」と自身の思いをつづり、「葬儀も派手にせず静かに見送ってくれと家族に言っていたそうです」と、正和さんの生前の言葉を明かした。そして最後に「生前、兄に関わって下さった方々に、私からも心より厚く御礼申し上げます。合掌」と、関係者に向けて感謝の意を表しながら追悼した。
2021年05月19日俳優・田村正和さんの訃報を受け、フジテレビ系ドラマ『古畑任三郎』シリーズで共演した俳優の石井正則が19日、追悼コメントを発表した。19日に自身のツイッターを更新した石井は「一報を聞いた時、その場で動けなくなりました。2~3時間そのままでいたみたいです」と、田村さんの訃報を知った際の状況を説明。続けて「『古畑任三郎』で、田村さんと過ごした時間は、自分の礎です」と記し、「今はまだとても動けそうにありませんが、古畑さんの部下として、これからもしっかり動けるよう努めて参ります。ですので、ゆっくり休まれてください。古畑さん。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。そして最後に「田村正和さんのご冥福を心よりお祈りいたします」と哀悼の意を表した。田村さんが主人公・古畑任三郎役を演じた人気ドラマ『古畑任三郎』。石井は同作で、古畑をサポートする刑事・西園寺守役を演じていた。
2021年05月19日フジテレビでは、4月3日に亡くなった俳優・田村正和さんを偲び、5月20日・21日の2日間に渡って追悼特別番組として代表作のひとつ「古畑任三郎」が放送される。本シリーズは、田村さん演じる古畑任三郎が、犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていくドラマで、毎話登場する豪華ゲストが演じる犯人たちとの対決が大きな見どころだ。1994年、「警部補・古畑任三郎」としてスタートし、連続ドラマとして3シーズン続いたほか、数々のスペシャル・スピンオフなど12年間にわたって愛され続けた本シリーズから、今回はラストとなる2006年1月放送の「新春ドラマスペシャル古畑任三郎ファイナル」のうち2編。イチローが“イチロー選手役”で出演し、宿泊する都内某ホテルの地下駐車場に停めてあった盗難車の中から男の死体が発見されることから物語が展開する「フェアな殺人者」前編&後編。松嶋菜々子が、売れっ子の作家の加賀美京子こと大野かえでともみじ、双子を2役演じる「ラスト・ダンス」を放送する。(cinemacafe.net)
2021年05月19日田村正和さん(享年77)が4 月3日に心不全のため都内の病院で亡くなっていたと、5月18日に報じられた。田村さんの死を悼む声が広がっている。‘61年に映画『永遠の人』でデビューした田村さん。平成に入ってからは三谷幸喜氏(59)が脚本を手がけ、田村さんが刑事役を演じた『古畑任三郎』(フジテレビ系)が大ヒット。‘94年4月にシーズン1が放送され、10年以上続く人気長寿シリーズとなった。田村さんのクセのある口調や独特な仕草は瞬く間に人気を博し、社会現象になるほどだった。‘96年4月には木村拓哉(48)が『SMAP×SMAP』(関西テレビ、フジテレビ)で、「古畑拓三郎」としてパロディ化。そのことによって、作品や田村さんの役柄はいっそう知名度を上げた。そんな木村は‘96年1月に放送されたシーズン2で、犯人の爆弾魔としてドラマ初出演を果たしていた。この回で田村さんは、稚拙な犯行動機を挙げた木村の頬をスパーンと平手打ちしたのだ。田村さん演じる古畑は温厚なキャラクターなだけに、この演出は視聴者をあっと驚かせた。田村さんの訃報を受けて、SNSではこの“ビンタ回”を懐かしむ声が上がっている。《やっぱり古畑任三郎が好き。中でもキムタクに裏平手打ちした回はキャラ的にも展開的にもびっくりしたし最高でした。田村正和さん、安らかに…》《古畑任三郎シリーズ、大好きで見てましたキムタクが犯人役の時、普段温厚な古畑さんが、キムタクにビンタした回が特に印象に残ってます》そんな木村は‘15年12月放送の『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)で、田村さんと『古畑任三郎』で共演したことを振り返っている。“ビンタ回”は田村さんが唯一犯人に手を挙げた回だったと明かし、「僕は名誉に思っている」と述懐。そして田村さんについて、「僕大好きなんです」「またチャンスがあったらご一緒したい」と語っていた。■田村さんに学んだ“プロ魂”『HERO』(フジテレビ系)や『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、『教場』(フジテレビ系)など数々の主演作品で活躍する木村だが、役者としての“プロ魂”は田村さんに触発されてきたようだ。「ほぼNGを出さない田村さんは、撮影現場に台本を持ち込まないことでも知られています。木村さんが’99年1月放送の『古畑任三郎スペシャル』にSMAP全員で参加した際も、田村さんは台本10ページ以上もあるシーンを滞りなく演じ切ったといいます。その様子を間近で見ていた木村さんは、『自分もこうなりたい!』と強く刺激を受けたそうです。様々な作品で座長を務める木村さんですが、“田村さんの教え”を受け継いでいるようです。『HERO』で木村さんと共演した吉田羊さんも、『木村さんは共演者のセリフだけでなく、動きも把握している』と感心していました。最近では映画『ハウルの動く城』で声優を務めた木村さんですが、鈴木敏夫プロデューサーは『アフレコで台本を持たずに最後まで演じ切っていた』と驚くほどです。影響を受けるほど、田村さんの存在は大きかったようですね」(テレビ局関係者)田村さんの教えを胸に抱き、木村は歩み続けるだろうーー。
2021年05月19日人気ドラマシリーズ『古畑任三郎』(フジテレビ系)などで知られる俳優の田村正和さんが4月3日、心不全で亡くなった。77歳だった。ドラマへの出演は、18年放送の「眠狂四郎The Final」(フジテレビ系)が最後となった田村さん。晩年は表舞台から姿を消し、隠居生活を送っていた。その傍らで田村さんを支え続けていたのが、3歳年上の妻・和枝さん(80)だ。田村さんは、70年に銀座の一流テーラーの娘である和枝さんと2年の交際を経て結婚。出会いは友人宅のパーティーで、そのときすでに結婚の予感があったという。70年9月に本誌が取材した際、2人は互いの第一印象についてこう語っている。「無心にゲームしてる彼がクールで純情そうで」(和枝さん)「彼女は初対面から親切で気がついて」(田村さん)結婚式は両家の親族11人と、父親代わりだった木下恵介監督のみという芸能人としては質素なものだった。それは田村さんの、「母の心臓が悪いので負担をかけないように」という配慮からだった。プライベートについてはほとんど明かしてこなかったが、妻との関係については「夫婦って、お互いにいるかいないかわからないんだけれど、いないと大変困る。でも、そばにいると、いて当然と思う。そういうもんじゃないですか」と語っている。19年に本誌が取材した際にも「夕方になったらカミさんと食事して、ニュース番組やテレビを見て、そして寝る。健康的な毎日ですよ」と夫婦の時間を満喫しているそぶりを見せていた田村さん。葬儀・告別式は和枝さんが喪主を務め、ひっそりと家族で見送ったという。その旅立ちは、穏やかなものだったに違いない――。
2021年05月19日歌手で俳優の泉谷しげるが19日、オフィシャルブログを更新。18日に訃報が伝えられた田村正和さんとの思い出をつづった。投稿冒頭、泉谷は「田村正和さんの訃報には驚くしかなかった」と率直な思いを吐露。テレビドラマの共演経験が何度かあったそうで、「その頃は乱暴者キャラで生意気だったオイラだったもんで、田村正和の"孤高"な振る舞いが理解できず、気分は勝手に“一触即発"だったかも(笑) 」と振り返った。続けて、「それにしても正和センパイの演技の素晴らしさったら〜とにかく、読めない! どう来るかわからない〜素晴らしすぎ!」と絶賛。「演技することに対して興味持ってなかったオイラを、大袈裟に目覚めさせてくれた人でもあった」と、役者として大いに影響を受けたことを明かした。また、「色男だが痩せてて声は小さいが、オフでは意外と男らしいところも」と語る泉谷。「オイラが、ロケ弁当が冷えてて美味しくない〜とブーたれてると『出されたモノはありがたく黙って食え!』と正和センパイに怒られてしまったではないか……」と、2人の関係性がうかがえる共演秘話も披露した。そして「オイラは“天才”と共演してたことに気づき〜愕然としたもんさ」と改めて田村さんを讃え、最後は「『古畑任三郎』に出たかったな…」と漏らしながら、「本当に心よりの哀悼を」と追悼した。
2021年05月19日2021年5月18日、俳優の田村正和さんが同年4月3日に心不全のため死去したことが分かりました。77歳でした。サンケイスポーツによると、葬儀・告別式は親族で既に行ったとのこと。田村さんは、俳優・阪東妻三郎さんの三男として生まれ、兄弟ともに俳優という芸能一家で育っています。1961年にデビューして以来、映画やテレビドラマでさまざまな役をこなし、注目を集めました。1994年からスタートした刑事ドラマシリーズ『警部補・古畑任三郎』(フジテレビ系)では、主役の古畑任三郎役を熱演。独特な存在感を放ったキャラクターが人気を呼び、田村さんの代表的な作品の1つになりました。ネット上では田村さんの訃報を受け、追悼するコメントが相次いでいます。・長きに渡り楽しませていただき、ありがとうございました。ゆっくり休んでくださいね。・時の流れを感じますね。独特な雰囲気でとても素敵な俳優さんでした。・さびしくなります。『パパはニュースキャスター』を子どもの時に楽しく見ていました。田村さんの存在は作品を通して、人々の心に永遠に生き続けることでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。[文・構成/grape編集部]
2021年05月19日5月18日、俳優の田村正和さんが4月3日に心不全で東京都港区の病院で亡くなっていたことがわかった。77歳だった。田村さんは’61年に映画『永遠の人』でデビュー。80年代には、『眠狂四郎』(関西テレビ、東映)や『鳴門秘帖』(NHK)といった時代劇ドラマで存在感を発揮。平成に入ってからは、人気シリーズ『古畑任三郎』(フジテレビ系)や『協奏曲』(TBS系)、『そうか、もう君はいないのか』(TBS系)など多くの作品で人気を博した。しかし’16年3月放送の『松本清張ドラマスペシャル・地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理』(テレビ朝日系)に出演以降、田村さんは表舞台から姿を消していた。そのため、健康状態を不安視する声が上がっていたのだ。本誌は’17年4月、そんな田村さんの“激やせ”ぶりを報じている。当時、自宅近くでウォーキングに励んでいた田村さんを目撃。スポーツウェア越しでもわかるほど、その姿は痩せ細っていた。田村さんは記者の直撃に苦笑しつつも、こう語ってくれた。「よく言われる。体重も下がったしね。今は52kgぐらいかな。歳を取ると、やせる人と太る人がいるでしょう。俺はやせたんだよね」’18年2月に放送された『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)が遺作となってしまった田村さん。その撮影は、病と闘いながら挑んだという。「田村さんにとって大切な代表作なだけに、『最後の作品にする』と意欲を持って撮影に臨んでいたといいます。役者としてプロ意識が高い田村さんは、『俳優をやっている間は体にメスを入れたくない!』と撮影期間中は手術を拒んでいたようです。撮影が終わったことで、ようやく手術を決断したといいます。奥さまを安心させたいという気持ちもあったのでしょう」(田村の知人)田村さんは’19年6月、本誌に心臓手術を受けたことを明かしている。その日も田村さんは、午前中からウォーキングに励んでいた。記者が体調について訊ねると、快くこう答えてくれた。「う~ん、それは普通かな。前に心臓を悪くして、手術もしたからね。だから無理はできないんです。生きるうえで、体はいくつになっても大切だからね」穏やかな老後を過ごしていた田村さんは、“死生観”についてもこう語ってくれた。「僕はもう、やり切ったから『静かに死にたい』っていう感じかな」そして「あとは静かにフェードアウトするだけだね」と役者としての再起を否定し、こう続けた。「映画もテレビもやったし、舞台もやった。昭和から始まって、平成まで。もう十分じゃないかな。令和はまだだけれどね。フフフ」およそ半世紀にわたって、役者人生を全うした田村さん。その活躍は多くの人々の心に刻まれている――。
2021年05月19日オサジ2020秋冬新作メイクアップコレクション日本的デザイン × 敏感肌向けコスメブランドこの投稿をInstagramで見る OSAJI_(@osaji__)がシェアした投稿 – 2018年12月月28日午後8時52分PSTオサジ(OSAJI)のブランド名は、江戸時代に匙(さじ)で薬を調合した、大名や将軍に仕える医師を「お匙」と呼んだことに由来します。「植物性成分は低刺激、石油由来のものは肌に良くない」という定説に疑問を抱き、皮膚科学を元に皮膚が本当に求めるコスメの開発に着手した、茂田正和氏により創設されました。日本の伝統文化や芸術に携わる家系に生まれた茂田正和氏は、母親の皮膚疾患をきっかけに、コスメの道へと歩み出しました。日本的なコスメデザインを通じ、皮膚の生理作用に関わる心の豊かさを届けることを、常に目指しています。2020秋冬メイクテーマは“感情のレイヤード”この投稿をInstagramで見る AYANA(@tw0lipswithfang)がシェアした投稿 – 2020年 8月月6日午後7時15分PDT敏感肌向けのスキンケアでスタートしたオサジは、美容ライターAYANAさんによるディレクションで、2019年春夏コレクションよりカラーコスメのリリースを開始。ダークグレイを基調とする、シンプルで使い勝手の良いパッケージで展開してきました。絶妙なセンスと、キメ細やかな優しさに満ちた処方や姿勢で、大人女性から高い評価を受けています。2020秋冬コレクションのテーマは、“唇を通して語られる言葉に込められた、感情のレイヤード”。感情の複雑さ・心の機微をブラウンという深く多彩な色に込め、リップメインのメイクを提案しています。ディレクターであるAYANAさんによると、私たち人間は分かりやすくは生きられず、発する言葉にも真逆の真意や忖度、少しの悪意など色々な感情が潜んでいます。冴えない、やりきれないなどの語られない感情や、本心とは違う言葉か真実に変容してしまう怖さ。それさえも美しさとして捉えたかったのだそうです。奥行きを感じさせる肌や表情を創り上げるラインアップ。シンボリックで意味深なカラーネームにも注目です。ブラウンカラーの新作4アイテム新「ニュアンス フェイスカラー」全2色この投稿をInstagramで見る OSAJI_(@osaji__)がシェアした投稿 – 2020年 8月月4日午前1時54分PDTチーク・リップ・アイに使える新作マルチクリームカラーです。肌がべたつかないサラサラ感と、乾燥やヨレを防ぐしっとり感のちょうど良いバランスを実現。肌にフィットして保湿し、荒れから守ります。透け発色のツヤめくブラウン2色が、まるで感情がにじみ出るように、じんわり存在感を醸し出すルックに。写真上から、01 Sugata【姿】ノンパールのブラウンべージュが自然に骨格を強調し、血色感を与えてノーブルな印象に。様々なベースにも。02 Kakushin【核心】ゴールドラメ入りのセンシュアルなレディッシュブラウンが、ドラマティックな赤みをプラス。「ニュアンス リップグロス」新2色この投稿をInstagramで見る OSAJI_(@osaji__)がシェアした投稿 – 2020年 8月月4日午前2時50分PDT澄んだ仄かな発色とみずみずしいツヤ、そして敏感肌でもぷっくりリップが叶うと、評判のグロスです。スースーするプランパーは効果はありますが、トウガラシ入りで刺激になることも。こちらは優しいのにしっかり立体感が出るうえ、付けている間にケアされて素の唇がぷるぷるになります。カーブしたアプリケーターは薄く塗れて、リップラインも描きやすい形状。べたつかずにフィットして凹凸をカバーし、キレイなリップをキープします。新2色はどちらもラメ入り。危うさを秘めた色みとキラめきを楽しめます。写真左から、04 Kiba【牙】ピンクとゴールドのラメを惜しみなくブレンドした、シアーブラウン。単色で、またはベースやニュアンスチェンジにもおすすめ。05 Anohanashi【あの話】くすみトーンの、モーヴがかったチョコレートブラウン。ブルーとピンクのラメがアンニュイな雰囲気に。「ニュアンス リップスティック」新5色この投稿をInstagramで見る OSAJI_(@osaji__)がシェアした投稿 – 2020年 8月月4日午前2時30分PDT軽やかな付け心地の、潤いあるソフトなテクスチャーで、乾燥や荒れがないと好評のルージュです。セミシアーで発色も良く、薄付きでナチュラルなのに、メイク感あるツヤリップに仕上がります。スリムなスティックは塗りやすく、携帯に便利なサイズ。キャップはキッチリ閉まるので、ポケットに入れても安心です。また、肌色問わずなじむ絶妙なカラーバリエで、重ねると濃さの調整もできます。付ける人の唇の色と溶け合い、独特のカラーに。他のリップとミックスしても使えます。新5色は様々な質感で、バリエーション豊か。ラフな直塗りでも浮かずに、顔立ちを美しく見せます。気持ちやムードが伝わり、表情のアクセントに。写真上からジグザグに、09 Fuu【封】しっくりなじむピンクブラウンベージュ。使いやすいヌーディ系。10 Ashioto【足音】コクのあるオレンジを帯びたメープルブラウン。シックで端正な面差しに。11 Serifu【台詞】密やかな情熱のテラコッタブラウン。クッキリした色のクリーミーな唇は、大人の意思に満ちて。12 Rope【ロープ】シルバーラメが煌めく、果実を強く噛んだようなマルベリーブラウン。ミステリアスで官能的。13 Furiko【振り子】微かにメタリックなワインレッドブラウン。くすみと透け感が良いバランスで、顔をトーンアップ。新「スキンバリアBB SPF35 PA+++」全2色この投稿をInstagramで見る OSAJI_(@osaji__)がシェアした投稿 – 2020年 8月月4日午前1時35分PDTつるんとした美肌が続く、シリコンフリーのBBクリームです。なめらかなテクスチャーがするすると伸び、肌と一体化するようにフィット。毛穴や色ムラをカバーし、テカリやメイク崩れを防ぎます。さらに紫外線・乾燥・大気の汚れなどの外的ストレスから肌をガード。エイジングケアまで叶う優秀なベースです。全2色は、ブルベの方がピンク系、イエベの方がオレンジ系としても良し。コントロールカラーのようになりたい印象で選ぶこともできます。01ピンクニュアンス。透明感と血色感をプラス。02オレンジニュアンス。ヘルシーな血色感をプラス。今回ご紹介した2020秋冬新作コスメの詳細オサジ『2020年秋冬メイクアップコレクション』9月2日(水)先行発売オサジ 表参道店伊勢丹新宿店本館 地下2階ビューティーアポセカリー店9月11日(金)発売オサジ ニュアンス フェイスカラー全2色/各2,500円オサジ ニュアンス リップグロス新2色/各2,500円オサジ ニュアンス リップスティック新5色/各2,800円オサジ スキンバリアBB SPF35 PA+++全2色/各3,500円※全て税抜価格
2020年08月20日5月22日、作家の志茂田景樹氏(79)が数日前に圧迫骨折した腰について「大丈夫」とTwitter上で報告。心配してくれたファンへ感謝の気持ちを綴った。19日、息子で政治家の下田大気氏(42)がTwitterを更新。志茂田が転倒によって腰を圧迫骨折したと明かしていた。そして翌20日、ファンが志茂田本人のTwitterに「先生、腰のほうはいかがですか?」と質問。それを受けて志茂田は闘病中である膠原病の養生も兼ねて南会津へ保養に行った際に転倒したこと、そして数日後に検査したところ圧迫骨折だと判明したことなど経緯を報告した。今回の骨折は、膠原病による足の不自由さも関係しているようだ。過去に志茂田は自身のブログで、2017年に膠原病と診断されたことを告白。だが自身の病気について“姿なき病格”の「リウマ君」と称し、“悪友”の様子をブログに記していた。そのようにして病気と付き合ってきた志茂田だからこそ、今回の骨折にも前向きでいられるようだ。膠原病も含めて厄は今年で「打ち止め」として、《来年からは花の80代を目指します》とつづっている。これに対してファンからは《大変でしたね》など志茂田を心配する声が殺到。また《早くよくなられます様に》《骨折キチンと治してくださいね》《ご回復と益々のご活躍をお祈りしています》など、お見舞いの声も多数寄せられていた。
2019年05月22日家族のために、いちから作られた「安全な化粧品」 『OSAJI』の創立者は日東電化工業の茂田正和さん。もともとは化粧品事業のなかった会社ですが、とあるきっかけで2001年に化粧品開発を始めました。それは交通事故に遭ったお母さんが、精神的ストレスから皮膚疾患を起こしてしまい、それまで好んで使っていた植物由来の化粧品がまったく使えなくなってしまったこと。「食べて安全なものは、肌にも安全なはず」と考えていた茂田さんはそのことに疑問を抱き、自宅のキッチンで化粧品作りをスタートしました。 人の皮膚について生物学的に学びながら研究を続けた茂田さんは、「植物由来=オーガニックのものだからといって、必ずしも皮膚に安全とは限らない」ことを知り、植物の受け入れるべき要素と、拒絶するべき要素。このふたつを熟知することで「生涯使い続けられる安全な化粧品」をいちから作っていきました。一方、両親や祖父母に華道家、茶道家、俳人、音楽家をもつ茂田さんは、これまでもアーティスト、ミュージシャン、デザイナー、料理人とコラボレーションを行ってきました。「日本文化を深化させること」。『OSAJI』にはそんな哲学も宿っているのです。 オサジ ボディゲル meguri ¥2,000オサジ ハンドクリーム meguri ¥1,000 ジンジャー、ゆず、タイムの精油をブレンドした季節の香り 『OSAJI』のアイテムは、その香りの良さも特徴のひとつ。今は季節限定の香りとして、定番人気の保湿アイテムに少しスパイシーで癖になるジンジャー、ゆず、タイムをブレンドした「meguri」が登場しています。限定のパッケージもシンプルで素敵です。 油分を極力使わないことから、ベタつかない伸びの良さが嬉しいボディゲルは、フェイシャルケアと同じ保湿成分をたっぷりと使った贅沢なアイテム。3000年前から楊貴妃が美容のために食したと言われるシロキクラゲ多糖体配合で、ヒアルロン酸の2倍もの保湿力を誇ります。肌の酸化を防止する作用があるので、徐々にバリア機能がアップしていくという効能も。全身の乾燥する部分にたっぷりとつけながら、気になるところには重ねづけするのがおすすめです。 もうひとつは、ボディゲルと同じシロキクラゲ多糖体と、角質層のバリア機能を形成する成分スフィンゴモナスエキスを配合したリッチなハンドクリーム。水分の蒸発を防ぐ高い保湿効果で、外部刺激による肌荒れも防いでくれます。特に冬はウイルスの予防などもあり、手を一日に何度も洗うことが多いのでは?そんなとき、さらりとしたテクスチャーで香りも優しいアイテムなら、事務作業に忙しいオフィスでも、部屋で家事をしながらでも気にせず保湿することができます。 オサジ 草場妙子さんコラボ ボディゲル kokyu ¥2,000 草場妙子さんとコラボしたボディゲルで、一日の疲れをリセット ヘアメイクアップアーティスト・草場妙子さんとタッグを組んで生まれてこのアイテムは、草場さんが今いちばん気になっているというハーブ「セージ」をベースに、ティーツリー、ローズマリー、レモン、オレンジをブレンドした ボディゲル “kokyu(呼吸)”。 甘すぎずにすっきりとリラックスできる香りで、一日の疲れをリセットできる特別なアイテムが誕生しました。 「自分にとっての一番の肌悩みがボディの乾燥なんです。顔ももちろん乾燥しやすいのですが、いろいろな化粧品を知って、自分なりの対処法を見つけたことでだんだんと深刻な乾燥を感じなくなってきて。ところが体に関しては、いろいろ試しても、どうにも乾燥してしまって。オイルを使っている時期もありましたが、内側からの乾燥まで拭いきれないというのでしょうか。表面はすごくしっとりするのに、中までしっとり、とはいかない。もうちょっとなにか……と思った時にOSAJIのボディゲルを使ってみたら、内側まで水分が届く、しっかり潤った!感覚がありました。ボディってわかりやすくて、乾燥が進むとカサついた部分にかゆみが出やすくなりますよね。それが無くなったので、本当に大好きなアイテムです」と草場さん。 『OSAJI』のアイテムを一通り使ったという草場さんが、「これだ!」と思ったのがボディゲル。入浴後に全身にくまなく使うことで、春夏はみずみずしさを、秋冬は保湿力の頼もしさを実感できるそうです。とにかく香りが素晴らしいアイテムなので、ぜひ一度お試しを。 オサジ クリスマスコフレ PollyFernコラボ(ハンドクリーム、ボディゲル、ポーチ) ¥3,500 イギリスのアーティストのデザインをまとったクリスマスコフレ 『OSAJI』の定番ハンドクリームとボディゲルがセットになったクリスマスコフレ。今回のためだけにパッケージと付属のポーチをデザインしてくれたのは、イギリスの陶芸家・イラストレーターのポーリー・ファーンさん。『OSAJI』のデザイナーが彼女の作品に一目惚れしたことから、このコラボが実現したそうです。デザインのモチーフは『OSAJI』で使っている精油たち。コフレ限定のシダーウッド、フェンネル、クローブの香りで、甘いクリスマスを過ごしてみませんか? クリスマスコフレのデザインを手がけたアーティストのポーリー・ファーンさん 「オーガニック」と一言にいっても、海外のものは肌に合わなかったり、植物の成分が強すぎてしまうこともあります。オーガニックであること、そして優しくて日本人の肌に合う本当のいいものであること。そのどちらも叶えてくれる『OSAJI』のアイテムは、まさに「今欲しかったスキンケアブランド」ではないでしょうか。自社工場で作っていることから、リーズナブルな価格なのも嬉しいです。まずは定番のボディゲルやクリスマスコフレで、その魅力を確かめてみてください! OSAJI0120-933-871osaji.net text:坂崎麻結
2018年12月08日フジテレビ系の人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」などで知られる俳優の田村正和(74)が発売中の写真週刊誌「フライデー」で"引退宣言"し、話題になっている。 同誌によると、田村は周囲のごく一部に対し引退する意向を告白。今月中旬には、田村の功績を労う食事会が都内で行われたという。 同誌は日課の早朝ウォーキングに出かける田村を直撃。すると田村は「自分の中で辞めてもいいかなと思った」「自分としては、もう十分にやったなと」と事実上の引退宣言。 引退を決断したきっかけは今年2月放送の主演ドラマ「眠狂四郎The Final」(フジテレビ系)。完成試写を見て「これじゃダメだな」と思ったという。 「ここ数年は年に1本単発のドラマに出演するぐらい。父が名優・阪東妻三郎というサラブレッドの田村さんは、父を9歳でなくし10代後半から仕事に打ち込んできました。それもあって、もう十分やったという気待ちになられたのでしょう」(テレビ局関係者) 出演作品をしぼったこともあり、圧倒的に露出が減っていた田村。ここ数年は体調不良説も飛び交っていた。 「13年には死亡説が流れ、自宅に報道陣が集結。結局これはデマでしたが、以前のように声を張り上げるのが困難になっていたようです。インタビューでは近づかないと声が聞き取れないと、周囲も体調を心配していました」(芸能記者) そうしたなか、ひっそりと身を引いたのは田村の流儀だったのだろう。
2018年04月25日約半世紀ぶりに帰ってくる田村正和による時代劇、「眠狂四郎」シリーズ総決算となる「眠狂四郎 The Final」が、2月17日(土)に放送されることが決定。今作には、時代劇初挑戦となる女優・吉岡里帆が出演することが明らかになった。■ドラマスペシャル「眠狂四郎 The Final」って?「眠狂四郎」は、柴田錬三郎の豪剣小説の主人公。これまで幾度となく映画やテレビでシリーズ化され、何人もの名俳優たちが眠狂四郎を演じてきた。田村さんは、1972年~73年の連続ドラマで主人公を演じ、今回フジテレビ系の制作としては、およそ半世紀の時を経て「田村正和×眠狂四郎」が復活を果たす。今作では、複雑な生い立ちを持ち伝説の剣を操る孤高の眠狂四郎(田村正和)が、江戸に戻り自らの出生や運命に立ち向かい、さらに、シリーズ史上最強の敵となる狂四郎と同じ円月殺法を使う妖術の使い手、加賀美耀蔵(椎名桔平)が立ちはだかる!果たして、狂四郎は最強の敵を前にして、自らの残酷な運命を切り開けるのか…というあらすじ。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」「カルテット」「ごめん、愛してる」などに出演し、現在放送中のドラマ「きみが心に棲みついた」では連続ドラマ初主演を務め、いまテレビで見ない日はないほど引っ張りだことなっている若手女優・吉岡さん。今回吉岡さんが演じるのは、武家の娘・操。彼女はある日突然、狂四郎の前に現れ、狂四郎のことを「父上」と呼び皆を驚かせる美しく快活な娘。狂四郎を慕うが、本当の娘なのか、その正体は…?■吉岡里帆、田村正和との初共演に喜びいっぱい!「私の中では“生きるレジェンド”」時代劇初挑戦、田村さんとは初共演となる吉岡さん。出演決定時は、「私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです。また京都で撮影出来るのもうれしかったです。私は撮影所の近くの太秦で育ち、18歳のころ、エキストラとしてお世話になったこともありました。そのときは“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです」と感無量の様子。田村さんとの共演については、「とても驚きました。田村さんは、私の中では“生きるレジェンド”と言いますか、“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています」とコメント。いままでの時代劇ではあまり見ない、新しい風が吹くような女性ととらえて演じたと言う吉岡さん。「やはり時代劇の所作はとても難しく、先生に横について頂き、1シーン、1シーン丁寧に撮影しました。仕草やそぶりは役の延長線上にないといけないと思っているので、表現がとても難しかったのですが、微妙な機微やニュアンスは撮影しながら日本人が忘れかけている仕草やあり方を学ばせていただきました」と時代劇に初挑戦した感想を明かし、「この作品は、当時の宗教や差別のある世界で生きてきた人たちの“叫び”や言葉にして発せられなかった繊細な思いが詰まっている切なく、そして求心力のある作品です。狂四郎が長年抱えてきた想いが今作でこぼれ落ちるのではないかと操からみていて思います。ぜひ見て下さい」とアピールしている。なお、本作には田村さんと吉岡さんのほかにも、八嶋智人(金八役)、津川雅彦(松平主水正役)、名取裕子(文字若役)、椎名桔平(加賀美耀蔵役)らが出演している。ドラマスペシャル「眠狂四郎 The Final」は2月17日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月22日「モノづくり大国」と言われる日本。その中でも「エロ」は世界でも有名。そんなアダルト業界で、自らを「えろ屋」と称しAV女優として活躍する一方、小説家としても活動する紗倉まなをホストに、文化やエンタメを支える様々な「クリエイター」をゲストにお届けする、『紗倉まな対談企画モノづくり大国♡ニッポン』。第2回目は、作家でタレントの志茂田景樹さんをゲストにお届けします。■◆小説家になるまでに、20回ほど転職を経験紗倉まな(以下、紗倉):唐辛子のレギンス、すごいステキですね!志茂田景樹(以下、志茂田):ありがとう。これは夏用だからもうそろそろ終わりなんだけどね。紗倉:あ、季節で違うんですね!志茂田さんのTwitterやLINEブログはいつも拝見しているので、今日はお話できて光栄です。志茂田さんは、小説家になるまでにいろんなお仕事をされたとお聞きしましたが、どんな職業を経験されたんですか?志茂田:弁護士や探偵、保険調査員、週刊誌記者、塾講師などいろんな仕事をしましたよ。紗倉:すごい経験値ですね。最初はどんなお仕事をされていたんですか?志茂田:最初は営業職だったから、わりと頭を下げないといけなくて。犬の保険を販売したり英語の辞書を販売したり・・・・・・。営業の仕事の中でも何度か転職していたんだけど、ある日「僕は頭を下げるの好きじゃない」ってことに気がついて(笑)。紗倉:(笑)。なんか違うなと?志茂田:そうそう。売り上げも上がらないし、それならば頭を下げないで済む仕事をしようと思って。そんな感じで、合わないから転職したり、流れで似たような仕事に転職したりで、合計20社ぐらい渡ったかしらね。紗倉:仕事探しはどういう風にしていたんですか?志茂田:求人雑誌もあったけど、新聞広告で探すことが多かったかな。待遇を見て選ぶこともあったし、鉛筆を立てて、芯が倒れたところにしようって決めたこともあったりして。紗倉:えーー!意外と適当なところもあったんですね(笑)。■◆入院をきっかけに小説家を目指す紗倉:そこからなぜ小説家になろうと・・・?志茂田:小説家を志したのは保険の調査員をしていた、28歳の頃。小説雑誌の新人賞の記事を見て、こういう形で作家になる方法もあるのかと知って。「そういえば僕も書く材料があるな、書きたいことがあるな」と気が付いて、小説家を目指そうという気が湧いてきたのが最初のきっかけでしたね。紗倉:このころはまだ思っていただけで、行動には移されていなかったんですか?志茂田:漠然と考えているかんじだったかな。書くようになったきっかけで言うと、入院だったわね。紗倉:え!?詳しく伺ってもいいですか?志茂田:当時、盲腸と腹膜炎を併発しちゃったことがあって。命が危ない状況にもなったんだけど。紗倉:えぇ・・・。志茂田:だけど、手術して入院したら意外と早く持ち直すことができたの。どんどん回復していくから早く退院したかったんだけど、院長に「ここはじっくり養生するように」って言われちゃったから、一か月ぐらい退院できなくて。あとから聞いた話なんだけど、そこはやぶ病院で、ベッドを開けたくないからなかなか退院させてもらえなかったんだって(笑)。紗倉:それはひどい!!志茂田:でも、その時間があったから「そうだ、小説を書いてみよう」という気持ちになったから。入院がなければ今はなかったかもしれない。それで病院で小説を書いて、新人賞に初めて応募したんだけど、それが二次審査を通ったの。だから、2~3年懸命にやったら受賞できるかなと思って。それで、小説家を目指すことにしました。紗倉:そう思うと、やぶ病院にあたったことは結果的にはよかったのかもしれないですね(笑)。志茂田:紗倉さんは、なぜAV女優になろうと思ったの?紗倉:中学生の頃、14歳ぐらいだったと思うんですが、父の留守中に書斎に入ってたまたまビデオを再生したら、AVが流れ始めたんですよ(笑)。志茂田:あら(笑)。紗倉:本当にたまたまだったんで、かなり衝撃的でした(笑)。「こんなふうに裸で表現をしている女性が世の中にいるんだ!」って・・・。志茂田:14歳からAV女優になりたかった?紗倉:まだ見てはいけない年齢のときだったので、その時は思いを封印していたんですが。「然るべきタイミングが来たときにぜひやってみたい」という思いはずっと持っていました。志茂田:中学卒業後はどうしていたの?紗倉:卒業後は、全然関係のない高専という工業系の学校に通っていました。勉強もすごく楽しかったんですが、裸で表現する仕事をいつかしたいという思いが、心のしこりとして、ずっと残っていて。ネットで「AV女優、募集」と適当に検索をかけて今の事務所に応募して、18歳でデビューしました。■◆国語の試験が読書嫌いを生むことも紗倉:志茂田さんは小さい頃から本がお好きだったんですか?志茂田:読書は好きでしたよ。小学生の頃から大人の小説を読んでいるぐらいだったし。と言っても当時は作家になろうという気持ちは全くなかったんだけど。紗倉さんも小説を書かれているけど、文章を書くのは前からお好きだったの?紗倉:それが、実はすごく苦手で・・・・・・。志茂田さん、以前LINEブログで“センター試験”について書いてらっしゃたことがありましたよね。「100人いたら100通りの国語の答えがあるのに、出題者の邪推のせいで答えが決まっていて、その答えを書かないと正解を得られない仕組みになっている」というような内容の。志茂田:これはとても不条理な問題よね。作家は、読者に迎合して本を書いているわけではないと思うの。自分の感性で書いて、それを読者がどう解釈してどう評価してくれるか?ということだと思うのよね。紗倉:作者は読者を意識しすぎた文章を書かなくていいし、読者は自由な感想を持ってもいいということでしょうか?志茂田:そう。感想は各々違って当然。「限られた文字数で感想を書け」と言われたら、だぶって見えるような部分も出てくるかもしれないけど、細やかな感想は人それぞれ違っているはずなの。なのに試験やテストでは、数行で感想をまとめて無理に採点されたり、持って回ったような言い回しの5つぐらいの回答から一つを選ばなきゃいけない。紗倉:おかしな話ですよね。志茂田:その気になれば全部正解のような気もするし、その気になれば全部間違っているような気もする。どれが正解かなんて、決められるわけがないの。僕は、そんな風に試験に出されることによって、文学作品や小説を読むのが嫌になってしまう人が出てくるんじゃないかというのが不安。紗倉:すごく共感したんです。実は私は、まさに志茂田さんが懸念されていた状態になってしまって。それで本が嫌いになっちゃったんです。志茂田:そうだったのね・・・・・・。それはいつ頃から?紗倉:小学生のころにはすでに。国語のテストの「このとき著者はどう思ったでしょうか?」という問題で、私の答えはことごとくバツにされていたんですよ。自分の感性を否定されているようで、本を読むのが嫌になって。感想を書くような作文も嫌で、いけない話なのですが、当時は母親にかわりに書いてもらっていました。志茂田:そういう風に感じてしまった人は、きっとたくさんいるはずなのよね。でもそこから本を書くようになったなんて、すごい心境の変化!紗倉:自分でも信じられないくらいです(笑)。志茂田さんは入院がきっかけで小説家を目指したとおっしゃっていましたが、実は私が文を書くようになったきっかけも入院だったんですよ。志茂田:あら、一緒。なんの病気だったんですか?紗倉:それが、原因は不明のままで。とりあえず安静をとって4日ぐらい入院することになったんですが、入院したらなんだか元気になっちゃって。志茂田:そこも一緒なのね(笑)。紗倉:病院で静かにしていると安心するのか、不思議と元気になっちゃうんですよね(笑)。それで、やることもなく一人ボーっとしていたんですが、ふと「私、今心の中にすごく溜まってるものがあるのかもしれない」と感じて。それで自分の気持ちを爆発させるじゃないですけど、何か言葉に落とし込みたくなって、携帯に文字を打ち始めたんですよ。志茂田:どのようなことを?紗倉:自分の自叙伝のような、小説のようなものでした。一度打ち始めたら止まらなくなって、人様に見せるのも恥ずかしいようなはちゃめちゃな文ではあったんですが、原稿用紙80枚ぐらい打ち込んでました。志茂田:よっぽど溜まってたのね。紗倉:意識はしてなかったんですけど、とまらなくなってしまって・・・(笑)。それで、書けたっていう達成感のようなものから「今まで避けてきたけど・・・・・・私、もしかしたら書くことが好きなのかも!」と思ったんですよ。これをきっかけに文を書くことにすごく意欲的になって、コラムを始めてみたり、ブログやTwitterを更新する頻度も変わっていきました。■◆いつの間にかTwitterが悩み相談の場に紗倉:Twitterと言うと、志茂田さんは現在ご自身のTwitterでお悩み相談をされていますよね。志茂田:そうね。気が付いたらそうなっていたんだけど。紗倉:よく拝見しています!気が付いたらということは、志茂田さんが始めたいと思って始めたわけではなかったんですか?志茂田:もともとは、僕のTwitterに送られてくるリプに対して、「それは同感できますね」とか「それは違うと思います」ぐらいに答えていたのね。そうしたら、いつの間にか悩み相談みたいなリプが送られてくるようになって。それに答えているうちに、習慣になったって感じかしら。紗倉:流れでそうなっていたわけですか!志茂田さんの説得力ある言葉に、助けを求めたくなるんでしょうね。志茂田:紗倉さんは、普段友人の相談にのったりすることはあるの?紗倉:たまにあります!友人の中にも、孤独を感じている子がけっこういるみたいで。志茂田:僕のTwitterでもだけど、心のリズムを壊してしまっている若い人はずいぶん多いのよね。紗倉:私には強く見えている子も、実はさみしい思いをしてるんだなって、意外に思うことがあります。志茂田:仕事柄、性に関する悩み相談をされることも多いんじゃない?紗倉:Twitterで言うとやっぱり性のお悩み相談はよくありますね。でも、私もこの仕事を長年やっているとは言え、技術があるかと言えばそうではないので(笑)。アドバイスも「気合いだ!」とか、「愛だ!」みたいなことで終わっちゃいます。志茂田:あはは(笑)。紗倉:だから、相談にのって的確なアドバイスを送るって本当にすごいことだなと。それに志茂田さんは、誹謗中傷と言うか、心無い言葉もキレイにかわしてらっしゃるじゃないですか!そこがまたすごい!!志茂田:基本的に、その人の状態を受け入れてあげることが大切なのよね。心のリズムを壊してしまっている人には特に。いきなり相手を否定して「こうでなければいけない」なんて言うのは、ずいぶん上から目線になっちゃうし。だから、どんな悩みや意見を寄せられても、いったん相手を受け入れてから「ではどうしたらいいのか」というのを考えていくようにしてます。紗倉:そういった批判の声とか、社会的なノイズみたいなものは、一回自分の中で受け入れてから対応するっていうのが、志茂田さんのスタイルになるんですかね。志茂田:うーん。そういうことになるのかな。紗倉:志茂田さんは、もともと周りからの意見はあまり気になさらない性格だったんですか?志茂田:ううん、気にはしますよ。でも、そのときはそれなりに傷ついても、長く引きずることはないかな。気持ちの切り替えは、子どものころから早かったかもしれない。紗倉:気持ちの切り替え・・・大切ですよね。志茂田:いつまでもそのことに囚われていてもしょうがないものね。紗倉:SNSは特に、そういう心無い言葉が飛び交いやすい場でもあると思うんです。例えばファッションひとつとっても、いろんな意見を持っている方がいるわけじゃないですか。志茂田さんの個性的なファッションをいいと言っていくれる方もたくさんいらっしゃる反面、それを悪く言う方もいる。そのあたりは気にされることはないんですか?志茂田:それは全然気にしない。SNSってそういうもんですし。自分は安全なところにいるから、強気になって何かを言ってくる人が多い訳で。そんな風に誹謗中傷を言ってくる人は無視するのが一番!だけど、気にしてガクッと落ち込んでしまう人は結構いるのよね。紗倉:デリケートな人が多いのかもしれないですね。志茂田:実際に僕のところにも、そのような内容の相談もたくさん届くし。紗倉:実は私もSNSとかの誹謗中傷はけっこう気にしちゃうほうです・・・・・・。志茂田:そういう誹謗中傷を言ってくる人は、実は弱くてかわいそうな人なんじゃないかな。だから、そんな言葉は気にしなくていいのよ。紗倉:志茂田さんにそう言っていただけると、SNSの誹謗中傷なんてどうでもよくなっちゃうのが不思議です(笑)。■◆来年は小説も執筆予定紗倉:憧れの志茂田さんとお話しできて、また一段と書くことへの意欲が湧いてきました。志茂田:それは嬉しい(笑)。これから書きたいことや発信していきたいテーマは決まってるの?紗倉:今まで書いた小説は、自分の仕事のことと家族のことが題材になっていて。身近なところがテーマになってたので、次は違うところに目を向けて書きたいなと思っています。と言っても、今は私のスポンジがカラカラの状態で、何も絞り出すものがなくて・・・・・・。志茂田さんのブログにも書かれていたんですが、旅に出たり、心を豊かにすることを中心にして生活していきたいですね。あとは、本以外の活動になりますが、絵を描いてみたいなとも思っています。志茂田:絵を描くのがお好き?紗倉:はい!すごく好きです。志茂田:どんな絵を描くの?紗倉:水彩画と、ボールペンで書くようなモノトーンが多いですかね。目玉を大きく描くとか、「闇が深い」と言われるような絵がほとんどです(笑)。なので今後は、志茂田さんのように見る人をハッピーにできるような絵も描いていきたいですね。素朴な疑問ですが、志茂田さんはどんなタイミングで絵を描かれているんですか?描きたいなと思ったタイミングで描くとかでしょうか?志茂田:僕が活動している「KSアーティストクラブ」の作品展が年に1回あるので、最近はそのために描いている感じかしらね。締め切りに近いものがないとなかなか(笑)。紗倉:なんだか安心しました。志茂田さんでも、締め切りがないと描けないときもあるんだなって(笑)。志茂田:腰を上げるのに時間がかかっても、好きなものを描いてるから、描き出しちゃえば楽しいの。本も絵もだけど、本当は「書きたいな」という衝動に駆られたときに書くのが1番よね。紗倉:気持ちが高まったときの作品は、勢いが違いますよね。志茂田さんは今後やっていきたい活動とかはあるんですか?志茂田:1998年にはじめた、子どもへの絵本読み聞かせ活動や、それに連動した絵本や児童書の制作は今後も続けたいです。紗倉:ステキな活動ですよね!小説を書く予定はあるんですか?志茂田:この絵本の活動やTwitterの悩み相談をしている間にも、実は書きたいなというテーマが4つほどたまってきていて。来年は1冊、できれば2冊小説を書くつもり。紗倉:わあっ、すごく楽しみです!志茂田:あとは、僕は成り行きを大事にしてるから、成り行きから生まれたものもやっていきたいと思っていて。小説や絵本でなくても、違うところに分岐していったらそれはそれでおもしろいかなって。自分にとっては未知なこともやってみたい。そのあたりは、明確な目標を作るよりも、成り行きが化けてくれるようなおもしろさに期待したいですね。紗倉:私もそれぐらい心に余裕を持たなきゃなあ・・・。今日は本当に、ありがとうございました!(石部千晶:六識/ライター)(渡邊明音/撮影)(KANAKO/ヘアメイク)(ハウコレ編集部)
2017年11月17日皮膚科学をベースにした自然派プロダクトを展開する日本発のオーガニックコスメブランド・オサジ(OSAJI)。「オサジ」とは、江戸時代に将軍や大名に仕えた医師「お匙」に由来し、健康で心豊かな生涯を送るために、コスメを通して人々の生活に寄り添う“現代のお匙”でありたいとう願いから名付けられた。化粧品開発者の茂田正和が追及する皮膚科学の理論から、皮膚が拒絶しない生体親和性の高い日本産の原料を使うことにこだわり、生涯にわたって安心して使い続けられるオーガニックプロダクトを提案する同ブランド。フェイシャルケア、ボディケア、ヘアケア製品のラインアップはそれぞれ、無香料の「muku」、優しい柑橘系の「sou」、森林浴をイメージした「ibuki」、フローラル系の「ikoi」の4つのタイプから、好みの香りを選ぶことができる。その他、歯磨き粉やデンタルリンスなどのオーラルケア製品、タオルや陶器を始めとするライフスタイル製品など、幅広いアイテムを取り扱う。また、オサジでは直営店を東京都・谷中(東京都台東区谷中2-5-14 A区画) にオープン。寺院や昔ながらの商店街が残る下町情緒あふれる地域に、お匙の白衣をイメージさせる優しい白壁の店舗が佇んでいる。同店では、 今までにない「美味しい、肌にやさしい甘酒」をコンセプトに、フランスで修行経験のあるスタッフが開発したオリジナルブレンドの甘酒も展開。定番メニューの「イタリア産マスカルポーネとレモンの甘酒」(450円)、「宇治抹茶と黒蜜の甘酒ラテ」(450円)、「フレッシュいちごヨーグルト甘酒」(550円)の他、夏季限定メニューとして、「パッションフルーツの甘酒ジェラート」(450円)や「福島県産あかつき桃の甘酒フローズンドリンク」(550円)などが今月から期間限定で登場している。
2017年08月18日現在テレビ東京系にて放送中のTVアニメ『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の本日1月23日25:23より放送される第15話「職人 PROJECT G」に、漫画家・桂正和氏がゲスト声優として出演することが明らかになった。『ウイングマン』『電影少女』『I"s』『ZETMAN』など数多くのヒット作を世に送り出してきた桂氏だが、今回は声優として出演。桂氏は、『牙狼<GARO>』シリーズの原作を務める雨宮慶太氏とは同じ美術専門学校出身という旧知の仲であり、雨宮氏の"強引な無茶振り"で実現した。桂氏と『牙狼<GARO>』シリーズは並々ならぬ縁があり、2014年に放映された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒の花-』では役者としてもカメオ出演を果たしている。なお、桂氏の大ファンだった林祐一郎監督は、オファーOKの知らせを聞いて非常に喜んだという。第15話「職人 PROJECT G」は、第6話で師匠ジョルディを失った武器職人の少年・フリオ(CV:山口勝平)が再登場し、彼を中心に街の職人たちが集まり、伝説の"光の騎士"の鎧を完成させようと奮闘する物語。桂氏が演じるのは、ベテラン職人のひとり眼鏡屋のブルーノで、小柄だが運動能力が高いため、伝説の"光の騎士"の鎧を自ら着ることになるキャラクターとなる。重要な役柄で全編にわたって台詞も多く、「これは素人にやらせる役じゃないよ(苦笑)」とこぼしていたという桂氏。アフレコが行われたのは、昨年11月末で、収録現場には、『ZETMAN』のジン役を務めた浪川大輔や『I’s Pure』で瀬戸一貴役を務めた野村勝人など、桂氏に縁の深い声優陣がそろっており、彼らにアドバイスを求めながら膨大な量のアフレコに挑んでいった。最初はブルーノの人物像にマッチした声のトーンを探り当てようと試行錯誤していたが、徐々に感覚をつかんでいき、叫び声といった高度な技術を要求される演技にも見事に対応。最終的には林監督や久保宗一朗音響監督らも絶賛するほどの熱演を見せたという。収録を終えた桂氏は、「当たり前だけど、やっぱりプロの声優さんたちはすごい」と改めて感じながら「一生懸命やりましたけど、自分の芝居が浮きまくっていないか、オンエアが今から心配です」と不安を覗かせて、"無茶振り"と書かれた色紙を残していった。アフレコに立ち会ったスタッフたちから好評を得た桂氏が出演する第15話は、1月23日25:23からテレビ東京で放送。ほかにも、テレビ大阪、テレビ愛知などの系列局、スターチャンネル(BS)やファミリー劇場(CS)でも順次放送される。『牙狼<GARO>-炎の刻印-』は、雨宮慶太監督が手がける特撮TVドラマ『牙狼<GARO>』シリーズの基本設定をそのままに、世界観や登場キャラクターを一新した完全オリジナルストーリーのアニメーション作品。期待の新鋭となる林祐一郎氏を監督に迎え、数々の特撮作品をはじめ、TVアニメ『進撃の巨人』『ジョジョの奇妙な冒険』などを手がける小林靖子氏がシリーズ構成・脚本を担当する。現在は2クール目の新章に突入しており、黄金騎士ガロの鎧が、主人公レオンから王子アルフォンソに変移する……という衝撃の展開を迎えている。(C)2014「炎の刻印」 雨宮慶太/東北新社
2015年01月23日