一色洋平と小沢道成が8年ぶりにタッグを組み、脚本に須貝英、音楽にオレノグラフィティなど一線で活躍するクリエイター陣と共に創作する『漸近線、重なれ』が、4月1日(月) に新宿シアタートップスにて開幕。併せて、ゲネプロ写真とキャストコメントが公開された。漸近線(ぜんきんせん)とは数学用語で、グラフ上に曲線があった時、その曲線と限りなく距離が近づくが、決して交わらない直線のこと。本作では、住人たちが時と共に入れ替わっていくアパートを舞台に、毎年訪れる4月を数年にわたって描く。小沢と一色が演出と美術を兼任し、こだわりぬいた舞台美術も見どころのひとつ。アパートの壁面をモチーフに斜めにそびえたつ舞台装置の中で、主人公の“僕”と高校時代の親友であった“君”の手紙のやりとりを軸に、個性豊かな住人たちとのやりとりが繰り広げられる。EPOCH MAN公式YouTubeでは、映像ディレクターの谷口恒平による創作活動に密着したティザー映像が公開。また、一色洋平×小沢道成シリーズの過去作『谺は決して吼えない』(2014) と『巣穴で祈る遭難者』(2016) の舞台映像が期間限定で4月7日まで公開されている。■一色洋平 コメント8年ぶりの小沢くんとの企画。テイスト的に落ち着いた一作になるかと思いきやとんでもない。結果、むしろこれまでの2作よりも遊ばせて頂く形となりました。舞台上で、舞台裏で、はたまた舞台下で大変忙しくしております。須貝英さんの脚本、オレノグラフィティさんの音楽、小沢道成くんをリーダーに据えた演出、舞台中央でほぼ動かない僕。最新作は目まぐるしくも愉快に、温かくも残酷に4月を積み重ねていく物語です。■小沢道成 コメント8 年ぶりの一色洋平くんとの二人芝居です。お互いの進化したものと、変わらないものの良さを感じながらの創作時間でした。別々の場所にいたはずなのに、同じ時間をずっと過ごしてきたような不思議な感覚です。数年に渡っての〝春〟を描く今作。懐かしさと、久しぶりに再会した時の喜びや揺れ動く感情を抱きながらも、演劇の遊びをふんだんに駆使してお贈りいたします。今まさに、舞台美術が建って光と音が合わさり、劇場とチームの凄さを目の当たりにしています。是非、劇場でご覧ください。お待ちしています。<公演情報>一色洋平×小沢道成『漸近線、重なれ』4月1日(月)~4月7日(日)会場:新宿シアタートップス演出・美術:小沢道成、一色洋平脚本:須貝英音楽:オレノグラフィティ出演:一色洋平、小沢道成チケット情報:()HP:
2024年04月02日俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『碁盤斬り』(ごばんぎり)が5月17日に公開されることが29日、発表された。そして、草なぎが演じる主人公・柳田格之進をイメージした5種類のイラストティザービジュアルと、柳田格之進が激高する特報が公開された。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草なぎを主演に、第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞の『孤狼の血』など映画界で高い評価を受け、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督がタッグを組んだ、古典落語をベースにした本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれる男による、父として武士としての誇りを賭けた復讐を描くヒューマンドラマ。冤罪事件を起こした浪人・柳田格之進(草なぎ)は藩を追われ、娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。あるきっかけで明かされた真実に、格之進は激高し仇討ちを決意する。だがそれは、父娘が引き裂かれることを意味していた。このたび公開されたティザービジュアルは、新進気鋭の5人のイラストレーターがイラストを手掛けた。いずれも草なぎ扮する主人公の柳田格之進の「復讐」に燃える姿をイメージしており、黄金の野を黙々と仇を探す旅をする格之進(イラスト:木内達朗)、鋭い視線で今にも斬りかかりそうな格之進(イラスト:ゴトウヒロシ)、囲碁で闘う格之進の手(イラスト:柳智之)、静かに怒りを湛える格之進(イラスト:高橋将貴)、目の前の罪と向き合い躍動する格之進(イラスト:牧野伊三夫)といった5種類の斬新なティザービジュアルが完成した。特報では、穏やかな風貌の草なぎ扮する柳田格之進が静かに佇んでいるところに、「父は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」という清原果耶扮する格之進の一人娘・お絹の言葉が響き渡る。それを機に、國村隼を筆頭に、いわくありげな人物……中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子が次々と迫り来て、「あの日の約束を、忘れてはおらぬな! 忘れてはおらぬな!」と柳田格之進が激高し、刀を振り下ろす。冤罪に巻き込まれ、復讐が始まる予感がする迫力ある特報となっている。【編集部MEMO】映画『碁盤斬り』では、主人公・柳田格之進役の草なぎ剛に加え、格之進の一人娘・お絹役を清原果耶、萬屋の手代・弥吉役を中川大志、彦根藩の藩士の梶木左門役を奥野瑛太、萬屋の番頭・徳次郎役を音尾琢真、町の親分の長兵衛役を市村正親、格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役を斎藤工、半蔵松葉の大女将・お庚役を小泉今日子、萬屋の亭主・萬屋源兵衛役を國村隼が演じる。(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
2024年01月29日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるABEMA『ななにー 地下ABEMA』の#10が21日に配信された。今回テーマは、「目指せ!YouTubeで720万回再生」。ななにー企画会議にて実業家・西村博之氏が提案した「ローカルテレビ局で視聴率 100%男」といった企画を、ななにー流にアレンジした同企画。稲垣、草なぎ、香取がななにーの企画であることは秘密にし、さまざまな人気YouTuber総勢10組とコラボ動画を撮影し、1カ月で総再生回数720万回を目指す。配信に先駆け、YouTube上では、YouTuberとのコラボ動画を続々とアップしており、今回の#10 では、YouTube 撮影の裏側が明かされた。まず、草なぎが人気YouTuberのハラミちゃんとコラボすることに。ハラミちゃんは、ストリートでピアノを即興演奏した動画が人気を博し、YouTubeのチャンネル登録者数221万人を誇る。ハラミちゃんが、草なぎとの動画撮影企画会議で「草なぎさんに警備員のコスプレをしていただいて、ハラミが弾いているところに登場、そこからセッションしちゃうという企画はどうでしょう?」と提案すると、草なぎは「一発撮りのセッションって! ミュージシャンみたいでかっこいいですね!」とノリノリの様子でこの提案を快諾。しかし、「僕は斉藤和義さんの『歩いて帰ろう』と、井上陽水さんの『夢の中へ』の2曲しか弾けないんで」と告げる。迎えた撮影当日。草なぎは警備員に扮し、入り口付近を警備しているふりをしつつハラミちゃんの演奏を見守ることに。ハラミちゃんがいつものように突如ピアノを披露すると、突然の演奏にその場に居合わせた人たちは釘付けになる。ハラミちゃんの生演奏を警備員として聞いていた草なぎもあまりの迫力に思わず「天才だね、すごいね」と口にする。そして、いよいよ草なぎがハラミちゃんの演奏に乱入するターンに。ハラミちゃんが井上陽水さんの「夢の中へ」を演奏し始めると、マイギターを持った草なぎがやや緊張した面持ちで、ハラミちゃんの元へ向かう。するとリハーサルなしで、ハラミちゃんとセッションをスタート。初めこそタイミングが掴めず「どこから入るかわからないよ」と口にしていたものの、無事にサビで合流。その場に居合わせた人たちは拍手喝采を送った。そこで帽子を取り、「草なぎ剛でーす!」と自身の正体を明かし、続いて、斉藤和義の「歩いて帰ろう」を完璧に演奏。撮影終了後、草なぎとハラミちゃんは熱い抱擁を交わし、興奮を抑えられない様子で「チャンネル登録よろしく!」「『ななにー地下 ABEMA』も観てね!」と叫んだ。【編集部MEMO】『ななにー 地下 ABEMA』は、『7.2新しい別の窓』(『ななにー』)のリニューアル新番組。新進気鋭のクリエイターが稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のためのオリジナル企画を用意し、世の中の常識にとらわれない新企画によって3人のまだ見たことのない一面を見出していく。(C)AbemaTV, Inc.
2024年01月22日4月1日(月) から7日(日) にかけて新宿シアタートップスにて、一色洋平×小沢道成の二人芝居『漸近線、重なれ』が上演されることが決定した。本作は、俳優である一色洋平と小沢道成が8年ぶりにタッグを組む新作公演。脚本は、新国立劇場『私の一ヶ月』や『デカローグ I~X』など劇作家として注目を集める須貝英。音楽は、ミュージカル『刀剣乱舞』歌合 乱舞狂乱 2019、陣 一人芝居『Slip Skid』など数々の舞台の楽曲提供を手がけるオレノグラフィティ。物語は、住人たちが時と共に入れ替わっていくアパートが舞台。毎年訪れる4月を数年に渡って描き、人々は何を機にそこで暮らし、離れ、そして離れた後そこには何が蓄積されていくのか。重なりそうで重ならない主人公をとりまく人生の物語となっている。また、今回の企画のコンセプトのひとつとして、人の体温を感じられる小空間で満足度の高い作品づくりを行うことを掲げており、コロナ禍で失ったふれあいや対話する機会を取り戻すために、最速先行チケットの即売会や一夜限りのトークイベント、そしてワークインプログレスとして稽古場公開なども行う。ワークインプログレスの詳細は後日HPにて発表される。<公演情報>一色洋平×小沢道成『漸近線、重なれ』presented by EPOCH MAN公演期間:2024年4月1日(月)~4月7日(日)会場:東京・新宿シアタートップス出演:一色洋平小沢道成演出・美術:小沢道成一色洋平脚本:須貝英音楽:オレノグラフィティチケット一般発売:2024年2月17日(土) 12:00~<イベント情報>一色洋平×小沢道成の〝最新作を語る小さなお祭り〟2024年2月3日(土)13:00~17:00 チケット即売会(入場無料)18:30~20:00 トークイベント(全席自由・整理番号付)会場:東京・下北沢アレイホールチケット一般発売:1月13日(土) 12:00~【即売会特典】一色・小沢がその場でオリジナルチケットをご用意します/座席選択可/特製フォトカードプレゼントHP:
2024年01月10日2024年1月1日、声優の阿座上洋平(あざかみ・ようへい)さんが結婚したことを報告しました。新たな1年が始まった、おめでたいこの日に、自身のX(Twitter)アカウントを更新した阿座上さん。気になるお相手については、同じく声優として活躍する、大和田仁美さんであることを明かしています。あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。皆様にご報告です。 pic.twitter.com/PAIFpeyIui — 阿座上洋平 (@azakami_youhei) January 1, 2024 また、大和田さんもアカウントを更新し、直筆メッセージで結婚を報告しました。みなさまへ pic.twitter.com/7LXBq0V6aH — 大和田仁美 (@owada_hitomi) January 1, 2024 阿座上さんは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のグエル・ジェターク役や、『あんさんぶるスターズ!』シリーズの天城燐音役など、さまざまな人気作品に出演。また、お相手の大和田さんも、『ウマ娘 プリティーダービー』シリーズのスマートファルコン役や『ライザのアトリエ』シリーズのクラウディア・バレンツ役など、声優として活動の幅を広げています。元旦に発表された『声優婚』に、多くの人から「おめでとうございます!」「なんて素敵なお2人」といった祝福の声が相次ぎました。今後は仕事仲間としてだけでなく、人生をともに歩む夫婦として、互いに磨き合っていくのでしょう。結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年01月01日[Alexandros](アレキサンドロス)の川上洋平によるソロアコースティックライブ「Yoohei Kawakami’s #room665 at THEATER MILANO-Za」が、2023年12月24日(日)・25日(月)に東京・新宿のシアターミラノ座で開催される。[Alexandros]川上洋平のクリスマスソロライブ2021年から2年連続でクリスマスにソロアコースティックライブを開催している川上洋平。2023年は天王洲・寺田倉庫から新宿・シアターミラノ座に会場を移し、待望の3回目を迎える。本公演のコンセプトはホテルの一室となっており、タイトルにある"#room665"は部屋番号を意味する数字。さらに665という数字は、緯度が66.5度の場所で太陽が沈んだ状態が続く現象“極夜”を表現しており、「終わらない夜を一緒に過ごしたい」という川上の思いが込められているという。開催概要「Yoohei Kawakami’s #room665 at THEATER MILANO-Za」公演日:2023年12月24日(日)・25日(月)会場:新宿 シアターミラノ座(東急歌舞伎町タワー6階)時間:開場 18:00 / 開演 19:00チケット:全席指定 7,700円※未就学児童の入場不可。小学生以上はチケットが必要。※枚数制限:1人1会場につき2枚まで(申込者様+同行者様)エントリー可。※特定チケット/電子チケットのみ。■[Alexandros]CREW会員先行~11月7日(火)23:59※同行者もCREW会員であることが必要。■[Alexandros]MOBILE先行11月11日(土)15:30~11月14日(火)23:59※同行者は非会員(一般)でも申込可能。
2023年11月10日10月6日(金)公開の映画『アンダーカレント』のスペシャルポスター6点が公開された。あわせて[Alexandros]の川上洋平、宮沢氷魚、犬童一心監督ら各界の著名人からコメントが到着した。本作は、「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出されるなど、国内外で人気を誇る豊田徹也による同名漫画の実写化作品。監督は『愛がなんだ』『ちひろさん』などを手がけた今泉力哉が務め、音楽は細野晴臣が担当する。突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木よう子、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎をリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生でかなえに探偵・山崎を紹介する菅野を江口のりこが演じる。この度公開されたスペシャルポスター6種は、「誰しも、人には言えない大切な<嘘>を秘めている。」「人をわかるって、どういうことですか?」「生きるための嘘は、罪ですか?」「それでも私はあなたを知りたい」「本当のことは、誰かを傷つけ、そしていつか救い出す。」「いなくなる、ってことはここにいた、ってこと。」という本作を象徴する言葉とともに、情感あふれる様々なシーンが切り取られている。さらにひと足先に本作を鑑賞した各界の著名人から絶賛の声が到着。ミュージシャン・[Alexandros]の川上洋平は、「ある程度の年齢になって疼き始める、伏在していた憂い。河口へと流し出せなかった主人公にいつのまにか自分を重ねていました。観てよかった」とコメント。今泉監督の『his』に出演していた俳優の宮沢氷魚は、「必ず真実が全ての人を幸せにするとは限らない。真実が他人を傷つけ、自分を苦しめてしまう時もある。 だから人は自分や大事な人を守るために幾度も嘘に逃げる。そして気がついたら嘘に取り憑かれ、本当の自分を見失ってしまう。でも、そんな自分と向き合い、自分の心には偽ってはいけないと思う。強く生きていく必要はない。自分に正直に生きたいと思わせてくれる作品です」と感想を語った。なお、各界の著名人からコメント全文は以下の通り。【コメント一覧】■映画監督・犬童一心今泉サスペンス、下腹に効く不意打ち。舌先で凍りついた言葉、人肌で溶かされ声となって聞こえてくる。施しようのない痛さ、そして、切なさ。■イラストエッセイスト・犬山紙子観る哲学だった。深く深く心の奥に潜る体験がこの映画にはある。人を知るってなんだろう、自分を知るってなんだろう。あまりに完成された、ファンにとって聖域のような原作を、映画化した今泉監督の覚悟が伝わってくる。細野晴臣氏の音楽もあまりに素晴らしい。アンダーカレントを映画で観られてよかった。■フリーアナウンサー・女優・宇垣美里水底に揺蕩うように、淡々とした日常から浮かび上がる、心の深いところの微細なゆらぎ。私たちはこれからも、わけのわからない自分と向き合い、わかるわけもない他人とともに、生きていくしかないのだ。なんだかそう身につまされて、心がぎゅっとなった。■マンガ家・イラストレーター・大白小蟹人間の身体の底の方に流れている、その人自身でさえも知覚するのが難しいような「本当のこと」について描いた原作の物語が、映画という形式で生身の肉体をもって新たに語り直されること。それはこの物語にとって、とても幸福なことなのではないか、と、食卓を挟んで向かい合うかなえと堀さんを観て思いました。■漫画家・大橋裕之水中に漂う無数の泡。アニメ『銀河鉄道の夜』のあるシーンを思い出したのは、どちらも音楽が細野さんだからなのかもしれない。原作との違いを意識しながら観てしまったけど、全キャストがハマってて、終わり方も凄く好きでした。■芸人・ハナコ 岡部大ハナコ岡部の奥にいる岡部大はどんな人間だったか、少し曖昧になるときがあります。そして岡部大自身も、大人になって色んな「ふり」をすることを覚えて、本当の自分を出さないことがあります。楽しいふりや平気なふり、忙しいふりや考えているふり。バス停でのサブ爺の言葉が、やけに心に刺さりました。大切な人と、自分自身と、改めてもっと向き合ってみよう、話をしようと思いました。■ミュージシャン・オカモトコウキ(OKAMOTO‘S)友達と少し連絡を取ってないだけだと思ってたのに、気付けばお互い随分と変わってたりする。全てがちょっとした事なんだろう。そんな時、この人はこうだと思ってた事はある種自分の思い込みもあると気づかされるのだ。自分の近くにいる人のこと、どこまでわかってるだろう?あなたは何に囚われて生きているのだろう?登場人物の些細な心の動きは、普段は忘れている疑問を呼び起こす。とても繊細で、大切な空気感を閉じ込めている作品。■アップリンク吉祥寺 支配人・小川賢人「人をわかるってどういうことですか」素直で勝手な人間模様が愛おしい。いろいろな水が銭湯にもある。自分の輪郭が曖昧になったとき、そっと包み込んでくれる水。 全てを過去として、洗い流してくれる水。目の前にいた筈の水面の月は遠く。<心の奥底>に触れたとき、うたかたの記憶が波紋する。“「ちゃんと好き」って、どういうこと? ” から10年経った今も問い続ける今泉監督の最新作、ぜひ劇場で。■芸人・かが屋 賀屋壮也お先に観させていただきましてすみません。ありがとうございます。美しい映像、美しい真木よう子さん、そしてもし自分の近くの人が…と少し怖い想像をしてしまう物語。隠してるのともまた違う心の底の底にあるもの、コントロールが難しいもの。自分にとってはなんだろうと考えるきっかけになりました。あと、カラオケのシーンがあるんですがそこがめっちゃ好きでした。観るのをオススメします!■ミュージシャン・川上洋平 [Alexandros]ある程度の年齢になって疼き始める、伏在していた憂い。河口へと流し出せなかった主人公にいつのまにか自分を重ねていました。観てよかった。数年前に読んだ原作の答え合わせのような映画でした。鑑賞後どじょうを食べたくなるかな、と思いましたがなりませんでした。■芸人・パンサー 菅良太郎この映画を人に勧める時、どんなジャンルと言えばいいのだろうとしばらく考えたが『なぜカテゴライズして勧めなければいけないんだろう』と根本から凝り固まった思考をマッサージされるような映画でした。 原作のコメディ感は抑え気味ながらも刺さるセリフはしっかりとそのままで。 是非カップルで観てほしい、鑑賞後の話し合いはいつもより濃厚になることでしょう。■フリーアナウンサー・久米宏私は真木よう子さんのファンです。この作品では抑えに抑えた演技、ほとんど何もしていないと言っていいぐらいです。それが、現実感と深みを与えています。 ますます彼女のファンになりました。■シンガー・ソングライター・崎山蒼志得てしてこの空白を、私は言い表せないでいる。折り重なっていく人間の、人生の模様。出会い、別れていく中で隠したままの、隠されたままの気持ち。知らずも、馴染みある美しく静謐な風景の中、紡がれる会話が、私の中に染み入って、時折胸のざわめきが押し寄せた。私は私のことすら、未だに分からないままでいる。そのままでいいとも思いつつ、アンダーカレントという言葉の意味を、改めて反芻している。■脚本家・高田亮誰にだって過去はある。嘘をついて過去から逃れ続けるか、いつかどこかで決着をつけるのか。生きるほど過去は大きくなっていき、決着のつけられない過去が積み上がっていく。やりくりできない過去とどう折り合いをつけていくのか。みんなぎりぎりのところで生きている。静かな物語が力のある画のなかで運ばれていく心地よさと居心地の悪さの快感が、深い余韻を残すラストに導いてくれる。今日もなんとかやりくりをして生きていこう。■YEBISU GARDEN CINEMA 支配人・田川尚史嘘をついた事のない人はこの世にいるのだろうか、嘘には2種類あり誰かを守る嘘と、自分を守る嘘。悟がついてきた嘘は自分を守るため、かなえの嘘も自分を守るため、堀の嘘はどうだろう。きっと誰かを守るため。ご飯を買ってきたのを黙った嘘、薪割を忘れた嘘。悟が嘘をつかなくても良い世界で生きて来たなら結末はどうなっただろうか―。映画を観た帰り道少しだけ考えてみてほしい、自分の生きている世界は嘘が必要な世界か…。■株式会社 arca CEO & Creative Director ・辻愛沙子普通に過ごして見えるあの人もこの人も、 誰にも見せない痛みを抱えて生きている。分かり合えないからこそ、人は寄り添い合えるのかも知れない。暗い川底を覗くかのようにそんな人の奥底を映し出す、心剥き出しの物語。■KBC シネマ1・2・八重尾知史心底。という表現があるように、本音や真実は心の奥底にある。それは言えずに居る内に沈殿し、やがて堆積する時間や嘘に覆い隠されていく。澄んだ水面を掻き回し濁すような出来事が泥を掘り起こすまでは。隣り合う人も、まして己すら掴み切れない心。それが触れ合い、すれ違う様の恐ろしさも愛おしさも余さず描き切れる稀有な作家、今泉力哉監督はその領域に到達したと思う。■新宿バルト9 支配人・花田尚謙信じている相手が本心を見せてくれているのかわからない。話してくれた事が本当の事なのかもわからない。場合によっては本当の事を知らない方が幸せなのかもしれない。色々な事を感じたり、考えさせられたりしながら映画を観てました。 人それぞれなのだと思いますが、あらためて他人との関係性や自分の在り方を考えさせられる作品でした。■センチュリーシネマ 支配人・藤野優言い知れない哀しみを抱えながらそれでも生きていく。 ゆっくりと哀しみを超える。とても生命力を感じた作品でした。今泉監督っぽい時折ユーモアあるシーンにほぐされましたが、より哀しみを深刻にも感じさせられました。いつもそばにいたって相手のことをすべて知り尽くすことはできない、、 そんな中で真木さんの演技から、それでもそばにいるよと言葉をかけてくれているような、救いの光が見られました。■俳優・藤原季節初めて特報の映像を見た瞬間から、主人公の瞳に引き込まれて、一番観たい映画だった。アンダーカレント。そこに流れる、風景も音も感情も、僕には心地よくて、ずっとそこに浸っていたい気持ちになった。しかしその場所は時折、静かに叫び出したくなるような息苦しい何処かに変わった。激流でもなく、濁流でもない、何処か。主人公の瞳を見つめながら、そこはもしかすると、とても深い場所なんじゃないかという気がした。アンダーカレント。undercurrent。ああ、もう一度、映画館で観たい。いま僕は、静かに叫び出したい気持ちだ。■映画監督・松本優作人の綺麗なところ、汚いところ、全てが入り混じった心の底流。 表面には決して表れない人々の感情に寄り添い、掬い取ろうとする今泉監督の演出に心を強く打たれました。 また、自分自身の生き方を改めて考え直すきっかけにもなりました。 人と人との関わりが薄くなりつつある今の時代に、是非観てほしい作品です。■マンガ解説者・南信長好きなマンガの映画化には期待より不安が上回る。『アンダーカレント』のように完成度の高い作品であればなおさらだ。が、それは杞憂だった。全編に人生の不条理と喪失感を漂わせながら淡々と描かれる原作の世界観が、見事に再現されて違和感がない。そこに生身の人間が演じるからこその動きや間、表情が新たな彩りを加える。20年近く前の作品が今映画化された奇縁にも驚く。マンガと映画の幸福な出会いがここにある。■俳優・宮沢氷魚必ず真実が全ての人を幸せにするとは限らない。真実が他人を傷つけ、自分を苦しめてしまう時もある。だから人は自分や大事な人を守るために幾度も嘘に逃げる。そして気がついたら嘘に取り憑かれ、本当の自分を見失ってしまう。でも、そんな自分と向き合い、自分の心には偽ってはいけないと思う。強く生きていく必要はない。自分に正直に生きたいと思わせてくれる作品です。■芸人・パンサー 向井慧TV ではいつも元気な人が実は楽屋ではおとなしかったり、髭でロン毛の無口そうな人が実は社交的だったり、口角が常に上がっているような笑顔の人が実は鬱屈としていたり。そして、それすらその人の一部に過ぎなかったり。他人の事が全てわかるなんて事はない。わからないからこそわかろうとする時間を手放してはいけない。「人をわかるってどういう事ですか?」この台詞が頭から離れなくなる映画でした。■漫画家・安田弘之手塩に掛けて野菜を育てた農家みたいな気持ちなんです。原作者って。 その野菜の味を見つけてくれる人がいて。 料理にしてくれる料理人がいて振舞ってくれるお店があって。 自著の『ちひろさん』に引き続きまたまた美味しい料理に仕上がっていた『アンダーカレント』を観てなんだか自分も誇らしかったです。 (…ね?今泉さんなら間違いないでしょ?)顔も知らない原作の豊田さんにドヤ顔の念を飛ばしました。 ラストに映画オリジナルの追加シーンがあります。 僕はこの追加シーンがとても好きです。■ゲームクリエイター/脚本家・山中拓也誰しも心の底には、他人に踏み込ませたくない何かがある。 それは透明度の低い底流(アンダーカレント)。 水面を眺めているだけでは見えない何か。 誰かの心を覗こうとすれば、最初に水面には映るのは自分の顔で。 誰かに踏み込むということは、自分を見つめることと同じで。 そんな営みの薄くまとわりつく不安と恐怖を、自然で美しい日常描写と共に描いてくれる丁寧で静謐な映画でした。この映画は、他人をわかりたくて、わかろうとして、わからないってことを、わかりあう。 物語を見届けたあとにわかるのは、そうやって見つけた「わからない」は最初の「わからない」よりもちょっとだけ優しくて、ちょっとだけ息がしやすい気がするってことでした。■センチュリーシネマ 副支配人・脇田直佳ヒロイン、かなえが水中を漂うシーンが印象に残る。 ただ沈んでいるのではなくて、かなえの心の奥底のイメージを表したかの様な透明感のある映像、 少し暗い水中に仄かに差し込む光は物語展開と共に自分にも馴染んでくるイメージに思えてくる。 落ち着いた季節、秋の鑑賞に相応しい、静かなヒューマンドラマ。 劇場のスクリーンで是非浸ってください。『アンダーカレント』10月6日(金)全国公開(C)豊田徹也/講談社 (C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年08月24日俳優の草なぎ剛が主演を務める舞台『シラの恋文』が12月より上演されることが2日、発表された。草なぎのシス・カンパニー公演への参加は、堤真一との二人芝居「K2」以来、13年ぶりとなる。現代演劇を代表する劇作家・北村想氏による書き下ろし作品『シラの恋文』は、構想から執筆完成に至るまで長い年月をかけて練り上げられ、遂に上演決定発表の日を迎えたオリジナル戯曲。北村氏と言えば、演劇史に輝く名作『寿歌(ほぎうた)』を筆頭に、その軽妙な台詞術と透明感を湛えた叙情性豊かな世界観で、現代演劇を代表する劇作家と賞されてきたが、この度、草なぎとの初めての劇世界を書き下ろした。そして、これまでも多くの北村作品演出を手がけ、俳優としても活躍する寺十吾(じつなし・さとる)が、瑞々しく、どこかノスタルジアを感じさせる演出アプローチで、その劇世界を彩っていく。本作の創作インスピレーションは、かのエドモン・ロスタンの戯曲にも描かれ、実在の人物で剣の達人でもあった「シラノ・ド・ベルジュラック」が発端。己の恋慕をひた隠し、若者の恋路の手助けのために恋文を代筆するという「シラノ」だが、独創的な発想から既存の作品や人物にも大胆に切り込み、思いがけない劇世界を生み出してきた北村氏によって今回どのように描かれるのか。物語は、ある晴れた日に、草なぎ演じる鐘谷志羅(かなたにしら)という男が、古めかしい手提げの旅行 鞄を抱えて、坂道を上って来るところから始まる。坂道を上り切った、海が一番美しく見える 場所に建つのは、結核療養施設・サナトリウムで、志羅はそこにやってきた「新参者」。このサナトリウムには、さまざまな 事情を抱えた住人たちや職員たちが志羅を待ち受けている。そして、ある運命の出会いが……。そんな志羅と生活を共にするサナトリウムの住人役として、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、そして、段田安則が出演する。同舞台は、12月初旬から中旬に京都劇場、12月中旬から下旬に福岡・キャナルシティ劇場、2024年1月初旬から月末に東京・日本青年館ホールにて上演。
2023年08月02日俳優の草なぎ剛が出演する、大王製紙「エリエール」の新CM「毎日のこと、やっぱり、いいものを。」編が6月1日より放送される。新CMには、エリエールカラーであるブルーの衣装に身を包んだ草なぎが登場。楽しげな家族の食卓や一緒に鼻かみの練習をする親子の姿、休日に映画を観て感動する女性などを描きながら、草なぎがエリエールブランドの「毎日のこと、やっぱり、いいものを」というメッセージをやさしく語りかける内容となっている。○■草なぎ剛 インタビュー――今回のエリエールのCMの撮影はいかがでしたか。見どころや印象に残ったエピソードなどがあれば教えてください。すごく素敵な空間で撮影しまして、僕も普段よりちょっと爽やかに、ちょっと大人っぽくというか、穏やかになれたのかなと思っています。やさしさあふれる表情にこだわって、この商品の温もりや温かみが伝わればいいなと思い、一生懸命演技しました。ティシューの柔らかさと僕の柔らかさがリンクしてるところに注目してほしいです。――今回、エリエールの新CMのコンセプトが「毎日のこと、やっぱり、いいものを」となっていますが、草なぎさんが毎日の暮らしをよくするためにこだわっている“いいもの”はありますか?普段身につけるものは素材にこだわってますかね。デニムもやっぱり100%コットンにこだわったりとかして、直に肌に触れるものとか、長時間一緒に過ごすものは、やっぱりすごい大事なので、素材にこだわってますかね。――いい毎日を過ごすために今後始めたいことはありますか?笑顔はやっぱり忘れずに。マスクをしていても、表情って分かると思うんですよ。なんか本当前向きになれると思うので、僕はマスクしていても笑っています。でも、たまに「目が笑ってないね、ツヨシくん」って言われるんだけどね(笑)。――毎日笑顔で過ごすために行っていることや心がけていることはありますか?ものが結構好きなんですよ。ギターとか。自分の好きな趣味を探すっていうのは、すごく人生の幸福感を上げるような気がして。自分の趣味を伸ばしていくと、より良い人生になるんじゃないかなと思います。――CMの中に「エリエールを選ぶことって、自分や家族の一日一日を愛することなんだな」というセリフがありましたが、最近日常の中で愛を感じたエピソードはありますか?僕は愛犬のフレンチブルドッグと一緒に生活しているんですけど、その中でワンちゃんってこう達観してるというか、神様なんじゃないかなって思うときがあって。今日みたいな仕事のときに、僕のことをずっと玄関で待ってることがたまにあるんですよ。純粋に待ってくれている、黒いビー玉のような瞳を見ると、すごい愛を感じて守ってあげたいなって思うんですよね。
2023年05月31日現在Netflixでは、俳優・草なぎ剛の出演作品が3作品配信されている。2022年8月19日に公開された『サバカン SABAKAN』は、5月15日より初の配信がスタート。配信されるとSNSでは「少年2人の演技に度肝を抜かれました」「清々しくも潤しく何度見ても心洗われます」「みんなこの映画見たら優しい気持ちになれるのに」 と温かな声が寄せられている。この作品の草なぎは、主人公・久田の大人になった役。夢である小説家になったが、うまくいかずゴーストライターで生計を立てていて、家族とも別居中という役どころだ。そして、2020年公開の『ミッドナイトスワン』、2023年1月期ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)も配信中。『ミッドナイトスワン』は、配信されるとNetflixの日本トップ10(映画部門)で2週連続1位を獲得し、SNSでも「こんなに涙腺が、崩壊しっぱなしの映画は久々だった」「凪沙さんの愛が美しい。切ない。素晴らしい作品」「忘れられない、余韻が凄い、、」と称賛の声が多く上がっている。草なぎは、故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立つ、トランスジェンダーとして生きる主人公・凪沙を演じた。『罠の戦争』では、愛する家族を傷つけられた議員秘書の役で、知略を尽くして鮮やかな罠を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる鷲津を演じ、放送当時は「#罠の戦争」が世界トレンド1位を11話中9度も獲得するなど、多くの反響があった。また、映画2作品の韓国公開が決定。『ミッドナイトスワン』は6月1日より、『サバカン SABAKAN』7月より韓国で公開される。(C)2020 Midnight Swan Film Partner(C)2022 SABAKAN Film Partners(C)2023カンテレ
2023年05月19日俳優の草なぎ剛が4日、『7.2新しい別の窓』(ABEMA 毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)に生出演し、悔し涙を流した思い出を語った。今回、『7.2新しい別の窓』(『ななにー』)とABEMA特別番組『GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?』(12月3日21:00~4日21:00)がコラボ。新しい地図の3人とGENERATIONSの7人が両番組に同時に生出演し、トークを繰り広げたほか、新しい地図の楽曲「#SINGING」や、GENERATIONSの楽曲「ヒラヒラ」など、両グループの人気曲をパフォーマンスした。「今だから話せるホンネ年表」と題し、今年10周年を迎えたGENERATIONSのこれまでを年表とともに振り返るコーナーでは、佐野玲於の先輩のパフォーマンス中での失敗談や、途中加入した中務裕太の意外な加入理由など、今だから話せるGENERATIONSの歴史を紐解きつつ、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の意外な過去も明らかに。関口メンディーが、かっこつけたくてこの世界に入ったのに「かっこつけすぎ」と注意されて悔し涙を流したというエピソードを話すと、草なぎも「テレビ局のロビーで森(且行)くんに水鉄砲をかけて遊んでいたら、自分だけ『お前ふざけんなよ!』と首根っこを掴んで怒られ悔し涙を流した」という仰天エピソードを告白。驚きエピソードの数々に、視聴者も「自由すぎる笑」、「わんぱくすぎるエピソード笑」とコメントが多く寄せられた。(C)AbemaTV, Inc.
2022年12月04日俳優の草なぎ剛が1日、都内で行われた「アテント新商品発表会」に出席した。大王製紙は、ユーザーの声を聞きながらデザインしたパッケージと、ワコールと共同開発したカラーを採用した大人用紙パンツ「アテント 下着爽快」「アテント 下着気分」「アテント 下着気分パッド」を10月21日に全国発売。これに伴い、草なぎがおしゃれな街で新パッケージをお披露目する新テレビCM「ショーウィンドウ』篇が12月1日から放送されるとともに、紙パンツを誰もが気軽に堂々とはける未来を応援するプロジェクト「#わたしもはいてみました」を同日より始動する。「よろしくお願いします!」と元気よく登場した草なぎ。「どうも皆さん、12月1日、メリークリスマス! 先取りクリスマスということで。今日はお忙しい中たくさん集まっていただいてありがとうございます」とひと足早い挨拶で笑いを誘った。そして、「アテントがまたリニューアルして皆さんに愛してもらえるように私、草なぎ剛が応援団長になって今日はやってまいりました。緊張しているんですけど一生懸命、応援団長という役目を務めていきたいと思います」と意気込んだ。トークセッションでは椅子に座ってトーク。MCは立っているのを見ると、草なぎは「僕だけ座っちゃっていいんですか? なんか偉そうな感じがして」と恐縮。そして椅子の高さを少し低めに調整し、「(香取)慎吾ちゃんだったらもうちょっと足が長くてあれだけど。(稲垣)吾郎さんも大丈夫だと思います。僕はちょっとコンパクトなんでね」と話して笑いを誘った。新CMで「私もはいてみました。って言ってくれる人、増えるとうれしいな」と話している草なぎ。「これをはいてどんどん外に出て行ってもらいたいですし、いろんな挑戦をしてもらいたいなと。小さなきっかけがすごく大きなものになると思うので、これを機にはいていただいて、皆さんの生活が豊かになるといいな」と願いを込めた。
2022年12月01日舞台『鋼の錬金術師』の製作発表が24日に都内で行われ、エドワード・エルリック役の一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)、アルフォンス・エルリック役の眞嶋秀斗、ウィンリィ・ロックベル役の岡部麟(AKB48)、ロイ・マスタング役の蒼木陣/和田琢磨(Wキャスト)、脚本・演出の石丸さち子が登場した。同作は2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の舞台化作。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(一色洋平/廣野凌大)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(眞嶋秀斗)の物語を描く。エドとアルのキャストを決定するにあたって4カ月にわたるオーディションが実施されたということで、一色は「決まったご報告をいただいた時は、初めて人生で初めて最寄り駅から家までノンストップでダッシュするという奇行に走りました。そのくらい湧き上がるものがあって」、廣野は「やりきったから悔いはないと思っていたんですけど、オーディションで決まったとご連絡いただいた時に初めて腰が砕けました。もうよろよろと座り込んで。LINEでマネージャーから『良かったね』と、この5文字だけ。受かったよとかじゃなくて、『よかったね』と聞いた瞬間に『お母さん!』と。家族にも周りの人間にも感謝をして、改めてやるぞという気持ちが芽生えて」と並々ならぬ喜びを表した。オーディションは稽古形式で行われ、一色は「もうシーンをこのメンバーで作るぞと。床を汗だくにしながら、アクションシーンでは汗で滑りに滑り、七転八倒しながらシーンを作りました。途中で誰がエドを掴むかどうでもよくなって、みんなでシーンを作ることに注力して。ウィンリィ(役)もみんなで回したりして。本気で作っていたので、ピリピリしたものも実はなく、俳優たちがすごく健全になんか戦って、だから今2人でエドをやらせていただきますけれども、オーディションにいたみんなのエドも乗っかっている気がすごくしている」と語る。廣野も「本当にオーディションが長くて! すごい長かったんですよ! 13時集合21時解散みたいな、オーディションじゃありえないぐらい」と訴える。アル役の眞嶋は「僕は審査が終わるたびにマネージャーに『今日も1日楽しかったです。次の審査もがんばります』という連絡をしてたんですよ。こんな経験って今までなかったなと思って。オーディションに行くたびに半日以上みんなで熱を注ぎ込んでいるので、体にダメージも来るし、声もちょっとカサカサになったりするんですけど、そんなことどうでもいいぐらい。やっぱりこの作品に絶対出てやるぞという思いも膨らみました」と振り返り、「エドワードをたくさんの方がやられている像を見て、それを受けて作ってたんですけど、本当にオーディション期間はとにかく『芝居って楽しいなあ』というのを感じてました。だからやっぱり決まった時は嬉しかったです」と喜びを噛み締めた。決め手を聞かれた石丸は「表現するもののエネルギーって愛と怒りだといつも思っているんです。で、廣野くんに会った時にものすごく怒りを強く感じた。そして一色くんとやった時、1番愛を表現することに迷いがなかった。怒りを強く出せる人は必ず愛を持っているし、愛を表現するのがうまい人は必ず怒りも持ってると思うんです。その2人を錬成すれば、エドワード・エルリックができると思いました。すごく対照的なんだけれども、その振幅が大きい、とにかく人間力のある人を選びたいと思った。そういう2人です」と説明。眞嶋については「やっぱりアルフォンスをやるとなると、少年時代を演じたり、それから声だけで表現をしたり、そしてアニメで皆さんの中にインプットされた音声がすごい強かったりする中で、私は心と声が近い人を選びたかったの。眞嶋くんは、心が動いた時にそのまんま声になってこちらにお届けしてくれたんで、私はもうこの人だと思った。そして弟として兄を見る目、兄を愛する準備っていうのを1番感じたんです。それで迷いなくいきました」と語った。舞台では生バンドが演奏するという構想もあり、この日は一色と廣野が主題歌である「鋼の絆」も披露。大阪公演は新歌舞伎座にて2023年3月8日~3月12日、東京公演は日本青年館ホールにて2023年3月17日~3月26日。○出演エドワード・エルリック役:一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)アルフォンス・エルリック役:眞嶋秀斗ウィンリィ・ロックベル役:岡部麟(AKB48)ロイ・マスタング役:蒼木陣/和田琢磨(Wキャスト)リザ・ホークアイ役:佃井皆美アレックス・ルイ・アームストロング役:吉田メタルマース・ヒューズ役:岡本悠紀ジャン・ハボック役:君沢ユウキデニー・ブロッシュ役:原嶋元久マリア・ロス役:瑞生桜子ティム・マルコー役:阿部裕ショウ・タッカー役:大石継太イズミ・カーティス役:小野妃香里ラスト役:沙央くらまエンヴィー役:平松來馬グラトニー役:草野大成傷の男(スカー)役:星智也ゾルフ・J・キンブリー役:鈴木勝吾ピナコ・ロックベル役:久下恵美グレイシア・ヒューズ役:斉藤瑞季ニーナ・タッカー役:小川向日葵/尻引結馨(Wキャスト)キング・ブラッドレイ役:辰巳琢郎 他スーツアクター アルフォンス・エルリック役:桜田航成(C)荒川弘/SQUARE ENIX・舞台「鋼の錬金術師」製作委員会
2022年10月24日俳優の草なぎ剛と香取慎吾による2人芝居『burst!~危険なふたり~』の囲み会見が30日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎと香取、作・演出の三谷幸喜氏が出席。三谷氏が2人のことを絶賛した。2015年に上演された舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに復活。10月1日から26日に日本青年館ホールで上演される。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終えた三谷幸喜氏が作・演出を務め、三谷作品への出演は本作初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取が、再び2人芝居で魅せる。三谷氏は「今、僕が着ているスタッフジャンパーは初演のときのやつなんです。この作品が好きなので早くまたこのメンバーでやりたいなという願いを込めて7年前からずっと着ているスタジャン。夢がようやく叶ったという感無量な気分です」と感慨深げ。草なぎは「再演というのは何か意味があることだと思っていて、再演で完成することもたくさんあるので、初演のいいところもありつつ、また新たな発見もあるんじゃないかなと楽しみにしています」と期待し、香取は「三谷さんの作品に出られることもそうですが、草なぎ剛という、僕がとても好きな俳優さんなので、一緒に芝居できてとても楽しいです。古くからの付き合いですけど今改めてこうやって2人がぶつかり合えている時間がとっても楽しいです」としみじみと語った。三谷氏は、草なぎと香取のことを「最強のふたり」と表現し、「二人芝居って実はすごく難しくて、このお二人はそういうこと何も感じずにさらっとやられているけど、僕からするとよくこんなことができるなって思う。しかも普通の二人芝居ではなく、2人しか舞台に立てないけど2人が顔を合わせるのは1回だけ。あとはずっと2人とも違う方向を向いてしゃべっている。ものすごく演劇的に高度なことなんですよ」と絶賛。さらに、「相手の顔を見て呼吸を合わせないとできないことなんだけど、今回は遠隔操作みたいな感じで2人が遠くを見ながらしゃべっている。なおかつ呼吸がぴったり合って、綿密な構成でいい演劇的な空間が続く。そんなことって普通の俳優さんはできない。できたとしても、ものすごく稽古しなきゃいけないと思う。それをさらっとやっちゃった2人は本当にすごい2人だなと思います」と褒めちぎった。草なぎは「そうだったんですか。もっと早い段階で言ってくれたら自信持てたのに。三谷さんに褒めていただいてうれしいです」と笑顔。香取は「うれしいですけど、三谷さん自分で作った作品を褒めているみたいな」とツッコミを入れ、三谷氏が「僕の作品というより2人の作品だと思うので自画自賛できるのかな」と言うと、「ありがとうございます」と返した。三谷氏は最後に「僕はこのお二人の大ファンで、このお二人のために作品を作ることができたのがすごく光栄に思っています。だいたい1時間40分ありますけど、こんなに長く生の2人を見ていられるチャンスってあんまりないと思う。ずーっと出てますから、それはすごい機会だと思うので存分に楽しんで味わっていただきたいと思います」と語った。
2022年09月30日俳優の草なぎ剛と香取慎吾による二人芝居『burst!~危険なふたり~』(三谷幸喜作・演出)の囲み会見が30日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎ、香取、三谷氏が出席した。2015年に上演された舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに復活。10月1日から26日に日本青年館ホールで上演される。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終えた三谷幸喜氏が作・演出を務め、三谷作品への出演は本作初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取が、再び二人芝居で魅せる。三谷氏は「今、僕が着ているスタッフジャンパーは初演のときのやつなんです。この作品が好きなので早くまたこのメンバーでやりたいなという願いを込めて7年前からずっと着ているスタジャン。夢がようやく叶ったという感無量な気分です」と感慨深げ。草なぎは「とても楽しく7年前も公演を終えた記憶があるんですけど、再演というのは何か意味があることだと思っていて、再演で完成することもたくさんあるので、初演のいいところもありつつ、また新たな発見もあるんじゃないかなと楽しみにしています」と期待。香取は「三谷さんの作品に出られることもそうですが、草なぎ剛という、僕がとても好きな俳優さんなので、一緒に芝居できてとても楽しいですし、僕よりも舞台経験が多いので、昨日通したときも始まる直前に『慎吾ちゃんよろしくね』ってさらっと言われて、僕も『お願いします』って冗談じゃなく本気の雰囲気で。古くからの付き合いですけど今改めてこうやって2人がぶつかり合えている時間がとっても楽しいです」としみじみと語った。全公演終えたときにどんな気持ちになっていると思うか聞かれると、草なぎは「想像つかないですね。終わってしまうのは寂しいかな。初日の今日はすごくワクワクしていて、もしかしたら今日が一番楽しいかなって思ったりするんですよね。だから気が早いですけど、再々演をしたいなと、そんな気持ちも終えるんじゃないでしょうか」と予想。香取は「やった終わった!」という気持ちになっていると予想し、「やっぱり緊張するので。緊張が1カ月も続くと思うと、終わったという開放感。(草なぎが)再々演って言っているのも信じられない。びっくりですね」と草なぎの発言に驚いていた。すると三谷氏は「今、初めて知ったんですけど、緊張されているんですか?」と驚き、草なぎも「1ミリも感じない。緊張しているんだなと思って。香取くんはポーカーフェイスなところがあるので、もしかしたら本当に緊張しているのかもしれない」と話した。ここで香取が「(セリフを)まだ覚えてない。もうちょっとなんですけど。8割ぐらい覚えられたので」と驚きの告白をすると、草なぎは「あはは」と声に出して爆笑し、「天才ですよね。明日初日で8割って、半端じゃない。あと2割ここからどうやって巻き返すのか。すごい!」と感嘆。香取は「覚えてないままやろうとしているんですよ、めっちゃ緊張します。 やったります!」と気合を入れていた。
2022年09月30日草なぎ剛が8月31日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて「草なぎ剛のはっぴょう会 2~Neo Vintage~」の初日公演を行った。初日はゲストとしてmiwaと和田唱(TRICERATOPS)も出演した。3年ぶりの開催となった「草なぎ剛のはっぴょう会」。草なぎは開口一番、「皆さんようこそ―!」と元気に挨拶。「パート2は、3年ぶりということで、3年で世界は大きく変わって皆さんも毎日生活をしていて、いろいろなことがあったと思います。こうしてみんなの前にステージに立てて幸せを感じています」とステージに立てた喜びをかみしめ、「ギターを通してたくさんの人と仲良く交流するというのが(はっぴょう会)のコンセプト。温かく見守ってください」と呼びかけると、温かい拍手が沸き起こった。3月にドラマ『拾われた男』(ディズニープラスで配信中)の撮影で訪れたアメリカミシガン州カラマズーのエピソードも語り、ギブソンのギター工場跡地を訪れたことも興奮気味に語った草なぎ。「なんか縁を感じて感動しちゃって。1本の道で世界はつながってると思ったんです」としみじみ。そんな思いを込めて、ジョン・デンバー「Take Me Home, Country Roads」のカバーが披露された。ここで、渋谷もカラマズーもつながっていることを表現した草なぎ直筆のイラストが公開され、「これ僕描いたんんですよ。(香取)慎吾ちゃんじゃないけど絵を描いて」と説明。イラストには愛犬のクルミとレオンも独特なタッチで描かれていた。クルミとレオンへの愛も語り、「クルミちゃん唄」も披露。その後のトークで、「僕にとってギターを弾くことって、めちゃくちゃ勇気のいること。自分でリズムを取りながら歌うって神がかり的な感じ」と話していた。そして、ギター共演2回目となる和田唱が今回の「はっぴょう会」の音楽監督を務め、登場するなり「この数年の進歩すごいよね」と草なぎの努力を誉める発言が飛び出し、草なぎも恐縮しきり。2人でギターを買いに行ったエピソードも楽しそうに語ってた。さらに初登場のmiwaも登場すると大きな「ありがとう!」の声で迎えた草なぎ。「偶然ギターも一緒なんだよね」とうれしい偶然を草なぎが語ると、miwaも笑顔で「そうなんですよね」と答えていた。アンコールでは和田、miwa、草なぎの3人が登場し、「今日はこの曲をやっちゃうよ」と照れ笑いを浮かべながら「Raspberry」でのセッションが開始。終了後は、3人口々に「最高でした!」(miwa)、「最高!」(和田、草なぎ)と叫ぶほど。草なぎは「すごいよかったです」とmiwaから褒められ、さらには、「2人ともすごいよかった」と和田からもお褒めの言葉があるなど、笑顔と互いを称賛する言葉にあふれたステージとなった。その後、ステージに一人立った草なぎは「ギター好きになってよかったなってすごく思います。趣味を通していろんな交流が持てることは人生において素晴らしいことだなと。皆さんも好きなものを見つけて自分の人生をより良いものにしていってもらえたらと思います」とメッセージ。そして、「この3年間で1曲だけできた曲があります」と言って、「みち」を披露。最後は「みんな、はっぴょう会3で会いましょう」と締めくくった。なお、9月1日の公演には、泉谷しげると田島貴男(Original Love)がゲスト出演する。
2022年09月01日草なぎ剛のソロライブ「草なぎ剛のはっぴょう会 2 ~Neo Vintage~」が、8月31日と9月1日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されることが24日、発表された。3年ぶりとなる「草なぎ剛のはっぴょう会」。第2回となる今回は、ギターミュージシャンの聖地でもあるLINE CUBE SHIBUYA(元 渋谷公会堂)で開催される。草なぎを支えるゲストには今回初登場の泉谷しげる、miwa、そして、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、和田唱(TRICERATOPS)が決定。これまで草なぎが作った楽曲、ゲストの人たちの楽曲の数々を披露する。今回のイメージ「Neo Vintage」について草なぎは「正直、この言葉の響きだけで決めました。だけど深い意味がこみ上げてくる感じです」とコメント。そして、「ふたたび超一流アーティストさんとコラボできるので、全力で向かいたいと思います。また皆さんと会えるのを楽しみにしています!」と意気込んでいる。○「草なぎ剛のはっぴょう会 2 ~Neo Vintage~」公演概要タイトル:「草なぎ剛のはっぴょう会 2 ~Neo Vintage~」日程:2022年8月31日(水)17:30/9月1日(木)17:30会場:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)チケット料金:全席指定 9,000円(税込)一般発売日:2022年8月17日(水)10:00~ゲスト:8月31日(水) miwa/和田唱(TRICERATOPS)9月1日(木) 泉谷しげる/田島貴男(ORIGINAL LOVE)
2022年07月24日「草なぎさんの6年ぶりとなる民放連ドラ主演が内定しました。来年1月から関西テレビ系で放送される作品です」(制作関係者)草なぎ剛(47)が民放ドラマ主演に帰ってくる。20年公開の映画『ミッドナイトスワン』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。昨年は大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜役を好演するなど、草なぎの演技の実力は誰もが認めるところだ。復帰作はどんな内容なのかーー。「実はまだ草なぎさんの主演しか決まっていません。草なぎさんへのオファーが各方面から殺到しており、関テレがなんとかスケジュールを確保できたと聞いています」(前出・制作関係者)草なぎと関テレとの強固な関係は97年から始まっている。初の主演連ドラ『いいひと。』、そして最後に主演した連ドラ『嘘の戦争』(’17年)も同局制作なのだ。「特に03~06年にかけての『僕シリーズ3部作』はいずれも最高視聴率が20%を突破しました。なかでも『僕と彼女の生きる道』(04年)は平均視聴率20.8%、最高視聴率27.1%を記録し、草なぎさん主演連ドラの中で最大のヒット作でもあります。草なぎさんは演技力だけではなく、人当たりもいいし、現場スタッフやADさんの受けが非常にいい。当時、一緒に仕事をした“若手”が、今やディレクターやプロデューサーなど、現場の第一線で活躍しています。『また草なぎさんと仕事をしたい!』と企画されたようです」(テレビ局関係者)昨年11月、草なぎはNHKでの合同取材で『青天を衝け』について《集中を切らさずやることができて、大きな自信になりました。僕にとっても、このドラマが人生のターニングポイントになっている感覚があります》と語っていたがーー。「草なぎさんが奥様と結婚したのも、大河の撮影期間中でしたので、公私とも思い出深い作品になったのでは。奥様も今度の主演連ドラを楽しみにしているといいます。同じく昨年末に結婚し、『アノニマス』(テレビ東京系)で民放連ドラに先に復帰した香取慎吾さんも自分のことのように喜んでいるそうです」(前出・制作関係者)草なぎの民放連ドラ復帰を応援しているのは、家族、仲間たちだけではない。「好感度が高い草なぎさんは番組のスポンサーからの評判も上々。結婚後はファミリー層をターゲットとする各業種の大手スポンサーからも広告出稿の話が次々と出ているそうで、局もうれしい悲鳴のようです」(前出・制作関係者)異例ともいえる“大応援団”からのサポートを受け、民放連ドラ主演に返り咲く草なぎ。アラフィフとなった円熟の演技に期待したい。
2022年03月02日二宮和也主演「潜水艦カッペリーニ号の冒険」が1月3日放送。二宮さん演じる洋平の歌唱シーンに「久々のニノさんの歌声」「二宮ソロコン始まった」などの声が殺到、ハッピーエンドにも「お正月から幸せになれた」といった感想が送られている。第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たすことになる、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋を実話に基づき描いた本作。キャストは主人公の日本海軍少佐、速水洋平を「嵐」活動休止後初、「ブラックペアン」以来4年ぶりのドラマ出演となる二宮さん。速水の妹で、戦時下でも希望を失わない心優しい小学校教員・早季子には有村架純。洋平が思いを寄せる小学校教師の鈴木香苗には宝塚歌劇団月組出身で、ミュージカルを中心に活躍している愛希れいか。洋平の上官でお気楽な雰囲気をまといつつ部下の扱いに長ける廣田正に堤真一。速水の部下で、義理人情に厚く誰よりも速水のことを尊敬している尾上克郎に音尾琢真。速水を一方的にライバル視する阿部虎太に今野浩喜ほか。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ号が物資輸送のためイタリアから日本へ向かったものの、日本に到着するまでの間にイタリアが連合国に寝返り、乗員らは捕虜となってしまう。かつてイタリアに滞在し彼らの軟派な国民性に触れ、イタリア人が嫌いになった速水洋平は彼らを捕虜にするが、カッペリーニ号を日本海軍に編入させるため捕虜の中から協力者を募る。志願したのはアベーレ(ペッペ)、シモーネ(ベリッシモ・フランチェスコ)、アンジェロ(パオロ)の3人。廣田から彼らを収容所ではなく実家の旅館に住まわせるよう言われ、嫌々ながらも自宅に連れてくる洋平。ボロ家を見て収容所以下だと罵る3人だったが、そこに洋平の妹・早季子が帰宅。その瞬間態度を一変させるアベーレ。実はアベーレは荷車を引いて歩いていた早季子に一目ぼれしていた…というおはなし。その後アベーレたちは日本語も上達、洋平や尾上らとも打ち解けていく。カッペリーニ号の甲板掃除をしていたアベーレから「お前もなんか歌えよ」と言われ、シモーネから渡されたマンドリンを手に「琵琶湖周航の歌」を歌い上げる洋平の姿に「二宮くんがっっつり歌い出してびっくりした久々にこんなに長尺で歌声聴いた」「カッペリーニ号で二宮和也の歌が聴けるとは思ってなかったまじか」「カッペリーニ見てたらいきなり二宮ソロコン始まった」「久々のニノさんの歌声に泣きそうになるのは私だけですか…」など視聴者から感動の声が殺到。その後戦局が悪化するなかカッペリーニ号に出撃命令が下る。アベーレたちを生かそうと命令を無視して3人を捕虜収容所に戻そうとする洋平だが、その夜空襲が街を襲い、子どもを守ろうとした洋平は負傷。それでも出撃しようとする洋平だが、アベーレたち3人は洋平を止め、自分たちが日本人として帰還できないであろう戦いに赴く…しかし、カッペリーニ号はすぐに故障。3人は無事洋平のもとに帰還した。大戦末期を描いていることから「おもしろいんだけどこの後やっぱ悲しくなるやつ?」など、ラストに不安を抱えた視聴者からの声も多数見受けられたなか、全キャラクターが無事というハッピーエンドに「どんな時代でも、人と人との絆、愛情は大事でとても暖かい優しい素敵なドラマでした お正月から幸せになれた」「分かりあったり、思いあったりする気持ちが温かい素敵なドラマでした」と喜びの声も多数投稿されている。(笠緒)
2022年01月04日俳優の草なぎ剛が7日、都内で行われた「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2021」グランプリ発表会に出席。フリーアナウンサーの竹内由恵との再会に笑顔を見せた。同アワードは、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」の数多くのプロジェクトの中からその年の特に優れた挑戦を称えるもの。2017年にスタートし、今年で5年目を迎えた。今回、実施された約1万5,000件のプロジェクトのうち、100件を選出。ツイッターを通じて印象に残ったプロジェクトに対して一般投票を募り、グランプリをはじめ各賞が決定した。発表会には、CAMPFIREアンバサダーの草なぎ剛、東京2020パラリンピック金メダリストの佐藤友祈選手がゲスト出演。フリーアナウンサーの竹内由恵がMCを務めた。草なぎは「みなさんこんにちは。短い時間ですが精一杯、アンバタサー、アンバダサー、アンバサダー、すみませんカミカミで。よろしくお願いします」とあいさつ。CAMPFIREでさまざまなチャレンジをした人を表彰するこの取り組みについて感想を聞かれると、「アンバサダー、言えました」とリベンジしてから、「新しいチャレンジは自分の人生にとってとても大きなことなので、クラウドファンディングを活用して自分の殻を破って挑戦するっていうのは、人生の楽しみでもあるんじゃないかなと思います。個人の力は無限大の可能性を秘めていると思うので、僕自身も何か力になれたらなと思っています」と語った。ゲストが今年チャレンジしたことを語る場面では、まずMCの竹内が「僭越ながら私も2021年に入って子供を出産しまして、子育てとの両立という意味で新しいチャレンジが始まった年でした」と自身についての述べ、草なぎが「おめでとうございます」と祝福すると、「ありがとうございます」と感謝した。竹内は、サブMCを務めていた『ミュージックステーション』(テレビ朝日)などで草なぎとも共演経験があり、「草なぎさんとも昔『ミュージックステーション』などで……」と懐かしそうに話すと、草なぎも「ここで会うとは。お母さんになって」とにっこり。竹内は「お母さんになりました」と返した。
2021年12月07日俳優の草なぎ剛が13日、KAAT神奈川芸術劇場で行われた主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の公開ゲネプロに参加した。2020年1月の上演以来の再演となる本作は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えた問題作にファンクミュージックを散りばめた、演出家・白井晃氏の意欲作。ギャング団のボスである主人公アルトゥロ・ウイを引き続き草なぎが演じる。共演には、神保悟志、渡部豪太、松尾諭、小林勝也などが続投。さらに榎木孝明、七瀬なつみが、新たに座組に加わった。シカゴギャング団のボス、アルトゥロ・ウイは、政治家ドッグズバローと野菜トラストの不正取り引きに関する情報をつかむ。それにつけ込み強請るウイは、その事件をきっかけに勢力を拡大し、やがて人々が恐れる存在へとのし上がっていく。見る見るうちに勢いを増していくウイの野望を、果たして抑えることができるのか……。公開ゲネプロで草なぎは、ウイを熱演。迫力のある歌とキレのあるダンスを交えてウイがのし上がっていく姿を表現した。シャウトする場面もあり、狂気を感じさせる迫真の演技で魅了した。草なぎは「シカゴギャング団のボス、アルトゥロ・ウイはとにかく野心にあふれた人物。ウイの気持ちを受け止めて演じること、そして歌に踊りに、心身ともに大変な舞台ですが、自分の積み上げてきた全てを出せる集大成となる舞台だと思っています。今回は横浜・京都・東京と3都市で上演できることも楽しみにしています。コロナ感染対策も十分行って、ご覧になられた方たちに、舞台からエネルギーを伝えられるよう、2022年まで、カンパニー全員で突っ走ります!!」とコメントを寄せた。舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』は、11月14日~12月3日にKAAT神奈川芸術劇場、12月18日~12月26日にロームシアター京都、2022年1月9日~1月16日に豊洲PITで上演。
2021年11月13日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」のカレンダー「2022 CHIZU CALENDAR」が10月25日より発売されることが決定した。今回は、“軽快さと妖艶の二面性ある魅惑的な男たち”をテーマに撮影。様々な表情が見られる作品に仕上がっている。さらに今年より、特別付録としてカレンダーの写真がプチシールとなって同封。卓上カレンダーだけでなく、自分の好きなところにシールを貼って楽しめる仕様になっている。また、「NAKAMA会員」にはカード型カレンダーをプレゼント。カード型カレンダーは、カレンダー1冊購入につき1枚同封される。なお、カレンダーは「CHIZU SHOP」にて販売。販売期間は10月25日18時~12月5日23時59分で、12月中旬より順次発送予定。
2021年10月25日ロックバンド[Alexandros]の川上洋平が出演する、パナソニック、花王アタックの共同プロジェクト「『#センタク』プロジェクト」の新CMが、19日より公開された。「『#センタク』プロジェクト」は、日々追われる家事の1つである洗濯の楽しみや喜びを感じて欲しいという思いから、パナソニックと花王アタックが共同で立ち上げたプロジェクト。今回の新CMは「洗濯は未来への選択」というキャッチコピーのもと、女性がワンハンドタイプの洗剤を使う「#ただしいセンタク」、2人の女性が乾燥後の洗濯物を嬉しそうに取り込む「#あたらしいセンタク」、夫婦で協力している「#たすけあうセンタク」など多様化している洗濯の日常シーンを描いている。また、同CMのテーマソングには[Alexandros]の新曲が採用されており、作詞作曲を担当した[Alexandros]ボーカルの川上はCMにも出演。清潔感のある白シャツ姿で、同CMのために書き下ろした新曲を弾き語りで披露している。■川上洋平インタビュー――CM撮影を終えた感想を教えて下さい。今回の撮影は、自分の作った曲を歌うというシーンだったのですが久しぶりにカメラの前に立つので緊張しました。普段白いシャツは着ることはあるのですが、今回の衣装は上下白い服でしたのでとても新鮮に感じましたね。――どのような方々にCMを見てほしいですか?どんな方でも洗濯はされると思うので、洗濯というのをもう一度気づかせてくれるようなCMだと思います。CMを通して、自分なりの洗濯を見つけてもらえたら嬉しいなと思います。――「#センタク」プロジェクトのコンセプトを聞いた感想を教えて下さい。自分自身も毎日洗濯しますけど、改めて洗濯のことを考えてみると……明日どんな服を着ていくか考えたり、今日1日頑張ったなとか振り返ったり、そういったことを踏まえると、自分の洋服に対してありがとうを小さくはしていたんだなっていうのを気づかされました。しかもそれを毎日毎日やってるので、その小さな感謝とか、楽しみとか、そういったものを何か感じながら、洗濯をしていければいいなと思いました。――今回の曲に込めた思いをお聞かせ下さい。洗濯のCM楽曲って聞くと、なんとなく爽やかで明るくて、朗らかで……パッと思いつくのはそういったものだったんですが、でも洗濯というものをもう少し深く考えたときに、洗濯は“つつましさ”だったり、昨日まで今日までの自分を洗い流して明日新しく生まれ変わるという“尊い行為”だなと気づきました。毎日やってることだし、すごい大事なことだよねって、気づかせてくれるようなものにしたいなと。なので、今回の曲はありきたりなものじゃなく、そういった洗濯の大切さを感じられる少しドキッとするような音色入れてリフレインで続いて行くような曲構成が頭の中に浮かびました。淡々としてるけど、でもそこにはちゃんと深みがあって……そんなメロディーになっています。――今回の歌詞やメロディのこだわりを教えて下さい。歌詞の中にある「ありったけの魔法をもって、白いシャツの中くぐって」という言葉は自然と出てきました。白いシャツを着る時って、仕事だったり、もっと特別な日だったり色々なシーンがありますよね……そこに対してのエネルギーみたいなものをさりげなく感じさせるような言葉をこの曲に置いていきたいという気持ちはありました。白いシャツを“まとう”だとちょっと何か強いなと思って、“くぐる”の方が通過していくような、感じがしました。この歌詞一文だけで伝わったらいいなという思いがあります。洋服ってその人生におけるそのトンネルみたいな感覚がするんですよね、洋服を着て頑張って1日過ごして、また脱いでそれを洗濯して…の繰り返し。そう考えると“まとう”でもなく、単純に“着る”でもなく、すり抜けていくイメージだったんで、「ありったけの魔法をもって、白いシャツの中くぐって」という言葉が出てきたときは、良かったと思いました。■[Alexandros]インタビュー――洗濯に対するこだわりはありますか?白井眞輝(Gt):脱いだものをちゃんと表に返してから入れます。リアド偉武(Dr):洗剤の量ですね。正確にやると良いっていうのをどこかで見て、今までざっと目分量でやってたのですが、ちゃんと目盛りにしっかり合わせて、やるようには気をつけてます。川上:昔メンバーで暮らしていた時に、洗濯機一つだけだったので、順番で一人ひとり洗濯していたんですけど……礒部が洗濯するときは、洗濯機に何個入れているのか数えてハンガーの数を予め用意してましたね。礒部寛之(Ba&Cho):洗い終わった洗濯物の数と用意していたハンガーがぴったりだと。めちゃめちゃ気持ちいい!!他3人:めちゃめちゃそれ洗濯のこだわりじゃん(笑)!――「#センタク」にかけて、自身やメンバーの大きな選択をせまられた時にどういう考え方で様々な選択をしてきましたか?川上:最終的には直感ですね。バンドの事とかも、みんな意見を出し合うしそれが的を射たりするので、逆にまとまらなかったりするんですけど……。やっぱり最後は、“なんとなく……俺はこうしたほうがいいと思うんだよね”と誰かが言う事が一番説得力があったりします。磯部:やりたいかやりたくないかで決めることが多いです。理由付けとか、こうしたらこうなるからって客観的っぽいことを考えたりするんですけど……やっぱり、最終的には好きか嫌いかと思うんですよね。白井:最近大事にしてるのが、死ぬ間際に……“やっときゃよかった、やってよかった”どっちに思うか? と言う考え方です。最近、海外に住みたいと思ったこともあったんですけど、死ぬ間際にしておけばよかったって思うか思わないかって想像すると……今は音楽をもっとやっていたいから違うって考えになります。そういう考え方を持ってから取捨択一がしやすくなりました。リアド:直感ですね。むしろ選んだ後の方が大事だって思ってます。すごく悩むときとか、どっちが正解なのかって分からなくなる時もあると思います。自分はそういう時は、選んだ後その道でどう歩いていくかっていうことが大事だって考え方をしますね。そうすれば後悔もなくなると思ってます。――今回の「#センタク」プロジェクトの楽曲提供についての曲の印象や思いを聞かせてください。川上:パナソニックさんや花王さんの新商品のタイアップとかではなく、洗濯に対する理念というか、メッセージを届けたいというお話をまず聞いたときに今までと違うな思いました。その時に、たしかに洗濯ってすごく日常に溶け込んでてとても当たり前で、何かちょっと煩わしいと思っている部分もあるけれど、すごく大事で、明日の未来のことを決める一つの動きだと気付かされたんですよね。そんな、洗濯の尊さをみんなに気づいてもらえるような曲を作りたいと自然に思えました。みんなにとっての主題歌のような曲を作れたら素敵だなと思いました。磯部:初めて、曲を聴いた時……すごい詩的な歌だなと思いました。曲が全部できるのが楽しみですね。この段階(事前に)でFIXした歌詞を見れるのもすごい珍しいのでそのあたりも面白みの一つですね。日常に寄り添っているんだけど、現実的というよりかは……詩的な世界観があってとても素敵だなと思いました。白井:僕も、詩的な印象があります。聴き手側で考える余地をすごく残してある詞で、CM映像も見させてもらったのですが、それに対してとてもマッチしてるなと思いました。今回は、商品とタイアップじゃなく理念というところのCMじゃないですか。だから、理念を押し付けるってよりは、CMで洗濯に対して皆で考えようよっていう感じが、映像も歌詞からもとれるような印象でした。リアド:洗濯という息のように自然にやっている行為が、どういう意味合いを自分の中で込められるかっていうのを考えながらこの曲作りに参加させてもらってます。曲もとてもいいものができたので、素敵な思い出に残る1曲になったらいいなと思ってます。
2021年10月19日俳優の草なぎ剛が14日、都内で行われたウォルト・ディズニー・カンパニー「APACコンテンツ・ショーケース」に出席した。同イベントでは、ディズニーが展開する動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)で配信されるラインアップを発表。APEC(アジア太平洋地域)で制作される18のオリジナル作品を含む20作以上の新しいコンテンツがお披露目された。その一つが、ドラマ『拾われた男 Lost Man Found』(全10話)。同作は、松尾諭が自らの波乱万丈の俳優道を描いたエッセイ『拾われた男』を原作とするヒューマン・コメディで、一枚の航空券を拾ったことから始まる予測不可能な俳優としての道のり、運命的な恋人との出会い、そして兄を救うためのアメリカへの救出劇などが描かれる。この日のイベントには、原作者の松尾諭、主演の仲野太賀、共演の草なぎ剛、伊藤沙莉が出席。主人公の兄を演じる草なぎは「松尾先生から役をいただきまして、ありがたい限りです。本を読ませてもらったんですけど、グッとくるところがあるので、松尾先生に怒られないように頑張りたいと思います」とあいさつした。また、タイトルにちなみ、人生で拾われたと思った経験を聞かれると、「何にしましょうか。たくさん拾われているので」と少し考え、「作品や役に拾われているなと思う。タイミングタイミング、自分の人生のターニングポイントになるような気がしていて、今回もお兄ちゃんの役に拾われているのかなと思ったりもします」と語った。ここからガラリと話を変え、「愛犬のクルミちゃんがいるんですけど、散歩していて思ったことが……」と切り出すと会場から笑いが。草なぎは「いつも僕の前を歩いていて、どっちがリーダーなのかなと思っていて、うちの愛犬の瞳を見つめ、まっすぐな目で見つめられると心を見透かされているような気がして、僕は飼い主で(クルミを)迎え入れたんだけど、逆に僕がクルミちゃんに拾われたのかな、真面目に生きないとなと思ったりもします」と話した。
2021年10月14日ロックバンド・[Alexandros]の川上洋平が出演する、Paidy「ペイディ」の新CM「ペイディ 買えるは、叶えるの始まり。川上洋平編」が25日より、東京・大阪・名古屋・福岡・北海道エリアにて放送される。新CMでは、デビューが決まり川上が会社を辞めた際に購入した白いギター、デビュー後に古着屋で購入し、とあるMVでも着用したレザージャケット、普段音楽を制作している愛用のノートパソコンなど日常で使っている思い入れのあるアイテムが多数登場。また、デビュー時からこれまでの実際の軌跡や川上の音楽に対する熱い思いが本人のインタビューを通じてリアルに描かれている。さらに、愛猫のラテとのCM初共演も果たし、普段見ることのできないプライベートな一面ものぞかせている。○■川上洋平コメント――CMの見どころ、注目してほしいポイントは?自分の家なんじゃないかと思うぐらいリラックスできて、普段通りの自分で楽しく撮影ができました。思い入れのあるアイテムや毎日買うほど好きなコーヒー、飼い猫のラテも登場してくれて、自然体の自分を見て楽しんでくれたら良いなと思います。――ラテちゃんとのCM初共演はいかがでしたか?大人しくしてくれて、良い子でした。普段家だともっと動き回っているので、このくらい静かにしてくれるといいなと思いました(笑)。(再共演は?)もう1匹、ソイという猫を飼っているので、次はソイと共演ができたら嬉しいなと思います。――デビュー当時を振り返って、今でも心に残っている思い出は?「デビューするので、会社を辞めたい」と上司に伝えた時にこっぴどく怒られたことです。でもその後に、「ダメだったら、いつでも戻ってこいよ」と言ってくれて、今もこの経験に感謝しているし、応援もしていただいていて、ありがたいなと思っています。――これから叶えたい夢はありますか?デビューはできたけど、まだ自分の中では夢が叶ったとは思っていなくて、もっと色々な会場や国でライブをやって上を目指していきたいです。ただ、コロナウイルスの影響で、海外でのライブ開催ができてないので、行ける環境になったら、まずは台北(台湾)でライブを実施したいです。――夢を追うすべての人に、メッセージをお願いします。色んなものを犠牲にしたり様々な困難がある中で、「夢を叶えよう」という姿勢はとても勇気のあることだと思っています。夢は、待っているだけでは掴めず、具体的に果敢に挑んでいく必要があるので、諦めない心を持つことを大事にしてほしいです。
2021年09月24日「大河ドラマで改めて演技力の高さを示したことで、草なぎさんのもとには民放から水面下でオファーが届いているそうです」(映像制作関係者)NHK大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜役を好演している草なぎ剛(46)。民放の連ドラは’17年の『嘘の戦争』(関西テレビ制作・フジテレビ系)以来、出演していないが、ここにきて争奪戦が繰り広げられているという。「一歩リードしているのは関西テレビです。草なぎさんとしても連ドラ初主演作は関西テレビ制作の『いいひと。』(フジテレビ系)なので思い入れがあります。関西テレビ側としては『銭の戦争』『嘘の戦争』と続いた復讐シリーズの完結編である第3弾を進めたいと考えているそうです。今年1月に香取慎吾さん(44)主演のドラマ『アノニマス』を放送したテレビ東京も、大河が終わる来年以降のタイミングでの主演作を検討していると聞いています」(前出・映像制作関係者)大河の高評価により、いよいよ民放ドラマ復帰目前の草なぎ。その裏には、昨年12月30日に電撃入籍した妻・A子さんの献身があるようだ。「A子さんは草なぎさんにとって仕事の優先順位が最も高いことを理解しています。なので、草なぎさんが演技に集中できる環境をつくるのが彼女の役目だと考えているとか……。草なぎさんが新居で役づくりに集中するときなどは、別室で愛犬の相手をしています。草なぎさんは以前、お酒で失敗をしていますから、お酒が進みそうになると止める役割も担っているそうです」(舞台関係者)■外食も必ず個室、結婚指輪もつけない…今年1月1日に『7.2新しい別の窓元日スペシャル』(ABEMA)に出演した際、結婚発表直後であったにもかかわらず、「ほんとありがとう。サンキューベリーマッチョ!」としか言わず、詳細を語らなかった草なぎ。結婚生活を明らかにしない彼のためか、A子さんは本誌取材だけでなく他メディアにもキャッチされたことはないのだ。「“草なぎ剛”のイメージを保ち続けるために、A子さんが配慮しているみたいです。結婚前はいわずもがな、今でも基本的に一緒に出歩くことはないそうです。外食も必ず個室で、店に入るときも出るときもバラバラだとか。他人の前では結婚指輪もつけないようにしているようです。またA子さんは草なぎさんの仕事関係者の舞台を観に行く際、劇場に同行することはあっても、一緒に客席で観ることはありません。彼が観終わるまで楽屋で待っているんです。まさにレーダーでもキャッチできない“ステルス妻”ですよ(笑)」(前出・舞台関係者)本誌も感服するA子さんの献身的なフォローで、草なぎの躍進が止まることはなさそうだーー。
2021年07月08日元SMAPで俳優の草なぎ剛が2日、公式YouTubeチャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、香取慎吾との思い出話を披露した。この日、動画「中学の頃慎吾とハチ公前で踊っていた!? エヴァが大好き!? 草なぎ剛の噂を検証してみた!」を公開した草なぎ。そのなかで、「中学生のころ、香取慎吾と渋谷のハチ公前で踊ったことがある」というウワサについて、「あるんじゃないかな」と肯定。「慎吾ちゃんと、とにかくダンスに明け暮れてて。ラジカセをお互いに持ったりして。そういう時代でもあったんですよ」と懐かしそうに語った。また、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオに影響を受け、「ニューヨークのスラム街じゃないけど、音楽がかかったらアドリブで踊っちゃうみたいな。そういうのを普通に、千代田線とかで踊ったりしてて」「今じゃ考えられないけど、電車の中とかでも踊ってたからね。地下鉄のサブウェイキッズって感じだよね」と、香取との思い出を明かしつつ、「でも、日本でそんなさまになんないじゃん」と苦笑い。続けて、「竹下通りに洋服を買いに行くのが、すごい楽しくて。ヒップホップの洋服とかが流行ってて。当時、キャロルIIっていう店があって。2人とも大きめの服を買って、それを着て踊るの」というエピソードも。ダボダボの服を着て、ハチ公前や電車の中で踊っていたという草なぎと香取だが、「当時はテレビとか出てたけど、あんまり誰も気づかなかったというか」「でも楽しかったな。だから、そのウワサは本当」と、青春時代を振り返っていた。
2021年05月06日元SMAPでタレントの草なぎ剛が23日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、女優・小西真奈美への思いを語った。この日公開された動画「大河があるのにやっちゃいます!舞台『家族のはなし PART1』が2年ぶりに再演決定しました!」で、主演舞台『家族のはなし PART1』の再演を喜んだ草なぎ。同作では、20代の頃に、つかこうへいの舞台『蒲田行進曲』で共演した小西が出演しており、「真奈美ちゃんとは同志ですね」「何十年かぶりの共演だったんだけど、もうずーっと心の中に、小西真奈美ちゃんっていうのがあって」と、秘めた思いを明かした。「本当に今の僕があるのは、『蒲田行進曲』のおかげ」だという草なぎは、「1日10時間くらい口立てで、真奈美ちゃんと叫んで泣いて。僕自身も、つかこうへいさんにお芝居の扉を開いてもらったんですよ。真奈美ちゃんも、そのとき初舞台だったの」「とても熱い毎日を。だって、1日10時間くらいずーっと叫んで稽古してるってさ。今はもうできないもんね。多分寝ちゃうと思うよ(笑)。1日2回くらい通ししてたから、すごかったよね」と、当時を懐かしそうに振り返った。一方、再演する『家族のはなし PART1』は、「日常を切り取ってるところが多くて、劇的なことは起こらない。ゆえに、芝居をするパートナーの方が重要」だと話した草なぎ。それゆえ、「だから真奈美ちゃんじゃないと、この『家族のはなし』はできないなと思ってて。それはやっぱり『蒲田行進曲』で、あの苦楽を共にした真奈美ちゃんなんだよって感じなんだよね」「真奈美ちゃんとは、あうんの呼吸というか。そういうのがあると思う」と、感慨深げに話していた。
2021年04月30日元SMAPで俳優の草なぎ剛が16日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』の動画「日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀作品賞を受賞しました!本当にありがとうございます!【ミッドナイトスワン】」に出演。先月19日の第44回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、俳優・吉沢亮について語った。『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝き、自身も最優秀主演男優賞を受賞したことを受け、「本当にみなさん、ありがとうございます」と感謝した草なぎ。授賞式に緊張しつつも、「こういうYouTubeの部屋とは違って刺激的な空気を吸うのはすごく大事」と実感したという。また、大河ドラマ『青天を衝け』で共演中の吉沢亮もプレゼンターとして参加していたことから、「会場に吉沢亮くんもいてくれて。すごい安心したの。最近会って、知ってる人がいてくれると思って」「亮くんにも感謝」と心の拠り所となった様子。「亮くんともこれからすごくシーンが増えて来て。今、NHKで撮影していて。合間とかでめちゃくちゃ話すわけではないんですけど、すごいセリフがお互いにどんどんあったりするので、空気がすごく良くできあがってきていると思う」と関係性は作品にも反映されているようで、「お芝居をしていて亮くんからすごく伝わって来るものがある」と称賛の言葉を送っていた。
2021年04月18日元SMAPで俳優の草なぎ剛が16日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』の動画「日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀作品賞を受賞しました!本当にありがとうございます!【ミッドナイトスワン】」に出演。先月19日の第44回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、嵐・二宮和也について語った。『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝き、自身も最優秀主演男優賞を受賞したことを受け、「本当にみなさん、ありがとうございます」と感謝した草なぎ。「ちょっと前になるんですけどようやく実感してきたというか」と心境を伝え、「(授賞式の)あの空気はすごく緊張しましたし、周りを見渡すと『あの映画で見た人だ!』と。すごく緊張したんですけど、めちゃくちゃ良い思い出になりました」と回顧した。「あの場にいれるだけで幸せで満足だった」と今でも余韻に浸っているようで、「『ミッドナイトスワン』を応援してくれているファンのみなさんもそうですし、この映画に携わったすべてのスタッフの方にご褒美というか」としみじみ。また、授賞式で同席した俳優陣にも触れ、「ニノ(二宮和也)ちゃんとかもね、嵐の時からよく知ってるんですけど、久しぶりに会えて。本当に僕のことを慕ってくれていて、良き後輩。後輩というか、ニノちゃんも本当に立派になって。また、チャンスがあったら一緒になりたいなと思います」と今後の共演機会を熱望する。二宮のほか、菅田将暉、小栗旬、佐藤浩市についても話し、「みなさんが思っているより、僕はみなさんのことを意識していますし、すごい尊敬しています」と告白も。「だから、小栗くんの作品とかもすごい観てるし、ニノちゃんの作品もすごい観てるし」と打ち明け、「普段言う機会がないだけであって、すごく意識している方たちだったのでうれしかったですね」と笑顔を見せていた。
2021年04月17日