写真家の篠山紀信による写真展「篠山紀信写真展 KISHIN meets ART」が、9月17日から17年4月5日まで彫刻の森美術館 本館ギャラリー、緑陰ギャラリーにて開催される。ヌードや都市風景、スターたちのポートレートなど、次々と発表される写真で様々な物議を醸してきた篠山紀信。同展では“アート”をテーマに、本館ギャラリーと緑陰ギャラリーの2会場を使用してそんな篠山紀信の写真世界を紹介する。本館ギャラリーでは、ヘンリー・ムーアやカール・ミレス、ジュリアーノ・ヴァンジなど同館所蔵の野外彫刻を写した写真作品の数々を展示。緑陰ギャラリーでは、数台のカメラを結合して撮影する篠山独特の手法「シノラマ」で撮影された写真を中心に、バルテュスや岡本太郎、草間彌生、森村泰昌など、これまで交流を重ねたアーティストやその仕事場の写真がダイナミックなスケールで展示される。これまであまり公開されることのなかった、篠山とアートの出合いを切り取った瞬間=“KISHIN meets ART”に触れられる機会となっている。【イベント情報】「篠山紀信写真展 KISHIN meets ART」会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー、緑陰ギャラリー住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121会期:9月17日~17年6月25日*好評につき会期延長時間:9:00~17:00料金:大人1,600円、高大生1,200円、小中生800円会期中無休
2016年08月06日「ぐるっと展望!現代アート入門 ―高橋コレクション―」展が福井県、金津創作の森にて開催される。会期は2016年7月16日(土)から9月25日(日)まで。現代アートコレクターで精神科医・高橋龍太郎による「高橋コレクション」。彼のコレクションは、草間彌生ら日本の現代アート史に残る名品はもとより、今注目の若手作家の人気作品まで、国内作家を網羅している。本展は、そんな高橋コレクションから日本の現代アートを牽引するアーティスト達の作品が約60点登場する。出展されるのは、日本の伝統美術という文脈のもと再解釈する作品が世界で高い評価を受ける村上隆や、映画『ヘルタースケルター』の監督をはじめアート界に留まらず様々なシーンで活躍し、毒々しいまでビビッドな世界観を演出する蜷川実花など、国内だけでなく世界でその名を知られるアーティストの作品ばかりだ。その他、女の子をモチーフにした絵画が有名な奈良美智。さらに、現在新宿、ミズマアートギャラリーで展覧会を開催中の会田誠の作品も。多くの日本人に馴染のあるアーティストが多数出展し、アートに近寄り難いイメージを持つ人にも、楽しめるコンテンツになっている。まさに展覧会タイトルの通り、日本のアートシーンの今をぐるっと展望できるこの展覧会。今最も注目を集めているアーティスト達の作品を一度に見られるこの貴重な機会に、是非足を運んでみてはいかがだろうか。【開催概要】ぐるっと展望!現代アート入門 ―高橋コレクション―会期:2016年7月16日(土)から9月25日(日)会場:金津創作の森 アートコア ミュージアム-1、ギャラリー、ホワイエ住所:福井県あわら市宮谷57-2-19休館日:月曜日(祝日の場合は開催、翌平日休館) ※8月15日(月)は開館開館時間:10:00~17:00 ※最終入場は16:30まで料金:一般800円(600円)、大学生500円(400円)※障がい者および65歳以上400円、高校生以下無料※( )内は、20名以上の団体料金※半券で2回目が団体料金で観覧(障がい者および65歳以上を除く)■出展作家会田誠、清川あさみ、チームラボ、奈良美智、山口晃、菅木志雄、草間彌生、村上隆、蜷川実花、ヤノベケンジ、荒木経惟ほか
2016年07月25日東京・渋谷のBunkamura Galleryが、毎年好評の企画「サマーアートセール」を、2016年7月1日(金)から7月18日(月)まで開催する。多彩な作家のアート作品が、セール価格で販売される。出品予定作家は、ピカソやダリ、ウォーホルなどの巨匠から、草間彌生や白髪一雄、奈良美智などの現代美術家まで幅広い。約300点が広い会場を埋め尽くす。気持ちや生活を豊かにしてくれる、特別な出会いが待っていそうだ。【詳細】サマーアートセール期間:2016年7月1日(金)~7月18日(月)場所:Bunkamura Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1 Bunkamura 1Fメインロビーフロア 営業時間:10:00~19:30入場料:無料定休日:会期中無休出品予定作家:アイズピリ、ウォーホル、カシニョール、キース・へリング、サム・フランシス、シャガール、ダリ、デュフィ、ピカソ、ビュッフェ、マティス、ミュシャ、ミロ、ユトリロ、ルオー、有元利夫、荻須高徳、片岡球子、金子國義、草間彌生、白髪一雄、千住博、中島千波、奈良美智、長谷川潔、浜口陽三、東山魁夷、藤田嗣治、舟越桂、横尾忠則 他多数【問い合わせ】Bunkamura GalleryTEL:03-3477-9174
2016年06月10日4月23日より開幕する、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の展覧会「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ ── 旅するルイ・ヴィトン)」。我々を身体ごと引き込んだルイ・ヴィトンの旅は、徐々に“内なる旅”へとシフトしていく。列車の旅を抜けるとそこに現れるのは、モノグラムの壁紙がはり巡らされたほの暗い空間。中にはデスク・トランクやライブラリー・トランク、ステーショナリーにタイプライターなどが並ぶ。本展のキュレーターを務めるオリヴィエ・サイヤール氏がもっとも刺激を受けたという、ルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトンは、執筆や読書をこよなく愛した人物。書の美学を大切にした彼ならではのコレクションは、モノグラムの用途拡大へとつながってゆく。余暇の時間(ウール・ダブサンス)と題された部屋ガストンは幼き頃から博識なコレクターだったが、書籍や印刷物、ホテルのステッカーなど、その膨大なコレクションから収集分野が多岐に渡っていたことが解る。会場に集められた多様なアンティーク・トランクもその一部だ。彼がトランク収集のために作成した質問票を見れば、好奇心に満ち溢れた人となりが窺える。コレクトされたものはすべてガストンのインスピレーションになり、ルイ・ヴィトンのファミリービジネスを発展させてゆく。1927年にはルイ・ヴィトン初のフレグランスを誕生させ、ガストンはそれまでになかった新しいボトルを作り上げる。香水瓶はルイ・ヴィトンとアーティストのコラボレーションの先駆けとなり、オペラや花、舞台芸術をモチーフに様々なデザインが考案された。会場では、その美しいボトルやケースも展示される。香水瓶はルイ・ヴィトンとアーティストのコラボレーションの先駆けとなったルイ・ヴィトンは、言わずと知れた世界各国に多くの顧客を持つブランドだ。創業者のルイ・ヴィトンがレイティエ・アンバルール(荷造り用木箱製造兼荷造り職人)として培った気配りは、メゾンを通して脈々と受け継がれ、その信頼と創造性が今日のルイ・ヴィトンを創り上げた。顧客の要望に応えるユニークなスペシャルオーダーの数々は、会場内を刺激的に彩る。ミュージシャンのために大切な楽器を守るケースを、そして名を馳せた往年女優たちのために化粧道具ボックスやジュエリーケースを、紳士たちのために靴用トランクやエレガンスなステッキを。ルイ・ヴィトンの手にかかれば、これまでに存在しなかったものは、“存在するもの”として価値を見出すのだ。著名なアート・ディーラーであったルネ・ジャンベルはビジネスに使う絵画用トランクをオーダーし、作品を移動中のダメージから守る見事なトランクが出来上がった。こうしてルイ・ヴィトンとアートのつながりが生まれ、画家や芸術家の多くが顧客となり、今日では、ルイ・ヴィトンのファブリックやパターン・フォルムを一新するために、村上隆やリチャード・プリンス、ダミアン・ハーストなどが制作を行うために招かれている。これまでシックであったラインアップは、アートの息吹が吹き込まれることで、豊かな色彩のもと生まれ変わる。会場に掲げられる作品を見れば、常に新しいものを受け入れる柔軟性がこのメゾンに存在することが解る。村上隆「アイ ラブ スーパーフラット」そして旅は、日本開催のために用意された最終セクションへ。最後に我々を迎え入れるのは、ほっと一息つかせる和の空間だ。ティー・セレモニー・トランクや歌舞伎役者のための鏡台トランクは、もはやこれまで見てきた西洋のそれとは、まったく異なったものに感じられる。モノグラム・パターンは日本の紋に影響されたといわれ、ルイ・ヴィトンは日本を“インスピレーションの国”として、伝統とモダンな感性を調和させた両義性から、相互認識を見出してきた。村上隆や草間彌生、コムデ・ギャルソンの川久保玲といった日本人アーティストとの協業は、メゾンに新たな一面をもたらしたのだ。ルイ・ヴィトンと日本の間にある信頼関係を感じさせる展示展覧会のために来日したアトリエ職人のクラフツマンシップを目の当たりにし、旅のストーリーは幕を閉じる。職人たちの細かな作業には、ルイ・ヴィトンの歴史が滲み出る。家に帰れば、長年使って味の出たヴィトン製品も、より愛しいものへと変化を遂げるに違いない。--前編「人類を旅へと誘うルイ・ヴィトンのルーツに迫る展覧会が開幕--空へ、海へ、彼方への旅路【Report--1/2】」へ戻る。【イベント情報】「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton」住所:住所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場会期:4月23日~6月19日時間:10:00~20:00(6月17日、18日は22:00までの時間延長が決定)入場料:無料休館日:月曜日(ただし4月25日、5月2日、6月13日は13:00~開館)
2016年04月22日ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)から初のアートポスター4作品が各世界限定20点で販売される。今回、発表されたのは2011年に発売されたアートブック『SKULL STYLE:Skulls in contemporary Art and Design』の表紙に使用された4つのスカルモチーフ。12月16日から25日まで伊勢丹新宿店メンズ館2階で開催される同ブランドのポップアップショップで展示販売される。今回のアートポスターは、近年海外でも注目を集めるジークレー版画とシルクスクリーンを組み合わせたネオシルク版画と呼ばれる日本の技術を使用。360°GRAPHICSの協力により、以前にルシアンとカシミアセーターでコラボした田名網敬一をはじめ、オノヨーコ、横尾忠則、草間彌生、森山大道、ヒロ杉山、伊藤桂司などのシルクスクリーンプリントを手掛けている伊丹裕が作品を監修している。同氏はコム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)とのコラボレーションでも知られるシンガポールのアートディレクター、テセウス・チャンが2014年11月に代官山 蔦屋書店で開催した個展『WERK: WE WORK TOGETHER』のネオシルク版画も手掛けたことで知られる。価格はB4サイズが15万円と17万円の2種類(いずれも額装込みの価格、額装なしは14万円と16万円)で各20枚の限定販売。B3サイズも期間中のみ予約が可能。Text:野田達哉
2015年12月16日すっかり秋めいた今日この頃。秋といえば過ごしやすい気候もあってか「食欲」「スポーツ」などいろいろとトライしたい事柄は多いものですが、「芸術の秋」というのも大きな要素。東京都内では、10月末から11月初旬にかけて、デザイン・アート関連の大きなイベントが複数開催されます。ここでは、東京都内で行われている秋のデザイン・アート関連イベント見どころをまとめて紹介します。○TOKYO DESIGN WEEK(東京デザインウィーク)あす10月24日から開催される「TOKYO DESIGN WEEK(東京デザインウィーク)」(以下、TDW)は、定期的に開催されている、秋のデザイン・アートイベントの中心的存在。会場のみならず、近隣店舗なども巻き込んだ一大イベントです。2014年までは「東京デザイナーズウィーク」という名称で展開していたので、そちらの方が耳慣れている人も多いかもしれません。今年は草間彌生氏ら有名クリエイターが"浮世絵師"になる「浮世絵展」、近年画業でも活躍する芸人・キングコング 西野亮廣氏の「西野アトリエ&カフェ」など著名人を中心とした企画のほか、「Creative life展示」「100人展」「コンテナ展」などの特集ブースに、気鋭のクリエイターや企業の最新プロダクトなどが多数集結します。日程:10月24日~11月3日まで(前半:10月24、25、26、27、28日/後半:10月30、31日、11月1日、2日、3日)※10月29日(木)は終日閉場時間:11:00~21:00(最終日は20:00まで)会場:明治神宮外苑絵画館前入場料:当日券3,000円、前売り券2,500円1○AnyTokyoTOKYO DESIGN WEEKはいまや定番となった感のある催しですが、近年立ち上がった新イベントが「AnyTokyo」。"これからのデザイン・アイデア"を紹介する催しで、会場が浜松町エリアの増上寺だというのが大きな特徴。最新のデザインプロダクトがお寺の中で一覧できる、神秘的な空間となっています。TDWと比べるとデジタル寄りの作品が多く集まる傾向にあり、クラウドファンディングで多額の支援を集めて話題となったソニーのウェアラブル端末「wena wrist」をはじめ、iPhoneで操作可能なヒーター内蔵アウター「MINOTAURIO COLLECTION」、ユーザーが自由に"染色"できるプラスチック製品「Dye It Yourself」など、これから先の未来を予見させるような、カッティングエッジなモノゴトが展示されます。日程:10月24日~11月3日まで時間:11:00~20:00会場:増上寺(光摂殿)入場料:無料○Tokyo Midtown DESIGN TOUCH最後に紹介するのは、六本木の代表的な商業施設・東京ミッドタウンが2007年より開催しているデザイン・アートイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」。今年のメイン展示は建築家・隈研吾氏が手がけた巨大な「つみき」の広場。視線でフォントを生み出す「eyeFont」も体験可能。そのほか、これまでも多数の受賞作が商品化を果たしているアート・デザインのコンペ「Tokyo Midtown Award」の発表も同イベント期間中に行われ、会場では受賞作が展示される。日程:10月16日~11月3日まで※展示時間は商業施設ないしは美術館に準じる。詳細は同イベントWebにて。会場:東京ミッドタウン入場料:無料(一部企画展等に有料の部分あり)秋のデザイン・アートイベントは、この1年話題になったトレンドや製品、あるいはまだ世に知られる前の魅力的なモノゴトなどが、これらのイベントにて一堂に会する絶好の機会。クリエイターたちの発想の結晶を見て刺激を受けに、街中に繰り出してみてもいいかもしれません。
2015年10月23日草間彌生、村上隆、奈良美智の作品が一同に展示される「草間彌生と現代アート展」が三越銀座店7階ギャラリーで、10月21から27日まで開催される。同展では草間の版画やドローイング、立体作品を中心に展示。同氏の作品は、画面を隙間なく覆う網目模様やドット、ユーモラスなフォルムの果物や花が描かれ、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションや野外芸術祭のオブジェなどでも知られている。このほか同展では、世界的な活躍を見せる村上隆、画家で彫刻家である奈良美智の作品も合わせて紹介される。【イベント情報】「草間彌生と現代アート展」場所:三越銀座店7階ギャラリー会期:10月21日~27日時間:午前10時30分~午後8時(最終日は午後6時終了)
2015年10月10日東京都は10月9日、東京ブランドを推進する新プロジェクト「東京ブランド推進キャンペーン」を発表。ブランドコンセプトに基づく新たなロゴ・キャッチコピー「& TOKYO(アンドトーキョー)」を国内外の様々なシーンで活用することで、東京ブランドの浸透を図る。同キャンペーンは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催とさらにその先を見据え、旅行地としての東京を強く印象づける「東京ブランド」の確立に向けた取り組み。「& TOKYO」は、 「東京のブランディグ戦略」(3月策定)で定めたブランドコンセプト"伝統と革新が交差しながら、常に新しいスタイルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街。"に則って定められた。「& TOKYO」には5つの"東京独自の価値"を5色で表現しており、その色にも伝統色を用いることで、伝統と革新が融合する東京の歴史と多様性を表現している。また、"&"の前に様々な言葉や企業ロゴ等を組み合わせることによって、それぞれが東京とつながるようになるのも特徴のひとつとなっている。この「& TOKYO」の活用事例については、10月16日より「東京ブランド推進キャンペーン」の一環として、都民等を対象に広く募集する。申請方法など詳細は16日に公表を予定している。さらに、「& TOKYO」に込められた「東京とつながる。何かがはじまる。」というメッセージを伝えるため、国内・海外用ポスターを作成。国内用は「& TOKYO」を強調し、外国人旅行者が集い、楽しむ、魅力的な東京を表現している。一方、海外用では5つの"東京独自の価値"をモチーフに用いて表現した。ポスターと合わせて制作された「& TOKYO」を伝えるイメージ映像では、男性と女性の外国人旅行者の東京体験を中心に、温泉や祭り、ゲームや食、芸術など東京の「いま」「ここ」でしか味わえないものを詰め合わせた。映像には東京ブランドに賛同した北野武氏や草間彌生氏、武蔵川親方(第67代横綱)、水原希子氏、MAN WITH A MISSION、CTSという世界的な著名人が登場する。東京ブランド映像は10月22日~31日まで、東京国際映画祭にて作品上演前に放映される。また同時に、舛添要一都知事が世界の旅行者に向けて東京の魅力を案内するPR映像も作成。浜離宮などの観光名所を巡りながら、知事が"水の都"東京を紹介する内容となっている。この映像は今後、海外での観光プロモーションなど様々な機会で活用される予定となっている。
2015年10月09日渋谷マークシティは、開業15周年を記念し、現代アートのプロデュースチーム「Walls Tokyo」とのコラボレーション企画展「ART MARKCITY」を開催する。会期は9月25日~10月12日。 展示時間は11:30~19:30。同企画では、渋谷マークシティ・4階アベニュー広場や一部店舗をミュージアム化。草間彌生氏、アンディ・ウォーホル氏などの有名作品から、日本人アーティスト・松山智一氏の作品を中心に、「WallsTokyo」がセレクトした30~40点を展示する。さらに、来店者がアートを身近に感じられるよう、キュレーターによる解説のほか、アーティストによるライブペインティングも実施するという。なお、「Walls Tokyo」は「現代アート」のセレクトショップ。アートをもっと身近なものにしたいというコンセプトに基づき、世界中からセレクトされた現代アートを適正価格(FARE PRICE)で提供するほか、ギャラリー運営を行っているとのこと。
2015年09月28日芸術家として唯一無二の存在感を発揮する草間彌生の等身大フィギュアが、体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」にて展示されることが決定した。美術専門紙の「The art newspaper」にて“2014年最も人気なアーティスト”に選出されるなど、世界的に高い評価を得ている前衛芸術家・草間彌生。同紙が毎年行っている全世界の美術館来場者数の調査では、草間さんの回顧展「Infinite Obsession」が2014年に最も来場客を集めたとの発表があるほど、評価と共に高い人気を誇っている。草間さんの等身大フィギュアは、マダム・タッソーロンドンにて半年の期間をかけ制作。2014年12月、草間さんの特徴でもあるヘアスタイルやカラーをはじめ、ポーズなど本人そっくりのフィギュアを作り上げるために、約3時間に及ぶ全身250か所以上の計測が行われた。草間さんは、計測を終えても終始笑顔で「今日の経験は素晴らしかった。ごくろうさまでした」と語り、制作スタッフを気遣っていた。今年の7月6日(月)、完成したフィギュアと草間さん本人が初対面が実現。草間さんは等身大フィギュアを見ると「もう一人自分がいる」と目を見開いて驚きの様子を示した。また、これまでアート作品を作る側の草間さんにとって、自身が作品になる事について「新しい体験ができました。とても刺激を受けましたし、光栄です」と語っていた。7月31日(金)より展示する「マダム・タッソー東京」内のブースでは、、草間さんの代表作でもある赤と白の水玉柄を壁面や床に配置。空間全体で、草間さんの世界観を楽しむことができる。また、展示ブースでは草間さんになりきって写真撮影ができるよう、同じヘアスタイルの赤いウィッグや衣装を用意。ぜひこの機会に、草間ワールドに浸りながら“W草間”でのツーショットを撮影してみてはいかがだろう。草間彌生の等身大フィギュアは、7月31日(金)より「マダム・タッソー東京」にて展示。(text:cinemacafe.net)
2015年07月29日マーリン・エンターテインメンツ・ジャパンは、同社が運営している体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」にて、前衛芸術家・草間彌生氏の等身大フィギュアの展示を開始する。展示開始日は7月31日より。「マダム・タッソー」は、ハリウッドスターやスポーツ選手、日本の人気タレントなどの等身大フィギュアを展示している体験型アトラクション。草間彌生氏のフィギュアが制作された背景には、美術専門紙「ザ・アート・ニュースペーパー(The art newspaper)」にて、"2014年最も人気なアーティスト"に選ばれるなど、世界的に高い評価を得ていることがある。今回のフィギュア製作に際して、2014年12月に草間彌生氏の全身を250カ所以上にわたって計測。その計測値をもとにマダム・タッソーロンドンにて半年の期間をかけ手作業で制作され、今年7月6日に完成したフィギュアと草間氏本人が対面した。草間氏は、等身大フィギュアを見ると目を見開き、「もう一人自分がいる」と驚いた様子を見せた。これまでアート作品を作る側であった草間氏自身が「作品」となったことについては、「新しい体験ができました。とても刺激を受けましたし、光栄です」と語った。なお、7月31日より公開されるマダム・タッソー東京内のブースは、草間氏の代表作でもある赤と白の水玉柄を壁面や床に配置。また、展示ブースには草間氏になりきって写真撮影ができるよう、同氏の象徴的なヘアスタイルである赤いウィッグや衣装が用意されているということだ。
2015年07月27日「嵐」の櫻井翔と大野智、「NEWS」の加藤シゲアキという、ほかではなかなか見られない豪華スリーショットで、アイドルの“いま”、そして“これから”を語った番組が、日本テレビ夜のニュース番組「ZERO」カルチャーのスピンオフとして放送されることが分かった。今回、番組に登場する3人は、いずれもアイドルでありながら“自分”の世界を持ち、世の中に発信しているメンバー。従来のアイドルの枠を飛び出し、新しいアイドルの形を模索する彼らの対談に、どんな化学変化が起きるのか期待が高まる。メンバーのひとり、「嵐」の櫻井さんは2006年から「ZERO」の月曜ニュースキャスターとして活躍。海外でのレポートや各界の有名人・著名人へのインタビューなどをこなし、気になるニュースを分かりやすく3分でまとめた「櫻井翔 イチメン!」という自身のコーナーまで担当している。同じく「嵐」の大野さんは、2013年「24時間テレビ」のチャリTシャツの制作にて、世界的アーティスト草間彌生とコラボレーション。草間氏も認めるデザインを生み出し、アーティストとしての存在感を示した。日本国内での個展も開催し、2015年には上海でも個展を開催した。そして「NEWS」の加藤さんは、2012年、「ピンクとグレー」で作家デビュー。処女作にして20万部を記録し、今年の6月1日には早くも4作目となる「傘をもたない蟻たちは」を発表し、今後の作家活動にも期待が高まる。収録は、3人が普段よりリラックスした衣装に身を包み、海が見えるホテルの一室での対談形式でスタート。普段はアイドルとして舞台に立つ彼らの「オフ」空間で語られる“等身大かつリアル”な話や、アイドル活動とは別の「オン」=仕事についてのやりがいや苦悩について赤裸々に語った話は、ファンならずと必聴な貴重な内容だ。本番組の収録を終えた感想がそれぞれから届いた。大野智今回、翔ちゃん、シゲと僕で対談をさせて頂きました。グループで活動しているときとは違った姿をみられて、とても新鮮でした!翔ちゃんの報道番組への向き合い方は、15 年以上一緒にいますが、ここまで深く聞いたことがなかったし、シゲもとても悩んでいたことを改めて聞けて刺激的な時間となりました。これから「NEWS ZERO」を観るときは、もっと櫻井キャスターに注目します!そして普段あまり本を読みませんが、シゲの最新作を読もうと思います(笑)。普段なかなか話すことのないテーマだったので、是非観てもらえたら嬉しいです!櫻井翔加藤はもちろんのこと。嵐のメンバーである大野からも初めて聞く話が沢山あり、収録があっという間に感じました。30分の放送時間では収まらないのではないかと思うほどの濃密な時間でした。遅い時間の放送ですが、是非ご覧頂きたいと思います。加藤シゲアキこの度、尊敬する先輩方との鼎談をさせていただきました。他では聞けない話が満載で、ぶっちゃけた内容も多々あり、一後輩として大変刺激になりました。視聴者の方々にも、この番組が何かいい刺激になればと思います。新しい“アイドル”像を切り開くパイオニアたちに迫った本番組で、3人が明かしたアイドルの“いま”と“これから”をぜひその目で耳で確かめてほしい。「ZERO」カルチャースピンオフは7月30日(木)24時59分~25時29分まで、関東ローカルにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日ユニクロ(UNIQLO)とニューヨーク近代美術館(MoMA)による、世界の著名アーティストの作品を採り入れたデザインの衣類などを展開するコラボ企画「UNIQLO at MoMA」。このほど、MoMAスペシャルエディション作品コレクションとして、アーティストの草間彌生がアートデザインを手掛けたトートバッグ「SPRZ NY トートバッグ」(2種/各1,990円)が登場した。93年に「ヴェネツィア・ビエンナーレ」に日本代表として参加、12年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」との共同コレクションを発表、その他にもデッサンや絵画、写真からインスタレーションやパフォーマンスアートまで枠にとらわれずに幅広い活動を続けてきた、草間彌生。子供の頃は、水玉模様で覆われた世界を眺める夢や幻視を見ていたという、なるべくして現在に至ったと思わせる奇才ぶりだ。創作活動ではそんな幼少期の影響を受け、60年におよぶキャリアを通じて作品には、水玉や網目、くねった線、ステッカーなどが繰り返し使われており、構成に関する伝統的な考え方への遊び心に満ちた挑戦を行ってきた。今回のコラボバッグはレッドとイエローの2色展開となるが、レッドは不規則に並んだ水玉模様が全面に配され、イエローには水玉を連続させ幾本ものうねる線が描かれており、草間彌生の独特の世界観は健在だ。機能面では、バッグの内側にオープンポケットが装備され、ボタンで開閉できる仕様となっている。また、バッグの名前に付けられている「SPRZ NY」はユニクロのプロジェクト名。“SURPRISE NY(サプライズ・ニューヨーク)”の造語で、「服とアートが出会う場所」をコンセプトに、ニューヨークを先駆けとして、全世界に驚きや衝撃をもたらすようなアートの発信や、斬新な商品企画にチャレンジするプロジェクトの一環として今回実現したようだ。
2015年07月13日愛媛県松山市の「道後温泉」が写真家・蜷川実花をメインアーティストに迎えたアートの祭典「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」を道後温泉、及びその周辺エリアで開催している。期間は2016年2月29日まで。昨年、道後温泉本館改築120周年の大還暦を記念して開催されたアートフェスティバル「道後オンセナート 2014」に続く形で実施される同企画。昨年のテーマであった“最古にして、最先端。”を引き継ぎ、メインアーティストに蜷川実花を迎えて5月1日から10ヶ月の会期中に様々なアート作品を展開していく。同イベントは第1弾から第3弾までで構成されており、5月の第1弾オープンでは同イベントのメインビジュアルである蜷川実花の写真による路面電車のラッピングや、蜷川実花の写真を全体に配した堤灯ゲートの設置、蜷川実花の作品を用いた道後温泉本館のエントランス陣幕や暖簾の設置などが行われた。また、道後(松山市)に因んで椿の写真をセレクトした道後温泉本館の床の間作品も展示された。7月オープンの第2弾ではうちわの配布、スプレー菊の写真を使ったグラフィカルな浴衣、蜷川実花ディレクションブランド、エム/ ミカ ニナガワ(M / mika ninagawa)のウエディングドレスの展示、ホテルの一室やレストランを活用した空間などが出現。第3弾となる10月1日から2016年2月29日までは、改築121年目を迎えた道後温泉本館が鮮やかな蜷川実花作品で彩られる。外観の北側、北側のガラスや障子には、様々な花の写真が設置され、更に夜間は南側の3階に映像作品が投影される予定。その他、道後アート2015×BEAMSのオリジナルエコバッグの配布も行われる。また、「道後オンセナート 2014」のメインプログラムであった、蜷川実花、草間彌生、皆川 明、谷尻誠を始めとした各アーティストが道後地区の10のホテル・旅館の客室を作品化し、客室を宿泊可能なインスタレーションとして表現する「ホテル ホリゾンタル(HOTEL HORIZONTAL)」も行われている。なお、草間彌生、皆川 明の手掛けた客室は今年の8月末まで。【イベント情報】蜷川実花×道後温泉 道後アート 2015会場:道後温泉、及びその周辺エリア会期:5月1日~2016年2月29日
2015年07月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)です。■「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン 展覧会図録」現在、東京オペラシティアートギャラリーにて開催中の展覧会「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」の公式図録。精神科医・高橋龍太郎の収集による「高橋コレクション」は、数多くの著名な作家の作品を有する、日本の現代アートを語るうえで欠かせない存在である。6年ぶりの東京での開催となる本展は、奈良美智・村上隆・会田誠・草間彌生などの高橋コレクションではお馴染みの作家から名和晃平の話題の最新作まで、52作家の約140点もの作品が一同に会する。本書は作品、作家の略歴はもちろん、神経細胞「ミラー・ニューロン」をキーワードに、現代アートと日本の伝統的美意識との関係性を読み解く高橋の独自の考察 「ミラーニューロンとシミュレーション」も掲載。日本の現代アートの流れを俯瞰することができる充実の内容となっている。なお、展覧会は4月18日より6月28日まで開催されている。【書籍情報】「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン 図録」出版社:玄光社言語:日本語ソフトカバー/163ページ/290×213mm発刊:2015年価格:2,300円
2015年05月21日東京都・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーは、精神科医・高橋龍太郎氏の収集による1990年代以降の現代アートコレクション「高橋コレクション展ミラー・ニューロン」を開催する。会期は6月28日まで(月曜休館、5月4日は開館)。開館時間は11:00~19:00(金土は11:00~20:00)。入場料は一般1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料。同展は、高橋氏が日本のアートと文化を考えるためのキーワードとして提案する「ミラー・ニューロン」をタイトルに掲げ、草間彌生、舟越桂、Chim↑Pom、名和晃平ら52作家、約140点の作品を通し、日本の現代アートの流れを読み解くもの。高橋氏は1990年代に収集を本格化させ、奈良美智、村上隆、会田誠、ヤノベケンジといった、現在日本を代表する作家たちにごく早い時期から注目し、彼らの重要作品を次々と収集することで、現代アートのコレクターとして名を馳せてきた。同氏収集の「高橋コレクション」は1990年代以降の日本のアートシーンを俯瞰するうえで欠かせない存在として、高い評価を得ている。同展の開催に際し、高橋氏は以下のように語っている。「ミラーニューロンは、1996年発見された神経細胞である。実験者がエサを拾い上げたときに、それを見ていただけのマカクザルが、エサを取るときと同じ脳の部位が活動したことに由来する。このように他者の行動を自分もやったかのように映すニューロンは、人間にも存在することが確かめられている。人間はこのミラーニューロンによってもたらされる模倣行動によって、他者の行動を理解し共感する。1980年代以降現代アートは模倣と引用によるシミュレーショニズムの影響なくしては語れない。しかしシミュレーションといえば、日本には本歌取り、見立て、やつし等、千年の歴史がある。とするなら日本の現代アートシーンは、正面に西欧のアートミラーがあり、背後に千年の伝統ミラーを見据える合わせ鏡の只中にあることになるのだ。」また、関連イベントとして、高橋氏と出品作家が展示室の作品を前にしてギャラリートークを行う「コレクターVSアーティスト」が開催される。開催日時は5月24日の16:00~17:00。5月24日には鴻池朋子、近藤亜樹、松井えり菜、宮永愛子などが出演予定となっている。予約不要、参加費無料だが、参加に際しては当日の展覧会入場券が必要となる。そのほか、美術ジャーナリスト・編集者の鈴木芳雄と出品作家の名和晃平がアートをめぐり語り合う「名和晃平VS鈴木芳雄」が、東京オペラシティビル7階第一会議室にて開催される。開催日時は5月16日14:00~15:00。参加費無料。参加に際しては、当日11:00よりアートギャラリー受付にて配布される整理券が必要となるということだ。
2015年04月28日東京オペラシティ アートギャラリーで「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」が開催される。期間は4月18日から6月28日まで。この展覧会では現代アートのコレクターとして名高い、精神科医の高橋龍太郎のコレクションを紹介。草間彌生、舟越桂、名和晃ら52作家、約140点の作品がかつてない規模で出展される。その中には、名和晃平が高橋のために制作した「PixCell-Lion」など、今回が初公開となる作品も見ることが出来る。なお、展示会名の「ミラー・ニューロン」とは、他者との共感や模倣行動を司るとされる、脳内の神経細胞を指す単語。これを、高橋は日本のアートと文化を考えるキーワードとして用いた。日本の現代アートにおける“なぞらえ”の手法が、現代アートにおける“模倣”や“引用”などの世界的潮流のみならず、“見立て”や“やつし”といった日本の伝統的な美意識にも通底していることを表している。4月18日と5月24日には高橋によるギャラリートークを開催。当日は多くのアーティストがゲスト出演者として参加する。更に、5月16日には名和晃平と、美術ジャーナリストの鈴木芳雄による対談が行われる予定だ。【イベント情報】高橋コレクション展 ミラー・ニューロンTAKAHASHI COLLECTION:Mirror Neuron会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:4月18日から6月28日時間:11:00から19:00(金曜日・土曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,200円大高生800円休館日:月曜日(5月4日は開館)
2015年04月02日伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーでは、3月18日から24日(最終日16時30分終了)まで、「Art Message from New York-ウォーホルから草間彌生まで-」と題した、ニューヨークを中心に活躍するアーティストの作品を展示、販売する美術展を開催する。会場ではアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)らポップアートから、草間彌生や村上隆など日本の現代アートを牽引するアーティストの作品など、版画作品を中心に紹介する。展示販売されるのは、アンディ・ウォーホルの「COW 2(2はローマ数字)12A」(509万2,953円/115.6cm×75.6cm、シルクスクリーン、1976年)、ジム・ダイン(Jim Dine)の「VEGETABLE」(200万円/77.0cm×102.0cm、リトグラフ&コラージュ)、キースへリング(Keith Haring)の「Untitled」(80万円/21.5cm×31.0cm、リトグラフ、1987年)、草間彌生の「ドレス」(220万円/53cm×45.6cm、リトグラフ×シルクスクリーン、1982年)など。同会場に隣接し、2014年12月にオープンしたカフェ「賚果 | RAIKA(らいか)」では、会期中、ウォーホルのヴィヴィッドなカラーをフルーツで表現したという特別デザート「ヴィヴィッド フルーツ(VIVID FRUIT)コーヒー或は紅茶付き」(2,600円)が提供される。あまおうの真っ赤なソースに大き目に切られたフルーツの上には、とちおとめのジェラートまでトッピングされる。このほか、21日には同ギャラリーにおいて、版画工房「シムカ・プリントアーチスツ ニューヨーク」代表の川西浩史によるギャラリートークショー(14時から14時45分)が開催され、“ニューヨーク70年代の思い出”と題されたギャラリートークショーが開催される。
2015年03月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊を毎週紹介。■「WERK NO.21」テセウス・チャン(Theseus Chan)、マルティーヌ・ブダン(Martine Bedin)ほか最近では、日本初の個展や、ルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボレーションを記念したファインブック『Louis Vuitton - Yayoi Kusama』のデザインを手掛けたことでも記憶に新しい、シンガポールのアートディレクター兼デサイナーのテセウス・チャンが手掛けるビジュアル誌「WERK」。21冊目となる本誌では、デザイナー集団メンフィスの主要メンバーであるマルティーヌ・ブダンをフィーチャー。全ページに渡りブダンのドローイングやスケッチなどを収録している。また、彼女が制作したオブジェのアウトラインをかたどったカッティングが6層の小口に施され、見た目にもかわいい装丁。メンフィスのデザインスタイルの真髄に迫るテセウスの直感が、ブダンの知性と融合し、まるで雑誌自体が彼女の作品のように仕上がった。【書籍情報】「WERK NO.21」著者:テセウス・チャン、マルティーヌ・ブダンほか出版社:テセウス・チャン&WORK言語:フランス語、英語ソフトカバー/384ページ/305×220mm発刊:2014年価格:5,800円
2014年12月05日「コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)」は今夏、東京・南青山のCoSTUME NATIONAL Aoyama Complexの2階を改装して新たに茶室を設え、その茶室を中心に応接スペースを増床した。裏千家の様式にのっとった茶室「辰巳庵」は、オーナーの白井一成の父の名が由来。地のエネルギーを表す蛇(巳)と、それが天に昇って行く龍(辰)を合わせた名前だ。設計は岡山伸也が担当した。4.5畳で床の間、躙り口、茶道口など主な平面構成は基本に順じ、床柱、床框、明かりなどはいくつか省略、天井高さは6尺3寸(約1.9m)というコンパクトな造りだ。「従来の茶室と比べて異母兄弟の風貌が感じられる」と岡山は語る。内部には一本の柱も無く、点前座側に茶道口だけが設けられている。躙り口側には1.2メートル四方の大きな窓が設けられ、そこに巨大な掛け障子が掛けられた。この障子は葦をデザイン。宝ヶ池の保養所での父子の思い出を元に白井がデザインしたもの。将来さまざまな芸術家にデザインを依頼することを予定している。また、現代アートに造詣が深い白井らしく、館内には多くのアート作品を展示している。この辰巳庵のお披露目に合わせ、3階と4階のレセプションスペースも特別に公開された。ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)、ハンス・ペーター・フェルドマン(Hans-Peter Feldmann)、ショーン・ランダース(Sean Landers)、草間彌生などの作品が、白を基調としたモダンな建築と融合し、ブランドの世界観とシンクロするような空間を創り上げている。
2014年11月18日7月1日発売のメンズカルチャーマガジン『アイスクリーム(EYESCREAM)』8月号(スペースシャワーネットワーク)は、メイン特集として「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」を取り上げる。題して特集タイトルは「99人によるコム デ ギャルソン(99 PERSPECTIVES on COMME des GARCONS)」だ。内容は、同誌がクリエーター99人に対し異なった質問を投げ掛け、彼らが自分にとっての「コム デ ギャルソン」を語るという単純明快なもの。同社がリクエストしたことは「同じことは繰り返したくない。やるなら新しい切り口を考えて欲しい」と、特集巻頭に掲げられている。よしもとばなな、ファレル・ウィリアムス、操上和美、森永邦彦、中村ヒロキ、蘆田裕史、高橋盾、真鍋大度、菊池武夫、妹島和世、大友克洋、猪子寿之、ヴァーバル、ジュリアン・ディス、栗野宏文、加茂克也、バジョウ、草間彌生、フィリップ・パゴウスキー等々コム デ ギャルソンとかかわりが深い者からニュージェネレーションまでが54ページにわたり登場。各々が対談・寄稿・ビジュアル製作など様々な形で“語る”。表紙のグラフィックは、アーティスト・河村康輔がコム デ ギャルソンにまつわる様々な印刷物をコピーして製作したもの。彼は以前大友克洋とコラボレーションしている。過去、『ハイファッション(high fashion)』『ペン(Pen)』『美術手帖』などで大きく特集されたコム デ ギャルソンだが、ストリート的側面が強いEYESCREAMという意外な雑誌と組むことになった。
2014年06月30日世界中のアーティストを撮り続けてきた写真家ベンジャミン・リーの個展「草間彌生『とこしえの愛の部屋』写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―」が東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催される。8月1日から9月6日まで。リーはこの3年間、現代美術作家の草間彌生を追い続けており、展示作品には、パリ、香港、ニューヨーク、東京、長野など、世界各地で精力的に創作活動に取り組む草間の姿が収められている。リーはカナダ・トロントのライアーソン・ポリテウニカル・インスティテュートで写真を学び、1977年にロンドンに自身のスタジオを設立して以来、多方面で活躍。87年より日本に拠点を移し、安藤忠雄、磯崎新、三宅一生などを撮影。02年には写真集『オデッセイ』を出版した他、個展も開催した。03年以降は世界中を旅しながら写真を撮りつつ、写真展も開催。09年より雑誌『pen』にて、熊川哲也、蜷川幸雄など多くのアーティストやクリエーターを撮影した。10年、「写真家ベンジャミン・リーの見た彫刻家 佐藤忠良」を開催し、ムック本『草間彌生を知りたい』(12年)ではメインフォトグラファーを務めた。これまでに、英国デザインアート・ディレクション賞(80年と84年)、日経広告賞グランプリ(94年)、日本写真ビエンナーレ賞‘95(95年)など、多くの賞を受賞している。【イベント情報】草間彌生「とこしえの愛の部屋」写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1-3階会期:8月1日から9月6日時間:11:00から20:00入場無料
2014年06月18日4月10日にグランドオープンする日本最古の温泉、愛媛県松山市「道後温泉」を舞台にしたアートフェスティバル「道後オンセナート2014」の詳細が発表された。道後オンセナート2014は、道後温泉本館改築120周年を記念した温泉アートエンターテインメント。アーティストの草間彌生、フォトグラファーの荒木経惟、「マリメッコ(Marimekko)」テキスタイルデザイナーの石本藤雄、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」デザイナーの皆川明、詩人の谷川俊太郎が、ホテルの一室を作品として手掛けたことで話題だ。アートプロジェクトは大きく三つに分けられ、「オンセナートコレクション」では街全体を会場とし、道後駅から本館までの道筋にアートを配置。昼も夜も街を巡りながら道後の魅力を最大限に味わえる。道後温泉本館外観を一変させる演出も仕掛けられ、中谷芙ニ子による「霧の彫刻」では、本館北側の各階から霧を落とし込み、霧が街へと流れてくことで、温泉街らしい湯気に包まれたような空間を演出する。この日登壇した同氏は、「本館北側は非常にクラシックな佇まいで、風に吹かれて変化する霧と呼応して幻想的な空間を作り上げる。この一大プロジェクトそのものが非常に素晴らしいもの」と述べた。また最先端のメディアテクノロジーを駆使するクリエーティブ集団「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」は本館南側で、建物の形状に合わせて映像を自在に投影するプロジェクションマッピングで光のアートを繰り広げる。登壇したライゾマティクス・真鍋大度氏はデモソフトを披露し、「iPadもしくはスマートフォンを使い、実際に目で見る外観と画面を通して見る外観の変化を堪能できる、訪れた人が操作して楽しめるコンテンツにしたい」と話した。その他にも、伊佐爾波神社の石段では鈴木太朗による照明演出を、オーストラリアのアーティスト、スティーブン・ムシンによる影絵など、多くの作品が街の至る所に現れる。泊まれるアート作品群「ホテルホリゾンタル(HOTEL HORIZONTAL)」では、約10のホテルや旅館の一室が著名アーティスト達の作品となる。草間や荒木、石本、皆川、谷川の5名が手掛けた作品は既に昨年のプレオープンで公開されているが、世界的アーティストである草間の作品を置く宝荘ホテルは1月に1,000人が以上が訪れ、来客数が増加しているという。グランドオープンでは新たに4作品が加わる。ホテルルナパークはモデルで女優のKIKIを迎え、山ガールと呼ばれた彼女らしい山小屋をイメージした部屋を用意。道後ややでは、フランス人アーティストジャン=リュック・ヴェルムートが、三つの時計とそこから円心円状に伸びる波線のドローイングで構成された部屋をデザイン。道後プリンスホテルは建築家の谷尻誠が、壁面や床すべてを絵画仕立てにして、部屋をトロンプイユ(騙し絵)的に加工する。ふなやは陶芸家葉山有樹がプロデュースし、一族の繁栄を願う伝統模様・魚藻文を使って部屋を演出。地域参加プロダクトでは、町づくりを担う地元住民たちが参加し、ロゴマークの作成やオンセナートユニフォームの開発を行う。アートパレードや、地元出身アーティスト月岡彩が企画する架空の旅行会社「ツッキーツアーズ」によるオリジナルツアープログラムなどを実施。上人坂エリアでは夜間滞在を目的とした大人のための遊び場を展開する。また本館館内の浴衣やタオルは、ビームス(BEAMS)がプロデュース。道後オンセナートは年間行事として2014年度末まで開催されるが、主催者側は一過性のものではなく、作品をつくるアーティストを次々と刷新してイベントを仕掛け、新しい担い手を育てる地域復興に根差したものにしていくと話す。事業実行委員会委員長の甲斐朋香氏は、「道後の魅力を存分に知ってもらい、更に松山や愛媛へと、全体的に楽しめるものになっていければ」と話した。【イベント情報】道後オンセナート2014会場:道後温泉およびその周辺エリア会期:グランドオープン4月10日フィナーレ12月31日779992225555999
2014年02月10日「LOVE展:アートにみる愛のかたち」展が2013年4月26日(金)から森美術館で開催される。注目は、愛をテーマに走り続けてきたアーティスト草間彌生が新作インスタレーションを出品するほか、ヴァーチャルな世界からボーカロイドの歌姫、初音ミクも登場。世界的な拡がりを見せる「初音ミク現象」を通して、今日的なつながりと熱狂を伝える。さらに、森美術館のアドバイザリーを務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロンドンのテート(テート・モダン美術館、テート・ブリテン美術館)の協力により、フリーダ・カーロ、フランシス・ピカビア、ジョルジョ・デ・キリコ、ルネ・マグリットらの名画が集結。特に、フリーダ・カーロの「私の祖父母、両親そして私(家計図)」、フランシス・ピカビアの「恋人のポートレート」は日本初公開となる。また、デヴィッド・ホックニー、デミアン・ハースト、トレイシー・エミン、ソフィ・カル、ジャン・シャオガン、オノ・ヨーコなど、現代美術界のスターたちの作品も集結する。同展では、人間の根源的な希求であり、古今東西、あらゆるジャンルの芸術家たちに多彩なインスピレーションを与え続けてきた「愛」に注目。時代や地域を超えて選ばれた美術史を彩る名作、意欲的な新作など約100点の作品が、「愛ってなに?」、「恋するふたり」、「愛を失うとき」、「家族と愛」、「広がる愛」の5つのセクションに分かれて展示される。【展覧会情報】「LOVE展:アートにみる愛のかたち」会期:2013年4月26日(金)から9月1日(日)会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53 階開館時間:10:00から22:00 火曜のみ10:00から17:00※いずれも入館は閉館時間の30 分前まで※会期中無休入館料:一般1,500 円、学生(高校・大学生)1,000 円、子供(4歳から中学生)500 円出展作家:アーデル・アービディーン(Adel Abidin)、リチャード・ビリンガム(Richard Billingham)、コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi)、ソフィ・カル(Sophie Calle)、マルク・シャガール(Marc Chagall)、チャン・エンツー(張恩慈)、ジョン・コンスタブル(John Constable)、サルヴァドール・ダリ(Salvador Dalí)、ゴウハル・ダシュティ、ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)、ジム・ダイン(Jim Dine)、トレイシー・エミン(Tracey Emin)、ギムホンソック(Gimhongsok)、ナン・ゴールディン(Nan Goldin)、シルパ・グプタ(Shilpa Gupta)、デミアン・ハースト(Damien Hirst)、デヴィッド・ホックニー(David Hockney)、アルフレッド・ジャー(Alfredo Jaar)、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)、メアリー・ケリー(Mary Kerry)、ルネ・マグリット(Rune Magritte)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(John Everett Millais)、ザネレ・ムホリ、ジャン=ミシェル・オトニエル(Jean-Michel Othoniel)、フランシス・ピカビア(Francis Picabia)、オーギュスト・ロダン(Auguste Rodin)、榮榮&映里、デヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)、ローリー・シモンズ(Laurie Simmons)、ワッソーX. ワッソーとR. ヴィジェイ、エンタン・ウィハルソ、ジャン・シャオガン(張暁剛)、荒木経惟、浅田政志、初音ミク、出光真子、草間彌生、森 淳一、村山留里子、西山美なコ、岡本太郎、オノ・ヨーコ、澤柳英行、TANY、梅沢和木、吉永マサユキほか
2012年12月26日ファッション界貢献の「セレブリティ・オブ・ザ・イヤー」受賞決定毎年、その1年にめざましい活動をみせ、ファッション界に貢献した人物におくられる「第54回FECJ賞」の「セレブリティ・オブ・ザ・イヤー」に、女優の武井咲が選ばれた。14日、東京都内で開催された授賞式に出席している。この賞は、新聞・出版・放送など各分野におけるファッション関係の企画・編集・取材を担当する責任者らで構成される、日本ファッション・エディターズ・クラブが主催するもので、武井は今年、日本人として初めてグローバルトップブランドのGUCCIと契約したことなどで評価された。ブラックのエレガントスタイルで登場この日の授賞式に、武井はブラックのシンプルエレガンスなドレスで登場。今後も仕事を通じて様々なものを吸収し、魅力的な女性になれるよう頑張りたいと、受賞の喜びと抱負を語ったそうだ。なお、その他の各賞では「モデル・オブ・ザ・イヤー」に、人気モデルの水原希子が、「デザイナーオブ・ザ・イヤー」にUNDERCOVERなどのデザインを手がける高橋盾、「新人賞」にwrittenafterwardsで知られる山縣良和、「特別賞」に三宅一生、芦田多恵、草間彌生、原由美子(いずれも敬称略)が選出された。元の記事を読む
2012年12月15日ノエビアは9日から2013年1月11日まで、同社銀座ギャラリーにて「草間彌生展 Girl」を開催する。同展は、世界的に活躍する前衛芸術家、草間彌生(やよい)による版画作品を中心にした展示会。”Girl”にとって身近な、帽子や靴などをモチーフとした版画作品を集めたという。布製のミニスカートに直接、網目が描かれた1960年代の作品も魅力を放つ。草間彌生ならではの、”Girl”にあふれた空間が堪能できる機会となるとのこと。草間彌生は1929年、長野県生まれの前衛芸術家、画家、小説家。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始め、水彩、パステル、油彩などを使った幻想的な絵画を制作している。同展示会は入場無料。時間は10時~18時(土・日・祝日・12月31日~1月4日は午後5時まで)。会場はノエビア銀座本社ビル1Fの、ノエビア銀座ギャラリー。その他、詳細はノエビア銀座ギャラリー・サイトまで【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日ランジェリーブランドのワコールと、前衛芸術家として国際的に活躍する草間彌生さんとのコラボランジェリーが、8/4(土)より全国のウンナナクールのショップで発売されます!! バストカバー力がしっかりあるのに、着け心地がラクなノンワイヤーブラとして大人気の、ワコールのウンナナクール「FUN FUN WEEK」。今回もキュートな3種類が登場しました!カラフルな草間ワールドをランジェリーでも楽しんでみてください♪上から時計回りに、「果てしない人間の一生」¥4,830、「太陽のキノコ」、「真夜中に咲く花」各¥4,515お問い合わせ:株式会社ワコール/お客様センター tel.0120-307-056(フリーダイヤル)
2012年08月05日ワコールの子会社、ウンナナクールは、前衛芸術家・草間彌生(くさまやよい)氏デザインのブラジャーの新作を8月4日から発売する。草間氏がデザインする「FUN FUN WEEK(ファン ファン ウィーク)」は、楽なのに造形性のあるノンワイヤブラジャー。同シリーズでは、2011年春夏シーズンより、カップをキャンバスととらえ、アーティストが自由な発想でデザインを施すコラボレーション商品を発売している。プロデュースは、最先端の国内外のアーティストとのネットワークを持つ「スパイラル」が担当。2011年春のアーティストシリーズ第1弾では、コンテンポラリーアート作家に、秋の第2弾では絵本作家にデザインを依頼した。2012年春の第3弾で、草間氏デザインの商品、「ちょうの乱舞の中に消滅するあなた」、「カボチャ、カボチャ、カボチャ」、「ボディー・フェスティバル」、「ラブ・フォーエバー」を発売し、好評だったという。今回発売する商品は、「果てしない人間の一生(写真右上段)」、「太陽のキノコ(写真右下段)」、「真夜中に咲く花(写真左中段)」。値段はそれぞれ4,830円 / 4,515円 / 4,515円となっている。全国のウンナナクール41店舗、および、ZOZOTOWN、ワコールウェブストアで販売される。なお、「フラワー・オブセッション」のみ11月下旬発売予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日ウンナナクール、アーティストシリーズワコールは、子会社ウンナナクールから、アーティストシリーズの第3弾、前衛芸術家・草間彌生(くさまやよい)氏デザインのブラジャーの新作を、8月4日より発売する。*画像はニュースリリースより水玉や網目で幻想的絵画を制作する草間氏がデザインワコールから生まれた“洋服のような下着屋さん”ウンナナクールでは、2011年春夏シーズンより、ラクなのに造形性のあるノンワイヤーブラジャー「FUN FUN WEEK」のカップをキャンバスと捉え、アーティストが自由な発想でデザインを施すコラボレーション商品を発売。2012年春シーズンの第3弾では草間氏デザインで好評を得ており、今回のシリーズ新作は、草間氏の作品である『果てしない人間の一生』、『太陽のキノコ』、『真夜中に咲く花』、『フラワー・オブセッション』(11月下旬発売予定)の4つを使ったもの。同じ絵柄のメンズパンツも発売されるので、カレとのペアルックも楽しめる?ブラジャー:4,515円~7,140円/パンツ:2,100円~3,360円/メンズパンツ:2,730円~3,675円元の記事を読む
2012年07月20日ノンワイヤーブラ「FUN FUN WEEK」でワコールの傘下であるウンナナクールから発売されている、ノンワイヤーブラジャー「FUN FUN WEEK」。楽なのにキレイな造形性があると好評のシリーズだが、このシリーズから、前衛芸術家として国内外で評価の高い、草間彌生氏デザインのブラジャーを発売するという。発売日は24日だ。「FUN FUN WEEK」では、カップをキャンバスととらえ、アーティストに自由な発想でデザインを展開してもらうコラボレーション商品を2011年から発売、いずれも好評をおさめてきたという。今回は、その第3弾となる企画で、水玉と網目を主にもちいた幻想的な草間ワールドで知られる草間彌生氏のコラボモデルが登場となる。アートを身に纏う楽しさをコラボレーションは、東京青山を拠点に、国内外、アート界の最先端で活躍するアーティストとの独自のネットワークをもって、総合的なアートプロデュースを展開している「spiral(スパイラル)」が担当して進められているそうだ。草間氏モデルは、代表作品としても知られる「カボチャ、カボチャ、カボチャ」「ラヴ・フォーエバー」「ボディ・フェスティバル」「蝶の乱舞の中に消滅するあなた」をプリントした4種。いずれも全国のウンナナクール店舗やZOZOTOWN、ワコールウェブストアで購入できるという。(「蝶の~」のみ4月27日発売予定)なお、発売に先駆けて15日から19日までの5日間、東京青山のスパイラル1階に期間限定ショップを設け、この草間彌生氏デザイン「FUN FUN WEEK」製品を先行販売するそうだ。いち早くチェックしたい人は、こちらを訪れてみよう。最先端のアートを身に纏うドキドキ感や楽しさ、特別感を味わえるところが魅力だ。ぜひあなたもチェックして、体感してみては。元の記事を読む
2012年02月09日