薬味として親しまれている「大根おろし」ですが、添えるだけではもったいない!メイン級に美味しくなる、パスタや丼ものなど主菜10選!を紹介します。季節によって、辛みや甘みを楽しめる、大根の魅力を活かした味わいに。■納豆キムチ素麺 ターサイと大根おろし添え素麺にのせたキムチと合わせた納豆が、ピリ辛で美味しいですよ。大根おろしや、大葉でサッパリ食べられますね。野菜たっぷりなのも嬉しいですね。味付けは市販の麺つゆで簡単に仕上げましょう!■手軽に作れる おろしなめこパスタナメタケとツナ、大根おろしがパスタにバッチリの1品。たっぷり加えた貝われ菜のほのかな辛味もアクセントに。ここではアルデンテ(少し固め)にゆでていますが、お好みの固さにゆでて下さい。■さっぱり!おろしポン酢牛丼定番の牛丼にひと手間加えて絶品牛丼に!甘辛く煮た牛肉と玉ネギにさっぱりとしたおろしポン酢がよく合い、ご飯の進む丼に仕上がります。いつもの牛丼に飽きたら、ぜひ試してみて下さいね。■サラダ感覚 おろし冷しゃぶうどん豚のしゃぶしゃぶと大根おろしでさっぱりいただく、冷製うどんです。サラサラとサラダ簡単で食べられます。うどんは冷凍のものを使って、電子レンジで解凍すれば手間も省けますね。■大根と長芋のダブルおろし!ヘルシー和風パスタ長芋のすりおろしと、大根おろしをのせたヘルシーな和風パスタです。女性に人気の1品。味付けは、市販のポン酢しょうゆで!大根と長芋のおろしは、ツナ缶と良く合います。七味唐辛子がアクセントに。■ヘルシーな味わいに トンカツとすりおろしダレトンカツに、野菜をすりおろしたソースをのせて食べることでヘルシーかつサッパリとした味わいになります。すりおろしダレは、キュウリや大根おろし、しょうゆとポン酢しょうゆで作れます。■炊き立てご飯に!大根おろしと油揚げご飯大根おろしと油揚げ、白ゴマを炊き立てご飯にのせていただきます!しょうゆとユズ汁の合わせじょうゆで、さっぱりいただきます。油揚げは、焼き目がつくまで香ばしく網で焼きましょう。■絡んで美味しい 揚げ餅のあんかけ少し甘めのあんかけが、お餅に良く絡んでおいしいですよ。大根おろしとショウガを添えれば、見た目も上品に仕上がります。余りがちなお餅のアレンジレシピとして覚えておくと便利です。■キノコたっぷり!おろしうどんキノコの風味たっぷりの、お出汁をかけたうどんです。仕上げに大根おろしとユズをかけてさっぱりとした1品になりました。色んなキノコを沢山食べられ、軽い味わいなので夜食にもおすすめです。■ちょっと贅沢な 塩鮭おろし丼大根おろしといくら、ミョウガなどで作ったおろしダレを、塩鮭と炊き立てご飯に乗せて食べます。定番の塩鮭とご飯の組み合わせに、大根おろしでなどで味わいにアクセントを。
2023年09月13日加工わさびメーカー 金印株式会社は、2022年10月に新発売した「国産冷凍薬味シリーズ」3商品(わさび・しょうが・ゆず皮)をリニューアルしました。既存商品の改良を行うとともに、新たに2商品(にんにく・柚子こしょう)をラインナップに加え、2023年9月1日より販売を開始します。「鮮度」「長期保存」「使い勝手」をバランスよく実現■商品特徴冷凍だからこその「鮮度」「長期保存」「使い勝手」をバランスよく実現した、新しいタイプの冷凍香辛料です。<国産素材の美味しさや鮮度が味わえる>国産原料にこだわり、それらを冷凍加工とすることで食品添加物の使用を可能な限り抑えています。青果本来のみずみずしさや香りを味わっていただけます。<常温商品と同等レベルの賞味期間を実現>青果は冷蔵庫に入れておいてもすぐに傷んでしまうため、やむなく廃棄することになったという経験は誰もが持っていると思います。冷凍とすることで青果の味わいを保ちつつ、常温品と比較しても遜色のないレベルの賞味期間を実現しました。<個包装とすることで使い勝手の良さを実現>青果のデメリットとして挙げられるのが、調理時の処理が手間だということです。冷凍薬味シリーズは手ごろな量を個包装することで、使いたい時に、使いたいだけ、さっと使えます。また、個包装使い切りのためチューブ商品と比較して衛生的にご使用いただけます。リニューアルのポイント3品→5品にラインナップを拡充わさび・しょうが・ゆず皮の3品から、おろしにんにくとゆず胡椒を新たに追加しました。<主原料比率を向上>既存商品に対して、「食品添加物を普段から極力摂らないようにしているから、できる限り減らして欲しい」「増粘剤をいれないで欲しい」などの消費者の声をいただきました。シリーズ発売後も試作を重ね、味を落とさないぎりぎりのラインでよりシンプルな配合に変更しました。<例>※おろしわさび変更前:本わさび(国産)、本わさび加工品(本わさび(国産)、塩)、砂糖、植物油脂、食塩/セルロース、環状オリゴ糖、香料、酸味料、増粘剤(キサンタンガム)10原料変更後:本わさび(安曇野)、ぶどう糖、食物繊維/香料4原料※おろししょうが変更前:しょうが(国産)、食塩/増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC)4原料変更後:しょうが(高知県)、食物繊維/酸化防止剤(ビタミンC)3原料<さらに使い勝手に優れた外装・個装に形態変更>外装はフロントジップを採用し、切れ込みではなく引き抜き式のジップに変更。はさみがなくても、まっすぐに封を開けられます。また、スタンドパックに変更することで商品が自立式になりました。さらに「小袋に中身が残ってもったいない」という声をいただき、個包装を縦長にリニューアル。これにより絞り出しやすさを高めました。■商品概要<国産おろし本わさび>原料は安曇野産本わさびに限定し、当社独自の超低温すりおろし製法で本わさび本来の香りや風味を閉じ込めました。内容量:20g(標準2g×10食入)賞味期間:360日希望小売価格:350円<国産おろししょうが>しょうが本来のみずみずしさや香り、辛味の違いを味わっていただけるよう、できる限り食品添加物の使用を抑えました。内容量:45g(標準3g×15食入)賞味期間:360日希望小売価格:300円<国産きざみゆず皮>一般的な量販店では常温チューブや乾燥タイプのゆず商品が主流の中、風味にこだわった国産の生ゆず皮をマイナス30℃の急速冷凍でバラ凍結しています。フレッシュなきざみゆずをご家庭で手軽に味わえます。内容量:20g賞味期間:240日希望小売価格:350円<国産おろしにんにく>濃厚な風味が特徴の福地ホワイト六片を使用。すりおろしたてを急速冷凍するため、にんにくの風味そのままにパックしました。食品添加物を使用せず、にんにく原料100%となります。内容量:16g(標準2g×8食入)賞味期間:360日希望小売価格:350円<国産柚子こしょう>風味と色合いに優れた国産の黄ゆずと青唐辛子を使用し、すりおろし後に熟成。熟成させることで、華やかな香りを維持しつつ、カドがとれまろやかな味わいとなります。内容量:20g(標準2g×10食入)賞味期間:360日希望小売価格:350円(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年09月08日カツオのたたきやそうめんの薬味に使うことが多いミョウガ。香りが良いだけでなく、夏バテにもうってつけの栄養豊富な野菜。今回はあの爽やかな香りを目いっぱい楽しむためにミョウガが主役のレシピを集めてみました。・ミョウガって栄養があるの?花のつぼみのような形がかわいいミョウガは土深く地下茎を伸ばしながら成長し、土からひょっこり顔を出します。そのタイミングで収穫したものがフレッシュなミョウガです。ミョウガは体の余分な水分を排出するカリウムが豊富。エアコンで代謝が悪くなりむくみやすい夏にとっても効果的な野菜なのです。・新鮮なミョウガの選び方新鮮なミョウガはぷっくり丸く、先端が開きすぎていないものを選びましょう。■すっきり爽やかな野菜寿司!ミョウガの握り甘酢に漬け込んだミョウガのピクルスを半分に切りお寿司にしたかわいい一品。爽やかな香りをたっぷり堪能できます。ミョウガやナスを使った野菜寿司は、ミョウガのふるさと高知県でよく食べられている郷土料理なんですよ。■ミョウガのさっぱり一口そうめんそうめんの具材がネタ切れしそうな夏休みの後半戦。甘酢とミョウガを絡めたそうめんはいかがでしょう。シャキシャキした食感と独特の香りが後を引く美味しさは、新たな夏の風物詩になりそう。■鶏肉とミョウガの煮物鶏肉から出る旨味をミョウガがギュッと吸い込んだミョウガの新しいレシピです。刻んだミョウガをたっぷり乗せてもいいですね。つゆだくで作ってそうめんに絡めたい一品です。■アボカドのミョウガ乗せミョウガのさっぱりした香りと濃厚なアボカドの組み合わせが夏のおつまみにピッタリの一品。しょうゆの代わりに麺つゆでも美味しく作れます。■豚肉の薬味巻き噛んだ瞬間ミョウガの香りがフワッと広がる、食べ応えたっぷりの一品。冷酒に合うので夏の夜の晩酌にいかがでしょう。■ミョウガの天ぷらミョウガの爽やかな味わいをギュッと閉じ込めた一品はそのまま塩で食べても良し、そうめんと一緒に食べるも良し。また晩酌のお供にも最高です。■鶏のモッツァレラ巻きミョウガとモッツアレラチーズという、和と洋の新しい出会いが新鮮な一品。鶏肉とミョウガ、そしてチーズの塩味が絶妙なバランス。爽やかでワインにぴったりです。■薬味たっぷり焼き油揚げミョウガなどの薬味をたっぷり乗せるだけで焼き油揚げが大ごちそうに!あと一品ほしい時や晩酌のお供にどうぞ。■ささ身とミョウガの梅風味マリネ疲労回復効果が期待できる梅干しを鶏ささ身に絡めて仕上げた一品はとってもヘルシー。ささ身を揚げ焼きするのに、オリーブオイルを使うのも爽やかに仕上げるポイント。■薬味たっぷりの混ぜご飯大葉、ミョウガとネギがあればできる簡単混ぜご飯。さっとできて、さっぱりして薬味の香りで食欲もわいてきます。■夏野菜の豚汁夏に豚汁!免疫力を高めてくれますね。根菜ではなく、ミョウガなどの夏野菜でおいしくできるという大発見です!■大葉とミョウガの和風パスタ大葉とミョウガがあればできる和風パスタ。そうめんの薬味が余った時などにさっと作れるちょっと目先の変わった和風パスタ、ランチなどにオススメです。■レタスとミョウガのサラダレタス、ミョウガ、チリメンジャコ…冷蔵庫に残った食材でちょっぴり新鮮な副菜の出来あがり!薬味で使うことが多かったミョウガ。そのままお料理に使うと存在感のある夏らしい一品に仕上がります。ミョウガが旬の今、美味しく食べてくださいね。
2023年08月24日「グリーンカレー」でそうめんもアリ!昨年8月に三人のお子さんを連れてフランスへ移住した杏さん。YouTube ではキッチンに立ち料理の腕を存分に振るう動画も大人気です。暑すぎる夏、食卓ではそうめんが大活躍ですが、そろそろいつものめんつゆで食べるのに飽きてしまう頃ではないでしょうか。そんなとき、杏さんがYouTubeで公開している、いろんなつけだれと薬味で楽しむそうめんパーティーの準備動画がめちゃくちゃ参考になります!まずは杏さんが用意する4種類のつけだれの作り方をみてみましょう。杏さんは基本のめんつゆのほか、「グリーンカレー」「トマトのつけだれ」「豆乳のつけだれ」を用意するといいます。そうめんにグリーンカレー⁉ とびっくりしますか、意外なことに合うんだとか。「グリーンカレー」は、ベビーコーン、ナス、鶏もも肉を小さめにカットし、フライパンで炒めて塩で味付け。火が通ったらお鍋に移して、市販のグリーンカレーと、グリーンカレーと同量のココナッツミルクを入れて煮込んで完成です。「トマトのつけだれ」は、カットしたトマトと白だしをミキサーにかけて、ざるでこせばできあがりというシンプルさ!「豆乳のつけだれ」は、無調製豆乳に塩を加えて、醤油を風味付け程度に入れ、すりごまを加えて完成です。つけだれができたら、あとはひたすら薬味!杏さんは薬味が何よりも好きな食べ物なのだとか。そうめんと一緒に食べるので、火を通すものはできれば前日に作っておき、冷蔵庫で冷やしておくと◎だそうです。「しいたけの甘煮」は、砂糖を入れた水で戻した干ししいたけを細切りにし、砂糖と干ししいたけの戻し汁を入れて汁気がなくなるまで煮詰めます。時々アクを取り、醤油で味付けすればできあがり。「錦糸卵」は溶き卵に白だしとお水少々を足して薄焼きにし、ふたをして蒸し焼きに。何度か繰り返して薄焼き卵を何枚か作ったら、すべて重ねるようにしてまな板にのせて細切りにしましょう。「オクラのかつおぶし和え」は、ゆでたオクラ(新鮮な場合はそのままでOK)を輪切りにし、かつおぶしと醤油で和えるだけです。そのほか、カットするだけ・盛り付けるだけの薬味として「みょうが」、「しそ」、「ひきわり納豆」、「モッツァレラチーズ」、「カニカマ」、「かいわれ大根」、「白ネギ」、「青ネギ」、「パクチー」、「おろししょうが」、「刻みのり」、「たたいた梅肉」も用意。薬味が用意できたら、つけだれや、ゆでて冷たい水でしめたそうめんと一緒に食卓に並べましょう!つけだれや薬味が種類豊富なので、器が足りない、または洗い物が面倒だという場合は市販の紙コップなどを使ってもOKです。さらに付け合わせとして、氷をたくさん入れた器に、ピーマンをカットせずにそのまま盛り付けた「冷やしピーマン」も。見た目にも楽しく、塩をつけて丸かじりするととってもおいしいとのこと。うーん、食べたくなります!ちなみに、余ったそうめんは小麦粉やチーズと一緒に混ぜて、オリーブオイルで焼くとカリカリのおせんべいに。ネギやみょうが、しそ、しょうがなどの薬味が余ったら、アジなどの刺身と一緒になめろうにし、なめろう丼にするのがおすすめだそう。無限に出てくるレシピのアイデアにびっくり、さすがのひとことです。
2023年08月14日薬味とは独特の香りや辛みで料理にアクセントを与える、香味野菜や香辛料のこと。代表的なものとしては、ネギ、ショウガ、ワサビ、ミョウガ、大葉、大根おろしが挙げられます。また、香りが良いだけでなく、食欲増進効果や殺菌効果も期待でき、暑い日のおそばや素麺、冷や奴には欠かせない食材ですね。そこで今回は、薬味を使ったレシピ【20選】をご紹介します。いつもの料理も、薬味を添えるだけで風味が増し、美味しさがワンランクアップしますよ。薬味をたっぷり添えた定番料理から、意外な組み合わせの一品まで多彩にピックアップしましたので、ぜひチェックしてください。■たっぷりのせれば豪華に【薬味の時短レシピ】5選・薬味たっぷり冷や奴まずは定番の冷や奴です。薬味をたっぷりとのせれば、簡単で見栄えの良い一品に。刻んだカリカリ梅の食感が新鮮で、ゴマ油の香りが食欲をそそりますよ。さっぱりしていて暑い日にピッタリの副菜ですね。・アボカドのミョウガのせクリーミーで濃厚なアボカドに、シャキシャキのミョウガがよく合います。ピリッと辛いワサビじょう油で、さっぱりといただきましょう。切って盛りつけるだけで、とっても簡単。とりあえずのおつまみにもってこいです。・薬味たっぷり焼き油揚げ薬味は、サクッと香ばしく焼いた油揚げと見事にマッチ。油揚げは肉厚のものを使えば、満足感もアップしますよ。薬味の種類や量はお好みでたっぷりのせましょう。大根おろしを添えてもいいですね。・ナスとピーマンの薬味添え夏野菜の代表、ナスとピーマンをフライパンで焼いて、素麺つゆをかけるだけのお手軽副菜です。刻んだ薬味をたっぷりとのせれば、香りも彩りもアップします。作りたてもいいですが、少し冷蔵庫で冷やすと、つゆがよくしみ込んで美味しいですよ。・薬味野菜とシラスのサラダ薬味野菜が主役のサラダ。塩気のあるシラスと香りの良いオリーブ油で、普段は脇役の薬味野菜がたくさん食べられます。黒七味でピリッとさせると、どんなお酒にもピッタリのおつまみに。■お酒のおつまみにもピッタリ【薬味の副菜レシピ】5選・夏の薬味たっぷりの浅漬け浅漬けにした生野菜を、薬味と一緒にいただきましょう。野菜を塩もみすることで、しんなりとしてかさが減り、サラダ感覚でもりもり食べられますよ。薬味は色や香り、食感を生かすために直前に加えるのがポイントです。・薬味たっぷりカツオのたたき薬味といえば、カツオのたたきも定番ですね。たっぷりの薬味や葉野菜と一緒に食べると、カツオ独特の臭みが緩和され、苦手な方も食べやすくなりますよ。毎夏、味わいたくなる料理ですね。・ウナギの薬味和えウナギの蒲焼きとキュウリの酢の物を合わせた「うざく」に、薬味を加えて、さらにさっぱりとした和え物に。夏の暑い日に最適のおつまみです。ウナギの蒲焼きは一尾分で良いので、ちょっと節約になりますが、それを感じさせない見栄えで、大満足できますよ。・ズッキーニとエビの薬味サラダ焼いたズッキーニとエビに、薬味たっぷりのドレッシングをかけたサラダです。皮もすりおろして入れたスダチの香りがとっても爽やか。さっぱりしていてボリュームもあるので、メインの料理が少し物足りないときにも◎です。・豚しゃぶの薬味たっぷり生春巻き豚しゃぶを薬味と一緒にライスペーパーで巻いた生春巻き。巻くのは少し手間がかかりますが、一口でパクッと食べやすくなります。つけだれにラー油をたらして、ピリッとさせるのがおすすめ。ホームパーティーの一品にも良いですね。■メインのおかずもさっぱりと【薬味の主菜レシピ】5選・豚肉の薬味巻き豚バラ肉でネギとミョウガを巻いて、ポン酢で味つけした一品。コクのある豚バラ肉が、薬味のおかげでさっぱりといただけます。ミョウガが好きな方は、丸ごと巻いてもOK。味つけが簡単で、サッと作れるので、お弁当のおかずにも良さそうです。・鶏肉の南蛮漬けジューシーな鶏もも肉を焼いて、薬味たっぷりの南蛮ダレに漬け込みます。鶏もも肉はグリルで脂を落としながら焼いてカロリーダウン。さっぱりしていることに加え、薬味の効果で消化促進も期待できます。夏バテの解消にも役立ちそうですね。・蒸し魚の薬味ソース蒸した白身魚に、薬味入りのソースをかけていただきます。油を使っていないのでとってもヘルシーですが、たっぷりの薬味入りソースで食べ応えも十分。電子レンジでできるので、暑くて火を使いたくないというときには、もってこいですね。・イカとキノコの薬味ダレ茹でたイカとキノコに酸味の効いた薬味ダレをかけた一品です。野菜やキノコがたくさん入っていて、サラダ感覚でいただけます。イカは茹ですぎると固くなるので、短時間でササッと茹でましょう。・豚肉とナスのみそ炒め豚バラ肉と夏野菜をコクのあるみそダレで炒め合わせます。ご飯が進むこってりした味つけですが、薬味のおかげで後味はさっぱり。辛いのが好きな方は、みそダレに豆板醤を加えるとピリッとして美味しいですよ。■食欲がないときにもおすすめ【薬味の主食レシピ】5選・シラスおろし丼シラスを湯通しすると生臭さが抜けて、いつもよりワンランク上の味わいに。たっぷりのせた薬味の香りが良く、食欲があまりないときにも良さそうです。タレもしょう油と麺つゆを合わせるだけで簡単! 夏のランチにピッタリですね。・薬味とささ身の和え素麺素麺は夏の定番メニューですね。鶏ささ身と薬味を加えることで、気になる栄養バランスも良くなります。ポン酢しょう油を使ったタレで、普段とは違った味わいを堪能できそうです。いつもは麺つゆで食べるという方も、一度試してみてくださいね。 ・薬味たっぷりツナサラダロールパンツナサラダサンドに薬味をたっぷりと入れて夏らしく。爽やかな風味の薬味は、意外にツナマヨとも好相性なんです。大葉には殺菌効果があり、食中毒の防止にも役立つので、お弁当にしても良いですね。・アジの冷やしスープご飯夏バテ気味で食欲がないときには、サラサラと食べられるスープご飯がうれしいですね。夏が旬のアジに、塩もみした野菜や豆腐も入れて、これ一品で栄養バランスもバッチリ。スープは冷蔵庫でよく冷やしてからいただきましょう。・薬味みそのせ卵がけご飯卵がけご飯も、薬味をのせるといつもとは違った味わいになりますね。ちょっと甘めの練りみそが、辛みのあるミョウガやネギと相性抜群。さらに卵によってまろやかになり、ご飯が何杯でも食べられそうです。手軽にできるので、朝食にも◎。爽やかな香りの薬味をたっぷり使うと、暑くて夏バテ気味のときでも自然に食欲がわいてきます。ショウガや大葉には殺菌効果もあるため、夏場のお弁当の食中毒予防にも役立ちそうですね。ぜひご紹介したレシピを参考にして、献立に薬味を取り入れ、暑い夏を乗り切ってくださいね。
2023年07月11日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「薬味添えアジのたたき」 「ハマグリと高野豆腐の煮物」 「シラス干しとミツバ入りだし巻き卵」 「チーズとカスタードのデザート」 の全4品。 ご飯にもお酒にもよく合う献立です。アジやシラス干しは鮮度がよい物をお買い求め下さいね! 【主菜】薬味添えアジのたたき 熱々のご飯にのせてもおいしい! ミョウガと大葉がたたきと好相性! 調理時間:15分 カロリー:112Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) アジ (3枚おろし)1尾分 大根 2cm ミョウガ 1個 大葉 5枚 ネギ (刻み)大さじ2~3 ショウガ (すりおろし)1/2~1片分 しょうゆ 適量 【下準備】 アジは小骨がある場合は抜く。皮が付いている場合は頭側の皮と身の間に包丁の背を入れ、身の部分を右手で押さえながら、皮を左手で引っ張るようにゆっくりはがす。冷水でサッと洗い、水気を拭き取る。 大根は皮をむき、せん切りにする。冷水に放ってパリッとさせ、ザルに上げる。 ミョウガは縦半分に切り、さらに縦薄切りにする。サッと水に放ち、水気を軽く絞る。 大葉は軸を切り落として縦半分に切り、さらに横に細切りにし、サッと水に放って水気を絞る。 【作り方】 1. アジを幅5mmの削ぎ切りにし、刻みネギと混ぜ合わせて包丁で叩くように細かく切る。 2. 器に大根、ミョウガ、大葉を盛り、(1)をのせる。ショウガ、しょうゆを添える。 【副菜】ハマグリと高野豆腐の煮物 ハマグリのおいしいおだしを高野豆腐がたっぷり含んでおいしい! 調理時間:15分 カロリー:96Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) ハマグリ (砂出し)4~6個 高野豆腐 1枚 サヤインゲン 4~6本 ワカメ (ゆで生)30g <だし汁> 水 200ml 昆布 (10cm角)1枚 酒 大さじ2 <調味料> 砂糖 小さじ2 薄口しょうゆ 小さじ2/3 塩 少々 【下準備】 ハマグリは分量外の薄い塩水につけ、殻と殻を軽くこすり合わせて洗い、ザルに上げる。 高野豆腐は袋の指示通りに柔らかくもどし、水の中でやさしく押し洗いする。水が白く濁らなくなったら軽く水気をきり、4~6つに切る。 サヤインゲンは軸側を少し切り落とし、分量外の塩を入れた熱湯でゆでる。水に取り、粗熱が取れたら長さを半分に切る。 ワカメは水洗いし、ザク切りにして水気を絞る。 【作り方】 1. 鍋にハマグリ、<だし汁>の材料を入れて弱めの中火で熱し、煮たつ直前に昆布を取り出し、蓋をする。 2. ハマグリの口が開いたらいったん取り出し、アクを取る。ハマグリは殻からはずしておく。 開かないハマグリは死んでいるので、食べないで下さい。 3. (2)の鍋に高野豆腐、<調味料>の材料を加え、落とし蓋をして15分位含め煮にする。 4. ハマグリを戻し入れ、サヤインゲン、ワカメを加える。サッと温める程度に火を入れ、器に盛り合わせる。 【副菜】シラス干しとミツバ入りだし巻き卵 シラスは新鮮なものを選んで下さいね。ミツバの香りが広がるだし巻き卵。 調理時間:15分 カロリー:171Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) 卵 3個 だし汁 大さじ3 砂糖 小さじ1 みりん 小さじ2/3 塩 少々 シラス干し 大さじ1 ミツバ 1/4束 大根おろし 1/2カップ 作り置き甘酢 大さじ1/2 しょうゆ 適量 サラダ油 適量 【下準備】 ミツバは水洗いして根元を切り落とし、粗く刻む。 大根おろしはザルに上げて軽く汁気をきり、作り置き甘酢と混ぜ合わせる。 【作り方】 1. ボウルに卵を溶き入れ、<調味料>の材料、シラス干し、ミツバを加えて混ぜ合わせる。 2. 卵焼き器にサラダ油を薄くひいて中火で熱し、卵液の1/3量を流し込んで全体に広げる。周りがかたまって半熟になったら、向こうから手前に卵を巻き、向こう側に寄せる。 3. サラダ油を全体に薄くひき、残りの卵液の半量を流し入れ、巻いた卵を菜ばしで持ち上げてその下にも卵液を流し込む。 4. 周りがかたまって半熟になったら向こうから手前に巻き、同じ様にもう1度くり返し、巻きすに巻いて形を整える。粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切る。器に盛り、大根おろし、しょうゆを添える。 【デザート】チーズとカスタードのデザート カスタードは電子レンジで作るお手軽レシピ! 調理時間:10分+冷やす時間 カロリー:214Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) カッテージチーズ 大さじ3~4 <レンジカスタード(作りやすい量)> 卵黄 1個分 グラニュー糖 大さじ2 牛乳 80~100ml 片栗粉 小さじ2 バター 10g イチゴ 3~4粒 ゆで小豆 大さじ2 抹茶 適量 【下準備】 イチゴは水で洗ってヘタを切り、大きい場合は縦半分に切る。 【作り方】 1. <レンジカスタード>を作る。耐熱ボウルに卵黄、グラニュー糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜ合わせ、片栗粉を加えてさらに混ぜる。 2. 耐熱容器に牛乳を入れてラップをし、電子レンジで1分加熱して温める。(1)に少しずつ注ぎ、よく混ぜ合わせ、ラップをせずに電子レンジで3~4分加熱する。 3. 表面がフツフツしてきたら取り出してしっかり混ぜ、再び20~30秒加熱して取り出し、よく混ぜ合わせ、なめらかにする。 クリームがゆるかったら再び加熱して下さい。 4. 熱いうちにバターを加えて完全に溶かし、氷水にあてながら混ぜる。粗熱が取れたらラップを表面にぴったりし、冷蔵庫で冷やす。 5. カッテージチーズ、<レンジカスタード>、イチゴ、ゆで小豆を器に盛り合わせ、抹茶を振る。
2023年04月21日加工わさびメーカー・金印株式会社は、「国産冷凍薬味シリーズ」3商品(わさび・しょうが・ゆず)を開発し、2022年10月1日より販売を開始いたします。家庭でも手軽に本格的な薬味を品質が重視される業務用市場では冷凍商品が主流である一方、市販用市場は安価で簡便性の高い常温のチューブタイプが主流となっています。常温商品は価格を抑えつつ長期保存を可能にするために、一般的に主原料の使用比率は抑えられる傾向にあります。食品添加物や副原料で味付けがされるため、素材本来の風味や香りとかけ離れた品質となってしまうことがほとんどです。昨今のコロナ禍による内食需要の高まりや食品冷凍技術の向上などを背景に、冷凍食品の市場規模の拡大が続く中、「家庭でも手軽に本格的な味を提供したい」と多くの企業やレストランが参入しています。冷凍食品がより身近な存在となり商品構成も多様化する中、当社もまた常温タイプの香辛料が当たり前となっている消費者の方々に、冷凍だからこそ味わえる青果本来の美味しさを知っていただきたいという想いから「国産冷凍薬味シリーズ」を開発いたしました。商品特徴*冷凍だから味わえる本物の美味しさ冷凍加工とすることで、食品添加物の使用を可能な限り抑えています。「しょうゆやそばつゆに溶かさずそのまま食べる」ことをコンセプトにしており、素材本来のみずみずしさや風味を味わっていただけます。*小袋やバラ冷凍タイプだから、必要な分だけ手軽に使える必要な量だけをさっと解凍するだけなので、家事で忙しいファミリー層から単身者まであらゆる世帯・生活習慣の方に手軽にお使いいただけます。*パッケージデザイン開発にAIを活用※1,000万人以上の消費者調査データを元にAIが生成したデザインを参考にパッケージデザインを開発。当社にとって新しい領域となる冷凍食品売り場において、高級感や上質感が伝わるデザインを科学的に検証し、制作しました。※株式会社プラグのサービス「パッケージデザインAI」を活用。1,000万人の消費者調査の結果を学習データに使い、東京大学と共同研究したシステム。コロナ禍で対面式の調査の実施が難しくなった現在、多くのマーケターの関心を集め、普及・活用が進んでいる<おろし本わさび>原料は安曇野産本わさびに限定し、当社独自の超低温すりおろし製法で本わさび本来の香りや風味を閉じ込めました。本わさび本来の美味しさをそのまま味わっていただきたいことから、「しょうゆやそばつゆに溶かさず食べるわさび」を商品コンセプトとしています。価格: 税込360円(オンラインショップ)内容量: 20g(標準2.0g×10食入)販売場所: 量販店、生協、ドラッグストア、オンラインショップなど<おろししょうが>しょうが本来のみずみずしさや香り、辛味の違いを味わっていただけるよう、できる限り食品添加物の使用を抑えました。わさび商品と同様に「しょうゆやそばつゆに溶かさず食べるしょうが」を商品コンセプトとして打ち出しています。価格: 税込310円(オンラインショップ)内容量: 45g(標準3.0g×15食入)販売場所: 量販店、生協、ドラッグストア、オンラインショップなど<きざみゆず>一般的な量販店では常温チューブや乾燥タイプのゆず商品が主流の中、風味にこだわった国産の生ゆず皮をマイナス30℃の急速冷凍で加工し、使いやすいバラ凍結にしました。プロの料理人が使用するフレッシュなきざみゆずをご家庭で手軽に味わっていただけます。価格: 税込430円(オンラインショップ)内容量: 30g販売場所: 量販店、生協、ドラッグストア、オンラインショップなど(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年10月05日ねぎや生姜など、料理の味や彩りを一気にアップさせる薬味。とはいえ、つい余らせていませんか?20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、「薬味のアレンジや活用方法」をリサーチしました!保存方法も併せて紹介します。余りがちな薬味の、アレンジ・保存テクニック薬味は必ずしも必要なものではありませんが、例えばお味噌汁にねぎを少しいれるだけで、味がグンと美味しくなりますよね。だけど、買ったはいいものの、一気に大量消費できないので、余りがちになってしまいませんか?そこで今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、ねぎ、生姜、みょうが、大葉が余ってしまった時のアレンジや保存方法を調査しました。ねぎのアレンジ・保存方法「冷奴に乗せる」(29歳・会社員)「ネギだれを作って、お魚やお肉につけて食べる」(34歳・会社員)「玉子焼きに入れる」(31歳・会社員)「スープやトッピングにたくさん使う」(24歳・大学生)「おにぎり、ネギ焼きに使っています」(35歳・自営業)「インスタント麺の薬味に使う」(34歳・会社員)「なんでも合うので、全部の料理にとりあえず乗せる」(34歳・会社員)最後の回答にもあるように、ねぎって本当になんにでも合いますよね。買ってしまっても毎食何かにトッピングすればあっという間に使い切れそうな気がします。そんなねぎをみなさんどのように保存しているのでしょうか?「切って冷凍保存」(30歳・会社員)「切って冷蔵庫で保存。なるべくすぐに使い切るようにする」(34歳・会社員)「ラップにくるんで野菜室で保存」(31歳・その他)「切ったものしか買わないので、そのまま冷凍保存」(30歳・会社員)圧倒的に多かった回答は「切って冷凍保存」というもの。冷凍保存だと、腐敗する心配がないので安心です。また使用時に凍っていても、すぐに解凍するからいいですよね。2~3日で使い切れる目途がたっているのであれば、冷蔵保存でもよさそうです。生姜のアレンジ・保存方法「細かく切って、いろんな料理に入れる」(32歳・自営業)「スープ系には、毎回生姜を使用する」(31歳・会社胃)「生姜が多めの生姜焼きを作る」(33歳・会社員)「生姜の炊き込みご飯、冬場はジンジャーレモンにする」(35歳・自営業)「夫がよくスパイスカレーを作るのでその時に活用します」(28歳・会社員)生姜って、少量でも味にアクセントを与えてくれるので、重宝している人も多いのではないでしょうか。しかし、ねぎほど万能ではないため、保存方法が気になるところ。どのように保存しているのでしょうか。「切ってから冷凍保存」(31歳・会社員)「すりおろしか千切りにして冷凍庫で保存」(28歳・会社員)「ラップに包んで冷蔵保存」(33歳・会社員)「チューブを使っているので余ることはない」(31歳・その他)「丸ごと冷凍保存」(27歳・デザイン職)多かった回答は「冷凍保存」でした。すりおろして、または切ってから冷凍するという回答が多かったのですが、ズボラな筆者のオススメは「丸ごと冷凍保存」。使用したい時に、少し水で生姜を濡らし、使いたい分だけすって使います。みょうがのアレンジ・保存方法「お味噌汁にいれる」(30歳・会社員)「冷奴にのせる」(29歳・会社員)「冷しゃぶやお味噌汁にトッピングする」(33歳・会社員)「出汁に入れるととてもおいしい」(34歳・会社員)みょうがのアレンジは、冷奴とお味噌汁が鉄板でした。一方、「絶対に余ると分かっているから買わない」(28歳・会社員)という意見もありました。そんなみょうが、どのように保存しているのでしょうか。「タッパーに水を入れて保存。2週間もつ」(30歳・会社員)「ラップに包んで冷蔵庫」(31歳・その他)「一気に全部使い切る」(34歳・会社員)コメントを見て、みょうがって意外と長持ちするんだと感じました。2週間もあれば使い切れそうなので、買ってみようかなという気になれますね!大葉のアレンジ・保存方法「お味噌汁に入れたり、冷奴に乗せたりする」(30歳・会社員)「お刺身と一緒にご飯に乗せて海鮮丼にする」(30歳・会社員)「ポテトサラダに入れる」(26歳・会社員)「おにぎりに混ぜる」(33歳・会社員)「お弁当のおかずの仕切りとして使う」(33歳・会社員)「明太子パスタやおろし納豆パスタの時に使う」(35歳・自営業)「チーズと一緒に春巻きの皮で巻いて揚げる」(24歳・会社員)「醤油漬けにして、ご飯のお供にする」(34歳・会社員)「出汁巻き玉子の中に入れる」(30歳・会社員)大葉のアレンジは、刻んだものをトッピングしたり混ぜたりするだけでなく、ひと手間加えて美味しく食べる工夫をしているのが印象的でした。また、お弁当のおかずの仕切りとして使う裏ワザ、ぜひ真似してみたいです。続いて、保存方法を紹介します。「家庭菜園でたくさん育てている」(35歳・経営者)「ラップに包んで冷蔵保存」(29歳・会社員)「キッチンペーパーを軽く濡らして大葉を包み、その上からラップをして冷蔵保存」(31歳・会社員)「茎の部分を水に浸けて野菜室で保存」(28歳・会社員)「ジッパー付きバッグにいれて冷蔵保存」(26歳・会社員)大葉の保存方法は、ほとんどが冷蔵保存でした。またその際に、キッチンペーパーやラップを活用して、乾燥させないようにしているのがポイントのようでした。薬味野菜を最後まで使い切ろう!これまで、薬味野菜を余らせてしまったことがあるかたも多いと思います。アレンジや保存方法を参考に、上手に使い切れるといいですね!©Juanmonino/Getty Images©Natikka/Getty Images©supamas lhakjit/Getty Images文・小田原みみ
2022年08月28日食事の主役にはなれないけれど、あったほうがいいもの。それは、薬味と調味料。トッピングの量や好みも、人によってかなり違うので、食卓に置いて自分で必要な分を取ってもらうのが一番です。先日、100円ショップの『ダイソー』で、薬味や調味料に使えそうなキッチングッズを物色したところ、商品ラインナップが充実していました。そこで、今回は便利そうなグッズをいくつか紹介します!薬味おろし(ヘラ付)ショウガやニンニクをおろす際、「刃に残った食材を持ち手に付いているヘラで落とせる」というもの。実際に使用してみたところ、ヘラはシリコンなど、もう少し柔らかいほうが、最後まで食材を集められそうです。とはいえ、適度にコンパクトなサイズなので、小さな容器におろす際も中身がこぼれにくいところがGOOD!シリコーンミニスプーンサイズがいくつかあり、こちらは一番小さいサイズ。シリコーンゴムでできているので、容器との密着度も高く、使いやすいです。持ち手部分に付いている突起によって先端が浮くように設計されていて、食卓に置いてもテーブルなどに直接触れないところがポイント。ステンレス薬味・調理3点セット七味や塩など細かい砂粒の薬味をすくえるスプーン、キムチや漬け物にちょうどよさそうなトング、丸みのあるやや小さめのバターナイフがセットになっています。3点セットなので、お得感がありますよね。これまで、薬味や調味料用の小さな容器に合うグッズがなくて不便に感じていましたが、これらの商品はサイズも最適で重宝しそうです。さすがは『ダイソー』。1つ税込110円で購入できることを考えたら、絶対『買い』です![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年07月13日夏の定番メニュー「そうめん」。みなさんはどんな薬味を用意しますか?20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に「そうめん」についてアンケート!そうめんの味わいかたがきっと広がるはず。女性約200人に聞いた「そうめんの薬味」沸騰したお湯で約1分30秒~2分茹でるだけで美味しくいただけるそうめん。冷たくて、食欲が落ちがちな暑い夏の日でもツルっと食べれられますよね。まずは、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、そうめんが好きかどうか聞いてみました。Q.そうめんは好きですか?約90%の人がそうめんが好きという回答でした。理由を紹介すると…「なんたてったって楽ちん!一人なら麺つゆとすりごまと海苔だけで十分です」(30歳・専門職)「あっさりしてて、食欲がなくても食べられるし、アレンジもできるから」(34歳・専門職)「簡単でおいしい。食欲のない日でも食べやすい」(30歳・会社員)そうめんが好きというかたは、調理の手軽さ、さっぱりとした味わいなどに魅力を感じているかたがほとんどでした。ちなみに、「いいえ」というかたの理由も紹介すると…「さっぱりしてて美味しいけど、あまり食べた気がしない」(36歳・自営業)「たくさん食べてもお腹がいっぱいになりにくいから」(27歳・デザイン職)「美味しいのですが、リピートしたいと思うほどでもない」(35歳・専門職)このように、好きではないけれど、みなさん美味しさは感じている様子。そして、どの理由も、確かに…と納得できます。そんなそうめん、夏の定番メニューで美味しいけど、ずっと食べ続けていると飽きが生じてしまいます。だからこそ、薬味はかなり重要。みなさんどんな薬味を用意しているのでしょうか?ランキング形式で紹介します。第5位大葉「さっぱり感が増して美味しい」(36歳・自営業)大葉が入るだけで、風味がグンとアップしますよね!ちなみに、大葉はβカロテンという皮膚、粘膜を強くする効果が期待される成分が豊富に入っています。第4位ごま「さっぱりとしたそうめんに香ばしさやコクがプラスされるのが好き」(33歳・会社員)ごまについて、ただ単に「ごま」と回答するかたもいれば、「白ごま」「すりごま」と詳細に回答されるかたがいました(ちなみに黒ごまはゼロ)。確かに、黒ごまと白ごま、そして、すりごまになるかどうかで味わいや風味が大きく異なります。みなさんのごまに対するこだわりが感じられました。第3位ミョウガ「ミョウガのクセになる独特な風味が、そうめんによく合う」(35歳・会社員)個人的には、ミョウガがあるだけで、ワンランク上のそうめんになる気がします。ちなみにミョウガには、カリウムが多く含まれているので、水分の摂りすぎによるむくみ改善に効果的なんだとか。第2位生姜「家に常備してあるから」(28歳・会社員)気軽に作れるそうめんだからこそ、薬味を含めすべてお手軽に用意したい。生姜はそのまま、もしくはチューブで冷蔵庫に入っていることが多いので、茹でている間にさっと用意できるのがいいですよね。そして…第1位ねぎ「薬味は、気分や常備してあるかどうかで変わるけど、ねぎはマスト」(25歳・会社員)やっぱりね!と思ったかたも多いのではないでしょうか。今回も、ほとんどのかたが「ねぎ」と回答していました。ちなみに、「生姜とねぎでシンプルに」という回答も目立っていました。また、「食べるラー油を入れると、一気に味が濃くなって食欲が出てくる」(26歳・会社員)「豪華にしたいときは、ミョウガ、すりごま、梅タタキ、かまぼこ、三つ葉などをのせて食べます!」(30歳・専門職)「薬味は10種類くらい用意して、そうめんパーティーをします。ねぎ、みょうが、ごま、梅、生姜、豚しゃぶ、納豆、大葉など」(34歳・会社員)という意見がありました。他には「オクラ」「きゅうり」「ワサビ」「海苔」などがあり、そうめんに合う具材には「キムチ」 「錦糸玉子」 「ツナ」 「かまぼこ」などが挙がりました。ちなみに、そうめんのつゆに足すと美味しい調味料を聞いたところ、「胡椒とごま油を足すと、コクが出る」(33歳・会社員)「しゃぶしゃぶ用のごまだれを入れると、甘さが出てきて食べ飽きなくなる」(26歳・会社員)というコメントや「黒コショウ」「ラー油」「お酢」という回答がありました。どれもガラリと味変しそうで、試してみたくなりますね!そうめんのバリエーションを増やそうすぐ簡単にできて美味しいそうめん。アンケートの結果を参考に、いつもの薬味に加え、新たな薬味やちょい足しを楽しんでみてください。参考サイト:食品成分データベース©Kakeru Matsui/Getty Images©karimitsu/Getty Images©Creativ Studio Heinemann/Getty Images©Juanmonino/Getty Images文・小田原みみ文・小田原みみ
2022年07月05日暑さや湿気に体がバテてきた時には、大葉やミョウガを主役にした「薬味野菜とシラスのサラダ」で清涼感を味わってみませんか。薬味を切ってシラスを乗せたら、あとはオリーブオイルをかけるだけ!とっても簡単「薬味野菜とシラスのサラダ」は、どんなお酒とも相性抜群。晩酌のお供にも、餃子や煮物、煮魚など、副菜作りに迷った時にも、さっぱり美味しくて簡単な「薬味野菜とシラスのサラダ」がオススメです!■薬味野菜とシラスのサラダ調理時間 10分レシピ制作:Tomozou<材料 2人分>ミョウガ 3個貝われ菜 1パック大葉 10枚シラス 30gオリーブ油 適量黒七味(または粗びき黒コショウ) 少々<下準備>・ミョウガは縦半分に切ってせん切りにし、貝われ菜は根元を切り落として長さを半分に切る。大葉はせん切りにする。<作り方>1、ミョウガ、貝われ菜、大葉を水に5~10分さらし、ザルに上げて水気をよくきり、皿に盛る。2、(1)の皿にシラスをまんべんなく散らす。3、オリーブ油をまわしかけ、黒七味を振る。コツ・ポイント ・オリーブ油はたっぷりめがオススメです。黒七味がなければ、粗びき黒コショウでも。 シラスの塩味があるので、味付けはオリーブオイルのみ。どんなメイン料理にも合わせやすく、晩酌にもぴったりな「薬味野菜とシラスのサラダ」。この夏の定番レシピに決定ですね。
2021年06月21日蒸し蒸しとした梅雨のシーズン。気温のアップダウンも激しく、食欲があまりわかなかったり、体調を壊しがちですよね。このような季節にピッタリなのが、味わい深い「薬味たっぷり」なレシピ。薬味を加えることで、料理の風味が豊かになるだけではなく、食欲増進や殺菌効果、消化促進なども期待できます。ヘルシーな薬味を使った料理を食べて、憂鬱な季節を乗り越えましょう。■シンプルなのに激旨! 思わずおかわりしたくなる「薬味みそのせ卵がけご飯」食欲があまりなく元気が出ない…そんなときに食べたいのがこちらのレシピ。薬味みそがのった卵がけご飯です。卵がけご飯といえば「TKG」の略称で知られる、日本の愛されソウルフード。こちらのレシピでは、炊きたてのご飯に、卵、薬味、練りみそをのせていただきます。生卵だけでも内側から元気が回復してきそうですが、みそ×刻みネギ×ミョウガのトッピングで地味深い味わいを楽しめるのも魅力。思わずおかわりしたくなる美味しさです。たった5分で作れるので超時短も可能に。よく混ぜてからお召し上がりくださいね!■炒め物もさっぱりとした味わいに、ご飯がすすむ「豚肉とナスのみそ炒め」この時期に炒め物を作るのなら、できるだけさっぱりとした味にしたいですよね。こちらのレシピでは、豚肉とナスのみそ炒めに薬味をたっぷりのせます。ミョウガ、大葉の効果で、爽やかな風味を堪能できますよ。食べ進めていくうちに、体の内側から元気がみなぎってきそうです。辛い味が好きなら、みそダレに豆板醤を加えるのがオススメ。また、こちらのレシピでは食材に火がはやく通る中華鍋を使っていますが、フライパンで作っても問題ありません。ゴマや刻みネギをトッピングに加えたり、ナスをキャベツに代えて回鍋肉風にアレンジするのもいいでしょう。■サクを使ってパパッと作れる! オシャレ&爽やかな「お刺身マグロの照り焼き」リーズナブルで手に入れやすいマグロのサクですが、蒸し暑い日に食べるのなら、こちらのレシピが最適。作り方はとっても簡単です。フライパンにオリーブ油を熱し、マグロを入れて強火で表面を焼きます。色が変わったら裏返して反対側も焼き、フライパンから取り出して、ひとくち大に切りましょう。同じフライパンにバターを溶かし、ニンニクを入れて香りがたってきたら、調味料の材料を加えます。器に焼いたマグロのサクを盛り、先ほど作ったタレをかけ、薬味を散らしてレモンを添えれば完成!レモンの酸味と、薬味の爽やかな味わいが食欲をそそる一品です。■地味だけど美味しい、薬味をたっぷりトッピングした「焼き厚揚げ」グリルで焼いた厚揚げは、しょうゆをかけて食べるだけでも十分美味しいですよね。しかし、薬味をたっぷりとトッピングすることで、美味度がアップ! ショウガと大根おろし、ネギでよりさっぱりと味わえます。お好みで、ブロッコリーを添え、しょうゆをかけてから召し上がれ。しょうゆをポン酢しょうゆに代えてもオッケーです。こんがり焼いた厚揚げと薬味は相性バツグン。パクパクと食べられますよ。ご飯のおかずとしてはもちろん、ビールや日本酒のおつまみにもピッタリ。見た目は地味ですが、暑い季節に何度も味わいたくなりそうです。■ミョウガを煮物の材料に、旨味が効いた「鶏肉とミョウガの煮物」香り高く、シャキシャキとした食感が特徴のミョウガ。料理のトッピングに使われたり、生で食べることが多いですよね。こちらのレシピでは、ミョウガを煮物の材料として使います。「ミョウガの煮物って美味しいの?」と思うかもしれませんが、鶏もも肉の旨味が効いた煮汁にベストマッチ! ミョウガならではの風味を失うことなく、鶏肉とのコラボレーションを楽しめますよ。ボリュームアップしたい場合は、材料にナスやキノコ類を加えてもいいでしょう。刻みネギを散らすのもアリ! 一度味わうとやみつきになる煮物です。ぜひお試しを。料理に絶妙な辛みをプラスし、食材の味を引き立てる「薬味」。トッピングしたり、材料として加えることで、料理の味のバリエーションが一気に広がります。気になるレシピがあったら、ぜひ挑戦して、新しい薬味の美味しさを発見してみませんか?
2021年06月19日食欲が落ちている時、さらっと食べられる「アジの冷やしスープご飯」。薬味をたっぷりのせて一口食べれば、おだしの効いたスープが口に広がり、大葉の香りがふわっと抜け、キュウリやネギ、みょうがのシャキシャキ、茄子や豆腐の柔らかな食感、アジの干物の塩味が合わさり、そしてお米と押し麦がちょうどいい塩梅なのです。お口の中が賑やかな食感だけど調和がとれていて、ついつい箸が進みます。気づけばあっという間に平らげてしまう、そんな一品です。■アジの冷やしスープご飯調理時間 1時間 1人分 505Kcalレシピ制作:中島 和代/杉本 亜希子<材料 2人分>お米 1合押し麦 1/2合 アジの干物 1枚 豆腐 50g キュウリ 1/2本 ナス 1本 ミョウガ 1個 大葉 3~4枚 ネギ(刻み) 大さじ2 だし汁 400ml みそ 大さじ1.5~2 塩 小さじ1(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備>・お米は水洗いし、押し麦と合わせて通常の水加減で炊く(今回は洗わなくてもいい押し麦を使いました)。・<冷やしスープ>の、だし汁にみそを溶き、冷蔵庫で冷やしておく。・アジの干物はグリルで両面薄く焼き色がつくまで焼く。粗くほぐし、皮や骨を取り除く。・豆腐は1cm角に切る。・キュウリは薄い輪切りにする。・ナスは、ヘタを切り落とし、縦半分に切ってさらに薄い半月切りにする。・ミョウガは縦半分に切り、さらに斜め薄切りにして水に放つ。・大葉は軸を切り落とし、縦半分に切ってさらに横細切りにする。水に放ち、水気をしっかり絞る。<作り方>1、抗菌のビニール袋にキュウリ、ナス、ミョウガ、塩を入れる。袋に空気を入れて袋の口を持って振り、全体に塩をからめる。袋の空気をしっかり抜いて口を縛り、10分くらい置く。2、水気が出てきたら、サッと水洗いする。水気を軽く絞って、冷やしておいたみそ汁にアジの干物、豆腐、刻みネギと一緒に合わせる(すぐに食べない場合は、この状態で冷蔵庫にいれて冷やしておく)。3、器にご飯を入れ、(2)の<冷やしスープ>をかけ、大葉を散らす。コツ・ポイント ・お米の洗い方。ボウルに計量したお米とたっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐ水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。最初に入れる水を最もお米が吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。 アクセントに梅やゴマを加えても良いですね。E・レシピで作り方をもう一度チェック↓
2020年08月21日香りや辛味をプラスし、味を引き立てるために添えられる薬味。中でも大葉、白ネギは年間を通して手に入りやすくなじみのある食材ですね。そこに6月から10月が旬のミョウガを加えて作る「薬味たっぷりの混ぜご飯」は、薬味がたくさん入ったさっぱり味の混ぜご飯です。白ごまの風味良く、ごま油と醤油で調味したごはんは食欲が増し、後を引くおいしさに仕上がっています。そのままはもちろん、おにぎりにしたり、お弁当に入れたりしても良いですね。■薬味たっぷりの混ぜご飯調理時間 5分 1人分 358Kcalレシピ制作:池田 絵美<材料 2人分>大葉 5枚ミョウガ 2個白ネギ 10cm白ゴマ 大さじ2ゴマ油 小さじ2しょうゆ 小さじ2ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分<作り方>1、大葉は軸を切り落とし、縦半分に切ってせん切りにする。ミョウガは縦半分に切り、縦に薄切りにする。白ネギは白髪ネギにする。ミョウガ、白ネギは水に5分ほどさらし、水けを絞る。2、ボウルにご飯を入れ、(1)と白ゴマ、ゴマ油、しょうゆを加えて、さっくりと混ぜ合わせ、器に盛る。コツ・ポイント ・白髪ネギの作り方:白ネギを長さ4~5cmに切り、縦に切り込みを入れて1枚に開き、縦細切りにして水に放ち、水気を絞る。ミョウガと白ネギは水にしっかりさらして辛みをとる。 薬味は多めがおすすめです。E・レシピで作り方をもう一度チェック↓
2020年08月03日薬味と調味料を混ぜるだけ!夏バテ気味の体にもオススメな“薬味たれ”を使ったレシピをご紹介。教えてくれたのは、薬味使いが巧みと評判の料理人・山本千織さんです。パクチーレモンたれ3つの香味野菜は、サルサソースなどでよく使われる組み合わせ。にんにくのアリシンは抗菌作用と疲労回復効果、青唐辛子のカプサイシンは代謝を促進。またパクチーの葉には抗菌作用が。ノンオイルの軽い口当たりが自慢。材料(作りやすい分量)パクチー…40g(1束)、にんにく…20g(2かけ)、青唐辛子…種を除いて1本、レモン皮付き(ノンワックス)…50g(1/2個)、ナンプラー…大さじ2,1/3弱、レモン汁…大さじ1,1/3(1/2個分)作り方1、パクチーとにんにくはごくみじん切り、青唐辛子は縦半分に切りヘタと種を除き、細かく切る。レモン半分は放射状に切り白い部分と種を取り、厚さ5mm、幅1.5cmくらいのいちょう切りにし、さらに薄切りにする。2、材料をすべてボウルに入れ、混ぜる。半熟卵とじゃがいものパクチーレモンたれパクチーの香りとレモンの甘酸っぱさは相性最高!と山本さん。にんにくのピリッとした密かな辛味が、いいアクセントに。材料(2人分)卵…2個、じゃがいも…2個、塩…小さじ1、パクチーレモンたれ…適量作り方1、卵は常温においておき、じゃがいもは皮を剥き、4等分にする。2、沸騰したお湯で卵を5分茹で、冷水に取り半分にカット。3、じゃがいもは塩を入れた水で煮て、柔らかくなったら取り出す。4、2、3を盛り付けパクチーレモンたれをかける。山本千織さん料理人。『チオベン』名義のケータリングで知られる。著書に『チオベンの揚げもの煮もの』(KADOKAWA)などが。※『anan』2020年7月29日号より。写真・高杉 純スタイリスト・西崎弥沙取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2020年07月26日香りで食欲をくすぐる“薬味”。ここでは、薬味使いが巧みと評判の料理人・山本千織さんに、簡単に作れる薬味たれレシピを教えてもらいました!薬味酢醤油たれ茗荷には血行促進&発汗作用のあるα‐ピネン、大葉には殺菌効果や防腐効果を持つ香り成分のリモネンなどが。そこに代謝を促すカプサイシンを持つししとうをプラス。香りの強い3種の香味野菜に火を入れることで、一体感が。材料(作りやすい分量)醤油…大さじ2,2/3強、砂糖…大さじ3,1/3、米酢…大さじ2、紹興酒(なければ日本酒) …大さじ1、ごま油…大さじ1,1/4、ししとう…10本、茗荷…3本、大葉…10枚作り方1、ししとうは細かい小口切り、茗荷は縦半分に切り薄切り、大葉は半分に切り千切りにする。2、ボウルに調味料を入れよく混ぜ合わせ、1を加えてざっと混ぜる。米ナス薬味酢醤油ナスを先に焼くことが、短時間でたれをたっぷり吸わせるコツ。ふわふわのナスを口に含むと、じゅわっと滲み出す薬味の風味!材料(2人分)米ナス…1個、米油…大さじ2、薬味酢醤油たれ…大さじ3作り方1、米ナスを3cm厚のいちょう切りにする。2、フライパンに米油を熱し1を入れ、両面焼き、火が通ったら一度取り出しフライパンの油をペーパーで拭き取る。3、フライパンに薬味酢醤油たれを入れて熱し、温まってきたら2のナスをもどして薬味酢醤油たれを絡めて火を止め、皿に盛り付ける。山本千織さん料理人。『チオベン』名義のケータリングで知られる。著書に『チオベンの揚げもの煮もの』(KADOKAWA)などが。※『anan』2020年7月29日号より。写真・高杉 純スタイリスト・西崎弥沙(by anan編集部)
2020年07月25日今年もいよいよ梅雨のシーズンが到来。ジメジメとした日々が続くと、なかなか気分が上がらず、滅入ってしまうこともありますよね。こんな時期だからこそ、体の内側からパワーがみなぎる料理を食べましょう。そこで今回は、薬味がたっぷり入ったさっぱりレシピを5つご紹介。梅雨の憂鬱を吹き飛ばしてくれる元気になる料理がいっぱいです。■サラダ感覚で食べられる、ヘルシーな「カツオのたたき」初夏はカツオが美味しい季節として有名です。「初がつお」は脂ののりが少なく、さっぱりと味わえます。このレシピは、薬味をふんだんに使い、サラダ感覚で食べることができてヘルシーです。作り方は、切って盛るだけの手間いらず! 器にカツオ、レタス、新玉ネギ、細ネギ、貝われ菜、大葉を盛り合わせ、ポン酢しょうゆをかければ完成です。15分で作れるので、時間がないときにもピッタリ。立派な主菜やおつまみになりますよ。お好みで、おろしニンニクやレモン汁を加えても良さそうです。たっぷりの薬味効果で、カツオの臭みも気にならず、美味しくいただけます。詳しい作り方はこちら↓■栄養満点! 簡単に作れるクリーミーな「アボカドのミョウガのせ」森のバターと言われる「アボカド」は、栄養豊富な食材のひとつです。そんなアボカドにミョウガとかつお節をプラスし、薬味しょうゆをかけると、クリーミーな絶品に! シャキシャキとした歯触りのミョウガがアクセントとなり、さっぱりといただけます。ワサビがアボカドの旨味を引き出し、一度味わうとやみつきになりそうです。シンプルな料理ですが、それぞれの素材の美味しさをしっかりと感じますよ。副菜としてだけではなく、ワインやビールのおつまみにも最適です。貝われ菜や万能ネギ、青ジソを加えてアレンジするのもオススメ。詳しい作り方はこちら↓■旬の味わいを堪能できる、さっぱりとした「豚肉の薬味巻き」豚肉で薬味を巻くことで、いつもの料理が新鮮な味わいに。このレシピでは、ミョウガと白ネギを豚肉で巻きます。ミョウガの風味を満喫したいのなら、ミョウガをカットせずに、そのまま巻いても大丈夫です。カットする場合は、まず縦半分に切り、次に縦に薄切りにすると巻きやすいカタチになります。仕上げに、ポン酢しょうゆをまわしかけ、サッとからめましょう。そうすることで、よりさっぱりとした味わいを堪能できます。巻いて焼くだけの簡単レシピなので、お弁当のおかずにもピッタリです。大葉やエノキなどを巻いても美味しそうですね。詳しい作り方はこちら↓■火を使わず、和えるだけ! 薬味たっぷり「ネギ奴丼」食欲があまりわかないときにオススメなのが、こちらのレシピ。火を使わず、和えるだけ、のせるだけの簡単丼です。さっぱりとしていて、食べやすいのが魅力。作り方は、ボウルに白ネギ、大葉、ミョウガを入れ、ゴマ油と塩少々で和えます。丼にご飯をよそい、かつお節と、ちぎった焼きのりを散らしましょう。木綿豆腐の半量をスプーンで食べやすい大きさにすくって上にのせます。そして、和えておいた薬味を高く盛り、合わせダレを回しかけてからいただきましょう。お好みでラー油をかけても美味しいです。蒸し暑い日に食べたい丼ですね。詳しい作り方はこちら↓■手軽な食材で作れる、ツナとナスの「和風スパゲティ」薬味を添えた和風スパゲティーは今の季節にピッタリです。ミョウガと大葉がたっぷりのっていて、香り高い味わいを楽しめます。このレシピでは、トッピングにミョウガと大葉、かつお節を使っていますが、お好みで万能ネギやおろしショウガ、炒りゴマなどを加え、ササッとアレンジするのもいいでしょう。マイタケの代わりにエノキやマッシュルームを使っても良さそう。ツナの旨味と薬味のさっぱり感が見事にマッチし、一度食べ始めると止まらない美味しさです。手軽な食材で作れるのもうれしいポイント。家族みんなが喜びそうな一皿ですね。ぜひお試しを。詳しい作り方はこちら↓食でさっぱりとした爽快感を味わいたいのなら、薬味を使うのがベター。食材に加えることで、風味が増し、食欲がそそられます。また、薬味には冷えた体を温めたり、消化を助けるといった効果もあり、梅雨疲れを防いでくれますよ。
2020年06月20日7月に入ってからも雨が続き、パッと晴れる日が少ないですよね。「なんだか食欲がない」「元気になれない」という人も多いのではないでしょうか。そんなときに作りたいのが薬味をたっぷり使った料理です。薬味は料理の風味を良くし、食欲を高めてくれます。そこで今回は、薬味たっぷりな副菜レシピを5つご紹介。華やかな香りの薬味レシピを食べて、健康的な毎日を過ごしましょう。■塩昆布の旨味と塩気がアクセント、ミョウガと玉ネギのナムル夏の薬味の代表といえば「ミョウガ」。今の時期は、スーパーなどで簡単に手に入れることができますよね。このレシピは塩昆布の旨味と塩気がアクセントとなり、さっぱりとしていて美味しい! ミョウガの食感と香りも思う存分、堪能できます。副菜としてだけではなく、お酒のおつまみとしても最高です。シャキシャキとした食感でサラダ代わりにもなりますよ。お好みでゴマを散らしたり、貝われ菜を添えてもいいでしょう。また材料にキュウリやモヤシを加えるのもオススメ。簡単にアレンジができて、箸休めにピッタリな一品です。ぜひお試しください。■ご飯がもりもり進む! 絶品ナスのショウガ煮時間がないときでもチャチャッと作れるのがこちらのレシピ。ご飯がもりもり進むナスのショウガ煮です。ショウガがたっぷり入っているので、体調がイマイチ優れないときや食欲があまりないときにも最適。仕上げにかつお節をのせてからいただきましょう。一日置いてから食べても、食材に味がしみ込んで、美味しいです。シシトウの代わりにオクラを入れたり、刻みネギを散らすのもいいでしょう。主菜にしたい場合は、鳥もも肉や豚ひき肉を加えるもありです。このレシピを美味しく作るコツは、 蓋をして5分ほど蒸し焼きにすること。そうすることで、風味が増します。■食べ応えがある、あっさり大葉ドレッシングのサラダあっさりとしたサラダが食べたくなったら、このレシピをお試しあれ! 大葉がたっぷり入ったドレッシングをかけて食べるサラダです。豆腐とレタス、貝われ菜、ワカメが入っているので、具沢山で意外と食べ応えがあります。またドレッシングにはみじん切りにした大葉が入っていて、香り高いのも特徴のひとつです。作り方はとっても簡単! 器に豆腐、レタス、ワカメを盛り合わせ、貝われ菜を散らして、大葉ドレッシングをかければ出来上がりです。お好みでトマトや水菜、キュウリを加えるのもいいでしょう。夏の間に何度も作りたくなりそうです。■モチモチとした食感がたまらない! 大和芋のネギ焼き副菜にモチモチ食感の料理を作るのもいいですよね。こちらのレシピは、すりおろした大和芋とネギを混ぜて焼くだけで、簡単に作れます。モチモチとした食感で子どもから大人まで大満足できそう! お好みで仕上げにかつお節をかけたり、青のりを散らしてもいいでしょう。お好み焼き風にアレンジできます。このレシピでは、しょうゆで味つけしていますが、ソースやポン酢をハケでぬるのもオススメです。多めに作っておき、翌日のお弁当のおかずにしてもいいでしょう。ネギたっぷりで、香ばしく、一度食べると、やみつきになる一品です。■爽やかな夏の副菜、薬味たっぷり冷や奴夏に無性に食べたくなることがある「冷や奴」。ビールのおつまみとしても大活躍してくれますよね。このレシピでは、冷や奴に薬味をたっぷりのせていただきます。ミョウガと大葉の爽やかな香りと、ごま油の風味が見事にマッチして、たまらない美味しさ! カリカリ梅も入っていて、さっぱりとした味わいです。作り方は、ボウルに調味料の材料を混ぜ合わせ、薬味を加えてザックリ合わせ、豆腐にのせれば完成です。お好みで刻みノリやかつお節をのせるのもいいでしょう。夏バテのときや遅くなった日の夕食にも最適な副菜です。夏は薬味が主役のレシピがいっぱい! 料理に薬味をひとつ添えるだけで、爽やかな味わいになります。気になるレシピがあったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。いくつかの薬味を混ぜて、料理の風味を自由にアレンジするのもいいでしょう。新しい「美味しさ」を発見できそうです。
2019年07月20日暑い夏に向けて薬味として大活躍のミョウガ。冷奴にのせたり、そうめんに添えたり、食卓に清涼感をもたらしてくれます。今回のレシピは、薬味ばかりになりがちなミョウガをメインにしたみそ汁です。ミョウガをみそ汁に入れると、シャキシャキ感が美味しくてさっぱりとした味わいになり、ジメジメした季節にしみじみ美味しい一品です。ミョウガは、ハリがあり、丸みを帯びていて、重みを感じるものが良いものだとか。また、ツヤがあり、先の方が閉じたものを選ぶとよいそうですよ。■ミョウガのみそ汁調理時間 15分 1人分 70kcal<材料 4人分>ミョウガ 2個油揚げ 1/2枚ワカメ(干し) 大さじ1ネギ(刻み) 大さじ2だし汁 800mlみそ 大さじ3~4(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備>・ミョウガは縦半分に切って斜め薄切りにする。・干しワカメは水で柔らかくもどし、水気を絞る。・油揚げは熱湯にサッと通して油抜きをし、食べやすい大きさに切る。<作り方>1、鍋にだし汁を入れて強火にかけ、煮立ったら油揚げを加え、再び煮立ったら火を少し弱め、2~3分煮る。2、みそを溶き入れ、ミョウガ、ワカメ、刻みネギを加えてひと混ぜし、火を止めて器に注ぎ分ける。ミョウガは約90%が水分で出来ているので、保存する場合は湿らせたキッチンペーパーでくるみ、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で保管されることをおすすめします。
2019年06月19日そうめんに冷奴。夏になると恋しくなるのが、さっぱりとしてのどごしのよい食べ物ですよね。そして、欠かせないのがショウガやワサビなどの薬味の存在です。柑橘類を想わせる爽やかな香りと、ピリリとした辛味が心地よいショウガ、豊かな香りとツーンとした鼻にくる辛さがクセになるワサビ。理想的な“薬味”にするには、おろし器選びが重要なのです。そこで今回は、合羽橋にある超料理道具専門店〔飯田屋〕の6代目社長にして、おろし器のスペシャリスト、飯田結太さんにお話を聞きました。おろし器だけで250もの種類を取り扱っています!〔飯田屋〕があるのは、上野と浅草の中間、食に関連した道具を扱う専門店が集まる、かっぱ橋道具街の中。合羽橋交差点のすぐそばです。お店の外には業務用のずんどう鍋や、ウォーターピッチャー、また家庭でも使える季節もののガラス製品などが並び、店内には所せましと、さまざまな料理道具が用途ごとに分類して陳列されています。もちろんおろし器コーナーも。一面すべて、さまざまな種類のおろし金で埋め尽くされています。じっくりとお話を聞くために〔飯田屋〕の2階に上がると、テーブルの上に用意されていたのはたくさんのおろし金、おろし金、おろし金……!こんなにあるのかとおどろきました。聞けば、店内にある250点のうち、ここに並べることができたのはその半分にも満たない、とのこと。どんな違いがあるのでしょうか。知っておきたい、おろし器の基礎知識まず、器具によって、大根おろしには次のような食感が生まれます。1.フワフワ2.フワシャキ3.シャキフワ4.シャキシャキ5.ジャキジャキ口の中に入れて、すぐに溶けてしまうような食感を持っているのが「フワフワ」なおろし。逆に、おろすというより大根を削ったような状態になり、繊維がしっかりと残っていて歯ごたえがあるおろしは「ジャキジャキ」と表現しています。その中間にあるのが、フワフワ感の強いものから「フワシャキ」「シャキフワ」「シャキシャキ」。飯田さんは「フワッとした感触が強いか、シャキッとした感触が強いかの違いです」と教えてくれました。「フワフワ」と「シャキシャキ」どちらかいいのか、という質問には「それぞれ好みがあるし、合わせる料理によっても違います」とのこと。では、どうすれば期待どおりのおろしを作れるのでしょうか。まず、おろし器の素材に注目してみましょう。「おろし器には7つの種類がある」と飯田さん。その種類と特徴には、次のようなものがあります。●天然素材(主に竹):北関東の郷土料理「しもつかれ」などに使われる「鬼おろし」づくりに使うものなど●プラスチック:安価で手に入りやすい。使っていうるうちに目(トゲの部分)がすり減ってしまうため、ひんぱんに買い換える必要が生じる●セラミック:非常に硬いため、長く使える。硬すぎる目が折れないように先端を丸めているためおろすのに力が必要。また素材を押しつぶしてしまうため、水っぽくなってしまう●アルミ:比較的安価。素材自体が柔らかいため、使っているうちに目が寝てしまう。プラスチック製同様、短いスパンでの買い替えが必要になる●ステンレス:剛性が高く、長持ち。業務用途が多い、●銅:柔らかすぎず硬すぎないのでおろし金にとって最適。水分がほとんど出ない、素材そのものの味を残したおろしが作れる●チタン:現在のところ一社しか製造メーカーがないため、ほとんど流通しておらず、珍しい次に関係してくるのが「目」。尖り方が同じでも、おろし器を正面に見て、目が斜めについていればシャキシャキ感の強いものが、真っ直ぐであればフワフワな食感の大根おろしができるんだそうです。素人では判断しづらい目の粗さより、こちらのほうがわかりやすくていいですね。ちなみに、最高にフワフワな大根おろしを作れるのは《楽楽オロシてみま専科極み》というおろし器。飯田さんも日常的に使っているそうです。「大根も、山芋もフワッフワにおろせます。アツアツのご飯に、これで作った大根おろしを載せ、醤油を垂らしただけで、ごちそうになります。硬いパルミジャーノチーズも、これでおろせば粉雪みたいにフワッフワな仕上がりに。合わせる料理の食感に影響を与えず、チーズのコクをプラスできますよ」(飯田さん)おろす素材ごとに道具を変えたい!大根以外にも、ショウガやワサビなど、おろしたいものはいろいろありますね。それぞれ、どんなおろし器を使えばいいのでしょうか。飯田さんは「必ずしも、これが正解、というものはないのですが」と前置きした上で「ショウガには《マイクロプレインプレミアムゼスター》を、ワサビには《鮫皮おろし長次郎》ですね」と、おすすめを教えてくれました。《マイクロプレインプレミアムゼスター》の目は、ちょっと見慣れない扇形をしています。飯田さんの言葉を借りれば「ひとつひとつが小さな包丁」のよう。通常のおろし器でショウガをおろすと、繊維がショウガ本体に残ったり、おろし器に引っかかったりしますよね。でも、《マイクロプレインプレミアムゼスター》なら、包丁のような目が繊維を断ち切ってくれるため、トロトロ食感のショウガおろしができるんだそう。「香り高く、舌にのせるとスッと溶けるショウガおろしができます。ジンジャーエールを手作りするなら、これが最高ですね」と飯田さん。「ただ、冷奴の付けあわせだと、このスッと溶けてしまうことが短所になるんです。醤油をかけたらいっぺんに溶けてお皿に落ちてしまいますから」とのこと。また、ワサビは《鮫皮おろし長次郎》でおろすことによって、空気がたくさん混ざり、香り高く、辛味の少ないワサビおろしができるのだとか。辛味より香りを重視したい刺し身に合わせるのに良いそうです。逆に、辛味をより強く出したい場合は、金物のおろし器でおろすのがベストとのこと。「この素材にはこれ」と即答してくれる飯田さんが、おろし器の研究をはじめたはの今から9年前、入社後すぐのことだったとか。「『やわらかい食感の出るおろし器はないか』と板前をやっているお客さまに聞かれたんです。当時、店にあった大・中・小のおろし器を試してみたけど、どれも柔らかく仕上がらない。メーカーに問い合わせても『わからない』と言われてしまったんです」(飯田さん)誰もわからないのなら、自分で研究しよう、と数種類取り寄せたところ、それぞれ仕上がりに違いがあることが判明。そして、ついに飯田さんも愛用することになる、究極のフワフワ大根おろしを作れるおろし器《楽楽オロシてみま専科極み》を見つけることができたのだそうです。「おろし器なのに、5000円。おろし器界の〔ベンツ〕ですよね。先の板前さんに『見つけました!』と連絡したところ、即ご購入されました」(飯田さん)そして、それからはおろし器の奥深さに魅了され、数百種類を取り寄せることに。10万円もするおろし器も含め、店頭にある250種類すべてを試したというからおどろきです。おろし器による味の違いを実食してみました!本当におろし器でそんなに変わるものなのか、大根とショウガを、いわゆる「普通の」おろし器と、飯田さんおすすめの「最適な」おろし器でおろしてもらって、見た目と食感の違いを比べてみることにしましたよ♪まずは大根を「シャキシャキ」系のおろし器でおろしてもらいます。できあがりは、ものすごく細い千切りのような雰囲気。食べると本当にシャキシャキしていて、大根の素材の主張が強く伝わってきます。次に、究極のフワフワ系おろし器《楽楽オロシてみま専科極み》でおろしてもらいました。できあがりは本当にフワフワ。泡のあることから、いくらか空気を含んでいることがわかります。また、口当たりもやさしく、大根特有の辛味も少なく、まるでスムージーのようでした。おろし面や底面積が大きくどっしりしていることから、おろし器を押さえる力も、おろす力もあまりかけていないように見えたのが印象的でした。次にショウガをおろしてもらいました。大根がシャキシャキになるおろし器でおろします。おろしているときから気になっていた繊維が、おろし終わるとさらに主張しているのがわかります。全く切れていませんね。当然、食べたら口の中に繊維が残ります。そして、飯田さんおすすめの《マイクロプレインプレミアムゼスター》でもおろしてもらいました。できあがったショウガおろしは、繊維が短くカットされているからか、トロトロしています。少量すくって口に運ぶと、なんとも言えないよい香りがし、口に入れると、さっと溶けていきました。これまで、ショウガおろしといえば、口の中に繊維が残りがちで「そのまま飲み込もうか、そっと取り出そうか?」という悩みがつきものだっただけに、こんな口どけのショウガおろしがあるのか、と軽く衝撃を受けてしまいました。おろす素材や合わせる食材、また好みによっても選ぶおろし器は変わってくる、と飯田さんは言います。どれを選べばわからなくなったら「ぜひ相談してほしい」とのこと。「プロじゃなくても、いいんですか?」との問いに「シェフも主婦も、大将もお父さんも、料理をする人はみんな料理人。料理人の期待に応えるのが〔飯田屋〕です」と頼もしく答えてくれました。飯田さんが、「生まれ変わってもこの仕事をして、研究をしていきたい」というほど奥が深いおろし器。今回のお話を参考に、素材に合ったおろし器を新調してみるのはいかがでしょうか。【飯田屋】●住所:東京都台東区西浅草2-21-6●電話:03-3842-3757●営業時間:月~土曜10:00~19:00、日曜・祝日10:00~18:00●定休日:なし〔飯田屋〕のオフィシャルサイトはこちら!●ライター・写真渡辺まりか
2018年08月14日アユの魅力はそのおいしさもさることながら、そのまま焼いて骨のも一緒に食べられるのが魅力。食べられる時期も決まっているので、旬の今だからこそ、積極的に食べたい魚でもあります。ただ具材を炊き込むだけではなく、このレシピのポイントは「焼きアユ」です。あらかじめグリルで焼いた香ばしいアユがより旨味を引き出します。ひと味違った炊き込みご飯を、ぜひお試しください。■焼きアユの炊き込みご飯調理時間 1時間 1人分 359Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>お米 1.5合アユ 2尾 塩 小さじ1.5ショウガ(みじん切り) 1/2片分ミョウガ 1個大葉 5枚だし汁 300ml (※)<調味料> 酒 大さじ1.5 みりん 大さじ1/2 薄口しょうゆ 大さじ1 塩 小さじ1/4※だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備>・お米は炊く30分以上前に洗ってザルに上げる。・アユは包丁の先で尾から頭に向かって軽くしごく様にヌメリとウロコをこそげ、サッと水洗いし、水気を拭き取っておく。全体に塩を振り、両面に薄く焼き色がつくまでグリルで焼く。・ミョウガは縦半分に切り、さらに縦に薄切りにして水に放ち、水気を絞る。・大葉は軸を切り落とし、せん切りにしてサッと水に放ち、水気を絞る。<作り方>1、炊飯器に洗い米、ショウガ、<調味料>の材料を加え、通常に炊く水加減の量になるようにだし汁を加え、ひと混ぜする。2、焼いたアユをのせてスイッチを入れ、炊き上がったら10~15分蒸らし、アユだけを取り出す。3、アユの頭、尾、骨、ワタを取り除き、ミョウガと共に炊飯器に戻し入れ、全体に混ぜ合わせる。器に盛り、大葉を散らす。 このレシピのポイント・コツ・お米の洗い方。ボウルに計量したお米とたっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐ水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。最初に入れる水を最もお米が吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。香ばしいアユと、薬味の香りがひきたつ、大人レシピです。
2018年08月12日暑い日には、冷蔵庫でよく冷えた冷奴がサッパリしていて食べやすく、おつまみにもおかずにも最高の一品。でもしょう油と薬味の組み合わせで食べ続けていると、さすがに飽きてしまいます。そこで、冷奴をひと味違った感覚で食べられるレシピをご紹介!ピリ辛キュウリの韓国風冷奴ひんやり豆腐にピリ辛タレで食欲増進の一品です。【材料】・ごま油…適量・豆腐…1丁・長ネギ…10cm・白菜キムチ…60g・キュウリ…1本★すりごま…大さじ1杯★酢…小さじ1杯★しょう油…小さじ1杯★コチュジャン…小さじ1/2杯【作り方】1)豆腐をキッチンペーパーに包んで15分程度放置する2)長ネギ、キムチ、キュウリを粗みじん切りにする3)キュウリを塩もみしておく4)ボウルに★の材料をすべて入れて混ぜ合わせる5)長ネギ、キムチ、キュウリをボウルに入れて混ぜ合わせる6)豆腐を半分に切って器に盛り、ピリ辛タレをのせ、最後にごま油をかけて完成コチュジャンで辛さが変わるので、お好みで量を調整してください。トマトとネギの冷奴トマトとにんにくでちょっとイタリアン風味の冷奴です。【材料】・トマト…1個・ネギ…お好みの量・豆腐…1丁・めんつゆ…大さじ1杯・にんにく…1片・ごま油…小さじ1杯【作り方】1)豆腐を一口サイズに切り、ざく切りにしたトマトとみじん切りにしたネギをたっぷりのせる2)めんつゆとすりおろしたにんにく、ごま油を混ぜてタレを作り、豆腐にかけたら完成手間をかけずにトマトも豆腐もざっくり手早く切るのがポイントです。カニかまと天かすのボリューミー冷奴簡単手軽なのにボリュームしっかりの冷奴の作り方は…。【材料】・豆腐…1/2丁・カニかま…2本・天かす…大さじ1杯・青ネギ…適量・ショウガ…適量・ポン酢…適量【作り方】1)豆腐をキッチンペーパーで包んで10分程度水切りする2)スプーンでざっくりすくって一口大にする3)豆腐の上にさいたカニかま、天かす、小口切りにしたネギ、すりおろしたショウガをのせる4)ポン酢をかけて出来上がりお好みでポン酢をめんつゆに変えたり、わかめやゴマをかけて食べてください。おつまみにも、おかずにもなる冷奴は、元々豆腐が淡泊な味であるため、アレンジ次第でいろいろな味に変えられます。一日中暑くて、買い物に行くことすら億くうなときには、冷蔵庫にある豆腐で、ちょっと意外な冷奴を作ってみてはいかがですか?(文・姉崎マリオ)
2018年07月25日そうめんやざるそばなど、夏になると食べたくなる冷たい麺類に欠かせないのが薬味。とはいえ、スーパーで薬味用に大葉などをかっても、1回の薬味として使うには量が多いものです。そこで、使い切れなかった薬味を長期保存するための方法について調べました。冷蔵保存はキッチンペーパーやタッパーを有効活用!薬味の保存なら、冷蔵と冷凍がありますが、冷蔵保存ならキッチンペーパーとタッパーを利用した方法が簡単で便利!例えば刻んだ長ネギや万能ネギなら、タッパーにキッチンペーパーを敷き、その上にネギを入れておけば長持ちします。また、大葉やニラなどの葉物は、水につけて保存するのが長持ちの秘訣。大葉なら葉が折れない大きさの瓶やタッパーに水を張り、大葉を入れて蓋をして冷蔵庫へ。ニラは容器の大きさに合わせてカットし、あとは大葉と同様入れ物に水を張って冷蔵庫に入れればOK!ショウガも水につけて保存したほうが長持ちするそうです。冷蔵庫の中で芽が出てしまいやすいにんにくの場合、ちょっと手間ですが皮を剥き、一片ずつ新聞紙に包むと数カ月経っても芽が出ないので、高級な国産にんにくなどを買った時などにオススメです。冷凍は1回で使い切る量で分けるのがオススメ冷凍庫に薬味を入れるとくっついてしまうことが多いため、基本的には1回で使い切れる量に小分けして冷凍するのがいいでしょう。でも万能ネギの場合は、タッパーに入れたあとに冷凍庫に入れ1時間経過後、タッパーをよく振る作業を2回繰り返すと、ばらけた状態で綺麗に保存できるそうです。にんにくは1片ずつにして、皮がついたまま冷凍。使う時には根元をちょっとだけ切り落とし、水に1分程度つけましょう。水から取り出し、先端のほうに力を入れてつまむと、中身がつるっと出てくるので、面倒な皮剥きも済んで一石二鳥です!大根おろしも冷凍保存が便利!おろした大根にほんの少し酢を垂らして、1回で使い切れる量に小分けして冷凍保存しましょう。そのまま冷蔵庫に入れると意外と長持ちしない薬味の野菜も、ちょっとしたコツで数週間から冷凍なら1カ月以上も保存することができるといわれています。これまで薬味を無駄にするのがもったいと思っていた人も、これならたくさんの薬味を揃えて麺類を楽しむことができますね!(文・姉崎マリオ)
2018年06月23日大葉やニンニク、ショウガなどのちょっとした薬味があるだけで、見た目や風味がグッとアップするメニューはたくさんあります。しかし、ただでさえ慌ただしい食事の支度、ちまちまと薬味を準備する手間はできれば省きたいところ。保存方法を工夫して、手軽に楽しみましょう。■「大葉」をおいしく保存するコツ大葉は乾燥に弱いため、水を与えながら保存するのがポイント。少量の水を入れたフタつきの瓶に、大葉の茎の部分だけが水に触れるように立てて入れ、フタをして保存すると鮮度が保てます。このとき、葉の部分に水が触れないように注意しましょう。また、できれば3~4日に1回、少なくとも1週間に1回は水を入れ替えます。我が家ではいつもこの方法で大葉を保存していますが、だいたい3週間くらいはフレッシュな状態が保たれています。少し多めに買ってしまっても、この方法で保存しておけばフレッシュな状態で少しずつ使えて便利。日々の食事に、簡単に薬味をプラスできます。すぐに使い切らない場合は冷凍も可能。一枚ずつそのまま、または刻んで小分けにして、ラップに包んで冷凍します。このとき、大葉に水気が残らないように、しっかり拭き取っておくことがおいしく保存するためのポイントです。■「ニンニク」の正しい保存方法ニンニクは冷蔵庫で保存することが多いと思います。このとき、実はポイントがあるのです。ニオイが気になるから…とそのままビニール袋などに入れてしまうと、蒸れてカビの原因となってしまいます。そのため、ニンニクは新聞紙で包んでから袋に入れるようにしましょう。冷凍する場合は、ニンニクを一粒ずつにわけて皮をむき、保存袋に入れるか、ラップに包んで冷凍庫へ。こうしておくと、冷凍のまま刻んで使えます。「少しずつ使いたい…」という場合は、すりおろし・スライスなどの状態で小分けにして冷凍しておく方法がおすすめ。ショウガと同様、薄く平らにして冷凍しておくと、必要な分だけ取り出しやすくなります。■必要な分だけ取り出して使える「冷凍ショウガ」ショウガは麺類の薬味としてはもちろん、炒め物や煮物の味付けにも欠かせない存在。ただ、使う量は毎回それほど多くないため、つい「面倒だから、なくてもいいや」と省略してしまうことも多いのではないでしょうか?たしかに、使うたびにショウガを刻んだり、すりおろしたりするのは面倒。そこでおすすめなのが「冷凍ショウガ」です。すりおろし・千切り・みじん切り・スライスなど、好みの状態にしてから小分けしてラップに包み、冷凍庫へ。こうしておけば、好きなときに好きなだけ取り出して、すぐに使うことができます。できるだけ薄く、平らな状態で冷凍すると、必要な分だけパキッと折って取り出せて便利です。使うときは自然解凍でOK。私は、煮物などに使用するなら凍ったまま放り込んでしまうこともあります。■薬味の定番「ネギ」をおいしく&使いやすく保存するコツみそ汁、うどんなどの汁物に入れたり、卵焼きに混ぜ込んだり、小鉢料理にトッピングしたり…。とにかくいろいろな料理で活躍してくれるネギは、刻んだ状態でストックしておくと、とても便利です。密封容器に入れて冷蔵庫に入れておけば、3~4日は日持ちします。数日で使い切ることができそうなら、冷蔵保存すると良いでしょう。ただし、保存の際に水気が多いと傷みやすくなります。そのため、ネギを刻むときは、包丁やまな板、そしてネギの水分をしっかりと拭き取っておくこと。また、キッチンペーパーで刻んだネギを軽く包むようにして保存容器に入れると、余分な水気を吸い取ってくれます。さらに長く保存する場合は、冷凍がおすすめ。そのときも、水気をしっかり拭き取ってから刻み、キッチンペーパーを敷いた保存容器・保存袋に入れて冷凍しましょう。キッチンペーパーを入れることで余分な水分が吸い取られ、ネギがパラパラの状態になります。凍るとネギがかたまりになることがありますが、保存容器のまま軽く振ったり、保存袋なら軽く揉んだりするとパラパラになります。薬味ストック&冷凍薬味のポイントは、何といっても「使いやすい状態」にして保存すること。保存前にひと手間が必要なものもありますが、その分「いつでも、簡単に薬味が用意できる」という大きなメリットが得られます。薬味を活用すると料理の幅が広がり、食卓の彩もアップ。毎日の食事にもっとプラスしていきたいですね。
2017年02月11日夏に必ずストックしている常備薬味があります。それは、尊敬する和食店のシェフのレシピを参考に、わたしなりにアレンジを加えたもの。ブロッコリースプラウトが入っているので栄養価が高く、夏バテしやすい時期にもぴったりです。ブロッコリースプラウトとは、ブロッコリーの「新芽」のことです。新しい生命として芽生えた新芽には、栄養がギュッと詰まっています。ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、栄養豊富といわれているブロッコリーよりも、さらに栄養価が高いともいえる、今注目の新顔野菜です。とくに、体をサビさせる活性酸素を減らすのに役立つベータカロテンは、ブロッコリーの約2倍も含まれているので、アンチエイジングが期待できます。また、カルシウムや鉄、葉酸、赤ちゃんにとっての成長ビタミンと呼ばれているビタミンB2なども豊富なので、とくに栄養が気になる妊婦さんにイチオシ。そして栄養もさることながら、とにかくこの薬味、使い勝手がいいのです。私は卵かけごはんや冷奴、冷やしうどん、炒め物のトッピングなど、なんにでもかけて使っています。 ■ブロッコリースプラウトで!夏の万能薬味<材料 作りやすい分量>ブロッコリースプラウト 1/2パック(25g)しそ 10枚生姜 1~2かけみょうが 2~3個<作り方>1、シソと生姜は千切り、みょうがは小口切り(端から輪切り)にする。2、1とブロッコリースプラウトを合わせる。今年から家で仕事をしているので、お昼ご飯はどうしても面倒で、ラーメンやうどんなどの簡単なもので済ませがちになっています。単品ものは栄養バランスが良くはありませんが、この万能薬味をパラッとかければ、ちょこっとだけバランスアップ。栄養士としての罪悪感が少しだけ軽くなるアイテム。香味野菜の効果で、暑い日でもさっぱりさせてくれるのも、気に入っています。※誤解を招く表現がございましたので、7月19日18時に一部記事本文を修正いたしました。
2016年07月19日カニ専門店「CCB シーフードレストラン&バー」(東京都渋谷区恵比寿南)はこのほど、海鮮薬膳2色鍋の提供を開始した。○27種類の薬味を使用した「CCB薬膳」スープでカニを味わう同店は今年1月にオープンした、カニ専門レストラン。海鮮薬膳2色鍋のスープは好みに合わせ、「CCB薬膳」「CCBスパイシー」「ウコン」「タイスキ」「トムヤム」の5種類から2つの味を選べる。おすすめは「CCB薬膳」スープで、カニの味を引き立てる27種類の薬味を使用。薬膳のスペシャリストであるシェフ自慢のスープとなる。カニ類にはすべてスリットがついているため、手をあまり汚さずカニを堪能できるという。品質にこだわった絶品カニや希少性の高いカニを用意。さらに「カニはおいしいから好きだけど、身をほじるのが面倒くさい」という声に応え、カニにひと手間かけ、特殊な切れ込みを入れた。切れ込みを入れたカニは、手で簡単に身を取りだすことが可能とのこと。コースは、1名3,900円と手頃なスタンダードコース、カニ満載のカニ鍋コース4,900円、エビ好きにおすすめのエビ鍋コース4,900円、さらに満足度を高めたCCBコース6,900円を用意した。なお、12月12日までに予約の先着100組限定で、本ズワイガニ250g(約1~2名分、約1,850円相当)を増量予定となる。※価格はすべて税別
2015年11月21日8月中旬から10月中旬ごろまで、すだちが旬を迎えています。生産量の約98%は徳島産で、古くは万葉の時代から利用されていたのだとか。さっぱりとした酸味と爽やかで優雅な香りに食欲をそそられますね。今の時期はサンマやマツタケなど秋の味覚との相性も抜群です。そんなすだちの意外な使い方や知られざる美容効果を紹介します。美容や健康に嬉しい成分がたっぷりすだちに多く含まれる栄養成分はビタミンC、クエン酸、カリウムなど。ビタミンCによる美肌効果が期待できるのはもちろん、クエン酸は新陳代謝を活発にし、疲労回復を助けてくれるといわれます。また、カリウムには体内の余分な塩分を排出し、血圧を下げる働きがあります。なんとすだちにはレモンの約2.5倍ものカリウムが含まれているそう。さらに、すだちの香りの元になっている成分リモネンには、心を落ち着け、気持ちを穏やかにする効果もあります。皮にもビタミンAをはじめ、タンパク質、脂質、糖質、繊維など多くの栄養素が含まれているので、丸ごと使うのもおすすめです。料理の名脇役! すだちの使い方焼き魚に絞るくらいしか、すだちの使い方が思い浮かばない! という人もいるかもしれませんが、実はすだちは多彩な使い方ができる万能選手。お刺身にもよく合うし、冷奴や漬け物にさっと絞っても味が引き立ちます。また、意外なところでは味噌汁やごはん、肉料理にかけるのもアリ。お酒好きなら日本酒や焼酎に合わせてもいいですね。さっぱりした風味が食欲をそそります。 「塩レモン」の次は「塩すだち」に挑戦!レシピをご紹介 次のページへ≫ 「塩レモン」の次は「塩すだち」に挑戦!昨今、話題になっている「塩レモン」ですが、次は「塩すだち」に挑戦してみては? 塩レモンより上品に料理を仕上げられる香りの調味料です。肉を焼く前に漬けておいたり、マリネにしたり、ドレッシングがわりにしたり、紅茶にいれたり、いろいろな使い方できますよ。作り方もとても簡単です。(レシピ提供:「jeeten」 オーナーシェフ吉田勝彦さん)<材料>・すだち 600g・塩 200g<作り方>(1)すだちを8等分に切る(2)密閉できる保存瓶に、すだち、塩、すだち、塩、と4~5層になるように入れ、スプーンやヘラなどで圧をかける(3)常温で1日、冷蔵庫で2週間ほどおけば、できあがり※3カ月くらいで使い切ってくださいすだちのお得情報徳島からのすだちの出荷量が一年のうちで最大になるこの時期は、小売価格の目安は3個150円前後。春先など高い時期には1個200円近くするときもあるので、かなりお得です。さらにお得にすだちを手に入れるなら、東京・銀座1丁目にある徳島県商工会連合会アンテナショップ「ええもんあるでぇ徳島」へ。同店では2014年9月21日(日)まで、100円ですだちを袋に詰め放題のイベントをおこなっています。多ければ10~12個くらい詰められます。また同じく9月21日(日)まで、都内の12のレストランやラーメン店などと、日本一のすだち産地である徳島県神山町のすだち農家がコラボして、すだちを使った限定メニューを提供する「東京すだち遍路」も開催中。「すだちとトマトの酢豚」をはじめ、ラーメンやハンバーガーなどユニークなすだち料理が味わえるだけでなく、ホームページ掲示ですだち3個をプレゼントしています。この機会に多彩なすだちの活用方法をチェックしてみてはいかがでしょう。いろいろな料理に使える上、美容や健康にも嬉しい成分がいっぱいのすだち。高級食材なイメージもありますが、旬の今なら思う存分楽しめますよ。写真協力: 東京すだち遍路
2014年09月17日冷奴やそうめん、お味噌汁や炒め物などなど、あらゆる料理に欠かせない薬味。彩りを添え、独特の風味をもたらしてくれるだけでなく、殺菌効果や免疫力を高める働きもあります。食欲をコントロールする作用もあるので、食べ過ぎ防止にも効果的。さらに、エネルギーの代謝を促進してくれるため、肥満予防、ヤセ効果も期待できるんだそうです!ただ、薬味は一度では使い切れず、残ってしまうことが多いもの。冷蔵庫に入れたまま忘れてしまって……というパターン、ありがちですよね(涙)。そこで、残った薬味を簡単に保存するテクをご紹介します。余すことなく毎日の食事に薬味をプラスして、美味しくキレイになりましょう。ニンニク、ショウガは調味料にして保存疲労回復、美肌効果など、さまざまな効用をもつニンニク。残ったニンニクはみじん切りにして小ビンに入れ、全体が漬かるくらいサラダ油を注ぎます。これで1カ月冷蔵保存可能なガーリックオイルが完成。イタリアンはもちろん、炒めもの全般に使えてとても便利です。便秘改善やむくみ予防、消化促進などの働きのあるショウガは、残った部分をすり下ろして、酢としょうゆ、みりんを加えます。ショウガ1〜2かけにつき、酢、しょうゆ、みりん各大さじ1が目安の分量で、2〜3カ月冷蔵保存で使える調味料になります。そのまま冷奴や海草類にかけてもいいし、ショウガ焼きのタレにも使えます。ミョウガは甘酢漬け、大葉はゴマ油漬けに生理痛や生理不順を改善してくれる効果もあるミョウガ。使い残しは新鮮なうちに甘酢漬けにします。甘酢の分量はミョウガ3〜4本に対して、酢1/2カップ、砂糖大さじ3、塩小さじ1/4が目安。これを小鍋で煮立て、縦半分に切って保存容器に入れたミョウガが漬かるように、熱々のまま注げば出来上がりです。ミョウガは魚のつけ合わせや手巻き寿司などに使え、風味が移った甘酢はご飯と混ぜて酢飯にしても◎。冷蔵庫で2〜3カ月もちます。ビタミンやミネラル、鉄分も豊富に含む大葉は、ごま油で漬けて風味をキープして。保存容器に大葉とすりごまを交互に重ね、全体が軽く漬かるよう、しょうゆ&ごま油を注ぎ入れれば完成です。冷蔵庫で2〜3週間保存でき、炒めものなどに調味料として刻んで入れても美味しいですよ。じつはこれらの簡単保存テク、保存食レシピ本を出されている料理研究家の谷島先生に教わったもの。残った薬味をよく腐らせていたズボラな私でも、このテクのおかげで薬味ちょい足し食生活を実践できています! この本には他にも野菜の保存テクが満載です。よかったら書店で手に取ってみてください。 ・「とりあえず保存食&アレンジレシピ」¥1,200(税抜)谷島せい子 著/主婦の友社
2014年08月07日刺し身やおすしにはワサビがついていて、そばには刻みネギが、天ぷらには大根おろしにおろしショウガ……と、料理にさりげなく添えられている薬味は、味を引き締める、風味を豊かにしてくれるほか、何かと体に良い効果があるといいます。ここで、糖尿病専門医で、栄養指導に詳しい大阪府内科医会会長・ふくだ内科クリニックの福田正博(ふくだ・まさひろ)先生に、薬味の効用についてうかがいました。■薬味はエネルギーの代謝を促進する「薬味はそれぞれ素材によって効能が違いますが、共通して次のことが言えます」と福田先生。・成分と香りが、料理のアクやくさみを抑えて食べやすくする。・料理の殺菌効果、消臭効果がある。・香り豊かで食欲増進作用がある。・同時に、食欲抑制作用もある。つまり食欲の調整をする。・料理に風味を添え、彩りを加える。・エネルギーの代謝を促進して肥満予防につながる。福田先生は、「薬味は読んで字のごとく、薬のような効能もあります。塩分を控えたい場合は、薬味をうまく利用することを勧めています」と言います。■消化促進、便秘予防で「腹やせ」に効く次に、日ごろよく使う薬味の役割をそれぞれ、具体的に紹介していただきましょう。・ワサビ鼻にツーンと抜けてしゅっと消える辛味は、すりおろすときに生まれるアリルイソチオシアネート(アリル芥子油)という成分によるものです。殺菌、消臭効果に優れ、食中毒予防にもなるほどです。それに消化液の分泌を促す役割があるので、便秘予防にもつながります。ですので、刺し身などの生ものや、ステーキなど肉料理に添えられることも多いでしょう。また、血栓予防、骨を増強する作用もあります。・からし鼻にツンとくる辛味は、ワサビと同じアリルイソチオシアネートという成分によるもので、効能もワサビと同じです。なお、この成分は揮発性なので、時間がたつと効果がなくなります。食べる直前に練ると成分の効果が高まります。・ショウガショウガオールという辛味成分が含まれ、発汗作用、解熱、消炎作用があります。また、消化を助け血行を促進し、便秘解消など、内臓脂肪がたまっておなかが出てくるのを防ぐ、メタボの改善も望めます。さらに、保温作用で体を芯から温め、冷え症や風邪、肩こり、腰痛予防に効果を発揮します。胃腸に効く漢方薬の素材でもあり、風邪のときにはショウガ湯として飲用され、シップとして塗り薬にも応用されるなど、昔から薬効が高いことで知られています。・ねぎ・にら・にんにく硫化(りゅうか)アリルを多く含み、ビタミンCも豊富で体に有害な活性酸素を抑えます。ビタミンB1の吸収を助け、糖質の代謝を促し、血液中の脂肪の燃焼を促進するので、おなかぽっこり予防に役立ちます。血液サラサラ効果もあり、コレステロール値を抑え、血栓の予防など期待できます。また、疲労回復につながり、よく、「元気のモト」として料理に使用されます。・トウガラシ辛味成分のカプサイシンが多く含まれます。整腸作用があり、脂肪を燃焼してエネルギー代謝を促し、肥満予防になります。さらに、カプサイシンは血液の粘度を下げてサラサラにするので、血行を促進して冷え性の解消に効果があります。薬味のとりかたについて、福田先生は次の注意を加えます。「香りも成分も体に作用する度合いが強いので、食べ過ぎは禁物です。やせたいからといってワサビをドカ食い……は辛くてさすがにできないでしょうが、欧米人がおすしを食べるときにワサビをたんまりつけているでしょう。日本人があの量で食べ過ぎると、刺激が強くて下痢、胃痛を起こします。また、薬味は薬ではなくて食品です。それ単独で減量効果などが期待できるものではなく、バランスの良い適量の料理に添えて食べて初めて、その効果が期待できるということです。福田先生は、専門分野の糖尿病を克服するための方法として、「腹やせ」を提唱されています。「偏った食生活や運動不足が続くと、年齢とともにどんどんおなかのなかに脂肪がたまり、やがては病気につながります。ですから、若いうちから『腹やせ』を意識した食事、適度に運動をするという生活を送ることが普通に健康でいることにとって一番大事なんです。『見た目にスリムというだけでなく、健康な体づくりのため』という意識が大切です。それでこそ腹やせは実現しやすくなりますよ」とアドバイスします。毎日の食事に薬味をうまく利用して、おいしく、かつヘルシーに、そして腹やせを意識した食生活を送りたいものです。監修:福田正博氏。糖尿病専門医、大阪府内科医会会長。医学博士。ふくだ内科クリニック院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書\780)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書\756)、また、最新刊の『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス \1,365)は、糖尿病患者だけではなく、ヘルシーダイエットとして有効な、「食べ方」、「ウォーキング」、「腹やせ」の実践法が分かりやすく述べられている。ふくだ内科クリニック大阪市淀川区宮原1-6-1-2FJR・地下鉄御堂筋線新大阪駅から徒歩3~5分 TEL:06-6398-0203藤井空/ユンブル)【関連リンク】【コラム】内科医に聞く。体の症状別おすすめ飲み物【コラム】赤でパワーオン、紫で若返り。色を食べて元気になる!【コラム】専門医に聞く。野菜ジュースは野菜と同じ栄養効果があるのか?
2011年12月07日