3月30日(土) 13時に公開される熊本県山鹿市の温泉郷・平山温泉観光協会のPR動画『HIRAYAMA ここにあるもの。』に、劇団EXILEの小野塚勇人が出演することが発表された。LDH JAPANはEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチがSocial Innovation Officerとして活動をけん引する形で、福井市や苫小牧市といった所属アーティスト縁の自治体などとの取組を介して日本創生や社会貢献に注力するなど、これまでも「日本を元気にする」ための動きを全国の各エリアと向き合いながら行ってきた。平山温泉観光協会とも、2021年末に日本酒をライフワークとする橘が地元酒造会社を訪れた際に得た出逢いをきっかけとしてプロジェクトがスタート。2023年3月には、コロナ禍で学校行事の自粛を余儀なくされていた山鹿市立山鹿中学へEXILE THE SECONDとして卒業式コメントを寄贈するなど関係を重ねる中で、今回のPR動画の制作へと繋がっていったという。『HIRAYAMA ここにあるもの。』には、小野塚に加えて地元・山鹿市出身の俳優・芋生悠が出演。平山温泉の泉質はもとより日本の原風景とも言える里山の豊かな自然環境、さらには温泉郷のそこかしこで感じられる人の温もりを表現した内容となっている。また、予告編となるトレーラー映像が公開された。本編は平山温泉観光協会の公式サイトで公開となる。■小野塚勇人 コメントこの度平山温泉観光協会さんのPR動画『HIRAYAMA ここにあるもの。』に参加させていただきました。地元の方たちの想いのもとに作られるという、映画やドラマなど普段とはまた違った作品に携わらせていただいたことで自身も新たな気づきを得られたように思います。演じさせていただいた藤井翼が撮った写真が劇中で効果的に使用されたことで、温泉郷の魅力を静と動の両面で表現できたと思います。また、平山温泉の泉質は本当に独特で滞在中も堪能し尽くしました。ぜひこの作品をご覧いただいた方には一度足を運んでみていただきたいです。何よりも僕自身がまた帰ってきたい、そう感じさせてくれる魅力が“ここにはある”そう思っています。■芋生悠 コメント地元・熊本の平山へ撮影に行くのは新鮮でした。旅館、温泉、自然、美味しい食事とお酒。奇を衒ったような場所ではなく、ナチュラルに、しかし細部までこだわりのある、惚れ惚れとするような場所です。映像の中で少しでもその魅力が伝えられていたらと思います。大切な人と、ぜひ平山へいらしてください。■橘ケンチ コメント以前酒蔵訪問で平山温泉郷に宿泊させていただいたことをきっかけにプロジェクトの立ち上がった、今回のPR動画『HIRAYAMA ここにあるもの。』が完成したことをとても嬉しく思っています。僕自身ライフワークとする日本酒を介して里山や第一次産業と向き合わせていただく機会が多いのですが、平山温泉郷の素敵な風景は今も心に残っており、できあがった映像を観て改めて足を運ばせていただきたいと感じました。ぜひ多くの方々に今作をご覧いただいて平山温泉と接点を持ってくださることを望んでいます。そして、今後もLDH JAPANのSocial Innovation Officerとして様々なエリアの魅力を発信していく機会を増やしていけたらと考えています。『HIRAYAMA ここにあるもの。』予告編<作品情報>『HIRAYAMA ここにあるもの。』公開予定日:2024年3月30日(土) 13:00出演:小野塚勇人(劇団EXILE)/芋生悠/他平山温泉観光協会 公式サイト:
2024年03月29日反町隆史主演ドラマ「GTOリバイバル」に、池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬、藤木直人と、26年前のメンバーが再集結することが分かった。1998年放送の連続ドラマ「GTO」が、新作スペシャルドラマとして復活。今回、反町さん演じる鬼塚が赴任するのは、私立相徳学院高校。ここで問題となっているのは、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索&拡散して炎上させており、これまでに相徳学院の教師や生徒が何人も晒されてきた。あまりに狙われるため、校内に裁ノカ笑に扮する犯人がいるのではないか、とのうわさもあり、生徒たちは日々お互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っている。そんな本作に、1998年版「GTO」に出演していた6名の出演が決定。かつての鬼塚の教え子である村井国雄(池内博之)、渡辺マサル(山崎裕太)、菊池善人(窪塚洋介)、依田ケンジ(徳山秀典)、吉川のぼる(小栗旬)を、時を経てそれぞれ演じる。高校生だった彼らは、あれからどんな道を歩んできたのか、鬼塚の親友・冴島龍二(藤木直人)も含め、彼らの意外な26年後の姿に注目だ。そんなかつての教え子や親友との再共演が決まったことに、反町さんも「当時を思い出し、懐かしくなりました。26年間も『GTO』に対しての愛情と思い出を持ち続けていてくれたことが本当にうれしい」とコメントしている。また、鬼塚がバイクに腰かけて前を見据えるポスタービジュアルも完成した。キャストコメント池内博之26年ぶりに『GTO』をやると聞いた時は正直なところ耳を疑いました。しかも村井役としてオファーをいただき驚きしかありませんでした。また当時のように坊主頭?とかこの年齢で制服?とか色々と想像してしまいました。笑長い年月が過ぎ、またこうして反町さんはじめキャストの方々と再会し、一緒にお芝居ができるなんて幸せでしかありません。見どころ満載の本作、是非沢山の方々に観ていただけたら幸いです。山崎裕太26 年という歳月を経てもまた復活できるということ自体、本当に凄いドラマなんだと実感してます。この 26 年の間に沢山の作品をやらせて頂いてますが、こんなにも世間の皆様にすんなり復活を受け入れてもらえるドラマは他に見ないのではないかと。この作品に携われた事も、この時代に復活してまた携われる事も嬉しく思ってます。『GTO』メンバーとは、あれから今だに連絡を取ったり会ったりする間柄でしたが、現場で『また明日ねー』って言ってる感じがなんかもう、青春だったあの頃をフラッシュバックさせて、いちいちエモーショナルな気分になりました。反町さんとの関係性もあの頃の共演者との関係性も何も色褪せぬまま 26 年経っている事が不思議でまるでパラレルワールドにいるようでしたね。あるラストシーンでは僕も池内も窪塚も小栗も鳥肌たってました。40 超えたおっさん達が語彙力を失い『なんか凄いね』『なんかエモいね』ばかりで出演者の僕らも震えながらそのシーンを見ていました。窪塚洋介26年前、現場でも現場の外でも朝から晩までワイワイやってた“かけがえのない3ヶ月間"を思い出しながら、今の自分たちの立ち位置を踏み締めるような、とても感慨深い素敵な撮影となりました。当時のメンバーと少し照れながら、誇らしくもある気持ちで迎えたクランクインのファーストシーンは、芝居をしながらお客さんの視点になってしまうような、経験したことのない不思議な感覚に皆で包まれていました。鬼塚先生のラストカットの後ろ姿を見送ったあと「…エモ過ぎる」と4人全員が同時に声に出してましたね。笑2024年の今を生きる高校生諸君、そしてファンの皆さん、我らがG.T.O.の暴れっぷりマジで"グレート"なんで乞うご期待です!!……あーO.A.楽しみだなあああ、てあの頃こんな気持ちだったなあああああ。徳山秀典あれから26年が経ったという実感がほとんどありません。あまりに記憶の奥底すぎて。しかし撮影現場に向かう途中、様々な思いをめぐらし、懐かしさと新鮮な気持ちが甦りました。現場に着けば反町さんから『久しぶり!お前変わらないな、出演してくれてありがとう』この一言がとても感慨深く、あぁ、鬼っちだ。と地に足が着いたのを思い出します。GTO復活が決まり、衣装合わせで懐かしい顔ぶれを見て、現場で皆でずっとエモい…と言ってました。あの時生徒だった僕たちから、今の視聴者の皆様や現場の生徒達へバトンを繋げる役目を担えて幸せな、夢のような時間でした。そして変わらぬ鬼塚先生はやはりとびっきりグレートでした。小栗旬二十数年ぶりにこんな形で皆さんに再会できるとは思わず、久々にお会いした鬼塚先生はあの頃と何も変わらない鬼塚先生でそれにも驚きました。こういう事が起こると、この仕事を続けていて良かったなと思える瞬間でもあり、一つ一つの出来事がなんだか不思議な感覚で夢の中にいるようでした。ただただ興奮しました。藤木直人『GTO』が復活するなんてまさに青天の霹靂!想像すらしていませんでした。四半世紀前の作品、僕にとって初めて連ドラにレギュラーとして参加させていただいたのがこの『GTO』。再び演じる事が出来るなんて感慨深かったです。僕はほぼ反町くんとのワンシーンのみの出演でしたが、再会した時グータッチで迎え入れてくれたのが嬉しかったです(笑)。あの時代ですら言いたい事が言えないそんな世の中でしたが、コンプライアンスが厳しくなった今、鬼塚英吉がどんな事を巻き起こすのか?是非是非楽しみにしていて下さい!カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ「GTOリバイバル」は4月1日(月)21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月23日俳優の小野塚勇人が、18日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月8日公開)のティーチイン舞台挨拶に伊藤健太郎、上川周作とともに登壇した。同作は汐見夏衛氏による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■小野塚勇人、31回鑑賞の“猛者”に張り合い「負けないっすけどね!」昨日までの観客258万人動員、興行収入が32.5億円を突破した同作。会場にはすでに31回鑑賞したという団扇を持つ観客もおり、これに小野塚は「31回観ると、もうセリフ言えちゃうんじゃ……(笑)」と驚いた様子で話した。MCから「(登壇している)お三方よりも観ている?」と水を向けられると、伊藤は「どうっすかねぇ~?」と含みを持たせ、小野塚も「負けないっすけどね!」と張り合い、笑いを誘っていた。観客からの質問に答えるティーチインのコーナーでは、指名された観客が「伊藤健太郎くんが好きで来たんですけど、お二人もすごいイケメンで……」と話し始める。すると小野塚は「いい、いい! そんな気を遣わんでいい! 大丈夫ですよ~」と手振りとともにカットイン。「しっかり思いを届けていただいて……」と促し、会場からは大きな笑いが起こっていた。
2024年01月19日巨人の坂本勇人が1日、都内で行われた「2023 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」表彰式に登壇した。レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手(セ・パ各1名)に贈られる同賞。昨年に引き続き、月間「スカパー! サヨナラ賞」全12プレーの中から、ファン投票により選出され、受賞両選手にはそれぞれ、オリジナルトロフィーと賞金200万円が贈呈される。今年は、6月16日に東京ドームにて行われた対楽天戦で劇的な逆転サヨナラ3点本塁打を放った巨人の坂本勇人と、7月24日にZOZOマリンスタジアムで行われた対ソフトバンク戦で起死回生の代打逆転サヨナラ2点本塁打を放ったロッテの角中勝也が受賞した。表彰式後は、坂本、角中、ゲストとして駆けつけた松田宣浩氏の3人によるトークも。今シーズン限りで現役を引退した松田氏は「10月1日に東京ドームで引退セレモニーをさせていただいてから2カ月。今はもう新しいステップに向けて進んでいます」と充実した表情を見せつつ、自身の引退試合についても「ここにいる坂本勇人選手と日本代表以来の三遊間を組めて、本当に忘れられない試合になりました」としみじみと振り返った。一方の坂本も「代表で一緒にプレイさせていただいたんですけど、いつか同じチームで1年間戦いたいなというふうに唯一思った人」と明かし、「同じユニホームを着てプレイできたことは、僕の野球人生の中でも財産になりました」と感慨深げに回想。一緒のチームで戦ってみたいと思った理由を聞かれると、「試合中も練習中も一番声を出して、盛り上げてくれる。味方の選手がエラーしたり打てなかったりして、ベンチに戻ってきた時の声の掛け方だったり、こういう人と1年間プレイしたら、常にポジティブな気持ちでプレイできるんだろうなと(思った)」と説明していた。
2023年12月02日巨人の坂本勇人、ロッテの角中勝也が、「2023 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞し、1日に都内で行われた表彰式に登壇した。レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手(セ・パ各1名)に贈られる同賞。昨年に引き続き、月間「スカパー! サヨナラ賞」全12プレーの中から、ファン投票により選出され、受賞両選手にはそれぞれ、オリジナルトロフィーと賞金200万円が贈呈される。今年は、6月16日に東京ドームにて行われた対楽天戦で劇的な逆転サヨナラ3点本塁打を放った巨人の坂本勇人と、7月24日にZOZOマリンスタジアムで行われた対ソフトバンク戦で起死回生の代打逆転サヨナラ2点本塁打を放ったロッテの角中勝也が受賞した。表彰式で、坂本は「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞に選んでいただき、本当にありがとうございます」と挨拶。「今年はチームが4位という中で、まさかこの賞に選んでいただけると思っていなかったので、大変光栄です」と感謝を伝え、「来シーズンはチームが優勝し、そしてまたこの賞を頂けるように精一杯頑張りたいと思いますので、来シーズンもあたたかいご声援をよろしくお願いします。本日はありがとうございました」と来シーズンへの意気込みを語った。なお、今回の表彰式では、鈴木健アナウンサーと袴田彩会アナウンサーがMCを務め、過去に同賞を2回受賞している松田宣浩氏、スカパー! CMに出演中のやす子もゲストとして登場した。
2023年12月01日ミュージカル『ルームメイトと謎解きを』の公開ゲネプロが17日に東京・サンシャイン劇場にて行われ、小野塚勇人(劇団EXILE)、富永勇也、長江崚行、健人、加藤将、横山賀三、山野光、松村優、加藤良輔、陳内将、青野紗穂、鈴木壮麻、板垣恭一(演出)が取材に応じた。同作は楠谷佑氏全寮制男子校×本格ミステリのミュージカル化作。 脚本・作詞・演出を板垣恭一氏が務める。全寮制男子校で起きた不可解な殺人事件を、兎川雛太を小野塚勇人(劇団EXILE)、武藤潤(原因は自分にある。)がWキャストで主演、そして雛太役とW主演となる鷹宮絵愛を富永勇也が演じ、全寮制男子校で起きた、不可解な殺人事件に迫る。公開ゲネプロには、小野塚が出演した。○■ミュージカル『ルームメイトと謎解きを』小野塚勇人&富永勇也が公開ゲネプロ小野塚は「このメンバーと限られた時間の中で、密度の濃い稽古をしてきたので、明日からこの世界を観に来ていただける皆さんに感じてもらえると、すごく楽しみにしております」、冨永は「まずはここまで無事に辿り着けたことに安心しているのと同時に、またこれからお客さんに観てもらうということなので、今まで稽古で培ってきたことをお客さんに向けられるように頑張りたいと思います」と喜びを表す。長江は「稽古場も和気あいあいと楽しく、男子高校生ノリみたいなものが、見ているお客さんに楽しんでもらえるポイント」と語り、加藤将が「本番も、今日のゲネプロも思いっきりミスっても誰かのためにお芝居してやろうと思います」と言うと、周囲は「ミスらないで」とツッコミ。陳内は「詳しくは言えないんですけども、(本役の)大河原先生以外の感覚みたいなものを持っている瞬間がございまして。今のこの身なりからはちょっと想像がつかないかもしれないんですけども、『そうきたか』みたいなことも個人的にはあります」と含みを持たせた。大ベテランの鈴木は「僕は演出家の板垣さんと、作曲の桑原レディズ(桑原まこ、桑原あい)がタッグを組んだ作品に出たいなと思っていたので、ご縁をいただけて本当にわくわくしてから稽古に通いました。瞬発力がすごい若者たちを目の当たりにして、稽古場でどうやったらいいんだろうってずっと思ってたんですけども、彼らからいっぱい刺激を受けて、楽しい稽古期間を過ごすことができました」」と振り返る。板垣は「原作を書評サイトで偶然見つけまして、タイトルを見てパッと開いて、表紙の絵を見て『これひょっとして芝居になるんじゃないかな』という勘と共に読み始めて、読み終わって『ミュージカルにしてみたいな』と思ったのが最初でございました」と経緯を説明。「原作の面白さと音楽の良さを見どころとしてお伝えしたいのと、演劇だから足せる情報の足し方を演出的に織り込んでいるつもりでございます」と自信を見せた。最後に小野塚は「僕、今年で30歳になるんですけども、約年齢の半分の16歳に挑戦させていただいて。15〜6年くらい前の自分を思い出して、稽古場からみんなで男子校ノリみたいなことをやっています。今が1番、『自分、若いな』と思ってます」と宣言。「この作品を通して、ミステリーの謎を解くというドキドキ感と、若いみんなが舞台上ではちゃめちゃにイキイキと演じている姿を観て、パワーやエネルギーを受け取ってもらえるように、明日から1公演1公演必死にやりますのでぜひ劇場でお待ちしてます」とアピールした。公演は東京・サンシャイン劇場にて11月18日〜26日。
2023年11月17日吉田鋼太郎による新たなシェイクスピア・シリーズの第1作目「ハムレット」に、柿澤勇人が主演することが分かった。蜷川幸雄のもとでシェイクスピアの全37戯曲を完全上演することを目指し、1998年のスタート以来、国内外に次々と話題作を発表してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。蜷川さんから芸術監督のバトンを引き継いだ吉田さんは、2017年から残された5作品を見事に上演し、2023年2月に「ジョン王」の上演をもって、彩の国シェイクスピア・シリーズが完結した。そして、観客の期待に応えるように来年5月、吉田さんによる新シリーズ<彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd>がスタートする。その記念すべき1作目は「ハムレット」。タイトルロールを担うのは、吉田さんからの信頼も厚い柿澤さん。「デスノート THE MUSICAL」「アテネのタイモン」「スルース~探偵~」に続いて4本目の共演となり、演出と主演のタッグとしては、「ブラッド・ブラザーズ」以来、2年ぶりだ。なお、全37戯曲の中でも、その奥深さをもう一度伝えたい作品を吉田さんが選び、年に1本を目安に上演。25年には「マクベス」、26年には「リア王」の上演が予定されている。コメント<吉田鋼太郎(演出/クローディアス役)>僕がずっとハムレットをやって欲しいと思っていた柿澤くんを迎えての『ハムレット』ということで、今からワクワクドキドキ、素晴らしいものができるのではないかという予感に満ち溢れています。ハムレットという役は、誰にでも出来る役という訳ではないと思っています。イギリスには“ハムレット役者”という言葉があるくらいなので、ぜひ選ばれた役者、柿澤勇人のハムレット、見届けていただけたらと思います。<柿澤勇人(ハムレット役)>「ハムレット」という役は僕にとってプレッシャーでしかなく、僕が持っているものや今まで経験してきたこと全てを出しても敵わない大変な役だと思っています。生半可な気持ちで出来るものではありません。全身全霊で挑みたいと思います。劇場にてお待ちしております。ストーリーデンマーク王国では、2か月前に王が亡くなり、先代の王の弟クローディアス(吉田鋼太郎)が王に即位。そして、先代の王妃ガートルードはクローディアスと再婚する。父の死の悲しみも冷めぬ間に母が叔父と再婚したことに、王子ハムレット(柿澤勇人)は憤りを感じていた。ある日、従臣から亡き王の亡霊が夜な夜なエルシノアの城壁に現れるという話を聞き、ハムレット自身も確かめに行く。父の亡霊に会ったハムレットは、父の死はクローディアスによる毒殺であったと告げられ、復讐を決意する。やがて、叔父クローディアスが父である王を暗殺した確かな証拠を掴んだハムレットは、王妃ガートルードとの会話を盗み聞きしていた侍従長ポローニアスを、クローディアスと誤って刺殺してしまう。ポローニアスの娘で、ハムレットの恋人であったオフィーリアは、悲しみのあまりに正気を失い、川で溺死してしまう。ポローニアスの息子であったレアティーズは、父と妹の仇をとろうと怒りを募らす。クローディアスはハムレットの存在を恐れ、復讐心を持ったレアティーズと結託してハムレットを剣術試合に招き、毒剣と毒入りの酒を使って殺そうと画策する――。彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndVol.1「ハムレット」は2024年5月、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演予定。※ほかツアー公演あり(シネマカフェ編集部)
2023年10月31日ミュージカル『スクールオブロック』のフォトコール、および公開ゲネプロが16日に東京・東京建物Brillia HALLで行われ、西川貴教、柿澤勇人、濱田めぐみ、梶裕貴、太田基裕、はいだしょうこ、宮澤佐江、鴻上尚史(翻訳・演出)が取材に応じた。同作は2003年に公開された同名映画のミュージカル化作。落ちこぼれ熱血バンドマン(西川貴教/柿澤勇人)がひょんなことから子供たちと出会い、破天荒な教育を通して爽快かつ心に響くメッセージを伝えていく。2015年に、アンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース・音楽によってブロードウェイで初演を迎え、今回日本初演となる。○マニアックなツボも紹介同作について「日本人がより心に動く作品にしたいと目指して作りました」という鴻上。西川は「初めて一つの役を2人で割ったので(Wキャスト)、常に同じシーンを同じだけ共有する柿澤君がいてくれるのは新鮮でしたし、不思議な感覚でずっと稽古場にいました。ずっと柿澤君が僕の中では印象的な人物でした」と振り返る。柿澤は「この作品には子供たちが出てきて、純粋な芝居なのか本人なのか、僕らじゃ出せないようなものがあって、ふとした時にグッとくるシーンがたくさん散りばめられているんですよね」と明かし、「ふと横見たら西川さんが号泣してるんです。タオルを目頭に当てて、『このシーン、耐えられない』って」と暴露。「僕よりも西川さんが先に泣いちゃう。子供たちよりもピュアなものを持ってるデューイ先生」と紹介した。生徒から教わったことについて聞かれると、濱田は「何をするにしても彼らはとにかく楽しんでいて好奇心旺盛で、怒られるかもしれないというのがまったくなく、猪突猛進」と表す。「生の彼らの中に自分がいると、芝居をするという感覚を取り外さないと太刀打ちできない。校長という立場の感覚で子供達と接するという感じに、自然となれますよね。ちっちゃい頃の好奇心旺盛な自分を思い出したり、とにかくお芝居をやってない時でも大騒ぎしながら楽しく稽古をやってきたので、癒やされましたし、こうじゃないきゃいけないな、人生……と改めて思いました」としみじみしていた。ツボ、マニアックな見どころについて聞かれると、梶は「音楽という意味でも、演奏者のアドリブがきいているところがあって、バンドメンバーどの子の演奏もすごく好きなんですけど、個人的には稽古で何度も見て毎回痺れてるのがフレディのドラムソロ。あそこが毎回違うんですよね」と説明。太田は「僕的には、小学校に務めてらっしゃる先生が他の個性が豊かで細かいお芝居されてるので、稽古中から気になっちゃって見てます」、はいだは「デューイの2人が自分で作詞作曲して歌う場面があって、そこはけっこう長い時間、シーンとしたところで2人が歌われる。いつも出だしから楽しくて笑ってしまう」、宮澤は「デューイとネッドがすっごい真面目な顔で真剣に(自分が演じる)パティの悪口を言うシーン。ユーモアのあるセリフで、袖で聞きながら『嫌な感じがしないんだよなあ』と思ってます」と語った。○Wキャストの違いは?また、Wキャストの違いについて聞かれると、鴻上は「西川さんとデューイは売れてるロックシンガーか売れてないロックシンガーかの違いだけで、歌い出した瞬間に『俺はロッカーだ』って感じがします。柿澤さんはミュージカルを背負っていく人ですから、ロックパフォーマー対ミュージカルベテランスター、ここまでWキャストでテイストが違うのは割とないと思いますね。あえて狙ったのか、普通は似たような人を持ってくるけど、こんなに違うのがすごい」と印象を表す。さらに「濱田さんはただのファンですけから何をやってもOKです」「梶さんは時々いい声が出てきて、僕はドキッとしてしまうんですけど、いろんな風景がちゃんと浮かぶ、すごく善良なネッド。大人もっくんの方が実はちょっと、悪いもっくんです。しょうこさんパティはどこへ飛んでいくかわかんない。佐江ちゃんパティは、若さを持って強くネッドを指導するパティ」とそれぞれ説明する。また子供達も2チームいるが、鴻上は「元気でうるさくてうるさくて、うるさいです。24人ですから、2キロ半痩せましたが、これはこいつら(のせい)です。ベテラン子役と、演技レッスンを受けてるけど初舞台の子たちと、ミュージシャンとしては天才だけど『演技? ハッ』というタイプと、3タイプが24人集まってますので、これが大変でした」と苦笑していた。最後に柿澤は「(フォトコールを)3曲やっただけで汗というか汁が飛び散ってる。僕の水たまりができてるくらいエネルギーが必要な舞台です。だからこの夏ぴったりだと思います」、西川は「残念ながら3年前できなかったみんなの分の思いや、今回またチームとして新たなパワーを与えてくれるスタッフやキャストの皆さんがたくさんいますので、その思いを受け止めにいらしてください」とメッセージを送った。東京公演は東京建物Brillia HALLで8月17日〜9月18日、大阪公演は新歌舞伎座にて9月23日〜10月1日。
2023年08月16日俳優の藤木直人が29日、東京・赤坂ACTシアターで行われた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の終演後に囲み取材に応じた。本舞台は、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であるJ.K.ローリング自ら演出家のジョン・ティファニー、脚本家のジャック・ソーンとともに創作したオリジナル・ストーリー。新ハリー・ポッターに就任した際、藤木は「自分がハリー・ポッターになるなんて1ミリも…いや、1ミクロンも想像していませんでした」とコメントを出していたが、無事初日を終え「ホッとしました。カーテンコールはとても感動しました」と感想を述べる。一方で藤木は「世界中で愛される作品なので、今日の僕のハリーを見て、どんな感想を持ったのか不安はあります」と正直な胸の内を明かすと「息子たちの話がストーリーの柱となっているので、あまりハリーが出てこない。だから楽できるのかなと思っていたのですが、舞台裏ではやらなければいけないことがいっぱいあって、舞台ってこんなに大変なんだと実感しました」と苦笑いを浮かべていた。「ハリー・ポッター」シリーズは映画版も多くのファンがいるが、藤木は「映画だと壮大な世界観をCGで表現できる。舞台も素晴らしい仕掛けがたくさんありますが、アナログ的に役者が頑張るところが舞台版の魅力なのでは」と述べると、さまざまなキャストがハリーを演じていることに「ある程度フォーマットが決まっているなか、自分なりにハリーを解釈して、クオリティを維持できるように頑張ります」と意気込みを語っていた。映像の世界から俳優業をスタートさせた藤木。「映画やドラマは、直接観る人がどう感想を持ったのか、演じているときは分からないけれど、舞台は目の前でお客さんが観てくださるので、空気感が伝わるのが面白い」と違いを述べ、「幕が上がると、休憩込みで3時間以上止まらない。間違えてしまったらどうしようというプレッシャーはありますが、それを上回る楽しさがあります」と早くも「ハリー・ポッター」の世界に魅了されているようだった。
2023年07月29日ミュージカル『スクールオブロック』のプレライブイベントが4日に都内で行われ、西川貴教、柿澤勇人、濱田めぐみ、梶裕貴、太田基裕、はいだしょうこ、宮澤佐江、鴻上尚史(翻訳・演出)らが登場した。同作は2003に公開された同名映画のミュージカル化作。落ちこぼれ熱血バンドマン(西川貴教/柿澤勇人)がひょんなことから子供たちと出会い、破天荒な教育を通して爽快かつ心に響くメッセージを伝えていく。2015年に、アンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース・音楽によってブロードウェイで初演を迎え、今回日本初演となる。大人たちの他、生徒役としてチーム・コードの小川実之助、桑原広佳、飛田理彩子、中込佑協、中嶋モモ、平岡幹基、前田武蔵、真木奏音、三上さくら、三宅音太朗、宮﨑南帆、山崎杏、チーム・ビートの大久保実生、加藤悠愛、木村律花、熊田たまき、後藤日向、佐藤凌、シーセンきあら、中川陽葵、三宅音寧、宮島伊智、村井道奏、屋鋪琥三郎が出演する。この日は柿澤と生徒達が「School Of Rock」、濱田が「Where Did The Rock Go?」、西川と生徒たちが「Stick It To The Man」をライブさながらに披露。抽選で選ばれた一般オーディエンスも一緒に盛り上がった。西川は「たまたまブロードウェイで観てすごく感動した記憶があって、まさか自分のところにお鉢が回ってくるとは思ってなかったので、ぜひやらせてくださいとお話ししました」とオファー時を振り返る。「皆さんと一緒に歌ったり、盛り上がったりしないと楽しめないというか、今の状況だからこそやらせていただける舞台だと思うので、キャストの1人と思って会場にお越しいただけると嬉しいです」とメッセージを送った。Wキャストの柿澤は演じるデューイについて「社会で生きてると彼みたいに生きたいという憧れあってもなかなかそういうふうに生きられないし、憧れを持って演じたいと思っています」と展望も。「台本でいい言葉があって、ロックの本質は完璧にやることじゃない、と。楽譜通りに綺麗に歌うものじゃない、心から叫ぼうぜというセリフがあって、我々にも当てはまると思って、ちょっと声が枯れようが心から叫んで、完璧を求めがちなんだけど、今回はちょっといいかな」と語る。「役柄的には子供たちと初対面する時にすでに二日酔いなんですね。ちょっと僕もお酒も解禁してみようかな」と仄めかすと、鴻上から「酒癖が悪いんですか?」とつっこまれ、柿澤は「言うな! 真面目にやります」と苦笑していた。濱田「子供相手の演目が多いんですけど、今夏もお校長って先生じゃないですか。だけど1番人間ぽいくて1番変化していくキャラクターだなと思っています。メリーポピンズと真逆という感じはすごくしているので、不器用なりに一生懸命作り上げられたらなと思いますまた、元“歌のお姉さん”のはいだだが「現役時代は3歳の子供達限定だったので、今回の子達は大きいですし、またちょっと雰囲気が違うなと思っているんですけど……」と会場を笑わせる。「みなさん大人くらい素晴らしい演奏と若さとパワーで頑張っているので、子供たちに引っ張って行ってもらって、波に乗って行かせていただいて、生の演奏も毎回楽しんで、子供達と絡む場面はないんですけど……」と話していると、キャスト陣はざわざわ。「あった? ないよね?」と動揺しながら「いい作品になるように、みんなで力いっぱい努めてまいります」とまとめ、西川からは「ゴールがわからなくなったね」とつっこまれていた。演出の鴻上は「個人的にはずっとブラック校則に文句を言い続けていて、作品の中でなんとか出来ないかなとも追っていたから、こんなにご機嫌に楽しくて、学校の真面目さとか意味のない規則を笑い飛ばせるしぶっ飛ばす作品は、初めて見た時にクリエイターとして『やられた』と思ったんですよ」と明かす。「みんな夢をあきらめて収束していくんだけど、デューイは才能がないのに夢を諦める時を過ぎても夢を見続ける。そのエネルギーを子供達からもらって、成長していく。みんな成長していく構造が困ったなと思うくらいだから、名作にしないとしょうがないので頑張ります」と意気込んだ。
2023年07月04日7人組アーティスト・7ORDER(安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央)の森田美勇人が、グループを脱退することが14日、明らかになった。2019年に結成され、2021年1月に日本コロムビアからメジャーデビューを果たした。森田は自身のTwitterアカウント、Instagram、およびグループの公式サイトにて「突然の報告となり誠に申し訳ございません。本日をもちまして、7ORDERを脱退する運びとなりました」と発表。「グループの結成理由であったメジャーデビューを目標にこれまで精進してきましたが、デビューという目標を叶えたのちにそれを越える次の活動目標を自分の中で見出すことができず、これ以上いちメンバーとして力になることはできないと思い、誠に勝手ながら脱退という決断をさせていただきました」と理由を説明している。今後は「自身の表現活動を追求しながら、かねてより取り組みたいと思っていた障がい者支援などをはじめとする社会活動に繋げていけたら」と展望も。「皆様のおかげでみることができたたくさんの夢と眩しすぎる時間は、一生忘れることはありません」と感謝の気持ちで締め括った。リーダーの安井は「最年長者であり、リーダーとして7人の7ORDERを守ることが出来なかったこと。最後の7人のステージを皆様に見てもらう機会を作れなかったこと。本当にごめんなさい」と謝罪のコメント。真田は「これからも僕は何度も美勇人を誘うと思います。まだ諦められない」、諸星は「彼が7ORDERを抜けようと、彼と僕達は切っても切れない縁で結ばれています。お別れではなく次のステップに進むものだと思っています。新しい道を志す美勇人と7ORDERを今後も応援していだけたら嬉しいです」と思いを綴っている。また公式サイトでは「今後の7ORDERにつきまして」という文章を更新。グループとして「現在、森田美勇人のいないグループの形をどう作っていけば良いのか、6人は模索しております。その為、ファンクラブやYouTubeなどSNSでの新たなコンテンツの発信は、しばらくの間お休みさせていただきます。また、ツアー中やこれまでに撮影したもの、個人活動に紐づく映像等につきましては、一部公開させていただきます」としている。○森田美勇人 コメント私、森田美勇人からお伝えさせていただきたいことがあります。突然の報告となり誠に申し訳ございません。本日をもちまして、7ORDERを脱退する運びとなりました。グループの結成理由であったメジャーデビューを目標にこれまで精進してきましたが、デビューという目標を叶えたのちにそれを越える次の活動目標を自分の中で見出すことができず、これ以上いちメンバーとして力になることはできないと思い、誠に勝手ながら脱退という決断をさせていただきました。2年ほど前に意思を伝えさせていただいてからメンバーとは何度も話し合いをさせていただき、直前まで引き止める温かい言葉をかけてくれましたが、自分の意思は変わらず勝手ながら今回の決断をさせていただきました。私事ではありますが、今後は自身の表現活動を追求しながら、かねてより取り組みたいと思っていた障がい者支援などをはじめとする社会活動に繋げていけたらと思っています。これまで応援し、支えてくださったファンの皆様、スタッフの皆様、そしてメンバーには感謝をしきれません。皆様のおかげでみることができたたくさんの夢と眩しすぎる時間は、一生忘れることはありません。本当に、本当にありがとうございました。○安井謙太郎 コメントいつも応援してくださっているファンの皆様突然のご報告になってしまい本当に申し訳ありません。最年長者であり、リーダーとして7人の7ORDERを守ることが出来なかったこと。最後の7人のステージを皆様に見てもらう機会を作れなかったこと。本当にごめんなさい。ここまで7人で続けられたのは紛れもなく、いつも隣を歩いてくれていた皆さんがいたからです。本当にありがとうございました。○真田佑馬 コメント7ORDERを応援してくださっている皆様へこのような報告になってしまい大変心苦しいです。美勇人には様々な提案で何度も何度も説得したのですが…7人での活動が難しいとの事でこのような発表になりました。ここまで応援してくれたファンの皆様、スタッフのみんな、関係者の皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも僕は何度も美勇人を誘うと思います。まだ諦められない。これが今の僕の気持ちです。時間をかけて新しい未来の形を提案していきたいと思っています。そして、僕は7ORDERを続けます。これまで作ってきた奇跡、ストーリー、音楽を止める気はありません。これは僕の強欲であり信念です。依存は悪い事ではないと思っています。様々な声を受け止める気でいます。僕はあなたやみんなにおかえりと言える人でいたいです。どうか許されるのなら最後まであがいてみたいと思っています。皆様も辛かったり、心が辛かったら一度休んでください。そして7ORDERのこれまでの曲を聴きたくなったら、僕は1人でも貴方の前で歌い、パフォーマンスする事を約束します。誰かを応援できる人は素敵だと教わったのは、ファンの皆様からです。本当にありがとう。長くなりましたが僕はこれからも素敵な瞬間をシェアできるように頑張ります。たくさんの「縁」を繋げますように。皆様に感謝を。これからも宜しくね。○諸星翔希 コメント僕達の大切なファンの皆様、いつも支えていただいている関係者の皆様へ何度も話し合いを設けて最後まで引き留めました。ですが、美勇人の意志は固く最終的にそれを尊重することを決めました。7人で居続けることを叶えることができずすみません。今後僕にできることは「歩みを止めないこと」だと思っています。これまで皆様と7ORDERで過ごした時間は奇跡です。そしてこの奇跡をまたみんなと一緒に見れたらいいなと思っています。最後になりますが、彼が7ORDERを抜けようと、彼と僕達は切っても切れない縁で結ばれています。お別れではなく次のステップに進むものだと思っています。新しい道を志す美勇人と7ORDERを今後も応援していだけたら嬉しいです。どうか心も身体も大事にしてください。皆様の生活が豊かで幸せなものになるよう願っています。笑顔でまた会いましょう!○萩谷慧悟 コメント本日は突然の発表で皆様にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。僕たちの大切な仲間、森田美勇人が7ORDERを脱退する件については兼ねてより本人からの希望がありました。7人の7ORDERでどうにか共にステージに立ち続けられる方法をメンバー一同本人含めて話し合いを繰り返し何度も模索しましたが、本人の意思も覚悟も固いものであった為こういった報告をすることになりました。美勇人とは幼馴染でもあり、ドラムとベースという関係でもあった為、友であると同時にリズム隊の仕事での共感者、僕萩谷の良き理解者でもありました。もちろん人間のタイプは真逆なので意見の食い違いやぶつかることは今までにありましたが、それぞれ違う人間のタイプが揃ってるのが7ORDERの強みでもあります。その中でも美勇人はなんでも飲み込みが早く、とびきりのセンスとプロ意識でいつもみんなを引っ張ってくれました。本当にかっこいい男です。そんな美勇人を僕含めて他のメンバーもかなり尊敬しています。心の奥ではこの決断を受け入れるのには時間がかかると思いますが、美勇人を尊敬して愛しているからこそ、彼の決断を応援するべきだと考えるようになりました。本日を持ちまして、7ORDERは7人ではなくなりますが、今後としてはどのように自分たちの表現を届け続けられるか模索中です。7ORDERのことを沢山愛してくださっているファンの皆様、今後とも森田美勇人と7ORDERをよろしくお願いします。○阿部顕嵐 コメント僕らの事を応援してくださる皆さん、本当にいつもありがとうございます。突然の発表になりすみません。10年以上前から同じグループで一緒に戦ってきたみゅーとさんが脱退します。彼のことが大好きなので、彼の今後の人生も勝手に応援します。7人で始めた僕らのグループ「7ORDER」は僕の中では終わりです。今まで皆さんの大切な時間を僕らに費やしてくれて本当にありがとうございました。皆さんがそこにいてくれたから僕らはここまで一緒にいることができました。○長妻怜央 コメントいつも応援し、支えてくださってるファンの皆様。突然の報告で驚かせてしまって申し訳ありませんでした。本日をもって、みゅっさんは7ORDERというグループから脱退します。ですが、いつまで経ってもみゅっさんはみゅっさんです!!!!皆様への報告の場だというのに、自分の気持ちを書いてしまって申し訳ないですが、少しお付き合い頂けたら嬉しいです。俺は、森田美勇人という人間が大好きです。今までもそうだし、これからも変わりません!最初にみゅっさんからこの話を聞いた時から、自分の中でも色々考えるようになりました。これからどうなっていくのかとか、ずっとみんなで活動していたので先が見えなくなってしまうんじゃないかとか、たくさんのネガティブな感情が巡りました。でも、逆にポジティブに考えることもできました!今までは1人でできなかったこともやってみようと思いました!今までのように、1人で作品に出たり、曲を作ってみたり!!今までと感情を変えて挑戦することが楽しいと思うようになりました!今までは7ORDERというグループにおんぶに抱っこだったものを自分でも引っ張っていけるような人になりたいと心から思うようになりました!そう思わせてくれたのはみゅっさんです!!ありがとう!!!みゅっさん含め7ORDERのみんなは新しい考えをくれるし、俺のずっと先を行っています!!憧れです!!みんな大好きです!だから、どんな形であってもまたみんなと一緒にやっていける未来を俺が作ります。どのくらい時間がかかってしまうかわからないですが、必ず作ってみせます!そのためには、まず自分がどんなことがあっても、ぶれない人になる必要があると思いました!俺がやることはこれからも変わりません!!!心の底から笑うのは難しいと思っていましたが、7ORDERのみんなといる時はずっと心の底から笑っていました!!長々と失礼しました!みなさん、笑顔を大事に無理せずにお互い程々に頑張っていきましょう!!いつも応援してくれてありがとう〜!!
2023年06月14日2023年8・9月にミュージカル「スクールオブロック」が日本初上演される。それに先駆け、5月7日(日)の日比谷フェスティバルに主演の柿澤勇人、そしてオーディションで選ばれた生徒役の子供たち21名が登場し、舞台への意気込みを語った。(体調不良により西川貴教、生徒役3名はイベント欠席)本作は、全米で大ヒットした映画のミュージカル版。売れないギタリストが名門エリート進学校の臨時教師になりすまし、生徒たちとロックバンドを組んでバンドバトルへの出場を目指すロック音楽コメディだ。破天荒な熱血ロッカーのデューイ・フィン役を西川貴教と柿澤勇人がWキャストで演じる。「オペラ座の怪人」「キャッツ」などの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー氏が手掛けるミュージカル楽曲、さらには生徒たちが劇中で披露する生演奏も楽しみな見どころだ。初演を予定していた2020年には新型コロナウイルス感染拡大により全公演中止となり、3年越しの上演となる本作について、柿澤は「当時オーディションで勝ち取った役をできなかった子供たちは悔しかっただろうし悲しかったと思う。だから彼らの思いも引き継いで、あらためて初演ということで盛り上げていきたい」と語る。また作品の魅力について「生徒たちのエネルギー、才能、楽器演奏のスキルはプロ級だと思います。将来日本を背負って立つ彼らのパフォーマンスが魅力のひとつ。初日から千秋楽にかけて、子供たちの成長の伸び率がエグいことになると思うので(笑)、ぜひ何回も舞台を観て、見守ってほしい」と期待を込めた。入学式さながらに柿澤が生徒たちの名前を読み上げると「はい!」と元気のいい声が響き、生徒役の子供たちが一人ずつマイクの前で特技とメッセージを発表する。「特技はパンケーキを上手に焼くこと」「ジェットコースターでも寝られちゃいます!」など個性あふれるアピールに、会場からは温かい拍手と笑みがこぼれた。まだ稽古前だというが、すでに柿澤と子供たちの掛け合いは息がぴったり。ラストは生徒たちが初披露となる楽曲「今がそのとき」を熱唱し、熱いステージでイベントを締めくくった。東京公演は2023年8月17日(木)~9月18日(月祝)、東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)。大阪公演は9月23日(土祝)~10月1日(日)、新歌舞伎座。取材・文:北島あや
2023年05月09日石丸幹二と柿澤勇人がWキャストを務めるミュージカル『ジキル&ハイド』が、3月28日(火) まで東京国際フォーラム ホールCにて上演中だ。2001年の日本初演から8度目の上演となる今回の公演では、鹿賀丈史の跡を継ぎ4度目のタイトルロールを演じる石丸幹二が有終の美を飾り、そして新生ジキル / ハイドとして柿澤勇人がそのバトンを受け取り、ミュージカル界屈指の難役にWキャストとして挑む。演出は、日本初演より本作を手掛けてきた山田和也が務める。ジキル役:柿澤勇人ジキルとハイドの間で揺れ動きながらも破滅的な運命を辿る娼婦のルーシー役に、『メリー・ポピンズ』のタイトルロールを演じた笹本玲奈と、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で、退団後も抜群の歌唱力を武器に目覚ましい活躍を続ける真彩希帆。そしてジキルの婚約者で彼を一途に信じ、支え続けるエマ役に、本作でグランドミュージカル初出演となるDream Amiと、乃木坂46在籍時からその演技力・歌唱力に定評があり、卒業後も多くのミュージカルで着実なステップアップを見せる桜井玲香が演じる。左から)ルーシー役:真彩希帆エマ役:桜井玲香左から)エマ役:Dream Amiルーシー役:笹本玲奈そのほか、ジキルの親友でストーリーテラーでもある弁護士アターソン役は、『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役をはじめ確かな歌唱力で数多くのミュージカルに出演してきた石井一孝と、『リトルマーメイド』エリック役で日本オリジナルキャストを務めた上川一哉。エマに想いを寄せ、ジキルと対立するストライド役に、2011年の石丸版初演より同役を演じるベテラン畠中洋。研究にのめり込んでいくジキルを心配しながらも支える執事プール役を、紀伊国屋演劇賞や読売演劇賞に名を連ねる佐藤誓。そしてエマの父親で病院の理事であるダンヴァース卿を栗原英雄、と日本ミュージカル界屈指の強力な布陣が集結した。左から)ジキル役:石丸幹二アターソン役:石井一孝上演時間は25分の休憩を含む約2時間55分。東京公演は3月28日(火) まで上演。その後、4月8日(土)・9日(日) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール、4月15日(土)・16日(日) 山形・やまぎん県民ホール、4月20日(木)から23日(日) にかけて大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。<コメント>■山田和也(演出)ブロードウェイで『ジキル&ハイド』を観劇したのは1998年、日本版の初演は2001年でした。それから自分でも驚くような年月が流れたのですが、つい昨日のことのように感じる時もあったりします。気がつけば「私の演出家生活の中でもっとも長くつき合っている作品」になっているのですが、だからと言って今さら気負うということもなく……。いつも通り、平常心です。今回で8度目の上演になるのですが、上演の度に新たな発見や気づきのある作品です。特に今回は「初参加となるキャスト」が多いので、その分「新しい解釈」「新しい表現」が稽古中にも随所に見られて、とてもスリリングな体験でした。物語前半の「ジキルと(その友人の)アターソンの友情」を今まで以上にしっかりと描いてみたくなったのですが、その結果その先のストーリーの見え方が変わったり……。新たな発見のひとつです。初演以来20年を経ても色褪せることのない……どころか一段と輝きを増す『ジキル&ハイド』。その魅力を「ぜひ全身で」浴びにいらしてください。劇場でお待ちしています。■石丸幹二(ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド役)私にとりまして最後の『ジキル&ハイド』、幕が開くのが楽しみです。今回でラストとなる稽古では、過去10年のアルバムを繰るような思いになるのかと思って臨みましたが、実際は、今回はこうしよう、といった新たなチャレンジが噴出。加えて、『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演しながらの稽古でしたので、自分への課題をクリアするのに精いっぱい。まだまだ感慨に浸る余裕はないようです。5年前の前回のジキルは色に例えるとグレーからスタートしましたが、今回は冒頭、真っ白でいたいと思います。それが理事会で受けた衝撃やダンヴァース邸での人々とのやりとりによって、自分の中の黒いものが滲み出していく。徐々にグレーが増したところで〈時が来た〉を迎える、そんな作り方になったかな。歳を重ねたことにより、人間のさまざまな側面についてのストックも増えたはず。存分に出し切りたいと思います。この10年、真摯に向き合ってきました。私にとってのラストステージは、新たなキャストを多く迎え、さらに新鮮味が増し、魅力に溢れています。お楽しみください。■柿澤勇人(ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド役)今回が僕にとって初めての挑戦となります。『ジキル&ハイド』は既に繰り返し上演されている作品ではありますが、稽古の中では自分なりの解釈やアイデアを提案させていただいたりと、役者としてとても楽しい時間でした。演出の山田和也さんをはじめ、スタッフの皆さんに感謝しています。この作品はとてつもなくエネルギーを要するフランク・ワイルドホーンさんのミュージカルナンバーがありますので、その素晴らしさも物語と併せてお伝えしなければならないという課題に日々、向き合った稽古の時間でもありました。そして、これほどまでに身体と心、そして喉を酷使するとは、思ってもいませんでした。初演の鹿賀丈史さん、2代目の石丸幹二さんがこの作品をお1人で務められていたことが、今でも信じられません。人間の二面性を体現するということが、それほど果てしない道なんだと感じています。そして、その先に見えるものが何なのか、今はまだ僕もわかっていませんが、それを楽しみに、自身の実験が成功するよう、日々頑張りたいと思います!劇場でお待ちしております。<公演情報>ミュージカル『ジキル&ハイド』『ジキル&ハイド』ビジュアル【東京公演】2023年3月11日(土)~3月28日(火)会場:東京国際フォーラム ホールC【愛知公演】2023年4月8日(土)・9日(日)会場:愛知県芸術劇場 大ホール【山形公演】2023年4月15日(土)・16日(日)会場:やまぎん県民ホール【大阪公演】2023年4月20日(木)~4月23日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報はこちら:
2023年03月23日俳優の柿澤勇人さんが、2023年2月10日に放送されたバラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演。タクシーに乗っている時に起きた衝撃の体験を話し、視聴者を驚かせました。柿澤勇人「1人の命を救った」トークのテーマが「もし地獄に落ちたら、えんま様になんといって助けを乞うか」という、正しい行いについての話題の中で、柿澤さんは自身の体験を話しました。柿澤さんが、稽古場に向かうため、タクシーに乗っていた時のこと。目的地に近付き、柿澤さんが「降ります」と伝えると、運転手が突然アクセルペダルを強く踏み込んだそうです。焦った柿澤さんが「やめて!ストップ!」と叫ぶと、壁にぶつかるギリギリのところで急ブレーキがかかりました。柿澤さんがどうしてこんなことをしたのかとたずねると、運転手が「これで終わりにしようと思った」と命を絶とうとしたことを打ち明けたのです。「なぜ自分を巻き込むのか」という気持ちを抑え、事情を聞くことにした柿澤さん。運転手によると、その日の午前中に客とトラブルがあり、最近仕事がうまくいかず「今日で終わりにしよう」と思ったそうです。話を聞いた柿澤さんは、運転手を慰めようとこんな言葉をかけました。運転手さん。僕もこれから稽古があって、一応主演でやらせてもらっているけど、正直あんまり面白くなんないかもしれない。でも、頑張んなきゃいけないんですよ。人生いいことばっかじゃないと思うんですけどね。人志松本の酒のツマミになる話ーより引用柿澤さんの話を聞いた運転手は我に返ったのか、その場で泣き出し「私が間違ってました」と謝罪をしたそうです。最後に柿澤さんは、もし『えんま様』に会うことがあれば「僕は1人の命を救ったといいたい」と話していました。番組の出演者を含め、柿澤さんのエピソードに、衝撃を受けた人は多かったようです。・かなり衝撃でした…。生きていてくれてよかった。・こんなことがあるんだ。怖いな。・人は追い込まれると何をするか、分からないから…。柿澤さんと運転手さんが無事でよかった。無事だったからいいものの、運転手がしたことは大事故になりかねない行為。もしブレーキを踏んでいなかったら…と思うと、ゾッとしますね。「自分を巻き込むな」と怒りにまかせず、運転手が精神的に追い込まれていることを察して事情を聞いた柿澤さんの行動は、なかなかできることではないはず。もし神様がいたら、柿澤さんが「救った」と説明せずとも分かってくれていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月11日現在上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、6月以降のチケット発売に先立ち、藤木直人が新ハリー・ポッター役を務めることを発表した。2022年7月8日より上演中の本作は、初年度に藤原竜也・石丸幹二・向井理がトリプルキャストでハリー・ポッターを務め、藤原さんが昨年9月30日に千穐楽を迎え、続いて5月末には向井さん、7月中旬には石丸さんも千穐楽を迎えることが発表されている。そして2年目を迎える本作。新ハリーを務めることとなった藤木さんは「自分がハリー・ポッターになるなんて1ミリも…いや、1ミクロンも想像していませんでした」と話し、「観劇させていただきましたが、魔法もふんだんに出てくるし、まさにハリー・ポッターを再現したその世界観に圧倒されました。映画シリーズの後日談、ファンならピンと来る魅力的なワードが散りばめられているのも嬉しい限り。その中に自分が立っている姿、今から想像しただけで震えます!…いろんな意味で(笑)」と心境を明かしている。なお、ハリー役は初年度同様3名を起用。約2週間にわたって残り2名のハリー役ならびに新キャストも発表予定だという。チケットは現在、5月末までの公演分が販売中。好評を受けて、6月以降も公演を継続し、9月までのチケット発売が決定している。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」はTBS赤坂ACTシアターにて上演中。(cinemacafe.net)
2023年01月21日副業評論家として活躍中の有限会社ガーデンシティ・プランニング 代表取締役 藤木俊明の新刊「年金にあとプラス10万円を得る方法」が、株式会社産学社より2022年12月に発売されました。新刊書籍藤木は、夕刊フジでの「今からできる年金+月額10万円生活」(現在連載中・毎週水曜日掲載)をはじめ、さまざまな媒体で、ミドルシニア層の副業・複業を推進する情報発信を行ってきましたが、取材の中で、「年金だけではゆとりある生活がきびしい」「せめて年金にあと10万円収入をプラスできないか」という声が多いことに気づいたと話します。実際に公益財団法人生命保険文化センターが10月に発表した調査によると、「夫婦2人でゆとりある老後を送るための生活費は月額37.9万円」となっています。夫婦世帯が平均的に受け取る厚生年金額と比較しても、かなり乖離があります。さらに、年金支給については悲観的な予測がささやかれています。1.今後年金支給額は減少していく2.今後年金支給は70歳からになっていく1.について、経済評論家 森永卓郎氏は、著者などで「年金月13万円時代が到来する」との予測を述べています。今後の少子化、高齢者の急増を考えれば、それは避けられないことだということです。2.も同様ですが、この4月、法改正により、70歳までの就労機会提供が企業に申し渡されました(現在は努力義務)。これは近い将来の年金支給年齢の後倒しを意味すると考えるのが自然でしょう。そしてもうひとつ、今年に入っての急激な物価高、とくにエネルギー価格の上昇が年金生活者を脅かしています。これらを考えると、貯金も必要ですが、定年退職後も「フロー収入」を得る工夫が求められるのではないでしょうか?本書は下記の通り、どうやって月々のフロー収入を得ていくかの具体的な指南書です。森永卓郎氏のご推薦もいただき、2022年の年末に全国書店に並びました。激動の2023年を迎え、ぜひ多くのミドルシニア世代の方に読んでいただきたく、内容をご紹介する次第です。【書籍情報】書名:年金にあとプラス10万円を得る方法(産学社)価格:1,650円(税込)著者:副業評論家 藤木俊明 ■内容1章 「年金プラ10」生活への準備・職場との関係の見直し、自分の棚卸しなど、静かな準備を詳しく説明。2章 「年金プラ10」を副業・複業で無理なく実現・ミドルシニアは副業に向いた副業、複業はどんなものがあるのか?その種類や取り組み方を詳しく説明。3章 ひとり社長で「年金プラ10」を無理なく実現・定年のない「ひとり社長」も検討したい。リスクを避け、長く働ける生き方を詳しく説明。4章 使える支援は何でも利用しよう・退職金には手をつけない。公的支援をさまざま紹介し、リスクの少ない新しい仕事づくりの方法を詳しく説明。5章 何もまだ決められない人はこうしよう・無理は禁物、何も決められないからといって焦る必要もない。今からスグできる小さなことを詳しく説明。6章 「年金プラ10」実践者インタビュー・現実に、定年退職後「プラス10万円」を実現している人たちをインタビュー。生の声を聞いた。■著者情報藤木俊明(1957年生まれ)早稲田大学教育学部卒業リクルート、ぴあを経て、ライタープロダクション有限会社ガーデンシティ・プランニングを起業。現在33期を迎えている。「複業のはじめ方」(同文舘出版)、「副業は趣味と特技で楽しく稼ぐ」(新講社)など著書多数。 【会社情報】有限会社ガーデンシティ・プランニング〒103-0027 東京都中央区日本橋3-2-14新槙町ビル別館第一 2F 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月10日Gallery Feles Omotesando(ギャラリーフェーレス表参道)は、初のOpening Photo Exhibitionとして、写真家・荒木勇人の作品を随時展示していく予定となりました。その第一弾として、2013年に4大都市のキヤノンギャラリーで開催した「TOKYO」を2022年12月13日(火)-2022年12月18日(日)の期間、展示いたします。入場料は無料です。この作品は、10年前の作者の希望や不安、葛藤、覚悟を、TOKYOの街を通して2年間向き合い続けて撮り下ろしたものです。写真家 荒木勇人 写真展■写真家 荒木勇人コメント写真が自分を教えてくれる。当時、苦しくもがいていた自分に言ってあげたい。「ありがとな。おかげで今があるよ」とーー。写真の撮り方、仕上げ方、見せ方にもこの作品ならではの工夫を凝らしました。ぜひ、クリスマス前の表参道イルミネーションとこの写真展を併せて楽しんでください。会場では、2019年に渋谷ヒカリエで開催された写真展「SESSION」の作品集販売も予定しております。荒木勇人 / Araki Hayato ■開催概要日程:2022年12月13日(火)-2022年12月18日(日)会場:Gallery Feles Omotesando(ギャラリーフェーレス表参道)東京都渋谷区神宮前3-18-26開催時間の詳細や荒木の在廊(2日前に告知予定)については、都合により写真家荒木勇人のInstagramや、ギャラリーフェーレス表参道公式HPにて随時情報を発信させていただきます。荒木勇人 Instagram ギャラリーフェーレス表参道公式HP 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月13日俳優の柿澤勇人が12日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー「Hyato Kakizawa 15th Anniversary 2023 Calendar」(発売中 )の発売記念イベントを行った。劇団四季を経て様々な舞台や映画、ドラマなどで活躍している柿澤勇人。NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の鎌倉殿(源実朝)役で先日見事な最期を遂げたばかりだが、現在は舞台『東京ラブストーリー』でカンチを演じているなど話題になっている。その彼が来年のカレンダーをリリース。A5サイズの卓上型で、これまでの出演作品をピックアップして役柄のオマージュに挑戦している。デビュー15周年を記念して制作された同カレンダー。柿澤は「劇団四季から始まり、これまでミュージカルや演劇をやってきましたが、その中で12本作品を決めてその役のモチーフにしたカレンダーとなっています」と紹介し、お気に入りは1月に掲載されている2007年『ジーザス・クライスト=スーパースター』をイメージしたカットを上げて「1月のカットはデビュー作をイメージしました。上半身裸にシャツ1枚で終わると思ったんですが、スタイリストさんやヘアメイクさんが『水かけちゃいましょう』という話になり(笑)。寒い早朝でしたがすごい良いカットが撮れました」と出来栄えには満足そうだった。デビューから15周年を迎えた柿澤。「本当に一言では言い表せないんですが、よく突っ走ってきたなと思います。突っ走ってきたが故に失敗もたくさんありましたし、舞台上でケガをして地方公演で降板したこともあります。ここ2~3年はコロナで舞台が止まり、その中で舞台の灯を消してはいけないと思って突っ走ってきました」とこれまでの15年間を振り返り、「15年といえど通過点だと思っていますので、さらに突っ走ってたくさんの方々、たくさんの作品と良い出会いができればと思っています」とさらなる活躍に意欲。今年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で演じた源実朝役で話題を集めた。「(撮影期間の)半年か5カ月ぐらいは実朝という役とずっと向き合っていましたし、その期間は他の仕事も入れないで役と向き合ってお芝居をしていました。大河ドラマが1番大きかったですね」と源実朝の役に没頭したといい、「座長の小栗さんとは初共演だったんですが、雰囲気の作り方やスタッフさんへの気配りなど芝居以外で現場を引っ張ってくれました。現場で奮闘する姿を見て真ん中に立つ人はこうあるべきなんだと思いましたね」と小栗の立ち振舞に感銘を受けた様子。続けて「また映像や舞台のどこかでガッツリ共演出来るように僕も精進しないといけないなと思いました」と再会を待ち望んでいた。
2022年12月13日12月9日(金) に東劇で開催されたMETライブビューイング 2022-23《椿姫》のスペシャルトークイベントに柿澤勇人が登壇。そのオフィシャルレポートが到着した。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(通称:MET(メト))の世界最高峰の最新オペラ公演を大スクリーンで楽しめるMETライブビューイング。現在最新の2022-23シーズンが“開演”中。第2作目には、泣けるオペラとして高い人気を誇るヴェルディ《椿姫》が12月16日(金) ~22日(木) に全国公開(※東劇のみ2023年1月5日(木) まで)。トニー賞受賞演出家マイケル・メイヤーはじめ、ブロードウェイのクリエイターたちによる演出とスター歌手陣で贈る舞台となっている。劇団四季の出身で、退団後も舞台や映画など幅広い分野で活躍中の柿澤。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で演じた源実朝役に集中していたと今年1年を振り返り、トークが始まった。今回の《椿姫》で演出を手がけたマイケル・メイヤーのミュージカル『春のめざめ』で主役に抜擢された経験がある柿澤は、メイヤーの演出について「セットが絵画のように見えて、かっこいいし、綺麗でお洒落でセンスがいい」と熱く語った。今回の《椿姫》での好きなシーンは?という質問には、「冒頭のパーティーのシーンの衣装やセットが本当に見入ってしまうような色使いで、お金かけたんだろうなぁ~(笑)」と世界最高峰の舞台に感激した様子。「メイヤーの春夏秋冬をイメージした四季の移ろいで、人間関係をリンクさせている」と演出にも注目していた。今回、主役のソプラノが涙を流しながら熱演している様子を受け「ミュージカルでも涙を流しながら演じるのは難しいからこそ、声が命のオペラで泣きながら演じるのはすごい技術だと思う」と感心。学生時代には、実際にニューヨークのメトロポリタン歌劇場に訪れたことがあり、「規模がとても大きく、METの前の噴水に行くとテンションが上がる」。当時観た『ライオンキング』の演出家ジュリー・テイモア演出の《魔笛》については「日本の伝統芸能からインスパイアされた演出がすごく印象に残っています」と語った。また、「オペラは声が命で、音が外れるとブーイングや役を下ろされることが普通にあると聞いて驚いた」と劇団四季の創立メンバーであり、オペラ公演の演出も手掛けた恩師である浅利慶太氏からの言葉を振り返る場面も。フォトセッションでも会場のファンに向けてにこやかに手を振り、トークイベントは終了となった。<作品情報>METライブビューイング 2022-23《椿姫》12月16日(金) ~22日(木) 全国公開※東劇のみ2023年1月5日(木) まで。詳細はこちら:
2022年12月12日名ソリストたちの彩りあふれる輝く音色が、藤木大地の柔らかな声と響き合う藤木大地&みなとみらいクインテット(三原市芸術文化センター)東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立歌劇場にデビュー(2017年)し、大きなニュースとなって以来、国際的に高い評価を得ている藤木大地。彼は2021年から横浜みなとみらいホール(横浜市)の初代「プロデューサー in レジデンス」にも就任し、さまざまな企画作りにも携わっています。そんな藤木大地が、今望みうる最高のクインテットと共に三原市芸術文化センターでコンサートを行います。クインテットのメンバーは、ヴァイオリンの成田達輝、周防亮介、ヴィオラの川本嘉子、チェロの中木健二、そしてピアノの松本和将です。それぞれがソリストとしても活躍する才能豊かな演奏家たち。藤木大地の透き通る歌声とクインテットの醸す濃密な音色を、ぜひお楽しみください。藤木大地©T.Tairadate川本嘉子©島崎陽子成田達輝©Marco borggreve中木健二©塩澤秀樹周防亮介©JUNiCHIRO MATSUO松本和将©taktmusicこの企画は「藤木大地&みなとみらいクインテット」ネットワーク・プロジェクトとして、三原市芸術文化センターの他、新潟県新潟市、奈良県大和高田市、神奈川県横須賀市でも予定されています。三原公演のチケット発売は、12月9日(金)10時から。ポポロ事務所、ポポロオンライン、イープラスでの取り扱いとなります。日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとり藤木大地と才能あふれるクインテットのメンバーが創り出す濃密な時間を、ぜひ三原ポポロでご堪能ください。藤木大地&みなとみらいクインテット : 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : プログラムシューマン:ピアノ五重奏曲より第3楽章シューベルト:魔王*マーラー:私はこの世に忘れられた*ラフマニノフ:ヴォカリーズ*バッハ:主よ、人の望みの喜びよ*モノー:愛の讃歌*ヴォーン・ウィリアムズ:静かな真昼*ブラームス:聖なる子守唄ヴュータン:アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」Op.17 *加藤昌則:レモン哀歌*木下牧子:鴎*讃美歌:神ともにいまして*モリコーネ:ネッラ・ファンタジア*平井夏美:瑠璃色の地球*村松崇継:いのちの歌*バッハ:満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ**編曲:加藤昌則*曲目は変更になる場合がございます。公演情報公演名:藤木大地&みなとみらいクインテット会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)開催日時:2023年2月18日(土)14時開演(13時15分開場)入場料:一般3,800円ペア(2枚)7,000円25歳以下1,000円*未就学児は入場不可取扱い:三原市芸術文化センターポポロ、ポポロオンライン、イープラスポポロオンライン: 主催:一般財団法人みはら文化芸術財団、中国新聞備後本社後援:三原市協力:横浜みなとみらいホールご来場の皆様へ当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。アクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※公演当日は隣接する宮浦公園多目的広場を、無料駐車場としてご利用いただけます。(12時15分~17時)※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。※公演終了後、ホール西側バス停よりJR三原駅行きの無料シャトルバスを運行します。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)担当:吉本電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月08日唐沢寿明×脚本家・井上由美子のタッグで送る『連続ドラマW フィクサー』Season1に、藤木直人がゲスト出演することが発表された。本作は『連続ドラマW パンドラ』シリーズや、『白い巨塔』『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』など数々のヒット作を生み出し、2020年、紫綬褒章を受賞した脚本家・井上由美子が、政界・財界・法曹界を掌握する“フィクサー=黒幕”を題材に描くノンストップサスペンス。世の中を裏から操るフィクサーの暗躍と、金と権力に群がる人間たちを描き、3Seasonにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。主人公となる謎のフィクサー・設楽拳一に扮する唐沢をはじめ、町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫といった豪華レギュラー陣が顔をそろえる本シリーズ。藤木が演じるのは、数々の疑惑に包まれた事故に遭う総理大臣の首席秘書官・中埜弘輝。冒頭で起こる総理の事故に関して、拳一から「一緒に真相を探りませんか?」と提案を受ける。また、物語のキーパーソンとなる追加キャストも公開。総理大臣・殿村茂を演じるのは永島敏行、そして事故に遭う殿村の運転手の娘・沼田由里を吉川愛が演じる。運転手である父親は事故で亡くなり、飲酒運転の疑惑も取り沙汰され、由里の中に悲しみと怒りが溢れていく……。与党である民自党(みんじとう)員には、次期総理大臣の座を何が何でも狙う強欲な内閣官房長官・大泉勇作に陣内孝則、女性初の総理候補という呼び声高い政調会長・新田さゆりに富田靖子、過去に総理大臣まで務めた大物政治家を父親に持つ外務副大臣・村川穂積を駿河太郎が演じる。表向きには殿村政権への忠誠を見せるが、互いに腹の内を探り合い、テーブルの下で足を蹴り合う。さらに、事故の裏で浮上する殿村政権が抱える新薬認可問題の渦中の人物、サクタ薬品社長・佐久田直紀に酒向芳、そして強大な力を持ち、昭和の時代から政財界を操ってきた伝説のフィクサー・本郷吾一として西田敏行も特別出演する。長年、日本の裏社会に君臨し、財力で思うがままに政界を動かしてきた本郷に拳一が立ちはだかる。闇のフィクサーとしての西田の怪演に期待が高まる。Season1(全5話)は、2023年4月からWOWOWプライム、WOWOW4Kにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信スタートを予定している。■藤木直人(中埜弘輝 役)コメント1. 本作への意気込みや唐沢寿明さんとの共演について去年の『黒鳥の湖』に引き続き声を掛けていただいてとても嬉しいです。『黒鳥の湖』と同じくとても重厚な、そして今回は骨太の社会派ドラマ。そして主演は唐沢寿明さん。今回で4度目の共演ですが、いつも唐沢さんとご一緒出来るのはご褒美だと思っています。今回も先輩について行き、色々学びたいと思っています。2. 視聴者へのメッセージ今回演じるのは秘書官で政治を隅っこから見ていたんですが、もっと深い政治の闇に飲み込まれ翻弄されて行きます。視聴者の皆さんが僕演じる中埜と一緒にストーリーに翻弄されて欲しいです。<作品情報>『連続ドラマW フィクサー』Season1:2023年4月スタート(全5回)放送:毎週日曜20:00[第1回無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】脚本:井上由美子企画・プロデュース:青木泰憲監督:西浦正記音楽:得田真裕プロデューサー:村松亜樹 / 髙田良平 / 黒沢淳■出演唐沢寿明藤木直人/町田啓太/小泉孝太郎/要潤/吉川愛/斉藤由貴/駿河太郎西田敏行(特別出演)永島敏行/富田靖子/陣内孝則/内田有紀/小林薫詳細はこちら:フィクサー Season1/特報15秒【WOWOW】
2022年12月06日ミュージカル『東京ラブストーリー』の質疑応答会が26日に池袋の東京建物 Brillia HALLで行われ、柿澤勇人、笹本玲奈、濱田龍臣、唯月ふうか、高島礼子が登場した。本舞台は柴門ふみによる漫画の世界初ミュージカル化作品。今回のミュージカル版では、舞台設定をバブル期から、2018年春から2019年春の東京に置き換え、カンチ、リカ、三上、さとみの4人を中心とした恋愛模様を描く。公演は2チーム制のダブルキャストとなり、柿澤と笹本(空キャスト)、濱田と唯月(海キャスト)がそれぞれカンチとリカを演じるほか、廣瀬友祐、夢咲ねね、増子敦貴、熊谷彩春、綺咲愛里らが出演する。まず柿澤が「昨日、僕たちのチームはゲネプロを終えたんですが、おそらくキャスト陣は完璧に近かったんじゃないかなと思いまして。早くお客さまの前でお芝居が始まればいいなと思っております」と自信を見せると、「見どころはたくさんあるんですが、その中でもあの名台詞ですね。これは言ってしまいますが、『カンチ、セックスしよ』というセリフがあるんですが、それがどこのシーンで言われるのか。ぜひ楽しみにしていただきたいと思いますし、驚きとワクワクと楽しさがふんだんに織り込まれたミュージカルになっているので、ぜひ楽しみに待っていただけたら」とコメント。さらに笹本が「わたしもこの作品が決まってからドラマを観させていただいたんですが、ドラマを観たことがない世代の方にも楽しめる作品に仕上がったんじゃないかなと手応えを感じております。早く披露したいなと楽しみにしております」と意気込むと、高島も「病院で5人(カンチ、リカ、三上、さとみ、尚子)で歌うシーンがあるんですが、そこのシーンが本当にカッコ良くて。これは映像では味わえないミュージカルならではのシーンだなと思います。すばらしい音楽もそうですが、東京ラブストーリーを観ていた世代として、新しいものを観ることができたなと思って。そこが見どころだと思っております」と付け加えた。本作の登場人物たちが「恋愛に夢中になる」ということを踏まえ、「夢中になっていること」について質問された柿澤は「ワールドカップですね。明日が初日だというのに寝不足なんですよ」と笑いながらコメント。連日繰り広げられる熱い熱戦に釘付けの様子だったが、中でも日本がドイツを破った試合は胸に来るものがあったという。「日本でゼロからミューカルを作るというのは本当に大変な作業で、何度も心が折れかけたんですが、なんとか初日まであきらめないで頑張ろうという気持ちにさせてくれました。サッカーとは違いますけど、われわれカンパニーのチームプレイとして、一同頑張りたいと思います」と決意を新たにした様子。続く笹本は「わたしはカッキーの(源)実朝に夢中です。大河を毎週楽しみに観ています」と、柿澤が出演するNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』についてコメントすると、柿澤は大爆笑。そしてその横で高島は「分かる」としみじみ。柿澤も「今、礼さんも分かるとおっしゃってくださったんですが、礼さんは(鶴岡)八幡宮の大河ドラマ館まで行って、わざわざ写真まで送ってくださって。ありがとうございます」と笑顔。そして笹本が「本当に一緒にお仕事をしていても役者さんってすごいなと思いますよ」とかみ締めるように続けると、「あなたも役者ですよ」と笑う柿澤。さらに笹本が「同じ人かなと思うくらい。本当に感動して観ております」とたたみかけると、思わず「汗かいてきた」とタジタジとなった柿澤だった。そしてあらためて「東京ラブストーリーを知らない方も、ミュージカルを観たことがない方も、われわれが作った日本発の、新しいミュージカルになると思います」と語った柿澤は、「どうしてもミュージカルというと、海外のものが多いので、話も誰かが死ぬとか、大きなうねりがあって、ジェットコースターのような話が多いですが、今回は東京と愛媛を舞台に、日常を切り取って描いたものとなります。でもわれわれ日本人が、日本人の役をやるという挑戦は、僕らにとっても意味があるものでしたし、キャスト・スタッフとともにエネルギーをガンガン出して。17日まで突っ走りたいと思います」と意気込んだ。東京公演は池袋・東京建物 Brillia HALLにて11月27日~12月18日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて12月23日~25日。その後愛知、 広島公演を予定している。
2022年11月27日元レースクイーンでグラビアアイドルや女優として活動中の藤木由貴が、11月21日に最新写真集『La vita e bella(ラ・ヴィータ・エ・ベッラ)』(サイゾー 2,200円)を発売することが27日、わかった。「日本一かわいいレースクイーン」として話題を集めた藤木。4冊目の写真集となる同作は、藤木が企画段階から制作に参加。イタリア語で「人生は美しい」や「素晴らしき人生」という意味のタイトル『La vita e bella』には、藤木の「作品を見てくれた方と未来を共有したい」という思いが込められている。撮影は三浦半島の海岸に佇む一軒家で行われ、藤木の理想とする結婚生活を再現。日本一のレースクイーンとしてグラビア界を席巻した藤木の磨き上げられた体を、ランジェリーやビキニで艶やかに披露した。さらに、“新妻・藤木由貴”との甘い新婚気分を味わえる和風旅館での温泉シーンも収録。雅な和室では艶美なランジェリーに身を包み、大人の色気を漂わせている。また、同作には一軒家、海、旅館といったシーンごとに構成された計4本のショートムービーを視聴できるQRコードも掲載。グラビアの“続き”といえる動画を、YouTubeで視聴することができる。通常版のほか、オークション限定版『La vita e bellaあなたとわたし』も制作。通常版と同シチュエーションながら全て違った別カットで構成され、限定200部でオークション販売される。このオークションでは、落札順位帯ごとに特典が付与され、写真集に登場する花瓶や指輪といった貴重アイテムのほか、藤木由貴とのデート権といった豪華特典が用意されている。コメントは以下の通り。■藤木由貴今年も写真集を出させてもらうことになりました! ホントにありがとうございます! 「人生は美しい」っていう意味の『La vita e bella』というタイトルを提案されたときにはすごく壮大な感じがして、「大丈夫かな……」とちょっと心配しましたが、私も収録カットを見ていたら納得できたというか、すごく前向きな気持ちになれたので、ぜひみなさんにもこの作品を通して「人生の素晴らしさ」を感じてもらいたいです。通常版とオークション版は表紙も中身も全部違うので、どっちも楽しんでほしいです。テーマは「理想の結婚生活」で共通していますが、オークション版は全体的に距離感が近くて笑顔が多めになっていて、通常版ではグラビアらしいランジェリーカットとか多めに入っていたりと、それぞれ異なる魅力を感じてもらえると思います。それから、写真集にはミニドラマが視聴できるQRコードが入っているので、写真と一緒に楽しんでほしいですね。藤木由貴主演のソロドラマ、お楽しみください(笑)。実はグラビア活動は2022年いっぱいで卒業することになっています。なので、この『La vita e bella』が藤木由貴のラストグラビア写真集! ぜひ2冊とも手に取ってみてください。
2022年09月27日7ORDERの阿部顕嵐と森田美勇人が、それぞれの公式YouTubeチャンネルによるコラボ企画を行うことが17日、明らかになった。この度、2人だけによる初の展覧会『チャンネル顕嵐ふらーっと森田美勇人展』を、2022年9月30日〜10月17日まで渋谷モディ1Fイベントスペースにて開催することが決定。80〜90年代にタイムスリップした2人が、それぞれの好きな世界を表現し、グランジやポップスが混ざり合う、オリジナリティ溢れる2人らしい空間を撮り下ろしの写真等で創り上げるという。また本企画のオリジナルアイテムの販売や、来場者も参加できる等身大パネルが設置されたフォトブースも設置。期間中オリジナルアイテムを税別5,000円以上購入で、10月17日に開催されるイベントへ抽選で招待するという。入場料は税込800円、営業時間は11:00〜20:00で最終日のみ15:00まで。
2022年09月17日ミュージカル『東京ラブストーリー』の制作発表が2日に都内で行われ、柿澤勇人、笹本玲奈、夢咲ねね、濱田龍臣、唯月ふうか、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子、豊田めぐみ(演出)、ピアノ伴奏:ジェイソン・ハウランド(作曲)が登場した。同作は柴門ふみによる漫画の世界初ミュージカル化作。原作はバブル時代の東京を舞台にしているが、ミュージカル版では設定を2018年春から2019年春という設定に置き換え、コロナ禍前、希望をもって東京で暮らすカンチ、リカ、三上、さとみの4人を中心とした恋愛模様を描いていく。2チーム制ダブルキャストにより上演あれ、大人で成熟した恋愛模様を魅せる「空キャスト」には、柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねねが、フレッシュで向こう見ずな恋物語を描く「海キャスト」には、濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴、熊谷彩春という世代の異なる魅力あふれるキャストが集結した。カンチ役の柿澤は「『え、どうなっちゃうの』と思ってました。家族や仲間、他の現場の先輩にも『カンチが歌うの?』みたいな話になって、みんな不思議に思っていました」と苦笑する。一方で「数年前に僕は『デスノート』という漫画原作のミュージカルに携わりました。その時も同じような現象があって、どうなっちゃうのという声がたくさんありました。数年経った今、日本では再演を何度も繰り返して、台湾でも成功、韓国では連日ソールドアウトの長期作品にまで成長しています。この東京ラブストーリーも日本で成功し、海外に進出できるような作品にしたいなと思っています」と意気込んだ。空チームの笹本、夢咲も同様に驚いたそうだが、笹本は「4人で読み合わせをした時にもすごく面白くて。前向きになれる作品になっている」と自信を見せる。夢咲は「曲が入ることによって今しかできない東京ラブストーリーが新しく生まれ変わるんだろうな」と期待した。フレッシュな海チームについては、「ミュージカルの経験が浅い」という濱田が緊張していたようで、柿澤が「さっきも『ここまで胃酸が上がってる』と言ってた」と暴露。濱田は「本当に緊張してて、今も頭が真っ白なんですが、令和の時代だからこそ見せられる東京ラブストーリーになってます」と語る。唯月は「ジェイソンさんの楽曲がどれも素敵で、いろいろなジャンルの曲がたくさん詰め込まれている作品」、熊谷は「母親が興奮していて。出演が決まった後に漫画やドラマを見させていただいて、いつの時代も胸に刺さる作品だなと思った」、両チームに出演する綺咲は「まずはドラマを拝見し、一瞬で世界に没頭して大好きな作品となりました」と魅力を表した。また、高島は同作の原作・ドラマについて「デビューして間もない頃で仕事にも恋愛にも思い悩んでいた頃、すごい力をもらった記憶があります。今、ミュージカル版にキャスティングしていただいたのは夢のよう」と喜ぶ。「初ミュージカルではありますけど、とにかく楽しんでがんばっていきたい」と語った。東京公演は池袋・東京建物 Brillia HALLにて11月27日~12月18日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて12月23日~25日。その後愛知、 広島公演を予定している。
2022年08月02日石丸幹二と柿澤勇人がWキャストで主演を務めるミュージカル『ジキル&ハイド』が、2023年3月に再演されることが決定した。2001年の日本初演から2007年まで4回にわたって主演を担当した初代・鹿賀丈史の跡を継ぎ、2代目の主演を務めた石丸。その後2016年と2018年の再演を経て、唯一無二のジキル/ハイド像を構築し、高い評価を得ている。そんな彼にとっては今回が最後の『ジキル&ハイド』となり、新たに3代目として出演する柿澤とともにWキャストで主演を務める。なお公演に関する詳細は後日発表となる。<公演情報>ミュージカル『ジキル&ハイド』2023年3月上演予定ミュージカル『ジキル&ハイド』公演ビジュアル【スタッフ】音楽:フランク・ワイルドホーン脚本・詞:レスリー・ブリカッス演出:山田和也上演台本・詞:高平哲郎【キャスト】ヘンリー・ジキル / エドワード・ハイド:石丸幹二 柿澤勇人(Wキャスト)公式HP:公式Twitter:
2022年07月27日Amazon オーディブルにて、仲野太賀、イッセー尾形、藤木直人が、それぞれナレーションした村上春樹作品のオーディオブックの配信が、本日7月15日(金)よりスタートした。「神の子どもたちはみな踊る」/仲野太賀仲野さんが朗読するのは、1995年の阪神淡路大震災をモチーフに、兵庫県で育った村上さんがしたためた連作短編集「神の子どもたちはみな踊る」。表題作は、舞台をアメリカ・ロサンゼルスに移し、映画化もされている。仲野さんは「当たり前のものが当たり前でなくなり、記憶や感情があぶり出され、自分の弱さと向き合う必要が出てくるという経験は、この作品の中に限らず自然災害や紛争を目の当たりにする自分たちにも通ずるところがあると思います。聴く側の想像を邪魔せず物語に導けるように、距離感を大切に朗読しました」と収録をふり返っている。1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる…。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。「東京奇譚集」/イッセー尾形イッセーさんが朗読するのは、2005年に発表したベストセラー短編集「東京奇譚集」。そのなかの珠玉の一篇「ハナレイ・ベイ」は、吉田羊主演で映画化されている。「現実ではありえないことを小説で実験している作品」と本作について表現したイッセーさんは、「何かを失った登場人物たちの綱渡りのような物語を聴くことで、スリリングな冒険を体験してください。この作品を知らない人にも、止められないほどのめり込んで聴いてもらえると嬉しいです」とコメントしている。肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却…。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。「ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―」/藤木直人藤木さんは、「ねじまき鳥クロニクル ―第1部 泥棒かささぎ編―」「ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編」に続き、「ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―」を朗読する。僕の考えていることが本当に正しいかどうか、わからない。でもこの場所にいる僕はそれに勝たなくてはならない。これは僕にとっての戦争なのだ。「今度はどこにも逃げないよ」と僕はクミコに言った。「僕は君を連れて帰る」僕はグラスを下に置き、毛糸の帽子を頭にかぶり、脚にはさんでいたバットを手に取った。そしてゆっくりとドアに向かった。(本文より)なお今後、「1Q84」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「辺境・近境」のオーディオブック化が予定されている。(cinemacafe.net)
2022年07月15日ストレートプレイやドラマ、映画を舞台に活躍してきた劇団EXILEの小野塚勇人。2021年には『INTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜』でミュージカルに初挑戦し、今年は『結 -MUSUBI-』でノンバーバル(セリフがなく身体だけで表現するスタイル)舞台に臨んだりと、表現の幅を広げている印象だ。「今はなんでもやって、自分のキャパシティをどんどん広げる時期」と語る彼は、『INTERVIEW』をきっかけに苦手意識があったミュージカルにも前向きに取り組んでいる。6月17日から始まるミュージカル『シデレウス』で演じるのは、若きドイツの数学者・ケプラーだ。「彼に比べたら小さいですけど……」と苦笑しながら語ってくれた、小野塚勇人の信念とは──。経験豊富な石井一彰、ファンだった石川由依との3人芝居が楽しみ──韓国で生まれたミュージカル『シデレウス』が日本で初めて上演されます。ケプラーを演じる小野塚さんですが、韓国公演の映像をご覧になった印象は?小野塚「歴史上の人物が出てくるので、どちらかというと重苦しいお話なのかな?と思っていましたが、かなり明るい印象を受けました。世界の常識とされている事柄に疑問を抱き、「自分が正しい」という信念を貫く、まっすぐで純粋な人たちの話だなと思いました。──舞台美術も幻想的で、引き込まれそうですね。小野塚宇宙にいるような空間にも見えますし、すごく素敵でした。『シデレウス』の舞台って、手紙のやり取りをセリフや歌で表現しているので、実際に対面してお芝居するシーンがほとんどないんですよね。それでも、別々の空間にいるようには見えない……例えば、地動説を証明するシーンなんかは別々の場所で実験を重ねているんですが、まるで一緒にやっているかのように見えますし。ともすると地味に見えてしまう実験の描写ですが、とてもキレイに、ダイナミックに描かれているなと感じました。──対面してお芝居はしないけれど、舞台上には一緒に立ってセリフを掛け合うというのは難しそうな気もします。小野塚そうですね。正面を向いてお芝居することが増えるので、お客様を飽きさせないように、目線や仕草といった細部にもキャラクターの色を出していけたらいいなと思いました。ただやっぱり僕はミュージカルの経験も少ないし、ストレートプレイで相手と対面して会話することが多かったので、難しそうだなとは思っています。田尾下(哲)さんの演出をしっかり理解して、自分なりの表現ができたらいいなと思っています。──本作は3人芝居構成で4チームの編成となりますが、小野塚さんは“オリオン公演”でガリレオ・ガリレイ役の石井一彰さん、マリア役の石川由依さんとの共演です。小野塚RAMPAGEのRIKUが出ていたので観に行った『天使について〜堕落天使編〜』で、一方的に石井さんを拝見しましたが……それも田尾下さんの演出で、とても素敵な作品だったんです。そのときの石井さんの印象からも、今回のガリレオとケプラーの年齢差や関係性がいい感じで作れるんじゃないかなと思いました。石井さんの胸をお借りして、一緒にいいお芝居を作っていけたらと思います。石川さんは『進撃の巨人』のミカサ役のイメージが強くて……僕はアニメや声優さんが好きなので、完全にファンですね(笑)。普段はアニメを通して聞いている石川さんの声ですが、実際にご本人と一緒にミュージカルの舞台に立つ機会をいただけて、すごく楽しみです。──他のチームの顔ぶれも多彩ですね。小野塚僕と同じくケプラー役を演じる吉田広大さんとは、歌稽古をご一緒したんですが……軽く歌っただけでも「すごく歌が上手な方なんだな」と分かるくらいでしたから。稽古が始まったら(※取材時は稽古前)別のチームの方たちとも一緒になることがあると思うので、みなさんから多くのことを吸収できるんじゃないかなと楽しみです。普段お会いする機会がないミュージカル俳優さんやアーティストさんとご一緒させていただけることは貴重な機会なので、たくさん勉強させていただきたいと思います。僕もこれまでの経験を生かして表現に向き合いたいと思っていますので、みなさんとどんなふうに噛み合うのか楽しみですね。“天才=変わり者”ではなく“天才=自分の信じることにまっすぐ突き進んでいる人”──若きドイツの数学者・ケプラーを演じるにあたり、どこから役をひも解いていけそうですか?小野塚ガリレオとケプラー、それぞれが天才なんですが、「じゃあ、天才に共通しているものってなんだろう?」と考えたんです。それってきっと、純粋さだったり、「知りたい」と思う無邪気な好奇心だと思っていて……子どもが「なんで?」って言うのと一緒なんですよね。大人になると「みんなそれが常識だって言うし」とか「分からないけど、みんなが言ってるからいいんじゃない?」と周りに迎合しがちですが、その中で「いや、それって絶対おかしいですよ」とか「俺は違うと思うから、覆します」と言える人も稀にいる。そういう人たちが天才だと思うんです。現代でもそうですけど、彼らに対する批判は多いですし、ケプラーの時代だとさらに宗教的な背景もあって、自らの信念を貫き通すことが命に関わることだってある。──それでも志を曲げずに突き進むのが、ガリレオとケプラーです。小野塚純粋に真実を求めて「絶対にこっちの方が正しいんだ」と証明しようとする。そこに打ち込むエネルギーが、役を演じるうえでの取っかかりになりそうな気がしています。傍から見たら天才って変わっていると思うんですが、“変わり者”を演じるというよりも“自分の信じることに熱量を注いで、まっすぐ突き進んでいる人”という感じですかね。そこを意識して演じたら、自ずと本作の意図にも結びつくと思います。──小野塚さんご自身の中には、そういったケプラーに通ずるものはありますか?小野塚薄れていってますね(苦笑)。「まあいいか」と思うこともあるし……でも、「これだけは絶対に違うよな」と思うこともあります。例えば「とりあえずやってみましょう」と言われたときに「“とりあえず”ってなんですか?」と思ってしまうし、「なぜそうなるのか、意図があるなら教えていただきたいです」と言うようにしています。ふわっとしたままだと気持ちが動かないので、そのままやったとしても良いものができないと思うんです。だから、そういった場合はかなり戦いますね……って、ケプラーに比べたら全然小さいことですけど(笑)。──“これまでの人生”という視点で振り返って、ケプラーのように周囲からなんと言われようと、ご自身の信念を曲げずになにかを決断してきた経験などはありますか?小野塚信念を曲げないというか、反対されたからこそ挑戦しようと思ったことはあります。まさに、この業界に入るときの話なんですけど……高校で部活をすぐに辞めて、フラフラしていたんです。そのときにEXILEが好きだったので「俺、EXILEになるわ」って言ったら、友達に「なんだそれ?」と反対されて。あのとき「そうか。頑張って行ってこい」とかって送り出されていたら……きっと途中で心が折れていたと思うんですけど、反対されたからこそ、「結果を出さないといけない」っていう思いがどこかにあったんでしょうね。それに、中途半端に部活を辞めてしまったので、それに代わるエネルギーがないとつまらなかった。サッカーから逃げてしまった自分だから、次は辞めずに逃げずに、納得いくまで続けたいと思って……何度も事務所のオーディションに落ちましたが、それでもギリギリでなんとか所属が決まって、今俳優として10年近く続けることができているのも、あのとき反対されたのがきっかけだったと思っています。キャラクターとして生き、音色としてセリフを届けるミュージカル俳優のすごさ”──小野塚さんは以前「これまでミュージカルに対して苦手意識を抱いていた」とおっしゃっていましたが、2021年に『INTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜』で初めてミュージカルに出演されましたね。小野塚当たり前にできていたことがコロナ禍でできなくなったときに、「苦手意識を持っているものに、このまま目を背けていくのは嫌だな」と思ったんです。自分が勝手に苦手意識を持っているだけかもしれないし、実際にやってみないと分からないだろうと挑戦したのが『INTERVIEW』でした。出演したことでミュージカルに対する意識は確実に変わりましたし、作品を観に行くようにもなりました。──ミュージカルを観る視点も変わった?小野塚それは多分にあります。「自分がここに立ったらどんな表現をするだろう?」とかって考えている自分に気づいて、「あ、俺今ミュージカルをやる視点で舞台を観ていたな」と思ったり(笑)。『INTERVIEW』でミュージカルに触れたことで、「自分はどういうミュージカルが好きで、どういうミュージカルを苦手としているんだろう?」と考えるようになりました。それって映画を観たり、ストレートプレイの舞台を観に行くときと同じ視点なんですよね。むしろ「なんでミュージカルだけは、こんなに苦手意識を持っていたんだろう?」と不思議なくらい、自分でもよく分からない頑固さがあった。それに気づけたことは大きいです。──たしかに、ミュージカルとひと言で言ってもスタイルはさまざまです。小野塚韓国のミュージカルはストレートプレイに近い描写があるので入りやすいなと思いますし、「これこそがみんながイメージするミュージカル」みたいな舞台も世界観が振りきっていて、凄みを感じます。『レ・ミゼラブル』などはセリフというより歌だけで2時間半のストーリーを展開していくので……とんでもない作品だと思います。ただ歌っているだけだと、2時間半もお客様を釘づけにすることはできない。その難しさというのが今の僕には分かりますから、圧倒されるし、尊敬しかないです。──「ただ歌っているだけ」ではないとは?小野塚歌っているんだけど、歌っているように見えないほど自然と物語の中に溶け込んでいるのが一番の理想だと思うんですけど、それができるってものすごく高度な技術や表現力が必要なんですよね。ミュージカル俳優のみなさんはそれができてしまう……「うわ、めっちゃ歌うまい!」と思うんですけど、それって単に技術として歌が上手というわけじゃなくて、きちんとそのキャラクターとして生きていて、音色としてセリフを届けている。もちろん、表情や立ち居振る舞いも大きな要素ではありますが、歌だけでもキャラクターの心情が十分伝わってくるんです。それがいかに難しいことかは、僕自身もレッスンする中で痛感していますし、本当に繊細で奥深い表現だなと思います。──本作の公演の後に、ミュージカル『DOROTHY〜オズの魔法使い〜』の出演も控えています。ミュージカルの奥深さに向き合う期間になりそうですね。小野塚そうですね。『DOROTHY』のようなファンタジー作品をやったことがなかったので、また新たな挑戦になると思います。『シデレウス』と『DOROTHY』を経て、自分の表現がどのように変わるのか、どんな気持ちになっているのか、僕自身も楽しみです。──映像作品やストレートプレイだけでなく、ミュージカルやノンバーバルにも挑戦され活動の幅を広げている中で、今現在の表現者としての目標は?小野塚すべてをコンプリートできる俳優になりたいと思っています。ミュージカル俳優、2.5次元俳優、映画俳優とかってカテゴライズされがちですが、そういった垣根がない、全部できる俳優になれたら強いんじゃないかと思うんです。自分をどうブランディングしていくかを考えたときに……僕自身、自分がどういった人物なのか、どのカテゴライズにハマるのかって今はまだ分かっていなくて。それだったら、まずは全部やってみたい。そこから向き・不向きが分かってくるんじゃないかと思っています。だから、今は目標というよりは……なんでもやって、自分のキャパシティをどんどん広げる時期なんじゃないかと思っています。僕がいろんなことに挑戦するのを、どこかで誰かが見ているかもしれない。そこから繋がっていくことだってあるかもしれない。僕は元々歌手を目指していましたが、それが今は役者として活動していて……でも、歌をやっていたことがミュージカルに繋がったりもしますから。きっと10年前の自分だったら、今の状況をまったく想像していなかったと思いますが、自分がいろいろと挑戦することでどこかで繋がることもあるかもしれないということを感じています。──『シデレウス』が繋ぐ縁も、この先訪れるかもしれませんね。小野塚そうであったら嬉しいです。『INTERVIEW』は自分と妹の間の、すごく閉ざされた世界で生まれた物語でしたが、『シデレウス』は世界の常識をひっくり返すような壮大な物語になっています。それでも、なにかに打ち込む力だったり、なにかを変えるためのエネルギーは今の時代にも通ずるところがあると思うんです。いろんな手段で個人の表現ができる時代になってきた今、挑戦したいなにかがある人の背中を押すような作品になったらいいなと思っていますし、観てくださる方が前向きになるような、明るく希望に満ちた物語でもあるので、多くの方にご覧になっていただきたいと思います。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌『ミュージカル『シデレウス』公演日時:2022年6月17日(金)~6月30日(木)会場:自由劇場ぴあアプリでは小野塚勇人さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年05月27日広瀬アリス、松村北斗共演「恋なんて、本気でやってどうするの?」の6話が5月23日放送。藤木直人演じる要の“過去”に衝撃が走るとともに「何か理由があるに違いない」といった反応も。斉藤由貴演じる真弓の“視線”には恐怖の声が続出している。本作は恋に本気になれない6人の男女が人生最大の“本気の恋”に落ちていく群像ラブストーリー。洋食器メーカー「相良製陶」のデザイナーで「恋なんていらない!」と宣言していたが、柊磨と結ばれ別人のようになった桜沢純を広瀬さんが演じている。また優しい言葉や笑顔で女性客の心をつかむのが上手いフレンチビストロ「サリュー」のギャルソン兼見習い料理人・長峰柊磨に松村さん。響子から想われてしまうが、何やら過去を抱えている様子の「サリュー」超一流シェフ・岩橋要に藤木直人。純の高校時代の同級生で専業主婦をしていたが、夫との関係は冷え切っている清宮響子に西野七瀬。これまでは恋愛はコスパ重視と妻子持ちのおじさんを専属パパにしていたが、克巳に惹かれていく真山アリサに飯豊まりえ。コミュニケーションがクセ強めのアリサの“レンタル彼氏”内村克巳に岡山天音といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では「サリュー」にオーナーがふらりとやって来て突然、店を閉めると言い出す。要の過去で週刊誌から問い合わせがあったという。要の過去がバレれば店に影響があるというオーナーに納得できない柊磨は反対するが、要はオーナーの通告をあっさり受け入れ早速、次の働き口を探し始める。柊磨が1人で厨房を回すようになり、料理の提供が遅れ店は混乱する。ランチに訪れた純はその様子を見て柊磨を心配し「力になりたい、もっと甘えてよ」と声をかけるが、柊磨は本音を話そうとせず、純は柊磨のことをまだ理解できていない自分を感じる。純から「サリュー」閉店の話を聞いてショックを受ける響子に、アリサは要に会いに行くべきだと背中を押す。そして要は響子に自分の過去を打ち明ける…という展開に。要は5年前、架空投資詐欺で捕まって服役していた。服役を終えフランスに渡り料理人になってサリューに拾ってもらったと、自分の素性を明かしたうえで、「僕はあなたにとってメリットのある男じゃありません」と響子に対し語る要に、「メリットなんてどうでもいいです。私は要さんと知り合えて、それだけでよかった」と答える響子。「要さんの過去には驚いた」「要さんの過去の話を聞いて凄く驚きました」「要さんに前科があるなんて、何か理由があるに違いない」「要さんが詐欺野郎だとは思えなくて、もしかして誰かに陥れられたのかな?」など、要の過去について衝撃が走るとともに、何か事情があるのでは?とする視聴者の声も。さらにラストでは、前回登場した長峰真弓(斉藤由貴)が柊磨の母であることも判明。泥酔し柊磨を抱きしめ、近づいてくる純に敵意ある視線を送るその姿に「もう斉藤由貴がホラー過ぎ」「ミステリーだ!斉藤由貴怖い!」「本気で斉藤由貴ママの存在に怯えてる」といった反応が続出。特に「怖かったね最後の目…!」「あの目つき怪演ですね」と、その視線に恐怖を感じる視聴者が続出している模様だ。【第7話あらすじ】ギャンブル依存症で施設に入っていた柊磨の母・真弓が施設を抜け出し柊磨の元へやって来る。本人の強い希望でしばらく柊磨の家で同居することになるが、息子への底知れぬ愛と自分に対する強い敵意を感じた純は不安を覚える。一方、響子は週に1回「サリュー」の厨房で要から料理を教わり、2人の時間にささやかな幸せを感じていたが、その矢先要の過去がネットニュースで取り上げられる…。「恋なんて、本気でやってどうするの?」は毎週月曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年05月24日ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』の公開ゲネプロが20日に東京・東京国際フォーラム ホール Cで行われ、吉田鋼太郎(演出)、柿澤勇人、ウエンツ瑛士、木南晴夏が取材に応じた。同作は1983年のロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛され、日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきたミュージカル。二卵性双生児として生まれた2人の男の子が、1人は裕福な家庭に引き取られ、もう1人は実の母親と貧しさの中で暮らしていく中で、双子と知らずに出会い人生を通して固い友情を育んでゆく。しかし血を分けた実の兄弟が、血が繋がっていると知った瞬間運命が変わってしまう数奇で切ない人間ドラマとなっている。作品には他、鈴木壮麻、内田朝陽、伊礼彼方、一路真輝、堀内敬子らが登場する。吉田は初のミュージカル演出、さらに自身が出演せず演出に徹するのも初めてのことだという。「シェイクスピアの芝居の演出が多くて、それに比べると楽しいと言ってしまうと不謹慎かもしれないですけど、楽しいですね、ミュージカルの演出は」と心境を明かし、「ちゃんとセリフが大事だし俳優同士の感情のやり取りが高じて歌になっていくというスタイルを持ってると思うんですけど、絶対に役者同士がきっちりコミュニケーションしないと歌になっていかないんだなと。もしコミュニケーションがとれたら本当に素晴らしい歌がそこに立ち上がってくるんだと改めて思いまして、今回はそれが大変うまくいってる」と自信を見せた。「自分も出演したくなるのでは?」という問いに、吉田は「初めは出たくなるんではないかと思ってたんですが、ミュージカルにたくさん出ている俳優さんたちはすごい訓練された人々なんですよ。出る幕がないということが途中でわかってきて、とてもじゃないけど出れない、もし出るんであればちゃんと練習をして訓練をして出なきゃいけないんだなと思いました。僕の出番ないですね」と苦笑。一方でウエンツは「鋼太郎さん、絶対出たいだろうなと、僕らは感じてました」と指摘し、柿澤も「稽古場の最終日で順調に行ってすぐ終わるのかなと思ったら、僕の役を鋼太郎さんが普通にやり始めて。『柿澤見てろ、こうやるんだよ』って」と明かす。吉田は「演出家がやって見せると、俳優にプレッシャーがかかるしそれにとらわれちゃうんで、今回しなかったんですけど、最後の最後、ダメ押しで……」と弁解し、柿澤は「セリフ、ほとんど覚えてましたから」、ウエンツは「俺のセリフまで全部入ってる」と次々とツッコミ。吉田は「世が世ならミッキー(柿澤の役)をやりたいです」と認めていた。1幕では3人とも7歳という設定のため、木南は「おほほ。すいません」と笑いつつ「この格好でみんなで普通に大人としてしゃべってるのがすごく恥ずかしい」と胸の内を語る。今回は柿澤、ウエンツ、木南の3人が幼馴染役となるが、柿澤は「蜷川(幸雄)さんの芝居のパリ公演に木南ちゃんと行ってたんですが、(ウエンツが)ロンドンに留学してる時にわざわざわ観に来てくれて、この3人で2〜3日飲んだり一緒に買い物したりしていたんです。もちろんんそのお時はこの話なかったので、キャストを見た時は『え〜、こんなことあるんだね』って。不安がない、楽しみというのが大きいです」と縁があった様子。一方、ロンドン留学の成果について聞かれたウエンツは「稽古場でもみんなにそれをいじられるというか、何かと『イギリス帰りの実力を……』みたいな感じになるので、なるべくそういう質問は避けてほしいというか……」とたじたじだったが、最終的には「イギリスの話ですし、(留学の成果は)出ます。ぜひステージ上で観てください」と胸を張る。吉田は「すばらしいですよ、イギリス感満載だし」と褒めながらも、「割と蜷川さんも『イギリスの俳優って均等の感覚をとって並べないんだよ。シンメ(左右対称)の位置がとれねえんだよな。苦労するよ』とおっしゃってたんですけど、ウエンツくんがまさにそれ」とつっこみ、ウエンツは「確実に俺はイギリス人に近づいてるわけですから」と開き直っていた。そんな吉田について柿澤は「蜷川さんに似てきた」と指摘し、作品については「ミュージカルが大好きなキャストとスタッフが集まった一方で、矛盾するようですけど、ミュージカルの弱点というか『もっとこうなったらいいのに』と思っているところを、初ミュージカル演出の鋼太郎さんが『こうした方がいいんじゃない?』といろんなアプローチのもと稽古を重ねてきました」と振り返る。「ミュージカルが大好きな方にとっても、すごく新鮮な思いで見てもらえると思いますし、ミュージカルを観たことがない方も『こんな舞台があるんだ。こんな命がけの俳優が一生懸命頑張っている世界があるんだ』と、一生忘れることのない作品をお見せできると、自信を持って言えるので、ぜひ劇場でお待ちしています」とアピールした。東京公演は東京国際フォーラム ホール Cにて3月21日〜4月3日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス大ホールにて4月9日〜10日、久留米公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて4月15日〜17日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて4月21日〜24日。
2022年03月20日