「西島君は本当に真面目な子。初めて会ったときは『芸能界に来ちゃっていいのかしら?』と心配になるくらいでした。今でも彼の芝居を見ると折り目正しい紳士な感じがしますが、それは彼の内面から出る誠実さ、育ちのよさ、品格ゆえだと思います。今回の映画『ドライブ・マイ・カー』で冒頭に彼が性的な言葉を言う場面がありますが、彼自身はそんな言葉を絶対に口にしない人。私と共演したときには『女優さんに(性的な言葉を)言わせるのもダメですよ』とも言っていました」そう語るのは、西島秀俊(51)の本格的な役者デビュー作である、’92年のドラマ『はぐれ刑事純情派パート5』(テレビ朝日系)で共演した女優・岡本麗(70)だ。西島の主演映画『ドライブ・マイ・カー』は、第94回アカデミー賞で日本映画史上初となる作品賞や監督賞など計4部門にノミネートされ、「国際長編映画賞」を受賞。2009年の「おくりびと」以来となるとなる快挙で、西島もLAでの授賞式に笑顔で参加した。「同作は西島さん演じる舞台俳優兼演出家が、脚本家の妻を突然亡くしたことから始まります。主人公は専属ドライバーの女性と車中で過ごすうちに、妻の遺した秘密に向き合っていく……というストーリーで、昨年8月に公開されました。今年2月にアカデミー賞にノミネートされたことで、興行収入が前週の5倍を記録。3月には日本アカデミー賞で最優秀作品賞など、最多の8冠を達成しています」(映画関係者)最近の西島は絶好調だ。映画でもドラマでも主演作が続いている。「昨年10月から半年間連ドラ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)に主演。その間、主演映画『劇場版 きのう何食べた?』も公開されました。『真犯人~』は最終回の5日前にクランクアップするほど、タイトなスケジュールでした。並行してほかの映画撮影も入っていたんです」(テレビ局関係者)■《30代は仕事が少なく悔しい思いをした》もはや“無双状態”といえる西島。振り返れば、デビュー時から着実に知名度を上げてきた。デビュー作である『はぐれ刑事』では藤田まことさん(享年76)演じる主人公・安浦刑事らに交じり、新人刑事として登場。松田聖子(60)主演の『わたしってブスだったの?』(’93年)では、カメラマン助手役として聖子とラブシーンを演じて話題に。そして同年の月9『あすなろ白書』(フジテレビ系)でブレークを果たす。「西島さんが演じたのは、女性にモテモテの御曹司でありながら筒井道隆さん演じる大学生・掛居に密かに恋心を抱く役でした。“報われない恋”に苦悩する難役を演じ切り、早くも演技派俳優として頭角を現したのです」(テレビウオッチャー・桧山珠美氏)一躍脚光を浴びた西島。このまま順風満帆に進むと思いきや、一転、試練の道を歩むことに――。「当時の西島さんは大手芸能事務所に所属していましたが、演技力で勝負したい西島さんと、“イケメン俳優路線”で売ろうとした所属事務所との方向性の違いが表面化。その結果、彼は’97年に現在の事務所に移籍しました。その“移籍条件”が『民放ドラマ5年間出演NG』だったと伝えられています。そのため西島さんは華やかなテレビドラマから離れ、小劇場や自主作品映画に出演していました」(テレビ局関係者)自らの固い信念によって、俳優活動が制限されることに。20代後半の西島には焦りもあったはずだが、彼はこう回想している。《20代、30代は仕事のない時期が長かったので、今は仕事があることが幸せで楽しくて仕方がない。現場が一番好きです。仕事がない頃には、毎日映画館へ行っていました。当時、黒沢清監督が映画館で3,000本以上観ているとおっしゃっていて。3,000本観るには、1日1本観ても10年近くかかる。今すぐ始めようと思いました》(『marie clarie』WEB 21.8.26)一時は“引退危機”に瀕した彼が選んだ道は“映画館にひきこもること”だったのだ。「映画を観るうちに自分を見つめ直す機会も増えたそうです。回り道をしたことで人間性も磨かれたといいます。西島さんは今では“周囲に気づかいのできる人”と業界でも評判です。『きのう何食べた?』の現場では、スタッフが用意した大量の食材をなるべく残さないように撮影後にも食べていました。また、西島さんは現場の風通しをよくするため、年下の共演者に『ひで坊って呼んで!』と声をかけるんです。“いい現場作り”に意欲的なんです」(制作関係者)■「本業を、ゆっくりと」藤田さんから手渡された色紙さらにもう一つ、彼の下積み時代を支えていたものがある。それは『はぐれ刑事』現場で主演の藤田さん直々に授かった“教え”だ。西島は雑誌『GINGER』’21年1月号で、《一生忘れられない言葉》として、藤田さんから教わった「本業を、ゆっくりと」という言葉を紹介している。藤田さんから色紙に書いて渡された言葉だといい、西島はこう語っている。《役者人生は決してスムーズではありませんでした。特に30代は仕事が少なく、悔しい思いをしたこともありました。でもだからこそ、あのとき『本業を、ゆっくりと』と言われたことが、どれだけ支えになったことか》西島は初出演ドラマの座長である藤田さんのことを、心の底から尊敬していたようだ。「藤田さんは現場で台本をたびたび変えていました。『5分で覚えて』と言われ、西島さんはしがみつくように必死に取り組んでいましたね。西島さんがいい演技をしたら、藤田さんは『よかったで!秀ちゃん、メシ食いに行こ』と誘ってくれたといいます。大先輩の気さくな優しさが、西島さんはとてもうれしかったそうです」(番組関係者)前出の岡本麗もこう証言する。「藤田さんは未来ある若者を応援していました。西島君に何かをつかんで、伸びていってほしいという気持ちがあったんだと思います。役者の大先輩である藤田さんと接するとき、西島君はいつも緊張していました。でもいまや主演作が日本映画で初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされたわけですから。天国の藤田さんも本当に喜んでいると思います」今回のアカデミー賞「国際長編映画賞」受賞で国外でも大きな注目を集めた西島。50代にして、未到の道へのドライブがまた始まる――。
2022年03月29日西島秀俊が『ドライブ・マイ・カー』で、第45回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。本作では、アジア人俳優として初めて全米批評家協会賞主演男優賞に輝くなど、言葉の壁を超えて海外の観客の心も震わせていた西島さん。日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞するのも初となった。主演男優賞では、ベテランから若手俳優まで豪華な顔ぶれが揃った。『護られなかった者たちへ』の佐藤健、『花束みたいな恋をした』の菅田将暉、『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李、そして『すばらしき世界』の役所広司と、まさに誰が最優秀を受賞してもおかしくない、そんな空気が会場を漂っていた。『ドライブ・マイ・カー』にて、西島さんは妻を亡くした喪失感を抱える舞台演出家であり、俳優の家福悠介を演じた。常に穏やかで冷静にふるまう家福だが、専属ドライバーのみさき(三浦透子)との交流を通じ、無意識下にあった本心に気づき、すべての感情をさらけ出す。控えめながら揺れる心の機微を、もの悲しさを漂わせる圧巻の演技で披露した。タイトル通り、車の中でのシーンが多かった本作。その大変さを尋ねられると、西島さんは「撮影は車を走らせずにすることが多いですけど、監督は実際の風景が流れたり、音がしたりすることが演技に影響する(と感じている)ので、リアルに車を走らせていたんです。演技にとにかく本当を突き詰めるひとつの形だったのかなと思います」と、徹底的な現場作りを刊行した濱口組に愛を寄せていた。授賞式のスピーチでは、西島さんは「驚いています。名誉な賞をいただいて感謝しています。濱口監督、スタッフの皆さんの力でいただいた賞だと思います。そして岡田将生くん、霧島さん、世界中から参加した俳優の皆さん、三浦さん、僕たちはとにかく毎日ホン読みしていました。改めて相手の言葉に耳を澄ますことが、自分の演技のためではなく相手のそこにいることにすごく影響を与えると、改めて実感させてもらえた現場でした」と、全員で獲った賞だと改めて感謝を伝えた。最後に、西島さんは「そして、今世界が混乱していて、いろいろなつながりが切れている中、今日は3月11日ということで東日本大震災から11年経ちました。人とのつながり、魂の再生の物語がこうやって賞をいただいたことは何か大きな意味があるのではないか、と思っています。これからも人生、それから人に寄り添う希望を持つような素晴らしい作品に参加したいと思います。日本映画のためにこれからも身を捧げたいです」と力強いメッセージを送っていた。(cinamacafe.net)
2022年03月11日『ドライブ・マイ・カー』も話題の西島秀俊が主演、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和ら豪華俳優陣が出演する映画『グッバイ・クルエル・ワールド』が今秋公開となることが決定した。西島さん、斎藤さん、玉城さん、宮川さん、三浦さんらが演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功、それぞれの生活に戻るが、ヤクザ組織に追われる日々が訪れる。宮沢さん演じるラブホテル従業員、大森さん演じる刑事らを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。世の中とチューニングの合わない登場人物たち、ソウルシンガー「Bobby Womack」らの胸躍るソウル&ファンクなリズムなど、監督・大森立嗣、脚本・高田亮がオリジナル脚本で描く豪華俳優陣によるエキサイティングでポップなクライム・エンターテインメントが誕生した。今年、主演映画『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞4部門ノミネート、全米映画批評家協会においてアジアの俳優では初となる主演男優賞を受賞するなど、世界が注目する西島さんは、本作について「『グッバイ・クルエル・ワールド』は様々な世代の群像劇です。最悪な状況から抜け出そうとそれぞれが死力を尽くし、最後の賭けに出ます。この無慈悲な世界から逃れる事が出来るのか。どうぞ御期待ください」と新たな境地に手応えを込めてコメント。大森監督は、「かっこいい音楽が流れ、そして色気のある俳優たちが観たい。一映画ファンに戻ったように、スタイルジャムの甲斐(真樹)プロデューサーと企画を始めました。さて、でき上がった映画は家族愛、純愛、犯罪、友情が入り乱れ、フォード・サンダーバードで強盗し、ソウルミュージックが鳴り響く激アツ作品です。公開はもう少し先ですが、皆さま、楽しみにお待ちください!」と自信を見せている。映画は昨年5月から6月にかけて撮影された。キャストコメント全文西島秀俊この度、映画『グッバイ・クルエル・ワールド』に出演させて頂きました。大森組に参加出来た事、嬉しく思います。『グッバイ・クルエル・ワールド』は様々な世代の群像劇です。最悪な状況から抜け出そうとそれぞれが死力を尽くし、最後の賭けに出ます。この無慈悲な世界から逃れる事が出来るのか。どうぞ御期待ください。斎藤工『Goodbye Cruel World』に参加させて頂き、何かが摩耗して行く感覚と、何かが滾る感覚が同時に訪れていました。満ち足りた喪失と言いますか、不思議で至福な狂える時間でした。この時代、この作品が必要な方が必ずいると思われます。かく言う私はその一人でした。宮沢氷魚2020年のTAMA映画祭にて大森立嗣監督と初めてお会いしたのが全ての始まりでした。大森監督と素晴らしい共演者、スタッフさんの力を借りて、今まで誰にも見せたことない自分を表現できたと思います。制限された日々に終わりが見えない毎日が続いていますが、この作品を通して希望を持っていただけたら嬉しいです。改めて、自らの生き方を見つめ直す作品になっていると思います。ぜひ劇場でお楽しみ下さい。玉城ティナ美流として世界に居る時、とても苦しかったです。自分の居場所を見つけるのに必死で、追いかけてくるものからどうやって逃げ切るか。一息つく間もなく、生き延びないといけない。何を信じたらいいのかわからない美流の幼さと、切実さ、諦め、でも諦めたくない。世の中の矛盾。なんだか全部悔しくて、叫び出してしまいたかったです。でも、大森監督の前で脚本を声に出して読んだ時から、演じたいなと思っていました。知らない、と言い切れない彼女の生きる世界。監督、キャストの皆さんにとても助けられました。宜しくお願いします。宮川大輔キャストの皆さんがとにかく豪華で...!僕は車を運転するシーンが多かったのですが、乗せてる人は凄い方たちばかりだし、用意してもらったアメ車はブレーキが全然効かないしで、いろいろな意味で緊張して大変でした。また現場では工くん、ティナちゃんと一緒に演じる機会が多くありましたが、監督が感情を重視してくださる方で、3人のやり取りも毎回ちょっとずつ変化があり、毎回新鮮な気持ちで演じることができました。終始楽しい現場で、この役を演じることができて大変光栄です。大森南朋映画「Goodbye Cruel World」大森組に出演した大森です。大森組には何度か出演しております。大森、その度に感じます。大森監督は大森にだけヤケに馴れ馴れしい口調で演出をしてくれます。大森、ありがたいです。三浦友和Cruelは粗野な、荒々しい、残酷な、冷酷な、非常な、悲惨な、痛ましいなどの意味があるらしい。まさにこの意味のどこかに当てはまる人間ばかりがこれでもかと登場する物語。CruelWorld狂えるワールドこいつら狂った人間ばかりだと傍観していると次第に、あ、こいつ自分だと気付いてしまう瞬間が訪れる。それは一見、市井の人の中にいるかもしれない。映画『グッバイ・クルエル・ワールド』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年秋、全国にて公開予定(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年02月28日西島秀俊と内野聖陽が演じるシロさんとケンジをはじめ、山本耕史、磯村勇斗らがTVドラマから続投、松村北斗(SixTONES)が新たに参加した劇場版『きのう何食べた?』。この度、本作のBlu-ray&DVDが5月18日(水)にリリースされることが決定した。累計発行部数840万部(電子版含む)突破のよしながふみによる人気漫画をドラマ化した「きのう何食べた?」。2019年4月クールにテレビ東京系にて放送され、Twitterの世界トレンド1位、見逃し配信の再生数が全12話100万回再生を超えて歴代最高記録を更新。昨年11月に公開された、京都旅行の模様も描く劇場版では、西島さん演じる料理上手で倹約家の弁護士・筧史朗(シロさん)、内野さん演じるその恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(ケンジ)をはじめ、山本さん演じる小日向大策、磯村さん演じるジルベールこと井上航ら、個性豊かな人気キャラクターたちが全員総出演。さらに新キャスト、松村さんがケンジと同じ美容室に勤める田渕を演じ、ケンジとの仲の良さにシロさんを嫉妬させてしまう。興行収入13.9億円(1月23日時点)を記録した本作。今回のパッケージ化では、Blu-ray豪華版、DVD豪華版、DVD通常版の3形態でリリース。豪華版には、貴重な映像特典が収められており、撮影に密着したメイキングでは、あのほっこりとした世界観がいかにして生まれたのか、その一端を垣間見ることができる。また、映画の大ヒットを祝して公開された未公開&NGシーン集の完全版が収録。公開済の映像より長尺版となる約20分もの“何食べ”らしさ全開の必見シーン集だ。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「きのう何食べた?」 2021年11月3日より全国東宝系にて公開©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2022年02月20日綾瀬はるかと西島秀俊が夫婦役で共演したTVドラマ「奥様は、取り扱い注意」の劇場版が、日本テレビ系金曜ロードショーにて地上波初放送されることが決定した。綾瀬さんが元特殊工作員、西島さんが公安警察を演じ、お互いに嘘をつき真実を隠しながらも愛し合う夫婦の物語が大きな話題を集めた「奥様は、取り扱い注意」。ドラマでは、謎に満ちた衝撃的ラストシーンで終了したが、劇場版では、ストーリーもアクションも何もかもを大幅にスケールアップさせ、夫婦のその後を描いている。舞台は半年後。菜美(綾瀬さん)と勇輝(西島さん)は、なぜか海辺にある地方都市で新生活を始めていた。しかも菜美は記憶を失っていて…と、ミステリアスな展開で幕を開ける。また、綾瀬さんがほぼスタントなしで挑んだというハードなアクションシーンは必見だ。2人のほかにも、鈴木浩介、岡田健史、前田敦子、鶴見辰吾、六平直政、佐野史郎、檀れい、小日向文世ら実力派俳優が集結している。金曜ロードショー劇場版『奥様は、取り扱い注意』は3月18日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:奥様は、取り扱い注意 2021年3月19日より全国にて公開©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
2022年02月18日「西島さんの主演映画『ドライブ・マイ・カー』は、先日発表された第79回ゴールデン・グローブ賞での非英語映画賞など、これまで各国の国際映画祭で50を超える賞を受賞。さらに、米アカデミー賞では日本初となる作品賞と脚本賞を含む4部門でノミネートされました」(映画関係者)主演映画が絶好調の西島秀俊(50)。自身も全米映画批評家協会賞でアジア人初となる主演男優賞を受賞するなど、俳優としても高く評価されている。世界的俳優の仲間入りを果たした西島だが、主演ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の現場で“事故”が多発しているという。「謎解きがウリのドラマなので、毎話、緻密な伏線が張られています。その分、キャストが多く、撮影ギリギリまで台本が上がらないこともしばしば。そのため撮影までに十分な準備期間が取れず、やきもきしている出演者は少なくないそうです」(テレビ局関係者)綱渡りで撮影が進むなか、ドラマはさらなる試練に直面する。1月24日、西島とともに犯人を探すキーマンを演じる芳根京子(24)の新型コロナウイルス感染が発表されたのだ。「感染力の高いオミクロン株が猛威を振るっているだけに、“自分もかかったらどうしよう”と不安になるスタッフや共演者が続出したそうです」(前出・テレビ局関係者)コロナパニックに陥る現場を“精神的支柱”として支えているのが座長の西島だという。「一見、クールな西島さんですが、共演者に『“ひで坊”って呼んで!』とあだ名呼びをリクエストするなどして、現場の雰囲気が常に明るくなるよう心がけているそうです。台本の遅れやコロナによって現場がギスギスしたときも、西島さんは率先して冗談を言うなどして、優しくリードしているといいます」(ドラマ制作関係者)西島の座長としての覚悟にはこれまでの過酷な経験が生かされているようだ。「西島さんはこれまで黒沢清さんや北野武さんといった巨匠監督と仕事をすることが多く、時には厳しい要求をされることも。『ドライブ・マイ・カー』の撮影現場では、撮影中に台本が変わることもあったそうです。そんなとき、西島さんは文句を言うことなく、『霧はいつか晴れる』を座右の銘に乗り越えてきたといいます。それだけに危機に直面するドラマ現場を座長としてなんとか救いたいと思っているのではないでしょうか」(前出・制作関係者)自戒の言葉を胸に、西島は巧みな“交通整理”でドラマを成功に導く!
2022年02月11日西島秀俊主演、濱口竜介監督が村上春樹の短編を映画化した『ドライブ・マイ・カー』が、現地時間1月8日(土)(日本時間1月9日)に発表されたアメリカ最大の批評家協会である全米批評家協会賞にて作品賞、主演男優賞など4部門を受賞。主演男優賞を受賞した西島さんはアジア初の快挙、作品賞は日本映画では黒澤明監督の『乱』(85)以来の受賞となった(台湾・日本合作映画では2000年『ヤンヤン夏の想い出』以来)。第74回カンヌ国際映画祭にて日本映画初の脚本賞を含む4冠を受賞したのち、第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門ショートリストに選ばれている本作。今回、第56回全米批評家協会賞にて作品賞、監督賞(『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』の2作品に対して)、脚本賞、主演男優賞(西島さん)の主要4部門を受賞。賞レースで注目度の高いニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞でも作品賞に選ばれており、世界中ですでに35以上の賞を受賞している。過去に全米、ニューヨーク、ロサンゼルスの3つの批評家協会賞で作品賞を受賞した作品は 『グッドフェローズ』(90)、『シンドラーのリスト』(94)、『L.A.コンフィデンシャル』(98)、『ハート・ロッカー』(10)、『ソーシャル・ネットワーク』(11)など。 また、全米批評家協会賞の過去2年の作品賞受賞作は、映画賞レースを牽引し、アカデミー賞作品賞を受賞した『ノマドランド』と『パラサイト 半地下の家族』となっている。さらに、国内外のメディアが選ぶ2021年ベスト作品でも次々上位にランクイン。主人公・家福を演じた西島さんは「New York Times」「VanityFair」「SlantMagazine」にてベストパフォーマーの1人に選出されており、「TheFilmStage」では1位を獲得。同サイトではドライバーのみさき役の三浦透子もベストパフォーマー12位に選ばれるなど、本作キャストにも世界から注目が集まっている。日本でも「大傑作!美しいラストシーンに涙がこぼれた」「今年No.1」「時間を忘れて見入ってしまった」「観るたびに発見がある、3回見ても足りない」などSNSでは熱量のある口コミとリピーターたちの感想が溢れ、8月の公開から5か月近く各地でロングラン上映が続いている。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年01月09日「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP」が12月29日オンエア。視聴者からは杉咲花演じる穂乃果に「クセ強い」「キャラ濃い」などの声が上がるとともに、西島秀俊演じる南雲とその娘役で出演した蒔田彩珠の共演、嵐の主題歌「Daylight」にも注目が集まっている。松本潤、香川照之らが出演、裁判有罪率“99.9%”という日本の司法制度のなかで残り0.1%の可能性に賭け、逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく個性的な刑事事件専門の弁護士たちを描く本シリーズ。2016年の1stシーズン、2018年の2ndシーズンに続き、劇場版公開を前にオンエアされた本作。主人公の深山大翔役の松本さんと、深山が所属する斑目法律事務所の新所長となった佐田篤弘役の香川さんをはじめ、本作から深山のアシスタントとなる河野穂乃果役には杉咲さん。斑目法律事務所刑事事件専門ルームのメンバーとして明石達也役の片桐仁。藤野宏樹役のマギー。中塚美麗役の馬場園梓。坂東健太役の池田貴史。斑目法律事務所の前所長・斑目春彦役の岸部一徳といった顔ぶれが続投するほか、深山が担当する事件の“黒幕”的存在となる弁護士・南雲恭平役で西島さんも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。斑目法律事務所の所長が佐田に変わり、就任パーティー会場で大手自動車メーカー会長・若月昭三(石橋蓮司)から、新米弁護士の孫娘を斑目法律事務所で育ててほしいと頼まれる。一方、その孫娘である穂乃果はクライアントから深山に依頼替えされていた。穂乃果は深山に振り回されるなかで、彼の事件に取り組む姿勢に感銘を受け「弟子にしてください」と頼み込むのだった。そんななか政治家の収賄事件の依頼が舞い込む。次期市長候補と目される岡部康行が賄賂を受け取ったとして逮捕されたが岡部は否認。だが賄賂を送った円谷が罪を認めすでに有罪が確定しており、結審した収賄事件をひっくり返すのはほぼ不可能に近い。深山たちは円谷の弁護を担当していた南雲に話を聞きに行くが…というのが今回のストーリー。本SPと劇場版で深山とコンビを組むことになる穂乃果を演じた杉咲さんに「杉咲花99.9の歴代ヒロイン一クセ強いってwww」「杉咲花ちゃんめちゃめちゃキャラ濃いね笑 ビシッってやつ毎回面白かった」などの声が上がるとともに、西島さん演じる南雲に「99.9の西島さん悪すぎるけどかっこいいなあ」「西島さんが出てくると確かにギュッと引き締まるな」といった感想も。また「西島秀俊と香川照之がアンフェアから99.9まで共演してるのめちゃいいな」「香川さん西島さん杉咲さん 3人揃うとMOZUを思い出しました」といった反応も多数。南雲の娘・南雲エリ役で出演した蒔田彩珠と西島の共演にも「気仙沼とか西島秀俊さんとか蒔田彩珠ちゃんとか『おかえりモネ』すぎて好きです」「蒔田彩珠ちゃん出ててびっくりした。西島秀俊さん演じる役の娘役としてモネ繋がり」といった声が上がる。さらに「嵐」が歌う主題歌「Daylight」には劇場版の主題歌である「Find The Answer」とともに「SPドラマ主題歌がDaylight、映画主題歌がFind The Answerとかもう感動泣きしました」「嵐の楽曲使ってくれて、まじでお帰りなさい感あふれに溢れて嬉しい」と喜ぶ視聴者からの声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年12月30日松本潤主演の大ヒットドラマの劇場版『99.9‐刑事専門弁護士 THE MOVIE』の完成披露試写会が12月22日(水)に行われ、キャストが登壇し本作への熱い想いや、撮影秘話を語った。松本潤、香川照之、杉咲花に加え、ドラマシリーズから引き続きの出演となる片桐仁、馬場園梓、杉咲さんと同じく今回「99.9」初参加となる西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠が、一般の観客500人の前に登場した。型破りな弁護士・深山大翔を演じた松本さんは、初披露となる観客に向けて「16年から(シリーズが)スタートし、5年かけて映画になりました。観ていただけることがすごく嬉しい」と呼びかけ、「昨年末の嵐の活動休止後、少しゆっくりしてからのリスタートがこの作品であったこと、おかえりと言ってもらえる感覚がとてもありがたかった」と、客席を見渡しながら感慨深く語った。利益優先の弁護士・佐田篤弘を演じた香川さんも「満員の劇場を見るのが2年ぶりぐらい。それがこの作品でよかった!本邦初公開ですので、存分に楽しんでほしい」と語りかけた。続けて、新たに「99.9」に加わったヒロイン、新米弁護士・河野穂乃果を演じた杉咲さんは「一視聴者として見ていたシリーズに、自分も参加させていただき、嬉しいです。私のインパクトの強いキャラクターをどう見てもらえるか、反応も楽しみです」と満面の笑み。謎の弁護士・南雲恭平を演じた西島さんは初参加の感想を「木村組は何本か参加させていただいていますが、この現場は異質でした(笑)。アドリブもすごいですし、ダイナミックで刺激がありました」と語り、松本さんは西島さんとの初共演について「この作品は真面目ではあるのですが、笑いに包まれたポップな作品なんですよね。それを映画らしい仕上がりにしてくれたのは西島さんのおかげです」と感謝し、香川さんも「我々がじゃれているところを、ぶった切って本筋に戻してくれましたからね」と同意した。毒物ワイン殺人事件が起きた村の青年・重盛守を演じた道枝さんは「(なにわ男子)デビュー前に撮らせていただき、デビュー後に公開となるのは、とてもありがたい経験でした。皆さんがこだわりぬいた作品に携われて嬉しかったです」と語り、南雲恭平の娘・南雲エリを演じた蒔田さんは「台本はあってないようなものでした(笑)。ちゃんと覚えてはいくけれど、タイミングよく言えないこともあって…」と言うと、松本がすかさず「なんかスミマセン」と謝罪する場面も。「99.9」シリーズのパラリーガル・明石達也を演じた片桐さんは、お馴染みの「明石、行きまーす!」と挨拶、明石のここに注目してほしい!というポイントを尋ねられると自身で制作したモアイをかたどったスマホケースを見せながら「モiPhoneが登場します!」と一言。それに対し松本さんが「今日来てくれたお客さんの中から1名様にプレゼントするんでしょ?」とツッコむ場面も。さらに松本さんは「今回、明石は深山との相棒感がかすんでいるんですよね(笑)」とタダならぬ発言をし、「穂乃果と明石の対立も楽しめます」とニヤリ。同じくパラリーガルの中塚美麗を演じた馬場園さんは「親戚が集まったような温かい現場。ある時、西島さんが現場で本読みしているときに雨が降ってきて、香川さんがそっと傘をさしてあげたら、それを見ていた松本さんが香川さんに傘をさしてあげてたんですよ。そんな幸せな時間でした」と挨拶し、唐揚げ好きな馬場園さんについて香川は「(馬場園さんといると)油の中の鶏肉のように柔らかくなるんですよね」と独特なたとえをもちいて笑いを誘った。本作でメガホンを取った木村ひさし監督は映画化にあたって進化した部分を「再現シーンが面倒で(笑)。大変手間をかけているのでぜひ楽しみにしてほしい」と語ると、松本さんが「再現をしっかりやるところが99.9らしいですよね」とフォローした。作品のテーマに絡めて「99.9%逆転不可能な事件に挑むというテーマにちなみ、ご自身の中で99.9%揺るがないもの」の話題になると、松本さんが「蕎麦を塩で食う。いきなり(つゆに)つけない。作り手にリスペクトをこめて」とマイルールを披露し、香川さんは「隣が空いていない劇場で、お隣のお客様の笑いに触発されて笑いが何倍にもなる。それをこの作品で生み出せることがありがたいですし、これをステップに次回作を99.9%みんなとやりたい」と真面目に語ると、松本さんが「明石は今回殉職するから出ない」とおちゃらけて、片桐さんを慌てさせた。杉咲さんは「毎日絶対3食たべる」から食べ物の話になり、西島さんも「この時期は干し芋が家に常備されている」と語り、香川さんから「この人の外見に騙されちゃダメですよ、現場では甘いものばかり食べてますからね」と暴露される場面も。道枝さんは「湯舟に30分以上つかる」といい、松本さんからすかさず「そうすると(身長)伸びるの?」とツッコまれつつ、YouTubeや音楽を聞きながらリラックスタイムを過ごしているとプライベートを語った。蒔田さんは「時間は短くても睡眠の質にこだわる」、片桐さんは「朝300mlの白湯を飲む、お通じがよくなった」と健康つながりで、最後は馬場園さんが「唐揚げの下味にこだわる、塩こうじに30分以上つけるとお肉がやわらかくなる」と独自路線で語った。公開までいよいよ1週間となり、まもなく日本全国に広がっていく本作について、杉咲さんは「みんなを笑顔にする素敵な作品です」と言い、香川さんは「99.9といえばオヤジギャグですからね!オヤジギャグを見直していただいて、オヤジギャグの輪を広げていきたい」と語り、隣で笑っている松本さんに「君もおじさんだからね!」とばっさり。すると完全同意という姿勢で「道枝くんのダブルスコアだからね、おじさんですよ」と言うと、香川さんはハッと気づき「私は道枝くんの3倍じゃないか。おじいさんだった」と杖をついた振りをして見せ、松本さんは「3世代で楽しめる作品ということですね」とうまく締めてみせた。最後に「ようやく劇場に足を運びやすくなってきましたので、年末年始にこの映画を、ぜひ家族や友人と楽しんでいただくコンテンツにしていただきたい」とアピールし、会場は温かい拍手に包まれた。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年12月23日2016年、2018年に、TBSの日曜劇場枠で放送され人気を博したドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の完全新作スペシャルドラマが、2021年の年末に放送されることが発表されました。松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』がカムバック裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)が99.9%とされる刑事事件に、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、残りの0.1%の可能性に懸けて挑んでいく新感覚痛快リーガル・エンターテインメントである同作。2016年に放送されたシーズン1、さらに2018年のシーズン2ともに大きな話題を呼び、続編と再放送を望む声が多く寄せられていました。今回放送されるスペシャルドラマは、完全新作。シーズン1、シーズン2では、ともに裁判官と対峙してきた主人公・深山(松本潤)ですが、スペシャルドラマで立ちはだかる敵は弁護士。その弁護士・南雲恭平(なぐも・きょうへい)役には西島秀俊さん、また、新ヒロインとして杉咲花さんが出演します。『99.9-刑事専門弁護士-』一挙放送も今回のスペシャルドラマでは、すでに告知されている、2021年12月30日公開の映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』にも繋がっていく新ヒロイン・河野穂乃果との『新たな出会い』、そして謎の弁護士・南雲恭平との『新たな戦い』が描かれるとのこと。さらに、これまでの放送分も、同月27日から一挙に放送されます。一挙放送スケジュール12月27日(月)深夜24:50~27:3512月28日(火)深夜24:50~27:3512月29日(水)4:00~5:50/6:00~11:50/12:00~18:30完全新作ということもあり、期待が高まる完全新作スペシャルドラマは12月29日21時から放送予定。年末は、『99.9-刑事専門弁護士-』一色となりそうです!ほかにも人気ドラマが一挙放送『99.9-刑事専門弁護士-』だけでなく、TBSでは『天国と地獄〜サイコな2人〜』や『義⺟と娘のブルース』、『MIU404』などの歴代人気作品も一挙放送予定。天国と地獄〜サイコな2人〜12月29日深夜25:20~12月30日 4:00~/深夜26:00~12月31日4:00~ドラゴン桜12月30日7:00~/12:00~/16:00~義⺟と娘のブルース12月31日8:55~/12:00~1月2日8:00~/12:00~MIU4041月1日深夜25:25~1月2日6:00~/深夜24:50~オー!マイ・ボス!恋は別冊で1月3日6:00~/12:00~[文・構成/grape編集部]
2021年12月20日西島秀俊主演、企画・原案を秋元康が手がける「真犯人フラグ」の第1部最終回となる10話が12月19日オンエア。今週もバタコを演じる香里奈に「狂った演技最高」などの声が上がるとともに、意識が戻った篤斗が指差した“真犯人”にSNSでの考察が過熱している。中堅運送会社・亀田運輸に勤務、建築中のマイホームの完成を心待ちにしているなか妻と2人の子どもが失踪。当初は“悲劇の夫”だったがじき“疑惑の夫”としてマスコミやYouTuberに追われる身に。その後失踪した妻に不倫疑惑が発覚、前回のラストでは息子の篤斗が“冷凍便”で送られてきた相良凌介を西島さんが演じる本作。共演には凌介の同僚でクレーム処理を迅速にこなす二宮瑞穂に芳根京子。凌介の娘・光莉と交際しているITベンチャー起業家の橘一星に佐野勇斗。凌介の友人で週刊誌「週刊追求」編集長の河村俊夫に田中哲司。凌介の妻・真帆と不倫しており、警察から逃走中の住宅メーカー営業マン・林洋一に深水元基。真帆のママ友で合鍵で凌介の自宅に勝手に出入りする菱田朋子に桜井ユキ。篤斗のサッカー教室のコーチをしており、菱田とも関係がある山田元哉に柿澤勇人。人望ゼロな凌介の上司で、幸せな家庭を持つ凌介に嫉妬しがちの太田黒芳春に正名僕蔵。亀田運輸で配送を担当してる凌介を快く思わない様子の望月鼓太朗には坂東龍汰。葬儀屋勤務で謎の行動をみせる本木陽香に生駒里奈。凌介の事件を追うYouTuber・ぷろびんこと徳竹肇に柄本時生。凌介への復讐心を抱いている様子の“バタコさん”こと木幡由実に香里奈。事件を担当する刑事の阿久津浩二に渋川清彦。阿久津とペアを組む落合和哉には吉田健悟。凌介の妻・真帆に宮沢りえ。息子・篤斗には小林優仁ほか多数のキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。林は恋人・等々力茉莉奈(林田岬優)に匿われていたが、人気のない工場でくちびるを重ねる2人の姿を上から見つめる黒ずくめの姿が…それは葬儀屋の陽香だった。以前茉莉奈をスカウトするふりをしてバッグに発信機を仕込み、工場まで追ってきた陽香に「葬儀屋は、、、忍者か!」「本木やっぱ警察関係?探偵?」「生駒ちゃんは何がしたいんだろう探偵か何か?」といった反応が。一方、亀田運輸のクレーマーとして登場。前回のラストでは中村充(前野朋哉)を殴り殺して埋め、視聴者を恐怖に陥れた“バタコさん”こと木幡由実だが、今回も部屋で吹き矢を研ぎ、風船を狙って練習を重ね、凌介のいる病院を訪れる…という動きをみせる。特にその狂気的な目に「バタコさん目いっちゃっててまじでこわい」「香里奈の狂った演技すげえ」「香里奈さんの狂った演技最高」などの声が続出。そして意識を取り戻した篤斗が警察の事情聴取を受けることに。すると聴取の噂を聞きつけマスコミが病院前に集まる。病院の職員に求められマスコミ対応をしている間に、阿久津は相良家と林が写っている写真を篤斗に見せ、このなかに犯人はいるかと問いかける。篤斗が指差したのはなんと凌介!というラストだった。このラストにSNS上では「は???????二重人格説????」「えー!パパは二重人格!?」といった反応とともに「パパって言えって言われたのかね」「監禁されて洗脳されたと考えるのが筋」「一気に真帆黒幕説は高まったと思う」といった声も上がり、来年1月からの後半戦へ向けてSNS上では考察も過熱中だ。(笠緒)
2021年12月20日西島秀俊が主演、妻子失踪事件の“疑惑の夫”を演じるノンストップ考察ミステリー「真犯人フラグ」。この度、西島さん演じる主人公・相良凌介が勤務する亀田運輸にクレーム電話をかけ続けていた“バタコ”を香里奈が演じていることが判明。その衝撃の場面写真も公開された。これまでのストーリーでたびたび目撃されてきた、正体のわからない謎の人物。凌介(西島さん)が勤める亀田運輸にクレームの電話をかけ続け、瑞穂(芳根京子)に怪しい「かがやきの土」を送り付けたクレーマー、木幡由実(通称バタコ)を演じていたのが、香里奈さんであることが第9話で明らかに。第9話では、充(前野朋哉)が暗闇の中で目を覚ますと、穴の中で手足を縛られ、身動きが取れない状態に。頭上から土を降らせる黒いコートの女は、充が命がけで制止する声も聞かず、大量の土を入れ続ける。「まだ償える」と必死に訴える充に、「邪魔しないで」と金属バットを振り下ろし、血しぶきが顔に飛び散る!血にまみれた女性、その声は明らかにバタコ。朦朧としている充に、スコップで容赦なく土をかけていくバタコがつぶやいた「あと、ひとり…」という戦慄のひと言。次なるターゲットは、やはり凌介なのか? 警察で冷凍遺体の身元確認をしていた充の「償い」という言葉は、何を意味するのか?第9話のラストで凌介に届いた冷凍便の中にうずくまっていたのは、息子の篤斗(小林優仁)。必死で篤斗の生死を確認する凌介だったが、果たしてーー。次回12月19日(日)の放送は前半のラスト、来年1月9日(日)からは「真相編」が放送開始される。これまで、「声やシルエットのみで出演」し、「今回、第9話ラストで、やっと木幡由実としてインパクトのある顔出し出演ができました!長かった!笑」と語る香里奈さん。「バタコのような怪しい役を初めて演じさせていただいたので、より新鮮な気持ちで楽しみながらお芝居しています」と明かす。そして、「バタコが登場したことで、ますます考察が難しくなってきますが、"真犯人フラグ候補"の1人として、皆様に最後まで楽しんでいただけるようなバタコを演じていけたらと思います!」と意気揚々と語る香里奈さん、そしてバタコの今後にも注目だ。「真犯人フラグ」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年12月12日現在公開中の映画『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)に主演する俳優・西島秀俊が、ニューヨーク・タイムズが選ぶ“ Great Performers / The Best Actors of 2021”に選出されたことが分かった。ニューヨーク・タイムズが2004年以来、毎年の映画を代表する俳優を取り上げてきた名物企画であるこの“Great Performers”。西島さんは、今年2021年にニューヨーク・タイムズが選んだ13組の俳優の一人として、アジアから唯一の選出となる。ほかにも、クリステン・スチュワート、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントン、ホアキン・フェニックスなどの名優が名を連ねている。これまで“Great Performers”に選ばれた日本人俳優は、栗山千明(『キル・ビル』2004年)、渡辺謙(『硫黄島からの手紙』2006年)、菊地凛子(『バベル』2006年)。彼らに続き、今回の西島さんは4人目。3人はアメリカ映画への出演で選ばれたのに対して、今回は濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』という、日本映画で選ばれる快挙となった。『ドライブ・マイ・カー』が全米の賞レースを席巻している中、今回の西島さんの選出は、アカデミー賞に向けて、さらなる追い風となることは必至だ。なお、選出に際し掲載された写真は、これまでにバラク・オバマ氏やジョージ・クルーニー、マリオン・コティヤールなど数々の著名人たちのポートレートを撮影してきたルーヴェン・アファナドールが撮り下ろした。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年12月08日主演・西島秀俊×秋元康企画・原案で贈るドラマ「真犯人フラグ」の第8話(12月5日放送)に、「あなたの番です」より菜奈と翔太がスペシャルゲスト出演することが分かった。本作は、突然、妻と子どもたちが消え、手がかりが見つからない中、夫に集まった同情が「あの旦那が殺したんじゃないの?」と一夜にして方向転換され、真犯人フラグが立ち、追い詰められていく…半年間のノンストップ考察ミステリー。原田知世演じる菜奈は、「あなたの番です」ドラマ版第10話で亡くなっているのだが、今回はドラマ第1話で交換殺人ゲームが始まらなかった『あなたの番です 劇場版』の世界線となっており、連続殺人に巻き込まれず、幸せな2年間を過ごした菜奈と翔太(田中圭)が登場。ミステリー好きの2人が訪れたのは、凌介(西島さん)が通うお馴染みのバー「至上の時」。マスターの日野(迫田孝也)と3人で炊飯器失踪事件の推理を繰り広げる。久々のオランウータンタイム。2人がフラグを立てた意外な人物に注目だ。「真犯人フラグ」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2021年12月04日劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が25日に都内で行われ、西島秀俊、内野聖陽が登場した。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックの実写化作。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。この日は西島の希望でティーチインが行われたということだったが、西島は「前回(のイベントで)、興奮して思わず『質問があったら言ってください』と言ってしまった」と苦笑。内野が「お客さんと話したいって言うから」と指摘すると、西島は「だってSNSとかやってないでしょ? 僕もやってない。だから全然やりとりできないんですよ」と観客との交流に飢えているようだった。映画版では金髪で登場することになったため、「ケンジの髪型についてどう思いましたか?」という質問に、内野が「漫画には(史朗が)『好みでノックアウトされちゃう』みたいなのが書いてあったので……」と不安そうにすると、西島は「かっこいいって思いました、ほんとに!」と笑いながら念を押す。内野が「現場では『ええ!? これ俺の好みなの!?』って……」と拗ねると、西島は「言ってないって!」とつっこみ、「レストランの時は台本に『胸をうちぬかれる史朗』って書いてあったので、(サングラス姿の)内野さんがものすごい不安になってて、『こんな格好だけど打ち抜かれる?』って。『大丈夫、かっこいい、かっこいいですよ』と言って。かっこよかったです。マフィアみたい」と褒める。「打ち抜いてたかどうかわからない。ちゃんとイケてましたか?」と尋ねる内野に、会場は拍手を送っていた。会場には今日の舞台挨拶のために「大阪から来ました」という、同作を10回以上も観た大ファンの男性も。「京都のロケで綺麗だったのは?」という質問に、様々な観光地を挙げるが、内野は「ケンジモードで『どこ行っても素敵!』ってなっちゃって」と笑顔になり、西島も「2人で旅行するなんてないですから、僕もそうでした。浮かれてました」と明かす。さらに「互いにクリスマスプレゼントを贈るには?」という質問には、内野がすでに「(西島から)お酒をいただきまして、嬉しかったです」と告白する。西島は「自転車乗ってます? 乗ってますよね。撮影でたまたま内野さんの近所で撮影した時に自転車で来た」と明かし、自転車を贈るのかと思いきや「自転車はダメ、高いから。自転車のライトとかなら」と提案したため、内野は「ライトだけ!?」と驚き。逆に内野は「僕が西島さんにプレゼントするのは、スイーツしかないですね。トルコのキャンディ、飴みたいなのは? めちゃめちゃ甘いですから」と検討していた。フォトセッションでは、鍋型のパネルをどう持とうか試行錯誤し、鍋に相手の顔を入れるなどずっとわちゃわちゃしていた2人。不慣れな自撮りに戸惑いながらも観客と映像を撮り、最後には肩を組んで退場していった。
2021年11月25日西島秀俊と中村倫也が、白石和彌監督が手がける配信作品「仮面ライダーBLACK SUN」にてそれぞれ仮面ライダーBLACK SUN、仮面ライダーSHADOWMOONを演じることが発表。2人とも仮面ライダー作品には初主演及び初出演となる。1987~88年に放送された「仮面ライダーBLACK」をリブートする本作。W主演となる西島さんが演じるのは、仮面ライダーBLACK SUN/南光太郎(みなみこうたろう)。日蝕の日に生まれ、怪人たちの頂点である「創世王」の候補となるべく改造された。怪人と人間との狭間で揺れ動く、優しさを胸に抱いた哀しき宿命の戦士。変身することで仮面ライダーBLACK SUN (以下「ブラックサン」)となる。また、中村さんが演じるのは、仮面ライダーSHADOWMOON/秋月信彦(あきずきのぶひこ)。光太郎と同じ日、同じ時に生まれたもう一人の「創世王」候補。親友として光太郎と共に育った、高潔な心の持ち主。だが、やがてその思想によって光太郎と対立する。変身することで仮面ライダーSHADOWMOON(以下「シャドームーン」)となる。2人は共に、仮面ライダー作品初出演。白石監督が描く本作に、優れた演技力でシリアスかつハードな役柄を数多く演じてきた西島さんと、ミステリアスな雰囲気と独特な存在感で幅広い層に支持される中村さんが加わることで、多彩な実力が最大限に発揮される作品になることが期待される。今回の解禁に際し、西島さんは本作について「白石監督なのできっと深い深い社会派の人間ドラマになると思います。大人の皆さんが楽しめる、さらに子どもたちが心の中に仮面ライダーを持って生きられる、そんな作品にします!全力で、命がけでチャレンジしたいと思っています」と力強くコメント。中村さんは「白石監督らしく、しっかり人と人の物語や歴史、カタルシス、さらに仮面ライダーの持つかっこよさや、ブラックの持つ痛みなど、たくさん味わえる作品になる予感がしています」と本作への期待を語り、情報解禁に合わせて自身のTwitterでも「まさかわたしが仮面ライダー!?ですわな~!!」と喜びをコメントした。さらに今回は、「仮面ライダーBLACK SUN」のティザービジュアルも解禁。ティザービジュアルにおけるブラックサンのデザインは、オリジナル作品「仮面ライダーBLACK」から一新され、仮面ライダーでありながらも怪人らしさを感じる、ダークヒーローとしてのスタイリッ シュな佇まいが印象的。この情報は、11月19日~21日の間、オンラインで開催された「TAMASHII NATION ONLINE 2021」にて発表。イベントの最終日である本日21日に、「仮面ライダーBLACK SUN」のコンセプトビジュアル担当の樋口真嗣、特撮監督の田口清隆、プロデューサーの白倉伸一郎が出演する「仮面ライダー BLACK SUN キャラクターデザイン発表特別配信番組」がライブ配信され、発表された。なお、今回の情報解禁と同時に、公式サイトにて白石監督、樋口氏、田口氏が本作のキャラクターデザインや怪人たちの思い出を語ったインタビュー映像のロングバージョンも公開されている。配信作品「仮面ライダーBLACK SUN」は2022年に展開。(text:cinemacafe.net)
2021年11月21日アイドルグループ・嵐の松本潤主演の映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(12月30日公開)の新場面写真が16日に公開された。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。この度公開されたのは、深山ら斑目法律事務所チームと対峙する謎の弁護士・南雲(西島秀俊)の新場面写真。南雲は12月29日放送のSPドラマから登場し、映画版では深山らが挑む史上最大の難事件・毒物ワイン事件に大きく関わる人物として、深山らと対峙する。今回公開されたのは場面写真は、南雲恭平の1ショットと、斑目法律事務所に訪れた南雲が深山らと対峙するシーン。なぜ南雲が斑目法律事務所へ来たのか、深山を阻む敵なのか、気になる1枚となっている。映画では南雲の秘められた過去が明らかになるという。今回初共演となる松本と西島は、互いについて「西島さんが参加して下さったおかげで、この作品に深みが出たと思います。西島さんには本当に 感謝しています」(松本)、「僕の撮影初日に、自身の撮影シーンがないにも関わらずロケ現場に松本さんが現れて、作品に対する愛情と作品のいちばん大事な部分を背負っていることを感じて、とても刺激的でした」(西島)と語り、息の合った芝居にも注目となっている。(C)2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会
2021年11月16日松本潤、香川照之、杉咲花らが出演する痛快リーガル・エンタテインメント『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、西島秀俊演じる謎の弁護士が写る場面写真が到着した。本作では、弁護士・深山(松本さん)、佐田(香川さん)、穂乃果(杉咲さん)の元に、15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込んでくる。その事件に関わっているのが、西島さん演じる謎の弁護士・南雲とその娘エリ(蒔田彩珠)。深山たちは、事件を徹底的に調べていくが、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生んでしまうことに。12月放送のSPドラマから登場し、映画では深山らと対峙する南雲。到着した場面写真は、彼の1ショットと、斑目法律事務所に訪れた南雲が、深山らと対峙するシーンだ。なぜ、南雲は斑目法律事務所へ来たのか?彼は深山を阻む敵なのか?さらに映画では、南雲の秘められた過去が明らかになる。また、松本さんと西島さんは、今作が初共演。松本さんは「西島さんが参加して下さったおかげで、この作品に深みが出たと思います。西島さんには本当に感謝しています」と言い、西島さんは「僕の撮影初日に、自身の撮影シーンがないにも関わらずロケ現場に松本さんが現れて、作品に対する愛情と作品のいちばん大事な部分を背負っていることを感じて、とても刺激的でした」とそれぞれコメントしている。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」は12月29日(水)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年11月16日12月30日(木)より公開となる『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、西島秀俊演じる謎の弁護士・南雲の姿を捉えた新場面写真が到着した。99.9%という数字が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率。それは日本の司法制度の高い信頼性の証明ともいえる一方、一旦起訴されると検察の考えたストーリーが正しいと鵜呑みにされがち、という大きな落とし穴が。本作はたとえ99.9%有罪が確定している事件でも、最後の「0.1%」まで諦めず、真実を追求する弁護士たちの姿を描いたリーガル・エンタテインメントだ。TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本潤主演の本作がついに待望の映画化を果たす。映画では、超型破りな弁護士・深山(松本潤)、敏腕弁護士・佐田(香川照之)、新ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲花)の元に15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込んでくる。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。深山たちは、事件が起きた村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていくことに。しかし、巧妙に仕掛けられた罠によって、事実を追求してきたはずの深山が、まさかの冤罪を生んでしまう。この度、西島演じる弁護士・南雲が斑目法律事務所チームと対峙する新場面写真が公開となった。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ正式出品され脚本賞ほか4部門で受賞した『ドライブ・マイ・カー』をはじめ、『奥様は、取り扱い注意』や『劇場版 きのう何食べた?』と、2021年公開の話題映画にも多く出演するほか、現在放映中の日テレ系ドラマ『真犯人フラグ』でも主演を務めている西島。本作では、謎の弁護士・南雲恭平を演じ、12月29日オンエアのSPドラマから登場、映画版では深山らが挑む史上最大の難事件・毒物ワイン事件に大きく関わる人物として、深山らと対峙する。場面写真では、南雲が深山らと向き合って何かを喋っている様子。なぜ南雲が斑目法律事務所に来たのか。彼は深山を阻む敵なのか。その関係性の謎が、作品への興味をより一層引き立てる。さらに、映画では南雲の秘められた過去が明らかに。今回初共演となる松本と西島はお互いを「西島さんが参加して下さったおかげで、この作品に深みが出たと思います。西島さんには本当に感謝しています。」(松本)、「僕の撮影初日に、自身の撮影シーンがないにも関わらずロケ現場に松本さんが現れて、作品に対する愛情と作品のいちばん大事な部分を背負っていることを感じて、とても刺激的でした」(西島)と語り、息の合った芝居にも要注目。西島演じる南雲の正体、その真意を知ったとき、深山らはどう動くのか。目が離せない展開に期待してほしい。『99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』12月29日(水)21:00よりTBS系にて放送『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)より公開
2021年11月16日西島秀俊と内野聖陽がW主演する劇場版『きのう何食べた?』から、ドラマ版でも大好評だったシロさんとケンジの自撮りオープニング映像が解禁された。11月3日(水・祝)に公開初日を迎えた本作は、11月11日(木)までの9日間で観客動員数42万人、興行収入5.6億円を超える大ヒットを記録。それを記念して、自撮りオープニング映像が“ちょい見せ”解禁。「きのう何食べた?」のドラマオープニングといえば、「OAU」による「帰り道」をBGMに、ケンジ(内野さん)が料理中のシロさん(西島さん)をスマホで撮影しながら、2人で食卓について「いただきます」と手を合わせるまでを収めた映像。料理中は嫌がるような素振りを見せつつも、どこか楽しそうなシロさんと、恋人ならではの距離感をキープしたままはしゃぐケンジという、2人の仲の良さが画面越しにも伝わり、「見ているだけで幸せになれる」とファンから大好評を得ていた。そんな【スマホの自撮りオープニング】は、劇場版にも登場。ドラマと同様、「帰り道」が流れる中、旅館の豪勢な料理を前にお揃いの浴衣姿でお酌し合ったりと仲良さそうな2人の姿からスタート。その後も、京都ならではの食べ歩きを満喫するおちゃめな姿がシロさんとケンジ目線で撮影されており、癒されること間違いなし映像となっている。 また、今回の映像は画角もスマホサイズに合わせており、2人の自撮り映像が自分の手元にあるように感じられる仕様になっている。劇場版『きのう何食べた?』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「きのう何食べた?」 2021年11月3日より全国東宝系にて公開©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年11月13日大通りに男性の叫び声が響きわたるーー。声の主は西島秀俊(50)だ。主演ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の撮影中だった。「’19年に日本テレビ系列で放送して話題を呼び、今年の年末に映画版も公開される『あなたの番です』と同じ制作チームが手がけるミステリードラマです。『あな番』同様、2クール放送されます。西島さんは行方不明になった妻子を捜しながらも、お人よしすぎて犯人として疑われてしまうという役どころです」(テレビ誌記者)西島の妻役は、17年ぶりに民放の連続ドラマにレギュラー出演する宮沢りえ(48)。しかし、宮沢演じる妻は失踪してしまうため、妻子の捜索に協力する部下役・芳根京子(24)との共演シーンが多い。ミステリー作品ゆえ、張り詰めた雰囲気のなか撮影が進んでいるのかと思いきや……。「西島さんが芳根さんに『“ひで坊”って呼んで!』とリクエストしたんです。2人は26歳も年が離れていて、芳根さんからしたら西島さんは業界の大先輩。芳根さんは恐縮してまだ呼ぶのをためらってしまうそうですよ(笑)。西島さんのほうは芳根さんを“よしこ”と呼んでいます。監督から『家族が失踪中っていうことは忘れないで!』と言われるほど、楽しげな雰囲気の現場です」(ドラマ関係者)意外な“ひで坊リクエスト”だが、「この現場に限ったことではない」と芸能関係者は話す。「昔から西島さんは、共演者との距離を縮めるためにニックネームで呼び合うことを、よく提案しているんです。西田敏行さん(73)、二宮和也さん(38)、伊藤淳史さん(37)なども西島さんを“ひで坊”と呼んでいますよ。共演後は、私生活で食事したり家族ぐるみで交流したりするほどの仲になることも多いようです」ニックネーム呼びは、西島流の“人たらし術”のようだ。別の芸能関係者も言う。「ほかの女優さんたちのこともニックネームで呼んでいますよ。共演した綾瀬はるかさん(36)を“はるぼう”、石田ゆり子さん(52)を“りり”と呼び、フレンドリーな空気を作るように努めているとか」ちなみに『真犯人フラグ』については、今後の展開や事件の黒幕を推理する“考察”がネット上で盛り上がっているが、撮影現場でも話題になっているようで……。「主演の西島さんさえ展開や結末を知らされていないんです。視聴者による考察を見て一緒に楽しんでいるようで、『みんな細かいところまでよく見てるなぁ』と感心していますよ」(前出・ドラマ関係者)本誌が撮影を目撃したこの日、一人のシーンを終えた西島は、芳根との共演シーンへ入った。NGもほぼなくスピーディに撮影は進む。息の合った様子は、“ひで坊呼び”の効果なのだろう。
2021年11月07日西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗らが再び集結した劇場版『きのう何食べた?』が、11月3日(水・祝)よりついに公開。映画を観る前に、本作の世界観と個性豊かなキャラクターたちを予習&復習できる、“5分でわかる「何食べ」ドラマダイジェスト映像”が到着した。累計発行部数840万部(電子版含む)突破のよしながふみによる人気漫画を原作とした本作。料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(シロさん)を西島さん、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(ケンジ)を内野さんが演じ、2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送され大きな話題に。そして劇場版は、TVドラマに登場した個性豊かな人気キャラクターたちが全員総出演し、京都旅行の様子、シロさんの胸をざわつかせる青年が登場と、2人の今後の人生を揺るがす物語が描かれる。今回到着した映像は、2019年放送のTVドラマから2020年元日のスペシャルドラマまでの放送内容をまとめた総集編。映像は、シロさんとケンジの人柄を伺い知ることの出来るキャラクター紹介からスタート。登場人物たちをコミカルにわかりやすく紹介していく一方、後半では、シロさんとケンジの考え方のすれ違いをきっかけに、ほろ苦い人生の機微や心にぐっと刺さるセリフも登場。ほろ苦さもありながら、シロさんが作る料理とそれを美味しそうに食べるケンジの穏やかで幸せそうな様子を織り交ぜながら展開する映像に、温かくなること間違いなしだ。5分でわかる「何食べ」ドラマダイジェスト映像劇場版『きのう何食べた?』は11月3日(水・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「きのう何食べた?」 2021年11月3日より全国東宝系にて公開©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年11月02日俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の飛び出すコメント映像が訪英されることが28日、明らかになった。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックの実写化作。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。この度、“3D猫”でお馴染みの屋外広告・クロス新宿ビジョンにて、西島&内野の飛び出すコメント映像を放映。下を覗き込みながら、「新宿のみなさーん」と歩行者たちに呼び掛けるところからスタートする映像は、手を振る、手を前に大きく出すなど息の合った掛け合いをみせる西島と内野の“見て楽しい”コメント映像となっている。グリーンバックの前で撮影された同映像は、目線や手の動きなど立体的に見える角度を探りながら何度もテイクを重ね、フェイク3Dという手法で行われたという。“3D猫”で新宿の新名所になったクロス新宿ビジョンだが、立体的な広告物に人間が登場するのは今回が初めてとなる。さらに隣接するアルタビジョン新宿、NEWNO・GS新宿ビジョンでも15秒のCM映像が放映される。
2021年10月28日西島秀俊主演、企画・原案を秋元康が手がける「真犯人フラグ」の2話が10月17日放送。西島さん演じる凌介の“差し入れ”に「可愛すぎる」という反応が集まるとともに“白目演技”にも「こんな演技珍しいw」といった声が寄せられている。本作は妻と子どもたちが突如消えてしまった夫が、SNS投稿をきっかけに“悲劇の夫”から“疑惑の夫”になり社会的に追い詰められながらも、真実を暴く壮絶な戦いに挑んでいく…という、秋元氏と「あなたの番です」スタッフが贈る2クールノンストップ考察ミステリー。妻子が失踪する相良凌介を西島さんが演じるほか、凌介の部下でクレーム処理担当の二宮瑞穂に芳根京子。失踪した妻の真帆には宮沢りえ。娘の光莉には原菜乃華。息子の篤斗には小林優仁。凌介の友人で週刊誌「週刊追求」編集長の河村俊夫には田中哲司。凌介の職場を暴いたYouTuber・ぷろびんこと徳竹肇に柄本時生。常に2択を迫りがちな刑事・阿久津浩二に渋川清彦。阿久津とペアを組む落合和哉に吉田健悟。凌介の上司・太田黒芳春に正名僕蔵。また坂東龍汰、深水元基、桜井ユキ、佐野勇斗、生駒里奈らが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では凌介の会社に謎の冷凍遺体が届き、警察から犯人扱いされることに。荷物の件は内密にされるがマスコミの取材攻勢は激しくなり、これまでとは一転、「家庭崩壊」「DV夫」「旦那サイコパス説」といった悪意ある憶測がネットで広まる。ぷろびんに勤務先が特定されたことでカスタマーサービス部にはデマを真に受けた苦情電話が殺到。集荷キャンセルの電話も次々とかかってくる…という展開に。凌介をかばって太田黒に猛抗議する二宮。凌介は昼休みに屋上でランチをする彼女のもとに駆けつけ、「さっきはありがとう」と感謝の言葉を送ると、「これ、お礼ってわけじゃないんだけど」とシュークリームを渡そうとする。さらに「もし好きじゃなかったら…」とみたらし団子も袋から取り出す。相手の好みを考え複数の差し入れを用意する凌介に「いそいそと甘いもの買ってくる西島さんかわいすぎ」「シュークリームもお団子もサラダチキンも買ってくるなんて可愛すぎるやろ~~~」「和洋スイーツ用意してくれるの流石ww」などの声が続々と集まる。そして後半では凌介が配送車のドライブレコーダーのデータを入手しようとするが、当直の社員に見つかってしまう。すぐさま彼に駆け寄り「大丈夫ですか!」頬をビンタしまくる二宮。凌介は二宮の作戦に気付き白目をむく“演技”をする…この場面にも「西島秀俊こんな演技珍しいw」「今日の一番の衝撃は西島秀俊のわざとらしい白目」「西島さんが白目剥いて叩かれてる所は面白かったなぁ」などの声が。そのシーンと重なるようにして「DISH//」の「猫」が流れ出す…歌っていたのは“ぷろびん”。柄本さんの歌う「猫」にも「挿入歌なの!?って思ったら柄本時生が歌ってたwwwwww」「誰が歌ってんの?誰?誰?・・・柄本くんかーーーーい!」「柄本時生の猫爆笑」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年10月18日村上春樹の短編小説を、西島秀俊主演で映画化した現在公開中の『ドライブ・マイ・カー』が、「第94回米国アカデミー賞」国際長編映画賞部門の日本代表に決定した。短編小説集「女のいない男たち」に所収の同名作品を、『寝ても覚めても』『偶然と想像』を手掛けた濱口竜介監督が映像化した本作。「第74回カンヌ国際映画祭」では、日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠を獲得したことが話題に。その後も、トロント、サン・セバスチャン、ニューヨーク、ロンドン、釜山などの国際映画祭への出品が相次ぎ、ポン・ジュノ監督、アルノー・デプレシャン監督ら名匠たちからも絶賛され、現在、47もの国と地域で配給が決定と、世界中から大きな注目を集めている。そして今回、「米国アカデミー賞」へ。今後、各国の代表作品から候補作が絞られ、2022年3月に受賞作品が決定する予定だ。日本では、8月の公開から約2か月、各地でロングラン上映が続く盛況ぶりとなっている本作。10月15日(金)からはTOHOシネマズ 日比谷から、TOHOシネマズ シャンテに劇場を変え、ロングラン上映が決定している。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年10月11日ある日突然、妻と2人の子どもが自分の目の前から消えてしまうーー。西島秀俊(50)が10月10日スタートの新ドラマ『真犯人フラグ』で演じるのは、そんな“悲劇の夫”役だ。大ヒットしたドラマ『あなたの番です』(19年)のスタッフが再集結したというだけあって、その内容や今後の展開に期待が高まっているが、それにしてもここ数年の西島は、「悲劇的な境遇に見舞われる夫」役が板についている。たとえば、公開中の映画『ドライブ・マイ・カー』(21年)では、不倫していた妻がくも膜下出血で突然死してしまうし、映画『人魚の眠る家』(18年)では、娘が脳死状態になり、それを受け入れられない妻の精神状態がどんどん不安定になっていってしまうし……。ほかにも映画『ゲノムハザードある天才科学者の5日間』(14年)やドラマ『流星ワゴン』(15年)など、枚挙にいとまがない。特に、映画化もされた主演ドラマ『MOZU』(14年)で爆弾テロにより妻を失った男を演じてから“悲劇の夫”役が増加。西島が、家族が不幸に見舞われる“悲劇の夫”を演じた作品は14年以降の7年間で11作以上にのぼる。■追い込まれたときの輝きはアラフィフ俳優のなかで随一それではなぜ、西島秀俊はこんなにも数多くの“悲劇の夫”役を演じ、さらにはそれが抜群に似合ってしまうのか。脚本家で映画ライターの竹内清人さんはこう語る。「西島さんはとにかく“ゆらぎの演技”がうまいんです。たたずまいや表情だけで芝居ができるから、置かれた状況をどうやって受け止めるのか、という表現がすごくビビット。説明的なセリフを省いてもシーンを成立させてくれるので、脚本家からすると理想的な役者さんですね。アラフィフの俳優は実は層が厚くて、魅力的な方もたくさんいますが、追い込まれた状況での輝き方は西島さんが随一でしょう。浅野忠信さんだとちょっとささくれた感じになるし、大沢たかおさんだと頼りがいがありすぎる。西島さんの緻密で繊細な“ゆらぎの演技”が“悲劇の夫”役にピッタリなんだと思います」たしかに、ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(17年)のようなコメディ作品であっても、西島からはどこか切なさや哀愁が感じられる。そして、そんな“ゆらぎの演技”は一朝一夕で身につくものではなく、彼の俳優人生のなかで培われてきたものだという。■苦労人時代に映画で得た“演技の引き出し”「西島さんのキャリアはテレビドラマでスタートしていますが、主役ではなく二番手、三番手ということが多かった。しかも、民放のドラマにまったく出演していない期間もあったんです。その時期、彼は活動の拠点を映画に置いていた。黒沢清や北野武といった、極力セリフを排して、役者の演技に委ねるタイプの監督と仕事を重ね、演技の幅が広がったんだと思います。ただあのルックスですから、若いうちはどうしてもイケメンキャラを背負わされがち。20代、30代のころは、映画『Dolls』(02年)や『さよならみどりちゃん』(05年)のように、女性を追い込むだめんず役が多かった印象があります。それが、歳を重ねていい感じに“枯れた”ことで、映画で培われた、セリフに頼らぬ演技力や芝居の引き出しの多さにルックスがマッチしていった。年齢的にも、夫や父親の世代となり、役柄の幅も広がったのではないでしょうか」実際に西島は、20代後半から30代前半までテレビドラマへの出演がいっさいないにもかかわらず、映画には絶え間なく出演し続けている。30代以降、徐々にテレビドラマに復帰し始めると、40代に差し掛かって一気に主演作が増えたのだ。もしかしたら、この紆余曲折あった俳優人生も“悲劇の夫”役に説得力を持たせる要因のひとつなのかもしれない。映画で培われた“ゆらぎの演技”や追い込まれたときの輝き、“枯れたイケメン”という絶妙のルックスに、意外と苦労人な経歴ーー。どれをとっても、“悲劇の夫”役は西島の真骨頂といえそうだ。『真犯人フラグ』でも、その真価が発揮されるのが待ち遠しい!
2021年10月10日劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の完成報告会が6日に都内で行われ、西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗、松村北斗、中江和仁監督が登場した。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックの実写化作。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描くドラマからの映画化に、西島は「監督とこのメンバーでこうやって集まって会見ができて、撮影以来なので本当に嬉しい」と喜び、内野も「最初は深夜ドラマでひっそりとゲイのカップルの話をやっているつもりでいたのに、いつの間にかこんな華やかな映画という舞台に立たせていただいて、本当に感無量」としみじみ。中江監督も「深夜テレビが始まる前は『途中で打ち切られるんじゃないか』とか、『視聴率がめちゃくちゃ悪いんじゃないか』という心配をプロデューサーに話していたのに、気づいたらこんなことになってました」と振り返った。撮影の思い出を聞かれると、西島は「京都で内野さんがスマホを持って2人で互いを撮ったりするシーンは、ロケのスタートの方で撮ったというのもありますし、幸せな感じが戻って来て印象深いです」と明かす。「素が出ている」という映像は、実は丸投げだったようで、監督は「内野さんがどこを撮るのかわからないので、(映り込まないように)スタッフが周りに誰もいられないんです。だから有名人2人を京都の街中にほっぽり出してみんな隠れるんです」とまさかの裏側。さらに監督が「内野さんが撮影したやつを見て、ちょっと役者さんに申し訳ないですけど、カメラワークがダメで、もう一回とか……指が入っちゃってたりして」と語ると、内野は「ダメだったんですか!? あれ!」と突っ伏して苦笑していた。内野は「コロナで大変な時期だったんですけど、その分観光客の方も少なかったので、意外と撮影はスムーズに行きまして。僕はもうケンジの扮装をすると、西島さんがシロさんに見えちゃうので、ラブラブな感じで。そのまま『大好きな人と京都来た、ルン♪』という感じでスマホの自撮りとか、自由にやらせてもらった」と撮影時の心境を表す。「素敵な西島さんをたくさん撮ってありますので」と見どころをアピールした。連ドラから続くチームについて、西島は「こうやって並んでみると、かなりいかついんですけど、不思議なんですよ。さっき4人で手を繋いで写真撮ったりして。個々に会うと大人の男の、しかもいかつい俳優たちなんですけど、やっぱりこの役に入った時に、心のひだの繊細なところまで演じるメンバーだなと。昨日またちょっと作品を見返して見ると、改めて感じました」とその表現力も絶賛。内野も「役に入ると、みんなそのまんまになっちゃう。普通男性たちは照れくさかったりするじゃないですか。それはもう一切ない。チームでやってきた歴史があるので、変な緊張とか一切なく自由にやらせていただいた」と語る。山本は「4人が集まるシーンと、2人2人のシーンがあるんですけど、それぞれキャラクターが違っていて。画面から感じ取れる立ち位置と逆転したりする瞬間がある」と分析。「例えば4人でいる時は、ジルベールとケンジのやり取りをシロさんと小日向さんが包容力ある感じで見てるんだけど、実を言うと包容力があるようなことを訴えたり、投げかけてるのが(ジルベールとケンジの)2人で、こちらが考えさせられる瞬間があったりする」と魅力を明かす。一方、磯村はこのチームについて「なんか、家族だなと僕は思ってるんです。勝手に」と表現。「今回の劇場版で戻ってきたときに、クランクインが4人のシーンだったんですけど、『ここ、戻ってくる場所だったのかな』と思えるぐらい。やっぱりお三方の包容力と言いますか、本当に現場が楽しいと思える作品だったので、もう、ひとつの家族のような形なのかなと思いました」と思いを表した。
2021年10月06日俳優の西島秀俊と女優の吉田羊が出演する、花王・メリットの新CM「泡で洗おう」編が、8日より放送される。夫婦役で登場する西島と吉田。とある休日、買い物袋を肩にかけた西島は足早に家へと向かい、帰宅するとすぐに吉田に話しかけながら買い物先で仕入れた知識を披露する。西島と吉田のテンポの良い会話劇で、ほっこりする家族の休日を描いている。■西島秀俊・吉田羊インタビュー――CMに出演した感想を教えてください。西島:撮影スタートからすぐに、とてもやさしい雰囲気で撮影ができました。自然に家族の空気感もできて、居心地が良かったです。昨今の状況から、家の中で過ごす時間や家で仕事をする時間が増えていると思います。今回のCMでは、家でお仕事しているお母さんがいて、お料理を作っているお父さんがいて、家族みんなで助け合って生活する現在の家族像が描かれているので、そういったシーンも楽しんでいただきたいなと思います。吉田:メリットのCMはいつもほのぼのとされている印象で、撮影を楽しみにしていました。西島さんを中心とした家族のほっこりする感じをぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
2021年10月05日10月スタートの新日曜ドラマ「真犯人フラグ」より、主演の西島秀俊をはじめ、登場人物23名が集結したポスタービジュアルが初公開された。秋元康が企画・原案した本作は、ある日、妻と子どもたちが消え、手がかりが見つからない中、夫に集まった同情が「あの旦那が殺したんじゃないの?」と一夜にして方向転換され、真犯人フラグが立ち、追い詰められていく…半年間のノンストップ考察ミステリー。今回到着したポスターには、“真犯人フラグ”を立てられる主人公・相良凌介(西島さん)を中心に、相良家とその周辺の人々が、それぞれ秘密を抱えているかのようなポーズで写っている。それは、会社関係者、凌介の親友、妻・真帆(宮沢りえ)のママ友、YouTuber、所轄刑事、まだ詳細が明かされていない謎の人物…など、母子失踪事件に深く関係する23名。また左上には、顔が明かされていない人物も登場している。また、番組公式サイトがリニューアル。登場人物相関図や1話のあらすじも公開されている。あらすじ相良凌介(西島秀俊)は、中堅の運送会社に勤める平凡なサラリーマンで、おっとりしていてお人好し。明るくチャーミングな妻・真帆(宮沢りえ)は、スーパーでパートをしながら家計を支えるしっかり者。仲良し夫婦の2人には、高校生の娘と小学生の息子がおり、郊外に念願のマイホームを建設中だ。ある日、妻と子どもたちが忽然と姿を消した。何の手がかりも掴めない中、失踪が明るみに出たことで、一気に世間の注目を浴びる凌介。しかし、とあるSNSの投稿で“悲劇の夫”から一転、“疑惑の夫”に。「あのダンナが殺したんじゃないの?」と、家族を殺害した“真犯人フラグ”を立てられながらも、頼れる部下・二宮瑞穂(芳根京子)の助けを借り、真実を暴く戦いに挑んでいく。「真犯人フラグ」は10月10日より毎週日曜日22時半~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年09月26日Novelbright(ノーベルブライト)が新曲「seeker」を含む最新シングルCDを2021年11月24日(水)に発売。「seeker」は10月25日(月)に先行配信リリースされ、西島秀俊主演のテレビドラマ『真犯人フラグ』主題歌となる。Novelbright、メジャー初シングルCDを発売Novelbrightは、2020年夏にメジャーデビューし、「第62回日本レコード大賞」新人賞を受賞するなど、人気を博している大阪発5人組ロックバンド。代表曲「ツキミソウ」が各サブスクチャートで話題を集めている。そんなNovelbrightがメジャーデビュー後初となるシングルCDを発売。「seeker」「ワンルーム」「Design of Happiness」の3曲を収録する。初回限定盤にはライブツアー映像収録DVD付属また、パッケージは通常盤と初回限定盤の2種で展開。初回限定盤には『「新章・開幕宣言」ツアー裏ファイナル 〜原点回帰ただいま故郷〜』のライブ映像が収録されたDVDが付属する。新曲「seeker」ドラマ『真犯人フラグ』主題歌に収録曲となる新曲「seeker」はドラマ主題歌として書き下ろした一曲。「seeker」は、10月10日(日)より放送される日本テレビ系・新日曜ドラマ新TVドラマ『真犯人フラグ』の主題歌となる。『真犯人フラグ』は、西島秀俊が主演を務める予測不能のノンストップ考察ミステリー。企画・原案の秋元康をはじめ、『あなたの番です』のスタッフが再集結し、新たなミステリーを作り上げた。新曲「seeker」MVを公開新曲「seeker」先行配信日の10月25日(月)に、ミュージックビデオも公開に。歌詞になぞらえて、"暗闇の中にいても、手を伸ばし続ければ光は必ず見えてくる"というメッセージを込めた。<Novelbright Vo.竹中雄大 コメント>どんなに絶望の淵に立たされても必ず一筋の光はある、その瞬間当たり前にあった幸せはどこかに隠れているだけで必ずまた見つけ出すことができるという希望を込めて、そして、折れない絆を胸に主人公の諦めない気持ちをテーマに作らせていただきました。僕たちにこのような素晴らしいドラマの主題歌を担当させてもらえること、非常に光栄です。本当にありがとうございます。クールかつ疾走感のある曲で僕たちNovelbrightの色も、そしてドラマにもすごく合った自信作ができましたので是非ドラマと共に沢山の人の心に響き渡ってほしいです。新曲「ワンルーム」MVもまた、新曲「ワンルーム」のミュージックビデオも、11月15日(月)20:00より公開される。詳細■Novelbright 新曲「seeker」配信日:2021年10月25日(月)■Novelbright 新曲「ワンルーム」配信日:2021年11月15日(月)■最新シングルCD「seeker / ワンルーム」CD発売日:2021年11月24日(水)価格:初回限定盤(CD+DVD) 2,970円、通常盤(CDのみ) 1,210円<収録内容>・CD(初回限定盤&通常盤共通)1.seeker2.ワンルーム3.Designs of Happiness・DVD(初回限定盤のみ)「新章・開幕宣言」ツアー裏ファイナル~原点回帰ただいま故郷~「Waking with you」「ツキミソウ」含む22曲のライブ映像■日曜ドラマ『真犯人フラグ』放送日:2021年10月10日(日)スタート 毎週日曜22:30〜放送局:日本テレビ系(※一部地域で放送時間が異なる)企画・原案:秋元康
2021年09月24日