タレントのうつみ宮土理が漫才コンビ・ナイツ(塙宣之と土屋伸之)らと共に16日、東京の中目黒キンケロ・シアターで、ラジオ番組『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』(ニッポン放送/毎週月曜~金曜10:35~10:40)の公開収録を行った。うつみとニッポン放送の垣花正アナウンサーが軽快なトークを繰り広げる同番組。公開収録前には記者会見が行われ、番組初の公開収録にうつみは「最高にうれしいです」と喜びを露わにした。うつみはナイツのお笑いライブを観に行ったことを明かし、「なんて面白いのかしらと思いました。ず~っと笑えたんですよ」と、その実力を手放しで絶賛した。その上で、「『M‐1グランプリ』に優勝したのは何年ですか?」と質問し、ナイツが「あ、僕ら優勝してないです(笑)」と返す場面も。続けて、今年の『M‐1』で塙が審査員を務めていた話になり、うつみが「とろサーモンとか出てたでしょ?」と言うと、土屋が「出てないけど話題になってます(笑)」とツッコミ。この掛け合いを見た垣花アナからは「ナイツの漫才みたいですね」と指摘されていた。2015年に亡くなったうつみの夫・愛川欽也さんが設立したキンケロ・シアターでの公開収録については、「キンキンが喜んでいると思います」とコメント。愛川さんが亡くなってからの1年間はあまりのショックで「何も覚えていない」としながらも、「今はやっと落ち着きました」と告白した。「いつも見守ってくれてるなって感じがします」と明かした。公開収録では、うつみと垣花アナウンサーのトークをはじめ、ゲストの演歌歌手・三丘翔太のライブコーナー、うつみの生歌、ナイツの漫才などが披露された。収録の模様は31日の17:00~18:00に放送される。
2018年12月17日「豆パン、あんパン、クリームパン……10月下旬、ドラマの現場に西田敏行さんからパン200個もの差し入れがあり、米倉さんも感激していました」(ドラマスタッフ)11月8日放送の第4話も16.5%の高視聴率を叩き出し絶好調なのが、米倉涼子(43)主演のドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。西田の差し入れを見た、高橋英樹(74)、勝村政信(55)、安達祐実(37)、林遣都(27)らキャストは大いに盛り上がったという。「というのも、西田さんは『リーガルV』には出演していないからなんです。今回のスタッフは『ドクターX』チームが多いとはいえ、自らが出ていないドラマ現場に差し入れする俳優さんは珍しいです。米倉さんと西田さんは『ドクターX』第2シリーズ(13年)での共演以来、プライベートでも連絡を取り合う間柄。血液型が同じB型ということもあって、本当に気が合うそうです。『ドクターX』とはまた違う役柄で名キャラクターを作り上げつつある米倉さんの奮闘に、西田さん流のエールを送ったようです」(前出のスタッフ)西田は昨秋、米倉への“偏愛”を雑誌の取材でこう明かしている。「米倉涼子ちゃんに『としちゃん』と呼ばれるのが好きで、ドラマの合間にゲームをしながら『俺、これわかんねーよ』って意図的に甘えたりしますね」(『FLASH』17年10月17日号)テレビ局関係者は言う。「菓子パン好きの西田さんは美味しいパン屋さんをよくご存じで、『これ、好きなんだよ~』と大量に現場に持ってきてくださることが多いです。今春のドラマ『Missデビル』(日本テレビ系)出演時は、東京・調布市の『サンブラーンジュリ国領店』の『国領あんぱん』を差し入れていました。生クリーム入りのあんぱんで、現場でハマる人が続出していました」本誌は3月中旬の夜、東京・神楽坂の高級てんぷら店に米倉、西田、岸部一徳(71)らが集まる“ドクターX会”現場を目撃していた。宴が終わり、迎えの車に乗った西田に米倉は「また今度だね、See youだね~」と笑顔で見送った。名残惜しそうな西田――。“異例すぎる差し入れ”には西田の深~い思いも込められていた。「実は『リーガルV』の制作側は、西田さんのゲスト出演を検討していました。『ドクターX』ファンへのサプライズ演出となる予定でしたが、西田さんのスケジュールが合わなかったそうです。米倉さんやスタッフに対する西田さん流の“お詫び”の意味合いもあったようですね」(制作関係者)豆パンを現場に贈るこのマメさこそ、米倉への愛の証しだった!
2018年11月15日乃木坂46第3期生のメンバー8人が出演する舞台『星の王女さま』が4月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、吉田綾乃クリスティーが登壇した。【チケット情報はこちら】本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作「星の王子様」をモチーフに、脚本・演出を「監獄学園」などの畑雅文が手掛けたシニカルSFファンタジー。飛行機の故障で砂漠に不時着した宇宙飛行士リンドバーグと王女さまが出会い、飛行機を直すために必要な部品を探すために「偽装キラキラ女子の星」や「キャリアウーマンの星」などさまざまな惑星を一緒に旅していく物語を、歌やダンスで綴る。自身の役柄について、王女さま役の伊藤は「自由奔放で明るくて周りを巻き込んでかき回してく王女さまは自由で、私がなりたい像。今回演じることができて嬉しいです」バラ役の岩本は「王女さまが大切に育てているバラの役です。王女さまとは私のせいで離れ離れになってしまうのですが、そこからの展開にぜひ注目して欲しいです」リンドバーグ役の梅澤は「惑星の住人や王女さまに振り回されたりする役どころで、ツッコミ的なポジションでもあります。周りが濃いぶん、どうしていいか迷走し、キャラクターを掴むのに苦労しました」偽装キラキラ女子さなえ役の阪口は「今までにやったことがないし、これからも恥ずかしくてできないぐらいのぶりっ子を演じます。そこに注目してもらえたら嬉しいです」流れ作業をする紀伊国坂役の佐藤は「暗めな役で感情を表に出さないのですが、後半にキッカケがあってガラッと変わるので、そこが見どころです」キャリアウーマン・ナオミ役の中村は「唯一強めなキャラクターなので、この物語のなにか刺激になれればなと思います」引きこもりのオタクどれみ役の向井は「演じるために自分の殻を破らないといけない部分がありました。他の役とはちょっと違う、おどおどした感じに注目してほしいです」潔癖症のマヤ役の吉田は「王女さまと出会って潔癖症を克服していく役どころです。自分にも刺激があったので、観ている人のなにかのキッカケになれば」と、それぞれコメントした。現代を生きる人々を映した各惑星の住人たちが個性豊かで、歌やダンスなどの見どころに加え、笑いどころもある本作。王女さまとバラの記憶を通し見えてくるものも印象的だ。最後に王女さまが行き着くのはどこなのか、ぜひ劇場で確認してほしい。『星の王女さま』は4月15日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、26日(木)から28日(日)まで愛知・春日井市民会館にて上演。取材・文:中川實穗
2018年04月10日さまざまな経験と卓越した感性を持つ方々が、そっと語る、官能の本質とは?今回は、作家・島本理生さんに投げかけてみました。台風のように訪れる、官能をつかむ悦び。つかみどころのない異性との、不安定な関係に官能的なものを感じて、惹かれていたころがあります。友達に紹介しても「いい人だね」「お似合いだよね」と応援してもらえない危険なタイプ。作家としての好奇心もあったのかもしれないです。彼が次に何を言うか、何をするかがわからなくて、ハラハラすればするほど、気持ちを持っていかれていましたね。ところが、自分も年齢や経験を重ねてくると、何を考えてるかわからない人って、案外何も考えていないのかもとわかってきた(笑)。若いころは刺激だけでドキドキできても、軸がない人の魅力はだんだん頭打ちになるように思います。いつまで経っても心がぶつかり合わないとしたら、不安定な関係は、ただ不安を煽るだけで、何かが深まる気がしません。がっぷり組み合う関係性の中でこそ、深くなっていく官能もあると思うようになってからは、もっと、骨のある男性に惹かれるようになりました。若さが削られていくにつれ、見た目や体つきが色っぽいというよりも、その人自身が生きてきた積み重ねがモノをいうからでしょうね。たとえば、学生時代、同じ教室にいたときには、みな似たようなただの男の子だったのに、社会人になって再会すると、いい色気が出てくる男性がいます。仕事や家庭など社会的な責任を持つ年齢になれば、成熟していかざるを得ないわけだけど、それが垣間見える瞬間は官能のアンテナを刺激されます。物語の中の有名な美男子といえば光源氏ですが、助川幸逸郎さんの『光源氏になってはいけない』という解説本の中に、象徴的なエピソードがあります。若き日の光源氏は、それはもう輝くような美しさだったんですよね。ある宴会に出たときも、あえて普段着に近い、気張りすぎない服装で現れ、逆にその生まれの良さや美しさでまわりを圧倒します。一方、源氏と仲がいいけれどライバルのような関係でもあった頭中将は源氏に比べればパッとしなかった。ところが十年以上経って二人が祝いの席に出てみると、年齢相応の貫禄を身につけた頭中将のほうが魅力的に書かれているというのです。というのも、光源氏は相変わらず若いころの自分を引きずっていて、悪い意味で青年にしか見えないんですね。いまこの瞬間に対して、しっかりと向き合って生きようとしていると、たぶん自分の年齢に合わせた魅力にシフトしていける。そういう人には成熟した色気も自然と備わってくるのかな、と感じます。官能というのは、台風みたいなものかもしれません。突然訪れるときもあれば、待てどもまったく来ないこともある。いざやって来たときは、家の中でじっとしていれば避けることができるけれど、それに身を任せるかは自分次第。楽しく戯れられる台風なのか、出ていったら取り返しがつかないほど大変なことになる台風なのかは、ドアを開ける前に多少なりとも見分けたいですよね。一つ気を付けたいのは、せっかく煮詰まった官能の瞬間を散らかしてしまうことでしょうか。「自分には色気がない」と悩む女性の中には、照れくささや緊張から、ばーっと一方的にしゃべったり、茶化したりしてしまう人が多いように感じます。色気を扱うのが得意な人に共通するのは、沈黙の使い方が上手いということ。黙るべきときに黙る。次のステップへ促すべきときに促す。いま何を言うかより、いま何を言わないかの取捨選択が上手い人は、官能とは何かをも知っているように思います。しまもと・りお作家。2005年刊行の『ナラタージュ』で恋愛小説の旗手に。‘15年、『Red』で島清恋愛文学賞を受賞。最新刊は『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』(幻冬舎)。※『anan』2018年3月14日号より。文・三浦天紗子(C)TwilightShow(by anan編集部)
2018年03月07日映画『Faces Places(英題)』が2018年9月より順次全国公開される。『Faces Places(英題)』は、女性映画監督の先駆者アニエス・ヴァルダと、フランス人アーティスト・JR(ジェイアール)がフランスの田舎を旅しながら、村々に住む人々と接し、一緒に作品を作り残していくロードムービー形式の心温まるドキュメンタリー。アニエス・ヴァルダは、1955年の長編映画『ラ・ポワント・クールト(La Pointe Courte)』でデビューを果たして以来、女流監督としての地位を確立。その功績を讃えて「ヌーヴェル・バーグの祖母」とも呼ばれる。2015年にはカンヌ国際映画祭で、史上6人目となるパルム・ドール名誉賞も受賞した監督だ。JRは、一般人のポートレートを大きなポスターにして写っている人に返し、写真を好きな場所に貼ってもらう、という参加型アートプロジェクト『インサイド・アウト(Inside Out)』で知られるアーティストだ。公開された予告編でも、JRによるポートレートが街中を飾る様子が見られる。第90回米国アカデミー賞にもドキュメンタリー部門でノミネートされた『Faces Places(英題)』は、フランスのアカデミー賞と言われる第43回セザール賞のドキュメンタリー部門、作曲部門にもノミネート。既に第70回カンヌ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞、ルイユ・ドール(金の眼賞)、2017年のトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)のドキュメンタリー部門を受賞。世界中の映画祭で評価、注目を集めている。【詳細】映画『Faces Places(英題)』公開時期:2018年9月よりシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷ほか全国順次公開監督:アニエス・ヴァルダ&JR出演:アニエス・ヴァルダ、JR©Agnès Varda-JR-Ciné-Tamaris, Social Animals 2016
2018年02月05日(写真:ロイター/アフロ) 英王室のハリー王子(33)が昨年11月27日に婚約を発表した。お相手は、人気ドラマ『スーツ』でブレークしたアメリカ人女優メーガン・マークル(36)。5月19日、ウィンザー城で結婚式を挙げる2人のため、英国はすでにお祝いムードに。新プリンセスには世界中の注目が集まっている。 メーガンの母親はアフリカ系アメリカ人。今までにアフリカ系のルーツを持つ妃は前例がない。また、離婚した両親はそれぞれ自己破産をしており、本人にも離婚歴がある。母親違いの義姉はメーガンの暴露本を執筆し、同じく義兄カップルは暴力沙汰で警察騒ぎを起こしたことも! そんな彼女のロイヤルファミリー入りを快く思わない英国市民も、決して少なくない。異例のバックグラウンドを持っていながら、王子を射止めたメーガンの魅力とは?英国で長く王室を取材してきたジャーナリストの多賀幹子さんが解説してくれた。 ■ヨガ&菜食主義でメロメロボディをキープ 抜群のスタイルの秘訣は、平日の食事はヴィーガン食(菜食)にし、週末は何でも好きなものを食べるという独特の食事法。また、ヨガインストラクターの母の影響で、自身もヨガの達人。難易度の高いポーズをインスタグラム(アカウントは1月に削除)にアップして反響を呼んでいる。 「“健康主義”のメーガンの影響で、王子は禁煙に成功したともいわれています」(多賀さん・以下同) ■人種ミックスのルーツは自分の誇り! 子どものころは、アフリカ系アメリカ人の母親が人種差別を受けるシーンを見てきた。学校の課題では「あなたの人種を選びなさい」という欄で、「ホワイト・ブラック・ヒスパニック・アジア」の「どこにチェックを入れていいかわからなかった」ことも。 「このとき父親に相談し、『それなら、自分で新たに欄を作るしかない』と激励を受けました。メーガンさんは『自分のアイデンティティは自分で作り出すものと、父親から教わったの』と語っています」 ちなみに、父は元ハリウッドの照明技師。家庭は決して豊かではなかったが、メーガンは名門のノースウェスタン大学を卒業している。 「父親はあるとき、宝くじで数千万円を当て、娘に教育を施すことができたともいわれていますが、真偽は不明。いずれにしても彼女は自分のルーツを『誇りに思っている』と言い切っています。王子がメーガンさんのどこが好きか問われたとき『強さ』と即答しましたが、さまざまな差別を乗り越えてアイデンティティを確立した、そのたくましさにも引かれたのでしょう」
2018年01月18日東京・渋谷にあるギャラリースペースCASE TOKYOでは、写真家・鈴木理策の展覧会「Water Mirror」を1月20日から2月24日まで開催する。© Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery鈴木理策は1987年に東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年に故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵されている。展覧会では、昨年日本芸術写真協会と刊行した鈴木理策の作品集『Water Mirror』に焦点を当て、オリジナルプリントの鮮やかな色調が印刷によってどのように再現されたのか明らかにする試み。作品集はライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続く、水面を主題とするシリーズ「水鏡」46点を収録。なお、1月27日の17時には鈴木理策と作品集のデザインを手掛けた田中義久によるトークイベントも開催される。【展覧会情報】Water Mirror会期:1月20日~2月24日会場:CASE TOKYO住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1時間:11:00~19:00休館日:月曜日、日曜日、祝祭日【書籍情報】『Water Mirror』出版社:CASE Publishingハードカバー/112ページ、作品46点/260×330mm発刊:2017年デザイン:田中義久
2018年01月10日三谷幸喜が脚本・作詞・構成・演出を務め、川平慈英とシルビア・グラブが出演する『Koki MITANI’S SHOW GIRL vol.2「ショーガール」~告白しちゃいなよ、you~』が、2018年1月8日(月・祝)に開幕する。その稽古場にて川平慈英とシルビアに話を聞いた。Koki MITANI’S SHOW GIRL vol.2 チケット情報本シリーズは、1974年から1988年まで福田陽一郎脚本・構成・演出、木の実ナナと細川俊之の出演でパルコ劇場にて上演されてきた“大人のためのちょっと小洒落た時間”。川平とシルビアが出演する三谷版は2014年にスタートし、2016年に再演。今作はそれに続く第二弾として『告白しちゃいなよ、you』をタイトルに、第一部は三谷書き下ろしの“大人のコイバナ”ショートミュージカル、第二部は華やかなショータイムを届ける。20年ほど前の初共演以来、数多くのステージを共にしてきたふたりは、川平がシルビアを「“相方”という感じになってきた」というほどの仲。そんなふたりと三谷がタッグを組むことで、シルビアは「面白いです。三谷さんって、私たちが普段ステージで求められることとは違う、意外な部分も探し出そうとしてくださるので。もちろんそれで苦労することもありますが、そこがいいんだろうなと思うんですよ。自由にさせてもらうと自分たちがやりやすい方向に持っていっちゃう部分を、敢えてそうじゃない方向に手綱を引いてくれてます」、川平も「自分で言うのもなんですが、三谷さんは自分の大好きな玩具を手に入れて遊んでる感じ(笑)。そうくる!?っていう目から鱗の発想が面白い。稽古場では三谷さんが一番笑ってますよ」と、稽古を楽しむ様子が伝わるコメント。第二弾、三作目となる今作は、「初演は(福田版から作品を引き継ぐことで)失敗できないという思いもあったし、相当気負ってました。でもそろそろ三谷さんの『ショーガール』カラーも染み込んできたので。自由度が広がってきたかな」(川平)と、三谷ならではの“スタイリッシュな裏切りのある大人の芝居”が楽しめるという。日本ではまだまだ珍しい“ショー”を、さらに“大人の時間”として届けるシリーズ。川平は「音楽も知ってる、芝居も知ってる、映画も知ってる人たちが観て、溜飲が下がるようなお芝居にしたい」、シルビアも「もちろんがんばるのですが、観たときに『がんばってるな、あの人たち』と思われないようなものをみせれたら」と、“日本で観られる極上のブロードウエイショー”を目指し稽古に励んでいる。そんな一線級のショーに加え、長澤まさみ、髙嶋政宏、草刈正雄、斉藤由貴、戸田恵子、新納慎也、中川晃教、竹内結子という豪華ゲスト陣も日替わりで出演する公演は、2018年1月8日(月・祝)から14日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて。チケットは発売中。取材・文・撮影中川實穗
2018年01月05日西田大輔が脚本・演出を手がける舞台『ONLY SILVER FISH』が、2018年1月6日(土)に開幕する。本作は、西田が主宰するAND ENDLESSで2007年に初演された舞台作品の10年ぶりの再演。今回は舞台に加え、舞台と同じキャストが出演し、異なる役柄&ストーリーで展開する映画版(監督・西田大輔)も春に公開される。舞台の稽古場にて、主演の松田凌と西田に話を聞いた。舞台版「ONLY SILVER FISH」チケット情報映画の撮影は終え、舞台の稽古中というタイミングの取材。西田は「映画と舞台を同じキャストで同時進行するという初めての経験で。普段、作品をつくる中で俳優の人間性を知って、それを役の中に落とし込んでいくのが僕の仕事だと思っているのですが、今回は先に映画の撮影があったので、既にひとつ潜り抜けてここに来ているような想いが今はあります。いよいよホームグラウンド(舞台)での稽古ですが、そもそも座組がすごくいいし、映画を経たことによっていい効果が生まれるんじゃないかと思っていますね」と手ごたえを語る。主演の松田が「舞台ありきの映画、映画ありきの舞台、という感覚の作品ではない」と語った本作。2作で共通しているのは“一匹の魚=シルバーフィッシュ”だけで、全く違うストーリーを描く。舞台版は、ある洋館で開かれるパーティに招かれたメンバーがひとり、またひとりと死んでいくミステリーだ。「こういうワンシチュエーションで会話だけで表現していく作品は、今の西田さんのイメージにはないかも」と松田が語るように、華やかでエンターテインメント性の高い西田作品とはひと味違うものになる。それについて西田は「三谷幸喜さんがワンシチュエーションで上質な芝居をつくって時代を牽引されてるのを下の世代として見ていたので、本当はやりたかったけど『書かない』って決めてたんですよ。だけどやっぱり書いてみたいと思って書いたのが、この作品なんです」と明かしてくれた。そんな本作について松田は「演じていて、『この人の頭の中ってどうなってるんだろう』と思うんですよ。作品全体もそうだし、お話の内容もそうだし、演出もそうなんですけど、裏の裏をかくようなところがあって。セオリー通りじゃない。“この人の作品は観なきゃ損だよ”と思います!」と熱く太鼓判を押す。自身の役柄についても「ずっと出てるし、ほぼ全員と絡んでる。実はそういう役は今まであまりないので、演じてて面白いですね。こんなにもいろんな人と目を合わせて芝居するのは久しぶりで、嬉しいです」と充実を感じているという。松田が「新年一作目に!」とオススメする本作は2018年1月6日(土)から17日(水)まで東京・紀伊國屋ホールにて。映画は2018年春に公開予定。取材・文:中川實穗
2017年12月27日英ヘンリー王子(33)が、かねてから交際していた女優のメーガン・マークル(36)と婚約した。ヘンリー王子は1年4カ月に渡って交際しているメーガンに今月に入ってからプロポーズしていたようで、来春には挙式予定だという。ヘンリー王子(右)とメーガン・マークル(C)BANG Media International婚約のニュースは、ヘンリー王子の父であるチャールズ皇太子による声明文で発表された。「ウェールズ公チャールズはヘンリー王子とメーガン・マークル氏の婚約を喜んで発表します」「結婚式は2018年春に予定されています。結婚式の詳細については追ってお知らせさせていただきます」「王子とマークル氏は今月にロンドンで婚約しました」「ヘンリー王子はエリザベス女王をはじめ、親しい王室一家に報告しました」「ヘンリー王子はマークル氏のご両親にも承諾を求め、承諾されました」「2人はケンジントン宮殿のノッティンガム・コテージに居を構えます」メーガンの父トーマス・マークルと母ドリア・ラグランドも、2人の婚約のニュースに対して喜びのコメントを発表した。「メーガンとヘンリーのことを心から喜んでいます。私たちの娘メーガンは常に優しさと愛情を持った人間です。同じ心を持ったヘンリーと一緒になるということは、両親である私たちにとっても素晴らしい喜びの源です」「2人の生涯の幸せを願うと同時に、2人が共に歩んでいく将来を楽しみにしています」(C)BANG Media International
2017年11月28日若手ホープとして注目を受け、NHK 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主演で幅広い層から愛されるようになった女優・高畑充希。18日から公開された映画『泥棒役者』では、丸山隆平演じる主人公・はじめの恋人である美沙を演じている。同作の監督・脚本を務めた西田征史は、『とと姉ちゃん』の脚本も担当しており、高畑とは再タッグとなる。西田から見た役者としての高畑の魅力は、どこにあるのだろうか?○ちょっと普通じゃない――『とと姉ちゃん』からの高畑さんとのタッグとなりましたが、朝ドラを見て高畑さんにオファーされたんですか?いえ、『とと姉ちゃん』が始まる直前くらいにオファーしました。『泥棒役者』を制作することも決まっていたので、ぜひ彼女がいいなと思いました。これまでの作品でも芝居がいいのは本当に知っていましたし、ちょっと普通じゃないすごさですよね。――どういうところが一番すごいのでしょうか?『とと姉ちゃん』の時は脚本としての参加でしたので、高畑さんの現場への参加の仕方や、女優意識はわからなかったんですけど、実際に演出してみて、芝居の”生(ナマ)さ”に驚きました。すごくナチュラルで、セリフを一字一句変えていないのに、芝居のニュアンスが毎回ちょっとずつ違うんですよ。それは芝居がぶれているということじゃなくて、例えばテイクごとの相手の目線の動きに合わせて自身の芝居を変えているというか。そういった反応が、その時その時で違うのが、すごい。自分の中での芝居を固めてきてしまうのではなく、そこにどーんと存在して、その時思っている感情で芝居しようという感じでした。――相手のリアクションを見て演技を変える、というような。丸山くんも一緒に演じていてすごく楽しかったみたいです。多分、セッションしている感覚があって楽しかったんじゃないかな。――今回は撮影が2日間とのお話でしたが、それだけすごさが伝わったんですね。ご本人は「2日以上あったらボロが出たかも」とは言っていましたが(笑)。でもきっと、ぶつかり合うことはあったとしても、話し合って面白いものになると思いますよ。ドラマと映画で芝居の質も変えてるし、現代と昔の質感の差はあると思うんですけど、彼女の新たな表現の幅を見た気がします。『とと姉ちゃん』に感じていたものとはまた違うものでした。
2017年11月21日「関ジャニ∞」丸山隆平が映画単独初主演を果たす、西田征史監督作『泥棒役者』。この度、西田監督初監督作品となった『小野寺の弟・小野寺の姉』から、向井理と片桐はいり扮する“小野寺姉弟”がカメオ出演することが明らかに。あわせて、仲良すぎのコメント映像も到着した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、2014年に公開された西田監督の監督デビュー作。向井さん演じる弟・進と、片桐さん演じる姉・より子、“日本一不器用な姉弟”の日常を描いた作品だ。そして今回、その小野寺姉弟が西田監督最新作『泥棒役者』にカメオ出演することが明らかに。2人は、劇中の重要なシーンで登場するそうで、その変わらぬ姉弟のやり取りには思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなし。また到着した映像では、「タマとミキ」の絵本を片手に『泥棒役者』を観に行こうと話し始める小野寺姉弟が描かれる。タイトルの泥棒と聞いて、「怖いやつダメだもん」と尻込みするより子を、「怖くない、怖くない」と諭す進。そして、映画について「どういうのなの?」とより子から聞かれた進は、「ラブコメ」と答えるという内容だ。この映像は、即興芝居風になっており、2人は完璧に(?)“役者”になりきっている。またコメント部分でも、2人にしか醸し出せない空気感に思わずクスりとしてしまう映像となっている。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年11月13日渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、乃木坂46のメンバー・伊藤万理華の脳内に迫る「伊藤万理華の脳内博覧会」が10月15日まで開催中。本企画は、ファッション、アート、カルチャーにとどまらず鉱物や苔までをも愛し、独自の視点で世界を見つめる伊藤万理華のやりたいことをとことん追求した脳内博覧会。生駒里奈、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美など乃木坂46メンバーを伊藤万理華が撮影した「犬会」や、フォトグラファー前康輔、間仲宇がが伊藤万理華をファッションシューティングした写真展示を始め、「脳内ROOM」、オリジナルショートフィルムなども公開される。さらに、会場限定グッズの販売も。【展覧会情報】乃木坂46 伊藤万理華「伊藤万理華の脳内博覧会」会期:10月5日~15日会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17時間:10:00~21:00(最終日のみ18:00閉場)料金:500円(入場特典ポストカード付)
2017年10月08日東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の初日舞台挨拶が9月23日(土・祝)、都内で行われ、主演の山田涼介と共演する西田敏行が出席。山田さんは、西田さんがサプライズで読み上げた“感謝の手紙”に、感涙していた。手紙がつなぐ絆を描く本作にちなみ、西田さんはサプライズで山田さんに宛てた手紙を披露。「色眼鏡で見られたり、アイドルと俳優のバランスに悩んだこともあるのではないかと思っていました。でも、この作品を通して、私の心配は消えました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくて、表情でしっかり語っていました。山田くん、あなたは俳優として、堂々とスクリーンに存在しています」と山田さんの演技を絶賛した。さらに、西田さんが「私は今年でデビュー50年になります。年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは同じ俳優として、同じ土俵に立っていると思います。私も負けないように頑張らないといけません。また共演できる日が来ること、心から願っています」と思いを読み上げると、山田さんは感極まって、涙を流していた。サプライズの演出だったこともあり、山田さんは「いやー、びっくりしましたし、(涙が流れ)恥ずかしいですね。なんでこんなに(自分のことを)分かるんだろうなって…」と感慨しきり。「僕もいつかまた、同じ作品でご一緒できるよう、これからも頑張って精進していきたい」と気持ちを新たにしていた。どんな相談にも真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」を舞台に、そこに届けられた手紙が時空を超えた人々の絆を紡ぎだす感動のヒューマンドラマ。第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待されている。この日は山田さんと西田さんに加えて、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督が登壇した。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が23日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の公開初日舞台挨拶に、西田敏行、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田が演じる。舞台挨拶では、作品にちなんで手紙にまつわるトークを展開。山田は、母親が最近地元で掘り返してきたというタイムカプセルのエピソードを披露した。10歳頃に書いた未来の自分への手紙に「デビューして東京ドームでライブをしている。そして家族に白い家を買ってる」と書いてあったと明かした山田は、「とりあえずドームは叶ったな、あとは白い家だなって」と今後の目標を示した。また、西田は山田に書いてきた手紙を読み上げた。サプライズで贈られた西田からの言葉に、山田は「びっくりしましたし、なんていうんだろう。なんでこう、こんなにわかるんだろうなって。なんかね……」と言葉を詰まらせ、涙を拭う。会場から悲鳴が上がると、山田は「恥ずかしいね……」と言いながら、こみ上げる涙をこらえるように俯いた。そんな山田の姿に、西田は「僕、山田くん好きですね。いいやつですよ~」とゆるめに声をかけ、「Hey! Say! JUMPも頑張ってねえ」と応援。山田は改めて「本当にちっちゃい頃からずっと映像の中で活躍されている西田さんを見てきて、『同じ映画でご一緒できる日が来るなんて』と思ってたのにも関わらず、支えてくださる」と西田について語り、「そんなに多くを話したわけでもないのに、心の中を読まれてるような内容だったのでぐっときてしまって」と涙の理由を明かした。そして「僕も本当に常に精進して頑張って、いつかまた西田さんとご一緒できるように頑張っていきたいなと思います」と今度の俳優活動への決意を新たにした。○西田敏行の手紙全文前略山田涼介様。まずはこうして一緒に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の公開初日を迎えることができて、心から嬉しく思います。今回、浪矢のおじさんのように今の気持ちを手紙に書かせていただきました。私が初めて山田くんを知ったのはテレビのバラエティ番組。とてもキラキラした青年だなと強く印象に残ったことを記憶しています。そのあとグループ活動が多くなるのと比例するように映画やドラマなど、お芝居のお仕事で活躍する姿を拝見していました。アイドルとして、歌や踊りをたくさんのファンの方に届ける自分、俳優として役を演じる自分。私はこれまで山田くんはアイドルである自分と、俳優である自分のバランスに悩んだことがあるのではないかと思っていました。まわりから色眼鏡で見られることもあっただろうし、決して弱みを他人に見せない人柄の山田くんは、それを自分の中だけで消化することもあっただろうと想像します。でもこの作品を通して、現場での佇まい、そして完成作を見て、それは杞憂に終わりました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくても表情でしっかりと語ってる。山田くん、あなたは俳優として堂々とスクリーンに存在しています。私は1967年にデビューし、今年で50年を迎えました。この映画と同じように昭和の中頃から今日まで長い時を経て、今ここに立っています。ですが年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは同じ俳優として同じ土俵に立っていると思っています。今後、あなたがもっともっと俳優として大きくなることを心から願っています。私も負けないように頑張らないといけません。この先壁や障害にぶつかったり、葛藤があったり、人からいろんなことを言われることはあると思います。でもこれまでと同じように、決して心折れることなく、どうか前を向いていってください。大丈夫、あたなの未来は明るい。そう、私は確信しています。また共演できる日が来ることを心から願っています。ありがとう。西田敏行。
2017年09月23日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が18日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の完成披露試写会に、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。西田は、この場に集まった共演者について「素晴らしい日本映画を牽引する才能たちがここにいる」と絶賛。「ここにいない人たちは、ほとんど全部やめたほうがいいんじゃないかな」とジョークも飛び出し、山田が「ちょ、ちょっと」と抑え、名コンビぶりを見せた。過去と未来が交錯する構成のため、撮影時はあまり出演者たちの絡みはなかったが、西田は若者3人について「僕が子供のころ、青春の時に観た映画の人と彼らのキャラクターと重なった」と語る。山田は『エデンの東』のジェームズ・ディーン、村上は『灰とダイヤモンド』のズビグニエフ・チブルスキー、そして寛一郎は祖父である三國連太郎と重なると語ると、会場からは拍手が起こり、西田はガッツポーズで応えた。しかし、山田が「西田さんが雑誌の取材でもジェームズ・ディーンに重なったって言ってくださってすごく嬉しくて。それで『ナミヤ雑貨店』のパンフレット読んだら、『林遣都くんがジェームスディーンに重なった』って書いてあって。あれ、ちょっと待って! 俺じゃなかったっけ? みたいな」と指摘。西田は「ジェームズ・ディーンもいろいろな作品によって違うから。山田くんは『エデンの東』の時で、遣都くんの場合は『理由なき反抗』かな」と笑わせていた。また、尾野が西田のことを「としちゃん」と呼んでいることがわかると、共演者陣も次々と呼んでいくことに。西田が「コールミー"トシチャン"プリーズ!」と言うと、山田も「と~しちゃん」と呼びかけ、会場からは声にならない悲鳴が上がった。そのまま全員呼びかけていったが、最後の林は「僕はとてもとても……」と棄権。山田から「ずるいよ遣都くん!」と非難されたが、「ずるくても言えない」ときっぱり拒否していた。
2017年08月18日「Hey! Say! JUMP」山田涼介と西田敏行が初共演を果たす、「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」を実写化した映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。この度、本作の主人公・敦也役を演じた山田さんが、名優・西田さんから“役になりきる術”を学んだことを明かした。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に 忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす。―隠された繋がりの謎が明らかになるとき、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。本作で西田さんが演じているのは、「ナミヤ雑貨店」の店主で人々からの悩みにこたえる浪矢雄治役。敦也と浪矢雄治はスクリーンの中で絡むことはないのだが、それでも山田さんは西田さんの撮影時に今回立ち会った。西田さんの演技を見学した山田さんは、「西田さんと初めて同じ作品に出演できたことが、自分にとって本当に大きなことでした」と共演を喜び、「存在感があるのはもちろんですが、西田さんの演技はお芝居なのに、お芝居にみえないんですよね。完全に浪矢という役に入りきっていらっしゃるところを見れたことは、本当に貴重な体験になりました」と明かす。これまで、『グラスホッパー』で孤独な殺し屋“蝉”、そして 『暗殺教室』シリーズでは中性的だが暗殺の能力は高い“潮田渚”を演じてきた山田さん。本作で映画としては初めての“普通の人”を演じており、山田さんは「今回は主演ではあっても主張し過ぎずに、いかに自然にいられるか、作品に溶け込めるかをテーマにしました」と役作りを語っている。そんな普段とは違う“一歩引いた演技”にチャレンジした山田さんにとって、貴重な体験になった西田さんの演技。西田さん自身は今回の浪矢雄治に限らず、芝居をしているときに大事にしていることがあるそうで、それは「日常を活写するシーンにおいては、なるべく日常に近い言葉を選択するということ」と話し、続けて「日常会話には、『えっと』や『それでさ』のような接続語が意外に多いんです。だから僕は余計な言葉を加えちゃう(笑)。でもそれが僕のリアリティなんです。ただ、“演じていない”ということとは違い、演じてはいるわけだから難しいんだけどね」と自身の演技について語った。見学時、モニターを通して西田さんの演技を真剣に見つめる山田さんは、台本にない西田さんのセリフに気づき、改めて台本を確認、ベテランのアドリブを目の当たりにしてうなっていたという。西田さんが表現する“芝居のリアリティ”は、今回山田さんが敦也を演じることにおいて、大いなる影響を及ぼしたようだ。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月15日英ヘンリー王子(32)が、過去に王室からの離脱を考えていたことを明かした。過去に王子という肩書きを捨て一般人として生きることを考えたというヘンリー王子だが、祖母エリザベス女王のために残ることを決めたという。ニューズウィーク誌の記者アンジェラ・レビン氏と赤裸々なインタビューを行ったヘンリー王子は、メール・オン・サンデー紙にその当時の心境を明かした。ヘンリー王子は退役後の20代のさなか戸惑いを覚え「成長したくなかった」と感じていたことや、世間の目にさらされながら自分のなすべき役目を探すことに苦戦していたと説明している。「自分のいた状況にいたたまれなくなった。でも最終的にはうずめていた頭をあげて、周囲の言葉に耳を傾け、自分の立場を良いことに使おうと決めたんだ」「今は活力に満ちているし、チャリティー活動で様々な人に会い、みんなを笑わせることが大好きさ」「まだ水槽の中で生きていると感じることはあるけど、昔より気にしなくなった」「まだやんちゃな面もあるし、それを楽しんでいるんだ。似たような気質から、トラブルに陥ってしまった人たちとも親近感が持てるし」王室の離脱こそ思いとどまったヘンリー王子だが、出来るだけ普通の生活を送るように心がけているそうだ。現在女優のメーガン・マークルと交際中のヘンリー王子は「比較的普通な生活を送ろうと決めているんだ。もし幸運にも子供に恵まれたら、子供たちにも同様の生活をさせたい。ただの有名人というだけでなく、その立場を何か良いことに使いたい」と語った。(C)BANG Media International
2017年06月28日6月20日(火)今夜オンエアされる「火曜サプライズ」は、映画『いつまた、君と ~何日君再来~』に出演している女優の尾野真千子と俳優の向井理が「池上」へアポなしロケに繰り出すほか、タレントの岡田結実もゲストで登場する。本番組は旅とグルメをテーマにしたロケバラエティでメインMCのウエンツ瑛士がゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」をはじめ、山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるコーナーも魅力だ。今回、尾野さんと向井さんは、尾野さんが上京後の下積み時代に住んでいたという東京の「池上」へ。尾野さんは当時、商店街のスナックでバイトしていたそうだが、池上に着いて聞き込みを始めると、向井さんの昔のバイト仲間にバッタリ遭遇する“サプライズ”が。自分で釣った魚を提供する人気のお店に案内してもらい、その後、尾野さんが働いていたスナックや当時通っていた店を訪ねるもののまだ開店前で誰もいない。今回の「アポなし旅」は一体どうなるのか!?もう1組のゲストである岡田さんは江原さんと「オリエンタルラジオ」が女性ゲストの悩みに答える企画「隠れ家で待つ怪しい女」に登場。これからの自分の仕事の方向性について悩んでいるという岡田さんに対して江原さんはなんと答えるのか。彼女の心に突き刺さった江原さんの言葉にも注目。今回のゲスト、尾野さんと向井さんが共演している映画『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画した作品。戦中・戦後の困難な時代を、不器用だが明るく生きる芦村朋子(尾野さん、野際陽子)と吾郎(向井さん)夫婦や家族を通して、日本人のたくましさ、誠実に生きる姿を描いた愛の物語で、尾野さんと向井さんが夫婦役を演じ、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形らが出演。主題歌を高畑充希が担当するほか、尾野さん演じる朋子の現代での姿を演じた野際陽子さんの遺作映画となる。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。「火曜サプライズ」は6月20日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月20日西田敏行と寺尾聰という同年齢の大物演技派が、直木賞作家・浅田次郎原作のドラマスペシャル「琥珀」に出演。“追う刑事”と“逃げる犯人”として、初めての本格タッグが実現した。米田勝己(西田敏行)は服も表情も冴えない、存在感も極めて薄い巡査部長。定年を目前に控えているが、年下の上司・萩尾に、退職日まで「来ても来なくてもいい」と言われてしまうほどだ。ところが、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、“琥珀”という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせる。急きょ有休を取り、新幹線で富山県魚津にある“琥珀”に向かう米田。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。そのマスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男(寺尾聰)。さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店“白馬”と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう…。それぞれが抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていく。彼らを待ち受ける運命とは――。原作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている直木賞作家・浅田氏の同名小説。「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる過去作品は、1999年のドラマスペシャル「角筈にて」から、2001年の「天国までの百マイル」、2003年「ラブ・レター」、そして2010年「シューシャインボーイ」と、これまでも高い評価を得てきたものばかり。数々の賞を受賞した「シューシャインボーイ」から7年、今回は脚本家にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がけている岡田惠和、初タッグ共演に寺尾さんを迎え、待望の5作目のドラマスペシャルとなる。西田さん演じる、定年間近のさえない刑事・米田勝己は、役職には就かず現場一筋。頑固な正義感を持ち、仕事は真面目だがおもしろみがなく、妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り北陸・魚津に。止まっていた20数年前の事件が再び動き出すことになる。一方、魚津の寂れた田舎町でひっそりと喫茶店を営む店主・荒井敏男役の寺尾さんは、自分の罪を背負いながら、他人との接触を避けるように休日も家から外出することもなく静かにただ時の流れをじっと待つ日々。だが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始めていく。実際に同年齢である西田さんと寺尾さんは、『半落ち』や『釣りバカ』シリーズなど、これまで何度も同じ作品に出演してきたが、芝居で絡む“シーン共演”は意外にも初めて。“蜃気楼”で有名な北陸・魚津を舞台に、刑事と逃亡犯、不器用な大人たちが織りなすサスペンスフルな展開が時に切なく、心に迫るヒューマンドラマを誕生させた。西田さんは、浅田作品の短編のドラマ化で主演を務めるのは実に5作目。「今回、岡田惠和さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました」とふり返ってコメント。自身が演じる米田という男を「職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事」というが「相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事」とも評する。「今回、コーヒーがポイントポイントで出てきます。寺尾さんが淹れてくれるのが“ネルドリップ”という昔風の淹れ方なんですが、フィルターの中に豆を入れてお湯が沁み渡るまで少しずつ入れると『ひた…、ひた…』と落ちる、これがまた『いいな~』って。ドラマに一味添えてます」と見どころを語り、寺尾さんとの初めてのがっつり芝居には、「『念願叶った!』って感じですね。喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて…。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、いい役者と一緒にやってると楽しいですね!」と気持ちも入った様子。また、寺尾さんも「同い年でもある西田さんとは一度はちゃんと共演したいと思っていました」と明かし、「僕の中で非常に興味深い俳優だったので、どこかで一度! と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました」という。「ただ、役が、捕まえる側と捕まえられる側というあまり近くなりすぎてはいけない感じの役なので、くすぐったいというか、何とも困惑している自分がいる、という面もありました」とふり返った。「荒井という男は、背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね。いい感じに出ていればと、期待しています」と、西田さんと初対峙に自信をのぞかせている。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は今秋、テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日イギリス王室のヘンリー王子と交際中のメーガン・マークルが、キャサリン妃の妹・ピッパの結婚式に出席するために渡英した。「E!News」によると、メーガンは16日(現地時間)、ロンドンのヒースロー空港に降り立ち、そのままヘンリー王子が暮らすケンジントン宮殿に直行した。ヘンリー王子の義姉にあたるキャサリン妃の妹で、ソーシャライトのピッパ・ミドルトンは20日(現地時間)に投資銀行CEOのジェームズ・マシューズ氏と挙式を予定している。新郎新婦は、結婚式に招待するのは親族か友人とその配偶者、婚約者のみとしているそうで、メーガンはまだ正式に婚約はしていないものの、彼女の存在を誰もが認めていることの証といえそうだ。ピッパとキャサリン妃が育ったバークシャーの実家近くのセント・マーク教会で行われる結婚式には、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻も出席。夫妻の愛児であるジョージ王子はページボーイ、シャーロット王女はブライズメイドを務める予定だ。メーガンは6日(現地時間)にもバークシャーで、ヘンリー王子が参加したポロのチャリティ試合を観戦。王子と2人そろって初めて公の場に姿を見せた。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月19日日本が初の巡回展! 「大英自然史博物館展」ロンドンの人気スポット「大英自然史博物館」の貴重な収蔵品が集結する「大英自然史博物館展」は、上野の国立科学博物館にて6月11日(日)まで開催中。大英自然史博物館初の巡回展で、日本の巡回が一番最初に選ばれました。収蔵された8000万点以上の標本の中から、厳選されたコレクションを約370点を展示。日本初公開の動植物や化石、鉱物、自然史研究を支えた資料など、ユニークな展示品が揃っています。自然史研究の至宝を和モダンにアレンジ「サファイアのターバン用ボタン」や「呪われたアメジスト」など、本展の代表的な展示品を描いた「九谷焼 豆皿(各1200円)」。日本の伝統的な“宝尽くし”文様が、大英自然史博物館の“至宝尽くし”にアレンジされています。ポップなカラーリングが特徴の総柄もラインナップし、和モダンなインテリアとしてもおすすめです。ユニーク&キュートなキューピーが登場「コスチュームキューピー(各700円)」は始祖鳥、ダーウィン、猫のミイラの全3種類。始祖鳥の羽の質感やミイラの文様、ダーウィンの髭など、細部まで精巧に作りこまれています。どれも個性的で可愛らしいデザインです。始祖鳥がクラシカルノートのモチーフに!日本を代表する高級クラシックノートとコラボした「ツバメノート(各350円)」。おなじみのツバメのモチーフが始祖鳥になった、遊び心満点のアイテムです。豪奢な博物館モチーフとスケッチ風のモアモチーフも要チェック!取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:国立科学博物館催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月11日住所:台東区上野公園7-20
2017年04月20日俳優・向井理自らが7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作『いつまた、君と ~何日君再来~』。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と向井理の2ショットほか、劇中の展開を予感させる場面写真が到着した。芦村朋子は不慣れな手つきでパソコ俳優・向井理自らが7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作『いつまた、君と ~何日君再来~』。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と向井理の仲睦まじい2ショットほか、劇中の展開を予感させる場面写真が到着した。芦村朋子は不慣れな手つきでパソコンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることの無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。映像化にあたり、監督には『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋、脚本は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみが参加。主演の尾野さんが芦村朋子役を、夫・吾郎役を向井さんが演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、成田偉心、野際陽子がキャスティング。また本作の主題歌で、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を、高畑充希が歌い上げる。そしてこのほど到着したのは、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじい2ショットなど、劇中の展開を予感させる場面写真。たき火を前に、草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子の仲睦まじい写真は、困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚。また、理がまとめた朋子の手記をきっかけに、過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”のワンシーン、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)が会話する場面のほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶ場面や、息子2人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子、松葉杖をつく吾郎、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子の姿といった、2人の周囲の人物が切り取られている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。ンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることの無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。監督には、『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋、脚本は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみ。主演の尾野さんが芦村朋子役を、夫・吾郎役を向井さんが演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、成田偉心、野際陽子がキャスティング。また本作の主題歌で、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を、高畑充希が歌い上げる。そしてこのほど到着したのは、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじい2ショットなど、劇中の展開を予感させる場面写真。たき火を前に、草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子の仲睦まじい写真は、困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚。また、理がまとめた朋子の手記をきっかけに、過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”のワンシーン、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)が会話する場面のほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶ場面や、息子2人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子、松葉杖をつく吾郎、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子の姿といった、2人の周囲の人物が切り取られている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年03月31日俳優の向井理が、きょう12日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』に出演し、新クイズに「あれ?あれ?」とパニックに陥る。向井は、過去の正解率89%と同番組が得意。ホラン千秋に「昔と変わったな…」と放ち、意外な関係性が明らかになる。そんな中、小・中学校の教科書から出題される穴埋め問題を音読して解答するという新クイズに挑戦。向井は「小・中学校時代はずっと外で遊んでいた。家の中でゲームをしたことがない」と当時のエピソードを披露しながら、肝心の回答では「え?なんだっけ?あれ?あれ?」とパニックに陥ってしまう。また、今年都知事選に立候補して話題を集めた鳥越俊太郎が初参戦。「数あるクイズ番組の中でネプリーグだけは出たくなかった!」と弱気で、最終ステージ挑戦を前に「いつもテレビで見ているんだけどまさか自分がここに立つとは…」とプレッシャーを語る。
2016年12月12日木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の制作発表会見が10月4日(火)、テレビ朝日にて開催され、主演の米倉涼子、出演の泉ピン子、西田敏行、田中道子らが登壇。泉さん、西田さんのベテラン2人が軽快なトークを披露して、会場を沸かせた。同ドラマは、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)が、手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く人気医療シリーズ最新作。2年ぶりに連続ドラマで復活する同作では、医療の本質を見失って「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に、未知子がメスを入れる。未知子に積年の恨みを抱く東帝大学病院の新病院長・蛭間重勝を西田さんが、東帝大学病院の新副院長・久保東子を泉さんが演じる。白衣姿でレッドカーペットを颯爽と駆け抜けて登壇した米倉さんは、「相変わらず、ドクターX・大門未知子をやらせて頂きます。今回も申し分ない仲間たちと一緒に一匹オオカミを貫いていきたいと思います」とあいさつ。「もはや米倉涼子が大門未知子なのではなくて、大門未知子があるから米倉涼子みたいな感じになっているのではないかなと思っています。道を歩いていても、『大門未知子だ!』と言われることが多いので、今後も大事にしていきたいと思います」と、大門未知子への愛着を言葉にした。泉さんが演じる久保東子は、大門未知子にとって“シリーズ史上もっとも危険で、最強の敵”という。米倉さんと火花を散らすことになる泉さんは、マイクを持つと、「ドクターX」シリーズの大ファンであることを明かした。「そこに自分が入って出ているというのがまったく夢のようです。願っていれば通じるのだな」と目を輝かせた。さらに、「他局から木曜9時に引っ越して参りました」と、長年に渡り同じ時間帯で放送されていたドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)を引き合いに出して笑いを誘った。ミス・ワールド2013日本代表でモデルとして活躍している田中さんは、同作で女優デビューを果たす。田中さんは西田さんが演じる蛭間の秘書・白水里果役だが、泉さんは、西田さんと田中さんの共演シーンの撮影を見ていたようで、「この前、見ていたら、ちょこっとの里果ちゃんの名前をフルネームで呼んだり、役を大きくしてくれていますね、西田さんが」とコメント。泉さんは、西田さんの田中さんに対する「愛情をすごく感じました」といい、「(田中さんが)綺麗だからですよ。これが私だったら言いません」とふくれっ面。泉さんの言葉を聞いた西田さんは、満面の笑みを浮かべて「おっしゃる通りです!」と同意し、一連のやり取りが笑いを誘った。イベントには、出演の内田有紀、岸部一徳、草刈民代、滝藤賢一、吉田鋼太郎、生瀬勝久、勝村政信も出席。リオ五輪で金メダルを獲得した柔道男子90キロ級のベイカー茉秋選手がサプライズで登場し、米倉さんに花束を贈呈した。木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系/木曜午後9時)は、10月13日(木)スタート。(竹内みちまろ)
2016年10月04日英キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトン(33)のiCloudがハッキングされた件で、容疑者の男が拘束された。ピッパの同アカウントにある約3,000枚ものデジタル写真が盗まれ、その後匿名の人物がマスコミに向けてそれらの写真を売ろうとしたとされている件において、警察は英イースト・ミッドランズのノースハンプシャー在住のネイサン・ワイアット(35)に対し、取り調べを行っているという。ワイアットの自宅の近隣住人によれば、ワイアットは「尊敬すべき」人物で、今回の逮捕劇は驚きを持って迎えられているという。盗まれた写真の中には、ピッパの甥と姪にあたるジョージ王子とシャーロット王女の写真に加え、婚約者ジェームズ・マシューズのヌードやウェディングドレスを試着した自身の姿も含まれているといわれており、48時間以内に5万ポンド(約650万円)支払えば写真を売却すると提示されていたという。ピッパの広報担当は本件に関し、弁護団が然るべき対応をするつもりだとしている。(C)BANG Media International
2016年09月27日俳優の西田敏行が10日、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会に登壇し、生歌を披露した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。日本語吹き替え版で陽気なクマのバルーの声を担当した西田は、「(ジョン・ファヴロー)監督は、宮崎駿さんの"トトロ"をイメージしてバルーを作った。僕もトトロはありだなと思った」と明かし、「隣にいつもいる。いても役に立つわけじゃないけど、いないと寂しい。そういう存在と理解しています」と語った。西田は、今年1月末にベッドから転落して頸椎を亜脱臼し、4カ月の入院生活を余儀なくされた。この日のイベントで杖をついて登場したが、「退院してから最初の仕事がこのバルーだった」と話し、「病院でも歌の練習をして、看護師さんが『いい歌ですね』って。ベッドの上で踊ってましたから」と告白。「とても楽しく覚えさせてもらった」と振り返った。そして、司会者から「もしよければ…」と歌の生披露をお願いされると、「わかりました」と快諾。劇中歌の「ザ・ベアー・ネセシティ」を歌うと手拍子が沸き起こり、会場は陽気な雰囲気に包まれた。オオカミのラクシャ役の宮沢りえも、「西田さんが歌ってくださって、空気がパッと変わった」と感激していた。先行上映会には、西田、宮沢のほか、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、トラのシア・カーン役の伊勢谷友介が出席した。
2016年08月10日俳優の西田敏行が8月10日(水)、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』の先行上映会に出席。頸椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術のため4月から休養に入っていた西田さんは、「病院のベッドで歌の練習をしていた」と歌うクマ役への準備を明かした。ウォルト・ディズニーの没後50年を迎えた今年、ウォルトの遺作である名作アニメを『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督が映画化。生後間もなくジャングルに置き去りになった人間のモーグリが、森の掟に従いながら、動物たちと成長を遂げる。舞台挨拶にはクマのバルーを演じる西田さんに加えて、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎(黒ヒョウのバギーラ役)、宮沢りえ(オオカミのラクシャ役)、伊勢谷友介(トラのシア・カーン役)が出席。ヒット祈願の鏡割りをはじめ、猛暑を吹き飛ばそうと、氷でできた映画特製のプレートとともに写真撮影を行った。幸四郎さんは「同じディズニーの『アナ雪』に負けないように頑張りました」と、娘の松たか子さんに対抗心を燃やし、「初めての声優でなかなか難しかった。バギーラは愛ある師。無償の愛を人間の少年に捧げたいと思った」と役作りをふり返った。宮沢さんも「ラクシャを一言で表すと、博愛。自分の(オオカミの)子どもと分け隔てなく、モーグリを愛している」と母親のまなざし。伊勢谷さんは「シア・カーンは自分の恐れを暴力で抑えている。100年前に生まれた物語だが、いまの時代にも共通している」と分析した。また、西田さんは自身が演じたバルーについて「トトロみたいな存在」と語り、「監督さんもトトロをイメージしていたと聞いて、(演じる上で)『それもありだな』と思いました。そばにいて、役に立つわけじゃないですけど(笑)、いないとさみしいキャラクターです」とニッコリ。司会者からのムチャぶりで、劇中歌の一節を歌い上げる一幕もあった。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日俳優の西田敏行が27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアに登壇した。西田は、4月に頸椎(けいつい)亜脱臼の手術、5月に胆のう摘出手術を受け、6月に『探偵!ナイトスクープ』の収録で仕事復帰。イベント出演はこの日が復帰後初となった。つえをつきながら登場した西田は、報道陣から体調について聞かれると「大丈夫です。万全です」と笑顔でコメント。「病院食でだいぶ痩せた。健康的に」と話した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。西田は、モーグリの一番の友達で陽気なクマのバルー役の吹き替えを担当した。「ニール(・セディ)演じるモーグリから刺激を受けた。初演技でCGの中で一人で頑張ったモーグリを見て、いろんな意味でモチベーションが高まった」と明かし、「健康体で見てたらもうちょっといろんなことをやってやろうと思ったかもしれないけど、ケガをしている状態の中で素直にバルーの良さを感じることができ、自分と重なるところがあった」と語った。また、「日本の伝統芸能である歌舞伎の殿堂・歌舞伎座でディズニーワールドが楽しめるって、日本でしか味わえない世界ですよね」と感激。「ぜひ映画館でご覧になってください。子供はいろんな情操を育んで、大人は生きるってなんてすてきなことなんだということを確認してください」とアピールした。イベントには、西田のほか、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、ブリガム・テイラープロデューサー、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介が登場した。
2016年07月27日英キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトン(32)が婚約した。交際中であったヘッジファンドマネージャーのジェームズ・マシューズ(40)は、ピッパの父マイケルにプロポーズの許可をもらった後、先週末にピッパに結婚を申し込んだという。ある関係者はデイリー・ミラー紙に「ジェームズは伝統を重んじるタイプですし、ちゃんとした形を取りたかったんです。ですから将来の義理の父に許可を得たんですよ」と話しており、別の関係者はピッパの両親ともども大喜びしていたとして「マイケルもキャロルもとても喜んでいます。2人ともジェームズのことを気にいっていますし、ピッパのことを幸せにしてくれると確信していますからね」と続けている。ピッパとジェームズは2012年に短期間だけ交際した過去を経て、昨年にピッパが3年間交際していたニコ・ジャクソンと破局した後にまた復縁。リアリティ番組スターのスペンサー・マシューズを弟に持つジェームズは裕福な家庭の出身でありながらも、自力で出世したタイプの男性だという。ジェームズを知る人物は「彼は若い頃からとても努力していました」「とても賢い人間でありながらも、誇りを持って友人だと呼べるような親しみやすさもある男なんです」「彼はヘッジファンドとロンドンの物件からかなりの富を得ました。億単位の話ですから、よっぽどの切れ者じゃなければ40歳で成し遂げられることではありません」と話しており、別の友人も「ピッパをものにするなんてジェームズはなんて幸せ者なんだと多くの人は言っていますが、私からしてみれば彼女の方がラッキーだと思いますね。彼は大当たりですよ」と続けた。ピッパとジェームズの結婚式は来年にも執り行われるとみられている。(C)BANG Media International
2016年07月20日