■前回の木村先生のお話これまでは学校も親も「正解通りにできること」を、教育の目標に掲げてきました。「これから育てるべきは、自分の頭で考えることができる子」と話す木村先生。でもそういう子どもを育てるためにはどうしたらいいの?「自分の頭で考えることができる子」を育てるべきと木村先生は言います。けれども、一方で、中学受験など低年齢化した「受験熱」は、親たちの間でヒートアップしている感もあり、目先の詰め込み教育に追われる日々を過ごすママも、現実には多いのかも!? 「学歴だけでは生きていけない」と頭ではわかっていても、受験の波に巻き込まれたら最後、自分を見失ってしまう…。「私の子育て、どこに向かって何を頑張ればいいんですか?」再び読者Aさんと木村さんの会話に戻りましょう。■子どもに正解を言うと対話が終わってしまう木村先生:今までの受験社会で評価されてきたこと「インプットをした『正解』を、どれだけ正確にアウトプットできるか」は、これからの社会を生きていく上では、優先順位の上位ではないと思うのです。Aさん:では、どうしたらいいのでしょうか?木村先生: 「ママが「勉強させなければ!」と思うのは当然…でも勉強すれば幸せになれる?」 でお話ししたとおり、子どもを思いどおりに動かす子育てをしている保護者の方もいるでしょう。でも言うことを聞かせようとするから子どもは、そっぽを向くんです。それをやめれば、子どもは「ねえねえ」と勝手に寄ってきます。どういうことかというと、子どもが何を言っても、一言も口をはさまず、とにかく子どもの言うことを「聞く」「受け止める」ことから始めるんです。大人だって、自分の言うことを聞いてくれそうだと思ったら、話をしたくなりますよね?たとえば「今日、学校でAちゃんが暴れて大変だった。何とかして!」と言ってきたら、まず「ああ、そうなんだ」と受け止める。いったん受け止めることをせず「そんなことを言っちゃダメでしょ!」などと、いきなり正解を言ってしまったら、それで対話は終わってしまいます。■ゲーム嫌いなママとゲームの話しかしない子どもの場合Aさん:対話が大切なんですね。木村先生:はい。 「『正解通りにできる子ども』は生き抜けない…今の学校がつらい子どもにできること」 でお話しした新学習指導要領(※)のキーワードは、「主体的・対話的で深い学び」です。学校の先生であれば、このキーワードはみなさんご存知だと思います。国が、どの方向に向かって、教育を組み立てようとしているのか? それは、ママたちも知っておくと良いかもしれません。Aさん:主体的・対話的で深い学び…難しいですね。親は、何をすれば良いのでしょう?木村先生:難しく考える必要はないです。たとえば、ある子どもはゲームの話だけはよくお母さんにしていたそうです。でも、ゲームが嫌いなママはゲームの話なんか聞きたくない…。口を開けば「いつまでやっているの!」「宿題は?」という小言や指示命令ばかりだったそうです。「そうなんだ」と受け止めるという私の話を聞いたそのママは、意をけっして子どものゲームの話を(我慢して)最後まで聞いたところ、息子さんが「ねぇねぇ」と言って面白い動画をお母さんに見せに来てくれたそうです。子どもの話を受け止めただけで、親子の関係性が変わり、対話が生まれたんです。親が受け止めると「おお、自分の話を聞いてくれた!」と、子どもは思いますからね。■指示命令をしてきた親子関係は急には変わらない木村先生:これで第1段階クリアです。ようやくスタート地点に立ちました。Aさん:スタート地点!?木村先生:指示命令を続けてきた「これまでの長い親子関係」があるので、すぐに劇的な変化が訪れることは、まずありません。時間がかかるのです。でも、スタート地点に立てれば、だんだん、子どもの言うことを受け止めることができるようになっていきます。それが日常的に自然にできるようになったら、次の段階に行きましょう。Aさん:なかなかに険しいですね…。木村先生:そりゃ、そうです。次の段階は、たとえばニュースを見ながら「お母さん、これがわからないんだけど、あなたはどう思う?」と質問してみます。ただし「すぐに子どもが素直に答えてくれる!」みたいな変な期待は、最初から持たないことです。「あなたは、どう思う?」と聞いても「別に…」「知らない」「わからない」しか子どもが言わないようなら、しつこく追いかけないのもコツのひとつです。子どもが逃げているのですから、察知して、追いかけるのはNGです。「残念、バイバーイ!」と、あっさり引き下がりましょう。しつこくすると、せっかく築いた関係が元に戻ってしまいます。■子どもとの関係がマイナスのスパイラルに陥ったらAさん:子どもは、野生動物みたいですね…。木村先生:大空小学校でもありました。せっかく教師が自分を変えて、子どものほうから来てくれるような関係性ができてきたのに、あるとき子どもから「うるさい、そんなん知るか!」と言われた途端、「ちょっと待て!」などと言って教師が怒ってしまった。そこまでにほんの少しできてきた関係性の絆が切れてしまうと、マイナスのスパイラルに陥ってしまうこともあります。Aさん:そんな時は、どうしたら良いのでしょう?木村先生:笑いで終わらせる。しつこく追いかけない。私は学校でも、「それは残念!」などと言って軽くおどけながら子どもから離れるようにしていました。そうすると不思議なもので、「何で人がしゃべっている最中に、出ていくねん」とぶつぶつ言いながら子どもが帰ってきたりします。軽い笑いに変えると、「あなたは悪くないよ。そういうこともあるよね」という空気になるんです。その場が軽くなるような言葉をいくつか持っておくといいですね。関西人は、ちょっと有利かな(笑)。Aさん:本当にそうですね。木村先生: 今、この記事を読んでいるママたちは「現状を何か変えたい!」と思っている時なのかもしれませんね。すごいチャンスの瞬間です。現状を変えたいと思った時が、大人一人ひとりが自分で考え始めるチャンスなんです。「自分は、こう育ったから」「夫が、言うから」「ママ友が、こうだから」ではないんです。「自分がこの子だったら、どうしてほしい?」「自分が、今、やっていることは、この子にとってどうなんだろう?」 こんなふうに大人一人ひとりが常に自分に問い続けて、自分の頭で考え始めてみることが大切なんです。【木村先生がママたちに伝えたい9のこと】7.子どもに言うことを聞かせようとしない。話を受け止めることから始める8.新学習指導要領のキーワードは、「主体的・対話的で深い学びの実現」である9.大人一人ひとりが、自分の頭で考え始めることが大切いかがでしたか? 子どもが自分が思ったようにならない時、つい「自分の言うことを聞かない子どもが悪い」と思ってしまいがちです。けれども木村先生のお話しを聞くと、「あれ? じつは私自身に問題があった!?」と、ハタと我に返ります。自分の頭で考えられる子を育てるためには、まずは大人が自分の頭で考え始めることが大切…。いやぁ、本当にそうですよね! 木村先生の取材をすると、毎回、私自身(いつもよりは)深く考えます。そして木村先生と一緒に、学びを深めていきたいと思うのです。※文部科学省: 学習指導要領「生きる力」 学校で学んだことが、明日、そして将来につながるように、子どもの学びが進化します。新しい学習指導要領、スタート。■お話を伺った木村先生の書籍 『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』 木村泰子(著)/青春出版社(1,540円(税込))「見えない学力」が身につけば、結果として「見える学力」(成績)は上がる! 2万人が感動したドキュメンタリー映画『みんなの学校』(「不登校ゼロ」の公立小学校)で話題となった大阪市立大空小学校初代校長が明かす、子どもが自分で考え行動しはじめる「見えない学力」の育て方とは?【木村泰子(きむら やすこ)先生】映画『みんなの学校』の舞台となった大空小学校の初代校長。大空小学校は、「奇跡の公立小学校」「こんな小学校にわが子を通わせたかった」と言われる大阪の公立小学校。「子どもたちから学んだこと」をベースにした子育て論が、ママたちの支持を集める。
2022年02月03日■前回のあらすじ不登校の経験を持つ社長からのアドバイスにハッとした加奈子は…。 >>1話目を見る 真由の気持ちを理解できてない…それに気がついた私はショックでした。もう手遅れかもしれないという不安に襲われましたが、とにかく反省するしかない…私は真由と話すことにしました。長い時間がかかりましたが、真由はようやく自分のことを話すようになってくれました。私は真由と話し合い、真由の希望でフリースクールに通うことになりました。子育てに正解というものがあるわけではなく、これからも手探りです。けれど今回のことを通して、自分も親として成長できたように思います。フリースクールに通えるようになったのはまだ最初の一歩。これからも色々な別の問題がでてくるかもしれません。ですが、また家族で乗り越えていけると…そう信じて進んでいきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月28日■前回のあらすじ真由が心配で仕事の調子も崩してしまう加奈子。社長にランチに誘われ相談してみると、不登校の子供の心理に詳しい社長もなんと不登校だったとのこと。現在の社長のイメージと結びつかず混乱する加奈子だった。 >>1話目を見る 私は大切なものを見失っていました。学校に行ってもらおうと必死になりすぎて、真由の気持ちを理解しようとしてなかったことに気がついたのです。不登校の真由を受け入れなければ、真由は学校どころか家でも居場所がなく辛いままなのです。一番に考えないといけないのは「どうしたら真由が幸せでいられるか」。そのことを早く真由に伝えなきゃと思いました。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月27日■前回のあらすじ夫と真由が持ち帰ったケーキを苛立ちのあまり払いのけてしまった加奈子。真由は再び部屋にこもってしまい…。 >>1話目を見る 社長の高岡さんにランチに誘ってもらえたので、そこで思い切って娘の真由のことを相談してみました。真由はどうして学校に行けなくなってしまったのか、私の何が間違っていたのか…。そして夫と真由が買ってきてくれたケーキを受け取れなかった話をすると、高岡さんの目が厳しいものになりました。高岡さんが不登校だった…??目の前にいる高岡さんと不登校の話がまったく結びつかず、すぐには信じられませんでしたが…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月26日■前回のあらすじ夫の行動にいら立つ加奈子。夫も娘を心配して行動していたのだが…。 >>1話目を見る 真由のためだと必死になって焦るあまり、空回りをしていたのです。真由との溝は深まるばかりで、まともな会話すらできず…私はすっかり落ち込んでしまいました。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月25日■前回のあらすじ担任の先生が家庭訪問をしてくれるが部屋から出てこない真由。先生の勧めでスクールカウンセラーの面談を受けるが…。 >>1話目を見る 真由が勉強のことで悩んでいるなら、その悩みを解消してあげるのが親の役目です。私は、近くの家庭教師サービスについて調べました。そして今日は夫が会社を休んで、真由と留守番をしてくれているはずなのに夫がいない…。この時の私は、夫の呑気な行動に腹が立って仕方ありませんでした。夫は夫のやり方で、真由に関わってくれていたのに…私にはそのことが見えていませんでした。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月24日■前回のあらすじ特にトラブルがあるわけではないのに学校を休み続ける娘に苛立ちを感じる加奈子。どうしていいのかわからず1か月が経ち娘が不登校である事実に焦りはじめるのだった。 >>1話目を見る 娘の真由が不登校になって1か月、担任の先生が家庭訪問をしてくれているのですが、真由は先生が来ても部屋から出てきません。私の焦りやイライラはますます募るばかりで…。私だけがスクールカウンセラーと面談したところで意味があるのか…と不安でしたが、面談予約を取ってもらうことにしました。本人が自分自身を受け入れられるようになるまで、じっくり待つしかないと言われたのですが、私は受け入れることができませんでした。真由のこれからの人生を考えたら…ゆっくりしている場合ではないと思ってしまったのです。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月23日■前回のあらすじ夫と中学2年の娘と暮らす加奈子は、正社員を目指して不動産会社で働いている。ある日、娘の学校から呼び出しがあり…。 >>1話目を見る 娘の真由が学校を休み始めて数日。学校に問い合わせてみても、特に思い当たる問題はないそうで…私はただ真由が怠けてズル休みをしているように感じ、苛立っていました。説教をする私に真由は反抗的な態度を取ったり泣き出したり…毎日がこの繰り返しでした。真由が学校に行かなくなってから1ヶ月…私は真由が不登校になってしまった事実をどう受け止めていいのかわからず、毎日が出口が見えない暗いトンネルの中にいるような気持ちでした。真由が学校に行かなくなってから、私は知り合いに会いたくなくて遠方のスーパーで買い物をするようにしていました。それでも知り合いには会ってしまうもので…いい加減に学校に行かせないとと、私はさらに焦りはじめたのです。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月22日私は加奈子。夫と中学2年の娘がいます。娘も中学生になり、育児もひと段落したので不動産会社で派遣社員をしつつ、宅建の資格取得を目指して奮闘中。試験に合格したら、正社員になれることが決まっています。ところが、ある日のこと…。これまで学校からの呼び出しなんて一度もなかったので、私は心配と驚きを感じながら娘を連れて自宅に帰ってきました。この時は、思春期特有の気まぐれ程度に思っていました。すぐにまた元気で良い子の真由に戻るだろうと思っていたのに…。まさか、これが不登校のはじまりだなんて思いもしなかったのです。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ もづこ
2022年01月21日■前回のあらすじカラフルな冷凍食品、かわいいお弁当グッズ、ビニールの上からお絵描きしたおにぎり…。ママ友から教わった技術をフル活用してかわいいお弁当作りに励む早紀。果たして子供の反応は。 >>1話目を見る 料理が苦手な私にとって、週一度のお弁当作りはとても憂鬱でした。でも、手間暇掛けすぎず簡単に子どもが喜ぶお弁当が作れるようになって、一気にお弁当作りが楽しくなりました!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月17日■前回のあらすじ早紀はママ友のすすめで、冷凍食品や100均アイテムをお弁当に取り入れてみることに。娘の美沙が喜びそうなお弁当が作れそうな予感が…。 >>1話目を見る さらに、ラップに絵が描けるペンで、おにぎりにもイラストを添えてみました。のりを切り貼りするよりよっぽどラクでした…!これまでの茶色いお弁当があったから、美沙はちょっと心配そうでした。さて…お弁当の反応は…!?次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月16日■前回のあらすじママ友にお弁当作りのアドバイスをもらうことにした早紀。茶色い弁当を簡単に脱せる方法や、キャラ弁の簡単な作り方を教えてもらい、目からウロコ。なんとかやっていける気がするのだった。 >>1話目を見る 目が覚めるようなママ友からのお弁当アドバイス。そして、さらに私の価値観を変えてくれるような話もしてくれました。お弁当グッズや冷凍食品を買って準備万端!私はいつもよりワクワクした気持ちで、美沙のお弁当づくりをスタートさせました。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月15日■前回のあらすじ娘の涙を見て、SNSで見るようなかわいいお弁当を作ることを決めた早紀。早朝に起きて頑張るも、出来上がりは酷いものでまたしても残されてしまう。身近なママ友からアドバイスを得ることに。 >>1話目を見る カワイイお弁当を作りたいのに具体的にどうすればいいかわからず、ママ友にアドバイスをもらうことにしました! ママ友2人から目からウロコのアドバイスをもらった私。そしてさらに私の価値観をひっくりかえすようなことを教えてくれたのです。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月14日■前回のあらすじ娘の遠足の日、気合を入れて唐揚げ弁当を作った早紀。娘も遠足を楽しめたようで安心していたが、写真を見に行った日、他の子のお弁当の華やかさに驚愕…。実は娘も気にしていたようで…。 >>1話目を見る 幼稚園の子ども達のキラキラのお弁当に衝撃を受けた私。美沙の「自分のお弁当はかわいくない」発言とポロリとこぼした涙をみて、私はもっと素敵なお弁当を作らなきゃいけない!と誓ったのでした。SNSのレシピだけではどうにもならないと思った私。すがるようにママ友たちにカワイイお弁当のアドバイスを求めました。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月13日■前回のあらすじフルタイムで働く早紀は、娘の幼稚園の週1のお弁当が悩みの種。料理が苦手で時間もないため、夕飯のあまりものを詰めたお弁当を持たせても娘はいつも残してしまう。ある日、遠足のため張り切る早紀だったが…。 >>1話目を見る 週1日、娘に持たせる幼稚園のお弁当づくりが悩みだった私。料理がニガテかつ仕事の忙しさを言い訳に、夕飯の余りものをつめるなどでお茶を濁してきました。けれど遠足の日くらいはと、いつもより気合を入れたつもりでした。心のどこかで「愛情がこもってれば何でもいいでしょ!」と思っていたものの、子どもたちの素直な感想を前に、私は美沙に申し訳ない気持ちでいっぱいに…。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月12日私は早紀。夫と娘との3人家族で、フルタイムで営業職をしています。娘の美沙はこの間まで家から遠い保育園に通っていましたが、夕方までお預かり制度のある近くの幼稚園に空きが出たので、転園することにしました。通学がラクになったのに加え、午後に園内で習い事もできるし、美沙も毎日楽しそう。仕事が忙しい私はとってもありがたい状況なのですが…。私はもともと料理が大の苦手。さらに朝は自分の身支度もあり、お弁当づくりに時間を割く余裕がなく、夕飯のあまりもの+ごはんを詰めて済ませていました。転園したことで子どもの送り迎えも楽になったし、働いている私にとってはお弁当づくりは小さな悩みでしかなかったのですが…。遠足のお弁当、それが娘の美沙の心に小さな影を落とすことになるなんて、その時は思いもしませんでした…。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ 転勤族ママぽん
2022年01月11日■前回のあらすじ好きな絵にのめりこむ康太は毎日生き生きしているが、やはりテストの点が低いままなのが心配な恵美。自分が学歴で苦労したからこそだったが、夫の言葉をきいて、康太を応援することを決める。 >>1話目を見る 康太のプレゼントはタブレットがいいとのこと。タブレットがあれば、家でもデジタルアートの勉強ができるんだそうです。電子機器を買い与えることに否定的だったけれど、応援すると決めた私は、夫と話し合い、タブレットを買ってあげることを決めました。康太が描いてくれたのは家族3人が笑っている本当に素敵な絵で、私はそれを見て康太の才能や成長を感じ、胸を打たれました。プレゼントをあげて喜んでもらう予定だったのに、私の方が康太からたくさんのかけがえのないものをもらったような気がしました。ただ小学生の段階で算数に躓いてしまうのは、今後勉強への意欲も失うきっかけにもなるということは夫とも共有。最近では、康太と夫は、毎朝10分の計算チャレンジを競いながら行っていて、少しずつ成績もアップしだしています。勉強は、今後も康太にとって一番興味を引く方法を模索していければと思っています。今回の出来事で「~すべき」と、がんじがらめになっていた自分を抜け出し、本当に大切な親のありかたに気づくことができた気がします。今回の出来事で「~すべき」と、がんじがらめになっていた自分を抜け出し、本当に大切な親のありかたに気づくことができた気がします。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月10日■前回のあらすじデジタルアート教室に通い始め、笑顔が増えた息子の康太。なんと自分から勉強もするように。良い調子だと思ったが、やはりテストの点数は低いまま…。このまま絵に集中させていいのか悩む恵美だった。 >>1話目を見る デジタルアートにのめりこむ一方、勉強がおろそかになった康太。やはり、このまま放っておくべきではない。また塾へ入れるべきではないか。もっと康太に合った塾に…などとまた「べき論」にとらわれる私なのでした。真司に言われて、自分の学歴コンプレックスゆえに、過干渉だった自分に気づかされました。勉強をおろそかにすることを受けいれるのは難しいけれど、康太の好きなことを応援してあげようと決めました。そうして2学期も終わりに近づき、もうすぐ康太の誕生日がやってこようとしていました…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月09日■前回のあらすじ塾をやめたいという康太の気持ちを尊重した恵美。勉強に関して不安はまだあるが、康太が興味のあるイラストの教室を体験させてみると、康太は珍しくキラキラした目で通いたいと口にする。 >>1話目を見る 私は、康太の意思を尊重し、週に一度、デジタルアート教室に通わせることに決めました。いちど康太のやりたいようにやらせてみようと思ったのです。ただ成績が不安だった私にとっては、勇気のいることでした。絵に集中することは、やはり将来に悪い影響が出るんじゃないか…。どうしてもそう考えてしまう私がいたのです。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月08日■前回のあらすじ早退しているときいた康太を探しに行くと、公園で絵を描いているところを発見。康太の話を聞いてみると、周りと同じようにできない状況が苦しかった様子。恵美はどうすればいいのかわからなくなってしまい…。 >>1話目を見る 塾に行かせることが康太の将来のためだという考えは、なかなか変えることができません。それでも康太が苦しんでいるのが伝わってきて、私はちゃんと康太の気持ちを聞こうと決めました。そして私は塾を辞めさせることにしました。こんなにすぐ辞めさせていいのだろうか…ある程度のストレスや辛抱があるからこそ、成績が伸びるのでは…?今辞めることが本当に康太のためになるのか…。でも、康太がこれまで私に気を使って勉強したり塾に通っていたことを知り、ショックを受けたのも事実。どう康太と関わっていけばいいかわからない。悶々とするなかで、ある日ふと真司が言っていたデジタル関連のイラスト制作について調べてみようと思い立ちました。これまであまり強い意思表示をしたことのなかった康太ですが、初めて自分から「通いたい」と言いました。ここしばらく、私から距離を置くような行動を取っていた康太。でも今日はキラキラした目をして、私に主張したことに驚きつつ、そんな康太を目の当たりにして、私はある決断を下すことに…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月07日■前回のあらすじ様々な塾を検討し、嫌がる康太を押し切って入塾を決めた恵美。これで安心と思ったものの、康太はみるみる元気がなくなり、恵美のことも避けている様子。挙句、塾からはいつも早退していると連絡があり…。 >>1話目を見る いったい早退してどこにいっていたんだろう!? 私は戸締りもせず、康太を探すために飛び出しました。夫の言葉で、私は少し冷静になりました。康太の無事よりも塾に行ってなかったことばかり気にしていたことを反省し、康太ときちんと話し合おうと決めました。聞きたいことはたくさんあったのですが、夫から「俺が話すから恵美は横で聞いてて」というので、いったん従うことに…。4教科が苦手なままだと、中学に行ったらもっと苦労するし、さらにその先までを考えると、康太自身が将来を選ぶときに選択肢が減ってしまう。私の時のように…。私は塾から逃げることを勧めるような真司の話に、すぐに同意することはできませんでした。 しかし今、目の前の康太が苦しそうにしている様子は、私にとっても苦しいものでした。気づかないうちにできていた「私と康太との間の溝」をどう埋めればいいのか、私はわからなくなってしまいました…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月06日■前回のあらすじ40点のテストを隠されていたことがショックで息子の康太に怒鳴ってしまう恵美。しかし康太はまったく聞く耳を持たず…。このままだと取り返しがつかなくなると思った恵美は康太の入塾を決めるが…。このままだと取り返しがつかなくなると思った恵美は康太の入塾を決めるが…。 >>1話目を見る 善は急げ!です。私はさっそく塾を調べました。康太は乗り気ではありませんでしたが、私は色々な塾を見てまわり、難関中学への合格実績もある規模が小さい進学塾の入塾を決めました。塾長と話し合い、康太の成績状況から主要4教科すべてを見てくれることに。毎週月・木・土曜日通うことになりました。康太が塾に入れば、これで成績はなんとかなると安心しきっていたのですが…。塾からの電話の内容は、康太は休まず来ているものの、この2週間教室に入っても早退しているという報告でした。康太から親が迎えに来てくれるから大丈夫という言葉を信じていたそうですが、この日も5分も経たずに帰ったため、さすがに体調を心配し先生が電話をかけたとのこと。2週間も嘘をついていただなんて…。康太は一体どこへ行っていたのでしょうか?次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月05日■前回のあらすじ恵美は夫と息子の3人暮らし。息子には自分のように学歴で苦労してほしくないと思っているが、そんな母の心は露知らず、息子は友達とゲームばかりして勉強しない…。そして案の定、テストの点は壊滅的だった。 >>1話目を見る 40点のテストを隠していた康太。きっと康太は、いつもあれこれと口うるさい私に怒られたくなくて嘘をついていたのでしょう。でも私はこの時そこまでの考えが及ばず、康太が嘘をついたことと、テストを私に見せずに捨てたこと、そして信じられない点数の低さがショックで、感情的になっていました。康太には塾のことを話していませんでしたが、プロが勉強を教えるのが一番だと思い、私は半ば強引に入塾を決めました。康太は嫌がるだろうけれど、「塾に入ってよかった」と思う日がきっと来る、そう信じていました。何よりも早く行動を起こさないと、どんどん周囲に成績で取り残されてしまい、将来取り返しがつかなくなると思ったのです。昔の私のように…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月04日私は西川恵美、45歳。10歳の康太と夫の真司の3人家族で暮らしています。私は大学受験時に志望していた難関大学に落ち、滑り止めで受けた大学に入学。就職活動では相当苦労し、結局選択肢が狭くなって、就きたい仕事にはつけませんでした。その時に学歴がいかに大切か身をもって知り、「学歴さえあれば苦労せずに済む…」そう学んだ私は、将来康太が苦労しないように、しっかり勉強をさせなければならないと感じています。子育ての大部分を担うのは専業主婦の私ですが、夫の真司は仕事で忙しいなか、康太を気にかけてくれています。そして夫からの何気ない言葉で、私は康太に疑いを持ち始めたのです…。息子が前回のテストを隠していたことが発覚。まさかの40点…裏にはたくさんの落書き。3年生の時はここまで悪くなかったのに…。成績が落ちたことはもちろんですが、息子に嘘をつかれたことにもショックを隠し切れませんでした。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月03日コロナ禍となり、離れて暮らす親となかなか会えない、孫に会わせたくても会わせられない…といった切ない日々がしばらく続きました。今年の年末年始は、電話やオンラインで互いに元気な様子を確認する予定という方もいれば、様子をみつつも「久しぶりに実家の親と直接会う予定」といったご家族もいることでしょう。そんな子育て真っ最中のパパママたちに知って欲しい数字があります。離れて暮らす母親と話せる「人生の残り時間」は約26日間「老後の不安をゼロに」を提唱する株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)が今年9月に実施した調査によると、2020年4月以降「離れて暮らす親と会っていない」という方は67.8%という結果に。親と離れて暮らす約7割の人が対面で会えておらず、今年の年末年始が約2年ぶりの親と会うことのできる帰省シーズンになるのでは、と予想されています。もうひとつ気になる調査データがあります。「セイコー時間白書2019」によると、35~39歳の人が別居している自分の母親と生涯会って一緒に話せる時間は、626時間(26.1日)と、1か月を切る残りわずかな時間であるということが調査結果で判明しています。新たな変異ウイルス「オミクロン株」が世界的な拡大を見せ始めている現在、年末年始以降も親と会って話すことのできない日々がまだまだ続く可能性もあり、予断を許さない状況です。今後も親子で対面して話す貴重な時間が、さらに失なわれる可能性があるかも? しれません。今年の年末年始に帰省される方にとっては、約2年振りに親と直接会ってさまざまなことを話し合う「大切なタイミング」となるわけです。帰省時にこそ、介護や生前整理を話し合うキーワードは「親子でオープンな終活」!年々老いていく親のことは、頭の片隅で気になりつつも「元気だし、まだ大丈夫」と思っていませんか? 「親の介護」はいつ何時必要となるかわかりません。30代40代のうちから「知る」「備える」こと。そして、元気なうちに親としっかり話し合うことが何よりも大切です。今回の帰省タイミングだからこそ、思い切って親御さんと「介護や生前整理」について話し合いを始めてみてはいかがでしょうか。…とはいえ「かなりセンシティブなテーマだし、親もこの話は嫌がりそう…」となかなか踏み切れない方も多いはず。そこで、親子で終活をスタートするためのシンプルな【3つのポイント】をご紹介します。【親子で終活をスタートする 3つのポイント】・子から話を切り出す、肝心なスタートをポジティブなものにする・お金の話はプロにも相談・リサーチし、オープンに親子間で話し合う・介護保険サービスや介護施設を利用することに負い目を感じない親とのコミュニケーション問題はそもそも悩ましいテーマ。さまざまな専門サイトがあるので、まずはネット上で情報収集することから始めて、「わが家の場合」のイメージをしてみても。LIFULL介護の「tayorini~介護が不安な、あなたのたよりに~」()というサイトには、 #親とのコミュニケーション にまつわる記事も多いので、のぞいてみるのもおすすめです。介護費用は平均約500万円!親から発されるSOSはギリギリ株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)の調査によると、平均的な介護期間は4年7カ月、総介護費用は約500万円と、子のリタイア後に多額のお金が必要になることが予測されています。さらに、子の約6割が「親の状況を本人以外から把握する方法」が特になく、また「自分の体調についてすべてを伝えた」と思っている親が31%もいる一方で、「すべて伝えてくれた」と思っている子は9.3%と、親の伝達と子の理解に乖離が発生しています。こういったコミュニケーション問題に加えて、多くの親は「子どもに迷惑をかけたくない」という思いから、ギリギリまでSOSを出さないのが現状のようです。久々に会って話すことができる今回の貴重な帰省タイミング。ぜひ、互いの体調を思いやり、楽しく語らう時間を過ごしつつ、現在の親御さん様子も把握した上で、「これからの親の暮らし方」についても話し合ってみましょう。久々の親子の対話の機会で確認すべき重要なテーマのひとつは、「介護」と「生前整理」の準備です。大切な家族だからこそ、明るく前向きに「親子で始めるポジティブな終活」をオープンに提案してみませんか?取材協力:LIFULL senior参考:LIFULL介護
2021年12月29日昆虫が大好きで、虫について真剣に勉強するようになった息子。応援してあげたいけど…私は虫が苦手…どうしよう…と悩む母に、読者から寄せられた意見をご紹介します。■昆虫にのめり込む息子隆志は小学4年生。父親の仕事の関係で、東京のマンションから田舎の家に引っ越すことになりました。最初は引っ越しに乗り気ではなかった隆志。ところが、この引っ越しが、のちに隆志にとって特別なものになるのでした。母親と隆志の姉は大の虫嫌い。引っ越し早々、虫の洗礼を浴びることになった一家ですが、郊外の生活にも慣れてきたころ…そして翌日、隆志は父親に連れられて森へ。ついに昆虫を飼えることになった隆志。虫に興味をもった隆志は、次々に飼育したい昆虫が見つかり、母親にお願いするのですが…。エスカレートする隆志。母親の「ノー」に、「お母さんは全然僕のことをわかってくれない」と父に愚痴ります。すると…隆志が真剣に生き物に向き合っていると感じた父からのプレゼントでした。そして父親は、生き物を飼いたいなら、もっと生き物について勉強すれば、きっとお母さんからも認めてもらえるはずだと隆志に話しました。■親子の衝突この日から、隆志は本気で生き物について勉強を始めます。お母さんに真剣さを知ってほしかったし、何よりも虫たちについてもっといろいろなことを知りたかったから。夫に、「息子を応援してあげようよ」と説得された妻。飼った生き物は絶対にケージから出さない、逃さないことを条件に、協力することにします。一方、隆志は――。捕まえたトカゲを家に連れて帰ることに。隆志は悲しさと、母親にわかってもらえない悔しさで机の上で泣いたまま、眠ってしまいました。でも、母親は母親で苦しい胸の内を抱えていたのです。母親を喜ばせようとした隆志の思いは母親に届くのか。そして、息子の生き物への真剣な気持ちを理解してあげられないことに苦しむ母親はどうする!?そしてこちらの話に集まった読者の意見は…?■母親の気持ちも尊重してあげて!夫の説得で、苦手な昆虫や爬虫類を飼うことを許した妻。読者からは、「だけどそれって、いったいどうなの?」といった意見が多く寄せられました。これはお母さんが可哀想だし父親が悪い。無責任に押し付けず、もっと上手く仲介すべきだったと思う。お母さんの気持ちも尊重してあげて! お父さんは虫を飼うことでたくさんのことを吸収させたがっているみたいだけど、お母さんの嫌という気持ちも尊重してあげてほしい。タバコだってタトゥーだって香水だって、それを良しとする人もいれば悪と思う人もいる。相手を説き伏せることばかり教えているように思えてしまいました。お母さんは嫌いというか怖いのですよね。お母さんに取って虫や爬虫類は、お化けなどのようなものなのですよね。嫌いと言い張るからお子さんもなかなか理解できなかったのではないでしょうか。怖いと感じてしまうのは仕方がないと、大人になるまでに理解できるといいなと思います。母親が嫌いプラス苦手なのをわかっていて勧める父親…子供が自発的に好きになっていったならともかく、きっかけは父親だもんな…息子さんが頑張ってるみたいだけど。息子さんに父親は苦手な人との接し方を教えてあげてほしいです。子どもがどんなに好きでも虫のように好みの分かれるものは受け入れられない親がいても当然だと思いますし、正直わがままばかりの息子さんにイライラもしました。自分はいくら好きでも受け入れられないことがあるのは恋愛や人間関係も同じ。そこをきっちりと教えて金を稼いでから自分で好きにやるよう導くのも親の役目ではないかと思いました。最初から嫌いだって言ってるのに……。私だったらもう無理かな。いくら子どもが好きなもの、夢中なものだとしても、じゃあ自分だけが子どものために我慢しないといけないの? 一緒に暮らす上での気遣いとかルールもあるでしょう…。家族が心底無理なものを、それでも飼いたいなら、別居する覚悟を持って………。そういうことだと思う。自分だったらカエルやトカゲと、カゴに入れてあったとしても同じ空間にいるってのがもう心理的に無理。「嫌い」じゃなくて「苦手」って気持ちをこどもに伝えることはできないのかなあ…。好きが一致しなきゃならないってことはないんだから。親だからといって、子どもの全てを積極的に受け入れる必要はないと思う。虫や爬虫類は生理的に苦手な人も多い生き物である。しかし、この母親は子どもが虫や爬虫類を飼育することを許可し、図書館にも連れて行くなど、十分に子供の興味あることを応援している。生き物を通して命の大切さを学ぶことは大事だが、特に飼育は家族の協力があってこそであり、家族の意見を尊重することも重要だと感じた。虫…そんなに苦手?と思ってしまう父親は多いのではないでしょうか。ですが、誰かが我慢しないとならない状況はあまり良いとは思えないですよね…。今回のお母さんは子どもの好きを応援したい気持ちがあるので、お父さんに対してお母さんの「虫が苦手」という気持ちも尊重してあげて欲しい…という意見が多かったエピソードでした。▼漫画「子どもの好きを応援できない母」
2021年12月24日■前回のあらすじ家の小銭入れからお金をとった、と白状した息子。おこづかいじゃ足りないと言って反省していない様子…。 >>1話目を見る 仕事から帰ってきた夫に、今回の事件を相談し…夫からも話をしてもらうことにしました。夫のいつになく真剣な様子に、息子もしっかり話を聞いて”お金”に興味を持ったようで…。稼ぐ方法に興味を持ったようです。今回のことで、朝起こしたり食事を食べさせたり…などの子育てから、お金の知識や人間関係などを伝えないといけない時期に変わったことを実感しました。息子は「お金」に興味を持ってくれたので、定期的にお金について家族で話し合える環境を持ちたいと思います。お金の知識なども目まぐるしく変わっていく時代に、私自身も学ぶ必要があるなと改めて思いました。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ もづこ
2021年12月17日■前回のあらすじおじいちゃんにおこづかいをもらった、と言ったのはウソだった!! 私はますます不安になっていき…。 >>1話目を見る まだ勇樹は、親のお金とはいえ勝手に取って使うことがどれだけ悪いことなのかを理解していない気がします…。そこまで悪いと思ってないというのも恐ろしく、欲しいものが我慢できないまま、他の人の物を盗んでしまうことになったら大変なので、きちんと話し合わないといけない時が来たのだと思いました。勇樹に、お金や社会の仕組みについて学んでもらうにはどうすればいいのか悩んだ私は…。次回に続く(全4話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ もづこ
2021年12月16日■前回のあらすじあげたはずのないお金で息子がお菓子やゲームソフトを買っていた! まさか盗んだのでは!? と不安になるのだが…。 >>1話目を見る 次回に続く(全4話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ もづこ
2021年12月15日嫌な予感がしていましたが、直接話を聞くまではわからないと、勇樹の帰りを待ちました。次回に続く(全4話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ もづこ
2021年12月14日