スーパーマーケットやドラッグストアなどの店を訪れると目に入る、蛍光色の店頭広告(通称:POP)。商品名や値段、アピールポイントなどが書かれており、中でも店がオススメしている品物はより目立つように配置されています。買物をする際、どの品物を買うか迷ったらPOPを参考にする人は多いことでしょう。『読めなさすぎるPOP』が話題にある日、店で『読めなさすぎるPOP』を目にしたという、夢際ハタケ(@YumegiwaHatake)さん。Twitterに投稿したところ、あまりにもシュールすぎるその見た目に大きな反響が上がりました。一体、どのようなPOPだったのかというと…。一体なんと書かれているんだ…。読めない pic.twitter.com/SKi7L66Nz4 — 夢際ハタケ@日曜から夜更かし (@YumegiwaHatake) August 29, 2020 長い商品名を無理やり入れた結果、まったく読めないという事態になってしまったのでしょう。なぜ改行しなかったのか…。画像を縦方向に圧縮すると、なんとか『ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア 本体ペア+リッチ補修トリートテント 100gつき』と書かれていることが分かります。店頭でこのPOPを目にした客が、商品名を読み取るのは難しいでしょう…。投稿は拡散され、ネットからは「読ませる気がなさすぎて爆笑した」「下から覗き込むように角度を付ければなんとか…」「地震計のグラフかな?」といった声が寄せられました。ちなみに投稿者さんが翌日店を訪れたところ、この読めないPOPはまさかの2段オチになっていたとのことです。ある意味、客の目を引く斬新すぎるPOP。店で効果があったかどうかは分かりませんが、ネットでは多くの人の心をつかんだようです![文・構成/grape編集部]
2020年08月30日近年、一部の飲食店やコンビニでは、交通系ICカードで料金を支払うことができます。布子(@n_unoko)さんが街で見かけた店でも、ICカードでの支払いができるようなシステムを導入していたのですが、それを知らせるステッカーが気になったようです。なぜ、目に留まってしまったかというと、説明書きがなんとも大雑把だったということでした。ある意味、分かりやすいともいえるステッカーがこちら。今日見たぞんざいステッカー見て pic.twitter.com/sn1sCABX5f — 布子 (@n_unoko) June 10, 2020 その他、あんまり聞いたことない交通系カードもだいたい対応!正直すぎる!関東地方ではPASMOやSuicaが一般的に使われているので、ほかの地方の交通系ICカードの名前は聞き慣れていない人が多いでしょう。そのため「あんまり聞いたことのない」と正直な感想をステッカーに書いてしまったようです。【ネットの声】・この雑な感じ、嫌いじゃない!・東京に住んでいるけど確かにあんまり聞いたことがない…。・『PiTaPa』も仲間に入れてあげて…。・失礼だけどなんか笑えてくる。せっかく交通系ICカードの支払いに対応はしているものの、「だいたい」とおおまかなため、現金やクレジットカードで支払ったほうが確実にお会計はできそうですね…。[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日コリコリとした独特な食感がおいしい『エリンギ』。中華炒めやパスタなど、さまざまな料理に使える便利な食材です。漬け物店の『丸越アピタ名古屋南店(@054758373)』は、Twitterでエリンギの選び方について投稿。話題になっています。エリンギの選び方スーパーで見かけるエリンギは、パックに2つ並んで入っているものをよく見かけます。たくさん並んでいるとどれにしようか地味に迷うこともあるでしょう。そんな時、投稿者さんが判断基準にしていることとは…。エリンギって僕が産まれた時には市場にはほとんど無くて、美味しいのを選ぶ基準が判らないんだけど、以前Twitterで「仲の良さ」と聞いてからそうしている。 pic.twitter.com/j38aLiCXtO — 丸越アピタ名古屋南店(公式清純派ヨゴレアカ) (@054758373) 2020年4月13日 「仲のいいエリンギを選ぶ」『仲よしそうなエリンギ=おいしい』という根拠は特にありませんが、エリンギを買う時にちょっと楽しい気分になりそうです!ちなみに、写真のエリンギから投稿者さんが選んだものが、こちら。確かに、ラブラブに見える…!ネット上では投稿に対し多数のコメントが寄せられています。・そういわれると、ワンパックごとにドラマが見える。・ほどよい距離を保っているのも、いい夫婦だと思う。・私は3人家族のエリンギを選んでいます。・下の段のやつらが全部ラブラブに見える。・面白い!今度その選び方を試してみます。どんなエリンギが仲よしに見えるかは、人によってもさまざまなようですね。エリンギを買う時には、試してみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2020年04月14日NY本店のスタイリッシュな空間、味をそのままにミシュラン掲載店の元ペストリー担当&ドラマー!?のシェフハンバーガーに湯葉!? 異色のメニューにそそられるこれがヴィーガンフード?と疑いたくなる絶品ハンバーガー原宿駅から徒歩10分ほどの【スペリオリティー バーガー】は、飲食店が多数入っている神宮前2丁目のヴィンテージマンション地下1階にあります。NY店は席数が少なく、こじんまりとした印象なのに対し、原宿店は店内を広くし、リラックスして食事が楽しめるようにと配慮されています。シンプルな店内の中にパンクロックの要素をちりばめた大人の遊び心溢れる空間原宿店では日本独自の食材を使用することで、NY店とは違ったメニューを提供。店内に掲示される“SPECIALS”はその日の食材の仕入れ状況などでメニューが変わるので要チェックです。取材に訪れたこの日、ブルックス・ヘッドリーシェフがニューヨークから足を運び指導を行っていたシェフは“レストラン業界のオスカー”と言われるジェームズ・ビアード・アワードで受賞したことのあるブルックス・ヘッドリー氏。 NYミシュランで星を獲得したイタリア料理のレストラン【デル・ポスト】のペストリー・シェフを経験した実力派です。しかも、過去にはパンクロックバンドのドラマーをしていた経験もある異色のシェフ!セミドライトマトの酸味が絶妙な『SUPERIORITY BURGER』800円(税込)。1つでお腹いっぱいになるほどボリューミー日本では「ヴィーガンフード」は未だに味の薄い、物足りない食事というイメージを持たれがちですが、ここのヴィーガンバーガーを食べればイメージが払拭されます。看板メニューの『SUPERIORITY BURGER』は、パティにキヌアやヒヨコ豆などの穀類と野菜をミックスして使用し、独自のスパイスで香り付けされており風味豊かな仕上がり。こだわりぬかれたバンズ、パティ、ソースすべてにコクや深みが感じられ、食べ応えもばっちりです。ハンバーガーに湯葉!?異色のメニューに食欲がそそられる日本限定メニューの『NEW JAPAN CREATION』は湯葉を贅沢に使用した逸品。一口食べると湯葉とマヨネーズの濃厚な味にスパイスのピリッとした辛味、ミントとパセリの香りが鼻から抜けます。そしてフライドオニオンを加えることで、食感にもアクセントをつけた唯一無二のバーガーです。湯葉をオリジナルのマヨネーズであえた『NEW JAPAN CREATION』900円(税込)レシピ開発に力を入れた、こだわりのバンズパンチのある具材に負けないようバンズにもこだわっており、ヴィーガン用にレシピを開発した特製バンズは、乳製品や卵を一切使用していないのに、ふわふわとしていてほのかな甘味がバーガーの具材にマッチします。普通のバンズに引けを取らない特製バンズはペストリー・シェフを経験したブルックス・ヘッドリー氏だからこその完成度の高さです。ふわっふわのバンズ。ヴィーガンとは思えないおいしさで感動サラダやアイス……♡ サイドメニューも要チェックみかんのドレッシングがチコリの苦味を緩和し爽やかな酸味と甘味をプラス『CHICORIES SALAD』900円(税込)『SWEET AND SOUR BEETS』700円(税込)は、酢漬けにしたビーツの酸味とカシューナッツのクリームにハラペーニョのパンチのある辛味を混ぜ合わせて食べるサラダでは日本国内の野菜を使用しており、青山のファーマーズマーケットなどで農家を探すことも多いのだとか。『CHICORIES SALAD』には日本独自の食材のあんぽ柿や紫ダイコンを使用。バーガーのサイドメニューにぜひ食べてみてください。みかん、チョコレート、シナモンクッキーの『GELATO』700円(税込)。季節によって変わる3つのフレーバーが楽しめる。※店内飲食限定イートイン限定の『GELATO』ももちろんヴィーガンメニューで乳製品を使っていません。季節によってフレーバーが変わるのでどんな味に出会えるかは一期一会。素材本来の香りを生かした濃厚で贅沢な仕上がりとなっています。SBと書いてあるLEDの看板が目印本店があるニューヨークと比べると、日本ではまだまだヴィーガンに馴染みがないかもしれないですが、【スペリオリティーバーガー】は、ヴィーガンじゃなくてもおいしくてハッピーなハンバーガーショップです。ガッツリ食べたいけど健康を意識して悩んでいる人にもうってつけ。おしゃれな奥原エリアで、お買い物ついでにヴィーガンバーガーを堪能してみてはいかがでしょうか。SUPERIORITY BURGER【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】ハンバーガー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】原宿駅
2020年02月03日予約なし!1人飲みにも最適なスタンディングバー番号で簡単に注文。グラスで楽しむナチュラルワインオリジナルコインを使った便利な会計システム【十番右京】オーナーが手がける、女性も入りやすいスタンディングバー白を基調とした店内。テーブルにはスマホの充電ができるようにとコンセントも配置2019年に【十番右京】の系列店として誕生した【右京堂】は、スタンディングのワイン食堂。お店は移転前の【十番右京】があった場所にあります。日本酒をグラスで提供していた【十番右京】は、女性客も多かったことで日本酒ブームの一端を担いました。新店の【右京堂】では、オーナーの右京さんが大好きなナチュラルワインを広めたいと考え、“女性や若い世代の人が気楽に楽しめる”空間に。「ワインって名前で注文するには長いし、大変だよね」と、の店主の心遣いから番号でオーダーができるシステムにワインは選び方が難しい……。そんなイメージを持っている初心者でも安心!【右京堂】のワインリストには、わかりやすいキャッチコピーと、「甘」「爽」「旨」「濃」など味わいのわかるアイコンをつけるなど、選びやすい工夫がされています。支払いはコイン制、来店したらまずは「右京堂コイン」をゲット!右京堂のオリジナルコイン。本物の硬貨を模すなどデザインにもこだわっており、オープン年の「令和元年」の年号も入っています【右京堂】の特徴のひとつが、独自の会計システム。来店するとまず、レジで「右京堂コイン(1枚250円)」を購入します。一度コインを購入したら、その後のお会計はテーブルでオーケー。(入店時の1コインはチャージ代)。料理やドリンクは2コインから楽しむことができ、余ったコインは次回来店時にも使用できます。ただし、払い戻しはできません。『メンティ ロンカイエ・スイ・リエーヴィティ2017』4コイン:1,000円(税込)『メンティ ロンカイエ・スイ・リエーヴィティ2017』には、「まるでレモンスカッシュ!」というキャッチコピーが。飲むと果実味が感じられ、後味はスッキリ。するすると飲めてしまう味わいで、レモンスカッシュとは言い得て妙!『クヴェブリ・ワイン・セラー ルカツィテリ クヴェブリ2017』4コイン:1,000円(税込)お店では、いま人気のオレンジワインと呼ばれるブドウの皮や種を一緒に発酵させるタイプも常時扱っています。右京さんのおすすめは、紅茶のような味わいの上写真のワイン。いちごジャムや桃のような甘い香り、渋みのある味わいは、まるで本当に紅茶のよう。小さめポーション&豊富なラインナップの料理は1人飲みにも季節によって変わるメニューも。冬限定の『白子の春巻き』4コイン:1,000円(税込)1人でも頼みやすい、小さめポーションの料理も魅力です。30種類のレギュラーメニューに加えて、店内の黒板には季節に合わせた限定メニューも。気楽なスタンディングでありながら、味にもこだわった料理を楽しめるのが【右京堂】の良さです。『鮮魚の和風カルパッチョ』2コイン:500円(税込)【十番右京】の名物『トリュフたまごかけご飯』は7コイン:1,750円(税込)料理のジャンルはあえて定めず、“和洋中”となんでもあり!その理由は、お酒に合う料理を出したいから。みなさんも、その日の気分や飲んでいるお酒に合わせて自由に選んでみてください。奥行きのある店内。席はフリーで自由に移動ができる【右京堂】は毎日15時オープン。お休みの日の昼飲みにも、ちょっと時間の空いた時にも。夜遅くまで空いているので食事の後にも使えます。ぜひ、ふらっと立ち寄ってみてください。右京堂【エリア】麻布十番【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2,501円~3,000円【アクセス】麻布十番駅
2020年01月25日オトナの行きつけ店#4目黒【Trattoria Ciaoro(トラットリア チャオロ)】~今回のお店選定理由~イタリアで修業したシェフによる本格イタリアン予算は1人5,000円程なので気軽に通える!ワイン片手にシェフやソムリエと話す時間が楽しい目黒から徒歩数分地下に降りるとそこにはイタリアンの隠れ家が……目黒のような落ち着いた街で食事をすることになったとき、肩ひじ張らずに(雰囲気もお財布も)、でも美味しいものがいただけるレストランは貴重な存在ですよね。そんなお店を探しているのであれば、【トラットリア チャオロ】はまさにうってつけ!そんな隠れ家的な人気イタリアンレストラン【チャオロ】の魅力、そして代表料理をいくつかご紹介します。フォカッチャを食べる手が止まらなくなる前菜『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』1つ300円(税抜、コペルトとして。アラカルトで追加注文の場合は350円)まずは水牛のモッツァレラチーズをオーブンで焼いた『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』でスタート。バジルとトマトの風味を感じながら、一口でいただきましょう。どのテーブルでもふるまわれる、お通し的な存在です。『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』1,100円(税抜)。タコの仕入れは豊洲を出入りしている魚屋さんから前菜でぜひ食べてもらいたいのが、生の水タコに熱したガーリックオイルをかけた『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』。オープン時からあるシグネチャーメニューのひとつです。ガーリックの香りに食欲をそそられつつタコを口にすると……「銀座の高級なお寿司屋さんにも劣らない、東京で一番のタコ」と自負する通り、その瑞々しさに驚くはず!ちょっと塩味の利いた自家製フォカッチャとオイルがよく合うタコを食べたあとは、残ったオイルを自家製フォカッチャにつけて食べるのがまた絶品!メインの前にフォカッチャを食べすぎてしまう人がいるというのも頷けます。あまりのおいしさに「オイルは下げないで……」と言いたくなりますが、小皿に移してくれるので安心してください。『前菜盛り合わせ』1人前800円(税抜)。写真は2人前ワインを片手に少しずつつまめる前菜の盛り合わせも人気です。ニョッコ・フリットに生ハムを巻いた料理(写真左上)やホウレン草と卵のオーブン焼き(写真中央下)は、シェフが修行をしていたイタリア・モデナの名物料理なんだそう。イタリアのマンマの家庭料理を『ロゼッタ』1,300円(税抜)もお店のイチオシ料理の最後は、パスタ料理のなかから『ロゼッタ』を。焼く前のパスタの形がバラの形に似ていることから『ロゼッタ』と名付けられたこの料理は、シェフがイタリアで修業時代にイタリア人の友人宅でマンマ(お母さん)が出してくれた家庭料理だといいます。プロシュート・コットを巻いて、たっぷりの自家製ベシャメルソースとともにオーブン焼きしています。〆はパティシエ特製のデザートで。『ティラミス』600円(税抜)今回は前菜数品とパスタ、デザートで1人3,000円台。お酒を加えると4~5,000円の予算で楽しめます。アラカルトでご紹介しましたが、前菜・パスタ・メイン・デザートを食べられるコース(4,000円。3,000円のメインなしのコースもあり)もオススメです。シェフの金箱友樹さん【チャオロ】でシェフを務めるのは金箱友樹さん。イタリアで3年ほど修業したのちに東京のレストランでシェフとして腕をふるい、2014年に独立して【チャオロ】をオープンしました。キッチンが見渡せるカウンターは、気さくなシェフと話しながら食事が楽しめる特等席です。マネージャーでソムリエの金丸洋一さん。ワインはもちろんイタリア産を中心に揃えています。ぜひソムリエの金丸さんに相談して楽しみたいところレモンシャーベットが入った『グラニテ・スプマンテ』650円(税抜)。食事の後に立ち飲みスペースでお酒を飲んでいく人もランチもオススメ!熱々で提供される『チーズたっぷりラザニア』。セットで1,000円(税込)ランチは1,000円でパスタかラザニア、サラダ、フォカッチャ、ドリンクがセットで、どのメニューもボリューム満点です。クリーミーな『チーズたっぷりラザニア』は特に人気の一品。ランチ時は常に並んでいますが、近隣のオフィスから食べに来ている人が多いのもあり、そんなに待ち時間は長くありません。近くに本社があるヒトサラ編集部スタッフも足しげく通っているとのこと!まだまだ寒さが厳しいこの季節。気取らない本格イタリアンで温まってみては?≪DATA≫テーブル26席、カウンター2席テラス席6~8席平均価格(1名あたり):5,000円位価格例:前菜350~1,700円、パスタ1,100円~、炭火焼き2,000円~、デザート600円、グラスワイン600円~、ボトル3200円~※季節により変動ありトラットリア・チャオロ【エリア】目黒【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,001円~4,500円【アクセス】目黒駅「オトナの行きつけ店」バックナンバー
2020年01月21日「第1回IFFA日本食肉加工コンテスト2019」金賞受賞!沖縄の素材から世界のスパイスまでアイデア溢れる創作ソーセージかつて繁華街として栄えた「コザ」の街に、新たな賑わいを沖縄から発信する、唯一無二のシャルキュトリー2017年のオープンから地元メディアだけでなく、全国誌でも紹介されるなど県内外から注目を集めるハム・ソーセージ専門店【TESIO(テシオ)】。オリジナリティ溢れる商品と食卓に馴染むやさしい味わいが多くの人を惹きつける、リピーターの多いお店です。『HOT DOGフランク』700円(税抜)は、週末限定で提供する『ウィーケンドッグ』500円(税込)にも使用されていますそんな【TESIO(テシオ)】が、2019年に日本で初開催されたドイツの歴史ある食肉加工コンテストIFFAで金賞を受賞しました。【TESIO(テシオ)】ではあえてコンテスト用の商品開発はせず、日頃から店頭で販売しているシャルキュトリーを出品。定番の「HOT DOGフランク」とドイツの伝統的なスライスソーセージである「ビアシンケン」で金賞、わさびとライムの皮を使った「サムライ(SAMURAI)」で銀賞を獲得しました。店頭には常時20種類以上の商品が並ぶ。ハムのような見た目をしているのは「スライスソーセージ」と呼ばれるもので、さまざまな具材を練りこんで作られています店主の嶺井さんが修行を始めたのは、27歳のとき。京都のシャルキュトリーの名店で初めてシャルキュトリーの存在を知り、強い魅力を感じるとともに、「この技術を沖縄に持って帰りたい」との思いで修行をスタート。その後、静岡の名店【グロースヴァルト サノ(SANO)】で3年半務め、ドイツ製法のハム・ソーセージ作りを学びました。専用の機械の操作と、細やかな手作業。ソーセージ作りには双方のノウハウと技術が求められます店頭に並ぶのは、『ヴァイスヴルスト』やコンテストに出品した『ビアシンケン』といったドイツの伝統的なハム・ソーセージや、【TESIO(テシオ)】ならではのオリジナル商品。店内のショーケースのようす。上段はスライスソーセージ、中段はハム、その奥にはゼリー寄せが並びます例えば、泡盛に島とうがらしを漬けてつくる沖縄の伝統的な調味料を使用した『コーレーグースのスパイシーソーセージ』や、カンボジア産の胡椒が粒ごと練り込まれた『カンボジアペッパー』など、嶺井さんの感性でしかつくれないラインナップが揃います。かつて繁華街として栄えた「コザ」の街に、新たな賑わいを使用する肉の多くは、お店のすぐ裏手にある昔ながらの精肉店「普久原(ふくはら)精肉店」から仕入れており、店主の嶺井さんが“おじちゃん”と親しんでいる人が肉を担いでお店に持ってきてくれるそう。「うちがオープンして2、3年のうちに同じ市場にあった魚屋さんは閉店してしまったけれど、普久原精肉店はまだ元気。自分のお店だけでなく、地域おこしも本気でやっていきたいです」と嶺井さん。お店の外観。看板は、嶺井さんがiPadで描いたイラストを元に描いてもらったものだそうコザの街に賑わいをもたらせたい、という思いと努力の結果なのか、お店がオープンしてから数年の間に、カフェやホステルなどオシャレなお店が近隣に増えています。お店の材料を仕入れている精肉店のある通り「僕たちは、厨房だけに向かっていてはいけないと思っています。ハムとソーセージを全力で楽しんでつくって、地域の仲間たちと協力して来た人が楽しさを持ち帰れるお店、そんな空間でありたいと強く思っています」。(左から)さいあさん、店主の嶺井さん、なおさん。現在は3人で製造をこなしている沖縄のお店でコザの雰囲気を感じながら食べるのはもちろん、東京でも【TESIO(テシオ)】のシャリキュトリーを味わえるお店があります。ぜひ一度【TESIO(テシオ)】のシャリキュトリーを味わってみてください。【TESIO(テシオ)】のシャルキュトリーが食べられるお店ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー【エリア】六本木【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】六本木駅コザ麦酒工房 那覇久茂地店【エリア】沖縄県庁前周辺【ジャンル】ビアバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3,501円~4,000円【アクセス】県庁前駅CAFE UNIZON【エリア】宜野湾【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【TESIO(テシオ)】電話:098-953-1131住所:沖縄県沖縄市中央1-10-3 1Fアクセス:沖縄南ICから車で5分営業時間:11:00019:00定休日:月曜
2020年01月08日2019話題のお店はこちら!【サエキ飯店】目黒/広東料理【ムーグルモン】西永福/肉ビストロ【TexturA】スペイン料理/日比谷【鍈輝】恵比寿/焼き鳥【au deco】広尾/フレンチ【サウスラボ南方】錦糸町/広東料理【SPICE LAB TOKYO】銀座/フレンチ【食べる副大統領】渋谷/ポークビンダルー【BISTRO J_O】銀座/フレンチビストロ【パスカル・ル・ガック】赤坂/ショコラ【サエキ飯店】目黒/広東料理2019年多くのグルマンをうならせた店『蝦醤(シャージャン)の手羽先から揚げ』コースの一品2019年4月にオープンし、瞬く間に予約困難店となった中華料理店。店内はカウンターとテーブル1席のみ、こぢんまりとした居心地のよいお店です。コースでは、小皿料理(3~4品)、スープ、肉料理、魚料理、野菜料理、ごはんもの、デザートで8,000円。軽めを希望なら5,500円のコースもあり、足りない場合は追加も可能。予約はお店のFacebookで告知されますのでお見逃しなく。サエキ飯店【エリア】目黒【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】目黒駅【ムーグルモン】西永福/肉ビストロ食通が足しげく通う、ステークフリットの店『ステークフリット(ステーキ・フレンチフライ)』5,120円(税抜)。この日は、岩手・きむらの短角牛のサーロイン肉の名店【アンティカ オステリア カルネヤ】で修業を積み、【祥瑞】でシェフを務めた中森隆司さんが営む、熟成肉のステーキと自然派ワインのビストロ。このお店の最大のウリは、上質な熟成肉のステークフリット。北海道の「エレゾ」や滋賀の「サカエヤ」、岩手の「きむら」から仕入れた熟成肉を、油を回しかけて“揚げ焼き”しており、表面はカリっと、内側は柔らかく、中心は肉汁溢れるジューシーな味わい。ほかにも『マッシュルームのサラダ』や『カチョエペペ』など、一品料理も絶品です。meuglement【エリア】明大前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7,001円~8,000円【アクセス】西永福駅【TexturA】日比谷/スペイン料理アラカルトとコース、使い分けできる2つのフロアコースにも登場する名物メニュー、『イチリンハナレのよだれ鶏』900円(税抜)【東京チャイニーズ一凛】や【イチリンハナレ】などを手掛ける斎藤シェフの最新店【テクストゥーラ】。中華料理とスペイン料理という2つのジャンルを楽しめる、異色のレストランです。中でも人気なのが、丹波産・高坂鶏を使った『イチリンハナレのよだれ鶏』。しっとり柔らかな鶏肉と白レバーのパテに、特製タレを合わせた一品。自慢のタレを三段活用させる『に つける餃子と山椒麺からの豆乳』も必食です。TexturA【エリア】有楽町/日比谷【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7,001円~8,000円【アクセス】日比谷駅【鍈輝(えいき)】恵比寿/焼き鳥「鳥しき」出身店主による、名店仕込みの焼鳥を堪能【鳥しき】や【鳥かど】でも使われていた「伊達鶏」がメイン日本一予約が取れないと言われ、世界で初めて焼鳥店としてミシュランの星を獲得した【鳥しき】出身店主の店。焼鳥は一串ずつ提供されるおまかせスタイルで、ストップと声をかけるまで、ささみに砂肝、つくね、ぼんじり、ちょうちん、手羽先など様々な部位が登場します。毎月20日14時から翌月分の予約を受け付けていますが、なかなか予約困難なので、あきらめずチャレンジを!鍈輝【エリア】恵比寿【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,001円~9,000円【アクセス】恵比寿駅【au deco(おでこ)】広尾/フレンチ伝統的なフランス料理が味わえるクラシック・フレンチのレストランシグネチャーメニュー『タラバガニとカニ味噌スクランブルエッグのパイ包み焼き』ビストロ【Ata】や【Varmen】、【グッドラックカリー】など、カジュアルに食を楽しめる人気店を次々と開いてきた掛川シェフが新たにオープンしたフレンチ【au deco(おでこ)】。ここで味わえるのは、伝統的でありながらシェフ・掛川氏のアレンジが効いたお皿の数々。メニューはアラカルトのみで、例えばスープ、パイ包み、ワインだけで楽しむ「普段使い」もできれば、記念日などの「特別な日」に、前菜から肉料理までをコースのように楽しむこともできます。au deco(おでこ)【エリア】恵比寿【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】広尾駅 徒歩8分【サウスラボ南方】錦糸町/広東料理福臨門仕込みの本場中国料理の店『クリスピーチキン』。写真は半羽で4,800円。一羽9,500円。8,000円からのコースにも付く香港通で知られる、カメラマンの菊地和男氏がプロデュースするお店。自身が香港でほれ込んだ味を、【福臨門海鮮酒家】で腕をふるっていたシェフが忠実に再現しています。オススメは、城県の養鶏場で特別に飼育している脂の乗りが抜群によい龍崗鶏の『クリスピーチキン』。熱した油を繰り返しかけ回しながら徐々に揚げていき、さくさくと軽やかな食感に仕上げた逸品です。サウスラボ南方【エリア】錦糸町/住吉【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10,001円~15,000円【アクセス】錦糸町駅【SPICE LAB TOKYO】銀座/フレンチ“スパイスマスター”による新しいインド料理日本とインドの味をナンに融合『タンドリーナン』日本の豊かな季節の食材と新感覚のスパイス使いでインド料理の概念をくつがえす、“モダンインディアンキュイジーヌレストラン”。8皿10品をコーススタイルで提供する「インチャンティング スパイス」。その中の一品『タンドリーナン』は、ウニとカニとネギのナン、えのきだけとトリュフのナン、サフランと海苔とピスタチオのナンと個性的。インドの文化と伝統を受け継ぎながら、スパイスの魔法を巧みに操り、これまでとは異なるガストロノミックなインド料理を堪能できます。SPICE LAB TOKYO【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座駅THE GREY ROOM【エリア】銀座【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座駅
2019年12月29日古き良き喫茶店の雰囲気と、ポップな可愛らしさが共存お店のいたる所にかわいいゾウさんグッズが!極厚ふわふわたまごサンドにほっぺが落ちそう喫茶店の懐かしい雰囲気とポップさが共存した、新しい喫茶店ベロア調のソファーが並ぶ、レトロな空間千歳船橋の駅を出て下町の雰囲気が残る通りを進むと、「喫茶パオーン」と書かれた看板とメニューサンプルのディスプレイが見えてきます。店内は落ち着いた雰囲気が漂い、4名がけのBOX席とカウンター席、ステンドグラス前の2名席があり、どの席もゆっくりくつろげるつくりになっています。店内を見渡せば、いたる所にかわいいゾウさんグッズが!SNS映えばっちりのステンドグラス前の席は特に人気で、オーナーもこだわった場所なんだとか。店内を見渡すと、紙ナプキンにゾウさんのイラストが印刷されていたり、特注のゾウさんマグカップが販売されていたりと、乙女心をくすぐるポイントが散りばめられています。レトロな色合いがかわいい。『クリームソーダクッキー付き(青)』660円(税抜)人気のドリンクは、ゾウさんのクッキーが上にのったかわいらしい『クリームソーダ』です。甘いものが苦手な人でも飲みやすい甘さ控えめのソーダと、濃厚なのにさっぱりとしたミルクジェラートが癖になります。青、赤、緑の3色があり、気分によって選べるのも楽しいですよね。『カスタードプリン』450円(税抜)/トッピングの『クッキー』80円(税抜)合わせて注文したいのが自家製の『カスタードプリン』。むっちり系の固めプリンが好きな方にはたまらない! ゾウさんのクッキーは単品で注文ができるので、お好みのデザートにプラスしてみて下さい。厚さ約4センチの“極厚ふわふわ”たまごサンドにほっぺが落ちそう!肉みそと辛子マヨネーズが味の決め手『みそ屋のたまごサンド』780円(税抜)京都店の【喫茶ゾウ】でも大人気の『みそ屋のたまごサンド』は、注文が入ってから焼き上げるふわふわのたまご焼きと自家製の肉味噌の相性が抜群!家具や照明はオーナーのこだわり。店の外にあるショーケースもかわいらしいそのほかにもフードメニューが充実していて、名古屋の喫茶店の定番『あんバタートースト』や、関東では珍しい『みそ煮込みうどん』など、他の喫茶店とは一味違ったメニューがたのしめます。お気に入りの本を持って一人でゆっくり、お友達とわいわいランチにと、私たちの日常に寄り添ってくれる町の喫茶店。古き良き喫茶店文化を残しつつも、店内にはキッズチェアや絵本もあり、ご近所ママたちもお買い物の途中に入りやすい雰囲気も嬉しいポイントです。心が温まる優しい喫茶店に、みなさんも足を運んでみませんか?喫茶パオーン【エリア】豪徳寺/経堂【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】千歳船橋駅
2019年12月26日小麦本来の個性を味わえる、品種別に焼き上げたパン店内の立ち飲みスペースでは、「パン飲み」ができる「パンとワインの相談所」を自認する西野さんとの会話も楽しい小麦の品種ごとに焼き分けた、個性豊かなパンたち洋菓子店やバルなどを間借りして、不定期で出店していた【さかなパン店】。「さかな」とは「肴」のこと。だから、パンを購入したらワインが1杯ついてきて、そのままパン飲みスタンドに。そんな少し風変わりなパン屋さんが、いよいよお店を構えて、【チェスト船堀】として始動しました。手書きの看板とワイン瓶を目印に。元居酒屋だった空間を、西野さん自らが壁や天井を塗り、カウンターなどを設置した店主は【パーラー江古田】と【清澄白河 フジマル醸造所】を経て、パン作り、ワイン醸造、イタリア料理の研鑽を積んだ西野文也さん。その経歴を生かしたパンとワインのお店であり、+αの立ち飲み処をご紹介します。3種類の小麦を使い分けて、焼き上げたバゲット。パンにはそれぞれ、小麦の品種と産地が記されている西野さんが焼くパンにはそれぞれ、「柳久保小麦(東京)」「ゆきちから(岩手)」「キタノカオリ(北海道)」と記した値札がつけられています。そう、どれも小麦をブレンドすることなく、単一品種を使って焼き上げているのです。店内の棚には小麦粉の入った袋がずらり。今は8~9種類の小麦を使い分けている西野さんが日本各地を巡り、出合った小麦の個性をダイレクトに伝えるパンたち。あるものは醤油せんべいのような香ばしさ、あるものはもっちりとした食感、あるものはVむほどに広がる甘み……。小麦って、こんなに多彩な風味を楽しめるなんて!異なる個性を持つ小麦は扱い方もそれぞれ、一筋縄ではいかないのも当然。材料の配合、発酵、成形、焼き上げといった全行程を試行錯誤して、ようやく店頭に並ぶまでに。立ち飲みで気軽に楽しむ、パンとワインを結ぶ料理西野さんのパンは、小麦本来の個性を引き出すのはもちろん、ワインに合わせて楽しめるように作られています。その要となるのが発酵。ヒントになったのが信州の「すんき漬け」でした。カンパーニュやバゲット、フォカッチャに食パンなどが並ぶ。パンが陳列された台は、立ち飲みスペースにも「すんき漬け」は、赤かぶの葉を塩を使わずに乳酸発酵させた、独特の旨みが特徴です。塩を使用しないワインとの共通点を見出した西野さん。それをパン作りに取り入れ、小麦粉を少量入れて発酵させた仕込み水を使うといった独自の製法により、旨みのあるパンに仕上げています。「出汁っぽい」と称される自然派ワインとの相性は抜群!小麦の特徴、パンの味わいを説明しながら、パンを切り分けてくれる西野さんとはいえ、パンとワインをどのように合わせたらいいのか? そこを結びつけるのが西野さんの料理です。立ち飲みスペースで提供している料理は、すべて家庭でも作りやすいものにしているそう。「これ、真似したい!」と思ったら、西野さんに尋ねてみてください。レシピを惜しみなく教えてくれます。『トマトソースのたまご煮込み』600円、『パンの盛り合わせ(小)』300円。合わせたワインはジュラの『ドメーヌ・ド・サンピエール プールサール』900円(税●)その一例が『トマトソースのたまご煮込み』。トマトに塩とにんにく、オリーブオイル、少々の砂糖だけを加えたソースに卵を落とし、それをパンに絡めていただきます。このメニューのルーツは、【清澄白河 フジマル醸造所】で出会ったイタリア人シェフのエピソードから。シチリアの祖父宅で、パスタのために煮込まれるトマトソース。完成までは長い時間がかかるので、途中でソースをすくい上げ、卵を落として食しつつ待っていたのだとか。こんな簡単な家庭料理で、「パン飲み」ができるなんて嬉しい!店内で、ブルスケッタやサンドイッチにして提供している具材を一皿に。ご家庭でパンを気軽に楽しむなら、という西野さんのアイデア。お薦めワインは「清澄白河フジマル醸造所テーブルトップ デラウェア 2019」2,000円(販売価格)さらに、自宅でパンとワインの組み合わせを楽しむための入門編として教えてくださったのが『ブルスケッタ』。ハムやサラミなどのシャルキュトリー、チーズに野菜、ひと手間を加えたお惣菜を一皿に盛って、スライスしたパンを添えて。銘々がパンに好きな具材をのせて、まるで手巻き寿司のように楽しめる、新スタイルの提案です。あとはデイリーワインが1本あれば、簡単なアペロからホームパーティーまでOK。早速、パンとワインを買って帰って、おうちパン飲みはいかが?会話が生まれるカウンターで、作り手の思いを伝える【チェスト船堀】に並ぶパンはすべて、カウンター越しに西野さんが手に取り、希望のサイズに切り分けて、袋に入れて渡してくれます。パンについて説明したい、相談してほしいという思いから対面販売式に。東京・東久留米市で採れた「柳久保小麦」のふすまを使用したパン。1個 1,200円(税●)例えば、「柳久保小麦」を使ったパンについて尋ねると、江戸時代からある在来種で、大豆を思わせる風味があって、和食に相性がよく、合わせるなら「きんぴらごぼう」などがお薦め……と目から鱗な話ばかり! 1/4カットをいただいて、甘辛めに仕上げた煮物でも作ろうかと、今日の晩ごはんが楽しみになるほど。プレーンなもの以外に、クルミやアーモンド、いちじくなどがたっぷり練り込まれたパンも各種ありしかしながら、肝心のワインの姿が見当たりません。一般的なワインショップなら、好きなワインをセラーから取り、レジに持って行って購入という流れに。【チェスト船堀】では、ソムリエの資格を有する西野さんと相談してから、コレというワインが奥のセラーから登場します。こちらに取り揃えた自然派ワインは、作り手たちが土地に、ぶどうに、ワイン作りに愛情と情熱を込めたもの。それらに惹かれて選んだ西野さんだからこそ、作り手の思いを伝えるべく、カウンター越しに会話をするというワンステップがあるのです。西野さんのルーツと意外な共通点がある(?)カンパーニュ。【チェスト船堀】という店名の由来と合わせて尋ねてみては。聞けば、日本にはまだまだ小麦の種類はあるとのこと。取り扱う品種を増やすだけでなく、春蒔き・秋蒔き、テロワールなどにこだわって、パンを焼いてみたいという西野さん。カウンターにはレコードプレーヤーが。西野さんのお父様から譲りうけたという古いJBLスピーカーから心地よい音が広がる。こだわり尽くした独創的な作り方をしていても、西野さんが手掛けるのは普段着のパン。芳ばしい香りが店内に満ちて、焼き立てパンがカウンターに並ぶオープン時刻から、ご近所さんたちがちらほらとやってきます。「今晩のメニューは何にしようかな」「このパンならお薦めワインは?」と相談したくなる、街のパン屋兼ワインショップへどうぞ。【チェスト船堀】電話:なし住所:東京都江戸川区北葛西1-22-19 大栄コーポ105定休日:日曜営業時間:15:00~L.O.21:00※価格はすべて税別。
2019年12月25日ハワイで人気のモダンべトナミーズが日本初上陸“モダンベトナム料理”とは?絶対に食べておくべき代表メニュー3選日本人のファンも多い、人気のモダンべトナミーズ店カウンターごしにキッチンの様子が見え、臨場感の伝わるダイニング。木や竹など、ナチュラルな素材を駆使した、ハワイの風が吹き抜けるような心地いい空間。ホノルルでも最も人気のモダンベトナミーズ【THE PIG & THE LADY】が11月30日、恵比寿に初上陸した。オーナーのアンドリュー・レイ氏はベトナム系2世。ニューヨークのCIA(Culinary Institute of America)を卒業後、ハワイで5つ星を獲得したコンテンポラリー・フレンチ【シェフ マブロ】でスーシェフを務めた実力派。来日していた、オーナーのアンドリュー・レイ氏はベトナム系2世しかし、自分の店を持つなら、自らのルーツであるベトナムの味を大切にしたいと考えた。現在の【THE PIG & THE LADY】の原型となる料理を、ファーマーズマーケットの屋台で売ったところ、たちまち評判になり、2013年にダウンタウン西側でも最も活気のあるキングストリートに店を持つにいたった。シェフのアンドリューファミリーの写真がレジの奥に飾られている。右から2番目がアンドリュー氏。その左隣が料理上手のお母さん。幼い頃から母親が作ってくれたベトナムの家庭の味をベースにしながらも、繊細なフレンチのエッセンスを取り入れ、さらにハワイアンテイストを加えた、どこにもないモダンべトナム料理が誕生したのである。パーティションで区切ると、個室としても使えるコーナー。THE PIG& THE LADYにちなんだ、招き猫ならぬ、招き豚のイラストがなんとも愛らしい。ミックスカルチャーなハワイにおいても、これまでにないスタイリッシュな盛りつけや、斬新な素材の取り合わせ、洗練された味わいに、ロコも観光客も瞬時に魅了され、開店数か月で予約のとれない人気レストランになった。絶対に食べておくべき人気メニュー3選代表的なメニューを見てみよう。『アンドリューのフライドチキン』『アンドリューのフライドチキン』1,300円(税込)一番人気は『アンドリューのフライドチキン』。チキンウィングをパリッとジューシーに揚げ、甘酸っぱいソースをたっぷりかけた一品。エキゾチックな香りが食欲をそそる。『大根ケーキ』『大根ケーキ』1,400円(税込)チャイニーズの点心である大根餅をアレンジした『大根ケーキ』は、P & Lの料理の方向性をそのまま表しているようだ。米粉とすりおろした大根で作った、外はカリッ、中はもっちりとしたベトナム風お好み焼きの上には、スライスしたきゅうりがきれいに並べられ、マスの卵がアクセントというなんともモダンな一皿。『フォー75』『フォー75』1,500円(税込)アンドリューのお母さん仕込みの秘伝のダシを用いた『フォー75』。レアに仕上げた牛肉をたっぷりとのせた贅沢なフォー。一度食べたらやみつきになること間違いなしの深い味わい。75とはアンドリューのお兄さんの生まれ年で、縁起のよい数字だとか。他にも、さっぱりしたフォーのスープにディップして食べる新感覚の“バインミー、フレンチディップスタイル”や、ライスペーパーをサクサクに焼いた“ベトナミーズピザ”など、ユニークメニューが目白押しだ。本店のメニューがそのまま日本で!【THE PIG & THE LADY】恵比寿店では、そうした本店のメニューが、まったくそのままに楽しめるというのだから嬉しい。シェフの金澤さん。これまで、ホノルルから門外不出だった味が、なぜ、日本に?それは、トランジット代表中村貞裕氏が、アンドリューの料理に惚れ込み、通いつめ、誠心誠意口説いたからにほかならない。開店にあたっては、トランジットのヘッドシェフ金澤さんが、ハワイで3か月ほど研修を積んで本場の味を身体に叩き込むと同時に、開店直前にアンドリュー氏が来日し、味つけの最終調整を行ったという念の入れようだ。ベトナム料理といえば、シラチャ―ソース。シラチャ―ソースを入れる缶は、本国で使われている缶に似せてデザインされている。本場の味を再現するのに苦労した点を金澤シェフに聞くと、「ホーリーバジルなどいくつかのハーブは、ないとどうしてもベトナム料理らしさが出ないんです。だから、それらを作ってくれる農家を探して特別に栽培してもらっています。そのあたりは苦労しましたね」という答えが返ってきた。それほどP&Lの美味しさリスペクトして、忠実に再現することに努めているのだ。古い倉庫を改装したホノルルの店は、レンガ造り。その本店のイメージを踏襲したレジまわり。ハワイ店のファンであれば、ONLY GOOD VIBESのロゴも嬉しい。レジ周りには、レンガ造りの本店の雰囲気を残し、Only Good Vibes(超いい感じ)という、本店と同じロゴがあしらわれている。竹のランプシェードが絶妙なハワイアン&アジアンテイストを醸し、カジュアルでルースな居心地のいい雰囲気を作り上げている。バーボン、ライム、アプリコット、タマリンドのP&Lサワー900円、ノンアルコールのモクテル、ココナッツミルクたっぷりのハワイアンデイライト680円(すべて税込)ドリンクも、ワインはもちろん、ベトナムやハワイのビールから、オリジナルカクテル、そしてノンアルコールのモクテルまで充実している。ココナッツの香りのカクテルを飲めば、すっかり気分はハワイだ。恵比寿駅からも至近で、ランチタイムのバインミーセットから、夜の軽飲みもガッツリご飯もOKと、使い勝手の良さも光る。足繁く通いたい1軒になるに違いない。THE PIG & THE LADY 恵比寿店【エリア】恵比寿【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,001円~4,500円【アクセス】恵比寿駅ランチセット1,500円~、ディナーコース4,000円~(税込)※17時以降の来店の場合、チャージ料500円がかかります
2019年12月23日料理から調味料まで、100%グルテンフリー居酒屋メニューとしてカジュアルに提供米焼酎、粕取り焼酎といった米酒も提案新発想の“グルテンフリー居酒屋”とは?2019年9月に開業したコレド室町テラス。その1階にオープンした【ににぎ】は、ヘルシーで旨い居酒屋メニューが楽しめると、健康志向の方や外国人客の間で話題のお店です。カウンター上にはしめ縄が。日本の文化を感じられる古民家風の店内は、外国人ゲストのおもてなしにもぴったりその理由は、食材から調味料に至るまで、すべてを「グルテンフリー」で提供しているから。米粉で揚げる天ぷらや炙り肉巻き寿司などの創作寿司、酒粕からつくる粕取り焼酎ソーダ割りなど、すべてにおいて“米”を主体にした、小麦粉を一切使用しない“グルテンフリー居酒屋”なのです!店の奥には、4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブルが2卓あります「小麦アレルギーの方はもちろん、そうでない方でもこの食事法に切り替えることで、腸内環境や体の不調が改善されるとも言われています」と話すのは、オーナーの内山さん。自身も食品アレルギーに悩まされ続けたそう。『米粉天ぷら』では、「活 車海老」「鮑」などに加えて、「赤ぶどうと生ハム」などの変わり種まで(※季節によってメニューは変わります)「グルテンフリーメニューってどんなものかしら?」とメニュー表をのぞいてみると、一般的な居酒屋のメニューと何ら変わりはなく、むしろ自由度が高い!中でも、お店の名物『グルテンフリー 米粉天ぷら』は、ぜひ食べてほしい一品。小麦粉で揚げた天ぷらとさほど見た目は変わりませんが、米粉のほうがサクっと軽い食感。胃もたれしにくく、食べ疲れもしにくい印象です。『グルテンフリー 米粉天ぷら』3種の米粉をブレンドした衣をつけて、旬菜、魚介、肉を揚げ、サクサク軽い食感に仕上げた『米粉天ぷら』また、新たにメニューに加わったのが『野菜寿司』。「よくある野菜寿司ではなく、ちょっとおもしろいものにしたかった」と、個性豊かな赤シャリの寿司もスタート!赤酢と黒米の鮮やかな赤シャリの上には、色とりどりの野菜が並びます。『野菜寿司』12月から新たにメニューに加わった『野菜寿司』180円~(税抜)ラインナップは、「焼き太ねぎのグラタン仕立て」「芽ねぎ たたき梅」「赤キャベツスプラウト」「枝豆の軍艦」「たけのこ 木の芽味噌」「花茗荷 甘酢ジュレ」「トマトとモッツァレラチーズの軍艦」「しいたけの天ぷら」など。「シャリの黒米は血圧やコレステロール、中性脂肪の情報を抑えるなどの効果も」と内山さん。古代米のプチプチとした食感も新鮮です。『活はまぐり湯豆腐』鹿児島南大隅町の無薬畜養のはまぐりを使用。2~3人前 2,800円(税抜)、活はまぐり6個、絹豆腐1丁、切り三つ葉ほかにも、オーダーを受けてからつくる『活はまぐり湯豆腐』は、はまぐりの旨みが出汁にとけだし思わずうなる旨さ。その出汁を余すところなく食べられる〆のおじや、米粉うどんも絶品(追加料金で提供)。『炙り肉巻き』ねぎトロ、糀納豆などを具にした海苔巻きを、黒毛和牛の増田牛で巻いて炙った肉巻き。850円(税抜)また、増田牛を使用した『炙り肉巻き』はシンプルで素朴な味わい。付け合わせのピリ辛「自家製青唐辛子の醤油漬け』との相性も抜群です!これらすべてが「グルテンフリー」とは驚きですよね。『大入り米粉海老天丼』外国人客から好評の『大入り米粉海老天丼』1,700円(税抜)。ランチ、ディナーともに提供初めて目にする、珍しい日本の伝統調味料に出会える!煎り酒、煮抜き、米酢、米糀、米味噌など、日本の伝統調味料を使用調味料にも意外と小麦粉が含まれていることが多いのですが、【ににぎ】では徹底的にグルテンフリーにこだわっています。しかも、ただ小麦粉を抜くのではなく日本の伝統調味料にこだわり、いわゆる醤油である「煎り酒(いりざけ)」やあまり耳慣れない「煮抜き(にぬき)」など、化学調味料を一切使用しない自家製で提供しています。酒粕を主原料とする『粕取り焼酎』は15種用意。使用する酒粕ごとで風味が異なり、ソーダで割るとフルーティーな香りが際立ちますランチでは『米粉天ぷら』はもちろん、寿司やカレーを、午後のおやつ時にはどら焼きやみたらしパフェなど甘味処として、様々なシーンで利用可能。(昼呑みもできます!)野菜寿司だけでなく、まろやかな米酢のシャリと鮮魚介の握りも豊富に揃いますヘルシーでおいしいメニューが並ぶ【ににぎ】は、小麦アレルギーの方はもちろん、そうでない方も食事が楽しめるとっておきの場所。「グルテンフリー」への印象ががらりと変わる居酒屋に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。ににぎグルテンフリー寿し居酒屋【エリア】三越前【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】三越前駅 徒歩1分
2019年12月17日から揚げ、カレー、チーズケーキ……。どれも素直に美味しい渋谷にオープンした【Sta.(エスティーエー)】は、1階はギャラリー、2階はバー、3階はレストランの「レストラン付き秘密基地」。店名はStation=駅を意味していて、駅のようにいろんな人々が交差して何か発見があるお店でありたいという想いから名付けたそう。『四角いチーズケーキ』650円【Sta.】は、料理がおいしいだけではなくて人と人が繋がれる場所。レストランにとって、おいしさはもちろん大切なことだけど、それと同じくらい自分にとって居心地のいい空間であることも大切。このお店は、美味しさの他にも人のつながりも楽しめるような場所だ。一品メニューから定食まで、幅広いメニューが揃うSta.【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】神泉駅≫report!model by『NEUT Magazine』編集長平山 潤
2019年12月11日築210年の邸宅がそのままカフェに出汁や抹茶を使った“京都限定メニュー”季節の京野菜をトッピングしたご当地パンも築210年の邸宅がそのままカフェに店内には縁側席もあり、庭園を間近に眺めながらくつろげるお店があるのは、嵐山の観光名所である渡月橋からほど近い「旧小林家住宅」。元々は江戸時代後期、現在の南丹市に豪農の大庄屋として建てられたもので、昭和54年に嵐山に移築。長年、博物館として親しまれてきましたが、閉館に伴い、京都市の重要文化財でもあるこの建物を、ほぼそのまま生かす形で再生したのが、【パンとエスプレッソと嵐山庭園】です。「エスプレッソと」と「パンと」を結ぶ石畳の小道敷地内には、ベーカリーである「パンと」と、カフェ「エスプレッソと」の2棟の建物があり、庭園を通じて自由に行き来できるようになっています。まずは母屋である「エスプレッソと」に一歩足を踏み入れると、そこは、重厚な梁や月日を経た土壁がありし日の姿を思わせる、情緒あふれる空間。壁や柱など、建物はほぼ邸宅として使われた姿を残している座敷の一部がフローリングに改装されテーブル席に入口から奥へと、砂利が敷き詰められた細い通路が続いており、かつて台所として使われていた土間には新たにオープンキッチンが設えられ、高床の座敷はテーブル席、座敷席、半個室として利用されています。出汁や抹茶を使った“京都限定メニュー”『合わせ出しのチャバタ生ハムとモッツァレラ』800円(税込)~メニューは、コーヒーやブレッド系は他店舗と共通ですが、京都店限定として、生地にかつお昆布出汁を練りこみ旨味を効かせた『チャバタサンド』や、パン5種に、ハム、チーズ、抹茶のティラミスなどをたっぷり盛り込んだ和風のアフタヌーンティー『ブランティーセット』など、京都らしさを意識した品々も。パン5種、ハム、チーズ、サラダ、ケークサレ、抹茶のティラミス、カヌレ、フルーツサラダなどをたっぷり盛り込んだ『ブランティーセット』2,300円(税込)なかでもおすすめが、【パンとエスプレッソと】の名物であるキューブ型の食パン『ムー』を使ったフレンチトーストの抹茶風味『抹茶のフレンチトースト』。スキレッド鍋で、熱々で登場する『抹茶のフレンチトースト』850円(税込)宇治抹茶の粉末を加えたアパレイユに漬け込んで焼き上げた熱々のトーストに、抹茶蜜をかけて味わうひと品で、上品な抹茶の苦みと密のやさしい甘み、しっとりシュワシュワとしたバターテイストのパンの風味が相まって、なんともあとを引くおいしさ。耳のカリカリとした歯ごたえも魅力です。季節の京野菜をトッピングしたご当地パンもきなこや黒豆をつかったおやつ系の限定パンも評判一方、ベーカリーである「パンと」には、食パンをはじめ、もちもち食感のハード系を中心に、常時30種がラインナップ。こちらにも限定品が用意されており、『京野菜を使ったカレーパン』280円(税込)や『九条ネギの南蛮味噌』280円(税込)など、京の旬の食材を盛り込んだパンに日替わりで出会えます。観光客が多い嵐山ですが、少し奥まったこの界隈はとても静かで、落ち着いた雰囲気が楽しめます。おいしいコーヒーとパン、そして非日常感たっぷりの邸宅と庭園の風景に、癒されてみてはいかがでしょうか。パンとエスプレッソと嵐山庭園【エリア】嵯峨野/太秦【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】嵐電嵯峨駅
2019年12月11日外はカリッ、中はふわふわのチーズとろけるピザミラノ本店と同じ食材、製法でつくられたピッツァは、大きな鉄鍋で揚げるようにじっくり焼き上げられており、外はカリカリで中はふっくらふわふわ。そこに、これでもか!とモッツァレラチーズがたっぷりとトッピングされ、一口食べるとチーズの濃厚さが口にいっぱい広がります。1ピースずつ注文できるのはもちろん、大人数ならホールもオススメ。ボリュームたっぷりのホールピッツァの大きさは、直径50㎝、厚さ3㎝と迫力満点です。『バジルチキンとイタリアン産とうがらしPIZZA』1ピース1,100円(税込)。季節ごとに期間限定のピザが楽しめます一番人気は、ピザの王道『マルゲリータ』。チーズの塩味とトマトの酸味が相性良く、見た目よりさっぱりしていてペロリと食べられます。今回は、季節限定メニューの『バジルチキンとイタリアン産とうがらしPIZZA』と『ブロッコリーとパンチェッタのペペロンチーノPIZZA』をいただきました。シーズンに合わせて様々な味わいが楽しめるのも魅力のひとつです。PIZZERIA SPONTINI カスケード原宿店【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】パスタ・ピザ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】501円~1,000円【アクセス】明治神宮前駅≫report!model by ぽωず@po_nzu__
2019年12月02日野菜だけとは思えない満足感ドリンクペアリングがオススメ繊細で美しい盛り付けに注目ビーガンの人も、そうではない人も楽しめる野菜料理野菜だけで作られたメニューで満足した経験はありますか?【restaurant RK】のフレンチ仕立ての野菜のフルコースはどれも食べ応え満点で、前菜からデザートまで野菜の新しい価値を教えてくれます。食べ終わった後には、お肉やお魚を食べたときと同じくらいの満足感があることに驚きました。牛蒡のポタージュには梅酒「星子」をペアリング牛蒡のポタージュの中にはラビオリに包まれたリコッタチーズと刻んだ梅が入っていました。意外な組み合わせと思いきやこれが相性抜群。料理が運ばれてくるまで、想像を膨らませてほしいという想いから、メニュー名は『牛蒡/リコッタ/梅』と食材だけが表記されています。ペアリングの「星子」の梅酒は、ラビオリの中に隠された梅ともマッチしていました。シグネチャーの『エチュベ』と「醍醐のしずく」野菜が贅沢に詰め合わせされたような美しいひと皿『エチュベ』は、【restaurant RK】のシグネチャーメニュー。野菜それぞれの特性に合わせて焼く、蒸す、煮る……など、調理法を変えているのだとか。野菜で作られたソースやペーストは、旨味が凝縮されていて濃厚な味わい。ひと口食べるごとに新しい味に出会える『エチュベ』こそ、野菜の可能性を感じるひと皿。井口シェフが作る料理は、コースを通してストーリーを創り出していると感じました。ここでしか味わえない野菜の満足感野菜の中でも、葉物野菜やハーブなどの軽い食感のものから、根菜などのしっかりお腹にたまるものまで、野菜の特徴はそれぞれ。井口シェフが作る料理は、それらを組み合わせて、コース料理の最後に「野菜だけだったの?」と思わせる料理なのです。黒ビールのソースが絶品のマコモダケにはフランスのビオワインを『マコモダケ/黒ビール』は、端から食べ進めていくと最初と最後で同じ野菜を食べているとは思えないほどまったく違う印象になります。黒ビールで作られたソースはガツンとインパクトがあって最後まで飽きません。濃厚なマスカルポーネとフレッシュなイチゴのソースの組み合わせコース料理の最後にはデザートが2品も出てきて、最後の最後まで満足させてくれる構成になっています。ひとつはフルーツのフレッシュなデザート、もうひとつはマスカルポーネの濃厚なデザートでした。すべてのメニューを食べ終わった後に、ここまで野菜ばかりのメニューだったことが信じられないほど満足感でいっぱいになります。洗練された店内は、インテリアや器にもこだわりが詰まっているここまで罪悪感を感じないフルコース初めて!メニューは毎月変わるので、女子会はもちろん、会食やデートなどシーンを変えて何度も訪れたいお店でした。井口和哉シェフフレンチの名店で経験を積んだのち、【ビストラン エレネクス】のシェフを経て、【restaurant RK】のシェフに就任。素材の可能性を最大限に引き出し、ひと皿の中で食材のさまざまな魅せ方を提案している。REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA/restaurant RK【エリア】表参道/青山【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】9,001円~10,000円【アクセス】表参道駅
2019年11月27日どれもおいしそう……!食べて綺麗になるヘルシーな料理植物由来成分配合の化粧品やヘアケア製品で知られるBOTANISTが手掛けた【BOTANIST Cafe】。1階にはBOTANISTの商品やナチュラル・オーガニックカテゴリーのコスメ・食品などが並び、2階がカフェになっています。お買い物とカフェ、2つをともに楽しめる素敵なスポットです。『パワー サラダプレート』はドリンク付で1,330円(税込)メニューは季節ごとに変わる期間限定メニューが多く、いつ来ても新しいメニューが楽しめるのも魅力。2019年10月1日(火)~ 2020年1月31日(金)までは、ハーバルセラピストと共同開発した、BOTANISTスキンケアシリーズに使われている植物をはじめ美容によいと言われる食材を随所に“美しくなれる” 限定メニューがたのしめます。BOTANIST Cafe【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】明治神宮前駅≫report!model by 高嶋望和子@lespros_takashima
2019年11月16日絶対に飲むべきサワー3選まずは一杯。定番の「レモンサワー」インパクト大の「自家製 ビネガーサワー」凍らせたフルーツがのった「ソルベサワー」【Sour 原宿】に来たらまず飲んでほしいのが、定番で人気の『レモンサワー』。甘さのあるウォッカトニックにフレッシュなレモンが相まってすっきりとした飲み心地です。10月からは淡路島の平岡農園から国産レモンを使った『レモン違いのサワー』も提供されています。『レモンサワー』500円(税抜)他にも、薄切りにして凍らせたフルーツのふわっとした食感が楽しめる『いちごとマンゴーのソルベ』といった変わり種サワーも。自家製ビネガーの酸味とフルーツの甘みの相性が抜群の一杯です。『いちごとマンゴーのソルベ』800円(税抜)もう一杯ご紹介したいのが、綿あめを混ぜていただく『ミックスベリーカルダモンビネガー』。綿あめを入れることで、ちょうどいい甘さになる面白いサワーです。3種類ご紹介しましたが、サワーだけでも常備20種類があります。『ミックスベリーカルダモンビネガー』700円(税抜)店内は、京都のショップ&ギャラリー「VOU/棒」のディレクションによってつくられたおしゃれな空間になっています。カウンターのペイントやパステルカラーの花瓶、落書き風の文字もすべてアーティストの作品です。サワーを飲みながら目に入るおしゃれな空間にワクワクしてしまいます。それぞれ異なるアーティストによってペイントされた、右の壁と奥の壁お腹が空いたら隠れた人気メニュー『フレッシュキーマカレー』1,000円(税込)をどうぞ。これがサワーとよく合います。キーホルダーの元になった看板の絵は京都店主の似顔絵サワーを飲んで気持ちよくなったサラリーマンの映像が流れているちなみに、ほとんどのサワーメニューがノンアルコールにも対応しているので、お酒を飲めない人でも大丈夫!ふらっと立ち寄れる気軽な雰囲気は、友達とのさくっと飲みやデートにおすすめです。Sour 原宿【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】明治神宮前駅
2019年11月13日ドリンク片手に人との出会いとアイディアを生み出すお店デザインオフィスでもあり、カフェでもあり、バーでもある。オフィスの垣根を超えて気軽に訪れることができて、人と人が繋がる空間をコンセプトにしている【No.】。従来のバーの印象とは異なる白とオーク材で統一された店内店名の【No.】はカクテルメニューの名前にもなっており、『No.1』から『No.6』までナンバリングされています。『No.1』の中でもカクテルとモクテル(ノンアルコールカクテル)の2種類があり、カクテルの名前に詳しくない人やアルコールが苦手な人でも気軽にオーダーできるようになっています。シグネチャーメニューの『フラットホワイト』500円(税抜)朝のオープンから1日中提供しているカフェメニューの中で、特におすすめしたいのが『フラットホワイト』。エスプレッソのコクとミルクの甘さのバランスが抜群で、日本ではあまり馴染みがないですが、オーストラリアではどのカフェでも提供されているメニューなのです。スパイスとハーブが香る『ツナチェダーサンド』900円(税抜)コーヒーメニューを監修しているのが、海外でのバリスタ経験も豊富なコーヒーコンサルティングチーム「SWIM」の小田政志さん。フードメニューはフードコンサルティングチーム「Tangentes」が監修。香ばしく焼き上げられたプレスサンドはぜひ食べてほしい一品で、材料のツナは魚を低温調理するところから仕込む徹底ぶりです。バー初心者もツウも楽しめる、本格派のカクテル&モクテルカクテル通たちのスタンダード『No.2』1,200円(税抜)カンパリが入ったスタンダードなカクテル『No.2』は、少しの甘さとキリっとした後味が絶妙。添えられているオレンジ型のゼリーは、特殊な技術で透明化したオレンジジュースとカンパリを混ぜて作っているそう。細部に宿るメニューのこだわりに感動します。カクテルメニューの監修をしているのは、バーテンダーの野村空人さん。店頭に立つ日がありながらも、ドリンクのコンサルティングとして国内外で活躍中。バーテンダーとして新しい働き方を体現しています。『No.3』900円(税抜)ノンアルコール版モカシェイクバリスタ×バーテンダー×パティシエの三者で作り上げたシグネチャーカクテルの『No.3』は、モクテルバージョンでいただいてみました。コーヒーのふわっとした香りとバニラアイスの甘さが混ざったカクテル&モクテルは、ここでしか味わえない特別な一杯。カクテルメニューは、14時から提供しています。コンセントも完備した席は思わず長居したくなる居心地のよさ。店内の奥のスペースは「301」のオフィスになっている自宅と職場以外のサードプレイスとして、毎日寄りたくなるほど落ち着く空間の【No.】。一杯のドリンクに込められたこだわりとおいしさに誰もが感動するはず。No.【エリア】代々木上原【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】代々木上原駅
2019年11月06日従業員もそのまま、金沢で作ったカレーを秋葉原へ「愛された味を未来につなぐプロジェクト」とは継承することで、ますます広がる可能性従業員もそのまま、金沢で作ったカレーを秋葉原へ秋葉原駅から徒歩5分、中央通り沿いのビルの5階。金沢で老舗名店として知られる【ホットハウス】が8月にオープンしました。メニューには、9種類のカレーやチキン、マトンなどのタンドールグリルが並んでいます。『究極のマサラチキン』と『焼きたて熟成プレーンナン』のセット 1,280円(税別)他のインドやネパールのカレーとは一線を画し、「インドカレーが苦手という人もハマる、どこか懐かしい味わいが潜んでいる」という思いから、メニュー名に「究極の」をつけたといいます。お好みの3種類のカレー、チキンティッカ、プレーンナン、ミニサフランライス、ミニサラダになった『スペシャルセットA』1,680円(税別)写真のカレーは、マサラキーマ(マトン)、クリーミーチキンカレー、魅惑のバターチキンカレースパイスとヨーグルトに漬け込んだ、鶏の窯焼きタンドール『秘伝のチキンティッカ』も人気の高い定番。柔らかな口当たり、スパイスの風味もマイルドながらずっと後を引くおいしさです。この味を引き継ぎ、守るには長年【ホットハウス】で働いてきた料理人に作ってもらうのが一番と考えた宮森さん。また、新たに雇った料理人も金沢で味や技術を学び、定番の味をきちんと守ることに集中できるよう、増え過ぎたメニューを整理したのだそうです。秋葉原本店の店内は、カウンターほか、ベンチシートのテーブル、奥にはゆっくりくつろげるテーブル席などTPOで使い分けできる造り左:自家製ラッシーカクテル(カシス)600円、右:自家製ラッシーカクテル(ピーチ)680円(共に税別)。1年にカレーを8000色食べるという料理研究家の一条もんこさんが監修「愛された味を未来につなぐプロジェクト」とは「お客様の元気のため、最高の味とサービスでカレー世界一を目指す」、ゴーゴーカレーグループ代表・宮森宏和さん「おいしいカレーを世の中に広め、カレーで世界一を目指し、かつ世界を元気にする」のがゴーゴーカレーグループのミッションだという宮森さん。人々に愛されながらも、後継者不在で店を閉めてしまう、カレー店を救うプロジェクトを考案しました。その最初の店となったのが、奇しくも宮森さんの地元である金沢の名店【ホットハウス】だったのです。1979年創業、石川県で最古参のインド料理点【ホットハウス】。2017年に宮森さんが事業を継承した(写真提供:ゴーゴーカレーグループ)写真左が【ホットハウス】の創業者・五十嵐憲治さん。事業譲渡で会長となったが、2019年6月に永眠された(写真提供:ゴーゴーカレーグループ)2003年にゴーゴーカレーグループを創立した後も、地元に帰った時には五十嵐さんとカレーの話をしたり、東京にお店を出して【ホットハウス】の味を知ってもらうべきじゃないかと提案していた宮森さん。名店の味を引き継ぐプロジェクトを考えついた時に、まずは五十嵐さんのところへ向かったそうです。継承することで、ますます広がる可能性今後は、ゴーゴーカレーだけでなく、名店の味を世界へ広めることに力を入れていきたいと語る宮森さん2019年10月1日には、【サムラート】とも事業譲渡。東京のインド料理店の草分けとして1980年に創業したこの店も、実は後継者不在だったのです。宮森さんが独立前に修行した【ターバンカレー】も高齢化でやはり、後継者が不在となり、今年10月からゴーゴーカレーグループが味を引き継ぐことになりました。全国各地にまだまだあるに違いない「継承すべき味」を今後も探していきたいと話す宮森さん。ホットハウス 秋葉原本店【エリア】秋葉原【ジャンル】インド料理・カレー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】秋葉原駅宮森 宏和 プロフィール1973年石川県金沢市生まれ。専門学校を卒業後、旅行会社に勤務するも、学生時代に旅をした「NYで仕事をしたい」という夢を忘れられず、起業。2004年5月5日、新宿にゴーゴーカレー1号店を、2007年5月5日NY1号店をオープン。現在、国内約70店舗、海外はアメリカ・ブラジルに9店舗を持つ。
2019年11月04日開店直後から口コミで話題に! 独特のセンスが光るアシェットデセール青山学院そばにある【エンメ(EMME)】は、お昼からアシェットデセールやお酒、料理が楽しめるワインバー。店内はカウンター7席、テーブルは4つで、合計23席。ランチタイムは子供も大歓迎表参道のフレンチレストラン【ラチュレ(LATURE)】でパティシエを務めた美也さんと、中目黒のワインバー【スキャド(SCAD)】でソムリエを務めた信一さんが、それぞれの得意分野を活かしたスタイルで営んでいます。(左)ソムリエの延命寺 信一さん(右)パティシエの延命寺 美也さんアシェットデセールタイムの看板メニューがこちらの『ショコラ・ロワイヤル』。トリュフを贅沢に使用したバニラアイスにフォアグラのクリームを合わせるなど、まるでフランス料理のようなデセールです。目の前でチョコレートの温かいソースをかけていただく『ショコラ・ロワイヤル』2,200円(税込)大地をイメージしたチョコレートスポンジの下にはベリーソースが。フォアグラのねっとりとした濃厚さとトリュフの香り高さが相まって、品のある味わいに。さらに、ベリーの酸味が全体を引き締めます。ワインだけじゃない! 料理も楽しめるバータイムパティシエとして働きながら「いつか料理を出したい」と考えていた美也さんが、【エンメ(EMME)】のオープンをきっかけにフードメニューを担当。『子羊のナヴァラン』はあるだけで喜ぶお客さんもいるという、レストランでもめずらしいメニュー。『子羊のナヴァラン』2,200円(税込)。別添えでクスクスがついてきます友人のシェフに教わりながら、独自のアレンジを加えて完成させた『自家製カニクリームコロッケ』も好評です。蟹の身をしっかりと感じることができるのに、しっとりとしているクリームと、トマトベースのソースがよく合います。『自家製カニクリームコロッケ』1,200円(税込)中のクリームがグラタンのような質感。トマトソースとともにまた、シャンパーニュが50種類、赤、白、ロゼで60種類、合わせて110種類も常備されており、グラスシャンパンは1,500円からたのしめます。夜パフェも外せない! 人気のパフェをミニサイズで夜もデザートを楽しみたい方には『夜パフェ』がおすすめ。お昼に提供している季節のパフェが、ミニサイズで楽しめます。手のひらサイズがうれしい『夜パフェ』1,000円(税込)こちらの『柿と和栗のモンブランなパフェ』は、お菓子の「柿の種」入り!「パフェの甘みを引き立てる塩気がポイント」とのこと。シャンパンと一緒にどうぞ。グラスはすべてハンドメイドグラスのブランドを取り扱っているこの日は巨峰のシャンパンカクテル。『季節のソルベ』1,500円(税別)~も絶品「お客さんの気分にあわせた飲み物が提供できる場にしたい」という考えから、お店にはビール、ウイスキー、カクテル、焼酎などさまざまな種類のお酒が揃えられています。ワインバーは深夜2時までの営業なので、2軒目で利用する方も多いとのこと。デザートも料理も魅力的なワインバー【エンメ(EMME)】。気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。EMME【エリア】表参道/青山【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】表参道駅
2019年10月29日新しい台湾料理の草分け【フージンツリー】はもともと、台北の富錦街(フージンジェ)でカフェやセレクトショップを営むフージンツリーグループの創業者ジェイ・ウーさんによって、同地で2014年にオープンしました。ジェイさんが台北で海外からのお客さんを迎えるときに、「世界基準にアレンジした台湾料理を、洗練された空間でお酒とともにゆっくり味わってもらいたい」と考えたのが始まりだったといいます。オーナーのジェイさんの出身である台南料理を提供するコレド室町テラスの店舗が海外初出店となり、日本での店舗もジェイさんがプロデュースしています。広い店内にはさまざまな人数に対応できるテーブル席が並び、その中央にはオープンキッチン。ジャズなど落ち着いた音楽が流れる店内は、夕方になると照明が落とされムーディーな雰囲気に。台湾料理と言われて想像しがちな台湾ローカルな雰囲気とはひと味違い、ジェイさんらしい世界観が感じられます。広々とした店内の中央はオープンキッチンになっている店内奥には6人で利用できる個室も。使用料はかからないテラス席は屋根があるので雨が降っても安心だ。20人ほどの貸し切りも可能台北出身のアーティスト、リー・チーさんが手掛けたアート作品。本人が来日して設営したという台湾食材を楽しむ台南料理それでは、肝心の料理をご紹介しましょう。【フージンツリー】では、ジェイさんの出身である台南の家庭料理を中心に提供しています。メニューとしては昔からある定番でありながら、現代風の洗練さが加えられています。まずは『水蓮菜と木の実の炒め』を。1,480円(税抜)台湾の南部に位置する台南は海に面しており、牧場が多く、野菜もふんだんにとれ、食材が豊富なことで知られます。【フージンツリー】ではそんな台湾らしい食材に出会うことができます。とくに日本では滅多に食べられないのが、『水蓮菜と木の実の炒め』の水蓮菜(すいれんさい)という台湾の野菜です。塩ベースで炒められた水蓮菜は苦みがなく、シャキシャキとした歯ごたえは今までに味わったことのない感覚かもしれません。一緒に炒めているのは、豚肉と破布子(ハブシ)と呼ばれる木の実。台南独特の食材で、漬物のようなしょっぱさが感じられ、味のアクセントとなっています。プリっとした牡蠣とサクサクの揚げパンが合わさった『カキと揚げパンのニンニクソース』1,880円(税抜)ベビーオイスターをオイスターソースで炒め、ニンニクソースで引き立てた『カキと揚げパンのニンニクソース』は、ご飯が進む一皿。台湾では大きな牡蠣より小ぶりなベビーオイスターのほうが一般的で、日本の店舗では広島県産の濃厚な味わいの牡蠣を使っています。最後にサクサクの揚げパンに、炒めた牡蠣をソースごとかけて完成。ソースが染み込んだあとのパンもぜひ味わってみてください。『花ニラとピータン豚挽肉のピリ辛炒め』1,680円(税抜)花ニラの香りと豚肉とピータンの旨味が合わさる『花ニラとピータン豚挽肉のピリ辛炒め』は、ほとんどのテーブルで注文される定番メニューです。花ニラは日本で一般的に食べるニラよりシャキっとした歯ごたえで、ほどよい苦みが感じられます。塩みを利かせるのに一役買っているピータンはあまりクセがなく、ピータンが嫌いな人にもすすめられるメニューです。実際の台南料理は油を多く使うそうですが、【フージンツリー】では控えめにしているので、ヘルシーにいただくことができます。どれも運ばれてきた瞬間に食欲をそそられる香り…!お酒とご飯が進むことは間違いありません。台湾料理とシャンパンという提案台北で同店をオープンする際、ジェイさんがつくりたかったのは台湾料理とともにお酒をゆっくり楽しめる空間でした。そこで台湾料理とのマリアージュに選んだのは、シャンパン。台湾料理は肉料理、魚料理で単純に分けられないことが多く、赤ワイン・白ワインで選ぶよりも、非日常感を感じさせつつ何にでも合うのがシャンパンだと考えたそうです。お店のオススメは、国内ではあまりお目にかかれない『ベルナール・トルネイ』。オーナーのジェイさん自らワイナリーまで行ったそう料理はどれも味付けがしっかりしているので、シャンパンは甘さ控えめですっきりしたタイプをラインナップしています。「この料理にはこれ」という決め方はしていないとのことなので、好みを伝えて相談してみましょう。2019年11月8日までは1日100食限定で試食セットもありますが、基本はアラカルトの大皿メニューをシェアして食べるかたちです。友人や恋人と2人で行くのもよいですが、一皿のボリュームがあるので、数人でいろいろな種類をシェアして食べるのもオススメです。目安はランチがドリンク別で1人1,800円~、ディナーが4,000円~。シャンパンはボトル7,500円~、グラス1,280円(税別)。17時以降は別途サービス料が10パーセントとなります。落ち着いた大人の街で台湾料理とシャンパンを。非日常の時間が味わえる場所となりそうです。富錦樹台菜香檳【エリア】日本橋【ジャンル】アジア料理全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】新日本橋駅
2019年10月20日カスタードたっぷり!小ぶりでも満足感のあるシュークリーム幡ヶ谷駅で下車し、西原商店街のアーケードをくぐりまっすぐ歩いていくと【イコール(Equal)】はあります。フランスの三ツ星店を任された「レストラン・パティシエ」の後藤シェフが2019年9月20日にオープンした、今注目のお菓子屋さんです。ジュエリーショップをイメージした特注のショーケース。子供の目線でもお菓子が見られるように配慮された高さ「ひとつひとつのお菓子を丁寧に紹介していきたい」との思いから、シュークリームのみでオープンした同店。後藤シェフがスタッフたちと【イコール(Equal)】のためにつくり出したとシュークリームは、ふんわり柔らかなシュー生地にすこし固くてバニラが香るカスタードクリームがたっぷり。手のひらサイズとは思えないほどの満足感です。『シュークリーム3個入りBOXセット』850円(税込)。単品は1個280円(税込)での販売も行っているオープン間もなくはシュークリームのみの販売でしたが、2019年10月に新しくメニューに加わった『チーズケーキ』550円(税抜)もまた数時間で売り切れるほどの人気ぶり! 今後は少しずつメニューが増えていく予定。近くの公園ででき立てを食べる至福のひととき。自分へのご褒美にぴったり新商品や商品別の売り出し時間は公式のインスタグラム(@equal_pastryshop)で告知していますので、来店前にチェックしてみてください。【イコール(Equal)】電話:03-6407-0885住所:東京都渋谷区西原2-26-16 コートオリエール1F 店舗no.2アクセス:京王新線「幡ヶ谷」駅から徒歩5分営業時間:[火]11:00018:00、[水~土]9:00018:00定休日:月曜、日曜後藤 裕一さん1980年、東京都生まれ。大学卒業後、【オテル・ドゥ・ミクニ】で「レストラン・パティシエ」としてのキャリアをスタート。その後【キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ】で研鑽を積み、フランスの【トロワグロ】本店で4年間シェフパティシエを務める。帰国後、【SUGALABO】の立ち上げに携わり、2015年に【PATH】を原シェフと共同でオープン。
2019年10月16日渋谷駅から徒歩で約8分、カジュアルに気の利いた料理がたのしめる【ビストロ ロジウラ】。朝8時からオープンし、ランチもディナーも営業している万能なお店です。ここでぜひ食べてほしいのが、甘いだけじゃない、ほどよい塩気もある大人向けの『あんバターサンド』!『あんバターリコッタチーズサンド』『あんバターリコッタチーズサンド』は、ふかっと柔らかな自家製パンを使用。なかに入っているのは、塩を効かせたバターと自家製の粒あん、そしてリコッタチーズ。チーズの酸味やバターの塩味、あんこのほのかな甘さが相まって、一言でいうなら幸せの味…。『あんバターリコッタチーズサンド』540円(税別)もし、まだおなかに余裕があったら食べてほしいのが『フレンチトースト』。たっぷり厚切りの自家製のベーコンに加え、キャラメリゼされたパンは中までしっかり味が染みていてしっとり。かなり満足度の高い一品です!『あんバターサンド』も『フレンチトースト』も、どちらのメニューもモーニングから食べられます。気持ちのいい時間を過ごさせてくれる、ロジウラ名物の紹介でした!ビストロ ロジウラ (Bistro Rojiura)【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅≫report!model by 文目ゆかり @krdowrfree-lance in TOKYOmy baby🦎kuu🐰muu💙
2019年10月07日1本の木から1つのお茶が生まれる、特別な烏龍茶の専門店淡いながらも豊かな香りと甘み、余韻をじっくりと楽しむ自宅でも気軽に味わえる鳳凰単叢。茶器を選ぶ楽しみも1本の木から1つのお茶が生まれる、特別な烏龍茶の専門店浅草の街の喧騒から少し離れた住宅街の一角に、ひっそりと佇む店。店内の穏やかな空間には趣のある茶器たちが並び、その奥には5席ほどのカウンターが。ここは、孟 繁林(モウ ハンリン)さんが2019年5月にオープンした中国茶の店【リーフマニア(LEAFMANIA)】です。店の奥にある5席ほどのカウンター。凛とした空気が心地良い取り扱っているのは烏龍茶。さらにその中でも、広東省潮州市郊外にある鳳凰山で、野生の木1本から採れる単一品種の葉でつくる「鳳凰単叢(ホウオウタンソウ)」と呼ばれるものだけを揃えているお店です。広東省の山で採れる葉を使った鳳凰単叢。ごく少量しかできない希少なものも淡いながらも豊かな香りと甘み、余韻をじっくりと楽しむ鳳凰単叢に魅せられ、7、8年前から自ら産地へ足を運んでいたという孟さん。「鳳凰単叢は烏龍茶の中でも特に香り高く、香りの種類も多い。余韻も長くて、じっくりと楽しめるんですよ」。7、8年前から鳳凰単叢に魅せられたという孟さん。今も2か月に一度現地へ鳳凰単叢は鳳凰山のより高いところで採れるものが良いとされ、孟さんは標高1000メートル以上の場所で数千本もあるという木の中から気に入る葉を探し、専門の焙煎師に焙煎を依頼。今でも2カ月に一度は現地に足を運び、新たに見出した鳳凰単叢を【リーフマニア(LEAFMANIA)】で扱っています。取り扱うお茶は常時6種ほど。香りと味のマトリックスを見ながら選んで店で取り扱うお茶は新しいものを加えつつ常時6種ほど。全てカウンターで飲むことができ、オーダーしたものを孟さん自ら淹れてくれます。それぞれに香りや甘み、余韻の特徴があり、1つのお茶で少なくとも7煎、じっくりと味わうなら20煎まで飲めるという【リーフマニア(LEAFMANIA)】の鳳凰単叢。煎を重ねるごとに味の変化もあり、飲むうちに心も体も温かく癒されます。煎を重ねるごとに少しずつ変わっていく味や香りも楽しみの1つ標高の高いところで採れる良いお茶ほど、淡く優しい味がするのだと孟さん。今まで知らなかった烏龍茶の新たな魅力に触れることができます。鳳凰山で育つ鳳凰単叢。1本の木から個性ある1つのお茶が生まれるカウンターでは孟さんがお茶を淹れてくれる。その静かな所作にも心が和む店内で試して気に入ったお茶は、ぜひ購入して自宅でも楽しみたい気に入ったお茶は、5gまたは35gで購入可。「中国茶は決して難しいものではありません。複雑な作法は必要なく、茶器も最低限のものを揃えれば自宅でも飲んでいただけます。気軽に楽しんでください」と孟さん。店内で試して気に入ったお茶は、ぜひ購入して自宅でも楽しみたいさらに店内では、器にも造詣の深い孟さんが依頼した作家による茶器の展示会も。こちらも購入できるので、お気に入りの一品を探してみるのもオススメです。また、月に一度、21:30023:00の深夜茶会も開催。毎回違ったテーマでの飲み比べが楽しめるので、インスタグラムで情報のチェックを。【リーフマニア (LEAFMANIA) 】電話:080-9392-7988住所:東京都台東区松が谷4-19-8アクセス:日比谷線「入谷」駅から徒歩5分営業時間:13:00020:00定休日:月曜
2019年09月30日ここ最近、女子の間で話題なのが、パンダイニングで過ごすこと。焼きたてパンをその場で食べられるだけでなく、シェフ自慢の料理と一緒に食事を楽しんだり、アルコールを合わせて大人の時間にひたったり。お店メイドの焼きたてパンのおいしさを引き立てる、きっちりと手をかけた料理も自慢のパンダイニングをご紹介。早い夕食にも重宝。パリの名店が上陸。LIBERTE PATISSERIE BOULANGERIE(リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー)パリの本店はオープンして3年で、パリで大人気のパン店と評されるほどの実力店。日本一号店のこちらには、本店にはないダイニングスペースが2階にある。朝は購入したパンをイートインが可能で(1ドリンク注文)、11時以降は料理にお代わりOKのパンが付くスタイルに。女子から支持率が高いのは、3種類のデリとサラダをどっさり盛り付けたプレート。赤タマネギのマリネやスパイス香るキャロットラペなど、食べるほどにパンが進む。早めの夕食にも便利。3種のデリプレート¥1,350。ほかに、肉、魚のプレートも。東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3TEL:0422・27・65939:00~19:00(食事は11:00~)無休ホテルのベーカリー自慢のパンと料理を。MORETHAN TAPAS LOUNGE(モアザン タパス ラウンジ)使い勝手抜群なのがホテル1階のこちらのラウンジ。朝と昼のビュッフェは同フロアの『MORETHAN BAKERY』のパンが食べ放題。カフェタイムにパンを買ってここで過ごしたり、ディナー利用でもパンの持ち込みがOKと自由度が高い。17時になるとバーカウンターに並ぶ「SUSHI PINCHOS」はぜひお試しを。寿司に見立てたひと口サイズのつまみで、バゲットに鰯の酢漬けや鶏レバームースなどをのせたもの。多彩なスパニッシュつまみでゆっくりするのも。17時にピンチョスがカウンターに並ぶ。各1個¥250。東京都新宿区西新宿4-31-1HOTEL THE KNOT TOKYO Shinjuku1F TEL:03・6300・01747:00~23:00無休高加水パンの食感の虜。技アリビールもぜひ。JET BAKER(ジェット ベイカー)同エリアでイタリアンを営むオーナーシェフが、独学でパン作りを学び開いたダイニング。“高加水”にこだわり、基本のパン生地はひとつ。黒胡椒とカシューナッツ、ヨモギと大納言など、混ぜ込む素材を変え、毎日焼き上げる5~6種どれもが、ふっくら、もっちり、しっとりの三拍子が揃ったパン。ラグーをたっぷり添えたアリスタ(豚のロースト)など、パンと好相性の料理に加え、特筆すべきはビールのおいしさ。注ぎ方で味が変わる職人技をぜひ体験して。極厚豚のアリスタ¥1,300、パン盛り合わせ¥600~、生ビールJET注ぎ¥700。東京都中央区新川2-1-3COSMY新川 TEL:03・6875・708411:30~13:30LO、17:30~21:30LO(土曜21:00LO)土曜昼と日・祝日休“パン飲み”に訪れたいニューカマー。BARTIZAN Bakery & Cafe(バルティザンベーカリーアンドカフェ)店で酵母を起こして育て、毎日4種のパンを焼き上げる。国産小麦、水、塩のみを使い、小麦本来の風味を味わえる「バルティザン サワードウ」をメインに、モーニングはトーストで、ランチは肉や魚料理にパンを添えるなど、シンプルにパンのおしさを実感できるメニューが揃う。バルタイムのスタートは午後3時。ウフマヨや白レバームースから、肉団子のトマト煮や黒胡椒をきかせたソーセージまで。パンと合わせてつまみたいメニューが目白押し。スモークサーモン&クリームチーズのタルティーヌ¥1,280。東京都港区浜松町2-5-‐3 TEL:03・6402・32817:30~23:00LO(土・日・祝日11:00~21:00LO)無休※『anan』2019年10月2日号より。写真・MEGUMI取材、文・池田祐美子(by anan編集部)
2019年09月27日九州で大人気の回転寿司【寿司虎】×カナダでブレイクした【Aburi TORA】が融合【九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA】は、宮崎発祥の【寿司虎】とカナダを席巻する【Aburi TORA】の良さを融合した、全く新しい寿司レストランです。テクノロジーを導入することで、高級店に匹敵するクオリティのお寿司をリーズナブルに味わうことが可能になりました。外食業界に革新を起こす新技術、「氷結熟成」『氷結熟成 まぐろづくし』大トロ、中トロ、赤身 970円(税抜) ※単品もありまず注目したいテクノロジーが、「氷結熟成」。通常、魚を冷凍すると旨味が落ちてしまいますが、業界初の新技術により、旨味を落とさずに氷結、解凍することに成功!魚の熟成もコントールできます。そのネタは、冷凍したとは到底思えないハイレベルの美味しさ!本格的な江戸前鮨に負けないクオリティのお寿司が、リーズナブルに味わえます。使用するシャリはすべてネタとの相性を追求し、独自開発した甘めの赤シャリ。甘みを一番感じられる人肌の温度にこだわっています。お醤油は2つの味を用意。ネタによって使い分けます九州寿司らしく、お醤油は「甘口醤油」。甘口醤油にかつお出汁を加えた「虎むらさき」の2種類を使い分けます。青魚、イカには甘口醤油を、トロなど脂がのったネタには虎むらさきがおすすめです。カナダでブレイクした第3の寿司『Aburi Sushi』『Aburi Oshi トリオ』海老、サーモン、鯖 460円(税抜)※単品もありカナダでブレイクした『Aburi Sushi』は、握り寿司でもない、ロール寿司でもない、第3の寿司としてグローバル展開していて、カナダからの逆輸入となります。押し寿司にオリジナルソースを合わせてカスバーナーで炙るスタイルで、日本のお寿司と言うよりは、外国人でも食べやすい洋風の味付けです。1番人気は、脂の少ない紅鮭にオリジナルソースを合わせて炙った『炙りサーモン押し寿司』。天然塩で味わう、九州寿司虎伝統の『炙り寿司』『炙りづくし 三貫にぎり』 サーモントロ、真鯛、さんま 540円(税抜)※単品もあり九州寿司虎伝統の『炙り寿司』は、直火焼きで炙ったネタを天然塩で味わうスタイル。ネタを直火で網の上で炙ることで、脂を落としながら旨味を引き出します。じゃりっとした食感で、甘めの特製赤シャリと相性抜群です。こちらも『炙りサーモントロ』が1番人気です。歯ごたえを楽しむ塩と生レモンによるマリアージュ『塩レモンづくし 三貫にぎり』 真鯛、かんぱちトロ、ひらめ 590円(税抜)白身のお魚は通常は寝かしますが、九州では鮮度のいい状態のまま歯ごたえを楽しみます。その歯ごたえと旨味を楽しむために、塩と生レモンによるマリアージュを編み出しました。塩レモンで食べることで、魚本来の味を感じられます。炙り寿司とともに、九州寿司虎名物のスタイルです。タッチパネル&オートレーンで作りたてを提供注文はタッチパネルで行います。大きな文字で分かりやすい画面です注文、配膳にもテクノロジーを導入。注文は全てタッチパネルを使用します。表記は、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語もあるので、海外からの観光客も楽しめます。回転寿司ではなく、オートレーンが2段。注文した商品が目の前に配膳されます※写真は2019年1月カナダ・トロントにオープンした【Aburi TORA】フードの配膳はオートレーンに載せて提供。回転寿司のように商品がレーン上を回っているのではなく、できたての商品を最速で届けるために上下2段のオートレーンを活用しています。単純作業を減らしたことにより、スタッフのサービスのクオリティはアップ。「鮨ソムリエ」という専門知識を持ったスタッフが、商品のこだわりや食べ方を教えてくれます。テーブル席は広々とゆったりした空間。家族連れでも安心です随所にテクノロジーを導入している一方で、店舗の雰囲気は木のぬくもりも感じるナチュラルな空間。席はカウンター席とテーブル席があり、お一人様から家族連れまで、様々なシーンで活用できます。カウンター席は、ぬくもりのある木のテーブルで本格的な江戸前鮨屋のような雰囲気業界初の技術でハイクオリティの味を実現した【九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA】で、今までになかったお寿司の新体験をしてみてください。【九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA 二子玉川ライズ店】電話:03-6332-7556住所:東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント 7F レストランフロア FUTACO TABLEアクセス:東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」すぐ営業時間:11:00023:00定休日:不定休 ※商業施設に準ずる座席:96席(個室無し)九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA 二子玉川ライズ店【エリア】二子玉川/用賀【ジャンル】寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3,001円~3,500円【アクセス】二子玉川駅
2019年09月19日~「オトナの行きつけ店」定義~料理がおいしいのはもちろん、居心地がよくてお酒も旨い。ドリンク込みで5,000~8,000円と、カジュアル使いもできる価格帯だから頻繁にも通える。そんな“舌も心も満たされる”お店のこと。第2回目は、気軽に通える自由が丘のフレンチビストロをご紹介します!オトナの行きつけ#2自由が丘【ル モンド グルマン】~わたしが虜になった3つの理由~名店仕込みのフレンチが日常使いできる幸せ「和牛ほほ肉」のふかふか食感に身も心も捧げたくなる!センスが光る料理の完成度に心も胃袋もヤラレます一流の技が生み出す垂涎の味が食いしん坊を虜にするもしも自由が丘という街の好きな理由を聞かれたら、1つにはこの店があるから、と答えるかもしれません。そう、今回の舞台は東京屈指の美食タウン「自由が丘」。旬の食材を使った一流のフレンチが味わえるその店こそ、フランス語で「食いしん坊の世界」を意味する【ル モンド グルマン】。オーナーシェフの嘉藤貴士さんが作る料理が、それはもう魂を揺さぶられる完成度なのです。自由が丘駅周辺の雑踏を抜けて歩くこと5分。落ち着いた通りにフランスのエスプリ薫る空間が料理はディナーコースで4,800円から、アラカルトも1,400円前後からとお手頃なのもうれしい。というのも、恵比寿【タイユバン・ロブション】、【タテルヨシノ銀座】など名だたる名店で修業した嘉藤さんが、地元密着の自身の店に掲げた理想というのがズバリ、「記念日など特別な日だけではなく、普段使いもしてもらえる店」だから。オーナーシェフの嘉藤さんは「手間暇かけたフランス料理の美味しさを肩ひじ張らずに気軽に楽しんでほしい」と話す伝統のフランス料理をベースに独自のエッセンスを効かせたレベルの高さは推して知るべし。旬の食材を使った意外な組み合わせや丁寧な仕込みから生まれる誠実な味わいに、いつ訪れてもハッと驚かされ、同時に心の奥底から幸福感がふつふつと沸き上がってくるのです。居心地の良いカウンター席はゆったりと食事を楽しめておすすめ。店内は高級フレンチにありがちな堅苦しい雰囲気はゼロ。心地よい活気と温かさに満ちている目も口も楽しませるアートなひと皿。計算された味わいに拍手喝采!さて、前置きはこの辺にして、まずは前菜からまいりましょう。定番の「パテアンクルート」は香ばしいパイで肉とフォアグラを包んで焼いた逸品。ほら、食材が層になった断面が食欲をそそるでしょう?『鴨とフォアグラのパテアンクルート』1,900円(税抜)この日は鴨肉とフォアグラのほかに、豚バラや鶏むね肉なども使用しています。鴨はサイコロ状にして肉々しさを出し、豚バラは滑らかなミンチにするなど、さまざまな食感を味わえるようそれぞれカットの仕方を変えているんだとか。パイと肉の隙間部分には鴨と鶏ガラのダシで作ったジュレを流し込んで冷やし固めているので、時折感じるプルッとした舌触りも楽しい。これ、ワインに合わない訳がありません(断言!)『ポロネギとイワシのマリネ』1,500円(税抜)もう1つのおすすめは『ポロネギとイワシのマリネ』。この日の魚はイワシですが、食材は季節で変わります。しっとりと舌に吸い付くようなポロネギの濃厚な甘さ、そしてイワシの爽やかな旨みに、赤ワインビネガーとマスタードが織りなす酸味のあるソースが相思相愛。何を食べているか分からないような凝り過ぎた料理ではなく、しっかりと素材の味と魅力を感じられるひと皿です。うーん、全体の完成度が素晴らしい。嘉藤さんは「食材の個性を大事にしながら、シンプルな美味しさを追求する姿勢を大事にしています」と話します。『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』2,100円(税抜)。ランチだとサイズが若干小さくなりミニスープとパンが付いて1,620円(10月より変更あり)メインはランチでも人気の看板料理『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』を。和牛のほほ肉にこだわるのは、細かい脂身が入る美しいサシと適度な弾力のバランスがいいからだそう。20年来の信頼関係がある肉屋にお願いして上質なものを厳選して仕入れ、完成までに3日ほど掛けて仕込みます。個々の大きさや肉質によって煮込む時間も微調整。手間をかけて何時間も火入れしているのに、驚くほど型崩れしていないその美しさにも惚れ惚れ。ナイフで抵抗なく切れるほど柔らかいのに噛めばふっくらとした弾力もある。これぞ奇跡の食感理想は「高級クッションのようなふかふかの食感に仕上げるイメージ」と嘉藤さんは言います。なるほどナイフを入れるとスッと切れる絶妙な柔らかさで、頬張ればふっくらと歯を包み込むような弾力があってやさしい。ほどける肉の旨みと芳醇な赤ワインソースのコクが仲良く手を取り合い、深い味わいを醸しながらダンスするかのような美味しさ。さらに付け合わせのニンジンのピューレと絡めれば、それがまたまろやかな甘みのソース代わりとなり、味にアクセントと深い余韻を残します。んふ~、幸せ。グラスワインは800円~。常時10種類と豊富なので料理と合わせていろいろ試すのも楽しい1人客ならハーフポーションにしてくれたりと心遣いも完璧。2人なら前菜とメインで4~5品ほど頼み、ワインも飲んで1人あたり6,000~8,000円程度。雰囲気は気軽で味は一流。年に1回しか行く機会がない高級店もたまにはいいけれど、2、3か月に1回ぐらい行ける店って大事な存在ですよね。知っていると人生が豊かになる店とは、こういう店のことをいうのだと筆者は思います。ぜひ〝食いしん坊〟の仲間入りをしに訪れてみませんか。ル モンド グルマン【エリア】自由が丘【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円 ~ 2999円【ディナー平均予算】6000円 ~ 7999円電話:03-5726-8657住所:東京都目黒区緑が丘2-17-15アクセス:東急東横線ほか「自由が丘」駅北口から徒歩5分営業時間:11:30~13:30(L.O.)、18:00~21:00(L.O.)定休日:月曜、第2・3火曜≪DATA≫カウンター&テーブル全20席平均価格(1名あたり):6,000~8,000円位価格例:(メニューは季節で変わる)前菜1,400円前後~、メイン2,500円前後~、ディナーコースは前菜2品、本日のメイン、デザート、コーヒーで4,800円。グラスワイン800円~、ボトル4,200円~オーダーPOINT!2人なら前菜とメイン合わせて4~5品をオーダーすれば十分。料理は一人ずつサーブしてくれます。コースもかなりお得!1人ならハーフポーションも対応してくれます。1人で3品オーダーするとかなりお腹いっぱいに。頼めばハーフポーションにもしてくれるので遠慮せず聞いてみよう。軽めなら2人でこの量でも満足メニュー表(2019年7月撮影)オーナーシェフ:嘉藤貴士さん1973年生まれ。兵庫県出身。同志社大学在学中にアルバイト先のフランス料理店に興味を持ち料理人を志す。【タトゥー東京】【タイユバン・ロブション】勤務後、渡仏。南仏とパリのレストランを経験し、帰国。【ル・ジャルダン・デ・サヴール】、【フォーシーズンズホテル丸の内】に勤務後、2008年【タテルヨシノ銀座】シェフ、吉野建シェフプロデュースの直島ベネッセハウス【Etoile de la mer】を経て、2011年再渡仏。【ステラ マリス パリ】シェフに。2013年帰国後、代官山【タブローズ】シェフを務めた後、2015年に【Le Monde Gourmand(ル モンド グルマン)】をオープン。
2019年08月19日渋谷がもっとすきになる、新しい秘密基地渋谷・円山町にオープンした【Sta.】は“レストラン付き、まちの秘密基地”。3階建てのビルのすべてが【Sta.】となっている。扉も看板もあまり主張がなく、思わず通り過ぎてしまいそうだ。1階のギャラリー。フォトグラファーの写真展などが期間限定で開催されている一歩店内に足を踏み入れれば、右手にはギャラリーが広がる。階段をあがると、打ちっ放しコンクリートが印象的なグレーのスタイリッシュな2階のバーにたどり着く。この、秘密基地で食べる飯がまた旨い。2階はカウンターのみ。3階はテーブル席となっている。ピーナッツダレにつけていただく『鶏とパクチーの水餃子』や、しっかり煮込まれた『塩麹の豚バラ角煮』といった料理の数々は、調味料から手作り! 1品500~1000円前後と気軽に頼める価格帯がうれしい。その他のメニューも、カレーやから揚げ、チーズケーキなど馴染みのある料理が多いが、ちょっとしたアレンジがされていて、どこか新しい。人気のカレーは鶏肉がゴロゴロ入っている。隠し味にココナッツが入ったマイルドな味わい『米粉の鶏唐揚げココナッツミルクとレモングラス風味』はほのかにエスニックな味わい。米粉が入った衣はもちっ&さくっとした独特の食感ドリンクもまた面白い。『透明なトマトサワー』や『大葉と山椒のモヒート』といったオリジナルカクテルやクラフトビールといったアルコールの他、ノンアルコールも一風変わったラインナップが楽しめる。ここでしか味わえないメニューの数々は、“通いたくなる”心をくすぐられる。『大葉と山椒のモヒート』600円(税抜)バーで軽く飲みたいとき、しっかり食事をしたいとき。どちらの要望にも応えてくれる使い勝手抜群のレストランだ。渋谷・円山町と関わる人たちの憩いの場としてひしひしと人気を集め、徐々に予約がとりづらくなってきた。長野県・八ヶ岳山麓のクラフトビールも楽しめるおいしい食事がたのしめるのに“レストラン付き”という表現をしているのは、食べるだけではなく、「コミュニケーションが生まれる場であってほしい」という想いからだ。ギャラリーでの展示会、不定期で行われる音楽イベントなど、お客さん同士やスタッフも垣根がなく現代のカルチャーを感じれるのが【Sta.】の魅力。食べる以外にも“新しい何かとつながる楽しみ”がある、新しいスタイルのレストランだ。【Sta.(エスティーエー)】電話:03-6455-2056住所:東京都渋谷区円山町11-7アクセス:渋谷駅ハチ公口から徒歩8分、神泉駅北口から徒歩2分営業時間:18:00~23:30(23:00 L.O)定休日:水曜日
2019年08月14日かき氷? タピオカ? いいとこ取りの新感覚スイーツ「チェー」老若男女が虜になってしまう、ベトナムの新感覚デザート「チェー」の専門店【Chè333(チェーバーバーバー)】。ベトナムの雑貨やファッションなど、ショッピングも楽しめる洗練された空間は、思わず立ち寄りたくなる雰囲気です。チェーは店内5席のイートインコーナーの他、テイクアウトでもたのしめます。ベトナム雑貨店の中にあり、ショッピングだけでも、チェーだけでも、気軽に立ち寄れますチェーはベトナムの伝統的な甘味飲料のことで、日本で言うぜんざいのようなもの。甘く煮た豆、タピオカ、寒天、みずみずしい果物など、好きなトッピングをココナッツミルクやティーと一緒にいただきます。ひんやりとおいしい、一番人気の『ココナッツミルクチェー』650円(税抜)。ベトナムではメジャーなフルーツ「リュウガン」も入っている【Chè333】のチェーは、『ココナッツミルク・チェー』『マンゴーココナッツ・チェー』『ソイシロップ・チェー』『ジャスミンシロップ・チェー』の4種類。16種類のトッピングから、すきなものを乗せて自分好みにカスタマイズも可能。チェーに入っているタピオカは毎朝茹でたて!フレッシュなタピオカはもっちもちの食感です。また、「サラシロップゼリー」や「バンダンリーフゼリー」といったトッピングは、色鮮やかで見た目もかわいく、味はどこか懐かしいほのかな甘さ。きなこがたっぷり使われた、日本ならではの『ソイシロップチェ―』750円(税抜)。スタッフ松田さんのイチオシメニューだ練乳が入っておりなめらかな甘さの『フレッシュパイナップル シントー』650円(税抜)また、このチェー専門店で楽しめるものはチェーだけではない。チェーと同じくベトナムでポピュラーな、フルーツをたっぷり使ったスムージー『シントー』や『ベトナミーズコーヒー』、『ヨーグルトコーヒー』なども楽しめる。また、チェーも9月からは、温かい『ホットチェー』が楽しめるようになるんだとか。ベトナムの焼き物「ソンべ」。ホットチェ―を入れるのにもぴったりな器だちなみに、8月中は店内の雑貨やお洋服など購入するとチェーにお好きなトッピングをプレゼント!「きくらげ」や「仙草ゼリー」など、お好きなものを追加できます。ショッピングやちょっと一息つきに、ぜひ立ち寄ってみてください。ベトナムから輸入したアクセサリーやお皿に加え、シューズなど【333】のオリジナル商品もありますトッピングは10種類以上!「仙草ゼリー」は薬草独特の苦味があるが、意外とやみつきになる香り【Chè 333(チェー バーバーバー)】電話番号:03-6412-8866住所:東京都目黒区鷹番3-18-3アクセス:東急東横線「学芸大学」駅西口から徒歩3分営業時間:11:00~19:00定休日:不定休
2019年08月12日