「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の4話が5月4日放送。目黒から食事に誘われた美沙子の“対応”に、視聴者からは「諸星検事に転がされている?」「転がされてるめぐちゃんが可愛い」などといった反応が寄せられている。2020年放送の「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」以来3年ぶりの続編となる本作は、桐谷さん演じる体育教師から刑事となった仲井戸豪太と、立会事務官をする妹の仲井戸みなみ。彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちの姿をユーモラスに描きつつ、大人のビターな群像劇が展開中。横浜の私立高校で8年間体育教師として勤め、生徒たちを悪の道に誘う悪人たちを根絶するため警察官に。己の足と勘と情熱で捜査にあたる仲井戸豪太役に桐谷さん。豪太の妹で、検事とともに事件を調べる立会事務官をしている仲井戸みなみ役に比嘉愛未。アメリカの日本大使館に警備担当外交官として2年間赴任して、妙に英語の発音がきれいになった目黒元気には磯村勇斗。横浜地方検察庁みなと支部の検事で、東京地検特捜部に上がろうと野心を抱いている矢部律子に中村アン。刑事たちの捜査の不備を指摘し「氷点下100度の女」という異名を持つ諸星美沙子に吉瀬美智子。諸星と過去に交際していたことが明かされた判事の二階堂俊介に北村有起哉。徹底した現場主義を貫いてきたベテラン刑事の江戸一に古田新太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。目出し帽で顔を隠した3人組の男が無人餃子店から126パックもの冷凍餃子を盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走する事件が発生。豪太らは盗まれた餃子がフリマアプリに出品されているのを発見、出品者の大学生・三鷹蒼(濱田龍臣)を取り調べる。しかし三鷹はアカウントが乗っ取られたと主張し、事件があった時刻もバイト先で知り合った女子高生とボイスチャットをしながらソーシャルゲームをしていたと主張する。しかもボイスチャットの相手が江戸一の娘、陽葵(飯沼愛)だったことが判り、彼女に共犯の疑いがかけられる…というのが今回のストーリー。前回、美沙子の護衛をするなかで彼女と食事することになった目黒だが、今回のエピソードでは「またごはんに行きませんか?」と、改めて美沙子を食事に誘う。裁判官と警察官がプライベートで会うのはまずいと答える美沙子だが、「…でも、偶然ランチで一緒になるとかだったらいいかもね」と続ける…。「メグちゃんが諸星判事にアタック……偶然を装ってならOKが出た!」「諸星判事に転がされてるめぐちゃんが可愛い」「思わせぶり諸星検事に転がされている?」など、美沙子と目黒の“恋”に多くの視聴者からコメントが集まる。一方、陽葵の疑いが晴れたものの、ますます嫌われることになってしまった江戸一は、改めて陽葵に謝罪。刑事を辞めパン屋を始めると明かす。ラストではキッチンカーでパンを売る江戸一と陽葵の姿も映し出され、視聴者からは「これからはパン屋さんで出演?」「パン屋さんが事件に巻き込まれるとかあるの?」といった反応も寄せられている。【第5話あらすじ】横浜みなとみらい署署長・牛島正義(伊藤淳史)が高校の同窓会に出席、高校時代片想いしていた同級生・城山由希子(黒川智花)と久々に再会する。ところが突如、牛島の目の前で同窓生の津川亮太郎(敦士)が赤ワインを口にした直後、亡くなってしまう。犯人候補は牛島を含む同窓生49人、署長が捜査対象者になるという前代未聞の事態となり…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年05月04日《デビュー35周年を迎えましたたくさんの方からのお祝い感謝しています》光GENJIがデビュー35周年を迎えた8月19日、諸星和己(52)は赤坂晃(49)とともに記念イベントを開催。ブログでこのようにコメントした。「諸星さんと赤坂さんのイベントにはASKAさん(64)も見に来ていたそうですよ。『パラダイス銀河』や『ガラスの十代』などのヒット曲を手がけたASKAさんは、光GENJIにとっては恩人のような存在なのです」(音楽関係者)27年前、ローラースケートを脱ぎ、惜しまれながら解散した光GENJI。最近、ファンの間ではある期待が高まっている。「7月に光GENJIと同世代の男闘呼組が29年ぶりに再始動を果たしました。男闘呼組は岡本健一さん(53)以外がジャニーズ事務所を退所しており、再集結は不可能と思われていたので驚きでした」(テレビ局関係者)男闘呼組の復活について諸星は、7月29日にゲスト出演した『5時に夢中!』(TOKYO MX)で「涙が出てきましたよ」と言及。さらには自身の再結成について「もちろんやりたいですよ」ともコメントした。「光GENJIも内海光司さん(54)と佐藤アツヒロさん(49)以外はジャニーズを辞めていますが、男闘呼組の再集結を受け、ファンからは“次は光GENJIも!”との声が続々と上がっています」(前出・テレビ局関係者)実は5年前、30周年を機に再結成構想が持ち上がっていたという。キーパーソンとなっていたのがASKAだった。「30周年の記念に1年限定でライブツアーをやろうという計画だったそうです。ASKAさんはメンバーから新しく曲を作ってほしいと依頼を受けたと、ブログで明かしています」(前出・音楽関係者)結局は頓挫したものの、その際に作られた6曲が今でも未発表のままだという。ASKAはその幻の楽曲について、ブログでこう明かしている。《「大人になった『光GENJI』と、ファンたち」に、向けた曲でした》(’19年7月12日)ファンの期待は光GENJIも感じているはずだが……。「35周年の当日は山本淳一さん(50)もイベントを開催していましたし、佐藤寛之さん(51)はコロナ感染で延期になりましたが、9月に記念ライブを予定しています。内海さんとアツヒロさんは2人で10月からツアーをやるそうです。ですが、現実的には光GENJIの再結成はかなり難しいようです。諸星さんは『再結成できない原因は僕にある』と話していました」(音楽関係者)ASKAもファン同様、再結成を切望しているようだ。《区切りの年に拘る必要もないかな。今年がダメなら36周年をやればいい》(8月19日のブログ)“ガラスの50代”を見られる日は来るだろうかーー。
2022年09月01日元光GENJIで歌手・俳優の諸星和己が、50歳の誕生日を迎えた12日、オフィシャルブログを開設した。「NOWADAYS OPEN」と題した初投稿で、「覚えてるだろう昭和、平成の日々何もかも嫌という程忘れない 覚えてるだろう2983日の日々何もかも嫌という程覚えている」とつづり始め、「さぁ始めよう新たに始まる記憶作り!アメブロ開催です!!」とブログをスタート。続けて、「まずは頭を整えてHawaiiの復活をも願い 私生活の足元の出来事を紹介します」と伝え、「HOPE LOVE KA-KUN」と諸星の愛称“かーくん”で締めくくった。この投稿にファンからは、「この日を待ってたよ~」「お誕生日おめでとうございます!」「元気なメッセージありがとうございます!」「これから楽しみ」「新ブログ、おめでとうございます」「これからいろんなかーくんに会えるの楽しみにしています」「素敵な1年になります様に」「待ってましたぁ~」「これからの人生ちょ~たのしんで欲しい」「これからの人生いっぱい楽しい思い出作って下さい」など、ブログ開設を喜ぶ声や誕生日を祝福するコメントが寄せられている。
2020年08月12日真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央が、TOKYO MXの新番組 『イケダンMAX』(18日スタート 毎週木曜 25:05〜25:35)に出演することが11日、明らかになった。同番組では、助っ人屋「イケダン」に雇われた6人のイケメン男子が一丸となって、世のため人のためになることを追求し、頭と体を使って様々なことに挑戦していく。「パセリ農家の役に立ちたい!」「海女さんの役に立ちたい!」など、各メンバーが考えた企画を実行し、体当たりで挑む。MCはタイムマシーン3号・関太、山本浩司が務める。
2019年04月11日「収録の当日、本番直前になっても『大沢さんが楽屋から出てこない』とスタッフがざわついていたんですが、まさかあんなことになるとは……」(テレビ局関係者) バラエティ番組『笑×演』(テレビ朝日系)の収録が行われた8月4日、出演予定だった大沢樹生(48)がスタジオから救急車で運ばれていたという。 『笑×演』は、芸人が書いたネタを役者が演じる人気番組。この日は大沢のほか、村松利史(61)ら5人の俳優がキャスティングされていた。 「大沢さんが楽屋から出てこないまま、マネージャーさんが何やらあわてて電話をしていました。そして本番が迫るなかで突然、収録が中止になったんです。その直後、救急車が局にやってきて救急隊員に大沢さんが運ばれていきました。大沢さんは本番直前にパニック発作を起こし、過呼吸で倒れてしまったと聞きました」(前出・テレビ局関係者) 大沢といえば、前妻・喜多嶋舞(45)との間に生まれた長男(20)との親子関係をめぐって裁判に発展。心労が続いた“親子関係裁判”も勝訴が確定したいま、何も心配事は残ってないはず。なぜ大沢はパニックに――。 「じつは大沢さん、この日の収録で、長セリフのあるネタをやることになっていました。現場では、“あの長セリフを覚えられなくてパニックになったんじゃ”なんて意地の悪い声も出ていました」(番組関係者) 救急車で搬送された大沢は、大丈夫だったのだろうか。所属事務所に確認した。 「その後、病院で検査もしましたが異常なく、ご迷惑をおかけしたみなさまやテレビ局にもお詫びとご報告をしました。仕事が多忙で、疲労と心労がたまっていたようです」 今年は光GENJIデビュー30周年という、大沢にとって節目の年でもある。 「大沢さんは、諸星和己さんと10月にスペシャルディナーショーをやって大好評でした。12月25日にCS・フジテレビTWOで放送されることも決まったそうです。来年も新たな仕掛けを用意しているそうですよ」(テレビ関係者) でも、忙しすぎてまた倒れないように、気を付けて!
2017年11月21日25日、元光GENJIの諸星和己(46)が横浜スタジアムで開催された横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズ戦の始球式に登場し、イベントの一環で光GENJIの『STAR LIGHT』を歌い、ローラースケートも披露した。これにファンたちは歓喜の反応を見せ、昨晩SNS検索ワード上位に「諸星和己」がランクインするほど話題に。 諸星は、同対戦中に横浜スタジアで開催されているイベント「BLUE☆LIGHT SERIES 2017」の一環として登場。始球式では、バッターボックスに立った中日・京田陽太選手にまさかのデッドボールとなった。 その後のクロージングイベントでは、キラキラのスパンコール衣装にローラースケートを履いて登場。「腐ってもアイドル、盛り上げるのはお客さんです!」と挨拶し、かつて大ヒットとなった光GENJIの『STAR LIGHT』を披露、ローラースケートでの華麗なるターンを見せ会場を沸かせた。 アンコールの声援には「ないんだよ曲が!」と嘆き、「次また来ますんで!今度は!我々メンバー7人います。7人連れてきますから!」と観客と約束。最後に「これだけは言っておきます!小さいお子さん。嵐じゃなくてごめんね!」と会場を笑わせた。 始球式後には、報道陣の取材に対し「今年で30周年だからね」と、光GENJIの話題に。先日もメンバーたちが一堂に会する機会があったといい、「みんな元気ですよ」とし「プライベートでは集まるんですけど、仕事としてだと考えてしまう。そういう年齢なんです。」と明かした。 ネットでは「ローラースケート履いていたし皆で大合唱!幸せ」「かーくんのStarlight披露するの定番化して」「昔と変わらない可愛さとカッコよさったら…」「かーくんローラースケート履いてた!!最高すぎ!」と大盛り上がりの反応をみせた。
2017年05月26日諸星和己、DA PUMPのISSA、175RのSHOGO、山崎裕太によるエンターテインメントミュージカル『4BLOCKS』が間もなく開幕する。河原雅彦の演出の下、ラストスパートをかける白熱の稽古場に潜入した。ミュージカル『4BLOCKS』チケット情報ハンク(諸星)、ルード(ISSA)、ウッディ(山崎)、チャーリー(SHOGO)の4兄弟は少年時代、父親のプロデュースの下、グループ“4BLOCKS”として活躍していた。しかし、人気絶頂のある日、父に解散を宣告され、音楽業界から追放されてしまう。それから15年。どん底の日々を送る彼らに、父の訃報と遺言が届く。父の遺産を得るため、父から課されたグループ再結成のためのミッションをこなしていく彼らを待っているものとは……?この日の稽古は、クライマックス近く、再会した4兄弟が初めて一緒にコンテストに出場する場面で始まった。彼らの前に歌い踊るのは、若手グループThe Hills。今回、音楽も手がけている諸星がThe Hillsのメンバー達に、新たに増えた曲について「実際にはもっと分かり易くするから大丈夫」と説明するひとコマも。そしてコンテストはいよいよ4BLOCKSの出番に。詳しい内容は本番で確かめていただきたいが、兄弟達がひとり、またひとりと歌い出し、ハーモニーを奏でていく場面は必聴だ。この舞台の大きな魅力は歌と踊りだが、演出の河原は、よりリアルな表現を求める。「普通はそこ、もっと焦るよね?」「歌い出すのは前からにして」「リズムを取るのはここから取り始めて」。言葉や動きに細かいニュアンスを作る河原の指示を得て、出演者達の演技には血が通い、自然発生的に感情が沸き起こる芝居になっていった。反目し合い、あるいは、それを為すすべなく傍観していた兄弟それぞれが、わだかまりを解き、状況をしっかりと受け入れ、前を向く――。 失地回復し、その先に何を見出すかというテーマは、私達の誰もが人生において直面するものだ。この舞台で4BLOCKS達がどんなことを感じ、発見し、導き出すのか、注目したい。公演は4月3日(金)から12日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2015年03月27日女性アイドルグループ、仮面女子が1月7日、東京・P.A.R.M.Sでイベントを開催。スペシャルゲストとして元・光GENJIの諸星和己が登場した。諸星はライブの定番曲『夏だね☆』でグループのセンター、立花あんながステージから客席に降りてパフォーマンス中、仮面女子のフラッグを持って登場。観客やメンバーを煽り、イベントを盛り上げた。その後のMCで諸星は「俺達の時代はレコードで、A面B面と呼んでいた。その後はCD。だからこれからはEFの時代。Eは営業とイベント、Fはファン!」「今ここに居る人たちはファンじゃなくて、1番信頼できる人たちだから社員にすればいい」「売れてくると悪い大人たちが寄ってくるから、心にも仮面を着けておけ」とメンバーにアドバイス。トップアイドルを経験したからこそ出る言葉の数々に、メンバーも大きく頷いていた。この日のイベントは、仮面女子が1月1日にリリースしたシングル『元気種☆』の発売を記念して開催。同シングルは1月12日付オリコンシングルチャートにおいて、インディーズレーベルの女性アーティストとしては史上初の1位を獲得。また、2015年11月12日(月・祝)には埼玉・さいたまスーパーアリーナで単独公演が決定している。★★以下のリンクより「仮面女子:アリス十番」「仮面女子:スチームガールズ」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2015年01月08日3月30日(金)から大阪公演が幕を開けるブロードウェイ・ミュージカルの名作『キャバレー』。1966年の初演以来、世界中で愛されている本作は、1929年のナチス支配下のドイツを舞台に、時代の波に翻弄されながらも難局を生き抜いてゆく人々の姿を描いた物語だ。2010年には、歌姫・サリー役の藤原紀香をはじめとする豪華キャストが勢ぞろいし、小池修一郎による新演出で上演。そして2012年、藤原とMC役の諸星和己はそのままに、サリーと恋に落ちる作家志望のアメリカ人にミュージカル界の新星・大貫勇輔を迎え、装い新たに再演が決定。好評を博した東京公演を経て、大阪公演を間近に控える諸星和己に話を訊いた。ミュージカル『キャバレー』チケット情報サリーが歌うキャバレー「キット・カット・クラブ」の司会者であり、作品そのものの狂言回し的役柄である“MC”を演じる諸星は、「この役は僕にとって非常にいい出合いでした」と初演を振り返る。MC役を演じたことで、舞台から見える景色がまるで違ってきたと言うのだ。「MCを演じるにあたって僕の中のこだわりを一旦置きました。そのことでいろんなものが見えるようになって。お客さんの顔やステージ上のキャストの位置はもちろん、袖にいるスタッフの動きまで見えてくるんです。そのことで舞台では常に冷静でいられるようにもなりました。それは、MCという役が『キット・カット・クラブ』はもちろん、ストーリーの全体を見渡す役柄だったからだと思います。もし違う役で出ていたら、また舞台での見え方も違っていたかもしれないですね」。何度上演を重ねても、1回1回の舞台が常に新鮮と言う諸星。「観客の皆さんには、見終わった後に、自分の考えをちゃんと持って、一生懸命生きていこうと思ってほしい。それが、僕たちが『キャバレー』というミュージカルを通じて伝えたいメッセージです。賛否両論あっても構いません。この作品を見て、何かを感じていただければ」と意気込む。享楽と退廃が織り成す魅惑の世界を夜な夜な繰り広げるキャバレー「キット・カット・クラブ」。そんな世界に身を投じながらも厳しい時代と向き合い、それぞれの生きる道を切り開こうとする人々。その姿にきっと、心を打たれるはず。公演は、3月30日(金)から4月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは発売中。その後、4月7日(土)・8日(日)に愛知・中日劇場でも上演される。
2012年03月28日3月2日(金)に開幕するブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』の公開リハーサルが東京国際フォーラム ホールCにて行われ、主演の藤原紀香がラブシーンを熱演した。ブロードウェイ・ミュージカル「キャバレー」 チケット情報本作は、ナチズム台頭前夜のドイツ・ベルリンにあるキャバレー“キット・カット・クラブ”を舞台に、歌姫サリー・ボウルズ(藤原)やアメリカ人作家クリフォード・ブラッドショー(大貫勇輔)ら登場人物たちが、信じる道を力強く生きる姿を描いたミュージカル。2010年に藤原紀香を主演に迎え上演された本作。ファンの熱い要望に応え再演される。リハーサルで公開されたのは、恋仲になったサリーとクリフが、幸せな暮らしへの希望を見出そうとするシーン。ベッドに横たわる藤原を大貫が優しく抱擁、しばらく見つめ合うふたりは熱いキスを交わし、愛を確かめあった。その後、新しい人生のスタートを歌った『今度こそ』を藤原がダイナミックに熱唱し、豊かな美声をふるわせた。また、ミステリアスなストーリーテーラーのMC役を演じる諸星和己は、『マネーマネー』でコミカルでキレのあるダンスと歌を披露した。再演となる藤原は「初演の時はいろいろ考えちゃったけど、プレッシャーは全然ないの。今回は伸び伸びとサリーの人生を生きれていると思います」と役柄さながらに自信をのぞかせた。諸星は「観に来てくださっているお客さんとの距離を初演よりも縮めたいです。それが僕の役割なので。自分がどこまで成長しているか確かめつつ演じてみたいと思います」と意気込みを語った。今回が初参加の大貫は「ベテランの方たちについていくのは大変で、脳みそが沸騰するような毎日でした。でもやっとクリフという役を形作れたと思います」と手ごたえを感じているようだった。本作の見どころについて「『キャバレー』という作品が問いかけてくるメッセージを感じて、つかみ取ってほしい」と口をそろえる3人。上演を待つ緊張感が漂う中、自然と笑顔もこぼれ、準備は万端のようだ。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』は、3月2日(金)から18日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、3月23日(金)・24日(土)石川・北陸電力会館 本多の森ホール、3月30日(金)・31日(土)・4月1日(日)大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月7日(土)・8日(日)愛知・中日劇場にて上演される。チケットは発売中。取材・文:門宏
2012年03月02日3月より上演される藤原紀香主演のブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』の男性キャストによるシークレット・イベントが、1月29日にシアターレストラン・六本木金魚にて開催された。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』チケット情報本イベントは、『キャバレー』のチケット購入者を対象に約60名が招待されて行われたスペシャル・トークショー。サリー・ボウルズ(藤原紀香)の恋人クリフォード・ブラッドショーを演じる大貫勇輔をはじめ、山名孝幸、谷口浩久、安田栄徳、丘山晴己、原慎一郎の男性キャストが登場。イベントの進行役は、この日、紅一点となった共演者のあべこが務めた。『キャバレー』の舞台となるキット・カット・クラブを彷彿とさせる会場の六本木金魚には、男性キャストによるイベントとあって大半の席を女性が埋め尽くした。オープニング・ナンバーのピアノ伴奏が始まり、男性キャスト6名を乗せたステージが天井からゆっくりと降りてくると、会場は一瞬にして色めき立った。ステージを降り、歌を歌いながら客席を回るおもてなしに、観客は拍手喝采。突然の急接近に会場がどよめくなか、イベントはそのままトークショーへ。簡単な自己紹介から和やかにスタートしたものの、シークレット・イベントだけあって徐々に舞台の裏話へ。サリーの恋人でありバイセクシャルという役柄に挑む大貫が男性とのキスシーンについて明かせば、原は、体重111キロあるというあべことのラブシーンを「格闘技みたい」と話し、会場を沸かせた。観客からの質問コーナーでは、むちゃな質問に6人はタジタジ。大貫がミュージカルと関係のない歌を披露することになったり、それぞれが自分のセクシーポイントを暴露したり、演出を務める小池修一郎の印象を明かしたりと、大いに盛り上がった。最後はキャストと一緒に写真撮影ができる抽選会や、キット・カット・クラブのMCに扮する諸星和己のサインが入ったポスタープレゼントなど、大満足の内容となった。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』は、3月2日(金)から18日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、3月23日(金)・24日(土)北陸電力会館 本多の森ホール(石川)、3月30日(金)・31日(土)・4月1日(日)梅田芸術劇場 メインホール(大阪)、4月7日(土)・8日(日)中日劇場(愛知)にて上演される。チケットは発売中。取材・文:門宏
2012年01月30日2010年に上演され、セクシーな衣裳とダンスで話題を呼んだ藤原紀香主演のブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』が、2012年春に再演される。本公演の製作発表が12月14日に行われ、藤原紀香、諸星和己、大貫勇輔、演出の小池修一郎が登場した。「キャバレー」チケット情報本作は1966年に初演された傑作ミュージカル。日本でも度々翻訳・上演され、2010年、藤原紀香を主演に迎えた小池修一郎演出の作品は第35回菊田一夫演劇大賞など各賞を受賞し、高い評価を受けた。「キャバレー」の舞台はナチズム台頭前夜のドイツ・ベルリン。キャバレー“キット・カット・クラブ”の歌姫サリー・ボウルズ(藤原紀香)とアメリカ人作家クリフォード・ブラッドショー(大貫勇輔)が運命的な出会いを果たす。次第に忍び寄る時代の影に翻弄されながらも、力強く信じる道を生きる姿が描かれている。ファンの強い要望に応え再演することになった藤原は、「とても嬉しいです。サリーという役は、先の見えない時代の中において、後悔しない選択で人生を歩いていく、そういった女性像ですので、震災の起こった今、この役がやれることに感謝しています」と語った。相手役に抜擢された大貫は、「ホントにびっくりしました。僕は普段ダンスしかやってこなかった人間なので、純粋に嬉しかったです」と喜びを語った。藤原が初参加の大貫を「普段は普通な感じですけど、音楽がかかると彼の中からほとばしるようなエネルギーが出てきて。舞台に大貫君というスパイスが入って、いいものになっていくんじゃないかと思います。早く稽古に入りたいです」と期待を込めると、諸星は「負けたくないです」と対抗心を燃やし、会場を爆笑させた。また、ミステリアスなMC役を演じる諸星は、「舞台全体の狂言回しの役でもありますので、(小池)先生のおっしゃてる気持ちだとかを全部受け止めて、なるべくシーンの邪魔をしないように、気にならないように。表現でいったら“鹿のはく製”のような、いるんだけど気にならないみたいな。ああいう感じでやってみたいと思います」と話し、再び会場を大爆笑させた。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』は、2012年3月2日(金)から18日(日)までは東京国際フォーラム ホールC、3月30日(金)から4月1日(日)までは大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月23日(金)・24日(土)は石川・北陸電力会館 本多の森ホール、4月7日(土)・8日(日)は愛知・中日劇場にて上演される。チケットは愛知公演が先行受付中、その他公演は発売中。文:門宏
2011年12月15日