結成10周年を間近に控えたダンス&ボーカルグループの超特急が、先月リリースした4thアルバム『Dance Dance Dance』の発売を記念したトークイベントを、12月4日にタワーレコード渋谷B1F CUTUP STUDIOで行った。アルバム購入者の中から抽選で選ばれた超ラッキーな8号車(超特急ファンの呼称)を前に、5人は超久々のリアルトークイベントを展開。超特急ならではの親密な空気のなか、パフォーマンス同様にコミカルとシリアスの両面を見せて、集まった8号車を楽しませた。今年1年“世界を元気にする”をテーマに活動してきた超特急にとって、世界各国のダンスミュージックを取り込んだ『Dance Dance Dance』は、その集大成とも言える1枚。収録各曲にモチーフとなる国や地域があり、ボーカルのタカシは日本語と英語のみならず、韓国語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語での歌唱にも挑戦している。また、K-POPフィーチャーの「같이 가자(カチ カジャ)」は9月、ダンサー4人のみで歌唱を担当したロシアンハードベース曲「Добрый день(ドーブリジェン)」は10月と、先行配信された時点でLINE MUSIC月間ランキング1位を獲得して話題に。アルバム収録曲を合計した総再生回数は6000万回を超えている。その「ドーブリジェン」のジャージ衣装に身を包み、ワイルドな風貌の5人がステージに入場すると、客席から声の代わりに大きな拍手が。ユーキいわく「くっきりハッキリ8号車のお顔を拝見できる」環境でのイベントは数年ぶりということで、タクヤは「この距離感で8号車のみんなと会うのが恥ずかしくて、ちょっと帰りたい!」と照れまくり。そんなタクヤを「(8号車と)目も合わせられてない!」とイジるリョウガ自身も手元の台本から目線を外さず、「お前もやないかい!」とカイに突っ込まれる。今まで何度も同会場でイベントをしてきた超特急だが、なんと楽屋の壁には2013年の日付でサインが残っていたそう。また、8号車のリクエスト曲を一発勝負で披露するイベントをタワーレコード主催で行った際には、観に来ていたお偉いさんから「何なんだあれは!」と苦情が出たという裏話も。8号車の質問に答えるパートでは、“ジーンズにとってベストな保管方法は?”という問いに、タクヤが「日陰で風通しのいい湿気の無い場所で、間隔を空けて吊るす」とマジレスしたりと、誠心誠意8号車に応えてゆく。ちなみに、アルバム関係の衣装をすべてプロデュースしたカイからは、「ユーキのインナーがタンクトップなのは、踊ってジャケットがはだけたときに素肌が見えるのを狙った」という暴露もあったので、ユーキファンは要チェックだ。「この先の10年が楽しみ」メンバーそれぞれの想いアルバムについては5人それぞれの“推し曲”アピールもあり、カイはニューカレドニアをモチーフにした「Magnifique」を、「歌詞が堅苦しくないのが好き。“美しい君こそ僕のプライド”って歌っていても、ただ、僕がそう思ってるだけで押し付けてない」と独自の見解を。タクヤはアメリカがテーマの全英詞曲「Dance Dance Dancing!」を選び、「日本だけじゃなく世界各国に広げていける曲で、ビルボードも狙えそう。スタジアムを借りて踊ったMVでは“いつかライブで埋めてやりたい!”って気持ちが出てきた」と、頼もしく語ってくれた。ユーキはR&Bテイストの「You Don’t Care」について、「従来通りの全力投球ではなく、100%出し切らないのがセクシーさに変わる曲。歌詞も抽象的で、いろんな想像ができる」と解説。アルバム随一のバラード「Holtasoley」をピックアップしたタカシは、「切ない中に温かさも残っている冬にピッタリの曲。歌っていて浸れる曲なので、ライブにどういった入り方をするのか、自分でもワクワクする」と期待を覗かせた。また、メキシコで人気のスカを用いた「Te quiero mucho」の振り付けに関し、リョウガから「“海と太陽”という歌詞に、(その文字を本名に持つ)カイとタカシをとにかく合わせたい!という振り付け師さんのこだわりがあった」という秘密が明かされたので、ぜひともライブで目を凝らしてほしい。また、“自由に移動できるようになったら、どの国に行きたいですか?”という質問に「ハワイ。近いし日本語結構通じるから」と答えたリョウガは、「それなら韓国のほうがずっと近いし、日本語喋る方も多い」と返したタクヤに、「じゃあ、俺もそうする!」とアッサリ宗旨替え。タイに行きたいというタカシは、「番組の撮影で行ったときはお腹の具合が悪かったり、ワンちゃんに追いかけ回されてマジで“バイオハザードか!?”と思ったので、今度こそ100%楽しみたい」と理由を明かした。ユーキは「ジャスティン・ビーバーの地元だし、景色も神秘的なんです。『ハリー・ポッター』に出てきそうな街並みを電車で走る動画を見て、メッチャ綺麗だった」と、カナダを熱望。カイは以前にMVを撮影したイギリスに「もう一回行きたい」と話し、自由時間にタカシとはぐれて「そのときは“ヤバい、タカシと二度と会えない!”と思った」と笑いを誘った。11月23日にさいたまスーパーアリーナで行われた10周年記念のスペシャルワンマンについても、「10周年という年月の長さにアルバムの新曲も入って、この先の10年が楽しみになった」(カイ)、「ステージの上で倒れそうになったくらい燃え尽きた。その感覚に、久々に“コレコレ!”ってなった」(ユーキ)と、充実感を露わに。12月26日には大阪城ホールで追加公演も決まっており、大阪出身のタカシは「こちらの熱量を上回るような熱を出してきて、切磋琢磨するような感じが大阪では作れる気がする。今年最後のライブになるので、悔いのないようにカマしていきたい」と抱負を述べた。来年には3年ぶりとなる全国ホールツアー『Progress』の開催も決まっており、「超特急はホールでのライブでいろんなものを培ってきたグループ。こういう時期だからこそ現地に行って、その土地の8号車と会えるのは嬉しい」と、8号車にとっても嬉しい言葉をタクヤがくれる。サイン入りポスターの抽選会でも、なぜか子供時代に観ていたアニメチャンネルの話題でリョウガとタカシが謎に盛り上がったり、ベリーショートの金髪+ヒョウ柄をまとったタカシを「ビッグボス!?」とユーキがいじりまくったりと、終始和気あいあいとしたムードで8号車のマスクの下を笑顔にした5人。野球ネタに詳しくないタカシは「引き出し空っぽや!」と音を上げながらも、最後には「スポーツカーで帰ります!」と返して関西人の意地を見せ、リョウガは「くだらないことで笑い合えるのが超特急らしい」と胸を張った。タクヤも「始まったときは帰りたいとか言ってたんですけど、みんなと面と向かって話す時間が大切だなぁって改めて感じました」と想いを吐露。この素直さもまた、超特急メンバーの魅力だろう。5日にはHMV、12日はSHIBUYA TSUTAYAでもアルバム購入者を対象としたトークイベントを開催。8号車と触れ合うたびに深まる絆は、彼らのステージパフォーマンスをも濃密なものにしてくれるはずだ。文:清水素子写真:米山三郎<リリース情報>超特急 ニューアルバム『Dance Dance Dance』発売中●初回限定盤(CD+Blu-ray):税込7,480円●通常盤(CD):税込3,300円【CD収録内容】01. 같이 가자(カチ カジャ)02. Yodelic Fire03. Sonrisa04. 荣光05. Добрый день(ドーブリジェン)06. Magnifique07. Chill out @JP08. Cead Mile Failte09. CARNAVAL10. 大大大地11. Holtasoley12. Dance Dance Dancing!13. Te quiero mucho14. You Don’t Care(※通常盤のみ収録)超特急「같이 가자」MV超特急「Добрый день」MV超特急「CARNAVAL」MV超特急「Dance Dance Dancing!」MV『Dance Dance Dance』特設サイト:<書籍情報>超特急『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』2021年12月25日(土) 発売価格:2,200円(税込)超特急『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』カバー画像(帯あり)(C)SDPサイズ:B5判変形ページ数:128ページ詳細はこちら:超特急 オフィシャルサイト:
2021年12月05日韓流ナビゲーターの古家正亨とメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のカイ、ユーキが出演する『2021 MAMA 直前! みんなで大予想スペシャル』が10日(20:00~)、auスマートパスプレミアムYouTubeチャンネルで無料生配信される。auスマートパスプレミアムでは、11日に開催されるK-POP音楽授賞式「2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS」の日韓同時生配信を記念して同番組を企画。MCに古家、ゲストに超特急のカイとユーキらを迎え、「2021 MAMA」の受賞予測や見どころの徹底解説など同授賞式にまつわるトピックを届ける。また、auスマートパスプレミアム会員向けに、過去の「MAMA」受賞アーティストの『Mnet LIVE』でのパフォーマンス動画を配信中。第1弾のTOMORROW X TOGETHER、SHINee・テミン、ガールズグループ・MAMAMOOの3組の出演回に加え、3日からは今年4月に活動終了となった日韓合同ガールズグループ・IZ*ONE、多国籍男性ダンス&ボーカルグループ・NCTの出演回が配信される。コメントは以下の通り。■古家正亨アンニョン! 古家です。いよいよ今年もMAMAの季節を迎えましたね。そして、今年も、アジア最大級を誇る授賞式らしく、豪華なアーティストの参加も楽しみですが……MAMAならではの特別なステージという点では、すでに大きな話題となっているWanna Oneの再結成や『Girls Planet 999』から誕生したKep1erの初ステージなどこれだけでも興奮モノですよね! そんなMAMAの魅力をいち早くご紹介すると共に、前夜祭として盛り上げていきたいと思います!■超特急 カイ以前僕たち超特急も出演させていただいたMAMAの前夜祭が開催されるということで、自分なりの目線でK-POPについて語れれば嬉しいです! 楽しみにしています。■超特急 ユーキMAMAの前夜祭! 今世界で大注目されている韓国! そしてK-POPのカルチャーをたっぷり話せることを楽しみにしています。
2021年12月03日近鉄では、2022年4月29日(金・祝)から大阪難波~近鉄奈良~京都間で運行を開始する観光特急「あをによし」(4両1編成)のご利用料金(特急料金・特別車両料金)を下記の通り決定しましたのでお知らせします。また、お一人でご利用のお客さまは、ご自身の乗車券・特急券・特別車両券に加えて、子ども分の特急券・特別車両券を購入していただくことでツインシート2席分をご利用いただけます。観光特急「あをによし」で、ゆったりと大阪・奈良・京都を巡る旅にお出かけいただければと考えています。詳細は以下のとおりです。観光特急「あをによし」ご利用料金について1.ご利用料金運賃、特急料金(大人520円・子ども260円または大人920円・子ども460円)に加え、特別車両料金(大人210円・子ども110円)を設定いたします。※ツインシートは2名でご利用いただけます。※サロンシートは3名または4名でご利用いただけます。2.特急料金の割引観光特急「あをによし」で大阪難波~京都間をご利用のお客さまについて、特急料金が大人920円・子ども460円となる区間の特急料金を、大人790円・子ども400円に割引します。対象:「あをによし」に乗車される場合の大阪難波~鶴橋と近鉄丹波橋の相互間および大阪難波~生駒と京都の相互間の特急料金期間:2022年4月29日ご乗車分から当分の間※ツインシートを2名、サロンシートを3名または4名で利用する場合の大人1名あたりの額※子どもの運賃・特別急行料金・特別車両料金は、それぞれ大人の半額(10円未満切り上げ)3.1名でご乗車の場合「あをによし」のツインシートにご乗車の場合に限り、1名でご乗車の場合でも、ご自身の乗車券・特急券・特別車両券に加えて、子ども分の特急券・特別車両券を購入していただくことでお一人でもツインシート2席分をご利用いただけます。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月30日メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が23日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナでワンマンライブ『10th Anniversary Super Special Live「DANCE DANCE DANCE」』を開催した。"世代や国を超えて踊れる”をテーマにアルバムを発売したばかりの超特急だが、今回のライブにもそのコンセプトを活かし、ダンスホールやクラブをイメージさせるセットでステージを彩どった。久々に客席中央にセンターステージが用意され、歓声が出せない中ながらも拍手やペンライトを用いたダンスなどでオーディエンスとコミュニケーションを取り合い、終始一体感と大きな盛り上がりを作り上げていた。セットリストに関しても、ジャンルに捕らわれない超特急らしいバラエティ豊かな楽曲が用意された。「Dance Dance Dancing!」「Magnifique」「カチ カジャ(※ハングル表記)」など最新アルバムからはグローバルトレンドを感じさせる洗練されたサウンドとダンスパフォーマンスが披露されたほか、「超えてアバンチュール」「Добрый день(ドーブリジェン)」では超特急お馴染みの変顔やオタ芸ダンス、シュールなダンスパフォーマンスなども行われ観客を沸かせていた。一方、ジャズをベースとした煌びやかなエンターテイメントの雰囲気が漂う「Table Manners」では大人な魅力を見せ、バラード「You Don’t Care」「霖雨」ではタカシの切ない歌声に合わせてダンサーメンバーの4人が楽曲の世界観をダンスと全身の演技で表現。俳優としても活躍する超特急の表現力豊かなパフォーマンス力も発揮された。特に「霖雨」では舞台作品のような迫力と力強さのあるステージを展開し、観客はペンライトを振ることを忘れ没入するような様子も見せていた。また今年でデビュー10周年を迎えることを記念して1枚目のシングルから表題曲のみを集めた豪華メドレーも行われた。デビューシングル「TRAIN」のほか「POLICEMEN」「Bloody Night」「ikki!!!!!i!!」など久々となる楽曲が披露された際には、オーディエンスたちはこれまで以上に激しくペンライトを振りながら盛り上がる。「My Buddy」ではキッズダンサーたちが登場し、メンバーそれぞれが楽しそうに一緒に踊ったりする中、カイは時折しゃがみながら子どもたちと目線を合わせ、優しい笑顔で子どもたちを誘導しながらダンスを一緒に楽しんでいた。MCは超特急らしい自然体な様子で、メドレーについての話題では、リョウガが「こんなにシングルがあることにビックリしたよ。聴いた方が色々な受け取り方をできるこの素敵なメドレーを行うという演出を作った方は、誰なんでしょうね?」と大げさに顎に手を当て、カイ、タクヤとかわいらしく相談し合うと、毎回ライブの演出に携わるユーキの紹介へとつなげる。ユーキは照れたように「超特急と出会ったきっかけなど、(聴く方によって)色々な感じ方を受け取ってもらえたら。10年間、色々なシングルを刻んできた思い出を皆さんと共有できたことが嬉しい」とメドレーの意図を口にした。ライブの衣装をプロデュースしたタクヤは、メドレーの際に着用した衣装が、これまでの楽曲のタイトルを全て入れ込んだ特攻服風であることを明かす。他の衣装では、アルバム『Dance Dance Dance』のジャケットアートワークと衣装のプロデュースを手掛けたカイの世界観を活かしていたそうで、カイは両手でハートマークを作り、小首を傾げながら笑顔でタクヤに「ありがと!」とお礼を言った。一方、演出などに携わりながらも通称「ドジっ子」と呼ばれ、やや抜けているキャラクターとしても知られるユーキは、ライブグッズの内容を当日まで把握していなかったというエピソードも。当日グッズを見て驚いたユーキに対し、グッズプロデュースを行ったタクヤは「えー! ショック」と語っていたそうで、リョウガは一連の様子を2人のモノマネを交えながら明かした。ライブ中に何度か言葉を噛んでしまったことにも触れられると、ユーキは両手で顔を覆いながら恥ずかしそうにして「いつも以上に落ち着いて話していたつもりだったのに……」とぼやいていた。超特急としての活動が10周年を迎えた話題になると「色んな思い出もあるけど、本当に嬉しい。恵まれてますね、超特急は……」と感慨深そうに語るリョウガ。その言葉を受け、ユーキが「あるものを用意してる」と切り出すと、「今の自分と、昔の自分で変わったこと」というテーマで、ユーキが各メンバーに対してインタビューを行う映像が流された。各メンバーが自身について振り返る中、まだユーキ自身が話していないことに触れられると、タクヤがカメラを奪い「ユーキにとって超特急とは」という質問を投げかけ、ユーキはカメラを真っすぐに見つめながら「夢を叶えないと終われないグループ、希望」と答えた。その後、全員がカメラの前に集合し「僕たちにとってはどんな時も1つ1つが大切な宝物です。この後の続きも、一緒に楽しんで行きましょう!」と笑顔でオーディエンスへ呼びかけていた。撮影:米山三郎、深野輝美、林聖、富田望
2021年11月25日今年結成10周年を迎える超特急が、11月10日にリリースしたアルバム『Dance Dance Dance』より「Dance Dance Dancing!」のMusic Videoを公開した。「Dance Dance Dancing!」は、アメリカをモチーフにした全英詞のR&Bダンスチューンで、マイアミ、ハリウッド、ニューヨークとアメリカ各地の風景を描写しながら“Everybody Don’t Stop Now”と踊り続けることを表明している。公開されたMVでは、広大なスタジアムを舞台に雄大なビートに乗って息の合ったダンスパフォーマンスを披露。全員メンバーカラーのスーツに身を包み、カイとユーキに至っては髪色までそろえたヴィジュアルと5人の爽やかな笑顔からも、これまで10年続けてきた超特急という活動に賭ける決意と自信をうかがうことができる。超特急にとって3年ぶりのアルバムとなる『Dance Dance Dance』では、“世界各国に超特急の名前と音楽を広げ、世代を超えて踊れる作品”をテーマに、ダンスミュージックを主とした世界の音楽をフィーチャーしている。アルバム収録曲からは、ブラジル人ダンサーたちとカーニバル衣装で踊りまくるサンバ曲「CARNAVAL」や、“孤独からの脱出”をテーマに高難度のダンスで魅せるK-POPチューン「같이 가자」、さらに廃屋でアウトサイダーを気取るロシアンハードベース「Добрый день」といった、それぞれの文化を視覚面でも色濃く活かしたMVが公開されている。<メンバーコメント>■2号車 カイDance Dance DancingのMVが公開となりました!今回も制作に携わらせていただき、スタジアムで最高にハッピーなMVが完成しました。開放感と解放感を同時に味わえるようなものになっていると思います。超特急と8号車で一緒に踊って踊って踊りまくりましょう!■3号車 リョウガ天気にも非常に恵まれ広大で雄大なスタジアムで踊る姿はまるでスター☆ドローンを使った景色は壮観の一言。いつか超特急でこのスタジアムを埋めてやるぜ(^o^)■4号車 タクヤアルバムDDDの3作品目のMVです。メンバーカラーのスーツを身にまとい、スタジアムでの撮影は開放感が凄まじく映像で観ていても感じられるほどだと思います。久しぶりにMV撮影で気持ちのいい体験をしました。このMVはぜひ大画面で観てほしいなぁ。■5号車 ユーキ今回は世界をテーマに、いろんな国を超特急の奏でる音楽で旅をしています。超特急らしさもあってユーモア溢れる楽曲もありますが、僕自身もいろんな事に気づかさせれたアルバムになっていて、ダンスの魅力と言葉の素晴らしさを一緒に感じてもらえたら嬉しいです!■7号車 タカシアメリカの海岸沿いをドライブしているかの気持ちになってもらって、爽快ではっちゃけれる様なサウンドに乗せて、皆さんもDance Dance Dancing!していきましょう!超特急「Dance Dance Dancing!」MV<リリース情報>超特急 ニューアルバム『Dance Dance Dance』Now On Sale●初回限定盤(CD+Blu-ray):税込7,480円●通常盤(CD):税込3,300円【CD収録内容】01. 같이 가자02. Yodelic Fire03. Sonrisa04. 荣光05. Добрый день06. Magnifique07. Chill out @JP08. Cead Mile Failte09. CARNAVAL10. 大大大地11. Holtasoley12. Dance Dance Dancing!13. Te quiero mucho14. You Don’t Care(※通常盤のみ収録)超特急「같이 가자」MV超特急「Добрый день」MV超特急「CARNAVAL」MV『Dance Dance Dance』特設サイト:<書籍情報>超特急『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』2021年12月25日(土) 発売価格:2,200円(税込)超特急『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』カバー画像(帯あり)(C)SDPサイズ:B5判変形ページ数:128ページ詳細はこちら:超特急 オフィシャルサイト:
2021年11月24日超特急が、ヒストリーブック『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』を結成10周年記念日である12月25日に発売することを発表した。本書にはメンバー1人ひとりの自然体な素顔と10年間一緒に過ごしてきたメンバー5人の絆を感じられる撮り下ろし写真や、2011年の結成からこれまでの10年間のヒストリーをオフショットなどの秘蔵写真とともにまとめた活動年表、歴代シングル・アルバム曲の衣装、メンバーが思い出話も交えて解説する全楽曲のセルフライナーノーツ、最新版のメンバー関係図などを掲載。また1人1万字のソロインタビューでは、うれしかったこと、楽しかったこと、苦しかったこと、悔しかったことなど、8号車(ファンの呼称)に支えられて歩んできた10年の活動を振り返りながら今の気持ちを本音で語っている。さらにスペシャル企画“9号車(スタッフ)が語る超特急”として、超特急の生みの親であるスターダストの“偉い人”(理事長 藤下良司×マネージメント統括 宮下昌也)、振り付けやステージングを担当するU★Gのインタビューも掲載。10年間の変化や超特急の魅力をいろんな角度から紐解いていく1冊になっている。併せてヒストリーブックのカバー写真が公開された。撮影されたのは超特急のキャリアの中でターニングポイントのひとつとも言える『3周年アニバーサリーライブ』の会場・東京国際フォーラム。セットアップに身を包んだメンバーの姿も大人っぽい雰囲気で、これまで一緒に過ごしてきた時間の積み重ねを感じられるデザインに仕上がっている。超特急は、11月23日にさいたまスーパーアリーナ、12月26日に大阪城ホールでアニバーサリーライブ『BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live 『DANCE DANCE DANCE』』を開催することが決定している。<書籍情報>超特急『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』2021年12月25日(土) 発売価格:2,200円(税込)超特急『BULLET TRAIN Official History Book Signal -10th Anniversary-』カバー画像(帯あり)(C)SDPサイズ:B5判変形ページ数:128ページ詳細はこちら:
2021年11月19日●「世界」をキーワードにしたアルバムメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」が、10日に3年ぶりとなる新作アルバム『Dance Dance Dance』をリリースした。カッコ良さや完璧さが正義とされていた既存のダンス&ボーカルグループの常識を次々と打ち崩し、日本武道館公演なども成功させながら今年結成10周年を迎える彼らが放つ新作は、“世代や国を超えてみんなが踊れる作品”となっている。これまで面白さや独特なセンスの楽曲を発信してきた彼らだが、今回は韓国・ブラジル・ロシアなど多様な国のサウンドや言語などを取り入れつつ、超特急らしいダンスサウンドへと昇華させた楽曲を今回のアルバムには詰め込んでいる。久々となるアルバムでなぜ今回このような挑戦を選んだのか。併せてデビュー10周年を迎えるにあたっての今の心境や今後についてから、昨今大きな盛り上がりを見せているダンス&ボーカルグループシーンについてもどのように見ているのか聞いてきた。○■コロナ禍で思うように動けない今、超特急のやり方で世界を元気に――まず今回のアルバム『Dance Dance Dance』がどのようなアルバムになっているか教えてください。タカシ:超特急としては3年ぶりのアルバムとなるので、色々と挑戦的な取り組みを行いました。まず今回のアルバムは、ここ1~2年コロナ禍で思うように動けない世の中となってしまった中、聴いてくださる皆さん、そして日本、世界を、超特急の楽曲やパフォーマンスで元気にしたいという思いを込めて作りました。そのためサウンドや歌詞の中にも「世界」をキーワードに、様々な国の要素を取り入れています。ユーキ:実は色々な国の音に触れる中、僕自身も初めて知ったサウンドもあったりなど、色々な発見もあったんです。今回は僕たちもいつも以上に楽しみながら取り組ませてもらったアルバムでもあります。タクヤ:色々なサウンドを聴いているだけで、世界旅行をしているような気分も味わえると思います。あと本当はコロナ禍でなければ、アルバム発売は去年(2020年)のはずでした。そうなっていたら、恐らくテーマもコンセプトも楽曲も、全く別物の作品になっていたと思います。カイ:今みたいな世の中の状況だからこそ「世界をパフォーマンスで元気に」っていうテーマも生まれたもんね。リョウガ:あと超特急といえば、元気でギャイギャイしたイメージを持っていると思いますが、今回は皆さんがイメージされている「超特急」というよりは「カッコ良さ」強めでお届けさせてもらっています。もちろん元々持っている"超特急らしさも”それぞれの楽曲にスパイスとしては入っていますが、全体的にはスタイリッシュで、キメている楽曲が多いのでそうした絶妙な塩梅も気持ちいい仕上がりになっていると思います。――今回のアルバムで皆さんが特に“挑戦”だったと感じている部分をお聞かせください。カイ:僕は楽曲の9割が新曲で構成されていることですかね……。14曲中、新曲13曲と知った時は、最初とても驚きました。でも今の時代は多くの方がサブスクリプションを利用して気軽に音楽に触れることができるので、シングル曲とは別にアルバムをほぼ新曲で構成するのは今の時代に合っているとも思いましたし、こうしたサービスが浸透したからこそ挑戦できるのだとも思いました。それと新曲が増えることは、僕たちにとってもレパートリーやパフォーマンスの幅、いつもユーキを中心に作ってくれているライブの選択肢も広がることになるので、嬉しくもあるんです。ただこの後ライブが控えているので、ダンスの振り入れがすごく大変そうかな……というのが少し心配でもあります(笑)。タクヤ:ダンスパフォーマンスは今まさに作り込み中ですが、楽曲の世界観に合わせた色々な国のステップやダンスはもちろん、敢えてその中に流行のステップを取り入れてみたり、振り切って超特急らしくやっていくのも面白そうとか、色々と試行錯誤をしている所です。また振付師の方も韓国でも活躍されている日本人ダンサー・YUMEKIさんをはじめ、初めてご一緒するダンサーさんたちもいらっしゃるので、表現などにも新たな広がりが出るのではと思っています。これからどういうものになっていくのか僕たち自身も楽しみであるのと同時に、カイがさっき言っていたように、振り入れが大変になるとは思うのですが……ここはなんとか乗り切りましょう!リョウガ:それ今、メンバーに向けて語りかけてる?(笑)ユーキ:僕は「Добрый день(ドーブリジェン)」かなと思います。ダンサー4人だけで歌・パフォーマンスを表現したことが挑戦だったと思っています。サウンドもロシアンサウンドがベースになっていますが、これまでの超特急はもちろん、J-popでもあまり用いられなかったジャンルなので目新しさがあると思います。音もすごくカッコ良いんですよ。一方で歌詞にはロシア語、英語が使われていますが「スパシーバ」など1度は耳にしたことがある挨拶などの言葉が中心になっていて親しみやすさを感じてもらえると思いますし、色々な意味で新鮮味のある1曲に仕上がっています。リョウガ:僕は今回のような色々な要素を取り入れたアルバムを出せるのも、10年間色々なジャンルの楽曲をタカシが歌ってきたからこそ、作れたんじゃないかなと思っているんです。タカシ:うーん……。確かにデビュー当初の自分に今回の試みをやってみてと言ったら難しかったかもしれないけど……。今回のアルバムは、色々な世界をテーマにしていて、今の自分の最大限を出してはいますが、その世界観に100%入れているかというと、そうではない部分もあるとは正直思っているんです。行ったことがない国もありますし、言葉も教えて頂いた訳ではなく、自分で勉強をして、消化をさせて落とし込んでいます。だから「この国のイメージはこういう感じかな」と自分なりに噛み砕いて、今の僕が持っているものを最高の所まで振り切って出していますが、もしかしたら解釈が間違っているものもあるかもしれません。でも超特急として、超特急なりに、今回様々な国をテーマに曲を作るとこうなるよ、というのを最大限表現したつもりです。○■大きな目標を見据えつつ、まずは今そして少し先の未来へ向かって全力で――2021年、超特急として10周年を迎えます。改めて今のお気持ちや、今後のビジョンなどについてお聞かせください。カイ:僕個人的には「もう10年も経ってたんだ」という気持ちです。思い返すとこの10年間は、常に今を、そして少し先のライブや新曲などを見据えて、前だけを向いて進み続けてきました。その間に様々な体験や経験も経たことで、楽曲やパフォーマンスの引き出しを増やして"超特急としての強み”も積み上げられた10年間でもあったと思います。だからこそ今回のような新しいことづくしのアルバムにも取り組むことができたり、初期曲にも今の僕たちでできるようになった表現を加えて、より洗練させることもできるようになったと思っています。今後についてですが、ずっと目標として公言しているドーム公演やスタジアム公演を目標とするものは変わりませんし、次の節目である15周年はさらに大きなステージに立ちたいとも思っています。でも今この瞬間の僕たちの気持ちは、今回のアルバムやこの後に控えているライブに対して向いています。これまでも、これからも、まずは常に今の自分と、少し未来の自分を見据えつつ、前を向きながら進んでいけたらと思います。ユーキ:10周年という節目は迎えましたが、気持ちは変わっていないです。前を向いて、グループを常に前進させていくだけです。タクヤ:実は今回のアルバム発売日が2021年11月10日なんですが、全部足すと8号車(超特急のファンの総称)の"8”なんです (※注釈:2+0+2+1+1+1+1+0=8)さらにアルバム発売日の11月10日は"10周年イヤー”の10、配信シングル「カチ カジャ(※ハングル表記)」の発売日は9月15日でさっきカイが話した"15周年”の15。今回のアルバムやシングルは、みんなが話してくれた15周年、そしてその先の未来に向けて超特急を飛躍させるような作品になると思っています! ……この話を信じるか、信じないかは、あなた次第!(笑)。リョウガ:都市伝説なの!?ユーキ:そういえば発売日、全部関連性がある数字だね、初めて気づいた!タクヤ:実はついさっき、たまたま気づきました(笑)リョウガ:多分偶然が重なっただけだと思うけど……。タクヤ:いや、ここは自分たちのエピソードとしてこれからそういうことにしていこうよ(笑)一同:(笑)。そうしよう!○■超特急は噛めば噛むほど「スルメ」みたいなグループ!――最後に昨今、国内外問わずダンス&ボーカルグループがエンターテインメント業界において大きな勢いを見せています。シーンとしては大きな盛り上がりも見せており、ダンス&ボーカルグループのオーディエンス自体も増えてきているように感じます。超特急の皆さんとしてはこうした状況をどのように見ていらっしゃるのでしょうか。カイ:ダンス&ボーカルグループはそれぞれのグループで各自の色があるので、それらを活かしつつ、ダンスボーカルシーン、そしてエンタメ業界自体がどんどん盛り上がっていくのはとても良いことだと思いますし、僕たちにとっても嬉しいです。盛り上がれば盛り上がるほど音楽性も多様化していきますし「色んな音楽があって、どのグループも良いね」という流れも生まれてくると思うんです。そうした中、さらに「超特急、良いよね」って言ってもらえることが理想だと思っています。僕たちは今と変わらず自分たちの色を出し続けながら、自分たちらしさを突き詰めていけたらと思っています。ユーキ:僕らは僕らにしか出せない色があるので、それを常に発信していきたいよね。タクヤ:超特急は噛めば噛むほど味わいが出てくる、スルメみたいなグループだからね(笑)。リョウガ:噛めば噛むほど病みつきになるっていうね(笑)。とはいえ、8号車が流れていっちゃうじゃないかと、ちょっと心配です……。でもシーンが盛り上がれば、逆に新たな8号車も乗車してくれるかもしれないもんね!●おまけ:超特急を2つに分けると…?撮影のため、「グー」「チョキ」で分かれた5人。人数がいるだけになかなかきれいに分かれなかったが、カイ・タカシ/リョウガ・タクヤ・ユーキの組み合わせに。この組み合わせでユニット名を付けるなら? という質問をすると……。○■カイ・タカシ「アロマ」理由:カイがいる事で、タカシの良い所がディフューザーのように引き出され、拡散されるから。効果効能は「癒し」。○■リョウガ・タクヤ・ユーキ「ピコピコBoys(仮)※名前募集中」ゲーム好きの3人なので、悩みに悩んだ結果、ユーキが命名。ただタクヤからは「8号車の皆さんに名前募集という一言も付け加えておいてください」とのこと。■超特急カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなる音楽グループ。2011年に結成し、2012年にシングル「TRAIN」でデビューした。2021年11月10日にはアルバム『Dance Dance Dance』をリリース、11月23日にさいたまスーパーアリーナ、12月26日に大阪城ホールでBULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live 「DANCE DANCE DANCE」を開催する。
2021年11月14日11月10日、約3年ぶりに新作アルバム『Dance Dance Dance』をリリースするメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」がぴあに停車!「超特急が世界を元気にする!」をテーマに、世界一周旅行をしている気分になれるバリエーションに富んだ楽曲が収録された『Dance Dance Dance』。本アルバムに込められた思い、超特急メンバーが語るお気に入りの楽曲、「行ってみたい国」などなどアルバムにまつわるお話をた~っぷり聞きました!さらに、3~4th Albumをリリースするまでの怒涛の3年間の振り返りも。結成10年目を迎える超特急の絆をお届けします。メインダンサーがメインボーカルに? アルバム収録楽曲『Добрый день』の制作話ーー4th Album『Dance Dance Dance』リリースおめでとうございます!一同ありがとうございます!ーー『Dance Dance Dance』のテーマは「超特急が世界を元気にする!」とのこと。このテーマに決まった理由を教えてください。タカシ今は世界中で困難な状況が続き、海外にも行きづらくなっていて、自由に旅行することもままならない世の中です。そんなご時世だからこそ、3年ぶりにアルバムを出すとなった時、世界中の人たちと笑顔になれるような作品を残したい、世界規模のアルバムをつくってみたいと思い、このテーマにしました。実は7月リリースの『CARNAVAL』がアルバムの伏線だったりします。ーー『CARNAVAL』から仕込んでいたとは……!1曲1曲テーマとなる国が異なり、まるで「世界一周旅行」をしている気分になりました。タカシ以前『バッタマン』という曲で、当時流行っていたインドネシアのダンスミュージック「ファンコット」を取り入れていました。そんな感じで『Dance Dance Dance』収録楽曲は、すべてテーマとなる国が連想できるような歌詞やメロディになっています。それぞれの曲のイメージに合わせて歌い方やパフォーマンスも変えているので、違いを楽しんで聴いてもらえたら嬉しいです!ここまで1曲1曲が色濃くて情緒不安定なアルバムもなかなかないので(笑)。ーー日本やアメリカなど王道な国はもちろん、ニューカレドニアのようなあまり聴きなじみのない国がテーマの曲もありますよね。タカシせっかく超特急が「世界」をテーマに曲をつくるなら、メジャーな国だけでなく「そこ行く!?」と思われるような国を選ぶのも面白いのではないかと思ったのはあります(笑)。カイニューカレドニアってどこだっけ?ユーキフランス領の島だよ。海がめっちゃキレイな場所で、「天国に一番近い島」と言われています。リョウガなんでそんなに詳しいんだよ(笑)。ユーキ調べた!ーー中でも印象的だったのがロシアをテーマにした『Добрый день(ドーブリジェン)』。メインダンサー4人が歌唱を含めた全パフォーマンスを担当したとのこと。超特急としては初の試みですよね?カイそうなんです。これまでも曲の一部を歌ったり、ライブ中に歌ったりする機会、僕とリョウガとユーキがネタ的な企画で「シーサー☆ボーイズ」をやったことはあるものの、ボーカルとしてちゃんとレコーディングブースで歌うのは初めてで。すごく新鮮でしたね。しかも今回は僕のレコーディングが最後だったんですよ。みんなのレコーディングを聴いていたのだけど、めちゃくちゃカッコよかった。タクヤいつも号車順でレコーディングするから、カイがみんなのレコーディングを聴くのは初めてだよね?カイそうそう。いつもは最初だから、みんなのレコーディングを聴けないまま自分のレコーディングをするんですよ。『Добрый день』では、みんなのレコーディングが聴けたし、音楽担当ディレクターさんと話し合ってつくり上げられたし、すごく楽しかったです。完成していく過程を見ていると、どんどん深みが増していく感じなのがよかった。いつものタカシみたいな感じで曲づくりをしました。タクヤボーカルじゃないのでクオリティの部分は置いておいて、単純にレコーディングがすごく楽しかった。何よりレコーディング中に歌っている時、一瞬だけど自分に酔えるんですよ。それがすごく気持ち良くて病みつきになります。終わったら、終わった……と冷静になってしまうけど。僕はラップ担当だったので、まるで自分がラッパーになったかのような気持ちになれるのがたまらなかったです。リョウガタクヤのラップ、カッコよかった。これまではメインダンサーが歌うとしても、絶対にタカシの歌唱が軸にあって成り立っていたんですよ。だから正直、タカシがいなくて大丈夫かよ……と心配でした。ボーカルレッスンもしたことのない僕らが歌って、曲として成り立つのかなと。でも、完成した曲を聴いたら、ちゃんとカッコよくなっていて。今は8号車のみんなが聴いた時の反応がすごく楽しみです。ーーめちゃめちゃカッコいい曲だと思います!ユーキ『Добрый день』では、曲の中でも大事な冒頭部分とサビ部分のパートを歌っているんですけど……タクヤユーキいたっけ?ユーキいるよ!「Let’s Go…」の部分は僕よ!リョウガあれ、タカシじゃなかった?タカシ僕、レコーディングした気がする。ユーキ違うでしょうよ!(笑)普段喋る時は声がわりかし明るい印象が強いと思うのですが、『Добрый день』はめちゃくちゃ低音を生かした声を出しています。今までと違った印象だと思うので、ギャップを感じてほしい。ちょっと“男勝り”な感じというか……。カイ男勝り……?男くさいとか男らしいとかじゃなくて?(笑)ユーキ男らしいでお願いします(笑)。一同あははは!ーータカシさん的に『Добрый день』は新鮮だったのではないでしょうか?タカシめちゃくちゃ新鮮です。めっちゃカッコええな!やるやん!と思いました。メインダンサーあはは。せやな!タカシ別のグループの曲を聴いている感覚になって、それがすごく良かったです。超特急とか関係なく個人的に聴いてしまいます。こうして曲になったということは、いずれライブでも披露されるのではなかろうかと思うので、メインダンサーの4人は本格的にボイスレッスンに通った方がいいかもなと(笑)。それくらいクオリティの高い楽曲だったので、ライブへ向けて本格的にレッスンしたらもっとよくなりそう!と思いました。歌う歌わないに関係なく、発声的な意味でもボイスレッスンは必要ですからね。リョウガまさにだね。タクヤ今回メインダンサーが歌唱をしたということは、次はタカシが一人でダンスをするってことだよね?リョウガそういうことになるね。タカシ僕一人でダンス……(体力が)保つかな……?実際、そうなるのではないかと予感して、ビクビクしています。どうなるのか知らされていないので(笑)。『Dance Dance Dance』お気に入りの楽曲を紹介!──『Dance Dance Dance』の中で特にお気に入りの楽曲を教えてください!どの曲も全部お気に入りかと思いますが……。カイ難しい……!一瞬聴かせてください!ーーどうぞどうぞ!(曲を聴きながらシンキングタイム)リョウガはい!(挙手)『大大大地』(アフリカ)!アフリカで流行っている曲とか伝統的な曲とかを知っているわけでないのですが、『大大大地』を聴くとアフリカを感じるんですよ。たぶんアフリカの方が聴いても「いいじゃん!やるじゃん!好きかも!」と思っていただけそうな曲です。歌詞はカオスですし、音は母なる大地の力を感じます。タカシ『大大大地』のレコーディングをした時、頭のネジを2~3本飛ばさないと!と思うようなテンションの曲でした。次の日、声がガラッとなるくらいで(笑)。ライブでも映えそうな曲だよね。リョウガそうね。だけど、ダンスの振りが全く想像できない。コンテンポラリーなダンスもいいし、バキバキにカッコよく踊っても面白そう。アフリカにちなんで儀式風のダンスでもいいかも。ユーキアフリカのダンサー呼ぶか。カイそしたら、劇団四季の『ライオンキング』のダンサーの方たちに来てもらえば?ユーキライブの演出費を、全部そこにつぎ込むことになる(笑)。一同(笑)。ーーほかのみなさんはお気に入りの楽曲、いかがでしょう?カイ僕は全部の曲が好きですけど、その中でも『Yodelic Fire』(スイス)と『sonrisa』(スペイン)はめっちゃカッコいいと思う。あとは『Dance Dance Dancing!』(アメリカ)。アメリカで流行っているK-POP感があってカッコいい。すごくいいと思う!リョウガアメリカ曲なのにK-POP感……。ユーキ僕も『Dance Dance Dancing!』はお気に入り。アルバムのキー曲でもあるなと。意外と『Dance Dance Dancing!』みたいな曲を超特急ではやったことがなかったので、そこも含めて好きですね。さっき話した『Добрый день』も好きです。聴いた瞬間、こういう曲を踊りたかった!パフォーマンスしたら気持ちよさそう!と思った。あと『같이 가자(カチ ガジャ)』(韓国)は振り付け込みで好きな曲。「高校生ダンスプロジェクト」という超特急主催のキャンペーンの課題曲に決定した曲でもあって、振り付けを見ているだけでエナジーがもらえます。カイ「高校生ダンスプロジェクト」楽しみだよね。今の高校生ダンサーはレベルが高いから、超特急とは違うパワフルさとか弾ける若さとかを見せてもらいたい。ユーキ大人数でアレンジして踊ってもらうのもカッコよさそうと思っています。『같이 가자』を踊って楽しんでもらえたら嬉しいです。ーータクヤさん、タカシさんは選べましたか?タクヤ自分は『Chill out@JP』(日本)ですね。いろんな国の曲を歌ったけど、最終的には日本の曲がいいなと思ってしまう。何よりカイのえちちな声が……。一同えちち(笑)。タクヤタカシの歌声もいいけど、『Chill out@JP』に関してはタカシよりカイがエッチな声を出しているんですよ。ちょっと興奮しました。リョウガメンバーの声で興奮はヤバい(笑)。タクヤ朝起きてイチャイチャしている日常風景の歌詞と、カイのえちちな声の対比に興奮します(笑)。一同わはははは!(笑)タカシ僕は『cead mile failte』(アイルランド)がお気に入りですね。一同(納得の)あぁ~~!タカシアイルランドはギネスビールなどのお酒が有名で、『cead mile failte』ではパブのことを歌っています。超特急としては初のお酒をテーマにした楽曲だから、個人的にすごく印象的で!曲自体もかなり色濃いんですよ。アルバムの曲順を決める際に、どこに入れよう……と迷うくらいの色濃さ(笑)。最後に入れたらすべての曲の印象が薄まってしまうほど、力強い存在感のある曲なのでライブでも見ものではないかと思います。メンバーにピッタリなイメージソングを選んでみた!ーー『Dance Dance Dance』収録楽曲はそれぞれ個性がすごく強いと感じています。なので、個性の強い超特急メンバーそれぞれにイメージソングをつけるとしたら、どの曲が当てはまるかを教えてください!ユーキ勝手なイメージだけど、タクヤは『大大大地』(アフリカ)!タクヤの熱さ、野生感、生命力を感じるところが『大大大地』にピッタリで。タクヤ(よく分からないといった表情で)なんだそれ(笑)。タカシ『大大大地』は情熱的な歌だもんね。ユーキそう!情熱的で熱い愛を感じられる曲だから、情熱的なタクヤに合っているんですよ!あと、アフリカといったら「自然」、自然といったら「緑」のイメージもあるから、タクヤにすごく合うと思っちゃいました。リョウガ異議なし!ユーキリョウガのお気に入りの曲なのに、タクヤのイメージソングにしちゃった。リョウガタクヤになら渡してもいい。カイお前の曲ではないから(笑)。リョウガは100歩譲っても『パソパソパソコン』だから!一同はははは!カイユーキは『sonrisa』(スペイン)だな。スペインは情熱の国であり、赤のイメージもあるから。すごくユーキに合う曲。ユーキあら!(フラメンコの振りをするユーキさん)タカシ音楽ディレクターさんも「『sonrisa』はユーキに踊ってほしい」って言っていました。一同へぇー!ーーカイさん、タカシさん、リョウガさんのイメージに合う曲はどうでしょう。タクヤカイはやっぱり『같이 가자』(韓国)ですね。韓国が好きだし、メロディのイメージもカイにピッタリだなと思います。一同うんうん。カイタカシは『Holtasoley』(アイスランド)。アイスランドの国花で白いんですよ。タカシのイメージカラーである白に合っているなと。タカシ『Dance Dance Dance』で唯一のミディアムバラードですね。『Holtasoley』は初めてAメロ・Bメロ・サビ一つずつとパートごとではなく、フルコーラスでレコーディングをしたんですよ。タクヤえぇ!そうだったんだ。何回録り直した?タカシ6回!カイフルコーラスなのに、6回で終わるのはすごいね。タカシ『Dance Dance Dance』のレコーディングの中では録り直しの回数が一番少なかったんですよ。丸っと歌った方がスケールが付けやすくて、すごく良かった。かなり力を込めて歌った曲です。リョウガどれも異議なしですね。タカシリョウガは『Yodelic Fire』(スイス)がイメージに合う気がする。カッコいい曲なのに、歌詞に「ヨーロレイホー」とか入っていて。カイカッコかわいい曲だよね。リョウガたしかに!カイでも僕は『Te quiero mucho』(メキシコ)もリョウガに合うと思うんだよね。リョウガ、メキシコっぽい。リョウガたしかにたしかに。カイ「ドンタコス」みたいな顔しているから。リョウガたしか……っておい!ひげ生えてねぇぞ!カイあの長い麦わら帽子をかぶってほしい。ーーたしかに似合いそうです。リョウガ似合いそう!?おいおいおい!表出ます?一同(笑)。「個人で行ってみたい国」「超特急メンバーで行ってみたい国」ーーアルバムのテーマ「世界」にちなみ、「個人で行ってみたい国」と「超特急の5人で行ってみたい国」をそれぞれ教えてください!タクヤまず個人で行ってみたいのは「バリ島」。一同いいね!タクヤ海が好きなので、バカンスで遊びに行きたいですね。あとは「フランス」も行ってみたい。モンサンミッシェルが見たいです。カイとハマっているPS2のゲーム『鬼武者3』に出てくる場所なので。カイフランスと日本を行き来するゲームなんですよ。あれは面白い。神ゲーです。タクヤファッションが好きだからフランスのファッションブランドのコレクションも見てみたい。仕事で呼ばれたいなぁとも思っています。カイ僕も個人・グループともに「フランス」がいいですね。個人ではアートが好きだから美術館を見て回りたいし、タクヤが言うようにパリ発祥のファッションブランドのコレクションも見たい。グループではライブがしたいですね。フランスは日本文化が根付いているので。ユーキ「Japan Expo」とか開催しているもんね。カイそうそう。日本文化に寛容な場所でライブができたら、日本とはまた違った広がり方になりそうだなと思うので、行ってみたいです。タクヤ僕はグループで行くなら「韓国」でいいかな……すぐ行けるから(笑)。時差もないですし。カイ沖縄に行くより近いからね。新幹線で大阪行くより、飛行機で韓国行った方が近いかも。冬は日本とは比にならないレベルでバチクソ寒いけどね!タクヤカイ、韓国に詳しいから、全部通訳してもらおう。カイいやいやいや、韓国は日本の観光客がめちゃめちゃ多いから基本は日本語語通じるよ(笑)。ーー韓国でメンバーのみんなとしたいことはあります?タクヤご飯食べたり、チャミスル飲んだりしたいです。リョウガみんなでコスメ買うんでしょ?タクヤいいじゃん!いっそ美容にも力を入れよう!韓国から帰ってきたら、みんなきれいになっている(笑)。リョウガおいおい、やめとけ!(笑)一同あははは!ユーキ(英語っぽい発音で)ボクハ「アメリカ」。カイ個人で?ユーキ個人デ。踊リヲヤッテミタイデス。ダンス留学デ、ニューヨーク二行キタイ!タカシ僕はみんなで行きたいのが「アメリカ」かな。以前「ロンドン(イギリス)」で『超ネバギバDANCE』のミュージックビデオと写真集の撮影をしたんですよ。同じようにアメリカでかなり大規模にミュージックビデオや作品などの撮影をしに行きたい。『Dance Dance Dancing!』のミュージックビデオとか。ニューヨークやロサンゼルスなどを転々と撮影してみたいです。カイいいね。『Dance Dance Dancing!』は西海岸っぽさがあるよね。ーーアメリカ横断でのミュージックビデオ撮影、楽しそうです。リョウガ個人的には、今出てきた「ロンドン」にもう一回行ってみたい。すごく楽しかったんですよね。ご飯も美味しかったし。ーーへぇ!イギリスってご飯が美味しいとはあまり聞かないので驚きました。リョウガ「イギリス=ご飯が美味しくない」のイメージはやめた方がいいですよ。たぶん行ったことのない人がそう言ってるだけなんじゃないかなぁ。タクヤ分からないけどね。僕らの舌がチープだからかも……。カイたしかに僕らの舌はチープだけど(笑)。リョウガマズいものがなかった!なんでも美味しかった。タカシたぶんフィッシュアンドチップス以外に「これ!」というイギリスの名物があまりないからかもしれません。本当に全体的に美味しかったですよ。ユーキ全体的にカロリーはすごく高かったけどね。めっちゃデカいレッドブルとか売っていましたよ(笑)。ーーちなみにタカシさん、個人ではどこへ行きたいですか?タカシ「ガラパゴス諸島」ですね!目下のところガラパゴスゾウガメを見に行きたいだけなんですけども。カイ「飛行機乗り継いでガラパゴス諸島にきたぞ~!ガラパゴスゾウガメいた!よし、帰ろ~!」ってこと!?タカシ本当にそれくらいでいい!前に沖縄に行ってダイビングした時、野生のウミガメを肉眼で見たんですよ。それにめちゃくちゃ感動して。一瞬見れただけでも本当に感動したので、肉眼で野生のガラパゴスゾウガメを見た時はどんな気持ちになるんだろう!と思っています。貴重な動物を見れた時の感動を味わいたい。タクヤカメかわいいもんね。タカシかわいい。昔飼っていたのもあって好きなんですよね。ーー生き物好きのタカシさんらしいチョイスですね。それでは、ユーキさん・リョウガさんがグループで行きたい国をお聞かせください。ユーキ僕、全員なら「スペイン」に行きたいですね。みんなでバルセロナ(サッカーチーム)の試合を観に行きたい。カイみんなでバルサの試合観るの?こいつ(リョウガ)絶対に寝るぞ(笑)。リョウガごめん、寝るかも……。ユーキ嘘でしょ……現地で試合観たら変わるって!あと、僕の好きなNetflixオリジナルドラマの『ペーパー・ハウス』のスペインが舞台なんですけど、スペインの女性は素敵なので……。カイそれはもう一人で行けよ(笑)。ユーキ(笑)。スペインのトマト祭りもやってみたい!リョウガ僕は全員で「エジプト」に行きたいです。カイファラオ!リョウガファラオ、ピラミッド、スフィンクス……世界の深層を目の当たりにしたいですね。タクヤみんなでピラミッドの前でデュエル(遊戯王)して帰ろう。タカシ怒られそう……。3〜4th Albumまでの怒涛の3年間を振り返るーー3~4th Albumをリリースするまでの3年間、コロナ禍など怒涛だったかと思いますが、超特急の活動の中で特に印象に残っていることはありますか?カイやっぱりコロナ禍を経ての「Hoopla!」(BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING)はすごく印象に残っていますね。直近の出来事だからというのもありますけど、今まで1年4ヵ月も8号車に会えないことはなかったから。やっと会えた嬉しさは今でも大きく残っています。ユーキ僕は「Toooooo 8」(BULLET TRAIN FUN CLUB TOUR 2020)ですね。僕が総合演出として全部のライブ制作を手掛けさせてもらって。そういう意味ですごく楽しかったんですよ。『Body Rock』や『サヨナラは雪のあとで』は今でも頭の中にすごく焼き付いているくらい、印象に残っています。タクヤあれは良かった。タカシ僕は全国ホールツアー「EUPHORIA」(BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019~Breakthrough, The Six Brave Stars~)だなぁ。約4ヵ月間、毎週のように北から南まで行って、初開通の場所もたくさんあって。それだけでも印象に残っているのに、中でもラストの沖縄の印象が特に強い。台風の影響で機材が届かないハプニングに見舞われたんですよ。一同あったね~!タクヤセットが間に合わなくて即席でつくったんだけど、完成度高かったよね。タカシそうそうそう。あと、ステージの後ろのカーテンが開いて外が見える演出を取り入れていて。すごく天気の悪い日だったから、正直どうなるか分からないけど、とりあえずやってみよう!とぶっつけ本番でカーテンを開けたら、パーっと晴れたんですよ。リョウガ陽が差し込んで、逆光で何も見えなくなっていたけど(笑)。カイあの時のこと、めっちゃ覚えている!カーテンが開いた瞬間、僕推しとタクヤ推しの8号車がサッとサングラスかけたんですよ(笑)。一同(笑)。リョウガ演出的には良かったけど、暗闇から突然カーテンが開いてめっちゃ眩しくなったもんだから、閉めろ閉めろ!ってなりました(笑)。タカシトラブルがありながらも知恵を振り絞って僕たちらしくすごくいい感じに完走したツアーだったから、強く印象に残っています。「EUPHORIA」のメイキングはすごく厚みがあって、見ているといろんなドラマを感じます。ーー2019~2021年のツアーのお話が出てきましたが、リョウガさん・タクヤさんのお二人はいかがでしょうか?リョウガ忘れられないのが、去年のFC企画「タクヤ生誕祭 ドライブデート」ですね。取りたい取りたいと言い続けていた車の免許を去年ようやく取ったんですよ。そしたら、父親を隣に乗せて数回しか運転していない段階で、タクヤを乗せてドライブに行くという無茶な依頼がきて……。僕の不慣れな運転技術にタクヤの命を預けるという……あの時の緊張や震えは忘れません。タクヤのご両親、そして弟、本当にごめんなさい!と心の中で謝りました(笑)。何とか事なきを得たんですけどね!タクヤすごく緊張していたよね。ーー実際、乗り心地はいかがだったんですか?タクヤ快適でしたよ。一瞬ちょっと危ない場面はありましたけど、ギリギリ大丈夫でした。一同おお!タクヤリョウガ、対向車が怖いからって左に寄り過ぎるんですよ。僕は逆に左に寄るのが怖いタイプだから危ないなと思ってしまう。リョウガ左寄りのプロですからね!すれっすれっでタイヤが掠る時もありますが……。タクヤ自転車を通さないようにできるから、それはそれで事故が防げていいんだけどね。ただ、木が生い茂っている場所を走る時も左寄りに運転するから、車に木がバサバサ当たっていて(笑)。カイそれは助手席側、怖いよね(笑)。タクヤでもリョウガの運転は絶対8号車が萌えるはず。リョウガの運転でどこか行ってみた企画は今後もやりたいですね。タカシ全員を乗せてリョウガの運転でドライブに行く可能性はかなり大きいですね。リョウガそうなんですよ……。なので、今この場をお借りして、メンバーみんなのご両親、家族のみなさん、大切に思ってくれている方々、「ごめんなさい」と伝えておきます。もし何かあった時、この取材音声を公開してください!タカシなんで、ぴあさんに託すんよ……。リョウガ一緒に責任を負ってください。(レコーダーに向かって)頼んだよ!よろ!カイ可哀そうに……すみません、苦労をかけます(笑)。ーー責任重大すぎますね(笑)。一同はははは(笑)。タクヤ計り知れないくらい3年間で印象的なことがあったけど、一番はタカシが髪を切ったことですかね。本当にビックリしました。タカシタクヤ、事件現場を目撃したかのような驚き方をしていた(笑)。タクヤ「きゃー!」って(笑)。その時、僕・カイ・リョウガ、ユーキ・タカシで楽屋が二つに分かれていたんですよ。いただいた差し入れを渡しに二人の楽屋に行ったら、見知らぬ後ろ姿が……。リョウガ火曜サスペンスみたいに「えぇーー!どうしたのーー!」って(笑)。「おい!リョウガ、カイ!こいよ!」と呼ばれましたから(笑)。何かやらかしたのかと思いましたよ……。カイリョウガと走って向かいました(笑)。タクヤそれが一番印象に残っていることです(笑)。いろんな積み重ねで絆が深まっているーーまた、この3年間で「メンバー内で絆が深まったと感じるエピソード」がありましたら、ぜひ教えてください。タクヤみんながコロナになった時に……一同いきなり重っ!(笑)タクヤ(笑)。5人のLINEグループがあるんですけど、コロナになった時にタカシが「みんな大丈夫?俺はこんな感じ」と自撮りを載せてきたんですよ。高熱でおかしくなったのか……ちょっと笑えるような写真が送られてきた時、くだらないなと思う反面、絆を感じました(笑)。ユーキマスクした写真ね(笑)。タカシのインスタにも載っています。リョウガマスクした自撮りを急に送られても何を伝えたいのか分からなくて、どんな感じだよ!と思いましたね(笑)。タカシ本当にボケたわけではなく、みんなが心配だったので送りました(笑)。カイあれはたしかに絆を感じたかもなぁ(笑)。ユーキ僕は『トレタリ(超特急の撮れ高足りてますか?)』とか超特急でバラエティをやっている時に絆を感じますね。誰かに何かあった時、ツッコミしたりフォローしたり。役割がどんどんハッキリしてきて、助け合いながら進めて行けるようになったなとすごく感じています。特に最近はリーダーがツッコミの腕をますます上げて、俊敏になってきて感心しています。正直、初期のリョウガとは全く違いますからね。あんなにツッコミしたり場を回したりできるイメージが全くなかった。カイ今は超場回しするもんね。リョウガどうも!(ドヤ)一同ムカつくわ~。ーーそんなリーダーはいかがでしょうか?リョウガ先日、ユーキのYouTubeチャンネル(むらちゃんの秘密基地)であるメンバーとゲームのライブ配信をしていたんですよ。そのメンバーがチャット欄に、「超特急の聴いたら元気になる曲はコチラ!」と『CARNAVAL』のミュージックビデオを貼るとか、超特急やユーキにまつわる宣伝をたくさんしてくれて……。ーーとあるメンバーとは……?リョウガプロゲーマーのWinRedさんです!タクヤ勝手にメンバーにすんなよ!(笑)リョウガタクヤがキッカケで超特急の「超チューバー」でコラボしたことがあり、今ではメンバーみんな仲良くしていただいています。先日のユーキとのコラボで、メンバーにするべきだと確信しました。一同あはははは。カイあんなにチャットにリンク貼ってくれるとは!と思った。リョウガ優しい……。絆を感じましたよ(笑)。ーーここにきてまさかの新メンバーが(笑)。では、カイさん・タカシさんはいかがでしょう?カイ絆を感じたエピソードとは少し違うかもしれないですが、この3年間で超特急として今後どうしていくか、今何を思っているか、話す機会があって。それぞれ考えは違うけれど、みんなの思いや考えを改めて確認できた時、すごく超特急のことを思っているんだな!まだまだ5人で頑張れるな!とすごく思えました。考えや思い、意見を言い合って確認し合うことは、グループをやっていて大事なことだなと。タカシ僕もカイと同じように一つのエピソードでないですけど、いろんな積み重ねで絆が深まっているんじゃないかと思っています。ライブのリハーサルなど何かしらの節目で話し合う機会がこの3年の間で増えたと感じていて。パフォーマンスのこと、これからのこと……定期的にメンバー同士で話す姿を見ることが増えましたね。リョウガポイントポイントで話すべきことは話しているし、言わなくても理解し合う空気感が出来上がってきたのはありますね。今の超特急はそれで成り立っているなと感じています。ーー素敵なお話ありがとうございます!最後にユーキさんから、11月に開催予定のライブ<BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live 「DANCE DANCE DANCE」>の進捗をお願いします!一同言っちゃえ言っちゃえ!ユーキ現在100%中何%できているのか……なんと……!一同おお……!ユーキ5%!リョウガ少ねっ!まあ今の時期(取材日:9月8日)からちょうど動き始めるくらいなので!ユーキですね!これから残り95%をつくっていきます。そして、鬼のようなリハが続くので、キット……カット……。リョウガん?何、今の?タカシボイトレもやった方がいいと思うけどなぁ……。>メインダンサー本当はやりたい!リョウガ今はこう言っていますけど、いざリハが始まったら「なんでボイトレやらなきゃいけないんだよ!タカシだけやってろよ!」と言い出しますから。そういうグループなので(笑)。タカシたしかにそうなるな……。ーーありがとうございました!ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント超特急のサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/杉映貴子、取材・文/阿部裕華
2021年11月10日近鉄では、2020年3月のデビュー以来、大阪・名古屋間で運行している特急「ひのとり」を伊勢志摩観光でも体感していただくために、初めて志摩に乗り入れることとしました。特急「ひのとり」はお客さまにより快適にご乗車いただけるよう日本初の全席バックシェルを設置するなど、車内の居住性を従来より大幅に向上させた特急です。コンセプトである「くつろぎのアップグレード」を伊勢志摩観光でも体感していただくために、名古屋から「ひのとり」を臨時特急としてセットにした日帰りの旅行商品を発売します。名古屋から初めて伊勢の宇治山田駅へは10月30日(土)出発の往路「ひのとり」ご利用でVISONや伊勢を散策できる三重交通バスをセットしたプランで、11月13日(土)、11月28日(日)、12月4日(土)、2022年1月14日(金)の出発日も発売しています。また、名古屋から初めて志摩の賢島駅へは12月1日(水)出発の「ひのとり」でプレミアムシートをご利用いただき志摩観光ホテルでランチ、またはレギュラーシートをご利用いただき賢島宝生苑でランチしていただくプランで、ともにツアー特典でひのとりノベルティグッズ、赤福朔日餅が付いています。通常は、名阪間で運行している「ひのとり」で伊勢志摩観光へ向かっていただき、快適な鉄道の旅をお楽みいただければと考えています。旅行商品の詳細は別紙のとおりです。【別紙】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月19日近鉄では、2020年3月のデビュー以来、大阪・名古屋間で運行している特急「ひのとり」を伊勢志摩観光でも体感していただくために、初めて伊勢に乗り入れることとしました。特急「ひのとり」はお客さまにより快適にご乗車いただけるよう日本初の全席バックシェルを設置するなど、車内の居住性を従来より大幅に向上させた特急です。コンセプトである「くつろぎのアップグレード」を伊勢志摩観光でも体感していただくために、大阪から「ひのとり」を臨時特急としてセットにした日帰りの旅行商品を発売します。大阪から初めて伊勢の宇治山田駅へは、10月28日(木)出発の往復「ひのとり」のレギュラーシートご利用で、三重交通みちくさきっぷ付きの伊勢神宮自由参拝プランです。なお、11月21日(日)、12月11日(土)は往路のみ「ひのとり」のレギュラーシートご利用で三重交通みちくさきっぷ付きの伊勢神宮自由参拝プランとなります。名阪間で運行している「ひのとり」を伊勢志摩観光へご利用いただけるプランで、快適な鉄道の旅をお楽みいただければと考えています。旅行商品の詳細は別紙のとおりです。【別紙】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月19日TシャツのOJICO(有限会社チャンネルアッシュ/本社:石川県金沢市、代表取締役/越原裕幹)は、西武鉄道株式会社が保有する特急車両「Laview(ラビュー)」をモチーフにした新作長袖Tシャツを、9月21日(火)~27日(月)に西武所沢店(2階正面入口特設会場)で開催する「OJICO」期間限定ショップにて先行販売します。西武鉄道株式会社 商品化許諾済特急ラビューの特徴的なフォルムと存在感をメインに、バックには秩父の山々と温泉を楽しむライオン親子を配し、沿線の魅力を表現しました。OJICOのTシャツの中でも人気の高い、フロントからバックにかけて絵柄がつながるシリーズです。9月21日(火)~27日(月)に西武所沢店(2階正面入口特設会場)で開催の「OJICO」期間限定ショップにて先行販売し、その後はOJICO公式オンラインショップ、常設ショップ等で順次販売を予定しています。〇商品詳細商品名:西武特急ラビュー×OJICO 長袖Tシャツ価格:こども/4,000円(税込4.400円)~おとな/5,600円(税込6,160円)サイズ:こども/全5サイズ(90~155cm) おとな/全4サイズ(レディースM・L、メンズM・L)カラー:ライトグレー素材等:綿100%、日本製先行販売場所:西武所沢店 (2階正面入口特設会場)先行販売期間:9月21日(火)~27日(月)有限会社チャンネルアッシュについてTシャツを中心とした衣料品・雑貨の企画デザイン、販売をメイン事業とする。ストーリーのあるTシャツ「OJICO〈オジコ〉」、OJICOのセカンドラインとしてボトムスやくつ下、雑貨等を展開する「BLACK OJICO〈ブラックオジコ〉」の2ブランドを中心とし、その他にも女の子と女性向けのアイテムを取り扱う「OJI子〈オジコ〉」、ミュージックをテーマにしたTシャツブランド「MUJICO〈ミュジコ〉」の計4ブランドを、公式通販サイト、常設ショップ、各地期間限定ショップで展開中。〇会社概要会社名:有限会社チャンネルアッシュ所在地:〒921-8062石川県金沢市新保本1-436-5代表者:越原裕幹設立:平成17年2月15日企業サイト: OJICO公式web: 事業内容:衣料品・雑貨の企画製造販売〇問い合わせ窓口OJICOお客様窓口TEL:076-246-5050(平日11:00-17:00)〇本リリースに関する報道お問い合わせ先有限会社チャンネルアッシュ担当/吉村TEL:076-246-3377e-mail: sho@ojico.net または企業サイト 「取材及び衣装提供に関するお問い合わせ」のフォームよりご連絡ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月20日メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のボーカリストであるタカシが、自身の本名・松尾太陽名義で初のフルアルバム『ものがたり』をリリースした。松尾は超特急で唯一のボーカル・タカシとして様々な挑戦を続けている一方、個人名義の松尾太陽として2019年からはソロアーティストとしても活動し、ワンマンライブ・ミニアルバム発売・YouTuberでのカバー曲発表などを行っている。パワフルに多様なフィールドで精力的に活動を続けている松尾がソロデビュー1周年を迎えるにあたり発売するアルバムは、松尾の音楽への想いやこだわり、ストイックなアーティストとしての気質が凝縮された1枚となっている。今回は松尾にインタビューし、「アルバムを通しで聴く事」にこだわった理由から、アルバム内に散りばめられたギミックやメッセージ、そうした話から派生して出てきた松尾の持つ「音楽」への愛情とこだわり、アーティストとしてのストイックな姿勢など、アーティスト・松尾太陽の“今”について話を聞いた。○■アーティスト自身を表現する「作品」として、「アルバム」を大切にしたい。——今回どういったアルバムになっているのかお聞かせください。今回のアルバムは、CD1枚ではなく、作品として作り上げたいという想いがありました。コンセプトは「1つ1つの曲が点となって、全てが揃った時に線となり、様々なものがたりを紡いでいく」というものです。音楽が大好きで、様々な年代の作品を聴いていますが、アルバムのジャケットなどアートワークにこだわりがあるものや、ブックレットや小説が同梱されているものなど、コンセプトをしっかり作り込んだ“作品”に近いアルバムは、どれもすごく素敵だなと思っていたので、自分もアルバムを出せる時が来たら、そういったものを作りたいと考えていました。最近はアルバムというパッケージ自体を手に取ってもらいづらい状況もあります。ただそうした中でも、様々な角度から作り込まれているアルバムもあって、そこにはアーティストさんの自分らしさやこだわり、サービス精神を感じ取れて、とても素敵だなと思ったんです。僕個人の考えですが、パッケージを作ることは、アーティストにとって“儀式”だと思っています。とても大切な節目のイベントでもあるので、アルバムを出す際には、こだわって作り込もうと思っていました。○■自分の主戦場ではない世界観を敢えて用意し、その中へ没入していく。——今回コラボしたアーティストについてについてお伺いします。OHTORA、カメレオン・ライム・ウーピーパイ、THREE1989、BIALYSTOCKS、macicoら多彩なアーティストと組んでいますが、一緒に音楽作りに取り組んだ感想をお聞かせください。今回コラボさせていただいたアーティストの方々とのレコーディングは、刺激しかないものでした。まず楽曲自体にアーティストさんの個性や要素がふんだんに盛り込まれています。これは敢えて、僕に寄せていただくのではなく、皆さんらしさを出していただきたいと最初にお願いをさせていただいたからです。皆さんには惜しげもなくご自身の世界観を楽曲に出していただけたことに、とても感謝をしています。——アーティスト側からしたら自分の主戦場ではない楽曲や世界観も出てくると思います。なぜ敢えてこうした楽曲提供の方向性を選んだのでしょうか。高いハードルがあることはすごく嬉しいことでもあるんです。自分をこれまで以上にジャンプアップできる機会でもありますし、今の自分がやりやすいものだけで固めてしまうのは、自分にとって良くないことだなと思っています。その高いハードルを跳び超えることができるか、乗り越えられないかは、自分次第。何事も物怖じせずに挑みたいと常に考えていますが、今回もそうした気持ちで取り組ませていただいています。提供いただいたどの曲も、これまで経験したことがないような世界観や楽曲ばかりで、入り込めば入り込むほど、味わえば味わうほど、新たな魅力や面白さにどんどん気が付いて、それらが濃くなっていくんです。用意していただいた楽曲の世界観が50%だとしたら、残り半分は僕が色を付けて100%の楽曲へと完成をさせていく。今回いただいた曲は、そうした作業を行いながら作り上げていきました。どの楽曲も自分らしさをベースにしつつも、アーティストさんの世界観と僕自身をどこまで出して融合させるかは、色々と試行錯誤をしています。例えば「Time Machine」のように、自分の色を出すか、THREEさん(THREE1989)のテイストで行くか迷って、結局どちらにも寄せないという折衷案をとった楽曲もありました。——今回コラボした曲を聴いていると、歌っているのは松尾さん自身なのですが、楽曲中の世界観に合わせて色々なキャラクターを鮮やかに行き来しているような印象がありました。表現する上で大切にしていることは色々とあるのですが、声や歌い方の中でアクティング(演技)をして、曲の世界観やその歌詞の人物に没入していくという方法を採ることもあります。あと先ほど「楽曲に深く入り込んで魅力を知る」と話しましたが、元々僕自身が楽曲や作品の世界観や人物に没入していく作業が好きなので、そうした面も出ているのかもしれません。——今回のアルバムは各曲を楽しむほか、「通しで聴く事を楽しむ」という聴き方も1つの特徴となっていますが、そうした手法を取った理由はあるのでしょうか。僕は、アルバムは料理に例えるなら「コース料理」だと思うんです。コース料理は料理人が全体の流れやバランスを考えつつ、それぞれの料理を味わう。アルバムも同じだと思っていて、今回のアルバムも「この流れで聴いて欲しい」という想いをもって、セットリストやストーリー性などの組み立てを行いました。例えば1日の始まりから、昼・夜・深夜を経て、また朝に繋がる……というような、通しで聴く事で気付ける時間の流れや、想い、メッセージなども織り込まれています。○■ジャンルレスな楽曲を敢えて集める事で表現した、松尾の「これまでの道のり」——今お話をいただいた「メッセージ」や「想い」がどういうものなのか、お聞かせください。今回のアルバム制作には色々な想いをもって取り組みましたが、曲の組み合わせもこれまで自分が「音楽」と共に歩んできた道のりを表しています。例えば全く異なるジャンル曲を1つのアルバムに敢えて不規則に集めているのも「決して真っすぐで平坦なものばかりではなかった」ことを表しています。最後の曲「起承転々」の歌詞の通り、つまずいたり転んだり、たまには立ち止まってみたりして、順調な毎日じゃなかったかもしれないけど、そうした日々があったからこそ今があるし、これからもタイトルにある「ものがたり」は続いていく。自分の「ものがたり」は誰かに作られるものではなくて、自分で作っていくんだという歌詞があるんですが、これは僕自身がそのように考えていることでもあります。あと音楽的にも色々なジャンルを織り交ぜることで、通しで聴いた時に飽きずに聴き続けられる、という側面もあります。コーヒーを飲んで、チョコレート食べて、またコーヒーを飲んで……を続けるみたいな(笑)今回のアルバムの中には、綺麗に洗練された美しい「ものがたり」ばかりではなく、リアルな現実や、風刺、社会的要素など人生におけるビターな要素も織り込まれています。聴いていただいた方には良い意味で、何か心に引っかかるものがあると嬉しいなと思っています。今後もそうしたビターな要素のあるクリエイティブも、ポジティブなメッセージと併せて発信していきたいと思っていますし、色々な側面を出していけたら良いなと思っています。——最後に、松尾太陽として目指したいアーティスト像をお聞かせください。実はアーティストの方のルーツを分解するというか、「何でこういう曲が好きなんだろう」「こういう曲を作っているんだろう」という事を妄想しながら音楽を聴くことが好きなんです。そうして聴いている中で、親しみやすいけど、唯一無二の世界観を持った楽曲を数多く生み出す星野源さんの音楽の向き合い方は、僕の中で目標としていることの1つです。僕個人の見解ですが、影響を受けたであろう色々な音楽カルチャーを、ものすごい「我流」で星野さん流に噛み砕いて、音楽や世界観に反映しているように見えるんです。そうした音楽の咀嚼の仕方が、ものすごいカッコ良いな、と思っています。あとは、色々なことができて、色々な楽曲を送り出せるようにはなりたいと思いつつ、最終的にグループ(超特急)に得てきたものを還元できるようにしたい、という想いはデビュー当初から今も変わりはありません。
2021年09月14日小田急エージェンシーが、2021年4月19日開業の「ロマンスカーミュージアム」にて展示されている「特急ロマンスカー・SE(3000形)」の装備品を活用した「Romancecar Memorial Parts Project vol.3」の第2弾企画アイテムを数量限定で販売する。通称“SE”Super Express 3000は、それまでの小田急特急のイメージを一新させた特別な車両であり、新幹線の開発にも大きな影響を与えた日本鉄道史に残る名車。1992年3月にさよなら運転が行われた後に、全車両が廃車となったが、2019年まで海老名車両基地にて、登場時の姿に復元され保存されていた。この保存車両は、「ロマンスカーミュージアム」にて車両展示されている。今回、その貴重な車両で実際に使用されていた座席などの車内装備品を小田急エージェンシー企画・監修の元、最新ロマンスカーのデザイナー岡部憲明アーキテクチャーネットワークと、木工技術に長けた家具メーカーの天童木工がコラボし、特別なアイテムに作りかえた。ラインナップはSEの座席をそのまま使用したソファー、連接台車の床をリプダクトしたテーブル、SEの名物「走る喫茶室」のカウンター向かいに設置されていたショーケースを使用したサイドボード、車両の天井に設置されていた蛍光灯カバーを再生産した邂逅灯(ライトスタンド)、客用扉とは逆側の窓で使用されていた開閉窓を加工したガラスキャビネットの5種。どれももロマンスカーに乗ったかけがえのない瞬間を思い出す、スペシャルなアイテムとなっている。販売期間は2021年9月1日(水)10:00から11月30日(火)23:59まで。第2弾購入者全員に、購入特典としてSE車内装備品がプレゼントされる。9月の間、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーにて第2弾全商品が期間限定で特別展示されるため、ぜひ実物をご覧いただきたい。なお販売収益の一部は、引退したロマンスカー車両の保存管理費用として活用される。販売期間:2021年9月1日(水)10時00分から2021年11月30日(火)23時59分まで販売商品:SE・ロマンスソファー、SE・ロマンスカーテーブル、SE・走る喫茶室サイドボード、SE・邂逅灯(ライトスタンド)、SE・ガラスキャビネット
2021年08月26日メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が26日~27日、東京・ヒューリックホール東京で『コント×超特急其ノ弐~初キス大作戦~』を開催した。今回は27日に行われた公演をレポートしていく。本公演は超特急がコントに挑戦する企画の第2弾。今回は「初キス」をテーマに超特急のメンバーが癖の強い様々なキャラクターを演じていく。メインの登場人物は、人気YouTuberを育成する家庭教師・雨太郎(リョウガ)と、YouTuberとして活躍する五つ子たち(カイ、タクヤ、ユーキ、タカシ ※タカシは2役を担当)。雨太郎と五つ子は人気YouTuberを目指して様々な課題に挑戦をしながら成長をしていくという話が軸となるが、併せて五つ子たちが雨太郎に対して恋心を抱いてしまう事で起こる"BL(ボーイズラブ)”恋愛劇も同時に描かれていく。超特急のメンバーはアーティスト活動のほかに映画やドラマでの俳優活動・バラエティ・YouTube配信など幅広いフィールドで活躍をしており、今回のコントでも「笑い」を軸とした空気が全体に流れつつ、感動で心を動かすような芝居パート、ライブなどで発揮される女性を虜にしてしまう胸キュン仕草、本格的なダンスやヴォーカルパフォーマンスなど、彼らが持つ様々な魅力も凝縮されている。「コント」という枠に収まらない超特急だからこそできる、見ごたえのあるステージを作り上げていた。○それぞれに身体を張って活躍ユーキはお笑い芸人・小梅太夫のモノマネを高いクオリティで行いつつ、本人が得意とするキレの良いダンスや、難易度の高いダンスとしても知られる「ムーンウォーク」を合間に織り込み、客席を驚かせていた。タクヤもお笑い芸人・ジョイマンのダンスネタを披露したが、日ごろ見せるクールなイメージとは一転、あまりのハイテンションなモノマネとダンスに会場からは思わず驚きの声が漏れてしまう場面も。タカシは歌手・氷川きよしのモノマネを行い「きよしのズンドコ節」を熱唱。ヘアスタイルやビジュアルも氷川本人にかなり寄せたほか、超特急のヴォーカルとしての歌唱力も活かし、クオリティの高いモノマネを見せてくれた。ここではメンバーもバックボーカルとして登場。日ごろはダンスボーカルグループとして激しいステージを見せている彼らだが、そうした姿が想像できないほど雰囲気に溶け込み、昭和歌謡を彷彿とさせるパフォーマンスを完璧に作り上げていた。カイは五つ子の中でも常にボケ続けて笑いを起こすキャラクターをはじめ、ギラついた目つきで怪しく笑い続ける中年男から、チンピラ風の男などクセの強い奇抜な役を次々と好演。観客も高い演技力で演じ切きるカイの怪演ぶりを受け、時折驚くような様子も見せていた。また身体を張ったギャグも登場し、ユーキは固い10本のゴムを一気に顔に装着し悶絶する姿を見せたほか、タカシは女子高生の女装を行い、コギャルになりきってパラパラダンスを披露した。リョウガはこうした4人のボケを一気に受け止め、絶妙なタイミングで冷静かつテンポの良いツッコミを入れつつ、アドリブなども交えながらステージをまとめ上げるなど、超特急のリーダーぶりをコントの中でも発揮していた。ストーリーに絡めながら、メンバーがリョウガの好きな所を言い合うという場面も用意され「普段オシャレを気にしないのに8号車(超特急のファンの総称)の前に出るときだけ香水をつける」など、思わぬリョウガの姿がカミングアウトされると、客席からは思わず小さな悲鳴が上がってしまう様子も見られた。○MCで熱い思いコントを終えたメンバーたちは、最後にそれぞれの胸の内を明かすMCを行った。カイは「歌って踊ってる超特急だけではなく、コントの超特急も面白い事が広まって欲しい」と今後への展望を口にする。これを受けてタクヤも「着実にコントに対して超特急がステップアップできている事を実感した。これからも期待に応えられるように学んで行きたい」とコントに対する前向きな姿勢を見せ、続けてタカシも「アーティストとしての活動と併せて、コントもできるのは僕たちの強み。今後も公演を重ねて、コントといえば超特急と言ってもらえるように進化していきたい」と力強く宣言した。リョウガは「皆さんが笑ってくださるから、僕たちも色々な事に挑戦ができる。超特急でたくさん笑って、泣いて、感情を動かして頂けたら嬉しいです」と笑顔で観客達へ呼びかけた。
2021年07月29日2021年7月27日、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」がヒューリックホール東京にて「コント×超特急其之弐~初キス大作戦~」を開催した。4月に続き第2弾となるこちらのイベント。前回と大きく違うのはリアルイベントであるということだ。無観客ライブ・WEB配信という観客の笑い声が聞こえないという、過酷な環境下でのコントライブだったが(開演前のアナウンスでの彼らの言葉を借りれば「ノーリアクションの中、コントライブを行うという暴挙」)、その経験が彼らの笑いに磨きをかけたのかもしれない。ツッコミもボケもキレが増した超特急のコントステージの模様をレポートする。「最後に一人選んでキスしてほしい」まず登場したのがウェイ系男子に扮したリョウガとユーキ、カイ。ファミレスで盛り上がっている3人のもとに共通の友人・タカシから電話がかかってくる。映画『五等分の花婿』を観に行くから行けないというタカシの言葉をきっかけにショートコントが繰り広げられる。言葉遊びのようなセリフ回し、彼らのノリの良さで笑いのジャブを打ち、会場を温める。そして始まったのはアニメ『五等分の花嫁』のパロディコント『五等分の花婿』。YouTube専門の家庭教師・雨太郎(リョウガ)が訪れたのは五つ子のYouTuberの自宅。そこには長男で真面目な一郎(タカシ)、怒りっぽいけど真っすぐな二郎(タクヤ)、なぜか一人強い訛りのある三郎(カイ)、明るくキュートな表情を振りまく四郎(ユーキ)、人気歌手・ヨルダンとして活躍する五郎(タカシ)が住んでいた。雨太郎のミッションは5人のYouTubeチャンネル登録者数を半年で10万人にすること。最初は反発したり、すれ違ったりしていた五つ子と雨太郎だが、次第に心を通わせて行き、やがて一郎と二郎、三郎、四郎は雨太郎に想いを寄せるように。約束の半年を迎えた日、五つ子の元を去ることになった雨太郎。そんな雨太郎に二郎がこう切り出す。「最後にひとり選んでキスしてほしい」果たして雨太郎が選んだのは一体……?というストーリーだ。『五等分の花婿』のストーリーをベースに、YouTubeチャンネルの登録者数を増やすためにさまざまなことに挑戦していく五つ子と雨太郎。カメラに向かってAIの指示通りに「全力真顔」、「全力キス顔」などを披露する「全力○○」。YouTuberという設定を活かし、たびたび舞台上にカメラが登場、その映像をスクリーンに映し出すという手法で彼らの生の表情を観ることができるのも良い。改めて彼らの表情筋の柔らかさに驚いてしまう。完璧すぎるモノマネ芸人!? 似川きよしまたYouTubeでウケるという爆速動画を撮るために五つ子でオーディションが行われる場面も。それぞれが小梅太夫やジョイマン、レギュラーのネタ、氷川きよしの歌マネなどを披露。ネタのチョイスも絶妙ながら、それぞれの個性やスキルが活きているのがいい。小梅太夫のネタをしながらサラッとムーンウォークをやってのけるユーキ。氷川きよしの曲を、歌唱力をキープしたまま、爆速で歌ってみせるタカシ。しかし、実は一郎が氷川きよしの歌がうまいのには理由があった。それはモノマネバーで氷川きよしのモノマネ芸人・似川きよしとして働いていたからだ。一郎のもとを訪れ、バーをやめさせようとする雨太郎。それを阻止しようとするモノマネ芸人の先輩たち。ここでもメンバーそれぞれがモノマネ芸人として登場し、客席の笑いを誘う。更にYouTubeのために行う街頭インタビューでは、雨太郎と二郎がカメラを持って街へと繰り出す。そこには個性の強いキャラクターたちが次々と登場。2人を翻弄する。それぞれが一体どれだけのキャラクターを演じるのか。どれも魅力的で困ってしまうし、おそらくアドリブであろうセリフも次々と飛び出す。そしてそれを丁寧に拾ってツッコんでいくリョウガのスキルの高さには笑いながらも、もはや爽快感さえ覚えてしまう。また、途中で流れるブリッジ映像も秀逸だ。モノマネバーのターン直後にはまた、タカシ扮する似川きよしによる『きよしのズンドコ節』もリョウガ、カイ、タクヤ、ユウキによるコーラス付きのVTRが。ほかには第一弾に続き『THE FIRST TAKE』ではメンバーがモノマネを。お題は「全力アントニオ猪木」。スーツ姿でキメているのに、全力でモノマネ。このギャップが楽しいし、グッと来る。前回から引き続いてというところでいうと、某音楽番組のパロディ「ミュージックエアポート」、カイが演じる美容師「鬼目つけ彦」。カイはこの日、三郎、鬼目つけ彦のほかに笑い方にクセのあるおじさん、市原隼人のモノマネをする偽原隼人などを演じていたが、どれもアクが強い。冒頭ではカイ演じる三郎がしゃべるたびに会場からは笑いが漏れたほどだ。この日、カイに心を掴まれた人は多いのではないだろうか。定番のコントができることで、『コント×超特急』から人気キャラクターも誕生するときもやがてくるかもしれない。野望は「コントと言えば超特急」!?最後の挨拶では、「歓声が出せないという感じだったんですが、今回は久しぶりに8号車のみなさまの(笑い)声もちゃんと聞けたなと安心しました」(カイ)、「お客様の前でコントをできることが光栄でした」(タクヤ)と有観客でコントライブができたことに喜びをにじませた。ユーキは「コントライブをしているとメンタルがどんどん鍛えられていく。これを10回ぐらいやったときにはもう噛まないんじゃないかな、と思ってます」と言い、リョウガに「10回かかるんだ?」とツッコまれつつも「その場で生まれるお笑いというのがあって、やっていて僕もおもしろいと本当に笑っちゃうし」と楽しんでライブをやっていたことを笑顔で伝えた。タカシは「ゆくゆくは『コント×超特急』も公演を重ねていっていろんなところでできるような、コントと言えば超特急と思ってもらえるような……」と言い、ほかのメンバーを戸惑わせる事態も。更に「一部はライブで二部はコント」という提案まで出てきて、これからの超特急の活動の可能性の大きさを感じさせた。初めての有観客コントライブ。1時間半強のステージに、常に会場は笑いで溢れていた。テンポの良いストーリー、笑いのネタの散りばめ方はもちろんのこと、客席の反応からリアクションを変化させる瞬発力の高さは、彼らのこれまでの経験値によるもので、まさにその瞬間にしか存在できない笑いを多く生み出した。そして何より、この日、会場で生まれた笑いは、8号車の心に明るい火を灯したに違いない。さらにエンターテイメントの輝きを増した超特急が、次にどんなショーを見せてくれるのか楽しみだ。取材・文/ふくだりょうこ
2021年07月29日「日本を、世界を、サンバで元気に!」 夏にふさわしい熱い(暑い)ユーモア溢れる新曲『CARNAVAL』を引っ提げて、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」がぴあに停車!1年4ヶ月ぶりに開催した有観客ライブ<BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」>の振り返り、新曲『CARNAVAL』の推しポイントなどたっぷりお話を聞きました。「メンバー1情熱的な人は?」の質問に、満場一致で選ばれたメンバーとは……?仲睦まじい掛け合いをお楽しみください♪1年4ヶ月ぶりの有観客ライブ「帰る場所に帰ってきた」――最初に、6月に開催した1年4ヶ月ぶり有観客ライブ<BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」>の振り返りから。久しぶりに8号車のみなさんに会えたお気持ちをお聞かせください。カイ1年4ヶ月ぶりに8号車の顔が見られて、やっぱり嬉しかったですね。自粛期間中は配信ライブとかしていましたけど、8号車からは僕たちの顔が見えても僕たちからは顔が見えていなかったのが寂しくて。声は出せないという状況でしたが、やっと8号車の顔を見てライブができた。8号車がいる会場の空気感が、やっぱり好きだなと思いました。リョウガ最初、久しぶりの有観客のライブに正直ちょっとビビっていたというか……どこを見て踊ればいいのか分からないくらいだったんですよ。だけど、そう思っていた自分がバカバカしくなるくらい安心する空間、帰ってきたと思える時間で。8号車がいる空間でパフォーマンスできる幸せ、楽しさ、大切さを、1年4ヶ月という会えない期間があったからこそ、痛感できた貴重なライブでした。タクヤインタビューって自分の思いを言葉にしなければいけないと分かっているんですけど、6月のライブは言葉にできないくらい感極まる気持ちというか……本当に夢のような時間でした。ユーキ久々にホームに帰ってこられた気がして感動したのを覚えています。最初は久しぶり過ぎて8号車が本当に来てくれるのかなとか、半キャパ(会場収容人数の50%)の景色ってどんな感じなのだろうかとか、心配に思うこともあって。でも、ペンライトを持ってキレイに輝いている8号車の姿を見たら、すごく「ただいま」の気持ち、帰る場所に帰ってきた気持ちが大きかったです。タカシ半キャパ、声出し禁止、マスク必須など制約のあるライブでしたけど、8号車の前で歌をうたえたことそのものの意味がすごく大きかった。自粛期間中、無観客配信ライブでもコメントを見る限り8号車のみんながしっかり見守ってくれていると感じてはいました。でも、配信だとすぐに反応が見られるわけではないので。有観客では直接反応が見られるので安心感が全く違います。誰に向かって歌を届けているのかしっかり感じられるライブになりましたね。――制約があるからこその熱気や一体感もあったのかなと思うのですが、いかがでしょう。タカシ感じましたね。8号車のみんなも長い期間待ってくださっていたので、僕たちと同じか、それ以上の気持ちを持ってきてくださったと思います。――特に一体感を感じた曲はありますか?タクヤ『Burn!』かなぁ。声が出せないから事前に8号車からコールを募って、8号車のコールを入れて編集した楽曲を使用する演出をユーキが発案してくれて。物足りなさを感じるどころか、あの一体感はどんなライブにも負けないだろうなって思いましたね。それで、誰かが間奏部分で「気持ちで歌え!」と言ったんですよ。誰か忘れたんですけど(笑)。リョウガ「俺だ」って言っておけば?タクヤ俺は言ってないからさ。でも、声が出せないからこその「気持ちで歌え!」って素敵だなと思いました。――『Burn!』の演出のアイデアについて、ユーキさんからぜひお話聞きたいです。ユーキ超特急のライブは8号車が一緒につくってくれているものなので、どうしても耳に8号車の声が必要だと思いました。なので、たくさんの8号車に協力してもらって、声を募ることができました。『Burn!』以外にも8号車の声を使ったんですけど、声を出せない制約がある今だからこそできる演出はすごく嬉しかったです。新曲『CARNAVAL』は、“うっせぇわ”?――続いて新曲『CARNAVAL』についてお話を伺っていきます。超特急らしいユニークさを感じる、とてもテンションの上がる楽曲だなと感じました。『CARNAVAL』に対するみなさんのファーストインプレッションを教えてください!タカシ「超特急の曲あるある」なんですけど、自分が思っている音の大きさから4つくらい音量を下げた方がいいなと思いました(笑)。いただいた音源の入りが少し遅めだったので、音鳴らへんな……と勘違いして音量を上げたら、耳が大爆発しました(笑)。それくらい勢いのある曲ですね。すごく情熱的ですし、メンバーみんなの声と自分の声が入ったら、超特急らしさもありながら新しいことができそうという印象がありました。ユーキ僕はシンプルにイントロ長っ!と思いました。曲始まりからタカシが歌うパートまで40秒くらいあったから、なかなか歌わないなと(笑)。楽曲自体はサンバなので、すごくド派手でうるさいというか……バカらしく、楽しく、すごく僕らっぽいと感じましたね。タクヤノリに乗れる曲であることは間違いない。曲の尺感も3分半と長すぎず短すぎず、気持ちのいいタイミングで終わる絶妙なラインでしたし。すごくバランスがよい曲なのかなと思いました。サンバだから要所要所にくるポルトガル語の歌詞も印象的ですね。リョウガできれば朝から聴きたくないような、本当にテンションが高い曲でしたね(笑)。歌い出しの「いいね!」はうるせえし、歌詞も熱すぎるくらい熱い馬鹿らしさ。この作詞の方はなんて馬鹿らしい歌詞を書くんだ!と思って名前を見てみたら、どこかで見たことがある方で。調べてみたら『up to you』『gr8est journey』の作詞してくださった浅利進吾さんでした。あんなによい詞を書く方が、こんなやかましい詞も書けるんだと衝撃もありました。最初はうわっと思ったけど、超特急だし大丈夫だとも思いましたね(笑)。カイ初めて聴いた時は、うっせぇな……と思いました(笑)。タカシみんな、Adoさん(『うっせぇわ』)みたいなことを(笑)。一同あははは!カイうるさいですけど、7~8月の夏に向けてピッタリだと思いましたね。声を出して騒ぎたくなるような曲だったので、6月のライブで声が出せなかったこともあって、声を出せたらすごく楽しそうだなと。――ダンスはサンバなんですか?ユーキ全部をサンバにはしていませんが、要所要所にサンバのステップや振り付けが入っているので、そこは注目してほしいです。あと今回はダンスも歌もメンバーそれぞれの見せ場もあるんですよ。ダンス面はみんな目立つところ、歌の面は二人ずつでラップを歌っているところがあって、メンバー全員がバランスよく参加している楽曲です。推しポイントを見つけてほしい。ライブで披露した時に何か起きたら面白いなと勝手に想像しています。僕的にはサビ終わり「Viva! 情熱 Samba Amor!」の歌詞の後に、すごくやかましい人がセンターに来るので、ぜひとも注目してもらいたい。タクヤ僕もあの動きすごく好き(笑)。肩の動きがとにかくうるさいんですよ。ユーキそうそう(笑)。その人が誰なのかを予想してほしいですね。――なんとなく察せそうです……(笑)。ユーキおそらく間違っていないと思います(笑)。――ユーキさん以外のみなさんが思う『CARNAVAL』の推しポイントもぜひ聞きたいです。カイ(食い気味に)ないです!――えぇ……!一同(笑)。カイ「ここがポイントです」と言ってしまうと、そこばかり気にしてしまうから言いたくない……。全部通して聴いて、見て、それぞれの「ここが推せる」を見つけてくれたら嬉しいなと僕は思っています。リョウガ……って言われると、答えづらくなる!一同ははは!リョウガ俺はありますよ!「Ola!」の時のポーズが『ウマ娘(※)』のゴルシのポーズに似ているなと思っていて。手を開いているか閉じているかが違うだけなんですよ!最初に振り付けを見た時、あ!これは!と(笑)。そこを注目してほしいですね。8号車のみんなは『ウマ娘』知らないと思いますけど(笑)。※……『ウマ娘 プリティーダービー』。ゲームを中心としたメディアミックスコンテンツ。実在した競走馬の名前と魂を受け継いだ美少女たちがレースで優勝を目指す育成シミュレーション作品。――注釈で説明を入れておきます(笑)。タクヤ僕が個人的に好きなポイントはラップ部分かな。前後半二人ずつで分かれてラップを歌って、後半は僕とリョウガが斜め前に出ながらラップを歌って踊っている部分はすごく好きです。ラップには裏話もあって……。――お、ぜひ聞かせてください!タクヤいつもは歌割りがしっかり決まっているけど、今回はタカシ以外の歌割りがほとんど決まっていなくて、レコーディングしてみて良かった人の歌をハメていく形だったんですよ。ラップ部分に関しても「録ってみてよかった人をハメる」「もしかしたら一人になるかも」と言われたので、勝手にオーディションされてるやん……と思いながらも、出来上がりがどうなるかすごく楽しみにしていたんですよ。そしたら、バランスよくハメられていたので……ちょっとつまんないなと思いました(笑)。リョウガおいおいおい(笑)。タクヤもっと一人独占とかするような仕上がりにしてほしかったなって(笑)。そしたらネタにできるのに。カイそれだと「俺、全体で二言しか歌ってないんだけど……」みたいになるじゃん(笑)。タクヤその方が面白いのになって(笑)。とはいえ、完成されるまで分からなかったのは楽しかったです。括弧の部分も誰の声が入るか分からなかったから。カイここまで(メインダンサーの)みんなが歌う曲もあまりないからね。基本はパートが決まっているから珍しい曲でした。――珍しい試みだったんですね。タカシさんのボーカルはいつも以上に情熱的に感じましたが、推しポイントはいかがでしょう。タカシ自分の中での見せ場は、Aメロですかね。それぞれの箇所で違ったアプローチをしたいと思っていて、サビなども意識はしていましたけど、個人的に初めて聴いた時からAメロ部分がすごく好きだったので。聴きどころかなと感じています。――『CARNAVAL』はバックダンサーのみなさんが歌うパートも多く、ライブでのパフォーマンスが楽しくなりそうですね。タカシ間違いなくそうなると思います。今のこの状況が収まった時は、8号車のみんなとも歌ったり踊ったりしたら楽しめるんじゃないかな。僕だけじゃなく、会場にいるみんなと一緒に歌って騒ぐ姿を想像しながら歌いました。超特急で一番「情熱的な人」は満場一致で“あの人”――『CARNAVAL』は「情熱的」な曲ですが、超特急の中で一番「熱い人」「情熱的な人」を教えてください!カイキタキタキタ。リョウガ以外いないじゃないですか!タクヤ・ユーキ・タカシ……。――満場一致ですか……?タクヤ・ユーキ・タカシ………それで、大丈夫です。リョウガ違う違う違う!三人は否定しないと!書いちゃうから!タクヤ一番情熱的ですよ……?カイ一番ゲームに情熱を注いでいるからね!――なるほど……!リョウガちょっと引いていません?(笑)ちゃんとやろう!カイやろう(笑)。各々熱いところがあるから悩むな。――じゃあ「せーのっ!」でいきましょうか。一同せーのっ!カイ・リョウガ・ユーキ・タカシタクヤ。タクヤユーキ。――おお!4人がタクヤさん!熱さを感じたエピソードを教えてください!カイ説明が難しい…!感情が高ぶった時に見えてくる熱さはメンバー1なのかなと。今年の6月6日のライブを見ていただければ分かると思うけど、あの感じです。MCに熱さを感じました。タクヤあれ(MC)をやって、一人ひとりのMCはなくそうと思いました……。カイどうしてよ!(笑)タクヤ一人が代表してズバッと言える、そんなリーダーになってほしいです!――そんなリーダー(リョウガさん)はいかがでしょう…?リョウガ(必死にスマホで何かを探しながら)今大事なところなので、ちょっと待っていてくださいね。カイ課金すんな!一同あははは!リョウガ2012年のタクヤの誕生日に「誕生日おめでとう」のメールを送った後、返ってきたメッセージが人としてすごく情熱に溢れていて。「一緒にいて本当に楽しくて、笑ってばっかりふざけてばっかりで、出会えて本当に良かった。これからもいっぱい笑おうな」って。こんなこと言う人います?タクヤキモイ!(笑)――すごく素敵!リョウガでしょ?しかも最後に「beautyより」って……。一同ははははは!タカシ9年越しに恥ずかしいやつだ(笑)。――それを今持っていて、すぐに出してこられるリョウガさんもすごい(笑)。タクヤさんは覚えていました?タクヤ全く覚えてない……。なんで覚えているんだよ……。リョウガそれだけ記憶に残っていたから!『CARNAVAL』の歌詞に差し替えても分からないくらい情熱的ですよね。――情熱的ですし、愛があふれていますね!では、続いてユーキさん・タカシさんから……。タクヤもう4人も言わなくていいんじゃないですかね……?リョウガいやいや、大事だから!ユーキはい!ライブ中とか、ここぞというところで彼の言葉で空気がすごく引き締まるんですよ。普段はあまり見えないですけど、好きな人・もの・ことに対してはすごくこだわりを持っていて、しっかり情熱を注いでいる人間だと思います。タカシ曲やライブ、バラエティ、ドラマ……小さいことから大きなことまで、サイズ感を気にせず何に対してもすごく一生懸命。やること一つひとつを大切にして、周りの気持ちを引き上げていくことも考えているイメージがあります。そして、一つひとつの言葉に迷いがない。何を伝えればいいのか悩むことなく、素直な言葉をみんなの前に届けてくれる。「情熱的な男は誰だ」と聞かれたら迷わずタクヤと答えますね。――みなさんから情熱的だと言われているタクヤさんは、ユーキさんが「熱い」と。タクヤ僕とユーキって性格は全く似ていないんですけど、気持ちや感情で動く部分では共感できるところが多くて。ステージ上でのパフォーマンスやライブの演出をしている時、感情を高めてもらっていると感じるんですよ。熱いと言えば、昔からユーキだなと思っています。ユーキの涙を見ると自然ともらっちゃうんですよね。ユーキ感情的なところはすごく似ているというか、メンバー内でも特に感じているから、たしかになと思います。性格は全く違うと言っていましたけど、最近ちょっと近づいてきている気がしていて……。タクヤそれはキモイ!(笑)ユーキ最近、すごくドジをするようになったんですよ。内心ちょっと近づいてきているなと思いますね(笑)。――ドジっ子担当の座が奪われてしまうかも……?ユーキそうなんです!ちょっと面倒を見なければいけないかもしれません。(いい笑顔)リョウガそれはないな……。タクヤあはは(笑)。超特急が今「Amor(愛)」を注いでいる人・もの・こと――『CARNAVAL』の歌詞には「Amor(愛)」という言葉が多く入っています。そこで、みなさんが今、愛を注いでいる人・もの・ことについて教えてください。それこそ『CARNAVAL』が脳内で流れ出すような……。カイそれは流れないかもしれない……。リョウガあれが流れたら、うるさいからね……。一同(笑)。リョウガじゃあ僕からいきますね!ゲーム実況者の「わいわい」さんです。1週間のうち2回夢に出てきたことがあるくらい意識していて……。タクヤそれは相当意識しているね。カイでも、夢に出てくるって「自分が好き」「相手が好き」どちらのパターンもあるから。わいわいさんがリョウガを好きかもしれないよ?タクヤ相手が好きなパターンもあるんだ!カイそうそうそう!一説によるとあるらしい。だから、ワンチャンあるよ?リョウガあはは(笑)。なので、最近の目標はわいわいさんに僕のInstagramのアカウントをフォローしてもらうこと。Twitterは、超特急の公式アカウントをフォローしてくれているんですよ。たぶん8号車の方が「超特急のリョウガくんが好きって言っていましたよ」と伝えたから、わいわいさんがフォローしてくれて。次はInstagramをフォローしてもらうことを目指します!カイ(わいわいさんのInstagramアカウント)3人しかフォローしてないですからね?リョウガ4人目になれるように頑張ります!……何を頑張ればいいのか分からないけど(笑)。――カイさんも詳しいんですね(笑)。カイリョウガにオススメされて僕も結構見ているんですよ。面白いです。(タクヤ・ユーキ・タカシはわいわいさんのInstagramをチェック中)――一緒にゲーム実況したいとか思うことは?リョウガ僕的には一人のわいわいさんが好きなので、一ファンとして誰かとコラボしてほしくないと思ってしまいます(笑)。ファン心理は難しいですね……。――複雑なファン心理、分かります。タクヤさんはいかがですか?タクヤ僕は、「サボテン」です。3~4ヶ月前くらいから2つのサボテンを育てているんですよ。お店で見かけてかわいいと思って買ってしまったんですけど。そのうちの一つがすごく素直な子で、たまらなく愛おしくて(笑)。一同へぇー!タクヤ室内で育てているので、1ヶ月おきに天気のいい日に日向へ出して水をあげるんですけど、少し経つとちょっと大きくなっていて。何もしていない時は大きくならないのに、日向に出して水入れたら、グーって成長する。すごい!超かわいいな!って。成長が楽しみです。タカシどういう形のやつ?タクヤ(写真を見せながら)少し変わっているんだよね。リョウガデカくない!?本当に少しだけ先が伸びている……。一同本当だ!――ユーキさんは「愛」を注いでいる人・もの・ことについて、いかがでしょう。ユーキデバイスですかね。配信をやるようになってから、PCやWEBカメラ、ライトなど配信環境を整えるために、デバイスへ愛を注ぐようになってきました。だんだん楽しくなってきて、今すごくお金をかけている気がします。――デバイスは突き詰めていくとすごくお金がかかりますよね……。ユーキそうなんですよね……!突き詰めていくと上には上があって、本当に終わりがない。でも、よいデバイスを揃えていくと目に見えて違いが出てくるから、やっていてすごく楽しいです。――たしかに……!タカシさんはどうですか?タカシ僕は古いものを集めるのにハマっていますね。この前、レコードを買ったから、80年代くらいのレコードプレーヤーを使って聴いてみたいと思って買ったんですよ。しかも、据え置きタイプではなくて、持ち運びができるトランク型のものを。そんな感じでちょっと古い感じというかホコリっぽいものの収集にハマっています。――そういうのはアンティークショップとかで買うんですか?タカシ雑貨系だとそうですね。音楽はレコードショップ、普段身に着けている服、それこそデニムとかは古着屋とか。あまりジャンルにとらわれることなく没頭しているかなと思います。レコードも服も見た目は薄い1枚ですけど、いろんな方の手に渡ってきた歴史という厚みを感じるので、好きなんですよね。リョウガ大人だなぁ。ユーキでもある日突然、夜中にプレーヤーから音が鳴り始めるから……。タカシ呪いのレコードプレーヤーみたいな……?カイそういう怖い話はいいから!一同ははは。――では、カイさん、最後にお願いします!カイずっと好きなんですけど、アートですかね。いろんなアートを見たり自分でも描いたりしています。家にはゴッホとかの複製画も飾っていますが、今は現代アートのエイドリアン・ガー二ーという画家が好きです。もとからある有名な絵を崩して描くとか、ちょっと奇妙な絵を描くとか。面白い現代アートを調べるのが楽しいです。――現代アートは絵画だけでなく、何でもアートになってしまいますもんね。カイ現代アートってちょっとズルいんですよね。誰もがすごいと感じる絵画ももちろんアートですけど、今の時代は「アートだ!」と思ったものをアートだと思わせるように説明できる人に価値がつくから。少し前にタイトル『無』という作品が売られていて、「見る側が台の上に何かを想像した時点でアートだ」とか。自分の寝返りを打ったベッドとシーツをアートだと言う人もいれば、壁にバナナを留めたテープをアートだと言う人もいる。それが数百万~数千万円の世界ですからね。――すごい世界だ……。リョウガやっと「神秘」担当が担当らしくなってきたね。タクヤそういえば僕、ちょうど家に大きい絵を置きたいと思っていたんだよね。ユーキ分かるわ。カイいいサイトがあるから送るよ?タクヤ違うよ、カイの絵を飾りたいんだよ!カイ俺が描くの!?タクヤ知らないガー二ーさんより、カーイーがいいわ。ユーキ・タカシカーイー(笑)。カイ(嬉しそうな笑顔)そしたら製作期間を設けないとなぁ。リョウガ大きいと値段はっちゃうよ?カイメンバーには売りつけないからね!?いつか送りますよ!タクヤやったー。10年の歴史を重ねた超特急だからこその良さをフルに出す――それでは最後に、11月に開催決定した<BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live 「Dance Dance Dance」>の意気込みをお聞かせください。カイ開催場所のさいたまスーパーアリーナ自体3年ぶりなので、久々に立てることが楽しみです。11月も制約を設けないといけないか今は分かりませんが、半キャパではなく8号車のみんなが声を出せる状況になっていたらベストだと思います。とはいえ、できる環境の中で最大限ベストを尽くして楽しみます。リョウガ10周年記念ライブとなると、普段のライブとは少し違う気持ちになりそう。活動期間が一桁から二桁になること自体すごいなと。――10周年って本当にすごいことだと思います。リョウガすごいですよね。そんな特別なライブが超特急の歴史に濃く残すためにも、昔から言っているように8号車という大事なメンバーの協力が必要です。みんなと一緒に作り上げたいと思っています。これまでの超特急の歴史をすべて力にして、ライブ当日は日本のみならず世界で一番盛り上がる幸せな空間にしたいです。タクヤ8号車が会場に来てくれるライブで1日だけしかないのは、なかなかレアなんじゃないかなと思います。10周年記念でもありますし、「Dance Dance Dance」というタイトルなので、まあ踊るんでしょうね……。一同んふふ(笑)。リョウガ俯きながら「踊るんでしょうね……」って(笑)。そこは情熱的じゃないんかい(笑)。タクヤははっ。特別な一日になると思いますので、ぜひ来てほしいです。ユーキ10周年という節目の年に対して、自分がどういう感情になっているのかがまだ読めていなくて、実際近づかないと感じられない気持ちがあると思っています。だけど、ライブが近づくにつれてもっともっとワクワクしている自分がいたらいいなと思っています。また一つビッグバンを起こせる未来があったら嬉しいですね。タカシ10周年って超特急に入った15歳の時の自分が想像していなかった未来でした。ありがたい気持ち、超特急をこれからもっと広げていきたい、もっといろんな方に見てもらえるチャンスをつくりたい。10周年という大きな節目だからこそ、初心を忘れずにガツガツいけるところはいきたいと思っています。同時に、10年の歴史を重ねた超特急だからこその良さをフルに出して、培ってきたいろんなアプローチができるように、さいたまスーパーアリーナを成功させたいです。超特急のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=d7453219-4cd8-4851-a59c-b659118c6817&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。取材・文/阿部裕華
2021年07月27日5人組ダンス&ボーカルグループ超特急の「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 『Hoopla!』」が6月4日にぴあアリーナMMにて初日を迎えた。約1年4ヶ月ぶりとなるワンマンの有観客ライブ。会場には開演前から8号車(超特急のファンの呼称)のワクワクと熱気があふれていた。BGMの『Kiss Me Baby』に合わせるようにしてカラフルなペンライトが揺れる。そして定刻――発車ベルが鳴り響き、その時が訪れた。メンバー紹介の映像が流れて期待が最高潮に達した瞬間、ド派手な特攻と共にメンバーカラーのチェックの衣装に身を包んだ5人がステージへと飛び出した。「みんな会いたかったよー!」という声と共に始まった1曲目は『What’s up!?』。言わなくても分かる、5人のとびきり楽しそうな表情に自然と8号車の体が弾む。挑発的なユウキの表情で始まったのは『Kiss Me Baby』。カイが「クラップ!クラップ!」と煽り、早くも会場の一体感が高まっていく。「さあドライブの時間だ。シートベルトをしっかりして振り落とされないようにな」というリョウガの美声で始まった『Drive on week』ではコール&レスポンスも。もちろん、会場では大声は控えるようになっていたが事前に超特急の「8号車の声が聞きたい」という思いから、事前に音声を録音したものを募集し、会場で流していた。ライブに来られる8号車も来られない8号車も一緒にライブを作り上げるのだという彼らの気持ちが垣間見える。更に『超えてアバンチュール』でボルテージが上がったところで、5人から挨拶が。カイから始まった自己紹介はそれぞれ「会いたかったよー!」という言葉も添えて。8号車とのコミュニケーションもバッチリだ。メンバーからの言葉に応えるようにペンライトをくるくると回し、1年以上ぶりだということを感じられない阿吽の呼吸。「みなさんもっとフープラしていきましょう!」リョウガの「みなさんもっともっとフープラしていきましょう!」という言葉に続き、しっとりとした男女のアニメーションが流れたあとはカジュアルな衣装に着替えた彼らが『Pretty Girl』を披露。マネキンに向かってバラを差し出す演出では、ユウキがリョウガのバラを奪い合うコミカルなやりとりを見せる場面も。カジュアルな衣装とバラの組み合わせも意外なほどに心をくすぐる。『up to you』に続き、怒涛のメドレーへ。『My Buddy』、『Clap Our Hands!』、『POLICEMEN』、『No.1』、『PUMP ME UP』と超特急の魅力をギュッと詰め込んだ選曲に。曲間の映像でも飽きさせない。はっちゃけた夏スタイルでかき氷を食べたり、暑すぎる夏を避けるように室内で釣りのおもちゃに興じる。さらには甚平スタイルで動画を撮ったり、楽し気な夏の過ごし方に思わずにっこりとしてしまう。と、くれば披露するのは『Summer love』だ。「Hoopla!」のロゴが散りばめられたピンクの衣装に、サングラス姿で暑すぎる夏を歌い上げる。サングラスを外し、キラキラと舞う紙吹雪の中歌う彼らを見ていると梅雨を飛び越えて本当に夏がやってきたような気持ちになる。更に久しぶりの披露となった『Make it hot!』と夏のナンバーで気分を盛り上げていく。MCではリョウガ「衣装が良い」という言葉に衣装はタクヤが、そしてロゴの「Hoopla!」をカイが担当してことが明かされた。そして話題はメンバーの髪形について。まず指摘されたのはユウキの髪色。リョウガの「まさかの俺推しか!?」という通り、ユウキは紫に。「そのくだり、EUPHORIA(2019年ツアー)でもあったよ」とリョウガにツッコミを入れつつ、「気合いを入れてきました」とのこと。カイは髪色が白になり「何年振りかは分かんないぐらい白は久々。銀とかはやっていたんだけど」とコメントした。一番大きな変化があったのがタカシ。長かった髪をバッサリと切ってファンだけではなく、メンバーも驚かせた。リハのときに髪が短くなったタカシを見たというメンバーは、最初誰だか分からなかったのだとか。「仕事先の方に差し入れをもらったから渡しに行こうと思って行ったら……」とタクヤ。驚きの声に別の楽屋にいたメンバーまで集まる事態に。あまりのイメチェンに「スタジオ入ったときマネージャーさんにも気づかれなかった」(タカシ)と明かした。2年ぶりに髪を短くなったというタカシに、会場からは拍手が。「どんな僕も好きでいてくれてありがとうという気持ちでいっぱいなんですけど」とタカシもはにかんで見せた。「1年ぶりに借りを返しに…」超特急らしいやりとりを見せながらも、客席とのコミュニケーションにカイは「やっと会えた」と笑顔を見せ、それぞれが感慨深げに口を開く。実は昨年、ぴあアリーナMMでライブをする予定だった超特急。「1年ぶりに借りを返しに来たというわけじゃないけど」とカイが言ったようにある意味、思いが強い会場となっていた。リョウガにここまでのライブについての想いを取られたユウキは「シンプルに楽しんでほしいな、と。今回最多じゃないですか、曲数は。本当に今までたまっていたストレスとかを何かしらの曲で発散してもらえたら」と言うと、カイも「宝箱みたいに詰め込んでね」とうなずく。そしてライブは「今回はかなり二度ないようなスペシャルなんじゃないでしょうか」というユウキの言葉にふさわしい「8号車が選んだランキングコーナー」へ。これは「8号車と創り上げるライブ」をコンセプトとして事前に募集されたテーマに沿って8号車が曲を投票するというもの。まず発表されたのが「会えない時期に聴いた曲ベスト5」。1位となった『a kind of love』は超特急がステージで披露する形で発表された。リョウガが「これには納得」と言うと、メンバーも大きく頷く。続いて「セクシー曲ベスト5」。第5位には『激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ〜るど』がランクインし、メンバーは首を傾げるシーンがあったが、リョウガ「激おこという感情はある意味セクシーかな」と胸を張った。ただ、その分、8号車がステージで観たい、という思いが強いと言えるのだろう、ということ。またいつかステージで観られることを期待しよう。そして1位となった『We Can Do It!』はセクシー曲にふさわしいステージを。表情だけではなく、それぞれが向き合い濃厚なダンスで8号車を魅了した。しかし、超特急のふり幅の大きさは「もう一度見たい聴きたい超特急の楽曲」で存分に発揮されることとなる。カイとリョウガによる『LIBIDO』ではイントロが流れ、2人の姿が見えると会場からはこらえきれない声が漏れる。さらにタクヤの『Cosmic岬』でも会場はざわめき、ラストはユウキとタカシがキュートな女装姿で『キャンディ・ナイト』でコーナーを締めくくった。会場からは漏れ出る声をこらえているのが分かり、8号車が待ち望んでいた曲だということがよくわかる。ユウキは「会えない時間があったからこそ生まれた企画」とコメントしたが、絆をより強めた企画だったと言えるのかもしれない。「8号車との絆があってこそのライブ」そしてライブは終盤へと差し掛かるが、トップスピードのまま超特急は走り続ける。スモークの中から衣装をチェンジした5人が登場し、披露したのはジャズサウンドにコミカルな歌詞を乗せた『Table Manners』を緩急のあるダンスで魅せる。「会えない時期に聴いた曲ベスト5」にもランクインしていたダンスナンバー『Fantasista』は大人っぽい雰囲気を醸し出し、大人の表情も垣間見せる。さわやかな『Asayake』のあとにはユウキのラップで始まる『Booster』。ダンサー陣のラップをしながら目まぐるしく変わるフォーメーション、アクロバティックなダンス……とここに来てさらにボルテージを上げてくれるのが超特急だ。カイの「ラストスパート!」という言葉と共に『Burn!』、『バッタマン』でテンションを振り切る。「楽しい時間もあっという間で残りわずかとなってしまいました」とリョウガが切り出し、最後の曲を前にメンバーそれぞれから8号車に向けてメッセージが届けられた。カイは「まずはぴあMMに来る選択をしてくださった皆さまありがとうございます」と来場への感謝を改めて述べた。「中には昨今の事情もあり今日ここに来ないという選択をした方もいらっしゃると思うんですけども、来てくださったみなさま、来られなかった皆さま、いろんな方の想いを背負って、僕ら1年4ヶ月分を思いを込めてパフォーマンスさせてもらいました。この1年4ヶ月の間に思ったことはいろいろあったんですけどとにかく今日がめちゃくちゃ楽しかったです!」と笑顔を弾けさせた。タクヤは「『Toooooo8』(2020年ファンクラブツアー)から約1年半の時間は進んでいるんですけど、自分たちの時間は止まったまま何をすればいいんだろうって応援の糧にもなってあげたいな、と思いつつもなかなかこう面と向かって合わせられない日が続いたんですけど」とこれまでの不安な想いを垣間見せた。「でも、今日こうやってお久しぶりに会えてもちろん、コロナは大変ですけど、決してネガティブじゃないな、無駄な時間ではないっていうのが再確認できたし、超特急と8号車の絆があってこそより会えない時間があっても強くなれるんだなというのを今日のライブを通して思いました」と絆を確かめ合った。ユウキは「やっぱり俺らの場所って会場を通して8号車のみなさんと一緒にライブをしてる今が一番の居場所だな、って改めて痛感しました。本当に今日、いろんなことを忘れるために来てくださったと思うんですけど、そんな少しのきっかけにできていたら、僕たちは嬉しい限りです」そして、大きく手を広げ、「今日はアリーナから、2階から3階からみなさんお越しくださり、ありがとうございました」と会場ごと抱きしめるようにして感謝を口にした。タカシも「本当に大変なことがいっぱいあったと思うんですけど、その中でもこうやってライブに来てくださり、本当に嬉しいな、という気持ちでいっぱいになっています」とライブができる喜びを語った。「ライブができない中で僕もメンバーも、やっぱり8号車がおらんとあかんな、と気づかされました。いまこうやってみんなの顔を見ながらライブをできていること本当に嬉しいし、幸せな時間を送れているな、と痛感しています」と笑顔で伝えた。最後にリョウガは「久しぶりの8号車を含めたライブということで、本当に本番直前までどうしよう、と思っていたけど、8号車のみなさんの目の前に立てた瞬間に、マスク越しでもわかる幸せな表情と言いますか、というのをすごく感じました」と語り、「『Hoopla!』は始まったばかりでございます。最後までケガなくと言いますか、悲しいお知らせとか全くなく、安全に最高を更新しながら楽しんで行きたいと思っています」とこれからのツアーへの意気込みを口にした。「いまこんな世の中ですけど本当に暗い中でも幸せなことを感じる日々っていうのがあります」とユウキ、「みなさんの中でも心が落ち込むときとかがあると思うんですけど周りを見たら、小さな光がどんどん広がっていって、いつしかまたこのペンライトのように光あふれる日々が来ると願って、次の曲を披露したいと思います」という言葉に続いて、最後の曲となったのは『Yell』。タカシの伸びのある声に、感情豊かなダンスが乗り、そんな彼らをペンライトが彩る。8号車と再会できた喜びとこれからを歌っているようにも思える曲は、きっと会場にいたすべての人の心にエールを送り、温かな気持ちで包み込んだのではないだろうか。トップスピードで走り抜けた本編。8号車からの手拍子に応えたアンコールでは『gr8est journey』、『走れ!!!!超特急』を披露。ステージの端から端まで駆け回り、8号車の声に応え続けた。ライブ後には11月23日にさいたまスーパーアリーナでワンマンライブ『BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live“Dance Dance Dance”』を行うことを発表し、8号車を喜ばせた。結成10周年を前に、またきっと、宝物になるような瞬間を共有してくれるに違いない。-SET LIST-1. What’s up!?2. Kiss Me Baby3. Drive on week4. 超えてアバンチュール5. Pretty Girl6.up to you7. My Buddy8. Clap Our Hands!9. POLICEMAN10. No.111. PUMP ME UP12. Summer love13. Make it hot!14. a kind of love15. We Can Do It!16. LIBIDO17. Cosmic 岬18. キャンディ・ナイト19. Table Manners20. Fantasista21. Asayake22. Booster23. Burn!24. バッタマン25. YellENCOREEN1. gr8est journeyEN2. 走れ!!!!超特急取材・文/ふくだりょうこ
2021年06月14日メインダンサー&バックボーカルグループ超特急が、アリーナツアー「Hoopla!」を開催し、13日に兵庫・神戸ワールド記念ホールにおいて最終日を迎えた。今回は、6日に横浜行われたぴあアリーナMMにて行われた公演をレポートする。これまで無観客による配信ライブやイベントを開催してきた超特急だが、今回のツアーでは1年4カ月ぶりに有観客でライブを実施した。まず「Kiss Me Baby」「超えてアバンチュール」など超特急らしい勢いのある楽曲でライブのスタートを切ったが、冒頭からメンバーたちは普段以上に変顔などのアドリブを連発。久々となる8号車(超特急のファンの総称)との再会を喜ぶ。コロナウイルス感染対策のため会場内で観客は声を上げる事ができないが、事前にインターネット上で募集された歓声や楽曲のコールが適宜会場内で流され、それらに合わせて8号車たちはペンライトを振りながら、メンバーたちの応援を行っていた。ドラマ主題歌にもなった「My Buddy」や、夏を感じさせる「Summer love」「Make it hot!」などメドレーも交えながら披露され、1回目のMCタイムへ。タクヤが衣装をプロデュースしたという話題では「1着目の衣装が可愛い」「帽子をかぶる事が新鮮」など褒め言葉が次々と飛び出すと、タクヤは「そうでしょ?」とまんざらでもない様子に。またツアーのロゴデザインを担当したカイは、ライブの全体プロデュースに関わるユーキから「今回のライブは超特急らしいものにしたい」という話を受け、8号車の必需品であるペンライトや、スピーカーにスポットライトなど、ライブに必要なものを散りばめてデザインを作成した事を明かした。歓声やコールが会場に流れる演出については、ユーキが「超特急のライブは8号車の声があって成立している。一緒にライブを作り上げるにあたって、皆さんの声を背負いながらライブをしたかった」と演出の意図を口にすると、観客たちはペンライトを大きく振りながら言葉に応える。続けて8号車が選ぶランキングコーナーでは「会えない時期に聞いた曲BEST5」で1位の「a kind of love」、「セクシー曲BEST5」で1位の「We Can Do It!」が披露された。「8号車がもう一度見たい、聞きたい曲」では、カイ・リョウガが顔を怪しく近づけるなどドキッとするような絡みが特徴的な「LIBIDO」、タクヤの未発表ソロ曲「Cosmic岬」、ユーキとタカシが女装をし女性アイドルのごとく歌って踊る「キャンディ・ナイト」が一気に披露され、客席は静かな熱気に包まれた。リクエスト企画について、ユーキは「会えない時間があったからこそ、思いつく事ができた」と明かし、メンバーたちも「8号車のみんなの気持ちを聞く事ができて、すごく良かった」「一緒に作る企画をこの後もいっぱいやりたいね」と満足そうな笑顔を見せていた。ジャジーなメロディラインで大人な超特急を楽しめる「Table Manners」、盛り上がり必須の定番曲「Burn!」「バッタマン」へと続き、ライブのボルテージが最高潮に達したところで、メンバーたちから今回のライブに至るまでの気持ちが明かされるMCが行われた。カイは「1年4カ月の間、皆さんに会えず配信ライブやイベントも行ってきましたが、ぶっちゃけてしまうと、めちゃくちゃ楽しいかと言ったら実はそうではなかった。大きな会場でも、目の前が真っ暗だとやっぱり寂しい。久々に僕たちを照らしてくれるペンライトを見て、すごく幸せな光だし、優しく温かい光で守ってもらっているんだと改めて思う事ができました」と観客に対して感謝の気持ちを口にする。タクヤは涙を堪えきれない様子を見せながらも「これを待っていたんだな、とステージに出て思いました。みんな1人1人が、超特急の誇りです」と、言葉を絞り出した。タクヤの涙を受け、もらい泣きをしてしまったユーキも「こうして皆さんと会った事で、改めて僕たちは支えられている事を実感しましたし、まだまだ未熟である事も再確認しました。こんなところで止まる訳には行かない。皆さんと一緒に、夢の舞台であるドームでのライブ、そしてその先にあるもっと大きな所へ行きたい」と、8号車たちと改めて超特急の未来を力強く確かめ合っていた。そしてタクヤが「右手を上げてください」と呼びかけ、メンバーたちも客席の様子を満遍なく見渡しながら右手が上がっている事を確認すると「この後も厳しい状況が続いていくと思います。落ち込んだり、悩んだりしたときに、超特急にエールをもらったという事を思い出してください。僕たちは最後の最後まで、8号車の皆さんにエールを送り続けます」と語り、ラストナンバーとなる「Yell」が会場に優しく響き出すと、客席は大きな感動と一体感に包まれた。アンコールでは再びメンバーがステージへ登場し「gr8est journey」「走れ!!!!超特急」が披露され、この日のライブを締めくくった。○セットリスト(横浜・ぴあアリーナMM Ver)M1:What’s up!?M2:Kiss Me BabyM3:Drive on weekM4:超えてアバンチュールM5:Pretty GirlM6:up to youM7:My BuddyM8:Clap Our Hands!M9:POLICEMENM10:No.1M11:PUMP ME UPM12:Summer loveM13:Make it hot!M14:a kind of loveM15:We Can Do It!M16:LIBIDOM17:Cosmic岬M18:キャンディ・ナイトM19:Table MannersM20:FantasistaM21:AsayakeM22:BoosterM23:Burn!M24:バッタマンM25:YellEN1:gr8est journeyEN2:走れ!!!!超特急
2021年06月13日メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」が29日、配信ライブ「コント×超特急」を開催した。「コント×超特急」はフジテレビのコント制作チームとともに、地上波番組のほか、オンデマンド・ソーシャルメディアとも連動させ、地上波番組・リアルイベント・ネット配信・オンデマンドなどそれぞれで楽しめるものを発信していく新企画。超特急は"ダサカッコイイ"をキーワードに、正統派ダンスボーカルグループの魅力を持ちつつ、クセの強い世界観のパフォーマンスも数多く行ってきたが、そこへ俳優として活躍してきた経験や、長年培ってきたチームワークなども加わり、お笑いコンテンツとして彼らを知らずとも楽しめる仕上がりとなっている。今回のコントは「純愛」をテーマにし、リョウガ・タクヤが演じる男女の出会いから別れまでを描いた純愛劇パロディがオムニバス形式で展開された。劇中にはタカシ・ユーキ・カイが演じるクセの強いキャラクターたちも多数登場。タカシは美少女の抱き枕を持ったオタク、ユーキは競馬場で怪しい情報を売る男、カイは全身タイツを身にまとったシュールな男などを演じ、コントを大いに盛り上げた。音楽を絡めたコントも合間に行われ、楽曲を一発撮りする模様を収めたYouTubeの人気番組をオマージュしたコーナーでは「ルパン3世」「お笑い芸人のツッコミ」などメンバーそれぞれがモノマネを披露。音楽番組をテーマにしたコントでは超特急でヴォーカルを務めるタカシが「マジで何なんだ」をテーマにした楽曲を歌唱する。「雪見大福を1つくれと言ってくるやつ」「恵比寿で合コンしているやつ」など、「何なんだ」と思う事をテーマにした歌詞と共に、クオリティの高い楽曲を披露した。今回の取り組みについて、メンバーたちは「アドリブが多く、リハーサル通りに行っていない」と苦笑いを見せつつ、「超特急を知らない、お笑いやコント好きの方にも笑って頂けるクオリティにしていきたい」と今後に対する意気込みも見せていた。
2021年05月01日2021年4月29日、メインダンサー&バックボーカルグループ『超特急』が、フジテレビのコント制作チームと共に、結成10年目にして初めてコントに挑戦。『コント×超特急』企画を発動させた。本来ならばこの日、東京都千代田区のヒューリックホール東京にて、リアルイベントが開催予定だったが、新型コロナウィルスの影響による政府の緊急事態宣言により、無観客ライブ・WEB配信に急遽変更。超特急メンバーにとっては、観客の笑い声が直接聞こえないタフな状況となったが、終わってみればたくさんのファンにコメントで応援をもらいながらの、堂々たるコント初舞台となった。超特急はもともと、リーダーのリョウガを始めメンバー全員のトークが立ち、過去には女装をして韓流ガールズグループの物真似をしたり、足つぼ罰ゲームをしたり、ミニコントをしたりと、芸人顔負けの活躍をしてきた。ライブもダンスと歌で魅せるのはもちろんだが、ビギナーも巻き込んで楽しませるサービス精神の高さが特長。なので「超特急がコントライブに挑戦!」というのもさもありなん、むしろ今までやっていなかったの?という感もある。『泥水みたいな恋をした』案の定ライブが始まってみれば、さすがのチームワーク。まずはウェイ系男子に扮したリョウガ、ユーキ、カイの3人が、共通の友達・タカシが流行りの映画を見に行くことを揶揄して盛り上がるショートコント。吹っ切れた演技と言葉遊びで笑いを誘う。アドリブも適度に入ったテンポの良さが、芸達者ぶりを見せつける。その後は某大ヒット恋愛映画のパロディコント『泥水みたいな恋をした』が始まり、男性主人公をリョウガ、女性主人公を女装したタクヤが担当。終電を逃したことをきっかけに出会う男女が、クズ具合が一緒で意気投合。見た目は美男美女なのに、学校やバイト先から備品をパクった話や、「好きな言葉は『仕送り』です」「仕送り、私も好きです」などのギリギリでアウトな会話が、恋愛が始まる甘酸っぱい雰囲気の中で弾んでいく。見ている方は一瞬ポカンとしそうになるが、「ここまでやる気か超特急は!」と気付いた時点で、毒の強さがそのまま笑いの強さに変わっていった。『全力、ルパン三世』コントがひと段落したところで、『THE FIRST TAKE』と題した、メンバーによる物真似コーナーがスタート。お題は『全力 ルパン三世』。タカシ、カイ、ユーキの順番で行われたが、真面目だからこそ面白く、メンバー同士のコメントもクスリとさせる。短い尺の箸休めのような時間だが、こういう変化球を入れるところが、視聴者を飽きさせない工夫なのだろう。ひと息付けた後に始まったのは、某音楽ステーション番組のパロディコント。このコントの中で、『泥水~』の2人が付き合うきっかけとなった、タカシが演じる謎の人気歌手・ヨルダンが出てきた。ここでカンのいい人は気づいたかもしれないが、基本的にすべてのコントは世界観がつながっている。ウェイ系男子が馬鹿にしていた映画が『泥水~』。『泥水~』の2人が好きな歌手がヨルダン。ヨルダンが出てきた某音楽ステーション番組のパロディは、『泥水~』の2人が観覧に行きたがっていた番組……となっているのだ。そしてこの後も、この世界観がゆるく交わる構成は進んでいき、合間にショートトークやショートのゲームコーナーが挟まれていった。因みに今回、一番驚いたのが、キツい下ネタや皮肉を、メンバーがあっさりと使いこなしていたこと。高い演技力やキラキラのアイドル性で、ブラックな笑いをスマートに提供していた。また、ハゲヅラおじさんやイキリオタク、歯のないおじさんなど、おおよそボーイズグループのメンバーが演じるにはふさわしくないキャラクターを、カイ、ユーキ、タカシが熱演。リョウガとタクヤの『泥水~』カップルに、これでもかと絡んでいた。もちろん、超特急のメンバー同士の息の合い方や、個々で持っている魅力のおかげで強い毒気も暗い笑いにはならず、都度「アハハハハ!!」と明るい声が出るのだが、コメント欄でも「クッソおもろいけどヤバ過ぎる」「吉本新喜劇か」「事務所は大丈夫か」といった意見がチラホラ見えた。皆、笑いながらも予想以上に攻めている内容に、「超特急やるじゃん!」という純粋な驚きがあったのだろう。超特急を知らないお笑い好きな人も笑わせたい!最後の挨拶時、リョウガが「遣り甲斐を感じながらも、コントというものは難しいなと痛感しました」と前置きしつつも、「8号車(ファン)以外の、超特急を知らないコント番組が好きな人、お笑いが好きな人も笑わせるくらいのクオリティになれるよう、これからも頑張っていきたいと思います」とコメントしていた。今後は地上波番組、イベント、WEB配信、オンデマンド等、多チャンネルでコントを発信していくそうなので、より幅広い層に彼らの面白さ・カッコよさが伝わって行くだろう。それにしても初めての本格コント、突然の無観客、1時間半という長さにも関わらず、一度も視聴者を退屈させない舞台をやり遂げられたのは、今までの経験があったからこそ。超特急の底力、エンターティンメント性を十分に見せつけられた。彼らはメインダンサー&バックボーカルグループと名乗っているが、今後は更なる総合的なエンターティナーとして、成長していくことだろう。取材・文/中尾巴
2021年04月30日「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』より、日本生まれの新キャラクター・ケンジとトーマスが初対面する本編映像がシネマカフェに到着した。ソドー島で開かれる「未来の発明ショー」に世界中の発明家たちが大集合。日本からきた世界最速のケンジや、怪しい2人組を乗せたサニーもやってくる。発明家のルースから、「機関車は史上サイコーの発明」と褒められたトーマスは、ショーを盛り上げようと大活躍。ところが、ダンスする巨大ロボットや自動ミルクシェイクマシーンにワクワクしている間に、空飛ぶ車の設計図が盗まれてしまう――。今回の映像に登場するケンジは、11年ぶりの日本の新キャラクターで世界最速の超特急の車体。未来の発明ショーのサプライズゲストとしてソドー島にやってきたケンジはトーマスと遭遇し、話しかける。ケンジはトーマスを知っていた様子だが、トーマスは見たことがないフォルムの車体に緊張気味。「僕も世界中を走ってみたいんだ!日本にしかいたことないからね」と話すケンジに、トーマスは「日本はまだ行ってないんだ。でもヒロから話は聞いてるよ!」と同じ日本から来た仲間、ヒロを思い浮かべ、徐々に打ち解けていく様子が伺える。礼儀正しく好青年なキャラクターのケンジの声を担当したのは、俳優の賀来賢人。「ケンジはとても明るくて聡明でポジティブな性格。ひょんなことからトラブルに巻き込まれてしまう、重要な役どころです」とキャラクターについて説明し、「友情など描かれるキャラクター同士の関係性が素敵なんです。ワクワクドキドキした気持ちで見て、スカッとした気持ちで帰って頂ける作品なので、ぜひ見て頂きたいです」とメッセージを寄せている。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年03月27日「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』(3月26日公開)で、日本から来た世界最速の超特急・ケンジ役を演じている俳優の賀来賢人にインタビュー。2児の父でもあるが、「仲間で協力することの大切さを教えてくれる『きかんしゃトーマス』は、子供たちにも伝わるといいなと思うテーマが詰まっている」と父親としても本作の魅力に惚れ惚れ。「遊びでも仕事でも、子供たちに『パパ、楽しそうだな』と思ってもらえるような生き方をしたい」という子育てのモットーや、俳優業に抱く“ワクワク感”を語ってくれた。「子どもが楽しめる作品に携わるのは大好き」未来の発明ショーのために、世界中の発明家たちがソドー島に大集合。トーマスがショーを盛り上げようと奮闘する中、思わぬ大騒動が巻き起こる様を描く。ケンジ役のオファーが舞い込み、賀来は「僕と顔が似ていたので、ケンジに親近感がわいて。これは受けなければと不思議な使命感もわいてきました」と楽しそうににっこり。2児の父親となり「子供向けの作品に触れる機会が増えた」そうで、「そういった作品を見ていると、小細工なしで、子供たちが100パーセント楽しめるような内容になっているなと感じるんです。エンタメとして、これほど素敵なものはないなと思う。だからこそ、子供も楽しめる作品に携わるのは大好きなんです」と喜びと共に飛び込んだ。『ライオン・キング』の主人公・シンバに続いて、賀来にとって2度目の声優業への挑戦。「声の仕事は、技術的にとても難しい。プロの方々のすごさを、いつも思い知らされています」と苦労もつきもののようだが、「今まで僕が演じた役柄の中で、一番の好青年」というケンジを演じるうえでは、「ケンジと同じ表情をしながら演じてみると、表情筋がリンクして、うまく雰囲気がつかめるような気がしました」とあらゆる学びがあったそう。実は役者としてさまざまなキャラクターに臨む際にも、賀来がもっとも大事にしているのが「声」なのだとか。「どんな役でも、まず台本を読んで『どういう声でいこうかな』と声から探し始めるんです。僕は柄本時生と仲が良いのですが、時生も親父さんから『その役の声を探せ』とずっと言われていたそうなんです。役作りの方法は人によってさまざまだと思いますが、僕は“声を探す”という作業が一番、時間がかかります。だからこそ、声の表現はとても大事だと思っているし、今回のような声のお仕事はとても勉強にもなります」と語る。子供とは対等な目線を意識「きちんと話すように」日本から、トーマスたちが暮らすソドー島にやって来た世界最速の超特急・ケンジ。劇中では、トーマスたちが彼を温かく迎える様子が描かれている。賀来は「仲間で協力することや、仲間を受け入れることの大切さを教えてくれる。しかも決して、押し付けがましくないんです。子供たちにも伝わるといいなと思うテーマが詰まっていると思います」と父親目線で感じる魅力について吐露。自身の子供にも、今回「きかんしゃトーマス」の映画に参加が叶ったことを伝えたそうだが、「『あ! そう!』みたいな反応でした(笑)。まだ僕が何の仕事をしているのかよくわかってないみたい」とのこと。「テレビを観ていて僕が出ていると、『パパだ、パパだ』と言っています。『パパは、お仕事でいろいろな人になって、“なになにごっこ”みたいなことをしているんだよ』と説明しても、やっぱりよくわからないみたいで。ただ、僕がツッパリだとはわかっているみたい(笑)」と『今日から俺は!!』で賀来が演じているツッパリ高校生・三橋と同一人物だということはわかっている様子。子供たちにたくさんのことを教えてくれる本シリーズだが、賀来が子育てにおいて大切にしていることとはどのようなものだろうか。「“きちんと話すこと”を心がけています。適当に話していると、それもすべて子供にはわかってしまうもの。子供扱いせずに、対等な目線で触れ合うことが大事なのかなと思っています」。さらに「子供って、見たことを真似してしまうから、自分を律するようになったかもしれません。“こういう人になりたい”という姿を見せられたら、すごくいいですよね。そういった意味では、遊びでも仕事でも、子供たちに『パパ、楽しそうだな』って思ってもらえるのが、一番かな。『パパ、つまらなそうだな』とは思われたくない。そのために常に、ワクワクしていたいです」と子供たちが、あらゆる原動力になっているようだ。コロナ禍で噛み締めた仲間との出会い、家族の大切さ映画やドラマ、舞台と、コメディからシリアスな作品まで、幅広く活躍している賀来。「昔は、仕事について、愚痴を言ってしまっていた時期もあります」と告白しつつ、「自分は何をやりたいんだろうと整理するようになったり、ワクワクすることも増えてきた」と仕事への充実感を明かす。「役者の仕事って、どんなに経験を積んだとしても、またゼロから新しいものを覚えて、新しい人たちと仕事をして、新しいものを作っていくことの繰り返し。しんどいこともあります」と苦笑い。「舞台をやらせていただくようになって、お客さんの反応を目の当たりにできるようになってからは、少し自分に自信が持てるようになったかもしれません。昨年は、舞台(ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』)に立たせていただくことができたんですが、“やれるかどうかわからない”という中でも、みんなで協力して、一生懸命に作り上げて、全公演やり切ったことも、とてもいい思い出になりました」と目を細め、「喜劇だったので、お客さんの笑顔を見ることもできました。僕自身、ものすごくそれに救われて。この仕事をやっている意味がわかりました」と力強く語る。コロナ禍で、「考え方がよりシンプルになった」とも。「本当に僕は仲間や先輩、そして出会いに恵まれているなとも思いました。働くということは、自分のためだけでなく、家族のためでもあるんだと改めて気づいた部分もあります。30代もワクワクすることを探しながら、表現の世界を楽しんでいきたいです」とさらに前を向いていた。■賀来賢人1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年、映画『神童』で俳優デビュー。2009年、映画『銀色の雨』で初主演を務める。ドラマ『半沢直樹』(TBS/2020年)、映画『今日から俺は!!劇場版』2020年、映画『新解釈・三國志』(2020年)など数々の作品で個性を発揮し、映画やドラマ、舞台と幅広く活躍している。2021年には、第45回エランドール賞新人賞を受賞。
2021年03月26日『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』が3月26日(金)より全国公開となる。今回は各時代におけるシリーズの変貌を振り返りたい。昨年75周年を迎えた『きかんしゃトーマス』シリーズ。その歴史は絵本のロングセラーから始まり、ジオラマ人形劇、長編映画、CGアニメーションと形を変えて進化し続けている。各時代であなたが懐かしさを感じるトーマスはどれだろう。1945年:すべてはここから始まった!原作絵本の発売『きかんしゃトーマス』の誕生は、さかのぼること75年以上前。1945年にイギリスの牧師・ウィルバート・オードリーが『汽車のえほん 3だいの機関車(原題:The Three Railway Engines)』を発表。そして翌年出版された第2巻『機関車トーマス』でトーマスが初めて世に紹介された。子供たちに夢を与えたいという思いから執筆された著書はベストセラーとなり、彼の代表作に。第1巻からイギリス国鉄で蒸気機関車の運行が終了した1968年の4年後に刊行された第26巻まで、25年以上も続く人気シリーズとしてイギリス国内で愛された。日本でも1973年にポプラ社から初めて翻訳本が出版され、昨年12月に26巻全て新装版で出版されるほど、日本でも愛され続けている絵本となっている。1984年:ジオラマ人形劇がスタート1984年より、鉄道模型やジオラマを用いた人形劇『きかんしゃトーマスとなかまたち』がイギリスで放送スタート。その後もイギリスのみならずヨーロッパ各地やオーストラリア、アメリカ、アフリカなど世界中の子供たちの心を捉え、現在では世界180以上の地域・55の言語による放映が行われている。日本では1990年よりフジテレビ系の子供向け番組『ひらけ!ポンキッキ』内のコーナードラマとして放送を開始。戸田恵子の明るいトーマスの声と、穏やかな森本レオのナレーションが印象的で、番組内でも特に人気なコーナーとして本作の名が一気に広まった。2000年にはシリーズ初の劇場長編映画として、人形劇と俳優陣による生の演技を組み合わせて制作された『きかんしゃトーマス 魔法の線路』が公開。日本でも多くの観客が劇場へ押し寄せ、上映期間が延長されるほどだった。2010年~現在:フル3DCGアニメへ一新、ハリウッド進出?シリーズでは、2000年台後半から機関車の表情など部分的にCGが取り入れられ始め、2009 年製作の第13シリーズから遂にフル3DCGへ一新。機関車の動きや表情などが人間の持つ温かさに近づき、よりチャーミングで親しみやすいキャラクターへと進化しています。劇場長編作品も同様に姿を変え、世代を超えて世界中で愛される人気者に。劇場版初の3DCG作品『きかんしゃトーマス 伝説の英雄』(2010年)では、シリーズ史上初の日本生まれのキャラクター・ヒロも登場。2000年の第1作から数えて16作目となる最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』で登場する世界最速の超特急・ケンジは、ヒロ以来11年ぶりの日本のキャラクターだ。賀来賢人が演じるケンジの活躍にも期待が膨らむ。さらに2020年、実写とアニメーションが融合したハリウッド映画の企画も浮上!『プーと大人になった僕』(2018)のマーク・フォースター監督が決定と報じられており、世界中から大きな注目を集めている。この様に『きかんしゃトーマス』シリーズは半世紀以上に渡って長い歴史を歩みながら、絵本、ジオラマ人形劇、CGアニメーションと形を変えて進化してきた。それに対して、変わらない「仲間を大切にする」という共通のテーマが長く愛される所以とも言えるだろう。未来の発明ショーを舞台に、これまでと異なる新しい未来への夢を描いた最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は親世代から祖父母世代、そして子供たちと、3世代が楽しめる作品。ぜひ家族で劇場に足を運んでほしい。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』3月26日(金)公開
2021年03月25日原作出版75周年を迎えた「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』の読み聞かせイベントが8日、都内で開催され、賀来賢人と後藤淳平(ジャルジャル)が出席。2児の父でもある賀来が「いま寝る前は絵本を3つ、読む習慣がある。冒険ものやワクワクしたものが好きみたいです」と子どもとのコミュニケーションについて語った。未来の発明ショーのために、世界中の発明家たちがソドー島に大集合。トーマスがショーを盛り上げようと奮闘する中、思わぬ大騒動が巻き起こる様を描く。賀来が、日本から来た世界最速の超特急・ケンジ役を。後藤が、悪だくみに巻き込まれながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車・サニー役を演じている。賀来は「ケンジというキャラクターは、嫌なところがない。『明るくてポジティブで嫌味のない男を演じてほしい』という指示があった。曇りのないような好青年を意識して演じました」と役作りについて語り、「今まで演じた中で、一番の好青年です」と胸を張っていた。一方の後藤は「サニーは純粋で、周りに流されやすい。頑張ろうと思った結果、迷惑をかけてしまうことがある。まっさらな気持ち、声で演じました」と演じたキャラクターに愛情をにじませていた。この日は、2人がオンライン招待された親子連れに向けて『映画きかんしゃトーマス』の絵本の読み聞かせを披露することに。賀来、後藤も「緊張します」と固くなりながらも、優しく温かな語り口で子どもたちに物語を届け、子どもたちからも「2人の声がよかったです」「楽しかった」と感想が上がっていた。賀来は「うれしい」と目尻を下げ、「最初は緊張していましたが、読んでいるうちにリズムができて、世界観に入れた。楽しかったです」と喜びつつ、「想像力豊かな時間を作ることができる」と読み聞かせ習慣のメリットを語っていた。また親子からのQ&Aに答える一幕も。母親からの悩みとして「絵本を読むときに、噛んでしまいます。滑舌をよく読むため気をつけていることは?」との質問が上がると、賀来は「ゆっくり読むといいのかな。焦りすぎちゃうと、どんどん口が回らなくなってしまう。セリフの部分に関しては、本意気でやること。照れずに」、後藤は「噛んでしまうのは別に悪いことではないと思う。すごく感情的に読んでいるフリをしながら、噛んでいる部分をごまかせたら(いい)。気持ちが大事です!」とアドバイスしていた。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』は3月26日より公開。
2021年03月08日松尾太陽の新曲『体温』が、2021年2月11日に配信される。松尾はメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のボーカル・タカシとして活躍しているが、2020年9月よりグループと並行してソロ活動をスタート。2021年は3ヵ月連続で新曲をリリースすることを発表し、1月15日に配信されたのが全編英語歌詞の『Magic』、そして続く第2弾が今回の『体温』となった。新型コロナウィルスの影響で、ライブ開催がままならない今。逆境下でも歌うことへのモチベーションの高さを保てる理由、そして超特急の末っ子担当から大人の男性へと変化を遂げた秘密を、多いに語ってもらった。「可もなく不可もなく」から脱皮できたのは、歌い手としての心構えが変わったから――今回の『体温』、まずは歌唱力の高さに驚きました。もちろん太陽さんはプロとして長年活躍してらっしゃいますけど、ここ最近でグンと伸びた気がします。ありがとうございます。――私は「超特急のタカシ」さんが10代の頃から取材をさせていただいていますが、あの頃よりもレベルが格段に上がっているというか……。かなり努力をされたのではないでしょうか。また、努力のモチベーションは何だったのでしょうか。キャリアの最初の頃を振り返ってみると、僕は超特急というグループに、何かを歌いたくて入ったっていうわけでもなかったんですね。――俳優志望だったとお聞きしたことがあります。12歳で今の事務所に入ったのですが、当時は「どちらかと言えば、俳優志望」という感覚でした。まあそんな覚悟で超特急を始めたんですが、正直、歌に対してはすごく深い所を掘り下げるとか、高みを目指すということもなく、可もなく不可もなしという状況が続いていたんです。でも、グループの環境がガラリと変わったことがきっかけで、自分の歌について本気で考えるようになりました。――2018年にグループの構成が変わり、責任がより重くなった頃ですね。そのあたりで自分の気持ちが切り替わったのは、事実ですね。自分がもっと歌を支えなきゃいけないと自覚して、その延長上でもっと何かいろいろとやっていきたいなと思い始めました。――2020年9月にソロ初のミニアルバム「うたうたい」を出されたときの、インタビューを読ませていただきましたが、歌うことへの楽しさをより感じるようになったとおっしゃっていますね。そうですね、歌が楽しくなったというのはあります。もともとソロ活動を始めたのも、今がこういう緊急事態だからこそ、「始められるものは始めたい」という思いがありました。今もその思いはあるし、この先も変わりません。曲を作ったりレコーディングをしたり、日々新しいものに出会えて刺激されたりという日々が、楽しいですしね!――それは素晴らしい。もちろん楽しいだけじゃなくて、悩むこともあります。でもそれすらも、「本当に勉強しているから、悩めるんだ」って前向きになれます。例えば学生の頃、好きな教科・苦手な教科って誰にでもありましたよね?苦手な教科だから放置するんじゃなくて、苦手だからこそ強化していかないと、成績が伸びないじゃないですか。それと同じで、自分の悩みを無視していたら、皆さんに響く楽曲を届けられないんじゃないかなって。だから、悩めている自分も、楽しかったりするんです。――今、歌に関して、太陽さんが苦手にしていることは何でしょう。昔からなんですけど、リズム感がなくて。自分の中で矯正しているんですけどね。他にも、苦手なことを言えばキリがないです(苦笑)逆に得意なことを挙げる方が難しい。実は僕、「僕の得意なことって何ですかね?」って周囲に訊ねないと、わからないんです。自分でわかってない。――ファンはわかっていそうですが……。苦手なことは僕、皮肉にもすごくわかっちゃうんです。でも、伸ばしたいところを自覚して、この先より良くなることを考えると、楽しくなります!――自分を追い詰める方向に行かないのがいいですね。追い詰めないですね。確かにあんまり、そういう風にはならないです。――ご自身にとって、歌うことがより大切に、より身近に、もっと言えば逃れられないものになっているように見えます。歌はすごく大きくいうと、人生。ここ10年くらい歌の仕事をやらせてもらっているし、今もそうだから、人生です。先ほど褒めていただきましたが、もっとレベルを上げたいです。――いい意味で貪欲になってらっしゃいます。最近、自分よりも年下のアーティストさんや、さまざまなSNSで話題になっている方々が、本当にたくさんいらっしゃいます。でも自分は自分にしか歌えない歌を歌いたいし、歌は僕の気持ちを上げてくれるもの。今や誰もが話題になれるきっかけがある時代だからこそ、自分ももっと、自信をつけて頑張りたいです。――新しい才能に悔しさは感じませんか?悔しい気持ちはあるけど、そうじゃない部分と半分半分かな。その人なりの努力をして、僕よりも先にその曲のアルゴリズムを理解し、見えないところで何時間も費やして曲を作り上げたんだろうなって考えると、だんだん悔しさの比率が減っていきます。相手のことを理解しようとせずに、パッと見だけで考えると悔しくなるけど、その人の他の曲やイメージを深く知ろうとすると、気持ちが変わっていきます。――裏側が想像できるようになった、という意味ですか?うーん、そうですね。こういう仕事をやらせてもらっているからこそ、表面上では見なくなったというか。いい意味で、皆さん裏があると思うんですよ。人に見せていない部分が、本当の自分っていう人もいるだろうし。――すごく大人な発言ですね。あ、本当ですか。ありがとうございます(笑)超特急があってこそのソロ活動。1人で学んだことをグループに持ち帰ることも――太陽さんの歌は、聴くと温かい気持ちになるのが特長だと思います。お人柄が歌にも表れているような…超特急のタカシとはまた別の、松尾太陽としてなりたい歌手像を教えてください。超特急というのは、どちらかと言えばエンターティンメントの方に振り切っているグループです。僕は自分たちしか、ああいうグループはいないんじゃないかって、勝手に思っているんですけど。そして松尾太陽としては、超特急と違う要素を見せないと、ソロ活動の意味がないなとも思っていて。――確かに、別の顔を見せたくなりますよね。音楽の方向としても、1月に出した『Magic』のように英詞の曲など、新しいことにも挑戦して……。最近、聴いているだけでおしゃれな曲が増えていますが、僕はちょっと異彩を放つ存在になりたいです。ジャンルにもあまりとらわれたくないし、70年代、80年代のテイストに、今のトレンドも取り込みながら、その間をくぐっていきたい。そうしたら本当にたくさんの方が見て聴いてくれる、そういったタイミングがいつかくるんじゃないかな。超特急でもそうなんですけど、もう完全なる夢追い人として、頑張っています。――ソロとしての目標を教えてください。まず第一に、お客さんの前でライブをすること。今まで、「超特急のタカシ」のソロイベントやソロライブはありましたが、松尾太陽名義で本格的に始動した頃には、もう新型コロナウィルスの影響真っただ中。皆さんの前でまだライブができていないんです。――それは悔しい。本当にお客さんを入れてのライブも、ツアーも、早くやっていきたいです。正直、ライブでみんなで盛り上がってからじゃないと、その先の目標はまだ見えないですね。「この景色が見えた!」とか、ライブの本番真っ最中に思ったりするものなんですよ。――その景色を見てからじゃないと、次が見えない。なるほど!やっぱりお客さんの前に立ってこそなんですね。超特急は「8号車はメンバーだ!」と言っていますが、それは真理です。他のアーティストの皆さんにとっても、ファンというはそれくらい大きな存在だと思います。聴いてくれる方がいないと、活動する意味がだんだん、薄れてしまいますからね。だから僕も聴いてもらうという受け身ではなく、自分から聴いてもらえるような活動がしたいし、クオリティーももっと上げていきたいです。――松尾太陽と超特急のタカシ、二足の草鞋を履いている心境を教えてください。これはずっと変わらないんですが、まず超特急が主軸で存在するからこそ、松尾太陽があるんです。なので僕は、8号車を不安にさせないようにしようと、常に思っています。8号車の皆さんが、僕のそんな気持ちを真っ直ぐに受け取って応援してくれているのは、本当に嬉しいです。――超特急があっての、ソロ活動なんですね。超特急がいないと、僕は今の人生が歩めていません。代々木第一体育館にも、武道館にも、さいたまスーパーアリーナにも立てていないし、そこからの素晴らしい景色も見れていないし、番組も持てていない。だから「自分は今後ソロでやっていこう」ってことには、全くなれません。ソロ活動は「皆さんにいろんなエンターティメントを届けたい」っていう気持ちが、大きなきっかけでした。だからこそ、二足の草鞋はずっと履いていきたい。超特急も、松尾太陽も、どちらかを置いていくってことはしません。そこは改めてファンの皆さんに断言しますし、安心して着いて来てくれれば、本当に嬉しいです。――ソロで歌い、活動してきたことで、超特急に活かせたことはありますか?度胸がつきました!実は2019年に「Utautai」の配信ライブをしたときは、バンドの方々が豪華なメンバーぞろいだったこともあって、ガッチガチだったんです。今だから言えますが、もっと楽しめたのになっていう悔いが残ってて。でもそれを経た後の超特急のオンラインライブでは、緊張はしたとはいえ「どんなことがあろうとも、絶対に後悔しないだろう」という気持ちになれました。更にいえば、2021年の僕はもっと何か変われそうっていう、ちょっとした自信にも繋がりました。『体温』は、一生付き合える曲になる予感。歌えば歌うほど味が出てきそう――今回リリースの『体温』は、ピアノ・トリオバンドのOmoinotakeさんの楽曲提供を受けています。これは、どういった経緯で決まったのでしょうか。ディレクターの方といろいろ話していく中で、ミニアルバムの「うたうたい」とは違った要素を取り込みたいとか、3ヵ月連続で新曲を配信するのだから、今の時期こそ出せるものにしたいとか、そういったことを言っていました。それを踏まえて、元々いいなと思っていたOmoinotakeさんにお願いしました。――依頼の段階で、太陽さんのイメージをガッツリ伝えたのでしょうか?今の緊急的な状況を、慮るような内容というのはありましたが、Omoinotakeの皆さんが独自の世界観を作ってくださったので、それは本当にありがたく、すごいことだと感じました。デモテープではご本人が歌ってくださっていたんですけど、とてつもないくらい表現力があって、目を閉じて聴くと勝手にストーリーが頭の中で進んでいって、言葉に当てはめた風景が動く様子が見えました。自分が歌わせてもらうにあたって、もっといい曲にしたい、しなければという気持ちが強くなりましたね。――自分の色を出す工夫として、主にどんなことをされましたか?気を付けたのはリズムです。一定のリズムよりも、ちゃんとオンというか、ちょうどを当てはめる。もしくは後ろにする。本当にそういう小さなことに気を付けました。この楽曲自体がJ-POPよりも洋楽寄りという印象があって、余計にリズムとかR&Bを意識しました。――聴けば聴くほど、温かい気持ちになります。歌詞がまたいいですよね。ありがとうございます。歌詞に関しては、本当にこだわって書いていただいています。あとOmoinotakeさんにはレコーディングにも来ていただいたのですが、ワンフレーズごとにアドバイスをいただきました。ここまでしっかりした世界観を展開してくださったからこそ、自分のせいで薄っぺらくしたくなくて、そこはお互いストイックに仕事に臨みました。――新しい歌い方を身につけられたようですが……。うーん、でももっとレベルは上げていきたいです。また、この『体温』という曲は今もだけど、これから何年経っても歌える1曲だなって、思っているんですよね。履けば履くほどなじむ靴、着れば着るほどなじむ服みたいな感覚で、歌えば歌うほど、いい雰囲気が出てくるんじゃないかな。――育てていけそうな1曲なんですね。今は多分、まだちょっと固いのかもしれない。もっと経ったらもっと柔らかくなっているはずなので、そういった変化をファンの皆さんに楽しんでもらえたらいいな。10年後の『体温』を想像すると、僕自身も楽しみです。ファンをワクワクさせるアーティストでいたい…けれど、プライベートは地味です(笑)――失礼ながら言わせていただきたいのですが……最近、とても逞しく、男性らしさが増したような気がします。ご自身ではどう思ってらっしゃいますか?何か転機があったのでしょうか。うーん、もちろん超特急の体制が変わったというのも大いにあるのですが……見た目の変化で言えば、2019年6月くらいから髪を伸ばし始めて、それも割と大きいかな?――以前は短髪でしたものね。自分の中で少しずつ溜まっていたものがあったんです。「もっと自分はこういうものを表現したい!」とか、枠に囚われるのが苦手になったとか。もちろん、今の自分や昔の自分が嫌ということではないのですが、とにかく「自分らしさをいろんな形で表現したくて、僕はこの世界にいるんじゃないかな」って考え始めたんです。そしたら高校3年生の夏休み、来年上京するっていうタイミングで、生まれて初めて金髪にしたことを思い出して。それと同じことをやってみようって思ったんです。――思い切りました。何か変化を起こしたかったんです。そういうときって大抵、僕の場合は、転機のときなんですけどね。高校3年生のときは、何か進化したいけど、歌なんかはすぐに上手くはなれない。とりあえず表面に出すものを変えよう、ということで金髪にしました。まあ、そのときとまったく一緒の感覚ってことはないんですが、超特急というものをよりアーティストっていう言葉が似合うグループにしたい、他の人と違うことをしたいということで、第一歩として髪を伸ばしました。もちろん、自分がやってみたかったというのもあるんですけど。ただ、僕は今の自分が1番好きです。――ビジュアルを変えるって、ちょっと勇気のいることですよね。周りからのイメージは、職業柄無視できないですし。周囲やファンを戸惑わせてしまうことは、活動でもあると思うんです。先ほどの、超特急と松尾太陽の二足の草鞋を履く話もそうですけど。でも悲しませたいわけではもちろんないし、ただ楽しませたいって気持ちが常に強くあります。そのうえで、自分の中でいろんなことに変化を起こしたい、進化したいっていう意思が、表面的に出てきたのが今の自分です。――ワクワクさせる存在でありたい、ということなのでしょうか?そうですね、やっぱりファンの方はワクワクさせたい。今はライブもできないから飽きられちゃったりするかもしれない。だから何かしらのアクションは起こせる人間でいたいですね。――太陽さんは本当に、日々ファンのことをたくさん考えていらっしゃいますね。「こういう可能性があるかもしれない」って考えるだけで、楽しくなってきます。以前までは「何をしよう?」と言うだけでした。今だってたくさんのことを同時に考えられるワケじゃないですが、出来ることを1個2個見つけるだけでも、本当に気持ちがいいです。――では2021年、大変な社会状況ですけど、今後が楽しみですね。2020年って、皆さんにとっても僕にとっても一生に一度の大変な年だったと思います。2021年はみんなで協力して、この状況が落ち着く時を迎えられればと思うんですけど……それにはなかなかの努力が必要で、行き詰まる瞬間もあるでしょう。でもそんなときに、息抜きとして超特急や松尾太陽が皆さんのそばにいられれば、僕はもうそれで幸福を感じます。――アーティストとして、すごい速度で成長されているのを感じます。近年、いろんな方と会ったりお話したりする中で、もっと自分も成長したい、経験値を得たいと強く思うようになりました。僕は以前、例えば超特急だったら「10年の間に自分は何を得られたのかなあ。今は24歳で、今年はもう25歳かあ」なんて思ってた時期が一瞬あったんです。でも今誰もがアーティストになるチャンスを持っていて、SNSから世間に見つかっている人を目の当たりにすると、自分だってまだまだやれることあるなって、すごく反省したんです。だから、いろんな可能性を2021年に感じているし、「今は24歳、もう25歳」じゃなくて、「まだまだ24歳、25歳」に変わりました!――それは本当に、「まだまだ24歳」ですよ!プライベートの等身大の太陽さんは、休日はどんな過ごし方をしているんですか?仕事が早く終わったときは、できるだけギターに触れるようにしています。あとは本を読んだり、動画サイトで猫動画を見たり、テレビの動物番組や家族をテーマにした番組でホッコリしたり……。あの、アーティストをやらせてもらっている僕と私生活の僕って、本当に別人なんです。プライベートでは全く芸能人じゃないです(笑)ノンビリ生きています。――芸能人オーラが自然と出てしまうとか、そういったことは?消そうとは思っていないんですけど……そもそもオーラを自覚したこと、ないかも(笑)。オーラっていうものをね、消そうと思ってもなかなか消せない人には、憧れます。スターになることに、つながると思うので!――もう太陽さんは立派なスターだと思うのですが、更なる進化を目指しているんですね。今日は貴重なお話を、ありがとうございました!松尾太陽さんのサイン入りチェキを3名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ音楽編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年2月24日(水) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。撮影/岩田えり、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2021年02月11日俳優の賀来賢人とお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平が8日、都内で行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』(3月26日公開)の公開アフレコイベントに出席した。「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作となる本作。賀来は、新登場のキャラクターである日本からきた世界最速の超特急・ケンジの声を、後藤は、2人組バズ&バズーの悪だくみの仲間ながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車・サニーの声を演じた。賀来は「小さい頃から『トーマス』を見て育ちましたし、子供ができてまた『トーマス』を見る機会があって、その矢先にオファーをいただいて、ケンジの顔が僕に似ているなと。見れば見るほど運命なんじゃないかと思い、オファーを受けさせていただきました。ケンジにすごい親近感があって」とオファーを受けた心境を告白。後藤も「『トーマス』は僕も通ってきていますし、子供も通ってきて、親子2世代でお世話になっているので、アフレコに参加させていただけるというのは本当に幸せなことです。ありがとうございます」と本作参加の喜びを語った。賀来と後藤はこの日が初対面となったが、賀来は「テレビで活躍されていて、番組も見ていたので、初めましてな感じがしない。勝手に会ったことあるくらいな」と親近感を語ると、後藤は「うれしい」とにっこり。そして、後藤が「僕もドラマや映画で見させてもらっていて、息子も大ファンなので、僕が『トーマス』に出ることと同じくらい、賀来さんとパパが一緒に仕事するということで子供はテンション上がっていました。『今日から俺は!!』は全部見て、映画も見て」と明かすと、賀来は「ありがたいです」と喜んでいた。
2021年02月08日俳優の賀来賢人が8日、都内で行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』(3月26日公開)の公開アフレコイベントに出席した。先日、妻で女優の榮倉奈々が第2子出産を報告したばかり。司会者から祝福されると笑顔を見せた。本作で、新キャラクターである世界最速の超特急・ケンジの声を担当する賀来。司会から祝福されると「ありがとうございます」と笑顔を見せ、『トーマス』出演が子供へのプレゼントになりますねと言われると「そうですね」と返した。今月4日に榮倉が公式サイトで「先日、無事に第二子が誕生いたしました。既に賑やかさが増した我が家をとても愛おしく思います」と報告。「出産まで支えてくれた家族、友人、先生方へ感謝の気持ちでいっぱいです。一度しかない全ての瞬間を大切にできるよう、心穏やかに、家族仲良く過ごしていけるよう、努めたいと思っております」とつづっていた。イベントには、機関車・サニーの声を演じるお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平も出席した。
2021年02月08日5人組ダンス&ボーカルグループ超特急が12月27日にオンラインライブ「BULLET TRAIN ONLINE SPECIAL LIVE2020『Superstar』」を開催した。25日より3日間にわたって行われた本公演。27日は最終公演となった。1日ずつ異なるテーマを掲げた公演となっており、1公演だけでも、3公演全て観ても楽しめる構成となっている。3日目のテーマは「クール&セクシー」だ。冒頭からそのテーマにふさわしい映像から始まる。メンバーカラーの入ったクラシカルなスーツに着替えている面々。リムジンに乗り込み、披露した1曲目は『Fantasista』。どことなく大人な雰囲気を漂わせて、向かうはライブ会場だ。リムジンを降り、ハットをかぶりクールなダンスを披露。移動しながら2曲目の『Hey Hey Hey』へ。リョウガが「『Superstar』最終公演、2020年最後のライブ、みなさん最高に盛り上がっていきましょう」と呼びかけた。8号車(超特急のファンの呼称)は「#超Superstar」のタグと共にSNSで応える。そして扉を開け、ライブ会場へ。スポットライトが当たる彼らの姿に8号車の声援が聞こえてきそうだ。センターステージに上がり、息の合ったキレのあるダンスを見せる。暗転し、響くセクシーなサウンド。『On &On』だ。かぶっていたハットに手を滑らせ、外し、投げるだけの仕草が高揚感を盛り上げていく。3曲目を終えたところで自己紹介をし、リョウガが「声を聞かせてください」と「楽しむ準備はできているのかい!」とコール&レスポンスを行った。カイは「2020年のライブラストなんですよ。なので今日、この時間、僕達超特急と、8号車のみんなで素敵な時間を過ごして、まだまだこのライブ駆け抜けていきたいと思います」と挨拶し、早速次の曲『Full moon』へ。ジャケットを脱ぎ、しっとりとしたバラードを聴かせ、セクシーなダンスで魅せる。タカシの高音が美しく響き渡る『Fashion』ではカイ、ユウキ、タクヤ、リョウガが感情のこもったダンスでその世界観を表現する。ひとりひとりをフューチャーするカメラワーク、指先まで緊張感の途切れない表現力に思わず息を呑んでしまう。そこから一転、アップテンポな『DJ Dominator』へ。先ほどまでのクールな表情からメンバーも笑顔をこぼす。広いステージを思う存分活用したダイナミックなパフォーマンスを見せた。そしてここからは秋に5週連続配信されたシングルをメンバーそれぞれがソロで、映像とダンス、そして歌でファンを魅了していく。トップバッターで登場したのはユウキ。目深にかぶった赤のフードマントを脱ぎ捨てると『Jasper』でキレのあるダンスとセクシーな表情を見せたかと思えば、カイは白い衣装で『Never Mine』で水を使った演出で神秘的なダンスを見せた。曲の終わりの笑顔に画面の前で声を上げた8号車も多いのではないだろうか。『凱歌』ではフェンスに鎖で繋がれたタクヤが。このパフォーマンスにはSNSが8号車でざわつく。逃れようと暴れ、叫び声を上げ、鎖を引きちぎる。そこから続くダンスもパワフルなもので視線を釘づけにし、ファイヤーボールがステージのボルテージを更に上げた。赤と青のスウェットで登場したリョウガは『So Crazy』で。シンプルな衣装がスタイルの良さとダンスを際立たせた。ラストはタカシが『My Answer』を爽やかに歌い上げた。メンバーカラーのつなぎの衣裳で5人が披露したのは『What’s up!?』。わちゃわちゃとじゃれ合うような様子を見せながらも、サビのフリはかわいくライブでは8号車も一緒になって踊ることができそうだ。余韻がまだ残るステージでのMCはやはりそれぞれのパフォーマンスについて。リョウガが「本当じゃないですか、クール&セクシー」と言えばユウキも「あれやばかったでしょ!」と応える。カイも「10年目の歴史の中で初めてソロの曲でやって緊張したね」と語った。ユウキが「それぞれのソロコーナーは個人のプロデュースが入っている」と明かしたように、ソロに関してはメンバー本人がストーリーなどを作り上げていったそうで、新たな個性を垣間見ることができたのではないだろうか。また、衣裳を担当したタカシからは「やってみたかったことをいろいろ入れてみた。最初の黒スーツもよく見ると花があしらってあって。花言葉が前向きなもの、希望に満ちあふれたものをちりばめていたりだとか、これからの超特急の明るい未来に突き進んでいきたいという気持ちを込めた」とこだわりについて語った。そして「あっという間に後半戦です。残り少ない時間になってきましたが、悔いのないステージを超特急お届けするので、ぜひ悔いのない応援を、心の底から腹の底からお願いします」というタクヤの言葉と共に始まったのが前日にも披露された自己紹介曲として親しまれていた『Superstar』。「最後尾みんな見守る」という歌詞を「最後尾に乗せて行く」と変えてタカシが歌い、改めて8号車との一体感を共有した。ユウキの囁きと笑顔で始まったのは『Kiss Me Baby』。まさにクール&セクシーな表情と投げキスを画面の向こう側に送った。続いてはglobeの『Love again』のカバー。久々の披露ということもあり、SNSには8号車の歓喜のコメントが溢れる。超特急の勢いはますます増していく。タクヤが「お前らまだまだいけんのか!ついてこいよ!」と煽り、『SAY NO』、『Drawイッパツ』とブチ上げ曲へと続いていく。SNS上で8号車は「クール&セクシーはどこに行った!?」と言いつつもカイの「画面の向こうで思いっきり声を出してください!」という声に応えるように盛り上がっているのがわかる。無観客であることが信じられないほどの熱が伝わってくるのは8号車の超特急の振りきれたテンションがなせる業だろう。いよいよ最後の曲。その前に、メンバーそれぞれから8号車に向けてメッセージが届けられた。カイは「このSuperstarというライブが3日間無事に開催できたことを嬉しく思います。ありがとうございます」とまずは感謝の言葉を口にし、「2020年は今までにない年だったと思うんですけど、そんな中でも歩みを止めずに進んでこられたのは8号車のみなさんがいたから。僕たちが必要な存在なんだということを実感できたから進んでこられたのかなと思う」と語れば、タクヤも「今年は本当に8号車の存在がとても大きいな、ということを心の底から感じました。この大きい大きい固い絆を胸に2021年も超特急は飛躍の年としていきたいと思いますので、何卒ご乗車のほどよろしくお願いします」と8号車との絆を改めて確認した。ユウキは「メンバーはもちろん、チーム超特急、スタッフのみなさんひとりひとりの心がけ、気持ちがないと開催が実現できない。そして8号車のみなさん、いま画面を通して見てくれている人がいるからこうしてステージの上に立てています」と8号車、スタッフへの感謝を伝えた。そして、「会えなくてつらいときはたくさんありましたけど、こうして、今、画面を通してでも、ちゃんと想いを伝えられていることが本当に幸せです。2021年に向けて、超特急いま、この状況がいま僕たち持てる限り最大限の姿です。僕たちはこの先も胸を張って2021年、8号車のみなさんとてっぺんを目指して夢を叶えていきたいと思いますので、ぜひみなさま2021年もよろしくお願いします」と噛みしめるようにして語った。タカシもこの1年を振り返り、「自分も成長できた部分もたくさんありましたし、歌だけじゃなくて本当に人間の中身的なところまでしっかり芯が通っていけたようなそんな年になったんじゃないかな、と。2021年も更に超特急は走り続けて、グループとしてもっと最高な、まさにこのタイトル通り、スーパースターなグループに成長できたら。2021年はもっと明るい年にしていけたらと思います」と飛躍を約束した。最後、リョウガは「8号車と今まで築いてきた絆があったからこそ、直接会えないというマイナス面も感じずにオンラインライブもできました。10周年に向かって走っていく大事な時期でのライブをみなさんと一緒にできたことを嬉しく、誇らしく思っています」といまライブができることの大切さ、そして8号車がいるからこその自分たちの強みを確認した。「最高のメンバーと8号車のみなさん、どんなに辛いときがあっても僕たちがヒーローになります」とユウキが語り、披露したのは『Hero』。ダンサー4人が手を繋ぎ、8の字を作ってタカシを囲む。まるで、今の5人と8号車の絆を現しているかのようだ。そして、まさに超特急が8号車のヒーローであり続けるということを伝えるような歌詞は8号車の胸を熱くさせたはずだ。思いのこもった歌、ダンス。ラストは金色の紙吹雪が舞う中、超特急ポーズで締めくくった。そして「アンコールありがとうございます!2020年最後の曲です!」というタカシのコールで始まったのは12月16日にリリースされたばかりの新曲『Asayake』。「誰もが願う、明日こそいい日であるように」。希望に満ちた曲は、きっと8号車の心を明るく照らしたにちがいない。ライブ後にはツアー「BULlETTRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING『Hoopla!』」の開催決定も発表された。10周年に向けて、超特急は加速していくばかりだ。撮影/米山三郎・深野輝美、取材・文/ふくだりょうこ
2020年12月29日ダンス&ボーカルグループ「超特急」が25~27日の3日間、配信ライブ「BULLET TRAIN ONLINE SPECIAL LIVE“Superstar”」を開催した。本レポートでは26日に行われた2日目のライブの模様をお伝えしていく。3daysの各ライブでテーマを設けた超特急だが、この日のテーマは「超特急との絆物語」。演出を担当するユーキは「今までの超特急の歴史を皆さんに感じて頂きたい。初めてご覧頂いた方には自身のこれまでの人生と照らし合わせて頂いて、感じるものがあるように。ずっと応援してくださった方は、これまでの超特急との想い出を振り返っていただけるようにしたい」とMCで語った。今回のライブではこれまでのツアーと遜色ないステージセットが用意され、背景に大きなモニター、サブステージも設置された。MCなどのトークを最小限とし、超特急の持つ幅広い世界観やパフォーマンスを凝縮させた、見ごたえのある骨太なライブステージを展開した。まず「gr8est journey」「Burn!」「バッタマン」など、盛り上がる場面で選ばれることの多い定番曲を冒頭に披露し、エネルギッシュなスタートダッシュを切った。メンバーも画面越しのオーディエンスに対して声を出したり踊るように休みなく促したりと、開始直後ながらSNSやコメントでは観客のボルテージは最高潮に到達。大きな一体感を一気に作り上げた。そうした中、ステージ上を女性が突然横切り、それを目で追うメンバーたちが映し出されると、エモーショナルで切り裂かれるようなラブソング「need you」へ。これまでの雰囲気から一転、ステージの空気を塗り替え、笑顔や激しい動きを封じ、恋に落ちた切ない男心を表情・ダンス・歌声で表現した。再び先ほどの女性が登場するも、実は女装をしたリョウガということが判明した中、次の曲「What’s up!?」では、小芝居などを挟みつつ、超特急らしい愉快な振り付けが多々盛り込まれる。「Snow break」では再び雰囲気が切り替わり、切ないクリスマスソングへ。この楽曲では画面が5分割され、各メンバーそれぞれのダンスパフォーマンス、タカシの歌唱する様子を一気に堪能する事ができた。続けて、「Beautiful Chaser」を皮切りに、超特急ライブの特徴の1つでもある、音楽・ダンスだけではない様々な要素を総合的に楽しめるパフォーマンスステージの時間へ。メンバーたちは9年間のキャリアで築いた実力の上に成り立つチームワーク・歌唱・ダンスパフォーマンスのほか、俳優など様々なフィールドで得た表現力や経験をパフォーマンスと融合させ、見応えのある骨太なオリジナルのステージを披露した。「Beautiful Chaser」では楽曲の世界観と連動し、演出に炎を多用したほか、ユーキの狂気的な目線や、演技により醸し出されるハードかつバイオレンスな空気がステージを包み込み、オーディエンスたちを強く引き込む。続けて「小さな光」「Starlight」では歌詞の内容に合わせ、ミュージカルのように表情やフォーメーションによるダンスなどを用いながら、楽曲の世界観を表した。後半では「超えてアバンチュール」、メンバーも"カオス曲"として認める「キズナアルゴリズム」など、超特急らしさの1つでもある独特でエキセントリックな世界観の楽曲を披露。直前まで見せていた完璧な世界観のステージとのギャップの大きさと、全力の変顔やおふざけ、おちゃめな様子に、オーディエンスは「着いていくのに忙しい!」「完璧なステージもできるのに、こういう面白さもあるのがやっぱり超特急!」とコメントを通じて盛り上がりを見せていた。タカシが「もう何も悔いを残すことはありません」と口にすると、「Stand up」、そして今の超特急の魅力が最も分かる形にアレンジされた「Superstar」でクライマックスを飾り、この日のライブは幕を閉じた。○セットリストM1:TRAINM2:gr8est journeyM3:Burn!M4:バッタマンM5:need youM6:refrainM7:What’s up!?M8:My BuddyM9:Snow breakM10:Beautiful ChaserM11:小さな光M12:StarlightM13:a kind of loveM14:AsayakeMCM15:Winter ShowM16:超ネバギバDANCEM17:超えてアバンチュールM18:キズナアルゴリズムM19:Stand upM20:Superstar
2020年12月28日俳優・賀来賢人が、原作出版75周年を迎えた「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』に参加することが分かった。ソドー島で開かれる“未来の発明ショー”に世界中の発明家たちが大集合。日本から来た世界最速のケンジや、怪しい2人組を乗せたサニーもやってくる。発明家のルースから「機関車は史上サイコーの発明よ」と褒められたトーマスは、ショーを盛り上げようと大活躍。ところが、ダンスをする巨大ロボットや、自動ミルクシェイクマシーンにワクワクしている間に、空飛ぶ車の設計図が盗まれてしまう――。今回賀来さんが担当するのは、10月に登場が発表された際、SNSなどでも話題となったケンジ。シリーズでは11年ぶりとなる日本のキャラクターのケンジは、最新鋭の電気エンジンで世界最速を誇る超特急。ソドー島で開催される未来の発明ショーのサプライズゲストとしてやってくる。「今日から俺は!!」『AI崩壊』『新解釈・三國志』などに出演するほか、『ライオン・キング』ではシンバの吹き替えも担当した賀来さん。今回、インパクトが強い外見に品行方正な話し方というギャップのあるケンジを演じるにあたって「きかんしゃトーマスは子供の頃ずっと楽しく見ていたので、今回のこのような作品に参加出来て本当に嬉しいです。ケンジの顔に若干似ているきがするのは私だけでしょうか?それがオファーの理由では?」と話し、「とにかくおもいっきり楽しみたいと思います。是非劇場にお越し下さい!」とコメントしている。また、ワクワクの予告編も到着。巨大ロボットや空飛ぶ車、ケンジの登場シーンなどが映し出され、“大ソードー”な様子が確認できる。また、ピンチを何とかしようと、ぶっ飛びブースターで爆走するトーマスの姿、それを助けるゴードンやレベッカら仲間たちのチームワークなどエンタメ感満載だ。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は2021年3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年12月17日