今回は、まさかの体験をしたときのホラーエピソードを紹介します。ある吹雪の日前の車が停まったと思いきや…すると…そこにいたのはおじいさん…ある吹雪の日。突然目の前に人が出てきたと思ったら、それはおじいさん。病院までつれてってほしいとお願いをされて…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。作画:fatapi編集:愛カツ編集部
2024年02月08日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:fatapi吹雪の日に起こった出来事朝4時の吹雪のなか、主人公は車で出社しています。視界が悪く主人公は前の車をしっかりと見ながら運転していました。すると前の車が急停止したかと思ったら、急に走り去ったのです。出典:愛カツ前の車が急停止出典:愛カツ走り去る車出典:愛カツ不審な動きの車に主人公が「ん?何あれ…」と思っていると…。その直後、主人公をヒヤッとさせることが起こります。ここでクイズこの直後ヒヤッとする出来事が起こります。それは一体何でしょうか?ヒント!主人公は驚いて車を急停止させました。その出来事とは出典:愛カツ正解は…正解は「人が飛び出してきた」でした。突然目の前に人影が現れ、驚いた主人公は車を急停止させます。よく見ると、吹雪のなか飛び出してきたのはおじいさんで…。主人公に「この先の病院まで連れていってほしい」と要求するのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月30日皆さんは、奇妙な体験をしたことはありますか?今回は吹雪の中謎のおじいさんに会ったエピソードと、感想を紹介します。イラスト:fatapi吹雪の中を車で出勤冬は除雪のため、朝の4時に出勤している主人公。吹雪の中、車を走らせていると…。前の車が不審な動きを…出典:愛カツすると不意に前の車が停車した後、勢いよく走り去っていきました。「なにあれ…」と不思議に思っていたところ、目の前にいきなりおじいさんが現れます。主人公が慌ててブレーキを踏むと、おじいさんから「この先の病院まで連れて行ってくれんかのう」と頼まれて…。吹雪の中置き去りにできないと思った主人公が承諾すると、次の瞬間おじいさんの姿が見当たらなくなります。奇妙な出来事に恐怖を感じ、主人公も慌てて走り去るのでした。読者の感想吹雪の中現れたおじいさん、ちょっと怖いと感じてしまいますね。いきなり姿が消えてしまったのも不思議に思います。(30代/女性)前の車も同じことが起こったのかなと思ってしまいました。吹雪の中1人で歩いているおじいさんに違和感を覚えてしまいました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月04日今回は、まさかの体験をしたときのホラーエピソードを紹介します。ある吹雪の日前の車が停まったと思いきや…すると…そこにいたのはおじいさん…ある吹雪の日。突然目の前に人が出てきたと思ったら、それはおじいさん。しかし、どこか様子がおかしい…?※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。作画:fatapi編集:愛カツ編集部
2023年09月19日株式会社ステレオサウンド(所在地:東京都世田谷区、代表取締役社長:原田 知幸)は、ユニバーサル ミュージック合同会社が製造・発売する越路吹雪の高品位なSACD/CDハイブリッド盤『コシジ・イン・ベラミ-ナイトクラブの越路吹雪-』を2023年8月23日から販売します。アルバムジャケット越路吹雪『コシジ・イン・ベラミ-ナイトクラブの越路吹雪-』 ■アルバム紹介越路吹雪は宝塚時代、東宝の専属歌手として活躍し1960年代はシャンソンや映画音楽をカヴァーし多くのファンから支持されました。越路吹雪が1967年、京都の伝説的ナイトクラブ「ベラミ」で開催したリサイタルの模様を収録した『コシジ・イン・ベラミ-ナイトクラブの越路吹雪-』は、1967年に初回LPが東芝EMIから発売、1990年代以降は度々CDとして発売されてきました。この名アルバムは、膨大なレパートリーの中から越路吹雪の代表曲15曲を厳選し、ジョージ川口とビッグ4+2、トロンボーン、ヴォーカル・ショップ、内藤法美らの演奏を従えて収録。越路吹雪の歌が観衆の声援とともに収められ、オーディオ的にも聴きごたえのあるライヴ盤として愛されてきました。今回新たにステレオサウンドが販売する初のSACD/CDハイブリッド盤『コシジ・イン・ベラミ-ナイトクラブの越路吹雪-』は、越路吹雪のライヴ盤としての魅力を最大限に伝えるべく、オリジナルのアナログマスターテープにまで遡りていねいなマスタリングを経て制作されているのが最大の魅力です。初のSACD/CDハイブリッド盤のマスタリングを務めたのは、PICCOLO AUDIO WORKSのマスタリング・エンジニア松下真也。オリジナルの1/4インチ・アナログマスターテープを調整の行き届いたテープレコーダーでプレイバックし、最小限の音調整を施した上で高品位なSACD/CDハイブリッドとして完成させました。新たに発売する『コシジ・イン・ベラミ-ナイトクラブの越路吹雪-』で、ナイトクラブという環境だからこそ記録できた越路吹雪と観衆の独特のやりとり、彼女とビッグ・バンドの息の合った演奏を臨場感溢れる音で追体験できるでしょう。越路吹雪の生々しい歌声、そして抑揚感のあるダイナミックなサウンドをお楽しみいただけます。■商品概要越路吹雪 『コシジ・イン・ベラミ -ナイトクラブの越路吹雪-』収録曲01. オープニング02. 決して云わないで03. チャンスが欲しいの04. ミロール05. 愛のバラード06. サン・トワ・マミー07. オー・パパ08. 家に帰るのが怖い09. ヒット・メドレーラブ・ユー~恋ごころ~夜霧のしのび逢い~想い出のソレンツァラ~ろくでなし~じらさないで~ラスト・ダンスは私に10. 愛の讃歌(アンコール)発売日 :2023年8月23日(水)品番 :SSMS-068形態 :SACD/CDハイブリッド販売価格 :4,730円(税込)JAN :4571177053251制作・発売:ユニバーサル ミュージック合同会社企画・販売:株式会社ステレオサウンド■会社概要商号 : 株式会社ステレオサウンド代表者 : 代表取締役社長 原田 知幸所在地 : 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀5-12-11設立 : 1969年6月2日(創立1966年1月10日)事業内容: オーディオ専門誌の制作・出版・販売高音質音楽ソフトの企画・制作・販売オーディオビジュアルのポータルサイト運営資本金 : 1,800万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月02日シリーズでは初めて現代を舞台に描いた、現在公開中の『映画刀剣乱舞-黎明-』より、メイキング映像「VFX BREAKDOWN EP.5<桜吹雪・本丸編>」が到着した。映像前半は、鈴木拡樹演じる三日月宗近が、西暦2012年の東京に舞い降りるシーン。桜吹雪のエフェクトが、仮の主・琴音を守るために戦う三日月宗近の、強く美しい姿をより華やかに演出している。一方、西暦995年の平安期のシーンでも、桜吹雪は効果的に使われている。酒呑童子(中山咲月)の最期の呪いを受け、光とともに姿を消してしまう山姥切国広(荒牧慶彦)と、それを追う三日月宗近が印象的なシーンでは、荒牧さんの全身を3Dスキャンし、VFXチームの緻密な計算により仕上げられた。また後半は、骨喰藤四郎(定本楓馬)、堀川国広(小西詠斗)、一期一振(本田礼生)、小烏丸(玉城裕規)の四振りがいる、本丸の映像。徐々に色が失われていく本丸について、美術担当は「色を多く取り入れて華やかなイメージにしました。色が失われていくことが重要なテーマの1つだったので、刀剣男士が歩く廊下にも色の入ったカーテンを付けたり提灯もカラフルにしたりして、色が失われていく様が目立つよう工夫しました」とそのこだわりを明かしている。『映画刀剣乱舞-黎明-』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:映画刀剣乱舞-黎明- 2023年3月31日より全国にて公開©2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
2023年04月19日海に臨む雪に覆われた神社の写真。その美しい風景に引き込まれる人が続出しています!吹雪の夜があけた朝、京都の北の果て。海に臨む神社に青空が映えてとても綺麗だった。 pic.twitter.com/i2PVSSrvu2 — 京柱うさだだぬき (@usalica) January 13, 2021 京都府宇治市出身で、京都の幻想的な風景写真をTwitterに投稿している京柱うさだだぬき(@usalica)さん。こちらは京都府京丹後市にある『福島神社』で、吹雪の翌日に撮られたものです。実はこの神社があるエリアは、有名な御伽噺『浦島太郎』に関する伝承が残っている地域。この『福島神社』は乙姫さまを祀っているとされています。海の目の前にそびえる岩に立つ、小さな神社です。京柱うさだだぬきさんが撮影した銀世界の中の『福島神社』。前日の吹雪から一転して、青空が広がり、綿帽子をかぶった鳥居や木々を照らしています。・とても美しい…どうもありがとうございました!・綺麗なところですね♪雪景色いいよね!・浮世絵みたいで綺麗です!その美しさを「浮世絵みたい」と称賛する声も。なんとも幻想的な光景ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月25日元・タカラジェンヌで、女優としても活躍した大路三千緒さんが亡くなった。100歳だった。各メディアによると昨年11月、脳こうそくで倒れた大路さん。1月12日に息を引き取ったという。1920年生まれの大路さんは、39年に宝塚歌劇団の初舞台を踏んだ。在団中も56年の映画「世にも面白い男の一生 桂春団治」や79年のドラマ「阿修羅のごとく」に出演。80年に定年で退団した後も83年の連続テレビ小説「おしん」や90年の大河ドラマ「翔ぶが如く」(すべてNHK総合)などで印象に残る演技を見せた。大路さんの死を悼み、ネットでは《『おしん』での心優しいおばあちゃん役の姿が、とても印象に残っています》《表現を通じて、私達を楽しませ、考えさせてくださってありがとうございました》《大往生でしたね。ご冥福をお祈りします》との声が上がっている。「大路さんはタカラジェンヌOGの中で最高齢。伝説のシャンソン歌手・越路吹雪さん(享年56)とは同期という間柄でした。大路さんは公演の合間を縫って外部仕事に精を出していたので、多忙な日々を過ごしていたと聞きます。退団以降も後輩育成に携わり、90歳まで演劇指導を行っていました。『今の子はスタイルがいい』と誉めることもありましたね」(スポーツ紙記者)そんな大路さんは19年9月、本誌の取材に応じている。5ヵ月後に100回目の誕生日を控えていた大路さんは「100歳だなんてとんでもない!私はまだ80代ですよ」と笑いながら話していた。兵庫県宝塚市内の介護付き老人ホームで暮らしていた大路さんだったが、同取材で「なんでもよく食べますが、お肉が好きですねぇ」と話すなど、まさに元気そのもの。「長いこと宝塚にいたわ。宝塚の舞台は飽きないの」と“宝塚愛”を語ると、続けてこんな夢も明かしていた。「いい役がくれば、またやりたいわ!自分に合った好きな役がきたら、またね」最期まで演じることへの情熱を絶やさなかった大路さん。その女優魂は永遠に不屈だ。
2021年01月20日2020年3月28日(土)・29日(日)の2日間、東京・中目黒GTタワー前広場にて開催される予定であった「第15回 和酒フェス in 中目黒」が、開催延期となった。和酒フェスは、「季節を感じて旬の和酒、食を、日本文化楽しむ利き酒祭」をコンセプトに、日本酒を利き酒で楽しめるイベントだ。15回目となる今回は、「令和の春、新酒、吟醸酒で、花見酒を楽しもう!」をテーマに、全国から集めた44蔵、150種類以上の日本酒を、利き酒し放題で味わうことができる。今回は、国内外での受賞歴をもつ「陸奥八仙」「一ノ蔵」「水芭蕉」などの実力酒蔵の新酒や華やかな吟醸酒に加えて、花見の季節に合わせて「花の井」「四季桜」「花雪」といった花にちなんだ日本酒も楽しめる。さらに、生酒やにごり酒、梅酒のほか、「チロルチョコに合う酒」などの「お菓子の居酒屋シリーズ」も用意する。また会場にはフードブースでは、郷土料理の店や人気店が出店し、日本酒に合うおつまみを提供。そのほか、出品された日本酒の一部、酒器やお猪口ホルダーなどの販売コーナーも展開する。【詳細】第15回 和酒フェス in 中目黒日時:未定※2020年3月28日(土)・29日(日)で開催予定だったが延期となった。時間:第1部 試飲会 12:00〜14:15 / 第2部 試飲会 15:00〜17:15 ※各部入替制会場:中目黒GTタワー前広場住所:東京都目黒区上目黒2丁目1-1定員:各部500名(予定)料金: 3,000円+税(前売制) / 当日券 未定※チケット購入は、「和酒フェス in 中目黒」公式サイト、PassMarket、Peatixにて※料理は別料金〈参加予定酒蔵・銘柄〉■酒蔵ブース(30蔵)「陸奥八仙(むつはっせん)」八戸酒造・青森県*、「一ノ蔵(いちのくら)」一ノ蔵・宮城県、「六歌仙(ろっかせん)」六歌仙・山形県、「郷乃譽(さとのほまれ)」須藤本家・茨城県、「花の井(はなのい)」西岡本店・茨城県、「四季桜(しきさくら)」宇都宮酒造・栃木県、「松の寿(まつのことぶき)」松井酒造店・栃木県*、「水芭蕉(みずばしょう)」永井酒造・群馬県、「三軒茶屋のどぶろく(さんげんぢゃやのどぶろく)」WAKAZE・東京都、「箱根山(はこねやま)」井上酒造・神奈川県、「HINEMOS(ひねもす)」RiceWine・神奈川県、「君の井(きみのい)」君の井酒造・新潟県、「美濃紅梅(みのこうばい)」武内酒造・岐阜県、「白川郷(しらかわごう)」三輪酒造・岐阜県「女城主(おんなじょうしゅ)」岩村醸造・岐阜県、「白真弓(しらまゆみ)」蒲酒造場・岐阜県、「奥飛弾(おくひだ)」奥飛弾酒造・岐阜県、「臥龍梅(がりゅうばい)」三和酒造・静岡県、「四海王(しかいおう)」福井酒造・愛知県、「鉾杉(ほこすぎ)」河武醸造・三重県、「龍力(たつりき)」本田商店・兵庫県、「沢の鶴(さわのつる)」沢の鶴・兵庫県*、「千代田蔵(ちよだぐら)」太田酒造・兵庫県、「梅乃宿(うめのやど)」梅乃宿酒造・奈良県、「七冠馬(ななかんば)」簸上清酒・島根県、「賀茂泉(かもいずみ)」賀茂泉酒造・広島県、「亀齢(きれい)」亀齢酒造・広島県、「山猿(やまざる)」永山酒造・山口県、「光武(みつたけ)」光武酒造場・佐賀県、「花雪(はなゆき)」河津酒造・熊本県■団体ブース(2ブース)酒蔵応援団(7蔵)、「あさ開(あさびらき)」あさ開・岩手県*、「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」白瀧酒造・新潟県*、「越路吹雪(こしじふぶき)」高野酒造・新潟県*、「白龍(はくりゅう)」白龍酒造・新潟県*、「幻の瀧(まぼろしのたき)」皇国晴酒造・富山県*、「加賀鳶(かがとび)」福光屋・石川県*、「渓流(けいりゅう)」遠藤酒造場・長野県■お菓子の居酒屋シリーズ(7蔵)「春鶯囀(しゅんのうてん)」萬屋醸造店・山梨県、「近江ねこ正宗(おうみねこまさむね)」近江酒造・滋賀県、「八鶴(はちつる)」八戸酒類・青森県、「窓乃梅(まどのうめ)」窓乃梅酒造・佐賀県、「銀嶺月山(ぎんれいがっさん)」月山酒造・山形県、「磯乃沢(いそのさわ)」いそのさわ・福岡県、「信州舞姫(しんしゅまいひめ)」舞姫酒造・長野県※*印は初日のみの出店※参加酒蔵は変更となる場合あり
2020年01月24日今後、先進国では2人に1人が100歳まで生きるといわれる現代。ひと足先に長寿の楽しみを謳歌している先輩に長生きの秘訣を聞きました!「100歳だなんてとんでもない!誰が言ったのかしら?私はまだ80代ですよ(笑)」そうおどける大路三千緒さん(99)は、殿堂入りした元タカラジェンヌの中で最高齢のレジェンド。大正9年生まれ、昭和14年に宝塚少女歌劇団に27期生として入団。同期には越路吹雪、月丘夢路、乙羽信子らがいた。男役から、娘役までさまざまな役をこなし、花組と雪組の組長を歴任。60歳の定年で退団後も、『おしん』など多くのテレビドラマで女優として活躍しながら、90歳まで宝塚歌劇団で演劇指導もしていた。現在は兵庫県宝塚市内の介護付き老人ホームで暮らす大路さん。7年ほど前、自宅前のマンホールの上で足を滑らせ転倒。腰の骨などを複雑骨折したのがきっかけだったという。「ここはとてもいいですよ。ワーワーいう人はいないし、静かだし」新聞は毎日、朝と夕方に目を通し、字幕付きでテレビドラマを見るのが楽しみ。ご飯は1日3食しっかり食べる。「なんでもよく食べますが、お肉が好きですねぇ」宝塚時代の昔話を尋ねると、和やかな笑顔でこう答える。「長いこと宝塚にいたわ。宝塚の舞台は飽きないの。でも、舞台の話はね、どこかに行っちゃった(笑)。ごめんなさいね、忘れんぼなの」介護が必要な生活ではあるが、気持ちはまだまだ若い。これからの夢を聞いてみた。「いい役がくれば、またやりたいわ!自分に合った好きな役がきたら、またね……」
2019年09月22日「第14回 和酒フェス in 中目黒」が、東京・中目黒GTタワー前広場で、2019年11月2日(土)、3日(祝・日)に開催される。和酒フェスは、「季節を感じて旬の和酒、食、日本文化を楽しむ利き酒祭」をコンセプトに、日本酒を利き酒形式で楽しめるイベントだ。14回目を迎える今回は、「秋上がり、燗酒、プレミアム酒を楽しもう! 」をテーマに、全国から厳選された57蔵、約200種類の和酒を、2時間15分間の利き酒し放題で楽しむことができる。参加者はまろやかで深みのある“秋上がり”、体に優しく染みわたる“燗酒”、「一ノ蔵」「水芭蕉」「龍力」など令和元年全国新酒鑑評会金賞受賞他、各賞を受賞する“プレミアム酒”などを味わうことが可能。「田酒」「豊盃」「陸奥八仙」「稲村屋」など青森県から19蔵の日本酒が集結する青森県酒造組合ブースにも注目だ。また、無ろ過酒、にごり酒、梅酒なども提供される。利き酒した一部のお酒や、酒肴の即売もあり、自宅用やお土産として購入できるのも魅力的。またフードブースでは、数量限定で秋の風物詩「目黒の秋刀魚(さんま)」を味わうことができる。 【詳細】「第14回 和酒フェス in 中目黒」日時:2019年11月2日(土)、3日(祝・日)第1部 試飲会 12:00~14:15第2部 試飲会 15:00~17:15 ※各部入替え制定員:各部 500名(予定)場所:中目黒GTタワー前広場(東京都目黒区上目黒2丁目1-1)料金:3,000円+税(前売り制)/当日券は未定※公式サイト、PassMarket、Peatixにてチケット販売※料理は別料金。【参加予定酒蔵・銘柄】全国より厳選57蔵■酒蔵ブース(28蔵)<一ノ蔵(いちのくら)>一ノ蔵・宮城県、<六歌仙(ろっかせん)>六歌仙・山形県、<郷乃譽(さとのほまれ)>須藤本家・茨城県、<花の井(はなのい)>西岡本店・茨城県、<松の寿(まつのことぶき)>松井酒造店・群馬県*、<水芭蕉(みずばしょう)>永井酒造・群馬県、<赤城山(あかぎさん)>近藤酒造・群馬県、<力士(りきし)>釜屋・埼玉県、<HINEMOS(ひねもす)>RiceWine・神奈川県、<君の井(きみのい)>君の井酒造・新潟県、<越の白鳥(こしのはくちょう)>新潟第一酒造・新潟県、<美濃紅梅(みのこうばい)>武内・岐阜県、<御代桜(みよさくら)>御代桜醸造・岐阜県*、<白川郷(しらかわごう)>三輪酒造・岐阜県*、<女城主(おんなじょうしゅ)>岩村醸造・岐阜県、<臥龍梅(がりゅうばい)>三和酒造・静岡県、<四海王(しかいおう)>福井酒造・愛知県、<鉾杉(ほこすぎ)>河武醸造・三重県、<玉乃光(たまのひかり)>玉乃光酒造・京都府、<龍力(たつりき)>本田商店・兵庫県、<沢の鶴(さわのつる)>沢の鶴・兵庫県*、<千代田蔵(ちよだぐら)>太田酒造・兵庫県、<【梅乃宿(うめのやど)>梅乃宿酒造・奈良県、<七冠馬(ななかんば)>簸上清酒・島根県*、<山猿(やまざる)>永山酒造・山口県、<桂月(けいげつ)>土佐酒造・高知県、<光武(みつたけ)>光武酒造場・佐賀県、<花雪(はなゆき)>河津酒造・熊本県■団体ブース(3ブース)・酒蔵応援団(7蔵)<あさ開(あさびらき)>あさ開・岩手県*<上善如水(じょうぜんみずのごとし)>白瀧酒造・新潟県*<越路吹雪(こしじふぶき)>高野酒造・新潟県*<白龍(はくりゅう)>白龍酒造・新潟県*<幻の瀧(まぼろしのたき)>皇国晴酒造・富山県*<加賀鳶(かがとび)>福光屋・石川県*<渓流(けいりゅう)>遠藤酒造場・長野県*・青森県酒造組合(19蔵)<関乃井(せきのい)>関乃井酒造・青森県<駒泉(こまいずみ)>盛田庄兵衛・青森県<鳩正宗(はとまさむね)>鳩正宗・青森県<菊駒(きくこま)>菊駒酒造・青森県<如空(じょくう)>八戸酒類 五戸工場・青森県<桃川(ももかわ)>桃川・青森県<八鶴(はちつる)>八戸酒類 八鶴工場・青森県<陸奥八仙(むつはっせん)>八戸酒造・青森<田酒(でんしゅ)>西田酒造店・青森県<稲村屋(いなむらや)>鳴海醸造店・青森県<菊盛(きくもり)>丸竹酒造店・青森県<津軽じょんから(つがるじょんから)>カネタ玉田酒造店・青森県<豊盃(ほうはい)>三浦酒造・青森県<じょっぱり(じょっぱり)>六花酒造・青森県<松緑(まつみどり)>齋藤酒造・青森県<白神(しらかみ)>白神酒造・青森県<岩木正宗(いわきまさむね)>竹浪酒造店・青森県<安東水軍(あんどうすいぐん)>尾崎酒造・青森県<玉垂(たまだれ)>中村亀吉・青森県・愛知の酒(3蔵)<金虎(きんとら)>金虎酒造・愛知県*<神杉(かみすぎ)>神杉酒造・愛知県*<三州三河みりん(さんしゅうみかわみりん)> 角谷文治郎商店・愛知県*※参加酒蔵は変更になる場合がある。*は初日のみ出展。
2019年08月24日ワハハ本舗の歌姫“梅ちゃん”こと梅垣義明が7月で60歳を迎えるのを記念して、『梅垣義明60還暦リサイタル!~本物のシャンソンが歌える年になりました~』を全国4都市で開催する。新作はもちろん過去のベスト版と、さらに劇場が敬遠する“禁断の秘蔵ネタ”を日替わりで解禁する。「みんな年齢を重ねるとバカなことをやらなくなるんだけど、やり続けた方がカッコいいんじゃないかなって」と梅ちゃん。過去発表した歌ネタは250曲以上。そこから今回は、越路吹雪の名曲『ろくでなし』を口ずさみながら、鼻の穴に詰めた豆を客席に飛ばす“殿堂ネタ”を筆頭に新旧10~12曲を厳選、2時間強のショーに仕立てる。「WAHAHA本舗PRESENTS 梅垣義明 60還暦記念リサイタル!~本物のシャンソンが歌える年になりました~」チケット情報「歌は上手いから心に響くかと言えば、そういう問題でもなくて。芝居と同じで技術だけじゃない、その人自身が問われるようなものだと思う。僕も60歳を迎えどんなものが滲み出せるのか。それは、お客さんたちに発見していただきたいんですけど(笑)」。舞台美術並みの質と量を誇る衣裳も見ものだが、過去にはそれが原因でお蔵入りしたネタも…。「加山雄三さんの曲『海 その愛』では、スルメイカの丸干しと昆布でできたドレスに、鰹節のストールを巻いて出たら、お客さんがドッと沸いて。自分も歌ってて楽しかったんだけど、劇場に臭いが残ってダメでした」。他にも『ケ・セラ・セラ』では、トレビの泉を模した噴水型の衣装で水を撒き散らし、観客も負けじと噴水にお賽銭を投げ入れ応戦(?)するなど、観客参加型の演出が持ち味。加えて、衣裳替えも舞台上で行い、出突っ張りでもてなすのが梅ちゃん流だ。「今は映像で場をつなぐ舞台もあるけど、僕はひとが一生懸命もがいて汗かいてる舞台の方が、観るのもやるのも面白いと思う。超アナログなことをやってます。ハイヒールで2階席まで駆け上がれるのも、お客さんの拍手や笑い声があるから。僕も乗せるし、お客さんにも乗せられる。そんな瞬間があると、いい舞台だなと思います」今回は喰始が監修に回り、新たにすずまさが構成・演出を務める。還暦を境に、梅ちゃんの新たな章の幕が開く。「子どもからお年寄りまでいろんな世代が一緒に笑えるのが、僕らの舞台のいいところ。僕自身、『これを見逃すともったいないな』と思いながら面白いことをやってるので(笑)。ぜひ初めての方にも、観に来てほしいなと思います」。公演は7月13日(土)から15日(月・祝)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、7月19日(金)に東京・山野ホール、7月27日(土)、28日(日)に仙台・誰も知らない劇場、8月23日(金)に名古屋・ダイアモンドホールで上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月02日フランス歌謡・シャンソンの深みを味わえる「レジェンドたちのシャンソン 2019シリーズ」が今夏を彩る。錚々たる面々が集う同コンサートを牽引するひとりが、1955年8月5日の新派公演にて水谷良重の名で初舞台を踏んだ同日、「ハッシャ・バイ」でジャズ歌手デビューも果たした当代・水谷八重子だ。【チケット情報はこちら】「“あたし”の歌の育ちには終戦が絡んでいますからアメリカが優先で、しばらくの間、シャンソンは食わず嫌いでした」と振り返る。同ジャンルに傾倒したきっかけは、日本を代表するシャンソン歌手・越路吹雪だった。越路といえば、元宝塚歌劇団トップスターにして、希代のシャンソン歌手エディット・ピアフの伝道師。八重子は越路の公私においての「人間力」に惹かれたと眼を細める。加えて、日本におけるシャンソンの浸透については「岩谷時子先生のお力ね」と懐かしむ。岩谷は名作詞家かつ訳詞家のみならず、越路のマネージャーでもあった人物だ。八重子いわく「越路のお姉と岩谷先生は、日本のお客様の前で歌うんだから、どこの国のものでも日本語で伝えなければというのが信念。私もできるだけ言葉と、言葉の裏にある気持ちを伝えたいという思いでコンサートに臨んでいます」そんな八重子が今回、ソロナンバーとして披露するのは『人生は過ぎ行く』、『愛の讃歌』、『夢の中に君がいる』、『サン・トワ・マミー』、『ラストダンスは私に』、『兵士の別れ』の5曲。それぞれ副題に、18日は「~4人の巴里祭~」、19日は「~歌と朗読で綴る シャンドン・ド・パリ~」と冠され、異なるラインナップが用意されている。元宝塚歌劇団トップスターで女優の安奈淳とデュエットする『ろくでなし』も注目すべき1曲だ。通常、明るく歌われることが多い同曲だが、八重子は「実はとても悲しい曲。だって人から『ろくでなし』と言われたことで街から出て行かなければならないんだもの……でも今回は安奈さんとご一緒。役を交代するように気持ちも入れ替わり立ち替わりして歌えますので、楽しい『ろくでなし』になると思います」。本公演に懸けるを思いを「歌の場合、相手役はお客様。ですから、どうぞいい相手役に出会えますようにと祈っています」と締め括りつつ、「『セックス・マッド』がやりたいのよ!」と同席したプロデューサーに談判。かつてフランスのレビュー・スター、ジジ・ジャンメールが日比谷公会堂で披露した際に八重子が感銘を受けた、キワドイ内容の曲だというから聴き逃せない。細部にこそ魂が宿ると言われるが、一音にも同じことが。「越路さんは“歌詞に“わたし”とあっても、“あたし”って歌わないと色気がなくなるよ”と。折しも同時期、母(初代・水谷八重子)が“新派の芝居では、“わたし”って言っちゃ堅くなるからね。”……そんな奇遇を受けて、岩谷先生が新派のお芝居の曲を書き下ろしてくださった時、タイトルを“あたし”にしたこともあるのよ」。来年で芸能生活65周年を迎える希代の歌姫に出逢いに、ヤマハホールを訪れてみては?取材・文:山田美穂
2019年06月13日ワハハ本舗の“歌姫”こと梅垣義明が、昨年に引き続き単独公演を行う。その名も『梅垣義明60 還暦記念リサイタル!』。60歳を迎えた翌日から幕を開けるステージの詳細を掘り下げるべく、梅垣のもとに向かった。【チケット情報はこちら】シャンソン・ポップスといった定番曲の生歌に、過剰な“客席サービス”を盛り込むショーで知られる梅垣。越路吹雪がカバーした『ろくでなし』を歌いながら鼻から豆を飛ばすパフォーマンスが特に有名だ。しかし、今回のサブタイトルは『本物のシャンソンが歌える年になりました』。おなじみのネタを封印して美声のみを響かせるのか? そう尋ねると「年を重ねないとシャンソンは歌えない、みたいなステレオタイプへの皮肉」と笑う。そんな舞台を30年ほど務めてきた梅垣には、今や280近いネタが。この還暦記念リサイタルでは「昨年のベスト版で披露しなかったステージを届ける」と意気込み、「去年ご覧になった方も楽しめる内容」と予告。特に大阪では日ごとにネタを変え、東京では新宿コマ劇場でしかやったことのないネタを展開するという。還暦記念は演出家の変更にもおよび、今回は監修にまわった喰始に代わってワハハ本舗の設立メンバー・すずまさが登板。美空ひばり『悲しい酒』を歌いながらオムツに酒を注ぐ……といった“1曲あたりひとつのアイディア”とMCの繰り返しだった従来の構成を大胆に翻し、「後半戦はメドレーを投入してノンストップで歌う“波”を起こし、喋りなしで一気に突っ走る演出を模索しています」と構想を明かした。ピアニスト・田中大介とのセッションも予定されている。客席サービスに関しても、来場者全員に女性用パンティを配布して被らせた過去を引き合いに出しながら「開演の前後にも“非日常”の空間をつくることが僕の仕事」と語り、今回も同じような取り組みを行うことを匂わせた。どんなアイテムですか? と身を乗り出した筆者を制するように「言いませんよ!」と口を閉ざしながらも、梅垣は「ちゃんと剃ってありますから」と脇の下をチラ見せ。カメラの撮影を受け入れた。どのようなパフォーマンスが行われるのか、ぜひ会場で確認してほしい。公演は7月13日(土)から15日(月・祝)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて。その後、19日(金)に東京・山野ホール、27日(土)と28日(日)に宮城・誰も知らない劇場、 8月23日(金)に愛知・ダイアモンドホールと巡演する。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年06月06日予期せぬ別れを迎え、愛する人に伝えられなかった思いをつづった一編の詩から誕生した『最後だとわかっていたなら』を今年3月にリリースしたシャンソン歌手のクミコ。包み込むような優しさの中に凛とした芯の強さも感じるクミコの歌声が、聴く者を魅了する。クミコチケット情報「2017年の秋ごろ、歌ってみませんかというお話がありました。詞だけを読むととても重く、どういう声で歌えば伝わるだろうかと試行錯誤しました。でも、歌うたびに響きが変わって。歌い方に正解はありませんから、日々、変わっていくものなのかなと思います」と楽曲との距離感を語るクミコ。一方で、今だからこそ出会ったと深い縁も感じている。そのことを如実に表しているのが、年老いた男女とひとりの女性を描いたアニメーションで展開する同曲のミュージックビデオだ。この女性はクミコをモデルにしているという。クミコは今、90歳を超えた両親の介助も担っている。「歌うたびに自分が戒められている感じがしました。疲れているとイライラしてしまって、つい両親に対する言葉もきつくなって。そんな自分が嫌にもなって。そんな時に口ずさむと気持ちがすっと鎮まるのです。この歌はお守りのような存在ですね。私の実生活と切り離せないものになっているので、まさしく自分のドキュメンタリーのような歌だなと思っています」。同じような思いを抱えた人や境遇の人が大勢いる。「応援歌という言い方はおかしいかもしれませんが、少しでも慰めになれば」。9月1日(土)には大阪でコンサートを開く。一部は越路吹雪も歌ったシャンソンの名曲を、二部は『最後だとわかっていたなら』や『わが麗しき恋物語』をはじめとするクミコのオリジナルソングを披露する。「シャンソンはメロディもわかりやすく、歌詞も物語性があります。歌の中には大体、落語に出てきそうな、どうしようもない人たちが登場します(笑)。このコンサートでは、見終わった後に“人間って愛しいな”と思ってもらえたら」。公演は、9月1日(土)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。チケットは発売中。取材・文:岩本和子
2018年08月17日「私は着る服の枠を作りません。年齢や流行に逆らって、何十年も前のアイテムを取り入れてコーディネートに遊び心を持たせています。いかに面白く楽しく着こなすか、今の年齢だからできることかもしれません」 そう話すのは、スタイルブック『草笛光子のクローゼット』(主婦と生活社)が話題になっている、女優の草笛光子さん(84)。スタイルブックのなかでは、私服の着こなしを披露しており、オシャレのこだわりや女優生活についても語っている。 4月14日から主演映画『ばぁちゃんロード』が公開。9月には主演舞台『6週間のダンスレッスン』再演予定と、精力的に活動を続ける草笛さんに、オシャレのこだわりや美の秘訣について質問しました! 【Q】ユニクロなどプチプライスのアイテムも着用されるそうですが、どのようにコーディネートに取り入れていますか? 「プチプライスや高価な洋服など、特に区別はつけていません。いろいろな物を混ぜて楽しんでいます。ミックスしてうまくコーディネートができたときは、とてもうれしいですね」(草笛さん・以下同) 【Q】ご自身のクローゼットのなかで、とくに思い入れの深いものは? 「越路吹雪さんに買っていただいたブレスレットです。生前の越路さんとの最後のお買い物で『これを見たら、私を思い出して』と何度も言われました。言葉の意味をわかっていた私は、ごまかすことが精いっぱいでした」 【Q】最近買ったファッションアイテムは? 「最近は忙しくて買い物が全然できていません。ですが、私は買い物が大好き!小さいころは、百貨店の娘になりたいと思っていました。落ち着いたらあちこち回って買い物を楽しみたいですね」 【Q】いつまでも元気で若々しくいるために、食生活や運動などで気を付けていることを教えてください 「体にいいことはできるだけたくさん試して、その中で自分に合うものを続けています。昔から続けているのは、毎朝セロリを食べること。地方に行っても、これだけは欠かさず続けていますね」 【Q】続けている美容法はありますか? 「これが美容法と言えるかはわかりませんが、冷え性対策として夏場でも湯船には10分間は必ずつかるようにしています。入浴剤やバスソルトを使って、バスタイムを素敵に彩っています」 【Q】美しいグレーヘアを保つために何かしていますか? 「体のなかで、髪の毛は本当に何もしてないんです。かわいそうに。昔は髪を染めたりして気にしていましたが、染めるのをやめたら解放された気分になりました。ありのままで堂々といられるのって、自由で気持ちがいいですよ」 【Q】仕事や私生活での今後の夢は? 「母と誓った『最後まできれいに生きること』。人を押しのけたり、傷つけたり、踏み台にしたり。そういう汚い生き方はしないということ。これを最後まで貫き通していきたいです」
2018年03月25日「越路吹雪さんの魅力は、振り幅の広さ。大胆かと思えば繊細だったり、機嫌がいいかと思えば不機嫌になったり。と人間くさくて、どこか憎めない。そういう部分が人を引きつけ、愛された理由ではないでしょうか。やはり、天性のスターなんだと思います」 こう話すのは、昼の帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系・月〜金曜12時30分〜)で、昭和を代表するスター・越路吹雪さん(享年56)を演じる大地真央(62)。自身と同様、宝塚歌劇団の男役トップスターとして一時代を築いた大先輩に思いを馳せる。 「宝塚音楽歌劇学校時代の越路さんは、かなりの“異端児”だったそうです。私も、何かとやらかしては組長に叱られていたので、自分と重なる部分も(笑)」(大地・以下同) 宝塚退団後の越路さんは、作詞家・岩谷時子さん(享年97)とタッグを組んで『愛の讃歌』など数々の名曲を世に送り出した。 「岩谷さんという生涯の友がいて、ピアニストの旦那様に公私ともに支えられ、なんて幸せな方なんだろうと思います。私自身、シャンソンはもっと年を重ねてから……と思っていたので、十分大人になったいま(笑)、このタイミングでこの役をいただけたことがうれしくて。ヘアメークや衣装に“越路さんっぽさ”は意識しつつも、自分のなかから生まれるものも大事にしたい。『この歌をどんな気持ちで歌っていたのだろうか?』と考えながら私なりの表現ができればと思っています。そういう挑戦ができていることが幸せですね」 帯ドラマの撮影をこなす日々。気になるのは、その美しさの秘訣だ。 「ふだんはロケ弁もいただくし、外食も大好き。ただ、自分で選択できるときは、なるべくオーガニックなものを口にするように心がけています」
2018年03月15日(提供:岩谷時子音楽文化振興財団) 「2人の関係を一言で表現するなんてできません。戦友、姉妹、母子、友人であり、ときにはタレントとファンの関係でもありました。“誰も立ち入れない”特別な結びつきを感じましたね」 こう話すのは、岩谷時子音楽文化振興財団理事で音楽プロデューサーの草野浩二さん。 『愛の讃歌』『サン・トワ・マミー』など、数々の名曲を世に送り出した越路吹雪さん(享年56)。そしてマネージャーとして彼女を支えた作詞家の岩谷時子さん(享年97)。2人の足跡と友情を描いた帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系)が主婦の間で話題になっている。 そんな2人の特別な結びつきを、草野さんと、晩年の岩谷さんを取材した評伝『歌に恋して』の著者で音楽評論家の田家秀樹さんに語ってもらった。題して、ドラマでは伝えきれないであろう“真実の越路吹雪物語”。 ■越路さんのために何度もラブレターを運んだ 「岩谷先生は、よくラブレターを運ぶ“恋の飛脚”をしていました」(草野さん) 岩谷さんの著書『夢の中に君がいる』には、こうつづられている。 《私は彼女の恋には全く無関心で、せんさくする気など皆無だった。彼女だけの世界の出来事なので、頼まれた郵便をポストに入れるような気持ちである》(以降《》内は同書より引用) 越路さんは昭和34年、作曲家・内藤法美さんと結婚。2人の間を行き来したのも、岩谷さんだった。 ■夫も嫉妬するほどの“知りすぎている”仲 内藤さんは当時、作曲家、ピアニストとして活躍していたが、音楽業界では、越路さんと岩谷さんのほうが格上だった。 「しかも2人には、夫でさえ立ち入れない、強い絆があります。内藤さんは岩谷さんに対し、嫉妬心にも似た、複雑な思いを抱いていたのではないでしょうか」(田家さん) 敏感に察した2人は、こんなやり取りをしている。 《「内藤さんは私が嫌いなの?」「ごめん、時子さんが自分より早い時代から私を知っているのが、嫌らしい」》 越路さんはいい奥さんになろうと夫に尽くした。一方、越路さんの不眠症のことは常に気にかけていた岩谷さんだが……。 「夫婦の生活とは距離を置いていたため、越路さんの自宅で先生を見たことはありません。でも、越路さんは不眠症を抱えたままで、特に公演中は眠れない……。夜は、ボクら若手のレコード会社のスタッフがお邪魔してね。越路さんは睡眠薬とお酒を飲んでリラックスした状態でマージャンをすると、途中でことんと眠りに落ちる。そんな越路さんを寝室に担いで、そーっと帰るのが仕事でした」(草野さん) ■胃がんで早世。葬儀の日も“付き人”に徹した…… 昭和55年、越路さんが胃がんのため入院。病名は本人には知らされず、岩谷さんは内藤さんからではなく、越路さんの親族から真相を知った。岩谷さんは見舞いの際も、ベッドサイドで看病する内藤さんに遠慮するように、顔だけを見せる程度だった。 同年11月、越路さんは56歳の若さでこの世を去った。葬儀では、家族席に座ってもおかしくないほどの間柄だった岩谷さんだが、会場に入りきれない弔問客を控室に案内する役目を買って出た。 「最後までマネージャーとしての役割に徹したかったのでしょう」(田家さん) ■“大切なもの”を守るため無報酬を貫いた! 岩谷さんは、越路さんとの出会いから別れに至るまでの約40年間、“越路ファースト”の姿勢を崩さなかった。 「“越路吹雪のマネジメント”については、一切報酬を受け取らなかったと聞いています。控えめで、人前で歌うことが苦手な岩谷さんにとって、舞台でスポットライトを浴びる越路さんは、自分の夢や憧れを叶えてくれる存在だったんでしょうね。そこにビジネスや打算を持ち込まなかったからこそ、岩谷さんは生涯無報酬を貫いた。自分のいちばん大切なものを守ろうとしたんだと思います」(田家さん)
2018年03月05日『愛の讃歌』『サン・トワ・マミー』など、数々の名曲を世に送り出した越路吹雪さん(享年56)。そしてマネージャーとして彼女を支えた作詞家の岩谷時子さん(享年97)。2人の足跡と友情を描いた帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系)が主婦の間で話題になっている。 「2人の関係を一言で表現するなんてできません。戦友、姉妹、母子、友人であり、ときにはタレントとファンの関係でもありました。“誰も立ち入れない”特別な結びつきを感じましたね」 こう語るのは、岩谷時子音楽文化振興財団理事で音楽プロデューサーの草野浩二さん。そんな2人の特別な結びつきを、草野さんと、晩年の岩谷さんを取材した評伝『歌に恋して』の著者で音楽評論家の田家秀樹さんに語ってもらった。題して、ドラマでは伝えきれないであろう“真実の越路吹雪物語”。 ■「越路吹雪のサイン」の代筆が友情のはじまり 2人が出会ったのは昭和14年。宝塚歌劇団の初舞台に立った越路さんが『宝塚クラブ』『歌劇』の新米編集者・岩谷さんに「一緒にサインを考えてほしい」と持ちかけたことがきっかけだ。 「後年、岩谷先生が山のように積まれた色紙に、越路さんのサインを代筆している姿を見ました。おそらく世の中に出回っているサインの多くが、岩谷先生が書いた“ホンモノ”と言えます」(草野さん) 2人はお互いを「コーちゃん(越路さんの本名が河野美保子のため)」、「お時さん」と呼び合う仲になった。 ■東京での“お目付役”から作詞の才能を発揮! 昭和26年、越路さんが東宝に移籍し、東京に転居する際も、2人は一緒だった。 「越路さんに男性社員を付けるわけにもいかないし、東京で悪い虫がつくといけないと、宝塚の社命で“転勤”するように言われたのが岩谷さん。なかば監視役のようなものでした」(田家さん) 職場の隣が、渡辺プロダクションという縁があり、岩谷さんは後にザ・ピーナッツの作詞を担当。数々のヒット曲を世に送り出すのだった。 ■映画撮影中は共同生活。“寝起き”時はけんかも 上京したばかりのころ、映画の撮影や舞台が始まると、女性2人に気を使い、映画監督や劇場支配人が自宅の部屋や劇場の空き部屋を用意してくれたという。 「後に、岩谷さんは『あの人は不眠症だから起こされるのが嫌。撮影も嫌。現場でも朝から晩までふくれっ面でけんかばかり。詞を書く時間なんてありませんでした』と振り返っていました」(田家さん) ■舞台前の緊張を和らげてくれたおまじない 大スターとして舞台上でも堂々と歌い上げる越路さん。しかし、2人の共著作『夢の中に君がいる』で、岩谷さんは意外な一面をつづっている。 《楽屋にいる彼女は、めったに笑うこともない一人の神経質な、か弱い女性だった。「私は、ふるえている哀れな小鳩よ」と、いつも言っていた》 「舞台袖では、岩谷さんが越路さんの背中に指で“虎”と書き、ポンポンと3回たたくおまじないをして、いつも送り出していました」(田家さん) ■越路さんの“恋愛経験”が歌詞の元ネタに 「人を傷つけてしまうから、恋愛は苦手。歌の中で恋をしているから、十分なんです」 そう語っていたという岩谷さん。昭和43年にヒットした、ピンキーとキラーズの『恋の季節』を作詞するときは、越路さんの恋バナが役立った。 「越路さんが仕事でブラジルに行ったとき、フランス人俳優から『朝早くにコーヒーを飲もう』と誘われたのです。じつは、それは男女が一夜を共にする、フランス人の口説き文句。岩谷さんがこのエピソードを聞き『夜明けのコーヒー』という歌詞を思いついたそうです」(田家さん) そんな岩谷さんに、越路さんは「お時さんは、私の恋愛で歌を作る。“恋泥棒”だ」と笑っていたという。
2018年03月05日人間国宝でもある歌舞伎女方、五代目・坂東玉三郎が今春開催する特別コンサート“越路吹雪を歌う「愛の讃歌」”の制作発表会見が、2月28日、東京銀座のブルガリ プライベート ラウンジにて開かれた。【チケット情報はこちら】このコンサートは、昨年春に開催された“越路吹雪 三十七回忌 追悼特別公演”に坂東が出演し、越路の晩年の代表作でありシャルル・アズナヴールの名曲「妻へ」を歌唱したのをきっかけに、「越路が遺した歌のバトンを次世代に引き継ごう」という熱い思いから実現することになった。坂東は、「現代の人たちにとっては新曲に近いほどの歌もございます。50年代から80年代にできた素晴らしい心の入った歌を皆様にご披露できればと思います」と抱負を述べ、シャンソンの名曲「愛の讃歌」を披露。さらに、ゲスト出演が決定している元宝塚歌劇団のトップスター真琴つばさ、姿月あさと、大空ゆうひ、水夏希、霧矢大夢、凰稀かなめ、そして、数々のミュージカルに出演する海宝直人とともに「すみれの花咲く頃」を歌い、美しいハーモニーを聞かせた。「生前の越路さんにお会いしたことのないのがとても残念なんですけど、玉三郎さんから越路さんのエピソードをお聞きするのが楽しみ」(真琴)、「大好きな越路さんの歌を歌えるのは幸せ」(姿月)など、宝塚の大先輩である越路への思いを語るなか、坂東は話に出てくる越路の歌を自身の記憶だけで披露。「玉三郎さんの越路さん愛は本当にすごいんです!」と真琴が絶賛するように、「LPを何度も聴いていたので覚えています。舞台もほとんど観てました」と越路愛は筋金入り。「舞台人になるということがどんなことなのか、越路さんの舞台裏も勉強したかった」と越路の生き方を手本としていたことも明かした。コンサートでは、アコースティック編成で、シャンソン、ミュージカルの名曲を届ける。「越路さんの歌のなかで心を動かされるものは何かと相談しながら選曲しました。皆さんと一緒に歌うところを作りたいことからメドレーもあります」と明かした。また、衣装も見どころのひとつで、「皆さん背が高いので縦線の素晴らしさが出ると思います」とニッコリ。「越路さんの魅力は一言で言えない。生で観ないと分からなかった部分を皆さんと歌うことによって、夢が見られることが大事かなと思っております」と語った。“越路吹雪を歌う「愛の讃歌」”は、4月12日(木)東京・NHKホール、5月3日(木・祝)大阪・フェスティバルホールなど、全国各地で開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2018年03月02日戦後の大スター・越路吹雪の波乱万丈の人生を綴る、帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」が、1月8日(月・祝)より放送スタート。この度、そのナレーションを同じく宝塚歌劇団で男役トップスターとして活躍した真矢ミキが務めることが決定した。今回、ドラマのナレーション初挑戦となる真矢さんは、「非常に光栄です。台本が面白く、自分がナレーションだということを忘れて一気に読んでしまいました」とコメント。また、ナレーションを担当する上で最も大切にしたのは、“ヒロインへの愛しい思い”だそうで、「人よりも何十倍も何百倍も好奇心いっぱいな少女時代の越路さんが、本当にかわいらしくて…。そんな愛しさや温もりを込めて読みたいなと思いました。戦争が影を落とす時代の物語でもあるので、歴史的な事実については感情をこめずに淡々と読むべきなのかもしれませんが、越路さんの熱、明るさ、力が感じられるようにナレーションを入れたいなと考えました」と語り、収録中は監督と声のトーンについて確認しあいながら、作品のナビゲーションを務めたという。宝塚退団後、しばらく不遇の時代があったと言う真矢さん。そのとき越路さんの活躍にヒントを求め、越路さんの映像を借り集めて片っ端から鑑賞したそう。「好きすぎて困る越路さんを、これまた大好きな大地さんが演じられるなんて…本当に困ってしまいます。ナレーションを担当するのに当たって第1話を拝見しましたが、冒頭のステージシーンからたまらない空気が流れてきました!」と興奮気味に語る。ドラマの見どころについては、「越路吹雪さんをご存知の方もそうでない方も、古きよき時代にこういうスターが存在したという“灯”が心にともると、とても楽しいと思います。時代によってスターは変わっていくのでしょうが、“不動とはこのことよ”という力強さが感じられますし、どんな時代もパイオニアとして発信してきた人は魅力的。そういうことがひとりでも多くの皆さんに伝わると思うとうれしくて仕方がないですね。いま私の心は、少女時代の越路さんのように躍っています!」とコメントを寄せている。ドラマは、昭和の歌姫・越路吹雪(本名・河野美保子、愛称“コーちゃん”)がたどった波乱万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていく物語。“落ちこぼれ”といわれた宝塚時代、生涯の友・時子との運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が新しい歌の世界を切り拓き、二人三脚でトップスターへと駆け上がっていく軌跡。昭和という激動の時代を背景に、誰もが耳にしたことのある名曲の数々をちりばめながら、華やかなるものの“光と影”を紡いでいく。そんなヒロイン・越路さんの青年期を瀧本美織が、絶頂期を大地真央が演じる。帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」は1月8日(月・祝)より毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送。再放送は毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月05日展覧会「ヨーロピアン・モード」が、東京・新宿の文化学園服飾博物館で開催。会期は、2018年3月11日(日)から5月11日(金)まで。「ヨーロピアン・モード」では、宮廷が流行を生み出した18世紀のロココ時代から、若者や大衆が流行の担い手になった20世紀末までの約250年の女性モードの変遷を、当時の社会背景と共に紹介。2017年開催時は「黒」のドレスや装飾品にスポットを当てたが、今回はシャンソン歌手「越路吹雪」のドレスにフォーカス。日本語歌詞のシャンソン歌手として20世紀に活躍した彼女の舞台衣装であった、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やニナ リッチ(NINA RICCI)などのオートクチュールドレスを約20点展示する。【詳細】展覧会「ヨーロピアン・モード」会期:2018年3月11日(日)~5月11日(金)休館日:日曜日、祝日 ※3月11日(日)は開館会場:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円※障がい者とその付添者1名は無料。※3月17日(土)13:30より、ギャラリートークが開催。当日12:30より受付開始。受付順30名限定。【問い合わせ先】文化学園服飾博物館TEL:03-3299-2387
2017年12月25日名曲「愛の讃歌」を日本に伝えた“シャンソンの女王”の壮絶な人生を描く、2018年1月8日スタートの帯ドラマ劇場第3弾「越路吹雪物語」。このたび、越路吹雪のキャリア絶頂期を宝塚歌劇団の後輩である大地真央が務めることが決定、同時代の岩谷時子を市毛良枝が演じることが分かった。■大地さんも男役トップスターとして活躍!圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した、戦後の大スター・越路吹雪。彼女の波乱に満ちた生涯と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていく本作では、越路吹雪(河野美保子)と岩谷時子の青年期を、瀧本美織と木南晴夏が演じることが発表されていた。そして今回、瀧本さんからバトンを受け継ぎ、キャリア絶頂期の越路吹雪を演じるのは、越路同様、宝塚歌劇団で男役トップスターとして大旋風を巻き起こした大地さん!宝塚時代の美保子(愛称・コーちゃん)は、落第寸前の“落ちこぼれ”だったが、天性の歌唱力と明るい性格で先輩スターや同期に支えられ、男役トップスターへの階段を駆け上っていった。実は大地さんも、入団時は49人中25番というエリートとはいえない成績だったそうで、やがてめきめきと頭角をあらわし、月組男役トップスターとして一時代を築いていった“伝説”の持ち主。本作のポスター撮影に際し、大地さんは「越路吹雪さんは、尊敬する“大上級生”。うれしさと同時に、責任も感じています」と大先輩を演じる心境を明かしながらも、「新人時代、私は“現代っ子”や“異端児”などと言われたのですが、越路さんもやんちゃな面がおありだったようで…。おこがましいのですが、似ているエピソードが多々あって、うれしく思っています。そういう点では楽しんで演じさせていただきたいなと思っています」と “共通点”を挙げ、笑顔で意気込みを語った。■いよいよシャンソンを歌う時が来た…!新たなチャレンジに意気込み!!また、越路吹雪といえば名曲「愛の讃歌」を連想する人が多く、“日本シャンソン界の女王”として知られているが、大地さんは「実は、私はどちらかというとジャズが好きで…宝塚時代からあまりシャンソンにはあまりご縁がなかったんです」と告白。「そんなこともあって、シャンソンというのは60才代位のある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています!私にとって新たなチャレンジになるのですが、すごく楽しみですね。“いよいよ、シャンソンを歌えるんだ!”…いま、そんな心境です!」と語り、12月中旬からスタートする収録を心待ちにしている様子。ポスター撮影当日は、リサイタルをイメージした真紅のドレスとショートヘアのウィッグを身に着けてスタジオに登場。照明を浴びてカメラの前に立った姿は、まさに“シャンソンの女王”そのもの!「衣装とヘアメークの力を借りて、自然に越路さんを演じられたような気がします。とても楽しい撮影でした」と、早くも役柄への手ごたえは十分だ。■大地さんとも“縁”深い、偉大な作詞家・岩谷時子役には市毛良枝そして、越路のマネージャーとして彼女を終生支え続けた大親友であり、稀代の作詞家でもある岩谷時子の絶頂期を演じるのはベテランの市毛さん。大地さんは、岩谷時子さん本人とも深い“縁”があり、「私が宝塚を退団して初めての舞台で歌詞をすべて翻訳してくださって、励ましの言葉をいただいたことを覚えています。思えばその舞台は日生劇場でしたし(※越路吹雪が500回以上ロングリサイタルを行なった劇場)、不思議な“縁”を感じています。市毛さんとは一度ドラマでご一緒させていただいたのですが、ほんの一場面だったので、今回がっつりお芝居させていただくのを楽しみにしております」と新たなタッグに思いを馳せてコメント。市毛さんもまた、「私はまさに“ドンピシャ世代”で、越路吹雪さんのリサイタルを劇場で拝見していました」と明かす。「岩谷時子さんを演じるチャンスをいただけて、この上なく光栄。越路さんはいま、思い出してもドキドキワクワクして胸がいっぱいになってしまうぐらい素敵でした。大地さんも一時代を築いた大スターでいらっしゃるので、ピッタリだなと思っています」と共演を楽しみにして入る様子だ。大地さん、市毛さんが登場するのは、3月初旬を予定。宝塚退団後に映画、舞台、リサイタル…と忙しい日々を送りつつ、プライベートでは後に夫となる作曲家・内藤法美と交際を深めていた時代で、人生の絶頂期へと向かっていく2人を、実力派同士が華やかに、かつ繊細に演じてくれるはずだ。■越路吹雪をスターの座に押し上げる男たちも併せて、越路吹雪(河野美保子)をスターの座へと導く、男性キャスト陣も決定!越路吹雪に淡い恋心を抱く宝塚少女歌劇団(当時)所属の脚本家・庄司義男には駿河太郎、歌劇団の教務責任者で、自由奔放な美保子を何かと叱る大塚弥一には宇梶剛士。また、越路吹雪の歌の才能を最初に見抜く宝塚音楽舞踊学校(当時)の声楽教師・伊藤登に中村俊介、伊藤とは逆に、美保子を落第させるべきと主張する日本舞踊の教師・近江丈一郎に篠井英介が決定。越路吹雪を見守り、支えた男性たちとの関わりにも注目だ。「越路吹雪物語」は2018年1月8日(月・祝)より毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送。毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて再放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月06日第1弾「やすらぎの郷」に続き、第2弾となる「トットちゃん!」が大好評を博している“帯ドラマ劇場”。2018年1月からスタートする第3弾として、昭和の歌姫にして名曲「愛の賛歌」で知られるシャンソンの女王・越路吹雪を瀧本美織が演じることになった。■圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した戦後の大スター・越路吹雪の一代記「♪あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいのただ命の限りあたしは愛したい命の限りにあなたを愛するの――♪」名曲「愛の讃歌」を世に送り出した大スター・越路吹雪と稀代の作詞家・岩谷時子。出会うべくして出会った2人の偉大な天才がたどる、数奇な運命と友情を描く本作。越路吹雪こと本名・河野美保子(瀧本美織)、愛称“コーちゃん”は、子どものころから歌が大好き。少女時代は勉強はキライでおてんば。でも、とても純粋な女の子だった。そんなコーちゃんは、父の勧めで宝塚音楽歌劇学校を受験。見事合格したものの、踊りもできないコーちゃんは、落第寸前の“落ちこぼれ”に。しかし、天性の歌唱力と明るい性格で先輩スターや同期に支えられ、男役トップスターへの階段を駆け上っていく。退団後は歌手、女優として活動。日本を代表する作詞家・岩谷時子(木南晴夏)とタッグを組み、「愛の讃歌」などシャンソンを多くカバーしたことから、“日本シャンソン界の女王”とよばれ、まさに日本の音楽シーンの歴史を変えた稀代の歌手となった。■2つの“才能”が出会った!作詞家・岩谷時子との二人三脚の軌跡越路のマネージャーとして彼女を終生支え続けた大親友・岩谷時子は、「愛の讃歌」の訳詞や、加山雄三の「君といつまでも」、「ピンキーとキラーズ」の「恋の季節」など数多くのヒット曲を作詞。さらに、「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」などの上演訳詞も手掛け、日本のミュージカルの歴史を作った訳詞家としても知られる。“落ちこぼれ”といわれた宝塚時代、生涯の友・時子との運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が新しい歌の世界を切り拓き、二人三脚でトップスターへと駆け上がっていく軌跡…。激動の昭和を背景に名曲をちりばめながら、華やかなる者の“光と影”を紡いでいく。■まさにハマり役!瀧本美織×木南晴夏が2人を熱演!そんな越路吹雪の若き日を演じるのは、瀧本さん。かつては5人組ガールズバンド「LAGOON(ラグーン)」のボーカルを務めたこともあり、ミュージカルの舞台でも活躍。抜群の歌唱力を誇る彼女には、まさにピッタリの役どころといえる。また、少女期を演じる岩淵心咲も、ミュージカルの舞台に立つなど歌と芝居の才能にあふれ、元気いっぱいに熱演、熱唱を披露する。一方、岩谷時子を演じるのは、木南晴夏。子ども時代、宝塚歌劇団の大ファンだったという木南さんは、岩谷氏が編集部に在籍していた歌劇団発行の機関誌「歌劇」に夢中になった経験があり、こちらもハマリ役といえそう。さらには、美保子の小学校時代の親友、いわば越路吹雪のファン第1号・片桐八重子役に市川由衣、美保子の父母・友孝と益代には尾美としのりと濱田マリ、時子の母・岩谷秋子役に原日出子、美保子にとって“新潟の母”ともいうべき村上静役に宮崎美子ら、実力派豪華キャストたちが勢ぞろい。脚本は、ヒットメーカー・龍居由佳里が2人の女の激しくも濃密な人生を紡ぐ。瀧本さんは、越路さんについて「本を読んだり、昔の映像を拝見したりして、これが“シャンソンの女王なのか…!”と感動しているところです。越路さんの人生を歩ませていただけるなんて、とてもありがたいことだなと実感しています」と謙虚にコメント。「いま、“コーちゃん”として存在することがすごく楽しい!」そうで、「コーちゃんらしく自由に楽しく生きて、越路さんの人生から皆さんに感動をお伝えできれば…。歌うシーンも多いのですが、越路さんは情感たっぷりに歌い、どの曲からも感情が伝わってくるので、私も表現力豊かに歌いたい」と意気込みを明かす。そして、木南さんと「2人で物語を作りあげていくことを、私自身とても楽しみにしています」と語る。また、木南さんは「宝塚歌劇団を観て育ってきたので、宝塚のドラマに関われるなんて夢のようで、とてもうれしく思っています。宝塚の舞台で初めて観たのが『ベルサイユのばら』でしたが、現実とはかけ離れた華やかな異世界が目の前に広がり、そのきらびやかさに心を奪われ、大ハマりしました!岩谷時子さんは『歌劇』の編集部からキャリアをスタートしますが、私も『歌劇』を買ってウキウキと読む子ども時代を過ごしていたので、そういうところは “素”で演じられるかなと思います」と嬉しそうに語る。瀧本さんとは「以前、NHKの連続テレビ小説『てっぱん』で親子役」だったそうで、「回想しか登場せず、現場でご挨拶しただけという状態でした。今回はガッツリ2人でお芝居できるのが、すごく楽しみです。これからもっともっと“バディ”とよべる関係になっていきたいと思っています」と、同じく意気込みを明かしてくれた。「越路吹雪物語」は2018年1月より毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送。毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて再放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月21日越路吹雪の『愛の讃歌』やミュージカル『レ・ミゼラブル』などの訳詞、さらに加山雄三や郷ひろみら名だたる歌手たちへの作詞提供で知られる故・岩谷時子。その遺志を汲み、音楽・演劇関係の功労者と、新たな人材に向けて授与されるのが「岩谷時子賞」だ。第8回となる今年、受賞者の加山雄三や斉藤由貴らが顔を揃えるなかで「岩谷時子賞奨励賞」を受賞したのが、発達障害のあるピアニストとしてメディアでも注目の野田あすかだ。その受賞式が6月12日、都内ホテルで行われた。野田あすか チケット情報「発達障害」は生まれつきの脳機能障害だが、知的障害が伴わない場合は家族も気づかないことがあり、単に“人とコミュニケーションが出来ない人”“空気を読めず衝動的な行動をする人”として集団生活になじめないことが多い。その苦悩から、鬱病やパニック障害などの二次障害を引き起こすこともしばしばだ。野田も4歳からピアノを習い、宮崎大学に進学したが、それまでにいじめや転校、自傷などを経験。大学を中退し、ようやく「広汎性発達障害」の診断を受けたのが22歳の頃。その後は宮崎学園短期大学で本格的に音楽に取り組んだことで、見事に才能が開花した。24歳で受賞した第12回宮日音楽コンクールのグランプリを筆頭に、35歳になる今日まで受賞歴は多数。2015年と2016年にはCDブックを上梓し、今春、東京で行われた2日間のリサイタルは満員を記録し、大阪に続き、7月1日(土)には野田の地元・宮崎でもリサイタルを予定している。車椅子に乗って登壇した野田は、プレゼンターの市村正親から記念のクリスタルを受け取ると、さっそく光にかざして大喜び。「綺麗です、ありがとうございます」と挨拶すると、ピアノの前に移動。そこで再びマイクをとると、「私はプロのピアニストとしてスタートしたばかり。こんな立派な賞をいただけたのは、もしかしたら岩谷先生が『あなたは周りに幸せをもらったから、今度はたくさんの人が“生きていて幸せだな”って思える音楽を伝えていってね』とおっしゃっているのかなと思いました」と素直な胸中を語った。続いて演奏は、「どんな人でも毎日が楽しいという人はいない。哀しみを乗り越えるのも大切かもしれないけれど、どっぷり浸ることでいつか希望が見えてくるという気持ちを込めました」という自作曲『哀しみの向こう』。薄明かりの中を進むような、繊細で切ない旋律から、後半は次第に明るさを増していく曲調が印象的だ。最後に登壇した審査委員で作曲家の都倉俊一からは、「僕もいろんな音楽を聴いてきたけれど、野田さんのは心にジーンとくるピアノ。よく“その人の経験が音色に表れる”というが、このことだなと思った」との言葉が聞かれた。野田だからこそ出せる音色の数々。今後のさらなる活躍に期待したい。取材・文佐藤さくら
2017年06月16日年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼(彼女?)が日々、慌ただしく生きる現代の姫君たちに向け、毎月メッセージをお送りします。今回、ムンロ王子があなたにお届けするタロットカードは?その前に…ムンロ王子って何者?Bonjour!ムンロ王子です。11月は霜月と言われ、冬の始まり。紅葉のきれいな季節なので紅葉狩りを楽しんで旅行をするのもいいけれど、年末年始に向けた仕事納めの時期でもあります。12月に入ると忘年会、クリスマス、年末年始、新年会と何かと行事が多いから、年内の大きな作業はゆっくりと仕事に集中できる11月のうちに終わらせておきたいものですよね。さて、前回コラムに書いた通り、1000人を占った頃に迷いが生じていたムンロ王子は、『滝行』により『気』の通り道となることで、パワータロット・カウンセラーとしての道が拓けたのです。その後もひたすら占いを続け、2000人ほど占った頃から占いの対価として鑑定料をいただくように。そうすると、お店を持ったほうがいいなどと言われるようになりました。本業のIT事業があり、お店にずっと座っているわけにもいかないため、お店を持つことは考えませんでしたが、逆にITを活用してネットでタロット占いのサイトを立ち上げようと考えていました。ただ、いざ占いサイトを立ち上げようとすると、著作権の関係でカードを新しく描き起こしたり、プログラムを開発したり、サイトを広く告知させたりといろいろ課題があって、そう簡単ではないことがわかり、壁にぶつかってしまいました。そんな時、『滝行』に誘ってくれた友人から今度は「七面山」に登るとのお誘いがありました。「七面山」とは山梨県にある2000メートル弱の山岳信仰の霊山で、場所は日蓮宗の総本山久遠寺がある身延山のすぐ近く。山頂付近にある敬慎院は宿泊することができ、名物の長い布団で数人が一緒に寝ます。富士山の真西にあって春分・秋分の日には富士山の頂上から日が昇るため「ダイヤモンド富士」と呼ばれる景色を見ることができます。タロット占いをマスターしかけていたムンロ王子は、今後これをビジネスとして展開するべきか、趣味の域に留めておくべきか迷っていたので、その答えを探しに「七面山」登山に参加しました。そこで『お告げ』を受けることとなるのですが、この話の続きは来月にさせていただきますね。11月のカード:【隠者】人生と向き合う今月ご紹介するカードは『隠者』、大アルカナの「9番」。【隠者:THE HERMIT】『隠者』とは、世俗から離れて山奥に籠りじっと自分の人生を見つめている姿です。正位置で出ると「人生と向き合う」もしくは「答えは己の中にある」という意味。小アルカナの『金貨』には「目の前の問題と向き合う」というカードがありますが、そのような俗っぽい「課題」ではなく、向き合わなければならないのは「人生」そのものです。今、自分が解決しなければならないのは目の前の問題ではなく、人生の選択肢なのだということを気づかせてくれるでしょう。占いのテーマは「己と向き合う」こと逆位置で出ると「人生と向き合おうとしない」または「周囲に翻弄されて自分を見失っている」という意味です。人はなぜ山に登るのか?「そこに山があるから」と答えた登山家もいましたが、ムンロ王子は『己と向き合うため』だと思います。社会生活をしていると時に己を見失ってしまい、今どこにいて次にどこに向かうべきなのかわからなくなります。そんな時、山に登ると山が教えてくれるのです。本当に自分に必要なものは何かを。ムンロ王子のタロット占いも基本的には『己と向き合う』ことをテーマにしています。禅宗でいう『座禅』に似ています。11月のシャンソン『枯葉』ジャズのナンバーとして有名な『Autumn Leaves』ですが、元はシャンソンでした。イヴ・モンタンがステキな低音で歌い大ヒットさせた後、アメリカに渡りジャズの素材として多くのミュージシャンによってカバーされてきました。ムンロ王子はシャンソンとしての『枯葉』にジャズの『Autumn Leaves』を組み合わせて、ひとつの曲として歌っています。ジャズシンガーと共演する場合はこの『枯葉』をデュエットすることが多いです。余談ですが、『ラストダンスは私に』は元はアメリカでヒットした曲「Save the Last Dance for Me」が全世界でカバーされ、日本では越路吹雪さんが歌ったことからシャンソンに分類されています。『枯葉』の逆パターンということですね。写経ツアー写経とは仏教の経典を書写するもの。無心で写経に取り組むことにより『功徳』が得られると言われています。■11月23日(水曜日・祝日)《1部》13:00~15:30(定員6名)《2部》15:30~18:00(定員6名)会費:5000円(タロット占い、写経、腕輪念珠づくり)会場:正藏院 海照殿(東京都大田区本羽田3-10-8)11月のタロット占いイベント■11月4日(金)19:00~23:00『I LOVE SAKE』(03-6452-5039)渋谷区円山町7-11梅北ビル2階■11月22日(火)19:00~23:00『麻布十番Barこらぼ』(03-6435-0995)港区麻布十番2-4-8麻布十番館4階■11月24日(木)19:00~23:00『Dining Bar Shelter』(03-5577-4949)千代田区神田小川町2-8■11月29日(火)19:00~23:00『赤道倶楽部』(03-6228-7295)中央区銀座1-13-8ハビウル銀座2階■12月1日(木)19:00~23:00『いちゃりBAR』(03-3809-5531)荒川区町屋3-2-1いずれも20分3000円(要予約)【プロフィール】ムンロ王子東京大学法学部を卒業してIT企業を経営しているムンロ王子。趣味で始めたタロット占いが評判となり、6年間で占った人は5000人。これまでタロット占いを通じてさまざまな人生に触れてアドバイスしてきた教訓を〈シャンソン〉というジャンルの歌を歌うことで広く伝えています。2015年5月30日には日テレの特番『くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット!』という番組に東大生枠で出演するなどテレビや雑誌などでも活躍中♬婚活をテーマに講演してきた内容をまとめた本を2016年9月に出版予定。タロット占い、ライブ活動など活動内容はFacebookにて公開中!
2016年10月29日年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼(彼女?)が日々、慌ただしく生きる現代の姫君たちに向け、毎月メッセージをお送りします。今回、ムンロ王子があなたにお届けするタロットカードは?その前に…ムンロ王子って何者?Bonjour!ムンロ王子です。今月はムンロ王子の誕生月。もちろん乙女座です(笑)。ムンロ王子とタロット占いの出会いのお話の続きをしましょう。ムンロ王子はある女性のワガママな発言を契機にタロットカードを購入し、占いをすることになったのです。実際占い始めると『当たる』と評判になり、口コミでどんどん占い希望者が増えていきました。もちろん最初は無料で、とりあえずタロット占いがどんなものかもわからずひたすら占ってみました。200人ほど占うと全部のカードが出揃い、なんとなく全体が見えてきて、500人くらい占うと本で学んだ知識よりも占った人から教えられることのほうが多くなりました。さらに1000人を超えると「リーディング」と言ってタロットカードからのメッセージを読み取れるようになり、その頃から有料でカウンセリングをするようになりました。占いのスキルが上がるにつれて口コミでタロット占い希望者が増え、お店を持ってほしいとか、タロットを教えてほしいなんて声も。ですが、本業のIT会社もあり、自分のライフサイクルの中でどう位置付けていくべきか悩み始めました。また、人の大きな人生の節目に遭遇し、その人の行くべき道を示すようになると、自分のスキルが未熟なために相手にちゃんとしたアドバイスをしてあげられているのか、「リーディング」が上手くいってるのか、読み解いた「メッセージ」を相手に正確に伝えているのか…といった不安も増えていきました。そんな中、出会ったのが『滝修行』。この続きは来月のコラムで!9月のカード:【世界】究極の「大吉」今月ご紹介するカードは『世界』、大アルカナの「21番」です。【世界:THE WORLD】タロットカードは22枚の大アルカナ、56枚の小アルカナの計78枚からなるのですが、このカードはその中で一番良いカード。正確に言うと「完成」された最もパワフルなカードです。人生は終わりのない旅だと覚悟しておみくじで言ったら『大吉』。「成功や幸運など全てが完璧で頂点を極め、そのことに本人もとても満足している」最高の状態です。逆位置で出ても「未完成」を示していて、特に悪い意味ではなく、「やっていることはいい方向だけど、もう少し足りないために成就できない」、あとひと踏ん張りという意味です。これまで5000人以上占ってきた中でも、このカードを正しい位置で完璧な形で引いた方は5人だけ。どの方もそれなりの社会的な地位を確立されていて納得できました。カードは全部で78枚、0.1%は確率的にはあり得ないのですが、そこがタロット占いの不思議なところ。『世界』のカードの話をすると、みなさんこのカードを引きたがるのですが、考えてみてください。頂点というのは聞こえは良いですが、それ以上はないってこと。「頂点」は目指している時が楽しく、実際にたどり着いてみると「こんなものか」という感じです。50歳以上でこのカードを引くのは「人生」が完成されていて良いことだと思いますが、20代や30代で引いた人には「ひとつのことを成し遂げた余韻に浸っていても良いけど、落ち着いたらさらに高い次の目標を探して頑張りなさい」とアドバイスしています。タロット占いをしているとカードの良し悪しを問われることがありますが、ムンロ王子としてはカードに優劣はないと思います。人生は厳しい山登りに似ていて山あり谷あり、頂点に達するとまた次の山を目指すことになるだけ。もちろん頂点に着いたら達成感と余韻に浸っても構いませんが、終わりのない旅だと覚悟してくださいね。9月のシャンソン『愛の讃歌』日本でよく知られるシャンソンと言えばこの曲。日本を代表するシャンソン歌手の越路吹雪さんがヒットさせました。原曲を歌ったのはフランスの大御所エディット・ピアフ。プロボクサーだった恋人マルセル・セルダンがアメリカ遠征に行っている時、早く会いたいからと帰りの飛行機を一便早めてもらったら、その飛行機が墜落して帰らぬ人に…。彼女は哀しみと自責の念から薬物中毒や自殺未遂など堕落していくのですが、この曲で復帰するのです。シャンソン界のヒットメーカーである作詞家の岩谷時子さんは、原詞の背徳的で一途な「愛」を甘い「恋」の歌に変え、越路吹雪さんの歌唱によって、みごとヒット曲に仕上げました。ただ、ムンロ王子としてはやはり原詞に忠実に歌いたいとの思いから、オリジナルの訳詞で歌っています。ムンロ王子はシャンソンを自分で訳して歌っているのですが、初めて訳したのがこの曲でした。ライブでは必ず最後は『愛の讃歌』で締めくくるので、これまで100回以上歌ってきたことになります。ムンロ王子の愛の世界を、ぜひご堪能ください♪9月のタロット占いイベント■ 9月15日(木)19:00~23:00『Dining Bar Shelter』(03-5577-4949)東京都千代田区神田小川町2-8■ 9月20日(火)19:00~23:00『麻布十番Barこらぼ』(03-6435-0995)東京都港区麻布十番2-4-8麻布十番館4階■ 9月27日(火)19:00~23:00『赤道倶楽部』(03-6228-7295)東京都中央区銀座1-13-8ハビウル銀座2階■ 9月29日(木)19:00~23:00『いちゃりBAR』(03-3809-5531)東京都荒川区町屋3-2-1いずれも20分3000円(要予約)【プロフィール】ムンロ王子東京大学法学部を卒業してIT企業を経営しているムンロ王子。趣味で始めたタロット占いが評判となり、6年間で占った人は5000人。これまでタロット占いを通じてさまざまな人生に触れてアドバイスしてきた教訓を〈シャンソン〉というジャンルの歌を歌うことで広く伝えています。2015年5月30日には日テレの特番『くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット!』という番組に東大生枠で出演するなどテレビや雑誌などでも活躍中♬婚活をテーマに講演してきた内容をまとめた本を2016年9月に出版予定。タロット占い、ライブ活動など活動内容はFacebookにて公開中!目次ページへ >>
2016年08月29日年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼(彼女?)が日々、慌ただしく生きる現代の姫君たちに向け、毎月メッセージをお送りします。今回、ムンロ王子があなたにお届けするタロットカードは?その前に…ムンロ王子って何者?Bonjour!ムンロ王子です。暑くなってきましたね?今月はムンロ王子とタロット占いの出会いについてお話しますね。タロット占いとの出会いは20代前半、友人の軽井沢の別荘に遊びに行った時、たまたまあったタロットカードで皆を占ったのが最初です。もともと占いは好きで、中学生の頃から星座や血液型で友達を分析していました。もちろんタロット占いは初めてだったので、その時は説明書を見ながらやったのですが、怖いぐらいに当たってビックリ。中には悪いカードばかり引く人がいて、話を聞くとあまりにショッキングだったため「大変だね?頑張って!」と言ってその場はお茶を濁したのですが、ちゃんとアドバイスもしてあげられないのに勝手に人の人生を覗くのは良くないと反省し、タロットはそれ以降、一旦封印しました。本格的にタロット占いを始めたのが、6年前。酒の席で占いの話になり、ある女性の恋の相談を受けていたのですが、「今後その人とどうなるかもっと知りたい」と言われ、占いをするハメになったのです。軽井沢の頃に比べ、年齢も重ねいろいろ経験してきたので、悪いカードが出てもちゃんとアドバイスしてあげられるのではと思い、タロット占いをやることにしました。タロットカードを購入して占ってみたところ、当たると評判になり口コミでいろいろな人が占ってほしいと集まるようになりました。この続きは来月のコラムで。8月のカード:【皇帝】人望と傲慢は表裏一体今回ご紹介するカードは『皇帝』、大アルカナの「14番」です。【THE EMPEROR:皇帝】タロットカードにはこのように人物を表すものが数多くあります。これらのカードは具体的な人物、もしくは自分の内面を意味します。あなたを見守るor振り回す人が!正しい位置で出ると「人望が厚くリーダーシップがあり、人の上に立つ人」、逆位置だと「自分を過信して傲慢になる」という意味です。8月生まれの「獅子座」の特徴と似ているので、今月のカードとしてご紹介させていただきます。小アルカナの『ソード(剣)の王様』も似たような意味のカードで、正位置だと「道を切り拓く、勇敢でリーダーシップがあり人望が厚い人」、逆位置だと「サディスティックで言葉や態度が荒々しい人」を意味します。こちらは『剣』を持っているだけに攻撃的で活動的です。それに比べて『皇帝』はどっしりと腰を下ろし、人に指示をして周囲を動かす力に長けた人です。『皇帝』が周囲に出たら、そのような人が「あなたを見守ってくれる」、もしくは「傲慢な人に振り回される」という意味。自分を表すカードとして出てきたら、人を上手く巻き込んで目的を達成せよ、もしくは傲慢にならずに謙虚に進め、という意味。『皇帝』は基本的に男性を示すカード。女性には『女帝』のカードがありますが、『皇帝』の女性版ということではなく意味が変わります。ムンロ王子の場合は、果たしてどちらで出てくるのでしょうか?8月のシャンソン『サン・トワ・マミー』シャンソン好き、いや60歳以上の方なら誰でも知っている国民的歌謡曲です。ベルギーの歌手アダモが19歳の時に失恋をテーマに歌った曲ですが、それを岩谷時子さんが越路吹雪さんのために大人の女性の恋の歌に変えて作詞して大ヒット。『愛の讃歌』や『ラストダンスは私に』とともに越路吹雪さんの代表作となりました。『サン・トワ・マミー』というタイトルは誰でも知っていますが、その意味はというと意外と誰も知りません。これはフランス語で「Sans Toi M’amie」と書き「あなたがいなくて寂しい」という意味です。実は副題があり『愛しているのに』となっています。ムンロ王子はこれを『金色夜叉』のお宮の気持ちで『サン・トワ・マミー 金色夜叉ver.』として歌っています。どのようにアレンジされているかって?それはライブでのお楽しみ!8月のタロット占いイベント■ 8月16日(火)19:00~23:00『麻布十番Barこらぼ』(03-6435-0995)東京都港区麻布十番2-4-8麻布十番館4階■ 8月18日(木)19:00~23:00『Dining Bar Shelter』(03-5577-4949)東京都千代田区神田小川町2-8■ 8月23日(火)19:00~23:00『赤道倶楽部』(03-6228-7295)東京都中央区銀座1-13-8ハビウル銀座2階■ 8月25日(木)19:00~23:00『いちゃりBAR』(03-3809-5531)東京都荒川区町屋3-2-1いずれも20分3000円(要予約)【プロフィール】ムンロ王子東京大学法学部を卒業してIT企業を経営しているムンロ王子。趣味で始めたタロット占いが評判となり、6年間で占った人は5000人。これまでタロット占いを通じてさまざまな人生に触れてアドバイスしてきた教訓を〈シャンソン〉というジャンルの歌を歌うことで広く伝えています。2015年5月30日には日テレの特番『くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット!』という番組に東大生枠で出演するなどテレビや雑誌などでも活躍中♬婚活をテーマに講演してきた内容をまとめた本を2016年9月に出版予定。タロット占い、ライブ活動など活動内容はFacebookにて公開中!
2016年07月29日女優として活躍しながら、「NHK紅白歌合戦」や「輝く!日本レコード大賞」と日本を代表する音楽番組のMCを度々務める仲間由紀恵が、フジテレビアナウンサー・軽部真一と共に、日本で最長寿番組となる「MUSIC FAIR」の4月からの新司会者になることが分かった。東京オリンピック開催の年1964年8月31日に放送を開始した「MUSIC FAIR」。ウィークリーの番組として52年の歴史を持つ本番組の司会者には、元宝塚歌劇団男役トップスターの越路吹雪や、日本を代表する女優・南田洋子、古手川祐子らが名を連ね、1995年からは、女優・鈴木杏樹が担当。2001年からはタレントの恵俊彰が参加し、2人で約15年間務めてきた。今回、新司会に決まった仲間さんは、「TRICK」「ごくせん」など人気ドラマシリーズをはじめ、『私は貝になりたい』『武士の家計簿』『天空の蜂』と数々の映画・ドラマ作品に出演。さらに、「NHK紅白歌合戦」の紅組司会を過去4度経験し、「輝く!日本レコード大賞」は2014年、2015年と2年連続で司会を務めるなど、多岐にわたる活躍を見せている。本番組へは、2015年9月に谷村新司とデュエットした「北陸ロマン」の歌唱で出演している。仲間さんは音楽番組のレギュラーMC初挑戦となるが、「50年という伝統と歴史のある音楽番組、『MUSIC FAIR』の司会という大役をお引き受けするのは、とても光栄でいまから身の引き締まる思いです。たくさんのアーティストの方々の歌や演奏やお話、そして番組ならではのコラボレーションなどを間近で味わうことができるのは、いまからとても楽しみです」と喜びを明かし、「クオリティーの高い品格のあるこの番組を受け継ぎ、一生懸命頑張って参りたいと思います」と熱い意気込みを述べた。また、仲間さんとコンビを組むのは、「めざましテレビ」出演で“フジテレビの朝の顔”としておなじみの軽部アナウンサー。本番組史上、アナウンサーが司会を務めるのは初めてだという。「私が2歳になる前から始まっている番組ですので、入社30年のキャリアがまだまだと思えるすごさがあります。歴代司会者の系譜に僕の名前が連なるのは、掛け値なしに、最も大きな喜びです」と、コメント。さらに、仲間さんとタッグについては「毎週、隣に立たせていただけるのは、これまた光栄の至りです。見劣りするのは、当たり前ですから、せめて、少しはダイエットして、体重を減らしたいと思います(笑)」と抱負を語った。新司会を迎えての「MUSIC FAIR」初回放送は、4月2日(土)18時より放送。「MUSIC FAIR」は毎週土曜日18時~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日丸の内でミュージカル「南太平洋」の製作発表3月31日、東京・丸の内のパレスホテル東京でミュージカル「南太平洋」の製作発表が開かれ、主演の藤原紀香(43)が出席し、水着姿などを披露することに自信をのぞかせた。紅白ストライプのキュートな水着姿披露ミュージカル「南太平洋」は、紀香演じる米軍の従軍看護師、ネリーと別所哲也(49)演じるフランス人農園主、エミールのラブストーリーとなっている。紀香は、劇中、当時流行していた紅白ストライプのキュートな水着姿や海軍の制服姿、看護師の白衣姿などセクシーに衣装替えし、加圧トレーニングで維持し続けた自慢の美ボディーを披露する。7月9日、東京・北千住のシアター1010で公演をスタートし、8月13日までに1都10県で公演する。あなたも紀香の美ボディーに魅了されてみては?(画像はミュージカル「南太平洋」公式HPより)【南太平洋】49年に初演され、映画化もされた「南太平洋」はブロードウェーを代表する名作。第2次世界大戦中の南太平洋の島で恋に落ちた米海軍の従軍看護師ネリー(紀香)と島の農園主エミール(別所哲也)を軸に、戦争の波に翻弄される男女の愛が描かれる。日本でも66年の初演(主演・越路吹雪)以来、東宝演劇、宝塚歌劇などで5回上演されている定番作品だ。(スポーツ報知より)【参考】・ミュージカル「南太平洋」公式HP
2015年04月03日