辛島美登里の新曲「Favorite Phrase」が、本日2月7日(水) に配信リリースされた。「Favorite Phrase」は、3月6日(水) に発売されるデビュー35周年記念アルバム『Coral』の収録曲で槇原敬之による提供曲。槇原は同曲について「35周年というメモリアルな機会に、僕が大事に温めていた楽曲を歌っていただける運びとなり、大変嬉しく思っております。コーラスを入れるために、歌入れが終わった曲をずっと聴きながら、まるで辛島さんが作った曲みたいになっている事にすごく驚きました。辛島さんに歌われることを、この曲はずっと待っていたんでしょうね。改めて、35周年、本当におめでとうございます!」とコメントを寄せている。また、2014年に発売されたアルバム『colorful』のアナログ盤が4月24日(水) に発売されることが決定。アナログ盤は全11曲収録であったオリジナルCDから8曲をセレクトし、曲順もアナログ用に変更。「サイレント・イヴ」のセルフカバーや、アルバムに男性アーティストの声が初収録され話題となった中川晃教とのデュエット曲「つよく、つよく・・・」、斉藤由貴への提供曲で震災後各地で歌い絆いできた定番曲「手をつなごう」のリテイクなどが収められる。■槇原敬之 コメント全文Photo:四方あゆみずいぶん前の話になりますが、一度だけ、辛島さん、SING LIKE TALKINGの藤田千章さん、僕というメンバーでラジオ番組をさせていただいたことがあったのですが、僕の想像していた辛島さんのイメージとはいい意味で違っていて、とてもチャーミングで可愛くて面白い方だったので、それ以来、僕は辛島さんの大ファンになりました。なので、この35周年というメモリアルな機会に、僕が大事に温めていた楽曲を歌っていただける運びとなり、大変嬉しく思っております。コーラスを入れるために、歌入れが終わった曲をずっと聴きながら、まるで辛島さんが作った曲みたいになっている事にすごく驚きました。辛島さんに歌われることを、この曲はずっと待っていたんでしょうね。改めて、35周年、本当におめでとうございます!これからもその素敵な歌声で、いろんなストーリーを皆様に届けてあげてくださいね!<配信情報>辛島美登里「Favorite Phrase」配信中配信リンク:<リリース情報>辛島美登里 ニューアルバム『Coral』3月6日(水) リリース価格:3,300円(税込)辛島美登里『Coral』ジャケット【収録内容】01. Favorite Phrase作詞作曲:槇原敬之 with 辛島美登里02. 人魚の恋~風になって~作詞作曲:辛島美登里03. Keep On“Keeping On” (Duet Version) (辛島美登里&永井真理子)作詞:永野椎菜作曲:辛島美登里04. 3months~止まった地球(ほし)~作詞作曲:辛島美登里05. 逢いたくて作詞作曲:辛島美登里06. シロツメクサ (辛島美登里&永井真理子)作詞作曲:辛島美登里07. エスポワール作詞作曲:辛島美登里08. 卒業記念日作詞:辛島美登里作曲:中崎英也09. 日常作詞作曲:辛島美登里10. 忘れないで作詞作曲:辛島美登里11. [BONUS TRACK] 最後の手紙 (Studio Live Version)作詞作曲・編曲:辛島美登里辛島美登里『colorful (2024 LP EDITION) 』4月24日(水) リリース初回生産限定盤:4,730円(税込)辛島美登里『colorful (2024 LP EDITION) 』ジャケット【収録内容】■Side A01. サイレント・イヴ(colorful version)02. つよく、つよく・・・03. 蛍04. シアワセノイロ~家族になりたい~■Side B01. 毒02. ハロウィン過ぎたら03. あなたは知らない(colorful version)04. 手をつなごう~ひとりぼっちじゃない~(colorful version)<ツアー情報>辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜3月30日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール4月13日(土) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール4月27日(土) 東京・きゅりあん8F大ホール※各公演 開場16:30 / 開演17:00Special Guest:永井真理子Member:十川ともじ(Piano&Keyboard)、土屋佳代(Keyboard)、伊藤ハルトシ(Cello&Guitar)、鳥越啓介(Bass)、はたけやま裕(Percussion)チケット情報:()オフィシャルサイト&FCサイト:
2024年02月07日デビュー35周年を迎えたシンガーソングライターの辛島美登里が、ニューアルバム『Coral』を3月6日(水) にリリースすることが決定した。10年ぶり、通算16枚目のオリジナルアルバムとなる本作には、槇原敬之の提供曲「Favorite Phrase」や、デビュー時以来の盟友である永井真理子とのデュエット曲「Keep On “Keeping On”」「シロツメクサ」を含む全11曲が収録される。「Keep On “Keeping On”」は1989年に辛島が永井に提供した楽曲。アルバム『Miracle Girl』に収録され、今回初めてふたりのデュエット曲としてセルフカバーされている。また「シロツメクサ」は今回のアルバム用に書き下ろした新曲となっている。また「Favorite Phrase」はアルバム発売に先駆け、2月7日(水) に配信リリースされる。さらにボーナストラックとして、デビューシングル『時間旅行』のカップリング曲「最後の手紙」を初めてピアノで弾き語りしたスタジオライブヴァージョンが収められる。サウンド・プロデューサーは長らくの盟友でもあり、多くの作品のヒットメーカーとして知られる十川ともじ。アートワークとカメラマンは、デビュー時期のほとんどの辛島の作品を手がけていた田島照久で、1995年のアルバム『IN YOUR EYES』以来のコラボレーションとなる。レコーディングとミキシングエンジニアは、2023年第65回グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞したMasa Takumi『Sakura』のエンジニアとして知られる小寺秀樹が務めた。さらに、3月30日からはスペシャルゲストに永井を迎えた全国ツアー『辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜』が開催される。■辛島美登里 コメントアルバム制作にあたり、以前から大好きだった槇原敬之さんに楽曲依頼をしたところ、「『自分を応援してくれた祖母の口癖をお守りにしている』と語った人に向けて作った歌をずっと温めていて、辛島さんにぴったりかなと思って」と原曲を送ってくださいました。私のアイデアもプラスし、無条件で愛を注ぎ応援してくれる人、歌に関わる人が幸せになってくれたら、という想いで出来上がった「Favorite Phrase」。ぜひたくさんの皆様に聴いていただきたいです。デビューのきっかけになった永井真理子さんとの初デュエットや、コロナ禍を経て、35周年を迎えられた私からあなたへの感謝を『Coral』全曲に詰め込みました。■永井真理子 コメント辛島美登里さんのニューアルバム『Coral』にデュエットで2曲参加させて頂きました。1989年に辛島さんから楽曲提供していただいたバラード「Keep On“Keeping On”」はPOPにリアレンジされており、明るい未来が広がってゆくようなワクワク感満載で歌わせて頂きました。新曲「シロツメクサ」は二人の出会いから再会までのストーリーを辛島さんが歌詞にしてくださったとのことで、デビュー35周年をお祝いさせていただくはずが逆に私がプレゼントを頂いたような特別な1曲となりました。胸キュンものの楽曲達を沢山の皆様に聴いていただけたら幸せです。<配信情報>辛島美登里「Favorite Phrase」2月7日(水) 配信リリース<リリース情報>辛島美登里 ニューアルバム『Coral』3月6日(水) リリース価格:3,300円(税込)【収録内容】01. Favorite Phrase作詞作曲:槇原敬之 with 辛島美登里02. 人魚の恋~風になって~作詞作曲:辛島美登里03. Keep On“Keeping On” (Duet Version) (辛島美登里&永井真理子)作詞:永野椎菜作曲:辛島美登里04. 3months~止まった地球(ほし)~作詞作曲:辛島美登里05. 逢いたくて作詞作曲:辛島美登里06. シロツメクサ (辛島美登里&永井真理子)作詞作曲:辛島美登里07. エスポワール作詞作曲:辛島美登里08. 卒業記念日作詞:辛島美登里作曲:中崎英也09. 日常作詞作曲:辛島美登里10. 忘れないで作詞作曲:辛島美登里11. [BONUS TRACK] 最後の手紙 (Studio Live Version)作詞作曲・編曲:辛島美登里<ツアー情報>辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜3月30日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール4月13日(土) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール4月27日(土) 東京・きゅりあん8F大ホール※各公演 開場16:30 / 開演17:00Special Guest:永井真理子Member:十川ともじ(Piano&Keyboard)、伊藤ハルトシ(Cello&Guitar)、鳥越啓介(Bass)、はたけやま裕(Percussion)チケット情報:()オフィシャルサイト&FCサイト:
2024年01月10日ここは、みなさんの頭の中にあるタロット美術館。重厚な扉を開け、長い回廊を進むと…、数々のタロットが時空を超えて目の前に現れます。占星術・タロットの日本における第一人者である鏡リュウジ先生と元美大生でご自身でもタロットカードリーディングをされる女優の鈴木砂羽さん。おふたりが、さまざまなタロットカードを挟んで、10回にわたりその絵柄の中に眠る物語を紐解いていきます!-------------------------◎出演者紹介■鈴木砂羽女優として数多くの作品に出演。その傍ら「さわにゃんこ」名義でタロットリーディングを楽しむ日々。■鏡リュウジ幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。タロットカードの監修や関連書籍の翻訳・執筆も数多く手掛ける。-------------------------【第1回】実は奥深い! アートや文化としてのタロットの魅力鏡先生・砂羽さん:10年近く前、雑誌の「鏡リュウジと美しき12星座の女たち」という企画でお会いしましたね!鏡先生:その時は、あまりタロットの話はしませんでしたけど、タロットは昔からされるんですか?砂羽さん:はい、昔から好きです。でも、先生と初めてお会いしたときは、まだそこまで夢中になっていませんでした。自分のカードは持っていたけど、大アルカナをちょっと覚えるくらいが精一杯で…。ここ3~4年くらいで、タロットへの興味が深くなってきたんです。***ちょっと解説***タロットは、78枚のカードで構成されています。砂羽さんが話していた「大アルカナ」は、“愚者” “運命の輪” “世界”などの名前がついている22枚のカード。タロットカードを学ぶとき、その入り口となる22枚です。このほかの56枚は、“ワンド” “カップ” “ソード” “ペンタクル”の4種類に分かれていて、それぞれ、エース、2、3、4、5、6、7、8、9、10、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの14枚ずつ。この56枚を「小アルカナ」と呼びます。現在では、78枚すべてのカードに深くて詳細な意味があり、絵柄や背景がその意味を物語る役割も果たしています。しかし、78枚という構成とそれぞれの絵柄や意味ができるまでには、長い長い物語があったようで…。それはこれから、最終回までに、だんだんと明らかにしていきます!*****************タロットは、いつ日本にやって来た?ここ何年かでタロットへの興味が深まったという砂羽さんを前にして、鏡先生がまず手に取ったのは、日本のタロットカード。『タロット占いの秘密』という書籍とセットになっているタロットです。鏡先生:日本に、"妖しい"文化としてタロットが本格的に紹介されたのが、1960年代なんです。「妖しい」と言っても、疑似科学的、自己啓発的なスピリチュアルとはだいぶ違います。澁澤龍彦や種村季弘といった文学者がディレッタントな欧州文化の一つとして紹介していましたし、寺山修司もタロットに注目していました。欧米ではカウンターカルチャーを標榜するロックミュージシャンがタロットに心酔していました。レッド・ツェッペリンがアルバムジャケットにタロットを使ったり、あのビートルズだって東洋思想と同じような感覚でタロットに関心を示していたりしたんですよね。大人の消費社会に対して反骨を示す、「カッコイイ」文化としてのタロットがもう少しカジュアルになって日本に伝わりました。こんなふうにカード付きの本が販売され始めたのは1970年代。そして、1974年に発売された、この『タロット占いの秘密』という書籍が、記録的にヒットしたんです。数年前に版元さんに聞いたら、少なくとも80万部くらいは売れたんじゃないかとおっしゃっていました。砂羽さん:80万部!! その数字にも驚きますけど、このカード、絵柄もいいですよね。線画だけなんですけど、シンプルに描かれていて、とてもわかりやすい絵柄ですね。複雑にいろいろと描き込まれていたり、カラフルだったりするよりも、むしろインスピレーションを得やすいタロットなんじゃないかなって思います。鏡先生:こちらの書籍の著者である辛島宣夫さんは、画家としても活動しておられましたからアート的な活動の一環でもあったんでしょうね。そのセンスもあって一般の人たちに広がっていく入口になったんですよ。日本に最初にタロットが伝わったのは、なんと、もう半世紀以上も前のこと! 日本国内だけでも、長い歴史をもっています。異端の匂いのする “妖しい文化”として入ってきたタロットですが、カードに描かれる絵は、当時のアーティストたちの感性を刺激したんですね。タロットの一般化を後押しをしたのがアーティストだったとは、意外です!絵本作家が描くタロットカード最初のタロットカードの大ヒットからおよそ40年を経て、21世紀へ。2003年には、こんなタロットカードが発売されています。鏡先生:こちらの『はじめてのタロット』は、あの荒井良二さんが作画してくださっています。荒井さんは、世界的な絵本作家で、2005年には児童文学界のノーベル賞とも言われるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞されているんですよ。砂羽さん:へぇ。これなら、子どもたちも喜んで見たくなりそうだし、タロットに怖いイメージを抱いている大人も手に取りやすいですね。鏡先生:実は、荒井さんとはご縁があって。昔、雑誌の『Olive』に別のペンネームで占いを書いていたんですが、そのときに挿絵を担当してくださったのが荒井さんなんです。砂羽さん:私、オリーブ少女(※)でした! 当時の記憶はちょっと薄いですが…、このタロットの絵柄はオリーブ少女にも親しまれていたタッチなんですね。『タロット占いの秘密』と『はじめてのタロット』カードの画風はまるで違います。『タロット占いの秘密』のカードは、白と黒のモノトーン。古代エジプトの壁画を彷彿とさせるようなタッチで、眺めていると、なんだか神妙な心持ちに…。一方『はじめてのタロット』のカードは、カラフルな水彩画。描かれている人物の表情も豊かです。見ているうちに、ほっと心が温まったり、なんだかウキウキしてきたりします。タロットカードは時代と共に日本の国内だけでもこんなに大きく変化しているんですね。ここからは、日本を飛び出し、ワールドワイドにタロットを解説していきますので、お楽しみに!※オリーブ少女:雑誌『オリーブ』を愛読者で、「ガーリー」と呼ばれる、新しいタイプの都会的なファッションやライフスタイルにこだわる女性のこと。-------------------------<タロットカード提供>株式会社ヴィジョナリー・カンパニー今回、鈴木砂羽さんと鏡リュウジ先生のおふたりにお話を伺ったのは、タロットやオラクルカードの出版・輸入販売を行う会社、ヴィジョナリー・カンパニーの事務所の一室です。様々なカードが壁一面に並ぶステキな空間からおふたりのトークを届けします。-------------------------※次回もお楽しみに(日曜更新)====================================プロフィール鈴木砂羽女優。1994年映画『愛の新世界』で主演デビュー。同年、ブルーリボン新人賞やキネマ旬報新人賞など受賞。以後も、ドラマ、映画、舞台以外にもバラエティー、マンガの執筆など意外と幅広いジャンルで活躍中。さらに、プライベートでタロットリーディングをするなど占い好きな一面も。鏡リュウジ雑誌、テレビ、ラジオなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術、占いに対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授など多方面で活動中。鏡リュウジ雑誌、テレビ、ラジオなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術、占いに対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授など多方面で活動中。はづきパワースポット大国のニュージーランドを活動の拠点として占い師・占い関連のライターとして活躍中。 「言葉が優しく情緒的で力強い」と定評があり、チャット占いChapli(チャプリ)では恋愛にまつわる相談を中心に全国の相談者から支持されている。
2020年11月08日