2020年7月11日に放送されたトーク番組『サワコの朝』(TBS系)に、タレントの渡辺満里奈さんが出演。夫であるお笑いトリオ『ネプチューン』の名倉潤さんとのエピソードを明かしました。渡辺満里奈「私しか治せないと思った」名倉さんは、2019年8月からうつ病のリハビリのために2か月ほど休養し、2020年現在は仕事に復帰しています。番組で、渡辺さんは当時を振り返り「公表する前は不安もあったけれど、同じような症状で悩むたくさんの人から励ましの言葉をもらった」と感謝の言葉を述べました。さらに、うつ病であることを名倉さんが知った際の反応については…。(先生から)「これはうつ病の症状がありますね」っていう風にいわれて。その時に本人が「すごくほっとした」って。いつもできることができなくなったりとか、つらいって思ってたことが、自分がいけないんだってやっぱりすごく思っていたんだけれども、「そういう病気だったんだって思ったら、なんかすごいほっとした」っていう風に、本人はいっていたんですね。サワコの朝ーより引用名倉さんはこれまで体験したことのない症状に不安を覚えたのでしょう。当時、うつ病のことが分かって安心したことを渡辺さんに伝えたそうです。番組の進行を務める阿川佐和子さんに「渡辺さんは、夫の病気が分かってどうだったんですか?」と尋ねられると、渡辺さんは「すごく不安で怖かった。少なからず自分を責めた時もあった」と当時の心境を明かしました。しかし、夫の休養期間中にそばで支えることで、渡辺さんは「自分が一番夫のことをよく観察している立場なんだ」と気付いたといいます。使命感もあるんだと思うんですけど…その時は「私しか治せない」って思いましたね。「いつ仕事を辞めてもいいよ」って。それはいっていたんですね。本当につらかったら、もう仕事を辞めても大丈夫だよって。なんとかぜい沢しなければ生活もできるよ、って。それだけが人生じゃないよねって。「大丈夫、いつ辞めてもいいよ」っていって、自分でも本気でそういう風に思えた時に、覚悟が決まったかなって。サワコの朝ーより引用渡辺さんは療養中の名倉さんに対し、前向きな姿勢を崩さず、これまで通りの態度で接したのだそうです。そして、弱いところを見せない性格の名倉さんが抱えていたストレスや不安などを、妻としてしっかり聞くように努め、安心して話し合える状況を作りました。渡辺さんが明かした当時の様子に対し、視聴者からはさまざまな反響が寄せられています。・渡辺さんすごいな…。よくここまで対応したよなぁ。・素敵な考え方だと思う。夫婦はどちらかがつらい時に寄り添える関係が理想。・同じ経験がある。自分も夫がうつ病になった時に「仕事は辞めていいよ」と声をかけた。・自分が夫だったら「私しか治せないと思った」なんていわれたら泣く。名倉さんはこんな妻がいて、心強かったよね。本当につらい時に、変わらない態度で接してくれる妻の存在は、名倉さんにとって大きな心の支えとなったことでしょう。夫婦として、家族として1つの大きな壁を乗り越えた2人の絆は、さらに強いものになったはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年07月11日「この世界的な危機において、不安や不調やストレスを抱えながらふと、もしかしてこれは地球が人類に与えたお仕置きではないかと思うことがあります。そんなとき、’09年に肺がんで亡くなった動物行動学者の日高敏隆さんの本を手に取り、一語一語に接していると、日高さんの声と表情がよみがえり、無知なわが身を嘆かわしく思いつつも、いつしか心が落ち着いてくるのです」(作家・阿川佐和子さん)新型コロナウイルス感染拡大により、外出を控えたり、あふれる情報に戸惑ったり−−。そんな心のざわつきは、1冊の本との出合いによって和らぐことがある。私たちと同じ時代を歩いてきた女性作家が「今こそ読んでほしい」とすすめる本。■林真理子さん(66)/新潮文庫『愛と死』武者小路実篤(新潮社)506円約100年前、世界中で数千万人が命を落とした「スペイン風邪」が大流行した昭和初期を舞台に、文豪・武者小路実篤が描いた至高の愛。逆立ちと宙返りが得意な、活発で愛嬌のある夏子に引かれていく小説家の村岡。彼のパリへの洋行後、結婚する仲となったが……。「涙なくしては読めない、私が大好きな名作です。妻となる夏子とようやく再会できる2週間前に船上の彼に突然届いたのは、夏子が流行性感冒で亡くなったという知らせ。スペイン風邪が大流行した時代背景に描かれた不朽の恋愛小説です。多くの人に手に取ってほしい1冊です」(林さん)■阿川佐和子さん(66)/『ホモ・サピエンスは反逆する』日高敏隆(朝日新聞出版)770円人間が特別に賢い生き物だという思い込みは人間のおごりであるーーと語ってきた動物行動学者の日高敏隆氏が、若かりしころに書いたエッセイ。「研究し考え抜かれた、ホモ・サピエンスという生き物、男女やオスメスの違いなどについての爽快かつ博識にあふれた、そして極めて率直な語り口のエッセイ集。かつて日高先生の講演を聴き、穏やかそうにお見受けする先生の口から飛び出す話は無限におもしろく、あまりのおもしろさに感動して雑誌の対談にお招きした。今、もし日高さんが生きていらしたら、このコロナ騒動をどう受け止められるだろう」(阿川さん)■唯川恵さん(65)/文春文庫『降り積もる光の粒』角田光代(文藝春秋)726円国内外問わず、旅好きだが旅慣れない角田光代が出会った人、出来事など旅の記憶を集めたエッセイ集。「外出もままならぬ今、せめて旅のエッセイで気持ちを解放させてほしい、という思いはあるが、楽しいだけで終わらないのが角田さんである。今、全世界の人々が恐怖や不安やいらだちを共有している。そこに国境はない。すべての人間はつながっているのだとあらためて感じさせてくれる逸品」(唯川さん)※価格はすべて税込みです。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月03日阿川佐和子がMCを担当するTBS系土曜朝の番組「サワコの朝」。その4月4日(土)オンエア回に、女優の高畑充希がゲスト出演する。子役時代を経て中学時代にホリプロの45周年を記念したオーディションで選出され、高校進学後はミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢。17歳の時には舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を熱演し、さらに注目を集める。2013年連続テレビ小説「ごちそうさん」に西門希子役で出演すると、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの作品で多くの人に知られる存在に。一途に信念を貫く主人公を演じた「過保護のカホコ」「同期のサクラ」や人気グルメコミックをドラマ化した「忘却のサチコ」などのドラマから『引っ越し大名!』『ヲタクに恋は難しい』などの映画、「エレクトラ」といった舞台まで幅広く活躍する高畑さん。今回は、3年前の舞台「エレクトラ」で母娘役での初共演が実現したという憧れの女優からのサプライズメッセージ映像を紹介しながら、共演時のエピソードをトーク。また1人で舞台のモノマネをして遊ぶほど“舞台”が大好きだったが、一方で「人の先頭に立つとか、学級委員長をやるとか、めちゃくちゃ程遠い学生だった」という幼少期をふり返り、「こんな未来が待っているとは想像していなかった」と語る高畑さんに阿川さんが驚く場面も。いまでも「カメラを向けられているのが怖い」という高畑さんの、劇中では見られない意外な素顔に迫っていく。2020年はミュージカル「ミス・サイゴン」への公演も予定されている高畑さん。ブロードウェイミュージカルの日本版として1992年から公演されてきた同作。ベトナム戦争末期のサイゴンで出会った戦災孤児の少女キムとアメリカ兵クリス、2人が出会うきっかけとなったエンジニアらの運命を描いていく。エンジニア役を市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久が務め、クリスには小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、高畑さんはキム役を昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈と共に演じている。ミュージカル「ミス・サイゴン」は5月23日(土)より帝国劇場で上演予定。プレビュー公演は5月19日(火)から22日(金)まで。「サワコの朝」は4月4日(土)、7時30分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2020年04月03日阿川佐和子によるトーク番組「サワコの朝」の11月23日(土)放送回に、エッセイストの内田也哉子がゲスト出演。母・樹木希林との最期の日々や、父・内田裕也との思い出、家族の日常などを語る。両親は『海街diary』『万引き家族』『日日是好日』などで知られる女優の樹木さん、ミュージシャンとしてだけでなく監督、脚本、俳優と多彩な活躍をみせた内田裕也、夫は『おくりびと』『天空の蜂』などの本木雅弘。自身も女優として『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』などに出演、エッセイストとして活動する内田さん。昨年9月に他界した樹木さんについて「ナイフのような鋭い直感力で生きていた」と話す也哉子さんは、今回、いましかないというタイミングで病院から自宅に戻った母が、希望していた“自宅での死”を叶えた最期の日の話を披露。「声があんまり出なかったんですけど、最後の最後にあんなに疲れた状態でもなお“ありがとう”って3回言ったんです」とその日の様子を明かし、「初めて穏やかな家族としての一体感があった」“最期の瞬間”から、その数時間後にはマスコミが押し寄せたという当時をふり返る。その後を追うように今年3月、父の裕也さんも逝去。「父の出所時にはヘリコプターが飛んでました。喜劇と悲劇が常に混在していました」と自分が生まれる前にはすでに別居状態だった両親との日常を回顧。その日常は夫婦喧嘩が絶えず「包丁が何度も欠ける日々」だったが、母から父の悪口は一切聞いたことがなかったとか。そんな樹木さんと裕也さんの不思議な関係をはじめ、両親にジレンマを抱えていた思春期や、樹木さんが最後まで伝えたかったことを也哉子さんが語っていく。「サワコの朝」は11月23日(土)7時30分~MBS/TBS系で放送。(笠緒)
2019年11月22日「おかげさまで30年、あっという間でした。平成元年にデビューして、まさに平成の時代を生き抜いた!(笑)ありがたいですね」そう語るのは、今年デビュー30周年を迎えた島崎和歌子(46)。アイドル冬の時代といわれる不遇な時期を経験したものの、その後、バラエティ番組で活躍する“バラドル”として人気者に。「森口博子さんや井森美幸さんといった先輩たちのおかげですね。バラドルの道を切り開いてくれた。『ヒット曲あったの?知らない』なんて言い合っていますけど、内心、ありがたいと思っています」『オールスター感謝祭』(TBS系・『オールスター感謝祭’19』は9月28日18時30分~)の司会に抜擢されたのは18歳のとき。「若いって無敵ですよ。正直、今のほうが怖いもの。生放送中に何かあったらと思うと、ヒヤヒヤですよ(笑)」28年続く同番組は、「赤坂5丁目ミニマラソン」「ぬるぬるトレジャーハンター」などの名物企画を誕生させた。「ぬるぬるのローションの企画って、すごい人気があるんですよ!(笑)面白いことに、子どもが喜ぶんですって。バカなことやってるなあって思うけど、そういう遊び心があるのがバラエティなんですよ。番組作りは、人を喜ばせたいという作り手たちの熱意が大事だと思います」また、いちばん印象に残っているコーナーは「人馬対決」とも。「的場(文男)騎手が乗った名馬と、井手らっきょさんたちが大井競馬場を走ったんですよ。しかも、どっちが速いかをクイズにするなんて信じられなかった(笑)。前回約20年ぶりに復活して、視聴者もクイズに参加できる時代になったんだなあってしみじみ。箱根駅伝を制覇した青山学院大の選手も真剣に走ってくださって。笑いつつも、最後は感動しちゃいました」30年のキャリアを積み、これからの目指すものは?「まだ巡り合っていない仕事はたくさんあると思います。年を取るほど間口が狭くなりがちですが、逆にどんどん広げていきたいです。お酒は、相変わらず大好きですよ。でも、外に飲みに行くのは週に1回もない。美しさって、やっぱり健康でいることだと思って、毎日5,000歩を目指して歩いています」最後に結婚願望を聞くと、「みなさん質問するのよね」と大笑い。「阿川佐和子さんのような還暦婚に憧れます。お相手が同年代って理想だなあと思って。今は仕事を頑張って、いつか、そういう方に出会えたらいいですね」
2019年09月28日「Hey! Say! JUMP」山田涼介が“セミ”役で主演するドラマ「セミオトコ」が、明日9月13日(金)の最終回を前に、無事クランクアップを迎えたことが分かった。突然目の前に現れた美しきセミの王子様と暮らすことになった冴えないアラサー女子。2人の7日間の純愛を、連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が“大人のおとぎ話”として描いてきた本作。毎回、視聴者に様々な涙とセミキュンを与えてきた本作が、9月某日のスタジオ、お馴染みメンバーが勢揃いした「うつせみ荘」でのシーンでクランクアップ。監督からのカットがかかると、キャストたちはみな笑顔に。そして主演の山田さんは、ひとりひとりに花束を渡しながら熱いハグを交わしていった。“おかゆさん”こと由香役の木南晴夏は「楽しかった『セミオトコ』が終わってしまって寂しいです。明日から何して過ごしたらいいんだろう…」と込み上げる涙を抑えきれなかったよう。また、木南さんから花束を受け取った山田さんは「こんなに撮影が楽しくて、キャストが仲良くなった現場はないかもしれません」「本当にいい夏でした!」と、涙を浮かべながら挨拶した。さらにこの日の夕食では、スタジオに流しそうめんセットが登場。最初に流す係に任命された山田さんと木南さんは、2レーン作られた流しそうめん台にスタンバイ。大はしゃぎでそうめんを流していた。そして「うつせみ荘」のメンバー、檀ふみらに交代すると、山田さんと木南さんは奪い合うようにそうめんを堪能。そうめんのつけ汁には、阿川佐和子特製カレーが大人気。最後まで仲良しなメンバーだった。最終話あらすじデートから戻り、花火をしながら最後の夜を過ごすセミオ(山田涼介)と大川由香(木南晴夏)。そんな2人を見守りながら、「うつせみ荘」の住人たちはなぜか円陣を組む。「とても切なくて辛い明日になってしまうけど、私たちはできるだけ明るくいつもと同じように接しましょう」と庄野くぎこ(檀ふみ)の声で一致団結した住人たち。そして迎えたセミオにとって最後の朝。みんなが自分と由香のことを心配して気を使っていることに気づいたセミオは、ねじこ(阿川佐和子)たちに「僕がこの世界にいられるのは今日までです。だから今までと同じように過ごして、おかゆさんと一緒に仕事に行って、そして手をつないで一緒に帰ってきます」と宣言する。そして「でも、どの時間まで僕の命があるのかはわかりません。戻ってこられなかったらごめんなさい」とも…。みんなに送られ、工場へと出かけたセミオと由香。刻一刻と近づく別れのときを意識しながら、2人はこれまでと変わらない時間を過ごす…。「セミオトコ」最終話は9月13日(金)23時15分~テレビ朝日系にて放送。※一部地域で放送時間が異なる(cinemacafe.net)
2019年09月12日神奈川県内にある介護付き有料老人ホームの玄関で来客を待っていたのは、俳優・志賀廣太郎(70)。土気色の顔で、頬もこけたようになっている志賀は、車いすに乗っていた。体調はかなり悪そうだったが、それでも役所広司(63)や阿川佐和子(65)が現れると、瞳を潤ませながら唇をほころばせたという。41歳で俳優デビューした“遅咲きの名脇役”志賀廣太郎が緊急手術を受けたのは4月6日のこと。「知人が志賀に電話をかけても、本人が応答せず、6日朝に彼が1人暮らしをしている団地を尋ねたところ、部屋で倒れていたそうです。脳梗塞の症状が起きていたため、緊急手術を受けたのですが、ドラマ『きのう何食べた?』は降板せざるをえませんでした」(テレビ局関係者)4月下旬には所属する劇団が公式サイトで術後の状況について、次のように発表した。《幸い、命に別状はなく、これからリハビリに入ります。時間をかけて、創作の現場に戻ってきてくれればと願っています》その後、志賀の体調については報じられていないが、実は“俳優廃業の危機”にあるという。彼が入院していた病院の関係者は次のように語る。「脳梗塞で倒れてから発見されるまで時間がかかったこともあり、後遺症もかなり重いです。肝硬変も発症しており、いまはとても“リハビリに集中できる”ような状態ではありません。志賀さん本人はリハビリ専門の施設への通院を希望していたようですが、1人で生活するのも難しいですから、6月から介護付きの有料老人ホームに入所することになりました」志賀の老人ホームは、入居時の費用がかからず、月額20万円ほどの比較的リーズナブルな施設。「要介護度によって、フロアごとに分かれています。現在の志賀さんは“要介護3”あたりでしょうか。右半身がマヒしており、1人ではトイレにも行けず、入浴もヘルパーさんたちにサポートしてもらっています。食事はエプロンをつけて、頑張って左手で食べていますが、何か聞かれても、言葉がとっさに出てこないようで、会話は不自由な状態です」(前出・病院関係者)脳卒中(脳梗塞など)や事故などをきっかけとして脳の機能が著しく障害を受けることにより、言語・思考・記憶などの知的な機能に障害が起こった状態は“高次脳機能障害”と呼ばれている。その症状の1つに“言いたい言葉が出てこない”というものがあるが、志賀も苦しんでいるという。「お部屋では、出演したドラマや映画の資料を整理したり、読書したりして過ごしています。ただスタッフが『どんな本がお好きですか?』などと尋ねても、なかなか答えられずにいるのです」(前出・病院関係者)そんな志賀を、’17年秋にドラマ『陸王』で共演した役所や阿川が訪ねてきたのは7月末のことだったという。当日、志賀に来客があることは老人ホームのスタッフたちにも知らされていたが、2人の顔を見た瞬間、驚きの声が上がったという。「『陸王』は、役所広司にとって15年ぶりの連ドラ主演作でした。ランニングシューズ開発に情熱を注ぐ、老舗足袋製造会社『こはぜ屋』の社長を演じたのですが、その脇で“いぶし銀”の演技を見せていたのが志賀です。温厚な人柄ながら、ときには大声で社長を諫める専務役で、その掛け合いは作品に深みを与えました。また阿川も『こはぜ屋』の中心メンバーとして、実力派俳優たちに負けない好演を見せました。志賀も『もっと早く演技の勉強をしていたら、大竹しのぶさんぐらいの女優になっていたかも』と、絶賛したそうです」(前出・テレビ局関係者)志賀が自身の老人ホーム入所を知らせていたのは、ごく限られた知人だけ。陸王撮影の数カ月間で、3人は深い信頼関係を築いていたのだ。「役所さんと阿川さんが、志賀さんといっしょに面会室にいたのは1時間半ほどでした。久々の再会がよほど嬉しかったのでしょう。お2人が帰ったあとも、志賀さんは一日中上機嫌でした」(志賀の仕事関係者)
2019年08月20日阿川佐和子がMCを担当する「サワコの朝」の7月13日(土)オンエア回に話題の俳優・高橋一生がゲスト出演。大親友の「V6」岡田准一との高校生活秘話をはじめ、高橋さんの素顔に迫るトークが繰り広げられる。8歳の時に児童劇団に入り子役としてデビュー、スタジオジブリのアニメ『耳をすませば』の声優などを経験し、大河ドラマ「軍師官兵衛」や「民王」が話題を呼ぶと、2017年には「カルテット」で大ブレイク、また大河ドラマ「おんな城主 直虎」に朝ドラ「わろてんか」、月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」と立て続けにヒット作に出演、超人気俳優の仲間入りを果たした高橋さん。先日まで放送された「東京独身男子」も好評のうちに放送を終え、この7月からは新金曜ドラマ「凪のお暇」も控えている。そんな高橋さん、阿川さんと「初めまして」の挨拶を交わすと、「ありがたいです。主演をさせていただかないとわからないことがある」と主演級の登場人物を演じるようになった最近の活躍について語る。映画好きな祖母の影響もあり幼少期から多くの作品に触れたという高橋さんが、俳優を続ける上で原動力になっていると言う祖母とのエピソードとは?また演技の道へ進む決意を固めたジブリ作品『耳をすませば』との出会いなど高橋さんが自身の人生にとっての“転機の時”について明かす。さらに「デキてる!?」と周囲が湧いたほど仲良しな大親友・岡田さんとの親密過ぎる高校生活の思い出や、「あんなに心地良い空間を体験できることはなかった」とふり返るドラマ「カルテット」の撮影秘話。「嫁にしたい」と言われたこともあるという私生活でのエピソードまで、高橋さんの素顔が見える30分をお届け。高橋さんが出演するこの夏の新ドラマ「凪のお暇」は“真面目で気が弱く優しい”良い人代表の女性・大島凪が主人公。凪が幸せになるために仕事も恋も全て捨て突然失踪、追いかける元カレと新しく出会う人たちに囲まれながら人生をリセットする物語が描かれる。大島凪役を黒木華が演じ主演。高橋さんは凪の元カレで同じ会社で働く営業部のエース、会社では完璧な男でも凪に対しては恐ろしく不器用で嫌われてしまう我聞慎二を演じ、中村倫也が凪が引っ越したアパートの隣の部屋に住む男で、出会う全ての女子が彼を好きになってしまう、人たらしのイベントオーガナイザー・安良城ゴンを演じる。「凪のお暇」は7月19日(金)22時~TBS系で放送開始。「サワコの朝」は7月13日(土)7時30分~MBS/TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年07月12日阿川佐和子(65・以下、阿川)「うちはいま、認知症の母(91)をきょうだいとお手伝いの方とローテーションを組んで、在宅介護しています。その合間にショートステイで外泊サービスを利用しているんです」ヤマザキマリ(52・以下、マリ)「私の母(86)は北海道の実家の近くに住む妹が、在宅介護をサポートしてくれていました。それが、認知症に加え、パーキンソン病も併発して……。足元がおぼつかなくなり、今年1月、部屋で倒れているところを妹に発見されて、入院しました」阿川「高齢者専門の施設なの?」マリ「専門ではないですが、認知症患者が多い病院なんです。我が強い母ですから、同室の人と合うわけがないと思っていたのに、4人部屋で和気藹々と過ごしています。お互い、会話はまったく成立していないんですけど、ワイワイ楽しそうでした」小説家、エッセイストの阿川佐和子さんの母親は、昭和2年生まれで、現在は91歳。父は作家の阿川弘之さん(’15年没、享年94)。外では温厚だが、家庭内では絶対君主で、専業主婦だった母親は振り回されていたという。漫画家のヤマザキマリさんの母親は、昭和8年生まれの86歳。北海道に渡り、札幌交響楽団のビオラ奏者として、2人の娘を女手一つで育て上げた。親の介護が始まったのは、阿川さんが57歳、ヤマザキさんが49歳のときだった――。マリ「佐和子さんは、どうやって親の認知症がわかったんですか?」阿川「8~9年くらい前かな。あるとき、長年、実家で働いてくれた家政婦さんが電話で『こんなこと、私から申し上げるのも何ですが、奥さまがヘンです』って。もともとトボけてるからなあって言ったら『そういう問題じゃありません』って、ピシッと言われたんですね。それで“ついに来たか”と」マリ「母は、80歳を過ぎたあたりから、物忘れが目立ってきたんです。でも、犬の散歩も欠かさず、毎日、元気そうでした。あるとき、北海道の実家に帰ると、母が外に立って青ざめた顔で『変な外人さんがうちに来ちゃって!』って。あわてて家に入ると、外国人が出ている料理番組が放映されていて、それを見て、うちの台所に外国人が来たのだと勘違いしたようなんです。そうした症状が増えて、ようやくレビー小体型認知症(症状の1つに幻覚がある)だと診断されました」阿川「うちの母は、いまだに、自分でできることはいっぱいあるんです。お医者さんに行って、勝手にパソコンをのぞいたとき“アルツハイマー”という文字を見て、『誰のこと?』って聞いたりね」マリ「本人も認知症だって認めたくないですよね。母も『一過性のもの』『疲れているだけ』と抵抗していましたから」阿川「いままで、自分を見守ってくれていた親が、だんだん壊れていく姿は、子どもとしてもつらいもの。だから、初期のころは特に必死になるよね」マリ「グレープフルーツの匂いが認知症に効くと聞いて、アロマを嗅がせたり(笑)」阿川「私も最初は何でも真面目に、完璧にこなそうとしていました。母は心臓病も抱えていたから“薬を必ず飲ませないと危ない”って、神経ピリピリさせてるの。だから薬袋ごと、どこかにしまって見つからなかったりすると、叱りつけちゃうんですよ。『どうして!』って。すると母も泣きだしちゃったり。マリちゃんも、やりすぎたことってない?」マリ「ありました。北海道に帰ると“わー”っていろいろ言ってしまうから、そばで介護してくれている妹から『お姉さんが来ると、お母さんがビクビクする』って言われました。こうなるとお互いが疲弊しますよね」阿川「仕事も、通わないとダメなようなものは辞めて、ある程度自分のペースでできる原稿の仕事しかできないかなって、ほんの一瞬だけ考えました」マリ「1対1になると、周りが見えなくなってきますよね」阿川「そんなとき、昔なじみの友人と会う機会があって、彼女たちに救われました。『アガワさ、介護は1~2年でなんとかなると思ってるでしょ。10年かかるかもしれないんだよ』って言われて。“え!10年、冗談じゃない”って」マリ「今から必死になっても、そんな長期戦、戦い続けることはできないですよね」阿川「10年ですまないかもしれないし。だからできる限り、手を抜けるところは抜いて、自分1人で背負わない。これを聞いて、すごく心が楽になって。友人との井戸端会議もバカにならない」マリ「夫の実家のあるイタリアでは、みんな井戸端会議好き。普通に高齢のおばあちゃんを車いすに乗せて連れていったり。それは当たり前に受け入れられ、『シニョーラ(おばさま)、元気そうで』って歓迎されます」阿川「そうやって、介護する側、される側も外につながることって大事。この間、取材である主婦の方の質問を受けたんです。『お姑さんの介護が始まったので、週に1回の習い事をやめたほうがいいでしょうか』って。周りの家族は“習い事なんてやってる場合じゃないだろう”という空気になるかもしれませんが、私は『やめちゃいかん』という答え。私だって、母を置いて、好きなゴルフをやることもありますが、“悪かったな”という後ろめたさを持っていると、次に“ようし、やってあげようじゃないの”とやさしくなれるもの」マリ「そうね、滅私奉公はいけないと思う。北海道で母をそばで見てくれる妹も、一時期、介護でいっぱいいっぱいになって。髪はボサボサだしストレスで太ってしまって。“やばい”と思って『もういいよ、お母さんのことはいいから出かけておいでよ』と、コンサートのチケットを買って送ったりしました」阿川「自分にとって、リフレッシュできるものを最低1つ持っていないと、逃げ場がなくなります。逆に自分のためだけの時間を持つことで、介護をするエネルギーが湧いてくるものですよ」現在でも、認知症の症状は少しずつ進んできているが、母たちは平和で穏やかな日々を過ごしている。マリ「最近は、イケメンの青年介護士さんに『リョウコさん』と下の名前で呼んでもらって、ポッと頬を赤らめています」阿川「認知症になると、女がよみがえってくる説もありますよね。フェロモンって大事」マリ「入居者が集うホールでダンディな男性がいたら、『あそこにすごく寡黙で、ハンサムな人がいるんだけど』って。いまでは私と女友達のような会話もしています」阿川「私も母が認知症になったばかりのころは、お風呂に一緒に入ったりしていましたから。すっぽんぽんになって、何十年ぶりかしらね。1回、お風呂で倒れて以来、1人では入れられなくなって」マリ「1人でのお風呂は怖いです。うちは3回、救急車を呼んでいます」阿川「一緒にお風呂に入ると『あんた随分おなか出てるわね』っておなかを突かれたり、こっちも突き返して『イヤン』と言われたり。そんなことをしながら、全身チェックもできるんです。湿疹を見つけて『かゆい、かゆい』と言っているのはこれが原因か、とか、巻き爪が痛そうだなとか」マリ「監視されるよりも、一緒にお風呂に入ったほうが母も安心しますよね。私も、今年の冬、母と妹と一緒に、温泉に行ったんです」阿川「あら、えらい」マリ「貸し切りのお風呂に入れて、みんなですっぽんぽんの状態になって。そのとき、また一段と心を許してくれたというか、恥ずかしがらなくなりました」阿川「甲冑を脱いでくださったのね。一緒にお風呂に入るのは、母と娘だからできること。一方で、最近では、認知症が進んで、だんだん、私のことを、母の姉だと勘違いするようになりました。『誰だかわかる?』って、指を私のほうに向けると、指先にある鼻を見て『お鼻ちゃん』と言ってみたり。そういう知恵の回り方がすごいんだけど」マリ「私も、名前を忘れかけられています。マリじゃなくて、『娘』って言われることも」阿川「『さ』がつくでしょって、ヒントを出しても、ウフッと笑ってごまかしたり。でも娘ってわかるから『娘子ちゃん』と言ってみたり。深刻になることも多いけど、そのあと必ず笑いがあるんです」マリ「介護を通して、親子の距離がぐっと近くなった、新しい母娘関係を築けているような気がしますね」
2019年06月30日「お互い、もう介護される年齢に近づいているわね」という話から始まった“認知症介護対談”。年を重ね歴史のある母娘でも、母が認知症になればその関係は変わってくる。いままで見せなかった弱さを見せるようになったヤマザキマリさん(52)の母は、これまで着ていた鎧を脱いで穏やかに。阿川佐和子さん(65)の母は家族のかせから逃れて、自由になった。母娘が向き合って、その距離がぐっと近くなった介護の時間はとても豊かなものだった――。阿川「うちはいま、認知症の母(91)をきょうだいとお手伝いの方とローテーションを組んで、在宅介護しています。その合間にショートステイで外泊サービスを利用しているんです」マリ「私の母(86)は北海道の実家の近くに住む妹が、在宅介護をサポートしてくれていました。それが、認知症に加え、パーキンソン病も併発して……。足元がおぼつかなくなり、今年1月、部屋で倒れているところを妹に発見されて、入院しました」阿川「高齢者専門の施設なの?」マリ「専門ではないですが、認知症患者が多い病院なんです。我が強い母ですから、同室の人と合うわけがないと思っていたのに、4人部屋で和気藹々と過ごしています。お互い、会話はまったく成立していないんですけど、ワイワイ楽しそうでした」小説家、エッセイストの阿川佐和子さんの母親は、昭和2年生まれで、現在は91歳。父は作家の阿川弘之さん(’15年没、享年94)。外では温厚だが、家庭内では絶対君主で、専業主婦だった母親は振り回されていたという。漫画家のヤマザキマリさんの母親は、昭和8年生まれの86歳。北海道に渡り、札幌交響楽団のビオラ奏者として、2人の娘を女手一つで育て上げた。親の介護が始まったのは、阿川さんが57歳、ヤマザキさんが49歳のときだった――。マリ「佐和子さんは、どうやって親の認知症がわかったんですか?」阿川「8~9年くらい前かな。あるとき、長年、実家で働いてくれた家政婦さんが電話で『こんなこと、私から申し上げるのも何ですが、奥さまがヘンです』って。もともとトボけてるからなあって言ったら『そういう問題じゃありません』って、ピシッと言われたんですね。それで“ついに来たか”と」マリ「母は、80歳を過ぎたあたりから、物忘れが目立ってきたんです。でも、犬の散歩も欠かさず、毎日、元気そうでした」阿川「うちも日常の家事には支障がなかったけど、同じことを繰り返し話したりして“ん?”っていうことが少しずつ……」マリ「あるとき、北海道の実家に帰ると、母が外に立って青ざめた顔で『変な外人さんがうちに来ちゃって!』って。あわてて家に入ると、外国人が出ている料理番組が放映されていて、それを見て、うちの台所に外国人が来たのだと勘違いしたようなんです。そうした症状が増えて、ようやくレビー小体型認知症(症状の1つに幻覚がある)だと診断されました」阿川「うちの母は、いまだに、自分でできることはいっぱいあるんです。お医者さんに行って、勝手にパソコンをのぞいたとき“アルツハイマー”という文字を見て、『誰のこと?』って聞いたりね」マリ「本人も認知症だって認めたくないですよね。母も『一過性のもの』『疲れているだけ』と抵抗していましたから」阿川「いままで、自分を見守ってくれていた親が、だんだん壊れていく姿は、子どもとしてもつらいもの。だから、初期のころは特に必死になるよね」現在でも、認知症の症状は少しずつ進んできているが、母たちは平和で穏やかな日々を過ごしている。阿川さんは、父を’15年に亡くしたが、母は、夫の死をどこまで理解できているのかわからないという。ヤマザキさんの母は、人生を支えてきた楽器演奏から離れて久しいが――。マリ「この間も病院に行くと、母が遠くに歩いている看護師さんを見て『今、コンサートホールの支配人を呼ぶから、挨拶しなさい』って言うんです。私もその“妄想”に付き合って『今日は何を演奏するの?』と聞くと、『プログラムを読んでいないの!』って怒られたり(笑)。母は元気なころ、コンサートのプロデュースもしていたんです」阿川「そういう物語には、乗っかるほうが楽しいよね。うちの母は、なぜかいないはずの赤ん坊の話をするんです。『赤ん坊どうしたの?』って聞かれると『さっき帰った』『ちゃんと寝かせているの』『うん、2階で寝てる』って、話を合わせたりして」マリ「認知症になっても、あえて否定するのもよくないし、羞恥心や感情面の尊重も大事ですよね」阿川「特に排せつに関してはね。以前、母が部屋で頭から布団をかぶっていたんです。どうしたのかと思って布団をめくると、片足だけ私のストッキングをはいているの」マリ「どういうことですか?」阿川「聞いても『んー』と言って答えないの。多分、自分の下着を汚してしまって、それが恥ずかしいと思ってはき替えようとしたのに、どうしていいのかわからなかったと思うんです。それで私のクローゼットから着替えを探したけど、パンツではなく、靴下の引出しを開けてしまったのだと」マリ「親の排せつの失敗は、娘もついつい情けない気持ちになったりするけど……」阿川「考えてみたら、隠すこと自体がカワイイじゃんて思うようになりました」マリ「認知症になって、とても自由に生きられている部分もありますからね」阿川「うちは圧倒的に父が強かったんです。絶対君主的で、それによって家族が振り回されていました。でも母は、『なんでそんなに言うことを聞けるの?』って思うくらい従順だったんです。だから私は、きっと7歳年上の父が早く死ぬだろうし、そうしたら母を旅行に連れていったりして、家庭の束縛から解放してあげようって、ずっと思っていたんです。それなのに、母が先にボケてしまって、悔しかったですよ」マリ「それは無念」阿川「でもね、ボケてみると、100%不幸だとはいえない。むしろ母は自己主張が強くなりましたよ。入院中だった父が『お前の作ったちらし寿司が食べたい』と言いだしたときも、さらっと『あーちらし寿司ですね、そこの百貨店に売っていますよ』って」マリ「素晴らしい!」阿川「いま、母はとても自由に愉快に生きているんです。私が『ねえ、母さん、ご飯作ってよー』って言うと『んー、明日』って先延ばし。マリちゃんのお母さんは、女手一つでずっと闘っていらしたわけでしょ?」マリ「闘魂そのままというイメージを持っていたんですが……。もともと物を書くのが好きな人で、日記帳を渡していたんですね。ところが、認知症に加えパーキンソン病も併発しているから、手が震えてうまく文字が書けない。それであるとき、母の部屋から、書こうと思ったのに、何度も何度も途中で諦めてしまっている書き損じの紙の束が出てきて……。それを隠していたんですね。手にしたときは、もう涙が止まりませんでした」阿川「切ないねえ」マリ「前の母とは違うんだと改めて感じて、喪失感を覚えました。いかに母が私の心の大きな支えになっていたかって痛感して……。50歳にして、初めて精神的自立を余儀なくされた焦りも(笑)。でも、認知症になって、肩肘張らず、強がらず、いまの母は穏やかです」阿川「よかったねえ」マリ「いままでの母なら『会いたい』なんて言わないタイプだったのに、お見舞いに行くと『今度はいつ来るの?』なんて聞いてくるんです。“なんだ、この弱々しい母は”って感じてしまうけど、『1人で娘2人を育て、世間と闘ってきたけど、ようやく甲冑を脱げたんだ』と、いまの姿が本当の母なんだと思えるようになりました」
2019年06月29日異なる分野で活躍する2人の“達人”がそれぞれの「仕事の極意」について語り合う「SWITCHインタビュー達人達(たち)」。6月1日(土)放送回は映画プロデューサーで小説家の川村元気と作家・エッセイストの阿川佐和子が語り合う。2005年、映画『電車男』を企画・プロデュースし大ヒットを記録。その後『デトロイト・メタル・シティ』『告白』『悪人』『モテキ』など次々とヒット作を世に送り出し、2016年には劇場アニメ『君の名は。』をプロデュースして250億円を超える興行収入を記録するなど、映画プロデューサーとして大きな業績を上げる一方、作家としても「世界から猫が消えたなら」「億男」などを発表。また劇場版『ドラえもん のび太の宝島』の脚本も手掛けた川村さん。慶應義塾大学を卒業後、リポーターなどを経て「筑紫哲也 NEWS23」「報道特集」などでキャスターを経験。報道畑で活躍する一方、「ビートたけしのTVタックル」の進行を担当したのをきっかけにそのキャラクター性にもスポットが当たり、近年はエッセイストとして、「とと姉ちゃん」「陸王」などでは女優として活動と、多面的な顔もみせる阿川さん。今回は順風にキャリアを重ねる一方「実はいつも苦しい」という川村さんが、多忙にも関わらず楽しく日々を過ごすという阿川さんに、秘けつを尋ねようと収録に臨む。しかしトークは“聞き名人”として知られる阿川さんのペースになり、川村さんは自分の恋の苦い体験まで話してしまう。さらに話題は川村さんが発表した小説から介護の話に。介護は自分の記憶を取り戻す作業だという川村さん、母親の介護に前向きに取り組んでいるという阿川さん、2人が出した結論とは!?日本映画史に残る大ヒットとなった『君の名は。』から3年、川村さんが新海誠監督と再びタッグを組んで送る劇場アニメ『天気の子』が7月19日(金)より全国東宝系にて公開。東京にやってきた家出少年の帆高と不思議な力を持つ少女・陽菜。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語となる同作。森嶋帆高役を2.5次元舞台で人気の醍醐虎汰朗が、天野陽菜役を「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などの森七菜が担当、小栗旬、本田翼、倍賞千恵子、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴らも声優として参加する。ヒットメーカーとして活躍中の川村さんと「聞き名人」としてテレビに雑誌にと大活躍の阿川さんの2人が仕事術について本音で語り合う「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は6月1日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2019年06月01日阿川佐和子がMCを担当する土曜朝のトーク番組「サワコの朝」。その3月2日(土)放送回はゲストに女優の戸田恵梨香を迎え、昨秋に放送され大好評だった「大恋愛」の撮影秘話から公開中の『あの日のオルガン』の話題まで戸田さんの魅力をたっぷりとお届けする。「野ブタ。をプロデュース」や2006年公開の『デスノート』の弥海砂役で大ブレイク。前後篇にスピンオフと展開した『デスノート』は2016年に新作『デスノート Light up the NEW world』が公開されたほか、その後出演した「LIAR GAME」や「SPEC」もドラマから映画へと展開。また2008年に第1シーズンが放送された「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」はその後2017年までに3シーズンの連ドラとSPドラマに、昨年公開された劇場版も記録的大ヒットと、シリーズ作品に何かと縁のある戸田さん。そのほかにも「SUMMER NUDE」に『予告犯』『無限の住人』、昨年は「崖っぷちホテル!」に「大恋愛~僕を忘れる君と」と様々な作品で話題を振りまいている。その「大恋愛」では若年性認知症に陥る女医という役柄演じ大きな感動を巻き起こしたのも記憶に新しいが、この難役を演じるにあたり「演じることの責任と不安を感じながら、監督たちと丁寧に話し合いながら作っていった」と語る戸田さんが、今回作品への想いと脚本を手掛けた大石静との秘話や、感激したというある出来事を明かしてくれる。また「記憶の中で今もきらめく1曲」に「19」の「以心伝心」を選んだ戸田さん。この曲は16歳で上京した戸田さんが3人の親友に捧げた曲だといい、女優の道へ進むべく旅立った当時の心境をふり返る。そんな戸田さんが出演している映画『あの日のオルガン』が新宿ピカデリーほか全国にて公開中。太平洋戦争末期、子どもたちのために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた作品で、戸田さんと大原櫻子がW主演。第二次世界大戦末期、空襲が続くなか東京品川の戸越保育所で保母たちが保育所の疎開を模索。意見の分かれる親たちを保母たちが必死に説得するなか埼玉に受け入れ先の寺がみつかり、荒れ寺での疎開生活がスタートするが、毎日わき出てくる問題のなか、子どもたちと向き合い毎日ひたむきに励ましあいながら奮闘する若き保母たち。そして彼女たちにも空襲の影がせまる――という物語。戸田さんは責任感の強い保母たちのリーダー・板倉楓を演じる。「サワコの朝」は3月2日(土)午前7時半~MBS/TBS系で放送。(笠緒)
2019年03月01日人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーのひとりで、「下町ロケット」の放送を明日に控える安田顕が、10月13日放送の阿川佐和子のトーク番組「サワコの朝」にゲスト出演。メンバーについてや劇団への思いなど、安田さんらしいお茶目なエピソードが繰り広げられた。大学4年生のときに結成し、いまも公演チケットはすぐ完売となる「TEAM NACS」。まず番組では、大学生の頃から知っているメンバーについて、自身のチーム内での役割についてトークを展開。今年6月に本番組に出演した大泉洋については、「正直“客寄せパンダ”でした」と笑いを誘い、一方、自身については「普段何もしない。ここぞというときに…」「(野球で言う)決してレギュラーじゃないんですけど。たまに代打で出てきて、三振かホームラン」と自己分析。そんな意外な安田さんの役割を聞いた阿川さんが「代打の割にはいい男じゃないですか?あのメンバーの中で…」と突っ込むと、すかさず安田さんは「並びで見るからいい男なんですよ!(「下町ロケット」の)徳重(聡)さんとか、竹内涼真くんとか、あの並びで並んだら僕全然ですよ!!」と声を大にして主張していた。さらに、「TEAM NACS」について思いを明かす場面も。「(舞台では)5人光ってます。5人光らないと『NACS』を好きな人たちが納得しない」と話す安田さんに、「一人で戦ってるっていうのと違う感じですか?」と問うと、「先輩から『一人にならないとわからないことがいっぱいあるから、君も失ってわかることがあると思うよ』って言われてますけど、“そんなに大変だったら絶対失わないでおこう”」と。また、「先は分からないけど、とにかく辞めない」「3年にいっぺんしか公演やらないんですよ。毎年やってたら解散してます。応援してくださってる方たちが押し上げてくれている。そこの元の出は北海道なんですよ。その方たちを裏切れないから続けていくしかない、続けたいし」とファンへの思いも明かしていた。すると視聴者からは、「朝から泣きそう」「顕さんの『続けたいし…』の言葉が嬉しいなぁ~」といった反応がSNSに寄せられていた。そして、“やれる役は自分で決めない”という安田さん。これまで様々な役柄を演じてきたが、中でも2015年放送のドラマ「問題のあるレストラン」で演じた“女装家”役が当時なかなか抜けなかったそうで、ドラマが終わり、続けて映画の番宣をする際にも、ビジュアルはイカついのに「どうしても華奢に構えちゃう」と演じていて染み込んだものが自然に出ちゃったこともあったとも。放送中は、「朝から安田さん見られるなんて至福…」「むねあつ」「安田さんの話面白いw」「朝から満足面白かった~!」「朝から幸せでした。ちょっとほろっと泣きそうになりました」「朝から良い話だったな…」と愛溢れる素敵なトークに魅了される視聴者が続出していた。(cinemacafe.net)
2018年10月13日元AKB48の高橋みなみがパーソナリティーを務めるTOKYO FMのラジオ番組『高橋みなみのこれから、何する?』(毎週月~木曜13:00~14:55)。15日から18日の放送では、高橋がさまざまなゲストを迎える。15日は槇原敬之が登場し、槇原が自身の経験から、 リスナーからの悩み相談に答えていく。16日は『NEWS ZERO』の元キャスター・村尾信尚を迎え、ニュースを伝える発信力、 コメント力を高橋が学ぶ。17日には阿川佐和子がゲストとして登場し、数多くのインタビューを行ってきた阿川に、高橋が相づちの仕方や聞きにくい話の引き出し方を学ぶ。そして18日は社会学者の古市憲寿が、 リスナーの仕事の悩み、 恋愛の悩み、 人付き合いの悩みに答える。さらに、 竹内まりやからの『高橋みなみの「これから何する?」』へのコメントも紹介される予定だ。
2018年10月12日「介護って、やっぱり報われないことだらけだけど……」。自身の体験をもとに、家族小説を書き上げた彼女。そこには、家族への温かい愛情が込められていた――。「母親に認知症の兆候が表れはじめたとき、『最近、母さんおかしくない?』と先に周囲が気づいて、本人はさほど自覚なんてしていないように見えました。でも、『すぐ忘れる、バカバカバカ』と母親のメモを見つけて、“本人がいちばん傷ついているんだ”ということに気がついたんです」そう語るのは、作家の阿川佐和子さん(64)。9月28日、小説『ことことこーこ』(KADOKAWA)が出版される。同小説は、40歳を目前に新たな仕事と親の介護を抱え、人生の岐路に立った女性・香子が、自分の道を見つけて歩み出す姿を描いた家族小説だ。認知症でもの忘れがひどくなった母・琴子が自分のために書いていたたくさんのメモを、香子が見つける場面は、阿川さんが認知症の母親の介護をするなかで体験したことがベースになっている。香子の家族と同じように、阿川さんの両親は当初2人で暮らしていた。しかし、父親(故・弘之氏)が自宅で転んで頭を打ったり、誤嚥性肺炎を起こしたりしたため、’12年初めより入院することになる。「私が子どもだったころから、父は『老人ホームに入れと言われたら俺は自殺する』って宣言していました。でも、父が転んで以降、高齢者2人だけの生活を続けさせるのは無理だと判断したんです。だからといって、きょうだいの誰かが親と同居するのは難しいということになりました」(阿川さん・以下同)’15年に父親が病院で最期を迎えるまで、阿川さんはきょうだいとともに両親の介護生活に奮闘した。「とにかく人手が必要だったから、つねにきょうだいで会議をして、ケア担当のシフト表を作りました。診察に行ったとき、担当医に言われたことを、パソコンに打ち込んで情報を共有したり、もうそれは阿川家の“一大プロジェクト”でしたよ(笑)。夫も協力的で、いまでも私の仕事が遅くなったとき、母をデイサービスに迎えに行ってくれたり、母の食事も、近くの料理屋さんに連れていって、2人で食べてくれることもあります」身をもって体験した、「親の介護」という深刻な社会問題。『ことことこーこ』には、その経験や教訓が込められているという。「介護って、報われないことだらけ。これなら喜ぶだろう、と思って買い物に行っても『そんなものいらん!』と言われたり、一生懸命に世話をしていた嫁や娘が、いちばん嫌われたりするケースもあると聞きますしね。それまで親に育ててもらってお世話になったぶん、子どもの自分が恩返しとして介護をしなきゃいけないと思うから、いろんなことを犠牲にして時間を作るわけです。『ありがとう』とも言ってもらえないことを続けていくと、精神的にまいっちゃうんですね」そんな生活に悩む多くの人たちに対して、阿川さんは「ズルをしてみてもいい」とアドバイスする。「父にあまりにも文句を言われたとき、悔しいから預かっていたお金で、私のタイツや下着を買ってみたの(笑)。そしたら、『これで仕返ししたぞ!』って気が晴れるんですよ。母に『昼、来てほしい』って言われたときに『仕事だから』と言って夕方から母のところに行ったんです。すると母が『大変だね、あなた仕事のしすぎじゃない?』なんて言われて、私は『うん』と返すけど、本当はゴルフに行って疲れた顔に見えてた、なんてこともあるんです(笑)」そんなとき、母親は「休んでなさい、ご飯は適当でいいよ」と言ってくれるという。「だから、ちょっと悪いかなと思って『いいえ、ちゃんと作るわよ』と応えちゃう。自分がズルすると、人に優しくなれるんですよ。浮気した亭主の心境って、こんな感じだと思う(笑)」体力も精神力も必要とする親の介護。そのなかにも、母親への優しい愛情が阿川さんからは見て取れた。(取材:インタビューマン山下)
2018年09月16日「母親に認知症の兆候が表れはじめたとき、『最近、母さんおかしくない?』と先に周囲が気づいて、本人はさほど自覚なんてしていないように見えました。でも、『すぐ忘れる、バカバカバカ』と母親のメモを見つけて、“本人がいちばん傷ついているんだ”ということに気がついたんです」そう語るのは、作家の阿川佐和子さん(64)。9月28日、小説『ことことこーこ』(KADOKAWA)が出版される。同小説は、40歳を目前に新たな仕事と親の介護を抱え、人生の岐路に立った女性・香子が、自分の道を見つけて歩み出す姿を描いた家族小説だ。認知症でもの忘れがひどくなった母・琴子が自分のために書いていたたくさんのメモを、香子が見つける場面は、阿川さんが認知症の母親の介護をするなかで体験したことがベースになっている。「確かに、小説の中には、実際に私が体験したことをけっこう使いました。ほかにも、主人公の香子は一度使ったラップを洗って干して、また使うシーンがあるんですが、実は私も同じことをしていまして、よく周りから『信じられない』とあきれられます……。だってコップの飲みかけのお茶を冷蔵庫に入れるために使ったラップって、そんなに汚れないじゃない。捨ててしまったら、ラップから『もうちょっと働きたい』と言われそうな気がして、レモンを包んであげたりしてるんです」(阿川さん・以下同)香子の家族と同じように、阿川さんの両親は当初2人で暮らしていた。しかし、父親(故・弘之氏)が自宅で転んで頭を打ったり、誤嚥性肺炎を起こしたりしたため、’12年初めより入院することになる。「私が子どもだったころから、父は『老人ホームに入れと言われたら俺は自殺する』って宣言していました。でも、父が転んで以降、高齢者2人だけの生活を続けさせるのは無理だと判断したんです。だからといって、きょうだいの誰かが親と同居するのは難しいということになりました」入院させたものの、家に帰りたがる父親を見て、「よし、戻ろう」と何度も口から出かかったという。「でも、そうなったら私が全部仕事を辞めなきゃいけなくなる。24時間父と母のケアをして、ご飯も作ってなんて生活ができるのだろうか?あるいは、24時間対応の看護師さんを雇うとしたらどれほどお金がかかるか……。それで父に『ごめん、ここはひとつ』と病院にいるように説得しました。すると、父は切ない表情になって『わかってる』と。かわいそうだなとは思ったけれど、おかげで仕事は続けられました」’15年に父親が病院で最期を迎えるまで、阿川さんはきょうだいとともに両親の介護生活に奮闘した。「とにかく人手が必要だったから、つねにきょうだいで会議をして、ケア担当のシフト表を作りました。診察に行ったとき、担当医に言われたことを、パソコンに打ち込んで情報を共有したり、もうそれは阿川家の“一大プロジェクト”でしたよ(笑)。夫も協力的で、いまでも私の仕事が遅くなったとき、母をデイサービスに迎えに行ってくれたり、母の食事も、近くの料理屋さんに連れていって、2人で食べてくれることもあります」サポートがあったとはいえ、阿川さんへの負担は大きかった。しかも、体調は万全ではなかった。「昨年くらいまでは、更年期障害に悩んでいましたね。ちょっと前髪が顔にかかるだけで、『ああうるさい!』とイライラしたりするんですよ。真夏は、腕が太いからノースリーブは着ないことにしていたんですが、気取ったこと言っている余裕もなくなって。とにかく暑いんですよ。更年期障害って」そこで阿川さんは、イライラを軽減させる方法を考えた。「一つずつ、小さなイライラを取り除くということから始めてみました。たとえば、原稿の締切りが明日にまで迫っていたら、『ごめんなさい今週は無理かもしれない』とお願いしてみる。『じゃあ来週の金曜日で』と言ってもらえたら『やった!』って一つ軽減するでしょ。前髪を短く切り、ノースリーブを着る。『醜い腕をさらすことになるが、みんな許せ!』と宣言すれば、また一つ楽になれる!」(取材:インタビューマン山下)
2018年09月15日「嵐」櫻井翔と有吉弘行のMCでおくる「櫻井・有吉THE夜会」。7月12日(木)の放送に今週金曜からスタートするドラマ「チア☆ダン」で主演を務める女優の土屋太鳳が、共演者でタレント・エッセイストの阿川佐和子とゲスト出演。2人はMC陣とどんなトークを繰り広げるのか?土屋さんといえば2015年にNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインに抜擢されると『orange -オレンジ-』で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年は『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『トリガール!』『8年越しの花嫁奇跡の実話』と4作もの映画で主演またはヒロインに起用される人気女優となり、今年に入っても菅田将暉とW主演した『となりの怪物くん』が好評と、いま最も勢いのある女優の1人。今回はそんな土屋さんが一人暮らししたい家を探すほか、「酸っぱいものが好き」な阿川さんのために、撮影の合間にも感嘆に食べられるようにと自身で考案した「黒酢サラダ」と「お酢チャーハン」を紹介。あまりのお酢の量に「大丈夫かな」と心配する。また文化勲章受章作家・阿川弘之を父に持つエッセイストでありながら、朝ドラ「とと姉ちゃん」や「陸王」などで女優としての顔もみせる阿川さんは恥ずかしいプライベートを大暴露してくれるという。こちらも注目。今夜のゲスト、土屋さんが主演する新ドラマ「チア☆ダン」は、実話を基を映像化され大ヒットした広瀬すず主演の映画『チア☆ダン』の9年後を描いたオリジナルストーリー。幼い頃に強豪チアダンス部「JETS」が初の全米優勝を果たした演技を見て憧れを持った主人公の藤谷わかば(土屋さん)が、将来は同部に入って全米優勝したいという夢を抱くもJETSのある高校の受験に失敗。いつしかチアダンスさえ「自分には無理、できっこない」と考えるようになり、勉強も運動も中途ハンパな隣町の高校に入学。弱小チアリーダー部で運動部を応援するだけの高校生活を過ごすなかで、ある日東京から来た強引な転校生・汐里(石井杏奈)に「私とチアダンスをやろう!」という思いがけない言葉をかけられ、くすぶっていた思いに火がついて「打倒JETS!全米制覇!」に挑戦する王道の青春ストーリー。映画版で主演を務めた広瀬すずも特別出演する。「チア☆ダン」は7月13日(金)22時~TBS系でスタート。「櫻井・有吉THE夜会」は7月12日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年07月12日7月10日(火)22時~TBS系でスタートする新火曜ドラマ「義母と娘のブルース」に主演する女優の綾瀬はるかが、7月7日に放送された「サワコの朝」に出演。その独特のトークのテンポ感に「朝からホッコリ」したなどの声がSNSに寄せられている。本番組は阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出す土曜朝のトーク番組。「好きな女優ランキング」「タレントパワーランキング」など数々の調査で1位を獲得、好感度No.1女優として知られる綾瀬さんだが「No.1はその後落ちるだけだから気にせずに生きていきたい」とコメント。芸能界入りのきっかけとなったホリプロスカウトキャラバンには、応募した友人の応援でついていったところ、会場で30秒自己PRをすることになったといい、当時やったアヒルのモノマネを披露。芸能界入りに反対だった母が受賞の瞬間ショックで泣き、そのまま帰ってしまったことなど、当時をふり返った。ブレイクのきっかけとなったのは2004年に放送されたドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」だったが、綾瀬さんは同作を最後に引退も考えていたという。たまたま原作を読んでいたこともあり、この作品をやりたいという思いが強くてオーディションでは緊張のため台本を読む手が震え、紙がガサガサいう音でセリフが聞こえなかったそう。病気で痩せていく役のため撮影中にはお菓子などが食べられず7kg体重が落ちたが、回想シーンのため体重を戻そうと「1日6食食べたら4日で体重が戻った」ことなど、当時の撮影秘話も披露。そんな綾瀬さんに「見た目ふわふわしてるのに、しっかりしてる」「美しさに釘づけ。気さくで可愛らしい」「綾瀬はるかの雰囲気は場を和ます天才的なものがある」などの声が続々とネットに投稿。また番組の終わりでは安室奈美恵の「a walk in the park」を選曲。ウォーキング中によく聴くそうで「綾瀬はるかちゃんが安室ちゃんの歌選んでくれたー」「私の好きな綾瀬はるかさんが大好きな奈美恵さんの話してる」などSNSには安室さんのファンからのメッセージも。「綾瀬はるかが面白すぎて出勤できない」といった反応に代表されるように綾瀬さんの癒し系トークに朝から魅了される視聴者が続出していた。(笠緒)
2018年07月07日阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出す土曜朝のトーク番組「サワコの朝」に、俳優の大泉洋がゲスト出演。家族とのエピソードや東京進出を決意したきっかけなどを語る大泉さんに、土曜の朝から多くの視聴者がSNSに反応を寄せている。大学時代、地元北海道で深夜番組「水曜どうでしょう」に出演。北海道で人気に火がついた大泉さん。現在も北海道でレギュラー番組を3つ持っており、映画の撮影中にも休みの日は北海道に飛ぶという。また現在7歳の娘がおり、多忙ゆえ娘と触れあえる時間が少ないのが悩みだという。『探偵はBARにいる3』の撮影では1か月近く北海道にいたためとても寂しかったと語り、いまは「娘のスケジュール合わせ」な生活の毎日。「習い事に送りに行って、なんならそのまま習い事を見てる」ほどだとか。番組では中学時代、家で熱唱していたサザンオールスターズの「Oh! クラウディア」をスタジオで曲に合わせて歌う場面も。大泉家では下手な歌を聴かせると味噌が腐ると考えられており、当時自宅2階で熱唱する大泉さんに1階から祖父が「味噌味噌ーっ!」って叫び返していたのだとか。また自身の“原点”を幼少期の「寅さんのモノマネ」だと話す大泉さん。6月25日(月)放送のドラマ特別企画「あにいもうと」の会見で、脚本を手がけた山田洋次の前でモノマネを披露したところ爆笑してもらったというエピドードも明かしてくれた。また30代に入ってから東京進出を決意するきっかけになったエピソードも披露。当時北海道で知名度抜群だったにも関わらず、東京から来た役者が同じホテルに泊まることになった際、部屋を変わってほしいと言われ、変わった部屋が従業員用のものだったのだとか。東京から来た俳優は「そんなに有名じゃないのに」自分が格下扱いなんだと感じ悔しかったという。その後東京に進出するがバラエティに出る気はなく、そんなところにドラマ「救命病棟24時」が決まって、後の全国区でのブレイクにつながっていったという。視聴者からは「記憶に残る曲と一緒に熱唱するゲスト、初めて見た(笑)」「大泉洋のOh!クラウディア熱唱で涙出た」など、大泉さんの“熱唱”に対する反応はもちろん「大泉洋さんの寅さん、観てみたい」「大泉洋で寅さん。。あるで。。」「大泉洋さんで寅さん見てみたい気が」などの声も数多く寄せられていた。(笠緒)
2018年06月09日宮沢りえ(45)、チェ・ジウ(42)、LiLiCo(47)……近年、目にすることが多くなったのが40OVERの女性芸能人による「熟年婚」。そこで今回、精神的にも、経済的にも自立したこの世代が「熟年婚」で成功するための秘訣を徹底取材。恋はまだ、遠い日の花火ではない!! 「『熟年婚』の相手は、若いころに出会っていても必ずしも結ばれなかった可能性が高いと思うんですよ。40代、50代になった今の自分とは、相手に求めるものが明らかに違いますからね」 そう語るのは『だめんず・うぉ〜か〜』などのヒット作を持つ漫画家の倉田真由美さん(46)だ。 人生の上り坂ともいえる20代、30代なら、結婚相手を選ぶ基準は「ドキドキ感」であったり、「イクメンであること」だったり、あるいは子どもを養うための「稼ぎ」だったりするものだが、そうした選択の末路について倉田さんは手厳しい。 「精神的、経済的に力を合わせて人生の荒波を乗り越えていくのはけっして悪いことではありませんが、でも、そういう基準で選んだはずの夫が、定年を迎えると友達のいないうっとうしい人に変貌し、妻を束縛する例をたくさん見てきました……」(倉田さん・以下同) では、人生の下り坂が視野に入ってきてからの熟年婚の相手に求める基準とはどういったものなのだろう? 「お互いいい年になっているわけですから、大抵の人は自立して生きてきていますよね。経済的にも精神的にも誰かに寄りかかる必要がない。そう考えると、熟年婚の基準というのは、自分の人生を自由に生きるのを妨げない人かどうか、ということなのかもしれませんね」 また、幸せな「熟年婚生活」を送っている女性は、夫婦でベタベタするわけではなく、のろけ話も自然なのが特徴だと倉田さんは見ている。 「ある程度の年齢になると、若いころの男女関係とは違い、一緒にいるだけで安心感が得られたり、体の接触も穏やかなものになってきますよね。手をつなぐにしても、もちろん『恋人つなぎ』じゃなくなりますし(笑)」 倉田さんによれば、こうした穏やかな関係からスタートできるかどうかも、熟年婚成功の鍵だという。 「交際期間が長いのも熟年婚の特徴。阿川佐和子さんにしても急に恋に落ちてというふうではないですよね。あと最近読んだ、たかぎなおこさんのコミックエッセイ『お互い40代婚』はまさにおだやかスタートの好例でした。知人の西原理恵子さんも、前の夫・鴨志田さんとはドキドキだったと思うけれど、現在の事実婚のパートナーである高須院長とはとても穏やかな関係。それがうまくいっている秘訣だと思いますよ」 一方、この世代だからこそ気をつけなければいけないのが、初めから介護を視野にいれた熟年婚だと倉田さん。ずっと独身だった男性が熟年になって結婚を思い立つ理由として、親の「介護」をしてほしいというものがあるが……。 「たしかに年齢的には親の介護も、自分たちの介護も発生する時期。だけど最初からそこを意識しすぎた結婚はうまくいかないことが多い。結婚はあくまで自分たちのためにするものですから」 大切なことはいかに一緒の時間を共有できるか、に尽きる、と倉田さん。 「やっぱり共通の趣味を持てるかどうかがいちばん重要だと思います。熟年婚というのは互いに寄りかかっていない分、一度すれ違ってしまうと、その隙間はどんどん広がってしまいますからね」
2018年05月28日スタートするドラマ「正義のセ」から主演の吉高由里子、共演の広瀬アリス、原作者の阿川佐和子がゲスト出演、MC陣とトークを展開する。今回は「トリオ THE いろいろ遅咲きな女」と題してお届け。いま最も輝くこの3人が実は“遅咲き”だったという意外な一面を大公開してくれる。『蛇にピアス』で衝撃的な演技を披露、連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン役などでいまや国民的女優となった吉高さんだが人と関わるのが“遅咲き”だったという。吉高さんの謎の「1人遊び」や愛しすぎて止まらないという生ガキに大興奮する吉高さんは必見。文化勲章を受章した作家・阿川弘之を父に持ち、慶應義塾大学を卒業後、エッセイストとしての作家活動と共にキャスターや「とと姉ちゃん」「陸王」などで女優としても活躍する阿川さん。昨年63歳で“遅咲き婚”を果たした阿川さんの婚活エピソードとは!?また20代の頃のカジュアルすぎるお見合い写真も初公開してくれる。日本一の“美人姉妹”の姉として朝ドラ「わろてんか」出演で一気に注目度が急上昇中の広瀬さんが、女子力ゼロだったスカウトされた当時の写真を初公開。さらに“広瀬ポリス”がSNSで気になる「許せない女」を逮捕!?広瀬さんの許せない女とは!?阿川さんの原作小説を吉高さん主演でドラマ化する「正義のセ」は4月11日(水)22時~、本番組終了後に放送開始。吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描く痛快お仕事ドラマで、凜々子とバディを組む検察事務官・相原勉役に「TEAM NACS」の安田顕、凜々子に何かと厳しく当たる先輩検事・大塚仁志役に三浦翔平、同じく検事で明るい性格の関西人、徳永太一役に「ドランクドラゴン」塚地武雅、凜々子の父・浩市役に生瀬勝久、母・芳子役に宮崎美子、広瀬さんは実家の豆腐屋を手伝っている凜々子の妹・温子役で出演する。「今夜くらべてみました」は4月11日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月11日結婚というイベントは、将来を考えて20代~30代の男女が経験するのが一般的です。しかし生き方が多様化した今、40代や50代や60代になってから結婚してパートナーとの絆を深める人が増えつつあるといいます。 芸能界でも’15年に女優の桃井かおりさん(66)、’17年に作家の阿川佐和子さん(64)。そして昨年末には女優の浅野ゆう子さん(57)がかねてより交際をしていた男性と結婚したと報じられ、その生き方と決断に注目が集まりました。 また先週発売の『女性自身』でもNHKアナウンサーの有働由美子さん(48)が交際している男性と結婚するかもしれないと報じられ、今後に注目が集まっています。 一昔であれば少なかったアラフィフ以降の結婚。すでに子を持つ年齢をすぎ、社会的にも立場や人間関係が固まってきたからこその結婚という決断にはどんな思いや葛藤があるものなのでしょう。 ■アラフィフ以降の恋愛はくっついたり離れたり 一般社会においては定年が見え始める年齢。そこから結婚というのは一昔前なら「なぜ?」と思う人がいたものですが、生き方が多様化する今の時代は考え方は変わってきています。 しかし考え方が変わっているとはいえ、アラフィフ以降の恋愛は付き合ったり別れたりを繰り返すカップルも多いのも現実です。なぜこのような関係になるのかというと、1つはお互いが自分のペースで生きることを1番としているため。若い世代の恋愛と異なり、相手が1番大事になりすぎないからです。 自分のペースや相手の都合を考慮した結果、付き合ったり距離をおく期間があったりが繰り返される。これは優柔不断なのではなく、成熟した大人同士だからこそ起きることといえます。 また別れても自然と元の関係に戻るのには、お互い新たなパートナーを探すのが困難であるという事情もあります。 当然、周りは既婚者が多く新たな出会いは少ないです。また成熟した大人同士の恋愛は条件や性欲ではなく、価値観が一致したからこそ関係が成立しています。途中で些細なすれ違いや衝突、何らかの事情があって別れたとしても、時間がたつとまたなんとなく元の状態に戻ることはよくあることなのです。 ■アラフィフの結婚は原点回帰している? 「結婚というのは、家庭を築き、家を守っていくための制度」。そういう認識の方も多いと思いますが、もともとこのような家族制度が広く一般的になったのは江戸時代といわれています。 昔の結婚はもっと自由で、恋愛と結婚の境目が薄かったそうです。妻問婚(妻の家に夫が通う婚姻)と呼ばれる制度が一般的だった時代は、女性側が気に入れば結婚し、夫が妻の家に通わなくなったら離婚をしていたそうです。 またこの時代は妻と夫、それぞれの財産はそれぞれの家族で管理していたそうです。今のような結婚制度とは大きく異なったルールでおこなわれていたことがわかります。 こうしてずっと昔に思いをはせると、現在注目が集まるアラフィフ以降の結婚もなんとなく結婚にくっつく責任や面倒を越えた“純粋な感情”が起源になっていることがわかってきます(もちろん結婚後には何かしらの面倒は起きるとおもいますが)。 とはいえ需要が伸びるシニア婚活の現場では、生活の安定という理由から女性がパートナー探しをしている場合も往々にしてあります。しかし今回ご紹介した芸能人のような自立した女性の場合はある意味で原点回帰した恋愛をした結果、1つの選択肢として結婚を選ぶようになってきたとも言えます。 人生100年時代といわれる現代。「一生のうち一人と数十年添い遂げる」という当たり前の結婚は、もはやいろんな世代で崩壊しつつあるのかもしれません。
2018年02月28日吉高由里子が主演を務める、阿川佐和子原作のドラマ「正義のセ」。この度、本作に安田顕、三浦翔平、生瀬勝久、広瀬アリスらが出演することが明らかに。また出演が決定した俳優陣からコメントも到着した。本作は、吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が、周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描く、痛快お仕事ドラマ。■豪華キャスト陣、続々発表!!そして今回、本作に登場する豪華俳優陣が一挙発表!横浜地方検察庁 港南支部のメンバーには、主人公とバディを組む検察事務官・相原勉役で「TEAM NACS」の安田顕。他人にも自分にも厳しく、凜々子に何かと厳しく当たる先輩検事・大塚仁志役に、昨年放送された「僕たちがやりました」での演技が話題となった三浦翔平。同じく検事で明るい性格の関西人、徳永太一役に「ドランクドラゴン」塚地武雅。大塚の担当検察事務官・木村秀樹役に、「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」など舞台を中心活動する平埜生成。部下からの人望が厚い支部長・梅宮譲役に、「バイプレイヤーズ」シリーズの大杉漣が決定。また、竹村家にも豪華なキャストが決定。凜々子両親、父・浩市と母・芳子役を、生瀬勝久と宮崎美子。実家の豆腐屋を手伝っている凜々子の妹・温子役を広瀬アリスが演じる。■主演・吉高由里子と初共演に期待の声も!コメント到着吉高さんとは初共演だと言う安田さんは、「検察事務官として主人公に淡々と接する中で、特に面白いことをしていないところの面白味が醸し出せたらと思っております。凜々子に翻弄されつつ、正義と向き合っていく過程を、心地よい緊張感とともに、楽しんでいきます」と意気込み、同じく吉高さんとは初共演となる広瀬さんは「とてもふんわりした空気感を持ってる印象が強いです。学生の頃からテレビで観ていた憧れの方なので、いまからとても緊張しています」と吉高さんの印象を明かし、「家族団欒のシーンが多くなると思うので、ナチュラルに楽しくわちゃわちゃした家族になれるよう、また姉妹揃って愛されるように温子を演じたいと思います!」とコメント。一方、吉高さんが初めて連続ドラマにレギュラー出演したときに共演したと言う生瀬さんは、「とんでもなくワクワクしたのを覚えています。この子は、これからきっと日本のドラマ界を牽引していく女優さんになるだろうと思いました。久しぶりの共演です。楽しみ」と当時をふり返る。また吉高さんとは同い年だが、今回が初共演となる三浦さんは、「どんな凜々子を見られるか楽しみ」と話し、「吉高さん、安田さん、塚地さん、そして港南支部の皆さんと共にいいバランスを作りたいと思います」と語っている。「正義のセ」は4月期より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月17日「佐々木さんと結婚して以来、渡部さんの仕事が増えているんです。周囲からも『奥さんのおかげだな!』と冷やかされていますよ」(テレビ局関係者) 昨年4月に佐々木希(30)と結婚したアンジャッシュの渡部建(45)。今テレビに引っ張りだこだが、背景には“結婚バブル”があったという。 「佐々木さんにも、オファーが多く寄せられているそうです。しかし彼女は『夫を支えたい』と、拘束時間の長いドラマの仕事をセーブしたいと考えているようです。そのため事務所にも『CMなどの仕事を中心にしていきたい』と伝えているそうです」(芸能関係者) そんな“バブル”に沸いているのは、渡部夫妻だけではなかった。昨年5月に元大学教授男性と結婚した阿川佐和子(64)も、業界での評価が高まっているようだ。 「阿川さんは昨年10月クールの『陸王』(TBS系)で本格的ドラマデビューを果たしましたが、その演技は素人とは思えないほど。各所で話題となりました」(前出・芸能関係者) 実はそこにも、結婚による影響があったという。 「旦那さんは寡黙なタイプ。逆に阿川さんはおしゃべり好きなので、家では一方的に話し続けているそうです。でもその結果、彼女は高いテンションで仕事に臨むことができました。うまく夫婦関係がハマっているといえます」(前出・テレビ局関係者) 『陸王』は最終回で視聴率20%超えを達成している。今後も“女優・阿川佐和子”の露出は増えそうだ。 そしてバブルといえば、浅野ゆう子(57)。今年1月に結婚を発表。お相手は同世代の一般人男性で、昨年末に入籍していたという。そんな彼女、実は意外な方面から熱視線が! 「バラエティ番組の出演依頼が増えているみたいです。16年末に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の“笑ってはいけない”シリーズに出演し、ダウンタウンも認めるほどの適応力をみせていました。今後はバラエティでのブレークもありそうです」(別のテレビ局関係者) “新婚バブル”により、順風満帆な新婚芸能人たち。その勢いは、今後も続きそうだ。
2018年02月15日ドラマ「東京タラレバ娘」も記憶に新しい吉高由里子が、阿川佐和子・原作の「正義のセ」のドラマ化で、仕事に恋に悪戦苦闘する“新米検事”に初挑戦することになった。原作は、170万部を超えるベストセラー「聞く力 心をひらく35のヒント」や、対談番組の司会、先の日曜劇場「陸王」への出演などで知られる阿川佐和子のシリーズ小説。そのテーマは、まさに「被疑者の話を“聞く”こと」が重要な検事。新米女性検事が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら、一歩ずつ成長していく物語となる。主人公の女性検事・竹村凜々子は、横浜地検に勤める2年目の検事。東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳。演じるのは、「東京タラレバ娘」以来1年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる吉高さん。SNSのフォロワー数は約300万人を誇る彼女が、まっすぐ過ぎるほどまっすぐな、“融通きかない”アラサー女性検事役に扮する。「検事」といえば、何でも完璧な人間のイメージが浮かぶが、吉高さん演じる凜々子はとても人間味あふれるキャラクター。融通が利かない性格で、正義のために声を出し、喜び、笑い、泣き、怒る。そんな姿には「頑張れ!」とつい応援したくなる女性だ。“事件もの”ではなく“お仕事もの”ドラマ犯罪に立ち向かう検事の仕事は、言うまでもなく責任重大。そのうえ、女性だからと舐めてかかる被疑者も多いため、精神的にもかなりストレスがかかる。なのに、凜々子の人生はままならないことばかり。恋人から結婚と仕事の選択を迫られたり、父の浮気疑惑が発覚したり、起訴した被疑者に冤罪の可能性が出てきたり…。そんな中でも事件や身の回りの騒動を解決していくうちに、検事として、女性として成長していく凜々子。検事として悩み苦しみながらも、決してくじけず事件と向き合い、女性としても幸せをあきらめない、そんな彼女の姿を通じて、世の女性たちに明日の活力を贈る痛快ストーリーとなっている。コメント到着吉高由里子(竹村凜々子役)初めての検事役に「難しい事件ものになるのかなと最初は身構えましたが、阿川さんの原作本を読ませていただき、普通の女の子がたまたま検事になり、仕事に恋に失敗しながらも一生懸命立ち向かっていく、女性なら誰もが共感できるお仕事ドラマだとわかってホッとしました」と吉高さん。「このような等身大の役をいただいた今回が、20代最後のドラマ出演になるのかなと思うと、自分の年齢にも改めて気づかされます。主人公の凜々子が、検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」と意気込んでいる。原作・阿川佐和子コメント「『正義のセ』は、正義を貫きたいあまり、あちこちにぶつかって腹を立て、失敗を繰り返して泣きわめき、でもなぜかまわりに助けられて少しずつ成長しようとする、困ったほどに不器用な新米検事、凜々子の物語である。そんな凜々子が吉高由里子さんの愛くるしい魅力によってどんな化学変化をもたらしてくれるのか。たまらなく楽しみです」。日本テレビ制作局プロデューサー・加藤正俊コメント「阿川佐和子さんが生み出した魅力的なキャラクターを吉高由里子さんが演じる、考えただけでワクワクする組み合わせが実現しました。『正義のセ』は検察が舞台ですが、いわゆる事件ものドラマではなく、駆け出しの検事が同僚や家族に助けられながら成長していくお仕事ものドラマです。作品ごとに違った顔を見せる吉高さんの新しいヒロイン像に、どうぞご期待ください」。「正義のセ」は4月、毎週水曜22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日「役所広司さんは『女優じゃないのに、こんなに演技上手な人がいたとは……』と驚いていました。専務役の志賀廉太郎さんも『もっと早く演技の勉強をしていたら、大竹しのぶさんぐらいの大物になっていたかも』と絶賛しています」(TBS関係者) 現在大ヒット中のドラマ『陸王』(TBS系)。主演・役所広司(61)の存在感もさることながら、阿川佐和子(64)の好演ぶりにも注目が集まっている。 役所が演じるのは、老舗足袋店「こはぜ屋」4代目社長・宮沢紘一。阿川が演じているのは、社長を支える縫製課リーダー・正岡あけみ。主役と並ぶ物語のキーパーソンだが、阿川はなんと今回が連ドラ初めてのレギュラー出演!本来は作家でエッセイストの彼女が、いったいなぜこれほど見事な演技を見せられるのだろうか。そこには“秘訣”があるという。 「彼女はやっぱり“聞く力”が凄いんです。現場ではいつもスタッフや共演者と話に花を咲かせています。内容は演技論から雑談までさまざま。でも会話の間にうまく質問を織り交ぜることで、どうすればいいのかを聞き出しています」(ドラマ関係者) 週刊文春の対談連載『阿川佐和子のこの人に会いたい』では、1千人以上から本音を聞き出してきた阿川。12年発売の著書『聞く力心をひらく35のヒント』(文藝春秋刊)は累計150万部の以上のベストセラーとなっている。“対談のプロ”だけに、現場での会話からもヒントを得ているようだ。そしてもうひとつ、阿川の演技力を支えているものがある。 「実は彼女、観察力も優れているんです。モノマネが大得意でよく披露してくれるのですが、とにかく的を射ていて本人そっくり!つまり、それだけ普段から他人のことをよく見ているのでしょう」(前出・ドラマ関係者) そんな2つの力が、たぐいまれなる“女優力”を生み出しているのだ。11月1日には、撮影現場で64歳の誕生日を迎えた阿川。ドラマの公式ツイッターでは共演者に囲まれた写真とともに、温かい祝福のメッセージも寄せられていた。 「現場は主演の役所さんではなく、彼女を中心に盛り上がっていますね。阿川さんはNGもほとんどないので、スタッフ受けも最高。ドラマはすでに最終回の拡大スペシャルが決まっていますが、彼女を中心としたスピンオフ企画の話も浮上しています」(ドラマ関係者) 役同様、現場でもムードメーカーとなっているようだ。
2017年11月12日役所広司、山崎賢人、竹内涼真、風間俊介などが出演する、池井戸潤の小説を原作にしたドラマ化した日曜劇場「陸王」。このほど、新たなキャストとして、連続ドラマ初レギュラーとなる阿川佐和子、15年ぶりのTBSドラマ出演となるピエール瀧、お笑い芸人の小籔千豊らが決定。さらに、檀ふみが26年ぶりにTBS連続ドラマ出演を果たすことになった。本作は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む企業再生ストーリー。宮沢の息子・大地役に山崎さん、物語のキーマンとなる実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人役に竹内さんなど、豪華俳優陣の出演が続々と決定しているが、このたび、「こはぜ屋」の縫製課リーダー・正岡あけみ役に阿川さんが決定。■新キャスト発表!阿川さん演じる正岡あけみは、平均年齢60歳のこはぜ屋・縫製課を束ねる元気なおばちゃん。感情表現が豊かで、ムードメーカーである。長年培ってきた縫製技術はピカイチで、新規事業「陸王」のメンバーとして参加する。阿川さんは、TBSでは1989年から「筑紫哲也NEWS23」のキャスターを約2年間務め、現在は毎週土曜あさ7時30分から放送中のトーク番組「サワコの朝」でMCを務めている。文筆業や司会のみならず、インタビュアーとしても活躍中の阿川さんが、連ドラ初レギュラーで正岡あけみをどう演じるのか期待が集まる。また、こはぜ屋のライバルとなる大手スポーツメーカー「アトランティス」の営業部長・小原賢治役には瀧さん。TBSドラマは2002年放送の「木更津キャッツアイ」以来、 実に15年ぶり。演じる小原は、一流大学を卒業後、アメリカの有名大学で経営修士号を取得しているアトランティス日本支社の敏腕営業部長。利益至上主義で、目上に敬意を払うということは一切なく、部下に汚れ役を押し付けるなど、悪代官の代表のような男だという。『アウトレイジ最終章』など、悪役も好評な瀧さんが小原をどう演じるのか注目だ。その小原の部下・佐山淳司役を演じるのは、TBSドラマ初出演のお笑い芸人・小籔さん。小原に従順な佐山は、言いたいことがあっても気圧されてしまう気弱なところも。小原にゴマすりをすることで生き残っていく佐山を、数々のバラエティ番組に出演し、吉本新喜劇の座長も務める小籔さんがどう表現するのか、期待大。そして、カリスマシューフィッターと呼ばれるシューズ調整のプロ、村野尊彦役を演じるのは、襲名後初のテレビ出演で、連続ドラマ初挑戦となる歌舞伎俳優・市川右團次。村野はアトランティスの営業部に所属し、シューフィッターとして熱心に選手のサポート。高い技術力に加え、選手のことを一番に考え、選手一人ひとりの状態を把握しているため、選手からの信頼も厚い人物となる。ほかにも、こはぜ屋の係長・安田利充を演じるのは、映画や舞台で活躍中の内村遥。安田は明るく、面倒見がよく、若手社員のまとめ役であり、宮沢社長の良き相談相手でもある。こはぜ屋に出入りしている「椋鳩通運」の社員・江幡晃平役を演じるのは、元ラグビー日本代表で、現在は俳優として活動している天野義久。江幡は高校時代に名を馳せた長距離走者で、「陸王」の試作品を実際に履いて走りアドバイスするなど、商品開発にもなくてはならない人物。ラグビー選手だった天野さんが演じる、江幡の走りも気になるところ。さらに、こはぜ屋社長・宮沢紘一の妻・美枝子役には、民放連続ドラマ出演は20年ぶり、TBSドラマには1991年に放送の「次男次女ひとりっ子物語」以来、実に26年ぶりとなる檀さん。美枝子は、仕事に対して愚直な夫の心配をしつつも応援する良き妻であり、息子の大地が就職活動でうまくいかないときには、温かく包み込む良き母でもある。昨年はNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でナレーションを務めたり、万葉集の朗読を行ったりと、声の分野でも活躍する檀さんが演じる良き妻、良き母である美枝子にも要注目。果たして、ランニングシューズの開発は成功するのか。豪華なキャストが彩る企業再生ストーリーに期待していて。■キャストよりコメント■阿川佐和子天下の池井戸ドラマから出演の依頼を受けるとは、まさに青天の霹靂。演技経験もないアガワのどこをご覧になって誰がこんなキャスティングを思いつかれたのかは謎ですが、台本を読み、現場にて台詞を発し、べテランの皆様の間で正岡あけみ像が徐々に明らかにされるにつれ、もしかして阿川佐和子の本質を見抜かれていたのではないかと思うようになりました。こはぜ屋の作業場でヤス(安田利充/内村さん)をどやしつける場面では、昔よく弟たちをどやしていたときと同じ感覚が蘇り、自分でも驚くほどのスカッと感!いま、私はこはぜ屋や宮沢社長、そこで懸命になって闘う作業場の全員とともに、大いなる人生の苦悩と達成感を同時に味わいつつあります。頑張れあけみ!頑張る佐和子!■ピエール瀧この「陸王」は小さな会社が奮闘努力し、強大な企業に挑戦していく物語です。僕が演じる小原は強大な企業側の部長。冷徹で嫌な奴とのことなので楽しくやれたらなと思っています。相棒の小籔君と一緒に日本中から嫌われたいと思います。■小籔千豊TBSの日曜劇場、そしてこのチームのドラマに出させて頂くのはたいへん光栄です。ひとつのピースとして貢献できるように一生懸命やらせて頂きます。台本めちゃめちゃ面白いです。是非、ご覧下さい。日曜劇場「陸王」は10月よりTBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月17日今年5月、6歳年上の元大学教授S氏(69)と入籍した阿川佐和子(63)。 結婚直後には、南仏料理店での夫妻の“しっとりデート”を本誌も目撃。幸せそうな新婚生活が伺えたが――。 「仕事の打合せでご一緒したのですが、ちょっと疲れたご様子だったんです。阿川さんは大作家である父・阿川弘之さんを亡くされて3年経ちますが、じつは90歳になられるお母さまの世話もされているんです。その介護が大変だそうなんです」(出版関係者) 母親の介護については、阿川本人も作家・朝井まかて氏との対談で「母が認知症になりかけた頃に書いたメモを見つけたんですよ」(文藝春秋17年6月号)と病名を明かしている。 「女親の介護ということで、彼女にはお兄さんと弟さんがいるのですが、阿川さんに負担がかかっているようなんですよ」(前出・出版関係者) 若々しいとはいえ、阿川ももう63歳。老々介護は肉体的にも楽ではないはずだ。 だが、そんな愚痴をS氏に聞いてもらえるだけでも彼女は助かっているのだろう。最近のトークショーでは、“感謝の念”も口にしている阿川。 “熟年婚”がいい結果を生んでいるのならば何より――。
2017年08月12日“生涯独身”という生き方を選ぶ人が増えている現在。結婚しなくても、それなりに幸せと感じる理由は何なのでしょうか?結婚にとらわれたくない…と思っている人は、生涯独身の良い点・困る点を知っておきたいもの。悔いなく生きるために大切なこととは?結婚しない人生について、実例を見つつ考えていきましょう。◆生涯独身の女性の割合は?晩婚化・少子化が騒がれている昨今、生涯独身の人はどれくらいいるのでしょうか?50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」を調べてみると…男性:23.37%女性:14.06%※国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」(2017)2000年の「生涯未婚率」は男性:12.57%女性:5.82%だったので、ここ数年で大幅に増加していることがわかります。◆熟年結婚した芸能人も!とはいえ、人生80年と言われる昨今。50歳を超えて結婚する人も少なくないようです。例えば、エッセイスト、タレントと幅広く活躍する阿川佐和子さんは今年、63歳でゴールイン。「お見合い回数30回以上」を公言する独身イメージの強い女性ですが、結果的には噂のあったパートナーとの結婚を選びました。他には、女優の桃井かおりさんや夏木マリさんも50~60代で結婚。どちらも「老後は夫婦2人でのんびり過ごしたい」という考えが共通しています。独身を貫くのかな?と思いきや、熟年結婚した彼女たち。その選択も興味深いですよね。◆生涯独身を選ぶ理由は?結婚しない人生を選ぶ理由は主に2つ。「過去のキズ」「現在の生活水準」に大別できるようです。「結婚にとらわれたくない」という人たちの意見をお届けします。◎「過去」がネックになっている離婚経験から「結婚はもうこりごり」と感じている場合。過去の反省を踏まえ、あえて結婚から遠ざかっているのでしょう。・「元夫との生活にストレスを感じることが多かった分、1人で気ままに暮らせる今は幸せ。夫に気を遣いながらの生活より性に合ってます」(28歳女性/アパレル)◎「現在」幸せだから結婚しない一方、それなりに楽しいから相手はいらない、という想いゆえ独身を選んでいる人も。金銭的にも精神的にもゆとりのある人は、結婚に価値を見出しにくいのかもしれません。・「家事らしい家事はせず、自分で稼いだお金で外食したり、海外旅行をしたり。仕事も充実してるし、同じ趣味の友達も多いので結婚しなくていい気がする」(31歳女性/銀行員)上記の意見からわかるように、自分にとって、結婚することに価値を感じられるかどうかがポイント。価値がないと判断する人は、よほどのメリットがあると思えなければ結婚しない可能性もありそうです。◆独身でも幸せな人、独身だと困る人独身でも幸せだと感じる理由の一つが、お金や時間を自由にできること。結婚していると、物を買う度に夫に一声かけたり、意見を聞いたりする必要が出てくる場合も…。実際に独身を謳歌している人のコメントを見てみましょう。・「生活費をやりくりしつつ、好きなことにお金を費やせるから幸せです。夫に言い出せずつらい思いをしてた頃の反動かも」(30歳女性/証券会社勤務)・「時間を自分のために使えるのは独身ならではの幸せ。仕事に追われる中で、空き時間に家族サービスするのはキツそう」(30歳男性/保険営業)反対に、独身だと困るという人は「年末年始や長期休暇などに1人で過ごすのが寂しい」と言っていました。友人・知人が家族で過ごす様子を見ると、ふいに孤独感を覚えるようです。◆パートナーの存在が重要生涯独身を選んだからといって、ずっと1人で生きていく必要はありません。結婚はしなくても、運命を共にするパートナーがいる。それだけで人生が豊かになることもあるはず。なお、“独身だから孤独な人”と“結婚しているのに孤独な人”とでは、どちらが幸せなのか?という問題もあります。独身ゆえに孤独な人は、良きパートナーに恵まれれば心のスキマを埋められる可能性大。支え合える相手がいるなら、結婚しているのに孤独を感じている人よりもむしろ、幸せな場合もあるかもしれません。◆幸せの可能性を広げようバツイチ、バツニの人が増えているこの時代、子どもを望まないのなら、“パートナーありの生涯独身”という生き方を選ぶのもまた、幸せになる一つの方法と言えるでしょう。人生は一度きり。自分にとって一番いいのはどんな生き方をよく考え、あなたらしく幸せを手にしてくださいね。ライタープロフィールメロン一児の母として、育児、家事、仕事に奮闘中のママライター。独身時代のほろ苦い恋愛経験や、結婚生活の経験を活かして、ハッピーな毎日を送るためのヒントが得られるような記事を配信していきます。
2017年07月20日「お2人は、オープンテラス席で遅めのランチを取っていました。阿川さんはメガネ姿でポロシャツにデニムのカジュアルスタイル。スッピンだったと思います。お相手の男性は後ろ姿でしたが、あの白髪姿で“噂の恋人”だとわかりました。笑顔で料理を取りわけたり、会話を楽しんでいたので、もうすでに新婚気分だったんでしょう」(居合わせた客) エッセイストの阿川佐和子(63)が電撃入籍した。63歳にして初婚となる。 その数日前に2人が目撃された東京・渋谷区内のオープンカフェは、生ウニを乗せたとうもろこしのムースや、トリュフをふんだんに使ったふわふわオムレツなど、本格的な南仏プロヴァンス料理が楽しめる人気店。 気になる6歳年上のお相手のことを、彼女は『週刊文春』掲載の独占手記でこう説明している。 《相手は69歳の一般人です。元々は大学の先生でしたが、定年退職後も教育関連の仕事を週に何日かしておりまして、趣味はゴルフと「数独」》 名門私立大で英文学を教えていたS氏。出会ったのは、20代後半だった。当時からエッセイを書き始めていた阿川は、大学で外国人に日本語を指導していたS氏に添削を依頼。助言を仰いでいたという。 父親は“瞬間湯沸かし器”で知られた作家の故・阿川弘之さん。激しい気性を受け継いだ阿川にとって、穏やかな性格のS氏は安らげる存在。情緒が安定している部分がいちばんのポイントだったと、手記でも語っている。 喧嘩は、たいてい阿川が怒り役。聞き役に徹するS氏は「もう喧嘩はやめようよ。せっかくこれから一緒においしいご飯を食べようとしてるんだから」と、このひと言で喧嘩をおさめてしまうそう。 2人が“おいしいご飯”を楽しんでいたカフェは、阿川の住む自宅から徒歩30分ほど。 「お2人とも身軽な感じで、近所をフラッと歩いて来られたのかなと。散歩がてらのランチデートで、新婚生活の夢を語られていたんでしょうか(笑)」(前出の客) 街中で2人を見ても「からかわないでくださいませ」と書いていた阿川さん。すいません、アツアツデートを書いてしまって――末長くお幸せに!
2017年05月26日