●青森店は"何の実現"を目指したのか?最近では、建物のエントランスやエレベーター、コンビニ、金融機関、住宅に至るまで、さまざまな場所にネットワークカメラが設置されている。それらの大半は、人の目が届きにくい場所や、人が24時間365日いることが難しい場所などの防犯や監視を目的に設けられたものだろう。しかし、昨今のネットワークカメラの用途はそれだけに留まらない。"ネットワークに繋がっている"強みによって、防犯・監視の域を脱した「新たな可能性」を模索している。青森県・青森市のネッツトヨタ青森 青森店における取り組みも、その1つだ。最新事例の全貌を、ネッツトヨタ青森 青森店 副店長の渡邉明史氏とネッツトヨタ青森 システム室の工藤大輔氏に伺ってきた。○"併設型店舗だからこそ" ネットワークカメラが活きてくる日本が世界に誇る自動車メーカー、トヨタ自動車の販売会社(以下、販売店)の1つとなるネッツトヨタ青森は、青森市や弘前市、八戸市などを中心に計11店舗を展開する。今回の舞台となる青森店は、2013年10月に現在の所在地「青森市東大野2丁目」に移転してきた新店舗となる。同店はそれまで、ネッツトヨタ青森の本社に隣接していたが、現住所の周辺が近年、新たに住宅街として発展してきたこともあり移転が決定。しかし、実はこれより先にリニューアルの実施が決定していた店舗がある。同社の中で最も長い歴史を持つ弘前店だ。2015年内のオープンを予定する弘前店は、ネッツトヨタ青森で初の"併設型店舗"(1つの店舗に2社以上の販売店が入る店舗)となる見通しで、同社担当者らは店舗作りの参考にと、東京都・葛飾区にて営業を行う3社合同施設「T-プラザ金町 (東京トヨペット/トヨタ東京カローラ/ネッツトヨタ東京)」へ見学に赴いた。そこで出会ったのがアクシスの提供するネットワークカメラ「AXIS P1357-E」。同施設では、同一の入り口から販売店が異なった顧客が来店するため、どこの販売店に訪れた顧客か判別する必要があった。そこで、アクシスのネットワークカメラを利用したお客様来店通知システムを導入。「来店とほぼ同時に、どの販売店が担当する顧客か把握することができるようになる」という点が、同システムの最大のメリットであった。○青森店が実現した、日本の"おもてなし"しかし、ネッツトヨタ青森が実際に導入したのは、併設型店舗"ではない"青森店。この理由を、青森店副店長の渡邉明史氏は「青森店の立地」と「顧客満足度(CS)の向上」にあると説明する。「現在の青森店は、以前の店舗より約2倍の敷地規模となっただけでなく、来店客の対応を行うカウンターからの目線と県道120号線が並行するかたちで設計されており、道路から垂直に出入り口用の道路が伸びています。そのためカウンターにいるスタッフからは、来店者の車両ナンバープレートの位置が完全に死角になる。来店者数が少なければ、その都度外に出て確かめれば良いかもしれませんが、立地上、客数の増加も見込まれましたし、少ない人数で対応しなければならないため、それは現実的ではないと考えました」(渡邉氏)同氏によると、以前の店舗では、立て続けに来店があるというケースは少なく、車の出入りも多くはなかった。しかし、現在の店舗になり来店数が増加。一方で駐在するスタッフを増員できるわけでもなく、限られた人員で多くの来客に対応せねばならなった。また、自動車の販売店に訪れる人は、既存顧客と他社からの乗り換えとなる新規顧客の2パターンで、既存顧客の多くは、事前に修理や点検といった予約をしてから訪問するという。同店では、平日に50~60名、休日に約120名/80~90組の来店があり、休日であればその6割ほどが整備・点検を目的に訪れる。「自動車は決して、安い買い物ではありません。点検であっても、年間数万の費用がかかります。その上で弊社のこの店舗を選んでくれて、しかも事前に予約をしたにも関わらず『何の御用ですか?』と言われたら嬉しくはないですし、むしろ失礼なことですよね。『〇〇様、いらっしゃいませ。定期点検のご予約ですね』とお声がけすることでCSが高まるはずです」(渡邉氏)そのため、来店時には即座に車両ナンバーを確認し、青森店の顧客管理情報や来店予約情報と照合することで、"接客前に顧客の名前や来店目的を確認する必要があった"のだ。今回導入したシステムでは、来店があると、スタッフは店舗内のどこにいても、支給されたiPad/iPod touch上で「顧客の車両ナンバー」と「顧客の氏名」「予約内容」を確認することができる。そのため、車両ナンバープレートが見えないカウンターだけでなく、他の顧客の接客中やオフィスで作業中であっても「誰が何を目的に訪問したか」をオンタイムで把握することが可能。「少ない人数でも迅速に情報を共有し、担当者でなくとも顧客情報を確認した上で対応する」という理想のフローを実現したのである。●"導入する意味"は本当にあったのか?ネッツトヨタ青森 青森店が導入した、アクシスのネットワークカメラを利用したお客様来店通知システム。実際の現場では、来店客の車両が出入り口より入庫すると、設置されたセンサが感知しネットワークカメラが来店車両を撮影する。その後、お客様来店通知システムにより同写真から記載文字が抽出され、ネッツトヨタ青森の顧客管理情報および青森店の来店予約情報と照合されることで、来店者の情報が特定される仕組みだ。このとき、顧客の氏名は、同社のデータベース上にあった場合に限り表示。予約内容においては青森店のデータベースにて管理しており、同内容を元に、青森店の社内ネットワークを通じて瞬時にスタッフの端末上に表示が行われる。同ネットワークには実際、iPad3台iPod touch4台の計7台が連携し、うちiPad1台をカウンターに、土日は入り口の外で対応を行うスタッフ用に三脚に乗せてセットされる。また、iPod touchは日ごとに決められた当番スタッフが保持し、インカムによって情報を伝え合うことでスタッフ間のコミュニケーションを図っている。なお、「同じトヨタ自動車グループとなるトヨタアドミニスタ(T-プラザ金町を運営する)が利用していたことから、スムーズに導入できた」とシステム室の工藤大輔氏は語る。前述の通り、同システムは2015年内にオープンを予定する弘前店での導入を考えていたもの。青森店での利用は、オープンの約6カ月前に話が上がり、ハードウェアの設置やシステムの調整を約3カ月でやってのけたという。○導入した意味は、あった今回のシステム導入に関わった青森店の副店長 渡邉氏は、ネッツトヨタ青森社内でも青森店内でも、導入に対して賛否両論があったと当時を振り返る。「やはり、もともと導入されていたT-プラザ金町は、併設型店舗だからこそのメリットを感じていたわけですから、単独の店舗で導入する必要はあるのだろうかという話しになります。加えて、冬季になると車両ナンバープレートに雪が被さってしまいナンバーが読み取れない、日によっては言わば"冬に使えないシステム"になるのではと想像されました。ですが、そのシーズンというのも1年のうち3カ月ほど。多数決というわけではありませんが、稼働できる時間の方が長く、その間に顧客満足度(CS)の向上に役立つのであれば導入しようという判断になりました」(渡邉氏)実際は、ナンバーの読み取りができない期間も少なく、運用を開始してから約2年、毎月データを集計・蓄積していっていると同氏は説明する。「データが集まることで、さまざまな気付きを得ました。たとえば、運営当初は顧客管理情報を青森店のものに限定していましたが、(ネッツトヨタ青森の)全店舗を対象にしてほしいと要請したんです。それによって、月に20台ほど他店舗から青森店に訪れていることが分かりました。それに気付くことができたため、顧客対応などの改善につながったのだと思います」(渡邉氏)お客様来店通知認証システムは、導入したからといって、必ずしも売上に貢献するとは言えない。CSに関しても実際に、同システムによって向上したかという直接的な効果を数値化・可視化することは極めて難しいだろう。しかし、青森店が目標とする「少ない人数でも迅速に情報を共有し、担当者でなくとも顧客情報を確認した上で対応すること」の実現に貢献していることは言うまでもない。「〇〇様 いらっしゃいませ」と声をかけられた顧客の多くも嬉しいと感じたことだろう。なにより、防犯・監視の域を超え、広い意味でのマーケティング「CS向上によるリピーターの獲得」に貢献するツールとして、ネットワークカメラの可能性を大いに感じる先進的な取り組みと言えるのである。
2015年10月07日青森銀行はこのたび、9月24日よりジャックスとの提携による「<あおぎん>空き家利活用ローン」の取扱いを全店で開始すると発表した。○融資金額は最大500万円まで利用できる「<あおぎん>空き家利活用ローン」は、空き家の単なる解体のみならず、有効活用に資する資金にも対応したローン商品であり、融資金額は最大500万円まで利用できる。「地方創生」に向けた取組みの一環として空き家対策に取組む自治体もあるなか、同商品の発売により、地域活性化のサポートを行っていくとしている。
2015年09月14日宝幸は9月1日、「青森の正直 真いわし醤油味」(税別350円)を全国で発売する。同商品は、青森県八戸市で水揚げした真いわしと青森県産の本醸造醤油を使用した缶詰。おろししょうがを加えたことで、魚の臭みが消えて食べやすくなっているという。
2015年08月31日青森県青森市の青森駅・青森県庁周辺で8月2日~7日、東北3大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」が開催される。○花火とともに「ねぶた海上運行」も同祭りでは、武者などをかたどった人型の山車燈籠を引いて街を練り歩く。1980年には重要無形民俗文化財に指定され、毎年延べ300万人以上の観光客が訪れるとのこと。2日、3日の19時10分から21時まで、15台の「子どもねぶた」と15台の「大型ねぶた」が街を練り歩くほか、4日から6日の19時10分から21時には、20台の「大型ねぶた」が運行する予定。6日には「ねぶた大賞」など各賞が発表される。さらに7日の13時から15時まで、20台の「大型ねぶた」が運行されるほか、19時15分から21時ごろまで、約11,000発の花火を打ち上げる「第61回青森花火大会」とともに、受賞したねぶたなど6台が青森港を進む「ねぶた海上運行」で祭りはフィナーレを迎える。
2015年07月23日今冬に最新作の公開を控え、注目を集めている映画『スター・ウォーズ』。このほど、国の重要無形民俗文化財でもある「青森ねぶた祭」の前夜祭セレモニーに“スター・ウォーズのねぶた”として登場することが決定。4つのねぶたのうち3つのデザインが解禁となった。今年に入り、『スター・ウォーズ』は2月に北海道で開催された「第66回さっぽろ雪まつり」を皮切りに、4月にはシリーズの歴史を振り返りながら様々なアーディストとコラボした作品を展示する「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」(東京から順次全国開催中)を、6月には世界初の公式アートとして新キャラクター“BB-8”も描かれた青森県田舎館村での「田んぼアート」、と様々なアート企画を繰り広げてきた。そして今回、日本の火まつりとして有名な夏の風物詩「青森ねぶた祭」に登場することとなった。同祭は、歴史上の人物や神仏、近年ではNHK大河ドラマをモチーフにした“ねぶた”が登場し注目を集めてきたが、映画作品の登場人物やキャラクターが“ねぶた”として精緻に制作されるのは史上初の試みとなる。8月1日に特設会場で行われる前夜祭セレモニーに登場する“スター・ウォーズねぶた”は、映画の製作元であるルーカスフィルムが直々に監修したもの。デザインは、シリーズお馴染みのキャラクターであるC-3POとR2-D2が描かれた“ドロイドねぶた”を始め、ルーク・スカイウォーカーやヨーダが描かれた“ジェダイねぶた”、ダース・ベイダーやダース・モールが描かれた“シスねぶた”、そしてシークレットとされ、前夜祭当日発表にされる計4つの“ねぶた”が、夏の夜空を照らすことなる。また、この“スター・ウォーズねぶた”は、前夜祭セレモニーで一般向けにお披露目された後、8月2日から7日までの「青森ねぶた祭」開催期間中、ねぶたの家「ワ・ラッセ」にて特別展示される。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より公開。
2015年07月06日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が12月に公開されるのを記念して、8月1日(土)に行われる青森ねぶた祭りの前夜祭セレモニーにスター・ウォーズのねぶたが登場することが決定した。『スター・ウォーズ』(デザイン画)その他の写真青森ねぶた祭りは、国の重要無形民俗文化財にもなっている日本を代表する祭りのひとつ。登場するねぶたはルーカス・フィルムが監修したもので、R2-D2とC-3POが描かれた“ドロイドねぶた”、ルーク・スカイウォーカーやヨーダが登場する“ジェダイねぶた”、そしてダース・ベイダーやダース・モールが描かれた“シスねぶた”のデザイン画が公開された。祭りにはこれらに加えて、当日に発表になるシークレットの絵柄のねぶたも登場する。全4種類のねぶたは、前夜祭セレモニーで初披露され、8月2日(日)から7日(金)まで、ねぶたの家“ワ・ラッセ”に展示される。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、1977年(日本公開は1978年)以降、世界中の映画ファンを熱狂させてきた『スター・ウォーズ』サーガの最新作。その詳細はいまだに明らかになっていないが、J.J.エイブラムスが監督を務め、遠い昔の遥か銀河系の彼方を舞台に、壮大なドラマが描かれる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』12月18日(金) 全国ロードショー
2015年07月06日国の重要無形民俗文化財でもある青森県の夏祭り「青森ねぶた祭り」の前夜祭セレモニー(8月1日)に、最新作が今冬公開される『スター・ウォーズ』シリーズをテーマにした"スター・ウォーズねぶた"が登場することが決定し、4つのねぶたのうち3つのデザインが6日、公開された。最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)が公開となる2015年"STAR WARS YEAR"は、2月に北海道で行われた「第66回さっぽろ雪まつり」では"雪のスター・ウォーズ大雪像"が登場し、4月には「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」(東京から順次全国開催)が開幕。5月4日には六本木でさまざまなアーティストが"スター・ウォーズの日"を祝う『"STAR WARS DAY" TOKYO』が開催され、さらに6月には、青森県田舎館村の巨大田んぼアートとのコラボが発表されるなど、映画公開前に日本各地で盛り上がりを見せている。そしてこのたび、日本の火まつりとして知られる「青森ねぶた祭」への参加が決定。同イベントは、歴史上の人物や神仏、近年ではNHK大河ドラマをモチーフにしたねぶたが登場することもあるが、映画作品の登場人物やキャラクターが"ねぶた"として精緻に制作されるのは史上初の試みとなる。8月1日に特設会場で行われる前夜祭セレモニーに登場する"スター・ウォーズねぶた"は、ルーカスフィルムが監修し、ねぶた師がデザインした計4つ。そのうち、C-3POとR2-D2が描かれた"ドロイドねぶた"、ルーク・スカイウォーカーやヨーダが描かれた"ジェダイねぶた"、ダース・ベイダーやダース・モールが描かれた"シスねぶた"の3つのデザインがこのたび公開された。また、前夜祭当日に発表される4つ目の"ねぶた"には、最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のキャラクターが描かれるのではないかと期待されている。なお、"スター・ウォーズねぶた"は、前夜祭セレモニーでお披露目された後、8月2日~7日の「青森ねぶた祭」開催期間中、ねぶたの家「ワ・ラッセ」にて特別に展示。詳細は後日、「ワ・ラッセ」ホームページにて発表される。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2015年07月06日青森県弘前市は、弘前城の石垣修理工事本格化に伴って、内濠(うちぼり)の一般開放や曳屋体験などの「弘前城本丸石垣修理PR事業」を実施する。弘前城(青森県弘前市)には本丸の石垣に崩落の恐れがあり、同市は2013年から石垣修理工事を実施している。2015年の夏から秋にかけて天守を本丸内側へおよそ70m曳屋(ひきや)し、石垣の解体工事をしていく予定だという。天守の曳屋を伴う石垣修理工事は、1915年に完了した工事以来、約100年ぶりとなるとのこと。修理工事全体は約10年を要し、天守が元の位置に戻るまでは5年以上かかる見込みだという。現在は工事のために弘前城本丸の内濠は埋め立てられているが、同城がある弘前公園にて行われるイベント「弘前さくらまつり」の開催期間中(4月23日~5月6日)に限り、埋め立てられた内濠を観覧できるように一般開放する。開放時間は各日7:00~21:00(4月23日のみ「弘前さくらまつり」開会式終了後~)となる。2015年9月には、一般客に向けた曳屋体験を実施する。弘前城天守を曳屋する期間中、曳屋体験用のロープが設置され、参加者は実際に天守を引くことができるという。1回の曳屋体験は100名程度で、予約制。誰でも体験できるとのこと。時間や実施回数などは未定となっている。また、弘前城天守が曳屋される映像をタイムラプスやスマートフォン用アプリに活用し、曳屋の記録をイベント化・エンターテインメント化する「天守映像化事業」も行う。同映像は、弘前市を訪れた人限定で閲覧可能となる予定。ほかにも、普段は弘前城の天守に住んでいる同市のマスコットキャラクター「たか丸くん」も、普段かぶっている兜(かぶと)をヘルメットにかぶりなおし、さまざまな場面で石垣修理事業を手伝うとのこと。
2015年04月03日国内線17空港、国際線41空港でラウンジサービスを提供しているJALは、4月1日に青森空港で新たにラウンジサービスを開始し、7月には関西空港の国際線サクララウンジをリニューアルオープンすることを発表した。4月1日にリニューアルオープンする「青森空港エアポートラウンジ」は、快適性を高める構造で、出発前のひとときをゆったりと楽しむことができるという。設置場所は青森空港ターミナルビル2階で、初便出発1時間前から最終便出発15分前まで利用できる。なお、こちらは青森空港ビルが設置・運営するラウンジとなっている。利用対象者は、青森空港からJALグループ便を利用される乗客で、JMBダイヤモンド/JGC プレミア/JMB サファイア/JAL グローバルクラブ各会員、JMBクリスタル会員でマイル引き落としによるラウンジクーポン利用者、ワンワールドエメラルド会員/サファイア会員、青森空港出発と同日に国内線ファーストクラス/国際線ファーストクラスまたはビジネスクラスに乗り継がれる人となる。7月中にリニューアル工事が完了する関西空港 国際線サクララウンジは、"モダンジャパニーズ"のコンセプトを取り入れ、JALが追求し続けている「日本のこころ」「日本のおもてなし」を体現した空間となる。ビュッフェカウンターをはじめ、電話ブースや鍵付ロッカーなどの設備についても充実させ、さらに快適性が高まるという。設置場所は現在のラウンジ同じ関西国際空港第1ターミナル2階で、詳細については6月頃にあらためて発表するという。
2015年03月20日ファロ資生堂はこのほど、「寒さがくれる美味しさ"青森"を味わうコース」の提供を開始した。ファロ資生堂は資生堂パーラーが運営するイタリアンレストランで、ミシュランガイド東京において"1つ星"を7年連続で獲得する実績を持つ。イタリア料理に四季折々の食材を取り入れたスタイルが特長だという。同コースには、冬野菜や鴨肉、魚介など、厳選した青森ならではの食材を豊富に使用した。同店のスタイルにアレンジした郷土料理や青森の地酒も楽しめる。使用する食材は、にんにくで育てた脂身までしっとり甘い「奥入瀬(おいらせ)ガーリックポーク」やシャキシャキとした歯触りで津軽藩御用達の伝統野菜「大鰐(おおわに)温泉もやし」、青森県の指定魚「青天(青森天然)ヒラメ」、津軽の冬の日差しと温泉熱で育った「冬陽(ふゆび)春菊」など。また、栄養価の高い超熟成ニンジン「ふかうら雪人参」、八戸から三沢の北浜海域で捕獲した「ホッキ貝」、純国産フランス鴨「バルバリー鴨」、青森の夏季冷涼な気候で育まれた「青森カシス」も取り入れた。メニューは、「奥入瀬ガーリックポークと大鰐温泉もやしのサラダ 黒トリュフ添え」「青天ヒラメのパデラータ 冬陽春菊のソース」や、「ふかうら雪人参とホッキ貝のタリアテッレ」「バルバリー鴨胸肉のロースト カシスソース」など。ドルチェは、ワゴンに並べられているものを好きなだけ楽しめる。同コースの提供は3月14日まで。価格は1万円(税込・サービス料別)。
2015年02月23日JR東日本ウォータービジネスは27日、JR東日本エキナカ飲料自販機「acure(アキュア)」にて、青森産のりんごを使用したジュース「青森りんご トキ」を発売する。○"甘い黄色りんご"がキーワード同商品は、2010年から販売を開始している「青森りんごシリーズ」の第5シリーズとなる商品。今シリーズでは、「つがる」「トキ」「王林」「ふじ」の4品種を展開予定といい、「トキ」はその第二弾となる。「トキ」は、母は王林、父はふじの交配種で、バランスの良い甘さと酸味、爽やかな芳香を特徴とする品種。名前の由来であり育成者の土岐氏が1985年から育成を始め、さまざまな試験や特性調査を経て登録出願する2001年まで、実に16年もの歳月を費やしたという。同商品では、2014年度産青森県産トキのみを使用。酸化防止剤を使用しない「密閉搾り」製法で果汁100%のストレートジュースとした。キーワードを"甘い黄色りんご"に設定。JR東日本エキナカの飲料自販機「acure」で販売するほか、エキナカ店舗や通販用のギフトボックスなどでも展開する。280mlペットボトル入りで160円(税込)。
2015年01月26日青森県八戸市で現代アートの展覧会「インシデンツ2015(INCIDENTS 2015)」が開催される。期間は1月24日から2月21日まで。この展覧会は八戸酒造の酒蔵にて、国内外で活躍するアーティストの作品を展示するもの。岡本太郎現代芸術賞などの受賞経験を持つ彫刻家の飯田竜太、新宿サザンビートプロジェクトでウォールグラフィックを手掛けたイラストレーターの黒田潔、那須国際短編映画祭などに作品を発表するダンサーで映像作家の吉開菜央などが参加する。更に、地元八戸からも造形家の伊藤二子、画家の佐貫巧などが作品を出品しており、バラエティーに富んだ展示となりそうだ。展覧会のオープンを記念して、1月25日にはアーティストによるトークイベントが行われる他、酒蔵見学などの催しを開催。2月21日には参加アーティストの1人、ダンサーの嶋崎綾乃がコンテンポラリーダンスを披露する。更に、1月31日からの毎週土曜日には、幼児や小学生を対象としたワークショップを全4回に渡って開催。「酒蔵で模様を探そう ―フロッタージュ―」や「作品に洋服を着せよう ―彫刻作品を一緒に考える―」など、ジャンルも講師も様々にユニークな講習が行われる予定だ。なお、展覧会の期間中には、八戸市で様々なアートイベントが行われる。八戸ポータルミュージアムはっちでは1月24日から2月22日まで、田附勝の写真展「魚人」を開催。1月25日には南郷文化ホールで森下真樹のダンス公演「これって、ダンスなの?」が、2月1日にはジャズの館南郷で映画「あなたとわたし、ワルツ」の上映会が催される。【イベント情報】インシデンツ2015INCIDENTS 2015会場:八戸酒造住所:青森県八戸市湊町本町9会期:1月24日から2月21日時間:10:00から17:00休館日:日曜日(1月25日は開館)
2015年01月16日ドンクは2015年1月16日~31日、青森りんごを使用したオリジナル商品を販売する「青森からの贈り物~青森りんごフェア~」を開催する。○商品に合わせ3種類のりんごを使用同フェアは、「1日1個のりんごで医者いらず」と言われるほど栄養価に優れ、健康面、美容面において評価が高いりんご(青森県産)を使用。りんごの魅力を同社のパン職人が引き出したオリジナル商品8品を開発・販売するもの。今回で2度目医の開催となる。今回は、主に流通している約40品種の中から青森県産りんごの中で特にパンとの相性がよい「ふじ」と、パンと合わせることは珍しく強い甘さと香りを持つ「王林」、さらに濃い紅色と力強い酸味が特徴である「紅玉」の3種類を採用した。「青森りんごのキャラメルクリームパン」は、外側はさくさくした食感のキャラメルクランチ、中にはキャラメルカスタークリームとりんご入り。価格は216円(税込)。「青森アップルリング」は、クルミとりんごのフランスパン。ふじと少し酸味のある紅玉の2種類を使用し、紅玉は煮詰めて濃厚な味わいにしたという。価格は260円(税込)。「青森りんごのマスカルポーネ仕立て」の中にはほんのり甘いブリオッシュ生地にクリーミーなマスカルポーネチーズを包み、りんごのシャキシャキ食感との協調を味わえるという。価格は270円(税込)。「青森りんごとクリームチーズのフランスパン」は、紅玉リンゴジャムとクリームチーズを包み焼き上げた。ふじと王林の2色のコントラストが目を引く一品。価格は195円(税込)。「青森りんごのバタークリームサンド」は、口どけの良いバタークリームとシャキシャキした食感のりんごソテーを合わせサンド。価格は173円(税込)。「青森りんごのクロッカン」は、角切りりんごとキャラメルチョコチップが入ったクロッカン。輪切りのスライスりんごをのせて、見た目にもこだわったという。価格は260円(税込)。「シナモン香る青森りんごブレッド」は、りんごと相性がよいシナモンを中に入れ、甘いりんごをトッピングして焼き上げた。価格は821円(1本・税込)、411円(1/2本・税込)。また、ミニクロワッサンの量り売りを行う店舗「ミニワン」限定商品として、リボンの形をイメージしたりんごが入ったミニクロワッサン「青森アップルリボン」(100g270円・税込)を用意する。販売はドンク125店舗とミニワン126店舗。店舗により取扱商品や焼き上がり時間が異なる。
2015年01月05日青森県青森市の青森県観光物産館アスパムで、青森県のご当地カレーを味わえる「あおもりカレーまつり」が開催される。開催日時は1月10日~12日の10時~15時まで。○お米には青森県産「つがるロマン」を100%使用出品されるのは、「長谷川自然豚絶品カツカレー」(各日50食)、「陸奥湾産ホタテとイカのホワイトカレー」(各日100食)、「東通牛とろ牛カレー」(各日200食)、「海峡いか墨カレー」(各日150食)などの県内ご当地カレー20種類。ご当地カレーパン8種類。全てに青森県産の「つがるロマン」を使用し、食べ比べもできるハーフサイズ(ライス150gほど)で提供する。合わせて、ほうれん草をパン生地とカレールーに使った「Wほうれん草カレーパン」(50個限定)や、具材に五穀を使った「五穀の黒カレーパン」(各日120個)、カレー味のメロンパン「カレーなるメロンパン」(各日60個)など、ご当地カレーパン8種も登場。そのほか、「りんごカレー」、「大間マグロカレー」といった県内地場カレーが当たる「お楽しみ抽選会」(9時~18時)も開催される。
2015年01月04日遠藤商事は12月11日、青森県八戸市に本格窯焼きピッツァ&カフェ「Napoli’s PIZZA&CAFFE八戸類家」をオープンさせる。ナポリスは、イタリア食材にこだわった本格窯焼きピッツァ(マルゲリータ/25cmサイズ)を、税込350円という低価格で提供している窯焼きピッツァの専門店。今回、青森県初上陸となる八戸類家は、店内にソファ席を導入するなど、ゆっくり過ごしやすい空間となっている。イートインだけではなく、テークアウトも可能なため、デリバリーピッツァよりもお得に本格的なピッツァを楽しむこともできるという。また、窯焼きピッツァ食べ放題・アルコール飲み放題のパーティープランも用意する。
2014年12月04日イオン銀行は17日、愛知銀行とATM提携時間を延長し、青森銀行とはATM提携を開始した。同対応により、イオン銀行ATMにて愛知銀行のカードで「お引出し」、「お預入れ」、「残高照会」の取引き可能な時間は、原則24時間となる。また、今後は従来利用できなかった正月三が日、ゴールデンウィークも利用可能となり、365日顧客は利用できるようになるという。利用時の手数料は現行どおり、イオン銀行ATMで愛知銀行のカードを利用の場合、愛知銀行ATMでイオンカードセレクト・イオンバンクカードを利用の場合のいずれも、相互に平日日中無料となるとしている。また、同様に、イオン銀行ATMにて青森銀行のカードで「お引出し」、「お預入れ」、「お振込み」、「残高照会」のサービスが可能となった。取引き可能な時間は、平日8:00~23:00、土日祝8:00~21:00となった。イオン銀行は2007年より、イオン銀行ATMを全国のイオンやマックスバリュなどのイオングループ店舗を中心に設置(全国5402台、10月31日現在)を進めてきた。イオン銀行ATMでは、365日いつでも利用可能なイオンカードセレクトやイオンバンクカードによる取引き、電子マネー「WAON」のチャージやポイント交換等に加え、提携金融機関のカードでの取引きにも広く利用されているという。同行はイオングループ店舗に加え、駅などグループ外施設へのATM設置も一層推進し、今後も、安心で便利でお得な金融商品・サービスの提供に努めていくとしている。
2014年11月18日青森の十和田市現代美術館は、11月1日より展覧会「田中忠三郎が伝える精神」を開催する。本展は、生涯を懸けて青森の民俗文化を研究した田中忠三郎にフォーカスしたもの。アンティークコレクターとしても有名な田中が収蔵した、貴重な衣服や民具などを展示。更に、南部菱刺しや刺繍、衣装など独自の視点で素材と向き合う、山下陽光、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和ら現代の作家による作品も多数出展される。期間中には館内に「手わざ工房」がオープン。刺し子や刺繍、あやとりなど、指先を使った仕事や遊びを楽しむ空間として開放される。また、週末にはワークショップも開催される予定。11月23日には青森伝統の南部菱刺しを用いて、小さなアート作品を製作出来る。12月7日には「津軽こぎん刺し体験」が、1月10日には「南部菱刺しでよみがえる思い出の服たち」が催される予定だ。その他、11月1日には宮城県の震災復興や障害者表現活動などをテーマに、様々な映像作品を撮り続ける監督、泉山朗土による作品を上映。翌日には“消えゆく昔の暮らしを体験し「ものにこめられた思い」をうけとる旅”と題して、バスツアーが開催される。【イベント情報】田中忠三郎が伝える精神会場:十和田市現代美術館住所:青森県十和田市西2-10-9会期:11月1日から2015年2月15日時間:9:00から17:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月26日から1月1日入場料:1,000円高校生以下無料
2014年10月23日(画像は「健康果実 青森りんご」HPより)冬の味覚「りんご」冬の美味しい味覚のひとつが「りんご」。色彩が失われがちな冬に、真っ赤なりんごは見た目も可愛らしく美容や健康にも効果があるとされています。「りんご」の名産地といえば青森を思い浮かべる人が多いでしょう。2014年1月10日、一般社団法人青森県りんご対策協議会はHKT48を「第5代青森りんごクイーン」に選出したと発表しました。これを受けてHKT48と青森りんごがコラボしたポスターが作成され、全国の量販店などのりんご売り場で掲示されます。指原、田島他4人の手書き日本を代表するアイドルチームのひとつのHKT48ですが、今回「第5代青森りんごクイーン」には、そのメンバーの中でも特に人気が高い指原さんや田島さん他4名が選ばれました。ポスターのB3サイズ横位置バージョンでは、6人の直筆コメントが見られます。指原さんは「りんごパワーで元気いっぱい!!」と青森りんごをエネルギッシュにアピール。田島さんは「アップルパイにりんごジュース。。。りんご大好きめるルンルン」とユニークな表現でりんごに対する想いを綴っています。食後のデザートとしてだけでなく、お肉を合わせたりピザの具にしたりと、今や様々なレシピで楽しめる「りんご」。あなたもHKT48のポスターを目印に、青森りんごを手に取ってみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼青森県りんご対策協議会プレスリリース▼「健康果実 青森りんご」HP
2014年01月15日青森で絶大な人気を誇るラジオコーナーがある。その名は「今週のどんだんず」。ラジオの番組ではなく番組の1コーナーなのだが、なんと番組が終了してもコーナーだけ残すという特別待遇で、約30年間という異例の長寿ぶり。果たしてどのような番組コーナーなのだろうか?「どんだんず」とは津軽弁で、「どーなってんの?」あるいは「なんてこったい!」という、怒りや激しく呆(あき)れる気持ちを表現するのに使われる言葉。このコーナーではリスナーから投稿された日常の出来事を紹介するのだが、そのオチが「どんだんず~」と結ばれるというわけだ。なにせラジオ番組だけに、こうして文章で説明しても面白さが伝わりにくい。このコーナーでは、投稿者が日々の暮らしで出合う「そういうこと、あるある!」といった親近感のあるネタが紹介され、最後にエコーのかかったDJの「どんだんず~」というひと言で締められる。この瞬間、リスナーの爆笑を取れるか否かは、投稿者の筆力にかかっている。「今週のどんだんず」は、RAB青森放送が毎週土曜日の18:05から放送する「土曜ワラッター」という番組のワンコーナーで、深夜まで放送される同番組の主力コーナーのひとつとして君臨している。「土曜ワラッター」の放送開始は2006年。しかし「今週のどんだんず」は、「土曜ワラッター」の放送が始まる前、別の番組のワンコーナーとして既にスタートしていた。1984年に放送されていた「SAY! MUSIC FELLOW」という番組内の1枠として始まり、途中6年ほどお休みしていた期間があるが、ファンの熱い要望を受けて見事復活したのである。放送開始直後は10代のリスナーが中心だったが、そのリスナーたちがどんだんずファンのまま年齢を重ねている。そして近年、現在の10代が新たなリスナー層として参入し、ますます人気が高まっているという。最近では若きリスナーが投稿するネタが、古参たちを脅かしつつあるほどの勢いなんだとか。若いリスナーが新たに参入してきたのにはきっかけがあった。「今週のどんだんず」がCD化され、地元のコンビニなどで販売されたことが注目を集めたのだ。これまでCDは1994年の初リリースから12枚が発表されトータル約5万枚のセールスを記録。新作が出るたびに売り切れとなり、結果この数字が出た。近年、テレビやラジオがつまらないという声をよく耳にする。その原因はネットの台頭だという人もいるが、果たしてそうなのだろうか。確かに、コンテンツやメディアが多様化したため、テレビやラジオのニーズが薄れてきたのかもしれないが、青森で起きている昔ながらのラジオの活況を知ると、どのメディアにも等分に可能性や長所が十分にあるのではと思う。このコーナーが持つ諸刃(もろは)の剣的要素は、津軽弁で進行するため他県の人々にとって少々難解なところだ。しかしながら、そこがなんともほほえましく、また魅力的である。青森の人たちだけが楽しめる愛すべきラジオコーナー、更に活性化させていただきたい。DJの絶妙な語り口調があってこそ笑える「どんだんず」。文字だけでどこまで面白さを伝えられるか分からないが、最後にネタをひとつ紹介させていただこう。「この前、わの弟、見るからにバカそうで、きったねー犬拾ってきたんず。わは、心の中では『犬飼いてーじゃ』と思ってらったんだばって、家族みんなして弟さ反対してらはんで、わも反対したんず」(こないだ、うちの弟が、見るからにバカそうで汚れている犬を拾ってきたんだ。僕は心の中で「犬飼いたい」って思っていたけど、家族みんなして弟に反対してたんで、僕も反対したんだ)「でも、『弟飼ってけろー。なっ、いいべ』って、ゆずらねんず。したっきゃ、とうとう、ジッコ怒りだして『んなら、このジッチャが犬捨てでくるじゃ!』と言って、犬さ無理矢理持っていったんず。……2時間後、犬の方が先に帰ってきましたー。どんだんず~」(でも、弟が、「飼ってよー。ねっ?いいだろ?」って譲らないんだよ。そしたらとうとうじいさんが怒りだして「じいちゃんがこの犬捨ててくる!」って言って、有無を言わさず犬を捨てに行ったんだ。……2時間後、犬の方が先に帰ってきた。どんだけ~?)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月06日青森県三戸町は、三戸町出身の漫画家・故馬場のぼる氏が描いた「11ぴきのねこ」のキャラクターを使ったナンバープレートを4月1日から配布する。同町では、「11ぴきのねこ」を使ったまちづくりの一環として、左右にねこを配置した原動機付き自転車用のナンバープレートの製作を進めてきた。町税務課によると、漫画のキャラクターを採用したオリジナルナンバープレートの導入は全国で7番目。非定型(長方形以外)のものは、北東北3県では初となる。図案は、町職員から募り、応募作品22点の中から町長らが決定した。ねこの著作権を監理する出版社「こぐま社」は、まちづくりに利用するのであればと快く使用を許可。プレートに描かれるねこの色は、絵本で使われている色を忠実に再現しなければならないなど、製作には苦労もあったという。新ナンバーは、先着順に「1001」から交付。現在のプレートとの交換も無料で実施する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月08日パンやフランス菓子の製造・販売などを行っているドンクと、青森りんご産業の振興発展を担う青森県りんご対策協議会は、コラボレーション企画「青森りんご丸かじり!フェア」を、2013年1月16日から1月31日までの期間実施する。同企画では、ドンクのパン職人が「青森県産りんご」を使ったオリジナルのパン8品を考案。りんごの出荷が多い1月に合わせて発売する。りんごの種類は、パンの材料として使われることの多い「ふじ」と、あまりパンに合わせることのない青りんごの「王林(おうりん)」を使用。キャラメリゼ(砂糖で煮詰めてカラメルにすること)したりんごを一晩寝かせ、クロワッサン生地にのせ焼き上げた「青森りんごのキャラメル仕立て」(252円)や、王林を厚めにスライスし、窯で1時間かけてじっくりと焼き上げた「青森りんごのガレット」(294円)など、7品を全国の同社ベーカリーショップ「ドンク」(名古屋駅店、新長田大丸店、西武沼津店、そごう呉店を除く)で販売する。ミニクロワッサンを量り売りする「ミニワン」では、リボンの形をした、りんご入りのミニクロワッサン「青森アップルリボン」(100gで231円)を提供。さらに、同ショップのミニクロワッサン、ミニチョコクロワッサンと、青森アップルリボンを詰め合わせた「ウィンターBOX」(各6個)も販売されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日青森県の「青森県立美術館」(青森県青森市安田字近野185)で10月6日より開催されている「奈良美智展~君や僕にちょっと似ている~」の入場者が10月27日で2万名に達した。記念すべき2万人目の来場者は東京都町田市から来た女性。奈良美智の作品は始めて見たとのこと。美術館から記念品の図録とぬいぐるみを授与され、「来てよかった!」と笑顔を見せた。奈良美智は青森県出身のポップアート作家。ニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されているほど世界的に評価されているアーティストだ。にらみ付けるような女の子をモチーフとした絵画に特徴がある。奈良美智展では、ブロンズ彫刻や絵画など新作109点を展示。2013年1月14日まで開催している。開館時間は9:30~17:00。展覧会の情報は青森県立美術館のサイトで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日TOMY TECがプロデュースする「鉄道むすめ」から、「鯖缶せんべい汁」「青森鉄道むすめ/マドレーヌ」が登場。同商品は青森県を応援する「青森鉄道むすめ」の新商品として、10月19日に発売された。全国各地の実在する鉄道事業者を、オリジナルキャラクターで収録している「鉄道むすめ」。中でも「青森鉄道むすめ」には、青い森鉄道「八戸ときえ」、十和田観光鉄道「清水なぎさ」、津軽鉄道「芦野かな」、弘南鉄道「平賀ひろこ」、南部縦貫鉄道「七戸ちびき」の5人のキャラクターがいる。彼女たちは様々なシーンで青森県を応援している。このほど10月19日に発売した「鯖缶せんべい汁」は、青い森鉄道の「八戸ときえ」の得意料理。青森県のソウルフードであるせんべい汁に、八戸の鯖を使った鯖缶を合わせた。味の加久の屋製造で、価格は1,050円。「青森鉄道むすめ/マドレーヌ」は、5人の青森鉄道むすめがパッケージされたマドレーヌ。5人のキャラクターにあわせた、チョコ、抹茶、プレーン、りんご、ブルーベリーの5種類の味が楽しめる。大竹菓子舗製造で、価格は1,000円。いずれもJR新青森駅2F改札内売店「美味山海」、JR青森駅1F構内売店「ぐるっと遊」、JR青森駅1F構内売店「駅の駅あおもり」ほか、青森県内、一部の通信販売にて販売。また、製品販売にあわせた特別販売会を11月8日までJR新青森駅・青森駅の構内売店で開催。期間中に対象商品を購入するとオリジナルグッズがプレゼントされる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日洋菓子やドリンク類に使われることの多いカシス。日本で栽培されているというイメージはあまりないかもしれないが、青森では和名である「黒房すぐり」として親しまれており、生産量も日本一を誇る。カシスの生育条件である夏季に冷涼な気候であること、そして何よりおいしかったことから、1970年代にドイツより苗木を導入して以来、長く育てられてきた。「あおもりカシス」の名前でブランド化し、5年ほど前から急成長。平成23年は6.9tを出荷、10年前の3倍以上にもなった。今後もさらに増産される見込みだという。注目されるきっかけとなったのは、カシスに含まれる高い抗酸化成分だ。ポリフェノールはブルーベリーの約2倍、アントシアニンは約3倍。さらに、ビタミンCはレモンの約2倍だというから、アンチエイジングや美肌を気にする女性には見逃せない。あおもりカシスの旬は、7月中旬から8月の上旬。強い陽射しが照りつける中、最後の収穫作業に精を出す、林キクエさん・博美さん親子のカシス畑を訪れた。収穫はひと粒ひと粒、手摘みである。1時間に収穫できる量はわずか1kgというから、重労働だ。キクエさんは、カシス栽培歴17年。「昔はあんまり知られてなかった。でも、おいしいから細々と育ててきたの」と笑顔で話す。摘み立てのカシスを味見すると、酸味のなかにほのかな甘み。ブルーベリーを思わせるが、もっと皮がしっかりとしていて、酸味もずっと強い。アイスクリームにトッピングしてつぶしながら食べると、乳製品との相性は抜群で、ベリーのフルーティーな風味と共に甘さを引き立てる。また、「砂糖を加えて煮ただけ」というキクエさんの自家製カシスジュースは濃厚なのに爽やかな甘酸っぱさ。炭酸やアルコールとの相性もよさそうだ。鮮度保持が難しいことから、果実の販売は冷凍品のみとなっている。通販も行っており、大玉のものが1kgで3,150円(送料別)。その他、業務用としてピューレや果汁なども販売する。ジャムやジュース、お菓子などの加工品も好評だが、果実のピュアな味わいはまた格別である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日青森県十和田市で秋の八甲田を自然探索しながらコケやシダ、キノコなど「隠花植物」の観察をする「コケガールミーティング」が開催される。日時は11月10日(土)~11日(日)、蔦(つた)温泉旅館に1泊して行われる。応募対象は女性限定20名(男性同伴可)、会場は奥入瀬渓流館。参加料金は1名1室16,000円、2名1室12,000円となる。イベントスケジュールは11月10日(土)14:00~15:00まで「モスフォレスターズが往く!屋久島、そして奥入瀬、蔦の森のコケの世界」と題して屋久島野外総合活動センターの小原比呂志氏による講演。続いて15:00~16:00まで「コケはともだち」の著者、藤井久子氏が「私のコケ論-コケガールブーム到来!?コケとのつきあいかた・楽しみかた」と題した講演を行う。その後、蔦温泉旅館へ移動。入浴、夕食をはさみ、19:00~21:00まで地酒を片手に「コケガールミーティング」が行われる。翌11日(日)は希望者に対して奥入瀬モス・ランブリング、蔦の森モス・ランブリングが実施される。蔦温泉は1174年に発見された温泉。十和田樹海のブナの原生林の中にあり、日本百名湯にも選ばれている。明治時代の紀行作家、大町桂月はこの温泉を大変気に入り、土佐からこの地へ移住したほど。八甲田山を全国的に有名にしたのは実際の事件を題材に作られた映画「八甲田山」だ。高倉健、北大路欣也、三国連太郎、丹波哲郎、大滝秀治など、日本を代表する俳優陣が出演、北大路欣也扮する主人公、神田大尉のセリフ「天は我々を見放した」は当時の流行語にもなったほど。詳細はイベント主催の株式会社ノースビレッジホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日なんとゆったりした広さだろう。鶏舎には、白黒の霜降り柄が美しい地鶏がのびのびと動き回る。とても清潔で、臭いもない。やってきたのは、青森県八戸市中心部から車で西に20分ほどの場所にある、三戸郡五戸町の「村越シャモロックパーク」。ここでは、青森県が20年もの歳月をかけて開発したブランド地鶏「青森シャモロック」が育てられている。青森シャモロックの特徴は、味が濃厚でよくダシが出ること、肉質のキメが細かいことだ。一般的なブロイラーや有名地鶏と比較したところ、主な旨み成分であるグルタミン酸とイノシン酸の含有量をはるかに上回ったというデータもある。青森県では、厳しい飼育マニュアルを定め、基準を満たしている農場にのみ飼育を認めている。そのような指定農場の中でも、エサや育て方などにより厳しい基準を設け、旨い青森シャモロックを飼育することに情熱を注いでいるのが、前述の村越シャモロックパークだ。代表の村越正和さんは「コッコッコッコッコッ……」とつぶやき、鶏たちの気持ちに同調するように話しかけながら世話をする。ゆったりとした印象は数字で表せば一目瞭然。飼育密度は1平方メートル当たり3羽以下だという。「青森シャモロックは、闘鶏であるシャモの血が入っていますから、もともと気質が荒いのです。できるだけおだやかな性質に育てるため、鶏舎でゆったりと育てることでストレスを減らします」(村越さん)。鶏舎の床は高床式のように高くし、地面からの水分を遮断。常に乾燥した状態に置くことが、清潔さを保つ工夫なのだそうだ。ヒナの一部は自社農場で孵化させて育てたもので、エサにも独自の工夫を施す。こうしてできあがった、やわらかくても弾力のある心地よい食感、旨みと甘みが自慢の地鶏は、村越さんの自信作。青森シャモロックが、三大地鶏に続くブランド地鶏に成長する可能性を感じさせる。青森シャモロックを味わえる同農場の直営店が青森駅近くにある。その名は「シャモロックホームズ」。ユニークな店名に、思わず吹き出しそうになるのをグッとこらえたい。ここでは、バラエティに富んださまざまな青森シャモロック料理が味わえる。まずは、モモやレバー、せせりなどのシンプルな串焼きを塩で頼み、肉そのもののおいしさを堪能するのがおすすめ。他にも、「すき焼き」から「卵かけごはん」まで、鶏好きにはたまらないメニューが揃う。地酒と共に味わえば、さらに至福の時間である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日日本旅行は、青森県地域鉄道資源・魅力発信事業モニターツアー「青森保存鉄道紀行」を企画、参加者を募集している。このツアーでは、惜しまれつつ今春廃止になった十和田観光電鉄をはじめ、南部縦貫鉄道(1997年休止、2002年廃止)や下北交通(2001年廃止)に保存されている数多くの車両を見学し、さらに青い森鉄道向山駅にある「向山ミュージアム」も見学しながら、かつて隆盛を誇った東北地方の私鉄の歴史に触れる。また、鉄道を活用した地域活性化について考える「地域鉄道・魅力発信シンポジウム」にも参加。ひたちなか海浜鉄道代表取締役、吉田千秋氏による基調講演や、「鉄ドル」の伊藤桃さんらも参加するパネルトークを聴講し、鉄道資源を用いた青森の活性化策を探る。ブルートレイン「あけぼの」B寝台での車中泊を含む2泊3日の「あけぼの」コース(5万2,800~5万6,800円)と、E5系「はやて」に乗車する1泊2日の「はやて」コース(4万7,800円~5万1,800円)の2つのプランを用意。学校の鉄道研究会、またはそれに類する鉄道を趣味とするサークルがグループとして申し込む場合には、1校あたり2万円を割り引くという(先着5校まで)。申し込み時に備考欄に学校・サークル名を記入し、当日は参加者全員の学生証を持参すること。なお、今回のツアーは青森県上北地域県民局のモニターツアーとして実施されるため、旅行費用には青森県内での食事ならびに移動交通費に相当する補助金が出ている(各プランの代金は補助金を引いた額)。モニターツアー「青森保存鉄道紀行」は日本旅行の支店や営業所では取り扱わず、専用ページからのみ受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日青森県の和菓子店「菓子匠 松栄堂」が展開する、青森県の新名物「味噌バターカレー牛乳どら焼き」。2011年11月より発売を開始し、6カ月間で累計1万個を超える販売数を達成した。同店は、近年B級グルメとして注目を集める青森市の「味噌カレー牛乳ラーメン」からヒントを得て、「味噌バターカレー牛乳どら焼き」を開発した。生地には津軽熟成味噌、青森県産の牛乳のほか、蓬田(よもぎた)村の坂本養鶏さんの卵を使用。青森県産素材をこだわったスイーツになっている。口に入れるとすぐにカレーの風味が広がるが、その後はあんの甘みが加わり、まろやかな味わいが楽しめる。同商品は2012年7月4日に行われた「平成24年度青森県ふるさと食品コンクール」で、第1位に値する「青森県知事賞」を受賞。このコンクールは青森県内で生産された農林水産物を主原料とした加工食品、または地域の特別な生産・製造方法などにより生産された地域性がある食品を審査するものだ。受賞を機に、8月1日より青森県推奨観光土産品に認定されている。同店は「お菓子を通じて県外の人にも青森を知ってほしい」との思いを込め、今後も青森県内のB級グルメを生かした菓子づくりに挑戦していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日青森県鰺ヶ沢町(あじがさわまち)の焼きイカ店「菊谷商店」の女主人に拾われた、ブサかわいい秋田犬「わさお」。旅人ブログで紹介されるやあっという間に人気者になり、銀幕デビューまで果たした。そして現在でも、ブザかわいい笑顔に癒やされたい!とわさおの元を訪れる人は後を絶たない。2007年頃、鰺ヶ沢町の「海の駅わんど」で捨て犬となって迷っていたところを、焼きイカ店「菊谷商店」の菊谷節子さんに拾われたことに始まる。最初は「レオ」という名前で育てられていたという。改名のきっかけは、この町を旅していた女性ブロガー・メレ子さんだ。メレ子さんは偶然入った菊谷商店で出会ったレオの風ぼうに惹かれ、自身のブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」にて、「わさお」という呼び名で紹介。このネーミングを気にいった菊谷さんが、わさおと改名したそうだ。その後、わさおはテレビにまで進出。ブサかわいい犬として一躍評判になり、あっという間に人気に火が付いた。そして2011年には、わさおが本人(本犬?)役で出演した、映画「わさお」が全国公開。飼い主の節子さん役は、薬師丸ひろ子さんが演じている。また2009年、わさおは青森県鯵ヶ沢町に特別住民として登録。2010年からは鰺ヶ沢町特別観光大使を務めているほか、世界遺産活動特別大使“犬”ワンバサダーにも選ばれている。今や押しも押されもしない青森が生んだ大スター犬だ。しかし、わさおはそんな人気にも一切おごることなく、今なお菊谷商店の番犬として、愛らしい笑顔で愛嬌(あいきょう)をふりまき、癒やしを与えて続けている。わさおのマネジャーを務め、「わさお通信」なるブログを書いている工藤健さんからわさおの近況をうかがった。「相変わらず毎週土日は、青森県内はもとより全国各地のイベントに引っ張りだこです。わさおが鰺ヶ沢にいても、昼寝する時間や散歩の時間も必要です。そのため、せっかく会いに来ていただいても、必ずしもわさおに会えるとはお約束できません」とのこと。確実にわさおに会うためには、鰺ヶ沢を訪ねる前にわさお通信でスケジュールを確認した方がいいだろう。しかし、もしわさおが留守であってもがっかりすることなかれ!菊谷商店さんの店内には、わさおの写真がいっぱい飾られているので、たっぷり癒やされる。そして、菊谷さんが焼くイカ焼き(300円)の香ばしい匂いにも心ときめくことだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日青森県観光物産館アスパムでは東北新幹線開業30周年を記念して、6月23日から7月22日までの間、「美四季・青い森」と題したイルミネーションを展示。訪れた人々を楽しませている。東北新幹線開業30周年を記念したイルミネーションは「美四季・青い森~utsukushiki~」と題されたもので、青森県観光物産館アスパムの2階、市町村ホールで幻想的な雰囲気を作り出している。市町村ホールは、窓から青い海公園を臨むことができる癒しのスペース。青森県内の市町村や温泉を紹介するコーナー、世界遺産である白神山地の写真パネルなどが展示されている。ねぶた祭の囃子の講習会が開かれているのも、2階のこの市町村ホールだ。そのスペースで約7万個のLED電球とライトアップ機器を駆使し、豊かで自然に恵まれた青森の四季を表したイルミネーションを作り出した。春は桜や菜の花、夏は白神山地のマザーツリーや奥入瀬渓流と木々、秋はりんごの実り、冬は樹氷。そしていつの季節も澄んだ夜空に瞬く星。7月7日から22日までの期間は七夕にちなんだ特別企画として、さらに白色LED5,000個を追加。輝く「天の川」を再現し、折姫と彦星の出会いを祝福している。2階フロアではほかにもさまざまなイベントが行われる。「東北新幹線開業30周年記念パネルコーナー」では、東北新幹線開業からはじまり、昨年7月22日に終了した青森デスティネーションキャンペーンまでをパネルで紹介する。「E5系『はやぶさ』記念撮影コーナー」にはE5系「はやぶさ」の先頭車両のイラストが設置され、そこでの記念撮影が可能。青森観光マスコットキャラクターのいくべぇやアスパム、E2系はやて、E5系はやぶさなどのぬり絵ができる「ぬり絵コーナー」、会場内に隠れている6種類のいくべぇを探すスタンプラリーもある。13階の展望台では、18:00~20:00の間、イルミネーションオブジェがブルーに輝き、夏の青森の夜景をロマンティックに彩る。ペアで入場した人は、観覧料を二人で500円に割り引く「ペア割」もあるので、カップルにおすすめだ。この機会に大人も子どもも楽しめる青森県観光物産館アスパムに足を運ばれてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日