映画『ル・ジャルダンへようこそ』(10月11日公開)の製作発表会見が10日、都内にて行われ、グラビアアイドルでタレントの風吹ケイが登壇した。○注目してほしいシーンは…銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」のオーナーママである望月明美氏の同名小説を実写化した同作。クラブのホステス役を演じた風吹は、「映画の撮影期間はすごくタイトだったのですが、すごく楽しい撮影でした」と笑顔で振り返り、「その中でも特に印象に残っているのが、お店に全キャストがそろうシーン。お客様役として、スタッフの男性陣も参加したのですが、すごくデレデレしていて(笑)。普通にクラブを楽しんでいたのが印象に残っております。そちらのシーンもぜひ注目してほしいです」とアピールした。なお、主演を務めた清瀬汐希は役作りのため、ル・ジャルダンに体験入店したそうで、「お客様につかせていただいて、ホステスさんたちが実際に接客しているのを見させていただいたのですが、話し方から所作まで本当にすごくて。普段の自分にはできないことが多すぎて、うまく役作りできるのかという不安が大きかったんですけど、実際に勤務されている方が映画に出演してくださって、いろいろ教えていただけたので、すごく心強かった」と明かしていた。この会見には、清瀬、風吹のほか、藤江萌、小松みゆき、新藤栄作、山口みちへい監督、望月明美氏らも登壇した。○あらすじ銀座にある、とある高級クラブ「ル・ジャルダン」に勤める舞子は日々の生活に鬱屈していた。どうして働いているのか? そう疑問に感じていた舞子だったが、入店の面談の時、明美ママに助けられたことを思い出し、これからはママのため、お店のために頑張ろうと日々の生活を過ごしていった。そんな矢先。2020年に新型コロナウイルスの最初の感染者が確認される。徐々に蔓延していくなか、飲食店、夜の街の業務の意義が問われていく。コロナによって翻弄される明美。最後まで粘るが、とうとう業務停止になってしまう。これからの未来に不安を感じる舞子。どうすることもできず、ただ孤独に自分の部屋にいる日々。ある日、「ル・ジャルダン」の常連客の藤井寺から連絡がある。藤井寺との出会いにより、舞子の心情に変化が訪れるが……
2024年04月10日モデル・俳優の高橋メアリージュン(36)が26日、自身のインスタグラムを更新。抜群のプロポーションがあらわとなった美ボディ動画を公開した。「過去の思い出」として、グラビア撮影での写真をまとめた動画をアップ。美麗なドアップショットからはじまり、美バストをのぞかせたサテンドレス姿、鮮やかなミニワンピから太もも美脚あらわな様子など、艶っぽさ満載となっている。この投稿にファンからは「刺激強すぎっす」「美しすぎて眩しいです」「女神」「は〜眼福」「メアちゃんにしか出せない『美』が溢れ出てる…素敵です」など、絶賛コメントが寄せられた。
2024年03月26日広末涼子(43)と離婚後、7月25日に代理人を通して5500字にのぼる声明文を発表したアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)。広末とシェフの鳥羽周作氏(45)とのW不倫が主な離婚の要因となっているはずだが、声明文には《子供達のことを第一に考えた形での解決がなされるべき》《面会交流権を除く権利を放棄して離婚を成立させる》とつづられており、不貞行為に伴う慰謝料請求はしなかったという。このある意味“太っ腹”な離婚条件を明かしたキャンドル氏の相貌を、日本で唯一相貌心理学の教授資格を持つ佐藤ブゾン貴子先生に分析してもらった。相貌心理学とは、顔の輪郭やパーツ、肉付きなどからパーソナリティーを分析するもの。キャンドル氏の顔は細長い輪郭が特徴の「レトラクテ」で、顔の中部の面積が多い「感情ゾーン」拡張タイプだという。「『レトラクテ』の人は顔が真ん丸か正方形の『ディラテ』の人と違い、コミュニケーションにまわせる体力が少なく、内向的です。『ディラテ』の広末さんが“みんなの幸せが自分の幸せ”と考えるのとは反対に、『レトラクテ』のキャンドルさんは“自分の幸せがみんなの幸せ”と考えがち。そうした個人主義的なところがありながら『感情ゾーン』が拡張しているので、寂しがり屋でもあります。さらに鼻の穴が赤ちゃんのように真ん丸で、多くの愛情を欲するタイプです」また、アーティストならではのこんな一面も。「額が高いので、0を1にする創作が得意。横から見るとへこんでいる額は、“ひとつのことを掘り下げる”という傾向を表します。頬骨が張っているのに肉づきがないところからは、“なにがなんでも自分だけ成功してやる”という気概を感じます。協調性はありませんが、人がなしえない成功をおさめる可能性が高いとも言えるでしょう」不倫報道を受けて開いた会見では、1時間半にわたって自身の心境を語ったキャンドル氏。冒頭の5500字にのぼる声明文を出すという行動も、相貌心理学から読み取れるという。「横から見ると鼻の付け根が“くの字”になっているのですが、これは“一言言わないと気が済まない”という性格を表します。また、額の高さと『感情ゾーン』が拡張していることから、感情が高まればどこまでもポジティブに、落ち込めばどこまでもネガティブになってしまうところもありますね」泥沼の不倫騒動のすえ、離婚に至った広末とキャンドル氏だが、意外にも2人の相性はいいそうでーー。「お2人は同じ『感情ゾーン』が拡張しているタイプなので、共感できるところが多いと思います。いっぽう、輪郭のタイプは広末さんが『ディラテ』、キャンドルさんが『レトラクテ』で真逆。輪郭がどっしりしていて現実主義なところのある広末さんは、自分にない個性や才能を持っている理想主義的なキャンドルさんに惹かれたのではないでしょうか。また、『ディラテ』の広末さんは博愛主義的なところがあるので、寂しがり屋で多くの愛情を求めるキャンドルさんとは好相性だと思います」好相性だったからこそ続いた13年間の結婚生活に終止符を打った2人。その選択は果たして正しかったのか。
2023年08月01日広末涼子(43)との離婚に関する声明を7月26日に代理人弁護士を通じて発表したキャンドル・ジュン氏(49)。約6千字という長文で離婚成立の条件や、不倫相手である鳥羽周作氏への思いなどを伝えた。早期解決を何より優先したというジュン氏は、夫婦間の問題に関しては広末側の提案を受け入れ、面会交流権を除いては条件提示や金銭請求をしなかったという。声明の中では、「子供たちのことを第一に」という表現が繰り返された。「ジュンさんは広末さんの長男の父であるモデルの岡沢高宏さん(47)に対し、『自分が彼の父になるから、強くてかっこいいやつにするから、一切会わないでほしい』と頼んでいたそうです。ジュンさんと岡沢さんはもともと友人関係でした。離婚や親権の放棄で、岡沢さんとの約束も果たしきれなかったことにもなるので、ジュンさんとしては忸怩たる思いがあるのではないでしょうか。岡沢さんに対しては身を引くように迫ったジュンさんですが自身は交流を続けることで、もし広末さんが鳥羽周作さん(45)と再婚したとしても3人の子供たちの親であり続けるという強い意志が感じられます」(芸能レポーター)さまざまな人物が関わる今回の不倫騒動。声明で幕引きはなるのだろうか――。
2023年07月27日7月25日、キャンドル・ジュン氏(49)が広末涼子(43)との離婚を公式サイトで発表した。代理人弁護士による約5500文字に及ぶ文章で、ジュン氏が6月18日の記者会見で話した真意や離婚に至った経緯などを報告。そのなかで、広末の不倫相手である鳥羽周作氏(45)についても、次のように言及していた。《本件の解決に向けて、各弁護士間でやり取りを行っている中で、鳥羽氏が週刊誌の独占取材を受けた記事や順氏に対して名誉棄損的な発言がなされた報道を目にすることもありました。順氏としましては、これらの報道に対して反論したい気持ちもありましたが、反論を行うことは、順氏が記者会見を行った趣旨に反するものであり記者会見を実施した自らの強い決意を軽くしてしまうこと、順氏が反論することで順氏の関係者や子供達に更なるプライバシー侵害が発生してしまう可能性があることを懸念しました。そこで、この鳥羽氏の対応につきましては、代理人である当職から、鳥羽氏の代理人弁護士に対して、順氏の意向を伝える形で抗議するという対応にとどめることと致しました》先の記者会見でジュン氏は、鳥羽氏が6月14日に公表した広末との不倫を認める謝罪文について「怒りしか浮かばなかったです」と率直な感想を吐露。また、鳥羽氏からは直接謝罪がなかったことや、アポイントを取ろうと鳥羽氏の店「sio」に電話をするも対応してもらえなかったと暴露していた。一方で、謝罪文を公表後は沈黙を貫いていた鳥羽氏だが、6月29日発売の「週刊文春」で現在の心境や広末への思いを激白。翌30日にTwitterで「sio」の代表辞任を発表し、《全てのことに誠心誠意向き合ってまいります》と記していた。だが「誠心誠意」とは裏腹に、ジュン氏を“公然罵倒”したことは騒動を広げてしまうことに――。7月1日に長野県小谷村で古民家レストラン「NAGANO」をオープンさせた鳥羽氏は、店を訪れた「東スポ」の記者3人にジュン氏への不満をぶちまけたのだった。「記事によれば、文春が報じた広末さんと鳥羽さんの“愛の交換日記”を流出させたのはジュン氏だと疑っているようでした。また、不倫についても『謝る必要ないでしょ』とキッパリ。ジュンさんの元事務所スタッフに対する暴行疑惑が報じられたことにも触れ、『マジでああいうやつは抹殺された方がいい』『俺の方がまだ純愛でまとも』と豪語していたのです」(週刊誌記者)■ジュン氏側から明かされた鳥羽氏の“不誠実対応”「謝罪の意思が感じられない」「謝る必要ないでしょ」と反発心をむき出しにしていたという鳥羽氏は、ジュン氏に対して最後まで“不誠実対応”だったようだ。ジュン氏が発表した文書の「6 鳥羽氏との問題について」の項目では、こう綴られている。《鳥羽氏本人からの謝罪がなされなかったこともあり、また、代理人選任後における慰謝料などのやり取りに関しても、当職からの報告を受ける中で、順氏としては引き続き鳥羽氏からは謝罪の意思が感じられないという想いを持ち続けていました》その一方で、ジュン氏は鳥羽氏に対して慰謝料請求を行わない方針だという。《子供達のことを第一に考えた決断をすべきと考え、鳥羽氏との問題についても早期解決することが最善であるとの判断に至りました。また、鳥羽氏に対して本件が金銭の問題ではないと順氏が考えていることを強く示すためにも、あえて鳥羽氏に対して慰謝料請求を行わないことを決断致しました》「鳥羽さんはジュンさんの暴行報道を持ち出して批判していましたが、広末さんとの不倫騒動とは別問題でしょう。ジュンさんの代理人弁護士は鳥羽さんの“公然罵倒”について、鳥羽さんの代理人弁護士に抗議を入れたと説明していました。一連の騒動において、子供たちを思って行動するジュンさんに対して、鳥羽さんは保身に走っているように見えます。鳥羽さんは騒動によって企業から相次いで契約解除されるなど仕事を失い、文春のインタビューでは『5年間で築いたおカネもほぼ無くなった』とも語っていました。それだけでなく、経歴詐称疑惑が報じられるなど窮地に立たされている状況です。Twitterで発表した謝罪文では『ゼロから料理に向き合いたい』と綴っていましたが、自らの非を認めることなく不倫を正当化しているようでは、信頼が大切な客商売を続けていくことは難しいのではないでしょうか」(芸能関係者)“不誠実対応”を貫く鳥羽氏の往生際の悪さに、ネット上では冷ややかな声が広がっている。《鳥羽さんの器がウルトラ小さく感じる》《シェフは自分のした事すら、責任が持てない人と…自分の家族すら、守る事無く、人を罵り、鼻息荒く息巻くだけ。もうすこしご自分の子供のケア出来ないかな?》《むしろ鳥羽さん、これで終了ですね。広末さんへの想いとジュンさんの批判しかしなかった。大人として、家庭人としてどうなのだろう。仕事への影響は計り知れない。恐らく全てを失うことになるのでは》
2023年07月27日女優の広末涼子が23日、所属事務所の公式サイトを通じて、夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏と離婚したことを発表した。広末は「私事ではありますが、私と広末順さんとは話し合いをした上で、離婚することに合意し、離婚届を提出いたしました」と報告し、「子供たちの親権につきましては、私が親権者として、これまで通り子供たちと一緒に生活することとしています」と明かした。続けて、「プライベートな内容でまたお騒がせしてしまうことを懸念し、このたびの離婚のご報告をすべきかどうか、正直とても悩みました。しかし、この報告をもって今回の一件が終着し、これ以上子どもたちの不安や心配が広がることのないことを願って、お伝えさせていただくことに決めました」と説明し、「子どもたちへの過度な取材等は、ご容赦下さいますようどうかお願いいたします」と呼びかけた。そして、「最後に、生きることへの前向きでお優しいお言葉をくださり、応援してくださった方々に、心より感謝し、お礼の気持ちを伝えさせてください。本当にありがとうございました。2023年7月23日広末涼子」と感謝の思いもつづった。広末は、既婚者であるフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が6月に一部週刊誌で報じられ、その後、それぞれSNSを通じて不倫を認めて謝罪。広末の所属事務所も公式サイトで謝罪し、広末を無期限謹慎処分にすると発表していた。
2023年07月23日田中圭主演のサスペンスドラマ「ブラックポストマン」に、志田未来、高橋メアリージュン、平山浩行、近藤春菜(ハリセンボン)、杉本哲太らが出演することが明らかになった。かつてあった大人に苦しめられている子どものために生まれた郵便ポスト――。それは、投函すれば“ネバーランドの悪魔”が悪い大人を懲らしめてくれるという不思議なポストだったが、”悪魔”はある事件をきっかけに突然消えてしまった。あれから10年。ホスピスで働く元郵便配達人の副島力也(田中さん)は、「ネバーランドの悪魔は終わっていない」という不思議な手紙を手にする。それを機に、地元で復職することに。そんな折、“ネバーランドの悪魔”に絡む新たな展開が。河川敷で発見された扼殺体の口から、「ネバーランドの悪魔 再降臨」と書かれた紙片が見つかった。そして力也は、町で起こる「ネバーランドの悪魔」連続殺人事件に巻き込まれていく――。ごく普通の人が、いまを生きるために小さなアクションを起こす、ほんのちょっと勇気を出し、そこから世界が変わっていく様を、二転三転する謎や敵・味方が入れ替わる戦いをエンターテインメントに徹して描く本作。今回出演が決定したのは、田中さんが演じる主人公の郵便配達人・副島力也を取り巻くレギュラーキャストたち。「勝利の法廷式」で主演を務めた志田さんが、明るく爽やかな後輩郵便配達人・草薙桃役で出演。バディ・力也との掛け合いに注目だ。志田さんは「ミステリーでありサスペンスでもあるので、とても先が気になる読み応えのあるストーリー」と物語の印象を明かし、「田中圭さんとは今回で三度目の共演になります。安心して現場に入れそうですし、ご一緒させていただくのがとても楽しみです。暑い夏の撮影ではありますが、後輩役として、明るさや爽やかさを忘れずに日々の撮影に臨んでいきたいと思います」と意気込んでいる。また、力也の幼なじみの刑事・祖父江ひなた役で高橋メアリージュン、力也の良き相談相手でもある開業医・加納直樹役で平山浩行、10年前に起きた事件を取材している記者・風間翔子役で金澤美穂、力也と桃の先輩郵便局職員でムード―メーカーの原田遥香役で近藤春菜、ひなたの後輩・長谷祐介役で濱尾ノリタカ。力也たちの住むシェアハウスの住人・山崎界斗役で堀丞、力也たちが勤める郵便局の局長・江口道夫役で正名僕蔵、刑事課課長・三倉文雄役で甲本雅裕、市長・佐伯敏治役で杉本哲太が出演する。「ブラックポストマン」は8月18日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送(※初回2時間スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月05日広末涼子(42)のW不倫騒動に新たな火種が生まれた。広末の夫であるキャンドル・ジュン氏(49)が、自身が運営している会社のスタッフに暴力をふるっていたと6月26日に報じられたのだ。「週刊女性PRIME」によると、2019年に被害者の男性は会社内で女性と不倫をしていることがキャンドル氏に知られたことで、何十発も殴る蹴るなどの暴行を受け、髪を強制的に丸刈りにさせられるなどし、全治2か月ほどの重傷を負うことに。また男性によると不倫相手は、広末の夫であるキャンドル氏とも不倫関係にあったというが、キャンドル氏は「週刊女性」の取材に対して、メールで《手をだしたことは事実です》と回答し、いっぽう不倫関係については《わたしと女性には特別なことはありませんでした》と否定したという。そんなキャンドル氏だが、これまで対照的な“聖人ぶり”が話題を呼んできた。18日、広末のW不倫について自ら会見を開き、「まず、お伝えしたいことの一番は、妻・広末涼子が育児放棄をしたことは今まで一度もありません。私にとっても良き妻ですし、なによりも子供たちにとって最高の母であり、家族や親戚の中でも最も頑張る、すてきな女性です」と擁護。また広末がこれまで取ってきた不倫などの奔放な行動について咎めないような姿勢を見せ、涙ながらに「何よりもの自分の幸せは、自分の子供たちと自分の妻がいる家が一番幸せです」と発言。質疑応答の時間では質問者を壇上に上げて1対1で向き合うシーンもあり、その姿に《真っ直ぐで涙が出た》《ほんとに心が広く優しい人なんだと思う》といった声が、ネットで上がっていた。■“聖人”の暴力報道に困惑の声も……家庭内でも真摯な人柄だったようだ。「キャンドルさんは“家族ファースト”としても知られていました。広末さんは俳優として多忙な毎日を送っていましたが、それを支えていたのがキャンドルさんです。キャンドルさんも自身の仕事で忙しくしていましたが、それでも6月の父の日に行われた長男の授業参観にはきちんと出席していました。またキャンドルさんとの結婚時、広末さんはすでに一児のママでした。結婚に際し、キャンドルさんは苗字を広末さんのものにしたのですが、それは“子供が苗字を変えなくていいように”という気遣いがあったためだといいます。派手な見た目ですが、情が深い性格なんです」(芸能関係者)‘16年11月上旬、本誌は都内の有名私立小学校の入学試験へと向かうキャンドル氏と広末を目撃している。次男の片方の手を広末が、そしてもう片方の手をキャンドル氏が引く姿は、幸せな家族そのものだった。しかし広末のW不倫騒動のさなかに、今度はキャンドル氏の“聖人”とは言い難い暴力や不倫疑惑が報じられることにーー。イメージの落差から、SNSでは《キャンドル氏、会見見て、騙されたわ》《あの会見すっかり人がよく見えたのにひでー奴じゃねーか》と困惑する声も上がっており、会見でついた支持者も離れていっているようだ。
2023年06月27日6月18日、キャンドル・ジュン氏(49)が都内で会見を開催。妻の広末涼子(42)とフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽秀作氏(45)との不倫関係について謝罪や説明を行ったが、滲み出た誠実な人柄は多くの人の心を動かしたようだ。キャンドル氏の会見は、妻・広末への擁護から始まった。冒頭で頭を下げて今回の騒動についての謝罪を述べると、「それでも、最初にまず、お伝えしたいことの一番は、妻・広末涼子が育児放棄をしたことは今まで一度もありません。私にとっても良き妻ですし、なによりも子供たちにとって最高の母であり、家族や親戚の中でも最も頑張る、すてきな女性です。それだけはまず最初に伝えさせてください」とコメントした。その後、6月11日に今回の騒動について発言した際に、自身が「お楽しみに」という言葉を使ったことで、多くの誤解を生んだと謝罪。さらに、自分がなぜキャンドルを作るようになったのかについて説明すると、広末との出会いを振り返り、子供が再婚の理由となったことを明かした。キャンドル氏は「自分が妻と出会った頃、その時の彼女は心が不安定で、その後の結婚してからの良き妻であり、良き母である彼女とは180度違う人物でした」と述べ、出会った当初の広末が精神的に不安定だったと説明。広末と前夫の間に生まれた長男についても「大人の男たちがママに近づいたら、すごい形相で、殴ったり蹴ったりするような子」だったと遡り、”その長男と向き合わなければ”との思いが結婚に至らせたと語っていた。結婚後もキャンドル氏は、広末の事務所や家族たちが望むことを叶えるため、力を尽くしてきたようだ。当時、広末が所属していた事務所から広末とのツーショットや家族について語ることを禁止され、それを遵守してきたほか、それまで行ってきた仕事とも縁を切ったことを次のように明かしている。「夜の街でさまざまな方たちと出会い、夜の街を照らすことが仕事の主でもありました。でも、結婚してからは、夜の街にも近づかないようにしよう、夜の仕事も断るようにしよう、お酒はその以前から飲んでいませんでしたが、とにかくあることないことを書かれても子供たちに迷惑がかかるから、いろんなことを変えてみました」さらにキャンドル氏はこれまで広末が取ってきた奔放な行動についても、擁護するかのような姿勢を見せている。キャンドル氏は、これまでの結婚生活でも広末がしばしば、豹変することがあったと告白。しかし、その理由は”芸能界での仕事のプレッシャーや不条理な出来事に遭遇してしまったことによるものではないか”と、広末や広末を支える周囲の人間が陥っていた状況を慮ったのだ。そして、今回会見を開いた理由について、キャンドル氏は「なんで今日こういう時間を持ったかというと、次男や長女は、長男と自分が血がつながっていないということはまだ知りませんでした。一生懸命、次男の心の成長を見て、折を見て話そうって、思っていました。長女も多感な時期を越えて、その時がくれば話そうと思っていました。こんな形で下の子たちがうちの事情を知り、本当かどうかもわからないことを多数目にして、何も悪いことをしていないうちの子どもたちはどうやって外を歩けばいいんでしょうか」と説明。会見の後半では、涙を流しながら「何よりもの自分の幸せは、自分の子供たちと自分の妻がいる家が一番幸せです。だからいろいろ謝りますから、ものを言えない子供たちの今を、相手方の家族や関係者の今をこれ以上追及しないでください」と訴えると、立ち上がり「お願いします」と深く頭を下げたのだ。渦中の真っ只中にありながら会見を開き、家族を守りたいという切実な思いを示したキャンドル氏。その言葉は、多くの人の胸に響いたようだ。SNS上では、キャンドル氏を労う言葉が相次いでいる。《この状況で相手方の子供たちの事まで気遣えるってほんとに心が広く優しい人なんだと思う。》《キャンドル・ジュンさん、想像以上に誠実で真面目な人だった。「自分はこういう人間だ」ということを説明するのに、自分の活動のことも織り交ぜて説明してたけど、真っ直ぐで涙が出た。子どもたちを守るための会見。立派だったよ。》《キャンドルさんの会見、涙出る夫婦の修復は難しいのかもだけど、乗り越えられるのならば、子どもたちには幸せになって欲しい。》《彼が子供のことを本当に大切に思っていることが伝わってきたし、嫁も含めた家族のことを大切に思っているのが伝わってきた。》
2023年06月19日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、俳優の風吹ジュンさん。第4回目は、年を重ねることについて、そしてご自身にとっての恋愛とは?を聞きました。「恋愛は現実が見えなくなるもの」と語るその心は?老いを楽しめる、そんな体と心を手に入れたい。「あれ、年をとった?」と初めて思ったのは、50代に入ったとき。突然体が熱くなり汗が噴き出す、ホットフラッシュという更年期障害が起きたんです。元来知りたがりの私は、そのタイミングで初のアンチエイジングのクリニックに行き、自分の体についていろいろ調べました。そこからの20年は、疲れにくい体を作ることをテーマに、鍛え、サプリを飲むなどのケアをしています。それを経て、昨年70歳になった私の人生の目標は“老いとどう付き合うか”。肉体はもちろん、同時に心や精神も老いていく。その両方をしっかり鍛えていけたらいいですよね。体も心もタフなほうがいくつになっても人生有利でしょう(笑)。それから最近ちょっと、老いは楽しいのかも…と思い始めているんです。それを理解できたらきっと、これから来るであろう病気すらも楽しめるマインドになれる気がしています。現実をしっかり受け入れ、その上で人生を楽しめる人でありたいです。今思うと、恋愛は苦手だったかもしれません。私は若いときから自分をしっかり持とうと思っていましたが、その一方で、私自身のことは他者からは理解されない…というか、理解されなくてもいいとも思っていました。でも、だからこそ今思うと、実は恋愛は苦手だったかも。好きになるというよりは、「この人どういう人なんだろう?」と、ひたすら見つめる、その作業だけで終わっていた気がします。また、私自身が男性に従うような性格でもなかったですしね(笑)。恋愛って、妄想であり、幻想である部分も大きい。特に若いときは、そのベールに包まれてしまうと、現実が見えなくなる。20~30代の方に伝えるとすると、そこには気をつけて、現実もちゃんと見てくださいね。不倫さえ避ければ、恋愛や結婚もいい経験、時間が経てばどんな苦労も楽しかったと思えるでしょう。いろんな意味で、経験は多いに越したことはないと私は思います。そのほうがきっと、人生は楽しいです。ふぶき・じゅん俳優。1952年生まれ、富山県出身。モデルを経て俳優デビュー。引きこもりの息子の母を演じるドラマ『連続ドラマW 0.5の男』(WOWOW)が放送中。公開待機映画に『658km、陽子の旅』が。ワンピース¥36,300(ナゴンスタンス TEL:03・6730・9191)イヤリング¥27,500(ドナテラ・ペリーニ/ドレスアンレーヴ TEL:03・5468・2118)靴、靴下はスタイリスト私物※『anan』2023年6月7日号より。写真・小川朋央スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・高松由佳(by anan編集部)
2023年06月02日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、風吹ジュンさん。何かにつまずいたり落ち込んだりしたとき、どうするか。風吹ジュンさんの人生にも、そんな瞬間がありました。どんなことをして乗り越えてきたのか、教えてください!第3回目をお届けします。つらい経験のあとは、過去を見ず、前進あるのみ。29歳で結婚し、私の生活はガラッと変わりました。そういうと「相手と同化したのか」と思う人も多いと思いますが、決してそうではなく。私の価値観や情報に、相手のそれが加わることで倍になり、それによって自分の視野が広がり、客観性が増した気がします。39歳で離婚をしたあとは、今思うとなかなかタフな時期でした。立ち上がるために心に決めたのは、「とにかく振り返らない」ということ。過去に囚われるよりも、今後の自分をどう転がすか、それに集中した方が絶対にいい。そう思って、とにかく前進しました。私の40代は、仕事と子育て、そして母のケアでいっぱいいっぱい。頭を抱える日々が続きました。アドバイスや意見をしてくる人は現れますが、結局解決するのは己であって、親切そうに振る舞う他人は責任をとってはくれません。そこで役に立ったのが、過去の経験。みなさんも、20代にいろんな大人と出会い見聞きし、経験を積んでおきましょう(笑)。落ち込んだときには、身の回りの掃除から。自分を好きでい続けるのは難しいし、それこそ嫌いになるなんて一瞬なんですよ。そうならないために、一度立ち止まって、自分を見つめ直す作業はとても大事だと思います。なにかつらいことがあったり、あるいは落ち込んだときには、身の回りをきれいにしてみることをおすすめします。私はもともと掃除は嫌いではなくて、特に水回りをきれいにするのが好きなんです。キッチンとかお風呂の排水口とか。あるいは鍋をきれいに磨き上げる、とかもいいですよ。掃除って、実際に手を動かすというフィジカルな動きと、さらに目の前がきれいになって達成感が得られる。加えて、「よくできた!」と自分を褒めてあげることもできますしね。生きていく上で、その時間はとても大事だし、それがきっかけで、悩み解決の糸口が見つかることもある。掃除は、人に当たらず、人を傷つけず、自分を見つめ直せるいい時間。モヤモヤしたときに、ぜひ実践してみてください。ふぶき・じゅん俳優。1952年生まれ、富山県出身。モデルを経て俳優デビュー。引きこもりの息子の母を演じるドラマ『連続ドラマW 0.5の男』(WOWOW)が5/28スタート。公開待機映画に『658km、陽子の旅』が。ワンピース¥36,300(ナゴンスタンス TEL:03・6730・9191)イヤリング¥27,500(ドナテラ・ペリーニ/ドレスアンレーヴ TEL:03・5468・2118)※『anan』2023年5月31日号より。写真・小川朋央スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・高松由佳(by anan編集部)
2023年05月28日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、天真爛漫な女性、優しいお母さん、訳ありの隣人…と、幅広い役柄のオファーが絶えない、風吹ジュンさん。最新作ドラマでは、フラダンスに挑戦したそうで…。第2回目をお届けします。初体験のフラダンス、素敵な時間でした。もうすぐ放送されるドラマ『0.5の男』、私の役は、松田龍平さん演じる引きこもりの息子を持つお母さんです。彼女が夢中になっているのがフラダンス。撮影に入る前に経験しておきたいと思い、人生で初めてフラダンスに挑戦しました。フラダンスは、ダンスでありながら、ハワイの人にとってはフラに宿る精神性も重要視されているもの。私は20代からの友人で、フラの先生をしている「サンディー&ザ・サンセッツ」のボーカル・サンディーに、フラの心を教えてもらいました。ドラマでは別の先生に振付していただき、なんとか1曲踊れるようになりました。やってみて感じたのは、フラ文化の奥深さと、現実から自分を切り離す方法としてとても素晴らしかったということ。映画観賞や読書も効果的ですが、フラは心と体の両方に作用がある。短い時間でしたが、とてもいい経験でした。いつかハワイで、「あ、この曲知ってる、踊れる!」って思えたら楽しいですよね。いろんな場所でもっと、世代交代が進んでほしい。長い間エンタメの世界に身をおいていますが、最近思うことがあります。それは、いいものや新しいものを生むためには、やっぱり苦しまないといけない、ということ。ネット配信の作品に脅かされている中で、日本のドラマの現場の人たちは苦しみながらも、ものすごく戦っています。その中から徐々に、これまでとは違う作品が出てくるようになった。おそらく少しずつ、現場の世代交代が進んでいて、それが功を奏しているのかな、と思っています。団塊の世代、それからバブルを経験した人たちの一部は、申し訳ないですが、自分たちの楽しみが優先で、人材を育てることが下手だったように思います。でも、そんなバブル世代を見上げてきた人たちは、若手に繋げなければ継続的かつ柔軟な物作りができないことに、気がついている気がしています。日本はもっと、いろんなことが若返っていいと思う。政界もしかり。私は若い世代との作品作り、本当に楽しんでいますから。ふぶき・じゅん俳優。1952年生まれ、富山県出身。モデルを経て俳優デビュー。引きこもりの息子の母を演じるドラマ『連続ドラマW 0.5の男』(WOWOW)が5/28スタート。公開待機映画に『658km、陽子の旅』が。ワンピース¥36,300(ナゴンスタンス TEL:03・6730・9191)イヤリング¥27,500(ドナテラ・ペリーニ/ドレスアンレーヴ TEL:03・5468・2118)靴、靴下はスタイリスト私物※『anan』2023年5月24日号より。写真・小川朋央スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・高松由佳(by anan編集部)
2023年05月21日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、その名字の通り、ふわっと吹くさわやかな風のような存在感が魅力の俳優、風吹ジュンさん。今週から4回にわたってお話を伺います!さっそく第1回目をお届けします。〈自分〉を持つことで、混沌の20代をサバイブできた。私が仕事を始めたばかりの20代の頃は、芸名の、いわゆる公の〈風吹ジュン〉という人格と本来の自分の間にあるギャップにとても葛藤していました。20代って自分をどう表現していいかがまだわからない時期なのに、周囲の人は「風吹ジュンはこういう人」とイメージを作り上げてくる。自分をしっかり持っていないと、他人が考える〈虚像の風吹ジュン〉に巻き込まれて、流されてしまい、結果、本当の自分が負けてしまうことになる。悩んだ末、当時の私が考えたのは、“公に合わせず自分優先でいこう”ということでした。個であるというのは、孤独ですし、また全て自分で責任を取らなくてはいけないわけですから、大変でもあります。でも、何かが違うぞ、と感じたとき、自分の意思をしっかり持っていれば、意に反することを押し付けられたときに毅然と断ることもできる。私はそれができたから、今この年齢まで生き残れたんだろうと思っています。頑なにならないために、風通しの良さはキープ。20代を振り返って、もう一つ大事だなと思うのが、人でもなんでも、“出会いを拒絶しない”ということ。自分の意思を持つ、自分を確立する、というと、人の意見を聞かない、または情報に触れない、と思いがちですが、そういうことではないんです。むしろ、新しいものは積極的に取り入れていきたい。というのも、価値観や意思は揺れ動くものですし、年齢や時代に合わせて変化があって当たり前。だからこそ私は、風通しの良い人間でありたいと20代の頃からずっと思ってきました。その好奇心は、70代に入った今でもまったく変わりません。ただ、そこで触れた意見や価値観を全て受け入れる必要はない、ということ。重要なのは、何を選び取るか。自分に必要なものを見極める力を磨いてくれるのは、経験しかないんですね。観察する目と聞く耳をしっかり持って、経験を積みましょう。そこで得たものが、将来のあなたの筋力になるんです。ふぶき・じゅん俳優。1952年生まれ、富山県出身。モデルを経て俳優デビュー。引きこもりの息子の母を演じるドラマ『連続ドラマW 0.5の男』(WOWOW)が5/28スタート。公開待機映画に『658km、陽子の旅』が。ワンピース¥36,300(ナゴンスタンス TEL:03・6730・9191)イヤリング¥27,500(ドナテラ・ペリーニ/ドレスアンレーヴ TEL:03・5468・2118)靴はスタイリスト私物※『anan』2023年5月17日号より。写真・小川朋央スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・高松由佳(by anan編集部)
2023年05月15日「53年ぶりに再会したんですよね。小学校5年生で両親が離婚することになりまして。父は私を呼んでくれていたんですけど、断って母のところに行ったんですよね。私の意思で。家庭は崩壊しているわけですからね。名前も変わって、環境も変わって(父のことはずっと)何も思ってなかったんですけど、突然、父の弟の方から連絡が入って、『もう会っておいたほうがいいんじゃない?』って声かけていただいて、会ったんです」9日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でそう語った風吹ジュン(70)。風吹はかつて高校教師だった父親の不倫が原因で両親が離婚。兄とともに母親に引き取られ、それ以来、父親とは半世紀以上も“絶縁状態”にあったという。番組だけでは語り切れない“壮絶な過去”について、風吹は昨夏のインタビューでこう語っている。《久しぶりに会った父は、要介護3の状態で病院のベッドに横たわっていました。そして、その傍らには私が幼い頃に家族が崩壊する原因となった女性が未だに寄り添い、父の看病をしていました。そんな彼女から父の話を聞くのは、複雑でもあり、初めて耳にする数々は興味深くもありました》(『HERS』’22年夏号)’18年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の撮影で大阪に滞在していた風吹はそれまでの時間を埋めるように、父親が住んでいた奈良の病院へ幾度となく通ったという。父親が第二次世界大戦期、海軍航空隊に所属し、戦時中にゼロ戦のパイロットだったことも初めて聞かされたそうだ。そして父親が’21年、96歳で亡くなった気持ちを同誌でこう告白。《だから、空に雲が浮かんでいると、『ああ、お父さんが隠れているんだな』と、思ったりして。そして、空を見上げては、幸せな気持ちになるのです。今では、母から父を奪った女性に感謝すらしています。母は最期まで彼女を憎んでいたけれど、その母が教えてくれたのは、人を憎むことは自分の人生を追い込み、辛い生き方に繫がるということ――》■母から「今日から自分で生きて」と通達を父親が不倫相手のもとへ去り、母親と一緒に富山で生活し始めた風吹。だが、その時間も長くは続かなかった。風吹は13歳で、母親からも「養えなくなった」と“育児放棄”されていたと別のインタビューで語っている。《幼い頃に両親が離婚して、母に引き取られたものの、「今日から自分で生きていって」と通達されてしまい、兄のいた京都へ行って、保護者のないまま中学時代を送って……》(『婦人公論』’21年7月13日号)風吹の知人は言う。「彼女に貯金などなく“窓を開けると目の前が崖”という狭小の部屋で暮らし始めたそうです。3歳年上のお兄さんが働く代わりに彼女が台所に立ち、苦しい家計をやりくりしたといいます」そうして兄と二人三脚で生きていき、18歳のときに単身上京。20歳でモデルデビューし、ドラマ『寺内貫太郎一家』(TBS系)で共演した樹木希林さん(享年75)との出会いをきっかけに本格的に女優業へまい進することに。つらい少女時代を生きた風吹だが、両親を含め、決して人を恨むようなことはなかったという。前出の『婦人公論』ではそんな彼女の人生訓も語られていた。《そういう特殊な生い立ちなので、あまり人に期待していないのかな。とにかく、誰かが助けてくれるなんて幻想はとっくの昔に消えているし、若い頃は私のことを理解してくれる人などいるはずがないと考えていました》風吹は’81年に音楽プロデューサーと結婚し2児を授かるも、相手の不倫が原因で’92年に離婚。40歳のときだった。「小学校にあがったばかりの娘さんと息子を引き取り、女手ひとつで子供たちを育て上げました。現在は交際10年になる年下の実業家の方と同居生活を送っていると聞いています」(前出・知人)■4人の孫が誕生「長生きしてよかった」風吹の母親は晩年、認知症を患ったという。『徹子の部屋』で風吹は介護生活をこう語っている。「大変でしたね。あの賑やかな母親でしたから、突然病院から電話がかかってきて『迎えに来て!』って言うんです。反抗期なのかな?私に腹が立って救急車を呼んで入院しちゃうんですよね。つまらないとすぐ『迎えに来て!』。とってもワガママ言ってました。最後はお手伝いさんも次々と断っちゃうので、とても手が回らなくて兄にもお願いしたんです」兄妹で協力しながら介護に奔走していたという。母親が京都で臨終の際は仕事の都合で間に合わず、風吹は到着後、故人の体を清める湯灌を自ら行ったという。親子関係カウンセラーの横山真香さんは“捨てられた親”の最期を看取ることは、子供にとって大きな意味があると言う。「そういう親の場合、亡くなる寸前になっても会わない子供はとても多いです。でも、それは親の本当の姿を見るチャンスを失うことと同じだと思うんです。親が年老いていけば子供も成長して人生の酸いも甘いも知る。あんなに嫌いだと思っていた親と数十年ぶりに再会したら『お父さんも苦しかったんだ』とか『お母さんはこう思っていたんだ』と察して、積年の負の感情が初めて着地できることもあります。風吹さんにしても、きっとお父様に会っていなかったら家庭を捨てた父親とその不倫相手という見方で終わっていたことでしょう。しかし実際に対面したことでお父様と相手の方へ新たな理解ができた。風吹さんの今後の人生に貴重な時間だったと思います」壮絶な半生を歩んできた風吹。だからこそ、その言葉にも重みがある。彼女と一緒に仕事をした制作関係者は言う。「ドラマの撮影がきっかけで、風吹さんとスタッフ数名でご飯を食べに行ったんです。そのときに人生相談に乗っていただき、『誰かを恨んで生きるのはとてもつらいこと』と言われたことが今でも心に残っています」風吹はいま4人の孫がいる。米国にいる孫2人とはリモートでも交流しており「長生きしてよかった」と心底思っているそうだ。波瀾万丈の人生を経て、両親を看取った経験が彼女の明るい70代を支えていたーー。
2023年03月20日桜井ユキが主演し、共演に加藤シゲアキ、風吹ジュン、柄本明を迎えたドラマ「満天のゴール」の放送が決定。舟屋の風景が美しい丹後半島の京都・伊根町を舞台に、人生の輝きを取り戻していく人々を描く再生のドラマとなっている。川岸奈緒(桜井ユキ)は、夫に裏切られ東京から故郷・伊根町に出戻ってきたシングルマザー。奈緒は昔、看護師になる夢を抱き資格を取ったが、母の死を機に「死」に恐れを抱き、その夢を諦めていた。奈緒は近所の老人の通夜の席で医者・三上高志(加藤シゲアキ)に出会う。よそ者だったが、トクじい(柄本明)ら地元の年寄りから慕われていた。ある日奈緒は、近くに住む元看護師の老婦人・早川順子(風吹ジュン)が三上と関わりがあることに気づく。2人の間には、過去の不幸な事件がもとで深い溝があった。早川の死期が迫る中、奈緒はある提案をする――。水橋文美江が脚本を務める本作は、人生どん底状態で帰郷したペーパーナースのシングルマザーと、へき地医療・訪問診療に精力的に取り組むワケありの医師が、地元の年寄りたちの人生のゴールに向き合ううち、互いの心に抱え込んだ傷を乗り越えようと歩み始める、生と死、そして希望が交錯する物語。原作と脚本を読み、幼少期を過ごした祖父母の家を思い出したという桜井さんは「丁寧に向き合い、この物語を紡いでいきたい」と意気込み、加藤さんは「彼がなぜ医師を志し、地域診療に取り組むのか。台本を読み、過去と未来を見つめる三上というキャラクターの痛みと愛情に心を揺さぶられました」と明かす。風吹さんは「決して甘くない、生と死を丁寧に描き世に放つメッセージとして、その一端を担えるならばと役をお受けしました」と話し、柄本さんは「幸せな最後とはどういうものなのか、ドラマをみて感じて頂けたら幸いです」とメッセージを寄せている。「満天のゴール」は3月25日(土)21時~BS4Kにて放送(単発・89分)。(cinemacafe.net)
2023年01月21日モデルで女優の高橋メアリージュンが、12月13日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)の表紙と巻頭グラビアページに登場している。超人気ドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』(TBS系)で主演を務める高橋メアリージュン。現在発売中の『FLASH』で表紙、巻頭ページに登場し、10ページにわたり艶のあるグラビアを披露している。高橋はドラマで犀原茜を演じているが、ドSで表情を表に出さないクールな印象の役柄。実際のところは「妹と弟がいる姉として、優しい部分もあれば厳しい時もあります(笑)」とのこと。ほか、3年前から自己流で始めた瞑想や畑でオーガニック野菜を育てていることなど、普段の高橋からは想像も出来ない素顔を明かしたインタビューも必読だ。ほか、同誌では、グラビアを中心に多方面で活躍しているFカップグラドルの都丸紗也華がサウナで汗だくのセクシーショットを、アイドルグループ『真っ白なキャンバス』のエース・小野寺梓の発売を目前に迫っている1st写真集『偶像に生きる』から写真集に入りきらなかった大胆なショットを披露。また、いけちゃん、なな茶、ゆでたまご、たにりかの個性豊かな大人気TikToker4人による水着ショット、ミスFLASH2022・misshaの卒業グラビアも掲載している。会員制サイト「FLASH Prime」では、高画質メイキング動画と未公開カットが随時公開中。
2022年12月13日高橋メアリージュンこだわりのネックレスが登場2022年11月27日(日)、高橋メアリージュンは、「ジュエリーのデザインしました」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。今年に入ってからあたためていたライオンのジュエリーの受注生産を12月1日(木)から開始することを明らかにした。同ジュエリーは、L.A発のゴールドジュエリーブランド「Serenity Jewelry LosAngels」とのコラボレーションによって誕生。高橋メアリージュンの母の母国フィリピンで、ライオンは「Leon(レオン)」と呼ばれていることから、『Leon Necklace』という商品名で発売される。「ヘッドが動くタイプ」「ヘッドが固定されているタイプ」「ユニセックスで着けやすいようにチェーンを変えて、長さを足したタイプ」の3タイプを展開。「Serenity Jewelry LosAngels」のサイト「SERENITY JEWELRY」にて、12月1日(木)17:00から受注を開始する。俳優としても大活躍高橋メアリージュンは1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。ASIA PROMOTIONに所属し、モデル、俳優として活動している。「CLASSY.」にてレギュラーモデルをつとめる他、ドラマ「マイファミリー」や「アバランチ」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」などに出演。イベントや映画など、幅広い分野で活躍している。インスタグラムのフォロワー数は376,000人以上。(画像は高橋メアリージュンオフィシャルブログより)【参考】※高橋メアリージュンオフィシャルブログ※高橋メアリージュンオフィシャルインスタグラム※ASIA PROMOTION※SERENITY JEWELRY
2022年12月05日ディーゼル(DIESEL)が東京・渋谷に展開する、ディーゼルアートギャラリーは、アーティスト、ジュン・イナガワ(JUN INAGAWA)の個展「ボーン・イン・ザ・マッドネス(BORN IN THE MADNESS)」を、2022年11月19日(土)から2023年2月16日(木)まで開催する。ジュン・イナガワとは?2017年からロサンゼルスを拠点にアーティスト活動を開始して以降、アニメや音楽など様々なカルチャーのボーダーラインを超えて活動し、これまで数多くのアパレルブランドやミュージシャンとのコラボレーションを果たしてきたジュン・イナガワ。原案を手掛けたオリジナルTVアニメ「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」の放送が2023年に決定するなど、注目が高まるクリエイターだ。個展ではプライベート作品の展示&販売も本個展「ボーン・イン・ザ・マッドネス」では、20点超に及ぶプライベート作品の展示・販売をはじめ、ステッカーやポスターなどの関連グッズも販売。また、オリジナルTVアニメ「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」に関連するイベントや、展覧会限定の待ち受け画像のプレゼント企画も展開される。【詳細】ジュン・イナガワ個展「ボーン・イン・ザ・マッドネス」開催期間:2022年11月19日(土)~2022年2月16日(木)会場:ディーゼルアートギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti ディーゼル 渋谷 B1FTEL:03-6427-5955開館時間:11:30~20:00(変更になる場合あり)入場料:無料©Magical Destroyers Committee
2022年11月14日WOWOW『連続ドラマW 両刃の斧』の完成披露試写会が10月26日に時事通信ホールで開催され、W主演を務める井浦新と柴田恭兵、共演の風吹ジュン、そして森義隆監督が登壇した。原作は、重厚なテーマに巧みなトリックを駆使した社会派ミステリーを数多く手がける人気作家・大門剛明の同名小説。捜査一課の刑事・柴崎(柴田)の娘が殺害されるが、懸命な捜査も虚しく事件は迷宮入りになる。それから15年後、未解決事件の再捜査を専門とする専従捜査班が立ち上がり、柴崎の後輩刑事・川澄(井浦)が再捜査に加わる。一方、退職後も独自に真相を追う柴崎は、1本の電話をきっかけに“ある嫌疑”をかけられる…。柴崎(柴田)を人生の師と仰ぐ後輩刑事・川澄成克役の井浦。学生時代からのファンという柴田との初共演に「何も考えることなくただただそんな機会を与えていただけるのかという驚きと嬉しさでオファーを受けました。それほどの大きな憧れがありましたから」と念願の初対面に喜びもひとしお。柴田との共演場面では「不思議な体験をしました。恭兵さんの一挙手一投足が実物の拳よりも10倍に大きく見えた。そんな瞬間を何度も体験。まさに“表現の巨人”」とそのオーラに圧倒されたという。15年前に長女を何者かに殺され、刑事を退職した後も独自で事件の真相を追う柴崎佐千夫役の柴田は「犯人…知りたいですか?」と上映前の観客に向かってチャーミングなジョークを放ちつつ「井浦君が演じた川澄刑事像が自分のイメージしていたものと全く同じで、これでクライマックスまで一気に走り抜けることが出来そうだと信頼できて嬉しかった。出会いはとても大切なものだと思いました」と芝居を通した井浦との交流に手応えを得ていた。柴崎の妻・三輪子役の風吹は、柴田とは幾度となくコンビを組んでおり「柴田さんとの30年近い信頼関係があったからこそ、短い家族のシーンでも親密に描けたと思います。柴田さんはリーダーであり、戦友としての信頼と尊敬はずっと持っていました」と固いリスペクト。これに柴田も「もう何の問題もありません!(風吹は)ずっと昔からチャーミング。ちゃんと受け止めて優しく返してくれて…。それは出会ったときからずっとそう。温かく見守ってくれる素敵な自慢の奥さんです」と返礼していた。本作を作り上げるにあたり、サスペンスと家族ドラマのバランスに不安を抱いていたという森監督だが「撮影に入る前に柴田さんが『これはラブストーリーである』と仰ってくれて。そこでこのドラマの核ができたと思う。僕は監督として、素敵な関係性で皆さんが作ってくれる家族をラブストーリーとして見つめることを最後まで大切にしていきました」とテーマを解説していた。撮影時のエピソードとして、ある場面の本番前に柴田が共演者たちの手を握りしめて「力を貸してくれ!」と気合を入れたという姿が紹介された。これに柴田は「とても大事なシーンだった。しかし気持ちが入り過ぎるとスッと客観的になってしまう瞬間が役者にはあって、もっと気持ちを作らねばと思えば思うほど冷めてしまう。“ダメだ、できない!”と思ったときに、井浦君や高岡早紀さん、奈緒ちゃんに力を貸してほしくて…」と説明するも、感極まって涙目に。すると言葉を継げない柴田の代わりに風吹が「(親が子の死を弔う)逆縁とは親にとって一番つらい話。それを扱ったドラマだったので、台本を読んだときに柴田さんがこの役をやられるのか…という驚きがあった。これはとても勇気のあることで出演されたこと自体が素晴らしいこと。今回の作品は家族のドラマであり、慟哭のドラマでもあるんです」と“妻”としてその心中を慮っていた。3カ月の撮影期間について柴田は「撮影期間中はずっとONの心境。そんな作品は今までなくて、思い返すだけで自分が可哀想になる」と笑わせつつ、思い出して感極まった当該シーンに触れて「皆さんの手を握り、力をくれて送り出してくれたおかげでできることができた場面です」と熱演を報告した。過去の回想シーンである川澄家の結婚披露宴シーンでは柴田の歌唱姿も見られるそうで「もちろん楽しいシーンもありますよ。歌をうたう場面では元ミュージカル役者として“ここか!きたか!”と思って練習しましたからね」と報告すると、客席のファンからは拍手が沸き起こっていた。一方、井浦は柴田の神対応に感激。「寒い時期の撮影で、柴田さんが温かい焼きそばと餃子を差し入れてくれた。これ以上好きになったらどうしよう!?と思いながら、この味を一生忘れないためにも休憩時間をフルに使って噛みしめるように食べました」とベテランの気遣いに感動。すると柴田は「焼きそばの値段教えようか?」とニヤリとして笑いを誘っていた。そして井浦が「この物語に匹敵するくらいのドラマが現場でも生まれていた」と柴田との濃密な時間を表現すると、柴田も「僕はこの台本を何度も読み直して、何度も泣きました。台本に自分の魂をギュッと掴まれながら3カ月という撮影を大事にしようと思った」と並々ならぬ覚悟があったと打ち明けていた。最後に主演の井浦は、コロナ禍を乗り越えての完成に「ギリギリの中で撮影をして、このように皆さんに直接お伝えできるのは本当に嬉しいことです。もう多くは語りません。観ていただけたら必ず皆さんの心の中で何かが浮かび上がってくるはずです。たくさん心を動かして楽しんでほしい」とアピール。柴田も「全話を一気に観た後に、登場人物全員のことがとても愛おしく思えた。みなさんにも同じように愛おしく感じてもらえたら嬉しく思います。腰を据えてじっくりとご覧ください」と呼び掛けていた。『連続ドラマW 両刃の斧』は、11月13日22時より放送・配信がスタートする。<番組情報>連続ドラマW 両刃の斧WOWOWにて 11月13日(日) 午後10:00 放送・配信スタート(全6話)第1話無料放送【WOWOWプライム】【WOWOW 4K】 / 無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】番組公式HP:
2022年10月27日井浦新と柴田恭兵が共演する連続ドラマW「両刃の斧」のポスタービジュアルと特報映像が公開。オールキャストも発表された。本作は、15年前に長女を何者かに殺害された元刑事・柴崎佐千夫を柴田さん、柴崎を慕う元部下で現在は所轄刑事・川澄成克を井浦さんが演じ、迷宮入りした殺人事件の真相をめぐり、両者がぶつかり合う慟哭のサスペンスドラマ。今回到着した、短い映像ながらも登場人物たちの心情がひしひしと伝わってくる特報映像は、思わず鳥肌が立ってしまう仕上がりに。またポスターは、川澄と柴崎の気迫溢れる表情が印象的で、2人がどのような対峙をみせるのか期待が高まる。そして、中央に配置された取調室での緊迫感溢れるシルエットからも、真実の矛先が向かう先に一体何が待ち受けるのか、興味がそそられる。さらに、重い病を患い入院する柴崎の妻・三輪子を風吹ジュン。川澄の妻・多映子を高岡早紀。父に反発しながらも自身も警察官となった娘・川澄日葵を奈緒。日葵の婚約者で県警本部のエリート刑事・山田太士を坂東龍汰。15年前の殺人事件の真相究明に乗り出す専従捜査班・班長で川澄の同期、梶野彬を波岡一喜。梶野の部下で科捜研出身の刑事・沢木美織を高橋メアリージュン。柴崎家の姉妹、長女・曜子を見上愛、曜子の死の2年後に白血病で亡くなる次女・和可菜を長澤樹。そのほか、宇野祥平、黒田大輔、ルー大柴ら、事件の鍵を握る人物も登場し、物語をより加速させていく。▼キャストコメント・風吹ジュン最初は「恭兵さんとご一緒なら」と二つ返事でお引き受けしました。恭兵さん・奈緒さん以外は初共演、長年の信頼感は苦労を乗り切る力になりますから…。初顔合わせから、脚本鈴木さんと森監督の高揚感が伝わってきました。娘役の愛さんと樹さんへのときめきは撮影が終わった今も変わりません。高岡さんはリハーサルから魅力全開!井浦さんは安定したクール感で現場を牽引。無条件に感情移入できるキャステイングでした。寒さが最も厳しい大寒に夢のように幸せな家族のシーンでクランクイン。節分後は一転して鬼の様に集中力が必要な辛いシーンの連続。「両刃の斧」に相応しい張り詰めたサスペンスなシーンと家族愛の物語です。WOWOWドラマの放送・配信を視聴者の皆様と共に最後まで見届けられたら幸いです。・高岡早紀誰かが誰かを励まし、支え合って生きて行く。このドラマに出演させていていただき、改めて人間の強み、脆さ、優しさを感じました。今回、はじめて共演させていただいた新さんとは長年連れ添った夫婦として、丁度いい空気感を作ることができました。人間の生き様を、ぜひ堪能していただければと思います。・奈緒"守りたいもの"の為に傷つき、傷つけてしまう。切なさに胸が締め付けられる思いで台本を読み進め、日葵と共に心を強く持って現場に挑まねばと自分に言い聞かせながら撮影初日を迎えました。それからの日々は、登場人物と共に現場一丸となって、家族、愛、正義と向き合う、苦しくも幸せな毎日でした。柴田恭兵さん、井浦新さんをはじめ、尊敬する先輩方の背中に目頭が熱くなった瞬間を今でも鮮明に覚えています。心揺さぶる、この愛おしい2つの家族を是非最後まで見守ってください。・坂東龍汰最初に脚本を読ませていただいた時、これは本当にドラマとして成立させられるのかと思うほど壮絶な物語だと感じました。自分の過去の経験と今できる全てを振り絞って全力で演じさせていただきました。森監督や、井浦新さん、奈緒さんなどキャストの皆様にもとても助けていただきながら丁寧に話し合いを繰り返し、山田太士というキャラクターを紡いでいけたと思います。沢山の人の心に届く愛の物語だと思いますので、ぜひ多くの方に見ていただけると嬉しいです。・波岡一喜こんなに重厚で感動的な作品のこんなに重要な役をやらせていただくことが決まった時は、ただただ興奮しました。井浦新さん、柴田恭兵さんとのシーンが多かったのですが、張り詰めた緊張感の中で、尊い経験をさせていただきました。撮影現場に行くことがとにかく楽しみで俳優をやってきて本当に良かったと、心から想うことができました。出演者の魂を是非ご覧いただけたら幸いです。・高橋メアリージュンとてもドラマティックで哀しく美しい、一言では表せない深い作品です。私演じる美織は科捜研出身で専門用語などを説明するセリフも沢山ありましたが、そういったセリフをいかに分かりやすく相手に伝えられるか?が課題であり、学びとなりました。新さん演じる川澄とのシーンが多かったのですが、川澄の抱える葛藤や苦悩、他シーンが台本を読んでから気になって仕方ありません。演者でありながら一個人として放送をとても楽しみにしています。連続ドラマW「両刃の斧」は11月13日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送、各月の初回放送終了後同月放送分をWOWOWオンデマンドにて一挙配信(全6話)。(cinemacafe.net)
2022年09月08日女優の風吹ジュン、尾野真千子が出演する、日本マクドナルドの新CM「ピクルスのリレー」編が9日より放送される。新CMで描かれるのは、爽やかな夏の日差しが差し込む縁側で、ピクルスを起点としてつながる親・子・孫への“愛のリレー”。幼少期に多くの人が経験し自分が親になっても対峙する“子どもの好き嫌い”がテーマだ。なお、風吹と尾野は過去にスペシャルドラマでの親子役共演経験があり、今回22年ぶりの親子役共演となった。○■風吹ジュン、尾野真千子インタビュー――今回、風吹さんと尾野さんの22年ぶりの親子役共演ということで、親子役再共演でのお互いの印象を教えてください。風吹:お姉さんになっちゃって。(22年前の共演時、尾野さんは)10代だったのね。昔もかわいいけど、今もかわいい! 変わらないです、ほとんど。でも中身はきっと……(変わっているのかしら?)尾野:ジュンさんこそね。風吹:私は成長しない。決めてるの(笑)。尾野:なんとも言えない(笑)。ははは。(風吹さんの印象について)変わらないと言ったら失礼かもしれないけど、かわいらしい感じのお母さん。それはもう20年前から思ってました。こんなお母さんいいなって。久しぶりに会ったら泣きそうになりました。風吹:色々過去の思い出がワーッと溢れて、エモーショナルね。―― 「ピクルス(愛)のリレー」がCMのテーマとなっています。お二人が“次世代へリレーしたいもの”はなんですか?風吹:私は色々あるけど、料理教室。実は10代の人から70代の人までのグループを作って料理のクラスをしてるの。私が幹事をやってるんですけど、若い人に(料理を)つなげたいのね。尾野:料理については、私は親から受け継がれたいと思っている最中というか。親が作る料理とかって自分ではなかなか出せない味なので、早いうちにそれを受け継ぎたいな、できるかなという心配もあります。風吹:できます! 間に合います! どんどんやってください!――CM内では幼少期によくある好き嫌いがきっかけとなり、親から子への愛のリレーが展開されています。お二人が幼少期に好きだったものや苦手だったものはありますか?尾野:しいたけ! 嫌い(だった)!風吹:ははは。私は全部嫌いだった。尾野:え〜!風吹:私本当、乳製品で育ったの。(自分の幼少期に)マクドナルドがあったらよかったな〜!二人:ははは。尾野:私は、しいたけ嫌いだったけど好きになりました。生の野菜とかも嫌いだったのに、大人になったら逆に生の方が好きになったり。風吹:成長したのね〜。――CM撮影中、チェキでお互いのオフショットを撮影されていたかと思いますが、お二人の「ベストオフショット」を教えてください。尾野:私はこれ。3人(風吹さん・尾野さん・子役のゆうなちゃん)の影の写真。風吹:私は……ありました! (尾野さんとゆうなちゃんの写真を指して)ジャジャーン! 永遠の美女二人。――最後にCMをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。風吹:とっても良い映像ができたと思います。お天気にも恵まれて。 そして(マクドナルドのハンバーガーを)何個食べたか(笑)。幸せな時間でした。皆さんも是非、マクドナルドを食べて幸せになってください。尾野:親子のリレー。こんな素敵なことがCMとして受け継がれていったらいいなって思いました。 (このCMも)マクドナルドの歴史のように残るといいなと思います。是非ご覧くださいませ。
2022年08月09日「マイファミリー」第7話が5月21日オンエア。高橋メアリージュン演じる立脇の「ハルカナ」に対する想いに「会社への想い切なかった」「香奈子にとってのマイファミリー」などの声が上がるなか、ついに明かされた“真犯人”に衝撃の声も殺到中だ。人気オンラインゲーム会社社長の娘が誘拐される。犯人は警察を介さず交渉することを求め、社長と妻はそれに応じ、友人たちの協力を得て犯人と交渉をすすめ、無事娘は解放された。事件はそれで終わったかに思われたがその1年後、今度は2人に協力した友人の娘が誘拐される。さらに誘拐は続いて…という展開の本作。自分の会社の社員が誘拐犯だったことを知る鳴沢温人に二宮和也。温人が誘拐犯の交渉係になっていることを知っている妻・鳴沢未知留に多部未華子。温人や未知留の友人で娘が誘拐、解放された弁護士の三輪碧に賀来賢人。過去に娘・心春が誘拐されいまだ消息不明の元刑事・東堂樹生に濱田岳。温人と会社を立ち上げた立脇香菜子に高橋さん。温人が犯人と直接交渉していることに気づいた刑事の葛城圭史に玉木宏。娘の実咲が誘拐されてしまった阿久津晃に松本幸四郎といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。犯人の車を追った温人は、トランクルームで現金を詰め替えるハルカナ社員・鈴間(藤間爽子)を見てしまうが、その瞬間何者かにスタンガンで気絶させられてしまう。GPSデータを追跡してきた未知留と阿久津に助け出された温人は、立脇(高橋メアリージュン)に連絡し鈴間の住所を調べさせる。すると住所は偽りのものだと判明。さらに社内の鈴間のロッカーはもぬけの殻で、監視カメラを確認すると立脇が鈴間の持ち物を持ち出していた。阿久津は自社の携帯会社の通話記録を調べ、立脇が鈴間と連絡を取り合っていたことを知る。立脇に詰め寄る阿久津だが、立脇は自分は犯人ではない、鈴間が誘拐犯だと気付き、会社を守るため鈴間に会社を辞めてもらい、PCを処分したと話す。密かに鈴間を辞めさせることで社内から犯人を排除しようとした理由を「私にとってこの会社が子どもなの。だからどうしてもハルカナを守りたかった」と語る立脇…。「香奈子さんの会社への想い切なかったな」「香奈子にとってのマイファミリーはハルカナ」などの声が上がる一方、「企業もまたひとつのファミリー(家族=共同体)、という意味も加えたトリプルミーニングだったんだね」と番組タイトルに触れたコメントも。一方、捕われた阿久津の娘、実咲(凛美)だが、なんと最近になって再開したボルダリングの腕前を生かし、自力で監禁場所からの脱出を試みる…。「実咲ちゃん!壁!!登る!!わ!!!」「みさきちゃん凄い!頑張れ!!」「実咲ちゃんつよいっっっ……けど無理しないで!!!」など視聴者から声援が送られるなか、ラストで温人は自宅のルーターから盗聴器を発見、それをきっかけに“真犯人”にたどり着く…それは東堂だった。温人は東堂の結婚式の写真に鈴間が映り込んでいるのを見つけ、その画像を突きつける。すると東堂は「俺が誘拐した」と犯行を認める。この展開に「え~まさかの結婚式に鈴間!!」「鈴間居る!?居る!!!!!」など驚きの声が続出。あまりの衝撃に「えっ!?!!誰かに脅されてるとかじゃなく!?」など東堂の犯行を信じたくない視聴者からのコメントや、「鈴間と東堂嫁、姉妹説」「鈴間さんと東堂の奥様は姉妹…東堂は誰かに頼まれて誘拐してる………???」など、東堂の妻と鈴間が姉妹だと推測する声も上がっている。【第8話あらすじ】「俺が誘拐した」親友・東堂の告白に、温人と未知留、三輪は言葉を失くす。最愛の娘を誘拐される苦しみを誰よりも知っているはずの東堂がなぜ…と温人たちは沸き上がる怒りを抑えながら、犯行に至った理由やその一部始終を聞く。そして浮かび上がってくる数々の疑問点、東堂の娘・心春ちゃん誘拐に残る多くの謎と、更なる真実が明かされる…。「マイファミリー」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年05月23日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。ドラマも中盤に入り、山下智久演じる永瀬財地にようやく心の変化が起き始めた『正直不動産』第4話。嘘がつけなくなってしまう祟(たた)りにより、営業に苦戦していた永瀬だが、気付けばその弱点を味方につけたセールストークを披露していた。永瀬の柔軟さ、器用さに、人間はこうやって上手く自分の弱点と向き合って生きていかなければならないのだと考えさせられる。ドラマは時に、忙しい日々の中で私たちが忘れかけていた『大切なもの』を思い出させてくれるのだ。みなさんもドラマを見たあと、心がスッと軽くなったり、心機一転して恋や仕事、勉強に取り組むことができたりした経験はないだろうか。それは作り手が意図して作品に盛り込んだ『伝えたいこと』が、物語を通して無意識に自分の中に落とし込まれているからである。勇気を出してプロポーズをする、仕事で失敗しても諦めない、友情を大切にする、おそらくどんな作品にも伝えたい想い、もしくは教訓に近いものがきっとある。一見、コメディ色強めのお仕事ドラマだと思われている『正直不動産』だが、物語は実に視聴者に伝えたい『想い』で溢れている。この『想い』に気付いた時、私たちは今よりもっと正直不動産を好きになるに違いない。今日はそんな正直不動産という作品に込められた『想い』について考えた。捉え方は人それぞれ。『いい部屋の定義』とは第4話では、ライバル会社であるミネルヴァ不動産と競う形で、中古マンションの空き部屋を販売することになった。キーワードとなったのは『事故物件』。事故物件と聞くと、なんだか気味が悪いなと思ってしまうのは当然だろう。劇中に出てきた夫婦も中古マンションが事故物件だったと聞くと顔色を変えてキャンセルに訪れていた。そんな中、来店したのは事故物件に住みたがる奇妙なおばあさん・節子(風吹ジュン)である。彼女は事故物件に住めば、亡くなった夫が幽霊として出てきてくれるのではないかと考えていた。誰かにとっては悪い物件でも誰かにとっては良い物件の場合もある。『良い部屋の定義』とは人それぞれ異なるということだ。「物は考えよう」という言葉があるが、これは、物事は捉えかた次第で楽しく生きることができるという教えなのだと思う。中古マンションを購入した夫婦も、当初は駅から遠いのが通勤に不便だと嘆いていたが最終的に「駅からちょっと歩くけど、運動だと思えばいいか」とポジティブに捉えていた。おそらく『正直』を味方につけた永瀬もそうだ。嘘がつけないことをいつまでも悲観するのではなく、上手く利用してやろうという考えに転換することができた。中古マンション、事故物件、正直、それぞれを上手く描きながら、その裏側には壮大なテーマが隠れていたことに気付いていただけただろうか。これがドラマを見た後、視聴者を優しい気持ちにさせてくれる、作り手が仕込んだトリックなのである。初めての充足感、正直と向き合う永瀬正直を味方につけたことで永瀬が今回勝ち得たのは初めての『充足感』だった。嘘ではなく正直に向き合うことでお客にも喜んでもらうことができ、契約を取ることで会社にも貢献することができた。ここでも山下智久の表情で魅せる演技が光る。今まで味わったことのない感情が込み上げてくるその表情は、不思議な感覚であることを伺わせた。でもすぐに気付く、「自分は嬉しいんだ」と。「もしかしたら、嘘をつかなくても成績を残せるのかもしれない。正直でもやっていけるのかもしれない」正直不動産ーより引用どこか遠くを見つめるその瞳は希望で満ち溢れていた。山下智久の表情が見せるラストに温かさを感じたのは間違いない。心がほっこりするというのはこういうことだろう。こんなに作り手の想いと、キャストの演技がマッチし、優しい雰囲気を作り出せるドラマは珍しい。令和という時代で素敵な作品に出会えたことに感謝している。正直と向き合う、新しいフェーズに突入した永瀬を最後まで見守っていきたい。[文・構成/grape編集部]
2022年05月01日ボーイズグループ「ZE:A」出身で俳優として活躍するキム・ドンジュンと、ガールズグループ「RAINBOW」出身で話題のドラマ出演が続くキム・ジェギョンが共演する恋愛映画『簡易駅』(原題)が、邦題『最初の恋、最後の恋人』として4月1日(金)より公開決定。日本版キーアートと予告編が解禁された。友達以上、恋人未満だった高校の同級生スンヒョン(キム・ドンジュン)とジア(キム・ジェギョン)は気持ちを伝えられないまま、離れ離れになってしまう。7年後、故郷に戻ってきたジアは、地元でパティシエとして成功したスンヒョンと再会する。ついに互いの気持ちを確認し、再び恋に落ち、幸せへと向かうはずの2人だったが、それぞれに秘密を抱えていた…。主演を務めるのはドラマ「補佐官」シリーズなどで安定的な演技力で好評を博し、バラエティでも活躍を見せるキム・ドンジュン。アルツハイマー病と診断されながらも1人の女性を懸命に愛する男性スンヒョン役を担い、愛だけが人生の光となる人物をより繊細で深みのある演技を披露する。そのスンヒョンの学生時代の同級生であり、病に侵され余命宣告を受けた女性ジア役にドラマ「初対面だけど愛してます」「悪魔判事」などで役者としての地位を固めたキム・ジェギョン。限られた時間の中でも、愛する人の前でたくましく笑顔を見せる人物を演じた。学生時代の初恋でありつつ、最後の恋につながるキャラクターに完全に溶け込んだ2人は、お互いへの恋心を切なく表現する繊細な表現力と、抜群のケミストリーを醸し出す。さらに、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」をはじめ“OSTの女王”と称される実力派歌手Ailee(エイリー)が歌い上げたテーマソングが本作のクライマックスを彩ったことも大きな話題を呼んだ。『最初の恋、最後の恋人』は4月1日(金)よりシネマート新宿ほか順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最初の恋、最後の恋人 2022年4月1日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2021 PRIVATE COMPANY All rights reserved
2022年02月02日リップを購入して社会貢献をしよう2022年1月13日、高橋メアリージュンは「チャリティーリップデザインしました」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。オーガニックココナッツブランド「COCOWELL(ココウェル)」がCAMPFIREにて立ち上げたチャリティープロジェクトにおいて、リターンのリップクリームをデザインしたことを報告した。同プロジェクトは、フィリピン台風22号で甚大な被害を受けたレイテ島南部などにおける倒壊した家屋を再建することを目的としており、1,500円を支援することで、高橋メアリージュンオリジナルデザインのリップクリームをリターンとして受け取ることができる。高橋メアリージュンデザインのリップクリームは「サンパギータ(ジャスミン・サンバック)の香り」「マンゴーの香りヤシ油(バージンココナッツオイル)」の2種類。支援方法などの詳細は、CAMPFIREを確認。モデルや女優として活躍高橋メアリージュンは1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。ASIA PROMOTIONに所属し、モデル、女優として活動している。2006年3月から2012年6月まで「CacCam」の専属モデルとして活躍。現在は「CLASSY.」のレギュラーモデルを務めている。オフィシャルブログのフォロワー数は23,000人以上。インスタグラムのフォロワー数は371,000人を超えている。(画像は高橋メアリージュン オフィシャルブログより)【参考】※高橋メアリージュン オフィシャルブログ※CAMPFIRE※ASIA PROMOTION※高橋メアリージュン オフィシャルインスタグラム
2022年01月16日モデルで女優の高橋メアリージュンらが10月30日、東京・新宿御苑で開催されたアップサイクルマルシェ「Under The Tree」に参加し、フードロス削減を呼びかけた。同イベントは、高橋とコクーンラボ、フリフルの3者がフードロスへの新たな提案を行うことを目的に実施した。見た目や大きさなどが市場流通の規格に合わないもの、傷や変形によって同価格で卸売りできない規格外食材を販売。「アップサイクル」とは、再利用するだけでなく、アイデアで新しいものに作り替えることによって「価値を高める=アップさせる」ことを意味する。会場では、同イベント実行委員の高橋と近藤しづか、西内ひろのトークショーも行われた。昨年11月に同じ会場で行われた、サスティナブルなファッションショーで近藤と再会し、「フードロス」について詳しく話を聞き関心を持ったという高橋。「私もそうだったのですが、『“規格外食材”というものをまだよく知らない方は多いのでは』と思いましたし、『知ってほしいな』と思い、SNSで発信しました」と語り、近藤はそのきっかけについて「メアリーが『何かみんなでやろう』と声を上げたこと」と明かした。■高橋メアリージュン、近藤しづか、西内ひろインタビュー――マルシェの様子をご覧になった感想からお願いします。高橋:まず、天気に恵まれたので、光がきれいで、すごくいい雰囲気です。かわいい野菜たちも、ドーナツも並んでいて、間違いなく、楽しくて素晴らしいマルシェになると思います。近藤:すごくいいお天気で、“ナチュラル”だったり、“オーガニック”だったりというイメージにとっても合っていて、いいなと思いました。西内:ニンジンとか、大きさが様々なのですが、それが逆にかわいくて、「どの子を持って帰ろうかな」という気持ちです。同じ形のものが一つもないので、普通と違って楽しいなと感じました。――今年の夏に1日限りのアップサイクルマルシェとして予定されていた「Under The Tree」ですが、緊急事態宣言の発令で中止となり、この日の開催となりました。実行委員にも名を連ねている高橋さんですが、改めて、「Under The Tree」が開催された心境をお願いします。高橋:とにかく、嬉しいです。みんなで願っていた“第1歩の日”なので。延期になってしまったりはしたのですが、“第1歩”をようやく踏み出せたことが嬉しいです。フードロス削減のために、ここからどんどん活動していきたいので、まず、この日を迎えられた事がすごく嬉しいです。――近藤さんは、そんな高橋さんの様子をそばで見ていたのですね。近藤:そうなんです。私とメアリーが去年、この会場で久しぶりに会って、2人で、規格外食材のブースに行ったときに、かぼちゃのスープを出して頂いたのですね。それが甘くて、すごくおいしかったのです。そのときに、「規格外野菜で作られたスープなんですよ」と教えて頂きました。その時に、2人で感動したのですが、そのあと、メアリーは、「何かできないかな」と声をあげて、行動に移して、仲間を集めていったのです。行動力がすごくて、女が惚れる女です。ほんとカッコいいなと思います。――高橋さんは実生活でもお姉さんですが、モデル仲間の間でも“姉御肌”なのですか?高橋:長い間、一番年下だったので、そういう感じではないのですが、周りが姉御だったので、姉御肌の方の背中を見て学んだということはあるかもしれません。近藤:メアリーは、クールなイメージですが、優しくて、温かい人です。――近藤さんは、レシピや、健康的に美しくなるための食事法などを提案されていますが、「調理をして食べる」という点において、規格外食材と、規格内として流通する食材に違いはあるのですか?近藤:はい。むしろ味はおいしかったりします。トマトは形が横長の方がおいしかったりするので、シェフの方はあえて選んだりすると、農家さんに聞きました。野菜などは、小さい方が使い勝手がよかったりすることも多いので、規格外食材の方が便利です。――「規格外」という言葉がマイナスのイメージがあるため、「かわいいネーミングがほしい」とおっしゃってましたね。高橋:SNS で聞いたりもしているのですが、今のところ、「ユニーク」とか、「個性豊か」という言葉が上がっていて。かわいい名前って、何かないですかね。近藤:思いつきました。「レインボーベジタブル」! ピースフルなイメージだし、色んな色があるから、「色んな個性があっていいんだよ」ということを表現できると思います。高橋:「虹ベジ(にじべじ)」!西内:「虹ベジ」、いいですね!――最後に「Under The Tree」への思いを、教えてください。高橋:「Under The Tree」のコンセプトは、どんなことにも繋がっていってほしいですし、人に対する差別もなくなってほしいです。多くの人が「比べるのではなくて、それぞれの個性があっていい。違っていんだよ」と思い、人に対しても、色んなものに対しても、優しい世の中になってほしいなと思います。近藤:私たちも、楽しみなからこのイベントを開催していますので、来て下さった方も楽しんで、笑顔になって帰って頂けたら嬉しいです。西内:私もお2人と同じなのですが、去年ここに来て、規格外食材のことを知りました。「このままじゃダメだな。この問題をもっと周知しないとダメだな」と思う方が、今日来て下さった方の中にもいると思います。“気づき”のキッカケのイベントになればいいなと思っています。
2021年11月01日映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(9月10日公開)の公開記念舞台挨拶が11日に都内で行われ、黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒、風吹ジュン、堀江貴大監督が登場した。同作はTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018 準グランプリ受賞作品で、脚本・監督は堀江貴大が務める。少女漫画家・佐和子(黒木)の新作漫画のタイトルは「先生、私の隣に座っていただけませんか?」それは、結婚5年目になる佐和子の夫・俊夫(柄本)と編集者・千佳との不倫現場をリアルに描いたものだった。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へ急展開。完全な創作か妄想か、それとも夫の不貞に対する佐和子流の復讐なのか、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく。黒木は、柄本と結婚5年目の夫婦を演じたが「違和感なく(柄本の)そばにいることができたと思います。『いるな』と思いながら、互いを変に意識せずにいられた」と語り、柄本も「僕も同じ印象で、すんなり夫婦の感じを出せたなと思います。役柄の話とかはほとんどせず、漫画の話とか世間話をする方がお芝居につながっていたのかも」と自然体のままで夫婦でいられたと振り返る。柄本が演じる俊夫は、佐和子の担当編集の千佳(奈緒)と不倫をしており、観客に嫌われそうな役どころなのだが、どこか不思議な憎めなさを醸し出している。柄本は「とにかく、俊夫が100%よくないんです。こんな事態を起こしてるから。でも、監督と最初に話をして、ただの悪人じゃなく、観終わった方が『しょうがねぇヤツだな……』と人間的な方向に落とし込めたらと思っていました」と語る。それに対し堀江監督は「俊夫が悪いんですけど、断罪はしたくない。こんな愛すべきキャラになったのは、柄本さんが演じてくださったおかげ」と柄本を称えたが、柄本は「黒木さんのシルエットというか……ホントに何考えてるのかわかんないんです。なので、身を任せて黒木さんを見てれば、こちらが自然と不安になるし、汗がにじむんですね。引っ張っていただいたのは、黒木さんによる部分が大きいかなと思います」と感謝の気持ちを口にしていた。一方で、黒木は奈緒が演じる編集者・千佳のパーソナリティに言及。「あっけらかんとしてて『これは、俊夫さんが(千佳の元に)行ってしまうだろうなと思わせる説得力があった」と明かし、柄本も「撮影現場でも『結局、一番楽しんでるのは千佳じゃないか?』という話になった」と黒木の指摘に同意し「こんなに健康的に不倫する人いるんだ? 爽やかな不倫だなと思いました」と感嘆する。その千佳を演じた奈緒は当初、不倫相手の女性役と聞いて「どういう女の子なのかな?」と思ったそうだが「こんな不倫相手は見たことない! というくらい、違うベクトルで突っ走ってる子でした」と笑う。「(演じていて)すごく楽しかったですけど、楽しめたのは黒木さんと柄本さんに受け止めてもらえて自由にやれたからです。黒木さんとの対面シーンは、本当に佐和子先生が何を考えてるかわかんなくて、俊夫さんは冷や汗かもしれないけど、千佳としては担当編集者として嬉しくなる、ワクワクする感じで、お芝居してて楽しかったです」と振り返った。金子は自動車教習所の新谷を演じたが「本読みをして、監督に新谷のことを聞いたら『現実にいるかどうかわからない青年をやってくれ」と言われまして……。佐和子が漫画を描いているので『漫画から飛び出したような?』と聞いたら『いや、そうじゃない』と言われ、どういうことなんだろ…? と。でも、ギリギリまで監督が寄り添ってくださって演じられたかなと思います」と充実した表情を見せた。佐和子の母を演じた風吹は、撮影を振り返り「現場がなごやかで、合宿のようでした。柄本さんの人柄も大きかったと思うけど、畳のところにいると和やかでおうちにいるみたいでした。懐かしいです」と笑顔で振り返った。
2021年09月11日日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の新たなキャスト3名が発表された。風吹ジュン、比嘉愛未、宮崎美子がそれぞれ“母”役で出演する。本作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」を原作に、大きくアレンジを加えて新たに制作。原作でも描かれていた環境問題を、2021年バージョンとして鮮明に描き出し、登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、2023年の東京を舞台にした、いまだからこそ描くべき物語を展開。沈没という危機が迫る中で、見出していく希望をテーマに描いていく。今回新たに発表されたのは、危機に直面し奮闘する登場人物たちのパーソナルな一面を見せてくれる、母たちを演じるキャスト。風吹さんが演じるのは、主人公・天海啓示(小栗旬)の母・天海佳恵。故郷に一人で暮らしており、夫を亡くしてからは漁港の女性リーダーとして強く明るく生きてきた人物。そんな天海の妻・香織を演じるのが、比嘉さん。一人娘・茜の持病を気にかけ、娘を第一に考える母でもある。天海との関係は悪くはないが、家庭を顧みてこなかった天海と向き合うために別居中だ。そして、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「リコカツ」と母親役が続く宮崎さんが演じるのは、天海に対し政府と企業の癒着疑惑を突きつける、サンデー毎朝記者・椎名実梨(杏)の母・椎名和子。本作は、最も視聴者に近い視点で描かれる、未曾有の危機に立ち向かう母たちの思いも見どころのひとつとなっている。▽キャストコメント<風吹ジュン>国難のコロナ禍にあってさらに怖いあの“日本沈没”。主演として熱量上昇が止まない小栗旬さんと心ときめく実力のある俳優陣が大集結となればモチベーションは自然に上がります。希望の人とは? 環境省の官僚・天海の動向、そして彼のルーツは?私が過ごした漁港や海の景色とそこに生きる人々の姿も皆さまに見ていただきたいです。頼もしく成長した息子を見上げる母親役を力強く演じました。このドラマが放つエネルギーが視聴する皆さまの希望になることを祈りながら・・・。<比嘉愛未>“日本沈没”という想像を絶する困難に直面した時、私たちはどうなるのか・・・。決して起こってほしくはないけれど、今のこの混沌とした状況とどこか通ずる部分も感じ、この現代だからこそ生き抜く強さを、諦めない心を改めて感じてもらえる作品になると確信しています!その中で私は主人公・天海の妻であり、一人娘の茜の母・香織を演じさせていただきました。どんな時でも、普遍的に変わることない親子愛を精一杯表現したつもりです。どうかたくさんの方々の心に届きますように。<宮崎美子>まず、お話をいただきました時に『希望のひと』というタイトルに惹かれました。災害や病気の出口が見出せない中、このドラマの希望はどんなものを見せてくれるのかと。コロナ禍で、避難所や大勢の人のバスターミナルのシーンなど気を遣いながら撮影を行いましたが、まさに、実際に災害に遭ったら自分が体験するかもしれないことを、このドラマの中で体験しました。一番、一般的な市民感覚の人物を演じています。仕事への情熱を持って働く娘を置いて避難するのも大変辛いですし、複雑な気持ちですが、そんな状況を、見てくださる皆さんも共感いただける役柄だと思います。是非、皆さん、共感しつつ、この先にどんな希望があるのか見届けてください。日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月30日主演の芳根京子をはじめ、寺島しのぶ、岡田将生、風吹ジュン、小林薫ら豪華キャストが出演する映画『Arc アーク』のインターナショナルビジュアルとスペシャルメイキング映像が到着した。公開されたインターナショナルビジュアルは、色彩豊かな本ポスターとは異なり、全体をモノトーンベースでまとめたシンプルなデザインとなっており、主に海外展開向けに制作された。この正反対のビジュアルが表現するのは、本作の最大の特徴でもある、映像の色彩の変化。人類で初めて永遠の命を得たリナ(芳根さん)の十代から100歳以上までの長い人生で経験する、生きる喜びや逃れられない悲しみを表現するのにこの映像の色彩が一役買っているという。また合わせて到着した映像では、本作がいかにチャレンジングな作品だったか、キャストの5つの証言から迫っている。主人公を演じた芳根さんは「17歳・19歳・30歳、そして不老化処置されたあとの人生。同じ人だけど違う役をやっていたかのような、すごく不思議な一生を終えたような気持ち」と心境を明かす。リナと人生を共にすることを選ぶ天才科学者・天音役の岡田さんは、台本の内容に驚いたが「僕たち人類が現実的に考えていくという部分では腑に落ちるところがあって」と語る。一方、色彩が変わった世界で登場する、謎の夫婦の妻・芙美を演じた風吹さんは「想像出来ない世界。モノクロ(の撮影)を私は経験していないので、出来上がりが楽しみです」と完成に期待を寄せ、リナの師・エマを演じた寺島さんは「監督の頭の中にあるものは意外と分かってなくてもいいのかな」と石川慶監督の手腕に絶大な信頼を寄せていたという。さらに自分の「ものさしでは測れない」と語る、物語のキーパーソン・利仁役の小林さんは、「いままでに体験したことのない役作りだったのかなと」と初めての経験だったと話している。インタビューとともに、本作の撮影の裏側も覗くことができ、映像最後には、クランクアップで監督と抱き合う芳根さんの姿も映し出されている。『Arc アーク』は6月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Arc アーク 2021年6月25日より全国にて公開©2021映画『Arc』製作委員会
2021年06月24日松たか子主演、坂元裕二が脚本を手がけた「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回が6月15日放送。SNSではゲスト出演した風吹ジュンの名とともに“最高のドラマ”というワードがトレンド入り。放送終了後も本作への賛辞がタイムライン上にあふれ続けている。本作はこれまでに三度結婚し、三度離婚している大豆田とわ子と、とわ子が好きな三人の元夫たちによるたまらなく愛おしいロマンティックコメディー。キャストは3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長のとわ子を松さんが演じるほか、とわ子の最初の夫で奥渋谷でレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソンをしている田中八作に松田龍平。ファッションカメラマンをしている二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。「しろくまハウジング」の顧問弁護士をしている三番目の夫・中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘の唄に豊嶋花。ナレーションには伊藤沙莉。またとわ子の親友で亡くなってしまった綿来かごめに市川実日子。とわ子の“4番目の夫”になるかもしれなかった小鳥遊大史にオダギリジョー。三ッ屋早良に石橋静河。古木美怜に瀧内公美。小谷翼に石橋菜津美。高橋メアリージュン、斎藤工らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではとわ子が亡くなった母・つき子の遺品から、旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた“ラブレター”を発見。そこに書かれた「なぜあなたのことを選ばなかったのか」「夫と娘の面倒を見るだけの人生なんて」という母の嘆きの言葉にショックを受けつつ、唄から送り先の人物に会いに行こうと提案され、母が手紙を送ろうとした“マー”に会いに行く。母が“マー”と呼んだ相手は女性だった。マー(風吹さん)は「(つき子の)恋人だったの?」と聞く唄に、つき子と想い合ってたことを認め、どうして母がマコトを選ばず父と結婚して自分を産んだのかと問うとわ子に「あなた、不安だったんだよね。大丈夫だよ、つき子はあなたのことを愛してた」と語る…というストーリーが展開。「風吹ジュンさん、瞳の中の光までお芝居できるの感動した。なんて優しい光を放つんだろう」「マーさんに風吹ジュンさん、女性であり、すごいキャスティングであり、とわことかごめの関係性に似てたり最後まですごいなあ」「風吹ジュンさんくるなんて聞いてないのよ…しかも展開が予想外過ぎて、どこまで楽しませてくれるの、このドラマは…」など風吹さんのキャスティングとその演技に絶賛の声が集中。“風吹ジュンさん”がTwitterのトレンド入りを果たす。その後はハワイから帰国した慎森と、八作、鹿太郎がとわ子の自宅に集結。慎森のおみやげである英字新聞シャツを全員で着て“家飲み”。3人の元夫たちの“愛に囲まれた”とわ子の姿と、これまで登場した早良、美怜、翼らのその後も描かれ物語は幕を閉じた。とわ子と3人の元夫たちに「こんな関係をお互いに築けるこの4人は超最強」「元夫はみんな、別れたとしても、恋愛して結婚してた時のとわこの愛に今もまだ満たされてる」といった声が送られるとともに「大豆田ほんっとに素晴らしいな…偏見なく真っ新な気持ちで色んな人に見てほしい」「最高の人生賛美ドラマだったな。こういう最終回を希望してたし予想してた」「3人の元夫に愛着が湧きすぎて、結末が思いつかないけど、とわ子には3人の元夫と幸せになってほしい、と思っていたら、その通りの結末になって、大満足」など最終回の展開に触れたコメントも。「この流れなら言える大豆田とわ子と三人の元夫最高ドラマでしたありがとう」「どの登場人物も愛おしいドラマでした」「前向きに人生を楽しめばいいと背中を押す素敵なお話だった」など様々な感想が投稿され“最高のドラマ”というワードもトレンド入り。本作の終了を名残惜しむ声がネットにあふれている。(笠緒)
2021年06月16日