俳優の風間俊介が、4月17日にスタートする嵐・松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)の第2話(4月24日放送)にゲスト出演することが28日、わかった。風間と松本は今回がドラマ初共演となる。松本潤が弁護士役に初挑戦する同ドラマは、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑む物語。タイトルの数字は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)99.9%に由来し、無実を証明できる確率が0.1%だとしても、最後の瞬間まで諦めず事実を追い求めていく姿を描いていく。風間が演じるのは、口論となった男をもみ合いの末にナイフで殺害してしまう山下一貴役。山下は、たまたま立ち寄った居酒屋で酔っぱらって大騒ぎをする木内という男を注意したところ、外に連れ出される。そこで、逆上してナイフを出してきた木内を、もみ合った末に奪ったナイフで殺害してしまう。当然、山下は正当防衛を主張するが、弁護士を担当することになった深山(松本)は、その証言に違和感を覚え、彼ならではの捜査を始める。風間は、演じる山下について「殺人を起こしてしまった男ですが、主人公の深山と触れ合うことで、彼の奥にあるものが明かされていきます」と話す。また、「事件が起きた時にニュースや記事になるのは表面上だけで、その奥に隠されている人間の心だったり、事実だったりということをすごく丁寧に深堀していく、見応えのあるドラマ」と作品を絶賛。「今回の役をしっかり演じたら、このドラマがシリーズ化されたとしても二度と出演ができないはずの役なので、2度目の出演がないようにしっかり刻みにいきたい」と意気込んでいる。(C)TBS
2016年03月29日KOKAMI@netwaork vol.14『イントレランスの祭』がまもなく幕を開ける。イントレランスとは不寛容の意味。作・演出の鴻上尚史が、不寛容になっている今の時代を、地球人に憧れる宇宙人と、宇宙人を愛した地球人の物語に託した。彼らの愛と戦いの日々から見えるのはどんな風景か。宇宙人を演じる岡本玲とともに、稽古が進む今の思いを聞いた。KOKAMI@netwaork vol.14『イントレランスの祭』チケット情報『イントレランスの祭』は4年前、鴻上率いる「虚構の劇団」の第8回公演作品だ。それを再び「KOKAMI@netwaork」で上演することにしたのには、鴻上のこんな思いがある。「世の中がどんどん不寛容になっているなと感じた4年前より、状況はシビアになっている。だから、今やる意味がすごくあるのではないかというのがひとつ。そして、僕が若いヤツを育てている『虚構の劇団』ではなく、すでに育った役者さんたちを呼んでやることで、また違うものが見えるだろうと思ったんです」。そこで、地球人を演じる風間俊介の相手役となる宇宙人役にと声をかけたのが、岡本玲。風間とは朝ドラ『純と愛』で兄妹役を演じ、鴻上ともかつてラジオ番組で共演経験がある、信頼のおける女優である。岡本のほうも鴻上の舞台への出演は念願だったという。「鴻上さんの作品は、テーマはいろいろあるんですけど、観ると必ず元気になって帰れる。だから、私も、エネルギーを与える側になりたいとずっと思っていたんです」。演じ手が変わったことで、同じ戯曲でもやはり変化はあると鴻上はいう。「これは人間がぶつかっていく話。一人ひとりの人間が鮮明になればなるほど、ぶつかり度合いも大きく深くなっていきますし、演劇って結局人間を見せるものなので、より面白くなっていると思います」。だから岡本も燃えている。「私自身は演じながら、人間社会って煩わしいな、もっと笑って許し合えたらいいのにって思ってるんですけど(笑)、その煩わしさを表現するには、もっともっと繊細に演じていかなければなと思うんです」。しかし、鴻上作品のこと、不寛容な社会を切り取るだけでは終わらない。「世の中にはいろいろ問題があるけど、それでも生きていこうよと、やっぱり絶望じゃなく希望を描きたいんです」(鴻上)。「この作品を観ると、日常でイヤな人とか事柄に出会っても、いろんな人がいていろんなことが起こるから世の中面白いんだって、寛容になれるんじゃないかなと思うんです」(岡本)。日常を変えてくれるような演劇の力を、きっと体感できるだろう。公演は4月9日(土)に東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて開幕したのち、4月22日(金)から大阪・シアターBRAVA!、4月29日(金・祝)から東京・よみうり大手町ホールにて上演する。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2016年03月28日連載から20年周年を記念して「遊☆戯☆王」その後のエピソードを描く初の長編映画に挑戦した『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。武藤遊戯役の風間俊介、海馬瀬人役の津田健次郎という伝説の名コンビが復活することで、日本のみならず世界中から期待が集まる本作だが、この度、原作者であり、劇場版では自らが脚本・キャラクターデザインも手掛ける高橋和希が、12年ぶりに「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて「遊☆戯☆王」を掲載する事が明らかになった。千年パズルを完成させたことにより「闇遊戯」というもう1人の人格を呼び覚ました武藤遊戯。海馬コーポレーションの社長にして決闘者(デュエリスト)の頂点に君臨する海馬瀬人や、仲間たちと数々の死闘を繰り広げたが、過去との因縁によりもう1人の自分との闘いを余儀なくされ、遊戯と闇遊戯はついに決別し別々の道へ旅立つこととなった。そうして闇遊戯との最後の決闘を終えて、日常を取り戻したかに見えた遊戯たち。その前に現れた謎の少年・藍神。そして、世界中で次々と起こる謎の失踪事件。ただひたすら千年パズルを探し求める海馬。すべてのピースが合わさるとき、再び決闘(デュエル)の幕が切って落とされる――!映画は、原作者の高橋氏自らが製作総指揮を執り、キャストは風間さん&津田さんの名コンビのほか、オリジナルキャラクター・藍神役に声優初挑戦の林遣都、セラ役に人気声優・花澤香菜、百済木役にケンドーコバヤシ、その手下で「ジャングルポケット」らが参加し、未だ誰も見たことのない原作のその後をオリジナルストーリーで描くなど、新たなヒストリーが生まれるようだ。今回決定した12年ぶりの「遊☆戯☆王」の掲載は、4月11日(月)発売の週刊少年ジャンプ19号と、4月18日(月)発売の20号にて前後編の連続掲載。内容は、原作の最終話となる343話と、今回の劇場版の物語をつなぐ大切なエピソードが描かれるという。今回の掲載にあたって週刊少年ジャンプ編集長・瓶子吉久は「久しぶりに『遊☆戯☆王』が少年ジャンプに戻ってきます!“その後”のストーリーが読める最新作に僕もワクワクしています!」と喜びを語っている。さらに前編の掲載となる19号には、オフィシャルカードゲーム「遊☆戯☆王OCG」の“流星方界器デューザ(KC仕様)”のカードが付録として付くことも決定している。「遊☆戯☆王」の漫画掲載は、2004年15号の連載以来となり、ファンのみならず、大勢の漫画ファンにとっても非常に大きなニュースとなりそうだ。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は4月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月15日『エヴェレスト 神々の山嶺』が3月12日に公開を迎え、主演の岡田准一をはじめ、阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、風間俊介、平山秀幸監督が初回上映後の舞台あいさつに臨んだ。『エヴェレスト』初日舞台あいさつ/その他の写真夢枕獏の世界的ベストセラーの長編小説を原作に、標高5000メートルを超えるのヒマラヤでのロケを敢行。世界一の山に魅せられた男たち、彼らに人生を翻弄される女の運命を壮大な自然の美しさの中で描き出す。映画を観終えたばかりの観客の完成に迎えられた岡田は「朝から観に来てくださってありがとうございます」と笑顔を見せた。「いかがでしたか?」と問いかけると大きな拍手がわき起こる。公開を迎え「1年前の撮影を思い出します。ネパールのみなさんをはじめ、協力してくださったみなさんの思いがあってこの場に立てていることを幸せに思います」と感慨深げに語った。阿部は「命がけでエヴェレストで撮影しました。その情熱を感じていただければ嬉しいです」と語り、風間は岡田と阿部を見やり「エヴェレストを登っているときの2人の目がとんでもないことになってました(笑)! いまの(壇上の)2人との違いを楽しんでください!」と呼びかけ笑いを誘った。改めて、初日を迎え感謝を伝えたい存在を尋ねると岡田は「この映画では阿部さんの背中を追いかけて、勉強させていただきました」と語ったが、それを受け阿部は「岡田くんを泣かせようかな?」とニヤリ。「山は大変でしたが、岡田くんが前を歩き、盛り上げ、全てのスタッフに優しく気を使ってくれました。僕より16歳も年下なんですけど、若い岡田くん、ありがとう!」と岡田への感謝を口にする。岡田は「今日はおれ、泣いてもいいですか…(笑)?」と感激を口にし会場は笑いと拍手に包まれた。そしてもう一人、感謝を伝えるべき存在、紅一点ながらもヒマラヤでの撮影に奮闘した尾野に、男性陣からホワイトデーの贈り物としてエヴェレストを模した88.48センチのケーキが贈られた。尾野は奇抜な形のケーキに驚きつつ、岡田の「現場で元気をいただきました!」という感謝の言葉に笑顔を見せた。『エヴェレスト 神々の山嶺』公開中
2016年03月12日岡田准一が3月12日(土)、主演映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の初日舞台挨拶に、共演の阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、風間俊介、平山秀幸監督と共に登壇。作品への思いを熱く語った。夢枕獏の長編小説の実写化で、8,848メートルの世界最高峰に魅せられ、とり憑かれた男たちのドラマを描く。撮影は実際にヒマラヤの標高5,200メートルの地でも行われた。拍手と歓声に迎えられた岡田さんが「いかがでしたか?」と映画を見終えたばかりの客席に問うと拍手の音はさらにアップ!岡田さんは満足そうにうなずき「原作の熱を伝えられるようにと頑張ってきました。伝わったのなら嬉しいです」と笑顔を見せた。昨日、3月11日で東日本大震災からちょうど5年を迎えたが、岡田さんらが撮影で赴いたネパールも、撮影後に大地震に見舞われた。岡田さんは日本とネパールのそれぞれの震災に触れつつ、改めて、現地で撮影隊のために協力してくれた人々への感謝を口にし「みなさんの思いがあって、この場に立てていることを幸せに思います」と語った。登壇陣には、映画の中の男たちのように、大切なものを犠牲にして挑んだ経験は?という質問が投げかけられたが、凄まじいまでのドラマが展開する映画の余韻が残る中、壮大すぎる質問に一同、困惑。岡田さんは「阿部さんが相当な答えがあるみたいで」と無茶ぶりすると、阿部さんは「キミね…。最悪の振りをしてくれたね…」と苦笑し、「風間くんが…」と最年少の風間さんに丸投げ。風間さんから佐々木さん、佐々木さんからピエールさん、ピエールさんから尾野さんとたらいまわしにされ、結局、最後は監督が「この映画ですね」と引き取った。また、阿部さんは本作を通して感謝を伝えたい存在を問われ「岡田くんを泣かせようかな(笑)」といたずらっぽい笑みを浮かべつつ「山は大変でしたが、岡田くんが前を歩き、盛り上げくれました。僕より16歳も年下なんですけど岡田くん、ありがとう!」と語り、岡田さんがこれに「今日は泣いてもいいですか?」と返し、劇場は再び笑いと拍手に包まれた。尾野さんは、男性キャラクターの中で一番かっこいい男、この人とはやっていけないと思う男を問われると、苦笑を浮かべつつも、岡田さん演じる深町を一番かっこいい男に選び、映画の中では待ち焦がれた羽生を「やっていけない男」に選ぶという意外な選択を見せる!阿部さんが「(羽生の)どこがダメなんでしょうか…?」と恐る恐る尋ねると「待たせすぎ。ネックレスだけ渡されてもね」とバッサリ。会場は笑いに包まれた。そんな“待ち続ける女”を演じた尾野さんに、感謝の思いを込めてホワイトデーの贈り物として男性陣からエヴェレストの1万分の1の大きさの88.48センチのケーキが贈られ、尾野さんは奇抜な形のケーキに驚きつつ、感激していた。『エヴェレスト 神々の山嶺』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日V6の岡田准一主演の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の初日舞台あいさつが12日、都内の映画館で行われ、主演の岡田と、共演の阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、風間俊介、平山秀幸監督が出席した。同作は夢枕獏の小説『神々の山嶺』(角川文庫・集英社文庫)を映像化したもので、標高8,848m、氷点下50℃という過酷な環境を舞台に、エヴェレストの謎を追う山岳カメラマン・深町を岡田准一、天才クライマー・羽生を阿部寛、2人の男性に運命を翻弄される女性・涼子を尾野真千子が演じる。作品のストーリーにちなみ、「たとえ大切なものを犠牲にしてまでも何かにのめりこんで挑んだ経験は?」と質問されると、キャスト一同困惑の表情に。岡田が「これは、阿部さんが答えてくれると思います。相当なお答えを持たれている」と振ると、阿部は「最悪の振りしてくれたね」と苦笑し、まったく答えが思いつかない様子だった。見かねた岡田が「風間君からにしますか」と後輩の風間に振ると、風間も困って「蔵之介さんって何かを犠牲にして、命をかけてるんじゃないですか?」とリレーのように質問が他の出演者をまわっていき、最終的に尾野が「この映画に、命をかけて挑戦しました」と答えると会場からも拍手が起こっていた。また、映画を撮るにあたって「支えてもらった、感謝をしたい相手」について、岡田はネパールの方々や、20年応援してくれているファンの人たち、そして阿部の名前を挙げた。阿部も「これは岡田君を泣かせようかなと思って」と前置きをしながら、「山、ほんと大変だったんだけど、岡田君が前を歩いてくれて、雰囲気も読んで盛り上げてくれたんですよ。僕より16歳も下だったんだけど、すべてのスタッフにも優しいし、気がまわるし、過酷な現場を支え合って行けたので。若い岡田君、本当にありがとう」と感謝の言葉を述べた。阿部の言葉をきいた岡田は「今日、俺泣いてもいいですか?」と感動した面持ちで見上げた。風間は、一昨年亡くなったという祖父の名前を出し、「すごく僕を応援してくれた祖父が亡くなったんですが、高い高いところの撮影で、天国に近いところだと思ったので、この映画をぜひ祖父に見てほしいなと思います」と結んだ。紅一点である尾野には、「映画の中で誰が一番かっこよかったか、そしてダメだったか?」という質問が向けられ、男性陣に緊張が走る中、尾野は「深町ですかね」と岡田が演じた主役の名前を挙げた。作中では阿部演じる羽生と愛し合っていたが、「ついていけないし、放っておかれたので」と否定。岡田も、羽生の超人ぶりに「まあ、人間の役じゃないですもんね」と納得していた。最後に、ホワイトデーが近いということで、男性陣から尾野にサプライズの「エヴェレストケーキ」がプレゼントされた。エヴェレストの1万分の1のスケール、88.48cmのケーキに尾野は驚きの表情。岡田は「すごく元気をいただいて感謝しています。その思いをこめて、ホワイトデーのお返しということで」と言葉を贈った。
2016年03月12日岡田准一が主演を務め、阿部寛と世界最高峰の頂に挑む『エヴェレスト 神々の山嶺』。このほど、本作で阿部さん演じる登山家・羽生の元恋人であるヒロイン・岸涼子を演じた尾野真千子のメイキングとインタビュー映像がシネマカフェにて解禁。尾野さん自ら、山に挑んだ2人の男を“待つ女”と語っていることが分かった。野心家の山岳カメラマン・深町(岡田准一)は、ネパールの首都・カトマンドゥで伝説化した、孤高のクライマー・羽生丈二(阿部寛)に出会う。すべてをエヴェレストに賭け、他人を寄せ付けない人生を送ってきた羽生の過去を調べるうち、深町は彼の壮絶な生き様に飲み込まれていく。標高8,848m、氷点下50度、呼吸すら困難な極限の世界で、これまで誰も成し得なかった過酷な登攀(とうはん)に独り挑む羽生、そしてカメラを構えて羽生を追う深町。世界最高峰の地で、命を懸けて挑む男たちは、何を見たのか――。全世界で翻訳された夢枕獏による大ベストセラーを映画化した本作は、日本映画としては初めて現地ネパール・エヴェレストの高度5,200m近くで撮影を敢行。岡田さん、阿部さん、尾野さんをはじめ、キャストやクルーは10日間かけて高度順応しながら登り、文字通り命懸けの撮影に挑んだ。本作で尾野さんが演じる涼子は、エヴェレストに魅せられた深町と元恋人の羽生、2人の男性の帰りを“待つ女”。羽生との登山中に事故で死亡した岸文太郎(風間俊介)の妹で、羽生を慕い待ち続ける間に深町と出会う。今回の映像で尾野さんは、“待つ女”を熱演した様子を真摯に語っているが、実際の撮影現場での尾野さんは、岡田さんいわく「日本で一番タフな女優さん」だという。岡田さんは、「(エヴェレスト5,200m付近では)酸素が半分になるので、登れば登るほど普通は痩せていく。みんな3~4kg痩せて帰ってくるんですけど、尾野さんは変わらなかったみたいです」と明かし、「ムードメイカーでもあって、いつも天真爛漫で楽しそうに現場にいてくださる。酸素が薄いのをものともしないタフさ、いい雰囲気を作ってくださいました。女優さんとしても力強いお芝居をされる方ですし、でも冗談も言う。どんなことがあっても動じない本当に清々しい方です」と絶賛を贈る。そんな強さや清々しさは、そびえたつエヴェレストの山脈を背景に、過酷な撮影をふり返って語る尾野さん自身の姿からも伝わってくる。「“待つこと”はすごくつらくて、いいことがなかったんですけど、でも“帰ってきてくれたらこんなにも嬉しい”という、言葉だけでは表現できない、素晴らしいものが待っている。待つことの美しさを伝えたかったなと思います。でも待っていても帰ってこない、どうにもならない悲しさとか、そういうのが伝わればうれしいです」と、女性目線から本作について語る尾野さん。極寒の厳しい撮影で、その明るさで撮影チームの心の支えとなり、男たちを待ち続ける“強さ”をも体現した尾野さんの様子を、こちらの映像から確かめてみて。『エヴェレスト 神々の山嶺』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日俳優・中村雅俊の娘でモデル・タレントとして活動する中村里砂が主演を務める、世界的カルト漫画の実写映画化『少女椿』。このほど、中村さん演じるヒロインのみどりをはじめ、カナブンや紅悦など、原作の世界観を表現する強烈なキャラクター写真の数々が解禁となった。ある時代の東京。14歳のみどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに家計を助けるため、花売りをしていたが、ある日、家に帰ると母親(鳥居みゆき)は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎(中谷彰宏)に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)ら、個性的で怪しげな連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、いじめにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。そんなある日、サーカス団にワンダー正光(風間俊介)という超能力を持った男が加入する。いじめにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけ、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。ワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、さらにみどりをいじめる。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。それに嫉妬した鞭棄も、みどりを力づくで振り向かせようとするが、それを見たワンダー正光は激怒、超能力で鞭棄を殺害してしまう――。1984年の発刊以来、アニメ化や舞台化がされてきた、丸尾末広によるカルト漫画を原作とする本作。これまで実写映画化は何度も試みられながら、その世界観を描くことが難しく、幾度も企画が立ち消えになってきたが、このほど短編映画『ミガカガミ』でモントリオール国際映画祭ほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOによってついに実現。本作の公開決定がニュースとして流れるや、Twitter上などSNSでは大きな盛り上がりを見せ、翌日のTwitterでは話題度1位となったほど。先に発表となった、主人公でヒロインのみどりを演じる中村さんのほか、ワンダー正光には『猫なんかよんでもこない』の風間俊介、カナブンにはビジュアル系ロッカーの武瑠(SuG)、紅悦にはグラビアでも話題となった女優『花鳥籠』の森野美咲、鞭棄には若手俳優の注目株『アキラNo.2』の佐伯大地、赤座には『新宿スワン』の個性派俳優・深水元基、そしてサーカス団団長の嵐鯉治郎には作家としても活躍する中谷彰宏といった、超個性的な面々が登場。見事なまでに、美しくも奇妙でエログロな世界観を再現した本作を、これらの写真から覗いてみて。『少女椿』はシネマート新宿ほか5月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日丸尾末広の同名漫画を実写化した映画『少女椿』(5月21日公開)の登場キャラクター写真が5日、マスコミ向けに公開された。同映画は、俳優・中村雅俊の娘でモデルの中村里砂が映画初出演にして主演を務める異色作。父親は家を出て行き、母親を亡くして孤児になり、赤猫サーカス団に拾われた14歳のみどり(中村)が、団員である怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)、異人の海鼠、蟻男といった個性的で怪しげな連中たちに虐げられるが、超能力を持った男・ワンダー正光(風間俊介)の優しさに惹かれていく。ワンダー正光もみどりに恋心を寄せるが、みどりは次第にワンダー正光の暴力と狂気に恐怖していく、というストーリーが展開する。短編映画『ミガカガミ』でモントリオールほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOが監督を務める。また、みどりの母親に鳥居みゆき、町の実力者に鳥肌実も出演する。今回、公開されたのは、みどり、鞭棄、赤座、紅悦、カナブン、嵐鯉治郎(中谷彰宏)らが登場の場面写真。奇抜な衣装と特異なキャラクター、独特の世界観が伝わる写真となっている。(c)2016「少女椿」フィルム・パートナーズ
2016年03月05日連載から20年周年を記念して「遊☆戯☆王」その後のエピソードを描く初の長編映画に挑戦した『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。この度、公開を控えた本作からオリジナルキャラクター藍神(あいがみ)の声を担当する林遣都の声も収録した予告編が解禁された。千年パズルを完成させたことにより「闇遊戯」というもう1人の人格を呼び覚ました武藤遊戯。海馬コーポレーションの社長にして決闘者(デュエリスト)の頂点に君臨する海馬瀬人や、仲間たちと数々の死闘を繰り広げたが、過去との因縁によりもう1人の自分との闘いを余儀なくされ、遊戯と闇遊戯はついに決別し別々の道へ旅立つこととなった。そうして闇遊戯との最後の決闘を終えて、日常を取り戻したかに見えた遊戯たち。その前に現れた謎の少年・藍神(あいがみ)。そして、世界中で次々と起こる謎の失踪事件。ただひたすら千年パズルを探し求める海馬。すべてのピースが合わさるとき、再び決闘(デュエル)の幕が切って落とされる――!本作は、「遊☆戯☆王」その後のエピソードを描いた初の長編映画。原作者の高橋和希自らが製作総指揮を執り、キャストは風間俊介&津田健次郎の名コンビら「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」当時のメンバーが集結。さらにオリジナルキャラクターとして声優初挑戦の林さんが藍神役、人気声優・花澤香菜がセラ役、ケンドーコバヤシが百済木役、その手下で「ジャングルポケット」らが参加している。未だ誰も見たことのない原作のその後をオリジナルストーリーで描くなど、新たなヒストリー生まれるようだ。今回解禁された予告編は、闘いの儀を終えて、日常の生活を取り戻した遊戯たちに、徐々に平和を脅かす新たな闘いの予感が迫りくる様子がまざまざと映し出されている映像。「あの窓際の一番奥に座ってるやつ…誰だっけ」と遊戯たちが話す先には仲間たちの記憶から消えている謎の少年・藍神の姿が。藍神が見せる不思議な力と“招待する”という「次元領域決闘」。そして、決別したはずの“もう一人のボク”を象徴する千年パズルの欠片を手に取るシーンも登場。さらに本作の魅力の一つ、ダイナミックに繰り広げられる迫力満点の決闘シーンは圧倒されること間違いなし。藍神は一体何者なのか。各地で起こっている失踪事件の意味するものとは。ファラオの器としての武藤遊戯に接触をする幼い風貌の少女と男の正体とは…。物語の先がより知りたくなる予告編となっている。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は4月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月04日13年ぶりに6話限定の新シリーズが製作された海外ドラマ『X-ファイル』の公開アフレコが2月23日に、都内で行われ、俳優の風間杜夫と女優の戸田恵子が出席。ふたりがモルダー捜査官(デビッド・ドゥカブニー)、スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)を演じるのは、シリーズ復帰と同じく13年ぶり。「すごくバージョンアップされた内容。僕自身、ウキウキしている」(風間)、「アンダーソンさんがツイッターで『撮影終了』と報告していて、ワクワクしていた」(戸田)と胸を踊らせた。その他の画像超常現象をテーマに、1993年から2002年まで放送され、映画化もされた『X-ファイル』の新シリーズ。今年1月24日(現地)に米FOXで放送され、約2000万人が視聴。過去10年間で1時間もののドラマとしてナンバーワンの記録となり、人気の高さを証明されたばかりだ。また、邦題が『X-ファイル 2016』(読み:エックスファイル ニー・ゼロ・イチ・ロク)に決定した。久しぶりにモルダーと“再会”した風間は、開口一番「老けたなって。おれも老けたけど(笑)。今や孫に囲まれた人生だから」としみじみ。モルダー役は、風間にとって初の声優業だったといい「ここにいる大先輩に助けていただいた」と戸田に感謝を示し、「モルダー役のおかげで、ファンの皆さんに声をかけてもらう機会も増えた」と話した。一方、スカリー役の戸田は「風間さんはいつまでもお若く、お変わりない。まさに超常現象」と笑いを誘い、「驚くような出来事が次々と起こるが、今は言えないことも多くて…。でも、ファンの皆さんの期待に応える内容になっている」と新シリーズをアピールした。『X-ファイル』コレクターズブルーレイBOX(57枚組)3月11日(金)発売初回生産限定『X-ファイル 2016』今夏、デジタル配信・ブルーレイ&DVDリリース予定取材・文・写真:内田 涼
2016年02月23日日本における海外ドラマブームの草分け的な作品である「X-ファイル」が13年ぶりに復活!旧シリーズから日本語吹き替えを担当している風間杜夫と戸田恵子が2月23日(火)、アフレコの模様を公開した。FBI捜査官のモルダーとスカリーのコンビが、UFOや宇宙人の存在、超常現象について調査するというサスペンスで、日本では1995年から2003年まで放送された。13年ぶりにモルダーの声を吹き込んだ風間さんは「またモルダーができるということで嬉しくて、十数年ぶりにウキウキしてます」と笑顔。戸田さんは当初、完全な新シリーズ制作であるということを知らず、旧シリーズの録り直しかと思っていたそうで「DVDと台本が届いて、新シリーズか!と知り、(スカリー役の)ジリアン・アンダーソンがTwitterで『撮影終了しました!』と言ってるのを見てワクワクしました」と振り返った。風間さんにとっては、1995年の本シリーズが「初めての吹き替えの仕事だった」とのことで、当初は誰が演じているのかがクイズ企画になっていた。「『X-ファイル』のファンに囲まれて、サインを書くとき『モルダー役』と書いてくれと頼まれました」と笑顔で述懐する。風間さんは、モルダー役のデイヴィッド・ドゥカヴニーについて「老けたな…と思いました。おれも老けたけどキミも…」としみじみと歳月の流れを口にするが、戸田さんは「風間さんは変わらない。超常現象です」とニヤリ。戸田さんは、放送開始当時、すでに声優としての地位を確立していたが、その後、ドラマや映画、舞台で女優としても躍進を遂げた。戸田さんは「超常現象が私にも起きました(笑)」とおどけ笑いを誘っていた。この日、公開されたアフレコ収録では「ホントなんだ。僕を信じろ」と突っ走り気味のモルダーと「モルダー、何をする気なの?」「危険よ」とたしなめるスカリーというおなじみのやり取りも!風間さんは「バージョンアップしてすごい展開が繰り広げられます」と語り、戸田さんも「言えないことばかりですが、『この先どうなるの?』と思っちゃいます」と期待をあおった。「X-ファイル 新シリーズ(仮)」は今夏、デジタル配信開始&ブルーレイ&DVDリリースの予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」をモチーフに今夏、全国ツアーを行う大規模アリーナショー『ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー』に、俳優の風間俊介が出演することが発表された。風間が演じるのは、1995年発売の「ドラゴンクエストⅥ幻の大地」に登場する最強の剣を探して世界中をめぐる剣士・テリー。己の力を信じて旅を続ける姿が人気のキャラクターで、98年にはスピンオフ作品『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』も発売されている。風間は大の「ドラゴンクエスト」ファンで、すべてのタイトルを何度もやりこんできたという。テリーの役柄にも強い思い入れがあり、衣装制作の際には、テリーらしい衣服の色を追及するため、自ら衣装デザイナーと議論していたほど。○風間俊介 コメント「『ドラゴンクエスト』の歴史はRPGゲームの歴史、それは冒険の歴史だと思います。 その歴史の一部になれる事を心の底からうれしく、そして、誇らしく思っています。今まで僕が経験したことがない『ライブスペクタクルツアー』という新しい冒険の旅。『ドラゴンクエスト』を買って家に帰る途中のようにワクワクしています。 孤高の剣士、テリーは素早さが魅力のキャラクターなので、ステージ上で華麗に走り回ります。 みなさん、ぜひ、一緒に冒険の旅に出ましょう」『ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー』は、今年で発売から30周年を迎えるRPGシリーズ「ドラゴンクエスト」をベースにした日本で初めて制作されるオリジナルアリーナショーで、この夏全国5大アリーナで計40万人を動員する大型プロジェクト。演出に数々の人気テーマパークのショーやB’zのドームツアーなどを手掛ける金谷かほり氏、ステージデザインにロンドン、北京五輪の開会式やレディー・ガガ、マドンナなどの世界ツアーを手掛けるレイ・ウィンクラー氏率いるStufish Entertainment Architectsを迎えるなど、国内外のトップクリエイターが集結した。アリーナ役を歌手でタレントの中川翔子が担当することがすでに発表されている。公演日程、チケット料金など詳細は公式サイトにて。現在追加公演も決定しており、名古屋・日本ガイシホールで8月13日19時の回が追加された。チケットは2月17日18時より3次先行受付がスタートする。(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2016年02月17日国民的人気ゲームを題材にした大規模アリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』に風間俊介の出演が決定した。同公演は今夏全国5会場で開催。キャストには、最強を夢見るお姫様アリーナ役に中川翔子の名前がすでに発表されている。『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』公演情報風間が演じるのは1995年発売の「ドラゴンクエストVI幻の大地」に登場する剣士テリー。最強の剣を捜し求めて世界を旅する孤高の剣士役で、シリーズの中でも人気のキャラクターだ。大のドラゴンクエストファンを自認する風間は、出演決定に伴い、以下のコメントを寄せている。■風間俊介ドラゴンクエストの歴史はロール・プレイング・ゲームの歴史、それは冒険の歴史だと思います。その歴史の一部になれる事を心の底から嬉しく、そして、誇らしく思っています。今まで僕が経験したことがない『ライブスペクタクルツアー』という新しい冒険の旅。ドラゴンクエストを買って家に帰る途中のようにワクワクしています。孤高の剣士、テリーは素早さが魅力のキャラクターなので、ステージ上で華麗に走り回ります。みなさん、是非、一緒に冒険の旅に出ましょう。同公演は第1作の発売から30周年を記念して開催されるもの。人気作「ドラゴンクエストIII」を物語のベースに、シリーズXまでの主人公・人気キャラクターが続々登場。目の前に現れるモンスターとのバトル、繰り出される呪文の数々を、アクション、エアリアル、ダンスを始めとしたパフォーマンスと、最先端の映像テクノロジーでステージ上に再現する。チケットの一般発売は4月23日(土)より。なお、好評につき、早くも追加公演が決定。名古屋公演で8月13日(土)19時の回が追加となる。その他の会場とともに、本日2月17日(水)よりインターネット先行先着を受付中。■ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー7月22日(金)~31日(日) さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)8月5日(金)~7日(日) マリンメッセ福岡 (福岡県)8月12日(金)~14日(日) 名古屋 日本ガイシホール (愛知県)8月18日(木)~22日(月) 大阪城ホール (大阪府)8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ (神奈川県)
2016年02月17日連載20周年の節目に公開される『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の公開アフレコが2月10日(水)、都内で行われ、主人公・武藤遊戯を演じる風間俊介、ライバルの海馬瀬人役の津田健次郎が出席した。原作者の高橋和希氏が、製作総指揮として脚本とキャラクターデザインを手がけるファン待望の本作。連載終了から1年後の世界を舞台に、もうひとりの人格・アテムとの戦い“闇遊戯”を経て、日常を取り戻したかに見えた武藤遊戯が新たなデュエル(決闘)に身を投じる。風間さんにとって、主人公・武藤遊戯は声優デビューを飾ったキャラクターで「声優経験がなかった当時の僕に、ゼロからいろいろと教えていただいた。今回は恩返しできるタイミング」と思い入れもひとしお。「(闇遊戯という)大きな経験をして、気弱な少年だった遊戯が成長しているので、僕自身の成長も含めて、ファンの皆さんに見ていただければ。すべての世代に楽しんでもらえる作品」とアピールしていた。永遠のライバルである海馬役の津田さんとは、10年ぶりの共演が実現し「海馬は変わらず強いです」と風間さん。津田さんは「いま俊介が言ってくれたように、海馬は相変わらず元気に吠えております。海馬の強さがストーリーを引っ張る部分もありますし、なにせ10年ぶりなのでとても気合いが入っております」と闘志を燃やしていた。公開アフレコには、新キャラクターとして登場するチンピラ軍団「百済木軍団」を担当するケンドーコバヤシ、ジャングルポケットが同席。ゲスト声優として、声優初挑戦の林遣都(謎の少年・藍神)、人気声優の花澤香菜(藍神に付き添う謎の少女・セラ)と日野聡(藍神と使命を共にする謎の男・マニ)の参加も決定している。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、キャストの岡田准一(V6)、阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、甲本雅裕、風間俊介、そして平山秀幸監督が出席した。同映画は夢枕獏の小説『神々の山嶺』(角川文庫・集英社文庫)を映像化したもので、標高8,848m、氷点下50℃という過酷な環境を舞台に、エヴェレストの謎を追う山岳カメラマン・深町を岡田准一、天才クライマー・羽生を阿部寛、2人の男性に運命を翻弄される女性・涼子を尾野真千子が演じる。岡田、阿部、尾野を含むキャスト・スタッフは実際にエヴェレストに登り、標高5,200m地点、酸素も2分の1で撮影が行われ、岡田は「苦しさはあったんですけども、歩いている後ろに阿部さんや尾野さんがいるので、弱ってるとこ見せられないという、プレッシャーがあったんですよね」と振り返った。さらに「血中酸素が普通100のところ、夜は70まで下がってしまうんですが、ドクターに測ってもらうとき、ズルをして呼吸をいっぱい吸ってから測っていました(笑)。70後半を、86くらいまで上げて『岡田さんタフですね~!』と言われるので」と告白。すると阿部も「実は僕もやってました(笑)。岡田くんが90とか行くと、負けてられないなって。今明かしました」と明かした。真面目に測っていた尾野は驚いた様子を見せたが、普通エヴェレストに登ると痩せてしまうところ、3キロ太って帰ってきたことで、岡田から「日本でいちばんタフな女優さんです」と紹介されていた。また、回想シーンで登場する尾野の兄役を演じた岡田の後輩である風間俊介の撮影は日本の山で行われたため、風間はエヴェレスト撮影組を意識し、「体感的には崖っぷちの、都庁のてっぺんくらいで撮影して、声が上ずっちゃって(笑)。大丈夫ですって言ったんですけど、明らかに大丈夫じゃなかったみたいです。でも絶対に負けたくないと思って撮影をしたら、後から阿部さんに『エヴェレストは高いところにあるけど広いんだよな。お前が一番やばいところにいたんだよな』と言われて膝から崩れ落ちました」とエピソードを話し、会場の笑いを誘った。映画にかけて、「人生で挑戦したい」ことについて岡田は「できれば、ここに登壇している皆さんと一緒にエヴェレストに登りたいです。いかがですか」と提案。それを受けた風間が「個人的に気になったのはそれ言われた瞬間の佐々木蔵之介さんの目の伏せっぷりが……」と話を振ると、佐々木「いやちょっとそれは……」と苦笑いを浮かべていた。神々の山嶺』は、3月12日より全国公開。
2016年02月05日「ぴあ」調査による2016年1月29日、30日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『あぶない刑事』シリーズの劇場版第7弾『さらば あぶない刑事』がトップに輝いた。2位に杉作による人気漫画を風間俊介主演で映画化した『猫なんかよんでもこない。』、3位に指原莉乃が映画初監督を務めたドキュメンタリー『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』が入った。その他の写真1位の『さらば あぶない刑事』は、舘ひろし演じるタカと、柴田恭兵演じるユージの刑事コンビが、軽妙なトークと激しいアクションを繰り広げながら様々な犯罪を追うドラマ。1986年のテレビ放送から映画、ドラマ共に多くのファンを獲得してきた作品で、出口調査では「小さい頃から見てきた作品。ふたりの活躍を劇場で観られて嬉しい」「定番の走るシーンや、銃を撃つシーンがよかった」「ふたりの掛け合いが良い。昔を思い出した」など、昔を懐かしむ声が多く聞かれた。放送開始から30年を迎えた“あぶデカ”だが、シリーズ完結編となる今作では、ついに定年を迎えたふたりが命懸けの戦いを展開する。年齢を重ねても活躍し続けるタカとユージに、観客は「迫力がすごい」「昔よりもパワーアップしていた」「年を重ねてもバイクシーンを続けていてよかった」「川沿いを走るシーンは何十年経っても変わらない」などの感想を寄せた。また、「ラストのタカとユージのシリアスな場面に胸がジーンとした」「ふたりの最後の活躍を劇場で観られてよかった」「最後に相応しい終わり方」などシリーズ完結編として高い満足度を集めた一方で、「終わってしまうのが残念。何か別の形でも観たい」「続編を期待している」など最後を惜しむ声も寄せられた。(本ランキングは、1/29(金)、30(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『さらば あぶない刑事』公開中
2016年02月01日ボクシングに情熱を傾ける男と、拾われてきた2匹の猫・チンとクロとの交流を描く感動のヒューマン・ドラマ『猫なんかよんでもこない。』(公開中)の主役猫の本編抜き映像2本が到着した。その他の画像/本編抜き映像が公開映画は、実話に基づく杉作の人気漫画を、『探検隊の栄光』の山本透監督が実写で映像化。風間俊介がボクシングに人生を捧げる三十路寸前の主人公・ミツオを演じ、兄(つるの剛士)が突然ひろってきた子猫の兄弟“超やんちゃなチン”と“超気ままなクロ”と生活することになった“猫初心者”ミツオのかけがえのない日々が描かれる。このほど到着した映像は、主役猫の“家遊び”と“外遊び”を捉えた本編映像。家の中では、チンがビールの空き箱に入って身を潜めてみたり、高いところからジャンプを決めてみたりと、遊びたい放題の日常が映し出されている。一方、外のシーンの映像では、アパートの塀の上を軽やかに歩いて散歩に出向く猫の自然体の姿が映し出されている。さすがのタレント猫も普段外で遊ぶ機会が少ないためロケでは大興奮だったようで、スタッフ総動員で撮影現場の周りを包囲網で囲み脱走に備えてピリピリしていたとのこと。猫の演技もさることながらスタッフの努力の甲斐もあって実現した奇跡的なシーンとなっている。ちなみに公開前に行われた映画ファン向けの試写会でも、本作の良かった点として猫の愛らしい表情や振る舞いを挙げたユーザーが最も多く、「猫の登場シーンがいっぱいで演技派だった」「猫の演技が自然で風間君によくなついていて、シーンによってはドキュメンタリーみたいだった。芸達者!」など猫たちの演技力は絶賛されていた。また、試写会の参加者に“猫派”か“犬派”かに分れてもらい、それぞれの意見を聞いたところ、“猫派”からは「猫を飼ったことがある人にはわかる“猫あるある”が散りばめられていてニヤニヤが止まりませんでした」「猫が与えてくれている今ある幸せに気づかせてくれる映画で同じ猫好きの友人にすすめたい」など絶賛の声が集まった。一方、“犬派”もなんと90パーセントもの人が猫の姿に心動かされたと回答!「猫が欲しくなる映画だった」「気まぐれだけど人間の心を癒してくれるところに心動かされた」など犬好きな人にとってもチンとクロの愛らしい姿は胸キュンだったようだ。『猫なんかよんでもこない。』公開中
2016年02月01日元ボクサーの漫画家が手がけた同名コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』の初日舞台あいさつが1月30日に、TOHOシネマズ新宿で行われ、風間俊介、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作さん、主題歌を担当したSCANDAL(HARUNA、MAMI、TOMOMI、RINA)が登壇した。『猫なんかよんでもこない。』初日舞台あいさつ/その他の写真風間演じる崖っぷちボクサーのミツオが、兄から押し付けられた2匹の捨て猫・チンとクロとの共同生活を通して、人生を見つめ直す姿を描いたハートウォーミングな人間ドラマ。風間は「素敵な、そして僕自身が大好きといえる作品がついに公開され、とてもうれしいです」と本作への強い思い入れを示し、「あいつらは天才です」と共演した猫のアドリブを絶賛した。キャスト陣は、撮影現場は和やかな雰囲気だったと口を揃え、「寝転んだ状態で、待ち時間を過ごしていたら、本当に寝てしまって」(つるの)、「いびきでNGが出ましたよね。ある意味、迫真の演技というか…」(風間)。また、松岡が「猫の抱き方を風間さんが教えてくれた。これからは、尊敬する先輩として風間さんの名前を挙げます」と持ち上げると、風間が「それ、今日の占いで誰かを褒めると運気が上がるって言われたからでしょ」とツッコミを入れる“夫婦漫才”で会場を盛り上げた。脚本も手がけた山本監督は、猫への“演出”に悪戦苦闘したそうで「撮影に入ってから、やばい本(脚本)を書いちゃったなとビビった」と告白。それでも、「生き物と一緒に生きるとは、かわいいだけじゃない問題がさまざまある。それを含めて、かけがえない愛おしい存在だと感じてもらえれば。たとえ動物を飼っていなくても、心温まるはず」と作品にこめた思いを語った。『猫なんかよんでもこない。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月30日映画『猫なんかよんでもこない。』が1月30日(土)に公開を迎え、主演の風間俊介をはじめ、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作、主題歌を担当した「SCANDAL」が登壇して舞台挨拶が行われた。ボクシングに全てを捧げるもなかなか立ち行かないミツオと、チンとクロという2匹の共同生活を描く本作。撮影を通じて計14匹の猫が“キャスト”として参加している。やはり、猫の動きをコントロールできずに撮影は難航したそうだが、逆に奇跡のような瞬間も!風間さんは、ミツオが猫をトレーニングするシーンについて言及。「途中で宅配便が来て、ミツオが出ていくときに『サボるなよ』と言うんですが、僕がいなくなった瞬間に見事にサボるんです(笑)。天才的なアドリブでした」と感服する。つるのさんは、猫たちが寝るのを待つシーンで待ちきれずに「僕が寝てしまいました(苦笑)」と告白。風間さんに「いびきの音でNGになりましたよね?」と暴露されると「迫真の演技です!」と言い張り笑いを誘っていた。“犬派”を公言し「人生でこれまで猫と関わったことがなかった」という松岡さんは、猫の抱き方や接し方について、風間さんから様々な指導を受けたそう。「風間さんはキャストのみならず、スタッフさんのこともよく見てるし、通行人の整理までしてました」と明かし、目を輝かせながら「尊敬する先輩として風間俊介さんを挙げさせていただいてもいいですか?先輩!」と風間さんを異様に絶賛する。風間さんは冷静に「さっき、今日の占いで『人を褒めると運気がアップする』って言ってたけどそのせい?」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。意趣返しとばかり、風間さんは、主題歌を担当した「SCANDAL」の面々を指し「この映画のヒロイン的な立場で…」と松岡さんをそっちのけで語り、すかさず松岡さんは「おいっ!(取材で)『最高のヒロイン』って言ってたやん!」とツッコミ。夫婦漫才のような2人の掛け合いに笑いがわき起こった。最後に風間さんは改めて「つらいときにそばに何がいてくれるかで人生が変わると思います。そんな大切な人と一緒に見てもらえたら嬉しいです」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『猫なんかよんでもこない。』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月30日大人気コミックを猫好きスタッフ&キャストで実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』が、いよいよ今週末1月30日(土)より全国公開される。このほど、本作の“主役”でもあるキュートな2匹の猫のメイキング映像が到着。撮影現場でも“女優”らしく貫禄いっぱいに個性を発揮させている様子が明らかになった。“犬派”の崖っぷちボクサー・ミツオ(風間俊介)は、兄貴が拾ってきた2匹の猫、チン(♀)とクロ(♂)の世話をひょんなことから任せられ、不本意ながら共同生活を始める。ヤンチャな2匹に悪戦苦闘しながらも、彼らとのかけがいのない日々が、やがてミツオの人生に大きな変化をもたらすことに…。実話から生まれた人気コミックを映画化した本作で、風間俊介演じるミツオと並んで主役を張るのが、2匹の猫・チンとクロだ。撮影には子猫時代、大人時代と、2組の猫が出演しているが、今回到着したメイキング映像には大人時代のチンとクロを演じた猫たちが登場。いずれもオーディションで選ばれた女優猫たちで、チン役には人なつっこい“のりこ”(5歳)、クロ役にはなぜか猫が苦手な“りんご”(推定8歳)がキャスティングされた。のりこは、CMやバラエティ番組でも大活躍中のやんちゃな女の子で、隙を見つけては人の背中に飛び乗り甘えるしぐさも見せてくれる。一方、りんごは「待て」「おいで」の指示通りに動ける芸達者な猫。猫なのに人間大好きの猫嫌いで、猫はもちろん、ぬいぐるみが近づくだけで「シャーッ」と威嚇、そのためケンカシーンの撮影も難なくクリアし、スタッフから拍手喝采を浴びていたという。かと思えば、人間に抱かれるとゴロゴロと喉を大きく鳴らして喜んでしまうため、編集段階で少しだけゴロゴロ音をカットしたほど。実際に自身でも猫を飼っていて大の猫好きだという山本透監督は、大人時代の2匹の撮影について「猫のしっぽの状態にこだわりましたね。しっぽを下げたまま歩いていたら緊張している証拠ですからNG。リラックスしてしっぽが上がるまでテイクを重ねました」と、猫を熟知したさすがのコメント。さらに、猫たちと信頼関係を作るため、一緒に現場のアパートの一室に泊まったことも明かしている。映像中では、のりこは女優猫らしい貫禄で椅子を独占したり、カメラマンに興味津々。一方のりんごは、窓際でのんびりと日向ぼっこをしており、それぞれの個性が垣間見られる撮影裏となっている。『猫なんかよんでもこない。』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月28日『グッモーエビアン!』の山本透監督最新作『猫なんかよんでもこない。』が、2016年1月30日(土)より全国にて公開される。原作は元プロボクシング選手のマンガ家、杉作による同名実話コミックス。主演ミツオ役に風間俊介、ヒロインのウメ役には松岡茉優といった実力派俳優が猫と共演する。「猫に寄り添って撮影をした」という監督の言葉どおり、猫の自然な表情をくまなく捉えた、ほっこりと心温まる作品だ。監督、そしてミツオの兄を演じた俳優・つるの剛士に話を聞いた。その他の写真撮影終了後の2014年10月からようやく公開となった今作、監督は「観て頂いた方の心に何か発生してやっと映画なので、そこにたどり着けることがとっても嬉しい」と胸を高鳴らせた。うだつが上がらないボクサーのミツオ(風間)と、兄貴(つるの)が拾ってきた2匹の猫との日常を描いた本作。猫の撮影は至難の連続だったそうで、猫待ち時間が長く、待機中につるのが眠ってしまったこともあるというほど。 「どうしても2匹揃って人間と撮りたかったのですが、子猫があまりにじっとしてくれなくて、作品を撮り始めたことを後悔するほどでした。型にはめるのをやめてから、ようやく自然なカットが撮れました」(監督)完成した作品をいちはやく見たつるのは、「撮影のスケジュールも映画の流れ通りに進んでいったので、みんなこんな感じで成長をしていったんだなって、本当の兄貴になったような気持ちで見ました。撮影場所も高校の通学路だったし、家でも猫を飼っていて、格好も部屋着と似ていたので生活の一部のようでした」と話すと、監督は「つるのさん、帰っていくシーンではアドリブで口笛を吹いて行きましたからね。撮影では電車の音にかき消されてしまっていたんですけど、『絶対に口笛を吹いていた!』と言ってスタッフと懸命に音を探しましたよ」と撮影秘話を明かした。監督は、ウメ役を演じた松岡について「他の映画のオーディションのときからずっと気になっていた」と話す。「ウメさん役には、落ち着きもあり、ラブストーリーとして先走らない女性を探していたので、松岡さんならきっと魅せてくれるんじゃないかなと思ってお願いしました。撮影当時は19歳だったんですけど、25歳くらいに見えると思うんです。若いのにいろんな役ができる末恐ろしい女優さんですよね」と舌を巻いた。どの作品でも“ハッピーエンド”にこだわるという監督。「実は、ほぼオリジナルのキャラクターとして登場している大家さんについて、共同脚本をつとめた林民夫さんから、『もっと嫌な人にしたほうがいい』と言われたんです。でも、僕はあえて人間の闇を抽出しなくても、日常に潜んでいる暖かさの伝わる映画が撮れると思っています。お子さんもおじいちゃんおばあちゃんも、楽しかったねって映画館を出て欲しい」と、穏やかな笑顔を見せた。取材・文・写真:小杉由布子『猫なんかよんでもこない。』2016年1月30日(土)全国公開
2016年01月28日映画にドラマ、バラエティにCMまで、2015年は飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍をみせた松岡茉優。2016年も新春から、映画『猫なんかよんでもこない。』で新しい1年の幕を開ける。本作で松岡さんは、兄が拾ってきた子猫2匹を飼うことになった猫嫌いの主人公・ミツオ(風間俊介)にそっと助言を与える保育園の管理栄養士・ウメさんを演じた。「ウメさんは実在の方なのですが、クライマックスのセリフに説得力をもたせるため、映画のウメさんはどういう生活を送ってきて、猫とどう関わってきたのかを私の方で作って演じました。主人公とそのお兄さんの2人の男性が主軸のこの映画で、女性らしい包容力や優しさをもってどう関わっていけるのか。俯瞰で見てよく考えた部分です」と役作りを振り返る。ミツオがプロボクサーの夢を断たれ、猫たちとなんとか日々をやりすごしている時、ウメさんが現れることでスクリーンに生まれる安心感は、そのまま松岡さんのサポート力にも見える。助演の心得について聞くと、「風間さんが現場でどっしり構えてくださっていたので」と、なにより主演の風間さんに敬意を示すところが、機転のきく彼女らしい。「特にここは引こう、ここは押そうと考えたりすることなく、風間さんに頼りっきりでお芝居させていただきました。風間さんの主演俳優としての意識はすごいものがあって、スタッフさんの顔と名前は全員覚えているし、ご通行の方がいたらスタッフさんより先に気づいて、『どうぞ』と声をかける。その言い方が友達みたいなんですよ。人見知りしないのかな?(笑)」。実際、撮影に参加したのは2日間だけだったが、風間さんからは学んだことが多かったという。「私がどこでどんな玉を出しても、全部すくってもう1回投げてくれる。どちらかというとエネルギーで押してしまう私には、まだまだ無い部分です」。教えられたのは芝居に向き合う姿勢だけではなかった。「なんだかムツゴロウさんみたいなんですよ。声が優しいんです、ウィスパーボイスで。『心臓の音と一緒にトントンするんだよ』と教えていただいて。猫は抱いているだけでも動いちゃうので、最初はうまく抱けなかったんですけど、心拍に合わせてぽんぽんするとスッと寝てくれました。あの時はかわいかったですね」。「おはスタ」のおはガールとして本格的にデビューし、番組が終了した15歳の時に俳優としてやっていくと決めた。それから5年、「プライドをもってやっているし、こだわりもある」と言う松岡さんの高いプロ意識は、若くして既に職人のよう。多様なキャラクターの演じ分けを支えるその観察眼も抜群だ。「もともと、趣味がモノマネなんです。人を見るのが好きで、仕事のために気をつけてやっているわけではなく、見てしまう。例えば電車の中で、『ああいう足の組み方があるんだ』と思ったらメモしたり、やってみたり。高校時代はサンプルの宝庫で、もう千差万別のJK(女子高生)がクラス中にいる(笑)。だから、ギャルの役がきたらギャルっぽい子の近くで話を聞いて勉強したり、スカートの長さやしぐさをメモしたり。(日本には)1億人分の教科書がありますので、ストックはため放題です!」そんな松岡さんをはじめ、20歳前後の若手女優は実力派ぞろいで層が厚い。焦りやジェラシーを感じることはないかとちょっと意地悪な質問を向けると、「ラッキーだと思う」という意外な言葉が返ってきた。「高校生の時は自分に余裕がなかったので、とにかく勝ちたい、勝ちたいっていう想いでいっぱいでした。けど、今は有り難いことにコンスタントにお仕事をいただけているし、なにより、自分にしかできない役があるはずだっていう自信みたいなものもつきはじめました。それに、この世代で作りたいっていう企画もきっとあるでしょうし、他の誰かがダメだった映画が回ってきて、いただける役もあるでしょうし(笑)。この年代に生まれたことが楽しいです」。スタイリスト:大内悠子ヘアメイク:服部さおり(text:Rie Nitta/photo:Yuko Kosugi)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月27日人間と動物との“共生”をテーマに、新たなネイチャードキュメンタリーの扉を開く映画『シーズンズ2万年の地球旅行』。笑福亭鶴瓶と木村文乃によるナレーションと最新技術を駆使して映し出された壮大な映像世界では、地球に暮らす野生動物たちが主役だ。本作をはじめ、この1月は動物たちが活躍する映画が立て続けに公開されている。■『シーズンズ2万年の地球旅行』(公開中):野生生物の目線でとらえた2万年の物語!総製作費40億、構想4年、400人のスタッフが最新の撮影機材を駆使し、歴史学、動物行動学、人類学、哲学、民俗学、植物学ら多くのスペシャリストと共に、時空を超えた野生動物たちの生きざまを映し出す本作。鶴瓶さんの落語家ならではの語り口でいままでにないネイチャードキュメンタリーの世界観を表現、木村さんは壮大な時間軸の中で、移ろいゆく自然の様子と懸命に生きる動物たちを、俯瞰の立場でナビゲートする。現在、こども500円キャンペーンを実施中であることから(4月8日まで)、親子で観賞した後に本作のテーマについて話し合いの時間を持ったという感想も聞かれるほど、映画から多くのことを学び、何かしら生き方のヒントを感じ取る人が続出しているという。■『パディントン』(公開中):英国紳士のスピリットを受け継ぐ野生のクマ!長年世界中で愛されている、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」を実写映画化。そのクマの声をベン・ウィショーと、日本語吹替え版では松坂桃李が務めていることでも話題だ。イギリスに憧れるおじさんに育てられ、礼儀正しく言葉づかいは美しく、挨拶とお礼は忘れない、そんな英国紳士のスピリットを受け継いだ野生の若きクマ・パディントンが、ステキな家と新たな人生(?)を探しに冒険に乗り出す姿を描く。いっぱいの好奇心と優しさを持ちながら、ときには失敗しても、人間社会に馴染もうと前向きに頑張る姿には勇気をもらえそうだ。■『白鯨との闘い』(公開中):巨大な白鯨と大自然の猛威に対峙した人間たちの実話!捕鯨が一大産業だった19世紀を舞台に、大型マッコウクジラと捕鯨船の乗組員たちとの壮絶なバトルと驚愕の行く末を描く。主演を『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースが務めている。鯨油を入手するために、アメリカのナンタケット島を出港した乗員たちは、太平洋沖の海域で“白い怪物”マッコウクジラと遭遇。白鯨から攻撃を受けた彼らは、必死で抵抗するものの船は沈没してしまい…。あまりに巨大な白鯨と大自然との関わり方から、生と死について考えずにはいられない1本。■『猫なんかよんでもこない。』(1月30日公開):捨てられた子猫たちが“家族”になる瞬間!パッとしないボクサーと、2匹の猫たちの何気ない日々の暮らしをつづった人気漫画原作の作品。プロボクサーとして芽が出ず空虚な日々を送っていた主人公ミツオを演じるのは、風間俊介。ある日、ミツオの兄が拾ってきた2匹の猫の面倒を、なぜかミツオが見ることに。猫嫌いのミツオは、猫たちに振り回されながらもやがて距離を縮めていき、極貧生活を支え合う仲になっていく。そんな中、試合中のケガでプロボクサーとしての道が閉ざされてしまったミツオは…。動物と共に暮らす楽しさとともに、その難しさや命への責任についても描かれており、ペットとの向き合い方が変わるかもしれない!?(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月27日杉作の人気コミックを風間俊介主演で実写化する『猫なんかよんでもこない。』の公開を記念して、主題歌を担当するSCANDALが映画の見どころや、本作のために書き下ろした楽曲『Morning sun』に込めた思いを語るスペシャルインタビュー映像が到着した。その他の画像/特別映像映画『猫なんかよんでもこない。』は、ある日突然、2匹の子猫と一緒に暮らすことになった“猫初心者”の主人公・ミツオが、2匹を“チン”と“クロ”と名づけ、初めての経験に戸惑いながらも交流を深めていく姿を描いたヒューマンドラマ。このほど公開になったスペシャルインタビュー映像でメンバーは、「まず、チンとクロがものすごく可愛かった!」と2匹の愛らしさに「癒された」「ツンデレ感にキュンキュンした」と笑顔でコメント。突然、現れたチンとクロの存在によって変化していく主人公の姿を通して、「予想もしなかった出会いによって自分の人生が変わっていくことを“運命”と呼ぶのであれば、運命も悪くないなと思った」と話し、「家族や恋人、自分の大切な人と観に行く映画になれば」とPRした。主題歌『Morning sun』を手がけるにあたり「何度も映画を見返して、思ったことや好きな台詞を書き留めた。苦手から好きに、自分の人生がプラスにどんどん変わっていく。そういうエッセンスを詰め込んだ曲に仕上げました」と明かし、「自分の身近にいるパートナーを改めて大切にしながら生きていってほしい。私たちもそうでありたい」とコメントを寄せた。なお本主題歌は、SCANDALのニューアルバム『YELLOW』(3月2日発売)に収録されるほか、映画公開に合わせて1月30日(土)より先行配信される。『猫なんかよんでもこない。』1月30日(土)全国公開
2016年01月26日主演に風間俊介を迎え、猫好きの、猫好きによる、猫好きのための同名大人気コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』。来週1月30日(土)に迫った公開を前に、マミタスをはじめ10匹の猫を飼う“しょこたん”こと中川翔子や、猫エッセイ漫画を連載中の漫画家・いくえみ綾ら、猫好きで知られる著名人たちから心温まるコメントが到着した。“犬派”の崖っぷちボクサー・ミツオ(風間俊介)は、兄貴が拾ってきた2匹の猫、チン(♀)とクロ(♂)の世話をひょんなことから任せられ、不本意ながら共同生活を始める。2匹に悪戦苦闘しながらも、彼らとのかけがいのない日々が、やがてミツオの人生に大きな変化を…起こす、のか!?ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオと愛猫チンとクロとの日常を、とぼけたセリフと柔らかなタッチで綴った本作。猫好きの間ではすでに「猫よん」の愛称で親しまれ、猫の可愛さと温かさが恋しくなる今年最注目の“猫映画”となっている。チンとクロの可愛さに魅了されるファンが日々増え続けている中、各界を代表する猫好き著名人からも愛にあふれたコメントが続々と到着。芸能界随一の猫好きで知られ、愛猫マミタスを主人公にしたTVアニメも登場した中川さんは、「私にとって、物心つく前から猫は大切な家族であり、親友でした。だからこそ映画の中に、自分が猫と暮らしてきた喜びや悲しみが重なり、とても共感できる部分がたくさんありました」と本作の共感ポイントを明かしている。猫好き代表の著名人も自らの“猫愛”に改めて向き合いながら、太鼓判を押す本作で、寒い冬にほっこりしてみては?<そのほか著名人コメント>■鈴木砂羽(女優)猫と共に生き成長していく。自分と猫もこれからもずっと一緒に生きてゆく。帰ったら猫を抱きしめたくなる映画です。うちは嫌がられるけど!■いくえみ綾(漫画家)猫歴30余年の猫飼いが見ると肝が冷えるわ!…でも思えば自分もそうやって猫を学んで猫と暮らして猫を知って まだ知らないこともある猫の道。みんな通るといいなあ猫の道。■ますむらひろし(漫画家)猫と暮らす楽しさ、切なさ、迷惑さ。子猫とは、人間の孤独を癒すために地上に現れた、神の化身なんだ。『猫なんかよんでもこない。』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日お笑い芸人のケンドーコバヤシとお笑いトリオ・ジャングルポケットが、人気アニメ『遊☆戯☆王』シリーズ初の長編アニメーション映画『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(4月23日公開)にゲスト声優として出演することが20日、発表された。本作は、原作者・高橋和希氏自ら、原作、キャラクター、デザイン、総指揮として携わり、製作される。劇中では、武藤遊戯(風間俊介)と海馬瀬人(津田健次郎)の名コンビも復活。加えて、神秘的なビジュアルで話題を呼んでいた謎の少年・藍神を俳優の林遣都が演じる。ケンドーコバヤシが務めるのは、本編に新キャラクターとして登場するチンピラ・「百済木軍団」のリーダーの百済木役。声優初挑戦となるジャングルポケットは、その百済木の手下役を担当する。「人気漫画『遊☆戯☆王』、原作のアフターエピソードの新キャラですよ! めっちゃ興奮してます」と感激を表すケンドーコバヤシ。「なんといっても手下がジャンポケですからね」と実際にお笑いの世界でも後輩であるジャングルポケットに目をやりつつ、「今まで誰にも見せたことのない、ブラックなケンドーコバヤシをガンガンに出して楽しもうと思います!」と意気込みを見せる。一方、ジャングルポケットの側は、「リーダーがケンコバさんということで、パシられるのでは!? と若干嫌な予感はしていますが」と苦笑しながら、「3人でアニメの声優をさせていただける日がくるとは思っていなかったので、素直にうれしいです」と歓喜。続けて、「新しいジャングルポケットの活躍を楽しみにしていてください!」とアピールした。なお2015年12月より発売となった、「青眼の亜白龍」(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)のカード付き前売り券の発売2日間の売り上げは、東映史上最高となった、約8万8,000枚を記録。今年の3月5日からは、特製クリアファイルがプレゼントされる第2弾前売り券の発売もスタートする。(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
2016年01月20日武藤遊戯役の風間俊介と海馬瀬人役の津田健次郎というファン待望の名コンビの復活や、原作者自らが携わることなどで世界中のファンから注目されている劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。この度、新キャラクターとして登場するチンピラ軍団「百済木軍団」を、お笑い芸人のケンドーコバヤシと「ジャングルポケット」が担当することが分かった。千年パズルを完成させたことにより、“闇遊戯”という、もう1人の人格を呼び覚ました武藤遊戯。 海馬コーポレーションの社長にして決闘者(デュエリスト)の頂点に君臨する海馬瀬人や、仲間たちと数々の死闘を繰り広げたが、過去との因縁により、もう1人の自分との闘いを余儀なくされ、遊戯と闇遊戯はついに決別し、別々の道へ旅立つこととなった。 そうして、闇遊戯との最後の決闘を終えて、日常を取り戻したかに見えた遊戯たち。 その前に現れた謎の少年“藍神(あいがみ)”。 そして、世界中で次々と起こる謎の失踪事件。 ただひたすら千年パズルを探し求める海馬。 すべてのピースが合わさるとき、再び決闘(デュエル)の幕が切って落とされる――。ファン待望の新作映画となる本作は、原作者の高橋和希自らが原作・脚本・キャラクターデザイン(製作総指揮)を担当。また、“風間俊介(武藤遊戯)×津田健次郎(海馬瀬人)”という名コンビの復活で大きな話題を集める。さらにこれまで発表されたゲスト声優陣も豪華で、『僕だけがいない街』『にがくてあまい』など出演作が控える俳優・林遣都が謎の少年「藍神」役で声優初挑戦。そして、超人気声優の花澤香菜(『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』常守朱役)と日野聡(『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』芹沢尚役)が加わり、実力と人気を兼ね備えた面々が揃う。今回解禁された新キャラクター・最強のチンピラ「百済木軍団」に声をあてるのは、ケンドーコバヤシさんと「ジャングルポケット」の3人。魅惑の低音ボイスを持つケンドーコバヤシさんは、泣く子も黙るリーダー・百済木を担当。ケンドーコバヤシさんは「人気漫画『遊☆戯☆王』、原作のアフターエピソードの新キャラですよ!めっちゃ興奮してます。今回は『百済木軍団』という、見るからに悪そうな軍団のリーダーを演じます。なんといっても手下がジャンポケですからね。いままで誰にも見せたことのない、ブラックなケンドーコバヤシをガンガンに出して楽しもうと思ってます!レギュラーのみなさんとの絡みもめちゃくちゃ楽しみです」と意気込みを寄せた。そして、ケンドーコバヤシさんの後輩であり、声優初挑戦となる「ジャングルポケット」が個性的なビジュアルの手下を演じる。「3人でアニメの声優をさせて頂ける日がくるとは思っていなかったので、素直に嬉しいです。リーダーがケンコバさんということで、パシられるのでは!? と、若干嫌な予感はしていますが(笑)新しいジャングルポケットの活躍を楽しみにしていてください!」と、こちらは新しい挑戦に意欲十分の様子。昨年発売された特典カード付き前売券では、2日間の売上が東映史上最高となる約88,000枚を記録し、3月5日(土)からは特製クリアファイル付きの第2弾前売り券の発売が始まるなど、公開に向け話題が尽きない本作。TVシリーズでも描かれなかった、誰も観たことのない、原作者本人が手がける『遊☆戯☆王』から、ますます目が離せない。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日俳優の風間俊介が主演を務める映画『猫なんかよんでもこない。』(1月30日公開)で、2匹の主役猫・チンとクロの撮影秘話と未公開写真が18日、明らかになった。風間演じる不器用な男・ミツオとその愛猫・チンとクロの日常が、とぼけたセリフと柔らかなタッチで描かれる本作。実話をもとにした同名漫画の原作はシリーズ累計発行部数30万部を突破するほどの人気を誇り、「上映時間1時間43分、"猫"出ずっぱり!」という世界観を表現する上で、猫の演技力は肝だった。撮影には「子猫時代」と「大人時代」で2組のチン&クロが出演し、「子猫時代」にはスタッフが飼い始めたばかりの2匹の子猫を起用。撮影直前の頃から飼い主とはしばしば離れ、アニマルトレーナー・佐々木道弘氏(佐々木動物プロダクション)のもと、映画撮影の基本的な訓練を受けて本番に臨んだ。「大人時代」のチン役にはドラマ『深夜食堂』(TBS系)のほかCMなどでも活躍中の"のりこ"(5歳)、クロ役には「待て」「おいで」の指示にも従う芸達者な"りんご"(推定8歳)を起用。"のりこ"は隙を見つけては人の背中に飛び乗ったり甘えたりする人懐っこさが魅力で、一方の"りんご"は「人間好きの猫嫌い」という性格から、ケンカのシーンも難なくこなした。本作でメガホンを取ったのは、『グッモーエビアン!』(12年)や『探検隊の栄光』(15年)などで知られる山本透監督。自宅でも猫を飼っている大の猫好きで、大人時代の2匹の撮影について、「しっぽを下げたまま歩いていたら緊張している証拠ですからNG。リラックスしてしっぽが上がるまでテイクを重ねました」とこだわりを明かす。さらには猫と一緒に現場のアパートの一室に泊まり、信頼関係を築いたという。また、近所を散歩するシーンでは、普段はなかなか外で遊ぶことができないせいか、タレント猫たちが大興奮。スタッフは、撮影現場の周りに包囲網を作るなど脱走に備えてピリピリムードだったが、アニマルトレーナー・佐々木氏の巧みなテクニックや、猫たちと心を通わせた風間の"抱っこ作戦"などが奏功し、猫たちのさまざまな名演技を捉えることができた。スタッフは、本作について「2匹の猫の天才的な名演技と山本監督の"猫好きが違和感を感じない猫映画を撮る"という強い執念によって実現した数々の感動のシーン」と説明し、「そして、奇跡ともいえるラストシーンは、猫好きの人こそ思わずうなってしまうこと間違いなしです!」と太鼓判を押している。(C)2015 杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月18日元ボクサーの漫画家が手がけた同名コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』のプレミア試写会が1月14日(木)、都内で行われ、主演の風間俊介、共演する松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作氏が出席した。崖っぷちボクサーのミツオ(風間さん)は、つるの剛士演じる兄が拾ってきた2匹の猫、チンとクロの世話を押し付けられ、不本意ながら共同生活を始めることに。猫との交流を通して、ミツオは再び人生を見つめ直そうとする。風間さんは「主演は僕、ということになっていますが、あくまで“うちの子”の映画。撮影中は猫に振り回される毎日だったが、それがいいんだなと思った」と共演した2匹の猫にメロメロだった。風間さんと松岡さんは、過去にも数回共演経験があり「別の作品で、風間さんにオノを振り回された」(松岡さん)、「正確にはカマだけどね」(風間さん)と息ぴったり。松岡さんが「今回の共演で、風間さんが普通の人だとわかった」と本音を明かすと、風間さんは「誤解が解けただけでも良かった。ありがたい」と安どの表情だった。タイトルにちなみ、「周りに『よんでもこない』人は?」と質問されると、風間さんは「逆に僕自身が家にいるのが大好き。きっと周りからは『風間なんてよんでもこない』と思われているはず」と自虐コメントで笑いを誘った。一方、松岡さんはお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太を“芸能界のお兄ちゃん”と慕っているそうで、「この7年くらい、ずっと食事に連れて行ってと連絡しているのに、一回も連れて行ってもらえない!」と猛アピール。記者に対しても「これは絶対書いてくださいね」と念を押していた。『猫なんかよんでもこない。』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月14日