今春放送予定の月9ドラマ「風間公親-教場0-」より、木村拓哉が演じる風間公親の場面写真が初公開された。2020年と2021年に新春スペシャルドラマとして放送された、長岡弘樹原作の「教場」シリーズがこの春、連続ドラマとして帰ってくる。今作は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代の物語。まだ右目が失われておらず、両眼で誰よりも早く真実を見抜き、指導する後輩刑事と共に事件に挑んでいた。公開された場面写真では、そんな義眼ではない風間の眼鏡越しに光る力強い眼が印象的だ。昨年から撮影がスタートしているという本作。これまでの警察学校の中での物語ではなく、刑事として事件を捜査していく風間を演じる木村さんは「今回の風間は刑事指導官という立場で、異動してきた若手刑事を指導しながら、事件の捜査もしていきます」と説明。続けて「一本のドラマなのにこういう作り方をするんだ?っていう構造になると思います。僕も今までいろんな作品をやってきましたが、今回のような作り方をしたことはありません。連続ドラマとして、“どこがどう連続”になっているのか、『教場』の1作目、2作目を受け取っていただいた皆さんにしっかり楽しんでもらいたいし、喜んでもらいたいです」とコメント。なお、このコメントと場面写真には、今作の様々なヒントが散りばめられている。「風間公親-教場0-」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年01月16日2023年2月7日(火) から23日(木・祝) に東京・日生劇場で上演されるミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』の製作発表が行われ、風間杜夫、濱田めぐみ、新納慎也と演出を手がける森新太郎が登壇。本作の楽曲計3曲が初披露された。本作は、コンサート出演のためにイスラエルに来たエジプトの警察音楽隊が空港から間違った行き先へのバスに乗ってしまい、小さな街に迷い込む。そこで繰り広げられる音楽隊メンバーたちと村人たちとの心の交流が描かれる。1曲目に披露されたのは「Overture(オーバーチュア)」。本編でも1曲目に演奏されるエキゾチックなインストゥルメンタルで、観客を一気に物語の舞台へ引き込む。「さほど遠くない昔、エジプトからやってきた警察音楽隊が、イスラエルの空港に到着した。」「彼らは文化交流のために、ペタ・ティクヴァのアラブ文化センターで演奏するよう招かれたのだった。」スクリーンには場面説明が投影され、警察音楽隊の指揮者・トウフィーク役の風間とトランペット奏者・カーレド役の新納が登場。「しかしいくら待っても迎えが来ないので、自力で目的地に行くことにした。」「そして目的地とよく似た名前の、ベト・ハティクヴァの街に行ってしまった。」そうしてその一夜を“何もない街・ベト・ハティクヴァ”で過ごすことになった一行。続いて披露されたのは、カーレドが街の若者に恋愛を指南する場面で歌われる「Haled‘s Song About Love」だ。3曲目は、街の食堂の女主人であるディナがトゥフィークに語り掛ける「Omar Sharif」。相容れることのないと思われたふたりだったが、ウム・クルズームやオマー・シャリフなど、イスラエル人のディナが幼い頃触れたエジプトのスターたちを思い返して歌うナンバーとなっている。製作発表の後半は、オーディエンスと記者からの質問に答えるトークセッションが行われた。作品の魅力に関して演出家の森新太郎は「この物語はびっくりするくらい大したことが起きないんです。でも登場人物たちにとってお互いの心がほんの一瞬だけ通じあうような、音楽を媒介にしてお互いの心の傷を分かち合うような奇跡的な瞬間が訪れるんです。それ自体はとても小さなささやかなことなんですが、それこそが我々が日常生活で本当に待ち望んでいる、求めていることなんじゃないかなと思います」と語った。『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』は東京公演を上演後、2023年3月6日(月)~8日(水) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月11日(土)・12日(日) に愛知・刈谷市総合文化センター大ホールと巡演する。東京公演のチケットは現在一般発売中。撮影:渡部孝弘<公演情報>ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』公演ビジュアル【東京公演】期間:2023年2月7日(火)~23日(木・祝)会場:日生劇場【大阪公演】期間:2023年3月6日(月)~8日(水)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:梅田芸術劇場TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)【愛知公演】期間:2023年3月11日(土)・12日(日)会場:刈谷市総合文化センター大ホールお問い合わせ:メ~テレ事業TEL:052-331-9966(平日10:00~18:00)【出演】風間杜夫:トゥフィーク(指揮者)濱田めぐみ:ディナ新納慎也:カーレド(トランペット)矢崎 広:イツィク渡辺大輔:サミー永田崇人:パピエリアンナ:イリス青柳塁斗:ツェルゲル中平良夫:シモン(クラリネット)こがけん:電話男岸祐二:アヴラム辰巳智秋:警備員山崎 薫:ジュリア高田実那:アナ友部柚里:サミーの妻太田惠資:カマール(バイオリン)梅津和時:警察音楽隊(マルチリード)星衛:警察音楽隊(チェロ)常味裕司:警察音楽隊(ウード)立岩潤三:警察音楽隊(ダルブッカ)【スタッフ】原作:エラン・コリリンによる映画脚本音楽・作詞:デヴィッド・ヤズベック台本:イタマール・モーゼス翻訳:常田景子訳詞:高橋亜子演出:森新太郎チケット情報はこちら:関連リンク公式HP:公式Twitter:
2022年11月17日2023年4月期の月9ドラマは、木村拓哉が主演する「風間公親-教場0-」を放送することが決定。新たな舞台で“刑事指導官”風間公親を描く。「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得した長岡弘樹の「教場」シリーズ。警察小説の新境地として、シリーズ累計100万部突破のベストセラーとなっている。そんな本作が、2020年と2021年に新春SPドラマとして、主演・木村拓哉×脚本・君塚良一×演出・中江功で映像化(「教場」「教場II」)。神奈川県警の警察学校という密室を舞台に、冷徹で最恐の教官・風間公親が、「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、冷酷無比なやり方で生徒たちをふるいにかけていきながら、彼らがそれぞれ抱える様々な葛藤や秘密が渦巻く中で次々と巻き起こる事件を乗り越え、卒業するまでを描いた。「教場II」放送後からこれまで、続編の放送を希望する声が数多く寄せられていたが、シリーズ3作目となる今回は、“木村さん×君塚さん×中江さん”の最強タッグ再集結で連続ドラマとして放送が決定。前作のラストシーンにて、右目の義眼は風間が刑事時代、捜査中に何者かに襲撃されて負った傷であったことが判明したが、犯人の正体と風間が警察組織に対して持つ激しい恨みの理由までは明らかにされなかった。今作では、風間がなぜここまで冷酷無比な人格となったのか、その謎が明らかに。物語は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代。「風間道場」と呼ばれ、若手刑事が突然、風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムがあった。風間と共に殺人事件の現場に臨場し、容疑者の前で事件捜査の基本を試され、叩き込まれていくOJT型の事件捜査。「残念だが君には見込みがない。交番勤務に戻ってもらう。これにサインして持ってこい。いつにする、明日かあさってか、何なら今でもいい」――刑事失格の烙印を押された者たちは、風間流の事件捜査を学び、自らの無力さを感じ取る。誰よりも早く真相を見抜いている風間が、あえて後輩刑事に「自分で考えてみろ」と促すことによって、事件を解決に導いていくと同時に、後輩刑事の抱える秘密やトラブルをも見抜いていく。やがて、後輩刑事たちはひとりずつ風間道場を卒業していく。風間公親のキャラクターそのものに深く切り込んでいくシリーズの原点であり、始まりとも言える物語だ。木村さんのフジテレビ連続ドラマ出演および月9ドラマ主演は、「HERO」第2シリーズ以来、9年ぶり。さらに月9ドラマ主演が今作で11回目となり、同枠主演回数歴代1位となる。放送決定を受けて木村さんは「あの“教場”という特別な空間である、警察学校の中だからこそ成り立っていた風間公親という存在が、皆さんが行き交う一般社会の中にいる場合、この描き方が難しいなと思っていたんですが、そこは中江監督といろいろと話をして、詰めている途中です。今回の連ドラ化は思い切った試みだとは思うんですが、お正月早々“こんなのをやるの?”と違和感を抱かれていた今までの『教場』を、また今回は違う違和感がある場所、その曜日のその時間帯(月曜よる9時)で、“こういうのをやって大丈夫なんですか?”という作品を作ることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかなと思っています」とコメント。また舞台が変わる今作について「風間公親が、コンビニや繁華街など、皆さんが生きている生活空間とつながる、生徒の前にいるのではなく、実際の事件の前にいる。その点では、警察学校を描いた1作目と2作目とは、風間の後ろの背景が全く違ってきます。仮の段階の台本にも目を通しているんですけど、目を通せば通すほど、監督と会って“こうしない?、ああしない?”というところがボロボロ出てくるんです。自分からもアイデアが湧き起こるんですけど、1作目、2作目のスタッフと一緒に今回も作るので、あの空気感というものはすでに共有できているし、それが警察学校という舞台から、外の世界に出たときに、僕だけではなく、監督やずっと一緒に作ってきたスタッフと一緒に外に出るので、そこで湧いてくるアイデアやイメージはひとつも無駄にならないですよね」と話している。「風間公親-教場0-」は2023年4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月10日2023年2月に日生劇場で上演されるミュージカル『バンズ・ヴィジット』の全出演者が発表された。2007年のイスラエル映画『迷子の警察音楽隊』が原作となる本作は、2018年米国トニー賞でノミネートされた11部門のうち『アナと雪の女王』などを抑え、作品賞を含む10部門を独占したミュージカルで、日本で上演されるのは今回が初となる。コンサート出演のためにイスラエルに来たエジプトの警察音楽隊が空港から間違った行き先へのバスに乗ってしまい、小さな街に迷い込む。そこで繰り広げられる音楽隊メンバーたちと村人たちとの心の交流が描かれる。演出は、第21回読売演劇大賞・最優秀演出家賞、第47回菊田一夫演劇賞を受賞した森新太郎が務める。警察音楽隊の楽隊長・トゥフィークは、昨年第四十六回菊田一夫演劇賞大賞を受賞した風間杜夫、楽隊が訪れる街で食堂を営む女主人・ディナは、数々のミュージカルで観客を魅了してきた濱田めぐみが演じる。そのほか新納慎也、矢崎広、渡辺大輔、中平良夫、こがけん、岸祐二、永田崇人、エリアンナ、青柳塁斗、辰巳智秋、山崎薫、高田実那、友部柚里が名を連ねた。また警察音楽隊の一員として、ヴァイオリニストの太田惠資、サックス・クラリネット奏者の梅津和時、チェロ奏者の星衛、中東音楽に不可欠なウードの演奏家の常味裕司、アラブ音楽をはじめシルクロードにまつわる様々なハンド・パーカッションを操る立岩潤三といったミュージシャンも出演する。ミュージカル『バンズ・ヴィジット』は東京公演を上演後、大阪と愛知でも公演が予定されている。チケットは今秋発売される予定だ。■新納慎也 コメント2018年にブロードウェイでこの作品を観ました。今まで観てきたミュージカルとは全く違う大人のミュージカルな印象で、華やかさや派手さこそ無いものの、心に優しく暖かい陽がさす様な感覚でした。聴き馴染みの少ない中東の音楽がとても心地よく、静かに口ずさむ様な物語に心が洗われたのを覚えています。英語圏独特の面白さもあったので、日本での上演は難しいと思っていましたが、森新太郎さんの演出できっと素晴らしく美しい舞台になると信じています!異質なものを異質とせず受け入れる姿は、今の世界が目指す人間本来の姿だと思います。世界的に大変な状況の今こそ、劇場で味わって欲しい作品です!最後に、2018年の観劇後に「もし僕が演じさせてもらえるのなら…」とプロデューサーに立候補した役は、まさにトランペットの“Haled(カーレド)”役なんですっ!この事を覚えていてくださったのかは分かりませんが、願ったり叶ったりのこの役、心を込めて演じさせて頂きます!<公演情報>ミュージカル『バンズ・ヴィジット』【東京公演】期間:2023年2月会場:日生劇場※ほか大阪、 愛知公演ありミュージカル『バンズ・ヴィジット』公演ビジュアル【スタッフ】原作:エラン・コリリンによる映画脚本音楽・作詞:デヴィッド・ヤズベック台本:イタマール・モーゼス演出:森新太郎【出演】風間杜夫:トゥフィーク(指揮者)濱田めぐみ:ディナ新納慎也:カーレド(トランペット)矢崎 広:イツィク渡辺大輔:サミー永田崇人:パピエリアンナ:イリス青柳塁斗:ツェルゲル中平良夫:シモン(クラリネット)こがけん:電話男岸祐二:アヴラム辰巳智秋:警備員山崎 薫:ジュリア高田実那:アナ友部柚里:サミーの妻太田惠資:カマール(バイオリン)梅津和時:警察音楽隊(マルチリード)星衛:警察音楽隊(チェロ)常味裕司:警察音楽隊(ウード)立岩潤三:警察音楽隊(ダルブッカ)関連リンク公式HP:公式Twitter:
2022年07月29日トム・プロジェクト主催、風間杜夫ひとり芝居『帰ってきたカラオケマン』が東京の二会場にて上演されます。【東京公演(1)】2022年8月27日(土)~2022年8月29日(月) / こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10)【東京公演(2)】2022年9月14日(水) / 亀戸文化センター・カメリアホール(東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ5F)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて先行発売致します。【東京公演(1)】カンフェティにてチケット先行発売中【東京公演(2)】カンフェティにて7月3日(日)10:00よりチケット先行発売開始 公式ホームページ 風間杜夫、毎日芸術賞受賞作!こんな時代だからこそ 待ってました牛山明、72歳まだまだやります歌います! まだまだ魅せます弾けます!Introduction1997年「旅の空」から2010年「風間杜夫ひとり芝居五部作一挙上演!」まで、日本を始め、スペイン・中国・韓国・アメリカ・ルーマニア・ハンガリーと、世界を股に掛け上演された、風間杜夫ひとり芝居の「牛山明シリーズ」。2003年には三部作一挙上演で文化庁芸術祭賞大賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、バッカーズアワード演劇奨励賞と、多くの演劇賞を受賞。2010年にはなんと五部作を一挙上演。上演時間は前人未到の5時間15分!2021年、本作で11年ぶりに「牛山明シリーズ」が再始動。多くの好評を得て、風間杜夫が毎日芸術賞を受賞した。そして2022年夏、「帰ってきたカラオケマン」が早くも帰ってくる!!STORY牛山明、72歳、青森県在住。コロナ禍で勤め先のスナックが廃業したことをきっかけに、東京に戻ることに。心機一転、就職活動や社会貢献に奮闘するも、思いもよらない試練の連続で...。大好きなカラオケと持ち前の調子の良さを武器に、様々な難局に立ち向かう!公演概要風間杜夫ひとり芝居『帰ってきたカラオケマン』作・演出:水谷龍二出演:風間杜夫【東京公演(1)】公演期間:2022年8月27日(土)~2022年8月29日(月)会場:こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10こくみん共済 coop 会館(全労済会館))8月27日(土) 18:008月28日(日) 14:008月29日(月) 14:00◎開場は開演の45分前【東京公演(2)】公演日時:2022年9月14日(水)19:00開演会場:亀戸文化センター・カメリアホール(東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ5F)■チケット料金一般前売:5,000円一般当日:5,500円U-25(25歳以下):3,000円シニア(60歳以上:4,500円(全席指定・税込)※U-25・シニア券はトム・プロジェクトのみで販売。要身分証明書。前売当日とも同料金■スタッフ美術:松野潤照明:五十嵐正夫音響:原島正治衣装:樋口藍映像:中塚健仁浦島啓演出助手:和田沙緒理歌唱指導:稲村なおこ舞台監督:松本仁志宣伝写真:ノザワトシアキ宣伝美術:立川明宣伝ヘアメイク:渡辺成樹プロデューサー:岡田潔企画制作:トム・プロジェクト【協力】オフィスカザマシアターブレーン囃組アトリエ藍コローレ東宝コスチューム高津映画装飾東京舞台企画NPO法人舞台21NPO法人グローバルプランナーズアートワン働夢NPO法人 座・アルテ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月03日俳優の風間俊介が3日、東京・紀伊國屋ホールで行われた舞台『恭しき娼婦』のプレスコール及び取材会に、女優の奈緒とともに参加した。『恭しき娼婦』は、20世紀を代表する哲学者ジャン=ポール・サルトルが1946年に発表した傑作戯曲で、非情な世界における人間の権利、尊厳、そして、自由といった、いつの世も人類が向き合う問題に正面から取り組んだ作品。今回、栗山民也氏が演出を手掛け、物語を大きく動かす重要な決断を迫られることとなる娼婦のリズィーを奈緒、街の権力者の息子でリズィーに虚偽の証言を迫る白人のフレッドを風間が演じる。フォトコールを終え、奈緒は「劇場入りしたのが2日前。やっと劇場の空間にも慣れてきて、取材の皆さんに入っていただいて、人が客席に座っていらっしゃってお芝居をするのはこう感覚なんだなと、すごく新鮮な気持ちでさせていただいたので、お稽古で重ねてきたものと、新しいことと、初日に出会えることを楽しみに、緊張はあるんですけど一生懸命やりたいと思います」とコメント。風間は「稽古を重ねていく中で、本当に素晴らしい作品、本当に素晴らしい演出家の栗山さん、そしてキャストの皆さん、スタッフの皆さん、そして素晴らしい劇場、すべてがそろっている状態で、あとはお客様に見ていただいてお客様に心が動いていただく、それを残すのみ。僕自身もこの作品に出会えてよかったなと思う素晴らしい作品になっていると思うので、ただただ一生懸命やっていけたら。多くの人に見てもらいたいと思っている作品になっています」と語った。舞台『恭しき娼婦』は、6月4日より19日まで紀伊國屋ホールにて、その後、兵庫・愛知にて上演。風間の親友である相葉雅紀の主演舞台『ようこそ、ミナト先生』も新国立劇場 中劇場にて明日6月4日に開幕する。相葉と舞台について何か話をしたか聞かれると、風間は「舞台の進捗状況はずっとお互い共有している状態。なかなかお互いに見に行くのが難しいかなというくらいに公演スケジュールが重なっているんですけど、心強いですね」と答え、「生田斗真の舞台も始まりますし、同世代、同じ時代を生きてきたものが改めてみんなで頑張っている時間はありがたいし、負けられないなと思います」と語った。さらに、久しぶりの舞台となる相葉にアドバイスなどはしたのか聞かれると、「とんでもないです」と笑い、「『どう? 大変?』って言って、『うち明日通し』『うちも明日通し』って、キャッキャキャッキャやってます。サッカー部と野球部で『明日試合』って言っているようなそんな感じの時間です」と微笑ましいやりとりも明かした。
2022年06月03日上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める、現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、朝ドラ初出演となる佐々木希と、風間俊介が出演することが分かった。本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロイン、安子(上白石さん)、安子の娘・るい(深津さん)、るいの娘・ひなた(川栄さん)が紡ぐ、100年のファミリーストーリー。12月23日からは、2代目ヒロインである深津さん演じるるいの大阪編がスタートしたばかり。岡山を出て、大阪で暮らし始めたるいは、個性豊かな温かい人々と出会いながら、成長していく。今回出演が発表された2名が演じるのは、そんな大阪編にて、展開に大きな影響を与える人物。佐々木さんが演じるのは、芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々。コンテストでトミーとジョーのトランペットに興味をもつ役どころ。「勘違いされやすく鼻につくタイプに見えるかもしれませんが、その心の奥には優しさが隠れており、すてきな女性だなと思いました」と役柄について語った佐々木さんは、「大阪編は、とても人間味のある物語になっているので、ぜひご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。また、風間さんが演じるのは、るいが働いているクリーニング店に時々来るお客さんで、弁護士の卵・片桐春彦。ある出来事をきっかけに、るいとの距離が縮まる。朝ドラについて「自分を育ててくれた恩師」と語る風間さんは、「再び出演させて頂くのは、母校に帰るような思いです。 作品は変われど、温かな現場の空気感はそのままで、優しさに包まれながら幸せに撮影することが出来ました」とふり返っている。なお、年末の放送は28日(火)まで。29日(水)には、安子編の物語をまとめた総集編を放送。そして年始は、1月3日(月)から放送が始まる。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は毎週月~土曜日8時~総合ほかにて放送。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年12月24日俳優の風間俊介が出演する、マイナビ・マイナビAGENTの新CM「じっくり聴く転職エージェント」編が、1日より放送される。新CMでは、巨大な耳が現れ、ナレーションとともに徐々に大きくなっていく。するとその中から、風間演じる転職エージェントが求人情報を手に登場。「わたし、転職したいんです」とやってきた女性に、「では、おかけください」と風間が優しく着席を促して自らも腰を下ろし、女性の話を頷きながらじっくり聴いていく。撮影現場では、巨大な耳の模型を見つけた風間が「これか!」と声を上げ、「なかなかのパンチ力ですね」と興味津々。実際には合成での仕上がりになるため、自分がどこから登場し、どのくらいのサイズになるのかなどを楽しげな様子で話していた。スタッフから、耳の中から登場した経験はあるか、と問われると「耳の中から登場した経験はありますか? と訊かれて“はい”と答えられる人はいないと思いますが、これから僕は、再び耳から登場したことはありますか? と訊かれたら“はい”って答える人になるんですね。おもしろいですね」と笑顔で答えた。また、求職者である女性の話を聴くシーンでは、実際に女性キャストが話をし、それを聴く風間を撮影した。始めは耳を傾けているのみだったが、次第に返答をし始めた風間。そして質問内容も「就職が決まった妹へのプレゼントは何がよいか」「両親へ感謝の気持ちを伝えるにはどうすればよいか」など多岐にわたり、撮影終了後には、女性キャストから「いろいろ相談に乗っていただいてありがとうございました!」と感謝される場面も見られた。転職エージェントにちなみ、もし転職するならやってみたい職種を聞かれた風間は、「大変な仕事だということはもちろん分かっていますが、“営業職”をやってみたいですね」と答え、「今の時代、もう無いかと思いますが、ドラマとかで成績表がグラフで貼りだされたりするじゃないですか。あれを体験してみたいんです」と憧れを語った。しかし営業成績トップを狙うのかと思いきや、「でも、常にトップを目指すとか、(自分は)絶対にしないと思います。万年4位あたりを狙っていて、あともうちょっとでトップ3なんだけど~、と言いながら、トップ3になりそうだったらちょっと抑えるくらいの、したたかさをもった営業職をやってみたいですね」と自身の理想の営業スタイルまでも明かしていた。
2021年11月01日スポーツニッポン紙上の連載「我が道」に、10月は風間八宏氏が登場します。元サッカー選手であり、現役時代は国内外のクラブ、監督時代はプロ、アマチュアの指導者として、多岐に渡るクラブで活躍しました。10月風間八宏(元サッカー選手)「我が道」とは・スポニチ紙上でスポーツ界、芸能界のビッグネームの半生を1ヵ月連載。懐かしい写真や現役当時語られることのなかった逸話も・・・。風間氏は1961年10月16日、静岡県静岡市清水区出身、ポジションはMF。現在はセレッソ大阪アカデミーの技術委員長などを務めている。清水市立商業高校時代に、監督から「教えることは何もない」と言わしめるほどの選手であり、3年連続で静岡県高校ベストイレブンに選出。その後、日本代表ユースとして79年のワールドユースに出場し、名を馳せていきました。筑波大学入学後は蹴球部に所属し、在学中の1980年に日本代表に選出され、1982年W杯予選でレギュラーとして出場。卒業後は海外でのプレーを希望し、ドイツのレバークーゼン、レムシャイトなど5年間にわたってドイツクラブに所属していました。1989年、ドイツから帰国するとマツダ(現サンフレッチェ広島)に加入。1992年、Jリーグ発足に伴ってサンフレッチェ広島F.Cとして新たなスタートを切ると、Jリーグ開幕戦に開始1分でチーム第1号ゴールと日本人選手Jリーグ初ゴールを決めました。以降、変幻自在のパスで中盤を支配し、キャプテンとしてチームの精神的支柱の選手となり活躍。1995年に広島を退団し、再びドイツに渡ったが1年で退団し、現役を引退しました。1997年に引退後は桐蔭横浜大学サッカー部、筑波大学蹴球部、川崎フロンターレ、名古屋グランパスの監督を歴任。2004年にJFA公認S級コーチライセンスを取得。監督・指導者を始め、サッカースクールの代表を務めるなど、独特の技術論とメソッドでサッカー界に大きな影響を与えている、風間氏が登場します!ぜひご一読ください。スポーツニッポン(一部売り150円)お買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【お問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月30日小説「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した佐藤正午の名作を原作にした『鳩の撃退法』より、風間俊介の場面写真とコメントが解禁された。先日行われた完成披露試写会で「謎が多すぎて一度観ただけじゃ追いつかない!もう1回観たくなる!」「あのラストシーンはどういうこと?」などの感想が続々と寄せられた本作。さらに一部のユーザーからは謎の裏サイトの存在も報告され、公開に向けてますます盛り上がりを見せている。今回場面写真が解禁された風間俊介が演じるのは、4歳の娘を持ち家族3人で幸せに暮らしている“バーのマスター・幸地秀吉”。深夜のコーヒーショップで小説を読んでいたところ、天才作家の津田伸一(藤原竜也)が居合わせ、小説談議に花を咲かせることになる。しかしある日突然、秀吉は家族と姿を消してしまう。果たしてこの津田と秀吉の出会いが【一家失踪事件】を引き起こし、さらには【謎の偽札】、【裏社会の男】といった大きな謎に繋がり、物語を大きく動かすことになるのだろうか。今回解禁された場面写真では、血で汚れた顔で佇む秀吉の姿が切り取られており、秀吉の身に何が起こったのか、壮絶なドラマを予感させる1枚となっている。幸せな家庭を持つ男とは思えない謎めいた影を持つ彼は、どのように物語に関わり、どのような結末を迎えるのか――。また今回秀吉を演じた風間さんは「正直な話、自分がパズルのピースのひとつなので、まだ(全体が)分からないんですけど、そこが最大の魅力なのかなと思っているんです。この仕掛けって文学的だと思うんですよ。文章とか本の世界で繰り広げる手法に真っ向から映像が挑んだ形なので、どうなるのか僕にも全く分からないんです。だからこそワクワクしているんですよね」と、未だ物語の全貌が見えてこない観客参加型謎解きエンター<転>メントと称された『鳩の撃退法』の魅力と期待の高さについてコメントを寄せている。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年07月23日新宿梁山泊の第70回公演『ベンガルの虎』が6月12日(土)より東京・新宿の花園神社特設紫テントにて開幕する。本作は1973年に初演された唐十郎の代表作のひとつで、新宿梁山泊は2009年に井の頭恩賜公園西園特設紫テントで初めて上演。“唐十郎という劇作家の成熟の頂点をなす作品”とも言われるこの作品の3度目の上演に挑む。物語のベースにあるのは、市川崑監督による映画でも知られる名作『ビルマの竪琴』。主人公・水島上等兵は、戦死者の霊を弔うために故国へ帰ることを頑として拒否したはずだが、実は日本に帰っていて、戦死者の遺骨で大量のハンコをつくっているという皮肉な設定ではじまる。水島と結婚の約束をした女・カンナは、その証に預かったハンコを手に東京の下町に彼を探しにやってくる。そこで、かつての水島の上官であった俗物隊長と、その部下である腹心と片腕がハンコ屋を営んでいた。水島の行方を探すカンナは、流しの兄弟、左近と右近に痛めつけられている新米流しの少年・銀次を助ける。銀次は、カンナに翻弄されながら道連れとなっていく……。主演は風間杜夫。一人芝居やミュージカル、落語と多彩に活動する風間だが、テント芝居への出演は今回が初めてだ。テントの中で展開する壮大でロマンチックな世界で、風間がどのような表情を見せてくれるのか楽しみ。そして演出の金守珍(きむ・すじん)は、これまで唐作品を独特の演出で現代に発表してきたが、今作では生の世界と死の世界、明治と現代、東京と東南アジアを自在に飛び越えていく空間で、鮮やかにイメージが繋がっていく新演出を見せるという。風間、金のほか、渡会久美子、松田洋治、水嶋カンナらも出演。パワフルでスペクタクル、そして叙情。人々の中で眠っている普遍的なロマンを呼び起こそうとする新宿梁山泊のテント芝居は、日常では味わうことのない刺激が散りばめられている。その場所の空気や音をすべて取り込んだ非日常空間で名作に浸ってほしい。文:伊藤由紀子新宿梁山泊第70回公演『ベンガルの虎』作:唐十郎演出:金守珍出演:風間杜夫、金守珍、渡会久美子、松田洋治、水嶋カンナ、島本和人、宮原奨伍、八代定治、藤田佳昭、奥山ばらば、のぐち和美、えびねひさよ、清水美帆子、平山もとかず、松永健資、二條正士、中嶋海央、紅日毬子、染谷知里、諸治蘭、本間美彩、中井健勇、山崎雄介、池田竜渦爾、浅尾啓史、柴野航輝、田中周平、河西茉祐、山田のぞみ、佐野実紀※山崎雄介の崎は立つ崎が正式表記2021年6月12日(土)~6月23日(水)会場:東京・新宿 花園神社場内 特設紫テント
2021年06月12日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に毎週楽しみにしていたドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「今朝もラジオの生放送を2時間やったんですけど、’80年代の曲は多いです。たまに’00年の曲をかけるときなんて、21年も前なのに『最新ヒットナンバーをかけちゃいましょう』みたいなノリになるんです(笑)。’80年代にテレビで見たアイドルの歌や振付、ドラマのセリフなんかも、ビデオ録画が簡単にはできなかった時代なのに、よく覚えていますよね。親に『テレビを近くで見ると目が悪くなる』と言われるくらい近づいて、集中して見ていたからなのかなあ」お笑いタレントのいとうあさこさん(50)は、幼いころからテレビが大好きだった。数あるドラマのなかでも、インパクトを受けたのは、大映テレビが制作するドラマ。とくに『スチュワーデス物語』(’83〜’84年・TBS系)は忘れられないという。JALが全面協力し、堀ちえみ演じる“ドジでノロマなカメ”の訓練生・松本千秋が、村沢教官(風間杜夫)に指導されながら、当時は“スチュワーデス”とよばれていたCA(旅客機の客室乗務員)になるための研修を積み、大空へ飛び立っていくーーというドラマだが、突っ込みどころ満載のキャラ設定や演出が魅力だ。カナヅチの千秋がプールでの救助訓練に失敗し、寮で特訓するシーンは脳裏に焼き付いているそう。「何を思ったか、千秋は寮の廊下で救命胴衣をつけ、バタバタと泳いでいるテイで、先に置いてある赤ちゃんが使うようなビニールプールにたどり着こうとするんです。まったく泳ぎの練習にはならないはずなのに、なぜか仲間たちからも『いいぞ、いいぞ千秋!』って声援を送られながら……(笑)」スチュワーデスには必須の英語も、千秋にとっては鬼門だった。「英語の試験で『阿波踊りはどこで見学できますか?』と質問されるんですが、あがり症の千秋はパニックになってしまう。千秋は村沢教官の『いいか、松本。人の目を見れば、だいたい何を言っているか、わかる』というアドバイスを思い出すんですが……」千秋が相手の目を見てとった行動は『わかりました。阿波踊りを踊れとおっしゃるんですね!』と、踊りだしてしまうというもの。「すっ飛んできた村沢教官は、千秋に間違いであることを教えつつ、『あの阿波踊りは素晴らしかったぞ、どこで覚えたんだ』って、やさしくフォローもするんです。“こんなの、ありえないだろう”っていう強烈なシーンは、挙げたらキリがありません」とはいうもののエンディングで、映画『フラッシュダンス』(’83年)の主題歌『ホワット・ア・フィーリング』を、麻倉未稀がカバーして歌う曲が流れると、翌週が気になって仕方なくなるほど、妙な中毒性があるのだった。「堀ちえみさんが後にインタビューで『大袈裟な演技やしゃべり方とか、これでいいのかって思っていた』って、当時を振り返っていました。でも、それこそが大映ドラマなんでしょう。“昔はよかったおばさん”にはなりたくないのに、こんな魅力的なものを出されると、昔はよかったってなっちゃいますよね。’80年代の作品って、今でもこうやって覚えていたり、楽しくしゃべったりできる熱量と、面白さが詰まっていたなあって思います」「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月10日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に毎週楽しみにしていたドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「今朝もラジオの生放送を2時間やったんですけど、’80年代の曲は多いです。たまに’00年の曲をかけるときなんて、21年も前なのに『最新ヒットナンバーをかけちゃいましょう』みたいなノリになるんです(笑)。’80年代にテレビで見たアイドルの歌や振付、ドラマのセリフなんかも、ビデオ録画が簡単にはできなかった時代なのに、よく覚えていますよね。親に『テレビを近くで見ると目が悪くなる』と言われるくらい近づいて、集中して見ていたからなのかなあ」お笑いタレントのいとうあさこさん(50)は、幼いころからテレビが大好きだった。「’70年代は、やっぱりピンク・レディー。みんながミーちゃんをやって、私は低音が魅力的なケイちゃんのマネをしていました。『8時だョ!全員集合』(’69〜’85年・TBS系)も、会場になっていた日本青年館が自宅の近くだったから、母親が応募してくれて何回か観覧を。会場に来ているコたちには志村けんさんが大人気でしたが、私は会場で『いかりやー!』って叫んでいました。AB型っていうのもあって、なんか変わってなきゃいけないみたいに思っていたのかなあ。“人と違う自分”にどこかニヤリとしていました(笑)」初めて美容室でパーマをかけたのは、聖子ちゃんカットに憧れたからだった。「パーマがかかりすぎて『ライオン丸』ってからかわれたなあ。フォトエッセイとかで見た聖子ちゃんの丸文字がかわいくて、当時はお習字に通っていたのに、丸文字の練習ばかりしていましたね。“原宿に行ったら、スカウトされる”って聞いて、自分の容姿も顧みず、竹下通りを何往復もしたり……(笑)」歌番組やバラエティで見るアイドルばかりでなく、’80年代に流行したドラマも、いまだに同年代の仲間との話題になるという。「当時のドラマソングをテーマにしたクイズで対決する番組に呼ばれたとき、“初めて(親ではなく)自分の意思で見たドラマは『あばれはっちゃく』(’79〜’85年・テレビ朝日系)でした”って話したら、スタジオでご一緒していた純烈の酒井一圭さんに『おれ、5代目だよ』って言われて、びっくりしました」数あるドラマのなかでも、インパクトを受けたのは、大映テレビが制作するドラマ。とくに『スチュワーデス物語』(’83〜’84年・TBS系)は忘れられないという。JALが全面協力し、堀ちえみ演じる“ドジでノロマなカメ”の訓練生・松本千秋が、村沢教官(風間杜夫)に指導されながら、当時は“スチュワーデス”とよばれていたCA(旅客機の客室乗務員)になるための研修を積み、大空へ飛び立っていくーーというドラマだが、突っ込みどころ満載のキャラ設定や演出が魅力だ。「そもそも千秋みたいな、こんなに何もできない人がスチュワーデスさんの学校に入れるわけがないじゃないですか(笑)。とくに記憶力がダメ。機内で提供するチーズの名前がまったく覚えられないんですから」ドラマでは村沢教官が“曲にのせたら覚えられる”と千秋に個人レッスン。『洒落男』のメロディで「オ〜レ〜はイギリス〜でいちばん、うまい〜といわれ〜るチーズ」と歌い始める。「まず、歌の1番にチーズの名前と特徴が出てこないんですよ。それで2番に入って、やっと青カビチーズとかの情報が出てくる。倣って歌う千秋を、村沢教官が『そいつはよかったな』『その調子だ』なんてほめるんですが、“このペースでは、絶対に間に合わないぞ”って、中学生の私でも突っ込んでいました」「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月10日第46回菊田一夫演劇賞が20日に発表となり、俳優の風間杜夫が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。『セールスマンの死』のウィリー・ローマン役、『女の一生』の堤章平役、『白昼夢』の高橋清役の演技が高く評価され、風間が大賞を受賞した。菊田一夫演劇賞には、『ローマの休日』ジョー・ブラッドレー役、『BARNUM/バーナム』フィニアス・テイラー・バーナム役の加藤和樹、『アリージャンス〜忠誠〜』サミー役、TOHO MUSICAL LAB. 『Happily Ever After』男役の海宝直人、『NINE』ルイザ役、『GHOST』モリー役の咲妃みゆ、『ウェイトレス』ジェナ役の高畑充希が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は『屋根の上のヴァイオリン弾き』をはじめとする永年の演劇界への功績がたたえられ、鳳蘭が受賞した。
2021年04月20日俳優の風間俊介が6日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた舞台『パークビューライフ』(4月7日より東京・大阪・愛知にて上演)の開幕直前取材に、共演の倉科カナ、中川翔子、前田亜季とともに出席した。本作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる怒涛の会話劇で、性格のまったく違う4人が、互いの欠点も含めてともに生きていく、最強の仲間がここに誕生。コロナ禍の今と重なる、ほろ苦くも心温まるエピソードを綴る。大きな公園を望むヴィンテージマンションの最上階に住み、人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋役を演じる風間は、開幕を明日に控え「この物語は今を描いた物語です。人との接触だったり出会いみたいなものが難しくなった今だからこそ、人と新たに出会ったり、人と一緒に暮らす決意の大切さがしっかりと描かれていると思うので、今を生きるみなさんに見ていただけたらと思う作品です」と力を込め、瀬戸内海の小さな島出身で、ツッコミ役になりがちな超普通の人・上賀玉枝役を演じる倉科は「約1時間40分の怒涛の会話劇となっております。物語自体はとても温かいんですけど、私たちはエレルギーMAXで演じていますので、たくさんの方に来ていただいて、このエネルギーを少しでも受け取っていただけたら嬉しいなと思います」とアピールした。また、4人の仲もだいぶ深まっているようで、風間は「(稽古場では)ギュッと集まって喋るというのは難しいんですけど、距離をとって大きな声で話していたって感じですね。この3人娘が仲良く喋っていて、僕はときどきその中に入っていけずに羨ましそうに見ているというときもあったんですけど、(ストーリー的に)3対1というのも大事な構図なので、それを楽しんでいました」と打ち明け、女性キャスト3人について倉科は「友だちというのを超えてきています。楽屋が3人一緒で、私、昨日食べすぎて、今日1人でYouTubeを見て痩せるダンスをずっと踊っていたんですけど(笑)、それも受け入れてくださって、家族みたいになってきたなって思います」と嬉しそうに語った。この流れで中川は「風間さん、踊らないジャニーズって言いますけど、すごくキレッキレなんです。私たちができないので、誰よりも教えてくれるんですよ」と劇中で軽いダンスがあることを明かすと、風間は「でもジャニーズの中ではもう踊れないほうだけどね(笑)。その集団の中だと落ちこぼれなんだけど、ちょっと外に行くと『踊れるじゃん』って」と胸を張り、「(劇中では)踊るというほどのものではないんですけど、あの頃の自分を呼び起こすような瞬間はありますね」と遠くを見つめた。
2021年04月07日昨年度話題No.1ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)Blu-ray BOX発売を記念して、風間太樹監督にじっくりお話を聞きました。――赤楚衛二さん、町田啓太さんに初めて会ったときの第一印象を教えてください。「赤楚くんは清涼感がありました。とても爽やかな印象です。対話をしていくと、人懐っこく、素直で、良い意味でクリアな人なのだと思いました。きっと誰に対しても分け隔てなく、いられる人なのでしょう。町田さんは容姿端麗であること以上に、落ち着いた佇まい、声が印象的でした。瞬発的というより選び抜いた言葉で語る姿に、誠実さを感じました」――お二人の役者としての魅力、チャーミングなところはどのようなところでしょうか。「赤楚くんは身体の使い方がうまいですね。一挙手一投足、心情を表現するための細やかな動き、仕草が上手な人だと思っています。町田さんは優しく、心に響く声が魅力的です。コミカルさ、切なさ、ちょっとおどけたような発声もしなやかに使い分けることができます。そして、なによりお二人とも笑顔がとてもチャーミングですよね」――実際に関わってみて、赤楚さんと町田さんの意外な面、イメージと違ったところはありましたか?あればお教えください。「赤楚くんは最初にお会いした時のイメージそのままといった感じでした。どこにも隠し事は見当たらず、親密になることに全くネガティブがない。知れば知るほど、寄り添いたいと思える人でした。町田さんは落ち着いた佇まいなのに、ちょっと様子が可笑しい一面もあるんです。おどけたり、弾けるように笑っている姿が現場の笑顔を演出していました」――出演者もスタッフも同世代が多く、かなり綿密にディスカッションをしながら撮影を進めたと伺いました。どのようなシーンでどんな話し合いがあったのか、風間さんが印象的だったことを教えてください。「11話の終盤、安達が黒沢に心の声が聞こえる能力を打ち明けるシーンです。このシーンは撮影序盤に撮る必要があり、丁寧に積み上げていくふたりの経験や思いの丈の共有をすでに『あったこと』として演じてもらわねばなりませんでした。この時に限る話ではありませんが、安達と黒沢の距離や現在地はどこにあるのか。それぞれが一番望んでいることは何なのか。そうした話を撮影現場に入る前に3人でディスカッションしました。撮影的な事情にも左右されず、見事に演じ抜いたというだけで素晴らしいと思うのですが、全てが繋がった時に『これしかない』という表情、声の調子、繊細な面においても齟齬なく演じられたのは、この二人だったからこそだと思います」■「見えないものを掴むような撮影でした」――赤楚さんと町田さん以外にも、魅力的なキャストが多数出演しています。柘植(浅香航大さん)、湊(ゆうたろうさん)、六角(草川拓弥さん)、藤崎さん(佐藤玲さん)について、それぞれ撮影時の演技はいかがでしたか。「浅香くんは常に悩み考える人で、小説家である柘植のキャラクター性と相まって、浅香くんが演じたからこそ、柘植の佇まいに説得力が出たのだと思っています。擬音的な芝居においてもきちんと感情を乗せられる力があり、無機質になりがちなコミカルシーンも雄弁に語ってくれました。ゆうたろうくんとは夢追人としての尖りと、チャーミングさのバランスを整えるためにさまざまな議論をしました。彼は僕の言葉に丁寧に反応しながらも、自分自身から見える角度を大切にしていたように思います。あと、圧倒的に可愛らしかったですよね。その魅力は彼の“湊愛“が生んだものです。草川くんは貪欲で、芝居が本当に好きなんだと感じました。キャラクターの魅力を最大限に引き出そうと、台本にとらわれることなく『こうしたい』という六角としての意志をぶつけてくれました。黒沢を慕うように町田さんのすぐ側にいた姿が印象的です。佐藤さんは違和感を大切にする人だったように思います。演じるキャラクターを深く愛しているからこそ、良い時も、悪い時も、徹底的に違和感を追求する。立ち止まって考えるのではなく、演じる中で咀嚼する。そして内にある葛藤を言葉にする気概があるからこそ、ブレずにいられる。とても繊細で強い人だと思いました」――この作品を制作するなかで、大変だったシーンや苦労したことは?「『心の声が聞こえる』というシーンにおいて、演じ手の芝居とカメラの呼吸を合わせるのに苦労しました。無言の状態、つまり心の声を想像しながらシーンを切り取っていく。表情や仕草から心情を読み取る、まさに見えないものを掴むような撮影でした」――原作とドラマ、あえて変えたところなどはありますか?あれば、その狙いと変えたところをお教えください。「心の声が聞こえる能力を能動的に使う、という安達の行為を物語序盤から後半に繰り下げました。能力のある生活が当たり前になってしまい、能力を使うことで相手の気持ちを察するということが簡単になっていくけれど、『でも、それで本当に良いんだっけ?』『自分の力で相手に寄り添っていると言い切れるのか?』という問題定義をこのドラマの最大の壁として描く狙いがありました」■「チーム豊川の輪がうらやましくもありました」――撮影現場での隠れたエピソードがあれば、お教えください。「キャストの皆さんは自発的にオフショット写真やカウントダウン動画の撮影をしていました。失敗作も含めて相当数あるのではないでしょうか。チーム豊川(安達や黒沢が務める文具会社)は本当に仲が良くて、食事中の互いの写真や仮眠中の写真を撮り合っていました。なんて微笑ましい光景なんだと思いつつ、その輪が羨ましくもありました」――SNSを通じて、国内のみならず世界中から反響がありました。どのような声が多く、嬉しかった声はどのようなことでしたか?「届けていただいた言葉ひとつひとつが嬉しく、大切に思いました。特に、『(心に)触れる』という描写を大切に描いてきた作品だったので、ふたりが手を取り合うこと、ただそれだけの行為にも、覚悟や愛情が込められています。それを敏感に感じ取って、言葉を綴って下さった方が多くて本当に嬉しかったです」――全世界で「チェリまほ」がブレイクしたのはなぜだと思いますか。「たくさんの方が自分の言葉で『チェリまほ』に応援を届けて下さったからだと思います。感想や考察を覗いてみても、とにかく細部まで観て下さっていて。作品としてのメッセージに加えて皆さんの言葉が溢れ包み込んでくれました。とにかく幸せな作品だと思います」――ドラマ「チェリまほ」全体に関して、どのような作品に仕上げたいと思って制作を進めていましたか?「楽しく笑えるラブコメにしたいという思いと、安達の能力を通して聞こえる『選ばれなかった言葉』に対して、とことん寄り添う作品にしたいと思いました。誰しも、心の内にはたくさんの言葉を抱えていて、伝えるべき言葉の周りには、迷い、気持ちを誤魔化す為の言葉がうごめいていたりします。最終的になぜその言葉が選ばれたのか。『伝える』という行為のうちにある葛藤を安達の能力が丸裸にして、そこに人間性やその人の魅力を写す、といった構造を最大限に活かすこと。そして、想いを伝える行為の大切さを描きたいと思っていたんです。また、自分にも他の誰にも期待することなく日常を送っていた自己肯定感ゼロの安達が、誰かの意識の中にも自分がちゃんと存在しているという気付きには、希薄になりつつある人間関係の贅沢さを描けるのではないかと思いました」――安達と黒沢が付き合い始めた後のストーリーが原作ではまだ続いています。続編の可能性は?「続編に関してたくさんの声を頂いておりますが、僕もまた機会があるのであれば是非ふたりと再会したいです」【PROFILE】’91年7月22日、山形県生まれ。AOI Pro.エンタテインメントコンテンツプロデュース部所属。映画『チア男子!!』(’19年)で長編監督デビュー。近作に『恋は雨上がりのように~ポケットの中の願いごと~』(’18年GYAO!)など。
2021年04月02日この春上演予定の舞台「パークビューライフ」よりメインビジュアルが到着した。風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が出演する本作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる、怒涛の会話劇。このほろ苦くも心温まるエピソードを書き下ろしたのは、岡田惠和。そして、笑いの中に人生の悲哀を描き出す田村孝裕が演出を手掛け、2019年上演舞台「不機嫌な女神たち プラス1」で話題を呼んだ2人のタッグが再復活する。今回完成したビジュアルでは、風間さん演じる人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋をはじめ、瀬戸内海の小さな島出身の幼なじみ、上賀玉枝(倉科さん)と上賀香苗(中川さん)、インテリア好きの優等生・上賀望(前田さん)の4人が、同じテーブルを囲み団らんする様子が描かれている。なお、本舞台のチケット一般発売は、3月14日(日)10時よりスタートする。舞台「パークビューライフ」は4月7日(水)~4月18日(日)世田谷パブリックシアターにて上演。※ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2021年03月12日佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」が、藤原竜也主演、共演には土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司を迎え、映画化が決定。謎だらけな特報映像も公開された。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…。鳥飼は、津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた――。原作は、「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤さんの最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得、実写化不可能と言われ続けてきた名作だ。それが今回、実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。藤原さんが演じるのは、藤原さん史上最も謎めいた元直木賞作家の津田伸一。土屋さんが演じるのは、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ。「撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでした」という藤原さんは、「演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」とコメント。津田が小説を読ませる担当編集者を演じる土屋さんは藤原さんとの共演について「16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後『這い上がってきたなぁ』とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!」と語っている。そしてある日、突然家族と共に姿を消すバーのマスター・幸地秀吉を、約5年ぶりの映画出演となる風間さん。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野さん。彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る倉田健次郎を豊川さんが演じる。監督は、ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語となっており、いくつもの謎が仕掛けられ、観客が楽しみながら謎に挑める映画となっている。到着した映像では、2人目の藤原さんが語りかける意味深な映像から始まり、怪しげに積まれた札束や、バーでの小説家と編集者のやり取りも少し映し出されている。さらに津田が意味深な眼差しを向ける小説のようなデザインの第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作者・キャスト・監督コメント原作者・佐藤正午/キーワード:ウソとホントの境界線あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。藤原竜也/キーワード:囲いを出た鳩撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。土屋太鳳/キーワード:翻弄と真実この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!風間俊介/キーワード:ピーターパンの本『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。西野七瀬/キーワード:コーヒーの滲みクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。豊川悦司/キーワード:床屋の決闘「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。タカハタ秀太監督/キーワード:本の栞担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年02月25日赤堀雅秋が1年ぶりに手がける新作のテーマは、「8050問題」。母親の死後から引きこもりになった弟とその兄、老齢の父親、さらにNPO法人の相談員たちが紡ぎ出す、濃密な人間ドラマだ。そこで作、演出、出演の3役を兼ねる赤堀と、長男役の三宅弘城に話を聞いた。M&Oplaysプロデュース「白昼夢」の公演・チケット情報20年来のつき合いながら、赤堀作品に三宅が参加するのは今回が初。三宅は「念願の赤堀作品」と切り出し、「赤堀さんの書く世界と、演出する空気感がものすごく好きで。正直、赤堀さんの作品ならなんでもいいくらい(笑)。俳優としてはナイロン(100℃)で共演したことがあるんですが、すごく真面目ですし、赤堀さんが出て来ると途端に場が生々しくなる。そういうのを体験して、ますます一緒にやりたいと思うようになりました」と、全幅の信頼を寄せる。赤堀に三宅の俳優としての魅力を聞くと、「ご本人を前に恥ずかしいな」と照れつつも、「常に前向きで、少しでも面白くするために常に何かを打破しようとしている。すごく尊敬している俳優さんです」と、こちらも信頼の強さを伺わせた。キャストは5人のみ。長男を三宅、次男を荒川良々、父親を風間杜夫、NPO法人のスタッフを赤堀と吉岡里帆が演じる。この顔ぶれを見て赤堀は、「いいキャストだと思いますよ」としみじみ。「ちゃんと舞台の上で反応し合える人たちだと思うので、その化学変化みたいなものが楽しめるのではないかと思います」と、期待を膨らませる。三宅も「皆さん一緒になって作っていってくれる、チーム感のあるカンパニーになりそうですよね。こちらも気を抜いていられないなと思います」と、背筋を伸ばす。赤堀作品に関して、風間、荒川はすでに経験済みだが、異色なのは吉岡。ドラマ『あさが来た』で共演経験のある三宅は、「『私、小手先で出来ないんです』って言うくらい、すごく体当たりで熱い子」と当時を振り返ると、赤堀は「じゃなきゃ出ないですよね、このメンツで」とニヤリ。さらに「ほんわかしたイメージがありますけど、せっかくならグロテスクな部分も引き出せたら面白いかも」と、気になる言葉も飛び出した。現段階での物語の設定は前出の通りだが、実際どうなるかは赤堀のみぞ知るところ。当の本人は「僕が一番知りたいですけどね」と笑うも、最後にこう語る。「変な手触りの芝居になればいいなと思います。抽象的な言い方ではありますけど、この5人で、等分で、混沌とすればいいんじゃないかなと思いますね」。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津己
2021年02月16日2021年1月16日、17日は全国で『大学入学共通テスト』が実施されました。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行する中で迎えた受験シーズン。受験生たちは入試の対策だけでなく、感染予防対策にも気を配らなければならない状況でした。風間俊介「結果に関係なく、心から尊敬」同月18日、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した、ジャニーズ事務所に所属する、俳優でタレントの風間俊介さんは、受験生に向けてエールの言葉を贈っています。受験生のみなさんを勉強に集中させてあげたいんですけど、数々の気にしないといけないことがあって、多くのストレスを抱えていると思うんですよね。結果に関係なく、本当に心から尊敬するし、労をねぎらってあげたいなと思います。そして、まだまだこれから大変な時期は続くと思うんですけれども、声に出せていなくても、応援している人はたくさんいると思うので、ぜひともみなさんに、桜が咲くことを願っています。ZIP!ーより引用「もし、試験前に体調が悪くなってしまったら」「人が多く集まる試験会場で感染しないだろうか」「緊張で試験中にマスクが苦しくなったらどうしよう」…など、非常事態の中で、受験生はさまざまな不安やストレスを抱えてきたことでしょう。自身もコロナウイルスに感染し、療養をした経験がある風間さん。受験生たちの不安な気持ちに理解を示し「心から尊敬する」と述べています。ネット上には「朝から風間さんの言葉に泣いた」「ありがとう。『声を出してなくても応援してる人はいる』のひと言、心の支えになります」といった声が寄せられていました。『大学入学共通テスト』の二次試験や、私立の入学試験など、今後もしばらく試験は続きます。体調だけには気を付けて、受験生たちが自分の力を出し切れることを願ってやみません。[文・構成/grape編集部]
2021年01月18日上野樹里、時任三郎、風間俊介が共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの10話となる新春SPが1月11日オンエア。風間さん演じる桑原と、「SixTONES」森本慎太郎演じる森本刑事に注目が集まっている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父の親子がさまざまな事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを、月9初の2クールで描く本作。東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明となり、興雲大学法医学教室主任教授の夏目茶子(山口智子)との出会いがきっかけで法医学者となった興雲大学の法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔に上野さん。朝顔の父で里子の夫、ベテラン刑事だったが退職した万木平に時任さん。神奈川県警捜査一課の刑事だったが発砲事件の影響で長野に異動になった朝顔の夫・桑原真也に風間さん。また野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨に森本さん。中尾明慶、志田未来、板尾創路といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の新春SPは全編新撮となり、朝顔が桑原と出会ったばかりの頃に起きた、特殊造形作家が心臓を強く打って亡くなった事件を巡る物語や、5年前、朝顔の妊娠中に起きた出来事。そして朝顔の出産エピソードなどが現代のシーンと回想シーンを織り交ぜながら展開。育児教室で沐浴の練習をしている際、赤ちゃんに声をかけながら洗うよう指導され、練習用の人形に“赤ちゃん言葉”で話しかけてみたり、朝顔の陣痛が始まり、慌てて電話口で「桑原朝顔の妻…」と自らを“妻”と言いかけてから慌てて「夫なんですけど」と訂正してみたり、立ち会い出産で産まれた赤ん坊を抱く朝顔に号泣しながら「本当にありがとう、お疲れ様」と声をかける…。今週も「桑原朝顔の妻、、っじゃない夫です。に全力で吹いた」「桑原くん一緒にいきんじゃうのかわいい」など、桑原の行動を多くの視聴者が微笑ましく見守った模様。「風間くん劇場ってくらい表情豊かでおもしろい」と、桑原を演じる風間さんの演技に注目したという視聴者も。一方、“お化け”を探しに平の部屋に入ったつぐみを驚かせ、いじけさせてしまった森本が、山倉とともにつぐみの足の裏をくすぐって機嫌を取ろうとするシーンには「つぐみちゃんと森本刑事が可愛すぎて朝顔の録画見直してる」「つぐみと森本刑事の絡みま~じで可愛すぎた」「森本刑事×つぐみちゃん可愛すぎだよ」「かわいい癒しをありがとうございます」などの声があがり、「桑原くん」と並び「森本刑事」と「つぐみちゃん」もトレンド入りを果たした。(笠緒)
2021年01月12日2020年12月22日に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の陽性が確認された俳優の風間俊介さん。療養期間を経て、2021年1月5日より仕事に復帰しました。同月11日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に出演すると、番組冒頭で「多くの心配、そしてご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。そして多くの温かいお言葉をいただいて本当に感謝しています」とコメント。後遺症もなく、カメラの前で再び元気な姿を見せました。風間俊介「支えになったのは過去の感染対策」コロナウイルスの陽性が確認された時の気持ちを聞かれると、風間さんは「頭が真っ白になった」と当時を振り返りました。初め話を…陽性が分かった時は頭が真っ白になるというか。でも、僕の場合声枯れのみで、あとは体調変化っていうのはそんなになかったんですね。37度1分の発熱があったんですけれども、多くの場所が37度5分で制限をしているので、むしろ声枯れをしてよかったなと思いました。でなければ、気付けなかったかもしれないと思うので、本当に毎日の体調変化っていうのに気を配っていかないと気付けないなって思います。ZIP!ーより引用高熱や、咳など一般的にコロナウイルスの症状といわれているものは見られなかったという風間さん。普段と比べた時のちょっとした違和感で気付くことができたといいます。また、感染が分かってからは不安が募るばかりだったと明かしました。まずは誰かにうつしてしまってしまったのではないかという不安がひたすら募りました。その中で保健所から、濃厚接触者にあたる方はいないということで、テレビを見てらっしゃる方で「いろんな方に会ってるじゃないか」と思う人もいらっしゃると思うんですけど、普段から気を付けているソーシャルディスタンスだったりとか、指の消毒だったりとかっていう、本当に今までやってきた感染対策、どれだけ自分がやってきたかってことだけが自分の支えになりました。ZIP!ーより引用風間さんは、ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演中でファンからも心配の声が寄せられていました。濃厚接触者がいないことが分かり、その後の風間さんを支えたのは過去に自分自身が行ってきた感染対策だったといいます。そして、「不安を減らすためにも感染対策の重要さを感じた」と自らの経験を交えて視聴者に訴えました。・本当に人によってさまざまなんだな…。だからこそ怖い。・後遺症がある人もない人もいるんだね。ちょっとした違和感も疑わないといけないんだな。・とても説得力のある話だった。発熱が基準ではないんですね。手洗いや消毒などの感染対策は、人にうつさない、自分がうつらないためにも有効ですが、感染した際には「自分の支えにもなる」と表現した風間さん。だからこそ、日々の感染対策の重要性を改めて見直したいと考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月11日俳優の風間俊介が、新型コロナウイルスに感染したことが22日、明らかになった。同日、ジャニーズ事務所が発表した。風間は22日午前から37.1度の発熱があり、声が出ないという症状があったため、PCR検査を実施。その結果、陽性であることが確認された。ジャニーズ事務所は「今後につきましては、保健所のご指導により、療養及び経過観察いたします。また、発症以前ではございますが、この数日の間に弊社関連施設への立ち入りがございましたので、該当施設の消毒作業を実施いたしました」と報告した。また、「今回は、今後の活動状況等を踏まえて、できる限り皆様にご迷惑をおかけしないことを優先し、まずは、風間が新型コロナウイルスに感染した旨のご報告を迅速にすべきと判断いたしました。そのため、濃厚接触者の特定をはじめとする保健所とのやりとりが完了していない状態ではございますが、皆様にご報告することといたしました」としている。風間は、現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』で主人公の夫役、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に徳川家康役で出演。ドラマの他にも、情報番組『ZIP!』(日本テレビ)、バラエティ番組『林修のニッポンドリル』(フジ)、ドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(同)のナレーションと、様々なジャンルの番組にレギュラー出演している。
2020年12月22日ワタナベエンターテインメントの若手俳優が落語に挑戦する「俳優落語」第3回の開催が12月21日(月)に決定した。本作はワタナベエンターテインメントのオンライン配信で、5月の緊急事態宣言中に自分たちに出来る表現を模索する中で実現。5月開催の第1回、8月開催の第2回に引き続き、尊敬する俳優の風間杜夫から刺激を受けて落語をはじめた堀井新太はフル出場の3回目の参戦となる。今回は落語では欠かすことのできない「酒」をテーマにした噺で年末気分をお茶の間に届けるという。また、2回目の出演となる三津谷亮は、初回から熱望していた噺を満を持して披露。本人の想いが強いことから、人一倍、稽古に励んでいるとのことだ。そして今回、劇団Patchから納谷健が初参加。落語が初めてという方も楽しめる噺になっているので、ぜひ楽しみにしてほしい。上記3名の落語に加えて、色物では『ゴッドタン』(TX)にも出演し、TikTokでも話題沸騰中の【ラップ×ヒューマンビートボックス】漫才師・ハーモニカが「俳優落語」に初登場。配信後半には堀井、三津谷、納谷が今年を振り返りつつ、来年の展望なども語り合うソーシャルディスタンスを保ったオンライン忘年会の配信も予定している。視聴者はコメントで参加でき、イベント中に紹介される予定なので、奮って参加してほしい。さらにこの度、「俳優落語」の公式ホームページ( )が完成した。今後の公演情報のほか、練習風景などが更新されていく予定なのでチェックしてみよう。<堀井新太コメント>俳優落語が第三弾と有難いことに続いていて、とても嬉しく思います。コロナが流行り始め、外出が中々できない今、室内でもエンターテインメントが楽しめるよう落語を通して僕らの活動が皆様の心に届くように日々稽古しております。色々あった2020年もまもなく終わりです。今回の配信後半は忘年会。皆さんも画面の前で一緒に乾杯し、私たちと思い出を共有しましょう!少しでも多くの方に僕らの想いが届きますように。皆様是非観てみてください。【開催概要】第3回「俳優落語」配信日程:12月21日(月)20:00~出演:堀井新太、三津谷亮、納谷健、新作のハーモニカ配信プラットフォーム:SPWN( )チケット:2,000円(税込)※別途手数料220円がかかります。※投げ銭機能あり。配信をご覧になるにはチケットのご購入が必要です。ご購入はこちら
2020年12月17日武井咲がドラマ復帰するドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」に渡部篤郎、毎熊克哉、安達祐実、風間杜夫の出演が決定。武井さん演じる“元子ママ”の前に立ちはだかる。武井さんが“稀代の悪女”と呼ばれるにふさわしい、凛とした佇まいと妖艶な仕草で視聴者を虜にし、体当たりで挑んだ「黒革の手帖」から3年。武井さんにとって記念すべきドラマ復帰作となるドラマスペシャルでは、刑期を終えた元子が心機一転、古都・金沢で新たなスタートを切るところから描かれる。「恋はつづくよどこまでも」や「妖怪シェアハウス」などのドラマで独特の存在感を発揮し、いま注目を集めている毎熊さん。今作では金沢で派遣社員として働く男・森村隆志を演じる。父親を自殺に追い込んだ人物への復讐心に燃える森村は、金沢にやってきた元子と出会い、その後の人生を大きく左右する出来事に直面することになる。安達さんが演じるのは、金沢の高級クラブ「アルテローズ」のママ・板橋レイナ。店に入ってきた元子に早々にママの座を奪われ、プライドを傷つけられたレイナはどうにか元子を追い落とそうと、ある策を企てる。その確かな演技力と安定感で、数々の作品を彩り続けている安達さんが「黒革の手帖」でどんな存在感を見せてくれるのか、期待が高まる。ベテランの風間さんが演じるのは、金沢に妻と旅行に来ていた佐藤良樹という男性。ある事情から同じ旅館にやってきた元子たちとの出会いが、佐藤の人生を揺るがすことに!そして、総売上1千億円を誇る神代ソリューションズのCEO・神代周吾を演じるのは渡部さん。金沢にやってきた元子を自身が経営する高級クラブ「アルテローズ」に入店させたのも、毎熊さん演じる森村の父親を死に追いやったのも、すべて彼の差配。つまり今回のスペシャルの最大のキーパーソンといえる存在だ。渡部さんは主演の武井さんについて、「お芝居をしていて隙がない。それが武井さんの力であり、魅力なのだと思います」と語り、「武井さんの演じる元子は“悪女”ではありますが、ご覧になる皆さまにはむしろそんな風に見ていないのではないでしょうか。“悪女”と言われる元子が痛快に上り詰めていく様を見て、また楽しんでいただけたら」と期待を込める。また、注目俳優・毎熊さんは「たまたま出会った悪魔のような男(神代)によって人生を変えられてしまうんです。なので、もしこうなっていなかったら森村はどんな男だったのだろう、ということを考えながら演じました」と明かす。さらに、「元子は森村よりも遥かに強い人間で、なかなか強くなれなかった森村が元子と接したことで次への一歩を踏み出すことができたのではないでしょうか」とコメント、「かなり低いところまで落とされてしまった男が元子と出会って、どんな風に変化をするのか、その波を楽しんでいただけたらと思います」と語った。安達さんは「黒革の手帖」は「とても好きな世界観だった」と言い、「レイナは躍起になって元子に対抗しようとしているんだけど、やっぱり元子は一枚も二枚も上手なんです。逆にそこがレイナの人間臭くて、かわいい部分なのかもしれませんが…」とキャラクターをフォロー。久々のドラマ出演となる武井さんには「相変わらずのすごい迫力ですし、レイナも含めた女同士の戦いもまた楽しんでいただけると思います。そしてその女性たちを取り巻く人々の裏には、ある陰謀も。いろいろな視点から楽しんでいただくことができる作品だと思います」とアピールした。そして風間さんは撮影チームに「連ドラで培われた絆が現場に行き渡っている。コロナ禍での撮影だからこそ、信頼関係が際立って見えた」と太鼓判。武井さんについても「高校生の制服姿がついこの間のような気がするのに、複雑な役柄を演じて見事なのには、女優としての成長に目を見張るばかりだ」と明かしている。ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」は2021年1月7日(木)20時~テレビ朝日系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月08日上野樹里が主演し、時任三郎と父娘役、風間俊介と夫婦役で共演する「監察医 朝顔」新シーズン第5話が11月30日放送。風間さん演じる桑原が連絡を取り合う“聖奈”とは!?衝撃的なラストと今後の展開にSNSが騒然となっている。興雲大学の法医学教室で誰よりも懸命に、真摯に、遺体に向き合う法医学者の万木朝顔(まき あさがお)を上野さんが演じる本作。朝顔の父で刑事をしながら妻の里子を探し続ける万木平(まき たいら)に時任さん。朝顔の夫となり娘・つぐみを共に育てていく、神奈川県警捜査一課の桑原真也に風間さん。朝顔ら法医学教室の“心強い姉”夏目茶子に山口智子。里子の父で朝顔の祖父となる嶋田浩之に柄本明。興雲大学の法医学者となった安岡光子に志田未来。検査技師の高橋涼介に中尾明慶。光子らと同じく法歯学者の藤堂絵美に平岩紙。法医学者の藤堂雅史に板尾創路。野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸。刑事の森本琢磨に森本慎太郎。検視官の伊東純に三宅弘樹。桑原の姉で野毛山署強行犯係に配属された忍にともさかりえ。検視官の丸屋大作に杉本哲太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はつぐみと一緒に祖父・浩之が暮らす仙ノ浦を訪れていた朝顔が、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。遺体は8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだった71歳の甲田雅子で、第一発見者はずっと一人で雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。その頃、興雲大学では就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介の解剖が始まろうとしていた。死因は太ももに刺さったガラスを自ら引き抜いたことによる失血死と思われたが、胸の傷が気になる平は、事故がどうか疑っていた…というのが今回のストーリー。2つの解剖が並行して進むなか、桑原は前回のラストでスマホに連絡をよこした田村聖奈(中村里帆)とカフェで会っていた…。朝顔が娘と仙ノ浦に行っている間にの“密会”に「これが聖奈なの!?」「その女性はいったいだれなの?!」「まじで浮気してるんかあ!まじなのかあー!!」などの声が続出。視聴者が騒然とするなか、ラストでは雨の中、桑原が聖奈に銃を向け引き金を引くという展開に。「潜入捜査かなんかだったのか?」「朝顔ってこんなドラマだったっけ?!」などSNSがパニックとなる中、「今日の朝顔は3時間分濃縮したみたいだった」「朝顔一家が巻き込まれる事件はやめて…あの家族にはいつまでも幸せでいてほしいんだよ」「朝顔家族に不穏な空気はいらないよ みんな穏やかで幸せで笑っててよ」と、万木家の今後を不安視する悲痛な声もタイムラインにあふれている。(笠緒)
2020年11月30日舞台『女の一生』製作発表記者会見が30日に都内で行われ、大竹しのぶ、高橋克実、風間杜夫、段田安則(出演・演出)、安孫子正(松竹 代表取締役副社長)が登場した。同作は昭和20年4月の終戦直前に、森本薫が文学座に書き下ろし、杉村春子が初演、生涯に947回にわたって主人公の布引けいを演じ続けた名作。明治38年(1905)から昭和20年(1945)までのある女の40年間を描いている。新橋演舞場にて11月2日〜26日に上演されるが、1,428席のところを679席で上演。出演・演出の段田は戦時中に初演を迎えた同作について「命がけの時でもお客さんは舞台を見たいと思っていた、役者も命がけで舞台をやるもんなんだなあと思って、そういう力を演劇が持っているのかなと思いました」としみじみ。主演の大竹も「戦時中にこの芝居が生まれたんだと思うと、本当にいろいろなことを考えさせられます。劇場にお客さんが来るのが当たり前じゃない世の中になった時、杉村先生が『芝居中に空襲警報が鳴るとか、うしろにおまわりさんが立って不当なセリフがあるかないかチェックして、そういう中で私たちは芝居をやってたのよ。あなたはいいわね、自由な時代に生まれて、自由に芝居ができるんですもの。頑張りなさいね』とおっしゃってくださったことを思い出しました」と振り返る。「私たちは今、不自由な時代に突入したわけですけども、それでもやっぱり芝居をやりたいと思いました。稽古場では万全の対策を練って、いつものようにあーでもないこーでもないと大声で手を取り合って笑い合える事は全くできない状況だけども、その中でもできるだけの条件の中で、布引けいがいきいきと生きられるような芝居をみんなで作っていきたいなと思います」と意気込んだ。また、高橋は今回19歳から59歳を演じるために、「カツラが3パターンくらい。終わったあとに買い取るかどうかの打診があるかと思います」ととぼけて見せる。風間も「『演舞場はやりますよ』という力強い言葉を聞いた時、役者を続けてて良かったなと思いました」とこのコロナ渦での上演について思いを馳せた。大竹は令和という時代について改めて「どこに向かっていくのかはとても不安ですけど、演劇というものは絶対に滅びないと信じて頑張ってきたこの半年間だったなと思います」と心境を表す。改めて「4月公演の『桜の園』がゲネプロの直前まで行ったけどそこで中止になって、あの時の喪失感。こんなに面白い芝居が見てもらえることなくセットも全てが散っていくというあの悲しみは一生忘れられないものでしたね。そこからは自粛期間に入って、息子が一緒に暮らしているので、日常をこなしているので終わってしまいました。でもいつか、と思っては生きていました」と語った。
2020年09月30日2020年9月27日、俳優の竹内結子さんが亡くなったことが明らかになりました。40歳でした。突然の訃報に、芸能界をはじめ多くの人が衝撃を受けており、悲しみの声が上がっています。【訃報】竹内結子さん40歳が逝去「早すぎる」「どうして」と悲しむ声風間俊介「芸能界だけのことではない」同月28日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)では、竹内さんの訃報について報道。同番組のコメンテーターを務める俳優の風間俊介さんの発言が反響を呼んでいます。同年7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さんとも親交のあった風間さん。相次ぐ俳優仲間の訃報を受けて、思うことを語りました。まず、大好きな女優さんです。そして一緒に仕事をさせていただいたときにも、本当にそこにいると空気がきれいになっていくというか、浄化されていくような、そんなオーラをまとった方でした。最近仲間が立て続けにいなくなってしまうことがあって、本当につらいんですけども、よく「芸能界の今、立て続けに」ってそう仰る方もいて、それも合っていると思うんですけども、芸能界だけのことではないと僕は思っていて。もし、みなさんの周りに最近連絡しようと思っているけども、思っているだけでできていない方がいたら、ぜひとも連絡してほしいと思うんですよね。もしかしたらみなさんの職場の中でも何か、いろんなつらい想いを抱えている方がいるんじゃないかなと。これを機会に何か連絡してもらいたいなと僕は思います。ZIP!ーより引用相次ぐ芸能人の訃報に世間では「芸能界で何か起きてる」という声も上がっています。しかし風間さんのいうように、これは芸能界に限った話ではなく、身近にも人知れず悩みや不安を抱えている人はいるのかもしれません。風間さんの「これを機会に連絡を」という言葉に、ネット上では共感や賛同する声が寄せられました。・芸能界は目立つだけだよね。風間くんの発言は本当にその通りだと思う。・人の体温を感じる言葉。でもとても重くて、ずしんと来てしまった。・同じ考えの人がいた。『芸能界の闇』とか安易に口に出して騒ぐのは心ないと思う。警察庁の統計によると、2020年8月の自殺者は全国で1849人。前年同月比で246人増えています。新型コロナウイルス感染症の影響で、家族や友人と会う機会が減ってしまった人も多いでしょう。直接会えなくても「最近調子どう?」と連絡を取ってみるだけでも、大切な人の孤独に寄り添い、悩みに気付くきっかけになるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日ジャニーズ事務所所属のアイドルながら、情報番組やバラエティ番組での『コメント力』の高さがたびたび話題になる風間俊介さん。2020年6月29日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)では、『東京ディズニーランド』『東京ディズニーシー』が同年7月1日から営業を再開することについて持論を展開し、その内容に再び称賛の声が寄せられています。風間俊介ディズニーファンとしての意見ディズニーファンであることを公言している風間さんは、これまでにも自身の深いディズニー愛をテレビ番組で語ってきました。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が終息したわけではない中での営業再開に、1人のファンとして思うこともあるといいます。夢と魔法の王国にはコロナウイルスはないと思うんですけど、僕らの世界にはあります。なので、僕らの世界からその夢と魔法の王国にコロナウイルスを持ち込まないっていう。あの世界を、我々が汚さないっていう気持ちが大事なのかなと思う。ZIP!ーより引用その上で、「せっかく取れたチケットであっても、少しでも体調が悪いと思ったら、その優しさも持ってもらいたい」と呼びかけました。風間さんだけでなく、世界中に多くのファンを持つディズニー。誰もが、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの営業再開を心待ちにしていたことでしょう。ディズニーを愛する同じ仲間として、営業再開を待ち望んでいた人たちの思いをくみ取り、その上で注意を呼び掛けた風間さんの元に、称賛の声が多く寄せられています。・風間くんは、さすがだね。ディズニーファンの鑑だ。・風間俊介、当たり前のことをいっているけれど、言葉の選び方が素晴らしい。・いってくれてありがとう!風間くんの思いが多くのディズニーファンに届きますように。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに限らず、誰もがコロナウイルスにともなう自粛期間中にがまんしていたものがあるはずです。そんな大切な存在を、コロナウイルスから守り続けてきた、自分自身も含め多くの人の努力を無駄にしないよう、これからも感染を広めない意識を強く持ち続けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月29日2月6日(木)今夜の「櫻井・有吉THE夜会」に俳優の風間俊介がゲスト出演。また風間さんとは東京の下町育ちという共通点を持つ芸人のみやぞん、風間さんの後輩で先日デビューを飾った「Snow Man」のラウールも登場する。中学時代にジャニーズ入りし「3年B組金八先生」第5シリーズの出演で注目されると、その後「アキハバラ@DEEP」などに出演、俳優業を中心としたジャニーズタレントとしては異色の道を歩み、2011年放送の「それでも、生きてゆく」で日本放送映画芸術大賞助演男優賞やザテレビジョン第70回ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。同年の「中学生日記」や翌年の連続テレビ小説「純と愛」で知名度を上げた風間さん。最近では大河ドラマ「西郷どん」や「監察医 朝顔」といったドラマから『少女椿』『後妻業の女』などの映画。また「BACK TO SCHOOL!」や「ZIP!」といったバラエティ、情報番組でのMCまで多岐にわたる活躍をみせており、現在放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」やWOWOWプライムの連続ドラマ「頭取 野崎修平」も話題となっている。今回は下町育ちの風間さんが、同じく下町育ちという共通点を持ったみやぞんさんと愛する地元をプレゼン。江東区&荒川区と足立区、下町勝負の軍配はどちらに上がる!?また風間さん“イチオシ”という次世代ジャニーズ「Snow Man」のラウールさんも登場。1月22日に「SixTONES」とともにCDデビュー、初週ミリオンを達成する驚異的なセールスを記録したのも記憶に新しい「Snow Man」は2009年の前身グループ結成以来、アクロバットを得意として数多くの先輩グループを盛り上げてきたグループ。その「Snow Man」に昨年1月期待の新メンバーとして加入したのがラウールさんだ。そんな話題のラウールさんの意外過ぎる特技とは!?生早着替え対決などファン必見の映像も見られそうだ。「櫻井・有吉THE夜会」は2月6日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年02月06日