ザ・ドリフターズの高木ブー(91)が27日、自身のインスタグラムを更新。『Dr.スランプ アラレちゃん』の手描きイラストを添え、今月1日に急性硬膜下血腫により亡くなった漫画家・鳥山明さん(享年68)を追悼した。高木は「娘がアラレちゃんが大好きで、僕はリアルタイムで見れなかったので、当時ビデオを録ってよく見てました。アラレちゃんはそれぞれのキャラクターが丁寧に描かれていて、ひとつひとつが愛らしく、楽しいアニメでした」と、鳥山さんの作品の中でも特に「アラレちゃん」への思い入れが深いことを説明。そして「相変わらず、僕は下手くそですが、アラレちゃんを描きました」と、アラレちゃんがウクレレ演奏をする“高木ならでは”のイラストをアップし「心よりご冥福をお祈りします。合掌」と思いを馳せた。この投稿に対し「(作品を)愛する御気持ちが伝わってきます」「娘さんと一緒にアラレちゃんを観てるブーさんを想像して、幸せで優しい気持ちになれました」「鳥山先生へのリスペクトは勿論のこと、僕には図らずとも『アラレちゃん=仲本工事さん』『ガッちゃん=志村けんさん』にも見えました」とのコメントが届けられたほか、イラストのクオリティの高さには「スゴ~い」「上手すぎます!!」「絵を見てると演奏と歌が聞こえてきます」「すごく絵がお上手でビックリしました」など、驚きの声が相次いで寄せられた。
2024年03月28日俳優の佐野勇斗が25日、都内で行われた「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションのフォトコールに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・FENDIは、ブランドのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」を3月26日~31日まで、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて開催する。同ストアの開催を祝したレセプションが25日に行われ、フォトコールに桐谷美玲、佐々木希、佐野勇斗、中尾明慶、藤田ニコル、MINA(TWICE)が登場した。佐野は、春夏コレクションの新作である120万円超えのレザージャケットに、白のパンツを合わせ、グリーンの「ピーカブーアイシーユー エックスクロス」を手に登場。「グリーンがすごい好きで、小さいサイズ感のカバンもちょっと出かけるときにすごくいいなと思いました」と笑顔で話し、ジャケットについても「すごく着心地がよくて、レザーのジャケットも最近興味があるのですごくいいなと思いました」とお気に入りの様子だった。新生活シーズンということで新たに挑戦したいことを聞かれると、「始めてしまったことで申し訳ないんですけど、最近自分をいかに追い込めるかということをしていて、家に帰ったら分刻みでスケジュールを立てて、英語とか筋トレとかやっています。20代のうちは自分を痛めつけようかと思って」と答え、「グループ活動をやっているのでダンスと歌の練習もやりながら」と話していた。同ストアでは、「セレリア1925(Selleria 1925)」の2024年春夏 新作コレクションの販売をはじめ、イタリア・トスカーナ地方 カパヌッチアにあるフェンディ レザー工場より職人が期間限定で来日し、伝統的な製法によってつくられるフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程を披露する。
2024年03月25日お姿を拝見するたびに、顔つきが精悍になられているように感じます、と伝えると、「本当ですか?」と佐野勇斗はわずかに目を見開いた。が、「今、本当ですか?って言いましたけど、よく言われます。自分で見返していても、半年前はこんなに幼いのか、と思うぐらい」と茶目っけのある笑顔を見せる。そんな変化は彼自身の成長が内側からにじみ出てているのかもしれない。ドラマ、映画とさまざまな作品で活躍する佐野が今度出演するのがPrime Videoで世界配信されるオリジナルドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』だ。主人公の大学生・犬飼忠士、通称ハチを演じる。ハチと、ある一族への復讐を使命とする美しい妖怪の奇妙な関係を描く“妖怪ラブコメ”。日本ならではの「妖怪」に加え、バトルアクション、恋愛、ミステリーとさまざまな要素が組み込まれている。手がけるのは三木孝浩監督だ。脚本と制作総指揮を海外クリエイターのヤルン・トゥ氏、ザック・ハインズ氏が担当しており、そういったところにAmazonOriginalドラマの「らしさ」が感じられる。佐野も台本を見たときにちょっとした意外性があったという。「妖怪と恋をするってどういうことか、最初は全くイメージが湧かなかったんですけど、読んでいるうちに物語にも入り込めて。おもしろいな、とおもいました。ただ、海外の方が書いている台本はたぶん初めて。ト書きも日本のものとは違うので驚きました」現場では海外で撮影しているような気分を味わえたのだとか。「Amazon Studiosのアジアを統括する方……というか、実は僕もどういう方かよくわかってないんですけど(笑)お会いできる機会があり、色々とお話したのですが、とてもフランクな方で楽しみだよ、って言ってくれたり、脚本家の方も来てくださって一緒に食事をしたり。日本にいるのに、海外の方との絡みが多かったですね。みなさんはずっと英語で話すので、僕もちょっと英語で喋っていたりしました」完成映像を観て、初めて「こんなふうになっているんだ」と驚きました今回の佐野の役どころは吉川愛演じる妖怪・イジーと恋をするゲームオタクな大学生だ。意識したのは、ダサすぎないオタクを演じることだった。「作品の世界観自体がすごくオシャレなので、ビジュアルもダサすぎないようにしたい、ということはプロデューサーの方とも相談していました。愛されるキャラクターにもしたかったんです。僕自身、スポーツは好きなんですけど、インドア派で誰かに誘われないと出かけないタイプなので、そういう意味ではハチと似ているかもしれません」佐野にとって今回の撮影で新鮮だったのはCGが多用されているということだった。アクションシーンのほか、妖怪のいる世界観は、実写だけでは描き切れない奥深さを演出してくれている。「先日、完パケしたものを初めて観て『こんなふうになっているんだ!』とびっくりしましたね。ここまで現場と違うのが初めてだったので。現場ではすべてが想像。例えば、イジーが影を使って移動するシーンは普通にジャンプして、うわっ!と言っているだけだったり、トンネルのシーンでネズミが出てくるところも何もないところで叫んでいるだけ、とか。ここってこんなに大きい湖だったんだ、ということもありました。正解は監督の頭の中にあると思うので、監督がOKだったらOKということで監督を頼っていました。CGを想像して演じるのはすごく大変でしたけど、いい経験でしたね」佐野の印象に残っていたシーンとは一体どのようになっているのかは、ぜひ実際に観て確認してみてほしい。「はやちゃん」って呼ばれてました(笑)大変な現場である一方で、共演者との仲睦まじい様子についても語ってくれた。一緒のシーンが多かったイジー役の吉川愛、ハチの友人・田貫世凪演じるアントニーとはまず互いの呼び方を決めることから始めたと言う。佐野は「はやちゃん」と呼ばれていたそうで、そう打ち明けたあと、「めっちゃ恥ずかしいですね、はやちゃんって。おばあちゃんに呼ばれていた呼び方なんですけど」とはにかむ。「吉川さんとは監督も交えて何回か食事も行きました。いろいろ話していたんですけど……何を話してたっけ(笑)。あ!めちゃくちゃユッケが好きです。ユッケがあればニコニコしています。何かあったらユッケを渡せば大丈夫!」そう吉川について触れたあと、アントニーについては大仰に眉根を寄せた。アントニー演じる田貫はなんだかんだ言いながらも、イジーに振り回されるハチをサポートしてくれる無二の友人といったポジションだが……。「アントニーさんとは食事に行ってないんですよね。誘うよ、って言って誘ってくれてないし、焼肉も絶対に行こうね、って言っていたのに一度も連絡が来てないんです。口だけなんですよ、アントニーさん。これ、絶対に書いておいてください!(笑)」自分に対しては一番厳しく観てしまう今や、「役者・佐野勇斗」は欠かせない存在だ。特に2020年代に入ってからは話題作への出演が続いている。3月23日に誕生日を迎え、26歳となる佐野。役者としての20代前半を振り返ってみてどうかと尋ねると、「そうですね……」と考え込む表情を見せた。「役者のみなさんがよく言われているかもしれないんですけど、ただがむしゃらでしたね、いま思うと。たぶん、そのときどきの自分のベストは尽くしていたとは思うんです。グループ活動はもちろん、いろんな仕事をやりながら、吐きそうになりながらもやってたんですけど、ちゃんと向き合えていたのかな?という気持ちもあります。でも、まずは頑張ったな、と昔の自分を褒めてあげたいですね」ストイックさが垣間見えるが、役者としての自分に一番厳しい目線を向けているのはやはり佐野自身だ。「この発言が浅いのかもしれないんですけど、深みを出したいな、と思うことが多くて。表面上だけのような気がするんです。やっぱり、自分に対しては一番厳しく観てしまうので、今までの演技を観ていると『ちょっと軽いな』とは思います。頑張っているつもりなんですけど、深く台本を読み込むだけじゃなく、さらに役の人生を考えていったら芝居に深み出るのかな、ということは、最近よく考えますね」途上の最中だと、むしろ自分自身への成長には気づきづらいのかもしれない。今回、三木監督と仕事をするのは2回目となる佐野。デビュー作となる映画「くちびるに歌を」は三木監督が手掛けている。「監督とご一緒するのが楽しみだった」と言う佐野に監督にかけられて印象的だった言葉を聞くと……。「今回、何度か泣くシーンがあるんですけど、そこで三木さんが『本当に成長したね、なんだかパパの気持ちだったわ』と言って下さったんです。デビュー作のときには泣けなかったんですよね。とんでもない数の大人に囲まれて、その中で泣く演技でめちゃくちゃ苦しんだことが記憶に残っていて。そこで『本当にいろいろ経験して成長したんだな』と言ってくださったのは覚えています」発展を続ける彼を周りが放っておくはずがない。朗らかに話しつつも垣間見える自分に対する厳しさは、どのように自身に反映していくのだろう。最後に、今後の役者としての目標は?と問いかけると「アカデミー賞」と即答した。きっとその目標も実現させる姿を、遠くない未来に見せてくれるかもしれない。撮影:木村直軌取材・文:ふくだりょうこヘアメイク:望月光(ONTASTE)スタイリング:伊藤省吾(sitor)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント佐野勇斗さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』配信開始日:3月22日(金) よりPrime Videoにて世界独占配信話数:本編8話(1話約30分)制作総指揮・脚本:ヤルン・トゥ、ザック・ハインズ監督:三木孝浩キャスト:佐野勇斗、吉川愛ほか(C)2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』予告
2024年03月18日Aimer(エメ)の新曲「遥か」が、2024年4月2日(火)に配信リリースされる。永野芽郁が主演を務める映画『からかい上手の高木さん』の主題歌となる。Aimerの新曲「遥か」Aimerの「遥か」は、5月31日(金)に公開される映画『からかい上手の高木さん』の主題歌として書き下ろされた新曲。あいみょんのプロデュースを担当する田中ユウスケが、Aimerの楽曲としては初めて作詞・作曲に参加、さらにagehasprings(アゲハスプリングス)の玉井健二がプロデュースを務めた、Aimerの新境地的な楽曲となる。映画『からかい上手の高木さん』主題歌に映画『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗による同名の人気漫画を実写化した作品。隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる中学生の男の子・西片。それがいつしかかけがえのない日常となった2人の、愛おしい時間が描かれる。作品情報Aimer 新曲「遥か」※映画『からかい上手の高木さん』主題歌リリース日:2024年4月2日(火)
2024年03月10日舞台『東京輪舞』のプレスコールが9日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われ、高木雄也(Hey! Say! JUMP)、清水くるみが出演、会見には山本卓卓氏(作)、杉原邦生氏(演出・美術)が登壇。山本氏と杉原氏が、高木と清水の魅力を語った。○■高木雄也×清水くるみの2人芝居『東京輪舞』オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde)を、山本卓卓氏(作)×杉原邦生氏(演出・美術)が現在の東京版として上演。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る注目の作家・山本氏と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原氏がタッグを組み、高木と清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に創り上げる同作は、トウキョウのリアルとエロスを交差させ、現在に迫る舞台となる。○■高木雄也、清水くるみは「なんでも言ってくれる」2人の印象を聞かれた杉原氏は「2人とも飾っていなくて」と共通点を挙げたあと、「高木くんは、本当にこのまんまなんです。シームレスに役と普段を行き来できる稀有な存在。清水さんは、思ったことを素直に伝えてくれる方。2人と作業をしていて、やりにくいところはなかった。この2人で良かったと素直に思えました。いい稽古を重ねてこれた」と、稽古期間を振り返った。今回、高木は1人で8役、清水は1人で6役に挑戦する。高木は「最初は5役だったんですよ。そんな経験がなかったので、どう変えれば言いのか分からず、声を変えたらいいのかなとか考えてたんですけど、杉原さんに『役に入り込んでいけば声も変わっていくから』と言われたので、心配せず挑みました」と話し、自身演じる1役が清水が演じる2人の役と接することもあるため「8役だけどその倍の感覚」と解説。タッグを組む清水について「くるみちゃんはなんでも言ってくれる。『そこ、いやー!』とか」と明かすと、清水は「そういうことは言わなくていいんですよ!(笑)」と思わずツッコミ。清水は1人で複数人を演じたことはあるものの、1役1役をしっかり演じ分けて見せる経験はなかったといい、「切り替えが難しい。役をやってるときに、一瞬違うキャラが出てきたり、自分が出てきちゃったり」と難しさを感じている点を語った。続けて高木の印象について「すごくフレンドリーで人見知りしないので、逆に人見知りしちゃいました(笑)。人懐っこい方なので、ずっとしゃべってらっしゃって。現場の空気感を作ってくださったので感謝しています」と述べた。○■杉原邦生氏、Hey! Say! JUMPコンサートの感想もそして山本氏と杉原氏に「2人の魅力は」と質問が飛ぶと、高木は「それ、別でやってもらっていいですか? 僕たちのいないところで」と照れ笑い。山本氏は「高木くんは、やればやるほど、自分で発見していく人。楽しみながら役作りの作業をしてらっしゃるなと、感動しました。見れば見るほど見たくなる俳優さんで、本当に魅力的だなと。清水さんは、きっと『ここにいきたい』というポイントがしっかりあって、そこに向かっていく。掘り下げていくパターンと高みに行くパターン、2人のコントラストが素敵でした」とそれぞれの役作りの姿勢の違いを語る。杉原氏は清水について「演出家にも作家にも素直にぶつかってくれる人で、そんなところがすごく信頼できる」と語ったあと、高木の印象を「こんな俳優と出会ったことないです」と述べ、高木は「なんで!?」とビックリ。杉原氏が「地元も近いから、稽古場で話していると……」と話し始めると、高木は「地元の友だちだと思ってます(笑)」と、2人の日頃の距離感を匂わせるようなコメントを続けた。杉原氏は「合間に話してるそのまんまのテンションで芝居に入っていくから、すごいなと思います。年末にHey! Say! JUMPのライブを見に行ったんです。皆かっこよくて、高木くんもかっこよく歌って踊ってるんですけど、ふとした瞬間に、ふらーっとその辺を歩いている高木くんがいて。東京ドームでこんな感じでいられるなら、PARCO劇場というサイズの箱でも絶対自然体でいてくれる」と話したあと、再び「こんな俳優はいない」と繰り返した。高木は「ありがとうございます。……ありがとうなのかな?(笑)」と首を傾げつつ、「うれしいです。自然体にさせてくれたのは2人なので」と山本氏と杉原氏に感謝を述べた。東京公演は、3月10日~28日に渋谷・PARCO劇場で、福岡公演は、4月5日~6日に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで、大阪公演は4月12日~15日に森ノ宮ピロティホールで、広島公演は、4月19日に広島上野学園ホールで行われる。
2024年03月10日舞台『東京輪舞』のプレスコールが9日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われ、高木雄也(Hey! Say! JUMP)、清水くるみが3つのシーンを演じた。会見には山本卓卓氏(作)、杉原邦生氏(演出・美術)も登壇し、初日への思いを語った。(本記事には、一部本編の写真・内容が含まれます)○■高木雄也×清水くるみの2人芝居『東京輪舞』オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde)を、山本卓卓氏(作)×杉原邦生氏(演出・美術)が現在の東京版として上演。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る注目の作家・山本氏と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原氏がタッグを組み、高木と清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に“10の情事”創り上げる同作は、トウキョウのリアルとエロスを交差させ、現在に迫る舞台となる。○■フォトコールでは3つのシーンを上演高木が1人で8役、清水が1人で6役に挑む今作。フォトコールでは「十代と配達員」、「配達員と家事代行」、「家事代行と息子」という3つのストーリーが演じられ、高木は“配達員”と“息子”、清水は“十代”と“家事代行”のそれぞれ2役を演じた。情事の前後が描かれるなかで、相手を口説くシーンや、キスシーン、下着姿でベッドで会話するシーンなど、刺激的な場面も登場。3つ目のシーンは、情事の後に“息子”が何やら慌てる様子を見せる中で幕が閉じ、高木は「ありがとうございました。すごいところで終わりました(笑)」と記者陣に感謝を述べつつ、笑いを誘った。○■高木雄也「早く皆さんに見ていただきたい」初日を迎えるにあたって高木は「キャスト、スタッフ一丸となってここまで作り上げてきたので、ようやくお披露目できるという気持ちと、早かったなというドキドキとワクワク、50:50なのですが、自分ができることは100%やってきたので、早く皆さんに見ていただきたい」と目を輝かせる。清水は「1カ月強、稽古をしてきたんですけど、本当にあっという間で、もう初日なんだっていう気持ちです。ワクワクするセットですごく見応えがあるんじゃないかなって思いますし、2人で8役(高木)、6役(清水)をやらせていただいて、きっと面白いものになっていると思うので、精一杯やらせていただきます」と意気込んだ。台本を手掛けた山本氏が「皆の力が合わさって、演劇史に残る“問題作”になってるんじゃないかなって。サイコー!」とテンション高く叫ぶと、高木は「こんな姿見たことないから新鮮です」とニッコリ。杉原氏は「2人の魅力を十二分に堪能していただける作品。挑戦的な作品なので、どう受け止めてもらえるのかも含めて、開幕が楽しみです」とコメントした。○■清水くるみ、セットの魅力語る「“東京の孤独”が表現されている」いろいろなタイプの「東京」の文字が並ぶ個性的なセットを杉原氏は「“東京ルーム”というか、“東京シアター”というか」と名付け、「ここは東京だと言いまくるということで、舞台上を東京にしようと。社会にあふれる文字の情報を表現できたらいいなと思って、タイポグラフィを使いました。大道具が輪舞のように動き踊りながら、構成していく劇空間になっていれば」と解説。清水は「お金がかかってますよね」とセットを眺めたあと「この作品は、お芝居が終わって暗転すると、孤独を感じて寂しくなるんです。それがまさに東京だなって。人もたくさんいて、たくさんの関わりを持つけど、良くも悪くも孤独。それを感じられる本当に素敵なセットだなって」と自身の解釈も織り交ぜて感想を。すると高木は真面目な顔で「信じてもらえないと思うんですけど、全く同じです」と告げ、清水に「『先に言って』って言ったのそういうこと!?(笑)」とツッコまれる羽目に。○■高木雄也「今の自分の気持ちを大切に見て」高木は「文字がバーッと並んでる様子が、東京に人がたくさんいるという表現になっていると感じました。セットが別のものになったり、シーンが変わったり、でも同じトーンでキレイにまとまってる……」と言ったあと、「上から目線になってないですか?」と不安げに杉原氏のリアクションを確認。記者に「演じやすいセットですか?」と聞かれると、「もちろんです!(笑)」とニッコリ。「僕の役も変わっていくので、セットが動くことで違う人物として出ていきやすいです」と話した。また、杉原氏はセット転換について「通常は動作的になってしまうのですが、今回は敢えて8人のステージパフォーマーに動かしていただいています」と見どころをアピールした。会見の最後に高木は「年齢や過ごしてきた環境、今の気持ちによって、見え方が変わってくるかもしれない作品。今、等身大の自分が見たときにどう感じるのかを大切に見てほしいなと思います。地方も遊びに来てください」とメッセージ。山本氏は「僕も今、全く同じことを言おうとしました」と高木のボケを真似して笑いを誘った。隣の登壇者と笑い合ったり、捌ける際には高木が目の前の清水の両肩に手を置き、汽車のようなポーズで帰ろうとしたりと、一同の仲の良さが伝わってきた会見。高木は記者陣に「たくさん書いてください!」と笑顔でアピールし、ステージを後にした。東京公演は、3月10日~28日に渋谷・PARCO劇場で、福岡公演は、4月5日~6日に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで、大阪公演は4月12日~15日に森ノ宮ピロティホールで、広島公演は、4月19日に広島上野学園ホールで行われる。
2024年03月10日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)の主題歌&予告&本ポスター&第3弾キャストが7日、公開された。○■ドラマ&映画『からかい上手の高木さん』主題歌にAimerこの度、主題歌をAimerが担当することが決定した。Aimerは2011年にシングル「六等星の夜」でメジャーデビュー後、2016年には各種配信チャートで1位を獲得、翌年にはCDショップ大賞2017準大賞を受賞。2022年にはテレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編オープニングテーマ・エンディングテーマ「残響散歌/朝が来る」をリリースし、Billboard JAPAN “JAPAN HOT 100”にてBillboard JAPAN史上最高記録となる7週連続の1位を記録、同年末には「第64回輝く!日本レコード大賞」にて特別賞を受賞し、「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たすなど、数々のヒットソングを生み出し続けている。楽曲を聞いた主演の“高木さん”永野は「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が。ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」とコメント。高木さんにいつもからかわれる西片役の高橋文哉は「主題歌を初めて試写で聴いた時、高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場での2人にしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった! と思うほど、言葉に表していなかった2人の感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲と共に皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と感想を寄せている。本楽曲「遥か」は、今春よりTBSドラマストリームで放送が開始となる実写ドラマ『からかい上手の高木さん』の主題歌としても採用され、ドラマ&映画『からかい上手の高木さん』の世界観を繋ぐ、書き下ろし楽曲となっている。主題歌「遥か」を使用した最新予告映像と、2人の“ゼロ距離”ポスタービジュアルも公開。離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まる予告映像では、高木さんと西片の「からかい」「からかわれ」のかけがえのない日々、2人の想いが交差する。小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimerの楽曲が切なく純粋な2人の初恋の物語を抒情的に描き出した。第3弾キャストとしては、永野の幼少期を演じたこともある白鳥玉季が、西片が担任を務める2年3組の生徒・大関みき役で出演することが明らかに。また『カラオケ行こ!』など話題作への出演が相次ぐ齋藤潤が、同じく西片のクラスの生徒で、とあることから学校を休んでいるが、教育実習生の高木さんと出会い変わっていく町田涼を演じる。○■Aimer コメント『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています。「高木さん」と「西片」二人のその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して「遥か」という曲を制作しました。わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです。○■白鳥玉季 コメントまず、今泉監督と再びご一緒できることが嬉しかったです。小豆島の綺麗な景色や自然の空気を感じながら、大関さんが町田くんに抱いた感情を考えて撮影に挑みました。クラスメイトと過ごした時間もすごく思い出深いです。初めて脚本を読んだ時に感じた「ドキドキ」を、皆さんにも感じて欲しいと思います。楽しみにしていてください!○■齋藤潤 コメント永野芽郁さんや高橋文哉さんとの共演を願っていたので、出演が決まった時は飛び跳ねてしまうくらい嬉しかったです。町田は本作のオリジナルキャラクターなので、不安もありましたが、台本を読み込んで役作りに取り組みました。高木さんと西片先生の関係性はもちろん、その中で生きる大関、町田も見守っていただければ幸いです!【編集部MEMO】映画『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載されたの山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会 (C)山本崇一朗/小学館
2024年03月07日Aimerの新曲「遥か」が、5月31日(金) に公開される映画『からかい上手の高木さん』の主題歌に決定した。本作は、隣の席になった女の子・高木さんと、彼女に何かとからかわれる男の子・西片の日常を描いた山本崇一朗による同名コミックを原作とした実写映画。物語は中学時代の10年後が舞台で、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんを永野芽郁、母校で体育教師として奮闘する西片を高橋文哉が演じる。主題歌「遥か」は本作のために書き下ろされた楽曲。今回のオファーを受け、Aimerは「『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています」とコメントし、「“高木さん”と“西片”ふたりのその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して『遥か』という曲を制作しました。わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです」と楽曲に込めた想いを語った。また、楽曲を聞いた永野は「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が。ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」とコメント。高橋は「主題歌を初めて試写で聴いた時、高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場でのふたりにしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった!と思うほど、言葉に表していなかったふたりの感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲とともに皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と語った。なお「遥か」は、今春よりTBSドラマストリームで放送開始となる実写ドラマ版の主題歌としても起用される。さらに、主題歌を使用した最新予告映像が公開された。離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まり、撮影地・小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimerの楽曲がさらに切なく、純粋なふたりの初恋(からかい)の物語を抒情的に描き出している。また西片が担任を務めるクラスの生徒役として、クラスメイトの町田に片思いをしている大関みき役で白鳥玉季、とあることから学校を休んでいるが、教育実習生の高木さんと出会い変わっていく町田涼役で齋藤潤の出演が決定した。■白鳥玉季 コメントまず、今泉監督と再びご一緒できることが嬉しかったです。小豆島の綺麗な景色や自然の空気を感じながら、大関さんが町田くんに抱いた感情を考えて撮影に挑みました。クラスメイトと過ごした時間もすごく思い出深いです。初めて脚本を読んだ時に感じた「ドキドキ」を、皆さんにも感じて欲しいと思います。楽しみにしていてください!■齋藤潤 コメント永野芽郁さんや高橋文哉さんとの共演を願っていたので、出演が決まった時は飛び跳ねてしまうくらい嬉しかったです。町田は本作のオリジナルキャラクターなので、不安もありましたが、台本を読み込んで役作りに取り組みました。高木さんと西片先生の関係性はもちろん、その中で生きる大関、町田も見守っていただければ幸いです!『からかい上手の高木さん』最新予告映像<作品情報>映画『からかい上手の高木さん』5月31日(金) 公開公式サイト:映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年03月07日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)の第2弾キャストが14日、公開された。○■鈴木仁・平祐奈・前田旺志郎・志田彩良ら、高木さん&西片の同級生役今回公開されたのは、高木さん(永野)と西片(高橋)を取り巻く新キャスト。高木さんと西片の中学生時代の担任教師で、今作では教頭として登場する田辺先生を演じるのは江口洋介。今春放送のTBSドラマストリーム『からかい上手の高木さん』(毎週火曜24:58~)にも同役で出演しており、中学生時代を描くドラマと、その10年後を描いた映画を繋ぐ唯一のキャストとして2人の成長を見守る。そして、2人の同級生役として鈴木仁、平祐奈、前田旺志郎、志田彩良ら若手俳優陣が集結。西片と同じく母校で教師として働く中井を鈴木、高木さんと仲が良く、中井(鈴木)と婚約している真野を平、幼馴染で付き合ったり別れたりを繰り返している浜口を前田、北条を志田が演じる。コメントは以下の通り。○■江口洋介ドラマで高木さんと西片を演じている2人が、永野芽郁ちゃんや高橋文哉くんと似ているんですよね。撮影をしていると中学生時代の2人の顔が思わずシンクロすることがあって、「あの時うるさかったな~」とかいろんな事を思いながら、映画でもスッと役に入ることができました。田辺先生はやたら怖いんですよね(笑)。小豆島の方も「田辺先生は怖いですよね~」と本当に実在する人物かのように話されていて、「相当怖い先生を演じなければ!」と思いながらも、島の皆さまの期待感を強く感じました。ドラマから観て頂いて、大人になった2人が映画でどういう関係性になっていくのか、ちょっと甘酸っぱい気持ちを味わって頂きたいと思いますし、逆に映画を観てからドラマを観て頂くのも楽しいかと思います。2人の恋愛感を観て懐かしむ方も、オンタイムで「それそれ!」と感じる方も、楽しんでいただけたら嬉しいです。○■鈴木仁今泉監督が描く『からかい上手の高木さん』の世界に入れるのは楽しみで仕方なかったです。原作を読み解きながら、撮影前に実写ドラマ版も拝見して参考にさせてもらいました。子役2人のかわいらしさをどう成長させていこうかというのを考えつつ、中井くんは言葉にもあるように鈍感なので(笑)、鈍感具合と、真野への愛情とのバランスをどう上手く演じるかを大切に演じました。キャラクターそれぞれのかわいさに触れつつ、今泉監督が描く新たな物語を、思う存分楽しんで頂けたら嬉しいです!○■平祐奈原作のほんわかした空気感と、今泉監督の世界観がすごくマッチしているので、どんな風に描かれるのかというドキドキと、それぞれの俳優さん達がどういう風に演じるんだろう、と現場に行くのが楽しみでした。皆で一緒に撮影するシーンの前に打ち解けることもできたので、凄くありがたかったです。漫画とはまた違った監督ならではの空気感がありつつ、高木さんと西片くんの2人がかわいらしいのはもちろん、中井くんや真野ちゃん、浜口くんと北条さん、それぞれの恋模様もキュートでほんわかしていてほっこりするような映画になっていると思うので、是非楽しみにしていてください!○■前田旺志郎原作も読んでいましたし、今泉監督のファンでもあったので、こうしてご一緒できることがすごく嬉しかったです。脚本を頂いたときには配役を聞いていたので、芽郁ちゃんと文哉が演じる姿を思い浮かべて「キュンキュンするな~」と想像していたら、気づけば読み終わってました(笑)。撮影中はオフでも皆で行動することが多く、空き時間に海へ行ったりご飯を食べたり、撮影以外の思い出の方が多いかもしれないです(笑)。そんな仲の良い雰囲気が画面越しに伝わるといいなと思いますし、学生時代を知っているからこその誰も飾っていない関係性が、高木さんや西片だけでなく、中井くんたちからも、それぞれの形で表れていると思うので、関係性の違いも楽しんでいただけたら嬉しいです。○■志田彩良以前から原作を読んでいたので、まさか自分が参加できるとは思っていなかったので、凄くびっくりしました。そして、久しぶりの今泉組での撮影を楽しみにしていました。撮影初日から、共演者の皆さんと色んな話をさせていただき、昔からずっと一緒に居たんじゃないかと思わされる程、本当の同級生のような関係性が作れたので、楽しみながら撮影に臨むことができました。『からかい上手の高木さん』の世界観に、所どころ今泉節が散りばめられているので、原作ファンの皆さまにも楽しんで頂ける作品になると思います。【編集部MEMO】映画『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載されたの山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年02月14日永野芽郁と高橋文哉が初共演する実写映画『からかい上手の高木さん』の第2弾キャストとして、江口洋介、鈴木仁、平祐奈、前田旺志郎、志田彩良の出演が明らかになった。江口さんが演じるのは、高木さん(永野さん)と西片(高橋さん)の中学生時代の担任教師で、本作では教頭先生として高木さんたちを見守る田辺先生。また、今春より放送開始となる実写ドラマでも、高木さんと西片の担任教師・田辺先生として出演しており、中学生時代を描いたドラマと、その10年後を描いた映画を繋ぐ唯一のキャストとなっている。さらに、西片と同じく母校で教師として働く中井を鈴木さん、高木さんと仲が良く、中井とは中学生時代から付き合っていて婚約している真野を平さん、付き合ったり別れたりを繰り返している浜口を前田さん、北条を志田さんが演じ、2人の同級生として登場する。現場では、空き時間を用いて海へ行ったり。食事をしたりと仲を深めたというキャスト陣。本当の同級生さながらの雰囲気の中で撮影されたシーンは必見。高木さんと西片のからかいの物語に加え、中井×真野、浜口×北条ら、それぞれの恋模様にも注目だ。キャストコメント・江口洋介ドラマで高木さんと西片を演じている二人が、永野芽郁ちゃんや高橋文哉くんと似ているんですよね。撮影をしていると中学生時代の二人の顔が思わずシンクロすることがあって、「あの時うるさかったな~」とかいろんな事を思いながら、映画でもスッと役に入ることが出来ました。田辺先生はやたら怖いんですよね(笑)小豆島の方も「田辺先生は怖いですよね~」と本当に実在する人物かのように話されていて、「相当怖い先生を演じなければ!」と思いながらも、島の皆さまの期待感を強く感じました。ドラマから観て頂いて、大人になった二人が映画でどういう関係性になっていくのか、ちょっと甘酸っぱい気持ちを味わって頂きたいと思いますし、逆に映画を観てからドラマを観て頂くのも楽しいかと思います。二人の恋愛感を観て懐かしむ方も、オンタイムで「それそれ!」と感じる方も、楽しんでいただけたら嬉しいです。・鈴木仁今泉監督が描く「からかい上手の高木さん」の世界に入れるのは楽しみで仕方なかったです。原作を読み解きながら、撮影前に実写ドラマ版も拝見して参考にさせてもらいました。子役二人の可愛らしさをどう成長させていこうかというのを考えつつ、中井くんは言葉にもあるように鈍感なので(笑)鈍感具合と、真野への愛情とのバランスをどう上手く演じるかを大切に演じました。キャラクターそれぞれの可愛さに触れつつ、今泉監督が描く新たな物語を、思う存分楽しんで頂けたら嬉しいです!・平祐奈原作のほんわかした空気感と、今泉監督の世界観がすごくマッチしているので、どんな風に描かれるのかというドキドキと、それぞれの俳優さん達がどういう風に演じるんだろう、と現場に行くのが楽しみでした。皆で一緒に撮影するシーンの前に打ち解けることもできたので、凄く有難かったです。漫画とはまた違った監督ならではの空気感がありつつ、高木さんと西片くんの二人が可愛らしいのは勿論、中井くんや真野ちゃん、浜口くんと北条さん、それぞれの恋模様もキュートでほんわかしていてほっこりするような映画になっていると思うので、是非楽しみにしていてください!・前田旺志郎原作も読んでいましたし、今泉監督のファンでもあったので、こうしてご一緒できることがすごく嬉しかったです。脚本を頂いたときには配役を聞いていたので、芽郁ちゃんと文哉が演じる姿を思い浮かべて「キュンキュンするな~」と想像していたら、気づけば読み終わってました(笑)撮影中はオフでも皆で行動することが多く、空き時間に海へ行ったりご飯を食べたり、撮影以外の思い出の方が多いかもしれないです(笑)そんな仲の良い雰囲気が画面越しに伝わるといいなと思いますし、学生時代を知っているからこその誰も飾っていない関係性が、高木さんや西片だけでなく、中井くんたちからも、それぞれの形で表れていると思うので、関係性の違いも楽しんでいただけたら嬉しいです。・志田彩良以前から原作を読んでいたので、まさか自分が参加できるとは思っていなかったので、凄くびっくりしました。そして、久しぶりの今泉組での撮影を楽しみにしていました。撮影初日から、共演者の皆さんと色んな話をさせていただき、昔からずっと一緒に居たんじゃないかと思わされる程、本当の同級生のような関係性が作れたので、楽しみながら撮影に臨むことができました。「からかい上手の高木さん」の世界観に、所どころ今泉節が散りばめられているので、原作ファンの皆さまにも楽しんで頂ける作品になると思います。『からかい上手の高木さん』は5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん(2024) 2024年5月31日より全国にて公開©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2024年02月14日5月31日(金) に公開される映画『からかい上手の高木さん』の第2弾キャストが発表された。本作は、隣の席になった女の子・高木さんと、彼女に何かとからかわれる男の子・西片の日常を描いた山本崇一朗による同名コミックを原作とした実写映画。物語は中学時代の10年後が舞台で、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんを永野芽郁、母校で体育教師として奮闘する西片を高橋文哉が演じる。監督は『愛がなんだ』『ちひろさん』『アンダーカレント』などで知られる今泉力哉が手がける。このたび新キャストとして、高木さんと西片の中学生時代の担任教師で、本作では教頭先生として高木さんたちを見守る田辺先生役で江口洋介の出演が決定。江口は、今春よりTBSドラマストリームで放送開始となる実写ドラマ版でも高木さんと西片の担任教師・田辺先生を演じており、中学時代を描いたドラマとその10年後を描いた映画を繋ぐ唯一のキャストとして登場する。また、西片と同じく母校で教師として働く中井役を鈴木仁、高木さんと仲が良く、中井とは中学時代から付き合っていて婚約している真野役を平祐奈、幼馴染で付き合ったり別れたりを繰り返している浜口役を前田旺志郎、北条役を志田彩良が演じる。■江口洋介 コメントドラマで高木さんと西片を演じているふたりが、永野芽郁ちゃんや高橋文哉くんと似ているんですよね。撮影をしていると中学生時代のふたりの顔が思わずシンクロすることがあって、「あの時うるさかったな~」とかいろんな事を思いながら、映画でもスッと役に入ることができました。田辺先生はやたら怖いんですよね(笑)。小豆島の方も「田辺先生は怖いですよね~」と本当に実在する人物かのように話されていて、「相当怖い先生を演じなければ!」と思いながらも、島の皆さまの期待感を強く感じました。ドラマから観て頂いて、大人になったふたりが映画でどういう関係性になっていくのか、ちょっと甘酸っぱい気持ちを味わって頂きたいと思いますし、逆に映画を観てからドラマを観て頂くのも楽しいかと思います。ふたりの恋愛感を観て懐かしむ方も、オンタイムで「それそれ!」と感じる方も、楽しんでいただけたら嬉しいです。■鈴木仁 コメント今泉監督が描く『からかい上手の高木さん』の世界に入れるのは楽しみで仕方なかったです。原作を読み解きながら、撮影前に実写ドラマ版も拝見して参考にさせてもらいました。子役ふたりの可愛らしさをどう成長させていこうかというのを考えつつ、中井くんは言葉にもあるように鈍感なので(笑)。鈍感具合と、真野への愛情とのバランスをどう上手く演じるかを大切に演じました。キャラクターそれぞれの可愛さに触れつつ、今泉監督が描く新たな物語を、思う存分楽しんで頂けたら嬉しいです!■平祐奈 コメント原作のほんわかした空気感と、今泉監督の世界観がすごくマッチしているので、どんな風に描かれるのかというドキドキと、それぞれの俳優さんたちがどういう風に演じるんだろう、と現場に行くのが楽しみでした。皆で一緒に撮影するシーンの前に打ち解けることもできたので、凄く有難かったです。漫画とはまた違った監督ならではの空気感がありつつ、高木さんと西片くんのふたりが可愛らしいのは勿論、中井くんや真野ちゃん、浜口くんと北条さん、それぞれの恋模様もキュートでほんわかしていてほっこりするような映画になっていると思うので、是非楽しみにしていてください!■前田旺志郎 コメント原作も読んでいましたし、今泉監督のファンでもあったので、こうしてご一緒できることがすごく嬉しかったです。脚本を頂いたときには配役を聞いていたので、芽郁ちゃんと文哉が演じる姿を思い浮かべて「キュンキュンするな~」と想像していたら、気づけば読み終わってました(笑)。撮影中はオフでも皆で行動することが多く、空き時間に海へ行ったりご飯を食べたり、撮影以外の思い出の方が多いかもしれないです(笑)。そんな仲の良い雰囲気が画面越しに伝わるといいなと思いますし、学生時代を知っているからこその誰も飾っていない関係性が、高木さんや西片だけでなく、中井くんたちからも、それぞれの形で表れていると思うので、関係性の違いも楽しんでいただけたら嬉しいです。■志田彩良 コメント以前から原作を読んでいたので、まさか自分が参加できるとは思っていなかったので、凄くびっくりしました。そして、久しぶりの今泉組での撮影を楽しみにしていました。撮影初日から、共演者の皆さんと色んな話をさせていただき、昔からずっと一緒に居たんじゃないかと思わされる程、本当の同級生のような関係性が作れたので、楽しみながら撮影に臨むことができました。『からかい上手の高木さん』の世界観に、所どころ今泉節が散りばめられているので、原作ファンの皆さまにも楽しんで頂ける作品になると思います。<作品情報>映画『からかい上手の高木さん』5月31日(金) 公開公式サイト:映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年02月14日FANTASTICS・八木勇征さんに質問!バレンタインの思い出も語ってくれました。八木勇征(FANTASTICS)Q. どんなチョコレートが好き?チョコは何でも好きです!!なかでも一番好きなのはホワイトチョコレートです。Q. チョコ以外でいまハマっているスイーツは?最近は一周回ってマカダミアナッツのアイスクリームをよく食べています(笑)。Q. バレンタインの思い出を教えてください。毎年お母さんがチョコブラウニーを作ってくれていたんです。“バレンタインになるとあれが食べられる!”というイメージでしたね。そのブラウニーを牛乳と一緒に楽しむのが大好きでした。Q. チョコのように甘~いメンバーといえば誰?けいちゃん(木村慧人)。見た目もそうですが、性格も優しくて全体的に甘いイメージです(笑)。Q. ドラマ『婚活1000本ノック』で幽霊役に挑戦されていますが、お化けになってメンバーを驚かすなら誰?(佐藤)大樹くんを一日中驚かせまくりたいです!大樹くんならどのタイミングでも新鮮なリアクションをくれそうです。めちゃくちゃビビリだから(笑)。Q. ファンの方に甘~いメッセージをお願いします。いつも応援してくれてありがとうございます!みなさんはバレンタインくれるのかな?もしくれるとしたら、ホワイトデーのお返しは僕で大丈夫?(ハート)Q. 体づくりのために食べるものは制限している?マジでしてないかも。お菓子もめっちゃ食べるし、ジュースも飲むし…。好きなものばっかり食べてますね。それでも特に太らないのは、やるべきこと(運動)をちゃんとやっているからっていうのがあると思います。Q. 俳優としても活躍を続ける今、グループに対して感じることは?お芝居の共演者の方と話していると、役者業一本でされている方たちは「どんなに現場で仲が良くなっても、作品が終わるとそれぞれがまた新しい現場に向かっていく。プライベートで関係を続けていく人もいるけれど、“自分の家”みたいな感覚を持つことはないんだよね」ってみなさん言うんです。でも僕の場合、作品が終わった時に必ず帰る場所がある。それがFANTASTICSなんです。戻ってくるたびに“あったかい場所だな”って改めて感じますし、そういう存在がいてくれることがすごくありがたいですね。Q. 人との出会いで大切にしていることは?人と出会った時は、相手のことをしっかりと見て“どういう自分でいたら、この人と繋がりを持てるだろうか”って考えます。といっても、キャラを変えたり偽ったりするわけじゃないですよ。相手に少しでも心を開いてもらうことを優先したいから、自分らしさはあとからちょっとずつ出していけばいいかなって。最近はたくさんの出会いに恵まれて年上の兄貴や可愛い後輩たちが増えましたが、振り返ると誰かと出会ったことで悪い意味で変わったことってひとつもないんです。自分にとって、全ての出会いがすごくプラスになっているなって感じます。やぎ・ゆうせい1997年5月6日生まれ、東京都出身。FANTASTICSのボーカル活動に加え、俳優としても活躍。ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜22:00~)に出演中。ジャケット¥148,500(エー レザー/エー ブティック TEL:070・3223・7530)イヤーカフ¥13,200(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777)ネックレス(上)¥38,500(スキャットscat.official.info@gmail.com)ネックレス、中¥12,100下¥23,100(共にミクシマイ)リング¥19,800(ユルイエ) 以上ショールーム シャルメール TEL:03・6384・5182その他はスタイリスト私物※『anan』2024年1月31日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・大貫希代美取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2024年01月31日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)の特報映像とティザービジュアルが18日、公開された。○■映画『からかい上手の高木さん』特報&ティザービジュアル公開今回公開された特報では、本編映像を初解禁。同作では原作の10年後を描いており、久々の再会に驚く西片(高橋文哉)の姿や、「西片、かっこいいよ!」とからかう高木さん(永野)の姿など、中学生時代を思い出させる2人の掛け合いに、再び動き出す「からかい」の日々がどのように描かれていくのか、期待が膨らむ映像となっている。また、映像内のタイトルコールおよび、15秒バージョンのナレーションは、アニメ版で西片役の声優を務めた梶裕貴が担当している。あわせて、同作が撮影された小豆島で撮り下ろされたティザービジュアルも公開。「西片、ただいま。」というコピーとともに、再会を果たした喜びから笑顔を浮かべる2人が写し出された。視線の合わない様子から、素直になれずに相手への思いを内に秘めてきた高木さんと西片の関係性を感じられるビジュアルとなっている。【編集部MEMO】映画『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載されたの山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年01月18日永野芽郁主演、今泉力哉監督作『からかい上手の高木さん』より特報とティザービジュアルが解禁された。山本崇一朗による人気コミックを映画化した本作。「からかい」「からかわれる」そんな2人の関係がずっと続くと思っていた中学生時代。しかし、とある理由で高木さんが島を離れることになり、内に秘めた相手への想いを伝えることができないまま、離ればなれになってしまった2人。そこから10年の月日が経った頃、島で2人が再会するところから始まる、原作での空白の時間を描いた新しい物語となっている。この度解禁された特報では、10年ぶりの再会に驚く西片の姿や、「西片、かっこいいよ!」とからかう高木さんの姿など、中学生時代を思い出させる2人の掛け合いに、再び動き出す「からかい」の日々がどのように描かれていくのか、期待が膨らむ映像となっている。特報映像でのタイトルコール、及び15秒バージョンのナレーションは、アニメ版で西片役の声優を務めた梶裕貴が担当。「10年の時を越えて紡がれる、二人の新たな物語」という優しいナレーションとともに、高木さんと西片が微笑みあう、少しもどかしくも可愛らしい姿が映し出される。併せて、実際に本編の撮影が行われた小豆島で撮り下ろされた最新ビジュアルも解禁。「西片、ただいま。」というコピーとともに、再会を果たした喜びから笑顔をうかべる2人。合わない視線が、素直になれずに相手への想いを内に秘めてきた高木さんと西片の関係性を感じられるビジュアルとなっている。『からかい上手の高木さん』は5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん(2024) 2024年5月31日より全国にて公開©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2024年01月18日5月31日(金) 公開の映画『からかい上手の高木さん』の特報映像とティザービジュアルが公開された。シリーズ累計発行部数1,200万部を誇る人気コミックを実写映画化した本作。原作では中学生の女の子・高木さんと、彼女と隣の席になった男の子・西片の日常が描かれるが、実写映画では原作の10年後を舞台としたオリジナルストーリーが展開。教育実習生として母校へ帰ってくる主演の高木さんを永野芽郁、母校で体育教師となった西片を高橋文哉が演じる。公開された映像には、10年ぶりの再会に驚く西片の姿や、「西片、かっこいいよ!」とからかう高木さんの姿が。また映像内でのタイトルコールおよび15秒バージョンのナレーションを、アニメ版で西片役の声優を務めた梶裕貴が担当しており、「10年の時を越えて紡がれる、ふたりの新たな物語」という優しいナレーションとともに、高木さんと西片が微笑みあう、少しもどかしくも可愛らしい姿が映し出されている。併せて公開されたティザービジュアルは、本編の撮影が行われた小豆島で撮り下ろされたもの。「西片、ただいま。」というコピーとともに、再会を果たした喜びから笑顔をうかべるふたり。合わない視線が、素直になれずに相手への想いを内に秘めてきた高木さんと西片の関係性を感じられる仕上がりとなっている。映画『からかい上手の高木さん』特報映像映画『からかい上手の高木さん』TV SPOT<作品情報>映画『からかい上手の高木さん』5月31日(金) 公開公式サイト:映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年01月18日自家焙煎珈琲レストランの「高木珈琲」から、期間限定スイーツの「贅沢いちごの生チョコクリームパンケーキ」が登場。2023年12月1日(金)から販売する。いちご×生チョコ 冬の贅沢パンケーキ高木珈琲は、全世界で年間100万枚以上のパンケーキを提供し、パンケーキに最も合う「オリジナルブレンドコーヒー」にもこだわった自家焙煎珈琲店だ。そんな高木珈琲の冬限定スイーツとして「贅沢いちごの生チョコクリームパンケーキ」が登場。北海道産の生クリームとチョコレートを合わせたクリームに、いちごの甘さと酸味が加わり、冬だけの贅沢な味わいを堪能できる。さらに、栗や、ラムレーズンクリーム、チョコレートシロップをトッピングした「ホットマロンモカ」も用意。ほっと身体が温まるような優しい甘さのドリンクに仕上げた。【詳細】高木珈琲 2023年冬限定スイーツ発売日:2023年12月1日(金)※「ホットマロンモカ」は10月中旬から販売中販売店舗:茨木店、須磨離宮公園前店、M’av行徳店、フォレストモール京田辺店、イオンタウン松本村井店・贅沢いちごの生チョコクリームパンケーキ 1,650円・ホットマロンモカ 660円
2023年12月23日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの高木雄也(※高ははしごだか)と、女優の清水くるみが、PARCO PRODUCE 2024 『東京輪舞』に出演することが5日、明らかになった。今回、オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde)を、山本卓卓(作)×杉原邦生(演出)が現在の東京版として上演する。高木と清水がそれぞれ5人の“男”と“女”、計10人の登場人物を演じ分け、10の情事の風景をリレー形式で描いていく。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る注目の作家・山本と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原がタッグを組み、高木と清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に創り上げる同作は、トウキョウのリアルとエロスを交差させ、現在に迫る舞台となる。東京公演はPARCO劇場にて2024年3月。また2024年4月に福岡、大阪、広島での上演を予定している。○■高木雄也 コメント今回パルコさんからお話をいただき、『東京輪舞』に出演させていただきます。この作品は1人で5役を演じることになりますし、役の幅も広いので、今の自分にできるのかと悩み、お受けするまで少し時間がかかりました。でも自分が諦めて誰かがこの作品に出演し、それを見て後悔するぐらいなら、自分自身が努力して自分の幅を広げれば良いと思い挑戦しようと決めました!演出の杉原邦生さん、そして清水くるみさんと時間をかけながら、1つ1つの役をしっかり作っていけたら良いなと思います!みなさん僕の挑戦を是非劇場に見に来てください!"○■清水くるみ コメントいつか挑戦してみたいと思っていた2人芝居ですが、こんなにも早く機会をいただけるとは思っていなかったので、正直驚きました。しかも1人5役ということでかなりハードですが、小悪魔少女から、今まで演じたことのない挑発的な女性まで、これまでの経験を活かしつつ、チャレンジすべき課題が非常にたくさんあることにワクワクしています! 高木さんとは初めましてなのですが、どんなキャッチボールになるのか全然想像できないので、稽古が本当に楽しみです。ご一緒したかった演出の杉原さん、脚本の山本さん、もう既に出来上がっている前半の脚本がおもしろいのでプレッシャーですが、きっときっと おもしろい作品になる! してみせる! ので、是非是非、観にきてほしいです! "○■山本卓卓 コメントキックオフミーティングの時に、杉原さんやパルコスタッフのみなさんに「私は私の言葉と物語に責任を持ってこの戯曲を書く」と宣言してしまったので、私は私の言葉と物語に責任を持って「東京輪舞」を書いています。つまりそれはシュニッツラーや杉原さんに責任を押し付けるようなことは絶対にしないということなのですがそれってめちゃくちゃキツくて苦しいっす。でも山本卓卓いいもの書きます。楽しみにしていてください。○■杉原邦生 コメント新作『東京輪舞』は、「シュニッツラーの問題作を〈現在の東京〉で上演する」という、野心に満ち満ちた企画です。ならば、作家は山本卓卓くんにお願いしたいと思いました。知り合ってすでに10年以上になりますが、卓卓くんが択ぶ日本語のセンス、その組み合わせによって生まれる独特のリズム、テキストから漂う息が詰まるような現代日本の空気感、そして人と人との交わりに冷静に寄り添う作家としての知性、それらがこの作品には必要だと思ったからです。二人の俳優が5役ずつを演じ分け、10組のカップルによる情事の前と後、そのダイアローグを舞い踊るように繋いでいく——そんな挑戦的な作品に高木雄也さん、清水くるみさんが共に挑んでくれることになりました。お二人とも舞台での存在感の強さは言うまでもなく、ご自身の表現に貪欲な姿勢を感じられるので、稽古場でのクリエーションがとても楽しみです。着々と準備を進めているいまもまだ、ドキドキしています。このドキドキはきっと、客席のお客様のドキドキへとつづいていくはずです。その鼓動をぜひ劇場で体感してください!【編集部MEMO】19世紀末の世相を背景に、男女の情事前後の会話をリレー形式で描写した問題作『輪舞』。1900年の発表当時の性道徳や階級理念に反していたために、上演を巡っては法廷論争まで引き起こした。しかし、人間の普遍的な関係性と欲望を描いた本作品は、時代が変わっても支持され続け、1950年、64年、73年と三度映画化され、93年にはオペラ化もされている。英国の巨匠、デヴィッド・ヘアーは、本作品を20世紀末の英国に移して翻案し、『ブルールーム』というタイトルで、ロンドンとブロードウェイで1998年から1999年にかけて上演。サム・メンデスが演出、ニコール・キッドマンとイアン・グレンが女性男性5人ずつを演じ、世界的な話題を呼んだ。日本でも、2001年のT.P.T.公演などで上演されている。
2023年12月05日人気コミック『からかい上手の高木さん』が実写映画化。永野芽郁主演、高橋文哉共演で2024年5月31日(金)より公開される。人気コミック『からかい上手の高木さん』実写映画化『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗による人気コミック。女子中学生の高木さんと、彼女の隣の席になり、何かとからかわれてしまう男子中学生・西片の2人の“からかい”をめぐる日常を描いた作品だ。シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、アニメ映画化されている。舞台は中学生時代から10年後そんな話題作『からかい上手の高木さん』の実写映画化が実現。映画『からかい上手の高木さん』では、舞台を漫画で描かれている中学生時代から10年後に移した、オリジナルストーリーが描かれる。中学生時代は「からかい」「からかわれる」という2人の関係がずっと続くと思っていたものの、とある理由で高木さんが島を離れることになり、内に秘めた相手への想いを伝えることができないまま、離ればなれに。そこから10 年の月日が経った頃、島で二人が再会するところから物語が始まる。主演・永野芽郁×共演・高橋文哉主演の高木さん役を担当するのは、映画『マイ・ブロークン・マリコ』や『母性』などで怪演を魅せた演技派女優・永野芽郁。高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた西片役は、ドラマ「フェルマーの料理」でW主演を務めている高橋文哉が演じる。高木さん…永野芽郁中学時代、隣の席になった男の子・西片をからかっていた女の子。教育実習生として母校へ帰ってくる。西片…高橋文哉高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた日々から10 年を経て、現在は母校で体育教師として勤務している。監督は今泉力哉メガホンを取るのは、『愛がなんだ』、『街の上で』、『ちひろさん』、『アンダーカレント』など数々の作品を手掛けてきた今泉力哉。新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉が話題作の10年後を舞台にした映画『からかい上手の高木さん』を届ける。映画『からかい上手の高木さん』あらすじとある島の中学校。隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれてしまう男の子・西片は、どうにかしてからかい返そうと策を練るも、いつも見透かされてしまい失敗していた。そんな毎日を過ごしていた二人だったが、ある日離ればなれになってしまう。それから10年を経て、高木さんが島に帰ってきた。母校で体育教師として奮闘する西片の前に、教育実習生として突然現れた高木さん。10年ぶりに再会した二人の、止まっていた時間と、止まっていた「からかい」の日々が、再び動き出す。【作品詳細】映画『からかい上手の高木さん』公開日:2024年5月31日(金)出演:永野芽郁、高橋文哉原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)監督:今泉力哉脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉音楽:大間々昂配給:東宝©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2023年12月01日女優の永野芽郁が、映画『からかい上手の高木さん』(2024年5月31日公開)で主演を務めることが28日、わかった。同作は山本崇一朗氏による同名コミックの実写化作。隣の席になった女の子・高木さんと、高木さんから何かとからかわれる男の子・西片の日常を描かれており、シリーズ累計発行部数1,200万部を突破する大ヒットを記録、これまでTVアニメ化、アニメ映画化が発表され、大きな話題となった。今作は、原作の中学生時代から10年後を描いたオリジナルストーリーとなっており、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さんを、圧倒的なヒロインからコミカルにもシリアスにも振れる演技派として活躍を続ける永野が演じる。そして、母校で体育教師となった10年後の西片を、昨年に日経トレンディが選ぶ「来年の顔」に選出、現在放送中のTBS系『フェルマーの料理』でW主演を務める高橋文哉が演じる。『愛がなんだ』(19)、『街の上で』(21)、『ちひろさん』(23)、『アンダーカレント』など数々の作品を手掛け、新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉力哉監督がメガホンを取る。コメントは以下の通り。○■永野芽郁お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました。高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていく毎に、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性ができてきて(笑)。ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします。自然豊かで穏やかな小豆島で全編撮影できたことによって、きっとスクリーンの中にも穏やかで温かく、観ていて心地の良い映画が出来るのではないかなと思いますので、映画の公開を楽しみにして頂けたら嬉しいです。○■高橋文哉以前から原作を存じ上げていたので、お話を頂いたときは凄く嬉しかったですし、西片を演じることができてとても光栄です。これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)。原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつに二人の関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います。僕自身、聖地である小豆島で撮影させて頂けることに凄くワクワクしましたし、撮影している中で実際に原作に描かれている場所や、島の雰囲気に触れられる瞬間が常にあるので、凄く感動しました。公開まで是非楽しみに待っていただけたらなと思います。○■今泉力哉監督永野芽郁さんと高橋文哉さん。これ以上ないキャストとともに、夏の小豆島の美しい景色の中(めちゃくちゃ暑かったけど!)「からかい上手の高木さん」を映画化できたこと、とても嬉しく思っています。永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、というかわいらしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに。○■原作者:山本崇一朗氏実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。永野さん、高橋さんをはじめとする出演者の皆さん、そして今泉監督をはじめとする制作陣の皆さんが、小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います。公開が今から本当に楽しみです。【編集部MEMO】映画『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載されたの山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2023年11月28日永野芽郁と高橋文哉が初共演する実写映画『からかい上手の高木さん』が、来年5月31日(金)に公開されることが決定した。山本崇一朗による人気コミック「からかい上手の高木さん」は、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片、2人の日常を描く物語。シリーズ累計発行部数1,200万部を突破し、TVアニメ化&アニメ映画化が話題に。また先日、TBS系にて実写ドラマの放送も発表された。今回映画の舞台となるのは、中学生時代から10年後。オリジナルストーリーとなる。そんな10年後の高木さんと西片を演じるのは、主演ドラマ「君が心をくれたから」の放送を控える永野芽郁と、現在「フェルマーの料理」でW主演を務めている高橋文哉。西片のことをからかっていた高木さんは、教育実習生として母校へ。高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた西片は、大人になり母校で体育教師をしている。香川県小豆島で全編撮影が行われた今作。原作やアニメを見ていたという永野さんは「『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました」と話す。高橋さんとの共演については、「高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていく毎に、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします」とコメント。高橋さんは「これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)」とふり返り、「原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつに二人の関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います」と語っている。監督は、実写ドラマ版も手掛ける今泉力哉。「これ以上ないキャスト」だと言い、「永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、という可愛らしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します」とメッセージを寄せている。『からかい上手の高木さん』は2024年5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん(2024) 2024年5月31日より全国にて公開©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2023年11月28日シリーズ累計発行部数1,200万部を誇る人気コミック『からかい上手の高木さん』の実写映画が、2024年5月31日(金) に公開されることが決定した。『ゲッサン』2023年11月号をもって連載が終了した山本崇一朗による原作では、中学生の女の子・高木さんと、彼女と隣の席になった男の子・西片の日常が描かれる。今回の実写映画では、“高木さんの聖地”として親しまれている香川県小豆島で全編撮影が行われ、原作の10年後を描くオリジナルストーリーが展開。教育実習生として母校へ帰ってくる主演の高木さんを永野芽郁、母校で体育教師となった西片を高橋文哉が演じる。出演に際し、永野は「お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました」とコメント。高橋は「原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつにふたりの関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います」と作品への期待感を語った。また撮影について、永野は「高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていくごとに、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)。ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします」と振り返った。高橋は「これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)」と、初共演でありながらも作中さながら息ピッタリの様子を見せた。メガホンを取ったのは、『愛がなんだ』『街の上で』『ちひろさん』『アンダーカレント』など数々の作品を手がけてきた今泉力哉。「ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに」と手応えを明かした。さらに原作者の山本は「実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います」とコメントを寄せている。■永野芽郁 コメント全文お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました。高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていくごとに、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)。ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします。自然豊かで穏やかな小豆島で全編撮影できたことによって、きっとスクリーンの中にも穏やかで温かく、観ていて心地の良い映画が出来るのではないかなと思いますので、映画の公開を楽しみにして頂けたら嬉しいです。■高橋文哉 コメント全文以前から原作を存じ上げていたので、お話を頂いたときは凄く嬉しかったですし、西片を演じることができてとても光栄です。これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)。原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつにふたりの関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います。僕自身、聖地である小豆島で撮影させて頂けることに凄くワクワクしましたし、撮影している中で実際に原作に描かれている場所や、島の雰囲気に触れられる瞬間が常にあるので、凄く感動しました。公開まで是非楽しみに待っていただけたらなと思います。■今泉力哉監督 コメント全文永野芽郁さんと高橋文哉さん。これ以上ないキャストとともに、夏の小豆島の美しい景色の中(めちゃくちゃ暑かったけど!)、『からかい上手の高木さん』を映画化できたこと、とても嬉しく思っています。永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、という可愛らしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに。■山本崇一朗(原作者) コメント全文実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。永野さん、高橋さんをはじめとする出演者の皆さん、そして今泉監督をはじめとする制作陣の皆さんが、小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います。公開が今から本当に楽しみです。<作品情報>映画『からかい上手の高木さん』2024年5月31日(金) 公開公式X:映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2023年11月28日今回、ご紹介するのは、映画『SOMEDAYS』。音楽を通して、家族の絆を描いた作品です。西尾まうさんとともにダブル主演を務めたBOYS AND MENの勇翔さん、勇翔さんとともにヒップホップ・グループ・SOMEDAYSのメンバーを演じた、BOYS AND MENの辻本達規さん、本田剛文さん、平松賢人さんの4人にお話をうかがいました。「13年間一緒だからこその会話の成り立ち方がありました」左から、平松賢人さん、勇翔さん、辻本達規さん、本田剛文さん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 158映画『SOMEDAYS』で、物語の中心となるのは、家族とともに暮らせなかった児童養護施設出身の5人組ヒップホップ・グループ・SOMEDAYS。世間から冷たい目で見られていたSOMEDAYSでしたが、前向きな生き方で綻びかけた2組の家族の絆を、優しく結びます。脚本は『ViVA! Kappe(ビバ!カッペ)』(2010年)、『4/猫 ねこぶんのよん(一円の神様)』(2015年)、『棘の中にある奇跡 笠間の栗の木下家』(2018年)でHollywood Dreams Film Festival外国作品賞受賞、Action On Film Festivalベスト作品賞受賞を受賞した森田剛行氏。メガホンを取ったのは、撮影監督を務めた『カメラを止めるな!』(2017年)で第42回日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞、上海国際映画祭招待作品『透子のセカイ』(2020年)、『永遠の一分。』(2021年)などを手掛けた曽根剛監督。SOMEDAYSのメンバーを西尾まうさん、BOYS AND MENの勇翔さん、辻本達規さん、本田剛文さん、平松賢人さんが熱演。彼らを取り巻く人々を西村知美さん、倉野章子さん、大場泰正さん、東ちづるさん、渡辺徹さんが魅力的に演じています。ーー出演オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。勇翔さん以前、別の作品でご一緒したスタッフ陣からお話をいただき、またご一緒することを楽しみにしていました。それからSOMEDAYSのメンバーはBOYS AND MENで行こうという流れになり、うれしく思いました。ーーご自身と演じた役柄に共通点を感じたところは?平松さんが演じた西川光のプロフィールに「御朱印集め」という記述がありました。勇翔さんあれはリアルな平松賢人です。遊び心ですね。ーーファンの方々はうれしいでしょうね。平松さん気が付くと思います。ーー西川光は、みんなをSOMEDAYSに巻き込んでいく、物語を大きく動かす役どころでした。平松さん普段、BOYS AND MENでもダンスリーダーのようなものをさせていただいていて。そういう意味ではダンスを教えたり、立ち位置や見せ方をアドバイスするシーンなど、アドリブのセリフにも対応できました。ーー辻本さんが演じた佐藤良太は、みんなの兄貴的な存在ですね。辻本さん前向きにみんなを引っ張っていくというか、根拠のない自信を持っているところは自分と似ていると思います。勇翔さん僕は母親の愛情を感じて育っていますが、BOYS AND MENへ加入する前に長野に住んでいた時は、母親が仕事の都合であまり家にいませんでした。ですから、僕が演じた松平勇人やSOMEDAYSのメンバーたちが感じていた母親との距離感や家庭環境が複雑なところは理解でき、演じる上で気持ちが入りやすかったです。本田さん今回、ホスト役ということで、ファンの方々から「本田くん、今回はホスト役なんですか?」とコメントをいただいていたのですが、実はホスト的なシーンはひとつもないんです(笑)。僕の演じた渡辺洋介は、クールで繊細な役で。自分ではあまり共通点を感じていなかったのですが、監督はメンバーそれぞれの本来の人間性によく似た役だとおっしゃっていて。僕はこういう繊細なイメージで見られていたのかなと思いました。ーーBOYS AND MENだからこそ、出せた空気感がありそうですね。本田さんそれはあるかもしれないですね。平松さん例えば、車内のシーンは結構アドリブで喋っているんです。自分がこういうふうに喋ったら、誰かがこういうふうにリアクションしてくれるかな、といった13年間一緒にいるからこその会話の成り立ち方はあったかもしれないです。ーー車内のシーンでは、かっこいい寝顔も披露されています。辻本さんかっこよかったですか?結構くずれていたと思いますが(笑)。本田さん撮影中、同じ車に乗っていたので、本当に落ち着く空間になっていました。マジ寝はしていませんが、連日撮影していたので、「寝るシーンを撮ります」と言われてじっとしていると、ウトウトしていまうんです。平松さん本当に心地よかったです。勇翔さん僕は運転をしていましたので、みんなを見守っていました。ーー本作は渡辺徹さんの遺作でもあります。辻本さんはがっちりと握手するシーンがありますね。辻本さんちょうどこのとき、僕はひざの前十字靱帯を切っていて。リハビリに1年ほどかかるケガだったので、少し落ち込んでいたのですが、徹さんが「ひざ、どうしたの?俺も18か20ぐらいのときに同じようなケガをしたんだよ」と、親身にお話してくださったんです。撮影は1~2日しか、ご一緒できなかったのですが、気に掛けてくださって、とても優しい方だなと思いました。本田さんとてもかっこよくて、温かい方でした。撮影の合間は、僕らが徹さんを囲んでお話させていただきました。台本にはなかったんですが、徹さんの役柄が洋介を妙に気に入っているという味付けをしてくださって。お芝居の上でもコンタクトが多かったです。勇翔さんリハのときは徹さんが剛文の耳を触られていて。本田さんかわいいね~って。勇翔さんいろんなパターンのかわいがりの演技を試されていました。ーー本田さんはいろんな人を落としてしまいそうですね。勇翔さんホスト役だけに(笑)。ーーなるほど!ーー撮影中、徹さんと交流して、印象に残っている言葉は?勇翔さん徹さんは「お芝居をするときは、気持ちが大事だよね」とおっしゃっていました。その言葉を聞いて、より気持ちを届けるお芝居を意識するようになりました。ーー最後に、映画のタイトル『SOMEDAYS』にちなんで、みなさんが印象に残っている日を教えてください。平松さんレコード大賞新人賞をいただいた日ですね。ずっと目標にしていた場所でしたのでうれしかったですし、最優秀新人賞をとれなかった悔しさもありました。もっと頑張ろうと思わせてくれた大切な日です。本田さん僕らの常設の小さなライブハウスに古舘伊知郎さんや木梨憲武さんがいらしてくれたことです。とてもありがたいことで、印象に残っています。勇翔さんBOYS AND MENに入りたてで、名古屋に行ったときです。集合場所のサンシャインサカエがわからなくて、駅までは電車で来れたんですが、しばらく違うところまで歩いていました。あのときは、このメンバーで13年間も活動するなんて全く想像していませんでした。辻本さんBOYS AND MENに加入したての頃にTGCのランウェイを歩けることになったんです。僕も出れるかなと思っていたら、選ばれたのは、勇翔と水野勝(元BOYS AND MEN)で。僕を含めて、選ばれなかったメンバーたちは、名古屋ドームの外で5000枚のチラシを配ったんです。しかも僕は生放送があったメンバーの代わりに、リハだけランウェイを歩いたんです。その悔しさは死ぬまで忘れません。今でもそのときのパスを部屋に飾っています。僕はうれしかったことよりも、心が折れそうになったり、苦しかったりしたことを、負けてたまるかというパワーに変えるタイプなんです(笑)。インタビューのこぼれ話インタビューを収録したのは、辻本さんの母校、岐阜市立岐阜商業高等学校の甲子園出場を左右する試合の勝敗が決まった日。取材中に号泣しはじめた辻本さんを勇翔さん、本田さん、平松さんがジョークを交えて励ます姿に、BOYS AND MENの絆の強さを見た気がしました!Information映画『SOMEDAYS』10月13日(金)より、池袋HUMAXシネマズほかにて全国順次公開出演:西尾まう、勇翔辻本達規、本田剛文、平松賢人伊藤一正、池田拓矢、田中杏、富安基晴、西村光久/大場泰正/倉野章子西村知美/東ちづる/渡辺徹監督:曽根剛脚本:森田剛行エグゼクティブプロデューサー:西尾友子プロデューサー:松坂利和、三石勇人音楽:Jam9(ユナイテッドミュージック)主題歌:「未来」SOMEDAYS配給:ベストブレーン/刈谷日劇共同配給:SUNRISE企画・製作:Yuu Promotion©Yuu Promotion写真・園山友基文・田嶋真理写真・園山友基 文・田嶋真理
2023年10月12日人気漫画「からかい上手の高木さん」の実写ドラマ化が決定。2024年3月、TBSドラマストリーム枠にて放送されるほか、「Netflix」での世界配信も行われる。とある中学校、隣の席の女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。今日こそはからかい返そうと授業中にびっくり箱を仕込む西片だが、高木さんに見透かされ、またもからかわれてしまう。次こそはと悔しがる西片に「消しゴムを忘れたから貸してほしい」とお願いする高木さん。借りた消しゴムを眺めながら「消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると、両想いになれるってやつあったよね」と言う高木さんを子どもっぽいと相手にしない西片だったが、消しゴムと西片を交互に見てニヤニヤする高木さんの反応に焦り「返してほしい」と懇願する。ようやく消しゴムを取り返し、確認する西片だったが――。月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載中の「からかい上手の高木さん」。現在、コミックスが19巻まで発売されており、シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破した、“照れたら負けのからかい青春ラブコメディ”。TVアニメや劇場版アニメも大人気となっている。監督は、『パンとバスと2度目のハツコイ』『his』『街の上で』などを手掛け、恋愛映画の旗手として映画ファンから絶大な支持を集める今泉力哉。「現在、鋭意編集中なのですが、なんだろ、すでにあたたかくてくすぐったい空気が流れていて、とってもすてきな作品になりそうです」とコメントしている。そして、西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役に、雑誌「Seventeen」の専属モデルを務める月島琉衣。高木さんにいつもからかわれてしまう西片役で、是枝裕和監督作『怪物』で物語の鍵を握る少年を演じた黒川想矢を抜擢。アニメの舞台として聖地となっている香川県小豆島で全編撮影が行われた。「からかい上手の高木さん」は2024年3月、毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送予定(※放送日によって放送時間が異なる)。地上波放送開始に先行してNetflixにて毎週火曜日配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年09月27日中森明菜、チェッカーズ、菊池桃子などに数々のヒット曲を提供し、スターを輝かせ、時代を変えた。初めはコピーライターとして、しだいに作詞家として頭角を現した彼は、曲の中で「人間の本質を描きたい」と語る。多くのアーティストたち、そして妻が創造力を高めてくれた。40周年コンサートを控えた72歳のいまも、ペンが止まることはない。令和の時代に新たな一曲を紡いでいく。■チェッカーズとの出会い「ヤマハのライトミュージックコンテストで賞を取った、チェッカーズっていうバンドがデビューするんだけど」売野のもとに新たな仕事が舞い込んだ。作業にとりかかったのは、ちょうど映画『アメリカン・グラフィティ』から着想を得た、稲垣潤一が歌う『夏のクラクション』を書き終えたときだった。「映画には実在するウルフマン・ジャックというラジオDJが登場するんですが、それで『ミッドナイトDJ』というワードがふっと思い浮かんできて“おもしろいな”と。1時間45分ほどで書き上げた作品が『涙のリクエスト』だったんです」『ギザギザハートの子守唄』や『涙のリクエスト』『哀しくてジェラシー』などが候補となり、どの曲をデビュー曲にするのかが話し合われたという。「『涙のリクエスト』はデビュー曲には弱い、『ギザギザハート』くらいアクが強いほうがいいんじゃないかということに。じつはボクも『ギザギザハート』には詞をつけたんだけど、康珍化さんの書いた歌詞のインパクトにはとてもかなわなかったんですね」だが『ギザギザハートの子守唄』のセールスは期待どおりには伸びなかった。だからこそ、チェッカーズのメンバーにとって、2曲目となる『涙のリクエスト』にかける気持ちは強かったという。レコード会社のディレクターの結婚式会場のロビーで、チェッカーズの鶴久政治と武内享、藤井尚之と顔を合わせたとき、鶴久が話しかけてきたという。「売野さん、次の『涙のリクエスト』は売れますか?」「売れるよ」「ボク、売れなかったら、久留米に帰って八百屋やらなくちゃいけないんですよ」「八百屋もいいんじゃないの、おもしろいじゃない」「いやですよ、チェッカーズのほうが千倍いいですよ」「そりゃそうだよね、大丈夫、売れるから。ビートルズだって『Love Me Do』で全然売れなかったじゃない。次の『Please Please Me』で売れたんだよ」「そうっすよね。でもビートルズなんて、話がデカすぎです」「ちょっと待てよって。中森明菜だって、2枚目の『少女A』で売れただろ。俺たちがやるとそうなるから期待してて」その言葉どおり『涙のリクエスト』が爆発的にヒットすると、『ギザギザハートの子守唄』、3枚目のシングル『哀しくてジェラシー』の3曲が同時に『ザ・ベストテン』にランクインした。「もちろん売れる歌を書いたって自信はあったけど、それ以上に反響がすごい。ライブを見た芹澤さんから電話がかかってきて『すごいことになってるよ。みんなペンライト振っちゃってさ、感動したよ。あれ、やばいかもね』って驚いていました」藤井フミヤも、こう振り返る。「売野さんの歌詞の世界観がそのまま“ちょっとヤンチャで、ナイーブで、ハートブレークな少年たち”というチェッカーズのイメージを作り上げたと思います」’86年に発表した『Say Yes!』を歌った菊池桃子は、こう述懐する。「当時、同世代に向けた応援メッセージという気持ちで歌っていました。ずいぶん大人になった’23年のいま歌っても、歌詞が心に寄り添うので、売野先生の普遍性のある創造力に感謝しています」アーティストたちをも魅了した売野は’86年、’87年に2年連続で、作詞家としてのレコード売上げ枚数1位を記録したのだった。表舞台では華やかな活躍をしていた売野だが、一方では家族と向き合っていた。「プライベートはあまり見せたくないんですよね」と、前置きして、売野は少しずつ語り始めた。「妻はすごく楽しくて明るい人。料理がうまくて、ボクはほとんど外食はせず、家で食べていたんですね。その妻が、子供が生まれて1〜2年たってから、パニックになると感情を抑えられなくなったりした時期があるんです。人間って、ふだんは遠慮して言わないことも多いものですが、パニック状態となると、虚飾が一つもなく、むき出しの感情をぶつけられるんです」それは言葉のナイフや棘となって、売野の心を傷つけたこともあったという。「ともかく耳を塞いでその場を凌ぎたいと、嵐が去るのを待つような感覚になったりしました。でも、作詞家である以上、人間の本質を描きたいって思うものですよね。深いところまで考える回路っていうんですかね、それがないと、いい詞は書けない。ボクはのほほんと育って、おおらかで明るい性格。人間の陰の部分を考えることってなかったんですね。そういった意味で、妻はボクを人間として成長させてくれたと思います」親しい知人のなかには「なんで離婚しないの」「売野さんって仏様みたいな人だね」と言われることもあったというが、離婚を考えたことはなかった。その理由を聞くと、うーんと少し考えながら、照れくさそうに、こう語るのだった。「まあ好きなんだと思うんですよ。プラス、マイナスを含めて、根源的に好きな人なんですよ。ふだんは明るくて、笑ってばかりいる人です。でも、ちょっと浮世離れしていて興味深い。具体的に彼女のことを書いた詞はないんですけど、ボクの創作活動に精神的にも寄り添ってくれた、コーチみたいな存在なんですよね」売野が出会い、大事に思っていた人がすべて、作詞家として成長させてくれたのだった。■「こんなに仕事をするの!?」というほどハイペースで創作を続けている「本やCDの解説の原稿の締切りが5月末にあったんですが、じつはまだ終わっていなくて、大幅に遅れているんですよ。朝7時くらいから、夜の9時、10時まで、ずっと自宅にこもっています。さすがに自分でも“こんなに仕事をするの!?”って驚いているんです」6月中旬に行われた取材では、疲れた様子を見せず、いつものように飄々としていた。’15年には心臓病で倒れ1カ月ほど入院したこともあるので、健康には気をつけているという。「睡眠を取らないと調子が悪いから、睡眠時間を取るように。食べ物は、なるべくオーガニックのものを食べて添加物は取らない。週に2回、筋トレのためにジムに行く日は外食ですが、オーガニック野菜を使うお店に行くようにしています」健康に留意して、万全の体調で仕事に臨む。7月15日には、作詞家デビュー40周年を記念したライブが控えているのだ。「40周年は’21年なんですけど、コロナ禍だったのでイベントは延期していたんです。でもボクは、“いつか元に戻るだろうから”って、延期することにためらいはなく、あたふたすることもありませんでした」これも自然体で流れに身を任せる売野らしい考え方。そしてようやく実現に漕ぎ着けたコンサートには、藤井フミヤ、山本達彦、稲垣潤一、荻野目洋子など、これまでに出会ったアーティストが20組も出演してくれる。「3時間半を超えるようなコンサートになりそうです。すべてみなさんが知っているようなヒット曲ばかりだから、盛り上がりますよ。ボクも客席で聴きたいくらいです」売野が紡いできた詞が、時代を超えて、再び人々の心に響き渡るーー。
2023年07月02日映画『渇水』(公開中)の舞台挨拶が14日に都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、磯村勇斗、高橋正弥監督が登壇した。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。今回のイベントでは、メイキング写真をスクリーンに投影しながら、生田らがトークを展開。今作で初共演となる生田と磯村だが、撮影を通してすっかり打ち解けたそう。磯村のことをどのように呼んでいるかと聞かれると、生田は「勇斗……って呼んでます……羨ましいだろっ!」と誇らしげ。これに磯村も「フゥ~!」と乗っかり、会場を盛り上げた。また、映し出されたメイキング写真の生田の姿勢が気になった磯村は、「めちゃめちゃコンパクト。あんなに縮こまってましたっけ(笑)?」と思わずツッコミ。「わかんない! なんでこんな……(笑)」と不思議がる生田に、磯村は「かわいい……体育座りがこんなに似合う人います?」と笑顔を向けていた。タイトルに反し、雨に悩まされることが多かったという今作の撮影。当時を振り返った2人が、「いける? これ」(生田)、「いや~今日は無理じゃないですかね?」(磯村)と撮影現場でのやり取りを再現する姿も見られた。終始、仲睦まじいやり取りを披露していた生田と磯村。イベント終盤には、生田が磯村の活躍に触れ、「なに見ても磯村勇斗が出てるからね、いま! すごくないっすか? どんな映画にも出てる!」と絶賛する。さらに、生田のインスタグラムにも磯村が度々現れるそうで、「おすすめに磯村勇斗がめちゃくちゃ出てくる! すごいんだよ!」と興奮。これに対し、磯村が「俺の愛が出ちゃっているみたいです。支配し始めてますね、生田さんの携帯まで(笑)」と返すと、生田は「そういうこと言うんだよなぁ~」とまんざらでもない表情を浮かべていた。
2023年06月14日舞台「星降る夜に出掛けよう」の公開稽古および取材会が11日に京都・南座で行われ、Hey! Say! JUMPの高木雄也、中山優馬、SixTONESの高地優吾が出席。それぞれが注目ポイントを挙げた。ジョン・パトリック・シャンリィの戯曲集『お月さまへようこそ』とサン=テグジュペリの『星の王子さま』を題材に、重要無形文化財保持者(人間国宝)の坂東玉三郎が演出した今作。ビリー・ジョエルや安全地帯などの楽曲歌唱が盛り込まれた会話劇、玉三郎自らが歌詞を書き下ろした「星降る夜に」、そして3人のソロパフォーマンスなど見どころ満載の公演となっている。取材会では、ゲネプロを無事に終え、安心感を抱いたという高木が「稽古とは違った感じで2人とぶつかり合えた」とコメント。中山は「稽古を長い期間やっていたので、こうして幕が開くことがうれしく誇らしく思っています。本番が楽しみ」と目を輝かせ、高地は「南座に初めて立たせていただいて、周辺の景色がすごくキレイで、こんなところでお芝居させていただけるんだなと」と自身初の劇場への出演に感慨深げな表情を浮かべる。そんな南座のステージについて高木は「劇場に入って最初に歌のチェックをさせていただいたんですけど、味わったことのない圧にやられて一回負けました。声が全然出なくて心が折れそうになったんですけど」と貫禄に怯んだことを明かしつつも、「ここでやらせてもらえることがまたこの先あるかどうか分からないので、しっかり自分を残したい」と意気込んだ。中山は「南座、やっぱりパワーがありますね」としみじみ。「ステージ上に立っているときと、客席から見せていただいているときでまたひと味もふた味も違うような。そしてどこかあたたかみのある劇場だとも思っています」と語った。高地は「稽古で高木くんと優馬くんが芝居をやっているとき客席に座らせてもらったり、2階席を覗かせていただいたりと勝手に1人で南座ツアーをやらせてもらっていたんですけど、歴史があるから1つひとつの作りもキレイだし、劇場を見ているだけで満足できる」と話した。また、玉三郎の演出は衣装にも及んでいるようで、高木は取材会で着用している衣装が玉三郎のものであることを告白。「細かいところまでいろんなことを計算されている方なので、ちょっとでもかっこよくかっこよく見せてくれようとするうち『ないなら自分のものを』と貸してもらって」と経緯を説明した。同様に玉三郎の衣装を着用している高地は「終わったらもらって帰ろうかな」と笑いを誘う。また高地は劇中で着用するマントの所作についても玉三郎から丁寧に教わったと明かし、「マントを着て生活したことがないので稽古でもすっ転んじゃったりしたんですけど、1つひとつやって見せてくれるのが分かりやすくてタメになりました。感謝しています」と謝意を表した。そして今回の演目で自身の注目ポイントを聞かれた高木だが、「自分のか……俺は高地くんの『ジェニー』(「The Saga of Jenny」)が好き。いいんだよ、すごく好きなんです。注目してほしいです。人のになっちゃうけど(笑)」と、自分のアピールタイムと理解しつつも高地のパフォーマンスを勧めたかった様子。中山もすかさず「高木くんの『雨』もすごく素敵です」と高木の劇中の歌唱を挙げつつ、「『星降る夜に』という曲は玉三郎さんの作詞で、舞台上で初めて3人がそろう瞬間でもあるので、注目していただきたい」とアピールした。最後に高地は「いっぱいあるんですよ」と悩みながらも、「優馬くんの“青年役”はすごく好きですね。自分の中で葛藤している場面は感情の中の起伏もありますし、長台詞もかっこいいなって」と解説。そして自身の注目ポイントを「王子の登場です!」と挙げた。
2023年06月13日舞台「星降る夜に出掛けよう」の公開稽古および取材会が11日に京都・南座で行われ、Hey! Say! JUMPの高木雄也、中山優馬、SixTONESの高地優吾が出席。互いの尊敬している点を明かした。ジョン・パトリック・シャンリィの戯曲集『お月さまへようこそ』とサン=テグジュペリの『星の王子さま』を題材に、重要無形文化財保持者(人間国宝)の坂東玉三郎が演出した今作。ビリー・ジョエルや安全地帯などの楽曲歌唱が盛り込まれた会話劇、玉三郎自らが歌詞を書き下ろした「星降る夜に」、そして3人のソロパフォーマンスなど見どころ満載の公演となっている。会見ではオンオフ問わず接点はあったのかと記者に聞かれ、思わず「あまりない……」と顔を見合わせる3人。高木は「同じ事務所」と改めて共通点を挙げつつ、「小さい頃は一緒にステージに立たせてもらったりしていたんですけど、最近はなかなか一緒にやる機会がなかったのですごく刺激的でした」と代表して今回の共演について話した。稽古を通して発見した新たな一面について高木は「高地くんが変な人だということが分かりました」と笑いを誘いつつ、「高地くんのおかげで稽古場がにぎやかになった。後輩だけど頼もしかったです」と感謝。中山も「ムードメーカーでしたね」と頷きつつ「玉三郎さんとの掛け合いが……」と話すと、高木が「コントです」と続ける。中山に「玉三郎さんはフレンドリーなんですけど、高地とは友達のよう」と説明され、高地が「稽古場でも椅子を一緒に並べてご飯を食べていました」と仲睦まじい様子を伝えると、高木は「先輩として最初はちょっとドキドキしていました(笑)」と垣根を感じさせない関係を振り返って微笑んだ。共演して感じた互いの尊敬できる点について質問が飛ぶと、高木は中山へ「立っているだけで様になる、かっこいいなと思いながら稽古場でずっと見ていました」と告白。芝居も「すごく好き。今後またお芝居を見に行きたいなって純粋に思いました」とすっかり惚れ込んだことを明かす。一方高地については「ピュアというか、突っ込んでいく度胸がものすごくあって、自分にはないものを持っていて羨ましい」と羨望の眼差しを向けた。中山は高木を「愚直な方」と表現。「今日もかなり緊張していたという話を終わってから聞いたんですけど、東京ドームでライブをされている方でもやっぱり緊張するんだなと。台詞量も一番大変だったと思うのですが、稽古場で見ていても、一歩ずつ進んでいかれる方で、そんなところを尊敬しています」と説明した。一方高地へは「その真逆」と話し始め、「とりあえずやってみる精神というか、飛び込んでみる勢いがすごくて。でも稽古が終わったら、毎回僕に『思うことある?』と聞いてきたり。色々やってみて試してみて進んでいこうとしている」と、高木とは違う稽古の進め方を紹介した。高地は高木について「ジャニーズJr.のときからお兄さん的存在で、稽古場でもドシッと構えてるという感じがしました。『緊張しぃだから』『台詞覚えるの遅いから』と言うんですけど、最終稽古のときにはしっかり自分の中に落とし込めている背中を見てかっこいいなと」と振り返りながら「あと、稽古場のときから長い髪の毛で色気を放っていましたね」と違った角度からの高木評も。以前同じグループで活動していた経験もある中山については「当時は全然優馬くんのことを分かってなかった」と話し、今回の共演で「舞台に対してすごく“変態性が光る”なって」とコメント。中山はすかさず「言葉選べよ」とツッコむ。高地は「今回はすごく難しい演目もあって、初めて見た方はどう捉えるんだろうなって思いながら『台本を読んでこう思ったんですけど、優馬くんどう思いました?」って聞いたら、考えたこともない方向からの発想が出てきたり」「台詞の中に出てくる『ドストエフスキー』について『知ってる?』と聞かれたときに、正直僕は全然勉強不足だったりして『よく分からないです』って言ったら1から教えてくれたりとか」と中山の舞台への姿勢を例示。「知識が豊富で『辞書』だと思っていました。聞いたら答えてくれるので、本当に何でも聞いちゃって」と語った。今作は、京都・南座で12日~21日まで、大阪松竹座で10月2日~28日まで上演される。
2023年06月13日「KYOTOGRAPHIE 2023」が5月14日まで開催中です。本写真祭において、ディオールは独自の視点からファッションや人体を通して「人の存在」を追い求めてきた、写真家・高木由利子展に特別協力しています。©WATARU FUKAYA京都・二条城 二の丸御殿台所・御清所にて開催されている、高木由利子氏の個展「PARALLEL WORLD」は、建築家の田根剛のセノグラフィーにより完成に導かれました。本展の名称は、共時的に存在する「2つの世界」を意味し、日常的に民族衣装を纏う人々を12カ国で撮影した”Threads of Beauty”そして「ファッション」の世界が交錯します。ファッションのテーマにおいては80年代から現代までのファッション界をけん引してきたデザイナーたちのクリエイションが写真に収められており、その中には高木由利子がディオールのために撮り下ろしたオートクチュールの特別なアーカイブピースも含まれています。印画紙、和紙、コットン紙、漆喰など異なる素材にプリントされた作品や自身がプリントに着色した作品など、多彩な写真表現の中で2つの世界が交錯する本展の舞台裏を写真家の高木由利子、建築家の田根剛による特別インタビュー映像とともにお楽しみください。 CreditProducer: Satoshi TakahashiCinematographer: Senzo UenoCamera assistant: Tomoyuki KujiraiEditor: Yuki InomataColorist: Sho SuzukiProduction manager: Yusuke TamuraProduction: NION@DIOR#KYOTOGRAPHIEお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年05月02日俳優の磯村勇斗が19日、東京・表参道で行われた「フェンディ ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」展のレセプションに登場した。磯村は、ブルーのジャケットがさわやかなコーディネートで登場。「ジャケットがレーヨンの素材で、シャツがシルクなんですけど、夏が近いということで清涼感あるコーディネートにしたのと、ストリートっぽさを出したかったので、少し緩く着てみました」と説明した。同展については「美術館に来たような感覚になりました。アートを見ているような感覚になって、僕アート好きなので非常に興奮しました」と感想を語った。そして、ゴールデンウィークの予定を聞かれると、「つまらない答えになりますが、撮影ですね(笑)」と回答。「今は仕事しかないのでGWをすっかり忘れていました。欲しいです、休みが」と言い、もし休みがあったら「温泉入りに行きたいです。お湯に癒やされたいです」と話していた。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・フェンディ(FENDI)は、4月20日~5月8日に東京・表参道で同展を開催。フェンディのアイコンバッグ「バゲット」をはじめ、 世界各地から選ばれたアーティストや文化人がフェンディのもうひとつのアイコンバッグ「ピーカブー」をキャンバスに見立ててカスタマイズする「アーティスト ピーカブー プロジェクト」の作品の数々も展示する。
2023年04月19日俳優界屈指のサウナー・磯村勇斗さん。その蒸されることへの情熱がドキュメンタリー番組『サウナ―――ズ 磯村勇斗とサウナを愛する男たち』へと発展!2020年に放送を開始し、現在第4弾。聖地巡礼、屋外やトラックなどあらゆる場所での“ととのい”を追求してきた、これまでのステップをお届け。Season1サウナの本場・フィンランドへ。現地民たちと至高の“ととのい”体験。水温2°Cのバルト海での水風呂や公衆サウナといった別世界を体験。帰国後にその感動をシェアしたい一心で仲良しの鈴木伸之(劇団EXILE)、稲葉友と長野県・野尻湖畔を訪ねた。Season2新たな技ウィスキングを習得!パワーアップしたサウナ愛。白樺などの枝葉を束ねたもので全身を刺激するマッサージ(ウィスキング)にうっとり。早速、ウィスキングマイスターの資格を持つ芸人・マグ万平に師事。一からテクニックを学んだ。Season3サウナの宝庫・北海道で強まる理想のサウナへの想い。北海道で「ここが僕の故郷」「2度目に生まれました」と名言が飛び出していた第3弾。大自然に包まれた環境での至高のひとときに魅せられ、土地の個性を活かす施設作りを決心した。Season4習得したサウナ技術で、若手俳優たちを癒す!“エレガンス磯村”と名乗り、ロウリュの蒸気をタオルであおぐアウフグースもマスター。中川大志や北村匠海といったサウナーを熱波でおもてなしする姿を拝むことができる。『サウナ―――ズ 磯村勇斗とサウナを愛する男たち』第4弾は「音」と「建築」に焦点を当て、良いサウナの要素を吸収する旅へ。磯村さんの故郷・静岡県沼津市も訪ねた。中川大志さんと北村匠海さんも登場。毎週金曜22:30~、WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送中。WOWOWオンデマンドではシーズン1~3を全話配信中。©WOWOW※『anan』2023年4月12日号より。取材、文・松岡真子(by anan編集部)
2023年04月08日