きょう30日をもってウェザーニューズを退職することを発表していたお天気キャスター・檜山沙耶が、17時からの気象情報番組「ウェザーニュースLiVE・イブニング」に出演。視聴者に最後のあいさつを述べた。檜山は番組冒頭に「私事ですが今日で番組最終日となっております」と伝え、番組公式X(旧ツイッター)で「さやっちありがとう」というハッシュタグを募集することも紹介。「自分で紹介するのは恥ずかしいんですけど」と照れた様子だった。番組ではコーナーの合間に、視聴者からのメッセージを紹介。「感謝しかない」というメッセージに「こちらこそですよ」としみじみ。「2018年10月にデビューして5年半ですね、みなさまに支えられながら過ごしてきました」と改めて感謝を伝えた。デビュー時の様子がプレイバックで紹介された際は「すごいガチガチに緊張していますね…まばたきを忘れてますよね」と当時の自分にツッコミ。「当時は16時から1時間担当させていただいたのですが、1分1分が長くも感じたり逆に短くも感じたり…刺激的な1年でした」と振り返った。応援と温かなメッセージが届くたびに檜山は「メッセージを読むと涙腺が緩くなってきますね…」「泣かせに来てるんですかね」など涙をこらえる様子。思い出のエピソードが届くと「ちょっと待ってください、こらえていたものが崩壊する」「でもまだあと1時間半あるので…」「お別れではないですよ」「みなさんの愛をすごく感じております」などと感激していた。この日の3時間の内容は、檜山との思い出を振り返る温かな内容だった。番組の終盤で、20時からの「ウェザーニュースLiVE・ムーン」を担当する戸北美月キャスターとの「クロストーク」コーナーでは、戸北が感謝を手紙につづった。たくさんの愛がこもった内容に檜山は号泣。「鼻水が出ちゃって…ティッシュもってきてくださいませんか」とぐしゃぐしゃの表情になっていた。番組の最後は檜山の過去の名シーンとともにあいさつ。檜山は「このような愛のある動画メッセージをありがとうございました。5年半ギュギュっと詰まった楽しいひとときでした」「皆さんからいただいた思い出や時間は、私の中でずっと生き続けます」「みなさんいつどこでどんな時にお会いしても恥ずかしくないように、精進を続けていきたいと思います」などと語り、「これからもウェザーニューズは毎日365日、気象情報を追いかけていきます」と伝えつつ、明日の天気を伝えて両手を振って締めくった。檜山は1993年10月27日生まれ、茨城県出身。2018年7月に「ウェザーニュースLiVE」キャスターオーディションに合格。22年9月から「いばらき大使」を務めている。愛称は「さやっち」。
2024年03月30日アイドルグループ・BEYOOOOONDSの江口沙耶、つばきファクトリーの河西結心が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)38号のグラビアに登場している。江口は2003年8月1日生まれ、兵庫県出身。河西は2003年7月30日生まれ、山梨県出身。20歳の同級生コンビでありつつ、先輩・後輩でもある。グラビアでは「20歳の夏休み」をテーマに、やりたいことを叶えた2人。「プライベートプールでピクニック」「オソロコーデで海」などに挑戦した。
2023年08月26日海外で最もよく読まれている作家といえば、必ず名前があがる中村文則さんと村田沙耶香さん。2人の対談から小説の海外翻訳の最前線を探ります。村田沙耶香(以下、村田):この数年、日本の小説がイタリアでブームなのだと、イタリアの翻訳家さんから教えてもらいました。イタリア語翻訳ができる人が足りなくて、たくさんの小説をご自身や生徒さんが翻訳なさってるそうです。中村文則(以下、中村):日本文学は、村田さんをはじめ、多和田葉子さんや柳美里さん、川上弘美さん、小川洋子さん、川上未映子さんなど、海外でも女性作家の勢いがあります。村田:中村さんはそれこそ10年以上前からいち早く海外で評価された方で、ノワール小説の分野で貢献した作家に贈られる「デイヴィッド・グディス賞」を日本人で初めて受賞されているので、作家仲間からも尊敬されていて、新しい道を切り開いたというイメージがあります。中村:いやいや。僕はむしろ、今こうして日本の女性作家が注目されているのは、いい流れだなと思っています。村田:私の本を日本語からデンマーク語にしてくださるメッテ・ホルムさんという翻訳家さんは、村上春樹さんの作品も手がけていて、デンマークで日本文学を広めてくださっている方です。今村夏子さんや本谷有希子さんもお好きだと言っていました。日本の女性作家たちに注目が集まるわけ。中村:元々、東野圭吾さんや桐野夏生さんなど、ミステリーは本当によく訳されていました。今そうした支持が他の小説にも広がってきたと感じています。村田:ですね。ふんわりした情報で申し訳ないですが、少し前は、フランスで「ノヴェラ」と呼ばれるいわゆる中編小説くらいの長さの日本作品が多く訳されていたと聞きました。日本の現代小説は、欧米の長編作品と比べると短く、中編として扱われるようです。今は他の国でも短い作品が本になるケースが増えたと聞いたことがあります。中村:アメリカ人は相変わらず長い作品も好きなんだけれど、長編だと翻訳にお金もかかる。それで出版自体を躊躇するというのはあるみたいです。だから、翻訳ものに限ると、短いものがいい。村田:そういうことなんですね。中村:村田さんは、『コンビニ人間』などの自作を、英訳されたものと照らし合わせながら読んだりしますか?村田:英語が苦手で、今もレッスンを受けたりしてるくらいなので。訳は翻訳家さんを信じて任せることにしています。中村:僕も同じです。でも『掏摸〈スリ〉』の冒頭だけ比べてみたことがあって。僕は自分で書くとき、日本語のリズムにこだわっているんですね。その文体のリズムを翻訳者に感じ取ってもらって、翻訳者がそれを訳すと独特な英語のリズムが出る。絶妙なところで、キッド、アップと韻を踏んだり。逆で言えばカミュの『異邦人』の邦訳は翻訳ならではの魅力的な文体。日本語で書かれた僕の小説をそのまま読む人と、英語になった形で読む人とがいて、それも面白さだと思うのですが。村田:私の著作の英訳はほぼ、翻訳家の竹森ジニーさんが手がけてくださっているのですが、以前、一緒にイベントに出たときに、お話を聞いてとても感動したんです。彼女はまず全体を通して訳し、その後、目をつぶって、小説中に流れているボイスがどうすれば忠実に伝わるかを考えて、もう一度ていねいに訳していくとおっしゃっていました。ただ日本語を他言語に変換するだけではなくて、作品の声がしっかり伝わることを大切にしてくださっていると感じました。中村:たとえば『コンビニ人間』だとどんな工夫があったんですか。村田:日本のコンビニが舞台なので、「いらっしゃいませ」がよく出てくるんです。でも訳したときに「Welcome」だとちょっと意味が変わってしまう。ジニーさんは「これは日本ならではのニュアンスがあるから訳せない」と。それであえて「Irasshaimase」のままにしたそうなんです。中村:機械的な言葉だし、何度も出てくると呪文みたいに機能してきますね。村田:そういうジニーさんのセンスを尊敬し、信頼しているので、全部お任せすることにしています。中村:僕の短編で「心を開きなさい/鯵の開きみたいに」というふざけたセリフがあって、でもロシアで訳されるとき、鯵の開きを読者は知らないから、翻訳者さんが工夫して。「毛皮のコートを着たニシン」という料理があって、それはニシンが隠れるイメージで、逆の意味で使ったんです。「毛皮の~みたいに隠さないで」と。翻訳の妙だなと思いました。村田:コロナ禍で中止が相次いでいた海外の文学フェスティバルや書店イベントが少しずつ戻ってきていますね。中村:海外でのイベントに行くと、お客さんは二派に分かれていると感じます。その作家に関心があって来てくれる人と、日本や日本のカルチャーに関心があって来てくれる人。アジアやヨーロッパだと、アニメ好きが多いこともあってジャパニーズカルチャーをもっと知りたいという空気があるんですが、アメリカはそもそも「個」に関心がいく。作家個人として見てくれるのがうれしい。あと、海外では責任も感じる。シンガポールのブックフェアに招かれたとき、「日本人で呼んだ最初の作家だ」と言われて、失敗したらもう次から日本人作家呼ばれなくなるんだと(笑)。村田:海外メディアのインタビューを受けると、日本との違いに戸惑ったりもします。「作家」に求める言葉や意見がしっかりあると感じ、心打たれる場面もあります。「日本の女性は今どういう状況にあるのか」と聞かれたり。それこそデンマークでその質問が出たとき「子供の頃から清潔な肉便器だと思っていた」と答えたんです。そのとき専門の研究者の方が説明してくださって、「そんな言葉はとても悲しい」と仰ってました。中村:海外と日本とで事情が違うなあと思うことに、書評もあります。アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』でかなり長い書評を書いてもらったことがあるんですが、決して褒めているだけじゃない。厳しい評価も書かれています。村田:私も『生命式』、英語版だと『Life Ceremony』というんですが、その書評が『ニューヨーク・タイムズ』に載ったことがあるんです。でも私にとっては難しすぎる英語で、ちゃんと深く読むことができなくて。ジニーさんに河出の編集者さんが意味をお聞きしていました。中村:日本だと基本的に書評するのは薦めたい作品だけど、海外だと信頼できる媒体で書評されたなら十分価値があると考えるらしいです。賞レースも、日本だと落ちたら触れないという感じになるのに、海外だとノミネートされるだけでもすごいという空気。僕は『悪と仮面のルール』が2014年に米国のホラー系の「ブラム・ストーカー賞」にノミネートされたんです。一次選考に通りましたという連絡が来て、「二次は読者投票です」と言うんだけど、並びの候補作にスティーヴン・キング作品とか入ってるの。読者投票なら勝てるわけない(笑)。そういえば、村田さんも米国の「シャーリー・ジャクスン賞」にノミネートされていましたね。村田:『信仰』という作品です。ダークな作風の短編を対象にした賞で、最終候補に残りましたと。ただ、選考会がないそうなんです。「選考委員たちが作品の話をしながら過ごしていくうちになんとなく決まります。春くらいに」と言われて、本当に驚きました。中村:それは知らなかった(笑)。何にせよ、自分の著作が海外で翻訳されて感想を聞けたり海外の作家さんと交流できたりは刺激になるし、楽しい体験です。村田:私も、友達になった海外の作家さんとまた早く会いたいです。なかむら・ふみのり1977年、愛知県生まれ。2002年に「銃」で新潮新人賞を受賞し、デビュー。’05年、「土の中の子供」で芥川賞を受賞。著作は、台韓中などのアジア諸国、欧米、中東など15の言語に翻訳されている。むらた・さやか1979年、千葉県生まれ。2003年、「授乳」が群像新人文学賞優秀作となり、デビュー。『生命式』『地球星人』など飜訳されている作品多数。アジア9都市9人の作家が競作するアンソロジー『絶縁』に参加。※『anan』2023年4月19日号より。写真・土佐麻理子取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年04月15日気象情報番組『ウェザーニュースLiVE』の檜山沙耶キャスターが、auスマートパスプレミアムで展開されるコラボレーション企画「お天気キャスターの気になるアレこれ」の第5弾に出演した。ウェザーニューズとauスマートパスプレミアムのコラボ企画第5弾となる今回は、檜山キャスターが登場。神奈川・箱根を訪れ、同サービスの活用法と共に、箱根の豊かな自然や温泉など現地の魅力を伝える。今回、箱根を訪れた檜山キャスターにおすすめの旅行先を聞くと、「国内でしたら、やはり茨城です! 今の時期ですと、袋田の滝。春になると、出身地の水戸市にある偕楽園がおすすめです」と回答。「偕楽園には100品種、3,000本の梅が植えられています。偕楽園に池はないのですが、眼下に広がる千波湖を借景としているところも風情があり、素敵だなと思います。園内にある好文亭から見られるその景色は、とても綺麗ですよ!」と出身地である水戸の魅力を語った。今回の企画で箱根神社を訪れたということで、今年叶えたい願いを質問。「好きなアニメを観たり、ゲームをたくさんしたり、いっぱい寝たりしたいです(笑)」とプライベートを充実させることのほか、「変わらず気象に関するお仕事を勉強しながら日々努め、皆さんに笑顔と安心をお届けできたら嬉しいです」とキャスターとしての決意を新たにした。また、願いに関連して同期の駒木結衣キャスターと実現したいことについて聞くと、「お休みが合えば、お互いの出身地を旅行する仙台・水戸ツアーなどできれば嬉しいです」と回答。「勤務時間が違うため、残念ながら会社でなかなか会う機会がないので、一緒にお茶をしたりご飯を食べたりして、ゆっくりと穏やかな時間を過ごしたい」と、理想のプランを話した。さらに、趣味であるコスプレについては、「中学生の頃、友人達と涼宮ハルヒのコスプレをしたのが初めて」ときっかけを告白。「昨年もプライベートで、スタジオに入り、『SPY×FAMILY』のヨルさんのコスプレをしました。とても気分転換になり楽しい時間でした」と振り返った。今年もコスプレ欲はあるそうで、「気になっているキャラクターはたくさんいるのですが、今年は何に挑戦しようかなと考えるだけでもワクワクします。おすすめがありましたら、ぜひ教えてください!」とファンに投げかけていた。
2023年01月31日■前回のあらすじ陽子が娘のユナとランチをしていると、沙耶と取り巻きの人たちがやってきて一緒にランチをすることに。そのときの写真を、沙耶が無断でSNSにアップしていることが発覚して…。 >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 新竹(監修:アトリエPP合同会社)
2022年08月20日村田沙耶香さんが海外の文芸誌などからの依頼を受けて書いた短編やエッセイを中心に、まとめられた本書『信仰』。表題作の「信仰」は、自分にとって信じたいものを意識的/無意識的に肯定してしまう、人間の危うさやままならなさを描いた、意欲作だ。「その人にとっては、価値があるものを大切に生きているだけなのに、これはよくてこれは怪しいと他人を勝手にジャッジしたりする。その人を勧誘していま幸せにしてあげている何かに対して、こちらが正しいんだからと強引に自分の側に引き込もうとするのって暴力的だなと。依頼された当時、私自身が考えていたことをテーマにしました」元同級生の石毛から強引にお茶に誘われ、〈マルチか宗教か(略)これはきっと勧誘だ〉と直感した〈私〉こと永岡ミキ。ところが石毛の目的はさらに怪しく、かつてネットワークビジネスに関わっていた斉川さんを巻き込んで、カルトビジネスを始めようというものだった。鼻で笑っていたミキだが、友人のアサミたちや斉川とのやりとり、妹の言葉を受けて、〈原価〉にこだわりすぎる自分の価値観が揺らぎ始める。「私自身、なんで小説なんか書くのと聞かれたら、時給にしたらひどいかもしれず、好きだから以外の理由がないんです(笑)。信じているものの果てにカルトがあるとしたら、どこにでもカルトの要素はある。ミキは割にリアリストなので、書く前は信頼できる語り手かなと思ってたんですが…。わからない感じをわからないままに書いた気がします」そのほか、生き延びるために生存率を上げる努力の意味を問う「生存」、均一な事象や価値観が蔓延し切った世界に住む少年の物語「カルチャーショック」、村田さんの支えだった〈イマジナリー宇宙人〉について書いた「彼らの惑星へ帰っていくこと」など、現実を意外な角度から突き崩し固定観念の歪さを可視化する短編と、小説のようにも読めるエッセイが並ぶ。ラストを飾るのは、美術展の図録のために書き下ろしたという「最後の展覧会」。「同時代の著名な美術コレクターである2人の男性。生前は出会ったことのなかった彼らが、宇宙人Kとロボットとして出会ったら…という設定で自由に書かせてもらいました」芸術と永遠とを讃える祈りのような、珠玉の一編だ。『信仰』「気持ちよさという罪」は、押しつけられる個性や多様性の大切さをめぐる欺瞞や居心地の悪さにも触れていく。舌鋒鋭いエッセイも必読だ。文藝春秋1320円むらた・さやか1979年、千葉県生まれ。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作、’16年「コンビニ人間」で芥川賞に輝くなど受賞作多数。海外に翻訳されている作品も多く、世界各国で注目を集めている。※『anan』2022年8月10日号より。写真・土佐麻理子(村田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年08月09日アイドルグループ・乃木坂46の掛橋沙耶香が出演する、SUENAGAグループの新CM「路⾯電⾞にて」編が、7日から岡山・香川県内で放送される。新CMには、岡山出身で同社のイメージキャラクターを務める掛橋が登場。岡山の路面電車を舞台に、浮かない表情をしている掛橋が、懐かしい⾵景を目にして少しずつ和やかな表情に変わっていく。そして、「変わってくジブンじゃなくて、変えていくジブンでいたい」とCMソングを口ずさむ。撮影は実際に岡山の路面電車で行われ、地元ということもあって終始リラックスした様子だった掛橋。共演の子役と、撮影の合間に楽しそうに会話する姿も見られた。■掛橋沙耶香インタビュー――CMの⾒所を教えてください。今回のCMは私の地元の岡⼭の路⾯電⾞で撮影しているので、岡⼭の綺麗な街並みを皆さんに⾒ていただけたらと思います。――前回のCMにて、歌声披露・ギター弾き語りをCMで初挑戦されました。前回のCMの反響はありましたか?私の両親はもちろん、友達もみんな喜んでくれて、普段私を応援してくださっているファンの皆様にも岡⼭の魅⼒が伝わったみたいで、「王⼦が岳⾏ったよ」とか「岡⼭ってすごい綺麗な⾵景があるんだね」って⾔ってもらえることがあってそれがすごく嬉しかったです。――今回もコマーシャルソングを歌っていますが、いかがでしたか?前回とは違ったアレンジなので、また違ったこの楽曲の魅⼒を路⾯電⾞から⾒える素敵な⾵景と⼀緒に楽しんでいただけると思います。――CMでは「ふるさとは⼼の拠り所である」ことを表現していますが、上京後に、岡⼭で癒された経験はありますか?真庭というところに足(たる)温泉という温泉があって、それが冬になると雪景⾊を堪能しながらお⾵呂に⼊ることができるので(岡⼭に)帰った時に⼊って癒されます。――この撮影スポットとなった路⾯電⾞を利⽤されたことはありましたか?よく乗っていたんですけれど、特に印象に残っているのは、友達と後楽園にお花⾒に⾏くときに乗っていたので、それがすごく印象的です。――最近では路⾯電⾞のラッピング広告にも出演されていますが、実際にご覧になっていかがですか? また、路⾯電⾞に乗⾞された感想を教えてください。ラッピング電⾞は、⾃分が今まで乗っていた路⾯電⾞だったのでまさか⾃分をこんな⾵に素敵にデザインしていただけると思っていなくて、やっぱり実際⾒ると不思議な気持ちでもありますし嬉しい気持ちでもあります。久しぶりに乗ってみて落ち着く感じでCMも撮れて、いつもよりもやわらかい表情だったんじゃないかなと思います。――久しぶりの帰省だったかと思いますが、地元ではどのように過ごされましたか?お仕事の都合で前日の夜から岡⼭に来ているので、あんまり地元らしいことはできていないんですけれど、家族でクロギっていう⿂の料理を⾷べに⾏けて、地元料理を⾷べることができたのでそれが地元らしいことだと思います。――視聴者に向けてメッセージをお願いします。今回のCMは、私の地元・岡⼭の路⾯電⾞で撮影ということで、⼤切なふるさとへの思いを込めて演じさせてもらいました。CMを通して、「⾃分らしくチャレンジしよう!」というメッセージがたくさんの⽅に届くと嬉しいです。
2022年07月07日モデルの香川沙耶が14日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER」に出演した。“10頭身”のスタイルを誇る香川は、オープニングの「ANNA SUI」ステージに登場し、カラフルなビキニに、カラフルなパンツとシャツをあわせたコーディネートで、大胆に肌見せ。ランウェイのトップではシャツを脱ぎ、デコルテやウエスト、背中を披露し、圧巻の美ボディで観客の視線を釘付けにした。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。新型コロナウイルスの影響で過去2年は開催を延期しており、2019年9月以来2年半ぶりの開催となる。今回のテーマは、“女の子はきらきら輝き続ける”という思いを込めて「STAY GOLD ~Keep on girls story~」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開した。撮影:蔦野裕
2022年05月18日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッションイベント「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。補正下着ブランド「MARUKO」のステージでは、女性モデルたちが補正下着をアレンジした衣装でランウェイをウォーキング。香川は、ピンクのランジェリードレスで美ボディを披露。抜群のスタイルで観客の視線を釘付けにしていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。新型コロナウイルスの影響で2020年2月の第30回から4回連続で無観客開催となっていたが、今回2年半ぶりに有観客開催となった。撮影:蔦野裕
2022年03月22日アイドルグループ・乃木坂46の掛橋沙耶香が、イメージキャラクターを務めるSUENAGAグループの新CM「弾き語り」編に出演することが分かった。CMは、25日より岡山県・香川県で放送される。CMは掛橋の地元・岡山県の絶景スポットとして知られる王子ヶ岳で撮影された。瀬戸内海を望む絶景が広がる断崖に腰掛け、強い眼差しで遠くを見つめる掛橋のカットからスタート。緑に囲まれた野山に寝転んだり虹をバックに大きくジャンプしながら、美しいロケーションの中で掛橋がリラックスした笑顔を見せている。掛橋がCMでギターの弾き語りを披露するのは初。撮影の合間にはストイックに練習する姿も見られた。歌声に誘われたのか、寄ってきた猫と戯れる掛橋に撮影スタッフが癒される場面も。掛橋は「今までギターを披露させていただくときはライブとかだったので乃木坂46の楽曲を歌わせていただくことが多く、オリジナルの楽曲を歌うのは初めてだったので、これが自分の曲なんだという風に大事にしたいという気持ちで練習を頑張りました。結構練習しましたね」と笑顔でコメント。また、歌の「新しく挑戦して変わろう」というテーマにちなみ、新たに挑戦したいことを「最近ドラマに出演させていただくという機会があったので、これからも演技のお仕事を頑張っていきたいなと思っています」と挙げる。続いて自分を「変えたい」点については「高校を卒業して大学に進学したので、これからは物事を判断する時とかしっかり自分で勉強した知識とかを使って自分で判断できるような人になりたいなと思っています」と目標を掲げた。
2021年08月25日『コンビニ人間』(2016)で芥川賞を受賞した村田沙耶香と2名の現代美術作家との対話によって、 村田沙耶香の世界観を浮かび上がらせる展覧会『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』が、8月20日(金)より表参道・GYREにて開催される。村田は、『コンビニ人間』で、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと安心することができる主人公の日常を、『消滅世界』(2015)では、人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描き、人が無意識に持つ常識や固定概念を覆してきた。独特のユーモアを込めた作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー(イギリス)は、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作。 多様な手法によって作品制作を行っており、国際的に高い評価を得ている。一方、金氏徹平は、『コンビニ人間』の書籍カバーに作品を提供。フィギュアや雑貨、あるいは日用品など、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションなどで知られている。同展では、現代社会における未来観=「ユートピア」と「ディストピア」とは何かを問いかけ、さらに村田沙耶香の小説の中で言及されている、正常に潜む社会的暴力性や抑圧を浮かび上がらせていく。金氏徹平≪White Discharge (Built-up Objects) #48≫2019年Copyright Teppei Kaneuji. Courtesy of the artists and Blum & Poe, Los Angeles/New York/TokyoPhoto : 西村雄介David Shrigley≪untitled≫2020年Courtesy the artist and Yumiko Chiba Associates, Tokyo/ Stephen Friedman Gallery,London.Copyright David Shrigley.Photo : Todd-White Art Photograph村田沙耶香≪untitled≫1998年 学生時代の作品『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』会期:2021年8月20日(金)〜10月17日(日)会場:GYRE GALLERY時間:11:00~20:00公式サイト:
2021年08月05日芥川賞受賞作『コンビニ人間』などで知られる作家・村田沙耶香の世界観をテーマにした展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」が、2021年8月20日(金)から10月17日(日)まで、東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて開催される。『コンビニ人間』村田沙耶香の世界観を現代美術で表現「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」は、村田沙耶香の小説を軸に、現代美術作家のデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平らの作品を通して、その世界観を紐解いていく展覧会。“正常”であることや“ユートピア”への問い村田沙耶香は、小説『コンビニ人間』において、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと思える主人公の日常を描き、『消滅世界』では人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描写。また、『生命式』では“正常性は発狂の一種”という言葉が登場する。これらの作品では共通して、「正常とは何か?」という問いと、「正常」の概念に抑圧される人々の姿、そして“理想的な未来の社会像”ユートピアとはどのような世界なのかという仮定が、物語を通して表現されている。デヴィッド・シュリグリー、金氏徹平の作品を展示本展では、そんな村田沙耶香が紡ぐ独特な世界観とデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平の作品とを共鳴させ、村田沙耶香が小説の中で描く「ユートピア/ディストピア」とは何なのか、また、「正常」に潜んでいる社会的暴力性や抑圧を浮き彫りにしていく。デヴィッド・シュリグリーは、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作するアーティスト。一方、金氏徹平は『コンビニ人間』の書籍カバーにも作品提供したアーティストで、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションの制作に加え、舞台美術も手がけている。尚、会場には、村田沙耶香自身が学生時代に制作した作品も登場する。【詳細】展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」会期:2021年8月20日(金)~10月17日(日)会場:ジャイル・ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル3FTEL:03-3498-6990入場料:無料
2021年07月23日「小さいときから温かい家庭に憧れていて……。両親が失敗してるので、私は失敗したくないんです」本誌97年4月1日号で、こう語っていたのは高樹沙耶(57)。11月4日、彼女は2年前に結婚していたと明かした。「デイリー新潮」によると、お相手は高樹とともに石垣島の民宿を切りもりしている男性とのこと。「最後まで、婆さんになっても面倒見るよ」とプロポーズの言葉があったといい、高樹は「もう子供はできない齢ですので、このまま二人で仲良く老いていきたいです」と述べたという。冒頭の発言は、歌手・中西圭三(55)との交際が発覚した際のものだ。同号で中西に対して「年下なんですが、なぜか安心できるんです」と嬉しそうに話していた彼女。そして98年に2人は結婚するが、2年後には離婚を選択。当時、高樹は36歳だった。その後、ハワイに自身の居場所を見つけた彼女。02年10月、本誌にこう話している。「離婚する3、4年前から、『東京って最低』って思っていました。物質で右往左往して自然を壊しすぎて」続けて「ハワイで民宿の女将がしたいんです」といい、永住も検討していると告白。さらに、水中カメラマンである菅原真樹氏との再婚も示唆していた。「水中撮影やドルフィンスイムでお世話になっているうち、彼の存在が大きくなっていったんです。海のことを学び始めてから私はまだ2、3年の新米だから、10年やっている彼がヘルプしてくれるのは、ありがたいなと思っています」同年12月、再び本誌に登場した高樹は「彼と一緒にいると、イライラしなくて、笑いが多いんですね。気が付いたら彼のペースにはまって、心が落ち着いて座っているというか」と菅原氏との関係が順調であると報告。しかし04年の夏、2人は婚約を解消した。それと同時に、4年3ヵ月にわたるハワイでの生活にも彼女はピリオドを打った。帰国後に開いた会見で、こう漏らしている。「1人ぼっちで生きるのは寂しい。いつか誰かとチャンスがあれば……」高樹はのちに、千葉県南房総市へと居を移した。07年12月、その移住先で本誌の取材に応じ「ボーイフレンドがいる」と発言。そして、“パートナーの条件”についてこう明かしている。「恋人は、この地球で生まれたことを楽しんでいるような、自由で新しい価値観を持った人たちがいいと思っています」16年7月、参議院選挙に出馬したものの落選。同年10月には、石垣島で大麻所持の疑いで逮捕された高樹。大麻研究家である森山繁成氏とパートナー関係にあることも報じられ、大きな話題となった。そして近年は「大麻合法化」を訴える活動家として名の知られることとなり、田口淳之介(34)や伊勢谷友介(44)が大麻所持で逮捕された際にはSNSを通してメッセージを発信してきた。その陰に、現在のパートナーがいたようだ。高樹が再び掴んだ幸せーー。彼女のこれからは、さらに注目を集めることとなるだろう。
2020年11月04日俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が9月8日、大麻取締法違反の疑いで逮捕された。そこで元女優の高樹沙耶(57)が持論を展開。ネットで話題となっている。各メディアによると大麻を所持したという疑いが持たれている伊勢谷容疑者。大麻が見つかったのは自宅で、本人は容疑を認めているという。すると9日、高樹はTwitterを更新。《日本人はいったいどういう人生を過ごしたいのだろう?》と切り出し、《私は快適な環境で、出来るだけ健康を維持し、ストレスフリーで生きていたい》《それを追求し続け今に至る》と投稿した。そして、こうつづった。《カナビスはその必要な一つ。多分話題の彼も同じ気がする》Cannabisとは日本語で“大麻”を意味する。高樹の意見を整理すると「ストレスフリーで生きるために、大麻はときに必要なもの」ということになるが――。「大麻草検証委員会」の幹事を務め、12年7月には大麻について「お酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエイジングには最高の植物」とブログにつづっていた高樹。いっぽう16年10月に大麻を所持していたとして現行犯逮捕。17年4月には懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。また高樹は19年11月、大麻取締法違反で田口淳之介(34)が有罪判決を受けたことに対して《更生も反省も強いてはいけない》とツイート。その流れから大麻取締法の変更などについて訴えていた。そんな彼女の“ストレスフリー論”にTwitterでは《私もあなたと同じです》といった声も。だがいっぽうで、疑問視する声が上がっている。《なぜカナビスにはなしがいくのだ》《大麻に頼らないとストレスフリーになれないってもうちょっと楽に生きた方がいいですよ》《実際に大麻が悪いかどうかは俺にはわからん。ただ、彼が順番を間違えてるのは俺でもわかる》
2020年09月09日アイドルグループ・乃木坂46の4期生・掛橋沙耶香が、SUENAGAグループのイメージキャラクターに就任し、10日より岡山県・香川県内で放送される新テレビCMに出演。同CMではボクシングに初挑戦し、鋭いパンチを披露している。掛橋は、同CMのコンセプト“ジブンに挑戦する人”に重なるとして抜てき。また、掛橋は岡山県出身で、岡山から全国へと活動の場を広げており、同じく岡山で誕生し、県外、そして世界へと活動の場を広げるSUENAGAグループと将来性がシンクロするという。CMは、清楚な衣装を着た掛橋が前方に向かって歩みを進めるシーンからスタート。次々に服を脱ぎ捨てた後、グローブをかまえ真剣な眼差しで前方を見つめ、クールなスポーツウエア姿で次々と鋭いパンチを繰り出すし、ラストはワイルドなシャウト、そしてカメラに向かって思い切り拳を突き出す。自分で自分の殻を破り、新たな領域へと踏み出す姿を描いた同CM。“正統派アイドルらしい”キャラクターである掛橋の普段は見られないクールでストイック、ワイルドでアグレッシブなボクシング姿に注目だ。掛橋は、SUENAGAグループのCM出演が決まった時の気持ちについて、「CMに出させていただいたことがなかったのと、岡山県民なら誰しもが知っているような有名なSUENAGAグループさんのCMということですごくびっくりしました。うれしかったです」と告白。「今回のCMの見所はやっぱりボクシングなんですけど、『ジブンに挑戦する人』というテーマだったり、今までとは全然違う一面を見せられるようにかっこよくパンチしました」とCMの見どころを伝えた。そして、「苦労した点は、体力がなさすぎるのでパンチするとき手が痛いなと思ったりしました。工夫した点は、空手を6年間やっていたので活かせたらいいなと思って(その時の)気持ちを思い出しながら体を捻ったりとかしました。リーチを長くするために半身になったりとか、そういうところは活かせました」と明かした。また、「今はギターの練習にはまっていて中学生の頃から習ってるんですけど、今は習いに行けてないので家で1人で練習しています」と今ハマっていることを紹介。今後挑戦したことを聞かれると、「ドラマに出させていただいたときにすごく楽しくて、あれからドラマを見ることにすごくはまっているので(ドラマに)出てみたいなという気持ちはあります」と答えた。さらに、「岡山は空気がめっちゃきれいで、動物とかもめっちゃおるけん、都会に疲れたら、来てみんしゃい!」と岡山弁で岡山の魅力をアピールし、「岡山の皆さん、私も皆さんと同じ岡山県民やけん、覚えてくれたら嬉しいなあ(笑)」とメッセージを送った。
2020年07月07日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が7日、東京・六本木のバーレスク東京にてバーレスクショーを開催した。バーレスク東京とは、大型スクリーンが四方八方に設置され、スタイル抜群の美女たちが、ハイクオリティなダンスを繰り広げて盛り上げるエンタテインメント空間。近年は男性だけではなく女性からも注目を集めている。イベント直前に行われた囲み取材で香川は「(モデルとして)人前でランウェイを歩いたり、トークイベントはあるんですけど、歌ったり踊ったりしたことが今までなかったので、初めてのことに挑戦して幅が広がったら良いなと思って挑戦してみました」と、バーレスクショーを開催しようと思ったきっかけを説明。大変だったことを聞かれると「ヒールを履いて踊ったりはしないので、そこですかね。振り付けや歌詞を覚えるのも大変で、ここ1カ月は本当に誰にも会わず、1人で家にこもって動画をひたすら見たり、歌詞を覚えていました」と明かし、ショーのコスチュームについて「最初は着せられている感がすごくあったんですけど、今は体の一部みたいな感じがします」と感想を述べた。ショー本番では、巨大なシャンパングラスの中に入ったり、自身でオーディションを開催して選んだメンズダンサーを携えて歌唱を披露したり、盛り沢山の内容に。“10頭身”の美ボディが際立つセクシーな衣装で観客を魅了した。同イベントは来週12月14日にも開催する。
2019年12月08日サンプルを主宰する劇作家・演出家の松井周と、2016年に『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香による異色のプロジェクト「inseparable」。同じ設定で松井が演劇を、村田が小説を紡ぐ同プロジェクトがいよいよ11月29日(金)にそのベールを脱ぐ。対談企画での初対面から、互いに強い理解と共感を感じたという松井と村田。自分以外の人間が作った設定で小説を書くことが最も苦手だと語る村田が、松井とならそれができると、思い切った一歩を踏み出したことは実に興味深い。松井も、まるでドッペルゲンガーのように発想を共有できる村田との出会いを稀有に感じていて、2017年に神津島で、翌年に台湾の緑島で、合宿をして本作のアイデアを磨いてきた。『変半身(かわりみ)』と題された物語の舞台は、近未来のとある離島。その島で発掘される「レアゲノム」という化石由来のDNAが、ヒトや動物の遺伝子組換えに必要なものとして注目を集めている。その島の奇祭で男は弟を失ったが、ある日、弟はよみがえり、次第に島の住民を狂わせていく……。とかく「あるある」が支持を集める現代。見覚えのあるもの、共感ができるものだけを受け入れて、そうでないものは排除する、世界をたった2色で塗り分けるような価値観が蔓延する中、彼らが紡ごうとしているのは、松井によると「『すきま』の部分」だ。「もともと人間はウソとホントの間に生きていて、信用ならないもの」という認識のもとに、「ウソとホントの間に生きているから、自分勝手だったり、流されたり、錯覚したり、下心があったりする」人間たちの有り様を、フィクション味たっぷりに描き出す。松井の作・演出による舞台は、11月29日(金)から12月11日(水)まで東京芸術劇場 シアターイースト、12月14日(土)・15日(日)に三重県文化会館 小ホール、12月18日(水)・19日(木)にロームシアター京都 ノースホール、12月21日(土)・22日(日)兵庫・神戸文化ホール 中ホール舞台上にて上演。村田による小説版は、東京公演初日の11月29日に筑摩書房より刊行される。演劇と小説の両方を味わって、虚実ないまぜの世界を泳ぎたい。文:小川志津子
2019年11月28日村田沙耶香さんの新作『生命式』は、2009年~’18年の間に発表した短編を選りすぐった作品集。「読み返してみて、昔からこんなことを考えていたなとか、今に繋がる内容だなと思うものも多いですね」いちばん古い作品「街を食べる」は、東京に住む主人公が、街で摘んだ雑草を食べようとする話。「私が千葉に住んでいた頃は、家族が近所で山菜を摘んできて調理していました。でも東京に来てからは、道端の草を食べるのには抵抗がある。その生理的な嫌悪感はなんだろう、と思ったのがきっかけです」村田さんはいつも、自分の中の固定観念や常識を疑っている。「自分の中にある常識を破壊するために、小説で実験をしているところがあります。短編は思い切った実験ができるのがいいですね」人に対する嫌悪感のない女性が主人公の「パズル」、自分よりも年配の人を書きたかったという「夏の夜の口付け」「二人家族」、女の子の部屋のカーテンの視点で綴られる「かぜのこいびと」…。おとぎ話のような「大きな星の時間」は、NHK Eテレの番組『おやすみ王子』で吉沢亮さんが朗読した一編。「依頼があった時に、吉沢さんが王子様の格好をして読むと勘違いしておとぎ話風のものを書きましたが、実際は彼氏が彼女に朗読するという設定でした(笑)。寝る前に読むお話なのでグロテスクな描写は避けたのですが、薄気味悪い話になってしまいましたね(笑)」表題作「生命式」は2013年発表。亡くなった人の肉体を調理してみんなで食すという儀式が描かれる。「こんな変なことを書いたら怒られるかなと思い、おそるおそる締め切りより半月ほど早く提出したら、担当編集者さんがノリノリで、参考にと料理の本を送ってくれました(笑)。他にも受け入れてくれている人が多くて、小説ってなんでもできるんだなってしみじみ感じて、転機になりました。ここから『殺人出産』や『消滅世界』に繋がっていきました」死んだ人間の毛髪や骨を服やインテリアに使用することが当たり前となった社会が舞台の「素敵な素材」、文化や環境による食生活の断絶をブラックなオチで語る「素晴らしい食卓」。読者がぐっと身近に感じるのは「孵化」なのでは。幼い頃から、所属するコミュニティによって異なる人格を演じてきた女性の物語だ。「私も子どもの頃は今より内向的で、でもバイト先では“しっかり者”、友達からは“ほんとにアホ”と言われたりしてきました。そうすると、みんなと繋がるFacebookで、どの人格の文体で書いたらいいのか分からなくて。他の人はどうしているのかな、という妄想があってできた短編です」グロテスクなものからふんわりした作品、ユーモラスなものまで、著者のエッセンスが詰まった一冊。「作家の多面性の部分と、何かゆるぎない部分があるんだなということと、両方感じてもらえるといいなと思っています」むらた・さやか作家。1979年生まれ。2003年『授乳』で群像新人文学賞優秀賞受賞。’13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、’16年『コンビニ人間』で芥川賞受賞。『生命式』人が亡くなると行われる奇妙な儀式を描く表題作のほか、世の中のタブーを覆す世界を提示し、固定観念を揺るがす12編を収録。河出書房新社1650円※『anan』2019年10月30日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年10月23日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が8日、兵庫・ワールド記念ホールで開催されたファッションイベント「神戸コレクション 2019 AUTUMN/WINTER -ガールズフェスティバル-」(神コレ)に出演した。香川は「ROXY」ステージのトップバッターを飾り、黒のショートパンツにピンクのパーカーを合わせたコーディネートを披露。美脚全開、さらに、引き締まったウエストも見せながらランウェイを歩き、抜群のスタイルで観客を圧倒した。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。今や国内で数多く開催されている「ガールズファッションショー」の先駆けで、毎シーズン、豪華ゲスト、アーティスト、モデルがランウェイに登場し、毎回約1万3,000人もの来場者を魅了し続けている。
2019年09月15日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」(TGC)に出演した。香川は、「Angellir ふんわりルームブラ」のステージに、黒のランジェリー姿にピンクのロングガウンを羽織って登場。強調されたバストや引き締まったウエスト、すらりと伸びた美脚など、美ボディを存分に披露して観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。29回目の今回は、「世界から注目を集める東京のガールズ文化が永遠に輝き続けるように」という思いを込めた“レイワガールズレボリューション”をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,800人の観客が詰めかけた。
2019年09月12日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」(TGC)に出演した。香川は、日本最大級のダンスミュージックフェス「ULTRA JAPAN」とのコラボステージで、セクシーなフェスファッションを披露。美脚全開、デコルテや背中、ウエストも露出し、10頭身の美ボディで観客の視線を釘付けにした。同ステージには、佐藤晴美(E-girls/Flower)、Niki、江野沢愛美、Maaaya、アシュリー、黒木麗奈、楓(E-girls/Happiness)も出演し、それぞれインパクトのあるフェスファッションでランウェイを盛り上げた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。29回目の今回は、「世界から注目を集める東京のガールズ文化が永遠に輝き続けるように」という思いを込めた“レイワガールズレボリューション”をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,800人の観客が詰めかけた。
2019年09月11日モデルの香川沙耶が9日、神奈川・三浦海岸のOTODAMA SEA STUDIOで開催されたガールズ・ビーチフェス「TGC BEACH 2019」に出演した。香川は、「ROXY」とシンガーソングライター・Baby Kiyのコラボステージに、“10頭身”のスタイルが際立つビキニ姿で登場。Baby Kiyの心地よい歌声が響く中、ランウェイを笑顔で歩き、すらりとした美脚で観客を魅了した。「TGC BEACH 2019」は、15周年を迎えるOTODAMA SEA STUDIOと東京ガールズコレクションがプロデュースするガールズ・ビーチフェス。浜辺にランウェイを作り、水着によるファッションショーや人気ブランドのファッションショー、アーティストライブなどを展開した。撮影:蔦野裕
2019年08月12日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が9日、神奈川・三浦海岸のOTODAMA SEA STUDIOで開催中のガールズ・ビーチフェス「TGC BEACH 2019」に出演した。香川は、水着ショーとして開催されたオープニングの「PEAK&PINE」ステージで、ワンショルダーの水着姿を披露。スラリとした美脚や引き締まったウエスト、セクシーな胸元など、美ボディを存分に披露し、観客の視線を釘付けにした。「TGC BEACH 2019」は、15周年を迎えるOTODAMA SEA STUDIOと東京ガールズコレクションがプロデュースするガールズ・ビーチフェス。浜辺にランウェイを作り、水着によるファッションショーや海の生き物たちが参加するステージ、人気ブランドのファッションショー、アーティストライブ、来場者参加型企画などを展開する。撮影:蔦野裕
2019年08月09日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が18日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER」に出演した。香川は「EVRIS」ステージにビキニ姿で登場。スラリとした美脚や引き締まったウエスト、セクシーな胸元など、美ボディを存分に披露し、観客の視線を釘付けにした。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。19回目となる今回は幕張メッセにて、「もっとかわいく! もっと楽しく!」というみんなの願いを咲かせる不思議な呪文「Onedari Fantasy」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催。約3万3,300人の観客が駆けつけた。
2019年05月19日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が3月30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたファッションイベント「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。香川は、歌姫・Halsey(ホールジー)とファッションビキニブランド「ALEXIA STAM」のコラボステージに登場。美バストあらわ&美脚全開のセクシーな水着姿でランウェイを歩き、“10頭身”の美ボディで観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。28回目となる今回は、「自分の好きを思いっきり楽しんで、自分が時代をつくろう!」という思いを込めた「it ME」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万1,800人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2019年04月01日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が17日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION 2019 SPRING & SUMMER」(関コレ)に出演した。「PG-Bra by p-Grandi」ステージでは、寝ている間のバストをサポートしてくれる“ナイトブラ”をモデルたちが着用。香川は、白のランジェリーにシースルーの羽織をプラスしたスタイルで登場し、“10頭身”の圧巻ボディで観客を魅了した。「KANSAI COLLECTION」は2011年2月に大阪で誕生し、年に2回開催している日本最大級のファッションイベント。17回目となる今回は、「誰とでも何とでも簡単につながれてしまう時代だからこそ、今そこにある本当のつながりをもっと大切にして欲しい」という思いを込めて「It’s a Small World」をテーマに掲げた。
2019年03月18日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催されたファッションイベント「神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER -ガールズフェスティバル-」に出演した。香川は「ROXY」のステージで、大きなブランドロゴがデザインされたブラトップ&レギンス姿で登場。引き締まったウエストや美背中を披露しながらランウェイを歩き、圧巻の美ボディで観客を魅了した。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。今や国内で数多く開催されている「ガールズファッションショー」の先駆けで、毎シーズン、豪華ゲスト、アーティスト、モデルがランウェイに登場し、毎回約1万3,000人もの来場者を魅了し続けている。
2019年03月05日“10頭身”のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が12日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で行われたファッションイベント「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2019)に出演した。香川は「jakke」ステージに、胸元あらわなタンクトップ、美脚全開のショートパンツというセクシーな衣装で登場。“10頭身”の美ボディを存分に披露しながらランウェイを歩き、観客を悩殺した。東京ガールズコレクション(TGC)は、地域の魅力や産業を全国に向けて発信する「TGC地方創生プロジェクト」を発足し、これまでに福岡県北九州市、広島県広島市、富山県富山市で開催。初開催の「TGC しずおか」では、国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を若い世代に知ってもらおうと、“What’s your GOAL?(あなたのゴールは何?)”をテーマに設定し、ファッションショーやアーティストライブなどを実施した。
2019年01月12日『コンビニ人間』で芥川賞を受賞して話題となった村田沙耶香さんが待望の新作を上梓。『地球星人』は、家族から疎まれ、自分は宇宙人から使命を課せられた魔法少女だと信じる少女・奈月(なつき)が主人公。毎夏、祖父の長野の家に親戚が集まる際に会ういとこの由宇(ゆう)と「生き延びよう」と約束をするが…。「幼い頃、毎年長野の祖父母の家に親戚が集まっていたんです。いとこたちと庭のテントで寝たり、川で遊んだり…。あの家について書きたいなというのが始まりでした」由宇も家庭では不遇な目にあっており、自分を宇宙人だと信じている。「子どもの頃の恋って、孤独であればあるほどのめりこむ気がしていて。妄想の部分がすごく膨らむんだと思います」ある事件により二人は引き離され、成長した奈月は社会に馴染めないまま。だが、周囲を安心させるために、ネットで自分と似た男性を見つけ偽装結婚を企む。「ちゃんと就職して、ちゃんと結婚して、ちゃんと家庭を作れという、“ちゃんと”の圧力ってしんどい。そこをうまくできている人になりたいと思っていましたが、そういう人たちのほうが変わっているようにも思えて。その不思議さを宇宙人の目で見たらどうなんだろう、という気持ちがありました」地球の他の人々、つまり“地球星人”とうまく折り合えない彼らの行動は暴走していく。その行動はぎょっとする域にまで達するのだが、「社会の価値観に染まれないことを突き詰めたらどうなるか自分でも知りたくて書いていますね。突き破った先に居場所みたいなものがあるような気が、ずっとしているんです」他にも書きたかったテーマがある。幼い子の性的被害だ。「たとえば、私も変な人に抱きつかれたことがあるんです。でも“悪気はなかったんだ”と自分に言い聞かせることで自分の心を守り、声をあげようとしなかった。そういう時に声をあげることで、何かが変わったかもしれないのに。今もひどいニュースがたくさんありますが、世界を悪いまま次の世代に手渡さないように、自分も書かなければ、という気持ちがありました」こちらもまた、突き抜けた展開が待っているのである。むらた・さやか作家。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀賞を受賞しデビュー。’13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、’16年『コンビニ人間』で芥川賞を受賞。『地球星人』家族の中で疎外感を抱く奈月は、自分が魔法少女だと信じている。毎年祖父の家で会ういとこの由宇にだけは心を許してきたのだが…。新潮社1600円※『anan』2018年10月17日号より。写真・土佐麻理子(村田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年10月10日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が19日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 SPRING/SUMMER」に出演した。香川沙耶香川は「EVRIS」ステージにて、ユニークなデザインの水着で登場。"10頭身"の美ボディ全開で、観客を圧倒した。同ステージには、マギーやNiki、池田美優、八木アリサ、ラブリ、藤田ニコルらも登場し、ランウェイを華やかに彩った。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。17回目となる今回は、前回に続いて2回目の幕張メッセでの開催。人気モデルによるファッションショーや、アーティストによるライブステージを展開し、観客3万3,000人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2018年05月20日