主催:高齢者住宅フェスタ実行委員会後援:全国有料老人ホーム協会公益社団法人全国有料老人ホーム協会が後援する「高齢者住宅京都フェスタ2023」が、2023年11月23日(木)に京都産業会館ホール南室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター2階)で開催されます。本セミナーは、高齢者の住み替えに関する基礎知識や健康長寿を伸ばすための講演の他、高齢者住宅の担当者による個別相談会、シニア関連商品のご紹介やご相談を実施します。ぜひご参加ください。【セミナー概要】■開催日時:2023年11月23日(木)11:30(受付開始)~16:30(終了)■参加費:無料■会場:京都産業会館ホール南室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター2階)地下鉄「四条駅」・阪急「烏丸駅」より徒歩約2分(26番出口直結)■講演会(座席定員200名)【講演13:00~14:00】知っておきたい!高齢者の住み替え基礎知識~元気なうちに住み替える「高齢者の住まい」とは~講師:エイジング・デザイン研究所 山中 由美氏【講演15:00~15:45】健康長寿を伸ばすには?~超高齢化社会を生き抜くカギ~講師:医療法人学縁会 おおさか往診クリニック 副院長日本老年医学会 評議員 和田 泰三氏※個別相談ブース、企業出展ブースもご用意しております。お気軽にご相談ください。【ご参加方法】フリーダイヤル0120-19-0670(高齢者住宅フェスタ事務局受付時間:平日10時~17時(土日祝除く))やWeb(下記URL)よりお申込みください。【2023年11月23日開催】京都高齢者住宅フェスタ : 【参加申込み・セミナーに関するお問い合わせ】高齢者住宅フェスタ事務局【受付時間:平日10時~17時(土日祝除く)】TEL: 0120-19-0670/ FAX:06-6636-1489FAXの場合の申込必要事項:〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号、参加人数協会概要設立:1982年2月所管:内閣府/老人福祉法第30条規定事業:消費者保護、事業の健全な発展、行政連携、のための各種事業を実施。お問い合わせ先〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14アイ・アンド・イー日本橋ビル7階公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 事業部 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月10日高齢者を狙った犯罪が、新聞やニュースで毎日のように報道されています。要介護3の母が住む実家にも詐欺の電話がかかってきたり、知らない会社なのに「点検のために家の中を見せてください」という業者が来たり、危険を感じる出来事が何回かありました。その都度私が対応してきたので大事には至らなかったのですが、それでも防げなかった事件についてお話しします。何ごと? 兄からかかってきた緊急電話ある日の夕方、母の介護をしに行った兄が、実家から電話をかけてきました。「母が家に訪ねてきた業者に何かを売ってお金をもらったと言っている。私では何がなくなったのかわからない。お前が見てくれないか」と言います。私は慌てて実家に向かいました。心の中では、「やられた!」と叫んでいました。毎日、誰かが母のお世話をしに行くように気を付けていたし、住宅街で人目もあるから今回のようなことは起こらないだろうと思っていたのです。実家に着いて母に事情を聴いてみると、玄関からではなく、母のいる部屋の軒先まで来たそうです。「不要なアクセサリーがあれば買い取りますので、その鏡台の中にありませんか?」と言われ、話のじょうずな感じの良い青年だったらしく、母もなんの警戒もせず見せてしまったそうです。そこには私の結婚指輪がありました。母のお世話をするときは、どうしても汚れ仕事が多くなるので、汚さないように外してケースにしまっておいたのです。確認してみると被害に遭ったのは、私と母の指輪でした。要介護3の母は鏡台の中に何があるかよくわかっていないため、深く考えず、見知らぬ人に引き出しごと渡してしまったようです。110番したけれど、返ってこない結婚指輪迷わず110番しました。大切な結婚指輪です。何とか取り戻したい。事情を説明すると、今回の買い取りは明らかに違反だそうです。まず、出張買い取りの場合は、事前に相手方に家を訪ねる許可を得ないといけない。また身分証を携帯し、買い取った場合は売主に領収書を渡す必要があるとのことでした。許可なんて与えてないし、領収書などありません。テーブルに置いてあった現金2,000円だけです。そう訴えましたが、連絡先がわからなければ手の打ちようがなく、仮に領収書があったとしてもその会社が実在するとは限らないとのこと。こういった不用品買い取りのトラブルは頻発しているらしいのですが、なかなか取り締まるのは難しいそうです。幸い家の中には入って来なかったらしく、被害は指輪だけで済みました。母も無事でしたし、その程度で済んでよかったと思うしかありません。今後はできるだけこのような犯罪に巻き込まれないよう、警察の方に有効な防犯対策をお聞きして、私の結婚指輪は諦めるしかありませんでした。「良い人たちだったよ」 無邪気に笑う母母は昔のことはよく覚えていて、同じ話を何回もするのですが、短期記憶が低下しおり、毎日通っている私たちが来たこともすぐに忘れてしまいます。今回は、不用品買い取り業者が帰ったすぐ後に兄が来たので覚えていたらしく、うれしそうにもらった2,000円を見せてくれたそうです。もう少し行くのが遅れていたら母は何も覚えておらず、何があったか私たちにはわからなかったと思います。母が覚えていなければ、私の結婚指輪もまさか業者に渡っているとは考えないので、なくしたと思い警察に電話することはありませんでした。母の持ち物はほとんど把握していますが、警察に「その指輪はいつまでありましたか?」と聞かれたら答えられません。 今回、私の結婚指輪もなくなったので、自信を持って警察に相談できました。母の指輪だけだったら、母が自分でなくしたかもしれないので、110番はできなかったと思います。また、業者もお年寄り相手の話がじょうずらしく、母は感じの良いお兄ちゃんたちだったと言っていました。高齢者自身が犯罪に巻き込まれていると自覚していないことも多く、周囲も気付きづらいかもしれません。早い段階でわかったのは幸運でした。まとめまさか私の留守中に、知らない人が母のいる部屋まで庭を横切って来るとは想像していませんでした。24時間母のそばについているわけにはいきませんし、私が持ち物をすべて管理するのもためらわれます。高価な品ではなくても母にとって大切な思い出の品であり、本人の財産でもありますから。ただ、高齢者が巻き込まれる事件が頻発しているのも事実。高齢者の持ち物管理はなかなか難しい面もありますが、今回の経験を踏まえ、一層注意して母の介護を続けたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きびのあやとらウーマンカレンダー/介護カレンダー編集室著者/ころふじ(55歳)夫婦と義母の3人暮らし。 父が急死したため、実家でひとりになった母の元へほぼ毎日通ってお世話している。介護だけの毎日でうつになりそうなところを在宅ワークに救われていると感じる。
2023年11月08日世の中には、あらゆる手口で金銭を奪おうとする悪人が存在しています。例えば、詐欺だけでも『オレオレ詐欺』『振り込め詐欺』といった、さまざまな種類がありますよね。中でも、詐欺行為をはたらく悪人たちは、一人暮らしをしていたり、判断能力が鈍ったりしている高齢者をターゲットにしているといいます。宅配便の営業所に、おばあさんが荷物を返しに来た!自身の配達員として働いた経験や、寄せられたエピソードを漫画で描いている、ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さん。ある日、営業所で働く内勤スタッフの女性から、こういった体験談が寄せられたといいます。「おばあさんが、『怪しい荷物』を返しに来たことがあります」そう、おばあさんがいう『怪しい荷物』の正体は…『置き配』で届いた息子さんの荷物だったのです!不在時でも、指定した場所に荷物を置いてくれる『置き配』。留守の際に受け取ることができるほか、非対面でやり取りをできるため、とても便利なシステムです。どうやらおばあさんは、息子さんの荷物が届くことを知らず、『置き配』というシステムも知らなかった模様。そのため、勝手に荷物を送りつけて金銭を要求する『送り付け詐欺』だと思ってしまったようです!結果的に勘違いだったものの、身に覚えのない荷物をいぶかしむことは、間違いではありません。むしろ、しっかりと自己防衛をできているといえます。少しでも不安になったら、こうして周囲の人に相談するが吉。おばあさんの警戒心に拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年10月29日近年たびたび、ニュースになっている、高齢者によるアクセルとブレーキの『踏み間違い事故』。時には、運転手や巻き込まれた人が亡くなってしまう、重大な事故もあり、社会的な問題になっています。北海道警察が公開した、踏み間違い事故の映像北海道警察はYouTubeチャンネルで、実際に発生した事故のドライブレコーダー映像を公開。アクセルとブレーキの踏み間違いをした時の状況を、ドライバーの目線で体感することができ、恐怖が伝わります。踏み間違えた瞬間、パニックに陥り、ペダルから足を離すことができないドライバー。そのまま車は加速し、建物の柱にぶつかって止まりました。もし、この制御を失った車に人がぶつかっていたら…想像するだけで恐ろしいですね。ネット上では動画に「怖すぎる!どういうわけか、足を離さず踏み込んじゃうんだよね」「運転手がパニックになっているのが生々しい」「誰もがこうなる可能性を秘めているのが、怖ろしいです」などの声が寄せられていました。踏み間違い事故を起こすのは、高齢者だけではない警視庁が公開した調査結果によると、アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、70歳以上が3割弱とほかの年代に比べて多い傾向にあり、また死亡重傷事故では60歳以上が7割を超えています。しかし、踏み間違い事故自体は、50歳以下の年齢でも発生しており、年齢問わず起こりうることです。踏み間違い事故を防ぐために、できること踏み間違いを起こさないためには、運転に適した靴を履くことや、運転操作に無理のないシートポジションにし、正しい姿勢を取ること、運転席のフロアマットのサイズを合わせて、しっかり固定することなどが重要です。また、ドライバーのちょっとした不注意や焦りが操作ミスにつながります。駐車場など慌てやすい場所では、特に安全確認を徹底しましょう。近年は『衝突被害軽減ブレーキ』や『ペダル踏み間違い時加速抑制装置』など、さまざまな先進安全技術を搭載した車が開発されています。車を新たに購入する際は、こうした『安全運転サポートカー』を積極的に活用することも大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月24日高齢になると、身体機能や運動能力が低下するため、家族からの介護や支援が必要になる場合があります。老人ホームなど、スタッフによる介護サービスが受けられる施設で暮らす人もいるでしょう。ひみつのうつ子ちゃん(@utuko_chan)さんが、X(Twitter)に投稿した、ある高齢女性とのエピソードをご紹介します。「私は介護施設にいってるねん」と語る、高齢女性だがある日、銭湯に行った投稿者さんは、70代ぐらいの高齢女性とその友人を見かけました。投稿者さんの隣で着替えていた高齢女性は、友人に「私は介護施設に行ってるねん」と話します。続けて「自転車で行き、喫茶店でモーニングを食べてな…」と、施設で過ごす朝のルーティンを、話したかと思いきや…。「ほんで施設に行って帰ってきて今や。運動もできてお金ももらえるし、年金もあんまり使わんでええ」なんと、高齢女性は施設で暮らしているわけではなく、施設で働く側の人だったのです!※写真はイメージしかも、朝から自転車をこぎ、モーニングを食べに行くという、なんとも活発で充実した暮らしぶり。隣で聞いていた投稿者さんも、高齢女性が語るまさかの事実に、ひとりで驚いたそうです。年齢を重ねていくと、心身の衰えを感じることがあるでしょう。高齢女性のように、日々の習慣として身体を動かし、いろいろな人とコミュニケーションをとることが、元気の秘訣なのかもしれませんね。【ネットの声】・パワフルすぎて憧れる!・元気で素晴らしいですね。ぜひ見習いたい。・私の、理想的な老後の姿が、まさにこれ!生き生きとした高齢女性の発言に、多くの人が「そっち?」と、心の中でツッコミをいれたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月28日子供と外出すると、見知らぬ人たちから声を掛けられることがあります。親子を気遣う温かな言葉や、ちょっとした手助けはありがたいもの。しかし、時には『ありがた迷惑』といえるトラブルも発生するようです。2児の父親である、もりお(mo1204_official)さんは、長女と出かけた時に起きた、困った出来事をInstagramに投稿しました。高齢女性から、不衛生なポチ袋と、ガラスが割れた額縁に入った雛人形を差し出された、もりおさん。どちらも子供にとって危険なため、受け取りを拒否したのですが、激高した高齢女性から両方とも押し付けられてしまいました。物に感情移入しすぎてしまい、基本的に『捨てられないタイプ』のもりおさんが渋々持ち帰ると、話を聞いた妻が速攻でゴミ袋へ!頼もしい思い切りのよさに称賛が寄せられるとともに、高齢女性の行動には疑問の声が上がっています。・秒で捨てるのは清々しい!最強!・誰かに何かをあげる人は、本当にそれは優しさなのか、一度考えてほしいです。・押しが強い…。優しさからのプレゼントでも、相手が「いらない」といったら引っ込めないとね。・善意のふりをして、不用品を他人に押し付けて「処分できた!」って思っていたら嫌だなぁ…。高齢女性は、本当に子供が喜んでくれると思ってプレゼントをしたのかもしれません。「互いに気まずくならないよう、不要な物でも受け取って、こっそりと捨てるのがマナーだ」と思っている人も、世の中にはいます。とはいえ、受け取ることさえ危険なプレゼントは遠慮したいもの。現代では、相手の気持ちも尊重した振る舞いが適している場面もあることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月24日「現在、主流の詐欺は、一人暮らしの高齢女性などを狙ったキャッシュカードのすり替え。銀行協会や警察を装ってカードや暗証番号を騙し取り、現金を奪う手口です」こう警鐘を鳴らすのは、特殊詐欺での逮捕歴がある一方、メディアで詐欺の手口を発信したり、青少年の更生支援活動に取り組んでいるフナイムさんだ。「キャッシュカードすり替え詐欺は、まずアポ電で『あなたの預金が不正に引き出されている』『口座が犯罪のマネーロンダリングに使われている』と不安をあおります。そして翌日、翌々日に“受け子”(被害者から現金を直接受け取る役目をする者)が自宅訪問します。裁判所指定と偽った普通の封筒に、キャッシュカードと暗証番号を書いた紙を入れさせます」ここで「法的な手続きが必要なので、割り印をしてください」と切り出す。「印鑑を取りに行っている隙に、犯人が事前に用意していた偽のカードを入れた封筒にすり替え、その封筒に割り印をして被害者に渡し『手続きが終わるまで、絶対に開封しないでください』と念を押します。被害者は本物のカードが手元にあると思い込んでいるので、安心してしまう。そして犯人はすり替えた封筒に入っているカードと暗証番号で、ATMで現金を引き出すのです」(フナイムさん)このように、詐欺・犯罪グループや悪徳業者は、さまざまな形で50代、60代、また高齢者をターゲットにしている。手法は年々増え、最新の詐欺手口には怪しまれないような“工夫”も。近著に『60歳から絶対やるべき防犯の基本』(主婦の友社)がある、防犯アドバイザーの京師美佳さんが、ほかの手口を解説する。「最近、訪問型の詐欺で多いのは『永代供養詐欺』。実在するお寺の名を使って、立派なカタログを作り、訪問販売します。親身に話を聞き、永代供養墓を100万円などで契約させるのですが、全くの架空の話。後日、お寺に行って、騙されたと気づくのです」対面型ではなく、SNSを利用した詐欺にも要注意。「高齢者ばかりでなく、若い人も被害に遭っているのが『デパート倒産バーゲン詐欺』。X(旧ツイッター)などで広告を出し、クリックすると『◎◎デパートが閉店するので、ブランド品が80%オフ』という情報が。買っても届くのはニセモノという詐欺です」(京師さん)「マイナポイント詐欺」も押さえておくべき。「マイナポイント2万円分が当選、または失効したとして、名前や生年月日、クレジットカード番号など個人情報を抜き取ろうとするフィッシング詐欺です」(京師さん)「無料点検詐欺」も要注意。「近所で(うその)工事をしますと挨拶に来た際に『ご迷惑をおかけするので、無料でお宅の点検をします』と言って、屋根や床下で、不必要な補強をしたりして、お金を取ります」(京師さん)トイレ修理などで、最安値をうたいながら高額請求をする悪徳業者の名が消費者庁によって公開されているように、「水のトラブル詐欺」も後を絶たない。「水回りは急を要するので、インターネット検索をして、上位に来る業者を呼んでしまいがち。しかしその業者が安心とは言い切れません。水道局で紹介してもらった指定業者やなじみの工務店に頼むと安心です」(京師さん)断捨離をしている高齢者を狙うのが「不用品買取り詐欺」。「貴金属類や高級時計などを、法外に安く見積もる被害が出ています。買取り額に納得できなくても、買うまで家に居座られます」街角詐欺で代表格なのが「折り紙・お花詐欺」だ。「折り紙詐欺は、災害時に増える傾向があります。だいたい寄付を目的に、1枚千円の折り紙を渡し、鶴などを折ってもらう手法。自分の生活の苦しさを語り同情心に訴え、花を1輪千円ほどで売りつける手口も見られます」(京師さん)■受け子の特徴は共通しているこうした詐欺から身を守るためにも、手口と、キャッシュカードすり替え詐欺などで訪問してくる受け子の特徴も知っておきたい。(1)マスク、(2)体形に合わないスーツ、(3)金融機関や公的機関の職員を装うため、偽の身分証を付けている、(4)頻繁にスマートフォンを操作し、イヤホンを使って通話をしている、(5)周囲を見回し、表札を確認しながら歩くなどが怪しい特徴だ。「闇バイトの大学生を、急ごしらえの社会人に仕立てていることが多い。借り物のスーツにスニーカーやリュックなど、不釣り合いな着こなしであることも報告されています。また受け子は直前まで何をするのか知らされないままなので、指示役の連絡を受けるためイヤホンをしているケースも。ただし最近では“見た目対策”をして、違和感ない身なりの受け子も増えてきています」(京師さん)こうした詐欺は、訪問する前に電話をかけてくることが多い。「登録された詐欺の電話番号はそもそも受けない、相手側には『迷惑電話防止のため、録音されます』というメッセージが流れる、迷惑電話対応の電話機を導入してもいいでしょう」(京師さん)前出のフナイムさんも同意見だ。「固定電話には応答せず、留守番電話にしておくべき。犯人心理として証拠は残したくないから、留守電にメッセージは残しません。さらに、詐欺電話のほとんどは固定電話にかかってくるので、固定電話を解約することも選択肢です」身の回りには、常に詐欺の落とし穴があることを忘れずに。
2023年09月07日株式会社De’p.las.(ディープラス)一級建築士事務所が運営するYAKUIN TABLEは、2023年4月12日に建築×工学×医療の産学官が連携して、高齢者が快適に長時間座れる椅子『Gracia Chair(グラシアチェア)』を共同開発。この度、2023年8月26日より先行販売を開始いたしました。高齢者が快適に長時間座れる椅子まず、人間工学的手法に配慮した椅子の開発をおこなうために、福岡県工業技術センターインテリア研究所で高齢者をモニターとした体圧分布測定、椅子の強度試験に関する協力を受けています。次に、国際医療福祉大学で、理学療法、作業療法に精通する先生方に椅子の形状、材質、サイズ、座り心地など、詳細に至るまで様々なご指導をいただいております。そして、製作では、介護福祉施設向け家具を多数製品化している貞苅椅子製作所で製作しております。さらに、トータルプロデュースと椅子のデザイン面に関しては、建築・内装・家具のデザイン実績豊富なディープラスがおこなっております。実際に年齢、性別、身長、体重の異なる多くの高齢者に体感していただき、そのご意見も反映された椅子となりますので、高齢者が快適にご利用いただける椅子として最適な製品であると自信をもっておすすめさせていただいております。長時間座れて楽に立ち上がれる、腰が痛まない、耐久性が高く手入れも簡単!【Gracia Chair(グラシアチェア)の機能紹介】◆長時間ゆっくりくつろいでも疲れにくい背の形状と背もたれ角度◆耐久性が高く、汚れにくいレザー◆硬いウレタンと柔らかいウレタンを混合させて座りごこちの良さを追求した背と座面の形状◆触ると手触りが良く、楽に立ち上がりやすい肘の角度と高さ◆ウェービングテープにより体圧が均等にかかり、座ったときの不快感や疲れが軽減されるように設計された座面◆高齢者の体型に合わせた座面の高さ◆体圧が均等になるための前方調整パッド内蔵■製品概要製品名: Gracia Chair(グラシアチェア)価格: 58,000円(税込) ※先行発売50脚限定価格カラー: 【背・座】イエローオーカー、【肘・脚】ダークブラウン材質: 【背・座】レザー、【本体】木サイズ: W:570 D:810 H:1012(SH:420)(mm)URL : ■還暦祝いなどの長寿祝いやプレゼントに♪ ~人生がより豊かになることを願って~多くの高齢者が抱えている、「長時間座れて、楽に立ち上がれる椅子が欲しい」「座布団を敷かなくても腰が痛まない椅子が欲しい」「耐久性が高く、手入れも簡単にできるものがいい」このようなお悩みを解消します!還暦祝い、敬老の日、記念日、誕生日などのシーンにて、子供から両親へ、孫から祖父母へ感謝を込めた贈り物としてこの椅子を選んでいただき、利用される方が快適なひとときを過ごせ、その後の人生がより豊かになることを願って開発された椅子となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月31日セルフケア整体・新宿本店(所在地:東京都新宿区百人町、運営:株式会社セルフケア整体)は、敬老の日にあたる9月18日(祝・月)、65歳以上の高齢者を対象に、当院が考案した「セルフケア体操」を実践してもらうイベントを無料で開催いたします。普段の生活でほとんど使うことがない、通称「ズボラ筋」を働かせる体操を行うことで、身体が本来あるべき形で動かせるようになり、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みが取れていきます。今回のイベントを皮切りに「セルフケア体操」を広め、多くの人の痛みをなくし、健康寿命を伸ばしていきたいと考えています。■YouTube登録者数133万人超、テレビにも出演!nobu先生が院長を務める「セルフケア整体」とは?株式会社セルフケア整体は、東京・新宿に本店を構える整体院です。当院は施術して痛みを取ることはもちろんですが、自宅で出来るセルフケアの方法をお伝えして実践してもらうことで、通院の期間を減らすことに重きを置いています。(通常、1回で痛みの原因が判明し、その後は3回~6回の通院で改善されます)セルフケアについては、院長のnobu先生がYouTubeでも発信しており、チャンネル登録者数は133万人以上(2023年8月末時点)、再生回数は870万回を超えた動画もあります。また、2023年7月にはカンテレ/フジテレビ系全国ネット番組「土曜はナニする?!」でも紹介されました。院長 nobu先生■「セルフケア体操」で慢性的な痛みをなくせる理由今回考案した「セルフケア体操」は「ズボラ筋」を鍛えるトレーニングです。私たちの体には、普段の生活ではほとんど使うことのない筋肉が存在しており、これを「ズボラ筋」と呼んでいます。「ズボラ筋」は他の筋肉を支えている重要な筋肉で、「ズボラ筋」が働いていないと、よく使う筋肉(通称「ガンバリ筋」)ばかりが酷使されて、肩こりや足腰の痛みに繋がってしまうのです。そこで「ズボラ筋」を適切な方法で働かせることで負担を分散し、本来あるべき形で動かせるようにして痛みを和らげていくーこれが「セルフケア体操」です。体操はお年寄りでもカンタンにできるもので、1日10分程度と負担になりません。ラジオ体操のように毎日続けていただくことで、慢性的な痛みを改善していきます。ズボラ筋について■敬老の日に無料イベントを開催!nobu先生の著書や半額クーポンも進呈当院では、敬老の日にあたる9月18日(月)午後2時より「セルフケア体操」が実践できるイベントを開催いたします。「セルフケア体操」について、新宿店のスタッフがレクチャーし、実際に身体を動かしていただきます。65歳以上の方限定のイベントで、参加いただいた方にはnobu先生の著書「ズボラ筋を動かすだけで体がラクになる 関節痛をリセットする3分足踏み体操」や、次回来店時に施術代が半額になるクーポン、nobu先生直伝のストレッチ動画をプレゼント。なお、予約の人数によっては会場が変更になる場合もございます。施術風景【イベント概要】日程 :2023年9月18日(月)午後2時内容 :「セルフケア体操」が実践対象 :65歳以上の高齢者会場 :セルフケア整体・新宿本店東京都新宿区百人町1-5-4 東都ビル502※予約の人数によっては会場が変更になる場合がございます。参加特典:nobu先生の著書や、次回来店時に施術代が半額になるクーポン、nobu先生直伝のストレッチ動画をプレゼント。申し込み:TELまたはLINEで「敬老の日イベント申し込み希望」とお伝えください。TEL 050-3134-4812LINE ■「セルフケア体操」をより多くの人に広めたい 高齢者施設への訪問なども企画中院長であるnobu先生には「整体いらずの身体を作りたい」という想いがあります。nobu先生自身が長年膝の痛みに悩まされており、整形外科や治療院を渡り歩いていた過去があるからです。「ズボラ筋」に対するアプローチに出会い、根本から改善するまで、10年以上もの月日をかけてしまいました。「自分のように身体の痛みで悩んでいる人を少なくしたい」という想いから整体院を立ち上げ、YouTubeでも発信をしています。特に高齢者は、長年蓄積された痛みに苦しんでいる人が少なくありません。今回のイベントを皮切りに「セルフケア体操」を広めるべく、高齢者施設などへの訪問も視野に入れています。「セルフケア体操」を通じて、より多くの人の痛みを改善し、健康寿命を伸ばしていきたいと考えています。【セルフケア整体について】ホームページ : YouTubeチャンネル : 全国ネット番組出演例: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月31日皆さんは、電車でトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は「電車で執拗に責めてくる女性」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言怒り出した女性ある日の通学中、体調が悪く優先席で眠っていた主人公。すると突然、見知らぬ高齢の女性に起こされました。女性は「高齢者が立ってるのに優先席でお昼寝なんて信じられない」と激怒。主人公は慌てて女性に席を譲ります。しかしその後、女性は電車で主人公を見かけるたびに文句をつけるようになったのです。女性が主人公を執拗に追いかけまわす理由とは…。主人公でストレス解消出典:モナ・リザの戯言女性は主人公に文句を言うことでストレスを発散していたのです。そんなある日、降りようとする主人公を、文句を言いながら追いかける女性。恐怖する主人公を、女性は大声で責め立てます。すると同じ電車を利用している乗客たちが、主人公をかばってくれたのです。そして女性が何度も主人公に言いがかりをつけていたと証言してくれました。その後、暴れる女性は駅員に連れていかれ、主人公と同じ電車を利用することはなくなったのでした。味方をしてくれた乗客たち体調が悪くて優先席に座る主人公を執拗に責め、ストレス発散をしていた女性。いつも責められる主人公を不憫に思い、助けてくれた乗客たちのエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。
2023年08月07日仕事を終え、くたくたとなった状態で乗る電車では、なるべくなら座って帰りたいもの。そうはいっても帰宅時間帯の電車は混雑していることも多く、座れる可能性は日中よりも低いでしょう。混雑する電車で、高齢女性に席を譲ると…仕事から帰るために電車に乗った、つっきー(@psypsytuki)さん。帰宅ラッシュの時間帯だったため車内は混んでいましたが、運よく座ることができたそうです。しばらくすると、つっきーさんの目の前に手押し車の高齢女性がやって来たので席を譲りました。席に座った女性は手押し車を指しながら、つっきーさんに「荷物をここに置きなさい」と突然の提案。さすがに荷物を置けないと思ったつっきーさんが困った顔をしていると、女性はこのようなことを発します。「じゃあ私の隣に座りなさい。ほら、空いてるわ!」女性は横に10cmほどずれ、わずかにできたスペースを指しながら、そう伝えたとのこと。「お言葉に甘えて…って座れないよ!」とノリツッコミをしたい気持ちを抑え、つっきーさんは笑顔で会話を終えたそうです。つっきーさんは女性との一連の出来事について「おばあさんなりのユーモアがかわいかったし、あのやり取りが好きだったな」と感想をつづっています。つっきーさんが女性とのやり取りをTwitterに投稿したところ、さまざまなコメントが寄せられていました。・道徳の授業に出てきてほしい。・すごく味のあるユーモア!私は好きです!・素敵な計らいでしたね!その後、つっきーさんが電車を降りようとした時、女性は「いい1日になりますように」と伝えてくれたそうです。「その『ひと言』が粋だった」と、つっきーさんは振り返っています。つっきーさんだけでなく、そう呼びかけた女性もいい1日を過ごせたことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年06月29日株式会社日本能率協会総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:譲原 正昭)は、高齢者60歳~90歳を対象とした大規模郵送調査「高齢者オムニバス調査」を企画いたしました。高齢者2,500名を対象とした郵送調査で、調査に参加する企業様の募集を開始いたします。高齢者オムニバス調査高齢者に簡単なアンケートを取りたいけれど、・インターネット調査では、70代後半や80代の後期高齢者のデータ取得が難しい…・郵送調査だとコストがかかりすぎて、自社ではコストの負担が難しい…と、お悩みではありませんか。高齢者への調査依頼を数多くいただく当社には度々、簡単なものでいいのでコストをかけすぎずにアンケートを取りたいとご要望をいただいております。今回、ご要望にお応えする形で、「オムニバス調査企画」として、調査に参加したい企業様の募集を開始いたしました。A4用紙1ページ~2ページのアンケート票紙面を、ご応募いただきました企業様にご提供いたします。ご相談・ご関心がおありでしたら、ぜひ担当までお気軽にお問い合わせください。(担当:山口 miki_yamaguchi@jmar.co.jp )HP: ■調査企画概要調査対象 :日本全国に居住する60~90歳の男女調査方法 :日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」を活用した郵送調査回収サンプル:2,500サンプル※性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収調査実施時期:2023年9月下旬予定スケジュール:アンケート票締切2023年8月30日(水)※アンケート票をお送りいただきました後、当社側にて体裁を整えさせていただきます。※設問設計からご相談いただく場合、8月上旬にお打ち合わせを設定させていただきます。アウトプット:ローデータ・クロス集計表(Excelファイル)※11月ご納品予定※同タイミングで実施いたします当社の自主企画調査「高齢者“お金”調査2023年」の回答者属性情報もあわせてご提供いたします。◇お申込みをご検討いただける場合は、早めにご一報いただけると幸いです。※参加できる企業様数には限りがございます。■会社概要株式会社日本能率協会総合研究所所在地 : 東京都港区芝公園3-1-22代表 : 代表取締役社長 譲原 正昭設立 : 1984年(昭和59年)4月事業内容 : 官公庁の政策立案・計画立案のための調査研究事業民間企業のマーケティング、コンサルティングを行う調査研究事業、会員制のビジネス情報提供サービス事業URL : 本件の担当: 経営・マーケティング研究部 山口・荒木 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月29日「自分があともう少し若かったら、挑戦できたな…」こんなふうに、年齢を理由に『新たな挑戦』を諦めた経験はありませんか。人は歳を取ると体力も衰えていくため、なかなかチャレンジする勇気が出ない時もあるでしょう。2023年6月現在、SNSでとある『おばあちゃん』の活躍が話題となっています。76歳のお笑いタレント『おばあちゃん』話題となっているのは、吉本興業株式会社(以下、吉本興業)に所属する76歳のお笑いタレント『おばあちゃん』。同月14日、オーディションを勝ち上がり、東京都千代田区にある『神保町よしもと漫才劇場』に所属することが決定しました。劇場の所属タレントとしては最高齢となり、若手タレントがいる劇場におばあちゃんの存在があるというギャップが、新たな笑いを生み出しているのだそうです。劇場所属の決定に際し、おばあちゃんは以下のコメントを寄せました。おばあちゃんで76歳の後期高齢者です。毎日元気で平凡に暮らせたらいい、嫌なことは考えない、楽しい事を考えて暮らし幾つになっても好奇心と笑顔でいたい。若い人の力もお借りして感謝を忘れず生きていきたいと思っております。おばあちゃんの波乱万丈な経歴に衝撃そんなおばあちゃんですが、お笑いタレントを目指すまでの道のりが「波乱万丈すぎる」ということで、驚く人が続出しています。おばあちゃんは、38歳の頃にステージ4の乳がんの手術を受けており、術後1年で卵巣に転移。45歳で子宮に転移と、闘病生活を送ってきたそうです。その後、47歳で放送大学に入学し、51歳の時に乳がんにまつわる研究を発表。また、55歳の頃から難病により失明した実兄の介護を続けているといいます。そして、71歳の時に吉本興業の養成所である『NSC東京』に入学し、72歳でプロデビュー。この経歴に多くの人が、衝撃を受けたようです。・闘病生活を乗り越えてお笑いデビューはバイタリティがすごすぎる。チャレンジに過去も年齢も関係ありませんね。・何歳からでも、やる気しだいでスタートできるんですね。勇気をもらえます。・いくつになっても夢や目標を持って行動に移すことができる、素敵な人だな。尊敬します!何歳からでも『新たな挑戦』ができるということを、身をもって体現し続けている、おばあちゃん。その姿は、たくさんの人に勇気を与えることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月25日コロナ禍になって介護施設の虐待が急増している。厚労省の調べでは、2021年度に全国の高齢者施設で発生した虐待件数は739件。この10年で5倍になった。5月には、高知県土佐市の特別養護老人ホームで転倒した90代の入居者を複数の職員が“放置”。札幌市内の特別養護老人ホームでも、27歳の男性介護職員が入所者を蹴るなどして、肋骨を折る大けがをさせた。こうした事例は全国で枚挙にいとまがない。「慢性的な人材不足に加え、コロナ禍で業務量が増えたことによるストレスや職場の人間関係などが背景にあると考えられます」そう推測するのは、名古屋市立大学大学院教授で介護士でもある吉田輝美さん。「人手不足のなかで迅速に仕事を進めないといけないのに、『利用者が言うことを聞いてくれない』と、イライラが爆発して“虐待”につながってしまうのでしょう」虐待問題の根本的な解決のためには、介護職員の不足や低金銀の解消などが必要だろう。しかし、自分の親が“ブラック介護施設”に入所してしまったら、命さえ奪われかねない。そこで今回は吉田さんに“ブラック介護施設”の見抜き方を聞いた。■「介護サービス情報公表システム」を活用しようまずは、気になる介護施設をネットでチェックしてみよう。「私がおすすめしているのは厚生労働省が取りまとめている“介護サービス情報公表システム”です。あまり知られていませんが、全国約21万カ所の介護サービス事業所情報を確認することができます」同システムは、利用者が施設や事業所を比較・検討して適切に選ぶため、介護保険法に基づき導入されたもの。各都道府県が施設等の情報を審査し、公開している。“介護サービス情報公表システム”と検索するとアクセスできる。「特にチェックしていただきたいのは、施設の“レーダーチャート”です。7項目について評価されており、各都道府県の平均値と比較して、優れているか否かもわかります」総合的に自治体の平均点を上回っている施設を選ぶのが望ましい。「とくに、〈従業員の研修が充実しているか〉〈利用者の権利が守られているか〉の項目は、平均以上の介護施設を選びましょう」その施設のホームページも見てみよう。「チェックするポイントは、定期的に情報が更新されているかどうか。ご家族のなかにはホームページを見て、施設での生活の様子を把握する方もおられます。にもかかわらず、更新さえしていない施設は配慮が足りない可能性もあります」いよいよ施設の訪問だが、「あえて施設が忙しい時間帯に訪問するのがよい」と吉田さん。「お昼どきや、おやつの時間なら、介護士だけでなく、服薬介助をする看護師の様子も見学できます。介護士と看護師のコミュニケーションがうまくとれていない施設も少なくないので、雰囲気がよいか、忙しくても入居者に丁寧な対応をしているかを見てみましょう」■「後で」や「様子を見る」が口癖になってないか利用者に対する介護士の“言葉遣い”も大事なチェックポイントだ。「利用者が何かしてほしいと頼んだ場合などに、介護士が『後でね』という言葉を多用していたら注意が必要。余裕がなくてケアが行き届いていない可能性があります。また、介護士が利用者に何らかの行動を促す場合も、指示・命令口調ではなく『〜しましょうか』と、相手の意思をくみながら丁寧に接しているかもチェックしましょう」施設に優れたリーダーがいて、職員同士の関係性がよければ、おのずと入居者とも円滑なコミュニケーションがとれ、入居者も職員も笑顔が多くなるという。「認知症の方が入るグループホームの場合、たいてい利用者はリビングに集まってテレビなど見ていますから表情をチェックしてみましょう。介護士に手をかけられていない場合は、利用者は無表情になりがち。呼びかけられても反応せず覇気がない場合が多いです」「入居者が体調を崩した場合は?」「入浴ができないときは?」など、ふだんどおりの対応ができない場合の対応を聞くとよい。「『様子を見ます』と言う施設が多いのですが、その“様子見”が本当に適切なのかという問題があります。ですから、『すぐにご家族に連絡・相談します』と言ってくれる施設が望ましいですね」昨年9月、岡山県内の介護施設でベッドから転落した101歳の女性が6日後に死亡。すぐに適切な医療につなげるべきだったが、家族に相談もなく“様子見”したとして、市は虐待と認定。訴訟にまで発展しているのだ。入浴ができない場合も、“様子見”ではなく、〈清拭(体を拭く)〉など代替案を提示してくれる施設が望ましい。「利用者の体に触れる入浴や清拭は、見えない傷やあざなど、利用者が自ら訴えられない体の変化をチェックする大事な機会だからです」虐待が起きてからでは遅い。大切な親や家族が虐待に遭わないために、ブラック施設を見抜こう。
2023年06月19日老後破綻が増えている。日本弁護士連合会の「破産事件及び個人再生事件記録調査」の最新のデータ(2020年)によると、自己破産者に占める「70代以上」の割合は9.35%で、2002年の調査(2.73%)と比べて3倍以上に増加したことが明らかになった。「現役時代よりもはるかに収入が下がっているのに、出費がかさんでしまって老後破綻になるケースが多いのです。物価が上がっていくなか、今後も老後に破産する高齢者は増えていくでしょう」そう語るのは節約アドバイザーでFPの丸山晴美さん。老後破綻を防ぐには、収入に合わせてやりくりできる術を身につけること。その第一歩が“固定費”を見直すことだという。「固定費とは住居費、光熱費、通信費、保険料など毎月発生する費用のことです。サプリメントの定期購入や、動画や音楽の配信など商品やサービスを定額で利用するサブスク代(サブスクリプションサービス料金)も含まれます。最近は、ペーパーレス化により請求書や領収書が手元に残らないため固定費の“見えない化”が進行。無意識のムダ遣いが常態化しているケースが少なくありません」そう語る丸山さんが提案するのが固定費の書き出し。まずは銀行口座やクレジットカードの明細なども見て固定費を把握することだ。「書き出して終わりにせずに、固定費が1年だといくらになるか数字にすること。どのくらい家計の負担になっているか“気づく”ことができます」(丸山さん、以下同)■必要なものは残しつつムダなものは解約を節約の効果が出やすいのが光熱費。電力大手7社は電気料金を6月使用分から値上げしている。「節電すれば電気料金が減るのは言うまでもないことです。ただし、暑い夏にエアコンを使用しないと命の危険もあります。よしずやすだれで窓から入る熱をカットし、扇風機を併用すると、エアコンの設定温度を高めにしても十分体が冷えます。少しの工夫で無理のない節電も可能です」やみくもに固定費を削減すればいいわけではない。たとえば、自動車の維持費も年間50万円以上かかるが、車を手放せば生活が成り立たない地域もある。残すところは残しながら、ムダな固定費を見直すことが重要だという。「子供が自立しているなら、高額な死亡保障の生命保険はやめてもいいでしょう。また通信費については、キャリアのサブブランドや格安スマホに替える選択肢も。スマホがメインで固定電話を使わない人は解約するのも一考。振り込め詐欺のリスクを下げるだけでなく、月2千円ほどカットできます」固定費は1回見直すと、節約の効果が持続するのがメリットだ。「コロナ禍で自宅にいる時間が長かったことで動画や音楽の配信サービスや有料のアプリに登録した人は、今も必要かどうか検討するといいでしょう。通っていないスポーツジムや習い事、サプリメントの定期購入など必要性を見極めることも忘れないでください」確かな目を持つことが老後破綻を防ぐようだ。
2023年06月19日経済協力に、投資の約束……広島サミットで海外首脳に“いい顔”をし続けた岸田首相。だが、国内、特に高齢者に向けては厳しいようで。大増税が待っている。「5月12日、75歳以上の後期高齢者の医療保険料を引き上げる法案が、可決・成立しました。若者世代の『出産育児一時金』を増額するためという名目で、2024年度から2年かけて、段階的に保険料が上がることになります。今後も、高齢者をターゲットに、あらゆる面で“負担増”が強いられることになりそうです」こう語るのは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんだ。第1次ベビーブームのときに生まれた「団塊の世代」の全員が後期高齢者となる2025年を目前に、さまざまな制度が改正されている。たとえば医療分野では、昨年、一定以上の所得がある75歳以上の医療費の自己負担割合が1割から2割に増えている。「2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になると予想されています。本来なら医療、介護で手厚いサービスが求められるはずですが、逆に負担が増してしまうという結果になりそうです」では、高齢者にはどのような負担増が待ち受けているのだろうか。今回、年金が260万円(夫200万円・妻60万円)で、夫婦ともに在宅で介護サービスを利用している人をモデルケース(表参照)として、総務省の家計調査などをもとに、シミュレーションをしてみよう。まず冒頭で触れた、後期高齢者の医療保険料の引き上げについて、ファイナンシャルプランナーの内山貴博さんが解説する。「年収が80万円未満の方は、今回の保険料引き上げの対象とはなりません。つまり、現役時代は自営業などをしていて、夫婦共に基礎年金のみで生活する人は対象外となります。ところが、75歳以上の方で、年収が153万円を超えると、段階的に保険料が上がっていくことになります。夫婦合算ではなく、それぞれの収入で考えます」収入によって、引上げ額が異なる。厚生労働省の試算によると、本誌のモデルケースのように、夫の年収が200万円の場合、2024年度は保険料が据え置かれるが、2025年度から年間3900円が引き上げられることに。「年収400万円の人は、2024年度から1万4000円の引き上げ、年収1100万円の人は2024年度に6万円、2025年度に13万円引き上げられることに。今回の保険料引き上げは、後期高齢者の約4割の人が対象となります」岸田政権がもくろむ“大増税”は医療保険料ばかりではない。毎月、支払っている介護保険料も、値上げの一途をたどっている。「事業開始当初の2000年、要介護、要支援認定者は218万人ほどでしたが、2021年には682万人と、3倍近くに増えているためです。今後も利用者は増えるうえ、介護事業者の報酬も引き上げる必要があるので、介護保険料は上がっていくでしょう」(内山さん)■ひそかに進行する介護負担“原則2割化”計画では、どのくらい介護保険料が上がりそうなのか。柏木さんが解説する。「2000年度に始まった介護事業ですが、当初の第1号被保険者(65歳以上)の介護保険料の“基準額”は全国平均で月2911円でした。それが現在は6014円と倍増しています」第1号保険料の基準額は3年に1度改定される。来年2024年度が次の改定のタイミングだ。これまでも改定のたびに基準額は引き上げられてきた。過去には20%を超える大幅な引き上げがされたことも。「2020年に発表された大和総研のレポートでは、2024年の基準額は7100〜7200円に引き上げられる見込みがあると、試算されています。今回も約20%もの引き上げの可能性が指摘されているのです」(柏木さん)65歳以上の人が実際に支払う介護保険料は、こうして改定された保険料を基準額として、所得状況に応じて、各地自体ごとに定められた算出方法で決定していく。基準額が7200円となった場合でモデルケースの家庭を試算してみよう。新宿区の計算方法で算出すると、夫の介護保険料は年額3万240円で3360円の値上げ、妻は年額2万1600円で2400円の値上げとなる。「年金生活者のなかには、日々、数千円を節約し、なるべく貯蓄を取り崩したくないと努力している人も多くいます。医療と介護の保険料の引き上げは、そういう方にとって大きな負担になるでしょう」(内山さん)介護保険料の負担が増えるのだから、介護サービスは使いやすくなるのだろうと期待したいところなのだがーー。ある介護関係者が語る。「現在、介護保険を利用する9割以上の人たちは、自己負担は1割になっています。しかし、2024年度以降に、“原則2割負担”にしようという議論が進んでいるのです。対象になるということは、介護費用が2倍になるのと同じことです」2022年に一般社団法人日本デイサービス協会が行ったアンケート調査によると「原則2割負担にする議論があることを知っている人」は、全体の24%。知らぬ間に、介護費用が引き上げられようとしているのだ。「たとえば自己負担1割で、要介護1の夫が7〜8時間のデイサービスを週2回(1回800円、月額6400円、いずれも自己負担額、以下同)、要支援1の妻が訪問介護サービスを週1回(1回300円、月額1200円)利用した場合、夫婦の介護の自己負担額は年間9万1200円になります。自己負担が2割に増えれば、自己負担額が2倍の18万2400円になってしまいます」(内山さん)さらに症状が進み、夫が要介護3になり、デイサービスを週3回(1回1000円、月額1万2000円)受け、さらに介護ベッド(月1000円)をレンタルするようになった場合、年間で15万6000円も増額されることになるのだ。費用がかかるため、介護サービスの利用を控え、症状を悪化させた結果、認知症などが進行してしまうことも懸念される。■物価高も止まらない……狂わされる老後計画ここ1年、生活を苦しめている物価高も、もちろん高齢者世帯にとっても大問題だ。「エネルギー価格は落ち着きを見せ始めているものの、ウクライナ情勢は先行きが見えず、さらに円安傾向も続いています。物価高も、続くことが予想されます」(内山さん)仮に日本銀行が目指している物価上昇率2%が続いた場合、2025年にはどのくらい支出が増えているのだろうか。「家計調査で、価格変動がしにくい住居費などを除いた75歳以上の世帯の1カ月の支出は19万2227円です。2年連続で2%ずつ物価が上昇すると、2025年には19万9992円と、月に7765円も支出が増えることに。年間だと、9万3180円の支出増です」(内山さん)ここまで見てきた負担増をすべて合わせると、年間19万4040円もの負担増に。老後の設計が大きく狂う金額だろう。さらに、来年からは相続税の実質的な増税も予定されている。揺りかごから墓場まで、とどまるところを知らない大増税に、われわれの生活はいったいどうなってしまうのだろうか。
2023年05月26日公益社団法人全国有料老人ホーム協会/一般社団法人高齢者住宅協会公益社団法人全国有料老人ホーム協会(理事長:中澤俊勝、所在地:東京都中央区)と一般社団法人高齢者住宅協会(会長:竹中 宣雄、所在地:東京都千代田区)は、 この度「シニア・リビング」(お元気な方が入居する有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅)に求められる機能について、2022年8月に実施した消費者調査結果および2団体の共同調査研究結果、等に基づく「シニア・リビング」の提言を2023年5月10日に発表しました。【団塊世代が求める「シニア・リビング」を供給促進する必要がある。】従来のシニア・リビングは、様々な共用施設を設置してサービス提供を行うことで、相対的に家賃が高額化してきた経緯がある。他方で団塊世代を中心とするお元気な高齢者の人生観・生活観は、趣味や生きがい活動を継続し、自分らしく生き続けることにある。こうしたニーズに応えるには、適切な外部資源の導入を図ることが重要であり、必ずしもハード面だけに依存しない新たな機能が必要となる。そのため、「シニア・リビング」に求められる次の機能を推奨する。【「シニア・リビング」に求められる機能】1.高齢者のニーズ・経済的条件に対応したハード2.外部資源の活用による健康維持・介護予防の強化3.生きがいづくり・新たなコミュニティ形成の支援4.生活支援機能のさらなる強化5.その他注.調査結果について1.「消費者調査結果」とは、2022年8月に2団体が調査研究事業で実施した高齢消費者の住まいに関する意識調査結果(有効回答2,126件)であり、回答者の属性(約90%)は元気なうちに住み替えを希望する消費者である。2.「入居者調査結果」とは、(一財)高齢者住宅財団が国土交通省スマートウェルネス等推進事業(調査事業)の「高齢者の住宅資産の循環活用に関する検討調査」として、2022年9月から10月にかけて、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、高齢者向け賃貸住宅、高齢者向け分譲マンション、一般の分譲マンション、へすでに入居されている50歳以上の入居者を対象に実施した調査結果のデータ(有効回答1,982件)である。※「最新の入居希望者の意識がわかる消費者調査結果」を含む提案内容の全文については、以下(リンク)よりご確認ください。より豊かな高齢期の住まいの実現に向けて ~「シニア・リビング」の提案~ | お知らせ | 【公式】全国有料老人ホーム協会(法人の方はこちら) : 1.高齢者のニーズ・経済的条件に対応したハード建物について、団塊世代以降の高齢者が求める安全性の確保や生活者視点に対応した居室、設備が必要である。〈消費者調査結果〉〈入居者調査結果〉〈入居者調査結果〉2.外部資源の活用による健康維持・介護予防の強化「シニア・リビング」の支援機能として、外部サービスを取り込むことで、入居者の健康増進や介護予防に資することが可能となる。〈消費者調査結果〉 日常生活を送る上で感じる悩みやストレス(団塊世代)3.生きがいづくり・新たなコミュニティ形成の支援自宅生活での孤立を防ぎ、自分らしく生き続けるための機能を備える必要がある。〈消費者調査結果〉 生きがいを感じるとき(団塊世代)〈消費者調査結果〉 高齢期の社会活動への参加意向(団塊世代)4.生活支援機能のさらなる強化入居者の日常生活を支えるサービスを提供、またはコーディネートする機能の強化が必要である。〈消費者調査結果〉住み替え後の提供サービスとして期待する内容(団塊世代)5.その他「シニア・リビング」に対する国の政策・制度上の支援が必要である。(1)現在の有料老人ホームの「類型」は、要介護者の施設選択に着目しているため、お元気な方が新たな住まいへの入居を検討する上では非常に分かりにくい。これからの時代に合った分類が必要である。(2)高齢者の自宅からの住み替えを促すために、自宅売却時の課税特例措置や、賃貸活用に係る税制支援が求められる。(3)「シニア・リビング」への住み替えについて、早めに自己決定が可能となるよう情報環境や相談体制の整備が必要である。このことは、国土交通省が策定した「令和3年度住生活基本計画」でも、基本施策として、「改修、住替え、バリアフリー情報の提供等、高齢期に備えた適切な住まい選びの総合的な相談体制の推進」とされたところである。公益社団法人全国有料老人ホームとは■目的:有料老人ホームの入居者の保護と有料老人ホーム事業の発展に努める内閣府認定の公益社団法人■設立:昭和57年2月/平成3年 改正老人福祉法に規定/平成25年 公益社団法人へ移行■理事長:中澤俊勝■所在地:東京都中央区日本橋3-5-14 アイ・アンド・イー日本橋ビル7階お問い合わせ先〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14アイ・アンド・イー日本橋ビル7階公益社団法人 全国有料老人ホーム協会電話/03-3272-3781 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月10日電子機器を購入したら、最初の確認が肝心です。なぜなら、正常に動作しない『初期不良』の可能性があるため。製造過程や輸送時に、商品に不具合が発生することがあるのです。新品の不具合を訴える客雑貨店で働く、オムニウッチー(omni_uttii821)さんは、『初期不良』の確認をした時のエピソードをInstagramで紹介しました。その日、雑貨店にはキッチンタイマーを持った高齢女性が現れて…。『初期不良』の場合、大体の販売店が商品の修理や交換、返品などの対応をしています。だからこそ、高齢女性は購入したキッチンタイマーを雑貨店に持ってきたのでしょう。しかし、オムニウッチーさんが確認したところ、商品自体は正常。原因は、高齢女性の聴力だったのです…。年齢を重ねると聴力が変化し、高音が聞こえづらい『加齢性難聴』になることがあります。どれほど大きな音でも、高齢女性には本当にキッチンタイマーの電子音が聞こえない様子。これでは商品自体が正常でも、高齢女性にとっては意味がありません。そこでオムニウッチーさんは、高齢女性にも電子音が聞こえる別のキッチンタイマーと交換したのでした。音の微妙な高低の差で、聞こえるかどうかが変わるのでしょう。オムニウッチーさんの体験に考えさせられた人は多く、「こういうことがあるのか…」「私も聴力が弱ってきたから気を付けたい」などの反応がありました。誰しも年齢を重ねれば、身体の機能は変化していきます。同様のことが身近で起こった時の、参考にしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月21日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。ある日、むらいさんの父は、車2台を巻き込む踏み間違い事故を起こしてしまいました。大丈夫と言いながらひとりでなんとかしようとする父の様子を見ていられなくなったむらいさんは、「もう全部私が対応するしかない! 」と覚悟を決めましたが……。★前の話父親のが様子がおかしいと感じたむらいさんは、事故現場に向かいました。到着して早々、レッカー車と代車を勘違いしている父親を見て、むらいさんは自分が事故対応することを決めました。父親に代わって車の保険会社に連絡をし、代車の手配をするむらいさん。その間、被害者の方との間には気まずい空気が流れていました。ショッピングモールの駐車場で踏み間違い事故を起こしてしまった父。何度も「大丈夫や」と言い、事故の対応をひとりでしようとしていましたが、まったく大丈夫ではありませんでした。電話越しに父の様子がおかしいことに気付いたので私が現場に向かったのですが、父は被害者の方から「何回言っても話が通じない」と言われるほどの対応をしており……。父に代わって事故の対応をすると決めた私は、すぐに車の保険会社に連絡をしました。代車の手配を頼みましたが、すぐに手配できる車がないということで調べて折り返し電話するということが2回ほど続き、なかなかスムーズに事は運びませんでした。その間、代車の到着を今か今かと待っている被害者の方との間には気まずい空気が流れていました。代車の準備が整い、被害者の方に保険会社と話をしてもらうことに。一時は「どう責任取るつもりや!」と怒鳴っていた男性は意外にも冷静でした。もう1人の被害者である女性はどこか他人事のような感じで話をしていました。無事に代車の手配が済んだので、被害者の方へも改めて謝罪して解散することに。私は涙をこらえながら父に「だから言ったじゃん。お父ちゃんの運転は危ないって」と言いました。もう二度とこんな経験はしたくない、と胸が詰まる思いでした。-----------------事故後は、被害者の方や警察とのやり取りに加えて、保険会社への連絡など対応しないといけないことがたくさんあります。初めての事故対応だったむらいさんは、なおさら混乱したことでしょう。しかし精神誠意対応したことで、被害者の方には落ち着いて対応してもらえたようです。事故だけに限らず何かトラブルがあった際には、被害者の方が求めていること、訴えていることを真摯(しんし)に受け止めた上で対応することが大切なのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「一緒に頑張ろ」大泣きする妻の浮気相手を妻が励まし、私も頑張ると言い始めて #見えない地獄 49★関連記事:「認知症じゃん…」父の病気はリハビリして治るの? 病状は一体 #預金資産ゼロの父が倒れた話 58★関連記事:「大丈夫や!」車を破損しても大丈夫と言い張る高齢者ドライバーの父 #踏み間違い事故のリアル 1著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年04月15日あなたは街中で困っている人を見かけた時、すぐに話しかけることができますか。見知らぬ人に対して声をかけづらく、ためらってしまう人もいることでしょう。Twitterに投稿された、スーパーマーケットで高齢女性を助けた際のやり取りが、「素敵すぎる!」と話題を呼んでいます。困っている高齢女性に声をかけると…ある日、投稿者さんはスーパーマーケットの売り場で、パックに入ったブドウを眺めていました。投稿者さんの隣では、高齢の女性が商品を選んでいます。女性はブドウのパックを取ろうとするも、傘や買い物かごを持っていたため、うまく手に取ることができません。そこで投稿者さんは、女性を気づかい「取りましょうか?」と声をかけました。すると女性は、投稿者さんに対して、こう答えたのです。「ありがとう!これ、おいしいんですよ。あなたと話せたし、おいしさ倍増ね!」投稿者さんは、女性の言葉を聞き「とっさにそういうことがいえる人って素敵だなぁ。あんな風に歳をとりたい」と思ったそうです。投稿者さんと高齢女性のやり取りについて、Twitterには「こういうことを、さらっといえるようになりたい」「心が温まりました」など、絶賛する声が多く寄せられています。また、「取りましょうか?」と声をかけた投稿者さんにも称賛の声が集まっていました。投稿者さんや高齢女性のように、どんな相手にも優しさを持って対応できる大人になりたいですね!※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2023年04月10日2023年3月現在、多くの人が利用しているフードデリバリーサービス。外食するのが面倒な時や、仕事で手が離せない時などに活用されています。ぺこたぺちか(@PPechka)さんはフードデリバリーサービスを利用した際の出来事を、Twitterに投稿しました。配達経験のない高齢男性が担当に…ある日のこと、投稿者さんはアプリを使い、ハンバーガーの配達を注文します。一般的なデリバリーサービスのアプリでは、どんな人が配達をするのかが事前に分かる仕組みです。今回、投稿者さんにハンバーガーを運ぶことになったのは、配達経験が一度もない高齢の男性でした。未経験者の配達員だと、無事に届くのかどうしても不安を抱いてしまいますよね。しかし、その高齢の配達員はスピーディーにお店から商品を回収し、投稿者さんがいる場所の近くまでやって来ました。※写真はイメージ順調に配達が終わりそうに思えた時、トラブルが発生します。なんと、配達員が迷子に!投稿者さんはアプリで配達員の現在地を確認しながら道案内を試みるも、配達員は目的地からどんどん離れていってしまいました。結局、40分ほどやり取りをしましたが、商品はキャンセルすることになったそうです。配達を担当していた高齢の配達員は、電話で「初めてでうまくできず、ごめんなさい」と投稿者さんに謝りました。配達員の謝罪を聞いた投稿者さんは「挑戦すれば最初はうまくいかないものです。挑戦しようとしただけでも、すごく偉いです!」といったような励ましをしたそうです。動けないからuber頼んだら配達回数0回のお爺ちゃんが担当になって結局迷子になっちゃって向こうからの申し出でキャンセルしたんだけど、電話口で「初めてで上手くできずごめんなさい」と凄く謝ってたから、挑戦すれば最初は上手くいかないものだし凄く偉いよ!みたいな事を沢山言った…本当偉いよ…— ぺこたぺちか (@PPechka) March 22, 2023 注文品が届かなかったにも関わらず、怒ることなく配達員を励ました投稿者さんの姿に、胸を打たれる人が続出していました。・胸がきゅーってなった。・助け合いや思いやりであふれた世の中であってほしいなぁ。・優しい世界だなぁ。おじいちゃん、頑張れ!・イライラしない投稿者さんもすごく偉いよ。投稿者さんのような人が増えたら、社会はもっと優しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月29日株式会社エクサネット(埼玉県戸田市)は、自社企画製作商品の国産ボードゲーム「マグネッタ」について、子供や高齢者向けの団体・施設を対象に「SDGs割引販売」を開始しました。プレイ中は皆さん弾けるような明るい笑顔満開となります。そんな「マグネッタ」ゲームの特性を活かし、この笑顔の輪で広く社会貢献に役立ちたい、との思いからこの企画が誕生しました。自社直営サイトで利用目的を確認のうえ、通常価格の25%OFFで販売します。一昨年のMakuakeでのテスト販売時の応援購入(約800個)のうち、恵まれない子供達やシニア施設へのプレゼントや寄付目的の購入が多数ありました。全国販売開始後も「子ども食堂や高齢者施設にマグネッタを寄付したい」「子供の知育に役立てたい」「シニアの脳トレに活用したい」などを購入目的とする個人や団体担当者が目立ち始めています。「マグネッタ」ゲームをプレイすることによって、様々なストレスを抱える子供たちやシニアに明るい笑顔が生まれ、コミュニケーションの輪が広がったという喜びの声も届いています。【マグネッタSDGs割引販売の対象となる利用目的】1) 子供食堂など子育て支援活動等に関わる団体での利用2) 学童保育・学童クラブ等の運営団体での利用3) 高齢者施設やシニア向けデイサービス等の運営団体での利用※上記団体への寄付も対象となります。【マグネッタSDGs割引販売の専用サイトへのアクセス】 【国産ボードゲーム「マグネッタゲーム大会」開催向け無料レンタルサービス】上記の団体(子育て支援活動や高齢者施設等)が「マグネッタゲーム大会」等のイベントを開催する場合は、「マグネッタ」商品を一定期間無料レンタルするサービスも開始しました。参加人数6名につき1個(最大上限数10個)、1日イベントの場合はレンタル期間最大4日間。送料・返送料は利用者のご負担となります。詳細はサービス概要ページをご覧ください。 「マグネッタ」全国で販売中!■商品「マグネッタ」の特長・お子様からシニアまで何回でも出来ちゃう面白さ!・磁石のS極とN極、置き方ひとつでハラハラドキドキの爆笑アクションバトル!・3分程度で勝負がつくスピード感。・企画から製造まで、国産のこだわり抜いたハイクオリティ!・割れやすい磁石もシリコンゴム・コーティングなので丈夫・長持ち!・コンパクト超軽量145g!バッグにスッポリ収まるので持ち運びに便利!・クリスマスやお正月・バースデーなどのギフトに最適!「マグネッタ」商品写真■遊び方ルールは簡単!手持ちのコマを全て置ききったら勝ち。12個のコマ(磁石)をプレイ人数に均等に分けます。1個ずつ持ちコマをボードに置いていきます。置き方はひら置きでも、相手のミスを誘う立て置き(いぢわる置き)でも自由です。プレイ中コマがくっついたり、ボードから落ちたら「マグネッタ!」そのコマを回収し手持ちコマとなってしまいます。持ちコマが残り1個になったら、必ず「リーチ!」の宣言を。これを言い忘れたら1回休み。とにかく一番早く手持ちコマを「置ききったら勝ち!」です。予測不能なドキドキ・ワクワク・アクションバトルをお楽しみください。■商品情報商品名 : マグネッタ販売元 : 株式会社エクサネット ブランド「クルマザ」発売日 : 2022年12月9日販売価格 : 3,960円(税込)商品サイト: 商品サイト 二次元コード 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月27日みなさんは緊急時、冷静に状況を判断し、正しい対応を行うことができますか。想定していない出来事が急に起これば、誰しも不安と焦りを感じるでしょう。みくるべ(mikurube_manga)さんは、ある時、踏切で遮断棒に引っかかっている高齢の男性を見つけ、焦ったことがありました。その時に感じたことを、漫画に描いています。『とっさの判断』すぐさま男性を救出した、みくるべさん。無事に救出できたのでホッとしたものの、後から「自分の対応は正しかったのか」と不安に思ってしまいます。いわゆる『緊急事態』が自分の目の前で発生する場面は、そこまで多くないもの。慣れない行動に不安を感じるのは当然でしょう。みくるべさんは男性にお礼をいわれ「無事でよかった」と思うと同時に、この出来事をきっかけに「冷静に対応できる大人になりたい」とも感じたそうです。人や車が踏切内に取り残されるなど、少しでも異常があれば『迷わず非常ボタンを押すこと』が推奨されています。ただ、みくるべさんが経験したケースのように、すぐに脱出できる状況であれば、真っ先に助けることが大事なのかもしれません。それこそ『とっさの判断』が必要になりそうですね。投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。・後から「ああしておけばよかった」と考えてしまいますよね。とっさの判断、お見事だと思います!・最近は手助けも叱責を受けることがありますが…この行動は、ナイスですよ!・おじいさんが無事で本当によかったです。本当に、どこで何が起こるかは分からないですよね。『緊急事態』は、いつどこで起きるかが分からないもの。たとえ実践する機会がなかったとしても「こういう時にはどうすればいいのか」という知識をつけておくことが大切だと、改めて感じさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月09日【前編】「わが家よりもここで死にたい!」“看取りの家”「ぽらりす」代表・岡田美智子さんより続く茨城県つくば市の介護型サービス付き高齢者向け住宅「ぽらりす」。介護福祉士の岡田美智子さん(69)は、この施設の代表である。2004年に開業した「ぽらりす」。入居した人たち皆が皆、「ここで最期を迎えたい」と話し、地域の医療従事者たちも「理想的なついのすみか」と口をそろえる。その理由は、ルールやマニュアルで入居者を縛り付けない家族的な運営にある。昨今の施設では当たり前のように見受けられる各部屋の扉をロックする電子錠もない。岡田さんが作り上げた、いまどき珍しい“ゆる〜い”施設は海外メディアが取材に訪れるほど、国内外から注目を集めている。■逃げてしまった介護業者。置き去りにされた3人の高齢者を引き受ける形で船出した岡田さんは1953年、茨城県土浦市に2人姉妹の長女として生まれた。1歳下の妹が生まれてすぐに両親は離婚。姉妹は母の女手ひとつで育てられた。中学時代の夢は「保母さんになること」。しかし、貧しい家の事情を知る岡田さん、「高校に行きたい」とは、なかなか言い出せなかった。「そんなとき、中学の先生が教えてくれたんだ。『岡田、昼間働いて夜、通える高校があるぞ』って」こうして岡田さんは、県立高校の夜間部に4年間通った。「昼間、働いてためたお金で、本当は保育を学びに短大に進みたかった。だけど、こんな私でも『好き』って言ってくれる男が現れてさ。しかも、貧乏なうちみたいなとこに『婿に来る』とまで言ってくれて。それで高校卒業後、19歳のときに結婚したんだよね」長男、次男と子宝にも恵まれた。しかし、次男を妊娠中に、夫の女性問題が発覚し、岡田さんは実家に。28歳で正式に離婚した。「養育費もなんもくれなかったから、私が働くしかないじゃん。パート勤めもやったけど、あのころ400円ぐらいだったかな、時給。とてもじゃないけど子ども2人、育てていくのは無理だよね」そこで、岡田さんは土浦一の歓楽街・桜町に足を踏み入れた。「嫌だったな〜、最初は、水商売。始めたころは、お客さんに手を握られたりするの、本当に嫌だった」子どもを育て上げるため、と覚悟を決めた母は強い。4坪半の小さな小料理屋を皮切りに、もうけを出しながら、店の規模を次々と大きくしていった。およそ20年後、4店舗目に営んだのは33坪もある大きなスナック。母は、いつしか街の名物ママになっていた。「大変だったこと?いっぱいあるよ。閉店後まで居座ってた客になぎ倒されて犯されかけたこともあったし、首絞められたこともあった。だけど、逆にお客さんたちに救われたことだって、もちろんたくさんあったんだよ」やがて子どもたちは、それぞれ専門学校を卒業し成人した。同じころ、水商売を続ける岡田さんの身を、いつも案じてくれた叔母が、52歳の若さで早世してしまう。「がんだったんだけどね。がんが見つかって、あっという間に。ものすごく、ショックだった」悲嘆する岡田さん。その目に留まったのが、ある新聞広告だった。「介護ヘルパー講習会の告知だったの。私はもともと保母さんになるのが夢だったし、ずっと、誰かの役に立つ仕事がしたかった。もちろん水商売だって、役には立ってるんでしょうけど。ちょうど子育ても終わったところで、これからはお年寄りのお世話をするのもいいな、って思ったんだよね」すぐに応募した。ひときわ派手な受講生は数カ月後、ヘルパー2級の資格を取得。このとき、岡田さんは44歳だった。その後、社会福祉協議会の有償ボランティア、さらに介護施設に勤務する形で数年間、ヘルパーの仕事を続けた。そして2004年。あるビルのオーナーが岡田さんに泣きついた。聞けば、借り主の介護業者が、そのビルに3人の高齢者を置き去りにして、逃げてしまったという。「『同じビルで介護施設を引き継いで、やってくれないか』って頼み込まれて。いやぁ、迷った。私にはまだ、勉強が足りないとも思ったし。いや、でも困ってるわけだよ、3人のお年寄りが。困ってる人を前にして、ぶん投げることできないんだ、私の性格は。それで、独立するのはいまなんかな、とプラス思考でいくことにした」こうして、思いも寄らぬ形で、岡田さんの「ぽらりす」は船出の時を迎えたのだった。■関わり合いになりたくないと思っていた根性悪のタミちゃんは入居後、神様のようになって逝った岡田さんの朝は早い。「その日によってだけど、だいたい4時過ぎにいったん起きて、皆の部屋を見て回って……」そこから、怒濤の一日が始まる。食事の用意に介助、酸素飽和度や血圧の測定といった入居者の健康管理、1人1日、少なくとも6回のオムツ交換。いちばん遅いオムツ交換は深夜1時半過ぎだ。スタッフのなかで、もっとも忙しく動き回っているのは、紛れもなく、岡田さんだ。開業以来、彼女が休んだのは数年前、インフルエンザに罹患して隔離された5日間だけ。「ヘルパーさんたちに言われんだ、『社長はマグロと同じで、止まったら死んじゃうでしょ』って(笑)」1年365日、食堂のベッドで寝起きする岡田さんだが、その睡眠は「いっつも仮眠だ」という。マニュアルに頼らない理由を問うと、岡田さんは「当たり前のことだから」と、また朗らかに笑った。「うちも一応、マニュアルはあるんだよ。でも、私たちが相手するのは人間。マニュアルどおりにはいかないし、マニュアルで片付くなんて思ってたら、大間違い」そして、こう続けた。「一人の人間を最期まで看るって、大変なこと。相手も機嫌のいいときばかりもないわけだから。それでもね、私たちはずっと寄り添うの、それしかないの」ちなみに「ぽらりす」という施設の名は、北極星のこと。「北極星って、いっつも同じ場所にあって、ズレないんだって。だからね、行き場がなくて困ったときは、ここを目指してくださいって、そういう気持ちを込めたの」実際に岡田さんは、行き場のない女性の面倒を見たこともあった。彼女の名は「タミちゃん」。「私、10年ぐらい前にもタミちゃんの家に訪問介護で行ってたことあって。本当に根性悪いばあちゃんだった。『いまからうかがいますよ』ってときに、わざと出かけて留守にしたり。会ってもあいさつどころか、プイッて横向いちゃうような人。しまいには『生け垣の枝を切れ』とか『切った枝を捨ててこい』とか。それはヘルパーの仕事じゃない、と断ると『やってくんねえのか!』って怒鳴られて」それから、数年後。彼女の兄弟たちが、この偏屈な老女を連れてぽらりすを訪ねてきた。「どうにか、ここで面倒を見てほしい」と。「私、断ろうと思ったんだ。もう、このばあちゃんとは関わり合いになりたくないって思ってたから」タミちゃんの兄弟は、こう言って岡田さんに頭を下げた。「頼むよ、一人娘にも先立たれて、孫たちが家も売っちまって。行くあても、受け入れてくれるとこもないんだ。それに、もう昔のような、ばあちゃんじゃないから」ちょうど入居者を1人、看取ったばかりで部屋が1つ空いていた。岡田さんは断りきれず、タミちゃんを受け入れることにした。そして、入居してきた彼女からは、兄弟たちが言ったとおり、かつてあった険がすっかり消えていた。「驚くほど穏やかになってた。そんで、いっつも部屋でお祈りしてっから『なに拝んでんだ?』って私、聞いたの。彼女、私のこと『みっちゃん』って呼んでたんだけど。『みっちゃんのところが、ずっと続けられますように』なんて言うんだ。あの、根性悪かったタミちゃんがだよ、びっくりしたよ」さらに、驚かされることが続く。「タミちゃん急に、手作りの味噌を1kgずつ、私らスタッフ全員にくれて。『え、なんで?』と思ってたら、その2日後だったかな、タミちゃん亡くなったんだよね」そして、岡田さんをさらに驚かせるものが、彼女の遺品のなかにあった。それは、A2サイズほどの大きな紙3枚に、びっしりと書き込まれた、岡田さんとぽらりすの皆への、感謝の手紙だった。「すごいでしょ、これ。タミちゃんって学校出てないんだよ。そんな人が、これ書くの、どれだけ大変だったか。それ思うとね、もうこれ捨てられないのよ。『親切にしていただいたことは忘れません』だなんて……。だからね、たとえどんな人でも、最後は神様みたいになっていくんだ。なっていかない人、私は見たことない」■スタッフも入居者にかわいがってもらっている。ぽらりす全体で一つの家族のよう「社長は、水商売時代と基本的にはなんも変わってないよ」こう話すのは、ぽらりすの調理担当で、岡田さんとは40年来の付き合いという、「てっちゃん」こと、赤荻鉄夫さん(67)。「てっちゃんは、私がやってたスナックの常連。いっつもカウンターの隅で酔っ払って寝てた人。和食屋とか、病院の食事を作る仕事をしてたから。ぽらりす始めるときに、私が引き抜いたの。ねぇ、てっちゃん、昔の私はキレイでピチピチだったよねぇ(笑)」ママならぬ社長の言葉に、調理の手を止め苦笑いを浮かべた赤荻さん。こう言葉を継いだ。「社長はね、スナックの客にもここの入居者さんにも、いっつも本気、本気で応じるんだ。だから皆、社長には心を開くんだよ」社長は休みなしの働き詰めだが、ぽらりすは決してブラックな職場ではない。岡田さん以外のスタッフは全員、週休2日が守られていて、前出の保科さんは「働く者にも、ここは居心地がいい」と話す。「介護職の離職率が高いのって、口ばっかり、きれいごとばかりの経営者や幹部がいるところかな、と。その点、ここはいちばん頑張ってるのが社長なので(笑)。ぽらりすに就職して以来『仕事行くの嫌だな』なんて思ったことは一度もないです。社長が入居者さんの子どもなら、私たちは孫みたいな感じ。スタッフも入居者さんにかわいがってもらってる。ぽらりす全体で一つの家族みたいなんです」
2023年03月05日高齢者向けの着脱しやすい衣料品を開発・販売する株式会社ケアファッションは、2023年3月1日(水)より、留め具に布ワンタッチテープを使用した婦人・紳士用ねまきを自社通販カタログおよび当社ECサイトにて販売開始いたします。在宅介護の増加や超高齢社会による介護需要の急増に対し「更衣介助の時短化・簡易化・着用者の着心地向上」を目的として開発された本商品は、ねまきの内・外紐を取り去り、当社初となる布製ワンタッチテープを用いての着脱を実現しました。今後は寝たきり高齢者の介護場面での使用を想定し、介護施設・病院・一般家庭への普及を目指します。留めやすく、はだけにくい&薄くソフトな肌当たりが特徴「布製ワンタッチテープ」を留め具に使用布ワンタッチテープは微細な繊維同士が瞬時に絡み合うことにより接着力を発揮します。従来のワンタッチテープでは、テープ面のフック(かぎ状の繊維)がループ(繊維の輪を連結させたもの)に引っ掛かることで接着されますが、糸くず・ほこりが付きやすく接着力に影響を与える問題点や、チクチクとした肌当たりが気になるなどのお悩みの声をいただいておりました。そこで、「布同士がくっつき簡単に留められる」特殊素材を留め具に採用。従来品と同等の接着力を持ちながら横方向の引っ張りに耐久性があり、普段の動作でははだけにくい点が特徴です。打ち合わせ箇所に縫い付けたワンタッチテープはマイクロファイバーのような手触りで、凹凸を感じにくいフラットな設計を実現。接着部分に糸くずなどのゴミが絡まった際は、家庭にあるテープなどを用いて簡単に取り除けます。■商品概要人気の柄を取り入れた婦人・紳士の各2サイズを展開。着用者の幅広い体形に対応しています。【ヒモなし楽々!やわらかワンタッチねまき(婦人)】サイズ:M(対応身長150cm~160cm)L(対応身長155cm~165cm)価格:10,978円(税込)色:ピンク系、パープル系素材:綿100%/日本製【ヒモなし楽々!やわらかワンタッチねまき(紳士)】サイズ:M(対応身長160cm~170cm)L(対応身長165cm~175cm)価格:10,978円(税込)色:ブルー系、グレー系素材:綿100%/日本製(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年03月02日2006年12月に施行された『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(通称:バリアフリー新法)』から、15年以上が経ちました。しかし、当事者たちの移動が以前に比べて文字通り『円滑化』されているかというと、まだ進んでいないのが現状です。そこには、法律云々の前に、私たち一人ひとりの意識の改革という壁があるように感じてなりません。車いすを利用している、さしみちゃん(@misa_misaxxx)さんは、駅での出来事を撮影した動画をTwitterに投稿し、憤りをあらわにしました。エレベーターを待っていた車いす利用者「毎日、何度もこれ」それは、投稿者さんが駅でエレベーターを待っていた時のことでした。到着したエレベーターはすでに複数人が乗っていたものの、少し詰めれば車いすの投稿者さんも入れるような混雑具合だったといいます。そこで、エレベーターに乗ろうと投稿者さんが車いすを前に進めるも、誰1人として動こうとしません。過去に、声をかけるも無視され、怒鳴られ、さらには後をつけられて嫌がらせを受けるなどの経験がある投稿者さんは、そのままエレベーターに乗ることを諦めるしかありませんでした。しかし、その場にいたほかの利用者が、自分を抜かすようにしてエレベーター内に入っていく姿に、投稿者さんは憤りを感じずにはいられなかったといいます。今日も今日とて抜かされた。エレベーター本当、嫌い。毎日毎日、何度もこれなの。車いすであろうと、エレベーターの順番待ちをしていたのは、その場にいた全員が同じです。「車いすだから」という理由は、順番を勝手に抜かしていい理由になるのか、疑問が残ります。【ネットの声】・みんながそうだとは思いませんが、自分中心で行動する人が多すぎますね。・自分なら待つか優先かするけど、それは少数なのだろうか。エレベーターはどこでも不自由な人が優先だと思っているんだけど…。・自分が順番待ちの前方にいる時は、ベビーカーとか車いすを利用している人を呼んで、先に入ってもらう。それが当たり前だと思っていたから、この動画はショックが大きい。投稿者さん同様、憤りの声をあげる人も多い中、「なぜ声をかけないのか」「あなたが乗るのか、周囲の人は分からなかったのでは」といった声も。そうした声に対し、投稿者さんは「例えるならば、トイレの前でズボンを下ろしながら待っているけど、入るか分からないから声を上げろ…みたいなレベルの話」と反論しています。トイレの順番を待っていても、割り込みをする人は少数で、もしも空いている個室に入らない人がいれば、自ら声をかけて確認する場合がほとんどでしょう。状況こそ違えど、その意識はどの場所でも同じはず。大切なのは、お互いの気遣いです。バリアフリーは、施設や設備を整えるだけではありません。私たちの心のバリアもまたフリーにしなければ、本当の意味での『バリアフリー』は実現しないのだと、思わされます。[文・構成/grape編集部]
2023年03月02日「高齢者は、老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」(2021年12月「ABEMA Prime」)こんな過激な持論を繰り返してきたのは、コメンテーターとしてもすっかりおなじみになった経済学者でイェール大学のアシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏(38)だ。今、こうした成田氏の発言が国内外で注目され、批判を浴びているのだ。2022年1月にネットで公開された堀江貴文氏らとの座談会では、前述の主張だけではなく、“強制的な安楽死”の必要性にまで言及している。「優生思想ですね。衆議院議員の杉田水脈さんも『LGBTは生産性がない』と言って批判された。つまり、“生産性”がないから、高齢者や障がい者に価値がないと勝手に決めつける。ナチスと同じ発想です」そう指摘するのは、社会保障法などを専門としている鹿児島大学の伊藤周平教授だ。ナチスはユダヤ人をはじめとする特定の民族の虐殺だけではなく、精神障害や身体障害のある人々を“強制的な安楽死”させたことでも知られている。成田氏の主張に厳しい批判が集まる一方で、近年、高齢者を敵視する同様の意見が、若年層の間で広がっているのだ。《老害たちの社会保障費に、若者の金がとられている。自分勝手な老人が日本をダメにしている》《寝たきりの老人を延命させるために、若者が犠牲になっている。コロナで死ぬのは寿命だろ》いずれもネット上で、よく見られる主張だ。■“政府公認”の高齢者たたき「深刻な不況のなか、特定の悪者を作ってバッシングすることで、自分たちの責任を転嫁するというのは古くから権力者がやってきた手法です。日本では今、高齢者が敵にされている」そう指摘するのは経済評論家の森永卓郎さんだ。「財務省や与党の政治家は、高齢者からの税収は少ないのに、年金や医療などの莫大な社会保障費がかかっているから、財政健全化ができないと言い続けてきました。そのために、増税も必要だし、少子化対策もできないと。そうやって、世代間の対立をあおり、責任転嫁してきた。その一方で、防衛費は大幅に増やすわけです」成田氏ほど“あからさま”でないものの、こうした高齢者蔑視発言は、与党自民党からも、たびたび発せられてきた。その急先鋒が、麻生太郎元首相だ。総理大臣時代の2008年、「(同窓会で再会した友人たちが)よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる」と発言。2016年にも、テレビで見た高齢者を例に、「『いつまで生きているつもりだよ』と思った」などと言い放った。また、自民党の若手のホープ・小泉進次郎元環境大臣も、「(子どもに比べて)あまりにも高齢者を優遇しすぎ」「高齢者に配るお金はあるが、少子化対策のお金はないというのはおかしい」と、雑誌の座談会で発言している。テレビや新聞では、元官僚や政権に近い言論人が同様の意見を展開。成田氏の発言は、こうした土壌のもとされたものだった。■「高齢者はコロナで死んでも構わない」一方、岸田首相はどうだろうか。高齢者を含む“全ての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会を目指す”と所信表明演説で語ってはいたが……。「大手メディアはあまり報じませんが、新型コロナの第8波だけで東日本大震災の死者数を超える2万人超が亡くなっています。その約9割が70代以上の高齢者です。にもかかわらず、岸田政権はなんの対策もとらず、逆に5類への引き下げを決定しました。つまり、実際に政府は、『高齢者は死んでも構わない』という政策を実行しているんです」(森永さん)さらに、政府が進めるのは医療費の削減だ。前出の伊藤さんはこう解説をする。「厚労省はこれまで、人口減少と高齢化を見越して全国で公立・公的病院の統廃合を進め病床を削減してきました。コロナ禍で病床がひっ迫している中でも進めていた。多くの高齢者が入院できずに亡くなったのは、その影響も大きいでしょう」一方で、高齢者の負担はうなぎのぼりだ。昨年10月から、年収200万円以上の後期高齢者の医療費窓口負担が2割に。65歳以上が負担する介護保険料も導入当初から2倍超の月額平均約6千円になっている。さらに2024年度からは、介護保険サービスの利用料の自己負担額が引き上げられる可能性が高い。「安倍政権と違って、岸田首相は財務省の言うことは何でも聞く政権なんです。高齢者の切り捨ては、岸田政権で間違いなく加速していくでしょうね」(森永さん)■日本は高齢者も若者もみな貧しい「そもそも“恵まれた高齢者VS貧困な若者”という図式がまちがっている」と伊藤さんは指摘する。「日本は世界的に見ても、高齢者の貧困率が高い。貯蓄も年金も少ないためです。裕福な高齢者は一握り。実は高齢者も若者も貧困状態にあるのです」OECDの最新のデータによると、高齢者の貧困率はG7の中ではアメリカに次いで2番目に悪い水準。18~65歳も、イタリア、アメリカに続き3番目に悪い。「日本は高齢者人口が多いので社会保障費の全体は多いのですが、1人あたりでみると、先進国のなかでは少ない水準です。そもそも、社会保障にあてると言って上げた消費税の大部分は国の借金の返済と、実質的に法人税引き下げの穴埋めに使われている。誤った世代間対立に乗せられていないでしょうか?」最後に森永氏はこう指摘する。「結局、高齢者を悪者にしているのは、30年間日本だけ成長できず、賃金を上げられず、少子化の対策もできなかった政府の責任をごまかすためです」誰もが年をとり、いずれ高齢者になる。若者よ、本当の敵は未来の自分自身ではない。
2023年03月02日昨年10月に一定以上の所得がある後期高齢者の医療費窓口負担が1割から2割に引き上げられたばかりだが、今度は年収が153万円を超える後期高齢者の医療保険料が上がることになる。2月10日に閣議決定された健康保険法などの改正案によると、今年4月から50万円に引き上げられる「出産育児一時金」の財源を、現役世代だけでなく、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度からも捻出するという。「医療費の負担をめぐり、現役世代に負担が偏っている点が問題視されてきました。今回の改正を政府は『全世代型社会保障法案』と呼んでいます。後期高齢者にも保険料を負担してもらいますよ、という意味ですが、高齢者の年金収入が減ることにつながるので問題です」そう警鐘を鳴らすのは、淑徳大学の結城康博教授(社会福祉学)。新制度に移行後は、最終的に後期高齢者の約4割(700万人)が対象になる。厚生労働省の資料によると、出産一時金を47万円(5万円引き上げ)と仮定して試算すると、一時金全体の7%を後期高齢者が支援する仕組みになる。具体的に収める保険料の上限は、年収200万円の人は3千900円増の年9万700円、年収400万円は1万4千200円増の年23万1千500円となる(令和6年度)。「食料品や物の値段だけでなく、光熱費も上がり続けるなか、年金収入が減ることは後期高齢者の子どもの世代にあたる40、50代が負担を強いられることにつながります」(結城教授・以下同)年金収入だけでは生活が成り立たないという高齢者は多い。生活が苦しく、病気にかかったときの医療費や介護の費用を子どもが負担せざるをえない状況になると、子ども世代の貯蓄が減って、生活がひっ迫しかねない。このほかにも、国民年金の保険料を支払う期間を40年から45年に延長、介護保険料の自己負担2割の対象を拡大するといった社会保険の負担増が検討されている。「高齢者の『収入』をターゲットに保険料負担や自己負担の割合を引き上げても、財源への効果は限定的です。むしろ、子ども世代にしわ寄せがいくだけなのでマイナスです」人生100年時代、老後が延びたことで生活費が足りなくなる“長生きリスク”の人が続出することにもなりかねない。またしても国民に十分な説明がないまま、生活に関わる大事な法案が強行突破されようとしている。
2023年03月01日高齢者向けの着脱しやすい衣料品を開発・販売する株式会社ケアファッション(本社:大阪府大阪市本町、代表取締役社長:大西 寛)は、2023年3月1日(水)より、留め具に布ワンタッチテープを使用した婦人・紳士用ねまきを自社通販カタログおよび当社ECサイトにて販売開始いたします。在宅介護の増加や超高齢社会による介護需要の急増に対し「更衣介助の時短化・簡易化・着用者の着心地向上」を目的として開発された本商品は、ねまきの内・外紐を取り去り、当社初となる布製ワンタッチテープを用いての着脱を実現しました。今後は寝たきり高齢者の介護場面での使用を想定し、介護施設・病院・一般家庭への普及を目指します。URL : 動画URL: ヒモなし楽々!ワンタッチねまき(紳士・婦人)■留めやすく、はだけにくい&薄くソフトな肌当たりが特徴「布製ワンタッチテープ」を留め具に使用布ワンタッチテープは微細な繊維同士が瞬時に絡み合うことにより接着力を発揮します。従来のワンタッチテープでは、テープ面のフック(かぎ状の繊維)がループ(繊維の輪を連結させたもの)に引っ掛かることで接着されますが、糸くず・ほこりが付きやすく接着力に影響を与える問題点や、チクチクとした肌当たりが気になるなどのお悩みの声をいただいておりました。そこで、「布同士がくっつき簡単に留められる」特殊素材を留め具に採用。従来品と同等の接着力を持ちながら横方向の引っ張りに耐久性があり、普段の動作でははだけにくい点が特徴です。打ち合わせ箇所に縫い付けたワンタッチテープはマイクロファイバーのような手触りで、凹凸を感じにくいフラットな設計を実現。接着部分に糸くずなどのゴミが絡まった際は、家庭にあるテープなどを用いて簡単に取り除けます。ワンタッチねまきの特徴■商品概要人気の柄を取り入れた婦人・紳士の各2サイズを展開。着用者の幅広い体形に対応しています。【ヒモなし楽々!やわらかワンタッチねまき(婦人)】サイズ:M(対応身長150cm~160cm)L(対応身長155cm~165cm)価格 :10,978円(税込)色 :ピンク系、パープル系素材 :綿100%/日本製【ヒモなし楽々!やわらかワンタッチねまき(紳士)】サイズ:M(対応身長160cm~170cm)L(対応身長165cm~175cm)価格 :10,978円(税込)色 :ブルー系、グレー系素材 :綿100%/日本製婦人用(ピンク系、パープル系)紳士用(ブルー系、グレー系)■フレイルから寝たきりまで。軽度~重度の介護レベルに対応可能な幅広い商品展開を目指す当社ではこれまでも「高齢者にやさしいお洋服」をキーワードに、様々なテーマを持って商品開発を手掛けてまいりました。腰・背中が曲がっていてもトップスやボトムスから背中が見えてしまうことを防ぐ「後ろ身頃長めトップス」「後ろ股上深めパンツ」、車いす利用者も自分で着脱できる「両脇全開ファスナーパンツ」など、シニア層の身体・症状による服の悩みを調査し、リハビリテーション施設等での着用評価を重ねて日々商品開発を行っております。「ヒモなし楽々!やわらかワンタッチねまき」は商品担当者の「介護従事者・在宅介護をされている方、そして介護を受ける方の着替えの負担を軽減させたい」という想いから、機能性・着心地・扱いやすさの3点にこだわって作りました。【商品担当者 コメント】布ワンタッチテープは当社としても初めて扱う素材であり、商品化にあたっては「テープの使用量・縫い付け位置・形状」に苦労しました。足をばたつかせても下半身がはだけないような接着面の長さであったり、テープの先端を斜めにカットすることで胸元の接着力を強化したりと、介護に携わる現場の方々のご指摘を受けながら納得がいくまで試作を繰り返しました。テープの使用量に関しても、試作の結果、実用性と価格のバランスをとりながら適切な量を見出しご提供できたかと思います。今回、寝たきりなど重度の要介護者を着用対象として想定し商品開発を進めるなか、介護の専門的な視点を取り入れるため介護施設など複数の施設・病院に協力していただきました。今後も様々な「高齢による服の悩み」を解消できるよう、専門的な視点から一般意見まで取り入れた商品開発・展開をしていきたいと思っております。(実用衣料担当 白井)展示会の様子(2022年)ケアファッションカタログ 2023春夏号(愛情介護)■株式会社ケアファッションについて加齢による体形の変化や身体機能の低下、それらのちょっとした困りごとを機能でサポートしながら普通のお洋服の見た目で、介護する方にもされる方にも、やさしい衣料品(ユニバーサルファッション)を提供しています。株式会社ケアファッションはこれからも「脱いだり着たりは便利にしつつ、おしゃれを楽しむことでお出かけをしたり前向きな気持ちになるきっかけを作る」洋服を高齢者、介護する・される方みなさまにお届けしてまいります。今回ご紹介したワンタッチねまき以外にも、当社では工夫を凝らした高齢者にやさしい衣料品(ユニバーサルファッション)を扱っております。【会社概要】社名 : 株式会社ケアファッション本社所在地 : 大阪府大阪市久太郎町3-4-12代表 : 代表取締役社長 大西 寛設立 : 2015年3月事業内容 : ユニバーサルファッションと介護衣料の企画・販売・卸売ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月01日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢者社会に差し掛かっている昨今の日本では、高齢者ドライバーが起こす悲惨な事故が後を絶ちません。そのため、高齢者の運転マナーにも注意が必要です。むらいひとみさんの父も例外ではなく、運転に怪しい部分が見え始め……。★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1ある日、お母さんから「最近お父ちゃんの運転が危ないのよね」と言われたむらいひとみさん。一緒に車に乗ってみると、たしかに危ない運転をしていると思う部分がありました。そこでお父さんに注意したところ「大丈夫や!」と怒鳴られてしまいました。「最近、お父ちゃんの運転が危ない」という母の訴えが事の発端でした。気になった私は父が運転する車に一緒に乗車。すると道路の左に寄ってしまう傾向もあり、たしかに危なっかしい感じを受けました。しかし、それを指摘すると「大丈夫や!」とムキになって怒ってくる父。そんな中、本格的に運転をやめさせたほうがいいと決意する事件が起きます。ある日、ふと車を見ると、ドアミラーはぶら下がり、ボディーも傷だらけのひどい状態!何事かと母に聞いたところ、父がバックで車庫入れしていたときに傷つけてしまったと言います。おまけに「黙っておけ」と口止めまでされていたよう。父にこの話をすると、「ちょっとぶつけただけ」「大丈夫ゆーてるやろ」と聞く耳を持たない始末。私は困って兄に相談すると、やはり運転はやめさせたほうがいいと意見が一致。こうして、私と兄は父と話し合うことを決めました。-----------------昨今では免許の返納制度なども始まり、高齢者の運転マナーにも注目が集まっています。また、高齢者の運転が引き起こす痛ましい事件が後を絶たないのも現実ですね。高齢になると、どうしても判断力や瞬発力が低下してしまうのでとっさの状況に対応できなくなることもあるでしょう。ただ、それを他人に指摘されても納得できない、自分はまだ大丈夫! と過信してしまうことが事故へとつながってしまうのかもしれませんね。むらいひとみさんのお父さんもそんなタイプだったよう。家族に指摘されても、車をぶつけてしまっても、「大丈夫!」と言い張り、運転を控えてくれる様子はないようです。しかし、車の運転ができるということはとても便利なこと。その便利さがわかっているゆえに、運転を自粛するという決断をするのもなかなか難しいのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年02月28日