鳥取県は7月1日、ソフトバンクグループの「ロボット人材派遣サービス」活用事例の第1号として、人型ロボット「Pepper」(以下、ペッパー)を同県の宣伝部長に任命。同日、辞令交付式を「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)で行った。○世界初の「ロボット公務員」7月1日、2日に同県産品の販売や観光PRを行う予定のペッパーは、鳥取県の名産「鳥取すいか」柄のエプロンを身にまとっていた。辞令交付の前に同県の平井信治知事からは、「世界で初めての『ロボット公務員』の誕生です。力強いパワーで、旬のすいかのおいしさをしっかりと宣伝してほしいと思います。『おかやま・とっとり新橋館』には、岡山県名物の桃と鳥取県名物の梨からもじって、"ももてなし"というキャッチフレーズがございますが、ペッパー君は、精一杯の"ロボてなし"の心でお客様を迎えてください」とペッパーにエールを送った。それをうけてペッパーは、「鳥取県宣伝部長として、鳥取県の魅力をここ『とっとり・おかやま新橋館』から世界に向けて発信します」と右手を高々と上げて宣言した。ペッパーは期間中、館内の案内と鳥取県の紹介を店頭で行う。また、胸のディスプレイでは、「おいしいすいかの切り方」「浦富海岸のクリアカヌー体験」「鳥取県境港市にある水木しげるロードの紹介」の3つの映像が流される。勤務時間は両日の10時~19時を予定しており、ペッパーとのフォトセッション(各日10時30分~)やぺッパーと地酒タイム(7月2日16時~)を予定している。
2015年07月01日鳥取県は、7月1日に開始されるソフトバンクグループの「ロボット人材派遣サービス」を活用し、人型ロボット「Pepper」を同県の宣伝部長に任命した。7月1日と2日の2日間、名産品や観光のPRを行うという。「Pepper」は、20日より一般販売が開始された人型パーソナルロボット。7月1日からは、ソフトバンクグループのcocoro SBが「ロボット人材派遣サービス」として、簡単な定型業務にロボットを派遣するサービスを開始する。鳥取県の宣伝部長となった「Pepper」は、鳥取すいか柄のエプロンなど特別装飾が施され、7月1日・2日の2日間、東京都新橋の鳥取県・岡山県共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で名産品の販売や観光PRを行う。
2015年06月29日鳥取県は7月1日、世界初となるソフトバンクグループの「ロボット人材派遣 サービス」活用事例の第1号として、ヒト型ロボット「Pepper」を同県の宣伝部長に任命する。その仕事初めとして7月1日・2日の2日間、鳥取県・岡山県共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」にて、「Pepper」による観光PRを実施する。両日の10時~19時、「Pepper」は鳥取すいか柄のエプロンなど鳥取県版の特別装飾をまとった姿で、来店者に旬の鳥取すいか試食を提供。鳥取県の代表として店頭に立ち、鳥取県産品の販売や観光PRを行う。なお、鳥取すいかはなくなり次第、その日の試食提供を終了するが、「Pepper」は各日とも19時まで勤務する。また、「Pepper」の勤務初日となる7月1日の業務開始時間前には、とっとり・おかやま新橋館1階エントランスで辞令交付式を実施する(一般の来店は不可)。平井伸治鳥取県知事が「鳥取県宣伝部長」任命の辞令を「Pepper」に手渡し、2日間の勤務に臨むにあたっての訓示を行うという。
2015年06月29日鳥取県は5月21日、鳥取砂丘にて"日本一のスナバ"プロジェクト「勝手にスナバキャンペーン」の記者発表会を実施した。会場にはアラビアの伝統衣装を身にまとった平井伸治鳥取県知事がラクダと共に登場し、「わがスナバ県は永久に不滅です!! 」という想いをアピールした。5月23日から行う「勝手にスナバキャンペーン」は、県の観光や特産物の知名度向上を目的とした県をあげたプロジェクトで、官民をあげて県内各所で"日本一のスナバ"を盛り上げるキャンペーンとなっている。平井伸治知事は2014年、「鳥取にはスタバはないですけれども、"日本一のスナバ"があります」 とコメントしている。そのスターバックスは初夏に鳥取県へ進出することが決まった今、平井知事は「素晴らしい"スナバ"、それが鳥取県のウリ。スタバが来るが、これからもぜひ"スナバ"を愛していただきたい」というコメントを通じて、鳥取砂丘をはじめとした鳥取県の魅力を発信する意気込みを語った。キャンペーンの開催に合わせ、"日本一のスナバ"を盛り上げる「臨時スナバー大使」に、鳥取県出身の漫画家・水木しげる氏の作品『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターである砂かけ婆を任命。境港市や水木しげるロードのPRに駆け付けた砂かけ婆に、平井知事から委嘱状が渡された。任命後、平井知事は砂かけ婆とともに、砂かけ婆の必殺技である砂を撒くポーズを披露した。「勝手にスナバキャンペーン」では、「鳥取砂丘情報館」(鳥取県鳥取市)にてとっとり春旅パスポート「トリパス」を提示した人に、「スナバの幸(さち)10万円分(オレイン55、鳥取すいか、梨、松葉がに等)」や「砂コーヒー、鳥取砂丘をまるかじりセット」などが当たる「スナバくじ」を実施する。「トリパス」は県内の"スナバ"(鳥取砂丘・浦富海岸・北条砂丘・弓ヶ浜)をテーマにした特典付きの観光パスポートで、「スナバくじ」は5月23から6月30日まで行う。また、「勝手にスナバキャンペーン」のPRの一環として、鳥取県と岡山県の共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区新橋)では、5月22日~25日に鳥取県発祥のコーヒー店「ラバールコーヒー」のバリスタによる、鳥取県ならではのコーヒーを無料でサービスする。
2015年05月22日国際ダークスカイ協会 東京支部(IDA東京)は5月21日、鳥取市が2015年10月31日から2016年1月3日にかけて、投光器を使って、7000m級の光のタワーを鳥取砂丘に出現させる取り組みを計画していることに対し、「光害」の観点から懸念を表明し、周辺の生態系や天体観測などへの影響を十分に検討したうえで、抜本的な見直しを求める声明文を発表した。鳥取市が計画している光のタワーは、同期間、鳥取砂丘砂の美術館で実施されるイベント「鳥取砂丘光のアートフェア2015(仮称)」の一環として実施されるもので、複数台の高出力サーチライトによる「星空のツリー」とイルミネーションのコラボレーションが予定されているという。一方の国際ダークスカイ協会は人工照明による光害問題に取り組むNPO団体で、米国に本部があるほか、全世界に63の支部を持ち、東京支部は2013年1月に任意団体として設立され、環境分野・照明分野・天文分野などの専門家が集まり、光害を抑え省エネにも配慮した良好な光環境の形成を目指した活動を行っているという。今回の取り組みについて、IDA東京では、夜間の屋外照明は人々の生活に不可欠なものだが、過剰あるいは不適切な設置・運用方法である照明は光害として、夜行性生物や昆虫・植物などの生態系への影響、人間生活や健康への影響、エネルギーの消費、天体観測への影響などが挙げられ、今回の計画では、指向性の強い投光器から1点に向けて光を放っても、遠方からでもその光線が目視できる強さであることを踏まえると、相当量の光が大気中で散乱し、周囲の空間が散乱光で満たされ、自然界とは異質の光が相当な広範囲に行きわたることを指摘している。また、強い光による地域の生態系のバランス崩壊の危険性や、付近住民の生活への迷惑光としての影響、天体観測への影響なども指摘しており、これらの影響は、点灯時間を短くしたり、光量を減らすことで、軽減されるが、数分間の点灯でも、影響が完全にゼロになることはないとしている。なお、IDA東京の声明文では、最後に以下のような文面を掲載している(以下、原文ママ)。鳥取は、都会では経験できない豊かな自然・美しい星空を持つ地域です。山陰海岸国立公園には、数多くの絶滅危惧種*を含む貴重な生態系や、鳥取砂丘をはじめとする自然のままの壮観な風景が広がっています。また、鳥取市南部の佐治町では、その誇るべき美しい星空から、光害を防止するための「ソラクライ・プロジェクト」を展開されている、と伺っております。どうか改めて、その素晴らしい自然環境・星空環境を地域の財産と再認識され、本計画が地域の価値を損なわないよう計画の抜本的見直しを実施し、再度光害の防止・啓発に舵を切っていただくことを期待いたします。
2015年05月21日スターバックス コーヒー ジャパンは5月23日、鳥取県で初めての店舗となる「スターバックス コーヒー シャミネ鳥取店」をオープンする。47都道府県の中で唯一未進出だった鳥取県でのオープンとなり、1996年に日本に上陸してから約20年かけての全国制覇となる。同店はJR鳥取駅の南側に位置し、ドライブスルーを併設。建材の一部に鳥取県産木材を使用し、テラス席も設けるとのこと。客席数は店内51席、テラス20席。駐車場台数は27台となっている。また、鳥取県1号店のオープンを記念し、タンブラー「鳥取タンブラー12oz(350ml)」(1,330円)とマグカップ「鳥取マグ(400ml)」(1,140円)をオープン初日より販売する。共に同店舗のみの販売で、数量限定。タンブラーとマグカップには、鳥取を象徴する7つのアイコンがちりばめられているという。5月9日にはオープン記念の無料イベントとして、同店舗敷地内でミュージックライブやコーヒーのテイスティングなどを行う。開催は12時~16時の予定。※価格はすべて税別
2015年04月22日名探偵コナン鳥取ミステリーツアー実行委員会は4月29日~11月23日、TVアニメ『名探偵コナン』をテーマとした「名探偵コナン鳥取ミステリーツアー」を実施する。同ツアーでは、『名探偵コナン』の世界観の中、本格的な推理に挑みながら鳥取県内の観光を楽しむことができるという。同作のシナリオライターが開催エリアを舞台としたオリジナルストーリーを書き起こし、ツアー参加者は当日に配布されるストーリーが掲載されたツアーブックと、開催エリアの各観光施設で手に入る手がかりをもとに推理。ツアー終了後に自身の推理をハガキにて応募する。推理の正解は、TVアニメでの放送および漫画雑誌『週刊少年サンデー』での発表を予定している。また、全ての謎を解いた参加者の中から抽選でプレゼントを進呈するとのこと。なお、今回同ツアーが開催される鳥取県は、『名探偵コナン』の原作者である青山剛昌氏の出身県でもある。同市の出身地である鳥取・北栄町には、コナンのブロンズ像や"コナン大橋"など、コナンのオブジェやコナンゆかりの名所が点在しているとのこと。同ツアーの実施エリアは、鳥取県内の倉吉・米子・鳥取・三朝・北栄の各エリアとなる。参加方法など、詳細は公式WEBサイトにて。
2015年03月30日ジャパンマリンポニックスはこのほど、マイクロ投資の組成・販売を行うミュージックセキュリティーズと連携し、「鳥取境港 うなぎ養殖ファンド2」を立ち上げ、出資者の募集を開始した。同ファンドは、約1週間で1,575万円が満額募集となった「鳥取境港 うなぎ養殖ファンド」の第2弾。ファンドの資金により、うなぎを約1万5,000匹養殖できる水槽を新たに製作し、育てたうなぎを境港で販売する。今回の募集金額は1,575万円(1口5万円、315口)、募集期間は2015年9月30日まで。なお、予定口数に達し次第募集を終了する。出資者には、1口に付き、うなぎの蒲焼き2,500円(送料・税込)を5年間毎年送付する(計1万2,500円相当)。4口以上の場合は、前述の特典を年2回に分けて送付することに加え、境港に併設するレストランでのうなぎ食べ放題券をプレゼントする。また、事業の進捗と売上報告を行い、売上に応じて分配金を支払う。ジャパンマリンポニックスは、養殖設備の開発から、うなぎの養殖、加工、販売までを一社で手掛けるベンチャー企業。独自の陸上養殖システムを開発し、2014年4月よりうなぎの飼育に取り組んでいる。現在、約8万匹を飼育しており、2016年度には100万匹を目指す。同ファンドでは、インターネットで不特定多数の人から資金調達する「ふるさと投資」により、事業費の資金調達とともに同事業の応援者の開拓・形成を挑戦するという。
2015年03月17日鳥取空港は1日、鳥取県北栄町出身の漫画家・青山剛昌氏の人気漫画『名探偵コナン』にちなんで「鳥取砂丘コナン空港」の愛称でリニューアルオープンし、鳥取空港国際会館にてオープニングセレモニーが行われた。昨年11月に愛称が決定した「鳥取砂丘コナン空港」は、屋上サインやコナンと蘭の等身大フィギュア、超巨大なトリックアートなど、全体がコナン一色にリニューアル。実在作品のタイトルロゴを冠した空港としては、国内初になるという。この日の会場には、500名を超える来場者がつめかけ、その中には海外から来たというファンの姿も。オープニングセレモニーでは、警察音楽隊によるコナンメインテーマの演奏や鳥取県の平井知事などのスピーチ、特別ゲストとして江戸川コナンの登場、原作者・青山氏のビデオメッセージなどが披露された。式中には、コナンのライバルである怪盗キッドが登場する一幕も。実は、式典の数日前に「天翔ける翼が目覚める頃黄金の砂のつぶてを頂きに参上します」と、砂丘を舞台にしたトリックアートを狙うキッドからの予告があったという。しかし、今回はキッドのお目当ての獲物ではなかったらしく、無事に公開が実現した。これは、4月18日上映予定のアニメーション映画『名探偵コナン 業火の向日葵』の公開を記念し、キッドが映画公式ホームページ上や各メディアで犯行声明を出し、日常生活の中でさまざまなモノを盗む、ジャックしていく大胆不敵な犯行計画「KID STEAL PROJECT」によるもの。当日には、新たに「ゴッホの『ひまわり』の前に、ちょっぴりエロティックなアートを頂きに参上します」という予告状が公開され、さらに注目を集めている。(C)2015 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2015年03月02日鳥取空港は3月1日、週刊少年サンデーで連載中の漫画「名探偵コナン」にちなんだ「鳥取砂丘コナン空港」に生まれ変わった。「鳥取砂丘コナン空港」は鳥取空港の愛称で、全国の各空港では、「米子鬼太郎空港」(鳥取県・米子空港)や「徳島阿波おどり空港」(徳島県・徳島飛行場)、「出雲縁結び空港」(島根県・出雲空港)などと、空港への親近感や知名度のアップなどを目的にして愛称が使用されている。そこで鳥取空港においても、鳥取県を代表する観光地「鳥取砂丘」と北栄町出身の漫画家・青山剛昌氏の人気作品「名探偵コナン」が持つ全国的な知名度を生かして、3月1日より愛称を用いることとなった。空港名のロゴには原作のタイトルのロゴを使用。空港内には漫画の登場人物たちのポスターや、江戸川コナンと毛利蘭の等身大フィギュア、また、コナンと鳥取砂丘をテーマにしたトリックアートなどもデザインされている。なお鳥取県には、同県内の西に位置する「米子鬼太郎空港」に加え、同県内の東に位置する「鳥取砂丘コナン空港」と、同県ゆかりの漫画家にちなんだ空港がそろい建つこととなった。(c)青山剛昌/小学館
2015年03月02日島根銀行はこのたび、創業100周年事業の一環として、今春より島根・鳥取両県の店(以下掲載店)をPRするスマートフォン・アプリ「"さんいん"ご縁ナビ」(iOS/Android)(以下ご縁ナビ)などの運営を開始すると発表した。同行は、公式SNSや公共交通機関等の各種媒体を通じて「ご縁ナビ」を幅広くPRすることで、掲載店の集客の役に立ちたいと考えているという。また、希望する掲載店に、同行および同行関連会社のしまぎんユーシーカードが発行する「しまぎんピスカ」および「しまぎんUCカード」の会員や、旅行や出張などで島根・鳥取両県を訪れる人に対して割引などの特典を提供してもらうことで、地域の活性化や島根・鳥取両県への観光客誘致などにも寄与したいと考えているという。さらに、こうした趣旨に賛同してもらえる他の会員組織と連携し、掲載店の募集や、会員へのPRを行うことで、同取組みを更に活発化したいと考えており、このたび、コーアガス島根運営の「ちょいNAVi」と連携し、掲載店の募集や相互会員へのPRを行うこととしている。このほか、掲載店の経営課題解決支援の一環として、今後、島根県や鳥取県、ぐるなびなどの外部機関と連携し、掲載店向けの情報提供やセミナーなども行う予定としているという。掲載店については、10日現在、270ヶ店で松江市が主体となっているが、4月以降、松江市以外の山陰各地でも掲載店を募集していくとしている。「ご縁ナビ」はしまぎんナビからアクセスする。アプリの無料ダウンロードは、AppStore/Googleplayで島根銀行と検索する。しまぎんナビは、「しまぎんATMナビ」となっており、ご縁ナビのスタート時には、「しまぎんナビ」に自動的にアップデータされる。
2015年02月16日縁結びの神様といえば島根県の「出雲大社」が有名だが、おとなりの鳥取県にある「白兎(はくと)神社」も人気を集めているのだとか。縁結びのご利益を求めて訪ねてきた。白兎神社は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台ゆかりの神社。「大兎大明神」あるいは「兎の宮白兎大明神」といわれ、古事記・日本書記にも記される由緒ある神社なのだそうだ。○境内には神話に登場する「蒲」や「身洗ノ池」も因幡の白うさぎは、ワニザメをだまして体中の毛をむしり取られ丸裸にされてしまった白うさぎの神話。白うさぎは八十神(やそがみ)に「海水で体を洗って山の頂上で乾かすとすぐ治る」と嘘をつかれ、傷だらけになってしまう。哀れに思った大国主命(おおくにぬしのみこと)が「川の真水で体を洗い、川岸の蒲(がま)の穂の上でゆっくり休みなさい」と教えたところ、うさぎの肌にはフワフワと白い毛が生え、もとの白うさぎに戻ることができたという。この神話から、神社が皮膚病ややけどなどに効くとして信仰されてきた。また、白うさぎは大国主命と八上姫(やかみひめ)の縁を取りもった、縁結びの神様としても人気がある。境内では、白うさぎが体を洗ったという「身洗ノ池(みたらしいけ)」や体をくるんだといわれる「蒲(がま)」も見ることができる。○参道沿いのうさぎの像がかわいい鳥居をくぐって参道を進むと、道沿いにさまざまなポーズのうさぎの像が見える。跳びはねたり走ったり立っていたり、一つひとつがかわいらしい。よく見ると、それぞれ足元には「縁」と書かれた石も積まれている。これは社務所で販売されている「結び石」(一袋5個入り500円)と呼ばれるものだそう。投げて鳥居に乗せて願い事が叶うように祈ったり、お守りとして持ち帰ったりできる。○恋みくじやハート型の絵馬! うさぎグッズもかわいい境内には、恋のゆくえを占う「恋みくじ」のほか、ハート型や神話をモチーフにした絵馬もある。掛けられた絵馬には、「結婚できますように」「夫婦円満」「良いご縁がありますように」などさまざまな恋の願いが書き込まれていた。カップルで訪れたのか、ふたりの名前を記したものも見られた。社務所には、縁結びにまつわるものやうさぎがモチーフのお守りが並ぶ。神話の白うさぎの肌が完治したエピソードから、女性にはうれしい「肌守り」やあぶらとり紙などのグッズもあった。さらに周辺には、道の駅「神話の里 白うさぎ」、絶景の「白兎海岸」、展望台、愛の鐘や、白兎のお告げ箱が設置された「気多ノ前展望広場」などいくつかの縁結びスポットがある。神話ゆかりの地を巡って、かわいいうさぎに恋の願いを叶えてもらっては。
2015年02月12日グッドスマイルカンパニーは12月5日、鳥取県倉吉市に国内初となるフィギュア工場「楽月工場」を竣工式を行った。竣工式の模様は、動画サービス「ニコニコ生放送」で放送され、グッドスマイルカンパニー代表取締役社長・安藝貴範氏、鳥取県知事の平井伸治氏、倉吉市市長の石田耕太郎氏、マックスファクトリー代表・渡辺氏、鳥取県出身の声優・下田麻美らが出演。MCを声優の白石稔が務め、工場内の案内ツアーなどを行った。「楽月工場」は、鳥取県が漫画やアニメから地域活性化に熱心に取り組んでおり、企業立地への行政支援の手厚さなどのサポートもあることから設立され、グッドスマイルカンパニーは全世界へ純国産、"メイドインジャパン"として商品を発信していくという。国内工場出荷第一弾商品として『桜ミク Bloom in Japan』、第二弾商品として『figma 馬』が発表されている。ここでは、5日に行われた竣工式の模様をレポートしていこう。鳥取県倉吉市は、鳥取県の中部に位置する人口は約5万人の市である。竣工式に出席した安藝社長は倉吉市について「老後に一番住みたい町No.1」と評価し、同じく竣工式に出席した鳥取県知事の平井氏が「老後を約束しますから、ぜひお墓を建ててください(笑)」とユーモアを交えて紹介した。そんなグッドスマイルカンパニー初の国内工場の名前は「楽月工場」。由来について安藝社長は「中国でも工場展開をしているのですが、最初に作った工場名が明月でした。これは中国のチームと日本のチームがいつも同じ月を見ていること、美しいものを一緒に追いかけようということからつけた名前。同様に上海の工場は如月だったので、今回は月つながりで楽月としました」と説明。さらに「私は楽月(らくつき)ではなく、ラッキーだと思っています。ラッキーファクトリーです」と付け加えた。これに倉吉市の石田市長は「楽月というとうさぎが餅をついているイメージ。倉吉には天女伝説があるので、縁があるのかなと思います。グッドスマイルカンパニーさんに来ていただいたことがラッキーですね」と応じた。テープカットが行われた後、グッドスマイルカンパニーのカホタンによる工場内の見学ツアーが開催。解説として、工場長の角田氏と鳥バード氏が同行した。楽月工場でのフィギュアの制作工程は、成形機と呼ばれる機械でフィギュアのパーツを制作するところからスタートする。樹脂を高温で溶かし、金型に流し込んでパーツの形に固めていくのだ。完成したパーツはひとつのかごにまとめられ、ランナーと呼ばれる樹脂の通り道を一つひとつ手作業で取り、表面を磨き上げていく。この時、金型の構造上、必ずできてしまうパーテーションラインと呼ばれる盛り上がった部分も、手で磨いて取り去っていくという。その後は彩色セクションへ移り、やはり手作業で色を塗っていく。エアブラシや筆を用いて塗装した後は、リタッチと呼ばれる修正工程と、目などの細かい部分を描くタンポ印刷工程を経て、人の目で検品し完成品に。作業する席にはすべて局所排気装置が設置されており、削りカスなどを吸い込むことでクリーンな状態を保っているという。また、工場内には、安藝社長の旧友だというアメリカのアーティストが描いた巨大なイラストも描かれており、独特の存在感を放っている。ホビーメーカーであるグッドスマイルカンパニーらしい遊び心といえる。楽月工場は竣工したばかりということもあり、現在はラインのトレーニング中。角田工場長は「楽月工場は港でいえば船に乗った段階で、まだ出稿できていません。早く工場の本格稼働に向けてやっていきたいです。お客様に喜んでいただくフィギュアを作っていくのが使命だと思っています」と意気込みを語っていた。工場見学ツアー終了後、楽月工場の第一弾商品となる『桜ミク Bloom in Japan』と、第二弾商品『figma 馬』がお披露目された。『桜ミクはグッドスマイルカンパニーにとって記念すべき500番目のねんどろいどであり、楽月工場での初生産商品となる。3種類の表情とお花見セットが付属しており、春らしい透明感にあふれたねんどろいどだ。また、お花見セットには倉吉市の名物である「打吹公園だんご」がモチーフに使われている。また、第二弾商品の『figma 馬』は、マックスファクトリー代表・渡辺氏によると「人型のfigmaならどれでも載せて遊ぶことができる」という商品。これまではfigmaでは人型が多かったが、こうした面白いシーンを作れるfigmaをずっと考えていたのだという。いずれの商品も、グッドスマイルカンパニーのオンラインショップで受注するほか、倉吉市のふるさと納税の贈答品としても受注可能。ふるさと納税とは、自治体に寄付金を納めることで、住民税のおよそ1割を限度として全額控除する制度。贈答品(今回であれば桜ミク)がもらえるなどの特典もあり、控除額を差し引くと、かなりお得に入手できるという。最後に安藝社長は、「倉吉市は文化の香りが強い土地。ラインで生産する方が多い土地でもあり、新しい技術を開発するには良い場所です。日本でフィギュアを作っていくのは、ホビー業界にとっても大事な命題で、楽月工場も注目されています。ここからもしかしたら歴史が変わるかもしれません。地域の皆さんと手を組んでやっていきたいですね」と、同社初の国内工場にかける思いをコメントした。グッドスマイルカンパニーの挑戦は、ホビー業界、そして倉吉市に何をもたらすのか。業界の内外から大きな注目が集まっている。
2014年12月29日12月5日に竣工式が行われた鳥取県・倉吉市のグッドスマイルカンパニー「楽月工場」で製造される第1弾商品として『ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan』の発売が决定した。2015年3月発売予定で、価格は4,167円(税別)。「ねんどろいど」シリーズなどを展開するフィギュアメーカーであるとともに、レーシングチーム「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」も運営し、先日にはエアレース「Red Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)」への参戦も大きな話題となったグッドスマイルカンパニー。5日に竣工された「楽月工場」は、鳥取県が漫画やアニメから地域活性化に熱心に取り組んでおり、企業立地への行政支援の手厚さなどのサポートもあることから設立され、同社は全世界へ純国産、"メイドインジャパン"として商品を発信していくという。同社初の"メイドインジャパン"商品となる『ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan』は、桜をイメージした可愛らしい装いの初音ミクを「桜ミク」として立体化。記念すべき「ねんどろいど No.500」の商品となる。原型制作は、いまいゆういちが担当。表情は通常の「笑顔」、お団子を食べようとする「あーん顔」、ほんわか笑った「うっとり顔」の3種類を用意。桜の模様が細かくあしらわれた通常のツインテールのほか、さくらんぼをイメージした可愛らしい髪飾りのついた「三つ編みパーツ」も付属する。オプションパーツの「和盆」にのせた「三色団子」は、倉吉名物の「打吹公園だんご」をイメージして制作され、そのほか「甘酒」「お猪口」など春の日を彩る「初音ミク」に仕上がっている。予約受付は、同社のオンラインショップ「GOODSMILE ONLINE SHOP」でも実施されていたが、一次生産分は完売。本日12月8日より二次生産分の案内がスタートしている。また、本商品は鳥取県・倉吉市への「ふるさと納税」で1万円以上寄付した場合の特典のひとつにも加えられている。(C)Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2014年12月07日実はカニの水揚量がぶっちぎりで全国1位の鳥取県。11月6日に松葉ガニ(鳥取県産ズワイガニの雄)漁が解禁されるにあたり、都内では鳥取県改め、"蟹取県"を掲げた「鳥取県ウェルカニキャンペーン」記者発表が行われた。○実は北海道の3倍以上!農林水産省が実施する水産物流調査(2013年)によると、鳥取県の主要漁港でのカニ類の水揚量の合計は1万929tと2位の北海道(3,353t)の3倍以上、全体に占める割合では46.4%にものぼる。実際、家計調査(総務省、2人以上の世帯)の都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキングでも、平成23年~25年までの平均で、鳥取市のカニ購入数量は全国1位(3,929g、平均651g)となっている。そんな鳥取県にちなんで実施する「鳥取県ウェルカニキャンペーン」では、鳥取県観光連盟に加盟する139軒に宿泊した人を対象に、毎月抽選で100人に松葉ガニやベニズワイガニなどの鳥取県産カニをセレクトしてプレゼントする。このキャンペーンは10月1日~2015年2月28日まで実施するため、合計500人に鳥取県自慢のカニが振る舞われることになる。今回の発表会には、鳥取県知事の平井伸治氏とともに、鳥取県出身で「とっとりふるさと大使」でもある女優の蓮佛美沙子(れんぶつみさこ)さんが登場。鳥取県と言えば、47都道府県で唯一、スターバックスがない県として知られていたが、2015年初夏にはスターバックスの初出店が決定した。とは言え牛丼に目を移すと、吉野家やすき家はあるのに、まだ松屋がない県だという。それに対して平井知事は、「松屋がなくても松葉(ガニ)がある県」と答え、"蟹取県"であることをアピールした。○鳥取県産カニをPRする"おカニさん"誕生鳥取県で15年過ごした蓮佛さんも、「カニはあまりに身近にあったので、東京に来るまではその貴重さを実感できませんでした。私自身、カニと一緒に育ってきたようなものなので」とコメント。そんな蓮佛さんは、鳥取県の魅力のひとつであるカニを全国に伝えるべく、女将さんならぬ"おカニさん"となって、カニのおいしさをPRしていくという。また、4人以上のグループで鳥取空港・米子鬼太郎空港を利用して鳥取県内宿泊施設に泊まると、ひとりあたり5,000円をキャッシュバックするキャンペーンも実施する。同キャンペーンは先着3,000人で、11月22日~2015年3月8日(12月27日~2015年1月3日を除く)限定となっている。「鳥取県ウェルカニキャンペーン」やキャッシュバックキャンペーンの詳細は「鳥取旅の生情報」を参照。
2014年11月06日鳥取県鳥取市扇町の鉄道記念公園一帯で、日本各地および韓国のちゃんぽんが味わえる「ワールドちゃんぽんクラシック2014 in鳥取」が行われる。開催日時は11月2日~3日10時~16時まで。○13種類のちゃんぽんを一度に味わえる同イベントでは、ちゃんぽんの原点と言える九州、和風やあんかけスタイルの本州・四国、個性派の栃木、北海道に「韓国ちゃんぽん」も加え、全13種類のご当地ちゃんぽんを鳥取で味わうことができる。昨年の北九州大会では1日2万人もの来場者でにぎわったとのこと。出品予定のご当地ちゃんぽんは、カレーのあんをかけたちゃんぽん「鳥取カレーちゃんぽん」、網走湖のシジミやオホーツクのホタテが入った「網走ちゃんぽん」、トリガラ、魚介類のスッキリスープが特徴の「八幡浜ちゃんぽん」など。また、ちゃんぽんの本場、九州から「戸畑焼チャンポン」、「平戸あごちゃんぽん」、「小浜ちゃんぽん」が出品されるほか、大韓民国よりスパイシーな「韓国ちゃんぽん」がゲスト出品される。また、期間中は鳥取の伝統舞踊「傘踊り」や「逢鷲太鼓」、「とうふるーと」、「チャンポン・ダ・マンボ」、「ご当地アイドルショー」、「ラテンなマジックショー」、「全ちゃん協が勢揃いのサミット」など、さまざまなステージイベントも用意しているとのこと。
2014年11月01日高知県と鳥取県は12日と13日に、東京都千代田区のベルサール秋葉原で「高知×鳥取 まんが王国会議2014 in Akiba」を開催する。○岩手県がゲストとして参加、各県のグルメも展開同イベントは、共に"まんが"をテーマに県の知名度向上や観光客誘致に積極的に取り組んでいることから、高知県と鳥取県が互いに協力し合うことで生まれた催し。昨年の開催時と同様、今年も高知と鳥取の両県知事が参加する。さらに今年は、「まんがをテーマに県の知名度向上に取り組む新たな県」として、岩手県がゲスト参加を表明。岩手県知事を含めた3県知事に加えて、応援団として「AKB48 Team 8」から、廣瀬なつき(高知県出身)、中野郁海(鳥取県出身)、佐藤七海(岩手県出身)らも参加。まんが王国会議親善大使である浜田ブリトニーとともに、13日の12時30分から一時間半のトークセッションを行う予定になっている。また、13日の11時~11時30分には地元で活躍するご当地アイドルのステージを展開。高知県からはご当地アイドルはちきんガールズが、鳥取県からはまんが王国とっとりPRのため県内外で活躍するアイドルユニットChelip(チェリップ)が出演する。まんが以外にも、両日各県の魅力が楽しめる物産展や地元のグルメを用意しているという。開催日時は10月12日~13日、11時~17時。会場は東京都千代田区外神田3-12-8 ベルサール秋葉原。
2014年10月03日鳥取県は10月1日、鳥取県観光連盟の協力のもと、観光誘客促進を目的とした「鳥取県ウェルカニキャンペーン」を開催する。実施期間は2015年2月28日まで。鳥取県は全国1位のカニの水揚げ量(農林水産省 2012年 水産物流通調査より)を誇る。境漁港など県内主要漁港でのカニの水揚げ量は日本全国の約40%の割合を占め、全国有数のカニの一大産地になっているという。9月1日にはベニズワイガニ漁、11月上旬には鳥取の冬の味覚である松葉がにや親がに(鳥取県産ズワイガニの雌)漁が解禁。この時期には鳥取県観光連盟に加盟する宿泊施設の多くで、松葉がにやベニズワイガニを楽しめるコースも提供している。同キャンペーンでは、同連盟に加盟する139軒の宿泊施設に、2014年10月1日~2015年2月28日に宿泊した人を対象に実施する。抽選で、松葉がにやベニズワイガニなどの鳥取県産カニを毎月100名、総勢500名にプレゼント。応募は「宿泊証明印」が押印されたキャンペーンガイドブック内の専用応募ハガキまたは官製ハガキにて受け付ける。締め切りは2015年3月6日(必着)。
2014年09月29日(画像はニュースリリースより)夏バテの経験は?鳥取県が実施した、熱中症&夏バテ対策に役立つ調査結果!鳥取県は『夏バテおよび熱中症と食生活』に関連する調査を実施した。調査方法はインターネット調査で、千葉や東京、神奈川などに住む20歳代~50歳代までの女性の方あわせて300名が調査の対象だ。(調査の詳細はリリース全文を参照のこと)最初の質問「いままで夏バテを感じたことがあるか?」に対して「毎年、夏バテがひどい」「軽い夏バテを毎年経験する」「毎年ではないが、軽い夏バテになる」「今年はじめて夏バテの経験をした」をあわせると、全体で7割以上の方が症状の差はあっても、「夏バテを経験したことがある」と答えている。次に「日常で食事をしっかり取ることを大事にしているか?」の問いでは、「大事にしている」と回答した方は全体の8割以上だった。フルーツなどから水分補給をしたい?水分補給に適合するフルーツの1位は?さらに夏の暑さや熱中症の対策として「フルーツなどから水分補給をしたいか?」の質問について、全体の7割以上の方から程度の差はあっても「フルーツなどから水分を取っている。また取りたい」との声がきかれた。そして「水分補給をする為に適合するフルーツは?」について、【梨】が46%以上で一番だった。【梨】は8割以上が水分で、さらにカリウムや果糖およびリンゴ酸など、疲れた体を回復させる為に役立つ成分が含まれているという。このような調査を参考にして、夏バテや熱中症の対策に【梨】を試してみては。【参考】・鳥取県 市場開拓局販路拡大・輸出促進課 ニュースリリース(共同通信PRワイヤー)
2014年08月27日「鳥取」と聞いて思い浮かべるのは、砂丘、砂丘、松葉がに、二十世紀梨、砂丘…砂丘。やはり砂丘を思いつく人が多いのでは? でも、実はもっとたくさんの魅力がある鳥取。鳥取県の県庁所在地である鳥取市は、7月より鳥取情報発信プロジェクトを開始し、その魅力をPRしています。PRキャンペーンのプロジェクト名は 「すごい!鳥取市」 。このプロジェクトではまず最初に「鳥取市内には全国に発信するに相応しい面白いネタがどれくらいあるのか」を調査。そして、そこで出てきた「これは面白い!」という厳選100ネタをリストアップ。キャラクターに起用されたのは、因幡の白兎伝説に由来する「SUGO!USAGI」(すごうさぎ)。鳥取市にまだまだ隠れている、「すごい!」見つけてくれるお茶目なウサギです。動画や画像を用いたスペシャルサイトを中心に、鳥取市の魅力的な情報を全国に発信していくということなので、これまで鳥取ってよく知らないという人も、ぜひ注目して。ここでは、「すごい!鳥取市」ネタの中からいくつかをご紹介します。■鳥取市の「ふるさと納税」がすごい!ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄付する制度で「節税」にもなり、「お礼の特典」などももらえるということもあって、最近注目されています。その中でも鳥取市のふるさと納税はお得感が高いとか。鳥取市では、「5,000円以上から寄付が可能」で、寄付金額によって「松葉がに」「鳥取和牛」「二十世紀梨」をはじめとしたご当地グルメや、「温泉旅館宿泊券」など60を超える鳥取の産品アイテムから好きな商品を選んで特典をもらうことができます。詳細については 「鳥取市ふるさと納税サイト」 で確認して、ぜひ鳥取市に寄付してみては?■ギネスに挑戦!鳥取市の「傘踊り」がすごい!鳥取市の夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭」。このお祭りは、毎年4,000人が参加する一大イベントで、カラフルな傘の骨の中ほどに付けられた鈴が踊りの要所で「しゃんしゃん」と鳴るという風情溢れる光景が大人気。今年は8月9日~15日に鳥取市内で開催され、14日には鳥取市中心部でメインの「傘踊り」が行われます。今年50回目の節目を迎える「しゃんしゃん祭」。その記念として「傘踊り参加人数」のギネス世界記録挑戦を行うことに。これまでの記録は2011年にルーマニアで達成された1,461人。この記録を抜き、2,000人の踊り子参加を目標に「世界一の傘踊り」を達成し、鳥取市の大幅な知名度向上を目指します。■透明度が高い!鳥取市の美しすぎる海がすごい! 鳥取には、鳥取砂丘と海水浴が楽しめる「鳥取砂丘海水浴場」や『因幡の白兎』で知られる弓状の浜「白兎海水浴場」をはじめ多くの美しい海水浴場があります。中でも、井手ヶ浜海水浴場は、晴れた日に砂浜を歩くと「クッ、クッ」と心地よいメロディーを奏でる全国でも珍しい鳴り砂の浜です。鳴り砂の浜は、全国に20数か所あるといわれていますが、砂が鳴るためには、砂の成分のほとんどが石英で、大きさが均一であること、そして何より海と砂がきれいでなくてはなりません。青谷町には、井手ヶ浜と青谷浜がありますが、どちらでも聞くことができます。特に井手ヶ浜は、平成8年に「日本一いい音」であるとの評価を受けています。このすばらしい音を確かめにぜひ足をお運びください。■鳥取の新名所「砂の美術館」がすごい!鳥取に行ったらまずは観ておくのが砂丘。中でも、鳥取砂丘 「砂の美術館」 は必見です。これは、2006年に開館した、世界初となる「砂」を素材にした彫刻作品を展示する美術館。これまで「砂で世界旅行」をテーマに砂像を展示。現在は「砂で世界旅行・ロシア編」を展示中。芸術大国ロシアを砂で再現した、繊細で圧倒的スケールの砂像の世界をぜひその目で見て。8月13日~30日には、スペシャルイベントとして、3Dプロジェクションマッピングを砂像で行うという、まさに砂の美術館でしか体験できない衝撃と感動も。■鳥取市の新鮮グルメがすごい!「松葉がに」「白いか」「岩牡蠣」「二十世紀梨」をはじめ、鳥取は海の幸からフルーツまで美味しい食材が豊富。また最近は、カレーの街としても人気を博し、鳥取市内を中心にさまざまなカレーが味わえます。そのカレーの付け合せの定番「らっきょう」も鳥取市の名産品だから注目。鳥取市に行った際は、新鮮な鳥取の食のすべてを堪能できる一大スポット「かろいち」(鳥取が誇る海の御馳走が並ぶ鳥取の台所)と「わったいな」(野菜、フルーツ、肉を中心にした県内随一の一大グルメゾーン)に足を運んで、鳥取の食を味わって。鳥取まで行けなくても、鳥取の美味しい旬の食は市運営のネットショップ 「とっとり市(いち)」 で購入することも可能です。プロジェクトを担当した鳥取市のみなさんは、「鳥取市は美味しいもの、美しい景色などがたくさんある」、「観光地として魅力に溢れる場所」、「これまではあまり知られることがなかったかもしれませんが、今回の企画で鳥取の情報をより多くの人に知ってもらいたくさんの人たちに訪れてほしい」などと今後に期待を寄せています。鳥取市にはまだまだ知られざる魅力がいっぱい。美・食・遊が揃ったオススメの旅先でもあります。今年の夏休みはぜひ鳥取に足を運んで、その魅力に触れてみては?・すごい!鳥取市 公式サイト
2014年07月08日TVや雑誌などで、主に東日本に住む人が「区別がつきにくい県」として挙げられる中に入っていることが多い「鳥取県」と「島根県」。本州の西端に近い山陰にあって、また、隣り合わせということもあるためだと思われるが、実は、かつて1つの県だったことがあったという歴史も尾を引いているという見方もあるのだ。○明治政府の施策のためだった地元でも知らない人も少なくないという、この事実について鳥取県立公文書館の伊藤康総括専門員は「明治9年(1876)8月21日から明治14年(1881)9月12日までの5年間、確かに鳥取県は島根県になっていました」と話す。また、「この時の影響は、130年たった現在までも鳥取県に残っています」とも言う。明治4年(1871)の廃藩置県によって生まれた最初の鳥取県は、「因幡国」と「伯耆国(ほうきのくに)」、そして飛び地としてあった「播磨国」の一部が合体したものだった。「兵庫県姫路市の東隣にある高砂市辺りも鳥取県だったということは、地元の人でも知ったらビックリするのでは!?」(伊藤さん)。この「因幡国」は、今で言う「鳥取市」「気高郡(けたかぐん)」「岩美郡」「八頭郡(やずぐん)」、一方「伯耆国」は、「米子市」「倉吉市」「境港市」「東伯郡」「西伯郡」「日野郡」に当たる。つまり、因幡国は鳥取県の東側で伯耆国は西側ということになる。「同じ鳥取県でも東西では、言葉や習慣が異なっています」と伊藤さん。こうして生まれた鳥取県だったが、明治維新で活躍した人物を輩出したのにも関わらず政府で重用されなかったことから、政府に不満を持つようになっていったという。「反政府的な県と思われたことも、『島根県とひとつにしてしまえ』という考えになったようです」(伊藤さん)。○大きすぎるため2つの県に戻されたこうして巨大な「島根県」が誕生し、県庁をはじめとして師範学校など主立った役所は、松江市に移された。だが、鳥取県の東端から島根県の西端まで総延長は320kmに及ぶ。「今の山陰本線ができたのが明治40年前後ですから、西にある松江市までは、馬か徒歩、海運しかなくて大変だったようです」と伊藤さんは言う。また、県庁をはじめとする役所が移ってしまったことで、産業もおのずと松江の方に移っていき、どんどん鳥取は寂れていったという。それを見た地元の有志が立ち上がって「鳥取県再置運動」を行い、明治政府に働きかけて再び2つの県となった。伊藤さんは、「しかし、その5年間で鳥取県はかなりダメージを受けたように思います」と話す。○地域性が今でも残る今でも鳥取県と島根県の間に「しこり」のようなものが残っているのは、こうした歴史的な背景もあったわけだが、実は、それぞれの県内でも、更に事情は異なっているという。「元は2つの国が合わさった鳥取県は、鳥取市がある東部と米子市や境港市がある西部では、島根県に対する意識も違います」(伊藤さん)。実際、地理的にも距離的にも松江市に近いことから、言葉や習慣などは島根県人に近いものがあるという。「明治14年の鳥取県復活の際、県西部では島根県に残りたいという意見も強かったようです」と伊藤さん。ただし、島根県の方も、出雲国・石見国・隠岐国という旧国同士で、いまだに意見が違うことがあるそうだ。鳥取県では島根県から分かれた9月12日を、「とっとり県民の日」と呼んでいるという。100年を遙(はる)かに超えても影響が残っていることを見ると、歴史を侮ってはいけない証拠と言えるのでは!?
2013年11月15日鳥取県境港市の境港商工会議所および境港市観光協会は、10月27日に境港会場(鳥取県境港市)と調布会場(東京都調布市)で実施する『第8回境港妖怪検定』の受験申込受付を8月17日から開始した。「境港妖怪検定」とは、日本を代表する漫画家・水木しげる氏の出身地であり、観光地「水木しげるロード」で有名な鳥取県境港市で誕生したご当地検定。2006年に第1回を実施し、現在までの累計受験者は3,600人。これまでに2,220人の公認「妖怪博士」(合格者)が誕生した。合格者の最年少は6歳、最年長は75歳だという。2009年には新たな試験会場として調布会場(東京都)も追加した。現在、2つの会場で実施する『第8回境港妖怪検定』の受験申込を9月30日まで受け付けている。試験は3つの級に分かれており、受験料、会場もそれぞれ異なる。初級の受験料は2,000円、会場は境港会場・調布会場。中級の受験料は3,000円で、会場は境港会場・調布会場、上級の受験料は4,000円で、会場は境港会場(中級合格者のみ受験可)。申込みは、公式サイトでの受験申込ページから申込むほか、専用申込書での郵送申込(9月30日消印有効)も受け付ける。専用申込用紙配布場所は、境港商工会議所、境港市観光協会観光案内所、調布市観光案内所「ぬくもりステーション」、食のみやこ鳥取プラザ(東京・新橋)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月19日鳥取県東伯郡三朝(みささ)町の三朝温泉街で、三朝温泉の泉質である「ラジウム」にちなみ、ラジウム発見者のキュリー夫人の偉業を讃える「キュリー祭」が開催される。開催日時は8月4日の11時30分~21時30分まで。同温泉は、ラジウムおよびラドンが含まれる世界屈指の放射能質で、浴びることで新陳代謝が活発になり免疫力や自然治癒力が高まるという。泉質に応じて温泉プール療法、飲泉療法、鉱泥療法などが行われており、「三朝」の名称も「三晩泊まって三度朝を迎えれば難病も治る」が由来といわれている。この泉質にちなみ行われる同イベントでは、三朝温泉街を踊りながらパレードする「わいわいパレード」のほか、インストラクター指導のもとノルディックウォークを行う「キュリーウォーク」を開催。また、キュリー夫人の像が建つ”キュリー広場”で「おまつりステージ」や、三朝川で行う「川魚つかみどり大会」など、さまざまなイベントが用意されている。なお、フィナーレには恋谷橋周辺で「三朝川打ち上げ花火大会」が行われるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月01日鳥取砂丘イリュージョンの開催・運営を行っている「新生鳥取砂丘イリュージョン実行委員会」は、12月12日から12月24日、鳥取県・鳥取市の後援により「鳥取砂丘イリュージョン10」を、鳥取砂丘市営 駐車場周辺(鳥取市福部町湯山)で開催する。点灯時間は17時30分から22時(最終日は21時消灯)。10年目を迎える今年の「鳥取砂丘イリュージョン」は、”光の序章”を開催テーマとし、約24万球のイルミネーションで冬の鳥取砂丘を彩るという。シンボルとして、赤・青・緑を中心としたLED電飾が施されている高さ13mの「トラスタワー」を設置。また、メインイルミネーションには、光の色が時間とともに変わる電飾を使用して、日本海の青い海、白い波を再現した”流れるイルミネーション”を採用している。また、ラクダ、象、ウサギ、鹿などの動物13体をイルミネーションで表現した「光る動物園」などの演出もするとのこと。さらに、国立公園 特別保護地区内の「馬の背」(通称)に光と映像を映し出す、ライティング アートイベント鳥取大砂丘「馬の背ライティング」や、ライトアップされた鳥取砂丘を舞台に、パフォーマーたちがパフォーマンスを行う「動く砂像のアートパフォーマンス」などのイベントも開催される。なお、「鳥取砂丘 砂の美術館」では、クリスマス特別企画として、「音楽と光のファンタジー」を同時期に開催。そのほか、会場には地元の食材などを使ったさまざまな屋台も出店する。オープニング点灯式は、12月12日の17時から。同日の16時55分と、17時31分から18時までは、鳥取県警察音楽隊の演奏も行われるとのこと。詳細は、同イベント公式サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日中海テレビ放送は鳥取県・島根県と連携し、12月15日に「ラムサール条約湿地『中海・宍道湖』合同シンポジウムギョギョっと、びっくり、さかなクン! 中海・宍道湖のお魚たちとともに~!」を開催する。同シンポジウムは、ラムサール条約の登録湿地「中海・宍道湖」の生き物(さかな)を通じ、湖の環境保全やその活動を通じた交流方法などについて、「みんなで、楽しく学ぼう」という目的で開催するもの。中海・宍道湖で活動している子どもたちの活動報告を行う他、タレント・イラストレーターで東京海洋大学客員准教授のさかなクンによるトークショーも実施する。会場は境港シンフォニーガーデン「境港市文化ホール」。入場には申し込みが必要で、定員は350名。定員を超えた場合は抽選となる。小学校3年生以下の子どもは、保護者の同伴が必要。申し込みは中海テレビ放送公式サイトから申込書をダウンロードし、中海テレビ放送まで郵送またはFAXで受け付ける。12月9日必着。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日秋田県と鳥取県は12月1日・2日、両県自慢の料理を楽しめるイベント「秋田 鳥取 うまいぞ!ハタハタフェスティバル」を築地本願寺前広場にて開催する。「ハタハタ」は秋田の冬の味覚として有名だが、鳥取でも代表的な水産物として取り扱われている。両県は首都圏へのハタハタの浸透を図るため、2011年に麻布十番商店街で「ハタハタフェスティバル」を開催した。今年は会場を築地本願寺前広場に移し、さらにスケールアップして実施。都内初上陸となる「ハタハタこぶじめ丼」など、現地でしか味わえなかった料理も登場予定になっている。さらに、築地場外市場の協力により、「生ハタハタ」も販売予定(生魚の販売を中止する場合もあり)。2日の12時からは両県の知事が互いにハタハタのうまさを競い合う、「秋田vs鳥取ハタし合い!ハタハタうまさ頂上決戦」を実施。秋田県応援団には「あきた美の国大使」として活躍するタレントの加藤 夏希さん、鳥取県応援団には「山陰海岸学習館 ギョギョバイザー」であるさかなクンを迎えて開催する。料理以外にも、郷土芸能のステージや両県のご当地キャラクターの登場など、幅広い年代が楽しめる内容となっている。同イベントは2日間とも10時~16時まで実施。入場料は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日鳥取県米子市で「キャラ弁コンテスト」が開催された。イベントは、米子市観光協会が9月18日~10月10日の間に募集したキャラ弁から優秀な作品を表彰するもの。表彰式は、11月3日(祝・土)の「ネギ来まつり」イベント内で行われた。応募作品は1人1作品まで、テーマはまんが、アニメ、マスコットなどと決まっており、Web投票での一次審査、ネギ来まつりでの二次審査を経て上位3作品が表彰された。受賞者には皆生温泉のペア宿泊券や、野菜詰め合わせなどが贈呈された。最優秀賞はゲゲゲの鬼太郎や名産のネギ、カニをモチーフにした「鳥取大好き弁当」が受賞。優秀賞は「みんな大好き名探偵コナンdeお弁当☆」、「トリピーin弓ヶ浜☆」の2作品。特別賞は名古屋から応募の「秋のトトロ弁当」という結果となった。詳細は米子市観光協会ホームページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日鳥取県鳥取市に広がる「鳥取砂丘」で去る10月27日と28日の2日間、「オレ達はゆるくない!」と題して第7回となる「ゆるキャラカップin鳥取砂丘」が開催された。イベントは全国からゆるキャラ達が集合し、「決起集会」、「ゆるすもう」、「ゆるなわとび」、「ゆるりんピック」などの競技で王者を決めるという、ゆるくない?もの。今年は過去最高の70体が参加した。競技の他、「ご当地グルメコーナー」、「にぎわい屋台村」、「フリーマーケット」、「PRブース」なども出店し来場者に地元の食を楽しんでもらい、また観光のPRも行われた。地元鳥取から参加したゆるキャラは、鳥取県代表「トリピー」、全国植樹祭鳥取県実行委員会代表「トッキーノ」、三朝温泉観光協会代表「ミササラドン」、湯村温泉観光協会代表の「湯~たん」、とっとり梨の花温泉郷広域観光協議会代表「湯梨花ちゃん」など。総合優勝は羽生市キャラクター推進室代表の「ムジナもん」。種目別では、ゆるなわとび1位に輝いたのは大山町代表「ぐーちゃん」、ゆるすもう1位は総合優勝を果たした「ムジナもん」、ゆるりんピック1位は庄原市観光協会代表「キョロやまくん」という結果となった。気になる「トリピー」だが、ゆるりんピックで「湯~たん」と激戦を繰りひろげ、ダンスを披露するなどの活躍をしたが、残念ながら上位入賞は果たせず無念の涙をのんだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日鳥取県米子(よなご)市は11月1日から11日まで、アートイベント「~街がテーマパークになる~YONAGO WONDER!」を米子市の中心地街で開催する。同市によると、今年は「第13回国際漫画サミット鳥取大会」「第二次米子映画事変」「とっとりまんがドリームワールド」など、多彩なアートイベントが開催されるという。その中でも特にイベントが集中する期間を「YONAGO WONDER!」とし、無料でバスを運行するなどの支援を行う。米子市循環バス「だんだんバス」はイベント期間中、無料で利用できる。米子駅から出発し、米子港、ホープタウン、天満屋入口などを循環し、約50分かけて米子市内を1周。イベント開催中、様々な会場に出掛けるのに便利だ。代表するイベントは下記の通り。今年のテーマは「食と海」。国内外から約400名の漫画家が集まり、作品展示、サイン会、トークショーなどを行う。また、プロの漫画家の作業現場が生で見られる「公開アトリエ」も実施する。開催日は11月7日から11日で、時間は10時から18時。会場は米子コンベンションセンターBIG SHIP。同イベントでは、鳥取県出身の漫画家、水木しげる氏、谷口ジロー氏、青山剛昌氏の作品を体験できる。また、あわせてステージイベントも実施。10月20日から11月11日の9時30分から18時まで開催する。会場はどらドラパーク米子市民体育館。グランドオープンは11月3日から11日まで。米子市商店街エリアで、自主制作映画の上映、大特撮巨編「ネギマン」続編の上映などを行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日神社の御神体(ごしんたい)には定められた形はなく、鏡や剣、玉、石、木など、各神社によって崇(あが)めるものは様々。鳥取県西伯郡大山町にある「木の根神社」では、境内にある老松「への子松」を御神体としているが、この松、ちょっと変わった形なのだとか……。こちらの神社の御神体である松は、なんとその根の形が男根そっくりなのだそう。自然の妙としか言えない偶然の産物。その形状から、性病や夫婦円満、子宝などにご利益があると言われていて、昔から多くの人が参拝に訪れてきた、知る人ぞ知る古社なのだ。神社の鳥居をくぐるとすぐに石段があり、その上には社殿だけなく小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の記念碑も立っていいる。その理由について大山町役場観光商工課では、「実は、小泉八雲が赴任先の松江に向かう途中に宿泊したのが、この大山町だったのです」と説明。実際に小泉八雲は、ここを訪れたことを自著の『日本海に沿うて』にも書き残している。さて、本題。社殿の中には、どう見ても男根を模(かたど)ったとしか思えない木が鎮座している。しかし、なぜこのような形の御神体を祀るようになったのか!?なんと、その理由は神話にあるのだとか。昔、松助という生まれつき病弱な若者がいたという。彼は身体が弱いために思うように仕事もできず、結婚後もなかなか子どもを授かれなかったことを母親は心配していた。そこで近くの八幡さん(神様)にお参りしたところ、老人が現れて「この山の中腹にある大きな松の根にあやかりなさい」とのお告げ。山の中に入ると、なんと本当に崖の上に大きな松の木があるではないか!早速見つけた木の根を持ち帰ったところ、息子は身体が丈夫になりよく働くようになったばかりでなく、子宝にも恵まれたという神話が残されている。そしてその後、身体の弱い人や子どもに恵まれない人などがたくさん参拝に訪れたところ、効能があったことから、今でも信仰を集めているそうだ。ちなみに、こちらの神社で夫婦円満や子宝などの祈願をして、それが成就したあかつきには、赤い腰巻きを奉納するというユニークな習わしがある。木の根神社の近隣には、戦国大名尼子(あまこ)氏が信仰したことで知られる「逢坂八幡神社」がある。この神社は貞観7年(863)、宇佐八幡宮(大分県宇佐市)の分霊を勧請(かんじょう)したのが始まりと伝えられている。また、小泉八雲が宿泊した「妙元寺」や「日御碕神社」、「なかやま温泉」など数多くの観光スポットが点在している。大山町役場観光商工課では、木の根神社を含む散策コース(総散策距離約12km)を設定してパンフレットなどで案内している。「この地区の名所や旧跡巡りを楽しみながら、コース内のどこからでも雄大な大山を一望することができます。せっかく木の根神社を訪れるなら、ぜひ散策を楽しんでみてください!」(大山町役場観光商工課)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日