女優・広末涼子(42)とのW不倫で注目されている料理人・鳥羽周作氏(45)。騒動当初は謝罪コメントを発表するなど反省していた様子だったが、一転して広末の夫のキャンドル・ジュン氏(49)を痛烈批判した。火消しどころか、次々と新たな火種を投下しているが……。「東スポWEB」の記事によると7月1日、新店舗「NAGANO」のオープンに姿を現した鳥羽氏は、同紙記者に自ら話しかけ、キャンドル・ジュン氏を痛烈に批判するなど思いの丈を吐き出したという。そのなかで、「週刊文春」で公開された“交換日記”について、《あれ、普通に考えて結構近い人間にしか渡さないんですよ》とした上で、《僕ら側から流せることじゃないとなると、1人しかいないっすよね》キャンドル氏がリークしたとことを匂わせた。キャンドル氏が開いた会見についても《でもちょっと頭悪いから喋りすぎちゃってさ》などと放言を連発。さらに、『週刊女性』が報じたキャンドル氏の過去の暴行事件については《だってポロポロ出てるじゃないですか。そういう暴力の話とか》《俺の方がちゃんと法律も守ってる。向こうは暴行、傷害ですからね》とコメント。不倫疑惑についても、《(キャンドル氏の)不貞行為なんて10くらいあるんじゃないですか、俺が知ってる限り。マジでああいうやつは抹殺された方がいいですよ、ホント》と言い放った。「元スタッフへの暴行が記事になる前からキャンドル氏の暴力沙汰を知っていたという鳥羽氏は、”会ったら刺されるかも”との思いから直接の謝罪をしなかったと説明しています。広末さんから色々と聞かされているからこそ、キャンドル氏に対して強気の発言なのかもしれませんが、訴えられてもおかしくないと周囲は心配しています。思うことはあったとしても、記者に自ら話すのはあまりにも軽率としか言いようがありません」(メディア関係者)そんな鳥羽氏の強気な発言を、キャンドル氏が訴えた場合の法的リスクはないのだろうか。弁護士法人松本総合法律事務所代表の松本賢人弁護士に話を聞いた(以下、カッコ内は松本弁護士)。「一面においては、鳥羽さんとキャンドルさんは1人の女性をめぐって“恋の鞘当て”をしているわけで、お互いに少し乱暴な表現になったとしても些末な部分で裁判所が細かく損害を認定していくということではないと思いますが、一線を越えているというか、明らかに異質な表現は許されないだろうと思います。《暴行・傷害ですからね》や《不貞が10回くらいあった》という発言は、証拠に基づいて真実もしくは真実と信じる相当な理由あり、とならないと名誉毀損ということで民事の損害賠償請求が認められる可能性は十分にあると思います」事実であれば名誉毀損には問われないというが、立証するのは容易ではないという。「まず、“報道で見た”というだけでは上記のような立証を尽くしたことになりません。鳥羽さんが訴えられた場合、“こういう証拠があって事実がわかった”ということを鳥羽さん側が立証しなければなりません。当事者の証言なども有効ですが、それよりは客観的証拠の有無であり、“10回の不貞”となると例えば異性とラブホテルに入るところの写真など10回分あるのかという話しになると思います。1回分だけの証拠で10回の不貞があったとは普通は認定されないでしょう」とはいえ、キャンドル氏が鳥羽氏を名誉毀損で訴えることは“諸刃の剣”にもなりうるという。「1件でもキャンドル氏の不貞が裁判で明らかになれば、キャンドル氏が裁判で勝ったとしても社会的にノーダメージではいられません。また、鳥羽氏が負けたとしても裁判所の認定する損害額は数十万円~多くても数百万円くらいで、高額にはならないと思います。弁護士費用の負担もありますから、キャンドル氏が損害賠償請求する可能性はそれほど高くないかも知れない、とは思います」仮に名誉毀損は逃れられたとしても、鳥羽氏の発言は他のリスクも孕んでいるという。「相応の根拠があっても、キャンドル氏が手紙をリークしたか見たわけではないでしょうから、それを“ほのめかす”というのもどうかと思いますが、そもそも《頭が悪い》という発言は極めて問題です。単純な蔑称であり、人格非難ですから名誉毀損とは別に、簡単に不法行為に当たると認定されるリスクが高いと思います。いずれにせよ発言に随所に看過しがたい箇所があり、法的にも問題ですし、そもそも非常識との批判は避けられない行動と言わざるを得ず、無用の騒動を起こしていると思います。ご自身のご親族でも顧問の弁護士でも誰でもよろしいが、きちんとした大人の方に相談して、対応を助言してもらうといいと思います」“鳥羽氏vsキャンドル氏”となりつつある今回のW不倫騒動。鳥羽氏の反撃は果たしてどう影響していくのだろうか。
2023年07月07日広末涼子(42)とのW不倫騒動が炎上し続けているシェフの鳥羽周作氏(45)。料理人として、さらなる窮地に立たされている。6月14日、W不倫に関する謝罪文をTwitterに掲載した鳥羽氏。そこには「今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした」と綴られていた。しかし、取り巻く状況は厳しい。W不倫騒動によって、ヘルスケア事業などを展開する株式会社ユーグレナが、鳥羽氏と交わしていたコーポレートシェフ契約を解除。また六甲バターも鳥羽シェフと結んでいた、’25年の大阪・関西万博に向けたメニュー開発等の契約を解除するなど、企業との関係を軒並み失うことに。「鳥羽さんは出演していた『きょうの料理』(Eテレ)を事実上の降板となり、地元である埼玉県戸田市の『とだPR大使』も退任。そして6月30日にはオーナーシェフを務める『sio』などのレストラン数店を運営していの代表を辞任するとTwitterで発表しました」(グルメ誌関係者)そんななか7月5日、鳥羽氏に密着したドキュメンタリー映画『sio/100年続く、店のはじまり』の上映と配信の中止が決まった。もともと同作は東京や福岡で公開され、7月7日からは愛知県の刈谷日劇で公開される予定だった。「スポーツ報知」によると同作の担当者は上映館数が今後増える可能性があると言い、7月31日からはU-NextやAmazonプライム・ビデオなどで配信されることも明かしていたという。ところが広末が推薦コメントを出している同作には、鳥羽氏の妻子も出演しているため、ネットで「家族が可哀想すぎる」との声が相次ぐことに。すると5日に一転して上映も配信も中止に。さらに同日、調理専門校のレコールバンタンは公式サイトで、調理&フードブランドプロデュース学部の学部長を務めていた鳥羽氏の退任を発表した。同学部は今年4月に開設されたばかりで、鳥羽氏はそれと同時に就任を果たしたものの、わずか3ヵ月での退任劇となった。■ミシュラン発言や生肉動画で料理人としての信頼度も低下仕事面で、どんどん追い込まれる鳥羽氏。そんななか、料理人としての信用も失っているようだ。「東スポ」が7月1日にアップした取材記事で《今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから》と発言している鳥羽氏。すると、ネットでは《バラしていいのか?怒られるぞ》との声が上がることに。この件について、ミシュランの担当者は本誌の取材に対して《ミシュランガイドはレストランに掲載の内定をすることは一切ございません》と内定を全否定した。「内定をもらっていると豪語した鳥羽さんですが、ミシュランから“嘘”と否定されてしまいました。“内定した”と発言した背景はわかりませんが、いずれにせよこれまで築いたミシュランとの信頼関係を裏切ったことは間違いありません。仮に本当にミシュランの内定が決まっていたとしても、今回の発言でミシュラン側が考え直して、取り消される可能性もあるでしょうね。また鳥羽氏の料理人としての資質も問われています。’20年10月にアップされた、WEBメディア『kufura』のYouTube動画で、鳥羽氏は生の豚肉を切ったあとに包丁とまな板を洗わないまま、生野菜を切っていました。そのシーンがW不倫騒動によって注目されると、食中毒を危惧する人たちはネットで《素人でも料理する人なら無意識に避けるパターン》《一流シェフとして失格レベル》と批判していました。このままでは頼みの綱である料理界での立場も失い、“追放状態”となる可能性もあるのではないでしょうか」(前出・グルメ誌関係者)自身の言動が仇となっている鳥羽氏。このままでは、文字通り“ゼロから”料理に向き合うことになりそうだ。
2023年07月06日女優・広末涼子(42)とのW不倫騒動の渦中にある料理人の鳥羽周作氏(45)。その強火な発言は、不倫とは全く“無関係”なミシュランにまで火の粉をふりかけ、波紋を広げている。問題となっているのは、7月1日「東スポWEB」に掲載された記事での鳥羽シェフの発言だ。新店舗「NAGANO」のオープンに姿を現した鳥羽シェフは、「東スポWEB」の記者に自ら話しかけ、不倫騒動対する想いや料理への想いを強いトーンで語っていたという。オーナーシェフを務めていた東京のフレンチレストラン「sio」がミュランガイド東京で’20年から23年まで連続して一つ星を獲得している鳥羽シェフ。記事内では料理の腕への自信をあらわにすると、《今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから。いいじゃんもう俺は。『あいつは不倫したけど料理やらせたらやべーよ』でいいじゃん。そう思いますけどね》とコメント。自身が手掛ける別の店舗についても「ミシュランガイド」への掲載が決まっていると明かしたのだ。この「ミシュラン内定」発言が、またしてもSNS上で波紋を呼ぶことに。調査員が身分を伏せ、レストランやホテルを訪れ、サービスを評価する公平な格付けが売りのミシュランガイド。”内定”があるということに驚きを感じた人や、内定を先んじて公表してよいのか?という点に疑問を感じた人が相次いだ。《>内定が決まっているミシュラン、マジか》《ミシュランって事前に内定連絡あるんだね》《ミシュランガイド掲載に当たって、内定通知って来るものなんだ。》《バラしていいのか?怒られるぞ》果たしてミシュランに“内定”制度はあるのだろうか。また、鳥羽シェフの別店舗がミシュランに内定したのは本当なのだろうか?本誌がミシュランに事実の確認を求めたところ、広報担当者から以下のような回答が得られた。《ミシュランガイドはレストランに掲載の内定をすることは一切ございません。ミシュランガイドは世界共通の評価基準で料理の評価をしております。そのプロセスは次の通りです。(1)匿名調査員による食事の調査(2)評価に携わる調査員全員、そのエリアの責任者、インターナショナルディレクターによる合議制です。評価はその年のミシュランガイド評価発表会までお伝えすることはございません。※「ミシュランガイド東京」の評価発表会は例年11月-12月に行っております。食事の調査とは別に、情報確認のために店舗にご連絡をすることはございますが、事前に掲載有無、評価内容をお伝えすることは一切ございません。ミシュランガイドの調査及び発表のプロセスは、これまで同様、独立性、公平性をもって継続してまいります。》つまり、ミシュランには“内定”の連絡をする制度はないという。いったい鳥羽シェフの「内定はきてるから」はどのような意味だったのだろうか。鳥羽シェフが主張するように料理人としての腕に、不倫騒動は関係ないだろう。しかし、このような不遜な発言は運営する店舗やそこで働くスタッフ、そして関係する企業にまで迷惑を及ぼしかねない。
2023年07月06日いまだ広末涼子(42)とのW不倫騒動が収束する見込みのないフレンチレストラン「sio」オーナーシェフの鳥羽周作氏(45)。しかし、自ら薪に火をくべているようだ。7月1日、「東スポWEB」が配信した記事によると、鳥羽氏は手がけた新店舗「NAGANO」におとずれていた東スポの記者らのもとへ自ら話しかけ、広末の夫であるキャンドル・ジュン氏(49)への“逆ギレ”とも取れる言動を展開。そこで鳥羽氏は「火遊びだったらすいませんでしたってなるけど、彼女も離婚したくて、助けてあげるって感じだったら別に謝罪する必要ないじゃん」と言い、「クソっすよあいつは」「マジでああいうやつは抹殺された方がいいですよ、ホント。俺の方がまだ純愛でまともじゃないすか」などと話していたという。また鳥羽氏は“芸能界のご意見番”こと和田アキ子(73)に対しても敵意をむき出しに。自身のラジオ番組でで「家族と会えてないのに広末さんとは連絡取っているって、どないなってんの?」と疑問を投げかけていた和田についても、東スポの取材に対して、鳥羽氏は「俺が広末と連絡取ってて家族と取ってないからどうだとか言ってるけど、俺は取りたいけど向こうが今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話」とバッサリ。さらに「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね」と語ったという。これを受けて、和田は同日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で「すみません、頭の悪いご意見番で」と怒りを込めて応酬していた。「W不倫が『文春オンライン』で6月7日に報じられてから1ヵ月近く、謝罪文を出しても『週刊文春』の取材に応じても、その内容から鳥羽さんの言動は毎回炎上しています。一部では鳥羽さんと広末さんは再婚する意向だとも報じられていますが、そもそもまったく騒動は収まっていません。批判の矛先が自身に向かっているなか、キャンドルさんや和田さんに対して放言するなんてメリットを感じませんし、よほどの勝算がない限り普通はしませんね」(スポーツ紙記者)そんな鳥羽氏のヤケクソにも見える行動に、ある芸能関係者は「別の目論見」を指摘する。「鳥羽さんが運営するYouTubeチャンネル『鳥羽周作のシズるチャンネル』では、これまで料理のレシピ動画を多数アップし、その美味しさと鳥羽氏のキャラクターから人気を集めていました。騒動の後でも人気は根強く、いまだ50万人弱の登録者数がおり、W不倫を謝罪した際には動画のコメント欄にエールも寄せられていました。6月30日に『sio』の代表を辞任していますが、14日の謝罪文では今後も料理人として活動していくことを明言しています。今回の騒動で離れたファンもいるでしょうが、もともと鳥羽さんは自分のビジネスのやり方に賛否が分かれることをわかった上で、気にせず突き進むタイプです。すでに過激な発言や批判に晒されるような言動で人気を集めて成功するYouTuberがいます。“もはや不倫報道など気にしない”という強引なスタイルで、放言を連発している今の鳥羽さんはまるで “炎上系YouTuber”のようでもあります」鳥羽氏が向かう先にあるものはーー。
2023年07月05日加熱の一途をたどっている、料理人・鳥羽周作氏(45)と女優・広末涼子(42)とのW不倫騒動。鳥羽シェフの“大暴走”が火に油を注いでいるのだが、この炎は鳥羽シェフ自身の立場を危うくしかねない。7月1日、長野県小谷村の古民家レストラン「NAGANO」のオープン初日に姿を現した鳥羽シェフは「東スポWEB」の記者に自ら話しかけ、広末の夫であるキャンドル・ジュン氏への憤りを赤裸々に告白したというのだ。記事によると、鳥羽シェフは『週刊女性』で報じられたキャンドル氏の暴行報道に触れ《だって僕だって刺されちゃうかもしれないし》などと直接会って謝罪しない理由を弁明。また、そもそも《例えば僕が(広末と)結婚する、しないかもしんないしわかんないけど、そういう風に思ってるのだとしたら謝る必要ないでしょ。火遊びだったらすいませんでしたってなるけど、彼女も離婚したくて、助けてあげるって感じだったら別に謝罪する必要ないじゃん》と、キャンドル氏への謝罪の気持ちはないことも明らかにした。さらに、《マジでああいうやつは抹殺された方がいいですよ、ホント。俺の方がまだ純愛でまともじゃないすか》と、キャンドル氏に対しての強い不満とともに、自身と広末の”純愛”ぶりもアピールしていた。不貞をした側にも関わらず、“謝罪する必要はない”と堂々とした態度をとったり、相手の家族を痛烈に批判し、“俺の方がまとも”といってのける鳥羽シェフ。あまりに強気な発言は、世間に大きな衝撃を与えている。■“広末からの愛”はいつまで続くのか「鳥羽シェフがキャンドル氏のことをこんなに堂々と批判し、開き直るのは“広末さんにとって、キャンドル氏より自分の方が大切だ”“自分は広末さんに愛されている”という自負があるように思えます」(芸能関係者)しかし、この純愛も永遠には続くとは限らない、と前出の芸能関係者は指摘する。「13年にわたって広末さんのパートナーであるキャンドルさんは会見で、結婚生活の中で広末さんが仕事のプレッシャーなどにより、しばしば精神的に不安定になることがあったことを明かしています。二人が結婚してからも、“彼女が社会的に不条理なことをしていても黙って見守るしかできない”ことが何度かあったそうです。キャンドルさんは、今回の不倫について、広末さんの心が不安定な時に出会ったのがたまたま鳥羽シェフだったのではないか、とのコメントもしています。広末さんの気質として、辛いことがあると、パートナーではない別の男性に頼ってしまうというところがあるのでしょう。今は鳥羽シェフに熱烈な愛情を抱いているかもしれませんが、一過性のものの可能性もあるでしょう」広末は結婚前は男性との交際が数々報じられ、キャンドル氏との結婚後も佐藤健(34)とのデート報道や、先日も「週刊文春」は別の俳優との不倫疑惑も報じている。キャンドル氏自身も、広末の不倫を示談に収めたことがあると会見で明かしている。さらに、前述した鳥羽氏の“暴言”も広末の“蛙化”を招きかねないという。蛙化とは、Z世代が選ぶトレンドランキングで1位に選ばれた現象で、好きだった相手の嫌な面を見てしまい急に幻滅してしまうことを指す。「鳥羽シェフは、和田アキ子さんのことを”頭の悪いご意見番”と無駄に批判し、和田さんを怒らせてしまいました。広末さんの居場所である芸能界に対しても喧嘩を売ってしまったのです。鳥羽さんの自分の居場所を奪うようなふる舞いや昨今の暴走ぶりに、広末さんも引いてしまい、“蛙化”する可能性も十分にあるでしょう。お互いに、仕事も家族も恋人も失っては、まさに地獄のような状態ですね……」(前出・芸能関係者)愛ゆえの行動が逆効果になってしまう可能性もあるようだ。
2023年07月04日広末涼子(42)と、人気シェフ・鳥羽周作氏(45)の不倫が、泥沼化しつつある。広末の夫、キャンドル・ジュン氏(49)が単独会見を行ったと思ったら、今度は広末と鳥羽シェフが、それぞれ週刊誌を使ってことの顛末や今の気持ちを暴露する事態に発展している。改めて芸能人の不倫について考えると近年、その社会的批判の温度は高まっている。また、定期的に大物芸能人の不倫が報じられる状況がある。当事者も、令和の日本において「不倫は一発アウト」な空気があることを知りながらも、なぜこうして次々バレてしまうのか。恋愛ジャーナリストでコラムニストのおおしまりえさんによると、「ダメだと言われていても不倫が存在し続け、定期的にバレ続けるのには、人間の警戒心の仕組みも関係している」という。詳しく聞いた。■人の警戒心の仕組みとは不倫をする人は、どんな立場の人も、当たり前ですが、最初はバレることを警戒して行動しています。しかし、こうして定期的にスクープが撮られてしまう矛盾があります。これには、人の警戒心の仕組みを知ると、ある程度納得できます。警戒心とは、根っこをたどると「恐怖心」や「不安感」など、未知なるモノに対する防衛心の現れです。不倫し始めの心は、慣れていない人ほど「バレたらヤバい」「こんなまずいことをしてしまっている」「この先どうなるんだろう」などの、漠然としたネガティブ感情が渦巻いています。しかし、こうした感情も、1回2回とデートを重ねることで「これは大丈夫だった」「こういうときはこうする」など、具体的な経験が積まれていき、漠然としたネガティブ感情を解消していきます。そうしたなかで不倫に慣れが生じ、脇が甘くなっていき、LINEも行動も大胆になり、パートナーに決定的な不信感を覚えさせてしまうわけです。■回数や年月が不倫当事者たちを麻痺させる不倫がバレる瞬間は、大体2つのパターンに分かれるように思います。1つは、不倫の初期(場合によっては始まりそうな段階)に、浮かれている空気や慣れない背徳感が顔に出て、パートナーに気づかれるケースです。2つめは不倫が中長期化し警戒心が薄れてしまった結果、LINEやクレジットカード履歴、画像フォルダに明らかな証拠が残り、パートナーに即バレするケースです。前者は嘘が下手なだけなので解説は割愛します。後者はまさに、交際スタート時に抱いていた警戒心が経験とともに薄れ、気づかぬうちに脇が甘くなり、行動が大胆になってしまった結果、不倫がバレたという状態です。そもそも、毎回双方のLINEを削除し、クレジットカード履歴に気を配り、さらに写真も残さないで交際をするというのは、気持ちの入った関係なら難しいものです。だからこそ、デート回数や年月を重ねるたびに、自分に向けられる疑惑への判断が甘くなり、気づかぬうちに隠しごとの精度も下がり、結果バレてしまうのです。広末さんと鳥羽氏の関係も、当初は手書きの手紙に偽名を使っていたようですが、結局は本名での“交換日記”といった、バレたら即アウトなやり方になっています。「本気だからバレてもいい」と言うスタンスの現れだったのか……。現在、それぞれが主張をしている泥沼の三角関係ですが、一体どこで着地するのか。誰も幸せにならない喧嘩のゴングは、まだ鳴り止みそうにありません。(文:おおしまりえ)
2023年07月04日W不倫が発覚したフレンチレストラン「sio」オーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)と広末涼子(42)。『週刊文春』6月8日発売号で、2人がホテルで密会していたことが報じられ、その翌週発売号では2人の交換日記やラブレターの存在が明らかとなった。広末は同月14日、自身のマネージャーが運営するInstagramで謝罪し、鳥羽氏もTwitterに謝罪文を掲載。そこにはこう綴られていた。《多くの方にご迷惑をかける行為だと頭では理解していながら、相手のご家族や自分の家族、周りの皆様にどういうことが起こるのかを想像できないまま、僕は冷静な判断を欠く行動をしました。すべては、僕の弱さ、社会に身を置くひとりの人間としての未熟さに原因があります》《今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした。少しずつでも、失った信用を取り戻せるよう、努力を重ねてまいります》そんななか18日、広末の夫であるキャンドル・ジュン氏(49)が会見を開いた。そこでキャンドル氏は広末について「私にとっても良き妻ですし、なによりも子供たちにとって最高の母であり、家族や親戚の中でも最も頑張る、すてきな女性です」と擁護しつつ、鳥羽氏については直接の謝罪がないことなどを取り上げ、憤りを見せるシーンもあった。すると、6月28日に鳥羽氏の独占告白が「文春オンライン」に掲載され、そこで鳥羽氏は自身が運営する「sio株式会社」の社長ポストについて《すぐに辞める気持ちです。相手方の処分(広末は無期限謹慎処分)もあるし、世の中の声を受けて、自分が反省しているという意味で何か形が必要だと思う》と告白。実際30日にTwitterで《報道の事実を重く受け止めsioの代表を辞任します》と表明した。さらに、7月1日新店舗「NAGANO」のオープンに姿を現した鳥羽氏は、東スポの記者に対しキャンドル氏への思いを激白。「火遊びだったらすいませんでしたってなるけど、彼女も離婚したくて、助けてあげるって感じだったら別に謝罪する必要ないじゃん」などと語り、キャンドル氏に対して謝る意思のないことを明かしていた。■謝罪の場面で「これから頑張ります」と言うのは逆効果謝罪しても取材に応じても、1ヵ月近くにわたり炎上している広末と鳥羽氏のW不倫騒動。なぜ、これほどまでに燃え盛るのだろうか。そこで本誌は謝罪を含めたコミュニケーションの専門家で、東北大学特任教授でもある増沢隆太氏に両者の対応を分析してもらった。ここでは鳥羽氏について語ってもらった。鳥羽氏に関しては、謝罪文で《今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います》と表明した点に違和感を覚えるような声が多数上がっていた。増沢氏は「お詫びの場面で“次のこと”を言うのはダメですね」とし、こう続ける。「何のためにお詫びするのかというと、事態を鎮静化させたいから。 でも火がどんどん燃えている状態のなかで、『これから頑張ります』と言うのは逆効果です。余計なメッセージを入れることで、さらに燃料を投下してしまうためです。よく間違える人がいるのですが、謝罪によって評価がマイナスの状態をゼロにすることはできません。マイナス100をマイナス90、マイナス80など、少しでもいいから改善することができればそれが成功です。その視点からいくと『これから頑張ります』といった“謝罪の次のこと”は全く要素として要らないんです。まだ火は消えていないんですからね」(以下、カッコ内は増沢氏の発言)また広末の夫のキャンドル氏は会見で、鳥羽氏の行動について「いまだ直接の謝罪がなくメールでの謝罪のみ」「『後日必ず行きますから』と言ってそれっきり」と明かしていた。この鳥羽氏の対応についても増沢氏は「全然ダメです」と指摘。「トラブった時には、先手を打たなくちゃいけないんです。もちろん『なぜ謝らなきゃいけないんだ』と考えているなら別ですが。『後日に』なんていうと、『今忙しいから』とも聞こえますよね。例えキャンドルさんから『アンタの顔なんて見たくないよ』と断られるのが目に見えていても『今から謝罪しに向かいます』と伝えるべきでした。むしろ断られるのをあえて狙ってでも、そうすべき。キャンドルさんの怒りのエネルギーを放出させ、そのことがキャンドルさんへの1番の火消しとなったはずです」また鳥羽氏が『週刊文春』に200分に渡って思いを激白したインタビューについて増沢氏は「ほんとにただの素人が、ただ喋ってる感じ」と厳しく批判する。「インタビューで『貧乏になりました』と話していましたが、今話すことではないんですよね。『このまま付き合います』『料理も頑張ります』とも言いましたが、余計な情報です。第三者の視点から見て、伝えるべき情報と伝えてはいけない情報を全然仕分けできていないんです。だから、火が全く収まらない。『謝罪ではうまいことを言えばなんとかなる』と考える人もいるようですが、一番大事なのは情報の仕分けです。鳥羽さんはただ思い付くままペラペラ喋っているように見えます。一対一の謝罪なら、ダラダラ話をして煙に巻くという戦略はあるのですが、文章を読んでいる限り、そのような戦略ではなくただ思いのたけを並べただけと感じました。とにかく自分が悪いと認めたのなら『どうすれば炎上が収まるのか』を考え、徹底して火元を抑えないといけません。そして、不祥事による炎上を少しでも抑えるためには『私は愚かです』と完全に認めてしまうことが大事です。私が鳥羽さんに意見を求められたら、『会見を開いて“愚かなので欲望に勝てませんでした”と認めてはどうか』と提案します。それができないのは、自分を少しでも貶めたくないと考えている場合が多いです」さらに、7月1日に入ってキャンドル氏に対する思いを東スポの記者にぶちまけたことに関しても「自身の正当化やキャンドルさん批判は、全く順序が違います」と指摘する。「東スポの記事ではキャンドルさんへの反発が語られていますが、まだご本人への炎上が何も止まっていません。事態が炎上真っ盛りで、わざわざ火の手を煽るような延焼をさせてどうしたいのでしょうか。まして裁判などでは厳しく責任を問われる立場を忘れたかのような言いたい放題。報道が真実だとすれば、やはり事態の泥沼化に向け、自ら一直線に進んでいるとしか思えません」
2023年07月04日「週刊文春」が報じた広末涼子(42)と有名シェフ・鳥羽周作氏(45)のW不倫。騒動が沈静化する気配はなく、芸能界の大御所まで巻き込む事態となっている。「あれだけのシェフに言われたんですけど、すいません、頭の悪いご意見番で」怒りをにじませ、こうコメントしたのは和田アキ子(73)。7月2日、『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演し、鳥羽氏について言及した。事の発端は、7月1日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)」での和田の発言だった。「広末さんは『文春』に自ら電話して所属事務所への不信感を吐露しましたが、『文春』の記者の連絡先は鳥羽さんから聞いたそうです。また鳥羽氏も『文春』に対し、自身の妻と連絡を取っていないことを明かしています。それを知った和田さんはラジオ番組で『(鳥羽氏の)家族とは会えてないけど、広末さんとは連絡とってるの。どないなってんの?』と、広末さんの行動を疑問視したのです」(スポーツ紙記者)和田はこれまでにもたびたび『アッコにおまかせ!』で不倫騒動について言及してきたこともあって、鳥羽氏は腹に据えかねるものがあったのだろうか。7月2日に『東スポWEB』が、鳥羽氏の驚愕の“逆ギレ”を報じたのだ。記事によると、7月1日に鳥羽氏は新店舗「NAGANO」を訪れていた「東スポ」の記者に自ら話しかけ、「和田アキ子さんとかも、俺が広末と連絡取ってて家族と取ってないからどうだとか言ってるけど、俺は取りたいけど向こうが今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話で」と語ったという。さらに「広末さんと連絡取るの普通じゃん。文春の話とかで事実ベースで連絡取るでしょ」と、和田に反論。挙句、「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかな」と言い放ったという。鳥羽氏による反論を知った和田は、2日放送の『アッコにおまかせ!』で冒頭のようにコメント。「どういうことなんですか?わたしをなんで出すんですか、ここで。わかりませんけれども」と不快感を示したのだ。芸能界の大御所である和田に、「頭が悪い」とまさかの暴言を放った鳥羽氏。しかし和田はむやみに鳥羽氏を批判しているわけではなく、寄り添う姿勢を見せたこともーー。不倫騒動を受けて広末は芸能活動を無期限謹慎処分となり、CM契約各社が動画を削除。主演映画も降板となった。いっぽうの鳥羽氏も、25年の大阪・関西万博出展に向けメニュー開発などの協力を依頼していた「六甲バター」が契約解除するなど、不倫の代償を支払うことに。「6月25日放送の『アッコにおまかせ!』で和田さんは、『すべてを解除するっていうのはどうかなっていう気もしないでもない』と、鳥羽さんの現状に対し腑に落ちない様子でした。不貞行為は許されるものではありませんが、和田さんは数々の契約解除は“やりすぎ”と感じたからこそ、鳥羽氏を慮るようなコメントをしたのでしょう。それにもかかわらず、鳥羽さんは和田さんに噛みつくなんて……。鳥羽さんへの逆風は強まるばかりで、得策ではなかったと思います」(前出・スポーツ紙記者)和田の優しさを無下にし、「頭悪い」とまで言い放った鳥羽氏。事態は泥沼化するばかりではないだろうかーー。
2023年07月03日女優・広末涼子(42)とのW不倫で注目されている料理人・鳥羽周作氏(45)が芸能界の超大御所を痛烈批判。自ら広末に追い討ちをかける形となっているようだ。「東スポWEB」の記事によると1日、新店舗「NAGANO」のオープンに姿を現した鳥羽氏は、同紙記者に自ら話しかけ、キャンドル・ジュン氏を痛烈に批判するなど現在の心境を赤裸々に語ったという。そのなかで、ラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)での和田アキ子(73)の発言を痛烈に批判。鳥羽氏は「和田アキ子さんとかも、俺が広末と連絡取ってて家族と取ってないからどうだとか言ってるけど、俺は取りたいけど向こうが今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話で」と、家族側から連絡を拒否されているため連絡を取れないことを明かした。一方、広末と連絡を取るのは普通であるとの認識を示したうえで、「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね」と和田に対する不快感を示したという。この鳥羽氏の発言に対し、和田も2日に出演した『アッコにおまかせ!』(TBS系)で応戦。和田は、「普段ネットニュースとか見ないんですけど、今朝ネットでこの方がわたしのことを”頭のあんまり良くないご意見番”っておっしゃって」と鳥羽氏の発言に触れ、「あれだけのシェフに言われたんですけど、すいません、頭の悪いご意見番で」と憤りをあらわに。さらに、「ご意見番と言われたことに腹が立ってる。すいませんね。この時間取っちゃって。これでちょっとスッキリした」と鳥羽氏の発言に立腹していることを明らかにした。突如、和田にもケンカをふっかけた鳥羽氏。この発言は、無期限謹慎中の広末の芸能界復帰にも悪影響だと芸能関係者は語る。「広末さんは芸能活動を無期限謹慎中で、今後復帰を目指しているかはわかりませんが、鳥羽さんの発言で復帰はよりしにくくなったのではないでしょうか。地上波テレビやCMに今までと同じように復帰するのは難しくても、女優としての評価も高かった広末さんなら映画やNetflixなどの配信サービス系の作品からオファーされる可能性は十分あると思います。また長いこと芸能界の第一線で活躍してきましたから、不倫後も広末さんを応援する俳優仲間やスタッフもいたはずです。ただ、そんな時に不倫相手である鳥羽さんが、和田さんにわざわざ噛み付いてしまった。不倫しただけでなく、その相手が芸能界の大御所にケンカをふっかけるような危険人物ということで、広末さんとの共演を躊躇する事務所が出てきてもおかしくないでしょう。鳥羽さんは自分のいいたいことをぶちまけてすっきりしたかもしれませんが、結果として、芸能界での広末さんの立場を危うくしてしまっているのです」さらなる燃料を投下してしまった鳥羽氏。このW不倫騒動の余波は思った以上に長く続きそうだ。
2023年07月03日広末涼子(42)とのW不倫が連日メディアを騒がせているミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)。6月14日にTwitterで不倫を認める謝罪文を公表したが、以降は沈黙を守ってきた。一方で、その間には“降板・契約解除ドミノ”が続くなど、仕事面で大きな打撃を受ける事態に。そんななか、6月28日配信の「文春オンライン」で現在の心境を激白しており、波紋を呼んでいる。鳥羽氏は記事内で、レストランを運営する「sio株式会社」の社長を退任する意向を示しており、騒動による会社の損失について「3億くらいになるんじゃないかな」「決まっていたクライアントさんが40社くらいありますが、9割はもう無くなりました」と告白。また、有料版の記事では、広末との出会いや現在の彼女に対する気持ちを語っているという。だが、鳥羽氏のインタビューに、ネット上では《発覚当初は強気に出てたのに》《「表向きに代表を降りればいいよね」という対応に見えます》など依然として厳しい声が並んでいる。鳥羽氏といえば、不倫騒動をめぐって“初動の悪さ”も指摘されてきた。「文春にスキャンダルが報じられた当初、鳥羽さんは記者の直撃に『正式に発表できることがあれば、連絡するんで、ちゃんと撮ってもらったら嬉しいですけどね』などと軽い口調で答えていました。さらに批判的なコメントが寄せられるのを防ごうと思ったのか、SNSやYouTubeチャンネルのコメント欄を一時的に閉鎖。一方で、不倫報道に関するTwitterユーザーの投稿に“いいね”をしていました」(芸能関係者)加えて広末の夫のキャンドル・ジュン氏(49)が18日に開いた記者会見では、“不誠実対応”も暴露されることに。2度にわたって「sio」に電話をしたキャンドル氏だが、鳥羽氏から折り返しの電話はなくメールで謝罪されたことを明かしていた。■オープン間近も予約は埋まらず、ランチメニューに辛辣批判こうした鳥羽氏の対応はますます批判を招き、進行中のプロジェクトにまで余波が及んでいるのだ。鳥羽氏のインタビューが公開される前日の27日。長野県小谷村では鳥羽氏が携わる古民家レストラン「NAGANO」のレセプションが開かれたが、ここでも“ハプニング”が注目を集めた。「メニューを監修しプロジェクトの中心人物でもあった鳥羽さんは、レセプションを欠席したのです。開店日は7月1日ですが、当日も鳥羽さんは来ないと報じられています。築140年以上の古民家を村が取得し、1億2000万円をかけてレストランに改装されました。また、レストランの指定管理者は鳥羽さん個人ではなく、sio株式会社となっています。とはいえ、村の担当者が地域活性化のため鳥羽さんに声をかけたことを機にプロジェストが始動し、鳥羽さんもメディアのインタビューで『本当に家族になっていきたいです』と熱く語っていました」(飲食関係者)大切なレセプションを欠席する一方で、文春には饒舌に自らのピンチを語った鳥羽氏。そんな矛盾した行動は、開店直前の古民家レストランにも悪影響を及ぼすことに……。開店まで残すところあと2日と迫り、予約状況を予約サイト「TableCheck」で確認すると初日のランチタイムはほぼ埋まっている。ところが、17時~19時半までのディナー枠はまだ予約可能となっており、翌2日はランチタイムも空きがあった(29日18時現在)。その先は予約がほぼどの時間帯でも予約が埋まっておらず、今後埋まる可能性もあるが、現時点では“ガラガラ”状態だ。「ランチメニューには3000円の鮭定食がありますが、ネット上では《庶民がランチで食べる金額ではないな》《長野で鮭を出すっていうセンスが甚だ疑問》など辛辣な声が上がっています。鮭定食は昨年から『sio』と別店舗『Hotel’s』で朝食メニューとして2500円で提供されてきたので、新店舗での提供も不自然なことではありません。ただ、オープン直前にして予約が埋まらなかったり、メニューにまで批判が及んだりするのは、鳥羽さんの対応の悪さが少なからず影響しているのでしょう。現場では鳥羽さんが不在のなか、スタッフたちが開店準備やマスコミ対応などしているそうです。本来、矢面に立つべきである鳥羽さんが逃げ回っていては、ますます印象が悪くなるばかりでしょう」(前出・飲食関係者)数々の悪手が招いた状況を、鳥羽氏はどのように受け止めているだろうか。
2023年06月29日広末涼子(42)とのW不倫が仕事に悪影響を及ぼしているミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)。6月14日にTwitterで謝罪文を発表して以降、“降板・契約解除ドミノ”が続いていた。「まず地元・埼玉県戸田市のPR大使を退任し、大阪・関西万博に向けたメニュー開発等の契約を結んでいた『六甲バター』が契約解除を発表。コーポレートシェフとして鳥羽さんを起用していたバイオテクノロジー企業の『ユーグレナ』も、契約を解除しました。鳥羽さんが7月から参加予定だった愛媛県松山市での芸術祭『道後アート2023』も、公式サイトのクリエイター一覧から彼の名前が削除されています。また、定期的に出演していた『きょうの料理』(NHK)でも彼が出演予定だった放送内容が変更され、事実上の降板となりました」(週刊誌記者)「ミシュラン1つ星」を4年連続で獲得している東京・代々木上原の「sio」を筆頭に、8店舗を経営している鳥羽氏。’18年5月にレストランを運営する「sio株式会社(前・ハレンチ株式会社)」を設立し、’21年4月には博報堂ケトルと共同で“食のクリエイティブカンパニー”を掲げる「シズる株式会社」を立ち上げるなど幅広く事業を手掛けてきた。そんななか、28日の「文春オンライン」に掲載された鳥羽氏のインタビューが新たな“火種”となっている。記事では広末との不倫について「世の中の人が『それは違うんじゃないか』ということをしてしまった」と反省の弁を述べ、「5年間で築いたおカネもほぼ無くなった」と騒動の影響を明かしている。また、反省の意を示すために社長辞任を宣言しており、「僕が代表を退いても、意志を継いだ皆がやってくれると思っています」と語っていた。また、有料版の記事では、広末との出会いや現在の彼女を思う気持ちも語っているという。■鳥羽氏の撤退で残されたスタッフたちはますます厳しい状況に……鳥羽氏といえば、サッカー選手、小学校教員を経て32歳の時に未経験で料理の世界に飛び込んだ異色の経歴を持つシェフ。“飲食業界の革命児”と呼ばれるなど、様々なプロジェクトにおいてそのカリスマ性を発揮してきた。「『幸せの分母を増やす』がモットーの鳥羽さんは、レストランの域を超えてメディア出演や企業コラボ、YouTube、SNSなど積極的に活動の範囲を広げてきました。’19年10月にブログで『料理を愛しているからこそ、ぼくは厨房を去ろうと決めた』と宣言していたように、鳥羽さんは厨房に立つことを控えていました。あえて厨房から離れた領域で、ビジネス展開をしていくことに挑んだのです。鳥羽さん自身が料理人として評価されるよりも、後進を育てて鳥羽さんの考えを店舗に浸透させることを重視しているからだそうです。また、店舗を増やしたいからスタッフを増やすのではなく、働きたい人が集まってくるから店を増やすという考えも明かしていました。様々な企業との案件を獲得してきた鳥羽さんは、“ミシュランシェフのイメージを塗り替えた”との自負もあったようです」(飲食関係者)不倫騒動で大半の仕事を失ったとはいえ、7月1日には長野県小谷村で古民家レストランの開店も控えている。そんななか、“けじめ”として1人会社を撤退しようとしている鳥羽氏だが、残されたスタッフがより厳しい状況に陥る可能性もあるという。「古民家レストランの開店にあたって、『sio株式会社』は指定管理者という立場です。ただ、メニューを監修したのは鳥羽さんですし、NHK長野放送局のインタビューでも『本当に家族になっていきたいです。地元の人と過ごした日が信頼関係を築き、10年後を作ると思います』と語っていました。皮肉にも不倫騒動で鳥羽さんの知名度が上がったこともあり、『sio』では予約が取りづらくなっているとか。しかし、騒動に対する電話対応などはスタッフが矢面に立っている状況だそうです。すでに鳥羽さんのカリスマ性によって築いたビジネスモデルは、崩壊しつつあるでしょう。従業員の努力ももちろんあったと思いますが、『sio』はよくも悪くも鳥羽さんの知名度やキャラクターで拡大してきた会社です。そんな会社の顔である鳥羽さんがいなくなってしまったら、残された従業員だけでこれまでのようにビジネスを展開していくのは難しくなるのでは。今がいちばん大変な状況なのに、あっさり“辞めます”というのは、無責任と言われても仕方がないでしょう」(芸能関係者)果たして、“敵前逃亡”した社長辞任は最良の選択なのだろうかーー。
2023年06月29日「sio株式会社」社長退任の意向が明らかになったフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)。広末涼子(42)とのW不倫報道により、思わぬ点に注目が集まっている。きっかけは、28日に「文春オンライン」に掲載された記事だ。「週刊文春」に対し、自身が社長を務める「sio株式会社」の現状などについて語り、近く社長退任の予定を示していた鳥羽シェフ。そのなかで、鳥羽シェフの経歴が、《2018年5月、「ハレンチ株式会社」を設立。2019年4月、商号を「sio株式会社」へと変更した》と紹介されたのだ。この「ハレンチ株式会社」という強烈な社名にネットは騒然。不倫報道と関連付けてしまう人が相次いだのだ。《sio株式会社の前身の社名がハレンチ株式会社はさすがに草。》《鳥羽の会社名が「ハレンチ株式会社」で盛大にふいてる。嘘みたいwww》《「ハレンチ株式会社」が気になって何も入ってこないんだが…ハレンチ株式会社?》《週刊文春の電子記事読んだら、広末涼子の不倫相手のシェフが起こした会社の最初の屋号が「ハレンチ株式会社」だった。これは現在の状況の予言…》鳥羽シェフは’18年に「ヒトサラ」に掲載されたインタビューで、料理人などの労働環境を改善する目的でハレンチ株式会社を立ち上げたと語っている。社名の由来は《「ハレンチ(破廉恥)=既成概念を打ち破っていく」という意味》だという。個性的な鳥羽シェフのネーミングセンス。実はこの感性は「sio」にも受け継がれているのだ。丸の内ブリックスクエアに「o/sio」をリリースした際のPR文書には、店名の由来が記されている。それは以下のようなものだ。《sioの店名の由来は2つ。塩加減を大事にしていることと、『周作いつも美味しい』の頭文字を並べました》鳥羽シェフは「ヒトサラ」のインタビューで、店名の由来がメニューの裏に書かれていることも明かしている。《それから、お店のロゴは「くまもん」をデザインした水野学さんにお願いしました。メニューの裏に、水野さん直筆の文字で「しゅうさくいつもおいしい」と書いてくれています。実は、この言葉のイニシャルが【sio】の由来なんです。(笑)》由来通り、鳥羽シェフの料理はいつもおいしかったのだろう。sioはミュランガイド東京で2020年から4年連続一つ星を獲得している。SNS上では名前の由来を知った人たちからの驚きの声が相次いだ。《sioの由来を知って目が点になった金曜の夜》《SIO→周作いつもおいしいってそれDAI語では?》《ハレンチ株式会社→sio(周作いつもおいしい)って名前に驚くわ》社長を退いた場合、周作はいなくなってしまう。社名変更の可能性もあるかもしれないーー。
2023年06月29日広末涼子(42)とのW不倫が波紋を広げているミシュラン1つ星シェフ・鳥羽周作氏(45)。6月14日にTwitterを通じて不倫を認め謝罪をしたが、騒動は泥沼化の様相を呈している。広末の夫であるキャンドル・ジュン氏(49)が18日に、緊急で記者会見を実施。家族や自らの活動への思いを語ったが、質疑応答では「彼からは謝罪がないんです」と鳥羽氏から連絡を無視されていたことを暴露。さらに22日発売の「週刊文春」では広末自ら文春に電話をかけてきたと報じており、広末は所属事務所「フラーム」の社長の対応を痛烈に批判したのだった。一方で、鳥羽氏は謝罪文を発表して以降は沈黙を守ったまま。そうしている間に騒動は波及し、一部ネット上では鳥羽氏に対して“同情論”まで飛び出る事態に。27日に「日刊ゲンダイDEGITAL」は、「ネットには同情論も…広末涼子に溺れ破滅の道を選んだ鳥羽周作シェフ『恋愛経験値』の低さ」と題する記事を公開。鳥羽氏が“広末に舞い上がってしまった”と見るネットユーザーの同情の声を紹介しつつ、恋愛アドバイザーが「恋愛経験値の低い男性が恋愛巧者の女性に手玉に取られた挙げ句、自業自得とはいえ、火だるまになっている姿に同情する意見が出るのも頷けます」と解説している。そんななか、同日には長野県小谷村で鳥羽氏が手掛ける7月1日オープンの古民家レストラン「NAGANO」のレセプションが開かれた。だが、「スポニチアネックス」によれば、中心人物である鳥羽氏は姿を現さなかったようだ。村の担当者は「村としては運営については(鳥羽氏の会社に)任せているが、個人的にはケジメを付けるべき」と述べ、記者会見を開くなりして騒動を収めるよう求めたという。「古民家レストランを立ち上げたきっかけは、昨夏に村の担当者が地域活性化を期待して鳥羽さんに声をかけたことだそうです。古民家は築140年以上で、約1億2000万円をかけてレストランに改修したと聞いています。鳥羽さんは不倫騒動によって“降板ドミノ”が続いていますが、同村では『個人ではなく企業とお付き合いをしている』との見解からプロジェクトの見直しは行わない方針だといいます。ただ、地元の食材を豊富に使ったメニューは鳥羽さん監修です。これまでも同村の観光地域振興課や地元農家の方々と一緒に協議や試食を重ね、鳥羽さんは『歴史や文化含めみんなと一緒に何かを作っていきたい』と語っていました。にもかかわらず、レセプションという大切な場に出席しなかったのは、“逃げている”と思われても仕方がないでしょう」(週刊誌記者)14日に公表した謝罪文では、《自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした》《少しずつでも、失った信用を取り戻せるよう、努力を重ねてまいります》と綴っていた鳥羽氏。しかし、キャンドル氏の会見後も沈黙を貫き、主要メンバーとして参加する地域活性化の一大イベントにも姿を現さずーー。ひとり逃げ回る様子に、ネット上では厳しい声が相次いでいる。《メンタルは凄いですね… 関係するスタッフの方々には謝罪したのでしょうか…》《いつまでも雲隠れしていたら不誠実だと言われ続けるだけ。表に出てくる良い機会だったと思うけど、残念でした》《今まで散々マスコミに出ていたくせに、騒ぎになった途端に雲隠れ。鳥羽氏の逃げ回る態度は不愉快です。紙切れ一枚で済ますのではなく、不倫はやましいことではありますが、自分に信念があるなら、こそこそ広末さんと連絡を取るだけでなく、公の場に出て自分の信念を語るべきだと思います》
2023年06月28日“泥沼化”している、広末涼子(42)と、人気シェフ鳥羽周作氏(45)のW不倫。6月14日には、広末と鳥羽氏の熱い交換日記の文面が露呈。当人たちも不倫の事実を認め、広末さんは無期限の謹慎処分となり、このまま事態は時間とともに収束するかと思われた。しかし、6月18日に夫であるキャンドル・ジュン氏(49)が、独断で記者会見を決行。会見でキャンドル氏は広末を「最高の妻」と持ち上げる一方で、精神的に不安定になることがあることや、過去にも不倫疑惑があったことを明かし、記者達を驚愕させた。その行動力が評価される一方で、広末に会見することは伝えていなかったという。妻の心理としては、自分の知らぬところでプライベートが露呈させられる状態は、容認できるものではないだろう。その証拠に、6月22日に配信された「文春オンライン」では、広末本人が「週刊文春」の取材に応じ、事務所と夫への不信感を顕にしている。会見で、キャンドル氏は広末から離婚を要求されたことを明らかにしていた。また、一部には鳥羽氏との再婚を望んでいるという報道も存在する。はたして今後、広末はキャンドル氏と離婚に至るのか?そして鳥羽氏と再婚の道に進む可能性はあるのだろうか?恋愛ジャーナリストでコラムニストのおおしまりえさんは「夫婦の意見が食い違っている以上、離婚する可能性は高まっていると思う。ただ、鳥羽さんとの再婚も絶望的ではないでしょうか」と分析する。泥沼の三角関係の行方を聞いた。■広末涼子に再婚の可能性はあるのか?週刊文春の記事によると、広末さんと鳥羽さんは双方離婚し、再婚する気満々だったようです。その熱量は不倫が露呈してからも変わらずのようですが、現状ここまでコトが大きくなった以上、再婚は難しいのではないかと考えます。ただのW不倫だったスクープが、夫の会見といったいわば“反対勢力”の生の声が世間一般にも届いたことで、バッシングの熱が相当高まってしまったからです。夫がプライベートの内情を明かしたことで、広末さん達は“不倫当事者”から“家族を傷つける加害者感”が強まってしまいました。こうなると、たとえキャンドル氏と離婚できたとしても即再婚といった行動は取りにくくなります。また、強引に再婚を進めたとしても、それはすなわち、芸能界引退とセットくらいの大きな代償を払うことになりそうです。また現在、双方CMやスポンサー解除による違約金の発生や業務自粛など、経済的な負担も高まっているといわれています。これは芸能人に限ったことではありませんが、人間は経済的な余裕がなくなると、100年の恋も覚めるケースがゴマンとあります。鳥羽さんはシェフですが、いわばタレントシェフの一面もあった人物。双方の金銭ダメージはネガティブな気持ちの変化を生み出すに十分すぎる材料です。■広末涼子のパートナー、一体どっちに?キャンドル氏と鳥羽氏、一体どちらが広末さんにとってベストパートナーとなりうるのでしょう。報道を見る多くの人が、今まで広末さんのメンタルや行動を受け止めてきた夫であるキャンドル氏に軍配を上げるようです。ただ個人的にはどんなに包容力や人間力があろうとも、無断でプライベートを外部に漏らす相手は信頼できないのではないかと考えます。今までは適任だったかもしれないですが、あの会見があった以上、パートナーシップの回復は絶望的ではないでしょうか(キャンドル氏は修復を望んでいますが)。かといって、鳥羽氏が適任かといえば、その点も懐疑的にならざるを得ません。今回の報道で、広末さんには精神的に脆い部分があることが分かったわけですが、そんな彼女を受け止めるために、揺るがない精神力や包容力は必要でしょう。不倫報道後、逃げの姿勢を取り続けている鳥羽氏では、彼女を今後、良いときも悪い時も支えられるのかは疑問です。毎週新事実が明らかになる今回の不倫報道。決着がどう着くのか全くもって読めませんが、どうか平和に解決しますように。(文:おおしまりえ)
2023年06月23日広末涼子(42)とW不倫したミシュラン一つ星レストラン「sio」オーナーシェフ鳥羽周作氏(45)が支払う代償は、大きいようだ。6月14日に鳥羽氏が不倫関係を認めると、15日には’21年から務めていた埼玉県戸田市の「とだPR大使」を退任すること発表された。19日には、六甲バターが鳥羽シェフと結んでいた大阪・関西万博に向けたメニュー開発等の契約を解除したことを公表。さらに20日には、コーポレートシェフとして鳥羽氏を起用していたバイオテクノロジー企業のユーグレナが、契約を解除した。6月14日にTwitterで発表された謝罪文で、《今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした》と語り、料理人として再起を図る鳥羽氏だが、不倫の余波は思わぬところにも。’20年10月に、子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア『kufura』のYouTubeチャンネルで公開された鳥羽氏が豚のしょうが焼きと千切りキャベツを作るレシピ動画が注目を集めている。問題となっているのは『【 #おうちでsio 】「 絶品 しょうが焼き 」の隠し味はあの果物…! ミシュランシェフ の 直伝レシピ kufura 』という動画の冒頭。「料理するときにすごい効率のいいやり方があって、切るものは全部一回で終わらすみたいな感じで、切って全部用意しておくと、あれやってまたあれやって、また切ってみたいにならないんで、全部切りものは先にやるみたいな感じでやるのが僕的にはおすすめなんで」と言って、先に食材を切ることが効率よく料理するコツだと鳥羽氏は話していた。実際に鳥羽氏は料理工程の最初に豚肉をカット。使っていたまな板と包丁をタオルで拭くと、続けて玉ねぎを切る際に注意する点を語りながら切っていった。さらに同じまな板と包丁を使ってキャベツを千切りしていた。「動画のコメント欄では、自分で食べる豚のしょうが焼きと千切りキャベツとは言え、生の豚肉を調理する際に使った手と包丁とまな板を洗わずに、加熱せずに食べるキャベツを千切りしたことを、問題視する声があがっています。真似した人が食中毒を起こしかねないとの指摘もありました。鳥羽さん本人のYouTubeチャンネルのものでない2年半以上前の動画ですので、今回の騒動がなければ注目を集めることはなかったでしょう」(芸能関係者)SNS上では、問題となっている豚のしょうが焼きレシピ動画に対して、《今だからこそ炎上する》《わざわざ粗探しに行ってるのか…暇な人もいるもんだな》と些末なことと指摘する声もあがる一方で、批判する意見も多数みられた。《ミシュラン、一流シェフとして失格レベル》《これは家でもやらないな笑笑》《素人でも料理する人なら無意識に避けるパターン》
2023年06月23日女優・広末涼子(42)とのダブル不倫を謝罪した鳥羽周作氏(45)の降板・契約解除ラッシュが続いている。6月14日に双方が不倫関係を認めて以後、15日には、出身地・埼玉県戸田市の「とだPR大使」を退任することが明らかに。19日には、六甲バターが鳥羽シェフと結んでいた’25年の大阪・関西万博に向けたメニュー開発等の契約を解除したことも判明した。6月20日には、出演予定だったNHKの料理番組『きょうの料理』の27日放送分内容が変更に。また、鳥羽シェフをコーポレートシェフとして起用していた株式会社ユーグレナも、6月14日付での契約解除を発表している。「鳥羽さんのイメージは、日を追うごとに悪くなっていっています。表に出ていない事業でも、契約の打ち切りなどが進む可能性が高いです。不倫したことは事実だとしても、もう少しマシな対応があったんじゃないでしょうか……」(芸能関係者)最初に不倫が報じられた6月7日には、SNSで「株式会社GO」の三浦崇宏代表(39)が呟いた、《(前略)人生に常勝はありえない。ならば、負けない人間よりも、負け太りできる人間を目指した方がいい。この言葉を知ってから、おれはより強くなったよ》との投稿に「いいね」。さらに、同日18時ごろに投稿された、一般ユーザーによる《隠し撮りでこの美しさってまじ凄すぎない???》と広末の美貌を称えるツイートにも「いいね」(現在は解除)。“不倫の当事者とは思えない”との声が相次いだ。6月14日に、不倫を認める謝罪文を発表。関係者への謝罪の意を綴った上で、周囲の信用を取り戻すため《今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います》としたが、これにも“自分だけ都合が良すぎる”との批判が殺到した。さらに、18日には広末の夫であるキャンドル・ジュン氏(49)にも料理に向き合う姿勢の“無神経さ”を突っ込まれる事態に。同日一人で会見を開き、不倫報道について説明したキャンドル氏は、「彼(鳥羽シェフ)の謝罪文を見た時に“これからは料理に精進します”って締めくくられていたことに対して、何とも言えない気持ちになりました」「怒りしか浮かばなかったです」と憤りを隠さなかった。さらに会見では、鳥羽シェフの“驚愕対応”も明らかに。キャンドル氏は鳥羽シェフにアポイントメントを取ろうと同氏の事務所に電話を2度かけ、受付の女性に要件を伝えるも折り返しはなかったという。キャンドル氏は最終的に鳥羽氏からメールが届いたことを次のように説明。「『この度は申し訳ありませんでした』と、謝罪の文章でした。『今日は他に用事があるので、ごめんなさい』と言われました」と明かし、「謝罪を受ける側の自分がアポイントを取っていて、13時にお店に行きますからと言っているのに、『他の用事があるからまた後日』って返事しますか?」と疑問を提示。メールには「改めて謝罪に行きます」と書かれていたが、会見の日までに“直接謝罪”はなかったという。キャンドル氏に対しては、不誠実な対応をみせる鳥羽シェフ。その日の午前に放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)に対しては鳥羽シェフが謝罪文を送っていたこともあり、“謝る順番が違う”との批判も相次いだ。「鳥羽氏のイメージダウンは取引先にも迷惑がかかること。いいねを押さず、謝罪文も余計なことを書かなければ、そしてキャンドル氏と会うもしくは対面しようという姿勢さえ見せていれば、イメージ低下ももう少し軽症で済んだのではないでしょうか。このままでは、新生活を始めても“大事なことから逃げる人”という印象がつきまとうことになってしまいます」(前出・芸能関係者)料理に向き合う前に、私生活の“けじめ”が必要とされている。
2023年06月22日6月14日にW不倫関係を認め、それぞれ謝罪コメントを発表した広末涼子(42)とフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)。広末は事務所から「無期限謹慎処分」を言い渡されているが、本誌の取材によりまた新たにその“暴走ぶり”が明らかになった。7日に「文春オンライン」でホテル密会が報じられ、一度は不倫を否定していた広末。だが14日朝には一転して報道内容を認め、謝罪コメントを発表。その同日夕方には再び「文春オンライン」で、複数枚にわたる手書きの”恋文”や交換日記の存在が明かされたのだ。その赤裸々な内容もさることながら、わざわざ紙に書き残すという手段をとっていることからも広末の鳥羽氏に向けた強い愛情がうかがえる。そんな広末の“暴走ぶり”は、2人の間だけで完結していたわけではなかったという。広末の知人は本誌にこう語る。「実は広末さん、周りの人にも鳥羽さんのことを猛プッシュしていたんです。そのときは単純の人気レストランのシェフを尊敬しているんだなとしか思っていなかったのですが……。今考えると絶句してしまいます。そういう関係って、普通は隠したいものじゃないですか。なのにわざわざ周囲に宣伝するなんて、よっぽど歯止めが効かなくなっていたということなんでしょうね」もともと2人の出会いは、21年1月に鳥羽氏が連載していた雑誌『BARFOUT!』で対談企画が組まれたことだった。当時、鳥羽氏は自身のTwitterで《広末涼子さんの映像作品も音楽も全部大好きです!》《正直 やばかったです 最高でした》 《完全に我を失いました》とつぶやき、周囲に向けて“推しっぷり”を発信していた。「しかし、その後はむしろ広末さんのほうが積極的に鳥羽氏のことを推していました。今年4月にドキュメンタリー映画『sio100年続く、店のはじまり』が公開された際もコメントを寄せるなど、今思えば堂々と彼のことをPRしていたのです」(芸能記者)同作のHPでは、各界の署名人たちからの絶賛コメントが掲載されている。その最初の1人として、広末はこんなメッセージを寄せていた。《大切なのは、ハングリー精神かサービス精神か?正しいのは、性善説か性悪説か?“ひとのために“頑張れる人が何より強い。日本が美味しい笑顔で溢れている原点を垣間見ました。世界に誇れる“おいしい“に、きっとあなたも立ち会えます。女優 広末涼子》「今年5月には『FLASH』で、広末さんと鳥羽さんのツーショット写真が掲載されました。このときは人気シェフを送迎してあげる神対応として紹介されており、不倫については触れられていませんでした。ただ注目を集めたことは変わりないわけで、このとき冷静な判断ができていれば『これ以上はもう危ない』として終わらせることもできたはずです。しかし2人はその後も交際を続け、関係が公のものとなってしまいました」(前出・芸能記者)今回、マネージャーのInstagramを通じて《この度は、私、広末涼子の軽率な行動により、たくさんの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを深く、心よりお詫び申し上げます》と謝罪していた広末。確かに、周囲の目をはばからず不倫相手を猛プッシュする“暴走ぶり”は「軽率」というほかない。
2023年06月16日既婚者同士での不倫、いわゆる『ダブル不倫』が報じられた、俳優の広末涼子さんとシェフの鳥羽周作さんの、手書きの手紙や交換日記が流出した一件が、物議をかもしています。2023年6月15日に放送されたラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)に出演した、お笑いコンビ『おぎやはぎ』の小木博明さんは、今回の流出に関して「集団いじめ」と苦言を呈しました。広末涼子のW不倫、手紙流出に小木博明が苦言番組冒頭で、広末さんと鳥羽さんのW不倫について触れた『おぎやはぎ』の2人。また、広末さんと鳥羽さんがお互いに対する気持ちを赤裸々につづった、交換日記のようなノートが流出した件について、小木さんは自身が交換日記をしていた世代であることを交え、「プライバシーの侵害」と憤りの声をあげました。俺、交換日記を散々やってきた世代だしさ。交換日記の重みを知っている世代としていわせてもらうと、これ(交換日記)を出されちゃうと、プライバシーに関わってくるよ。(プライバシーの)侵害ですよ。おぎやはぎのメガネびいきーより引用不倫そのものについては、広末さんも鳥羽さんも立場上、仕事への影響もあり、多少なりとも批判が出てしまうのは避けられないことでしょう。しかし、プライバシーを第三者に暴かれ、世間に公にされたことには、広末さんと鳥羽さんに対して同情の声も目立ちます。小木さんは、実際に自分が交換日記をしていたからこそ、つづられている内容が極めて私的なものであり、他人には見られたくない内容であることを理解しているようで、さらにこうも続けました。これ(交換日記)を発表するってことは、もう集団いじめだよ。だからこれさ、大人たちがみんないじめてるとしか思えないよね、団体で、集団で。俺はこれに関しては、いじめに加担しないようにしようと思って。おぎやはぎのメガネびいきーより引用流出の一件を『集団いじめ』に例えた小木さんの意見に共感の声も多く「やりすぎなように思う」「さすがにかわいそう」といった声も。芸能人の不倫や不祥事が報じられることは、珍しくありません。しかし、報道のバランスやどこまで報じるかの線引きは、変わりつつあるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月16日2023年6月に、一部週刊誌で既婚者同士の『ダブル不倫』疑惑が報じられた、フレンチレストランのオーナーシェフである鳥羽周作さんと、俳優の広末涼子さん。当初は鳥羽さんが否定のコメントをしていましたが、同月14日に両名ともSNSを更新し、不倫の事実を認める文章を公開しました。鳥羽さんは、Twitterで各関係者はもちろん、自身の家族に対しては「夫として、父として、本当に愚かな姿を見せました」と謝罪。さらに、当初、不倫の事実を否定したことに対しても「自分の弱さ、そして何よりずるさが出た結果」とつづっています。その上で、信用を取り戻せるよう努力しつつ、改めてゼロから料理に向き合っていく姿勢を示しました。また、広末さんは自筆の謝罪コメントをInstagramで公開しています。コメントの中で、鳥羽さんの家族やファンなどへの謝罪の気持ちをつづりました。この度は、私、広末涼子の軽率な行動により、たくさんの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを深く、心よりお詫び申し上げます。一部、週刊誌で報じられているとおり、鳥羽様との関係は記事のとおりです。鳥羽様のご家族に悲しい思いをさせてしまったこと、辛い気持ちにさせてしまったことを何よりも申し訳なく思っています。私自身の家族、3人のこどもたちには、膝をつき合わせ直接、「ごめんなさい」をしました。彼らは未熟な母親である私を、理解し認めてくれました。また、今回の一件により、これまで応援してくださった大切なファンの皆さまをがっかりさせてしまったことも、この場でお詫びさせてください。みなさま、本当にほんとうにごめんなさい。私の憧れだった女優業を汚してしまった事実と、鳥羽様のご家族を傷つけてしまった罪を心に刻み、これからの人生を考えてゆきたいと思います。hirosue_staffーより引用同日、所属事務所である有限会社フラームは、不倫について「インスタグラムに発表させていただきました本人のコメントの通り」として、広末さんを無期限謹慎処分にしたことをウェブサイトで発表しました。事務所としましては、事態の重さに鑑み、広末涼子を無期限謹慎処分とすることにしました。現在進行中の作品に関しては、関係者の方々にご迷惑をおかけしないよう誠心誠意対応させていただきます。有限会社フラームーより引用2023年には、連続テレビ小説『らんまん』(NHK)や、同年5月19日公開の映画『最後まで行く』などに出演している広末さん。不倫の影響がどこまでおよぶのか、また信用回復に向けた今後の活動について、人々の注目が集まっています。[文・構成/grape編集部]
2023年06月14日ミシュラン1つ星のフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏が14日、自身のツイッターを更新。一部週刊誌で報じられた女優・広末涼子とのW不倫を認め、謝罪した。鳥羽氏は、「報道された内容は、概ねその通りです」と認め、「多くの方にご迷惑をかける行為だと頭では理解していながら、相手のご家族や自分の家族、周りの皆様にどういうことが起こるのかを想像できないまま、僕は冷静な判断を欠く行動をしました」とコメント。「すべては、僕の弱さ、社会に身を置くひとりの人間としての未熟さに原因があります。ご迷惑をおかけしたすべての方々に心よりお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。続けて、「広末さんのご家族や関係者の皆様、お店のお客様やクライアント様、スタッフなど、多くの方に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。今後、心を尽くし、誠意が伝わるまで、お詫びをしてまいります」とし、「そして、自分の家族には、夫として、父として、本当に愚かな姿を見せました。今後家族に対して、できるかぎりの償いをしていきます」とつづった。さらに、「今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした。少しずつでも、失った信用を取り戻せるよう、努力を重ねてまいります」と記した。○■鳥羽周作氏コメント全文皆様この度は、私の軽率な行動によって世間をお騒がせしており、誠に申し訳ございません。一部報道のあった広末涼子さんとの件についてお詫びをさせてください。まず、報道された内容は、概ねその通りです。多くの方にご迷惑をかける行為だと頭では理解していながら、相手のご家族や自分の家族、周りの皆様にどういうことが起こるのかを想像できないまま、僕は冷静な判断を欠く行動をしました。すべては、僕の弱さ、社会に身を置くひとりの人間としての未熟さに原因があります。ご迷惑をおかけしたすべての方々に心よりお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした。広末さんのご家族や関係者の皆様、お店のお客様やクライアント様、スタッフなど、多くの方に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。今後、心を尽くし、誠意が伝わるまで、お詫びをしてまいります。そして、自分の家族には、夫として、父として、本当に愚かな姿を見せました。今後家族に対して、できるかぎりの償いをしていきます。もうひとつ、皆様にお詫びしなくてはいけないことがあります。最初に報道があったときに、不倫の事実はない、と嘘をついたことです。知らない番号からかかってきた電話に出たところ、記事に掲載されていた通りの内容の質問をされ、事実に反する受け答えをしてしまいました。自分の弱さ、そして何よりずるさが出た結果です。深く反省しています。今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした。少しずつでも、失った信用を取り戻せるよう、努力を重ねてまいります。最後に、お願いができる立場でないことは重々承知しておりますが、幼い子供や妻など、家族への取材や接触はお控えいただけますよう、取材関係者の方々のご配慮をお願い申し上げます。2023年6月14日鳥羽周作
2023年06月14日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「フランス年金改革反対デモ」です。日本と似て非なる年金問題と最低賃金状況。1月より、フランスで年金改革に反対するストライキや抗議デモが続いています。この抗議運動は、年金支給開始の年齢を62歳から64歳に引き上げる改革法案が出されてから広がり、3月20日に強行採択された直後には、フランス全土で約110万人がデモに参加しました。日本では、警察官との衝突やパリ市内にあふれる大量のゴミなどの様子が報道されましたが、僕が現地で実際に見たのは、ほとんどが平和的な抗議運動でした。フランスも日本と同様に、高齢化により社会保障費が増大しています。2006年以降、貿易収支は赤字が続いており、稼ぐ力が弱まっています。財政が赤字に転じてしまうのを避けるための対策として、マクロン政権はここ数年、年金改革案を掲げていました。賃金が上がらず生活が苦しいというと、日本と同じ状況に見えますが、全く異なるのは、フランスでは物価変動に合わせて賃金を引き上げる制度があることです。ただ、同じ比率で上がっても、苦しい状態は続きます。さらなる賃上げを政府が決めることができる仕組みがあるので、その権限を使って賃金を上げてほしいと訴えています。それでも、フランスは昨年だけでも最低賃金を3回引き上げており、今年の1月にも引き上げて現在の最低賃金は時給で約1660円。1か月間フルタイムで働けば1709.28ユーロ(約25万円)です。フランスの労働組合(フランス労働総同盟CGT)は、1か月2000ユーロ(約29万円)への引き上げを要求しています。こうしてみると日本がいかに安く働かされているかがよくわかります。日本は社会保障費が上がり、年金受給開始は65歳。物価が高騰しても賃金は変わらず、実質下がり続けています。フランスでは年金受給年齢引き上げについて、お金だけの問題ではなく、豊かに過ごす第二の人生を奪わないでほしいと訴えていました。フランスの労働組合の結成率は日本よりも低く、CGTが中心になり、組合員以外の若者や高齢者、抗議に賛同する人たちが大勢デモに参加していました。「私の権利のために闘っているんです」という言葉がとても印象に残りました。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年5月24日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年05月20日鳥羽唯一の屋形船であり海の上のレストランとして創作料理を提供する鳥羽海鮮料理屋形船おきた(所在地:三重県鳥羽市、運営:株式会社マリンおきた)は「初夏の潮風デッキクルージング」をゴールデンウィークに先立ち、2023年4月28日(金)より開催します。初夏の潮風デッキクルージング鳥羽の食材を活かした料理(1)鳥羽海鮮料理屋形船おきたホームページ: ■「初夏の潮風デッキクルージング」について鳥羽の食材を活かした料理をお座敷で楽しんでいただいた後、屋上デッキでミキモト真珠島などの観光スポットを遊覧し、クルージングが楽しめるプラン。一年で一番、潮風が気持ちの良いと評判のこの季節。鳥羽湾の爽やかな初夏の潮風を浴びる事でサウナさながらに気持ちが“ととのう”ひとときを体験いただけます。運営は三重県で60年以上にわたり、遊覧船事業・遊覧船内の飲食サービスを展開する株式会社マリンおきた(所在地:三重県鳥羽市、代表取締役社長:佐々木 政志)。本クルーズは遊覧船事業のノウハウを活かし、国の安全基準に従ったライフジャケット着用のもと安全対策完備で運航いたします。クルージングの様子(1)<四日市・万古焼の特注鍋で蒸す“伊勢海老の屋形蒸し”>料理長・佐々木 大介は鳥羽出身。大学卒業後、京都で和食の修行を積み「食と旅と観光が同時に楽しめる特別な空間」というコンセプトで2014年に「鳥羽海鮮料理屋形船おきた」を開業しました。この時期のイチオシは鳥羽で獲れた新鮮な伊勢エビをひとり一尾味わえる「屋形船伊勢エビコース」。半身は“焼き”、残りの半身は万古焼の特注土鍋による“屋形蒸し”で一度にニ度お楽しみいただける贅沢な逸品です。鳥羽の食材を活かした料理(2)さらには出汁の旨味がたまらない焼き貝の盛り合わせや、白ワインと相性抜群の地元産魚介のアヒージョなどの創作メニューもサービスで提供。魚介を「ただ焼くだけ」ではない手の込んだ料理をご堪能いただける事から、観光客の皆さまはもちろん、鳥羽湾に立ち寄る豪華客船のお客様、結婚式の二次会、還暦・古希のお祝いなどでもご好評いただいております。料理と共に“潮風でととのう”新しい海の楽しみ方。爽やかで心地の良く、過ごしやすい初夏の海の香りを味わう「初夏の潮風クルージング」。鳥羽の新たな風物詩として皆様にお楽しみいただけるよう、鳥羽海鮮料理屋形船おきたは地元と観光の発展に貢献してまいります。【鳥羽海鮮料理屋形船おきた 概要】所在地 : 〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1-2383-51電話番号 : 0599-25-7133営業時間 : 11:30~20:30ホームページ: Instagram : @tobaokita 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月27日ミシュラン一つ星レストラン「sio」鳥羽周作シェフ監修の新作調味料「(ふつうの)胡椒」と「(ふつうの)出汁」が登場。2023年4月25日(火)より、表参道のホテルズ(Hotel’s)ほかにて発売される。「ふつうの」シリーズ第4弾代々木上原の一つ星レストラン「sio」の鳥羽周作シェフがレシピを監修する「ふつうの」シリーズ。これまでケチャップやマヨネーズ、ドレッシングなどが展開されてきたが、第4弾となる今回は、日常の料理に欠かせないふたつの調味料「(ふつうの)胡椒」と「(ふつうの)出汁」が展開される。「(ふつうの)胡椒」まず「(ふつうの)胡椒」は、"そのまま食べてもおいしい”優しい味わいの生胡椒。カタクチイワシを食塩に漬け込み、自然落下した液体のみを丁寧に抽出したこだわりの魚醤(コラトゥーラ)に、黒胡椒をヒタヒタに漬け込んでいるのが特徴だ。さらに隠し味としてハチミツを加えることで、黒胡椒の旨味を引き立てるとともに、辛味の角だけをバランスよくオフ。どんな料理にもマッチしてくれるので、食卓で活躍してくれること間違いなしだ。「(ふつうの)出汁」「(ふつうの)出汁」は、まるで手作りしたような、奥深い味わいを楽しめる"出汁パック”のセット。かつお荒節、かつお枯節、さば節、ホタテ、焼きあご、煮干しの6つの国産素材を、絶妙なさじ加減でブレンドしている。また万能に使える出汁を目指したことで、強すぎず、"なぜか整う”味わいに仕上げているのもポイント。汁物から、煮物、おひたし、だし巻き卵まで、幅広い料理で楽しむことが出来る。ギフトセットもさらに、新作「(ふつうの)胡椒」「(ふつうの)出汁」に加え、「ふつうの」シリーズの人気調味料をひとつにした豪華セットも販売。いつもよりワンランク上の味わいを楽しめるセットは、母の日のギフトにもおすすめだ。【詳細】・(ふつうの)胡椒 1セット(3瓶・化粧箱入り) 3,480円・(ふつうの)出汁 1袋 1,400円・調味料セット(6種)7,490円セット内容:(ふつうの)マヨネーズ」「(ふつうの)ケチャップ」「(ふつうの)塩」「(ふつうの)ドレッシング」「(ふつうの)胡椒」「(ふつうの)出汁」発売日:2023年4月25日(火)展開:ホテルズ、公式オンライン■ホテルズ所在地:東京都港区北青山3丁目4-3 ののあおやま2階TEL:03-6804-5699
2023年04月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「放送法の解釈問題」です。視聴者も監視して自由な報道を守っていこう。2015年に行われた、放送法第4条の「政治的公平」の解釈変更。その背景に政府の介入があったのではないかということが明らかになる総務省の行政文書が、3月、国会で立憲民主党の小西洋之議員により提示されました。放送法では、放送事業者が番組を放送、編集するにあたり「公安及び善良な風俗を害しない」「政治的に公平である」「報道は事実をまげないでする」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」ことが定められています。「政治的公平」に関しては、放送事業者の放送する番組全体で判断するということでしたが、’15年の参院総務委員会で当時の高市早苗総務相が、「一つの番組でも判断できる」という新解釈を示し、’16年には、公平さに欠けると判断された場合には電波停止もありうると表明しました。当時の安倍政権は勢いがあり、安保法制や特定秘密保護法、森友問題、憲法の解釈変更など、強権的に物事を進めており、反対勢力に攻撃していくような空気感がありました。今回、国会で公開された総務省の文書には、放送法の運用に関して政権側から解釈の変更を求めており、その仲介を促すような、当時の礒崎陽輔首相補佐官と高市総務相とのやりとりが残されていました。私たちのあずかり知らないところで、政権側が放送事業者に対して圧力を加えたのではないか、それを放送局も呑んでしまったのではないかというのが大きな問題になっています。それが本当ならば徹底的に抗議をすべきです。放送局側もたとえ圧力があったとしても、それに屈して番組をやめたり、論調を変える必要はそもそもないのではないでしょうか。ただ、制作者側からいうと、一つの番組で出演者全員が同意見というのは不健全だと思います。賛成も反対も多角的な意見を交わさなければ議論は深まりません。異なるそれぞれの立場から検証することが、メディアの役割なのではないかと思います。視聴者の皆さんには、メディアをしっかり監視し、誠実に報道している番組は応援していただけたら、メディアも頑張れると思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年4月26日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「統一地方選挙」です。自分の暮らしに直結する選挙。ぜひ見極めて。統一地方選挙とは、全国的に期日を統一して行われる選挙で、4年に一度行われます。あちこちでバラバラに好きなタイミングで行われると、コストもかさみますし、報道も追いつきません。総務省の管轄のもと、選挙事務や費用の節減を目的に法律で定められ、昭和22年4月に第1回の全地方公共団体で一斉に行われました。投票日は前後半に分かれており、今年の第20回統一地方選挙は、道府県や政令指定都市の議会の議員および首長の選挙が4月9日。それ以外の市と東京23区、町や村の議会の議員や首長の選挙は4月23日になります。国政選挙は、あと2年はない予定なので、岸田政権に対して国民が意思を伝える機会がなかなかありません。そんななか、注文をつけるとしたら、この統一地方選挙は非常に大きな要になります。もちろん、国政と違い統一地方選挙で与党が大敗したとしても、自民党内の権力争いに変化が起きる程度で、政権交代になるなど国の政治設計そのものが変わるわけではありません。しかし、物価高や少子化、社会保障費の増大、省エネ対策や教育のあり方など、暮らしの中で改善していかなければいけない問題はたくさんあります。統一地方選挙は、それらの問題に対処し、自分たちの暮らしを直接変えていく選挙です。ですから、積極的に関心を持っていただきたいと思います。いま、僕は統一地方選挙の候補者を取材していますが、「県内に母親の難病を治療できる病院がなく、隣県まで通っていた体験をもとに、自治体間で医療情報の連携が取れる仕組みを作りたい」と、県政にチャレンジする人や、「デジタル化の遅れを取り戻し、住みやすい町作りをしたい」と、市長選に立候補する人など様々です。自分の住む地域だけでなく、ほかの地域の困りごとを知ると、その知恵を生かし、問題解決を望めるかもしれません。危機感を持って、「これをやりたい」「ここを変えたい」と主張する候補者を選ぶといいと思います。逆に具体的な政策のない候補者は、前例踏襲型で現在と変わらない暮らしを続けることになりますから、不満を感じている人は見極めて投票してほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年4月12日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ロシアのウクライナ侵攻から1年」です。誰が主導権を握り終結に向けて働きかけるのか。2月末で、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1年が経過しましたが、先行きは全く見通せない状況です。習近平国家主席は2月末に中国の立場を表明、和平案を示しました。中国は戦後の復興に関して建設的な役割を果たす用意があると提言。バイデン大統領はロシア寄りと非難しましたが、ゼレンスキー大統領は、和平に関心を持っていることを歓迎しつつも「ロシアのウクライナ領からの完全撤退を条件に盛り込まないと意味がない」「提案とは考えていない」と反応しました。ウクライナ情勢をめぐっては、今後、主導権がどこに移っていくのかが注目されています。国連総会の決議では、ロシアへの抗議に賛同する国が、1年前とあまり変わらず141か国。その他の国は基本的には親ロシアです。世界全体で見ると、西側のアライアンスは一部にすぎません。これまでも、ロシアと中国に拒否権を発動されて、ロシアへの制裁の足並みは揃わず。これからますます中国主導の国連になっていくことは想像に難くないでしょう。日本は世界のどのアライアンスに入るかが問われますが、中国は日本にとって最大の貿易相手国。一定の経済的結びつきを保ちながら、安保3文書で示したような反撃能力を保持し、伍していくことになりそうです。2月20日、バイデン大統領は絶妙なタイミングでキーウを電撃訪問。「ウクライナを攻撃するということは、アメリカを攻撃することなのだ」というメッセージを強く打ち出しました。翻って日本はロシアに対してもウクライナに対しても、目立った働きかけをしていません。唯一の被爆国として、核兵器の使用は絶対に避けるべきと声を大きくして、世界をリードしているわけでもありません。停戦に向け、人道支援国家としてもっと打ち出せることがあるのではないかと思います。昨年に比べ、ロシア・ウクライナに関するニュースは減少しています。日本にもウクライナから避難してきた方が2000人以上いらっしゃいます。長期滞在により、子供たちの教育の問題も起きています。人々の関心が薄まれば、報道はさらに減ります。ぜひ、関心を持ち続けてほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年4月5日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月31日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「大川小学校の教訓」です。東日本大震災から12年が経ちます。宮城県石巻市立大川小学校では、74人の児童と10人の教職員が津波の被害に遭い亡くなりました。12年前の3月11日に地震が起き、津波が来るからと授業は中断され、児童は校庭に集められました。子供たちは、いつも遊んでいる裏山に逃げようと先生に提案しましたが、指示が遅れておよそ50分間校庭にとどまり、あろうことか川のある方向に逃げてしまったために多くの児童が犠牲になってしまいました。なぜ指示が遅れたのか。裏山に逃げなかったのか。現場に行きご遺族のお話を伺い、実際に登らせていただいたのですが、学校のすぐ裏にあり、危険な場所でもないので、全速力で走ればすぐに逃げられたはずと思うと無念でなりません。学校ではその理由に関して回答しませんでした。犠牲になった児童のうち23人の保護者は、責任の所在や原因を明らかにし、二度と子供たちの命が失われることがないよう対策を取ってもらうために、市と県に対して2014年に訴訟を起こしました。裁判は長く続き、’19年10月に、市と県に約14億3600万円の支払いを命じる仙台高裁の控訴審判決が確定しました。学校を運営する行政の、防災に対する事前の不備を指摘し、原告の訴えが全面的に認められた形です。学校の教員には、住民よりもはるかに高いレベルの防災知識や経験が求められるということです。公開中のドキュメンタリー映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』では、真相を究明しようとした遺族の姿が見られます。小学校の近くには川が流れており、津波が川を遡ってきます。そして堤防が決壊して、被害が広がりました。のちに文科省の調査で、津波の浸水が予測されていた地域に位置する約4割の学校が、津波に対する避難訓練を実施していなかったことがわかりました。東日本大震災を機に、災害時に子供たちをどのようにして保護者に引き渡すかの防災マニュアルが作られました。大川小学校の亡くなった児童の親御さんや生き残った子供たちは、自らが語り部となり、事故の教訓を伝えようという取り組みが続けられています。この悲劇を忘れてはならないと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年3月15日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「イラン“ヒジャブ”抗議デモ」です。ヒジャブを発端に広がる反政府運動。深刻な人権問題。昨年9月イランにて、ヒジャブ(スカーフ)のかぶり方が不適切と、22歳のクルド人女性マフサ・アミニさんが風紀警察に拘束され、3日後に死亡しました。これに対する抗議デモが拡大し、世界中のセレブリティが女性の自由と人権をSNSで訴えました。イランでは、9歳以上の女性は、国籍や宗教を問わず公共の場では、髪の毛を覆うヒジャブと体の線を隠す服の着用が法律で義務付けられています。事件のあと、イランの抗議デモは国内各地で膨れ上がり、当局はデモ参加者のうち、治安部隊に危害を与えた2人の男性を死刑に処し、2人目は公開処刑を行いました。昨年12月半ばの段階で約1万8000人が拘束され、治安部隊との衝突などにより約490人が亡くなっています。カタールで開かれたサッカーW杯では、イランの選手やサポーターがデモへの連帯を示し、国歌を歌いませんでした。国内でも、プロサッカー選手のアミル・ナスル・アザダニさんがデモに参加したことで拘束され、長期の懲役刑にあたる罪に問われています。イランの国民的俳優のタラネ・アリドゥスティさんは、抗議活動に加わった人を死刑にすることに異を唱え、反革命と暴動を支援する虚偽の情報を拡散した罪で、12月半ばに警察に逮捕されました(※1月4日に釈放)。10月にイスラムの女性に取材したところ、イスラム教の経典コーランでは、女性が男性を誘惑するようなきっかけを作ることが禁じられていますが、ヒジャブのかぶり方まで制約されているわけではないと話していました。つまりこれはとても政治的な意味合いの強い問題です。独裁的な政治家たちが国の統治を強めるために、ヒジャブに言いがかりをつけているのであり、イスラムの教えによるものではありません。民主的な運動で国家体制が崩れることを警戒する統治者が、締め付けを図っているのです。イスラム教そのものに対して、世界で誤解や偏見を生みかねないことを、その方は懸念されていました。イランの男性中心の政治の権力構造が、ヒジャブ着用の問題に表れているということに目を向けてほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年2月8日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年02月04日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」の拡大版をお届け。堀潤さんがニュースを解説、五月女ケイ子さんが等身大の視点から読み砕きます。Q. 物価が上がる一方、賃金は上がらない。何が起こっているの?A. 日本が乗り遅れてしまった世界の出口戦略。スタグフレーションに陥っています。今、日本は物価高、燃料高に悩まされています。物価は高騰しているのに、先進国のなかでも日本だけ賃金が上がらず、さらに円はどんどん安くなっています。アメリカやヨーロッパに比べると、実感値として、2~3倍、モノの値段が開いている状況です。コロナ禍でなんとか持ち堪えていた日本経済もいよいよコロナ対策の補助金対応が弱くなり、2022年7‐9月期のGDPは4期ぶりにマイナス成長になりました。さらに社会保障費が増額され、2023年秋からはインボイス制度の導入も始まり、締め付けが厳しくなるので、税金の負担が多くなり、将来の展望が描きづらいというのが現状です。稼ぐ力がないので、金融緩和を終わらせることができない日本。2008年のリーマン・ショック以降、金利を低く抑え、貨幣の発行量を増やして、人々がお金を借りやすい状況にして、不景気を支えてきました。世界各国がこのような金融緩和政策をとってきたのですが、これをやり続けると貨幣の価値が暴落し、「多額のお金を出してもモノが買えない」というインフレが進んでしまいます。ある程度稼ぐ力がついてきたので、そろそろ終わらせていいだろうと、’22年の3月にアメリカが出口戦略(金融緩和の終了)を導入。ヨーロッパもそれに続きました。ところが日本だけ追随することができなかったのです。なぜなら、賃金が上がっていないから。この状態のまま金利を上げたら、途端にローンが支払えないなどの事態に陥り、日本経済は混乱します。また、日本企業の衰退も影響しています。自動車産業はガソリン車からEV車に取って代わろうとしていますし、世界に誇っていた大手家電メーカーも他国に追い抜かれ、半導体産業は台湾や中国、韓国に持っていかれ、日本はこれから何で食べていけばいいのか、先ゆきが見えません。日本の成長が見られず、円が買われなくなった。世界経済が不穏になったときには、リスク回避として安定した円が買われていたのですが、日本が成長しない国となれば円を持っていても仕方がないので、投資家たちは皆、手放すようになります。するとますます円の価値は下がってしまいます。これまでは、モノの値段が下がる企業の収益が下がる賃金が下がる(売れないので)さらにモノの値段を下げる、といったデフレスパイラルが起きていました。それを改善しようと、いまモノの値段を上げています。しかし、賃金は上がらないままなので、スタグフレーションという最も警戒しなければならない局面にさらされてしまいました。暮らしを立て直すには、投資、あるいは副業。新しく稼ぐ道を!賃金を上げるためには、需要、仕事を作らなければいけません。これまでは、公共事業を増やし、仕事を作って金回りをよくしました。しかし、オリンピックを招致しても、それはうまくいきませんでした。岸田政権では、デジタル田園都市国家構想といい、地方のデジタル化を進めて、一次産業や観光に付加価値をつけようとしています。ただ、それがどれほどの恩恵をもたらすのかはまだ見えていません。今後も賃金が上がる見込みはなかなかないので、国は個人に向けて、NISAやiDeCoのルールを緩和方向へ。限られた資産をうまく運用して将来に備えてほしいと呼びかけています。また、副業解禁の波は2023年以降も広がるでしょう。自分の専門的な技術を持って、業を起こしていく人たちがより増えていくと思います。金融機関も新しいベンチャー企業に融資しようという姿勢になっているので、アイデアと意欲がある人は、すぐに起業したほうがいいでしょう。働きながら、学び直しをして新たな技術を身につける、リスキリングの支援も国では始めています。AmazonやTwitter社での大量解雇がニュースになりましたが、それらの会社で技術を身につけた優秀な人材はほかの分野で新たな仕事を生みます。人材の流動性があるから、アメリカは成長できているのだと思います。日本の企業も学びと働く環境をセットに、新たなことを生み出そうとする人を優遇していこうというふうに変わっていくと思います。五月女解読員のひと言リスキリング。仕事を軸に持ちつつなら、「生まれ変わる」ほど大ごとじゃなく、自分をバージョンアップできる感じがしていいですね。私もイラストを軸に、職人に弟子入りしたり、エクセルで、事務処理も自分でできるようになりたいです。ほり・じゅんジャーナリスト。市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN Journalism」主宰。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)、『ABEMA Prime』(ABEMA)などに出演中。監督作に『わたしは分断を許さない』など。そおとめ・けいこイラストレーター。オンラインストア「五月女百貨店」では、面白楽しいオリジナルグッズを多数、販売中。LINEスタンプも各種展開。近著に細川徹との共著『桃太郎、エステヘ行く』(東京ニュース通信社)がある。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年12月30日嵐の松本潤が出演する、リクルート・SUUMOの新CM「新しい住まいに出会うとき松本潤さん」編が、2023年1月2日より放送される。新CMでは、松本が「人は、新しい住まいに出会うとき、想像する」と、建物の屋上から優しいまなざしで人々の暮らしに思いを馳せる。「そこで、くつろぐ自分を。夢を、育てていく自分を。そんな姿が見えたなら、そこはきっといい住まいになる」という松本の言葉と共に、新たな暮らしと住まいを想像する人々の様子が映し出される。監督との打ち合わせを終えると、屋上のセットに立った松本。ワンシーンごとに温かな表情、未来への前向きなまなざしを丁寧に表現した。また、ナレーション録りでも、声のトーンやスピード、余韻などの表現を細やかに収録。終了後には「伝わったら良いな」と話し、新CMへの思いやこだわりを感じさせる撮影となった。■松本潤インタビュー――今回のCM撮影の感想は?気持ちの良いCMですよね。撮影前に監督に完成イメージを見せてもらったのですが、空気感がすごく柔らかくて、温かい。そのイメージに自分を当てはめながら撮影しました。自分がどんな家に住んで、どういう人生を歩むか、どんなライフスタイルで過ごしていくかという、住まいの大切さを柔らかいトーンで表した作品になっていると思います。「家を探すことって、生活を豊かにすることなんだ」というメッセージが伝わると良いなと思っています。――2022年はどんな1年でしたか。今年は働きましたね! 忙しい1年でした。同じ作品の撮影に入っている時間がすごく長かったです。今までは1つの作品が終わったら次の現場に行って……ということが多かったのですが、今回はその現場に行くことが家に帰ることに近いというか、日常の生活の中に自然にその現場があるという初めての経験をしているので、すごく新鮮でした。良い1年でしたし、来年も良い1年にしたいですね。――プライベートではいかがでしたか。今年は旅行に行きたいと思っていたものの行けなかったのですが、仕事の関係で各地の神社仏閣などを見てまわる機会がありました。「日本にはこんなにいろいろな所があるんだ」とか「ここにはこんな歴史があるんだ」など、知らなかったことを知れる時間があり、すごく良かったです。
2022年12月27日