歌手で俳優の黒沢年雄が23日に自身のアメブロを更新。何度か共演した経験がある人物の訃報を受けコメントした。この日、黒沢は「寺田農ちゃんが…。」というタイトルでブログを更新し、14日に肺がんのため亡くなった俳優の寺田農さんの訃報に言及。「50年以上前に…東宝映画の俳優の僕は…映画,テレビの主役で沢山の出演作品がある」と述べ「農ちゃんには何度か共演させて頂きました」と寺田さんと共演した経験があることを明かした。続けて「特に最初の奥様が僕の東宝同期生…その関係で親しくさせて頂きました」と説明し「思い出の方々が、一つひとつ去って逝く…これが人生の宿命…」とコメント。「農ちゃんに合掌」と追悼し、ブログを締めくくった。
2024年03月23日主演:菅田将暉×脚本・監督:黒沢清が初タッグを組み、“集団狂気”を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』(9月公開)のメインキャストが発表され、黒沢組への参加は今回が初めてとなる、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝の出演が明らかとなった。同作は、『スパイの妻』(20)で、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督の最新作で、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。「何かに狙われている――?」転売で稼ぐ吉井の仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの「日常」が壊されていく……という物語。主演の菅田将暉は、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じている。その主人公・吉井の謎多き恋人「秋子」役には古川琴音。濱口竜介監督が第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員大賞)を受賞した『偶然と想像』(21)の第一話「魔法(よりもっと不確か)」で主演を務め、今年すでに2本もの主演映画が公開し注目される古川は、菅田との共演、そして大学の先輩にあたる黒沢監督の現場を経験し「不思議な後味の残る作品で、題名の『Cloud』が指す意味を考えながら、何度も台本を読みました。私が演じた秋子も、始終違和感の付き纏うミステリアスな役だったので常に手探りでしたが、現場で黒沢監督とやり取りしながらその陰影をつけていき、その過程を楽しみながら、感覚を研ぎ澄ませて演じました」とコメント。吉井に雇われたバイト青年「佐野」役を演じるのは奥平大兼。長澤まさみの息子役として出演した俳優デビュー作『MOTHER マザー』(20)で、第44回日本アカデミー新人俳優賞を受賞し、大きな話題になったドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のミステリアスな役柄で強烈なインパクトを残し注目される奥平は、本作の出演にあたって「黒沢監督の演出の元、自分で佐野を表現する事が難しい時もありましたが、同時にとても楽しく、自分の中ですごく勉強になった現場でした。共演させていただいた先輩方とお芝居するのも、お芝居を見るのもとても楽しくて、短い時間でしたが濃密な撮影期間を過ごせたと思います」と感想を語る。そして、ネットカフェで生活する男「三宅」役に岡山天音。10代の頃から親交がある菅田とは、主演作『笑いのカイブツ』でも共演し、信頼を寄せ合う間柄。今回の出演に際して「菅田さんをはじめ、尖った個性を持つ皆さまとの共演、とても興味深い経験でした。黒沢監督の世界に閉じ込めてもらえた事、夢うつつを行き交うような撮影の日々は、今思い返しても少しだけ宙に浮いていたような奇妙な時間で、とても思い出深いです」と振り返った。さらに、吉井が働く工場の社長「滝本」役に荒川良々。映画・ドラマ・舞台を中心に名バイプレイヤーとして縦横無尽に活躍する荒川は今作への出演に関して「実はまだ作品が完成してないので観てないのですが…初めての黒沢組参加です! 皆さんご存知かと思いますが名前に黒が入ってますね。で名前は清です。不思議ですね…そう!まさにこの映画『Cloud』です。あー!デッカいスクリーンで早く観たい!!」とコメントした。最後に、吉井を転売業に誘う先輩「村岡」役に窪田正孝。映画『ある男』(22)で第46回日本アカデミー最優秀助演男優賞をはじめ、数々の助演男優賞を受賞した窪田は、今回の出演について「黒沢監督が描く人間の悍ましさに寒気がしました。ストレス、ほんの些細なキッカケで人は簡単に悪意に呑み込まれる。ネットやSNS では顔も感情も隠せるし、文字や数字の羅列だけで、知らない間に人の気持ちを踏み躙ってるかもしれない。現代人の心の問題を、鋭い切れ味で教えてくれる映画だと思います。ぜひ劇場で体感してもらいたいです」と想いを明かす。今回解禁されたキャラクター写真は、「全員が≪何か≫に対してガンを飛ばしている」写真になっており、彼らが≪何か≫を見ているのか? ≪何か≫に見られているからガンを飛ばしているのか…。奥平、荒川は、菅田と初共演、古川はドラマ「コントが始まる」、岡山は『笑いのカイブツ』、窪田は『銀魂2 掟は破るためにこそある』以来の共演となり、黒沢清監督の演出をうけるのは、菅田と共に全員初。役者陣の化学反応によって、どのような物語が展開していくのか? 主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清の初タッグでおくる、現代社会に潜む”集団狂気”を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、今年9月全国劇場にて公開。【追加キャスト コメント全文】■吉井の謎多き恋人「秋子」役 /古川琴音 コメント黒沢監督をはじめ、錚々たる共演者の方々、プロフェッショナルなスタッフの皆さんの中に参加できたこと、心の底から嬉しく光栄でした。不思議な後味の残る作品で、題名の『Cloud』が指す意味を考えながら、何度も台本を読みました。私が演じた秋子も、始終違和感の付き纏うミステリアスな役だったので常に手探りでしたが、現場で黒沢監督とやり取りしながらその陰影をつけていき、その過程を楽しみながら、感覚を研ぎ澄ませて演じました。■吉井に雇われたバイト青年 「佐野」役 / 奥平大兼 コメントまず、この作品の台本を読んだ時に、自分が演じる佐野という役についてどのような人物なのかを読み解く時間が楽しかったです。実際の現場では、黒沢監督の演出の元、自分で佐野を表現する事が難しい時もありましたが、同時にとても楽しく、自分の中ですごく勉強になった現場でした。共演させていただいた先輩方とお芝居するのも、お芝居を見るのもとても楽しくて、短い時間でしたが濃密な撮影期間を過ごせたと思います。■ネットカフェで生活する男 「三宅」役 / 岡山天音 コメント菅田さんをはじめ、尖った個性を持つ皆さまとの共演、とても興味深い経験でした。黒沢監督の世界に閉じ込めてもらえた事、夢うつつを行き交うような撮影の日々は、今思い返しても少しだけ宙に浮いていたような奇妙な時間で、とても思い出深いです。黒沢監督が作り出す「Cloud」の世界に、是非とも皆様、迷い込んでいただきたいです。■吉井が働く会社の社長 「滝本」役 / 荒川良々 コメント実はまだ作品が完成してないので観てないのですが…初めての黒沢組参加です!皆さんご存知かと思いますが名前に黒が入ってますね。で名前は清です。不思議ですね…そう! まさにこの映画『Cloud』です。あー! デッカいスクリーンで早く観たい!!■吉井を転売業に誘った先輩 「村岡」役 / 窪田正孝 コメント黒沢監督が描く人間の悍(おぞ)ましさに寒気がしました。ストレス、ほんの些細なキッカケで人は簡単に悪意に呑み込まれる。ネットやSNSでは顔も感情も隠せるし、文字や数字の羅列だけで、知らない間に人の気持ちを踏み躙ってるかもしれない。現代人の心の問題を、鋭い切れ味で教えてくれる映画だと思います。ぜひ劇場で体感してもらいたいです。
2024年03月13日1998年2月21日に日本で劇場公開された黒沢清監督によるサスペンス映画『蛇の道』が、黒沢監督によってセルフリメイクされることが決定。日仏共同製作映画として6月14日(金) に公開されることが発表された。主人公の新島小夜子(さよこ)役を務めるのは、『Dr.コトー診療所』『君たちはどう生きるか』『ミステリと言う勿れ』など話題作に立て続けに出演し、アーティストとしても活動を続ける柴咲コウ。他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医という難しい役どころに挑戦する。一方、殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役は、主演を務めた『レ・ミゼラブル』(19)が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞、フランス国内では米アカデミー賞にあたるセザール賞主演男優賞にノミネートされた俳優・ダミアン・ボナールが演じる。全編フランスロケ・フランス語で撮影され、撮影の約半年前から仏語のレッスンを受け臨んだという柴咲は、今回の主演オファーに対し「なぜ私なのだろう、フランス語も話せないのに」と驚いたことを明かした。同時に「黒沢清監督とお仕事がしたかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました」と意欲あふれる想いを寄せている。■黒沢清監督 コメント26年前にオリジナルビデオ作品として脚本家高橋洋に書いてもらった脚本は、徹底的に復讐していく物語なのですが、これが非常によくできていて、チャンスがあればもう一度映画化したいとずっと願っていました。それがひょんなきっかけでフランス映画としてリメイクできたことは幸運という他ありません。そして、それ以上の幸運は何と言っても柴咲コウさんの参加でしょう。本当に素晴らしい女優でした。彼女の鋭く妖しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました。■主演・柴咲コウ コメント【オファーがきた時の心境】なぜ私なのだろう?フランス語も話せないのに?と思いましたし、そのことは黒沢清監督とプロデューサーにお会いした際にお伝えしました。しかし、単純に黒沢清監督とお仕事したかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました。【フランスでの撮影を振り返り、感動したことや苦労したこと】フランス人スタッフの皆さんの黒沢清監督へのリスペクトが、現場の空気感や集中力に表れているなと思いました。私自身はとにかく夢中で撮影のみに専念していました。苦労をあげればキリがありませんが、「楽しく毎日撮影する」という目標は達成できました。録音部・フランソワからダメ出しされないときには「よしっ!」とガッツポーズしてました(笑)。【フランス語・フランスでのロケ、どのように準備したか】撮影の半年ほど前から仏語レッスンを日本で受けました。当然台詞中心ですが、あまりに基礎的なところは飛ばすとどうにも応用が利きませんから、基礎的なところも含めつつ進行してもらいました。監督からは発音に関してはそんなに完璧は求めていないと事前に言われましたが、観客の方が聴いて違和感のないように、と撮影中も改善を努めました。2カ月強の滞在中はキッチン付きのアパートを要望しました。自分で食べるものの用意ができたのと、まるで役そのもののようにフランスで生活している人として街に溶け込めた気がしたのは良かったです。【本作はどのような作品となったか】外国語でお芝居をすることの難しさ、そしてそれを上回る楽しさを教えてくださいました。■ダミアン・ボナール コメント黒沢清監督の次回作に参加させていただけることを大変光栄に思い、また、彼が私にアルベール役を任せてくださったことにとても感動しました。この作品をご一緒できたことは私にとって非常に豊かな経験となりました。柴咲コウさんと一緒にこの冒険を経験できたこと、彼女と一緒に1000もの顔を持つこの探求に飛び込むことができたことは大きな喜びでした。復讐、痛み、狂気、幽霊、消失、祟りが入り混じる迷宮のような世界。この映画が日本で上映されるのが待ちきれませんし、皆さんと共有できるのをとても楽しみにしています。■プロデューサー コメント【映画化の経緯について】最初のきっかけは、CINEFRANCEと本作品が始まる前から何か一緒にできないかと話していたことでしたが、それとは別に黒沢監督とお話する機会があり、監督が『蛇の道』を再度映画化したいと考えており、更にはフランスで再び映画を撮りたいと思っていたことを知りました。それを仏側に伝えたところ「是非、黒沢監督に『蛇の道』をフランスで再映画化の提案をしよう」ということになり、お受け頂いたのが企画の始まりです。実際の現場は本当に素晴らしく、大げさにいえば毎日ちょっとした奇跡をみているような感覚にとらわれました。監督への尊敬と今日これから始まる撮影への期待が現場全体にあふれており、全てのスタッフとキャストがこの作品に関わっていることに誇りと喜びを感じていました。【キャスティングについて】小夜子については、パリ在住の心療内科医という役どころに加え、何といっても全編フランスにおいてフランス語での演技が求められましたが、フランス語が話せるかということより、この難易度の高い役に時間と労力をかけてチャレンジしてくれる方にお願いしたいと思っていたところ、柴咲さんからかなり早い段階でご返事を頂き、ご一緒させて頂くことになりました。柴咲さんが撮影前の脚本の読み合わせ時にすでにかなりのレベルまでフランス語のセリフを練習してきており、初めてフランス語のセリフを言った時にフランスのスタッフから「柴咲さんのフランス語は思った以上にいいね」と言われたことを覚えています。<作品情報>『蛇の道』6月14日(金) 公開(C)2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年02月28日女優の柴咲コウが、黒沢清監督による日仏共同製作映画『蛇の道』(6月14日公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。○■映画『蛇の道』柴咲コウが主演に同作は黒沢監督により1998年に公開された傑作サスペンス『蛇の道』の、監督初となるセルフリメイク作。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に真相が明らかになっていく。フランスの映画制作会社CINEFRANCE STUDIOS(シネフランス・スタジオ)とKADOKAWAによる日仏共同製作で、監督自身が「僕のこれまでのキャリアの中で最高傑作ができたかもしれない」と語っている。柴咲は主演の精神科医・新島小夜子役で、他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医という難しい役どころを見事に演じる。2023年4月18日~5月20日まで全編フランスロケ、フランス語にて撮影され、柴咲は撮影の約半年前から仏語のレッスンを受け臨んだという。一方、殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役は、主演を務めた『レ・ミゼラブル』(19)が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞、フランス国内では米アカデミー賞にあたるセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、フランスで注目を浴びる俳優・ダミアン・ボナールが演じる。○■黒沢清監督コメント26年前にオリジナル・ビデオ作品として脚本家高橋洋に書いてもらった脚本は、徹底的に復讐していく物語なのですが、これが非常によくできていて、チャンスがあればもう一度映画化したいとずっと願っていました。それがひょんなきっかけでフランス映画としてリメイクできたことは幸運という他ありません。そして、それ以上の幸運は何と言っても柴咲コウさんの参加でしょう。本当に素晴らしい女優でした。彼女の鋭く妖しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました。○■柴咲コウ コメント・オファーがきた時の心境なぜ私なのだろう? フランス語も話せないのに?と思いましたし、そのことは黒沢清監督とプロデューサーにお会いした際にお伝えしました。しかし、単純に黒沢清監督とお仕事したかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました。・フランスでの撮影を振り返り、感動したことや苦労したことフランス人スタッフ皆さんの黒沢清監督へのリスペクトが、現場の空気感や集中力に表れているなと思いました。私自身はとにかく夢中で撮影のみに専念していました。苦労をあげればキリがありませんが、「楽しく毎日撮影する」という目標は達成できました。録音部・フランソワからダメ出しされないときには「よしっ!」とガッツポーズしてました笑・フランス語・フランスでのロケ、どのように準備したか撮影の半年ほど前から仏語レッスンを日本で受けました。当然台詞中心ですが、あまりに基礎的なところは飛ばすとどうにも応用が利きませんから、基礎的なところも含めつつ進行してもらいました。監督からは発音に関してはそんなに完璧は求めていないと事前に言われましたが、観客の方が聴いて違和感のないように、と撮影中も改善を努めました。2ヶ月強の滞在中はキッチン付きのアパートを要望しました。自分で食べるものの用意ができたのと、まるで役そのもののようにフランスで生活している人として街に溶け込めた気がしたのは良かったです。・本作はどのような作品となったか外国語でお芝居をすることの難しさ、そしてそれを上回る楽しさを教えてくださいました。○■ダミアン・ボナール コメント黒沢清監督の次回作に参加させていただけることを大変光栄に思い、また、彼が私にアルベール役を任せてくださったことにとても感動しました。この作品をご一緒できたことは私にとって非常に豊かな経験となりました。柴咲コウさんと一緒にこの冒険を経験できたこと、彼女と一緒に1000もの顔を持つこの探求に飛び込むことができたことは大きな喜びでした。復讐、痛み、狂気、幽霊、消失、祟りが入り混じる迷宮のような世界。この映画が日本で上映されるのが待ちきれませんし、皆さんと共有できるのをとても楽しみにしています。○■プロデューサー コメント・映画化の経緯について最初のきっかけは、CINEFRANCEと本作品が始まる前から何か一緒にできないかと話していたことでしたが、それとは別に黒沢監督とお話する機会があり、監督が『蛇の道』を再度映画化したいと考えており、更にはフランスで再び映画を撮りたいと思っていたことを知りました。それを仏側に伝えたところ「是非、黒沢監督に『蛇の道』をフランスで再映画化の提案をしよう」ということになり、お受け頂いたのが企画の始まりです。実際の現場は本当に素晴らしく、大げさにいえば毎日ちょっとした奇跡をみているような感覚にとらわれました。監督への尊敬と今日これから始まる撮影への期待が現場全体にあふれており、全てのスタッフとキャストがこの作品に関わっていることに誇りと喜びを感じていました。・キャスティングについて小夜子については、パリ在住の心療内科医という役どころに加え、何といっても全編フランスにおいてフランス語での演技が求められましたが、フランス語が話せるかということより、この難易度の高い役に時間と労力をかけてチャレンジしてくれる方にお願いしたいと思っていたところ、柴咲さんからかなり早い段階でご返事を頂き、ご一緒させて頂くことになりました。柴咲さんが撮影前の脚本の読み合わせ時にすでにかなりのレベルまでフランス語のセリフを練習してきており、初めてフランス語のセリフを言った時にフランスのスタッフから「柴咲さんのフランス語は思った以上にいいね」と言われたことを覚えています。【編集部MEMO】長年にわたり世界から高い評価を得る巨匠・黒沢清監督。第68回カンヌ国際映画祭では『岸辺の旅』(15)が「ある視点」部門・監督賞を受賞、第77回ヴェネツィア国際映画祭で『スパイの妻』(20)が銀獅子賞を受賞、今月開催された第74回ベルリン国際映画祭で新作『Chime』が上映されるなど、カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンの世界三大映画祭でも高い評価を得ている。(C) 2024 CINEFRANCE STUDIOS - KADOKAWA CORPORATION - TARANTULA
2024年02月28日黒沢清監督が、1998年2月21日に日本で劇場公開された傑作サスペンス『蛇の道』を自信初の試みとなるセルフリメイク作品として日仏共同で製作。柴咲コウが主演を務める。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)。偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。“誰に、なぜ、娘は殺されたのか”。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。“必ずこの手で犯人に報いを――”と望むアルベール。その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か…。フランスの映画制作会社CINEFRANCE STUDIOS(シネフランス・スタジオ)とKADOKAWAによる日仏共同製作となる本作。主演の精神科医・新島小夜子役を演じるのは、柴咲コウ。『Dr.コトー診療所』や『君たちはどう生きるか』『ミステリと言う勿れ』など話題作に立て続けに出演し、アーティストとしても昨年12月に全国ツアー「柴咲コウ CONCERT TOUR 2023 ACTOR’S THE BEST」を開催するなど幅広く活躍を続けている日本を代表する俳優。本作では、他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医という難しい役どころを見事に演じる。一方、殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役を演じるのは、主演を務めたラジ・リ監督『レ・ミゼラブル』が第72回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞、フランスのアカデミー賞と呼ばれるセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、いまフランスで最も注目を浴びる俳優ダミアン・ボナール。全編フランスロケ、フランス語にて撮影され、撮影の約半年前から仏語のレッスンを受け臨んだという柴咲さん。今回の主演オファーに対し、驚きもあったというが「黒沢清監督とお仕事がしたかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました」と意欲溢れる想いを寄せた。初のセルフリメイクに挑んだのは、第68回カンヌ国際映画祭で『岸辺の旅』が「ある視点」部門・監督賞を受賞、第77回ヴェネチア国際映画祭で『スパイの妻』が銀獅子賞に輝き、今月開催された第74回ベルリン国際映画祭で新作『Chime』が上映されるなど、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭をはじめ長年にわたり世界から高い評価を得る黒沢清監督。監督が柴咲さんについて「彼女の鋭く妖しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました」とコメントを寄せたように、アルベールの復讐を手助けする小夜子の読み取ることのできない無機質な表情の中に、時折り鋭い眼差しが垣間見える。娘を殺害された父。その復讐に手を貸し、真相をともに追い続ける精神科医。類を見ないほどの徹底的な復讐の最後に待つものは一体何なのか。色褪せることのない傑作が一層鮮やかに色濃く描かれていく。黒沢清監督&柴崎コウ&ダミアン・ボナールがコメント黒沢 清監督26年前にオリジナル・ビデオ作品として脚本家高橋洋に書いてもらった脚本は、徹底的に復讐していく物語なのですが、これが非常によくできていて、チャンスがあればもう一度映画化したいとずっと願っていました。それがひょんなきっかけでフランス映画としてリメイクできたことは幸運という他ありません。そして、それ以上の幸運は何と言っても柴咲コウさんの参加でしょう。本当に素晴らしい女優でした。彼女の鋭く妖しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました。主演・柴咲コウ(新島小夜子役)・オファーがきた時の心境なぜ私なのだろう? フランス語も話せないのに? と思いましたし、そのことは黒沢清監督とプロデューサーにお会いした際にお伝えしました。しかし、単純に黒沢清監督とお仕事したかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました。・フランスでの撮影を振り返り、感動したことや苦労したことフランス人スタッフ皆さんの黒沢清監督へのリスペクトが、現場の空気感や集中力に表れているなと思いました。私自身はとにかく夢中で撮影のみに専念していました。苦労をあげればキリがありませんが、「楽しく毎日撮影する」という目標は達成できました。録音部・フランソワからダメ出しされないときには「よしっ!」とガッツポーズしてました笑・フランス語・フランスでのロケ、どのように準備したか撮影の半年ほど前から仏語レッスンを日本で受けました。当然台詞中心ですが、あまりに基礎的なところは飛ばすとどうにも応用が利きませんから、基礎的なところも含めつつ進行してもらいました。監督からは発音に関してはそんなに完璧は求めていないと事前に言われましたが、観客の方が聴いて違和感のないように、と撮影中も改善を努めました。2ヶ月強の滞在中はキッチン付きのアパートを要望しました。自分で食べるものの用意ができたのと、まるで役そのもののようにフランスで生活している人として街に溶け込めた気がしたのは良かったです。・本作はどのような作品となったか外国語でお芝居をすることの難しさ、そしてそれを上回る楽しさを教えてくださいました。ダミアン・ボナール(アルベール役)黒沢清監督の次回作に参加させていただけることを大変光栄に思い、また、彼が私にアルベール役を任せてくださったことにとても感動しました。この作品をご一緒できたことは私にとって非常に豊かな経験となりました。柴咲コウさんと一緒にこの冒険を経験できたこと、彼女と一緒に1000もの顔を持つこの探求に飛び込むことができたことは大きな喜びでした。復讐、痛み、狂気、幽霊、消失、祟りが入り混じる迷宮のような世界。この映画が日本で上映されるのが待ちきれませんし、皆さんと共有できるのをとても楽しみにしています。『蛇の道』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日歌手で俳優の黒沢年雄が22日に自身のアメブロを更新。過去に共演した人物の訃報を受け追悼した。この日、黒沢は「陽子ちゃんが亡くなった!」というタイトルでブログを更新し、20日に亡くなった日本を代表する女優の山本陽子さんの訃報に言及。「山本陽子ちゃんとは,何度か共演した…」と振り返り「見ためはお淑やかな女性だが…全然?…さっぱりした,ハッキリした男性的な性格だった」と山本さんの人柄について明かした。続けて「女優さんの方々は皆さん素敵だが性格が男っぽい…男優は繊細で気遣いの方が多かった…(僕も…笑)」と述べつつ「運命とは言え…次から次と高齢の素敵な俳優さんが亡くなって行く」とコメント。「人間の宿命だが…。いつか自分も訪れる…目いっぱい充実して生きているので感謝こそあれ…後悔はない!」と自身の考えをつづり「陽子ちゃんに…合掌」と追悼し、ブログを締めくくった。
2024年02月22日菅田将暉主演、黒沢清監督・脚本『Cloud クラウド』の製作が発表され、9月に公開されることが決定した。さらにスチール写真が解禁となり、主演の菅田将暉、監督・脚本の黒沢清からコメントが到着した。『スパイの妻』(20)で、第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督が映画最新作に選んだのは、顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。主演は、『花束みたいな恋をした』(2021)、『ミステリと言う勿れ』(2023)など数々の大ヒット映画に出演し、俳優として日本映画界を牽引し、アーティストとしても圧倒的な支持を受ける、菅田将暉。菅田さんは本作の出演オファーを即決、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じている。菅田さんは、黒沢監督と本作の撮影現場で10年ぶりに再会。初対面は、主演作『共喰い』(2013/青山真治監督)で参加した2013年の第66回ロカルノ国際映画祭で、2022年に57歳の若さで故人となった青山監督から紹介された時以来だったという。菅田将暉今回の発表に際して、菅田さんは「生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい」とコメント。黒沢監督は「現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた」と明かす。また主演の菅田さんについて「菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた」と称賛している。黒沢清監督昨年商業映画デビューから40年を迎えた黒沢監督が、サスペンス・スリラー作品に挑むのは、2016年公開の『クリーピー 偽りの隣人』以来。菅田さんとの初めてのコラボレーションでどのような相乗効果が生まれるのか。黒沢監督が撮る、誰も見たことがない菅田将暉に注目だ。主演:吉井良介役/菅田将暉 コメント生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい。映画「Cloud」宜しくお願いします。監督・脚本/黒沢清 コメント(作品について)現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた。主人公は、ささやかな金儲けによって少しでも人より優位に立ちたいと願う、ごくありふれた男である。この人物が不用意に周囲の恨みを買い、最後には命を賭けた死闘へと引きずり込まれる物語だ。しかし撮影が進むにつれて、私はこの映画がそう簡単にスカッとするアクションにはなっていかないことに気づいた。その理由のひとつは、主演の菅田将暉が驚くべき演技力でこの人物に深い陰影と複雑さをもたらしてくれたこと。もうひとつは、この死闘が思いがけず“戦争”の様相を見せ始めたことだ。金儲けと復讐が折り重なって増幅され、ついに暴力が作動し、気が付いたらもう引き返せなくなっている。現代の戦争も、ひょっとするとこのようにして起こるのかもしれない。(主演・菅田将暉さんについて)菅田さんは、誰の目も釘付けにする俳優だ。何と言ってもあの顔つき、そして声、立ち姿、奥の方にいても一発で菅田将暉とわかる唯一無二の個性があらゆる場面から立ち昇る。にもかかわらず、人混みの中だと市井の人物に溶け込んでしまう一般性、庶民性のようなものも同時に持ち合わせている。持って生まれた資質と計算とを巧みに組み合わせることのできる実に聡明な方なのだろう。そんな菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた。繊細な部分が計算で、堂々としたところが資質なのか、あるいはその逆なのか、どちらかはわからない。いや、どちらも計算かもしれない。それとも全ては直感なのか。正体は不明だが、この正体不明こそ大スターの証なのだなとあらためて納得した。『Cloud クラウド』は9月、TOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月13日黒沢清監督最新作『Cloud クラウド』が、2024年9月に公開されることが決定した。『スパイの妻』で、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督が映画最新作に選んだのは、顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンススリラー。主演は本作の出演オファーを即決したという菅田将暉が務め、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じる。菅田は本作について「生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい」とコメント。また黒沢監督は「現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた」と語っている。さらに本作で初タッグを組んだ菅田については「菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた」と称賛している。■菅田将暉 コメント全文生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい。映画『Cloud』宜しくお願いします。■監督・脚本:黒沢清 コメント全文(作品について)現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた。主人公は、ささやかな金儲けによって少しでも人より優位に立ちたいと願う、ごくありふれた男である。この人物が不用意に周囲の恨みを買い、最後には命を賭けた死闘へと引きずり込まれる物語だ。しかし撮影が進むにつれて、私はこの映画がそう簡単にスカッとするアクションにはなっていかないことに気づいた。その理由のひとつは、主演の菅田将暉が驚くべき演技力でこの人物に深い陰影と複雑さをもたらしてくれたこと。もうひとつは、この死闘が思いがけず“戦争”の様相を見せ始めたことだ。金儲けと復讐が折り重なって増幅され、ついに暴力が作動し、気が付いたらもう引き返せなくなっている。現代の戦争も、ひょっとするとこのようにして起こるのかもしれない。(主演・菅田将暉について)菅田さんは、誰の目も釘付けにする俳優だ。何と言ってもあの顔つき、そして声、立ち姿、奥の方にいても一発で菅田将暉とわかる唯一無二の個性があらゆる場面から立ち昇る。にもかかわらず、人混みの中だと市井の人物に溶け込んでしまう一般性、庶民性のようなものも同時に持ち合わせている。持って生まれた資質と計算とを巧みに組み合わせることのできる実に聡明な方なのだろう。そんな菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた。繊細な部分が計算で、堂々としたところが資質なのか、あるいはその逆なのか、どちらかはわからない。いや、どちらも計算かもしれない。それとも全ては直感なのか。正体は不明だが、この正体不明こそ大スターの証なのだなとあらためて納得した。<作品情報>映画『Cloud クラウド』2024年9月公開公式サイト: 「Cloud」 製作委員会
2024年02月13日歌手で俳優の黒沢年雄が18日に自身のアメブロを更新。本当に難しいと感じる妻の介護施設探しについてつづった。この日、黒沢は「家内の為の介護施設を毎日のように探し…尋ね、体験入居の繰り返し」と切り出し「実情は難しい!」とコメント。「スタッフが良いと,食事が良くなく施設も良くない…逆に施設も食事もいいとスタッフの質が落ちる」といい「施設もスタッフもいい所を探すのは至難の現実だ」とつづった。続けて「居住性が良く環境が良くスタッフがしっかりした施設が中々見つからない…」と悩ましい様子で述べ「両方兼ね備えた施設が難しい…どちらかに偏っている」と説明し「妥協しかないのか!」とコメント。「予算的にも十分に考えているのだが…妻が何十年と過ごすのだから,寂しい悲しい思いだけはさせたくない」と思いをつづった。最後に「見て回り,話を聞いていると内情に詳しくなり介護施設の在り方にかなり問題点があると解って来た」といい「介護士,理学士…名ばかりで各人かなりの格差がある」とコメント。「いずれの世界も同じだが…全ては人だと思う」と述べ「難しい…本当に難しい」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とても大変だと思います」「難しいですね」「良い場所が見つかりますように」などのコメントが寄せられている。
2024年01月19日歌手で俳優の黒沢年雄が11日に自身のアメブロを更新。同い年の人物の波乱の訃報を受けて心境をつづった。この日、黒沢は「今…速報が入り、演歌歌手の冠二郎ちゃんが亡くなった…」と1月1日に心不全のため亡くなった演歌歌手の冠二郎さんの訃報について言及。冠さんが「同い年なのに僕の事”兄貴,兄貴”」と言っていたそうで「僕が何着も舞台衣装を差し上げたら、喜んで吹聴して楽しんでいた!」と回想した。続けて「過去に同じ病院でガンの手術を受けていたが…」と明かしつつ「再発したのだろうか?」とコメント。「いずれにせよ…二郎ちゃんは…本当にいい人だった」と冠さんについて述べ「合掌」と追悼し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「びっくりです」「心が傷みます」「心よりご冥福をお祈りします」「切なくなるばかりです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月13日黒沢清監督の最新作となる、ホラーでもサスペンスでもない、摩訶不思議な恐怖に支配される映画『Chime』(読み:チャイム)が完成。DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォーム・Roadsteadにて2024年の独占販売を予定している。黒沢監督と言えば、『スパイの妻』でヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞受賞も記憶に新しいが、世界的に注目されるきっかけとなった『CURE/キュア』をはじめ、『回路』『ドッペルゲンガー』などオリジナルのサスペンス・ホラーを送り出してきた。新作『Chime』もその系譜に属する。本作はメディア配信プラットフォーム・Roadsteadオリジナル作品第1弾であり、「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた、ホラーでもサスペンスでもない、どのジャンルにも属さないながら極めて純度の高い“黒沢清”監督特有の恐怖が描かれる。主演は、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた吉岡睦雄。黒沢監督作の初主演を飾る。チャイムとは何なのか、どこから聞こえてくるのか、人を狂わせるサインなのか…。説明過多にならないことで恐怖のその先を想像させ、観客は例えようのない恐怖に包み込まれる。黒沢監督が紡ぐ、待望のオリジナル脚本作品が完成した。『Chime』あらすじ料理教室の講師として働いている松岡卓司(吉岡睦雄)。ある日、レッスン中に生徒の1人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出す。事務員の間でも、田代は少し変わっていると言われているが、松岡は気にすることなく接していた。しかし別の日の教室で、田代が今度は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し、それを証明するために驚くべき行動に出る。田代の一件後のある日、松岡は若い女性の生徒・菱田明美を教えていた。淡々とレッスンを続ける松岡だったが、丸鶏が気持ち悪いと文句を言う明美に、彼は――。松岡の身にいったい何が起きたのか。料理教室で、松岡の自宅で、ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始めたのだった…。■DVT(デジタルビデオトレーディング)とはDVT(デジタルビデオトレーディング)は、オンライン上に存在する映像作品をDVD等と同じように一意・固有の「アイテム」として扱い、ユーザーは作品を視聴して楽しむだけでなく、第三者に転売やレンタルすることで収益を得ることができるプラットホーム。出品される映像は例外なく数量限定で全てにシリアルナンバーが付与されており、購入した方だけが利用できる「モノ」。ユーザーは動画を視聴するだけでなく、販売やレンタルを通じて流通(トレーディング)に参加することができ、その売上から出品者に権利料が還元される仕組み。ユーザーは単なる消費者ではなく、出品者の活動を経済面で直接的に支援するサポーターになることができる。『Chime』は2024年、Roadsteadにて独占販売予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月18日『スパイの妻』の黒沢清監督が描く、ホラーでもSF でもない、全く新しいジャンルの映画『チャイム』の制作が決定。今作は、Web3時代のメディア配信プラットフォーム・Roadsteadにて2024年の独占販売を予定している。ある料理スクールで、男性生徒の田代を教える松岡。田代が突然、何かの声が聞こえると言い出す。料理教室でも、田代は少し変だと言われているが、松岡は気にしない。しかし翌日、田代は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し…。『CURE キュア』(1997)で世界的な注目を集めて以降、『トウキョウソナタ』(2008)で第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞、『岸辺の旅』(2015)で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞、『スパイの妻』(2019)で第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢監督。最新作について、「これは見た人があ然となり、見終わった後に恐怖が強く残ることを狙った作品です。通常の物語で必要とされていることは一切説明されません。また、ホラーとかサスペンスといったジャンルにも当てはまりません。狂った映画、世にも異様な映画、それが今回の作品の狙いなのです」と、気にならずにはいられないコメントを寄せている。(シネマカフェ編集部)
2023年07月10日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は声優、俳優の黒沢ともよさんです。心躍る瞬間を求める気持ちが、表現活動の原動力に。幼少期から多くの舞台に出演。そこには子供心を刺激するものがたくさんあったとか。「大道具の井戸から本当に水が汲めるようになっていたり、照明で天気を変えたり。偽物と本物が一緒にあるのが面白くて。大人になった今は、心躍る瞬間に出合いたくて舞台に立っています」。高校生以降は声優としても活躍。アニメ『スキップとローファー』(TOKYO MXほか)では天然な性格の主人公を務める。「原作を読んで共感の連続だったので、似ているのかも。私、結構しっかり者のはずなんですが…(笑)」言葉にならない気持ちは絵で表現。これは皮膚炎になり、やりきれない気持ちだった時に描いた自画像です。休日のお出かけはカメラと一緒。晴れ女なのでオフはだいたい天気が良く、いい写真が撮れます(笑)。最近陶芸を始めました!没頭できる新しい趣味。これは初めて作った箸置き。今はお皿を制作中。くろさわ・ともよ1996年生まれ。4月27~30日に東京芸術劇場 シアターウエストで上演の『朗読活劇 信長を殺した男 2023』に出演。※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年05月09日30歳の誕生日を迎えて“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた主演・赤楚衛二演じる安達と、そんな彼に好意を抱く町田啓太演じる会社の同期の黒沢による大人気ドラマ待望の映画化『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』。そのBlu-ray&DVDが、11月9日(水)に発売されることが決定した。シリーズ累計200万部突破の豊田悠原作の人気コミックを映像化し、大ヒットを記録したドラマの待望の映画化。原作は2018年「ガンガンpixiv」で連載スタートし、発売済みのコミック全8巻は累計200万部突破。2019年には「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」1位に選ばれ、アジアを始め全世界で海外翻訳版も出版されている。ドラマは国内&世界で人気沸騰の超話題作ドラマ版は2020年10月期(テレビ東京系列/木ドラ25枠・全12話)で放送され、そのあまりにもピュアなストーリー展開と登場人物たちの愛らしいキャラクター像がSNS上の話題をさらい、回を追うごとにファンが激増。放送直後は“チェリまほ”が日本・タイ・韓国・ベトナムなどでトレンド入りを果たし、いまや200以上の国や地域で見られるまでに。さらに、ギャラクシー賞「月間賞」「マイベストTV賞第15回グランプリ」受賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞にて最優秀作品賞を受賞するなどドラマ界の賞を総なめにし、最終話放送終了後は大反響と共に“チェリまほロス”の声が相次ぎ社会現象となった。キャストはドラマ版から続投!映画版からの新キャラクターも登場地味で冴えないサラリーマン・安達役を演じる赤楚さん、その恋人・黒沢役の町田さんをはじめとし、浅香航大、ゆうたろうほか、お馴染みのレギュラーキャストが引き続き総出演。映画版からの新キャラクターも登場し、さらにかけがえのない存在となる2人のその後の物語を盛り上げる。『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』Blu-ray&DVDは11月9日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年08月03日30歳の誕生日に“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達(主演・赤楚衛二)と、そんな彼に好意を抱く会社の同期の黒沢(町田啓太)によるラブコメディの映画化『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』。この度、初公開となる主題歌と挿入歌を使った、恋人同士となった2人の“しあわせ大渋滞”な予告編映像が解禁された。今回解禁された予告編映像は「おとぎ話はいつだって魔法がとけてハッピーエンドだ。でも…」と、赤楚さん演じる主人公・安達のモノローグから幕を開ける。“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達はまだ魔法使いのままで、町田さん演じる同期の黒沢と恋人同士に。会社のエレベーター内で安達の手に触れ、“心の声”でデートに誘うなど、本人以上にこの魔法を使いこなしている。さらには、キャンプデート中に思いがけず黒沢の“心の声”を聞いてしまい、少しとまどいながらも幸せそうに微笑む安達の表情や、黒沢の手料理を美味しそうに頬張る安達、安達だけに向けられる黒沢の最高の笑顔や安達特製オムライスを食べてしまうことがもったいなくて食べられず苦悩する黒沢など、ファンからも人気の高いシーンが多数散りばめられた。そんな幸せな日常を送る2人だったが、安達に長崎転勤の話が舞い込み、互いを想い合うがゆえにすれ違ってしまうのだが…。仲間や家族に見守られながら歩む、2人の未来のゆくえは…?また、この予告編映像では、ドラマ版でもオープニングテーマとエンディングテーマを担当したアーティスト2組が映画のために新曲を書き下ろし。「Omoinotake」による映画版主題歌「心音」はエモーショナルで透明感があり、純粋にお互いを想い合う安達と黒沢に優しく寄り添い、「DEEP SQUAD」による映画版挿入歌「Gimme Gimme」は、ピュアでポップな曲調が安達と黒沢の幸せな日々を思い起こさせるもの。両曲とも2人のものがたりに欠かせない楽曲となっている。ムビチケカードさらに、劇場窓口・メイジャー通販サイト・ムビチケオンラインサイトの3種の購入窓口によってそれぞれ別の特典がつく数量限定特典付きムビチケカードの発売も決定した。『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年03月01日主演・赤楚衛二演じる安達と、町田啓太演じる黒沢の連続ドラマ最終回からの物語を描く『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』。この度、より強い絆で結ばれ、さらにかけがえのない存在となっていくストーリーを匂わせる映画版・場面写真第2弾が解禁された。晴れて恋人となり、恋愛も仕事も順調そのものの安達と黒沢。柘植と湊のカップルも、2人に劣らず仲睦まじさは健在。初詣の神社で互いの幸せを願い合う4人。幸せな日々は永遠に続くかと思われたが…。ある日、安達に転勤の話が舞い込む。やりたい仕事ができるキャリアアップのチャンスに喜ぶ安達。だが、転勤先ははるか1,200km離れた長崎。「黒沢が知ったらがっかりする? いや、応援してくれる?」と、黒沢と離れ離れになってしまうことに戸惑う安達。「安達にとっていい話は俺も嬉しい。応援するよ」と言う黒沢の言葉を受け入れようとしても躊躇する安達。転勤話をめぐり、互いを想い合うがゆえにすれ違ってしまう。そして、遠距離恋愛をきっかけに2人は未来について考え始める…。映画になっても純度100%な初々しさはそのままに、時にコミカルに、時に切なく恋する者たちの心の機微を丁寧に紡いでいく。『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は4月8日(金)より全国にて公開。ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」はU‐NEXTなどで配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年02月24日声優・女優の黒沢ともよが、舞台『アクダマドライブ』の主演を務めることが24日、明らかになった。同作は近未来の世界を舞台に、アクダマと呼ばれる個性豊かな犯罪者たちの物語が描かれる同名オリジナルTVアニメの舞台化作。アニメは2020年10月から12月にかけて放送され、国内外で高い評価を受けた。演出は『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stageなど独創的な舞台を手掛ける新進気鋭の演出家・植木豪が担当。主演の「一般人」役には、アニメでも同役の声優を務め、声優以外にもミュージカルなどマルチに活躍をしている黒沢ともよが決定した。「一般人」をとりまくアクダマたちとして、「運び屋」役に舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち では座長を務め、人並外れたアクロバットを得意とする蒼木陣、「チンピラ」役には7ORDERのメンバーであり、舞台『タンブリング』等話題の舞台作品に出演し、抜群の身体能力とプロポーションをもつマルチ俳優の長妻怜央が決定。「医者」役にはハロプロエッグ出身でバラエティから舞台作品までこなし、抜群の歌唱力をもつ歌手で女優の吉川友、「ハッカー」役に『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stageの波羅夷空却役など2.5次元作品にはかかせない廣野凌大、「喧嘩屋」役にアーティストグループ・TFGのメンバーで舞台『ハイパープロジェ クション演劇「ハイキュー!!」』シリーズ木兎光太郎役などで活躍中の桜庭大翔、そして「殺人鬼」役で舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-では座長を務め、舞台『鬼滅の刃』では冨岡義勇役を演じ身体能力の高さと繊細な演技に定評のある本田礼生が出演する。対する処刑課メンバーとして、「処刑課弟子」役にはライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜うずまきナルト物語 〜日向ヒナタ役など話題の舞台作品で活躍している星波、「処刑課後輩」役には特撮テレビドラマ『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』のオープニングテーマなどアーティストとしても活躍中の佐久間貴生、「処刑課師匠」役には『仮面ライダーセイバー』などの特撮や舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち、「バクマン。」THE STAGE など、ドラマや映画・舞台作品にと幅広く活躍中の唐橋充が決定し、アクダマ達との熱いバトルを繰り広げる。東京公演は品川プリンスホテル ステラボールにて2022年3月10日〜21日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて2022年3月26日〜27日。一般人:黒沢ともよ運び屋:蒼木陣チンピラ:長妻怜央医者:吉川友ハッカー:廣野凌大喧嘩屋:桜庭大翔処刑課弟子:星波処刑課後輩:佐久間貴生兄:中村琉葦・国井煌(Wキャスト)妹:佐久間凛奈・神津優花(Wキャスト)殺人鬼:本田礼生処刑課師匠:唐橋充処刑課FORCE:Toyotaka ・RYO ・HILOMU ・Dolton ・KENTA ・KIMUTAKU(C)ぴえろ・TooKyoGames/アクダマドライブ製作委員会 (C)舞台「アクダマドライブ」製作委員会
2021年12月24日映画『親密な他人』が、2022年3月5日(土)に公開される。黒沢あすかと神尾楓珠がW主演。失った息子を求める女と“謎の青年”、2人の行く末は?映画『親密な他人』は、親子でもない、恋人でもない男女の間に生まれる不思議な愛を描いた心理スリラー。行方不明になった息子を待ち続ける女性と、その息子の消息を知っていると話す謎の青年の関係を軸に、愛と狂気の物語を描く。<映画『親密な他人』あらすじ>46歳のパート販売員・石川恵。最愛の息子・心平が一年前に行方不明になり、その帰りをずっと待ち続けてきた。そんなある日、彼女の前に息子の消息を知っていると言う20歳の謎の青年・井上雄二が現れる。心平の消息をめぐって、やがて二人は親子のような、恋人のような不思議な関係になる。しかし雄二には隠された目的が、また恵には誰にも言えない秘密があった。黒沢あすか&神尾楓珠がW主演主演を務めるのは、『六月の蛇』『冷たい熱帯魚』などで存在感を放ってきたベテラン女優・黒沢あすかと、『彼女が好きなものは』『20歳のソウル』の公開を控える若手俳優・神尾楓珠。その他、上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子らが脇を固める。<主な登場人物&キャスト>石川恵(黒沢あすか)46歳のパート販売員。愛する人を失っても、身代わりを見つけようとするいびつな母性と狂気を持つ。井上雄二(神尾楓珠)企てをもって石川恵に近づく、母の愛を知らない孤独な青年。失踪した石川恵の息子(上村侑)中村真夕監督「母性とは、神聖なものなのか?」メガホンを取るのは、ドキュメンタリーとドラマの境界を自由に行き来して映画を作り続ける中村真夕。劇映画『ハリヨの夏』で監督デビュー後、ドキュメンタリー映画『ナオトひとりっきり』『愛国者に気をつけろ!鈴木邦男』などで評価を得た中村が、「母性とは、神聖なものなのか」という疑問を、長年あたため続けた『親密な他人』にぶつける。<中村真夕(監督・脚本) コメント>私がこの映画で描こうと試みたのは、日本の母親の包みこむような温かさと、のみこむような怖さだ。14年間、イギリスとアメリカで過ごし、日本に帰ってきて一番衝撃的だったのは、日本の母親の子ども(特に息子に対する)並々ならぬ愛情の注ぎ方と、執着だった。それはある意味、日本だけでなく、韓国や中国にも共通するアジア的なものかもしれない。この映画では、依存し愛し過ぎるが故に、親子関係がいびつになっていく状況を、ミステリーを絡めた物語にした。日本だけでなく欧米でも、母親は神聖なものとして扱われることが多いが、そうではない悪女性も同時に表現できればと考えている。母性と女性の間でゆれながら、生きるリアルな女性を、これからも映画の中で描きたいと考えている。【詳細】映画『親密な他人』公開日:2022年3月5日(土)監督・脚本:中村真夕出演:黒沢あすか、神尾楓珠、上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子
2021年10月03日映画『スパイの妻』(10月16日公開)の公開記念舞台挨拶が17日に都内で行われ、蒼井優、高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、黒沢清監督が登場した。第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)を受賞した同作は黒沢清監督の最新映画で、蒼井優が主演を務める。1940年、神戸で貿易商を営む優作(高橋)は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子(蒼井)は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく。観客が入った状態の劇場での本作の舞台挨拶は今回が初めてということで、蒼井は観客が詰めかけた客席を見て「映画館に帰ってきてくださってありがとうございます」と笑顔で語り、高橋も「感慨深いです」としみじみ。蒼井は、黒沢監督作品の魅力について、限られた美術セットの中での撮影でありながらも、完成した作品が大きなスケール感を持っている点に触れ「画の中を撮りながら、画の外も撮られているところがすごい。銀獅子賞監督の前で何をえらそうにって感じですけど(笑)、すごく骨太な映画ができたと思います」と同作への思いを表した。黒沢監督は、これまでも何度も仕事を共にしてきた蒼井を「華がある」と絶賛。「画面に映ると隅にいても、後ろを向いていても絶対に輝くんですね。持って生まれた“何か”があると今回、とりわけ強く感じました」と魅力を明かす。本作で初めて黒沢作品に出演した高橋についても「舌を巻くほどうまい! 『うまい』に尽きます。長ゼリフでも短いものでも、見ている側にセリフが飛び込んできて、喚起させる。たぶん、世界で一番うまいんじゃないかなと思います」と大絶賛。高橋は黒沢監督の言葉に「もう思い残すことはないんじゃないですかね。今日、終わってもいいくらい嬉しい言葉をいただきました」と感激していた。また、近年の黒沢作品の常連となっている東出について、黒沢監督は「大好きです。ご本人はこう言うと嫌がるかもしれませんが、『あやしい』んですね。妖怪の“怪”のあやしさもあるし、“妖”のあやしさもある。出てきた瞬間、何かが起こりそうな感じがするところが大好きです」と褒め称える。さらに坂東は、本作への出演を「緊張が最初はすごくありました。でも、みなさんがいろいろ話をしてくださったり、リラックスして終えられました。試写を見て、作品の一部になれていたのが嬉しくて、鳥肌が立ちました」と述懐する。黒沢監督はそんな坂東について「全然、緊張してらっしゃらなくて、蒼井さんともかなりハードなやりとりがあったけど、楽々やっていて、この人はものすごい大物になるかも」とそのポテンシャルにお墨付きを与えた。イベントでは、ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞のトロフィーも生の観客の前で初めてお披露目され、黒沢監督は「(トロフィーを)目の当たりにすると、ささやかながら映画の歴史にこの『スパイの妻』が名を刻んだんだなと実感がわいてきます」と喜びを口にする。蒼井は「本当におめでとうございます。そして、こうして私たちにも見せてくださりありがとうございます。素晴らしいこと過ぎて、自分の言葉をどう添えたらいいのかわからないくらいですが……こうしてみなさんと共有できてうれしいです」と祝福の言葉と感謝の思いを贈った。最後に蒼井は「いま、劇場のみなさんも大変な状況ですが、映画館にくる喜びを少しでも多くの方が体験してくださったら幸せです」と呼びかける。高橋は本作で描かれる物語について「人間が志や信念を貫いていく中で、のっぴきならない秘密や抱えなくちゃいけないことはたくさんあるのかもしれませんが、そうすればそうするほど、個人というものと、その真逆の大勢というものの対比が見えてくるんじゃないかと思うし、それはいまの世界でも通じると思います。心の中に一人一人の答えが出てくる作品になっていると思います」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
2020年10月17日女優の蒼井優、俳優の高橋一生、黒沢清監督が7日、映画『スパイの妻<劇場版>』(16日公開)の配信トークライブに登場し、共演エピソードやヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞受賞について語った。本作は、太平洋戦争前夜の物語。神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)は、赴いた満州で恐ろしい国家機密を偶然知り、事の顛末を世に知らしめようとする。妻・聡子(蒼井優)の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも優作への愛が、聡子を突き動かしていく――。トークライブではヴェネチアから届いたトロフィーのお披露目も行われた。日本人作品の銀獅子賞受賞は17年ぶりの快挙となる。黒沢監督は「トロフィーが届いて、なにやら映画の歴史に名前が刻まれたんだなという感慨が」としみじみ。蒼井が「(おそれ多くて)全然、触ろうと思わないというか、すごい“圧”があります」と語ると高橋も「同じくです。現実感がないです」と緊張の面持ちで賛同した。蒼井と高橋が夫婦役を演じるのは2度目。お互いの印象や魅力を尋ねられ「お芝居に関しては全幅の信頼を置いているので、楽しみで仕方なかった」と高橋は笑顔で振り返った。蒼井は「すごい先輩であることを知りつつ、一緒に歩んでくださることに感謝しています。できればまた共演したいです!」と再共演を熱くリクエスト。黒沢監督はそんな2人について「すさまじいお芝居を見せてくれる」と絶賛した。作品について高橋は「人間的に生きていくための根源的なテーマが随所にまぶされている」、蒼井は「人によってはホラーよりも怖い映画。ぜひ劇場で面白さと恐ろしさを楽しんでください」とアピール。黒沢監督は「時に剛速球を、時にはすごい変化球が見ている方に飛んでいくので覚悟してご覧ください。それはみなさんを傷つけるのではなく、必ず心の中に刺さっていくと思いますので、どうか真正面から受け止めてください」と呼びかけた。(c)2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月09日蒼井優の主演最新作で高橋一生と共演した映画『スパイの妻』の黒沢清監督が、第77回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)を受賞。蒼井さんと高橋さん、そして黒沢監督から喜びのコメントが到着した。ヴェネチア国際映画祭はカンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。今回、そのコンペティション部門に唯一の日本映画として選出された本作。9月9日(水)22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢清ファンが駆けつけ、新型コロナウィルス感染症の影響で監督・キャストは不在にもかかわらず、上映後はあたたかな拍手の音が響いたという。上映後の評価も上々、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)と海外メディアからも高評価。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督(『未来を乗り換えた男』)は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と本作を絶賛した。2018年の『ゴールデン・リバー』ジャック・オーディアール、2019年の『ホモ・サピエンスの涙』ロイ・アンダーソンに続く、監督賞にあたる銀獅子賞となった黒沢監督。日本映画としては2003年の『座頭市』北野武監督以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』(89)で受賞しており、日本では5人目の受賞者となった。現地時間9月12日に発表された受賞結果に、黒沢監督は「スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました」とコメント。主演の蒼井さんは「(審査員長の)ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています」と語り、撮影現場に思いを馳せた様子。また、高橋さんも「この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした」と振り返っていた。第77回ヴェネチア国際映画祭主な受賞結果■金獅子賞(最優秀作品賞)『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督■銀獅子賞(審査員大賞)『Nuevo orden』(原題)ミシェル・フランコ監督■銀獅子賞(監督賞)『スパイの妻』黒沢清監督■女優賞ヴァネッサ・カービー『Pieces of a Woman』(原題)■男優賞ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ『Padrenostro』(原題)■脚本賞チャイタニヤ・タームハネー『The Disciple』(原題)■審査員特別賞『Dorogie tovarishchi』(原題)アンドレイ・コンチャロフスキー■マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ルーホッラー・ザマニ『Khorshid』(原題)『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年09月13日黒沢清監督の最新映画『スパイの妻』(10月16日公開)が2日(現地時間)よりイタリアで開催されている第77回ヴェネチア国際映画祭で、銀獅子賞(監督賞)を受賞し、黒沢監督、蒼井優、高橋一生が喜びのコメントを寄せた。同作は黒沢清監督の最新映画で、蒼井優が主演を務める。1940年、神戸で貿易商を営む優作(高橋)は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子(蒼井)は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく。ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。メインであるコンペティション部門に、唯一の日本映画として選出された同作だが、9日22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢ファンが駆けつけた。上映後の評価も上々で、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)といったメディアの言葉が並んだ。ヴェネチア国際映画祭の最優秀監督賞にあたる銀獅子賞の受賞は、日本映画としては2003年の北野武監督『座頭市』以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』で受賞、と日本では5人目の受賞者となった。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と同作を絶賛した。○黒沢清監督 コメントスタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました。○蒼井優 コメント黒沢監督、銀獅子賞受賞おめでとうございます。ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています。○高橋一生 コメントヴェネツィア国際映画祭監督賞受賞、心からお祝い申し上げます。この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした。これからも素晴らしい作品を楽しみにしております。おめでとうございます。
2020年09月13日蒼井優が日本を代表する映画監督・黒沢清のもと、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた「スパイの妻」が、映画として10月16日(金)より劇場公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルと予告編もお披露目された。本作は、世界中にファンを持つ黒沢清監督の最新作。6月6日(土)にNHK BS8Kにて放送されたドラマ(6月末までリピート放送中)を、今回スクリーンサイズや色調を新たに「劇場版」として構築。脚本を手掛けたのは、黒沢監督自身と『寝ても覚めても』の濱口竜介、『ハッピーアワー』の野原位の3人。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛け、映画世界の奥行きをさらに広げている。主演は数々の受賞歴を誇る実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く“スパイの妻”聡子を圧倒的な存在感で演じ、正義の遂行のために手段を選ばぬ純粋な優作を高橋さんが魅力的に体現した。今回解禁されたのは、1940年太平洋戦争前夜、神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)とその妻・聡子(蒼井優)が洋装に身を包み、真っ直ぐこちらを見つめている、そのどこか緊張感のある面持ちが印象的なティザービジュアル。煌々と燃え盛る炎が夫婦へと迫り寄り、「時代の嵐が、二人の運命を変えていくーー。」というキャッチコピーと相まって、これから彼らが巻き込まれていく波乱の日々を予感させる。また、予告編では、1940年の物々しくも活気ある神戸が映し出される。「悪魔のような所業を僕は見た」と声を振り絞る優作と、スパイだと疑われる夫・優作へ「つかまることも、死ぬことも怖くはありません。私が怖いのはあなたと離れることです!」と思いの丈をぶつける聡子。優作が知ってしまった国家機密とは…?心を揺さぶる傑作を予感させる予告編が完成した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月19日「手越さんも今回の騒動はさすがに言い逃れできず、所属事務所から『いいかげんに覚悟を持て』ときつく言われたそうです。しかし、手越さんはチャリティユニットから外されたことに納得がいかず、感情的に不満を言っていたといいます」(音楽関係者)NEWS・手越祐也(32)が正念場を迎えている。新型コロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛を求められていた4月下旬に、手越が飲み会を主催。さらに、女性も呼びつけていたことが『週刊文春』5月21日号で報じられたのだ。事態を重く受け止めたのが所属するジャニーズ事務所。5月15日、公式サイトで同所のタレント76人による期間限定のチャリティユニット「Twenty★Twenty」(通称・トニトニ)への、手越の参加を見送ると発表。そして、《ファンの皆さま、そして関係者の皆様へ、深くおび申し上げます》と陳謝していた。「トニトニは昨年亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)の遺志を継いで、滝沢秀明副社長(38)が始めた一大プロジェクト。また、事務所として医療従事者への支援や嵐や木村拓哉さん(47)らによる手洗い動画の公開といった啓発活動も行っていました。率先して感染予防を呼び掛けていた立場だけに、事務所としても手越さんの行動を見過ごすわけにはいかなかった。プロジェクトの趣旨にそぐわないということで、トニトニから手越さんの除名を決定しました」(前出・音楽関係者)今回の騒動は手越がレギュラーを務める『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にも波紋を広げているという。「レギュラーの森三中・黒沢かずこさん(41)が3月下旬に新型コロナに感染したことで、『出演者に絶対、感染させてはいけない!』と現場では徹底した感染対策が行われていました。またウリである海外ロケができない状況で、出演者・スタッフ一丸となって今後の対策を練っていました。そんなときにこの報道ですからね……。自粛期間中の別の日も遊びに出かけていたそうですし、出演者とスタッフも手越さんのあまりの危機感のなさにあきれかえっているそうです」(日本テレビ関係者)しかも、手越がコロナ禍中に“仲間”の足を引っ張るのは今回が初めてではない。3月下旬に安倍昭恵夫人(57)らとの“桜を見る会”に参加していたことが一部週刊誌で報じられていた手越。このことがNEWSのメンバーに思わぬ形で飛び火していたという。別の音楽関係者はいう。「3月29日から4月1日にかけて、事務所の各グループによるライブ動画配信企画が行われ、NEWSも参加する予定でした。しかし、昭恵夫人との花見疑惑が噴出し、社会問題にまで発展したことでグループでの参加を自粛することに。そもそもこの企画は“この時期に予定していたライブが中止になったグループがメイン”という成り立ちだったので、NEWSも早い段階で出演が決定していました。それなのに手越さんの行動で取り消しになり、ほかのメンバーもショックを受けていたそうです」この数年、立て続けに問題を起こした手越に対して、事務所も我慢の限界に達していた。「話し合いのなかで、手越さんに『次、問題を起こしたら退所を覚悟して』と告げたそうです」(前出・音楽関係者)奔放すぎる手越に放たれたジャニーズ事務所からの“クビというまさかの最後通告”。これまでに数々のスキャンダルを起こしてきた手越だが、一時期はそんな自分を変えようとしていたという。「事務所から交友関係を再三注意されていたこともあって、昨年の正月には『事務所をやめて実業家になる!』とまで手越さんが周囲に話をしていたそうです。しかし、その直後に嵐が’21年以降の活動休止を発表。その状況を逆手に取ろうと考えた手越さんは一転して、『俺らで天下を取ろう!』とNEWSのメンバーにゲキを飛ばしたとか。派手な遊びも一時は控えていたといいます」(前出・別の音楽関係者)殊勝な心意気を手越は『レタスクラブ』’19年9月号でこう明かしていた。《仕事ではもっともっとNEWSを大きくしたいという夢がある。僕、ソロ活動に重きを置いてないんです。なぜならNEWSの楽曲のよさ、メンバーの人間性のすばらしさを、16年間一緒にやっている僕がいちばんよくわかっているから》しかし、自分を律することができなかった手越にNEWSのメンバーは怒り心頭だという。「ほかのメンバーも『今年は本気で頑張っていく!』と気合を入れていただけに、さすがに『ふざけるな!』という気持ちでしょう。手越さんとも連絡を取らないようにしているそうです」(前出・音楽関係者)崖っぷちに立たされたことで、反省の日々と思いきや……。「外出はさすがに控えているようですが、自宅にこもって大好きなゲームざんまいのようです。何が悪いのか本人はよくわかっていないのでしょう……」(前出・日本テレビ関係者)今もなお、奔放な生活を続ける手越。次の“ニュース”は吉報か。それとも――。「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月25日2020年4月4日に、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の陽性反応が出たことを明かした、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさん。同年5月18日に放送されたバラエティ番組『ヒルナンデス』(日本テレビ系)にリモート出演し、仕事復帰しました。番組の冒頭で、MCを務める南原清隆さんが「今日からあの人が帰ってきます!」と振ると、中継先には、距離を取って横に並ぶ『森三中』のメンバーである大島美幸さんと村上知子さんの姿が映し出されます。その後、2人の前に距離を取った状態で黒沢さんが現れ、3人は三角形を作るような位置取りに。軽快な音楽に合わせて踊りながら現れた黒沢さんは、スタジオにいる南原さんに「なんばらさーん!」と元気よく声をかけ、こう切り出しました。お久しぶりです。南原さん、私ですね、コロナウイルス陰性が2回出ましてから4週間の自宅ようりょうを…ようようを…。ヒルナンデス!ーより引用緊張のためか、『自宅療養』という言葉が出てこず、たびたびかんでしまう黒沢さんに、『森三中』のメンバーは後ろから「よーよーじゃないよ!」「療養よ」と優しくツッコミを入れます。そんなやり取りに対し、南原さんは「黒沢らしいなぁ。自宅療養をすましてきたってことだよね」とフォロー。続けて、1か月半に及ぶ自宅療養について、黒沢さんは「あっという間。どうなるんだろうこの先…と思っていた。味覚がなくてもとにかく野菜などを食べていた」と振り返りました。黒沢さんは療養の間、『森三中』の2人を始め、仲のいい仕事仲間とリモートで連絡を取り合っていたそうです。まだ久しぶりのテレビ放送に慣れない様子の黒沢さんに、南原さんは「ゆっくりやろうね」と気遣う言葉をかけました。黒沢さんの復帰に対し、ネット上では喜びの声が上がっています。・黒沢さん、おかえりなさい!なんか泣けてきた…。・元気な姿が見られて嬉しい。治療中の人にとっては励みになると思う。・ソーシャルディスタンスを保っていても、『森三中』の仲よしぶりが伝わる姿にグッときた。・復帰した人を喜んで迎える体制が素晴らしい。南原さんのフォローもバッチリだった。コロナウイルスの影響で暗い話題が続く中、久しぶりの明るいニュースは、多くの人を元気付けたようです。体調回復し、無事に元気な姿を披露した黒沢さん。またテレビを通して私たちにたくさんの笑いを届けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年05月19日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが新型コロナウイルス感染症に感染していたと発表されました。黒沢さんは、自宅で療養中。同月5日に『森三中』のYouTubeチャンネルで、ファンにコメントを届けています。黒沢かずこ、感染前からの症状とその後の体調について報告「鼻水が奥に残っている感じ」黒沢さんとともに仕事をしていた『森三中』のメンバーである、大島美幸さんと村上知子さんも自宅待機中。ですが、2人とも『森三中』のYouTubeチャンネルにて元気な姿を見せました!まずは、村上さんの近況報告です。どうも、村上です。自宅待機ということで、私は家ではマスクをつけて、家族となるべく距離をおいているのですが。まぁ、ヒマかなと思ったんですけど、やっぱいつもはできないことをやろうと思って、だいたい今、掃除を頑張っています。今日は、冷蔵庫の掃除、いつも隅々まで汚れているところが気になってたんですけど、できなかったんで、やってみようかなみたいな感じで。娘も旦那も元気なので、まあ家ではちょっとこう、力を持て余しているというか、そこはなにか、掃除をしたりということで頑張ってやっています。森三中ubeーより引用村上さんは、掃除のほかにも、大島さんに借りていた漫画を読んだり、アニメを家族全員で楽しんだりしているようです。ご飯は栄養のあるものを作って、免疫が下がってしまわないように気を付けているとのことでした。また、村上さんは保健所からの指示で、難しいと感じることがあるそうです。難しかったのが、家族との距離。同じ家の中で2m以上離れて過ごして欲しいということなんですけど。マスクはできても、その距離間を保つということがすごく難しくて。子供が小さいので、こう、べたべたね。「抱っこ」もいってきますし、「ママー」ってきますし。森三中ubeーより引用小さな子供のいる家庭では、子供と2m以上の距離をずっと保つのは、かなり難しいですよね。村上さんは「うちの子供よりも小さな、乳幼児のいる家庭はもっと困るんじゃないか」とも語りました。一方、大島さんも、村上さんに続いて元気な姿を見せています。今日は4月5日、日曜日です。黒沢さんのコロナ陽性が発覚したのが4月3日の夜でした。なので、2日ぐらい。ま、正式に言うと4月2日くらいから自宅待機にはしてるんですけど。1歩も外に出ていません。森三中ubeーより引用「保健所からの指示で、家族と離れて食事しないといけない」という大島さん。いつも家族で囲むテーブルとは別に、小さなテーブルを出して食事をしていました。夫に食欲について聞かれると…。めちゃくちゃあります!味します!森三中ubeーより引用また、「せき、熱、倦怠感、ありません。元気に過ごしております」と、体調に問題のないことをアピールしました。大島さんも、村上さんと同様、掃除を頑張っているそうです。大好きなアイドルグループ『嵐』のCDやDVDの仕分けが出来たと、満足そうに笑っていました。最後に、大島さんからみなさんへのコメントです。みなさん。コロナは、すぐそこにいます。なので本当に、日々気をつけて。もちろん自粛して、自宅待機とか自粛してる方もいると思うんですけども、本当に気をつけて細心の注意を払うぐらいいってもいいと思います。本当に気をつけて生活してください。みんな元気に、はい。それでは!森三中ubeーより引用大島さんのいう通り、まずは感染しないように、さらに注意して過ごしたいですね。この動画を見たファンからはたくさんのコメントが寄せられていました。・他人事じゃないと感じます。本当に危機感を持って行動したい。・また3人をテレビで見るのを楽しみにしています!・2人がこうして動画をあげてくれたことで、『森三中』の絆を感じました。・大変な時なのに、現状をしっかり伝えてくれたことが本当に嬉しかったです。黒沢さんとも連絡を取り合っているという2人。早く、3人の元気な姿をテレビで見たいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月07日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染されたことが確認されました。黒沢さんは、自宅での療養を続けているといいます。また、黒沢さんと一緒に仕事をしていた、大島美幸さんと村上知子さんは保健所の指示に従い、自宅待機。黒沢さんは、同月5日に森三中のYouTubeチャンネルで音声のみで現状を報告しました。最初は発熱となっているのですが、「熱っぽいなー」と感じて、最初午前中測ったら36.2℃でそのあとお昼に41.2℃と出て、すぐにそのあと測りなおしてもずっと36℃台で、一応怖いので症状を話して病院に行かせていただきました。病院に着いた時は36.4℃だったのですが、診察していただきインフルエンザの検査をして「コロナウイルスの感染ではない。見られないので」と診断してもらったんですけども、熱の症状が出てたので「一応2日休んでください」といっていただきまして休みました。その日からもう全然熱とかも咳とかもなかったので、普通に過ごしてたんですけど、で、仕事に行きまして…。そして次の日は風邪の症状などがあったので、鼻の奥になんか鼻水がある感じが続いてて。で、なんか病院でその炎症の抑える薬を処方していただきました。その日の夜に「味覚、嗅覚を感じにくい症状があった」というニュースを見ていろんなところに電話したのですが、私の場合「それだけではコロナウイルスの症状ではないので」と判断をいただいてました。でも、もしかしたら自分が感染源になったら怖いと思い自宅にいました。森三中ubeーより引用黒沢さんは熱が一時、40℃を超えるものの、その後は36℃台が続いたといいいます。病院に行くも「コロナウイルスの感染ではない」と診断されたとのこと。しかし、コロナウイルスに感染した人は味覚、嗅覚が感じにくくなる症状が出るというニュースを見た黒沢さんは、「もしかしたらコロナウイルスに感染していて、自分が感染源になったら怖い」と感じ自宅にいたことを明かしました。その後も、味覚と嗅覚の異常が続いた黒沢さんは再び検査をすることになります。それでもずっと咳、熱、倦怠感はなくて味覚、嗅覚の感じにくさだけ残っていました。でもその時も鼻水が鼻の奥に残っているような感じが続いてました。そこから検査できるまではいろいろ続くのですが、肺炎がCTで見つかりまして、そこから新型コロナウイルスに感染していることが見つかり、これからは…。そうですね、なんか闘っていきたいなと思っております。みなさんにご迷惑をおかけしてしまったんですがすみません。またいつかお話させてください。森三中ubeーより引用都内の保健所に連絡し、複数の医療機関を受診してようやくコロナウイルスの陽性が確認。今後は、「コロナウイルスと闘っていきたい」と前向きにコメントを残しました。動画を見た人たちからは、黒沢さんの行動に称賛の声が寄せられていました。・黒沢さんの声が聞けて少し安心しました。お大事にしてください。・「コロナではない」と診断されても自宅にいた黒沢さんを尊敬する。・リアルな声をありがとうございます。黒沢さんの判断は素晴らしいと思います。咳の症状がなかったり、すぐに熱が治まったりしてもコロナウイルスに感染している場合があるということを説いた黒沢さんの発信。感染を拡大させない「自分が感染源にならないように」という行動を一人ひとりが意識することが必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月06日「本人が気に病んでいないか心配」2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染していた件を受け、黒沢さんの心境を気遣う声が上がっています。バービー「半ば悪口みたいになりましたが」同日、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめ、黒沢さんとたびたび共演している、お笑いタレントのバービーさんがTwitterを更新。黒沢さんが日頃から衛生管理を徹底していたことに触れ、コロナウイルスが拡大する日本の現状を危惧するコメントをつづっています。黒沢さんは、プライベートで人が集まる所には絶対に行かないし、普段から衛生には人一倍厳しく除菌などうるさいぐらい徹底している方です。なんだか半ば悪口みたいになりましたが、それぐらいの方が感染したということは、無症状の保菌者や、保健所で検査してもらえない方がたくさんいるということ。— バービー (@Barbie_Babiro) April 4, 2020 発症していることに気付かず普段通りに行動していては、どんなに周囲が衛生面に気を使っていても、感染リスクはゼロになりません。だからこそ、バービーさんはこうも呼びかけます。私達は今こそ団結して、外に出ない・接触しないを徹底しなきゃいけませんね。黒沢さん、今は体調落ち着いているそうです。早く一緒にお茶できる世界が来ますように— バービー (@Barbie_Babiro) April 4, 2020 感染しないための対策はもちろん、今は感染させないための行動も求められる段階まで来ています。感染していないという確証はどこにもなく、不要不急の外出を控えるほか、人との接触を最低限にとどめるなど、一人ひとりが感染させない意識を持たなければなりません。バービーさんの呼びかけは大きな反響を呼び、改めて危機意識を持つ人や、黒沢さんを気遣う声など、さまざまなコメントが寄せられています。・黒沢さんの体調、落ち着いているんですね。早くよくなって、元気な姿を見せてほしいです。・黒沢さんは繊細な人だから、コロナウイルス陽性だったことで、周囲の人に迷惑をかけていないかと気に病んでいそう。・黒沢さんは、自分がほかの人にうつしていないだろうかと自分を責めていそうですね。同年3月31日には、脚本家の宮藤官九郎さんのコロナウイルス陽性報道がされたばかり。1日も早く収束させるためにも、誰もが同じ意識をもって予防対策を徹底していきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月04日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことが分かりました。4日現在、肺炎の症状はおさまったものの、味覚や嗅覚の異常が続いているため、黒沢さんは自宅療養をしています。森三中・黒沢かずこがコロナ感染ネットで「心配」「ゆっくり休んで」の声所属事務所の発表によると、黒沢さんは同年3月21日に発熱と味覚などの異常を訴え、都内の保健所へ連絡。複数の医療機関を受診した結果、4月3日夜にコロナウイルスの感染が発覚したのだそうです。黒沢さんの行動に対し、一部のメディアでは「2週間放置していた」といった事実とは異なる報道も…。これに対し、放送作家であり、『森三中』のメンバー・大島美幸さんの夫でもある鈴木おさむさんが、Instagramで反論しました。鈴木おさむ「検査してもらえないのが一番怖い」鈴木さんは、黒沢さんについて「コロナウイルスの疑いを考慮して、26日から仕事を休んでいた」と説明。続けて、黒沢さんがコロナウイルスかどうかの検査をしてもらえず、ずっと苦しんでいたことを明かしました。ネットニュースで二週間放置なんて書いてるものもありましたが、大嘘です。黒沢は、そこから病院に診察に行っても、コロナ検査をしてもらえず。黒沢、自分で保健所に電話しても、その症状だけだと検査してもらえなくて。でも、黒沢は不安で、今週水曜日、いくつめかの病院で、頼み込んで頼み込んで頼み込んで、ようやく検査してもらえました。やっとです。発熱して、体温が高ければ検査してもらえたのかもですが、、、、 これが一番怖いです。検査してもらえない。osamuchan_suzukiーより引用続けて、鈴木さんは「病院が手いっぱいなのも分かります。だから、一人ひとりが気を付けて生活するしかないのです」と訴えました。鈴木さんいわく、3月25日に撮影のため黒沢さんと会っていた妻の大島さんは、濃厚接触者として自宅待機しているとのこと。大島さんはマスクをつけた状態で、夫である鈴木さんや息子さんと距離を取りながら生活しており、現段階で症状は出ていないといいます。鈴木さんは、自宅で仏壇代わりに飾ってある父と祖母の写真に手を合わせる大島さんの姿とともに、療養中の黒沢さんに向けて、エールを送りました。 この投稿をInstagramで見る 鈴木おさむ 放送作家(@osamuchan_suzuki)がシェアした投稿 - 2020年 4月月3日午後8時27分PDT黒沢、早く回復しますように。そして妻、僕、息子、感染しないことを願って。osamuchan_suzukiーより引用鈴木さんの投稿を読んだ人からは、さまざまな意見が寄せられています。・黒沢さんは、きっと周囲への影響を気にして、心を痛めていると思います。・病院も対応に追われて、検査できない状況なのでしょう。みなさんの無事を祈っています。・本当に怖いです…。自分も気を付けなくてはならないと、改めて気を引き締めました。・鈴木さんのように影響力のある人が発信してくれるのは本当にありがたいです。黒沢さんのように、感染の可能性を考え検査しようとしても病院によっては受け付けてもらえないこともあります。コロナウイルスのまん延は勢いを増す一方です。感染していても、無症状のまま身近な人に移してしまう可能性もあるでしょう。一人ひとりが「感染しない・感染を広めない」を心にとどめ、不急不要の外出を避けるなど、行動に移すことが大切です。[文・構成/grape編集部]
2020年04月04日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことを、所属事務所が明かしました。発表によると、黒沢さんは発熱後、味覚や嗅覚の異常が続いたことから、複数の医療機関を受診。肺炎の診断を受け、検査をした結果、コロナウイルスへの感染が発覚したそうです。当社所属タレントの森三中 黒沢かずこ(くろさわかずこ 41歳)が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。黒沢かずこは3月21日(土)昼に発熱症状が見られ、その後回復しましたが、味覚、嗅覚異常の症状のみが残存し、回復が見られないことから都内の保健所に連絡し、複数の医療機関を受診しておりました。4月1日(水)に受診した医療機関において、CT検査を行ったところ、肺炎の診断を受け、最終的にPCR検査を受診するに至りました。その結果、4月3日(金)夜に新型コロナウイルスに感染しているとの診断結果を受けました。吉本興業株式会社ーより引用4日現在、黒沢さんは肺炎の症状がおさまっているものの、味覚や嗅覚が感じづらい状況が続いており、自宅療養しているとのこと。報道を受け、ネット上では黒沢さんを心配する声が相次いでいます。・まじか…。心配すぎる。・本当に怖いウイルスだ。次から次に芸能界でも感染者が増えていく。・早くよくなりますように。今はゆっくり療養してください。黒沢さんの体調が無事に回復し、再び元気な姿を見せてくれる日を、多くの人が待ち望んでいます。[文・構成/grape編集部]
2020年04月04日