マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi )の2021年春夏コレクションから、伊勢丹新宿店限定ウェアが登場。2021年3月31日(水)から4月6日(火)まで、伊勢丹新宿店で開催される期間限定ストアにて販売される。「窓」からインスパイアされた新作マメ クロゴウチの2021年春夏コレクションは、内と外という二つの世界を分かち、繋ぐ「窓」の役割に目を向けたもの。デザイナー黒河内真衣子の記憶に焼きついた過去の風景を、刺繍やレースなどの装飾やピュアなカラーパレットで現代に蘇らせているという。伊勢丹新宿店限定カラーのドレス&ベスト伊勢丹新宿店の期間限定ストアで展開されるのは、オンライン先行販売で完売となった三越伊勢丹限定カラーアイテムなど。コレクションのキーアイテムであるチューリップ柄ジャカードドレスはネイビー、菖蒲や百合などの繊細な刺繍を施したシルクベストはベージュ、ふんわりとしたスリーブが特徴的なコットンジャージードレスはブルーで用意した。伊勢丹新宿店別注ジャケットもさらに、2021年春夏コレクションで多用されたオリジナルファブリックを、ライトなテーラードジャケットスタイルに仕立てた別注アイテムも展開される。【伊勢丹新宿店限定アイテム】・三越伊勢丹別注ベスト ベージュ 55,000円(店頭のみ)・三越伊勢丹別注ドレス ネイビー 73,700円(店頭のみ)・三越伊勢丹別注ドレス ブルー 31,900円(店頭のみ)・三越伊勢丹別注ジャケット 75,900円サイズ:1、2※価格はすべて税込。■期間限定ストア詳細期間:2021年3月31日(水)〜4月6日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館3階 センターパーク/プロモーション住所:東京都新宿区新宿3-14-1※初日の3月31日(水)10:00〜14:00は、事前抽選応募者から優先で案内。14:00以降は事前抽選のチケット持参者以外も混雑状況に応じて順次案内。※事前抽選は3月24日(水)17:00まで、伊勢丹新宿店公式サイトより受付。※アイテムは一部完売の可能性もある。※イベント内容は、都合により変更または中止となる場合がある。※3月27日(土)10:00より一部新作商品を三越伊勢丹オンラインストアにて先行販売。(オンラインストアで完売した商品は店頭での展開なし。)【問い合わせ先】伊勢丹新宿店TEL:03-3352-1111(代表)
2021年03月27日マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)のデザイナー黒河内真衣子が、長野県立美術館本館・東山魁夷館のユニフォームをデザイン。本館の新築オープンにあわせて、2021年4月10日(土)より導入される。セットで着用できるジャケット×ドレス本館・東山魁夷館の両館のために、黒河内が制作したのは、ブランドらしいシャープなアールカッティングが施されたロングドレスと、比翼仕立てのダブルブレストジャケット。後者のジャケットは、ドレスの襟と美しく重なるノーカラーデザインのため、エレガントなレイヤードスタイルを楽しむことも可能。またユニフォームの機能性を追求した、軽やかな着心地も実現している。長野の土地にオマージュを捧げてさらに美術館が位置する、自然豊かな長野の土地にちなんだパレットやモチーフも印象的。ユニフォームカラーは、この地を愛した日本画家・東山魁夷による“深いブルー”にオマージュを捧げて。またジャケットの首元を飾るスカーフには、長野の県花であるリンドウを濃紺の刺繍で上品に表現した。ブランド10周年の単独展覧会もまた、長野県立美術館では、2021年6月19日(土)から8月15日(日)まで、 マメ クロゴウチ初となる単独の展覧会「10 マメクロゴウチ(10 Mame Kurogouchi)」を開催。旅や色、刺繍など、これまで発表されたコレクションに共通するいくつかのキーワードを、デザイナー自身のダイアリー、着想源となった品々や写真、テキスト、オリジナルのテキスタイル、コレクションのアーカイブなどを通して、多角的に可視化する。さらに、展覧会の開催を記念して、作品集「10 マメクロゴウチ(10 Mame Kurogouchi)」を刊行。テキストと写真を主軸に「読む展覧会」として、展示内容と作品集が相互補完するようにデザインした。詳細長野県立美術館 本館・東山魁夷館 制服リニューアル導入日:2021年4月10日(土)住所:長野県長野市箱清水1-4-4 (善光寺東隣)■展覧会「10 Mame Kurogouchi」会期:2021年6月19日(土)~8月15日(日)会場:長野県立美術館 展示室3開館時間:9:00〜17:00(展示室入場は16:30まで)休館日:毎週水曜日観覧料:一般 500円、高校生以下または18歳未満 無料※東山魁夷館との共通観覧料は、 一般800円※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者と、付添者1名は無料※会期などは変更となる場合あり(最新情報は美術館ウェブサイトを確認)〈同時開催〉・「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」(会場:展示室1)・「長野県立美術館メイキングドキュメントつながる美術館宮崎浩とランドスケープ・ミュージアム」(会場:展示室2)会期:2021年6月19日(土)~8月15日(日)観覧料:無料【問い合わせ先】TEL:026-232-0052■書籍情報『10 Mame Kurogouchi』発売時期:7⽉発売予定販売価格:2,970円発⾏元:⻘幻舎⻑野県⽴美術館ほか書店で発売
2021年02月25日マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)の10周年を記念し、美術館では初となる同ブランド単独での展覧会「10 Mame Kurogouch(テンマメクロゴウチ)」が、長野県信濃美術館にて、6月19日より開催される。「10 Mame Kurogouchi」では、マメ クロゴウチデザイナー・黒河内真衣子の私小説的とも言える、クリエイションの背後に複雑にレイヤーされた諸要素を視覚化し、10年間に及ぶ創作の旅路を紹介。これまでに発表されたコレクションに共通するいくつかのキーワードが、デザイナー自身のダイアリー、着想源となった品々や写真、テキスト、オリジナルのテキスタイル、コレクションのアーカイブなどを用いて多面的に可視化され、ブランドの思想の根底に触れるかのような空間を作り出す。さらに、展覧会に合わせて作品集も刊行。内容は、テキストと写真がメインとなっており、“読む展覧会”として、展覧会の展示内容と作品集が相互補完するようにデザインされるという。黒河内自身の最も初源的なルーツであるこの長野の地そのものを案内役に、10周年を迎えたブランドの、これまで発表される事のなかったクリエイションの源泉を、静かにじっくりと感じて。また、同展の会場となる長野県立美術館(旧信濃美術館)本館は、4月10日にリニューアルオープンする。なお、このタイミングで新しくなる長野県立美術館 本館および東山魁夷館、両館スタッフのユニフォームは、黒河内が手がけており、そのデザインも公開された。>>制服デザイナー就任についての記事はこちらからマメ クロゴウチデザイナー・黒河内真衣子が手がけた、長野県立美術館の新たなスタッフユニフォーム新たに制作されたユニフォームは、“建築を取り囲む雄大な自然と、この地を愛した東山魁夷が描いた深いブルー”といった、本美術館のロケーションそのものがインスピレーションとなっている。ブランドらしいシャープなアールカッティングが施されたドレスに加え、セットでの着用を想定し、ドレスの襟と美しく重なるノーカラーにデザインされた、比翼仕立てのダブルブレストジャケットを提案。見た目の美しさは言わずもがな、体を美しくフレーミングしつつ、軽やかな着心地で、ユニフォームが要求する機能性も内包されている。ジャケットの首元を飾るスカーフには、長野県の県花であるリンドウの刺繍が濃紺で施され、レセプション等、美術館にて想定される華やかなシーンを上品に彩ってくれるだろう。【展覧会概要】10 Mame Kurogouchi会期:6月19日〜8月15日会場:長野県立美術館 展示室3住所:長野県長野市箱清水1-4-4 善光寺東隣観覧料:一般500円、高校生以下無料URL:www.npsam.com(施設サイト)
2021年02月22日黒河内真衣子によるマメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)が、2021年プレスプリングコレクションを発表した。今季は、デザイナー・黒河内がポルトガルを旅する中で目にした、在りし日を思わせる風景やファウンドオブジェクトと、現代性との間に生まれる対話がインスピレーションに。旅先で買い求めたビンテージフォトの数々に記録されたムードと、デザイナー自らスナップした写真との並置による、過去と現在、異文化への慕情と私的感情の重なりが洋服に落とし込まれている。コレクションのカラーパレットは、インディゴを中心とした様々なシェードのブルーを軸に、ブラウンやエクリュが差し込まれており、これらが代弁するのは、ポルトガルの街に漂う土の記憶、頭上に広がる空の青とテラスに置かれた古びたウッドの家具が自然と生み出すノスタルジー。それらがオーバーサイズなシルエットと現代的な素材使いで仕立てられたエレガントなデイリーウェアへと昇華された。コレクションの中心となるデニム、スウェット、カットソーといった、リラクシングな素材に対しても、デコルテを縁取る繊細なカッティング、華奢なショルダーパターンとボリューミーなアーム、ゆるやかな広がりを見せるカフ、複雑な刺繍など、ブランドならではのシグネチャーテクニックやシルエットが多用されており、手の込んだ作りの美しいアイテムには今季も本当に惚れ惚れさせられる。何気ない日常を“特別なひととき”にしてくれること間違いなしの上質なデイリーウェアといっても過言ではないだろう。また、今回はブランド初となるデニムジャケットもお目見え。ビンテージライクな加工が施され、ボリューミーなシルエットとコード刺繍によるエレガントな縁取りが襟とポケットを飾り、パンツやスカートとのセットアップで登場する。人気のアイコニックなPVCバッグ“Transparent Sculpture”シリーズには、デイリーユースを意識したコンパクトなサイズ感のモデルが定番として仲間入り。こちらもぜひチェックして。本コレクションは、全国のマメ クロゴウチ取扱店にて、12月中旬より先行発売予定。直営店「Mame Kurogouchi Hanegi」および公式オンラインストアでの発売は、2021年1月を予定している。>>その他のMame Kurogouchiの記事はこちらから
2020年11月27日堀内太郎が手がける、ニュークラシックなメンズのワードローブを展開する「ティーエイチ(th)」と、黒河内真衣子が手がける、現代女性の為の上質なワードローブを展開する「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」による初のコラボレーションカプセルコレクション「ティーエイチエムケー(thmk)」がローンチ。11月14日より発売される。唯一無二の美意識と共鳴する思想、クリエーションへの敬意と友情から生まれたこの「ティーエイチエムケー」は、縫製工場「thmk」を共同経営する両者による、ファクトリースタッフが日常から着用できる上質なユニフォームを製作したいという願いからスタートした企画。ワークシーンで求められる様々なキーワードを包括した本カプセルコレクションでは、大きなパッチポケット、ペンホルダーなど、縫製工場の日常で求められる要求に対応したラボコートやアイコニックなエプロンの他、ブルゾン、ロングシャツ、Tシャツ、トートバッグの全6型が、すべてユニセックスで展開される。本コラボでは、堀内と黒河内が素材選びからパターンメイキングまで、すべてのプロセスが共業で行われている。両者の呼応するアイデンティティがワークウェアという理想の下、一つのコレクションへと昇華され、この最もエレガントな形でのブランドDNAの融合は、同コレクションのロゴにも見ることができる。両者のイニシャルを合字で表したアイコニックなロゴは、thのロゴデザインを手がけたアーティストデュオ・Nerholの田中義久によってデザインされ、全てのアイテムに刺繍もしくはプリントで施されている。なお、今回のキャンペーンモデルを務めたのは、両者と親交のあるモデルの志田美穂と美術家の安野谷昌穂。ルックは、山梨県北杜市のギャラリートラックス(Gallery Trax)にて、安野谷自身の作品を背景に、マメ クロゴウチのビジュアルを数多く撮り下ろしているフォトグラファーの野田祐一郎により撮影された。ティーエイチエムケーコレクションは、Gallery 38、Mame Kurogouchi Hanegiおよび、ティーエイチとマメ クロゴウチそれぞれのオンラインストアにて販売。発売に関する詳細は、記事下部の枠内を要確認。【販売概要】ティーエイチエムケー(thmk)11月14日より発売開始■発売スケジュール一覧11月14日「Mame Kurogouchi Hanegi」にて販売11月15日「Gallery 38」「Mame Kurogouchi Hanegi」の2店舗にて販売11月16日「th オンラインストア」「Mame Kurogouchi オンラインストア」の2つのオンラインストアにて発売開始11月21日「Mame Kurogouchi Hanegi」にて販売11月22日「Gallery 38」「Mame Kurogouchi Hanegi」の2店舗にて販売【販売店舗概要】Mame Kurogouchi Hanegi住所:東京都世田谷区代田4-10-20時間:13:00〜19:00Gallery 38住所:東京都渋谷区神宮前2-30-28 原宿ホームズ101時間:13:00〜19:00(※本コレクション発売の2日間のみ)th オンラインストアURL:www.thproductsonline.comMame Kurogouchi オンラインストアURL:www.mamekurogouchi.com>>その他のMame Kurogouchiの記事はこちらから
2020年11月04日黒河内真衣子によるマメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)が、パリファッションウィーク(PARIS FASHION WEEK ONLINE)にて、2021年春夏コレクションを発表した。マメ クロゴウチの2021年春夏コレクションは窓が持つ、内と外という二つの世界を分かち、繋ぐという役割に目を向けながら、デザイナー黒河内真衣子自身の過去の記憶に焼き付いた風景を洋服として現代に蘇らせ、経過する時間の新たな表現へと挑戦。ブランドの重要なDNAであり、これまでのコレクションの中心をなすアイデアでもあった“旅”は、今回、外の世界ではなく、デザイナー自身の内へと向かうものに。レースのカーテンなどに見られる透かし模様の刺繍にインスパイアされたアイコニックなドレスは、ノスタルジアを感じさせつつ、計算されつくしたカッティングとボリュームコントロール、シグネチャーである様々な刺繍をふんだんに用いることで唯一無二の存在感誇りながら、今季のエレガントな姿勢を体現。カラーパレットはピュアなホワイト、柔らかなエクリュ、そして長年日の光に強烈に晒され、日に焼けたカーテンを思わせるパステルイエロー。ナチュラルなカラーシェードがコレクションに豊かな時間軸を視覚的に与えてくれる。ウェアに多様された刺繍のテクニックはアクセサリーにもあしらわれ、コレクションのクラシカルなムードを加速。シアー素材のバケットハットは、フローラル刺繍で覆われ、陽の光を受けることで木漏れ日のような影を生み出す。シーズンを印象的に飾るスカーフも、ソフトなシルクオーガンジーの上にフローラルモチーフがふんだんに刺繍され、ストリングスを用いることでヘッドピースやスカーフにも姿を変えることができる。なお、毎シーズン人気のピアスは、まるで曇りガラスを思わせる乳白色で登場。春の芽吹きを結晶化させたようなモチーフに注目したい。先シーズン登場したアイコニックなコード刺繍のバッグシリーズは、新色と新型ともに新たな定番としてブランドのコレクションに加わる。【Collection Look Credits】Photographer: Yuichiro NodaStylist: Yuriko EHair: Waka AdachiMakeup: UDAModel: Amane, Hyo Kagou, Kaho Kobayashi, Marina, Fubuki Tampo and Sen Zhao>>その他のMame Kurogouchiの記事はこちらから
2020年09月29日マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)デザイナー・黒河内真衣子が、2021年春に開館する長野県信濃美術館 本館と東山魁夷館のスタッフユニフォームのデザイナーに就任した。黒河内真衣子ポートレート長野県生まれ、2010 年に黒河内デザイン事務所を設立。自身のブランド「Mame Kurogouchi」を立ち上げる。今回、同県出身の黒河内が、両館共通の美術館スタッフのユニフォームデザインを手掛ける。長野県信濃美術館本館イメージ©プランツアソシエイツ本館は、長野市の国宝・善光寺に隣接する公園内に1966年に開館。全面改築にあわせて、“ランドスケープ・ミュージアム”をコンセプトにした新しい建物に生まれ変わる。設計は、プランツアソシエイツによるもの。長野県信濃美術館 東山魁夷館2019年10月、本館よりひと足早くリニューアルオープン併設する東山魁夷館(ひがしやまかいいかん)は、東山魁夷からの作品寄贈を受け、1990年に谷口吉生による設計で開館。こちらは、2019年10月、本館よりひと足早くリニューアルオープンしている。両館共通の美術館スタッフのユニフォームの発表は、2021年1月を予定。今からとても楽しみ。【施設情報】長野県信濃美術館 東山魁夷館(本館は、2021年春開館予定)住所:長野県長野市箱清水1-4-4 善光寺東隣URL:www.npsam.com
2020年07月09日トッズ(TOD’S)と(Mame Kurogouchi)のコラボレーションによるカプセルコレクションが、トッズ 銀座にて3月27日より世界先行発売される。トレンチコート(ベルト付き)40万6,000円、ブラウス 14万3,000円、パンツ 8万3,000円、バッグ 18万9,000円、シューズ 9万3,000円トッズの「T ファクトリー」は、様々な分野で活躍するデザイナーやアーティストと協業し、従来の型に捉われない自由な発想からアイテムを生み出すためのプロジェクト。初期のアレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)に続き、2019年はアルベール・エルバス(Alber Elbaz)、そして第3弾となる今回はマメのデザイナーである黒河内真衣子を起用した。カプセルコレクションは、トッズのウィメンズアクセサリーとレディ・トゥ・ウエアの世界を、黒河内が得意とするクラフツマンシップとタイムレスなエレガンスで解釈。黒河内がデザインにおいて大切にしている、日々の生活がよりシンプルに、より美しくなるようにという信念を追求した。トッズのアイコン「D スタイリング バッグ」にインスピレーションを得てデザインされたボストンバッグは、ドレス、アウターウエア、シューズ、バッグなど小旅行に必要なアイテムが収まるように形作られている。ボンディングに使用したレザーテープ、伝統のこぎん刺しと共鳴するレザー刺繍、しなやかなシルクやレザーといったディテールにはイタリアと日本のノウハウの融合が宿る。コレクションは3月27日を皮切りに順次、全世界で発売される。国内では、トッズ 銀座の他、阪急うめだ本店1階 コトコトステージ 11にて4月8日から14日、岩田屋本店 新館 2階 プロモーションスペースにて4月18日から5月12日、ジェイアール名古屋タカシマヤ 3階 ローズパティオにて5月27日から6月2日までフィーチャーされるイベントも開催。詳しくは、特設サイト(www.tods.com/Mame-for-Tods)にてチェックを。
2020年03月19日マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)初の直営店が、2020年3月6日(金)、東京・世田谷区の羽根木にオープンする。デザイナー黒河内真衣子が手掛けるマメ クロゴウチは、日本のウィメンズブランド。黒河内はイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)を経験した後、2010年に自身のブランドであるマメを立ち上げ、2014年に毎日ファッション大賞の新人賞・資生堂激励賞を受賞。2017年のFASHION PRIZE OF TOKYO受賞を受け、2018年秋冬シーズンよりコレクション発表の場をパリ・ファッションウィークへと移している。マメ クロゴウチ初の直営店となる「マメ クロゴウチ ハネギ」は、ブランド創設から10年を迎える区切りの年に、東京・世田谷区の羽根木にオープン。ブランドのアトリエを構える場所のそばに位置する、小さな店舗となっており、営業は金曜と土曜の週2日となっている。2020年春夏コレクションでは“包む”をコンセプトにした、曇りガラスのようなロングドレスや、新緑のようなグリーンのブラウスを展開するマメ。ブランド初の直営店で、新作をチェックしてみてはいかがだろうか。【店舗詳細】マメ クロゴウチ ハネギ(Mame Kurogouchi Hanegi)開店日:2020年3月6日(金)12:00~19:00住所:東京都世田谷区代田4-10-20営業日:毎週金曜、土曜(週2日)休業日:毎週日、月、火、水、木曜日
2020年03月07日マメ(Mame Kurogouchi)の2020秋冬コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク初日の2020年2月24日(月)に発表された。「包む」への再訪先シーズンのテーマ「包む」をより進化させた今季は、対象物を守る“籠(カゴ)”を起点にインスピレーションを広げた。デザイナー黒河内真衣子の頭に浮びあがったものは、日本のアート・ディレクター 岡秀行による手編みのカゴやそれらが作り出す自然な格子柄。また大自然溢れるアイルランドの旅を通して、地球という惑星も“人間を守る籠”であることを悟った黒河内は、そんな温かな自然のエッセンスもコレクションに落とし込んでいく。格子柄がキーモチーフに今季のキーモチーフとなる格子柄は、ブランドを象徴するジャカード織で表現。トップス×ボトムスをモノトーンのスタイリングで纏めながらも、光沢のあるフィルム素材を織り込んだことによって、格子柄の生み出す立体的な表情をより引き立たているのが印象的だ。こだわりのディテール洋服を飾るディテールにも今季のスパイスを加えて。ドレスの上には、アイスランドの自然を彷彿させるフローラルモチーフが刺繍されたほか、洋服のスリーブの裾やラッフルには、手編みの籠を連想させるリネンのコードで、丁寧な刺繍が施されている。またそのオリジナリティ溢れるディテールによって、マニッシュなムードのアイテムも女性らしい一着へと昇華している点も押さえておきたい。ブラックのパンツに組みあわせたハードなレザージャケットは、裾やポケットに、有機的な刺繍を加えることで、力強くも柔らかなムードを描きだしている。レイヤードスタイルランウェイには、レイヤードスタイルによる着こなしも散見された。コード刺繍で仕立てたエレガントなカーディガンは、キラキラと朝露のような光沢を放つフード付きアウターに重ねることで、ドレッシーな表情を演出。ルースに編まれたニットベストは、ニットトップスと組み合わせることで、秋冬らしい温もりをプラスしている。小物アイテムも充実色味を抑えた今季は、ブラック、エクリュ、そして大地との繋がりから着想を得た温かみのあるアースカラーを中心に。小物アイテムには、ウェアと同様のコード刺繍が施されたポーチやブランド初となるバッグパックが披露されたほか、シーズンカラーのブラウンに染まったアイコニックなPVCバッグが登場。さらに足元には、先シーズンに続くトッズとのコラボレーションで誕生した、ハンドステッチの刺繍によるレザーサンダルが合わせられた。
2020年02月28日黒河内真衣子によるマメ(Mame Kurogouchi)が、パリで2020-21年秋冬コレクションを発表した。先シーズンから続く“包む”というテーマを深化させたアイテムを展開。
2020年02月26日トッズ(TOD’S)は、「トッズ T ファクトリー」の第3弾でマメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)の黒河内真衣子とコラボレーション。「マメ クロゴウチ フォー トッズ(Mame Kurogouchi for TOD’S)」をトッズ 銀座にて先行発売したのち、6月17日(水)から岩田屋本店にて、7月15日(水)から阪急うめだ本店にて順次販売する。トッズ×黒河内真衣子「トッズ T ファクトリー」の第3弾トッズの「T ファクトリー」は、クリエイティブな領域で活躍するデザイナーやアーティストとのコラボレーションにより、革新的なプロジェクトを生み出すトッズのクリエイティブなラボ。これまで、第1弾でアレッサンドロ・デラクア、第2弾でアルベール・エルバスとともにカプセルコレクションを製作してきた。今回は、日本人デザイナーとして世界でも活躍の幅を広げる黒河内真衣子がタッグの相手に。“日々の生活がよりシンプルで、より美しくなること”を主眼に置き、ビジネスミーティングからカントリーサイドへの小旅行まで、女性の幅広いニーズに応えられるウェアやハンドバッグ、シューズを揃える。カラーは、ブラック、ブルー、ベージュ、ホワイトの4色に絞ることで、シンプルだからこそ見える、変わることのない品質の魅力を引き出した。「D スタイリング バッグ」に着想したボストンバッグバッグのラインナップの中でも目を引くボストンバッグは、トッズのアイコンである「D スタイリング バッグ」からインスピレーションを得たもの。丸いコロンとしたフォルムに、マメが用いるこぎん刺しのディテールで、エレガントかつノスタルジックなムードを纏った。また、縦長のトートバッグは精緻なカッティングを施すことで、まるでラフィアのかごバッグのように軽やかな仕上がりだ。「ゴンミーニ」もコラボ仕様にシューズには、ボストンバッグと同じ刺繍やクロコの型押しを施したダブルストラップのサンダルが登場。さらにトッズのアイコン「ゴンミーニ」が、履き口とモカラインにカラーコントラストを効かせた刺繍を施してアレンジを加えた特別な1足として展開される。トレンチコートやジャケットはシンプルかつ上質に今回コラボレーションで誕生したウェアには、さらりと着こなせるような気軽さ、上質な美しさ、そして機能性を兼ね備える。展開するのはレザーのワンポイントを配したトレンチコートやジャケット、パンツ、ブラウスなど。なめらかで光沢のあるブラウスは、女性らしいシルエットを保ちつつも、ビジネスや外出のシーンに対応できるシンプルなデザインだ。なお、黒河内は、日常の何気ない瞬間、自然が生む美しさを繊細なワードローブのデザインとして落とし込み、2010年のデビュー以来コレクションを発表し続けてきた。2020年春夏シーズンからは、パリコレクションの公式スケジュール内でランウェイを披露している。【詳細】「トッズ T ファクトリー」第3弾アイテム価格例:・トレンコート(ベルト付き) 406,000円+税・ブラウス 143,000円+税・パンツ 83,000円+税・バッグ 189,000円+税・シューズ 93,000円+税・ジャケット 593,000円+税・パンツ 406,000円+税・サンダル 136,000円+税■販売店舗 / 取り扱い・トッズ 銀座発売日:2020年3月27日(金)住所:東京都中央区銀座5-5-13・岩田屋本店 新館2階=トッズ特設会場販売期間:2020年6月17日(水)~6月30日(火)※当初2020年4月8日(水)~5月12日(火)の展開予定だったが会期変更。住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-35・阪急うめだ本店 1階 コトコトステージ 11販売期間:2020年7月 15日(水)~21日(火)※当初2020年4月8日(水)~4月14日(火)の展開予定だったが会期変更。住所:大阪府大阪市北区角田町8-7・TOD’S.COM(トッズ公式オンラインショップ)発売日:2020年3月27日(金)
2020年02月07日マメ(Mame Kurogouchi)の2020春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク初日の2019年9月23日(月)に発表された。トップバッターとして公式スケジュール初参戦マメがパリコレのトップバッターを飾った。東京都と繊維ファッション産学協議会によるファッション プライズ オブ トウキョウの支援を受け、2018-19年秋冬コレクションで初めてパリコレに参戦して以来4シーズン目を迎えるが、公式スケジュールでコレクションを披露するのは今回が初めてとなる。コンセプトは“包む”という概念今季、黒河内真衣子のインスピレーション源になったのは、自身を繭で覆った蚕虫が、世界を淡いフィルター越しに覗く様子。繭に“包まれた”蚕虫は、ディテールの消失した本質のみが映る世界を見ているのではないか...そんな想いを巡らせつつ、日本語で包容の意味を持つ「EMBRACE」をシーズンテーマに据えた。この“包む”というコンセプトを中心に据え、春の芽吹きや日常に溢れる命の気配に耳を傾けつつ、身体を守り“包む”役割を持つ洋服を作り込んでいる。また、アート・ディレクターの岡秀行が1972年に出版した『包』にもオマージュを捧げた。モチーフは日常的なオブジェクト“包む”という概念をコレクションピースに落とし込むにあたりモチーフとなったのは、和菓子を納める外箱やカラス除けのネットなど、誰もが日常的に目にしていながら見過ごしてしまうようなものたち。たとえば、草木を守るために広げられたネットや、無造作に放置された漁網が、ルーズに編み込んだノースリーブのメッシュトップスや、バックスタイルをリボンで結んだロングドレスへと姿を変えている。曇りガラス越しに見る夏の風景は、モデルが歩くたびに袖から流れ落ちるようにして揺れ動くフィルム素材のフリンジを施した、シアー素材のレイヤードドレスによって表現された。当たり前のように存在する身近なオブジェクトや旅先で見つけた日本の風景を再構築し、新たな命を吹き込むというクリエーションの姿勢は、これまでにも黒河内が大切にしてきたことだが、今季も健在のようだ。透け感のあるピースをレイヤードスタイリングで目を惹いたのも、メッシュトップスやシアーなワンピースといったベールで衣服を“包み込む”という手法。レーシーな羽織を軽やかなドレスに重ねたり、ネットトップスを光沢感を纏ったノーカラーコートの上に被せたりと、様々な素材で仕立てた洋服に透け感のあるピースをレイヤードすることで、力強くも柔らかなムードを演出している。マメを愛するファンの心を掴んで離さないPVCバッグも、モデルたちがあえてネットワンピースで覆うようにして携えている点も印象に残った。キーカラーはグリーン&ホワイトキーカラーは、春になると私たちを取り囲み、新しい季節の訪れを教えてくれる新緑のようなグリーン。そして、眩い日差しを彷彿とさせるホワイト。メインとなるカラーを潔く2色に絞っているが、刺繍、プリント、染め、織りなど幅広い表現が入り交じった服地は、リズミカルな表情を湛えている。トッズとのコラボパンプスが登場視線を足元まで落とすと、マメのアイコニックなドレスを思わせるエレガントなカッティングのパンプスが目に入るが、これはトッズ(TOD’S)とのコラボレーションによるもの。イタリアのクラフツマンシップとマメの感性が融合したスリングバックシューズが、コーディネートをより品格ある佇まいへと導いている。
2019年09月27日藤原ヒロシがディレクターを務める銀座ソニーパーク内のショップ「ザ コンビニ(THE CONVENI)」は、マメ(Mame Kurogouchi)とコラボレーションしたTシャツなどの限定アイテムを、2019年6月29日(土)に発売する。コラボレーションTシャツは、ユニセックスで着用可能なモデルだ。フロントには、マメがセレクトし、コラージュした、今は亡きキャバレーの踊り子たちをプリント。レトロでアーティスティックなグラフィックに仕上げている。また、バックには、コラボレーションを象徴する両ブランドのロゴがプリントされている。Tシャツは、「コンビニ」のアイディアから着想を得た、キッチュなアルミ缶パッケージに入れて販売される。”ミックスビーンズ缶”を模した、遊び心のあるデザインが魅力だ。また、マメのデザイナー・黒河内真衣子が長きにわたって偏愛する「綿棒」も登場。黒河内が「世界一のクオリティ」と評する日本の綿棒メーカー「平和メディク」へ別注した綿棒は、左右でチップの大きさが違う、特別な2WAY仕様になっている。ミニマルなオリジナルパッケージにも注目だ。【詳細】ザ コンビニ×マメ コラボレーションアイテム発売日:2019年6月29日(土)場所:銀座ソニーパーク内「ザ コンビニ」住所:東京都中央区銀座5-3-1アイテム:・Tシャツ(S / M / L / XL) 各10,000円+税〈ユニセックス〉・綿棒 500円+税
2019年07月01日藤原ヒロシがディレクションする東京・銀座のセレクトショップ「ザ コンビニ(THE CONVENI)」と、黒河内真衣子がデザイナーを務めるマメ(Mame Kurogouchi)がコラボレーションしたエクスクルーシブなアイテムが6月29日、「THE CONVENI」にて発売される。今回登場する特別なアイテムは、Tシャツに加え、コラボアイテムとしては異例の綿棒である。キッチュなデザインのアルミ缶にパッケージングされたTシャツは、フロントにマメがセレクト&コラージュした今はなきキャバレーの踊り子たちのビジュアルが、バックにはコラボを象徴する両ブランドのロゴがプリントされている。「MARI TEE」(1万円)黒河内真衣子が長きにわたり偏愛するという綿棒は、「世界一のクオリティー」と黒河内自身が評する日本の綿棒メーカー「平和メディク」への別注品。今回は、特別な2WAY仕様かつオリジナルパッケージで登場する。
2019年06月29日黒河内真衣子によるマメ(Mame Kurogouchi)が、パリで2019-20年秋冬コレクションを発表した。今シーズンは、黒河内自身のダイアリーを元に、青と記憶の破片というインスピレーションから生まれたコレクションを展開。
2019年03月05日黒河内真衣子によるマメ(Mame Kurogouchi)がパリで初めてのショーを行った。会場となったのは、パリ医大に属する医学博物館の一角。今シーズン、2019年春夏ウィメンズコレクションのテーマは「The Diary」。4月1日から6月17日まで、手記、写真、ドローイングで構成される日記をつけ、互いに繋がりのないものを結びつけてコレクションに昇華したという。特にインスピレーション源となったものが、女性として初の文化勲章を受勲した画家、上村松園の日本画、そして各地の伝統的な祭りの衣装で、それらがコレクションに東洋的な表情を与えている。印象的だった淡い紫の青藤色は、上村松園が「月蝕の宵」で見せた着物の色から、一見パッチワークのようなラメのジャカード素材は、祭りの伝統衣装から引用されている。ニットパンツに刺繡を施したレースのロングドレスを重ね、布帛とニットを組み合わせたトップスをコーディネートするという、複雑なアイテムを複雑に組み合わせるレイヤードのスタイリングは新鮮。また、ラメを織り込んだ生地のガウンドレスはもちろんのこと、ラメ素材のオーバーサイズのコートも、どことなく着物を思わせるようなシルエットで、不思議な新しさを醸し出している。どのアイテムも東洋的な要素を含んではいるものの、トータルで見ると西洋・東洋の境界線を持たない、コンテンポラリーなコレクションに仕上げていた。
2018年10月03日マメ(Mame Kurogouchi)が再びフランス・パリへ。2019年春夏ウィメンズコレクションが、キャットウォークを組み込んだプレゼンテーション形式で2018年9月28日(金)に発表された。色の交わりを楽しむ上品なすみれ色からの始まり。時が経つほどに黄金色や藍色、白色などが混じり合い、美しい色彩のコンビネーションが生まれる。色の重なりや交わりを楽しむように、素材は肌を透かすほど薄いシースルーが積極的に用いらている。マメのファンをつかんでやまないワンピースは、今季シルエットがゆったりめだ。丸いくるみボタンや曲線的なラインはそのままに、深いスリットを施すことで、軽やかな素材がふわりと舞うように動き、また新しい色の重なりを見せてくれる。和を洋に落とし込むと…随所に香るのは、和を感じさせるエッセンス。着物のように帯ベルトを巻いたガウンコートや袴のような立体感のあるボトムス。ドレスのウエストには、ストール風の素材で仕上げた帯状ベルトが巻かれている。ニットベストのインナーには半襟のようなレーストップスが仕込まれ、端には繊細な刺繍が施されている。足元には下駄風のサンダル。鼻緒の位置が少しずれたアシンメトリーなシルエットは、デザイナー黒河内真衣子の遊び心を感じさせる。巾着風のバッグはぺしゃんとつぶして、洋風バッグ風に仕上げ、2つ同時に持つ重ね持ちでモダンなコーディネートを提案した。
2018年10月02日マメ(Mame Kurgouchi)とデサント オルテライン(DESCENTE ALLTERRAIN)が再びコラボレーション。3度目のタッグとなる2018-19年秋冬コレクションが、2018年9月7日(金)より、デサント ブラン(DESCENTE BLANC)全店とマメオンラインストアにて販売をスタート、先駆け9月5日(水)より伊勢丹新宿店本館 3 階=センターパーク/ザ・ステージ♯3にて先行販売する。3度目のコラボレーションとなる今回は、これまで以上にマメらしい緩やかなシルエットに着目。また、マメ2018年秋冬コレクションで起用された、デザイナー黒河内真衣子書き起こしのボタニカルプリントなども取り入れられ、マメのファンにはたまらない仕上がりとなっている。高い保温性・快適性を誇る水沢ダウンジャケットは、ゆったりとしたメンズライクなシルエットを再構築することで、ほどよい抜け感のあるオーバーサイズを実現。裏側のライナーには、黒河内が描いた植物柄がプリントされている。耐水性、防風性、透湿性に優れた、ストレッチ性ナイロン素材で仕上げた軽やかなMA-1 ジャケット。着心地のよさを追求したカジュアルアウターは、背中にオリジナルのボタニカル柄を刺繍で施すことで、女性らしい一面を持たせた。いずれのアイテムもデサント オルテラインとのコラボレーションによる、アクティブな感性と優れた機能性を感じられるピースとなっている。【詳細】デサント オルテライン x マメ(DESCENTE ALLTERRAIN x Mame Kurogouchi)発売日:2018年9月7日(金)取り扱い店舗:デサント ブラン(DESCENTE BLANC)全店とマメオンラインストア※先行販売先行販売日:9月5日(水)会場:伊勢丹新宿店本館 3 階=センターパーク/ザ・ステージ♯3住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1※9月5日(水)初日の販売方法に関しては、8月29日(水)UP予定の伊勢丹新宿店ホームページのNEWSを確認。<アイテム>全5型/各色展開・ダウンジャケット 138,000円+税・MA-1 ジャケット 63,000円+税・コート 55,000円+税・テーラードジャケット 48,000円+税・トラウザーズ 29,000円+税【問い合わせ先】ブランドニュースTEL:03-3797-3673
2018年08月26日マメ(Mame Kurogouchi)は、2018年秋冬コレクションで、デサント オルテライン(DESCENTE ALLTERRAIN)とのコラボレーションコレクションを発表。9月5日から伊勢丹新宿店にて先行発売する。デサントが誇る最先端のテクノロジーに、マメの持つしなやかな現代的女性像を映し出した本コレクション。ダウンジャケット(13万8,000円)、MA-1 ジャケット(6万3,000円)、コート(5万5,000円)、テーラードジャケット(4万8,000円)、トラウザーズ(2万9,000円)の全5型、各2色で展開する。3度目となるコラボレーションではこれまで以上にマメらしい緩やかなシルエットや、今季を象徴するフラワーモチーフを採用、デサントの誇る最新ファブリックを纏い、アクティブな感性を刺激する。オルテラインコレクションの中でも、特に高い保温性・快適性を誇る水沢ダウンジャケットは、メンズのシルエットを再構築することでオーバーサイズの新たなシェイプを獲得。ライナーにはマメのデザイナー黒河内真衣子が自身の2018年秋冬コレクション創作のため描き起こした植物柄がプリントされている。ナイロン素材の軽やかなMA-1 ジャケットの背中には、ブランドのシグネチャーであるオリジナルのボタニカル柄が今季のカラーパレットで刺繍されており、耐水性、防風性、透湿性に加え、優れたストレッチ性で快適さとアクション性の高さを両立する。美しいシルエットを描くテーラリングピースは、ウールのナチュラルな素材感と耐水・透湿性を兼ね備えた生地を採用することで、あくまでエレガントな都会的アクティブを体現する。本コレクションは、一般販売に先駆けて、伊勢丹新宿店本館3階=センターパーク / ザ・ステージ#3にて、9月5日から先行販売。9月7日にデサント ブラン(DESCENTE BLANC)全店および、マメのオンラインストアにて発売される。
2018年08月24日東京都が主催する「ファッション プライズ オブ トウキョウ(FASHION PRIZE OF TOKYO以下、FPT)」の第1回受賞ブランドとして、3月2日にパリで2018-19年秋冬コレクションをインスタレーション形式で発表したマメ(Mame Kurogouchi)が、3月19日東京でブランド初となるランウェイによるコレクションを披露した。ショー会場は15日にお披露目されたばかりの品川のアマゾンジャパンの撮影スタジオで「Amazon Fashion Week TOKYO(AFWT)」のスペシャルプログラム「AT TOKYO」の一環として行われた。パリで発表された作品の凱旋ショーとして行われたコレクションは、細かな手作業によるフリンジや刺繍、レース、パンチング、凝ったニット、革の細工など一枚のドレスに気の遠くなるような工程が溢れんばかりだ。ムートンのボンバージャケットやライダースなどミリタリーからのマニッシュな表現はアイテムによって見られるものの、全体を構成するのは女性らしいフェミニンなシルエット。オールシルクのチャイナスタイルのガウンコートや百合、菖蒲、竹などドレスにあしらわれたオリエンタルなボタニカル柄が、全体のトーンとうまくチューニングされている。デザイナー黒河内真衣子の“可愛さ”から“強さ”へと変化するフェミニンの表現は、欧米のラグジュアリー全般の流れと呼応している。そこにさまざまな情報や文化がクロスする東京らしいミックスが加わり、日本のモードブランドとしての一角を築き上げている。今シーズンのインスピレーションソースとしてル・コルビジェの門下生で、日本の民藝活動とも関わりの深いフランスの建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)の名前が挙げられており、ブランドのアイコンでもあるPVCのスケルトンバッグのモチーフやレースのモチーフが、日本とパリをつないでいるのかもしれない。Text: Tatsuya Noda
2018年03月27日昨年新たに創設されたファッション・プライズ・オブ・トウキョウ(Fashion Prize of Tokyo)の第1回受賞デザイナーに選出されたデザイナー黒河内真衣子が手掛けるマメ(Mame Kurogouchi)が、今季パリ・ファッションウィークに初参加を果たした。公式スケジュール5日目となる3月2日、セーヌ川沿いの展示会館モナ・ビスマーク・アメリカン・センター(Mona Bismark American Center)を会場に、プレゼンテーション形式で2018-19年秋冬コレクションを発表した。マメはウィメンズブランドとして今年で8年目を迎え、4年前から海外でのビジネスをスタートさせ、現在アメリカやフランス、アジアに約10件の取引先を持つ。今回のパリコレ参加でどれほどの飛躍を見せるのか注目が集まっており、会場には多くの業界関係者が訪れた。マメにとって大きな節目となる今季のコレクションテーマを“新たな波(Nouvelle Vague)”とし、これまでで最も力強いコレクションに仕上げていた。モダンと伝統を融合させるマメの手法は今季、女性デザイナーとして40年代に日本を拠点に活躍したフランス人のシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)からインスピーレーションを得て一層の輝きを増す。全16ルックそれぞれ、素材、装飾、カラーを大胆にミックスしながらもまとまりを持たせ、魅力的に融合させた。着物風のシルクのコート、ファーやタッセルの装飾を施したバイカージャケット、流動的な曲線を作るリバーシブルのロングコートなどアウターが特に目を引いた。マメの十八番である手の込んだ職人技が際立つニットアイテムは、繊細なレースやシアードレスといった軽快な素材を組み合わせることでルックに奥深さを持たせていた。ブラウン、グリーン、アクア、 ジンジャーイエローといった多彩なカラーパレットはくすみ、“和”独特の落ち着きを漂わせる。それら複雑に絡み合った異なる要素は、マメが得意とする緻密な刺繍によって詩的なコレクションへと昇華した。日本の伝統技術や美意識を広く伝える役割を担ったマメは、期待以上の成果で応えたと言える、説得力のあるコレクションだった。ファッション・プライズ・オブ・トウキョウのサポートで来季もパリコレに参加予定。今季起こした新たな波が、どこまで高く波打つのか、期待せずにはいられない存在だ。
2018年03月07日マメ(Mame Kurgouchi)が、「ファッション プライズ オブ トウキョウ」の受賞を受け初めてパリ・ファッションウィークに初参加。プレゼンテーション形式で、2018年3月2日(金)2018年秋冬コレクションを発表した。発表の場所を違えた今季、デザイナー黒河内真衣子が意識したのは初心に帰ること。「現代社会の女性のための戦闘服」というコンセプトともう一度向き合った時、何気ない日常に注目したいという気持ちが生まれてきた。そんな中、インスピレーション源となったのはフランス人インテリアデザイナーのシャルロット・ペリアン。1940年代当時の日本に滞在したシャルロットは、素通りされていた日本の美を見つけ出し、作品に取り入れた。そんなシャルロットの美への姿勢が、今の黒河内の気分に合っていたのかもしれない。シャルロットの作品から直接的に取り入れられたのは、例えば「編む」という表現。日本の籐に影響を受けたシャルロットの椅子は、編まれたレザーコートへと変貌する。また、シャルロットが重視したモダニティと伝統との融合は、1920年代のカッティングやブロケードを使用したストレートで現代的なコートなどに見て取れる。カラーパレットのブラウンは事務所の前に集められていた落ち葉から。グリーンは普段使っているゴミ袋の色、フラワープリントは事務所の前に咲いた花をスケッチしたものだ。気をつけていないと通り過ぎてしまうような日常に潜む美しさが、ひとつひとつ見つけ出されている。
2018年03月07日mame(マメ)が、デサント オルテライン(DESCENTE ALLTERRAIN)とコラボレーション。mame 2017年秋冬コレクションよりショートとロングの水沢ダウン2型を、2017年9月22日(金)より発売する。水沢ダウンは、シンプルな佇まいの中に、高度な技術を集結させた高機能ダウンジャケット。袖などの縫製が必要な箇所には裏面にはテープ加工が施されており、ダウンの抜け落ちを防止。「防水性」「耐水性」ともに優れている。そんな高機能なアイテムを、mameの世界に取り込む今回のコラボレーション。今季が3度目だ。2017年秋冬コレクションで用られた旅で出会った“夕焼け色”を想わせるパープルと、クラシックなブラックの2色で水沢ダウンを彩る。ショート丈は、初期モデルとしてロングセラーを続ける「アンカー(ANCHOR)」、ロング丈は、さらなる快適性と機能性を追求したハイスペックモデル「マウンテニア(MOUNTAINEER)」をアレンジしている。いずれもカラーやデザインが相まって、通常カジュアルになりがちなダウンジャケットの概念を覆すような、エレガントさを纏う1着に仕上がっている。なお、本アイテムの発売に伴い、デサント オルテラインのデザイナー山田満と、mameのデザイナー黒河内真衣子によるトークイベントも実施される。【詳細】“mame”× “DESCENTE ALLTERRAIN” 水沢ダウン発売日:2017年9月22日(金)価格:ANCHOR(ショート丈) 135,000円+税MOUNTAINEER(ロング丈) 140,000円+税カラー:ブラック、パープル■トークショー詳細日程:2017年9月22日(金) 17:30~(30~40分を予定)会場:DESCENTE BLANC 代官山住所:東京都渋谷区猿楽町19-4 CUBE代官山 C棟営業時間:11:00~20:00※来場者多数の場合は人数制限を設ける。【問い合わせ先】DESCENTE BLANC 代官山TEL:03-6416-5989
2017年09月22日デザイナーの黒河内真衣子が手掛けるマメ(mame)が、2017-18年秋冬コレクションを発表した。コレクションのテーマは「TIMELESS」。先シーズンに引き続き、作家・朝吹真理子による同名小説にインスピレーションを得た黒河内は、作中に登場する北国を旅し、そこで出合った民族衣装や舞踏衣装、婚礼道具の色布や糸のあしらい、荒々しい手仕事に魅了され、それらのディテールをコレクションに反映したという。夕焼けと霧が交わる空の色、鮮やかな色で弾けるかまどの火、花びらのように大きな牡丹雪など、小説の中に登場する描写や北国で見た景色は、サックスブルー、カーディナルレッド、アイリス、ラベンダーグレー、アイボリーなど、アンティークのムードが漂うカラーパレットへと落とし込まれた。ジャカードのドレスやジャケットにあしらわれたシグネチャープリントは、古典的な風景柄を配し、エキゾチックな魅力を放っている。特徴のある袖のライン、組紐のボタン、着物の八掛のように鮮やかなライニングの配色など、散りばめられた伝統的なディテールは音を奏でるように結びつき、官能的でモダンな旋律を生む。随所に見られる巧みな素材使いも印象深い。玉虫色に輝くドレスは、繊細な刺繍のオーガンジースリーブで切り替え、リブニットはサテンカフスのアクセントを施してリズミカルに。さらに、北海道の北方民族衣装に見られるグラフィカルなモチーフは、柔らかく肌触りのよいニットのプルオーバーやコート、ドレスの一部へと形を変え、秋田県に伝わる“なまはげ”の蓑笠を思わせる藁細工のディテールは、極めて精緻なパターンのオーバーコートへと見事にエンボディメントされた。「大切なものはいつまでも変わらない。そういった記憶の蓄積のような洋服を作りたい」と話すデザイナーの黒河内。小説の世界に思いを馳せた旅は、北国の歴史と情景を辿り、ブランドのストーリーに新たな記憶のページを書き足すことになった。
2017年06月03日mame(マメ)が発表した2017年春夏コレクションのテーマは「TIMELESS」。これは、芥川賞受賞作家・朝吹真理子の小説から影響を受けたものである。デザイナー黒河内真衣子は、作中の一節、例えば、使い捨てカメラを表現した‟そこらじゅうでジージー樹脂製の歯車の音がする。”といった言葉に、自身の記憶を重ね合わせるときがあり、そういった体験が今季のインスピレーション源となっている。そしてもう一つ、フリーダ・カーロも黒河内の心を揺るがした。遺品を撮る写真家・石内都が捉えたフリーダのドレス、靴、化粧品から彼女の生涯、女としての一面を感じとり、2017年春夏シーズンの物語へと繋げた。2人の女性が生み出した物からのヒントは大きく、特にフリーダの遺品からの影響は、ランジェリー、コルセットへの完成へと結びついた。しっかりと腰回りをホールドするその力強さに反して、出来上がった女性らしい曲線的なシルエット。コルセットに由来したレースアップのディテールは、ニットやワンピースにも落とし込まれ官能的な魅力を放っている。懐かしいアイテムからのささやきは、テキスタイルへの探求心をもくすぐった。今回は、古い生地やアーカイブのレースを巡り、その経験が海外で見つけたレースを胸元にあしらったロングドレスやトライバル模様をのせた今治タオルのガウンなどの登場へと導く。制作中に花を咲かせた桜は、シーズンアイコンへ。淡いピンクや濁った桃色などがコレクションを駆け抜け、異国でみた絣のような生地に桜の面影を落とし込んだ。軽やかなジャカードは差し込まれたフラワーモチーフは、桜の塩漬けのような姿で、どこか懐かしく気持ちをなだめてくれる。
2017年02月02日デザイナーの黒河内真衣子が手掛けるマメ(mame)が、11月9日から15日まで、ポップアップストア「mame 2016 AUTUMN WINTER “Alchemist” EXCLUSIVE COLLECTION」を新宿伊勢丹本館3階センターパーク/ザ・ステージ#3にオープンする。会期中は、店内に神楽坂の花店・小路苑の手による特別なディスプレイを施し、シーズンテーマである「アルケミスト(Alchemist)」から着想を得た16-17AWコレクションの世界観を草花で表現した空間を出現させる。そこで、コレクションアイテムに加え、計6型の限定アイテムをメインに販売を行う。三越伊勢丹別注カラーのネイビーで展開されるアイテムは、フロントと両袖に刺繍をしたスウェット、同じスウェット素材でトップスとセットアップ使いもできるタイトスカート、民族調の柄がエキゾチックな印象のニット(*限定はグレー、ネイビーの2色展開)、生地の落ち感が美しいAラインを作り出すドレス、しっとりとしたベロア素材と、肌を透かすレースに施された繊細な刺繍の組み合わせがエレガントなドレス、そして、伊勢丹新宿店とオンラインストアのみの取り扱いとなるエクスクルーシブアイテムのガウンコート。背中の大柄な刺繍でシーズンをコンセプチュアルに表したオーバーサイズのガウンコートは、袖を通すと女性らしい丸みに沿った着こなしが実現する1着。素材違いのボルドーは、今季のメインビジュアルとして使用されているものとなる。会期中に税込5万4,000円以上購入した方には、先着で小路苑のドライフラワーがプレゼントされる。
2016年11月05日マメ(mame)が7月13日から24日まで、写真家の荒木経惟とのコラボレーション作品を展示する「アラマメ」を森岡書店銀座店にて開催する。同コラボレーションは、マメのデザイナーの黒河内真衣子が、シーズン毎に発表しているルックブックとは異なる方法でブランドの意思をより強く表現したいと考えていた時に、異なる写真2枚を中央で切断し貼り合わせて1枚の作品とした荒木経惟の作品「アラキリ」と出会ったことをきっかけに実現したもの。森岡書店銀座店にて開催される展覧会では、今回制作された写真作品のうち10点を展示・販売。さらに、これらの作品を収録した作品集では、アートディレクター・長嶋りかこがデザインを担当。7月下旬の一般発売に先駆け、森岡書店にて先行販売する。同コラボレーションについて黒河内真衣子は、「荒木氏の作品を実際に目にすることで感じる美しさや色気は、私がマメを通して表現したい事と共通していました。作品を見た時に感じた、どこか曖昧な記憶の間を連想させることは、私自身の服作りに繋がる部分があったのです。写真に像を定着させることで初めて知覚できる事があるように、服も実際に着用して初めて感じる事があります。荒木氏がマメを着た女性を撮影し、出来上がったポジフィルムを別のポジフィルムと手作業で貼り合わせることで生まれた『アラマメ』には、私が大切にしていることが凝縮されていると思います」とコメントしている。【イベント情報】「アラマメ」会場:森岡書店銀座店住所:東京都中央区銀座1-8-15 鈴木ビル1階会期:7月13日~24日時間:13:00~20:00
2016年07月01日2014年に“写真界のノーベル賞”と言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家、石内都の個展「Frida is」が、6月28日から8月21日まで、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。1979年に、街の空気、気配、記憶を捉えた写真集『APARTMENT』で、第4回木村伊兵衛写真賞を受賞した石内都。2005年には、母の遺品を撮影した『Mother’s 2000-2005 未来の刻印』で、第51回ヴェネチア・ビエンナーレの日本代表に選出され、世界的に注目を集めるようになった。2007年より現在まで続く、原爆で亡くなった人々の遺品を撮影した『ひろしま』シリーズも国際的に高く評価され、近年は国内外で数多くの個展を開催。これまでに、大正、昭和に流行した着物、銘仙を撮影した『絹の夢』を発表したほか、子供の着物を撮り下ろした『幼き衣へ』を発表し、布や記憶にまつわる作品に精力的に取り組んでいる。また、2012年には、メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、フリーダの生家でもあるフリーダ・カーロ博物館で3週間にわたって撮影。その撮影の模様を捉えたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』が昨年公開され、話題を集めた。今回開催される石内都展「Frida is」では、フリーダが身に着けていたコルセットや衣服、靴、指輪などの装飾品に加え、櫛や化粧品、薬品など、彼女の死後50年となる2004年に封印を解かれた遺品を撮影した石内の写真集『Frida by Ishiuchi』、『Frida 愛と痛み』シリーズから、31点の作品を公開。会場では、苦しい状況の中でも常に美を意識し、情熱的な生涯を過ごしたフリーダの遺品を、“青い家”と呼ばれるフリーダ・カーロ博物館で、フリーダと対話をするように自然光の中で撮影した石内の作品が展示される。なお、石内の作品は、同展の期間中に資生堂銀座ビル、SHISEIDO THE GINZA、東京銀座資生堂ビルでも展示される。また、会期中の7月2日には、石内とmameのデザイナー黒河内真衣子による対談が行われる。申し込み方法は、資生堂ギャラリーのオフィシャルサイトで確認出来る。さらに、同展に合わせて未発表の写真を中心とした写真集『フリーダ 愛と痛み』と石内のエッセイ集『写真関係』が刊行されるほか、ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、織るように』が、7月23日より大阪のシアターセブン、7月30日より東京のアップリンクで再上映される予定だ。【イベント情報】石内都展「Frida is」会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階会期:6月28日から年8月21日時間:平日11:00~19:00、日曜・祝日11:00~18:00料金:無料休館日:月曜日(月曜日が祝日にあたる7月18日も休館)【関連企画】対談:石内都 × 黒河内真衣子(mameデザイナー)会場:花椿ホール住所:東京都中央区銀座7-5-5資生堂銀座ビル3階日時:7月2日時間:14:00~16:00料金:無料(申し込み多数の場合は抽選)定員:200名【書籍情報】『フリーダ 愛と痛み』編著:石内都発刊:岩波書店A4判/上製発売:2016年6月17日【書籍情報】『写真関係』編著:石内都発刊:筑摩書房A5判/上製/カバー装発売:2016年6月上旬
2016年06月06日資生堂ギャラリーにて、日本を代表する写真家、石内都の個展「Frida is」が、6月28日(火)から8月21日(日)まで開催される。本展は、石内によるフリーダ作品シリーズの日本で初の本格的な発表となる。2012年に石内はメキシコシティにあるフリーダ・カーロ博物館からの依頼により、3週間に渡って、画家フリーダ・カーロの遺品を撮影。本展では、「Frida by Ishiuchi」、 「Frida 愛と痛み」から31点の作品が展示される。フリーダ・カーロは、メキシコの現代絵画を代表する画家。幼少期の病気や事故で体が不自由であったにもかかわらず、コルセットに装飾を施したり、 民族衣装を自分の体に合わせてアレンジしたりと、 苦しい状況の中でも常に美を意識していた。トロツキーやイサム・ノグチとの恋愛、 メキシコの国民的英雄だった画家ディエゴ・リベラとの2度の結婚など、 作品と共にその情熱的で波乱に満ちた生涯は、今なお現代の女性たちを刺激し、広く共感を集めている。石内のフリーダのシリーズ作品は2013年11月に「PARIS PHOTO 2013」で初公開され、 メキシコの出版社・RMより写真集が発売された。 2015年にはマイケル・ホッペン・ギャラリー(ロンドン)で初の大規模な展示が行われ、 日本では石内のメキシコでの撮影過程に密着したドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』(監督:小谷忠典)が話題を呼んだ。今回、本展開催に合わせて未発表の写真を中心とした写真集「フリーダ 愛と痛み」(岩波書店)と石内の写真とエッセイ集「写真関係」(筑摩書房)が刊行され、 ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』が東京と大阪で再上映される。また、関連企画 として7月2日(土) には、花椿ホールにて石内とmameデザイナーで2014年、毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞した黒河内真衣子による対談が開催される。石内は、フリーダの遺品の撮影に際して、「同じ女性として、 表現者として、 しっかり生きた一人の女性に出会ったということが一番大きかった」と語っている。同じ女性としての視点を持ちながら、フリーダ・カーロに向き合った石内の作品から、あなたは何を感じるだろうか。ぜひこの機会をお見逃しなく。石内のメキシコでの撮影過程に密着したドキュメンタリー『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』は、6月下旬よりアップリンク(東京)、シアターセブン(大阪)にて上映がスタート。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日